化粧品最大手の仏ロレアルグループ(L'OREAL)とフェイスブック社は、ロレアル傘下のモディフェイスとの技術プラットフォームの統合を発表した。統合により、AR(拡張現実)によるバーチャルメイク機能がインスタグラムショッピングで利用可能となる。ロレアルブランドの「ニックス プロフェッショナル メイクアップ(NYX PROFESSIONAL MAKEUP)」「アーバンディケィ(URBAN DECAY)」「メイベリン ニューヨーク(MAYBELLINE NEW YORK)」「ランコム(LANCOME)」のリップ製品から実装し、今後もブランドの追加や他のカテゴリーも順次展開する予定だ。
同ブランドは1987年に英国に出店し、欧州市場に初進出。2006年にはアイルランドに出店した。その後も店舗数を増やし、20年には欧州で137店を運営していたが、21年1月末では117店となっている。現在フランスに直営店を21店、イタリアに同じく11店を構えている。フランスの店舗は、FIBグループ(FIB GROUP)のハーマイオニー・ピープル・アンド・ブランズ(HERMIONE PEOPLE AND BRANDS)と10月を目処に売却交渉を進めており、イタリアでも買い手候補と協議中だとしている。
「ギャップ」のほか、「バナナ・リパブリック(BANANA REPUBLIC)」や「オールドネイビー(OLD NAVY)」などを擁するギャップ社は、23年までの中期経営計画「パワープラン2023(POWER PLAN 2023)」を20年10月に発表。その中で、同社は「ギャップ」と「バナナ・リパブリック」の北米の店舗およそ350店を閉じる計画を明らかにしている。また「イギリス、アイルランド、フランス、イタリアの約120店については、21年7月までに外部と提携することを検討中だ」とコメントしていた。
ニューヨークのファッション業界で活躍するクリエイティブ・ディレクター、メイ(May)と、仕事仲間でファッションエディターのスティービー(Stevie)による連載、第19回。“You’d Better Be Handsome”では、セレブ情報に敏感なレイチェル(Rachel)も加わって、ニューヨークのトレンドや新常識について毎回トーク。18歳以上のワクチン接種者が70%(ファイザーまたはモデルナのワクチンの場合、2回目を打って2週間経ったら正式に”ワクチン接種完了者、Fully Vaccinated”のスタンスになれるが、この数字には1回だけの接種者も含まれている)を超えたニューヨークは、街に人が戻ってきた!と実感する日々。6月15日には花火まで上がって、これからは社交場の制限、収容人数の制限、追跡のための接触記録といったガイダンスや、ジムやレストラン、娯楽施設での人数制限は任意となることに。今回は近々ファストファッションを抜くと言われているリセール市場についてトーク。
街から徐々に「No mask No service」の文字が消え始め、
スターバックスをはじめとする飲食店の、店内に入ることすら許されなかった光景も珍しいものになってきた。出典:QSRマガジン
メイ:友達と買い物に一緒に行く、みたいな感じかな?最近バーニーズ(BARNEYS NEW YORK)もないし、オープニング セレモニー(OPENING CEREMONY)もないし、次々とリテールが消えていくなかで、そういう場がなくなっていっているのは確か。最後に友達とショッピングに行ったのがすごい昔になってしまった。
ニューヨークのファッション業界で活躍するクリエイティブ・ディレクター、メイ(May)と、仕事仲間でファッションエディターのスティービー(Stevie)による連載、第19回。“You’d Better Be Handsome”では、セレブ情報に敏感なレイチェル(Rachel)も加わって、ニューヨークのトレンドや新常識について毎回トーク。18歳以上のワクチン接種者が70%(ファイザーまたはモデルナのワクチンの場合、2回目を打って2週間経ったら正式に”ワクチン接種完了者、Fully Vaccinated”のスタンスになれるが、この数字には1回だけの接種者も含まれている)を超えたニューヨークは、街に人が戻ってきた!と実感する日々。6月15日には花火まで上がって、これからは社交場の制限、収容人数の制限、追跡のための接触記録といったガイダンスや、ジムやレストラン、娯楽施設での人数制限は任意となることに。今回は近々ファストファッションを抜くと言われているリセール市場についてトーク。
街から徐々に「No mask No service」の文字が消え始め、
スターバックスをはじめとする飲食店の、店内に入ることすら許されなかった光景も珍しいものになってきた。出典:QSRマガジン
メイ:友達と買い物に一緒に行く、みたいな感じかな?最近バーニーズ(BARNEYS NEW YORK)もないし、オープニング セレモニー(OPENING CEREMONY)もないし、次々とリテールが消えていくなかで、そういう場がなくなっていっているのは確か。最後に友達とショッピングに行ったのがすごい昔になってしまった。
PROFILE:グレン・マーティンス1983年ベルギー生まれ。アントワープ王立芸術アカデミー(Antwerp’s Royal Academy of Fine Arts)を卒業後、「ジャンポール・ゴルチエ(JEAN PAUL GAULTIER」でキャリアをスタート。13年に「Y/プロジェクト」のクリエイティブ・ディレクターに就任し、17年には「ANDAMファッション・アワード(ANDAM Fashion Award)」グランプリを受賞。18年に“ディーゼル レットタグ”に参加。20年10月から「ディーゼル」クリエイティブ・ディレクターを務める
イタリアのイスキア島で開催された「マックスマーラ」2022年リゾート・コレクションのショー Courtesy of Max Maraイタリアのイスキア島で開催された「マックスマーラ」2022年リゾート・コレクションのショー Courtesy of Max Maraイタリアのイスキア島で開催された「マックスマーラ」2022年リゾート・コレクションのショー Courtesy of Max Maraイタリアのイスキア島で開催された「マックスマーラ」2022年リゾート・コレクションのショーショー会場のホテル メッツァトーレ Courtesy of Max Maraイアン・グリフィス「マックスマーラ」クリエイティブ・ディレクター Courtesy of Max Mara
「マックスマーラ」2022年リゾート・コレクション Courtesy of Max Mara「マックスマーラ」2022年リゾート・コレクション Courtesy of Max Mara「マックスマーラ」2022年リゾート・コレクション Courtesy of Max Mara「マックスマーラ」2022年リゾート・コレクション Courtesy of Max Mara「マックスマーラ」2022年リゾート・コレクション Courtesy of Max Mara「マックスマーラ」2022年リゾート・コレクション Courtesy of Max Mara「マックスマーラ」2022年リゾート・コレクション Courtesy of Max Mara「マックスマーラ」2022年リゾート・コレクション Courtesy of Max Mara「マックスマーラ」2022年リゾート・コレクション Courtesy of Max Mara「マックスマーラ」2022年リゾート・コレクション Courtesy of Max Mara「マックスマーラ」2022年リゾート・コレクション Courtesy of Max Mara「マックスマーラ」2022年リゾート・コレクション Courtesy of Max Mara「マックスマーラ」2022年リゾート・コレクション Courtesy of Max Mara「マックスマーラ」2022年リゾート・コレクション Courtesy of Max Mara
ベージュやキャメル、白、黒といった落ち着いたカラーパレットに彩りを添えるのは、鮮やかな赤やフューシャ、そして優しいベビーピンク。「喜びに満ちた高揚感のある色合いは、“スワン”がパリで滞在していたオテル プラザ アテネ(Hotel Plaza Athenee)の外観を象徴するとともに、リサーチする中で彼女たちの写真にもよく写っていたゼラニウムのグラデーションからとったもの。それは、イスキア島のいたるところに見られる花々にも通じる」。
JUN YABUNO:1986年大阪生まれ。ロンドン・カレッジ・オブ・ファッションを卒業後、「WWDジャパン」の編集記者として、ヨーロッパのファッション・ウィークの取材をはじめ、デザイナーズブランドやバッグ、インポーター、新人発掘などの分野を担当。2017年9月ベルリンに拠点を移し、フリーランスでファッションとライフスタイル関連の記事執筆や翻訳を手掛ける。「Yahoo!ニュース 個人」のオーサーも務める。20年2月からWWDジャパン欧州通信員
外出先で使うハンドサニタイザーは、エイジングの元凶となる肌の乾燥を招く原因に。8月21日に発売する「クレ・ド・ポー ボーテ(CLE DE PEAU BEAUTE)」の“ジェルネトワイアンプールレマン”は、手老けの加速を止めたい大人の手肌にうれしい、みずみずしく潤いあふれる使い心地が魅力。滑らかなテクスチャーで、有効成分を手指や爪の細かい隙間まで届け、目に見えないさまざまな細菌やウイルスを消毒。希少なランや天然ローズを重ねたラグジュアリーな香りにもうっとり。
欧州では20年秋以降、新型コロナウイルスの感染再拡大を受けて再びロックダウンに踏み切った国もあり、経済活動が抑制されていたことから、多くの企業や小売店が苦境に立たされた。ラグジュアリーブランドも例外ではないが、シャネルはその中でも厳しい。例えば、「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」「ディオール(DIOR)」「フェンディ(FENDI)」などを擁するLVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)の20年12月期における営業利益は前期比29.2%減となっており、シャネルの同41.3%減ほどの大きな落ち込みは見せていない。ほかにも、「グッチ(GUCCI)」や「サンローラン(SAINT LAURENT)」を擁するケリング(KERING)は同28.4%減、エルメス・インターナショナル(HERMES INTERNATIONAL)は同11.3%減だった。
LVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)は、ファブリックのリサイクルに取り組むスタートアップ企業のウィーターン(WETURN)との提携を発表した。LVMH傘下のブランドが使用しなかったファブリックをリサイクルして再び糸に紡ぐなど、生地のリサイクルシステムを構築することが狙いだ。