「ジョルジオ アルマーニ ビューティ」の人気アイシャドウから新色が登場

 「ジョルジオ アルマーニ ビューティ(GIORGIO ARMANI BEAUTY)」は2021年1月29日に、リキッドアイシャドウ“アイ ティント”(全4色、各3900円)の新色を発売する。1月15日から公式オンラインサイトで先行販売する。

 同製品は14年に発売し、19年7月にリニューアル。独自のアプリケーターにより、アイシャドウ、アイライナー、ハイライターの3つの使用方法を兼ねたマルチアイテムに生まれ変わった。軽いつけ心地で使いやすく、にじみにくい処方で長時間つけたての仕上がりが持続する。今回新たに登場する新色はリンダ・カンテロ(Linda Cantello)=ジョルジオ アルマーニ ビューティ インターナショナル メイクアップ アーティストがスモーキーアイをイメージしてクリエイトした。カラーはバイオレット、オレンジ、ブルー、シルバーをラインアップする。

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「ディオール」の2021年春夏は春を彩る花々に着想 桜カラーのパレットやリップも

 「ディオール(DIOR)」は2021年1月1日、2021年春夏コレクションを発売する。今季は春に咲く花々に着想を得て、ピンクやコーラルを中心とした淡く上品なカラーがそろう。また、新アイテムとしてスティック状のハイライトも登場する。

 主役は、折り紙をほうふつとさせる繊細な花柄模様がデザインされた3色入りのパレット(限定2種、各7700円)だ。柔らかな花びらをイメージしたピンクやコーラルにゴールド、ブラウンを含んだ2種のパレットが登場し、それぞれラメやマットなど異なる質感をセットにしている。また、5色入りのアイシャドウパレット“サンク クルール クチュール”(限定1種、7600円、2月11日発売)も春を彩る満開の桜をイメージしたピンクやローズ、ベージュカラーをそろえる。初のスティック状のバームハイライト“スティック グロウ”(限定2色、各5000円)はほんのりピンクと甘美なオレンジの2色をラインアップし、艶やかで健康的な肌に仕上げる。人気の“リップ マキシマイザー”(限定1色、既存2色、各3700円)からはピンク、コーラル、ウルトラピンク(2月11日発売)の3色、“リップ グロウ オイル”(限定1色、既存2色、各3800円)もピンク、ローズウッド、ウルトラピンクの3色が登場する。そのほかリップスティック“ルージュ ディオール”(限定2色、各4500円)やネイルカラー“ディオール ヴェルニ”(限定2色、各3000円)も桜やコーラルカラーに染まり、口元や指先を華やかに演出する。
 
 また、アイコンリップスティック“ルージュ ディオール”も来春生まれ変わる。クリスチャン・ディオールのイニシャルが刻印されたシルバーのベルトはクチュールのウエストラインをほうふつとさせ、アクセサリーのようなパッケージを特徴とする。また、レフィル対応になり、環境にも配慮したパッケージになった。同リップは鮮やかな発色だけでなく、ブランド独自のフローラル サイエンスから着目した花の成分を配合し、ケアもかなえる。リップペンシルやバームも合わせてリニューアルする。

 フレグランスからは“ミス ディオール ローズ&ローズ”の100mLサイズ(1万4000円)とローラーパール(20mL、4000円)が新発売となる。100枚の花びらという意味の名を持つセンチフォリアローズとみずみずしいベルガモットとレモンを組み合わせたフレッシュな香りだ。スキンケアからは、エイジングケアライン“カプチュール トータル”からリッチなテクスチャーのクリーム(50mL、1万3000円)が登場。異なる融点をもつ自然由来のホホバオイルやビーワックスを厳選して配合し、バターのような濃厚さととろけるような触感を両立させたバームテクスチャーが肌を包み込む。 肌の修復サイクルを高め、バリア機能を強化するシャクヤクオイルも豊富に配合し、強く活力に溢れた肌に導く。

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マガジンハウスがビューティ・ヘルスケア・エコに特化したウェブメディア「ananBeauty+」を始動

 マガジンハウスはこのほど、1970年創刊の女性誌「アンアン(anan)」からビューティ・ヘルスケア・エコ領域に特化したウェブメディア「アンアンビューティプラス(ananBeauty+)」を立ち上げた。ウェブメディア事業を支援するインクルーシブが運営をサポートする。

 コンテンツはスキンケア、メイク、ヘアケア、美容家電、脱毛、オーラルケア、インバスケア、食、運動など美容とウエルネスに関する情報のほか、サステナブルな社会を実現するために企業が行っているSDGsに対する取り組みを発信していく。

 「アンアン」は創刊以来50年にわたり、最先端のカルチャーやファッション、ビューティ、グルメなどの情報を発信し、女性のライフスタイル周辺のトレンドを生み出してきた。

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1400足を収集してきたスニーカーマニアと辿る「スニーカーの過去・現在・未来」

 数年前から巻き起こっているスニーカーブーム。しかし現在は、ブームから定着へと移行しており、少し前までの熱狂は徐々に落ち着き始めているようにも見える。そんな現状を、スニーカーマニアはどのように思っているのか?スニーカーを追い続けて20年以上、累計1400足は買ってきたというスニーカーマニアのKOBA Shunsuke氏に、スニーカーを好きになったきっかけや注目のモデル、そして今後の行く末などを聞いた。

WWD:スニーカー愛に目覚めたきっかけは?

KOBA Shunsuke(以下、KOBA):僕がスニーカーに明確に興味を持ちはじめた理由は2つあります。1つは、僕ら世代のバイブル的ファッション誌である「ブーン(Boon)」(祥伝社)で見た街中スナップです。ピーコートにモヘアのタートルネック、黒のスリムパンツに「アディダス(ADIDAS)」の“コンコルド(CONCORD)”の黒を合わせていた方のスナップがあり、単純にかっこいいなと思ったのと同時に、スポーツシューズをファッションアイテムとして明確に意識するようになりましたね。

もう1つが、マイケル・ジョーダン(Michael Jordan)と“エア ジョーダン(AIR JORDAN)”への憧れです。僕が小学生だった当時、マイケル・ジョーダン本人は全盛期で、彼と彼が履いていたシューズには本当に憧れていました。僕が中学1年生だった1994年に、“エア ジョーダン”のファーストモデルの復刻があったのですが、なんとかして手に入れようと「月刊バスケットボール」(日本文化出版)とかに載っている通販可能なショップに片っ端から電話して購入したのを覚えています。

WWD:一番最初に買った一足は?

KOBA:自分のお小遣いで一番最初に買ったのは、「アディダス」の“ガゼル(GAZELLE)”ですね。当時は“ガッツレー”と呼ばれていました。本当は“フォーミュラー1(FORMEL 1)”や“コンコルド”が欲しかったのですが、小学生のお小遣いには限界があったので(笑)。最終的にはジャミロクワイ(Jamiroquai)のJKが履いていたスウェードアッパーの“ガッツレー”を買いました。

WWD:現在は週にどのくらいのペースでスニーカーを買っているのか?

KOBA:細かくは把握していないのですが、少なくとも週に1足以上、多いと月に15足は買っていると思います。

WWD:二次流通市場で定価以上の“プレ値”となっているスニーカーを買うことはある?

KOBA:あまりないですね。例えば「ナイキ(NIKE)」の特定のモデルしか買わない、という人はプレ値でも購入するのかな、と思います。一方で僕は、特定のブランドに強いこだわりを持っているわけではない。興味があって、足を入れてみたいという動機があればなんでも動いています。逆に範囲が広すぎて制限したいくらいです(笑)。ただ、ずっと探していたモデルだったり、今買わないとさらに値上がりして入手が困難になりそうだったりするものに関しては少しプレ値が付いていても買うことはあります。

WWD:自身がフリマアプリや二次流通サイトを通じて販売することはあるのか?

KOBA:あります。基本的には、欲しいモデルを購入するためにいろいろと手を打った結果、複数購入できた場合、1足を残して売るという形ですね。フリマアプリだと楽天の「ラクマ」などをよく使っています。逆に自分が欲しいモノで、2足手に入れられそうなモデルがあっても、売るのは厳しいかも、と感じた場合は、下手に応募しまくらないようにしています。

WWD:その判断には何か基準があるのか?

KOBA:1つは経験則ですね。特にここ20年くらいは、各ブランドから新しい定番のモデルが出てきていないんですよ。「ナイキ」でも売れるのは“ジョーダン 1”とか、“エア フォース1”なんかで、ほかはコラボモデルか、著名人が履いたモノがメインになっている。見方によってはあまり面白くないとも言えます。あとは、海外の方で先行発売されているものに関しては「ストックX(STOCK X)」などで相場を見る場合もあります。

WWD:スニーカーだけでなく、服にも興味はある?

KOBA:そうですね。僕がスニーカーに興味を持ちはじめた90年代は、ビンテージが人気でありつつ、NIGOさん、高橋盾さんたちによるノーウェア(NOWHERE)や藤原ヒロシさんなどに代表される、裏原ブームも起こっていました。僕もその中で、レプリカントと呼ばれる復刻モノを買っていましたね。デニムだとエヴィス(EVIS)とかフルカウント(FULLCOUNT)とか、関西のダルチザン(D'ARTISAN)といったところのモノを古着屋でよく探していました。

WWD:服は現在もよく買っているのか?

KOBA:今はスニーカーがメインになっています。服も買うことは買いますが、基本的には品質以外は特にこだわらなくなってきているかも。普段は「ユニクロ(UNIQLO)」をよく着ていますね。それ以外だと、自分が今までずっと着ているブランドだったり、個人的にサッカーが好きなので、サッカーシャツだったりを買っています。

WWD:服やスニーカーにおいて、自分が買う基準のようなものはあるのか?

KOBA:前代未聞のコラボとかだとやはり欲しくなってしまいますね(笑)。ただ、自分が買いたいと思ったモノが、多くの人も欲しいと思うようなモノだった場合は、どのくらい購入のハードルが高いのかを知っておくようにはしています。買えそうにない第一候補を追いすぎると、第二候補のアイテムを買い逃すことにもなりかねないので。そのためにもトレンドの情報や、発売時期などは常にチェックしています。

WWD:どういったところから情報は得ているのか?

KOBA:主に2つあります。1つはインスタを中心としたSNSです。最近はリークサイトやアカウントがかなり充実してきている印象を受けます。僕がメインで見ているのは、「Sneaker Bar Detroit」と、サッカー系の情報に強い「Footy Headline」ですね。あとはブランドやショップ、そしてそれらに関わるディレクターやクリエイターの方のアカウントもチェックしています。

情報収集源のもう一つが、友人たちから寄せられる情報です。みんな同じような行動を取っていますが、それぞれ好きな分野などが違うので、お互いに情報を出し合うことで情報を濃密になるし、自分が追いきれていない範囲のことも知ることができます。

WWD:友人たちの間で注目されているモデルは?

KOBA:ここ最近だと、「ホカ オネオネ(HOKA ONEONE)」や「サロモン(SALOMON)」、「オン(ON)」の評判は良く聞きますね。「ホカ」と「サロモン」はアウトドアギアがベースにあるので、スペックがしっかりしているし、ソールのチャンキーな感じが今の雰囲気にも合っている。ファッション業界の方が率先して履いていることもあったり、「サロモン」はビームス(BEAMS)や「パレス スケートボード(PALACE SKATEBOARDS)」と、「ホカ」は「エンジニアド ガーメンツ(ENGINEERED GARMENTS)」やオープニングセレモニー(OPENING CEREMONY)などとコラボしたりして、ファッションアイテムとしての認知も広げている印象を受けています。「オン」は比較的新参ブランドですが、「ナイキ」との契約を終えたロジャー・フェデラーが製品開発のアドバイザーやマーケティングを担当しているのと、8月にドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)で発売した”クラウドノヴァ(CLOUDNOVA)”というモデルが即完売したことから注目度は高いと思っています。

WWD:KOBAさんが個人的に注目しているモデルはある?

KOBA:僕個人は「ニューバランス(NEW BALANCE)」に注目しています。“M1300”や“992”といったヘリテージナンバーの復刻などもさることながら、昨年ごろから、パリの「ペイパーボーイ(PAPERBOY)」や吉祥寺の「アパートメント(THE APARTMENT)」、「スノーピーク」といった規模の小さな地域密着型のブランド、ショップとのコラボモデルをリリースしているのもポイントです。既存のファンだけでなく、新規のファンにも満遍なく訴求するようなマーケティングとリリースを両立しているのは純粋にすごいことだと思っています。

WWD:現在もスニーカーマーケット自体は、やはり盛り上がっているのか?

KOBA:マーケット自体は盛り上がっているのかもしれませんが、全体としてはスニーカーに対して持っている熱量の維持が難しくなっているなと感じています。特に“ハイプ”なイメージがあるスニーカーやウエアを追いかけている人たちは、転売ヤーやリセール関連の人を除くとモノを買えなくなってきている。あまりに買えなさすぎて情熱が続かないという人も多いんじゃないかなと思っています。僕も周囲の友人に気になっているブランドやモデルがあるのかを聞いたのですが、「そもそもスニーカーに対しての熱量が落ちて来ている」という意見も多かったです。

WWD:KOBAさん自身は今後もスニーカーは買い続けていく?

KOBA:正直、今のようなスタンスは年齢的にも、家庭的にも続かないのかなと思っています。でも、これだけスニーカーが好きで、ずっと動いて来たので、全く買わなくなることはないだろうし、情報を追い続けていくんだろうなとは考えています。ただ、ゆくゆくはスニーカーとの関わり方を変えていきたいですね。現在パーソナルトレーナーとしても活動する中で、お客さんの身体を見て、おすすめのスニーカーを提案することもしているので、そういった活動にも注力していきたいと考えています。

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「ルイナール」がサステナブルな新パッケージを日本でも採用 来春から

 世界最古のシャンパーニュメゾン「ルイナール(RUINART)」は、100%リサイクル可能なパッケージ“セカンドスキン”の日本での展開を決定した。2021年5月から順次移行する。“ルイナールブラン・ド・ブラン”、“ルイナール ロゼ”専用のパッケージとなる。

 2年以上の歳月をかけて完成させた“セカンドスキン”は、プラスチック不使用のため既存のパッケージより9倍軽く、生産時の二酸化炭素排出量を60%削減。加えてウォータープルーフ仕様のため、パッケージのままシャンパンクーラーで冷やすことも可能だ。ヨーロッパでは今年7月にフランス、10月にイギリスですでに採用されている。

 パッケージの素材は天然木質繊維で、持続可能な管理がされているヨーロッパの森林を供給源とする紙を採用している。留め具は使わず、ケースに直接はめ込まれたスナップボタンで開閉する仕組みだ。デザインは、メゾンの地下38mにある白亜質のシャンパーニュセラー「クレイエル」をイメージしたテクスチャーで、繊細なエンボス加工を施した。

 フレデリック・デュフォー(Frederic Dufour)=ルイナール社長は、「この“セカンドスキン”のケースは、メゾンルイナールがシャンパーニュ界における先駆者としての役割、そして社会や環境に対する責任を果たす強い意志を裏付けるものだ。この画期的なプロジェクトは、ブドウの木の手入れから消費者の体験まで、製品開発やマーケティングの全段階において、より持続可能なパッケージ開発に取り組んでいることを体現している」とコメントしている。

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「ロロ・ピアーナ」がクリスティー・ターリントンを広告ビジュアルに起用 カシミアのマットで瞑想

 「ロロ・ピアーナ(LORO PIANA)」は、ウェルビーイングをテーマにしたカプセルコレクションの広告ビジュアルにモデルのクリスティー・ターリントン(Christy Turlington)を起用した。撮影はターリントンの親しい友人でもある写真家のパメラ・ハンソン(Pamela Hanson)が手掛けた。

 米・ハンプトンビーチで撮影された映像では、秋の陽光が照りつける中、自然や自宅で自分らしく過ごす様子を表現。「ロロ・ピアーナ」のウエアを身にまとい、カシミアのストームシステムマットで瞑想を行ったほか、ヨガやデッキでのワークアウト、潮風の吹くビーチでの愛犬との散歩を撮影した。ターリントンはヨガやマインドフルな暮らしを提唱することで知られ、「体を動かせば、どんな気分もポジティブに変えることができる」と話す。

 同コレクションは最高級品質の素材と機能性、独自の肌触りを体感できるワークアウトウエアで、世界中の顧客のニーズに応えていくという。

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ジュン アシダからEC限定の新ブランド ニューノーマルに対応するラウンジウエア

 ジュン アジダは11月25日、ラウンジウエアの新ブランド「メゼール わたしの翼(MES AILES)」をスタートした。芦田多恵デザイナーがコロナ禍の需要に合わせて開発した新ブランドで、家での過ごす時間や散歩、ジョギングなどの運動など外でも着用できるユニセックスのラウンジウエアをそろえている。ジュン アジダの公式オンラインストア限定で販売を開始した。

 商品はコットンやテンセルとカシミアのジャージーなどの柔らかく、光沢感のある素材を扱い、デザイン性と着心地の両方を重視したデザインになっている。価格帯はトップスが1万8000〜2万9000円、ボトムスが2万5000〜2万9000円。パーカが3万5000〜3万9000円、ワンピースが4万1000円。イメージビジュアルにはモデルの安藤ニコ(20)を起用し、従来の同社が展開する「ジュン アシダ(JUN ASHIDA)」や「タエ アシダ(TAE ASHIDA)」よりもターゲットを広げ、若年層の獲得を目指す。

 芦田デザイナーは「コロナ禍で多くの人のライフスタイルが変化する中で、一ファッション企業として私たちも世の中の変化に対応することが重要だと考えた。ECで気軽に洋服が購入できる時代に、日常で役立てるものを提供したいという思い、50年以上の歴史がある当社の新しい挑戦として、新規ブランドを計画した。ジュン アジダを知らない若い世代にも、受け入れてもらえるようなブランドにしていきたい」と話す。同社では近日、今回発表した「メゼール わたしの翼」に加えて、ニューノーマルに対応する新ブランドを発表していく計画だという。

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スタバとコーヒー産業をサステナブルに変えた 企業と共創する環境NGOのキーマン日比保史さんに聞く 後編

 米国バージニア州を拠点にする国際環境NGOのコンサベーション・インターナショナル(CONSERVATION INTERNATIONAL、以下CI)は各国の地域コミュニティーや政府、民間企業とタッグを組み、持続可能な社会の実現を目指した仕組み作りに取り組んできた。後編ではスターバックス(STARBUCKS CORPORATION)との取り組みをきっかけにコーヒー産業の生産および調達に変革をもたらし、産業全体のサステナビリティ向上をもたらしたプロジェクトについて聞いた。

WWD:CIの成り立ちは?

日比保史CIジャパン代表理事兼CIバイスプレジデント(以下、日比):1987年に生物多様性をグローバルに守ろうと、生物博士号を持つような人30人ぐらいが集まって始まりました。発展途上国で生物多様性が豊かで、それが危機に瀕している地域にフォーカスをしています。これまでに77カ国1200の保護地域の創設に貢献してきました。

WWD:その危機とは?

日比:人が住んで農業を営んだり、大資本が入り大規模な伐採を進めたり、鉱山開発をしたりといろいろあります。そうした地域の自然は、地球全体でみると非常に貴重で価値があります。ただし、われわれの活動は保護区を作り単に自然を守ればいいということではないんです。そうすると住んでいる人々は困っちゃいますよね。そこに住む人たちと“ハーモニー”を作ることを大切にしています。

WWD:“ハーモニー”とは?

日比:「自然を守る」ことを第一に自然とのハーモニーを作ることで保護できた地域もありますが、設立から約20年たったころ、活動を総括すると、地球の生態系全体で見たらむしろ状況は悪化していました。そこで2010年ごろにこれではだめだとやり方を変えることにしました。“human well-being”の定義と最終目標を「衣食住が足りて、健やかで、選択の自由があり、社会とのつながりの中で平和に暮らせること」に変えました。今でいえばSDGsですね。人間はさまざまな自然から恵みを得ています。食べ物や水はもちろん、ファッションも繊維の原料は自然の恵みですよね。こうした状態は、健全な自然生態系があって初めて成立します。「人のために自然を守ろう」と考え方を変え「自然を守ることは、人間を守ること」をモットーにしています。

WWD:科学的調査に基づいた方法論を開発してきた。

日比:はい。人間を支えている自然がどういう状態なのかを科学的に押さえないと守れないので、力を入れています。そこがわれわれの活動の一番コアかな。もう一つ大切にしているのは、現場での活動です。現場に拠点を構えて自然を守ることで人々が幸せになるモデルを作ることーー当然そこに住む人々が一番大切なので、地域のコミュニティーや先住住民、現地の政府とのパートナーシップを非常に重視しながら、現地の人に一番貢献できる仕組み作りに取り組んでいます。

WWD:具体的には?

日比:単に絶滅危惧種を守りましょうではなくて、絶滅危惧種を守れば学校に行けなかった子供たちが学校に通えるようになるというような仕組みを作ったり、政府に働きかけて政策を作ったりします。特に力を入れているのは民間企業との連携です。

WWD:今でこそ、NGOと政府や民間企業が協働するのは当たり前になってきたが、設立当初は対立構造で厳しかったのでは?

日比:はい。設立当初、日本にはまだNGOという言葉もないころですが、欧米ではNGOの活動が非常に盛んでした。でもわれわれはそうじゃない。(企業批判をすることを主としたNGOとは異なり)ダメなことはダメということも大事ですが、むしろ企業などと一緒に取り組まないと地球規模の問題解決にはならないので、立ち上げ当初から連携を重視していました。民間企業の支援を得られれば、絶滅危惧種を守れる可能性は高くなり、そこに住む人々の生活も良くなり、さらに言えばそこに関わる民間企業のビジネスも良くなる。そういう枠組みというかシステム、仕掛けを作ることを目指しています。

WWD:民間企業の巻き込み方は?

日比:方法はいろいろあります。コンサルティング的な入り方もしますが多くの場合はごく一部です。われわれとの関係が長期的かつ広範型のパートナーシップに発展したのはスターバックスとのそれですね。

森を切り開かずに森の中でコーヒー栽培をしよう

WWD:そもそもコーヒーに取り組むきっかけは?

日比:あれは確か1990年代半ばのことだったと思います。本部の科学者が、コーヒーの栽培地域とわれわれが事務所を構える地域がほぼ重なっていることに気付き、調べ始めました。コーヒーは熱帯、亜熱帯の植物で非常に豊かな自然の恵みを得て成長する植物なのです。なので、われわれの活動エリアとコーヒーの生産適地が重なるのは当然といえば当然でした。

WWD:90年代といえばコーヒーチェーンのグローバル化が進んだころだ。

日比:マーケットがどんどん拡大していて、コーヒーの生産量が伸びていました。そうすると普通の経営センスでいえば、いかにコストを下げて品質を確保しながら量を増やすか、となる。森林を更地にしてコーヒーの木をダーっと植えると、管理もしやすいし収穫もしやすいとなりますよね。こういうコーヒーを、日なたで育てるという意味でSUN COFFEE(サンコーヒー)と言ったりするんですが、そうすると当然森が失われていきます。需要が増えて生産量を増やすとどんどん森が切り開かれて、森が失われていく――そうした問題がちょうど顕在化していました。

WWD:CIはどうアプローチした?

日比:コーヒーはもともと森の中に生えている木です。だとしたら森の中でコーヒーを栽培しようと考えました。まずは、コスタリカの小さな規模の実験農園の相手を見つけて取り組み始めました。

WWD:スターバックスとパートナーシップを結ぶことになったきっかけは?

日比:99年にWTO(世界貿易機関)の総会がシアトルで開かれることになったことでした。ちょうどそのころ、グローバライゼーションが進み、特に途上国の貧困層の負担を元にしているのではないか、という批判がありました。欧州の人権系NGOは、スターバックスはもちろん、グローバル企業をターゲットにしていましたが、特に発展途上国との関係がじかに見えるスターバックスが総会前から標的にされていました。そうしてスターバックスはわれわれの取り組みを知り何か一緒にできないかという話になりました。

WWD:出発点はNGOからの批判だった。

日比:はい。まずはコーヒー栽培とは直接関係がなかったのですが、コスタリカの保護区への寄付から始まり、われわれが進めていたコーヒープロジェクトも一緒に取り組むことになりました。品質や量の確保も必要なので単に森を守ってコーヒーができました、ではもちろんだめで、技術的な部分でも連携しました。森を切らずに商業ベースで成り立つコーヒーの研究を重ねて、技術的にも確立できたところで、スターバックスと一緒にガイドラインを作りました。ガイドラインは環境面だけではなくてフェアトレードといった社会面も含んでいて、サステナブル調達やエシカル調達のガイドラインの先駆けになりました。

WWD:それはいつから?

日比:2000年から2000年代半ばごろです。栽培エリアはコロンビアやメキシコ、ペルーやパナマにも広がっていきました。一般的にはSHADE GROWN COFFEE(森の日陰で育つコーヒー)と呼ばれていました。

WWD:価格は少し上がるが?

日比:はい、どうしても少し高くなります。スターバックスとしては、自然を守りながら現地の農家のコミュニティーの状況が良くなるコーヒー栽培を目指していると言いたいし、われわれもこうしたプロジェクトがもっと広がれば森を切らずにコーヒーが作れるようになるので、どうやったらこれを推進できるかを考えました。“シェード・グロウン・メキシコ”という商品を新たに作って市場に投入し、サステナブルコーヒーがマーケットでも成立するモデル作りを一緒に行いました。

WWD:その後は?

日比:軌道に乗ってきたころ、気候変動の影響が顕在化してきて、特に品質のいいコーヒーであるアラビカ種に影響が出てきました。この種は熱帯の、標高の高い山岳地帯で栽培されるのですが、気候変動は標高の高いところがその影響を受けやすく、品質の維持が難しくなったり、さび病(植物の病気)のような病気が広がったりします。国の経済を揺るがすくらいに生産量が落ち込みました。こうした気候変動問題にコーヒー産業はどう対処すべきかについてもスターバックスと一緒に取り組むことになりました。

WWD:業界トップシェアだったとしても1社で取り組むには限界がある。

日比:はい。コーヒー業界全体を、産地全体をサステナブルにするにはサプライチェーン全体で取り組むネットワークが必要だと考えました。そこで、コーヒーに関わるさまざまな業者が集まってサステナビリティについて考え、議論して共有する枠組み「サステナブル・コーヒー・チャレンジ(SUSTAINABLE COFFEE CHALLENGE)」を作り、目標を設定しました。現在までに160の企業、政府、組織、機関などが参画していて、運営事務局はCI内にあります。

WWD:今、まさにファッション業界もその段階にある。アパレルやテキスタイルメーカーから小売りまでがサステナブルなファッション産業を目指す枠組み「ファッション協定(FASHION PACT)」などもそうだ。

日比:はい。みんなで共通の目標を作りさらに各社が独自の目標を作る。毎年モニタリングして進捗をチェックしていきましょうというものなので、プラットフォームとしては「ファッション協定」に近いですね。コーヒー版はスターバックスとCIが立ち上げましたが、今ではスターバックス色は薄れて、そこに集まった有志が分科会のような形で研究をしています。

WWD:小さく始めてさまざまな企業を巻き込みながら大きくしていく必要がある。

日比:CIが目指すモデルの代表例ですね。現地のプロジェクト自体もとても重要ですが、それを足掛かりにどう業界全体を変えるのか、消費者のマインドを変えるのか、政策を変えるのか、企業経営の在り方を変えるのか、が最終的に目指すところなので、コーヒーは紆余(うよ)曲折ありながらも、ここまで来たかなというところです。

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ユニクロがダウ・ジョーンズによるサステナブル企業指標に初選定 引き続き花王や丸井も選定

 「ユニクロ(UNIQLO)」「ジーユー(GU)」などを運営するファーストリテイリング(以下、ファストリ)は、世界的なESG投資指標である「ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックス(Dow Jones Sustainability Index以下、DJSI)」のワールド・インデックス構成銘柄に初選定された。日本の年金積立管理運用独立行政法人などの機関投資家によるESG投資指標「MSCI ジャパン ESG セレクト・リーダーズ指数」にも選定された。

 1999年にスタートした「DJSI」は、環境・社会・ガバナンス(この3単語の頭文字がESG)の3つの側面から企業活動を分析し、サステナビリティの面で優れた企業を格付けする指標。ワールド・インデックスでは2020年度は全世界の時価総額上位約3500社から323社を選定。うち日本企業はファストリを含め39社で、初選出はファストリやZホールディングス、楽天など計10社。ファッションやビューティ、小売りに関連する日本の選定企業はファストリのほか伊藤忠商事、花王、三菱ケミカル、丸井グループなど。世界のファッション・ビューティ、小売り関連の選定企業は英バーバリー、独ヒューゴ・ボス、仏ケリング、伊モンクレール、米イーベイ、スウェーデンのH&M、スペインのインディテックス、米ギャップなど。

 「DJSI」はワールド・インデックスのほかに地域や国別のインデックスもあり、ファストリはそのアジア・パシフィック版に5年連続で選定されている。

 「MSCI ジャパン ESG セレクト・リーダーズ指数」は日本株の時価総額上位700銘柄中、20年6月時点で日本企業227社が選定されているという。

 今回の両指標への選定は「温室効果ガス排出量を始めとする環境負荷データの継続的な開示、女性管理職比率の向上、従業員における人権デューデリジェンスの実施と結果の開示、労働災害事故防止の強化、コミュニティー支援活動の効果を測定するために支援額や支援対象者数、支援団体数などを算出する『コミュニティー投資』の開示などの取り組みが評価されたもの」とファストリ広報は発表している。

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「ラルフ ローレン」がホリデーキャンペーンをスタート 特別仕様のカスタマイズイベントも

 「ポロ ラルフ ローレン(POLO RALPH LAUREN)」はこのほど、“Family is Who You Love(愛する人が家族)”と題したホリデーキャンペーンを開始した。

 同キャンペーンでは、家族を愛する人たちのコミュニティーと広く解釈し、一体感や結束感といったメッセージを発信していく。ネイティブアメリカンのモデルであり職人でもあるフィリップ・ブレッド(Phillip Bread)とその家族や、ペンシルベニア州フィラデルフィアに拠点を置く非営利組織WORK TO RIDE、ダンサー兼振付師であるレオ・ウォーク(Leo Walk)が創設したフランスのダンスカンパニーLA MARCHE BLEUEのメンバーなども登場する。

 カスタマイズサービスの“CYO カスタムショップ”には、ホリデー仕様のポロベアなどのホリデーシーズン限定の特別デザインが登場する。また11月28日からの期間中、ラルフ ローレン 表参道店では対象商品の購入者に先着で人気イラストレーターのフォクスコ(foxco)のイラスト入りホリデーカードをプレゼントする。28、29日の2日間限定でフォクスコを招いたカスタマイズサービスイベントも実施する。5種類のオリジナルイラストのうち1つにその場で名前やメッセージ、イラストなどを加えてオリジナルのホリデーカードを作成することができる。

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「ラルフ ローレン」がホリデーキャンペーンをスタート 特別仕様のカスタマイズイベントも

 「ポロ ラルフ ローレン(POLO RALPH LAUREN)」はこのほど、“Family is Who You Love(愛する人が家族)”と題したホリデーキャンペーンを開始した。

 同キャンペーンでは、家族を愛する人たちのコミュニティーと広く解釈し、一体感や結束感といったメッセージを発信していく。ネイティブアメリカンのモデルであり職人でもあるフィリップ・ブレッド(Phillip Bread)とその家族や、ペンシルベニア州フィラデルフィアに拠点を置く非営利組織WORK TO RIDE、ダンサー兼振付師であるレオ・ウォーク(Leo Walk)が創設したフランスのダンスカンパニーLA MARCHE BLEUEのメンバーなども登場する。

 カスタマイズサービスの“CYO カスタムショップ”には、ホリデー仕様のポロベアなどのホリデーシーズン限定の特別デザインが登場する。また11月28日からの期間中、ラルフ ローレン 表参道店では対象商品の購入者に先着で人気イラストレーターのフォクスコ(foxco)のイラスト入りホリデーカードをプレゼントする。28、29日の2日間限定でフォクスコを招いたカスタマイズサービスイベントも実施する。5種類のオリジナルイラストのうち1つにその場で名前やメッセージ、イラストなどを加えてオリジナルのホリデーカードを作成することができる。

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爆裂!健康美容マニア道 脱・ヘトヘト!スーパー酵母原液で免疫力強化

 1日8食、ジャンクフード漬けの超不健康児から超健康優良児へと大変身を遂げたフリーアナウンサーの名越涼。およそ15年かけて自らの体で人体実験を繰り返してきた結果、“超絶良かったもの”だけをここで余すことなくお伝えする。今回は免疫力をアップさせる酵母について。

また、本物と出合ってしまった

 パン酵母に、ビール酵母。「酵母」はとても身近なものであり、酵母が含まれるサプリやドリンクはすっかりメジャーなものになった。もちろん、健康オタクの名越もこれまでさまざまな酵母サプリを試してきた。しかし、期待を超えるものに出合ったことがなかった。が、今回は違った。ついに、本物と巡り合えたのだ。その名も「アミノン酵母原液」。かわいらしいネーミングとギャップのある、いかつい雰囲気と実直なパッケージ。「心とからだ ヘルシーリフレッシュ!!」のキャッチフレーズに釣られて試してみたけど、これが本当にすごかったのだ。

職人による手作り酵母原液の、すさまじい万能さ

 ふたを開けようとキュッとひねった瞬間、「ボンっ!!!」という音と共にすさまじい勢いで中栓が飛んでいった。しまった。ちゃんと説明書きを読んでいなかった。生きた酵母の発酵によって二酸化炭素が増え、開栓時に中栓と気泡が飛び出すことがある、と記載されていたのに(通常は冷蔵庫で十分に冷やしながらゆっくりガスを抜く)。そのくらい、豊富に酵母が生きているのだ。だって作り方のこだわりが尋常じゃない。吉野杉の杉だるに旬の野菜や果物を仕込み、シャクナゲやアケビ等の植物から採取した野生酵母を添加・培養。そこから抽出したものが、アミノン酵母原液となる。仕込みは全て職人の手作業で、60年以上製法を変えていないのだそう。酵母にはビタミンB群やカルシウム、カリウム、鉄、亜鉛などのミネラル類やアミノ酸、食物繊維など豊富な栄養素が含まれていて、腸管の免疫機能を高める働きもある。しかも、食物酵素や消化酵素、代謝酵素の生産や不足までカバーしてくれるという万能さ。え、もうこれ、最強じゃないか。
 

次元を超える目覚めの良さ

 とろみのある原液は、そのままなめると砂糖水のような甘さで、「おお!酵母が生きてる!」と実感できるしゅわしゅわした発酵感。そしてとても飲みやすいではないか。毎日30mLを水で希釈して飲むのが基本だけど、たまにヨーグルトやスムージーに混ぜて味の変化を楽しんでいる。ちょっとしたデザート感覚でも飲めるので、口寂しい時にもくいっといける。飲み続けてまず実感するのは、おなかの調子の良さ。生理前の便秘になりがちな期間でも酵母はよく働いてくれる。ありがたし。腸内がきれいになっていくから、当然肌艶も良くなる。もちろん、それだけじゃない。驚いたのは、目覚めの良さである。超絶低血圧(上は80、下は40)の私にとって朝は自分との闘い。目覚まし時計を10回くらい鳴らし続けて「……ぅぅ」とうめき声を上げて起きる毎日が、明らかに変わった。体が軽い。スキッと起きられる軽さなのだ。「え?羽でも生えた?」と勘違いしそうなほど朝の時間が楽になった。鉛のような重さからの解放は、正直感動ものだった。あぁ、酵母よ、酵母さま。今まで見くびっていてごめんなさい。こんなにすごい力があるなんて知りませんでした。改めて実感した酵母の実力。「本物ってすごいわ」って思わずつぶやいてしまう感激体験を、ぜひあなたも。

健康メモ
〈酵母と乳酸菌ってどう違うの?〉
食品を発酵させたり、腸内環境を整えたりする働きを持つ酵母と乳酸菌。よく似ているけれど、生物学的には大きく違うもの。また、酵母は小腸と大腸の両方で働くけど、乳酸菌は主に大腸で働くといわれているそう。

名越涼/フリーアナウンサー。香港出身。福井と愛知のテレビ局アナウンサーを経て独立。司会やライター、セミナー講師、企画・プロデュースなど幅広く活躍するパラレルワーカー。趣味・特技は手作り発酵食、食文化研究、ヨガ(歴15年)eスポーツと農業にも精通

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文化の盗用問題でイザベル・マランが謝罪

 「イザベル マラン エトワール(ISABEL MARANT ETOILE)」2020-21年秋冬コレクションの一部のアイテムにメキシコの先住民特有の模様を使用したことなどが“文化の盗用”だとメキシコのアレハンドラ・フラウスト・ゲレロ(Alejandra Frausto Guerrero)文化相に非難された件について、デザイナーのイザベル・マランが謝罪した。

 問題のアイテムは同コレクションに登場したケープで、メキシコの先住民プレペチャ(Purepecha)が用いるデザインや柄が使用されていたという。フラウスト文化相はマラン宛に書簡を送り、その中で「メキシコの先住民の文化やアイデンティティを構成する要素」が使われたと非難した。「あなた(イザベル・マラン)が採用した一部のシンボルについては、この世界のどの言語とも関連をもたない言語で、この文化にとって重要な意味を持つものも含まれている」として、「どのような理由で共有財産を私物化するのか、その利用がどうクリエイティブなコミュニティーのためになるのか、公に説明することをイザベル・マラン氏に求める」とつづった。

 これに対してデザイナーのマランは、「工芸の促進と、工芸が持つ美学への敬意を表することが目的だった」と説明し、自身のデザインに対するアプローチが文化の盗用だとみなされたことについて非常に残念だと返答した。また、「イザベル マラン」は常に「世界に開かれ、外国の文化や伝統を志向してきた。この理由から、文化的なミックスに焦点をあて、ドレスコードを再解釈してきた」と使用した意図を説明した。そのうえで、「もしメゾン イザベル マランおよびそのクリエイターたちがプレペチャのコミュニティーとメキシコを軽視したとしたら、心からお詫び申し上げます」と謝罪し、「今後は、双方の利益を両立させ、伝統的な文化表現の所有者への感謝を表すことでインスピレーション源に敬意を表する」と続けた。謝罪文にはマランとアヌーク・デュラントー・ロペ―ル(Anouck Duranteau-Loeper)=ブランド最高経営責任者が連名で署名した。

 マランの謝罪をツイッターで公表したフラウスト文化相は「コミュニティーがいかなる利益よりも優先されるべきだ。われわれは国際的なデザイナーが先住民の文化遺産の価値と多様性を認識し、それを守るためのアライ(協力者)になってもらえるよう努めていく」とコメントした。

YU HIRAKAWA:幼少期を米国で過ごし、大学卒業後に日本の大手法律事務所に7年半勤務。2017年から「WWDジャパン」の編集記者としてパリ・ファッション・ウイークや国内外のCEO・デザイナーへの取材を担当。同紙におけるファッションローの分野を開拓し、法分野の執筆も行う。19年6月からはフリーランスとしてファッション関連記事の執筆と法律事務所のPRマネージャーを兼務する。「WWDジャパン」で連載「ファッションロー相談所」を担当中

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H&M、新サステナビリティ担当者を任命

 H&Mヘネス・アンド・マウリッツ(H&M HENNES & MAURITZ AB以下、H&M)は11月6日、新たなサステナビリティ責任者として、レイラ・エルトゥール(Leyla Ertur)欧州地域生産担当マネジャー兼グローバル品質戦略およびコンプライアンス部門ヘッドを任命した。2021年2月1日付で就任する。現在サステナビリティ責任者を務めているアナ・ゲッダ(Anna Gedda)は、同日付で運営および戦略立案部門ヘッドに就任する。

 ヘレナ・ヘルマーソン(Helena Helmersson)最高経営責任者は、「レイラには生産国における幅広い経験と優れたリーダーシップがあり、サステナビリティ責任者として素晴らしい業績を上げたアナの後任として最適だ。当社や業界でサステナビリティをさらに推し進めるために尽力することを期待している」と語った。

 エルトゥール新サステナビリティ責任者は、「このエキサイティングな役割を担うことになり、大変光栄に思う。H&Mは全てにおいてサステナビリティを核としており、当社の革新的な取り組みに貢献できることを楽しみにしている」と述べた。

 同氏は00年にH&Mに入社。人事部を経て、主に生産国におけるサプライチェーンマネジメント部門でチームリーダーなどを務めた後、現職に就いた。

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H&M、新サステナビリティ担当者を任命

 H&Mヘネス・アンド・マウリッツ(H&M HENNES & MAURITZ AB以下、H&M)は11月6日、新たなサステナビリティ責任者として、レイラ・エルトゥール(Leyla Ertur)欧州地域生産担当マネジャー兼グローバル品質戦略およびコンプライアンス部門ヘッドを任命した。2021年2月1日付で就任する。現在サステナビリティ責任者を務めているアナ・ゲッダ(Anna Gedda)は、同日付で運営および戦略立案部門ヘッドに就任する。

 ヘレナ・ヘルマーソン(Helena Helmersson)最高経営責任者は、「レイラには生産国における幅広い経験と優れたリーダーシップがあり、サステナビリティ責任者として素晴らしい業績を上げたアナの後任として最適だ。当社や業界でサステナビリティをさらに推し進めるために尽力することを期待している」と語った。

 エルトゥール新サステナビリティ責任者は、「このエキサイティングな役割を担うことになり、大変光栄に思う。H&Mは全てにおいてサステナビリティを核としており、当社の革新的な取り組みに貢献できることを楽しみにしている」と述べた。

 同氏は00年にH&Mに入社。人事部を経て、主に生産国におけるサプライチェーンマネジメント部門でチームリーダーなどを務めた後、現職に就いた。

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1年の締めくくりに“ご褒美コスメ” 「ミラノコレクション フェースアップパウダー 2021」

 毎年テーマを設けたパッケージデザインが特徴の、人気商品“ミラノコレクション フェースアップパウダー”が今年は12月1日に登場する。2021年は“知る幸せ”をテーマに、知識を得て、新たな幸せを見つける守護天使をパッケージとパウダーの表面に施した美術品のような仕上がり。中身の高機能さはもちろん、見た目にも華やかで毎年、年に1度の発売を待ちわびる人が大勢いる。今年一年を締めくくる、そして来年に向けての自分へのご褒美として、また家族や恋人、友人への贈り物にもおすすめの逸品だ。

高城彩香・ヨシタカギ夫婦が語る
大切な人に贈る
「ミラノコレクション 
フェースアップパウダー 2021」

 美容家として互いを高めあっている高城彩香とヨシタカギ夫婦が、これからのギフトシーズンに向けて、大切な人に贈りたい「ミラノコレクション(MILANO COLLECTION)」について語り合った。女性へのプレゼントとして人を選ばない“フェースアップパウダー 2021”がぴったりな理由、もしヨシタカギさんがプレゼントしたら、もし高城彩香さんがプレゼントされたらどんな気持ちを抱くか。また、マスク着用が必須な現代にマッチしているという商品の魅力についても紹介する。

“ずっと憧れているもの
だからこそ喜びも倍増”

 “ミラノコレクション フェースアップパウダー”は毎年凝ったデザインが素敵で、プレミアム感があります。ずっと憧れてはいるけれど、約1万円という価格になかなか手が伸びない人も多いのではないでしょうか。自分で買って使うのもいいですが、だからこそプレゼントされたときは喜びも倍増ですよね。特に男性からいただいたら、「ちゃんと調べてくれたんだろうな」なんて思ってしまいます。最近はマスク着用が常なので、顔は下地とフェイスパウダーで仕上げることも多いですが、“ミラノコレクション フェースアップパウダー 2021”はカバー力があるのに厚塗り感もなく自然な仕上がり。マスクの下でもサラサラ感が続き、色移りしにくく化粧崩れもしにくいので、今の時代にマッチしているなと感じます。見た目の素敵さに使うのがもったいないですが、人気の高い理由がわかった気がします。

“まるで美術品のような
高級感はギフトにぴったり”

 女性に物を贈る際は、「使ってもらえるか」をいつも想像します。そういった意味で、女性にとって化粧品はマストなもの。カラーアイテムはパーソナルカラーや好みがあるため、あらゆる人に使えるフェイスパウダーは贈りやすいし、プレゼントされる側も貰いやすいのではないでしょうか。“流行に左右されない高級感”という印象の“ミラノコレクション フェースアップパウダー”は、長く愛されて歴史のある商品なのでギフトにはぴったり。また、1年のこの時期にしか買えないという限定さや特別感は女性にとってもうれしいもの。そして男性にとっては、足を運ぶのに勇気がいる百貨店カウンターだけではなく、手に取りやすいドラッグストアでも購入できることはポイントが高いです。長く愛される歴史ある商品、また見た目も可愛く持っているだけでテンションが上がる逸品を、気持ちを込めて贈りたいですね。

おしろい市場12年連続売上
No. 1のフェイスパウダー

 1991年に誕生した「ミラノコレクション」を代表するアイテム“ミラノコレクション フェースアップパウダー”は、繊細でベールのようなきめ細かいパウダーがつけたてのような美しさをキープし、まるで名画の中の美しい女神の肌のような仕上がりをかなえる。その品質の良さと彫刻のような美しさから愛用者が年々増加。おしろい市場で12年連続売り上げNo.1を誇る人気商品となっている。12月1日発売の“ミラノコレクション フェースアップパウダー 2021”は、ドラッグストアやスーパー、化粧品専門店、オンラインで販売する“レギュラータイプ”(24g、9000円)と、百貨店や一部の化粧品専門店で展開するワンランク上の“グランデ(GR)タイプ”(30g、1万2000円)の2種をそろえる。それぞれレフィルの付いたセット(レギュラーセットが1万5000円、GRセットが2万円)をラインアップする。価格は全て編集部調べ。

※インテージSRI おしろい市場 2008年1月~2019年12月 販売金額

PHOTOS:YUKIE SUGANO
COOPERATION:PLACE 171

問い合わせ先
カネボウ化粧品
0120-518-520

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「ジルスチュアート」の2021年春コレクションは宝石の輝きに着想を得たリップやアイカラーが登場

 「ジルスチュアート(JILLSTUART)」は2021年1月8日に、宝石に着想を得た春コレクション“be Jeweled, be a Heroine”を発売する。

 新リップスティック“ルージュ リップジュエル ジェミーサテン”(全22色、うち限定2色、各2200円)は美しい発色と上質なサテンのような艶でクラシックな仕上がりをかなえる。カラーはニューヨークで活躍するメイクアップアーティストのフランキー・ボイド(Frankie Boyd)が監修し、遊び心のあるカラーをそろえた。さらに、宝石をイメージしたデザインのリップケースも登場し、リップとケースを自由に組み合わせることができる。

 そのほか、透明感のある発色とパールのきらめきが特徴のアイカラー“アイジュエルデュー”(全8色、各2200円)や、パールを配合したアイライナー“アイジュエルデュー ライナー”(限定3色、各2200円)、ケースに限定デザインを施したアイシャドウパレット“エターナルクチュール アイズ シマー ジュエル”(限定1種、5000円)、チークカラー“ブルーム ミックスブラッシュ コンパクト ジュエル”(限定1種、4200円)、“ブルーム ミックスブラッシュ コンパクト”(4200円)の新色もラインアップする。

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今年を象徴するおしゃれな著名人は?「ベストドレッサー賞」に田中みな実、伊藤忠商事社長ら

 日本メンズファッション協会は、第49回「ベストドレッサー賞」の発表・授賞式を11月25日に、東京・渋谷のセルリアンタワー東急ホテルで行った。

 同賞は、ファッションセンスだけでなく、魅力ある人間性、話題性、国際性など幅広い観点から、各界で活躍する著名人を選出、表彰するファッションアワードで、今年49回目を迎えた。今回は、鈴木善久・伊藤忠商事社長COO(政治・経済部門)、日本舞踊尾上流四代家元の尾上菊之丞(学術・文化部門)、田中みな実(芸能部門)、中村倫也(芸能部門)、プロeスポーツ選手のときど(スポーツ部門)の5人が選ばれた。

 田中みな実は授賞式に着用したドレスについて、「受賞が決まってからスタイリストと一緒に考えて最後に2着を選び、会場を見てこれに決めた」とエピソードを披露。光沢感があるスーツを着用した中村倫也は「最近スーツを着る役が多く、背筋が伸びる感じがする。散歩が好きで、その際にファッションの店をまわっている」などとコメントした。また伊藤忠商事の子会社のコロネットが手掛けるイタリアブランド「カナーリ(CANALI)」のスーツで登場した鈴木善久・伊藤忠商事社長COOは、「ふだんは、その日にお会いする方々の顔を思い浮かべながら自分でコーディネートを考えるが、プロの手ほどきを受けるのも大事。(伊藤忠商事は仕事の発想を広げるため“脱スーツ”を推進しているが)社員は伊勢丹新宿本店と協力して、プロトコールに合ったカジュアルウエアのコーディネーションが実現できている」などと話した。

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サステナには「恐れの入り口」から入らない エディターズレター(2020年8月24日配信分)

※この記事は2020年8月24日に配信した、メールマガジン「エディターズレター(Editors' Letter)」のバックナンバーです。最新のレターを受け取るにはこちらから

サステナには「恐れの入り口」から入らない

 先日、「改めて、サステナブルなマインドを押し出します!!」と宣言してくれた「シチズン L」というレディス時計のオンライン発表会に参加しました。フリージャーナリストの生駒芳子さんに参画を仰ぐなどしてサステナマインドを磨いてきたブランドは、合成ダイヤモンドやパイナップル由来の人工レザー、そしてペットボトルからの再生素材などを、地球を思わせる美しき時計に積極活用。小さな時計で大きな世界を変えるのは容易ではありませんが、シチズン(=市民)を名乗るブランドが、みんなの地球を考えるって素敵ですよね。リンク1本目にある通り広がりつつある「世界市民」という概念、シチズンにはぜひ取り入れてほしいな、と思います。

 そんなブランドの担当者からは、「サステナブルの世界に、『恐れの入り口』から入りたくない。地球の美しさから考えたいんです」という話をいただきました。「恐れの入り口」から入っちゃうサステナブル、多いですよね。「このままだと、地球は……」という記事、私たちも書き続けていますが、そろそろ考えて良い頃だと思います。「恐れの入り口」から入ると、気落ちして、疲れるんですよね(苦笑)。いや、「このままだと、地球は……」という状況であることは、私も理解しています。でも、自分一人では抗いきれないこと、そんな自分だって完璧じゃないことを考えると、「恐れの入り口」からのアプローチには「ごめんなさい……」と言って、逃げたくなってしまうのです。でも、それが一番サステナブル(=持続可能)じゃない。「この美しい地球を守りたい。そのために、私たちにできることは?」のマインドセットだと、もっとずっと前向きかつ積極的に取り組めるような気がします。

 なんてことを考えながら、先週末は「MERY」とのコラボイベントに挑戦し、U-25の女性を誰よりも知る編集部員の皆さんとトークセッションしてきました。リンク2本目で紹介する自己啓発ノート、通称“シンデレラノート”の存在に改めて驚いたり、環境意識の高まりに舌を巻いたりと発見はさまざまありましたが、改めて「こんな状況でも前向きな世代だなぁ」と痛感しました。一番ウケたのは、「マスクを着用するとまつ毛が下がるので、あえての『すだれまつ毛』」というフレーズ!!43歳のオジさんには、「マスクでまつ毛が下がる?」「すだれまつ毛?」とハテナだらけでしたが、「マスク内の湿気が隙間から上に上がると、上向きカールも台無し。そこであえて、まつ毛を下にキレイに伸ばす『すだれまつ毛』」なのだと言います。「MERY」世代、ポジティブ!!

 そんな人にはサステナも、「恐れの入り口」から語るのではなく、理想の地球から語りたいですね。

FROM OUR INDUSTRY:ファッションとビューティ、関連する業界の注目トピックスをお届けする総合・包括的ニュースレターを週3回配信するメールマガジン。「WWD JAPAN.com」が配信する1日平均30本程度の記事から、特にプロが読むべき、最新ニュースや示唆に富むコラムなどをご紹介します。

エディターズレターとは?
「WWDジャパン」と「WWDビューティ」の編集者から、パーソナルなメッセージをあなたのメールボックスにダイレクトにお届けするメールマガジン。ファッションやビューティのみならず、テクノロジーやビジネス、グローバル、ダイバーシティなど、みなさまの興味に合わせて、現在7種類のテーマをお選び頂けます。届いたメールには直接返信をすることもできます。

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サステナには「恐れの入り口」から入らない エディターズレター(2020年8月24日配信分)

※この記事は2020年8月24日に配信した、メールマガジン「エディターズレター(Editors' Letter)」のバックナンバーです。最新のレターを受け取るにはこちらから

サステナには「恐れの入り口」から入らない

 先日、「改めて、サステナブルなマインドを押し出します!!」と宣言してくれた「シチズン L」というレディス時計のオンライン発表会に参加しました。フリージャーナリストの生駒芳子さんに参画を仰ぐなどしてサステナマインドを磨いてきたブランドは、合成ダイヤモンドやパイナップル由来の人工レザー、そしてペットボトルからの再生素材などを、地球を思わせる美しき時計に積極活用。小さな時計で大きな世界を変えるのは容易ではありませんが、シチズン(=市民)を名乗るブランドが、みんなの地球を考えるって素敵ですよね。リンク1本目にある通り広がりつつある「世界市民」という概念、シチズンにはぜひ取り入れてほしいな、と思います。

 そんなブランドの担当者からは、「サステナブルの世界に、『恐れの入り口』から入りたくない。地球の美しさから考えたいんです」という話をいただきました。「恐れの入り口」から入っちゃうサステナブル、多いですよね。「このままだと、地球は……」という記事、私たちも書き続けていますが、そろそろ考えて良い頃だと思います。「恐れの入り口」から入ると、気落ちして、疲れるんですよね(苦笑)。いや、「このままだと、地球は……」という状況であることは、私も理解しています。でも、自分一人では抗いきれないこと、そんな自分だって完璧じゃないことを考えると、「恐れの入り口」からのアプローチには「ごめんなさい……」と言って、逃げたくなってしまうのです。でも、それが一番サステナブル(=持続可能)じゃない。「この美しい地球を守りたい。そのために、私たちにできることは?」のマインドセットだと、もっとずっと前向きかつ積極的に取り組めるような気がします。

 なんてことを考えながら、先週末は「MERY」とのコラボイベントに挑戦し、U-25の女性を誰よりも知る編集部員の皆さんとトークセッションしてきました。リンク2本目で紹介する自己啓発ノート、通称“シンデレラノート”の存在に改めて驚いたり、環境意識の高まりに舌を巻いたりと発見はさまざまありましたが、改めて「こんな状況でも前向きな世代だなぁ」と痛感しました。一番ウケたのは、「マスクを着用するとまつ毛が下がるので、あえての『すだれまつ毛』」というフレーズ!!43歳のオジさんには、「マスクでまつ毛が下がる?」「すだれまつ毛?」とハテナだらけでしたが、「マスク内の湿気が隙間から上に上がると、上向きカールも台無し。そこであえて、まつ毛を下にキレイに伸ばす『すだれまつ毛』」なのだと言います。「MERY」世代、ポジティブ!!

 そんな人にはサステナも、「恐れの入り口」から語るのではなく、理想の地球から語りたいですね。

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Z世代に人気のアイウエアブランドが循環型プロジェクトを開始 

 オランダ発のアイウエアブランドの「エース&テート(ACE & TATE)」は循環型プロジェクト、リフレーム(Reframe)を開始した。ギフトコードと引き換えに顧客から中古モデルを集め、フリマアプリの「ディポップ(DEPOP)」で再販する取り組みだ。

 「エース&テート」はオリジナルの度入りメガネやサングラスのフレームをオンラインと店頭で展開するアイウエアブランド。無料の視力検査も実施し、度入りレンズ込みで98ユーロ(約1万2000円)から販売する。今回「ディポップ」と連携する初のアイウエアブランドとなる。Z世代やミレニアル世代をターゲットとしていることから、同世代に人気を集めるプラットフォームでの販売に乗り出したという。

 アップサイクルされたフレームは、正規価格より20〜50%安く販売する。フレームだけでなく度入りレンズも「ディポップ」で購入可能になる。また同ブランドは「ディポップ」からの購入者に向けて最新の診断結果を共有するようメッセージを送り、購入者が過去数年間で視力検査を行なっていない場合は近所の店舗で無料で受けられるようにしている。

 「エース&テート」のマーク・デランゲ(Mark de Lange)最高経営責任者(CEO)は電話でのインタビューで、「リフレームプロジェクトは環境により負担のかからない方法を追求した結果だ」と述べた。アイウエア市場の規模は1200億ドル(約12兆円)に発展しており、一般的にプラスチックが原材料の多くを占める。「われわれは石油ベースのものではなくリサイクル可能な資源で、生分解(微生物の働きによって無機物まで分解されること)が可能なアセテートとバイオアセテートを引き続き使用する」という。

 なお同プロジェクトは現段階では収益拡大を目的としていないが、「将来的には収益化も考えている。でも今は責任ある一歩に向けて動くことに重きを置いている。金銭的意味合いを持たせていないことで、プロジェクトに余裕も生まれている」と述べた。

 アイウエアをよりサステナブルなものにすることは「洋服より複雑だ」と言うデランゲCEOは、「私たちの仕事は環境負担を軽減するために何ができるかを見極めること。われわれは自社をサステナブルな企業とは位置付けていない。なぜなら実際にそうではないから。ただできる限りのことをしようとしている」と語った。また、多くの廃棄物の元となっていたパッケージも刷新した。

 「ディポップ」のスティーヴ・ドゥール(Steve Dool)=パートナーシップ責任者は、「すでに人気を集めているブランドが『ディポップ』を介して積極的に循環型モデルを取り入れ、同じく循環性を大切にする消費者に寄り添っているのは素晴らしいこと。われわれのアプリでは従来の小売モデルの範囲内ではできない方法で、消費者層と直接関わる機会を提供できる」と述べた。

 「エース&テート」は6月に投資ファンドのリンケルバーグ・キャピタル(Rinkelberg Capital)から1425万ユーロ(約17億円)を得て、累計5750万ユーロ(約70億円)を調達している。

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イモーテルやシアバターなど「ロクシタン」のキー成分 栽培から生産過程まで追跡し安全性を担保

 「ロクシタン(L’OCCITANE)」は1976年の創業時から環境負荷を軽減し、品質の良さで製品に興味を持ってもらえるモノ作りに徹する。ブラントが最初に手掛けたのはローズマリーの抽出からという。現在、原材料に関してはブランドのキー成分となるイモーテルやシアバター、アーモンド、ラベンダーなどでチームを組み栽培から生産過程までを追跡する。原材料のトレーサビリティーを重要視したのは90年代にグローバル展開が加速したことがきっかけだ。

 2008年にはフランス・マノスクに位置する研究所にトレーサビリティーやバイオダイバーシティ、原材料を調査するチームを設け、トレーサビリティーを組織化する取り組みを実施する。日本でも「ブランドや製品の背景が、お客さまが製品を購入する際の選択肢の一つなっている」(中原奈都子ロクシタンジャポン マーケティング本部 基金&CSR担当)ことから、9月に発売したスキンケアシリーズ“イモーテル ディヴァイン”を機に、イモーテルの栽培法や成分の抽出、生産者の声などをまとめたプレス向け冊子を作成し可視化した。「これまで点で発信していた情報をストーリーとしてまとめたほか、(消費者に向けては)インスタグラムのライブ配信やオウンドメディアで情報発信を行った」と自然環境に配慮したモノ作りを推進するブランドであることを伝えている。

 また大半の製品をマノスクで生産するが、各国に輸出する際は船による輸送が基本となる。各国にいるロジスティック担当がシステムを構築。コンテナに混載する際に隙間なく積む努力を重ねるなどして、CO2削減につなげている。こうした取り組みもブランド創業期から行なっていることだ。さらに、日本では19年から空き容器を店舗で回収するグリーンプログラムをテラサイクルと組んで実施する。現在は新型コロナウイルス感染拡大により中止しているが、廃プラや減プラにも注力する。25年までには全世界(90カ国以上)の店舗で不要容器の回収を実施するほか、100%リサイクルプラスチックに移行すると宣言している。

 「ロクシタン」は18年秋にこれまで取り組んできた活動や進捗状況などを表す“ロクシタンコミットメント”を公表。そこでは 植物の多様性の保護、生産者のサポート、地球の自然にやさしく、女性の自立を支援、視覚障害者への取り組み、伝統的技術の継承、と6項目を掲げ、25年までに達成するべく数値目標も示している。これを達成するべくナチュラルコスメのリーディングカンパニーとして6つのコミットメントを含めた環境に配慮した取り組みを推進する。

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「シュタイン」2021年春夏コレクション

「シュタイン(STEIN)」が2021年春夏コレクションを発表した。

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【外食市場20年10月】自粛緩和ムード、7ポイント改善。Go To予約は手数料かさみ、キャッシュ改善に疑問。

一般社団法人日本フードサービス協会(本部:東京都港区、会長:髙岡 慎一郎)による 協会会員社を対象とした外食産業市場動向調査2020年10月度は、コロナの新規感染者数が比較的落ち着き、自粛緩和ムードも出始め、外食全体の売上は9月の86.0%から94.3%に改善した。
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都も時短要請。居酒屋企業のホンネは「もう笑うしかないです」。年末年始は、時短相次ぎそう

 「もう笑うしかないですよ。もう分かんない、何か策があるなら教えて下さいよ。」居酒屋チェーン幹部社員の第一声である。25日、東京都の小池百合子知事は、酒類を提供する飲食店やカラオケ店を対象に11月28日(土)から12月17日(木)までの20日間、時短営業の要請を発表した。24日には大阪府が大阪市内の北区、中央区の飲食店を対象に一足早く、時短営業の要請を決めた。次は東京都か。予測はしていたが、店には動揺が走った。要請発表前後の飲食店を取材した。
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進撃のイタリアンファミレス「バンサン」社長、「家賃坪5000円で月1300万円売ります」。メインの30代女子ゴコロをつかむ秘訣は?

 郊外の住宅街で圧倒的な集客力を誇るカジュアルイタリアンの「バンサン」。この2年ほどで20店以上を展開し、40店規模になった。地方も好調だ。30代のママ層が圧倒的に支持する強みはどこにあるのか? レインズ出身の相原希社長に聞いた。
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