「中部ファッション専門学校」が2021年卒業コレクションを発表した。
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バイヤー向けにトピックスを拾います。
「中部ファッション専門学校」が2021年卒業コレクションを発表した。
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デンマーク発インテリア「フリッツ・ハンセン(FRITZ HANSEN)」は4月1日、東京・外苑前に「フリッツ・ハンセン東京(FRITS HANSEN TOKYO)」をオープンする。「フリッツ・ハンセン東京」は、以前の青山直営店及び、日本支社、ショールーム機能を統合したものだ。隈研吾がデザインしたビルの地上2階234平方メートルで、家具やインテリアアクセサリーなどを販売するほか、コントラクトなどの要望にも対応する。オープンテラスもある2階には、オーダーメードのオリジナルキッチンを設置し、多目的イベントスペースとしても利用が可能だ。
自然光が降り注ぐ開放的な空間には、同ブランドの家具がゆったりと置かれており、多くの名作家具を手がけたデンマークの巨匠アルネ・ヤコブセン(Arne Jacobsen)による水栓やドアノブを施すなどディテールにもこだわっている。相澤真諭子フリッツ・ハンセン日本支社長は、「気軽に入ってもらえる開放的で温かい空間にしたかった。異業種とのコラボレーションなども行いたい」とコメント。オープンを記念し、店内のバーチャルツアーや動画配信を予定しており、初回のトークイベントは隈研吾の登場を予定している。
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「マルニ(MARNI)」は4月1~22日、ポップアップストア「マルニフェスト(MARNIFESTO)」を渋谷パルコ1階にオープンする。これまで「マルニ・マーケット(MARNI MARKET)」などでポップアップストアを出店してきた同ブランドが「マルニフェスト」を開くのは今回が初。「マルニフェスト」ではクリエイティブ・ディレクターのフランチェスコ・リッソ(Francesco Risso)によるメンズとウィメンズの2021年春夏コレクションをはじめ、日本限定商品を販売する。
「マルニ」21年春夏は「自由と自己表現の手段としての服」をコンセプトに、ハンドペイントや裁ち切りの裾などでアナーキーな世界観を反映したアイテムが特徴的で、ハンドペイントを施したアイコンバッグの“トランク(Trunk)”(30万9000~35万1000円)などがそろう。限定品では“MARNI LOVER”や”THOUGHTFULNESS MARNI”などのスローガンを入れたTシャツ(3万8000円)や、トートバッグ(3万5000円)、ラフィアのかごバッグ(9万5000円)、2つ折り財布(4万9000円)を扱う。
内装は「ダイバーシティー」をキーワードにしたカラフルな空間。バッグのペイントなどと共通するスローガンを用いた幾何学柄の壁紙が彩る。中央には“MARNIFESTO”のハンドペイントを施した白い旗が飾られる予定だ。
■マルニフェスト
会期:4月1~22日
場所:渋谷パルコ1階 ポップアップスペース The window
住所:渋谷区宇田川町15-1
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仏ロレアル(L'OREAL)は、コーポレート・ベンチャーキャピタル・ファンドである「BOLD (Business Opportunities for L'Oreal Development)」を通じて、スイスの環境テックスタートアップ企業「ギョザ(GJOSA)」に少数株主として出資した。
スイス・ビールに拠点を置くギョザは独自の節水ソリューションを開発しており、ロレアルと2015年から協業している。18年には1.5リットルの水でシャンプーをすすぐことができるシャワーヘッドを共同開発した(通常は8リットルの水を要する)。また今年1月に開催されたコンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)では、サロンや家庭で使えるサステナブルなヘアケアシステム「ロレアル ウオーター セーバー(L'Oreal Water Saver)」を発表した。
バーバラ・ラヴェルノス(Barbara Lavernos)=ロレアル チーフリサーチ・イノベーション&テクノロジーオフィサーは「ロレアルは最高のサステナブルビューティサイエンスを提供し、"ビューティテック "のチャンピオンになることを目指す。ギョザのユニークな水技術のイノベーションと、ロレアルの美容に関するノウハウを組み合わせることで、水資源を守りながら、消費者のために新たな美容体験を生み出していきたい」とコメント。
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アルビオンは、4月1日からオンラインカウンセリングを開始する。専任のビューティアドバイザーが肌のお手入れなど相談にのり、商品の販売は行わない。カウンセリングは無料でZoomアプリを利用する。
同社は創業以来、百貨店や専門店を中心に対面での接客にこだわってきた。そしてコロナ禍で肌へのタッチアップが難しい中でも、お客に寄り添えるサービスを提供してつながりを築いていきたいという考えからオンラインカウンセリングをスタートする。カウンセリングの対象ブランドは「アルビオン(ALBION)」「エレガンス(ELEGANCE)」「エレガンス クルーズ(ELEGANCE)」「イグニス(IGNIS)」「イグニス イオ(IGNIS IO)」「インフィオレ(IN FIORE)」の6ブランド。カウンセリングはHPの申し込みフォームから予約する。
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ミレニアルズやZ世代と呼ばれる若者たちは今何を考え、ファッションやビューティと向き合い、どんな未来を描いているのだろうか。U30の若者たちにフォーカスした連載「ユース イン フォーカス(Youth in focus)」では、業界に新たな価値観を持ち込み、変化を起こそうと挑戦する若者たちを紹介する。連載の3回目は、アートとしての新たな写真表現に挑戦する“現代写真家”三澤亮介にフォーカスする。
三澤は1992年生まれ。立教大学の映像身体学科を卒業後、広告代理店に入社した。当時の上司に企画会議で「なんで同世代の面白い子をもっと知らないの?」と怒られたことをきっかけにカルチャー誌を読み漁り、同世代とつながるために写真を撮り始めたことが大きな転機となった。
すぐに写真の面白さに目覚め、フォトグラファーへ転身。しかし三澤は、「好きなことをして生きているはずなのに、なぜか不自由」と違和感を抱き、頭の中にあるイメージや感情の純度を落とさずにアウトプットする新たな表現方法を探り始めた。昨年はアーティストとして「フィラ(FILA)」とコラボし、“東京の光”をテーマに写真をプリントしたアパレルアイテムを発売した。従来の写実的な写真に逆行した“新ピクトリアリズム”という独自のアプローチで、写真史文脈の更新に挑戦する。
次回の展示詳細は下記の通り。
会期:5月31日~6月30日
場所:京都 藤井大丸エントランスアート 1階正面玄関、6階展示スペース
住所: 京都市下京区寺町通四条下ル貞安前之町605番地
入場料:無料
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ライフスタイルを提案する「ザ・コンランショップ(THE CONRAN SHOP)」が3月31日、伊勢丹新宿本店5階リビングフロア(以下、伊勢丹5階)にオープンした。同ショップは故テレンス・コンラン(Terence Conran)卿が1973年に英ロンドンに1号店を出店。世界中からセレクトしたモダンで彩豊かな家具や照明、インテリア小物などを販売している。
伊勢丹5階の店舗は、新宿本店、丸の内店、岩田屋店に続く4店舗目。広々とした店内では、アイコニックな家具や照明を集めた“ファニチャー・ライティング”、テーブルウエアやキッチングッズをそろえる“キッチン・ダイニング”、クッションカバーやベースなどのインテリア小物の“ホームデコレーション”、シーズンごとにコーディネート提案をする“シーズナルプロモーション”の4つのゾーンで構成し、約100ブランド、2000点の商品を販売する。」「カール・ハンセン(CARL HANSEN)」「ヴィトラ(VITRA)」「ノル(KNOLL)」「フロス(FLOS)」「ルイスポールセン(LOUIS POULSEN)」など家具好きであれば、誰もが見たことがあるアイコニックな商品から、遊び心あふれるインテリア小物、オリジナルグッズなどを豊富にそろえる。
また、三越伊勢丹オンラインストアでは2500点以上の商品をラインアップするとともに、チャットやビデオ接客を行う三越伊勢丹リモートショッピングでも販売し、シームレスな購入体験を提供する。
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資生堂の子会社のザ・ギンザが展開するプレステージブランド「ザ・ギンザ(THE GINZA)」は6月1日、スキンケアアイテムをリニューアルする。新商品は資生堂ビューティスクエア、資生堂 ザ ストア、「ザ・ギンザ」帝国ホテル店、「ザ・ギンザ」オンラインショップ、国内空港免税店などで扱う。
2002年に誕生した「ザ・ギンザ」は、「肌は身にまとう、最高のオートクチュール」という哲学のもと、一人一人の肌に合わせて寄り添うような“テーラーメイド・スキンケア”を目指してもの作りを行なっている。ニューアルするのはスキンケア8品とコットン2品で、スキンケアはこれまでの保湿成分の機能が向上。さまざまな肌タイプや状態、環境に適応する独自成分「パーセプティブコンプレックスEX™️」を新たに含み乾燥などあらゆる外部環境から肌を守り、“究極のヘルシースキン”をかなえる。
スキンケアアイテムには、新香調として複合香料「リンデンアロマ」を配合。銀座の街に実際に生えているリンデンの香りを分析して再現した。また、フレッシュなスイートオレンジやローズも重なり、気品あるグリーンフローラルの香りとなっている。
「ザ・ギンザ」はリニューアル発売に合わせ、新メンバーシッププログラムを導入するほか、ブロックチェーン(分散型台帳技術)システムも導入。お客のオフラインとオンラインの購入情報を統合することで、よりニーズに合ったパーソナルなサービスの提供を目指す。
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「オメガ(OMEGA)」や「ブレゲ(BREGUET)」などを擁する世界最大の時計企業スウォッチ グループ(SWATCH GROUP)の2020年12月通期決算は、売上高が前期比32.1%減の55億9500万スイスフラン(約6546億円)、営業利益が同94.9%減の5200万スイスフラン(約60億円)、純損益が前年の7億4800万スイスフラン(約875億円)の黒字から5300万スイスフラン(約62億円)の赤字となった。
同社はPVHコープ(PVH CORP)が擁する「カルバン・クライン(CALVIN KLEIN)」とのライセンス契約を20年以上にわたって継続していたが、スマートウオッチにシェアを食われ、中間価格帯市場で苦戦していることなどから、21年中にこれを終了する。この非継続事業分を含めると、営業利益は9900万スイスフラン(約115億円)となる。
地域別の売上高は、本拠地であるスイスが同54.8%減の3億4000万スイスフラン(約397億円)、スイス以外のヨーロッパが同36.1%減の9億9800万スイスフラン(約1167億円)、南北アメリカが同30.6%減の4億9000万スイスフラン(約573億円)、中国本土など中華圏が同16.0%減の24億8700万スイスフラン(約2909億円)、中華圏以外のアジア地域が同43.6%減の11億8700万スイスフラン(約1388億円)と、全ての地域で減収だった。
半期ベースで見ると、1~6月期は観光客の不在が大きく響き、売上高は前年同期比43.4%減だった。しかし6月以降は一足早くコロナ禍から回復した中国本土が2ケタ成長となったことに加えて、米国市場が年末のホリデー商戦で前年並みの売り上げと好調だったことから、7~12月期は同14.3%減だった。なお、中華圏は同社にとって最大の市場であり、20年の売上高の44.5%を占めている。
ピーター・スタイガー(Peter Steiger)=コーポレートコントロール部門ヘッドは、「米国市場が力強く回復していることもあり、20年11~12月には前年同期の売り上げを超えるなど、コロナ以前の水準に戻った。21年1~2月も2ケタ成長を続けており、1~3月期(第1四半期)には19年の実績を15%程度上回ると予想している」と語った。
ニック・ハイエック(Nick Hayek)最高経営責任者は、「危機的な状況が落ち着いてくると、消費意欲が高まるものだ。アジア地域や米国でその傾向が顕著に出ている」と述べた。アジア地域では特に中国本土、台湾、マカオ、韓国、タイが好調だという。一方、ヨーロッパ市場は観光客の不在やホリデーシーズンにおける再度のロックダウンなどが響き、業績の回復にはまだ時間がかかりそうだ。
スウォッチ グループは世界でおよそ1800の店舗を運営しているが、コロナ禍の影響による売り上げ減のため、20年には約380店を閉じ、全体で約10%の人員削減を行った。特に不調だった香港では92店から38店に減らしているものの、世界の主要都市を中心に55店を新規オープンしている。ECは非常に好調で、売り上げは前年と比べて70%の伸びとなっている。
スイス時計協会(Federation of the Swiss Watch Industry)の調査によれば、21年2月におけるスイスから米国への時計総輸出額は前年同期比8.8%増の2億2390万スイスフラン(約261億円)となっており、11カ月ぶりにプラスに転じた。中国は同161.0%増、日本は同1.0%減となっている。
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「バーバリー(BURBERRY)」は、東京・六本木ヒルズにウィメンズとメンズ、チルドレンズをそろえる日本初のコンバイン型ストアをオープンした。開業を祝して窪塚洋介と息子の窪塚愛流、冨永愛、西内まりや、新井貴子、CHIHARU、高橋らら、ノゾム(Nozomu)、畠山千明親子が来店した。
店内はバーバリーベージュとウッドを組み合わせたスペースと、淡いブルーで統一したスペースの異なる世界観を合わせた内装が特徴だ。オープン記念の限定アイテムとして、ウィメンズのバケットバッグやメンズのアウター、チルドレンズのキャップとスリッポンスニーカーを用意する。4月11日までの期間限定で、ヘリテージトレンチコートの購入者を対象に、ボタンを好みのデザインのものに付け替えられるパーソナライズサービスも行っている。
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LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)は3月30日、2021年度「LVMHヤング ファッション デザイナー プライズ(LVMH YOUNG FASHION DESIGNER PRIZE以下、LVMHプライズ)」のセミファイナリストを発表した。
24歳の若さで「ロシャス(ROCHAS)」のクリエイティブ・ディレクターに抜擢されたシャルル・ドゥ・ヴィルモラン(Charles de Vilmorin)による「シャルル ドゥ ヴィルモラン」をはじめ、ダンサーとしての才能も持つサウル・ナッシュ(Saul Nash)が手掛ける流動性の高いデザインが特徴の「サウル ナッシュ」、上海を拠点とするシュティン・キュウ(Shuting Qiu)によるウィメンズブランド「シュティン キュウ」など、20ブランドが選ばれた。日本からは森川拓野による「ターク(TAAKK)」、緑川卓の「ミドリカワ(MIDORIKAWA)」のメンズ2ブランドが入選している。
8回目の開催となる今回のLVMHプライズでは、アンバサダーにプロテニスの大坂なおみ選手を迎える。エキスパート委員には新たに、モデルのベラ・ハディッド(Bella Hadid)、サミラ・ナサー(Samira Nasr)「ハーパーズ バザー(Harper's BAZAAR)」エディター、俳優のレア・セドゥ(Lea Seydoux)、アレクサンドラ・ヴォロニェツカ(Aleksandra Woroniecka)仏「ヴォーグ(Vogue)」ファッション・ディレクター、マーガレット・チャン(Margaret Zhang)中国「ヴォーグ」新編集長が加わる。
通常、最終選考に駒を進める8人のセミファイナリストの選出は3月のパリ・ファッション・ウイークで発表するコレクションをもとに行われてきた。今年は変化するコレクションの発表方法や感染症対策を考慮して、4月6〜11日の間、公式ウェブサイトにオンライン展示会を設立。60人のファッション業界人の審査に加えて、ウェブサイトを通して一般からの投票も募集する。
LVMHプライズを取りまとめるデルフィーヌ・アルノー(Delphine Arnault)=ルイ・ヴィトン エグゼクティブ・バイス・プレジデントは、「一般投票を通して、より多くの人がデザイナーの世界観や個性を発見するだろう。若手デザイナーは前向きで、明るい未来へのビジョンを共有している。またリサイクルした繊維の使用や新しい技法を開発に取り組むなど、環境問題への意識も高い。ジェンダーニュートラルなコレクションも多様で、新世代による多様性(ダイバーシティー)やアイデンティティー、平等に関する問題へのアプローチにはワクワクするものがある。世界中の若き才能を包括することで、多様な声を取り上げ、業界の変革につなげたい」と語った。
最終選考は6月に行われるが選考方法は4月末、ファイナリストの発表と同時に公開する。勝者は賞金として30万ユーロ(約3870万円)を受け取るほか、LVMHグループのエキスパートによる1年にわたるメンターシップ(指導)を受けられる機会を獲得する。創設当初から審査員として参加していた故カール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)氏の功績を称えて「カール・ラガーフェルド賞」と改称された特別賞の勝者は賞金15万ユーロ(約1935万円)と、グランプリ同様に1年間の指導を受ける機会を手にする。加えて、20年と21年の卒業生の両方を対象に、ファッション学校の卒業生3人を選出する。受賞者はLVMH傘下メゾンの1つで1年間学ぶことができる。
「LVMHプライズ」は13年11月、若手ファッションデザイナーの育成・支援を掲げ、アルノー=ルイ・ヴィトン エグゼクティブ・バイス・プレジデントが中心となりスタートした。応募資格は、40歳未満で少なくとも2つのコレクションを製作していること。20年度の「LVMHプライズ」は中止となり、ファイナリストに選ばれていた小泉智貴「トモ コイズミ(TOMO KOIZUMI)」デザイナーやピーター・ドゥ「ピーター ドゥ(PETER DO)」デザイナーら8組には、グランプリ賞金を平等に分配してそれぞれ4万ユーロ(約516万円)が与えられた。
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「ヴァレンティノ(VALENTINO)」は、モデルのKokiを起用したキャンペーンビジュアルが「日本の文化を冒涜している」とSNSなどで集中砲火を浴びた件について、謝罪文を発表した。
問題になったのは2021年春夏コレクション“ヴァレンティノ コレツィオーネ ミラノ(VALENTINO COLLEZIONE MILANO)”のキャンペーンビジュアルで、Kokiが帯とみられる生地の上を靴のまま歩いたり、日本家屋の中に土足で入るビジュアルが含まれていた。SNS上では、「帯をヒールで踏みつける行為は日本文化を侮辱している」と多くの批判を浴びた。
これを受けて「ヴァレンティノ」は当該動画や写真を削除。ツイッターの公式アカウントで「日本で撮影を行ったものの中に日本の伝統的な家屋に土足で入らせる行為や帯を想起させる生地の上を靴のまま座ったり歩いたりする場面が含まれていた。(問題となった)生地が意図せず帯と酷似してしまったことで生じたあらゆることについてメゾン・ヴァレンティノは心から謝罪する」とコメントした。
また、「『ヴァレンティノ』は、それぞれの個性、芸術作品、デザイン、クラフツマンシップを尊重する文化をグローバルな規模で育成することに強くコミットする」「『ヴァレンティノ』は今後も包括的な文化をグローバルに醸成し本件をブランドおよびブランドが属するコミュニティーにとって大きな学びの機会に変えていきたい」と続けている。
YU HIRAKAWA:幼少期を米国で過ごし、大学卒業後に日本の大手法律事務所に7年半勤務。2017年から「WWDジャパン」の編集記者としてパリ・ファッション・ウイークや国内外のCEO・デザイナーへの取材を担当。同紙におけるファッションローの分野を開拓し、法分野の執筆も行う。19年6月からはフリーランスとしてファッション関連記事の執筆と法律事務所のPRマネージャーを兼務する。「WWDジャパン」で連載「ファッションロー相談所」を担当中The post 着物の帯を想起させる生地の上を歩かせる演出が炎上 「ヴァレンティノ」が謝罪 appeared first on WWDJAPAN.com.
カシオ計算機はこのほど、メディアおよび卸先向けにオンライン展示会を開催した。2020年9月に公開した特設サイトをアップデートし、英語によるグローバル版もローンチした。プレス担当者は、「ピンチはチャンス。展示会をリアル開催した場合、コロナにかかわらず会場のキャパシティーから人数を制限せざるを得ないが、オンラインではより多くの方にご覧いただける」と話し、メインモデルについては「利用者のリクエストに応える形」として3DCGで細部まで確認できるようにしたという。
公開取材の生配信で、
新作の魅力をより身近に
オンライン展示会では、時計ジャーナリストの篠田哲生や渋谷ヤスヒト、ガジェットライターの熊山准を招いて、カシオ計算機の開発担当者などへの公開取材を生配信した。プレス担当者は、「プロならではの視点で質問していただくことで、視聴者にも新作の魅力をいっそう理解してもらえたのではないか」と話す。さらにレーシングドライバーの谷口信輝をゲストにトークセッションも行った。
構造の進化がデザインを
進化させた好例
1 / 3
オンライン展示会で発表した商品の目玉は、“MT-G”シリーズの新作“MTG-B2000PH-2AJR”だ。欧米で“現れると良いことが起きる”といわれるブルーフェニックス(鳳凰)をモチーフに、ベゼルやケースにレインボーIP(イオンプレーティング)を施したモデルで5月21日に発売する。「『G-SHOCK』はこれまでCMF(カラー、素材、仕上げ)を組み合わせて、新たな表現を追求してきた。近年ご好評いただいているメタル製モデルにおいても、IPやレーザーといった加工や新素材の採用により、『G-SHOCK』にしかできないものを目指している」。
“MTG-B2000PH-2AJR”はケースとベゼルが別体のため、ケースは縦向き、ベゼルは横向きに赤から黄色へのグラデーションを重ね、独特のカラーリングを表現している。機能面でも標準電波の受信機能に加えて、専用アプリとの連携によってスマートフォンが近くにあると自動で時刻を修正する。またタイムゾーンをまたぐ移動の際も、ボタン操作なしで現地時刻に変わる。
「G-SHOCK」専用チタン合金を
マルチカラーで表現
1 / 3
もう一つの推しは、「G-SHOCK」の初代モデル“DW-5000C”のデザインコードを引き継ぐスクエアフォームの“GMW-B5000TR-9JR”(4月23日発売)だ。国内最大手の鉄鋼メーカー日本製鉄と、約6年の歳月をかけて「G-SHOCK」のために共同開発したチタン合金“トランテクシー”を用いる。軽くて肌に優しいチタンの特徴はそのままに、約2倍の硬度を持つ。「硬度が上がったことでステンレスのような鏡面仕上げが可能となり、『G-SHOCK』としては初のチタンのオールミラー加工を実現した」。またブレスレットにはレッド、ブルー、ライトグレー、ダークグレー、ゴールドの複数のIPを施してマルチカラーにしている。
最後にオンライン展示会の総括を聞くと、「特殊な状況下でメディアや卸先とどう接点を保ち続け、それを強化できるか考えながら走った。当然、そこには“カシオらしさ”も求められる。結果を踏まえてブラッシュアップを続けたい。オンライン展示会に加えて、感染症対策を万全にした上で、メディアに対して実機によるタッチ&フィールの場を設けたり、卸先向けには地域ごとの対面式の商談も実施する予定だ」と述べた。
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カシオ計算機はこのほど、メディアおよび卸先向けにオンライン展示会を開催した。2020年9月に公開した特設サイトをアップデートし、英語によるグローバル版もローンチした。プレス担当者は、「ピンチはチャンス。展示会をリアル開催した場合、コロナにかかわらず会場のキャパシティーから人数を制限せざるを得ないが、オンラインではより多くの方にご覧いただける」と話し、メインモデルについては「利用者のリクエストに応える形」として3DCGで細部まで確認できるようにしたという。
公開取材の生配信で、
新作の魅力をより身近に
オンライン展示会では、時計ジャーナリストの篠田哲生や渋谷ヤスヒト、ガジェットライターの熊山准を招いて、カシオ計算機の開発担当者などへの公開取材を生配信した。プレス担当者は、「プロならではの視点で質問していただくことで、視聴者にも新作の魅力をいっそう理解してもらえたのではないか」と話す。さらにレーシングドライバーの谷口信輝をゲストにトークセッションも行った。
構造の進化がデザインを
進化させた好例
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オンライン展示会で発表した商品の目玉は、“MT-G”シリーズの新作“MTG-B2000PH-2AJR”だ。欧米で“現れると良いことが起きる”といわれるブルーフェニックス(鳳凰)をモチーフに、ベゼルやケースにレインボーIP(イオンプレーティング)を施したモデルで5月21日に発売する。「『G-SHOCK』はこれまでCMF(カラー、素材、仕上げ)を組み合わせて、新たな表現を追求してきた。近年ご好評いただいているメタル製モデルにおいても、IPやレーザーといった加工や新素材の採用により、『G-SHOCK』にしかできないものを目指している」。
“MTG-B2000PH-2AJR”はケースとベゼルが別体のため、ケースは縦向き、ベゼルは横向きに赤から黄色へのグラデーションを重ね、独特のカラーリングを表現している。機能面でも標準電波の受信機能に加えて、専用アプリとの連携によってスマートフォンが近くにあると自動で時刻を修正する。またタイムゾーンをまたぐ移動の際も、ボタン操作なしで現地時刻に変わる。
「G-SHOCK」専用チタン合金を
マルチカラーで表現
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もう一つの推しは、「G-SHOCK」の初代モデル“DW-5000C”のデザインコードを引き継ぐスクエアフォームの“GMW-B5000TR-9JR”(4月23日発売)だ。国内最大手の鉄鋼メーカー日本製鉄と、約6年の歳月をかけて「G-SHOCK」のために共同開発したチタン合金“トランテクシー”を用いる。軽くて肌に優しいチタンの特徴はそのままに、約2倍の硬度を持つ。「硬度が上がったことでステンレスのような鏡面仕上げが可能となり、『G-SHOCK』としては初のチタンのオールミラー加工を実現した」。またブレスレットにはレッド、ブルー、ライトグレー、ダークグレー、ゴールドの複数のIPを施してマルチカラーにしている。
最後にオンライン展示会の総括を聞くと、「特殊な状況下でメディアや卸先とどう接点を保ち続け、それを強化できるか考えながら走った。当然、そこには“カシオらしさ”も求められる。結果を踏まえてブラッシュアップを続けたい。オンライン展示会に加えて、感染症対策を万全にした上で、メディアに対して実機によるタッチ&フィールの場を設けたり、卸先向けには地域ごとの対面式の商談も実施する予定だ」と述べた。
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子ども服専門店の西松屋チェーンの2021年2月期業績は、売上高が前期比11.5%増の1594億円、営業利益が同6.3倍の120億円、純利益が同7.6倍の82億円だった。売上高、利益ともに過去最高を更新した。子育て世代に欠かせない衣料品、衛生用品、玩具などを低価格で提供する同社の強みがコロナ禍で支持された。
既存店売上高は前期比11.8%増。外出自粛を強いられる中、都心ではなく消費者の自宅近くに立地し、子育てに必要な商品を一通りそろえる同社の利便性が見直された。特に新規客が増加した。子ども服のプライベートブランド「エルフィンドール」、おしりふきなどの衛生用品がよく売れた。大幅増収に加えて、冬物衣料の販売が好調で年明けの処分セールの比率が減ったこともあり、粗利益率は1.9ポイントも改善した。
31日にオンラインで会見した大村浩一社長は「コロナ下の1年間で生活必需品には強い需要があることが改めて分かった」と振り返り、今期以降も攻勢をかけていくと述べた。
22年2月期の業績予想は、売上高が前期比6.6%増の1700億円、営業利益が同13.3%増の137億円、純利益が同10.5%増の91億円で、2期連続の最高業績を目指す。前提となる既存店売上高は同4.4%増。期末店舗数は純増40の1049店の見通し。今期内に自社EC(ネット通販)サイトを立ち上げる。
同社は25年2月期を最終年度とした中期経営計画も発表した。売上高2000億円、経常利益140億円、店舗数1200店を目指す。多店舗化および既存店の大型化、ECの成長、海外でのPBの卸売事業の拡大などを盛り込む。国内では少子化が進むが、大村社長は「子ども服と関連雑貨を合わせた市場規模は約2兆円と言われている。当社のシェアは8%ほどに過ぎず、少子化でもシェアは伸ばせる」と話した。
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「ネ・ネット(NE-NET)」元デザイナーの髙島一精は、関西では初となる個展「THIS IS NOT A CAT.:夜の動物園」を京都・七条のKCIギャラリーで4月22〜7月30日に開催する。“夜の動物園”をテーマに、架空の動物たちのイラスト作品をはじめ、それらをモチーフにしたマスクや新作の洋服を展示。
髙島は夜をテーマにした展示について、「暗い空間の中に黒い動物が沢山住んでいて、彼らが檻から抜け出すイメージで制作した。想像から生まれる創造性は、時に今までの常識や枠組みを飛び越えて、新しい発見ができる自由さがある。それが楽しい」とコメントした。
髙島は、架空の動物たちのイラストを中心とした個展「THIS IS NOT A CAT.」を「ネ・ネット」デザイナー時代の2019年にスタート。同ブランドを代表する黒猫のキャラクター“にゃー”を思わせる“もじゃ”のほか、熊の“マロン”などの新たなキャラクターを次々に発表している。顧客とインスタグラムを通して対話しながら、洋服や小物の受注生産を行っている。昨年7月に「ネ・ネット」デザイナー退任後も個展は継続し、既存のファッションの枠組みとは異なるつながりを探求し、活動の幅を広げている。
■「THIS IS NOT A CAT.:夜の動物園」
開催日:4月22〜7月30日
営業時間:9:30〜17:00
住所:京都市下京区七条御所ノ内南町103 ワコール京都ビル5階
定休日:土・日・祝(7月19日、22日、23日は開館)
入場料:無料(完全予約制)
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「アキラ ナカ(AKIRA NAKA)」が2021-22年秋冬コレクションを公開した。
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世界に目を向けると日本とは異なる美容トレンドが生まれている。そこで、連載「海外ビューティ通信」では、パリやニューヨーク、ソウル、ベルリンの4都市に住む美容通に最新ビューティ事情をリポートしてもらう。
フランスでは、クリーンビューティがほぼ当たり前になっている。ブランドはオーガニックやグリーンであることを全面に出さずとも、消費者がスマホアプリ「ユッカ(YUKA)」で製品の安全性の評価をチェックしてから購入することが習慣化している。そんな中、新しく若者層に絶大な支持を得ている手頃な価格の2つのクリーンビューティブランドを紹介する。
パリのトレンド情報や流行のスポットを配信するニュースレター「マイ リトル パリ(My Little Paris)」の創始者として大成功を収めたファニー・ペショワダ(Fany Pechoidat)が2019年に立ち上げた「シーズンリー(SEASONLY)」は、季節ごとの悩みに応じ、フレッシュかつパーソナライズを売りにしたスキンケアを展開する。プロのモデルではなく、そばかすやシワ、たるみ、肌荒れなど実際に悩みを持つ一般の女性たちをモデルに起用し、インスタグラムで積極的に発信し、イメージをアップしている。パリ2区にスタジオ兼ショップをオープンし瞬く間に話題となり、昨年にはギャラリーラファイエット本館3Fのコーナーを含むパリに5店舗、ボルドーに1店舗をオープンするなど、急成長している。
おすすめは、肌診断を経て自分にぴったりのスキンケアが届く“ルーティーンセット”(単発購入89ユーロ、約9700円。3カ月のサブスクリプションで計59ユーロ、約7600円)だ。ネットで年齢、ストレスや汚染レベル、肌タイプ、悩み、好みのテクスチャーなどについて答えると、セラム、クリームとカッサの3点が届く。そのほか単品でも化粧水(28ユーロ、約3600円)、クリーム(38ユーロ、約4900円)、セラム(25ユーロ、約3200円)と手頃な価格で製品をそろえる。
ショップには可愛いドーム型の施術ルームが設置され、10分間のカッサ、目元、頭皮マッサージなどのミニコース(15ユーロ、約1900円)から、フェイスジム(1時間110ユーロ、約1万4100円)、LEDライトでコラーゲンの生成を刺激し、ヒアルロン酸の劣化を抑える酵素へ働きかけるエイジングケアコース(60分95ユーロ、約1万2200円)、そしてビタミン、抗酸化物質、セラミド、ヒアルロン酸、植物由来ポリアミドなどを肌に直接入れる韓国式リフティング(30分115ユーロ、約1万4800円。60分180ユーロ、約2万3200円)など、常に新しい美容トレンドを盛り込んだ楽しいコースばかりだ。
スタジオでは定期的にヨガ教室や消費者と積極的にアイデアを交換するワークショップ、科学者やアーティストを招いたトークセッションを開いている。またニュースレターでは世界中の最新美容・ウェルネス情報を始め、マスク時のメイク方法やおすすめのレシピ、本などさまざまな情報を盛り込んでいて面白い。
もう一つ注目のクリーンビューティブランド「ホラス(HORACE)」は16年にECからスタートし、昨年マレ地区とギャラフィーラファイエットのメンズ館、リヨンに店舗をオープンした話題のメンズスキンケアブランドだ。全てフランス製にこだわり、95%以上自然派由来であるにも関わらず、中間業者を介さないため15ユーロ(約1900円)前後でフェイス、ボディー、ヘアケアプロダクトが買えてしまうのが魅力だ。創始者の一人マルク・ブリアン・テルレ(Marc Briant-Terlet)は「スーパーでは、タウリン配合のシャワージェルや効能が明確でないケミカルな歯磨き粉を勧められる。そんな(クリーンでない)製品に過去数年で何百ユーロも費やしていたことにうんざりしたんだ」と振り返る。そんな中、「男性は刺激的な商品名だけが一人歩きした90年代のマーケティングトレンドにずっと縛らわれていて、商品について質問することに消極的になっていた。われわれはさまざまな製品を実際に試しコストパフォーマンスと優れた効果を確実に期待できる商品だけを提供したい」と考えたことから、ブランドをスタートしたという。「顧客の悩みや相談にはSNSを通じて積極的に答えるようにし、ウェブマガジンでさまざまなメンズコスメ情報を共有して消費者の意識を高めることに努めている」。
ベストセラーの洗顔フォーム(12ユーロ、約1500円)は日本の備長炭とアロエベラを配合し、モイスチャークリーム(16ユーロ、約2000円)はウチワサボテンとパパイアAHA配合で肌の乾燥を防ぎ、時間とともに肌の水分バランスを取り戻す。新製品のブルーイモーテルとカオリンクレイ入りのフェイスマスク(12ユーロ)は初めてマスクをする男性でも楽しめる鮮やかなブルーのマスクで、毛穴を引き締める効果が期待できる。またリサイクルにも積極的で、店頭では空き容器を5つ持参すると10%の割引きを提供する。
この2つのブランドに共通するのはDtoCからスタートし、顧客の意見を積極的に取り込み手頃な価格のプロダクトを提供している点だ。またウェブマガジンやニュースレーターを通して、ブランド情報だけに留まらず、最新の美容トレンドやおすすめのスキンケア、インタビュー記事なども提供する。成長し続ける新しい流れのクリーンビューティ事情に、今後も注目したい。
須山佳子(すやま・けいこ)/コンサルタント:2001年に渡仏しMBAを取得。ファッション業界で働き、09年に日本の美容ブランドを欧州市場へ売り込むコンサルティング会社を設立。取引先は欧州の高級百貨店、美容ストア等。パリ市内でポップアップストア「Bijo;」主宰。インスタグラムアカウントは@bijo.paris
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スタイリングライフ・ホールディングス BCLカンパニー(以下、BCL)による、毛穴悩みにアプローチするブランド「ツルリ(TSURURI)」から、メンズ向けの兄弟ブランド「メンズツルリ(MEN’S TSURURI)」が3月8日にデビューした。商品企画から販促、店頭展開にわたるまで携わったのは、社内横断型のプロジェクトチーム“メンズラボ”。自分たちの「欲しい」を形にすることをコンセプトに、第1弾アイテムとして洗顔料の「スクラブフェイスウォッシュ(1320円)と部分用洗顔料『スクラブジェル』(990円)を発売。ラボメンバー6人に、新ブランドに込めた想いやこだわりを聞いた。
WWD:メンズラボ発足の経緯は?
中川涼介・国内事業部バラエティ営業部(以下、中川):BCLにはメンズブランドがありません。そして、私自身も店頭で買いたいと思えるメンズ商品が見当たらず、「メンズが考える、メンズのための化粧品」を作りたいと思っていました。メンズコスメブランドの立ち上げは私の目標でもあり、同じ思いを持ったメンバーと意見を出し合いながら良いものを作りたいと考え、ラボを立ち上げました。私たちのメンズラボは、実は3代目なんです。過去に何度かメンズブランドを作ろうとラボが立ち上がりましたが、ブランド化には至らなかった経緯があります。
近藤允・海外事業部係長(以下、近藤):当社としても、これからメンズ向けアイテムを強化したいという思いがありました。新ブランドを作るなら、メンズ市場が盛り上がっている今がベストでした。
中川:メンズラボは2019年8月に立ち上がりましたが、「メンズツルリ」の開発は20年8月にスタートしました。BCLでもこんなにスピード感のある商品開発はほとんどありません。月1で集まっていますが、みんな普段の業務とメンズラボの割合は7:3くらい。普段の業務の経験を生かしてラボでも営業なら営業を、宣伝なら宣伝の役割を担っています。
WWD:新ブランドはなぜ既存ブランドから派生したものに?
南直宏・宣伝本部宣伝部メディア室PR担当(以下、南): 2000年にデビューしたブランド「ツルリ」は毛穴に特化しており、男性にも扱いやすいブランド。出荷数はシリーズ累計で1800万個を突破して、知名度もありました。しかしパッケージは女性の使用シーンをイメージしたものだったため、パッケージを変更して「メンズツルリ」としてスタートしました。
谷口祐一朗・国内事業部東日本営業部(以下、谷口):既存の「ツルリ」は以前、メンズ向けの“鼻用吸着パック”を発売したこともありました。しかし売り上げは苦戦。「メンズツルリ」は、そのリベンジでもありますね。
赤城俊介・国内事業部専門店営業部(以下、赤城):そして男性の肌悩みはなんといっても毛穴がダントツ。美容感度の高い人もそうでない人も、洗顔は誰でも使っているアイテムなのでまずは洗顔フォームからスタートしました。
WWD:パッケージには特にこだわった?
南:女性が思う“メンズっぽさ”と、男性が欲しいものは違います。社内でもいくつかデザイン案を出しましたが、女性社員が思う“メンズっぽさ”のイメージは、色は白がベース、字体はポップで柔らかめなど韓国のビューティテイストが入ったものでした。しかしラボのメンバーが欲しいカラーは、ダントツでイエローでした。
谷口:ドラッグストアなどで他社製品を見ると、メンズ商材の多くは黒や白のモノトーンや、青など。だからこそラボで作るアイテムは目立つデザインがいいと思いました。イエローは売り場にも少なく、部屋に置いていても、友達や彼女が見たときにおしゃれだと感じてくれる色。結果、「メンズツルリ」はイエロー×グレーの組み合わせになりました。
赤城:いわゆる“男らしい”ものをラボのメンバーでは欲しいと思いませんでした。中身に関しても、スースーしたメントールの清涼感のあるすっきりではなく、“脂の取れたスッキリ感”が欲しいんですよね。「メンズツルリ」の洗顔は、通常より大きめのスクラブを配合しているので、洗顔中もしっかりスクラブを感じながら毛穴の角栓を除去しているスッキリさを実感できるはずです。その点はこれまでの洗顔とは大きく違いますね。
長崎絢・国内事業部マーケティング部ブランド戦略室(以下、長崎):毛穴に特化した「メンズツルリ」ではありますが、実はパッケージやポップには“毛穴”という言葉を書いていません。余計なものを無くしてシンプルさを追求した結果、「商品内容が気になる人は裏面を見るよね」と考え、訴求の文言もあえて日本語を排除してシンプルなかっこよさだけを残しました。その分、店頭で目立たせるためのイエローカラーでもあったりします。
WWD:「メンズツルリ」をどんな人に使ってほしいか。また今後の展開は?
南:「メンズツルリ」は洗顔が1320円という中価格帯の商品です。メインターゲットは20〜30代ですが、大学生や社会人になって「少しいいものが欲しい」と思ったときのアイテムとしてはもちろん、いま市場にある商品に満足していない、美容感度の高い男性に手に取ってもらえるアイテムになるとうれしいですね。そして「黄色のあのブランドだよね」と言ってもらえるブランドに成長させていきたいです。
長崎:今後は半年に1回のペースで新製品を出していきたいです。ブランドとしての鮮度も高まりますし、売り場の新鮮さも上がるので。
近藤:いずれは海外進出も目指しています。グローバルでは日本のメンズアイテムはほとんど知られていません。まずはアジアからスタートし、ゆくゆくは欧州への進出を目標としています。
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「ジーユー(GU)」は4月9日に、高橋盾による「アンダーカバー(UNDERCOVER)」とのコラボレーション商品を全国の店舗とECで発売する。メンズ35型、ウィメンズ30型で、アウターウエアやルームウエア、インナーのほか、シューズやスマートフォンケースなどの雑貨も充実。「ディズニー(DISNEY)」のキャラクターをデザインに取り入れた商品も13型そろえる。
一部商品は限定店舗のみでの販売。9日の発売に先駆けて、東京・原宿の「GU STYLE STUDIO 原宿」では、5日から全商品を展示する。価格は590円〜6990円。「ディズニー」との協業商品は、毒リンゴを持つ「白雪姫」の魔女など、「アンダーカバー」らしいモチーフや、デッサン調の「ミッキーマウス」などを取り入れた。
「アンダーカバー」は高橋が1990年にスタート。コロナ禍を受けて21-22年秋冬は19年ぶりに東京で単独ショーを開催し、映画「新世紀エヴァンゲリオン」とのコラボでも話題を呼んでいた。「アンダーカバー」は、「ジーユー」と同じファーストリテイリンググループの「ユニクロ(UNIQLO)」と12年にコラボライン「UU」を販売していた。
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「フミエ タナカ(FUMIE TANAKA)」が2021-22年秋冬コレクションを発表した。
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アメリカ在住30年の鈴木敏仁氏が、現地のファッション&ビューティの最新ニュースを詳しく解説する連載。米国を代表するディスカウントストア、ターゲットの衣料品が売れている。その裏側には優れたプライベートブランド開発があった。
ディスカウントストアチェーン大手のターゲット(TARGET)が昨年1月末に導入したプライベートブランド(PB)のアクティブウェア「オールインモーション(ALL IN MOTION)」が初年度で売上高10億ドルを突破したことが分かった。日本円に換算すると1000億円を超える。
ディスカウントストアというと日本の読者は安かろう悪かろう的な安売り屋をイメージしがちだろうが、米国のディスカウントストア業態はそうではなくて「良いものを安く」を主軸に据えたビジネスモデルだと理解していただきたい。ウォルマート(WALMART)は今も低価格を戦略の主軸に据えた企業だが、店舗を一目でも見れば安売り屋ではなくて、ざっくりと日本で言えばGMS(総合スーパー)を大きくしたような店である。クローズアウト(日本で言うところのバッタや見切り商品)を取り扱う業態はまた別に存在する。
ターゲットはそのディスカウントストア企業群の中でも対象としている所得層が高めで、ファッションの強さでウォルマートと差別化してきた企業である。ターゲットはマーケティングに強さがあり、ウォルマートはオペレーションに強さがあるといったところだ。
実はターゲットはもともと百貨店のデイトン(DAYTON)が開発したアウトレット業態が出自なのである。百貨店の人材がターゲットを運営していたため、ファッション性が色濃く反映されてきたのだ。
非常に優秀な企業で業界評価も高かったのだが、この成長を牽引した中興の祖ともいえるロバート・アーリック氏が2009年に引退してから業績がしばらく低迷した。これを打破するためにアーリック氏の後任CEOが2014年に更迭され、外部から招聘されたブライアン・コーネル氏がCEOとなり再建に取り組んで今に至っている。
その再建の道筋についてここでは詳細に説明することは省くが、結果として大成功に終わった。成果が出たのが2018年度、それまで既存店成長率が1~2%またはマイナス成長の年もあったのだが、5.0%増を記録したのであった。
PB「オールインモーション」が初年度に10億ドルを超えたのは、同社の強さが回復したことの象徴なのである。
ターゲットのPBは一昨年度末の時点で、自社ブランドが41、エクスルーシブブランドが11となっている。エクスルーシブとは自社開発ではなく企業やデザイナーと提携してオリジナル開発したブランドで、最も分かりやすいのはリーバイス(LEVI’S)と提携し開発導入したばかりの「リーバイス・フォー・ターゲット(LEVI’S FOR TARGET)」である。デニムをベースコンセプトとしたホームファッションで、これもまた商品開発力に長けるターゲットらしい新ブランドである。
この自社ブランド41のうち、アパレルとアクセサリーが19、残りはグローサリー、ビューティ、ホーム、ペットとなっている。
公表されている情報によると、このPB群のうち年商10億ドルを超えているのが10ブランド、20億ドルを超えているのが4ブランド、合計するとプライベートブランドは総売上のおよそ3分の1を占めている。20億ドルを超えている4ブランドの内訳は、子供服の「キャット&ジャック(CAT&JACK)」、食品の「グッド&ギャザー(GOOD&GATHER)」、雑貨の「アップ&アップ(UP& UP)」、ホームファニシングの「スレッシュホールド(THRESHOLD)」である。
これら20億ドルを超えているブランドはすべてこの5年以内に開発された新ブランドだ。ざっと見る限り昔からあるのはわずかで、ほとんどが再建の途上でオーバーホールされている。その象徴が17年に開始した主力アパレルのブランドの入れ替えである。ウィメンズウエアの「メロナ」とメンズウエアの「モッシモ」を廃番として、新たにウィメンズには「アニューデイ(A NEW DAY)」、メンズには「グッドフェロー(GOODFELLOW)」という新ブランドを投入した。
「メロナ」はとくに店頭での露出も多くよく知られたブランドで、このニュースを聞いたときは同社の本気度を感じたものである。実は16年の夏に子供服ブランドのチェロキー・アンド・サーコ(CHEROKEE AND CIRCO)」をスクラップして「キャット&ジャック」に入れ替え、これが大ヒットしたことが主力ブランドのオーバーホールへの原動力となったようだ。
ちなもに「キャット&ジャック」と「アニューデイ」も初年度に売上高10億ドルを超えている。
これらブランドのオーバーホールの総予算は70億ドル(日本円換算で約8000億円)である。私は「メロナ」の廃番で本気度を感じたのだが、この予算額だけでも十分に本気で不退転の取り組みということが分かるだろう。
今回年商10億ドル超えブランドの仲間入りした「オールインモーション」は、「C9チャンピオン」というブランドの後釜である。「C9チャンピオン」はライセンシングによるブランドで今はアマゾンで買うことができる。
「オールインモーション」はアクティブウエアと総称されるが別の業界用語を使うならば、流行のアスレジャーだ。リモートワークで昨年初頭から衣料品のトレンドが大きく変わったが、カジュアルウエアや自宅フィットネス用として米国のアスレジャー市場は引き続き伸びていて、25年には市場規模が2000億ドルを超えるだろうという予測もある。
ディスカウントストアによるブランドなので、「オールインモーション」の基本はベーシックだ。ただし単なるシンプルなデザインのアスレジャーではなくて、少しだけひねりが入っている。ブランドコンセプトは3つ、品質、サステナビリティ、そしてインクルーシビティ。サステナブルな取引先や素材を調達しながらプレミアムブランド並みの品質を実現するとしながら、ここ数年のアメリカの社会潮流ともなりつつあるインクルーシビティを加えている。
特にマーケシングメッセージにはインクルーシビティを主眼に置いており、広告で利用するモデルの体形、人種、年齢を偏らせず、写真はレタッチを一切せずそのまま使い、店頭のマネキンのサイズには4、10、16を用意する。
インクルーシビティとは排他的ではない誰でも参加できる社会にしようというムーブメントで、とりわけ若年層にアピールするには避けては通れないテーマとなっている。トレンドをしっかり捉えてブランディングに活用しているというわけで、このあたりはマーケティングに長けたターゲットらしい。
本稿を執筆している3月半ばにはクラフトカテゴリーに新PBを導入したというニュースが入っている。強いPBは大きな利益源になるだけではなく、アマゾンに代表されるEC企業に対抗する強力な武器でもある。昨年度はパンデミックという追い風も吹いて売上高は19.8%増、一年間で過去11年間のトータル増額分を超える150億ドル増を記録した。同社のPBはこの絶好調を支える屋台骨なのである。
鈴木敏仁(すずき・としひと):東京都北区生まれ、早大法学部卒、西武百貨店を経て渡米、在米年数は30年以上。業界メディアへの執筆、流通企業やメーカーによる米国視察の企画、セミナー講演が主要業務。年間のべ店舗訪問数は600店舗超、製配販にわたる幅広い業界知識と現場の事実に基づいた分析による情報提供がモットー
The post ディスカウントストア「ターゲット」の衣料品復活の背景 鈴木敏仁USリポート appeared first on WWDJAPAN.com.
アメリカ在住30年の鈴木敏仁氏が、現地のファッション&ビューティの最新ニュースを詳しく解説する連載。米国を代表するディスカウントストア、ターゲットの衣料品が売れている。その裏側には優れたプライベートブランド開発があった。
ディスカウントストアチェーン大手のターゲット(TARGET)が昨年1月末に導入したプライベートブランド(PB)のアクティブウェア「オールインモーション(ALL IN MOTION)」が初年度で売上高10億ドルを突破したことが分かった。日本円に換算すると1000億円を超える。
ディスカウントストアというと日本の読者は安かろう悪かろう的な安売り屋をイメージしがちだろうが、米国のディスカウントストア業態はそうではなくて「良いものを安く」を主軸に据えたビジネスモデルだと理解していただきたい。ウォルマート(WALMART)は今も低価格を戦略の主軸に据えた企業だが、店舗を一目でも見れば安売り屋ではなくて、ざっくりと日本で言えばGMS(総合スーパー)を大きくしたような店である。クローズアウト(日本で言うところのバッタや見切り商品)を取り扱う業態はまた別に存在する。
ターゲットはそのディスカウントストア企業群の中でも対象としている所得層が高めで、ファッションの強さでウォルマートと差別化してきた企業である。ターゲットはマーケティングに強さがあり、ウォルマートはオペレーションに強さがあるといったところだ。
実はターゲットはもともと百貨店のデイトン(DAYTON)が開発したアウトレット業態が出自なのである。百貨店の人材がターゲットを運営していたため、ファッション性が色濃く反映されてきたのだ。
非常に優秀な企業で業界評価も高かったのだが、この成長を牽引した中興の祖ともいえるロバート・アーリック氏が2009年に引退してから業績がしばらく低迷した。これを打破するためにアーリック氏の後任CEOが2014年に更迭され、外部から招聘されたブライアン・コーネル氏がCEOとなり再建に取り組んで今に至っている。
その再建の道筋についてここでは詳細に説明することは省くが、結果として大成功に終わった。成果が出たのが2018年度、それまで既存店成長率が1~2%またはマイナス成長の年もあったのだが、5.0%増を記録したのであった。
PB「オールインモーション」が初年度に10億ドルを超えたのは、同社の強さが回復したことの象徴なのである。
ターゲットのPBは一昨年度末の時点で、自社ブランドが41、エクスルーシブブランドが11となっている。エクスルーシブとは自社開発ではなく企業やデザイナーと提携してオリジナル開発したブランドで、最も分かりやすいのはリーバイス(LEVI’S)と提携し開発導入したばかりの「リーバイス・フォー・ターゲット(LEVI’S FOR TARGET)」である。デニムをベースコンセプトとしたホームファッションで、これもまた商品開発力に長けるターゲットらしい新ブランドである。
この自社ブランド41のうち、アパレルとアクセサリーが19、残りはグローサリー、ビューティ、ホーム、ペットとなっている。
公表されている情報によると、このPB群のうち年商10億ドルを超えているのが10ブランド、20億ドルを超えているのが4ブランド、合計するとプライベートブランドは総売上のおよそ3分の1を占めている。20億ドルを超えている4ブランドの内訳は、子供服の「キャット&ジャック(CAT&JACK)」、食品の「グッド&ギャザー(GOOD&GATHER)」、雑貨の「アップ&アップ(UP& UP)」、ホームファニシングの「スレッシュホールド(THRESHOLD)」である。
これら20億ドルを超えているブランドはすべてこの5年以内に開発された新ブランドだ。ざっと見る限り昔からあるのはわずかで、ほとんどが再建の途上でオーバーホールされている。その象徴が17年に開始した主力アパレルのブランドの入れ替えである。ウィメンズウエアの「メロナ」とメンズウエアの「モッシモ」を廃番として、新たにウィメンズには「アニューデイ(A NEW DAY)」、メンズには「グッドフェロー(GOODFELLOW)」という新ブランドを投入した。
「メロナ」はとくに店頭での露出も多くよく知られたブランドで、このニュースを聞いたときは同社の本気度を感じたものである。実は16年の夏に子供服ブランドのチェロキー・アンド・サーコ(CHEROKEE AND CIRCO)」をスクラップして「キャット&ジャック」に入れ替え、これが大ヒットしたことが主力ブランドのオーバーホールへの原動力となったようだ。
ちなもに「キャット&ジャック」と「アニューデイ」も初年度に売上高10億ドルを超えている。
これらブランドのオーバーホールの総予算は70億ドル(日本円換算で約8000億円)である。私は「メロナ」の廃番で本気度を感じたのだが、この予算額だけでも十分に本気で不退転の取り組みということが分かるだろう。
今回年商10億ドル超えブランドの仲間入りした「オールインモーション」は、「C9チャンピオン」というブランドの後釜である。「C9チャンピオン」はライセンシングによるブランドで今はアマゾンで買うことができる。
「オールインモーション」はアクティブウエアと総称されるが別の業界用語を使うならば、流行のアスレジャーだ。リモートワークで昨年初頭から衣料品のトレンドが大きく変わったが、カジュアルウエアや自宅フィットネス用として米国のアスレジャー市場は引き続き伸びていて、25年には市場規模が2000億ドルを超えるだろうという予測もある。
ディスカウントストアによるブランドなので、「オールインモーション」の基本はベーシックだ。ただし単なるシンプルなデザインのアスレジャーではなくて、少しだけひねりが入っている。ブランドコンセプトは3つ、品質、サステナビリティ、そしてインクルーシビティ。サステナブルな取引先や素材を調達しながらプレミアムブランド並みの品質を実現するとしながら、ここ数年のアメリカの社会潮流ともなりつつあるインクルーシビティを加えている。
特にマーケシングメッセージにはインクルーシビティを主眼に置いており、広告で利用するモデルの体形、人種、年齢を偏らせず、写真はレタッチを一切せずそのまま使い、店頭のマネキンのサイズには4、10、16を用意する。
インクルーシビティとは排他的ではない誰でも参加できる社会にしようというムーブメントで、とりわけ若年層にアピールするには避けては通れないテーマとなっている。トレンドをしっかり捉えてブランディングに活用しているというわけで、このあたりはマーケティングに長けたターゲットらしい。
本稿を執筆している3月半ばにはクラフトカテゴリーに新PBを導入したというニュースが入っている。強いPBは大きな利益源になるだけではなく、アマゾンに代表されるEC企業に対抗する強力な武器でもある。昨年度はパンデミックという追い風も吹いて売上高は19.8%増、一年間で過去11年間のトータル増額分を超える150億ドル増を記録した。同社のPBはこの絶好調を支える屋台骨なのである。
鈴木敏仁(すずき・としひと):東京都北区生まれ、早大法学部卒、西武百貨店を経て渡米、在米年数は30年以上。業界メディアへの執筆、流通企業やメーカーによる米国視察の企画、セミナー講演が主要業務。年間のべ店舗訪問数は600店舗超、製配販にわたる幅広い業界知識と現場の事実に基づいた分析による情報提供がモットー
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「上田安子服飾専門学校」が2021年卒業コレクションを発表した。
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「フェンディ(FENDI)」は、イタリアで数世紀にわたって受け継がれている伝統工芸のクラフツマンシップに敬意を表した展示会「ハンド・イン・ハンド(hand in hand)」を31日まで銀座店で開催中だ。同展は、2020年10月に発足したイタリア各地の職人とのパートナーシップのもと、10の地域の職人がブランドのアイコンバッグ“バゲット”を再解釈した10作品を展示・販売している。
プレビューには森星をはじめ、山田優や鈴木えみ、馬場ふみか、富岡佳子、滝沢眞規子、佐田真由美、AMIAYA、桜田通、鈴木仁、吉井添が来場した。なお、4月10日からは阪急うめだ本店でも開催を予定している。
■「ハンド・イン・ハンド」
日程:3月25〜31日
時間:10:30〜20:30
場所:「フェンディ」銀座店
住所: 東京都中央区銀座6-10-1 ギンザ シックス
日程:4月10〜20日
時間:10:00〜20:00
場所:阪急うめだ本店 5F コトコトステージ51
住所:大阪府大阪市北区角田町8-7
・営業時間は変更になる場合あり
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「ニューバランス(NEW BALANCE)」は、「コム デ ギャルソン・オム(COMME DES GARCONS HOMME)」と「コム デ ギャルソン・ジュンヤ ワタナベ マン(COMME DES GARCONS JUNYA WATANABE MAN以下、ジュンヤ マン)」とのコラボスニーカーを4月2日に両取り扱い店舗で発売する。
「コム デ ギャルソン・オム」とのコラボスニーカー“ML574I”は、「ニューバランス」の人気モデル“ML574”をベースに、シンセティックレザーやメッシュ素材のアッパーを採用し、外側にはCdGHロゴを用いてストリートの要素を加えた。オールブラックのスタイルに、ソールの一部やシュータンをホワイトで組み合わせ、軽快に仕上げている。価格は2万4000円で、サイズは25〜29cm。
「ジュンヤ マン」とのコラボスニーカー“ALL COASTS 574”は、グリップ性と耐摩耗性を両立したアウトソール、クッション性や耐久性を兼ね備えたミッドソール、フィット性と快適性に優れたオーソライト(OrthoLite)のインソールを採用。安全性と軽量性を高めて、過度な運動にも対応できるように仕上げた。アウトソールにはJWCdGMANロゴを大胆に配している。カラーはブラックとグリーン、ベージュを用意。価格は2万5000円で、サイズは25〜29cm。
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大きな襟が人気を呼んでいます。主流は、古風な見え具合の貴婦人服を思わせるタイプ。ファッションのクラシック回帰への流れが背景にあるようです。一方、いたずらっぽいピエロやピーターパンをほうふつとさせる襟も登場。大襟のトレンドを受けて、おしゃれの達人たちはさらにその先へ向かっています。フリルで縁取られた修道女ライクな大襟を、スマイルマークのカジュアルなスエットトップスに合わせたファッショニスタのように、きちんと感とカジュアルをクロスオーバーさせるのがイマドキ仕様です。
マスク着用やオンラインでの対話が当たり前になり、顔周りに視線が集まりやすくなったこともあってか、襟に主張やキャッチーさを求める気分も強まっています。レディーな装いをまとえるうえに小顔効果も期待できるとあって、さらに勢いづきそうな大襟ブーム。コレクションルックを参考に、新アレンジをキャッチしていきましょう。
大襟にはエレガントな雰囲気が漂います。このテイストを生かしてフェミニンにまとめるのが一般的なスタイリングでしたが、有力ブランドからはその先に誘うようなルックが提案されてきました。
「クロエ(CHLOE)」のブラウスは、蝶々のような飾り襟が顔周りに華やかさを添えています。中央に縦に入ったスリットがセンシュアルなムードもプラスした、進化形の大襟ブラウスです。さらに、ボトムスもサルエルパンツ風のゆったりシルエットで太ベルトで主張。上半身はフェミニン、下半身はメンズライクというジェンダーミックスのスタイリングに仕上げました。このようにパンツと合わせるだけでめりはりコーデが完成します。
“襟”という枠を超えたボリュームの表現も打ち出されています。身頃と同化させることでダイナミックな動きを加えるアレンジです。
「トリー バーチ(TORY BURCH)」のレースチュニック風ワンピースは、三角形の大きな襟が肩から胸を覆って、まるで短いベスト(ジレ)のよう。透けるレース地とのコントラストが際立っています。先端部分がウエスト近くまで届くスーパーロング襟は、縦長効果を発揮。ボトムスは黒のジャージー風パンツ、靴はトングサンダルで合わせています。チュニックとの相乗効果が生まれて、落ち感が強まりました。大襟はレイヤードルックにも生かしやすいディテールです。
顔周りに視線を引き込む大襟は、アクセサリーのような役割も果たしてくれます。ロマンティック気分を高めたいなら、ワンピースやスカートがおすすめです。
チェック柄のワンピースに大きな白襟を迎えたのは「ロク(ROKH)」。繊細なレースをあしらい、丸みを帯びた襟は、中世の淑女を思わせるヒストリカルなムードを漂わせています。ワンピースはフリルやペプラムを配した英国ヴィクトリアン調。古風なコンビネーションにレザーのハーネスを巻き込むことでパンキッシュなディテールを交わらせ、相反するテイストをミックスして、芯の強い女性像を演出しました。
シャツやブラウスだけでなく新たにアウターにも進出した大襟は、コートに生かせば格好のアクセントに。付け襟で取り入れる選択肢もあります。
ワンピースのように優美な「パトゥ(PATOU)」のコートは、真っ白な大襟が肩をショールのように覆い、大胆でクリーンな印象を顔周りに添えています。リュクスな雰囲気を高めているのは、耳と襟元に迎えた大ぶりのゴールドジュエリー。大襟は面積が広いので、アクセサリーをあしらうフィールドとしても使いでがあります。ボリュームたっぷりの袖口と身幅で自然な着やせルックに。ゆったりとしたシルエットに大襟は好相性です。
大きな襟を生かした装いは、上品な雰囲気やジェンダーミックス、縦長シルエット、着痩せ・小顔効果など、うれしいメリットが盛りだくさん。取り入れる人が増えてきただけに、“もうひとひねり”遊びを感じさせるアレンジを加えたいところ。薄着になるこれからの季節に、ニュアンスを帯びたディテールはウェルカムです。
ファッションジャーナリスト・ファッションディレクター 宮田理江:
多彩なメディアでコレクショントレンド情報、着こなし解説、映画×ファッションまで幅広く発信。バイヤー、プレスなど業界での豊富な経験を生かし、自らのTV通版ブランドもプロデュース。TVやセミナー・イベント出演も多い
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毎年3月8日は「国際女性デー(International Women’s Day)」と制定し、ジェンダー平等に向けて女性の権利向上を喚起する日となっている。アメリカでは3月いっぱいを「女性史月間(Women’s History Month)」と定めており、期間中は日頃の取り組みに加えて女性の歴史や貢献、活動により一層深い焦点を当てる。ファッション業界からは、自信と勇気が湧き出るエンパワーメントを目的としたカプセルコレクションやトークイベント、キャンペーンの数々が登場している。
ファッション業界による女性支援に特化したキャンペーンや、女性によるビジネスを紹介する取り組みなどを行うブランドや企業を紹介する。
■H&M USA
H&Mヘネス・アンド・マウリッツ(H&M HENNES & MAURITZ、以下H&M)のアメリカ法人は、黒人女性が運営するビジネスに焦点を当てて黒人コミュニティーの支援をする非営利団体「バイ・フロム・ア・ブラック・ウィメン(Buy From a Blackwomen)」と1年間にわたるパートナーシップを結んだ。同団体が21年6月に開催する、アメリカで起業など何か新しいことを始めたいと考えている黒人女性に向けた「ザ・ブラック・ウィメン・インスパイア・ツアー(The Blackwoman Inspire Tour)」のスポンサーを務める。
■ギャップ
ギャップ(GAP)は「女性史月間」に合わせて、2007年から続く女性のエンパワーメントプログラム「パーソナル・アドバンスメント&キャリア・エンハンスメント(Personal Advancement & Career Enhancement以下、P.A.C.E.)」のさらなる強化を25年まで行うと発表した。これまで80万人以上の女性が同プログラムに参加しており、22年までに100万人の加入を目指す。
加えて人権やジェンダー平等に焦点を当てたサステナビリティを展開する団体と協力して、「エンパワー@ワーク(Empower@Work)」プログラムを立ち上げた。同プログラムではサプライチェーンにおけるジェンダー平等を目指しており、ギャップの主要工場は全て加入している。2025年までに全てのブランドが持つ工場が加入する予定だ。
■バーバリー
「バーバリー(BURBERRY)」は、現代社会を生きる女性を称えるため、著名人を集めたオンライン対談を開催した。登壇者は「バーバリー」の衣服を身につけて参加し、女性であることで感じる喜びなどを共有。モデルのジョーダン・ダン(Jourdan Dunn)は、「シスターフッドの連帯の中にいられることがうれしい」と語った。2021年に女性であることの体験や気持ちを語り合い、現代社会を生きる上でのヒントなどを提供した。
国際女性デー当日には、若者の就職支援を行う「ザ・プリンスズ・トラスト(The Prince’s Trust)」が立ち上げた女性の自立をサポートするプログラムへ寄付キャンペーンを実施した。「バーバリー」のアイテム1点の購入ごとに、1ポンド(約150円)を寄付した。
■リーバイス
リーバイ・ストラウス(LEVI STRAUSS & CO.以下、リーバイス)は、2010年に開始した「パイオニア・イン・ジャスティス(Pioneers in Justice)」イニシアチブの第3弾を開始した。これまで同取り組みを通じて社会貢献を行うリーダーに焦点を当ててきたが、今回は有色人種の女性と自認するリーダーを募集する。アパレルで働く人を対象に、パンデミックへのサポートやサプライチェーンにおけるジェンダー平等を支援する。
■「ピンタレスト」
幅広いウェブ画像をそろえ、それらをブックマークする機能などを提供するオンラインプラットフォームの「ピンタレスト(PINTEREST)」は、ショップ機能に女性による25小企業をキュレートしたページを公開した。
■「トリー バーチ」
「トリー バーチ(TORY BURCH)」は社会の変化につながるニュースや情報を届ける「アップワーシー(UpWorthy)」と連携して、「エンパワード・ウィメン(Empowered Women)」キャンペーンを開始した。自身のコミュニティーに変革をもたらした5人の女性を取り上げ、その功績を称えた。キャンペーンが続く1年間を通して新しいことに挑戦する女性を随時募集し、毎月選考を行って1人にスポットライトを当て、その女性が希望する非営利団体に5000ドル(約54万円)を寄付する。
■「マイテレサ」
ドイツの高級ファッションEC「マイテレサ(MYTHERESA)」は女性のアーティストに着目し、「アート・フィメール・フューチャー(Arts Female Future)」を立ち上げた。女性のアーティスト4人に焦点を当てて支援を行う。また4人それぞれが選んだチャリティー団体に1万ユーロ(約129万円)を寄付する。
■ユークス ネッタポルテ グループ
大手ECのユークス ネッタポルテ グループ(YOOX NET-A-PORTER GROUP)は、歌手のザラ・ラーソン(Zara Larsson)やコメディアンのインカ・ボキニ(Yinka Bokinni)、チェス選手のアレキサンダー・ボテル(Alexander Botel)、プロスケートボーダーのレティシア・ブフォーニ(Leticia Bufoni)など、さまざまな分野で活躍する女性によるエンパワーメントをテーマにしたオンライントークを開催した。
ほかにも、連帯感を表現した「私がついてるよ(I Got You)」というロゴがプリントされたTシャツや、女性の体の形をした花瓶など、女性が手掛けるアイテムを集めたカプセルコレクションを展開した。売り上げは全て慈善団体「ウィメン フォー ウィメン インターナショナル(Women for Women International)」に寄付する。SNSでは「#PowerToChange」というハッシュタグを作成し、良い世の中に向けて行っていることを投稿するよう促した。合わせて、1投稿につき1ドル(約108円)を寄付する。
■ニーマン マーカス グループ
米百貨店のニーマン マーカス グループ(NEIMAN MARCUS GROUP以下、NMG)は、アパレル業界での女性のエンパワーメントと環境問題へのアクションを行う「ファッション メイクス チェンジ(Fashion Makes Change以下、FMC)」とパートナーシップを結んだ。店頭で買い物をした消費者にFMCへの寄付を募るほか、女性による商品を扱うキャンペーンからの売り上げを「エンパワー@ワーク」の支援に当てる。
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アメリカ・ロサンゼルス発のスニーカーブランド「クレイ(CLAE)」は、アイコンモデルにサボテン由来のカクタスレザーを用いた新作“ブラッドリー カクタス”を全国の取扱店や公式オンラインストアなどで発売した。
カクタスレザーは、メキシコのスタートアップ企業、デザート(DESSERTO®︎)が開発したサステナブルな新素材だ。雨水とミネラルのみで自生するサボテンの葉を、数日間天日干しして、化学薬品を一切使用しない特殊加工を施した合皮は、しなやかで、通気性や耐久性に優れている。2020年には、持続可能な製品やアイデアを表彰するドイツ・ベルリンの「グリーンプロダクトアワード」を受賞。「持続可能な素材のなかでも最も高品質」という評価を受けたことで、世界的に注目を集めている。
新作“ブラッドリー カクタス”には、アッパーにカクタスレザーを採用。アウトソールには100%天然ゴム、インソールやライニングにはコットンキャンバス、シューレースにはプラスチック廃棄物からリサイクルしたナイロン素材を用いるなど、さまざまなパーツをサステナブルな素材でアップデートしている。さらに、パッケージのシューズケースにも、リサイクル段ボールを使用。カラーラインアップは、ブラック、グリーン、ホワイト×ネイビーの全3色で、ウィメンズ&メンズサイズを取り揃える。価格は1万9000円。
また4月1日から、ポップアップイベントをエストネーション 六本木ヒルズ店で開催する。期間中は、“ブラッドリー カクタス”のほか、サステナブルな素材も使用したメンズスニーカーをバリエーション豊富に販売する。
「クレイ」は2001年に創業したスニーカーブランド。“アフタースケートで履くレザーシューズ”をコンセプトにしたコレクションは、国際的な認証を得たタンナーが製造するフルグレインレザーや、海洋プラスチックゴミをアップサイクルしたテキスタイルなどを使用している。環境に配慮しながら、快適さとミニマルなデザイン性を兼ね備え、現在、世界50カ国に販路を持つ。
村上杏理:1986年、北海道生まれ。大学で日本美術史を専攻し、2009年にINFASパブリケーションズ入社。「WWDジャパン」記者として、東京のファッション・ウイークやセレクトショップ、販売員取材などを担当。16年からフリーランスで、ファッションやライフスタイル、アートの記事執筆・カタログなどを手掛ける。1女児の母The post サボテンから作るレザースニーカー“ブラッドリー カクタス”が発売 appeared first on WWDJAPAN.com.
スパイバー(SPIBER)は3月29日、かねてから建設を進めてきたタイのラヨン県イースタンシーボード工業団地のラヨン工場の開所式を行った。タイ政府および日本政府の要人や関係者など約50人が参列した。
本工場はスパイバーが開発した人工構造タンパク質繊維「ブリュードプロテイン(Brewed Protein)」の原料となる「ブリュードプロテイン」原末を生産する初の自社量産工場になる。今後、試運転を行い、今年中に商業生産を開始する予定だ。
また「ブリュードプロテイン」原末の効率的で環境負荷の低い生産技術の開発や実証にも取り組んでおり、中長期的には本工場をモデルとした他工場への技術移転も視野に入れている。
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アシックス(ASICS)は30日、同社が強化する“パーソナライゼーション”の取り組みを紹介するイベント“アシックスイノベーションサミット2021”を開催し、トップランナー向けの新たなランニングシューズ2種類を披露した。
シューズは、歩幅の長いストライド走法向けの“メタスピード スカイ(METASPEED SKY)”と、足の回転数を上げるピッチ走法向けの“メタスピード エッジ(METASPEED EDGE)”の2種類。両モデルは同社で最も反発性の高いフォーム材“エフエフ ブラスト ターボ(FF BLAST TURBO)”をミッドソール全面に採用した“厚底”仕様で、軽量のカーボンプレートが付く。アッパーは100%リサイクルポリエステルを使ったメッシュ素材で、部位によって編み方を変えて通気性とフィット感を向上させている。靴底の前部にカーブをつけて足首部分の動きをスムーズにし、効率よく推進力が得られる設計も特徴だ。
2種類のモデルは、それぞれに適した走法に合わせて靴底の厚みや前部のカーブの角度を調整している。“スカイ”はストライドを伸ばす機能を追求し、“エフエフ ブラスト ターボ”を多く使用して反発性を可能な限り高めている。一方で“エッジ”はミッドソールの厚みをやや抑え、足の回転数をスムーズに上げられる設計を用いている。価格は共に2万7500円(税込)。3月31日にアシックスの公式オンラインストアで発売し、4月9日から一部直営店や全国のスポーツ用品店で販売する。
イベントにゲストとして登場したマラソンの川内優輝選手は、「これまで薄底シューズにこだわってきたが、昨年12月のレースで惨敗し、選手としての限界や不安を感じていた。そんなときに“メタスピード”に出合い、新しい世界が見えた。2カ月後のびわ湖毎日マラソンで8年ぶりの自己ベストを更新し、復活どころか進化できた。このシューズで走ると姿勢が良くなり、ストライドが楽に広がる。結果もメンタルも上向いた」と絶賛。さらに「これまでの厚底は靴に走り方を合わせなければならなかったが、特性に合わせて選ぶ楽しさがある。他社でも同様の取り組みが増えれば、個々のランナーに適した厚底の選択肢が多くなり、けが防止にもつながりそうだ」と期待した。
廣田康人社長COOは「“メタスピード”は研究開発からマーケティングまで、組織を横断した特別なプロジェクトチームで作り上げた。われわれが大切にしているけが防止の機能がありながら、ランナーが鍛錬を重ねて身につけた走法を生かして最大限のパフォーマンスを引き出す。今後も、一人一人に寄り添った価値ある製品やサービスを提供していきたい」とコメントした。
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プロフェッショナルヘアメーカーのナプラは3月19日、新たにヘアサロン専売のカラーケアブランド「エミーム(ETMEME)」をローンチした。3月下旬より全国のサロンで順次取り扱いを開始している。
これは、プロ向けのヘアカラー剤市場でトップクラスのシェアを持つ同社が、サロンユーザーにもっとヘアカラーを楽しんでもらうために作ったブランド。カラーケアだからといって特別なステップを必要とするわけではなく、毎日のシャンプー&トリートメントなどの普段のお手入れで、髪の悩み解消やカラーの色艶アップをかなえる。
ラインアップは、なりたい髪質に合わせた3タイプのシャンプー・トリートメントと、アウトバスで使うコンディショニングケア4種。厳選したミニマルなラインアップで、時間をかけずにケアできるため、ライフスタイルに取り入れてもらいやすい。
また、自宅で使用するデイリーアイテムだけでなく、サロンでのスペシャルアイテムもそろえる。サロンで体験できるシステムトリートメントで、2~3浴式という簡単なステップを採用し、スピーディーに毛髪の内側と外側からのWケアを実現する。“本格&シンプル”をキーワードに、「忙しいけど常に美しい髪色でいたい」と願う女性に寄り添えるブランドだ。
「エミーム」の特徴➀
プロ向けヘアカラーメーカーが
作ったブランド
「エミーム」は、「エヌドット(N.)」や「ナシード(NASEED)」など、美容師から高い支持を得るヘアカラーブランドを持つナプラが、満を持して作ったカラーケアブランド。ヘアカラーを知り尽くした同社が、髪色や髪質を美しく保つために必要なテクノロジー、成分を投入している。カラーの施術をする美容師のニーズにも対応し、扱いやすい処方になっている。
ちなみにブランド名の「エミーム(ETMEME)」は、フランス語の“ET=and”と“MEME=myself(自分自身)”を組み合わせた造語。「きれいな髪を育むことは、私らしさを大切にすること」という意味が込められている。
「エミーム」の特徴②
忙しい女性に
寄り添うシンプルケア
シャンプー&トリートメントとコンディショニングケアというコンパクトなラインアップで、毎日のお手入れをしながら髪色ケアができる。ホームケアアイテムのほか、サロンで行うシステムトリートメントもあり、最短3分からできるので、本格的なカラーケアを簡単かつスピーディーにかなえる。サロンの滞在時間を気にする顧客に対しても配慮したブランドだ。
システムトリートメントには、ヘアカラーの褪色を防ぐ“スピードティントケアシステム”、熱ダメージを防ぐ“トリプルキューティクルコート”を採用。髪のダメージを補修してケア成分の吸着を高める“ベーストリートメント”、毛髪内部のすみずみまでトリートメント成分や水分を補給する“インナートリートメント”、髪の表面をコーティングして指通りと艶を向上させる“アウタートリートメント”という3種類の薬剤を組み合わせるタイプだ。3ステップだとしっとり、2ステップだとさらさらに仕上がり、最短3分からの施術が可能。
「エミーム」の特徴③
導入希望サロンに
優しい新時代のブランド
これまでのサロン専売品には、サロンが新規導入する際に数量条件が付くのが一般的だったが、「エミーム」ではそれらをなくし、1本からでも購入できる。「エヌドット」で構築したメーカー直送の流通システムを使い、専売品の流通を守りながら安定して商品を提供できることも特徴の1つ。価格設定も、コロナ禍で苦しむサロンに優しい設定になっている。
厳選したミニマルなホームケアの
ラインアップ
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コスメブランド「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT以下、YSL)」は3月22日、新製品の発売を記念したイベント「YSL BEAUTY GOLD ICONS」を開催した。会場には、ジャパンアンバサダーのローラと、オフィシャル ビューティ パートナーのグローバルボーイズグループJO1が来場した。
イベントに来場したJO1のメンバーは、「YSL」のブランドイメージに合わせたブラックとゴールドを合わせた衣装で登場。グループ随一の美意識の高さで、ビューティ担当だという大平祥生は「今まで色々な製品を使ってきましたが、『YSL』の“ピュアショット”シリーズのローションや美容液は、肌のキメが細かくなりトーンアップするなど効果を実感しています。仕事でメイクをする機会も多いのですが、メイクのりも良くなり『YSL』の製品に助けられています」とコメント。他メンバーも「YSL」とパートナーシップを結んで以降、さらに美について関心が高まったという。
JO1のメンバーも使用しているリップスティック“ルージュ ヴォリュプテ シャイン”について金城碧海は「発色や使い心地が良く、塗るとその日の気分がぐんと上がるので、楽しい毎日が過ごせます」と述べた。また、4月1日にギフトとしての需要も高いリップスティックの刻印サービスに公式オンライン ブティックと一部店舗限定で新たに星座モチーフを追加する。「僕は双子座で、双子座には“才能”という意味があるそうなので、これからも才能を伸ばしていきたいという思いを込めて刻印したいです。あと、母の日も近いのでプレゼントにも良いと思います」と豆原一成。鶴房汐恩は「射手座には“夢を応援する”という意味があるそうです。僕たち JO1は世界を目指すという夢があるので、僕からメンバー全員にプレゼントします……嘘です(笑)」と会場の笑いをさそった。
昨年3月に「YSL」のジャパンアンバサダーに就任したモデルのローラは、ショートパンツにロングブーツのオールブラックコーデで登場。「美を保つために一番大切だと思うことは?」という質問に「自分の心と向き合う時間を作ること。美は体の内側から出てくるものだと思っているので、運動や瞑想など、自分を大切にする時間をすごく大事にしています」と明かした。最近のメイクやファッションについては「ここ数年、私のファッションはすごくシンプルになっています。自分がどんなアイテムを身につけているときが一番ワクワクするのか、そういうこともすごく見えてきて、手持ちのファッションアイテムも少なくなってきました。でも、それがすごくぜいたくだと感じます。シンプルなファッションだからこそ、メイクは遊びをプラスしやすくなったので、シーンに合わせてリップやアイラインを楽しんでいます」と語った。
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デザイナーの森永邦彦が手掛ける「アンリアレイジ(ANREALAGE)」とオンワード樫山の協業による、バッグとアクセサリー主軸のブランド「アンエバー(ANEVER)」がこのほど、オンワードグループの自社EC「オンワード・クローゼット(ONWARD CROSSET)」で販売を開始した。
「アンエバー」は一瞬(A NEVER)と永遠(AN EVER)を組み合わせた造語で、“対極の概念をつなぐ”の意。商品ラインアップでは、ドライフラワーを樹脂に閉じ込めたパーツをシグネチャーとしており、これらは「時間とともに枯れていく一瞬の花の命」を樹脂の中で「永遠に生かす」ことで、ブランドコンセプトを表現したものだ。
販売している2021年春夏コレクションは、バッグ8型(5940円)とアクセサリー13型(2200〜7700円)で、「アンリアレイジ」の商品と比較すれば格段に手の届きやすい価格設定。ブランドがこれまで取り込んでこなかった層へリーチすることも狙いの一つだ。森永氏は協業に至ったきっかけについて、「これまで『アンリアレイジ』ではファッションが好きな方々に向けて尖ったデザインの、ある種の非日常的な服を作ってきた。より大衆向けのアイテムに価値を吹き込む仕事から学び取れることもあるはずだと考えた」と話す。「アンエバー」のパーツでは生花を用いるため、花の形や模様が一点一点それぞれ違い、リーズナブルながら全てがオンリーワンといえるアイテムだ。
オンワードの大手アパレルならではの生産背景もメリットと捉えた。「コレクションシーンでは最新の発表作品が常に優先される。過去のものはすぐに忘れ去られてしまう。それらからエッセンスを抽出し、積み重ねていくことができる何かを作ることが『アンリアレイジ』に必要なことだと考えていた。その一つの形が別のブランドを作ることだったが、自分たちだけの力では限界がある中で、(オンワードの資本力が)とても魅力的だった」と振り返る。
一方のオンワード側は、「アンエバー」にファッション感度の高い若者の取り込みを期待する。同社の会員システム「オンワードメンバーズ」は約300万人以上を抱える(2020年12月時点)が、主要顧客層は40代以上。「アンエバー」の春夏コレクションでは若者の認知度が高い女優の平手友梨奈を起用するなどプロモーションにも力を入れる。公式インスタアカウントのフォロワーは現在約3500人とブランドとしては小規模だが、その内訳は35歳以下が7割を占める。
今回のように企業としてブランドと協業する事例は珍しい。これについて「アンエバー」の企画・生産を担当する不破一貴・第二カンパニー課長代理MDは「ブランドを通じて、オンワードという名前も若い方を中心により多くの人に認知していただきたいため。(『アンエバー』は)まだ実験的な試みだが、お互いにメリットを享受しながらさまざまな化学変化を生み出していきたい」と話す。
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カシオ計算機の女性向け時計ブランド「BABY-G」の上位ライン“G-MS(ジーミズ)”は、2021年春夏シーズンのイメージモデルに女優の大政絢を選んだ。選定理由について上間卓 時計コミュニケーション戦略部 部長は、「“G-MS”は『G-SHOCK』のアイデンティティーである耐衝撃性や防水性といったタフな機能はそのままに、サイズやデザインをアレンジしてアクティブな女性たちにアプローチしている。大政さんは、われわれが思い描く女性像にピッタリだった」と話す。
推しはデジタルとアナログを
組み合わせた“MSG-W600”
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“G-MS”の今春の推し時計が、デジタル表示と針を使ったアナログ表示を組み合わせた“MSG-W600”シリーズだ。樋口貴康 デザイン開発統轄部 第一デザイン部 BGデザイン室リーダーは、「一見スポーティーだが、メタル(ステンレス)素材を使うことで高級感をプラスしている」と述べる。コーディネートしやすいブラック、ネイビー、ホワイトの3色展開で、機能面では世界6局の電波を受信して時刻を自動修正する“マルチバンド6”やワールドタイム、太陽光はもちろん蛍光灯などの光も動力とするカシオ計算機独自のソーラー充電システム“タフソーラー”などを備える。また、暗所で腕を傾けると自動的にライトが点灯するフルオートLEDライトをデジタル表示と文字板の両方に採用する。中村あゆみ 開発推進統轄部 プロデュース部 第一企画室リーダーは、「洗練のデザインと頼れる機能が女性の毎日をサポートし、ワークシーンから休日まで幅広く活躍してくれるはず」と胸を張る。
八角形ベゼルの
“MSG-W350”もオススメ
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もう1つの推しが、オクタゴンベゼルが特徴の“MSG-W350”シリーズだ。日常生活を意識した日付表示付きの3針仕様で、こちらも“タフソーラー”で稼働する。樋口リーダーは、「女性のきゃしゃな手元にも合わせやすい小型ケースながら、八角形のフォルムで力強さを表現した。ただし大き過ぎたり、ハード過ぎたりしてはいけない。サイズ感については、特に試作確認を繰り返した」と振り返る。色展開は、パール感のあるホワイトと落ち着きのあるオリーブグリーンだ。
「アクティブさと知的さを
併せ持つ大人女性」
“G-MS”のターゲット層は20代後半~40代の女性だ。上間部長は「彼女たちが憧れる“洗練された大人の女性”として大政さんを起用した。アクティブさと知的な印象を併せ持つ大政さんの力も借りて、“G-MS”の持つデザイン性と機能性を訴求したい」と結んだ。
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モデルの益若つばさと、SEKAI NO OWARIのグローバルプロジェクト「End of the World」のクリエイティブ・ディレクター、和田直希がダブル編集長を務める新雑誌「トーキョードット(TOKYODOT)」が、「ナイロン ジャパン(NYLON JAPAN)」の増刊号として4月14日に発売する。当初は1月に発売を予定していたが、延期していた。総ページ数148ページで、価格は1100円(税込)。
テーマは「学校では教えてくれない教科書」。現代社会にまつわるテーマを、ファッションやカルチャーの企画を通して発信する。ターゲットの読者像はあえて設定せず、年齢や性別などに関係なく、誰もが手に取れる雑誌を目指す。
益若つばさは、「近年、LGBTQという言葉を聞く機会が増えたが、日本では男性らしく、女性らしくあるべきという声も日常的に聞こえてくる。『トーキョードット』は時代の先を行くのではなく、みんなと寄り添いながら身近な問題提議を話し合う雑誌にしたい。創刊号では、自由に選択する生き方、セクシャルマイノリティーとしての生き方など、性別や年齢を問わずさまざまな方に出てもらい、先生として話をしてもらった」とコメント。創刊号では、お笑い芸人EXITの兼近やAMIAYA、川谷絵音、佐藤ノア、ヒカル、ラファエルなどが登場している。
カバーストーリーを担当した和田直希は、「日本で一番新しい雑誌『トーキョードット』を日本最古の遊園地『花やしき』で撮影した。新しいものばかりを追いかけるのではなく、過去のアセットに“今”というワンピースを掛け合わせることで最新のクリエイティビティーを表現している。ぜひ楽しみにしてほしい」と語った。
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“エドル”シリーズは、赤みに縛られない自由な色表現をかなえるファッションカラーとして、2019年2月の発売以来、幅広い世代が求める外国人のような透明感カラーを提供してきた。
ブリーチを使ったデザインカラーやハイトーンカラーの人気は、大人女性へも広がっているが、白髪染め(グレイカラー)では、自由なカラーデザインをあきらめる人が多い状況だった。
そこで“エドル クオン”では、作用成分の浸透を高め、ベースの赤みを効率よく消し、美しい色艶を保つ“エドル”独自の処方をグレイカラーに最適化したシナジープレックスオイル処方を採用。白髪への染着作用を高めながら、黒髪にも白髪にも均一な透明感を与える。
白髪までクリアに染め上げる高い発色力と染着力、薄くなった染料の定着領域(CMCβ層)を補強することでかなえる色持ちのよさ、さらにしなやかで艶のある美しい仕上がりで、年齢や性別にとらわれず自由に楽しめるグレイカラーとなっている。
質感を楽しむベースカラー21色と、色を楽しむシェードカラー20色の全41色。ファッションカラーのような透明感カラーを求める大人女性にもフィットする13レベルまでの幅広いラインアップで、ブリーチとの組み合わせでクリエーティブなカラー提案の幅が広がる。
ライン名にある“クオン=久遠”は、永遠、いつまでも続くこと、遠い過去や未来を意味する日本語。大人の女性たちに“自由に、自分らしさをいくつになっても貫き続けてほしい”という思いを込めてネーミングした。
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マサチューセッツ発のリカバリーシューズブランド「ウーフォス(OOFOS)」などの輸入・販売を行うアルコインターナショナルは、大阪・北堀江にオープンした初の自社店舗、ファブ_アワー_プラネット(FAV_OUR_PLANET)の店長候補および店舗スタッフを募集する。
同店は「ウーフォス」のほか、耐熱ボトルやバッグなど同社が契約を結ぶ海外ブランドの中から10ブランドと国内1ブランドを取り扱う。在庫や売り場管理、店舗のVMD、商品の仕入れ、スタッフマネジメントに加え、インフルエンサーを招いた店内イベントの企画なども行う。ブランドのPR拠点として、顧客をはじめバイヤーを想定した商品紹介がポイントとなる。
同社は、機能性とファッション性を併せ持つ海外ブランドの輸入・販売を手掛ける。これまではスポーツ用品の専門店やセレクトショップなどに商品を卸していたが、3月2日に“地球を、たのしくするお店”をコンセプトに掲げる自社店舗をオープンした。自社ECサイトと連携させた新たな買い物体験を提案する。
募集職種
店舗スタッフ
雇用形態
正社員
※試用期間6カ月あり。期間中に給与・待遇に変更なし
応募条件
大卒以上
基本的なPCスキルがある方(ワードやエクセルなどに文字入力ができる方を想定)
販売経験がある方(予実・在庫管理ができる方を想定。店長経験は不問)
商品を国内に広めることに興味がある方
スポーツやファッションに興味がある方
※職種・業界未経験、第二新卒の方、歓迎
勤務地
大阪府大阪市西区北堀江1-3-12
※転勤なし
※店内は感染症対策実施
給与・待遇
月給23万9500円以上+賞与+各種手当
※上記に加え、子ども手当などを用意
※30時間分のみなし残業代(4万円以上)を含む。万が一超過した場合は別途支給
年収例
500万円(30歳・入社3年)
勤務時間
シフト制(実働8時間)
※基本、定時退社。月残業時間は平均20時間以下
※棚卸しやイベント前などで残業が生じる場合あり
<シフト例>
平日/早番…11:30~20:30、遅番…12:00~21:00
土日祝日/早番…10:30~19:30、中番…11:00~20:00、遅番…12:00~21:00
休日休暇
<年間休日110~115日>
週休2日制(月8~10日|定休日の月曜日+シフト制)
※祝日が月曜の場合は出社。その場合は別の日に代休取得可能
夏季休暇
年末年始
有給休暇
慶弔休暇
産休・育休取得実績あり
福利厚生
昇給年1回(7月)
賞与あり
交通費支給(規定あり)
社会保険完備(雇用・労災・健康・厚生年金)
時間外手当(超過分)
住宅手当(月3万円/規定あり)
子ども手当(子ども1人につき月1万円支給)
健康促進手当(月1万円まで/規定あり)
スキルアップ手当(月1万円まで)
出張手当
役職手当
退職金あり
私服勤務OK(ユニホーム支給。ボトムスや履物は私物でOK)
社員旅行あり(沖縄、グアム、ハワイなど)
応募期限
5月16日まで
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「ブリオーニ(BRIONI)」は、ブランド初となるシグネチャーフレグランス“ブリオーニ オードパルファム”を発売した。価格は100mlが1万7600円(税込、以下同)、60mlが1万1000円。
香水は世界的に有名な調香師のミシェル・アルメラック(Michel Almairac)が手掛けており、天然香料と合成香料を配合し、同ブランドのエレガンスを体現する香りに仕上げている。清涼感を演出するピンクペッパーとシダーウッドはサステナブルな原料を使用し、グリーンアップルが爽やかさを与える。アルメラックが「全ての要素を巧みに組み立てることによって、ブランドの美意識を写し取った」と語る通り、「ブリオーニ」のアイデンティティーであるスーツのように“完璧なバランス”にこだわっているという。
ブランドカラーであるネイビーブルーのボトルには、イタリア製のガラスを採用。スーツのような曲線を描き、ビスポークスーツに縫い付けられるラベルに着想したブランドロゴが付く。
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「WWDジャパン ネクストリーダー2021」で審査員アドバイザーを務める「リトゥンアフターワーズ(WRITTENAFTERWARDS)」デザイナーで、ファッション表現の実験と学びの場「ここのがっこう」を主宰する山縣良和氏は、ファッションの最前線で活躍しながら後進の育成にも力を入れる。今月に入り、ダウン症や義足など、さまざまな身体に合う洋服のデザインをサポートするドキュメンタリーに協力するなど、ダイバーシティーやバリアフリー領域にも向き合う。山縣氏が考える今のファッション業界の課題と、次世代リーダーに必要なことについて聞いた。
WWD:ネクストリーダーは年齢で区切るわけではないが、30歳前後の方が中心だ。山縣さんは30歳のころ、どういったビジョンを持っていた?
山縣良和ファッションデザイナー・作家・教育者(以下、山縣):当時はがむしゃらでした。ヨーロッパで過ごした学生時代は物事を決めつけず、とにかくいろいろなものを吸収しようという気持ちで、本当に様々なことにチャレンジしました。いくつかのメゾンでインターンを経験しましたし、ファッションウィークになるとファッションショーのバックステージの手伝いに積極的に参加しました。その他にも大学を休学してフランスに移住したり、ベルギーやオランダの学校に見学にいったり、イタリアの国際コンクールに出品したり……。本当にいろんな経験をさせてもらいました。それは世界を知らずにあれこれ言いたくないという気持ちが強く、とにかく沢山経験をして学びたいという気持ちが強かったんです。
WWD:2005年、セントラル・セント・マーチンズ美術大学ファッションデザイン学科ウィメンズウェアコースを首席で卒業している。
山縣:卒業コレクションは「裸の王様」の続きの話をテーマに発表したのですが、その頃はファストファッションの台頭で超大量生産、大量消費時代の幕開けでした。ファッションや衣服は大好きだけど、本当にそのサイクルの中だけで盲目的に衣服を生産し続けることがいいことなのか?という気持ちが常にあったんです。だから“見えない服”(裸の王様)というテーマでやってみようと思いました。
WWD:当時の大量生産大量消費は業界に大きな影響を与え、今に引きずっている。
山縣:20年代以降、そしてコロナ禍の今、ファストファッションが台頭して来た00年代からのツケが可視化されるようになりました。ファッションという大きな産業の中で、加速度的に短期間に服を大量に作って、売る、そして売れなければ廃棄してというサイクルを繰り返す中で、学びや教育、研究を後回しにしてきてしまったのではないか。デザインも含めてそういったことに取り組まなかった、言い換えれば取り組む時間が作れなかった時代だったと思います。例えば、日本でファッションに興味を持ち、仕事がしたいと思った時、学校の選択肢がほぼ洋裁技術の習得を軸とする専門学校しかありません。そして学生によく聞く話なのですが、行きたいと思っても、「親に反対される」ようです。ファッションにおける概念を学べるアカデミックな教育機関がないので「まずは(普通の)大学に行きなさい」となります。そこには、人材流出が少なからず起こっています。さらにファッションは今、負のイメージで語られることが多くて、余計に反対への拍車が掛かっています。しかし現在問題が山積みのファッション業界には今まで以上に知性を必要としており、アカデミックな環境と人材が必要で、日本でもそのような環境整備ができるかが今後の鍵だと思います。
WWD:だから山縣さんは、2008年にファッションを概念としても学べる「ここのがっこう」を設立した?
山縣:気づきのきっかけになればと思い、立ち上げました。元々、僕自身が日本の教育で挫折をして、海外に渡ったのですが、日本と欧米ではファッション教育に対する環境が大きく違いました。「ここのがっこう」では、ファッションの本質に向き合い、勉強したりすることで、人としても社会としても豊かになってもらえたらという思いで運営をしています。
WWD:「ここのがっこう」の卒業生はすでに1000人以上いる。現在、一番若い人は?どんな人が集まっている?
山縣:現在は高校生がいまする。ということは2004、5年生まれでしょうか。学校を運営していて嬉しくなることがあるのですが、このような時代であっても、みんなファッションが好きで、ファッションを学びたいと思って来てくれていることです。だからこそ最初にまず「ありがとう」という気持ちになります。どんな時代になろうがファッションの本質に触れ合ったり、常に探求する気持ちがある人はこれからもずっと続けていけるだろうと実感しています。また、コロナ禍の影響もありやデジタル社会の加速で手を使ったコミュニケーション、触覚を使う手作業が自ずと減ってきている。動物のコミュニケーションの原点は毛づくろい等に見られるお互いに触れ合うことと言われています。だからこそやってみると本能的に楽しいんだと思います。だからこそなにかを触って作るワークショップはとても盛り上がります。ファッションにはそういった本質的な強さがあるのだとと思います。
WWD:もう少し日本のファッションの問題点を教えてほしい。
山縣:日本のファッション業界でよく言われるのが、大きいキャパシティーになると細分化されて専門分野のことしか分からなくなるということです。本来は素材から織り、パターン、縫製、デザイン、さらにはメディアまで。ファッションで起こること全てをシェアすることが大事だと思うんです。ある種の共通言語を持つことでしょうか。ファッション的なリベラルアーツ(学問の基本)を獲得する必要性があります。例えばパリやNYのアトリエではデザイナーと職人が近くにいて、隣で修正が掛けられていて共通言語が生まれています。日本は場としても、教育としても、散らばったものをまとめる何かがあると良いと思います。
WWD:教育はどうあるべきか?
山縣:まずは国がファッションを文化としてしっかり認めるべきだと思います。そして国立大学でファッションを学べる学科があるといいと思います。世界トップクラスと言われるイギリスの王立の芸術大学、ロイヤル・カレッジ・オブ・アートではアート、デザイン、ファッション、建築などが学べます。学科を超えた横のつながりができ、業界内だけの会話ではなく、社会課題を共有することが大事です。僕が通っていたセントラル・セント・マーチンズも美術の総合大学なので、クリエーションの共通言語を獲得しやすい。ファッションを勉強してない人とも、なんらかの意思疎通ができた。海外で現代アートを鑑賞して思うことは、アートにもファッションと共通した感覚があり、同時代性を感じることが出来ます。それはコンセプト以外にも、造形や色彩感覚などの共通認識があるからだと思います。日本はファッションが他の分野と孤立した環境なので、チグハグになってしまう。だからこそ日本の東京藝術大学にもファッションを学べる学科があってもいいと思うのです。
WWD:山縣さんは東京藝術大学で講師を務めている。
山縣:ほんの少しだけ、年に数回、講義やワークショップを行う機会を頂いています。美術学部長の日比野克彦さんは、ファッションの大事さを理解くださっておりますが、学科を新設するというのは相当ハードルが高いようです。
WWD:「ここのがっこう」をはじめ、次のリーダーを育成しているが、何を大切にしている?
山縣:学生が持っているルーツやバックグラウンドを掘り下げ、個人の悩みや興味から社会問題へ視点を拡張して、本質的に湧き上がってくる動機を大事にしています。ルーツや過去にコンプレックスや悩みを持っている人は多く、突き詰めるとその先に同じような悩みを持っている人が少なからずいる事に気づきます。真剣に自分と向き合ったら、社会とつながるんです。アドバイスはしますが、どんなことがあっても本人そのものを否定しません。
WWD:若いリーダーに必要なことは?
山縣:繰り返しになりますが、問題だらけの社会の中での責任と、学び続ける強い意思、実験と研究、そしてどんな時であろうとユーモアを忘れない事が重要になると思います。特にこれからの時代は、より実験や研究が重要になる時代になります。研究は時間が掛かるもので、1年、いや3年掛かることもあるだろうし。ファッションは季節とともに変化する移ろいのデザインでもあり、産業を守るためにも定期的なサイクルは最低限必要ですが、もっと業界全体で多種多様なクリエーターと豊かな表現方法を受け入れるキャパシティを持たなければ、今後さらに求心力を失った魅力のない業界になってしまいます。
WWD:今後のファッション業界のカギになることは?
山縣:世界のファッションの問題の多くは環境問題などで浮き彫りになったプラスチックなどの“素材”だと思います。自ずとファブリック、マテリアルへのアプローチの比重が大きくなっています。教育現場にも変化が起きていて、セントラル・セント・マーチンズ美術大学がマテリアル・フューチャーズ学科をキャロル・コレットさんらが数年前に立ち上げましたが、ある意味ファッション学科よりもそちらの方が面白いとも言われているんです。同校は、LVMHモエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトンと提携しサステナビリティプログラムを行っていたり、さらには同学科とファッション学科の連携の強化についても考えられています。2020年代以降、ファッションデザインはリスポンシビリティとマテリアルの時代。日本でもスパイバーが開発しているブリュードプロテインなどが出てくるなど、日本の素材も大いにポテンシャルがあると思います。
WWD:最後に、ビジョンを教えてください。
山縣:「ここのがっこう」が更なる「実験や研究の場所」となれるようラボラトリーを作り、クリエーターが集まれる場所にしたいです。国内外の既存の教育機関、例えば東京大学や藝大、慶應義塾大学のSFCと連携を取り、スパイバーさんのような企業とも連携を行い、日本にある技術が集結できる場所が作れたらいいですね。そこにはデザインしている人、モノを作っている職人の方とか、研究者とかさまざまな人が集まって議論や実験するような場所が理想です。真面目に考えることがより一層大事になってていますが、馬鹿げた発想やユーモアを軽視してはいけません。僕自身も常に学びながら挑戦していけるよう新しい才能を持った方々と切磋琢磨していきたいと思っています。
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「大阪文化服装学院」が2021年卒業コレクションを発表した。
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MTGは4月2日、トレーニングブランド「シックスパッド(SIXPAD)」の足裏から歩く力をトレーニングする機器“シックスパッド フットフィット(SIXPAD FOOT FIT)”シリーズから、通販限定の薄型・軽量・コンパクトタイプ“シックスパッド フットフィットライト(SIXPAD FOOT FIT LITE)”(3万5273円)を発売する。新たに月額600円の支払いプランを設け、運動不足に悩む幅広い層を取り込む。
“シックスパッド フットフィット”は2018年10月に誕生。EMS(筋電気刺激)が足裏や前すね、ふくらはぎなど歩行を支える筋肉を効率よくトレーニングできるとして、誕生から現在までで累計販売数50万台を突破するなど支持を集める。「これまで高齢の愛用者が多かったが、在宅勤務により運動不足に陥りがちな幅広い層に向けても発信する」(宮岸聡恵MTGシックスパッドPR担当)ため、 “シックスパッド フットフィットライト”を販売する。
同製品は、「より操作をわかりやすくしてほしい」「使用中に一時停止できるようにしてほしい」「トレーニング中の残り時間を知りたい」といった愛用者の声を反映した。既存の“シックスパッド フットフィット”に比べ、高さが約3cm、奥行きが1.7cm、重量が170gコンパクトになった。またこれまで単3電池4本から3本に変更し、省エネ設計とした。
また価格で購入をためらう人もいたことから「エントリーモデルとして位置づけ、価格も月額600円の支払いプランも用意した」。
なお、4月下旬には“シックスパッド フットフィット”、6月下旬に“シックスパッド フットフィット プラス”もさらに機能を充実し、高齢の人も使いやすい操作性を追求してパワーアップする予定だ。
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女性のためのスニーカーセレクトショップ「アトモス ピンク(ATMOS PINK)」は、ゲーム周辺機器の企画開発や輸入販売事業を行うMSYと雑誌の「ナイロン ジャパン」とのコラボレーションによるゲームセンター「ゲーミングセンター バイ グラフト サポーテッド バイ アトモス ピンク + ナイロン ジャパン(GAMING CENTER BY GRAPHT SUPPORTED BY ATMOS PINK + NYLON JAPAN)」を原宿店に5月31日までオープン中だ。
ゲームセンターは約40平⽅メートルのスペースで、MSYのオリジナルブランド「グラフト(GRAFT)」のロゴテープが付いたイエローの什器を設置したほか、人気ゲーム「ぷよぷよ」やスマートフォンのバトルロイヤルゲームを無料で体験することが可能だ。会期中はゲームソフトを随時変更し、幅広い層にリーチしていきたいという。
店内に並ぶアイテムは、セガの60周年を祝した“セガ 60 TH ハードウエア”や「モンスターハンターライズ」の“2ウエイ刺しゅうワッペン”(1800円)、Tシャツ(4800円)などで、「レーザー(RAZER)」のゲーミングヘッドセットやマウス、キーボードなどをそろえる。
MSYの秋山昌也・代表取締役は「日本のゲームに対するマイナスなイメージをどうにか払拭したい。今はゲームをしない人の方が少ないし、ファッション好きもゲーム好きも一つのジャンルに対する“オタク”という部分は変わらない。中でもスニーカーとゲームの相性は良いので、『アトモス ピンク』とコラボレーションした。今年の夏頃を目処に、アパレル商品をさらに拡充していく予定」と語る。
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ラグジュアリーECのファーフェッチ(FARFETCH)の2020年12月通期決算は、商品取扱高(GMV)が前期比48.9%増の31億8701万ドル(約3473億円)、売上高は同63.9%増の16億7392万ドル(約1824億円)、調整後EBITDA(利払い前・税引き前・減価償却前利益)は前期から7394万ドル(約80億円)改善して4743万ドル(約51億円)の赤字に、純損失は前期の3億7368万ドル(約407億円)の赤字から大幅に悪化して33億3307万ドル(約3633億円)となった。
20年10~12月期(第4四半期)で見ると、GMVは前年同期比42.8%増の10億5699万ドル(約1152億円)、売上高は同41.3%増の5億4010万ドル(約588億円)、調整後EBITDAは前年同期の1792万ドル(約19億円)の赤字から1037万ドル(約11億円)の黒字に、純損失は前年同期の1億1012万ドル(約120億円)の赤字からやはり大幅に悪化して22億8103万ドル(約2486億円)となった。20年7~9月期(第3四半期)の売上高が同71.3%増だったことを踏まえると、値引きを減らしたことなどによって成長率は鈍化しているものの、四半期ベースで調整後EBITDAが黒字になったのは今回が初めてだ。
なお、純損失が大きく膨らんでいる理由として、同社の株価が高騰していることが挙げられる。20年4月2日には6.84ドル(約745円)だったが、20年7~9月期(第3四半期)決算を発表した翌日の11月13日には45.67ドル(約4978円)を付けるなどしており、第4四半期には資金調達のために発行した転換社債の公正価格の変動などによる負債が18億9060万ドル(約2060億円)発生したことが影響している。
ジョゼ・ネヴェス(Jose Neves)会長兼最高経営責任者(CEO)は、「20年は当社のプラットフォームが試される年となったが、高度な機能性と運営力によってラグジュアリーECにおけるリーディングカンパニーとしての地位を確固たるものにできた。また戦略的なパートナーシップ契約を締結しており、ラグジュアリー業界のプラットフォームとしてさらに発展できるものと確信している」と語った。
この“戦略的パートナーシップ契約”とは、同社が中国最大手EC企業のアリババ(ALIBABA)、そして「カルティエ(CARTIER)」などを擁するコンパニー フィナンシエール リシュモン(COMPAGNIE FINANCIERE RICHEMONT以下、リシュモン)と11月5日に締結した契約を指している。アリババとリシュモンはファーフェッチに3億ドル(約327億円)ずつ出資したほか、ファーフェッチが新たに設立した合弁会社ファーフェッチ・チャイナ(FARFETCH CHINA)に2億5000万ドル(約272億円)ずつ出資して、合計25%の株式を取得している。またこの協業とは別に、「グッチ(GUCCI)」などを擁するケリング(KERING)のフランソワ・アンリ・ピノー(Francois Henri Pinault)会長兼CEO一族のプライベートな投資会社アルテミス(ARTEMIS)は、ファーフェッチに対する既存の出資に加えて、新たに5000万ドル(約54億円)の出資をしている。
提携の一環として、ファーフェッチは3月1日、アリババが運営する高級品に特化したEC「ラグジュアリー・パビリオン(LUXURY PAVILION)」、同アウトレット専用プラットフォーム「ラグジュアリー ソーホー(LUXURY SOHO)」、同越境ECサイト「Tモールグローバル(TMALL GLOBAL)」に、ラグジュアリー専門のショッピングチャネルを開設した。これにより、ファーフェッチに出店するブランドはアリババが抱えるおよそ7億6000万のユーザーにリーチできるようになった。
ネヴェス会長兼CEOは、「『ファーフェッチ』では約3500のブランドを取り扱っているが、その95%は『Tモール』に出店しておらず、中国でECを展開していなかった。それが7億以上ものユーザーを抱える世界最大のECプラットフォームに出店できることにとても興奮している。コロナ以前にはミラノ、パリ、ニューヨークなどで買い物をしていた中国の消費者にとっても、楽しい買い物体験となるだろう」と述べた。
一方で、同氏はマーケティングなどの重要性も指摘。「アリババが運営する『Tモール』などのチャネルは、アマゾン(AMAZON)にグーグル(GOOGLE)とインスタグラム(Instagram)を組み合わせたような、巨大なプラットフォームだ。ただ出店しただけではトラフィック増は見込めないので、広告やマーケティングに投資する必要がある。当社としても、最初から大成功できるとは思っていない。トライアンドエラーを繰り返し、さまざまなことを学ばなくてはならないので、多くの人が想像するよりもゆるやかなペースで成長していくものと考えている」と説明した。なお、ファーフェッチは中国本土に約500人から成るチームを置いている。
ネヴェス会長兼CEOは、ECは今後も伸び続けるものの、小売業界の売り上げ全体の35%程度にとどまり、65%は実店舗によるものになると予測しているという。そうした店舗でのデジタル化を推し進めるべく、ファーフェッチは19年から「シャネル(CHANEL)」と協業し、「未来のブティック(Boutique of Tomorrow)」プロジェクトを行っている。これは販売員用と顧客用の2種類のアプリ、そして試着室に置かれた“コネクテッド・ミラー”を使用して顧客ごとのパーソナル接客を目指すというもので、パリのカンボン通りにある「シャネル」本店の近くに建つ新旗艦店などで導入されている。
同氏は、「当社のビジョンは、業界のオペレーティングシステム(OS)となること。テクノロジー部分を担うパートナーとなることで、ファッション業界の発展をサポートできると考えている。最も重要な問いかけは、『5~10年後、人々はどのようにしてラグジュアリーブランドで買い物をするだろう?』というもので、それ以外は些末なことに過ぎない」と話した。
中国市場での事業拡大に当たり、欧州のラグジュアリーコングロマリット2強と提携するというウルトラCを成し遂げたファーフェッチが、次に目を向けているのがビューティ市場だ。同社のステファニー・フェア(Stephanie Phair)最高顧客責任者は、「顧客は当社のプラットフォーム上で、ファッションからビューティまで、欲しい物を全てそろえられたら便利だと考えている。以前から検討していたが、隣接分野だからではなく本腰を入れて取り組みたい。ビューティでは最近AR(拡張現実)などの最新技術が取り入れられているが、当社はテック系のプラットフォーム企業であり、必要に応じて画期的なスタートアップなどとの提携もできる」と述べた。
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ラグジュアリーECのファーフェッチ(FARFETCH)の2020年12月通期決算は、商品取扱高(GMV)が前期比48.9%増の31億8701万ドル(約3473億円)、売上高は同63.9%増の16億7392万ドル(約1824億円)、調整後EBITDA(利払い前・税引き前・減価償却前利益)は前期から7394万ドル(約80億円)改善して4743万ドル(約51億円)の赤字に、純損失は前期の3億7368万ドル(約407億円)の赤字から大幅に悪化して33億3307万ドル(約3633億円)となった。
20年10~12月期(第4四半期)で見ると、GMVは前年同期比42.8%増の10億5699万ドル(約1152億円)、売上高は同41.3%増の5億4010万ドル(約588億円)、調整後EBITDAは前年同期の1792万ドル(約19億円)の赤字から1037万ドル(約11億円)の黒字に、純損失は前年同期の1億1012万ドル(約120億円)の赤字からやはり大幅に悪化して22億8103万ドル(約2486億円)となった。20年7~9月期(第3四半期)の売上高が同71.3%増だったことを踏まえると、値引きを減らしたことなどによって成長率は鈍化しているものの、四半期ベースで調整後EBITDAが黒字になったのは今回が初めてだ。
なお、純損失が大きく膨らんでいる理由として、同社の株価が高騰していることが挙げられる。20年4月2日には6.84ドル(約745円)だったが、20年7~9月期(第3四半期)決算を発表した翌日の11月13日には45.67ドル(約4978円)を付けるなどしており、第4四半期には資金調達のために発行した転換社債の公正価格の変動などによる負債が18億9060万ドル(約2060億円)発生したことが影響している。
ジョゼ・ネヴェス(Jose Neves)会長兼最高経営責任者(CEO)は、「20年は当社のプラットフォームが試される年となったが、高度な機能性と運営力によってラグジュアリーECにおけるリーディングカンパニーとしての地位を確固たるものにできた。また戦略的なパートナーシップ契約を締結しており、ラグジュアリー業界のプラットフォームとしてさらに発展できるものと確信している」と語った。
この“戦略的パートナーシップ契約”とは、同社が中国最大手EC企業のアリババ(ALIBABA)、そして「カルティエ(CARTIER)」などを擁するコンパニー フィナンシエール リシュモン(COMPAGNIE FINANCIERE RICHEMONT以下、リシュモン)と11月5日に締結した契約を指している。アリババとリシュモンはファーフェッチに3億ドル(約327億円)ずつ出資したほか、ファーフェッチが新たに設立した合弁会社ファーフェッチ・チャイナ(FARFETCH CHINA)に2億5000万ドル(約272億円)ずつ出資して、合計25%の株式を取得している。またこの協業とは別に、「グッチ(GUCCI)」などを擁するケリング(KERING)のフランソワ・アンリ・ピノー(Francois Henri Pinault)会長兼CEO一族のプライベートな投資会社アルテミス(ARTEMIS)は、ファーフェッチに対する既存の出資に加えて、新たに5000万ドル(約54億円)の出資をしている。
提携の一環として、ファーフェッチは3月1日、アリババが運営する高級品に特化したEC「ラグジュアリー・パビリオン(LUXURY PAVILION)」、同アウトレット専用プラットフォーム「ラグジュアリー ソーホー(LUXURY SOHO)」、同越境ECサイト「Tモールグローバル(TMALL GLOBAL)」に、ラグジュアリー専門のショッピングチャネルを開設した。これにより、ファーフェッチに出店するブランドはアリババが抱えるおよそ7億6000万のユーザーにリーチできるようになった。
ネヴェス会長兼CEOは、「『ファーフェッチ』では約3500のブランドを取り扱っているが、その95%は『Tモール』に出店しておらず、中国でECを展開していなかった。それが7億以上ものユーザーを抱える世界最大のECプラットフォームに出店できることにとても興奮している。コロナ以前にはミラノ、パリ、ニューヨークなどで買い物をしていた中国の消費者にとっても、楽しい買い物体験となるだろう」と述べた。
一方で、同氏はマーケティングなどの重要性も指摘。「アリババが運営する『Tモール』などのチャネルは、アマゾン(AMAZON)にグーグル(GOOGLE)とインスタグラム(Instagram)を組み合わせたような、巨大なプラットフォームだ。ただ出店しただけではトラフィック増は見込めないので、広告やマーケティングに投資する必要がある。当社としても、最初から大成功できるとは思っていない。トライアンドエラーを繰り返し、さまざまなことを学ばなくてはならないので、多くの人が想像するよりもゆるやかなペースで成長していくものと考えている」と説明した。なお、ファーフェッチは中国本土に約500人から成るチームを置いている。
ネヴェス会長兼CEOは、ECは今後も伸び続けるものの、小売業界の売り上げ全体の35%程度にとどまり、65%は実店舗によるものになると予測しているという。そうした店舗でのデジタル化を推し進めるべく、ファーフェッチは19年から「シャネル(CHANEL)」と協業し、「未来のブティック(Boutique of Tomorrow)」プロジェクトを行っている。これは販売員用と顧客用の2種類のアプリ、そして試着室に置かれた“コネクテッド・ミラー”を使用して顧客ごとのパーソナル接客を目指すというもので、パリのカンボン通りにある「シャネル」本店の近くに建つ新旗艦店などで導入されている。
同氏は、「当社のビジョンは、業界のオペレーティングシステム(OS)となること。テクノロジー部分を担うパートナーとなることで、ファッション業界の発展をサポートできると考えている。最も重要な問いかけは、『5~10年後、人々はどのようにしてラグジュアリーブランドで買い物をするだろう?』というもので、それ以外は些末なことに過ぎない」と話した。
中国市場での事業拡大に当たり、欧州のラグジュアリーコングロマリット2強と提携するというウルトラCを成し遂げたファーフェッチが、次に目を向けているのがビューティ市場だ。同社のステファニー・フェア(Stephanie Phair)最高顧客責任者は、「顧客は当社のプラットフォーム上で、ファッションからビューティまで、欲しい物を全てそろえられたら便利だと考えている。以前から検討していたが、隣接分野だからではなく本腰を入れて取り組みたい。ビューティでは最近AR(拡張現実)などの最新技術が取り入れられているが、当社はテック系のプラットフォーム企業であり、必要に応じて画期的なスタートアップなどとの提携もできる」と述べた。
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中古衣料ECの米スレッドアップ(THREDUP)は26日、ニューヨークのナスダック・グローバル・セレクト・マーケット(NASDAQ Global Select Market)に新規上場した。14ドル(約1500円)で公開し、終値は約1.5倍の20ドル(約2100円)。これにより、スレッドアップの時価総額は18億ドル(約1900億円)となった。
スレッドアップは2009年に創業。ファッション産業による環境負荷の軽減を目標に、中古品売買の手間とリスクを効率化したオンライン転売システムを持つ。自社サイトでは3万5000ものブランドを取りそろえ、最大90%オフの価格で販売。パッケージにもこだわり、手元に商品が届いた時の喜びが新品同様となるよう気を配ったサービスを提供している。米百貨店のメイシーズ(MACY'S)やJ.C.ペニー(J.C.PENNY)とパートナーシップを結び、売り手と買い手の橋渡し役を通して循環型ファッションの定着を目指す。
ジェームス・ラインハルト(James Reinhart)最高経営責任者兼共同創業者は、「新品を売ることが主流のファッション業界に新しいカテゴリーを構築するためには多大な時間を要する。われわれはこの10年間、消費者の行動に変化を呼びかけ、どのように業界を革新できるかを理解してもらうことに重きをおいた。これからの10年、新品の商品は長く使われることを前提に、より品質と価格の高いものが増えると考えている。そうしたビジネスによって中古品も増えるだろう。何か変化を起こすためには、マインドのシフトは必須だ。目先のことに対処するだけでなく業界の全体の傾向を抑え、消費者と市場に新しい提案を続けたい」と語った。
パトリシア・ナカシュ(Patricia Nakache)会長は、「創業以来、1億点を超える中古衣料品を扱ってきた。21年現在550万点を抱えているが、年末までに650万に達する見込み。1日当たり10万点を超える処理能力も今後さらに拡大するだろう。買い手から売り手、RaaS(販売ノウハウとIT技術を掛け合わせたサービス)パートナーにサービスを提供すべく、急速に能力を高めている。スレッドアップはお客さま優先でビジネスを展開している分、短期的な成長はむずかしい。しかし、長期的影響を与えることに期待している」と述べた。
近年2次流通(リセール)の分野への関心は、サステナビリティの観点からZ世代を中心に高まっている。グローバルデータ・マーケット・サーベイ(GlobalData Market Survey)は、同分野の市場価値は19年の70億ドル(約7600億円)から、24年には360億ドル(約3兆9400億円)に達すると予想する。スレッドアップのほかにも、ラグジュアリーブランドの中古品を扱う会員制ECのザ・リアルリアル(THE REALREAL)やフリマアプリのポッシュマーク(POSHMARK)などが上場している。スレッドアップの直近の年間売り上げは前期比14%増の1億8600万ドル(約200億円)で純損失は4700万ドル(約52億円)、アクティブユーザーは124万だった。
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「WWDジャパン ネクストリーダー2021」でアドバイザーを務めるパルコの泉水隆常務執行役員は、2019年にオープンした新生・渋谷パルコをファッション、アート&カルチャー、エンターテインメント、フード、テクノロジーを文字通りミックスした構成にするなど、従来の枠組みにとらわれない斬新なアイデアを形にした人物だ。直近では心斎橋パルコも陣頭指揮した。先を見据えるその千里眼で、次世代のネクストリーダーに必要な資質を語った。
WWD:ネクストリーダーの資質とは?
泉水隆パルコ常務執行役員(以下、泉水):大きくは5つある。①インターナショナル、②アート・カルチャー思考、③コミュニケーション能力、④SDGs、⑤ITリテラシー。月並だけど、この5つを挙げさせていただく。
WWD:インターナショナルとは、海外で勝負するということか?
泉水:世界に打って出ることが必ず必要だ。例えば韓国をみると、ファッションマーケットは日本の半分以下。韓国国内だけではビジネスが成立しないから、デザイナーらは当たり前にECを立ち上げ海外でも販売しているし、上海の展示会にも出展している。K-ポップを見ても良く分かる。アジアのみならず欧米までを見据えた戦略で、BTSなんかはビルボードで1位を獲得している。日本はガラパゴス。日本国内だけでビジネスが成立してしまうから、コスモポリタン発想、国際的視野が弱い……。今はコロナ禍で海外へ行き来はできないけど、収束すればインターナショナルといったキーワードは出てくる。世界発想、コスモポリタン発想は必ず持っていないと。だから語学力はマストだと思う。
WWD:2つ目のアート・カルチャー思考は?
泉水:ネクストリーダーになりうる30代のデザイナーらと話しているとアートへの造詣が深いように思う。『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』の著者である山口周氏に当社の社内研修に登壇してもらい、マーケティングの予定調和ではなく感性に磨きをかけて勝負するアート経営が重要と言われ感銘を受けた。新生・渋谷パルコのプランニングにもつながっている。「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」と村上隆など、業界としても以前からラグジュアリーとストリートアートの融合が行われているが、つまりファッションだけで勝負するのではなく、アート・カルチャーの付加価値があるかどうか。また、コロナを経て、よりアート・カルチャーへの希求が高まっているように思う。アート・カルチャー思考的なものは持っていた方が良いと思う。
WWD:3つ目のコミュニケーション能力は?
泉水:リーダーというのは部下をリードするのは当然だけど、次世代リーダーは、体制を打破する、既存勢力を突破する力を持っていることも重要だろう。それには、体制の人、目上の人をたらし込む“人たらし力”が必要だと思う。年を経てそういうのが分かってきた。伸びる人にお会いすると、いつもたらし込まれてしまう(笑)。リーダーの資質なんじゃないかな。
WWD:4つ目のSDGsは時代として重要なファクターだ。ファッション・ビューティのネクストリーダーが考えなければいけないSDGsとは?
泉水:持続可能な世界を実現させるためのSDGsはとても重要で、デザイナーを含めたファッション、ビューティ業界人も社会意識を持つべきだ。コロナ前にもリアルファーの使用廃止などにH&Mやケリング、ユニクロなどが取り組んでいたけど、コロナが収束すれば、よりサステナビリティに寄り添っていく事になるだろう。日本環境設計さんの再生素材を使ったブランド開発や、クルックさんと伊藤忠さんが行っているオーガニックコットンプロジャクト、山縣良和デザイナーの「ここのがっこう」など、環境に優しいとか、LGBTQとか、これからはマストになってくるだろう。
WWD:5つ目のITリテラシーとは?
泉水:言わずもがなだが、広告や生産などのビジネスの様々な場面でITを使うというのは自然な流れ。ITリテラシーは、ネクストリーダーにとって当たり前に必要だ。
WWD:次世代リーダーとして注目している世代はあるか?
泉水:注目しているのはZ世代が個性的でめちゃくちゃ面白い。例えば、1995年生まれの辻愛沙子さんは、日本生命と組んでワンコイン診療を実施したり社会意識が圧倒的に強い。03年生まれのグレタ・トゥンベリさんもそうだ。政治にも物申す世代だ。また、音楽の業界では、ユーチューブやTikTokが台頭したことも影響していると思うけど、既成の枠に囚われない新しい音楽を作る若者が出てきている。福岡出身の女の子だけど、メイク、ファッションをセルフプロデュースで英語で歌っている子や、スマホ1個でラップを作っている男の子とか。大流行している「うっせいわ」は2002年生まれの女の子の歌だ。そういうのを聞いていて、音楽業界で起こっていることが、ファッション業界でも起きてこないかなと思う。もしかしたらすでに起きているかもしれないけど、大人のわれわれはキャッチできていないだけかもしれない……。
WWD:Z世代を理解し、体制側の人々を“たらしこめる”人がネクストリーダーになれるのか?
泉水:声を上げるZ世代は影響力が大きいと思うけど、ただ洋服は買わないし限られた消費しかしない世代。この子たちをターゲットに、どんな商売をしていくのかという課題がある。別件だが、新しいビジネスとして、ある企業家の方にお会いした。アパレルから余剰在庫を買い取って、メルカリ等で販売する一般人とマッチングするプラットフォーム。個人プレーヤーが商売相手だ。ブランドとしても2次流通だけど、個人が値付けするから価格が下がっても平気で、そこで売れることでブランド価値が上がるから良しとしている。メルカリがなかったら存在しなかった商売形態でとても面白い。
WWD:ユーチューバーも、アパレルから在庫を買い取って自分のユーチューブで売っている。そんなネクストリーダーが台頭してきているが、泉水さんがネクストリーダーだったころ、30代は何を考えていたか?
泉水:ちょうど課長だったころだ。30代は何も考えずにがむしゃらに仕事をしていたと思う。90年代になってフレンチカジュアルブームで渋谷パルコパート3ではそういった服を集めて超売れた。一方でライバルの渋谷109はフレンチカジュアルファッションは取り扱わずキツそうだった。その中で「ラブボート(LOVE BOAT)」などが出現し、渋谷ギャルカルチャーを創出して人気を集め黄金期を築いた。その時にはわれわれが手がけていたフレンチカジュアルは低迷していった。ファッションには流れがあるんだと身を持って分かったし、流れを掴まないといけない、掴むためにはアンテナを張ってないといけないと思った。
WWD:現在のコロナ禍でのファッションの流れは?
泉水:コロナ禍でも売れているのはラグジュアリーだ。前年を超えて好調の「ロエベ(LOEWE)」や「エルメス(HERMES)」などから思うのが、クラフトワークに造形が深かったり、アート思考が強かったりすることだ。ファッションだけの力では売れなくて、アートの文脈があるから売れている。そういう流れなんだろうなと思う。
WWD:パルコに導入するブランドに基準はあるのか?目を引くブランドとは?
泉水:具体的には言えないが、モノも見るが、人も見る。昔、他のファッションビルの名物幹部が導入したブランドの有名な話だが、商品を見たスタッフさんたちは導入に反対したが、「モノじゃなく人を見ろ」と言って人物にフォーカスしてブランド導入し、一大人気ブランドになった。モノも人が作っているということ。私自身は、影響されるのが嫌で競合施設の視察はしないけど、普段からモノ・服を見るのと同時に来店している人を見ている。イベントでもどういった人が集まっているか、それを見ている。
WWD:今、パルコがやるべきことは?
泉水:それでいうと人材育成、教育をやってこなかったことを反省している。言い訳できるとすれば、われわれの世代は先輩の背中を見て覚えていた。だからスタッフさんは教えずとも見て覚えてくれていると思っていた。でも実際は、ゆとり教育世代とかは覚えてくれないスタッフが多かった。「教える」という意識を持って教育することが大事で、オンザジョブトレーニングの重要性を痛感している。現在、18店舗あるパルコはそれぞれに違う戦略で動いていて、マニュアルがない。だからこそ「こうするんだよ」と個々に教えていく必要がある。
WWD:今後の方針は?
泉水:コロナの流行によりさまざまなことが停滞してしまった。まだ終息したわけではなくリスクはあるが、ワクチン接種も始まったし、人に会っていきたい。人に会いコミュニケーションすることが非常に大切で、我々の生命線だということを痛感したので。
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「ニューバランス(NEW BALANCE)」は、“はたらく大人のデイリーウエア”がコンセプトの“ザ シティ(THE CITY)”コレクションの新作を発売した。はっ水性と伸縮性に優れたジャケット2型(1万5180円、1万1880円)をはじめ、ストレート・スキニー・スリムテーパード・ワイドテーパードの4つのシルエットから選べるパンツ(9790円)、同ブランドのシューズワッペンが胸元に付くポロシャツ(6490円)、無地とボーダー柄のTシャツ(6490円)などを用意する。「ニューバランス」公式オンラインストアと全国のスポーツデポ、アルペンなどで扱う。
発売に合わせて、同コレクションを通してアクティブに働く生活を提案する“ワークティブ”キャンペーンがスタートした。メディア向け発表会にはお笑い芸人のシソンヌが登壇。実際に“ザ シティ”を着用して1週間生活した2人が、性能の良さと“ワークティブ”な日々を振り返った。長谷川忍は「スムーズに動けるので、快適に通勤できます。いつもならタクシー移動しちゃう場面でも、歩いたり電車に乗ったりして移動するようになりました。適度な運動も増えて、調子が良くなった気がしますね」と真面目にコメント。一方じろうは「“ズ シテイ”……、いや“ザ シティ”ですね。青森が長いもんで、すみません」と笑いを誘いながら、「僕は腰とケツがめちゃくちゃ痛くて、毎日ストレッチが欠かせません。これはすごくよく伸びるので、激しめのストレッチも全く問題なかったです」と回答した。さらにバイクが趣味のじろうは「このままバイクにまたがって、街を走りたい。そしてきれいなお姉さんの目の前に止まって、『ザ シティ』と呟きたい」と話すと、長谷川が「それお姉さんにもニューバランスさんにも失礼だから絶対にやめて!」と突っ込んで会場を盛り上げた。
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「アディクション」は、2021年夏コレクション“ザ アンポリッシュ ジェム(THE UNPOLISH GEM)”を 5月21日に数量限定発売する。着想原は、磨かれ抜かれた宝石と変わらない美しさを秘めている“磨かれる前の「原石」”。パールやルビー、ペリドットといったサマーシーズンの誕生石を由来としたカラーコレクションで、これらの“原石”に込められたエネルギーを持ちあわせ、つける人の個性を引き立てる。
注目は多色の顆粒が混ざり合い、塗布するごとに新たな表情が生まれる「ザ アイシャドウ アンポリッシュ ジェム」(限定5色、各2750円)と「ザ ブラッシュ アンポリッシュ ジェム」(限定2色、各3630円)。3色の組み合わせとマットと微細なパールのテクスチャーでやわらかなきらめきを与える。
そのほか、「ザ アイシャドウ クリーム」(限定6色、各2200円)や「ザ ネイルポリッシュ L」(限定10色、各1980円)、「ザ リップスティック エクストレム シャイン」(限定3色、各4070円)、「リップ オイル プランパー」(限定2色、各2300円)をラインアップする。
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女性のウエルネス課題の解決や支援事業を行うフェルマータ(fermata)は「フェルマータ吸水ショーツ寄付 支援募金」を実施し、全国の35医療機関に合計2300枚の吸水ショーツを寄付した。同プロジェクトは、新型コロナウイルスの感染拡大が一段と深刻化する中、献身的に従事する医療従事者のためにフェムテックを通じて支援したいという思いから始まったもの。
同社のプロジェクトに対し国内外のフェムテックに関心を寄せる企業や個人から支援が集まり、予想を上回る562万5000円の支援金額が集まった。それら元に「ベア(BE-A)」「イヴ(EVE)」「ガールズ リープ(GAIRLS LEAP)」「ムーンパンツ(MOON PANTS)」「オルタ ナチュラル(OLTER NATURAL)」「ピリオド(PERIOD.)」の6ブランドが吸水ショーツを提供した。
フェルマータは現場の状況やさらなる負担軽減のため、今後もさまざまな選択肢を通じて継続的に医療従事者を支援していくという。
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バッグブランド「ブリーフィング(BRIEFING)」や「ファーロ(FARO)」を手掛けるユニオンゲートグループ(東京都、中川有司社長)は、ユナイテッドアローズの子会社で「フェリージ(FELISI)」や「ハイド アンド ジャック(HIDE & JACK)」を展開するフィーゴ(東京都、赤間直樹社長)の発行済み株式を100%取得する。株式の譲渡実行日は3月31日の予定で、取得金額は非公表。
中川社長は「ブランドと共に、フィーゴの全従業員の雇用も継承する。イタリア発祥のブランドがポートフォリオに加わることで当社の多様化も促進され、MADE IN USAを旗印に掲げる『ブリーフィング』と日本製中心の『ファーロ』との間でバランスも図れるだろう。これを機に日本はもとより、今年1月に現地法人ブリーフィングUSAを設立したアメリカ、今夏にブリーフィング台湾を設立予定のアジアでビジネスを拡大していきたい」と話す。
「フェリージ」は1973年、アンナ・リザ・フェローニ(Anna Lisa Felloni)がイタリア北部の都市フェラーラで創業したバッグブランド。現在もフェラーラの工房で、ほぼ全ての商品がハンドメードされる。「ハイド アンド ジャック」は2014年、イタリア・ヴェネト州でアルベルト・フランチェスキ(Alberto Franceschi)とニコラ・フランチェスキ(Nicola Franceschi)の兄弟が創業したシューズブランド。
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ユナイテッドアローズ(UNITED ARROWS、以下UA)がオウンドメディアを強化している。2015年にCSRの取り組みを発信するため「ヒトとモノとウツワ」を立ち上げ、20年10月にはメンズの「アイディアズ(IDEAS)」を、21年2月にはビューティ&ユース ユナイテッドアローズ(BEAUTY & YOUTH UNITED ARROWS)の「ピープル(PEOPLE)」を開設。「アイディアズ」はECとは連動させているものの、主に食やアート、旅などの知識を紹介するコンテンツを充実させている。まずは月間UU5万を目指し、将来的には10万に成長させる計画だ。各社がEC売上高や販売比率の強化を掲げる中で、“売るだけではない”メディアに挑む理由とは。UAの松本真哉クリエイティブディレクターと、「アイディアズ」「ピープル」のコンテンツを統括する制作会社コンタクト(kontakt)の川島拓人クリエイティブディレクターに聞いた。
WWDジャパン(以下、WWD):メンズに特化したオウンドメディアとして「アイディアズ」を立ち上げた理由は?
松本真哉UAクリエイティブディレクター(以下、松本):現在UAのメンズの方向性を変えていこうとしており、新しい男性像を表現するために立ち上げました。われわれはスーツ屋というイメージが強い。でもこれからはウンチクで服を選ぶのではなく、ライフスタイルに合わせて服を選び、生活感が香るイメージに変えていきたい。その男性像を表現するために「アイディアズ」を立ち上げました。今までもECサイトはありましたが、買い場でのコミュニケーションしかなかったので。
川島拓人コンタクト クリエイティブディレクター(以下、川島):最初はオウンドメディアを作りたいという依頼ではなく、UAの新しい男性像をもっと顧客に伝えたいと相談を受けました。話し合いを続けていく中で、オウンドメディアを作ろうということになったんです。メンズの文脈だと、どうしてもモノ作りや商品の細部の紹介になりがちなので、商品の向こう側にある生活感を伝えていきたいんです。
WWD:UAの新しい男性像とは、どんなイメージ?
松本:簡単に言うと、ファッションが一番前に来る人ではありません。これまではまずファッションから組み立てていくのが当たり前でしたが、これからは食やアートなどのクリエイティブな趣味も並列に並んでいる男性が理想です。かといって何にでも詳しい文化人ではなく、日々のアイデアを軽快に楽しんでいる人というイメージでしょうか。
川島:「アイディアズ」というタイトルにしたのも、情報ではなく知識を提案するメディアにしたかったからです。松浦弥太郎さんと打ち合わせをしているときに「おいしいただ肉を食べに行くだけではなく、肉を食べながらシェフと話して、どうすれば自宅でもおいしいお肉を焼けるのかという知識を得るためにお金を払うのが今の時代観」という話を聞いて、その通りだなと。だから「アイディアズ」でも、サラダを食べるときにこういう服を着ていたらパジャマよりおいしく感じませんか?という知識を共有していきたいんです。
WWD:ECでいかに服を売っていくかで各社が試行錯誤する中、珍しいアプローチでは?
川島:最終的には商品情報にリンクはしているのですが、これまで“ファッション”のイメージが強かったUAがこういう試みをしているのが新しいと思うんです。今のメディアはスタイルサンプルを提案して、これが正解ですという情報を発信するところがほとんど。でも僕たちはもっと自分たち考えることができる。特にUAの顧客は社会性もあって品質も理解している方々なので、正解ではなく知識を提供できたら、さらに人生が楽しくなるのではという思いも込めています。このサラダのときはこのスエットが合う、みたいに多少強引でも(笑)、あのリンクのさせ方が「アイディアズ」のキーポイントなんです。
松本:服がメインではないですが、最初は服も含めたコンテンツを想定していました。でも服以外の方向にもどんどん興味が向いていき、これからもさらにあらゆるジャンルに拡張していくかもしれません。ただ、決して「アイディアズ」で服が売れなくてもいいと思っているわけではないんです。今は服を売るためにファッションだけやっていてもダメなので、中長期的に見て先手を打っているつもりです。将来的にはビジネスとして成立するメディアになると考えています。
WWD:サイトの開設以降、反響は?
松本:「サラダの記事見たよ」とか「クリスマスケーキの記事良かった」という周囲からの反響とともに、商品も少しずつ売れています。こういう購買体験をもっと増やしていくのが理想です。3月にはファッションに特化したコンテンツも公開しましたが、あくまで良質なアイデアの延長線上にあるファッションという軸はブラしたくないですね。
川島:記事への反応を見て、UAに来る人たちが何に興味を持っているのかを情報収拾しているところです。サラダの記事の反応がよければ、次はサラダに関わる何かをやろうと徐々にブラッシュアップしていきたいです。もちろん新規の方々に届けたい気持ちありますが、まずは現在の顧客の興味関心を探っています。
WWD:今後計画している施策は?
松本:われわれの強みであるフィジカルの場を生かして、店頭でのイベントも開きたいと考えています。そこには服だけではなく、食材や別注のお酒が並ぶライフスタイルに関するもの。ファッション以外の商材を紹介するのはUAでは珍しいので、そういう場としても活用していきたいです。そのためには、まず「アイディアズ」という名前をまずアイコン化していくことからですね。
川島:いちオウンドメディアで終わらせるつもりは全然ありません。フィジカルのイベントだったり、企業との取り組みだったり、本当のメディアのような機能を持たせることだってできます。別注商品を作ってレーベルのような役割も担える。顧客=読者だと考えると、これほど恵まれた条件って実はあまりないと思うんです。
松本:理想は、UAというフィルターなしでも読者が見てくれるメディアにしたいです。フッターを見て、「実はUAがやっていたんだ」と気づかれるぐらいになればいいですね。結果的にはブランド力のアピールにもなりますから。目標のUU数はありますけど、このメディアを好きになってくれて、共感してくれた人に合わせてどんどん進化させていきたいです。新規顧客の開拓にもきっとつながっていくはずですから。
川島:これから認知度を高めていくためのメール配信やSNSなどを考えないといけないのですが、複数のあるメディアの1つではなく、「アイディアズ」流のやり方でムードがしっかり伝わるように拡散したいですね。それとコンテンツ一つ一つも、ずっと読み続けてもらえるように大事にしていきたいんです。ビジュアルやテキストはもちろん、いつ記事を見ても商品が買えるように関連商品を小まめに入れ替えるなど、細かな親切さにはこだわり続けていきたいです。
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日本のフラッシュセール最大手企業のラベルヴィー(LA BELLE VIE)が注目を集めている。同社は「グラッド(GLADD)」「ギルト(GILT)」という2大フラッシュセールサイトを擁し、サービス開始の2009年以来、「会員限定」「短期集中販売」「在庫運用」という機能を磨き続けてきた。コロナ禍がファッション産業にも大きな影響を与える中、こうした機能が評価され、ここに来て再び同社の存在がクローズアップ。独自に開発したオンラインファミリーセールサービス「ホワイトレーベル」も、ハイレベルなセキュリティや工数の削減などが評価され、急速に導入企業が増えている。
名実共に日本ナンバーワンの
フラッシュセール企業
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「グラッド」の会員数は約300万人、「ギルト」が同270万人。共に日本でのサービス開始は2009年で、ブランド価値を維持しながら短期間で売り上げるノウハウを蓄積している。18年9月に本社機能、11月に物流拠点、そして12月末に法人を統一。名実共に日本ナンバーワンのフラッシュセールサイトになった。
カテゴリーの幅広い「グラッド」、ラグジュアリーに強い「ギルト」の両サイトを有しているため、高級ブランドや幅広いターゲットから人気を集めるブランドぞろえ、取り扱いアイテムもアパレル、アクセサリー、家具・インテリア、食品、日用雑貨、旅行まで幅広い。販売したいブランド側にとってはブランドやアイテムによって、両サイトを使い分けることができる。
委託から在庫連携、
買い取りまで
取引形態はいろいろ
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「グラッド」「ギルト」ともにブランドとの取引形態はバリエーションが広がっている。ブランド側の要望に応じて、期間を限定して販売委託する「販売委託」、ECのシステム上で連携する「在庫連携」、すぐに現金化できる「買い取り」など、取引形態はさまざまだ。ブランド側は、在庫を自分たちの状況で決められる。
会員制フラッシュセールがルーツではあるが、現在はセミクローズド形式だけでなく、短期間でより効率的に販売するための、さまざまなノウハウを蓄積。ブランドや商品カテゴリー、在庫のシーズン性など、アイテムの特性に応じて多角的にアプローチでき、ベストなソリューションを提案している。
ファミセをオンライン化する
「ホワイトレーベル」で
手間と工数を激減、
売り上げは倍増
ラベルヴィーのファミリーセールに特化したサービス「ホワイトレーベル」が伸びている。フラッシュセールで培ってきた「会員制」「期間限定」「在庫運用」といったノウハウをベースに、ハイレベルなセキュリティーや個人情報の取り扱いにも対応する同サービスは、コロナ禍でリアルイベントが難しくなる中で、外資系の有力ブランドの導入も相次ぎ、急速に広がっている。現在は外資系ブランドや国内の大手セレクトショップなど30社が導入している。導入拡大の背景を香取純一ラベルヴィー共同CEOは「サービス自体は5年前から展開してきたが、昨年3月以降、問い合わせが急増している。ファミリーセールはこれまで実は多くの手間と工数、人員を必要としていたが、『ホワイトレーベル』を使えばかなり削減できる一方、ほとんどのケースで売り上げは1.5〜2倍に増えている」と語る。
「ホワイトレーベル」の最大のポイントは、手間と工数の圧倒的な削減だ(図参照)。会場の手配などを含めると最大で2カ月前から準備していたファミリーセールは、最短でわずか2〜3週間まで準備期間を短縮できる。渡辺サブリナ=ラベルヴィー共同CEOは「ブランドが年に数回だけのファミリーセールの運用を改善するには限界がある。とはいえハイレベルなセキュリティと個人情報の取り扱いや、ベストなタイミングでの告知や登録、販売面の細かな気配りなど求められる機能やサービスに関しては、かなりのクオリティーとノウハウが必要。『ホワイトレーベル』には在庫運用のプロフェッショナルとして培ってきた多くのノウハウが凝縮されている」という。
ハイレベルなセキュリティや
個人情報の取り扱いにも対応
導入企業の多くがサービスを継続して利用しており、「ほぼ全てのケースで購入者数と購入単価のアップ率は際立って高くなっている。一つ強調しておきたいのは、『ホワイトレーベル』の導入で、これまでブランドがファミリーセールを自社で開催する際にコストとして可視化しづらかった運営関係者の人件費や手間を削減でき、在庫をより効率的に運用できるという点。経営側のメリットも大きい」(渡辺共同CEO)。また、「当社が最重要視しているのは、効率的な在庫運用をすることで、ファッション産業のサステナビリティに貢献すること。在庫のライフサイクル全体の効率化は、大量生産・大量廃棄が大きな課題となる中で、ブランドが成長し続けるためにも重要な解決策の一つ。ファッション産業に精通した人員を多く抱える当社だからこそ提案できるブランディングの維持・向上と効率的な在庫運用が、業界全体の課題のソリューションになると実感している」(香取共同CEO)。
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「サブレーションズ(SUBLATIONS)」が2021年春夏コレクションを発表した。
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「サブレーションズ(SUBLATIONS)」が2021年春夏コレクションを発表した。
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「WWDジャパン」は4月5日号の「新入社員のための基礎知識AtoZ」特集の発売に合わせ、25歳以下を対象とした期間限定の購読キャンペーン「U25応援キャンペーン」を実施します。ファッションとビューティ業界の専門紙である「WWDジャパン」は、業界に挑む若き人々を応援し、共に業界の未来を描いていきたいと考えています。今回のキャンペーンは、「WWDジャパン」紙版または電子版の年間定期購読料が通常の3万3000円から、50%引きの1万6500円になる特別キャンペーンです。実施期間は、3月29日~5月31日。なお4月19日12時までの申込みで、20日開催の「WWDジャパン」主催トレンド&ビジネスセミナー「NEXT VISION 2021-22FW」に無料ご招待いたします。新入社員や若手社員への活用をご希望の法人の方は問い合わせフォームよりお問い合わせください。
未曾有の事態による厳しい時期を経て、今世界はこれまでにないスピードで日々変化しています。そんな中、「“好き”を仕事にしたい」との熱意や「業界を変えたい」と秘めた思いを抱き、ファッション&ビューティ業界の世界に飛び込んだU25のみなさんは業界の今と未来を担うエースです。「今業界に必要な力は何なのか」「ワタシにできることは何なのか」の答えにつながるヒントを「WWDジャパン」と考えませんか?
地球環境を考え今あるものを未来に繋げる"サステナビリティ"という考え方や、コロナ禍でさらに革新する“DC(デジタルトランスフォーメーション)”など、私たちの世界は日々新しい技術や考え方が生まれています。「WWDジャパン」は国内外の最新情報をもとに、業界を変える技術や考え方、アイデアを先導するリーダーたちに取材。最新の国内外ファッション・ビューティトレンドや大手・注目企業の社長インタビュー、販売接客に生かせるキーワードなど役立つ情報満載です。毎月第4月曜日にはビューティ&ヘア業界に特化し、「WWDビューティ」を付録として発行。業界のプロや有識者に徹底取材し、新しい発見を創造する独自の特集もお届けします。
「WWDジャパン」の記者は本紙とウェブと担当しています。その日入ってきたスクープはウェブですぐに報道。紙面ではそのニュースが起きた理由や業界への影響など裏側まで取材し、独自の調査やデータ分析に基づき、正確な情報をわかりやすくお届けします。さらに、日本だけでなく世界に広がる取材ネットワークを強みに、国内外の"いま知っておくべき"ニュースを独自に解説。本紙では、専門性に富んだ記者たちがウェブ検索ではたどり着くことのできない“ニュースの先”を追いかけ、徹底取材した特集やトピックスを一目で分かりやすく紹介しているので、ウェブニュースよりも理解も知識も深まります。
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トレンド&ビジネスセミナー「NEXT VISION」は、ファッション&ビューティ業界の最新トレンドを国内マーケットを見据えてレポート。そして時代と共に生まれる新たなビジネストレンドを独自の視点から切り取り解説します。4月19日(月)午後12時までの「U25応援キャンペーン」お申込み完了で、もれなく今季「NEXT VISION 2021-22FW」のAコースまたはBコースのいずれか1コースに無料ご招待します。セミナーの詳細は下記特設サイトをご確認ください。
トレンド&ビジネスセミナー「NEXT VISION 2021-22FW」特設サイトはこちら
■「U25応援キャンペーン」概要
対象:25歳以下の全ての方
申込期間:3月29日~5月31日
内容:「WWDジャパン」年間定期購読 紙版または電子版
※4月19日(月)午後12時までの申込み(入金)完了で「NEXT VISION 2021-22FW」AコースまたはBコースのいずれか1コースに無料ご招待
価格:特別価格1万6500円(通常価格3万3000円)/1購読
※複数部ご希望の法人の方は、問い合わせフォームよりお問い合わせください
注意事項:
※本キャンペーン価格での購読は最大2年間となります
※本キャンペーンは申込み時点で25歳以下である方が対象になります
※お手続きには「WWDJAPAN.com」の会員登録が必要です
※申込みには、学校名または社名の入力が必要です
※お支払い方法はクレジットカード決済または銀行・郵貯振込になります
※4月19日(月)午後12時の時点で入金が完了していない場合は、「NEXT VISION 2021-22FW」への無料招待は対象外となります。ご了承ください
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「WWDジャパン」は4月5日号の「新入社員のための基礎知識AtoZ」特集の発売に合わせ、25歳以下を対象とした期間限定の購読キャンペーン「U25応援キャンペーン」を実施します。ファッションとビューティ業界の専門紙である「WWDジャパン」は、業界に挑む若き人々を応援し、共に業界の未来を描いていきたいと考えています。今回のキャンペーンは、「WWDジャパン」紙版または電子版の年間定期購読料が通常の3万3000円から、50%引きの1万6500円になる特別キャンペーンです。実施期間は、3月29日~5月31日。なお4月19日12時までの申込みで、20日開催の「WWDジャパン」主催トレンド&ビジネスセミナー「NEXT VISION 2021-22FW」に無料ご招待いたします。新入社員や若手社員への活用をご希望の法人の方は問い合わせフォームよりお問い合わせください。
未曾有の事態による厳しい時期を経て、今世界はこれまでにないスピードで日々変化しています。そんな中、「“好き”を仕事にしたい」との熱意や「業界を変えたい」と秘めた思いを抱き、ファッション&ビューティ業界の世界に飛び込んだU25のみなさんは業界の今と未来を担うエースです。「今業界に必要な力は何なのか」「ワタシにできることは何なのか」の答えにつながるヒントを「WWDジャパン」と考えませんか?
地球環境を考え今あるものを未来に繋げる"サステナビリティ"という考え方や、コロナ禍でさらに革新する“DC(デジタルトランスフォーメーション)”など、私たちの世界は日々新しい技術や考え方が生まれています。「WWDジャパン」は国内外の最新情報をもとに、業界を変える技術や考え方、アイデアを先導するリーダーたちに取材。最新の国内外ファッション・ビューティトレンドや大手・注目企業の社長インタビュー、販売接客に生かせるキーワードなど役立つ情報満載です。毎月第4月曜日にはビューティ&ヘア業界に特化し、「WWDビューティ」を付録として発行。業界のプロや有識者に徹底取材し、新しい発見を創造する独自の特集もお届けします。
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「スピンズ(SPINNS)」は原宿のショップ「パーク(PARK)」、カルチャーメディア「マッシュルーム(MASHROOM)」との共同企画“ミーティング(MEETING)” をスタートした。
受注販売やリサイクルで製造ロスと在庫を減らし、よりサステナブルなアパレル販売に取り組む企画だ。ファンコミュニティーを持つアイドル、モデル、インフルエンサーを起用し、受注販売を実現する。
第1弾はアイドルグループAppare!とコラボレーション。各メンバーが書いたオリジナルのイラストをグッズ化し、3月27日に受注を開始した。スエット(1万5000円)とTシャツ(4000円)、マスク(2000円)を販売。スエットはメンバー本人が手刷りを行い、その姿をユーチューブで配信する。
「パーク」はファッションとアニメやマンガの“オタク”カルチャーをテーマにしたショップ。「マッシュルーム」は次世代のインフルエンサーを通し東京のカルチャーやファッションを発信するメディアだ。
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「シアタープロダクツ」はこのほど、京都・亀岡市と連携し、パラグライダーの生地をアップサイクルしてバッグを作る新たなファッション事業「ホズバッグ(HOZUBAG)」を立ち上げた。2019年に亀岡市の駅前で、廃棄されるパラグライダーの生地をつなぎ合わせた巨大なバッグをクレーンで吊るすパフォーマンスを行って以来、つながりを深めている。このパフォーマンスは、SDGsに取り組む“SDGs未来都市”の認定を受けた亀岡で環境先進都市としての多様な取り組みが始まることを周知する目的で行われた。クリエーションの力で長期的な課題解決を目指す武内昭「シアタープロダクツ」デザイナーに話を聞いた。
WWD:亀岡市と取り組むことになった経緯は?
武内昭デザイナー(以下、武内):亀岡市が、「かめおかプラスチックごみゼロ宣言」で2030年までに使い捨てプラスチックごみをなくすことを目指し始めたのがきっかけでした。行政は市民の環境意識を高め、取り組みを広めるための文化芸術を考え、「かめおか霧の芸術祭」でイベントを開いてくれないかと声がかかりました。そこで、廃棄される予定だったパラグライダーの布をエコバッグに生まれ変わらせる「フライバッグ(FLY BAG)」プロジェクトを立ち上げました。夏に10mを超える巨大なパッチワークのバッグを亀岡市の駅前にクレーンで吊り上げるパフォーマンスを行い、冬の芸術祭では市民の皆さんとそれを一緒に解体してエコバッグを作りました。WWD:市民からはどんな反応が?
武内:想像を超える反響で、幅広い年齢層の方に参加していただきました。イベントの成功に背中を押され、一度きりではなく本質的な問題解決のために事業化を目指したプロジェクトを提案し、誕生したのが「ホズバッグ」です。
WWD:販売後の反響は?武内:最初はパリで展示会を開催しました。「かめおかプラスチックごみゼロ宣言」の「私たちにできる身近な取り組みを国内外の他都市とも連携し、湧き上がるような大きな流れを巻き起こしていかなければ」という一文に共感し、「ホズバッグ」で実践したいと思ったんです。すると、パリの名門ギャラリー「イヴォン・ランベール(YVON LAMBERT)」の方が気に入ってくださり、会期中に全て買い取ってくれました。亀岡生まれのブランドが、パリで販売を開始という状況にとてもワクワクし、「ホズバッグ」の可能性を感じました。商品は1カ月で完売しました。国内では20年から販売し、現在生産が追い付かないような状況です。
WWD:「ホズバッグ」の何が共感を呼んだ?
武内:まずファッションとしての価値が一番でしょう。そこから興味を持って、商品に触れ、背景を知ることでさらに価値を感じられる構造が上手く機能したと思います。今後は亀岡市内に工場を作り、独立したブランドとして展開します。
武内:残布で製品を作ったり、既存のプリント版を再利用したりといった、資源を無駄にしないデザインは当初から自然と実践していました。サステナビリティを強く意識するようになったのは、2017年頃に日本環境設計の岩元美智彦会長にお会いして以来です。
WWD:同社の「ブリング(BRING)」プロジェクトは古着をリサイクルして新たな製品を作る循環型の仕組みを確立した。
武内:石油などの地下資源に頼らない未来を目指せることに感銘を受け、以来「ブリング」のディレクションを担当しています。ニューヨーク・ファッション・ウィークで発表したリサイクルできるドレスは同社との取り組みで実現したものです。その後、バンダイスピリッツ(BANDAI SPIRITS)とコラボして、プラモデルの成形中に生じる端材などを再利用したアクセサリーなども販売しました。会社としてもサステナビリティの取り組みを進めていて、「SDGs事業認定」を取得しました。環境や社会への貢献が、ブランドの付加価値を高めると実感しています。
WWD:会社としてはどんな取り組みを?
武内:ほとんどの商品においてカーボンオフセットが実現できそうな段階です。とは言え、本音はまだまだ課題ばかり。まずは自分の襟を正すことが先決ですから、社内のプラスチック使用量の削減など、できることから取り組んでいます。
武内:業界が抱える問題を掘り下げると絶望的な気持ちになりますが、僕は課題意識よりも、資源を循環させた未来というポジティブなところに興味を持ちました。僕のデザインする思考と、資源を循環させることの相性が良かったんだと思います。
WWD:サステナビリティがクリエーションを制限するという意見もあるが?
武内:逆に条件があるほどクリエーションは進むと思います。デザインは、さまざまな課題をどう解決するかという作業です。環境問題は山積だからこそ、クリエーションが生まれる可能性を感じます。
WWD:亀岡市との取り組みでは、クリエイティビティやデザイン力そのものが求められた。
武内:そうですね。僕はファッションデザイン以外にも興味の幅が広いので(笑)。例えば亀岡市は、レジ袋を全面廃止しました。当然市民からは反対の声も上がりましたが、どう解決できるかを考え、亀岡市が共同購入する紙袋のデザインを申し出ました。メッセージを大きくプリントし、掲げるとプラカードになるようなデザインです。紙袋のデザイン一つでも、人々の意識は変化すると思ったからです。亀岡市で行われているさまざまな対話がとても面白く、「これをクリエイティブな方法で多くの人に伝えたい」と思い、映像作家の丹下紘希さんをディレクターにお招きし、「しぜんの中の小さな会議」と題したドキュメンタリー動画も制作しました。農家や子ども、市長といった亀岡市民が自然の中で対話をしています。市民からの問題提起に対して、行政はどんな答えを出せるか、デザイナーやアーティストは何を提案するのかを持ち合う亀岡市の今を再現しました。対話にヒエラルキーはなく、アーティストやデザイナーの声もきちんと行政に届く。その環境が素晴らしいと思います。WWD:これからのデザイナーに求められる技術や知識とは?
武内:ファッションは経済活動と社会・環境問題の解決を比較的結び付けやすい分野です。デザイナーはその双方を解決する役割を担うのではないでしょうか。今ある資源に限りがあることを知ると、得るべき技術や知識は変ります。最終的に問題を解決するのはテクノロジーですが、解決策が見つかるまでの間はクリエイティビティを駆使して答えを模索すること。それが今後のデザイナーの役割だと思います。
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「シアタープロダクツ」はこのほど、京都・亀岡市と連携し、パラグライダーの生地をアップサイクルしてバッグを作る新たなファッション事業「ホズバッグ(HOZUBAG)」を立ち上げた。2019年に亀岡市の駅前で、廃棄されるパラグライダーの生地をつなぎ合わせた巨大なバッグをクレーンで吊るすパフォーマンスを行って以来、つながりを深めている。このパフォーマンスは、SDGsに取り組む“SDGs未来都市”の認定を受けた亀岡で環境先進都市としての多様な取り組みが始まることを周知する目的で行われた。クリエーションの力で長期的な課題解決を目指す武内昭「シアタープロダクツ」デザイナーに話を聞いた。
WWD:亀岡市と取り組むことになった経緯は?
武内昭デザイナー(以下、武内):亀岡市が、「かめおかプラスチックごみゼロ宣言」で2030年までに使い捨てプラスチックごみをなくすことを目指し始めたのがきっかけでした。行政は市民の環境意識を高め、取り組みを広めるための文化芸術を考え、「かめおか霧の芸術祭」でイベントを開いてくれないかと声がかかりました。そこで、廃棄される予定だったパラグライダーの布をエコバッグに生まれ変わらせる「フライバッグ(FLY BAG)」プロジェクトを立ち上げました。夏に10mを超える巨大なパッチワークのバッグを亀岡市の駅前にクレーンで吊り上げるパフォーマンスを行い、冬の芸術祭では市民の皆さんとそれを一緒に解体してエコバッグを作りました。WWD:市民からはどんな反応が?
武内:想像を超える反響で、幅広い年齢層の方に参加していただきました。イベントの成功に背中を押され、一度きりではなく本質的な問題解決のために事業化を目指したプロジェクトを提案し、誕生したのが「ホズバッグ」です。
WWD:販売後の反響は?武内:最初はパリで展示会を開催しました。「かめおかプラスチックごみゼロ宣言」の「私たちにできる身近な取り組みを国内外の他都市とも連携し、湧き上がるような大きな流れを巻き起こしていかなければ」という一文に共感し、「ホズバッグ」で実践したいと思ったんです。すると、パリの名門ギャラリー「イヴォン・ランベール(YVON LAMBERT)」の方が気に入ってくださり、会期中に全て買い取ってくれました。亀岡生まれのブランドが、パリで販売を開始という状況にとてもワクワクし、「ホズバッグ」の可能性を感じました。商品は1カ月で完売しました。国内では20年から販売し、現在生産が追い付かないような状況です。
WWD:「ホズバッグ」の何が共感を呼んだ?
武内:まずファッションとしての価値が一番でしょう。そこから興味を持って、商品に触れ、背景を知ることでさらに価値を感じられる構造が上手く機能したと思います。今後は亀岡市内に工場を作り、独立したブランドとして展開します。
武内:残布で製品を作ったり、既存のプリント版を再利用したりといった、資源を無駄にしないデザインは当初から自然と実践していました。サステナビリティを強く意識するようになったのは、2017年頃に日本環境設計の岩元美智彦会長にお会いして以来です。
WWD:同社の「ブリング(BRING)」プロジェクトは古着をリサイクルして新たな製品を作る循環型の仕組みを確立した。
武内:石油などの地下資源に頼らない未来を目指せることに感銘を受け、以来「ブリング」のディレクションを担当しています。ニューヨーク・ファッション・ウィークで発表したリサイクルできるドレスは同社との取り組みで実現したものです。その後、バンダイスピリッツ(BANDAI SPIRITS)とコラボして、プラモデルの成形中に生じる端材などを再利用したアクセサリーなども販売しました。会社としてもサステナビリティの取り組みを進めていて、「SDGs事業認定」を取得しました。環境や社会への貢献が、ブランドの付加価値を高めると実感しています。
WWD:会社としてはどんな取り組みを?
武内:ほとんどの商品においてカーボンオフセットが実現できそうな段階です。とは言え、本音はまだまだ課題ばかり。まずは自分の襟を正すことが先決ですから、社内のプラスチック使用量の削減など、できることから取り組んでいます。
武内:業界が抱える問題を掘り下げると絶望的な気持ちになりますが、僕は課題意識よりも、資源を循環させた未来というポジティブなところに興味を持ちました。僕のデザインする思考と、資源を循環させることの相性が良かったんだと思います。
WWD:サステナビリティがクリエーションを制限するという意見もあるが?
武内:逆に条件があるほどクリエーションは進むと思います。デザインは、さまざまな課題をどう解決するかという作業です。環境問題は山積だからこそ、クリエーションが生まれる可能性を感じます。
WWD:亀岡市との取り組みでは、クリエイティビティやデザイン力そのものが求められた。
武内:そうですね。僕はファッションデザイン以外にも興味の幅が広いので(笑)。例えば亀岡市は、レジ袋を全面廃止しました。当然市民からは反対の声も上がりましたが、どう解決できるかを考え、亀岡市が共同購入する紙袋のデザインを申し出ました。メッセージを大きくプリントし、掲げるとプラカードになるようなデザインです。紙袋のデザイン一つでも、人々の意識は変化すると思ったからです。亀岡市で行われているさまざまな対話がとても面白く、「これをクリエイティブな方法で多くの人に伝えたい」と思い、映像作家の丹下紘希さんをディレクターにお招きし、「しぜんの中の小さな会議」と題したドキュメンタリー動画も制作しました。農家や子ども、市長といった亀岡市民が自然の中で対話をしています。市民からの問題提起に対して、行政はどんな答えを出せるか、デザイナーやアーティストは何を提案するのかを持ち合う亀岡市の今を再現しました。対話にヒエラルキーはなく、アーティストやデザイナーの声もきちんと行政に届く。その環境が素晴らしいと思います。WWD:これからのデザイナーに求められる技術や知識とは?
武内:ファッションは経済活動と社会・環境問題の解決を比較的結び付けやすい分野です。デザイナーはその双方を解決する役割を担うのではないでしょうか。今ある資源に限りがあることを知ると、得るべき技術や知識は変ります。最終的に問題を解決するのはテクノロジーですが、解決策が見つかるまでの間はクリエイティビティを駆使して答えを模索すること。それが今後のデザイナーの役割だと思います。
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「ワイズ(Y’S)」の派生ウィメンズライン「ワイズ ピンク(Y’S PINK)」はジュエリーデザイナーの奥田浩太とコラボレーションしたコレクションを4月2日に発売する。「ワイズ」店舗と公式オンラインストアで取り扱う。
ニューヨークと東京を拠点に活動する奥田による、米紙幣などをモチーフに資本主義の文化を問うアートシリーズ“MONEY”とのコラボレーションだ。
アイテムは全てユニセックスで、米紙幣をあしらった口金バッグ(3万2000円)やロングTシャツ(2万2200円)、パックTシャツ(1万5000円)、Tシャツ(1万8000円)、ブラウス(4万2000円)、パンツ(5万2000円)、メッシュロングTシャツ(2万6000円)、ネックレス(1万5000円)を用意した。ネックレスは1点ずつ手作業で製作しているため、形が全て異なる。
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「ホルツワイラー(HOLZWEILER)」が2021-22年秋冬コレクションを発表した。
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第66回は、3月14日(現地時間)にロサンゼルスで開催された第63回「グラミー賞(Grammy Awards)」の授賞式から、デュア・リパ(Dua Lipa)、ハリー・スタイルズ(Harry Styles)、シンガーソングライターのフィービー・ブリジャーズ(Phoebe Bridgers)、 ノア・サイラス(Noah Cyrus)、プロデューサーでDJのケイトラナダ(KAYTRANADA)、ラッパーのミーガン・ジー・スタリオン(Megan Thee Stallion)、リゾ(Lizzo)、ドージャ・キャット(Doja Cat)が登場。2021年の授賞式はソーシャルディスタンスを保つためにライブとデジタルを織り交ぜた形式で行われたが、パフォーマンスはもちろんのこと、レッドカーペット上の華やかさも健在だった。
1 / 1
ポップ界のプリンセスにふさわしいドレスだ。透け感のあるキラキラした明るい色のドレスが「グラミー賞」のレッドカーペットにぴったり。ファッションに定評のある大スターさながらの衣装だ。
1 / 1
「グッチ(GUCCI)」のチェックのジャケットにベルベットのパンツを合わせたスタイルは70年代風。セクシーなボアを合わせつつ、クールなタトゥーが見えている。
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「トム ブラウン(THOM BROWNE)」の2018年のコレクションは、ブリジャーズがミュージックビデオで披露したゴス風の骸骨Tシャツドレスのハイファッション版だ。リップの色と立ち居振る舞いも相まって、難しい衣装を見事に着こなしている。
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ノア・サイラスは「スキャパレリ(SCHIAPARELLI)」の2021年春夏オートクチュール・コレクションでショーのラストを飾ったドレスを着用して、注目のファッションスターとしての地位を確立した。
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光沢のある「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のレザースーツは、企業の重役たちのクラシカルな装いとは一線を画している。水色の胸ポケットがトラディショナルなデザインに遊び心を加えていて、絶妙なバランスに仕上がっている。
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ミーガンは昔ながらのレッドカーペット・スタイルにひねりを加えてきた。大きなリボンをあしらったストラップレスのデザインは、大胆なスリットと鮮やかなオレンジ色も相まって、全体的にいいバランスを生み出している。ミーガンはこのドレスで勝ちに来たようだ。
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ギラギラのアクセサリーでド派手に着飾るスタイルが、遊び心のある明るい色のドレスを完璧に引き立てている。リゾは期待を裏切らないし、ファッションを楽しむ姿を見るのも楽しい。
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「グラミー賞」のレッドカーペットは止まるところを知らないーーだからこそ素晴らしいのかも。異素材を組み合わせたかなりセクシーなハイブリッド・ドレスは間違いなくユニークだ。襟足の部分を伸ばしたマレットヘアと大胆なキャットアイがパンクな雰囲気を醸し出していて、全体的にクールな印象に仕上がっている。
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第66回は、3月14日(現地時間)にロサンゼルスで開催された第63回「グラミー賞(Grammy Awards)」の授賞式から、デュア・リパ(Dua Lipa)、ハリー・スタイルズ(Harry Styles)、シンガーソングライターのフィービー・ブリジャーズ(Phoebe Bridgers)、 ノア・サイラス(Noah Cyrus)、プロデューサーでDJのケイトラナダ(KAYTRANADA)、ラッパーのミーガン・ジー・スタリオン(Megan Thee Stallion)、リゾ(Lizzo)、ドージャ・キャット(Doja Cat)が登場。2021年の授賞式はソーシャルディスタンスを保つためにライブとデジタルを織り交ぜた形式で行われたが、パフォーマンスはもちろんのこと、レッドカーペット上の華やかさも健在だった。
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ポップ界のプリンセスにふさわしいドレスだ。透け感のあるキラキラした明るい色のドレスが「グラミー賞」のレッドカーペットにぴったり。ファッションに定評のある大スターさながらの衣装だ。
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「グッチ(GUCCI)」のチェックのジャケットにベルベットのパンツを合わせたスタイルは70年代風。セクシーなボアを合わせつつ、クールなタトゥーが見えている。
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「トム ブラウン(THOM BROWNE)」の2018年のコレクションは、ブリジャーズがミュージックビデオで披露したゴス風の骸骨Tシャツドレスのハイファッション版だ。リップの色と立ち居振る舞いも相まって、難しい衣装を見事に着こなしている。
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ノア・サイラスは「スキャパレリ(SCHIAPARELLI)」の2021年春夏オートクチュール・コレクションでショーのラストを飾ったドレスを着用して、注目のファッションスターとしての地位を確立した。
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光沢のある「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のレザースーツは、企業の重役たちのクラシカルな装いとは一線を画している。水色の胸ポケットがトラディショナルなデザインに遊び心を加えていて、絶妙なバランスに仕上がっている。
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ミーガンは昔ながらのレッドカーペット・スタイルにひねりを加えてきた。大きなリボンをあしらったストラップレスのデザインは、大胆なスリットと鮮やかなオレンジ色も相まって、全体的にいいバランスを生み出している。ミーガンはこのドレスで勝ちに来たようだ。
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ギラギラのアクセサリーでド派手に着飾るスタイルが、遊び心のある明るい色のドレスを完璧に引き立てている。リゾは期待を裏切らないし、ファッションを楽しむ姿を見るのも楽しい。
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「グラミー賞」のレッドカーペットは止まるところを知らないーーだからこそ素晴らしいのかも。異素材を組み合わせたかなりセクシーなハイブリッド・ドレスは間違いなくユニークだ。襟足の部分を伸ばしたマレットヘアと大胆なキャットアイがパンクな雰囲気を醸し出していて、全体的にクールな印象に仕上がっている。
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中国のウイグル地区で生産されている“新疆綿”を巡って、世界が揺れている。ウイグル地区での人権問題を発端に、昨年8〜9月にかけて「H&M」や「パタゴニア」などの企業が新疆綿の取り扱いを止めると発表したこと。最近になって中国の国営メディアや政治団体などが激しい非難を行ったことで、中国でECサイトなどで「H&M」が検索できなくなるなどの大騒動に発展している。新疆綿は綿製品の原料である綿花の一品種を指しているため、特定の綿製品の扱いをやめればいいだけのように思えるが、実際には「中国で生産される綿花のうち、実に90〜95%が新彊綿で、実際には中国で生産されるアパレルの大半に新疆綿が使われている。現実問題、多くのアパレルが新疆綿を使わないということは非常に難しい」(商社関係者)ことが、事態をより複雑にさせている。
事をさらに大きくしたのは、「H&M」や「ナイキ」などのサステナビリティを重視する多くの企業が加盟し、綿花原料のサステナビリティの実質的な世界標準になっている認証団体BCI(BETTER COTTON INITIATIVE、本部スイス)も昨年10月に、H&Mやパタゴニアに呼応する形で、認定の対象から“新疆綿“を外したこと。
ドイツの調査会社スタティスタ(STATISTA)社によると、中国で生産される綿花は年間で590万トンに達し、642万トンを生産するインドに次いで世界第2位。世界シェアは25〜30%に達する、世界有数の綿花生産国になる。ただ、「基本的に中国国内で生産される綿花はほぼ全量を政府が買い上げている。買い上げる金額が国際相場よりも高く、しかも(通常の綿花のように)国際相場によって変動しないため、綿花が海外に出回ることはほぼない」(綿花トレーダー)。それでも世界最大のアパレル生産国である中国では、それだけでは綿糸生産を賄いきれないため、世界最大の綿花輸出国である米国からも綿花を大量に輸入している。
国産の綿花、つまり新疆綿自体の輸出は行っていないものの、政府が買い上げた綿花は中国の紡績メーカーが購入し、紡績した上で糸や生地、あるいはアパレル製品などになり、中国国内だけでなく、世界中のアパレルに供給している。ある商社関係者は「数字を分析すると、中国国内で消費される分を除いても、世界で出回っている綿製品の8%ほどは新疆綿が使われていることになる」(綿花トレーダー)と指摘する。8%は少ないようにも聞こえるが、「実際に1着の服を取り上げても、さまざまな素材やパーツで成り立っており、一部のアイテムを除き、中国で生産された服の大半に新疆綿が使われていると考えるのが自然」(商社関係者)という。
「H&M」や「パタゴニア」などは新疆綿の取り扱いを止めることを表明しているが、実際にそうしたことは可能なのか。「特定の企業やアイテムに限るだけなら可能だ。新疆綿はいわゆる糸の太さが中番手向けの品種で、汎用的なアイテムに向いている一方で、逆に太番手の糸が使われるデニムや軍手などには向いていない。トルコの大手紡績企業などは自社で綿花農場を保有しており、綿花から紡績、ときにはテキスタイルまで一貫生産しており、トレーサビリティー認証などにも力を入れており、そうした企業の綿製品を使えばいい。ただ、そうなると選択肢がかなり狭まる。実際にそれだけで多種多彩なアイテムを生産できるかと言われれば現実的ではない」(商社関係者)。
新疆綿問題はすでに世界の綿糸相場にも影響を与えており、この一週間で中国の投資家が新彊綿を使った綿糸の投げ売りを始めており、世界的な綿糸価格の下落を招いている。「特定の企業だけでなく、多くの企業が新彊綿の回避に動けば、当然トルコやインドの綿花の高騰を招く。だがそうなれば、最悪のシナリオとして、中国政府が対抗措置を取って海外製の綿花輸入に何らかの制限をかけると、世界最大の繊維・アパレル生産国である中国が大混乱に陥ることになる」(商社関係者)と指摘する。
アパレル製品は、原料である綿花から糸、生地、縫製という工程を経て、最終消費者の手元に届いている。政治から経済、米中の貿易摩擦、人権問題、さらにはサステナビリティまで、複数の要因が絡み合っていることが問題に拍車をかけている。
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「オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー(OFFICINE UNIVERSELLE BULY)」から、マスクに貼るアロマシールが3月29日に登場する。マスクの外側に1枚貼るだけでユーカリ精油やペパーミント精油、レモン精油がマスク内の空気をリフレッシュする。使い捨てタイプで、1回最長6時間使用が可能だ。8枚入りで1400円。
The post 「ビュリー」からマスクに貼るアロマシールが登場 シトラスとミントの香り appeared first on WWDJAPAN.com.
「オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー(OFFICINE UNIVERSELLE BULY)」から、マスクに貼るアロマシールが3月29日に登場する。マスクの外側に1枚貼るだけでユーカリ精油やペパーミント精油、レモン精油がマスク内の空気をリフレッシュする。使い捨てタイプで、1回最長6時間使用が可能だ。8枚入りで1400円。
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「ラルフ ローレン(RALPH LAUREN)」は3月26日に、2021年春コレクションを「ラルフ ローレン パープル レーベル(RALPH LAUREN PURPLE LABEL)」と共に“SEE NOW, BUY NOW”形式のデジタルショーで発表した。映像は、同ブランドの公式サイトやユーチューブチャンネルで公開中だ。
デジタルショーは「オール オア ナッシング アット オール(All or Nothing at All)」と題したモノクロ映画のような世界観で、20分以上にわたる作品だ。19-20年秋冬のショーにも登場したシンガーのジャネール・モネイ(Janelle Monae)が、バンドと共にライブパフォーマンスを披露。歌い続けるうちにジャケットや靴を脱ぎ捨てていく様子は、19-20年秋冬のショーを想起させる。コレクションでは花やアニマル柄をプリントや刺しゅうを施したドレスやネイビーやクリーム、ブラウン、パウダーブルーのダブルプレストジャケットや、スパンコールをあしらったシングルジャケットなどを発表した。
デザイナーのラルフ・ローレンは、コレクションについて「私のデザインは常に、タイムレスな洗練さとロマンスに彩られた世界を創造することを目指してきた。今回のコレクションはそれらの想いを織り合わせ、モダンで永続的なパーソナルスタイルを表現している」と語った。
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マリオット・インターナショナルが展開する高級ホテル「W」の日本1号店が大阪・心斎橋に3月16日オープンした。
1998年にニューヨークで誕生したWは、最先端のデザインが特徴。建設中も含め世界で60以上のホテルを展開している。今回オープンした「Wオオサカ」は、積水ハウスが開発し、安藤忠雄氏がデザインを監修。地上27階・地下1階の建物に、全337室の客室とレストラン、バー、スパ、プール、ボールルームなどを備えた。
コンセプトは「泊まるだけのホテルじゃない、クリエイティビティを解き放つ大人の遊び場」で、Wらしい大胆で個性あふれるデザインが全館に取り入れられている。インテリアは、Wロンドン、Wスイスなどを手掛けたオランダのコンクリート社が制作。「大阪商人の遊び心」をテーマに、黒を基調としたシンプルでスタイリッシュな外観と、賑やかな大阪のネオンを思わせる豪華でカラフルなインテリアとのコントラストを表現した。
Wオオサカの近藤豪総支配人は「私たちがブラックボックスと呼ぶ黒い箱(建物)の中にはいろんな楽しみが詰まっている。江戸時代に派手な遊びやぜいたくが禁止されていたとき、大阪の商人は黒い羽織の裏にきらびやかな模様を忍ばせて楽しんでいた。まさにWホテルそのもの」と話す。大型ガラスケースの中にアート作品を入れたエントランスゲートと、そこから続く、桜と折り紙からインスパイアされた入口のトンネルも印象的だ。
ホテルの顔である3階ロビーフロアには、レセプションやバー、ステージ、オールダイニングを配置した。日本の障子と折り紙から着想を得た1枚の連続したカーテンが、空間にアクセントになっている。共有スペースの「リビングルーム」にはDJブースだけでなく、漫才で使われるスタンドマイクを備えたステージも設置された。
客室はスイートルーム50室、スタンダードルーム287室。全室に道頓堀のネオンライトをイメージした装飾が施され、昼と夜で異なる表情を楽しめる。カクテルバーカウンターでは、自分の好みのカクテルを作ることも可能だ。40平方メートル以上の広さがあるスタンダードルームは1泊1室4万5000円〜(税抜、サービス料別)。最上階の27階から大阪の町を一望できるエクストリームWOWペントハウス スイートは、天井高4.5m、200平方メートルの広さを誇り、1泊100万円〜(同)。5つの部屋で構成され、直径約1.9mのシャンパンボール型バスタブや、国内のホテル客室では初のDJブースが常設されている。
飲食施設はレストランとバーが6店。ミシュラン星付きのフレンチのシェフが監修するオールデイダイニング「オーララ」からは御堂筋の並木道が望め、パティスリー「ミックスアップ」では、店内中央のオープンキッチンでパテシエかが仕上げる出来立てのスイーツを味わえる。
W香港のデザインを手がけた森田恭通氏率いるグラマラスがインテリアを担当した鉄板焼「まいど」では、3つのエリアにわかれたカウンターと個室で、鉄板を使った割烹料理やお好み焼きなどを提供する。全長約40mの障子に見立てたアートパネルには、大阪を代表するイラストレーター黒田征太郎氏によるウイットに富んだアートが描かれ、クリエイティビティ満載の空間で食事を楽しめる。
コロナ禍の中での開業に対して、近藤総支配人は「ホテルを開業するのではなく、目的地を開業したという思いがある」と強調。「Wホテルのコアバリューである大胆でウィットに富み、情報発信力に長けている点は大阪そのものであり、Wがあるから大阪に行こうと思ってもらえる元気を与える場所でありたい」と話している。
橋長初代(はしなが・はつよ)/流通ライター:同志社女子大学卒。ファッション専門誌の編集を経てフリーランスのライターに。関西を拠点に商業施設、百貨店、専門店、アパレル、消費トレンド、ホテル、海外進出などの動向を「WWD JAPAN.com」「日経クロストレンド」などに寄稿。取材では現場での直感と消費者目線を大事にしている。最近の関心事は“台湾”と“野菜づくり”と“コロナ後のファッションビジネス”。「リモート取材が浸透すれば、もっと取材先を広げていきたい」
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マリオット・インターナショナルが展開する高級ホテル「W」の日本1号店が大阪・心斎橋に3月16日オープンした。
1998年にニューヨークで誕生したWは、最先端のデザインが特徴。建設中も含め世界で60以上のホテルを展開している。今回オープンした「Wオオサカ」は、積水ハウスが開発し、安藤忠雄氏がデザインを監修。地上27階・地下1階の建物に、全337室の客室とレストラン、バー、スパ、プール、ボールルームなどを備えた。
コンセプトは「泊まるだけのホテルじゃない、クリエイティビティを解き放つ大人の遊び場」で、Wらしい大胆で個性あふれるデザインが全館に取り入れられている。インテリアは、Wロンドン、Wスイスなどを手掛けたオランダのコンクリート社が制作。「大阪商人の遊び心」をテーマに、黒を基調としたシンプルでスタイリッシュな外観と、賑やかな大阪のネオンを思わせる豪華でカラフルなインテリアとのコントラストを表現した。
Wオオサカの近藤豪総支配人は「私たちがブラックボックスと呼ぶ黒い箱(建物)の中にはいろんな楽しみが詰まっている。江戸時代に派手な遊びやぜいたくが禁止されていたとき、大阪の商人は黒い羽織の裏にきらびやかな模様を忍ばせて楽しんでいた。まさにWホテルそのもの」と話す。大型ガラスケースの中にアート作品を入れたエントランスゲートと、そこから続く、桜と折り紙からインスパイアされた入口のトンネルも印象的だ。
ホテルの顔である3階ロビーフロアには、レセプションやバー、ステージ、オールダイニングを配置した。日本の障子と折り紙から着想を得た1枚の連続したカーテンが、空間にアクセントになっている。共有スペースの「リビングルーム」にはDJブースだけでなく、漫才で使われるスタンドマイクを備えたステージも設置された。
客室はスイートルーム50室、スタンダードルーム287室。全室に道頓堀のネオンライトをイメージした装飾が施され、昼と夜で異なる表情を楽しめる。カクテルバーカウンターでは、自分の好みのカクテルを作ることも可能だ。40平方メートル以上の広さがあるスタンダードルームは1泊1室4万5000円〜(税抜、サービス料別)。最上階の27階から大阪の町を一望できるエクストリームWOWペントハウス スイートは、天井高4.5m、200平方メートルの広さを誇り、1泊100万円〜(同)。5つの部屋で構成され、直径約1.9mのシャンパンボール型バスタブや、国内のホテル客室では初のDJブースが常設されている。
飲食施設はレストランとバーが6店。ミシュラン星付きのフレンチのシェフが監修するオールデイダイニング「オーララ」からは御堂筋の並木道が望め、パティスリー「ミックスアップ」では、店内中央のオープンキッチンでパテシエかが仕上げる出来立てのスイーツを味わえる。
W香港のデザインを手がけた森田恭通氏率いるグラマラスがインテリアを担当した鉄板焼「まいど」では、3つのエリアにわかれたカウンターと個室で、鉄板を使った割烹料理やお好み焼きなどを提供する。全長約40mの障子に見立てたアートパネルには、大阪を代表するイラストレーター黒田征太郎氏によるウイットに富んだアートが描かれ、クリエイティビティ満載の空間で食事を楽しめる。
コロナ禍の中での開業に対して、近藤総支配人は「ホテルを開業するのではなく、目的地を開業したという思いがある」と強調。「Wホテルのコアバリューである大胆でウィットに富み、情報発信力に長けている点は大阪そのものであり、Wがあるから大阪に行こうと思ってもらえる元気を与える場所でありたい」と話している。
橋長初代(はしなが・はつよ)/流通ライター:同志社女子大学卒。ファッション専門誌の編集を経てフリーランスのライターに。関西を拠点に商業施設、百貨店、専門店、アパレル、消費トレンド、ホテル、海外進出などの動向を「WWD JAPAN.com」「日経クロストレンド」などに寄稿。取材では現場での直感と消費者目線を大事にしている。最近の関心事は“台湾”と“野菜づくり”と“コロナ後のファッションビジネス”。「リモート取材が浸透すれば、もっと取材先を広げていきたい」
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ユーチューバーのあさぎーにょが手掛ける「ポピー(POPPY)」路面店に向千鶴「WWDジャパン」編集長が潜入取材した。向編集長は「ブラウスを1600枚売るあさぎーにょは洋服で人を幸せにする次世代のファッション業界人」とコメント。動画内では、タイルや照明、小物に至る細部までを手掛けたあさぎーにょ本人に、店舗紹介をしてもらいながら、こだわりを聞いた。他にも、ファッション業界人のあさぎーにょに「直営店を開いた理由」「YouTubeの企画作りとお店作りをする際の違いは?」などの質問を投げかけた。
あさぎーにょは動画内で「今回ポピーの店舗を手掛けたことにより、自身の頭の中にある世界観を空間に表現したい気持ちがより高まった。今後はカフェやスイーツ店、最終的には町を作りたい」と自身の夢を語った。
■「ポピー」原宿店
オープン日:3月26日
時間:11:00〜19:00
定休日:月〜木曜日
住所:東京都渋谷区神宮前6-6-5
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「ソウシオオツキ(SOSHIOTSUKI)」が2021-22年秋冬コレクションを発表した。
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2021-22年秋冬シーズンの「楽天 ファッション ウィーク東京(Rakuten Fashion Week TOKYO)」が21日に閉幕しました。「WWDJAPAN.com」は、編集部が選出した全20の候補から、ユーザー投票で人気No.1ブランドを決定する“T-1グランプリ”を開催!見事トップ10に入ったブランドをランキング形式で発表します。
理由:アウトドアな感じが好き/素敵なデザインです!/衣服のさらなる可能性を感じた/コンセプトと映像表現がよかった/洋服に力強さを感じる。着ることで先行き不透明な時代に対して一種のパワーを与えてくれそうな気がする/細部まで作り込まれていて、いろんなギミックが詰め込まれてるのに、うるさくない絶妙なバランス/好きなテイストとサイズ感だった。リラックスできる物が好きなので/衣服は道具という観点から機能美を表現している点が興味深かった/人と被らず、使いやすそう/ルックとコンセプトがかっこいい
理由:ミリタリーを得意とする「ハイク」らしさが、アウター類を中心に感じられた。2021年春夏に続き、素材や機能面でもこだわりが見られた/ミリタリーとアウトドアの要素をきれいに見せるのが今の気分とマッチしている/デザインが好きです/素敵。質が良さそう。オフィスにも着ていけそう/洋服のデザインが素晴らしいブランドは他にもあるが、シルエットのレベルが圧倒的に高く、そこにあるだけで美しい。人物像も確立され、スタイリングも秀逸。ミクロで見てもマクロで見てもレベルが高く、素晴らしいブランドだと思います/相対するものをうまくミックスし、新しいものを生み出すセンスのよさと、全体の絶妙なバランス/洗練されたデザインが大好き/サラッと着るだけで、上品でセンスが良い雰囲気をまとえそうだから/シンプルなのにブレない。本当に必要な服は、トレンドとかコロナとかそんな事は関係ないなと思わされた/他のブランドも新しくて良いなと思いましたが、やっぱりハイクが素晴らしかった。限られた区画内をまわるランウェイも、コロナ禍で個人のルーティンを行う生活や、服を循環させるファッション業界などを象徴的に表しているように感じました/日本のドメブラは「ハイク」に任せることにした
理由:“ダブルエンド”という上下逆にして着用可能な発想が面白い/ブランドのローンチ時から一貫して、ファッションのもつポジティブな楽しさと、相反するファッションの文化的な側面を押し広げようとする真面目で真摯な姿勢が感じられる。自らの設定したテーマのみならずコロナ禍という世相も見事に反映し、完成度も高いことから、ベストだと思った/アイデアが面白いし、上下逆に着ても違和感があまり無いのがいい/世界観の作り込みとコンセプトの明瞭さ/“ザ・東コレ”という感じがしてワクワクしたから。ファッションが元気だった10年ほど前を思い出しました/「アンリアレイジ」と似た感じではあるが、“1着で2通りの着方が可能”という、着回しとは違ったファッションの可能性を広げてくれて興味深かった/対になったルックで違いを見せる演出も見応えあるものだった/「アンダーカバー」と「ハイク」もよかったですが、アイデアをきちんとかたちに落とし込んだビューティフルピープルの技術力に一票
理由:着物という日本の民族衣装を現代風にアレンジ。美しいグラフィックも良かった/和と洋の調和が洗練されており、何よりも一番美しい服がそろっているから/美しく細やかな色彩、シンプルなデザインに新しさと普遍性を感じる。何より、パッと見て、ぜひ着てみたい!と思った/ジャパン・オリジンを大事にされているスピリッツを応援したいと思いました/見た瞬間にきれいだなと感じた。友禅染めブルーがとても印象に残る/クリエイティブの高さに感動しました。改めて、日本の文化に誇りを持ちました/because I love the combination of traditional and modern style/他にない美しさ。見惚れる
理由:一目惚れした/シンプルかつモダンで、いい素材使いをしてる/着心地と洗練されたデザイン性が素晴らしいと思います/襟元や袖口に黒が入って、甘い感じを引き締めた感が好き。全体的に好みです/映像から分かる素材の良さ。回を重ねるごとに上がるショー全体のクオリティー/すぐに着たいっ!と思えるルックばかりだった。ショーの映像、音楽も含めて素敵だった/徹底されたデザインが好きです/コロナ禍のストレスを軽減させるような雰囲気
理由:どのルックもテーマの“アフターレインボー”を感じさせる、古着再生とは思えないファッション性だった/洋服が生き生きしていて、エネルギーと高揚感、未来への勇気をもらった/色合いがきれいで好きです/ワクワクしました。演出、モデル、全てがブランドらしく、元気になるランウエイでした/感性豊か。色合いと感覚が素敵です/独創的で美しい
大本命の「アンダーカバー」を抑えて「ミーンズワイル」がグランプリを獲得!意外な結果に編集部もどよめきました。アーバンアウトドアスタイルが読者の目に新鮮に映ったのでしょうか。2位の「アンダーカバー」は、「エヴァ」コラボはもちろん、ウィメンズの完成度の高さで支持を広げました。3位は、色や柄を使って軽やかさを出した「ハイク」と、ペアモデルで“ダブルエンド”を表現した「ビューティフルピープル」。他にも「ミカゲシン」「ニサイ」などの気鋭ブランドが奮闘しました。次世代ブランドは、時代の空気に呼応したテーマ設定と、勢いを感じるクリエイションがユーザーの共感を呼んだのでしょう。
“T-1“グランプリは次のシーズンも継続する予定。今後も東コレブランドの活躍にご注目ください!
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ネイチャーラボのメンズケアブランド「マーロ(MARO)」は、人気アニメ「呪術廻戦」とコラボレートし、コラボボトルシャンプー“「TVアニメ 呪術廻戦×マーロ」コラボボトル 3DボリュームアップシャンプーEX”(各460mL、各1500円)を3月30日に渋谷エヌスペースで先行発売する。
ボトルのデザインに使用しているイラストは、「呪術廻戦」シーズン1のエンディングをフィーチャーしたデザイン。全6種類の異なるデザインから、好みのボトルを購入することができる。
販売期間は3月30日~4月12日で、来店には事前予約が必要。3月26日から予約を開始している。数量限定のため、なくなり次第終了。同商品の全国発売は秋頃を予定している。
“3DボリュームアップシャンプーEX”は、スタイリング成分配合で髪を根元から立ち上げ、ボリューム感のある仕上がりをかなえるシャンプー。毛根プロテクション(汚れやすい髪の根元まで洗い上げる処方のこと)を採用し、従来品よりもボリューム感がパワーアップした。仕上がりだけでなく、根元までの洗浄にもこだわり、健康的な髪へと導く。
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いきなりニューヨークに留学した印象の強い私だが、実はこれまで留学は3回もしている。
初留学は14歳のとき。オーストラリアで最も住みやすい街といわれるメルボルンから車で約2時間のアバロンで、3カ月間の寮生活を送る短いものだった。
式展や特別な日以外は基本私服の学校で、初めて制服という“しがらみ”から解放された。親にも先生にも「服装が派手」などと干渉されず、大好きな一張羅を着て自分らしく過ごせる毎日は幸せそのものだった。英語は喋れなかったけれど、世界中から集まった生徒たちとの異文化交流も含めて充実していた。
ある日、メルボルンへフィールドトリップに行くと、そこで私は衝撃的な出会いをする。
到着後、みんなはショッピングモールに向かったが、私が迷い込んだのは食やビンテージショップが連なるマーケット。後に、当時世界最大規模のクイーン・ビクトリア・マーケットだったことを知った。
どうやってたどり着いたのかは覚えていないが、気づいたら夢中でビンテージの帽子やアクセサリー、Tシャツを見つけてはうっとりしていた。日本にはないデザインや形、素材の洋服から民族的なアクセサリーまで全てが新鮮で、集合時間ギリギリまで離れられなかった。
以来、帰国しても古着への抵抗は皆無で、掘り出し物を「デプト(DEPT)」や「ハンジロー(HANJIRO)」、「シカゴ(CHICAGO)」、特に知る人ぞ知る「ブル」に入り浸っては探し続けた。
母はそんな私を理解できないようだったが、今ではメルカリで売買するようになり、古着への概念は変わってきたようだ。
古着もサステナブルの一部だ。自分はもう着なくなった服が、誰かの“ダイアモンド”になるかもしれない。最近はさまざまな歴史あるブランドがアーカイブを残さなかったことを後悔して世界中の古着屋やコレクターから買い戻し、新たな価値を見出そうとする動きが注目されている。そのような行動が今後、どういった形で私たちに示されるのか楽しみだ。
※写真は道に吊るしてあるナゾのワッフルロンTを、「いい感じのエイジング」と欲しがる私
つづく……
The post マリエが本音で語る「私の33年目のサステナブル」 Vol.8 ファッション好きの少女がデザイナーになるまで【初めての留学編】 appeared first on WWDJAPAN.com.
いきなりニューヨークに留学した印象の強い私だが、実はこれまで留学は3回もしている。
初留学は14歳のとき。オーストラリアで最も住みやすい街といわれるメルボルンから車で約2時間のアバロンで、3カ月間の寮生活を送る短いものだった。
式展や特別な日以外は基本私服の学校で、初めて制服という“しがらみ”から解放された。親にも先生にも「服装が派手」などと干渉されず、大好きな一張羅を着て自分らしく過ごせる毎日は幸せそのものだった。英語は喋れなかったけれど、世界中から集まった生徒たちとの異文化交流も含めて充実していた。
ある日、メルボルンへフィールドトリップに行くと、そこで私は衝撃的な出会いをする。
到着後、みんなはショッピングモールに向かったが、私が迷い込んだのは食やビンテージショップが連なるマーケット。後に、当時世界最大規模のクイーン・ビクトリア・マーケットだったことを知った。
どうやってたどり着いたのかは覚えていないが、気づいたら夢中でビンテージの帽子やアクセサリー、Tシャツを見つけてはうっとりしていた。日本にはないデザインや形、素材の洋服から民族的なアクセサリーまで全てが新鮮で、集合時間ギリギリまで離れられなかった。
以来、帰国しても古着への抵抗は皆無で、掘り出し物を「デプト(DEPT)」や「ハンジロー(HANJIRO)」、「シカゴ(CHICAGO)」、特に知る人ぞ知る「ブル」に入り浸っては探し続けた。
母はそんな私を理解できないようだったが、今ではメルカリで売買するようになり、古着への概念は変わってきたようだ。
古着もサステナブルの一部だ。自分はもう着なくなった服が、誰かの“ダイアモンド”になるかもしれない。最近はさまざまな歴史あるブランドがアーカイブを残さなかったことを後悔して世界中の古着屋やコレクターから買い戻し、新たな価値を見出そうとする動きが注目されている。そのような行動が今後、どういった形で私たちに示されるのか楽しみだ。
※写真は道に吊るしてあるナゾのワッフルロンTを、「いい感じのエイジング」と欲しがる私
つづく……
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「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」は、フレグランスシリーズ“レプリカ(REPLICA)”のポップアップストアを4月22日から12月31日まで東京・表参道ヒルズの⻄館1Fにオープンする。
同ポップアップストアは、ブランドを代表する香り“レイジーサンデーモーニング”に合わせて、快晴の日曜日の朝にシーツに包まれるシーンを想起させる内装に仕上げた。内装は季節に合わせて変更していく予定だ。店内にはシリーズ12製品をフルラインアップするほか、ポップアップストア限定のアイテムも展開する。また、香水に合わせたポラロイド写真で心地よさや懐かしさを感じる“記憶”を引き出し、一人一人に合った香りのコンサルテーションを行うほか、パッケージをカスタマイズできるサービスも実施する。
“レプリカ”は“時代を超えた普遍性”をコンセプトにしたファッションの“レプリカ”カプセルコレクションから着想を得て2012年に誕生。理髪店やジャズクラブ、図書館、カフェ、暖炉、泡風呂などそれぞれのシーンや記憶を香りで表現する。ボトルデザインには、シーンに合わせて思い出や雰囲気を呼び起こすための都市や年度などを印字している。
■「メゾン マルジェラ」“レプリカ”ポップアップストア
開催期間:4月22日~12月31日
場所:表参道ヒルズ⻄館1F
住所:東京都渋谷区神宮前4-12-10
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同店では、吸水ショーツの「ムーンパンツ」や月経カップ、骨盤底筋トレーナー、モデルのカーラ・デルヴィーニュ(Cara Delevingne)がクリエイティブアドバイザーを務める「ローラ ディカルロ(LORA DICARLO)」のセックストイなどを取り扱うほか、フェミニスト出版社「エトセトラブックス」によるブックコーナーも設ける。店内には生理について思うことを自由に書いたポストカードを貼るスペースを設け、体のことをポジティブに語り合える空間を目指す。
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同店では、吸水ショーツの「ムーンパンツ」や月経カップ、骨盤底筋トレーナー、モデルのカーラ・デルヴィーニュ(Cara Delevingne)がクリエイティブアドバイザーを務める「ローラ ディカルロ(LORA DICARLO)」のセックストイなどを取り扱うほか、フェミニスト出版社「エトセトラブックス」によるブックコーナーも設ける。店内には生理について思うことを自由に書いたポストカードを貼るスペースを設け、体のことをポジティブに語り合える空間を目指す。
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ヘアサロンの経営支援などを行う大手美容ディーラーのガモウ関西は、サロンユーザーが来店前にオンラインでカウンセリングを受けることができる、オンラインカウンセリング美容師検索サービス“チェンジ ミー”の提供を開始した。まずは関西を中心に展開し、5月以降は全国に向けて広げていく予定だ。
“オンラインカウンセリング美容師検索サービス”とは、ファーストカウンセリングをオンライン化することで、サロンユーザーの店舗での滞在時間を短縮し、同時に人との接触濃度を下げることで新型コロナウイルス感染症対策につなげる業界初のサービス。
来店前にカウンセリングを実施することで、ユーザーは美容師のパーソナリティーや得意なスタイルを把握したうえで、具体的な提案を受けることが可能になり、美容師とユーザーのマッチング精度を高めることもできる。
カウンセリング時間は約15分。髪の悩みやヘアスタイルの相談など、ユーザーの意向に合わせて最大3人の美容師に相談することが可能。カウンセリングでは、専用ツール“サロントーク”を使用して、画面の共有や画像の貼付のほか、カットイメージやカラーイメージなどを画面を通じて提案することができる。
コロナ禍において“三密回避”が叫ばれる中、美容室はどちらかというと“密”と認識されがちなサービス。実際に「新型コロナの影響で美容室での滞在時間を減らしたい」と感じるユーザーは約7割(ガモウ関西によるインターネットリサーチ調べ)という調査結果もある。特に新客のファーストカウンセリングは時間も要し、美容師との接触濃度も上がる場面であることから、不安に感じる人も少なくない。
また、ユーザーは美容師選びで「失敗したくない」という気持ちを持っている。しかし「初めて行った美容室で思い通りにいかなかった経験がある」という人は約8割(ガモウ関西によるインターネットリサーチ調べ)という結果から、美容師とユーザーの互いの理想をすり合わせるファーストカウンセリングは、非常に重要な要素となっている。
つまり“チェンジ ミー”は、「時間を要してしまうが非常に重要」であるファーストカウンセリングをオンライン化することで、“滞在時間の長さ”と“美容師とのミスマッチ”という二重の不安を払拭し、来店前からユーザーと美容師との関係性を高められるサービスだ。
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中国の新疆ウイグル自治区で生産されたコットンの調達を中止したH&Mヘネス・アンド・マウリッツ(H&M HENNES & MAURITZ以下、H&M)が、中国側からの激しい反発に合っている。
3月24日夜(現地時間)の時点で、中国最大手EC企業のアリババ(ALIBABA)が運営するECサイト「Tモール(TMALL)」や「タオバオ(淘宝)」のほか、同第2位のEC企業JDドットコム(JD.COM)や同第3位のEC企業ピンデュオデュオ(拼多多、PINDUODUO)が運営するECサイトなどから「H&M」の商品が姿を消した。これらのプラットフォームで同ブランドを検索しても、結果はゼロとなっている。また「H&M」のモバイルアプリも、中国の大手アプリストアなどから削除されているという。
こうした措置が一時的なものなのか、恒久的なものなのかは不明だが、現在のところ中国国内にある「H&M」の店舗は通常通り営業している模様だ。しかし中国企業によるナビゲーションシステム上では、同ブランドの店舗情報が表示されなくなっている。
H&Mが、中国による少数民族ウイグル人への強制労働問題などが報じられたことを受け、新疆ウイグル自治区に工場を持つ中国企業との取引停止や、同自治区で生産された綿花の調達の中止などを発表したのは2020年9月のこと。しかし3月24日に、中国共産党の青年組織である中国共産主義青年団が、中国版ツイッターのウェイボー(Weibo)に「新疆綿について虚偽のうわさを流してボイコットしておきながら、中国で儲けようだって?それは甘い考えだ」とH&Mの声明とともに投稿したことが、今回の対応のきっかけになったと見られている。
H&M中国法人は24日夜、「H&Mグループはグローバルなサプライチェーンを常に透明かつオープンに管理してきており、経済協力開発機構(OECD)による『責任ある企業行動に関するガイドライン』など、当グループが掲げるサステナビリティに関するコミットメントに世界中のサプライヤーが準じることを確かにしている。われわれは、いかなる政治的立場も代表しない」との声明をウェイボーに投稿した。
なお、中国における「H&M」のブランドアンバサダーを務めていた中国出身の俳優ホアン・シュアン(Huang Xuan)とビクトリア・ソング(Victoria Song)は、「中国の信用を傷つけようとする全ての試みに断固として反対する」として、同ブランドとの契約を解除したことを発表した。
新疆綿の使用中止を発表しているほかの企業としては、「カルバン・クライン(CALVIN KLEIN)」や「トミー ヒルフィガー(TOMMY HILFIGER)」などを擁するPVHコープ(PVH CORP)、「ザラ(ZARA)」を擁するインディテックス(INDITEX)、ナイキ(NIKE)、アディダス(ADIDAS)、ギャップ(GAP)、パタゴニア(PATAGONIA)、「ユニクロ(UNIQLO)」や「ジーユー(GU)」を運営するファーストリテイリングなどが挙げられる。中国ではこれらの企業に対しても反発が広がっており、ブランドアンバサダーを務める中国の芸能人らの降板が相次いでいる。
株価にも影響が出ており、3月25日の香港証券取引所では中国のスポーツウエアブランドなどの株価が上昇する一方で、アディダスは前日比5.7%安、ナイキは同3.4%安、H&Mは同1.8%安だった。
近年、消費者の意識の高まりなどによって企業は責任ある行動をいっそう求められるようになっており、ファッション業界も環境および社会的な問題に取り組んでいるが、その中には強制労働や低賃金での労働といった人権問題も含まれている。しかし多くの企業にとって、コロナ禍の影響からも一足早く回復している中国の巨大な消費市場は非常に重要な存在だ。厳しい小売環境の中、各社は難しい舵取りを迫られている。
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販売員のスキルを磨くイベントの一つが、毎年、秋から冬にかけて商業施設やアパレル企業が実施する、接客ロールプレイングコンテストだ。2020年はコロナ禍でほとんどの企業が開催を見送った中で、「グローバルワーク(GLOBAL WORK)」「ニコアンド(NIKO AND…)」「ローリーズファーム(LOWRYS FARM)」などのブランドを展開するアダストリアは、オンラインを活用してロープレコンテストを実施した。
そのコンテストで見事、同社独自の接客スキル認定制度である「SSCアドバイザー認定制度」でトップのプラチナアドバイザーに認定された凄腕の販売員が、2019年10月にスタートしたばかりの「エルーラ(ERULA)」でシニアスタッフを務める川崎万智子さんだ。接客の極意を聞いた。
―アパレル業界で働くことになったきっかけは?
川崎万智子さん(以下、川崎):父から聞いたのですが、幼少の頃に兄と一緒に「失礼します!」「恐れ入ります!」とか言いながら遊んでいて、それを見た父の友人が「どういう教育をしているんだ」と笑われたこともあったそうです。その頃から接客業で働きたい気持ちが強くて、高校生で飲食店のアルバイト始めました。その飲食店には大学生になってからもお世話になっていたのですが、いざ大学卒業となった時に、同じ接客業のアパレルもいいなと思ったんです。当時は「ローリーズファーム」が人気上昇中で、よく買い物にも行っていたこともあって自然と「(ローリーズファームを運営していた)この企業が良いな」と考えました。
―確かに接客業の中でも、ショップスタッフは身近な存在ですしね。オシャレに興味がある人なら一度は憧れる仕事かと思います。
川崎:就活中は華やかな仕事だし、楽しそうだなと思っていました。
―では実際にアパレル業界で働いてみてどうでしたか?
川崎:思った以上に体力を使う仕事だというのが最初の印象でした。内定をいただいてから「ローリーズファーム」でアルバイトを始めたんですが、「こんなに疲れるの?」と思うくらい衝撃的だったんです。
―そんなに?飲食も同じくらい疲れませんか?
川崎:この業界には飲食店でバイト経験ある方が多いので共感してくれると思うのですが、一番の違いは、飲食店は入店したら100%売り上げが立ちますが、アパレルは極端に言えば大半の人は入店しても購入しないことです。つまり、お客さまが入店された瞬間から接客が始まって、お客さまが店頭にいる間はずっと常に神経を巡らせている状態なんです。最初の頃はそれが一番疲れましたね。飲食店は客単価を上げる接客をしますけど、アパレルは“0を1にする”接客で、その違いにも結構衝撃を受けました。だからこそ、常に接客技術の向上が必要で、いつまでも勉強することがあります。それが楽しいですが。
―たくさんの販売員を取材していると、人と接するのが好きでこの道に進む方と服が好きで進む方がいます。恐らくこれまで育成してきたスタッフの中にもファッションは好きだけど、接客は苦手な方もいたと思います。ファーストアプローチが苦手な方へのアドバイスは?
川崎:そうですね、私の場合は最初に、「お友達と買い物って行く?」と尋ねます。大体は「行きます」と答えてくれるので、そうした状況を丁寧に実践してみようとアドバイスしています。アダストリアの多くはカジュアルなブランドなので、かしこまり過ぎず、お友達と接するよりは少し丁寧にお客さまと接してみる感じです。なので、たまに「一人で行く」と言われると、ちょっと悲しくなりますね(苦笑)。
―どちらかと言えば私も一人で買い物行くタイプです(苦笑)。そういう場合は?
川崎:スタッフによりますが、もっと具体的に「3秒間、よく観察してから行こう」など、細かく指示を出してトレーニングをするようにしています。「いま!」と背中を押したり、逆に観察してもらった上で声をどう掛けるか考えさせたり、スタッフの性格に合わせて教えています。その後が大切で、一歩踏み出せたときにはすごい褒めます。「やっぱり楽しい!」という成功体験を思ってもらわないと続かない仕事だと思うので、体力的にも。だから、とても良かったことはそのときそのときにきちんと伝えるようにしています。当社は学生アルバイトも採用しているので、例えば将来は音楽の先生になりたい学生バイトが入ることもあるんです。そういう時は将来のことを上手く絡めて、アダストリアでバイトしたことがプラスになったと思えるようにスタッフ育成しています。「全く畑違いの業界でも、接客の仕事は対人コミュニケーションを伸ばせるのでどんな仕事にも生かせるよ」と伝えています。
―私も販売職がマスターできれば、どんな仕事でもできると思っています。
川崎:できますよ!その子の強みになります。
―将来を見据えて店頭に立つことができれば、モチベーションも上がりそうですね。
川崎:接客は自分から行動をしないとダメな仕事ですから、ここで働こうと思ったきっかけや将来どうなりたいかはしっかり聞いて、「それなら、これができるまでは頑張ろう」と伝えています。振り返ると結構、口うるさい店長だったんだろうなって思います(笑)。
―言われたスタッフは感謝していると思いますよ。
川崎:そう思ってくれているといいですね。なるべくプライベートに踏み込みすぎない程度にとは思いつつも、きちんとケアをするように心がけていました。ある種、自分の子どものように育てていました。
―子どもと言えば、昨年6月から復職されたそうですが、大変な時期での復職でしたね。
川崎:そうですね。私的には早く仕事復帰したいという思いが高まっていたので、復職できて嬉しかったです。社内的には珍しいのですが、新卒で配属された店舗で店長になったことあり、実は産休までほとんど店舗異動することがなくて仕事に新鮮味がなくなりつつあったのです。そんなタイミングで産休に入って、正直とても解放された感覚がありました。当初は1年で復帰予定だったのが、保育園が決まらなくて復職が延びてしまって。でも当初の復帰予定の時期はまだ仕事したいという気持ちにはなっていなくて…。
―復帰まではどう過ごされていたんですか?
川崎:自粛期間も重なっていたので、今日が何曜日か分からなくなるくらい子どもと一緒に家にこもっていました(笑)。それまで収集しきれていなかった情報を取り入れるために、毎日テレビの情報番組をチェックしていました。インスタグラムなどもよく見ていましたね。この期間にブランドの公式アカウントが伸びているのを聞いて、距離を置いた立場でみていても「楽しそうだな」と感じました。そんな生活をしているうちに沸々と「仕事したいな」という気持ちが出てきて、復帰が決まる頃にはやる気に満ち溢れていました(笑)。外出先でお客さまと会話している販売員の姿を見かけると楽しそうで、入社したての頃の感覚になって仕事したくてたまらない気持ちになりましたね。
―復帰後、最初の仕事は?
川崎:最初の1カ月半は基本的にはオンラインミーティンでした。当時の店長から、私が過去に商業施設のロープレコンテストで入賞経験していることを踏まえて、「スタッフの接客教育をして欲しい」と言われまして、昔の資料引っ張り出して、どんな教育をしようかアレコレ考えていました。
―そんな経験があったんですね。自分の接客の強みはどこでしょうか。
川崎:「共感」です。「共感」を手に入れた瞬間に、何かすごく強みが見つけられた感じがして、自信を持てるようになりました。商業施設のロープレコンテストの挑戦している時に「共感」について教えてもらい、接客も変わりました。「共感」はとても聞き慣れた言葉なので簡単に分かった気になると思いますが、例えば自分から「この色をよく着るんですか?」と尋ねて「着ます」と返されたら、こちらが「そうなんですね」と答えて終わる会話を「共感」だと勘違いしている方が多いと思います。以前の私もそうでした。ですが、お客さまの「着ます」を一度ギュッとキャッチした上で「それならコレもお好きじゃないですか?」と会話を重ねていくことが本来の「共感」なのだと学んでから、接客の考え方が変わりました。今までやってきたことは共感じゃなかったんだって、目から鱗が落ちました。
―取材でも「共感」は良くキーワードになりますが、私も目から鱗です!では、最後に今後の目標を教えてください。
川崎:「エルーラ」は年齢を重ねても店頭で働ける場所をつくるというのが、社内的にもミッションになっているブランドなので、まずはこのブランドを成長させることです。私自身もですが、友人たちもこのまま年齢を重ねていって、50歳になったら何を着たらいいんだろうと話題になっていたので、消費者の気持ちも汲んだ上で丁寧に育てていこうと思っています。
―店舗数を増やすときには、スタッフの育成も重要です。
川崎:そうなんです。「エルーラ」のターゲット層は40代半ば~50代で、若い頃にリアル店舗で買い物をしてきた経験がある接客慣れした方たちが多い世代です。アダストリアのヤングブランドとは違う接客スキルが求められます。それこそ「共感」や会話力、30代のスタッフとお客さまの年齢で感じるギャップを埋める専門的な知識など、身につけていく必要があります。スタッフの接客レベルを上げて、年齢にかかわらず「この方に相談したい」と思っていただけるスタッフを育てていきたいです。
苫米地香織:服が作れて、グラフィックデザインができて、写真が撮れるファッションビジネスライター。高校でインテリア、専門学校で服飾を学び、販売員として働き始める。その後、アパレル企画会社へ転職し、商品企画、デザイン、マーケティング、業界誌への執筆などに携わる。自他ともに認める“日本で一番アパレル販売員を取材しているライター”
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ユナイテッドアローズは26日、竹田光広社長執行役員が4月1日付けで退任し、後任に同社の取締役副社長執行役員第一事業本部本部長を務める松崎善則氏が就任するトップ人事を発表した。竹田氏は取締役 相談役に異動する。コロナ禍を乗り越えるための構造改革の断行と22年3月期の黒字化に向けての目処が付いたと判断したことから、松崎氏が中心となる新体制に切り替える。
松崎氏は、1974年2月22日生まれの47歳。98年にユナイテッドアローズに入社し、渋谷店の販売員としてキャリアをスタートした。その後、店長職、販売部、BY本部本部長、執行役員、上席執行役員、常務執行役員 第一事業本部本部長などを経て、20年11月にはその経営理念の実現性の高いリーダーシップなどが評価され、副社長執行役員 第一事業本部本部長に就任していた。
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