「パリ・サン=ジェルマン ストア」3号店が名古屋パルコにオープン 「ジョーダン」コラボを追加発売

 ベイクルーズが運営する仏サッカークラブ、パリ・サン=ジェルマン(PARI SAINT-GERMAIN、以下PSG)の公式ショップ「PSGストア」は3月7日に、国内3号店を名古屋パルコにオープンする。国内では東京以外の初めての店舗となる。

 オープンを記念して、1月に発売された「ジョーダン ブランド(JORDAN BRAND)」とのコラボアイテムを再販売するほか、PSGが今年クラブ創設50周年を迎えることにちなんで、ヨーロッパ各地から買い付けたPSGの歴代ビンテージユニホームを販売する。ほかにも漫画「キャプテン翼」とのコラボコレクションの先行発売や、イタリアのデニムブランド「リプレイ(REPLAY)」とコラボしたデニムの先行予約も受け付ける。

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メンズコスメの「バルクオム」がヨーロッパに進出 フランスとイギリスで販売開始

 メンズスキンケアブランド「バルクオム(BULK HOMME)」は、3月20日からフランスとイギリスで製品を販売する。2013年のブランドデビュー時から掲げている“メンズスキンケアブランド世界シェアNo.1”という目標に向けてヨーロッパ進出は必須と捉え、東京オリンピックなどで世界中が日本に注目する20年にフランス、イギリスで展開することを決めた。また同時に、現在はプラスチック素材を使用しているクリアケースの外箱を、FSC認証の紙素材のものにリニューアルする。

 「バルクオム」の海外展開は17年に台湾に進出し、その後中国、韓国、香港とアジアを中心としてきた。並行して19年6月に、パリ・サンジェルマンFCのキリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)選手をグローバルアンバサダーに起用するなど、これまでヨーロッパ進出へ向けてこれまで準備を進めてきた。その結果、19年の1年でヨーロッパの国々から100件以上の反響や問い合わせがあったという。

 主な販売チャネルは、ロンドン発デジタルガジェット体験型セレクトショップ、スマーテック(SMARTECH)が出店する百貨店、パリの百貨店のプランタン・オスマン(PRINTEMPS HAUSSMANN)本店、ロンドンの百貨店のセルフリッジ(SELFRIDGES)など。21年3月までにフランスとイギリスでの取り扱い100店舗を目指し、百貨店のような高価格帯の店舗を中心に、デパートコスメなどを取り扱う化粧品専門店への展開を予定している。

 加えてヨーロッパ進出を機に、グローバルスタンダードとなっている地球環境に配慮したサステナビリティへの取り組みを開始。まずは、最初の取り組みとして、全製品の外箱をプラスチック素材のクリアケースからFSC認証紙素材を使用した紙箱にリニューアルすることを決定した。これにより、年間約45.93トン以上のプラスチックの使用削減となる(「バルクオム」の18年出荷本数実績より算出)。紙箱を使用した製品は、20年3月のフランス販売開始を機に年内にも日本国内での流通を目標とする。

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英EC「マッチズファッション」がサステナブル・セレクションをスタート 「ステラ マッカートニー」など取り扱い

 英ラグジュアリーショッピングサイトの「マッチズファッション ドットコム(MATCHESFASHION.COM)」は3月4日、環境や人に配慮したサステナブルなファッションブランドのみを取り扱うサステナブル・セレクションをスタートさせた。

 今回のサステナブル・セレクションは、同社が2017年からパートナーシップを結ぶサステナビリティに関するコンサルタント会社のエコエイジ(ECOAGE)との取り組みの一環として誕生した。

 取り扱いブランドは職人の雇用割合や慈善事業への取り組み、公正な就業環境の提供、環境負荷の低い素材の使用率など、同社が定める条件を満たすことが求められる。取り扱い予定のブランドは、「ステラ マッカートニー(STELLA McCARTNEY)」「アクネ ストゥディオズ(ACNE STUDIOS)」「ヴェジャ(VEJA)」「トゥーグッド(TOOGOOD)」など。

 ジェス・クリスティ(Jess Christie)最高ブランド責任者は「私たちには、持続可能性により配慮したショッピング環境を整える責任がある。アンケートではお客さまのうちの70%近くが、できる限りサステナブルに暮らすことを意識していると回答した。この結果を見過ごすわけにはいかない。これをお客さまや提携ブランド、従業員に対するわれわれの企業責任という観点で捉え、変化を見据えた取り組みを一歩一歩開始する」とコメントした。

 また同セレクションのスタートと同時に、パッケージの完全リサイクル化と、郵送用封筒やタグの材料などにもリサイクル可能な素材を使用することを発表した。さらに3月には、同セレクションに選出されたデザイナーを紹介する顧客向けインスタレーションを予定している。

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最重要キーマンが語る「ZOZO流ファッションテックのこれから」

 ZOZOは3月4日、「ゾゾタウン」内に靴の専門モール「ゾゾシューズ(ZOZOSHOES)」をオープンした。無料配布する“ゾゾマット(ZOZOMAT)”で正確な足の3Dデータを計測、そのデータを基にAIがユーザーに似合うサイズのシューズをリコメンドする。現時点ではごく一部のアイテムにしか対応していないが、いずれは「ゾゾタウン」で扱う全シューズアイテムに広げる考えだ。また「ゾゾシューズ」はシンプルさとみやすさが売りの「ゾゾタウン」とは一線を画し、UI/UXを変え、スタイリングや商品ストーリーなどのコンテンツなどを組み込んだ“ストーリー型モール”になっている。その狙いは何か。「ゾゾシューズ」の担当役員で、PB「ZOZO」などの開発を手がけてきた伊藤正裕取締役COOに直撃した。

WWDジャパン(以下、WWD):「ゾゾシューズ」オープンの狙いは?

伊藤正裕取締役COO(以下、伊藤):ゾゾタウンで1年間(1〜12月)に販売しているシューズの売上高は約400億円。日本のシューズの市場規模は1兆4000億円なのでまだまだ伸びしろがある。シューズに限った話ではないが、ネット通販で最大のネックが試着ができないこと。これを解消すれば大きな商機になる。

WWD:昨年6月の「ゾゾマット」発表時には、ローンチは19年秋頃と語っていたがずれ込んだ。その理由は?

伊藤:足の計測のための「ゾゾマット」技術自体は早い段階から完成していた。課題はシューズの内寸をどう計測し、ユーザーにぴったりサイズのシューズをマッチングできるようにするかだった。6月の段階では実際に内寸を測ることも考えていたが、最終的にはAI(人工知能)を使ってマッチングさせるやり方になった。AI(のプログラム)自体も自社開発で、かなり技術的には難易度が高い。そのシステム開発に時間がかかった。PB「ZOZO」では体型測定の「ゾゾスーツ」で配布遅延と作り直しを余儀なくされ、実際のアイテムでも一部で不良品を作ってしまった。ゾゾマットでは信頼を失うことだけは避けたかった。技術検証は6万回、時間にして延べ5000時間と、時間も手間もかなりかけたことも遅れた原因だ。

「ゾゾマット」はすでに71万件の予約を受けており、2月27日から順次配送し、今朝の時点で8万4000件以上の計測数を得ている。かなり上々の滑り出しだ。6月の時点では無料ダウンロードなども考えたが、3Dデータの計測の精度が落ちる可能性を考慮して無料配布に切り替えた。データを出力するだけなので製作コストは低いし、難しいものではない。順次配送しているが現在予約を受けている分は3月下旬ごろには配布できそうだ。

WWD:「ゾゾシューズ」の取り扱いアイテムは100点。ちょっと少ないようにも感じるが。

伊藤:対象アイテムは今後、可能な限り早いスピードで増やしていく。技術的な詳細は非公開だが、仕組みとしては3Dデータをいったんバラバラに分解し、シューズの内寸とAIで突き合わせてぴったりサイズを導き出す。先ほども言ったがシューズの内寸は実際には計測しておらず、そのシューズの過去の購入者データなどと照らし合わせている。そのため、「ゾゾマット」のユーザーの利用者と「ゾゾタウン」でのシューズの購入者が増えれば増えるほど、AIの精度も高まるし、取り扱いアイテムも加速度的に拡大できる。

WWD:このタイミングでなぜシューズを?

伊藤:シューズカテゴリーの強化は、ずっと課題だった。実際には「ゾゾスーツ」より前に足の計測のための「ゾゾソックス」を開発し、同様のプロジェクトは考えていた。この数年間はPBなどいろんなことにリソースが割かれていたが、経営体制も変わり、技術的なブレイクスルーもあった。実は「ゾゾタウン」には年間購入者が800万人もいるが、その半数以上がシューズを買っていない。それほど伸びしろがある。

WWD:2019年10〜12月の業績低迷は一部のアナリストから手厳しい評価を受けた。21年3月期はどう盛り返す?

伊藤:新体制になって、もう一度“ファッション”という原点に立ち返った上で、戦略を見直している最中で、それらは改めて思いっきりアクセルを踏み込むための準備。21年3月期からは再び成長軌道に戻す。「ゾゾマット」に続く大型プロジェクトも水面下で進めているし、「ゾゾタウン」を進化させる準備も整ってきた。

WWD:ゾゾタウンの進化とは?

伊藤:「ゾゾタウン」は決して売り上げの良い月とは言えない2月でも1日で340万人が訪れる。これをリアルに落とし込むと、圧倒的世界トップの乗降客数を誇る新宿駅とほぼ同じ数になる。その膨大なトラフィックを、ようやく統計学的な分析データとして活用できるような準備が整ってきた。社内では新商品がどのくらいで売り切れるかだったり、このユーザーがラグジュアリーブランドを購入する確率などを当てるプログラムなどを開発している。それとは別に数年前から継ぎ足してきたようなシステムを根本から見直し、いわゆる“マイクロサービス”化するプロジェクトも進めており、ようやくそれを実行に移す段階にも来ている。

WWD:というと?

伊藤:これまでの「ゾゾタウン」はチラシのようなものだった。人気ブランドのランキングや売れ筋は統一的な指標に基づいており、そうなると自然に価格や規模が優先されがちになる。これからは購買履歴などをベースにしたユーザー一人ひとりに向き合ったパーソナライズが可能になり、ようやく本当にお客さまの利便性を向上できるようになる。

WWD:プライベートブランド「ゾゾ」事業は実質終了に向かっている。これまで蓄積してきたアパレルの設計と生産に関わる技術はどう生かす?

伊藤:実際には現在もパターンもグレーディングの研究も続けているし、アップデートもしている。テナントであるブランドと共同で膨大なサイズを展開するMSP(マルチサイズプラットフォーム)のアイテムは、一部を除き、PB事業で使っていた工場やシステムを、ブランドや商社に提供している。実際にそうでないと短期間で膨大なサイズを生産することは難しい。これまであえて公表はしてこなかったが、実は一瞬で寸法を計測できる超高性能の検寸機などを自社開発して使っている。これはごく一例に過ぎない。アパレル生産に関わるこうした自社開発のプラットフォームや技術は、実際にはZOZOの非常に大きな強みになっている。MSP事業も来期にはかなりアップデートした展開を考えている。

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「M・A・C」2020年春夏のテーマは“FREEDOM” スペシャルゲストに冨永愛が登場

 「M・A・C」は2020年春夏のトレンドメイクを提案するプレゼンテーションを行った。シニアアーティストの池田ハリス留美子が登壇し、“FREEDOM”を全体テーマに「M・A・C」が提案する4つのメイクを披露した。また、スペシャルゲストとしてモデルの冨永愛が登場した。

 今シーズン「M・A・C」が提案するトレンドメイクは年齢、性別、人種を問わず一人一人の個性を尊重し、自分自身が自由を表現する “パーソナライズ”がポイントだ。素肌と一体化したパーフェクトスキンが主役の “リアリズム”、ソフトでロマンティック、ルミナスをテーマに女性らしさを表現する“インプレッショニズム”、カラフルなカラーを大胆に取り入れて個性を最大に表現する“シンボリズム” 、ブラックやブラウンで陰影と意志の強さを表現する“アブストラクト エクスプレッショニズム”の4つのメイクパターンで春夏のトレンドメイクを構成する。

 池田シニアアーティストは「“リアリズム”と“インプレッショニズム”は春夏感があり、ヘルシーな雰囲気で取り入れやすい。 カラーやブラックのラインが印象的な“シンボリズム”や“アブストラクト エクスプレッショニズム”は肌を薄くナチュラルに仕上げることによってポイントメイクとバランスがと取れ、今年らしく仕上がる。また、輝きの強いシャドウ、濡れたような質感のグロスも外せない。アクセサリー感覚で最後に付けると表情が変わって、モダンに変身する」と解説する。

 メイクデモンストレーションの後には4パターンのメイクを施したモデルによるランウェイショーが行われた。スペシャルゲストの冨永愛は 目元にグロスを施したメイクで登場。ランウェイのトップバッターを飾り、会場を沸かせた。冨永愛は普段のメイクでも肌作りを大切にしているそうで、「素肌感やナチュラルさを大切にしています。ベースメイクはファンデーションを塗りすぎないこと、コンシーラーとハイライトを混ぜて使うなどして素肌感をきちんと出すようにしています」とこだわりと語った。また、肌のために運動や食事、十分な睡眠時間の確保などにも気を配っているという。春夏に挑戦したいメイクについて「春夏はアイライナーにブルーや赤を少し取り入れてメイクを楽しみたいですね」とコメントした。

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パリコレ最終日のハイライト 圧巻の演出でトリを飾った「ルイ・ヴィトン」 「シャネル」「ラコステ」の速報も

シャネル(CHANEL)

DESIGNER/ヴィルジニー・ヴィアール(Virginie Viard)

 ヴィルジニーは、現代女性に寄り添ったリアリティーのあるスタイルで新たな「シャネル」を築こうとしているようだ。今季は、明るいピンクや淡い黄緑を差し色に加えた白黒中心のデイウエアをそろえる。

 キーアイテムは、サイドを開くメタルボタンが配されたワイドパンツ。ジャケットやコート、ニットにも見られるメタルボタンのディテールは、スナップ式になっているものも多い。また、スカートには中央のファスナー開閉でスリットを調整できるデザインもあり、カジュアルなムードを醸し出す。ルックを完成させるのは、ビジューやパールがあしらわれた大ぶりのクラシックなコスチュームジュエリー。足元は、履き口を折り返したデザインのミドル丈ブーツで統一した。

ラコステ(LACOSTE)

DESIGNER/ルイーズ・トロッター(Louise Trotter)

 出発点は、プロテニス選手として活躍した創業者のルネ・ラコステと、ゴルフチャンピオンでもあった彼の妻シモーヌ。2つのスポーツから見出した調和を描いた。

 ファーストルックは、ブランドを象徴する青みのあるグリーンを用いたセットアップ。その後も、テニスコートのようなブラウンに鮮やかな色味やパステルカラーを合わせるとともに、チェック、ボーダー、アーガイルといった柄をミックスすることで、若々しくスポーティーなスタイルを作り上げる。提案するのは、さまざまな素材のベストやポロ、テクニカルジャージーのスーツ、トラックパンツ、そして、ハリのあるトレンチやダッフルコートなど。ウィメンズにはひざ下丈のプリーツスカートも多く用いるが、全体的に男女でシェアするスタイルが多い。

 アクセサリーは、キャディバッグを縮小したようなハンドバッグに注目。グローブやキルト付きのシューズも、ゴルファーのイメージにつながる。

ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)

DEIGNER/ニコラ・ジェスキエール(Nicolas Ghesquiere)

 圧巻とはこのことだ。ステージの幕が開くとそこに200人の合唱団が現れた。彼らが着ているのは、15世紀から1950年代までの世界中の民族の服。一夜限りの民族衣装博物館の登場である。衣装をデザインしたのは、「時計仕掛けのオレンジ」などスタンリー・キューブリック(Stanley Kubrick)映画の衣装デザイナー、ミレーナ・カノーネロ(Milena Canonero)で、着物の女性であればパールのネックレスを合わせるなど単純に民族衣装を再現しているのではない。音楽は、ウッドキッド(Woodkid)とブライス・デスナー(Bryce Dessner)が作曲した新解釈のクラシック音楽。荘厳な音楽がルーブル美術館の中庭に響き渡った。

 200人のキャストはランウエイを歩くことなく、ショーの間そこにとどまり歌やジェスチャーのパフォーマンスを行う。コレクションのテーマは「タイムクラッシュ」。ランウエイに登場したモデルたちが着ている服も、まさに時間と国境と性差を超えたスタイルで〇〇風など一言では言い表せない。強いて言えばベースにあるのは、スポーティーとスーパーフェミニンという相反する2つの要素で、そこに70年代調レトロや80年代調の強さなどさまざまな要素が加わる。まさにタイムトラベラーの様相だ。

 新型コロナウイルスの影響で特に後半は不穏な空気に包まれた2020-21年秋冬パリ・コレクションだったがオオトリの「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のパフォーマンスにより“世界はひとつ”というポジティブなムードに転換され幕を閉じた。

JUN YABUNO:1986年大阪生まれ。ロンドン・カレッジ・オブ・ファッションを卒業後、「WWDジャパン」の編集記者として、ヨーロッパのファッション・ウィークの取材をはじめ、デザイナーズブランドやバッグ、インポーター、新人発掘などの分野を担当。2017年9月ベルリンに拠点を移し、フリーランスでファッションとライフスタイル関連の記事執筆や翻訳を手掛ける。「Yahoo!ニュース 個人」のオーサーも務める。20年2月からWWDジャパン欧州通信員

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シップスの新ブランド「シップス エニィ」旗艦店が渋谷にオープン

 シップス(SHIPS)は3月7日、2020年春夏デビューの新ブランド「シップス エニィ(SHIPS ANY)」の旗艦店を、シップス 渋谷店にオープンする。地下1階から地上4階の計約1000平方メートルの同店地下1階フロアをリニューアルして、白を基調にした明るくクリーンな空間を演出する。

 ファーストシーズンの取り扱いブランドは、ハウスブランドの「シップス エニィ」「シップス エニィ スタンダード(SHIPS ANY STANDARD)」に加え、「カーサフライン(CASA FLINE)」「クリーブ・シャツ・メーカーズ(CLEVE SHIRT MAKERS)」「ヘルシーデニム(HEALTHY DENIM)」などのセレクト56ブランド。アイテム構成比は、オリジナル7割、セレクト3割。手頃な価格帯でカジュアル&ビジネスウエアをそろえる。

 また「シップス エニィ スタンダード」は、キッズ(0〜2)からウィメンズ(3〜5)、メンズ(6〜9)まで、同じデザインのアイテムを全10サイズ表記で販売。ハリ感があり、抗菌防臭機能を持ったホワイトとロンドンストライプのシャツ(5900~8600円)や、オリジナルのボーダーパターンを用いて、抗菌防臭やUVカット、接触冷感などの機能を備えたボートネックカットソー(4500~5900円)などを扱う。アイテムには、“コットン USA”マークの付いたトレーサブルな生地を使用し、快適に過ごせる高い機能性にこだわった。

 オープンを記念して、加賀美健にイラストを依頼した「ハイドロ フラスク(HYDRO FLASK)」(4500円)や、グラフィックTシャツブランド「スタジオ・ブランシュ(STUDIO BLANCHE)」と中目黒のフラワーカンパニー「チビ(CHIBI)」とのトリプルコラボTシャツ(5000~5900円)、靴紐が緩まない“クイックシューレース”を付属した「マグナム(MAGNUM)」のシューズ(1万3000円)など、店舗限定商品や別注アイテムを多数ラインアップ。1万円以上(税抜)の購入で、オリジナルのトートバッグを先着順でプレゼントする。

村上杏理:1986年、北海道生まれ。大学で日本美術史を専攻し、2009年にINFASパブリケーションズ入社。「WWDジャパン」記者として、東京のファッション・ウイークやセレクトショップ、販売員取材などを担当。16年からフリーランスで、ファッションやライフスタイル、アートの記事執筆・カタログなどを手掛ける。1女児の母

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メトロポリタン美術館展覧会2020年のテーマは“時間” スポンサーは「ルイ・ヴィトン」

 ニューヨーク・メトロポリタン美術館(The Metropolitan Museum of Art)では毎年5月に、衣装研究所(Costume Institute)によるファッションの展覧会を行っている。今年の展覧会のテーマは「時間について:ファッションと持続(About Time: Fashion and Duration)」で、スポンサーは「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」が務める。

 同ブランドのウィメンズ・アーティスティック・ディレクターで、展覧会のオープニングイベント「メットガラ(MET GALA)」の共同ホストを務めるニコラ・ジェスキエール(Nicolas Ghesquiere)は、仏パリのオルセー美術館(Musee d’Orsay)で行われた記者会見で、「私は未来に残るファッションを作るために、過去のシルエットや技術、記憶、インプレッションなどを最新技術と融合させてきた」と話した。

 ジェスキエールは、2020年春夏シーズンでアールヌーヴォーのエッセンスを取り入れたコレクションを発表したり、ルーブル美術館(Louvre Museum)に宇宙船のような巨大なセットを設置してショーを行うなど、ファッションに過去や未来のテイストをふんだんに取り入れてきた。

 また、ジェスキエールにとって最も印象的なアイテムのひとつだという18年春夏コレクションの錦のフロックコートには、同衣装研究所のアーカイブから直接影響を受けたデザインを施していることも明かした。

 ジェスキエールは、「世界一重要なアーカイブを常に参考にできるのはありがたいこと。衣装研究所のおかげで私自身にも他のデザイナーたちにも、そしてファッション業界そのものにも活気が与えられていることをありがたく思う。おかげで、私たちの作品が価値ある文化的な芸術品に生まれ変わり、衣服という宝物が私たちの過去、現在、そして未来のストーリーを作っていくことになる」と締めくくった。

 パリ・ファッション・ウイーク期間中の早朝に行われたこの会見には、マイケル・バーク(Michael Burke)=ルイ・ヴィトン会長兼最高経営責任者やアナ・ウィンター(Anna Wintour)=米「ヴォーグ(VOGUE)」の編集長らも参加した。

 今年はメトロポリタン美術館の創立150周年でもある。同美術館ディレクターのマックス・ホライン(Max Hollein)によると、今回の展覧会では同美術館が設立された1870年から現在までの1世紀半の間に制作された120点の衣服が展示されるという。展示品の大半は衣装研究所のアーカイブから出展されるが、同美術館のアニバーサリーイヤーということもあり、デザイナーたちからの寄贈品も展示される予定だ。

 アンドリュー・ボルトン(Andrew Bolton)=メトロポリタン美術館衣装研究所キュレーターによると、衣服は2つの並行したタイムラインに沿って展示されるという。展示される衣服のうちの60点は黒を基調としたもので、1870年から現在までのものが年代順に並べられる。それに並行する形で黒と白を基調にした残りの60点の衣服が別のラインで展示される予定だ。

 また、現在のファッション業界がソーシャルメディアに大きな影響を受けていることもあり、展覧会ではそれに関連した“生産の加速化”についても触れられる。ボルトンは、「近年のファッション業界は時間に追われている。インターネットと結び付いた21世紀という時代において、ファッション業界の議題はもっぱら生産の促進と流通、消費についてだ。情報テクノロジーは間違いなくファッションに大きな影響を与えている。企業が能率を重視して24時間のデジタル資本主義によって利益を生み出している中で、デザイナーたちは休みなく創作活動を強いられている。この展覧会は現代のファッションを歴史的に考えてみるよい機会になるのではないか」とコメントした。

 展覧会のプレス向けの公開は5月4日で、一般公開は5月7日~9月7日の予定だ。

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ジャンポール・ゴルチエが「サカイ」阿部千登勢をクチュールのシーズンゲストデザイナーに招へい

 ジャンポール・ゴルチエ(Jean Paul Gaultier)はこれから毎シーズン、ゲストデザイナーを招いてオートクチュールを発表する。その第1弾に「サカイ(SACAI)」の阿部千登勢デザイナーを抜擢した。阿部によるコレクションは、今年7月の2020-21年秋冬オートクチュールで発表する予定だ。

 ゴルチエは本プロジェクトについて「ひとつのオートクチュールブランドをさまざまなデザイナーが解釈するというアイディアは、1990年代のパリのオートクチュールハウスで特定のデザイナーがいない事実に気付いたときに思いた。このコンセプトが、「サカイ」の阿部千登勢を最初のゲストデザイナーとして迎え入れ現実になったことを嬉しく思う。私は彼女の服作りを称賛している。私たちはクリエイティビティーにおいて多くの共通点を持ち、ファッションに対して同様のビジョンを持っている。完全なる自由をもって彼女にデザインしてもらいたいと思っている」とコメントしている。

 一方阿部は「破壊的なフェミニニティ―を表現するジャン・ポールならではの独自のビジョンとオリジナリティーを、ものづくりを始めた当初から長い間賞称賛してきた。本プロジェクトの初めてのデザイナーとして彼のハウスに迎えられたことを大変光栄に思う」とコメントしている。

 ゴルチエは、2020年春夏オートクチュール・コレクションのショーを「私の最後のものとなる」とツイッターで発表していたが、この言葉の真意がこれで明らかになった。

JUN YABUNO:1986年大阪生まれ。ロンドン・カレッジ・オブ・ファッションを卒業後、「WWDジャパン」の編集記者として、ヨーロッパのファッション・ウィークの取材をはじめ、デザイナーズブランドやバッグ、インポーター、新人発掘などの分野を担当。2017年9月ベルリンに拠点を移し、フリーランスでファッションとライフスタイル関連の記事執筆や翻訳を手掛ける。「Yahoo!ニュース 個人」のオーサーも務める。20年2月からWWDジャパン欧州通信員

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「マイルドクレンジング オイル」専用工場をファンケルが新設 “3秒に1本売れる”需要に対応

 ファンケルの完全子会社のファンケル美健は2月、需要が拡大している主力製品「マイルドクレンジング オイル」専用の生産工場(ファンケル美健 千葉工場)を千葉県流山市に新設した。約20年ぶりの工場の新設で、年間1200万本の同製品の生産が可能となるという。

 3月4日に現地でお披露目会が開催され、ファンケル美健の栁澤昭弘・社長が登壇。これまで「マイルドクレンジング オイル」の製造は3つの工場で年間各300万本ずつ行っていたが、それを新設した専用工場に集約した理由を「生産能力の増強と、生産コストの削減により既存の工場に余力を創出し、他製品の生産量を増加させること」などと述べた。専用工場の新設により、工場全体で、現在のファンケルグループの化粧品事業の1.3~1.4倍程度の売上増にまで対応できる見込みだという。

 “生産コストの削減”に関しては、これまでは3工場合計で1日に35人の従業員が「マイルドクレンジング オイル」の製造に従事していたが、専用工場に一極集中させることにより8人で済む。これにより、各工場には余力が生まれるということだ。

 専用工場の特徴は、各工程に最新の機器を導入していることだ。例えば3トンの容量を有した製造釜を2台導入。このサイズの製造釜を導入するのは同社では初めての試みだ。また既存生産ラインの3倍の能力を有する高速充填包装ラインを導入し、現在の約1.3倍となる年間1200万本の「マイルドクレンジング オイル」の生産を可能にした。

 原材料の受け入れに関しても、これまではドラム缶で行っていたが、それをタンクローリーに変更。また、製造釜への投入に多大な労力が必要だった水飴状の原料を、原料メーカーの全面協力により、事前に主原料に溶かしてさらさらな状態にして投入しやすくするなど、従業員の負荷の低減にも配慮している。

 会の最後には、ファンケルの島田和幸・社長執行役員兼CEOが登壇。「ファンケルグループは2030年に目指す姿として“VISION2030”を掲げ、世界中の多くのお客さまの美しく健康で豊かな生活を支え、信頼され愛される企業集団となることを目指している。生産基盤を強化して“いつまでも美しく健康でありたい”というニーズに応え、さらなる成長を目指していきたい」と今後のビジョンを語った。“3秒に1本売れる”主力製品の生産基盤を安定させることで、より一層の飛躍を目指す。

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@BFrance_Japan フランス貿易投資庁-ビジネスフランス

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新型コロナの影響でファッション・ウイークにもデジタル化の波 オンデマンドサービスも人気に

 デジタル技術が、新型コロナウイルスの影響で打撃を受けているファッション業界の救世主となっている。2月18~24日に開催されたミラノ・ファッション・ウイークでは、中国の新進デザイナー8人が参加をキャンセルしたほか、中国からのバイヤーやプレスが渡航および入国制限措置などにより来場できない事態となった。同イベントを運営するイタリア・ファッション協会(Camera Nazionale della Moda Italiana)は、こうした中国のファッション業界関係者がオンラインで参加できるように「チャイナ・ウィー・アー・ウィズ・ユー(China, we are with you)」プロジェクトを実施。中国の人気SNSウィーチャット(微信、WeChat)を擁するインターネットサービス企業大手のテンセント(騰訊、TENCENT)と中国版ツイッターのウェイボー(微博、WEIBO)の協力を得て、ショーやデザイナーのインタビュー、舞台裏の様子などのコンテンツをデジタル配信した。

 同協会のカルロ・カパサ(Carlo Capasa)=プレジデントによれば、テンセントのプラットフォームで延べ1600万のユーザーがライブ配信を視聴し、ウェイボーでは同900万のユーザーがコンテンツにアクセスしたという。同氏は、「バイヤーやメディア関係者、インフルエンサーなど1000人近くの関係者がミラノ・ファッション・ウイークに来場できなかったが、このプロジェクトのおかげで、それを補って余りあるほど大勢の消費者にアプローチできた。今回のような危機的な状況下ではなくても、こうした“デジタル・ファッション・ウイーク”には大いなる価値があるのではないか」と語った。しかし、これは実際のファッション・ウイークに置き換わるものではないと同氏は言う。「今回のデジタル・プロジェクトが大成功したことで、今後は実際のショーとデジタル上のものが相互に補完して共存するフェーズに入ったと思う」と説明した。

 3月26日から開催される予定だった上海ファッション・ウイークも、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて延期が決定していたが、アリババ(ALIBABA)が運営する中国大手EC「Tモール(T MALL)」と提携して3月24〜30日にオンライン上で発表する。参加ブランドは2020年春夏コレクションの販売や、20-21年秋冬コレクションのショーのライブ配信をすることができる。リブ・シャオレイ(Lv Xiaolei)上海ファッション・ウイーク委員会バイス・セクレタリーは、「新たなテクノロジーを活用しないのは大きな機会損失になる。『Tモール』では会期中に何百万ものユーザーがアクセスすると見込んでおり、各ブランドはより大きな売り上げを達成することができる。これによって破産を免れるブランドも多いだろう」と語った。同氏はまた、今回の試みが成功すれば、将来的には上海ファッション・ウイークに“オンライン版”を追加したいと話した。

 イベントにデジタル技術を活用した先駆けとしては、イタリアのフィレンツェで開催されるメンズファッション最大の見本市「ピッティ・イマージネ・ウオモ(PITTI IMMAGINE UOMO以下、ピッティ)」が挙げられる。「ピッティ」はコレクションを提示するバイヤー向けのポータルサイト「イーピッティ(e-Pitti)」を11年に立ち上げているが、実際の見本市と競合することはなく、予算やスケジュールの関係で来場できない関係者も参加できる新たなツールとして役立っているという。

 「サルヴァトーレ フェラガモ(SALVATORE FERRAGAMO)」も、今回の状況を受けて中国のバイヤー向けにデジタルショールームを開設した。同ブランドは数年前から伊デジタル開発会社ハイフン(HYPHEN)と提携していたため、立案から12日という短期間でデジタルショールームを立ち上げることができた。現在は小売りのオムニチャネル化が進んでいるため、こうした危機的な状況ではなくてもデジタル化は重要だと、ステファノ・リゲッティ(Stefano Righetti)=ハイフン創業者兼最高経営責任者(CEO)は指摘する。「現実とオンライン上の世界の境界線がどんどん薄れてきている。オンライン上でのイメージをしっかり管理するためにも、またバイヤーや消費者へのアプローチという意味でも、各ブランドはデジタル化を推進するべきだ」と述べた。

 複数のブランドを取り扱うショールームのリッカルド グラッシ(RICCARDO GRASSI)では、新型コロナウイルスの影響により、ミラノ・ファッション・ウイーク中に予定されていた商談のうち70%がパリ・ファッション・ウイークでの、もしくはデジタルでのやりとりに変更されたという。同社は、「アジアで新型コロナウイルスが発生したことを知ったのは1月だったが、当社の売り上げのうち40%程度をアジアが占めているため、すぐに行動した。各ブランドと協力してコレクションの主なルックを動画に撮ってデジタル化したところ、国外のバイヤーから非常に好評だった。もちろん実物を見て触れることの重要性は変わらないので、今後も全てがデジタルで済むことはないと思うが、重要なツールであることは間違いない」とコメントした。

“出歩けない“ことでオンデマンドサービスの需要が急増

 デジタル化の恩恵を受けているのはアパレルブランドばかりではない。イタリアでは新型コロナウイルスの感染者が急増しており、混雑した場所に出かけないよう同国政府が呼びかけている。このため在宅勤務に切り替える企業が増加し、商業施設やスポーツクラブなどが一時休業もしくは短縮営業をしている中、さまざまな業種でオンラインやオンデマンドサービスの需要が高まっている。

 メイクアップアーティストや美容師をスマートフォンのアプリで予約し、自宅などに呼べるサービスをミラノで展開するマダム・ミランダ(MADAME MIRANDA)では、2月末から毎日予約で埋まっているという。ディアマンテ・ロセッティ(Diamante Rossetti)共同創業者は、「通常は夕方など仕事が終わったタイミングでの予約が混み合うが、現在は日中の時間帯も埋まっている。新規顧客もかなり増加した。当社の衛生ルールに関する問い合わせも多いが、安心して利用してもらえるようにさらに厳しいルールを設けている」と話した。

 衛生面を懸念する市民が増えたことから、事業が成長している会社もある。宅配でのドライクリーニング・サービスを提供するミラノのママクリーン(MAMACLEAN)では、宅配という利便性に加えて専門業者ならではの高い洗浄力が人気を呼び、シーツや毛布のクリーニングが増加している。

 ほかにもオンラインでのクラスを始めたヨガ教室など、これを機にデジタル化を推進している企業は多い。ECや二次流通プラットフォームでも、新型コロナウイルスの影響によって家に居ざるを得ない人が増えた国では売り上げが上昇している。イタリアの高級スーパーマーケット、エッセルンガ(ESSELUNGA)ではオンラインでの注文が通常の5倍に伸びているという。一方で、家で過ごす時間が増えたことから自宅で料理をする人が増加したため、調理済み料理の宅配サービスは注文が減少しているようだ。

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「シロ」が対面接客なしの新業態デジタルストアをオープン

 化粧品ブランド「シロ(SHIRO)」は3月4日、ルミネエスト新宿店を新業態デジタルストアの「シロ セルフ(SHIRO SELF)」を併設して全面改装オープンした。売り場面積は既存の店舗が約53平方メートル、「シロ セルフ」が約50平方メートルの計約103平方メートルで、年間売上高は前年比20%増を目指す。

 同店は東京・新宿駅の東口付近の駅ビル1階と好立地であることからも月間の購入者数が1万人となる“ビッグ”店舗だ。「お客さまに対応しきれなかったことから新たな接客法を見出す必要があった。そこで誕生したのが対面接客なしで製品を選べる『シロ セルフ』だった」(PR担当者)。

 「シロ セルフ」は白が基調の店舗で、“接客レス”“パッケージレス”“ジェンダー&ランゲージレス”といった3つの“レス”が特徴だ。“接客レス”については、「来店者の中心層であるミレニアル世代やZ世代は対面接客を受けたくないが製品説明は知りたいという人も増えている」とし、手持ちのスマートフォンでストアサイトにアクセスすると画面表示と音声で製品説明を提供。希望製品を選択すると会計カウンターに送信され、製品を受け取ることができる。購入した製品は持ち帰りと配送を選ぶことができる。

 “パッケージレス”は、外箱がない本体のみを選択すると“エシカル割”として3%オフの価格で販売する(一部商品を除く)。ショッピングバッグも希望者のみに提供する。「エシカル割は9日から公式オンラインストアでも実施する」という。“ジェンダー&ランゲージレス”は、スキンケアだけでなくメイクアップも楽しむ男性も増えてきていることに加え、外国人も対面接客なしで購入できる場として、スマートフォンでの製品説明を英語も選択できるようにした。

 取り扱い製品は、限定品以外は全て扱い、シートマスクは1枚単位で販売する。「お客さまファーストで考えた店舗。性別や年齢、国籍の垣根を超え、買い物を楽しんでほしい」。

 一方、既存の店舗は白を基調とした内装から、木と真鍮を基調とした店舗に生まれ変わり、スキンケアやメイクアップ、フレグランスを扱う。

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@Bot_Gravy Yung Gravy Bot

Pushin' 'bout couple of digits Stussy boy standin' the corner, yeah, spinnin' that fidget Thought he lookin' like a class 5 whiplash, ay b*tch, smash Gravy all over my dash, ay Young Johnny Cash (WOAH) Gotta catch 'em all like Ash (GRAVY TRAIN) Gravy, 'no$, steady makin' gasolina

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@tokyoart_event 展示会&アートイベントbot

【4月9日まで|スヌーピーミュージアム】 第2回展覧会 史上最大のスヌーピー展「もういちど、はじめましてスヌーピー。」 誕生秘話から、約50年間大きな変遷を遂げていく様子を、原画約80点と映像で紹介 詳しくはこちら→

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【4月9日まで|スヌーピーミュージアム】 第2回展覧会 史上最大のスヌーピー展「もういちど、はじめましてスヌーピー。」 誕生秘話から、約50年間大きな変遷を遂げていく様子を、原画約80点と映像で紹介 詳しくはこちら→

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デイトナがミレニアル世代へ向けたオンオフ兼用ブランド「シグ フリークス ストア」をスタート

 デイトナ・インターナショナルは3月4日、新ブランド「シグ フリークス ストア(SIG FREAK’S STORE)」をスタートし、ルミネ新宿ルミネ2の3階に1号店となるメンズ・ウィメンズの複合店をオープンした。

 「シグ フリークス ストア」は“次世代のちょうどいいソーシャルウエア&ライフ”をテーマに、現代に寄り添う“シグネチャー(新定番や代表的など)”を目指す。ミレニアル世代へ向け、機能性とファッション性を兼ね備えたオンオフスタイルを提案する。

 ウィメンズはストレッチ素材のジャケットや撥水加工、静電気防止効果のあるワンピースなどが中心。メンズは軽量感やストレッチ性、接触冷感を備えたセットアップや、速乾性に優れたシャツなどをそろえる。オフでも使いやすいカジュアルなシルエットが特徴。ジャケットが1万円台前半、パンツが8000円程度、コートが1万5000円程度。

 ほかにも「シチズン(CITISEN)」の次世代スマートウオッチ“エコ・ドライブ リィイバー(ECO-DRIVE RIIIVER)”や、長期保存できる“イザメシ”、発電ライトと防水ポンチョ、水筒、ライトなどがセットになった“ミニメイド(MINIM+AID)”といった防災グッズも取り扱う。

 オープンを記念して、デニムブランド「アッパーハイツ(UPPER HIGHTS)」や「インディビジュアライズド シャツ(INDIVIDUALIZED SHIRTS)」の別注アイテムの販売に加え、カットソーブランド「カーリー(CURLY&Co.)」のポップアップイベント、カスタムバッグのオーダーイベントなどを開催する。

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「007」最新作でジェームズ・ボンドがまとう衣装は「トム フォード」

 映画「007」シリーズの5年ぶりとなる最新作「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ(NO TIME TO DIE)」(4月10日公開)で、ダニエル・クレイグ(Daniel Craig)演じる主人公のジェームズ・ボンド(James Bond)の衣装を「トム フォード(TOM FORD)」が提供していることが明らかになった。「慰めの報酬」(2008年公開)「スカイフォール」(12年)「スペクター」(15年)に続き、4作品連続でボンドは同ブランドをまとうことになる。

 トム・フォードは、最新作でコスチュームデザイナーを務めたスティラット・アン・ラーラーブ(Suttirat Anne Larlarb)と連携し、ボンドのイブニングウエアやスーツ、シャツ、デニムアイテム、シルクアクセサリーなどを製作。さらに劇中でボンドから“007”を受け継ぐといわれている、ラシャーナ・リンチ(Lashana Lynch)演じるノミ(Nomi)にもジャケットやアイウエア、アクセサリーなどを提供している。全ての衣装はイタリアで仕立てられているという。トム・フォードは「ダニエル・クレイグ演じるジェームズ・ボンドに衣装を再び提供できることは私にとって幸福の極み。自身のエレガンスやスタイル、ラグジュアリーを愛するボンドは、“トム フォード メン”を象徴している」とコメントした。

 クレイグは06年公開の「007 カジノ・ロワイヤル」からボンドを演じ、5作品目の今回が最終作になるといわれている。1作品目は「ブリオーニ(BRIONI)」の衣装でデビューを飾り、以降の作品では「トム フォード」をまとい続けた。

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繊維商社タキヒヨーが韓国ゴルフウエア「ワック」と契約 イ・ボミ選手が着用

 繊維商社のタキヒヨーは、韓国コーロンインダストリーFnCが取り扱うゴルフウエア「ワック(WAAC)」とアパレルライセンス契約を締結した。

 ブランド名は、“WIN AT ALL COSTS(どんな犠牲を払っても勝つ)”の頭文字からとった。角が生えた悪魔のブランドキャラクター“ワッキー”が人気で、韓国のプロゴルファーの支持が高く、アメリカの男子ツアーに参加しているケビン・ナ(Kevin Na)やチャン・キム(Chan Kim)両選手と契約しているほか、イ・ボミ(Lee-Bo-mee)選手とは1月1日にウエア契約を結んだ。韓国では路面店や百貨店インショップなど43店舗(2月末現在)で販売している。

 商品はメンズとウィメンズがあり、価格はトップス1万8000~2万円、パンツ1万8000~2万6000円、キャップ7000円、シューズ2万4000~2万8000円など。3月28日に東京・新宿の小田急ハルクに、4月23日に大丸神戸店に出店する予定で、タキヒヨーの直営店メランジトップ名古屋店でポップアップショップオープンも計画している。2021年に百貨店、直営店など10店舗に拡大する計画だが、売り上げ目標額は非公表。

 タキヒヨーはゴルフウエア「ゾーイ(ZOY)」も手掛けているが、同社は「『ゾーイ』とは全く異なる顧客獲得のため、『ゾーイ』ではできないような新たな施策により売り上げ拡大を目指したい」としている。

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「エルメネジルド ゼニア」と「フィアー オブ ゴッド」のコラボがお披露目 若いマインドを持つ男女に向けたコレクション

 高級紳士服を手がけるイタリアブランド「エルメネジルド ゼニア(ERMENEGILDO ZEGNA 以下、ゼニア)」とLA発のラグジュアリー・ストリートブランド「フィアー オブ ゴッド(FEAR OF GOD 以下、FOG)」による異色のコラボコレクションが3月2日、ファッション・ウイーク中のパリでお披露目された。同コレクションは、メンズスタイルの新たな方向性を探求するため、アレッサンドロ・サルトリ(Alessandro Sartori)「ゼニア」アーティスティック・ディレクターとジェリー・ロレンゾ(Jerry Lorenzo)「FOG」デザイナーの対話により生み出されたもの。卓越したテーラリング技術とエフォートレスなラグジュアリースタイルを融合したワードローブを提案する。また、ルックには女性モデルも起用し、性別を問わず着られるスタイルに仕上げているのもポイントだ。

 アイテムのラインアップは、ノーカラージャケットと裾にファスナーを配したハイウエストのスラックスを合わせたスーツや、“ワンサイズで誰にでもフィットする”をコンセプトにしたチェスターコートやステンカラーコートから、「FOG」ならではのフォントで背面に「ZEGNA」とあしらったレザーのボンバージャケット、大きなパッチポケットが印象的なシャツ、極薄のスエードで仕立てたシャツジャケット、両ブランドのロゴを並べたジップアップブルゾン、ニットのヘンリーネックトップスやフーディー、ウォッシュドジーンズ、プルオーバー、トラックパンツ、ウエスタンスタイルのアンクルブーツ、スリッポンまで多彩。どのアイテムも黒やメランジグレー、トープなどを中心に、カシミアやウール、ギャバジン、シルクといった「ゼニア」が誇る上質な素材を用いている。

 コラボのきっかけについて、ロレンゾ=デザイナーは「約2年前に友人を介して知り合い、すぐに意気投合した。その時から将来的に一緒に何かに取り組むとお互いわかっていたし、会話の中から自然に発展したものだ」とコメント。「キーメッセージは、ラグジュアリーとはそれぞれがどう感じるかであり、それは自由だということ。洗練されたエレガントなものでありながら、極上の快適さを実現することで、今という時間や時代を定義することを試みた。コレクションは、ただ『ゼニア』と『FOG』のスタイルをミックスするというよりも、メンズスタイルに新たな方向性を示すものになっている」と話す。一方、サルトリ=アーティスティック・ディレクターは「知り合う前からビジュアルやコレクションを通して彼(ロレンゾ)のクリエイションは知っていたし、とても好きだった。極めて重要だったのは、新しい世代の向けた新たなメッセージを伝えることを目指し、幅広い対話の中から2人でゼロから作り上げたこと。それぞれのクラフツマンシップとクリエイティビティーを生かすことで、お互いにとって新しいものが生まれた。若い世代はもちろんだが、年齢は問わず、若々しいマインドを持った人に届けたい」と語る。今後については、「私たちの対話はまだ始まったばかりだ」と継続していくようだ。

 コラボコレクションは、9月に発売予定。「ゼニア」の一部ブティックとオンラインショップに加え、世界の厳選されたセレクトショップで取り扱われる。

JUN YABUNO:1986年大阪生まれ。ロンドン・カレッジ・オブ・ファッションを卒業後、「WWDジャパン」の編集記者として、ヨーロッパのファッション・ウィークの取材をはじめ、デザイナーズブランドやバッグ、インポーター、新人発掘などの分野を担当。2017年9月ベルリンに拠点を移し、フリーランスでファッションとライフスタイル関連の記事執筆や翻訳を手掛ける。「Yahoo!ニュース 個人」のオーサーも務める。20年2月からWWDジャパン欧州通信員

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@BFrance_Japan フランス貿易投資庁-ビジネスフランス

3/10(火)19時~オンライン配信イベント Open Innovation Vivatechnology 2020 が開催されます📣フランスのスタートアップエコシステム のとりくみ、6月開催の についてご紹介🇫🇷🚀6(金)正午締め切りです👉

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@AlibabaJapanPR アリババグループ Alibaba Group – Japan

【マー氏のマスク寄付に、日中ネット民の反応が心温まる 】先日ジャック·マーが日本へ100万枚のマスクを寄付したことに対して、日中のネットユーザーから相次ぎ心温まるメッセージが!困難な今だからこそ助け合って乗り越えていきたいですね。お互い健康第一で頑張りましょう。

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動画追加:ZOZOの「最もシューズが買いやすい場」 「ゾゾシューズ」を本格ローンチ

 ZOZOは3月4日、靴の専門モールとして「ゾゾシューズ(ZOZOSHOES)」をスタートした。同モールに関するプレスカンファレンスを同日、ライブ配信メインで開催した。2019年6月に発表され、今年2月から順次発送中の“ゾゾマット”で誰もが簡単に、正確な足の3Dデータを計測でき、そのデータを基にAIがユーザーに似合うサイズのシューズをリコメンドする。同社が澤田宏太郎・社長のもと掲げる「カテゴリーの強化」の一環。ローンチ時の靴の取り扱い商品数は約100点だが、現在約400億円の「ゾゾタウン」でのシューズ取扱高のさらなる拡大を目指し、順次商品数を増やしていくという。

 「ゾゾシューズ」の特徴は、 “ゾゾマット”による試着なしでのシューズのリコメンド機能、サイトのオリジナルコンテンツ、そしてシューズに特化した検索UIの3つだ。シューズのリコメンドに関しては、“ゾゾマット”で足のサイズを計測後、シューズごとに各サイズでユーザーとの相性度を提示する流れだ。“ゾゾマット”は現在、71万件の注文が入っており、8万4312人分の計測データが集まっているという。19年秋以降に発送とされていた当初の予定よりも大幅に遅れていたが、同技術の開発を指揮する伊藤正裕取締役COOは「万全なる状態でお届けするために、約5000時間をかけ、6万回の技術検証を行っていた。結果として、一般的な3Dスキャナーとの平均誤差は1.4ミリ程度と非常に小さい」と説明する。“ゾゾマット”を活用し自社ブランドで靴を作るのかという質問も出たが、伊藤取締役は「考えていない。ただ、アパレル領域で行っているマルチサイズプラットフォーム(MSP)事業のように、他社との共同開発に関しては積極的に取り組んでいきたい」と語った。

 サイトのオリジナルコンテンツでは、シューズに特化した歴史などの詳細情報やコーディネートのレコメンドなどを掲載。検索UIでは防水やクッション材の搭載など、機能面からの検索が可能だ。今後も動画や360度から商品を確認できるスワイプ動画、検索項目の拡充など、順次実装していく計画だ。「『ゾゾシューズ』で、最もシューズが買いやすい場を提供したい」と伊藤取締役は意気込む。

 イベントには19年に行われた「第12回 シューズベストドレッサー賞」の男性部門で受賞したMattも登場した。「名前がMattなので、いつかマット関連の仕事が来るのではないかと思っていた」と笑いながら語ったMattは“ゾゾマット”について「実際に使ってみたところ、慣れればテンポよく計測できるので、時間もそこまでかからずすぐに終わった。現代ならではの技術だと思う」とコメント。普段は革靴派で、28センチの靴を履いているというMattだが、“ゾゾマット”での計測のもと、リコメンドされた革靴のサイズは26.5cm。しかし、いざ履いてみたところ「本当にピッタリ。キツいということも、足が浮くこともない」と感動した。

 なお、ZOZOは「ゾゾシューズ」オープンを記念して、“ゾゾマット”で足のサイズを計測した16歳以上のユーザーに対して、計1万足のシューズをプレゼントするキャンペーンを4月15日まで実施中だ。

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「ティファニー」がトレーサビリティーに本腰 新チーフ・ジェモロジストが就任

 ティファニー(TIFFANY & CO.)はヴィクトリア・ワース・レイノルズ(Victoria Worth Reynolds)=ティファニー・ハイジュエリー部門副社長をチーフ・ジェモロジスト(宝石鑑定士)に任命した。レイノルズ副社長は33年間ティファニーに勤務しているベテランで、退職するチーフ・ジェモロジストのメルヴィン・カートリー(Melvin Kirtley)の後任として副社長とチーフ・ジェモロジストを兼任する。ティファニーで初の女性チーフ・ジェモロジストになるレイノルズ副社長は、「夢がかなった。会社と多くの才能豊かな女性スタッフを代表できることを光栄に思う」とコメント。ロード・アイランド・スクール・オブ・デザイン(Rhode Island School of Design)で宝石学を学んだレイノルズ副社長の役割は、ティファニーが2019年に始めた0.18カラット以上のダイヤモンドに原産地証明を付けるトレーサビリティー・プログラムを率い、推進することだ。ティファニーはこのプログラムをさらに発展させた「ブリリアント・ダイヤモンド・キャンペーン」を行うことで、トレーサブルなダイヤモンドの調達を確実なものにし、今年後半からは、ダイヤモンドの生産国に加え研磨や加工など生産過程の情報を顧客に提供する。

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海外が絶賛した「アンダーカバー」「ソロイスト」 パリメンズで日本人デザイナーが手にしたかけがえのない“成功”

 海外生活約10年目を迎える筆者だが、愛国心はさほど強くない。日本人として生まれたことは偶然であり努力をして得たものではないため、高いプライドは持っていない。しかし、2020-21年秋冬コレクションのパリ・メンズ・ファッション・ウイークに臨んだ日本人デザイナーは、そんな筆者の愛国心を刺激してくれる素晴らしい出来だった。「彼らと同じ日本人だ」と声を大にして言いたい——それほど今季の日本人デザイナーは完成度の高いコレクションを世界の舞台で見せてくれた。そう感じたのは筆者だけでないようで、海外メディアの多くも称賛している。

UNDERCOVER
「影響力を持つ最後の“映画監督”」

 フィナーレでスタンディングオベーションとともに鳴り止まない歓声と熱狂に包まれたのが「アンダーカバー(UNDERCOVER)」だ。19世紀に創業したサーカス劇場を会場に、西洋のコンテンポラリーダンスと日本の演劇を組み合わせたようなパフォーマンスでショーが演出された。ウェブメディア「ハイスノバイエティ(HIGHSNOBIETY)」の編集者クリストファー・モレンシー(Christopher Morency)は「膨大なルック数のコレクションは、高橋デザイナーが日本の伝統的衣服を参考にし、時代感と生地を衝突させた感動的な内容」だと評価した。同記事にはライター兼コンサルタントのユージーン・ラブキン(Eugene Rabkin)のコメントも掲載されていた。「高橋デザイナーは文化的影響を探求し続け、妥協のない展望を独自のレンズを通して解釈し、ファッションをほかの文化と対話させている。自身のドラムのビートに合わせて行進する、真の影響力を持つ最後の“映画監督”」。時代の潮流ではなく“自身のドラムのビート”に合わせている点が、独立した存在であり続ける高橋デザイナーのすごみであると筆者も思う。騒音に惑わされ、自身のビートもドラムスティックさえも見失ってしまうデザイナーは少なくないからだ。さらに、オンラインメディア「ハイプビースト(HYPEBEAST)」の編集者ニコラス・リー(Nicolaus Li)もコレクションを絶賛。「表情豊かなニットやミスマッチなボタン留め、繊細でありながら巧妙なディテール、遊び心のあるアクセサリー、おなじみの濃い色彩——多種多様なアイテムは同ブランドの往年のファンを再び振り向かせるだろう」。また両者の記事冒頭では、「アンダーカバー」の劇場型のショーが毎季期待するブランドの一つであり、多くの来場者を呼び込んでいることが記されている。同ブランドがパリ・メンズで独自の立ち位置を示し、存在感が増していることを実感する。「ヴォーグ ランウェイ(VOGUE RUNWAY)」のジャーナリスト、ルーク・リーチ(Luke Leich)はパフォーマンスとコレクションの詳細を長々と熱を込めて説明し、最後を次のように締めくくった。「ここには魂がみなぎっていた。コレクションは、着用可能にした思考と文化と感情の産物。その後の『ラフ シモンズ(RAF SIMONS)』のショー会場が遠いことや、すでに大幅に遅れていることなんて誰も気にしていなかった。それぐらいショーが本当に素晴らしかったから」。

TAKAHIROMIYASHITATHESOLOIST.
「全世界の男性を身震いさせる」

 ルーク・リーチは決して日本びいきのジャーナリストではない。しかし「タカヒロミヤシタザソロイスト.(TAKAHIROMIYASHITATHESOLOIST.)」も大絶賛している。「宮下デザイナーが話す英語は完璧ではないが、そんなことは何の問題にもならない。なぜならショーを通して、意思の疎通が美しくできるから」という文章で記事が始まる。筆者の印象では、宮下デザイナーは日本語でもコレクションの内容や思いについて雄弁に語ることのない人物である。だが、彼の場合はきっとそのままでいいのだろう。言葉にならないものを衣服に注ぎ込み、見る者の感情を喚起することができる数少ないデザイナーだからだ。「今夜のショーは、男性の非常に長い憂鬱なため息のようであった。それは宮下デザイナーにとって非常に個人的なものだが、全世界の男性の哀れみに寄り添い、身震いさせる力を持っていた。(中略)コレクションは、痛々しいほど“本心”を詩的に語る、終わることのないセラピーコースのようであった」とリーチも感情的につづっていた。

 今季のコレクションとリーチの言葉の意図を深く読み解くには、宮下デザイナーがショー数日前に取材に応じた「ビジネス オブ ファッション(BUSINESS OF FASHION)」の記事が助けとなるだろう。同記事ではまず、カルト的人気を誇った「ナンバーナイン(NUMBER (N)INE)」が、彼の手に負えないほどビジネスが成長するとともに、出資者の意思によってクリエイションに妥協しなければならなかったと休止の理由が書かれている。「自分を見失い、もはや衣服を通して自己表現ができると感じられなくなっていた」と宮下デザイナーはコメントしている。精神面の健康を損なっていた彼は治療に1年間専念した後、2010年に「タカヒロミヤシタザソロイスト.」を立ち上げた。絶望さえ感じたモード界に復帰したのは、生粋のデザイナーである彼にとって必然だったようだ。「顧客とつながることはもちろん重要だが、私を最も駆り立てるのは、自分自身に対する不満という絶え間ない感覚だ。私にとってデザインすることはセラピーのようで、ネガティブな感情に対処する最善の方法」という宮下デザイナーの言葉で記事は締めくくられる。彼がコレクションを生み出すのは自分のためのようにも聞こえるが、結局は顧客に求められるからこそ「タカヒロミヤシタザソロイスト.」はブランドとして成長を続けているのだろう。傷を持たずに生きていける人はいない。彼のクリエイションによってともに傷を癒したり、あえて塩を塗って痛みを強さへ変えたりと、顧客は深い親和性を感じコミュニティーが築かれているのではないだろうか。人の心は痛みと痛み、脆さと脆さ、傷と傷によって深く結び付き、つながりを強化する。少なくとも、数年前に軽度のうつ病を患った筆者はそう思っている。

チームとの絆がいずれ“成功”へとつながる

 ほかにもハッピーなムードに満ち溢れた「ファセッタズム(FACETASM)」、自然のたくましさを服で表現した「ホワイトマウンテニアリング(WHITE MOUNTAINEERING)」、パリで古来の和を打ち出した「ヨシオ クボ(YOSHIO KUBO)」、反骨精神むき出しの「キディル(KIDILL)」、多様性を訴える「ミハラ ヤスヒロ(MIHARA YASUHIRO)」と、そのショーの前に突然行われた山岸慎平デザイナーの「ベッドフォード(BED J.W. FORD)」のサプライズショーがつなぐ先輩と後輩の思い。日本人というフィルターを超越する世界的デザイナーの「サカイ(SACAI)」や、言わずもがなの「コム デ ギャルソン・オム プリュス(COMME DES GARCONS HOMME PLUS)」「コム デ ギャルソン・ジュンヤ ワタナベ マン(COMME DES GARCONS JUNYA WATANABE MAN)」「ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)」「オム プリッセ イッセイ ミヤケ(HOMME PLISSE ISSEY MIYAKE)」の存在感の強さも改めて感じた。パリだけではなく、ミラノでも「フェンディ(FENDI)」とコラボレーションで注目を浴びた「アンリアレイジ(ANREALAGE)」や初参加の「ジエダ(JIEDA)」、そしてロンドンで安定感を見せる「ジョン ローレンス サリバン(JOHN LAWRENCE SULLIVAN)」など、多くの日本ブランドが世界の舞台に挑んだ今季だった。

 筆者がバックステージ取材を行った、今季パリコレ初挑戦の「ダブレット(DOUBLET)」と「ターク(TAAKK)」にはとても心温まる瞬間を与えてもらった。コレクションの内容もさることながら、バックステージや会場内で各デザイナーとスタッフが一丸となって本番を迎える過程で垣間見えた、チームの絆の強さである。日本人デザイナーではないが、会期中に単独取材を行った「ジル サンダー(JIL SANDER)」のメイヤー夫妻、バックステージ取材を行った「ボッター(BOTTER)」のデザイナーデュオからも、パートナーとしての絆の強さが話し方や空気感からひしひしと伝わってきた。

 身を粉にして創り上げたコレクションに対して、筆者も含めて世間は好き勝手に批評するもので、結果は売り上げの数字として表れる。大絶賛されたとしても、半年後のコレクションでは手のひらを返して酷評されるなど、ファッション業界の流れはとても早く移ろいやすい。ブランドをビジネスとして立ち上げた以上は、コレクションやショーの内容、売り上げといった“結果”は重要である。しかし感情だけで語るとしたら、長い目で見たときにやはり“過程”の方が大切だと思ってしまう。なぜなら、たとえいつか名声が薄れてビジネスが苦しくなったとしても、“過程”を通じて築き上げた仲間とのかけがえのない関係は最後まで手元に残るからだ。必ずしも要領よく勝ち進むことだけが全てではない。限界まで力を尽くしても思うような結果を残せなかった時、一緒に笑い飛ばしてくれる仲間がいることこそ幸せであり、本当の“成功”ではないだろうか。今季、筆者の愛国心を刺激してくれた日本人デザイナーには、それぞれの理想に向かって仲間とともにステップアップしていってほしい。筆者は“結果”に対して感情抜きで批評するのが仕事だが、“過程”や背景にも目を向け、真の“成功”を手にする姿も見守っていきたい。

ELIE INOUE:パリ在住ジャーナリスト。大学卒業後、ニューヨークに渡りファッションジャーナリスト、コーディネーターとして経験を積む。2016年からパリに拠点を移し、各都市のコレクション取材やデザイナーのインタビュー、ファッションやライフスタイルの取材、執筆を手掛ける

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「ミュウミュウ」2020-21年秋冬パリ・コレクション

 「ミュウミュウ(MIU MIU)」が2020-21年秋冬コレクションをパリで発表した。

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「アレキサンダー・マックイーン」が伊勢丹メンズ館にポップアップストアをオープン 限定アイテムも販売

 「アレキサンダー・マックイーン(ALEXANDER McQUEEN)」は、3月4~17日にポップアップストアを伊勢丹新宿本店メンズ館で開催する。今回のポップアップストアでは2020年春夏メンズ・コレクションから伊勢丹新宿本店限定アイテムや日本限定カプセルコレクションも登場する。

 日本限定アイテムの左右対称のインクフラワーがプリントされたコットンシャツ、 グレーピンストライプのフランネルを用いたボンバージャケットやテーラードアイテムに加え、 アイコニックなオーバーサイズド・スニーカーの新作を含む厳選したセレクションが1階ポップアップスペースにそろう。

 20年プレ・スプリング・コレクションからは、18-19 年秋冬コレクションのランウエイに登場したトレッドブーツに続き、新作 “トレッド スリック”が登場。“トレッド スリック”はワークウエアブーツからインスパイアされたデザインでありながら、ソール部分のみレザーを使用し、ボディー部分にキャンバス生地を採用したことで 夏らしいライトな仕上がりになった。 カラーは、ハイカットで白と黒(8万2000円)、ローカットで黒、青、赤(7万3000円)を展開する。

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「アレキサンダー・マックイーン」が伊勢丹メンズ館にポップアップストアをオープン 限定アイテムも販売

 「アレキサンダー・マックイーン(ALEXANDER McQUEEN)」は、3月4~17日にポップアップストアを伊勢丹新宿本店メンズ館で開催する。今回のポップアップストアでは2020年春夏メンズ・コレクションから伊勢丹新宿本店限定アイテムや日本限定カプセルコレクションも登場する。

 日本限定アイテムの左右対称のインクフラワーがプリントされたコットンシャツ、 グレーピンストライプのフランネルを用いたボンバージャケットやテーラードアイテムに加え、 アイコニックなオーバーサイズド・スニーカーの新作を含む厳選したセレクションが1階ポップアップスペースにそろう。

 20年プレ・スプリング・コレクションからは、18-19 年秋冬コレクションのランウエイに登場したトレッドブーツに続き、新作 “トレッド スリック”が登場。“トレッド スリック”はワークウエアブーツからインスパイアされたデザインでありながら、ソール部分のみレザーを使用し、ボディー部分にキャンバス生地を採用したことで 夏らしいライトな仕上がりになった。 カラーは、ハイカットで白と黒(8万2000円)、ローカットで黒、青、赤(7万3000円)を展開する。

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和風スパゲティ業態で「たらこ」は覇権を握れるか【潜入ルポ】

 「た〜らこ〜 た〜らこ〜 た〜っぷり、た〜らこ〜♪」。たらこの着ぐるみを着たキユーピー人形が大流行したのは2004年のこと。キユーピーが出した「あえるパスタソース たらこ」から火がつき、たらこパスタはその人気を不動のものにした。 あれから16年、ついに東京・渋谷にたらこスパゲティ専門店が登場。それがアークランドサービスホールディングスの子会社、フィルドテーブルが手がけた「東京たらこスパゲティ(以下、東京たらこ)」だ。同店は「進化系たらこスパゲティ」を標榜する和食ファトフード業態だ。たらこスパだけでいけるのか?
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マーケティング会社ロゾパンサンがプランナーを募集 ファッションに強みを持つ同社で顧客の心を掴むコニュニケーション戦略を描く

 ブランドのビジネス開発やマーケティング戦略を支援するロゾパンサン(Roseau Pensant)は、コミュニケーション戦略に携わるプランナーを募集する。メディアやコンテンツとのタッチポイントを設計し、ターゲットの欲求喚起や行動促進を目指す総合的なコミュニケーション戦略の立案をはじめ、顧客に訴求すべき要素を明確化するブランド戦略、インスタグラムやツイッター、ラインなどソーシャルメディアを活用したコンテンツ開発、コンテンツの魅力を最大限に引き出すためのビジュアル・ムービーの制作ディレクションなど幅広い領域を担当する。

 ロゾパンサンは、コンサルティングやコミュニケーション戦略室、クリエイティブプロダクションなどの専門チームを社内に抱える。クライアントの課題に対して、立案から実装まで統合的にサポートして最適なソリューションを提供するのが強みだ。現在150以上のブランドを顧客に持ち、誰もが知る企業・ブランドの収益拡大やブランディングに貢献して世の中にインパクトを与えられる。またプロジェクトのほとんどが事業部長クラスとのやりとりで進行するため、高いコミュニケーション能力と幅広い知見が身につく。

募集職種
コミュニケーション戦略室 プランナー

応募条件
ファッション業界での業務経験をお持ちの方(プレス/マーケティング職経験者歓迎 )
アパレル業界の専門的知識と市場動向を把握している方
PowerPoint / Excelを使用した資料作成経験をお持ちの方

勤務地
東京都港区六本木

雇用形態
正社員
※3カ月の試用期間あり(給与・待遇に変動なし)
※希望により更新も可能。長期勤務するスタッフも多数

勤務時間
10:00〜19:00

休日休暇
<年間休日120日>
完全週休2日制
有給休暇
慶弔休暇
年末年始休暇
夏期休暇
産休・育休(取得実績あり)

給与
月給24~50万円
※経験・能力に応じて決定

応募期限
2020年5月3日まで

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「シャネル」2020-21年秋冬パリ・コレクション

 「シャネル(CHANEL)」が2020-21年秋冬コレクションをパリで発表した。

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パリコレ8日目のハイライト また一歩進んだ「サカイ」 「アレキサンダー・マックイーン」「ステラ マッカートニー」「アクリス」の速報も

サカイ(SACAI)

DESIGNER/阿部千登勢

 「サカイ(SACAI)」がまたひとつ次のステージへ進んだ。“ハイブリッド”をキーワードに新しい服の形を模索し続けているが、今季の“ハイブリッド”は従来のレイヤードやパッチワークとは考え方が異なる。阿部千登勢デザイナーによるとそれは、「視覚的な3次元のフォームを超えた4次元のシルエットの探求」だ。

 立ち止まっているとメンズのスラックスのように見えるアイテムは、モデルが歩きだすとボリュームあるドレスであることがわかる。ここで言う「4次元」とは、動いた時の意外性ある布の軌跡や残像も含めたデザインと解釈して良さそうだ。それは服と人の体の間の感情をもデザインしたオートクチュールのデザイナー、クリストバル・バレンシアガ(Cristóbal Balenciaga)の仕事に通じるものがある。

 質感の異なる生地をつないでフラットに扱う手法も印象的だ。大量の情報をギュッとプレスして2次元に落とし込むかのようでおもしろい。そして平面だからボリュームあるシルエットでも軽やかで現代的になる。

 4次元の象徴として扱う宇宙のプリントは、NASAが所蔵する宇宙の写真からおこしたもの。アルファベットが並ぶプリントは、ミッドセンチュリーを代表するデザイナー、アレキサンダー・ギラルド(Alexander Girard)のアーカイブプリントを「サカイ」のために特別なカラーリングに変更したもの。

アレキサンダー・マックイーン(ALEXANDER McQUEEN)

DESIGNER/サラ・バートン(Sarah Burton)

 ハートのモチーフが随所に見られるのはデザイナーのサラ・バートン(Sarah Burton)が今季、「家族やチームへの愛のメッセージを込めたから」。情熱的な赤の使い方もまた、サラの溢れんばかりの愛情表現から来ている。

 もうひとつのポイントはスコットランドのキルト。故リー・アレキサンダー・マックイーン(Lee Alexander McQueen)が好んで着用していたように、キルトはブランドにとって大切な存在だ。動物柄のドレスは赤ちゃんをくるむキルトから、ベビーピンク色のドレスは女性の肌着からそれぞれヒントを得ている。シルバーのドレスのフリンジはよく見るとラッキーチャームであるスプーン。民族の物語をさりげなく、随所の取り入れている。

ステラ マッカートニー(STELLA McCARTNEY)

DESIGNER/ステラ・マッカートニー(Stella McCartney)

 会場となったオペラ座の入り口を入ると、ウサギやウシなどコミカルな着ぐるみの動物たちがお出迎え。「家で植えてね」と来場者に苗木を配り、サステナブルな活動への参加を促す。海外からのゲストも多い中、全ての人が取り組めるかということはさておき、今季もステラはシリアスになりがちな話題に明るくアプローチしている。コレクションでは、動物を傷つけないビーガンレザーやシアリングのようなパイル地をキー素材に据えた。

 口元まで覆うように襟を立てたオフィサーコートやゆったりしたスーツ、なめらかなシルエットのドレスやセットアップで描くのは、“自由な精神を持ちつつ地に足のついた意思の強い女性”。ファッションデザイナーやイラストレーターとして活躍したエルテ(Erté)のアーカイブプリントや大柄のチェック、垂れるベルト状の共布がデザインのポイントになっている。また、ウィメンズと世界観を共有するメンズ・コレクションも同時に披露した。

アクリス(AKRIS)

DESIGNER/アルベルト・クリームラー(Albert Kriemler)

 陽光が注ぐ現代アート美術館の館内で展示されている絵画の前でショーを行った。今季のインスピレーションは、1920年代から30年代にかけて活躍したフランスの建築家ロベール・マレ(Robert Mallet)。マレの建築に着想を得たグラフィックをベルベットやカシミヤといった上質素材にのせる。ジャケットとパンツのセットアップ、ブラック&ホワイトのシルクのブラウス、プラム色のラップコートなど実用的で上質なアイテムを着ることで同時にアートをまとう提案だ。それは「アクリス(AKRIS)」の変わらぬスタンスだが、ファッション全体がエレガンス回帰にある今、富裕層のリアルクローズとしてますますそのポジションが明確になっている。

JUN YABUNO:1986年大阪生まれ。ロンドン・カレッジ・オブ・ファッションを卒業後、「WWDジャパン」の編集記者として、ヨーロッパのファッション・ウィークの取材をはじめ、デザイナーズブランドやバッグ、インポーター、新人発掘などの分野を担当。2017年9月ベルリンに拠点を移し、フリーランスでファッションとライフスタイル関連の記事執筆や翻訳を手掛ける。「Yahoo!ニュース 個人」のオーサーも務める。20年2月からWWDジャパン欧州通信員

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居酒屋不毛地帯の東京・二子玉川。坪月商30万円で気を吐く

 タワーマンションやきらびやかな商業ビルが駅前に立ち並ぶ東京・二子玉川。しかし、大規模商業施設がある一帯を抜けると、とたんに店の気配がなくなる。商業エリアが狭いのだ。だが、そこで20〜60代まで幅広くリピーターを引き付け、14坪30席の店で坪月商30万円を売り上げる店がある。
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@Bot_Gravy Yung Gravy Bot

I'm whippin' a benz, baby on trend Ay, yo b*tch look like a class 5 whiplash, ay b*tch, smash Gravy all over my dash, ay Young Johnny Cash (WOAH) Gotta catch 'em all like Ash (GRAVY TRAIN) Smoking big doinks Skrrrr Big doinks, kid Yeah Uh, bbno$ Wassup, baby?

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「ショパール」が小田原で新作ウオッチの発表会を開催 鷹匠によるパフォーマンスも

 スイス発「ショパール(CHOPARD)」は2月26日、小田原文化財団の江之浦測候所(神奈川県小田原市)で新作時計“アルパイン イーグル(ALPINE EAGLE以下、イーグル)”の発表イベントを開催した。イベントは相模湾を望む測候所内の光学硝子舞台と古代ローマ劇場写し観客席で、新作時計のイーグルという名前にちなみ、鷹匠によるパフォーマンスでスタート。それに続き、夏至光遥拝100メートルギャラリーで“イーグル”の発表会が行われた。

 まず、来日予定だったカール・フリードリッヒ・ショイフレ(Karl Friedrich Scheufele)=ショパール共同社長と彼の息子のカール・フリッツ(Karl Fritz)によるビデオメッセージが流れ、トーマス・ドベリ(Thomas Dobeli)ショパール ジャパン代表が新作のプレゼンテーションを行った。「ショパール」はこの新作時計を発表するにあたり、アルプスの自然保護活動を行う「イーグル ウイングス ファウンデーション(EAGLE WINGS FOUNDATION)」を立ち上げた。そして日本でショパールは、鳥類とその生息地の保護と、世界の生物多様性の保全に関する活動を行う一般社団法人バードライフ・インターナショナル(BIRDLIFE INTERNATIONAL以下、バードライフ)東京とのコラボレーションを発表。バードライフの名誉総裁である高円宮妃久子殿下と鈴江恵子バードライフ東京代表理事、ドベリ代表による調印式が行われた。

3世代で作り上げたアイコンの再解釈

 “イーグル”は、「ショパール」のアイコン時計である“サンモリッツ(ST. MORITZ)”を再解釈したもので、ショイフレ共同社長の父であるカール・ショイフレ(Karl Scheufele)=ショパール会長とショイフレ共同社長、そしてフリッツの3世代の協業により誕生した。1980年に登場した“サンモリッツ”はショフレ共同社長がスポーティーでシックなサンモリッツのライフスタイルからインスパイアされたもので「ショパール」初のスチールを用いた時計だ。当時、同ブランドではゴールドを用いた時計しかなく、スチールの採用は革新的な出来事だった。そのストーリーは親から子へ受け継がれ、“イーグル”が誕生した。カール・フリッツは“サンモリッツ”に再解釈を加えたいとショフレ共同社長に話を持ち掛けたが受け入れられず、祖父である会長と共にプロトタイプを製作し、プレゼンテーションを行って製品化に至った。

 “イーグル”はアルプスの大自然、そしてイーグルをイメージソースにした時計で、イーグルの虹彩を想起させるテクスチャーの文字盤、イーグルの羽根から着想を得た秒針が特徴だ。また、「ショパール」は4年の歳月をかけ、通常のスチールより強靭で低刺激性の再生スチール“ショパール ルーセント スチール A223(以下、A223)”を開発。皮膚との相性がよく、摩耗耐性は通常のスチールより50%アップし、純度が高いためゴールドに匹敵する輝きと光度を実現している。ケースは41mmと36mmでユニセックス仕様。素材はエシカルなA223とローズゴールドの2種類で参考価格は115万~516万円。

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@tokyoart_event 展示会&アートイベントbot

【1月15日まで|国立西洋美術館】 クラーナハ展―500年後の誘惑 画家の芸術の全貌を、当時のドイツの思想や文化、社会や政治の状況などと併せて読み解き、さらには彼の死後、近現代におけるその影響まで。 詳細はこちら→

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はま寿司、回転レーンを使用中止。スタバは使い捨て容器に変更。

ゼンショーホールディングス傘下の株式会社はま寿司(本社:東京都港区、代表取締役社長:石井 憲一)が展開する 100円寿司チェーン「はま寿司」が、新型コロナウイルス感染拡大を防止するため、3月3日(火)から全店で回転レーンでの提供を、タッチパネル注文のみに変更する。
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イベント会社ビュロー・ベタックがサステナビリティに関する認証を取得

 ラグジュアリーブランドのファッションショーやイベントなどのデザインや空間演出を手掛けるビュロー・ベタック(BUREAU BETAK)は、サステナビリティに関する取り組みとして国際規格ISO 20121認証を取得した。これはイベント運営が環境、経済、社会に与える影響を測定して管理するもので、ファッション業界の世界的なイベント会社が同認証を受けるのは今回が初めてだという。

 ビュロー・ベタックはニューヨーク、パリ、上海にオフィスを構えており、今後のショーやイベント、展示会などは全てISO 20121に準拠して計画および開催する。これに伴い、同社は行動計画を策定。基本方針として“テン・コマンドメンツ(Ten Commandments、十戒の意)”を定めたほか、環境問題の専門家や非政府組織(NGO)の代表者、デザイナー、アパレルブランドの経営陣、メディアやインフルエンサーなどの有識者からなる諮問委員会、ビュロー・ベタック・ドゥ・タンク(BUREAU BETAK DO TANK)を立ち上げている。

 同社は世界中で年間100件ほどのショーや展示会などを手掛けているが、行動計画に基づき、使用した資材は全て再利用し、廃棄物は100%リサイクルする。使い捨てプラスチックは禁止とし、会場で使用する電気は再生可能エネルギーを提供する電力会社や協力会社と契約してまかなう。同社はこれらの取り組みを通じて、2021年までに二酸化炭素排出量を25%減少させ、Bコーポレーション認証(環境や社会に配慮した事業活動を行っている企業に与えられる認証制度)の取得も目指すという。また、承認された環境保護団体に売り上げの1%を寄付することを目的とした非営利団体ワンパーセント・フォー・ザ・プラネット(1% For the Planet)にも参加する。

 ビュロー・ベタックは行動計画の一環として、サプライヤーにも“責任ある調達に関する憲章(Responsible Purchasing Charter)”への署名を要請する。同社はこうした取り組みが顧客やサプライヤーとの関係に“リスクをもたらす”ことは認識しているが、業界をリードする立場として理解を求めていきたいとしている。なお、環境保全に関する先駆的な取り組みで知られるケリング(KERING)を親会社に持つ「グッチ(GUCCI)」が19年9月22日に発表した20年春夏ミラノ・コレクションのショーも、国際規格ISO 20121に準拠して開催されている。

 ビュロー・ベタックが定めた“テン・コマンドメンツ”は以下の通り。

1. 環境に配慮したデザイン:全てのファッションイベントにサステナビリティを
2. 資材の再利用:環境への影響を最小限にするため、最大限の努力をする
3. 舞台セットや資材に“第二の人生”を与えるべく、アップサイクルや再分配を行う
4. 廃棄物をリサイクルし、生ごみはたい肥に
5. 使い捨てプラスチックの使用禁止:ペットボトルを減らすために冷水器を導入
6. 責任あるケータリング:食品のパッケージにも責任を持ち、食品廃棄を減らす
7. グリーンエネルギー:化石燃料の使用を最小限に
8. ビデオ会議を活用し、飛行機での移動を減らす
9. カーボン・オフセット100%の実現
10. 社会貢献:ワンパーセント・フォー・ザ・プラネットを通じた寄付

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@itbuyer_fun 展示会IT・ハードバイヤーコミュニティ

無茶苦茶すごいシステムだ。日本もすぐにやれないのかな?他のアイテムでも使えるし。。

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