売れたアイテムを発表! スタイリング剤1位は「ザ・プロダクト」「アルジェラン」「サイン」「プリュスオー」 「WWDJAPAN 2021上半期ベストコスメ」バラエティー・ドラッグストア

 「WWDJAPAN 2021上半期ベストコスメ」を発表! 「WWDJAPAN」は、百貨店・セミセルフショップ、バラエティー・ドラッグストアで2021年上半期(1~4月)に売れた製品を調査。この期間に発売された新製品(NEW PRODUCT)のベスト3と、新製品だけでなく既存品を含めた総合(HERO PRODUCT)のベスト3を紹介する。

 バラエティー・ドラッグストア「スタイリング剤」部門の新製品1位は「ザ・プロダクト(PRODUCT)」“ネロリ<ヘアワックス>”と、「アルジェラン(ARGELAN)」“モイストグロー ヘアオイル”が同率でランクイン。この2製品は総合でも1位を獲得した。「ザ・プロダクト」について、「通年売れ筋の『ザ・プロダクト』からの新香調で人気」とバイヤー。「アルジェラン」は「オーガニック認証を取得したプライベートブランドで、人気が高い」と評価する。3位は、「アンドビー(&BE)」“スムースパウダー”と「ビーラグジュアリー(B.LUXURY)」“ザ・リペア トリートメント美容液”が同率となった。

 総合は4製品が同率1位となり票が割れた。新製品でも1位だった「ザ・プロダクト」“ネロリ<ヘアワックス>”と「アルジェラン」“モイストグロー ヘアオイル”のほか、「サイン(SIGN+)」“システミックオイル”と「プリュスオー(PLUS EAU」」“ハイドロミスト”が1位に。「サイン」は「ウエットスタイルにも、全身ケアもマルチに使用できる」とのコメント。「プリュスオー」は「サロン品質にこだわっている点が支持されている」と話す。(価格は全て税込)

新製品

1位 “ネロリ<ヘアワックス>”

「ザ・プロダクト」

 自然由来原料だけで作られた、人気のオーガニックヘアワックスからの新アイテム。ビターオレンジの花1kgから1gしか採れないという、希少なネロリエッセンシャルオイルを配合している。USDAオーガニック認証を取得したシアバター(シア脂油)やアロエベラ、髪にボリュームを与えるミツロウなどを処方。髪だけでなく肌、リップ、ネイルなど全身の保湿ケアに使えるのが魅力だ。(40g、2546円)

1位 “モイストグロー ヘアオイル”

「アルジェラン」

 98%植物由来成分を使用したヘアオイル。リニューアルにあたり「国産植物原料の活用による地方創生」を掲げ、国産植物原料を多く採用。そのひとつが高知県産カヤ種子を圧搾して抽出した榧オイルで、高い保湿力が期待できる。他に保湿力の高いウチワサボテンオイル、キューティクル補修効果が期待できるアプリコットオイルを配合。ゼラニウム精油とジャスミン精油をブレンドした、ブルーミングフローラルの香り。頭皮、髪の保湿だけでなく、全身の保湿やスタイリングオイルとしても人気を集めた。(55mL、1760円)

3位 “スムースパウダー”

「アンドビー」

 ヘアメイクアップアーティストの河北裕介がプロデュースする「アンドビー(&BE)」のスタイリングパウダー。ヘアスタイリングだけでなく、化粧崩れ防止パウダーとしても使える。“スムースパウダー”の主成分は、天然ミネラルのシリカ。頭皮の油分や髪の余分な湿気を吸収し、ふんわりサラサラ髪をキープ。皮脂や汗も吸収するので、マスクによるムレや、テカリを抑えてハーフマットな肌に整えたいときも活躍。天然ミネラルと美容成分のみの処方で、シャンプーや洗顔でオフできる。(8g、1650円)

3位 “ザ・リペア トリートメント美容液”

「ビーラグジュアリー」

 洗い流さないオイル&トリートメント美容液。ケラチン、コラーゲン、シルクとセラミドがベースの「CP3リペア」を配合。髪のキューティクルと髪の内部をケアし、みずみずしい艶を与えて健やかな髪へと導く。水分不足のハイダメージ毛や、乾燥した毛、髪にみずみずしい艶を出したい人から支持が高い。ハンド&ネイルの保湿クリームとしても使える。(100g、1650円)


総合

1位“システミックオイル”

「サイン」

 ほのかに柑橘系が香る、ヘア、ボディー、ハンド用オイル。シアバター(シア脂油)やコメヌカ油が肌や髪を保湿し健やかに保つ。ヘアセットに使えば、簡単に濡れ髪風スタイリングが完成する。髪になじませた後、手に残ったオイルはハンドオイルやネイルケアに使えるため、お風呂後の保湿ケアがこれ1本でかなうと好評だ。(120mL、1650円)

1位“ハイドロミスト”

「プリュスオー」

 スタイリングミスト、ブロー前の髪の保護、寝癖直しとマルチに使えるミストとして好調だった。セラミドなどの毛髪補修成分、ケラチン、シルクなどの毛髪保護成分、ザクロ果実エキスやヒアルロン酸など水分保持成分を配合。潤いのあるしなやかな髪に導く。インバスでは、シャンプーとトリートメントの間に使う「導入液ミスト」としても活躍。トリートメントに含まれる保湿・補修成分の浸透を助ける働きが期待できる。(200mL、1540円)

1位 “ネロリ<ヘアワックス>”

「ザ・プロダクト」

 自然由来原料だけで作られた、人気のオーガニックヘアワックスからの新アイテム。ビターオレンジの花1kgから1gしか採れないという、希少なネロリエッセンシャルオイルを配合している。USDAオーガニック認証を取得したシアバター(シア脂油)やアロエベラ、髪にボリュームを与えるミツロウなどを処方。髪だけでなく肌、リップ、ネイルなど全身の保湿ケアに使えるのが魅力だ。(40g、2546円)

1位 “モイストグロー ヘアオイル”

「アルジェラン」

 98%植物由来成分を使用したヘアオイル。リニューアルにあたり「国産植物原料の活用による地方創生」を掲げ、国産植物原料を多く採用。そのひとつが高知県産カヤ種子を圧搾して抽出した榧オイルで、高い保湿力が期待できる。他に、保湿力の高いウチワサボテンオイル、キューティクル補修効果が期待できるアプリコットオイルを配合。ゼラニウム精油とジャスミン精油をブレンドした、ブルーミングフローラルの香り。頭皮、髪の保湿だけでなく、全身の保湿やスタイリングオイルにも。(55mL、1760円)

PHOTO : HIROKI WATANABE
TEXT :MISA KOTAKE

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「ルイ・ヴィトン」が「ナイキ」の“エアフォース1”とコラボ

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は24日に行われた2022春夏メンズ・コレクションで、「ナイキ(NIKE)」とコラボしたエアーフォース1”スニーカーを発表した。一般発売するかは未定で、詳細については追って公開するという。

 スニーカーは21色をそろえ、緑や青、白を基調とし、ソールには「Air(エアー)」のロゴを、靴紐にはフランス語の「Lacet(レース)」という文言を装飾した。側面にはネオングリーンのタグを、「ルイ・ヴィトン」と「ナイキ」のブランドタグをシュータンの部分に添えた。また、コレクションの一部としてブランドのモノグラムを生かしたネオンオレンジのスニーカートランクも手掛けた。

 メンズ アーティスティック・ディレクターのヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)は、自身のブランド「オフ-ホワイト ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH)」でも「ナイキ」とも多くの人気コラボを打ち出してきた。17年に「オフ-ホワイト」と「ナイキ」は初めてコラボスニーカーをデザインし、以降継続的にコラボしている。テニスチャンピオンのセリーナ・ウィリアムズ(Serena Williams)選手のカスタムウエアも手掛けた。

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「1017 アリックス 9SM」2022年春夏パリ・メンズ・コレクション

 「1017 アリックス 9SM(1017 ALYX 9SM)」が2022年春夏メンズ・コレクションをパリで発表した。

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「ルメール」2022年春夏パリ・メンズ・コレクション

 「ルメール(LEMAIRE)」が2022年春夏メンズ・コレクションをパリで発表した。

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「ジル サンダー」2022年春夏パリ・メンズ・コレクション

 「ジル サンダー(JIL SANDER)」が2022年春夏メンズ・コレクションをパリで発表した。

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ユナイテッドアローズが法人向けコンサル事業 PR戦略やノベルティ制作などを支援

 ユナイテッドアローズは、法人向けコンサルティングサービス「プロデュースド バイ ユナイテッドアローズ(PRODUCED by UNITED ARROWS)」を開始した。28日に開設したポータルサイトで、企業からの問い合わせを受け付ける。

 具体的には、同社のノウハウを生かした戦略立案からプロモーションまでのプロデュース事業のほか、ユニホームやノベルティ制作の事業を請け負う。アパレル領域にとどまらず幅広い分野の協業先の課題解決を目指す。

 同社はこれまでにも他企業との協業に取り組んできた。スカイマーク、静岡鉄道、モロゾフの制服を手掛けたほか、野村不動産のマンション「プラウド」の内装の監修などの実績を持つ。このほど正式にサービス化し、一層強化していく狙いだ。

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すごすぎて夢に出てきた「ディオール」から個性派集うアングラショーまで 2022年春夏メンズコレ現地突撃リポートVol.5

 2022年春夏シーズンのコレクションサーキットが本格開幕した。ほぼデジタル発表だった前シーズンから世界の状況は少しずつ好転し始めており、リアルでのショーやプレゼンテーションを開催するブランドも増えた。パンデミックを経て街はどう変化し、ファッション・ウイークはどう進化しているのか。現地からリポートする。

 こんにちは!パリコレ3日目は曇り時々雨、最高気温22度。そろそろファッション・ウイークの寝不足が目の下のクマとなって表れ始めております……。コンシーラーの使用量多めですが、コンディションは良好。体温も平熱36.4度を確認したところで、パリコレ3〜4日目も“現突リポ(現地突撃リポート)”元気にいきましょ〜!

6月24日 13:00 クレージュ

 まずは、パリメンズ2日目にデジタル形式でコレクションを発表した「クレージュ(COURREGES)」の展示会へ。別記事でお伝えした通り、スクリーン越しで見たコレクションはインパクトのあるルック少なめでした。展示会で実際に見ると、構築的なパターンで作られたミニマルなフォームで、「クレージュ」のDNAを引き継いでいることがよく分かります。ただ、やっぱりコレといって特徴を見つけられませぬ。好みだったのは、やわらかいラムレザーのロングコートです。私が着るとまたしても魔女感が拭えませんが、タイムレスで長く着られるそう。同時に発表したウィメンズのプレ・コレクションは、大胆さとヘルシーなセクシーさがあって好感。ルックで見て気になっていた、存在感のあるロゴの形をしたピアスは重めなので着けるだけで福耳になれそう(笑)。

6月24日 14:00 ショップリサーチ

 時間があるので、「クレージュ」の展示会場周辺にあるショップをチェックしに行きました。2019年春にオープンしたシャンゼリゼ通りのギャラリー・ラファイエット​(GALERIES LAFAYETTE)には、「ロンシャン(LONGCHAMP)」と「ポケットモンスター(POKEMON)」のピカチュウとのコラボレーション「ロンシャンxポケモンのインスタレーションが!百貨店内には「ジャックムス(JACQUEMUS)」のカフェを構えるなどオープン時こそ話題になりましたが、その後は長く続いたデモ運動(黄色いベスト運動)とロックダウンの影響でシャンゼリゼ通りの人通りも少なく、かなり苦戦している印象です。個人的には、スペースの割に商品を並べすぎているマーチャンダイジングがあまり好みではなく、半年に1回覗く程度でした。ウィメンズのスペースには「ルメール(LEMAIRE)」「マテリアル(MATERIAL)」「1017 アリックス 9SM(1017 ALYX 9SM)」のラックが、メンズには「アー・ペー・セー(A.P.C.)」と「ヘロン・プレストン(HERON PRESTON)」のラックが隣同士になっていて、世界観の異なるブランドを近くに置いちゃう感じがちょっと疑問です。

 今年2月にオープンした「キス(KITH)」にも久々に立ち寄ってみました。オープン当初、衛生基準規則に従い、店内の混雑を避けるため来店はオンラインでの事前予約制でしたが、現在は予約無しでも入店可能。メンズとウィメンズウエア共に、オリジナルブランドの割合が増えていました。セレクトブランドは「フィアー オブ ゴッド(FEAR OF GOD)」「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」「モンクレール(MONCLER)」「コム デ ギャルソン・ジュンヤ ワタナベ マン(COMME DES GARCONS JUNYA WATANABE MAN)」で、商品数も減少していました。木曜日のお昼どきでも客入りは上々で、1週間前にオープンしたショップ内併設のレストラン「サデルズ(SADELLE ’S)」のテーブルもほぼ埋まっていました。フランスのショップスタッフって態度が冷たいことがたまにあるのですが、「キス」の販売員さんはいつ行ってもフレンドリー。ちなみに態度が冷たいのは差別ではなく、フランス人は気分屋なので、単純に本人の気分の問題です(笑)。フランスに住んで5年経ちますが、コロナ禍でも私個人は差別的な態度を受けた経験はありません。むしろフランス人は「日本ラブ」って感じで、たまに圧倒されちゃうくらい。

6月24日 17:00 ニース ナイアー

 今シーズンはオフスケジュールでリアルなイベントを行うブランドはほとんどありませんでしたが、「ニース ナイアー(NEITH NYER)」のショーだけは参加。「ジバンシィ(GIVENCHY)」や「カルヴェン(CARVEN)」でキャリアを積んだ、ブラジル出身のフランシスコ・テーラ(Francisco Terra)=クリエイティブ ディレクターが2013年に立ち上げたブランドです。2018年にはフランス国立モード芸術開発協会が主催する「ANDAMファッション・アワード(ANDAM Fashion Award)」のファイナリストに選出されました。今季はかなりメルヘンな世界観で、ハート型にカットアウトされたボディーコンシャスなドレスがピンクや赤、レインボーの色彩で登場し、服というより衣装っぽかった(きゃりーぱみゅぱみゅが着てそう)。オフスケジュールのショーは、ブランドがニッチなだけにコミュニティーのつながりが強いんです。ブランドの服を着た個性派な来場者が集い、「ファッションって楽しい!」って感じがめちゃくちゃ伝わってくるので大好き。特に気になった方々の写真を撮らせてもらいました。

6月24日 19:00 ドリス ヴァン ノッテン

 映像で発表した「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」は“Greetings From Antwerp”がテーマ。映像はデザイナーのドリスから届いたグリーティングカードのような内容で、ブランドの拠点であるベルギー・アントワープの街並みを背景にルックが次々に入れ替わります。全体的にイージーフィットで、ショーツやシャワーサンダルなどのラフなアイテムがリラックスムードを後押し。BGMのプライマル・スクリーム(Primal Scream)“Loaded”ともぴったりの雰囲気で癒されました。全体は落ち着いた色使いで、時折差し込むポップなカラーのグラフィックがエネルギッシュ。ドリスからのグリーティングカードを言葉で表現するなら、「僕はアントワープで元気にやってるよ。離れていてもお互い頑張ろうね!」といったポジティブなメッセージを受け取りました。

6月24日 20:00 アクネ ペーパーのカクテルパーティー

 夜は、「アクネ ストゥディオス(ACNE STUDIOS)」が手掛ける雑誌「アクネ ペーパー(Acne Paper)」のリローンチを記念したカクテルパーティーに参加しました。1階には南アフリカ出身のフォトグラファー、クリストファー・スミス(Christopher Smith)の写真が展示され、2階には2005〜14年に年2回発行されていたアーカイブが並びます。586ページにおよぶビジュアル重視のフォトブックは、"印刷物は死んでいない"と強く主張するような面持ち。ファッション関係者が集い、知人との再会を喜ぶ華やかな雰囲気のパーティーで、リアルでのつながりや、人や紙に触れて五感で感じる幸せを改めて実感しました。日本では7月9日に復刊するそうです。

6月25日 12:00 ナマチェコ

 パリメンズ4日目はまず「ナマチェコ(NAMACHEKO)」の展示会へ、デジタル発表前日に行ってきました。今季のテーマは童話“みにくいアヒルの子”です。アヒルの群れで育った鳥の雛が、やがて成長して美しい白鳥になる物語に、ディラン・ルー(Dilan Lurr)「ナマチェコ」デザイナーが自身の経験を重ね合わせたようです。ルーは「イラクのクルド地域出身で、スウェーデンの町で唯一の移民として育った僕のバックグラウンドを振り返ったんだ。他者と異なるという事実は、僕のアイデンティティーを形成する過程で大きな影響を与えた。美しさやみにくさとは何なのかを考えて、コレクション制作に取り組んだ」と教えてくれました。

 1970年代のワークウエアの要素を取り入れながら、シルエットやデザインによって未来的なムードも盛り込みます。さらに、赤や青といった原色、多彩なグリーンのカラーパレットはこれまでで最もカラフル。「好きではないものを取り入れようと思った。例えば、抹茶ラテみたいなグリーンは本来僕の好みじゃない。でも異なる要素をミックスさせることで、みにくいものが美しく変わるのだと示したかった」とルー。ほかにも彼の好みでないというPVCレザーやコインのディテールも目を引きました。ブランドの主力商品であるニットには、グリーン&ほつれという、(彼が思う)みにくさを盛り込んだそう。私にとってこのグリーンは、吉本新喜劇に出演している全身緑のスーツの中條健一っぽくて、なんか笑っちゃう(関西人にしか伝わらないので気になる方は“新喜劇 緑”でググってみてください)。

6月25日 14:30 ディオール

 ついに、今季のパリメンズの注目度ナンバーワンである「ディオール(DIOR)」のショーのお時間です。トラヴィス・スコット(Travis Scott)とのコラボレーションとあって、会場周辺のカメラマンの数や人だかりの大きさはダントツ!「本来のファッション・ウイークの姿が戻ってきた」と強く実感した光景でした。入り口でマスクを受け取りアルコール除菌をして、いざ会場内へ。ゲストは400人ほどで、ソーシャルディスタンスを守って座席が配置されていました。トラヴィスが屈強なボディガード5人に囲まれながら最前席に座ると、約30分遅れでショーが開始(彼はランウエイを挟んで私の向かいに!)。

 いや〜〜すごい!!!ヒップホップとエレガンスが協和すると、こんなに美しいルックが生まれるなんて!キム・ジョーンズ(Kim Jones)は想像をはるかに超えてきました。メゾンのコードが拡張され、さらに進化するすごい瞬間を目の当たりにしたような気分!あと印象に残ったのは、トラヴィスが手掛けた音楽が良すぎて、ショーの間ゲストがノリノリでリズムをとっていたことです。ショーの後も興奮冷めやらぬまま、会場の様子やコレクションの内容、そして来場者スナップを記事化したので別記事をチェックしてみてください。私の中でショーが相当印象に残ったのでしょう。この日の夜は、トラヴィス・スコットとセーヌ川沿いを散歩している夢を見ました(笑)。

6月25日 17:00 オフィシン ジェネラーレ

 2012年に設立された「オフィシン ジェネラーレ(OFFICINE GENERALE)」のショーはとってもリアルクローズ。会場はドーバー ストリート マーケット パリ(DOVER STREET MARKET PARIS)の店舗としてリノベーション中の、オテル・パティキュリエ(Hotel Particulier)です。今季は仕立て屋だった祖父のスタイルをベースに、ロックダウン中に見かけたパリジャンからインスピレーションを多く受け取ったそうです。テーラードとスラックスにTシャツを合わせたり、かぎ編みニットとショーツのスタイリングなど、パリの高級住宅地16区を歩いていると見かけるパリジャンそのもの!ルックの中で一番パリジャンらしくて“あるある”なのが、テーラードジャケットを腰に巻いちゃうラフなスタイルです。

6月25日 19:30 ヴェトモン

 「ヴェトモン(VETEMENTS)」はメンズとウィメンズの129ものルック画像が高速で切り替わる動画を約1カ月前に発表済み。今回のパリメンズの公式スケジュールでは“Secret Project”と題したティザー動画を公開しました。ただし動画だけでは詳しい内容は謎のまま。リリースには「ヴァザリア・ファミリー財団(Gvasalia Family Foundation)は、若い才能のための多次元プラットフォームとなる新しい実験的ラボを開始します。これはいつの日か、コワーキングスペースを再定義し、経験を共同制作することで、従来のコングロマリット構造に取って代わる可能性があります」と記されていました。プロジェクトは生産から流通、財政支援を提供するもので、ビッグプロジェクトの第1弾として7月22日に新ブランドをローンチするようです。今のところ情報は以上!とりあえず今は、焦らされながら待ちましょう。

6月25日 20:30 ゲーエムベーハー

 パリメンズ4日目の最後は、「ゲーエムベーハー(GMBH)」のデジタル発表です。「なんともコメントしずらいなぁ」と、映像を見た直後にポロッと本音が漏れました。映像の最初にテーマ“White Noise”と表示された瞬間から何かイヤな予感が……。トルコ系ドイツ人のセルハト・イシク(Serhat Isık)とノルウェーとパキスタンにルーツを持つジャミン・A・フゼビー(Benjamin A. Huseby)の中東系のデザイナーデュオが付けたタイトルなので、Whiteは白ではなく“白人”を意味していると容易に分かりました。Noiseの直訳は“雑音”で、白人に対してあまりポジティブな表現ではありません。キャスティングされたのは、茶褐色系の肌の色をしたモデルのみ。ルックはどこかに白を使うか、白で薄めた色(淡いパープル、ピンク、ブルーなど)が用いて“白”を探求したのでしょう。上下デニムやファー、乗馬ブーツなどが登場しましたが、まとまりがないうえに新鮮さもなく、私の頭の中は(???)だらけ。“Free Palestine(パレスチナ解放)”の文字だけが、宗教と政治の問題により中東の国々で衝突が激しさを増す今を象徴するもので、それ以外のデザインは意図が正直分かりません。

 怒りなどのネガティブな感情を原動力にして創作に取り組むデザイナーは過去にもいましたし、陰があるから陽が際立つのだと証明してくれた事例も多々ありました。しかし今シーズンの「ゲーエムベーハー」は陰もなければ陽もありません。何より、ある特定の人種に対するネガティブな言葉を私は見たくありませんでした。むしゃくしゃするので、最後に美味しいパンを食べることにしましょう。

本日のパン

 日本でも主流のクロワッサンやパンオショコラを、ぺちゃんこにしたような形のパンが私のお気に入り。それぞれクロワッサン・ザマンド、パンオショコラ・アマンドという名前で、今日はパンオショコラの方にしました。生地にアーモンドクリームを混ぜて焼き上げた進化系のパンで、クロワッサンとパンオショコラよりもしっとりしています。想像通り甘〜〜いのでコーヒーと相性抜群!朝食メニューを23時に食べております(笑)。パリメンズも残すところ後2日、おいしいパンと気合いで乗り切れそうです!

ELIE INOUE:パリ在住ジャーナリスト。大学卒業後、ニューヨークに渡りファッションジャーナリスト、コーディネーターとして経験を積む。2016年からパリに拠点を移し、各都市のコレクション取材やデザイナーのインタビュー、ファッションやライフスタイルの取材、執筆を手掛ける

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「ヴェトモン」から7月に新ブランド 「全てのジェンダーに向けたアイテム」を手掛ける

 ヴェトモン(VETEMENTS)は7月22日、新しいブランドを発表する。グラム・ヴァザリア(Guram Gvasalia)共同創業者兼最高経営責任者(CEO)は、ブランド名は明かさなかったが、コレクションは「ヴェトモン」とは異なる美学を持つと述べた。メンズウエアやメンズのテーラリングに着想をえているものの、「全てのジェンダーに向けたアイテム」を手掛けるという。

 新ブランドは、「若い世代が才能を発揮できる多次元プラットホーム」と掲げるヴァサリア・ファミリー・ファウンデーション(Gvasalia Family Foundation)のもとで運営する。ヴェトモンは同ファウンデーションについて、「コワーキングスペースやコラボレーションを歓迎し、従来のコングロマリット(会社)とは異なる形態で運営する。教育、技術開発、生産、サプライチェーンおよび財政支援を提供することで、トレンドや既存の枠組みにとらわれないユニークなブランドを生み出す場」と発表した。なお、今後発表するブランドはファッション系とは限らないという。

 「ヴェトモン」は6月25日、2022年春夏パリ・メンズ・コレクション期間中にティーザービデオで新ブランドについて発表。同日に、モスクワのコンセプトストア「KM20(ケーエムトウェンティ)」内のカフェで第二弾となるファーストフードメニューの販売や、同事業のグローバル展開の計画を発表した。

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「カサブランカ」2022年春夏パリ・メンズ・コレクション

 「カサブランカ(CASABLANCA)」が2022年春夏メンズ・コレクションをパリで発表した。

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「カサブランカ」2022年春夏パリ・メンズ・コレクション

 「カサブランカ(CASABLANCA)」が2022年春夏メンズ・コレクションをパリで発表した。

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売れたアイテムを発表! シャンプー・コンディショナー1位は「ヴェレダ」や「ボタニスト」、「モレモ」 「WWDJAPAN 2021上半期ベストコスメ」バラエティー・ドラッグストア

 「WWDJAPAN 2021上半期ベストコスメ」を発表! 「WWDJAPAN」は、 百貨店・セミセルフショップ、バラエティー・ドラッグストアで2021年上半期(1~4月)に売れた製品を調査。この期間に発売された新製品(NEW PRODUCT)のベスト3と、新製品だけでなく既存品を含めた総合(HERO PRODUCT)のベスト3を紹介する。

 バラエティー・ドラッグストア「シャンプー・コンディショナー」部門の新製品1位は「ヴェレダ(WELEDA)」“ローズマリースカルプクレンジング”。バイヤーから「スカルプケアに着目し、お手入れをする人が増えている。3in1というキーワードもキャッチー」と評価。同率1位に輝いた「ボタニスト(BOTANIST)」“ボタニカルシャンプー<モイスト>”は「パッケージのデザインも人気」とのコメントも。3位は「アルジェラン(ARGELAN)」“モイストグロー シャンプー”、同率で「オーシャントリコ(OCEAN TRICO)」“アンサーブーストヘアパック”も入った。

 総合1位は「モレモ(MOREMO)」“ウォータートリートメント ミラクル10”が輝いた。「日本でのウオータートリートメントの火付け役。『たった10秒の簡単ケア』が、お客さまを引きつけた」とバイヤー。2位は「ハル(HARU)」“シャンプー クロカミ スカルプ”がランクイン。「ザ パブリック オーガニック(THE PUBLIC ORGANIC)」“スーパーポジティブ 精油シャンプー 詰替”と、「アルジェラン(ARGELAN)」“バランシング モイスト スカルプ シャンプー”、「スカルプD」“薬用スカルプシャンプー オイリー”が同率3位となった。(価格は全て税込)

新製品

1位 “ローズマリースカルプクレンジング”

「ヴェレダ」

 1本でクレンジング、マッサージ、トリートメントができる3in1タイプのオーガニックスカルプクレンジング。2種のクレイと竹炭を配合し、皮脂汚れや毛穴にたまった汚れをオフ。ローズマリー葉など4種の植物エキスが、頭皮を整え健やかな頭皮環境へと導く。植物由来成分100パーセントで、オーガニック認証マーク、ネイトゥルー(Natrue)を取得していて、安心感も支持される要因だ。(200g、3300円)

1位 “ボタニカルシャンプー<モイスト>”

「ボタニスト」

 人気製品のリニューアルアイテムが1位を獲得。SDGsの観点から、環境に配慮したバイオマス容器を採用。成分では、植物由来たんぱく質「ボタニカルマイクロプロテイン」を新配合し、髪の内部に浸透しダメージを補修。シラカバ由来の「ホワイトバーチウォーター」配合で髪に潤いを与える。ラインアップはモイスト、スムース、ダメージケア、スカルプクレンズ、バウンシーボリュームの5種で、しっとりまとまる髪へ導く「モイスト」がランクインした。(490mL、1540円)

3位 “モイストグロー シャンプー”

「アルジェラン」

 3月にヘアシリーズとボディーケアシリーズをリニューアルした「アルジェラン」。ヘアケアシリーズは、ヤシ由来のアミノ酸系洗浄成分を使用し、ブロッコリーオイルとボリジオイルを髪に与えながら洗浄。ブランド独自の植物由来複合成分「フィトフィルコンプレックス」が毛髪の空洞を埋め髪表面を整える。ノンシリコンでありながら、きしみを感じさせることなくしっとりと洗い上げると好評だ。天然由来成分を97%以上配合。(480mL、1705円 詰替用400mL、1210円)

3位 “アンサーブーストヘアパック”

「オーシャントリコ」


総合

1位 “ウォータートリートメント ミラクル10”

「モレモ」

 韓国発、人気ヘアケアブランドがランクイン。サラサラとしたウオータータイプのトリートメントを、ダメージが気になる部分に揉みこむように塗布すると、微熱でテクスチャーがクリーミーに変化する。加水分解タンパク質が毛髪の水分蒸発を防ぎ、毛髪の水分をキープ。塗布して10秒で洗い流せるのも魅力の一つとして支持された。シリコーンフリーながら、指通りのよい艶髪へと導く。(200mL、2508円)

2位 “クロカミ スカルプ”

「ハル」

 100%天然由来シャンプー。アミノ酸系洗浄成分が髪を優しく洗い、美容成分を33種配合した。1本で、頭皮ケア、ハリ・コシ・ボリュームケア、フケ・かゆみ・ニオイケア、美髪ケア、ダメージケアといった5つのケアをかなえる。香りは、オレンジ油やイランイラン花油など6種の天然由来の精油をブレンド。リンスは不要で手軽でありながら、高い機能性が人気。(400mL、3960円)

3位 “スーパーポジティブ 精油シャンプー 詰替”

「ザ パブリック オーガニック」

 髪を洗うだけで、天然精油の香りにより幸せホルモンの50.3%アップが期待できるシャンプーの詰め替えが3位に。市場にサステナブルが浸透する中、地球環境を意識していることがうかがえるランクインだ。98%以上が天然由来原料で、うち10%以上でオーガニック成分を使用。アミノ酸系植物由来成分配合で、シリコン、パラベン、鉱物油、パラフィンなど9つの無添加を掲げている。スーパーポジティブは、フランキンス精油とレモングラス精油をブレンドした幸福感に包まれるような香り。(400mL、1298円)

3位 “バランシング モイスト スカルプ シャンプー”

「アルジェラン」

3位 “薬用スカルプシャンプー オイリー ”

「スカルプD」

PHOTO : HIROKI WATANABE
TEXT :MISA KOTAKE

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しまむら3〜5月期、営業利益が過去最高の130億円

 しまむらの3〜5月期業績は、本業のもうけを示す営業利益が130億円(前年同期は12億円の赤字)となり、第1四半期(3〜5月期)として過去最高益を記録した。売上高は前年同期比33.2%増の1425億円だった。

 短期生産の活用などにより値引きを抑制したことで、売上高の7割以上を占める主力業態の「ファッションセンターしまむら」業態で、粗利益率が33.3%と前年同期に比べ3.6ポイント改善した。全社の粗利益率は34.3%で、同3.7ポイントの改善。店舗作業の効率化や、新聞折り込みチラシからデジタル販促への移行などで販管費は同6.7ポイント圧縮した。

 「ファッションセンターしまむら」業態の既存店売上高は、前年同期比33.9%増(一昨年同期比では3.7%増)だった。自社ブランド(PB)や共同開発ブランド(JB)拡充による商品力の強化や、動画広告・ウェブ広告、地域別チラシなどで販促面を強化したことが実った。

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バーバリーのCEOが2021年末で退任 フェラガモのCEOに

 バーバリー(BURBERRY)は、マルコ・ゴベッティ(Marco Gobbetti)最高経営責任者(CEO)が2021年末で退任することを発表した。後任は未定。退任後、同氏はサルヴァトーレ フェラガモ(SALVATORE FERRAGAMO)のCEO兼ジェネラル・ディレクターに就任する。

 ゴベッティCEOは、「バーバリーのCEOとして、才能あふれるチームを率いることができて大変光栄だった。ブランドや事業は盤石であり、今後も成長軌道を進んでいくことは間違いないため、退任するのに良いタイミングだと感じている」と語った。退任する理由の一つとして、故郷であるイタリアに戻り、家族と一緒に過ごしたいことがあるという。

 ジェラルド・マーフィー(Gerald Murphy)=バーバリー会長は、「マルコは当社に多大なる貢献をしてくれた。退任をとても残念に思うが、彼は20年近くにわたって外国で仕事をしており、イタリアに帰国したいという意志を尊重したい」と述べた。

 ゴベッティCEOは17年1月にバーバリーに入社。それ以前は、セリーヌ(CELINE)会長兼CEOを務めていた。サルヴァトーレ フェラガモでは、ミカエラ・ル・ディヴェレック・レミ (Micaela Le Divelec Lemmi) CEOの後任となる。

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「YSL」の“リブレ”にオーデトワレ登場 JO1とのコラボ楽曲やCMも決定

 「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT 以下、YSL)」は、アイコンフレグランス“リブレ(LIBRE)”のオーデトワレ(30mL、税込9350円/50mL、税込1万3750円)を7月2日に発売する。公式オンラインブティックおよび表参道フラッグシップブティックでは先行販売中だ。

 ジェンダーレスフレグランスの“リブレ”は、マスキュリンなラベンダー、フェミニンなオレンジブロッサムに透明感あるホワイトティーを加え、軽やかで飾らない自由な香りを表現した。トップノートにラベンダー、タンジェリン、ベルガモットを、ミドルノートにオレンジブロッサム、ジャスミンアブソリュ、ホワイトティを、ラストノートにムスク、バニラ、アンバーグリスを組み合わせた。

 また、“リブレ”のオーデトワレ発売を記念し、「YSL」のオフィシャルビューティパートナーを務めるグローバルボーイズグループのJO1とのコラボレーションが決定。製品の世界観にインスパイアされたオリジナルソング「Freedom」をリリースするほか、7月7日に公開するウェブCMにも出演する。

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エシカルなダイヤモンド「フォーエバーマーク」がブランド名を「デビアス フォーエバーマーク」に変更

 エシカルなダイヤモンドブランド「フォーエバーマーク(FOREVER MARK)」は7月、ブランド名を「デビアス フォーエバーマーク(DEBEERS FOREVER MARK)」に変更する。これは、世界最大のダイヤモンド企業であるデビアス グループのブランド革新の一環で、社会および環境における高い基準を満たし採掘されたエシカルなダイヤモンドを届け、産出国の人々への社会貢献をより強く消費者に伝える目的だ。同ブランドのダイヤモンドは、エシカルなだけでなく、全て天然未処理で厳しい基準を満たすもので世界の天然ダイヤモンドの1%未満。各ダイヤモンドにはその証として、刻印が施されている。

 デビアス グループは、2030年までに事業活動における二酸化炭素の排出量の相殺、ダイヤモンド産出国で1万人の女性企業家と科学、技術、工学、数学を学ぶ1万人の女子学生の支援を目標とする「ビルディング・フォーエバー(永遠を築く)」というプロジェクトを行なっており、デビアスと「フォーエバーマーク」を結びつけることでさらなる促進を図る。

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クィア・アイ出演のKanが同性婚を発表 自分らしく生きるためにファッション&ビューティ業界に期待することは?

 ネットフリックスシリーズ「クィア・アイin Japan!」に出演し、その後インフルエンサーとしてジェンダーやセクシュアリティーにまつわる発信を続けるKan(カン)は、性的マイノリティー当事者としての発信に加えて、企業・学校での講演なども行っている。そんな同氏が26日、イギリスに住むパートナーと9月にイギリスで同性婚をすると発表した。普段は化粧品会社に勤務しながら、ジェンダーに包括的な製品開発やキャンペーンを行うブランドなどのモデルも務めている。等身大で明るい発信が共感を集めるKanに、同性婚に至るまでの経緯や法律上同性間での結婚が認められていない日本の現状、ファッション業界に期待することなどを聞いた。

WWD:自分のセクシュアリティーを認識したのはいつごろ?
Kan:中学生3年生ごろからじわじわとセクシュアリティーについて違和感を持ち始めました。友達が異性を前提に恋愛の話をしている時に、「僕は同じグループにいる男の子に惹かれるのにな」と思ったり。最初は「同性愛者」という言葉すら知らなくて、世の中でネガティブに使われる「オカマ」として括られてしまうことがものすごく怖くて、できるだけ考えないようにしたり、同性に惹かれる自分の気持ちを否定したりする生き方をしていました。

WWD:インフルエンサーやアクティビストとして活動するようになったきっかけは?
Kan:21歳の時に、大学を1年間休学してカナダのバンクーバに留学しました。そこで幸せそうに生きる性的マイノリティーの人たちを初めて目の当たりにし、世の中の見方が180度変わりました。当事者であることをオープンにしても幸せに生きることができると気付き、むしろ問題があるのは自分ではなくて、社会の方だと感じたんです。そこから大学時代にはLGBTQ+の権利向上を目的に活動するサークルの設立や、出張授業をしたりしていました。本格的にインフルエンサーとして活動するようになったのは「クィア・アイ」に出演したことが大きかったです。

WWD:今回、イギリスで同性婚をすることになった経緯は?
Kan:現在のパートナーとは、大学院に留学しているときに出会いました。勉強を終えた後は日本で就職することになり、遠距離恋愛に。新型コロナウイルスの感染拡大が長引き会えない期間が一年半くらい続いているんです。仕事をしていると隔離期間を含む長い休みはなかなか取れないので……。交際を始めて3年目の今年、6月のプライド月間に合わせて、9月に結婚することを公表してイギリスに移住すると決めました。結婚すること自体は本当にうれしいんです。でも「日本で結婚することが選べない」というのは、やっぱり悲しいです。パートナーは日本に憧れているので、将来は日本に住めたらとも話していますが難しい部分です。

WWD:日本の同性婚にまつわる現状についてはどう思う?
Kan:純粋に「なんで?」と思います。なんで反対するんだろう?なぜ実現しないんだろう?という疑問です。生まれた時から結婚という選択肢を持っている人から僕たちが何かを取り上げるわけでもなく、選択肢がより多くの人に増えるだけなのに。主体的に自分らしい決断をする機会を奪っていますよね。

WWD:日常生活で生きづらさを感じる時はどんな時?
Kan:僕の性自認はジェンダークィアで、完全に自分を男性のカテゴリーに当てはめることに違和感があります。でも、世の中は男女二元論で語られることが多い。異性愛を前提とした会話に触れたり、「男らしさ」を求められたりすると結構苦しい。もっと可能性を含んだ表現が浸透してほしいと思います。

WWD:ファッション&ビューティ業界に期待することは?
Kan:もっと「女性らしさ」や「男性らしさ」の輪郭をぼやかす提案があってもいいと思う。僕自身これまで、自然に男性のフロアに行って服を買っていましたが、例えば古着屋さんにはジェンダー分けがはっきりしていないお店も多いんです。だからこそ、ウィメンズもメンズも全てを見た中で本当に自分の好きな服に出合うことができ、ファッションで自分らしさを表現できています。

WWD:ファッション&ビューティ業界もプライド月間に合わせてコレクションを出し、それを寄付活動につなげるなどしてLGBTQ+コミュニティーの権利向上を支援するスタンスを表明している。一方で一時的なレインボーの打ち出しという否定的な見解もあるが、Kanさんはどう受け止めている?
Kan:プライド月間に合わせたキャンペーン自体は悪いことではないと思います。でもその目的はもっと大事。何を達成したいのかによって、キャンペーンの内容や商品は変わってくると思います。キャンペーンやクリエイティブに起用する人以外にも、開発の過程に携わる方も当事者なのか、もしくはアライなのかは大切ですよね。お金はどこに寄付されるのか、ほかのコレクションでもLGBTQ+に配慮したメッセージが発信できているのかなど、一つ一つ見ていく必要があります。大きな企業であれば、社内に当事者がいる可能性も高い。社内に向けたキャンペーンや啓蒙活動がもっとあってもいいと思います。

WWD: LGBTQ+の存在が社会的に可視化されてきたと思う?
Kan:10年前だったらセレブリティーもカミングアウトをするとバッシングされていた記憶があります。でも今は例えばリナ・サワヤマ(Rina Sawayama)やリル・ナズ(Lil Nas X)といった歌手もクィアな恋愛を歌にもするし、自身のセクシュアリティをオープンにしている。ジェンダーやセクシュアリティのトピックに触れるSNSアカウントも増えてきた気がします。でも、僕がそのコミュニティーにアクセスできるようになったからなのか、実際に社会が変わったのかはわからない。人の経験やバックグラウンドによって差はあると思いますが、僕も含め社会を変えたいと思っている人たちはたくさんいます。そういう人たちの民意がきちんと政治に反映されてほしい。

WWD:今後の目標は?
Kan:SNSを軸に発信を続けます。僕の挑戦が、それを見た人の半歩踏み出すエネルギーになるかもしれない。9月から拠点はイギリスに移します。日本で結婚する可能性を全く検討できなかったことが、僕もパートナーもとても悲しいし、悔しい。いつかはパートナーと日本で住みたいです。

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「ロレアル パリ」白髪染め製品のアンバサダーにYOUが就任

 日本ロレアルは「ロレアル パリ(L'OREAL PARIS)」の白髪染め“エクセランス ヘアカラー”(全19色、各1540円※編集部調べ)のアンバサダーに女優・タレントのYOUを起用した。6月末から動画の出演やウェブ・店頭広告などに登場する。

 同ブランドは世代やバックグラウンドにとらわれず、全ての女性が自分たちの美しさと価値を信じていくために力を与えるスローガン「あなたにはその価値があるから(BECAUSE YOU’RE WORTH IT)」を掲げて今年50周年を迎える。このメッセージと、常に固定概念を打破し自由に生き生きと多方面で活躍するYOUのスタイルが共鳴しアンバサダーに起用した。

 YOUは「歴史ある企業の信頼のおけるブランドで、“エクセランス ヘアカラー”は年を重ねても美しくいられる製品である。次世代に受け継げるように務めていきたい」とコメントした。自身は18歳から自宅でヘアカットやヘアカラーを行っていることもあり、「手軽だし簡単に使え、色持ちもよい」と太鼓判を押した。

 “エクセランス ヘアカラー”は1995年に誕生し、74カ国で展開。ヘアカラー売り上げ世界No1を誇り、日本でも1000万個(2002年1月〜21年5月末)の売り上げを突破した。日本人女性の髪を研究して開発したもので、19色のカラー展開が特徴だ。

 同社は5月末に「ロレアル パリ」のメイク事業とネイルブランド「エッシー(ESSIE)」の日本撤退を発表した。「発表以来、心配の声を頂戴する。今後は『ロレアル パリ』はヘアカラー、『メイベリン ニューヨーク(MAYBELLINE NEW YORK)』でしっかりマーケティング戦略を進める。今回のYOUさんの起用は新たな一歩である」と金山桃・日本ロレアルCPDブランドディレクターは述べた。

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イスラエル発クリーンビューティブランド「ラヴィド」上陸

 b-exはイスラエル発のクリーンビューティブランド「ラヴィド(LAVIDO)」を6月28日に発売する。 “ハイドレーティングフェイシャルトナー”(120mL、税込3960円)、“バランシングモイスチャークリーム”(50mL、税込5720円)、“モイスチャーブーストハイドレーティング クリーム”(50mL、税込7040円)、“2-in-1 フェイシャル マスク&エクスフォリエーター”(50mL、税込4620円)※1、“リプレニッシングアイクリーム”(30mL、税込6270円)、“リプレニッシングフェイシャルセラム”(30mL、税込7480円)※2の6アイテムがそろう。

 「ラヴィド」は、ハーバリストのイド・マガル氏が、おむつかぶれに悩む甥のために化粧品を開発し2003年に誕生。本国であるイスラエルをはじめ、アメリカ、カナダ、オランダなど世界各地で支持を集めている。

 同ブランドは、植物化学に基づきハーブの力を最大限に引き出す植物由来の処方にこだわり、皮膚科学的に効果を追求。人にも環境にも優しく負担の少ない成分を使用すること、機能性に妥協することなく原料から製品まで“グリーン”かつ“クリーン”な方法で生産することをクリーンビューティと考えている。さらにグルテンフリー※3、ビーガンフレンドリー※3、クルエルティフリー(PETA認証取得)、8つのフリー処方(鉱物油やシリコン、パラベンなどを含まない)といった4つのこだわりを掲げていることも特徴だ。それぞれの製品に特化した成分に加え、ザクロや柑橘類から抽出した栄養成分を含むオイルや、ローズヒップやアーモンドなどから抽出した脂肪酸を含むオイルなど厳選されたオーガニック成分を配合する。

 イド・マガル氏は「ラヴィド」の日本上陸に際して、「植物のもつパワーを利用して、肌の健康をサポートする高機能な自然由来の製品を届けることが『ラヴィド』のミッションです。“リプレニッシングフェイシャルセラム”は、世界的なベストセラーアイテムで、私自身お気に入りのオイルベースの美容液です。肌に艶とハリを与える高濃度の美容液を目指して、植物ベースのオイルにビタミンやミネラルといったベストな成分の組み合わせを見つけ出すために数カ月を費やし、完成しました。まもなく日本で発売される製品は、自分の肌タイプに合わせてぴったりなアイテムが見つかるように6つの製品を選びました」とコメント。

 海外で評価の高い美容液“リプレニッシングフェイシャルセラム”とアイクリーム“リプレニッシングアイクリーム”、エイジングケア※4クリーム“モイスチャーブーストハイドレーティングクリーム”の3品を軸に、“アーリーエイジングケア※4”を提案。肌の変化を感じ始める20代後半〜30代半ばに向けて、乾燥や小じわ、くすみなどのケアとして毎日のスキンケアに加えることができる、カジュアルなエイジングケア※4を発信する。

※1 今後発売予定
※2 今秋発売予定
※3 一部製品を除く
※4 年齢に応じたお手入れのこと

問い合わせ先
b-ex
03-6757-7767

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関西セレクトショップの「ロフトマン」がついに東京進出!

 京都、大阪で7店舗を運営するセレクトショップのロフトマンが、10月上旬に東京に初出店する。名称は「ロフトマン 東京」。場所は「代々木上原駅の目の前。徒歩5歩」(木村真社長)で、店舗面積は約66平方メートル。メインターゲットを30~50代男性とし、3割ほどをウィメンズで構成する。内装は、ネペンテスや「ポストオーバーオールズ(POST O'ALLS)」の店舗などを手掛けるグー・ファクトリーが担当する。初年度売り上げ目標は6000万円。

 木村社長は代々木上原を選んだ理由について、「2017年から年3~4回のペースで“キャラバン”(ポップアップショップ)を開催しており、高級住宅地らしい住民や近隣飲食店の感度の高さを感じていた。ロフトマンの歴史も河原町など京都の中心地ではなく、京都大学近くの今出川からスタートしており、東京での再出発の場所として適当だと考えた。また原宿や渋谷の場合、セレクトブランドのバッティング問題もあった」と話す。

 ラインアップは「パタゴニア(PATAGONIA)」「エンジニアド ガーメンツ(ENGINEERED GARMENTS)」が中心で、「インディビジュアライズド シャツ(INDIVIDUALIZED SHIRTS)」「フィルメランジェ(FILMELANGE)」「ダイワ ピア39(DAIWA PIER39)」「オールデン(ALDEN)」「ニューバランス(NEW BALANCE)」などもセレクトする。

 東京進出については、「京都や大阪の店舗を守り、強化するためにロフトマンの認知度を上げたい。そのためには東京に発信拠点が必要だった」と答える。東京にはすでに名だたるセレクトショップが数多くあり、どう差別化を図る?と聞くと、「人間力。これに尽きる。確かに東京にはモノがあふれており、その文脈では僕らが出店する意味はないかもしれない。値段の安さを売りにしているわけでもない。ただし、われわれは“町の洋服屋”として挑戦したい。大手セレクトショップでは聞けないようなことも、どんどん質問してほしい。目指すのは、“服のよろず相談屋”だ。“何を買うかではなく、だれから買うか”、セレクトショップの原動力とも言えるこの言葉を大事にしたい」と続けた。

 同じく18年からキャラバンを開催している福岡への出店については、「バッティング問題から現状としては現実的ではない。一方で名古屋、札幌、広島など、キャラバンの出店地を増やすことは考えている」と述べた。

■ロフトマン 東京
オープン日:10月上旬
住所:東京都渋谷区上原1-35-1

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ウェブとアパレル、2人のプロが異色タッグ、クロス・コミュニケーションがD2Cブランド専用の統合サービスを開発

 大手の金融や証券会社、小売企業などのウェブシステムやアプリ開発などを手掛けるクロス・コミュニケーションはこのほど、D2Cブランドの運営に特化した新サービス「スペースシップス(SPACESHIPS)」をスタートした。CRMや決済など多くの機能を盛り込みながら低コストで運用できるECシステムからベテランのプランナーを配した集客、膨大な画像情報を解析するディープラーニングを搭載したリサーチ機能、使い勝手のいい企画・デザイン機能まで、D2Cブランドの運営に必要かつハイスペックな機能を搭載する一方で、サービス使用料はかなり廉価に抑えた。同社は「スペースシップス」のローンチに当たり、アパレルのOEM(相手先ブランド生産)事業に長く携わり、自らD2Cブランドも運営していたファッションビジネスのベテランで、前サードオフィス社長の西村隆氏を執行役員として招聘。二人の強力タッグで、アパレル産業に本格参入する。

D2C専用システム
「スペースシップス」、誕生の背景

WWDJAPAN:「スペースシップス」誕生の背景は?

富永晴次クロス・コミュニケーション社長(以下、富永):4年前くらいに、アパレルEC支援事業を本格スタートしようとリサーチしていた過程で、当時サードオフィス社長だった西村さんに出会ったのがきっかけです。

西村隆クロス・コミュニケーション執行役員 デザインラボ所長(以下、西村):サードオフィスではOEM事業を手掛けていたこともあり、産業構造や利益構造なども含めて、富永さんとディスカッションを重ねました。

富永:印象的だったのは、アパレルが在庫残の存在を前提にしたビジネスモデルだったことや、取引先の課題を仕組みで解決していくという本質的な部分に加え、それぞれの立場でクライアントを支える支援事業を展開し、商品力(企画力)や機動力で勝負し続けてきたことも重なっていました。業界は違っても、実はいろいろな部分でかなり似ているなと感じました。そんなこともあってか、色々お話しする中で共感する部分が多々あり、本格的にタッグを組んで事業化に向けて動き出したのです。

西村:まず、アパレルビジネスの課題である変数の多さを潰すため、AI(人工知能)を利用したMD(マーチャンダイジング)の可能性について2人で考えました。AIを利用したMDに必要なのは、未来の需要予測。既に世の中に出ている画像データを分析しても、あくまで過去のデータにしか過ぎず、未来の需要予測と言えるレベルにはならない。それなら、そのデータになる前の情報はストリートにあるのではないか?という仮説を立て、街に定点カメラを置いてみようとか、いろいろなアイデアを出し合いました。

富永:結果的に先行したのがECシステムの構築で、サードオフィスと共同で昨年8月にEC用のCMSである「コマースドア(COMMERCE DOOR)」をリリースしました。一方でCVC(コーポレートベンチャーキャピタル)なども活用してスタートアップ企業と連携し、ウェブ上のファッションスナップをクローリングしてタグ付け、トレンドデータを蓄積しつつ、450万人のアンケートパネルを活用した調査と合わせてターゲティングを強化する技術に加え、CRMもアパレル分野に特化したサービスを開発しており、リサーチからデザイン、ECの販売システム、CRMまで、アパレルのD2Cブランドを運営するための複数のサービスを統合して誕生したのが「スペースシップス」です。

EC事業支援サービス
「スペースシップス」は
コスパと機能を追求

富永:「スペースシップス」で最も重視したのは、機能とコストパフォーマンス。できるだけ多くの機能を盛り込みつつ、使いやすく、かつ低価格で提供することを追求しました。特にECシステムの「コマースドア」の開発に際して工夫したのは、立ち上げ期からでも無理なく採用できること。その一方で、決済、運用、マーケティング、分析などのさまざまな機能を盛り込み、実際には年商数十億円まで無理なく利用できるように設計しました。

西村:サービスや機能については、大きな投資が難しいわれわれのような規模の会社が、自分たちでゼロからD2Cを立ち上げ、運用してきた経験を盛り込みました。必要な機能は事業のフェーズによって変わってきます。立ち上げのフェーズは人もお金もできる限り小さな投資で事業を立ち上げながら、ブランドとしてしっかり差別化をする。一定の購買データが蓄積されたフェーズでは、そのデータを活かした商品開発やデジタルマーケティングを行う必要があります。個人用のECカートシステムだと事業を拡大するフェーズでは機能が足りないが、大手企業が使うようなパッケージのシステムでは時間も費用もかかるので躊躇してしまう。限られた資金で事業を立ち上げ、運営してきた自分たちだからこそユーザーにとって本当に必要なことが分かるのです。

ターゲットは
ブランド立ち上げ期だが、
年商数十億円規模まで対応できる
サービスパフォーマンスを実現

富永:ポイントはブランドの立ち上げ期から使えるサービスであるということ。本当にゼロからECを始めるなら、手軽で安価なECシステムがいくらでもあるが、ある程度ビジネスが大きくなった時の需要に対応できる設計にはなっていない。われわれのサービスは集客から集客後の顧客情報を生かしたステップメールやLINE、SNSなどを活用した適切な販促の運用、使い勝手がよく多機能なECシステムまで、ブランドをインターネット上で運営するための全機能をカバーしているから。極端なことを言えば、この「スペースシップス」があれば、かなり少人数でECサイト、あるいはブランドを運営できます。

西村:「スペースシップス」は、ブランドを事業になるまで成長させたい個人が運営するブランドから、最小限の投資でD2Cブランドを立ち上げつつ、成長の可能性を確認した上で再投資をしたい大手企業まで、幅広いユーザーがターゲットになります。大量生産・大量販売からの脱却、リアルとネットの融合など、改めて言うまでもありませんが、アパレル産業は過渡期を迎えています。その一方で、多種多彩な価値観を提供できる、というのはファッションならでは、アパレルならではの魅力です。「スペースシップス」はそうしたファッションの魅力をビジネスに落とし込む、あるいはサポートする強力なツールになるはずです。

富永:僕らが目指しているのは、あくまでファッションビジネスの魅力を最大化するためのサービス。既存の仕組みを効率化することで、少しでも産業を盛り上げるお手伝いができればと考えています。

自社運営の2ブランドが
展示会&関係者向けの
オンラインセールを開催

 クロス・コミュニケーションが運営する「ショーガール(SHOWGIRL)」「プレイリスト(PLAY LIST)」の2ブランドは展示会を実施する。また、オンラインストアでのセールも行う。概要は以下の通り。

INFORMATION
■「ショーガール」「プレイリスト」展示会

日程:6月28日〜7月4日
時間:平日13:00〜19:00 休日11:00〜19:00
場所:クロス・コミュニケーション
住所:〒163-1424 東京都新宿区西新宿3丁目20−2 東京オペラシティタワー 24F

■オンラインストアセール

日程:6月17日〜7月18日
場所:各ブランドウェブサイト内
クーポンコード:SHOWGIRL/sglp30、PLAY LIST/pllp30
※セール・展示会の詳細ページも「スペースシップス」オフィシャルサイト内のバナーからアクセス可能

問い合わせ先
クロス・コミュニケーション
cc-contact@ml.cross-c.co.jp

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RECOMMEND: WESTERN HYDRODYNAMIC RESEARCH

2021年春夏シーズン、新たにバーニーズ ニューヨークがおすすめするブランドやアイテムを不定期でスタッフ自らリコメンド!

本日はメンズチーム アシスタントバイヤーの平井槙悟が、この夏注目のウェアブランドをご紹介します。

 

こんにちは。メンズチーム担当の平井です。

今回は7月3日(土)より銀座本店にて展開するビーチウェアブランド<ウェスタン ハイドロダイナミック リサーチ>をご紹介いたします。

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元プロサーファーとして活躍したパット・タワジー氏が2017年、実験的に始めたプロジェクト「WHR」を、2020年にジャーナリスト クレイグ・ステイシックIII氏が<ウェスタン ハイドロダイナミック リサーチ>と命名。その名を拝し、ブランドとしてスタートしました。

そして今夏、日本での展開が本格的に始まります。

3 RECOMMEND: WESTERN HYDRODYNAMIC RESEARCH

ブランドのコンセプトは「オーシャン」。

海、水に関わるもの、生物や、景色などをソースにデザインされ、ビーチにおける機能性を備えながら、どこか人の手が感じられる商品に仕上がっています。

 

実際に展開する商品の一部をご紹介いたします。

シグニチャーロゴのTシャツやパーカーにはパラコードのループが付いているので小物をぶら下げることができ、機能性とほどよいデザイン性が感じられます。

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Tシャツ ¥7,480(税込)

 

今回のコレクションテーマである海に生きる地球最大の生物、シロナガスクジラからインスパイアされたTシャツとラッシュガード。

スウォッシュは鯨の骨からデザインされています。

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Tシャツ ¥7,480(税込)

 

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ラッシュガード ¥13,200(税込)

 

キャップも各種ご用意。通常はスナップやベルトでサイズを調整しますが<ウェスタン ハイドロダイナミック リサーチ>ではパラコードの結び目で調節できるようになっており、クラフト感のあるデザインに仕上がっております。

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各¥8,800(税込)

※キャップのご購入はお一人様1点までとさせていただきます。

 

そのほか、さまざまなTシャツやロングTシャツ、スエットなどをご用意。

カラーバリエーションも豊富に取り揃えております。

今、最も新しいビーチウェアブランドをぜひ、バーニーズ ニューヨークでご覧ください!

 

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【外食市場21年5月】居酒屋、コロナ前比たった13%。再度の禁酒令は断じて許せない。

一般社団法人日本フードサービス協会(本部:東京都港区、会長:髙岡 慎一郎)による 協会会員社を対象とした外食産業市場動向調査2021年5月度は、全体売上は119.8%となっているが、コロナ以前の19年比では80.2%と、回復への出口はまだ見えていない。
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謎が多いゼンショー系「はま寿司」。実は店舗数、国内売上高とも「くら」を超えている可能性

 ゼンショー系の回転寿司チェーン「はま寿司」。「スシロー」や「くら寿司」と違って非上場のため、話題になることが少ないが、実は店舗数、国内売上高ともに「くら寿司」と並び、業界2位グループにいる。1.5流立地で着実にお客を増やす姿は、かつて「すき家」が「吉野家」を超えていった姿に重なる。
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