「オーバーコート(OVERCOAT)」が2021年春夏コレクションを発表した。
The post 「オーバーコート」2021年春夏コレクション appeared first on WWD JAPAN.com.
バイヤー向けにトピックスを拾います。
「オーバーコート(OVERCOAT)」が2021年春夏コレクションを発表した。
The post 「オーバーコート」2021年春夏コレクション appeared first on WWD JAPAN.com.
カネボウ化粧品は9月17日、「コフレドール(COFFRET D’OR)」のアイテムをデジタル上で試せるメイクカウンセリングサービス「コフミ」の提供を開始した。メイクアイテムを試せるほか、顔写真をもとに、水分や油分、シミ、キメなど顔の特徴を分析し、約7000通りのメイクを提案する「コフミチェッカー」を搭載する。ラインでお友達登録することで利用可能だ。
「コフミ」は、「お客さまだけの美しさを一緒に発見していきたい、そして時間や距離で店舗に足を運べずカウンセリングが十分に受けられないといった人たちのサポートをしたい」という思いから、バーチャルメイクアプリ「ユーカムメイク(YOUCAM MAKEUP)」を展開する台湾のテック企業パーフェクト(PERFECT)のAI(人工知能)システム「AIフェイスアトリビュート」を世界で初めて導入し、開発に至った。
また、新型コロナウイルスの影響による店頭でのタッチアップやテスター設置自粛などを受けて、10月からビューティカウンセラーがカウンセリングツールとして「コフミ チェッカー」を使用する予定だ。
The post 「コフレドール」が約7000通りのメイクを提案するデジタルカウンセリングサービスをスタート appeared first on WWD JAPAN.com.
2021年春夏メンズ・コレクションに続き、ウィメンズのコレクションサーキットがスタートしました。メンズでは、主にメンズを担当する記者がリアルタイムにこだわって取材してきましたが、あまりのドタバタぶりから取材体制を再編。ウィメンズでは担当記者を増員し、“できるだけリアルタイムに近いペース”で取材を進めていきます。
今回は、9月13〜16日(現地時間)に開催されたニューヨーク・ファッション・ウイークから、編集部が面白かったと思うブランドをピックアップして紹介。海外コレクション取材歴4年の北坂映梨「WWD Japan.com」編集部 ビューティデスクと、NYコレクション初取材の「WWDジャパン」編集部記者の美濃島匡が日常業務と並行しながらリポートします。
美濃島:怒涛のメンズを終え、今度はウィメンズのコレクションサーキットが開幕。好評だった(?)ドタバタ対談は記者を増員して継続していきます!最初に紹介するのは、個人的に最も印象に残った「アナ スイ(ANNA SUI)」。子どものころの記憶を思い起こさせるノスタルジックなコレクションでした。
北坂:ドールハウスのような家を背景にモデルたちが1人ずつ登場したり、楽しそうにフルーツパイを食べたり、見ているだけでほっこりする映像だったね。手作り感満載のクロシェ編みのバッグやアイレットレース、小花柄などがノスタルジーを加速させたのかも。
美濃島:おうち時間が長くなっている中、デザイナーのアナ・スイ(Anna Sui)は「家とは何か」を改めて考えることからデザインを始めたそうです。1960年代の映画などが着想源の一つでもあるみたいだけれど、当時のフラワーチャイルドを連想させるデイジーのモチーフやタイダイも出てきました。
北坂:バッグやハットはTシャツのニット生地を再利用したり、サングラスは過去の「アナ スイ」のサングラスフレームをリサイクルして作ったりと、環境にも優しいコレクションだったみたい。ちなみにスウェットはZoomでも写るように意識したとか(笑)!今のニーズも取り入れているところも素敵だったよね。
美濃島:そうなんですね!洋服と同じ柄のマスクも出てきたり、時代を映したアイテムも見られましたね。日本ではファミマ限定のマスクを売っていたけれど、すぐに完売したそうですよ。今回登場したマスクも日本でも発売して欲しいです。
北坂:私もそれには期待!コンセプチュアルで難解なムービーはいつも以上に近寄りがたい状況だから、今回の「アナ スイ」くらいアットホームな感じがうれしいかも。
北坂:「トム フォード(TOM FORD)」はビビッドなパープルやブルー、ホットピンクなど色鮮やかなカラーにアニマルプリント祭り!見ているだけでも気分が上がるコレクションでした。トム本人のインタビュー映像も公開されて、コレクションを理解するのによかった。どのブランドもそうだけれど、今季はイタリアのアトリエやLAのオフィスがクローズした中で作ったみたいだから、大変だったみたい。自宅の(?)駐車場にテントを張ってコレクションを完成させたとか、そういう裏話も聞けて面白かった…!
美濃島:ロックダウン中は同じジーンズとTシャツを洗わずにずっと着ていたけど、久しぶりに友人とディナーに行った際にドレスアップしたらとても気分が上がったそうです。このエピソードから、今季はドレスアップすることの楽しみを表現しているんだとか。
北坂:トムは「今みんなが求めているのは、着るだけで思わず笑顔になる洋服」と言っていて、それには共感できました。セクシーでグラマラスなスタイルは健在だけれど、今の状況を踏まえて少しリラックスしたシルエットだったり、スウェットやカフタンなど着やすいアイテムが多かった印象です。
北坂:個人的にいつも楽しみにしている「クロマット(CHROMAT)」は、スイムウエアから始まったブランドだから今回もスポーツウエアがメインだった。デザイン性を求める感じではないんだけど、ダイバーシティーを強くうたうブランドでショーが毎回楽しいんだよね。
美濃島:さまざまなジェンダー、人種、年齢、体型のモデルがランウエイを歩くショーはいつもエネルギッシュですよね。今季はZoomでトランスジェンダーの人々にインタビューする内容で、いまだに「メンズ」「ウィメンズ」で括られる世界における悩みや苦労、強い思いを知りました。いろいろ考えさせられる映像でしたね。
北坂:「ニューヨーク・コレクションは縮小している」とか悲観的に言われることも少なくないけれど、こういう多様性を受け入れる姿勢はほかのどの都市よりも進んでいると思うし、NYならではの魅力もたくさんあるよね。
美濃島:映像の途中には広告風のバナーも登場し、男性ホルモンの値が先天的に高い女子選手が不当な扱いを受けていることを訴えていました。南アフリカのキャスター・セメンヤ選手がこの規定の撤回を求めていたんですが、つい先日スイスの連邦最高裁判所が「規定に問題はない」と発表して、彼女の主張は否決したことを受けて挿入したんでしょうか。
北坂:へー、そうなんだ。感慨深いね。服は前回のNYコレで発表したものと同じみたいだったけど、演出が違ったので新鮮に映りました。ちなみに前回はモデルたちが本気でサーキットトレーニングするという演出でした(笑)。
美濃島:明るさと暗さの振り幅がありますよね。でもその懐の深さがこのブランドの魅力なのでしょう。
美濃島:日本人の赤坂公三郎デザイナーが手掛ける「コウザブロウ(KOZABURO)」は実験的な映像でしたね。
北坂:360度カメラで撮影したアトリエに入り、部屋の中のオブジェクトをクリックしていくと、コレクションの着想源が見つかったり、音楽のプレイリストが再生されたりと面白い仕掛けがあって、すごくユニークだった。なんだかGoogleのストリートビューを見ているような気分になっちゃった。アトリエを離れて近未来的なドームの中に入ると、21年春夏の洋服を着用したバーチャルモデルが登場して、ベッドに寝ているモデルもいれば、園芸?にいそしむモデルもいたりして面白かったね。
美濃島:僕は「宇宙旅行に着て行く服」をイメージしたコレクションだと解釈しました。光線をモチーフにしたトラックジャケットなど直球のアイテムもあれば、タイベック素材を使ってフューチャリスティックさを押し出したセットアップもあったり、いろんなアプローチがあって引き出しの多さを感じました。
北坂:なるほど。ニューノーマルのキーワードとして快適さを挙げられることが多いけど、赤坂デザイナーのアンサーがこのコレクションだったのかもね。
美濃島:彼は17年のLVMHプライズで日本人初の特別賞を受賞しているので、メンズですが今後もぜひチェックしてください!
北坂:尾花大輔デザイナーの「N.ハリウッド(N.HOOLYWOOD)」は、スーツスタイルを軸とする“コンパイル”と、ミリタリーテイストを中心とする“エクスチェンジ サービス”の2ラインのコレクションを発表。ミリタリーウエアの歴史を辿る写真や資料と一緒に、今季のアイテムを見せていたね(ちなみに資料は本人の私物らしい)。
美濃島:爆弾や病院、兵隊などの資料をルックの合間にはさんだ意味深な映像でしたね。なぜ戦争に着想したのか気になりました。BGMがピアノの演奏に転換するところでは、坂本龍一の「戦場のメリークリスマス」を連想しました。
北坂:いつもは旅に着想してコレクションラインも制作しているけど、このご時世で旅ができなかったからコレクションラインはスキップしたみたい。
美濃島:トム・フォードみたいにどんな状況でもコレクション制作を続けるデザイナーがいたり、アーカイブを利用するデザイナーがいたり、そもそもコレクション制作に着手しない人がいたりとクリエイターの姿勢にも違いがありますね。
北坂:美濃島くんと2人で「かわいい!」と意見が一致したブランドが「ウラ ジョンソン(ULLA JOHNSON)」。NYの街並みから始まり、マンハッタンの対岸にあるルーズヴェルト島に作ったランウエイをモデルが歩く映像は、たしかにNYなんだけど、都会の喧騒した感じは一切なく、時間がゆっくり過ぎている感じだった。新しい見せ方ではないけれど、洋服をいろいろなアングルから撮っていて、一着一着のディテールもしっかり見られるように工夫していたのがよかったよね。
美濃島:アコースティックギターに綺麗な歌声を乗せたBGMも、どこかゆったりしたムードの演出に一役買っていました。カメラのカットでアクセサリーやメイクまでしっかり見られたのもよかったですね。得意とするボヘミアンテイストは健在ですが、今季はフリルやパフスリーブも多く用いられていて、いつもに増してガーリーな雰囲気を感じました。
北坂:色もパステル調の柔らかなカラーばかりで、見るだけで癒されたなあ。色あせたポラロイドみたいな、ちょっとノスタルジックな雰囲気は「アナ スイ」にも通ずるものがあるね。不安が多い時代だからこそ、過去の良い記憶をさかのぼるような“ノスタルジア”が一つトレンドになるかもしれないね。
The post デジタルコレでドタバタ対談 NYは過去に思いをはせる“ノスタルジア”が急浮上 appeared first on WWD JAPAN.com.
ファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)が手掛ける「ビリオネア ボーイズ クラブ(BILLIONAIRE BOYS CLUB)」は、スヌーピーで有名なアメリカのコミック「ピーナッツ(PEANUTS)」とのコラボ・コレクションを9月19日に発売する。
Tシャツ(3型、7500円)とスエットシャツ(2型、2万円)を用意した。スヌーピーが月面を歩く姿やウィリアムスの誕生年の“1973”をデザインしたアイテムなどオリジナルのグラフィックにこだわったという。
全国の「ビリオネア ボーイズ クラブ」の取扱店舗と公式ECサイトで販売する。
The post 「ビリオネア ボーイズ クラブ」がスヌーピーの「ピーナッツ」とコラボ Tシャツとスエットを発売 appeared first on WWD JAPAN.com.
「ジバンシイ」は10月16日から、スティックタイプのフレグランス“ランテルディ ソリッド パフューム”を数量限定で販売中だ。ブランド公式オンラインストアや「アットコスメ」の公式通販サイト「アットコスメショッピング」などで取り扱っている。
“ランテルディ ソリッド パフューム”はブランドを象徴する“ランテルディ オーデパルファム”のスティックタイプの練り香水。アルコールフリー処方のほか、禁断を意味する「L‘INTERDIT」の文字をあしらったパッケージは、リップスティックのように持ち運びしやすいのが特徴。オレンジフラワーやジャスミン、チュベローズの上品で濃厚なフローラルな甘さのホワイトフラワーノートにベチバーやパチョリのアーシーな香りのアンダーグラウンドノートを調香したアンダーグラウンドフラワーの香りだ。
「ジバンシイ」初のフレグランス“ランテルディ”は、ユベール・ド・ジバンシィ(Hubert de Givenchy)がオードリーヘップバーン(Audrey Hepburn)のために作ったオリジナルの香水を製品として発売する際に「お気に入りの香水だから私以外は使っちゃダメ」とオードリーが言ったことがネーミングの由来となっている。
The post 「ジバンシイ」のアイコニックフレグランスからスティックタイプの練り香水が登場 appeared first on WWD JAPAN.com.
グラフィックデザイナーのVERDYは9月18日、3Dアニメーション映画「怪盗グルー」シリーズに登場する人気キャラクターのミニオンズ(MINIONS)とコラボレーションしたアイテムを発表する。ストリートファッション&カルチャーのオンラインメディア「ハイプビースト(HYPEBEAST)」が展開するECサイト「HBX」で取り扱う。
同コラボでは、VERDYのオリジナルキャラクターのVICK(ヴィック)とミニオンズをプリントしたTシャツやバンダナ、ステッカーの3点を同梱したスペシャルボックス(全2種、各9540円)のほか、「ウェイステッド ユース(WASTED YOUTH)」からはブランドの代名詞的な花をミニオン仕様にアレンジしてグラフィックに落とし込んだフーディ(全2種、各1万9080円)やスケートボード(9540円)を展開する。
VERDYは「いつか自分のキャラクターを3Dにするのが夢の一つで、もともと大好きなミニオン側から一年前にオファーをもらってこのプロジェクトがはじまりました。オンラインミーティングやLAのオフィスでの打ち合わせを重さねて、やっと今回の形になりました」と語った
The post VERDYがミニオンズとコラボ グラフィックを落とし込んだTシャツやフーディを発売 appeared first on WWD JAPAN.com.
「セモー(SEMOH)」が2021年春夏コレクションを発表した。
The post 「セモー」2021年春夏コレクション appeared first on WWD JAPAN.com.
「ポール&ジョー ボーテ(PAUL & JOE BEAUTE)」は11月1日、ドラえもんとコラボレーションしたコレクションを発売する。予約は10月18日から開始する。
“ポール & ジョー メイクアップ コレクション 2020”(6500円)は、「ポール&ジョー」2018年春夏コレクションからセレクトした小花柄に、ドラえもんとドラミちゃんをデザインしたアイテムをそろえるコフレ。ドラミちゃんのチャームがついた化粧下地“モイスチュアライジング ファンデーション プライマー S 01”のミニボトルや限定デザインのプレストパウダー、ドラミちゃんの“ほっぺ”をイメージしたコーラルピンクのチーク、リバーシブルのポーチがセットで登場する。
「ポール&ジョー ボーテ」とドラえもんのコラボは2019年春夏に実施し、“ドラえもんリップ”が話題となった。今回は第2弾として、リップケースに笑顔のドラミちゃんをデザインした限定色のリップを3種(各4000円)用意する。さらに、ドラミちゃんの大好物とされているメロンパンの香りがするリップバーム(1800円)もラインアップする。
The post 「ポール&ジョー」の2020年クリスマスコレクションはドラえもん&ドラミちゃんとコラボ appeared first on WWD JAPAN.com.
「マルニ(MARNI)」と「ミッソーニ(MISSONI)」は、それぞれオリジナルのフェイスマスクアイテムを発売する。
「マルニ(MARNI)」からは、ブランドのアーカイブであるアップサイクルコットン生地を用いたカラフルなプリントを施したマスクカバー(9500円)が登場。カバーと同柄のロゴ入りキャンバスケースも用意した。売り上げの一部はイタリアの赤十字社に寄付される。9月28日に全国の「マルニ」店舗で発売する。
「ミッソーニ(MISSONI)」は、スラブヤーンを用いたストライプ柄(1万4500円)やリーフ柄(9500円)、ラメ糸を用いたもの(1万4500円)などユニセックスなデザインを全7種類そろえる。公式インスタグラムでは同アイテムのフィルターを用いて、バーチャルで試着ができる仕掛けを用意した。9月23日から三越日本橋本店のポップアップストアで先行発売する。ポップアップではマスクに加えてバッグやポーチなどのアクセサリーも販売する。
The post 「マルニ」「ミッソーニ」からマスクアイテム登場 appeared first on WWD JAPAN.com.
「京大卒モデル一ノ瀬のモード飯~Cuisine à la mode~」は、モデル兼俳優の一ノ瀬遼による料理番組です。「オシャレな料理を作りたい!!」「たまにはお家でご飯を食べたい!!」という、多忙な業界人でも簡単に作れる料理を学びます。また京都大学薬学部出身の知識を生かした、料理にまつわるさまざまなウンチクや雑学もプラス。一ノ瀬についてもっと詳しく知りたい人は、下記の関連記事をチェック!!
今回は、「エルメス(HERMES)」を代表する“エルメス・オレンジ”に着目した“エルメス・オレンジのエスニックガスパチョ冷麺”を学んでいきます。野菜と春雨、少量のパンと調味料のみを使用することで、ヘルシーかつビタミン豊富な料理に仕上げました。盛り付けは「エルメス」の箱をモチーフに、リボンにはクリームタイプのバルサミコ酢を使用して再現しました。
動画下に同料理のレシピを掲載します。
レシピ
(約2人分)
・トマトホール缶 100g
・パプリカ赤 1/4個
・スイカ 約50g
・ビネガー 10g
・EVオリーブオイル 約25g
・パン 一欠片
(盛り付け用)
・きゅうり 少量
・オイスターソース 小さじ1/2
・ナンプラー 9g
・タバスコ 5滴(お好みで)
・コショウ 適量(お好みで)
・春雨 1食分
・パクチー 少量
・クリームタイプのバルサミコ酢
The post 【動画】「京大卒モデル一ノ瀬のモード飯~Cuisine à la mode~」Vol.1 “エルメス・オレンジのエスニックガスパチョ冷麺” appeared first on WWD JAPAN.com.
「ザラ(ZARA)」「ベルシュカ(BERSHKA)」などを擁するインディテックス(INDITEX)の2020年2~7月期決算は、売上高が前年同期比37.3%減の80億3300万ユーロ(約1兆41億円)、EBITDA(利払い前・税引き前・減価償却前利益)が同56.8%減の14億8600万ユーロ(約1857億円)、純損益は前年同期の15億5300万ユーロ(約1941億円)の黒字から1億9800万ユーロ(約247億円)の赤字となった。
ブランド別の売上高では、「ザラ」(「ザラ ホーム(ZARA HOME)」を含む)が同37.8%減の55億3200万ユーロ(約6915億円)、「ベルシュカ(BERSHKA)」が同35.9%減の6億9200万ユーロ(約865億円)、「ストラディバリウス(STRADIVARIUS)」が同35.3%減の5億200万ユーロ(約627億円)だった。
同社はコロナ禍によって世界中の店舗を休業せざるを得なかったが、現在はその98%が営業を再開しており、売り上げも順調に回復している。ECも好調で、上半期の売り上げは同74%増だった。
四半期ベースで見ると、20年2~4月期(第1四半期)の売上高が同44.7%減の33億300万ユーロ(約4128億円)だったのに対して、5〜7月期(第2四半期)は同31.3%減の47億3000万ユーロ(約5912億円)だった。8月1日〜9月6日のおよそ1カ月では、現地通貨ベースで同11%減となっている。また純損益も、第1四半期には4億900万ユーロ(約511億円)の赤字だったが、第2四半期には2億1400万ユーロ(約267億円)の黒字に戻している。
パブロ・イスラ(Pablo Isla)会長はアナリスト向けの説明会で、「第2四半期をターニングポイントに、業績が急激に回復している」と語った。
インディテックスはデジタル時代に対応するべく、6年ほど前から“店舗とオンラインストアの完全な統合”を戦略の柱の一つとしている。小型店を集約する一方で、ネットで注文して店舗で受け取る「クリック&コレクト」や店舗での返品などのサービス機能を加えた大型旗艦店を一等地に出店。20年末までに店舗とオンラインにおける在庫の一元化を目指すなど、さらなる効率化に取り組んでいる。
同社はまた、直営店がない国や地域でも商品の購入を可能とするオンラインプラットフォームの立ち上げを進めているが、これも20年末までには全ての市場をカバーする予定だという。こうしたECの強化も含めた販売網の再編に、今後2年間でおよそ30億ユーロ(約3750億円)を投資する。
イスラ会長は、「当社は柔軟な運営、デジタル統合、サステナビリティを柱とした独自の事業モデルを構築しており、ECが非常に好調だったことをうれしく思う。またECと店舗を統合することによって、在庫をかなり減らすことができた」と述べた。
The post 「ザラ」の親会社、20年5〜7月期は267億円の黒字 コロナ禍から順調に回復 appeared first on WWD JAPAN.com.
ドイツのヒューゴ ボス(HUGO BOSS)はESG(環境、社会、ガバナンスの重視)経営で高い評価を得ている。「ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックス(Dow Jones Sustainability index)」のスコア89で、アディダス(ADIDAS)、ケリング(KERING)、バーバリー(BURBERRY)に次いでテキスタイル、アパレル&ラグジュアリーグッズ部門で4位にラインクインしている。英国のNPO団体ファッションレボリューション(Fashion Revolution)の「ファッション トランスペアレンシー インデックス(Fashion Transparency Index)」では透明性41%と健闘(編集部注:1位のH&Mは73%で、多くのブランドが40%以下の低スコア)。また、毛皮使用の廃止や、レザーの代替品として注目されているパイナップル由来の人工皮革を採用するといったアクションも早く、サステナビリティ分野でも注目すべき企業である。アンドレアス・ストルービッグ(Andreas Streubig)=グローバル・サステナビリティ部門ディレクターに取り組みを始めたきっかけを聞く。
WWD:サステナビリティに取り組むときに何から始めましたか?
アンドレアス・ストルービッグ=ディレクター、グローバル・サステナビリティ(以下、ストルービッグ):早い段階から意識的に天然資源を使うことと、当社の事業活動が環境に与える負荷について取り組んできました。この分野で何が重要なのかを理解する必要がありました。だからこそ、株主の皆さまとの継続的な対話を確立したのです。
理解を深めるために2009年、全ての商品に対してLCA(ライフサイクルアセスメント:製品やサービスのライフサイクル全体〈資源採取―原料生産―製品生産―流通・消費―廃棄・リサイクル〉、またはその特定段階における環境負荷を定量的に評価する手法)を開始しました。LCAを実施することによって、全体のバリューチェーンに沿った環境への影響を数値化することが可能になりました。できるだけ正確にわれわれの足跡をたどり理解するために、膨大なデータに取り組む必要がありました。また、さまざまな負荷を比較可能にするために、私たちは自然資本プロトコル(Natural Capital Protocol)を導入しました。これは二酸化炭素の排出や水消費量等の異なる影響を金銭的価値に変換するという標準化された枠組みで、私たちはこれを早い段階で導入したブランドの一つです。これにより局地的に何かの数値が高い部門や地域の割り出しや、その削減のために最適な、そして最も効果的な方法を決定するのに役立っています。結果はコーポレートウェブサイトにて公開しています。
WWD:環境負荷を知ったことによる変化や成果は?
ストルービッグ:私たちが割り出したホットスポットは主にサプライチェーンにあったので、ベター・コットン・イニシアチブ(Better Cotton Initiative)やレザーワーキンググループ(Leather Working Group)等の組織と連携して、より多くのサステナブルな原料を調達することを重視するようになりました。25年までに100%持続可能なコットンに切り替えるという目標も立てました。この目標は、例えば水消費量や生物学的多様性への負荷を減らすのに役立ちます。さらに、化学物質の管理過程についても、有害物質ゼロを目指すZDHC(Zero Discharge of Hazardous Chemicals)の「ロードマップ・トゥ・ゼロプログラム(Roadmap to Zero Program)」の枠組みのもとに、サプライヤーと共に危険有害化学物質の除去に努めています。この対策によって何よりも、サプライチェーンにおいて従業員の健康に与える負荷を最小限にします。私たちはまた、サプライヤーによるエネルギー利用などの改善を目指し、グローバル・ソーシャル・コンプライアンス・プログラム(Global Social Compliance Program:GSCP)に基づいた環境プログラムを導入しています。
WWD:他の取り組みは?
ストルービッグ:より環境負荷を減らすために、全ての領域で長期的な目標を設定しています。特に、サプライヤーと一緒に、有害危険物質の除去への取り組みに注力しています。また私たちは18年に、国連主導の「ファッション業界気候アクション憲章(Fashion Industry Charter for Climate Action)」に加入しました。これは50年までの気候中立(二酸化炭素排出の実質的なゼロ)を実現するべく、サプライチェーンを中心に気候変動への負荷を減らすことを目的としています。強固なネットワークで互いに協力し合わなくては達成できないことです。
WWD:それに向けて具体的に何をしていますか?
ストルービッグ:環境負荷を本当に減らすことができるのかを判断するために、私たちは常にそれぞれの対策を実行に移す前に査定します。例えば、新しい素材や梱包、またはプロセスを導入する前には、LCA上での環境負荷を分析します。そして現在私たちが使っている方法に基づいて比較し、負荷が本当に最小限に抑えられるかどうかを確認します。
さらに、私たちが直面する最大の挑戦として特に気候変動に焦点を当てています。この目的に向けて、私たちは温室効果ガス削減のためにScience Based Targets(SBT:科学的根拠に基づく目標)を策定し、SBTイニシアチブの認証を得ました。私たち独自のプロセスでの排出削減のための対策以外にも、現在、気候変動枠組条約(UNFCCC)と共に、私たちのサプライチェーンのための戦略や対策について取り組んでいます。ここでの焦点は、環境負荷や進歩を測れるように目標を策定することです。これらをサプライヤーが実行に移せるように支援するために、私たちは現在研修プログラムを開発中です。私たちはこれらの対策がサプライチェーンにおける二酸化炭素排出の削減に大きな影響を与えると確信しています。
The post ESG経営高評価のヒューゴ ボス、「ポイントは環境負荷をLCAで分析」 appeared first on WWD JAPAN.com.
ユニクロは、客から不要になった「ユニクロ(UNIQLO)」の商品を回収し、新しい商品に生まれ変わらせるイニシアチブである“RE.UNIQLO”を開始する。今後、戦略的に世界で“RE.UNIQLO”を打ち出し、ユニクロ独自の循環型モデルを構築。それによって、「単なる生活インフラではなく、社会インフラブランドになる」(遠藤真廣ファーストリテイリング ソーシャルコミュニケーションチーム統括部長)ことを目指す。“RE.UNIQLO”の第1弾商品として、回収したダウン商品を再利用した“リサイクル ダウンジャケット”を11月2日に発売する。
「全世界に2000以上の店があるわれわれがお客さまの不要になった商品を店頭で回収し、新たな商品に作り変えていくことで、(環境破壊などの)社会課題を解決することができる」と遠藤部長。コロナ禍を経て、持続可能な成長を求める意識が客や社会の中で飛躍的に高まったと感じているという。「究極の循環型リサイクルモデルをお客さまの協力を得ながら自社のサプライチェーンの中で作っていき、結果的に資源使用量や二酸化炭素排出量、廃棄物の削減を目指す」。
ユニクロでは、2019年9月に“ウルトラライトダウン”の国内店舗での回収を開始し、20年3月までに計62万点を回収した。同時に、戦略パートナーである東レと組んで、回収した商品のダウンやフェザーを自動で分別する技術を開発。その背景を生かし、11月に発売する“リサイクル ダウンジャケット”を企画した。価格は7990円と他のダウン商品と同水準に抑えている。「(新品の商品を作るよりも)リサイクルのために多くのコストはかかっている。しかし、その分を価格に転嫁せず、新技術を開発することで解決していくのがわれわれの使命。回収量が増えればその分コストメリットも出てくるはずであり、まずは再利用のためのサイクルをお客さまとともに作っていくことが重要」と齋藤源太郎ユニクロ グローバル商品本部MD部長は話す。
昨年は国内のみで行ったダウンの回収を、今年は世界21の国・地域の店舗に拡大する。国内では、9月下旬からクーポンキャンペーンと共に打ち出す。また、ダウン以外のアイテムでも、今後同様の企画を検討中という。
柳井正ファーストリテイリング会長兼社長は、19年8月期決算会見で「サステナブルであることはすべてに優先する」と宣言しており、サステナビリティの推進は同社の最優先課題の一つ。ユニクロでは“RE.UNIQLO”とは別に、06年から全商品リサイクル活動も実施しており、19年8月末までに72の国と地域の店舗で3657万点を回収、NGOなどを通じて難民や自然災害被災者に寄付するなどしている。また、ペットボトル由来の再生ポリエステル素材を使用した“ドライEX”のポロシャツやフリースなどの開発も進めている。
The post ユニクロが服を回収し再利用する“RE.UNIQLO”を始動 循環型モデル構築で「社会インフラブランド」へ appeared first on WWD JAPAN.com.
ラルフ ローレン(RALPH LAUREN)は9月18日に、愛知県名古屋市のレイヤード 久屋大通パーク内にコーヒーショップ、ラルフズ コーヒー(RALPH’S COFFEE)を併設した新たな旗艦店をオープンする。
店舗は総面積約478平方メートルの2階建てで、店内はホワイトをベースにステンドウッドのウォールケースやダークメタルの調度品を配置した。「ポロ ラルフ ローレン(POLO RALPH LAUREN)」のメンズ、ウィメンズ、チルドレンラインを販売するほか、国内4店舗目の常設展開となるカスタマイズサービス“CYO カスタムショップ”を導入。プリント可能なウオーターボトルやポロベアなど名古屋限定のプリントデザインも用意した。
東海エリア初出店となるラルフズ コーヒーは、久屋大通パークの立地を生かして開放感のある屋外テラス席を設けた。オリジナルブレンドのコーヒーや紅茶、本場ニューヨークのレシピで作るブラウニーやニューヨークチーズケーキなどを提供する。また同店限定のポロベアタンブラーも販売する。さらに、新店舗オープンを記念して「ラルフ ローレン」のグローバルアンバサダーを務める、EXILEのAKIRAが共同開発したスペシャルドリンクを先行発売する。数量限定でAKIRAがデザインしたオリジナルコーヒースリーブを付属し、スリーブにプリントしたQRコードにアクセスすると期間限定で本人からのスペシャルメッセージムービーを見ることができる。
■ポロ ラルフ ローレン レイヤード 久屋大通パーク、ラルフズ コーヒー レイヤード 久屋大通パーク
オープン日:9月18日
場所:レイヤード 久屋大通パーク
住所:愛知県名古屋市中区錦 3-16-12
The post 「ラルフ ローレン」が名古屋に新店舗オープン AKIRAが共同開発したスペシャルドリンクも appeared first on WWD JAPAN.com.
「トム フォード(TOM FORD)」が2021年春夏コレクションを発表した。
The post 「トム フォード」2021年春夏コレクション appeared first on WWD JAPAN.com.
「サカイ(SACAI)」は9月17日12時に、世界的なタトゥーアーティストのドクター・ウー(Dr.Woo)とのコラボアイテムの受注販売を開始した。キッズサイズをメインに9型そろえ、アダルトサイズはブルゾンの1型のみ(2色、各8万1000円)。「サカイ」公式オンラインストアのみで扱う。
アイテムは2020年秋冬コレクションに使用したデザインを採用したブルゾン(2色、ボーイズ各3万2000円、2色、ガールズ各3万3000円)、パンツ(2色、各1万8000円)、スカート(2色、各1万5000円)、シャツ(2色、各1万7000円)、プルオーバー(2色、各1万5000円)、ロングTシャツ(3色、各9000円)、ビブ(2色、各7500円)を用意した。
ウーは、タトゥーアートとファッションを融合させるムーブメントを牽引し、世界中に何百万人ものファンを持ち、影響力のある著名人たちから指名を受けるタトゥーアーティストだ。伝説的なタトゥーのアイコン的存在であるマーク・マホーニー(Mark Mahoney)のもとでキャリアをスタートさせた後、彼のスタイルであるシングルニードルのデザインと複雑性を確立した。また自身のプライベートスタジオの隠れ家で、アートや音楽、ファッションなどの外部から受ける影響や自身の関心をタトゥーと融合させながら、タトゥーの再定義を推し進めている。
The post 「サカイ」がドクター・ウーとの限定コラボアイテムをキッズサイズで受注販売 appeared first on WWD JAPAN.com.
日本ファッション・ウィーク推進機構(JFWO)は、10月12〜17日に開催する2021年春夏シーズンの「楽天 ファッション ウィーク東京(Rakuten Fashion Week TOKYO以下、RFWT)」の暫定スケジュールを発表した。全35ブランドが参加し、20ブランドが初参加となる。
LVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)傘下で1936年にパリで創業したジュエラー「フレッド(FRED)」がエディソン・チャン(Edison Chan)手掛ける「クロット(CLOT)」とともに初参加するほか、1992年からパリ・メンズ・ファッション・ウイークに参加している「リンシュウ(RYNSHU)」が国内コレクションに初参加し、1月にパリで初のショーを行った「ターク(TAAKK)」もショーを実施する。「リラクス(THE RELACS)」「ドレスドアンドレスド(DRESSEDUNDRESSED)」「タエ アシダ(TAE ASHIDA)」といった常連ブランドも名を連ねるほか、ユナイテッドアローズの栗野宏文上級顧問・クリエイティブ・ディレクション担当がディレクションするアフリカ出身デザイナーによる特別プログラム「FACE.A-Jプロジェクト(FASHION AND CULTURE EXCHANGE. AFRICA-JAPAN PROJECT)」も1年ぶりに開催する。
23ブランドがオンラインで、13ブランドがリアルで行う。リアルでショーを行うブランドは、JFWOが経済産業省とともに策定した国内ファッションショーに関する感染対策ガイドラインに基づいて実施する。メイン会場は従来通り渋谷ヒカリエと表参道ヒルズとなるが、招待客とスタッフを含む収容人数を通常キャパシティーの半分まで絞る。また、「RFWT」の公式サイトも動画配信を見据えて17日にリニューアルした。
メディア説明会に登壇した古茂田博JFWO事務局長は「デジタルをメインとする新しいファッションの表現が試される機会。デジタルのプラットフォーム整備に注力しながら、この時代におけるリアルショーのあり方も追求し、より多くの人にブランドを届けるサポートをしていく」と意気込む。
【2021年春夏RFWT スケジュール】
※★は初参加ブランド、◎はインスタレーション形式、●はウェブで発表
10月12日(月)
11:00 「タクタク(TAC TAC)」★●
12:00 「ミスター・ジェントルマン(MISTERGENTLEMAN)」●
14:00 「リトー(RITO)」●
16:00 「ターク(TAAKK)」
18:30 「リンシュウ(RYNSHU)」★
21:00 「リラクス(THE RERACS)」●
10月13日(火)
10:00 「アイヴィディック ステュディオ(AIVIDIC STUDIO)」★●
13:00 「ディ_カフェイン オム(DE_CAFFEINE HOMME)」★●
18:00 「メグラーティア(MEAGRATIA)」●
19:00 「ターク(TAAKK)」◎
20:00 「シンヤ コヅカ(SHINYA KOZUKA)」●
21:00 「カイキ(KAIKI)」★●
10月14日(水)
11:30 「ロビン リンチ(ROBYN LYNCH)」★●
13:30 「ティスカー エスパダス(TISCAR ESPADAS)」★●
12:30 「ファビアン キシュハス(FABIAN KIS-JUHASZ)」★●
1700 「ユウキ ハシモト(YUKI HASHIMOTO)★
18:00 「スカルール(SKARULE)」★●
19:30 「ミーンズワイル(MEANSWHILE)」★
10月15日(木)
16:30 アジア ファッション コレクション(ASIA FASHION COLLECTION 8th)★
18:00 「ヒロコ コシノ(HIROKO KOSHINO)」●
18:30 「ハレ(HARE)」
19:30 「コーティー(KOH T)」★●
20:00 「ベースマーク(BASE MARK)」★●
10月16日(金)
12:30 「イン(IHNN)」
13:30 「フレッド(FRED)」×「クロット(CLOT)」★●
15:00 「ケイタマルヤマ(KEITA MARUYAMA)」×「ピッタ・マスク(PITTA MASK)」●
16:30 「タエ アシダ(TAE ASHIDA)」●
17:30 「ヨハン・クー ゴールド レーベル(JOHAN KU GOLD LABEL)」●
18:30 「アポクリファ(APOCRUPHA.)」★
10月17日(土)
12:30 「リコール(REQUAL)」★
13:00 「ミツル オカザキ(MITSURU OKAZAKI)」●
14:00 「ジン カトー(ZIN KATO)」
17:30 FACE.A-Jプロジェクト(FASHION AND CULTURE EXCHANGE. AFRICA-JAPAN PROJECT)●
19:30 「シュープ(SHOOP)」★
20:30 「コリショウ プロジェクト(KORI-SHOW PROJECT)」★●
21:00 「ドレスドアンドレスド(DRESSEDUNDRESSED」●
The post 東コレ2021年春夏は全35ブランドが参加 デジタルとリアルの融合目指す appeared first on WWD JAPAN.com.
日本ファッション・ウィーク推進機構(JFWO)は、10月12〜17日に開催する2021年春夏シーズンの「楽天 ファッション ウィーク東京(Rakuten Fashion Week TOKYO以下、RFWT)」の暫定スケジュールを発表した。全35ブランドが参加し、20ブランドが初参加となる。
LVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)傘下で1936年にパリで創業したジュエラー「フレッド(FRED)」がエディソン・チャン(Edison Chan)手掛ける「クロット(CLOT)」とともに初参加するほか、1992年からパリ・メンズ・ファッション・ウイークに参加している「リンシュウ(RYNSHU)」が国内コレクションに初参加し、1月にパリで初のショーを行った「ターク(TAAKK)」もショーを実施する。「リラクス(THE RELACS)」「ドレスドアンドレスド(DRESSEDUNDRESSED)」「タエ アシダ(TAE ASHIDA)」といった常連ブランドも名を連ねるほか、ユナイテッドアローズの栗野宏文上級顧問・クリエイティブ・ディレクション担当がディレクションするアフリカ出身デザイナーによる特別プログラム「FACE.A-Jプロジェクト(FASHION AND CULTURE EXCHANGE. AFRICA-JAPAN PROJECT)」も1年ぶりに開催する。
23ブランドがオンラインで、13ブランドがリアルで行う。リアルでショーを行うブランドは、JFWOが経済産業省とともに策定した国内ファッションショーに関する感染対策ガイドラインに基づいて実施する。メイン会場は従来通り渋谷ヒカリエと表参道ヒルズとなるが、招待客とスタッフを含む収容人数を通常キャパシティーの半分まで絞る。また、「RFWT」の公式サイトも動画配信を見据えて17日にリニューアルした。
メディア説明会に登壇した古茂田博JFWO事務局長は「デジタルをメインとする新しいファッションの表現が試される機会。デジタルのプラットフォーム整備に注力しながら、この時代におけるリアルショーのあり方も追求し、より多くの人にブランドを届けるサポートをしていく」と意気込む。
【2021年春夏RFWT スケジュール】
※★は初参加ブランド、◎はインスタレーション形式、●はウェブで発表
10月12日(月)
11:00 「タクタク(TAC TAC)」★●
12:00 「ミスター・ジェントルマン(MISTERGENTLEMAN)」●
14:00 「リトー(RITO)」●
16:00 「ターク(TAAKK)」
18:30 「リンシュウ(RYNSHU)」★
21:00 「リラクス(THE RERACS)」●
10月13日(火)
10:00 「アイヴィディック ステュディオ(AIVIDIC STUDIO)」★●
13:00 「ディ_カフェイン オム(DE_CAFFEINE HOMME)」★●
18:00 「メグラーティア(MEAGRATIA)」●
19:00 「ターク(TAAKK)」◎
20:00 「シンヤ コヅカ(SHINYA KOZUKA)」●
21:00 「カイキ(KAIKI)」★●
10月14日(水)
11:30 「ロビン リンチ(ROBYN LYNCH)」★●
13:30 「ティスカー エスパダス(TISCAR ESPADAS)」★●
12:30 「ファビアン キシュハス(FABIAN KIS-JUHASZ)」★●
1700 「ユウキ ハシモト(YUKI HASHIMOTO)★
18:00 「スカルール(SKARULE)」★●
19:30 「ミーンズワイル(MEANSWHILE)」★
10月15日(木)
16:30 アジア ファッション コレクション(ASIA FASHION COLLECTION 8th)★
18:00 「ヒロコ コシノ(HIROKO KOSHINO)」●
18:30 「ハレ(HARE)」
19:30 「コーティー(KOH T)」★●
20:00 「ベースマーク(BASE MARK)」★●
10月16日(金)
12:30 「イン(IHNN)」
13:30 「フレッド(FRED)」×「クロット(CLOT)」★●
15:00 「ケイタマルヤマ(KEITA MARUYAMA)」×「ピッタ・マスク(PITTA MASK)」●
16:30 「タエ アシダ(TAE ASHIDA)」●
17:30 「ヨハン・クー ゴールド レーベル(JOHAN KU GOLD LABEL)」●
18:30 「アポクリファ(APOCRUPHA.)」★
10月17日(土)
12:30 「リコール(REQUAL)」★
13:00 「ミツル オカザキ(MITSURU OKAZAKI)」●
14:00 「ジン カトー(ZIN KATO)」
17:30 FACE.A-Jプロジェクト(FASHION AND CULTURE EXCHANGE. AFRICA-JAPAN PROJECT)●
19:30 「シュープ(SHOOP)」★
20:30 「コリショウ プロジェクト(KORI-SHOW PROJECT)」★●
21:00 「ドレスドアンドレスド(DRESSEDUNDRESSED」●
The post 東コレ2021年春夏は全35ブランドが参加 デジタルとリアルの融合目指す appeared first on WWD JAPAN.com.
「レベッカ ミンコフ(REBECCA MINKOFF)」が2021年春夏コレクションをニューヨークで発表した。
The post 「レベッカ ミンコフ」2021年春夏ニューヨーク・コレクション appeared first on WWD JAPAN.com.
「マックスマーラ(MAX MARA)」は、イタリアのアイウエアメーカー、マルコリン(MARCOLIN)とアイウエアのライセンス契約を11月1日付で締結する。契約期間は5年間。マルコリンとの最初の商品は、2021年春夏ミラノ・ファッション・ウイーク中の9月24日に行われる「マックスマーラ」のコレクションショーで披露される予定だ。
イアン・グリフィス(Ian Griffiths)「マックスマーラ」クリエイティブ・ディレクターは「『マックスマーラ』は、最高のクオリティーを絶えず追求することで、女性たちの気持ちに高揚させ、さまざまなシーンで輝かせることに努めている。高品質を生み出す秘訣は、モノ作りのプロセスにおける必須要素として一つ一つのテクニックにこだわることだ」と話し、マルコリンの技術力とデザイン力にも信頼を置いていることを述べた。
「マックスマーラ」は、サフィロ(SAFILO)と1997年から続いたライセンス契約に終止符を打ち、23年12月31日までの予定だった契約を前倒しして今年10月31日をもって解除する。マックスマーラ ファッション グループの「スポーツマックス(SPORTMAX)」と「マックス アンド コー(MAX & CO.)」も昨年、マルコリンとライセンス契約を結んだ。マルコリンはそのほか、「トム フォード(TOM FORD)」「モンクレール(MONCLER)」「エルメネジルド ゼニア(ERMENEGILDO ZEGNA)」など約30のライセンスブランドを手掛けており、LVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)との合弁会社ティリオス(THELIOS)を17年に設立した。日本の総代理店は、ヴィジョナイズ。
The post 「マックスマーラ」が伊マルコリンとアイウエアのライセンス契約締結 「スポーツマックス」「マックス アンド コー」に続く appeared first on WWD JAPAN.com.
「アリス アンド オリビア(ALICE + OLIVIA)」が2021年春夏コレクションをニューヨークで発表した。
The post 「アリス アンド オリビア」2021年春夏ニューヨーク・コレクション appeared first on WWD JAPAN.com.
ヘアサロン「ゴールド(GOALD)」はオープン1周年を記念し、DMMオンラインサロンで一般向け(toC)のオンラインサロン「ゴールドクラス」を開始した。
美容師のオンラインサロンというと、美容師が美容師に技術を教えたり、美容師同士がコミュニティーを形成したりする“toB”タイプがほとんどだが、「ゴールドクラス」は一般向けである点が特徴だ。
「ゴールド」は、所属スタイリストにファンが多くついていることから、ファンたちと“共創”することをベースとしつつ、エンタメ色を加えた参加型のファンクラブとして構築。将来的には参加者同士のコミュニケーションから新しいビジネスが生まれるようなオンラインサロンを目指す。
ヘアスタイルについての情報発信はもちろん、SNSでは見ることのできない「ゴールド」や業界のリアルトークやスタッフの“日常やぶっちゃけトーク”、人生・恋愛相談室、モテ・ファッション講座、Zoom面談、オフ会(BBQやフットサルなどを予定)などさまざまなコンテンツを企画していく。
一方的なコミュニケーションではなく、オンラインサロンメンバーと共に商品開発に取り組んだり企画を作ったりというコラボレーション計画も進行中。「(「ゴールド」代表である)中村トメ吉との個人面談」などの有料コンテンツも充実させていく予定だ。
The post 人気メンズサロン「ゴールド」がファン向けオンラインサロンを開始 「中村トメ吉との個人面談」などのコンテンツも appeared first on WWD JAPAN.com.
エルメス・インターナショナル(HERMES INTERNATIONAL 以下、エルメス)はハンドバッグの生産拡大を図るため、2025年にフランス中南部のオーヴェルニュに新たなレザーグッズの大規模な工房を開く計画を明らかにした。これにより250人の雇用を生み出す。同社は現地の職業紹介所と協力して将来の職人を募集し、11月から仮設の工房でトレーニングを始める予定だ。
特にアジアからの高い需要に後押しされ、エルメスは過去10年間にわたり年1カ所のペースで新たな生産拠点を開設。2500人の雇用を創出し、現在レザーグッズの生産に携わっている従業員の数は3800人に上る。さらに9月初めには、22年にノルマンディーに生産拠点を開く計画を発表したほか、来年には2つの工房の稼働もスタートさせる予定だ。
また、新型コロナウイルスによって自由に海外旅行ができないようになるまで、主に富裕層の観光客によるフランス製の高級品への世界的な需要は急上昇してきた。そのため、シャネル(CHANEL)やルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)も、環境に配慮した最先端の生産拠点を国内各地に建設して生産を拡大している。一方、エルメスは全商品の80%をフランスで生産している。同社のレザーグッズとサドル部門は19年の売上高の半分を占め、その額は34億1000万ユーロ(約4229億円)に上る。
JUN YABUNO:1986年大阪生まれ。ロンドン・カレッジ・オブ・ファッションを卒業後、「WWDジャパン」の編集記者として、ヨーロッパのファッション・ウィークの取材をはじめ、デザイナーズブランドやバッグ、インポーター、新人発掘などの分野を担当。2017年9月ベルリンに拠点を移し、フリーランスでファッションとライフスタイル関連の記事執筆や翻訳を手掛ける。「Yahoo!ニュース 個人」のオーサーも務める。20年2月からWWDジャパン欧州通信員
The post 「エルメス」がフランスに新たな工房建設 バッグの生産を大幅拡大 appeared first on WWD JAPAN.com.
エルメス・インターナショナル(HERMES INTERNATIONAL 以下、エルメス)はハンドバッグの生産拡大を図るため、2025年にフランス中南部のオーヴェルニュに新たなレザーグッズの大規模な工房を開く計画を明らかにした。これにより250人の雇用を生み出す。同社は現地の職業紹介所と協力して将来の職人を募集し、11月から仮設の工房でトレーニングを始める予定だ。
特にアジアからの高い需要に後押しされ、エルメスは過去10年間にわたり年1カ所のペースで新たな生産拠点を開設。2500人の雇用を創出し、現在レザーグッズの生産に携わっている従業員の数は3800人に上る。さらに9月初めには、22年にノルマンディーに生産拠点を開く計画を発表したほか、来年には2つの工房の稼働もスタートさせる予定だ。
また、新型コロナウイルスによって自由に海外旅行ができないようになるまで、主に富裕層の観光客によるフランス製の高級品への世界的な需要は急上昇してきた。そのため、シャネル(CHANEL)やルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)も、環境に配慮した最先端の生産拠点を国内各地に建設して生産を拡大している。一方、エルメスは全商品の80%をフランスで生産している。同社のレザーグッズとサドル部門は19年の売上高の半分を占め、その額は34億1000万ユーロ(約4229億円)に上る。
JUN YABUNO:1986年大阪生まれ。ロンドン・カレッジ・オブ・ファッションを卒業後、「WWDジャパン」の編集記者として、ヨーロッパのファッション・ウィークの取材をはじめ、デザイナーズブランドやバッグ、インポーター、新人発掘などの分野を担当。2017年9月ベルリンに拠点を移し、フリーランスでファッションとライフスタイル関連の記事執筆や翻訳を手掛ける。「Yahoo!ニュース 個人」のオーサーも務める。20年2月からWWDジャパン欧州通信員
The post 「エルメス」がフランスに新たな工房建設 バッグの生産を大幅拡大 appeared first on WWD JAPAN.com.
資生堂は、「ベネフィーク(BENEFIQUE)」の新ミューズに女優の安藤サクラを起用する。第1弾として9月21日から、拭き取り化粧液“ベネフィーク リセットクリア”(150mL、3800円) の広告を展開する。
新ミューズの就任を記念して9月15日にオンライン発表会を開催した。発表会は、リアルタイムCG合成撮影システムを活用して幻想的なステージを演出。ロングドレスで登場した安藤は、「『ベネフィーク』は歴史が長いブランドで、多くの方に愛用されてきた。愛用されている先輩方についていく気持ちと、まだ使ったことのない方に対しては、改めて魅力を伝えていけたら」と意気込みを語った。自ら「美からは遠いところにいる」と言う安藤だが、新型コロナによる自粛期間中にスキンケアに取り組んだという。「どちらかというと、化粧品より泥が付いている時間の方が多い人間だった。“ベネフィーク リセットクリア”は、いらないものを”浄化”してくれる。心がちょっともやっとしていても、そのもやもやをふき取って、優しさを与えてくれるというのが魅力」と紹介した。
「ベネフィーク」は1972年に誕生し、96年に化粧品専門店専用ブランドとしてリニューアル。ブランドミューズには長くモデルの蛯原友里を起用していた。
The post 資生堂「ベネフィーク」の新ミューズに安藤サクラを起用 appeared first on WWD JAPAN.com.
ITサービス大手のトランスコスモスは、インスタグラムをはじめとするSNS上での画像解析を行うカナダ発のビジュアルマーケティングツール「ダッシュハドソン(Dash Hudson)」の独占販売権を取得した。同サービスと通じて、企業やブランドのインスタグラムのフォロワー数獲得やエンゲージメント率向上とSNSを通じた商品の販売であるソーシャルコマースを支援する。
「ダッシュハドソン」は、独自の画像解析AIを搭載し、企業の自社SNSや競合他社のSNSに投稿する画像の特性、パフォーマンスを予測。そのほか、ファンとのコミュニティー形成を助けるための、投稿に対するコメントの管理や消費者の口コミなどの自動収集といった機能を備える。インスタグラムをはじめ、ピンタレストやツイッター、フェイスブックにも対応しており、投稿の一元管理を行うことも可能だ。付属の「ライクショップ(Like Shop)」機能では、SNSに投稿したコンテンツの集約ページを作成し、ECの商品ページへユーザーを誘導。EC構築サービス「ショッピファイ(Shopify)」とも連携しており、同サービスで作ったECであれば、「ライクショップ」機能経由での売り上げ計測も行える。これらの機能により、企業のSNSのフォロワー数獲得やエンゲージメント率の向上、そしてソーシャルコマースを支援する。既にアップル(Apple)やアマゾン(Amazon)をはじめ、「コーチ(COACH)」、「ケイトスペード(KATE SPADE)」、「エスティ ローダー(ESTEE LAUDER)」、コンデナスト、インフルエンサーマーケティングで有名な米国ファッションECモール「リボルヴ(REVOLVE)」などが活用している。
ダッシュハドソンのトーマス・ランキン(Thomas Rankin)CEOは「『ダッシュハドソン』が最も大切にしていることは、世界有数の企業がそのオーディエンスとエンゲージし、企業のソーシャルや EC チ ャネル売上促進を支援することだ。ポストコロナの世界は、ブランド企業にとってオーディエンスと新しい、そして有意義な形でコネクトするための非常に大きな機会となる。新たなオンラインショッピングの時代に、企業が売上を促進し、顧客を維持するために効果的にコンテンツを最適化していくために不可欠なソリューションやデータに基づいたインサイトを提供していく」とコメントしている。
トランスコスモスは同サービスのコンサルティング販売とSNS運用サービスの提供を通じて、導入企業のEC事業をマーケティングからサポートまでをトータルに支援し、ソーシャルメディアを含むマルチチャネルでの売上拡大を促すとしている。
The post アップルやアマゾンも導入するカナダ発のSNS解析サービス IT大手のトランスコスモスが独占販売 appeared first on WWD JAPAN.com.
渋谷パルコは9月26日、2017年に閉店したパリの伝説的セレクトショップ、コレット(COLETTE)の最後の日々を追ったドキュメンタリー映画「コレット モン アムール(COLETTE, MON AMOUR)」の上映を8階のホワイト シネクイント(WHITE CINE QUINTO)で開始する。上映を記念してコレットにゆかりがあるクリエイターによる商品を集めたポップアップストアを2階のギャラリー、2G(ツージー)で開く。
映画「コレット モン アムール」は、ベルリンを拠点にするストリートウェブメディア「ハイスノバイエティ(HIGHSNOBIETY)」とパリの映像プロダクション「La /Pac」が共同でプロデュースし、フォトグラファーのユーゲとイリアーヌ・ローソン・ボディ兄妹(Hugues & Eliane Lawson-Body)がディレクションを担当。19年末にパリのプレミア公開後、ロンドンとニューヨークで限定プレミアとイベントを開催した。出演者にはカニエ・ウェスト(Kanye West)やファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)、ヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)をはじめ、フューチュラ(Futura 2000)、片山正通、NIGO®、「サカイ」の阿部千登勢、「アンブッシュ(AMBUSH)」のYOON、「ダブレット」の井野将之ら著名人が名を連ね、コレットから受けた影響や思い出などを熱く語っている映像を収録している。
ポップアップストアでは、「ハイスノバイエティ」と、コレットのクリエティブ・ディレクターを務めてきたサラ・アンデルマン(Sarah Andelman)がキュレーションを行った日本限定のアイテムがそろう。ラインアップは、フューチュラや「メゾンキツネ(MAISON KITSUNE)」「ヒューマンメイド(HUMAN MADE)」「サカイ(SACAI)」「ダブレット(DOUBLET)」「メディコム・トイ(MEDICOM TOY)」など映画に登場するアーティストやファッションブランドとのコラボアイテムのほか、「スウォッチ(SWATCH)」や「エド バンガー(ED BANGER)」などとのコラボ商品など20点以上の商品が並ぶ。9月28日からはECサイトでも商品の販売を開始し、2Gでのポップアップストアは10月11日まで営業する。
コレットはコレット・ルソー(Colette Roussaux)と娘のサラ・アンデルマンが1997年にパリ・サントノレ通りに開店したセレクトショップ。ファッションやビューティ、カルチャー、ライフスタイルなどを融合した提案や異業種とのコラボレーションを多く手掛けてきたほか、若手の発掘を得意とし、世界中の気鋭ブランドをいち早く紹介してきた。2017年12月20日、コレット・ルソーの引退を機に惜しまれながらも20年の歴史に幕を閉じた。
■映画「COLETTE, MON AMOUR」
上映期間:9月26日〜10月8日
会場:ホワイト シネクイント
住所:東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷パルコ8階
上映時間:60分間
言語:フランス語、英語、日本語
■ポップアップストア
期間:9月26日〜10月11日
会場:2G
住所:東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷パルコ2階
The post パリの伝説のセレクトショップ、コレットのドキュメンタリーが渋谷パルコで上映 限定商品を集めたポップアップストアも appeared first on WWD JAPAN.com.
日本の小売業界で、新しいビジネスモデルに挑戦する先進企業として知られる丸井グループ。これまで“売らない店舗”として従来の店舗から体験型ストアへの転換を推進するなど、新たな領域に参入してきた。その丸井グループはESG(環境、社会、ガバナンスを重視した会社運営)でも高い評価を得ている。ESGの格付けランキングとして知られる「ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックス」でもスコア96と高得点をマークしている。
丸井グループは2016年、環境への配慮、社会的課題の解決、ガバナンスの取り組みがビジネスと一体となった“共創サステナビリティ経営”を行うためにESG推進部を新設し、情報開示の強化・推進の体制を整えてきた。どのようにしてESG経営先進企業になったのか。そのきっかけを同グループの関崎陽子サステナビリティ部長に聞く。
WWD:サステナビリティの分野の先進企業にとって、そうなる契機は自社とサプライチェーンの環境負荷を知ったとき、と聞くことが多くあります。丸井グループのきっかけは何でしたか?
関崎陽子サステナビリティ部長(以下、関崎):丸井グループでは、以前より省エネ・省資源をはじめ環境保全に配慮した取り組みを進めてきましたが、大きなきっかけになったのは2005年のCSR推進部(17年4月サステナビリティ部に)発足でした。それを機に環境省が定める「環境会計ガイドライン」や「温室効果ガス排出量算定報告マニュアル」等を参考に、エネルギー使用量・CO2排出量、水資源使用量・排水量、廃棄物排出量等について経年で把握し、08年以降、CSRリポートやウェブサイトでのデータの開示・充実を図ってきました。
そして14年以降、私たちは丸井グループ自らの温室効果ガス排出量(Scope 1&2:1は事業者自らによる直接排出、2は他社から供給された電気、熱・蒸気の使用に伴う間接排出)に加え、サプライチェーンにおける排出量Scope3の算定に着手しました。きっかけは、CDP(英国のNPOで、投資家、企業、国家、地域、都市が自らの環境影響を管理するためのグローバルな情報開示システムを運営)などの外部評価機関等のアンケート調査への対応でした。調査項目を確認する中で、たとえばScope3といった新たな概念が社会的要請として高まっていることを知ったのです。
この算出を通じて、丸井グループ内の環境負荷(Scope1&2)のみならず、原材料の調達から輸送や、お客さまご購入後の排出量(Scope 3)を含むサプライチェーン全体の排出量の見える化ができ、お客さま・社会と共に進める環境負荷低減という視点を持つきっかけになりました。
WWD:環境負荷を知ることによって何が変わりましたか?
関崎:自社排出の温室効果ガスの多くが電力に由来していることを知りました。その電力を再生可能エネルギーに切り替えることによって環境負荷低減に貢献しようと、18年にRE100(使用する電力の100%を再生可能エネルギーによる電力にすることに取り組む企業が加盟する、国際的な企業連合)に加盟し、30年までに再生可能エネルギー100%を達成するという目標を掲げることにつながりました。なお、2020年度は50%達成の見込みです。
WWD:廃棄物のリサイクルも強化しているとか。
関崎:はい。事業所での廃棄物を詳細に把握することが、リサイクル率向上の取り組みにつながっています。15年には59%だった資源リサイクル率は19年には63%に向上しました。現在、25年に75%以上を達成する目標を立てて、廃棄物置き場のエコファクトリー化を進めています。
WWD:エコファクトリーとは?
関崎:資源リサイクル率を高めるため、生ごみのリサイクルに重点的に取り組んでいます。マルイファミリー溝口では、ビル管理会社のみぞのくち新都市と共同で、19年にごみ処理施設のリニューアルを行い、「ノクティ エコファクトリー」と名称も変わりました。集積場のレイアウト変更や、テナントごとのごみ排出量の見える化などを実施しています。導入3カ月で生ごみのリサイクル率は100%に、資源ごみ全体のリサイクル率も30%以上向上し、76%となりました。今後は全店の資源リサイクル率を高め、さらなる環境負荷の低減をめざしています。
WWD:現状把握、目標設定、そして取り組みへの移行についてはどういうプロセスで行っていますか?
関崎:16年以降、丸井グループでは、ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックス(DJSI)やFTSE(株価指数の算出・管理や、関連する金融データの提供サービスを行う企業)、CDPをはじめとするESG評価機関やサステナビリティに関するさまざまな調査に対し、積極的に回答・開示を進めています。こうした調査は私たちにとって、企業が注目すべき点・対応が求められる環境項目などの気づきとなり、グローバル基準を知るきっかけにもなります。
毎年ESGデータブックとして開示する中で、環境項目についての不足点や開示を拡充する点がないかを考えるとき、こうした外部評価機関からの投げかけは大変貴重なものです。また、実態の把握や今後の取り組みを検討するためには社内の連係が欠かせず、それにより、事業戦略にサステナビリティ戦略が組み込まれていくことにつながると考えています。
WWD:環境負荷を減らしていくために、何を参考にしていますか?
関崎:SBT(SCIENCE BASED TARGETS:環境省の定義は「パリ協定の基準が求める水準と整合した5~15年先を目標年として企業が設定する、温室効果ガス排出削減目標」)やTCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース:G20の要請を受け、金融安定理事会が気候関連の情報開示および金融機関の対応をどのように行うかを検討するため、マイケル・ブルームバーグ氏を委員長として設立。企業などに対して気候変動関連リスクの項目を開示することを推奨)といったイニシアチブにも積極的に参加しています。自社の環境負荷について現状を把握することによって課題が明確になり、環境負荷低減の取り組みの必要性と具体的目標が明確になります。
私たちは今後も、自社の環境負荷低減はもちろんのこと、ビジネスを通じて、環境という社会課題解決に向けて取り組みを推進していきたいと考えています。
The post 丸井グループはいかにしてESG経営先進企業になったのか appeared first on WWD JAPAN.com.
こんにちは。秋冬シーズンのオーダーイベント MADE TO MEASUREもいよいよ後半戦となりました。
GET IT RIGHT!#2 FRAY編はこちらから>>>
GET IT RIGHT!#3 BELVEST編はこちらから>>>
最終回となる今回も、神戸店スタッフをはじめ、オフィスのスタッフも含めたこだわりのアイテムをまとめてご紹介します!
こだわりの一着を仕立てるおしゃれな男性の多い神戸。バーニーズ ニューヨーク神戸店も唯一フルオーダーを承ることのできるスペースを備え、ゆったりとオーダーをお楽しみいただけます。
神戸店セリングスーパーバイザー 福富巧真は<ベルベスト>のカプセルモデルにディテールを詰め込みました。
「貫禄と存在感のあるスーツを、と考えオーダーした一着です。もともとDROP8のシルエットが特徴のモデルを、ワイドラペル・ダブルブレスト・チェンジポケットと、ディテール満載のスーツに」
コーディネートしたのは<フランコ ミヌッチ>でオーダーした“セッテピエゲ”タイ。
「落ち着いた柄のタイや、軽さを意識したローファーと合わせることでバランスの取れたコーディネートになるよう心掛けています」
<ベルベスト>のカプセルモデルはこれまでも多数のスタッフがオーダーしてきたモデルです。
同じカプセルモデルで3ピーススーツを仕立てたのはMD部マネージャーの高橋孔明。
「3ピーススーツを作りたいなと思い、ベストを脱げば1年中着られるようにオーダーしました。ブラウンカラーの定番バーズアイ生地をチョイス。ベストはダブルブレステッドで、パンツはベルトレス仕様にしています」
高橋は<フランコ ミヌッチ>でタイもオーダー。
“セッテピエゲ”のほか、“FRANK(フランク)”など素材に合わせたモデルでオーダーを楽しんでいるそう。
「<ベルベスト>でスーツやジャケットをオーダーしているので、それに合うものをその時々のシーズン性やトレンドを意識してセレクトしています。既製品だと柄は好きだけど長さや幅が好みじゃないということもあるので、オーダーできる機会は貴重ですよね」
同じく<フランコ ミヌッチ>でオーダーしたタイをコーディネートしたのはビジネスウェア担当バイヤー 亀谷恵介。
「こちらのタイは既製品でセッテピエゲタイが少なかった時代にオーダーしたうちの1本。ウール地にプリントが美しい1本です。このセッテピエゲのほか、過去には“FRANK(フランク)”・ボウタイなどもオーダーしています」
ドレスシャツも<フライ>でオーダーした一着。
「自分が好きなターコイズカラーの入ったマルチストライプ柄の生地に一目惚れ。タイドアップするのが自分らしいスタイルなので、既製品よりも羽根がやわらかく、カーブが効いている襟型の中でタイが映えそうな“LIEGI(リエージ)”でオーダーしました」
ドレスシャツとポケットチーフのカラーをリンクさせるのは亀谷のスタイリングのポイントです。
最後にご紹介するのはドレスシャツ・タイの担当バイヤー 倉科良樹。オーダーした<フライ>のドレスシャツに<ケイスリー ヘイフォード>のカーディガン、<ドレイクス>のタイと、<ドリス ヴァン ノッテン>のパンツで少しリラックスしたコーディネート。
「グレー地にベージュのストライプは、自分自身がよく着るアイテムの色味によく合う柄。さらに、ブラック系もブラウン系もどちらでもハマるデザインです。 “INGLESE(イングレーゼ)”という襟型にタブカラーでリクエストしました」
「<フライ>の襟型は本当に美しい。既製品でご用意できるは定番アイテムが多いので、オーダーでさまざまなスタイルにチャレンジしています。選べる生地も襟型も幅広く、ぴったりな一着がお作りいただけると思います。オーダーイベントならではの醍醐味をぜひこの機会にお楽しみください」
5回にわたりご紹介してきた、スタッフのオーダーアイテム。
秋冬シーズンだけでも、さまざまなアイディアとこだわりをご覧いただけたのではないでしょうか。
いよいよこの土曜日から神戸店・福岡店でのイベントがスタートします。
フィッティングはもちろんのこと、色柄やディテールまで、さらに自分好みの一着をお作りいただける貴重なチャンスMADE TO MEASUREをぜひお楽しみくださいね。
▼過去の記事はこちらから
FALL 2020
MADE TO MEASURE
BELVEST
9/19 SAT. – 9/21 MON. 神戸店B1
9/22 TUE. 福岡店B1
FRAY
開催中 – 9/27 SUN. 六本木店2F
9/19 SAT. – 9/27 SUN. 神戸店1F / 福岡店1F
FRANCO MINUCCI
9/19 SAT. – 9/21 MON. 神戸店B1
9/22 TUE. – 9/27 SUN. 福岡店B1
美しく、最高級の着心地を持った極上スーツ──
世界中のエグゼクティブや業界から絶賛される<ベルベスト>の魅力
圧倒的な人気を誇るドレスシャツの名品、その秘密
ピルのオンライン処方アプリ「スマルナ」を運営するネクストイノベーションはこのほど、企業向け健康支援サービス“スマルナ for Biz”をスタートさせた。
“スマルナ for Biz”では、月経困難症やPMS(月経前症候群)など女性特有の悩みを持つ社員向けに薬剤師や助産師によるピルの服薬支援やオンライン相談窓口を提供するほか、女性社員だけでなく、男性社員、管理職、人事担当者向けの女性の健康に関するセミナーの実施など、多角的な健康支援を行う。また導入後のパフォーマンスや満足度などを調査するサーベイや利用者のアカウント発行など、担当部署のための管理システムも提供する。
経済産業省の「健康経営における女性の健康の取り組みについて」によると、女性特有の生理に関する体調不良による経済的損失は年間6828億円とされ、健康経営に関して興味がある項目として「女性特有の健康問題対策」(53%)が1位になるなど、高い関心が寄せられている。また、管理職も当該の問題にどのような対応をすれば良いのかわからず、外部専門家のサポートを求めているという調査結果も出ていたことから、同サービスをスタートさせた。9月15日時点での導入予定企業は、オールアバウト、g-wic、日清食品ホールディングス、ネオラボ、Mahaloなど。
The post 「スマルナ」が企業向け健康支援プログラムをスタート ピルの服薬支援など appeared first on WWD JAPAN.com.
「アキコアオキ(AKIKOAOKI)」が2021年春夏コレクションを発表した。
The post 「アキコアオキ」2021年春夏コレクション appeared first on WWD JAPAN.com.
「アキコアオキ(AKIKOAOKI)」が2021年春夏コレクションを発表した。
The post 「アキコアオキ」2021年春夏コレクション appeared first on WWD JAPAN.com.
「クロマット(CHROMAT)」が2021年春夏コレクションをニューヨークで発表した。
The post 「クロマット」2021年春夏ニューヨーク・コレクション appeared first on WWD JAPAN.com.
コーセーは、ネイルブランド「ネイルホリック(NAIL HOLIC)」のネイルカラー全色をバーチャルで試着できる「NAIL HOLICアプリ」(iOS版・Android版)をリリースした。スマートフォンのカメラで手を撮影し、AI機能で爪を検出。爪に塗った色や質感を忠実に再現し、リアルな体験を提供する。
「ネイルホリック」は、200色以上の豊富なカラーバリエーションと質感に加え、手ごろな価格で人気のネイルブランド。国内市場全体のマニキュアカテゴリー(除光液除く)で金額マーケットシェアNo.1だ(インテージSRI マニキュア市場 2018年4月~2019年3月累計販売金額実績)。
SNSや雑誌などで見たネイルカラーを、「実際に自分の爪に塗ってみるとイメージが違うことがある」という声を反映し、アプリを開発。アプリ内では季節ごとの限定色や発売前の新色もいち早く試すことが可能。また、すでに持っているカラーの管理ができる“ストック機能”と“お気に入り機能”を備える。さらに、アプリで試着したカラーをダイレクトにオンラインストアで購入できるシステムを備えた。
The post 200色以上のネイルカラーをバーチャル試着 「ネイルホリック」がアプリをリリース appeared first on WWD JAPAN.com.
「ナイーム カーン(NAEEM KHAN)」が2021年春夏コレクションをニューヨークで発表した。
The post 「ナイーム カーン」2021年春夏ニューヨーク・コレクション appeared first on WWD JAPAN.com.
「クラウディア リー(CLAUDIA LI)」が2021年春夏コレクションをニューヨークで発表した。
The post 「クラウディア リー」2021年春夏ニューヨーク・コレクション appeared first on WWD JAPAN.com.
ドラッグストアやバラエティーショップで取り扱われているアイテムにはロングセラー商品が数多く存在する。なぜ安定した売り上げが続いているのか、何をきっかけに人気に火がついたのかなど、毎回、一つのブランドをピックアップ。ブランド誕生から現在までを振り返りながら、ブランドのターニングポイントとなった出来事について探っていく。
海藻にこだわったヘアケアを中心にスキンケア、アロマ、入浴剤など幅広いアイテムを展開するブランド「ラサーナ」。現在、全国のドラッグストアと一部バラエティショップの約1万7000店舗で取り扱っているが、実はブランド誕生の1979年当時は訪問販売と通信販売でスタートしていた。
「化粧品メーカーとしてヤマサキを創業した当初は訪問販売から始めていたが、多くのお客さまと接するうちに、女性をより美しくする商品作りへのこだわりが日増しに強くなった。そこで、イタリア語で“健康的で美しい女性”という意味を持つ『ラサーナ』をブランド名にし、全ての女性に“健やかな美”を提供し続けたいという思いを形にするため、ブランドが誕生した」とヤマサキ・マーケティング部中村朝美氏は話す。また、“海藻コスメブランド”をうたうほど「ラサーナ」は海洋成分へのこだわりが強く、「昔から髪の毛に良いといわれ続けていた海藻に着目して開発した。中でもタラソテラピー発祥の地としても知られる、フランス・ブルターニュ産の海藻のエキスをブランド全商品に配合している」という。
ブランド誕生時は女性をターゲットに「ラサーナ 海そう クリーム シャンプー&リンス」を発売したが、訪問販売と通信販売のみにもかかわらずこれまでの顧客を中心に支持を集め、約1億円を売り上げた。その後、84年にスキンケアへ参入して「ラサーナ クレンジング パウダー」を発売、94年にダメージヘアケア用のシャンプー&トリートメントを発売するなどしたが、98年の洗い流さないヘアトリートメント「ラサーナ 海藻 ヘア エッセンス」の登場が売り上げの転機となった。「当時は、“洗い流さないトリートメント市場”はまだ存在しておらず、当社が先駆けて発売。90年代は“茶髪ブーム”が到来していた影響で若年層を中心に、脱色などで明るいヘアカラーを楽しむ人が増えていた。そんな時代背景を踏まえ、“洗い流さない”という手軽に使えることに加えて、ダメージヘアケアの効果をすぐに感じられる使用感が人気となりブランド史上最大のヒット商品となった」。また、“実感品質”を掲げて無償の試供品サンプルを多く提供。「お客さまに納得してから商品を購入してもらう販売戦略の効果もヒット理由の一つ」と述べる。
「ラサーナ 海藻 ヘア エッセンス」の発売後は、アウトバストリートメント市場を先駆けて作り上げ、売り上げも年々右肩上がりで伸長してアウトバストリートメント累計販売本数1800万本突破(2019年11月末時点)、今では国内売り上げ12年連続No.1(2008-2019年実績「化粧品マーケティング要覧2009-2020」、アウトバストリートメントにおいて、ラサーナブランドとして・富士経済調べ)を獲得している。今後についても、「市場をけん引し、市場全体を現在の270億円から300億円に伸ばしていきたい。さらに店舗展開についても、本社がある広島県はプロモーションや複数の売り場での展開など販売モデル店となっている店舗が多いため、同様の販売モデル店舗を全国にも広げていく」と意気込む。
“洗い流さないトリートメント”がほとんどない1998年に、いち早く「ラサーナ 海藻 ヘア エッセンス」を登場させた。発売後はその手軽さとその効果実感でたちまち人気に。また、これまでの「ラサーナ」の購買年代層は高めだったが、ドラッグストアの店頭販売やWEB販売も開始し比較的若年層にも購買層が広がった。
The post コスメのベストセラーの理由教えます! 「ラサーナ」編 appeared first on WWD JAPAN.com.
「アナ スイ(ANNA SUI)」が2021年春夏コレクションをニューヨークで発表した。
The post 「アナ スイ」2021年春夏ニューヨーク・コレクション appeared first on WWD JAPAN.com.
「コウザブロウ(KOZABURO)」が2021年春夏コレクションをニューヨークで発表した。
The post 「コウザブロウ」2021年春夏ニューヨーク・コレクション appeared first on WWD JAPAN.com.
TSIホールディングスは16日、不採算事業の撤退に伴う従業員300人の希望退職者募集を発表した。希望退職の対象者は、グループ各社の満40歳以上の正社員、契約社員、パート・アルバイトで、募集期間は2020年10月1日から21年2月末まで。人員削減に伴い、21年2月期に17億円の特別損失を見込む。
21年2月末までに、衣料品や雑貨などを輸入・卸販売するUNIT &GUESTと、コスメブランド「ラリン(LALINE)」のハワイ事業を展開するLalique Hawaii Corporationの2つの子会社を解散する。また、子会社ジャックは「ファクト(FACT)」と「ハーシェルサプライ(HERSCHEL SUPPLY)」の2ブランドの運営を終了する。
同社は上期(20年3月〜8月)中にも88店を撤退したが、下期(9月〜21年2月)中にはさらに122店をクローズする。この店舗整理に伴う費用として、20年6〜8月期の売上原価および販管費2億7700万円、特別損失3億8600万円を計上する。
主販路とする百貨店の事業環境の悪化により、大手アパレルでは大規模な人員削減が相次いでいる。オンワードホールディングスは19年12月に希望退職者の募集を発表し、想定を約2割上回る413人が応募。ワールドは「オゾック(OZOC)」など5ブランドを廃止し、200人の希望退職者を募っている。
The post TSIが300人の希望退職者を募集 子会社解散、ブランド撤退で122店を閉鎖 appeared first on WWD JAPAN.com.
「プラダ(PRADA)」は9月19日に、再生ナイロンを使用した“リナイロン(Re-Nylon)”コレクションの新作を発売する。今回初めてアパレルも展開。メンズやウィメンズのほか、雑貨も提案する。
“リナイロン”では、海洋プラスチックごみや漁網、繊維廃棄物を原料とした再生ナイロン「エコニール(ECONYL)」を使用する。昨年発売したバッグのカプセルコレクションに続いて、今年はさらにラインアップを拡張。今回初めて登場するアパレルは、メンズのオーバーコートやウィメンズのカクテルドレスのほか、Tシャツやパンツなどのスポーティーなアイテムもそろえる。さらに、コンバットブーツやスニーカーなどのシューズ、ハットやベルトなどの雑貨も加わり、バッグはベルトバッグやバックパック、2000年に発表したバッグのアーカイブなどが登場する。全ての商品には「プラダ」のトライアングルロゴを三角形にループした矢印で表現したロゴを配し、タイムレスの概念を表現した。
発売に合わせて9月19日から、「プラダ」青山店で同新作アイテムを集めたスペシャルインスタレーションを開催する。店内に設置した複数のスクリーンに、同コレクションの取り組みを紹介するナショナルジオグラフィック制作のショートムービーを映すほか、壁を活用したビデオウォールに、自然の情景と“リナイロン”の製造過程の映像をモノクロームで映すなどの演出を行う。
同取り組みを通して、ナイロンがもたらす地球温暖化の影響を最大80%削減することに貢献し、1万tの再生ナイロン繊維を製造するたびに7万バレルの石油が節約できるという。「プラダ」は2021年末までに「プラダ」の全てのバージンナイロンを“リナイロン”に転換することを目標に掲げる。
The post 「プラダ」の“リナイロン”コレクションから新作発売 再生ナイロンを使用したアパレルからシューズまで appeared first on WWD JAPAN.com.
「エヌ.ハリウッド(N.HOLLYWOOD)」が2021年春夏コレクションをニューヨークで発表した。
The post 「エヌ.ハリウッド」2021年春夏ニューヨーク・コレクション appeared first on WWD JAPAN.com.
「オーベット(AUBETT)」が2021年春夏コレクションを発表した。
The post 「オーベット」2021年春夏コレクション appeared first on WWD JAPAN.com.
セレクトショップのジュエリーバイヤーによるジュエリーブランド「リューク(RIEUK)」がデビューした。ディレクターの和田麻里子は、ジュエリーのセールスを経て約15年間セレクトショップのジュエリーバイヤーとして活躍。国内外でジュエリーの買い付けを行いながら、「自分が欲しいものを作りたい」という思いから「リューク」をスタートさせた。リューク」のコンセプトについて、また、ジュエリーの楽しみ方について和田に聞いた。
WWD:「リューク」を立ち上げたきっかけは?
和田麻里子「リューク」ディレクター(以下、和田):夫の仕事によりアメリカ在住で仕事をしていたが3年前に帰国し、何か新しいことをやりたいと思った。ジュエリーに関して知識はあるが作ったことがない。多くのジュエリーを見る中で、「こんなジュエリーがあったらいいな」という思いを形にしようと思った。
WWD:「リューク」という名前はどこから?
和田:ブランド名は世の中に存在しない言葉にしたかった。アール(R)の響きが好きで、日本語にない。あえて意味を持たない名前を音から選んで感覚的に作った。
WWD:「リューク」のブランドフィロソフィーは?
和田:ファッションを楽しむ感覚で、重ねづけして楽しむジュエリー。グラデーションになっているので、全てのジュエリーと合わせられるようになっている。大きいものから小さいものまで好きなバランスで組み合わせることが可能だ。重ねづけというときゃしゃなものが多いが、「リューク」では大き目でパンチの利いたものが多い。たとえば大ぶりなブラスのチェーンは2個つないで長くすることも可能だ。
WWD:展開アイテムとメーンの素材、中心価格帯は?
和田:イヤーカフ、ピアス、ネックレス、ブレスレット。長く使えるようシルバーにこだわった。それにゴールドメッキを施したタイプもある。大ぶりのネックレスの素材をブラスにしたのは、シルバーだと価格が高くなってしまうから。中心価格帯は3万円程度。
WWD:デザインはスケッチから?インスピレーション源は?
和田:ラフを書いて職人にサンプルを作ってもらい、バランスを調整している。インスピレーションは、自然から。オーガニックな形が好みだが、それを自分のフィルターに通して、あえて構築的であったり、機械的であったり、分かりやすい形で表現している。例えば、水の滴一つをとってもいろいろな表情があり形状が変化する。その一瞬をとらえて幾何学的に表現したりすることもある。私は宇宙が好きなので、軌道などをモチーフにしたジュエリーも。天体の軌道をはじめ、自然の現象はランダムではなく計算されていると思う。人間がつくったものではない自然の黄金比のようなものを形にして表現している。
WWD:今後のビジネス戦略は?
和田:セレクトショップへの卸を中心にブランドを育てていきたい。また、立ち上げたばかりなので、ゆっくり時間をかけてブランドを取引先に理解してもらった上で、ビジネスを広げていければと思う。現在は、トゥモローランド(TOMORROWLAND)をはじめとする4つのセレクトショップへの卸が決定している。
WWD:新型コロナがジュエリー業界や消費者のマインドに与える影響についてどう考えるか?
和田:緊急事態宣言が解除されてから、ジュエリーの売り上げは好調だ。自粛期間中は、家で心地よく過ごせるアイテムが売れていたと思うが、自分を幸せにしてくれるものも必要とされていると思う。それは、ずっと欲しかったもの、大切にしたいもの、一点ものだったり、人によりさまざまだと思うが、ジュエリーはそういった気持ちが反映されるものの一つだと思う。コロナをきっかけに、すっと欲しかったジュエリーを購入する人が増えているようだ。コロナ時代でも売れるものは売れるし、売れないものは売れない。中途半端なものは売れない世の中になってきていると感じる。コロナを機に、安易なモノ作りについて考えさせられるようになった。このような時代だが、人間には、「すてきなものは欲しい」という物欲はあるはずだ。
The post ジュエリーを知り尽くしたバイヤーによるジュエリー「リューク」が登場 appeared first on WWD JAPAN.com.
セレクトショップのジュエリーバイヤーによるジュエリーブランド「リューク(RIEUK)」がデビューした。ディレクターの和田麻里子は、ジュエリーのセールスを経て約15年間セレクトショップのジュエリーバイヤーとして活躍。国内外でジュエリーの買い付けを行いながら、「自分が欲しいものを作りたい」という思いから「リューク」をスタートさせた。リューク」のコンセプトについて、また、ジュエリーの楽しみ方について和田に聞いた。
WWD:「リューク」を立ち上げたきっかけは?
和田麻里子「リューク」ディレクター(以下、和田):夫の仕事によりアメリカ在住で仕事をしていたが3年前に帰国し、何か新しいことをやりたいと思った。ジュエリーに関して知識はあるが作ったことがない。多くのジュエリーを見る中で、「こんなジュエリーがあったらいいな」という思いを形にしようと思った。
WWD:「リューク」という名前はどこから?
和田:ブランド名は世の中に存在しない言葉にしたかった。アール(R)の響きが好きで、日本語にない。あえて意味を持たない名前を音から選んで感覚的に作った。
WWD:「リューク」のブランドフィロソフィーは?
和田:ファッションを楽しむ感覚で、重ねづけして楽しむジュエリー。グラデーションになっているので、全てのジュエリーと合わせられるようになっている。大きいものから小さいものまで好きなバランスで組み合わせることが可能だ。重ねづけというときゃしゃなものが多いが、「リューク」では大き目でパンチの利いたものが多い。たとえば大ぶりなブラスのチェーンは2個つないで長くすることも可能だ。
WWD:展開アイテムとメーンの素材、中心価格帯は?
和田:イヤーカフ、ピアス、ネックレス、ブレスレット。長く使えるようシルバーにこだわった。それにゴールドメッキを施したタイプもある。大ぶりのネックレスの素材をブラスにしたのは、シルバーだと価格が高くなってしまうから。中心価格帯は3万円程度。
WWD:デザインはスケッチから?インスピレーション源は?
和田:ラフを書いて職人にサンプルを作ってもらい、バランスを調整している。インスピレーションは、自然から。オーガニックな形が好みだが、それを自分のフィルターに通して、あえて構築的であったり、機械的であったり、分かりやすい形で表現している。例えば、水の滴一つをとってもいろいろな表情があり形状が変化する。その一瞬をとらえて幾何学的に表現したりすることもある。私は宇宙が好きなので、軌道などをモチーフにしたジュエリーも。天体の軌道をはじめ、自然の現象はランダムではなく計算されていると思う。人間がつくったものではない自然の黄金比のようなものを形にして表現している。
WWD:今後のビジネス戦略は?
和田:セレクトショップへの卸を中心にブランドを育てていきたい。また、立ち上げたばかりなので、ゆっくり時間をかけてブランドを取引先に理解してもらった上で、ビジネスを広げていければと思う。現在は、トゥモローランド(TOMORROWLAND)をはじめとする4つのセレクトショップへの卸が決定している。
WWD:新型コロナがジュエリー業界や消費者のマインドに与える影響についてどう考えるか?
和田:緊急事態宣言が解除されてから、ジュエリーの売り上げは好調だ。自粛期間中は、家で心地よく過ごせるアイテムが売れていたと思うが、自分を幸せにしてくれるものも必要とされていると思う。それは、ずっと欲しかったもの、大切にしたいもの、一点ものだったり、人によりさまざまだと思うが、ジュエリーはそういった気持ちが反映されるものの一つだと思う。コロナをきっかけに、すっと欲しかったジュエリーを購入する人が増えているようだ。コロナ時代でも売れるものは売れるし、売れないものは売れない。中途半端なものは売れない世の中になってきていると感じる。コロナを機に、安易なモノ作りについて考えさせられるようになった。このような時代だが、人間には、「すてきなものは欲しい」という物欲はあるはずだ。
The post ジュエリーを知り尽くしたバイヤーによるジュエリー「リューク」が登場 appeared first on WWD JAPAN.com.
イギリスの俳優ジョン・ボイエガ(John Boyega)は15日、中国市場向けに展開された広告に異議を唱えて香水ブランド「ジョー マローン ロンドン(JO MALONE LONDON)」のアンバサダーを辞任した。エスティ ローダー カンパニーズ(ESTEE LAUDER COMPANIES)傘下の同ブランド初の男性ブランドアンバサダーだった。
発端となったのは、ボイエガが自ら考案、監督、出演した広告が、彼の知らないうちに中国市場向けに中国人俳優で撮影し直されていたこと。オリジナルの広告はボイエガが育ったロンドンのペッカムにあるバージェス・パークで撮影され、友人と踊ったり家族と時間を過ごしたりするシーンなど、彼の個人的な側面を描いている。一方中国市場向けの広告では、ボイエガの代わりに中国出身の俳優であるリウ・ハオラン(劉昊然)が起用されていた。
「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」でフィン役を務めたことでも知られるボイエガはSNSで、「事前の連絡や同意のないままに私のコンセプトを使用し、現地のブランドアンバサダーで作り直したことは間違っている。この広告では私の故郷や友人、家族を通して私のパーソナルな背景を写していた」と語った。さらに「多くのブランドがグローバルやローカルのさまざまなアンバサダーを使うのは当然だが、私の文化を否定するような行為は容認できない」と述べた。
ボイエガの辞任を受けてブランド側は、「彼の決断を尊重し、今後の成功を祈っている」とコメント。また謝罪声明では、「私たちが中国で行ったボイエガの広告に対する行為の誤りを深くお詫び申し上げる。彼は素晴らしい展望と視野を持つ類いまれなるアーティストだ。この広告のコンセプトは彼の個人的な経験に基づいており、それらは作り替えられるべきではなかった。この過ちを重く受け止めており、ブランドとしてよりよい前進のために努めていく」と述べ、中国市場向けに作られた広告をすぐに削除した。
代わりを務めたリウ・ハオランは、22歳の中国の若手俳優。2015年にヒットを記録した連作映画「僕はチャイナタウンの名探偵(唐人街探案)」に主演して人気が急上昇し、その後数々のラグジュアリーブランドと協業している。8月31日に「ジョー マローン ロンドン」のブランドアンバサダーに任命される前には、中国の「ピアジェ(PIAGET)」「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」「トム フォード ビューティ(TOM FORD BEAUTY)」「トッズ(TOD'S)」「メイベリン(MAYBELLINE)」などのブランドの顔として活躍している。
The post ジョン・ボイエガが「ジョー マローン ロンドン」アンバサダーを辞任 中国向け広告の作り替えを受けて appeared first on WWD JAPAN.com.
J.フロント リテイリング(JFR)とパルコは、11月後半に開業する大阪の「心斎橋パルコ」の概要を発表した。旧大丸心斎橋店北館(地上14階・地下2階)の16フロア約4万平方メートルに、ラグジュアリーブランド、デザイナーブランド、フード、カルチャーまでバラエティーにとんだ170店舗が入る。昨年11月に建て替え開業した渋谷パルコで評価を得た事業モデルを移植し、渋谷と名古屋に並ぶ基幹店に発展させる。年間テナント取扱高220億円を計画する。
昨年11月に建て替え開業した大丸心斎橋店本館に隣接し、ほとんどのフロアが接続する。16日にオンラインで会見したJFRの好本達也社長は「大丸心斎橋店本館と合わせれば8万平方メートル。冒険性の強いパルコと百貨店が融合されて、JFRにしかできない商業施設になる」と胸を張った。
1〜2階には「ティファニー(TIFFANY & CO.)」「サカイ(SACAI)」「ヴァレクストラ(VALEXTRA)」「バーバリー(BURBERRY)」「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」「アンダーカバー(UNDERCOVER)」「カラー(KOLOR)」などが入るほか、ポップアップのスペースも設置して開業時は「ウブロ(HUBLOT)」を展開する。3〜6階はセレクトショップや個性的な服飾雑貨、クリエイティブなワーキングスペースの「スキーマ(SKIIMA)」が営業する。6階はキャラクターグッズ、7階は1フロア丸ごとの「無印良品」、8階はスポーツ関連、9〜11階には3層の「東急ハンズ」やインテリアショップなどで構成する。地下鉄の心斎橋駅と直結する地下1階は食物販やコスメ関連。地下2階で個性的な飲食店を集積した「心斎橋ネオン食堂街」と、13階のレストランフロア「御堂筋ダイニング」は来年1月にオープンする。
渋谷と同様にターゲット層をファッションに敏感な世代からカルチャーを求める人、ファミリー客まで幅広く設定した。パルコの牧山浩三社長は「(当初は)渋谷の成功によって『ぜひ心斎橋に出店したい』という声をたくさんいただいた」と話す一方、「今年に入ってコロナの影響で、小規模な飲食店からはキャンセルも出た」と明かす。飲食の2フロアの開業がずれ込むのもそのためだ。ステイホームの浸透を受けて一部のゾーンをインテリア関連に修正したりもした。
訪日客に人気だった心斎橋エリアはコロナの逆風にさらされており、JFRの好本社長も「(グループの中で)大丸心斎橋店が最も影響を受けている」と認める。長期的には訪日客の回復を視野に入れながらも「まずは地元の皆さんに支持される本来の姿を確立する。一番厳しい店が一番のチャンスを与えてもらったと思う」と話した。百貨店とパルコの融合の成功モデルを磨き、この後、再開発を控える名古屋・栄のプロジェクトにも生かす。
The post 11月開業「心斎橋パルコ」に170店舗 渋谷の成功モデルを移植 appeared first on WWD JAPAN.com.
ファーストリテイリング(以下、ファストリ)は、島精機製作所(以下、島精機)と合弁で2016年に立ち上げたイノベーションファクトリーを子会社化する。同時に、ファストリの有明本部近郊に移転し、生産規模を拡大すると発表した。これによって、「ユニクロ(UNIQLO)」の看板商品の1つとなった“3Dニット”の生産体制を強化する。
イノベーションファクトリーは、ファストリと島精機が折半出資して16年10月に立ち上げた合弁会社。その後、ファストリと島精機は18年7月に戦略的パートナーシップを締結していた。“3Dニット”は、島精機の無縫製ニット「ホールガーメント」機を使って生産されており、イノベーションファクトリーは“3Dニット”生産のモデル工場の役割を果たしてきた。
今回の子会社化と移転・拡大によって、「“3Dニット”を中心とするニット製品の生産システムを確立し、ベトナムや中国などの海外生産拠点に、その生産ノウハウや技術を伝授していく役割を強化する」。 子会社化した後の出資比率はファストリが51%、島精機が49%となる。工場は21年春に稼働予定。
The post 「ユニクロ」が“3Dニット”の生産体制を強化 島精機との合弁会社を子会社化 appeared first on WWD JAPAN.com.
スポーツ専門店大手のアルペンは、ライフスタイルの自社ブランド「ティゴラ(TIGORA)」初の直営店を9月18日にららぽーと立川立飛にオープンする。日常からスポーツ時まで着用可能な汎用性の高いアパレルや小物などをそろえ、大型ショッピングセンターという立地を生かして幅広い客層に訴求していく。さらに10月初旬には、リアル店舗を再現したバーチャル店舗も開く。両店内ではAR(拡張現実)の技術を用いてモデルの加治ひとみと三浦理志を等身大で登場させるなど、リアルとデジタルを融合した買い物体験を提供する。
9月16日に実施した「ティゴラ」事業戦略発表会で水野敦之社長は、「『ティゴラ』単体でのアパレルの年間売上高は15年に100億円だったが、20年は150億円にまで成長した。当社が自社ブランドを初めて立ち上げたのは1976年で、数々のトップ選手がわれわれの製品を身につけて好記録を残してきた。その商品開発技術を生かし、価格帯とデザインにこだわって他ブランドと差別化したい。まずは新規出店する2店舗で結果を残し、今後も積極的に出店を計画していきたい」と期待する。
「ティゴラ」は2006年に水野社長も参加して立ち上げた自社ブランドで、19年からリブランディングを進めている。現在は高機能な“アルティメット”、ビジネスからタウンユースまで対応する“スマート”、ビームスのライセンスブランド「ビームス デザイン」との協業でデザイン性を追求した“ティゴラ / ビームス デザイン”の3ラインで商品を構成している。日常提案の機能服の市場はライバルの多い激戦区ではあるものの、高い機能性と手が届く価格帯、シンプルなデザインの3つのバランスを強みとして押し出していくという。2020年秋冬の主なアイテムの価格帯は“アルティメット”のフードダウンジャケットが1万9990円、ステンカラーコートが9990円、“スマート”のはっ水ステンカラーコートが7990円、ストレッチパンツが4990円、“ティゴラ / ビームス デザイン”のスエットパーカが5990円、サーマルのワンピースが5990円など。
The post アルペンが自社ブランド「ティゴラ」を本格強化 初の直営店で機能服市場に挑む appeared first on WWD JAPAN.com.
インフォーマ マーケッツ ジャパン(東京都千代田区、クリストファー・イブ社長)が主催するファッションの合同展示会「プロジェクト トーキョー(PROJECT TOKYO)」が9月17、 18日の2日間、渋谷ヒカリエで開催される。
「プロジェクト」は米ニューヨークとラスベガスで年8回開催しているファッションの合同展示会で、「プロジェクト トーキョー」はその姉妹イベントとして2019年3月にスタートした。第3回目となる今回は、新型コロナウイルスによる渡航制限の中でも、老舗のファクトリーブランドや新進デザイナーズ、雑貨など多彩なテイスト・ジャンルの国内外約150ブランドがそろい、うち49ブランドが初出展となる。
目玉は「Tokyo新人デザイナーファッション大賞」のプロ部門で受賞歴もある「メアグラーティア(MEAGRATIA)」「リエカ イノウエ ヌー(RIEKA INOUE GNU)」「チョノ(CHONO)」、山下達磨「ネイプ(NAPE_)」デザイナーによる「カルペディエム(C DIEM)」など。そのほかにも、実力派メンズブランド「ノービット バイ ヒロシ ノザワ(NORBIT BY HIROSHI NOZAWA)」やこれまで海外でコレクションを発表し東京の展示会参加は3年ぶりとなる「デューレン(DUREN)」といった国内の注目ブランドをはじめ、イタリアの香水・キャンドルブランド「コルテルノ(CORETERNO)」、ドイツのノードブランド「ヌーナ(nuuna)」、フランスの自転車ブランド「マートンサイクリング(MARTONE CYCRING)」といった日本初上陸の海外ブランドも出展する。入場は無料で、ウェブサイトの専用フォームでの事前予約制。全出展ブランドに関する情報は、ファッションブランドと小売業者のマッチングを目的とした検索ウェブサイト「ウォーブ(WOBE)」で取得することが可能だ。
■PROJECT TOKYO 2020 SEPTEMBER
日程:9月17日(木)〜18日(金)
時間:10:00〜19:00
場所:渋谷ヒカリエ9階ヒカリエホール
主催:インフォーマ マーケッツ ジャパン
The post ファッション合同展示会「プロジェクト トーキョー」が9月17、 18日開催 老舗ファクトリーや新進デザイナーによる150ブランドが出展 appeared first on WWD JAPAN.com.
インフォーマ マーケッツ ジャパン(東京都千代田区、クリストファー・イブ社長)が主催するファッションの合同展示会「プロジェクト トーキョー(PROJECT TOKYO)」が9月17、 18日の2日間、渋谷ヒカリエで開催される。
「プロジェクト」は米ニューヨークとラスベガスで年8回開催しているファッションの合同展示会で、「プロジェクト トーキョー」はその姉妹イベントとして2019年3月にスタートした。第3回目となる今回は、新型コロナウイルスによる渡航制限の中でも、老舗のファクトリーブランドや新進デザイナーズ、雑貨など多彩なテイスト・ジャンルの国内外約150ブランドがそろい、うち49ブランドが初出展となる。
目玉は「Tokyo新人デザイナーファッション大賞」のプロ部門で受賞歴もある「メアグラーティア(MEAGRATIA)」「リエカ イノウエ ヌー(RIEKA INOUE GNU)」「チョノ(CHONO)」、山下達磨「ネイプ(NAPE_)」デザイナーによる「カルペディエム(C DIEM)」など。そのほかにも、実力派メンズブランド「ノービット バイ ヒロシ ノザワ(NORBIT BY HIROSHI NOZAWA)」やこれまで海外でコレクションを発表し東京の展示会参加は3年ぶりとなる「デューレン(DUREN)」といった国内の注目ブランドをはじめ、イタリアの香水・キャンドルブランド「コルテルノ(CORETERNO)」、ドイツのノードブランド「ヌーナ(nuuna)」、フランスの自転車ブランド「マートンサイクリング(MARTONE CYCRING)」といった日本初上陸の海外ブランドも出展する。入場は無料で、ウェブサイトの専用フォームでの事前予約制。全出展ブランドに関する情報は、ファッションブランドと小売業者のマッチングを目的とした検索ウェブサイト「ウォーブ(WOBE)」で取得することが可能だ。
■PROJECT TOKYO 2020 SEPTEMBER
日程:9月17日(木)〜18日(金)
時間:10:00〜19:00
場所:渋谷ヒカリエ9階ヒカリエホール
主催:インフォーマ マーケッツ ジャパン
The post ファッション合同展示会「プロジェクト トーキョー」が9月17、 18日開催 老舗ファクトリーや新進デザイナーによる150ブランドが出展 appeared first on WWD JAPAN.com.
素材大手のコマツマテーレは、コロナウイルスに効果を発揮する秋冬向けマスク“ダントツマスクール あたたかめ”“ダントツフィットインナー あたたかめ”を発売し、16日18時から公式オンラインサイト「ユニリンク」で予約受付を開始する。ナイロンとポリウレタン製のトリコットニットであるため洗濯して繰り返し使用が可能。価格は“ダントツマスクール あたたかめ”が1枚1800円、“ダントツフィットインナー あたたかめ”が3枚セットで900円。
同社が開発した新素材“エアロテクノ”を用いることで、2時間でコロナウイルスの感染能力の99.9%低減を実現した(NPO団体バイオメディカルサイエンス協会による試験によって証明)。また、保温率を60%以上高める効果があり、市販の不織布マスクと比べて“ダントツフィットインナー あたたかめ”の使用により1.5℃、“ダントツマスクール あたため”とセットで使用すると6℃高まるという結果が得られたという。加えて、吸放湿性の高い素材を用い、形状記憶ワイヤー付きにすることで眼鏡の曇り防止効果もある。そのほか、“ダントツマスクールあたたかめ”にはムレ防止、消臭、洗濯耐久、抗菌防臭、花粉カット、UVカットの機能も持たせた。“ダントツフィットインナー あたたかめ”には、抗ウイルス効果と消臭効果を持たせた。主な口臭成分である硫化水素とメチルメルカプタンについて20分で99%、ジメチルサルファイドについては20分で濃度半減の消臭効果を発揮する。
“エアロテクノ”使用商品はマスクから始めて、カーテン、インテリア関連、ユニホーム衣料、病院介護用資材、車両内装材、生活資材などに広げ、3年後に販売規模15億円を見込む。
The post コロナウイルスの感染能力を2時間で99.9%低減 小松マテーレが高機能マスクを発売 appeared first on WWD JAPAN.com.
アマゾン(AMAZON)は、ラグジュアリーブランドを取り扱うアプリ「ラグジュアリーストア(Luxury Stores)」を9月15日(現地時間)に公開した。
現在は招待制となっており、米国のプライム会員の中でアマゾンから招待メールを受け取った人のみが利用できる仕組みだが、将来的には対象を拡大するという。また米プライム会員で招待されていない人も、アマゾンのサイトからリクエストできるようになっている。
注目の参加ブランドだが、第1弾は「オスカー デ ラ レンタ(OSCAR DE LA RENTA)」だ。2020年プレ・フォール・コレクションと、現在は同ブランドのブティックおよび公式サイトでのみ販売されている20-21年秋冬コレクションから、ウィメンズウエア、ハンドバッグ、ジュエリー、アクセサリーのほか、新作の香水などを取りそろえた。また子ども服も近日中に取り扱う予定となっている。ほかの参加ブランドについては、今週中に少なくともあと一つが公開されるという。
「ラグジュアリーストア」は参加ブランドの自由度が高く、ストア内のデザインはもちろん、商品ラインアップ、販売数量や価格、セールのタイミングなどもブランド側が独自に決定できる。それに加えて、アマゾンのカスタマーサービスや配送サービスを利用できる。またアプリには、商品を着用したさまざまな体形や肌の色をしたモデルをユーザーが360度動かすことができる機能が搭載されており、より正確なフィット感が分かるようになっている。
クリスティン・ボーシャン(Christine Beauchamp)=アマゾン ファッション(AMAZON FASHION)プレジデントは、「当社は常に顧客の声に耳を傾けており、『ラグジュアリーストア』にこのブランドがあったらいいのにというプライム会員からのフィードバックに大いにインスピレーションを受けている。今後も進化を続け、世界中のデザイナーと、既存および新たなラグジュアリーカスタマーとの橋渡しをしていきたい」と語った。
アレックス・ボレン(Alex Bolen)=オスカー デ ラ レンタ最高経営責任者は、「アマゾンの顧客を重視する姿勢に敬意を抱いている。『ラグジュアリーストア』を通じて、より多くの顧客に当ブランドのストーリーや製品の魅力を伝えられることを楽しみにしている」と述べた。
「ラグジュアリーストア」のスタートを記念して、アマゾンと「オスカー デ ラ レンタ」はカーラ・デルヴィーニュ(Cara Delevingne)を起用したムービーを公開。監督は「コーチ(COACH)」のキャンペーン映像なども撮影したバニー・キニー(Bunny Kinney)で、スタイリングはジェイソン・ボールデン(Jason Bolden)が手掛けている。
新型コロナウイルスの影響で米国では百貨店やアパレルブランドの経営破綻が続いているが、そうした中でもECは全般に売り上げを伸ばしていることを考えると、「ラグジュアリーストア」は中小規模のブランドにとって好機だといえるだろう。
アマゾンにとっても、アパレル分野の強化は長年の懸案事項だ。下着などの消耗品やベーシックな商品であればアマゾンで購入する消費者も多いため一定の売り上げを獲得しているが、よりファッション性の高いアパレルでは試行錯誤を繰り返している。今回、満を持して本格的にラグジュアリー市場に参入した。
米投資銀行バーンスタイン(BERNSTEIN)のルカ・ソルカ(Luca Solca)=アナリストは、「招待制にしたことで、ラグジュアリーな“特別感”を演出したのは賢いと思う。このサービスの成功は人気ブランドをそろえられるかどうかにかかっているが、スタート時に『オスカー デ ラ レンタ』だけでは弱い。アマゾンは今後、より多くの人気ブランドと提携する必要がある」と分析した。
なお20年1月の時点で、アマゾンはLVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)の傘下ブランドにも出店を打診したが、すげなく断られたという臆測が広まっていた。これに対し、ベルナール・アルノー(Bernard Arnault)LVMH会長兼CEOはアナリスト向けの決算説明会で、「そうした大手プラットフォームから何度か打診を受けたが、そのたびに断っている」と話している。
The post アマゾン、米国で「ラグジュアリーストア」アプリを公開 第1弾は「オスカー デ ラ レンタ」 appeared first on WWD JAPAN.com.
アマゾン(AMAZON)は、ラグジュアリーブランドを取り扱うアプリ「ラグジュアリーストア(Luxury Stores)」を9月15日(現地時間)に公開した。
現在は招待制となっており、米国のプライム会員の中でアマゾンから招待メールを受け取った人のみが利用できる仕組みだが、将来的には対象を拡大するという。また米プライム会員で招待されていない人も、アマゾンのサイトからリクエストできるようになっている。
注目の参加ブランドだが、第1弾は「オスカー デ ラ レンタ(OSCAR DE LA RENTA)」だ。2020年プレ・フォール・コレクションと、現在は同ブランドのブティックおよび公式サイトでのみ販売されている20-21年秋冬コレクションから、ウィメンズウエア、ハンドバッグ、ジュエリー、アクセサリーのほか、新作の香水などを取りそろえた。また子ども服も近日中に取り扱う予定となっている。ほかの参加ブランドについては、今週中に少なくともあと一つが公開されるという。
「ラグジュアリーストア」は参加ブランドの自由度が高く、ストア内のデザインはもちろん、商品ラインアップ、販売数量や価格、セールのタイミングなどもブランド側が独自に決定できる。それに加えて、アマゾンのカスタマーサービスや配送サービスを利用できる。またアプリには、商品を着用したさまざまな体形や肌の色をしたモデルをユーザーが360度動かすことができる機能が搭載されており、より正確なフィット感が分かるようになっている。
クリスティン・ボーシャン(Christine Beauchamp)=アマゾン ファッション(AMAZON FASHION)プレジデントは、「当社は常に顧客の声に耳を傾けており、『ラグジュアリーストア』にこのブランドがあったらいいのにというプライム会員からのフィードバックに大いにインスピレーションを受けている。今後も進化を続け、世界中のデザイナーと、既存および新たなラグジュアリーカスタマーとの橋渡しをしていきたい」と語った。
アレックス・ボレン(Alex Bolen)=オスカー デ ラ レンタ最高経営責任者は、「アマゾンの顧客を重視する姿勢に敬意を抱いている。『ラグジュアリーストア』を通じて、より多くの顧客に当ブランドのストーリーや製品の魅力を伝えられることを楽しみにしている」と述べた。
「ラグジュアリーストア」のスタートを記念して、アマゾンと「オスカー デ ラ レンタ」はカーラ・デルヴィーニュ(Cara Delevingne)を起用したムービーを公開。監督は「コーチ(COACH)」のキャンペーン映像なども撮影したバニー・キニー(Bunny Kinney)で、スタイリングはジェイソン・ボールデン(Jason Bolden)が手掛けている。
新型コロナウイルスの影響で米国では百貨店やアパレルブランドの経営破綻が続いているが、そうした中でもECは全般に売り上げを伸ばしていることを考えると、「ラグジュアリーストア」は中小規模のブランドにとって好機だといえるだろう。
アマゾンにとっても、アパレル分野の強化は長年の懸案事項だ。下着などの消耗品やベーシックな商品であればアマゾンで購入する消費者も多いため一定の売り上げを獲得しているが、よりファッション性の高いアパレルでは試行錯誤を繰り返している。今回、満を持して本格的にラグジュアリー市場に参入した。
米投資銀行バーンスタイン(BERNSTEIN)のルカ・ソルカ(Luca Solca)=アナリストは、「招待制にしたことで、ラグジュアリーな“特別感”を演出したのは賢いと思う。このサービスの成功は人気ブランドをそろえられるかどうかにかかっているが、スタート時に『オスカー デ ラ レンタ』だけでは弱い。アマゾンは今後、より多くの人気ブランドと提携する必要がある」と分析した。
なお20年1月の時点で、アマゾンはLVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)の傘下ブランドにも出店を打診したが、すげなく断られたという臆測が広まっていた。これに対し、ベルナール・アルノー(Bernard Arnault)LVMH会長兼CEOはアナリスト向けの決算説明会で、「そうした大手プラットフォームから何度か打診を受けたが、そのたびに断っている」と話している。
The post アマゾン、米国で「ラグジュアリーストア」アプリを公開 第1弾は「オスカー デ ラ レンタ」 appeared first on WWD JAPAN.com.
繊維商社のヤギは、抗ウイルス加工を施したトータルウエアブランド「ビブテックス(VIBTEX)」を、9月16日に同ブランドの公式オンラインストアで発売する。
ヤギは抗ウイルス加工技術を持つ高橋練染と連携し、制菌防臭効果を兼ね備えた抗ウイルス素材を共同開発して全てのアイテムに施した。
ブランド名は“VIRUS BLOCKING TEXTILE”の頭文字を組み合わせ、“ウイルスと戦う、すべての世界市民を守る服”がコンセプト。白がキーカラーで、ユニセックスのTシャツ、ロゴ入りTシャツ、ロングスリーブTシャツ、パーカ、スエットシャツ、スエットパンツ、コート、シャツ、キャップ、グローブ、マスク、ショッピングバッグ、ネックウオーマー、ハンカチという14種類のアイテムを販売する。価格は、Tシャツ5900円、スエットシャツ9900円、マスク900円など。
“ウイルスからの解放運動”をテーマとするビジュアルにはラップユニットのchelmico(チェルミコ)を起用してブランド認知度を高め、今後は卸での販売も予定している。
同ブランドのために開発された抗ウイルス機能を持つ生地素材は、同名の抗ウイルス・テキスタイルブランド「ビブテックス」として、アパレルをはじめ、ベッドシーツやヘッドレストカバーなど、抗ウイルス機能が求められるあらゆるアイテム向けに販売する予定だ。
The post ヤギが“ウイルスと戦う、すべての世界市民を守る服”を発売 抗ウイルス素材を共同開発 appeared first on WWD JAPAN.com.
「バーバリー(BURBERRY)」は9月17日に、ライブ配信サービスを提供するツイッチ(TWITCH)と連携して2021年春夏コレクションを発表する。17〜22日に開催される「ロンドン・ファッション・ウイーク セプテンバー2020(以下、ロンドンコレ)」のキックオフを飾る今回のショーは、ツイッチ内のバーバリー公式ページで現地時間13時(日本時間は17日21時)から配信される。
ツイッチはゲーム実況動画のライブ配信サービスを提供する会社として創業した後、14年に米アマゾン(AMAZON)に9億7000万ドル(約1000億円)で買収された。20年現在は音楽やアートを含む幅広いコンテンツを扱うプラットフォームに成長している。今回の連携により、ブランドはショーの模様をさまざまな視点から同時に提供でき、視聴者はツイッチのチャット機能を使って会話することも可能。視聴者も参加しているような、包括的な体験を届けることが狙いだ。
またリカルド・ティッシ(Riccardo Tisci)=チーフ・クリエイティブ・オフィサー(CCO)は、ドイツ出身のアーティストであるアンネ・イムホフ(Anne Imhof)をコラボレーターに迎える。「バーバリー」によると、両者はファッションとアートを結びつけ、自然と人工物や現実と非現実が交わるときの“関係性”に着目しているという。
今回のロンドンコレは、メンズとウィメンズを手掛ける80以上のブランドや企業が参加。そのうち60組はデジタルのみの発表で、21組はリアルとデジタルを掛け合わせる。また、「シモーン ロシャ(SIMONE ROCHA)」や「ロクサンダ(ROKSANDA)」など5組は政府の定めたソーシャル・ディスタンシングのガイドラインに基づいてリアルのみでコレクションを披露する。
The post 「バーバリー」、ロンドンコレでツイッチと連携 チャットもできるマルチアングルライブ配信 appeared first on WWD JAPAN.com.
ファッションディレクターとして活動する高島涼が手がけるコンセプトストア「+81」がオープンする。9月26日にECサイトを開設し、年内に店舗もオープンする予定だ。“Seamless”をコンセプトに、世界中のファッションやカルチャーを繋ぎ合わせることを目指し、国内外問わずさまざまなブランドの中から、高島自身が考える「本当にいいモノ」だけをセレクトする。取り扱いブランドは「スタジオニコルソン(STUDIO NICHOLSON)」や「コッキ(KHOKI)」「カミエル フォートへンス(CAMIEL FORTGENS )」「エイトン(ATON)」「スリーマン(3MAN)」「ラキネス(RAKINES)」「サシャガレル(SACHAGAREL)」など。
高島は1992 年生まれ。建築士として活動 した後、TOKYO BASE へ入社。2018 年に独立し、フリーランスとして活動を開始。インスタグラムや ユーチューブなどのSNS を中心にファンを獲得し、SNS の合計フォロワー数は26 万人を誇る。現在は自身のブランド「リョウ タカシマ」をはじめ、メディアやブランドのディレクター、インフルエンサ ーとして幅広く活動している。
The post インフルエンサー、高島涼のセレクトショップ「+81」がスタート 国内外問わず「本当にいいモノ」だけをセレクト appeared first on WWD JAPAN.com.
繊維商社の豊島の2020年6月期決算の売上高は前期比5.4%減の2007億円、営業利益は同98.3%増の61億円、経常利益は同76.1%増の76億円だった。4期ぶりの減収ながら、3期ぶりの増益で過去最高益を上げた。
部門別では、売り上げ構成比率61%を占める繊維製品が新型コロナ下における医療関連商材の需要があり同4%増の1225億円だったが、繊維原料が同22%減の435億円と落ち込み、特に綿花は需要の減速による取り扱い減と米中貿易摩擦による相場の下落により大幅減収となった。綿花事業の損失処理のため、当期純損失7億円を計上した。
豊島半七・豊島社長は前期を振り返り、「上期は順調に推移し、かつてない業績を期待したが、新型コロナの影響と海外の子会社の損失が響いた。綿花の相場を読み違え、挽回しようとしてさらに深みにはまった。それでも過去最高益を達成できたことは、社員の営業努力をほめたい」と話した。
今期は厳しい見通しを立てており、綿花の事業規模を大きく縮小する予定で、21年6月期の売上高は1700億円、経常利益は40億円を予想している。
「当社はもはや繊維商社ではなく、“ライフスタイル商社”を自負している。今後はモノだけでなく、サービスを売っていく。これから世界が変貌する中で、頼りにされる業界のビジネスパートナーとなるために、当社が力を入れているサステナビリティについては独自の素材開発だけでなく、その仕組み作りが重要だ。失敗を糧としながら、次の展開を考えたい」と話した。
独資のコーポレートベンチャーキャピタルを活用した出資は17件を数え、異業種との業務提携により、OEM(相手先ブランドの生産)、ODM(相手先ブランドの設計・生産)事業の精度を高めている。4月はクモの糸の遺伝子から繊維素材を作ることに成功したスタートアップ企業スパイバーに約5億円を出資しており、バイオ繊維の事業領域を構築して地球温暖化や海洋汚染の課題解決に貢献したいとしている。
The post 豊島の2020年6月期は過去最高益達成 今期は綿花の売り上げ減で300億円減収予想 appeared first on WWD JAPAN.com.
「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」は9月23日に、「リーボック(REEBOK)」とコラボレーションしたシューズを発売する。
2020年春夏“アーティザナル”コレクションで披露された同シューズは、日本の伝統的な足袋から着想した、つま先が2つに分かれた「メゾン マルジェラ」のアイコンシューズの“タビ(TABI)”と、ポンプ構造でフィットを調整できる「リーボック」の“インスタポンプフューリー(INSTAPUMP FURY)”を融合したデザイン。
ラインアップはウィメンズモデルの9cmのヒールタイプ(18万円)と、メンズのフラットタイプ(14万円)の2型で、それぞれオールホワイト、オールブラック、イエロー×ブラック×レッド、ブルー×ブラック×ホワイトの4色をそろえる。
フラットタイプは「メゾン マルジェラ」のスニーカー“レトロ フィット”のソールデザインを踏襲し、クッション性と衝撃吸収性のある「ヘクサライト(Hexalite)」をミッドソールに内蔵し、ヒールタイプにはソールを支えるカーボン素材のシャンク「グラフライト(Graphlite)」を採用するなど、老舗スポーツメーカーである「リーボック」ならではの機能性を備えている。
9月23日に「メゾン マルジェラ」公式サイト内の特設コーナーのほか、伊勢丹新宿本店、阪急うめだ本店、阪急メンズのそれぞれのオンラインストアで販売を開始。10月8日以降は東京・恵比寿のメゾン マルジェラ トウキョウ、銀座のドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)のほか、一部セレクトショップで取り扱う。
The post 「メゾン マルジェラ」 × 「リーボック」の“タビ”の“インスタポンプフューリー”がいよいよ発売 appeared first on WWD JAPAN.com.
この連載では、新月・満月の流れを最大限に引き出すためのサポートをしてくれるコスメやインナーケアアイテムも紹介していきます。第19回は9月17日の新月とおすすめコスメについてお伝えします。
個人的には、おとめ座と美容って相性がいいのでは?と思っています。なぜかというと、おとめ座のキーワードとして“自己鍛錬”“コツコツ調整する”“きめこまやか”などの要素が挙げられます。12星座全体から見ると、おとめ座の役割は“細かく整え調整すること”“必要なものと不要なものを整理整頓すること”などです。
おとめ座は12星座の中間くらいに位置しているのですが、中間決算というか中間報告で、これからこうしていこう、なんて予定を描くことがビジネスのシーンでもあると思います。おとめ座ってまさにそんなイメージです。見直して、整えて、コツコツ鍛えていく。そんな“ひとりの努力”を自然とやってしまう性質を持つと伝えられています。
今回の新月コスメはその流れで細やかにパーツをケアできて、不要な角質をオフできるもの。そして毎日続けることで自分に貯金できるような“コツコツコスメ”を選びました。
まず「コバコ(KOBAKO)」の“キューティクルリムーバー”は、自宅で簡単に爪表面の油分や甘皮をごっそりオフできるもの。“キューティクルプッシャー”を使って、少しずつ甘皮を処理していきます。“細かい作業を重ねてきれいに整える”のもおとめ座的要素。このリムーバーをたまに使っておくと爪自体の輪郭がハッキリして、セルフでネイルカラーを塗るときに爪の面積を広く感じて、カラーが塗りやすくなるといううれしいポイントも。
「サラハップ(SARAHAPP)」の“リップスクラブ ブラウンシュガー”は、砂糖でできた唇用のスクラブです。週に1度程度ケアすることで、唇の色が一段明るくなります。お菓子のような香りも楽しいです。細部を整えることで全体を美しく見せる――おとめ座の新月はそんなふうに美容を楽しむのもいいかもしれません。
細かいところといえば、「アネリアナチュラル(ANELIA NATURAL)」のまつ毛美容液“アイラッシュセラム”にも注目。できれば毎日続けたい蓄え系アイテムですよね。コツコツと毎日続けていくことで自分を鍛えていく――そんなコツコツ系の美容がおとめ座新月的。もちろん、部屋の散らかった場所の整理整頓もこの新月にはおすすめです。
福本敦子(ふくもと・あつこ)/フリーランスPR・美容コラムニスト:コスメキッチンに14年間勤務後、現在はフリーランスPRとして活動するかたわら、ビューティコラムニストとしてイベント、SNSなど多方面で活躍。オーガニックに精通した知識を武器に、ライフスタイルに寄り添った独自のオーガニック美容論が、著名人やエディターをはじめ各方面から大人気。「#敦子スメ」は「読んだ瞬間試したくなる」と多くの反響を呼び、紹介した商品の欠品や完売も多数。2019年秋、初の書籍となる「今より全部良くなりたい 運まで良くするオーガニック美容本 by敦子スメ」を出版。発売前に増刷が決まるなど話題を呼んでいる。旅を愛し、占星術にも精通 instagram:@uoza_26
The post #敦子スメ「新月・満月」ノート おとめ座新月(9月17日)から始めよう、パーツ美容とコツコツ毎日積み上げ美容 appeared first on WWD JAPAN.com.
世界最大の時計企業スウォッチ グループ(SWATCH GROUP)傘下の「スウォッチ」は、従来プラスチック素材だったケースやベルトを植物由来の素材に置き換えた時計の販売を開始した。時計ブランドが量産態勢において、植物由来の素材を用いるのはこれが初めて。デザインは、シンプルかつアイコニックな初代モデルを選んだ。価格は8000円。全国の「スウォッチ」ストアおよび公式オンラインストアで販売している。
新作の“1983コレクション”は、トウゴマという多年草の種から抽出した2種類のバイオ素材を使い、「スウォッチ」が自社製品に課した高い品質基準をクリアしてスイスで生産される。パッケージもジャガイモとタピオカのデンプンを原料に作られており、古紙としてリサイクルすることはもちろん、自宅のコンポストなどで生分解することもできる。
「スウォッチ」は1983年に誕生。スウォッチ グループには「オメガ(OMEGA)」や「ブレゲ(BREGUET)」など名だたる時計ブランドがあるが、「スウォッチ」はグループ名にもなったブランドであり、新たな素材や技術は「スウォッチ」に優先的に導入されるという。
The post 「スウォッチ」が植物由来の素材で作った時計を販売 appeared first on WWD JAPAN.com.
H&Mヘネス・アンド・マウリッツ(H&M HENNES & MAURITZ)はESG(環境、社会、ガバナンスの重視)経営で高い評価を得ている。「ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックス(Dow Jones Sustainability index)」(スコア97)や「世界で最も持続可能な100社(Global 100 Most Sustainable Corporations in the World)」(27位)などESG格付けランキングでも上位に常連の企業だ。英国のNPO団体ファッションレボリューション(Fashion Revolution)の「ファッション トランスペアレンシー インデックス(Fashion Transparency Index)」では、2020年度版で初めて1位となった。
同社は、“ファッションとクオリティを最良の価格でサステナブルに提供する”というビジネスコンセプトのもとに事業を展開する。「技術とイノベーションを活用しながら、私たちの規模と影響力によって、公正・平等でありながら循環型、かつクライメット・ポジティブなファッションに向けて変化を導くというビジョンをもって取り組んでいる」と言う山浦誉史H&Mジャパン・サステナビリティ・コーディネーターに、どのようにして現在に至ったのか、そのきっかけを聞く。
WWD:サステナビリティの分野の先進企業に話を聞くと、そうなる契機は自社とサプライチェーンの環境負荷を知ったときと言われることが多くあります。きっかけは何でしたか?
山浦誉史サステナビリティ・コーディネーター(以下、山浦):1990年代に私たちは初めて行動規範を定め、そして化学物質に関する規制を始めました。変化を導くにあたってまず理解しなければならないのは、全ての段階でどの程度環境への負荷があるのか、そしてどの程度影響があるのかということです。デザインからお客さまによる消費に至るまで私たちのバリューチェーンの各段階において、私たちが行うすべての決断がポジティブな影響をもたらすポテンシャルがあるのです。特にファッション産業が直面する複雑かつ困難な問題において、ポジティブな変化をもたらすには、外部の専門機関との協業がとても重要であると私たちは考えます。例えば、水の使用に対する責任はWWF(世界自然保護基金)と協業したり、テキスタイルのリサイクル技術の開発に取り組む企業への投資や、循環型経済を推進するエレン・マッカーサー財団(Ellen MacArthur Foundation )とも密に連携しています。さらに繊維産業が抱える大きな問題や賃金についても、国連や衣料品従事者の国際労働組合と取り組んでいます。
WWD:H&Mは透明性が高い企業としての評価も高いですね。
山浦:私たちは長年、繊維産業による環境への負荷について認識しており、その中での自分たちの役割についても理解をしています。そしてその一環として、毎年発表するサステナビリティ・リポートを通して取り組みや実態を開示しています。その中で、バリューチェーンの各段階別に、社会、気候、そして水という分野において私たちが与える負荷、ならびに影響をマッピングしています。
WWD:マッピングするにあたり、環境負荷はどのように計測していますか。
山浦:H&Mでは外部専門機関による基準を主に用いています。例えば温室効果ガスおよびその他環境に害を及ぼす大気への排出に関する影響については、GHGプロトコルに沿って排出量を算定し、水資源への影響に関しては、AWS国際水管理標準に沿って行っています。
また、H&Mではすべてのサプライヤーを含むビジネスパートナーに対して、「サステナビリティ・コミットメント」への署名を義務付けており、私たちのサプライヤーも同様に、これらの基準に従って環境への負荷を計測し、その情報を私たちに提供するよう定めています。
私たちは自社が与える環境への負荷や影響をもとに、それぞれの分野においてKPI(重要業績評価指標)を設定して実行しており、取り組みや実態において毎年透明性をもってサステナビリティ・リポートとして開示しています。このリポートは、H&Mグループ内の各部門やサプライヤーなどの外部機関から収集したデータをもとに、GRI(サステナビリティに関する国際基準の策定を使命とする非営利団体)水準に沿って作成されています。毎年データやリポートを開示することによって、私たちの取り組みの進捗や、さらに注力が必要な分野を見極めることにつながります。
そしてこれらの取り組みがさまざまな外部機関によって認められ、CDP(Carbon Disclosure Project)の気候変動Aリストへの選定や、ファッションレボリューションによるファッション透明性インデックスでの1位認定など、多くの評価をいただけたことをとても光栄に思います。これまで同様、私たちは引き続き循環型ファッション業界へと変化を導くことを目指して、取り組みを進めていきます。
The post ESG格付けランキング上位常連 H&Mが大切にしていること appeared first on WWD JAPAN.com.
「アディダス(ADIDAS)」は9月16日、バンドKing Gnuのギターボーカルを務める常田大希がブランドアンバサダーに就任したことを発表した。
常田はKing Gnuでの音楽活動だけでなく、音楽家集団 millennium parade を主宰するほか、ミュージックビデオやアートワークを手掛けるクリエイター集団PERIMETRONを率いるなど、多方面で活躍する。今後は「アディダス」製品のPRや「アディダス オリジナルス(ADIDAS ORIGINALS)」の製品開発にも関わっていく。
常田は「『アディダス』はスポーツシーンのみならず、カルチャー全体に大きな影響を与えてきた。音楽やファッション、アートシーンとも密接な関係を築いてきた歴史がある。俺自身、子どもの頃から愛して着続けている『アディダス』と共に、これからのカルチャーをつくり上げられることを大変光栄に思っている。共にぶっ飛んでまいりましょう。Fly with me bro!!!」とコメントを寄せた。
The post 「アディダス」のブランドアンバサダーにKing Gnuの常田大希が就任 appeared first on WWD JAPAN.com.
「タダシ ショージ(TADASHI SHOJI)」が2021年春夏コレクションをニューヨークで発表した。
The post 「タダシ ショージ」2021年春夏ニューヨーク・コレクション appeared first on WWD JAPAN.com.
オンワード樫山のウィメンズブランド「23区」は、女優の中村アンとコラボした秋コレクションを9月11日に発売した。
「ファッションも気持ちも前向きでいたい今だからこそ、本当にいい物に触れて、長く付き合える1着が必要」との中村の思いから生まれたという今回のコラボは、チェスターコート(7万9000〜8万円)2色とサステナブルウールを使用したニット(1万3500〜1万4500円)4色を用意した。チェスターコートは肩パットを入れてマニッシュな肩まわりを作りつつ、ウエストをシェイプさせた美しいシルエットや伊「ロロ・ピアーナ(LORO PIANA)」のしなやかな生地で女性らしさを演出。ニットはさらっとした着心地に加えて詰まりすぎず、開きすぎていない首回り、ゆとりある身幅などで着心地にこだわり、シーズンレスで使える1着に仕上げた。
「23区」は5月にオウンドメディアの雑誌・WEBマガジン「マイスタンダード」を「#StayStylish」として、「女性の自由・自分らしさ」「お気に入りの服を長く大切に着ること」などに焦点を当てた内容にリニューアルした。9月25日に発刊する2020年秋号は中村アンが表紙を飾るとともに、巻頭では彼女にまつわるファッションストーリーをブランドの2020-21年秋冬の新作とともに紹介する。
The post オンワード樫山の「23区」が女優・中村アンと協業したコートとニット 「今だからこそ本当に長く付き合える1着を」 appeared first on WWD JAPAN.com.
「アディアム(ADEAM)」は9月10日、全米オープンで2度目の優勝を果たしたプロテニスプレーヤーの大坂なおみ選手とデザイナーの前田華子がコラボレーションしたカプセルコレクション、“アディアム × ナオミ・オオサカ(ADEAM × Naomi Osaka)”を東京の3店舗で世界に先駆けて発売した。同コレクションは16日に「アディアム」のECサイトで世界に向けて発売される。また、19日発売の日本版「ハーパーズ バザー(Harper's BAZAAR)」11月号の表紙には大坂選手が起用され、誌面では前田との対談なども掲載される。
今回のコラボレーションは、大坂選手が前田にアイデアを持ちかけたことがきっかけで実現したという。日本人の母とハイチ人の父を持つ大坂選手は、現在社会問題となっている人種差別についても力強い発信を行っており、全米オープンの全7試合では、黒人差別や警察による暴力の犠牲となった人びとの名前を記した黒いマスクを着用して登場し、その行動が世界中から注目を集めた。
前田は、「私たちの考えには共通点がたくさんあり、すぐに意気投合して今回のプロジェクトを実施することになった。大坂選手はコート上だけでなく、コート外においても素晴らしいロールモデルの女性だ。自身の名声を社会的な大義に役立てているのは素晴らしい。大坂選手のような影響力のある人びとにとって、一歩先を行く行動を取るのは難しい場合もある。恐れずに行動する姿は称賛に値する。そんな彼女から今回のコラボレーションでサポートを得られたのは素晴らしいことだ。私は美しい作品をデザインして作ることが好きだ。そして、女性たちに自分自身を美しいと感じてもらいたい。たとえそれが難しいと感じるときも、小さな会社のデザイナーとしてそこに焦点を当てていきたい。私にとって重要なのは、ブランドとして、一企業として、自分の行動を信じることだ」とコメントしている。
なお「アディアム」は14日に、明治記念館で撮影した21年春夏コレクションの動画も発表している。
The post 大坂なおみ選手と「アディアム」とのコラボコレクションが発売 appeared first on WWD JAPAN.com.
米「WWD」の人気企画「ファッション通信簿」では、ストリートからパーティー、レッドカーペットまで、海外セレブたちのファッションを厳しくチェック。今回はいつもの13段階評価とは異なるスタイルでそれぞれのファッションポイントを勝手に辛口ジャッジ!
第56回は、8月31日〜9月13日に開催されたテニストーナメントの全米オープン(U.S. OPEN)から、ソフィア・ケニン(Sofia Kenin)、パブロ・カレーニョ・ブスタ(Pablo Carreno Busta)、ダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev)、フランシス・ティアフォー(Frances Tiafoe)、大坂なおみ、スローン・スティーブンス(Sloane Stephens)、セリーナ・ウィリアムズ(Serena Williams)、ノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic)選手をピックアップ。今年は新型コロナウイルスの影響で無観客試合となったが、白熱するプレーと同様に選手たちのコート上でのファッションにも目を引くものがあった。今回2度目の優勝を果たした大坂なおみ選手のファッションにはぜひ注目したい。「優等生スタイルでもかんしゃくはとめられない」など、米「WWD」の痛烈コメントも健在だ。
1 / 1
アメリカ人テニスプレーヤーのケニン選手は、ディスコ黄金期の70年代風ローラースケートファッションと、レトロな水着を掛け合わせてみたらしい。とても素晴らしい仕上がりだけど、スニーカーは違う色にしてもよかったかも。
1 / 1
若きスペイン人のブスタ選手は、スポーツウエアブランド「ホマ(JOMA)」のロゴが入った昔の学校の体操着みたいなショートパンツをはきながらも、ネオンカラーのオレンジのシャツを見事に着こなしている。機能性を兼ね備えたダブルレイヤーのショートパンツをチョイスしたのが今っぽい。でも、両手首にリストバンドをつけたスタイルは、防弾ブレスレットがトレードマークの映画「ワンダーウーマン(Wonder Woman)」のヒロインにはかなわないようだ。
1 / 1
「ラコステ(LACOSTE)」の白い定番ポロシャツはもはや時代遅れだ。だからといって、黒と青のツートンカラーのポロシャツに黒のソックスというスタイルはテニスコートにはそぐわない——イエローのシューズは悪くないけど。暗闇でエクササイズをする「ソウルサイクル(Soul Cycle)」のクラスでなら視線を集めること間違いなし!
1 / 1
80年代をほうふつとさせる「ナイキ(NIKE)」の明るい色のウエアがティアフォー選手によく似合っている。ベビーブルーのショートパンツがとても素敵だ。オリビア・ニュートン・ジョン(Olivia Newton-John)が、ヒットソング「フィジカル(Physical)」のミュージックビデオで着用していたような白いヘッドバンドを取り入れて、80年代風のスタイルを完璧に仕上げている。
1 / 1
大坂なおみ選手も素晴らしい80年代風スタイルで登場した。明るい色を用いたデザインのウエアは大坂選手によく似合っているだけでなく、大スターにふさわしい躍動感のある動きをさらによく見せている。リストバンド、サンバイザー、そしてくるぶしソックスを暗めの色で統一したことで、ウエアの明るい色がよりいっそう際立っている。
1 / 1
プロ・バスケットボールチームのレイカーズ(Lakers)みたいな色のウエアも悪くない。ショートパンツとノースリーブの組み合わせがかっこいいし、凝りすぎていない感じもいい。小物を全て白で統一したことで、シンプルでエフォートレスなスタイルに仕上がっている。
1 / 1
ファッショニスタのウィリアムズ選手は、どの試合においてもファッションに抜かりがない。真っ赤なティアードスカートのテニスウエアや、それに合わせてコーディネートしたリストバンドとスニーカーもしかりだ。コート上で明るい色のウエアを着用する彼女の姿は、ほかのプレーヤーをはじめ全ての人に確実に影響を与えている。
1 / 1
1987年のウィンブルドン選手権の決勝戦を思い起こさせるような、昔の学生風のきれいなテニスウエアだ。アシンメトリーのグラフィックデザインが施されたトップスとぴったりしたショートパンツのコーディネートは、テニススタイルの黄金期そのものだ。ジョコビッチ選手が築き上げた黄金期には、怒りを爆発させて面倒な事態になったこともある。残念ながらジョコビッチ選手は、優等生スタイルをチョイスしてもラケットを破壊してしまうほどのかんしゃくをとめることはできないようだ。
The post ファッション通信簿Vol.56 コート上のファッショニスタが集結 大坂なおみ選手が優勝した全米オープンテニスを米「WWD」が辛口ジャッジ! appeared first on WWD JAPAN.com.
「WWDジャパン」とハースト婦人画報社の時計デジタルメディア「ホディンキー・ジャパン(HODINKEE JAPAN)」の時計番組「ウオッチプラス」の第6回のテーマは、“で、「ロレックス(ROLEX)」って何がすごいの?”です。圧倒的な知名度と、時計ビジネスにおいて独占的なシェアを持つ“時計の王様”について、今さら聞けない(と思い込んでしまっている)あれやこれやを「WWDジャパン」が「ホディンキー・ジャパン」に聞きます。次々と語られる「ロレックス」のキングたるゆえんに、思わず「へー」を連発です。
出演は、関口優「ホディンキー・ジャパン」編集長、和田将治「ホディンキー・ジャパン」ウェブプロデューサー、村上要「WWD JAPAN.com」編集長、三澤和也「WWDジャパン」記者(時計担当)の4人。“四者四様”の時計観も見どころです!
The post 【動画】ウオッチプラス “で、「ロレックス」って何がすごいの?” appeared first on WWD JAPAN.com.
「WWDジャパン」とハースト婦人画報社の時計デジタルメディア「ホディンキー・ジャパン(HODINKEE JAPAN)」の時計番組「ウオッチプラス」の第6回のテーマは、“で、「ロレックス(ROLEX)」って何がすごいの?”です。圧倒的な知名度と、時計ビジネスにおいて独占的なシェアを持つ“時計の王様”について、今さら聞けない(と思い込んでしまっている)あれやこれやを「WWDジャパン」が「ホディンキー・ジャパン」に聞きます。次々と語られる「ロレックス」のキングたるゆえんに、思わず「へー」を連発です。
出演は、関口優「ホディンキー・ジャパン」編集長、和田将治「ホディンキー・ジャパン」ウェブプロデューサー、村上要「WWD JAPAN.com」編集長、三澤和也「WWDジャパン」記者(時計担当)の4人。“四者四様”の時計観も見どころです!
The post 【動画】ウオッチプラス “で、「ロレックス」って何がすごいの?” appeared first on WWD JAPAN.com.
「アディアム(ADEAM)」が2021年春夏コレクションをニューヨークで発表した。
The post 「アディアム」2021年春夏ニューヨーク・コレクション appeared first on WWD JAPAN.com.
「アディアム(ADEAM)」が2021年春夏コレクションをニューヨークで発表した。
The post 「アディアム」2021年春夏ニューヨーク・コレクション appeared first on WWD JAPAN.com.
エムオン・エンタテインメントの月間女性誌「アンドガール(andGIRL)」はこのほど、9月12日発売の「アンドガール」10月号をもって休刊することを発表した。
同誌は2012年10月に創刊。20代後半~30代の働く女性に向けて、ファッションやライフスタイルに関するコンテンツを発信してきた。同社は「ユーザーの指向性に伴い、情報ソースが多岐に渡り、その価値を提供する上で従来通りの雑誌というスタイルの役目は終了したと判断し休刊との結論に至った」としている。
今後はウェブサイトを中心にSNSなどのデジタル施策を通した情報発信を続けていく。
The post 雑誌「アンドガール」が休刊 デジタル施策を通した情報発信へ appeared first on WWD JAPAN.com.
「デニス バッソ(DENNIS BASSO)」が2021年春夏コレクションをニューヨークで発表した。
The post 「デニス バッソ」2021年春夏ニューヨーク・コレクション appeared first on WWD JAPAN.com.
「ウラ ジョンソン(ULLA JOHNSON)」が2021年春夏コレクションをニューヨークで発表した。
The post 「ウラ ジョンソン」2021年春夏ニューヨーク・コレクション appeared first on WWD JAPAN.com.
ナイキ(NIKE)は、“エア ズーム アルファフライ ネクスト%(AIR ZOOM ALPHAFLY NEXT%、以下アルファフライ)”の新色を9月18日に発売する。“ブライト マンゴー”と名付けたカラーで、文字どおりマンゴーのような鮮やかな色合いが特徴だ。価格は3万円で、オンラインサイトと公式アプリ、一部の直営店で登録メンバーに向けて先行販売し、9月25日から一般販売する。
発売に先駆けて実施したオンライン説明会には、フルマラソンの大迫傑選手と鈴木亜由子選手が登壇し同モデルへの思いを語った。大迫選手は「僕はシンプルなユニホームが多いですが、そういった服装にも生える爽やかなカラーリングが好みです」と新色についてコメントしたほか、「クッション性と反発が強く、レース後半でもスピードが落ちないシューズ。3月の東京マラソン2020で日本新記録を出したときもこのシューズがサポートしてくれました」と“アルアファフライ”の着用感を語った。鈴木選手は「元気の出る色なので、モチベーションアップにもつながります。ほかのトレーニングシューズと併用して、スピードを出したいときや本番でこのモデルを使いたいです」と話した。
同モデルは前足部に搭載した「ズーム エア ポッド」やイッドソールに内蔵されたカーボンファイバープレートなどが大きな推進力を生み出すのが特徴で、“厚底”シューズの代名詞的な存在だ。大迫選手は「シューズに合った走りを考えすぎるのではなく、たくさんはいて試すのが一番だと思う。それとトレーニング用シューズで自力をつけるのも近道です」と自身の考えを述べた。さらに来年に延期となった東京五輪について「休める時間があってよかった。今年は序盤から大会が続いていて、このままオリンピックがあったらキツかったと思う。心身ともに休んで、来年に向けてしっかり準備していきたい」と意気込みを述べた。
The post 「ナイキ」の日本最速の厚底“アルファフライ”に新色のマンゴー 大迫選手らが同モデルへの思い語る appeared first on WWD JAPAN.com.
「ロダルテ(RODARTE)」が2021年春夏コレクションをニューヨークで発表した。
The post 「ロダルテ」2021年春夏ニューヨーク・コレクション appeared first on WWD JAPAN.com.
三井物産グループの繊維商社である三井物産アイ・ファッションは、アメリカ・カリフォルニア発のサーフブランド「マリブシャツ(MALIBU SHIRTS)」とライセンス契約を締結し、「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」で販売する。
「マリブシャツ」は、ビンテージサーフグッズのコレクターとして知られ、サーフィンやハワイに関する歴史、文化に精通しているグラフィックデザイナーのデニー・ムーア(Denny Moore)が2004年にカリフォルニアのマリブで設立した。
商品はTシャツ(3900円)、ロングTシャツ(4500円)、パーカ(6800円)などで、アメリカの大手リサイクル原料メーカーが海洋廃棄物から再生したポリエステル原料を調達し、三井物産アイ・ファッションが開発したオリジナルのアップサイクル素材“ワン オーシャン(ONE OCEAN)”を使用したサステナブルなモノ作りが特徴だ。“ワン オーシャン”を使用したTシャツを一枚作るために使用する海洋廃棄物のペットボトルの数は、500mLボトルで14本分に相当するという。
「マリブシャツ」のコンセプトに共感した現代芸術家の加賀美健ら5人のアーティストとコラボレーションした商品を、「ゾゾタウン」において数量限定で受注販売する。9月18日12時から同30日まで注文を受け付け、10月末から発送する予定だ。
The post 三井物産アイ・ファッションが米「マリブシャツ」とライセンス契約締結 再生ポリエステル素材を使用 appeared first on WWD JAPAN.com.
「エンダースキーマ(HENDER SCHEME)」は、アウトドアブランド「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FECA)」とのコラボコレクションを9月に発売する。2020-21年秋冬シーズンを皮切りに、両ブランドのアイデンティティーを組み合わせたアイテムを数シーズンにわたって販売する。初回は、登山者が雪山のテント内などで使うことを想定して製作された「ザ・ノース・フェイス」の人気シューズ“ヌプシ ダウン ブーティ(NUPTSE DOWN BOOTIE)”をベースとした3型をそろえる。
軽量性・保温性に優れたダウンを、はっ水加工を施したカウレザーで包んで両ブランドの個性を融合させた。ダウンは環境に配慮したリサイクルダウンが用いられている。ソールは耐久性の高いビブラム社製のものを採用した。ベーシックな“ヌプシ ダウン ブーティ”(3万8000円)、はき口の両サイドに伸縮性のあるゴムが付く“ヌプシ ピール ゴア”(3万6000円)、「エンダースキーマ」のアイコンでもあるタッセル付きの“ヌプシ ダウン モック”(3万円)の3型を用意する。いずれもベージュのレザータブがアクセントとなっている。
9月16日〜20日まで両ブランドの特設サイトで抽選を受け付け、当選者に順次配送する。10月3日には「エンダースキーマ」のオフィシャルサイトで一般発売も予定している。
The post 「ザ・ノース・フェイス」と「エンダースキーマ」がコラボ 冬の定番“ヌプシ”をレザーでアレンジ appeared first on WWD JAPAN.com.
アーティストのKOHH(コー)が率いるドッグス(DOGS)は、外山雄一がデザインするアイウエアブランド「ユウイチトヤマ(YUICHI TOYAMA)」とのコラボレーションによるサングラス限定10本を発売した。
商品は「ユウイチトヤマ」の代表的なモデル“ダブルダッチ(DOUBLE DUTCH)”をベースとし、繊細な色合いのグラデーションレンズと、レンズの下部にレーザーで刻印したロゴが特徴だ。価格は3万9000円。
東京・代官山にある「ユウイチトヤマ」の店舗兼ショールーム、ザ・ロビー・トウキョウ(THE LOBBY TOKYO)で、9月15日から26日までポップアップショップをオープンする。同店では、ドッグスのオリジナルTシャツ(6800~7800円)も販売するほか、ドッグスのアートディレクターJelly(ジェリー)が描いた絵画の初個展も行う。このプロジェクトは、両者が仕事を共にしたフォトグラファーの鈴木親の仲介で実現したという。
ドッグスは、KOHHやJellyら北区王子に集まったメンバーが2018年4月にスタートさせた。王子にある完全予約制の実店舗とオンライン以外で商品を販売するのは異例だ。
Jellyは、「ドッグスはブランドではなく、コミュニティーや概念のような集まり。サングラスでのコラボレートは初めてだが、しっかりしたモノ作りができた。『ユウイチトヤマ』の代表作とどこまで面白いことができるかに挑戦した」と話した。
■Dogs+YUICHI TOYAMA
日程:9月15〜26日
場所:ザ・ロビー・トウキョウ
住所:東京都渋谷区猿楽町5-8 リオンドール代官山1F
The post KOHH率いるドッグスと「ユウイチトヤマ」がサングラスで初コラボ 異例のポップアップショップオープン appeared first on WWD JAPAN.com.
「シュプリーム(SUPREME)」は9月15日、「ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)」とのコラボレーションコレクションを発売する。日本での発売は19日。レザージャケットやダウン、ウールのスーツ、Tシャツ、ビーニーなどを用意する。中にはアーティストのサンチート(Sancheeto)やピーター・サヴィル(Peter Saville)、朝倉優佳のアートワークが用いられたアイテムも。
コラボに際し「シュプリーム」はデザイナーの山本耀司について、「今日存在するファッションデザイナーの中で最も影響力のある一人」とコメント。さらに「見事な裁断と遊び心を両立させて新たな道を切り開いた。キャットウォークとストリート、ラグジュアリーとスポーツ、伝統とアバンギャルドなど、それぞれの間の障壁を打ち破っている」と述べた。
ニューヨーク発のスケーターブランドの「シュプリーム」は、2017年には「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」とのコラボで話題を集めた。さらに20年8月、メイクアップブランド「パット・マクグラス ラボ(PAT MCGRATH LABS)」と初めてのビューティコラボを手掛けた。
The post 「シュプリーム」と「ヨウジヤマモト」がコラボ 巨匠ピーター・サヴィルや朝倉優佳のアートワークを使用 appeared first on WWD JAPAN.com.
アメリカファッション協議会(Council of Fashion Designers of America 以下、CFDA)は2021年春夏ニューヨーク・ファッション・ウイーク初日の9月14日、2020年「CFDAアワード(CFDA Awards)」の受賞者を発表した。当初は6月8日に授賞イベントの開催を予定していたが、新型コロナウイルスの影響により無期限延期に。今回は、CFDAが立ち上げたデジタルプラットフォーム「ランウエイ360(Runway360)」とソーシャルメディアを通じて発表が行われた。
アメリカ人デザイナーを表彰する賞は全部で4部門ある。ウィメンズウエア・デザイナー部門は、マーク・ジェイコブス(Marc Jacobs)やトム・フォード(Tom Ford)らを抑えて、自身の名を冠したブランドを手掛けるガブリエラ・ハースト(Gabriela Hearst)が受賞。ウルグアイ出身のハーストはタイムレスなデザインとサステナビリティにこだわった上質なウィメンズウエアやバッグに定評があり、アクセサリー・デザイナー部門にもノミネートされていた。
アクセサリー・デザイナー部門は、昨年同賞を受賞した「ザ・ロウ(THE ROW)」を手掛けるアシュリー&メアリー・ケイト・オルセン(Ashley and Mary-Kate Olsen)姉妹や、「コーチ(COACH)」のスチュアート・ヴィヴァース(Stuart Vevers)といった候補者の中から、アイコンバッグがカルト的な人気を集める「テルファー(TELFAR)」のテルファー・クレメンス(Telfar Clemens)が選ばれた。また、メンズウエア・デザイナー部門はミレニアル世代を中心にファンを増やしてきた「パイヤー モス(PYER MOSS)」のカービー・ジーン・レイモンド(Kerby Jean-Raymond)に、新進デザイナー部門は過去にCFDA/ヴォーグ ファッション基金アワード(CFDA/Vogue Fashion Fund Award)を受賞したこともあるクリストファー・ジョン・ロジャーズ(Christopher John Rogers)に贈られた。
さらに今年は、世界的に活躍するデザイナーの功績を称える2つの賞を設けた。インターナショナル・ウィメンズ・デザイナー部門は、「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」のダニエル・リー(Daniel Lee)や「プラダ(PRADA)」のミウッチャ・プラダ(Miuccia Prada)、ドリス・ヴァン・ノッテン(Dries Van Noten)を抑えて、「ヴァレンティノ(VALENTINO)」のピエールパオロ・ピッチョーリ(Pierpaolo Piccioli)が受賞。インターナショナル・メンズ・デザイナー部門は、「ロエベ(LOEWE)」のジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)や「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)、ヴァン・ノッテンらを下し、「ディオール(DIOR)」のキム・ジョーンズ(Kim Jones)が栄冠に輝いた。
JUN YABUNO:1986年大阪生まれ。ロンドン・カレッジ・オブ・ファッションを卒業後、「WWDジャパン」の編集記者として、ヨーロッパのファッション・ウィークの取材をはじめ、デザイナーズブランドやバッグ、インポーター、新人発掘などの分野を担当。2017年9月ベルリンに拠点を移し、フリーランスでファッションとライフスタイル関連の記事執筆や翻訳を手掛ける。「Yahoo!ニュース 個人」のオーサーも務める。20年2月からWWDジャパン欧州通信員
The post バッグが話題の「テルファー」も受賞 2020年「CFDAアワード」は伸び盛りのデザイナーたちに栄冠 appeared first on WWD JAPAN.com.
ファッション業界の御意見番であるコンサルタントの小島健輔氏が、日々のニュースの裏側を解説する。コロナ禍によって商業施設も曲がり角を迎えている。名古屋郊外に新しくオープンした大型商業施設をつぶさに一周したリアルな印象を伝える。
9月14日に開業した「ららぽーと愛知東郷」は今秋最大の新設郊外大型ショッピングセンター(SC)であると同時に、コロナ後のライフスタイルとSCのあり方を占う意味でも注目される。
場所は名古屋駅から東南東に約15km、電車だと地下鉄鶴舞線〜名鉄豊田線で豊田市に向かって45分ほどかかる郊外の新興住宅エリアだが、半径5km圏には22万人、10km圏には115万人が住む。北から東方向は未だ未線引きの丘陵地や農地、工場地が散在し、人口の4分の3は名古屋側の半円に集中している。40代以下の各世代が多い新興住宅地型の世代構成で所得水準も全国平均を2割前後上回るが、西半円と東半円で性格が大きく異なる。西側は名古屋の山の手系新興住宅地で女性軸の文化圏だが、東側は工場勤めの男性が多くローカル色も強まる。東京近郊でいえば、田園都市線と座間・厚木あたりの対比を想像してもらいたい。
名古屋市東区から豊田市方面に延びる国道153号線から南東に分岐した片側一車線の県道218号線と東側の県道57号線に挟まれた8万9000平方メートルの敷地に店舗棟10万4900平方メートル、立体駐車場4棟計8万600平方メートルと容積率(200%)いっぱいにぎっしり建てて、店舗面積6万3900平方メートルと3750台(立体駐車場と屋上駐車場)を確保している。郊外のロードサイド立地とはいえ窓のほとんどない閉鎖的な巨大建築で、オープンエアな開放感は期待すべくもない。平面駐車スペースは2カ所に計90台しかなく、カーブサイド・ピックアップ用のバイパスレーンもない。店舗棟は近年のららぽーとの定石通り、両端に大型店を配した長方形の「日」型サーキットモールの3層鉄骨造建築で、ワンフロアで1万坪(3.3万平方メートル)を超える巨大な箱だ。
一番近い名鉄豊田線日進駅でも2.2km、市営地下鉄鶴舞線赤池駅からは3.4kmもあり、車がないとアクセスできず、現段階ではバスターミナルもない(最寄りのバス停から徒歩5分)。商圏の世代構成が若いうちはよいが、成熟してリタイア世代が多くなると車を手放して不便になる。北関東の大型SCでは、それが現実になった例もある。
北約8kmには16年12月開業のイオンモール長久手(賃貸面積5万9000平方メートル)があるが、両SC間は未線引き区域が多くて住宅地が途切れており、交通の便も悪く競合は薄い。東南東約3kmのアイモール三好(同4万800平方メートル)はイオン核の生活圏型SCでテナントのバラエティー(70店)が限られ、距離は近くても直接的には競合しない。真っ向から競合するのが北西約3kmの高密度住宅エリアに17年11月に開業したイトーヨーカドーのスーパーマーケットが核になったプライムツリー赤池」(同4万3600平方メートル)で、テナントも172店とバラエティーがある。高密度な足元に支えられて売り上げは好調だが、ららぽーと愛知東郷が開業すると売り上げが3割も落ちるという試算もある。
ららぽーと愛知東郷は西側を向いて女性軸でテナント構成を組めば「プライムツリー赤池」からごっそり顧客を奪えるが、東側を向いて男性軸が強まると高密度な西側の商圏を取りきれず、売り上げが伸びない恐れがある。ではららぽーと愛知東郷はどっちを向いていただろうか。
実際にSC内を一周してみて驚いたのがアウトドア関連の店舗の多さで、「アルペン・アウトドアーズ・フラッグシップ」(2層約4500平方メートル)、「コンプ・アス」(ムラサキスポーツのアウトドア新業態)、「コロンビア」「エルエルビーン」「マーモット」「アウトドアプロダクト」「ワークマン」と総店舗面積6万3900平方メートルの1割近くをアウトドア関連に割いているのは過熱気味で、そのあおりで欠落した業種も少なくない。
アルペン・アウトドア」以外にも「ニトリエキスプレス」「ロフト」「ツタヤ」「コロニー2139」「ABCマート・グランステージ」「H&M」「スポーツデポ(アルペン)」「アカチャンホンポ」「エディオン」「ナムコ」と1000平方メートル超のサブ核、それにスーパーマーケットの「平和堂」(約3200平方メートル)に店舗面積の43%以上を割いており、6万3900平方メートルに201店(単純平均で318平方メートル)では必要な業種・業態のバラエティーを欠く。イオンスタイルが過大な面積を占めて専門店テナントのバラエティーが制約されるイオンモールに比べれば、スーパーマーケット核のららぽーとは専門店のバラエテイーがアドバンテージだったのに、これでは強みを放棄するようなものだ。
プライムツリー赤池が172店をそろえるのに、店舗面積が1.5倍近いららぽーと愛知東郷が201店では1.17倍でしかなく、専門店のバラエティーで圧倒できていない。単位面積当たり家賃が一般専門店テナントに比べて格段に安い(半分から5分の1)大型店が大きな面積を占めては、一般専門店テナントの家賃がそのしわ寄せで割高になるのも問題だ。アウトドア系やインテリア系の大型店は販売効率が一般テナントの3分の1程度だから、売り上げでも家賃収入でも相当に苦しくなるのではないか。
アウトドアに偏って男性軸の性格が強くなれば、つくばエクスプレスの男性軸ニューファミリーに偏って東武野田線の女性客を取り込めなかったららぽーと柏の葉(千葉県)のように、女性軸の西側商圏を取りこぼすリスクが出てくる。大型店に偏っては業種・業態の欠落が生じて足元占拠率が不安定になり、地元のサントムーン柿田川(静岡県)に押されるららぽーと沼津(静岡県)の二の舞も危ぶまれるから、年間売り上げ目標の300億円は厳しいかもしれない。
もう一つサプライズだったのが、ワールドが自社ブランド処分アウトレットの「ネクストドア」を500平方メートル級で2階のメイン区画(「トミーヒルフィガー」隣)に出店していたことで、「アンタイトル」や「インディヴィ」など自社百貨店ブランドの前シーズン品を6〜7割引で叩き売っていたのには正直驚いた。「コーチ」や「ラルフローレン」も1階の同じ並びに出店しているアップスケールなSCなのだから、違和感がすごかった。予定していたテナントのキャンセルで急きょ区画を埋めたのだろうが、三井不動産もよく許したものだ。ワールドも在庫を抱えて背に腹は変えられないのかも知れないが、名古屋の都心百貨店は激怒しているに違いない。
「ネクストドア」と名付けても内装も陳列もオフプライスストアの「アンドブリッジ」で、ワールドにとっては一体の戦略なのだろう。ワールドは8月29日に浅草ロックス(東京都)に、9月5日にはイオンモール京都にも同様の都心型「アンドブリッジ」(百貨店・駅ビルブランド主体)を出店しており、オフプライスストア戦略というより自社在庫の処分を急いでいるように見える。こんなに都心SCや近郊SCで自社ブランドを処分してはプロパー展開への影響は避けられず、百貨店ブランドから撤退するつもりなのかとさえいぶかられる。
「ネクストドア」のみならず、持ち越し在庫を大幅値引きで叩き売るアパレルテナントもいくつか目に付いたのは新規開業SCとしては異例で、コロナ禍を契機に郊外大型SCの価格感覚もホームセンターに近づいているかと思われた。
アパレル業界は需要に倍する過剰供給とオーバーストアにコロナ危機が加わって阿鼻叫喚の地獄絵図となっているのに、スポーツやインテリアの大型店はアパレルの取り扱いを急ピッチで拡大している。1200平方メートルを超える「ABCマート・グランステージ」はスニーカーに加えてスポーツブランドのアクティブウエアをそろえ、2000平方メートルを超える「スポーツデポ」はアクティブウエアのみならずタウンウエアまで大量にそろえ、4500平方メートルの巨艦店「アルペン・アウトドアーズ・フラッグシップ」はアウトドアスポーツウエアに加えてキッズウエアも充実していた。
ららぽーと愛知東郷には出店していないが、アクタスはコンフォートナチュラルな自社開発ブランド「オーク」を各店で展開しているし、インテリア雑貨店の多くもワンマイルウエア的ロープライスアパレルを拡充している。ニトリの「N+(エヌプラス)」もららぽーとの富士見(埼玉県)と立川(東京都)、イオンレイクタウン(埼玉県)、テラスモール松戸(千葉県)と4店になり、年内に10店舗まで拡大するとアナウンスしているが、「ベルーナ」と似ていても商品力も価格も劣り、売り上げも今ひとつ勢いを欠くようだ。
アパレル業界はそれなりに積み上げたノウハウがあっても苦戦しているのだからずいぶんとなめられたものだが、コロナを契機にお出かけ着の気負ったおしゃれから普段着の気負わないおしゃれに転ずる中、価格帯さえマッチすればインテリア店のアパレルは一つの勢力を確立する可能性がある。
アパレル業界が考える「価格と品質」のバランスは長年のコスト積み上げで消費者感覚を逸脱しており、部屋着やワンマイルウエアの生産背景をベースに格段にこなれた価格で普段着のおしゃれを提案するなら、インテリア店のアパレルはコロナ後の新たなマーケットを確立できるかも知れない。百貨店から駅ビルへ、駅ビルからSCへとデフレが加速したアパレルの価格感覚は、いよいよホームセンター感覚になる。そこに異分野からの参入チャンスがあるのだろう。
ららぽーと愛知東郷はさまざまな意味でコロナ後のSCのあり方を考えさせられる施設だから、ぜひとも自分の目で見て実感してもらいたい。
小島健輔(こじま・けんすけ):慶應義塾大学卒。大手婦人服専門店チェーンに勤務した後、小島ファッションマーケティングを設立。マーケティング&マーチャンダイジングからサプライチェーン&ロジスティクスまで店舗とネットを一体にC&Cやウェブルーミングストアを提唱。近著は店舗販売とECの明日を検証した「店は生き残れるか」(商業界)
The post 「ららぽーと愛知東郷」に見るアウトドア集中とオフプライスの違和感 小島健輔リポート appeared first on WWD JAPAN.com.
英国発フレッシュハンドメードコスメ「ラッシュ(LUSH)」展開するラッシュ コスメティクス(LUSH COSMETICS LTD. 以下、ラッシュ社)は、長年の北米事業のライセンシーであるラッシュ カナダ(LUSH CANADA 以下、カナダ社)と、同社のオーナーの一人でビジネスにも関与するマーク・ウルバートン(Mark Wolverton)氏を相手取り、妨害行為および不正会計でカナダ・バンクーバーの最高裁判所に提訴した。
ラッシュ社は訴訟の詳細についてコメントを避けた。また、ウルバートン氏からもコメントを得られなかった。
ウルバートン氏は、ラッシュUS(以下、US社)とラッシュ インターネット(LUSH INTERNET)に出資しており、これらの事業の社長兼財務担当兼事務担当も兼任している。ラッシュ社は訴状の中で、ウルバートン氏がカナダ事業と米国事業の財務情報を「不適切に混合」し、US社からカナダ社へ不適切な送金を行ってきたと主張する。また、カナダ社とUS社の上級財務担当者が過去6年間で少なくとも6回は数カ月で退職しており、新たな最高財務責任者を任命したいラッシュ社に対してウルバートン氏が反対することで可決に必要な賛成数を得られず、取締役会が膠着状態に陥っていると訴え、ウルバートンの「不適切な行為」を非難し、「株主としてラッシュ社の利益を抑圧、または不当に害した」と主張する。
ウルバートン氏と一族は90年代にカナダに「ラッシュ」を持ち込み、1996年にバンクーバーに店舗をオープン。後に事業を米国にまで広げ、現時点でカナダに53店舗、米国に200店舗以上を展開する。
カナダ社の2019年の売上高は2億7870万カナダドル(約224億円)、営業利益(EBIT)は1590万カナダドル(約12億円)で、US社の同年の売上高は3億8640万ドル(約409億円)、EBITが4200万ドル(約44億円)。
The post 「ラッシュ」がカナダと米国事業のパイオニアを不正会計で提訴 appeared first on WWD JAPAN.com.
スタイリストとしても活躍するケイティ・グランド(Katie Grand)が、「ラブ(LOVE)」マガジンの編集長を退任した。後任は未定だ。「デイズド&コンフューズド(DAZED & CONFUSED」の創刊に携わった後、「ザ・フェイス(THE FACE)」のファッション・ディレクターや「ポップ(POP)」の創刊編集長を務めてきた彼女は2009年2月、コンデナストと共に年2回発行の「ラブ」を創刊。当初から体形や人種、ジェンダーなどのテーマに取り組み、美とスタイルへのインクルーシブ(包括的)なアプローチをとってきた。時代に先駆けて、プラスサイズでレズビアンのシンガー・ソングライター、ベス・ディットー(Beth Ditto)がヌードで創刊号の表紙を飾ったことでも大きな話題を集めた。
グランドは常に政治や社会という広い視点からファッションを考えており、8月4日に発売された最新号は、それを証明するものだった。「ダイアリーズ(DIARIES)」と題された同号にはボリューム1と2があり、この3月から7月まで私たちが暮らしてきた混沌とした世界を写真と言葉で記録する媒体として制作。「これまでの人生の中で最も政治的かつ社会的に激動していると感じるこの時期に、私たちが生きている予測不可能な時代を反映した特別なものを作り上げた。新型コロナウイルスからBLM(Black Lives Matter)の抗議運動までコントリビューターの声に耳を傾け、彼らにしかるべきスペースを与えることにチームと共に取り組んだ」とインスタグラムにつづった。
また、「世界や私自身が変わっても、美しく重要なストーリーを伝えることは決して変わらない。そして、新しいことや何か違うことに取り組む時がきた」と述べる彼女は今後、故リー・アレキサンダー・マックイーン(Lee Alexander McQueen)によって設立された若手アーティストやデザイナーを支援するサラバンド財団(Sarabande Foundation)や赤十字(The Red Cross)に携わる予定だ。さらに9月11日には、インフルエンサーのブライアンボーイ(Bryanboy)らに新プロジェクトへの参加を呼びかける電話をかける動画をインスタグラムに投稿し、「ザ パーフェクト マガジン(THE PERFECT MAGAZINE)」の立ち上げを発表。名前に“マガジン”と付いているものの雑誌という枠にはとらわれず、プロジェクトごとに最適な表現方法を考え、写真や映像から展覧会、イベントまでオンラインとオフラインのコンテンツを多彩なチームメンバーと共に制作していく。「どのような形であれ、潜在的なオーディエンスだけでなく制作に携わるすべての人をわくわくさせるような体験でなければいけない」とグランド。「美しく作り上げられた雑誌への欲求はこれまでと変わらずとても強い。しかし、全てのアイデアに印刷という方法が適しているわけではない。時代の変化に合わせて雑誌のフォーマットを変えるのではなく、私たちは新たなスタートを切る」という。
なお、米「WWD」によると、コンデナストは「ラブ」の戦略的見直しを行っており、雑誌としては休刊し、デジタル版のみ運営を続けるという。
The post ケイティ・グランドが「ラブ」マガジン編集長を退任 ブライアンボーイらと新プロジェクトを始動 appeared first on WWD JAPAN.com.
「バレンシアガ(BALENCIAGA)」のデムナ・ヴァザリア(Demna Gvasalia)=アーティスティック・ディレクターは10日、「デムナズ プレイリスト(Demna’s Playlist)」と題したプレイリストをアップルミュージックに公開した。プレイリストは彼自身が影響を受けたという楽曲を計182曲収めたもので、アップルミュージックの同ブランドキュレーターページを通して入手できる。
同プレイリストには、英バンドのシャーデー(Sade)やバリー・マニロウ(Barry Manilow)、ジョージ・マイケル(George Michael)、マリリン・マンソン(Marilyn Manson)、カニエ・ウェスト(Kanye West)、レディオヘッド(Radiohead)、由紀さおりらの楽曲をセレクト。また2020-21年秋冬の広告キャンペーンに起用したカーディ・B(CARDI B)の楽曲も収録されている。
またプレイリストの公開に合わせて“Hello, My name is Demna”と書かれたタグを用いた限定コレクションを発売。Tシャツや長袖Tシャツ、フーディーを用意し、価格は6万9300〜11万6600円。一部店舗またはブランドのオンラインストアから購入可能だ。デムナ=アーティスティック・ディレクターはこの試みについて、「このプレイリストは音楽を通じた自己紹介であり、また私自身を表現するもの。そしてそれが、“Hello, My Name Is Demna”と呼ぶ理由だ」とコメントした。
さらに今後もデムナ=アーティスティック・ディレクターが選ぶアーティストのプレイリストを「バレンシアガ」のキュレーターページに公開し、それらのアーティストのコンサートグッズのような限定コレクションも手掛けていくという。
The post 「バレンシアガ」のデムナ・ヴァザリアがプレイリストを公開 限定コレクションも合わせて発売 appeared first on WWD JAPAN.com.
「NARS」は、ブランドとして初の日本限定「THE ZEN COLLECTION」の発売を記念して開催した#『NARS』メイクコンテストの受賞者を発表した。同コレクションを使用したメイクアップルックをインスタグラムで募集し、350以上の応募者の中から13人を選出した。
最優秀賞は、@konami_0406が受賞。審査員を務めた、「NARS」の伊藤貞文グローバルアーティストディレクターは、「クールな中に目元と、口元の温かみが意外にフィットしてスタイリッシュに仕上がっている」と述べた。そのほか、優秀賞やメーキャップ賞が各1人ずつ、10人が入選となった。
松村美穂NARSマーケティングディレクターは、「インスタグラムのハッシュタグ投稿で、多くの一般の方々から応募をいただき、大きな手ごたえを感じた。2021年、『NARS』は日本上陸20周年を迎えるにあたり、新たな挑戦としてメイクアップ・アーティストのキャリア育成にも力を入れていく」とコメントした。
また、同コレクションのキービジュアルを務めた横浜流星は、「みなさんとても個性的にメイクを楽しんでいて、素敵な写真ばかりでした!」、菅原小春は「これからもいろんな色と触れ合って、クリエイティブなメイクを楽しんでください」とエールを送った。
The post 「NARS」がインスタでメイクアップコンテストを開催 350から13作品を選出 appeared first on WWD JAPAN.com.