デザインホテルの先駆け「ホテルクラスカ」が約18年間の歴史に幕 閉店記念プランやキャンペーンを開催

 東京・目黒の「ホテルクラスカ(HOTEL CLASKA)」が12月20日に閉館する。同ホテルは目黒通リのホテル「ニュー目黒」をリニューアルして2003年に開業した、デザインホテルの先駆け的存在だ。開業時の総合プロデュースは町作りにつながる事業企画などを行うUDS、建築デザインは家具から建築まで手掛けるインテンショナリーズ(INTENTIONALLIES)、運営はカフェやレストランなどを手掛けるトランジットジェネラルオフィス(TRANSIT GENERAL OFFICE)が手掛けた。2008年からはライフスタイルを発信するクラスカが企画・運営を行っている。ホテルとしてだけでなく、レストラン、レンタルスタジオ、ギャラリー&ショップから構成される複合施設として、日本の古きよき面影とモダンさが共有する館内を拠点に、モノ作りやサービス、イベントなどの活動を通して、日本における暮らしの美意識やカルチャーを発信。ファッション業界をはじめとする多くの人々に愛されてきた。竣工から51年を経て老朽化が進み、リノベーションホテルの個性を保ちながら保守整備や改修を行うのが困難であることと、地権者との賃貸契約期限から閉館することを決定した。

 閉館まで「ホテルクラスカ」では記念プランやキャンペーンを行う。SNSで“#claska_finale”のハッシュタグをつけて投稿するか、「ホテルクラスカ」の思い出の写真を投稿すると、全員に館内のレストランである記憶(KIOHKU)からワンドリンクをプレゼントする。また、毎月抽選で1組に宿泊が当たる。

 「ホテルクラスカ」の20の客室は、モダン、畳、コンテンポラリー、ストーリーという4つのデザインテーマから構成されている。リピーターには閉館までに全テーマの体験を促す目的で特典付きスタンプカードを用意し、2テーマの宿泊から毎回朝食をプレゼントし、4テーマ全てに宿泊すると、オリジナルグッズがもらえる。また、アーティストのフィリップ・ワイズベッカー(Philippe Weisbecker)が「ホテルクラスカ」10周年記念に描いた建物のポストカードが付いてくる宿泊プランも用意する。また、オリジナルグッズ付き宿泊プランやウエディング成約者には宿泊ディスカウントなどの特典もある。

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読者が注目した今週の新作 「ディオール」の“星が輝く”新リップなど(3月6日〜12日)

 「WWD JAPAN.com」が今週発売の新商品を「ビューティ部門」「ファッション部門」別にまとめてお届け。「ビューティ部門」では読者の注目度(PV)から1〜3位までをランキング形式で紹介。今週は「ディオール(DIOR)」のリップスティック「ディオール アディクト ステラー ハロ シャイン」が最も注目された。

【ビューティ部門】


【ファッション部門】

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気鋭アーティストGUCCIMAZEがデザイン監修 「アルコン」がカプセルコレクションを発売

 東京発メンズブランド「アルコン(ARCHON)」は3月6日、グラフィックデザイナーのGUCCIMAZE(グッチメイズ)とコラボしたカプセルコレクションを発売する。ヌビアン(NUBIAN)原宿店、渋谷店など11店舗で取り扱う。

 グラフィックデザインを監修したGUCCIMAZEは3Dシェイプのタイポグラフィーや鮮やかでダークな色彩が特徴の作品を手掛ける。これまでニッキー・ミナージュ(Nicki Minaj)やフライング・ロータス(Flying Lotus)のアルバムジャケット制作に携わったほか、「ダイエットブッチャースリムスキン(DIET BUTCHER SLIM SKIN)」2020年春夏コレクションでは協業したプロダクトを発表した。

 今回のカプセルコレクションは全4型で、Tシャツ(1万9000円)、ロングスリーブTシャツ(2万3000円)、フーディー(3万6000円)、ハーフスリーブのプルオーバー(3万4000円)をラインアップする。それぞれフロントやバックにグラフィックを大胆に配したデザインだ。

 「アルコン」は“ラグジュアリー&ファンクショナル”をコンセプトに掲げて2018年に設立されたブランド。2020年春夏で3シーズン目を迎えた。ファーストシーズンでは、「グッチ(GUCCI)」や「ディオール オム(DIOR HOMME)」などの撮影を手掛けるLAの気鋭フォトグラファー、アレキサンダー・ボルツ(Alexander Bortz)とコラボレーションをした。

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アシックスがスケートボードシューズ業界に参入 2モデルを販売

 アシックス(ASICS)はこのほど、オリジナルのスケートボードシューズの販売を開始した。同社は1997年から2003年まで、サーフィンやスケートボードなどのシューズを製造する米メーカー「エアウォーク(AIRWALK)」を販売していたが、アシックスブランドとしてスケートボードシューズを販売するのはこれが初めて。また販売開始と合わせて、16歳のプロスケートボーダー佐々木真那選手と、13歳のプロスケートボーダー渡邊星那選手とのアドバイザリースタッフ契約の締結も発表した。

 同社は18年から、若年層を中心とした幅広い層をターゲットに、アスレチックカテゴリーで培ったテクノロジーや機能とファッション性を両立させたアクティブなライフスタイルを提供するスポーツスタイルカテゴリーに注力している。その中でスケートボードは、ライフスタイルと親和性の高いスポーツであり、今夏に控える東京2020オリンピック・パラリンピックでも正式種目に採用されたことからシューズの企画開発が進んだ。

 初のスケートボードシューズとなったのは、“ゲルフレッキープロ(GEL-FLEXKEEPRO)”と“ゲルフレッキー(GEL-FLEXKEE)”の2モデル。アッパーはトリックを決める際に頻繁にボードと接触する外側部分の面積を広くした左右非対称の形状で、シューレースシステムも磨耗で切れやすいシューレースを守るために、ベロ部分の折り返しを長くしハトメも内側にするなどの工夫が施されている。また、ライディング中の足の動きを妨げないよう、前足部のアッパーとソールをつなぐラバーに溝を設けることで屈曲性を高め、着地時の衝撃を柔らげるために衝撃緩衝材「ゲル」を内蔵するなど、アシックススポーツ工学研究所で選手の動きを分析して開発された。

 価格は“ゲルフレッキープロ”が1万5000円、“ゲルフレッキー”が1万2000円で、現在インスタントスケートボードショップの各店舗および公式オンラインストアで販売中だ。

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「ディオール」から濃密仕上げの新リップバームグロスが登場

 「ディオール(DIOR)」は3月6日に、新リップバームグロス「ディオール アディクト ステラー グロス」(全14色、各3600円)を発売する。

 同製品はグロスとバームの使い心地を兼ね備え、潤いで唇を包み込んで滑らかな艶と輝きをかなえる。アロエベラとクランベリーオイルのケア成分と保湿効果が一日中潤いを与え、柔らかな唇へと導く。さらにビーズワックスとホホバオイルのバームが、滑らかなつけ心地とボリュームのある唇に仕上げる。アプリケーターは液含みがよく、唇にフィットする形にもこだわった。

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六本木「ツタヤ」が「蔦屋書店」にリニューアル 日本に特化した売り場やバーラウンジで新たな文化の発信拠点に

 カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は、東京・六本木ヒルズの「ツタヤ トウキョウ ロッポンギ(TSUTAYA TOKYO ROPPONG)」を「六本木 蔦屋書店」として3月7日にリニューアルオープンする。レンタルスペースを廃止し、書籍・雑誌とその他の物販、カフェスペースを拡張する。またアルコールメニューを提供するバーとラウンジスペースを新設し、来客の交流拠点・カルチャーの発信地を目指す。

 前身の「ツタヤ トウキョウ ロッポンギ」は、「スターバックス コーヒー(STARBUCKS COFFEE)」を併設した「ツタヤ」初のブック&カフェとして2003年に誕生した。「ツタヤ」のライフスタイル提案が詰まった新業態として開発され、現在の「蔦屋書店」業態の原型となった。

 リニューアルでは店舗のアイデンティティーである「スターバックス コーヒー」とのブック&カフェを継続しつつ、“本屋”としての役割を強める。2階にあったCD・DVDのレンタルスペースをなくし、店全体で約7万冊の書籍・雑誌を用意する。また外国人居住者が多い同エリアの特性を踏まえて約3万冊の洋書・洋雑誌を扱うほか、ファミリー層のニーズに応えて絵本コーナーを拡大し、プレースペースも設ける。

 書籍・雑誌以外の物販も増やし、ライフスタイル型ショップを色濃く打ち出す。“日本を持ち帰る”をコンセプトに日本土産や文房具、ギフトなどを扱う売り場や、サステナブルな価値観を発信するファッショングッズ売り場などを企画する。サステナブル売り場の担当者は「六本木は名だたるブランドを持つことがステータスという人も多い。しかし、時代に見合った新たなメッセージとして“環境に優しい生活”を提案したい」と話す。

 「カルチャーのインフラ」を掲げるCCCらしく、気鋭アーティストの作品を展示・販売するアートスペース「ブック ギャラリー(BOOK GALLERY)」も新設する。広報担当者は、「実店舗の良さは、デジタルにはない思いがけない出会いにある。偶然手にした本に人生観を変えられたり、たまたま見たアートに心を打たれたりする場になってほしい」と語る。同スペースのこけら落としとして、ストリートアートやファインアートなどの研究・制作で知られる大山エンリコイサムの展覧会を行う。

 2階に設けたバー&ラウンジ「ザ ラウンジ(THE LOUNGE)」はベーシックなカクテルメニューから絵画をイメージしたスペシャルドリンクまで、バラエティーに富んだメニューを用意する(価格帯は600〜2500円前後)。ラウンジスペースはチャージ料金が必要で、ゆったりくつろぎたい客の利用を見込む。

 店舗デザインは、「代官山 蔦屋書店」のデザインも手掛けた建築ユニットのクライン ダイワム アーキテクツが担当。「蔦屋書店」の既存店舗は木の温もりを感じられるナチュラルテイストが多いが、同店は白と黒のコントラストが特徴のデザインを採用した。「黒は漆、白は障子をイメージしており、日本の様式美を大切にした」とクライン ダイワム アーキテクツは説明する。

■六本木 蔦屋書店
開業日:2020年3月7日
営業時間:7:00〜24:00(「ザ ラウンジ」は10:00〜24:00)
場所:六本木ヒルズけやき坂通り1〜2階
住所:東京都港区六本木6-11-1

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英コメディアンが自分の名前を「ヒューゴ・ボス」と改名 ブランドは「歓迎する」と争わず

 イギリスのコメディアン、ジョー・ライセット(Joe Lycett)が自身の本名をヒューゴ・ボス(Hugo Boss)と改名したことについて、ドイツのファッションブランド「ヒューゴ ボス」は、「ジョー・ライセットを『ヒューゴ ボス』ファミリーの一員として歓迎する」とコメントし、争うつもりがない姿勢を示した。

 ライセットは英国で消費者の権利を題材としたテレビ番組の司会を務める人物だ。3月1日に改名のための届け出を行ったと自身のツイッターに投稿し、ヒューゴ ボス社が「“ボス”という言葉やそれに類似した言葉を使用する零細企業や団体に対して警告書を送付している。小さなビール醸造所にも警告書が届いたことで、その醸造所はリブランディングと紛争解決費用に何千ポンドも支出しなければならなかった」ことが改名の理由だと説明した。

 「ヒューゴ ボス」は、ライセットが指摘した醸造所のボス ブリューイング(BOSS BREWING)との争いについて、「同社がビールと被服の分野で使用していた『ボス』『ボス ブラック』を商標登録出願したことを受けて、当社は消費者の混同を避けるために協議をすべくコンタクトをとった」とコメントした。「両社は解決策を見つけるために建設的な話し合いを重ねた結果、『ボス』『ボス ブラック』の名称を少し変更することで合意した。柔軟な発想を持つ当社は、いかなる言葉も独占するつもりは一切ないことを明確に伝えたい」とした。4カ月におよぶ協議の結果、ボス ブリューイングは「ボス」および「ボス ブラックという名称を「ボス ボシー(Boss Bossy)」と「ボス ブリューイング ブラック(Boss Brewing Black)」に変えることと、アパレルは取り扱わず、飲料のみをその名称で販売することに合意した。また、醸造所のマネジャーが現地メディアに語った内容によると、紛争にかかった費用は約3万ポンド(約411万円)だったという。

 ライセットは改名を機に「『ヒューゴ ボス』名義で新製品を発売する」と発表している。商標専門の弁理士は、ライセットが発表する新製品がアパレルの場合は、新たな争いの火種になる可能性があると指摘する。

YU HIRAKAWA:幼少期を米国で過ごし、大学卒業後に日本の大手法律事務所に7年半勤務。2017年から「WWDジャパン」の編集記者としてパリ・ファッション・ウイークや国内外のCEO・デザイナーへの取材を担当。同紙におけるファッションローの分野を開拓し、法分野の執筆も行う。19年6月からはフリーランスとしてファッション関連記事の執筆と法律事務所のPRマネージャーを兼務する。「WWDジャパン」で連載「ファッションロー相談所」を担当中

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「エルメス」が初のリップでこだわった3つのこと 銀座では発売を記念したライトアップも

 メゾン初のメイクアップアイテムとして注目を集めていたエルメス・インターナショナル(HERMES INTERNATIONAL以下、エルメス)の「ルージュ・エルメス(ROUGE HERMES)」コレクションが3月4日、世界同時発売され、日本でもブティック前に開店前から行列ができたほか、公式サイトにもアクセスが殺到した。「開発に5年掛かった」という同コレクションには、エルメスらしいこだわりが詰め込まれている。

7万5000以上の色見本から選ばれた24色

 「ルージュ・エルメス」コレクションは、定番バッグの「ケリー」の質感を再現したサテン14色と、イブニングバッグの質感にインスパイアされたマット10色の全24色で展開。この“24”はフランス・パリにある本店の番地にちなんだものだという。シェードはブランド誕生の1925年から積み上げてきた7万5000以上の色見本をもとに決定。レザー製品のカラーでおなじみの「ルージュH」「ルージュ・カザック」やボックスのオレンジをモチーフにした「オランジュ・ボワット」など、ブランドの核となる色の製品をキーカラーに据えている。

 そのほか、デビューコレクションの限定色としてサテン2色、マット1色を展開。限定カラーは春と秋の2シーズンで発表する予定だ。サステナブルの観点から詰め替え可能な容器を取り入れている点も特徴で、レフィル(4400円)は6月の発売を予定している。

デザインで使う人の“仕草”をも美しく

 塗りやすさや持ちやすさ、バッグから取り出したりキャップを開けたりする際の“仕草”なども考慮したデザインも特徴だ。リップスティックの形状も、マットタイプは口紅の先端を尖らせて細いラインを引きやすくしているほか、サテンタイプは唇全体に塗布しやすいよう丸みを帯びた先端に仕上げた。ブランドの刻印がデザインされているキャップの上部は指先がフィットするようわずかにくぼんでいる。

 長く使えるよう耐久性に考慮して作られたケースはメタル素材で、マットタイプは艶感を出し、サテンタイプは艶を消すなど変化をつけた。開閉部はマグネット式になっていて、 “カチッ”という音と共に、吸い込まれるようにキャップが閉まる。このキャップが閉まる時の音も、12種類の音から“最も心地よく感じるサウンド”を探して決定したものだという。

心が上がるアクセサリーにはブランドの核であるレザー製品も

 そのほか、リップバーム(7200円)やリップグロス(7200円)、さらにはリップペンシル(4100円)、リップブラシ(8500円)などの小物類もそろえた。リップブラシは200年の歴史を持つ工房が手作業で作っているという。また、エルメスらしいレザーのアクセサリーもラインアップ。リップケースやペンダントタイプのミラー(6万3000円〜24万1000円)なども用意している。

 なお、同製品の発売を記念して銀座メゾンエルメスの建物をルージュカラーに染め上げるライトアップがスタート。同企画の実施時間は20〜0時で、13日まで行われる。

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研究と実験に基づくワコールが作る下着業界の新潮流“バストケア”とは

 ワコールは2月21日に重力に負けない“バストケアブラ”を発売した。同商品は“重力によるバストの皮ふの伸びを抑え“バストケアができる”というもので、ボディーケアという新しい領域にアプローチしたブラジャーだ。“重力に負けないブラジャー”と聞くと、下からがっちり支える構造かと思ったが、実際に着用してみると、軽やかでバストを優しく包むイメージ。カップの内側に少し浮いたように付けられた新開発のバストケアシートが機能のカギで、ぴたっと密着する感触がバストが動かない心地よさを生む。“動かないけれど、圧迫感はない”点がこのブラジャーの一番の魅力だろう。

 “重力”という、大人の女性に響くキーワードで打ち出された新製品に説得力を持たせたのが、1964年から女性の人体測定を行い、データ収集と分析を行ってきたワコール人間科学研究所(以下、人科研)の実験結果だ。今回の新製品を開発するにあたり、飛行機の急上昇後に急降下することで約20秒間の無重力状態をつくり、その間にバスト計測をするという無重力実験を行っている。その実験により、無重力状態がバストへの負担が少ないことがわかり、無重力状態に近い丸胸に整える製品として“バストケア ブラ”が開発された。

 本来、女性のバストは100人いれば100の形があり、自らのバストに対する意識も加齢によるバストの変化にも個人差がある。着け心地や肌触り、着用後の体の変化などは下着としては重要であるが、その基準は非常にあいまいだ。それゆえ、下着のセールスコピーには不安をあおる言葉や定義のない言葉が一人歩きし、間違った認識が広まることも少なくない。人科研では、形、動き、感覚、生理などにフォーカスして研究や実験を繰り返すことで結果を導き出し、そのあいまいさを可視化している。その結果に基づいたモノ作りこそが、世界に誇るワコールの革新性と優位性だ。

 「CW-X」のスポーツブラや就寝時用“ナイトアップブラ”も、人科研の研究から生まれた製品だが、ワコールは今春、これらをスポーツ時や就寝時にかかる重力からバストを守り、バストケアするブラジャーとしてユーザーに訴求していく。バストの形やブラジャーの在り方にも多様性が求められる今、バストを美しい形に整える“バストメイク”の先を見据えた、“バストケア”や“ボディーケア”のアプローチがユーザーに気付きを与え、下着業界の新たな潮流になることを期待したい。

川原好恵:ビブレで販売促進、広報、店舗開発などを経て現在フリーランスのエディター・ライター。ランジェリー分野では、海外のランジェリー市場について15年以上定期的に取材を行っており、最新情報をファッション誌や専門誌などに寄稿。ビューティ&ヘルス分野ではアロマテラピーなどの自然療法やネイルファッションに関する実用書をライターとして数多く担当。日本メディカルハーブ協会認定メディカルハーブコーディネーター、日本アロマ環境協会認定アロマテラピーアドバイザー。文化服装学院ファッションマーチャンダイジング科出身

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人気のコラボレートアイテムに新作が登場!

こんばんは。

ドイツで生まれたシュニール織りの老舗として知られる<フェイラー>から、毎シーズン人気のバーニーズ ニューヨーク限定アイテムが、3月11日(水)より銀座本店・新宿店・横浜店・神戸店・福岡店・オンラインストアに登場します!

 

今回発売するデザインは、<バーニーズ ニューヨーク ベビー>のアイコンであるライオンとジェラート、ジャングルモチーフの2種類!

トートバッグやポーチ、ハンカチなどに加え、新たに巾着バッグ・ファブリックバスケットもラインナップします。

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巾着バッグ 各¥7,500

 

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ファブリックバスケット 各¥10,000

 

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巾着トートバッグ 各¥9,000

 

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ポーチ 各¥5,500

 

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マルチケース 各¥13,000

 

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ベビーカーポーチ 各¥14,000

 

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ハンカチ 各¥2,200

 

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スタイ ¥4,500

 

2126524 人気のコラボレートアイテムに新作が登場!

サッキングパッド ¥6,000

 

さわやかなカラーと可愛らしいデザインは、これからの時期にぴったり。ギフトにもおすすめです。

数量限定となりますので、この機会をお見逃しなく!

 

<フェイラー> 新作アイテム発売

3/11 WED.  銀座本店3F / 新宿店B1 / 横浜店2F / 神戸店2F / 福岡店3F / オンラインストア

 

※全ての商品は先着販売とさせていただきます。お電話でのお取置きなどは承れませんので予めご了承ください。

※商品は数に限りがございます。なくなり次第終了となりますので予めご了承ください。

ノードストロームでCEO交替 サックス親会社とプランタンではCEO退任

 米百貨店のノードストローム(NORDSTROM)は、エリック・ノードストローム(Erik Nordstrom)共同社長を最高経営責任者(CEO)に、ピート・ノードストローム(Pete Nordstrom)共同社長を社長兼チーフ・ブランド・オフィサーに任命することを発表した。

 シアトルを拠点とする同百貨店は2019年10月24日にマンハッタン旗艦店をオープンし、ニューヨークに本格的に進出した。同社の20年1月通期決算は売上高が前期比2.2%減の151億3200万ドル(約1兆6191億円)、純利益は同12.0%減の4億9600万ドル(約530億円)と減収減益だった。トランク・クラブ(TRUNK CLUB)の統合費用にまつわる評価減と、負債の借り換えのためのコストが利益を圧迫した。なおノードストロームは売り上げの33%がECサイトによるものだが、これはおよそ7%増となった。

 エリック新CEOは、「これはヒエラルキーを付けるものではなく、それぞれの役割を明確にするためだ。ノードストロームのさらなる発展のため、ピートとはこれからも協力しあって長期計画を実行していく」と語った。

 一方、サックス・フィフス・アベニュー(SAKS FIFTH AVENUE)の親会社であるカナダの大手小売りハドソンズ・ベイ・カンパニー(HUDSON'S BAY COMPANY以下、HBC)では、ヘレナ・フォークス(Helena Foulkes)CEOが3月13日付で退任する。同氏は18年2月に就任したばかりだった。後任として、リチャード・ベーカー(Richard Baker)=エグゼクティブ・チェアマン兼ガバナーがCEO職を兼任する。

 HBCは業績不振が続いており、その回復には時間がかかることが予想されるため、ベーカー=エグゼクティブ・チェアマン兼ガバナーは、自身を含む複数の主要株主が同社の発行済み株式を買い取る形で上場廃止し、短期間での成果やリターンが期待されない環境で再生を目指すとしている。この案は19年10月にHBCの取締役会で可決され、20年2月に裁判所からの承認を得た。

 ベーカー=エグゼクティブ・チェアマン兼ガバナーは、「ヘレナのリーダーシップと、この2年間で上げた業績に感謝している。共に組織の合理化に取り組んで事業を強化し、顧客サービスに注力する体制をつくることができた。HBCの次章を楽しみにしている」と語った。フォークスCEOは、「リチャードと共に大胆な改革に取り組み、事業を合理化した。マーケティングを時代に合わせてアップデートし、デジタル化を推進して経営陣も強化した。これらによって小売部門をさらにパワーアップできたこと、またHBCが顧客を最優先に考えて変化を受け入れたことを誇りに思う」と述べた。

 フォークスCEOはゴールドマン・サックス(THE GOLDMAN SACHS GROUP)やティファニー(TIFFANY & CO.)で経験を積んだ後、ドラッグストアチェーンのCVSに1992年に入社。同社をアメリカ最大級のドラッグストアに成長させる立役者となり、14年からはCVSヘルス(CVS HEALTH)のエグゼクティブ・バイス・プレジデント兼CVSファーマシー(CVS PHARMACY)のプレジデントを務めた。

 また仏百貨店プランタン(PRINTEMPS)は、パオロ・デ・チェザーレ(Paolo de Cesare)CEOが退任し、現在後任を探していると発表した。同社は、「小売業はここ数年ほど苦難に直面しており、特にフランスでは“黄色いベスト運動”などによる打撃を受けている。プランタンも将来を見据えた改革案を推進するためには新たなリーダーが必要だという結論に達した」とコメントを発表した。

 デ・チェザーレ前CEOは07年に同職に就任。プランタンはケリング(KERING)の前身であるピノー・プランタン・ルドゥート(PINAULT PRINTEMPS REDOUTE)の傘下だったが、13年にルクセンブルクの投資会社ディヴァイン・インベストメンツ(DIVINE INVESTMENTS)に買収された。以降、デ・チェザーレ前CEOの下でパリ・オスマン本店を中心に改革が進められた。しかしオンライン市場との競争の激化や、仏政府への抗議行動が長期化していることによる売り上げ減少など厳しい状況が続いていた。

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編集長はパリコレで何した?Vol.5 「ロエベ」で感動、「ヨウジ」に背筋を伸ばし、「セリーヌ」でハイヒール男子を観察

 この原稿を書いていた3月2日(月)に行われたショーでは空席が目立ちました。米国が渡航制限の対象国・エリアの拡大を検討しているとの報道を受け、同国の業界関係者が帰国を早めたからです。その中で今日も大部分のショーが粛々と開かれ、素晴らしいコレクションにたくさん出合っています。「WWDジャパン」チームの車を運転しているフランス人ドライバーに「私たちと仕事するの怖くない?」と聞くと「全然」との答え。なぜ?と聞けば「セラヴィ(これが人生さ)」と達観顔。こうやって多くの人に支えられて取材ができています。

2月28日(金)9:30
「ロエベ」は日本の陶芸家とコラボ

 ファッションとクラフトの融合を進めてきた「ロエベ(LOEWE)」ですが、今回のショーである到達点に達した、そんな印象を受ける素晴らしいコレクションでした。動画で服を前から横から後ろからじっくり見てほしいのですが、そのシルエットは柔らかい彫刻みたいで美しい。オートクチュールのメゾンではないのに、アトリエを持っているかのような複雑で繊細なパターンに驚かされます。これらの技術がなければ天才肌であるジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)のビジョンを具現化することはできないでしょう。

 バッグなどについている陶器は日本の陶芸家、桑田拓郎さんによるものです。ショーの後会場で話を聞くと「ジョナサンと何度もやりとりを重ねるなかで作り上げた」と桑田さん。このコラボレーションがコレクションの完成度を高めていました。

11:30
「バルマン」の
“チャーリーズ・エンジェル”歩き

 もしも「グッチ(GUCCI)」が、今とは別のベクトル、たとえばトム・フォード(Tom Ford)的強さの方向でブランドを継承・リブランディングしたならば、デザイナーは現「バルマン(BALMAIN)」のクリエイティブ・ディレクターであるオリヴィエ・ルスタン(Olivier Rousteing)しかいない、とずっと思っています。それくらいルスタンの仕事は華やかで力強い。でも古臭くはない。映画「チャーリーズ・エンジェル」みたいな集団ウォークーキングにほれぼれします。今季はミリタリースタイルがポイントです。

13:30
「クリスチャン ワイナンツ」の
バリエーション豊かなニット

 新型コロナウイルス騒動で一番打撃を受けるのは「クリスチャン ワイナンツ(CHRISTIAN WIJNANTS)」のように卸を中心とするブランドだと思います。バイヤーは自分の目で見て、素材を触り、試着をしてオーダーをしたいはず。それができないバイヤーはせめて写真だけではなく動画で動く服を確認したいのではないでしょうか?という訳でこの後の日記はなるべく動画をあげたいと思います。今季はチャンキーからハイゲージまでニットが充実。ニットを布帛のように扱い、バリエーション豊かに用意していました。

14:30
「ニナ リッチ」の幸福感にひたる

 見ればあったかい気持ちになれる「ニナ リッチ(NINA RICCI)」のフィナーレです。少し斜めセットした鏡に映るフィナーレは、どこか浮遊感がありロマンチック。と思ったらテーマは“ニュー・ロマンチック”でした。昨年、ルシェミー・ボッター(Rushmey Botter)とリジー・ヘレブラー(Lisi Herrebrugh)が来日した際には結構な時間、一緒に過ごしたのですが、印象的だったのは2人の仲睦まじさと互いを思いやる謙虚さ。そういった人間性ってデザインに絶対出ます。

16:00
「オリヴィエ ティスケンス」の
カッティングをじっくり

 「オリヴィエ ティスケンス(OLIVIER THEYSKENS)」も前から後ろから見てほしいブランドのひとつ。妥協のないカッティングはスーツやドレスで力を発揮します。それをしっかり見せるためにショーは小さなサイズで、モデルはその息使いが聞こえるくらい近い距離を歩きます。

19:00
「ヨウジヤマモト」は
余韻をデザインする

 ショーを開かずとも写真でも分かる。そんな意見も聞こえてくる今シーズン。確かにそういうブランドもあります。でも「ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)」は無理、ではないかもしれないけど伝えたいことの表現方法としてショーが一番合っている。なぜなら耀司さんは服を着る人が歩いた後の余韻という、目に見えない時間を含めてデザインをしているから。余韻を大切にするような生き方をデザインしているとも言います。ウォーキングはとてもゆっくり。リアルなショーはそれを早回ししたりスキップすることができないから正直じれったく思えた時期もあったけど、忙しい今の時代はこのゆっくりとしたウォーキングを見るとむしろ背筋が伸びます。

20:30
ハイヒールブーツでかっ歩する
「セリーヌ」男子

 「セリーヌ(CELINE)」のニュースは何と言ってもハイヒールブーツとショルダーバッグとボウタイブラウスを着た“エディ”ボーイでしょう!!これまでは“エディ”ガールがボーイフレンドにジャケットや革ジャンを借りる、という提案でしたが今や立場が逆転!?いや、対等!?ボーイとガールのクローゼットはひとつで同じアイテムをシェアしているようです。いつものようにストリートハントしてきたと思われるメンズモデルの色っぽさにグッときます。

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コティのロビーCEOがわずか1年余りで退任 ジミー チュウCEOが後任

 コティ(COTY)は今夏、ピエール・デニス(Pierre Denis)現ジミー チュウ(JIMMY CHOO)最高経営責任者(CEO)をCEOに起用する。2018年11月に起用されたピエール・ロビー(Pierre Laubies)現CEOは入社わずか1年余りで退職することになる。また、ピエール・アンドレ・テリス(Pierre-Andre Terisse)最高財務責任者は最高執行責任者も兼務する。

 デニスCEOはカプリ ホールディングス(CAPRI HOLDINGS)のもとで「ジミー チュウ」を1億ドル(約107億円)規模のブランドに育てるために取り組んできた。また、ビューティ業界では「ジャン パトゥ(JEAN PATOU)」のフレグランス事業を率い、LVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)のパフューム・コスメティックス事業部の「ディオール(DIOR)」で経験を積んだ。一方のロビーCEOはコティでこれまで組織やサプライチェーンの再編を行い、プロフェッショナル事業部の見直しや「カイリー・コスメティクス(KYLIE COSMETICS)」の買収などを進めた。

 ロビーCEOの前はカミロ・ペイン(Camillo Pane)がCEOを務め、16年にプロクター・アンド・ギャンブル(PROCTER & GAMBLE)から41のブランドを買収。それが大きな負担となり、不採算ブランドのリブランディングなどを通して立て直しを図ったものの、なかなかうまくいかず業績を落とし続けた。特にマスブランドを抱えるコンシューマー部門が苦戦し続け、同部門の19年7〜12月期の売り上げは前年同期比15.6%減を記録。全体では同5.6%減の42億8700万ドル(約4587億円)で、「グッチ(GUCCI)」「バーバリー(BURBERRY)」「ティファニー(TIFFANY & CO.)」などを擁するラグジュアリー部門は同0.7%増、「ウエラ(WELLA)」「OPI」などを擁するプロフェッショナル部門は同1.4%増だった。なお、再建の一環として19年8月にデジタルネイティブブランド「ユニーク(YOUNIQUE)」を売却し、同年11月に「カイリー・コスメティクス」を買収。今後プロフェッショナル部門の売却を予定している。

 今回の人事発表について、ウオールストリートのアナリストの間では意見が分かれているようだ。スタイフェル(STIFEL)のマーク・アストラチャン(Mark Astrachan)は「コティは再建プランに対し、これまで結果を出せていない印象だ。同社の中では重要な資産のプロフェッショナル事業部を売却したり、『カイリー・コスメティクス』を買収したりすることも正解ではないだろう。ロビーCEOは再建に向けての第1フェーズを担ったが、今後本格的な業績の改善を率いるリーダーとしてデニス新CEOに期待がかかっている」と話す。

 コティは世界の売り上げトップ10に入るフレグランスブランドのうち3つと、マスコスメブランドのうち4つ、そしてヘアカラーブランドのうち3つを傘下に持ち、世界最大規模の化粧品企業、ロレアル(L'OREAL)と肩を並べる。再建に対するプレッシャーが高まる中、外部からの力も受けている。「グッチ」の親会社であるケリング(KERING)は公的にビューティ事業についての不満を表している。ジャン・フランソワ・パリュ(Jean Francois Palus)=ケリング グループ マネジング ディレクターは「『グッチ』のビューティは大きなポテンシャルを持っており、もっと成長しているべき。この成長スピードには満足していない」とコメントし、ブランド全体の売り上げでは「グッチ」の5分の1ほどの「サンローラン(SAINT LAURENT)」がロレアル傘下ではるかに大きなビューティビジネスを築いていることに言及した。

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創業家出身の吉田忠裕氏が取締役を退任

 YKKは3月5日、創業家出身の吉田忠裕氏が取締役を退任すると発表した。6月の株主総会を経て相談役に就任する。吉田忠裕氏は常々「経営からは70歳、あるいは73歳で退きたい」と明言しており、それを実行に移した形だ。

 1947年1月5日生まれの吉田忠裕氏は、慶應義塾大学法学部、ノースウェスタン大学のビジネススクールでMBAを取得。YKKには72年に入社、78年に取締役に就任。「善の循環」を掲げ欧州や米国だけでなく、ブラジルや中国、アフリカなど当時は後進国だった地域を含めた世界中に進出し、YKKを世界的なファスナーの巨人に押し上げていた実父で創業者の吉田忠雄氏の後を継ぎ、93年に社長に就任した。

 忠裕氏は積極的な拡大路線を引き続き推し進める一方、創業家と社員の持株会などで株式の大半を所有し、非上場を貫く一方、コーポレート・ガバナンスや高いコンプライアンスの遵守、有価証券報告書の提出など経営の近代化も推し進め、世界的にもユニークな企業統治システムは、世界72カ国・地域に108社を展開する原動力になった。

 2018年6月にはYKKの代表取締役会長を退き、後任には非創業家出身の猿丸雅之氏が就任していた。

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ダニエル・アーシャムのアートワークが施された「バング & オルフセン」のスピーカー限定1台を銀座店で発売

 デンマーク発の音響機器ブランド「バング & オルフセン(BANG&OLFUSEN)」は3月6日に東京・銀座店で、アーティストのダニエル・アーシャム(Daniel Arsham)とコラボレーションしたスピーカー“ベオプレイ A9 ブルーム―ン”を1台限定で発売する。このコラボレーションは、昨年秋にイギリス・ロンドンの百貨店セルフリッジ(SELFRIDGES)で開催された「ハウス・オブ・ダニエル・アーシャム」展の一環で、アーシャムは“ベオプレイ A9”のフォルムにインスピレ―ションを得てブルーム―ンをイメージしたペインティングを制作。そのペインティングのアートワークがスピーカーカバーに施されている。この限定モデルはスタンドの脚が特別なホワイトカラーのオーク製で、アルマイト加工が施されたシルバートーンのアルミニウムリングが採用されている。価格は40万円。

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YKKのファスナー部門、19年度は利益4割減、販売本数も100億本割れ 世界的な衣料品低迷が影響

 YKK・ファスニング事業の2020年3月期は、売上高が前期比13.4%減の3079億円、営業利益は39.5%減の324億円になった。期初は増収増益を計画していたものの、米中貿易摩擦に伴う中国経済の急減速や暖冬による世界的な衣料品市場の低迷が直撃した。YKKはラグジュアリーからボリュームゾーン、グローバルSPA、量販店まで幅広いマーケットで高いシェアを有しており、同社の業績低迷は2020年度の世界の衣料品市場の先行きを表す。

 YKKの大谷裕明社長は「2年連続の暖冬による流通在庫過多、ブルーデニムの市場の縮小、さらには新型肺炎の流行など足元を取り巻く事業環境は厳しい」として、20年の世界の衣料品市場に対して厳しい見方を示しており、21年3月期の業績も売上高が同0.1%減の3074億円、営業利益が同16.9%増の379億円と、ほぼ前年並みを計画する。

 市場の低迷を反映し、20年3月期には489億円を投じていた設備投資も21年3月期は339億円と大幅に減少させる。設備投資の打ち合わけは自動化などが121億円、パキスタン工場の増設などの増産投資が97億円、老朽に伴う入れ替えなどが121億円になる。

 商品開発では海洋プラスチックごみを取材料にした「ナチュロン オーシャン ソースト(NATULON OCEAN SOURCED)」やコンプライアンス基準の引き上げなどのサステナビリティ強化に加え、イスラエルとシンガポールの2拠点に本社を置く3DデジタルCADシステムのブラウンズウェア(BROWNZWEAR)とコラボレーションし、3Dバーチャル企画対応を強化する。

 

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やっぱりカオスだったカニエの「イージー」シーズン8 “毒蛇の卵”入り招待状から娘ノースのラップデビューまでをレポ

 パリ・ファッション・ウイークの取材のためにパリに来ています。新型コロナウイルス感染拡大を受け、ショーをキャンセルするなどの決断をする企業やブランドが出始めた2月29日の夕方、そんな現状もどこ吹く風なニュースが舞い込んできました。なんと、あのカニエ・ウェスト(Kanye West)が「イージー(YEEZY)」のシーズン8をパリで披露するというのです。「イージー」の新シーズンが発表されるのは2018年以来とのこと。これは行くしかない!と思うと同時に、「イージー」が過去にニューヨークでショーを行った際は炎天下の中、何時間も待たされモデルが具合が悪くなり座り込むなどなかなかのカオスっぷりだったことも頭をよぎります。今回のショーのスタートは21時30分。スタートは23時になってもおかしくないかもしれないと覚悟して行ったショーを、米「WWD」がカニエからとったコメントと合わせてリポートします。

 ショーの前座となったのは、前日の日曜朝にブッフ・デュ・ノード劇場(Bouffes du Nord theater)で行われた「サンデーサービス(Sunday Service)」。日曜礼拝を意味する「サンデーサービス」ですが、カニエは自身の楽曲をゴスペル風にアレンジして披露するコンサートをそう銘打っています。こちらは限られた人数だけを招待したようで、残念ながら行けずじまいでしたが、行った米「WWD」によれば、「90分間の幸福体験」だったそう。

 ショー開催の3月2日は、アメリカからの来場者の多くが帰国を早めたようで、スタンディングのはずだったのに席に座れたり、人気なはずの「Y/プロジェクト(Y/PROJECT)」でも空席がみられ、私が座った席の前の席にはスタッフ3人が座るなど、ファッション・ウイークに来ている人の数が減ったように感じます。特にカニエが支持を集めるアメリカ勢が帰ってしまったので、いくらカニエ様でも人が集まるのか?なんてことを考えます。しかし、同日午後に行われた「エルメネジルド ゼニア(ERMENEGILDO ZEGNA)」と「フィアー オブ ゴッド(FEAR OF GOD)」のコラボお披露目パーティーでは、ショー会場ではあまり見かけなかったストリート勢の姿も見られ、ここにいる人たちがそのまま「イージー」に流れるのだろうと予感しました。

 ショーの会場は建築家のオスカー・ニーマイヤー(Oscar Niemeyer)が手掛けたフランス共産党本部。庭園の中心には光る大きな球体、背後の波打つようなファサードの建物も、カニエっぽいです。どこから会場の場所を聞きつけたのか、会場の周りにはストリートキッズやカニエのファンが詰め掛け、エントランスの場所が見つけられないほど。人だかりと会場回りに停車した車で道路がブロックされ、クラクションが鳴り響きます。

 やっとのことでエントランスを見つけ会場入り。時刻は9時半とショーが始まるはずの時間ですが、全く始まる気配がありません。しかも屋外のショーなので結構寒い。カニエのことだし、最悪あと数時間待ちそう(笑)と思い、一旦車に戻ります。他の来場者も同じことを考えたのかぽつぽつと会場を離れる車も見られました。隣に停車していた車は「ビジネス オブ ファッション(BUSINESS OF FASHION、BoF)」のチームの車だったようで、大御所ファッションジャーナリストのティム・ブランクス(Tim Blanks)が足早に車に戻り、ささっとシートベルトをつけて本を読み始めたところを目撃。って帰る気満々です。

 会場付近に鳴り響く車のクラクションの音がさらに大きくなり、見ればバス停の上に登ってショーを見ようとする人も。で、よくよく目を凝らせばもうモデルが会場の球体の周りを歩いているじゃないですか!カニエのことだから爆音BGMかと思い込んでいましたが、まさかの無音ショー!?いや、このクラクションを鳴らしているのはサクラで、クラクションの音がBGMという演出!?なんてことを考えながらダッシュで会場に戻ります。会場付近にはさらに人が増え、カオスな状態に。しかし、建物にショーの様子が映し出されているので会場外に集まった人も皆ショーを見れます。

 またまた人混みを掻き分け会場入りすると、BGMが流れ、かわいいラップが聞こえてきました。カニエの娘、ノース(North)です(動画18秒から)。「子どもを使うのはずるくない(笑)?しかも良い子は寝る時間では?」と思いつつキュートな歌声と、娘の活躍を優しい笑顔で見守るカニエに、こちらまで癒されて笑顔に。なお、ノースは公の場で初めてラップを披露。5歳のアーティスト、ザザ(Zaza)による「What I do?」をリミックスしました。

 ラストはキム・カーダシアン(Kim kardasian)やコートニー・カーダシアン(Kortney Kardasian)ら一家が勢ぞろいし記念撮影。背後には会場に詰めかけたファンがずらりという写真が撮れましたが、実は会場がなだらかな坂になっていて、坂の上の方から一家を撮ると自然と後ろの人だかりまで写真に入ってくるのです。こんなフェイムを極めた写真を撮らせるためにこの場所で撮影させたなら、カニエは相当な策略家です。写真撮影の後一家は、アフターパーティーをするらしい建物の中に、群衆を引き連れて吸い込まれていきました。

 肝心のコレクションは、ベージュやグレートーンで、パーカーやクロップドトップス、レギンス、ムーンブーツ、スリッパなどあらゆるアイテムにパファーを使い、着やすさを追求しながらもフューチャリスティックな雰囲気を醸し出します。鍵となる素材は、キャラコ(綿モスリン)とローウール。カニエは、米ワイオミング州に約700頭の羊がいる27平方キロメートルの牧場を購入しましたが、ウールはこの牧場で作られたものなのかと米「WWD」が参加したプレスプレビューで聞かれると、「まだだが、将来的には使いたい」と明かします。

 さらに今回のコレクションについて「ファッションを始めたばかりのころは、Tシャツは作らないという努力をした。だがふたを開けてみたら、Tシャツしか作っていなかった。だから(コマーシャルな商品の開発は)やめて、新しいシェイプを作ることに集中した。ここにあるもの一つ一つが発明で、また開発段階のものもある」と説明。「このシェイプは他のデザイナーにも影響していくと思う」と自信をのぞかせました。

 ショーから帰ってホテルに着くと、今更「イージー」のインビテーションが届いていました。ウール素材の何も書かれていない袋ですが、この布の感じ、完全にカニエだと確信。開けるとショーにも登場したふわふわのパファーに包まれた干し草、住所などが書かれた紙、「Rattlesnake eggs CAUTION:Keep in cool place to prevent hatching...(ガラガラヘビの卵 危険:孵化しないように冷たい場所に保管してください)」と書かれた封筒が出てきました。

 いやいやさすがにカニエも毒ヘビの卵なんて送らないでしょうと思いつつ、心のどこかでカニエならやりかねないと思ってしまいます。念のため封筒と十分な距離を置きながらそっと開きます。すると封筒がガサッと動き、普通に悲鳴をあげて封筒を落としてしまいました。1分くらい遠巻きに見て封筒から何も出てこないことを確認し、思いきって封筒をひっくり返すと出てきたのはコレ。しょーもな(笑)。でも普通に悲鳴をあげてしまった自分が恥ずかし悔しい!最後の最後までカニエの手に踊らされた1日でした。

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ストライプ石川社長にセクハラ報道 広報は「事実無根」と否定

 朝日新聞と「週刊新潮」が、石川康晴ストライプインターナショナル社長の女性スタッフに対するセクハラについて報じている。朝日新聞の記事によれば、「(石川社長が)複数の女性社員やスタッフへのセクハラ行為をしたとして、2018年12月に同社で臨時査問会が開かれ、厳重注意を受けていたことが分かった」「査問会では、石川氏のセクハラ行為として、15年8月~18年5月にあった4件が報告された」「石川氏への処分はなく、厳重注意となった」という。「週刊新潮」は、セクハラ内容についてより具体的に報じている。

 これを受けてストライプインターナショナル広報部は、「両紙の報道にあるセクハラは事実無根だ。当時の取締役から(セクハラ関連の)疑義が提起され、18年12月に査問会が行われたというのは事実であり、疑義として提出されたのは報道にあった通り4件。査問会に参加したのは社外取締役3人、社外監査役2人、顧問弁護士1人、石川(社長)、取締役、疑義を提起した当時の取締役だった。そこでヒアリングを行ったが、セクハラを受けたという当事者からの申し立てではなく、その名前も分からないという状況だったため、査問会ではこれだけではセクハラの事実があったとは認定できないと判断した。ただし、石川と社員とのLINEでのコミュニケーションなどについては、トップとして社員との距離の取り方が近すぎると査問会から石川に対し厳重注意はあった。朝日新聞の報道では、セクハラの事実に対し査問会が石川に厳重注意をしたととれるようになっているが、距離の取り方に対して厳重注意をしたというのが事実だ」と回答している。

 石川社長は19年3月から、内閣府男女共同参画会議議員を務めている。石川社長の進退については発表はない。「まずは媒体などに事実を伝えているところで、(進退について何らかの決定があるにしても)これから」(広報)だという。

 同社は「アース ミュージック&エコロジー(EARTH MUSIC & ECOLOGY)」「アメリカン ホリック(AMERICAN HOLIC)」など、女性に人気のブランドを多数運営している。SNSなどには、「二度とこの会社の服は買わない」といった厳しい声が広がっている。

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35歳以上の “まとまらない”“潤いがなくなった”“ボリュームがなくなった”の三大髪悩みを解決 アリミノがサロン専売の新ヘアケアブランド発売

 プロフェッショナル向けヘアメーカーのアリミノは、新ヘアケアブランド「コアミー(COREME)」を4月22日から全国の取り扱いサロンで発売する。軟毛・細毛、パーマ毛向けのスムース、普通毛、ヘアカラー毛向けのモイスチュア、硬毛・ふと毛、ストレート毛向けのエクストラ― モイスチャーの3タイプで、それぞれシャンプー、トリートメント、アウトバストリートメントをそろえる。価格は3200~3800円。

 同社が35~60歳の女性300人に実施した髪の悩みに関するアンケート調査によると、1位「まとまりがなくなった」(30%)、2位「潤いがなくなった」(27%)、3位「ボリュームがなくなった」(22%)という結果になり、ヘアスタイルが決まらない、髪が扱いにくくなったという声が集まった。実際に髪の太さは40代から60代にかけて10%以上も急激に細くなり、20代に比べると60代の潤い感は約30%減少し、まとまりにくさは約3倍になるという。

 こういった悩みの原因は、カラーやパーマといったケミカル施術やアイロンによる熱ダメージなど蓄積されたダメージに加え、年齢を重ねると細胞が減少し髪の内部が空洞化することで、髪の密度が低下することが挙げられる。

 そこで「コアミー」では、アリミノ独自の複合体成分“ヘリックスショット”を採用。髪の毛を構成する最小単位α-ヘリックスに働きかけて安定化させ、髪の密度を高める。またこれにより髪内部の水分量が一定に保たれ、湿度の影響を受けにくい髪に導く。大人女性が理想とする、根元ふんわり、毛先までまとまる、艶・潤いがある髪に仕上がる。

 ヘアサロンではホームケアとは異なる処方の4工程のトリートメントメニューを用意し、加熱したり、毛先のみに塗布したりすることでダメージや悩みに合わせて1時間ほどの施術を行う。サロンケアとホームケアの併用を推奨し、週に1度シャンプー後に使用するパウチタイプの、自宅集中ケア用のセラムトリートメント4週間分も用意する。

 田尾圭介常務は「現在サロンではヘアカラーとトリートメントメニューが二大メニューとなっている。そこで今回、大人女性の髪に向けたヘアケアトリートメントブランドを開発した。サロンオーナーやスタイリストからは、大人にぴったりはまるヘアケア剤がないという声を多く聞く。またお客さまは日々自宅でいろいろなトリートメントを使用しているため髪が重くなってしまい、ヘアカラーやパーマといったデザインにも影響することがあるという話を聞いた。さらに開発にあたって一般のお客さまに話を聞いたところ、美容室でトリートメントを行うが意外と自分のなりたい髪にならないという意見が上がった。そこで一般のお客さまとサロントリートメントの間にギャップがあるのではないかと考え、そのギャップを検証して2年以上をかけて開発した」という。

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@BFrance_Japan フランス貿易投資庁-ビジネスフランス

またしても残念なお知らせです😢新型コロナウィルス(COVID-19) の感染拡大防止のため、ファッションの展示会PROJECT TOKYOの開催が見送られることになりました。一刻も早い収束を祈りつつ、次の機会にフランスブランドをご紹介できるように準備をすすめていきます🇫🇷✊

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デンマーク発「ジョージ ジェンセン」が銀座に旗艦店をオープン

 デンマーク発「ジョージ ジェンセン(GEORG JENSEN)」は4月7日、東京・銀座6丁目に国内最大級の銀座本店を出店する。今まで銀座に店舗がなく、グローバルブランドとして銀座が本店にふさわしい場所というのが出店の理由だ。店舗の大きさは日本橋店に次いで2番目で地下1階、地上2階の約237平方メートル。地上1階はシルバーやゴールドジュエリー、2階はシルバー製品とVIPルーム、地下1階はホームデコレーションとブライダルジュエリーのコーナーで構成する。デンマーク本店のコンセプトを踏襲し、“ヒュッゲ”(デンマーク語で、心地よく温かな雰囲気の意味)が体感できる空間になっている。

 同店のオープンを記念し、発売20周年を迎える“フュージョン”のジュエリーを先行発売するほか、シルバーウエアなどの希少なスペシャルピースを展示販売する。

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【新型コロナ対策】目先のお客より、未来のお客を確保するための裏技←編集長の視点

 新型コロナウイルスの影響で宴会キャンセルが相次いでいます。目先の売り上げ確保のために、値下げや食べ放題・飲み放題に踏み切るお店もありますが、自粛ムードでお客がお店に来ない中、目立った効果は期待できそうにありません。そんなとき、少し視点を変えて、新しい販促手段を取り入れてみてはいかがでしょうか?
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テスト:デンマーク発「ジョージ ジェンセン」が銀座に旗艦店をオープン

 デンマーク発「ジョージ ジェンセン(GEORG JENSEN)」は4月7日、東京・銀座6丁目に国内最大級の銀座本店を出店する。今まで銀座に店舗がなく、グローバルブランドとして銀座が本店にふさわしい場所というのが出店の理由だ。店舗の大きさは日本橋店に次いで2番目で地下1階、地上2階の約237平方メートル。地上1階はシルバーやゴールドジュエリー、2階はシルバー製品とVIPルーム、地下1階はホームデコレーションとブライダルジュエリーのコーナーで構成する。デンマーク本店のコンセプトを踏襲し、“ヒュッゲ”(デンマーク語で、心地よく温かな雰囲気の意味)が体感できる空間になっている。

 同店のオープンを記念し、発売20周年を迎える“フュージョン”のジュエリーを先行発売するほか、シルバーウエアなどの希少なスペシャルピースを展示販売する。

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「リーバイス」 × 「ニューバランス」の特別な“M1300”

 ともにアメリカブランドの「リーバイス(LEVI'S)」と「ニューバランス(NEW BALANCE)」は、「ニューバランス」の“M1300”シリーズの35周年を記念した限定コレクション“リーバイス×ニューバランスM1300CL”を3月26日に発売する。価格は3万2000円。両ブランドが協業してアメリカ生産の商品を作るのは初めて。リーバイス 原宿フラッグシップストアやニューバランス公式オンランストアのほか、ドーバー ストリート マーケット ギンザやユナイテッドアローズ&サンズ、ビームス 原宿などでも販売する。

 アッパーはスエードとデニムで構成されており、後者には2017年に閉鎖された米国のコーンミルズ(CONE MILLS、現コーンデニム)のホワイトオーク工場のセルビッジデニムを用いる。製造は、メイン州にあるニューバランスのスコヘーゲン工場で行われる。また「リーバイス」の“オレンジタブ”をシューズに初めて使用する。

 “オレンジタブ”コレクションは1969年に誕生。既存の文化や体制に対して平和や性の多様性、精神の解放を求めるカウンターカルチャーの時代に、若者に向けて発売されたラインだ。

 「ニューバランス」の“M1300”は、85年にテクニカルランニングシューズとして登場した。優れたクッション性とブランドを象徴するグレーカラー、オーセンティックなデザインとクオリティーの高いヌバックレザーとメッシュのコンビネーションがランナーばかりでなく、ファッション感度の高いユーザーや文化人から注目を集めた。アメリカで130ドル、日本で3万9000円という当時のランニングシューズとしては、あまりにも高価な値付けも話題となった。

 “M1300”は1995年からおよそ5年周期で復刻されており、今年2月に7代目となる“M1300JP3”が発売されたばかりだった。

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「コントワー・デ・コトニエ」にスタイリスト出身の新ディレクター 「トレンドよりもスタイル」な時代の最強ワードローブを提案

 ファーストリテイリング傘下の仏「コントワー・デ・コトニエ(COMPTOIR DES COTONNIERS以下、コトニエ)」が2020年春夏シーズンからブランドを大刷新している。クリエイティブ・ディレクターに抜擢したのは、「マリ・クレール(MARIE CLAIRE)」、仏「ヴォーグ(VOGUE)」、「テクニカルト・マドモアゼル(TECHNIKART MADEMOISELLE)」などの編集者やスタイリストを長く務めてきたナタリー・マーシャル(Nathalie Marchal)だ。ベリーショートのマニッシュな姿からは完璧主義を、話してみると知性や秘めたやさしさを感じさせるナタリーに、東京ミッドタウンのグループオフィスで、新生「コトニエ」のビジョンを聞いた。

―エスモード出身で、編集者やスタイリストとして長くキャリアを重ねてきたが、どんな仕事をしてきたのか?

ナタリー・マーシャル(以下、ナタリー):ファッションのエディトリアルやスタイリストとして、いろいろな服を合わせて「シルエットを作ること」に努めてきました。「コトニエ」にもたらせるものがあるとすれば、スタイルやシルエットを作ることで、これはものすごく大事なことだと思っています。多くの仕事をしてきた中で一つだけ紹介するとしたら、仏「ヴォーグ」の音楽特集でスーパーモデルのジェリー・ホール(Jelly Hall)のページを担当し、(当時の夫だった)ミック・ジャガー(Mick Jagger)にドレスを着せたことですかね。ミックから提案があったものを具現化しましたが、とてもサプライジングでインパクトがありました。有名人と仕事をする機会もありましたし人脈もできましたが、どちらかというと日常の女性を演出して写真や映像の中で見せていくことをメインに手掛けてきました。

―「コトニエ」のクリエイティブ・ディレクターに就任する決め手となったことは?

ナタリー:写真や映像の枠を超えて、多様な女性に日常に根差した服そのものを提供したいという気持ちがありました。今までの経験を生かして、独自のアリュール(魅力)とシルエットを提案できると思ったからです。今まで仕事をした雑誌ではエクスクルーシブなものが多くて。それも面白かったのですが、「コトニエ」ではあらゆる女性に語りかけることができるという点に大きなやりがいを感じました。

―もともと「コトニエ」に抱いていたイメージは?

ナタリー:他のフランス人と同じだと思いますが、とても素晴らしいブランドだし、フランスでは有名で、文化の一部担っているブランドです。“母と娘”というテーマもよく知られていて愛情も感じていましたし、質の良い服を手ごろな価格で提案するイメージや、“相性”とか“親密な関係”というイメージを持っていました。

―ライフスタイルや価値観が変わる中で、現代の女性に向けてどのようにブランドを刷新しようとしているのか?

ナタリー:変えてはいけないのは、クオリティーの高い服を提供すること。一方で、これまで以上に多くの女性に扉を開いていきたいと考えています。母と娘だけでなく、子どものいない女性にも友人同士にも、成熟した女性にも若い女性にも開かれたものとして幅広い女性に語りかけていきます。このブランドでやりたいのは、「理想のワードローブを女性に提供すること」。シンプルな中にもフェミニニティーがあるニットやマスキュリンなパンツやブラウスなど、みんなが夢見るような理想のワードローブを作るためのエッセンシャルな(欠かせない)アイテムを提供していきます。実は多くの人々が好きなものは共通していますし、自分の好きなスタイルはそう変わるものではありません。皆が着られるアイテムを、良い素材でディテールも作り込んで、きちんと作る。そうすることで長い間着られるタイムレスでエッセンシャルなものとして選んでいただきたいんです。「前に買った服が流行遅れになったから別のものを買う」のではなく、「そのアイテムが大好きだからと色違いを買いに来た」という風になってもらいたいですね。そして、どんな組み合わせでも着こなせて、同じ1枚の服でも自分の好きなスタイルで着られる、制約から解放されるようなブランドにしたいと思っています。スタイリストの経験から、ほとんどのアイテムをいくつもの着方ができるようにしたのも新生「コトニエ」の大きなポイントです。まさに今は“トレンドよりもスタイルが重要”な時代ですから。

―洗練された現代のベーシックウエア&ワークウエアという印象を持ったが、コンセプトに掲げる“アリュール”や、“フェミニニティー”とブランドの中でどう表現していくのか?

ナタリー:“アリュール”とは魅力的なという意味ですが、服を着た時に自信が持てて、飾らずに自然体でいられることや、自分自身の人間性にフィットしていると思えることなどが大事なことだと思っています。全体的にクリーンなライン、シンプルなラインを重視しており、デザインのためのデザインはしないようにしました。そして、着心地の良さとシルエットの良さを両立させることを重視しているんです。女性が窮屈さを感じることは避け、きっちりしたラインのものでありながら、歩いたり、走ったり、日常的な動きができるようなものをと心がけています。フェミニニティーについてはいろいろな表現の形がありますし、とくに最近は型にはまった女性らしさを求められることはなくなっています。これみよがしなデザインではなく、布帛系のアイテムの絶妙なラインなどで語っていきたいと思っています。

―服作りは初めての経験?ディレクションするときの流れや、インスピレーション源は?

ナタリー:はい、初めてですね。私がディレクションして、デザイン室のチームがデザインして、私がスタイルブックを作る、というような流れです。まずは仕事をしたり、子どもがいたり、忙しい女性にとってワードローブに何が必要なのか、とくに「こういうものが欲しいけれどもなかなか良いものがない」というもの、「どんな風に組み合わせても着られるもの、長く着られるもの、女性たちが楽になるもの」を考えました。メンバーは体形も個性もいろいろなので、みんなに似合うか、それぞれがどう着こなすのかを見るのがとても楽しくて興味深かったですね。ちなみにインスピレーション源は“女性たち”です。とくにイメージするのはフランスのアイコン的な女性が多いですね。60年代の女優も大好きで、写真もたくさん残しています。当時のカトリーヌ・ドヌーブ(Catherine Deneuve)のシンプルなボーダーにキャスケットを合わせたような、シックでナチュラルなスタイルや、小説家のフランソワーズ・サガン(Francoise Sagan)のマスキュリンなスタイルが好きなんです。

―以前に比べて天然素材を多く使用しているように見受けられるが。

ナタリー:ブランドとしてできるだけ自然を尊重したモノづくりを考えました。天然素材を使うことでフランスのブランドという原点に立ち返り、歴史や文化やノウハウ、モードなどの要素を改めて生かしました。とくに、リネンやコットンはフランスが伝統的に得意にすると素材です。クリーンな感じが好きなので、コットンポプリン(綿ブロード)で作ったシャツやマスキュリンなボトムスも気に入っていますし、リネンの落ち感や洗練されたシルクの織物なども好きで取り入れています。良い素材を使い、ディテールまで計算しつくされた、クオリティーの高いものを作り上げました。また、サステナビリティは優先課題として意識しています。長く着られる服を提供することがサステナビリティの第一の柱です。どうやったらベストな形にできるか模索しているところです。

究極の目標は「どれを選んでも間違いない」というぐらい信頼してもらうこと

―ファーストリテイリングのグループ企業であることのメリットとデメリットは?

ナタリー:メリットはたくさんあります。大きなグループのサポートを得られることで、とても心地よく仕事ができます。服飾産業としてのノウハウを持っており、常にクオリティーが高く、しっかりと考えられた商品を提供できるのも重要な点です。今のところデメリットは感じていません。あ、今まさにそうなんですが、出張によるジェットラグぐらいですね(笑)。

―ちなみに、前職時代、「ユニクロ」についてはどのような印象を持っていた?

ナタリー:もちろんよく知っていましたし、私のベーシックアイテムの中にはユニクロの服もありました。シンプルできちんと考えられてきちんと作られた技術性の高いものが、手ごろな価格で提供されているという、しっかりした価値を感じていました。私が「コトニエ」の価値観でも共感したのは、「誰もが手に取ることができること」でした。10年間モードの勉強をした人でなくてもわかる、デザインのためのデザインではない、シンプルで機能的な良い服を提供できることが楽しみなんです。ちなみに、「ユニクロ」はコラボ相手のチョイスにもいい意味で意外性があり、多様性があるという印象を受けました。それは、いろいろなものにトライをして仕事をするというファーストリテイリング、「ユニクロ」の持つ精神的な開放性、オープンさの証明だと感じていました。実はそういう企業やブランドはめずらしい存在でした。

―「コトニエ」ではお客さまとのコミュニケションはどう構築していく?

ナタリー:そこにも私は関わっていますが、かつての仕事の経験からも、イメージ発信はとても大切なものだと思っています。新キャンペーンでは、同じ商品を若い人から成熟した人までいろいろなタイプの女性に着てもらいました。このコレクションをいろいろな解釈で多様に表現することが重要だと考えたからなんです。「一つ」「私」ではなく「複数」「私たち」だということを表現するために、英語の「ウィー(WE)」に当たる「ヌー(NOUS)」をコミュニケーションワードとして使用したりもしています。

―昨年、パリのボン・マルシェ(Le Bon Marche)の向かいに新たにセーブルバビロン店をオープンしたが、どのような店に仕上げたのか?また、今年はブランド設立25周年でもある。何か特別な仕掛けは?

ナタリー:セーブルバビロン店では、商品の刷新に先駆けて、内装で新しいスピリットを表現しました。蚤の市で見つけてきた古い家具や本などをミックスしてブランドの世界観を表現し、全体としてパーソナルな雰囲気を作ったのが特徴です。実は今、新たにパリに旗艦店をオープンする新プロジェクトを推進中です。ユニークでオリジナリティーの高いものになると思います。

―次の秋冬、そして来年に向けて、継続すること、変えていくことは?

ナタリー:すでに方向性は定まってきたので、アイコン的なアイテムを、素材を替えたりディテールを変えて提供していこうと考えています。今は私も周りの女性も、自分の好みはあまり変わらず、スタイルに一貫性があり、服も同じようなものを買いますよね。逆に、気に入ったもの、好きなものを買いに行って「ない!」ということになるとフラストレーションを感じてしまいます。もちろん、気分も変わるしモードも変わるので、時代の空気を取り入れた新しいものや、新しい解釈を入れたものも提供していきますが、アイコン的な商品を大切にし、継続して発売していきたいと思っています。

―クリエイティブ・ディレクターとしてのゴールは何か?

ナタリー:「シンプルだけど特別な服」を多くの女性に提案し、共感してもらうことです。きちんとした質があり、女性が日常にリアルに着られる服で、大げさでもないし、物足りなくもない、「必ずぴったりのものが見つかる場所」として、多くの女性のワードローブの役割を果たしたいと思っています。究極の目標は、「どれを選んでも間違いない」というぐらい信頼してもらえるブランドになることです。

―趣味や、気分転換方法、休日の過ごし方は?

ナタリー:一番の趣味は読書ですね。仕事の密度が濃いので、プライベートは静かな過ごし方をしています。どちらかというと女性作家の、フランソワーズ・サガンやヴィルジニー・デパント(Virginie Despentes)などを愛読しています。フランス文学が好きなのですが、古典も含めて読んでいないものもたくさんありますし。レジャーで図書館に行くのが楽しいですね。市営図書館にも素晴らしいところがあり、新しい作家にも出会うことができます。アーティスティックなものは常に自分に良いものをもたらしてくれます。展覧会も気分が上がります。バカンスも大切ですし、都市を離れて少し静かな、時間のペースがゆるやかな場所に行くのがいいですね。年齢を重ねるごとに自然と触れ合うことがますます重要になってきます。他にもときどきする料理でもリラックスできます。バスチーユの市場や、もっと下町風のアリーグルのマルシェも多種多様なものを売っていて楽しいですよ。

―日本でインスピレーショントリップをしたことは?

ナタリー:まだないんです。今回も六本木と有明が中心で時間が取れなかったのですが、ぜひやりたいですね。日本は大好きなのでもっと知りたいですし。川端康成や小津安二郎の映画も大好きなものがあります。ぼんやりイメージがあるので、照らし合わせながら、日本の文化の理解をもっと深めてもっと語れるようにできれば。次はバカンスで来たいですね。

EDITOR’S CHECK:「コトニエ」の設立は1995年。フェミニンさと素朴な雰囲気を宿したフレンチカジュアルブランドは短期間で急成長し、10年間で「アニエスベー(AGNES B.)」「ザディグ・エ・ヴォルテール(ZADIG & VOLTAIRE)」「マージュ(MAJE)」と並び、主要な百貨店やショッピングエリアには必ずといっていいほどラインアップされるブランドに成長した。2005年にファーストリテイリングの傘下入り。柳井正社長は「真にグローバル化できる企業」であり「グループとしてのシナジー効果を出していきたい」と語り、日本での展開なども始まった。200店舗・160億円程度だった売上高が、2年で1.5倍に成長した。けれども、欧州の消費低迷やファストファッションとラグジュアリーブランドに押される形で伸び悩み、16年8月期から赤字が続いている。13~14年にはザディグ・エ・ヴォルテール」の共同創設者で「ケンゾー(KENZO)」のデザイナーも務めたアメリ・ジリエ(Amelie Gillier)を、15~16年にはアン・バレリー・アッシュ(Anne-Valerie Hash)をクリエイティブ・ディレクターに起用。その後、「ユニクロ(UNIQLO)」のデザイン・ディレクターだった元イッセイミヤケ(ISSEI MIYAKE)の滝沢直己を起用したりもしたが、かじ取りは難航を極めた。直近の店舗数は290店舗余り。いまここで再生できるか、ナタリーの肩には大きな期待がかかっている。

松下久美:ファッション週刊紙「WWDジャパン」のデスク、シニアエディター、「日本繊維新聞」の小売り・流通記者として、20年以上にわたり、ファッション企業の経営や戦略などを取材・執筆。著書に「ユニクロ進化論」(ビジネス社)

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【回転寿司戦国史】改革者「くら寿司」が低迷し「スシロー」が絶好調のワケ(前編)

 いま回転寿司業界は「スシロー」の一人勝ち状態が続いている。かつての絶対王者「かっぱ寿司」は再建の途上にあり、ライバル関係にある「無添くら寿司」は昨年2月のバイトテロ事件以降、客離れが深刻化している。なぜ、「スシロー」だけがこれほどまでに支持を受けているのか?
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メンズケアシリーズ「アリミノ メン」とナノ・ユニバースがコラボ 特設サイトで3人のビジネスマンにコーディネートレクチャー

 アリミノは3月2日に、メンズケア・スタイリングシリーズ「アリミノ メン(ARIMINO MEN)」とセレクトショップのナノ・ユニバースがコラボした特設サイト「快適 × 好印象なビジネスファッションの作り方」を公開した。働き方改革に伴う服装のカジュアル化や自由化でスタイリングに悩むビジネスマンに向けて発信する。

 特設サイトでは、20代前半〜30代後半の3人のビジネスマンを対象に、美容室ブリッジ原宿店の並木一樹店長がヘアスタイルを、ナノ・ユニバースメンズの山内良太PRが快適さと印象を手軽に高めるファッションのポイントをレクチャー。「アリミノ メン」の「フリーズキープ グリース」「ハード バーム」「ハードミルク」のほか、ナノ・ユニバースのスーツシリーズ“ナノ センサー(NANO SENSOR)”のジャケットや、「バブアー(BARBOUR)」との別注ジャケットなどを使用し、3人の素朴な疑問に答えている。

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Souped up in the kitchen I've been, whippin', whippin', whippin' Whippin', whippin', whippin' Gravy in the kitchen (WOAH) This is a shout out to my bed, and she ate me like a class 5 whiplash, ay b*tch, smash Gravy all over my dash, ay Young Johnny Cash (WOAH) Gotta catch 'em all

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