「ロジェ ヴィヴィエ」新作ジュエリーコレクション 「エミリー、パリへ行く」出演女優をキャンペーンに起用

 「ロジェ ヴィヴィエ(ROGER VIVIER)」は新作ジュエリーコレクションのデジタルキャンペーンに、ネットフリックス(NETFLIX)の人気ドラマ「エミリー、パリへ行く(原題:Emily in Paris)」に出演中のカミーユ・ラザット(Camile Razat)を起用した。同キャンペーンでは、シャルル・ボードレール(Charles-Pierre Baudelaire)の詩「Les Bijoux」にオマージュを捧げて撮影し、ショートムービーを作成した。

 ジュエリーコレクションは、デビューコレクションで披露した“ブロッシュ”バックルを採用し、さまざまな形のジュエリーが組み合わせられた。イヤリングはミニバックルとクリスタルが施され、パールは流れるようにつなぎ合わせられている。またいくつもの異なるサイズのクリスタルで作られた花の王冠も製作した。

 「エミリー、パリへ行く」は外出が制限された中で多くの人がハマり、人気を集めている連続ドラマ。パリでのアメリカ人の古典的な様子を描写しており、物語の中でラザットはリリー・コリンズ演じるエミリーの友人として出演し、最終的に男性相手の三角関係に発展する。

 同ブランドのゲラルド・フェローニ(Gherardo Felloni)=クリエイティブ・ディレクターは、「彼女は若く、素晴らしい才能を持った新鋭の俳優だ。ミステリアスな美しさを持ちながら、生き生きとしている。このドラマはときにステレオタイプにパリのイメージを描きすぎているが、フィクションにおいては本当ともいえる」とコメントした。

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女性誌「ミセス」が休刊 60年の歴史に幕

 学校法人文化学園の文化出版局が発行する総合ライフスタイル誌「ミセス」が、2021年3月5日発売の4月号をもって休刊する。休刊の理由は「雑誌発行の方向性を検討した結果」としている。

 「ミセス」は1961年創刊。毎日の暮らしに美しさと豊かさを求める全ての女性に向けて、ファッション、ビューティ、食、旅、カルチャーなどの情報を総合的に発信してきた。なお、ファッション誌「装苑」とファッション&手芸誌「ミセスのスタイルブック」は継続。今後は出版事業のデジタル化を推進していく。

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【動画】ウオッチプラス アップルウォッチをあらためて学ぶ

 「WWDジャパン」とハースト婦人画報社の時計デジタルメディア「ホディンキー・ジャパン(HODINKEE JAPAN)」の時計番組「ウオッチプラス」の今回のテーマは、9月にシリーズ6が発売されたアップルウォッチです。「ホディンキー・ジャパン」によると、2019年に発売された約9000万台のスマートウォッチのうち、3分の1にあたる約3000万台をアップルウォッチが占めるそうで、その圧倒的シェアのわけや、センセーショナルだった「エルメス(HERMES)」とのコラボレーションやスマートウォッチとスポーツの共存を鮮明に打ち出した「ナイキ(NIKE)」との協業。さらに機械式時計に与えた好影響や、今後どう進化していくのか?について話します。

 出演は、関口優「ホディンキー・ジャパン」編集長、和田将治「ホディンキー・ジャパン」ウェブプロデューサー、村上要「WWD JAPAN.com」編集長、三澤和也「WWDジャパン」記者(時計担当)の4人です。

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洋服はシーズンに10型だけ 「トム ウッド」が新プロジェクトでサステナブルに挑む

 ジュエリーからスタートした「トム ウッド(TOM WOOD)」は2021年春夏シーズン、ヘッドデザイナーにマティア・ヴァン・セヴェレン(Mattia Van Severen. 以下、マティア)を起用し、テーラードを主軸とするウエアのコレクション「テン・バイ・トム ウッド」をスタートする。マティアはベルギー・アントワープの王立芸術アカデミーで修士課程を修了後、「ハイダー アッカーマン(HAIDER ACKERMANN)や「アン ドゥムルメステール(ANN DEMEULEMEESTER)」で経験を積み、現在はノルウェーのオスロを拠点に活動。今後も北欧でメンズとウィメンズそれぞれ10型のアイテムで構成するウエアを手がける。

 デッドストックのイタリアンウールや、オーガニック認証を取得したコットンを用い、性別や年齢を問わずに楽しめるサステナブル&ジェンダーレスなテーラードやデニム、スエット、Tシャツなどを揃えた。コレクションへの思いをマティア、そしてブランドを立ち上げたモナ・ヤンセン(Mona Jensen)クリエイティブ・ディレクターに聞いた。

WWD:「テン・バイ・トム ウッド」でウエアのコレクションを拡充する理由は?

モナ・ヤンセン「トム ウッド」創業者兼クリエイティブ・ディレクター(以下、モナ創業者):アイデア自体は、私の“スケッチブック”の中にずっと存在したんです。ブランドとして、クラシックゆえに力強く、トレンドに流されない洋服を提案したいという思いがありました。そんな中でマティアに出会い、「ワードローブは、“ステイプル(重要)”なアイテムだけで十分。シルエットやディテール、サステナブルな作り方で一着一着にこだわるという方向性で共鳴したんです。

WWD:「テン・バイ・トム ウッド」というくらいだから、本当にメンズとウィメンズで10型ずつしか提案しない?

モナ創業者:色のオプションはあるけれど、本当に10型ずつです(笑)。「テン・バイ・トム ウッド」は、私たちのDNAになるでしょう。提案するのは、ライフスタイルに基づく構築的なテーラード。これまでのウエアよりちょっぴり大人っぽいと思います。私たちは「トム ウッド」をデザイナーズブランドに育てないワケではなく、トレンディな洋服を着る人だけに捧げるつもりもありません。

WWD:提案できる洋服は、毎シーズン全部で20型。普通のブランドに比べるとずっと少ない。デザイナーとして、表現が制限される不安はなかった?

マティア・ヴァン・セヴェレン「トム ウッド」ヘッドデザイナー(以下、マティア・ヘッドデザイナー):これまでのブランドでは1シーズンで30~40ルックを作るのが当たり前だった。男女10型ずつというのは、新しい挑戦だったよ。コンパクトにまとめる過程で、アイデアはよりコンセプチュアルに、イメージはさらにコンクリート(具体的)に進化したよ。提案を絞り込むのは、自然の流れだった。自分自身もワードローブを厳選するようになっているし、それぞれの洋服は好きなように楽しめるものばかり。仕事にも、レストランにも、パーティーにも使える汎用性の高い洋服だ。

モナ創業者:それが「トム ウッド」らしいと思ったの。だって「トム ウッド」のジュエリーは、いつでも、どこでも、誰でも楽しめるから。シーズンで10型は、とってもコンパクト。もしかしたらバイヤーは、欲しい洋服が見つけられないかもしれない。でも「トム ウッド」は創業時から、「そんな時もあるわ」と腹をくくっているの。ジュエリーのデザインも大きく変わらず、創業当初は「マスキュリンで好きじゃない」と評するメディアもあった。7年でバリエーションは増えたけれど、本質は変わらないわ。

マティア・ヘッドデザイナー:良い素材を使ってボリュームなどを変えていけば、アイコニックな洋服は常にモダンになる。ブレザーが、クールになる。今はナチュラルな思考を大事に、自分たちらしく、「テン・バイ・トム ウッド」を育てたいんだ。

WWD:世界が分断されている今、新しいプロジェクトを始めるのは大変だったと思う。

マティア:ニットファクトリーなどはあるけれど、ノルウェーのアパレルの生産背景は限られている。特に素材調達は大変だった。これまでの環境が、どれだけ恵まれていたのか思い知ったよ(笑)。でも、パタンナーなど素晴らしい人材に巡り会い、こんな時でも完成に導くことができた。プライスは、これまでの洋服に比べると多少高い。でも、小さなブティックから大手まで、反応は総じてポジティブだよ。

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エクアドルの小さな村での取り組みが国連へ 企業と共創する環境NGOキーマン日比保史さんに聞く 前編

 今、ますますNGOやNPOの存在感が増している。特に欧米では政府や企業、メディアよりもNGO/NPOの信頼度が高いという調査結果も出ている。実際、私たちが今抱えている環境や人権、社会などの課題解決にはNGO/NPOの力は欠かせなくなっており、企業はもちろん国連や政府もNGO/NPOと組んで持続可能な社会実現に取り組んでいる。

 ファッション産業に目を向けると、例えば「ゴアテックス(GORE-TEX)」で知られるゴア(W. L. GORE & ASSOCIATES)社は、環境NGOのグリーンピース(GREEN PEACE)と協業して環境負荷の軽減に取り組んでいるし、「グッチ(GUCCI)」の親会社のケリング(KERING)は、環境NGOコンサベーション・インターナショナル(CONSERVATION INTERNATIONAL、以下CI)と連携して生物多様性の保全に取り組む。NGO/NPOといえば、企業の不正義を告発する団体として、民間企業とはVS構造で語られることが多かったが、その考えを持っているとしたらさまざまなことを見誤るだろう。

 CIは、30年以上にわたり自然環境の保全に取り組んできた。「自然を守ることは、人間を守ること」というモットーで地域コミュニティや政府、民間企業、研究機関と協働しながら、社会全体をより健全にする仕組みを作ってきた。CIの小さく始めたプロジェクトがコーヒー産業の構造を変え、気候変動対策の仕組みは国連レベルの取り組みに発展するなどその取り組みが解決策への具体的な道筋になっている。どのようにプロジェクトを推進するのか。日比保史CIジャパン代表理事兼CIバイスプレジデントに聞く。

WWD:今、力を入れていることは?

日比保史CIジャパン代表理事兼CIバイスプレジデント(以下、日比):気候変動の分野で、科学的な研究を実証し、そして実装させることに力を入れています。CO2排出量削減に関しては、エネルギーの分野で化石燃料をどこまで減らせるかが王道でもちろん重要なのですが、われわれは森林に注目しています。森林、植物は光合成によって成長します。光合成はCO2を吸収して固定するので大気中のCO2を吸収し固定する装置としては極めて優秀で、しかも効率的なオプションなんです。この仕組み作りは私たちCIジャパンも直接関わりました。

WWD:始めたのはいつ頃から?

日比:2003~04年頃です。森を守り再生することがどれだけCO2を吸収しているのかは目に見えないのでわかりませんよね。それを第三者から見ても明らかにすることに取り組みました。科学的な根拠や測定方法、モニタリング、統計学、衛星画像などを駆使して(今はドローンも利用)、計算の方法論を作りました。測定だけではなく、実装させるためのプロジェクトの仕組みも作り、国連に承認してもらいました。森林を通じてのCO2吸収、固定排出削減プロジェクトの方法論でいうと、国連に認証されたのは世界2番目で、NGOが関わるものとしては初めてでした。

WWD:方法論はどこで?

日比:エクアドルです。現地チームと本部スタッフ、CIジャパンで開発しました。当時、リコー(RICHO)が資金援助をしてくれ、そのカーボンクレジットをリコーが買い取るというスキームを考えていましたが、リーマンショックによってプロジェクトの継続が難しくなりました。しかし、そこで得た方法論や知見から権利関係を明確にするような法律を現地政府と一緒に作りました。さらにそこから国連レベルの取り組みに発展していきました。

WWD:権利関係の法律とは?

日比:エクアドルはじめとした途上国の多くでは、まず土地の所有・利用の権利が明確になっていないことがよくあります。これは、法制度あるいは登記簿の未整備や不適切な管理などもあれば、そもそも先住民族などの伝統的・慣例的な土地の利用の考え方と近代的な法律がうまく調和しない場合などがあります。ただ、国際的に炭素吸収量をクレジットとして取引するとなれば、権利関係が明確にできなければ、クレジットの対価(金銭収入)が誰に帰属するのか、などの問題が発生するので、事業開始前にそれらを明確にする必要があったわけです。また、そもそも森が吸収した「炭素」という物質について、所有権という考え方が成り立つのか、というような法理論の整理なども必要となりました。エクアドルでは、もちろんCIからの働きかけやカーボンプロジェクトだけがきっかけというわけではないですが、これらの課題への対応も視野に、憲法を改正して世界で確か初めて「環境権」を位置付けるという「改憲」もしたりしました。

WWD:それがREDD+(レッドプラス:Reducing Emissions from Deforestation and Forest Degradationの略)につながった。

日比:はい。REDD+は気候変動枠組条約の下で合意された、途上国の森林から温室効果ガスの排出を減らすための仕組みで、森林を保全・回復する途上国は、先進国から資金を受け取ることができるものです。例えば、コミュニティが森林の開発を控えると、その代わりに、REDD+の資金を受け取ったり、既存の農地をより効率的に活用して収量を上げるための研修を受けたりできます。

WWD:ファッション産業ではケリング(KERING)もREDD+と取り組んでいる。

日比:はい。一緒に取り組んでいます。小さなプロジェクトから、国際条約の動きに発展して、REDD+は森林のある国々の持続可能な経済のためのエンジンの役割を果たすところに来ています。例えば南アメリカの北東部、アマゾンの北にあるスリナム共和国では、国土の9割が森林で、結構地中には資源が埋蔵されています。これまでの開発モデルだったら、森を拓いて地中の資源を掘ってそれを売るとなりますが、それをせずに森林を守ることでスリナムが発展するモデルを作ろうとしています。

WWD:大切なのは地域レベルで取り組み、それを大きくしていくこと?

日比:最終的なインパクトをもたらすには、地域でのコミュニティ、政治、行政、民間企業が関わることが大切です。スケールが大きければいいのか、という批判もありますが、地球環境がどんどん悪化している状況でいえば、規模感を持って取り組むことが重要になってきます。小さいけれどきらりと光るいいことやっています、というのももちろん重要なんですが、残念ながら、それだけでは問題解決できないところに来てしまっています。

WWD:アパレル産業が抱える課題とそれに対して企業がとるべきアクションは?

日比:アパレル産業をちゃんと理解していないという前提でお話しますが、ケリングが「ファッションは農業から始まる」と発信しているように、私もそれが本質だなと思っています。自然の恵みをいかにサステナブルに、品質良くサステナブルに作っていくか――環境や地域社会皆がハッピーになる調達を続けていくことが大切なのではないでしょうか。衣料は食べ物と似ていますよね。サステナブルでなくても必要だから産業自体はなくならない。サステナブルにしないと生き残れないコーヒーとは違います。コーヒーはなくても生きていけますから。ただ、20~30年で20~30億人増え、全体的に経済水準が高まり、皆が消費していく世界になると、どうやってその需要に応えていくのか――制約条件としては極めて厳しい条件です。環境や人に配慮して長期的に安定的に品質が確保された原料の調達が求められるので、上流部分のサステナビリティ確保が一番の課題なのではないでしょうか。

WWD:上流=素材メーカーの負担が大きくなるが。

日比:上流ががんばることの意味を下流にいるアパレルメーカーや消費者も理解しないと絶対に成り立ちません。

WWD:「高いから買わない」という考えではいけない、と?

日比:安いものは決してただ安いんじゃないということを消費者が理解しなくちゃいけないし、それを売る側も情報を提供していかなきゃいけないのですが、なかなか難しいかなと思います。

WWD:どのくらい環境への負荷があるか、共通の指標がないと消費者は選べないし、企業が同じ指標を使うなど、グローバルレベルで同じ土俵に立たないと比較もできない。そうしたグローバルの土壌に上がる日本企業は少ない。

日比:いやーそうなんですよ。ESG(環境・社会・ガバナンス)経営や環境経営を頑張っている日本企業があるのも事実。「うちは前からやっているよ」という反応もあります。でも前からやっていたから今OKではないんです。今の世界の現状を見たらOKじゃない。もちろん一社では変えられるものではないとはいえ、今、現在、地球全体でうまくいっていないことの責任はシェアしなければいけないんです。不十分だったという多分認識を持って、「我が社がすべきことは何だろう」という発想を持ってもらいたいなと思います。その時に、国際的にはどういう議論がなされていて、どういう方向に進もうとしているのかを把握して先取りするような動きができたらいいですよね。

WWD:数値的な話でいうとCO2排出量は、気候変動の原因にもなっているのでわかりやすい。まずはCO2排出量の削減を目指すのも一つだと思う一方で、オフセットを免罪符にするのを疑問視する声もある。日本は京都議定書では6%の削減を目標にしていたものの、実際は1.4%増。でも外国でのCO2削減に貢献した分を自国での削減として認める制度を使って最終的に8.4%減にしたというのを本で読み、複雑な気持ちになった。

日比:現実的にも科学的にもCO2はどこで出しても1トンは1トン。日本国内で減らすのも途上国で減らすのも変わんないです。で、日本は1トン削減するのにコストが高い国です。減らしにくい体質になっています。政府や産業界が言うほどではないですが、途上国に比べたら高いです。日本は1トンあたり1万6000円(2020年時点)、途上国で森林吸収源を活用した場合10~20ドル程度です。なので、同じ費用をかけるのであれば、途上国で効率的に使った方が気候変動対策にはなります。削減努力はどうだったかはさておき、で話しています。減らす努力を何もせずに金に任せて買ってくるのがいいのかというと、それはまた別の議論としてありますが、努力で減らせない部分を途上国で、しかもCO2の吸収だけではなく、地域の人や生物多様性なんかにも貢献できるプロジェクトのクレジットであれば、それはむしろやるべきなのではないかなと思いますよ。

WWD:アパレル企業もCIと一緒にプログラムに取り組むとしたら、どういった取り組みができるのでしょうか?

日比:自分たちの努力だけでは減らせないCO2排出というのは必ずあるのでその分はオフセットを使って減らすのがいいのではないでしょうか。今はサプライチェーンまで含めて責任を持つという考えになってきているので、自社のビジネスと間接的ではあるけれど、原料や素材を得ている地域が良くなるのは、自社のビジネスやサプライチェーンをよくすることにつながるので、サステナブルに変えていく方法の一つとしてあり得るのではないでしょうか。

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スタッフ インターナショナル ジャパンがLA発「アミリ」と日本独占販売契約を締結

 スタッフ インターナショナル ジャパンは11月20日、ロサンゼルス発のブランド「アミリ(AMIRI)」と日本市場における独占販売契約を結んだ。30日に2021年春夏シーズンのメンズとウィメンズのウエア、シューズ、バッグ、アクセサリーコレクションのセールス、プレス事業を開始する。日本での出店計画も視野に入れており、21年中に東京に旗艦店をオープンする予定だ。

 「アミリ」は14年にクリエイティブ・ディレクターのマイク・アミリ(Mike Amiri)が設立。LAのスケートボードやストリートカルチャーのテイストに、クラフツマンシップを融合したラグジュアリー・ストリートブランドとして知られる。LAで装飾を施したハンドメードのジーンズをはじめ、レザージャケット、フランネルシャツ、グラフィックTシャツなどの代表的なアイテムがあり、現在はイタリアでレザーグッズとテーラードスーツを生産している。パリ・メンズ・ファッション・ウイークでは年2回コレクションを発表。19年にOTBが「アミリ」への資本提携を開始した。
 
 スタッフ インターナショナル ジャパンは「ディーゼル(DIESEL)」「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」「マルニ(MARNI)」などを擁するOTB傘下で、現在日本では「ディースクエアード(DSQUARED2)」「ジャスト カヴァリ(JUST CAVALLI)」「コシェ(KOCHE)」を展開する。今回の契約は日本に限定したもので、本国イタリアのスタッフ インターナショナルと「アミリ」は契約を結んでおらず、グローバルではLAの「アミリ」が運営を行なっている。

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「ユニクロ」×「ジェイ ダブリュー アンダーソン」 “ヒートテック”素材で手袋やニットキャップ発売

 「ユニクロ(UNIQLO)」は12月4日から、「ジェイ ダブリュー アンダーソン(JW ANDERSON)」とのコラボレーションラインでとなるホリデーコレクションを販売する。“ヒートテック”素材を編み込んだ雑貨をウィメンズ、メンズ、キッズで豊富にそろえ、冬のギフトニーズに対応。アーガイル柄のギフトボックスも企画した。一部を除く全国の店舗と自社ECで扱う。

 商品ラインアップは、ギフトボックスにも描かれたアーガイル柄のソックス(590円)や同柄のニットグローブ(1500円)、同柄のニットキャップ(1500円)など。よりシンプルなカラーブロックの商品もそろい、それらも柄を合わせたセットコーディネートができるようになっている。どれも“ヒートテック”素材を編み込んでいるのが特徴で、冬を暖かく快適に過ごせるようにしている。ギフトボックスは3サイズで各290円。Lサイズは一部店舗とECでのみ販売する。

 「ユニクロ」と「ジェイ ダブリュー アンダーソン」とのコラボは2017年秋にスタート。20年秋冬は全42型を10月16日に発売していた。「ユニクロ」は今季、クリストフ・ルメール(Christoph Lemaire)率いるパリR&Dセンターによる「ユニクロ ユー(UNIQLO U)」でもロングスリーブTシャツ感覚で着られる“ヒートテック”を企画するなど、従来のような機能性インナー以外の用途での“ヒートテック”の提案を強化している。

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「ユニクロ」×「ジェイ ダブリュー アンダーソン」 “ヒートテック”素材で手袋やニットキャップ発売

 「ユニクロ(UNIQLO)」は12月4日から、「ジェイ ダブリュー アンダーソン(JW ANDERSON)」とのコラボレーションラインでとなるホリデーコレクションを販売する。“ヒートテック”素材を編み込んだ雑貨をウィメンズ、メンズ、キッズで豊富にそろえ、冬のギフトニーズに対応。アーガイル柄のギフトボックスも企画した。一部を除く全国の店舗と自社ECで扱う。

 商品ラインアップは、ギフトボックスにも描かれたアーガイル柄のソックス(590円)や同柄のニットグローブ(1500円)、同柄のニットキャップ(1500円)など。よりシンプルなカラーブロックの商品もそろい、それらも柄を合わせたセットコーディネートができるようになっている。どれも“ヒートテック”素材を編み込んでいるのが特徴で、冬を暖かく快適に過ごせるようにしている。ギフトボックスは3サイズで各290円。Lサイズは一部店舗とECでのみ販売する。

 「ユニクロ」と「ジェイ ダブリュー アンダーソン」とのコラボは2017年秋にスタート。20年秋冬は全42型を10月16日に発売していた。「ユニクロ」は今季、クリストフ・ルメール(Christoph Lemaire)率いるパリR&Dセンターによる「ユニクロ ユー(UNIQLO U)」でもロングスリーブTシャツ感覚で着られる“ヒートテック”を企画するなど、従来のような機能性インナー以外の用途での“ヒートテック”の提案を強化している。

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「ケイト・スペード」と渡辺直美のコラボバッグがいよいよ発売 エコファーのトートバッグやミニバッグなどが登場

 「ケイト・スペード ニューヨーク(KATE SPADE NEW YORK)」は11月25日、2020年のグローバルアンバサダーを務める渡辺直美とコラボレーションしたカプセルコレクションを発売する。クリエイティブ・ディレクターのニコラ・グラス(Nicola Glass)と共に作った3つのハンドバッグが登場し、阪急うめだ本店でポップアップショップも開催する。全国の直営店及び公式ECで取り扱う。

 コラボレーションしたハンドバッグは、パープルカラーのエコファートートバッグ(5万3000円)、フューシャピンクのカメラバッグ(3万5000円)、マイクロサイズのカメラバッグ(全2色、各1万5000円)の3つ。トートバッグは「バッグの中央に据えた、これまでブランドで見たことがないぐらい大きい特注サイズのスペードのハードウエアが一番のこだわりです。バッグの素材がふわふわしているので、素材感的にもたついた印象にならないように二コラさんに相談した際に、スペードを組み合わせたこのハードウェアを見せて頂き、一目で気に入りました」とコメント。

 また、ミディアムサイズのカメラバッグはサイズ感に重きをおいたという。「ここ最近の世の中ではバッグはどんどん小さくなるのに、それに反して携帯がどんどん大きくなり需要が合っていないので、日常使いに最適なパッグを作るためには携帯が入る大きさというのははずせないポイントでした。携帯、カード、リップなどの日常生活の必要なものは一通り全部入るサイズ感だけれど、アクティブに過ごすのに邪魔にならないようマチは薄くしています。また、荷物が重くなった時に肩が痛くならないように、チェーンではなく、太めのストラップをセレクトしました」。マイクロサイズのカメラバッグは「本当にとても可愛く仕上がりました」と自信を見せ、「チェーンのストラップにすることでアクセサリー感覚でも合わせられますし、ピアスや目薬、リップを入れたり、またお財布として使ったり、はたまたお薬入れにしたり、本当に自由に 使えるバッグだと思います。 通常のレザーよりも、光が当たった時の発色が良く、質感もすごく綺麗です。これこそ、使う人が 想像力を膨ませて、自分らしさを表現できる、わくわくするバッグになっていると思います」と話した。

 それぞれブランドを代表するスペードモチーフの金具に加え、渡辺のサインをデザインに落とし込んだハングタグとレザーネームを施した。毎日使いできるトートバッグ、ホリデーシーズンにもぴったりな華やかなカラーのカメラバッグと、さまざまなシーンに使えるバッグになっている。

 11月25日〜12月1日に阪急うめだ本店1階で行うポップアップでは、コラボコレクションだけでなく、そのほかのハンドバッグやウエア、小物、テックアイテム、ウオッチなどをそろえる。期間中は渡辺の直筆サイン入りのコラボレーションバッグを抽選で6人にプレゼントするLINEキャンペーンを行い、3万円以上の購入でプレゼントを提供する。

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逆境に立ち向かう東コレ 新事務局長は2021年に飛躍を誓う

 10月に開催された「楽天 ファッション ウィーク東京(RFWT)」は、半数以上がオンラインのみでコレクションを発表するという異例のシーズンだった。パンデミックによって世界の価値観が一変し、各都市のファッション・ウイークも新常態に向けて模索を続ける中、東京が目指すべき方向性とは何なのだろうか。また有力ブランドが続々と海外に発表の場を移したり、韓国や中国などのファッション・ウイークが存在感を徐々に強めたりする影響もあり、「東コレは盛り上がってない」という声が強まる状況に対してどう向き合っていくのか。7月に日本ファッション・ウィーク推進機構に加わった古茂田博事務局長に聞いた。

課題山積も今後に手応え

WWDジャパン(以下、WWD):今シーズンを振り返ってどうだった?

古茂田博JFWO事務局長(以下、古茂田):東コレ期間中の感染対策がひとまずはうまくいってホッとしている。今回からデジタルの施策を強化し、インフルエンサーがSNS投稿で盛り上げる“デジタル ボイス”や「ニューズピックス(NewsPicks)」との共催でオンラインカンファレンスを実施するなど新たな試みを始めた。課題は山積みだが、実行できたことは今後に向けての大きな一歩になるだろう。それに、新しいファッションの表現が生まれそうなポジティブな雰囲気も感じられた。JFWOとしては、まずはブランドの発信力を高めるインフラ作りに努めたい。「ファッションは面白い」というメッセージを届けるサポートをするのはわれわれの使命であるから。

WWD:東コレは以前よりも盛り上がりに欠けると言われているが?

古茂田:私自身もそれはすごく感じている。かつての東コレは大御所デザイナーも参加して熱量が高かった。またほかの都市に先駆けて消費者を巻き込み、会場にできた長い行列がニュースとしてメディアにも取り上げられた。それからインターネットやSNSの普及で価値観が変わり、昨今は生活様式も大きく変化している。これはもう元に戻るものではない。時代を映す鏡であるデザイナーもそれらを感じないとクリエイションで強いメッセージは届けられないだろうし、われわれも時代に合わせて進化していきたい。

WWD:東コレは今後どういった方向性に進むべき?

古茂田:ブランドをいかに認知してもらうかどうかを考え、全く新しいファッション・ウイークを組み立てていく必要がある。今、ファッションは服だけで表現するものではない。東京の強みである音楽やアートを絡めたイベントをさらに強化したり、サステナビリティに関する施策を次回以降は検討したりしている。ライフスタイルを提案するブランドもどんどん巻き込んでいくつもりだ。実は今回のキービジュアルでもモデルの中にバーチャルモデルを混ぜる試みに挑戦している。

2021年には目に見える結果を

WWD:来年に向けての計画は?

古茂田:次回3月は計画通りに進めて、その次は従来の10月から8月開催に切り替えるため場所も含めて未定だ。ホップステップジャンプという言葉があるが、今回はいろいろ挑戦したホップで、次が改善点を実績にするステップ。そして8月は集大成のジャンプとして、目に見える結果を残したい。

WWD:海外で発表していた日本のブランドが東コレに参加する予定は?

古茂田:現段階では未定だが、いくつか話はきている。お互いにとってチャンスなのであれば、発表できる準備を積極的に進めていきたい。そういったブランドが参加できるように、東京だけではなく世界の各都市がしっかり連携して考えていくべきだ。時代は変わっているのだから、もしかするとファッション・ウイークではなくファッション・マンスぐらいの考えがあってもいいのかもしれない。

WWD:自身のキャリアを現職にどう生かしていきたい?

古茂田:東レ時代からデザイナーズブランドに通い詰めて素材を提案し続けてきた。デザイナーを納得させるためには、同じ熱量や感度が必要だった。出る杭は打たれまくってきたけれど、その分ブランドへの思いは強いし、新しい文化を一緒に作っていきたい気持ちもある。それとサプライチェーンを構築し、いかに消費者に届けるかということを考えてきた。ショーに関わる仕事でも同じ。新しいことをやりたいという信念は常に持ち続けているので、「RFWT」でもその姿勢は持ち続けたい。

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スノーマンやストーンズから、瑛人や田中みな実まで 「GQ」が選ぶ“最も輝いたヒーロー”が集結

 コンデナスト・ジャパンは11月23日、「GQジャパン(GQ JAPAN)」が2020年に“ジャンルを問わずその年に圧倒的な活躍をした”男性を称える「GQメン・オブ・ザ・イヤー2020」の授賞式を東京アメリカンクラブで開催した。今年のテーマは“最も輝いたヒーローたち”で、お笑い芸人のEXITやシンガー&ソングライターの瑛人、プロテニスプレイヤーの大坂なおみ、映画監督の黒沢清、アーティストのストーンズ(SixTONES)、スノーマン(Snow Man)、アナウンサーで女優の田中みな実、クリエイティブディレクターのNIGO®︎、ドラマ・映画監督の福澤克雄、星野源、本木雅弘の計11組25人が受賞した。

 メディア向け撮影会にトップで登場した瑛人は、「今年は『香水』をきっかけにたくさんの人に知ってもらえた。来年はまた別の一面を届けていきたい」とコメント。星野源は、「今年は音楽制作やドラマ、映画など働き通しの一年でとても忙しかったので、『お疲れさま。よく頑張ったね』と言ってもらえたようだ」と受賞を喜んだ。ストーンズからは松村北斗とジェシーが代表で出席。松村は「今年デビューした当初からこの賞を意識していた。来年もこの賞に恥じないグループでいたいという決意につながった」と語った。ジェシーは、「『本当に僕たちでいいの?ドッキリじゃないよね?ありがたいね』とメンバーと話していた。音楽を通して新しい挑戦をしていきたい」と述べた。スノーマンからはラウールと目黒蓮が登場。17歳のラウールは「去年の『GQメン・オブ・ザ・イヤー』をワイドショーで見ていた。その時には来年デビューすることが決まっていたので、自分たちも来年そこにいられたらいいなと夢見ていたが、本当に叶ってびっくりしている」と興奮し、自身のヒーローを聞かれて「ドラマ『ドクターX』の大ファンで全シーズン見ている。大門未知子先生が僕のヒーロー」と会場の笑いを誘った。目黒は「今年デビューして、早速こんな大きな賞がもらえて光栄だ。ジャニーさんも喜んでくれていたらうれしい」と話した。ドラマ「半沢直樹」を手掛けた福澤克雄監督は、「今日は『半沢直樹』のスタッフとキャストを代表してここに立っている。視聴者に元気になってもらいたいという気持ちで作ったドラマがこのような評価をもらえてうれしい。今後も視聴者が元気になり、希望を持てる作品を作り続けたい」と語った。

 「ブレイクスルー・ウーマン・オブ・ザ・イヤー」は、田中みな実が受賞。「数年前は司会として参加していたが、今回は受賞者として登壇できて感慨深い」と喜び、来年の抱負については「どんなことにも臆せず挑戦していきたい」と述べた。また女優としても活躍する田中は、「これまではエキセントリックな役柄が多かったので、今後機会があれば純度の高いラブストーリーに出演してみたい」と意欲を見せた。

 「GQ メン・オブ・ザ・イヤー」はその年に活躍をした人物に贈られる賞で、アメリカで1994年にスタートした。日本では今年で15回目を迎え、これまでに北野武や菅田将暉、横浜流星、元SMAPの香取慎吾や稲垣吾郎、草なぎ剛ら110名が授賞している。11月25日発売の「GQジャパン」1・2月合併号では、今年の受賞者のインタビューとポートレートを掲載する。

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「コスメデコルテ」2021年春メイクはナチュラルな“ネオベーシック”カラー

 「コスメデコルテ(DECORTE)」は、2021年春カラーコレクションを2021年1月16日に発売する。今回は「SWAY LIGHT」をテーマに、光をプラスすることで表情の魅力を引き出すメイクアイテムをそろえ、ナチュラルで使いやすい“ネオベーシック”なカラーをラインアップする。

 メインアイテムは、自然な立体感と艶を与えて奥行きのある顔立ちの印象になる“コントゥアリング”発想のアイブロウマスカラ“ブロウ スタイリングクリーム”(4色、各3000円)。透明感のあるカラーが眉と地肌になじみ、まるで自身の眉のような自然な艶を演出するほか、独自開発の短いソフトカーブ型ブラシが眉にフィットし、根元からしっかりと毛を立ち上げる。また、セットが長続きするラスティング効果もある。

 そのほか、人気のアイシャドウ“アイグロウ ジェム”(新3色、各2700円)から濡れたような艶感やほのかな湿度を感じるマットな質感の新色が登場。どんな肌色にもなじむパウダーチーク“パウダー ブラッシュ”(新5色、各5000円)は、内側からにじみ出るような血色感と、柔らかな輝きをまとったセミマット肌を演出する。また、マスク着用が当たり前となった生活にマッチする、ティントタイプの“ティント リップグロス”(新4色、各2700円)は、保湿成分配合でふっくらと滑らかな唇に導く。

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コーセー「エスプリーク」が誕生10周年でブランド刷新 ベースメイクに注力

 コーセーのメイクブランド「エスプリーク(ESPRIQUE)」は誕生10周年を迎える2021年2月に、ブランドを刷新する。これまでのコンセプト“大人のエレガントさを簡単に叶える”から、多様化する生活様式や化粧習慣の変化に応じた“どんな日も、もっと私らしく~Effortless Elegant~”に制定した。今後、ブランドイメージの鮮明化を図り、主力カテゴリーとしてベースメイクに注力する。

 第1弾として、マスク着用による化粧崩れを防ぐパダーファンデーション“シンクロフィット パクト EX”(2800円、編集部調べ)や、マスクによる肌荒れをケアする化粧下地“エッセンス グロウ プライマー”(2600円、同)、コンシーラー(2500円、同)ほか、ツール2種、限定キット2種を2月16日に発売する。

 ファンデーション“シンクロフィット パクト EX”は、マスク内の高湿度下においても長時間化粧が崩れず、マスクを外した後でもメイク直後の仕上がりが持続するファンデーション技術を応用した。毛穴や色ムラ、シミをカバーする。化粧下地“エッセンス グロウ プライマー”との併用で、化粧崩れを防ぐ効果が高まり、化粧持ちが13時間持続(コーセー調べ)する。

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「落ち目ブランドのハイエナ」ジー・テイスト。「焼肉屋さかい」「村さ来」「けん」を買収し、気がつけば640店

 ジー・テイストという外食企業がある。東証ジャスダック市場に上場。フランチャイズ(FC)店を含め、640店を展開し、2021年3月期には200億円の売上高を見込む。実は、この会社、業績が悪化した「落ち目」企業を買収し、成り上がってきた「ハイエナ」だ。コロナ後、どんな企業に食指を伸ばすのか。
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ラーメンのスキマ時間FC「ばんから派出所」スタート。誰でも同じ味で提供可。

ラーメン「ばんから」などを展開する株式会社花研(本社:東京都豊島区、代表取締役:草野 直樹)が、店舗の空き時間でラーメン屋を営業できる「ばんから派出所」事業を立ち上げた。11月20日(金)より、夜営業のみだった板橋にある居酒屋「酒場 五感」のランチ営業に導入される。
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レナウンの売却価格 たった11億円の衝撃 エディターズレター(2020年10月2日配信分)

※この記事は2020年10月2日に配信した、メールマガジン「エディターズレター(Editors' Letter)」のバックナンバーです。最新のレターを受け取るにはこちらから

レナウンの売却価格 たった11億円の衝撃

 テレビのバラエティ番組で美術品などの鑑定士が一般家庭を訪問して、その家の絵画や陶器の価格を言い渡す場面をたまに見かけます。先祖代々のお宝として継承されていた掛け軸が二束三文だったり、逆にぞんざいに扱われてきた壺(つぼ)に高値がついたり、見ているこちらまで一喜一憂してしまう。バラエティ番組なので、想定よりもケタ違いの安値がつけられても笑い話に落ち着きます。

 でも、企業ビジネスの場での査定は時に非情です。

 経営破綻したレナウンの債権者集会が9月9日に行われました。レナウンが保有する主要ブランドは大阪の小泉グループに切り売りされたわけですが、その売却価格が発表になったのです。「アクアスキュータム」「ダーバン(「スタジオバイダーバン」を含む)」が10億円、「シンプルライフ」「エレメントオブシンプルライフ」が1億円。合わせて11億円でした。300〜400店舗を継承するにもかかわらず、です。

 ピーク時の1991年には売上高が2438億円に達し、グループ会社(当時)のダーバン、レナウンルック、レリアンなどを加えれば3000億円を優に超え、日本のファッション業界のリーディングカンパニーとして君臨していた企業の価値が、倒産後とはいえ、たったの11億円。

 紳士服の「ダーバン」は百貨店ではビジネススーツの代表的なブランドだったはずだし、「アクアスキュータム」のトレンチコートは「バーバリー」と並ぶ逸品とされてきました。歴史や伝統などの無形のブランド価値よりも、現在の市場で実績や将来性で容赦なく査定した金額なのでしょう。かつて傘マークで一世を風靡した「アーノルド・パーマー」の後継である「アーノルド・パーマー・タイムレス」や、婦人服の「エンスウィート」などは値段さえつかず、廃止されることになりそうです。

 往年を知る業界人にとって11億円という金額はショッキングでしょう。さらにブランドに誇りを持って働いてきたレナウンの従業員の気持ちを考えると言葉もありません。

 ブランド価値とは何か。維持して、高めるためには何が必要なのか。とても考えさせられるニュースでした。

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今週のスケジュール(2020年11月24日〜2020年11月29日)

FASHION

25 THU
一般社団法人日本メンズファッション協会
第49回ベストドレッサー賞発表・授賞式/第17回ベストデビュタント賞発表・授与式10
16:20〜 セルリアンタワー東急ホテル 「セルリアンタワーボールルーム」地下2階
(東京都渋谷区桜丘26-1)

27 FRI
フェンディ ジャパン
「FENDI CAFFE by ANNIVERSAIRE」試食・内覧会
11:00〜14:00 アニヴェルセルカフェ表参道
(東京都港区北青山3-5-30)

BEAUTY

25 WED
アリエルトレーディング
「サンフード スーパーフーズ」新製品発表会
11:00~/14:00~
オンライン配信

プレミアアンチエイジング
「デュオ」新製品発表会
11:00~/13:00~/15:00~/17:00〜
オンライン配信

26 THU
花王
「KANEBO」新製品発表会
10:00〜/13:00~/15:00~
オンライン配信

エトヴォス
新製品発表会
11:00~/17:00~
オンライン配信

27 FRI
アインファーマシーズ
「ダズショップ」新製品発表会
11:00~/13:00~/14:00~
オンライン配信

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