出店で後悔しないためのチェックリスト 罠とチャンスをこう見分けよ 小島健輔リポート


 ファッション業界の御意見番であるコンサルタントの小島健輔氏が、日々のニュースの裏側を解説する。アパレルの構造改革による大量閉店が相次いで発表されている。コロナの影響があるとはいえ、なぜ需給バランスが崩れるほどの過剰出店が常態化するのか。問題点を整理してみた。

 強気の大量出店と過剰供給の果てに大量退店を繰り返し、コロナ禍による不採算店の急増でさらなる大量退店を強いられるアパレル業界だが、そもそも出店判断自体が勘と度胸と「皆で渡れば怖くない」の非科学的なギャンブルだったとの指摘も免れない。大量退店は膨大な減損とペナルティーで経営の屋台骨を揺るがす痛恨の失策であり、それを回避するには出店判断の精度と根底の出店戦略が問われる。100社近いアパレルの出店戦略に関わり、400を超える商業施設のポテンシャルを検証し、50を超える商業施設の開発や再生に関わってきた私の経験から、出店で後悔しない要点を解き明かしてみたい。

懲りない大量出店と大量退店

 オンワードホールディングスは2020年2月期と21年2月期で1400店を退店して19年10月の3000店から店舗網を半減し、計107億8600万円の減損を計上。ワールドは21年3月期末までの5期間に延べ655店を出店して1234店を退店し、期末店舗数は2534店から2194店になった。計605店を退店した20年3月期と21年3月期のブランド事業の減損は計22億6700万円だが、構造改革費用として計上した店舗に関わる減損や除却損を合わせれば118億5000万円に上る。強気で大量出店しては不採算店が増えて大量退店する消耗戦を繰り返してきたという指摘は免れまい。

 大量出店と大量退店の消耗戦はアパレル業界に共通する愚行のようで、日本の上場アパレルチェーン7社は11年から18年上期で計1703店を出店して1,864店を退店しているし(退店率109.5%)、同期間に米国の上場アパレルチェーン8社も2730店を出店して3299店を退店している(退店率120.8%)。もっと長期に見ても、定期借家契約が導入された00年から16年間の私のクライアントも延べ1万2551店を出店して8211店を退店している(退店率65.4%)。

 まだしもうまく回っていたリーマンショック前の00年代でも退店率は平均48.5%と過半に近かったが、オーバーストアと過剰供給に定借満了による追い出しが加わった近年は出店より退店が多いというオーバー退店状態が続いている。その転換点となったのは08年と15年で、退店率が底だった07年の30.9%が08年には54.2%、09年には73.8%、11年には96.3%に跳ね上がり、16年には143.4%とコロナ前の頂点に達している。退店理由も「売上不振・収益低迷」が13年を底に跳ね上がって18年には8割に迫り、13年以降は「定借満了」も退店理由の過半を占めている。

 「定借満了」で追い出されるならまだしも、「売上不振・収益低迷」に耐えきれず定借期間満了前に退店しようものなら、通常の原状回復費用と店舗設備の減損に加えて、ほぼ6割のケースでペナルティーが発生している。商業施設なら基準家賃の3〜10カ月分ほどだが、投資ファンドが絡んだ都心の路面物件などでは残存期間の家賃全額が一括請求されるケースもある。

 出店は成功すれば良いが、失敗すれば膨大な損失を招くギャンブルで、支店経営の小さなチェーンでは1店の失敗が経営の破綻を招くことさえある。中堅チェーンでも、好調時の強気の出店が人気の凋落で致命傷になったケースもあり、出店は先々までのリスクを読んで慎重な判断が求められる。

出店案件の商圏特性を読む

 出店のリスクは案件そのものの選択判断と出店条件にあることはいうまでもない。商業施設そのものの性格とポテンシャルはもちろん、その区画で自店にとって十分な売り上げが見込めるかどうか、提示された条件で収益が見込めるかどうか、慎重な判断が求められる。

 商業施設の性格とポテンシャルはデベロッパーが提示する商圏資料と施設構成、売上計画を鵜呑みにするなどあり得ないが、自社で商圏分析システムを継続活用して自店の売り上げを予測できるまで精度を高めない限り、多少は割り引くにしても鵜呑みにするか、多くの商業施設で並ぶ“仲間”のそろい方で判断するしかないのが実態だ。多くの店舗開発担当者に接してきたが、経験と勘に加えて“仲間”そろいを目安にするケースが少なくなかった。

 “仲間”といっても個々に特性が異なるから、A店が売れても自店が売れるとは限らないし、デベの提示するテナント配置はリーシング途上のもので、蓋を開けてみれば目安にしていた“仲間”が辞退していたということもある。自店の売り上げを正確に予測するには自店特有の指標を積み上げるしかなく、商圏分析システムを継続使用して精度を高める必要がある。

 商業施設の商圏は単純な同心円状ではなく、都市形成の歴史的経緯や地形、交通インフラで複雑に絡み合い、ライバル商業施設の商圏との分水嶺(ハフモデル※1.境界)も見定めなければならない。世代構成や所得階層構成も地域で大きく異なり、同一地域でも鉄道沿線や低地と台地、下町と山の手で極端に開く場合がある。三ノ宮以東の阪神間(阪神沿線、JR沿線、阪急沿線)や横浜の港北エリア(横浜市営地下鉄沿線、東急田園都市線沿線)は典型的な事例ではないか。

 商圏データの所得水準は国税庁が掌握したもので、所得捕捉率が高い給与所得者が多い地区では統計水準以上の消費は望めないが、所得捕捉率が低い自営業者が多い下町ではデータより消費力が高くなるケースが多く、東京の城東エリアでは意外にバカ売れする施設がある。
同じ地域でも男女比や世代構成が極端に違うケースもあり、湘南や福岡の海寄り(若く女性が多い)と内陸寄り(高齢で男性が多い)は典型的な事例だ。女性比率が極端に高い例としては京都市東山区(133.6)、福岡市中央区(124.4)、札幌市中央区(120.7)などが挙げられるが、工業地帯では逆に男性比率が高くなる。

 都市計画も地域の発展を方向付ける。商業施設の商圏を行政区域別に用途地域を調べると線引き地区と非線引き地区に分かれるが、住宅開発が進むのは線引き地区であり、開発メリットのある用途地域(第1種低層住居専用地域や風致地区を除く住居地域)に集中する。名古屋東部郊外のイオンモール長久手とららぽーと愛知東郷、プライムツリー赤池の商圏発展性など、都市計画の用途地域指定から推計できる。

 住宅開発の歴史的経緯や大災害による開発の途絶も商圏の性格を大きく左右する。関西地区の住宅開発は1995年の阪神淡路大震災を契機に神戸以西の開発が途絶して南と東に向かい、神戸は地域の世代構成が年とともに高齢化する社会流入のない特殊地域となった。郊外商圏の多くは世帯流動性が低く、年とともに世代構成が上昇するものだが、再開発期の下町や郊外ターミナルなどはマンション開発で若い世代が流入し、却って世代構成が若返る地域も多い。東京都の中央区や武蔵野市なども再開発で世代構成が大きく若返った好例だ。

※1.ハフモデル…米国のデビッド・ハフ博士が1960年代に提唱した、商業施設間の規模と距離による消費吸引率の計算モデルで、惑星間の質量と距離による引力計算に近い。正確には衣・食・住・遊などカテゴリー別に計算する必要がある

商業施設の戦略とマーチャンダイジング

 似たような立地にあっても、商業施設の戦略とマーチャンダイジングで商圏の広がりやカテゴリー別の占拠率、来店客の特性は大きく違ってくる。生活圏のエッセンシャルニーズを確実に取り込む「足元商圏高占拠率型」から、専門的ニーズを広域から集める「広域商圏拡張型」まで商業施設の戦略はさまざまで、マーチャンダイジングも大きく異なる。

 ファッション関連だと専門的ニーズで広域から集客する駅ビルやファッションビル、郊外でも広域集客のアップスケールな大型ショッピングセンター(SC)ばかりが出店の対象になりがちだが、専門的ニーズで広域集客する分、業種が偏って足元の日常ニーズを取りこぼすことも多く、売り上げが不安定になりがちだ。好立地で広域を狙う分、コストがかさんで家賃も高く、売り上げに見合わないこともある。ニッチな狙いのテナントが集まる分、館内の客流も流動的で、テナントの入れ替りで流れが変わり売り上げが不安定になることもある。都心のファッションビルなどはその傾向が顕著で、テナントの入れ替わりがいつまでも続く曰く付きの商業施設になってしまうこともある。

 駅ビルやファッションビルだけでなく郊外の広域大型SCでも、ニッチな切り口で広域を狙うほど館内の位置によって客層や客流が偏り、テナントの入れ替わりで周辺テナントの売上も大きく上下してしまう。私が商業施設の再生を請け負う時は、徹底して館内の客流と販売効率の関係を洗い、客層やカテゴリーごとに必要な業種・業態をそろえてゾーンをまとめ、ゾーンの自然なつながりで全館の客流を最大化し、販売効率を平準化して売上総額と賃料総額を最大化するよう組み直している。

 これはデベロッパー側のスタンスだが、売り上げの取れる業種と賃料の取れる業種は一致する部分と一致しない部分があり、うまく組み合すと売り上げも賃料も最大化できる。ゾーニングの目玉となっている外資大型ファッション店など販売効率も賃料貢献も極めて低く、その周辺テナントの販売効率まで引き下げてしまうから、準核テナントとしての価値も疑わしい。

 逆に生活必需の業種・業態を欠落なくそろえて足元占拠率を最大化すれば集客も販売効率も安定し、エッセンシャルなファッションテナントも一定の販売効率を確保できる。そんな「足元商圏高占拠率型」マーチャンダイジングの中規模SCは賃料水準も「広域商圏拡張型」の大型SCに比べれば3分の1ほどだから、人時効率の高い大型店なら確実に利益を稼げる。郊外のパワーセンターやストリップセンターなどLCC型の商業施設※2.には「ユニクロ」や「ジーユー」、「ABCマート」や「ハニーズ」などエッセンシャルな勝ち組が着々と布陣しているではないか。スーパーマーケット隣接で一時、大成功したカナダの「ジョー・フレッシュ」という事例もある。

※2.LCC型の商業施設…ローコスト運営の商業施設を格安航空会社(Low Cost Career)になぞらえたもので、ローコスト(低家賃)に加えてフリーダム(営業規制が緩い)、オープンエア、ダイレクトパーキングといった要素もそろう

出店条件と採算

 商業施設の賃料条件は路面物件と違って仲介流通性がないためデベッパーとテナントの密室交渉になって市場価格が形成されず、類似区画でもテナントによって賃料水準が何倍も違うという不透明・不公平な弱肉強食の世界だ。フロアやフロア内の位置、区画の大きさや形状による合理的な格差はともかく、テナントの“風評人気”や需給関係による優遇と冷遇の格差があまりに大きく、広域型の大型SCでは坪当り賃料が上下10倍ほども違ってくる。

 多くの商業施設のリニューアルに関わる中、全テナントの売上推移はもちろん、坪販売効率と坪賃料の一覧を目にする機会が何度もあったが、販売効率と賃料は必ずしもスライドしない。高販売効率ゆえに高額な歩率賃料を負担するテナントもあれば、高販売効率でも歩率の低さや逓減条件で賃料負担を抑えるテナントもあり、低販売効率でも最低保証に引っかかって割高な賃料を負担するテナントもあれば、低販売効率でも歩率も最低保証も低いため賃料負担が極端に低いテナントもあり、契約条件次第でテナント店の賃料負担は大きく変わる。

 出店条件にはイニシャルコストとランニングコストがある。イニシャルコストでは内装監理費やB工事費※3.(優遇条件ではデベが負担することが多く、中にはC工事費まで負担する例さえある)が大きく、抑制できれば減価償却や金利負担を圧縮できるし、投資を他に振り向ける余力も確保できる。定借期間内退店時のペナルティー条項を回避できれば、将来の減損発生リスクも避けられる。

 ランニングコストでは売り上げに対する歩率賃料と最低保証賃料が要となる。一般テナントに対しては10%程度の歩率賃料に加えて共益費や販促費などが上乗せされるが、優遇テナントに対してはオール込みの「総合賃料」で、その歩率も1ケタになる。加えて、1000平方メートルを超える大型店舗は「準核」扱いになって、売上金の直接収納やキャッシュレス決済の直接契約が認められることも多い。一般テナントは売上金をデベロッパーが預かって家賃などを天引きし22.5日遅れで振り込まれるが、「準核」店舗は自店のレジに直接、売上金を収納できる。キャッシュレス決済の手数料率も、商業施設の包括加盟と有力チェーンの直接加盟では倍以上も違うから、キャッシュレス決済比率が高まる中では損益に直結する。

 賃料歩率は「準核」テナントや目玉テナントを除けば規定値で動かすのは難しいが、最低保証は個別の交渉で結構動く。コロナ禍の賃料交渉でも歩率はほとんど動かなかったが、最低保証を切り下げた事例は少なくなかったようだ。最低保証賃料は絶対水準もともかく、端境月の売り上げの落ち込みを回避する自助努力も必要で、マーチャンダイジングの流れを組み替えて回避すれば、年間の賃料負担率を2〜3ポイントも軽減できる。

※3.A工事、B工事、C工事…施設によって区分は多少異なることがあるが、A工事は建物の躯体部分や共用部分、給水・排水や消防設備で、デベロッパー側が施工してデベロッパーが負担する。B工事はテナント側の要望による空調・排気、防水・排水、分電・配線など本体と関わる部分でデベ側が施工するが、費用はテナントが負担することが多い。C工事は内装や什器、照明などで、テナント側の仕様でテナント側が工事しテナントが負担する

店舗運営と採算

 減価償却や賃料負担を抑制しても、店舗運営が稚拙では人件費が肥大して利益を食い潰してしまう。アパレルテナントの売上対比人件費率は平均して16〜17%だが、店舗面積や販売単価によって格差が大きく、低単価の小型店舗では20%を超える一方、高単価店や150坪以上の大型店では12%を切り、10%未満に収まるケースも見られる。加えて、物流と連携するVMD体系の確立やICタグ装備でマテハン人時量やレジ精算人時量は大きく抑制できる。

 前回6月1日掲載の本リポート「壁に当たったアパレルチェーンの経営構図 今こそ断捨離を決断せよ」で詳説した店舗運営の課題を読み返し、出店においては大型整形店舗の獲得に注力し、店舗運営を標準化・効率化して採算を抜本的に改善するべきだ。それができないままでの出店は不採算店を量産することになりかねない。好調時の販売効率を前提に出店採算を弾き、非効率な運営のまま多店化すれば、いずれ悲劇がやってくる。半世紀近く、多くのアパレルチェーンの消長を見てきた私の忠告に耳を傾けてほしい。

小島健輔(こじま・けんすけ):慶應義塾大学卒。大手婦人服専門店チェーンに勤務した後、小島ファッションマーケティングを設立。マーケティング&マーチャンダイジングからサプライチェーン&ロジスティクスまで店舗とネットを一体にC&Cやウェブルーミングストアを提唱。著書に店舗販売とECの明日を検証した「店は生き残れるか」(商業界)、12月11日に出版した「アパレルの終焉と再生」(朝日新書)

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出店で後悔しないためのチェックリスト 罠とチャンスをこう見分けよ 小島健輔リポート


 ファッション業界の御意見番であるコンサルタントの小島健輔氏が、日々のニュースの裏側を解説する。アパレルの構造改革による大量閉店が相次いで発表されている。コロナの影響があるとはいえ、なぜ需給バランスが崩れるほどの過剰出店が常態化するのか。問題点を整理してみた。

 強気の大量出店と過剰供給の果てに大量退店を繰り返し、コロナ禍による不採算店の急増でさらなる大量退店を強いられるアパレル業界だが、そもそも出店判断自体が勘と度胸と「皆で渡れば怖くない」の非科学的なギャンブルだったとの指摘も免れない。大量退店は膨大な減損とペナルティーで経営の屋台骨を揺るがす痛恨の失策であり、それを回避するには出店判断の精度と根底の出店戦略が問われる。100社近いアパレルの出店戦略に関わり、400を超える商業施設のポテンシャルを検証し、50を超える商業施設の開発や再生に関わってきた私の経験から、出店で後悔しない要点を解き明かしてみたい。

懲りない大量出店と大量退店

 オンワードホールディングスは2020年2月期と21年2月期で1400店を退店して19年10月の3000店から店舗網を半減し、計107億8600万円の減損を計上。ワールドは21年3月期末までの5期間に延べ655店を出店して1234店を退店し、期末店舗数は2534店から2194店になった。計605店を退店した20年3月期と21年3月期のブランド事業の減損は計22億6700万円だが、構造改革費用として計上した店舗に関わる減損や除却損を合わせれば118億5000万円に上る。強気で大量出店しては不採算店が増えて大量退店する消耗戦を繰り返してきたという指摘は免れまい。

 大量出店と大量退店の消耗戦はアパレル業界に共通する愚行のようで、日本の上場アパレルチェーン7社は11年から18年上期で計1703店を出店して1,864店を退店しているし(退店率109.5%)、同期間に米国の上場アパレルチェーン8社も2730店を出店して3299店を退店している(退店率120.8%)。もっと長期に見ても、定期借家契約が導入された00年から16年間の私のクライアントも延べ1万2551店を出店して8211店を退店している(退店率65.4%)。

 まだしもうまく回っていたリーマンショック前の00年代でも退店率は平均48.5%と過半に近かったが、オーバーストアと過剰供給に定借満了による追い出しが加わった近年は出店より退店が多いというオーバー退店状態が続いている。その転換点となったのは08年と15年で、退店率が底だった07年の30.9%が08年には54.2%、09年には73.8%、11年には96.3%に跳ね上がり、16年には143.4%とコロナ前の頂点に達している。退店理由も「売上不振・収益低迷」が13年を底に跳ね上がって18年には8割に迫り、13年以降は「定借満了」も退店理由の過半を占めている。

 「定借満了」で追い出されるならまだしも、「売上不振・収益低迷」に耐えきれず定借期間満了前に退店しようものなら、通常の原状回復費用と店舗設備の減損に加えて、ほぼ6割のケースでペナルティーが発生している。商業施設なら基準家賃の3〜10カ月分ほどだが、投資ファンドが絡んだ都心の路面物件などでは残存期間の家賃全額が一括請求されるケースもある。

 出店は成功すれば良いが、失敗すれば膨大な損失を招くギャンブルで、支店経営の小さなチェーンでは1店の失敗が経営の破綻を招くことさえある。中堅チェーンでも、好調時の強気の出店が人気の凋落で致命傷になったケースもあり、出店は先々までのリスクを読んで慎重な判断が求められる。

出店案件の商圏特性を読む

 出店のリスクは案件そのものの選択判断と出店条件にあることはいうまでもない。商業施設そのものの性格とポテンシャルはもちろん、その区画で自店にとって十分な売り上げが見込めるかどうか、提示された条件で収益が見込めるかどうか、慎重な判断が求められる。

 商業施設の性格とポテンシャルはデベロッパーが提示する商圏資料と施設構成、売上計画を鵜呑みにするなどあり得ないが、自社で商圏分析システムを継続活用して自店の売り上げを予測できるまで精度を高めない限り、多少は割り引くにしても鵜呑みにするか、多くの商業施設で並ぶ“仲間”のそろい方で判断するしかないのが実態だ。多くの店舗開発担当者に接してきたが、経験と勘に加えて“仲間”そろいを目安にするケースが少なくなかった。

 “仲間”といっても個々に特性が異なるから、A店が売れても自店が売れるとは限らないし、デベの提示するテナント配置はリーシング途上のもので、蓋を開けてみれば目安にしていた“仲間”が辞退していたということもある。自店の売り上げを正確に予測するには自店特有の指標を積み上げるしかなく、商圏分析システムを継続使用して精度を高める必要がある。

 商業施設の商圏は単純な同心円状ではなく、都市形成の歴史的経緯や地形、交通インフラで複雑に絡み合い、ライバル商業施設の商圏との分水嶺(ハフモデル※1.境界)も見定めなければならない。世代構成や所得階層構成も地域で大きく異なり、同一地域でも鉄道沿線や低地と台地、下町と山の手で極端に開く場合がある。三ノ宮以東の阪神間(阪神沿線、JR沿線、阪急沿線)や横浜の港北エリア(横浜市営地下鉄沿線、東急田園都市線沿線)は典型的な事例ではないか。

 商圏データの所得水準は国税庁が掌握したもので、所得捕捉率が高い給与所得者が多い地区では統計水準以上の消費は望めないが、所得捕捉率が低い自営業者が多い下町ではデータより消費力が高くなるケースが多く、東京の城東エリアでは意外にバカ売れする施設がある。
同じ地域でも男女比や世代構成が極端に違うケースもあり、湘南や福岡の海寄り(若く女性が多い)と内陸寄り(高齢で男性が多い)は典型的な事例だ。女性比率が極端に高い例としては京都市東山区(133.6)、福岡市中央区(124.4)、札幌市中央区(120.7)などが挙げられるが、工業地帯では逆に男性比率が高くなる。

 都市計画も地域の発展を方向付ける。商業施設の商圏を行政区域別に用途地域を調べると線引き地区と非線引き地区に分かれるが、住宅開発が進むのは線引き地区であり、開発メリットのある用途地域(第1種低層住居専用地域や風致地区を除く住居地域)に集中する。名古屋東部郊外のイオンモール長久手とららぽーと愛知東郷、プライムツリー赤池の商圏発展性など、都市計画の用途地域指定から推計できる。

 住宅開発の歴史的経緯や大災害による開発の途絶も商圏の性格を大きく左右する。関西地区の住宅開発は1995年の阪神淡路大震災を契機に神戸以西の開発が途絶して南と東に向かい、神戸は地域の世代構成が年とともに高齢化する社会流入のない特殊地域となった。郊外商圏の多くは世帯流動性が低く、年とともに世代構成が上昇するものだが、再開発期の下町や郊外ターミナルなどはマンション開発で若い世代が流入し、却って世代構成が若返る地域も多い。東京都の中央区や武蔵野市なども再開発で世代構成が大きく若返った好例だ。

※1.ハフモデル…米国のデビッド・ハフ博士が1960年代に提唱した、商業施設間の規模と距離による消費吸引率の計算モデルで、惑星間の質量と距離による引力計算に近い。正確には衣・食・住・遊などカテゴリー別に計算する必要がある

商業施設の戦略とマーチャンダイジング

 似たような立地にあっても、商業施設の戦略とマーチャンダイジングで商圏の広がりやカテゴリー別の占拠率、来店客の特性は大きく違ってくる。生活圏のエッセンシャルニーズを確実に取り込む「足元商圏高占拠率型」から、専門的ニーズを広域から集める「広域商圏拡張型」まで商業施設の戦略はさまざまで、マーチャンダイジングも大きく異なる。

 ファッション関連だと専門的ニーズで広域から集客する駅ビルやファッションビル、郊外でも広域集客のアップスケールな大型ショッピングセンター(SC)ばかりが出店の対象になりがちだが、専門的ニーズで広域集客する分、業種が偏って足元の日常ニーズを取りこぼすことも多く、売り上げが不安定になりがちだ。好立地で広域を狙う分、コストがかさんで家賃も高く、売り上げに見合わないこともある。ニッチな狙いのテナントが集まる分、館内の客流も流動的で、テナントの入れ替りで流れが変わり売り上げが不安定になることもある。都心のファッションビルなどはその傾向が顕著で、テナントの入れ替わりがいつまでも続く曰く付きの商業施設になってしまうこともある。

 駅ビルやファッションビルだけでなく郊外の広域大型SCでも、ニッチな切り口で広域を狙うほど館内の位置によって客層や客流が偏り、テナントの入れ替わりで周辺テナントの売上も大きく上下してしまう。私が商業施設の再生を請け負う時は、徹底して館内の客流と販売効率の関係を洗い、客層やカテゴリーごとに必要な業種・業態をそろえてゾーンをまとめ、ゾーンの自然なつながりで全館の客流を最大化し、販売効率を平準化して売上総額と賃料総額を最大化するよう組み直している。

 これはデベロッパー側のスタンスだが、売り上げの取れる業種と賃料の取れる業種は一致する部分と一致しない部分があり、うまく組み合すと売り上げも賃料も最大化できる。ゾーニングの目玉となっている外資大型ファッション店など販売効率も賃料貢献も極めて低く、その周辺テナントの販売効率まで引き下げてしまうから、準核テナントとしての価値も疑わしい。

 逆に生活必需の業種・業態を欠落なくそろえて足元占拠率を最大化すれば集客も販売効率も安定し、エッセンシャルなファッションテナントも一定の販売効率を確保できる。そんな「足元商圏高占拠率型」マーチャンダイジングの中規模SCは賃料水準も「広域商圏拡張型」の大型SCに比べれば3分の1ほどだから、人時効率の高い大型店なら確実に利益を稼げる。郊外のパワーセンターやストリップセンターなどLCC型の商業施設※2.には「ユニクロ」や「ジーユー」、「ABCマート」や「ハニーズ」などエッセンシャルな勝ち組が着々と布陣しているではないか。スーパーマーケット隣接で一時、大成功したカナダの「ジョー・フレッシュ」という事例もある。

※2.LCC型の商業施設…ローコスト運営の商業施設を格安航空会社(Low Cost Career)になぞらえたもので、ローコスト(低家賃)に加えてフリーダム(営業規制が緩い)、オープンエア、ダイレクトパーキングといった要素もそろう

出店条件と採算

 商業施設の賃料条件は路面物件と違って仲介流通性がないためデベッパーとテナントの密室交渉になって市場価格が形成されず、類似区画でもテナントによって賃料水準が何倍も違うという不透明・不公平な弱肉強食の世界だ。フロアやフロア内の位置、区画の大きさや形状による合理的な格差はともかく、テナントの“風評人気”や需給関係による優遇と冷遇の格差があまりに大きく、広域型の大型SCでは坪当り賃料が上下10倍ほども違ってくる。

 多くの商業施設のリニューアルに関わる中、全テナントの売上推移はもちろん、坪販売効率と坪賃料の一覧を目にする機会が何度もあったが、販売効率と賃料は必ずしもスライドしない。高販売効率ゆえに高額な歩率賃料を負担するテナントもあれば、高販売効率でも歩率の低さや逓減条件で賃料負担を抑えるテナントもあり、低販売効率でも最低保証に引っかかって割高な賃料を負担するテナントもあれば、低販売効率でも歩率も最低保証も低いため賃料負担が極端に低いテナントもあり、契約条件次第でテナント店の賃料負担は大きく変わる。

 出店条件にはイニシャルコストとランニングコストがある。イニシャルコストでは内装監理費やB工事費※3.(優遇条件ではデベが負担することが多く、中にはC工事費まで負担する例さえある)が大きく、抑制できれば減価償却や金利負担を圧縮できるし、投資を他に振り向ける余力も確保できる。定借期間内退店時のペナルティー条項を回避できれば、将来の減損発生リスクも避けられる。

 ランニングコストでは売り上げに対する歩率賃料と最低保証賃料が要となる。一般テナントに対しては10%程度の歩率賃料に加えて共益費や販促費などが上乗せされるが、優遇テナントに対してはオール込みの「総合賃料」で、その歩率も1ケタになる。加えて、1000平方メートルを超える大型店舗は「準核」扱いになって、売上金の直接収納やキャッシュレス決済の直接契約が認められることも多い。一般テナントは売上金をデベロッパーが預かって家賃などを天引きし22.5日遅れで振り込まれるが、「準核」店舗は自店のレジに直接、売上金を収納できる。キャッシュレス決済の手数料率も、商業施設の包括加盟と有力チェーンの直接加盟では倍以上も違うから、キャッシュレス決済比率が高まる中では損益に直結する。

 賃料歩率は「準核」テナントや目玉テナントを除けば規定値で動かすのは難しいが、最低保証は個別の交渉で結構動く。コロナ禍の賃料交渉でも歩率はほとんど動かなかったが、最低保証を切り下げた事例は少なくなかったようだ。最低保証賃料は絶対水準もともかく、端境月の売り上げの落ち込みを回避する自助努力も必要で、マーチャンダイジングの流れを組み替えて回避すれば、年間の賃料負担率を2〜3ポイントも軽減できる。

※3.A工事、B工事、C工事…施設によって区分は多少異なることがあるが、A工事は建物の躯体部分や共用部分、給水・排水や消防設備で、デベロッパー側が施工してデベロッパーが負担する。B工事はテナント側の要望による空調・排気、防水・排水、分電・配線など本体と関わる部分でデベ側が施工するが、費用はテナントが負担することが多い。C工事は内装や什器、照明などで、テナント側の仕様でテナント側が工事しテナントが負担する

店舗運営と採算

 減価償却や賃料負担を抑制しても、店舗運営が稚拙では人件費が肥大して利益を食い潰してしまう。アパレルテナントの売上対比人件費率は平均して16〜17%だが、店舗面積や販売単価によって格差が大きく、低単価の小型店舗では20%を超える一方、高単価店や150坪以上の大型店では12%を切り、10%未満に収まるケースも見られる。加えて、物流と連携するVMD体系の確立やICタグ装備でマテハン人時量やレジ精算人時量は大きく抑制できる。

 前回6月1日掲載の本リポート「壁に当たったアパレルチェーンの経営構図 今こそ断捨離を決断せよ」で詳説した店舗運営の課題を読み返し、出店においては大型整形店舗の獲得に注力し、店舗運営を標準化・効率化して採算を抜本的に改善するべきだ。それができないままでの出店は不採算店を量産することになりかねない。好調時の販売効率を前提に出店採算を弾き、非効率な運営のまま多店化すれば、いずれ悲劇がやってくる。半世紀近く、多くのアパレルチェーンの消長を見てきた私の忠告に耳を傾けてほしい。

小島健輔(こじま・けんすけ):慶應義塾大学卒。大手婦人服専門店チェーンに勤務した後、小島ファッションマーケティングを設立。マーケティング&マーチャンダイジングからサプライチェーン&ロジスティクスまで店舗とネットを一体にC&Cやウェブルーミングストアを提唱。著書に店舗販売とECの明日を検証した「店は生き残れるか」(商業界)、12月11日に出版した「アパレルの終焉と再生」(朝日新書)

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韓国酒場×不純喫茶!? インスタ人気の間借り韓国カフェ「長続きしなくても、いま儲かればOK」

 第4次韓流ブームに乗って、繁華街立地を中心に大量発生している韓国酒場。大阪・梅田には、韓国酒場の間借り業態で、不純喫茶を名乗る「不純喫茶トマンナヨ(韓国語でまた会いましょうという意味)」が登場、若者を中心に人気を集めている。
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ファッションとアートの理想的な協業とは 「オールモストブラック」と白髪一雄・富士子のコラボレーションから探る

 アートとファッションを融合したクリエイションが近年増え続けている。中嶋峻太のメンズブランド「オールモストブラック(ALMOSTBLACK)」は、ブランド立ち上げ時からこの手法を用いており、2021-22年秋冬シーズンはアーティストの白髪一雄と妻の富士子とコラボレーションした。“阿吽”と題したコレクションは、一雄と富士子の作品をプリントしたり、貼り付けているだけではない。素材のカッティングやムードをテーラリングやミリタリーベースのスタイルに盛り込み、コレクション全体を通して白髪夫妻の芸術性を表現している。ここまでならば、他ブランドでも珍しいことではない。「オールモストブラック」は、表面的な部分よりもさらに深いところでファッションとアート、白髪夫妻と中嶋デザイナーの感性を結びつけるクリエイションに挑んでいる。果たしてファッションとアートは“阿吽”のごとく共鳴し合えるのか。中嶋デザイナーと、「オールモストブラック」21-22年秋冬シーズンのルックブックにあとがきを寄稿した、美術・写真の批評などを行うライターの村上由鶴(ゆづ)に聞いた。

2時間に及んだ必死の説得

WWD:白髪一雄さんと富士子さんをテーマに選んだ理由は?

中嶋峻太「オールモストブラック」デザイナー(以下、中嶋):2016-17年秋冬と17年春夏シーズンに、白髪一雄さんが所属していたアーティスト集団「具体」をテーマにし、後々になって一雄さんのアシスタントを妻の富士子さんが務めていたのだと知りました。「オールモストブラック」でも、僕が服を作り、妻が全てのグラフィックを手掛けているので、その関係性がいいなと思ったんです。ただ有名な芸術家なだけに、説得が簡単ではなかった。

WWD:どのように説得した?

中嶋:まずは手紙を出しました。一雄さんと富士子さんは故人なので、息子さんから返事がきて会えることになったんです。実際に会ってからは、僕が1人でたぶん2時間ぐらい必死に喋りっぱなし。自己紹介から始めて、こういうデザインの服に作品を取り入れたいという絵型をあらかじめ全部描いて説明しました。それから「ファッションを通じて作品を世の中に広めたい」という思いを伝え、財団の方のサポートもあって承諾を得ることができたんです。最終的には5作品をコレクションで使用しています。

WWD:主に美術批評の執筆が多い村上さんがルックブックに参加した理由は?

村上由鶴(以下、村上):共通の知人から中嶋さんを紹介してもらい、「アートは、批評することで文脈的に深まる。それをファッションでもやってみたい」と相談を受けたんです。私も昔はアパレル販売のアルバイトをしていた経験があり、特に男性でファッションやカルチャーが好きな人って知識をこれでもかというほど深掘りする人が多かったので、美術批評にも通じると思ったんです。直感的な「かっこいい」ももちろんいいんですけど、美術は何から影響を受けたかやどういうカテゴリーに属しているか、誰が評価したかを知ることで知識が深まり、理解が広がっていくんです。

中嶋:今は美術批評ほどの影響力がファッションの批評にはありません。影響力という点ではカニエ・ウェスト(Kanye West)が着たからバズる、売れるといったものはありますけど、それはあくまで一過性のものでカルチャーとは少し違う。であれば、人や作品の関係性をもっと深いところまで掘り下げる批評のようなことがファッションでもできるんじゃないかと。

WWD:普段はアート界に軸足を置く村上さんが、今回の協業で感じたことは?

村上:服に絵をプリントしただけのお土産感覚なTシャツは数多く見てきましたけど、今回は高い水準で協業しているなと感じました。実際に服を見ると、一雄さんと富士子さんの作品がパターンで表現されていたり、富士子さんの和紙を引き裂いた作風を生地のカッティングで見せていたりと、エッセンスがしっかり汲み取られていた。こういう軸でのコラボレーションを私は初めて見たので、いかに深いところで共鳴し合えるかがファッションとアートの融合には大切なのだなと思いました。

中嶋:深いところ、というのは協業するうえでは重要ですね。キム・ジョーンズ(Kim Jones)やヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)はよくアーティストと組んでコレクションを作っていますが、アートに精通している2人だからこそクリエイションも深く、ファッションを通じて作品を世に広めたいという意思が感じられます。

村上:アーティストの作品をプリントして直感的に「いいね」と思わせるのも大事なのですが、商業的なコラボレーションの多くはそれが“作品”ではなく“柄”としてしか認識されていません。個人的には、アーティストがどういう人で、作品がどんなコンセプトで、それが服作りとこういう共通点があるから協業した、という背景を伝える方が説得力があり、消費者にも受け入れられると考えています。とはいえ、アートの入り口を広げるのはとっても大事なことなのですけどね。

現在の“アートバブル”の弊害

WWD:昔に比べてアートとファッションの距離感が縮まったと感じる?

中嶋:最近はSNSの浸透もあり、アートがより身近になりました。例えば美術館の展覧会に行くにしても、昔は意識的にアンテナを張っていないと気が付かなかったのが、今ではみんながSNSでシェアするから意識しなくても情報が入ってきます。

村上:確かに距離は縮まりましたけど、アートは敷居が高く狭い業界というのは相変わらず。それがよしとされてこれまで成立してきた部分もあるのですが、最近はその壁がちょっと強固すぎる気もしています。だから親しみやすいファッションとつながることで、その壁が少しでも崩れるといいですね。

WWD:ファッションとの商業的なコラボレーションに否定的な声はない?

村上:アート界には服が好きな人が多いので、まだ現役アーティストの場合は特にどういうレベルでのコラボレーションかをシビアに見られている気がます。レベルというのは、組むブランドも含め、作品をファッションでどう表現しているかや、両者の創造性が合致しているかなどです。

WWD:外から見ると敷居が高く狭い業界、というのはファッション界も同じでは?

中嶋:そうですね。だからこそお互いを高め合う協業がしたいんですよ。ファッションの商業的な部分をポジティブに生かしつつ、アート界も一緒に盛り上げていきたい。両方が好きな僕からすると、純粋にファッションもアートもたくさんの人に知ってもらいたいという気持ちだけなので。

WWD:日本では最近、アートがよく売れていると聞くが?

村上:確かに、アートバブルではあると思います。起業家や経営者がアートを買い始めて、それが徐々に広がっていますね。ただ、本当に好きで買っている人もいれば、資本として見ている人、著名人が“いいね”したから買っているなどさまざまで、作品の価値がガラパゴス化してしまっている。今、世間で1500万円前後で取引されている有名アーティストの作品が、アート界での価値が実はゼロに等しいということも珍しくありません。美術作品はいかに新しい創造性を生み出しているかが重要なので、過去の有名作家の作風を焼き直しても、美術作品としての価値はないんです。世間の印象と作品の価値のギャップを埋めるのが批評だと信じてはいるのですが、深く難解な批評によって世間からの敷居を高くしてしまっているというのも否定できません。

中嶋:外から見ていると、今のアート界は少し前のファッション界と重なる部分があるので学ぶ点が多いですね。ファッションでも、自らの価値を落としてまで目先のバズを追いかけると、長期的には衰退していくだけ。だからこそシンプルに、作り手の人柄や、どういうものに影響を受けたか、なぜ今このクリエイションなのかという背景を伝えてきたいし、ファッションメディアにもそうあってほしい。服や作品の純粋な価値がビジネスにつながる環境を、デザイナーとして作っていきたいです。

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ファッションとアートの理想的な協業とは 「オールモストブラック」と白髪一雄・富士子のコラボレーションから探る

 アートとファッションを融合したクリエイションが近年増え続けている。中嶋峻太のメンズブランド「オールモストブラック(ALMOSTBLACK)」は、ブランド立ち上げ時からこの手法を用いており、2021-22年秋冬シーズンはアーティストの白髪一雄と妻の富士子とコラボレーションした。“阿吽”と題したコレクションは、一雄と富士子の作品をプリントしたり、貼り付けているだけではない。素材のカッティングやムードをテーラリングやミリタリーベースのスタイルに盛り込み、コレクション全体を通して白髪夫妻の芸術性を表現している。ここまでならば、他ブランドでも珍しいことではない。「オールモストブラック」は、表面的な部分よりもさらに深いところでファッションとアート、白髪夫妻と中嶋デザイナーの感性を結びつけるクリエイションに挑んでいる。果たしてファッションとアートは“阿吽”のごとく共鳴し合えるのか。中嶋デザイナーと、「オールモストブラック」21-22年秋冬シーズンのルックブックにあとがきを寄稿した、美術・写真の批評などを行うライターの村上由鶴(ゆづ)に聞いた。

2時間に及んだ必死の説得

WWD:白髪一雄さんと富士子さんをテーマに選んだ理由は?

中嶋峻太「オールモストブラック」デザイナー(以下、中嶋):2016-17年秋冬と17年春夏シーズンに、白髪一雄さんが所属していたアーティスト集団「具体」をテーマにし、後々になって一雄さんのアシスタントを妻の富士子さんが務めていたのだと知りました。「オールモストブラック」でも、僕が服を作り、妻が全てのグラフィックを手掛けているので、その関係性がいいなと思ったんです。ただ有名な芸術家なだけに、説得が簡単ではなかった。

WWD:どのように説得した?

中嶋:まずは手紙を出しました。一雄さんと富士子さんは故人なので、息子さんから返事がきて会えることになったんです。実際に会ってからは、僕が1人でたぶん2時間ぐらい必死に喋りっぱなし。自己紹介から始めて、こういうデザインの服に作品を取り入れたいという絵型をあらかじめ全部描いて説明しました。それから「ファッションを通じて作品を世の中に広めたい」という思いを伝え、財団の方のサポートもあって承諾を得ることができたんです。最終的には5作品をコレクションで使用しています。

WWD:主に美術批評の執筆が多い村上さんがルックブックに参加した理由は?

村上由鶴(以下、村上):共通の知人から中嶋さんを紹介してもらい、「アートは、批評することで文脈的に深まる。それをファッションでもやってみたい」と相談を受けたんです。私も昔はアパレル販売のアルバイトをしていた経験があり、特に男性でファッションやカルチャーが好きな人って知識をこれでもかというほど深掘りする人が多かったので、美術批評にも通じると思ったんです。直感的な「かっこいい」ももちろんいいんですけど、美術は何から影響を受けたかやどういうカテゴリーに属しているか、誰が評価したかを知ることで知識が深まり、理解が広がっていくんです。

中嶋:今は美術批評ほどの影響力がファッションの批評にはありません。影響力という点ではカニエ・ウェスト(Kanye West)が着たからバズる、売れるといったものはありますけど、それはあくまで一過性のものでカルチャーとは少し違う。であれば、人や作品の関係性をもっと深いところまで掘り下げる批評のようなことがファッションでもできるんじゃないかと。

WWD:普段はアート界に軸足を置く村上さんが、今回の協業で感じたことは?

村上:服に絵をプリントしただけのお土産感覚なTシャツは数多く見てきましたけど、今回は高い水準で協業しているなと感じました。実際に服を見ると、一雄さんと富士子さんの作品がパターンで表現されていたり、富士子さんの和紙を引き裂いた作風を生地のカッティングで見せていたりと、エッセンスがしっかり汲み取られていた。こういう軸でのコラボレーションを私は初めて見たので、いかに深いところで共鳴し合えるかがファッションとアートの融合には大切なのだなと思いました。

中嶋:深いところ、というのは協業するうえでは重要ですね。キム・ジョーンズ(Kim Jones)やヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)はよくアーティストと組んでコレクションを作っていますが、アートに精通している2人だからこそクリエイションも深く、ファッションを通じて作品を世に広めたいという意思が感じられます。

村上:アーティストの作品をプリントして直感的に「いいね」と思わせるのも大事なのですが、商業的なコラボレーションの多くはそれが“作品”ではなく“柄”としてしか認識されていません。個人的には、アーティストがどういう人で、作品がどんなコンセプトで、それが服作りとこういう共通点があるから協業した、という背景を伝える方が説得力があり、消費者にも受け入れられると考えています。とはいえ、アートの入り口を広げるのはとっても大事なことなのですけどね。

現在の“アートバブル”の弊害

WWD:昔に比べてアートとファッションの距離感が縮まったと感じる?

中嶋:最近はSNSの浸透もあり、アートがより身近になりました。例えば美術館の展覧会に行くにしても、昔は意識的にアンテナを張っていないと気が付かなかったのが、今ではみんながSNSでシェアするから意識しなくても情報が入ってきます。

村上:確かに距離は縮まりましたけど、アートは敷居が高く狭い業界というのは相変わらず。それがよしとされてこれまで成立してきた部分もあるのですが、最近はその壁がちょっと強固すぎる気もしています。だから親しみやすいファッションとつながることで、その壁が少しでも崩れるといいですね。

WWD:ファッションとの商業的なコラボレーションに否定的な声はない?

村上:アート界には服が好きな人が多いので、まだ現役アーティストの場合は特にどういうレベルでのコラボレーションかをシビアに見られている気がます。レベルというのは、組むブランドも含め、作品をファッションでどう表現しているかや、両者の創造性が合致しているかなどです。

WWD:外から見ると敷居が高く狭い業界、というのはファッション界も同じでは?

中嶋:そうですね。だからこそお互いを高め合う協業がしたいんですよ。ファッションの商業的な部分をポジティブに生かしつつ、アート界も一緒に盛り上げていきたい。両方が好きな僕からすると、純粋にファッションもアートもたくさんの人に知ってもらいたいという気持ちだけなので。

WWD:日本では最近、アートがよく売れていると聞くが?

村上:確かに、アートバブルではあると思います。起業家や経営者がアートを買い始めて、それが徐々に広がっていますね。ただ、本当に好きで買っている人もいれば、資本として見ている人、著名人が“いいね”したから買っているなどさまざまで、作品の価値がガラパゴス化してしまっている。今、世間で1500万円前後で取引されている有名アーティストの作品が、アート界での価値が実はゼロに等しいということも珍しくありません。美術作品はいかに新しい創造性を生み出しているかが重要なので、過去の有名作家の作風を焼き直しても、美術作品としての価値はないんです。世間の印象と作品の価値のギャップを埋めるのが批評だと信じてはいるのですが、深く難解な批評によって世間からの敷居を高くしてしまっているというのも否定できません。

中嶋:外から見ていると、今のアート界は少し前のファッション界と重なる部分があるので学ぶ点が多いですね。ファッションでも、自らの価値を落としてまで目先のバズを追いかけると、長期的には衰退していくだけ。だからこそシンプルに、作り手の人柄や、どういうものに影響を受けたか、なぜ今このクリエイションなのかという背景を伝えてきたいし、ファッションメディアにもそうあってほしい。服や作品の純粋な価値がビジネスにつながる環境を、デザイナーとして作っていきたいです。

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メロンパン製のマスクが登場 「パンの匂いをずっとかいでいたい」人に最適

 悟空のきもち ザ ラボは6月10日、メロンパン専門店“メロン・ドゥ・メロン”の協力を得て開発した、メロンパン製のマスク“マスクパン”(5個入り、税込1800円)を発売する。

 これは、パンを愛する大学生3人が中心となり開発。「パンの匂いをずっとかいでいたい」という夢をかなえる、(おそらく)世界初の食べられるマスクだ。

 単なるお遊びのようにも思えるが、実はマスクとしての性能も確か。マスクの第三者試験機関であるユニチカガーメンテック研究所で、4月に実施した製品性能試験によると、飛沫防止性能可視化試験において メロンパンは市販マスクと同等か、それ以上の結果を示した。マスクとしての大きな可能性を示し、パン好きの夢をかなえる“世界一幸せなマスク”として今回の発売に至った。

 発表に先立ち、5月に東京・渋谷と秋葉原で配布イベントを実施。用意した200個の“マスクパン”が約10分で配布終了するなど大きな反響があった。思わず笑い出す人たちに、「感染対策としてメロンパンは人を幸せにする」ことに自信を深めたという。

 発売に際し、同社担当者は 「こんな時代でも、いつか未来で楽しく自慢したい、という思いで発売する。みんなでメロンパンをつけて笑い合う日本で、この時代を上書きしたいと願っている。このマスクにはそんな願いも込め、マスク性能試験の第三者試験機関やメロンパンの専門店の協力を得て、市販のマスクと同等以上の性能のメロンパンに仕上げた」とコメント。

 悟空のきもち ザ ラボは、65万人待ちを誇る頭のほぐし専門店「悟空のきもち」の実験会社として、2021年に本格稼働。日本を驚かす“ピュア発想企業”として、これまでにないような製品を世に送り出している。

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「エミリオ・プッチ」×「シュプリーム」コラボはアーカイブプリントを用いた14アイテム

 「エミリオ・プッチ(EMILIO PUCCI)」は、「シュプリーム(SUPREME)」とコラボレーションしたコレクションを6月10日に「シュプリーム」、11日に「エミリオ・プッチ」のオンラインストアで発売し、日本の「シュプリーム」店舗で12日から販売予定だ。

 「エミリオ・プッチ」のアーカイブプリントである、1965年の“トゥリパーニ(Tulipani)”と1970年の“ファンタジア(Fantasia)”の2つをデザインソースに、14点のアイテムを製作した。シルクのスモーキングジャケットや、耐水性を備えたナイロンスポーツジャケット、プリントや刺しゅうでロゴを施したシャツやTシャツ、スエットシャツとパンツ、サッカージャージーやショーツをそろえた。“ファンタジア”柄のアクセサリーではサングラスやベースボールキャップ、ベルト、「ジッポー(ZIPPO)」とのライターをそれぞれ3カラーでそろえる。

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「THREE」がホームフレグランス発売 3種の香りをラインアップ

 「スリー(THREE)」は6月11日、天然由来成分100%のオーガニック“ホームフレグランス”(全3種、各74mL、税込各3960円)を発売する。「空気を浄化するように、整える」をコンセプトに、エントランスやスタディルーム、ベッドルームなど空間に合わせて3種の香りをラインアップ。ブランドのコンセプト原料であるフランキンセンス油、バチョリ油、マンダリンオレンジ果皮油に加え、オリジナル原料のチャ葉エキスやレモン果実エキスを共通成分として配合する。

 “オープンマインド”は、エントランスやリビングなどコミュニケーションの場に向けて開発。タイム油やユーカリラディアータ油、ティートリー油を配合し、清潔感のあるトップノートに甘さを感じるパチュリ、上質なハーバルグリーンが爽やかに香る。

 “ポッシビリティ”は、スタディルームやリモートオフィスをよりクリアな時間を過ごせる空間に演出。爽快なローズマリーに軽く甘さのあるフレッシュなニアウリ、清涼感のあるローレルをブレンドし、集中力を高めたい時のマインドセットを助ける香りに仕上げた。

 “レリーヴド”は、ベッドルームに向けて心地よい睡眠へと導く香りが特徴。繊細なベルガモットの芳香がトップノートに香り、ウッディとシトラスにフローラルが溶け合うプチグレンのハートノートに、落ち着きのあるネロリを配合した。

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国際的家具の見本市「ミラノサローネ」の特別展「スーパーサローネ」が9月に開催 オンラインでの購入が可能に

 国際的デザインの祭典「ミラノサローネ国際家具見本市( MILANO SALONE以下、ミラノサローネ)」が今年は「スーパーサローネ(SUPER SALONE)」と名称を変え、イタリア・ミラノ郊外のローフィエラで9月5〜10日に開催される。通常、一般が入場できるのは会期終わりの週末だけだが、今年は初日から一般へも解放。6月30日には、イベントのコンテンツを発信するデジタルプラットーフォームを開設し、リアルとデジタルが融合したイベントになる。

 展示形式は、製品カテゴリーごとにパーテーションで区切るモジュラー形式で、会場を構成する全ての素材と製品は解体して再利用できる。同展で展示されるインテリア各社が過去1年半の間に制作した新製品に関しては、デジタルプラットフォームで購入でき、収益の一部は慈善団体に寄付される。フィエラ会場の東ゲートには、200本の木で構成される緑のレセプションエリアが設けられ、イベント終了後には、ミラノ市内に移植される。

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 国際的デザインの祭典「ミラノサローネ国際家具見本市( MILANO SALONE以下、ミラノサローネ)」が今年は「スーパーサローネ(SUPER SALONE)」と名称を変え、イタリア・ミラノ郊外のローフィエラで9月5〜10日に開催される。通常、一般が入場できるのは会期終わりの週末だけだが、今年は初日から一般へも解放。6月30日には、イベントのコンテンツを発信するデジタルプラットーフォームを開設し、リアルとデジタルが融合したイベントになる。

 展示形式は、製品カテゴリーごとにパーテーションで区切るモジュラー形式で、会場を構成する全ての素材と製品は解体して再利用できる。同展で展示されるインテリア各社が過去1年半の間に制作した新製品に関しては、デジタルプラットフォームで購入でき、収益の一部は慈善団体に寄付される。フィエラ会場の東ゲートには、200本の木で構成される緑のレセプションエリアが設けられ、イベント終了後には、ミラノ市内に移植される。

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MIYAVIと一緒に考えよう、100年後の地球 グッチがサポート【イベント参加者募集】

 「WWDJAPAN」は、6月26日にトークイベント“WWDJAPAN Circle”を開催する。 “WWDJAPAN Circle”とは、専門家やインフルエンサーとともに今関心がある出来事について考え、語り合う読者・ユーザー参加型の企画だ。取り上げるテーマは“広義のサステナビリティ”。環境やジェンダー、働き方といった社会的課題をデジタル空間で一つのテーブルについて本音で語り合う。目指すのは白か黒かの2者択一ではなく、知恵を持ち寄ることで“ポジティブなグレー”のムーブメントを起こす場の創出だ(イベントへの応募は記事後半のリンクボタンから)。

 第1回のテーマは「100年後の地球」。パネリストにアーティストのMIYAVIと、環境NGOのキーマンである日比保史コンサベーション・インターナショナル・ジャパン代表理事兼CIバイスプレジデントを迎え、トークイベントを開催する。サポーターは、サステナビリティに先進的に取り組む「グッチ」だ。同ブランドは、2017年にリアルファーの使用を廃止する“ファーフリー宣言”以降、ファッションショーで排出したCO2を植樹で相殺、サステナブルな素材のみを採用した“グッチ オフ ザ グリッド”を発表するなど、ファッション業界の環境負荷軽減に尽力してきた。ここでは「グッチ」のサステナビリティの取り組みや6月にローンチする新作を紹介する。

「グッチ」サステナビリティの歩み

“グッチ オフ ザ グリッド” 第3弾に
新色アッシュグレーが登場

 2020年にローンチした“グッチ オフ ザ グリッド” コレクションから、日本限定カラーのブルーに続く新色アッシュグレーが第3弾として登場。今回も環境に配慮したサステナブルなコレクションで、スポーティーなアウターからバッグ、キャップ、スニーカーまで幅広く取りそろえる。アイテムは全てユニセックスで、旅にも日常にも使える実用的なラインアップだ。他にもイエローやブラックなど、色も多岐にわたる。

 メインとなる素材は、これまで同様に漁網やカーペットなどの廃棄物を100%原料にしたリサイクルナイロン「エコニール」だ。「グッチ」を象徴するGGパターンを織り込んだ「エコニール」に、クロムフリー加工のアイボリーのトリムとレザータグを組み合わせたデザインが特徴だ。他にも、アウターのフード部分のコードとファスナーにペットボトルが原料のリサイクルポリエステルを採用したり、アイレットにリサイクルスチールを、スナップボタンにリサイクルブラスを用いたりするなど、細部まで環境に配慮している。

 なお、“グッチ オフ ザ グリッド” コレクションの新作発売に合わせて、6月29日まで阪急うめだ本店、6月30日までグッチ新宿のストア内で期間限定ショップ、“グッチ ピン(Gucci Pin)”も開催中だ。

サステナビリティイベント開催
MIYAVIらと100年後の地球を考えよう

 「WWDJAPAN」と「グッチ」は、アーティストのMIYAVIと環境NGOのキーマン、日比保史コンサベーション・インターナショナル・ジャパン代表理事兼CIバイスプレジデントをゲストに迎え、サステナビリティイベント“WWDJAPAN Circle”を6月26日に開催する。“グッチ オフ ザ グリッド” コレクションを題材に、作り手のビジョンや経営哲学にもアプローチしながら、循環型ファッションや100年後まで持続可能なデザインについて参加者と一緒に考える。

INFORMATION
【WWDJAPAN Circle】MIYAVIと一緒に考えよう、100年後の地球 Supported by GUCCI

日程:6月26日
登壇者:MIYAVI × 日比保史コンサベーション・インターナショナル・ジャパン代表理事兼CIバイスプレジデント 
ナビゲーター:向千鶴=執行役員「WWDJAPAN」編集統括兼サステナビリティ・ディレクター

イベントに関する問い合わせ先
INFASパブリケーションズ
event@infaspub.co.jp
グッチに関する問い合わせ先
グッチ ジャパン クライアントサービス
0120-99-2177

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黒田エイミ&Dai Michishita夫婦がライフスタイルブランド立ち上げ 第1弾はヘア&ボディーオイル

 モデルの黒田エイミはパートナーでもあるヘアスタイリストDai Michishitaとライフスタイルブランド「サン アンド ソイル(SUN AND SOIL)」をスタートした。黒田は20代後半に後天性の肌アレルギーを発症し、その悩みに寄り添ったオーガニックコスメとの出合いをきっかけに「ジェンダーレスでエイジレス、誰もが心癒される最高のオーガニックケアを提供したい」という思いからブランドを立ち上げた。第1弾では、コスモスオーガニック認証を取得したヘア&ボディーオイルを8月8日に発売する。5月19日からは公式オンラインストアで先行販売しており、一般実店舗での取り扱いは今のところ未定だ。

 ヘア&ボディーオイル「“Healing”バラシングオイルセラム」(50mL、税込7480円)は、“本能に触れる”をコンセプトにした香りを追求し、約2年の期間を経て開発した。黒田は、「当初はフェイスオイルを考えていたが、香りの印象を強めたく、(パートナーであり共にプロデュースするMichishitaが)ヘアスタイリストでもあるので、まずは1品でヘアケアを含めた全身ケアオイルを作った」と話す。そこで、自律神経のバランスケアをサポートし、心身ともに深い癒しを与える香りを調合、ヘアケアへの有効成分も配合した。有機栽培の植物だけを用いたココナッツオイルやオリーブオイル、月見草オイルなど7種のオイルをベースに、オーガニック認証のゼラニウムやシダーウッドなど13種類の精油をブレンドしている。

 今後は、ビューティ以外にファッションやウエルネス、フードなど“生活を豊かにする”商品を展開する予定だ。Michishitaは、「ウェブでも好評の声をいただいている。インスタグラムやYouTubeなどコミュニケーションツールを使い、ユーザーと一緒にブランドを育てていきたい」と意気込む。

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「フェラガモ」から自由自在に重ねられる初のフレグランスが登場

 「サルヴァトーレ フェラガモ(SALVATORE FERRAGAMO)」から、ブランド初のレイヤリング(重ね付け)フレグランス“ストリエ ディ セタ(Storie di Seta)”が登場した。「サルヴァトーレ フェラガモ」を象徴するシルクのクリエイションにインスパイアされたシリーズだ。

 コレクションは、4種類のオーデパルファムと2種のブースターをそろえ、それぞれ単独でも、複数の香りを組み合わせて使うことが可能だ。オードパルファム“ジャルディーニ ディ セタ”は赤い果実のジューシーなテイストをムスクで包み込んだフローラル フルーティ、“ジュングレ ディ セタ”は生き生きとしたグリーンピースとピオニーブロッサムのコントラストが生み出すエキゾチックなフローラルグリーン、“サヴァーネ ディ セタ” ははつらつとした黄色野菜とサンダルウッドのミルキーな香りが合わさった官能的なシトラスフローラル、“オセアニ ディ セタ”はピュアなマグノリアと柔らかなヘリオトロープが奏でるフローラルアクアの香り。それぞれにはシルクを表現したアコード(香り)を配合しており、これにより何種類を重ねても香りがぶつかることなく調和される。ブースターはムスキーなタイプと、ウッディーなタイプの2種をラインアップする。

 香水は50mLサイズと100mLサイズに加え、ミニサイズのオードパルファムを4種類セットにした“ディスカバリーキット”、ブースターのローラーボールタイプ2種類をセットにした“ブースターキット”を販売する。

  なお、「サルヴァトーレ フェラガモ」はこれまで約20年にわたり自社で手掛けてきたが、現在大手フレグランスメーカー、インターパルファム(INTERPARFUMS)との提携を交渉中だという。

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「ボッテガ・ヴェネタ」“ワードローブ 02” コレクション

 「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」が“ワードローブ 02(Wardrobe 02)”コレクションを発表した。

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服の印象を決める「熟練のアイロン」 プレス加工の仕事

 服は縫製されて完成ではない。美しいシルエットに欠かせないのがプレス加工だ。

 東京・足立区の住宅街にあるセキグチ(関口謙一郎社長)の本社工場では、今の時期、夏物の追加発注品のプレス加工が行われている。手がけるのは主に国内の縫製工場から届くブラウスやワンピース。縫製工程の縫い針などが紛れ込んでいないか調べる検針、アイロンによるプレス加工、値札つけ、最終検品などを行う。その後、ハンガーに掛けられた状態で百貨店やセレクトショップの店頭に出荷される。

 プレス加工はシワを伸ばすだけでなく、服の魅力を最大限引き立てる作業である。スカートのドレープ感、シャツのパリッとした印象、ジャケットやコートのシルエット、フリルやプリーツの微妙なニュアンスをアイロンの技によって完成させる。服の素材だけでなく、その日の気温や湿度も出来上がりが左右される繊細な仕事だ。工場内では熟練の技術者が手際よくブラウスにアイロンをかけていた。店頭での商品の印象に大きな影響を与えるため、ブランド側もプレス加工の出来を厳しく確認する。

 1963年創業の同社の本社工場では、この道40年のベテラン技術者を含め約20人が働き、1日平均500着の服のプレスや検品を行う。イトキン、トゥモローランド、TOKYO BASE、アルページュなどの大手から新興のデザイナーブランドまで幅広い服を扱っている。

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透ける“シアーパンツ”に注目 爽やかなサマールックを叶えるキーアイテム

 透ける“シアー素材”のパンツの人気がじわじわ高まっています。これまでシアー素材といえば、ブラウスやスカートなどに生かすケースが多かったですが、この夏はパンツに取り入れているブランドを多く見かけます。透け感のおかげで見た目も涼しく、軽やかなスタイリングに仕上がります。多彩な重ね着コーディネートが登場して、装いの表情も豊かになってきました。

 「アクネ ストゥディオズ(ACNE STUDIOS)」は、オーバーサイズのジャケットに薄いカーキ系のシアーパンツを合わせました。ジャケットの落ち感とパンツの軽やかさがコントラストを際立たせています。さらに、シアーなハイソックスを合わせることで、透け感に濃淡が生まれました。エアリーでありながら、ほんのり色香を薫らせたムードが大人っぽい印象。レッグラインもすっきり見える、今夏おすすめのレイヤードです。

上下シアーは異素材ミックスでメリハリを強調

 「ガブリエラ ハースト(GABRIELA HEARST)」は白のシアーシャツとシアーパンツをコーディネート。ノーブルな印象のある白は、透けて見える肌となじんで上品に仕上がります。腰にケーブル編みのニットを巻いて、素材のコントラストを際立たせました。結び目を正面ではなく、わざと横にずらすことでこなれ感も演出。シアーとニットの異素材ミックスが、やわらかい雰囲気を生んでいます。

ワントーンまとめは部分透けが効果的

 ブルーのワントーンでまとめたのは「ハイク(HYKE)」。五分袖のトップスと裾がフリンジのスカートのセットアップに、シアーなブラウスとパンツを忍ばせる、“透ける×透けない”のミックスレイヤードです。膝下、肘下といった中心から離れたポジションにシースルーを取り入れて、エアリー感をさりげなくプラスしているのがポイント。同系色でまとめることによって、透け感も落ち着いてみえる仕掛けです。

パンツ2枚ばきで立体感をプラス

 通常のパンツの上からシアーなパンツを重ねれば、ボトムスにフェアリー(妖精)な雰囲気が漂います。「Y/プロジェクト(Y/PROJECT)」のサマールックは、白のストレッチパンツの上にシアーパンツを重ねて立体感を引き出しました。歩くたびにチュールがなびき、ロマンチックな風情に。優しげなムードが宿るのがシアーパンツのいいところ。素肌は透けないのに、“透け感”だけをまとえる欲張りコーディネートです。シアー素材をやさしいムードで演出したいときに使える手です。

ワイドパンツでセンシュアルな着こなし

 シアー素材のワイドパンツを選べば、シースルーのスカートのようにロマンチックな装いに仕上がります。「エリコカトリ(ERIKOKATORI)」のグリーンパンツは、まるで花柄のロングスカートをはいているかのよう。裾広がりのシルエットが風をたっぷりはらんでクールに揺らめきます。ワイドな幅のおかげで、レッグラインがほっそり映る効果も発揮。袖のベルスリーブとも好相性です。素足を露出するミニボトムスよりも、センシュアルで大人っぽいヌーディー感を醸し出せます。

ショートパンツに重ねて変化球のストリートスタイル

 透けないボトムスとのレイヤードは、シアー素材の持ち味を引き立ててくれます。「スリュー(SREU)」は黒のショートパンツの上から、同じく黒のシアーパンツを重ねるコーディネートを披露。レッグラインをカムフラージュするだけでなく、膝から下だけが透けるシルエットが、かえってシースルーの印象を強めています。トップスは、Tシャツで合わせてストリート風にアレンジ。夏らしいTシャツ姿をフェミニンに整えるテクニックです。

 シアーパンツは涼しげなイメージが強く、サマールックにぴったり。ショートパンツや同系色のパンツ、レギンスの上から重ねると、表情がいっそう深まります。ソックスやショートブーツの上からかぶせてスパイスの効いたコーディネートに仕上げるのもおすすめ。チュニックやワンピースの下からのぞかせて、夏の生足カバーにも役立つアイテムです。1枚使いと重ね着の両方で便利な着回し度の高いシアーパンツを、夏のコーディネートのキープレーヤーに迎えてみませんか。

ファッションジャーナリスト・ファッションディレクター 宮田理江:
多彩なメディアでコレクショントレンド情報、着こなし解説、映画×ファッションまで幅広く発信。バイヤー、プレスなど業界での豊富な経験を生かし、自らのTV通版ブランドもプロデュース。TVやセミナー・イベント出演も多い

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「ベイプ」に英ファンドが投資 海外展開やECを強化

 英投資会社CVCキャピタル・パートナーズ(CVC CAPITAL PARTNERS以下、CVC)は6月3日、「ア ベイシング エイプ®(A BATHING APE®以下、ベイプ)」への投資を発表した。投資額などの詳細は明らかにされていない。

 「ベイプ」を展開するノーウェア(NOWHERE)は、2011年に香港のアパレル企業I.Tリミテッド(I.T LIMITED以下、I.T)におよそ280万ドル(約3億円)で買収された。その後、I.TはCVCと手を組んで自社株買いを行うことを20年11月に発表し、21年4月に株式を非公開化。I.Tのシャム・カー・ワイ(Sham Kar Wai)会長兼最高経営責任者らの創業者一族がその50.65%を、CVCが49.35%を保有することになり、「ベイプ」はこれを機にI.Tから独立した。今回の投資によってCVCは「ベイプ」の共同経営権を取得しており、同ブランドの中国や米国、欧州市場などでの事業拡大を狙うほか、ECを強化する。

 CVCのヤン・ジャン(Yann Jiang)=ディレクターは、「『ベイプ』はストリートウエアの定義を作り出したアイコニックなブランドで、熱心なファンベースを持っている。シャム会長および『ベイプ』チームと組むことができ、大変うれしく思っている」と語った。

 I.Tのシャム会長は、「『ベイプ』のこれまでの成長を誇らしく思っている。さらなる長期的な成長に向けてブランドを変革するに当たり、CVCは適切なパートナーだ」と述べた。

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6月11日(金)から3日間限定のTHE GREAT SALEを開催!

こんにちは。

バーニーズ ニューヨークでは、今週末6月11日(金)から恵比寿のEBiS303イベントホールで3日間限定のお得なザ グレート セールを開催します。

210603 the great sale N main 6月11日(金)から3日間限定のTHE GREAT SALEを開催!

会場内では、オンオフ問わずデイリーに活躍する春夏シーズンのアイテムが多彩にラインナップ。

人気のデザイナーブランドの一部アイテムをウィメンズ・メンズともにセールプライスより最大70%オフにてお求めいただけるほか、

<バーニーズ ニューヨーク>オリジナルコレクションの一部アイテムがセールプライスより最大50%オフに。

6月11日(金)・12日(土)・13日(日)の3日間限定の開催です。

ご入場には入場券が必要です。入場券はこちらから↓

http://www.barneys.co.jp/events/the-great-sale.html

 

THE GREAT SALE @ EBiS303 イベントホール

6/11 FRI. 11:00 – 19:00

6/12 SAT. 11:00 – 19:00

6/13 SUN. 11:00 – 17:00<最終日16:30入場締切>

EBiS303 イベントホール

東京都渋谷区恵比寿1-20-8 エビススバルビル3階

 

感染拡大防止へのお願いと安全・安心への取組みについて
会場内では、お客様ならびに従業員の健康と安全に配慮し、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、お客様に以下のご対応をお願いしております。

・発熱、せき、のどの痛み、体調不良などの症状がある場合はご来場をお控えください。
・入場時に検温、マスクの着用、手指の消毒をお願いいたします。
・できるだけ少人数でのご来場をお願いいたします。
・ご案内状をお持ちでないお客様は受付にて、お名前と日中に連絡がつく電話番号の記入をお願いいたします。万が一、新型コロナウイルスの集団感染が発生した場合にご連絡させていただきます。
・レジや試着室には間をあけてお並びくださいますようお願いいたします。
・混雑時は、会場内への入場制限および、オープン時間を早めさせていただく場合がございます。

会場運営ならびに従業員の対応について
・従業員のマスク常時着用
・従業員の勤務前の検温(37.5℃以上は勤務不可)、体調確認
・従業員の定期的な手洗い、うがい、手指の消毒
・消毒液を使用した定期的な会場内清掃、消毒液を使用した試着後の試着室の清掃
・接客時のお客様との一定距離の確保、およびお客様に直接触れる接客の自粛

お客様に安心してお買物いただくため、ご理解ご協力のほど、よろしくお願い申しあげます。

【危ない会社】東証が認めた「会社が続かないかも」企業12社。「あの会社は、なぜ入っていないのだろう」

 上場企業の場合、決算において「継続企業の前提に関する注記」という項目を発表することがある。「GC(ゴーイングコンサーン)注記」と言われるものだが、投資家に対して、企業経営が存続する上でのリスクがあると企業が公表し、それに対して監査法人や証券取引所が、認めたものだ。このGC注記をつけた企業が続出している。「危ない会社」はドコだ!
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フォルクス、朝7時からステーキ販売。安楽亭、買っちゃった赤字のステーキ事業を何とかしたい。

株式会社安楽亭(本社:さいたま市、 代表取締役:柳 先氏)の子会社、株式会社アークミールが運営する「ステーキハウス フォルクス」では6月7日(月)より、イースト21店(東京都江東区)で平日7時からの朝食メニューを開始する。
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ヨシックスと言えば「や台ずし」って言うじゃない。でも、他のブランドが全く育っていませんから。残念。「や台ずし」頼み斬り

 株式会社ヨシックス(本社:愛知県 名古屋市、代表取締役会長兼社長:吉岡 昌成)の基幹ブランドと言えば、寿司居酒屋「や台ずし」である。現在、ヨシックスの総店舗数は327店舗(2021年3月31日現在)、その内268店舗が「や台ずし」である。寿司居酒屋チェーンとして、模倣を寄せ付けない圧倒的な認知度と店舗数で更なる出店を続けている。このように、ヨシックスと言えば「や台ずし」のイメージが強いが、実はTTP(徹底的にパクる)にも優れ、模倣店も展開しているのである。
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「ロクシタン」から金木犀の香りが登場 杏子や洋梨を加えフルーティに

 「ロクシタン(L'OCCITANE)」は9月8日、金木犀をイメージしたフレグランスシリーズ“オスマンサス”を発売する。定番のフレグランスシリーズが誕生するのは、2019年4月に発売した“エルバヴェール”ぶりだ。

 “オスマンサス”は、秋頃に満開となる花の金木犀をイメージ。月が美しく輝く時期に咲き誇る金木犀は、甘く可憐ながらもどこかミステリアスな香りを放つ。そんな多面性を持つオスマンサスを表現するために、甘酸っぱいアプリコットや芳香なラ・フランスに熟成した金木犀をブレンドした。トップノートにはジューシーなアプリコット、ラ・フランス、ビターオレンジ、ミドルノートにはオスマンサス、キャロットシード、スズラン、ベースノートにはシダーウッド、サンダルウッド、アンブレットシードを組み合わせた。金木犀は香りと質の安定性が高いとされる黄色い花を咲かせる種類を使用。1kg抽出するのに900kg(およそ5億個)の花が必要な貴重な原料だ。花は全て手づみで収穫し、約3カ月かけて熟成して香り成分を抽出している。

 商品はオードトワレ(75mL、税込6820円)とミニサイズのロールオン(10mL、税込3190円)に加え、植物由来の洗浄成分が肌を優しく洗い上げるシャワージェル(250mL、税込3109円)、滑らかな艶肌へ整えるボディーミルク(250mL、税込4290円)、手指をしっとり保湿するハンドクリーム(30mL、税込1540円)をラインアップする。

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立体眉をつくる 「アディクション」の新アイブロウコレクションが登場

 「アディクション(ADDICTION)」はアイブロウコレクション” Fresh & Sophisticated”を7月2日に発売する。クリエイティブディレクターKANAKOが理想とするのは、地肌が透けた、まるで自眉のようなフレッシュさと繊細さを備えたアイブロウ。新作として、アイブロウマスカラや極細のリキッドアイブロウ、毛質にこだわったアイブロウブラシがそろう。

 ブランド史上最も細いブラシを採用した“アイブロウマスカラ マイクロ”(全6色、税込各3080円)は、うぶ毛の1本1本を細かくキャッチ。自眉のような自然な仕上がりをかなえる。みずみずしいテクスチャーで重ね塗りしてもダマになりにくく、繊細で毛流れの整った空気を含んだような立体眉が1日中続く。

 “アイブロウリキッド マイクロ”(全4色、税込各2750円)は、毛の1本1本を再現するアートメイクのように繊細に描ける極細のリキッドタイプのアイブロウ。自然な発色で、浮かずに本物の毛のように溶け込む。

 さらに、パウダーアイブロウ“プレスド デュオ アイブロウ”(全4色、うち新2色、税込各2750円)とペンシルタイプの“アイブロウ ペンシル”(全4色、うち新2色、税込各1320円)には新色が加わり、より一人一人になじむ色みを選べるよう進化する。

 マスカラとリキッドのみで仕上げれば作り込みすぎずまるで自眉のようなアイメイクを際立たせるラフな仕上がりに。パウダーとペンシルで陰影を仕込み、くっきりと際立たせて抜け間のあるアイメイクと合わせればシックでスタイリッシュな目元が楽しめる。

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「カルティエ」親会社のリシュモン、第4四半期はコロナ禍前を上回りV字回復

 コンパニー フィナンシエール リシュモン(COMPAGNIE FINANCIERE RICHEMONT以下、リシュモン)の2021年3月通期決算は、売上高が前期比7.6%減の131億4400万ユーロ(約1兆7481億円)、営業利益は同2.6%減の14億7800万ユーロ(約1965億円)、純利益は同38.4%増の12億8900万ユーロ(約1714億円)だった。純利益の大幅増は、主に為替差損益や有価証券の公正価格の変動によるもの。新型コロナウイルスの影響で通期は減収となったが、ジュエリーや中国市場、ECビジネスが売り上げをけん引して業績は下期(20年10月〜)からV字復調を成し遂げた。

 通期の地域別の売上高では、ヨーロッパが同31.2%減の29億5500万ユーロ(約3930億円)、南北アメリカは同14.9%減の23億8800万ユーロ(約3176億円)、日本を除くアジア太平洋地域は同18.9%増の59億3700万ユーロ(約7896億円)、日本は同22.4%減の9億2400万ユーロ(約1228億円)だった。

 部門別の売上高では、「カルティエ(CARTIER)」や「ヴァン クリーフ&アーペル(VAN CLEEF & ARPELS)」が好調なジュエリー部門が同3.3%増の74億5900万ユーロ(約9920億円)だった。一方、ウオッチ部門は同21.4%減の22億4700万ユーロ(約2988億円)と落ち込んだ。

 販売チャネル別で見ると、小売りは同1.2%減の72億4800万ユーロ(約9639億円)だった。これには為替の影響もあり、現地通貨ベースでは同2%増となっている。卸はコロナ禍による百貨店や免税店の休業が響き、同27.0%減の31億200万ユーロ(約4125億円)だった。ECは好調で、同5.5%増の27億9400万ユーロ(約3716億円)となり、売り上げ全体の21%を占めている。

 四半期ベースの売上高では、21年1~3月期(第4四半期)は中国本土の売り上げが3ケタ成長となったことが寄与し、前年同期比29.6%増の34億8000万ユーロ(約4628億円)と大幅に回復。コロナ禍以前の19年同期比でも6.5%増となっており、成長軌道に戻ったと言えるだろう。

 ヨハン・ルパート(Johann Rupert)会長は、「コロナ禍の影響で上期は大幅な減収となったものの、中国本土を中心としたアジア地域やジュエリー部門が売り上げをけん引し、下期には業績が回復した。上り調子で新年度を迎えることができたが、ワクチン接種による集団免疫効果が表れるまでは不確定要素が多く、先行きの不透明感は続くだろう。引き続き従業員、取引先、資産の安全を優先しつつ、物事に柔軟に対応できるように準備しておきたい。事業のデジタル化や顧客中心主義をいっそう推し進めていく」と語った。

 同氏はまた、「戦略的パートナーシップについても継続的に検討している」と述べたが、一部で流れていた事業売却の噂については「リシュモンは独立企業であり続ける」とし、完全に否定した。

 リシュモンは、4月24日に死去したデザイナーのアルベール・エルバス(Alber Elbaz)氏の新ブランド「AZファクトリー(AZ FACTORY)」を担うベンチャー事業のパートナーでもある。同ブランドはデビューコレクションを1月に発表したばかりだった。ルパート会長は、「アルベールはとても繊細で優しく、才能とクリエイティビティーにあふれた、ユーモアのある人だった。彼の夢だった“配慮のあるスマートファッション”は、インクルーシブ(包括的)かつポジティブで、革新的だった。幸運にも彼と知り合うことができた人々は、みんな彼の不在を寂しく思っている」と悼んだ。

 「AZファクトリー」の今後の事業展開については「協議中」としているが、まずはエルバス氏が生前に完成させた最後の作品群を発売する。同ブランドはコレクションベースではなく“プロジェクト”を中心とした新たなビジネスモデルを打ち出しており、今回発売するのは“スーパーテック スーパーシック(SuperTech-SuperChic)”プロジェクトの新作と、全く新たなプロジェクト“フリートゥ(Free To)”のもの。前者はエルバス氏の誕生日である6月12日に、後者はそれ以降の発売となる。これらに加えて、新たなカテゴリーとしてハンドバッグも発表する。また今秋に開催されるパリ・ファッション・ウイークの期間中に、エルバス氏を追悼するメモリアルイベントを行う予定だ。

 リシュモンといえば、20年11月にラグジュアリーEC大手ファーフェッチ(FARFETCH)および中国最大手EC企業のアリババ(ALIBABA)とグローバルな戦略的パートナーシップ契約を締結して大きな話題となった。提携の一貫として、リシュモンは「カルティエ」「ヴァン クリーフ&アーペル」「IWC シャフハウゼン(IWC SCHAFFHAUSEN)」「ジャガー・ルクルト(JAEGER LECOULTRE)」「オフィチーネ パネライ(OFFICINE PANERAI」「ピアジェ(PIAGET)」「ヴァシュロン・コンスタンタン(VACHERON CONSTANTIN)」「クロエ(CHLOE)」などを含む11の傘下ブランドをアリババが運営する高級品に特化したEC「ラグジュアリー・パビリオン(LUXURY PAVILION)」に出店しており、これが売り上げに大きく貢献している。

 「カルティエ」は4月20日、LVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)およびプラダ グループ(PRADA GROUP)と共に、オーラ ブロックチェーン コンソーシアム(Aura Blockchain Consortium)を設立した。これは世界中のラグジュアリーブランドが共通のブロックチェーン上にデータを記録することで、顧客にいっそうの透明性や追跡性を提供することを目的としたもの。これによって消費者は原材料の調達から販売に至るまでの履歴や、商品の真正性(真贋)などを確認できるという。

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陸上の山縣亮太選手が「ナイキ」のシューズで100m新記録

 陸上の山縣亮太選手が6日、鳥取で行われたレース「布勢スプリント」で男子100メートル走9秒95の日本新記録を樹立した。2019年にサニブラウン・アブデル・ハキーム選手がマークした9秒97を100分の2秒更新した。9秒台は日本選手として4人目。

 山縣選手が着用したのは、「ナイキ(NIKE)」の“ズーム スーパーフライ エリート 2(ZOOM SUPERFLY ELITE 2)”(1万6500円、税込)。足底に付いた8本のピンが高いグリップ力をもたらし、主に100〜400メートル走やハードル競技に使用されるモデルだ。フライニットを伸ばし、蒸気で定着させてフィット感を向上させた“アトムニット”のアッパーも特徴で、「フィット感がすごく良くて、アッパーが足に密着する感じがある。レース最後まで力を出しきるには、スパイクのなかで足が滑らないことが大事なので、とても気に入っています」と山縣選手。

 山縣選手は同レースで東京五輪の参加標準記録(10秒05)を突破。6月24日に大阪で始まる日本選手権で3位以内に入れば、代表入りが内定する。

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陸上の山縣亮太選手が「ナイキ」のシューズで100m新記録

 陸上の山縣亮太選手が6日、鳥取で行われたレース「布勢スプリント」で男子100メートル走9秒95の日本新記録を樹立した。2019年にサニブラウン・アブデル・ハキーム選手がマークした9秒97を100分の2秒更新した。9秒台は日本選手として4人目。

 山縣選手が着用したのは、「ナイキ(NIKE)」の“ズーム スーパーフライ エリート 2(ZOOM SUPERFLY ELITE 2)”(1万6500円、税込)。足底に付いた8本のピンが高いグリップ力をもたらし、主に100〜400メートル走やハードル競技に使用されるモデルだ。フライニットを伸ばし、蒸気で定着させてフィット感を向上させた“アトムニット”のアッパーも特徴で、「フィット感がすごく良くて、アッパーが足に密着する感じがある。レース最後まで力を出しきるには、スパイクのなかで足が滑らないことが大事なので、とても気に入っています」と山縣選手。

 山縣選手は同レースで東京五輪の参加標準記録(10秒05)を突破。6月24日に大阪で始まる日本選手権で3位以内に入れば、代表入りが内定する。

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オーガニック先進国のドイツで話題の次世代コスメ 自由自在にミックスして使うメイク【海外ビューティ通信】

 これまでオーガニックコスメのメイクアップは、「発色が良くない」「粒子が細かくない」「長持ちしない」というように、肌には優しいが、デメリットが多いとに思われてきた。オーガニックコスメ先進国のドイツにおいても、オーガニックのスキンケアは豊富だが、メイクアップ専用のブランドはあまり耳にしない。多くのドイツ人女性はノーメイクもしくはアイメイクといったシンプルなメイクを好むことも、オーガニックでありながらハイパフォーマンスなメイクアップがなかなか誕生しなかった一因かもしれない。

 そんな中で、発色の良さと耐久性を兼ね揃えた画期的なオーガニックコスメとして一目置かれているのが「ウント グレーテル(UND GRETEL)」だ。同ブランドはメイクアップアーティストのクリスティーナ・ロス(Christina Roth)とマーケティング専門家のステファニー・デットマン(Stephanie Dettmann)が2015年にベルリンで設立。現在、ベルリン有数のセレクトショップ「アンドレアス・ムルクディス(ANDREAS MURKUDIS)」やコスメチェーンの「ダグラス(DOUGLAS)」などで取り扱われている。

 同ブランドは、BDIH認証(医薬品化粧品商工業企業連盟が2000年にドイツで発足したオーガニック化粧品認定のガイドライン)、もしくはヨーロッパの主要オーガニック認証機関による統一基準「コスモス認証(COSMOS-Standard)」を得た成分のみを使用。可能な限り有機栽培された植物由来の原料を選び、動物由来の原料は生きている動物からえられるもののみを用いる。そのほか、動物実験の禁止や化学合成の色素・香料・石油由来原料不使用などにこだわる。厳しい基準をクリアしながらも高い機能性を実現し、話題を集めている。

 「ウント グレーテル」のもう一つの魅力は、製品を自由にミックスして使える点だ。例えば、ペンシル型のクリームカラー“LUK(ラック)”は “BRONZE01”を眉上に塗ると額に立体感を与える効果があり、新色の“PEARL03”はアイシャドウとミックスして使うと奥行きを作ることができる。他にも、リップグロスとアイシャドウを混ぜたり、自由自在に自分好みのカラーやテクスチャー、用途に合わせてミックスでき、その斬新さが幅広い年齢層から人気を得ている。筆者もオーガニックコスメを愛用しているが、「ウント グレーテル」はこれまでのオーガニックコスメの常識を覆す、次世代メイクアップといえる。

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オーガニック先進国のドイツで話題の次世代コスメ 自由自在にミックスして使うメイク【海外ビューティ通信】

 これまでオーガニックコスメのメイクアップは、「発色が良くない」「粒子が細かくない」「長持ちしない」というように、肌には優しいが、デメリットが多いとに思われてきた。オーガニックコスメ先進国のドイツにおいても、オーガニックのスキンケアは豊富だが、メイクアップ専用のブランドはあまり耳にしない。多くのドイツ人女性はノーメイクもしくはアイメイクといったシンプルなメイクを好むことも、オーガニックでありながらハイパフォーマンスなメイクアップがなかなか誕生しなかった一因かもしれない。

 そんな中で、発色の良さと耐久性を兼ね揃えた画期的なオーガニックコスメとして一目置かれているのが「ウント グレーテル(UND GRETEL)」だ。同ブランドはメイクアップアーティストのクリスティーナ・ロス(Christina Roth)とマーケティング専門家のステファニー・デットマン(Stephanie Dettmann)が2015年にベルリンで設立。現在、ベルリン有数のセレクトショップ「アンドレアス・ムルクディス(ANDREAS MURKUDIS)」やコスメチェーンの「ダグラス(DOUGLAS)」などで取り扱われている。

 同ブランドは、BDIH認証(医薬品化粧品商工業企業連盟が2000年にドイツで発足したオーガニック化粧品認定のガイドライン)、もしくはヨーロッパの主要オーガニック認証機関による統一基準「コスモス認証(COSMOS-Standard)」を得た成分のみを使用。可能な限り有機栽培された植物由来の原料を選び、動物由来の原料は生きている動物からえられるもののみを用いる。そのほか、動物実験の禁止や化学合成の色素・香料・石油由来原料不使用などにこだわる。厳しい基準をクリアしながらも高い機能性を実現し、話題を集めている。

 「ウント グレーテル」のもう一つの魅力は、製品を自由にミックスして使える点だ。例えば、ペンシル型のクリームカラー“LUK(ラック)”は “BRONZE01”を眉上に塗ると額に立体感を与える効果があり、新色の“PEARL03”はアイシャドウとミックスして使うと奥行きを作ることができる。他にも、リップグロスとアイシャドウを混ぜたり、自由自在に自分好みのカラーやテクスチャー、用途に合わせてミックスでき、その斬新さが幅広い年齢層から人気を得ている。筆者もオーガニックコスメを愛用しているが、「ウント グレーテル」はこれまでのオーガニックコスメの常識を覆す、次世代メイクアップといえる。

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吉井添と「カンゴールリワード」がコラボ 描き下ろしイラストのTシャツ2種

 ライフスタイルブランドの「カンゴールリワード(KANGOL REWARD)」は6月7日、モデルでアーティストの吉井添とコラボレーションした商品を発売した。ブランドの公式オンラインストアで7月21日まで取り扱う。

 商品は吉井が描き下ろしたイラスト2種をのせた半袖Tシャツ(税込6372円)と長袖Tシャツ(同4212円)の2型。「見ざる聞かざる言わざる」をテーマに、少年と少女の対照的なモチーフを水彩タッチで描いた。吉井のイラストが商品化されるのは今回が初で、ロゴは吉井自身の名前を“441 10"と数字に当てているのもポイントだ。

 吉井は2001年11月生まれ。幼少期から絵を描き始め、高校は美術科に進学。コスプレの趣味も持ち、独学でメイクを学ぶ。19年にイマージュに所属し、メンズファッション誌「ゼム マガジン(Them magazine)」でモデルデビュー。21年2月に東京ガールズコレクションに初参加し、翌月には東京ファッション・ウイークの「サルバム (SULVAM)」21-22年秋冬コレクションに出演した。父はザ・イエロー・モンキーの吉井和哉。

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日常で楽しく続けられるサステナ体験を提供 「ダイアン」が提案する“フルネスシャンプー”が話題

 ネイチャーラボのコスメブランド「ダイアン(DIANE)」から2020年に登場した“ダイアン ビートゥルー”は、「都心も自然も好き。自分のことも大事」といったマインドを持つZ世代を含め、あらゆる世代に好評のヘアケアシリーズだ。

 サステナブルな要素をふんだんに取り入れ、パッケージには96%再生プラスチックボトルを使用(水を含む)。香りは、これまで廃棄されていたローズの抽出液をアップサイクルして調合している。

 そうしたサステナビリティに加え、“使う楽しさ”にも踏み込んでいる。「今は多くの人が環境に配慮した製品に関心を持つ一方で、気分やライフスタイルを充実させる香りやデザインの商品を選んでいる。そうしたイマドキの空気感をとらえたのが“ビートゥルー”。本来なら100%再生プラスチック仕様にもできたが、96%再生プラスチックを採用して、選ぶ楽しみやバスルームに置くときの気分を大事にしたデザインに仕上げた。成分には、地球の生命力を感じるようなケールやアボカド、キヌアなどの植物由来の保湿成分をふんだんに配合している。香りも、香水系やフローラル系などなじみのあるものではなく、新しさや意外性を感じる素材(バジルやセロリ)を使用し、香りにこだわるユーザーも満足させている。『地球環境は大事。でもまずは自分が満たされないと』というメッセージを大切にしていて、ユーザーに楽しんでもらいながら新しい価値観を伝えられるシリーズになっている」と同ブランドの広報担当は話す。

 “まずは自分が満たされないと”というコンセプトと、深呼吸したくなるような爽やかな香りから、心を落ち着かせることで自らを満たす“マインドフルネス”に由来した“フルネスシャンプー”として訴求している。ここまで原料や素材に徹底的にこだわった仕様でありながら、シャンプーとトリートメントが各990円(税込)。一般的に「環境に配慮した製品は高い」と思われがちだが、その既成概念を壊す価格で提供している。

 SDGsなどの声が大きくなる中で、「自分も何かしたい」と思う消費者は少なくない。何かを大きく変えることは簡単ではないが、“ビートゥルー”はこの価格だからこそ始めやすく、続けやすい。使えば使うほど“日常生活が環境配慮につながる”という仕組みになっている。

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「インソール界の生き字引」こと杉山浩章シダスジャパン社長が語る“コロナ禍でも売り上げを伸ばせた理由”

 「シダス(SIDAS)」は、1975年にフランスで生まれたグローバルなインソール(中敷き)ブランド。スポーツ分野での実績と医療のバックボーンを生かし、快適さとパフォーマンス、トラブル予防を実現する足周りのプロダクトを研究し続けている。「日本に初上陸した89年から販売に携わり、以来約30年間、インソール一筋に人生をささげてきたのが杉山浩章シダスジャパン社長だ。日本におけるインソールの認知拡大に尽力し、最近ではコロナ禍においても売り上げを伸ばしている。ここでは“インソール界の生き字引”ともいえる同社長に、インソール周りのトレンドと業績好調の理由を聞いた。

インソールの効果を知る人が増加中

WWD:インソールの始まりは?

杉山浩章シダスジャパン社長(以下、杉山):スキーブーツを足にフィットさせるために柔らかいインナーブーツを履いていた時代、インナーブーツではカバーしきれない足裏にフィットさせるツールとしてカスタムインソールが生まれました。そのためインソールは「フットベッド」とも言われていました。「シダス」が生まれた1975年もそうした時代です。

WWD:どうやって一般に普及していった?

杉山:1975年はスキーブームが起きていて、当初インソールはスキー選手やコアなスキーヤーが使うフィッティングのスペシャル用品でした。そこから登山や自転車、ゴルフなどさまざまなスポーツに戦略的に広げていきましたね。当社は熱可塑性素材(60~70度で加熱すると柔らかくなり変形し、型をつけられる素材)を使ってカスタムしていたのですが、95年くらいから「はじめから形のついたものを売ってはどうか」という流れになり、成形品を販売するようになりました。そこから価格も下がって一気にフィールドが広がり、スポーツ量販店などで手軽に購入できるようになりました。

WWD:インソールを使うと変わる?

杉山:姿勢は嘘のように変わりますね。姿勢がよくなって「背が高くなった」という声をよくもらいます。上半身の歪みは下半身からくるので、足は重要なポイント。肩が痛いのも、実は足からきているというケースはよくあります。フランスだと“足病医”という足の医者がいて、足を怪我した人はそこでカスタムインソールを作るのが一般的なんです。

WWD:体の歪みにアプローチすること以外には?

杉山:足の故障の予防はもちろんですが、疲労疲労を回復させるために利用するスポーツ選手も多いですね。例えば“3D サンダル by シダス”(税込5390~9790円)という商品は、普段履きの靴に「シダス」のインソールを使用して常に体に気を遣っているアスリートから「リラックスタイムにも『シダス』の効果を実感できるサンダルが欲しい」という熱い要望があり生まれたサンダルです。確かにサンダルにインソールは入らないので、培ったインソールの技術をベースに開発しました。一般の人にも活用する人が増え、20年は前年比で60%増の出荷数(自社オンラインショップ販売数合算)でした。

WWD:コロナの影響は?

杉山:基本的な販売先はスポーツ量販店などの専門店だったため、コロナ自粛で店舗が休業して、EC強化が必要となりました。また、高機能インソールのベネフィットが認知されておらず、ポテンシャルユーザーがいるのにリーチしきれていなかったことも以前からの課題でした。そこで、イオンやマツモトキヨシのPBのブランディングに携わったブランドコンサルタント乙幡満男氏とリブランディングに取り組みました。ブランドの提供価値を再考、「足から動きが変わる」という新コピーを策定し、一般向けのエントリーモデルのインソールを“マクアケ”で発売するなど、新たな顧客獲得のためのチャレンジも実施しました。また、社員全員によるSNS発信や、インソール認知拡大のためのPRも強化しています。

WWD:コロナ禍での売り上げの変化は?

杉山:密にならない運動としてランニングをする人が増えたことで、売り上げは伸びています。これまで走ってこなかった人が急に走り始めると、思っている以上に足に負担がかかるんです。それでインソールを試した人から「膝裏や足裏が痛くならない」といったクチコミが広がり話題になりました。でも実は、ランニング用のインソールはもっと売れてもいいと思っていたんです。ところが、昨春はそれほど伸びなかった。調べてみると、マラソン大会や学生の部活が中止になってしまったから、という理由でした。逆にいえば、そういう活動をしている人が購入してくれていたんだと分かりましたね。夏くらいから部活が再開し始め、秋頃から売り上げが伸びてきました。

WWD:“室内履き”も人気と聞いた。

杉山:“インソールをシューズにする”という発想から生まれた“パルク”(税込1万1110円~)という商品が、リモートワーカーを中心に人気です。いわゆる室内履きで、「自宅でも仕事時間には靴を履いて切り替えたい」とか「自宅にいる時間が長くなると姿勢が悪くなるので、インソールで姿勢を正したい」などと考える人が購入してくれています。特に料理で立っている時間が長い人や、妊娠中で体重が重くなった人などに好評のほか、職場で履いている人も多く、アパレルショップのスタッフにも活用してもらっています。

WWD:最近のトピックスは?

杉山:インソールはパフォーマンスを上げたいダンサーも多く愛用してくれているので、最近発足したダンスのプロリーグ“Dリーグ”の盛り上がりに期待しています。また4月に、主力の“3Dシリーズ”(3000円台後半~5000円台)の一つ下の価格帯を狙った“マックスプロテクトシリーズ”(税込1980~2530円)を発売しました。高機能インソールを初めて使う人や、「シダス」が気になっていたけど価格で躊躇している人、スポーツやウォーキングを始めて足の痛みが気になる人におすすめのシリーズになっています。

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森田敦子氏の「ワフィト」、植物バイオの力で地域と環境に還元

 植物を意味するフィト(Phyto)と、調和・日本を意図する和(Wa)から名付けられた「ワフィト(WAPHYTO)」。植物療法やデリケートゾーンケアの普及と社会活動に尽力してきた植物療法士の森田敦子氏が、植物バイオメソドロジーにより女性が生涯健やかで美しくいるためのライフスタイルを提案するブランドだ。肥沃な土壌をもつ愛知県東三河地方を栽培拠点とし、選び抜いた機能性植物を収穫。天然植物成分を豊富に使用したスキンケアやボディー、ヘア、デリケートゾーン、インナー、そしてベビーケアと幅広いカテゴリーの全27製品をそろえ、女性のライフスタイルのあらゆる面をサポートする。

 ブランドは成分(Elemental)、エシカルな取り組み(Ethical)、女性のエンパワーメント(Empowerment)、環境配慮(Environmental)というの理念に基づきサステナブルな事業に取り組む。例えば製品にはフィトテラピーと本草学の観点において高い機能性を持つ天然の桑や菊、ゴツコラ、ヨモギ、スギナの5種を飽和水蒸気圧環流式サイクロン抽出法によって抽出した独自成分を配合する。肌への安全性や効果だけでなく、環境にも配慮した成分選びを行っている。また商品開発過程において外部委託先を含め、クルエルティーフリー(動物実験の不実施)を貫く。トレーサビリティーを明確にし、生産者の持続可能な生活向上を支えるフェアトレードを実施。さらに、森田氏が取り組んできた社会活動の知見を基に、女性の心と体の課題解決も支援する。環境配慮も大きなこだわりで、紙カタログは発行せず、紙箱は植物残さを活用しつつ最低限の使用にとどめる。生分解性ラベルや大豆インクの使用、リサイクルコットンバッグの用意など、取り組みは多岐にわたる。

 こうした取り組みは、多くの消費者の共感を呼んでいる。インスタグラムでは“4つのE”に関するメッセージも発信するが、特に反響が大きいのが女性のエンパワーメントに関する投稿だ。通常投稿がエンゲージメント平均3%台後半なのに対して、5%超えと高い数字を記録する。人生100年時代に、女性が生涯輝き続ける世界を目指す。

問い合わせ先
「ワフィト」
info@waphyto.com

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森田敦子氏の「ワフィト」、植物バイオの力で地域と環境に還元

 植物を意味するフィト(Phyto)と、調和・日本を意図する和(Wa)から名付けられた「ワフィト(WAPHYTO)」。植物療法やデリケートゾーンケアの普及と社会活動に尽力してきた植物療法士の森田敦子氏が、植物バイオメソドロジーにより女性が生涯健やかで美しくいるためのライフスタイルを提案するブランドだ。肥沃な土壌をもつ愛知県東三河地方を栽培拠点とし、選び抜いた機能性植物を収穫。天然植物成分を豊富に使用したスキンケアやボディー、ヘア、デリケートゾーン、インナー、そしてベビーケアと幅広いカテゴリーの全27製品をそろえ、女性のライフスタイルのあらゆる面をサポートする。

 ブランドは成分(Elemental)、エシカルな取り組み(Ethical)、女性のエンパワーメント(Empowerment)、環境配慮(Environmental)というの理念に基づきサステナブルな事業に取り組む。例えば製品にはフィトテラピーと本草学の観点において高い機能性を持つ天然の桑や菊、ゴツコラ、ヨモギ、スギナの5種を飽和水蒸気圧環流式サイクロン抽出法によって抽出した独自成分を配合する。肌への安全性や効果だけでなく、環境にも配慮した成分選びを行っている。また商品開発過程において外部委託先を含め、クルエルティーフリー(動物実験の不実施)を貫く。トレーサビリティーを明確にし、生産者の持続可能な生活向上を支えるフェアトレードを実施。さらに、森田氏が取り組んできた社会活動の知見を基に、女性の心と体の課題解決も支援する。環境配慮も大きなこだわりで、紙カタログは発行せず、紙箱は植物残さを活用しつつ最低限の使用にとどめる。生分解性ラベルや大豆インクの使用、リサイクルコットンバッグの用意など、取り組みは多岐にわたる。

 こうした取り組みは、多くの消費者の共感を呼んでいる。インスタグラムでは“4つのE”に関するメッセージも発信するが、特に反響が大きいのが女性のエンパワーメントに関する投稿だ。通常投稿がエンゲージメント平均3%台後半なのに対して、5%超えと高い数字を記録する。人生100年時代に、女性が生涯輝き続ける世界を目指す。

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「オニツカタイガー」がロンドンに世界最大の旗艦店 欧米への出店攻勢続く

 「オニツカタイガー(ONITSUKA TIGER)」はこのほど、世界最大規模の旗艦店をロンドンのリージェントストリートにオープンした。コンテンポラリーコレクションやヘリテージコレクション、“ニッポンメイド(NIPPON MADE)”のほか、ラグジュアリーライン“ジ・オニツカ(THE ONITSUKA)”を含む全商品をそろえる。

 店舗は、店舗面積約864メートルの2フロア構成。大理石を用いた重厚感のある内装が特徴で、地下から1階天井まで突き抜ける光柱が存在感を放つ。1階に全てのコレクションが並び、地下1階にはショールームとギャラリースペースを設けた。地下1階では地域のクリエーターやグローバルで活躍するアーティストの支援のため、さまざまな体験型ギャラリーとして活用するという。

 同店オープンを記念し、限定モデルのスニーカー2型(税込各2万3100円)とTシャツ(同6050円)、スエットシャツ(同1万2100円)、ソックス(同1540円)を製作。ブランドを象徴する“タイガー パターン”とロンドンの地下鉄路線図に着想を得たカラーリングを組み合わせたデザインで、一部直営店とECサイトで販売中だ。

 同ブランドはアジアに続いて欧米市場への本格進出を目指しており、ロンドンやニューヨーク、ミラノの直営店に続き、3月にはアメリカ西海岸で初となる旗艦店をロサンゼルスに出店している。

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「アディダス」が人気アーティストKYNEとのコラボ“スタンスミス” 左右異なるシュータンとカラー

 「アディダス オリジナルス(ADIDAS ORIGINALS)」は、日本人アーティストKYNE(キネ)とコラボレーションした“スタンスミス キネ(STAN SMITH KYNE)”(税込1万5000円)とTシャツ(同5990円)を6月18日に発売する。一般販売に先駆け、アディダスの公式アプリでは6月9日17時から18日16時30分まで先行抽選を受け付ける。

 “スタンスミス キネ”は左右異なるカラーリングのアシンメトリーなデザインで、左足のシュータンにはKYNEのイラストが描かれ、ヒール部分にはシグネチャーが刻まれている。マテリアルにはリサイクル素材“プライムグリーン”を採用し、アッパーにはプレミアムPUコーティングを施した日本製のリサイクルポリエステルを使い、レザーと同じ見た目と手触りを実現させた。TシャツにもKYNEを象徴するイラストがプリントされている。

 KYNEは1988年生まれ、福岡出身。1980年代のカルチャーから影響を受けたタッチで、シンプルな背景に女性を描く作風が特徴だ。ストリートシーンで人気のVERDYや山口歴とのグループ展を行うなど、国内外のアート界から注目を集めている。4月にカイカイキキギャラリー(Kaikai Kiki Gallery)で開催した個展では、KYNE自らがコラボ“スタンスミス”を着用し話題を集めていた。

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RECOMMEND: BARNEYS MARKET

2021年春夏シーズン、新たにバーニーズ ニューヨークがおすすめするブランドやアイテムを不定期でスタッフ自らリコメンド!本日はウィメンズチーム アシスタントバイヤーの亀井幸枝と西村悠加が、日常に寄り添うサスティナブルなアイテムをご紹介します。

 

こんにちは。

6月もスタートし、もう半年が過ぎてしまったことが信じられないぐらい。

withコロナのこの1年、ご自身の生活を見直した方も多いのではないでしょうか。

私も、断捨離したり部屋の模様替えをしたり料理を頑張ってみたり…今までは日々忙しく1年があっという間に過ぎ去っていたのに、少し立ち止まり、生活に対しての考え方も変わり、いつもより少し丁寧な生活を試みた1年でした。

 

バーニーズ ニューヨークでは、“日常を彩るアイテムで少しでも暮らしを豊かに出来たら”という想いから、近場で気軽に立ち寄っていただきたいイベントをご用意しました。

その名も、“BARNEYS MARKET”。

6月11日(金)から六本木店では、おしゃれなワゴンの中に通常お取り扱いをしていないアイテムが集約して登場!

「SDGs」というワードが世界的にも浸透してきている中、今回は注目の集まるサスティナブルアイテムもご用意しました。

 

早速、BARNEYS MARKETにてご覧いただける5つのブランドをご紹介します。

【PAKE®】

The Quantam RECOMMEND: BARNEYS MARKET

The Tech RECOMMEND: BARNEYS MARKET

みなさまご存知の方も多いかとは思いますが、SNSでも人気の日本発ジッパーバックブランド<パケ>が遂にバーニーズ ニューヨークに登場。

防水・防臭・防塵・防紫外線、そして、繰り返し利用でき環境への負担を減らす再利用可能な高機能を兼ね揃えているオールマイティーなジッパーバッグ。

さまざまなサイズ・カラーでなんと109種類ご用意します。

 

The Fille1 RECOMMEND: BARNEYS MARKET

入れるものはご自由に!食材はもちろん、文房具やコスメ、今の必需品のハンドジェルやマスク入れにも最適です。

私も愛用していますが、とても丈夫でお洒落なのがお気に入り。ついついサイズやカラー違いで買い足しちゃうブランドです。

 

【CALIWOODS】

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海を愛するサーファーでもあるシェイ・ローレンス氏が、環境破壊の問題の深刻さを痛感し立ち上げた、ニュージーランド生まれのブランド<カリウッズ>。

ステンレスストローや蜜蝋ラップ、スプーンとフォークがセットになったスポークに加え、エコバックや100%分解できる成分で作られたコットンやブラシなどサスティナブルなアイテムがラインナップします。

日本でも2018年から徐々にプラスチックストローを廃止が進んできていますが、私はどうしても紙ストローで飲み物の味が変わるのが苦手で、今回を機にステンレスストローのデビューをしてみようかと思っています。

 

そしてもう一つ気になるアイテムが、エコバッグ。

レジ袋の有料化が始まりエコバックが必要不可欠な中、<カリウッズ>のエコバックは仕切りが付いていて、水物や野菜などスーパーでのお買い物に最適です。

 

【CANDYLAB TOYS】

CANDYLABTOYS RECOMMEND: BARNEYS MARKET

グラマラスな1960年代のアメリカンモダンのヴァイブを、現代的にデザインした木製のおもちゃ。壊れては消えて、忘れ去られていく、多くのおもちゃに囲まれている現代、世代を超えて受け継いでいくことの出来るものづくりを行っています。

ミッドセンチュリーの家具デザインにもインスパイアされているので、お子様がいらっしゃる方はもちろんですがお洒落なインテリアの一部にもおすすめです。

 

【LUKE STEPHENSON】

LUKESTEPHENSON RECOMMEND: BARNEYS MARKET

英国出身のフォトグラファー ルーク・ステファンソン氏の作品がポストカードで登場。

英国ではチョコレートバーを差し込んだソフトクリームを99と言うそうで、英国の海岸沿いの99軒の99ソフトクリームショップを車で旅した記録が一つのポストカードに。なかなか旅に出られない今、旅の気分を味わいながら、会えない友人や家族にメッセージを書いて届けるのも素敵ですよね。

そして美しい鳥のポストカードもご用意。

鳥好きの方!周りにいませんか?私の周りには鳥好きの友人が多く、鳥好きの方へぜひおすすめしたい一品です。

 

【URBAN CRICKET】

UrbanCricket RECOMMEND: BARNEYS MARKET

ニューヨークの小さなアパートに住む、ルームメイトの二人が立ち上げたハンドメイドブランド<アーバン クリケット>。

アメリカのTV番組『ザ リアル ハウスワイブス』や、キュートなユニコーンなどインパクトのあるアートワークが印象的なバックは、エコバックとしてはもちろん、普段づかいにも最適です。

マチも広いので、私はパソコンを入れて持ち歩こうかと思っています。

 

家族や友人、同僚など周りの方への感謝の気持ちを伝えるギフトとして、ご自身へのちょっとしたご褒美ギフトとして、思わず気軽に手に取りたくなるアイテムが見つかるかと思います。この機会にぜひご覧ください。

 

BARNEYS MARKET

6/11 FRI. – 6/20 SUN. 六本木店1F

KAMEI NISHIMURA RECOMMEND: BARNEYS MARKET

餃子に続いてホルモンも。続々増える「無人販売所」が抱える「盗難」以外のリスク

 コロナ禍で食品の無人販売所が増えている。冷凍餃子が先行していたが、ここに来て、冷凍ホルモンの無人販売所が登場。さまざまな食品に波及していきそうな勢いだ。しかも、これらの大半が、飲食店をバックグラウンドにしているのも特徴だ。
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リンゴやコーンの廃棄物がシューズに パリ発の注目ビーガンブランド「ヴィロン」

 パイナップルやブドウ、リンゴなど、食糧廃棄物から作られた素材が今注目を集めている。大手フットウエアブランドが、環境へ配慮したサステナブルなシューズの開発に精を出す中、小規模なブランドも独自の方法で健闘している。パリ発のビーガンフットウエアブランド「ヴィロン(VIRON)」もそのひとつだ。同ブランドは、ベルギー出身のマット・ロンバート(Mats Rombaut)と、ドイツ出身で日本人とドイツ人の両親をもつユリアン・ローマー(Julian Romer)が2020年9月に立ち上げた。コーンやリンゴの残留物を原料とした植物由来の素材とリサイクルコットンで製品開発を行っており、価格帯は2万台前半~3万円台前半。立ち上げからわずか数カ月で「ドーバー ストリート マーケット ギンザ (DOVER STREET MARKET GINZA)」や、伊セレクトショップ「アントニオーニ(ANTONIOLI)」、カナダ発のECサイト「エッセンス(SSENSE)」、イギリスのセルフリッジ百貨店(SELFRIDGES)などで販売を開始した。ローマーにブランド設立の背景や素材へのこだわりを聞いた。

「動物の命を犠牲にせずに生産できる方法はたくさんある」

WWD:共同創設者である2人の経歴は?

ユリアン・ローマー(以下、ローマー):共同設立者のマットは、「ランバン(LANVIN)」や「ダミール ドマ(DAMIR DOMA)」でメンズウエアのアクセサリーデザイナーとして経験を積んだ後、13年にパリでビーガン素材を主原料としたフットウエアブランド「ロンバート(ROMBAUT)」を立ち上げた先駆者的存在だ。

私は、「アクネ ストゥディオズ(ACNE STUDIOS)」「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」「ヴェトモン(VETEMENTS)」などで14年間セールスとして経験を重ねた。フットウエアブランド「ボース(BOTH)」に勤めていた3年前に、同ブランドのコンサルティングを担当していたマットと出会った。お互いのサステナビリティに対するビジョンに共鳴し、「ヴィロン」のプロジェクトを始動した。マットがデザインや企画などクリエイティブな側面を担い、僕がビジネスを主導していいバランスが取れている。

WWD:ビーガンのブランドにこだわった理由は?

ローマー:ファッションのために動物を殺す必要性がないからだ。環境に配慮した持続可能性を理念に持つことはもはや義務だと考えている。発展途上国では、技術や流通面の問題で既存の方法を踏襲せざるを得ず、シベリアに暮らす人々は防寒性の高い本革や毛皮が生きる上で必要だろう。だがフランスを含む先進国では、動物の命を犠牲にせずに生産できる方法はたくさんある。畜産業から排出される温室効果ガスによる地球温暖化への影響を考えても、ビーガン素材以外は考えられなかった。

WWD:デザインで特に重視している点は?

ローマー:素材選びに最もこだわっている。レザー素材はコーンやリンゴの残留物を原料にし、キャンバス地は70%のリサイクルコットンと30%のビスコースで構成している。ほかにも、フランスの軍事用品の廃棄物をアッパー部分に使用してアップサイクルも取り入れていたり、ソールには70%のリサイクルゴムと30%の新素材のゴムを使ったりしている。素材はイタリア北部の工場で開発し、ビーガンフットウエアを専門とするポルトガルの工場で生産している。靴箱も100%リサイクルダンボールを使用し、梱包は最小限に抑えている。

WWD:数あるビーガンレザーの中から、なぜアップルとコーンを選んだのか?

ローマー:環境負荷の観点や価格帯、機能性を考慮して選んだ。「ヴィロン」は富裕層だけでなく、幅広い層をターゲットにしているので、リーズナブルな価格を実現するためにアップルレザーとコーンレザーが最良の選択だった。通気性や吸放湿性に優れた本革とは異なり、人工皮革やビーガンレザーは、レインブーツのように靴の中に湿気がこもりがちなのが弱点だ。だがアップルレザーの場合は、パウダー状の粒子が有機組織を生成するため、本革同様に通気性を保つことができる。

WWD:レザーへの加工処理はどのように行っている?

ローマー:素材となるリンゴは、イタリア北部で収穫され、リンゴジュースを製造する過程で出た皮や芯などの残留物がレザーとなる。それらを乾燥して粉末化し、ポリウレタンと混合することで、本革のように滑らかな質感のアップルレザーが完成する。ただ化石燃料が約20~30%程度含まれるため、この部分を植物性燃料へと変えることが課題だ。

従来のスニーカーより環境負荷を30~40%軽減

WWD:素材開発にも関わっている?

ローマー:素材開発は、イタリアの工場と協力しながら進めている。私たちのような小規模なブランドは大手ブランドより柔軟性が高く、テスト用の型数を少なくして何度も修正を加えられる。これは工場側にとっても、少ないコストと稼働でより良い素材を開発できるメリットがある。

WWD:ビーガンフットウエアは、アッパーとソールの接合部分の接着剤選びに苦戦するブランドが多い。強度をどのように維持しているのか?

ローマー:高強度の接着剤ほど環境に悪影響を及ぼすので、接着剤をなるべく使わない方法を模索した。現時点では、アッパーとソールの接合部分をダブルステッチにしてシューズの強度を確保し、最小限の接着剤を使用している。接着剤を一切使わないシューズづくりは、フットウエア業界全体の挑戦だ。理想は、単一素材で1足丸ごと生産することだが、まだ開発と実験が必要な段階にある。

WWD:従来のスニーカーと比較して、「ヴィロン」のスニーカーの環境負荷軽減率は?

ローマー:30~40%軽減できている。環境への負荷が大きい素材や、工場で消費する電気や水、輸送時に排出される二酸化炭素量など、全工程でローインパクトに取り組んでいる。回収プログラムも実施しており、使い終えた「ヴィロン」の商品を送ると、顧客は次回購入の際に20ユーロのディスカウントが付与される。回収したシューズは、循環型生産システムによって工場で100%リサイクルされ、ソールに生まれ変わる。環境への負荷が最も大きいソールのリサイクル技術は、さらなる向上を目指しているところだ。

WWD:全商品PETA認証を取得しているが、認証の重要性をどのように考える?

ローマー:PETA認証は、世界最大の動物愛護団体による認定マークなので信頼している。だが、百貨店に行けば百貨店独自の認定マークを見かけることがあるように、マーケティングの手法として使われることもある。だからこそ、私たち消費者も注意を払い、サステナビリティへの知識を深めなくてはならない。政府公式の認証を発行するなど、時間をかけて大規模に取り組むべき課題だ。

WWD:サステナビリティへの消費者の関心や社会の動きをどう捉えている?

ローマー:フランスではビーガンやオーガニックのブランドが増えていて、消費者の意識もここ数年で大きく変化した。植物由来の素材開発も日々進歩している。価格が下がることで入手しやすい素材になり、多くのブランドが取り入れやすくなるだろう。日本は欧米に比べて環境への意識は遅れているかもしれないが、金継ぎ文化に見られるような、芸術品を修復して長く愛する精神を持っている。過剰消費は世界全体の社会問題だが、環境問題に敏感なZ世代を筆頭に、より一層サステナブルな方向へと進んでいくことを期待している。

WWD:今後の予定は?

ローマー:先日、ファーム・トゥ・テーブル(FTT)のレストランとコラボレーションして、彼らの畑から採れるビートルートを使って靴を染色した。パリのマレ地区にあるビーガンショップ「オウジョウデュイ ドゥマン(AUJOURD'HUI DEMAIN)」でポップアップストアを開催し、オーガニック野菜やビーガン製品と一緒に私たちのシューズを販売した。日本でも、21-22年秋冬シーズンからエストネーション(ESTNATION)や阪急百貨店、セレクトショップのヌビアン(NUBIAN)で取り扱いを予定している。

ELIE INOUE:パリ在住ジャーナリスト。大学卒業後、ニューヨークに渡りファッションジャーナリスト、コーディネーターとして経験を積む。2016年からパリに拠点を移し、各都市のコレクション取材やデザイナーのインタビュー、ファッションやライフスタイルの取材、執筆を手掛ける

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シミに特化した新ブランド「フィボナッチ」誕生 公式サイトではシミの種類が分かる“シミ診断”を実施

 メディプラス製薬は8月9日、シミ対策に特化した新スキンケアブランド「フィボナッチ」を発売する。公式サイトでは先行販売を実施中だ。

 メディプラス製薬は、創業時から一貫してオゾンをテーマとした研究開発を行い、オゾン発生装置からオゾン化粧品まで数多くの製品を開発してきた。「フィボナッチ」のキー成分である“オゾン化グリセリン”もその1つ。分解されやすく、気体のままでは安全に使う配慮が必要なオゾンを安定化することで、消臭や殺菌機能を人に適用することができるようになった。

 衛生面での活用のほか、次第に医療現場からアトピーや皮膚炎、アレルギーの改善が報告されるようになり、深刻な肌悩みを持つ多くの人を救う成分としてさまざまな研究結果が得られるようになった。

 そんな中、エイジングサインの改善も多く報告されるようになり、オゾン化グリセリンの中にメラニンを分解する可能性を秘めた物質の存在が明らかになった。

 そこで、長年改良を積み重ねてきたオゾン化グリセリンの、シミに対する有効性の徹底研究を開始。約15年の月日を経て多くの機能と可能性が解明され、本格的にシミへの応用開発がスタートした。オゾン化グリセリンがシミ消去作用を発揮すると期待し、“メラノキラー”と命名した。

 人間の体には本来、適度な刺激を与えることで覚醒を引き起こす力が備わっている。例えば、フィジカルトレーニングやワクチンをイメージすると分かりやすい。この力を利用して、いわゆる“サビナイスイッチ” をオンする役割をメラノキラーが果たす。それは適度な酸化を味方にし、肌を酸化ストレスから守るという逆転の発想から生まれたものだ。

 メラノキラーの酸化の力は、2つのアクションを起こす。1つは直接分解。メラニンへの直接的な化学的酸化作用により、メラニンが分解され、シミが消去される可能性が示唆されている。もう1つはターンオーバー。細胞内で不要なタンパク質や構造体を分解する生体メカニズム“オートファジー機能”を高め、皮膚のターンオーバーを活性化することで、シミ悩みにアプローチする方法が現在解明されつつある。

 ラインアップは、肌pH調整化粧水“ピーエイチ チューナー”(100mL、税込4950円)、全顔用デイリー美容液“メラノハント”(30mL、税込9900円)、高濃度美容液“メラノフラッシュ”(10mL、税込1万2650円)、オールシーズン保湿クリーム“スキンバウンサー”(30g、税込7700円)の4種。

 公式ホームページには、できているシミがどのようなタイプかを診断する、医師監修の“シミ診断”機能を用意。「フィボナッチ」には効果を発揮できるタイプのシミとそうでないシミ(そばかすなど)があるため、“シミへの効果に対する誤解や過度な期待を与えないように、効果が期待できる方のみに販売する”という徹底した姿勢を貫いている。“実感重視のシミコンサルタント”ブランドとして、製薬メーカーならではの取り組みに注目が集まっている。

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SNSフォロワー50万超えの人気ゲーマーはつめがファッション界進出 「ゲーマーは陰キャのオタクだけじゃない」

 ファッション業界同様、ゲーム界にもSNSを中心に強い発信・影響力を持つインフルエンサーが複数いる。代表格は22歳のゲーマー、はつめだ。彼女はプロゲーマーとして活動後、現在はフリーランスの“ストリーマー”として活動しており、SNSの総フォロワーは50万を超える。“ストリーマー”とはユーチューブ(YouTube)やツイッチ(TWITCH)でゲームをライブ配信するプレイヤーで、スポンサー料とオンライン上の投げ銭が主な収入源だ。はつめは18〜24歳の大学生から特に人気で、3月には伊藤忠ファッションシステムが保有するアメリカ発のスポーツカジュアルブランド「ケイパ(KAEPA)」のブランドアンバサダーに就任。コラボレーションしたアイテムはクラウドファンディングで総額328万円を調達し(目標は50万円)、“ゲーム×ファッション”の成功事例を打ち立てた。ゲーム界を代表するキーマンの人物像を探るとともに、ファッション界についての印象も聞いた。

ゲーム専業で生活できるのは一握り

WWD:プロゲーマーになったきっかけは?
はつめ:格闘ゲーム「ストリートファイター(STREET FIGHTER)」のプロになりたいと思ったのが高校3年生の時でした。当時、秋葉原のeスポーツ施設「eスポーツ スクエア(e-sports SQUARE)」でアルバイト中にこのゲームの大会を見て、「こんなにカッコいいリーグがあるんだ」と感動し、挑戦することにしたんです。

WWD:プロゲーマーの定義は?
はつめ:プロライセンスの制度はありますが、決まった定義は特にありません。同制度は、必須ではなくて、景品表示法の上限額を超えた賞金をプレイヤーに渡せる仕組みです。私たちは、スポンサーが付いているゲーミングチームに所属したらプロゲーマーという認識です。

WWD:プロ時代の優勝経験は?
はつめ:ないんですよ。人気ゲームなので長くプレイしている30〜40代のベテラン選手が多く、20代の若手が優勝できるチャンスはなかなか巡ってきません。ベテラン選手と対戦した時は、「俺は、お前が産まれた時には波動拳を撃っていたからな(笑)」と煽られました。

WWD:プロゲーマーはどう生計を立てている?
はつめ:ゲーム専業で暮らせる人は少ないんじゃないかな。ただ最近はゲームのプレイ動画をユーチューブ(YOUTUBE)にアップする人が増え、広告収入やファンによるライブ配信中の投げ銭など、全体的な収入は少しだけ上がっていると思います。でも、FPS(主観視点のシューティングゲーム)の「ヴァロラント(VALORANT)」や「エーペックスレジェンズ(APEX LEGENDS)」などのプロゲーマーには月収2万、3万円のプレイヤーもいるので、実家暮らしだったり仕送りをもらっていたりの学生が多いんです。だから「在学中だけプロ」というケースも少なくありません。私もプロ1年目はアルバイトをしていましたが、2年目からプロゲーミングチーム「父ノ背中」に入り、イベント活動が増えて、収入も安定して生活できるようになりました。

WWD:プロ選手からストリーマーに転向したのはなぜ?
はつめ:1つのゲームだけではなく、自分がやりたいゲームを自由にプレイしたかったからです。

コラボアパレルの大反響に驚き

WWD:アパレルブランド「ケイパ(KAEPA)」とコラボした経緯は?
はつめ:「ケイパ」がインフルエンサーにフォーカスした新ラインを立ち上げるにあたり、同ブランドを扱う伊藤忠商事の友人の推薦で実現したのだと後から知りました。個人プレイヤーがアパレルとコラボしたのは、日本で初めてだと思います。

WWD:実際にアイテムを製作した感想は?
はつめ:正直、こんなに本格的に関わるなんて思っていなかったんです。サンプルのフィッティングと修正を何度も繰り返し、半年間を費やして作ったのでやりがいはありましたね。アイテムはゲーマーをターゲットに、“快適でラフな服装”をテーマに製作していて、2シーズン目の企画も進めています。

WWD:クラウドファンディングでは目標金額を大きく上回る結果だったが、予想していた?
はつめ:クラウドファンディングは受注数の調査のつもりでした。こんなに集まるとは思いもしませんでした。支援金額でコアなファンの数が露骨にわかるから結構ビビっていたんですけど、自信が付きましたね。

「ゲーム不遇の時代は終わった」

WWD:ファッションは元々好きだった?
はつめ:好きでした。普段は黒い洋服を中心に、韓国系やストリート系など、ジャンルは色々です。ゲーム業界に携わることを決心した頃から、「人前に出るんだから、服装にも気を使おう」と意識していました。

WWD:好きなアパレルブランドは?
はつめ:「プラダ(PRADA)」です。最近はローファーを購入して、少しずつですが買い足しています。「エフアールツー(#FR2)」と「ブラックアイパッチ(BLACKEYEPATCH)」の服も買いましたよ。

WWD:ファッション業界のイメージは?
はつめ:「ゲーマーは、陰キャのオタクだけじゃないんだよ」と伝えても、一番信じてもらえなさそうなのがファッション業界の人たち(笑)。少し前まではゲーム業界とは真逆で、交わることはないんだろうと感じていました。

WWD:近年、ゲーム業界に対する周りの反応は変わってきた?
はつめ:業界全体が明るくなってきたのは実感します。キャラクター姿で動画配信するVチューバーが流行してから、ゲームをプレイしない人が見てくれるようになりました。私はゲーム不遇の時代を生きてきたので、今の状況は楽しいしうれしいです。

WWD:今後の目標は?
はつめ:ゲーマーとしてだけではなく、人として成長していきたいです。洋服は大好きだし、今後もアパレル業界と積極的にコラボレーションしていきたいです!

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髪や体に使えるマルチなドライシャンプー登場 花粉やPM2.5の付着も抑制

 エイベックス・エンタテインメントは、ビューティー事業“エイベックス・ビューティー・メソッド”から、髪の毛や手指をいつでも清潔に保つ“LMHR(ルミナスヘア) マルチドライシャンプー”(税込1200円)を発売する。3日からアマゾン(AMAZON)や楽天市場でオンライン先行販売をスタートしており、7日からロフトや東急ハンズなどで順次展開する。

 “LMHR(ルミナスヘア) マルチドライシャンプー”は、髪についた臭いやベタつきの改善、使用後の爽快感などドライシャンプーとしての効果はもちろん、頭皮や髪、さらには手指などの消臭ケアも可能。全身に使えるマルチアイテムだ。また、同製品は第三者治験により静電気を減らす効果が認められており、静電気を防止することで花粉やPM2.5など微細な汚れの付着を抑制する効果もある。

 サイズは持ち歩きしやすい50mLで、ドライシャンプーでは珍しい無香料タイプ。パラベンやフェノキシエタノール不使用の天然由来成分配合のため、安心して全身に使用することができる。

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パンツの裾に異変あり 靴のひもを巻きつける新技が登場

 パンツの裾に異変が生じています。ハーレムパンツやジョッパーズなどの人気がじわじわと浸透する中、パンツの裾に靴ひもやストラップを巻き付けるトリッキーな小技を好む人が増えてきました。よく見かけるのは、足首に巻くサンダルのストラップをパンツの上からぐるぐると巻き付けるスタイル。他にも、靴ひもや共布ベルト、リボンを巻くバリエーションも登場しています。足首を引き締めつつ、動きを加えるアイデアが足元にウィットを添えてくれます。

 写真は、ジョガーパンツの上からシューレースを無造作に巻き付けたスタイル。ジャスト裾ラインより少し上で絞ると、裾が遊んでスレンダーな印象に。チャンキーヒールとのコンビネーションが生きて、ジョガーパンツにフェミニンさが備わりました。今回はパンツの裾を絞るアレンジ技をご紹介します。

足首をほっそり見せるサンダルのストラップ巻き

 サンダルといえば、サマールックの“お約束”アイテムですが、本来足首に巻くストラップをあえてパンツの上から巻き付ければ、印象が様変わりします。

 オールブラックの装いを提案した「アイレネ(IRENE)」。シンプルな黒コーデに、“足首ぐるぐる巻き”で意外な動きを添えました。ゆったりとした黒パンツを途中で絞ることで、足首にかけて再び広がるハーレムパンツ風のシルエットに。また、“足首ぐるぐる巻き”は、裾が遊ぶのを防ぎ、足さばきが軽快になる実用的なメリットもあります。足首が引き締まって映るおまけ付きです。

 2枚目の「キコ コスタディノフ(KIKO KOSTADINOV)」も、すっきりしたトップスとパンツのセットアップ。センタープレスのきれいめパンツと優美なポインテッドトーのコンビネーションに、“足首ぐるぐる巻き”がリズムをプラス。巻き付ける高さを左右で少しずらすと、さらに動きのあるアシンメトリーなスタイリングに仕上がります。

共布ベルトで裾絞り 足さばきも軽やかに

 パンツの裾に絞りを加えたデザインも登場しています。共布ベルトを使うことで、絞り部分が目立ちすぎず、自然にまとまります。

 ラップパンツ風のシルエットが印象的な「ローベリーテ アンド シーオー(ROBELITE & CO.)」は、ゆったりとしたパンツの裾を絞ることで、ハーレムパンツのようなスタイリングに。裾が遊びすぎず、動きやすいのも魅力です。

 パンツの裾にスリットが入ったタイプはよく見かけるようになりましたが、“巻き巻き”(どういう意味でしょう?)のアレンジを取り入れれば、さらに視線を引き込む効果を発揮します。2枚目の「スエサダ(SUESADA)」は、深いブルーのアウターとパンツのセットアップ。留め具付きの裾ベルトがポイントで、裾をスリットの下で絞ることで程よい肌見せも演出できます。ベルトを外すとスリットが広がり、フレアなシルエットにスイッチ。気分次第で履き分けができる、重宝したいディテールです。

ボーダーTシャツにスパイス リボンやドローコードでインパクト

 ありきたりなカジュアルな装いにスパイスを加えるうえでも、裾を絞る小技は役に立ちます。

 「ジェイシーエム(J.C.M)」は、サイドラインが入ったジャージーパンツの裾をリボンで絞りました。マリン調のボーダーTシャツとも好相性で、白リボンがキュートに足首の引き締め効果を発揮しています。

 裾にドローコードを仕込んだパンツなら、手軽に裾を絞るスタイリングに挑戦できます。2枚目の「フィル ザ ビル(FILL THE BILL)」は、爽やかなボーダーTシャツにニッカボッカ風のパンツの裾をドローコードで絞りました。ウエストもドローコード式なので、遊ばせたコードの端が上下で響き合い、リラックスした表情を生んでいます。着心地が楽なうえに足さばきがいいパンツは、この夏出番が多くなりそうです。

 靴のストラップを、パンツの上から巻き付けたり、パンツに付属の裾ベルトで絞ったりと、選べるバリエーションはさまざま。手持ちのベルトやリボンでも代用できるので、いつものパンツルックにマンネリムードを感じたら、とりあえずパンツの裾を絞ってみてはいかが。

ファッションジャーナリスト・ファッションディレクター 宮田理江:
多彩なメディアでコレクショントレンド情報、着こなし解説、映画×ファッションまで幅広く発信。バイヤー、プレスなど業界での豊富な経験を生かし、自らのTV通版ブランドもプロデュース。TVやセミナー・イベント出演も多い

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パンツの裾に異変あり 靴のひもを巻きつける新技が登場

 パンツの裾に異変が生じています。ハーレムパンツやジョッパーズなどの人気がじわじわと浸透する中、パンツの裾に靴ひもやストラップを巻き付けるトリッキーな小技を好む人が増えてきました。よく見かけるのは、足首に巻くサンダルのストラップをパンツの上からぐるぐると巻き付けるスタイル。他にも、靴ひもや共布ベルト、リボンを巻くバリエーションも登場しています。足首を引き締めつつ、動きを加えるアイデアが足元にウィットを添えてくれます。

 写真は、ジョガーパンツの上からシューレースを無造作に巻き付けたスタイル。ジャスト裾ラインより少し上で絞ると、裾が遊んでスレンダーな印象に。チャンキーヒールとのコンビネーションが生きて、ジョガーパンツにフェミニンさが備わりました。今回はパンツの裾を絞るアレンジ技をご紹介します。

足首をほっそり見せるサンダルのストラップ巻き

 サンダルといえば、サマールックの“お約束”アイテムですが、本来足首に巻くストラップをあえてパンツの上から巻き付ければ、印象が様変わりします。

 オールブラックの装いを提案した「アイレネ(IRENE)」。シンプルな黒コーデに、“足首ぐるぐる巻き”で意外な動きを添えました。ゆったりとした黒パンツを途中で絞ることで、足首にかけて再び広がるハーレムパンツ風のシルエットに。また、“足首ぐるぐる巻き”は、裾が遊ぶのを防ぎ、足さばきが軽快になる実用的なメリットもあります。足首が引き締まって映るおまけ付きです。

 2枚目の「キコ コスタディノフ(KIKO KOSTADINOV)」も、すっきりしたトップスとパンツのセットアップ。センタープレスのきれいめパンツと優美なポインテッドトーのコンビネーションに、“足首ぐるぐる巻き”がリズムをプラス。巻き付ける高さを左右で少しずらすと、さらに動きのあるアシンメトリーなスタイリングに仕上がります。

共布ベルトで裾絞り 足さばきも軽やかに

 パンツの裾に絞りを加えたデザインも登場しています。共布ベルトを使うことで、絞り部分が目立ちすぎず、自然にまとまります。

 ラップパンツ風のシルエットが印象的な「ローベリーテ アンド シーオー(ROBELITE & CO.)」は、ゆったりとしたパンツの裾を絞ることで、ハーレムパンツのようなスタイリングに。裾が遊びすぎず、動きやすいのも魅力です。

 パンツの裾にスリットが入ったタイプはよく見かけるようになりましたが、“巻き巻き”(どういう意味でしょう?)のアレンジを取り入れれば、さらに視線を引き込む効果を発揮します。2枚目の「スエサダ(SUESADA)」は、深いブルーのアウターとパンツのセットアップ。留め具付きの裾ベルトがポイントで、裾をスリットの下で絞ることで程よい肌見せも演出できます。ベルトを外すとスリットが広がり、フレアなシルエットにスイッチ。気分次第で履き分けができる、重宝したいディテールです。

ボーダーTシャツにスパイス リボンやドローコードでインパクト

 ありきたりなカジュアルな装いにスパイスを加えるうえでも、裾を絞る小技は役に立ちます。

 「ジェイシーエム(J.C.M)」は、サイドラインが入ったジャージーパンツの裾をリボンで絞りました。マリン調のボーダーTシャツとも好相性で、白リボンがキュートに足首の引き締め効果を発揮しています。

 裾にドローコードを仕込んだパンツなら、手軽に裾を絞るスタイリングに挑戦できます。2枚目の「フィル ザ ビル(FILL THE BILL)」は、爽やかなボーダーTシャツにニッカボッカ風のパンツの裾をドローコードで絞りました。ウエストもドローコード式なので、遊ばせたコードの端が上下で響き合い、リラックスした表情を生んでいます。着心地が楽なうえに足さばきがいいパンツは、この夏出番が多くなりそうです。

 靴のストラップを、パンツの上から巻き付けたり、パンツに付属の裾ベルトで絞ったりと、選べるバリエーションはさまざま。手持ちのベルトやリボンでも代用できるので、いつものパンツルックにマンネリムードを感じたら、とりあえずパンツの裾を絞ってみてはいかが。

ファッションジャーナリスト・ファッションディレクター 宮田理江:
多彩なメディアでコレクショントレンド情報、着こなし解説、映画×ファッションまで幅広く発信。バイヤー、プレスなど業界での豊富な経験を生かし、自らのTV通版ブランドもプロデュース。TVやセミナー・イベント出演も多い

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パンツの裾に異変あり 靴のひもを巻きつける新技が登場

 パンツの裾に異変が生じています。ハーレムパンツやジョッパーズなどの人気がじわじわと浸透する中、パンツの裾に靴ひもやストラップを巻き付けるトリッキーな小技を好む人が増えてきました。よく見かけるのは、足首に巻くサンダルのストラップをパンツの上からぐるぐると巻き付けるスタイル。他にも、靴ひもや共布ベルト、リボンを巻くバリエーションも登場しています。足首を引き締めつつ、動きを加えるアイデアが足元にウィットを添えてくれます。

 写真は、ジョガーパンツの上からシューレースを無造作に巻き付けたスタイル。ジャスト裾ラインより少し上で絞ると、裾が遊んでスレンダーな印象に。チャンキーヒールとのコンビネーションが生きて、ジョガーパンツにフェミニンさが備わりました。今回はパンツの裾を絞るアレンジ技をご紹介します。

足首をほっそり見せるサンダルのストラップ巻き

 サンダルといえば、サマールックの“お約束”アイテムですが、本来足首に巻くストラップをあえてパンツの上から巻き付ければ、印象が様変わりします。

 オールブラックの装いを提案した「アイレネ(IRENE)」。シンプルな黒コーデに、“足首ぐるぐる巻き”で意外な動きを添えました。ゆったりとした黒パンツを途中で絞ることで、足首にかけて再び広がるハーレムパンツ風のシルエットに。また、“足首ぐるぐる巻き”は、裾が遊ぶのを防ぎ、足さばきが軽快になる実用的なメリットもあります。足首が引き締まって映るおまけ付きです。

 2枚目の「キコ コスタディノフ(KIKO KOSTADINOV)」も、すっきりしたトップスとパンツのセットアップ。センタープレスのきれいめパンツと優美なポインテッドトーのコンビネーションに、“足首ぐるぐる巻き”がリズムをプラス。巻き付ける高さを左右で少しずらすと、さらに動きのあるアシンメトリーなスタイリングに仕上がります。

共布ベルトで裾絞り 足さばきも軽やかに

 パンツの裾に絞りを加えたデザインも登場しています。共布ベルトを使うことで、絞り部分が目立ちすぎず、自然にまとまります。

 ラップパンツ風のシルエットが印象的な「ローベリーテ アンド シーオー(ROBELITE & CO.)」は、ゆったりとしたパンツの裾を絞ることで、ハーレムパンツのようなスタイリングに。裾が遊びすぎず、動きやすいのも魅力です。

 パンツの裾にスリットが入ったタイプはよく見かけるようになりましたが、“巻き巻き”(どういう意味でしょう?)のアレンジを取り入れれば、さらに視線を引き込む効果を発揮します。2枚目の「スエサダ(SUESADA)」は、深いブルーのアウターとパンツのセットアップ。留め具付きの裾ベルトがポイントで、裾をスリットの下で絞ることで程よい肌見せも演出できます。ベルトを外すとスリットが広がり、フレアなシルエットにスイッチ。気分次第で履き分けができる、重宝したいディテールです。

ボーダーTシャツにスパイス リボンやドローコードでインパクト

 ありきたりなカジュアルな装いにスパイスを加えるうえでも、裾を絞る小技は役に立ちます。

 「ジェイシーエム(J.C.M)」は、サイドラインが入ったジャージーパンツの裾をリボンで絞りました。マリン調のボーダーTシャツとも好相性で、白リボンがキュートに足首の引き締め効果を発揮しています。

 裾にドローコードを仕込んだパンツなら、手軽に裾を絞るスタイリングに挑戦できます。2枚目の「フィル ザ ビル(FILL THE BILL)」は、爽やかなボーダーTシャツにニッカボッカ風のパンツの裾をドローコードで絞りました。ウエストもドローコード式なので、遊ばせたコードの端が上下で響き合い、リラックスした表情を生んでいます。着心地が楽なうえに足さばきがいいパンツは、この夏出番が多くなりそうです。

 靴のストラップを、パンツの上から巻き付けたり、パンツに付属の裾ベルトで絞ったりと、選べるバリエーションはさまざま。手持ちのベルトやリボンでも代用できるので、いつものパンツルックにマンネリムードを感じたら、とりあえずパンツの裾を絞ってみてはいかが。

ファッションジャーナリスト・ファッションディレクター 宮田理江:
多彩なメディアでコレクショントレンド情報、着こなし解説、映画×ファッションまで幅広く発信。バイヤー、プレスなど業界での豊富な経験を生かし、自らのTV通版ブランドもプロデュース。TVやセミナー・イベント出演も多い

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草木染めとの出合い マリエが本音で語る「私の33年目のサステナブル」Vol.16

今回は、連載を重ねながら説明が遅れている私のブランド「パスカル マリエ デマレ(PASCAL MARIE DESMARAIS、以下PMD)」の取り組みを話したい。

「PMD」はブランド設立当初から、美容脱毛サロン「ミュゼ プラチナム」や制作会社の受付など、さまざまな企業のユニホームデザインを手掛けてきた。中でも、「東京ミッドタウン日比谷(TOKYO MIDTOWN HIBIYA)」内のレストラン「ドローイング ハウス オブ ヒビヤ(DRAWING HOUSE OF HIBIYA)」のユニホームデザインは、大きなターニングポイント。

草木染め(ボタニカルダイ)に挑戦したからだ。

草木染めは、日本や中国、ヨーロッパなどで昔から行われてきた染色の技法だ。私はこのプロジェクトがきっかけで、染料の原料である草木が大量に捨てられている現状を知った。そして、大きさや形が整っていない規格外の野菜や、ヘタなど食材として使われない部分を染料として使うことで無駄を減らし、循環率を上げられることに気付いた。草木染めは、人の肌にも良い効果をもたらす。例えば、化学染料と生姜で染めたTシャツを比べると、色はどちらもほぼ同じ黄色だが、着用すると生姜で染めた洋服の方が体温が上がるのだ。

「東京ミッドタウン日比谷」のオープンが桜の季節だったこともあり、「ドローイング ハウス オブ ヒビヤ」のシャツとシェフウエア、エプロンは、桜の花びらで染めてデザインした。エプロンは好評で、消費者から「売ってほしい」と問い合わせが殺到したのはうれしかった。

この経験から、私は食品廃棄物に注目するようになった。その後手掛けた「カルディコーヒーファーム(KALDI COFFEE FARM)」の顧客満足度1位の店舗のために特別にデザインしたエプロン(写真で着用)や、神奈川・鎌倉山の老舗蕎麦屋「らい亭」の夏の前掛けでは、その土地で出た廃棄物や出がらし、店に咲く紫陽花を染料に使った。

普段から自宅の生ゴミをコンポストして、その堆肥で野菜を育てている私にとって、使われなかった食品は全てせつなくて美しい。美しさは、誰かが示した物差しで測れるものではない。皆さんにも、いつか私が手掛けたこれらのプロダクトに出合ってほしい。そして、食するものとその空間全てを吸収して笑顔になってほしい。

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お笑い芸人EXITが眼鏡「ポリス」と日本人初コラボ 「チャラ男のノリと同じくらい軽い!」

 イタリアの眼鏡企業デリーゴ(DE RIGO)のオリジナルブランド「ポリス(POLICE)」は、お笑い芸人のEXIT(イグジット)とタッグを組んでカプセルコレクションを製作した。6月10日から全国の「ポリス」取り扱い店舗でサングラス2型、眼鏡2型を順次販売する。「ポリス」が、日本人とのコラボするのは初めて。

 EXIT本人が自らのキャラクターに合ったデザインをデリーゴと共にセレクトしたもので、スクエア型とラウンド型のサングラスを1万5400円、アセテートとメタルのコンビネーションフレームを1万9800円、チタン製のボストン型フレームを2万2000円で販売する。販路は日本国内のみ。

 記者発表会に登場したEXITのりんたろー。は、「アイウエアは100本以上持っており、『ポリス』も以前から愛用していた。日本人で初めてのコラボ相手に選ばれ、光栄だ」と話し、サングラスを手に取り「チャラ男のノリと同じくらい軽い!ファッションアイテムの一つとして、コーデを楽しんでほしい」と続けた。また、“かねちー”こと兼近大樹も眼鏡を試着して、「控えめなロゴがおしゃれで、軽くて掛けやすい」とコメントした。

 デリーゴのミケーレ・アラクリ(Michele Aracri)最高経営責任者はEXITの起用理由について、「彼らの型にはまらない強い個性とカリスマ性は、『ポリス』のアイデンティティーに共通する。笑いを通じて、さまざまな分野で自分たちのスタイルを貫き、若者に夢と希望を与えているEXITは、『ポリス』を体現してくれる存在であると考えた」と述べた。また沖本晴彦デリーゴジャパン社長は、「EXITは若者のオピニオンリーダーだ。これまで『ポリス』の購入者は30代以上の男性が中心だったが、2人の力を借りて20代のファンも増やしたい」と期待を示した。

 「ポリス」は1983年に誕生し、世界80カ国以上で販売している。デリーゴは「ポリス」のほか、「ショパール(CHOPARD)」「フルラ(FURLA)」「エスカーダ(ESCADA)」などの眼鏡のライセンスビジネスを手掛ける。

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25歳のホテルプロデューサー、龍崎翔子が作る“アナログカルチャー”の入り口 音声座談会「蓉子の部屋」Vol.12

 「蓉子の部屋」は、川島蓉子・伊藤忠ファッションシステム取締役/ifs 未来研究所所長が、毎回ゲストを招き“未来”について考える音声番組です。未曾有の状況の中、業界は“未来”について考えなければならない現実に直面しています。そんな中、少しでも業界人に役立つヒントやカケラを音声配信でお届けします。近所のスーパーに行く時や、通勤・通学時に気軽に聞いてください(笑)。

 第12回は、龍崎翔子L&Gグローバルビジネス代表に迫りました。龍崎代表は2015年の大学在学中に同社を設立し、16年に京都・東九条の「ホテルシー京都(HOTEL SHE, KYOTO)」、17年に大阪・弁天町の「ホテルシー大阪(HOTEL SHE, OSAKA)」を開業したほか、神奈川・湯河原の温泉旅館「ザ・旅館 東京(THE RYOKAN TOKYO)」「ホテル雲井」も運営しています。それぞれのホテルのエントランスやスタイリッシュな客室の内装、オシャレなカフェスペースが若い世代を中心に話題を呼んでいます。また“アナログカルチャーの入り口を作る”というコンセプトで、全客室にレコードプレーヤーとレコードを備えているのも特徴です。音声座談会では、ホテルの在り方やヒット商品が生まれたわけ、「妄想しているときは脳汁が溢れ出る」と話す理由について聞きました。

川島蓉子:1961年新潟市生まれ。早稲田大学商学部卒業、文化服装学院マーチャンダイジング科修了。伊藤忠ファッションシステム株式会社取締役。ifs未来研究所所長。ジャーナリスト。日経ビジネスオンラインや読売新聞で連載を持つ。著書に『TSUTAYAの謎』『社長、そのデザインでは売れません!』(日経BP社)、『ビームス戦略』(PHP研究所)、『伊勢丹な人々』(日本経済新聞社)、『すいません、ほぼ日の経営。』などがある。1年365日、毎朝、午前3時起床で原稿を書く暮らしを20年来続けている

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「マルジェラ」や「ジル サンダー」を擁するOTBとモンクレール、イタリアを代表する二人の実業家が語る

 OTBのレンツォ・ロッソ(Renzo Rosso)=プレジデントとモンクレール(MONCLER)のレモ・ルッフィーニ(Remo Ruffini)会長兼最高経営責任者(CEO)はこのほど、ミラノのビジネススクール、RCSアカデミーが主催するオンライン・トークセッションに登場した。その中で、ビジネスに対する考え方や後継者の計画から二人で行ったマウンテンバイクの旅まで、幅広い話題を語り合った。

 「ディーゼル(DIESEL)」「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」「マルニ(MARNI)」「ヴィクター&ロルフ(VIKTOR & ROLF)」「ディースクエアード(DSQUARED2)」などを傘下に抱え、3月には「ジル サンダー(JIL SANDER)」も買収したOTBについて、ロッソ=プレジデントは「(イタリアを拠点とする)ラグジュアリーブランド・グループを確立しようとしている。パンデミックによって拍車が掛かり、今は集合体を作るのにふさわしい時期だ」とコメント。かつてから親交のあるルッフィーニ会長兼CEOも「イタリアの実業家の中で、ラグジュアリー・グループを構築しようとしているのは、レンツォだけ。どんな時代にも資金力のある人はいるが、このようなビジネス文化がなければ成功する可能性はほぼない」と称える。そして、モンクレール自体も2020年12月に「ストーン アイランド(STONE ISLAND)」の親会社スポーツウェアカンパニー(SPORTSWEAR COMPANY)を買収しているが、ファッショングループを設立する考えがないことを改めて示した。

 二人のビジネスに対する考え方において共通しているのは、業界のため、従業員のため、そして自分たちが率いる会社の存続のために価値を創造するということだ。「今の時代に会社を経営するには、文化的な変化と新しいビジネスマインドセットが必要だ。全ての企業がこの変化に対応できるわけではないが、自分たちだけで成し遂げられない企業はいつでも提携することができる。OTBは各ブランドの飛躍的な発展を支援することに尽力するが、そのためには多くの投資と人材が欠かせない」とロッソ=プレジデントは語る。一方、ルッフィーニ会長兼CEOは「私の肩書きはモンクレールの会長兼CEOだが、実際にはそのどちらでもない。5人からなる委員会があり、毎週集まって意思決定をしている」と明かす。「私は所有権や出資比率にこだわるよりもむしろ価値を生み出すことに専念している。イタリアでは皆、完全な所有権を求めていて、自分の会社の99%を保持したいと考えているようだ。その気持ちは分かるが、そのせいでイタリアにラグジュアリー・グループができないのだと思う」。

 13年にミラノ証券取引所に上場したモンクレールにとって経営陣の後継者計画は最重要課題だが、同社の経営幹部の多くはすでに自分の跡を継ぐ人材を育成している。ルッフィーニ会長兼CEOは自身の息子たちに引き継ぐことも否定しなかったが、それは彼らが他の候補者を凌ぐことが条件になるという。一方、OTBではロッソ=プレジデントの7人の子どものうち3人がすでに社内で働いており、時期が来れば彼らにバトンタッチすることに前向きだと話す。それと同時に、これまでも語ってきたことではあるが、会社の存続を確実にするため、将来的にOTBグループを上場させる可能性も否定しなかった。そして、「上場企業では個人企業では得られない後援を生かすことができ、その成功により多くの人々が携われるという考え方を気に入っている」とコメント。「私たちも、数年後にはそういう段階に達するだろう。そうすれば、異なる方法で会社を経営することができるようになる。私も、自分だけの小さな庭を育てるような所有権にはこだわっていない。しかし、大きく重要な何かを作り上げるという責任感と、私たちのグループを素晴らしいものにしてくれている7000のファミリーに対しては満足している」と続けた。

JUN YABUNO:1986年大阪生まれ。ロンドン・カレッジ・オブ・ファッションを卒業後、「WWDジャパン」の編集記者として、ヨーロッパのファッション・ウィークの取材をはじめ、デザイナーズブランドやバッグ、インポーター、新人発掘などの分野を担当。2017年9月ベルリンに拠点を移し、フリーランスでファッションとライフスタイル関連の記事執筆や翻訳を手掛ける。「Yahoo!ニュース 個人」のオーサーも務める。20年2月からWWDジャパン欧州通信員

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機能性表示食品初の紫外線対策 美容家も愛する「明治スキンケアヨーグルト素肌のミカタ」

 「明治スキンケアヨーグルト素肌のミカタ」は、機能性表示食品(届出番号:E546)で初めて(※サプリメントや清涼飲料水を除く)の紫外線対策商品。飲むことで紫外線から肌を守ることができ、毎日飲み続けやすく、日常生活に取り入れやすい飲むヨーグルトだ。「ヨーグルトで体の中から紫外線対策」という新たな価値と新常識について、「(昨年の発売以来)もう100本くらい飲んでいます(笑)」という美容家の深澤亜希に話を聞いた。

「『飲んで紫外線から
肌を守る』が衝撃」

 「明治スキンケアヨーグルト素肌のミカタ」を飲み始めたきっかけについて、深澤は「『飲むことで紫外線から肌を守る』というパッケージのキャッチフレーズが、とにかく衝撃でした」と話す。ビューティの世界では今、肌に与えるものだけでなく、体に取り入れるものも大事という考え方が普及。さらに踏み込んで「心がルンルンすると、肌もキレイに」という“ルンルン・ビューティ”を提唱する深澤にとって、「美味しい、楽しい、そして実感できる」という「明治スキンケアヨーグルト素肌のミカタ」は、「飲むと“ルン♪”とする」大事な存在だ。

 ヨーグルトなどの発酵食品は、積極的に取り入れている。キムチや納豆、チーズのほか、最近は「塩麹や醤油麹を自分で作り、調味料がわりに使う」ほどだ。発酵食品を積極的に取り入れる「腸活」のおかげで、最近は体から肌、そして心のキレイを感じている。素材本来の味が楽しめるほど、味覚を中心とする五感も研ぎ澄まされたと感じるようになった。深澤は「明治スキンケアヨーグルト素肌のミカタ」についても、「優しい甘さで、嫌味がない。容量もちょうど良い」。美味しいから続けられるし、ヨーグルトは普段の食生活に取り入れやすいから習慣化しやすい。なのに「紫外線と乾燥対策ができ、そして乳酸菌も取れると“1本3役”で、最近のスキンケアアイテムくらい頼れる多機能な飲むヨーグルト」。「もっともっと広がり、みんなに手軽でおいしく紫外線対策ができることを知ってほしい」そうだ。

日常生活に潜む紫外線からは
「体の内側から守る」

 「明治スキンケアヨーグルト素肌のミカタ」に加えて、紫外線対策で気をつけるべきことはなんだろう?深澤に話を聞くと、「やっぱり紫外線を浴び過ぎないのが一番」という。実は肌の不調の8割は紫外線が原因とも言われています。「明治スキンケアヨーグルト素肌のミカタ」による紫外線可視化の取り組みが示す通り、今の時期は何も紫外線対策をしないと、公園や屋外のカフェ、ドライブでも、短時間でおでこや鼻、腕に赤みが生じるなど、私たちは思っている以上に紫外線を浴びている。日傘や帽子でも完全には防ぎきれないほどだ。深澤は、「長袖や帽子は、身につけたところしか守れない。日焼け止めアイテムは、皮脂や汗で流れてしまう可能性がある。だからこそ『明治スキンケアヨーグルト素肌のミカタ』をプラスすることで、体の内側から守ってくれるので魅力的」という。

3つの成分で紫外線から肌を守る

 「明治スキンケアヨーグルト素肌のミカタ」は、SC-2乳酸菌とコラーゲンペプチド、スフィンゴミエリンという3つの配合成分によって、“紫外線刺激から肌を保護するのを助ける機能”と“肌の潤いを保ち、肌の乾燥を緩和する機能”の2つが確認されている。1本のうち、SC-2乳酸菌は約10億個以上(2種の乳酸菌を合わせて)、コラーゲンペプチドは1000mg、セラミドの一種のスフィンゴミエリンは10mgを配合。試験データでは、「明治スキンケアヨーグルト素肌のミカタ」を1日1本5週間摂取し続けると、紫外線による肌の赤みが出にくくなったことがわかった。

対象者:スキンタイプⅡ~Ⅲ(※1)の30~49歳の女性健常人67人。
試験方法:被験参加者を2群に分け、一方の群【被験食品(素肌のミカタ)群】はSC-2乳酸菌、コラーゲンペプチド、スフィンゴミエリンを含むヨーグルト、もう一方の群【対照食品群】は前述3成分を含まない酸性化乳を1日1回6週間摂取。摂取前と5週間後のMED(※2)の変化を2群間で比較。
結果:スキンタイプⅡ(※1)の参加者において、被験食品群は対照食品群と比べて摂取前後のMED(※2)の変化量が有意に高値。
※1:日焼けに対する反応の違いから分類する肌の性質のこと。
タイプⅡ:常に赤くなり、その後少し皮膚色が濃くなる。タイプⅢ:時々赤くなり、必ず皮膚色が濃くなる。
※2:MED(最小紅斑量)・・照射24時間後に紅斑を生じるのに必要な最小光線量。値が高いほど肌の赤みが出にくい。

志尊淳がリーダー
 「素肌組」は2期生を募集中

 「明治スキンケアヨーグルト素肌のミカタ」は、公式SNSコミュニティを「素肌組」と命名。リーダーを務めるのは、俳優の志尊淳だ。

 素肌組では、独自のオンラインコンテンツを発信、メンバーカードのプレゼントや素肌組レターを配信するほか、毎週郵送で「明治スキンケアヨーグルト素肌のミカタ」が届く5週間モニターなどのコンテンツを用意している。応募は、インスタグラムかツイッターで公式アカウントをフォローした後、指定のハッシュタグ投稿をするだけ。現在は、2期生を募集中だ(7月4日まで)。

【届出表示】本品には、SC-2乳酸菌、コラーゲンペプチド、スフィンゴミエリンが含まれるので、紫外線刺激から肌を保護するのを助ける機能があります。また、肌の潤いを保ち、肌の乾燥を緩和する機能があります。
本品は国の許可を受けたものではありません。本品は、疾病の診断、治療、予防を目的としたものではありません。食生活は、主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスを。
問い合わせ先
明治 お客様センター
0120-598-369

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「ジーユー」が話題の赤ちゃん番組「シナぷしゅ」とコラボ 感性を育むベビー服を開発

 「ジーユー(GU)」は今春スタートしたベビー服の「ジーユー ベビー(GU BABY)」で、テレビ東京の赤ちゃん向け番組「シナぷしゅ」とのコラボレーションアイテムを発売した。赤ちゃんの感性を育み、赤ちゃん自身のためになるベビー服を意識して企画。6月3日からECで販売しており、11日からは全国の「ジーユー ベビー」取り扱い店舗で販売する。

 アイテムは全3型。キッズ用Tシャツ“シナぷしゅジユウT”(1290円)、キッズ用パンツ“ぷしゅポッケサマナルパンツ”(990円)と、“シナぷしゅジユウT”とおそろいで着られる大人向けユニセックスTシャツ(1690円)だ。いずれも民放初の赤ちゃん向け番組というテレビ東京の「シナぷしゅ」に登場するキャラクター「ぷしゅぷしゅ」をメインに使用している。

 “シナぷしゅジユウT”のデザインポイントは、ボタンで留められたポケットの内側に施された刺しゅう。ポケットの中を覗くと別世界が広がり、子供の想像力を掻き立てる狙いがある。また、子供自身でも外しやすい大きなサイズのボタンは指先を活性化させることができ、自分で外す練習となって「自分でできた」という達成感を感じることができる。前後どちらでも着られるデザインにすることで失敗をなくし、こどもの“お着替え”を肯定する。

 “ぷしゅポッケサマナルパンツ”のデザインポイントは、ポケットの中のキャラクター。これにより、ポケットを引っ張り出すという特別な動きを促すことができ、動きやすい七分丈の“サマナルパンツ”を着用してびのびと動く事で意欲的な心の育成が叶うという。

成長後に「お気に入りの一着」と思い出してもらえる服に

 コラボ商品の発表会に登壇した、ジーユーの平松修吉グローバル商品本部VCP部門キッズチームリーダーは、「『ジーユー』らしいファッション性、実用性、安心の品質、低価格に加え、赤ちゃん目線の赤ちゃん自身のためのベビー服を作りたいと思った」とコメント。コロナ禍で在宅時間が長くなるなか「子供とのおうち時間を充実させたい、もっと楽しく子供とコミュニケーションを取りたいという親御さんの一助になりたかった」とその開発背景を述べた。「子供が大きくなってから、お気に入りの一着だったと思い出してもらえる服」を目指したという。

 同発表会では、ともに子育て中のママである小林和実グローバル商品本部バリュークリエーション&プランニング部門キッズチームマーケティングと、テレビ東京で「シナぷしゅ」を担当する飯田佳奈子 制作局クリエイティブビジネス制作チームによるトークショーも催され、それぞれの子供が着用して喜ぶ姿を収めたビデオが披露された。

 「シナぷしゅ」は、赤ちゃんの脳科学研究の第一人者である、東京大学の開一夫教授の研究室である「東大赤ちゃんラボ」が監修し、過去の放送作品は文化庁メディア芸術祭・エンターテインメント部門を受賞するなど注目を集めている。今回のコラボ商品に対し開一夫教授は「見えていないものは、そこに無いのではなく、赤ちゃんでもそこに何かがあるとわかっている。ポケットの中に世界があるしかけは、赤ちゃんにとって『隠れているものをイメージすること』につながる」とコメントしている。

 ジーユーの公式サイトでは、商品と連動して実際に服を着ながら楽しめる動画や、服の成り立ちを学べる動画など合計5本のスペシャルコンテンツを用意。いずれも「ジーユー ベビー」の服を着て、家族で楽しめる内容となっている。

川原好恵:ビブレで販売促進、広報、店舗開発などを経て現在フリーランスのエディター・ライター。ランジェリー分野では、海外のランジェリー市場について15年以上定期的に取材を行っており、最新情報をファッション誌や専門誌などに寄稿。ビューティ&ヘルス分野ではアロマテラピーなどの自然療法やネイルファッションに関する実用書をライターとして数多く担当。日本アロマ環境協会認定アロマテラピーアドバイザー。文化服装学院ファッションマーチャンダイジング科出身

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BARNEYS NEW YORK meets OSHMAN’S

こんにちは。

あいにくの雨模様となった東京ですが、今日は雨を忘れるようなニュースをお届けします。

本日6月4日(金)から新宿エリアで、バーニーズ ニューヨークのアイテムをご覧いただける特別なコラボレーションがスタートしています!

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アクティブなライフスタイルを送る男性に向けたスペシャリティストアとして存在感を放つオッシュマンズ新宿店に、6月4日(金)から6月20日(日)の17日間、ニューヨーク発のスペシャリティストア バーニーズ ニューヨークが期間限定でオープンしました。

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バーニーズ ニューヨークがオッシュマンズ新宿店のために厳選したギフトアイテムは、〝GIVE GOOD GIFT″をテーマにした、父の日の贈り物に最適なアイテムばかり。

オリジナルのウェアはもちろん革小物やゴルフ雑貨まで、オッシュマンズ新宿店でのギフト選びをさらにお楽しみいただけます。

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オッシュマンズ新宿店にラインナップしている、バーニーズ ニューヨークからご紹介しているアイテムはバーニーズ ニューヨーク オンラインストアでもチェックいただけます。

オンラインストアはこちらから>>>

https://onlinestore.barneys.co.jp/210604_barneys_meets_oshmans/?apias_s_id=27135&sz=60

スペシャリティストアならではのスペシャルなコラボレーションをぜひお楽しみくださいね。

 

BARNEYS NEW YORK meets OSHMAN’S

開催中 – 6/20 SUN.

オッシュマンズ新宿店

 

オッシュマンズHPでもご紹介いただいています↓

https://www.oshmans.co.jp/event/article/184

フランス発ジュエラー「ブシュロン」の心斎橋店が改装オープン ハイジュエリーやオーダーメードも

 フランス発ジュエラー「ブシュロン(BOUCHERON)」は6月6日、大阪・心斎橋店をリニューアルオープンする。1層191平方メートルの店舗では、アイコンの“キャトル”“セルパンボエム”をはじめ、“ジャック ドゥ ブシュロン”などのジュエリーのほか、ハイジュエリーも販売、オーダーメードサービスも提供する。店内は、パリ・ヴァンドーム広場本店をほうふつとさせる貴族の館風のデザインで、自然光が差し込むように高さ4m以上のガラスのファサードを設けている。内装には大理石やブラックメタルフレームを用いて、ブランドの世界観を表現。モダンで落ち着いた雰囲気の中でゆったりショッピングができるようになっている。

 アラバスター(石膏)のシャンデリアが輝くブライダルコーナーでは、ソリテールリングやマリッジリングなど豊富なコレクションを提供。その奥にはVIPルームがあり「ブシュロン」の歴史や文化が感じられる空間で、卓越したパーソナライズドサービスを提供する。

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日本ロレアルや資生堂など4社がタッグ イオンで使用済容器の回収リサイクルを実施

 テラサイクルジャパンは6月4日、化粧品・日用品メーカー4社(日本ロレアル、P&G、資生堂、コーセー)と協働し、イオンリテールが全国の「イオン」「イオンスタイル」87店舗で実施する「グラムビューティーク リサイクル プログラム」で使用済み容器の回収・リサイクルを行う。

 この取り組みは企業の垣根を越えて容器回収に取り組むことで消費者に「安心して商品を購入できる環境」と「環境配慮に気軽に参加できる場」を提供するのが狙い。イオン店舗内の美と健康づくりをサポートする自主編集売り場「グラムビューティーク(GLAM BEAUTIQUE)」や化粧品売り場内に回収ボックスを設置し、スキンケアやメイクアップ、ヘアカラー、ヘアケアのカテゴリーであれば購入店舗やメーカーを問わず回収・リサイクルする。

 同取り組みに対し日本ロレアルは「今後は製品だけではなく、メイクアップがつなぐ一人一人の小さなアクションが生み出す新しい価値を提案する。その新たな発信の場として、今回、持続可能な社会作りにかける思いを同じくするイオン のプロジェクトに参画できうれしい」とコメント。資生堂は「環境課題の一つであるプラスチック容器に関しては、サーキュラーエコノミーの考えに基づきプラスチック量削減やレフィルの配置、容器再利用プログラム(LOOP)への参加などの活動を強化している。企業の垣根を超えて協働し、さらにお客さまとともに取り組む本プログラムへの参画により、サステナブルな環境・社会に向けてより一層貢献していきたい」と述べた。

 回収した容器は洗浄・粉砕の後、ペレット(プラスチック素材)にリサイクルされ、新たな資源として活用する。

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「サボン」が持続可能な未来に向けて会員限定プログラムを設立

 イスラエル発のナチュラルコスメブランド「サボン(SABON)」は、緑豊かな未来に向けて、顧客とともに活動する会員制度「SABON ネイチャーマイレージクラブ」を立ち上げた。「サボン」が推奨する環境活動に賛同した顧客に対してネイチャーマイルを付与し、マイルに応じてギフトと引き換えができる。

 「SABON ネイチャーマイレージクラブ」では、「サボン」の製品購入時に、マイバッグの使用をはじめ、エコトートバッグやサステナブルなハートスプーン、コットン素材のハンドタオルの購入、製品取り扱い説明書不要の申し出(すでに知っている内容の場合のみ)などに協力すると、1回の購入につき1マイルを付与。3マイル貯まるとオリジナルアイテムのハートスプーン、エコトートバッグ、ハンドタオルの中から1品と交換する。

 「サボン」は今春から、よりサステナブルで緑豊かな未来を目指すブランドとして、環境保全への取り組みを強化している。まず、紙の過剰使用を抑える取り組みの第一歩としてペーパーバッグの無償配布を終了し、エコトートバッグを販売の上、マイバッグを推奨。また、ブランドを象徴するウォータースタンドに特別なアタッチメントを取り付けて水の使用量を従来の50%に減らすなど、これからも地球に優しいアクションを起こしながらブランドの思いを広くアピールしていく。

問い合わせ先
サボン ジャパン
0120-380-688

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ロンハーマンがサステナビリティ・ビジョン発表 30年までにCO2排出実質0へ

 ロンハーマン(RON HERMAN)はこのほど、事業戦略におけるサステナビリティのビジョンを定め、具体的な数値目標を含む4つの方針を発表した。5月末から6月頭にかけてサザビーリーグ本社で開かれた2021-22年秋冬シーズンの展示会場に大きなパネルを設置し、メディアや取引先、スタッフなど関係者にわかりやすくそのビジョンを伝えた。
 
 同社はサステナビリティな事業を推進するために、①「環境」②「コミュニティ」③「顧客」④「チームメンバー」の4つにフォーカスする。①「環境」は、2030年までにロンハーマン事業のCO2排出量(スコープ1、2)を実質ゼロにし、使用電力も可能な限り削減することを宣言。そのために事務所・店舗の電力を再生エネルギーに転換し、自家発電も検討する。また、取引先や取り扱いブランドの排出量も含むことを意味する、CO2排出量のスコープ3についても共同で可能な限り削減する。再生可能エネルギー導入店舗は2019年には0店舗だったものを21年には4店舗、30年には24全店とする計画だ。アパレルの大きな課題である余剰在庫については2023年までに全セールを廃止し、かつプロパー消化率80%を目指す。やむを得ず残った在庫はアウトレットなどで消化するビジネスモデルを構築するとともに、循環型の新規事業も検討している。また、オリジナル商品については主要素材のサステナブル比率100%を目指す。

 ②「コミュニティ」では、他業種との連携による活動で大きな社会的インパクトを創出したり、地域社会とのつながりを深めたりといった目標を掲げる。そのために、オリジナルや飲食部門のサプライヤーを可能な限り開示。取引先との協業で環境負荷低減にアクションを起こす。③「顧客」は、環境と社会に配慮した選択肢を提供することを重視し、サステナブルな商品提供やイベント開催、カフェでのべジタリアンやビーガンのメニューの用意、店内での給水所の設置などを行う。④「チームメンバー」は、定期的にスタッフエンゲージメント測定を匿名で行ったり、スタッフと管理職の相互評価を取り入れたり、研修・キャリア開発に投資するなど持続可能な労働環境整備を進める。

 ビジョンのスローガン“ラブ フォー トゥモロー(LOVE FOR TOMORROW)”について根岸由香里ロンハーマン事業部長兼ウィメンズ・ディレクターは、12年前のオープン当初から掲げてきたメッセージ “トゥデイ イズ ビューティフル(TODAY IS BEAUTIFUL)”の延長線上にあると語る。「サステナビリティについて学び始めたら、“トゥデイ イズ ビューティフル”と毎日胸を張って言い続けるにはこのままじゃダメだ、行動を起こさなくちゃと強く思った。掲げてきたもう一つのメッセージ“ハピネス イズ ゴール(HAPPINESS IS GOAL)“もその先にある」。そこでまずは経営陣がセミナーなどを通じてサステナビリティについて学んで社内に共有。1月にはサステナビリティ実行部を創設してビジョン策定を準備してきた。ポイントは環境問題だけではなく“人”にも焦点を当てている点だ。「サステナビリティというと真っ先に思い浮かぶのは環境だと思うが、持続可能な社会を目指すなら持続可能な会社でないとそもそも目指せない」と藤田トラヴィス恭輔サステナビリティ実行部マネジャーは言う。

 根岸事業部長は、「動き始めたら、アパレルだけでは解決できないことも多いと気付いた。再生可能エネルギーを推進している人やNPO、新しい素材を開発する研究者、行政など異業種の人たちと関わり合わないと目標を達成できない」と言う。発表したビジョンに具体的な数値目標が数多くのも、こういった学びの上に組まれたものだからだ。ロンハーマンの売上高はオリジナルブランドと仕入れがほぼ半々。オリジナルについては2025年までに主要素材のコットンはリサイクルもしくはBCIコットン、GOTS認証に、ポリエステルとナイロンは100%リサイクル繊維に切り替える。「まずは自分たちができることから始め、情報は独り占めすることなく開示してゆく」と根岸事業部長。約300ある取引先とは対話を重ね、ビジョンに沿った取り組みを求めてゆく。新規取引に関してはビジョンに沿った商品・ブランドだけを扱う。先に掲げた“店頭セール廃止”の方針は2023年には実現する見通しだ。

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手工芸品ECの米エッツィ、Z世代に人気のフリマアプリ「ディポップ」を1700億円で買収

 ハンドメイド品のECプラットフォームを運営する米エッツィ(ETSY)は、英フリマアプリ「ディポップ(DEPOP)」を16億2500万ドル(約1771億円)で買収した。同アプリはZ世代に人気で、アクティブユーザーの90%が26歳以下だ。

 取引は2021年末までに完了する予定。「ディポップ」の経営陣に変更はなく、今後も独立したマーケットプレイスとして既存チームが運営する。

 エッツィは05年にニューヨークで設立。個人のクリエイターによる手作りの衣服、アクセサリー、雑貨などを取り扱うECプラットフォームを主軸としている。19年7月には楽器専用のマーケットプレイス、リバーブ(REVERB)を2億7500万ドル(約299億円)で買収しており、「ディポップ」の取得後は3つのECプラットフォームを運営することとなる。

 11年にロンドンで設立されたディポップは、主にビンテージアイテムやストリートウエアを取り扱う同名のフリマアプリを手掛けている。およそ150カ国において2600万以上のユーザーを抱え、20年の流通総額(GMV)は約6億5000万ドル(約708億円)、売上高は約7000万ドル(約76億円)で、それぞれ前年比で2倍以上の伸びだった。

 エッツィのジョシュ・シルバーマン(Josh Silverman)最高経営責任者(CEO)は、「『ディポップ』はZ世代の消費者にとってのリセール拠点であり、今後もさらに発展すると確信している。当社のDNAやミッションとも合致しており、今回の買収によって大きな事業機会や成長シナジーがもたらされるだろう」と語った。

 ディポップのマリア・ラガ(Maria Raga)CEOは、「『ディポップ』は次世代の若者がユニークなファッションを探索する場所であり、古い物から新しいトレンドを作り出す人々のコミュニティーとして買い物の仕方に変化を起こしている。当社よりも大きな企業のリソースを活用して、このコミュニティーをさらに成長させていきたい」と述べた。

 近年、環境保護やサステナビリティに関心の高い消費者が若年層を中心に増加していることから、二次流通市場が急激に拡大している。21年3月には、ラグジュアリーブランドの古着やグッズを専門に扱うパリ発のリセールサイト「ヴェスティエール コレクティブ(Vestiaire Collective)」が1億7800万ユーロ(約236億円)の資金を調達。ラグジュアリーECのファーフェッチ(FARFETCH)も、今後は二次流通に本腰を入れることを20年12月に発表している。

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「タトラス」がZ世代アーティスト・コインパーキングデリバリーとコラボ スマホで描いたグラフィックをロンTやスケボーに

 イタリア発のファッションブランド「タトラス(TATRAS)」は、日本人アーティストのCOIN PARKING DELIVERY(コインパーキングデリバリー、以下CPD)とのコラボコレクションを6月4日に発売する。「タトラス」公式オンラインストアをはじめ、青山店や日比谷店、大阪店、名古屋店などで扱う。

 アイテムは、Tシャツ(1万9800円、税込 以下同)やロングスリーブTシャツ(2万2000円)などのアパレルのほか、ハット(1万4300円)、ソックス(4180円)、マスク(2枚セットで6600円)といった雑貨を用意。CPDがアレンジした「タトラス」のオリジナルロゴや、彼の代表的なキャラクター“白井さん”などを落とし込んだキャッチーなコレクションだ。

 さらには、さまざまな企業と協業したホームアイテム“コインパーキングデリバリー ホーム(CPD HOOME)”も販売する。ニッコー製陶磁器で製作したインセンスホルダー&ランプシェード(1万9800円)や、スケートボード工場BIJYOROと作ったデッキ(1万6500円)などがそろう。

 CPDは1997年栃木県生まれのZ世代。電車の移動時間にスマートフォンで絵を描き始める。作品をプリントしたTシャツがSNSで話題となり、これまでにさまざまなブランドとのコラボを実現させてきた。 

問い合わせ先
タトラスインターナショナル
03-5708-5188

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【家飲み】イマドキ女子の家飲みは「チャミスル」。でも、類似品には注意して

 第4次韓流ブームは、アルコールの消費行動にも影響を与えている。イマドキ女子に浸透したのが、緑の瓶が特徴の韓国焼酎「チャミスル」である。スーパーやディスカウントストアでは、チャミスルコーナーが設置されており、家飲みの新アイテムとして注目を集めている。
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米国食肉輸出連合会「テイクアウト容器提供」第一弾に申込殺到。急遽、第二弾も決定

 飲食店が生き残るため、必須の販路がテイクアウト・デリバリーである。緊急事態宣言の延長、酒類提供禁止となり、更なる強化を図る飲食店が増えている。しかし、テイクアウト・デリバリーにおいて、店の懸念材料のひとつが容器である。そんな中、米国輸出連合会(USMEF以下略)が、昨年5月に続き、今年も容器の無料提供キャンペーンを開催した。テイクアウト容器「50000個、配布」。
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グローバルダイニングだけじゃない。「営業を止めるな!」と叫ぶのは、ハマの”異端児” 中央立花グループ

 緊急事態宣言、まん延防止等重点措置の再延長が決まり、飲食店は我慢の限界に達した。6月1日(火)から、営業の再開や酒類提供など、要請に従わないお店が増えている。そんな中、1度目の緊急事態宣言から「営業を止めるな!」と叫び、休業することなく、営業を続けている居酒屋チェーンが、ハマの"異端児"、中央立花グループである。
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1年でゴーストRを1000店組織化したグロブリッジ。「集客コンサルを止め、直営店も大幅閉店。将来性高いデリバリー支援に遮二無二突き進んだ」

 ゴーストレストランの支援事業を手がける株式会社グロブリッジ(本社:東京都港区、代表取締役:大塚 誠)が、事業開始から1年強で1000店を組織化するに至った。コロナ禍、デリバリー事業に活路を見出す飲食店が増える中、グロブリッジ自身も、事業構造を大幅に変え、支援事業がメインのビジネスになっている。「デリバリーは、テイクアウトより付加価値が高く、3兆円の市場規模が見込める。この分野を切り開き、株式公開も見据えたい」と大塚代表は言う。
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「ヴェトモン」2022年春夏コレクション

 「ヴェトモン(VETEMENTS)」が2022年春夏コレクションを発表した。

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「ベルルッティ」と「バング & オルフセン」がコラボ ヴェネチアレザーのヘッドホンやスピーカー

 「ベルルッティ(BERLUTI)」はこのほど、デンマークのオーディオブランド「バング & オルフセン(BANG & OLUFSEN)」とのコラボレーションコレクションを発売した。「バング & オルフセン」店舗とオンラインストア、「ベルルッティ」一部店舗で販売中だ。商品は「バング & オルフセン」の代表的な製品をベースに、「ベルルッティ」を象徴するヴェネチアレザーを組み合わせた6つのアイテムをそろえた。

 ポータブルBluetoothスピーカー“Beosound A1 2nd Gen Berluti Edition”は、防水・防塵性能やAlexaのボイスアシスタント機能を備え、360度に広がるサウンドが特徴だ。片面には「ベルルッティ」のロゴを大きく刻印したほか、プレタポルテからインスピレーションを得た鏡面研磨仕上げのアルミタグを用いた。

 最大38時間再生可能なノイズキャンセリングヘッドホン“Beoplay H95 Berluti Edition”は、「ベルルッティ」の工場で作られたヴェネチアレザーのヘッドバンド、イヤークッションにダークブラウンの柔らかいラムレザーを採用した。また、「ベルルッティ」のシグネチャーキャンバスを使ったポーチ“Berluti Sound Pouch”では、スピーカーやヘッドホンを安全に持ち運ぶことが可能だ。

 7つのドライバーでパワフルなサウンドを奏でるホームスピーカー“Beosound Balance Berluti Edition”は、本体の木製ベースにヴェネチアレザーを巻きつけたデザインで、両者のロゴをエンボス加工で刻印。Google アシスタント機能を搭載し、Apple AirPlay 2やSpotify Connect、Google Chromecastをサポートしたほか、近づくと点灯するタッチインターフェイスで快適な操作性を実現した。

 さらに、「バング & オルフセン」の製品の中で最も迫力のあるスピーカー“Beolab 90 Berluti Edition”と、2019年のミラノ・デザイン・ウイークで発表されたテレビ“Beovision Harmony Berluti Edition”をそれぞれ受注販売する。

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「ウルトラマン」と「ゼットン」をモチーフにしたカミソリが登場 限定フィギュアが当たるキャンペーンも

 総合刃物メーカーの貝印は6月7日、替刃式カミソリ「カイレザー アクシア」から、国民的特撮作品“ウルトラマンシリーズ”をモチーフにした限定デザインを数量限定で発売する。公式オンラインストアでは事前予約を受け付け中だ。

 1966年の放送開始から今なお絶大な人気を誇る“ウルトラマンシリーズ”は、今年で放送開始55周年。貝印は、老若男女を問わず生活に寄り添う製品を取り扱う、岐阜県関市発祥の老舗刃物メーカー。双方には“長年幅広い世代から愛されている”という共通点があり、今回の初タッグが実現したという。

 限定デザインは、国民的ヒーローの“ウルトラマン”と、最強の怪獣として根強いファンを持つ宇宙恐竜“ゼットン”をモチーフにした2種(各税込2200円)。思わず手に取りたくなるような、ファン心をくすぐるオリジナルデザインがポイント。

 往年のファンの懐古心をくすぐるウルトラマンデザインは、ウルトラマンのボディーを想起させる、レッドとシルバーで全体をカラーリング。トレードマークのカラータイマーをイメージし、ブルーのポイントカラーもあしらっている。

 人気の高いウルトラ怪獣のゼットンデザインは、ゼットンのボディーをイメージ。ブラックを基調としつつ、ポイントカラーのオレンジで、最大の特徴である胸部の発光体を再現している。

 「カイレザー アクシア」は、ダブルスムーザーで肌当たりの滑らかさを実現。刃体の上部には保湿効果に優れた“シルクプロテイン”を配合したスムーザー、刃体の下部には水を含むことで潤滑性能を上げる特性のある“モイストキープスムーザー”(潤滑材)を採用。シェービングの際の滑らかな剃り心地を追求している。

 発売を記念し、購入者に抽選で限定フィギュアやピンバッジが当たるキャンペーンを実施。シリアルナンバーを入力することで、すぐに当たりが分かるというもので、詳しくは特設サイトに記載してある。

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6月4日オープンの「ユニクロ 浅草」をパトロール! 人力車の車夫もユニクロ法被を着用

 ユニクロは6月4日、東京・浅草に大型店「ユニクロ浅草」をオープンする。ユニクロは近年、チェーンストアであっても立地によって店の表情が異なる“個店経営”の追求を掲げており、昨年オープンした横浜、原宿、銀座の戦略店舗に続いて、浅草でも街の個性を取り入れた店作りを進めている。日本屈指の観光地の一つであり、江戸の文化やモノ作りが息づく街、浅草でユニクロが見せるものとは?同店の見所をレポートする。

 店は浅草寺からもすぐ。寄席などが行われる浅草演芸ホールのはす向かいで、売り場面積は2層(1、2階)で約1980平方メートル。これまで浅草地区には松屋浅草や浅草ROXに店舗があったが、それらは今春で閉鎖して「ユニクロ 浅草」に集約した。

 正面入り口には多数ののぼりが立ち、店に入れば「ユニクロ」ロゴの大きな四角い提灯が視界に飛び込んでくる。1.8メートル四方の提灯は、浅草の手描き提灯メーカー、大嶋屋恩田によるものだという。1階はウィメンズで、2階がメンズとキッズの売り場。1階には今回で7店舗目の導入だという生花販売のコーナーも設けた。店内は、千社札のデザインを取り入れたポップや、パッと目をひく“粋”な色柄が主張するVMDがポイントだ。

 入り口の提灯のほかにも、地域とコラボレーションしたさまざまな仕掛けがある。例えば1階には、同じビルに入居する全国各地の日本酒を扱うショップ、「まるごとにっぽん」と協業した、日本酒の銘柄をプリントしたTシャツ17種(各1990円)を陳列。2階の「UT」のコーナーでは、浅草の老舗飲食店の協会である「浅草うまいもの会」や、お菓子の「雷おこし」で有名な「浅草 常盤堂」、浅草にゆかりのあるアーティストESOWなどのスタンプをカスタマイズして、「UTme!」のオリジナルTシャツを作成することもできる。

 2階の「UT」コーナーの向かいには、浅草が拠点のアーティストやデザイナー、ショップを紹介するブースを設置。江戸時代の遊郭である吉原をモチーフにした土産物などを扱う西浅草の「岡野弥生商店」や、スケートボードショップの「ビート(BEAT)」、雪駄とスニーカーを融合させた履き物“unda(雲駄)”を企画するプロダクトデザインユニットごゑもん(GOYEMON)などのアイテムを編集して展示している。購入はできないが、展示してあるQRコードからそれぞれのホームページに飛ぶことが可能だ。浅草という場所ゆえ、海外観光客向けの「ユニクロ」かと思いがちだが、地元に住む人もここに来れば「浅草にはこんなクリエイターがいるのか」「こんな個店があるのか」といった発見がありそうだ。同コーナーでは、江戸文化などについての書籍も展示している(販売はなし)。

 近隣の駅や店内に飾られたビジュアルには、本業のモデルだけでなく地域のクリエイターや飲食店の店主などが登場。また、浅草観光の移動手段としておなじみの人力車の時代屋と東京力車と組んだキャンペーンとして、車夫が「ユニクロ 浅草」とロゴの入った法被を着用している。

オープン記念のノベルティとして、4日に来店した先着2000人に「浅草 常盤堂」の「雷おこし」を、5000円以上購入した先着3000人に千社札柄のオリジナル湯呑みをプレゼントする。また、4日は「UT」の「呪術廻戦」コラボ商品の発売日でもある。

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「タサキ」がモナコ・モンテカルロの名門ホテル内に出店

 「タサキ(TASAKI)」は6月1日、モナコ・モンテカルロにヨーロッパで3店舗目となるブティックを出店した。同店舗は名門ホテル「オテル ド パリ モンテカルロ(HOTEL DE PARIS MONTECARLO)」のパティオにあるグローバルブランドが軒を連ねるプロムナード モンテカルロ ショッピング内にあり、銀座本店のファサードのデザインを生かした店舗になっている。同店舗では、クリエイティブ・ディレクターのプラバル・グルン(Prabal Gurung)が手がける“タサキ アトリエ”コレクションをはじめ、ブランドを代表するジュエリーコレクションを販売する。店内のデザインはブランドカラーであるホワイトやグリーン、シルバーに加え、「タサキ」独自の素材のサクラゴールドを想起させるピンクの大理石とメタル素材を組み合わせている。

 「タサキ」は、ヨーロッパでは、フランス・パリの高級ホテル「リッツ パリ(RITZ PARIS)」内でサロン、イギリス・ロンドンのジュエラー街であるニューボンドストリートの路面店を運営。世界の富裕層が集まるモンテカルロへの出店で、グローバルブランドとしての存在感アップを図る。

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「虎へび珈琲」が「スノーピーク」のためのコーヒー豆 

 コーヒー豆の「虎へび珈琲」は、スノーピークと協業した「雪峰ブレンド」を6月5日から原宿など4カ所のスノーピーク直営店で販売する。“人間性の回復”をテーマに、疲労回復などの効果で知られる抗酸化作用のあるブレンドを提供する。「サスクワァッチファブリックス(SASQUATCHFABRIX.)」の横山大介氏がパッケージデザインいた袋に入れて、価格は200g4860円(税込)。

 「虎へび珈琲」は科学者として薬剤や建設用化学薬品などの研究・開発を行ってきた焙煎士の今井惇人氏が新潟の焙煎工場で創業したコーヒー豆のブランド。長年の研究による科学的データをもとに、独自の科学製法と技術を用いて焙煎したコーヒーを展開する。

 「雪峰ブレンド」を販売するのはスノーピークのヘッドクォーターズ(新潟・三条)、ランドステーション原宿(東京・渋谷)、ランドステーション白馬(長野)、ランドステーション京都嵐山の4店舗。

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「トゥー フェイスド」がテディベアをあしらった限定コレクション発売

 カリフォルニア発メイクアップブランド「トゥー フェイスド(TOO FACED)」は6月4日、テディベアにインスパイアされた限定コレクションを全国の百貨店で発売する。アイテムは“アイシャドウ パレット”(税込6380円)と“ブロンザー”(同4400円)の2種類。パッケージのほかパウダーにもテディベアをあしらった、遊び心のある製品となっている。

 14色のアイシャドウパレットはヌードカラーを中心に、立体感のあるメタリックカラーやキュートなピンクやコーラルカラーをそろえた。滑らかなパウダーにはマヌカハニーやシナモンを配合し、スムーズな塗り心地をかなえた。

 フェイスパウダーやアイシャドウ、ボディパウダーとしても使えるブロンザーは、どんな肌トーンにも調和するブロンズカラーがポイント。クリーミーな質感で溶け込むように肌にフィットし、重ね付けや部分付けも手軽に行うことができる。

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「トキオン」が俳優の上杉柊平をモデルに「ダンヒル」の新ビジュアルを公開

 デジタルメディアの「トキオン(TOKION)」は、俳優でヒップホップグループ、KANDYTOWN所属のラッパーとしても活動中の上杉柊平をモデルに起用した「ダンヒル(DUNHILL)」の新ビジュアルを公開した。ビジュアルの撮影は、4月に大型リニューアルを行ったギンザ シックス(GINZA SIX)にオープンした同ブランドのコンセプトストアで行われている。

 上杉は「ギンザ シックスのように多くの目的を持つ人が集まる場所に、『ダンヒル』のような歴史あるブランドがオープンな空間を作ることにすごく意味があると感じました」とコメント。「トキオン」では、ビジュアルに加えてロングインタビューも掲載している。

 撮影場所の「ダンヒル GINZA SIX コンセプト ストア」は、ギンザ シックスの2階に位置する期間限定のコンセプトストア。同店はブランドのヘリテージを根底に置きながら、現在のファッションシーンとマッチするプロダクトを販売しており、伝統と革新に挑み続ける「ダンヒル」の姿勢と、今なお進化を続けている銀座の街が持つアイデンティティが融合した。

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ららぽーとが生理用ナプキンを無料提供 まず富士見の女子トイレ141室で

 三井不動産は、ららぽーと富士見(埼玉県)の計141の女子トイレを対象に、生理用ナプキンを無料提供するサービス「フリー パッド ディスペンサー オイテル」を導入することを発表した。今回を皮切りに、他の施設でも順次導入する予定だ。

 スタートアップ企業のオテイル(東京都、小村大一社長)のサービスを導入した。トイレットペーパーと同様に無料で生理用ナプキンが常備される世の中にしたいという思いから生まれたもので、商業施設やオフィス、学校、公共施設などの個室トイレに生理用ナプキンを無料で提供する。個室内に設置したディスペンサーに専用アプリをかざすと、誰でも無料で利用できる。

 三井不動産は、オイテルの「経済格差やジェンダーギャップといった不均衡の是正に寄与したい」という理念に共感し、2021年3月の実証実験を経て本格導入に至った。

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「肉山」光山社長も「通常営業」に踏み切る。「怒りではないです。スタッフの『やりたい』という気持ちを尊重しました」

 「肉山」など全国で予約の取れない焼肉店や繁盛肉業態を展開する株式会社個人商店(本社:東京都武蔵野市)の光山英明社長が、6月1日から一部店舗で酒類を提供する通常営業に踏み切った。「反旗を翻すという気持ちではないです。いままでも要請には従ってきました。ただ、スタッフから切実な要望があり、その気持ちを尊重することにしました」と言う。
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店選びは「単品メニュー」や「画像」から検索という新しい流れ。「既存のグルメサイトは信じられない」というお客の不信感が新サービスを加速する

 グルメサイトに異変が起きている。利用者数は「食べログ」「ぐるなび」など定番サイトが相変わらず多いが、評価に不信を抱く消費者が増加し、地盤沈下を始めている。そこを狙い、新たなサービスが注目を集めている。
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コロナの勝ち組企業にブレーキ ユニクロと無印良品5月度は前年割れ

 専門店チェーン、セレクトショップの2021年5月度売上高(既存店ベース)は、コロナ禍で昨年は多くの店舗が休業していた反動で、3割前後の増収となったという声も多かった。一方で、ユニクロ、「無印良品」という“コロナの勝ち組”企業にややブレーキがかかっている。ユニクロは20年5月以来12カ月ぶりに、「無印良品」は同年11月以来6カ月ぶりに前年割れとなった。

 ユニクロは前年同月比0.6%減、一昨年同月比では18.6%減。緊急事態宣言による客足減の影響は大きかったが、臨時休業店舗数は昨年5月が最大311だったのに対し、今年は最大で190。その中で、昨年の実績に届かなかった。「ニュース性のある商品が不足していたことに加え、発信も足りていなかったことが要因」と見る。

 「無印良品」は前年同月比8.6%減。「店頭売り上げは堅調」だったものの、昨年は巣ごもり需要にあててECで家具の10%オフキャンペーンを行なっていたため、その反動でECが苦戦した。家具を含む生活雑貨の売り上げは同17.0%減。衣服・雑貨は値下げを行った機能性インナーやTシャツなどが売れて同0.2%減、食品は同18.4%増だった。なお、昨年30日以上休業した店舗の売り上げを除いたうえでの既存店売り上げの一昨年同月比は、3.0%増だった。

 一方で、「ファッションセンターしまむら」(4月21日〜5月20日)は前年同月比31.2%増と大幅に伸ばした。コロナ禍前はやや苦戦していたこともあって、一昨年同月比でも0.1%増とコロナ禍前の水準を確保。「今年は梅雨入りが早く、気温が低かったものの、初夏物、夏物は堅調だった」。

 アダストリアは前年同月比28.5%増、一昨年同月比では28.5%減。夏用のパンツや半袖トップス、アウトドアシーンにも適したサンダルやレイングッズなどが売れた。月後半にかけて「一部店舗では徐々に客足が回復していた」といい、6月以降も同様の流れは続くと見る。

 ユナイテッドアローズの前年同月比は27.5%増、一昨年同月比は34.4%減。昨年の休業の反動で、「店頭売り上げは大きく前年を上回ったが、ECは昨年は既にセールを行っていたことから前年を下回った」。

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NiziUがフェイスマスク「オルフェス」のイメージモデルに 7月からテレビCM放送

 ロハス製薬は、ドラッグ&バラエティーストアで販売するフェイスマスクブランド「オルフェス(ALFACE)」のイメージモデルに、ガールズグループ「NiziU(ニジュー)」を起用した。7月1日からテレビCM「ALFACE+×NiziU キラキラ篇」を全国で順次放送する。

 「オルフェス」は、日々変化する女性の肌に合わせ、保湿ケアや毛穴ケア、くすみケアなど、肌コンディションや目的に合わせて選べる、全10種類のフェイスマスクをラインアップする。

 今回のCMやキービジュアルでは、「潤いのある愛され素肌」をテーマにメンバー9人がそれぞれ10種類の魅力を表現。普段のアクティブで元気なイメージに加え、清楚で大人っぽい姿を披露する。

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Sexy Zone中島健人がセクシーにスキンケアを紹介 「パーフェクトワン」新CM

 新日本製薬は、スキンケアブランド「パーフェクトワン(PERFECT ONE)」のイメージキャラクターにSexy Zoneの中島健人を昨年から引き続き起用する。6月3日から新CM「LIVE」篇を全国で放映し、ライブ中の中島が客席のファンに向かって肌悩み別に「パーフェクトワン」商品を紹介する内容となっている。

 「パーフェクトワン」は、“進化するシンプル”をコンセプトにコラーゲンとテクスチャーにこだわり、無理なく・スマートに・心地よく使えることを目指したスキンケアブランド。ブランドを代表する“オールインワン美容液ジェルシリーズ”は、オールインワン市場で5年連続国内売り上げNo.1を獲得(富士経済、モイスチャー部門およびオールインワン部門/メーカー、ブランドシェア2016〜20実績)、累計販売実績は6500万個を突破している。

 CMでは、さまざまな肌質を持つ女性一人一人にぴったりな「パーフェクトワン」があることを、ライブ中の中島が紹介。潤いがほしい人には「モイスチャージェル」、美白ケアをしたい人には「薬用ホワイトニングジェル」、シワ改善も美白ケアも望む人には「薬用リンクルストレッチジェル」を、赤・青・黄色のバラを使ったセクシーな動きと共に語りかける。

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「ベスト・ファーザー賞」に日本環境設計の岩元社長、俳優の谷原章介氏ら

 日本メンズファッション協会(MFU、八木原保理事長)は2日、「第40回ベスト・ファーザー イエローリボン賞」の発表・授賞式を都内で開き、俳優の谷原章介氏、日本環境設計社長の岩元美智彦氏らを表彰した。同賞は6月の「父の日」商戦を盛り上げる目的で1982年に始まり、今回で40回の節目を迎えた。芸能界、スポーツ界、政財界などから「理想の父親」が時代の顔として選ばれてきた。

 今回は芸能部門の谷原氏、経済部門の岩元氏のほか、政治部門で原発事故からの復興に邁進する福島県双葉町町長の伊澤史朗氏、学術・文化部門で“寿司サムライ”として寿司職人の育成活動を行う小川洋利氏、スポーツ部門で元プロサッカー選手の中村憲剛氏が受賞した。

 服のリサイクルを行う日本環境設計を通じ、循環型社会を啓蒙してきた岩元氏は「家族が一番びっくりしている。『なんでパパなの?』と。パパの素晴らしさを知ってもらうため、今日は家族総出で来ました」とあいさつした。2人の娘との会話からリサイクル事業のヒントを得ているとも明かした。

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「クリニーク」がメリッサ・バレラをグローバルアンバサダーに起用

 「クリニーク(CLINIQUE)」はメキシコ出身の女優で歌手のメリッサ・バレラ(Melissa Barrera)をグローバルアンバサダーに起用した。2020年1月からグローバルアンバサダーを務めるイギリス人女優のエミリア・クラーク(Emilia Clarke)とともに、スキンケアやメイクアップなど複数のキャンペーンに登場する予定だ。なおメリッサを起用した新しいクリエイティブ(ビジュアル?)は21年秋から展開予定。

 「クリニーク」上席副社長兼ゼネラルマネージャーのミシェル・フレイリ(Micelle Freyre)は、「世界が危機に立ち向かい、新しい生活様式を踏まえた日々を送る中、私たちは未来志向で前向きな気持ちでいたいと願っている。メリッサは多彩な才能を持ち、美しさと可愛らしさを兼ね備えたラティーナ。私たちにポジティブなパワーを与えてくれる。彼女の情熱、エネルギー、人生観、ルーツやアイデンティティの全てがブランドに新たな風をもたらすことは間違いない」と期待を述べる。

 今回のアンバサダー起用に際し、「クリニーク」はグローバルアンバサダーに求める側面を再定義。「クリニーク」グローバル クリエイティブ ディレクターのエリザベス・ノーラン(Elizabeth Nolan)は「ブランドを代表するアイコンとして、容姿の美しさや話題性だけでなく、豊かな人間性や個性を重視した。メリッサに会った瞬間に、彼女の大胆さと知性を兼ね備えたアイデンティティーが、内側から溢れ出る真の美しさを表していることがわかった」という。

 メリッサは「クリニークは私の家族が代々愛用し続けてきた象徴的なブランド。心から喜びを感じている」とコメント。さらに、「『クリニーク』は化粧品という枠を超えて、多くの女性リーダーが活躍する企業として、女性のエンパワーメントを推進している。そんなブランドのアンバサダーとなることを誇らしく思う。また、ブランドを代表する初のラティーナであることは、とてもうれしく光栄だ。私たちの文化は非常に多面的で、一つの顔がラテン系の美しさの全てを表すことは決して出来ないが、私のルーツを深める今回の挑戦にワクワクしている」と語った。

 メリッサはメキシコのモンテレイで育ち、ニューヨーク大学・ティッシュ芸術部で学んだ後、メキシコのテレビシリーズ「シンプレ・トゥヤ・アカプルコ」に出演。アメリカのテレビドラマ「ヴィダ」、新作ミュージカル映画「イン・ザ・ハイツ」など、ドラマを中心に数多くの作品に出演する。現在はロサンゼルスを本拠地として活動している。

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「クリニーク」がメリッサ・バレラをグローバルアンバサダーに起用

 「クリニーク(CLINIQUE)」はメキシコ出身の女優で歌手のメリッサ・バレラ(Melissa Barrera)をグローバルアンバサダーに起用した。2020年1月からグローバルアンバサダーを務めるイギリス人女優のエミリア・クラーク(Emilia Clarke)とともに、スキンケアやメイクアップなど複数のキャンペーンに登場する予定だ。なおメリッサを起用した新しいクリエイティブ(ビジュアル?)は21年秋から展開予定。

 「クリニーク」上席副社長兼ゼネラルマネージャーのミシェル・フレイリ(Micelle Freyre)は、「世界が危機に立ち向かい、新しい生活様式を踏まえた日々を送る中、私たちは未来志向で前向きな気持ちでいたいと願っている。メリッサは多彩な才能を持ち、美しさと可愛らしさを兼ね備えたラティーナ。私たちにポジティブなパワーを与えてくれる。彼女の情熱、エネルギー、人生観、ルーツやアイデンティティの全てがブランドに新たな風をもたらすことは間違いない」と期待を述べる。

 今回のアンバサダー起用に際し、「クリニーク」はグローバルアンバサダーに求める側面を再定義。「クリニーク」グローバル クリエイティブ ディレクターのエリザベス・ノーラン(Elizabeth Nolan)は「ブランドを代表するアイコンとして、容姿の美しさや話題性だけでなく、豊かな人間性や個性を重視した。メリッサに会った瞬間に、彼女の大胆さと知性を兼ね備えたアイデンティティーが、内側から溢れ出る真の美しさを表していることがわかった」という。

 メリッサは「クリニークは私の家族が代々愛用し続けてきた象徴的なブランド。心から喜びを感じている」とコメント。さらに、「『クリニーク』は化粧品という枠を超えて、多くの女性リーダーが活躍する企業として、女性のエンパワーメントを推進している。そんなブランドのアンバサダーとなることを誇らしく思う。また、ブランドを代表する初のラティーナであることは、とてもうれしく光栄だ。私たちの文化は非常に多面的で、一つの顔がラテン系の美しさの全てを表すことは決して出来ないが、私のルーツを深める今回の挑戦にワクワクしている」と語った。

 メリッサはメキシコのモンテレイで育ち、ニューヨーク大学・ティッシュ芸術部で学んだ後、メキシコのテレビシリーズ「シンプレ・トゥヤ・アカプルコ」に出演。アメリカのテレビドラマ「ヴィダ」、新作ミュージカル映画「イン・ザ・ハイツ」など、ドラマを中心に数多くの作品に出演する。現在はロサンゼルスを本拠地として活動している。

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存在そのものが尊い!触れてよし&香りよしの猫的美人になりたい 【ニャンダフルなコスメたち】

 ふわふわとした柔らかな毛並み、しなやかな曲線、むっちりとしたボディー、クリッと大きな瞳、お日さまをたっぷり浴びたお布団のようなほっこり温かな香り——-この全てを兼ね備えた「猫」という魔物に魅了されて11年。そんな猫溺愛ライターがオススメの猫美容を紹介する。初回は猫的美人になれるボディーケアアイテムについて。

みんなみんな、狂ったように猫が好き

 美容業界では「ああ、あの狂ったように猫が好きな人ね」という認知度がちょっとずつ広がり始めたようで、ここ最近は猫絡みの記事を書く仕事も増えてきたが、いにしえの人々やかつての偉人たちと比べれば、私の猫狂いレベルなど屁のようなものだ。

 事実、古代エジプト時代の壁画には、首輪をつけた猫や餌の入ったボウルのようなものが描かれており、猫のミイラまでゴロゴロ発掘されている。また、江戸時代の浮世絵師・歌川国芳は猫専用の仏壇や位牌で亡くなった猫たちを弔っていたというし、サルバドール・ダリ(Salvador Dali)は愛猫と豪華クルージングを楽しんだり高級レストランに同席させたりするなど、愛猫シュペット(Choupette)にメイドを2人つけファーストクラスで共に旅をしていたカール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)のようなことを当時からやっていたという。このように、猫狂いの偉人たちの変態的な猫エピソードは枚挙にいとまがない。

 人類はオオカミを犬に、イノシシを豚にとあらゆる動物を家畜化してきた歴史があるが、猫は人類と出会った約1万年前から見た目も習性もほぼ変わっていない、非常にまれな生き物だという。猫はハンターである本能を買われ、食用としてではなく“ネズミ捕り担当”という使命を与えられていたが故に、野生の本能がそのまま残されているのだそうだ。つまり猫は、この世に生まれ落ち、人類と出会い今に至るまで、本能丸ごと受け入れられ、愛されてきたということ。ナチュラルに存在するだけで尊い。そんな幸せで最強な生き物、ほかにいるだろうか。自分は自分のままで、いにしえの人も現代人も翻弄する猫。その魅力は、もはや末恐ろしくもある。

猫は五感を揺さぶる美の爆弾

 猫の魅力は何か。そんなことをいちいち考えることがやぼに思えるほど、猫のかわいさに理屈はないが、ビューティ的視点で強引に考えてみるとするなら、人間は猫を構成する全ての要素に、「美」を感じているのではないだろうか。ルックスよし、香り良し、触り心地良し、鳴き声良しと、猫は五感を揺さぶる美の塊、美の爆弾なのだ。

 猫にはなれないが、猫のように五感に訴えかける美を意識するのは素敵。例えば、思わず触れたくなるあのムチムチ感に近づきたいなら、昨年リニューアルした「メルヴィータ(MELVITA)」の“ロルロゼ アクティベート ボディオイル”を。引き締め成分のブラックペッパーが従来品の1.5倍も配合されているから、パワフルな引き締め+保湿がかなって今すぐ猫ボディーを目指したい人にオススメ。肌見せシーズンにもピッタリだ。


 ふわふわな毛並みの優しいムードをまといたいなら、やっぱりボディーパウダー。「ハウスオブローゼ(HOUSE OF ROSE)」の“アクアファヴール マリンハーブスパ ボディパウダー”は、ブルターニュ近海の海水や5種類のマリンハーブをベースにした美容成分が肌をしっとり滑らかに整えつつ、透明感のあるさらすべの肌に。水のような透き通る香りにも、シュペットのような毛足長めのふわふわパフにもうっとり♡


 仕上げは、朝露にぬれるホワイトフラワーをイメージした「ミュウミュウ(MIU MIU)」“レ ゾー アラモード ヘッドインザクラウズ”を。みずみずしいルバーブやモダンでロマンチックなピオニーに、ホワイトアンバーが優しく重なるドリーミーな香りは、猫のような気まぐれさやホワンとした柔らかさに包まれ、一瞬にして猫気分に。香りは全部で4種類から選ぶことができ、「ミュウミュウ」のアイコニック柄がプリントされたケースもトップとボトムを各4パターンから選び自由にカスタムできるが、ここはやっぱり猫柄で。

 マスク生活で五感が鈍っている今こそ、猫美容の始めどき。香りで、触れ心地で、そして質感で引き寄せる、そんな魅力を鍛えたい!

サカイナオミ/美容ライター。東京都出身。美容室勤務、美容ジャーナリスト齋藤薫氏のアシスタントを経て、美容ライターとして独立。「WWDJAPAN」のほか、「25ans」「VOGUE GIRL」「kiitos.」をはじめとする女性誌やweb媒体、百貨店媒体、広告などさまざまなメディアで執筆。ジャンルはメイク、スキンケア、ヘアケア、ヘルスケアをメインに、着物や占いまで多岐にわたる。無類の猫好き

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高島屋、循環型のモノ作りプロジェクト始動 日本環境設計と提携

 高島屋は2日、日本環境設計が運営する衣料リサイクル「ブリング(BRING)」と提携し、循環型衣類の販売および回収プロジェクト「デパート デ ループ(DEPART DE LOOP)」を開始した。

 日本環境設計のケミカルリサイクル技術による再生ポリエステル素材(一部バージンポリエステルを含む)を使った婦人服、紳士服、子ども服、リビング用品、クリエイターズブランドとのコラボTシャツなど約60アイテムを高島屋各店と公式オンラインサイトで販売する。購入後、不要になった商品は高島屋の購入店舗で回収し、再び再生ポリエステル樹脂の原料として活用する。

 2〜15日には高島屋新宿店と大阪店でポップアップショップと衣料品の回収キャンペーンを開催する。会場では、クリエイターズブランドとのコラボTシャツと「ブリング」のオリジナル商品を販売する。コラボブランドは「ミュラー オブ ヨシオクボ(MULLER OF YOSHIOKUBO)」「ヨシオクボ(YOSHIOKUBO)」「ウジョー(UJOH)」「コーヘン(COOHEM)」「08サーカス(08SIRCUS)」「バウム ウンド ヘルガーデン(BAUM UND PFERDGARTEN)」「レルディ(RELDI)」「ターク(TAAKK)」。また回収ボックスを設置し、素材やブランド問わず不要になった衣料を消費者から集める。回収した衣料のうち、ポリエステル製品はリサイクルし、そのほかの素材はブリングの提携先を通じて可能な限りリサイクルする。

 2日に新宿店で行われた記者発表会で高島屋の橋祐介バイヤーは「衣料品は年間9200万トンが廃棄されている。衣料品を売り上げの主軸とするわれわれは、この問題の当事者であると認識し、同プロジェクトを立ち上げた。一度で終わらせずに、今後も商品開発を続け、地下資源(石油など)に依存しない新たなビジネスモデルを推進していきたい」と話した。

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「ナイキ」など複数のスポンサーが全仏棄権の大坂なおみを支持 「彼女の勇気を称える」

 プロテニス選手の大坂なおみが心の健康などを理由に全仏オープンを棄権したことを受け、ナイキ(NIKE)など複数のスポンサーが同選手を支持する声明を発表した。

 大坂選手は今大会への出場に先立ち、「選手のメンタルヘルスがないがしろにされている」として、自身の心の健康を守るため記者会見に出席しないことを5月26日に表明。30日に行われた初戦の後、実際に会見場での取材に応じなかったため、大会主催者は「契約上の義務を怠った」として同選手に1万5000ドル(約163万円)の罰金を科した。

 同選手は31日、「大会やほかの選手、私の健康のためにも棄権することが最良だと思う。みんなテニスに集中してほしいし、大会の邪魔をしたくない」と棄権を発表。その際には、2018年の全米オープン以来、長くうつ状態に苦しんできたことも明らかにした。

 こうした事態を受け、ナイキは31日、「われわれの思いはなおみと共にある。当社は彼女を支持し、心の健康に関する自身の経験を共有してくれた彼女の勇気を称えたい」との声明を出した。同社は19年に大坂選手とスポンサー契約を締結。キャンペーンなどに起用しているほか、コラボコレクションも発表している。

 21年1月に同選手をブランドアンバサダーに起用したスイスの時計ブランド「タグ・ホイヤー(TAG HEUER)」は、「当社はアンバサダーが勝利したときばかりでなく、難局にあるときも応援している。現在、なおみは困難に直面しているが、いずれ戻ってきてくれることを心から願っている。彼女は素晴らしいチャンピオンであり、プロのテニス選手としても、個人としても、この時期を乗り越えていっそう強くなると確信している」とコメントした。

 「タグ・ホイヤー」はLVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)が擁するブランドだが、やはり同社の傘下である「ルイ・ヴィトン」も、21年1月に同選手をアンバサダーに起用している。

 大坂選手はほかにも、18年11月に資生堂とグローバル契約を結んでおり、サンケアブランド「アネッサ(ANESSA)」とミネラルコスメブランド「ベアミネラル(BAREMINERALS)」のブランドアンバサダーを務めている。「ベアミネラル」は、「われわれはなおみのテニスの技術はもちろん、その強さや勇気にもインスパイアされている。当社は彼女と共に立ち、心の健康を優先するという彼女の決断を支持する」と述べた。

 全仏オープンは、全米オープン、全豪オープン、ウィンブルドンと共に“テニスの4大大会(グランドスラム)”の一つ。4大大会の主催者らは当初、大坂選手が今後も記者会見に応じない場合は、グランドスラムへの出場停止処分などを受ける可能性があるとの共同声明を出していた。しかしこうした対応への批判の高まりや、同選手が今大会を棄権したことなどを受け、「大坂選手にできる限りの支援をしたい。メンタルヘルスは非常に難しい問題であり、彼女が感じているプレッシャーや不安を自らの言葉で語ってくれたことを称賛する」と1日に共同で発表。「選手、ツアー、メディア、そしてテニス界とより広範囲に協力し、意義ある改善を行うつもりだ」と表明した。

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