「コーチ」×「ベイプ」が初のコラボコレクション発売 キービジュアルにはクインシー・ブラウンとKoki,が登場

 「コーチ(COACH)」と「ア ベイシング エイプ(R)(A BATHING APE(R)以下、ベイプ)」は2月22日に、初のコラボレーションコレクションを発売する。全国の「ベイプ」取り扱い店舗と公式オンラインストアのほか、数量限定でコーチ表参道ストア、「コーチ」公式オンラインストアで販売する。

 アイテムは両ブランドのアウターをベースとしたウエアや東京限定カラーのブルーを用いたロゴTシャツ(1万3000円)などに加えて、「コーチ」のシグネチャーに「ベイプ」のロゴを融合させた限定パターンを施したクロスバッグ(5万6000円)やベルトバッグ(3万5000円)などのレザー小物をそろえる。さらにレザーのダウンジャケット(22万円)や、“ベイプ スタ(BAPE STA)”の誕生20周年を記念したアニバーサリーモデル(3万6000円)も登場する。

 また2月22〜25日には伊勢丹新宿本店メンズ館2階でポップアップストアを開く。両ブランドのロゴを用いたシグネチャーパターンで彩られた店内に同コラボレーションアイテムが並ぶ予定だ。

 キャンペーンビジュアルは、ニューヨークを拠点にするフォトグラファー、クイル・レモンズ(Quil Lemons)がミュージシャンのクインシー・ブラウン(Quincy Brown)とモデルのKoki,をそれぞれニューヨークと東京を舞台に撮り下ろした。

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「ジョナサン シンカイ」2020-21年秋冬ニューヨーク・コレクション バックステージ

 「ジョナサン シンカイ(JONATHAN SIMKHAI)」が2020-21年秋冬コレクションをニューヨークで発表した。ランウエイショーのバックステージに潜入!

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空山基の新作個展がNANZUKAメインギャラリーと渋谷パルコで同時開催

 NANZUKAは、空山基の新作個展「SEX MATTER」を東京・渋谷のメインギャラリーで、「TREX」を渋谷パルコ2階のNANZUKA 2Gで同時開催する。空山基は2018年に東京で開催された「ディオール(DIOR)」のショーや88ライジング(88RISING)とのコラボレーションで注目を集める日本人アーティスト。

 ピンナップのイラストレーターとしてキャリアを築いてきた空山は今回、性をモチーフにしたロボット作品に挑戦。メインギャラリーの個展「SEX MATTER」では、新作のヒューマンスケールサイズの彫刻やペインティングを約10点発表する。“世の中に男と女がいることにより生命が誕生する”という事実を、作品を通して明示する。また身体改造やポストヒューマンボディー、AIなど、テーマの先の未来における新たな問題も暗示している。

 NANZUKA 2Gでの個展「TREX」では、昨年10月にタイ・バンコクで先行発表した鋳物製彫刻を5点と、ティラノサウルス、ステゴサウルス、ラプトルなどを描いた恐竜ロボットシリーズのペインティングを発表する。14日にはメインギャラリーで一般向けに、空山を囲んでのオープニングレセプションを開催する予定だ。

■SEX MATTER
日程:3月14日〜4月12日
場所:NANZUKA
住所:東京都渋谷区渋谷2-17-3 渋谷アイビスビル 地下2階
※3月14日18:00〜20:00にオープニングレセプションを開催

■TREX
日程:3月13日〜4月12日
場所:NANZUKA 2G
住所:東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷パルコ2階

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「ディラーラ フィンディコグルー」2020-21年秋冬ロンドン・コレクション

 「ディラーラ フィンディコグルー(DILARA FINDIKOGLU)」が2020-21年秋冬コレクションをロンドンで発表した。

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【1月15日まで|国立西洋美術館】 クラーナハ展―500年後の誘惑 画家の芸術の全貌を、当時のドイツの思想や文化、社会や政治の状況などと併せて読み解き、さらには彼の死後、近現代におけるその影響にも迫ります。 詳しくはこちら→

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ウィゴー × お笑いコンビEXITでブランド始動 「渋谷系ファッション」は年齢と国境を越えるか

 ウィゴーは、「ネオ渋谷系チャラ男漫才」で人気のお笑いコンビ、EXIT(りんたろー。&兼近大樹)がプロデューサーを務める新ブランド「イグジー(EXIEEE)」を2020年春夏からスタートした。18日に都内で記者会見を開き、ECでの販売を開始した。

 記者会見ではファッションショーを披露。「渋谷系」を自称する2人らしく、グラフィックプリントやレタリング、迷彩柄やバッファローチェックなどストリートテイストを前面に打ち出した。ギャル・ギャル男だけでなく、ティーンモデルやお年寄りモデルもステージに登場。“業界初のアンチエイジングブランド”をコンセプトに、全年代から愛されるブランドを目指す。ジャケット8000円前後、Tシャツ5000円前後、ボトムス4000円前後と比較的安価だが、「意外としっかりしている」(兼近)と自信を見せる。2サイズ展開で、Mサイズは女性、Lサイズは男性の着用に対応する。

 ファッションブランドへの情熱は「幼いころからの夢」(りんたろー。)「全く興味ないっす」(兼近)とまちまちだが、見据える先は「世界進出」で一致。「ファッション業界の常識をぶっ壊すブランドにする」と2人が意気込む「イグジー」で思い描く未来を聞いた。

WWD:記者会見を終えた感想は?

兼近大樹(以下、兼近):信じられないくらいの数のマスコミの方がいらっしゃって、正直ビビりました。

りんたろー。:チャラチャラしてたけど、今は真剣にやらないとまずいなと反省しています。

WWD:なぜファッションブランドを立ち上げた?

りんたろー。:もともとファッションプロデューサーになるのは夢だったんです。幼い頃にパリコレを見て、ブランドを立ち上げようとずっと思ってきました。そのためにお笑い芸人になったし、それが結果的に夢への近道でしたね。

兼近:え、そうだったの?

WWD:好きなパリコレブランドは?

りんたろー。:ショーは流し見してるだけなので、思い浮かびません。

兼近:「ゴディバ(GODIVA)」。僕はファンの方からいただいた服しか着ない「アバター」(着せかえ人形)なので、ブランドにはこだわらない。

WWD:お笑い芸人になることがブランドプロデューサーへの近道だったというが、つまりどういうこと?

りんたろー。:服の勉強をしてブランドを立ち上げるのって難しそうだし、それが売れるまではもっと険しい道じゃないですか。だったらお笑い芸人で有名になってから、ファッションで仕掛ければ楽なんじゃないかと。お笑いは売れるの簡単なんですよ。ブランドは、ウチらが芸人でやっているときのスタンスで広めていきます。まずキャッチーなキャラ(デザイン)から入って、そこからじわじわ中身の素晴らしさを知ってもらうっていう具合ですね。

兼近:漫才も、言葉をおしゃれに彩ることだから本質は同じ。ウチらはそういう意味で、そもそもセンスがあったわけです。

WWD:ウィゴーとの協業のきっかけは?

りんたろー。:僕たちのファンはティーンが中心です。彼らに人気でいいものを提供している服屋っていったら、ウィゴーしかないなと。そこで、なんやかんやでお偉い方々と飲み会をセッティングできました。僕らはお笑いの人間だし、しかもチャラチャラしてるし、「君たち芸人だよね?芸を突き詰めるのがいいんじゃないの?」ってやっぱり詰められました。でも、「僕らは日本を盛り上げるためにチャラ男をやっているだけで、お笑い界の次はファッション界に貢献したいんです!」と熱弁したら、お通しが出てくる前に(ブランド立ち上げの)話は決まってましたね。

兼近:ウィゴーは若者の情熱に打たれ弱いからねー。

WWD:「イグジー」はどんな人に着てほしい?

りんたろー。:まずは若者が購買層の中心になると思います。でもゆくゆくは、「ゆりかごから墓場まで」年齢にとらわれず色々な人に着てもらえるブランドになりたいです。

兼近:「イグジー」は、僕たちが着ている衣装と同じテイストを意識しています。僕が今着ているのは迷彩柄のTシャツ。本来は周りに溶け込むためにあるデザインなのに、それにフーディを重ねて意味なくしちゃってます。りんたろー。が着ているTシャツは、「鉄拳」(1990年代の人気格闘ゲーム)のロゴを軽く参考にしてます。こんなチャラい服を皆が着たら、きっと日本は明るくなるはずです。

りんたろー。:たとえば今、この服をおじいちゃんが着たらめっちゃ面白くないですか?でも皆がチャラい服を着るようになれば、誰も笑わない。おれたちのおかげでチャラ男が市民権を得ましたから、次はチャラファッションが当たり前の時代を作りたい。ファッション業界の常識をぶち壊したいですね。

WWD:売り上げも常識破りを目指す?

りんたろー。:いや、激安ブランドなのでどうかな……。

兼近:とりあえずあらゆる人に着てほしいので、信じられないくらい価格を抑えています。でも安物だとバカにされたら「ペラペラじゃねーぞ」って言ってやる。打倒「ファッションセンターしまむら」です。

WWD:服が売れない時代と言われているが、勝算はある?

兼近:えっ!ファッション業界、サゲリシャス(注:「盛り下がっている」の意)なんですか?でも、僕らがそんな状況にメスを入れますよ。そんで、「売り上げ、いと上がりけり」って言ってやります。

りんたろー。:ファッション業界の花形はパリコレでしょうけど、チャラチャラした連中には、トレンドの2周遅れくらいの服がウケるんです。僕らは「イグジー」でそこを狙っていく。てか、パリコレ観ていても正直意味が分からないし(笑)、もう「TGC」(東京ガールズコレクション)に出られたから満足です。

WWD:世界を見据えているというが、どんな青写真を描く?

りんたろー。:僕ら今は「渋谷系」なんてふうに言われていますけど、最近はいろいろな仕事をさせてもらえるようになりました。それで「あっ、日本に留まる器じゃねえんだ」と思い始めました。芸でもファッションでも、新しいトレンドを作って、渋谷から世界へ出ていきたいですね。世界には貧しくて学校のない国もあります。おれたちがそこにクラブを作って、皆に「イグジー」の服を着せて、楽しくしてあげたい。

兼近:いや「世界から渋谷へ」でしょ?渋谷が一番デカい場所なんだから!

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@BFrance_Japan フランス貿易投資庁-ビジネスフランス

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ラルフ ローレン、アンダーアーマーも下方修正 今後さらに客足が落ちると予想

 ラルフ ローレン(RALPH LAUREN)の2019年10~12月期(第3四半期)決算は、売上高が前年同期比1.4%増の17億5070万ドル(約1908億円)だった。2月4日に発表した同決算では20年1~3月期(第4四半期)も売上高が微増する見通しだったが、新型コロナウイルスの影響で5500万~7000万ドル(約59億~76億円)減少するとの予想を2月13日に発表した。

 同社は中国本土に110ほど店舗があり、2月13日の時点でその3分の2を一時的に休業しているが、渡航制限などの影響で中国やアジアの一部地域では今後さらに客足が落ちると予想。アジア地域における第4四半期の営業利益についても、19年は3800万ドル(約41億円)だったが、20年は3500万~4500万ドル(約38億~49億円)減少することが予想されるという。

 ラルフ・ローレン(Ralph Lauren)=エグゼクティブ・チェアマン兼チーフ・クリエイティブ・オフィサーは、「新型コロナウイルスの被害に遭われた方々に、心からお見舞い申し上げる。当社では従業員、提携先、そして消費者の安全を何よりも優先して考えている」と語った。

 パトリス・ルーヴェ(Patrice Louvet)社長兼最高経営責任者(CEO)は、「状況が刻々と変化する中、当社のチームは小売りや企業活動、サプライチェーンへの影響を見極めるべく機敏に動いている。新型コロナウイルスが業績に影響することは避けられないが、事業そのものは盤石であり、中国やアジア地域において長期的には今後も大きな成長機会があると確信している」と述べた。なお、同社の売上高に中国が占める割合は4%未満と、ハイエンドのアパレルブランドの中では比較的低い。同氏は、「今回に限っては、それが幸いするかもしれない」と話した。

 また、アンダーアーマー(UNDER ARMOUR)も新型コロナウイルスの影響で20年1〜3月期におよそ5000万〜6000万ドル(約54億〜65億円)の売り上げ減を見込んでいる。「不透明な状況かつダイナミックな変化の時期で、通期決算にはさらに打撃を受けることになるだろう」と同社。

 PVHコープ(PVH CORP)も「トミー ヒルフィガー(TOMMY HILFIGER)」と「カルバン・クライン(CALVIN KLEIN)」の中国での直営とフランチャイズ店の大半を閉めている。開いている店舗も営業時間を限定しており、客足も売り上げも計画を大幅に下回っているという。中国は原料や資材の調達先というだけでなく、生産における重要なハブにもなっている。同社のおよそ5分の1の商品が中国から配送されており、そのうちの半分が米国に届けられている。エマニュエル・キリコ(Emanuel Chirico)会長兼CEOは、「短期的には新型コロナウイルスの影響でビジネスに打撃を受けるが、アジア太平洋地域において長期的に成長することは間違いない。多様性に富むグローバルなビジネスモデルと強いブランド力によって、この先行き不透明な時代を乗り越えていく」と説明した。

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「ビブー モハパトラ」2020-21年秋冬ニューヨーク・コレクション

 「ビブー モハパトラ(BIBHU MOHAPATRA)」が2020-21年秋冬コレクションをニューヨークで発表した。

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ユナイテッドアローズ、デサント、帝人フロンティアが協業した次世代型ビジネスウエア発売

 ユナイテッドアローズ グリーンレーベル リラクシング、デサント、帝人フロンティアの3社が協業して、デサントが手掛ける「ルコックスポルティフ(LE COQ SPORTIF)」のメンズのビジネスウエアを開発し、ユナイテッドアローズ グリーンレーベル リラクシング(一部店舗を除く)とルコックスポルティフ アヴァン(一部店舗を除く)で発売した。特徴は、自転車通勤を想定したスマートカジュアルで、ビジネスシーンでもオフタイムでも着用できるデザイン。ユナイテッドアローズ グリーンレーベル リラクシングらしいファッション性に、動きやすさを引き出す「ルコックスポルティフ」独自のパターンメーキング“ネクステップ”、帝人フロンティアが開発した機能素材「ソロテックス(SOLOTEX)」をミックスしたコラボレーションだ。3社が持つそれぞれの強みを結集した次世代型ビジネスウエアを提案した。

 同プロジェクトを主導した帝人フロンティア衣料営業企画部第一課の中野茂氏は「働き方改革を背景に職場のカジュアル化が進む中、さまざまなビジネススーツが登場するマーケットで群を抜く商品を作りたいと思って両社に提案した。ユナイテッドアローズGLRとデサントとの協業は初めてで、商社機能を持つ当社だからこそ実現できたプロジェクトだ」と話す。

 商品はコート、セットアップ、ポロシャツ、単品のパンツ、セーターがあり、注目すべきポイントは「ソロテックス」を使用した高い機能性だ。「ソロテックス」が持つソフト感、ストレッチ性、形態回復性、異なる繊維との調和性、クッション性、発色のよさ、環境負荷の低減の7つの特徴を生かして快適な着心地や動きやすさを実現し、サステナビリティにも配慮している。また、帝人フロンティアは、原料から製品まで手掛ける独自の一貫型体制を生かして生産も担った。

 今後の展開について、「セットアップを中心に着回しができる単品アイテムを充実させ、さまざまな着用シーンに拡大できるコレクションを構築したい。新しいスーツスタイルのカテゴリー作りへのトライアルだ」と話した。

問い合わせ先
ユナイテッドアローズ お客様相談室
0120-011-031

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「アグ」が世界のスニーカーショップと12カ月連続ドロップ トップバッターの「アトモス」本明社長に聞く

 アメリカ・カリフォルニア発祥のシューズブランド「アグ(UGG)」は今年、世界の著名スニーカーショップとコラボレーションして、ユニークなスニーカーを毎月ドロップするプロジェクト「12 × 12」に取り組んでいる。日本から参画するのは、アトモス(ATOMOS)。本明秀文・社長は早速、「12 × 12」のキックオフを祝うスニーカーとして、シューズ全体をフェイクファーで覆い、チーズを模したレースキーパーをあしらったインパクト絶大のスニーカーをドロップ。今年の干支を模した商品は、瞬く間に完売した。本明社長に、「アグ」のシープスキンのブーツではなく、スニーカーの魅力を聞いた。

WWD:そもそもなぜ、「アグ」と協業することになったのか?

本明秀文テクストトレーディングカンパニー社長(以下、本明社長):「アグ」の日本市場担当者と長年の知り合いだった。シープスキンのブーツは「アトモス」でも販売していたんだけれど、一時「アグ」は販路を百貨店にシフトして「Fxxx You!」って思っていた(笑)。でも、もう昔の話だし、本国のアンドレア・オドネル(Andrea O’Donnel)社長は“変わり者”だから大好き(笑)。そこで去年、アトモス限定でダルメシアン柄の「アグ」のスニーカーを発売したら、あっという間に完売した。

WWD:今回の“ネズミ”も、相当のインパクトだ(笑)。

本明社長:モコモコであったかいのは、とっても「アグ」っぽい。「12 × 12」は“自然”がキーワードで、この後もセコイヤの森(アメリカ西部のヨセミテ国立公園に広がる大自然)にインスピレーションを得たコルク製のスニーカーなんかが登場するんだけれど、ネズミだって動物だし「“自然”だなぁ」って思って。そもそも今は、面白いコトをやらないと。面白くなければ自分も「履きたい」って思わないし、同業他社の人間なんて注目させることさえできない。ネズミのスニーカーは、同業他社も「買いたい」って言ってくれた珍しい商品。コレは、スニーカーブランドの展示会には絶対に並ばない。スニーカーブランドだったら、アッパーの素材の段階で「NG」が出ちゃって、決して生まれなかった。「アグ」のようなファッションブランドだから誕生したスニーカーだ。パリで履いていたら、警察官に「それ、何?」って聞かれたくらい(笑)。バクダンに見えたのかな?

WWD:「アグ」のスニーカーの魅力は?

本明社長:グループに「ホカ オネオネ(HOKA ONEONE)」もあるし、やっぱりモノが良くて履きやすい。組織にも自由なムードが漂っていて、アメリカっぽい。和気あいあいとして、「大丈夫?」って思うくらい皆ニコニコしていて、アメリカを象徴するブランドなんだなって思う。スニーカーにおいては、今の段階では「型がない」のも魅力。だから、なんでもできる。エネルギッシュ&クレイジーに、男性、特にアジアに住む若い世代にリーチできたら、化けそう。

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【1月15日まで|国立西洋美術館】 クラーナハ展―500年後の誘惑 画家の芸術の全貌を、当時のドイツの思想や文化、社会や政治の状況などと併せて読み解き、さらには彼の死後、近現代におけるその影響まで。 詳細はこちら→

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23億円下請法違反のレリアンが会見 「下請けいじめ」の否定と取引実態を説明

 婦人服の製造販売を行うレリアン(LELIAN)は2月19日、公正取引委員会(以下、公取委)に約23億円の下請法違反を認定され勧告を受けた件について記者会見を開き、下請事業者との取引実態について説明した。同社が14日に公取委から勧告を受けた事案を複数のメディアが「下請けいじめ」と報道したことでブランドイメージが棄損することを懸念し、17日には下請事業者10社が「下請けいじめはなかった」と声明文を発表。レリアンもそれに続いた形だ。

 下請法を適用するためには、親事業者が商品を企画し、上代や素材などの仕様を決め、下請事業者が仕様書に基づき製造する、いわゆる「製造委託」である必要があり、公取委とはレリアンと下請事業者との取引実態がこの「製造委託」に該当するかどうかで議論になったという。レリアンの小谷健夫・社長は、「商品の企画や値付けは下請事業者が行い、レリアンは店頭データに基づいた情報などを助言している。それに基づいて下請事業者が商品の仕様を確定させ生産し、レリアンが店頭で販売している。これは『販売委託』に当たると考えていた」と説明する。

 これに対して公取委は、同社が「レリアン」というブランド名の使用を下請事業者に許諾している点などを理由に「製造委託」と認定し、同社に返品の禁止や返金を勧告した。レリアンは、下請事業者から商品を買い取る際に、返品や将来的な値引きを見越して本来の買取価格から約25%高い価格で取引していたため、下請事業者に公取委が認定した約23億円の損害は発生していなかったと説明するが、公取委の勧告を受けて「勧告を真摯に受け止め従う。キャッシュフローを見ながら返金を完了していきたい」と説明した。また、下請事業者と取引きを続けてきた40年間、取引基本契約書を交わさずに、個々の取引時に発注書を交付していた実態についても公取委が「製造委託」と認定した理由だったとし、「取引基本契約を結んでいなかったのは認識が甘かった」と振り返った。

 また、公取委の勧告を受けて同社はEラーニングを使用して全社員にコンプライアンス研修を実施。「取引形態もすでに変更した」と説明する。今後はいわゆる「製造委託」の取引形態に移行し、返品や値引きの対応を一切行わないという。このため生産量が落ちることになり、下請事業者の1つジャパンスコープの黒川洋・最高経営責任者兼会長は、「2割は減る想定だ」話す。「これによってわれわれの下請事業者の仕事量も減るため、その影響を懸念している」と話す。

 レリアンと下請事業者双方が良好な関係にあったにもかかわらず公取委の調査が入った理由について小谷レリアン社長は、「正確にはわからない。公取委がランダムに調査に入ることもあるため、必ずしも申告に基づいた調査とは限らない」と回答した。

YU HIRAKAWA:幼少期を米国で過ごし、大学卒業後に日本の大手法律事務所に7年半勤務。2017年から「WWDジャパン」の編集記者としてパリ・ファッション・ウイークや国内外のCEO・デザイナーへの取材を担当。同紙におけるファッションローの分野を開拓し、法分野の執筆も行う。19年6月からはフリーランスとしてファッション関連記事の執筆と法律事務所のPRマネージャーを兼務する。「WWDジャパン」で連載「ファッションロー相談所」を担当中

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【PR】インバウンドが増える昨今のヴィーガン・ベジタリアンメニュー開発に革命。カゴメの「野菜だし調味料」がグローバル化を救う。

 カゴメが2019年9月に新発売した業務用商品「野菜だし調味料」。手軽に野菜の煮込み感を表現できるとして導入する店舗が増えているが、今冬、株式会社ダイヤモンドダイニング(本社:東京都港区、代表:澤田泰一氏)が運営する居酒屋やダイニングなど20店舗で、この商品を活用したフェアメニューがスタートした。
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「キャロリーナ ヘレラ」2020-21年秋冬ニューヨーク・コレクション バックステージ

 「キャロリーナ ヘレラ(CAROLINA HERRERA)」が2020-21年秋冬コレクションをニューヨークで発表した。ランウエイショーのバックステージに潜入!

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スイス発「アクリス」がエグゼクティブ女性に支持される理由 女性活躍推進の時代にファッションブランドができることは?

 スイス発の「アクリス(AKRIS)」は、“Independent Women with Purpose”(目的を持ち自立した女性)のためのラグジュアリーブランド。ロゴやキャッチーなモチーフを排したエレガントなスタイルは“ディスクリート(控えめな)ラグジュアリー”と呼ばれ、ジャケットスタイルを中心に、管理職や士業などの女性に根強いファンを持つ。同社のメリッサ・べステ(Melissa Beste)グローバル最高経営責任者(CEO)もまた、ファッションや小売りの世界で要職を歴任してきたエグゼクティブ女性であり、ブランドイメージを体現する存在だ。来日したべステCEOに、ブランドが目指す方向性を聞いた。

WWD:“Independent Women with Purpose”という言葉に込めた意図は?

メリッサ・べステCEO(以下、べステ):言葉自体は最近使い始めたものですが、これは突然生まれたアイデアなどではなく、「アクリス」がもともと追求してきた女性像を示すものです。メゾンの歴史をたどれば、現クリエイティブ・ディレクターのアルベルト・クリームラー(Albert Kriemler)の祖母であり、創業者のアリス・クリームラー=ショッホ(Alice Kriemler-Schoch)がそもそも、“Independent Women with Purpose”でした。彼女は1922年に「アクリス」を創業しましたが、子育てをしながら働き、地元の女性たちのために洋服を作っていた。さらにビジネスを拡大させて、彼女たちに仕事を提供したのです。アリスはまさに、女性をエンパワーする(力を与える)女性でした。

WWD:「現代女性が持つカリスマ性を輝かせる」というコンセプトを掲げている。「現代女性のカリスマ性」とは一体どういう意味?

べステ:カリスマ性を持つのは一部の女性ではなく、全ての女性が、それぞれのカリスマ性を持っていると私たちは考えています。われわれが目指しているのは、そうした一人一人の女性に光を当てること。アルベルト(クリエイティブ・ディレクター)がデザインする上でいつも意識しているのは、女性たちの日々の生活です。どんな服ならば、彼女たちが心地よく日々を過ごすことができるか。それゆえ、機能性や着心地は非常に重視しています。女性たちのライフスタイルをグローバルな規模でイメージして、理解するよう努めています。

WWD:“Independent Women with Purpose”という考え方を、今後ブランドの発信の中にどう生かしていく?

べステ:我々が“Independent Women with Purpose”を特に体現する存在だと思う方たちを、2020年秋以降にフォーカスしてキャンペーンなどを行っていこうと考えています。有名なセレブリティーなどに限らず、目的を持って何かを成し遂げてきた人と対話をし、一緒に組んでいきたい。毎シーズンのショーでも、単に人気のあるモデルを起用するというのではなく、われわれが目指す女性像に合致するモデルをキャスティングしていますし、ブランドを運営していく中でのあらゆる選択においても、“Independent Women with Purpose”のためのブランド、という軸を通していきます。

WWD:日本でも女性活躍推進がますます叫ばれるようになっている。しかし、女性が仕事も私生活もどちらもバランスをとり、自己実現していくというのはまだまだ難しい。

べステ:女性が女性をセレブレート(賞賛する、ほめる)ことが大切だと思うし、「アクリス」としてもその背中を押していきたい。目的を探し、見つけ、それに向かって頑張っている人を女性自身が讃えるべきだと思います。安定した環境にいると、なかなか新しい目標に向かって挑戦しようとは思わないかもしれません。でも、挑戦をすることで自分に自信が生まれます。変化が自信への道を開くものだから、やはり常に「次の目標は何?」と考えていたいと私は思う。「アクリス」の服を着ることで、女性たちには「自分らしくいられる」と感じてほしい。スーツであれワンピースであれ、「『アクリス』を一着持っていれば何でもできる」という自信を女性たちに与えるようなブランドでありたいと思っています。 “Independent Women with Purpose”という女性像は、住んでいる国や地域、年齢を問わず、女性たちの誰もが欲しているあり方だと考えています。

WWD:ビジネスにおいて近年強化していることは?

べステ:19年の1年間をかけて、ECを全面リニューアルしました。ブランドや商品のストーリーを伝えることが不足していたので、リニューアルに際しそれを強化しています。また、20年からは実店舗の内装に新コンセプトを導入します。コレクションと同様、モダン建築に着想を得た内装です。まずは6月に米ワシントンD.C.に出店する新店舗から導入します。22年には創業100年を迎え、アルベルトがクリエイティブ・ディレクターに就いた1980年からは40年、シグネチャーバッグ“アイ”の誕生からは10年が経ちました。業界全体としてはサステナビリティにますます光が当たっていますが、われわれは工場まで垂直で管理しており、素材を含めてどこでどのように作られているかといったことに対して高い管理基準を持っています。「アクリス」はトレンドから外れているわけではないですが、トレンドを追いかけまわすようなモノ作りはしていないので、過去のシーズンの商品も着続けることができる。タイムレスでモダンというのがわれわれが昔から根幹に据える考え方であり、それは非常にサステナブルだと思っています。

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「“とりあえず”で誰でも服を作れて良いの?」 ファッションフリークOL「WWDジャパン」最新号につぶやく

 1992年生まれのファッションフリーク女子が、今週のファッション週刊紙「WWDジャパン」で気になったニュースを要約してお届け。渋谷のファッションベンチャー企業に勤める等身大OL、Azuのリアルな目線を生かした「このニュースからはコレが見える」という切り口で、さまざまな記事につぶやきを添えます。

今日のニュース:P.7『アパレルテックのシタテルが新事業』

読み解きポイント:「簡単に服が作れて、嬉しいのは誰?」

ニュースのポイント

 シタテルは、取引やワークフローの円滑化を目指す「シタテル クラウド」のβ版やユニホームのカスタムサービスである「シタテル カスタム」、D2Cブランドの業務をサポートする「シタテル スペック」の3機能のスタートを発表した。「シタテル スペック」はβ版から19年12月にアップデートし、初期費用不要で受注生産と販売を一体化。導入事業者が考案した衣服企画のサンプル生産から商品撮影、EC上での受注販売まで行う。

Azuはこう読む!

 「シタテル」はパターン作成から縫製工場の選定、検品から納品まで、衣服生産の全行程をサポートするサービスとして2015年にスタートしました。ちょうど15年は日本でも「ファッションテック」という言葉が使われ始めた頃で、デジタルを活用したサービスや製品を手がけるベンチャー企業が続々誕生した年です。

 そして今回発表された生産一体型コマース「シタテル スペック」のベータ版がスタートしたのは18年。「グローバルワーク(GLOBAL WORK)」や「ナノ・ユニバース(NANO・UNIVERSE)」などの大手アパレルブランドによる試験導入やクールジャパン機構による大型出資を経て、無事20年2月に正式スタートしたという流れです。

 プレスリリースによると、ターゲットとするユーザー層は「デジタルネイティブのDNB向け」ということですが、みなさん「DNB」ってピンと来ますか?「D2C」(Direct to Consumer)は聞き慣れた言葉だと思いますが、「DNB」も同じような感じです。すごくざっくりいうと(笑)、Digital Native Brandの略で、その名の通りデジタルネイティブ=データに基づいて商品開発をしたり事業を進めたりしていくブランドのこと。

 また新しい言葉が出てきましたね。これ以上無理です、覚えられません!という方もご安心ください。何をやっているのかを把握できていたら言葉の定義なんて関係ないので、「D2C」と「DNB」の違いとか、「既存の通販ビジネス」と「D2C」の違いとか、正直「スパッツとレギンスの言い換えと同じかな……」くらいに思っているので、深く考えるのはやめました。だってDirect to Consumerって言っているのに、資金調達した瞬間に「卸やります!」って宣言しているブランドもあったから、もう何も誰も信じられなくなったんだもの……。

 さて、話が逸れましたが今回考えたいのは「アパレルへの参入障壁がどんどん低くなっていくのは良いこと?悪いこと?」です。生産・販売におけるデジタル技術の応用やSNSのおかげで「誰でも洋服が作れて売れる時代」になったのは確か。ですが、昨年からよく耳にする「サステナブル」の面で考えると、果たして洋服が増え続ける環境は「良し」といえるのか?とも思ってしまうのです。もちろん善悪の二元論で語れるものではないし、決してこのサービスを批判しているわけではありませんが、誰でも服が作れる必要ってあるのかな?と。

 今は「D2C」という言葉だけが一人歩きして、「とりあえずファンビジネスやブランドビジネスをやるなら参入障壁が低いアパレルだ!」という感じすらしています。「とりあえず」で始めたブランドが1年続くなんて思えないし、現に「インフルエンサーブランド」なるものは瞬間的に生まれては消えていく運命に……。「顧客との接点を増やしエンゲージメントを向上させること」を目的に衣服を作っているのだとしたら、環境に負荷をかけまくる「服の生産」ではなく他の方法にした方がよっぽど地球に優しいよなぁ、と思います。

 アパレルへの参入障壁が低くなっていくのは良いことか、悪いことか。みなさんどうお考えですか?

Azu Satoh : 1992年生まれ。早稲田大学在学中に渡仏し、たまたま見たパリコレに衝撃を受けファッション業界を志す。セレクトショップで販売職を経験した後、2015年からファッションベンチャー企業スタイラーに参画。現在はデジタルマーケティング担当としてSNS運用などを行う。越境レディのためのSNSメディア「ROBE」(@robetokyo)を主催。趣味は、東京の可愛い若手ブランドを勝手に広めること。ご意見等はSNSまでお願いします。Twitter : @azunne

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「ジョナサン シンカイ」2020-21年秋冬ニューヨーク・コレクション

 「ジョナサン シンカイ(JONATHAN SIMKHAI)」が2020-21年秋冬コレクションをニューヨークで発表した。

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仏政府が“売れ残り品廃棄禁止”法施行 旗振り役の37歳ポワルソン環境連帯移行副大臣とはどんな人?

 フランスで2月10日、在庫や売れ残り品の廃棄を禁止する新たな法律が施行された。この旗振り役を務めるのがブリュヌ・ポワルソン(Brune Poirson)=フランス環境連帯移行大臣付副大臣だ。彼女はケリング(KERING)と組み、環境保護のための「ファッション協定」も推進する。ポワルソン副大臣は1982年生まれの37歳。日本の女性誌でもその着こなしが特集されるなど、ファッションも注目を集めている。

 1月30日~2月1日にパリ・グランパレで開かれたサステナビリティサミット「チェンジ ナウ(CHANGE NOW)」に登壇したポワルソン副大臣は、「“廃棄禁止”は第一ステップにすぎない」とし、さらなるサステナビリティ加速を説いた。そのスピーチのダイジェストは以下の通りだ。

「ファッションは人に夢を見せる産業だからこそ、サステナビリティに本気で取り組むべき」

 私は今、希望に満ちています。希望はさまざまな可能性があることを感じさせてくれ、希望があれば、それはいつかかなう可能性があるのです。私たちはそろそろサステナブルなファッションについての対話を始めるべきだと思っています――ファッション業界は世界で2番目に環境を汚染しているにもかかわらず、数年前まで、環境問題やサステナビリティについて話すブランドやメーカーはほとんどありませんでした。そこで私は、この問題に本気で取り組もうと思ったのです。ファッションは人々に夢を見せる産業なのだから、なおさらその必要があると思いました。

 ダボス会議(1月21~24日にスイス・ダボスで行われた世界経営フォーラム年次総会)に参加した際、多くの人がサステナブルなファッションについて話していて、「ファッション協定」はもはや話の前提の一つになっていました。これは35~40社ほどの企業、150以上のブランドが署名している環境保護に関する協定です。気候変動、生物多様性、海洋の3分野における実践的な目標を、協力して達成するために設けられました。こうした取り組みが大事だということは自明ですが、多くの企業にとっては難しいことです。ビジネスモデルや、製品をどうデザインするのかを変えなくてはなりませんから。

「持続可能なファッションの先進国である以上、言い訳は許されません」

 そもそも「ファッション協定」は、マクロン(Emmanuel Jean-Michel Frederic Macron)大統領がG7サミット(19年8月24~26日に開催)に先立ち、ケリングの会長兼最高経営責任者(CEO)であるフランソワ・アンリ・ピノー(Francois-Henri Pinault)氏に、ファッション業界が協力し合って取り組めないかと声をかけたことから始まっています。そうして協定が策定され、多くの企業が署名した結果、今や一大ムーブメントとなりました。企業やブランドの垣根を超えて、気候、生物多様性、海洋の3分野で協力し合おうと団結したのです。

 そして今度はそれをさらに拡大しようとしています。そのためには、新しいソリューションが必要なのです。「ファッション協定」の枠組みの中で目指すべき目標を設定する必要がありますし、ここフランスでそれらを実践していかなければなりません。持続可能なファッションの先進国である以上、言い訳は許されないのです。

“廃棄禁止”の背景にあるものとは?

 持続可能なファッションの推進のため、フランスは在庫や売れ残り品の廃棄を禁止する法案を成立させました。正確には、まさに今日(1月30日)の午後その法案が成立します。ファストファッションの問題に法律が斬り込むのは、これが初めてです。

 フランスでは年間10億ユーロ(約1180億円)相当の商品が廃棄されています。新品で、当然まだ使える物なのに、です。5000万ユーロ(約590億円)相当の衣料がただ廃棄されていて、多くの場合は埋め立て地に捨てられています。私たちの願いは、こうした衣料が地元のNGOや、アップサイクル用として地元の企業に寄付されることです。そうすれば、何か新しい製品に生まれ変わり、地元の雇用にもつながります。一番望ましいことはNGOに寄付されて、必要としている人たちの手に届くことだと思います。フランスには貧しくて服が買えず、「外に着ていけるような服がない、恥ずかしいから家から出たくない」という人が300万人もいるのです。この法律は、こうした問題への取り組みにもつながります。

「“廃棄禁止”の次は“洗濯用フィルターの義務化”」

 皆さんご存じかと思いますが、ファッション業界は海洋プラスチックごみの3分の1に責任があります。3分の1も、です。これをどうするか――まず、プラスチックごみが出ないようにすることが重要なので、洗濯機にフィルターを付ければいいのです。分かりやすい解決策ですよね。とにかく、マイクロプラスチックごみが川に、そして海に直接流れ込むのを食い止めたい。このため、洗濯機にフィルターを付けることを義務付けます。フランスでは、年間250万台の洗濯機が販売されています。もちろん、業務用の洗濯機にもフィルターを付けることを義務付けます。これが2つ目のステップです。

 そして、3つ目のステップ。最近の消費者は、自分が着ている服がどこでどのように作られたのかを知りたいと思っています。誰がデザインしたのか、誰がどのように製造したのかを知りたいのです。ですから、その情報を消費者に提供するタグを衣服に付けます。

 フランスで販売される全ての衣料に、環境や社会的な問題への影響に関する情報が含まれているタグを付けるよう、現在急ピッチで開発を進めています。これは、まだほんの始まりです。本当に基本的なことですから。世界中の全ての国が、少なくともヨーロッパの国は、私たちと同じことを実行してほしいと思います。

「フランスをイノベーション・ラボにしたい」

 そして、私たちはさらにその先へと進みたいと思っています。そのために必要となる先進的なソリューションを、この会場にいる皆さんは開発しているのです。私はフランスを“イノベーション・ラボ”にしたいと考えています。「チェンジ ナウ」は、フランスにおける、そしてヨーロッパにおけるテキスタイルやファッション業界でのイノベーションを先導してきました。私たちは、トレンドよりも先んじていなければなりません。

 「チェンジ ナウ」は希望の源です。人々に訴えかける力があるし、テキスタイル業界には変えるべきところがたくさんあります。会場にいる皆さんには本当に期待しています。ファッション分野におけるサステナブルなソリューションを見つけるべく、私たちに力を貸してくださるようお願いします。

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@itbuyer_fun 展示会IT・ハードバイヤーコミュニティ

新しいビジネスモデルのスピード感がすごい。企業はすでにあるビジネスモデルをいかに刷新できるかが今ので時代の勝負どころだ。

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「パーム エンジェルス」2020-21年秋冬ニューヨーク・コレクション バックステージ

 「パーム エンジェルス(PALM ANGELS)」が2020-21年秋冬コレクションをニューヨークで発表した。ランウエイショーのバックステージに潜入!

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2020-21年秋冬ミラノ・コレクションの見どころ 「リック・オウエンス」が加わった「モンクレール ジーニアス」など

 ミラノ・ファッション・ウイーク(以下、MFW)が2月19~24日、開催中だ。6日間で60以上のブランドをファッションショーやプレゼンテーション形式で行う。

 初日には「モンクレール(MONCLER)」が4回目となる世界的クリエイターとのコラボコレクション「モンクレール ジーニアス(MONCLER GENIUS)」がプレゼンテーションを発表。コラボレーターには新たに「ジェイ ダブリュー アンダーソン(JW ANDERSON)」「リック・オウエンス(RICK OWENS)」が加わった。

 「トッズ(TOD’S)」は、「ヴァレンティノ(VALENTINO)」や「グッチ(GUCCI)」などで経験を積んだヴァルター・キアッポーニ(Walter Chiapponi)による初のメンズ&ウィメンズのデビューショーを発表するほか、「エミリオ・プッチ(EMILIO PUCCI )」がパリ発の「コーシェ(KOCHE)」を手掛けるクリステル・コーシェ(Christelle Kocher)をゲストデザイナーに招へいしたコレクションを披露する。

 ダニエル・リー(Daniel Lee)による「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」は「ザ ファッション アワード 2019」でブランド・オブ・ザ・イヤーやデザイナー・オブ・ザ・イヤーを含むの4つの賞を受賞したのも大きな話題になり、今ミラノでも最も注目されるブランドの一つ。今回はリーによる3回目のメンズとウィメンズの合同ショーを開催する。また「グッチ(GUCCI)」はこれまでメンズとウィメンズの合同ショーを行ってきたが、1月のメンズ・ファッション・ウイークでメンズコレクションを発表したため、今季は久しぶりのウィメンズ単独ショーを見せる予定だ。

2月19日(水)
9:30「ジルベルト カルツォーラ(GILBERTO CALZOLARI)」
10:30「マルコ ランバルディ(MARCO RAMBALDI)」
11:30「カルカテッラ(CALCATERRA)」
12:30「ウルトラシック(ULTRACHIC)」
14:00「アーサー アルベッセ(ARTHUR ARBESSER)」
15:00「グッチ(GUCCI)」
16:00「アルベルタ フェレッティ(ALBERTA FERRETTI)」
17:00「ヌメロ ヴェントゥーノ(N°21)」
18:00「ジル サンダー(JIL SANDER)」
20:00「モンクレール(MONCLER)」

2月20日(木)
9:30「マックスマーラ(MAX MARA)」
10:30「ジェニー(GENNY)」
11:30「ヴィヴェッタ(VIVETTA)」
12:30「ボロガーノ(BROGNANO)」
13:30「アンテプリマ(ANTEPRIMA)」
14:30「ルイザ ベッカリア(LUISA BECCARIA)」
15:30「ダニエラ グレジス(DANIELA GREGIS)」
16:00「プラダ(PRADA)」
17:30「アクト N.1(ACT N.1)」
18:30「フェンディ(FENDI)」
20:30「モスキーノ(MOSCHINO)」

2月21日(金)
9:30「トッズ(TOD'S)」
10:30「エンポリオ アルマーニ(EMPORIO ARMANI)」
11:30「アントニオ マラス(ANTONIO MARRAS)」
12:30「スポーツマックス(SPORTMAX)」
14:00「エトロ(ETRO)」
15:00「マルニ(MARNI)」
16:00「アイスバーグ(ICEBERG)」
17:00「マルコ デ ヴィンチェンツォ(MARCO DE VINCENZO)」
18:00「ヴェルサーチェ(VERSACE)」
19:00「フランキー モレッロ(FRANKIE MORELLO)」
20:00「クリスティアーノ ブラーニ(CRISTIANO BURANI)」

2月22日(土)
9:30「サルヴァトーレ フェラガモ(SALVATORE FERRAGAMO)」
10:30「ガブリエレ コランジェロ(GABRIELE COLANGELO)」
11:30「MSGM」
12:30「アニオナ(AGNONA)」
13:30「エルマンノ シェルヴィーノ(ERMANNO SCERVINO)」
15:00「フィロソフィ ディ ロレンツォ セラフィニ(PHILOSOPHY DI LORENZO SERAFINI)」
16:00「チヴィディーニ(CIVIDINI)」
17:00「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」
18:00「アンナキキ(ANNAKIKI)」
19:00「ミッソーニ(MISSONI)」
20:00「GCDS」
21:00「フィリップ プレイン(PHILIPP PLEIN)」

2月23日(日)
9:30「ポーツ1961(PORTS 1961)」
10:30「ドローム(DROME)」
11:30「ボス(BOSS)」
12:30「ラウラ ビアジョッティ(LAURA BIAGIOTTI)」
13:15「フィラ(FILA)」
14:00 「ドルチェ&ガッバーナ( DOLCE&GABBANA)」
15:00「ヴィエン(VIEN)」
16:00「ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)」
18:00「シモーナ マルツィアーリ - MRZ(SIMONA MARZIALI – MRZ)」

2月24日(月)
9:30「アツシ ナカシマ(ATSUSHI NAKASHIMA)」
10:30「アレクサンドラ ムーラ(ALEXANDRA MOURA)」

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中国人観光客激減の大阪!「閑古鳥の店」と「元気な店」の差はどこか?ミナミを歩いた

 中国・武漢発の新型コロナウイルス「COVID-19」に端を発した中国からの団体旅行禁止により、中国人観光客が激減したと報道されている大阪は今、どうなっているのか。心斎橋筋、道頓堀、千日前、裏なんば、座裏、黒門市場、宗右衛門町など西日本最大級の繁華街・大阪ミナミの昼と夜のリアルな様子を、半日かけて徹底リサーチした。
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新型コロナウイルス、7割以上の飲食店で売上減少など影響。日本人客も減った。

7割以上の飲食店で新型コロナウイルスの影響が出ている、もしくは今後影響が出そうだと回答した。飲食・フード産業特化の求人サイト「クックビズ」を運営するクックビズ株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長CEO:藪ノ 賢次)は、全国の飲食企業を対象に調査した。
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@tokyoart_event 展示会&アートイベントbot

【4月9日まで|スヌーピーミュージアム】 第2回展覧会 史上最大のスヌーピー展「もういちど、はじめましてスヌーピー。」 誕生秘話から、約50年間大きな変遷を遂げていく様子を、原画約80点と映像で紹介 詳しくはこちら→

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@BFrance_Japan フランス貿易投資庁-ビジネスフランス

仏スタートアップ が開発したITデバイス。精密カメラとタブレットを使い試合や練習の様子を記録、スタッツシートを自動生成🎾🇫🇷 欧州で60以上の名門テニススクールに導入されているmojjoシステムが日本におけるテスター第一号を募集 | SPOLOGY

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DDはどこに行くのか?なぜホテル会社を傘下に

 DDホールディングス(本社/東京都港区、代表/松村厚久、以下DDHD)は2019年11月に湘南レーベル(本社/神奈川県藤沢市、代表/島田雅光)の株式を取得した。  湘南レーベル、現在主にホテル運営事業、貸コンテナ事業、賃貸事業、戸建て不動産販売事業、貸別荘事業等の事業を多角的に展開している。DDHDではこれまで幾つかの会社をM&Aによって事業会社化してきたが、今回の事例は初めて「飲食・アミューズメント事業領域以外の会社」である。DDHDはどのような会社になろうとしているのか。
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@BFrance_Japan フランス貿易投資庁-ビジネスフランス

企業サイト、ECサイトのバリアフリー推進で連携。ウェブ閲覧のアクセシビリティ・ユーザビリティ向上を提案するフランスの の技術が生かされます🇫🇷 ECサイトもバリアフリーに。3社連携で企業サイトのバリアフリー化を支援 | ECのミカタ

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19年2ケタ成長の「ラ・プレリー」の次なる戦略は、富裕層に向けアートの世界観を発信

 ファッションブランドと同様にラグジュアリー化粧品ブランドは、好調化粧品業界においても確実に売り上げを伸ばしています。スイス発「ラ・プレリー(LA PRAIRIE)」もその一つで、2019年は前年比10%増の成長を遂げたと言います。今年もその成長を続けるため、ほかの化粧品ブランドとは一線を画した戦略で富裕層を含めた顧客の囲い込みを図る狙いがあるようです。その戦略とはアートを軸にした取り組みです。

 「ラ・プレリー」は2月21日に目元用クリーム「イルミネーティング アイ エクストラ オーディネア」(20mL、6万900円税込)を発売します。アイクリームでこの価格には驚きましたが、これは「ラ・プレリー」が15年もの歳月を掛け、5万もの分子の中からたどり着いた新成分(整肌成分)のルミドースと、肌を引き締めるゴールデンキャビアエキスを配合した贅を極めたアイクリームということからも納得です。「光」の原則に着想を得て、滑らかな使い心地で肌をみずみずしく潤いで満たしながら、目元の肌にハリをもたらしてくれます。富裕層には響くアイテムに違いありません。

 このほど行われた発表会では、「光をまとい、輝きの際立つ目元へ」というところから、“サイエンスとアート”にフォーカスしたプレゼンテーションが東京・六本木の国立新美術館で行われました。登壇したメディアアートを中心とするキュレーターの四方幸子氏は、「光なくしてアートは存在しない」と述べますし、その光について、「ラ・プレリー」イノベーション・ディレクターのダニエル・スタングル博士は、「光は美を浮き上がらせる」と、その関係性について語ります。そもそも「ラ・プレリー」のグローバルでは、17年から香港、マイアミで開催されている「アート・バーゼル(Art Basel)」に協賛しており、またグローバルのインスタグラムでのアートに導く発信は、結びつかないと思っていたビューティとアートが深いつながりがあると感じます。

 竹澤隆史社長は、日本でのアートの取り組みについて「ここ国立美術館で発表会を行ったことが第一歩」と言います。昨年までの好調は「インバウンド需要が大きく、シェアも3割を超えた。ただ新型コロナウイルスによる影響は否めない」と述べましたが、今年はラグジュアリー化粧品ブランドとして「外商やハイエンドジュエリーブランドとの協業も視野に、日本人富裕層を中心にアートの世界観を発信していく」と語ってくれました。

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編集長は先週何した? NYで1日限りの“エルメス大学” アップルの立役者ジョニー・アイヴも登場

 皆さん、こんにちは。「WWDジャパン」編集長の向千鶴です。最近はウイルスそれ自体と同じくらい、周囲とのコミュニケーションに気を使いますね。文化や受け取っている情報の内容や量が違う海外では一層のことです。マスクをするのかしないのか、握手やハグはアリかナシかなど逐一相手の様子を伺いながら距離感を手探りしてしまう毎日。全員がストレスにさらされている今こそポジティブな姿勢と思いやりを忘れずに過ごしたいところです。

2月13日(木)
NYで「エルメス」のテーマ発表会に参加

 エルメス(HERMES)は年に1度、“テーマ発表会”を開きます。これはコレクションとは別で、文字通りその年のテーマを世界中のメディアやスタッフと共有するイベントです。スポーツがテーマの年は運動会が開かれ、自然がテーマの年は山の中で過ごしたりと体験型のイベントで、受け身ではなく各々に考える時間が設けられるのが特徴です。

 今年のテーマは“INOVATION IN THE MAKING(モノづくりにおける革新)”で、ニューヨークで開かれました。まるで大学!?な環境で、授業を受けるのですが先生が豪華!フランスの哲学者フランソワ・ジュリアン(Francois Jullien)、NASAのチーフ宇宙飛行士ペギー・ウィットソン(Peggy Whitson)、アメリカ自然史博物館のキューレターでもある古人類学のイアン・タッタソール(Ian Tattersall)、パフォーマーのオクイ・オクポカシリ(Okwui Okpokwasili)、そしてジョニー・アイヴ(Jony Ive)。彼は昨年までアップルの最高デザイン責任者でiMac、MacBook、iPhoneなど主要製品を手掛けてきました。

 どの授業も刺さる言葉の連続で刺激的。正直、特に哲学はかなり難解だったけど、後から反芻しているとジワジワ心に響いてきます。1日の様子を写真に撮ってきたのでご覧ください。

2月13日(木)
「エルメス」のパーティーは知的なおもてなし

 夜は2022年にマディソン・アベニューにオープン予定で現在リノベーション中の建物でパーティーが開かれました。今回の裏テーマが「手を使う」で、実際に自分の手を使って遊ぶ仕掛けがたくさん。そして、あちらこちらで聞いたのが「Heureka(エウレカ)」という言葉です。ギリシャ語に由来する感嘆詞で何かを発見・発明したことを喜ぶときに使われるそう。知恵を身につけ、手を動かした先に「エウレカ!」と叫びたくなるイノベーションが待っているということかな!?今年中に一回は使ってみたいです。エウレカ!動画はパイナップルなどを叩いて曲を奏でるライブパフォーマンスです。不思議。

2月14日(金)
リニューアル後のMoMAを初訪問

 ニューヨーク最終日はアート巡りへ繰り出しました。同行している方が「カーサ ブルータス(CASA BRUTUS)」の現編集長と元編集長、そしてNY事情に詳しい「Tマガジン(T MAGAZINE)」編集長というぜいたくな環境で、移動中の会話がおもしろすぎました。昨年増床リニューアルしたMoMAは今後6カ月ごとに展示方法を変えるそう。10万点以上の所蔵作品を時系列に並べるだけではなく、時代を超えて関係性を伝えるなど、より編集がなされているから雑誌のページをめくるような面白さがあります。

2月15日(土)
TWAで60年代の古き良きアメリカにトリップ!

 帰国日はJFK空港に向かう途中に昨年オープンした「TWAホテル」へ立ち寄りました。かつてフライトセンターとして使われていた建物をリノベーションしたもので、ロビー部分にカフェやお土産ショップが入り観光スポットになっています。1962年代のアメリカと言えば、ケネディ大統領が活躍しアポロ宇宙計画に沸いていた夢の時代。ジェット機時代の到来を象徴する建物には当時の夢が詰まっていてめちゃくちゃフォトジェニックです。

2月16日(日)
最新号「フェムテック」特集の確認と本日のおやつ

 帰国後、最新号「フェムテック」特集を手に取り確認しました。「性に寄り添う“フェムテック”は新たなビジネスを生むのか?」をテーマにした新しい切り口をぜひ!手に取ってご覧ください。今日のおやつはNYコレクション出張組がくれた自由の女神チョコレートです。ちなみに私のお土産はドラッグストアで購入した除菌アルコールです……

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「過去のデータに頼るAIやRFID(を活用したMD)に疑問を持っている」 by 竹田光広

竹田光広ユナイテッドアローズ社長執行役員

 過去のデータに頼るAIやRFID(を活用したMD)に疑問を持っている。(「WWDジャパン」vol.2096 2019年8月19日号掲載)AI(人工知能)やRFID(無線電子タグ)を需要予想に採用するアパレルが増えている。ユナイテッドアローズも同様の取り組みを行ってきたが、売り場での反応を鑑み、方針を転換した。現状では同質化につながり、セレクトショップらしい独自性が失われると見る。「お客さまじゃ人間の体感値による商品企画の方に鮮度を感じて下さっている」。一方でRFIDによる物流や棚卸しの効率化は着々と成果を挙げており、導入済みの業態の店舗では棚卸しに要する人員が52%、作業時間が88%も削減されたという。2019年4〜6月期の決算会見でRFIDの活用に問われていわく。

The WORDS
ファッション業界人の残した名言を日々の糧に。デザイナーやバイヤー、社長、編集長らの心に響く言葉をお届け。

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高橋悠介が新会社設立 10年勤務の三宅デザイン事務所は退所

 「イッセイ ミヤケ メン(ISSEY MIYAKE MEN)」のデザイナーを1月に退任した高橋悠介が、新会社CFCLを設立したことを発表した。併せて、約10年在籍した三宅デザイン事務所を退所したことも明らかにした。同氏は、2010年に文化ファッション大学院大学を修了し、同年イッセイ ミヤケに入社。13年に当時27歳でデザイナーに抜擢され、以降6年にわたり同職を務めていた。

 なお、「イッセイ ミヤケ メン」は後任デザイナーを立てずにデザインチームが引き継いでいる。また、同社は20年春夏に「イッセイ ミヤケ」のウィメンズデザイナーの交代も発表しており、メンズ、ウィメンズともに新体制をスタートさせる形となった。

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