なお、7月6〜8日にはフランスオートクチュール·プレタポルテ連合会(Federation de la Haute Couture et de la Mode、通称サンディカ)主導による初のデジタル・クチュール・ファッション・ウイークが開催される予定だが、「ヴァレンティノ」はこれにも参加し、7月8日18時(現地時間)に同コレクションのインスピレーション源を披露するという。
「ディーゼル(DIESEL)」は毎年6月に世界中で行われる「プライド月間」を祝し、27日、クイア・オンライン・ダンス・パーティーを手掛けるクラブ クアランティン(Club Quarantine)と連携したデジタルイベント「24アワー・ワールドワイド・プライド・パーティー(24Hour World Wide Pride Diesel Party)」を行う。16時に東京からスタートし、上海とテルアビブ、バルセロナ、ロンドン、サンパウロ、ニューヨーク、トロント、ロサンゼルスの全9都市で順次開催され、各国のDJがイベントを盛り上げる。参加には事前エントリーが必要で、「ディーゼル」の公式インスタグラムからアクセスできる。
「ディーゼル」はLGBTQI+コミュニティーをサポートしてきており、現在はレインボーカラーをあしらった2シーズン目のプライドコレクションを発売中だ。今後、親会社のOTBが運営するOTB基金(OTB Foundation)とともに、LGBTQI+に関わるテーマを扱うSF LGBTセンター(San Francisco Lesbian Gay Bisexual Transgender Community Center)とTGEU(Transgender Europe)の二つの国際的プロジェクトへの支援を発表している。
ソロ活動としてもヒップホップの名門レーベル、デフ・ジャム・レコーディングス(DEF JAM RECORDINGS)に所属するIOが、「カルバン・クライン ジーンズ(CALVIN KLEIN JEANS)」2020年春夏コレクションで、シーズンビジュアルとムービーのモデルを務めたことから今回のサポートに至った。
ジョン・ジョセフ・ドナホー2世(John Joseph Donahoe II)社長兼最高経営責任者は、「ビジネス環境が急激に変化する中、『ナイキ』ブランドは引き続き世界中の消費者から強く求められており、全ての市場でECの売り上げが伸びている。今後もデジタル化などの事業機会に投資し、業界をけん引する企業として長期的に成長していきたい」と語った。
「グロー(gloTM)」とインターネットラジオ局「ブロック エフエム(block.fm)」によるコラボ音楽プロジェクト「グロー × ブロックエフエム ライブ “Defy The Rules of Satisfaction”(満足の価値観に挑もう)」の週替わりライブ配信企画に、シンガーソングライターのSIRUPが出演する。ライブ配信は「グロー」公式インスタグラムアカウント(@glo.japan)で6月27日20時スタートだ。6月限定の同企画にはこれまでに、ラッパー兼ダンサーのJP THE WAVYやシンガーソングライターのマイカ・ルブテ、国内外のアップカミングな音楽シーンを牽引してきたプロデューサーのstarRoらが出演。大トリを飾るSIRUPは、新曲を織り交ぜながら特別なパフォーマンスを披露する予定だ。
コゼット:ホリーのことは知っていたので、症状の回復とともに連絡を入れた。仕事の予定もなくなっていたし、EDNにはPR的な役割が必要だと感じたので、自ら名乗り出た。PR以外にも、ホリーと事務的なことを分担し、政府や企業との仲介役も担当している。ただただ支援したいという気持ちで参加をしたけれど、きっとみんな同じ気持ちだったと思う。参加後は、デザイナー時代のつながりを通してさまざまな連絡が私に入ってきた。ユークス ネッタポルテ(YOOX NET-A-PORTER)やマッチズファッション ドットコム(MATCHESFASHION.COM)はそれぞれボランティアでEDNの配送を担当してくれたし、英アパレルブランドの「レイス(REISS)」やヴィクトリア・アンド・アルバート博物館(Victoria and Albert Museum)も加わってくれた。多種多様の企業や団体、個人から支援を受け、EDNは各所をつなぐハブとなり、現在に至っている。
ベサニー:何よりこのEDNに参加して分かったのは、ファッション産業の人たちの優しさ。そして英国内のデザイナーや生産に携わる人々、みんなが一つになれたこと。問題にぶつかっても冷静に解決をし、難しそうな問題も可能にしてしまう姿を見せられたこと。EDNだけではなく、例えばケリング(KELING)やLVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)もPPEのサポートなどに動いてくれた。こうした動きが、パンデミックの時期に限ったことではなく、新しいファッション産業の考え方として根付いてほしい。