「オトアー(OTOAA)」が2021-22年秋冬コレクションを発表した。
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バイヤー向けにトピックスを拾います。
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グラフィックデザイナーのTEITOが手掛けるストリートウエアブランド「ボット(BOTT)」が、伊勢丹新宿本店メンズ館6階でポップアップイベントを6月22日まで開催している。同イベントのために用意したTシャツ(7040〜7150円、税込 以下同)やパジャマセットアップ(2万5300円)、フーディー(1万6500円)などのアパレルと、ラグマット(2万2000円)などの雑貨をそろえる。2021年春夏コレクションのアイテムも扱う。
TEITOは1993年生まれのグラフィックデザイナー。文化服装学院でファッション流通を学び、プライベートワークとしてグラフィックデザインをスタート。2016年に「ルーピーホテル(LOOPY HOTEL)」を立ち上げる。19年に同ブランドを休止し、新ブランドとして“Birth Of The Teenager”の頭文字をとった「ボット」を始動。CreativeDrugStoreとコラボするなど、音楽シーンを中心に知名度を広げている。
■BoTT POP-UP STORE in ISETAN MEN'S
日程:6月9〜6月22日
場所:伊勢丹新宿店メンズ館 6階 メンズコンテンポラリー
住所:東京都新宿区新宿3-14-1
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セレクトショップのバイヤーやファッションブランドのクリエイティブ・ディレクターとして活動してきた榎本実穂が2021-22年秋冬、新たに2ブランドを立ち上げる。デニムトラウザーに特化した「リヴィントーン(LIVINGTONE)」とメンズ&ウィメンズウエアを扱う「ミオズモーキー(MIOSMOKEY)」。
「リヴィントーン」は、“ドレスとしてのデニムトラウザー(Denim trousers as dress)“をコンセプトに、一般的な5ポケットのジーンズではなく、ドレスアイテムとしてのデニムトラウザーを提案するブランド。ファーストコレクションでは、国内のデニム工場で生産したハイウエストデニムやハーフパンツなどの6スタイルを提案。ロンドンのリヴィントン通り(Rivington Street)で榎本が撮影した写真をブランドの着想源にしており、その地名をアレンジしてブランド名に冠した。「フミト ガンリュウ(FUMITO GANRYU)」などのセールスを手掛けるオン トーキョー ショールーム(ON TOKYO SHOWROOM)がブランドを運営していく。価格は2万9000〜3万5000円。
「ミオズモーキー」は、“ダーリンとシェアするクローゼット“をコンセプトに、オリジナル素材を使ったメンズとウィメンズのウエアを展開する。ロンドン・ノッティングヒル在住の写真家のスモーキー(Smokey)によるカップルを撮影した作品からインスピレーションを受け、ブランド名にも写真家の名前を加えている。運営元はホワイトマウンテニアリング(WHITE MOUNTAINEERING)」や「ウジョー(UJOH)」などのセールスを担うクオン(kuon)。価格はシャツ2万9000〜3万8000円、ボトムス3万2000〜5万2000円、ジャケット5万8000〜8万1000円、コート8万4000〜11万5000円。
「リヴィントーン」は8月から、「ミオズモーキー」は9月からエストネーションなどの主要セレクトショップで扱われる予定だ。
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デジタルコミックを扱うナンバーナインは、漫画家かっぴーの作品「原作版 左ききのエレン」に登場するコート“AK5 新月”を予約販売する。リフレクター素材(24万2000円)と、高密度のコットン生地“ベンタイル”(9万9000円)の2型で、中目黒のセレクトショップBINと共同制作した。7月18日まで予約を受け付け、11月末から順次発送予定。
“AK5 新月”は、物語の主人公・山岸エレンが着用するアイテム。街中でグラフィックなどを描く際、パパラッチの盗撮から逃れるため、カメラのフラッシュに反射するリフレクター素材を採用している。“AK”は作中に登場する架空のブランド「キシ アンナ」のストリートラインの名称だ。予約開始に合わせて、パパラッチから逃れる作中のシーンを再現した動画も公開した。
漫画「左ききのエレン」は、広告業界で活躍するクリエイターの群像劇を描いた作品。原作者のかっぴーは美術大学を卒業後、広告代理店でクリエイターとして活動。業務のかたわら独学で漫画を学び、独立。デジタルプラットフォームを中心に、精力的に作品を発表する。今夏、漫画から派生したクリエイティブスタジオ「アントレース」を法人化する予定。
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デジタルコミックを扱うナンバーナインは、漫画家かっぴーの作品「原作版 左ききのエレン」に登場するコート“AK5 新月”を予約販売する。リフレクター素材(24万2000円)と、高密度のコットン生地“ベンタイル”(9万9000円)の2型で、中目黒のセレクトショップBINと共同制作した。7月18日まで予約を受け付け、11月末から順次発送予定。
“AK5 新月”は、物語の主人公・山岸エレンが着用するアイテム。街中でグラフィックなどを描く際、パパラッチの盗撮から逃れるため、カメラのフラッシュに反射するリフレクター素材を採用している。“AK”は作中に登場する架空のブランド「キシ アンナ」のストリートラインの名称だ。予約開始に合わせて、パパラッチから逃れる作中のシーンを再現した動画も公開した。
漫画「左ききのエレン」は、広告業界で活躍するクリエイターの群像劇を描いた作品。原作者のかっぴーは美術大学を卒業後、広告代理店でクリエイターとして活動。業務のかたわら独学で漫画を学び、独立。デジタルプラットフォームを中心に、精力的に作品を発表する。今夏、漫画から派生したクリエイティブスタジオ「アントレース」を法人化する予定。
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「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」の「レプリカ」フレグランスは6月25日、限定デザインの“レプリカ オードトワレ レイジーサンデー モーニング レッドボトル”(100mL、税込1万7600円)と、10種の香りを少量ずつ試せるセット “レプリカ オードトワレ メモリーボックス”(2mL×10種、税込5500円)を12月31日まで東京・表参道ヒルズで開催中のポップアップで限定販売する。
「レプリカ」フレグランスを代表する人気の香り“レイジーサンデー モーニング”の限定ボトルは、自宅中心のライフスタイルの中でも香りを取り入れることで明るく前向きな夏を迎えてほしいという思いから、希望や歓びを想起させる赤を採用した。さらに、ボトルに貼られたコットンラベルには、通常品の「2003」の年号ではなく「2021」の年号を印字した特別仕様だ。“レプリカ オードトワレ メモリーボックス”は、“レイジーサンデー モーニング”や 今の季節にぴったりな“バブル バス”、SNSなどで話題の“ウィスパー イン ザ ライブラリー”など10種の香りをセットにした。
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ビームスは、パリのカフェ「ペーパーボーイ(PAPERBOY)」が「ニューバランス(NEW BALANCE)」に別注した“M992”を日本ではビームス限定で発売する。価格は税込3万5200円。販売は26、27日限定で、15日までに事前エントリーが必要。これに合わせて、「ビームス」と「ペーパーボーイ」のカプセルコレクションも発売する。
同別注モデルはパリの「ペーパーボーイ」で先行発売し、即完売した。目玉焼きをモチーフに、アッパーは白身をイメージしたホワイトとクリームカラーで、シューレースのアイレット部分には黄身をイメージしたイエローを施している。シュータンやインソールには、目玉焼きのグラフィックをプリントした。サイズは25〜29cmをそろえる。
「ペーパーボーイ」×「ビームス」のカプセルコレクションも同様に、目玉焼きをモチーフにしたTシャツ(同5500円)やスエットショーツ(同8580円)、ソックス(同1980円)などの全5型をそろえる。
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ビームスは、パリのカフェ「ペーパーボーイ(PAPERBOY)」が「ニューバランス(NEW BALANCE)」に別注した“M992”を日本ではビームス限定で発売する。価格は税込3万5200円。販売は26、27日限定で、15日までに事前エントリーが必要。これに合わせて、「ビームス」と「ペーパーボーイ」のカプセルコレクションも発売する。
同別注モデルはパリの「ペーパーボーイ」で先行発売し、即完売した。目玉焼きをモチーフに、アッパーは白身をイメージしたホワイトとクリームカラーで、シューレースのアイレット部分には黄身をイメージしたイエローを施している。シュータンやインソールには、目玉焼きのグラフィックをプリントした。サイズは25〜29cmをそろえる。
「ペーパーボーイ」×「ビームス」のカプセルコレクションも同様に、目玉焼きをモチーフにしたTシャツ(同5500円)やスエットショーツ(同8580円)、ソックス(同1980円)などの全5型をそろえる。
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「ディオール(DIOR)」のキム・ジョーンズ(Kim Jones)=メンズ アーティスティック・ディレクターは、阿部千登勢による「サカイ(SACAI)」とコラボレートする。「ディオール」のアイ(I)の部分に「サカイ」のロゴがプリントされたデザインなど、両ブランドのアイデンティティーを融合し、アクセサリーも含む57アイテムをそろえる。11月に発売する予定だ。価格帯は、「ディオール」のメインコレクションより少し高めに設定するという。
アイテムは、「サカイ」の定番「ハイブリッド」スタイルを生かして「ディオール」の仕立てにスポーツウエアの要素を織り混ぜている。カラーパレットは黒や紺、白、クリームカラーで、ボマースタイルのジャケットや、「ディオール」のアイコンとして知られるサドルバッグにナイロン素材を使うなどしている。キムはお気に入りのアイテムはバッグだという。「バッグとしての機能性も高く、日本的なデザインが光っている。千登勢とのコラボだからこそ生まれたものだ」とコメントした。
「日本を訪れるときは、必ず『サカイ』に立ち寄っている。千登勢のこともずっと大好き。世の中で一番かっこいい女性の一人だと思っている。『ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)』にいた時代からずっと構想を練っていた。ようやくコラボが実現する。日本が大好きで、通常は年に6回は訪れている。もう最後に行ってから一年以上たってしまった。こんなに空いたことはこれまで一度もない。コラボではそれぞれのブランドの大切な部分を混ぜ合わせている。パンデミックでも対話を続ける一つの手段でもあった」。
阿部は、「キムが東京に来たときには、私たちのショールームでどこのお店に行ったら良いか、おすすめの古着屋さんなどたわいもない話をしている。彼とのそんな時間が大好き。これまでの他ブランドとのプロジェクトも含め、コラボレートする際はお互いが対等であるよう意識している。これは私にとってとても大切で、どちらかが一方がすごく力を持っているようなコラボはしない。キムとは長く友好関係を築いているため、プロジェクトを開始した当初からずっと楽しく取り組めた」とコメントした。
両者は15年以上の親交がある。「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH)」を手掛けるヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)や「ジバンシィ(GIVENCHY)」のマシュー・ウィリアムズ(Matthew M. Williams)=クリエイティブ・ディレクター、「アンブッシュ(AMBUSH)」のユン・アン(Yoon Ahn)=クリエイティブ・ディレクターらと共に、ストリートウエアをラグジュアリーに取り入れている。
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繊維商社のヤギ(YAGI)とカジュアルチェーン大手のパルグループホールディングス(PAL GROUP HOLDINGS)、財団法人ピース バイ ピース コットンプロジェクト(PEACE BY PEACE COTTON PROJECT以下、PBP)は3社共同で、オーガニックコットンを介したインドの農村支援をスタートする。6月14日から、主力の「スリーコインズ(3COINS)」「ミスティック(MYSTIC)」など10ブランドで、インドで調達したオーガニックコットンを使ったTシャツ2型の販売をスタートする。パルはブランドを横断してアイテムを販売するとともに、収益の一部を現地のNGOを通じて贈り、直接現地の農家の子どもたちへ奨学支援を行う。
6月14日から販売するアイテムはTシャツ(1650円)とフレンチスリーブTシャツ(同)の2型で、同アイテムを取り扱うブランドはほかに「チャオパニックティピー(CIAOPANIC TYPY)」「ナイスクラップ(NICE CLAUP)」など。パルは2019年に社内に社長直轄組織としてサステナブル委員会を設置しており、このプロジェクトは同委員会のプロジェクトとしてブランドを横断して取り組む。
PBPはオーガニックコットンを栽培する農家への直接支援を掲げており、その中でPBPの会員であり理事でもあるヤギの独自の取り組みとして、オーガニック綿花の購入代金に金額を上乗せして基金を積み立て、インドのNGOを通じて、農家の就労支援や有機農法への転換支援などに充ててきた。今回の3社共同プロジェクトでは、収益の一部をインドのオリッサ州パーナパニー村のオーガニックコットンの栽培農家の子どもたちへ、高校以降のカレッジや専門学校など高等教育の就学支援に充てる。
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イタリアの高級車メーカー「フェラーリ(FERRARI)」は13日、本拠地のイタリア・マラネッロで初のランウエイショーを行い、約2年をかけて刷新を図ってきたファッションラインを披露した。メンズやウィメンズ、キッズのウエアやシューズを6つのカプセルコレクションとして構成し、第1弾は14日に発売する。その後は来年6月までの年間を通して、新たに開く直営店や公式オンラインストアで順次販売する。価格帯はアウター1500〜2000ユーロ(約20万〜26万円)、スニーカー600〜700ユーロ(8万〜9万円)、レザーグッズやアクセサリーは約1000ユーロ(約13万円)前後など。
ファッションラインは同社が推進する“ブランド多様化プロジェクト”の一環で、ニコラ・ボアリ(Nicola Boari)最高責任者の指揮の下に始動。19年11月には「ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)」で経験を積み、「パル ジレリ(PAL ZILERI)」のデザイナーを務めたロッコ・イアンノーネ(Rocco Iannone)が加わった。
ショーに登場した52ルックは“流動性(fluidity)”を掲げ、車のように性別に捉われない服作りを意識したという。カーデザインやモータースポーツに着想した快活なムードを軸に、テーラリングやストリートウエアの要素を盛り込んだスポーティーなスタイルだ。タフな機能素材やペットボトルから再生したサステナブル素材などテキスタイルにこだわりながら、ビビッドな色使いや大胆な素材の切り替え、「フェラーリの」ロゴを大胆に再解釈したグラフィックを連打し、ファッション界への本格進出を強いクリエイションでアピールした。ショーにはイタリアのマリアカルラ・ボスコーヌ(Maria Carla Boscone)や美佳、マリーエル・ウチダ(Maryel Uchida)らトップモデルが多数出演。4月に立ち上げたインスタグラムのファッションアカウントでライブ配信し、リアルタイム視聴数は常時450〜500だった。
今後はファッションに特化した店舗を世界に開く予定で、14日オープンのマラネッロを皮切りにミラノやローマ、ロサンゼルス、マイアミなど10前後の都市への出店を予定している。日本への出店は現段階で未定。
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「コールマン(COLEMAN)」は、1900年にウィリアム・コフィン・コールマンが米国で創業し、昨年120周年を迎えた老舗キャンプブランドだ。テントや折り畳みチェア、ツーバーナーのコンロなどに加え、フェス会場などでもよく見かける荷物や子どもを乗せたアウトドアワゴンは日本で累計販売数80万台以上というヒット商品に。ガソリン式ランプの販売が祖業であり、その現代版ともいえるLEDランタンも人気定番アイテムだ。
日本ではコールマン ジャパンを1976年に設立。気候や体型、使用シーンなどローカル特性に合わせて、徐々に日本向けに企画・生産した商品を拡充し、現在は全体の8割を占めるほどになっている。販路はキャンプや登山などのアウトドア専門店やスポーツ量販店、ホームセンターなどの卸売りと、昭島店(東京都)を旗艦店とした直営店(12店舗)だ。
ここにきて、廃棄物に新しい命を吹き込むことをコンセプトにした新プロジェクト「MFYR(エムエフワイアール)」をスタート。Movement For Your Rightの頭文字をとったもの。アジアパシフィック・リージョンの社長も務める中里豊コールマン ジャパン社長は、「キャンプやアウトドアを愛する人々に、サステナブルな思想をムーブメントとして巻き起こしたい」と語る。直線的なモノの消費から、循環型の社会を目指す新たな一歩として、自社製品の廃棄削減に取り組んでいく。
立ち上げを支えた1人は、今年コールマンに参画した松岡善之クリエイティブ・アドバイザーだ。北軽井沢のキャンプ場スウィートグラスをはじめとしたアウトドアフィールドのランドスケープや企画・デザインを多く手がけ、アパレルのクリエイションなども手がける人物だ。もう一人が、元「アナザーエディション」ディレクターで、現在は「スタイルウォーズ トウキョウ(Style Wars Tokyo)」を手がける森由美デザイナーだ。2009年から手がけるアウトドアブランド「モンロ(Monro)」を通じて、コールマンの“インディゴレーベル(INDIGO LABEL)”のアイテムをクリエイティブ・プロデュースしたりもしてきた人物だ。
今回、「MFYR」のプロジェクト始動時に使用したのは、サンプルややむなく廃棄される予定だったテントやタープの生地だ。アウトドアの環境下で耐えられる丈夫さと、意外なほどのしなやかさを生かしながら、日常使いできるバッグへと生まれ変わった。ボディはもちろん、持ち手やショルダー、メッシュパネルなどの部分もできるだけテントのパーツからピックアップ。集まってきたバラバラの廃棄テントの状態をデザイナーの森さん自身が見極め、デザイン性の高さと無駄のない生地取りを実現するために1点ずつ粗裁ちし、国内工場で縫製するなど、こだわりも強い。
第1弾として6月10日から販売するのは、トート(4500円)、サコッシュ(4200円)、バケツトート(5300円)の3種。コールマンのオンラインショップと昭島店で販売する。5月に渋谷のトランクホテルで発表会を行い、6月1日からは特設ページも公開してきたこともあってか、トートバッグは発売開始15分で売り切れるなど、注目度の高さがうかがわれる。
「コールマン」は日本で、簡易型から本格派まで、年間3000~4000張のテントを販売している。次のステップでは、直営店や卸先の協力を得て、お客から不要になったテントなどを回収していく仕組みの構築を目指す。廃テントを回収し、修理可能なものは再生してアウトレットショップで再販。使用可能なパーツ類はリペアパーツとして活用する。それ以外の部分は、素材リサイクルとサーマルリサイクルをしている産廃処理プラントへ送る、という仕分け作業が発生する。その際に、「MFYR」向けの素材をピックアップし、リメイクやアップサイクルをすることになる。製造ラインはプロパー品同様のステップと管理体制で行う。第三者機関評価、検品など、品質管理チームの管理下で製造を行うなど、品質の維持には妥協しない考えだ。「『MFYR』の取り組みは、ユーザーの賛同なくして成立しない。信頼を寄せるクリエイターやデザイナーなどとも協力しながら形を具現化し、コンセプトや製品ごとのストーリーを共有することで、共創していきたい」と中里社長。
5月中旬に渋谷のトランクホテルで商品発表会を開催した際には、森デザイナーが廃棄テントや寝袋などから作り上げた一点モノの服も参考商品として展示したところ、メディアやバイヤーなどからの評判も良かった。今後はオーダーメイドでの受注生産なども検討していくことになりそうだ。
「コールマン」のサステナビリティ戦略は、 “ロングライフ製品”と“未来を担う子どもたちへ”の2つだ。“ロングライフ製品”では、「性能やデザインがともに良くて、長く使えて、使い込むほどに愛着が湧く製品を目指している」。調理用コンロやテント、クーラーボックス、ツーバーナーグリル、ランタンなど多くの商品がグッドデザイン賞の「ロングライフデザイン賞」を受賞。アウトドアワゴンや、ターフドームテントは「ペアレンティングアワード」にも選ばれている。
長く使うための「修理・再生」のカギを握るのは、一つは流山プロダクトセンター(千葉県流山市)だ。全国から修理依頼品があつまるこのセンターには、修理に必要なほぼすべてのパーツをそろえている。廃番になってからも3年間パーツを持ち続けることも約束している。 「もう一つ、大切にしているのは、お客さまご自身でメンテナンスや修理ができるようにサポートすることだ」。YouTubeや講習会、ワークショップなどを通じてハウツーを紹介。「モノを大切にして長く使っていただけるように、プロダクトライフサイクルを長くしていくことを訴求していく。サステナビリティの一環でもあるが、モノや『コールマン』への愛着を強めてもらいたいという思いが強い」と中里社長。
2本目の柱である“未来を担う子どもたちへ”では、未来のグッドキャンパーを育む自然体験をサポート。アウトドアライフの楽しさを子どもたちに教育・啓蒙。野外活動を積極的にサポートしている。キャンプをはじめたいファミリーへのキャンプ教室「コールマン キャンプカレッジ®」や、知的・発達障害を持つ子ども達のためのサーフィンスクール、YMCA障害児プログラムへのサポート、東日本大震災で被災した福島県の子どもたちに向けたキャンプイベントなども実施。2020年からは、野外活動を通じて未来のリーダーを育てる「キャンプ塾」、発達障害を持つ子どもたちへの自然体験プログラム「自然塾」の活動も支援。シングルマザーやシングルファザーのキャンプサポートなども行っている。
コロナ禍によってアウトドアやキャンプの人気が高まっているが、中里社長はこの動きをどう見ているのか?
「第一次キャンプブームは1990年代後半で、RV車(レクリエーションヴィーグル)がはやり、ファミリーのレジャーの典型となった。今回は第二次成長期。デジタル化などの反動もあり、2015年ごろからじわじわとアウトドアや自然が見直されてきた。今回の特徴は、客層が多様性に富んでいること、シングルもグループも、カップルも子連れのファミリーも、老若男女、幅が広い。今回のコロナ禍でアウトドアが再度見直され、ニューノーマルの過ごし方の一つとして定着した。単なるブームではない」と捉えている。
嬉しい反面、マナーやルールがわからずに、図らずも環境破壊や他者に迷惑をかけてしまう人がいるのも事実だ。そこで、「人と自然に優しいキャンプ体験を。『グッドキャンパーの心得』」をつづった啓蒙チラシやポスターを制作して配布したところ、初心者や子ども連れ、キャンプ場オーナーなどからも喜ばれているという。
「気候変動対策が世界的な課題になる中で、アウトドア好きとして、そして、アウトドア産業に携わる人間として、20年後も30年後もお子さんたちがキャンプができる環境を残したい。『MFYR』もその一助として、無駄をなくして地球を大切にしたいと考えて行動を起こしたもの。『コールマン』はファッションやデザインとは縁遠い、どちらかというとシャイで武骨なブランドだ。勉強しながら、共感していただける人々の力を借りながら取り組みを進めていきたい」。
松下久美:ファッション週刊紙「WWDジャパン」のデスク、シニアエディター、「日本繊維新聞」の小売り・流通記者として、20年以上にわたり、ファッション企業の経営や戦略などを取材・執筆。著書に「ユニクロ進化論」(ビジネス社)
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「ケイト・スペード ニューヨーク(KATE SPADE NEW YORK)」は2021年、年間を通して、拠点であるニューヨークを舞台にしたキャンペーン“ロング ラブレター(long love letter)”を打ち出している。21年夏の第2弾では、ニューヨークと世界中のコミュニティーが再び活力を取り戻すことを願い、コロナ禍で困難な1年間を過ごしたニューヨーク拠点のパフォーマーを起用した動画を公開。振付師のディラン・ピアース(Dylan Pearce)とシンガーソングライターのイネス・ナサラ(Ines Nassara)が、ジュディ・ガーランド(Judy Garland)の名曲「Get Happy」をアレンジ。前向きな気持ちや希望を与えてくれる歌とダンスのパフォーマンスで “スペード フラワー ジャカード”コレクションの新作バッグを紹介している。
また、「ケイト・スペード ニューヨーク」は“ブランドにインスピレーションを与えてくれる人々や団体にスポットライトを当てる”というテーマのもと、メンタルヘルスケアの支援団体「ザ ナショナル カウンシル フォー メンタル ウェルビーイング(The National Council for Mental Wellbeing)」とパートナーシップを結び、10万ドル(約1090万円)の寄付を行う。アーティストコミュニティーに所属するニューヨーカーたちに、“心の応急処置の方法”を学ぶ「メンタルヘルスファーストエイド」のトレーニングを提供する。
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「ラコステ(LACOSTE)」は、サステナビリティの指針を示す「サステナブル・デベロップメント・レポート」を公表した。“DURABLE ELEGANCE-耐久性のあるエレガンス-”をビジョンに掲げ、「機会の平等性の実現」と「循環型経済の実践」にフォーカスした2025年までのロードマップを策定した。
同ブランドは若者へのキャリア支援や全従業員を対象としたメンターシッププログラム、20年に開始した障がい者の社会進出を支援するプロジェクト「エレベーティングジャーニー(Elevating Journey)」などを通して、機会の平等性を推進してきた。今回策定した目標は下記の通り。
・従業員1000人がメンターシッププログラムに参加する
・若者1万人の社会的・職業的向上を支援する
・サプライチェーンに関係する全ての人の生活環境を改善する50件のプロジェクトに共同出資する
「循環型経済の実践」では、エレン・マッカーサー財団との共通ビジョンである“製造モデルの変革”を目指す。
・全てのコットン生産者とサプライヤーが「ラコステ」の社会的・環境的卓越性の基準に準ずる
・サプライチェーン全体における天然資源の消費の最適化と汚染の低減を通じて、販売する衣料品の環境影響を15%削減する
・ポロシャツの全ラインアップの製品寿命を2倍に延長する
・繊維廃棄物と余剰在庫品を100%再利用できる方法を提示する
キャサリン・スピンドラー(Catherine Spindler)最高責任者は、「ラコステには、企業として、より持続可能な道を示す義務がある。同ロードマップの下、取り組みを強化して明確な目標を設定する」とコメントした。
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LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)は、余剰生地を販売するオンラインプラットフォーム「ノナ ソース(Nona Source)」を4月末に立ち上げた。同プラットフォームは、「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」や「ディオール(DIOR)」など数々のメゾンブランドを擁する同グループが保管している、高品質なファブリックやレザーなどを手ごろな価格帯で提供するBtoB事業。現在はヨーロッパとイギリスのみの配送だが、将来的にはアジアへの対応も視野に入れている。また、今秋を目処にパリにショールームを構える予定だ。
サイト開設時には約500種類の生地を用意し、合計15万メートルのファブリックと1000メートルのレザーを提供した。各素材のブランドやサプライヤーは非公開で、オリジナルで開発したものやブランドロゴ入りの生地は含まれない。価格はLVMHの購入時よりも60〜70%引きに設定し、コットン1メートルを5ユーロ(約650円)、シルク1メートルを20ユーロ(約2600円)、カーフレザー1平方メートルを44ユーロ(約5800円)などで販売している。購入希望者は、会社名などを登録する専用アカウントの作成が必須となる。
「ノナ ソース」を設立したのは、3人のLVMH社員だ。発案者のロマン・ブラボ(Romain Bravo)は、「ジバンシィ(GIVENCHY)」と「ケンゾー(KENZO)」でマテリアル・バイヤーを務めていた頃「倉庫に行くたびにデッドストックが増えていくのを見ていた」と振り返る。そして、「ケンゾー」でサステナビリティ担当マネジャー兼テキスタイル・エンジニアだったマリー・ファルゲラ(Marie Falguera)と出会った。2人は、倉庫で眠ったままのファブリックを新たに活用するプロジェクトを立ち上げ、17年から試験的に運用を始めた。20年1月にはデジタルトランスフォーメーション・マネジャーのアンヌ・プリュール・ドゥ・ペレー(Anne Prieur du Perray)が加わり、21年4月に「ノナ ソース」を始動させた。彼らによると繊維産業のデッドストックは世界で年間約15兆円分にのぼり、同プラットフォームによって、余剰生地のリユースや新たな雇用創出につなげたいという。
取り扱うファブリックは、登録さえすれば競合他社を含む全てのブランドが購入できる。ファルゲラは「独立した新進デザイナーにとって、高品質の生地を少量から注文できる素晴らしい機会になるはず。ファブリックの選択肢が広がることで創造性を磨き、完成度の高い作品を生み出してほしい」と語った。倉庫はフランス西部のトゥールにあり、受注後に配送される。オンラインプラットフォーム上では各ファブリックのクローズアップ写真と詳細動画を表示し、幅や重量、生地構成、透け感、伸縮性、原産国を掲載している。今後はファブリックは不定期で追加されていき、ボタンやファスナーといった小物も徐々に取り扱っていくという。ブラボは「いつか『ノナ ソース』のデッドストック100%で作られたコレクションを見てみたい」と期待を寄せた。
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アシックスは、日本・米国・欧州でランニングシューズ市場のシェア1位奪還を目指す。市場ではナイキが“厚底シューズ”で主要レースの表彰台を独占し、市民ランナー向けでも販売足数を伸ばしており、形勢逆転は容易ではない。それでもアシックスにとってランニングは売上高の半分を占める屋台骨であり、後退は許されない。反撃に向けて研究開発、生産、マーケティングなどが一体となった社長直轄プロジェクトを発足。トップランナーに的を定めた「頂上作戦」を展開する。
「今年の箱根駅伝で残念ながら当社のシューズシェアは0%でした」
6月2日に投資家らを対象にオンライン開催した事業説明会で廣田康人社長がそう説明した。アシックスは正月の箱根駅伝でシェア1位が長年の定位置だった。だが18年にナイキに逆転を許して以降、差は広がるばかり。今年は参加した選手210人のうち201人がナイキを履く独壇場になった。同社にとっては屈辱的な結果だった。
五輪の華であるマラソンでも近年は精彩を欠く。女子マラソンが正式競技に加わった1984年のロサンゼルス大会以降、五輪でのアシックス着用選手はずっとメダルを獲得してきた。ロサンゼルス女子1人、88年ソウル男女3人、92年バルセロナ男女4人、96年アトランタ男女4人、2000年シドニー男女2人、04年アテネ男女2人、08年北京女子1人。だが12年のロンドン以降はナイキの台頭でメダルから遠ざかっている。
数年前までは「厚底vs薄底」といった議論もあったが、圧倒的な実績によって結論は出てしまった。マラソンは厚底による高速化へのパラダイムシフトが起こり、この流れは不可逆だ。トップランナーに選ばれるか否かは、それに続くサブスリー(フルマラソン3時間以内)、サブフォー(同4時間以内)といった中上級のランナー、さらにはその下のマス市場のランナーのシェアに直結する。
廣田社長もトップランナー向けでは負けを認めざるをえない。「非常に悔しい思いをしたが、学んだこともある」と語り、気づきとして以下の3つを挙げた。
第一に「既成概念にとらわれるな」。靴の軽量化すなわち薄底と思い込み、発想が凝り固まっていた。
第二に「速く走ることを徹底的に追求できているか」。アスリートの声にとことん向かい合わねば革新は生まれない。
第三に「コミュニケーションの迅速化」。組織の縦割りによって意思決定に遅れを生じさせてはいけない。
これらを踏まえて反転攻勢を誓った。
とはいえ、ランニングシューズ市場全体でみればアシックスは各国でシェア3位以内にはつけている。主要地域のシェアは日本が3位(13.9%)、米国も3位(13.1%)につけ、欧州では1位(29.3%)を走る(NPD調べ)。ナイキ躍進の象徴である厚底シューズは必ずしも万人向けではない。アシックスは走り方やレベルに合わせたきめ細かいシューズの開発に勝機を見出す。
2日の事業説明会では、日米欧でのシェア1位奪還を宣言した。具体的には25年をめどに、日本ではトップランナー向けで30%、米国ではランニング専門店で25%、欧州では90ユーロ以上の高額品市場で34%のシェアを取る。トップランナーから若年層、女性まで幅広い層にアプローチする。自社の運動管理アプリ「ランキーパー」などを活用し、デジタルでのランナーとの結びつきも強める。廣田社長は「中長期的に目指す姿は『ランニングといえばアシックス』といわれるブランドになること」と述べた。
3月には切り札となるトップランナー向けの戦略商品を発表した。厚底の高速シューズへの参入である。同社の独自性は走り方によって2モデルに分けたことだ。歩幅の長いストライド走法向けの“メタスピード スカイ(METASPEED SKY、3月発売)”と、足の回転数を上げるピッチ走法向けの“メタスピード エッジ(METASPEED EDGE、6月発売)”を打ち出した。
開発にあたっては世界中のトップランナーとの面談をこれまで以上に重ねた。彼ら彼女らの走行データを取り寄せて分析しながら、ネガティブな情報も含めて是々非々で開発陣と意見を交わした。またケニアにアスリートキャップを設立し、東アフリカの有力ランナー30人のデータ解析にも着手した。それらの取り組みの中から生まれたのが、従来の厚底シューズのようにランナーが走り方を靴に合わせるのではなく、靴がランナーの走り方に合わせるというコンセプトだった。
発売前に2モデルを提供したトップランナーからは3つのナショナルレコードを含めた好記録が続出した。それがきっかけになって欧米での契約オファーが増加した。日本では2月末のびわ湖毎日マラソンで川内優輝選手がメタスピード スカイを履き、自己ベストを8年ぶりに更新して話題になった。
マス市場でも勢いを取り戻している。21年1〜3月期連結決算において、主力のパフォーマンスランニング部門は売上高が前年同期比43.5%増の544億円だった。同社の最大市場である欧州は同55.6%増。苦戦していた米国も復調しつつある。看板商品である“ゲル カヤノ(GEL-KAYANO)”や“ゲル ニンバス(GEL-NIMBUS)”がけん引した。コロナ下で業績は急回復している。
戦略商品のメタスピードは研究開発、選手サポート、法務・知財、生産、マーケティングなどの若手スタッフを集めた社長直轄チームによって作り上げられた。19年11月に発足したチームの名称は「C-Project」。Cは「頂上」の頭文字からとった。
アシックス創業者である鬼塚喜八郎(1918-2007年)が、まだベンチャー企業のオニツカだった時代に推進した「頂上作戦」にならっている。トップ層のニーズを徹底的に調査し、そのニーズを汲み取って商品開発する。トップ層の支持が得られれば、イノベーター層が追随し、やがて裾野のマス層に広がる。今ではスポーツ用品に限らない常識的なマーケティング手法だが、鬼塚はそれを消費市場で確立させた先駆者だった。鬼塚はこの頂上作戦と、狙いを定めた競技に経営資源を一点集中させてトップシェアを取る「キリモミ(錐揉み)商法」でアシックスを世界的なブランドに育て上げた。それをけん引したのが、一般の人に最も身近なスポーツであるランニングだった。
だが、頂上作戦を戦略的かつ大規模に発展させたのはナイキだった。1960年代に「オニツカタイガー」の米国代理店ブルーリボンスポーツとして創業したナイキは、80年代に入るとマイケル・ジョーダンをはじめとしたスーパースターと全面的に組み、スポーツ市場を席巻していったのは周知の通りだ。ナイキ創業者のフィル・ナイト氏が鬼塚の影響を強く受けていたことを考えると因縁深い。
アシックスにとってランニングは基幹事業であると同時に聖域である。これ以上の後退が許されない同社は、「C-Project」によって再び挑戦者としてファイティングポーズをとる。鬼塚喜八郎の貪欲なベンチャー精神に立ち返ることで、ランニングシューズ市場で1強といわれるナイキを猛追する。
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「アカネ ウツノミヤ(AKANE UTSUNOMIYA)」が2021年プレ・フォール・コレクションを発表した。
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総合格闘家の朝倉海が2021年春夏シーズンに立ち上げたファッションブランド「エンメール(EN MER)」は、ブランド初の限定店を東京・表参道ヒルズのアイデア バイ ソスウ(idea by Sosu)で6月15〜21日に開催する。アイテムは全てユニセックスで、ワイドフィットのフーディー(税込2万4000円)やスエット(同2万1000円)、Tシャツ(同7000〜8500円)、テーパードのスラックス(同1万5000円)をそろえる。スポーティーなアイテムに光沢のある素材を用いてドレープを際立たせたり、スエットの首回りのリブを高くして上品に仕立てたり、動きやすさと肌触りの良さにもこだわっている。
「エンメール」はフランス語で“海”を意味し、ファッション好きの朝倉が「自分が着たい服」をコンセプトにデザインしている。応援グッズの制作に自ら携わるうちに、「試合会場以外の日常生活でも着られる服を」という思いで立ち上げた。現在は公式サイトで販売しており、一部アイテムは完売している。今後はトレーニングウエアや整髪料、香水などのライフスタイルアイテムも発表する予定だ。
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「コスメデコルテ(DECORTE)」は、ポイントメイクシリーズから新作リップ“ルージュ デコルテ”(全51色、各税込3850円)とリップの色移りを防ぐトップコート“リップフィックス コンフォート”(税込2970円)、ベースメイクシリーズから下地“ザ スキン ミニマリスト"(税込4180円)を8月21日に全国百貨店と化粧品専門店で発売する。
“ルージュ デコルテ”は、独自の皮膚科学研究とカプセル技術を応用したスキンケア発想のルージュとして、シャイン・グロウ・サテン・ベルベット・マットの5つの質感で51色をそろえる。さまざまな肌色や嗜好に応える51のカラーで、色相・明度・彩度を幅広く網羅。また“なににも染まらない私になる”という、心の奥からみなぎるパワーを象徴するカラーとして、赤だけで構成された「シグネチャーレッド」を5つの質感全てに用意する。
またコロナ禍でのマスク着用の常態化により、乾燥や荒れをケアできるスキンケア効果のある商品へのニーズが高まっていることを受け、同製品には高い保湿効果が持続する「ハイドロステイカプセル」と、くすみにくく色落ちしにくい「カラーホールドカプセル」の2種を採用。高発色でありながら、にじむことなく、うるおいと美しい仕上がりが持続する。ブランド共通の美容成分に加え、オーガニックムルムルバターを新配合し、スキンケアで丁寧に仕立てられたようなふっくらと柔らかな唇に仕上げる。
さらにマスクへの色移りを防ぐリップ専用のトップコートも同時発売。リップカラーの上に重ねて塗布することで色移りを軽減し、つけたての美しい色が持続する。コラーゲンペプチドやヒアルロン酸なども配合し、心地よいテクスチャーとケア効果も実現した。
スキンケアメイクアップクリーム“ザ スキン ミニマリスト”は、洗顔後やスキンケア後に顔全体に塗布することで、1品で潤いを補いながら毛穴や肌の色ムラ・凹凸を自然にカバーしてワントーン明るい肌に導く。肌なじみの良いリン脂質で表面処理を施したカバー粉体が、肌の凹凸に密着して擦れても化粧膜が崩れにくい処方を実現した。ブランド共通成分「スキンフュージョンパウダー」に加え、パール剤として「クリアスキンパール」を配合することで、自然なカバー効果とツヤ感を両立。UVカット指数(SPF30/PA+++)を保持しながら、紫外線吸収剤をカプセル化し、塗布後の肌への負担感を軽減した。外出機会の減少によって、ナチュラルなメイクが支持されていること、またオンラインでのコミュニケーションが多くなっていることから、画面を通しても肌が整った状態に見えるよう、短時間で手軽に肌を整えたいというニーズに応える。
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「コスメデコルテ(DECORTE)」は、ポイントメイクシリーズから新作リップ“ルージュ デコルテ”(全51色、各税込3850円)とリップの色移りを防ぐトップコート“リップフィックス コンフォート”(税込2970円)、ベースメイクシリーズから下地“ザ スキン ミニマリスト"(税込4180円)を8月21日に全国百貨店と化粧品専門店で発売する。
“ルージュ デコルテ”は、独自の皮膚科学研究とカプセル技術を応用したスキンケア発想のルージュとして、シャイン・グロウ・サテン・ベルベット・マットの5つの質感で51色をそろえる。さまざまな肌色や嗜好に応える51のカラーで、色相・明度・彩度を幅広く網羅。また“なににも染まらない私になる”という、心の奥からみなぎるパワーを象徴するカラーとして、赤だけで構成された「シグネチャーレッド」を5つの質感全てに用意する。
またコロナ禍でのマスク着用の常態化により、乾燥や荒れをケアできるスキンケア効果のある商品へのニーズが高まっていることを受け、同製品には高い保湿効果が持続する「ハイドロステイカプセル」と、くすみにくく色落ちしにくい「カラーホールドカプセル」の2種を採用。高発色でありながら、にじむことなく、うるおいと美しい仕上がりが持続する。ブランド共通の美容成分に加え、オーガニックムルムルバターを新配合し、スキンケアで丁寧に仕立てられたようなふっくらと柔らかな唇に仕上げる。
さらにマスクへの色移りを防ぐリップ専用のトップコートも同時発売。リップカラーの上に重ねて塗布することで色移りを軽減し、つけたての美しい色が持続する。コラーゲンペプチドやヒアルロン酸なども配合し、心地よいテクスチャーとケア効果も実現した。
スキンケアメイクアップクリーム“ザ スキン ミニマリスト”は、洗顔後やスキンケア後に顔全体に塗布することで、1品で潤いを補いながら毛穴や肌の色ムラ・凹凸を自然にカバーしてワントーン明るい肌に導く。肌なじみの良いリン脂質で表面処理を施したカバー粉体が、肌の凹凸に密着して擦れても化粧膜が崩れにくい処方を実現した。ブランド共通成分「スキンフュージョンパウダー」に加え、パール剤として「クリアスキンパール」を配合することで、自然なカバー効果とツヤ感を両立。UVカット指数(SPF30/PA+++)を保持しながら、紫外線吸収剤をカプセル化し、塗布後の肌への負担感を軽減した。外出機会の減少によって、ナチュラルなメイクが支持されていること、またオンラインでのコミュニケーションが多くなっていることから、画面を通しても肌が整った状態に見えるよう、短時間で手軽に肌を整えたいというニーズに応える。
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「イソップ(AESOP)」は7月5日、オードパルファムコレクション“アザートピアス(Othertopias)”(全3種、各50mL、各税込2万1450円)を発売する。フレグランス部門の長年のパートナーであるバーナベ・フィリオン(Barnabe Fillion)とのコラボレーションによるもので、“ミラセッティ オードパルファム”“カースト オードパルファム”“エレミア オードパルファム”の3種類をラインアップし、ある空間の中には対照的に別の空間が存在するという概念に着想を得て、過去と現在、現実と非現実、この場所とあの場所の境界を曖昧に、複雑で独特な香りを表現した。「イソップ」の直営店、百貨店カウンター、公式オンラインストアで取り扱う。
“アザートピアス”の香りについて、「空間から空間への旅でした。空気中でも肌の上でも、服に吹きかけても、これらの香りをまとうと、自分のいる場所から現実と想像が交錯する空間に行くことができます。それはいわば自然への入り口であり、私たちがその中に存在していながらも見過ごしがちな周囲との対話へと導いてくれるのです」と、フィリオンは話している。
“ミラセッティ オードパルファム”は“船”をコンセプトに、海の静けさと荒れ狂う大波、振り子のように揺れ動く水平線、平和でありながらも孤立した世界に着想を得た。風になびいて漂ってくる香りと海藻の香りにアンブレットとベンゾインが合わさり、ラブダナムは海水に漂う古木とかすかにもろみが香るウイスキー樽の貯蔵室を想起させ、あたたかみのあるウッディーで繊細な香りに仕上げた。
ほのかなミネラルのノートが特徴の“カースト オードパルファム”から連想するのは、海水が彫り刻んできた“海岸”。控えめなアロマとフレッシュなスパイスの香りが辺りを包み込み、クミンとサンダルウッドはうなりながら海を飲み込む強風や、磯に打ち寄せる荒波がもたらす塩辛い金属の香調を醸し出している。
“エレミア オードパルファム”は海岸を越えた先にある“荒廃の地”をインスピレーション源とし、ガルバナムとイリス、ユズのノートにアーシーを基調とした軽やかなシトラスが香らせ、生命力あふれる苔や野草が、湿ったコンクリートや停滞した文明と共存する世界を表現している。
また、“アザートピアス”のそれぞれの香りの世界観を具現化するにあたり、デジタルアーティストのケオラとパートナーシップを組み、J.M.W. ターナー(J.M.W. Turner)の作品や印象派の伝統的な風景画法を基に、自然の景色を丹念に観察し、筆の代わりに先端技術を使って現代的な自然を表した。
パッケージには、アイルランドのベルファストを拠点に活動する共感覚画家、ジャック・コールター(Jack Coulter)による個性的なアートが施されている。
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「ITS(INTERNATIONAL TALENT SUPPORT CONTEST以下、ITS)」は、イタリア・トリエステから、これからに期待がかかるデザイナーを発掘するヨーロッパ最大級のファッションコンテストだ。これまでの受賞者は「バレンシアガ(BALENCIAGA)」で活躍するデムナ・ヴァザリア(Demna Gvasalia)やリチャード・クイン(Richard Quinn)、セシリー・バンセン(Cecilie Bahnsen)ら。日本からも中里唯馬をはじめ数々のファイナリストや受賞者が生まれてきた。今年は、ビデオシリーズや日々のクリエイションや過去の作品を公開するデジタルプラットフォーム「ITSアーケドミー(ITS Arcadomy)」を設立。若手デザイナーに勇気を与え、学習環境を整えることに一層力を注いでいる。同コンテストの創業者、バーバラ・フランキン(Barbara Franchin)ITSディレクターに未来のデザイナーに期待することなどを聞いた。
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WWD:若い才能を発掘する際に、設立から変わらず大切にしている基準はあるか?
フランキンITS創業者兼ディレクター(以下、フランキン):本能的に惹かれるかどうかは重要だ。鳥肌が立つかどうかといった、言葉では説明できない感じるままの反応を大切にしている。新たな視点で物事を捉え、これまでのしきたりに挑戦する人材に注目している。ファイナリストを目指す上で、ゼロからモノを作る技術は必須。ポートフォリオで提出する素材は、全て自らの手で作れることが大前提となる。
WWD:日本の受賞者で特に印象に残っているデザイナーと、その理由は?
フランキン:とても選びきれないがそれでも挙げるとするなら、2008年と09年ITS受賞者の中里唯馬。テクノロジーと職人技を融合した新しい繊維の開発や、先進的な考えでファッションの民主化に挑戦し続けている。04年の受賞者、山縣良和はトレンドやマーケット動向に左右されることなく自身の夢を詰めこんだコレクションを手掛ける。16&19年受賞者の片貝葉月は、非現実的なアイデアを実行に移す力を持っている。西山高士もまた10年にITSを受賞した際のコレクションが印象深い。
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WWD:デムナ・ヴァザリアは、何が秀でていたのか?彼の今日の活躍を見てどう思うか?
フランキン:デムナは非常にユニークな存在だ。受賞した04年当時はまだベルギーのアントワープ王立芸術アカデミーの2年生だったが、彼が作るものには洗練された雰囲気と、新しい視点があった。彼が考える業界に足りないものは明確で、随所にその考えが落とし込まれていた。今やファッションを通して対話を投げかけるクリエイションは多く見られるようになったが、デムナは当初から社会にメッセージを投げかけていた。「バレンシアガ」のレガシーに敬意を評しながら、ブランドを新たな局面まで成長させた彼に感銘を受けている。
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WWD:ITSのアーカイブを日本の次世代デザイナーにどうに活用してほしいか?
フランキン:「ITSアーケドミー」には、過去20年のアイデアや提案を全て格納する。若手デザイナーによるプロジェクトや素材を世界に公開することで、遊び心溢れる作品の閲覧や交流、学びを提供する。クリエイティブが盛んなイタリアのトリエステから、ファッションやアート、デザイン、カルチャーについて発信するので、日本の若手デザイナーがこれを機に世界の作品に触れ、創造性の新たな刺激として活用することを願っている。
WWD:次世代のデザイナーに期待することは?
フランキン:より良く、より少なく生産すること。長持ちするものをデザインしてほしい。今のファッション業界には、語られなければいけないことがたくさんある。その中で、若手が今日の“ラグジュアリー”の意義をどう捉え、デザイナーの前に一人の人間としてサステナビリティと向き合うか、あらゆる立場の市民を社会の一員として支え合うソーシャル・インクルージョン(社会的包摂)をどう扱うかに期待する。私自身答えが見つけられないからこそ、これからのデザイナーの提案を心待ちにしている。
WWD:今後求められるデザイナーの素質とは?
フランキン:自分の意思を持っていること。自分なりの視点を持って、これまでフォーカスが当たっていなかった事柄に目を向けること。服作りやデザインにとことん向き合って、息を吸ったり吐いたりするのと同じくらい自分の一部にするべきだ。これらは当たり前でなくてはならない。現代を独自の視点で解釈し、心の境界線を引き直す力を持つべき。社会から切り離してデザインだけすることはできない。ココ・シャネル(Coco Chanel)は、コルセットのように身体を拘束するファッションから女性を開放し、力を与えた。それまでは考えられなかったより快適なファッションを生み出した。80年代にはジョルジオ・アルマーニ(Giorgio Armani)もスーツを通して同様の革命を起こした。クリストバル・バレンシアガ(Cristobal Balenciaga)は新しい“型”からアプローチした。若い世代には新感覚の市場があり、ジェンダーに対しても今まで“普通”とされてきたこととは異なる見方を持っている。現代のデザイナーには、この新しい消費者層に向き合っていく力が必要だ。
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チーズケーキ専門店「ミスターチーズケーキ(MR.CHEESECAKE)」は、初夏の限定フレーバー「ロイヤルジャスミン」を公式メールマガジンとLINEで6月20日と27日に数量限定で販売する。価格は税込5400円。
ジャスミンと桃の香りを引き立てるため、シンプルにバニラとレモンだけを加えた。生クリームと合わさったジャスミンティーとバニラの濃厚な味わいを、桃とレモンの酸味が軽やかにし、わずかな茶葉の苦味でバランスよくまとめている。ペアドリンクとしてローズマリーレモンティーがおすすめだという。
「ミスターチーズケーキ」はフランス料理のシェフだった田村浩二代表が、店舗を持たずにネット通販のみで展開するD2Cのチーズケーキ専門店。価格は1本4000円弱からと高価だが、すぐに完売するほどの人気を集めている。
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「スリー(THREE)」は、希望に満ちた宇宙のパワーをプロダクトに込めた2021年秋メイクアップコレクション“スペースソニック(SPACE SONIC)”を8月4日に発売する。グローバル・クリエイティブ・ディレクターのRIE OMOTOが宇宙から着想を得て、シャープな中にもムーディーな雰囲気を取り入れた色の重なりを感じられるコレクションに仕上げた。
限定アイテム“スターダストドリーマームードパレット”(全2種、税込各7150円)は、質感が異なる2種のアイシャドウと、クリームチークがセットになったパレット。アイシャドウは重ねる順番によって、仕上がりに変化をつけることができる。ミステリアスな輝きと陰影を表現する目元と、ふわっと発色するチークでムーディーな表情に仕上がる。
人気のアイライナー“メズモライジング パフォーマンス アイライナー”(新タイプ4色、うち限定2色、税込各3300円)には、ベルベットな新質感タイプが登場する。濃密ではっきりとした発色ながらもスモーキーなカラーで、神秘的な眼差しに。クリームのように滑らかな描き心地で、ペンシルエンドに付属しているブラシを使うと、目尻の跳ね上げやぼかすこともできる。
そのほか、リップコートとしても使える限定アイテム”コズミックキスリップクラウド”(全2色、税込各3850円)や、ミルキーなプラネットカラーの“アートエクスプレッショニストマスカラ”(限定2色、税込各4400円)などがそろう。
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「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、NIGO®と協業した“ルイ・ヴィトン LVスクエアード コレクション”の第2弾を発表した。2022年春夏メンズ・プレコレクションとして今年後半の発売を予定しており、価格などの詳細は順次発表する。
第2弾ではNIGO®のルーツや生い立ち、少年時代から抱いているヨーロッパのメンズ・ワードローブに対する憧れを表現した。公開したルックブックには、ダミエ・パターンを再解釈したシャツやパッチワークを施したジャケット、タイガーモチーフを大胆にプリントしたトランクなど、ウエアからバッグ、シューズ、アクセサリーまで豊富なアイテムが登場している。
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ジュリーク・ジャパンは8月25日、オーストラリア発オーガニックスキンケアブランド「ジュリーク(JURLIQUE)」から人気スタイリスト大草直子氏が監修したスペシャルキット(税込7480円)を数量限定で発売する。
キットには大草氏が愛用する化粧水“ハイドレイティング ウォーターエッセンス +”の現品に加え、ベストセラーであるミルククレンジング、フォームタイプの洗顔料のミニサイズをセットする。さらに同キットのために大草氏がプロデュースしたライフスタイルブランド「スキンアウェア(SKINAWARE)」のオーガニックコットンのウォッシュタオルも付く。
大草氏は「スキンケアは『自分との対話』。 スキンケアの時間が作業や習慣ではなく、その日の自分と会話をする、自分をねぎらう時間であってほしい、という思いを込めた」とコメントした。
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主婦の友社は、インスタグラムフォロワー数58万人を誇る宅トレマスター、ちぃ氏によるダイエットノウハウをまとめた書籍「一生、Beforeのままでいいの?」(税込1375円)を発売した。ここでいう“Before”とは、ダイエットする前の体型のことを指す。
ちぃ氏は現在42歳で、小学生の子ども2人を持つワーキングママ。医師から告げられた「突然死の可能性30%」に、2017年1月1日からダイエット・体質改善に挑んだ。その記録をありのままの姿でインスタグラムにつづると、みるみる変わっていく姿が話題となり、“宅トレの神”としてダイエットに挑む多くの女性たちの注目を集めるようになった。
昨年ちぃ氏は、自宅キッチンのリフォームをきっかけに “あえてリバウンドして、またやせる”という壮大な“デブ化スリム化大実験”に挑戦。「あえてデブ化することで、体形変化だけにとどまらない、ダイエットに隠されたたくさんの真実が見えてきた」という。
同書は、意識して太ったからこそ導き出した“一生Beforeでいない”ためのマインドの持ち方、食事の考え方、運動のすすめを通じて、絶対Afterにたどり着くセオリーを紹介している。
一度はダイエットに成功した同氏でも「再度デブ化してしまうと、食生活の改善を始めても体重は増え続け、習慣だった運動も面倒臭くなる」などの現象が止まらないはめに。しかし、そんな誰にでも立ちはだかるダイエットの壁を乗り越え、見事に再スリム化。「デブ飯を食べれば食べるほどお腹がすく」など、“デブ化とスリム化”の両方を経験して分かった真実を伝えるちぃ語録は、“Before女子”の心に刺さる。
ちぃ氏は高校、大学の海外留学をきっかけに暴飲暴食が止まらなくなったという。帰国後はウェブデザイナーとして働くが、食生活の乱れや運動不足から体調不良に。パニック障害を患い、外出することもままならなくなる。医師から告げられた「突然死の可能性30%」にショックを受け、人生をかけたダイエット・体質改善に挑戦した。
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主婦の友社は、インスタグラムフォロワー数58万人を誇る宅トレマスター、ちぃ氏によるダイエットノウハウをまとめた書籍「一生、Beforeのままでいいの?」(税込1375円)を発売した。ここでいう“Before”とは、ダイエットする前の体型のことを指す。
ちぃ氏は現在42歳で、小学生の子ども2人を持つワーキングママ。医師から告げられた「突然死の可能性30%」に、2017年1月1日からダイエット・体質改善に挑んだ。その記録をありのままの姿でインスタグラムにつづると、みるみる変わっていく姿が話題となり、“宅トレの神”としてダイエットに挑む多くの女性たちの注目を集めるようになった。
昨年ちぃ氏は、自宅キッチンのリフォームをきっかけに “あえてリバウンドして、またやせる”という壮大な“デブ化スリム化大実験”に挑戦。「あえてデブ化することで、体形変化だけにとどまらない、ダイエットに隠されたたくさんの真実が見えてきた」という。
同書は、意識して太ったからこそ導き出した“一生Beforeでいない”ためのマインドの持ち方、食事の考え方、運動のすすめを通じて、絶対Afterにたどり着くセオリーを紹介している。
一度はダイエットに成功した同氏でも「再度デブ化してしまうと、食生活の改善を始めても体重は増え続け、習慣だった運動も面倒臭くなる」などの現象が止まらないはめに。しかし、そんな誰にでも立ちはだかるダイエットの壁を乗り越え、見事に再スリム化。「デブ飯を食べれば食べるほどお腹がすく」など、“デブ化とスリム化”の両方を経験して分かった真実を伝えるちぃ語録は、“Before女子”の心に刺さる。
ちぃ氏は高校、大学の海外留学をきっかけに暴飲暴食が止まらなくなったという。帰国後はウェブデザイナーとして働くが、食生活の乱れや運動不足から体調不良に。パニック障害を患い、外出することもままならなくなる。医師から告げられた「突然死の可能性30%」にショックを受け、人生をかけたダイエット・体質改善に挑戦した。
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「アレキサンダー・マックイーン(ALEXANDER McQUEEN)」が2021-22年秋冬コレクションを発表した。
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「ディオール(DIOR)」は、マリア・グラツィア・キウリ(Maria Grazia Chiuri)=アーティスティック・ディレクターが手掛けたサマー カプセル コレクション“ディオリビエラ”を「ディオール」直営店や公式オンラインストア、阪急梅田本店のポップアップストアで発売した。
同コレクションは、アイコニックなモチーフ“トワル ドゥ ジュイ”や“ディオール オブリーク”を用いたバッグ“レディ ディオール”や“ブックトート”のほか、ポンチョやサンダルなどをシャルトルーズやラズベリーの夏らしいポップなカラーリングで再解釈した。価格は2万9150円〜56万1000円(税込)。イメージビジュアルには、同コレクションを身にまとったジャパンアンバサダーの新木優子をはじめ、emma、山田優、佐藤晴美、ミチが登場する。
また同コレクションの発売に合わせて、インスタグラムやスナップチャット、フェイスブックなどで使用可能なARフィルターを製作した。アイテムに描かれた“トワル ドゥ ジュイ”の動植物が鮮やかなカラーで映し出され、動き出す仕掛けだ。さらに、“ディオールクラブ”サンバイザーもARで試着可能だ。
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イオンは、新型コロナウイルスのワクチンの職域接種を21日からイオンモール幕張新都心(千葉県)を皮切りに実施する。対象はグループ従業員と、ショッピングセンター(SC)にテナントとして入居するアパレルや飲食店などの従業員。イオンレイクタウン(埼玉県)、イオンモールナゴヤドーム前(愛知県)など全国8カ所の事業所の約5万人から開始し、順次拡大していく。
すでに同社は全国の自治体と連携し、イオンモールなどのSCをワクチン接種の会場として提供してきた。現時点で約30の施設で約2万人の市民が接種を受けている。
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経血吸水型のサニタリーショーツ“ベア シグネチャー ショーツ”などを展開するベア ジャパン(BE-A JAPAN)は、投資会社NOWなどから総額1億8000万円の資金調達を5月に行った。
今回、家入一真氏と梶谷亮介氏が共同体表を務める投資会社のほか、個人として桑野克己モーメンタム・テクノロジーズCEOやPARTYの中村洋基氏、西口一希Strategy Partners代表、松本恭攝ラクスル代表取締役社長CEOが出資した。調達した資金は販路開拓や、プロダクト開発・改善、マーケティング、社内体制の強化などに活用し、「ベア」を世界に向けて成長させる。
なお、すでに個人株主として参画する村島健介Minerva Growth Partners創業パートナーが同社のアドバイザーに就任した。
山本未奈子ベア ジャパン代表取締役CEOは、「世界人口の約半分に当たる人々が経験する生理をもっと快適にすることをはじめとし、女性特有の不自由さによって可能性や願いを諦めることのないように、女性の活躍を推進する。さらには、日本が誇るモノづくりの強みを最大限に生かし、性差にかかわらず、誰もが自己実現を追求できる社会の想像を目指す」とコメントした。
「ベア」は昨年6月にクラウドファンディングで、45日間で9064人から1億円以上の支援を集めデビューしたブランド。吸水ショーツ“ベア シグネチャー ショーツ”の累計販売枚数は21年4月末時点で5万枚を突破し、アマゾンのサニタリーショーツカテゴリーでは月間を通して1位をキープするなど躍進が続く。5月28日には吸収体面積を約1.5倍に拡大した「ベア ウルトラ ヘビー&ナイト ショーツ」を発売した。
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エキップが展開する「スック(SUQQU)」は6月8日、上海郊外にある複合ショッピングモール「悦達889広場」内にあるCNSC中服免税店内の「ボニー&クライド(BONNY&CLYDE)」にカウンターをオープンした。中国本土の免税エリアへの出店はブランド初で、中国でのブランド認知向上と信頼獲得、ビジネスのさらなる拡大を目指す。
2003年に誕生した「スック」は現在、国内で42店舗と海外5カ国で展開。19年には中国最大級の越境ECプラットフォーム「天猫国際(Tmall)」に旗艦店をオープンし、昨年12月に上海の「ボニー&クライド」興業太古匯(HKRI Taikoo Hui)、4月には静安嘉里中心(Jing An Kerry Center)にカウンターを設置した。今回の出店は、コロナの影響で訪日が難しい状況を踏まえ、中国本土で中国の消費者との接点を増やすことが目的だ。カウンターでは主力製品のファンデーション「ザ クリーム ファンデーション」やアイシャドウ「シグニチャー カラー アイズ」などをラインアップする。
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昨今のオーガニックブームから、“オーガニックコットン”と聞くと、「体に良さそう」「肌触りが良さそう」といったイメージを持っている人は多いはず。確かに体には良いのだが、それ以外にも私たちがオーガニックコットンを選ぶべき理由がある。
私が手掛けるブランド「パスカル マリエ デマレ(PASCAL MARIE DESMARAIS=以下、PMD)」では、ブラント設立当初からオーガニックコットンを可能な限り使用してきた。最初は、「きっと何か良いはず」くらいの理解で選んでいたが、さまざまな取り組みを通じて、知らなかった真実が見えてきた。
私たちは、ひょんなことがきっかけでオーガニックコットンを選ぶ重要性を意識するようになった。始まりは、初の展示会の準備中に、「インビテーションは無駄な資源だし、お金もかかるからいらないよね」というチームとの会話だった。ただメールだけだとインパクトが薄いし、それ以外の何かが必要だった。であれば「せっかくお金と資源をかけるなら、意味のあることをしよう!」と調べているうちに、児童労働から守るために活動するNPO団体ACEと出合った。彼らから世界で起こっているおぞましい事実を聞き、私たちは驚愕した。その1つがコットンに関する問題だった。
まず最初に、オーガニックコットンと他の無農薬食材は共通している。おいしいものとそうでないものがあるように、オーガニックコットンTシャツにも着心地のいいとものと、そうでないものがある。おいしさや美しさに、無農薬かそうでないかは実は関係がない。要はアレンジ次第なのだ。では、なぜオーガニックのものを選ぶ必要があるのか?
NPO法人の日本オーガニックコットン協会の発表によると、「綿花は耕地面積全体の2.5%を占めており、使用する農薬は全体の7%、殺虫剤は16%を使用している。発展途上国ではコットン栽培に使用する農薬は全体の50%を占めており、毎年7700万人もの綿花労働者が農薬の中毒で苦しんでいる」という。オーガニックコットンは農薬や肥料などの合成化学物質を使わないため、従来のコットンより水質汚染を98%も抑えることができる。これにより農家の人々は、安全な水路と飲み水を確保することができるというわけだ。
コットンの栽培に貴重な資源である水を大量に使用するという課題にも、オーガニックコットンは対応している。アパレル・繊維業界の持続可能性に取り組む国際NGOの「テキスタイル・エクスチェンジ(TEXTILE EXCHANGE)」は、「オーガニックコットンは従来のコットンより河川・湖沼の水の使用量が91%も少ない」と2017年に発表している。コットンを使用するならオーガニックを選ばない理由はないのだ。
こういった現状を知り、現在「PMD」では最高級のオーガニックコットンであるアルティメイトピマを多くのアイテムに使用している。さらに、展示会では素材の魅力や選ぶ理由を来場者に説明し、彼らが知識として持ち帰れるよう取り組んでいる。そうやって、消費者のショッピングの選択肢を少しずつ変えていきたい。
次週、コットンにまつわる児童労働問題につづく……
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「アディダス(ADIDAS)」は6月11日、アーティストの高橋理子とのコラボコレクション「ヒロコ タカハシ コレクション(HIROKO TAKAHASHI COLLECTION)」を発売した。ウエアからシューズ、アクセサリー、スポーツまでカテゴリーを横断した全89アイテムで構成する。11日から「アディダス」渋谷店と新宿店などでは、同コレクションにファーカスしたポップアップイベントを開催中だ。
アイテムには、高橋が手がけた円と直線がモチーフのグラフィックをプリント。法被ジャケット(税込8789円)や浴衣ジャケット(同8789円)など、和の要素を取り入れたブランド初のアイテムも登場した。
高橋は、「制約から生まれる無限の可能性」をテーマに着物を表現媒体としたアートワークや、オリジナルブランド「ヒロコレッジ(HIROCOLEDGE)」を手掛ける。今回のコレクションについて高橋は、「一つ一つグラフィックの出方を吟味しながら制作した。『アディダス』の機能素材にグラフィックを乗せると、白と黒のコントラストがはっきりと現れ、スポーツウエアだからこそのモチベーションが上がるような力強さを表現できた。着物が身近でない若い世代の人たちが、日本らしい法被ジャケットのようなアイテムを新鮮に捉えて、それぞれのファッションに自由に取り入れてくれることを期待している」と話した。
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「ヴァレンティノ(VALENTINO)」は、アイコニックな“ロックスタッズ”の誕生10周年を記念したプロジェクト“ヴァレンティノ ガラヴァーニ ロックスタッズ X”の第1弾として、英国人ファッションデザイナーのクレイグ・グリーン(Craig Green)とコラボしたメンズ限定のスニーカー(税込14万3000円)を6月11日に発売する。ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)と阪急メンズ大阪の限定店で先行販売し、14日から「ヴァレンティノ」表参道店と伊勢丹新宿本店メンズ館、公式オンラインストアで、16日から阪急メンズ大阪の常設店でも取り扱う。
コラボスニーカーは、アッパーと同系色の“ロックスタッズ”をソール全体に配して、機能的かつユニークなデザインに仕上げた。カラーはブラック、アイボリー、グリーン、グレーの4色をそろえる。
“ヴァレンティノ ガラヴァーニ ロックスタッズ X”では、今後もピエールパオロ・ピッチョーリ(Pierpaolo Piccioli)=クリエイティブ・ディレクターと、さまざまなデザイナーやブランド、アーティストがコラボアイテムを発表していく予定だ。
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ネットフリックス(NETFLIX)は6月10日、ECサイト「ネットフリックス・ドット・ショップ(Netflix.shop)」を立ち上げた。配信作品に関連したアパレル用品や雑貨などのほか、ビームス(BEAMS)と協業したネットフリックス公式アイテムを取り扱う。現在は米国のみの展開だが、将来的にはその他の地域にもサービスを拡大していく予定。
ジョシュ・サイモン(Josh Simon)=ネットフリックス コンシューマープロダクト部門バイス・プレジデントは、「当社では、作品の世界観をユーザーにさらに楽しんでもらうにはどうすればいいかを常に考えている。『ネットフリックス・ドット・ショップ』は、作品に関連した限定アイテムなどを販売しており、ここでしか味わえないユニークな買い物体験を提供している」と、同社の公式ブログで述べた。
ネットフリックスは現時点で1万5000以上の作品を配信しているが、今回発売したのは同社のオリジナルアニメシリーズ「YASUKE -ヤスケ-」とロサンゼルス発のストリートウエアブランド「ハイプランド(HYPLAND)」のコラボレーションアイテムと、同じく「エデン(Eden)」と「ビームス」が協業したカプセルコレクションだ。今後はドラマ「ストレンジャー・シングス 未知の世界(Stranger Things)」や「ウィッチャー(The Witcher)」を着想源としたアイテムに加えて、「Lupin/ルパン」とルーブル美術館(Louvre Museum)のコラボ商品も販売するという。
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ネットフリックス(NETFLIX)は6月10日、ECサイト「ネットフリックス・ドット・ショップ(Netflix.shop)」を立ち上げた。配信作品に関連したアパレル用品や雑貨などのほか、ビームス(BEAMS)と協業したネットフリックス公式アイテムを取り扱う。現在は米国のみの展開だが、将来的にはその他の地域にもサービスを拡大していく予定。
ジョシュ・サイモン(Josh Simon)=ネットフリックス コンシューマープロダクト部門バイス・プレジデントは、「当社では、作品の世界観をユーザーにさらに楽しんでもらうにはどうすればいいかを常に考えている。『ネットフリックス・ドット・ショップ』は、作品に関連した限定アイテムなどを販売しており、ここでしか味わえないユニークな買い物体験を提供している」と、同社の公式ブログで述べた。
ネットフリックスは現時点で1万5000以上の作品を配信しているが、今回発売したのは同社のオリジナルアニメシリーズ「YASUKE -ヤスケ-」とロサンゼルス発のストリートウエアブランド「ハイプランド(HYPLAND)」のコラボレーションアイテムと、同じく「エデン(Eden)」と「ビームス」が協業したカプセルコレクションだ。今後はドラマ「ストレンジャー・シングス 未知の世界(Stranger Things)」や「ウィッチャー(The Witcher)」を着想源としたアイテムに加えて、「Lupin/ルパン」とルーブル美術館(Louvre Museum)のコラボ商品も販売するという。
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ワコールの「ウイング(WING)」は、6月中旬に新商品“マッチミーブラ”を発売する。同ブランドは、“生活するからだと会話する”をコンセプトに2021年春夏リニューアル。その代表新作として登場するのが“マッチミーブラ”だ。このブラジャーは、バストが左右で形状が異なる人や体形によりブラジャーが合いにくいという消費者に向けたもので、“ブラが、私に合わせてくれる”新感覚の商品。ブラジャーを支える前中心部に体温で変形する樹脂シートを挿入することにより、体形差に合わせてブラジャー自体が変形する仕組みになっている。カップはクッション性のあるウレタン素材を使用しているのでバストになじみやすく快適な着け心地で、自然にバストメイクできる。
シンプルタイプは、ベージュ、グレイッシュブルー、紺、パープル、11月に発売予定のラズベリーの全5色、レースタイプは、ブルー、クリーム、グレイ、オレンジ、12月に発売予定のサンドベージュ、ブラウン、ピンクの全7色。価格は税込3960円。
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国産オーガニックコスメブランドの「ビー(BE)」は4月22日、ブランド誕生から初のリニューアルを行った。スキンケアとヘア&ボディーケアの全ての製品でエコサートコスモス認証を取得。中でも、“シャンプー”(250mL、税込4070円)と”トリートメント“(250mL、税込4070円)は環境への配慮と納得のいく仕上がりの両立を目指し、試行錯誤を重ねた。シリコーン、鉱物油、石油系界面活性剤、合成香料、紫外線吸収剤、パラベン、フェノキシエタノールはフリーで、スキンケア製品にも含まれる成分をヘアケア製品にぜいたくに配合することで、健康的な頭皮と髪に導く。スキンケア、ヘア&ボディーケア共通の新たなキー成分として、島根県産の有機桑の実と岩手県産の有機米をブレンドし麹と酵母を用いて発酵させた独自の発酵粕エキスを新配合。有機桑の実に含まれるビタミン類やポリフェノール類は、肌のエイジングケア※にも効果的で肌を柔らかく、有機米に含まれるアミノ酸などの美容成分を肌の奥まで届ける。豊かな泡立ちのシャンプーは、有機ホホバオイルやアルガンオイルなどエモリエント成分をたっぷりと含み、髪と頭皮を優しく洗い上げる。有機シアバターなどを配合した濃厚なテクスチャーのトリートメントは、潤いとともに髪にハリとコシを与える。有機JAS認定を受けた農園で育った国内産のラベンダーやローズマリー、ベルガモットをベースとした独自の精油ブレンドによる深い香りが緊張をほぐす。
さらに、容器も外箱に至るまで国内生産にシフトした。スキンケア、ヘア&ボディーケアラインの容器は、使用済みペットボトルから再生されたメカニカルリサイクルPETを採用。輸送にかかるエネルギー、二酸化炭素の発生を抑えることで「つくる責任 つかう責任」「気候変動に具体的な対策を」といったSDGs達成へ向けての取り組みも意識した。
「ビー」は、2018年に“アクティブワーカーの支援”を理念に時間に追われる現代人に寄り添うオーガニックブランドとして誕生。スキンケアとインナーケア、ヘア&ボディーケアをそろえ、ジェンダーフリーな雰囲気とミニマルなステップながら手応えのある使い心地でファンを獲得してきた。刷新を機に、国産オーガニックブランドとしての存在感をさらに高めていく。
※エイジングケア:年齢に応じたお手入れ
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「トリー バーチ(TORY BURCH)」が「シセイドウ(SHISEIDO)」と協業し、米国で限定の日焼け止めとファッションアイテムを発売した。「トリー バーチ」直営店や資生堂の米国版EC、ウルタ(ULTA)で取り扱っている。
コラボコレクションには、「シセイドウ」の日焼け止め“ザ パーフェクト プロテクター”とスティック状日焼け止め“クリア サンケア スティック”が限定パッケージで登場。カリブ海にあるアンティグア島のガーデンからインスパイアされたデザインは、黄色のボトルに白い花をあしらっている。またサーフィン用シャツやビキニ、ビーチサンダル、トートバッグも同様のデザインで限定販売する。“日焼け止め”をコラボ製品の共通機能とし、ビキニとサーフィン用のシャツは紫外線カット機能も搭載している。なお、コラボを記念し両ブランドはメモリアル スローン ケタリング病院での皮膚がん研究を共同支援する。
「トリー バーチ」は2019年に資生堂と化粧品のライセンス契約を締結。それまではエスティ ローダー カンパニーズ(ESTEE LAUDER COMPANIES)がライセンス権を所有していた。今回の日焼け止めは資生堂との初の化粧品となるが、今後は他の化粧品やフレグランスを手掛ける予定だという。
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ニュージーランド大使館商務部は6月17日と24日、ニュージーランドのヘルス&ビューティブランドを紹介するウェビナー「Virtual Connection・New Zealand Health & Beauty」を開催する。事前登録が必要で、現在専用ページで申し込みを受付中だ。
ニュージーランド発のヘルス&ビューティブランドは豊かな自然の原料を生かした高品質の製品を手掛けており、さらに昨今注目が高まるウエルネスアプローチをとることも多い。伝統的な知識とサイエンスを掛け合わせた技術力を誇り、革新的な製品を多く開発している。
ウェビナーでは、そんなニュージーランド発で日本未上陸を含む5つのブランドを紹介する。17日はヘアケアブランド「ホリスティック ヘア(HOLISTIC HAIR)」、インナービューティブランド「ドース&コー(DOSE & CO.)」、オーラルケアブランドの「グリン ナチュラル(GRIN NATURAL)」、24日はインナービューティ・オーラルケアブランドの「シートミー(CTOMI)」、スキンケア・アロマテラピーブランド「アブソリュート エッセンシャル(ABSOLUTE ESSENTIAL)」が登場する。
ニュージーランド大使館商務部は以前からニュージーランドブランドの紹介や個別のビジネスマッチング、日本進出のサポートを行っており、今回のウェビナーもその取り組みの一環だ。
■「Virtual Connection・New Zealand Health & Beauty」ウェビナー日程
ウェビナー1:6月17日 10:30〜12:00
ウェビナー2:6月24日 10:30〜11:45
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「N.ハリウッド(N.HOOLYWOOD)」は、「チルドレン オブ ザ ディスコーダンス(CHILDREN OF THE DISCORDANCE)」と東京・祐天寺の古着店「アームズ クロージング ストア(ARMS CLOTHING STORE)」とコラボレーションしたバンダナ柄のアイテムを6月12日に発売する。「N.ハリウッド」の直営店やオンラインストアで販売する。
アイテムは同ブランドが初夏に発表する“ハワイアン シリーズ”の新作で、ハワイアンシャツのディテールを継承したオリジナルのテキスタイルを用いたコレクションだ。今回のトリプルコラボでは、昨年発売した「アームズ クロージング ストア」とのバンダナ柄を、ビンテージやストリートカルチャーを敬愛する志鎌英明「チルドレン オブ ザ ディスコーダンス」デザイナーがアレンジ。バイクやサーフボードに描かれるピンストライプをイメージし、繊細なラインを手描きしたり、色を古着風にアレンジしたり、ディテールを加えたテキスタイルを使用している。レーヨン素材のハワイアンシャツ(税込3万6300円)をはじめ、ミニマルなウエスタンシャツ(同4万700円)、リラックスムードのパンツ(同3万800円)やショーツ(同2万7500円)など6型をそろえる。全アイテムに「チルドレン オブ ザ ディスコーダンス」のロゴを刺しゅうしているのがポイントだ。
同コレクションの発売に合わせて、「N.ハリウッド」の公式サイトで志鎌デザイナーのインタビューを交えたコンテンツを公開する。
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一般社団法人日本プロフェッショナル販売員協会(以下、JASPA)はこのほど、販売現場でのサステナビリティへの理解を深める事を目的とした勉強会の第一回をオンラインで開催した。
参加企業はLVMHファッション・グループ・ジャパン、オンワード樫山、大丸松坂屋百貨店、TSIHD、日本ロレアル、ビームス、プラダ ジャパン、ブシュロン ジャパン、ボッテガ・ヴェネタ ジャパン、ミキモト、ルイ・ヴィトン ジャパン、ワールド・モード・ホールディングスなど17社で、サステナビリティ担当や人材責任者、役員ら約70人が参加した。
勉強会前半では、関龍彦「フラウ(FRAU)」編集長兼プロデューサーが消費者の環境意識の高まりを解説。後半では山内秀樹パルグループホールディングス顧問が、アンケート調査を下に、販売員が実際に現場で抱えるサステナビリティに関する悩みを共有し、ディスカッションを行なった。
アンケートは、昨年ワールド・モード・ホールディングスと「フラウ」が共同で開催した、販売員向けのSDGsウェビナーの参加者を対象に実施したもので、ウェビナー参加者約2000人のうち、約700人から回答が得られた。「SDGsと販売員の仕事の関係性が分かり、勉強になった」「生産背景を理解することとそれを販売現場で伝えていくことの重要性を再認識した」といったポジティブな意見がある一方で、店頭での具体的な課題として、「SDGsに興味のないスタッフに対してどのように働きかければ良いかわからない」「生産背景を説明しても、顧客からの反応が鈍い」「スタッフから本社に声をあげても、売り上げにつながるか、本当に顧客は関心があるのか、と言われる」「本社の取り組みが見えない」などの声が上がった。
山内パルグループホールディングス顧問は、「ウェビナーでは、まだまだサステナビリティへの理解にバラつきがあることが見えた。サステナビリティ・トランスフォーメーション(SX)には、販売員が本社の取り組みを総合的に理解し、ブランドアンバサダーとして現場に立つことが重要だ」と話した。
JASPAは、女性の社会進出と販売員の社会的地位向上を目的として2016年に設立された。ラグジュアリーブランド、国内アパレル、コスメ、百貨店の主要企業約90社からなる団体で、現在エマニュエル・プラット(Emmanuel Prat)氏が理事長を務める。販売職の長期的なキャリア形成のための資格制度やセミナーなどを定期的に実施している。今後も同テーマでの勉強会を継続し、今回共有したそれぞれの課題に絞って具体的な対策を講じる予定だ。
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モデルの岡田章吾は自他共に認める“畑オタク”だ。4年前に神奈川県の貸し農園の一角で畑作りを始めて以来、畑の魅力にハマった。現在はモデル業をこなしながら、空いた時間は自宅から車で30分ほどの畑に足しげく通う。このほど畑オタクのためのブランド「カイメン(KEIMEN)」を立ち上げたという岡田に話を聞いた
WWD:畑に目覚めたきっかけは?
岡田章吾(以下、岡田):東日本大震災の復興ボランティアをコロナ前まで続けていました。最後の作業は、宮城県の金華山黄金山神社の表参道の復興でした。金華芝を剥がしてつなげる作業を2年間続け、芝参道を作りました。東京に戻ってくると、その頃に触っていた土の感覚が恋しくなって。ちょうど僕のモデル事務所で実家の八百屋を継ぐことになったメンバーがいたので、「継ぐ前に少しでも生産者の気持ちが分かった方がいいから、一緒に畑をやろう」と誘い、4年前にこの畑を借りました。
WWD:畑作業の経験は?
岡田:幼少期に祖父母に連れられて畑に行った記憶はありますが、その程度。作物は原産地に似た環境を再現しなければ育ちません。例えば、トマトは乾燥地帯出身なので畝を高くして、水はけが良い環境にしてあげると甘いトマトが育つ。でも1年目は植えたら勝手に育つと思っていて、結果、パクチーと硬いナスくらいしかできませんでした有機農家を営んでいる友達に聞いたり、本で勉強したりしながら、土の上でトライアンドエラーを重ねました。
WWD:途中で飽きたりしなかった?
岡田:全然ないですね。畑って中毒性があるんです。どんなに朝早くても、ワクワクして目が覚めます。ズッキーニの時期は、花が開く朝の7〜8時の間に畑に来て人工授粉させてから、自宅に戻って息子を送り、仕事に出掛けています。でも全然負担には感じません。ズッキーニの授粉もめちゃくちゃ楽しいんです。雄花から隣の雌花へ花粉を付ける作業は、早朝の密会シーンみたいだなとか考えちゃう(笑)。
WWD:いつから畑オタクがあだ名に?
岡田:友達から「ハマり方が異常だ」って言われて以来です。業界でも畑好きは珍しいようで徐々に浸透しました。最近、知り合いのスタイリストが隣の畑を借りました。段々と畑仲間が増えています。
WWD:「カイメン」を立ち上げたきっかけは?
岡田:OEM会社で働く畑仲間の一人が、僕が作業をしている時に「こういうアイテムがあったらいいな」とボソっと言ったのを聞いて「だったら作りましょうよ」と提案してくれたのが始まりです。
WWD:デザインでこだわったポイントは?
岡田:どんな人でも似合うような色やサイズ感にこだわりました。あと、この畑も電車で通う人が多いです。着替えを持ち運ぶのは大変なので、町で着ていても自然なデザインを心掛けました。畑では膝をつくことが多いので、パンツの膝の部分は布を重ねて耐久性を持たせるなど、機能面でも随所に工夫を施しています。実際に僕がサンプルを着て作業し、改良を重ねました。立ち上げ後は、業界の友達も興味を持ってくれましたし、何より知らない農家さんからもたくさんDMが来ました。今後は蚊取り線香を持ち運ぶケースや冬物なども企画します。
WWD:お気に入りの野菜は?
岡田:やっぱり一番はズッキーニ。ニンニクも成長過程で葉っぱを食べたり、芽を食べたりできて楽しいです。スーパーでは見ないような野菜の種類や楽しみ方を学べることも畑の魅力ですね。あと、苗作りの面白さに気付かせてくれたのは枝豆でした。茎が伸びて弱くなった苗を徒長苗というんですが、畑を始めたころはそれが分からず、伸びている分成長していると思って有機農家の友達に話したら、「それ、失敗だよ」と言われて。それがすごい悔しくて苗作りをきちんと学ぶようになったので、枝豆は一番思い入れがありますね(笑)。
WWD:「カイメン」を通してどんなことを発信したい?
岡田:一番は畑をやる人が増えてほしい。僕自身、特に外出が制限されたコロナの間は畑にめちゃくちゃ救われました。人との距離を気にしなくてもいいので、息子にとっても良い遊び場になっています。休日は一日中家族と畑で過ごしています。それから、元祖畑オタクは農家さんです。彼らの知識の深さにはいつも驚かされます。そんな農家さんたちの魅力もこのブランドから伝えていきたいですね。
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「無印良品」を運営する良品計画はこのたび、ESG(環境、社会、ガバナンス)経営に優れた日本企業の指標である「FTSE Blossom Japan Index」の構成銘柄に初選出されたと発表した。同社がこのようにESG関連のインデックスに選出されるのは初だという。
同インデックスは、英拠点の金融データ会社FTSE RussellによるESG投資指標。同社はグローバルなESG投資指標として知名度の高い「FTSE4Good」も提供している。企業の社会的責任や持続可能性に注目が集まる中で、機関投資家らは投資先企業の選定において、こうしたESG投資指標をますます重視するようになっている。
2020年12月版(良品計画が選出されたのは21年6月版)の「FTSE Blossom Japan Index」には201社が選出されていた。ファッション・ビューティ、商業施設、小売り関連では、帝人、東レ、クラレ、旭化成、花王、資生堂、コーセー、伊藤忠商事、丸井グループ、イオン、ヒューリック、三井不動産、三菱地所、ファーストリテイリング(順不同)など。
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老舗アパレル、レナウンの破綻(20年5月)から1年。
元社員たちはようやく当時を冷静に振り返れるようになった。「社内は『歴史のあるアパレルだから大丈夫』という感じで、危機感が全くありませんでした。自分自身も、どこかでそんな風に思っていたかもしれません」。
そう話すのは吉田修太郎さん(仮名、23)。19年4月に新卒でレナウンに入社した。20年10月、関西のアパレル・小泉グループへ主力事業を譲渡するタイミングで希望退職。アパレル業界でのキャリアを歩み始め、わずか1年余りで道が閉ざされた。大学時代から「洋服が中心の生活」を送った吉田さんは、就職活動でもアパレルが第一志望だった。「長く愛せる洋服の素晴らしさを世に広めたい」との思いで、レナウン入社を選んだという。
WWDジャパン(以下、WWD):改めて、就職活動を振り返ると?
吉田修太郎(以下、吉田):就活を始めた当初は、レナウンという会社自体を知りませんでした。出合いのきっかけは、大学の就活支援講習会。自分が自信を持って人に薦めれるような、マジメなモノ作りをしている会社を探していたんですが、「アパレル業界ってチャラチャラしているんだろうな」というイメージもどこかにあって。落ち着いて紳士的に振る舞うレナウンの採用担当者がかっこいいなと、一目惚れしました。採用面接でも、真摯に自分の個性や人柄を汲み取ってくれようとしていましたね。他の大手アパレル、セレクトショップも視野に入れていましたが、迷いなくレナウンに決めました。
19年4月、入社式で周りを見渡すと、先輩社員は「ダーバン(D’ARBAN)」のスーツに身を包み、「心の底からファッションが好きそうな人ばかり」。業界を見渡せば、給料がもっといい会社はある。それでも、レナウン決めた同期たちに親近感を抱いた。「やってやろう」。吉田さんのモチベーションも高まっていた。
WWD:最初の配属は?
吉田:都内の百貨店の紳士服売り場でした。僕と歳のほど近いチーフ(店長)が親身に陳列や接客、在庫管理をていねいに教えてくれました。人を大切にしてくれる企業ということを、現場でも改めて感じました。
WWD:やりがいはあった?
吉田:それは、正直「イエス」とは言えません。若手が意見を発する機会は、ほとんど与えられなかったように思います。新作の展示会では、キャリアや階級を問わず、商品について思ったことを自由に書いて意見できたんですが、この仕組みは形骸化していました。僕がしたためた意見は、一度も反映されませんでした。
「意見が悪かったんじゃない。企画のやつらが気にしているのは新宿伊勢丹みたいな、業績がいい売り場だけだから」。閉店後の売り場で落胆していた吉田さんは、当時のチーフに肩をたたかれ、そう励まされたという。
WWD:19年秋には「ダーバン」「アクアスキュータム」の新レーベルをスタートするなど、新しい動きも見られた。得意としてきたテーラードスーツではなく、カジュアルなセットアップを打ち出したが、目立った業績改善にはつながらなかった。
吉田:僕を含む若手の受け止めとしては、「ようやくか」という感じでした。(新レーベルが振るわなかったのは)いいものを作れるし、自分たちの商品が好きで真摯に売れる人はたくさんいるけれど、その魅力を届けるための手段を考えなかったからだと思います。僕の上司を含め、社内の上の人たちはSNSでのプロモーションやECをオマケだと考えていて、全くやる気が感じられませんでした。
20年初頭から、レナウンを取り巻く状況は急激に悪化する。新型コロナの国内感染状況が本格化し、店舗売り上げは大きく落ち込んだ。3月に発表された12月期業績は67億円の赤字。親会社の中国・山東如意科技集団からの売掛金(53億円)未回収問題も影を落とした。
WWD:社内はざわついていた?
吉田:退職の準備を始める人もちらほらいましたが、「雪崩を打って」というほどではありませんでした。やはり心のどこかで老舗だから、大企業だから大丈夫だろうという気持ちがあったのでしょう。
とどめを刺したのは、20年4月から5月にかけての「緊急事態宣言」の発令。全国の商業施設が休業し、百貨店やショッピングセンター向けブランドが大半のレナウンはなすすべがなくなった。
そして5月15日、勤務中に吉田さんの友人から、インスタグラムで1通のダイレクトメッセージが届く。「テレビに出ているの、お前の会社じゃないの?」。
吉田:すぐにネットニュースを開きました。最初は自分の目を疑いました。「冗談だろう」と。この日まで、社内も僕自身も、平常通り業務をこなしていましたから。その日の午後に課長以上が招集され、(経営破綻が)初めて経営陣以外に知らされたようでした。直前まで何の知らせもなかったことに、会社への不信感と怒りが募りましたね。両親はもちろん、友人の親御さんもすごくショックだったようです。その世代(50〜60代)にとっては、僕たちにはうかがい知れないほど、レナウンは大きな存在だったみたいで。何度も『ありえない』と繰り返していました。
吉田さんは退職後、就職先を探したが、コロナ不況で希望のセレクトショップやアパレルメーカーは軒並み採用がなかった。そして半年たった今は、ITやウェブサービス領域の企業を視野に、現在も就職活動を続けている。
WWD:アパレル業界でもう一度やりたいという気持ちはある?
吉田:ファッションが好きな気持ちは、今も変わりません。ただ、がんばろうという心が折れてしまった。服が好きという純粋な気持ちでは、(アパレル業界で)やっていけないなと。優れた商品や、情熱のある個人がいても、それを時代に合った形で生かそう、届けようとする姿勢が会社になければ、意味がない。そういうことを(レナウンでは)突きつけられましたね。
吉田さんの言葉には失望と、悔しさがにじむ。
「ファッションは趣味と割り切ります。デジタルの知見を磨いて、将来副業として関われたらいいですね」。
レナウン破綻の本質的な原因は、その旧態依然としたビジネスモデルを変えられなかったことだ。モノ作り、販売、プロモーションなどあらゆる面で昭和の栄光を引きずり、ジリ貧の経営状態だった。新型コロナは引導を渡したに過ぎない。かつての名門の衰亡は、業界全体に強烈なメッセージを残した。「時代の変化に適応できない企業は、生き残れない」。そして、そのことを最も痛切に感じたのは、ほかならぬレナウンに身を置いた人々に違いない。
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メンズスキンケアブランド「バルクオム(BULK HOMME)」は6月15日〜7月14日の期間限定で、日焼け止めやリップクリームなど全10製品を扱う自動販売機を渋谷ヒカリエ・シンクスB1に設置する。
同ブランドはコロナ禍によって変化した生活様式に着目し、消費者が安心して利用できる新たなタッチポイントとして、シェアリングエコミー事業を展開するスキマデパートが運営する非対面型の自動販売機を導入する。決済方法はクレジットカードとQR決済のみで、紙幣や硬貨に触れる必要がないように配慮した。販売製品は、持ち運びに便利な朝夜1日分のフェイスケアセットや日焼け止め、リップクリーム、美容液マスクなど全10製品をラインアップする。
自動販売機はスタイリッシュな白と黒を基調に、ブランドコンセプトの“THE BASIC”を歪ませたデザインで製品のテクスチャーを表現した。サイネージパネルではスキンケアのハウツー動画を流し、メンズスキンケアの啓もうを行う。
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「レディメイド(READYMADE)」や「セントマイケル(©︎SAINT MXXXXXX)」を手掛ける細川雄太デザイナーは6月26日まで、村上隆が主宰する「カイカイキキギャラリー」(東京都港区元麻布2-3-30)で初個展「-YES-」を開催中だ。細川デザイナーの描いた洋服のグラフィックを見た村上が1年ほど前に、ラブコールを送りアートの世界に引き込んだという。構想約8カ月。作品は全てカイカイキキの三芳スタジオで製作された。その多くが細川のデザインした洋服に用いられているグラフィックだ。ファッションデザイナーが挑むアートの世界とは?細川デザイナーに意気込みを聞いた。
WWD:そもそも絵に興味を持ったきっかけは?
細川雄太「レディメイド」デザイナー(以下、細川):生まれてすぐに母親が入院することになって、僕は祖母のいる瀬戸内海の白石島(岡山県笠原市)にしばらく住むことになった。その島は信号もコンビニもなくて、自然ばっかり。カブトムシもたくさんいた。そこで海を眺めながら船の絵ばかり描いていたのを覚えている。小学校に入ってからは、「少年ジャンプ」が聖書みたいになって、「ドラゴンボール」とか「アラレちゃん」とかをよく描いていた。
WWD:自分の絵がビジネスになったのはいつ頃から?
細川:今もビジネスになったとは思ってない(笑)。アートのことも未だによく理解できていないし。アートって知らない人からしてみれば価値が無いものだし、評価がすごく難しい。例えば、みんなが必要とする冷蔵庫には定価があるけど、アートには100万円と言う人もいれば1000万円と言う人もいるし、要らないと言う人もいる。価値観が人それぞれだから答えが無い。
WWD:ファッションと似たような価値観でもあるのでは?
細川:すごく近いものはあると思う。ファストファッションで満足する人もいれば、スニーカーに10万円を出す人もいるし、それと同じような感覚。
WWD:今回、自分の作品にウン百万円の価値が付いたことについては?
細川:本当に未知の世界。村上さんありきの価値だと思う。
WWD:では、アートとファッションの違いは何?
細川:アートは歴史に残るべきものだと思う。僕らが学生時代に使っていたような教科書に載るのは、みんなが知っているアート。だから残ってゆくもの。そういうものがアートと呼ばれるんだろうな。
WWD:細川さん自身は、デザインしたものの値段を決めることはある?
細川:僕は全く決めないで、コストも関係なく作っている。出来上がったものに付いた値段がそのものの価値みたいな感覚で、まずはやりたいことをやるのが優先。
WWD:今回の「-YES-」という個展タイトルにはどんな意図がある?
細川:単純に肯定的な意味の「YES」とジーザス(Jesus)のイエスを掛けた。僕の作品にはパロディもあるけど、それも肯定的な目で見てもらいたい。その中で、見た人にそれぞれの答えを出してもらえればいいなと思う。
WWD:作品のインスピレーション源は?
細川:ほとんどが古着。年齢的には1990年代の影響が一番強いけど、バンドTシャツや60年代のスエット、40〜60年代のカレッジロゴなど、大体何でも古着屋でディグっている。絵のタッチの参考にすることが多いかな。
WWD:“絵のタッチ”というと?
細川:例えば、村上さんをモチーフにした音楽家シリーズ(音楽家の肖像画をプリントしたビンテージスエットの総称)の絵は、ペンで点線みたいな影をつけているんだけど、それがエリザベス女王の紙幣のタッチによく似ていたので参考にした。だから古着もそうだし、アートを見るときもそう。常に洋服に落とし込めるようなアイデアを探している。
WWD:今回アートに取り組んで“本業”への影響はあった?
細川:表現の仕方が変わるだけなので、スタンスはあまり変わらない。展示している作品と洋服に使っているグラフィックが一緒なので、洋服の価値が上がれば面白いけど。
WWD:一番思い入れのある作品は?
細川:一番大きい(横8m×縦3m)作品かな?ベツレヘムの壁(イスラム政府がパレスチナとの間に建てた分離壁)をイメージして、シルクスクリーンでプリントした上にスプレーで落書きした。初めて描いたキャンバスがあのサイズで……、体全体を動かして描かないといけないからビックリするぐらい疲れて、改めて絵を描くって大変なことだなと思った。
WWD:作品を見た村上さんの反応は?
細川:褒めてくれて、すごくうれしかった。
WWD:今後のアート活動は?
細川:次はいつできるか分からないけど、やっぱり絵を描くのは嫌いじゃないので、こういう表現の仕方もありだなと思った。村上さんも世界のさまざまな場所でアート展を開催しているので、僕も世界に持って行ければ嬉しい。
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ザ・ウールマーク・カンパニーは、若手デザイナーの登竜門「2021 インターナショナル・ウールマークプライズ(2021 INTERNATIONAL WOOLMARK PRIZE以下、IWP)」の受賞者を発表し、イギリスのマティ・ボヴァン(Matty Bovan)が大賞とイノベーション部門のカール・ラガーフェルド・アワードをダブル受賞した。ボヴァンには大賞の賞金20万豪ドル(約1500万円)と、カール・ラガーフェルド・アワードの賞金10万豪ドル(約750万円)が授与される。
ボヴァンはロンドンのセント・マーチン美術大学(Central Saint Martins)でニットウエアを学び、15年に卒業した後は「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のニコラ・ジェスキエール(Nicolas Ghesquiere)=ウィメンズ・アーティスティック・ディレクターの下で1年間経験を積んだ。その後自身の名を冠した「マティ ボヴァン」を立ち上げ、2018-19年秋冬シーズンにロンドン・コレクションで単独ショーデビューを果たした。服作り以外にもイラストレーターやモデル、メイクアップアーティストなどでもクリエイティブの才能を発揮する、異質のデザイナーだ。
ダブル受賞したコレクションは“海への頌歌(しょうか)”と名付けられ、トラウマになるほどの出来事から逃避する旅を描いている。拠点にするイギリス・ヨークのサプライヤーやメーカーと協力し、現地のビジネスやアーティストの支援に貢献している点も評価された。ボヴァンは「受賞によって私にどのような道が開けるのかが楽しみ。IWPに参加したことで、ビジネスやブランドとしての運営方法について知見を高めることができた。本当に素晴らしい体験だった」と喜びを語った。
審査員のカリーヌ・ロワトフェルド(Carine Roitfeld)は「ボヴァンは革新性と創造性の両方を兼ね備えており、両賞の受賞に値する能力を持っている。彼が作り出すのは“純粋なファッション”であり、私に夢を与えてくれた。若き日のヴィヴィアン・ウエストウッド(Vivienne Westwood)やジョン・ガリアーノ(John Galliano)を思い出した」とコメント。同じく審査員のトム・ブラウン(Thom Browne)も「ボヴァンは正真正銘のクリエイティブだ。全てが純粋な創造性から始まることを証明し、かつ表現している」と絶賛した。
また、今回のIWPから新設したウールマーク・サプライチェーン・アワードは、中国の南山グループが受賞した。
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信近エリによるネイト(Neith)は6月10日、フェムテックブランド「リネ(RINE)」を発売した。商品第1弾は、ナプキンやタンポンなしで使用できる新たな生理用品として注目される吸水ショーツと、ブラトップの2種。公式オンラインストアで扱う。
「リネ」は、環境に配慮した素材使いが特徴。ショーツとブラトップは天然の木材を原料とするテンセル素材を採用。テンセル素材は吸水速乾性、抗菌防臭機能、伸縮性に優れているといい、生分解性であるため堆肥化可能で、自然環境に還るのが魅力だ。発送時のパッケージも紙製でテープレス設計にこだわった。従来の吸水ショーツブランドはショーツ単品での販売が多いが、「リネ」ではセットのブラを提案する。
吸水ショーツは、60mLの経血を吸収するレギュラーサイズ(税込4580円)、110mLの吸収力を持つフルサイズ(同4950円)の2タイプで、S、M、Lの3サイズ、ベージュ、ブラック、ピンクの3色をそろえる。ブラトップ(同4900円)は、胸が張りやすい月経期間を快適に過ごせるように伸縮性のあるショーツと同素材で提案し、ショーツと同じ3サイズ、3カラーをラインアップ。今後、商品第2弾として、授乳期の女性に向けた母乳漏れを受け止める吸水ブラレットの販売も計画している。
ネイトは、シンガーソングライターとして活動する信近エリが「女性が女性特有の悩みによってパフォーマンスを左右されることなく、心身ともに健やかに過ごすサポートをしたい」という思いで20年12月に立ち上げたフェムテック企業。信近はこれまでアーティスト活動のほかに、飲食店のブランドディレクターなども経験。SNS戦略により3時間待ちの行列ができる店舗へ成長させ、国内外にフランチャイズ展開した実績がある。21年6月3日にはエンジェル投資家の島田亨、アカツキの石倉壱彦執行役員、トリコの花房香那代表取締役CEO、南里勇気バイソンホールディングスCEOらに対した第三者割当増資と、デット・ファイナンスにより総額約5000万円の資金調達を実施したことを発表した。
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マッシュビューティーラボが展開するコスメブランド「スナイデル ビューティ(SNIDEL BEAUTY)」は7月9日、ポイントメイク全16アイテムをそろえたプレフォールコレクション“プレシャス モーメンツ(Precious Moments)”をスナイデル ビューティ全店舗と公式オンラインストアで発売する。ブランド初となるアイブロウアイテムをはじめ、人気アイテムであるマルチカラーの新作や新登場のリップグロスがラインアップする。7月2日からは阪急うめだ本店で先行発売を行う。
ブランド初となるアイブロウアイテムはペンシル&パウダーとマスカラを展開。“アイブロウ ペンシル&パウダー”(全3色、税込各2860円)は、ラインもぼかしもこれ1本で思いのままに立体感のある表情を描けるダブルエンド仕様。野菜油やマカデミア種子油がミネラルパウダーをしっかりと密着させ、皮脂や汗、こすれに強くにじみにくい処方で、1日中美しい仕上がりをキープする。
ニュアンスカラー全4色で展開する“アイブロウマスカラ”(全4色、税込各2640円)は、軽いテクスチャーで眉毛を固め過ぎずに、 眉本来の毛流れを自然に整えホールド。肌につきにくいコンパクトなオリジナルツリー型ブラシは、眉毛の根元からしっかりと色がのり、眉頭の立ち上げや眉尻の微調整などディテールまで自在に表現できる。汗や皮脂、こすれに強いロングラスティング処方でありながら、 お湯で簡単に落とせるフィルムタイプだ。
新登場のリップグロス“ピュアグロス”(全6色、税込各2960円)は、潤いをキープしながらベタつかず、心地よく唇にフィットするみずみずしいジェルオイルタイプ。 水分を抱えこむ植物オイル配合で 唇表面に天然由来のフィルムを形成し、荒れを防いでハリを与える。スイートオレンジやパルマローザ、ネロリ精油によるシトラスフローラルの香りが爽やかさと落ち着きを与えてくれる。
マスクにつきにくいと人気のマルチカラー・アクアジェムシリーズからは新色“アクアジェム ティント”(全3色、税込各3080円)が登場。寒天ベースのユニークなテクスチャーはそのままに、肌や唇と一体化し、内側から染まるようなソフトマットな質感が特徴。肌や唇にぴったり密着してマスクなどにも色移りしづらく、ヨレ知らずなつけたての仕上がりを維持する。染料無配合なので色素沈着せず、石けんで簡単に落とせる。
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マッシュビューティーラボが展開するコスメブランド「スナイデル ビューティ(SNIDEL BEAUTY)」は7月9日、ポイントメイク全16アイテムをそろえたプレフォールコレクション“プレシャス モーメンツ(Precious Moments)”をスナイデル ビューティ全店舗と公式オンラインストアで発売する。ブランド初となるアイブロウアイテムをはじめ、人気アイテムであるマルチカラーの新作や新登場のリップグロスがラインアップする。7月2日からは阪急うめだ本店で先行発売を行う。
ブランド初となるアイブロウアイテムはペンシル&パウダーとマスカラを展開。“アイブロウ ペンシル&パウダー”(全3色、税込各2860円)は、ラインもぼかしもこれ1本で思いのままに立体感のある表情を描けるダブルエンド仕様。野菜油やマカデミア種子油がミネラルパウダーをしっかりと密着させ、皮脂や汗、こすれに強くにじみにくい処方で、1日中美しい仕上がりをキープする。
ニュアンスカラー全4色で展開する“アイブロウマスカラ”(全4色、税込各2640円)は、軽いテクスチャーで眉毛を固め過ぎずに、 眉本来の毛流れを自然に整えホールド。肌につきにくいコンパクトなオリジナルツリー型ブラシは、眉毛の根元からしっかりと色がのり、眉頭の立ち上げや眉尻の微調整などディテールまで自在に表現できる。汗や皮脂、こすれに強いロングラスティング処方でありながら、 お湯で簡単に落とせるフィルムタイプだ。
新登場のリップグロス“ピュアグロス”(全6色、税込各2960円)は、潤いをキープしながらベタつかず、心地よく唇にフィットするみずみずしいジェルオイルタイプ。 水分を抱えこむ植物オイル配合で 唇表面に天然由来のフィルムを形成し、荒れを防いでハリを与える。スイートオレンジやパルマローザ、ネロリ精油によるシトラスフローラルの香りが爽やかさと落ち着きを与えてくれる。
マスクにつきにくいと人気のマルチカラー・アクアジェムシリーズからは新色“アクアジェム ティント”(全3色、税込各3080円)が登場。寒天ベースのユニークなテクスチャーはそのままに、肌や唇と一体化し、内側から染まるようなソフトマットな質感が特徴。肌や唇にぴったり密着してマスクなどにも色移りしづらく、ヨレ知らずなつけたての仕上がりを維持する。染料無配合なので色素沈着せず、石けんで簡単に落とせる。
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「ニューバランス(NEW BALANCE)」は、カーボンプレート入りのランニングシリーズ“フューエルセル(FUELCELL)”から、最新モデル“フューエルセル アールシー エリート ブイツー(FUELCELL RC ELITE V2)”(税込2万8600円)を発売した。公式オンラインストアや全国の直営店、スポーツ量販店などで扱う。
昨年発売したエリートランナー向けシューズ “フューエルセル アールシー エリート”を改良し、ミッドソールには従来よりも反発弾性とクッション性を強化した“フューエルセル”素材を採用。着地時の衝撃を前方への推進力に変えるカーボンファイバープレートがより効果的に機能し、推進力が向上する。ニットアッパーは前作から継続し、つま先などの補強が必要ない部分の編み方を変化させ、通気性を高めた。アウトソールはグリップ力と耐久性に優れたラバー素材に変更。安定感にも優れ、クセのない走りが楽しめる。紫をベースに、ロゴやアウトソールのカラーを左右で切り替えたデザインも特徴だ。
発売に合わせて、「ニューバランス」と世田谷区スポーツ振興財団が6月14日まで共催している東京・多摩川のレース場「タマガワ エフケーティー バイ リバーサイドマイクロレース(TAMAGAWA FKT by Riverside Micro Race)」でメディア向けの体験会を実施した。同シューズを着用し、1マイル(約1.6km)のコースを試走すると、参加者から「足が前に進む」「反発性が格段に上がった」との声が上がった。
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「ニューバランス(NEW BALANCE)」は、カーボンプレート入りのランニングシリーズ“フューエルセル(FUELCELL)”から、最新モデル“フューエルセル アールシー エリート ブイツー(FUELCELL RC ELITE V2)”(税込2万8600円)を発売した。公式オンラインストアや全国の直営店、スポーツ量販店などで扱う。
昨年発売したエリートランナー向けシューズ “フューエルセル アールシー エリート”を改良し、ミッドソールには従来よりも反発弾性とクッション性を強化した“フューエルセル”素材を採用。着地時の衝撃を前方への推進力に変えるカーボンファイバープレートがより効果的に機能し、推進力が向上する。ニットアッパーは前作から継続し、つま先などの補強が必要ない部分の編み方を変化させ、通気性を高めた。アウトソールはグリップ力と耐久性に優れたラバー素材に変更。安定感にも優れ、クセのない走りが楽しめる。紫をベースに、ロゴやアウトソールのカラーを左右で切り替えたデザインも特徴だ。
発売に合わせて、「ニューバランス」と世田谷区スポーツ振興財団が6月14日まで共催している東京・多摩川のレース場「タマガワ エフケーティー バイ リバーサイドマイクロレース(TAMAGAWA FKT by Riverside Micro Race)」でメディア向けの体験会を実施した。同シューズを着用し、1マイル(約1.6km)のコースを試走すると、参加者から「足が前に進む」「反発性が格段に上がった」との声が上がった。
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中国の投資会社フォースン ファッション グループ(FOSUN FASHION GROUP、以下FFG)は、イタリアのラグジュアリーシューズブランド「セルジオ ロッシ(SERGIO ROSSI)」を所有するセルジオ ロッシ SPAをインベストインダストリアル(INVESTINDUSTRIAL)から譲り受け、完全子会社化した。セルジオ ロッシの現経営陣は全員続投予定で、買収額などその他の契約内容は非開示。
セルジオ ロッシ社の買収には多くの企業が名乗りを上げていたが、FFGのブランドを長期的に発展させていくという戦略と中国市場での優位性が売却先として選ばれた理由だとみられている。
FFGは「この買収によってFFGの戦略的なブランドエコシステムがより充実したものになるだけでなく、『セルジオ ロッシ』が所有する最先端の工場を通じたブランド間のシナジー効果に期待する」とコメントを発表。「中国発のラグジュアリーコングロマリット立ち上げの第一歩だ」と続けた。
FFGのジョアン・チェン(Joann Cheng)会長もブランド間のコラボを含めたシナジーに期待するとコメントする。また、中国市場に対応するためのローカルチームの強化や、デジタルおよびオムニチャンネルビジネスの強化、マーケティング費用の増加によるブランドの認知度向上を目指すという。
チェン会長は、同ブランドのクラシックラインのアップデートや、「複数のクリエイターとのコラボや、今日の環境や消費者のニーズに合うストーリーテリングの方法」を用いて新しさを表現していくとコメントした。
FFGは、「ランバン(LANVIN)」やオーストリア発のレッグウエアブランド「ウォルフォード(WOLFORD)」、イタリアのメンズウエアを製造するカルーゾ(CARUSO)、アメリカの「セント ジョン(ST. JOHN)」などを傘下に収めている。
セルジオ ロッシは世界に64の店舗を展開し、そのうち45店舗が直営店。「グッチ(GUCCI)」や「サンローラン(SAINT LAURENT)」を有するケリング(KERING)が2015年に投資会社のインベストインダストリアルに譲渡し、この度FFGが傘下に収めた。20年4月には創業者のセルジオ・ロッシ氏が新型コロナウイルスで死去。84歳だった。20年の売上高は6000万ユーロ(約79億8000万円)。
YU HIRAKAWA:幼少期を米国で過ごし、大学卒業後に日本の大手法律事務所に7年半勤務。2017年から「WWDジャパン」の編集記者としてパリ・ファッション・ウイークや国内外のCEO・デザイナーへの取材を担当。同紙におけるファッションローの分野を開拓し、法分野の執筆も行う。19年6月からはフリーランスとしてファッション関連記事の執筆と法律事務所のPRマネージャーを兼務する。「WWDジャパン」で連載「ファッションロー相談所」を担当中The post 「ランバン」の親会社が「セルジオ ロッシ」を買収 appeared first on WWDJAPAN.
6月1日に「セレクトショップ(メンズ)」担当を引き継ぎ、さっそく3つの展示会にお邪魔した。長く雑誌に携わっていたせいでセレクトショップの(だけでなく)展示会は、“SAY HELLOの場”との認識もあった。だから“取材頭”で訪れるのは初だ。5年以上ぶりだったり、展示会には初めて訪れる業態もあったり。そんな“浦島太郎”状態の新担当の目に、2021-22年秋冬展がどう見えたかお伝えしたい。
まずはサザビーリーグ傘下のエストネーション。展示会は東京・銀座にあるエストネーション セントラルの3階で行われ、ディスプレーされたのは主にオリジナルブランドだった。シーズンテーマは“ラグジュアリー オブ エストネーション”。ジャケット&パンツを機能的な素材やカッティングで再構築したり、カシミヤなどの天然高級素材を使った飽きずに着られそうなアイテムを展開していたり。実はこのあたりの提案って、10~15年ほど前に僕を含めた当時のファッション誌関係者ががんばって啓蒙していたことだったりします。そのときに植えた種が、それなりに長い時間を経て、花を咲かせ実を付けたのだなぁ……と勝手にしみじみ感に入ったり。メンズ服の“変わらなさ”に安心すると同時に、ファッションがいつの時代も楽しいものであるために、われわれメディアは次なる種をせっせとまかなければならない!と、これまた勝手にふんどしを締め直したのでした。
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エストネーションをあとに(突風で傘をひっくり返されながら!)向かったのは、千駄ヶ谷のサザビーリーグ本社ショールームで行われたロンハーマンの展示会。「WWDJAPAN」のデニム担当でもある僕は、コロナ以前、ロンハーマンがセレクトするジーンズブランドのデザイナー来日時にインタビューを行っており、比較的なじみのあるセレクトショップの一つだった。ただ、展示会を見るのは相当に(最後がいつだったか分からないほど……)久しぶり。
第一印象は、“日本における先駆者として、変わらずアメリカ西海岸スタイルしている”。プレス担当者も「はい、変わりません」と笑う。そんな中、異彩を放っていたのがアメリカ東海岸を代表するブランドである「ブルックス ブラザーズ(BROOKS BROTHERS)」とのコラボカプセルコレクションだ。これまでアイテムベースでの取り組みはあったものの、カプセル化するのは初だとか。コートやパンツも展開する中、アメリカントラッド好きな僕が気になったのは、「ブルックス ブラザーズ」がオリジンである“ポロカラーシャツ(ボタンダウンシャツ)”。いまはなき米国の生地メーカー、ダンリバー(DAN RIVER)の生地で、「ブルックス ブラザーズ」がいまはもう生産していない“赤タグ”ことトラディショナルフィットを別注復刻していた。つい1年ほど前まではヤフオク!などで5000円以下で見つけることもできたが、「ポパイ」(マガジンハウス)などの影響で若年層が同ブランドのシャツをビッグサイズで着ることが流行り、急に絶滅危惧種化……。そういった事情もあり、“おっ!”だった。でも「ブルックス ブラザーズ」は昨夏、アメリカにある工場を全て閉鎖したはずでは?これは、裾に「インディビジュアライズド シャツ(INDIVIDUALIZED SHIRTS)」のタグを発見して納得。「インディビジュアライズド シャツ」は1961年創業の米国のシャツメーカーで、長く「ブルックス ブラザーズ」のカスタムシャツを受注・製造していた。今でも、ニュージャージー州の工場でモノ作りを続けている。そして縁の下の力持ちだった「インディビジュアライズド シャツ」のタグが、主役である「ブルックス ブラザーズ」のシャツに付くのはこれが初。このマッチング感に、とても“セレクトショップしてる!”と感じた。惜しむらくは7つボタンであること。6つボタンなら襟のロールがいっそう美しく……とこれは長くなるのでやめておこう(笑)。ロンハーマンは8月末、展示会同様のディスプレーでカプセルコレクションを店舗でコーナー展開する予定だ。
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後日、ベイクルーズの展示会に。同社が本社を構える渋谷キャストは、ツイードランの際に階段に並んで集合写真を撮ったものの、ビル内に入るのは初めて。まずは業態数の多さに圧倒され、各ブースで「5分ほどでダイジェストだけ教えてください……」とお願いしたのに、3時間ほど滞在してしまった(笑)。
核であるジャーナル スタンダードとエディフィスは、それぞれのアイデンティティーであるアメリカとフランスにあらためてフォーカス。2業態とも“ワーク”“ミリタリー”“トラッド”といった男服の三原色とも言える不変のテーマで構成していた。ある関係者は「紆余曲折の末にたどり着いた現時点での答え」と謙遜するが、いえいえ、どうぞ胸を張ってください。
ほかにもエディフィスから派生した417 エディフィス、同様の出自のジャーナル スタンダード レリューム、レショップ、ETS.マテリオ、ウィズム、パルプ、パリ・サンジェルマンFC、ジョイントワークス、オリエンス ジャーナル スタンダード、アンフォロー……と情報の渦に飲まれつつ(笑)、楽しく濃密な時間を過ごした。特記事項もあり、そちらは別途まとめるつもりだ。
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いずれのセレクトショップも、自分らしさを見つめ直し(おそらくは、それこそが武器である!と再認識し)いっそう研ぎ澄ませていた。SPA化するにせよ、仕入れを強化するにせよ、日本式セレクトショップが生き残るためには、とても大事なステップであり、コロナによる一時停止状態が再考する時間を与えてくれたのかな?なんて考えた。新担当として、またオールドファンとして引き続き応援したい。
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「ユニクロ(UNIQLO)」の2021-22年秋冬展示会では、「機能性や快適性の追求」といった軸になる要素と共に、改めて「ファッションを楽しむ」といったムードも打ち出されていました。コロナ禍になって以降のこの1年は、イエナカ〜ワンマイルか、さもなくばスポーツ(アウトドア)、といった提案が「ユニクロ」の中心だったので、アーバンでクリーンな感覚の提案は久々に感じます。ワクチンも広がり、特に欧米では徐々にコロナ禍前の生活が戻ってきています。ファッションもいつまでも同じ提案だけでは、消費者に置いていかれてしまいますね。
コアラインでは、“キュレイティッド・シティー・リビング(CURATED CITY LIVING)”というテーマで、ボタンダウンシャツやセットアップ、ダブルフェースのウール混コートなど、ぱりっとした大人のアーバンスタイリングを提案していました。とは言え、シャツはアイロンいらず、セットアップもウールのトラディショナルなヘリンボーン地に見えて実は伸縮性バツグン、といった点が「ユニクロ」ならではです。昨年好調だったスフレヤーンニットはメンズでも企画。ウィメンズではよりスムースな編み地も登場して、きれいめな着こなしにいっそうマッチするようになりました。
クリストフ・ルメール(Christophe Lemaire)率いるパリR&Dセンターによる「ユニクロ ユー(UNIQLO U)」は、引き続き独特のくすんだ色使いが特徴。エクリュやベージュ、ブラウンといった色合いに、今季はグリーンとビビッドなピンクを差してファッションムードを盛り上げていました。注目アイテムはパデット(中綿入り)ジャケットやキュロット。今秋冬、ヤングのマーケットではミニボトム×ロングブーツの着こなしが本命になりそうですが、キュロット×ロングブーツなら大人も挑戦しやすそうです。
最後に、6月18日発売の「マメ クロゴウチ(MAME KUROGOUCHI)」とのコラボラインも全商品展示していました。インナーウエアと部屋着に焦点を当てた、「下着と洋服の境界線を超える」商品群ですが、ノースリーブカットソーのアームホールが大きく開いていてあえてブラトップを見せる着こなしを提案していたり、ブラトップやブラキャミのフロントのカッティングが「マメ」を象徴する有機的な曲線になっていたり。人からなかなか見えないところにも気を使うのがファッションの楽しさの一つですが、まさにそういったところからファッションムードを盛り上げてくれるアイテムラインアップになっていました。
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「アレキサンダー ワン(ALEXANDER WANG)」は、2021年プレ・フォールコレクションの発表に合わせて3部構成の映像“シスターズ(Sisters)”を公式サイトやソーシャルメディアのチャンネルで順次公開する。映像は、力強く卓越性を備えたアジア人3姉妹の物語で、監督はパベル・ブレナー(Pavel Brenner)。登場人物や作品のムードを通じてコレクションの世界観を表現し、多様性の尊重や固定観念を覆してきたブランドのアイデンティティーを発信する。
6月に公開した第1弾は3姉妹の末っ子プリンセス(Princess)のストーリーで、“ベロア クチュール”コレクションを表現した。2000年代初頭に流行したベロアのスポーティーなセットアップに思いを馳せながら、テーラードの要素を盛り込んで現代風に再解釈している。7月には長女メンター(Mentor)の“ナイト スイム”コレクション、8月には次女ウォーリアー(Warrior)の“ベースメント プレップ”コレクションをイメージした映像を発売に合わせて公開する。
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企画・広告制作会社のアドライブ(ADLIVE)と、飲食事業などを手掛けるそらは、メニューの9割以上がグルテンフリーのダイニングスペース「ビオターブル(biotable.)」を東京・田町にオープンした。無農薬野菜や減農薬野菜を使用し、一部ビーガンにも対応する。
ランチはパスタかリゾットの単品(税込1600円)とコース(随時スタート・価格未定)の2種類で、ディナーはアラカルトで提供する。松木順水アドライブ代表が現地を直接訪れ、契約を結んだ農家から食材を仕入れることで価格を抑えているという。食材の栄養素を生かした調理法にもこだわり、健康につながる料理を豊富にそろえる。フランス・リヨンでミシュラン・ビブグルマンを獲得したフレンチレストラン「サク(Saku)」の宮本聖作シェフが監修したメニューも一部用意する。
フードロス削減にも積極的に取り組み、過食部分以外はスープやソースの素として加工している。客は容器を持参すれば、食べ残ったメニューを持ち帰ることもできる。他にも、地域やコミュニティーと連携しながら、「不ぞろい野菜のマーケット」の開催や子供たちへの「食育ツアー」も予定している。
松木代表は、「家族で振る舞われるご飯のように、毎日食べたくなるメニューをそろえた。作り手の顔が見えて安心でき、そしてビーガンやグルテンフリーなど、それぞれの食の価値観や宗教観を尊重しながら、皆がひとつのテーブルを囲むことができる空間を目指したい」とコメントする。
■biotable.
営業時間:11:00〜15:00(LO 14:30)/ 17:00〜24:00(LO 23:00)
住所:東京都港区芝浦3丁目19−17 アンビエンテ芝浦 2F
定休日:日曜
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世界最大の時計企業であるスウォッチ グループ(SWATCH GROUP)傘下のスイスブランド「オメガ(OMEGA)」は、銀座・並木通りのブティックを6月10日にリニューアルした。最大の特徴は、売り場面積を約1.2倍に拡張して総面積を約62平方メートルとした点で、最新および定番の時計コレクションはもちろん、サングラスやジュエリーもラインアップする。
最新のデザインコンセプトに則り、店内はブランドカラーである赤を差し色使い。店舗奥にはソファーを備え、「オメガ」にまつわる書籍を集めた“ライブラリー”も新設した。
沖早織オメガ事業本部長は、「『オメガ』の国内販売平均価格は70万円前後だが、100万円を超える商談も増えている。ライブラリーはこれを補完する重要な設備だ。拡張に伴い時計の取り扱い点数が増え、アイウエアやジュエリーもラインアップした。これらを“クロスセリング”(時計と共に提案)することで、さらなる単価アップを狙いたい」と話す。
■オメガブティック 並木通り
オープン日:6月10日
時間:月〜土曜日 11:00〜19:30 / 日・祝日 10:00〜18:30
定休日:木曜日
住所:東京都中央区銀座6-7-16
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1日8食、ジャンクフード漬けの超不健康児から超健康優良児へと大変身を遂げたフリーアナウンサーの名越涼。およそ15年かけて自らの体で人体実験を繰り返してきた結果、“超絶良かったもの”だけを余すことなくお伝えする。今回は歌手のビヨンセ(Beyonce)が発信して話題となった“白玉点滴”について。
私が憧れるのは韓国アイドルのような真っ白な美肌。内側から潤っているような艶感と、透明感。360度どこから見ても美しい――。一体、どうしたらそうなれるの?今は1年の中で、最も紫外線が強い時期。 マスクをしているとはいえ、マスク焼けや摩擦によるくすみなどが気になる今日このごろ(ぴえん)。スキンケアはもちろん大事なのだけど、内側ケアにも本腰を入れたい。ならばと、ここ数年根強い人気の“白玉点滴”を受けてみた。
歌手のビヨンセが好んで受けていることで話題となったことから“ビヨンセ点滴”と呼ばれたり、ホワイトニング効果が期待されることから“白玉点滴”ともいわれたりするこの点滴。主な成分は「グルタチオン」である。グルタチオンとはグルタミン酸、システイン、グリシンの3つのアミノ酸が結合したもの。グルタミン酸は成長ホルモンを促し免疫を高める働きが、システインはメラニン生成を抑制する働き、グリシンはコラーゲンを生成する働きがある。グルタチオンは体内のほとんどの細胞に存在しているものの、20代をピークに減少してしまうという(とほほ……)。しかも胃腸ではなかなか体内に吸収されないため、点滴で投与するのが理想的だそう。そんなグルタチオンの働きは、抗酸化作用や解毒作用、酵素の補酵素など多岐にわたる。
中でも注目したいのが抗酸化作用と解毒作用だ。老化の原因となる活性酸素の発生を抑制する働きがあることから、体のサビつきを防ぎ、エイジングケアにも期待。また、メラニンの生成を阻害し、今あるメラニン自体も減らす作用があるそうで、シミやくすみの改善にパワーを発揮してくれそうだ。そうした肌へのうれしいアプローチだけでなく、免疫力を高める働きから、アレルギーへの耐性も高めてくれるという。調べれば調べるほど「グルタチオンって心強いわ……」と、思わず声が漏れてしまう。さらに、体内に蓄積された有害物質を排出してくれる解毒作用があるため、肝機能の改善も目指せるとのこと。肝臓の解毒パワーって本当に大事で、ここがうまく機能していないと疲れやすくなったり、なんだか調子が悪かったりするのよね。年齢を重ねるほど肝臓をいかに健康に保つことが重要か、しみじみ思う。ヘルスケアとしても注目なのだ。
ということで、今年に入ってから1回/1000mgのグルタチオン点滴を月に2〜3回続けている。点滴時間はグルタチオンの濃度にもよるが、15〜30分ほど。継続した結果、個人的にまず感じたのは、疲れの軽減。いつもならヘトヘトになってしまうようなスケジュールでも「あれ?まだ動けるわ」という元気さ。そして、くすみが改善されたことで鏡に映る自分に透明感が……!これはいつものスキンケアも楽しくなるわい。くすんだ疲れ顔から、シャキッとるんるん顔へ。この夏は、内側ケアでいつでも絶好調な自分で過ごしたい。そうそう、グルタチオンは医療現場で広く使われ、安全性が高いといわれていますが、持病のある人などは医療機関に相談してみてくださいね。
名越涼/フリーアナウンサー。香港出身。福井と愛知のテレビ局アナウンサーを経て独立。司会やライター、セミナー講師、企画・プロデュースなど幅広く活躍するパラレルワーカー。趣味・特技は手作り発酵食、食文化研究、ヨガ(歴15年)eスポーツと農業にも精通
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阪急阪神百貨店とZOZOは、「ロエベ(LOEWE)」の共同販売キャンペーンを実施する。両社はお互いの売り場でイベントの告知を行うなど相互に送客する。ZOZOの伊藤正裕取締役COOは、「ロエベ・ジャパンと協議する中で、阪急阪神百貨店の森井規文取締役の紹介を受けた。消費者がシームレスにリアルとネットを行き来する中で、チャネル同士が連携する必要があるという点で一致した」と語り、「ロエベ」が2つの販売チャネルをつないだ形だ。ZOZOは今後、この取組を皮切りに有力な商業施設との協業を加速する。
阪急うめだ本店とZOZO、「ロエベ」は10日から、それぞれの公式通販サイトで、「ロエベ」のカプセルコレクションである“パウラズイビザ(PAULA'S IBIZA)”のアイテムを先行販売する。また、阪急うめだ本店は21日から、9階の祝祭広場で「ロエベ」の催事を計画しており、そこでもコラボレーションした装飾を施すほか、店頭POPなどで「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」での販売告知を行ったり、「ゾゾタウン」の告知を見て来場した客にノベルティを配布する。
ZOZOは4月の決算発表でもリアル店舗の売り場で使用するライブコマースアプリを、今年中にリリースすることを明かしており、今後もリアル店舗との連携施策を加速する考え。
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都心からほど近い位置にありながら、歴史と文化の香りがする神奈川県の古都・鎌倉。そこでは近年、都内有名ヘアサロンの出店や、都内から移住した美容師の独立開業も目立つ。そんな中で地元発のヘアサロンとして奮闘しているのが「ビアンカ(bianca)」と、4月にオープンした姉妹店「パドメ(padme)」だ。地域密着型でありながら、中央のサロンに負けないブランド力を備える「ビアンカ/パドメ」の中井宏昭オーナーに、鎌倉という土地でのブランディングについて聞いた。
WWD:美容業界も注目する鎌倉のブランド化をどう見ている?
中井宏昭代表(以下、中井):鎌倉には元々豊かな暮らしをされている方が多く、映画のロケ地になったり海外の人気のレストランやカフェが出店したりで注目を集め、露出の多い町になってきました。12年前に「ビアンカ」が鎌倉でスタートしたのとほぼ同時期に、都内の某有名ヘアサロンが鎌倉に出店。その後も都内から続々とヘアサロンが進出し、神奈川の中でも美容レベルが高い町として一気に認知された印象があります。僕らは完全にローカル発のブランドとして、唯一抗っているサロンかもしれません。
WWD:ローカル発のサロンとしての戦略は?
中井:「ビアンカ」では最初からサロンというよりもブランドと捉え、何が人の心を揺さぶり残っていくのかを深く考えてきました。今でも外部の広告系アカデミーに参加し、業界外のクリエイティブやブランディング、マーケティングなどを掛け持ちで学んでいます。
今の鎌倉は、東京からの移住者がとても多い。ということは東京から進出してきたサロンは有利と言えます。ただ、僕らは永続的にカルチャーにフィットした人材を採用し、育成・成長させることができれば大丈夫だと思っています。「ビアンカ/パドメ」の経営理念は“つくる人を創る”。常に時代に合ったクリエイターを生み出すことが未来につながります。人材を育てるのは難しいと言われますが、僕はそこに特化してやってきているので難しいとは思っていません。美容業界のキャスティングボードには、枠というか“穴”が必ずあります。デザイン力のある人、ファッションセンスの高い人、ケミカルに強い人など、何でもいいのですがスタッフの能力や個性を強くして、うまく美容業界のキャスティングボードの空いた穴にはめていくのが僕の仕事だとも考えています。
WWD:ヘアカラーのレベルが圧倒的だが、それもブランディングのひとつ?
中井:ブランディングというよりは、いい人材を採用するためにまずは労働環境を高めることが目的でした。ヘアカラーメニューをウリにハイレベルな技術で高単価、高生産性のサロンにする。そして休日や給与、保険なども一般企業並みの待遇というベースを築き、整備をしてきました。クリエイティブだけでなく、そういった面もあり「ビアンカ/パドメ」にはすごい人数の美容学生が見学や応募をしてくれます。この業界で長くやっていくためには、いい人材を採らないと沈んでいく。ローカルでいい人材を確保するのは相当難しいことですが、その危機感がすべての原動力になっています。
WWD:新ブランド「パドメ」を立ち上げた背景は?
中井:「パドメ」のブランドディレクターを務めるHITOMIは新卒で「ビアンカ」に入社し、今では彼女のつくるクリエイティブな作品が様々なコンテストで評価されたり、美容業界のイベントや撮影のオファーが相次いだり、全国規模で名前の知られる存在に成長しました。これからはHITOMIが次の世代を育てていく時代。そのステージとなるのが「パドメ」です。鎌倉エリアで最もかわいいヘアサロンを作ったと思っています。美容学生たちにも「ここで働きたい」と思ってもらい、同世代、同じファッション感を持つZ世代以降のゲストを呼び込んで、一緒に成長してほしいとですね。
WWD:これからの展望は?
中井:時代が変わり美容業のあり方も多様化していますが、お客さまに喜んでいただける美容師の本質やその答えはローカリズムの中にあるのではないかと思います。いろんな波が鎌倉に押し寄せる中、地元のお客さまに技術やセンスを提供するだけでなく、人間味のあるお付き合いをしながら長く認められ続けたい。そのような職人性と精神性をきちんと継承していきたい。その思いを実はサロン名にもこめています。「パドメ」は蓮の花という意味ですが、「スターウォーズ」のキャラクターのイメージでもあります。「スターウォーズ」は端的に言えば“フォースの継承”の物語。僕が主役のサロンだった時代から、HITOMIを中心に外に向けて戦いを挑んできた時代に続き、これから育てる次世代のスタッフに「ビアンカ/パドメ」のストーリーを繋いでいってほしいと願っています。
坂本尚子:島根県松江市出身。総合ライフスタイル誌や育児雑誌の編集を経験したのち、美容業界専門誌を発行する出版社に入社。美容師が作るリアルヘア、クリエイティブヘアの作品ページやインタビュー企画を担当するうちに、すっかり美容業界の虜に。2009年から美容業界に特化したフリーライターとして活動中
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アイスタイルは10日、「アットコスメ(@COSME)」の2021年上半期新作ベストコスメを発表した。総合大賞に選ばれたのは「キャンメイク(CANMAKE)」の“プランプリップケアスクラブ”。プランパーとスクラブのWケアを低価格帯で実現し、マスク生活で生まれた新たな唇悩みに寄り添えたことが幅広い支持につながった。同製品は当初限定品として販売していたが大きな反響を受け、今夏から定番化するという。総合2位は「スック(SUQQU)」のアイシャドウパレット“シグニチャー カラー アイズ”、3位は「KANEBO」の洗顔フォーム“カネボウ スクラビング マッド ウォッシュ”がランクインした。
今回の上半期新作ベストコスメは、20年11月1日~21年4月30日の新製品が対象で、アイテム3839製品、口コミ件数6万9105件からカテゴリー別に選出した。同社によると、集計期間中に発売された新製品は前年比16%減で、企業側が新製品の発売に対して消極的だったと分析する。一方で全体の口コミ投稿数が同23%増に対し、新製品の口コミ投稿数は前年同期間と横ばい。新型コロナによる先行き不安や経済不安から、「安心感」を求める心理が高まった生活者は、新商品購入に対してやや消極的だったという。
また、21年上半期の主な傾向として、新製品の説明文では「マスク」「崩れる」「こする」「ゆらぎ肌」「肌荒れする」「疲れる」といったワードの増加を挙げた。中でも製品説明文内の「マスク」という訴求ワードの出現率は前年比で約17倍と大幅に増加した。さらに、昨年の20年上半期では上位4位までがスキンケア製品で占めていたのに対し、今年はマスクニーズに対応した製品に支持が集まり、リップなどのメイクアップ製品がバランスよくランクイン。マスクありきのスキンケアやメイクが当たり前になった今、マスクニーズに対応した製品に支持が集まっている。
「アットコスメベストコスメアワード 2021 上半期新作ベストコスメ」
1位「キャンメイク」の“プランプリップケアスクラブ”
2位「スック」“シグニチャー カラー アイズ”
3位「KANEBO」“カネボウ スクラビング マッド ウォッシュ”
4位「セザンヌ(CEZANNE)」“ウォータリーティントリップ”
5位「マキアージュ(MAQUILLAGE)」“ドラマティック ヌードジェリー BB”
6位「エリクシール(ELIXIR)」“エリクシール ルフレ バランシング みずクリーム”
7位「我的美麗日記(私のきれい日記)」“復活草ハイドレーションマスク”
8位「フジコ(FUJIKO)」“フジコ ニュアンスラップティント”
9位「マキアージュ」 “ドラマティックパウダリー EX”
10位「ディオール(DIOR)」“ディオールスキン フォーエヴァー クッション パウダー”
カテゴリー別1位
ベストクレンジング「KANEBO」“カネボウ インスタント オフ オイル”
ベスト化粧水「ベネフィーク」“リセットクリア N”
ベスト乳液「ナチュリエ」“ハトムギ浸透乳液”
ベスト美容液「DEW」“DEW キャビアドットブースター”
ベストオイル「毛穴撫子」“お米のオイル”
ベスト日焼け止め「ニベア」“ニベア UV ディープ プロテクト&ケア ジ ェル”
ベストまつげ美容液「UZU BY FLOWFUSHI」“UZU まつげ美容液”
ベストアイケア「リンクルショット」“リンクルショット メディカル セラム”
ベスト化粧下地「マキアージュ」“ドラマティックスキンセンサーベース E X UV+”
ベストリキッドファンデ「マジョリカ マジョルカ」“ミルキーラッピングファンデ”
ベストクッションファンデ「NARS」“ピュアラディアントプロテクション アク アティックグロー クッションファンデー ション SPF50+/PA+++”
ベストコンシーラー「コスメデコルテ」“トーンパーフェクティング パレット”
ベストハイライト・シェーディング「レブロン」“スキンライト プリズマティック ハイライター”
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「H&M」は、恒例となっているデザイナーズコラボレーションで、古田泰子による「トーガ(TOGA)」と協業することを発表した。ウィメンズ、メンズのウエアや雑貨を、9月2日から世界各国の一部店舗と自社ECで販売する。
今回の「トーガ・アーカイブス×エイチ・アンド・エム(TOGA ARCHIVES×H&M)」コレクションは、「トーガ」の過去の人気商品をアップデートしたもの。スカーフをドッキングしたデザインのトレンチコートや、エッジの効いたビーズ装飾が主張するテーラードジャケット、花柄のドレス、解体されたようなデザインのストライプシャツなど、どこか毒っけが漂う「トーガ」流のエレガンスを表現したアイテムがそろう。雑貨はビーズ装飾のイヤアクセサリーやバッグなどのほか、人気のシューズでもメッシュパンプスやブーツなどを販売する予定。
具体的な価格や日本での販売店舗などは未公表。「今回のコラボコレクションで、より多くの方々に『トーガ』を知っていただき、楽しんでいただけることを期待しています」と古田はコメントしている。
「H&M」は、最近では今年3月に「シモーン・ロシャ(SIMONE ROCHA)」とのコラボ商品を販売し、中国を中心にヒット。それ以前も2019年に「ジャンバティスタ ヴァリ(GIAMBATISTA VALLI)」、18年に「モスキーノ(MOSCHINO)」など、有力ブランドから若手実力派デザイナーなど、さまざまなコラボを続けている。「H&Mジャパンが中心となって世界発信するコラボは今回が初」と広報担当者。
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「ザボディショップ(THE BODY SHOP)」は、2023年末までに全製品で英ビーガンソサエティ(THE VEGAN SOCIETY)の認証を取得すると発表した。現在、6割の製品がビーガンに対応するが、今後3700以上の原料を対象に認証取得を目指す。
1976年に誕生した「ザボディショップ」は、89年に化粧品業界で初めて化粧品の動物実験反対のキャンペーンを実施。2018年には化粧品の動物実験撤廃を求めてニューヨークの国連本部に830万筆の署名を提出するなど「美の追求のために動物を傷つけるべきではない」という信条を持ち、継続的に社会活動を行っている。ライオネル・ソロー(Lionel Thoreau)ザボディショップ グローバルブランド・ディレクターは「当社にとって100%ビーガン対応は自然な次のステップで、ビーガンビューティーは、当社の持続可能性と環境保護の試みにおいて次の重要な段階だ」とコメントした。
また、環境に配慮した取り組みの一環として、21年末までに14市場の800店舗で店内でのリサイクルプログラム「Return, Recycle and Repeat」を拡大する。なお、レフィルステーションの導入も積極的に行い、21年には世界で500店舗、22年にはさらに300店舗を加えて展開する。国内では、表参道店をはじめ、4月にオープンした名古屋のタカシマヤ ゲートタワーモール店、大分のアミュプラザおおいた店、福岡のアミュプラザ小倉店の4店舗で展開している。
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「バレンシアガ(BALENCIAGA)」は、2022年春夏コレクションで「クロックス(CROCS)」とのコラボレーションシューズを発表した。18年の春夏コレクション以来、2度目の協業となる。
“バレンシアガ クロックス 2.0(BALENCIAGA CROCS 2.0)”と銘打たれた今回のコラボでは、「クロックス」のアイコニックなアイテム“クロッグ(CLOG)”をベースにしたハイヒールや、厚底のビーチサンダル、レインブーツが登場。色味はグリーン、グレー、ブラックとなっている。発売時期や価格は未定だが、前回のコラボで発表され、即完売となった高さ10cmのプラットフォームシューズは850ドル(約9万2000円)だった。
「バレンシアガ(BALENCIAGA)」は、同じくケリング(KERING)傘下のブランド「グッチ(GUCCI)」が4月15日に発表したコレクションでの“ハッキング・プロジェクト”が大きな話題となったばかり。その際は、「グッチ」のアレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)=クリエイティブ・ディレクターによる「バレンシアガ」へのトリビュート作品が登場した。その流れは継続しており、今回のコレクションでは、「バレンシアガ」のデムナ・ヴァザリア(Demna Gvasalia)=アーティスティック・ディレクターによる「グッチ」へのトリビュート作品が発表され、再び大きな話題を呼んでいる。
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カニエ・ウェスト(Kanye West)が手掛ける「イージー(YEEZY)」と「ギャップ(GAP)」のコラボレーションライン、「イージー・ギャップ(YEEZY GAP)」がいよいよ動き出した。
公開された初アイテムは再生ナイロンを使用したブルーのパフジャケットで、価格は200ドル(約2万1800円)。6月8日に米国内でプレオーダーを開始しており、発送は秋頃の予定。米国外での展開については、現段階では明らかになっていない。
カニエと「ギャップ」は、2020年6月にパートナーシップ契約を締結。カニエは10代のときにシカゴで「ギャップ」の店員として働いていた経験もあり、久しぶりにブランドに“戻る”こととなった。両ブランド共に、協業によって新たな顧客層の獲得を狙う計画だ。
なお「ギャップ」は、米小売最大手のウォルマート(WALMART)と提携し、6月下旬に初のホームコレクションを発売することも明らかにしている。
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ファッションビル「渋谷109」「マグネット バイ 渋谷109」は6月18日から、ディズニーのキャラクターグッズをプリントしたアイテムを販売する。LGBTQ+を支援する6月のプライド月間に合わせたプロジェクト「シブヤ・プライド・マンス(SHIBUYA PRIDE MONTH)」と位置づけ、アイテムの販売に加え、館内外で性別にとらわれないスタイリングによるキャンペーンビジュアルを掲出するほか、オンラインイベントの配信も実施する。今年4月にSHIBUYA109エンタテイメントの社長に就任した石川あゆみ社長は「Z世代が強い関心を寄せるダイバーシティやサステナビリティーを、渋谷109らしい切り口で積極的に発信したい」と述べており、そうした思いを反映した形だ。
同プロジェクトに参加するのは、 「ジェイダ(GYDA)」「スパイラルガール(SPIRALGIRL)」「ダズリン(DAZZLIN)」「パニカムトーキョー」「エージェムナイン(A'GEM/9)」の5ブランド。展開アイテムは米ディズニー社のLGBTQ+の支援プロジェクト「ウォルト・ディズニー・カンパニー・プライド・コレクション(THE WALT DISNEY COMPANY’S PRIDE COLLECTION)」として、“ディズニー”や“スターウォーズ”のロゴを七色に彩ったプリントTシャツなど、「ディズニー」「ピクサー」「マーベル」「スタウォーズ」などディズニー社のロゴやキャラクターをモチーフにしている。また、同アイテムを購入するとオリジナルのマルチケースをプレゼントする。
キャンペービジュアルはクリエイティブディレクターの五十嵐LINDA渉とコラボレーション。モデルにファッションモデルのNANA TAKAGIやROY、琴奏者のASUKAや現代美術家の磯村暖らを起用し、ダイバーシティを視覚化した。オンラインイベントでは6月18日に渋谷109の8階のライブスタジオ「ハチスタ」でトークイベントを生配信する予定。
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「バーバリー(BURBERRY)」は、女優やモデルとして活動する池田エライザがブランドアンバサダーに就任したことを発表した。同ブランドが日本人をアンバサダーに起用するのは初めて。両者はこれまでポップアップストアをはじめ、数々のプロジェクトで協業していた。ビジュアルではトレンチコート“ウォータールー”と、代表的なバッグ“オリンピアバッグ”を着用している。
池田は「シーズンごとにまだ見ぬ新たな角度からファッションを提案し続けている『バーバリー』を尊敬しています。そばでクリエイションに触れられること、仲間として共に発信させていただけることをとても幸せに感じています。『バーバリー』らしさに触れるうちに、私らしさが見つかる気がしていて、ワクワクが止まりません」とコメントした。
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パルコは6月7日、「PPPP(パルコから ピースフルで プレミアムな プレゼント)」と題した来店客向けのプレゼントキャンペーンを開始した。
パルコを構成する「ファッション」「アート」「エンターテインメント」「フード」「ショッピング」の5つのテーマで特別にセレクトしたアイテムや買い物券が、抽選で計500人に当たる。全国のパルコ(18店舗)の店内にある“P”がモチーフのオブジェに記載してあるQRコードから特設ページにアクセスし、応募できる。キャンペーンは、コロナ禍で不要不急の外出を控える社会的な風潮の中で、「わざわざ来店してくださる、パルコを必要としてくださるお客さまを楽しく、パルコらしく、まっすぐにお迎えする」(パルコ)という思いで企画した。
「ファッション」では、“街に出かけたくなる贅沢な全身コーディネート”をテーマに、大手セレクトショップの名物バイヤーがセレクトした洋服上下一式(10万円相当)をプレゼントする(各1人)。山野邊彩美「トゥモローランド」バイヤーはオールホワイトのセットアップ、内山省治「ユナイテッドアローズ」ファッションディレクターはブラウン&ベージュで上品にまとめたジャケットスタイルをセレクト。今村恭平「シップス」メンズドレスバイヤーによるコーディネイトも用意した。また、スタイリストの小山田孝司、濱本愛弓によるパーソナルスタイリング(予算15万円)も受けられる(男女各1人)。
そのほか、ギャラリー「ナンヅカ」がセレクトするアートのプレゼントや、写真家・浅田政志による特別な撮影体験ができたり(各1人)、雑誌「GO OUT」プロデューサーがオススメするギアがゲットできたり(1人)。「PARCO劇場」の前方席で観劇できる招待枠(1組2人)もあれば、フードエッセイスト平野紗季子のエッセイとパルコのカフェ・レストランで使える食事券5万円分(30人)がもらえるチャンスも。パルコらしい、バラエティ豊かなラインアップとなっている。
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エストネーション(ESTNATION)のウィメンズ2021-22年秋冬は、“ニュークローゼット”をテーマに、ジャケットやシャツ、ニットなどの定番アイテムのアップデートを提案する。機能性素材のスポーティーなアイテムがワードローブに入って来たように、エストネーションの顧客層である公の場に出ることの多い女性たちの軸となるアイテムが変化している。藤井かんなウィメンズ・ディレクターは「時代対応した“ニューベーシック”を改めて考えた」という。
21年春夏はブラウスやカットソー、ニットカーディガンなどのトップスが売れた。加えて、藤井ディレクターは、「トレンチコートやジャケットなども想定以上に消化率が良かった」と話す。「クローゼットにあった定番アイテムを、今の気分に合わせた素材やデザインで買い換えるお客さまが多い。春夏でクローゼットの見直しが進んだからこそ、秋冬はファッションの高揚感を楽しめるようなスタイリングを提案したい」。
MDは「適時・適品・適量」を念頭に置き、仕入れはコロナ禍以前の7割程度に抑え、気候の変化に対応することを重視した。強化アイテムはニット。編み立て方や素材の組み合わせで薄手から厚手まで、バリエーション豊かにそろえる。アウターは昨年も好調だったケープや、ジレなどを強化する。
トレンド要素として、ミニマルなIラインのシルエットとボリュームのあるAラインのスカートなどをそろえる。カラーは春夏から引き続きネオンカラーを取り入れる。オプティカルプリントやアート性の強いフラワープリントなど、1960年代や90年代のテイストを取り入れたアイテムも打ち出す。「これらを定番アイテムと組み合わせ、大人が楽しめるワードローブを提案することがエストネーションの役割だ」と藤井ディレクター。
注目ブランドは、デザインチームで再始動した「ソニアリキエル(SONIA RYKIEL)」と、60年代ムードの「クレージュ(COURREGES)」。新規導入ブランドはとしては、長く着られるアイテムを切り口に「CFCL」「シーオール(SEE ALL)」「リヴィントーン(LIVINGTONE)」「ミオズモーキ(MIOSMOKEY)」「スロー(THROW)」など国内ブランドを充実させた。
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b-exは、1996年に誕生したヘアケアブランド「クレイエステ(CLAY ESTHE)」をリニューアルする。天然クレイを配合し、健康で美しい頭皮と髪に導く“クリーンビューティブランド”として提案する。リニューアルのディレクションを手掛けた松田未来と、同ブランドを扱う東京・青山のヘアサロン「ローブ アオヤマ(LOAVE AOYAMA)」のスタイリスト斎藤愛に、新生「クレイエステ」の魅力を聞く。
WWD:新しい「クレイエステ」の感想は?
斎藤:まず匂いが好みでした。“ゴールドクレイ”は、 露天風呂にいるようなスッキリとした印象。深呼吸したくなる落ち着いた香りで、飽きずに使えそう。
松田:大人なヒバの香りが良いですよね。使用中はしっかりと香るのに、使った後に残りすぎないバランスもポイントです。
斎藤:そうそう!“ピンククレイ”はサボンの甘さが際立つ香りでした。女性はこちらも好きそう。それぞれ良さが異なるから、好みに合わせて選べますね。
WWD:洗い心地はどうだった?
斎藤:少量でも泡立ってくれて、スタイリングオイルがすっと落ちました。最近はウエットなスタイリングが人気で、オイルがきちんと落ちるのかを気にする人も多いので、これは心強いです。そして仕上がりは、触って気持ちの良い質感。髪一本一本が際立って、内側からプリっとハリが出る感じ。
松田:クレイが入っているので、さっぱりした洗い心地でも汚れを除去してくれるんです。個人的にはしっとりした重めの仕上がりが好きなときもあったけど、今はある程度まとまりながら、サラサラしたのが気分。そこにもフィットしていると思います。
WWD:年齢の変化で髪への意識も変わった?
斎藤:頭皮を気にするようになりました。20代のころは頭皮のことなんて考えてなかったのに(笑)。
松田:私も同じです!昔は「いい色を入れたい」って気持ちが大きかったけど、今は頭皮が全て。頭皮環境が良くなると髪も変わるし、顔も見違えてきます。
斎藤:お客さまもブラシでケアするなど、頭皮を意識する人が増えています。あと体にやさしいアイテムが人気かな。
松田:生産する以上、環境や体への負担はできる限り小さくしたくて。パッチテストをクリアした処方だったり、廃棄される果皮を使ったりと、さまざまな面で“クリーンビューティ”を取り入れています。
斎藤:私も提案する側として勉強しているけど、これは誠実さが伝わってくるな。
松田:これからも“クリーンビューティ”は広まっていくし、自分の意思表明として、どんどん手に取ってもらいたいです。
すっきりとした洗い上がりと指通りが人気の「クレイエステ」。リニューアルでは、天然素材や副産物を活用し、30歳前後から気になる頭皮ケア効果をアップした。ブラジル産の天然クレイは清浄作用とミネラル補給効果を持ち、健やかな頭皮へと導く。さらに糖蜜と酒粕 エキス、シューガースクワランが髪を保湿する。インテリアのような パッケージは、アートディレクターの平林奈緒美が担当した。
プラスチックの削減やリユースなど、資源を無駄にしないサステナブルな商品開発も重視した。メインのボトルには、砂糖の生産過程で発生する残糖蜜由来の原料30%使ったバイオマスPET素材を使用。色数も抑えて、有機溶剤や木材の使用量を削減した。詰め替えパウチには再生樹脂配合率80%のリサイクル素材を用い、配布用パンフレッ トにも70%リサイクル素材の再生紙を採用した。さらには、自然に還る生分解性のある界面活性剤を最大限用いたほか、肌への刺激を配慮した処方、動物実験を依頼しない開発など、あらゆる面から“クリーン ビューティ”に取り組んでいる。
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b-exは、1996年に誕生したヘアケアブランド「クレイエステ(CLAY ESTHE)」をリニューアルする。天然クレイを配合し、健康で美しい頭皮と髪に導く“クリーンビューティブランド”として提案する。リニューアルのディレクションを手掛けた松田未来と、同ブランドを扱う東京・青山のヘアサロン「ローブ アオヤマ(LOAVE AOYAMA)」のスタイリスト斎藤愛に、新生「クレイエステ」の魅力を聞く。
WWD:新しい「クレイエステ」の感想は?
斎藤:まず匂いが好みでした。“ゴールドクレイ”は、 露天風呂にいるようなスッキリとした印象。深呼吸したくなる落ち着いた香りで、飽きずに使えそう。
松田:大人なヒバの香りが良いですよね。使用中はしっかりと香るのに、使った後に残りすぎないバランスもポイントです。
斎藤:そうそう!“ピンククレイ”はサボンの甘さが際立つ香りでした。女性はこちらも好きそう。それぞれ良さが異なるから、好みに合わせて選べますね。
WWD:洗い心地はどうだった?
斎藤:少量でも泡立ってくれて、スタイリングオイルがすっと落ちました。最近はウエットなスタイリングが人気で、オイルがきちんと落ちるのかを気にする人も多いので、これは心強いです。そして仕上がりは、触って気持ちの良い質感。髪一本一本が際立って、内側からプリっとハリが出る感じ。
松田:クレイが入っているので、さっぱりした洗い心地でも汚れを除去してくれるんです。個人的にはしっとりした重めの仕上がりが好きなときもあったけど、今はある程度まとまりながら、サラサラしたのが気分。そこにもフィットしていると思います。
WWD:年齢の変化で髪への意識も変わった?
斎藤:頭皮を気にするようになりました。20代のころは頭皮のことなんて考えてなかったのに(笑)。
松田:私も同じです!昔は「いい色を入れたい」って気持ちが大きかったけど、今は頭皮が全て。頭皮環境が良くなると髪も変わるし、顔も見違えてきます。
斎藤:お客さまもブラシでケアするなど、頭皮を意識する人が増えています。あと体にやさしいアイテムが人気かな。
松田:生産する以上、環境や体への負担はできる限り小さくしたくて。パッチテストをクリアした処方だったり、廃棄される果皮を使ったりと、さまざまな面で“クリーンビューティ”を取り入れています。
斎藤:私も提案する側として勉強しているけど、これは誠実さが伝わってくるな。
松田:これからも“クリーンビューティ”は広まっていくし、自分の意思表明として、どんどん手に取ってもらいたいです。
すっきりとした洗い上がりと指通りが人気の「クレイエステ」。リニューアルでは、天然素材や副産物を活用し、30歳前後から気になる頭皮ケア効果をアップした。ブラジル産の天然クレイは清浄作用とミネラル補給効果を持ち、健やかな頭皮へと導く。さらに糖蜜と酒粕 エキス、シューガースクワランが髪を保湿する。インテリアのような パッケージは、アートディレクターの平林奈緒美が担当した。
プラスチックの削減やリユースなど、資源を無駄にしないサステナブルな商品開発も重視した。メインのボトルには、砂糖の生産過程で発生する残糖蜜由来の原料30%使ったバイオマスPET素材を使用。色数も抑えて、有機溶剤や木材の使用量を削減した。詰め替えパウチには再生樹脂配合率80%のリサイクル素材を用い、配布用パンフレッ トにも70%リサイクル素材の再生紙を採用した。さらには、自然に還る生分解性のある界面活性剤を最大限用いたほか、肌への刺激を配慮した処方、動物実験を依頼しない開発など、あらゆる面から“クリーン ビューティ”に取り組んでいる。
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毎週発行している「WWDJAPAN」は、ファッション&ビューティの潮流やムーブメントの分析、ニュースの深堀りなどを通じて、業界の面白さ・奥深さを提供しています。巻頭特集では特に注目のキーワードやカテゴリー、市場をテーマに、業界活性化を図るべく熱いメッセージを発信。ここでは、そんな特集を担当記者がざっくばらんに振り返ります。(この記事は「WWDJAPAN」2021年6月7日号からの抜粋です)
大塚:eスポーツは2年前くらいから気にはなっていたけれど、「バレンシアガ(BALENCIAGA)」や「バーバリー(BURBERRY)」がゲームに絡めてコレクションを発表するなど、いよいよ日本でもファッション関連の動きが出てきたところ。今やっておくと面白い!と思って特集を企画しました。
大澤:僕は、はつめさんが「ゲーム業界が、根暗なオタクばかりじゃなくなっているということをファッション業界の人には信じてもらえなさそう」と語っていたのが印象的でした。外の業界の人から見ると、ファッション業界って敷居が高いと思われているようで……。ファッションはインスタが強いけど、ゲームってツイッターとかユーチューブで盛り上がっているというのも、なかなか交われない理由かもしれません。
大塚:皆さん「昔のイメージとは違う!」をアピールしたい気持ちが強かったね。ゲーム業界はファッション業界と組んで、もっとカッコいい世界観を表現したいし、ファッション業界もゲームの影響力を感じていて。「WWDJAPAN」がうまくハブになりたいよね。
大澤:「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は「リーグ・オブ・レジェンド(LEAGUE OF LEGEND)」とコラボしているし、ゲーマーにとってもファッションとの距離の縮まりを感じているそうなので、いろいろな事例が増えるといいですよね。そんな思いもあって、今回の特集ではファッション業界のブランドや企業が起用したら間違いない!という人たちもフィーチャーしました。
大塚:業界同士お互い気になるけど、うまくつながれていないというのが本当にもったいない。何か決定的な成功事例が生まれれば、そこから一気にドドドッと協業が進むと思う。
大澤:「いきなり大きな取り組みを考えるのではなく、自分が小さいころ好きだったゲームは何だったかな、くらいのところからスタートしてみるのがいい」というMSYの秋山昌也社長の言葉も印象的でした。
大塚:そうだね。そもそもeスポーツ切りで取材をスタートしたけれど、ゲームがスケボーやサーフィンなどと同じく、若者の間でイケてるカルチャーとして広がってきていると実感したね。この流れは今後も盛り上げていこう!
【「ゲーム市場に接近しゲームチェンジを狙え」その他記事】
■ファッション界が注目すべきプロゲーマー名鑑 次世代インフルエンサー候補10人
■SNSフォロワー50万超えの人気ゲーマーはつめがファッション界進出 「ゲーマーは陰キャのオタクだけじゃない」
■ファッション界も熱視線を送るゲームコミュニティー「ボルトルーム」 秘密基地から生まれる新たなカルチャー
■「LV」「ナイキ」など大企業も夢中 急成長する中国eスポーツ市場の現在地
■絶好調のゲーム界からファッション界を目指すMSY 「アトモス」「ナイロン」ともコラボ
■ビームスがファッションとゲームの壁を「ぶっ壊す」 eスポーツ市場参入で感じた課題と手応え
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毎週発行している「WWDJAPAN」は、ファッション&ビューティの潮流やムーブメントの分析、ニュースの深堀りなどを通じて、業界の面白さ・奥深さを提供しています。巻頭特集では特に注目のキーワードやカテゴリー、市場をテーマに、業界活性化を図るべく熱いメッセージを発信。ここでは、そんな特集を担当記者がざっくばらんに振り返ります。(この記事は「WWDJAPAN」2021年6月7日号からの抜粋です)
大塚:eスポーツは2年前くらいから気にはなっていたけれど、「バレンシアガ(BALENCIAGA)」や「バーバリー(BURBERRY)」がゲームに絡めてコレクションを発表するなど、いよいよ日本でもファッション関連の動きが出てきたところ。今やっておくと面白い!と思って特集を企画しました。
大澤:僕は、はつめさんが「ゲーム業界が、根暗なオタクばかりじゃなくなっているということをファッション業界の人には信じてもらえなさそう」と語っていたのが印象的でした。外の業界の人から見ると、ファッション業界って敷居が高いと思われているようで……。ファッションはインスタが強いけど、ゲームってツイッターとかユーチューブで盛り上がっているというのも、なかなか交われない理由かもしれません。
大塚:皆さん「昔のイメージとは違う!」をアピールしたい気持ちが強かったね。ゲーム業界はファッション業界と組んで、もっとカッコいい世界観を表現したいし、ファッション業界もゲームの影響力を感じていて。「WWDJAPAN」がうまくハブになりたいよね。
大澤:「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は「リーグ・オブ・レジェンド(LEAGUE OF LEGEND)」とコラボしているし、ゲーマーにとってもファッションとの距離の縮まりを感じているそうなので、いろいろな事例が増えるといいですよね。そんな思いもあって、今回の特集ではファッション業界のブランドや企業が起用したら間違いない!という人たちもフィーチャーしました。
大塚:業界同士お互い気になるけど、うまくつながれていないというのが本当にもったいない。何か決定的な成功事例が生まれれば、そこから一気にドドドッと協業が進むと思う。
大澤:「いきなり大きな取り組みを考えるのではなく、自分が小さいころ好きだったゲームは何だったかな、くらいのところからスタートしてみるのがいい」というMSYの秋山昌也社長の言葉も印象的でした。
大塚:そうだね。そもそもeスポーツ切りで取材をスタートしたけれど、ゲームがスケボーやサーフィンなどと同じく、若者の間でイケてるカルチャーとして広がってきていると実感したね。この流れは今後も盛り上げていこう!
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