「上田安子服飾専門学校」2021年卒業コレクション

「上田安子服飾専門学校」が2021年卒業コレクションを発表した。

The post 「上田安子服飾専門学校」2021年卒業コレクション appeared first on WWDJAPAN.com.

「フェンディ」の「ハンド・イン・ハンド」展に森星や山田優、鈴木えみら豪華ゲストが来場

 「フェンディ(FENDI)」は、イタリアで数世紀にわたって受け継がれている伝統工芸のクラフツマンシップに敬意を表した展示会「ハンド・イン・ハンド(hand in hand)」を31日まで銀座店で開催中だ。同展は、2020年10月に発足したイタリア各地の職人とのパートナーシップのもと、10の地域の職人がブランドのアイコンバッグ“バゲット”を再解釈した10作品を展示・販売している。

 プレビューには森星をはじめ、山田優や鈴木えみ、馬場ふみか、富岡佳子、滝沢眞規子、佐田真由美、AMIAYA、桜田通、鈴木仁、吉井添が来場した。なお、4月10日からは阪急うめだ本店でも開催を予定している。

■「ハンド・イン・ハンド」
日程:3月25〜31日
時間:10:30〜20:30
場所:「フェンディ」銀座店
住所: 東京都中央区銀座6-10-1 ギンザ シックス

日程:4月10〜20日
時間:10:00〜20:00
場所:阪急うめだ本店 5F コトコトステージ51
住所:大阪府大阪市北区角田町8-7
・営業時間は変更になる場合あり

The post 「フェンディ」の「ハンド・イン・ハンド」展に森星や山田優、鈴木えみら豪華ゲストが来場 appeared first on WWDJAPAN.com.

「ニューバランス」 × 「コム デ ギャルソン」新作は軽快でタフな高機能スニーカー

 「ニューバランス(NEW BALANCE)」は、「コム デ ギャルソン・オム(COMME DES GARCONS HOMME)」と「コム デ ギャルソン・ジュンヤ ワタナベ マン(COMME DES GARCONS JUNYA WATANABE MAN以下、ジュンヤ マン)」とのコラボスニーカーを4月2日に両取り扱い店舗で発売する。

 「コム デ ギャルソン・オム」とのコラボスニーカー“ML574I”は、「ニューバランス」の人気モデル“ML574”をベースに、シンセティックレザーやメッシュ素材のアッパーを採用し、外側にはCdGHロゴを用いてストリートの要素を加えた。オールブラックのスタイルに、ソールの一部やシュータンをホワイトで組み合わせ、軽快に仕上げている。価格は2万4000円で、サイズは25〜29cm。

 「ジュンヤ マン」とのコラボスニーカー“ALL COASTS 574”は、グリップ性と耐摩耗性を両立したアウトソール、クッション性や耐久性を兼ね備えたミッドソール、フィット性と快適性に優れたオーソライト(OrthoLite)のインソールを採用。安全性と軽量性を高めて、過度な運動にも対応できるように仕上げた。アウトソールにはJWCdGMANロゴを大胆に配している。カラーはブラックとグリーン、ベージュを用意。価格は2万5000円で、サイズは25〜29cm。

The post 「ニューバランス」 × 「コム デ ギャルソン」新作は軽快でタフな高機能スニーカー appeared first on WWDJAPAN.com.

人気の大襟ファッションは、一歩先を行くアレンジコーデで差をつける

 大きな襟が人気を呼んでいます。主流は、古風な見え具合の貴婦人服を思わせるタイプ。ファッションのクラシック回帰への流れが背景にあるようです。一方、いたずらっぽいピエロやピーターパンをほうふつとさせる襟も登場。大襟のトレンドを受けて、おしゃれの達人たちはさらにその先へ向かっています。フリルで縁取られた修道女ライクな大襟を、スマイルマークのカジュアルなスエットトップスに合わせたファッショニスタのように、きちんと感とカジュアルをクロスオーバーさせるのがイマドキ仕様です。

 マスク着用やオンラインでの対話が当たり前になり、顔周りに視線が集まりやすくなったこともあってか、襟に主張やキャッチーさを求める気分も強まっています。レディーな装いをまとえるうえに小顔効果も期待できるとあって、さらに勢いづきそうな大襟ブーム。コレクションルックを参考に、新アレンジをキャッチしていきましょう。

パンツと合わせて、上品×大胆なジェンダーミックスに

 大襟にはエレガントな雰囲気が漂います。このテイストを生かしてフェミニンにまとめるのが一般的なスタイリングでしたが、有力ブランドからはその先に誘うようなルックが提案されてきました。

 「クロエ(CHLOE)」のブラウスは、蝶々のような飾り襟が顔周りに華やかさを添えています。中央に縦に入ったスリットがセンシュアルなムードもプラスした、進化形の大襟ブラウスです。さらに、ボトムスもサルエルパンツ風のゆったりシルエットで太ベルトで主張。上半身はフェミニン、下半身はメンズライクというジェンダーミックスのスタイリングに仕上げました。このようにパンツと合わせるだけでめりはりコーデが完成します。

スーパーロング襟×着丈ロングで縦長効果はマックスに

 “襟”という枠を超えたボリュームの表現も打ち出されています。身頃と同化させることでダイナミックな動きを加えるアレンジです。

 「トリー バーチ(TORY BURCH)」のレースチュニック風ワンピースは、三角形の大きな襟が肩から胸を覆って、まるで短いベスト(ジレ)のよう。透けるレース地とのコントラストが際立っています。先端部分がウエスト近くまで届くスーパーロング襟は、縦長効果を発揮。ボトムスは黒のジャージー風パンツ、靴はトングサンダルで合わせています。チュニックとの相乗効果が生まれて、落ち感が強まりました。大襟はレイヤードルックにも生かしやすいディテールです。

淑女テイスト×パンク ダークロマンティックが新鮮

 顔周りに視線を引き込む大襟は、アクセサリーのような役割も果たしてくれます。ロマンティック気分を高めたいなら、ワンピースやスカートがおすすめです。

 チェック柄のワンピースに大きな白襟を迎えたのは「ロク(ROKH)」。繊細なレースをあしらい、丸みを帯びた襟は、中世の淑女を思わせるヒストリカルなムードを漂わせています。ワンピースはフリルやペプラムを配した英国ヴィクトリアン調。古風なコンビネーションにレザーのハーネスを巻き込むことでパンキッシュなディテールを交わらせ、相反するテイストをミックスして、芯の強い女性像を演出しました。

たっぷりの量感で着やせ効果も 優美なボリュームルック

 シャツやブラウスだけでなく新たにアウターにも進出した大襟は、コートに生かせば格好のアクセントに。付け襟で取り入れる選択肢もあります。

 ワンピースのように優美な「パトゥ(PATOU)」のコートは、真っ白な大襟が肩をショールのように覆い、大胆でクリーンな印象を顔周りに添えています。リュクスな雰囲気を高めているのは、耳と襟元に迎えた大ぶりのゴールドジュエリー。大襟は面積が広いので、アクセサリーをあしらうフィールドとしても使いでがあります。ボリュームたっぷりの袖口と身幅で自然な着やせルックに。ゆったりとしたシルエットに大襟は好相性です。

 大きな襟を生かした装いは、上品な雰囲気やジェンダーミックス、縦長シルエット、着痩せ・小顔効果など、うれしいメリットが盛りだくさん。取り入れる人が増えてきただけに、“もうひとひねり”遊びを感じさせるアレンジを加えたいところ。薄着になるこれからの季節に、ニュアンスを帯びたディテールはウェルカムです。

ファッションジャーナリスト・ファッションディレクター 宮田理江:
多彩なメディアでコレクショントレンド情報、着こなし解説、映画×ファッションまで幅広く発信。バイヤー、プレスなど業界での豊富な経験を生かし、自らのTV通版ブランドもプロデュース。TVやセミナー・イベント出演も多い

The post 人気の大襟ファッションは、一歩先を行くアレンジコーデで差をつける appeared first on WWDJAPAN.com.

女性の歴史と貢献を学ぶ3月の「女性史月間」 企業やブランドの取り組みは?

 毎年3月8日は「国際女性デー(International Women’s Day)」と制定し、ジェンダー平等に向けて女性の権利向上を喚起する日となっている。アメリカでは3月いっぱいを「女性史月間(Women’s History Month)」と定めており、期間中は日頃の取り組みに加えて女性の歴史や貢献、活動により一層深い焦点を当てる。ファッション業界からは、自信と勇気が湧き出るエンパワーメントを目的としたカプセルコレクションやトークイベント、キャンペーンの数々が登場している。

 ファッション業界による女性支援に特化したキャンペーンや、女性によるビジネスを紹介する取り組みなどを行うブランドや企業を紹介する。

■H&M USA
 H&Mヘネス・アンド・マウリッツ(H&M HENNES & MAURITZ、以下H&M)のアメリカ法人は、黒人女性が運営するビジネスに焦点を当てて黒人コミュニティーの支援をする非営利団体「バイ・フロム・ア・ブラック・ウィメン(Buy From a Blackwomen)」と1年間にわたるパートナーシップを結んだ。同団体が21年6月に開催する、アメリカで起業など何か新しいことを始めたいと考えている黒人女性に向けた「ザ・ブラック・ウィメン・インスパイア・ツアー(The Blackwoman Inspire Tour)」のスポンサーを務める。

■ギャップ
 ギャップ(GAP)は「女性史月間」に合わせて、2007年から続く女性のエンパワーメントプログラム「パーソナル・アドバンスメント&キャリア・エンハンスメント(Personal Advancement & Career Enhancement以下、P.A.C.E.)」のさらなる強化を25年まで行うと発表した。これまで80万人以上の女性が同プログラムに参加しており、22年までに100万人の加入を目指す。

 加えて人権やジェンダー平等に焦点を当てたサステナビリティを展開する団体と協力して、「エンパワー@ワーク(Empower@Work)」プログラムを立ち上げた。同プログラムではサプライチェーンにおけるジェンダー平等を目指しており、ギャップの主要工場は全て加入している。2025年までに全てのブランドが持つ工場が加入する予定だ。

■バーバリー
 「バーバリー(BURBERRY)」は、現代社会を生きる女性を称えるため、著名人を集めたオンライン対談を開催した。登壇者は「バーバリー」の衣服を身につけて参加し、女性であることで感じる喜びなどを共有。モデルのジョーダン・ダン(Jourdan Dunn)は、「シスターフッドの連帯の中にいられることがうれしい」と語った。2021年に女性であることの体験や気持ちを語り合い、現代社会を生きる上でのヒントなどを提供した。

 国際女性デー当日には、若者の就職支援を行う「ザ・プリンスズ・トラスト(The Prince’s Trust)」が立ち上げた女性の自立をサポートするプログラムへ寄付キャンペーンを実施した。「バーバリー」のアイテム1点の購入ごとに、1ポンド(約150円)を寄付した。

■リーバイス
 リーバイ・ストラウス(LEVI STRAUSS & CO.以下、リーバイス)は、2010年に開始した「パイオニア・イン・ジャスティス(Pioneers in Justice)」イニシアチブの第3弾を開始した。これまで同取り組みを通じて社会貢献を行うリーダーに焦点を当ててきたが、今回は有色人種の女性と自認するリーダーを募集する。アパレルで働く人を対象に、パンデミックへのサポートやサプライチェーンにおけるジェンダー平等を支援する。

■「ピンタレスト」
 幅広いウェブ画像をそろえ、それらをブックマークする機能などを提供するオンラインプラットフォームの「ピンタレスト(PINTEREST)」は、ショップ機能に女性による25小企業をキュレートしたページを公開した。

■「トリー バーチ」
 「トリー バーチ(TORY BURCH)」は社会の変化につながるニュースや情報を届ける「アップワーシー(UpWorthy)」と連携して、「エンパワード・ウィメン(Empowered Women)」キャンペーンを開始した。自身のコミュニティーに変革をもたらした5人の女性を取り上げ、その功績を称えた。キャンペーンが続く1年間を通して新しいことに挑戦する女性を随時募集し、毎月選考を行って1人にスポットライトを当て、その女性が希望する非営利団体に5000ドル(約54万円)を寄付する。

■「マイテレサ」
 ドイツの高級ファッションEC「マイテレサ(MYTHERESA)」は女性のアーティストに着目し、「アート・フィメール・フューチャー(Arts Female Future)」を立ち上げた。女性のアーティスト4人に焦点を当てて支援を行う。また4人それぞれが選んだチャリティー団体に1万ユーロ(約129万円)を寄付する。

■ユークス ネッタポルテ グループ
 大手ECのユークス ネッタポルテ グループ(YOOX NET-A-PORTER GROUP)は、歌手のザラ・ラーソン(Zara Larsson)やコメディアンのインカ・ボキニ(Yinka Bokinni)、チェス選手のアレキサンダー・ボテル(Alexander Botel)、プロスケートボーダーのレティシア・ブフォーニ(Leticia Bufoni)など、さまざまな分野で活躍する女性によるエンパワーメントをテーマにしたオンライントークを開催した。

 ほかにも、連帯感を表現した「私がついてるよ(I Got You)」というロゴがプリントされたTシャツや、女性の体の形をした花瓶など、女性が手掛けるアイテムを集めたカプセルコレクションを展開した。売り上げは全て慈善団体「ウィメン フォー ウィメン インターナショナル(Women for Women International)」に寄付する。SNSでは「#PowerToChange」というハッシュタグを作成し、良い世の中に向けて行っていることを投稿するよう促した。合わせて、1投稿につき1ドル(約108円)を寄付する。

■ニーマン マーカス グループ
 米百貨店のニーマン マーカス グループ(NEIMAN MARCUS GROUP以下、NMG)は、アパレル業界での女性のエンパワーメントと環境問題へのアクションを行う「ファッション メイクス チェンジ(Fashion Makes Change以下、FMC)」とパートナーシップを結んだ。店頭で買い物をした消費者にFMCへの寄付を募るほか、女性による商品を扱うキャンペーンからの売り上げを「エンパワー@ワーク」の支援に当てる。

The post 女性の歴史と貢献を学ぶ3月の「女性史月間」 企業やブランドの取り組みは? appeared first on WWDJAPAN.com.

サボテンから作るレザースニーカー“ブラッドリー カクタス”が発売

 アメリカ・ロサンゼルス発のスニーカーブランド「クレイ(CLAE)」は、アイコンモデルにサボテン由来のカクタスレザーを用いた新作“ブラッドリー カクタス”を全国の取扱店や公式オンラインストアなどで発売した。

 カクタスレザーは、メキシコのスタートアップ企業、デザート(DESSERTO®︎)が開発したサステナブルな新素材だ。雨水とミネラルのみで自生するサボテンの葉を、数日間天日干しして、化学薬品を一切使用しない特殊加工を施した合皮は、しなやかで、通気性や耐久性に優れている。2020年には、持続可能な製品やアイデアを表彰するドイツ・ベルリンの「グリーンプロダクトアワード」を受賞。「持続可能な素材のなかでも最も高品質」という評価を受けたことで、世界的に注目を集めている。

 新作“ブラッドリー カクタス”には、アッパーにカクタスレザーを採用。アウトソールには100%天然ゴム、インソールやライニングにはコットンキャンバス、シューレースにはプラスチック廃棄物からリサイクルしたナイロン素材を用いるなど、さまざまなパーツをサステナブルな素材でアップデートしている。さらに、パッケージのシューズケースにも、リサイクル段ボールを使用。カラーラインアップは、ブラック、グリーン、ホワイト×ネイビーの全3色で、ウィメンズ&メンズサイズを取り揃える。価格は1万9000円。

 また4月1日から、ポップアップイベントをエストネーション 六本木ヒルズ店で開催する。期間中は、“ブラッドリー カクタス”のほか、サステナブルな素材も使用したメンズスニーカーをバリエーション豊富に販売する。

 「クレイ」は2001年に創業したスニーカーブランド。“アフタースケートで履くレザーシューズ”をコンセプトにしたコレクションは、国際的な認証を得たタンナーが製造するフルグレインレザーや、海洋プラスチックゴミをアップサイクルしたテキスタイルなどを使用している。環境に配慮しながら、快適さとミニマルなデザイン性を兼ね備え、現在、世界50カ国に販路を持つ。

村上杏理:1986年、北海道生まれ。大学で日本美術史を専攻し、2009年にINFASパブリケーションズ入社。「WWDジャパン」記者として、東京のファッション・ウイークやセレクトショップ、販売員取材などを担当。16年からフリーランスで、ファッションやライフスタイル、アートの記事執筆・カタログなどを手掛ける。1女児の母

The post サボテンから作るレザースニーカー“ブラッドリー カクタス”が発売 appeared first on WWDJAPAN.com.

スパイバーのタイの量産工場が開所 試運転開始へ

 スパイバー(SPIBER)は3月29日、かねてから建設を進めてきたタイのラヨン県イースタンシーボード工業団地のラヨン工場の開所式を行った。タイ政府および日本政府の要人や関係者など約50人が参列した。

 本工場はスパイバーが開発した人工構造タンパク質繊維「ブリュードプロテイン(Brewed Protein)」の原料となる「ブリュードプロテイン」原末を生産する初の自社量産工場になる。今後、試運転を行い、今年中に商業生産を開始する予定だ。
 
また「ブリュードプロテイン」原末の効率的で環境負荷の低い生産技術の開発や実証にも取り組んでおり、中長期的には本工場をモデルとした他工場への技術移転も視野に入れている。

The post スパイバーのタイの量産工場が開所 試運転開始へ appeared first on WWDJAPAN.com.

アシックスが走法で選ぶ2種の厚底シューズ発表 トップランナーも「新しい世界見えた」

 アシックス(ASICS)は30日、同社が強化する“パーソナライゼーション”の取り組みを紹介するイベント“アシックスイノベーションサミット2021”を開催し、トップランナー向けの新たなランニングシューズ2種類を披露した。

 シューズは、歩幅の長いストライド走法向けの“メタスピード スカイ(METASPEED SKY)”と、足の回転数を上げるピッチ走法向けの“メタスピード エッジ(METASPEED EDGE)”の2種類。両モデルは同社で最も反発性の高いフォーム材“エフエフ ブラスト ターボ(FF BLAST TURBO)”をミッドソール全面に採用した“厚底”仕様で、軽量のカーボンプレートが付く。アッパーは100%リサイクルポリエステルを使ったメッシュ素材で、部位によって編み方を変えて通気性とフィット感を向上させている。靴底の前部にカーブをつけて足首部分の動きをスムーズにし、効率よく推進力が得られる設計も特徴だ。

 2種類のモデルは、それぞれに適した走法に合わせて靴底の厚みや前部のカーブの角度を調整している。“スカイ”はストライドを伸ばす機能を追求し、“エフエフ ブラスト ターボ”を多く使用して反発性を可能な限り高めている。一方で“エッジ”はミッドソールの厚みをやや抑え、足の回転数をスムーズに上げられる設計を用いている。価格は共に2万7500円(税込)。3月31日にアシックスの公式オンラインストアで発売し、4月9日から一部直営店や全国のスポーツ用品店で販売する。

 イベントにゲストとして登場したマラソンの川内優輝選手は、「これまで薄底シューズにこだわってきたが、昨年12月のレースで惨敗し、選手としての限界や不安を感じていた。そんなときに“メタスピード”に出合い、新しい世界が見えた。2カ月後のびわ湖毎日マラソンで8年ぶりの自己ベストを更新し、復活どころか進化できた。このシューズで走ると姿勢が良くなり、ストライドが楽に広がる。結果もメンタルも上向いた」と絶賛。さらに「これまでの厚底は靴に走り方を合わせなければならなかったが、特性に合わせて選ぶ楽しさがある。他社でも同様の取り組みが増えれば、個々のランナーに適した厚底の選択肢が多くなり、けが防止にもつながりそうだ」と期待した。

 廣田康人社長COOは「“メタスピード”は研究開発からマーケティングまで、組織を横断した特別なプロジェクトチームで作り上げた。われわれが大切にしているけが防止の機能がありながら、ランナーが鍛錬を重ねて身につけた走法を生かして最大限のパフォーマンスを引き出す。今後も、一人一人に寄り添った価値ある製品やサービスを提供していきたい」とコメントした。

The post アシックスが走法で選ぶ2種の厚底シューズ発表 トップランナーも「新しい世界見えた」 appeared first on WWDJAPAN.com.

キーワードは“シンプル&本格” ナプラから“カラーケアの普段使い”をかなえる「エミーム」誕生

 プロフェッショナルヘアメーカーのナプラは3月19日、新たにヘアサロン専売のカラーケアブランド「エミーム(ETMEME)」をローンチした。3月下旬より全国のサロンで順次取り扱いを開始している。
 これは、プロ向けのヘアカラー剤市場でトップクラスのシェアを持つ同社が、サロンユーザーにもっとヘアカラーを楽しんでもらうために作ったブランド。カラーケアだからといって特別なステップを必要とするわけではなく、毎日のシャンプー&トリートメントなどの普段のお手入れで、髪の悩み解消やカラーの色艶アップをかなえる。

 ラインアップは、なりたい髪質に合わせた3タイプのシャンプー・トリートメントと、アウトバスで使うコンディショニングケア4種。厳選したミニマルなラインアップで、時間をかけずにケアできるため、ライフスタイルに取り入れてもらいやすい。

 また、自宅で使用するデイリーアイテムだけでなく、サロンでのスペシャルアイテムもそろえる。サロンで体験できるシステムトリートメントで、2~3浴式という簡単なステップを採用し、スピーディーに毛髪の内側と外側からのWケアを実現する。“本格&シンプル”をキーワードに、「忙しいけど常に美しい髪色でいたい」と願う女性に寄り添えるブランドだ。

「エミーム」の特徴➀
プロ向けヘアカラーメーカーが
作ったブランド

 「エミーム」は、「エヌドット(N.)」や「ナシード(NASEED)」など、美容師から高い支持を得るヘアカラーブランドを持つナプラが、満を持して作ったカラーケアブランド。ヘアカラーを知り尽くした同社が、髪色や髪質を美しく保つために必要なテクノロジー、成分を投入している。カラーの施術をする美容師のニーズにも対応し、扱いやすい処方になっている。

 ちなみにブランド名の「エミーム(ETMEME)」は、フランス語の“ET=and”と“MEME=myself(自分自身)”を組み合わせた造語。「きれいな髪を育むことは、私らしさを大切にすること」という意味が込められている。

「エミーム」の特徴②
忙しい女性に
寄り添うシンプルケア

 シャンプー&トリートメントとコンディショニングケアというコンパクトなラインアップで、毎日のお手入れをしながら髪色ケアができる。ホームケアアイテムのほか、サロンで行うシステムトリートメントもあり、最短3分からできるので、本格的なカラーケアを簡単かつスピーディーにかなえる。サロンの滞在時間を気にする顧客に対しても配慮したブランドだ。

 システムトリートメントには、ヘアカラーの褪色を防ぐ“スピードティントケアシステム”、熱ダメージを防ぐ“トリプルキューティクルコート”を採用。髪のダメージを補修してケア成分の吸着を高める“ベーストリートメント”、毛髪内部のすみずみまでトリートメント成分や水分を補給する“インナートリートメント”、髪の表面をコーティングして指通りと艶を向上させる“アウタートリートメント”という3種類の薬剤を組み合わせるタイプだ。3ステップだとしっとり、2ステップだとさらさらに仕上がり、最短3分からの施術が可能。

「エミーム」の特徴③
導入希望サロンに
優しい新時代のブランド

 これまでのサロン専売品には、サロンが新規導入する際に数量条件が付くのが一般的だったが、「エミーム」ではそれらをなくし、1本からでも購入できる。「エヌドット」で構築したメーカー直送の流通システムを使い、専売品の流通を守りながら安定して商品を提供できることも特徴の1つ。価格設定も、コロナ禍で苦しむサロンに優しい設定になっている。

厳選したミニマルなホームケアの
ラインアップ

PHOTOS:HIROKI WATANABE(PRODUCTS SHOT)

問い合わせ先
ナプラ
0120-189-720

The post キーワードは“シンプル&本格” ナプラから“カラーケアの普段使い”をかなえる「エミーム」誕生 appeared first on WWDJAPAN.com.

「YSL」のイベントにローラとJO1が来場 人気アイテムの魅力や美の秘訣を語る

 コスメブランド「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT以下、YSL)」は3月22日、新製品の発売を記念したイベント「YSL BEAUTY GOLD ICONS」を開催した。会場には、ジャパンアンバサダーのローラと、オフィシャル ビューティ パートナーのグローバルボーイズグループJO1が来場した。

 イベントに来場したJO1のメンバーは、「YSL」のブランドイメージに合わせたブラックとゴールドを合わせた衣装で登場。グループ随一の美意識の高さで、ビューティ担当だという大平祥生は「今まで色々な製品を使ってきましたが、『YSL』の“ピュアショット”シリーズのローションや美容液は、肌のキメが細かくなりトーンアップするなど効果を実感しています。仕事でメイクをする機会も多いのですが、メイクのりも良くなり『YSL』の製品に助けられています」とコメント。他メンバーも「YSL」とパートナーシップを結んで以降、さらに美について関心が高まったという。

 JO1のメンバーも使用しているリップスティック“ルージュ ヴォリュプテ シャイン”について金城碧海は「発色や使い心地が良く、塗るとその日の気分がぐんと上がるので、楽しい毎日が過ごせます」と述べた。また、4月1日にギフトとしての需要も高いリップスティックの刻印サービスに公式オンライン ブティックと一部店舗限定で新たに星座モチーフを追加する。「僕は双子座で、双子座には“才能”という意味があるそうなので、これからも才能を伸ばしていきたいという思いを込めて刻印したいです。あと、母の日も近いのでプレゼントにも良いと思います」と豆原一成。鶴房汐恩は「射手座には“夢を応援する”という意味があるそうです。僕たち JO1は世界を目指すという夢があるので、僕からメンバー全員にプレゼントします……嘘です(笑)」と会場の笑いをさそった。

 昨年3月に「YSL」のジャパンアンバサダーに就任したモデルのローラは、ショートパンツにロングブーツのオールブラックコーデで登場。「美を保つために一番大切だと思うことは?」という質問に「自分の心と向き合う時間を作ること。美は体の内側から出てくるものだと思っているので、運動や瞑想など、自分を大切にする時間をすごく大事にしています」と明かした。最近のメイクやファッションについては「ここ数年、私のファッションはすごくシンプルになっています。自分がどんなアイテムを身につけているときが一番ワクワクするのか、そういうこともすごく見えてきて、手持ちのファッションアイテムも少なくなってきました。でも、それがすごくぜいたくだと感じます。シンプルなファッションだからこそ、メイクは遊びをプラスしやすくなったので、シーンに合わせてリップやアイラインを楽しんでいます」と語った。

The post 「YSL」のイベントにローラとJO1が来場 人気アイテムの魅力や美の秘訣を語る appeared first on WWDJAPAN.com.

「アンリアレイジ」の森永邦彦が老舗オンワードと組んだ理由

 デザイナーの森永邦彦が手掛ける「アンリアレイジ(ANREALAGE)」とオンワード樫山の協業による、バッグとアクセサリー主軸のブランド「アンエバー(ANEVER)」がこのほど、オンワードグループの自社EC「オンワード・クローゼット(ONWARD CROSSET)」で販売を開始した。

 「アンエバー」は一瞬(A NEVER)と永遠(AN EVER)を組み合わせた造語で、“対極の概念をつなぐ”の意。商品ラインアップでは、ドライフラワーを樹脂に閉じ込めたパーツをシグネチャーとしており、これらは「時間とともに枯れていく一瞬の花の命」を樹脂の中で「永遠に生かす」ことで、ブランドコンセプトを表現したものだ。

 販売している2021年春夏コレクションは、バッグ8型(5940円)とアクセサリー13型(2200〜7700円)で、「アンリアレイジ」の商品と比較すれば格段に手の届きやすい価格設定。ブランドがこれまで取り込んでこなかった層へリーチすることも狙いの一つだ。森永氏は協業に至ったきっかけについて、「これまで『アンリアレイジ』ではファッションが好きな方々に向けて尖ったデザインの、ある種の非日常的な服を作ってきた。より大衆向けのアイテムに価値を吹き込む仕事から学び取れることもあるはずだと考えた」と話す。「アンエバー」のパーツでは生花を用いるため、花の形や模様が一点一点それぞれ違い、リーズナブルながら全てがオンリーワンといえるアイテムだ。

 オンワードの大手アパレルならではの生産背景もメリットと捉えた。「コレクションシーンでは最新の発表作品が常に優先される。過去のものはすぐに忘れ去られてしまう。それらからエッセンスを抽出し、積み重ねていくことができる何かを作ることが『アンリアレイジ』に必要なことだと考えていた。その一つの形が別のブランドを作ることだったが、自分たちだけの力では限界がある中で、(オンワードの資本力が)とても魅力的だった」と振り返る。

 一方のオンワード側は、「アンエバー」にファッション感度の高い若者の取り込みを期待する。同社の会員システム「オンワードメンバーズ」は約300万人以上を抱える(2020年12月時点)が、主要顧客層は40代以上。「アンエバー」の春夏コレクションでは若者の認知度が高い女優の平手友梨奈を起用するなどプロモーションにも力を入れる。公式インスタアカウントのフォロワーは現在約3500人とブランドとしては小規模だが、その内訳は35歳以下が7割を占める。

 今回のように企業としてブランドと協業する事例は珍しい。これについて「アンエバー」の企画・生産を担当する不破一貴・第二カンパニー課長代理MDは「ブランドを通じて、オンワードという名前も若い方を中心により多くの人に認知していただきたいため。(『アンエバー』は)まだ実験的な試みだが、お互いにメリットを享受しながらさまざまな化学変化を生み出していきたい」と話す。

The post 「アンリアレイジ」の森永邦彦が老舗オンワードと組んだ理由 appeared first on WWDJAPAN.com.

女優・大政絢が彩る、この春のカシオ“G-MS”

 カシオ計算機の女性向け時計ブランド「BABY-G」の上位ライン“G-MS(ジーミズ)”は、2021年春夏シーズンのイメージモデルに女優の大政絢を選んだ。選定理由について上間卓 時計コミュニケーション戦略部 部長は、「“G-MS”は『G-SHOCK』のアイデンティティーである耐衝撃性や防水性といったタフな機能はそのままに、サイズやデザインをアレンジしてアクティブな女性たちにアプローチしている。大政さんは、われわれが思い描く女性像にピッタリだった」と話す。

推しはデジタルとアナログを
組み合わせた“MSG-W600”

 “G-MS”の今春の推し時計が、デジタル表示と針を使ったアナログ表示を組み合わせた“MSG-W600”シリーズだ。樋口貴康 デザイン開発統轄部 第一デザイン部 BGデザイン室リーダーは、「一見スポーティーだが、メタル(ステンレス)素材を使うことで高級感をプラスしている」と述べる。コーディネートしやすいブラック、ネイビー、ホワイトの3色展開で、機能面では世界6局の電波を受信して時刻を自動修正する“マルチバンド6”やワールドタイム、太陽光はもちろん蛍光灯などの光も動力とするカシオ計算機独自のソーラー充電システム“タフソーラー”などを備える。また、暗所で腕を傾けると自動的にライトが点灯するフルオートLEDライトをデジタル表示と文字板の両方に採用する。中村あゆみ 開発推進統轄部 プロデュース部 第一企画室リーダーは、「洗練のデザインと頼れる機能が女性の毎日をサポートし、ワークシーンから休日まで幅広く活躍してくれるはず」と胸を張る。

八角形ベゼルの
“MSG-W350”もオススメ

 もう1つの推しが、オクタゴンベゼルが特徴の“MSG-W350”シリーズだ。日常生活を意識した日付表示付きの3針仕様で、こちらも“タフソーラー”で稼働する。樋口リーダーは、「女性のきゃしゃな手元にも合わせやすい小型ケースながら、八角形のフォルムで力強さを表現した。ただし大き過ぎたり、ハード過ぎたりしてはいけない。サイズ感については、特に試作確認を繰り返した」と振り返る。色展開は、パール感のあるホワイトと落ち着きのあるオリーブグリーンだ。

「アクティブさと知的さを
併せ持つ大人女性」

 “G-MS”のターゲット層は20代後半~40代の女性だ。上間部長は「彼女たちが憧れる“洗練された大人の女性”として大政さんを起用した。アクティブさと知的な印象を併せ持つ大政さんの力も借りて、“G-MS”の持つデザイン性と機能性を訴求したい」と結んだ。

問い合わせ先
カシオ計算機 お客様相談室
03-5334-4869

The post 女優・大政絢が彩る、この春のカシオ“G-MS” appeared first on WWDJAPAN.com.

益若つばさが編集長の新雑誌「トーキョードット」創刊 EXIT兼近やヒカルらも登場

 モデルの益若つばさと、SEKAI NO OWARIのグローバルプロジェクト「End of the World」のクリエイティブ・ディレクター、和田直希がダブル編集長を務める新雑誌「トーキョードット(TOKYODOT)」が、「ナイロン ジャパン(NYLON JAPAN)」の増刊号として4月14日に発売する。当初は1月に発売を予定していたが、延期していた。総ページ数148ページで、価格は1100円(税込)。

 テーマは「学校では教えてくれない教科書」。現代社会にまつわるテーマを、ファッションやカルチャーの企画を通して発信する。ターゲットの読者像はあえて設定せず、年齢や性別などに関係なく、誰もが手に取れる雑誌を目指す。

 益若つばさは、「近年、LGBTQという言葉を聞く機会が増えたが、日本では男性らしく、女性らしくあるべきという声も日常的に聞こえてくる。『トーキョードット』は時代の先を行くのではなく、みんなと寄り添いながら身近な問題提議を話し合う雑誌にしたい。創刊号では、自由に選択する生き方、セクシャルマイノリティーとしての生き方など、性別や年齢を問わずさまざまな方に出てもらい、先生として話をしてもらった」とコメント。創刊号では、お笑い芸人EXITの兼近やAMIAYA、川谷絵音、佐藤ノア、ヒカル、ラファエルなどが登場している。

 カバーストーリーを担当した和田直希は、「日本で一番新しい雑誌『トーキョードット』を日本最古の遊園地『花やしき』で撮影した。新しいものばかりを追いかけるのではなく、過去のアセットに“今”というワンピースを掛け合わせることで最新のクリエイティビティーを表現している。ぜひ楽しみにしてほしい」と語った。

The post 益若つばさが編集長の新雑誌「トーキョードット」創刊 EXIT兼近やヒカルらも登場 appeared first on WWDJAPAN.com.

白髪染めは“透明感”にもこだわる時代 赤みと濁りのない鮮やかなグレイカラー「エドル クオン」登場

 タカラベルモントの理美容室専売ブランド「ルベル(LEBEL)」は、技術者専用ヘアカラーシリーズ“エドル”から、グレイカラーライン“エドル クオン”を4月21日に発売する。

 “エドル”シリーズは、赤みに縛られない自由な色表現をかなえるファッションカラーとして、2019年2月の発売以来、幅広い世代が求める外国人のような透明感カラーを提供してきた。

 ブリーチを使ったデザインカラーやハイトーンカラーの人気は、大人女性へも広がっているが、白髪染め(グレイカラー)では、自由なカラーデザインをあきらめる人が多い状況だった。

 そこで“エドル クオン”では、作用成分の浸透を高め、ベースの赤みを効率よく消し、美しい色艶を保つ“エドル”独自の処方をグレイカラーに最適化したシナジープレックスオイル処方を採用。白髪への染着作用を高めながら、黒髪にも白髪にも均一な透明感を与える。

 白髪までクリアに染め上げる高い発色力と染着力、薄くなった染料の定着領域(CMCβ層)を補強することでかなえる色持ちのよさ、さらにしなやかで艶のある美しい仕上がりで、年齢や性別にとらわれず自由に楽しめるグレイカラーとなっている。

 質感を楽しむベースカラー21色と、色を楽しむシェードカラー20色の全41色。ファッションカラーのような透明感カラーを求める大人女性にもフィットする13レベルまでの幅広いラインアップで、ブリーチとの組み合わせでクリエーティブなカラー提案の幅が広がる。

 ライン名にある“クオン=久遠”は、永遠、いつまでも続くこと、遠い過去や未来を意味する日本語。大人の女性たちに“自由に、自分らしさをいくつになっても貫き続けてほしい”という思いを込めてネーミングした。

The post 白髪染めは“透明感”にもこだわる時代 赤みと濁りのない鮮やかなグレイカラー「エドル クオン」登場 appeared first on WWDJAPAN.com.

アルコインターナショナルが初の自社店舗でスタッフ募集 リカバリーシューズの「ウーフォス」などを取り扱い

 マサチューセッツ発のリカバリーシューズブランド「ウーフォス(OOFOS)」などの輸入・販売を行うアルコインターナショナルは、大阪・北堀江にオープンした初の自社店舗、ファブ_アワー_プラネット(FAV_OUR_PLANET)の店長候補および店舗スタッフを募集する。

 同店は「ウーフォス」のほか、耐熱ボトルやバッグなど同社が契約を結ぶ海外ブランドの中から10ブランドと国内1ブランドを取り扱う。在庫や売り場管理、店舗のVMD、商品の仕入れ、スタッフマネジメントに加え、インフルエンサーを招いた店内イベントの企画なども行う。ブランドのPR拠点として、顧客をはじめバイヤーを想定した商品紹介がポイントとなる。

 同社は、機能性とファッション性を併せ持つ海外ブランドの輸入・販売を手掛ける。これまではスポーツ用品の専門店やセレクトショップなどに商品を卸していたが、3月2日に“地球を、たのしくするお店”をコンセプトに掲げる自社店舗をオープンした。自社ECサイトと連携させた新たな買い物体験を提案する。

募集職種
店舗スタッフ

雇用形態
正社員
※試用期間6カ月あり。期間中に給与・待遇に変更なし

応募条件
大卒以上
基本的なPCスキルがある方(ワードやエクセルなどに文字入力ができる方を想定)
販売経験がある方(予実・在庫管理ができる方を想定。店長経験は不問)
商品を国内に広めることに興味がある方
スポーツやファッションに興味がある方
※職種・業界未経験、第二新卒の方、歓迎

勤務地
大阪府大阪市西区北堀江1-3-12
※転勤なし
※店内は感染症対策実施

給与・待遇
月給23万9500円以上+賞与+各種手当

※上記に加え、子ども手当などを用意
※30時間分のみなし残業代(4万円以上)を含む。万が一超過した場合は別途支給

年収例
500万円(30歳・入社3年)

勤務時間
シフト制(実働8時間)
※基本、定時退社。月残業時間は平均20時間以下
※棚卸しやイベント前などで残業が生じる場合あり

<シフト例>
平日/早番…11:30~20:30、遅番…12:00~21:00
土日祝日/早番…10:30~19:30、中番…11:00~20:00、遅番…12:00~21:00

休日休暇
<年間休日110~115日>
週休2日制(月8~10日|定休日の月曜日+シフト制)
※祝日が月曜の場合は出社。その場合は別の日に代休取得可能
夏季休暇
年末年始
有給休暇
慶弔休暇
産休・育休取得実績あり

福利厚生
昇給年1回(7月)
賞与あり
交通費支給(規定あり)
社会保険完備(雇用・労災・健康・厚生年金)
時間外手当(超過分)
住宅手当(月3万円/規定あり)
子ども手当(子ども1人につき月1万円支給)
健康促進手当(月1万円まで/規定あり)
スキルアップ手当(月1万円まで)
出張手当
役職手当
退職金あり
私服勤務OK(ユニホーム支給。ボトムスや履物は私物でOK)
社員旅行あり(沖縄、グアム、ハワイなど)

応募期限
5月16日まで

The post アルコインターナショナルが初の自社店舗でスタッフ募集 リカバリーシューズの「ウーフォス」などを取り扱い appeared first on WWDJAPAN.com.

「ブリオーニ」が初のシグネチャー香水 “完璧なスーツのバランス”を意識した香り

 「ブリオーニ(BRIONI)」は、ブランド初となるシグネチャーフレグランス“ブリオーニ オードパルファム”を発売した。価格は100mlが1万7600円(税込、以下同)、60mlが1万1000円。

 香水は世界的に有名な調香師のミシェル・アルメラック(Michel Almairac)が手掛けており、天然香料と合成香料を配合し、同ブランドのエレガンスを体現する香りに仕上げている。清涼感を演出するピンクペッパーとシダーウッドはサステナブルな原料を使用し、グリーンアップルが爽やかさを与える。アルメラックが「全ての要素を巧みに組み立てることによって、ブランドの美意識を写し取った」と語る通り、「ブリオーニ」のアイデンティティーであるスーツのように“完璧なバランス”にこだわっているという。

 ブランドカラーであるネイビーブルーのボトルには、イタリア製のガラスを採用。スーツのような曲線を描き、ビスポークスーツに縫い付けられるラベルに着想したブランドロゴが付く。

The post 「ブリオーニ」が初のシグネチャー香水 “完璧なスーツのバランス”を意識した香り appeared first on WWDJAPAN.com.

「ここのがっこう」主宰の山縣良和デザイナーが提言、これからは素材に注目と教育に力を、そして次世代リーダーは学び続ける意志を 【ネクストリーダー2021】

 「WWDジャパン ネクストリーダー2021」で審査員アドバイザーを務める「リトゥンアフターワーズ(WRITTENAFTERWARDS)」デザイナーで、ファッション表現の実験と学びの場「ここのがっこう」を主宰する山縣良和氏は、ファッションの最前線で活躍しながら後進の育成にも力を入れる。今月に入り、ダウン症や義足など、さまざまな身体に合う洋服のデザインをサポートするドキュメンタリーに協力するなど、ダイバーシティーやバリアフリー領域にも向き合う。山縣氏が考える今のファッション業界の課題と、次世代リーダーに必要なことについて聞いた。

WWD:ネクストリーダーは年齢で区切るわけではないが、30歳前後の方が中心だ。山縣さんは30歳のころ、どういったビジョンを持っていた?

山縣良和ファッションデザイナー・作家・教育者(以下、山縣):当時はがむしゃらでした。ヨーロッパで過ごした学生時代は物事を決めつけず、とにかくいろいろなものを吸収しようという気持ちで、本当に様々なことにチャレンジしました。いくつかのメゾンでインターンを経験しましたし、ファッションウィークになるとファッションショーのバックステージの手伝いに積極的に参加しました。その他にも大学を休学してフランスに移住したり、ベルギーやオランダの学校に見学にいったり、イタリアの国際コンクールに出品したり……。本当にいろんな経験をさせてもらいました。それは世界を知らずにあれこれ言いたくないという気持ちが強く、とにかく沢山経験をして学びたいという気持ちが強かったんです。

WWD:2005年、セントラル・セント・マーチンズ美術大学ファッションデザイン学科ウィメンズウェアコースを首席で卒業している。

山縣:卒業コレクションは「裸の王様」の続きの話をテーマに発表したのですが、その頃はファストファッションの台頭で超大量生産、大量消費時代の幕開けでした。ファッションや衣服は大好きだけど、本当にそのサイクルの中だけで盲目的に衣服を生産し続けることがいいことなのか?という気持ちが常にあったんです。だから“見えない服”(裸の王様)というテーマでやってみようと思いました。

WWD:当時の大量生産大量消費は業界に大きな影響を与え、今に引きずっている。

山縣:20年代以降、そしてコロナ禍の今、ファストファッションが台頭して来た00年代からのツケが可視化されるようになりました。ファッションという大きな産業の中で、加速度的に短期間に服を大量に作って、売る、そして売れなければ廃棄してというサイクルを繰り返す中で、学びや教育、研究を後回しにしてきてしまったのではないか。デザインも含めてそういったことに取り組まなかった、言い換えれば取り組む時間が作れなかった時代だったと思います。例えば、日本でファッションに興味を持ち、仕事がしたいと思った時、学校の選択肢がほぼ洋裁技術の習得を軸とする専門学校しかありません。そして学生によく聞く話なのですが、行きたいと思っても、「親に反対される」ようです。ファッションにおける概念を学べるアカデミックな教育機関がないので「まずは(普通の)大学に行きなさい」となります。そこには、人材流出が少なからず起こっています。さらにファッションは今、負のイメージで語られることが多くて、余計に反対への拍車が掛かっています。しかし現在問題が山積みのファッション業界には今まで以上に知性を必要としており、アカデミックな環境と人材が必要で、日本でもそのような環境整備ができるかが今後の鍵だと思います。

WWD:だから山縣さんは、2008年にファッションを概念としても学べる「ここのがっこう」を設立した?

山縣:気づきのきっかけになればと思い、立ち上げました。元々、僕自身が日本の教育で挫折をして、海外に渡ったのですが、日本と欧米ではファッション教育に対する環境が大きく違いました。「ここのがっこう」では、ファッションの本質に向き合い、勉強したりすることで、人としても社会としても豊かになってもらえたらという思いで運営をしています。

WWD:「ここのがっこう」の卒業生はすでに1000人以上いる。現在、一番若い人は?どんな人が集まっている?

山縣:現在は高校生がいまする。ということは2004、5年生まれでしょうか。学校を運営していて嬉しくなることがあるのですが、このような時代であっても、みんなファッションが好きで、ファッションを学びたいと思って来てくれていることです。だからこそ最初にまず「ありがとう」という気持ちになります。どんな時代になろうがファッションの本質に触れ合ったり、常に探求する気持ちがある人はこれからもずっと続けていけるだろうと実感しています。また、コロナ禍の影響もありやデジタル社会の加速で手を使ったコミュニケーション、触覚を使う手作業が自ずと減ってきている。動物のコミュニケーションの原点は毛づくろい等に見られるお互いに触れ合うことと言われています。だからこそやってみると本能的に楽しいんだと思います。だからこそなにかを触って作るワークショップはとても盛り上がります。ファッションにはそういった本質的な強さがあるのだとと思います。

WWD:もう少し日本のファッションの問題点を教えてほしい。

山縣:日本のファッション業界でよく言われるのが、大きいキャパシティーになると細分化されて専門分野のことしか分からなくなるということです。本来は素材から織り、パターン、縫製、デザイン、さらにはメディアまで。ファッションで起こること全てをシェアすることが大事だと思うんです。ある種の共通言語を持つことでしょうか。ファッション的なリベラルアーツ(学問の基本)を獲得する必要性があります。例えばパリやNYのアトリエではデザイナーと職人が近くにいて、隣で修正が掛けられていて共通言語が生まれています。日本は場としても、教育としても、散らばったものをまとめる何かがあると良いと思います。

WWD:教育はどうあるべきか?

山縣:まずは国がファッションを文化としてしっかり認めるべきだと思います。そして国立大学でファッションを学べる学科があるといいと思います。世界トップクラスと言われるイギリスの王立の芸術大学、ロイヤル・カレッジ・オブ・アートではアート、デザイン、ファッション、建築などが学べます。学科を超えた横のつながりができ、業界内だけの会話ではなく、社会課題を共有することが大事です。僕が通っていたセントラル・セント・マーチンズも美術の総合大学なので、クリエーションの共通言語を獲得しやすい。ファッションを勉強してない人とも、なんらかの意思疎通ができた。海外で現代アートを鑑賞して思うことは、アートにもファッションと共通した感覚があり、同時代性を感じることが出来ます。それはコンセプト以外にも、造形や色彩感覚などの共通認識があるからだと思います。日本はファッションが他の分野と孤立した環境なので、チグハグになってしまう。だからこそ日本の東京藝術大学にもファッションを学べる学科があってもいいと思うのです。

WWD:山縣さんは東京藝術大学で講師を務めている。

山縣:ほんの少しだけ、年に数回、講義やワークショップを行う機会を頂いています。美術学部長の日比野克彦さんは、ファッションの大事さを理解くださっておりますが、学科を新設するというのは相当ハードルが高いようです。

WWD:「ここのがっこう」をはじめ、次のリーダーを育成しているが、何を大切にしている?

山縣:学生が持っているルーツやバックグラウンドを掘り下げ、個人の悩みや興味から社会問題へ視点を拡張して、本質的に湧き上がってくる動機を大事にしています。ルーツや過去にコンプレックスや悩みを持っている人は多く、突き詰めるとその先に同じような悩みを持っている人が少なからずいる事に気づきます。真剣に自分と向き合ったら、社会とつながるんです。アドバイスはしますが、どんなことがあっても本人そのものを否定しません。

WWD:若いリーダーに必要なことは?

山縣:繰り返しになりますが、問題だらけの社会の中での責任と、学び続ける強い意思、実験と研究、そしてどんな時であろうとユーモアを忘れない事が重要になると思います。特にこれからの時代は、より実験や研究が重要になる時代になります。研究は時間が掛かるもので、1年、いや3年掛かることもあるだろうし。ファッションは季節とともに変化する移ろいのデザインでもあり、産業を守るためにも定期的なサイクルは最低限必要ですが、もっと業界全体で多種多様なクリエーターと豊かな表現方法を受け入れるキャパシティを持たなければ、今後さらに求心力を失った魅力のない業界になってしまいます。

WWD:今後のファッション業界のカギになることは?

山縣:世界のファッションの問題の多くは環境問題などで浮き彫りになったプラスチックなどの“素材”だと思います。自ずとファブリック、マテリアルへのアプローチの比重が大きくなっています。教育現場にも変化が起きていて、セントラル・セント・マーチンズ美術大学がマテリアル・フューチャーズ学科をキャロル・コレットさんらが数年前に立ち上げましたが、ある意味ファッション学科よりもそちらの方が面白いとも言われているんです。同校は、LVMHモエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトンと提携しサステナビリティプログラムを行っていたり、さらには同学科とファッション学科の連携の強化についても考えられています。2020年代以降、ファッションデザインはリスポンシビリティとマテリアルの時代。日本でもスパイバーが開発しているブリュードプロテインなどが出てくるなど、日本の素材も大いにポテンシャルがあると思います。

WWD:最後に、ビジョンを教えてください。

山縣:「ここのがっこう」が更なる「実験や研究の場所」となれるようラボラトリーを作り、クリエーターが集まれる場所にしたいです。国内外の既存の教育機関、例えば東京大学や藝大、慶應義塾大学のSFCと連携を取り、スパイバーさんのような企業とも連携を行い、日本にある技術が集結できる場所が作れたらいいですね。そこにはデザインしている人、モノを作っている職人の方とか、研究者とかさまざまな人が集まって議論や実験するような場所が理想です。真面目に考えることがより一層大事になってていますが、馬鹿げた発想やユーモアを軽視してはいけません。僕自身も常に学びながら挑戦していけるよう新しい才能を持った方々と切磋琢磨していきたいと思っています。

The post 「ここのがっこう」主宰の山縣良和デザイナーが提言、これからは素材に注目と教育に力を、そして次世代リーダーは学び続ける意志を 【ネクストリーダー2021】 appeared first on WWDJAPAN.com.

「ド田舎」立地がいま最強。「少しオシャレな非日常感」で月商1000万円クラス次々

 地方のロードサイド立地がいま、熱い。人口数万人の「ド田舎」でも、月商1000万円クラスが次々生まれている。コロナで外食が日常使いしにくくなる中、少しオシャレな「非日常感」を演出した店にお客が殺到している。そしてもう一つのキーワードはテイクアウトだ。
Posted in 未分類

「牛たんとろろ丼」が突然人気。「吉野家」「牛角」「すた丼」が揃ってメニュー化した理由

 牛丼チェーンの「吉野家」が、3月 18 日から「牛たんとろろ丼」 798 円(税込 877 円)を販売しています。「牛角」や「伝説のすた丼屋」も参入しており、人気を博しています。他に牛タン専門のチェーンもある中で、なぜ今、牛タンの新商品を導入するのでしょうか。その理由として考えられる興味深いポイントが2つあります。
Posted in 未分類