延べ13万個を販売したスマホケース「エジュー」のシンデレラストーリー

 パーククリエイションのバッグブランド「エジュー(AJEW)」のジップバッグ付きスマホケースが人気を集めている。小銭入れやポーチとして使えるのはもちろん、スマホスタンドにもなって、取り外せるリングやストラップも付く。それらの機能に加えデザインのかわいらしさも支持されて、ファッション感度の高いインフルエンサーやファッション業界人から火が付いた。一度愛用すると、“無くては困る”機能も買い替えを後押しし、iPhoneがバージョンアップされるごとに売れるという。8000円というスマホケースとしては高価格帯であるにも関わらず、これまでに延べ13万個を販売した。2021年3月期の売上高3億円(予想)のうち、約2億円が「エジュー」のたった1型のスマホケースの売り上げだ。人気の秘密を「エジュー」のデザイナーでもあるパーククリエイションの新井愛子社長に聞いた。

WWD:「エジュー」を立ち上げる以前もアパレルブランドを手掛けられていたそうですね。

新井愛子パーククリエイション社長(以下、新井):2004年に大学を卒業してアパレル業界に就職しました。ちょうどその頃に読者モデルブームが起きて、私も少し参加させてもらっていたんです。当時は読モが何かモノを作るとか販売するとかが意外と簡単にできてしまっていました。結局会社は2年で辞めて、アクセサリーブランドを立ち上げ、雑誌に掲載してもらったりしながら韓国で仕入れたモノを、個人のホームページで販売し始めました。自分で何かしたいとは思っていたんですけど、素人だし、自分でできる精一杯のことがそれだったんですね。たまたま韓国の工場の知り合いから「デザインしてみない?」と言われて、デザインもするようになりました。当時、スタイリストの風間ゆみえさんらの影響でカゴバッグがはやっていたこともあり、09年にバッグブランドとして「エジュー」をスタートして、バッグを2型作ったんです。今でも「エジュー」でカゴバッグを作っているのはその名残です。

WWD:スマホケースは何をきっかけに作り始めたんですか?

新井:バッグを作ってすぐにフリーズショップ(当時)と契約して販売することになりました。雑貨がすごく強いお店だったので、スマホケースのリクエストがあって作ることにしたんです。それが16年で、出産を機にブランドごと辞めちゃおうかなと思っていた頃でした。それで最後のコレクションだと思いながらバッグの実績を生かして、スマホケースにもバッグを付けたら面白いんじゃないかなと、ジップバッグを付けたケースを作ったんです。当時はiPhone6のときで最初は黒、グレー、ピンクの3色でした。売れるとも思ってなかったし、それから1年ぐらいは本当に売れなかったんです。

WWD:機能面や形は当時のままですか?

新井:形や機能自体は最初から変わっていません。昨年斜め掛けできるように取り外しできるショルダーストラップを付けました。当初はストラップも有り無しで選べるようにしていたんですが、今は全てにストラップが付いていて、必要ないお客さまには取り外して使ってもらえるようになっています。iPhoneは毎シーズン新しいモデルが発売されるので今だと7サイズ展開。靴のサイズと同じように在庫を抱えないといけないので、もっと分かりやすく販売したいし、卸先の在庫リスクも減らしたいと思い、型数はできるだけ少なくしています。

WWD:人気が出たきっかけは?

新井:インスタグラムの影響が大きくて、本当に口コミだけでいろんな人が使ってくださるようになりました。最初はモデルの田中里奈さんだったと思います。そこから新木優子さんや馬場ふみかさん、ローラさんらが次々にSNSにアップしてくださって、ファッション感度の高い女の子たちが毎日SNSにアップしてくれるような現象が起きたんです。もう毎日社内で大騒ぎでした。

WWD:定価の8000円は、ほかのiPhoneケースと比べると高めですよね?

新井:ブランドごと辞めようと思っていたので、当時は本来だったら5000円ぐらいで付けていたはずの上代を「もう売れるか分かんないしこれでいこうか」みたいな感じで、うちの平均単価よりも高く値付けしました。でも今、人間が一番触る道具ってスマホだと思うんです。バッグと比べても触る頻度が高くて経年劣化も早いので、素材もいい素材を使わないといけない。そういう意味では、上代を上げたことで素材を選ぶ幅もバリエーションも広がりました。

WWD:買い替えの頻度は?

新井:平均だと1年です。でもブランドとしては付けっ放しじゃなく、アクセサリー感覚で使い分けてほしいなと思っています。「エジュー」は定番としてケースの形を変えることはしないので、多種多様なシーンに合わせて使い分けられるようにと、17年に「エーシーン(A SCENE)」というスマホケースブランドも始めました。パンツのポケットにも入れやすいようにバッグの部分が取り外せたりカードケースを付けたり、「エジュー」にはない機能性を持たせています。

WWD:iPhoneの新しいモデルが発売されるごとに新しいケースも売れるんですか?

新井:そうですね。例えば、昨年のiPhone12の発売に合わせて自社サイトで「エジュー」を発売すると、5時間で600個が完売しました。リピート率が高いんです。iPhoneを買い替えなくても一度気に入ってくださると毎シーズン違うカラーで購入してくださるので、きちんとデザインと機能を訴求できているのかなと思っています。

WWD:今は“ちい財布”がブームで財布も小型化していますが、ポーチの部分には何を入れているんですか?

新井:キャッシュレスが普及してお財布はどんどん持たなくなってきたけど、お財布の機能は欲しいという人が多い気がします。「エジュー」にはお財布付きスマホケースという側面があるのかも知れません。小銭はもちろん、それぞれの生活に合わせてお薬から指輪、名刺、レシート、鍵、髪の留めゴムまでさまざまです。最近ではモデルのクリス-ウェブ佳子さんがエコバッグを入れて使ってくださっています。

WWD:ケース部分とバッグの一部を外すことでスマホを自立させられる機能については?

新井:普通に動画も観られますけど、コロナ禍でリモートでの打ち合わせが増えたので「Zoomを使うのに便利」という話を聞きました。ゴルフのレッスンでスイング動画を撮るために使っている人もいるみたいです。「それまでは缶コーヒーで支えていたんだけど」って。

WWD:最近のファッション業界におけるスマホケースの立ち位置は?

新井:これまで百貨店の1階で売っていたいわゆるシーズン商品に区画編成が起きているのは事実です。これまでだったら財布が売れ筋の雑貨だったけど、それに代わるものとしてスマホケースが出てきました。

WWD:今後スマホはどうなっていくんでしょう?

新井:将来的にはパソコンがなくなると思っています。iPhoneが折りたたみできるようになるという噂もあるし。電話の機能とパソコンのもっと間みたいなものが出てくるから、それに合わせられるガジェットのアクセサリーの提案ができたらと思いますが、本当にガラッと変わるから想像するのも難しいですよね。ただ、今スマホケースを作っている会社は以前、携帯電話のストラップを作っていた会社が多いんですね。だから時代とともに移り変わるけど、ガジェットに対してできることはあるのかなと思っています。

WWD:今後のブランドの目標は?

新井:「エジュー」は海外でも認知してもらえるようなブランドを目指しています。欧米でも日本と同じようなマーケットがあるんじゃないかな。昨年9月にパリのプルミエールクラス(展示会)に出展したかったんですが、コロナでできなくなってしまったんです。今年もしタイミングがあれば海外にもチャレンジしたいです。「エーシーン」は多種多様なライフスタイルに向けて、まずはもっと認知度を高めていきたい。「エジュー」の姉妹ブランドとして見られることが多いので、まずはそれを脱却して、本当は全然視点も違うしデザインや機能性も違うというところをしっかり訴求していきたいと思ってます。

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延べ13万個を販売したスマホケース「エジュー」のシンデレラストーリー

 パーククリエイションのバッグブランド「エジュー(AJEW)」のジップバッグ付きスマホケースが人気を集めている。小銭入れやポーチとして使えるのはもちろん、スマホスタンドにもなって、取り外せるリングやストラップも付く。それらの機能に加えデザインのかわいらしさも支持されて、ファッション感度の高いインフルエンサーやファッション業界人から火が付いた。一度愛用すると、“無くては困る”機能も買い替えを後押しし、iPhoneがバージョンアップされるごとに売れるという。8000円というスマホケースとしては高価格帯であるにも関わらず、これまでに延べ13万個を販売した。2021年3月期の売上高3億円(予想)のうち、約2億円が「エジュー」のたった1型のスマホケースの売り上げだ。人気の秘密を「エジュー」のデザイナーでもあるパーククリエイションの新井愛子社長に聞いた。

WWD:「エジュー」を立ち上げる以前もアパレルブランドを手掛けられていたそうですね。

新井愛子パーククリエイション社長(以下、新井):2004年に大学を卒業してアパレル業界に就職しました。ちょうどその頃に読者モデルブームが起きて、私も少し参加させてもらっていたんです。当時は読モが何かモノを作るとか販売するとかが意外と簡単にできてしまっていました。結局会社は2年で辞めて、アクセサリーブランドを立ち上げ、雑誌に掲載してもらったりしながら韓国で仕入れたモノを、個人のホームページで販売し始めました。自分で何かしたいとは思っていたんですけど、素人だし、自分でできる精一杯のことがそれだったんですね。たまたま韓国の工場の知り合いから「デザインしてみない?」と言われて、デザインもするようになりました。当時、スタイリストの風間ゆみえさんらの影響でカゴバッグがはやっていたこともあり、09年にバッグブランドとして「エジュー」をスタートして、バッグを2型作ったんです。今でも「エジュー」でカゴバッグを作っているのはその名残です。

WWD:スマホケースは何をきっかけに作り始めたんですか?

新井:バッグを作ってすぐにフリーズショップ(当時)と契約して販売することになりました。雑貨がすごく強いお店だったので、スマホケースのリクエストがあって作ることにしたんです。それが16年で、出産を機にブランドごと辞めちゃおうかなと思っていた頃でした。それで最後のコレクションだと思いながらバッグの実績を生かして、スマホケースにもバッグを付けたら面白いんじゃないかなと、ジップバッグを付けたケースを作ったんです。当時はiPhone6のときで最初は黒、グレー、ピンクの3色でした。売れるとも思ってなかったし、それから1年ぐらいは本当に売れなかったんです。

WWD:機能面や形は当時のままですか?

新井:形や機能自体は最初から変わっていません。昨年斜め掛けできるように取り外しできるショルダーストラップを付けました。当初はストラップも有り無しで選べるようにしていたんですが、今は全てにストラップが付いていて、必要ないお客さまには取り外して使ってもらえるようになっています。iPhoneは毎シーズン新しいモデルが発売されるので今だと7サイズ展開。靴のサイズと同じように在庫を抱えないといけないので、もっと分かりやすく販売したいし、卸先の在庫リスクも減らしたいと思い、型数はできるだけ少なくしています。

WWD:人気が出たきっかけは?

新井:インスタグラムの影響が大きくて、本当に口コミだけでいろんな人が使ってくださるようになりました。最初はモデルの田中里奈さんだったと思います。そこから新木優子さんや馬場ふみかさん、ローラさんらが次々にSNSにアップしてくださって、ファッション感度の高い女の子たちが毎日SNSにアップしてくれるような現象が起きたんです。もう毎日社内で大騒ぎでした。

WWD:定価の8000円は、ほかのiPhoneケースと比べると高めですよね?

新井:ブランドごと辞めようと思っていたので、当時は本来だったら5000円ぐらいで付けていたはずの上代を「もう売れるか分かんないしこれでいこうか」みたいな感じで、うちの平均単価よりも高く値付けしました。でも今、人間が一番触る道具ってスマホだと思うんです。バッグと比べても触る頻度が高くて経年劣化も早いので、素材もいい素材を使わないといけない。そういう意味では、上代を上げたことで素材を選ぶ幅もバリエーションも広がりました。

WWD:買い替えの頻度は?

新井:平均だと1年です。でもブランドとしては付けっ放しじゃなく、アクセサリー感覚で使い分けてほしいなと思っています。「エジュー」は定番としてケースの形を変えることはしないので、多種多様なシーンに合わせて使い分けられるようにと、17年に「エーシーン(A SCENE)」というスマホケースブランドも始めました。パンツのポケットにも入れやすいようにバッグの部分が取り外せたりカードケースを付けたり、「エジュー」にはない機能性を持たせています。

WWD:iPhoneの新しいモデルが発売されるごとに新しいケースも売れるんですか?

新井:そうですね。例えば、昨年のiPhone12の発売に合わせて自社サイトで「エジュー」を発売すると、5時間で600個が完売しました。リピート率が高いんです。iPhoneを買い替えなくても一度気に入ってくださると毎シーズン違うカラーで購入してくださるので、きちんとデザインと機能を訴求できているのかなと思っています。

WWD:今は“ちい財布”がブームで財布も小型化していますが、ポーチの部分には何を入れているんですか?

新井:キャッシュレスが普及してお財布はどんどん持たなくなってきたけど、お財布の機能は欲しいという人が多い気がします。「エジュー」にはお財布付きスマホケースという側面があるのかも知れません。小銭はもちろん、それぞれの生活に合わせてお薬から指輪、名刺、レシート、鍵、髪の留めゴムまでさまざまです。最近ではモデルのクリス-ウェブ佳子さんがエコバッグを入れて使ってくださっています。

WWD:ケース部分とバッグの一部を外すことでスマホを自立させられる機能については?

新井:普通に動画も観られますけど、コロナ禍でリモートでの打ち合わせが増えたので「Zoomを使うのに便利」という話を聞きました。ゴルフのレッスンでスイング動画を撮るために使っている人もいるみたいです。「それまでは缶コーヒーで支えていたんだけど」って。

WWD:最近のファッション業界におけるスマホケースの立ち位置は?

新井:これまで百貨店の1階で売っていたいわゆるシーズン商品に区画編成が起きているのは事実です。これまでだったら財布が売れ筋の雑貨だったけど、それに代わるものとしてスマホケースが出てきました。

WWD:今後スマホはどうなっていくんでしょう?

新井:将来的にはパソコンがなくなると思っています。iPhoneが折りたたみできるようになるという噂もあるし。電話の機能とパソコンのもっと間みたいなものが出てくるから、それに合わせられるガジェットのアクセサリーの提案ができたらと思いますが、本当にガラッと変わるから想像するのも難しいですよね。ただ、今スマホケースを作っている会社は以前、携帯電話のストラップを作っていた会社が多いんですね。だから時代とともに移り変わるけど、ガジェットに対してできることはあるのかなと思っています。

WWD:今後のブランドの目標は?

新井:「エジュー」は海外でも認知してもらえるようなブランドを目指しています。欧米でも日本と同じようなマーケットがあるんじゃないかな。昨年9月にパリのプルミエールクラス(展示会)に出展したかったんですが、コロナでできなくなってしまったんです。今年もしタイミングがあれば海外にもチャレンジしたいです。「エーシーン」は多種多様なライフスタイルに向けて、まずはもっと認知度を高めていきたい。「エジュー」の姉妹ブランドとして見られることが多いので、まずはそれを脱却して、本当は全然視点も違うしデザインや機能性も違うというところをしっかり訴求していきたいと思ってます。

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“プロデューサー巻き”の次はこれ! セーターをマフラー風に巻く“ニット肩巻き”

 プルオーバーのニットセーターをマフラー風に巻く“ニットの肩巻き”が街に出現しました。かつてはカーディガンを肩に巻く“プロデューサー巻き”がはやりましたが、“ニットの肩巻き”はそのセーター版。このイレギュラーな着こなしは、意外性に加え、落ち感や小顔効果といったメリットもいっぱい。真冬の必需品であるセーターを、遊び心たっぷりに様変わりさせられる新テクニックです。

 例えば、「マイケル・コース コレクション(MICHAEL KORS COLLECTION)」のルックは、同じセーターを2枚重ねたような見え具合。首と肩を覆ったケーブル編みニットがいたずらっぽいムードを醸し出します。首周りが暖かいのはもちろん、デコルテに立体感が備わり、着やせ効果も期待できそう。垂らした袖はマフラーのようで、落ち感を演出。春先まで使える、防寒とおしゃれをダブルでかなえてくれる“ニットの肩巻き”を試してみませんか?

ワンピースに無造作巻き 色を合わせて好バランスに

 印象的な色のセーターを選べば、顔周りのアクセントに役立ちます。「ミントデザインズ(MINTDESIGNS)」はパステルミントのふわふわしたニットセーターを、ワンピースの上から無造作にくるっと巻きました。ゆったりしたワンピースに程よいボリュームが加わり、一段と朗らかな表情に。ほっこりした量感のおかげで、顔周りも優しげに映ります。全体を調和させるコツは、セーターの色をワンピースやスカートにも落とし込むこと。写真のような好バランスに整います。

同系色の“ニットonニット”でこなれ感 片側の肩にずらし掛け

 “首巻き”を組み込みつつ、落ち着いた着映えにまとめるなら、同系色でそろえる“ニットonニット”が効果的です。「アンスリード(UN3D.)」はベージュのニットプルオーバーの上から、同じニットを重ね巻きしました。こなれて見える理由は、わざと片方の肩にだけ掛かるようにずらしているから。あでやかな赤のスカートとの、色味の強弱も際立ちました。同じニットを2枚持っていなくても、近いトーンで合わせる“ずらしワントーン”でニュアンスを出す技も使えます。

縦長レイヤードを強調 袖垂らしがアイキャッチー

 縦に長いイメージを引き出すうえでも、ニットの“肩巻き”は使えます。グレー系のセーターを巻いたのは「ロゼッタ ゲッティ(ROSETTA GETTY)」のレイヤードルック。袖部分を正面に長く垂らしてマフラーのよう。チェック柄のパンツにワンピースを重ねた、細長い着映えのシルエット作りに、リブ編みの“垂らしニット”が一役買ってくれました。首周りのニットが高い位置に視線を引き込み、縦長コーデの印象を強めています。“柄on柄”コーデに“肩巻き”ニットを加えると、たおやかさがアップするのもこのコーデのいいところです。

スエットを垂らしてカジュアルなテイストを強調

 肩からの掛け垂らしに使えるのは、セーターだけではありません。スエットを使えば、カジュアルなテイストで着こなせます。「マニュアル アルファベット(MANUAL ALPHABET)」はスエットトップスを肩掛け。袖はあえて正面で結ばず、だらりと垂らしています。ロングシャツと合わせてレイヤードの落ち感を際立たせました。垂らした袖を遊ばせる掛け垂らしは、ロング丈のカーディガンやライトアウターにも生かせる小技です。

着ている途中? トリッキーな奇想天外コーデ

 “着る”と“掛ける”をミックスしたトリッキーな着こなしも誕生しました。トレンドの先端を行くおしゃれ好きにおすすめです。「アー・ペー・セー(A.P.C.)」のルックは、プルオーバーをかぶった状態で、腕を通さず袖を体に巻き付けました。裾をウエストまで下ろさないことでドレープが生まれて、おしゃれ感がアップ。下に着たセーターとのレイヤードも味わい深い見え具合に。遊ばせた袖のアシンメトリーがこなれ感を印象づける仕掛けです。

 ルールや既成概念にとらわれず、自由な感覚でファッションを楽しみたい人にぴったりな、ウィットフルなスタイリングです。マルチに使いこなすユーティリティー的発想にも通じるアイデア。顔周りにボリュームが生まれる分、小顔効果も期待できる“ニットの肩巻き”。マフラー感覚で冬のおしゃれに取り入れてみてはいかがでしょう。

ファッションジャーナリスト・ファッションディレクター 宮田理江:
多彩なメディアでコレクショントレンド情報、着こなし解説、映画×ファッションまで幅広く発信。バイヤー、プレスなど業界での豊富な経験を生かし、自らのTV通版ブランドもプロデュース。TVやセミナー・イベント出演も多い

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名門ホテル「セント レジス」で「ラペルラ」のシルクナイトウエアに包まれる極上の宿泊プラン

 イタリア発高級ランジェリー「ラペルラ(LA PERLA)」と「セント レジス ホテル 大阪(ST. REGIS OSAKA(以下、セント レジス)」がコラボレーションしたアフタヌーンティーや宿泊プランが2月15日にスタートする。会期は5月31日までで、ポップアップストアも開催。

 アフタヌーンティーは1904年に開業した「セント レジス ニューヨーク」のこだわりのおもてなしを象徴するもので、「ラペルラ」をイメージしたメニューをそろえる。料金は4700円、または6700円、2人分のテイクアウトメニューは7800円。

 “ステイ・ウィズ・ラペルラ”という宿泊プランには「ラペルラ」のシルクパジャマまたはシルクショートローブ付きでアフタヌーンティーおよび10%ディスカウントを提供する。料金は11万円(1泊1室2人利用で、ナイトウエアは1着のみ)〜。好きな部屋タイプを選ぶことができる。

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サードマガジンが伊勢丹新宿店で初の“ショールーミング形式”のポップアップストア

 メルローズが運営するEC連動のセレクトショップ、サードマガジン(THIRD MAGAZINE)は2月17〜23日、ポップアップストア「THIRD MAGAZINE @ISETAN」を伊勢丹新宿本店 本館2階イーストパークにオープンする。

 東京・代官山にショールームを設けて、EC決済で販売を行うサードマガジンがポップアップを開くのは今回が初。代官山のショールーム同様、伊勢丹新宿本店でのポップアップストアも直接商品に触れ、試着ができる場となり、購入は三越伊勢丹オンラインストアから受け付け、商品を自宅へ発送するショールーミング形式を取る。また、来店せずとも三越伊勢丹オンラインストアからの購入も可能となる。

 同店ではプライベートブランドの「サードマガジン」のウエアをはじめ、国内外で買い付けたデザイナーズウエアや雑貨、古着などのほか、コラボレーション商品や限定アイテムをそろえる。スタイリストの安西こずえが手掛けるブランド「ミコモリ(MIKOMORI)」とコラボレーションしたブラウスやコートなどを先行販売するほか、スタイリストの亘つぐみとのコラボによるロゴTシャツの限定カラー、チャコールグレーを用意。さらに、公式オンラインストアで完売し、再入荷のリクエストが多かったプリーツスカートや、スエット、シルクスカートなども先行して販売する。

■THIRD MAGAZINE@ISETAN
期間: 2月17〜23日
時間:10:00-19:00(伊勢丹新宿店の営業時間に準ずる)
場所:伊勢丹新宿店 本館2階=イーストパーク
住所:東京都新宿区新宿3-14-1

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ウィズコロナで進化する幸せ産業 実況でやる気アップ!「ライブラン」アプリでランニングを習慣に

 ここ数週間で、SNSの話題は音声SNS「クラブハウス(CLUBHOUSE)」一色に。その爆発的な増殖は不気味なほどだった。いち早く使いこなしている友人たちによると「映画を流しながらああだこうだと話す」「推しについて語り尽くす」「ライブで試合を見ながら応援する」などの、共通のテーマがあると盛り上がるらしい。なるほど。音でゆるやかにつながる“部室”なのか、と納得した。

 そして音でつながる「部活」として定着しつつあるのが、ランナー向けのアプリ「ライブラン(LIVERUN)」だ。“ライブラントレーナー”なる語り手が、ラジオのDJのように実況中継し、盛り上げるというコンテンツ。「クラブハウス」と同様、ライブであり、その場でつながっている者だけが音を共有する点も似ている。

 といってもまったく想像がつかないだろう。クラスは内容によって15~40分のコマがあり、すべてがラジオ番組のようにリアルタイムだ。実際に30分のクラスを再現してみよう。開始直前にスマホからアプリを立ち上げ、GPSを作動させる。“語り手”によるランニングのアドバイスを聞きながら、各自ウオーミングアップ。スタート時間になると走り始めるのだが、その距離やスピード、順位などの記録はライブラントレーナーのいるスタジオに共有される。

 「神奈川県のゲキサカさん、今2キロ地点を通過しました。50m先を愛知県のゆうゆうさんがいいペースで走っています」というように、ライブラントレーナーがニックネームを読み上げて実況中継してくれる。何度か参加すると同じくらいのペースで走るランナーも見つかるので、励みになるだろう。

 さらに、「20分が経過して、疲れてフォームが崩れがちなので、肩甲骨を意識しましょう」などのアドバイスもくれる。映画、ビジネス、美肌、俳句(!)などのテーマもあり、いろいろな情報を聞きながら走れるので飽きない。スタート前に「憧れのヒーローである映画のキャラクターは?」「あなたの日焼け対策は?」「うれしかった上司からの励ましの言葉は?」などの質問に答えると、ラジオのハガキのように読み上げられたりもする。一方的ではなく、互いに交流できる一体感があるのだ。
画面上では常に距離やペースが表示され、ゴール後は走った順位も共有される。参加した回数や合計距離、自己ベストなども記録されるので、練習日誌のように活用している人も多いだろう。参加者の中からトータル距離のTOP3が毎月発表されたり、一定の距離以上を走った人には抽選で賞品が贈られたりするなど“ご褒美”もある。

 ゲストも豪華だ。「GOGO2021」は瀬古利彦さんとその仲間による週末のランニングイベント。有森裕子さんや高橋尚子さんをはじめとするオリンピックメダリストや、箱根駅伝の名選手、数々のレースを実況してきたアナウンサーやジャーナリストが登場。私が参加したときは渡辺康幸=元早稲田大学駅伝監督が箱根駅伝さながらの実況をして、参加者からの質問に答え、テレビでは語らない裏話を語っていた。その回では瀬古さん自らがランナーとして参加し、他のランナーと競り合っていた。有名人と気軽にコミュニケーションできるのもオンラインならではだろう。

 アプリのダウンロードは無料で、ほとんどのコマが無料だが、一部メンバー限定のクラスも。メンバーは月1000円で無制限にレッスンを受けられる。

 このコンテンツを運営するのは、コンサルタントやエンジニア、ホテル業界や自動車業界、美容業界などランニングとは無縁のバックグラウンドをもつ人ばかり。海外でビジネスマンとして活躍するなど、国際的な感覚を身に付けたライブラントレーナーも多い。トレーナーの経歴も陸上競技だけでなく、ヨガ、サーフィン、格闘技など、違うジャンルを専門とする人がむしろ多数派。視覚に頼らず、声だけで導くブラインドヨガや筋トレなど、ランニング以外のクラスも充実している。

 ライブランのミッションは「100歳になってもアクティブライフを楽しむのが当たり前の世界」へと導くこと。米ハーバード大学によると、定期的に運動する人が25%増えると、心臓病患者にかかる医療費だけでも年間580億ドル(約6兆円)の削減につながるという研究データもあるという。運動することが経済の貢献にもつながるのだ。「運動することが楽しかったら、自然と継続でき、習慣となります。ランニングやウオーキングを日常生活に取り入れると世の中はよりよくなる。1%でも多くの人の健康寿命を伸ばすサポートをしたい」と、TOMOこと高田智之代表は語る。2017年に設立した運営会社ライブランは、現在166人の投資家の賛同を得て、約2700万円の資金が調達された。

 音でつながり、離れていても共に走る感覚を共有できる「ライブラン」。最近ではウオーキングで参加する人も多く、参加者層が広がっている。リアルなイベントになかなか参加できない今、楽しむことで運動を習慣化し、ゆるやかにつながる仲間とモチベーションを高め合うツールは世の中を変えそうだ。

間庭典子(まにわ・のりこ)/フリーライター:婦人画報社(現ハースト婦人画報社)を退社後、ニューヨークへ渡る。現在は東京を拠点に各メディアに旅、グルメ、インテリア、ウエルネスなど幅広いテーマで執筆。著書に「ホントに美味しいNY10ドルグルメ」「走れば人生見えてくる」(共に講談社)など

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イケアの「カタログ廃止」と三陽商会の「カタログ発行」 エディターズレター(2020年12月14日配信分)

※この記事は2020年12月14日に配信した、メールマガジン「エディターズレター(Editors' Letter)」のバックナンバーです。最新のレターを受け取るにはこちらから

イケアの「カタログ廃止」と三陽商会の「カタログ発行」

 スウェーデンのイケアが紙のカタログの発行をやめると発表しました。今後はデジタルに一本化するそうです。

 私は自宅がイケアの日本1号店であるTOKYO-BAY店(千葉県船橋市)にわりと近いため、一時期は郵便受けにカタログがポスティングされていました。家具やインテリアのコーディネート例が豊富で、ぱらぱらめくるのが楽しかった。カタログで見た商品を買いに行ったこともあります。イケアが日本でネット通販を始めたのは2017年。けっこう最近なのです。

 イケアのカタログは70年もの歴史があり、ピーク時の16年には32カ国で2億部以上を発行していました。報道によると、聖書やコーラン、「ハリーポッター」シリーズと比較されるほどの印刷部数だったとか。さすが売上高4兆円以上の巨大企業。単独ブランドのカタログとしてはおそらく世界最大だと思われます。イケアはカタログも大事な商品と位置づけ、スウェーデンには大規模な自社スタジオを設けていました。

 徐々に減らしていたとはいえ、これだけの印刷物をやめるのは大きな決断です。日本でも昨年、女性下着のピーチ・ジョンが紙のカタログから撤退しました。かつて季節の変わり目になるとコンビニや書店にピーチ・ジョンをはじめとした通販カタログが山積みになっていた時代もありましたが、今はあまり見かけなくなりました。

 ただ、カタログ廃止とは異なる動きもあるようです。

 イケアのカタログ撤退の発表の前日、三陽商会のニュースリリースに目が止まりました。婦人服「エヴェックス バイ クリツィア」で、電話注文できるファッションマガジンを発行したとの発表でした。

 コロナ下でのテストマーケティングとして、A4版12ページの印刷物を各エリアの店舗から顧客に配布したそうです。雑誌風のカタログはモデルを使ったコーディネート例だけでなく、素材や手入れの方法など商品内容をわかりやすく掲載し、人出の多い百貨店への外出を控えている顧客にアピールするものです。

 気に入った服があればQRコードから三陽商会のオンラインサイトに移動することができる。なじみの販売員から詳しく説明やアドバイスを受けたい場合には、店舗に電話をかけてそこから注文することもできる。クレジット決済に抵抗のある人には、現金による引換発送も行う。顧客の選択肢を増やしているのがポイントです。

 同ブランドには高齢の顧客も少なくありません。EC販売も三陽商会の他のブランドに比べて伸び悩んでいました。外出は控えたいけど、ECは使いづらいと考えている顧客に届ける方法はないものか。その一つの答えがカタログとなじみの販売員への電話注文でした。コールセンターで受け付けるよりも、顔見知りの販売員を通じて買い物をしたいといった要望に応えつつ、店舗の販売員のモチベーションも高めるやり方です。顧客からは「EC購入は難しそうと思っていたが、購入方法も商品内容も分かりやすい」「久しぶりに買い物ができて気分転換になった」との声が寄せられているそうです。

 大事なのは紙かデジタルかの二択ではなく、顧客の選択肢を増やして満足度を高めることだと気づかせてくれる事例です。

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エディターズレターとは?
「WWDジャパン」と「WWDビューティ」の編集者から、パーソナルなメッセージをあなたのメールボックスにダイレクトにお届けするメールマガジン。ファッションやビューティのみならず、テクノロジーやビジネス、グローバル、ダイバーシティなど、みなさまの興味に合わせて、現在7種類のテーマをお選びいただけます。届いたメールには直接返信をすることもできます。

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GET IT RIGHT!スタッフの春夏シーズンオーダーアイテムご紹介 #3

 

こんにちは。

バレンタインデーとなる本日2月14日(日)。オーダーイベントは舞台を移し、六本木店を皮切りに新宿店・横浜店へと続きます。

 

今回は六本木店・新宿店スタッフのオーダーアイテムを中心にご紹介していきます!

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六本木店シニアセールスアソシエイトの向紘史がオーダーしたのは<ベルベスト>のモデル660。スーツで定番のモデル645をダブルブレステッド仕様にしたジャケットで、6つボタンとフラットポケットが特徴です。

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「このジャケットは、自分の結婚式にオーダーした思い出の一着。生地に立体感がほしかったので素材はウール×モヘヤを選びました」

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「オーダーアイテムには出来上がりを待つ時間がありますが、その時間も付加価値を与えてくれているように感じています。サスティナビリティの時代だからこそ、思い出のある物を大切に着ていきたいですね」

 

<ベルベスト>のカプセルモデルのスーツをオーダーしたのは新宿店のセリングスーパーバイザー 木村拓哉。

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「こちらはイベント時にのみオーダー可能なワイドラペルのダブルブレステッド・4つボタンモデルのスーツ。少し青味の強いカラーリングとピッチ幅の狭いストライプ柄に惹かれました」

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コーディネートしたタイは<フランコ ミヌッチ>でオーダーしたもの。

「こちらはセミボトルタイプの”FRANK(フランク)”というモデル。オーダーイベント時には既製品にない多彩な色柄がラインナップされています。ありそうでないデザインがオーダーならでは、と思いセレクトしました」

 

新宿店セールスアソシエイト 工藤大知は、大ぶりなペイズリー柄が印象的なタイをオーダーしました。

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「<フランコ ミヌッチ>のなかでも軽やかな印象で人気のセッテピエゲタイ。せっかくのオーダーなので手持ちにない柄でありながら、自分のワードローブに取り入れられるデザインを選びました」

 

同じくセッテピエゲタイをオーダーしたのはアシスタントディレクター 小古瀬安史。

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「モード感のある仕上がりを意識してオーダーするのが自分流です。ストライプ柄のモノトーンタイは白いシャツにコーディネートする一本。黒×白のチェック柄のジャケットに合わせる、などデザイナーブランド・クラシックいずれにもマッチします。もう一本はクラシックなコーディネートに活躍するタイ。柄でレジメンタルを表現しているところが既製品にはないデザインで気に入っています」

 

長く愛用できる、あなたらしさを表現した一着をお作りいただけるのもオーダーイベントならでは。また、今回は新宿店で最後の開催となります。

大切な一着をどこまでも自分好みに仕立てたい…そんな思いをお持ちの方は一度バーニーズ ニューヨークの“MADE TO MEASURE”へ足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

次回もスタッフによるオーダーアイテムをご紹介します!どうぞお楽しみに。

 

SPRING 2021

MADE TO MEASURE

BELVEST

2/14 SUN. 六本木店2F

2/15 MON. 新宿店6F

2/16 TUE. 横浜店5F

2/20 SAT. – 2/22 MON. 神戸店B1

2/23 TUE. 福岡店B1

 

FRANCO MINUCCI & LUIGI BORRELLI

2/14 SUN. 六本木店2F

2/15 MON. 新宿店5F

2/16 TUE. 横浜店4F

2/20 SAT. – 2/22 MON. 神戸店B1

2/23 TUE. – 2/28 SUN. 福岡店B1

 

※オーダー品のお渡しは<ベルベスト>は5月中旬以降、<フランコ ミヌッチ>・<ルイジ ボレッリ>は7月上旬以降を予定しております。

※新宿店にてオーダーいただいたアイテムのお渡しにつきましては、承り時にスタッフよりご案内させていただきます。

 

▼2021年春夏シーズンの記事はこちら▼

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