「シセイドウ メン」がリニューアル ブランド初のメイクアップアイテムも登場

 資生堂が展開するグローバルブランド「シセイドウ(SHISEIDO)」のメンズシリーズ「シセイドウ メン(SHISEIDO MEN)」は3月21日、ブランドをリニューアルする。全国の百貨店や、ブランド公式オンラインサイト、資生堂の総合美容サイト「ワタシプラス」で発売する。

 「シセイドウ メン」は男性の肌のバリア機能に着目したスキンケアラインとして、2003年にイタリア・ドイツで、04年に日本で販売発売を開始。刷新後は、 “次の一歩に、たしかな自信を” をコンセプトに、過剰な皮脂や乾燥、肌荒れなど男性の肌悩みを引き起こす原因を研究し、肌を健やかに保ちしなやかな肌をかなえる高品質・高機能なスキンケア・メイクアップシリーズとして生まれ変わる。

 新たに、「シセイドウ」を代表するベストセラー美容液“アルティミューン パワライジング コンセントレートN”の男性向け製品“シセイドウ メン アルティミューン パワライジング コンセントレート”(30mL、7000円)や、洗顔料、保湿液、日焼け止め、トライアルキットなどをそろえる。またブランド初のメイクアップアイテムとしてBBクリーム“シセイドウ メン ヴァイブラント BBモイスチャライザー” (SPF 30・PA+++、40g、4000円)やリップクリーム、アイブロウ、コンシーラーも扱う。

 また、スペインの名門サッカークラブのFCバルセロナとパートナーシップ契約を締結し、チームキャプテンの1人であるセルジ・ロベルト(Sergi Roberto)を「シセイドウ メン」のアンバサダーに起用した。セルジ・ロベルトが登場するスペシャルムービーや、FCバルセロナのメンバーの生活に焦点をあてたコンテンツなどを制作、公開予定だ。

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「ディオール」が“クッションパウダー”を発売 24時間保湿する化粧下地やフィックスミストも

 「ディオール(DIOR)」は3月5日、ファンデーションラインの“ディオールスキン フォーエヴァー”から、クッションパウダーと高保湿力のメイクアップベース、化粧崩れを防止するフィックスミストの3アイテムを発売する。

 2007年に誕生した“ディオールスキン フォーエヴァー”は、美しい仕上がりが長時間続くロングラスティング効果で支持されている人気シリーズだ。今回、新たに加えた3アイテムは、19年に発売されたファンデーション“ディオールスキン フォーエヴァー フルイド(グロウ/マット)”(以下、フルイド)と共に使うと、ベースメイクの完成度を一段と高めてくれる。

 ルースパウダーをクッションケースに収めた“ディオールスキン フォーエヴァー クッション パウダー”(全4色、各7000円)は、肌の凹凸をカバーし、皮脂や汗などをおさえてべたつきのないナチュラルな肌へと導く。クッションパウダーは20年のクリスマス限定コレクションで初登場し、SNSで話題を集めた。

 メイクアップベースの“ディオールスキン フォーエヴァー スキン ヴェール SPF20 PA++”(5800円)は、フローラルエキスを配合し、24時間肌を保湿しながら肌の色ムラを補正する。“フルイド”と組み合わせると、肌の保湿力が7倍(ディオール調べ)高まるそうだ。

 “ディオールスキン フォーエヴァー メイクアップ フィックス ミスト”(100mL、4500円)は、同メイクアップベースと同様にフローラルエキスを配合し、24時間肌を保湿しながら、マスクや汗によるメイク崩れを防ぐ。グリーンフローラルムスクの香りが特徴。

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「コシェ」新キャンペーン広告は、モデルをヌードに

 「コシェ(KOCHE)」は、2021年プレ・スプリング・コレクションのキャンペーンでヌードのモデルを起用した広告を打ち出した。洋服はデザインチームが作業をする風景に溶け込むよう背景にかけられ、ロゴがモデルの体の一部を隠すよう配置されている。キャンペーンは12日に公開予定だ。

 デザイナーのクリステル・コシェール(Christelle Kocher)は、「これは挑発的でありながら、全く別の性質も持っている。フォトグラファーのスージー(Suzie)とレオ(Leo)によるこのキャンペーンは、遊び心を持って裸の身体と洋服の対比を生み出している。美学や美術史、ファッションの典型的な表現法、チームの働く様子のドキュメンタリー、そして身体がいかに重要なトピックであるかについてなど、さまざまなレイヤーを取り込んだ」と語った。

 コシェール=デザイナーはまた、キャンペーンのアイデアは衣類の進化の物語を製造から表すことだといい、内容が搾取的であるとみなされることは心配していないと述べた。「意味のある作品には、ありのままを使用したい。人体は非常に政治的だ。キャンペーンでは支配ではなく、開放のイメージを提供している。ヌードは特にアートとして美しい。人気の女子や男子といったものではなく、ルネサンスの絵画をイメージして制作した」とコメント。

 「コシェ」は2014年設立。ストリートウエアや現代アートの要素を融合したスタイルが特徴だ。17年にインディーズの映画制作会社を通して、ダイバーシティ(多様性)や包括性をテーマとした短編動画を制作。19年には「ANDAMファッション・アワード(ANDAM Fashion Award」のグランドプライズに選ばれ、「ディーゼル(DIESEL)」「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」「マルニ(MARNI)」などを擁するOTBの傘下で生産・販売を手掛けるスタッフインターナショナル(STAFF INTERNATIONAL)とライセンス契約を結んだ。「ナイキ(NIKE)」「エミリオ・プッチ(EMILIO PUCCI)」「コンバース(CONVERSE)」といったブランドとコラボレーションも手掛けるブランドに成長した。

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「コシェ」新キャンペーン広告は、モデルをヌードに

 「コシェ(KOCHE)」は、2021年プレ・スプリング・コレクションのキャンペーンでヌードのモデルを起用した広告を打ち出した。洋服はデザインチームが作業をする風景に溶け込むよう背景にかけられ、ロゴがモデルの体の一部を隠すよう配置されている。キャンペーンは12日に公開予定だ。

 デザイナーのクリステル・コシェール(Christelle Kocher)は、「これは挑発的でありながら、全く別の性質も持っている。フォトグラファーのスージー(Suzie)とレオ(Leo)によるこのキャンペーンは、遊び心を持って裸の身体と洋服の対比を生み出している。美学や美術史、ファッションの典型的な表現法、チームの働く様子のドキュメンタリー、そして身体がいかに重要なトピックであるかについてなど、さまざまなレイヤーを取り込んだ」と語った。

 コシェール=デザイナーはまた、キャンペーンのアイデアは衣類の進化の物語を製造から表すことだといい、内容が搾取的であるとみなされることは心配していないと述べた。「意味のある作品には、ありのままを使用したい。人体は非常に政治的だ。キャンペーンでは支配ではなく、開放のイメージを提供している。ヌードは特にアートとして美しい。人気の女子や男子といったものではなく、ルネサンスの絵画をイメージして制作した」とコメント。

 「コシェ」は2014年設立。ストリートウエアや現代アートの要素を融合したスタイルが特徴だ。17年にインディーズの映画制作会社を通して、ダイバーシティ(多様性)や包括性をテーマとした短編動画を制作。19年には「ANDAMファッション・アワード(ANDAM Fashion Award」のグランドプライズに選ばれ、「ディーゼル(DIESEL)」「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」「マルニ(MARNI)」などを擁するOTBの傘下で生産・販売を手掛けるスタッフインターナショナル(STAFF INTERNATIONAL)とライセンス契約を結んだ。「ナイキ(NIKE)」「エミリオ・プッチ(EMILIO PUCCI)」「コンバース(CONVERSE)」といったブランドとコラボレーションも手掛けるブランドに成長した。

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ポーラ・オルビスHDが業績予想を上方修正 海外売り上げが貢献

 ポーラ・オルビスホールディングスは2月8日、2020年12月期の連結業績予想を上方修正した。売上高は概ね想定通りの進捗だが、営業利益が主力ブランドの「ポーラ(POLA)」において利益率の高い海外売上高が計画以上に伸長したこと、全社的な費用削減の効果などが好結果につながった。

 修正後の売上高は1763億円(修正前は1750億円)、営業利益が137億円(同100億円)、経常利益が125億円(同85億円)、純利益が46億円(同12億円)となる。

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女性医師・スタッフによる女性のためのクリニック 女性特有の健診・検査を1カ所で

 医療コンサルディング会社のファムメディコ(東京、佐々木彩華代表)が支援する女性専用クリニック、「クレアージュ東京 レディースドッククリニック」が3月23日に東京・有楽町に開院する。開院に先立ち、2月9日9時から事前予約を受け付ける。

 日本の健診施設では女性特有の症状や疾患の検査を総合的に対応できる施設が少ないことを受け、女性に必要な健診や医療を充実させた。女性の罹患率・死亡率が高い乳がん、子宮がん、大腸がんに加えて子宮内膜症や子宮筋腫などを総合的にカバーする「YOU健診」のほか、年齢やライフプランに合わせた人間ドック健診プランを用意した。婦人科、乳腺外科、内科、皮膚科、精神科などの幅広い科目の診療が可能になる。受診後には結果をすぐに医師に相談できるアフターフォローの環境も整えた。総院⻑の浜中聡子医師をはじめとする医師や院内スタッフも全て女性で構成する。

 ファムメディコが約3000人の女性を対象に行ったアンケートをもとに、検査に対する不安やニーズに寄り添ったきめこまやかなサービスを充実させた。院内はリビングのような開放的な空間設計にし、コンシェルジュカウンターやドリンクカウターも設けた。検査着はスタイリストの百々千晴がディレクションした。「検査着のデザインが恥ずかしい」「体のラインができるだけ見えないとうれしい」といった声を受け、肌触りの滑らかな素材を用いてシックな配色とリラックスしたシルエットに仕上げた。同じ生地を使ったオリジナルバッグも製作した。

 浜中総院長は「女性が健やかに年齢を重ねていくために、しっかり自分の体と向き合うことがきる人間ドック施設を目指す。女性に必要な検査項目を幅広く扱うとともに、少しの不安も一緒に向き合うクリニックでありたい。連携医療機関やアフターフォローの外来診療も用意し、みなさまの健康と一緒に向き合えるかかりつけ医のような存在になることができるよう、検査やフォローの体制も整えていく」とコメントした。

 ファムメディコではかねてより女性のヘルスリテラシー向上を目的に「YOU健診」の啓発活動に取り組む。同社の佐々木代表は以前の取材で「企業に健診の仕組みを取り入れてもらうことが目標だが、まずは女性自身が知って、個人で健診を受けてもらうことがファーストステップ。女性たち個人のリテラシーが高まることで底上げ式に、企業の人事、自治体へと伝わって変わっていくはず」とコメントしている。

■クレアージュ東京 レディースドッククリニック
オープン日:3月23日
時間:8:30〜16:30
休診日:日・月曜日・祝日
住所:東京都千代田区有楽町1-7-1 有楽町電気ビル北館17F

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花王の2020年12月期決算は化粧品事業が不振で減収減益に

 花王の2020年12月期連結決算(国際会計基準)は、化粧品事業とヒューマンヘルスケア事業が低迷し、売上高が前期比8%減(実質5.2%減)の1兆3819億円、営業利益が同17.1%減の1755億円、純利益が同14.9%減の1261億円だった。

 事業別ではコンシューマープロダクツ事業(化粧品事業、スキンケア・ヘアケア事業、ヒューマンヘルスケア事業、ファブリック&ホームケア事業を総称)の売上高は、同8.4%減(実質5.3%減)の1兆1513億円だった。新型コロナウイルスが全世界に蔓延したことが大きく影響し、国内の売上高は衛生関連商品の需要が増大し伸長した一方で、化粧品事業は大きく減少。一部の取り引きにおいて認識方法を総額から純額に変更したことなどで、同9.9%減(実質6.3%減)の8110億円だった。またアジアの売上高は同2.9%減(実質0.7%減)の2003億円、米州は同5.9% 減(実質3.7%減)の836億円、欧州は同9.3%減(実質8.8%減)の564億円だった。

 化粧品事業は、インバウンド需要が大幅に減少するとともに、世界中で店舗閉鎖や外出規制が行われた影響を受け、売上高が22.4%減(実質22.1%減)の2341億円、営業利益は同388億円減の26億円と減収減益だった。マスク着用が常態化したことでメイクアップ製品の売り上げが大きく減少した。一方アジアでは、中国はeコマースの取り組み強化により、「フリープラス(FLEEPLUS)」「キュレル(CUREL)」の売り上げが順調に推移した。

 スキンケア・ヘアケア事業は、一部の取引において認識方法を総額から純額に変更したことなどで、同9.3%(実質1.4%増)の3089億円、営業利益は同13億円増の508億円だった。スキンケア製品では「ビオレu(BIORE U)」のハンドソープ、手指消毒液などの衛生関連商品が日本で感染症拡大による需要増に対して全社を上げて取り組んだことで売り上げを伸ばした。ヘアケア製品も日本では外出自粛により自宅でのケアの機会が増え売り上げを伸ばしたが、欧米のサロン向け事業は店舗閉鎖などが影響し売り上げは前期を下回った。

 ファブリック&ホームケア事業は、ホームケア製品が除菌、ウイルス対策の訴求を強化するなどで日本とアジアで売り上げが大きく伸長し、同4.1%増(実質4.5%増)の3744億円、営業利益は同91億円増の809億円だった。

 花王は21年から25年までの5カ年を対象とする花王グループ中期計画「K25」をスタートさせた。景気回復の足取りが弱く、今後も不透明な経営環境が続くが、事業環境と人々の価値観は大きく変化しており、これまでの量産型の消費中心の世界から、持続的な社会にむけた新しい取り組みが形成されていくと予想。その過渡期にある現在は、それに対応した新しいビジネスモデルの構築が必要とし、21年1月1日からコンシューマープロダクツ事業を、生活者が求める本質的な価値視点で事業推進を行うことを目指し、事業体制を再編。「ハイジーン&リビングケア事業」「ヘルスケア&ビューティケア事業」を設立し、新たに「ライフケア事業」を設立した。今年度は「K25」を支える事業基盤を構築することに注力し、売上高は前期比3.5%増の1兆4300億円、営業利益が同0.8%増の1770億円、純利益が0.7%増の1270億円を目指す。

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循環型を掲げる新ブランド 第1弾は廃棄生地で作ったジーンズ

 今年1月にデビューした循環型アパレルブランド「ランド ダウン アンダー(LAND DOWN UNDER)」はこのほど、第1弾製品“循環するジーンズ”の受注販売のためのクラウドファウンディングを開始した。

 創業者の池上慶行代表(27)は、繊維生産地である岡山県倉敷市児島を拠点に地域おこし協力隊として活動するなかで、大量生産・大量廃棄の現状に疑問を抱き、同ブランドを立ち上げた。ブランド名の「ランド ダウン アンダー」とは“英国から見た地球の真裏の大地(=オーストラリア)”を指す言葉で、転じて“主流アパレル産業の真裏、カウンターを目指す”という思いを込めた。製品はリサイクルを前提としたデザイン設計。自社製品のリペアサービスや、着なくなった製品を回収して新たな製品を作る循環型の仕組み作りに取り組む。

 第1弾となる“循環するジーンズ”は、はき心地を追求したワイドテーパードシルエットで、シーンを選ばずに長く着られるアイテムだ。デニム生地には工場で規格外として廃棄される「B/C反」を活用した。不要になった製品から再び綿100%のジーンズを作るためには化学繊維の混入を防ぐ必要があり、縫い糸には化学繊維を含む縫製糸ではなく、綿糸を使用した。

 今後は他社製品も含めた不要ジーンズを回収し新たなリサイクルジーンズに生まれ変わらせる仕組みを構築する。さらに、サブスクリプションでの製品提供やジーンズのリースサービスなども検討していく。

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伊「スローウエア」の日本のビジネスはどうなる? メンズは伊藤忠、ウィメンズはアマンと販売契約

 イタリア・ベネチアを本拠とするアパレル企業スローウエア(SLOWEAR) は、パンツブランド「インコテックス(INCOTEX)」など4ブランドのメンズウエアの独占輸入販売契約を伊藤忠商事と締結したのに続き、ウィメンズウエアの国内販売は本社100%出資のスローウエアジャパンがアマンと契約した。

 スローウエアジャパンは今後、イタリア本社の日本の窓口としてブランドコントロールを担うほか、ウィメンズウエアについてはアマンと協力しながら売り上げ拡大を目指す。鈴木雄一朗スローウエアジャパン社長は、アマンのショールームで2月中に行われている2021-22年秋冬物展示会で商談に訪れるバイヤーの対応にあたっている。

 「イタリア本社のビジネス戦略は、コロナの影響も手伝って、ここ数年の小売り強化が加速しており、世界の主要な市場でエージェント契約が進んでいる。ウィメンズはこれまで通りスローウエアジャパンが販売するという選択肢もあったが、イタリア本社の意向で次代への発展のため新しい方法を選んだ。アマンはウィメンズの販売に強く、藤井雅彦社長以下、スタッフの皆さんと以前から面識があったことから、私の意向で安心してお願いした」と鈴木社長。アマンが手掛ける18ブランド中、13ブランドがウィメンズだ。

 スローウエアの現在の売り上げは約80%がメンズだが、ウィメンズにも力を入れ始めており、昨年ミラノの百貨店リナシェンテにウィメンズ単独のコーナーを初めて出店した。ウィメンズはこれまで国内は日本製のライセンス商品が販売されていたが、21-22年秋冬物からメンズ同様にヨーロッパ生産に一本化された。「ウィメンズは、高いポテンシャルがある。スローウエアにとって、日本はイタリアに次いで売り上げが高い市場だ。『インコテックス』をはじめ、ニットの『ザノーネ(ZANONE)』、ジャケットの『モンテドーロ(MONTEDORO)』、シャツの『グランシャツ(GLANSHIRT)』のトータルな世界観を打ち出し、アマンと協力して新規店を開拓したい」と意欲を見せた。アマンの池田篤紀・常務取締役本部長は「カジュアルでライトに着こなすイタリアのウィメンズブランドは、高い販売実績を持つ当社の得意分野だ。スローウエアジャパンとの相乗効果を期待したい」と話した。現在、ウィメンズの卸先はフィーゴ、ユナイテッドアローズ、ビームス、エストネーション、バーニーズ ニューヨーク、ベイクルーズなど約50店舗。コロナの影響が見通せないため、ウィメンズの売り上げ目標は未定としている。スローウエアジャパンは東京・丸の内の路面店、東京ミッドタウン(六本木)のイセタンサローネ、大丸神戸店、福岡の岩田屋本店の4店舗を運営し、社員数は店舗スタッフを含めて17人。

 コロネットは表参道にスローウエアのショールームを開設するほか、4月の組織改編時にスローウエアジャパンの営業担当者1名が同社に移籍する予定で、スローウエア独自のビジネス体制の整備を進めている。

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ファッション教育にもDXの波 大阪文化服装学院が「3Dモデリストコース」新設

 ファッション専門学校の大阪文化服装学院は、ファッションテック専門スクールの東京ファッションテクノロジーラボ(TFL)と提携し、ファッション業界のDX(デジタルトランスフォーメーション)につながる職種「3Dモデリスト」の育成を目的とした専門コースを4月に新設する。

 「3Dモデリスト」とは従来2DのCADで作図されてきたパターン(型紙)を、パソコン内で3Dモデルと連動して立体の形状に仕上げる技術を持つクリエイターのこと。「3Dモデリスト」が3DCGによるサンプルを作成することにより、デザイン案を出して量産決定までの検討期間の短縮、スムーズな合意形成、量産決定までのサンプル経費の削減、先行受注などによる需要予測、ECサイトでの販売に向けてのささげ経費の削減などあらゆる効率化が見込まれている。大阪文化服装学院は、このコースを関西のファッション専門学校で初めて開設し、ファッション・クリエイター学科の学生が2年次に専攻して2年間で修得する。

 2017年に設立されたTFLは昨年12月、繊維商社のヤギとジョイントベンチャーで3DCGによるファッション業界のDXを推進する会社ファッションメタデータバンク(FMB)を設立し、1月にはTFL、FMB、繊研新聞社と共同で「3Dモデリスト」の資格検定制度の運用を主たる業務とするファッションデザインエンジニアリング協会を立ち上げるなど、ファッションビジネスのDXに向けた事業活動を活発化している。「モデリングの授業を始めた学校はほかにもあるが、TFLのレベルには至っていない。このシステムの技術を向上させ、実現できることはまだ山ほどある」と市川雄司TFL代表。今後もファッション企業や学校との提携を広げる予定だ。

 サステナビリティへの取り組みが重要課題となっているファッション業界において、OEM(相手先ブランドの生産)、ODM(相手先ブランドの設計、生産)を担う繊維商社は環境に悪影響を及ぼす大量生産・大量廃棄をなくすためサプライチェーンの改革を進めている。DXによる服作りのプロセスが変化を遂げる中、「3Dモデリスト」が次代の新しいクリエイターとして人材価値を高めそうだ。

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人物像やシチュエーションで「香り」を表現するケンティー香水学校に聞いた13の質問 インフルエンサー名鑑Vol.8

 インスタグラムを筆頭とするSNSの普及で、「憧れの人」「なりたい人」が細分化している。今は誰もが、それぞれの「なりたい人」を持っている時代。ならば、そんな身の回りの人を改めて知るべきではないか?そこで「WWDJAPAN.com」は、ソーシャルリレーション マーケティング事業を手がけるリデルの協力を得て、身近な新世代インフルエンサー名鑑を作成する。

 今回は、デジタルの世界では魅力を伝えづらい「香水」を、男性視点でシチュエーションやなりたい人物像などを想起させながら香りを語り、多くのユーザーの支持を集めるケンティー香水学校。学生や社会人などの職業やともなうシーンに合わせて香水を紹介するほか、「鬼滅の刃」や「呪術廻戦」などのアニメの登場人物、お風呂上りやデートなどのシチュエーション、ユーザーの描く人物像を香りに例えて紹介するケンティー香水学校には、香水を好きになった理由や、影響を受けたもの、今後の展望などパーソナルな質問が数多く寄せられた。全ての質問と回答を一挙に公開する(2021年2月8日の「WWDジャパン」には、彼が現在に至るまでの経緯や投稿のポイントなどについて聞いたインタビュー記事を掲載します)。

香水について

Q.1:香水に興味を持ったきっかけは?

A.1:香りを人に伝えたとき、喜んでくれて幸福感を感じたことがきっかけです。気付いたときには没頭していました。そして好きな香りを追求し、人への伝え方を考えながら発信していく過程や、フレグランスセールススペシャリストの資格を取得したことで、より深い知識を得ることができました。

Q.2:初めて買った香水は?

A.2:「ダビドフ(DAVIDOFF)」の“クールウォーター”です。

Q.3:香水の保管方法を知りたい。

A.3:3段ボックスに収納しています。ポイントは香水の蓋を閉めること、直射日光を避けること、涼しい場所に保存することです、一時期、香水を部屋の窓辺に置いて飾っていたのですが、色と香りが変色し、使い物にならなくなった経験があるので、気をつけてください!

Q.4:どんな香水が女の子におススメ?

A.4:僕は「その香水をつけてどうなりたいのか?」が大切だと考えているので、一度自分の心の声に耳を傾けてみてください。香水に慣れていない方は、比較的に馴染みがあるシトラスやサボン、フローラル、ホワイトムスク、フルーティー系などの香りが使いやすいと思います。香水に慣れて自分の見せ方を理解している方なら、高級感やセクシーさなど個性と魅力を引き立てるシプレやオリエンタル、スパイシー、ウッディ、パウダリー、グルマン系などの香りがおススメです。

Q.5:ケンティーさんにとって香水とは?

A.5:僕の人生に大きな影響を与えてくれました。自分の魅力を引き上げる武器であり、人を幸せにする素敵なものだと考えています。

影響を受けたものや今後の目標について

Q.6:一番好評だった投稿は?

A.6:紅茶の香りの香水紹介です。コストパフォーマンスを重視して選んだ香水で、多くのユーザーにリーチできました。

Q.7:ストレス発散法は?

A.7:筋トレやサウナ、瞑想、散歩などです。

Q.8:香水を付け始めて周囲からの印象はどう変わった?

A.8:清潔感が出るようになりました。毎回、香りで自分の印象を変えているので、第一印象としては「いい匂いがしそう」とよく言われます。

Q.9:お気に入りのファッションブランドは?

A.9:「ユニクロ(UNIQLO)」一択です。

Q.10:動画はどうやって編集していますか?コツは?

A.10:動画編集アプリの「インショット」を使用しています。コツは、見ている人がどう感じるかをイメージして作ることです。例えば、配色や文字の統一感、わかりやすい言い回し、テンポの良さなど仮説を立ててから、たくさん検証をする。この繰り返しです。

Q.11:野球部時代の思い出は?

A.11:たくさんの失敗と小さな成功体験を得たことです。振り返ったときになぜダメだったのか気づくきっかけをくれましたし、なぜ上手くいったのかも肌で感じることができました。また、考え方や行動を学ぶことができたと共に強靭なメンタルも手に入れました。ダメだった頃と現在を比べて、成長できたことは僕の財産です。

Q.12:今の自分を構成しているもの、影響を受けたものは?

A.12:リベラルアーツ大学、野球部で過ごした時間、周りの仲良くしてもらっている人たちです。IT会社の社長と有志が情報を発信するウェブサイトのリベラルアーツ大学では、「賢く生きていく具体的な方法」を学びました。野球部で過ごした時間では、「根性」「経験」「考え方」、仲良くしてもらっている人たちからは、「幸せな時間」と「新たな発見」を得ています。

Q.13:今後の目標は?

A.13:“自分に合う香りを見つける場所”をテーマに、閲覧するだけで香水の全てを知ることできるサイトを構築したいです。その後、香りを起点にファッションや音楽などのジャンルを掛け合わせて、自分の求める未来像に近づけるメディアを作りたいと考えています。

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マッシュの「トーン」がスキンケアを刷新 ブランド初のネイルカラーも登場

 マッシュビューティーラボが手掛けるプライベートブランド「トーン(TO/ONE)」は4月13日、スキンケアラインをリニューアルする。全国のコスメキッチン(COSME KITCHEN)やメイクアップキッチン(MAKEUP KITCHEN)などで展開し、新たにエストネーション六本木ヒルズ店での取り扱いも開始する。

 「トーン」はマッシュビューティーラボのオリジナルスキンケア&メイクアップブランドとして2018年2月に誕生。ブランド名の「トーン」は、肌のトーンを美しく見せることを表す “tone”と、一人一人の肌にあったカラーを提案する“to one”から名付けた。キー成分としてモロッコの砂漠を生き抜くウチワサボテンのオイルと、美しく咲く花々のエッセンスをアイテムに配合している。

 今回リニューアルするのは、クレンジングミルク、モイスチャーローション、モイスチャーミルク、ブースターセラム、エンリッチオイルの5製品で、価格は据え置き。これまでのキー成分であるウチワサボテンのオイルをベースに、バリア機能やエイジングケアの効果がある海洋性微生物由来原料を新たに配合した。また、カモミールとローズマリーを調合した香りでリラックス効果も期待できる。広報担当者は、「ブランドデビューしてから3年経ち、20代後半〜50代と幅広い世代のお客さまに支持されてきた。そこで、くすみや乾燥、揺らぎ肌など年齢に問わず多い肌悩みをサポートする“肌免疫”を高めるために、効果もグレードアップしている」と話す。

 パッケージも一新し、クレンジングミルク、モイスチャーローション、モイスチャーミルクの3製品は、花瓶のような丸みのあるフォルムに、血色感のある肌をイメージした“ブロッサムベージュカラー”を採用したデザインになる。ブースターセラム、エンリッチオイルの2製品は、リサイクルが可能なガラス製に変更する。また、外箱は同社が開発した化学薬品不使用のオーガニックペーパー“コスキチペーパー(COSKICHIPAPER)”を採用するなど、環境への配慮にもこだわる。

 なお、リニューアルに加え、ブランド初となるネイルカラー(全3色、各1800円)も同日発売する。自然由来成分を高配合し、軽いつけ心地でハンドケアの延長のように爪を健やかに保つ。ニュアンスのある3色のベージュカラーをラインアップする。

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積分まで学ぶ! コンサル企業への取材で思うこと エディターズレター(2020年11月6日配信分)

※この記事は2020年11月6日に配信した、メールマガジン「エディターズレター(Editor's Letter)」のバックナンバーです。最新のレターを受け取るにはこちらから

積分まで学ぶ! コンサル企業への取材で思うこと

 サプライチェーン・マネジメントの領域で用いられる「制約理論」の生みの親によるコンサルティング会社への取材を重ねています。在庫のコントロールにより安直な大量生産から脱却し、大量廃棄を防ぐサステナブルな経営術を学ぶためです。記事は11月から、「WWDジャパン」の毎月第3週サステナブル特集号で掲載します(初回だけ第4週ですw!)。

 サプライチェーン・マネジメント、制約理論、コンサル会社……。この言葉から察する限り、とっても難しそうな取材であり、記事になるのでは?と心配な方も多いと思います。お任せください。まだまだ未熟ではありますが、ムラカミがファッション&ビューティ業界を代表して、コンサル会社の大胆な提言に対して「言ってることが分かりません!」とか「わかっちゃいるけど、できないんです!」「それは、業界の考え方と違っています」など口を挟み(笑)、咀嚼しながらアウトプットしています。取材は、もはや学校です(笑)。コンサル会社のCEOの話を聴きながら、「先生~、分かりません!」と挙手すると、噛み砕いて解説してくれる。ファッションやビューティ業界の事例をお話すると、一緒になって考えてくれる。マンツーマン教育って、素晴らしいですね。ちなみに43歳になって初めて、高校の頃に学んだ「積分」の大切さを思い知ったのは、この取材中での出来事です。理系だったんですけれどね(笑)。

 先方も、私のような翻訳者、コンサル業界の言葉を噛み砕きファッション&ビューティ業界に伝えてくれる・伝えようとしている存在の「ありがたさ」を感じてくださり、年末から年始にかけての連載企画に発展しました。翻訳者、大事ですよねぇ。今業界の翻訳者と言えばメディアやインフルエンサー、忘れちゃいけないのはショップスタッフでしょうか?翻訳とは、行間まで読み取り、相手を意識し、自分の言葉で伝え直す仕事です。ただの「文字起こし」や「直訳」ではありません。願わくば、私がコンサルの提言を噛み砕き伝え直しているのと同じように、インフルエンサーやメディア、ショップスタッフには創意工夫の余地を与え、彼らなりの解釈・表現・言葉で発信することが許される業界であってほしいと願います。

 それにしても他業種の方の言葉は、われわれの既成概念なんかに縛られていないから斬新です。今回「いや、そうですけど……」と思いつつ、よくよく考えると反論の余地がなく、結局「そうですねぇ。できるかなぁ?でも、やらなくちゃですよねぇ」と納得したのが、コンサルCEOの「今半分捨てているのだから、これから作る量は半分で良いんですよ」という言葉でした。例えば「同じ型の洋服は、一度に全部作りきるんです。他業種のように、同じものを作り続けるケースは多くありません!」と反論すれば、「半分捨てているんだから、まず最初に作る量は半分で良いんですよ」と言われます。ある型の洋服を作り切ったら次に、が当たり前だと思っていた既成概念を揺さぶられます。ホントですねぇ、半分捨てているんだから「まず半分作って、売れそうなら追加生産」の体制が当たり前になるべきかも。そのシグナルを察知し、上手にオペレーションする能力が必要なのですね。この業界に飛び込んで十数年。サプライチェーンをちゃんと考えないまま現在に至ってしまいました。ファッション業界の一番の欠点です。ランウエイなどの華やかな場所に比べると地味かもしれないサプライチェーンに光が当たれば。この連載の裏テーマです。

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ユニクロが“ワイヤレスブラ”をアップデート バストも気分も「アガる」商品開発の裏側

 「ユニクロ(UNIQLO)」は、新商品“ワイヤレスブラ シェイプリフト(以下、シェイプリフト)”を2月8日より全国のユニクロ店舗で販売する。“シェイプリフト”は 、ユニクロ史上最高のリフトアップをかなえる、これまでになかった「アガる、ワイヤレス」がコンセプトだ。樹脂パーツを使用した独自の構造(特許出願中)で、バストを立体的に形づくりリフトアップさせる。

 2月4日に催されたプレスを招いての発表会で、炬口佳乃子グローバル商品部門ウィメンズバリュークリエイション&プランニング部門ウィメンズルーム・グッズチーム部長は、「胸がアガって、気分もアガって、ボジティブな気持ちになれるブラ」と“シェイプリフト”を紹介した。

 同社が20〜40代の女性243名を対象としたアンケートによると、「あなたが普段着用しているインナーを教えてください」との問いに対し、ワイヤレスブラを普段着用している人が、2015年12月は39.8%だったのに対し、20年12月は50.8%まで上昇。また、コロナ禍での消費者ニーズの変化についてのアンケートで「カジュアル衣料購入時、1年前より重視されていること」は、「着ていてラク」が41.1%、「動きやすさ」が33.9%、「精神的にリラックスできる」33.5%という結果に。快適性を求める傾向がさらに高まっており、これらの条件を満たすユニクロのワイヤレスブラはコロナ禍の需要に応える商品であることを裏付けた。その一方で、お客様からは「補整力がほしい」「胸をきれいに見せて、高さも出したい」「レースデザインがあれば…」などバストメイク力やデザイン性を求める声があり、その一歩踏み込んだワイヤレスブラへの要望に応える商品として、“シェイプリフト”は開発された。

世界18ヵ国、約120名によるグローバルフィッティングを実施

 このリフトアップ構造を実現させたのが、カップの左右をつなぐように配された樹脂パーツ。プラスチックとゴムの中間くらいの硬さで、クロスさせることで、最も重さがかかるバストの下部分を支える。そのクロスした部分とカップを囲うようなフレームがリフトアップの秘密だが、カップ下中央には樹脂パーツを入れないことで、ワイヤレスブラならではの圧迫感のない快適な着け心地を実現している。試作品が完成した後は、世界18ヵ国、約120名によるグローバルフィッティングを実施し、あらゆる国のモニターの意見を収集してさらにブラッシュアップした。

 “シェイプリフト”は、1月18日にオンラインストア、1月25日に一部の「ユニクロ」店舗で先行販売しており、お客様のコメントには「同僚から、胸がキュンって上がっているけどブラ変えた?と言われた」「きれいな谷間ができる」「とてもユニクロとは思えないブラ」などの感想が寄せられており、滑り出しは上々のようだ。

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【特報】破産した元ハイエナの井戸氏、業界に復帰! 「破産直前は何をやってもダメで、フテ腐れていましたよ」

 「ロードサイドのハイエナ」の異名をとった井戸実氏。2020年2月末をもって会社・個人とも破産を申請し、手続きをしていたが、1月27日にすべての手続き終了を意味する「免責」の決定が裁判所から降りた。3月16日の破産開始手続き決定から、およそ10カ月。スッキリした顔つきの井戸氏に、今の心境と破産に至るまでの詳細を聞いた。
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