カウズと協業した「オールライツリザーブド」 × 花井祐介のウッドスカルプチャーが発売 

 香港を拠点に活動するクリエイティブスタジオ「オールライツリザーブド(ALLRIGHTSRESERVED)」は8月10日に、世界中のアーティストと協業するプロジェクトレーベル「MEET PROJECT」から、アーティストの花井祐介とのコラボアイテムを数量限定で発売する。「オールライツリザーブド」の公式オンラインストア「DDT STORE」で販売する。

 コラボアイテムは、“DOWN BUT NOT OUT / ダウン・バット・ノット・アウト”と題した花井のサイン入りのウッドスカルプチャーとシリアルナンバー入りのウッドボトル(3万2000円)の2作品を用意した。作品タイトルは、「ダウンしたが、まだKOされていない」というボクシング用語から派生した言葉で、人生がうまくいかない時の辛い気持ちを自虐的に茶化して笑い、また前に進むというシンプルな生き方を表現して付けた。

 花井は「今回発表したウッドスカルプチャーは普通のフィギュアよりすこし大きめだが、木彫りの人形なので北海道の木彫りの熊に腰掛けてもいいし椅子に腰掛けさせてもいい。たまに眺めて、何かに失敗してやけ酒している馬鹿な男を笑ってほしい。自分たちの人生は、子供の頃に思い描いていたような輝かしいものとはかけ離れている。馬鹿な失敗をたくさんしてきた。でもその度に、友人と酒を飲み自分たちの失敗を自虐的に笑い合い、明日のエネルギーにしてきた。失敗したり嫌な目にあったり大切なモノをなくしたり、辛いことは沢山あるけど生きている限り終わらない。“DOWN BUT NOT OUT”はそんな気持ちで作った作品」とコメントした。

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東京ブランド「ダイレマ」が新作 「ウーバーイーツ」で“トッピング”としてお届け

 東京発のブランド「ダイレマ(DILEMMA)」は8月11日から、新作のTシャツを公式ECサイトのほか、フードデリバリーサービス「ウーバーイーツ(Uber Eats)」を通じて販売する。「ウーバーイーツ」では、ハンバーガー店「バーガーマニア(BURGER MANIA)」の白金店、広尾店、恵比寿店と協業。特別メニュー“ダイレマ チーズバーガー”から選択可能なトッピングとしてECサイトでは9000円のところを、特別価格の160円で販売する。店舗ごとに8月11~13日の間からランダムで販売を開始し、各店舗10着限定。1回の注文につき1着のみで、24日までの提供となる。

 「ダイレマ」は“狭間にある美”をコンセプトに2017年にスタート。過去にもさまざまな“狭間”をテーマに、アイテムを新しい手法で販売してきた。今回のテーマは“衣食住の狭間”。新型コロナウイルスの影響で自宅が生活だけでなく仕事の場となるなど、衣食住が変化する中、ファッションをフードデリバリーサービスで飲食物と共に届けることで、「衣食住」のこれからを考えるきっかけを作りたかったという。

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今回は「やるか?やらないか?」の議論も大事︎ エディターズレターバックナンバー

※この記事は2020年7月1日に配信した、メールマガジン「エディターズレター(Editors' Letter)」のバックナンバーです。最新のレターを受け取るにはこちらから

今回は「やるか?やらないか?」の議論も大事︎

 「ディオール」(無観客)に続き「ヴァレンティノ」(イタリア人のみ招待)、そしてパリコレ(デジタルで補完)がリアルなランウエイショーを再開します。アメリカを筆頭に「第2波」を思わせる感染拡大が続く中、率直に「大丈夫なの?」と思うのですが、ラグジュアリーからデザイナーズブランドのトップは、「ショーは、やはりコレクションのストーリーを伝える最高の方法。それは物語の始まりであり、その後の店舗展開において非常に重要だ」(シャネルのブルーノ・パブロフスキー=ファッション部門プレジデント)と切望しています。議論は「やるか?やらないか?」ではなく、「どうやるのか?」みたいです。

 私自身は普段「やるか?やらないか?」を議論するよりも、「どうやるのか?」を話し合いたいタイプです。だって「やるか?やらないか?」の議論って、大抵、(ものすご~く時間を費やして)「やらない」にたどり着いちゃう場合が多いから(笑)。「やるか?やらないか?」はスキップして「どうやるか?」を話し合ったほうが、結局、心にゆとりを持った状態で取り組めるとも思っています。会議ではまず、「この件については『やるか?やらないか?』ではなく、『どうやるか?』について話し合いたいです」と言い切ってしまうタイプ、それが私であります。

 でも、今回についてはどうでしょうか?「ランウエイショーをやるか?やらないか?」の議論が比較的短期間で終了し、いずこも「ランウエイショーをどうやるのか?」にシフトしているのは、そんな僕さえ、ちょっと残念に思っています。「ここで新しいことに挑戦しなければ、いつやるの!?」って思うし、そもそも「ストーリーを伝える最高の方法は、本当にランウエイショーなのか?」について、もう少しじっくり考えても良いと思うんです。そう1回くらい、「ランウエイショーをやらない」を経験し、そこでももう一回「ランウエイショーをやるか?やらないか?」を考えてみれば良いのに。

 そして、それを熟考するには、これまでのランウエイショーを比較対象とする相対論ではなく、それにとらわれない絶対論をベースにしてほしい。そうしたら、何か、まだ面白いことが生まれそうな気がするんです。「ストーリー」って言うくらいだから、絵本とかどうでしょう?上顧客にはカワイイ装丁、ニューカスタマーには電子版。たとえば、そんな突拍子もない考えだってアリだと思います。

 かつてのランウエイショーについて考えるのは、最初のほんの一瞬。「ランウエイショーでは、何が達成できて、今、私たちは何を実現したいんだっけ?」と取捨選択するときです。ランウエイショーは、洋服を見せる舞台として使っていたのか?ゲストの社交場として機能していたのか?とにかく「このメゾン、スゴい!!」というパワーを見せつけるものなのか?実際のランウエイショーは全てをある程度満たしてくれますが、おそらく、1つのデジタル施策で叶えられるのは、そのうちせいぜい1、2個です。今ブランドは、そのうち何を一番の目標とするべきなのか?それを考えるときだけはランウエイショーを思い出して欲しいけれど、あとは一度忘れても良いのに。正直、そんな風に思っています。

 個人的にはメンズシーズンの開幕を告げる、下で紹介する「エルメス」に期待しています。確固たるポリシーを有するブランドは、取捨選択上手。「エルメス」は、その代表的メゾンだと思うのです。メゾンが何を、どう見せたかったのか?反対に何は、重要度が低いから諦め、割愛したのか?プレゼンテーションのムービーから考えてみたいと思います。

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「トゥー フェイスド」からチョコレートが香るリキッドアイシャドウ登場

 カリフォルニア発メイクアップブランド「トゥー フェイスド(TOO FACED)」はチョコレートの香り付きのリキッドアイシャドウ「メルテッド チョコレート マット アイシャドウ」(全8色、各2800円)を発売する。9月18日に「アットコスメ ショッピング」と、9月25日に公式オンラインストアで先行発売し、10月2日に全国販売する。

 同製品はチョコレートにインスパイアされたブラウン系の全8色をラインアップし、ココアバター配合で乾燥を感じさせないしっとりとした仕上がりをかなえる。軽いテクスチャーのソフトマットな仕上がりも特徴で、色を重ねやすく深みのあるグラデーションも簡単だ。また、アイシャドウベースとして使用できるプライマー効果も兼ね備え、ウオータープルーフで長時間美しい仕上がりをキープする。

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