「ディオール」からバスケットボールシューズがモデルの新作スニーカー

 「ディオール(DIOR)」は、バスケットボールシューズから着想した新作スニーカー“D-プレイヤー(D-PLAYER)”を発売した。価格は税込13万7500円。全国の「ディオール」店舗と公式ECサイトで取り扱う。

 デザインは、ハイトップのバスケットボールシューズを彷彿とさせるシルエットや、キルティングナイロンを用いたアッパーが特徴だ。色はホワイトや、ブルー、シルバーをラインアップする。

 発売に合わせて、スナップチャット(SNAPCHAT)にAR(拡張現実)フィルターを公開している。カメラを足元に向けると、バーチャル上で同スニーカーを試着することが可能だ。

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BTSが国連総会に選んだスーツは韓国のサステナブランド 若者に贈るエール

 ユニセフのグローバル・サポーターを務めるアイドルグループのBTSが9月24日、ニューヨークで開催された国連総会でスピーチを行った。2030年までに若者への安定した教育水準や技能研修、雇用の確保を掲げるパートナーシップが発足した本イベントでBTSは、サステナブルなモノづくりを行う韓国ブランド「リコード(RE;CODE)」のカスタムスーツを着用した。胸元には国連の持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals、SDGs)を表すレインボーのスワロフスキーピンをつけた。

 「リコード」は、韓国のアップサイクルブランド。在庫衣類やエコ生地を使用して、アイテムを再構築するコレクションを手掛ける。2020年秋冬コレクションでは、「ナイキ(NIKE)」とコラボレートして話題を集めた。国連総会での着用に際して、「このスーツは、持続可能なファッションの支援・後押しを目指してデザインした。国連でスピーチをするBTSのために、特別に制作した」と語った。

 BTSは7分にわたるスピーチの中で、「新型コロナウイルスの蔓延によって、さまざまな機会から遠ざけられた10代・20代の若者たちは、“ロスト(失われた)”世代と見られているかもしれない。しかし、われわれは変化を恐れず前に進む世代、“ウェルカム”世代だ」と若者にメッセージを贈った。ほかにも、国連本部で撮影した「Permission to Dance」のパフォーマンス動画をユーチューブで公開した。

 リーダーのRMは、メトロポリタン美術館で韓国の職人技を称えるイベントに参加し、スピーチをした。ほかにもヒットソング「Butter」のリミックスを手掛けるラッパーのミーガン・ジー・スタリオン(Megan Thee Stallion)とも合流するなど、ニューヨークで思い思いの時間を過ごした。

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随時更新:2021年クリスマスコフレまとめ

 今年もクリスマスコフレの季節が到来。各ブランドの個性が光る豪華なホリデーコレクションやコフレを発売順に随時更新でお届けする。

【10月6日発売】ローラメルシエ(LAURA MERCIER)


 「ローラメルシエ(LAURA MERCIER)」は2021年ホリデーコレクションを10月6日から順次発売する。フランスの伝統文化からインスピレーションを受けた神秘的かつ優美なコレクションに仕上げた。豪華絢爛なボールルームで繰り広げられる幻想的で美しい舞踏会の雰囲気を全20種のアイテムに落とし込んだ。

 第1弾は10月6日発売。発光するように輝く仕上がりのルースセッティングパウダー“トランスルーセント ルース セッティング パウダー ライトキャッチャー”(全3色、各税込5280円)と、人気のブラシコレクションから5本を厳選した“ストローク オブ ミッドナイト ブラシ コレクション”(税込8800円)がそろう。

「ローラメルシエ(LAURA MERCIER)」のホリデーコレクションをチェック

【10月15日発売】ランコム(LANCOME)


「ランコム(LANCOME)」は10月15日、2021年のクリスマスコフレ“ビューティーボックス“(税込2万1450円)を発売する。10月1日から予約を開始する。なお、公式サイトと「アットコスメ ショッピング」では先行して9月24日に予約を開始し、10月1日から販売する。

「ランコム(LANCOME)」のクリスマスコフレをチェック

【10月15日一般予約開始】マイリトルボックス(My Little Box)


 毎月パリのトレンドを取り入れた雑貨やコスメを届けるサブスクリプションサービス「マイリトルボックス(My Little Box)」から、アドベントカレンダー“クリスマス カウントダウン セット 2021”(税込8500円)が登場する。内容は、ヘアケアやスキンケア、メイクアップなど14点のコスメと、同製品のために作られたオリジナルの雑貨10点をセットにした。

【10月15日発売】アディクション(ADDICTION)


  「アディクション」は2021年ホリデーコレクション「スパークル カラー コレクション」(全3種、税込各5940円)を10月15日に発売する。クリアベースのスパークルな輝きで、まぶたや唇、指先を彩る。“ザ アイシャドウ スパークル”と”リップ オイル プランパー”、“ザ ネイルポリッシュ”の3アイテムをセットする。

「アディクション(ADDICTION)」のクリスマスコフレをチェック

【10月20日発売】オサジ(OSAJI)


 日東電化工業の敏感肌向けコスメブランド「オサジ(OSAJI)」は10月20日、写真家の石田真澄とコラボレーションした “2021 HOLIDAY MAKEUP COLLECTION”を限定発売する。伊勢丹新宿本店ビューティーアポセカリー、三越伊勢丹のEC「ミーコ(meeco)」では10月13日から先行販売する。

「オサジ(OSAJI)」のホリデーコレクションをチェック

【10月20日発売】ベアミネラル(BAREMINERALS)


 「ベアミネラル(BAREMINERALS)」は10月20日から2021年ホリデーコレクションを発売する。今年のホリデーコレクションのテーマは、「大切な人に、肌に、地球に。喜びの連鎖が広がるホリデー コレクション」。100%ビーガンフォーミュラで、動物実験を行わず、プラスチック削減にも取り組んだ、肌にも地球にもやさしいコレクションだ。10月20日発売の第一弾では、12色のアイシャドウパレット“トレジャード ミネラリスト アイシャドウ パレット ”(税込8250円)と、限定ブラシとポーチのセット“ホリデー メイクアップ ブラシ キット 2021”(税込9900円)が登場。11月3日発売の第二弾、12月1日の第三弾では、ファンデーションとフェイスパウダーを自由に選べるキットや人気スキンケアのセットなどを多数ラインアップする。

【10月22日発売】クレ・ド・ポー ボーテ(CLE DE PEAU BEAUTE)


 グローバルラグジュアリーブランド「クレ・ド・ポー ボーテ(CLE DE PEAU BEAUTE)」は、ホリデーコレクション(全7品目13品種、税込4950〜6万6000円)を10月21日と11月21日に発売する。テーマは「Garden of Splendor Collection ~輝く花園は、あなたの中に~」。世界で活躍するアーティストのミカエルカイユが、ブランドオリジナルの花園の世界を描きパッケージに採用したコレクションを提案する。

「クレ・ド・ポー ボーテ(CLE DE PEAU BEAUTE)」のホリデーコレクションをチェック

【10月22日発売】エスティ ローダー


 「エスティ ローダー」は10月22日、毎年好評のクリスマスコフレ“メークアップ コレクション 2021”(税込1万5400円)を発売する。オリジナルのコスメティック バッグにスターアイテムを詰め込んだごうかなセットだ。そのほか、11月5日に“アドバンス ナイト リペア セット”(税込1万5400円)、11月12日に“マイクロ エッセンス ローション セット”(税込 1万3750円)、“ファンデーション セット”(1万3420円~1万6280円)、12月1日にリップ、チーク、スキンケアのセット“グッド アズ ゴールド 2021”(税込7150円)を発売する。

〈“メークアップ コレクション 2021”セット内容〉
・ピュア カラー エンヴィ アイシャドウ アンド チーク パレット キャンディ グラム(アイシャドウ8色、チーク1色)
・ピュア カラー エンヴィ アイシャドウ アンド チーク パレット キャンディ グロウ(アイシャドウ8色、チーク1色)
・ピュア カラー エンヴィ リップスティック #380  #540
・ピュア カラー エンヴィ キッサブル リップシャイン #107
・ダブル ウェア ゼロ スマッジ マスカラ #01
・マイクロ エッセンス ローション 50mL/15mL
・アドバンス ナイト リペア SMR コンプレックス 15mL/7mL
・シュープリーム プラス トータル クリーム 15mL/7mL
・オリジナル コスメティック バッグ

【10月22日発売】ボビイ ブラウン(BOBBI BROWN)


 「ボビイ ブラウン(BOBBI BROWN)」は、2021年ホリデーコレクションを発売する。 第1弾は10月22日発売。ラグジュアリーシリーズ「リュクス」の新フォーミュラ“リュクス アイシャドウ フォイル”を詰めた限定パレット“リュクス プレシャス メタルズ アイシャドウ パレット”(税込1万450円)や、華やかな艶と血色美を与えるイルミネーターパレット“リュクス イルミネイティング デュオ”(限定2種、各税込6600円)などがそろう。そのほか、5種のブラシセットやマルチクリームアイシャドウスティックも展開する。

「ボビイ ブラウン(BOBBI BROWN)」のホリデーコレクションをチェック

【10月22日発売】イヴ・サンローラン(YSL)


「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT)」は、2021年ホリデーコレクション「ゴールド アトリエ ナイト イン パリ」を10月22日から発売する。パリにあるクチュールのアトリエで開かれるシークレットパーティーにぴったりなブラックやゴールドのスペシャルパッケージのアイテムや、キットが豊富に登場する。
 第1弾は10月22日発売。絶妙なくすみ感ときらめきを与えるウォームカラーを詰め込んだマルチカラーパレット“クチュール カラー クラッチ コレクター”(税込1万4850円)や、人気のリップカラーにゴールドシマーの輝きをプラスした“ルージュ ヴォリュプテ シャイン コレクター”(限定4色、各税込4950円)、クッションタイプの限定チーク&ハイライター“アンクル ド ポー ルクッション ゴールドラッシュハイライター”(税込8800円)などがそろう。 第2弾は11月12日、第3弾は12月1日発売。

「イヴ・サンローラン(YSL)」のホリデーコレクションをチェック

【10月27日発売】ロクシタン(L'OCCITANE)


 「ロクシタン(L'OCCITANE)」は2021年のホリデーコレクションを10月27日から発売する。コンセプトは“想いを届けるギフトファクトリー”。プロヴァンスの森で見つけたとっておきの香りを収穫、抽出して、3つの限定の香りを展開する。

 10月27日発売の“フルーティフィグシア”シリーズは、いちじくの実の芳醇さに森の花や木々の香りがとけこんだフルーティな香り。“フルーティフィグ シア シャワークリーム”(250mL、税込3190円)や“同 スノーシア ボディクリーム”(200mL、税込5390円/125mL、4290円)などがそろう。さらにブランドのベストセラーアイテム24個がミニサイズになって詰まった“アドベントカレンダー2021”(税込9350円)が登場する。

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【10月28日発売】サボン(SABON)


 「サボン(SABON)」は2021年ホリデーコレクションを10月28日から順次発売する。テーマは“Everything You Can Imagine”。豊かなチョコレートと情熱的なブラッドオレンジを掛け合わせた甘美で芳醇な“ゴールデン・ディライト”の香りの製品をラインアップする。パッケージやギフトボックスに描かれるデザインは、イスラエルの彫刻家でありオプ・アートやキネティック・アートに貢献する実験芸術家ヤコブ・アガム(Yaacov Agam)の作品に着想を受けて創作した。

「サボン(SABON)」のホリデーコレクションをチェック

【11月1日発売】シュウ ウエムラ(SHU UEMURA)


 「シュウ ウエムラ(SHU UEMURA)」は、ハローキティとコラボした2021年ホリデーコレクションを11月1日と11月15日に発売する。“Rock the party! ハローキティときらめくトウキョウ ロックナイト”をテーマに、東京のナイトシーンにインスパイアされたグラマラスロックなコレクションを展開する。世界的なセレブリティーをはじめ、多くのファッションアイコンからも支持されるハローキティが、「シュウ ウエムラ」らしいエッジィシックなメイクで、よりおしゃれにドレスアップ。かわいいだけじゃない、大胆でワイルドに変身した新たなハローキティの魅力が詰まったコレクションに仕上げた。

「シュウ ウエムラ(SHU UEMURA)」のホリデーコレクションをチェック

【11月1日発売】ドルチェ&ガッバーナ ビューティ(DOLCE&GABBANA BEAUTY)


 「ドルチェ&ガッバーナ ビューティ(DOLCE&GABBANA BEAUTY)」は、ゴールドのきらめきをふんだんに使用したメイクアップコレクションを11月1日に発売する。

 “ロイヤルグロス シャインリッププランパー”(限定2色、各税込4510円)は、反射率の高いグリッターがクリスタルのような輝きを実現。伸びがよく軽いテクスチャーでありながら、唇に潤いを与える。“ロイヤルシャドウ リキッドアイシャドウ”(限定2色、各税込4510円)は、鮮やかでシマーな仕上がりのリキッドアイシャドウ。ワンストロークで鮮やかに発色する。

「ドルチェ&ガッバーナ ビューティ(DOLCE&GABBANA BEAUTY)」のホリデーコレクションをチェック

【11月1日発売】コスメデコルテ(DECORTE)


「コスメデコルテ(DECORTE)」は11月1日に、ホリデーシーズンを記念したメイクアップアイテムを発売する。

 “AQ リップスティック”(限定2色、各税込6600円)は、レッドカラーのデザインが華やかな限定パッケージで登場。表面にはふんだんにパールを吹き付け、見た目も美しいリップスティックに仕上げた。レッドパールが華やかなディープレッドと、多彩なパールが可憐なコーラルピンクの2色がそろう。

 “メイクアップ コレクション2021”(税込8250円)は、オリジナルポーチにピンク系のメイクアップアイテムをセットする。人気の“アイグロウジェム”や“ルージュ デコルテ”など4アイテムが全て限定色&限定デザインで登場。リラックス感、安心感を演出した繕う自分が心地よくいられるメイクアップコレクションに仕上げた。

「コスメデコルテ(DECORTE)」のクリスマスコフレをチェック

【11月3日発売】RMK


 「RMK」は2021年ホリデーコレクションを11月3日と19日に数量限定で発売する。この春に就任したクリエイティブディレクターのYUKIが「プリズマティックラスター」をテーマに、色や質感の光沢でさまざまに表現。心地よく、可愛らしく、上品なアイテムがそろう。

 11月3日発売の第1弾は、5アイテム10製品をラインアップ。光のプリズムがまぶたを彩る“プリズマティックラスター アイシャドウパレット”(全2種、各税込6600円)や、上品な光と影を生み出すフェイスカラー“プリズマティックラスター フェイスパレット”(全2種、各税込6050円)などを用意する。

「RMK」のホリデーコレクションをチェック

【11月5日発売】スック(SUQQU)


 「スック」は2021年クリスマスコフレを11月5日に発売する。漢詩に由来し、日本の自然美をうたう言葉「雪月花」をイメージした2つの色調を用意。キットAは雪景色に映える椿のような凛としたフェミニンな表情に仕上げるピンク系のカラー、キットBは冬の柑橘や木の花のように暖かな表情を演出するアースカラーのアイテムがそろう。価格はそれぞれ税込1万1000円。

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2021年クリスマスコフレの最新情報はこちらから

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随時更新:2021年クリスマスコフレまとめ

 今年もクリスマスコフレの季節が到来。各ブランドの個性が光る豪華なホリデーコレクションやコフレを発売順に随時更新でお届けする。

【10月6日発売】ローラメルシエ(LAURA MERCIER)


 「ローラメルシエ(LAURA MERCIER)」は2021年ホリデーコレクションを10月6日から順次発売する。フランスの伝統文化からインスピレーションを受けた神秘的かつ優美なコレクションに仕上げた。豪華絢爛なボールルームで繰り広げられる幻想的で美しい舞踏会の雰囲気を全20種のアイテムに落とし込んだ。

 第1弾は10月6日発売。発光するように輝く仕上がりのルースセッティングパウダー“トランスルーセント ルース セッティング パウダー ライトキャッチャー”(全3色、各税込5280円)と、人気のブラシコレクションから5本を厳選した“ストローク オブ ミッドナイト ブラシ コレクション”(税込8800円)がそろう。

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【10月15日発売】ランコム(LANCOME)


「ランコム(LANCOME)」は10月15日、2021年のクリスマスコフレ“ビューティーボックス“(税込2万1450円)を発売する。10月1日から予約を開始する。なお、公式サイトと「アットコスメ ショッピング」では先行して9月24日に予約を開始し、10月1日から販売する。

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【10月15日一般予約開始】マイリトルボックス(My Little Box)


 毎月パリのトレンドを取り入れた雑貨やコスメを届けるサブスクリプションサービス「マイリトルボックス(My Little Box)」から、アドベントカレンダー“クリスマス カウントダウン セット 2021”(税込8500円)が登場する。内容は、ヘアケアやスキンケア、メイクアップなど14点のコスメと、同製品のために作られたオリジナルの雑貨10点をセットにした。

【10月15日発売】アディクション(ADDICTION)


  「アディクション」は2021年ホリデーコレクション「スパークル カラー コレクション」(全3種、税込各5940円)を10月15日に発売する。クリアベースのスパークルな輝きで、まぶたや唇、指先を彩る。“ザ アイシャドウ スパークル”と”リップ オイル プランパー”、“ザ ネイルポリッシュ”の3アイテムをセットする。

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【10月20日発売】オサジ(OSAJI)


 日東電化工業の敏感肌向けコスメブランド「オサジ(OSAJI)」は10月20日、写真家の石田真澄とコラボレーションした “2021 HOLIDAY MAKEUP COLLECTION”を限定発売する。伊勢丹新宿本店ビューティーアポセカリー、三越伊勢丹のEC「ミーコ(meeco)」では10月13日から先行販売する。

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【10月20日発売】ベアミネラル(BAREMINERALS)


 「ベアミネラル(BAREMINERALS)」は10月20日から2021年ホリデーコレクションを発売する。今年のホリデーコレクションのテーマは、「大切な人に、肌に、地球に。喜びの連鎖が広がるホリデー コレクション」。100%ビーガンフォーミュラで、動物実験を行わず、プラスチック削減にも取り組んだ、肌にも地球にもやさしいコレクションだ。10月20日発売の第一弾では、12色のアイシャドウパレット“トレジャード ミネラリスト アイシャドウ パレット ”(税込8250円)と、限定ブラシとポーチのセット“ホリデー メイクアップ ブラシ キット 2021”(税込9900円)が登場。11月3日発売の第二弾、12月1日の第三弾では、ファンデーションとフェイスパウダーを自由に選べるキットや人気スキンケアのセットなどを多数ラインアップする。

【10月22日発売】クレ・ド・ポー ボーテ(CLE DE PEAU BEAUTE)


 グローバルラグジュアリーブランド「クレ・ド・ポー ボーテ(CLE DE PEAU BEAUTE)」は、ホリデーコレクション(全7品目13品種、税込4950〜6万6000円)を10月21日と11月21日に発売する。テーマは「Garden of Splendor Collection ~輝く花園は、あなたの中に~」。世界で活躍するアーティストのミカエルカイユが、ブランドオリジナルの花園の世界を描きパッケージに採用したコレクションを提案する。

「クレ・ド・ポー ボーテ(CLE DE PEAU BEAUTE)」のホリデーコレクションをチェック

【10月22日発売】エスティ ローダー


 「エスティ ローダー」は10月22日、毎年好評のクリスマスコフレ“メークアップ コレクション 2021”(税込1万5400円)を発売する。オリジナルのコスメティック バッグにスターアイテムを詰め込んだごうかなセットだ。そのほか、11月5日に“アドバンス ナイト リペア セット”(税込1万5400円)、11月12日に“マイクロ エッセンス ローション セット”(税込 1万3750円)、“ファンデーション セット”(1万3420円~1万6280円)、12月1日にリップ、チーク、スキンケアのセット“グッド アズ ゴールド 2021”(税込7150円)を発売する。

〈“メークアップ コレクション 2021”セット内容〉
・ピュア カラー エンヴィ アイシャドウ アンド チーク パレット キャンディ グラム(アイシャドウ8色、チーク1色)
・ピュア カラー エンヴィ アイシャドウ アンド チーク パレット キャンディ グロウ(アイシャドウ8色、チーク1色)
・ピュア カラー エンヴィ リップスティック #380  #540
・ピュア カラー エンヴィ キッサブル リップシャイン #107
・ダブル ウェア ゼロ スマッジ マスカラ #01
・マイクロ エッセンス ローション 50mL/15mL
・アドバンス ナイト リペア SMR コンプレックス 15mL/7mL
・シュープリーム プラス トータル クリーム 15mL/7mL
・オリジナル コスメティック バッグ

【10月22日発売】ボビイ ブラウン(BOBBI BROWN)


 「ボビイ ブラウン(BOBBI BROWN)」は、2021年ホリデーコレクションを発売する。 第1弾は10月22日発売。ラグジュアリーシリーズ「リュクス」の新フォーミュラ“リュクス アイシャドウ フォイル”を詰めた限定パレット“リュクス プレシャス メタルズ アイシャドウ パレット”(税込1万450円)や、華やかな艶と血色美を与えるイルミネーターパレット“リュクス イルミネイティング デュオ”(限定2種、各税込6600円)などがそろう。そのほか、5種のブラシセットやマルチクリームアイシャドウスティックも展開する。

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【10月22日発売】イヴ・サンローラン(YSL)


「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT)」は、2021年ホリデーコレクション「ゴールド アトリエ ナイト イン パリ」を10月22日から発売する。パリにあるクチュールのアトリエで開かれるシークレットパーティーにぴったりなブラックやゴールドのスペシャルパッケージのアイテムや、キットが豊富に登場する。
 第1弾は10月22日発売。絶妙なくすみ感ときらめきを与えるウォームカラーを詰め込んだマルチカラーパレット“クチュール カラー クラッチ コレクター”(税込1万4850円)や、人気のリップカラーにゴールドシマーの輝きをプラスした“ルージュ ヴォリュプテ シャイン コレクター”(限定4色、各税込4950円)、クッションタイプの限定チーク&ハイライター“アンクル ド ポー ルクッション ゴールドラッシュハイライター”(税込8800円)などがそろう。 第2弾は11月12日、第3弾は12月1日発売。

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【10月27日発売】ロクシタン(L'OCCITANE)


 「ロクシタン(L'OCCITANE)」は2021年のホリデーコレクションを10月27日から発売する。コンセプトは“想いを届けるギフトファクトリー”。プロヴァンスの森で見つけたとっておきの香りを収穫、抽出して、3つの限定の香りを展開する。

 10月27日発売の“フルーティフィグシア”シリーズは、いちじくの実の芳醇さに森の花や木々の香りがとけこんだフルーティな香り。“フルーティフィグ シア シャワークリーム”(250mL、税込3190円)や“同 スノーシア ボディクリーム”(200mL、税込5390円/125mL、4290円)などがそろう。さらにブランドのベストセラーアイテム24個がミニサイズになって詰まった“アドベントカレンダー2021”(税込9350円)が登場する。

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【10月28日発売】サボン(SABON)


 「サボン(SABON)」は2021年ホリデーコレクションを10月28日から順次発売する。テーマは“Everything You Can Imagine”。豊かなチョコレートと情熱的なブラッドオレンジを掛け合わせた甘美で芳醇な“ゴールデン・ディライト”の香りの製品をラインアップする。パッケージやギフトボックスに描かれるデザインは、イスラエルの彫刻家でありオプ・アートやキネティック・アートに貢献する実験芸術家ヤコブ・アガム(Yaacov Agam)の作品に着想を受けて創作した。

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【11月1日発売】シュウ ウエムラ(SHU UEMURA)


 「シュウ ウエムラ(SHU UEMURA)」は、ハローキティとコラボした2021年ホリデーコレクションを11月1日と11月15日に発売する。“Rock the party! ハローキティときらめくトウキョウ ロックナイト”をテーマに、東京のナイトシーンにインスパイアされたグラマラスロックなコレクションを展開する。世界的なセレブリティーをはじめ、多くのファッションアイコンからも支持されるハローキティが、「シュウ ウエムラ」らしいエッジィシックなメイクで、よりおしゃれにドレスアップ。かわいいだけじゃない、大胆でワイルドに変身した新たなハローキティの魅力が詰まったコレクションに仕上げた。

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【11月1日発売】ドルチェ&ガッバーナ ビューティ(DOLCE&GABBANA BEAUTY)


 「ドルチェ&ガッバーナ ビューティ(DOLCE&GABBANA BEAUTY)」は、ゴールドのきらめきをふんだんに使用したメイクアップコレクションを11月1日に発売する。

 “ロイヤルグロス シャインリッププランパー”(限定2色、各税込4510円)は、反射率の高いグリッターがクリスタルのような輝きを実現。伸びがよく軽いテクスチャーでありながら、唇に潤いを与える。“ロイヤルシャドウ リキッドアイシャドウ”(限定2色、各税込4510円)は、鮮やかでシマーな仕上がりのリキッドアイシャドウ。ワンストロークで鮮やかに発色する。

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【11月1日発売】コスメデコルテ(DECORTE)


「コスメデコルテ(DECORTE)」は11月1日に、ホリデーシーズンを記念したメイクアップアイテムを発売する。

 “AQ リップスティック”(限定2色、各税込6600円)は、レッドカラーのデザインが華やかな限定パッケージで登場。表面にはふんだんにパールを吹き付け、見た目も美しいリップスティックに仕上げた。レッドパールが華やかなディープレッドと、多彩なパールが可憐なコーラルピンクの2色がそろう。

 “メイクアップ コレクション2021”(税込8250円)は、オリジナルポーチにピンク系のメイクアップアイテムをセットする。人気の“アイグロウジェム”や“ルージュ デコルテ”など4アイテムが全て限定色&限定デザインで登場。リラックス感、安心感を演出した繕う自分が心地よくいられるメイクアップコレクションに仕上げた。

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【11月3日発売】RMK


 「RMK」は2021年ホリデーコレクションを11月3日と19日に数量限定で発売する。この春に就任したクリエイティブディレクターのYUKIが「プリズマティックラスター」をテーマに、色や質感の光沢でさまざまに表現。心地よく、可愛らしく、上品なアイテムがそろう。

 11月3日発売の第1弾は、5アイテム10製品をラインアップ。光のプリズムがまぶたを彩る“プリズマティックラスター アイシャドウパレット”(全2種、各税込6600円)や、上品な光と影を生み出すフェイスカラー“プリズマティックラスター フェイスパレット”(全2種、各税込6050円)などを用意する。

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【11月5日発売】スック(SUQQU)


 「スック」は2021年クリスマスコフレを11月5日に発売する。漢詩に由来し、日本の自然美をうたう言葉「雪月花」をイメージした2つの色調を用意。キットAは雪景色に映える椿のような凛としたフェミニンな表情に仕上げるピンク系のカラー、キットBは冬の柑橘や木の花のように暖かな表情を演出するアースカラーのアイテムがそろう。価格はそれぞれ税込1万1000円。

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「ディースクエアード」2022年春夏ミラノ・コレクション

 「ディースクエアード(DSQUARED2)」が2022年春夏コレクションをミラノで発表した。

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ゲームコミュニティー「ボルトルーム」新作のビジュアルに関口メンディー 

 東京発の招待制ゲームルーム「ボルトルーム(VAULTROOM)」は、ゲームにまつわる言葉やロゴを刺しゅうした新作グッズを9月30日に公式オンラインストアで発売する。イメージビジュアルには、EXILEや三代目J Soul Brothersでパフォーマーを務める関口メンディーを起用した。そのほかスタイリングは大島陸が担当し、撮影は岩本幸一郎が、ヘアメイクは木村一真が務めた。

 グッズは、銃を射撃したときの反動を指す言葉“リコイル(RECOIL)”と銃のグラフィックが付いたTシャツ(税込8800円)、家庭用ゲーム機のコントローラーを指す“パッド(PAD)” をフロントに刺しゅうし、同様のデザインをバックプリントしたTシャツ(同8800円)の2型を用意する。なお10月前半には、FPS(主観視点のシューティングゲーム)で敵に武器の照準を合わせる“エイム(AIM)”や、オンラインゲームの初心者を指す“ヌーブ(NOOB)”のロゴTシャツ(同8800円)も販売する予定だ。

 「ボルトルーム」は、土井郁輝オーナーら4人が始動した、東京に2拠点、福岡に1拠点を構える日本最大級のゲームコミュニティーだ。普段は有名ブランドのアパレルを製造する土井オーナーの知見を生かしたオリジナルグッズも注目を集めており、今年6月にオープンしたECサイトでは発売と同時に全商品が完売した。またそれらのグッズは、セレクトショップのGR8(グレイト)でも販売し、発売日には約300人が並んだという。定期的に開催するカスタムマッチでは毎試合、オリジナルのアパレルグッズをプレゼントしている。

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2022年春夏ミラノコレ現地リポート Vol.2  コロナ前のような人だかりや盛大なパーティーに圧倒された2日目

 ボンジョールノ(こんにちは)!いや、日本でアップされる頃は、ボナセーラ(こんばんは)でしょうか。ヨーロッパ通信員の藪野です。ミラノコレ2日目は、朝一の「マックスマーラ(MAX MARA)」から、夜の「MM6 メゾン マルジェラ(MM6 MAISON MARGIELA)」までリアルショーが盛りだくさん。その後には「ポメラート(POMELLATO)」のパーティーも待っています。長い1日になりますが、朝食をしっかり食べて、ミラノの街を駆け回ります。

10:00 MAX MARA

 「マックスマーラ」の会場は、コロナ前と同じボッコーニ大学。地下のランウエイを見下ろせるガラス張りの壁には学生と見られる若者たちがズラリと並び、かつてと変わらない風景が広がります。

 今季のインスピレーション源は、作家のフランソワーズ・サガン(Francoise Sagan)と彼女が1954年に発表した小説「悲しみよ こんにちは」の主人公セシル。6月にイタリア・イスキア島で発表した2022年リゾート・コレクションもトルーマン・カポーティ(Truman Capote)による旅行記が着想源になっていましたが、その時に「ロックダウン中にたくさん本を読み直した」と話していたイアン・グリフィス(Ian Griffiths)=クリエイティブ・ディレクターは、昔の本からさまざまのアイデアを得たようですね。

 軸となるのはワークウエアですが、カジュアルではなく、テーラリング技術を生かしてエレガントに仕上げているところが、「マックスマーラ」ならでは。クロップド丈のトップスやブラトップとミニスカートの上に、アウターをさらりと羽織るスタイルが目を引きます。座席のデッキチェアにも使われていたようなマルチカラーのボーダーは、日に焼けて少し褪せたような色合いでショーのルックにも登場。ヨーロッパのリゾートやビーチを想起させますね。

12:00 BOSS

 「ボス(BOSS)」の会場は、中心地から離れたケネディ・スポーツ・センターの野球場。野球やバスケットボールのユニフォームも手掛ける「ラッセルアスレティック(RUSSELL ATHLETIC)」と再びコラボした22年プレ・スプリング・コレクションをお披露目するのに、ぴったりのロケーションです。

 数多くのインフルエンサーを招待した今回のショーは、演出にもかなり力が入っていて、正直びっくり。会場に入ると、ハンバーガーやホットドッグ、ポップコーン、アイスクリームなどが振る舞われ、グラウンドでは野球チームがウォーミングアップ中。その横ではオリジナルのマスコットが来場者を迎え、反対側の観客席にはお揃いのTシャツを来たサポーターたちの姿も見えます。さらに、アメリカ英語での実況中継も始まり、マーチングバンドの行進とチアリーダーのパフォーマンスからショーはスタート。そんな演出からも分かるように、コレクションもスポーツカジュアルとゆったりしたテーラリングをミックスしたカレッジスタイル。まさにアメリカンな要素てんこ盛りのエンターテインメントショーを満喫しました。

14:00 ETRO

 「エトロ(ETRO)」は、巨大な倉庫のような空間でショーを開催しました。「エトロ」の春夏といえば、リゾートの風を感じるカラフルでハッピーなスタイル。「IN FULL BLOOM(咲き誇る)」と名付けられた今季も、さまざまな花柄やペイズリーをはじめ、室内装飾からヒントを得た幾何学柄、鳥のモチーフ、マルチカラーストライプなどがウエアを飾ります。そこに加えるのは、リラックス感のあるドローストリングパンツや端正なテーラリング、ゴールドの大ぶりなジュエリー。今季多くのブランドが提案しているブラトップも多色使いのクロシェ編みやスポーティーな素材で作り、ヘルシーな印象に仕上げています。

 7月にLVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)系の投資会社であるLキャタルトン(L CATTERTON)の傘下に入り、新たなスタートを切った「エトロ」。ほかにも転換期を迎えているイタリアのファミリーブランドは多く、その動向にも注目です。

15:00 FENDI展示会

 キム・ジョーンズ(Kim Jones)が加わってからの「フェンディ(FENDI)」は、テーラリングがグッと良くなった印象です。今シーズンも、前身頃だけレイヤードしたようなでデザインのジャケットにスーパーワイドなパンツを合わせるスタイルが新鮮でした。過去のモチーフやブランドのヘリテージを蘇らせ、現代のエレガンスに仕上げるキムのディレクション力はあっぱれ。袖口のボタンやファスナーがアクセサリーと共通する”オーロック”になっていたり、キルティングが“ダブルF”パターンになっていたりと、細かな部分のデザインもニクいです。今後がますます楽しみになりました!

16:00 QUIRA

 「モンクレール ジーニアス(MONCLER GENIUS)」で「2 モンクレール 1952(2 MONCLER 1952)」のウィメンズを手がけているヴェロニカ・レオーニ(Veronica Leoni)による新ブランド「クイラ(QUIRA)がデビューしました。そんな彼女は、創業者時代の「ジル サンダー(JIL SANDER)」ではヘッド・ニットデザイナー、フィービー・ファイロ(Phoebe Philo)時代の「セリーヌ(CELINE)」ではプレ・コレクションのヘッドデザイナーを務めていたという経歴の持ち主。期待せずにはいられません。「若手ではない自分が今ブランドを立ち上げる上で必要なことを考えた」というコレクションは、ファーストシーズンから多彩なウエアからバッグやシューズ、アクセサリーまでをフルラインアップ。質や完成度も高く、個人的にはテーラードとニットに惹かれました。「スタイルと質にこだわり、タイムレスでありながらユニークなアイテムを求める人に向けて、年齢や性別を問わず提案していきたい」そう。会場ではヴェロニカとあまり話す時間がなかったので、近々、改めて取材したいなと思います。

17:00 EMPORIO ARMANI

 「エンポリオ アルマーニ(EMPORIO ARMANI)」は、ブランド設立40周年!1年半ぶりに所有するショー会場アルマーニ / テアトロで男女合同ショーを開催しました。メンズとウィメンズに共通するブランドらしさとは、素材の軽やかさや流れるようなカット、そして絶妙な色使い。空想の砂漠を出発点にしたという今季のコレクションにも、それらが凝縮されています。例えば、ゆったりとしたシルエットと柔らかな素材で仕立てたパンツや、サンドベージュやホワイトからパステルカラーまでの優しい色。ウィメンズは透け感のある素材をミニドレスやシャツからパンツにまでに使い、メンズはソフトなテーラリングが際立っています。終盤にパッと鮮やかになったカラーパレットは、未来への明るい希望を表現しているかのようでした。

 そして、フィナーレでアルマーニさんと共に登場したのは、メンズの右腕として長年働いているレオ・デルオルコ(Leo Dell'Orco)(6月のメンズショーの最後にも一緒に姿を見せましたね)と、アルマーニさんの姪っ子であり、ウィメンズで右腕を務めるシルヴァーナ・アルマーニ(Silvana Armani)。アルマーニさんはすでに2人の名前を自分の後継者として挙げていますし、次の40年をしっかりと見据えていることが分かります。

18:00 BLUMARINE

 若手のニコラ・ブロニャーノ(Nicola Brognano)がクリエイティブ・ディレクターに就任してから3シーズン目になる「ブルマリン(BLUMARINE)」は、彼が追求する方向性が確立されてきました。その方向性とは、2000年代初期のパリス・ヒルトン(Paris Hilton)に代表されるようなキュート&セクシーで”小悪魔”的なスタイル。今季は、そこにミッシー・エリオット(Missy Elliott)やアリシア・キーズ(Alicia Keys)、TLCといったアイコニックな黒人ミュージシャンたちのイメージをプラスして、セクシー&ヒップホップ感強めです。コンパクトなカーディガンやお尻が見えそうなほど短いホットパンツやミニスカート、透け感のあるシフォンドレスに加えるのは、ダボっとしたデニムやカーゴパンツ、ブラトップ、アニマルやデニムの柄をプリントしたドレスなど。米「WWD」によると、こういった00年代スタイルがインスタグラムでビッグトレンドの一つになっているとか。日本ではどうなんでしょう?

19:00 MM6 MAISON MARGIELA

 「MM6 メゾン マルジェラ(MM6 MAISON MARGIELA)」は、昔ながらのカフェ、La Belle Auroreの中と外を使ってショーを開催。「ブルマリン」の会場から離れていたので焦りながら向かいましたが、着いたら全然始まる気配なし。「マルジェラ」らしく”白”で統一されたスナックセットとカクテルで、アペリティーボを楽しみながら開始を待ちます。

 今季のスタイルのカギは、袖とロンググローブ。テーラードジャケットやドレスのウエストや胸の横から飛び出た”余分”な袖は前や後ろで結ばれ、ロンググローブもスタイルの仕上げとしてだけでなく、ウエアやバッグのデザインにドッキングされています。首や手首には、ピエロを思わせるひだのアクセサリー。多用された市松模様は、拡大鏡で覗いたかのように歪んでいます。そんなちょっと違和感のあるデザインは、クロード・カアン(Claude Cahun)らシュールレアリスムの美学を表現した女性アーティストから着想を得たものだそう。バッグは、昨シーズンに続き、「イーストパック(EASTPAK)」とのコラボアイテムが登場しました。

20:30 POMELLATO PARTY

 本日最後は、「ポメラート(POMELLATO)」のアイコンジュエリー“ヌード(NUDO)”コレクションの20周年記念パーティーへ。会場となったショッピングアーケードには、「あれ?まだコロナ禍だっけ?」と疑うような人!人‼︎人!‼︎フォトブースやフードやドリンクのスタンドだけでなく、占いブースや花屋の屋台まであります。いや〜、盛大なパーティーは久しぶりだったので圧倒されました。一番奥では、新作コレクションを展示。色とりどりのストーンが際立つデザイン、やっぱりカワイイです。

おまけ:今日のワンコ

 本日は、「マックスマーラ」と「ポメラート」で可愛いワンちゃんを発見。チワワの飼い主さんをよく見ると、ゴールドの骨型ネックレスをつけていました。

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2022年春夏ミラノコレ現地リポート Vol.2  コロナ前のような人だかりや盛大なパーティーに圧倒された2日目

 ボンジョールノ(こんにちは)!いや、日本でアップされる頃は、ボナセーラ(こんばんは)でしょうか。ヨーロッパ通信員の藪野です。ミラノコレ2日目は、朝一の「マックスマーラ(MAX MARA)」から、夜の「MM6 メゾン マルジェラ(MM6 MAISON MARGIELA)」までリアルショーが盛りだくさん。その後には「ポメラート(POMELLATO)」のパーティーも待っています。長い1日になりますが、朝食をしっかり食べて、ミラノの街を駆け回ります。

10:00 MAX MARA

 「マックスマーラ」の会場は、コロナ前と同じボッコーニ大学。地下のランウエイを見下ろせるガラス張りの壁には学生と見られる若者たちがズラリと並び、かつてと変わらない風景が広がります。

 今季のインスピレーション源は、作家のフランソワーズ・サガン(Francoise Sagan)と彼女が1954年に発表した小説「悲しみよ こんにちは」の主人公セシル。6月にイタリア・イスキア島で発表した2022年リゾート・コレクションもトルーマン・カポーティ(Truman Capote)による旅行記が着想源になっていましたが、その時に「ロックダウン中にたくさん本を読み直した」と話していたイアン・グリフィス(Ian Griffiths)=クリエイティブ・ディレクターは、昔の本からさまざまのアイデアを得たようですね。

 軸となるのはワークウエアですが、カジュアルではなく、テーラリング技術を生かしてエレガントに仕上げているところが、「マックスマーラ」ならでは。クロップド丈のトップスやブラトップとミニスカートの上に、アウターをさらりと羽織るスタイルが目を引きます。座席のデッキチェアにも使われていたようなマルチカラーのボーダーは、日に焼けて少し褪せたような色合いでショーのルックにも登場。ヨーロッパのリゾートやビーチを想起させますね。

12:00 BOSS

 「ボス(BOSS)」の会場は、中心地から離れたケネディ・スポーツ・センターの野球場。野球やバスケットボールのユニフォームも手掛ける「ラッセルアスレティック(RUSSELL ATHLETIC)」と再びコラボした22年プレ・スプリング・コレクションをお披露目するのに、ぴったりのロケーションです。

 数多くのインフルエンサーを招待した今回のショーは、演出にもかなり力が入っていて、正直びっくり。会場に入ると、ハンバーガーやホットドッグ、ポップコーン、アイスクリームなどが振る舞われ、グラウンドでは野球チームがウォーミングアップ中。その横ではオリジナルのマスコットが来場者を迎え、反対側の観客席にはお揃いのTシャツを来たサポーターたちの姿も見えます。さらに、アメリカ英語での実況中継も始まり、マーチングバンドの行進とチアリーダーのパフォーマンスからショーはスタート。そんな演出からも分かるように、コレクションもスポーツカジュアルとゆったりしたテーラリングをミックスしたカレッジスタイル。まさにアメリカンな要素てんこ盛りのエンターテインメントショーを満喫しました。

14:00 ETRO

 「エトロ(ETRO)」は、巨大な倉庫のような空間でショーを開催しました。「エトロ」の春夏といえば、リゾートの風を感じるカラフルでハッピーなスタイル。「IN FULL BLOOM(咲き誇る)」と名付けられた今季も、さまざまな花柄やペイズリーをはじめ、室内装飾からヒントを得た幾何学柄、鳥のモチーフ、マルチカラーストライプなどがウエアを飾ります。そこに加えるのは、リラックス感のあるドローストリングパンツや端正なテーラリング、ゴールドの大ぶりなジュエリー。今季多くのブランドが提案しているブラトップも多色使いのクロシェ編みやスポーティーな素材で作り、ヘルシーな印象に仕上げています。

 7月にLVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)系の投資会社であるLキャタルトン(L CATTERTON)の傘下に入り、新たなスタートを切った「エトロ」。ほかにも転換期を迎えているイタリアのファミリーブランドは多く、その動向にも注目です。

15:00 FENDI展示会

 キム・ジョーンズ(Kim Jones)が加わってからの「フェンディ(FENDI)」は、テーラリングがグッと良くなった印象です。今シーズンも、前身頃だけレイヤードしたようなでデザインのジャケットにスーパーワイドなパンツを合わせるスタイルが新鮮でした。過去のモチーフやブランドのヘリテージを蘇らせ、現代のエレガンスに仕上げるキムのディレクション力はあっぱれ。袖口のボタンやファスナーがアクセサリーと共通する”オーロック”になっていたり、キルティングが“ダブルF”パターンになっていたりと、細かな部分のデザインもニクいです。今後がますます楽しみになりました!

16:00 QUIRA

 「モンクレール ジーニアス(MONCLER GENIUS)」で「2 モンクレール 1952(2 MONCLER 1952)」のウィメンズを手がけているヴェロニカ・レオーニ(Veronica Leoni)による新ブランド「クイラ(QUIRA)がデビューしました。そんな彼女は、創業者時代の「ジル サンダー(JIL SANDER)」ではヘッド・ニットデザイナー、フィービー・ファイロ(Phoebe Philo)時代の「セリーヌ(CELINE)」ではプレ・コレクションのヘッドデザイナーを務めていたという経歴の持ち主。期待せずにはいられません。「若手ではない自分が今ブランドを立ち上げる上で必要なことを考えた」というコレクションは、ファーストシーズンから多彩なウエアからバッグやシューズ、アクセサリーまでをフルラインアップ。質や完成度も高く、個人的にはテーラードとニットに惹かれました。「スタイルと質にこだわり、タイムレスでありながらユニークなアイテムを求める人に向けて、年齢や性別を問わず提案していきたい」そう。会場ではヴェロニカとあまり話す時間がなかったので、近々、改めて取材したいなと思います。

17:00 EMPORIO ARMANI

 「エンポリオ アルマーニ(EMPORIO ARMANI)」は、ブランド設立40周年!1年半ぶりに所有するショー会場アルマーニ / テアトロで男女合同ショーを開催しました。メンズとウィメンズに共通するブランドらしさとは、素材の軽やかさや流れるようなカット、そして絶妙な色使い。空想の砂漠を出発点にしたという今季のコレクションにも、それらが凝縮されています。例えば、ゆったりとしたシルエットと柔らかな素材で仕立てたパンツや、サンドベージュやホワイトからパステルカラーまでの優しい色。ウィメンズは透け感のある素材をミニドレスやシャツからパンツにまでに使い、メンズはソフトなテーラリングが際立っています。終盤にパッと鮮やかになったカラーパレットは、未来への明るい希望を表現しているかのようでした。

 そして、フィナーレでアルマーニさんと共に登場したのは、メンズの右腕として長年働いているレオ・デルオルコ(Leo Dell'Orco)(6月のメンズショーの最後にも一緒に姿を見せましたね)と、アルマーニさんの姪っ子であり、ウィメンズで右腕を務めるシルヴァーナ・アルマーニ(Silvana Armani)。アルマーニさんはすでに2人の名前を自分の後継者として挙げていますし、次の40年をしっかりと見据えていることが分かります。

18:00 BLUMARINE

 若手のニコラ・ブロニャーノ(Nicola Brognano)がクリエイティブ・ディレクターに就任してから3シーズン目になる「ブルマリン(BLUMARINE)」は、彼が追求する方向性が確立されてきました。その方向性とは、2000年代初期のパリス・ヒルトン(Paris Hilton)に代表されるようなキュート&セクシーで”小悪魔”的なスタイル。今季は、そこにミッシー・エリオット(Missy Elliott)やアリシア・キーズ(Alicia Keys)、TLCといったアイコニックな黒人ミュージシャンたちのイメージをプラスして、セクシー&ヒップホップ感強めです。コンパクトなカーディガンやお尻が見えそうなほど短いホットパンツやミニスカート、透け感のあるシフォンドレスに加えるのは、ダボっとしたデニムやカーゴパンツ、ブラトップ、アニマルやデニムの柄をプリントしたドレスなど。米「WWD」によると、こういった00年代スタイルがインスタグラムでビッグトレンドの一つになっているとか。日本ではどうなんでしょう?

19:00 MM6 MAISON MARGIELA

 「MM6 メゾン マルジェラ(MM6 MAISON MARGIELA)」は、昔ながらのカフェ、La Belle Auroreの中と外を使ってショーを開催。「ブルマリン」の会場から離れていたので焦りながら向かいましたが、着いたら全然始まる気配なし。「マルジェラ」らしく”白”で統一されたスナックセットとカクテルで、アペリティーボを楽しみながら開始を待ちます。

 今季のスタイルのカギは、袖とロンググローブ。テーラードジャケットやドレスのウエストや胸の横から飛び出た”余分”な袖は前や後ろで結ばれ、ロンググローブもスタイルの仕上げとしてだけでなく、ウエアやバッグのデザインにドッキングされています。首や手首には、ピエロを思わせるひだのアクセサリー。多用された市松模様は、拡大鏡で覗いたかのように歪んでいます。そんなちょっと違和感のあるデザインは、クロード・カアン(Claude Cahun)らシュールレアリスムの美学を表現した女性アーティストから着想を得たものだそう。バッグは、昨シーズンに続き、「イーストパック(EASTPAK)」とのコラボアイテムが登場しました。

20:30 POMELLATO PARTY

 本日最後は、「ポメラート(POMELLATO)」のアイコンジュエリー“ヌード(NUDO)”コレクションの20周年記念パーティーへ。会場となったショッピングアーケードには、「あれ?まだコロナ禍だっけ?」と疑うような人!人‼︎人!‼︎フォトブースやフードやドリンクのスタンドだけでなく、占いブースや花屋の屋台まであります。いや〜、盛大なパーティーは久しぶりだったので圧倒されました。一番奥では、新作コレクションを展示。色とりどりのストーンが際立つデザイン、やっぱりカワイイです。

おまけ:今日のワンコ

 本日は、「マックスマーラ」と「ポメラート」で可愛いワンちゃんを発見。チワワの飼い主さんをよく見ると、ゴールドの骨型ネックレスをつけていました。

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スポーツブランド「オン」が原宿にアジア初の旗艦店 デジタルツールで最新の顧客体験

 スイス発のスポーツブランド「オン(ON)」は、東京・原宿のキャットストリートにアジア初の直営店オン トーキョー(On Tokyo)を2022年春にオープンする。昨年12月に開業した米ニューヨーク店に次ぐ2つ目の直営店で、店舗面積は320平方メートル以上となる。

 同店はアジア初のフラッグショップと位置づけ、最新技術で顧客体験を提供するという。店舗のほぼ全ての壁にカメラを内蔵した“マジック・ウォール”を設置。来店客が数歩歩くだけでランニングスタイルを分析し、誤差1.25ミリメートルの深度カメラでおすすめのモデルと最適なサイズを提案する。専門スタッフも在中し、同ツールの使い方やより詳しい接客も受けられる。ほかに、アパレルコレクションを試着するスペースや、ブランドのルーツであるスイス・アルプスの岩山をスキャンした3Dプリント作品も用意する。

 オンジャパン代表の駒田博紀は、「われわれはパンデミックにより、これまでに以上に走ることの癒しと喜びを実感している。そんな今こそ、アジア初のフラッグシップのオープンに最適だと考えた。『オン』はずっとランニングコミュニティを大切にしてきた。キャットストリートは、活気ある東京の中でも多くのランナーが集まり、最新情報を共有する場所。ランナーのハブとしての役割も果たせるはず」と意気込む。

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大丸東京店に“売らない”店 新進D2Cの見本商品を陳列

 大丸松坂屋百貨店は、D2Cブランドのショールーミングストア「明日見世(ASUMISE)」を10月6日、大丸東京店4階にオープンする。

 4階は婦人服フロアで、ストアの場所はエスカレーター横のイベントスペース。ファッションやビューティ、ライフスタイル雑貨やフードなど、商品カテゴリーの枠を超えて新進のブランドを取りそろえる。大丸松坂屋百貨店の社員が常駐し、「アンバサダー」としてそれぞれのブランドや商品の魅力を説明する。客は欲しい商品があれば、見本商品に付帯するQRコードを読み取り、ブランドのECページで購入する。その場で購入して持ち帰ることはできない。大丸松坂屋側は在庫を持たず、ブランド側から一定の出展料を徴収する仕組み。

 ショールーミングストアは数カ月のスパンでテーマを変え、ブランドも入れ替える。第1回(10月6日〜2022年1月11日)は“社会を良くするめぐりとであう”をテーマに、生分解性素材やオーガニック原料を使用したブランドに焦点を当てる。ファッションでは日本環境設計の「ブリング(BRING)」などが出展。ビューティでは出雲近郊のナチュラルな原料を使用した「アンディズモ(ANDIZUMO)」や国産自然農栽培コスメの「クオン(QUON)」、ライフスタイル雑貨ではオーガニックコットンを使用した大阪・泉州のタオルブランド「ティティ(TITI)」など。計19ブランドが見本商品を並べる。

 今後は大丸東京店での成果検証などを踏まえ、「他店での展開も検討する」(大丸松坂屋百貨店広報)としている。

 なお今月2日には、そごう・西武がD2Cブランドの売り場「チューズベース シブヤ(CHOOSEBASE SHIBUYA)」を西武渋谷店にオープン。大手百貨店各社は、従来の消化仕入れ型のビジネスモデルに替わる新たな売り場の形態を模索し始めている。

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「グッチ」「バレンシアガ」の親会社が100%ファーフリー宣言

 「グッチ(GUCCI)」「バレンシアガ(BALENCIAGA)」「サンローラン(SAINT LAURENT)」「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」などを擁するラグジュアリーブランドの複合企業ケリング(KERING)はこのほど、2022年フォールコレクションからグループ全体で動物の毛皮使用を廃止する。

 フランソワ・アンリ・ピノー(Francois Henri Pinault)会長兼最高経営責任者は「ケリングは長年にわたり、最高レベルの環境・社会的価値や基準と切り離すことのできないラグジュアリーのビジョンに基づき、サステナビリティの分野で主導的な役割を果たすことを目指してきた。動物福祉に関して当グループは、自社のサプライチェーンおよびラグジュアリー業界全体の慣行を改善する意欲を常に示してきた。この度、私たちの全てのコレクションで毛皮の使用を中止し、さらなる一歩を踏み出す時が来た。世界はお客さまとともに変化しており、ラグジュアリーも当然それに適応させていく必要がある」 とコメントを発表した。
 
 ケリングは17年の「グッチ」を皮切りに、「バレンシアガ」「ボッテガ・ヴェネタ」「アレキサンダー・マックイーン(ALEXANDER McQUEEN)」「ブリオーニ(BLIONI)」「サンローラン」など、グループ全てのメゾンが順次このステップを踏むことを決定。19年には、他の動物の繊維や素材に関して、今後も適用される動物福祉スタンダードを正式に策定・発表している。

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好調しまむら、今期最高益更新へ 既存店売上高がコロナ前を上回る

 しまむらは、春夏商戦の好調を受けて2022年2月期の連結業績予想を上方修正した。修正後の予想は、売上高が5705億円(前回予想は5548億円)、営業利益が456億円(同386億円)、純利益が312億円(同262億円)とする。純利益は最高益だった前期を2割近く上回る見通しだ。

 27日に発表した21年3〜8月期連結業績は、売上高が前年同期比11.9%増の2845億円、営業利益が同58.6%増の253億円、純利益が同65.6%増の172億円だった。

 緊急事態宣言の長期化でファッション市場が苦戦を強いられる中、しまむらの好調は際立っている。既存店売上高をコロナ前の19年3〜8月期と比較すると、主力業態「ファッションセンターしまむら」で5.3%増、「アベイル」で4.8%増、「バースデイ」で19.3%増だった。短期生産の活用など一連のMD改革によって値引きと在庫を抑制し、「ファッションセンターしまむら」で粗利益率を0.8ポイント改善させた。デジタル販促の活用などによって販管費率も1.7ポイント圧縮している。

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「有害な男らしさ」や「セックス」にアートから迫る「リチャードソン」マガジン “嫌われ者”覚悟の発行人のこだわり

 ニューヨーク発のインディペンデント・マガジン「リチャードソン(Richardson)」はこのほど、3年ぶりとなる新刊を発表した。同号は、“道徳”を意味する「A10:ザ・モラリティー・イシュー(A10 The Morality Issue)」と題し、アートやカルチャー、学術的視点を交えて、「性」に関する倫理観や歴史を掘り下げている。

 表紙に起用したポルノスター兼モデルのドミニク・シルバー(Dominique Silver)へのインタビューをはじめ、現代アーティストの作品、「有害な男らしさ(トキシック・マスキュリニティ)」を批評するエッセイなどを掲載している。さらに、「フッド・バイ・エアー(HOOD BY AIR)」のデザイナーとして世間をたびたび騒がせているシェーン・オリバー(Shayne Oliver)の「アノニマスクラブ(ANONYMOUS CLUB)」とコラボレーションした限定のカプセルコレクションも発売する。同雑誌を設立したアンドリュー・リチャードソン(Andrew Richardson)に、この“コントロバーシャル(=議論を巻き起こすような内容)”な号の発行について、インタビューした。

WWD:新刊のテーマを“モラリティー(道徳)”にした背景は?

アンドリュー・リチャードソン(以下、アンドリュー):「リチャードソン」は進化しながら形を作っていく、天然の産物である。テーマを決めて素材を編集したのではなく、興味関心があるものを寄せ集めていったら、それらをつなぐものが「モラリティー」だった。それがまた派生して新しいコンテンツになっていった。

WWD:どのようなコンテンツが同テーマにつながったのか?

アンドリュー:きっかけは、アメリカの白人男性社会を中心に行われている、新入生歓迎会での過激な洗礼儀式「ヘイジング(Hazing)」の非公開写真を見つけたこと。仲間として認めてもらうために、どれだけ過激なことができるかを見せつける儀式があるんだ。それを起点に精神分析学の専門家、ジェイミソン・ウェブスター(Jamieson Webster)を招いて「有害な男らしさ」について考察した。

WWD:「有害な男らしさ」とは、“男らしくない”行動や思想をバカにし、排斥する偏った男らしさを指す。近年は男性自身の心身の健康に害をおよぼしたり、女性蔑視や性暴力に発展する可能性があると指摘されているが、「リチャードソン」が触れる意義とは?

アンドリュー:本誌では、良し悪しの決めつけや矯正するといったことを目的にせず、考察・批評をしている。読者がどういう考えを抱くかは自然の反応に任せて、われわれはたださまざまなトピックスについて語ることが大事だと考えている。

WWD:コンテンツを通じて読者に正解は掲示しないということ?

アンドリュー:そう、あくまで対話を生み出したい。専門家や思想家などの、知的視点を土台にして会話を重ねている。私たちはニッチな出版社なので、自分たちでやりたい企画を決めやすい。いわば大きな“バブル”の中で、みんなで作業している感覚だ。私たちも作りながら一緒に学んでいるので、制作しながら生まれる対話や疑問を全てマガジンに落とし込んでいる。

WWD:シェーン・オリバーの「アノニマスクラブ」とコラボレーションしたきっかけは?

アンドリュー:シェーンとは昔から親しかったし、彼が今号でドミニクへのインタビューを担当したことからコラボレーションが決まった。彼とは目的や意思がすごく似ていて、売ることをゴールにしない広い視点に共感した。

WWD:カプセルコレクションのデザインにあるテキストは何を意味する?

アンドリュー:シェーンによるドミニクへのインタビューから、有益な部分を引用した。本人たちが直面する日常を淡々と描いて、新しい見方で世の中を感じるきっかけとなるような一文を選んだ。

WWD:特に力を入れたページは?

アンドリュー:全ページが自分の子どもみたいに大切だが、表紙とカバーストーリーは特にエネルギーを注いだ。ほかにもセックス・ポジティブ・フェミニズム(セックスをポジティブに捉える運動)のアーティスト、ペニー・スリンガー(Penny Slinger)のエッセイページには、特色の銀を使ってこだわった。

WWD:プリント版で発行することへのこだわりは?

アンドリュー:アートの美しさを感じるには、自分の目や手で直接触れられる印刷物が適していると思う。本号ではコンテンツに合わせて、使用する紙などを一からこだわっている。例えば、挑発的な作品で知られるジョーダン・ウルフソン(Jordan Wolfson)のアートをシール状にし、自由にめくって遊べるようにしている。表紙には、70年代で主流だったグラビア印刷を採用した。細かい濃淡が表現できるので、試行錯誤の末に印刷方法を習得し、モノクロ写真を際立たせた。

WWD:表紙にドミニク・シルバーを起用した理由は?

アンドリュー:ドミニクは、ナターシャ・ドリームス(Natashia Dreams)という名でポルノスターのキャリアもある。セックスワークへのスティグマ(恥や不名誉などのネガティブなイメージ)について対話を生むことも、本号の大きなテーマだ。セックスワーカーのトランスジェンダー女性であるということは、彼女の人生にさまざまな影響を与えている。LGBTQ+コミュニティーの中にいても、セックスワーカーであるということで生まれるハードルがある。そんな人たちのためにも、トランスコミュニティーの日常やリアルな部分に光を当てたかった。

WWD:“コントロバーシャル”な雑誌を制作することに苦悩はないのか?

アンドリュー:クリエイションをする上で、社会的なトピックに触れていくことは私にとって自然で、避けては通れないこと。トラブルをわざと起こそうと思っているわけではないが、時々議論を起こすことはある。

WWD:コアなファンが多い理由は何だと思う?

アンドリュー:きっと誠実さに惹かれている人が多いのだと思う。純粋な気持ちでクリエイションに向き合っているから、一部の人は作品に感銘を受けるが、一部の人は全く気に入らない。大好きか大嫌いか、のどちらかだろう。


 キム・カーダシアン(Kim Kardashian)を表紙に迎えた前作、「A9」から3年。記念すべき10号目およびコラボカプセルコレクションは、「リチャードソン」の公式オンラインストアや、東京・原宿の「リチャードソン・東京」店、セレクトショップの「ボンジュール・レコード(Bonjour Records)」で販売中だ。

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「サルヴァトーレ フェラガモ」2022年春夏ミラノ・コレクション

 「サルヴァトーレ フェラガモ(SALVATORE FERRAGAMO)」が2022年春夏コレクションをミラノで発表した。

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「サルヴァトーレ フェラガモ」2022年春夏ミラノ・コレクション

 「サルヴァトーレ フェラガモ(SALVATORE FERRAGAMO)」が2022年春夏コレクションをミラノで発表した。

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ミラノの異才「マリアーノ」 26歳デザイナーが世界に届ける“ハッピーなプレタポルテ”

 イタリアを拠点とする「マリアーノ(MAGLIANO)」は、サルトリア仕込みのテーラリング技術を武器にしたシェイプの面白さと、ポルノ漫画など奇抜なモチーフ使いでジワジワと知名度を上げているメンズブランドだ。2018年に「ピッティ・イマージネ・ウオモ(PITTI IMMAGINE UOMO)」で新人デザイナー賞「Who’s on next !」受賞し、19年にミラノ・コレクションでランウエイデビューを果たした。現在、海外で20、日本で15のアカウントに卸している。

 デザイナーのルカ・マリアーノ(Luca Magliano)は1995年生まれの26歳。「まだまだ小さなブランドだよ」と話す彼に、デザイナーを目指した原体験から毎シーズンのコレクションの作り方、ブランド初期から登場する謎のおじさんモデルなどについて聞いた。

WWD:服作りを始めたきっかけは?

ルカ・マリアーノ(以下、ルカ):小さなころから服が好きだった。僕の地元ボローニャには大きなマーケットがあって、そこで服を買ったり売ったりしながら、 “服を着てハッピーになる感覚”を覚えたんだ。これがデザイナーを目指した原体験だね。高校卒業後、ジャーナリストで建築家のバルバラ・ネロッツィ(Barbara Nerozzi)に師事して、服や建築などデザイン全般を学んだ。

WWD:ファッションに専念していたわけではなかった。

ルカ:そう。建築からグラフィック、プロダクトまでいろんなデザインを勉強した。知らないことだらけで、毎日衝撃を受けていたよ。そんな時、師匠から「ルカはファッションがいいんじゃない?」と勧められて、ファッションデザイナーに専念することに決めたんだ。その後、運良くアレッサンドロ デラクア(Alessandro dell'Acqua)のもとで経験を積めて、16年に「マリアーノ」を立ち上げた。

WWD:デラクアのもとで学んだテーラリングは「マリアーノ」の軸になっている。

ルカ:そうだね。「マリアーノ」はストリートブランドではなく、フォーマルな日常着。だからサルトリアの技術やイタリアの工場でしか表現できない素材・ディテールを積極的に使ってるんだ。

WWD:その一方で、生地をツイストさせたり、ポルノのグラフィックを用いたりと、斬新なデザインも目を引く。これらの根底にはどんな思いがある?

ルカ:フォーマルでありながら、“ハッピーな時間に着てもらうプレタポルテ”を目指している。着るだけで気分が上がるのはファッションの一番の面白さだからね。最近は頭の中でヒーローを作って、それにインスパイアされながらコレクションを広げている。例えばスーパーセクシーなキャラクターだったり、ボローニャで有名なゲイのキャラクターだったり。ポルノの絵をジャケットに貼り付けたのも、ここから派生したアイデアだね。あとは「こういうコミュニティがいるんだよ」と政治的なメッセージも忍ばせている。洋服はメッセージを伝えるツールでもあるから。

WWD:2022年春夏コレクションではアップサイクルを大々的に取り入れた。その理由は?

ルカ:ブランドを始めたときから、デッドストック素材を使ったり、古着をリユースしたりしてアップサイクルを取り入れてきた。予算の都合だけじゃなく、エコロジカルな服をどう提案していくのかは毎シーズン考えているテーマなんだ。今回はミリタリーウエアを再利用するなど、エコロジカルなアイテムを拡大した。ロックダウン以降、服作りの環境が変わって、よりサステナブルについて考えるようになったんだと思う。今、この時代にファッションをやる以上、環境に対する責任は持たないといけないからね。

WWD:現在の顧客層は?

ルカ:マーケットにもよるけど、幅広い年齢層に男女問わず着てもらっている。若者向けなイメージがあるかもしれないけど、実はおじいさん、おばあさんにも人気なんだ。クラシックな作りがベースだから、手に取りやすいんだと思う。

WWD:一番大きなマーケットは?日本のマーケットは何番目に大きい?

ルカ:日本が一番大きい。セールス戦略もしっかり練っているし、毎シーズンフィードバックももらっている。2番目はフランスで、ここ数シーズンは中国もすごく伸びている。まだまだ大きなブランドじゃないけど、着実に成長している。どんなものが市場で必要か、そして自分たちにとってベストなどんな手段は何か。地味だけど、これを意識し続けることが大事なんだと思う。

WWD:チームメンバーはどんな人がいる?

ルカ:スタイリストのエリーザと、MDやプロモーション、ディベロプメントを担当するヌンツィオ、そして僕の3人。この3人で密にコミュニケーションを取り、SNSコンテンツやコレクションの方向性を決定している。そして外部のクリエイターと協力しながら、40〜50型のコレクションを制作しているんだ。少数だからこそ、自分たちのやりたいことを純度高く表現できている。

WWD:毎シーズン登場するおじさんモデルは誰?

ルカ:トニーのこと?よく見てるね!彼は仲の良い友達で、ファーストシーズンのショーから起用しているんだ。クールでチャーミングでセンシュアリーだから、ブランドの象徴なんだ。

WWD:26歳でいろんなことに興味があると思う。休日は何をしている?

ルカ:今は仕事ばかりだね(笑)。ファッションデザインが好きなというのはもちろん、それ以上に、今が頑張りときだと思ってるから。本当にフリーなときは、ビーチで1日中本を読んでるかな。

WWD:今後ブランドの展望を教えてください。

ルカ:ブランドをもっと成長させたい。あと、ショーもやりたい。さらに先のことを言えば、ビスポークにチャレンジしたいと思っている。プレタポルテはあくまで量産できる服。個人の好みをそのまま反映できるビスポークで、よりスペシャルな服が作ってみたい。あとは自分の店を持って、ブランドのはハッピーな世界観を伝えながら、それに共感する人が集まる場所を作りたい。でもまずは、目の前の仕事に打ち込んでいくよ。

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ミラノの異才「マリアーノ」 26歳デザイナーが世界に届ける“ハッピーなプレタポルテ”

 イタリアを拠点とする「マリアーノ(MAGLIANO)」は、サルトリア仕込みのテーラリング技術を武器にしたシェイプの面白さと、ポルノ漫画など奇抜なモチーフ使いでジワジワと知名度を上げているメンズブランドだ。2018年に「ピッティ・イマージネ・ウオモ(PITTI IMMAGINE UOMO)」で新人デザイナー賞「Who’s on next !」受賞し、19年にミラノ・コレクションでランウエイデビューを果たした。現在、海外で20、日本で15のアカウントに卸している。

 デザイナーのルカ・マリアーノ(Luca Magliano)は1995年生まれの26歳。「まだまだ小さなブランドだよ」と話す彼に、デザイナーを目指した原体験から毎シーズンのコレクションの作り方、ブランド初期から登場する謎のおじさんモデルなどについて聞いた。

WWD:服作りを始めたきっかけは?

ルカ・マリアーノ(以下、ルカ):小さなころから服が好きだった。僕の地元ボローニャには大きなマーケットがあって、そこで服を買ったり売ったりしながら、 “服を着てハッピーになる感覚”を覚えたんだ。これがデザイナーを目指した原体験だね。高校卒業後、ジャーナリストで建築家のバルバラ・ネロッツィ(Barbara Nerozzi)に師事して、服や建築などデザイン全般を学んだ。

WWD:ファッションに専念していたわけではなかった。

ルカ:そう。建築からグラフィック、プロダクトまでいろんなデザインを勉強した。知らないことだらけで、毎日衝撃を受けていたよ。そんな時、師匠から「ルカはファッションがいいんじゃない?」と勧められて、ファッションデザイナーに専念することに決めたんだ。その後、運良くアレッサンドロ デラクア(Alessandro dell'Acqua)のもとで経験を積めて、16年に「マリアーノ」を立ち上げた。

WWD:デラクアのもとで学んだテーラリングは「マリアーノ」の軸になっている。

ルカ:そうだね。「マリアーノ」はストリートブランドではなく、フォーマルな日常着。だからサルトリアの技術やイタリアの工場でしか表現できない素材・ディテールを積極的に使ってるんだ。

WWD:その一方で、生地をツイストさせたり、ポルノのグラフィックを用いたりと、斬新なデザインも目を引く。これらの根底にはどんな思いがある?

ルカ:フォーマルでありながら、“ハッピーな時間に着てもらうプレタポルテ”を目指している。着るだけで気分が上がるのはファッションの一番の面白さだからね。最近は頭の中でヒーローを作って、それにインスパイアされながらコレクションを広げている。例えばスーパーセクシーなキャラクターだったり、ボローニャで有名なゲイのキャラクターだったり。ポルノの絵をジャケットに貼り付けたのも、ここから派生したアイデアだね。あとは「こういうコミュニティがいるんだよ」と政治的なメッセージも忍ばせている。洋服はメッセージを伝えるツールでもあるから。

WWD:2022年春夏コレクションではアップサイクルを大々的に取り入れた。その理由は?

ルカ:ブランドを始めたときから、デッドストック素材を使ったり、古着をリユースしたりしてアップサイクルを取り入れてきた。予算の都合だけじゃなく、エコロジカルな服をどう提案していくのかは毎シーズン考えているテーマなんだ。今回はミリタリーウエアを再利用するなど、エコロジカルなアイテムを拡大した。ロックダウン以降、服作りの環境が変わって、よりサステナブルについて考えるようになったんだと思う。今、この時代にファッションをやる以上、環境に対する責任は持たないといけないからね。

WWD:現在の顧客層は?

ルカ:マーケットにもよるけど、幅広い年齢層に男女問わず着てもらっている。若者向けなイメージがあるかもしれないけど、実はおじいさん、おばあさんにも人気なんだ。クラシックな作りがベースだから、手に取りやすいんだと思う。

WWD:一番大きなマーケットは?日本のマーケットは何番目に大きい?

ルカ:日本が一番大きい。セールス戦略もしっかり練っているし、毎シーズンフィードバックももらっている。2番目はフランスで、ここ数シーズンは中国もすごく伸びている。まだまだ大きなブランドじゃないけど、着実に成長している。どんなものが市場で必要か、そして自分たちにとってベストなどんな手段は何か。地味だけど、これを意識し続けることが大事なんだと思う。

WWD:チームメンバーはどんな人がいる?

ルカ:スタイリストのエリーザと、MDやプロモーション、ディベロプメントを担当するヌンツィオ、そして僕の3人。この3人で密にコミュニケーションを取り、SNSコンテンツやコレクションの方向性を決定している。そして外部のクリエイターと協力しながら、40〜50型のコレクションを制作しているんだ。少数だからこそ、自分たちのやりたいことを純度高く表現できている。

WWD:毎シーズン登場するおじさんモデルは誰?

ルカ:トニーのこと?よく見てるね!彼は仲の良い友達で、ファーストシーズンのショーから起用しているんだ。クールでチャーミングでセンシュアリーだから、ブランドの象徴なんだ。

WWD:26歳でいろんなことに興味があると思う。休日は何をしている?

ルカ:今は仕事ばかりだね(笑)。ファッションデザインが好きなというのはもちろん、それ以上に、今が頑張りときだと思ってるから。本当にフリーなときは、ビーチで1日中本を読んでるかな。

WWD:今後ブランドの展望を教えてください。

ルカ:ブランドをもっと成長させたい。あと、ショーもやりたい。さらに先のことを言えば、ビスポークにチャレンジしたいと思っている。プレタポルテはあくまで量産できる服。個人の好みをそのまま反映できるビスポークで、よりスペシャルな服が作ってみたい。あとは自分の店を持って、ブランドのはハッピーな世界観を伝えながら、それに共感する人が集まる場所を作りたい。でもまずは、目の前の仕事に打ち込んでいくよ。

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BLACKPINKのJENNIEが「シャネル」の「ココネージュ」キャンペーンに登場

 「シャネル(CHANEL)」は28日、BLACKPINKのJENNIE(ジェニー)が登場する2021-22年「ココネージュ(Coco Neige)」コレクションのキャンペーンを公開する。コレクションアイテムは10月19日に「シャネル」の公式ウェブサイトや一部店頭に並ぶ。

 JENNIEは、山や自然、アフタースキーをテーマにした本コレクションを自然体で体現。「雪の中でウィンター・スポーツを楽しむことや、雪の感触が大好き。コレクションのアイテムを着て、明日にでもスキーに行けそう!」と語る。17年から「シャネル」のアンバサダーを務め、ファッションイベントにも多く同ブランドのアイテムを着用して登場している。19年にソウル市に「シャネル」の旗艦店がオープンした際には、パフォーマンスを行った。

 キャンペーンビジュアルは、オランダ出身のフォトグラファーデュオ、イネス&ヴィノード(Inez & Vinoodh)が撮り下ろした。JENNIEは灰色のパファーダウンコートにホットピンクのゲレンデを着想にしたウエアに、チャームウエストやベールのついた黒いヘッドバンドを合わせたルックを披露している。

 BLACKPINKは2016年結成。ヒット曲の「How You Like That」では、リリース時に2つのギネス世界記録を樹立した。他メンバーのLISA(リサ)は2020年7月に「ブルガリ(BVLGARI)」のアンバサダーに就任しているほか、20年9月には「セリーヌ(CELINE)」の、20年10月には「M・A・C」のグローバルアンバサダーに就任。ROSE(ロゼ)は「サンローラン(SAINT LAURENT)」のブランドアンバサダーを務める。最近では、JENNIEがカルバン・クライン(CALVIN KLEIN)2021年秋グローバルキャンペーンに起用されている。

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「アインズ&トルペ」原宿店が18年の営業に幕 入店する原宿クエストも閉館

 アインファーマシーズは10月10日、美と健康をテーマにしたドラッグストア「アインズ&トルペ 原宿クエスト店」を閉店する。関東1号店として18年間存在感を示してきたが幕を下ろす。同日には33年間営業してきた複合商業施設の原宿クエストも閉館する。

 アインズ&トルペは、ドラッグストアとバラエティーストア両方の商品をそろえる店舗として誕生。中でも化粧品のボリュームが多いのが特徴だ。原宿クエスト店は2003年に出店し、14年にオーガニック&ナチュラルコスメを拡充して全面刷新するなど、同社の旗艦店舗として運営してきた。今後は15年にオープンした路面旗艦店である新宿東口店などが顧客をカバーする。

 なお、原宿クエストは25年初頭をメドに新たな複合商業施設に生まれ変わる予定だ。

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「アインズ&トルペ」原宿店が18年の営業に幕 入店する原宿クエストも閉館

 アインファーマシーズは10月10日、美と健康をテーマにしたドラッグストア「アインズ&トルペ 原宿クエスト店」を閉店する。関東1号店として18年間存在感を示してきたが幕を下ろす。同日には33年間営業してきた複合商業施設の原宿クエストも閉館する。

 アインズ&トルペは、ドラッグストアとバラエティーストア両方の商品をそろえる店舗として誕生。中でも化粧品のボリュームが多いのが特徴だ。原宿クエスト店は2003年に出店し、14年にオーガニック&ナチュラルコスメを拡充して全面刷新するなど、同社の旗艦店舗として運営してきた。今後は15年にオープンした路面旗艦店である新宿東口店などが顧客をカバーする。

 なお、原宿クエストは25年初頭をメドに新たな複合商業施設に生まれ変わる予定だ。

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欲張りや幸せなど“ふとった女”の個性や感情を表現 スタイリストらがアート展を原宿で開催

 フォトグラファーのCHITOとフローリストの岡本美穂、スタイリストの宇和島英恵によるアートプロジェクト「ふとった女,Q」の初の展示会が東京・原宿で開催中だ。神宮前のギャラースペース、ニュースペース パでは10月10日まで、神宮前二丁目の商店街、神二商和会では10月末まで作品を展示している。

 同プロジェクトは、仕事で出会ったメンバー3人が花、スタイリング、写真といったそれぞれのスキルを持ち寄り「ふっとた女,Q」をテーマに製作した。同展では、2年間かけて製作した約26点が登場した。

 メンバーは「当初は外見的に太った女性の魅力を表現していたが、製作を続けるうちに“太っている”という言葉が、感情の増幅といった内面的な要素にも広がった」という。作品は、太った体型の女性を表現したものもあれば、欲張りな女性や幸せに満ちた女性など、“ふとった女”というテーマから連想できるさまざまな女性の個性や感情を表現している。

 「ふっとた女,Q」の“Q”とは、特定の人物ではない“誰か”という意味。作品を見た人たちに、自由に自身を投影してもらうことが狙いだ。メンバーは「自分が抱えているコンプレックスは、外に表現することで唯一無二の愛らしい個性になる。作品を通じて自分の内側に目を向けて、愛すべきものとしてとらえてほしい」と話した。

 今回はギャラリーだけでなく、神宮前2丁目商店街の外壁10箇所にも作品を展示した。パリやブルックリンで暮らした経験を持つメンバーが、日常にアートが溶け込んでいた生活を地元でも再現したいという思いから、商店街の協力を経て実現。メンバーは「日常のちょっとした風景に変化を生むことで、会話のきっかけになってほしい」と言う。

■「ふとった女,Q」
会期:9月25日〜10月10日
時間:12:00~19:00
場所:ニュースペース パ
住所:東京都渋谷区神宮前2-20-9 ホワイトビル1階
会期:9月10日〜10月末
場所:神宮前2丁目商店街外壁面

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欲張りや幸せなど“ふとった女”の個性や感情を表現 スタイリストらがアート展を原宿で開催

 フォトグラファーのCHITOとフローリストの岡本美穂、スタイリストの宇和島英恵によるアートプロジェクト「ふとった女,Q」の初の展示会が東京・原宿で開催中だ。神宮前のギャラースペース、ニュースペース パでは10月10日まで、神宮前二丁目の商店街、神二商和会では10月末まで作品を展示している。

 同プロジェクトは、仕事で出会ったメンバー3人が花、スタイリング、写真といったそれぞれのスキルを持ち寄り「ふっとた女,Q」をテーマに製作した。同展では、2年間かけて製作した約26点が登場した。

 メンバーは「当初は外見的に太った女性の魅力を表現していたが、製作を続けるうちに“太っている”という言葉が、感情の増幅といった内面的な要素にも広がった」という。作品は、太った体型の女性を表現したものもあれば、欲張りな女性や幸せに満ちた女性など、“ふとった女”というテーマから連想できるさまざまな女性の個性や感情を表現している。

 「ふっとた女,Q」の“Q”とは、特定の人物ではない“誰か”という意味。作品を見た人たちに、自由に自身を投影してもらうことが狙いだ。メンバーは「自分が抱えているコンプレックスは、外に表現することで唯一無二の愛らしい個性になる。作品を通じて自分の内側に目を向けて、愛すべきものとしてとらえてほしい」と話した。

 今回はギャラリーだけでなく、神宮前2丁目商店街の外壁10箇所にも作品を展示した。パリやブルックリンで暮らした経験を持つメンバーが、日常にアートが溶け込んでいた生活を地元でも再現したいという思いから、商店街の協力を経て実現。メンバーは「日常のちょっとした風景に変化を生むことで、会話のきっかけになってほしい」と言う。

■「ふとった女,Q」
会期:9月25日〜10月10日
時間:12:00~19:00
場所:ニュースペース パ
住所:東京都渋谷区神宮前2-20-9 ホワイトビル1階
会期:9月10日〜10月末
場所:神宮前2丁目商店街外壁面

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「オーセンティック ビューティ コンセプト」から手にも髪にも使えるマルチタスクなセラムが登場

 新型コロナウイルスの感染拡大により、こまめな手洗いと消毒が日常となった。同時に手肌のかさつきや手荒れにより、ハンドケアアイテムへのニーズが拡大している。ドイツ生まれのサステナブルビューティケアブランド「オーセンティック ビューティ コンセプト(AUTHENTIC BEAUTY CONCEPT)」から10月1日、手肌と髪に使えるビーガン処方の“ハンド&ヘア ライトセラム”が登場する。

 “ハンド&ヘア ライトセラム”には、レチノールの代替成分として注目される植物由来成分「バクチオール(整肌成分・コンディショニング成分)」と保湿効果の高いヒアルロン酸を配合。さらりとしたテクスチャーが体温でとろけるようになじみ、心地よく手肌を整える。また、乾いた髪になじませると指通りのよいまとまり感のある髪へと導く。ナチュラルなスタイリング剤としてもおすすめだ。白牡丹にバラ、フリージア、スミレ、ほのかに残るムスクと木々の香りが、フレッシュなエレガンスさを演出。ブランドの人気アイテムである“オードトワレ”や“ヘアオイル”と同じく、年齢やジェンダーを超えて愛される香りに仕上がっている。

 「何を入れるか」と同じくらい大切なのが、「何を入れないか」――。を理念とする「オーセンティック ビューティ コンセプト」。“ハンド&ヘア ライトセラム”は、ビーガン処方で98.6%天然由来成分を配合している。シリコーン、硫酸塩※1、パラベン、鉱物油、人工色素はフリー。チューブには95%リサイクルで作られたアルミニウムを、キャップには100%リサイクルのプラスチックを採用。包装材にはクライメイト・ニュートラル※2なものを使用している。

 9月29日には東京初となる常設ショップを伊勢丹新宿店(本館地下2階ビューティアポセカリー内)に、また、10月14日には渋谷ヒカリエ(ShinQs地下1階)にフラッグシップショップをオープンする。ブランド名にあるように“美しさの本質”を掲げる「オーセンティック ビューティ コンセプト」。使う人の心や暮らしに心地よく働きかける製品づくりに注目したい。

※1硫酸系界面活性剤
※2二酸化炭素の実質排出量ゼロ

問い合わせ先
ヘンケル ビューティーケア/お客様相談室
03-3472-3078

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夏の疲れは香り頼み!暑さとうまく付き合う方法とは?【働くママのざっくばらん“本音”トークVol.12 ビューティ編】

 二度目のコロナ夏休みのとはいえ、子どもと過ごす長い休みに外遊びは避けられない。日焼け対策はもちろん、お家時間も増えたことで身近なお風呂アイテムなどを新しくして気分転換を。朝からフル稼働の中学生・小学生・幼稚園児を持つ3児のママと初めて1日の大半を学童で過ごす1児のママの夏の過ごした方をお届けします。

食卓にもお弁当にもオートミールが必須!

野島一美(以下、ひとみ):オリンピックが終わって二学期が始まったね、夏休みはどう過ごした?

髙田翔子(以下、しょうこ):毎朝学童に通う息子のお弁当作りがあって、料理苦手だから冷凍食品で隙間を埋めたり、「お好み焼き弁当がいい!」とリクエストされ、長芋がなくてもトロフワに仕上がるオートミールでお好み焼きを作ったりしながら乗り切ったよ。息子は毎日「美味しかったー!」ってお弁当箱を空っぽにして帰宅!

ひとみ:その魔法の言葉で母は頑張れるよね!食欲がない日は甘さ控えめの「イート・ラボ(EATLAB)」“マヌカハニーオートミール”と「ピカール(PICARD)」の“キヌア、シリアル、小さなグリル野菜ミックス”が定番に。野菜嫌いの次男も気に入っちゃってリピ買い。

しょうこ:いいこと聞いた!オートミールは大人でも罪悪感少なく食べられるのがいい!

長時間のアウトドア、日焼け対策のカギはお風呂時間⁉

しょうこ:夏休み、子どもを連れて出かけた?

ひとみ:親子ヨガに参加したり、外遊びが好きな娘を乗せて自転車で片道10キロメートル以下の公園にはしょっちゅう行ったりしたよ。川遊びもしたし、おかげで私の腕は真っ黒!

しょうこ:往復20キロメートル弱、すごい!わが家も川や札所巡りのお寺に行ったら、案の定日焼けしちゃって。スマホで記念写真を撮ったら、想像以上に腕の毛穴や黒ずみがハッキリ写ってショック!久しぶりにボディーパックやボディースクラブでケアしたの。それだけでもざらざらと毛穴が目立たなくなって透明感が出たような気が。ケアの大事さが身に沁みた~。「オサジ(OSAJI)」の陽を浴びてほてった肌をひんやりさせるボディーパック“シオサイ”と「リーフ&ボタニクス(LEAF&BOTANICS)」の砂糖でできている“ボディスクラブシュガー”を使ったよ。時間がないときにはそのまま泡立って体を洗えるタイプの「エステニー(ESTENIY)」の“ソルティスクラブ”も楽ちんだった。

ひとみ:スクラブか!私は長距離バイクの日はお風呂で「美人ぬか(BIJINNUKA)」の“うっとり発酵酒粕パック”。酒粕の匂いがぷんぷんする硬めのクリームをたっぷり塗るんだけど、汗をかいても全然垂れないし、オバケー!と娘が大喜び。ほかにも、「ピュレア(PURELEA)」の“眠れる美女マスク”を塗ったり、溜まったサンプル品を試したり、コロナでイベントが少ないから気になるコスメを惜しみなく使ってみたの。

しょうこ:夏はシャワーだけになりがちだから、なるべく湯舟に浸かって夏の疲れをとりたくて、定番ではあるけど「アユーラ(AYURA)」の“メディテーションバスt”の入浴剤はやっぱりいい。ほっと安らぐ香りで、短いお風呂タイムでもリラックスできるの。お風呂上りには、「サバイアロム(SABAIAROM)」のボディークリームをよく使うよ。野性味のあるジャスミンの香りで大好き。軽めに仕上げたいときは、ぷるぷるのジェリー状の「ザボディショップ(THE BODYSHOP)」の“ボディヨーグルト”もよく使う。最近買ったのは大ブーム中の「オサジ」のキンモクセイの香りのボディーミルク。

ひとみ:お風呂絡みだとシャンプー、リンス、洗顔フォームも一新したわ。

しょうこ:新しい発見はあった?

ひとみ:中1長男のニキビが気になって、「ジオソープ(GEOSOAP)」“フェイス&ボディ”を購入。恥ずかしいのか、弟を先にお風呂から出させて一人で洗っている(笑)。

しょうこ:思春期男子!

ひとみ:私の年齢だと角質が取れすぎて日常的には使えないから、生理前後のデリケートゾーンにだけ。「リサージ(LISSAGE)」 のクレンジングオイルでメイクを落とした後、泡の形が可愛いくて使えなかった「カネボウ(KANEBO)」の“エビータ ビューティーホイップソープ(ローズ&ストロベリー)”をついに解禁。くっきりと浮かび上がるバラの花に娘が毎回感激してくれるの。クリームがしっかりしている分、うっかり顔を強くこする心配もないし、匂いもきつくなくて洗い上がりもさっぱり。

シャンプーとリンスには爽快感と香りを求めて

しょうこ:私は「ウルオッテ(URUOTTE)」の“ナチュラルシャンプーミントシトラス”がお気に入り。コンディショナーいらずだから、息子とのお風呂で時短にもなるし、スーッと心地よい刺激と爽快感でシャンプーしながらマッサージすると凝り固まっていた頭がほぐれて気持ちいい!

ひとみ:あぁ、頭皮マッサージに行きたい。

しょうこ:なにかと出かけづらい時代よね~。

ひとみ:そうなのよ。買い替えのタイミングでシャンプーとリンスは「レヴール ゼロ(REVEUR0)」に。まずプッシュしたときの香りが好き!泡立ちはないけどさっぱり感があるのは家族で一致。疲れている日はトリートメントに「アルジェラン(ARGELAN)」の“ベルガモット&ジンジャー”をさっと馴染ませて、あえて香りに癒されてる。

しょうこ:香りは大事よね、私たち疲れているのかも(笑)。

ひとみ:スタイリッシュなボトルに魅かれて「(アンダーノイル(_NEUR)」の“タイムレスジェリーセラム”を買ったら、見た目以上に優れもの。キッチンに置いても映えるし、1プッシュの量が少ないから無駄使いしないし、なによりこの1本で化粧水、乳液、美容液、クリーム、パックの5役!部活で日焼けする息子には、“ハトムギ化粧水”を。

しょうこ:ハトムギなら子どもにも安心して使えそう。

ひとみ:息子たちは香りがあると逆に嫌がるから、無香料、界面活性剤フリーで大容量、コスパがいいのはこれしかない!長男のニキビ対策にもいいかなと。

しょうこ:効果はどう?

ひとみ:どうかな、継続は力なり?見てる限り、私に誘導されてるだけ!

マスク下につけづらい口紅
でもやっぱり口紅はつけていたい

しょうこ:ネイルのグリーン、夏らしくてすごくきれい!

ひとみ:うれしい!今夏、アップサイクルに取り組んでいる「ユニコッコ(UNICOCCO)」のリングに一目ぼれして、ネイルもグリーン系に。

しょうこ:サステナブル!それにしても相変わらずマスク生活でメイクはしても口紅は付けていない……。

ひとみ:オンライン保護者会で少人数に分かれて懇談会があったから、ばっちりフルメイクで顔出ししたら口紅までしているのは私だけだった(笑)。

しょうこ:いいのいいの!

ひとみ:お家時間が増えたことで娘のメイクへの興味がより深くなって、子ども用のメイクセットを買ったら「ママのメイク直してあげる」って言われることも(笑)。4歳児に対抗してたまに「メイベリン ニューヨーク(MAYBELLINE NEW YORK)」の“SPステイマットインク135”を塗ると、飲食をしても長持ちするのはもちろん、娘に褒められるのもうれしくて。

しょうこ:娘ちゃんの将来が楽しみだな。今度、私に似合う色聞いちゃおうかな。

髙田翔子(たかだしょうこ):1982年東京都東村山市生まれ。大学卒業後、ビジネス・実用書出版社勤務を経てフリーライターに。主に女性誌、書籍、WEBでインタビュー、読み物記事などを執筆。肌年齢だけは20代の診断。旅と読書とお酒が好き。電車好き1男の母

野島一美(のじまひとみ):1976年東京都杉並区生まれ。幼少期を香港、NYで過ごす。大学卒業後はテレビ制作会社で報道映像資料編集等に携わった後、東京大学生産技術研究所で教授秘書に。結婚後はフリーのライターとして雑誌VERY(光文社)で育児・早期教育について等執筆。和太鼓にはまる2男1女の母

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中国最大スケールの「仁恒伊勢丹」が9月30日開業 レジデンス、オフィス、キッズランドから映画館まで

 三越伊勢丹ホールディングス(HD)は9月30日、中国・天津に新店舗「仁恒伊勢丹」を開業する。3館構成で、下層が商業エリア、上層がレジデンス(A、B館)とオフィス(C館)の商・住・職一体の複合施設。同社の子会社天津伊勢丹有限公司と現地の不動産開発大手・仁恒投資集団有限公司による合弁会社である仁恒伊勢丹商業有限公司が運営する。同日にA館を先行オープンし、そのほかの館は12月開業を予定する。A館の商業エリアのみでも店舗面積が約5万8000平方メートルと、全館開業となれば既存の中国5店舗と比較してもはるかに大型となる。これまでの最大は「天津伊勢丹」の約3万平方メートルだった。
 天津市は北京市や河北省とともに「京津冀地域」を形成する高成長都市で、「仁恒伊勢丹」は三越伊勢丹HDの天津エリア3店舗目となる。地下鉄で国際空港まで約30分、ターミナル駅の天津駅まで約4分の好立地にあり、1キロ圏内には、高級住宅街や大企業のオフィスビルが並ぶ。北部には古文化街、東部にはイタリア街など、観光客に人気のスポットもある。

 A館の商業エリアは百貨店部分が3割、テナント運営が7割で、地下2階〜地上5階の7層構造。“ショッピングミュージアム”をうたい、食品からファッション、ライフスタイル雑貨まで幅広く網羅する。1階ビューティフロアは30の化粧品ブランドのほか、フェイシャルトリートメントなど体験型コンテンツを提供する美容サロンが8店。編集ショップ「イセタンビューティー」では三越伊勢丹の越境ECで取り扱いのある人気ブランドを試せる。

 現地で人気の高い日本のコンテンツにも注力する。2階婦人服・婦人雑貨のフロアでは中国の人気ブランドだけでなく、「ココシュニック(COCOSHNIK)」「フェスタリア トウキョウ(FESTARIA TOKYO)」といった伊勢丹新宿本店で人気の日本のアクセサリーブランドを販売。地下2階にはCCCのカフェ併設型書店「ツタヤブックストア(TSUTAYA BOOKSTORE)」を誘致した。また、3階子供服フロアには室内遊具やゴーカートで遊べるキッズランドを設置するほか、5階には映画館もあり、エリアのファミリー層の取り込みに注力する。

 三越伊勢丹HDは今後、仁恒グループとの関係をさらに深め、「将来的には仁恒グループが手掛ける複合施設の開発段階から協業していきたい」(同社広報)としている。

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上海と同時開催した「プラダ」とデュア・リパ登場で熱気に満ちた「ヴェルサーチェ」 日本からもミラノコレ Vol.3

 2022年春夏シーズンのミラノ・ファッション・ウイーク(以下、ミラノコレ)は、現地在住のスタッフがリアルショーを取材中。現地取材に加え、日本の「WWDJAPAN」編集部員も現地のスタッフがカバーしきれなかったブランドのデジタルショーをレビューします。

ミラノと上海で同時開催した「プラダ」

 ラフ・シモンズ(Raf Simons)が共同クリエイティブ・ディレクターに就任して以来、初めてリアルショーを行った「プラダ(PRADA)」は、なんとミラノと上海で同時開催しました!ミラノは、プラダ財団(Fondazione Prada)で9月24日15時に、上海はバンド・ワン(Bund One)で同日21時に開催。ミラノの会場のいたる所に設置されたモニターには上海の映像が映し出されたほか、配信の映像でも両都市のショーから同じルックを順に見せたり、2画面で同時に見せたりする演出がされました。2都市で同時開催、同時配信するのはファッションショーの歴史において初めてだそう。

ラフは「ショーを2カ所で同時開催することで、『プラダ』のショーはどこでも開催できるという可能性を見せることができた。テクノロジーで映像を共有するというだけでなく、リアルのイベントを共有するのだ。同じイデオロギーや価値観、信念を持った人々を集める、コミュニティーというアイデアが根幹にある」と語ります。ミラノの会場には女優のメイジー・ウィリアムズ(Maisie Williams)や、陸上のディナ・アッシャー・スミス(Dina Asher Smith)選手、TikTokスターのアヴァニ(Avani)、アンソニー・リーヴス(Anthony Reeves)、ウィズダム・ケイ(Wisdom Kaye)らが来場。一方上海の会場には蔡徐坤(Cai Xukun)やチュン・シャー(Chun Xia)といった現地のスターが来場しました。同時開催は容易なことではないですが、国境を越えてブランドのコミュニティーにリーチするということに、いかにブランドが重きを置いているかを感じ取れます。

 コレクションは、長いトレーンのミウッチャ・プラダ(Miuccia Prada)らしいサテンのミニスカートに、ラフらしいシルエットのレザージャケットやMA-1、ウエスト部分にギャザーが入ったミディ丈ドレス、バックが大きくV字に開いたドレス、ブラの型でシルエットにメリハリをつけた厚手のニット、コルセットのようなレースアップのトップス、メンズにも登場したミニスカートと合体したようなニットのロンパースなど、総じてミニマルなシルエットで構成。

 ミウッチャとラフは今季、トレーンのついたイブニングドレスやコルセットといったクラシックな服を、「現代の女性が魅惑的に着るには」という課題からクリエイションを出発したそう。「まず私たちはエレガントといった言葉を思い浮かべたけど、なんだかとてもオールドファッションな言葉に感じられた。“魅惑的(seduction)”という言葉は身体と深く関係している。この発想と伝統的な服を使って、現在における“魅惑的”の意味を明らかにしようとした。なぜこの言葉は何百年という時を経ても重要なのか?こうしたアイデアを膨らませて、向き合った」とミウッチャ。

 ラフも「トレーン、コルセット、イブニングドレスなどは、歴史的に美しいとされてきたもので、それが興味深い。でもそれを揺り動かしたいと思った。21世記を生きる現代の女性にとって現実的なものにしたかったんだ。美しさを楽しみたい、でもそれは昔の方法でなくてもいい。イブニングドレスは複雑な作りになりがちだけど、複雑じゃないものにしたかった。それが今らしく感じるから」と説明します。

 リアルショーになったことで、過去のシーズンのショーの後に行われてきたようなラフとミウッチャ、アンバサダーたち、そして世界中の学生との対話の時間が公に配信されなくなったのは寂しくもありますが、一方で今季からは現地で彼らの対話を生で聞くことができた人たちもいます。「WWDJAPAN」でも現地在住の取材陣による展示会リポートが公開されるので楽しみにしててください!

復活のエネルギーと熱気に満ち満ちた「ヴェルサーチェ」

 「ブラボー!ドナテラ(Donatella)!!ブラボー!デュア・リパ(Dua Lipa)!!」という歓声が大きな拍手とともに聞こえてきそうなほど、「ヴェルサーチェ(VERSACE)」のリアルショーは配信の画面越しでもその熱気が伝わってきました。ショーのトップバッターを務めたのは歌姫デュア・リパ。脇腹のスリットから背中まで大きく開いたテイラードジャケットとブランドのアイコンであるセーフティピン(安全ピン)でスリットを留めたタイトスカートで登場し、カメラ席の目の前まで来ると微笑みます。

 BGMももちろんデュア・リパ。特に“Let's Get Physical”という歌詞が印象的な「Physical」は、久々のリアルなショー、つまり“フィジカル”なショーを「ヴェルサーチェ」ファミリーと開催できることを祝福するかのよう。彼女の楽曲をバックに、その後もジジ・ハディッド(Gigi Hadid)、エミリー・ラタコウスキー(Emily Ratajkowski)、ナオミ・キャンベル(Naomi Campbell)、マドンナ(Madonna)の娘のローデス・レオン(Lourdes Leon)といったビックネームなモデルたちが続々登場しました。

 今季のコレクションの鍵は、会場の上にもはためいていたシルクスカーフ。「シルクスカーフはブランドの伝統とアイデンティティーを継ぐ基本アイテムで、キャンバスのようなもの。首元に巻くだけでなく、ヘッドスカーフやバッグのアクセサリーなどさまざまな使い方ができて、あらゆる装いを『ヴェルサーチェ』のスタイルに仕上げてくれる。シルクスカーフは創業以来継続してきたが、今季は発想を一新し、ふんわりと巻いてドリーミーな雰囲気ではなく、挑発的でセクシーにきつく巻いた」とドナテラが語るように、シャーベットカラーから蛍光カラーまで、ビビッドな色合いのシルクカーフはスリットやブラの下に当ててアクセントとして、セットアップやシャツの全面に使いスタイルの主役としても、コレクションに贅沢に散りばめられていました。

 今回は定番のプリント「ラ グレカ」に加え、王冠と紋章の柄の「ロイヤル リベリオン」やアシッドカラーの春の花がぶつかり合うような柄の「アシッド ブーケ」などが登場しました。さらに、鮮やかに塗られてパワーアップしたセーフティーピンもスリットやポケット、ボタンの代わりや身体のラインを際立たせる留め具としても配され、コレクションにアクセントを加えます。

 ラストルックは再びデュア・リパが務め、ホットピンクの輝くメッシュドレスで煌びやかなショーをクローズしました。最後にはドナテラとともに挨拶し、ブランドのミューズの仲間入りしたことを強調しているかのよう。コロナ禍による長い休息期間から脱し、着飾る高揚感とそのエネルギーを思い出させてくれるようなパワーと熱気に満ちたショーでした。なお、会場の上のシルクスカーフをはためかせていたのは風ではなくなんと人力。シックスパックが綺麗に割れたメンたちが天井から下りたロープを引っ張ってシルクスカーフを動かしていました。人力である必要はないけれどあえて筋肉隆々の黒子に頼むという(笑)、なくても大丈夫なものもユーモラスに見せて作品の一部にしてしまうような遊び心も私たちに思い出させてくれました。

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「フェンディ」の新作アクセはアートが鮮やかに映える NYの伝説的ディスコが蘇る2022年春夏展示会速報

 「フェンディ(FENDI)」は、2022年春夏コレクションの展示会をミラノで開催した。今季はニューヨークの伝説的なディスコ「スタジオ 54(STUDIO 54)」から着想した1970年代のナイトシーンを、同ブランドの歴史とともに蘇らせた。ウィメンズのクリエイティブ・ディレクターを50年以上に務めてきたカール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)と親交があったファッションイラストレーター、アントニオ・ロペス(Antonio Lopez)の作品をウエアやアクセサリーに描いている。ロペスが制作したロゴは、ドレスの裏地にも見られた。

 代表的バッグの“バゲット(BAGUETTE)”“ピーカブー(PEEKABOO)”や、21-22年秋冬にデビューした“フェンディ ファースト(FENDI FIRST)”には、ロペスの色鮮やかな作品をレザーやスパンコールであしらった。シューズは華奢なストラップで官能性を引き出したサンダルが中心。デルフィナ・デレトレズ・フェンディ(Delfina Delettrez Fendi)が手掛けたアクセサリーの中には、ロペスのイラストをアレンジしたユリの花のヘアアクセサリーもあった。

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「出てこいや、次の挑戦者!」中小でも昔はこんな「ぶっ飛んだ」店を作った、5選

 新店情報を見ると、どこか既存のヒット業態を「パクった」ような店が目立つ。厳しい中、投資回収を考えれば、理解できる経営判断だが、それで本当に良いのか? モノマネはオリジナルを超えることはできない。資本力がなくても、アイデア次第で話題を作った企業は数多くある。挑戦しなくてどうする。
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「クロックス」が既存製品をバイオベースの新素材に切り替え 2022年から

フットウエアブランド「クロックス(CROCS)」は、独自の特製樹脂“クロスライト”をバイオベースに改良した新素材の導入を発表した。定番モデル“クラシック クロッグ”を含む既存製品に採用し、2022年初めに発売する。

新たな“クロスライト”は、素材科学企業ダウ(DOW)の新技術“エコリブリアム(ECOLIBRIUM)”を用いており、バイオベースの再生可能な原料を使用。新素材を既存製品に使うことで、見た目や機能性はそのままに、シューズ1足あたりのカーボンフットプリント(CO2e・温室効果ガス)を2030年までに50%削減することを目指す。

「クロックス」は7月、2030年までにバリューチェーン全体での温室効果ガスの排出量・吸収量・除去量の合計値をゼロにする“ネットゼロ”達成を目標に掲げており、新素材の導入はその取り組みの一環。同社は21年中に100%ビーガンブランド化を宣言しているほか、リサイクルプログラムやサステナブルなパッケージの切り替えにも積極的に取り組んでいる。

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銀だこ、「ハイボール酒場」業態を大幅見直し。酒場は、やっぱり難しかった?

 「築地銀だこ」を展開するホットランドが次の成長エンジンと期待していた酒場業態の再構築に動いている。主力だった「銀だこハイボール酒場」のブランドチェンジや閉店・移転を進め、巻き返しに懸命だ。コロナの影響は大きいが、たこ焼き店が酒場業態を経営するのは、やはり無理だったのか?
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