阪神梅田本店が2日間の臨時休業 クラスター発生で

 阪急阪神百貨店は30日、阪神梅田本店を31日と8月1日に全館を臨時休業すると発表した。30日までの4日間で計64人の従業員に新型コロナウイルスの感染が確認されたことを受けて、消毒などの防止策を徹底する。

 この数日の全国的な感染拡大と並行するように、同店の従業員の感染者は27日16人、28日17人、29日17人、30日14人と2ケタ台が続いていた。大阪市保健所から営業の可否は阪急阪神百貨店に委ねると通知されたが、状況を重く見て自主的に臨時休業を決断した。

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金子恵治ディレクションの「アウトドアプロダクツ」の新店が7月31日表参道に

 ベイクルーズは7月31日、東京・表参道にアウトドアブランド「アウトドアプロダクツ(OUTDOOR PRODUCTS)」のコンセプトストア「アウトドアプロダクツ ザ・レクリエーションストア」をオープンする。日本における独占輸入販売権は引き続き伊藤忠商事が持ち、一部をベイクルーズがディレクションする形だ。

 セレクトショップ「レショップ」の金子恵治コンセプターがディレクターを務め、アートディレクターに平林奈緒美、バッグデザイナーに「テンベア(TEMBEA)」の早崎篤史、ウエアのデザイナーに「ブラームス(BLURHMS)」の村上圭吾を指名した。

 地下1階、地上2階の3フロア構造で、売り場面積は約170平方メートル。地下1階にはコラボレーションアイテムを集積し、第一弾として「N.ハリウッド(N.HOOLYWOOD)」との協業バッグを並べる。9月上旬には、「フレッシュサービス(FRESHSERVICE)」「アダルト オリエンテッド ローブス(ADULT ORIENTED ROBES)」とのトリプルコラボアイテムをラインアップする予定だ。

 金子ディレクターは、「『アウトドアプロダクツ』の創業は1973年で、当時はノートパソコンを日常的に持ち歩くことはなかった。今とはライフスタイルが違う。アウトドアプロダクツ ザ・レクリエーションストアでは、“2021年の道具”をプレゼンしたい」と話す。2号店以降の動きについては、「構想はもちろんある。内見会にも多数のデベロッパーに来場いただき、好感触を得ている。また商業施設からは、ポップアップストア出店の誘いも受けている」と話す。

 「アウトドアプロダクツ」はロサンゼルスで創業。バッグを中心にウエア、サングラス、時計などをラインアップする。コーデュラナイロン製の"452U"は“デイパックの代名詞”とも称され、60カ国以上で販売されている。

■アウトドアプロダクツ ザ・レクリエーションストア
オープン日:7月31日
時間:11:00~20:00
定休日:不定休
住所:東京都渋谷区神宮前4-4-8

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「標準色」とは? “めんどくさい“新米2人によるポッドキャスト連載:考えたい言葉 vol.2

 「WWDJAPAN」ポッドキャストシリーズの新連載「考えたい言葉」は、2週間に1回、同期の若手2人がファッション&ビューティ業界で当たり前に使われている言葉について対話します。担当する2人は普段から“当たり前”について疑問を持ち、深く考え、先輩たちからはきっと「めんどうくさい」と思われているだろうな……とビビりつつも、それでも「メディアでは、より良い社会のための言葉を使っていきたい」と思考を続けます。第2弾は、【標準色】をテーマに語り合いました。「WWDJAPAN.com」では、2人が対話して見出した言葉の意味を、あくまで1つの考えとして紹介します。

ポッドキャスト配信者

佐立武士(さだち・たけし):He/Him。入社2年目、ソーシャルエディター。幼少期をアメリカ・コネチカット州で過ごし、その後は日本とアメリカの高校に通う。早稲田大学国際教養学部を卒業し、新卒でINFASパブリケーションズに入社。在学中はジェンダーとポストコロニアリズムに焦点を置き、ロンドン大学・東洋アフリカ研究学院に留学。学業の傍ら、当事者としてLGBTQ+ウエブメディアでライターをしていた。現在は「WWDJAPAN」でソーシャルメディアとユース向けのコンテンツに注力する。ニックネームはディラン

ソーンマヤ:She/Her。入社2年目の翻訳担当。日本の高校を卒業後、オランダのライデン大学に進学して考古学を主専攻に、アムステルダム大学でジェンダー学を副専攻する。今ある社会のあり方を探求すべく勉強を開始したものの、「そもそもこれまで習ってきた歴史観は、どの視点から語られているものなのだろう?」と疑問を持ち、ジェンダー考古学をテーマに研究を進めた。「WWDJAPAN」では翻訳をメインに、メディアの力を通して物事を見る視点を増やせるような記事づくりに励む

若手2人が考える【標準色】

 ファンデーションやコンシーラーなど肌色の製品を選ぶ目安となる基準の色。日本のマーケットで最も“頻出“するとブランドが予測した色に設定されており、指標として色選びをすることができる。鉛筆の「肌色」という表記を改める動きがあったように、消費者の中でも肌色に基準を設けられることへの抵抗が生まれつつあり、「標準色」という表現を再考する風潮が高まっている。近年、「ブルーベース」「イエローベース」といったアンダートーンについての話題がSNSで急増したことで、消費者の間でも肌の明るさだけが色選びの留意点ではないという意識が浸透し、そもそもの「標準色」の有用性を問う機会が増えたとも考えられる。実際、多くのブランドが展開色自体を拡大し、多様な肌の色に対応しようとする動きが顕著になりつつある。さらに「ランコム(LANCOME)」などが肌の色を測定し色を調合し、“十人十色“を体現するカスタムファンデーションを発表。展開色の拡大で生まれる在庫や需要の偏りという問題の解消も期待できる上に、色選びで自身の肌の色を相対的に見る必要もなくなる“ポスト標準色時代“を権化するテクノロジーなのかもしれない。

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取扱注意?! ポリエステルと私たち マリエが本音で語る「私の33年目のサステナブル」 Vol.21

みなさんは、今着ている洋服の素材をご存知ですか?

普段からWWDJAPANを読まれている方は感度が高く、洋服の素材を認識していらっしゃるかもしれません。でも、それはレアケース。ほとんどの人は、毎日何かしらの素材に身を包み過ごしているのに、それが何でできているか知りません。

今日はその中でも、現在最も多く衣類に使われているというポリエステルのお話。

そもそも、ポリエステルって何か知っていますか?ポリエステルは、人工の合成ポリマーの短縮名。最も一般的な材料は、ポリエチレンテレフタレート(PET)です。 簡単にいえば、ポリエステルはプラスチックの一種なのです。

歴史的に1941年に発明され、70年代に需要が急増しました。 世界中に大きく広がったんです。シルキーな光沢感があるため、キラキラした未来に心躍らせる青春映画の衣装や、バブル時代のスーツにもぴったりの素材として、時代にマッチしたとも言われています。そう、世界の高度成長期とポリエステルの人気は、ぴったり一致すると考えられます。ポリエステルの生地は、縮みや伸びに強い、シワになりにくい、形状記憶性が高い、お手入れが簡単、自宅で洗濯もできちゃう!など、嬉しいことがいっぱい。さらに他の素材に比べると一般的には手頃です。

でも、新しいポリエステルを生産し続けることは、地球からしたらちっとも嬉しくありません。ポリエステルはプラスチックですから堆肥化できません。土壌で分解できません。そんなプラスチック素材を我々は現在最も多く、衣類に使用しているのです。

「ずっと捨てずに使うなら、いいんじゃないか?」と思う方もいらっしゃるかと思います。ですが、なんと!洗濯のたびに、今世界で問題になっているマイクロプラスティック、大量のマイクロファイバーが家庭から海へと駄々流れなのです。マイクロプラスティックやマイクロファイバーが、海や魚、人間に与える影響は計り知れません。

私自身、この事実を知った時はショックでした。普段から一生懸命、ペットボトル飲料を買わないようにして、エコバックを持ち歩いているのに、まさかそんなところに落とし穴が!?といった絶望感を覚えました。最初は私も、ポリエステルがプラスチックだなんて知りませんでした。海を汚しているのは、プラスチックボタンのカケラなどかと思っていました。でも洗濯機にたまる“繊維のゴミ”こそが流れ出ているのです。特に2000年代初頭に大ブレイクしたフリース素材から出るプラスチックマイクロファイバーはあの時、各家庭から海に大量に排出されていたのでしょう。洋服は、手入れや洗濯まで、すべてがファッションの一部。サステナブルなアクションは、細部まで大事だと気づかされました。

もちろん、明るい未来のため、環境に優しい素材の開発を続けている会社があることも忘れてはいけません!例えばテイジンは、洗濯による繊維脱落量の削減を実現。タオル構造のフリース代替素材は、通常のフリース素材と比較して繊維脱落量を約1/3まで削減できるそうです 。「パタゴニア(PATAGONIA)」は家庭内で簡単に使用できる、マイクロプラスティックやマイクロファイバーの流出を防ぐ洗濯ネットバッグを販売しています。

自分がなんの素材で身を包んでいるかを知らないと、知らないうちに地球を汚してしまいます。使う洗剤も含め一つ一つ丁寧に、時代と共に、ファッションの流行りが変わるように、我々の常識もアップデートすることが大事。購入する時はもちろん、ケアして、手放す時まで。その全てがファッションなのです。


【サステナビリティ・ディレクター養成講座】ご案内

新時代のミッションに備えよ!サステナビリティ・ディレクター養成講座
受講日時:2021年9月3日(金)〜12月17日(金)(全9回) ※全7回のオンライン受講コースあり
申込締切:8月27日(金)

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 サステナビリティは今後の企業活動における最重要・優先課題です。この全9回の講座により受講者が目指すゴールは各企業の“サステナビリティ・ディレクター”。サステナビリティ業界のトップランナーが、国内外の最新情報のほか、サステナビリティの現場で起こっている生の声をお伝えします。受講者限定のグループコミュニティや、講師陣に直接質問できる機会もご用意しています(会場受講コースのみ)。何から始めたらよいか悩んでいるサステナビリティ担当者、サステナビリティを取り入れたCRS活動や企業理念を考えている方はぜひご参加ください。


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ワコールHD4〜6月期、営業黒字に転換 米国市場が回復

 ワコールホールディングス(HD)の2021年4〜6月期連結業績(米国会計基準)は、売上高が前年同期比48.2%増の423億円、営業損益が19億円の黒字(前年同期は44億円の赤字)、純損益が4億7200万円の黒字(同31億円の赤字)だった。国内ワコール事業は売上高が33.1%増だったものの、営業損益は3億6000万円の赤字(前年同期は30億円の赤字)に終わった。一方、主に米国市場の回復によって海外ワコール事業の営業損益が20億円の黒字(同10億円の赤字)に転換。好調が続くピーチ・ジョン事業と合わせて、国内ワコール事業の赤字をカバーした。

 通期(22年3月期)は、売上高1840億円(前期比20.9%増)、営業損益60億円の黒字(前期は11億円の赤字)を見込む。中国や欧米ではワクチン接種が普及し経済活動が好調に推移しており、感染症流行前の水準に戻ると見ている。

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クジラの声をもとに作った究極の1着 「ユイマ ナカザト」オートクチュール参加10回目の革新

 中里唯馬が手掛ける「ユイマ ナカザト(YUIMA NAKAZATO)」は、参加10回目となるオートクチュール ・コレクションを7月にオンライン上で披露した。オンラインでの発表は今回で3回目。過去2回はコレクションができるまでのドキュメンタリー映像を制作したが、今回は王道のランウエイ形式で、横浜港の大さん橋ホールで行ったショー映像を配信した。

声という個人データを元にした
究極のオートクチュール

 ショーは”呼び起こす"を意味する「Evoke」と題し、暗闇の中に響く波の音に合わせてスタート。中央に開かれたカーテンからの一筋の光が、ランウエイを作る。今季はこれまでブランドが独自で開発してきた素材をアップデートし、オートクチュール の新しい"1点モノ"の在り方を模索した。ファーストルックは、ブランドが開発した特殊な付属を使って針と糸を使わずに衣服を形成する"タイプ-1(TYPE-1)"の新作。破棄される予定だったレザーをつなぎ合わせて、着物のようなコートドレスに仕立てた。

 今季の着想源を「心地よさを感じる人の声」と中里は説明する。「その声という人が持つアイデンティティーを洋服にできれば、究極のオートクチュールになるのではと考えた」という。今回、元にした声の主は、環境問題を象徴する動物のクジラだ。"新しい時代の変わり目のシンボル"としてクジラの声のデータを使い、その振動を柄におこした。親会社スパイバーの微生物発酵を使ったタンパク質素材「ブリュード・プロテイン(Brewed Protein)」を、デジタル上でコントロールしたテキスタイル"バイオスモッキング(Biosmocking)"で振動の形を凹凸に浮き上がらせ、その独特な模様を使ったドレスが出来上がった。BGMにもクジラの声が使われ、坂本龍一がクジラの声を使った楽曲「WHALES」など、水にまつわる曲を選んだ。

「ブリュード・プロテイン」の西陣織と
多様な人々を包む着物にヒントを得たシルエット

 また西陣織で有名な1688年創業の細尾とのコラボレーションも実施。「ブリュード・プロテイン」の糸で織り、一般的な染色よりも少ない水とエネルギーで色付けし、新たな西陣織生地でドレスを作り上げた。さらに今季はメンズモデルが登場。服の形は、浮世絵からヒントを得た着物のような長方形のパターンで構成し、多様なジェンダーや体型、年齢の人々を包み込む。

 中里は"1点モノ"の概念をあらゆる角度から捉えて、新しいクチュールの在り方を模索するデザイナーであり、研究者だ。スパイバーとタッグを組んでからは、布を水や熱を加えて加工するなど、科学的実験を繰り返しながら素材開発に励んでいる。そして未来のデザイナーを育成・支援するファッションアワード「ファッション フロンティア プログラム(FASHION FRONTIER PROGRAM)」を、発起人の一人として立ち上げた。未来を見据えた中里と、彼の元に集まる才能から、今後もファッションのイノベーションが生み出されていきそうな希望を感じる。

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TOKYO BASEが今秋2つの新業態立ち上げ “アスレジャー”と“大人向けセレクト”で積極出店

 日本ブランドのセレクトショップ「ステュディオス(STUDIOUS以下、ST)」を運営するTOKYO BASEは今秋、2つの新業態を立ち上げる。“アスレジャー業態”と、「ST」の既存顧客よりも上の世代を狙った“新セレクト業態”で、それぞれ9月に出店を開始する。既存業態でも国内外で出店を進め、2022年1月末時点でのグローバルの実店舗数は78となる見込み。

 “アスレジャー業態”は9月に新宿ルミネ1にウィメンズ店舗(約96平方メートル)、新宿ルミネ2にメンズ店舗(約83平方メートル)を出店。同じく9月にルクア大阪にも男女複合店を出店(約142平方メートル)し、ECは自社のほか、「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」にも出店する。

 大人向けの“新セレクト業態”は、9月に東京・丸の内の仲通りに路面店(約314平方メートル)を出店。今秋中に東京・六本木の東京ミッドタウンにも出店(約234平方メートル)し、EC出店は来春以降を予定する。今後も、「“アスレジャー業態”は『ユナイテッドトウキョウ(UNITED TOKYO以下、UT)』『パブリックトウキョウ(PUBLIC TOKYO以下、PT)』と同じような場所(駅ビル、ファッションビルなど)に、“新セレクト業態”は40〜50代客がいる立地に出店していく」(谷正人TOKYO BASE最高経営責任者)考え。

 既存業態は、国内では「ST」で有楽町ルミネ(メンズ)、玉川高島屋S・C、東京・丸の内の仲通り沿い(ともにウィメンズ)に8〜9月に出店。中国本土は「ST」「UT」「PT」で深圳に9〜11月で一気に4店出店するほか、北京、上海、広州にも出店予定。これにより、実店舗数は国内49(4月末時点)から56(2022年1月末時点)へ、同じく海外は13から22へと拡大する見込み。

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有力セレクトショップがラブコールを送る 実力派ディレクターの榎本実穂とは何者?

 今秋新たに、「リヴィントーン(LIVINGTONE)」と「ミオズモーキー(MIOSMOKEY)」の2ブランドがデビューする。手掛けるのは、セレクトショップのバイヤーやファッションブランドのクリエイティブ・ディレクターとして活動してきた榎本実穂だ。業界でもファンの多い彼女による新ブランドということもあり、2021-22年秋冬のデビューコレクションからユナイテッドアローズ(UNITED ARROWS)やエストネーション(ESTNATION)、シティショップ(CITYSHOP)、高島屋のスタイル&エディット(STYLE&EDIT)など多くの有力店がこぞって買い付けた。エストネーションでは両ブランドのコレクションが並ぶポップアップストアを8月18日から9月1日まで開き、「リヴィントーン」単独のポップアップもステュディオス(STUDIOUS)で10月に予定している。業界に支持される榎本実穂はどのような人物なのか?これまでのキャリアや新ブランドについて掘り下げながら、話を聞いた。

原点は人とは異なるものを身に付けたい
"あまのじゃくなファッション"

 榎本のルーツはファッション好きな家族からの影響だ。「専門学校に行ったわけではないが、ファッション業界に入ったのは服が好きな母のDNAだと思う。小学生の頃に母と姉と一緒に行った新宿のフリーマーケットで、アメリカの古着を漁っていたのが原体験。4歳上の姉からアメトラブームを教わり、古着に夢中になった。ただ、人とは異なるものを身に付けたいというあまのじゃくさはあった。中学生の頃には『ナイキ(NIKE)』の"エアマックス(AIR MAX)"が流行っている中で、あえて"ACG"(ナイキのスニーカーモデル)を履いていたり、ローファーはみんなが履いていた『ハルタ(HARUTA)』ではなく、タッセル付きの『リーガル(REGAL)』を選んでいたりと、コワイ先輩に目をつけられる対象でもあった(笑)。流行りは知っているけれど、あえて選ばずに『それいいね』といわれたい気持ちが強かった」と振り返る。

 最初に勤めた外資系のファッションブランドでモノ作りやビジネスの一連の流れを学び、「もっと多くのブランドを見てみたい」とセレクトショップに転職。バイヤーとして買い付けを担当したほか、プライベートブランドのシューズ作りにも携わった。「たくさんの洋服に触れる中で、170cmの身長がある自分の体型は日本人の標準体型とは異なり、海外ブランドの服の形がしっくりくることに気が付いた。そこで 『日本にも大人が着られるエレガントでセンシュアルな、インポート見えするブランドがあったら』と思い立ち、勤めていたセレクトショップを退職して、一からブランドを手掛けることになった」という。年4シーズン、6年間手掛けた同ブランドでは、日本にありそうでなかった絶妙なデザインやシルエットに加え、榎本がセレクトショップで培ったMD力、価格のバランスで多くのバイヤーに支持を得た。

 20年4月に、これまで手掛けてきたブランドのクリエイティブ・ディレクターを退任し、フリーランスに転身。榎本がバイヤー時代から親交のあったファッションショールーム2社と新ブランドを立ち上げることが決まった。「今からブランドをスタートするのであれば、価格とデザインのバランスがとれた"買いやすさ"を重視するモノ作りではなく、『これだ』という少数精鋭の服を生み出したかった」と話す。

本気の"デニムトラウザー"と
性の垣根のないファッションの提案

 オン トーキョー ショールーム(ON TOKYO SHOWROOM)と手掛ける「リヴィントーン」は、ジーンズを"デニムトラウザー"として昇華させたブランド。いわゆるファイブポケット(5つのポケットのある一般的なジーンズ)ではなく、デザイン性のあり、ドレスアップできるジーンズを目指した。着想源はロンドンで自身を撮影した1枚の写真。「前のブランドでは、インスピレーショントリップとして、さまざまな国へ旅行に出掛けていた。ロンドンのショーディッチエリアに、グラフィティがたくさん描かれたリヴィントン通り(Rivington Street)があり、そこで撮った1枚の写真がお気にりだった。70年代の古着のジーンズに毛皮のジャケット、『サンローラン(SAINT LAURENT)』のハイヒールを合わせていた私のファッションが、街の雑多な雰囲気に溶け込んでいた。この、いい意味でのミスマッチ感をジーンズを主役に表現したいと思った」。榎本がジーンズを作るのは今回が初めて。「私自身ジーンズが大好きでリスペクトがあったからこそ、これまで手を出せなかったアイテム。カジュアルなジーンズはたくさんある中で、私は主役になるようなドレスとしてのジーンズを本気で作りたいと考えた」と話す。「リヴィントーン」では、ジーンズの名産地である岡山・倉敷で、デニムのプロ、パタンナーたちと時間をかけて6型を作り上げた。刺し子を使ったハイウエストパンツや、大胆に裾を折り返したハーフパンツ、ウエストをドローストリングスにしたワイドパンツなど、いわゆる"普通"のジーンズはない。

 ショールームのクオン(kuon)と立ち上げた「ミオズモーキー」は、ウィメンズとメンズの垣根のないファッションを提案するブランド。同じく、ブランドコンセプトはロンドンでの1枚の写真がきっかけとなった。「ロンドンでふらっと入ったギャラリーで、1967年に撮影された『ノッティングヒル カップル』という写真に目を奪われた。カリビアンブラック(カリブ海諸国から英国に入った移民)の男性と白人女性のツーショットで、当時は政治的な問題で世には出せなかった写真だった。それを撮ったのが"スモーキー(Smokey)"の愛称で知られるロンドンのノッティングヒル在住の写真家。彼の作品は、仲間たちの仕事の休憩中や冠婚葬祭の場面をドキュメンタリーのように切り取っていて、カリビアンらしい原色使いのファッションと、英国らしいクラシックがミックスされた60年代スタイルが素敵だった。その被写体になったカップルが現代で幸せに暮らしていて、ワードローブをシェアしていたら…という想像をコレクションにした」と榎本。榎本自身もメンズの服をよく着用しており、「いつからか、探究心がくすぐられ、サイズが合っていなくてもメンズの服を選ぶことが増えた。"メンズ"だから、"ウィメンズだから"という洋服の選び方ではなく、男性も女性も自由にファッションを楽しんでほしい」と話す。そうしたブランドの理念を受けて、メンズとウィメンズの両方の売り場で販売する店舗もある。一般的なメンズでも、ウィメンズでもないオーバーサイズのジャケットやコートなど、着方を着る人に委ねた自由度のあるウエアがそろう。

"らしさ"を大切に
業界と共存していきたい

 今後について榎本は、「市況を考えることも大事だが、アイデンティティーは揺るがないように、"らしさ"を追求していきたい」という。現在に至るまで、古着とハイブランドをミックスした自身のファッションを"雑食"と榎本は表現する。「リヴィントーン」のルックでは自身のビンテージの服などの私物を合わせてコーディネートし、「ミオズモーキー」では自身のミックス感覚を頼りに、性別を超えたファッションを表現した。数々のスタイルやブランドに触れ、身に付けてきたファッション玄人の提案は、時代の空気感を捉えながらも普遍的。少し挑戦的なスタイルがファッション好きの心をくすぐる。

 環境や人種の問題など、さまざまな社会問題については「このコロナ禍で、いずれはゴミになるものを生み出すのではないか?ということは考えた。ただ私ができることは大量生産ではなく、普遍的なモノ作り。まずは国内でしっかりモノ作りをすることで、国内の工場や職人たちと取り組んで行きたい。ファッションビジネスに関わっている人間として、業界と共存できるようにしていきたい」と強い思いを持つ。

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「インティミッシミ」渋谷店2階アートスペースでMIHO MURAKAMI展 美しいグラフィックと色彩は必見

 イタリア発ランジェリー「インティミッシミ(INTIMISSIMI)」の渋谷文化村通り店2階のアートスペースで第4弾の展覧会を開催している。今回のアーティストは、MIHO MURAKAMI。彼女は、「アイシービー(ICB)」や「アメリ(AMERI)」などのファッションブランドとのコラボレーションをはじめ、パッケージのグラフィックデザインや阪急うめだ本店のウインドーディスプレーを手がけるなど幅広く活躍。キュレーションは、新進気鋭のアートギャラリーのシータグ(CTAG)が担当した。

 MURAKAMIは、ヒョウやトラ、ヘビなどの動物や植物をモチーフに、アナログとデジタルを融合させた作品を制作。手書きのスケッチを元にコンピューターグラフィックで仕上げられた作品の一つ一つは、有機的なラインと精緻なディテール、そして、落ち着いた独特なカラーパレットが特徴だ。手描きの温もりを残しつつグラフィッカルなタッチで仕上げられているのでモダンでありながらも、和洋問わずさまざまな空間にしっくり馴染む作品ばかり。展示作品の価格は、7万7000~22万円。カフェが併設されているので、コーヒー片手に気軽にアートを楽しむことができる。 

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エイチ・ツー・オーが新中計 OMO重点投資でコロナ前の利益水準へ

 エイチ・ツー・オー リテイリングは28日、24年3月期を最終年度とする新中期経営計画を発表した。同期末において営業利益170億円(21年3月期は44億円の赤字)を掲げる。浮上のカギとなるのが、中核会社である阪急阪神百貨店の百貨店事業の再建だ。足元で大きなダメージを被っているが、24年3月期には事業単体でコロナ前の水準(20年3月期:売上高4732億円、営業利益115億円)を上回る売上高5300億円、営業利益135億円を目指す。

 計画全体での投資金(950億円)の多くを百貨店事業に割く。消費者のライフスタイルの変化、都心店を中心とした集客力の低下を前提に、ビジネスモデルのOMO(オンラインとオフラインの融合)を加速する。EC(ネット通販)とウェブ決済の「リモオーダー」経由の売上高は24年3月期に現在(21年3月期:84億円)の約3倍となる250億円を目指す。ウェブカタログを充実させ、デジタル接客環境を整備する。デジタルトランスフォーメションなどITの投資にグループ全体で260億円の投資を計画する。

 リアル店舗は関西の主力店舗を中心に、立地や館の特性など、強みとなる部分に磨きをかける。2021年秋に建て替えグランドオープンを控える阪神梅田本店は「食」に焦点を当て、コミュニティー単位でファンを獲得できるコンテンツ開発に注力。同店には150億円を投資する。神戸阪急はエリアの特色を生かした都市型百貨店、高槻阪急はショッピングセンターをミックスした郊外型百貨店のモデルケースとすべく、両店のリニューアルには計100億円を投じる。

 業務効率化による利益体質の改善も進める。今秋には新ロジスティクスセンターを開設し、物流効率や在庫オペレーションを向上。業務委託や人材派遣、宣伝費の削減などにも着手する。

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エイチ・ツー・オーが新中計 OMO重点投資でコロナ前の利益水準へ

 エイチ・ツー・オー リテイリングは28日、24年3月期を最終年度とする新中期経営計画を発表した。同期末において営業利益170億円(21年3月期は44億円の赤字)を掲げる。浮上のカギとなるのが、中核会社である阪急阪神百貨店の百貨店事業の再建だ。足元で大きなダメージを被っているが、24年3月期には事業単体でコロナ前の水準(20年3月期:売上高4732億円、営業利益115億円)を上回る売上高5300億円、営業利益135億円を目指す。

 計画全体での投資金(950億円)の多くを百貨店事業に割く。消費者のライフスタイルの変化、都心店を中心とした集客力の低下を前提に、ビジネスモデルのOMO(オンラインとオフラインの融合)を加速する。EC(ネット通販)とウェブ決済の「リモオーダー」経由の売上高は24年3月期に現在(21年3月期:84億円)の約3倍となる250億円を目指す。ウェブカタログを充実させ、デジタル接客環境を整備する。デジタルトランスフォーメションなどITの投資にグループ全体で260億円の投資を計画する。

 リアル店舗は関西の主力店舗を中心に、立地や館の特性など、強みとなる部分に磨きをかける。2021年秋に建て替えグランドオープンを控える阪神梅田本店は「食」に焦点を当て、コミュニティー単位でファンを獲得できるコンテンツ開発に注力。同店には150億円を投資する。神戸阪急はエリアの特色を生かした都市型百貨店、高槻阪急はショッピングセンターをミックスした郊外型百貨店のモデルケースとすべく、両店のリニューアルには計100億円を投じる。

 業務効率化による利益体質の改善も進める。今秋には新ロジスティクスセンターを開設し、物流効率や在庫オペレーションを向上。業務委託や人材派遣、宣伝費の削減などにも着手する。

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「パナソニックビューティ」とヘアケアのプロやドラァグクイーンがそれぞれの美しさを考えるライブ配信

 2010年のブランド誕生以来、時代とともに変わる価値観に寄り添ってきた「パナソニックビューティ」は新コンセプトに「美しさは、私の中にある。」を掲げ、多様な美しさの表現を後押しする。性別や年齢に関係なく誰もが自由にそれぞれの美しさを楽しめる今、ブランドロゴも従来のピンクから白色に変更するなど、より多くの人が手に取りやすいようにアップデート。さまざまな想いや悩みに応えるヘアケアやビューティ製品をそろえて9月1日、新しい美容家電を発売する。「パナソニックビューティ」と「WWDJAPAN」が行ったライブ配信では、モデルやヘアスタイリスト、ドラァグクイーンという三者三様のゲストを招いて、3点の美容家電とともに自分らしく活躍するゲストのそれぞれの美しさに迫った。

みんなが
「美容を楽しんでいいんだ!!」
と思える未来

 「パナソニック ビューティ」と「WWDJAPAN」のコラボインスタライブでは、ブランド担当者がカラーバリエーションなどで多様性を意識したアップデートを重ねたヘアードライヤーや、潤い感を高める高浸透「ナノイー」を初搭載したくるくるドライヤー、おうち時間を癒しで彩る頭皮エステなどを紹介。モデルの中島紗希や、ドラァグクイーンのドリアン・ロロブリジーダ、ヘアサロンCASI(カシ)の並木一樹代表にそれぞれの美しさについて聞きながら、どのように美容家電を生かして、その人らしい美しさを引き出せるか提案した。同ブランドの美顔器やドライヤーを愛用する中島は、「髪を乾かしながら髪ケアができるヘアードライヤーは、自分の好きな部分により自信を与えてくれるアイテム」と語った。ヘアケアのプロとしての経験を生かして並木は、くるくるドライヤーを使ったスタイリングのコツを提案。かきあげヘアーにぴったりのボリュームアップブラシなどを紹介した。華やかなドラァグ衣装で登場したドリアンは、実際にウイッグをとって地肌に頭皮エステを当てる様子も披露。「頭皮エステを使用すると頭皮がリフレッシュされ、頭がいつでも表参道!!」と終始ユーモアたっぷりに製品の魅力を伝えた。

表現のプロたちが語る、
自分らしい美しさとは

 「WWDJAPANは今回、「パナソニックビューティ」が新たに掲げたコンセプト、「美しさは、私の中にある。」に基づき、多種多様な業界で活躍する6人に、それぞれの「美しさ」について、また自分らしい美しさを表現するために意識していることなどを聞いた。中島は、「美しさは、自分らしさ。自分なりの美しさを表現するとき、素直でいることを大切にしています。そのためには、まず自分を信じること。心のうちに抱いている自分の思いが、美しさとして発揮されると思っています」とコメント。

 ドリアンは、「美しさは、自分で自分のことを誇らしく、愛おしく思うことができる“心身の状態”だと思います。アタシが美しいとするならば、その秘密は“自己愛と自己肯定”、これに尽きます。『アタシは美しいんだ』と思えることが何よりも大切です」と述べた。またジェンダーにまつわる“らしさ”について、「自分のために使うなら良いと思いますが、いろいろな価値観や意識が多様化する中で“男性向け”“女性向け”と分けて考えるのは、なんだかもったいない」とし、“らしさ”に縛られるだけでなく、それを生かした自己表現やとらわれない美しさの発揮を後押しする。

 並木は、「幾つになっても『輝いている人』は自分の中にブレない軸や生き方、スタイルを持っています。自分にとっての心地よさを追求して、内面から出る美しさを表現できたらと思っています」と述べた。

 日々“カワイイ”を追求し、ヘアアレンジなどをSNSで発信しているスタイリスト兼メイク・アップアーティストのMANAE(まなえ)は、「人前に立つ仕事をしているからこそ、常に美しさを意識しなければいけない環境にいますが、美しさは見られることで増していくもの。『美しさ』は自信につながり、自分磨きの源にもなると思います」と、美しくあるための努力に寄り添った。

 21年現在72歳の内藤朝美は、幅広いブランドをさっそうと着こなすファッショナブルでワクワクするインスタグラムが人気を集める。ブレないスタイルを貫く彼女は、「自分らしく生きることが『美しさ』なんじゃないかと考え、生きてきた72年です。自分の中にある核(コア)を見失わずにいることで外見も内面も、ほかの誰かの評価ではなく、自分自身で愛せていく。批判や他人からの評価を恐れず、自分自身の心が躍る、そんな瞬間瞬間を大切にしたいです」と言う。

 ヨガインストラクターとして活躍するセーリィー クリスティーナ 美怜は、「好きなことをしたり地球に触れたりすることが、心の豊かさ、ひいては美しさにつながると思っています。頑張ることも、楽しむことも、何事もバランスが大切です。自分を含めて世界や自然に対し思いやりを持つことで、自分も周りも一緒に美しくなっていけると思います」と自然体な魅力を語った。

変わる価値観に寄り添う
新製品が登場

問い合わせ先
パナソニックビューティ

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「アンリアレイジ」が「スーパーマリオ」とコラボ “ハテナブロック”を服にするとどうなる?

 森永邦彦がデザインする「アンリアレイジ(ANREALAGE)」は、任天堂の「スーパーマリオ」とコラボレーションした商品を販売する。秋物の立ち上がりに合わせて、7月30日から8月15日まで渋谷パルコの「アンリアレイジ」直営店で先行予約を受け付けている。パルコは6月25日からの“パルコ グランバザール”に合わせ、60以上のブランドで「スーパーマリオ」とのコラボ商品を企画するキャンペーンを行っており、「アンリアレイジ」×「スーパーマリオ」もその一環。

 今回のコラボ商品も「アンリアレイジ」らしいギミックがたっぷり。「スーパーマリオ」のゲームではおなじみの“ハテナブロック”型の立方体は、広げるとロングスリーブTシャツ(2万4200円=税込)になるという仕掛け。球体や立方体のボディーに沿わせて作った服を、人が着るとどんなドレープが生まれるか、という「アンリアレイジ」の定番シリーズから派生させたアイデアだ。

 他に、フラッシュ撮影などによって発色する再帰性反射素材で、ゲームに登場するキノコやコイン、スターの柄をプリントしたTシャツ(8800円)や、樹脂にドライフラワーを閉じ込めたiPhoneケース(8800円)を企画した。期間中、渋谷パルコの「アンリアレイジ」でコラボ商品を含む3000円以上の商品を購入した客には、先着でハンドタオルをプレゼントする。

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「サカイ」 × 「ナイキ」新作のビジュアルに窪塚洋介や秋元梢 定番アイテムをミックスしたジャケットやプリーツスカートなど

 「サカイ(SACAI)」は、「ナイキ(NIKE)」とのコラボコレクションを8月4日に発売する。「サカイ」青山店や公式オンラインストア、「ナイキラボ MA5(NIKELAB MA5)」、ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)などで扱う。

 同コレクションは、スポーツの瞬間をイメージしてデザインし、スポーツが持つ人々をひとつにするエネルギーを表現した。「サカイ」定番のボンバージャケットと「ナイキ」の“ウィンドランナー ジャケット”をドッキングしたジャケットや、スポーツウエアの機能と快適性を備えたプリーツスカート、フリースパンツ、パーカ、クロップド丈のトップス、レギンスなどをラインアップする。

 イメージビジュアルにはモデルの秋元梢や森星、KEISHAN、俳優の窪塚洋介、「トモ コイズミ(TOMO KOIZUMI)」の小泉智貴デザイナー、No Plastic Japan創設者のノイハウス萌菜、クリエイターのMACCIU、アーティストの山瀬まゆみ、DJ兼モデルのロノらが登場する。

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「サルヴァトーレ フェラガモ」が湘南の海を望むリゾート地でポップアップ カスタマイズイベントも

 「サルヴァトーレ フェラガモ(SALVATORE FERRAGAMO)」は8月7日まで、ポップアップストアをリビエラ逗子マリーナにオープンしている。

 リビエラ逗子マリーナは、湘南の海を望む日本随一のリゾートスポット。ホテルやレストラン、ヨットハーバーなども併設している。ポップアップストアでは、ブランドの故郷フィレンツェの田園風景をイメージしたポピーやデイジー、ヒマワリなどのフラワープリントをあしらった“タスカン ワイルドフラワー(Tuscan Wildflowers)”シリーズのメンズ&ウィメンズのウエアやアクセサリーをそろえる。

 7月31日と8月1、7日には、スニーカーやレザーグッズにイニシャルを入れることができるカスタマイズイベントを実施する。また期間中、オリジナルプリントが入った扇子を税込9万3500円以上の購入者にプレゼントする(無くなり次第終了)。

■ RIVIERA ZUSHI MARINA POP UP STORE
期間:7月25日~8月7日
店休日:7月30 日
営業時間: 11:00~20:00
会場: リビエラ逗子マリーナ シースケイプ
住所:神奈川県逗子市小坪5 丁目23-9
電話:090-1112-5014 *ショップ直通(期間中のみ)

問い合わせ先
フェラガモ・ジャパン
0120-202-170

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【家飲み】家飲みもエンターテイメントの時代「このテイクアウトは”美味しい”よりも”楽しい”」

 長引くコロナ禍でテイクアウト、デリバリー、通販を強化する外食チェーンが増えている。その多くが、料理の味や産地、銘柄などを謳っているが、美味しいよりも楽しい、エンターテイメント性あふれるテイクアウトの販売を行っているのが、「DANCING CRAB(ダンシングクラブ)」である。自宅であの手づかみが体験できる、まさに家飲みもエンターテイメントの時代である。
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「ニューバランス」 × 「リーバイス」新作はデニムをアップサイクルした“992”

 「ニューバランス(NEW BALANCE)」は、「リーバイス(LEVI’S)」とのコラボレーション弾3弾となるスニーカー“リーバイス オーソライズド ビンテージ × ニューバランス 992(LEVI’ S AUTHORIZED VINTAGE×NEW BALANCE 992)”をティーハウス ニューバランスと「リーバイス」オンラインストアで8月6日に発売する。価格は税込3万5200円で、サイズは25.5〜29.0cmをそろえる。

 スニーカーは「ニューバランス」の“992”がベースで、側面の“N”ロゴには「リーバイス」を象徴するレッドタブを縫いつけたほか、インソールには“Levi’s for feet”とプリントした。アッパー部分には毛足の長いグレーのスエードと、グレーウオッシュのデニムをアップサイクルした素材を使用している。オリジナルの“992”と同じく、ミッドソールには衝撃吸収性に優れた“アブゾーブ SBS(ABZORB SBS)”を採用した。

 また、「ニューバランス」を象徴するグレーカラーのトラッカージャケット(税込5万5000円)とジーンズ(税込3万9600円)も用意した。「リーバイス」の3つの異なるグレーウオッシュのビンテージデニムを分解して再構築したもので、カラーは1点1点異なる。

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「ニューバランス」 × 「リーバイス」新作はデニムをアップサイクルした“992”

 「ニューバランス(NEW BALANCE)」は、「リーバイス(LEVI’S)」とのコラボレーション弾3弾となるスニーカー“リーバイス オーソライズド ビンテージ × ニューバランス 992(LEVI’ S AUTHORIZED VINTAGE×NEW BALANCE 992)”をティーハウス ニューバランスと「リーバイス」オンラインストアで8月6日に発売する。価格は税込3万5200円で、サイズは25.5〜29.0cmをそろえる。

 スニーカーは「ニューバランス」の“992”がベースで、側面の“N”ロゴには「リーバイス」を象徴するレッドタブを縫いつけたほか、インソールには“Levi’s for feet”とプリントした。アッパー部分には毛足の長いグレーのスエードと、グレーウオッシュのデニムをアップサイクルした素材を使用している。オリジナルの“992”と同じく、ミッドソールには衝撃吸収性に優れた“アブゾーブ SBS(ABZORB SBS)”を採用した。

 また、「ニューバランス」を象徴するグレーカラーのトラッカージャケット(税込5万5000円)とジーンズ(税込3万9600円)も用意した。「リーバイス」の3つの異なるグレーウオッシュのビンテージデニムを分解して再構築したもので、カラーは1点1点異なる。

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「教えて」”イマドキ女子” が選ぶお店の基準とまた来たいお店とは?

 「韓国酒場」、「純喫茶」、「炸鶏排(ザージーパイ)」や「推しグラス」などなど、外食においてもブームの火付け役は20代のイマドキ女子である。インスタグラム、ユーチューブ、ティックトックなどを巧みに使いこなすイマドキ女子に拡散してもらうことは、いまやプロモーションの核の1つとなっている。今回、普段使いする居酒屋の基準や、また利用したいお店など、イマドキ女子を取材した。
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文春砲で、ロイヤル会長が役員報酬20%返上。SRS会長は10%返上。

ロイヤルホールディングス株式会社(本社:福岡県福岡市博多区、代表取締役 社長CEO:黒須 康宏)の代表取締役会長 菊地 唯夫氏が東京都の要請に外れた会合に参加していた問題で、21年8月~10月までの3ヶ月間、月額報酬の20%を返上する。「週刊文春」に報じられて明るみになった。
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コロワイド、チムニー、三光マーケが「給食」注力の狙い。伸びる「新分野」、「収益安定」の旨み

 外食企業が給食ビジネスの参入を進めている。コロワイド、チムニー、三光マーケティングフーズなど、居酒屋を起源とする企業が多いのが、特徴だ。大きな狙いは、安定的な収益基盤だが、給食とも外食とも呼べない「新分野」の伸張が背景にある。
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