「OAO」運営会社による気鋭クリエイターが集うイベントプロジェクト 初回は“黒”のコスメからフィギュアまで

 フットウエアブランド「オーエーオー(OAO)」を手掛けるEPOQと、美容師でユーチューバーの宮永えいと率いるCiiKは、“個の連帯”をテーマとしたイベントプロジェクト“ユナイテッド スペース(UNITED SPACE( ))”を立ち上げた。毎回異なるコンセプトのもとに複数のブランドやクリエイターを起用し、プロダクトや作品のキュレーションと空間演出を行う。

 初回は、東京・池尻大橋のギャラリー「ガレージ(GARAGE)」を舞台に、“BLACK”をテーマにした空間を用意。黒をベースとした「オーエーオー」のスニーカーのほか、宮永がディレクションするメンズ身だしなみブランド「レタッチ(RETOUCH)」のアイテムを展示・販売する。さらに、1997年生まれのフォトグラファー巻嶋翔の写真作品のほか、世界的キャラクターを黒く塗ったフィギュア、中古のマックブック(MAC BOOK)まで、ジャンルと市場価値を超えたプロダクトをそろえる。

 EPOQの板垣孝明CEOは「テーマをもとにアート作品をキュレートすることはあるが、ブランドやプロダクトを選び、販売する機会はあまりない。今後、より多くの人やモノを巻き込んでいき、クリエイターやブランドの可能性を広げていきたい」と語る。

 板垣CEOは1993年生まれ。慶應義塾大学在学時にCOOとしてスタートアップを創業。卒業後はサイバーエージェントへ入社し、子会社の取締役などを経験。退社後、EPOQを立ち上げる。デジタルとアート、ファッションなど異なる要素を融合したプロダクトを提案している。宮永は1990年生まれ、東京都出身。都内のヘアサロンで店長を務めた後、2018年に独立。フリーランス美容師としてサロンワークを続け、18年末にユーチューブチャンネルを開設する。“大人男子ラボ”としてスキンケアやメイク、ヘアなどの情報を発信し、チャンネル登録者数は13万を超える。

■UNITED SPACE(BLACK)
日程:7月10〜11日
時間:11:00〜19:00 エントランス無料
場所:GARAGE
住所:東京都目黒区大橋1-6-4

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「ミラー」とビンテージショップ「POWDER」がコラボ カップ付きタンクトップとフレアパンツを発売

 東京・中目黒のビンテージショップ「パウダー(POWDER)」は7月10日、アンダーウエアーブランド「ロバートピーミラー(ROBERT P .MILLER以下、ミラー)」とコラボしたカップ付きタンクトップとフレアパンツを発売する。

 「パウダー」は、「オールモストブラック(ALMOSTBLACK)」や「フィーニー(PHEENY)」など幅広いブランドでアートディレクターとして活動する日高貴公子と、東京・​原宿のビンテージショップ「ベルベルジン(BerBerJin)」でバイイングを経験した坂本一が、今年2月にオープンしたウイメンズのビンテージショップ。今回、「ただ素直に正しい文脈で、ビンテージと親和性があり、現代に合った新しいものを」という思いから、ビンテージショップで“お馴染み”の「ミラー」とコラボした。

 2アイテムとも、肌触りがよく伸縮性のある「ミラー」独自の針抜き生地“パネルリブ”を採用。カップ付きタンクトップ(サイズフリー、税込6600円)は、着用時にカップの主張を感じさせないように、極力薄いカップにこだわった。また、丈はウエストイン・アウトしても生地がもたつかないように現代風に解釈し、短くしている。カップは取り外し可能。

 フレアパンツは2サイズ(税込各9900円)をそろえる。日高ディレクターが愛用しているビンテージのフレアパンツをベースにしたシルエットで、フレアのカーブが特徴。ビンテージアイテムと相性の良いパンツに仕上げた。

■「POWDER」
時間:13:00〜18:00
月〜金曜はアポイント制
住所:東京都目黒区青葉台3-19-8 4階

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「ストリート」って何? “めんどくさい“新米2人によるポッドキャスト連載:考えたい言葉 vol.1

 「WWDJAPAN」ポッドキャストシリーズの新連載「考えたい言葉」は、2週間に1回、同期の若手2人がファッション&ビューティ業界で当たり前に使われている言葉について対話します。担当する2人は普段から“当たり前”について疑問を持ち、深く考え、先輩たちからはきっと「めんどうくさい」と思われているだろうな……とビビりつつも、それでも「メディアでは、より良い社会のための言葉を使っていきたい」と思考を続けます。第1弾は、【ストリート】をテーマに語り合いました。「WWDJAPAN.com」では、2人が対話して見出した言葉の意味を、あくまで1つの考えとして紹介します。

ポッドキャスト配信者

ソーンマヤ:She/Her。入社2年目の翻訳担当。日本の高校を卒業後、オランダのライデン大学に進学して考古学を主専攻に、アムステルダム大学でジェンダー学を副専攻する。今ある社会のあり方を探求すべく勉強を開始したものの、「そもそもこれまで習ってきた歴史観は、どの視点から語られているものなのだろう?」と疑問を持ち、ジェンダー考古学をテーマに研究を進めた。「WWDJAPAN」では翻訳をメインに、メディアの力を通して物事を見る視点を増やせるような記事づくりに励む

佐立武士(さだち・たけし):He/Him。入社2年目、ソーシャルエディター。幼少期をアメリカ・コネチカット州で過ごし、その後は日本とアメリカの高校に通う。早稲田大学国際教養学部を卒業し、新卒でINFASパブリケーションズに入社。在学中はジェンダーとポストコロニアリズムに焦点を置き、ロンドン大学・東洋アフリカ研究学院に留学。学業の傍ら、当事者としてLGBTQ+ウエブメディアでライターをしていた。現在は「WWDJAPAN」のソーシャルメディアとユース向けのコンテンツに注力する。ニックネームはディラン

若手2人が考える【ストリート】

 地域密着型で生活者から生まれる草の根ファッションのこと。人の活気から生まれ、コレクションやデザイナーから生まれるメインストリームのファッションに対するカウンターカルチャーとしてその時々で変わっていく。地域ごとに発展してきたので、ファッションを通したアイデンティティーとしての強い側面を持つ。「ストリート」スタイルという固定の系統があるのではなく、音楽や映画などによって影響を受けながら進化するカルチャー全般を指すが、日常的に着られる実用的なファッションというのは共通項。日本ではストリートの数あるスタイルやカルチャーの中から、スケーターファッションなどを指す外来語としている印象を受ける。

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「ディオール」が地中海の楽園をイメージした新フレグランス“エデン ロック”を発売 山下智久も一押し

  「ディオール(DIOR)」は7月9日、フレグランスコレクション“メゾン クリスチャン ディオール”から新作“エデン ロック”(40mL〜、税込1万3200円〜)をメゾン クリスチャン ディオール取り扱い店舗と公式オンラインブティックで発売した。地中海沿岸、フレンチ・リヴィエラに佇むラグジュアリーホテル“オテル・デュ・キャップ エデン=ロック(Hotel Du Cap-Eden-Roc)”の創業150周年を祝して、壮麗な地中海の楽園から着想を得たソルティー&ウッディな香りが特徴。フレグランスのほか、ハンド&ボディーソープ、ボディー クリーム、キャンドル、スカーフのライフスタイルラインを含む全5型をラインアップする。

 新しい香り“エデン ロック”はメゾン クリスチャン ディオールが体現するパリのエレガンスと、眩しい太陽に照らされた名門ホテルのラグジュアリーという2つの生活美学“アール ドゥ ヴィーヴル”を掛け合わせて具現化したもの。爽快な海の香りを表現したセンシュアルでソルティーなトップノートからはじまり、ほのかなココナッツのニュアンスを抱くジャスミンノート、そして海から壮麗なホテルへと続く並木道のアレッポマツや低木のアロマティックな香りが、アンバーやマスティックの青々としたハーブ、夏の花々の香りとひとつになり、リビエラらしいエレガンスをかもし出す。

 専属調光師であるディオール・パフューマー・クリエイターのフランソワ・ドゥマシー(François Demachy)は“エデン ロック”の制作にあたり、「塩、太陽、白い岩、青々とした緑の庭園をインスピレーション源に、海からホテルに続く光景をイメージしながら“エデン ロック”を作りました。これは南仏、アンティーブ岬の類いまれなロケーションを描写した香りで、そのアコード(香りの調和)には、潮風、花々、シトラスフルーツ、アロマティックな香り、そして海辺の松の木といった地中海のストーリーが綴られています」とコメント。

 またソルティーなマリンノートとフレッシュなウッドの香りを余すことなく楽しめるライフスタイルラインは、“リキッド ソープ(ハンド&ボディソープ)”(350mL、7700円)、“ボディ クリーム”(150mL、13200円)、“キャンドル”(250g、11000円)、そしてフレグランスとクチュールエレガンスを結ぶ“エデン ロック”限定デザインをあしらった“ミッツア スカーフ”(2万9150円)をそろえる。

 ディオール ビューティー アンバサダーを務める俳優・山下智久は“エデンロック”の香りについて、「まさにバケーションやヨーロッパの宮殿のようなホテルを彷彿とさせ、この香りからふと思い出したのは、旅先での海と花の香りです。香りは不思議と記憶と深く結びついていて、ふとした瞬間に撮影場所や共演者、作品を思い出させてくれます。フランソワ・ドゥマシーさんが各地を旅して香水を作り出すように、僕も曲を作るときには香りや景色をイメージしながら作るので、香りというものはインスピレーションに不可欠な存在だと思います」と語っている。

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京都が眼鏡で激アツ!? コロナ禍に開店したグローブスペックスは歴代の月間単店売り上げ最高を記録!

 “京都が眼鏡で活性化している!”として、5月26日に新業態「ジ・アイヴァン」を祇園にオープンしたアイヴァン(東京)の山本典之社長や、その京都で約30年眼鏡ビジネスを続ける「オブジェ」の柳島邦門イアラ マーケティング スペシャリティズ社長、「G.B.ガファス」「デコラ」の2業態を擁する竹中太一グラッシーズ社長のインタビューを掲載してきた。最後は2020年6月、エースホテルの上陸で話題となった商業施設、新風館に出店したグローブスペックス(東京)の岡田哲哉社長に話を聞く。

WWD:「グローブスペックス 京都店」にとっては、コロナショックが直撃した1年だった。

岡田哲哉グローブスペックス社長(以下、岡田):確かにその通りなのだが、京都店はグローブスペックス23年の歴史のなかで、月間の単店売り上げで過去最高を記録した。

WWD:勝因は?

岡田:20年1月にNHKで放送された「世界はほしいモノにあふれてる」に、僕が取り上げられたことが大きい。フランスへの買い付けの様子が再放送を含めてこれまで4回放送され、そのたびに大きな反響を得ている。再放送は京都店オープンの直前にもあり、行列ができ、入店まで2時間待ちとなることもあった。密にならぬよう入店制限も行った。行列は20年秋まで続き、結果としてインバウンドは失ったが、国内需要が伸びた。

WWD:コロナ前のグローブスペックスのインバウンド比率は?

岡田:約2割。イタリア・ミラノで開催される世界最大の国際眼鏡展「ミド(MIDO)」が、優秀なアイウエアショップに与える「ベストア・アワード」を17年、18年と2年連続で受賞させてもらい、それに伴い多くの海外メディアにも取り上げられ、東京・渋谷、代官山の店舗には外国人客も多く訪れていた。

WWD:京都店の初年度売上目標は達成できた?

岡田:特にオープン当初の3カ月が予算を大きく上回り、通年でも20%増で着地した。

WWD:来店客の構成は?

岡田:世代は20~50代と幅広く、男女比は半々ほど。

WWD:世界中から1年がかりで集めたというアンティークで構成された店内は“岡田ワールド”そのもので、新風館の話題性とも相まって観光地のように客が訪れている。

岡田:1926年に京都中央電話局として竣工された新風館の特徴を生かすため、建物と同じ100年ほど前の家具や装飾品をアメリカやヨーロッパから買い付けた。そこに、ほんの少し和の要素を加えているのがポイントだ。

WWD:京都店の成功はある程度予想していた?

岡田:いや、当初関西圏でのグローブスペックスの認知度は分からず、またかなりマニアックなラインアップのため、苦戦するかもしれないと思っていた。しかしそれは杞憂で、東は名古屋から西は広島まで多くの方が来店してくれている。驚いたのは、「関西に出店してくれてありがとう」と感謝されることだ。初来店時の期待度が東京より高いのが京都店のお客さまの特徴で、その期待に応えられると、次は友人や家族を連れてリピーターになってくれる。

WWD:コロナが収束してエースホテルが本格稼働すれば、インバウンド客を中心とした第2ブーストにも期待できるはずだ。

岡田:そのために外国語を話すスタッフを育成中だ。また、海外で眼鏡修行をさせていた息子を予定を早めて呼び戻し、京都店の店長代理とした。

WWD:京都店の売れ筋は?

岡田:京都の人には、“お洒落だが派手なものを好まず、シンプルで上質なものを長く使う”イメージがあった。そのため、アンティークフレームのような美しさを持つドイツブランドの「ルノア(LUNOR)」や「ゲルノット・リンドナー(GERNOT LINDNER)」を並べたが、蓋を開けてみると東京でもあまり動かないようなカラフルで突飛なデザインの眼鏡が売れた。

WWD:困難な状況下でECを始めた企業も多い。グローブスペックスは?

岡田:その意味では、むしろ逆を行っているかもしれない。僕は月に1度、京都店に立っているが、土日は朝から晩まで予約で埋まってしまうほど盛況だ。眼鏡は顔の中心に載せるアイテムで、良し悪しを自分では判断しづらい面がある。お客さまは自分の好みを理解して、見立てを行うコンシェルジュを必要としている。また、EC先進国であるアメリカでも、眼鏡は伸び悩んでいるというデータがある。そこには医療器具ならではの壁があると思う。

WWD:他エリアからの進出組が、京都でビジネスを継続的に成功させるのは難しいとも言われる。また、京都には30年近くビジネスを続ける専門店もある。

岡田:他店を意識することはない。出店地選びで大切なのは、グローブスペックスと相性がいいかどうかだ。京都は世界トップクラスの観光地であり、長い歴史がありながらも新しいものを巧みに取り入れている。京都の方のこだわりの強さも、当社にとっては追い風になった。

WWD:今後も京都のように、発信力の高い都市への出店を検討している?

岡田:可能性はもちろんある。詳細は差し控えるが、海外でもグローブスペックスに合いそうな街はいくつもある。ただし、店舗数を増やすことには意味を感じておらず、僕が求めるサービスのあり方を実現したい。

WWD:眼鏡ビジネスにおいて最も大事なことは?

岡田:楽しい“ファッションアイテムとしての眼鏡”と、視力補正など“機能としての眼鏡”、両輪のクオリティーを落とさないことだ。“デザインが良ければ、多少見えなくてもいい”とは誰も思わず、“よく見えれば、見た目は一切問わない”という人もいない。

藤井たかの(ふじい・たかの)/眼鏡ライター:1976年、大阪府生まれ。大学卒業後、編集プロダクション勤務などを経てフリーランスに。年間1000本以上の眼鏡に触れ、国内外の見本市や工場、商品紹介などのアイウエア記事を担当する。自身のユーチューブチャンネル「メガネ流行通信」でも、世界の眼鏡トレンドやデザイナーインタビューなどを配信中。著書に「ヴィンテージ・アイウェア・スタイル 1920's-1990's」(グラフィック社)がある

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「ゴルチエ パリ バイ サカイ」2021-22年秋冬オートクチュール・コレクション

 「ゴルチエ パリ バイ サカイ(GAULTIER PARIS BY SACAI)」が2021-22年秋冬オートクチュール・コレクションを発表した。

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スニーカーの廃材をアートへ 「ティーハウス ニューバランス」と考えるアップサイクル

 ニューバランスのライフスタイルブランド「東京デザインスタジオ ニューバランス(TOKYO DESIGN STUDIO NEW BALANCE以下、TDS)」は、アップサイクルがテーマのインスタレーションを7月9日〜8月10日に開催する。会場は東京・日本橋浜町のコンセプトショップ「ティーハウス ニューバランス(T-HOUSE NEW BALANCE)」の1階だ。アーティストユニット・ネルホル(nerhol)の1人である田中義久と協業し、シューズの生産過程で発生した端材・廃材を和紙へとアップサイクルしたアート作品を展示する。「ニューバランス」のシューズを対象にしたスニーカーウオッシュサービスも提供し、スニーカー返却時に同和紙を使ったシューズボックスを配布。手元でアートを楽しみながらアップサイクルを体感できる。

 同インスタレーションは昨年11月に続き2回目。前回は手すきで制作した和紙と観賞用シューズボックスの展示を行ったが、今回はスエードの端材を粉砕し、機械刷りした和紙を制作。ダンボールに貼り付けて日常使いに十分な強度を持たせたシューズボックスや、アッパーからシューレースまでを和紙で仕上げたシューズのアートピースなどを展示する。生産過程を切り取った映像など、「プロジェクトの過程を公開し、アップサイクルの価値を実感する場」(田中義久)になることを目指す。

 展示に加え、ニューバランスのシューズを対象としたスニーカーウオッシュサービスも提供する。スニーカーウオッシュ専門店「リクエ(LICUE)」と協業し、持ち込んだシューズの状態や素材、形状を客と確認した後、専門スタッフが水洗いなどを行う。約1週間後、シューズボックスに入れて返却する。水洗い・手洗いの2500円コースと、防水・防臭加工も施す3500円コースを用意する。

 モリタニシュウゴ「TDS」クリエイティブデザインマネージャーは、「ローカルな規模感で、身近に感じられるコミュニケーションを目指した。手探りの研究過程も公開しており、アップサイクルとは何かを一緒に考え、気づきを与える機会になればうれしい」と語った。田中は「前回からアップデートした内容で、プロダクトに興味を持ってもらってもいいし、空間を楽しむだけでもいい。『アップサイクルでこんなことができるんだ』と体感してもらえたら」と期待を込めた。

■Yoshihisa Tanaka × TOKYO DESIGN STUDIO COOPERATIVE RESEARCH VOL.2
日程:7月9日〜8月10日
場所:T-HOUSE NEW BALANCE
住所:東京都中央区日本橋浜町3-9-2
定休日:水・木

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「グランドセイコー」が新ウェブコンテンツを公開 第1弾のゲストは矢野顕子

 「グランドセイコー」はこのほど、女性クリエーターに焦点を当て、“創作の時”を紹介するウェブコンテンツ「彼女たちの時間」を公開した。第1弾として、デビュー45周年を迎えるシンガー・ソングライターの矢野顕子にフォーカスする。矢野の楽曲「Nothing In Tow」は「彼女たちの時間」のイメージソングに起用され、ミュージックビデオを同コンテンツで初披露した。

 コンテンツ内で「グランドセイコー」の“エレガンスコレクション STGF279”を着用した矢野は、コロナがもたらした日常の変化、それにまつわる創作時間への影響などについて回答。セイコーウオッチの広報担当者は、「今後も連載形式のインタビューを通じて、女性クリエーターの哲学などを深掘りし、作品完成までに費やされるかけがえのない“時間”を伝えていきたい」と話す。

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中国進出で陥りやすい問題とは? 最新トピックスを実例から学ぶ全3回オンラインセミナー

 「WWDジャパン」はファッション&ビューティ業界向けの中国進出オンラインセミナーを、8月6日から全3回に渡って実施いたします。

 一言に中国進出と言っても、その手段は一般貿易、越境EC、免税出店などさまざまで、商品やブランドの広告宣伝手法も多岐に渡ります。また法改正や新制度、化粧品販売認可(NMPA、National Medical Products Administration)など課題も少なくありません。複雑な選択肢がある中で、今どのように中国に進出していくべきか、既に進出している企業はどのように対応していくべきなのでしょうか。成功事例だけでなく、陥りやすい失敗や、その解決・回避策まで理解を深めることが重要です。

 全3回のセミナーでは、中国本土での認知拡大において重要な役割を果たすソーシャルバイヤーや在日KOL(Key Opinion Leader)ら在日中国人を起用したプロモーション(第1回)、盛り上がりを見せる中国・海南島の離島免税とアフターコロナのインバウンド消費(第2回)、中国市場やそれぞれの販路に適した商品の開発から販売設計まで(第3回)、中国進出サポートを行う3社からそれぞれの視点で解説いただきます。


■「市場、消費者、規制の理解が肝 ー失敗しない中国進出」オンラインビジネスセミナー
【日時・受講内容】
<第1回>
8月6日(金)13:30~15:00
在日中国人を起点とする認知拡大、販売促進プロモーション
―日本から越境でブランド・商品の魅力を伝える

登壇者:番匠達也(ばんしょう・たつや)/アライドアーキテクツ株式会社 クロスボーダーカンパニー プレジデントVstar Japan株式会社 代表取締役

中国で売るためには、中国本土でのブランドや商品の認知拡大が必須。日本製品の拡散においては中国本土のKOLを起用するだけでなく、在日中国人を起用することも影響力の大きい手段となっています。在日中国人コミュニティー「ボージャパン(BoJapan)」を運営するほかさまざまな越境プロモーション支援を行うアライドアーキテクツがソーシャルバイヤーや在日KOLといった人たちを起用することで得られる効果や最新の事例、よくある課題や失敗事例について解説します。

<第2回>
8月20日(金)13:30~15:00
海南島を中心とする中国免税の今と未来
―トラベルリテールからアフターコロナのインバウンド需要予測まで

登壇者:山本挙(やまもと・けん)/エーランド株式会社 代表、臼井杏奈(うすい・あんな)/ライター・編集者

中国人旅行客が免税で買い物ができる中国・海南島の免税店。離島後のオンライン購入や年間購入金額の上限などの独自ルールや、急拡大による免税店の出店状況など、進出には多くの要所があります。海南島免税への進出サポートを手がけるエーランドが、ラグジュアリーからニッチなブランドまでの進出方法や最新状況、リピート購入の施策などを解説します。またこの回では講義に加え、対談形式でよりリアルな海南島免税および中国人の消費について、またアフターコロナのインバウンド、国外トラベルリテールの需要予測までをお話しします。

<第3回>  
8月27日(金)13:30~15:00
中国市場に適した商品の販売設計
―ビューティの成功事例から学ぶ商品開発とリスク回避

登壇者:秋山美雪(あきやま・みゆき)/CULTA株式会社 代表取締役 China Cosmetic Lab 主席研究員、粟田翔太(あわた・しょうた)/CULTA株式会社 CXO

中国進出においてはどういった商品をどこで売るか、複合的な判断が求められます。販路を先に決めてしまった、マーケットにフィットしない商品を販売するなど、進出方法の選択ミスによりブランドや商品の価値を毀損する可能性も。美容企業を中心に中国進出のサポートや商品開発のコンサルティングを手がけるカルタが、中国市場での販売を見込んだ商品の開発や最新の消費トレンド、既にある商品の販売設計において陥りやすい問題と、その課題を解決する視点を解説します。

※講義時間60分、質疑応答30分となります

【実施方法】
オンライン
※前日を目処に視聴用URLをお送りいたします。その際メールアドレスの受信設定にかかわらずご連絡しますことをご了承ください。
※講義終了後、一定期間のアーカイブ視聴をご案内いたします。

【受講料】
<一般価格>
全受講:33,000円/1名(税込)
選択受講:13,200円/1名(税込)

<スタンダードプラン(WWDJAPAN Weekly定期購読)利用者>※割引クーポンをご利用時
全受講:23,100円/1名(税込)
選択受講:9,240円/1名(税込)
※割引クーポンは、7月8日14時15分配信のメールマガジンにてご案内しています。

<ライトプラン利用者>※割引クーポンをご利用時
全受講:29,700円/1名(税込)
選択受講:11,880円/1名(税込)
※割引クーポンは、7月8日14時15分配信のメールマガジンにてご案内しています。


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「ディオール」2021-22年秋冬オートクチュール・コレクション

 「ディオール(DIOR)」が2021-22年秋冬オートクチュール・コレクションを発表した。

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「ディオール」2021-22年秋冬オートクチュール・コレクション

 「ディオール(DIOR)」が2021-22年秋冬オートクチュール・コレクションを発表した。

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「アシックス」が原宿に期間限定スポーツ体験施設 石川佳純との“バーチャルラリー対決”や3次元足型測定機など

 「アシックス(ASICS)」は、アスリートのパフォーマンスとブランドテクノロジーを体験できる期間限定施設「アシックス エクスペリエンス トーキョー(ASICS EXPERIENCE TOKYO)」を7月9日〜9月8日に東京・原宿にオープンする。JR原宿駅前の多目的施設「ジング(JING)」の1〜2階で、1階はアスリート、2階はテクノロジーにフォーカスした企画をそろえる。

 1階「チーム レッド エクスペリエンス」は、オリンピックムードを盛り上げる企画が目白押しだ。卓球の石川佳純選手の動きをバーチャルで表現し、制限時間内のラリー数を競う「バーチャル佳純 スーパーラリー対決」は、初心者でも楽しめるゲーム感覚のコンテンツ。徐々にテンポが早くなり、最後には実際の速度を再現したスマッシュが出るなど、石川選手のプレーを肌で感じられる。他にも男子バレーボール西田有志選手のジャンプ最高到達点を再現したブースや、陸上短距離・桐生祥秀選手のストライド(歩幅)を体感するブース、東京オリンピック公式応援グッズ「チーム レッド コレクション」の特設コーナーなどがそろう。

 2階は「フューチャー エクスペリエンス ラボ」と題して、未来を見据えた同社の技術力を発信。昨年発売したスマートシューズ“エボライド オルフェ(EVORIDE ORPHE)”を着用してトレッドミルを走り、アプリを通じたリアルタイムのコーチングが受けられるブースや、足の長さや横幅、甲の高さ、かかとの傾斜などを計測する3次元足型計測機の体験ブース、歩行年齢の計測や改善メニューの提案を行うコンテンツなどを用意する。サステナブルな取り組みを伝えるコーナーでは、廃材を使ったスニーカーパーツ開発の研究成果やリサイクル事業の概要を紹介。リサイクル素材を使ったTシャツを配布するカードラリーもある。

 内覧会に登壇した松下直樹アシックス常務執行役員は、「われわれはランニングクラブのリーダー的存在である30代後半〜50代男性のコアユーザーに支えられている。一方で、幅広いユーザーに商品を使ってもらうべく、デジタルをはじめさまざまな取り組みを積極的に行っている。このイベントで、Z世代や女性ユーザーにもわれわれの魅力を伝えられたらうれしい」と語った。7月23日に開幕する東京オリンピックについては、「創業以来、スポーツプロダクトカンパニーとして選手やコーチと二人三脚で成長してきた。いろんな意見を持つ方がいるのはよく分かっている。ただ、どんな状況になろうが、彼らをサポートする姿勢は崩さない。選手やコーチ、委員会、ボランティア、他の協賛企業を含めて、安心安全に開催することを信じ、徹底してサポートに回る」と話した。

 同イベントは徹底した感染対策のもと、2カ月で1万人の来場者を見込んでいるが、12日から発令される緊急事態宣言を受けて目標や運営態勢を変える可能性もある。営業時間変更などは公式サイトで要確認。

■「ASICS EXPERIENCE TOKYO」
日程:7月9日〜9月8日
時間:11:00〜19:00(変更の可能性あり)
場所;原宿JING
住所:東京都渋谷区神宮前6-35
※入場にはアシックス無料会員サービス「OneASICS」への登録が必要

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「パレス」が写真家ユルゲン・テラーと初コラボ “吸い殻”フーディーやスケートデッキなど

 イギリス・ロンドン発のスケートボードブランド「パレス スケートボード(PALACE SKATEBOARDS以下、パレス)」は、写真家のユルゲン・テラー(Juergen Teller)とコラボレーションした初のカプセルコレクションを、東京・表参道の「パレス」旗艦店とオンラインストアで7月10日11時に発売する。アイテム価格は発売日まで非公開。

 「パレス」とテラーは、2018年のロンドンでの撮影以来、パームスプリングスやナポリ、東京、ケンタッキーでのキャンペーンやルックブックの撮影で協業してきた。カプセルコレクションはTシャツやフーディー、シャツ、トートバッグ、スケートボードデッキをそろえ、三角形ロゴ“トライファーグ(Tri-Ferg)”には“JUERGEN TELLER”の文字を加えた。コラボレーションのために撮影した新作のほか、1980年代後半から現在に至るまでのアーカイブの中から、テラー自身が好きな喫煙とサッカーを題材にしたセルフポートレートや、洗面台で洗われている犬の写真、ノルウェーの文豪であるカール・オーヴェ・クナウスガルド(Karl Ove Knausgård)の吸い殻の写真などをデザインに取り入れた。

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8月開催の東コレに「エフシーイー」や「シセ」が復帰 キービジュアルに橋本愛

 日本ファッション・ウィーク推進機構(JFWO)は、2022春夏シーズンの「楽天 ファッション ウィーク東京(Rakuten Fashion Week TOKYO以下、RFWT)」を8月30日〜9月4日に開催する。春夏シーズンは例年10月中旬に開催していたが、1カ月以上前倒す。世界主要都市との開催時期のギャップを改善する。

 参加する47ブランドのうち、12ブランドは初参加。「エフシーイー(F/CE.)」や「シセ(SISE)」、「ダイエットブッチャー(DIET BUTCHER)」などが復帰するほか、「イレニサ(IRENISA)」「アヤーム(AYAME)」といった気鋭ブランドも参戦。常連組の「ハイク(HYKE)」「ネグレクトアダルトペイシェンツ(NEGLECT ADULT PATIENTS)」「シンヤコヅカ(SHINYAKOZUKA)」などのほか、昨シーズン初参加した「ミカゲシン(MIKAGE SHIN)」「コンダクター(EL CONDUCTORH)」なども名を連ねる。スケジュールなどの詳細は7月下旬に発表予定だ。

 キービジュアルにはモデルの橋本愛を起用。“我がまま歩く”のコピーとともに、橋本の力強い眼差しを切り取った。

【2022年春夏RFWT 参加ブランド】
※アルファベット順。★は初参加ブランド

「ナインエム(9M)」
「エイ・クライプシス((A)CRYPSIS)」★
「アヤーム(AYAME)」★
「ベースマーク(BASE MARK)
「ベッドフォード(BED J.W. FORD)」
「チョノ(CHONO)」
「チノ(CINOH)」
「ディ_カフェイン オム(DE_CAFFEINE HOMME)」
「ダイエットブッチャー(DIET BUTCHER)」
「ドレスドアンドレスド(DRESSEDUNDRESSED)
「ディーベック(D-VEC)」
「コンダクター(EL CONDUCTORH)」
「エフシーイー(F/CE.)」
「フェイス エージェー(FACE A-J)」
「ジョイア バン(GIOIA PAN)」
「ハレ(HARE)」
「ヒロココシノ(HIROKO KOSHINO)」
「ホウガ(HOUGA)」★
「ハレ(HARE)」
「エイチシー タカシイトウ(HXCX TAKASHI ITO)」
「ハイク(HYKE)」
「イレニサ(IRENISA)」★
「ジュン アシダ(JUN ASHIDA)」
「メアグラーティア(MEGARATIA)」
「メグミウラ ワードローブ(MEGMIURA WARDROBE)」★
「ミカゲシン(MIKAGE SHIN)」
「ミントデザインズ(MINTDESIGNS)」
「ミツル オカザキ(MITSURU OKAZAKI)」
「ナオキトミヅカ(NAOKITOMIZUKA)」
「ネイプ(NAPE_)」★
「ネグレクトアダルトペイシェンツ(NEGLECT ADULT PATIENTS)」
「ノブユキマツイ(NOBUYUKI MATSUI)」
「ノアールエトフ(NOIR ETOFFE)」★
「ペイデフェ(PAYS DES FEES)」
「ポステレガント(POSTELEGANT)」
「レインメーカー(RAINMAKER)」
「リュウノスケオカザキ(RYUNOSUKEOKAZAKI)」★
「サートグラフ(SARTOGRAPH)」★
「セイヴソン(SEIVSON)」★
「セヴシグ(SEVESKIG)」
「シンヤコヅカ(SHINYAKOZUKA)」
「サイレントパンダ(SILENT PANDA)」★
「シセ(SISE)」
「スリュー(SREU)」
「サポートサーフェス(SUPPORT SURFACE)」
「タクタク(TAC:TAC)」
「ユーシーエフ(UCF)」★
「ヨシオクボ(YOSHIOKUBO)」

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「ミズノ」と「マツダ」が運転用シューズを共同開発 異業種をつなぐ“人間中心のモノづくり”

 「ミズノ(MIZUNO)」は、自動車メーカーのマツダと共同開発した運転用シューズ“マツダ/ミズノ ドライビングシューズ”を発表した。ペダルの踏み込みなどの動作をサポートし、軽快で安定した運転体験を提供する。クラウドファンディングサービス「マクアケ(MAKUAKE)」で1000足限定で予約販売したが、即完売。本日19:00から250足の追加受注を受け付ける。価格は税込4万1800円。初回分は22年3月末までに、追加分は同8月末までに配送予定だ。

 同シューズ最大の特徴は、ペダルのコントロール性を高める“背屈サポートアッパー”だ。「ミズノ」の競泳水着向けの姿勢制御技術を活用し、足首周りに伸縮性の高い素材を採用。ストレッチ素材の“戻る力”がつま先を引き上げる動作(背屈運動)をサポートし、スムーズなペダリングをかなえる。甲を伸ばす動作(底屈運動)もスムーズに行えるように、足首裏にはジャバラ構造のメッシュアッパーを使っている。

 アウトソールは、独立した細かな突起を持つソール「ミズノ コブ(MIZUNO COB)」を使用。突起一つ一つが足裏の感触を伝えるため、繊細なペダリングができるほか、日常履きできる高いクッション性も備える。運転動作の支点となるかかと部分は、丸みを持たせて接地面積を拡大。ペダルの踏み替え動作などの安定性を高めた。

 “CAR AS ART(車をアートに)”をコンセプトに、美しいフォルムと機能性の融合を追求するマツダのデザイン哲学も盛り込んだ。マツダのトレンドカラー「マシングレーメタリック」を表現した牛革のヌバックレザーと、キリっとした印象のブラックレザーを組み合わせ、「運転しないときも自信を持って履ける」(梅津大輔マツダ車両開発部)デザインに仕上げた。国内で1足ずつ手作業で生産する。

 「人間中心のモノづくり」という共通の開発思想を持つ両社は、2015 年にエンジニアの技術交流をスタート。「“クルマと通じ合うよろこび”という新たな価値をつくり出すため」(梅津・車両開発部))に、人と自動車をつなぐシューズ開発に着手した。同シューズの反響次第で、さらなる開発も進める予定だ。

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フェムテックブランド「ホガラ」から新作 肩こりに着目したナイトブラと食品廃棄物で染色した吸水ショーツ

 繊維商社の豊島が立ち上げたフェムテックブランド「ホガラ(HOGARA)」は、肩まわりの血行・血流改善を促すナイトブラ“ホドク セルフレイム ナイトブラ”と、廃棄食材を再活用して染色した吸水ショーツの新商品をリリースする。7月9日に公式オンラインストアで販売を開始した。

「ホガラ」は同社の異なる部署の女性社員4人が集まって、「女性が“朗らか"に心地よい毎日を過ごせるための商品」を開発するために立ち上げたD2Cブランド。1月に商品第1弾として吸水ショーツを発表し、クラウドファンディングプラットフォームの「マクアケ(MAKUAKE)」で資金調達と販売を開始した。商品はカラフルな色使いと、繊維商社ならではの機能素材や特殊加工を取り入れているのが特徴で、表面にはトレーサブルなオーガニックコットン糸“トゥルーコットン(TRUECOTTON)”を採用。吸水面は吸水速乾、防水などの機を持たせた4層構造で、豊島独自の抗菌防臭、制菌、消臭に高い機能を持つ加工“リピュール(REPUR)”を施している。また商品1枚につき10円を、国際NGOプラン・インターナショナルによるチャリティープロジェクト「Because I am a Girl」に寄付している。

 吸水ショーツの新色は、豊島の廃棄食材を再活用するプロジェクト「フードテキスタイル(FOOD TEXTILE)」を通して、廃棄される予定だった赤かぶ、さくら、抹茶から抽出した染料でオーガニックコットンを染色。レギュラー(税込5115円)とフル(税込5555円)の2タイプ、S、M、Lの3サイズをそろえる。パッケージは洗濯ネットになっており、ブランド名をリサイクルポリエステル糸で刺しゅうしている。

 商品第2弾は、「肩こりに悩み、体を労れるブラがほしかった」という発案者の思いから商品化したナイトブラ。極小セラミックの粉末を配合し、遠赤外線を放出することで着用者の体温を保つことができる豊島独自の蓄熱機能素材「セルフレイム(SELFLAME)」を使用。同素材を肩から背中部分にかけて配置することで、血行・血流の改善を促す。価格は税込5280円で、専用の洗濯ネットをパッケージにして販売する。

 「ホガラ」のプロジェクトリーダーのある豊島の大川侑穂(東京二部二課)は「『ホガラ』のアイテムを手に取ってもらうことで、自分の体を知ってケアする機会になってほしい。今後も“私たちが今欲しいものを作る“ということをコンセプトに、フェムテックの商品を開発していきたい。究極を言えば、食品や化粧品も作るかもしれない」と語る。

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スノーピークが新潟本社の敷地を15万坪に拡張 スパやレストランが入る複合施設を来春開業

 スノーピークは、新潟・三条の本社敷地を約5万坪から約15万坪に拡張し、温浴施設やレストランが入る複合型リゾート施設「フィールド スイート スパ ヘッドクォーターズ(FIELD SUITE SPA HEADQUARTERS)」を2022年春に開業する。総工費は約25億円。8日には、本社でメディア向けの発表会を行い、山井太会長と山井梨沙社長、同施設の建築を手掛けた隈研吾が登壇した。

 同施設の建築面積は2007平方メートルで、地上1階と地下1階の2層構造。スノーピークが運営しているキャンプフィールドのすぐ隣の土地に建設中だ。施設は中核となるスパに加えてレストランや宿泊施設を備える。粟ケ岳を見渡せる開放的な露天風呂やサウナが入るスパは約400平方メートルで、最大収容人数は240人。全面ガラス張りのレストランは約140平方メートルで、65席となる。レストランは、ミシュラン三ツ星獲得店「神楽坂 石かわ」の石川秀樹が監修する。宿泊施設は100平方メートルのヴィラが1棟、50平方メートルが2棟、隈とスノーピークが協業したモバイルハウス“住箱”を4つ配置する。ほかにもラウンジやショップも入る予定だ。

 建築を担当した隈研吾は「スノーピーク初めてのスパということで、世界から注目される施設になる」と期待する。建築のコンセプトは“The Heart of Camping”で「キャンプの心が感じられるインテリアを意識した」と隈。「約2万本の薪を使ったほかにはない建築で、中の家具も薪をイメージした。また燕三条の伝統が感じられるメタルウオールや、現地の土を使った左官壁などローカルマテリアルを採用している」と説明した。

 山井太会長は「スパは、2011年に本社をこの場所に移した当初から計画していた。しかし当時の年間売上高が約30億に対し、本社の総工費で17億円をかかったため断念した。結果的に開業まで10年かかったが、隈さんやいろいろな方との縁ができた」と話した。

 山井梨沙社長は「文明の進化で便利になる一方、人が自然から遠のいて人間性が低下している。私たちの使命は、もう一度人と自然をつなぎ、人間性の回復を目指すこと。11年に開業したキャンプフィールド、22年にオープンするフィールド スイート スパ ヘッドクォーターズを経て、25年までにスノーピークが目指すライフバリュー“衣食住働遊”を可視化する場所を目指したい」と述べた。

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スノーピークが新潟本社の敷地を15万坪に拡張 スパやレストランが入る複合施設を来春開業

 スノーピークは、新潟・三条の本社敷地を約5万坪から約15万坪に拡張し、温浴施設やレストランが入る複合型リゾート施設「フィールド スイート スパ ヘッドクォーターズ(FIELD SUITE SPA HEADQUARTERS)」を2022年春に開業する。総工費は約25億円。8日には、本社でメディア向けの発表会を行い、山井太会長と山井梨沙社長、同施設の建築を手掛けた隈研吾が登壇した。

 同施設の建築面積は2007平方メートルで、地上1階と地下1階の2層構造。スノーピークが運営しているキャンプフィールドのすぐ隣の土地に建設中だ。施設は中核となるスパに加えてレストランや宿泊施設を備える。粟ケ岳を見渡せる開放的な露天風呂やサウナが入るスパは約400平方メートルで、最大収容人数は240人。全面ガラス張りのレストランは約140平方メートルで、65席となる。レストランは、ミシュラン三ツ星獲得店「神楽坂 石かわ」の石川秀樹が監修する。宿泊施設は100平方メートルのヴィラが1棟、50平方メートルが2棟、隈とスノーピークが協業したモバイルハウス“住箱”を4つ配置する。ほかにもラウンジやショップも入る予定だ。

 建築を担当した隈研吾は「スノーピーク初めてのスパということで、世界から注目される施設になる」と期待する。建築のコンセプトは“The Heart of Camping”で「キャンプの心が感じられるインテリアを意識した」と隈。「約2万本の薪を使ったほかにはない建築で、中の家具も薪をイメージした。また燕三条の伝統が感じられるメタルウオールや、現地の土を使った左官壁などローカルマテリアルを採用している」と説明した。

 山井太会長は「スパは、2011年に本社をこの場所に移した当初から計画していた。しかし当時の年間売上高が約30億に対し、本社の総工費で17億円をかかったため断念した。結果的に開業まで10年かかったが、隈さんやいろいろな方との縁ができた」と話した。

 山井梨沙社長は「文明の進化で便利になる一方、人が自然から遠のいて人間性が低下している。私たちの使命は、もう一度人と自然をつなぎ、人間性の回復を目指すこと。11年に開業したキャンプフィールド、22年にオープンするフィールド スイート スパ ヘッドクォーターズを経て、25年までにスノーピークが目指すライフバリュー“衣食住働遊”を可視化する場所を目指したい」と述べた。

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「ポケモンシャツ」に新柄が登場 キービジュアルは資生堂トップヘアメイクアップアーティスト原田忠が手がける

 原田忠・資生堂トップヘアメイクアップアーティストは、このほど「ポケモンシャツ」のプロモーションキービジュアルを手がけた。キービジュアルを制作するのは、4月に続き2度目。

 今回は「海の化身と伝わるポケモン」であるカイオーガから着想を得て制作。カイオーガが持つ滑らかな曲線を艶やかに美しく表現したヘアメイクアップは、優雅さをも感じさせ、原田トップヘアメイクアップアーティストならではの独創的な仕上がりとなった。特設サイトでは、カイオーガのイメージをさらに膨らませたクリエイティブバージョンも公開する。

 原田トップヘアメイクアップアーティストはコレクションや宣伝広告などのヘアメイクにとどまらず、これまでにも人気漫画やキャラクターのビジュアル化といったさまざまなビューティの表現に挑戦し続けて来た。「ポケモンシャツ」とのコラボでは、ポケットモンスターのキャラクターをヘアメイクアップとファッションでビジュアル化し、ビューティ表現の可能性に挑戦している。

 「ポケモンシャツ」は、ポケットモンスターをプロデュースするポケモンと、オンラインカスタムシャツを販売するOriginal Inc.が連携し、2019年2月から展開する自分だけのポケモンシャツが注文できるサービス。この度「ポケットモンスター ルビー・サファイア」第3弾として、海で活躍するポケモンたちを中心に追加。「海の化身と伝わるポケモン」カイオーガや、「海のギャング」サメハダー、「最も大きいポケモン」ホエルオーの柄など新たに32種のデザインを追加し、全351種の柄からカスタマイズできるようになった。これらの柄はマスクやバンダナ用としても選ぶことができる。

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「レ・メルヴェイユーズ ラデュレ」が販売終了 22年6月までに順次閉店

 アルビオンは、スイス・ラデュレ社とライセンス契約を結ぶコスメブランド「レ・メルヴェイユーズ ラデュレ(LES MERVEILLEUSES LADUREE)」を12月末で終了する。百貨店や化粧品専門店や公式ECサイトは、販売猶予期間である2022年6月末までに順次閉店する。

 「レ・メルヴェイユーズ ラデュレ」は、1862年に創業したパリの老舗パティスリーである「ラデュレ」から誕生したコスメブランド。アルビオンはラデュレ社とコスメの製造・販売のライセンス契約を結び、2012年1月から展開する。バラの花びらを模したチークなどが多くの女性を魅了したほか、訪日観光客からも支持を受けていた。しかしここ数年は業績が振るわず、直近の2021年3月期の売上高は前期比44.6%減だった。

 現在、百貨店9店舗と専門店39店舗、直営店1店舗、ECで展開するが、順次クローズする。

 同社は「アルビオン(ALBION)」や「イグニス(IGNIS)」などのほか、海外ブランドとして「レ・メルヴェイユーズ ラデュレ」や「アナ スイ コスメティックス(ANNA SUI COSMETICS)」などを保有する。14年には「ソニア リキエル ボーテ(SONIA RYKIEL BEAUTE)」の販売を終了した。今後、海外ブランドは「アナスイ」「ポール & ジョー ボーテ(PAUL&JOE BEAUTE)」のみとなるが、海外市場への進出やeコマースを強化し、攻勢をかける。

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【家飲み】「ナニクル? ツマミクル」毎月届く全国のおつまみ、何が届くかはお楽しみ

 「ツマミクル」というストレートなネーミングで、昨年12月からサービスを開始したのが、「食のショールーム パルズ」(本社:港区六本木)である。1カ月に1回、全国のご当地おつまみが、自宅に届くサブスクリプションサービス。毎月、何が届くかは分からないワクワク感が面白い。
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「ナニクル? ツマミクル」毎月届く全国のおつまみ、何が届くかはお楽しみ

 「ツマミクル」というストレートなネーミングで、昨年12月からサービスを開始したのが、「食のショールーム パルズ」(本社:港区六本木)である。1カ月に1回、全国のご当地おつまみが、自宅に届くサブスクリプションサービス。毎月、何が届くかは分からないワクワク感が面白い。
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『4度目の緊急事態宣言発出』オリンピック商戦どころか、外食消沈。「もう従う必要ないんじゃないかな」

 東京に4度目の緊急事態宣言が発出された。期間は7月12日から8月22日までの6週間。12日以降、酒類の提供が全面禁止となった。まん延防止重点措置の解除を11日に控えていたが、感染者数が減っていないことで、誰もがまん防の延長論を予測していたが、まさかの緊急事態宣言。さらに、休業要請に応じない飲食店の情報を金融機関に提供、酒販店に対して、酒類の取引停止の要請を示した。ここまで外食を痛めつける意味はある?「もう従う必要ないんじゃないかな」。
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唐揚げバル「がブリチキン。」、テイクアウト専門店をFC出店。低投資で夜営業なし。

株式会社ブルームダイニングサービス(所在地:名古屋市中村区、代表取締役:杉村 明紀)が運営する唐揚げバル「がブリチキン。」が、新業態となるテイクアウト専門「からあげ専門 がブリチキン」をフランチャイズ方式にて7月15日に岡山でオープンさせる。
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