「WWD JAPAN.com」のライブ配信番組「Dig IT」第二回は、ファッション&ビューティ業界に広がるジェンダーレス化を解説します。公式ユーチューブチャンネル“WWD JAPAN VIDEOS”で8月13日20時に配信します。ビューティでは「トラビスジャパン(Travis Japan)」×「「ジバンシイ(GIVENCHY)」や「ナーズ(NARS)」などをピックアップ。ファッションでは「グッチ(GUCCI)」や「ジェイ ダブリュー アンダーソン(JW ANDERSON)」「ムジラボ(MUJI Labo)」から、今に至るまでの流れを振り返ります。後半は“肌ラボクイズ”と題して「肌研」のキー成分のヒアルロン酸について、奥野久仁子ロート製薬プロダクトマーケティング部3グループマネージャーに教えてもらいます。
ニュースをやさしく解説するライブ配信番組「Dig IT」は、7月まで届けてきた紙面紹介プログラム「Read More」の進化版として、紙面やウェブで取り上げたニュースの中で私たちが「皆さんに、詳しく知って欲しい!!」と思うニュースはもちろん、読者やユーザーの皆様の業界に関する疑問や質問、社内の若手が「もっと知りたい」と思うトピックスについて解説します。同番組は、毎週木曜(年末年始やお盆休み、ゴールデンウイークは除く)の20時に公式ユーチューブチャンネル“WWD JAPAN VIDEOS”でお届けします。
イタリアのアイウエア企業ルックスオティカ(LUXOTTICA)が手掛けるアメリカのスポーツ&ライフスタイルブランド「オークリー(OAKLEY)」は、2020年のブランドキャンペーンである「フォー・ザ・ラブ・オブ・スポーツ(For the Love of Sport)」の一環として、ボブ・マーリー(Bob Marley)が1965年に発表した代表作「ワン・ラブ(One Love)」のリメーク版を発表した。この楽曲は、スポーツが与える元気や希望を表現したという。新たな歌詞は、ダイアモンド・デシールズ(Diamond Deshields/バスケットボールWNBA)、ライアン・シェクラー(Ryan Sheckler/スケートボード・パーク)、オクサナ・マスターズ(Oksana Masters/パラ・ロードバイクレース)、キャロライン・ブキャナン(Caroline Buchanan/BMXレース)、イタロ・フェレイラ(Italo Ferreira/サーフィン)のほか、大谷翔平(野球MLB)、五十嵐カノア(サーフィン)ら「オークリー」アスリートにより共同制作された。
この曲を歌うのは、アメリカ生まれのジャマイカ系イギリス人シンガー・ソングライター、セレステ(Celeste)。今年2月に開催されたイギリスのグラミー賞といわれる「ブリット・アワード(Brit Awards)」で、新人賞にあたるライジング・スター・アワード(Rising Star Award)を受賞した人だ。
17世紀半ばにイギリスで生まれた文化、コーヒーハウス。そこにはさまざまな階級や職業の人々が集まって議論を交わし、社会にも大きな影響を及ぼしたという。そんなコーヒーハウスの現代版を目指すのが、コーヒーの福利厚生サービス「ワーク(WORC)」だ。契約を結んだ法人のオフィスや従業員の自宅へ、手軽に美味しく飲めるコーヒーを毎日、日替わりで届ける仕組みを取っている。同サービスを始めたのは、吉祥寺や下北沢、渋谷PARCOに店舗を構えるコーヒー店「ライトアップコーヒー(LIGHT UP COFFEE)」のオーナー、川野優馬氏だ。カフェのオーナーはなぜ、対法人用のコーヒーサービスを始め、これからどのようにして“現代のコーヒーハウス”を作り上げるつもりなのか。川野氏に話を聞いた。
とは言え、ゲイに似た傾向もある(かもしれない)アジア人が、ゲイと一緒に“くくられる”ことを潔しとはしないことを表明した“事件”もありました。これも私がアメリカにいた頃、男性向けのライフスタイル誌「DETAILS」(すでに休刊)が巻末に掲載した「Asian or Gay?」というページが大炎上したのです。この「~~ or ーー」というページは、「~~」と「ーー」にスタイル上の共通項を見出し、「こんなアイテムを持っている人は、~~かーーのどちらかかもね!?」とクスリと笑わせます(15年を経た今振り返るとアブナイ企画ですね)。そこで「こんなスタイルの人は、ゲイかアジア人かもね!?」と訴えたら、大炎上。「アジア人は、みんなゲイじゃない!!」という当然の反応から、「そもそも、どっちでも良くない?」という企画そのものをバッサリ切り捨てた意見までが噴出し、「DETAILS」のオフィスにはアジア人が集結。スタッフに卵を投げるなどの抗議活動は数日続いた記憶があります。結局「DETAILS」は、この人気企画を終了しました。アジア人の怒りの背景には、やっぱり人種で一般化された上で差別・区別されてきた経緯があるのでしょう。なのに再び、乱暴に一般化されたことにキレたのです。余談ですが、「DETAILS」のこの企画、タイトルは度々「~~ or Gay?」だったと記憶しています。今思えば、やっぱりモードへの興味が強いゲイを読者としたかったのでしょう。
また4~5月の外出自粛期間中は、ECの売り上げが前年比2倍以上に急伸した。特に「グレゴリー(GREGORY)」「アークテリクス(ARC'TERYX)」「ナイキ(NIKE)」「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」など知名度のあるアウトドアブランドが好調だったとして、「21年春夏は在宅や近場需要を含めたセレクトも意識していく」という。