「サカイ」ショー会場で雨の中スナップ! emma&秋元梢コンビが安定のハイブリッドコーデを披露

 「サカイ(SACAI)」は、2020-21年秋冬コレクションのショーを3月2日にパリで行った。会場には、「サカイ」のハイブリッドな服をまとった来場者が集まった。当日はあいにくの雨となったが、来場者の多くが着用していた「サカイ」の厚底のコンバットブーツなら雨でも気にせずに歩けそうだ。

 「サカイ」のショーのゲストとしてもはや欠かせない存在のemmaと秋元梢は一緒に傘を差して登場しスナップハンターたちの注目の的になった。秋元梢が着用したのは、伝説のファンクバンドのファンカデリック(Funkadelic)とコラボしたトップスで、代表曲「One Nation Under a Groove(一つのグルーヴの下に一つの国家)」のレコードジャケットをプリントしたものだ。一方のemmaも、この曲のアイデアを汲んだ地球儀型のバッグを選んでいた。

 そのほか日本からは、マドモワゼル・ユリアや高橋らら、高瀬真奈らが来場。ショー後のバックステージには日本からの来場者が集まり、阿部千登勢デザイナーと親しく交歓していた。

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カニエからチョク電がきてリアーナからDMが届く男 NY在住のジュエリーデザイナー奥田浩太にセレブが注目する理由

 新型コロナウイルスが世界各地に広がり、不安な状況が続いています。東コレを含め、イベントは軒並み中止か延期となっていますが、気持ちが沈みがちなこんな時こそ、ファッションやクリエイティブの持つポジティブなパワーが求められていると思います。というわけで、ここでは今から約1カ月前、新型コロナの影響がほとんどなかった2020-21年秋冬のニューヨーク・ファッション・ウイーク期間中に、NY在住のジュエリーデザイナー兼アーティスト、奥田浩太さんが行っていた展示をご紹介。パワフルでポップで、少しだけアイロニーも感じる展示はとても楽しく、元気をもらいました。そんなふうに奥田さんのクリエーションに魅了される人は後を絶たず、実は奥田さんのもとには、カニエ・ウェスト(Kanye West)やリアーナ(Rihanna)からも連絡がきているといいます。世界を引きつける奥田さんの表現の背景を探りました。

 「コウタ・オクダ(KOTA OKUDA)」の展示をしていたソーホー地区のギャラリーを訪ねると、飾られていたのは巨大な1ドル札を折り畳んだようなデザインのドレスや、1ドル札のモチーフをクリスタルストーンでデコレーションしたフーディーなど。実物の1セント硬貨の中央を、リンカーン(1セント硬貨に描かれているアメリカ史の重要人物)の顔の形にくり抜いたパーツを多数つなげたアメリカ国旗色のブラトップもありました。マネキンと一緒に飾ってあるビジュアルも、モデルがワシントン(1ドル紙幣の絵のモデルであり、アメリカの初代大統領)風のヘアスタルで非常にポップな仕上がりです。

※貨幣を損傷することは日本では法律で禁じられていますが、アメリカでは問題ありません。アメリカの観光地には1セント硬貨を記念メダルに加工する機械などが置いてあります。

 展示のテーマは「$17 16¢」。1716年はアメリカ建国の年ですが、こんなふうにドル($)やセント(¢)のマークが併記されると、まるで特売スーパーの値札シールのよう。一気に“コモディティー”(特定の意味や個性を失って、市場の中で同質化する、といった意味)感が増します。配られた資料にあったのは「僕は現代のコモディティー文化が持つ、無機質なユーモアに興味がある。コモディティー文化においては、価値とは何かが不透明だし歪められているのに、僕を含めてみんなそれを受け入れている」という文章。価値とは何かを解体する試みとして、価値の象徴であるお金に行きついたそうですが、展示タイトルである1716年については、「アメリカ建国の年であり、同時に資本主義が始まった年でもある」と続きます。

 受け取り手によっては皮肉とも感じてしまいそうなメッセージですが、展示の雰囲気にはそんな重苦しさはなく、とにかく明るい。明る過ぎて、時折軽薄な感じさえする。その二面性にドキリとします。大量生産・大量消費に根差したポップアートを生み出した国、アメリカでは、より親和性を持って受け入れられそうです。

 「(お金を含めて)“価値のロジック”みたいなものに興味があるんですよね」と、奥田さん。奥田さんはニューヨークに来る前は、ロンドンのセント・マーチン美術大学でジュエリーを学んでいました。「ジュエリーの世界では、金やダイヤモンドには資産としての価値があるけど、『おばあちゃんから引き継いだ指輪』などの物語性も価値を持つ。また、日本で2千円札や新500円硬貨が発表されたときには、お金としての機能面とは別に、デザインとして美しいと感じました。アメリカに来てみたら1ドル札やペニー(1セント硬貨)を簡単に道に捨てる人もいる。日本のお金に比べて単位が小さいので、オモチャのように捉えられているのかもしれません。そういったことが、単純に面白いなと思って」と話していました。

 奥田さんがこの“お金コレクション”を発表したのは今回が初めてではありません。セント・マーチン卒業後に学んだ、NYのパーソンズ美術大学大学院の18年秋の卒業ショーで、今回も展示していた巨大なマネークリップと1ドル札がモチーフになったドレスなどを披露したところ、SNSで瞬く間に拡散、それを目にした人も多いはず。「WWDジャパン」も18年11月12日号にマネークリップドレスを掲載しました。「卒業ショーの翌日には、(衣装として興味を持った)ラッパーのニッキー・ミナージュ(Nicki Minaj)にコレクションを見せた」といいます。それ以降も、同じくラッパーのカーディ・B(Cardi B)やシンガー兼女優のマイリー・サイラス(Miley Cyrus)に数回ドレスを貸し出し、冒頭で紹介した通り、カニエやリアーナからのコンタクトにもつながったんだとか。

 カニエから連絡があったのは19年に入ってから。「突然携帯に電話が掛かってきて、ロサンゼルスの彼のオフィスに呼ばれた。それで、『今後もし機会があれば何か一緒にやりたい』といったことを告げられた」と奥田さん。実際に形になるかはまだ分かりませんが、“メイクマネー”を皮肉なほど誇示するヒップホップの世界観に、確かに“お金コレクション”はハマりそう。そして、そういう電話をアシスタントではなくカニエ本人がかけてくるということに驚きました。なんとなく勝手に、こういうリサーチやお膳立ては全てアシスタントにやらせているものだと思っていましたが、カニエ本人がちゃんとやっているんですね……!

 ショービズやファッション界のそうそうたるメンバーからラブコールが絶えないにも関わらず、奥田さん本人はいたってセレブに疎い、という点も付け加えておきます。「リアーナのことも最初はよく知らなくて、『なんだかフォロワー数がすごい人にインスタグラムでフォローされたな、誰なんだろう』と思っていたら『それリアーナだよ!』って周りの人に教えてもらった」そう。そうこうしているうちにインスタのダイレクトメール(DM)が届き、リアーナとのやり取りが始まったといいます。カニエの電話もそうですが、こんなふうにいきなりアプローチが来たら思わずイタズラかと疑っちゃいますよね。しかし、それが実際に起こるのがニューヨーク。SNS投稿からNYコレでの発表につながり、今や「LVMHプライズ」ファイナリストとなった「トモ コイズミ(TOMO KOIZUMI)」も同様ですが、まさにアメリカンドリームですね。

 奥田さんは、ジュエリーデザイナーとしては「アーカー(AHKAH)」が渋谷パルコなどで販売しているジェンダーレスなカプセルコレクションを手掛けていたり、NY拠点のメンズブランド「ランドロード(LANDLORD)」「コウザブロウ(KOZABURO)」「テルファー(TELFAR)」などのジュエリーデザインを手掛けたりしています。以前は自身の名を冠したジュエリーブランドを伊勢丹新宿本店などでも販売していました。服をデザインしたのはパーソンズの卒業ショーのためでしたが、「これだけいろんな人からアプローチが来るなら、マネーのコレクションはアーティストとして今後も続けていく」とのこと。“お金コレクション”ではキーホルダーやバッグなど、お土産感覚の商品も企画しています。19年冬には、ラフォーレ原宿内の名物ショップ「GR8」でも、“お金コレクション”のポップアップストアを開催しました。ジュエリーデザイナーとしてもアーティストとしても、奥田さんがこれからどのようにアメリカンドリームを駆け上がっていくのか注目です。

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【1月15日まで|国立西洋美術館】 クラーナハ展―500年後の誘惑 画家の芸術の全貌を、当時のドイツの思想や文化、社会や政治の状況などと併せて読み解き、さらには彼の死後、近現代におけるその影響にも迫ります。 詳しくはこちら→

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ポーラ「B.A」新製品が発売3日で2万本 新型コロナに負けず“街のポーラ店”が健闘

 新型コロナウイルス対策により百貨店や商業施設などが営業縮小を迫られる中、ポーラが3月2日に発売した日中用クリーム「B.A ライト セレクター」(45g、1万1000円)が好調だ。SPF50+・PA++++の機能を持つ同製品は紫外線・近赤外線から肌を守るほか、太陽光の中でも肌によい影響を与える“赤色光”のみを取り入れて“太陽光でエイジングケアを行う”というアプローチが特徴。2月の予約開始時から申し込みが殺到していたこともあり発売3日で2万本を売り上げたが、2週間が経った現在も売れ行きは衰えていないという。

 新型コロナの影響で百貨店は軒並み売り上げを落としており、大手百貨店3社が16日に発表した3月前半の売上高は、前年同期比で3~4割減となった。ポーラも全国に67の百貨店カウンターを展開しているが、そんな中でも新製品が売れた理由は約4200店ある“街のポーラショップ”と、約4.1万人のビューティー ディレクター(以下、BD)と顧客のつながりだ。

 ポーラは1929年の創業時から訪問販売を軸としており、売り上げの80%以上を訪販事業が占めている。現在では店舗形態も増え、従来型の訪問販売を行う全国の約500拠点のほか、ショップオーナーが自ら出資してエステサービスを行う「エステイン」約2100店、本社が出資してエステから販売までのトータルサービスを行う「ポーラ ザ ビューティー」約670店を展開。郊外の駅前や住宅街にポーラの看板が出ていることも珍しくない。

 「正直なところ、(新型コロナが広がる)真っただ中で発売したため心配もあったが、お客さまにご期待いただき、日々話題となっていることは大変光栄で嬉しく思う」とポーラ担当者。訪販ならではだが、店舗形態であるショップも外出が不安な顧客にはBDが自宅まで届けることもあるほか、顧客からは「こんな時だからこそ人とつながりたい。話しがしたかった」という声も聞かれるという。利便性ではECが勝るものの、地域に根付いたショップは日常の買い物のついでに訪れられることもあり、“不要不急の外出を控える”ことが推奨される中で力を発揮しているようだ。

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西宮阪急にウエルネスの新ゾーン ドラッグストアやウエア、雑貨で構成

 阪急阪神百貨店は、心とからだの健康をテーマにした売り場「ウェルネスデイズ」を西宮阪急(兵庫県)の3月18日にオープンした。阪神エリアの30〜40代をターゲットに、肉体的にも精神的にも充足したライフスタイルを提案する。

 スポーツ用品売り場だった3階のゾーンを再編した。売り場面積は1145平方メートル。高級ドラッグストアの「ディスイズ365(THIS IS 365)」をメインに、楽しく歩くためのウエアやグッズをそろえる「西宮ウォーク&ライフ」、リゾートをイメージしたスポーツウエアやマリンライフに似合う雑貨を並べた「リゾートフルライフ」、バレエやヨガのウェアとシューズ、ランジェリーを販売する「ダンス・バレエ・ヨガ」&「メゾン・ド・ランジェリー」の4つのゾーンで構成する。

 「ディスイズ365」は、東京都内を中心に「トモズ」「アメリカンファーマシー」を運営する住友商事の子会社トモズと共同開発した。サプリメントやコスメをはじめ、オーガニック認証食品、環境に配慮した商品などを販売する。管理栄養士や登録販売者の資格を持つトモズのスタッフが主に接客を担当し、品ぞろえはトモズのMDをベースに西宮阪急ならでの提案を加えて編集した。

 「単にオーガニックやエシカルというだけでなく、女心が上がるかわいいパッケージやインポートもの、子供と兼用できるものを増やしている」(西宮阪急の杉崎聡店長)。例えば、日本初上陸のナチュラルコスメブランド「エッサーノ(ESSANO)」は、ウェルネス先進国ニュージーランド発という話題性とピンクのパッケージが購買欲をかきたてる。同じくニュージーランド発のサスティナブルなシャンプーブランド「エティーク(ETHIQUE)」も、固形石鹸で洗髪する体験と、ポップなパッケージや竹素材のケースがユニークだ。

 ウォーキングをテーマにした自主編集売り場「西宮ウォーク&ライフ」には、おしゃれなワイヤレスイヤホンやカラフルなスポーツボトルのほか、小型のドローンと空撮カメラ、スマホ用ジンバルなど、これまでスポーツウエア売り場にはなかった最新グッズが並ぶ。ハワイやカリフォルニアをイメージした「リゾートフルライフ」売り場には、地元西宮で親しまれてきた苦楽園のゴルフ専門店「コロニー(COLONY)」も移転オープンした。

 杉崎店長は「ファッションが生活全般に広がるなか、開業から12年目を迎えた西宮阪急でもライフスタイル領域の改装が必要になった。開業以来、阪神間の上質な日常に密着する売り場作りをしてきたが、ウェルネスのコンセプトは西宮の上質なマーケットにフィットするに違いないと考えた」と話す。

 今春は4階メンズ・子供フロアでもファミリーを切り口にした改装で、従来の商品分類の枠組みを超えたライフスタイル提案を行う。アウトドア売り場を3階から移設したほか、メンズの自主編集売り場「ジャッカブルー」では、ベビーカーや掃除用品などウエア以外のグッズも取りそろえ、子育てパパ向けに新たな価値観のライフスタイルを打ち出している。

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出荷台数1000台突破 フランスの衣類スチーマー“エスノマド”ヒットの理由は?

 フランスの衣類スチーマー専門メーカーのスチームワン(STEAM ONE)が手掛ける衣類スチーマー“エスノマド(S-NOMAD)”が、昨年11月29日の日本発売から累計出荷台数1000台を超える好調ぶりを見せている。

 特徴は人間工学に基づいた持ちやすく疲れにくい設計で、水タンクが手の下ではなく前にあるため重心が手に集中せず軽量感がある。またスチームを噴射するトリガーをロックできるので、指で押し続けなくても連続使用が可能なこと。付属品のペットボトルコネクターを使用して市販のペットボトルを水のタンクにすることができ、何度も給水する必要がなく大量の衣類の手入れにも便利だ。日本発売当初からエストネーションで販売されており、この便利さが人気でスタイリストの愛用者が多いという。価格は1万3800円。

 スチームワンは2010年の設立で、ヨーロッパを中心とした多くのアパレルブランドが同社の業務用衣類スチーマーを使用している。日本は、DMM.comが国内正規代理店として販売している。

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「バレンシアガ」がロゴを主張しないミニマルな“ゴースト バッグ”を発売

 「バレンシアガ(BALENCIAGA)」は3月18日、2020年春夏コレクションで発表した“ゴースト バッグ(GHOST BAG)”を発売した。ブランディングに必須のロゴをあえて強調せず、実用的でミニマルなデザインに仕上げた。アイテム名はその匿名性に由来している。

 バッグのフロント部分にはかろうじて認識できる程度の型押ししたロゴを、もう一つのロゴはフラップの裏側の隠れた位置に配した。また、クラシックなベルトから着想を得たストラップには穴が開いており、長さの調節が可能だ。たゆんだ部分はベルトループに収めることができる。オリジナルのメタルバックルとメタルエッジはモデルにより素材が異なる。

 バッグの素材はクロコダイルかリザードエンボスを施したシャイニーレザーとスムーズレザーの3種類で、素材によってブラック、キャメル、ホワイト、ブライトレッド、ゴールドを、サイズはMまたはLをラインアップする。そのほか“BALENCIAGA”のスペリングを白いグラフィティで施したモデルも用意する。

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「ユナイテッド ヌード」のモードな新店が表参道にオープン 2階には福岡の実力派セレクト店「マギークープ」も

 シューズブランドの「ユナイテッド ヌード(UNITED NUDE)」は、東京・北青山に新店をオープンした。場所は同ブランドの旧店舗の向かい側で、表参道駅からすぐ。ガラス張りの4層の建物の1階に出店した。2階は福岡で3店を運営する有力セレクトショップ「マギークープ(MOGGIE CO-OP)」の東京店、3階は「ユナイテッド ヌード」のプレスルームだ。新型コロナウイルスの感染拡大でイベントの自粛ムードが広がっているが、「ウイルスは正しく怖がり、正しく予防することが大事」(青田行ユナイテッド ヌード ジャパン社長)と、3月19日にはレセプションを実施。業界関係者や顧客らで盛況だった。

 「ビルのオーナーと縁があり、建て替えにあたって各階にテラスを設けるなど、内装面にも意見を反映してもらった」と青田社長。1階は約116平方メートル。「ユナイテッド ヌード」クリエイティブ・ディレクターのレム・D・コールハース(Rem D Koolhaas)が監修しており、鏡面の什器などで未来的な空間にした。

 2階の「マギークープ」は1階から外階段でアプローチする作りで、売り場面積は約66平方メートル。同店はもともと「ユナイテッド ヌード」の取引先。青田社長は「2階に自前で服のセレクト店を開こうとも考えたが、青山地域はバッティングが多く、新参の店では思うような品ぞろえができない。それで、有力ブランドによく知られている『マギークープ』をお誘いした」という。一方で「マギークープ」も、「東京で路面店を持つことは、東急プラザ銀座に出店し(2月に閉店)、東京に進出したころから考えていた」(三浦直之「マギークープ」バイヤー)。東京では、渋谷スクランブルスクエア4階にも店があるが、こちらには渋谷にはバッティングで置けなかった「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」などもそろえ、より福岡の店舗の雰囲気に近い空間になっている。

 3階は「ユナイテッド ヌード」のプレスルームで、同ブランドが社員教育や福利厚生として4年前から行っている料理教室も開けるよう、料理研究家のアドバイスを生かしてキッチンも備えた。4階はスタッフの休憩スペース。ルーフトップもあり、「新型コロナの影響で販売員が預け先のない子どもを連れて出勤しても、子どもが遊べるようにしている」(青田社長)。

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【4月9日まで|スヌーピーミュージアム】 第2回展覧会 史上最大のスヌーピー展「もういちど、はじめましてスヌーピー。」 誕生秘話から、約50年間大きな変遷を遂げていく様子を、原画約80点と映像で紹介 詳しくはこちら→

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「着物という伝統に甘えない」 人気プチバッグを生んだ老舗呉服店の挑戦

 京都の老舗呉服店が、着物市場の衰退の中で新たな挑戦に乗り出している。創業1915年、伝統の「絞り染め」による着物作りを生業としてきた片山文三郎商店は近年、染めを生かしたファッション雑貨の製造・販売に軸足をシフト。17年には自社商品を「ブンザブロウ(BUNZABURO)」としてブランド化し、人気のプチバッグは昨年1年間で1万個を販売した。19年12月に東急プラザ渋谷に新店を開き、20年1月には「3.1 フィリップ リム(3.1 PHILLIP LIM)」ニューヨーク本店でポップアップストアを開催するなど、若年層や海外市場の開拓に挑む。

 記者が「ブンザブロウ」を知ったのも、ヒットアイテムのプチバッグがきっかけだ。出合いは、19年11月の三陽商会「ラブレス(LOVELESS)」20年春夏展示会。赤、青、黄……色とりどりの、握りこぶし大のトゲトゲとした物体。まるで採れたてのウニのように什器に積まれていたのが、「ブンザブロウ」のプチバッグだった。

 中に物を入れると、書類も入りそうなサイズまで伸びる。「かわいくて一目惚れしちゃいました」と嶺詩織「ラブレス」バイヤー。サテン調の微光沢のポリエステル生地は高級感もあり、ドレスやモード系ファッションと合わせても面白そう。価格も3800~5500円と値ごろ。「イソギンチャクみたい」(嶺バイヤー)という意見の相違はあったものの、「高感度な女性も欲しがりそう」と意気投合して盛り上がった。

渋谷でファッションに挑戦 仕掛け人は元パティシエ

 3月、東急プラザ渋谷の「ブンザブロウ」新店。片山文三郎商店創業家の片山一也氏は髪を結い、洗練された装いに身を包んで現れた。前職は洋菓子店のパティシエという異色の経歴で、いい意味で“老舗の跡継ぎらしくない”出で立ちだ。
 
 同店ではポリエステルを使ったバッグに加え、絞り染め柄のTシャツ(2万円)やレザースニーカー(4万5000円〜)、クラッチバッグ(1万8000〜2万8000円)などを初めて店頭に並べた。店内にはマネキンに「絞り染め」の生地を使ったオートクチュールのような服を着せたり、切れ端を使ったアートピースを並べたりと、ファッション感度の高い客にアピールする。

 片山文三郎商店は京都、銀座の路面店の他、三越銀座店、大丸神戸店など直営6店舗を構える。既存店舗はシニア顧客や観光客の土産需要が中心だが、「ここ(渋谷店)は全く違う見せ方をしたい」という一也氏。これまでの店舗の立地は高級な繁華街が中心だったため、渋谷の商業施設内への出店はブランディングにおいて「リスクだ」と反対する社長の父・一雄氏を押し切り、出店を決めた。

着物一本足から脱却 セレクトショップ販路開拓へ

 片山文三郎商店の絞り染めの着物は数百万〜数千万円という超高級品で、需要は富裕層のハレ着が中心。着物市場全体そのものも縮小傾向にあり、バブル期に2兆円あった市場規模は、現在では10分の1程度になった。

 そこで片山文三郎商店は、1992年に社長に就いた一也氏の父・一雄氏の代から、“着物一本足”からの脱却を進めてきた。伝統の「絞り染め」は、生地を縫い糸で何重にも括り、締め上げてから染めることで色の濃淡が生まれ、美しい鹿の子柄が浮き出る。一雄氏はこの「絞り染め」の途中で、糸で幾重にも括った生地の隆起をそのままデザインとして生かし、スカーフなどの小物類に落とし込んだ。

 一也氏が入社した13年には、すでに会社の売り上げの9割が雑貨だったが、「主要顧客層は50代以上で、ビジネスとしては先が不透明。伝統的なイメージや高級感が若いお客さまの敷居になっていた」。家業に新風を吹き込むべく新販路開拓に力を入れ、当時から若い客に人気だったポリエステルのプチバッグはセレクトショップ向けに卸売を始めた。日本の「バーニーズ ニューヨーク(BARNEYS NEW YORK)」を皮切りにユナイテッドアローズ、ビームス、ベイクルーズの「ジャーナルスタンダード(JOURNAL STANDARD)」、三陽商会の「ラブレス」などに広げた。

伝統を武器に 海外で商機をつかむ

 卸売においては、現在は雑貨類が中心だが、今後はアパレルにも本腰を入れる。芸術的なイメージビジュアルの撮影にも挑戦し、感度高くアピールしている。「展示会でセレクトショップのバイヤーの意見などを聞くと、まだまだ改善点も多い。絞り染めや根強い顧客という強みに甘えて思考停止せずに、モノ作りへの意識をアップデートしなければ」。

 ゆくゆくは海外展開も視野に入れ、「(海外売り上げの構成比を)全体の20~30%程度まで引き上げたい」とする。20年1月に「3.1 フィリップ リム」ニューヨーク本店で開いたポップアップストアでは、バッグとともにアパレルも並べ、和と洋をミックスした新しいビジュアルプレゼンテーションで好感触を得た。卸売では、マツオインターナショナルが運営するセレクトショップ「ノリエム(NORIEM)」のミラノ、パリ、ロンドン、香港の店舗で取り扱いがある。

 雑貨やアパレルなどをフックに、「いずれは絞り染めの深い魅力に触れていただけるような橋渡しができたら」と考える。ブランド名をアルファベット書体の「BUNZABURO」としたのも、海外を意識してのこと。だが、ブランドロゴに用いているのは、創業当時から受け継がれている桜紋だ。「この紋章のように100年たっても色褪せない伝統がある。これを武器に、どんどん新しい挑戦をしていきたい」。

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「パナソニックビューティ」から初のVIOシェーバー登場

 パナソニックのビューティケアブランド「パナソニック ビューティ(PANASONIC BEAUTY)」は5月1日、VIOシェーバー「VIOフェリエ」を発売する。同社はアンダーヘアにも対応するメンズ用ボディーシェーバーを展開しているが、女性のアンダーヘアに特化した製品を販売するのは初めて。部位の形状や毛の太さ、肌の繊細さなどを考慮して作り上げた。

 同社のVIO処理に関する意識調査によると、20代の約60%以上がVIOゾーンのいずれかの毛を処理していると回答していたという。また、昨今では30・40代も“介護脱毛”などの意識からVIO脱毛が広がっている。現在美容皮膚科やエステサロンで脱毛を行っている消費者も施術期間中は剃毛が必要になるためセルフケア派以外にもVIOパーツにシェーバーを使用するが、処理の手間や肌への刺激でストレスを抱えている人が多いことなどから、専用製品の開発に至った。

 製品は他部位と比較し毛が太く、VIOの複雑な形状を視野に入れ設計。浴室での使用や水洗いの手軽さを考慮して防水仕様とした。モーターは同社ボディー用シェーバーと比較すると約3倍パワーをあげているほか、刃先が丸いトリマー刃と鋭いエッジ刃の二重構造にして、肌への優しさと太い毛も楽にカットする機能を両立させた。

 仕上げ用としてネット刃も用意し、剃り残しのないなめらかな肌をかなえる。そのほか、特にデリケートなIゾーンとOゾーンのために肌を守るスキンケアガードや、アンダーヘアの長さをコントロールするコームのアタッチメントも付属する。

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@BFrance_Japan フランス貿易投資庁-ビジネスフランス

独自のプロトコルを追加することなく、あらゆる機器に適応できるオープンソリューションを提供する 🇫🇷 「Otodo」がスマートホームのリモートコントロールソリューションのために300万ユーロを調達 |ガジェット通信

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