モデルの重川茉弥の初プロデュースブランド「ミリロア」 ローンチコレクションが2時間で完売

 インスタグラムで90万人近いフォロワー数を持ち、モデルとして活躍する重川茉弥が初めてプロデュースしたアパレルブランド「ミリロア(MILILOA)」。ローンチコレクションを3月6日に限定発売し、2時間弱で完売し話題となっている。

 ローンチコレクションは、胸に大きなロゴをあしらった、ホワイトとブラックの2色展開のパーカ(各6900円、現在は完売)。細部まで本人がプロデュースし、日常で使いやすいシンプルなデザインに仕上げた。太めに作った袖周りや大きめのフード部分など、全体的にゆったりと着ることができるシルエットが特徴。男女問わないユニセックスのデザインのため、カップルや夫婦でもおそろいで着用できる。

 販売前のインスタグラムの初回投稿では14.6万いいねの反響があり期待感を示した。発売直後はアクセス過多によりサイトが一時つながらない状況になったという。

 重川茉弥は2019年にABEMAで配信された恋愛リアリティショー「今日、好きになりました。ハワイ編」に出演して人気に。同じく番組に出演した前田俊(現在はモデルやユーチューバーとして活躍)と16歳のときに結婚・出産して話題を呼んだ。現在はカップルで“しゅんまや”としても活躍中。

 ブランド名の「ミリロア」とは、2人が出会ったハワイの言葉で、“ミリミリ(MiliMili)=お気に入り・最愛”と“マウロア(Mau Loa)=永遠に・ずっと”を掛け合わせた造語。「永遠にずっと愛してもらえるように」という思いを込めたという。

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ベルリンの香水市場を盛り上げる新進気鋭ブランド4選 ドイツ人美容エディターが選ぶ

 ドイツの首都、ベルリンは歴史的な建物から現代的なコンクリートビル、花々が芳香に咲き乱れる庭園からグラフィティーに染まった裏道などが混在し、伝統と革新が共存する街だ。さまざまな顔を持つ多面性に引かれ、世界中からアーティストやクリエイティブが集まる。例えば音楽ではフリージャズからクラシック、テクノなど多様なカテゴリーが盛り上がり、世界各国から注目を集めている。ビューティも若手ブランドが続々と台頭してきており、中でも昨今話題なのがフレグランスだ。ベルリンは香水の聖地であるパリに比べてブルーオーシャンであり、従来の香水業界の考えにとらわれないクリエイティブなパフューマーが活躍している。ベルリンの多様なバックグラウンドからヒントを得て、異なる要素を組み合わせたユニークな香りが多く誕生しているのだ。また、ナチュラルやオーガニックビューティの先進国だけあって、自然原料を用いた香りやウエルネス・マインドフルネスをうたうフレグランスが多い。本記事では、ビューティエディターやコンサルタントとして活躍するローラ・ダンケルマン(Laura Dunkelmann)に、中でも今後の成長が期待される注目株4ブランドを紹介してもらった。

ベテラン調香師渾身の「アーバン センツ(URBAN SCENTS)」

 マリー・アーバン・ルフェーヴル(Marie Urban Le Fevre)はベルリンの香水界では誰もが知るベテラン調香師だ。大手メゾンの香りを20年以上に渡り制作した後、2014年にベルリンで自身のブランド「アーバン センツ」を立ち上げる。フランスの伝統的な製造方法や手法に、ベルリンらしいツイストをかけた香りを特徴とする。「私がルーツを置くフランスの伝統的なパフューマリーのノウハウに、ベルリンの刺激的で多様なカラーを注いでいる」とマリー。香りは全て厳選された最高峰の原料のみを用い、西ベルリンに構えるアトリエで調香してから仏グラースでブレンド。一般販売用の香り以外にも、世界中の美術館やラグジュアリーホテルでも導入されている。さらに最近は香りを通じた支援プロジェクトに取り組んでいるという。「新型コロナの症状の一つに、嗅覚・味覚障害がある。グスタフ カルス大学のトーマス・フンメル(Thomas Hummel)教授とともに、嗅覚障害に関するプロジェクトを近々発表する。また数年に渡り、シャリテ・ベルリン医科大学(CHARITE)と協業し、香りが人に与える影響の研究を行ってきた」。

タロットカードと提案するスピリチャルな新顔「アポテーケ(APOTHEKE)」

 元ビューティ・ファッションエディターのジェシカ・ジャスミン・ハナン(Jessica Jasmin Hannan)が4年前にエッセンシャルオイルの世界にはまり、そこから2020年に高品質のナチュラルグレードオイルを使用したパフュームラインをローンチ。アロマが精神に及ぼす働きに着目し、心とマインドにアプローチしたスピリチャルな香りをそろえる。「アロマセラピーのように、(私が手掛ける)全ての香りに特定のパーパス(効果)がある。タロットカードやクリスタルとともに提案しているのは、香りは心や精神などに働きかけるパワーを持っているから」。公式サイトでは占いクイズに答えると、自分にあった香りを導き出すことができる。「“トラベラー”は瞑想するような安らぐ香りで、“シンカー”は刺激的なアロマ、“ドリーマー”は恋に落ちているようなロマンチックな印象だ。最後に“ラバー”はアフロディジアック(媚薬)のようなブレンドで、香るだけで照れちゃう人もいるくらいよ!」とジェシカ。現在ベルリンにあるセレクトショップやオンラインで取り扱いがあり、今後は直営店舗の出店も視野に入れる。

元モデルが癒しを求めて立ち上げたサステナフレグランス「バジウム(BASIUM)」

まるで森の中で深呼吸するかのような癒しの香りを手掛けるナチュラルフレグランスブランド「バジウム」。元モデルのコンスタンツェ・セマン(Constanze Saemann)が「ニューヨークでモデルとして働いていた頃、あまりに多忙な生活で疲弊し、アロマセラピーやナチュラルパフュームの勉強を始めた」ことがきっかけで立ち上げたブランドだ。全てオーガニック・ビーガン原料のみを使用し、小ロットで生産。ストレスを緩和したり、ホルモンのバランスを整えるとされるエッセンシャルオイルをブレンドし、マインドにもアプローチする。パフュームオイルのほか、フェイスマスクやボディーオイルなどもラインアップする。人工的な原料を使用しないことをポリシーとし、サステナビリティーにもこだわる。「収益の一部を事前団体に寄付するほか、全製品が完全にリサイクル可能でプラスチックフリーを目指している」。すでに業界内で話題を集めており、今後さらに成長する注目株としても期待ができるブランドだ。

日本に着想を得た空間フレグランス「アオイロ(AOIRO )」

 オーストリア人のマニュエル・クスニク(Manuel Kuschnig)と日本人の妻の吉国志津子によるブランド。「2009年に東京で“香りで空間をデザインする”というコンセプトでアオイロエアーデザインを立ち上げた。われわれがキャンバスとして捉える空や空気をイメージし、青という色からブランド名を着想した」。ベルリンと東京を拠点にし、オリジナルフレグランスのほか、自宅やホテル、店舗、展示会などの空間を香りで彩る演出も手掛ける。日本の香道からインスピレーションを得た製法やアプローチでキャンドルやフレグランス、ミストなどを展開。植物由来の自然原料を配合した香りは、精神に働きかけるアロマセラピーのアプローチをとっている。「ベルリンは東京と全く異なる光景が広がるが、様々な表情を持つという意味では似ている。その自由さがあって、われわれもクリエイティブな香りを作れている」。世界中のショップや公式ECで展開中。

Laura Dunkelmann(ローラ・ダンケルマン) : ドイツ・ハンブルク生まれ。ファッションジャーナリズムを学び、雑誌編集者に。現在「タッシュ(TUSH)」マガジンのビューティディレクターを務めながら、フリーランスエディターやビューティブランドのクリエイティブコンサルタントとしても活躍中

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「アンドレアス・クロンターラー フォー ヴィヴィアン・ウエストウッド」2021-22年秋冬パリ・コレクション

 「アンドレアス・クロンターラー フォー ヴィヴィアン・ウエストウッド(ANDREAS KRONTHALER FOR VIVIENNE WESTWOOD)」が2021-22年秋冬コレクションをパリで発表した。

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累計販売本数600万本の人気クレンジングオイルが“ベティーちゃん”とコラボ

 「アテニア」は3月17日、累計販売本数600万本を超えるクレンジングオイル“スキンクリア クレンズ オイル”で人気キャラクター“ベティーちゃん(ベティーブープ=Betty Boop)”をあしらった限定デザインを通信販売や直営店で発売する。同ブランドがキャラクターと協業するのは初めて。

 「これまでブランドコンセプトである“一流ブランドの品質を1/3の価格で提供する”を体現するため、パッケージにも高級感を出すことが先決で遊び心を表現することが少なかった。コロナ禍で新しいことにチャレンジすることが大切」(間崎美佐アテニア広報・社長担当)として協業した。ボトルにあしらった“ベティーちゃん”はブランドのために書き下ろしてもらったもの。

 “スキンクリア クレンズ オイル”は2004年に発売し、これまで3回リニューアルを実施。メイクだけでなくくすみの原因となる肌ステイン(肌の角質のタンパク質が活性酸素、または糖と結合した物質)もオフすることができると幅広い層から支持を受ける。美容誌のベストコスメも数多く受賞した実力派の製品だ。

 “ベティーちゃん”との協業製品は、マスカラやアイシャドウなどメイクアップアイテムでも実施。2月中旬に発売し、好調な滑り出しとなっている。

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「ナーズ」から新作クッションファンデが登場 ブルーライトやPM2.5をカット

 「ナーズ(NARS)」は4月16日、新作クッションファンデーション“ピュアラディアント プロテクション アクアティックグロー クッションファンデーション SPF50+/+++”(全6色、各6600円)を発売する。ブランド史上最高レベルのプロテクション機能を搭載し、紫外線のほか、ブルーライトやPM2.5、大気中のちりやほこりの付着を抑える。フレッシュなつけ心地で肌のトーンを整え、健康的な輝きを与える。ヒアルロン酸も配合し、水分を保持して肌の内側から発光するような艶をもたらす。なお、既存製品で大人気の“ナチュラルラディアント ロングウェア クッションファンデーション”よりもプロテクション効果が高く、さらに“アクアティックグロー クッションコンパクト”に比べるとやや艶を抑えた仕上がりになっている。

 同日には、既存品の“ピュアラディアント ティンティッドモイスチャライザー SPF30/PA+++”(全10色、各5200円)に新色が5色を追加する。高いスキンケア効果で肌に潤いを与え、光輝くナチュラルな仕上がりを特徴とする。また、みずみずしいテクスチャーで乳液のような軽い付け心地も特徴だ。新たに仲間入りするのは、ピーチベースとイエローベースからそれぞれ明るいとミディアムシェード、ニュートラルトーンのミディアムシェード。

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