カリスマ美容師の高木琢也がBSフジ新番組「髪カリスマたち~日本が誇る美容師のワザ~」に出演

 日本最大級のヘアコンテストで3年連続日本一を獲得し、殿堂入りした人気メンズサロン「オーシャントーキョー(OCEAN TOKYO)」の高木琢也代表は、9月30日24時~、BSフジの新番組「髪カリスマたち~日本が誇る美容師のワザ~」に出演する。

 同番組は、2019年に誕生した美のミシュラン「KAMI CHARISMA TOKYO アワード」に選出されたスタイリストの、技術とサービスを紹介するドキュメンタリー。同アワードは今年も12月に行われ、総合力の高い美容師・美容室が選出される予定だ。

 その発表を前に、アワードの裏側と最新の美容業界トレンド、選び抜かれたトップスタイリストたちが追い求めるスタイルについて紐解く。

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“水”の表現で明暗分かれた「オーラリー」と「ボッター」 日本からもパリコレ Vol.1

 2022年春夏シーズンのファッション・ウイークの舞台は、ミラノからいよいよパリへ。現地スタッフのリアルショーやイベント取材に加え、日本のスタッフもデジタルショーを中心にレビューします。

「ボッター」はセットとエフェクト連発で水を表現

 ウィメンズのスケジュールでの参加となった「ボッター(BOTTER)」は、2021-22年秋冬の“サンゴ礁のロマン”に続く、水に焦点を当てたコレクション。シアー素材のカーテンがゆらめくダークな会場に、ゴーグルやフィッシュネットなどの海を連想させるアイテムを身に着けたモデルが登場します。サックスやイエロー、ライラックのパステルカラーが春夏らしい爽快さと、深海を思わせる暗いムードの映像が対照的。そして実験的なエフェクトの連発が力みすぎていて、見ていて何だかちょっと辛い。

 今季は海洋保護団体のパーレイ・フォー・ジ・オーシャンズ(PARLEY FOT THE OCEANS)とタッグを組み、海洋プラスチック廃棄物をアップサイクルした素材をコレクションの60%に使用しています。テーマに“GLOBAL WARNING”と掲げる通り、環境への危機感を真剣に訴えたいのは理解できるのですけど、「ボッター」はDIY的な楽しいクリエイションが真骨頂。ルックに登場する傘のようなウエアは、実際に傘をアップサイクルしたもの。フランスの老舗傘ブランド「ピガニオル(PIGANIOL)」協力のもと、世界中から回収した傘をファッションとして生まれ変わらせました。ほかにも浮力装置風のバッグやフィッシングルアーがモチーフのネックレスなど、楽しいアイテムが多いんです。だから危機感をこれみよがしに煽るよりも、ハッピーな表現に寄せた方が共感しやすいのではと考えてしまいました。

「オーラリー」は西湖でのハッピーな撮影

  シリアスな「ボッター」とは対照的だったのが「オーラリー」のムービーです。水辺での映像に「また水がきた」と一瞬身構えたものの、こちらは水の清涼感を生かしたクリアなムードで、色彩豊かな今シーズンのウエアとマッチしていました。ブランドの強みであるベーシックなリアルクローズを軸に、岩井良太デザイナーの「外に出たい」という渇望を色や空気感で表現しています。岩井デザイナーのクリエイションのルーツである古着の雰囲気も、スエットやジーンズにいつも以上に分かりやすく加えていました。サステナビリティのアプローチとして、オーガニックコットンとリサイクルポリエステルを用いたパイル生地も使っているのですが、こちらはさりげなさが素敵です。

 この爽やかな映像は、6月に山梨の西湖で丸一日がかりで撮影しました。深夜2時からヘアメイクがスタートし、日の出を待ち、映像とルックを日没までに撮りきるという強行スケジュール。途中で「終わらん」とあきらめかけた瞬間もあったようですが、最終的にはとっても「オーラリー」らしい映像を完成させました。映像で特に印象的だったラストの水の波紋が広がるシーンはOKまでに1時間以上かかり、モデルは何度も湖に石を投げて頑張ったそうです。岩井デザイナーと撮影チームは西湖のあまりの美しさに、夏にキャンプで再訪したのだとか。

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百貨店各社は「宣言解除」も時短営業、入場制限を継続

 政府は、新型コロナウイルス対策で全国に発令中の「緊急事態宣言」及び「まん延防止重点措置」を30日に一斉解除する。東京都に7月12日に緊急事態宣言が発令されてから80日ぶりの全国解除となる。だが百貨店各社は営業範囲拡大に慎重で、これまでの時短営業や入場制限などの体制はおおむね継続する方針だ。

 大丸松坂屋百貨店は8月13日から食品フロアなどで混雑時の入場制限を実施し、各店に在店客数を表示するインジケーターを順次設置した。30日以降も、この体制を当面継続する。営業時間の平常化は、店舗ごとに様子を見ながら進める。高島屋も「10月以降も店内が密になる場面があれば、流入をすぐさまストップできる体制を整えておく」(同社広報)。三越伊勢丹も「感染第6波への警戒感は高く、楽観視はできない」とし、店内混雑の際の入場制限を継続する。

 一方、外出増加に伴う消費増に期待する声もある。そごう・西武は入店制限を開始した8月中旬と比較すると、足元の業績は回復傾向にある。「今後はトラベルや通勤、手土産などの需要回復を見込んだ施策を強化していく」(同社広報)。

 なお首都圏1都3県は独自の感染対策として、10月1から24日まで「リバウンド防止措置」を適用する。域内の百貨店やショッピングセンターに対して21時までの営業時間短縮と食品売り場などへの入場整理の実施を求める。

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百貨店各社は「宣言解除」も時短営業、入場制限を継続

 政府は、新型コロナウイルス対策で全国に発令中の「緊急事態宣言」及び「まん延防止重点措置」を30日に一斉解除する。東京都に7月12日に緊急事態宣言が発令されてから80日ぶりの全国解除となる。だが百貨店各社は営業範囲拡大に慎重で、これまでの時短営業や入場制限などの体制はおおむね継続する方針だ。

 大丸松坂屋百貨店は8月13日から食品フロアなどで混雑時の入場制限を実施し、各店に在店客数を表示するインジケーターを順次設置した。30日以降も、この体制を当面継続する。営業時間の平常化は、店舗ごとに様子を見ながら進める。高島屋も「10月以降も店内が密になる場面があれば、流入をすぐさまストップできる体制を整えておく」(同社広報)。三越伊勢丹も「感染第6波への警戒感は高く、楽観視はできない」とし、店内混雑の際の入場制限を継続する。

 一方、外出増加に伴う消費増に期待する声もある。そごう・西武は入店制限を開始した8月中旬と比較すると、足元の業績は回復傾向にある。「今後はトラベルや通勤、手土産などの需要回復を見込んだ施策を強化していく」(同社広報)。

 なお首都圏1都3県は独自の感染対策として、10月1から24日まで「リバウンド防止措置」を適用する。域内の百貨店やショッピングセンターに対して21時までの営業時間短縮と食品売り場などへの入場整理の実施を求める。

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“モード界の帝王”アルマーニが語る「エンポリオ アルマーニ」40年の軌跡 展覧会も開催

 デザイナーのジョルジオ・アルマーニ(Giorgio Armani)による「エンポリオ アルマーニ(EMPORIO ARMANI)」が創立40周年を迎えた。初めての店舗は1981年、ミラノに開き、その後「ジョルジオ・アルマーニ」などファッションラインを充実させた。21年のオリンピックでは、イタリア代表が表彰台で着用する公式ウエアは、「エンポリオ アルマーニ」のスポーツライン「エンポリオ アルマーニ EA7(EMPORIO ARMANI EA7)」がイタリア選手の公式ウエアを手掛けた。

 アルマーニは「エンポリオ アルマーニ」の2022年春夏コレクションをミラノで発表し、「The Way We Are(ザ・ウェイ・ウィー・アー)」と題した展覧会を開催。「エンポリオ アルマーニ」マガジンの特別号を発行するなどして40周年を祝っている。ここでは、ブランドのこれまでの軌跡やこれからの展望、現在地などを語る。

WWD:「ザ・ウェイ・ウィー・アー」はどんなイベント?

ジョルジオ・アルマーニ(以下、アルマーニ):メゾンの方針や意図を伝えるためのマニフェストのような役割を担う企画です。オープンであることの大切さや包括性、文化・ジェンダーの多様性といった価値観をブランドが設立当初から掲げてきた価値を再確認するものだ。基本的に、懐かしさに思いを馳せるノスタルジックなものは好んでいない。それはずっと変わっていないので、このイベントでも現在や未来に目を向けている。

WWD:40年前に「エンポリオ アルマーニ」を立ち上げた経緯は?

アルマーニ:1981年を思い返すと、雑踏とした世の中に気ままなムードがあり、「何かしたい」という衝動があった。多くの若者が自立して社会進出していたが、その気持ちを後押しするファッションはなかった。こういった市場のギャップは明らかにあったので、チャンスだと思った。(ブランドを立ち上げ後)すぐに大きな反響があり、一気に人気が広がった。イタリア語でデパートや百貨店、市場といった意味を持つ“エンポリオ”という名前は、誰もが簡単に入ることができ、何かに出合える場所ということが一目で分かるもの。ロゴの鷲は、国境の壁を超えて高く飛べることや地平線の続きを表す象徴として取り入れた。

WWD:2017年に「アルマーニ コレツィオーニ(ARMANI COLLEZIONI)」と「アルマーニ ジーンズ(ARMANI JEANS)」を「エンポリオ アルマーニ」に統合したが、その理由は?

アルマーニ:ブランドがこれからも発展していくだろうという自信はもちろんあった。加えて保有するブランド同士のバランスを取るために、「エンポリオ アルマーニ」にはもっと自由が必要だと考えた。設立当初から慎重に多様性を捉えており、「エンポリオ アルマーニ」では自分のスタイルを維持しながら、より多くの人にアピールできる製品を提供する。言うなれば、「エンポリオ」は(デザインの)本能で「ジョルジオ・アルマーニ」は(デザインをする)理由そのもの。どちらも欠けてはならない存在だ。

WWD:「エンポリオ アルマーニ」はここ数年でどう進化したと思う?

アルマーニ:デザインの幅も広がったし、より多くの人に向けた商品が増えている。今日の「エンポリオ アルマーニ」は、時代の変化に応じて、とても多様だ。“若さ”は今や年齢や生まれた年によって決まるものではなく、感覚やあり方を指している。だからこそ誰しもがブランドとつながりを感じられるような器でありたい。ブランドの精神は自由でメトロポリタンで、ダイナミックだ。

WWD:どのような人が「エンポリオ アルマーニ」らしいと思う?

アルマーニ:ファッションで自分を表現する人。そういう人が“ファッショニスタ”というわけではないけれど、確かな個性を持っていることは間違いない。そして年齢に縛られない人。

WWD:エキシビジョンの見所は?展示するアイテムや照明など、こだわった部分は?

アルマーニ:インスタレーションを中心に、テーマ別に部屋を設けている。それぞれがブランドの大切な要素を構成する。例えばメンズウエアとウィメンズウエアや、ミラノと世界の大都市、雑誌間で生まれる対話などを表現。部屋ごとのコンセプトに合わせて、配置するファッションアイテムなどを選んだ。活気あふれるビジュアルで、大きなムードボードのような部屋をミラーで覆い、万華鏡のようにそれぞれの要素を集めたんだ。

WWD:開催の準備をしながらどんなことを感じていた?

アルマーニ:これまでのデザインや取り組みを整理しながら、私のスタイルの本質やアイデア、アイテムを再考するきっかけとなった。たくさんの記憶が蘇ったよ。ミラノのブロレット通りの壁面広告の影響力は特にすごかった。思い出の多くには、レオ(Leo)や姪のシルヴァーナ(Silvana)がいる。長年私のそばにいてくれて、頭が上がらない2人だ。シルヴァーナとは一緒にウィメンズのコレクションを作ったりして、常にオープンに意見交換をしてきた。レオは私の片腕として一緒に働いてきた。忠誠であることに加えて、しんどい時もそれを軽くしてくれるような性格に本当に感謝している。

WWD:雑誌の発行や壁面広告を通して伝えたいメッセージは?

アルマーニ:一般的に広く語られるようになった「包括性(インクルージョン)」について、私は40年前から伝えようとしている。雑誌や広告でコミュニケーションに重きを置いているのは、“エンポリオ”という名の通り、ブランドが大切にしている価値観を自然に広げていくことを願ってのこと。雑誌を出版していた頃から妹のロザンナ(Rosanna)とは一緒に働いてきたが、広告のアイデアを提案してくれたのは彼女。この展覧会でも一緒に動いてくれた。

WWD:デジタルを使った仕掛けはある?

アルマーニ:もちろん!インスタグラムは要チェックだ。

WWD:「エンポリオ アルマーニ」の現在地は?顧客層や店舗数、これから新店舗オープンの予定は?

アルマーニ:メインの顧客層はヨーロッパとアジア。でもアメリカもコロナからの復帰を大きく支える市場だ。店舗は、250店以上ある。直近でイタリアのリナーテ、スペインのバルセロナに新店舗をオープンしたので、今後北米や中国にもっと店舗を増やしたいと思っている。

WWD:独立企業として迎えた40年だが、そこにこだわりは?

アルマーニ:1人の男として、そして起業家として独立しているということは大きな意味を持つ。特に今の時代は強く感じることだ。スピーディーかつ柔軟に動くためにも、大事な選択だ。これまでも自分の道を切り開いてきたし、これからもそうしていくだろう。

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「アンリアレイジ」22年春夏パリコレは「竜とそばかすの姫」の世界で発表 初のNFTコレクションも

 「アンリアレイジ(ANREALAGE)」は、細田守監督の最新作「竜とそばかすの姫」とコラボレーションした2022年春夏コレクションをパリ・ファッション・ウイーク公式スケジュールの10月2日16時30分にデジタルで発表する。二次元と三次元を表す“ディメンション(DIMENSION)”をテーマに、「竜とそばかすの姫」の世界を通して、ブランドが追求してきた日常と非日常の交差を演出する。

 今回のコラボは、「竜とそばかすの姫」の超巨大インターネット世界“<U(ユー)>”の歌姫“ベル”が劇中で着用したドレスのデザインを、森永邦彦デザイナーが手掛けたことがきっかけ。

 ショーで発表するデジタルルックは、ブランド初のNFTコレクションとして「アンリアレイジ」特設サイトでショー終了後に販売する。10月中旬には、NFTのマーケットプレイス最大手のオープンシー(OPENSEA)で一部ルックのみを販売する。またスタートバーンが構築するアートのためのブロックチェーンネットワーク“スタートレイル(STARTRAIL)”を採用し、作品の真正性や信頼性を担保するほか、流通や利用も永続的に管理する。

 配信は、フランスオートクチュール・プレタポルテ連合会(Federation de la Haute Couture et de la Mode)の公式サイトや、NTTが提供するVR空間プラットフォームのドア(DOOR)などで行う。ドアでは、VR会場にアバターとして参加し、ショーを観覧することができる。配信終了後にはコレクションに登場した新作ルックを3Dで閲覧でき、来場者同士のコミュニケーションも可能だ。

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「カードキャプターさくら」の魔法陣を繊細な彫刻で再現したハイライトパウダーが登場

 バンダイが運営する化粧品ブランド「クレアボーテ(CREERBEAUTE)」は、TVアニメ「カードキャプターさくら」に登場する、さくらカード編の魔法陣をモチーフにした“カードキャプターさくら 魔法陣ハイライトパウダー”(税込4620円)の予約受付を開始した。

 コンパクトは、魔法陣を可憐なピンクゴールドメッキと繊細な彫刻で表現。内側からはシャンパンピンクパーツがのぞき、魔法陣の細かい模様までゴールド印刷で再現している。淡いピンクのカラーストーンを採用し、魔法陣の上で輝く仕様になっている。コンパクトを開けると直径54mmの鏡付き。手の平に収まるサイズで、持ち運びにも対応している。

 ハイライトパウダーは、肌なじみのよいベージュで、絶妙な配合のパールとラメが肌に艶ときらめきを与える。表面に、作中に登場するキャラクター“ケロちゃん”のデザインを刻印しており、コンパクトを開くたびにケロちゃんから元気をもらえる。

 パッケージは“さくらカードブック”を表現した豪華仕様で、パッケージに入れた状態で部屋に飾っても楽しめる。なお予約期間は11月7日23時までで、準備数に達した場合、販売を終了することもある。製品は2022年3月に発送予定だ。

 「クレアボーテ」では、キャラクターと本格コスメをコラボレーションさせた製品を展開。「ベルサイユのばら」や「美少女戦士セーラームーン」など、時代にとらわれることなく人気で個性的なキャラクターを起用することで、女性が「こうなりたい」と描く理想のイメージを表現して共感を呼んでいる。

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「カードキャプターさくら」の魔法陣を繊細な彫刻で再現したハイライトパウダーが登場

 バンダイが運営する化粧品ブランド「クレアボーテ(CREERBEAUTE)」は、TVアニメ「カードキャプターさくら」に登場する、さくらカード編の魔法陣をモチーフにした“カードキャプターさくら 魔法陣ハイライトパウダー”(税込4620円)の予約受付を開始した。

 コンパクトは、魔法陣を可憐なピンクゴールドメッキと繊細な彫刻で表現。内側からはシャンパンピンクパーツがのぞき、魔法陣の細かい模様までゴールド印刷で再現している。淡いピンクのカラーストーンを採用し、魔法陣の上で輝く仕様になっている。コンパクトを開けると直径54mmの鏡付き。手の平に収まるサイズで、持ち運びにも対応している。

 ハイライトパウダーは、肌なじみのよいベージュで、絶妙な配合のパールとラメが肌に艶ときらめきを与える。表面に、作中に登場するキャラクター“ケロちゃん”のデザインを刻印しており、コンパクトを開くたびにケロちゃんから元気をもらえる。

 パッケージは“さくらカードブック”を表現した豪華仕様で、パッケージに入れた状態で部屋に飾っても楽しめる。なお予約期間は11月7日23時までで、準備数に達した場合、販売を終了することもある。製品は2022年3月に発送予定だ。

 「クレアボーテ」では、キャラクターと本格コスメをコラボレーションさせた製品を展開。「ベルサイユのばら」や「美少女戦士セーラームーン」など、時代にとらわれることなく人気で個性的なキャラクターを起用することで、女性が「こうなりたい」と描く理想のイメージを表現して共感を呼んでいる。

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高島屋が循環型プロジェクトで「ホワイトマウンテニアリング」と協業 再生ポリ100%の限定コレクションを発売

 高島屋は10月15日、デザイナーの相澤陽介が手掛ける「ホワイトマウンテニアリング(WHITE MOUNTAINEERING)」と協業し、再生ポリエステル糸を使用したカプセルコレクション(全7型)を発売する。高島屋6店(日本橋店、タカシマヤタイムズスクエア、横浜店、大阪店、京都店、玉川高島屋S・C)および同社の公式EC「タカシマヤファッションスクエア」で取り扱う。

 高島屋が日本環境設計と組んで循環型社会の実現を目指すプロジェクト「デパート デ ループ(DEPART DE LOOP)」の一環。販売した商品は、その後店舗で回収も行い、再資源化して新たな商品製造に活用する。

 カプセルコレクションは全7型。日本環境設計が古着を再資源化したポリエステル糸“ブリングマテリアル”を使用。サステナブルな素材に、「ホワイトマウンテニアリング」らしいアウトドア由来の機能性とデザインを融合させた。アウターは8つのポケットを備え、シワ感のあるナチュラルストレッチが特徴の中わたジャケット(9万9000円)、100%ポリエステルフリースで軽量なボアベスト(5万2000円)、変形ヨークスリーブでストレスフリーな着心地のボアブルゾン(8万2500円)をラインアップ。ダンボール素材を使用したフーディ(3万7400円)、長袖シャツ(3万800円)、ストレッチ入り3タックパンツ(3万8500円)などデイリーに使える中・軽衣料もそろう。

 相澤氏は協業にあたり、「元々ある衣服を元に、新しい糸へ布へと循環させるには大きな手間と時間がかかる。しかし、衣服の未来を見据えたときにこの考え方は非常に重要であり、この取り組みは衣服を身にまとう人々の意識につながっていく」とコメントを出した。

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編集者が立ち上げたニッチフレグランスのD2C「ラニュイ」 クラシック音楽を香りとして表現

 コロナ禍以降、販売好調なアイテムの1つに香水がある。外出機会が減った中でのリフレッシュや癒やしとして、香りを楽しむ人が増えているというのがその背景だ。「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」の香水“レプリカ”の大ヒットを受け、有力ラグジュアリーブランドが入門商品として香水販売に力を入れる動きも広がっている。一方で、新興の作り手によるこだわりの詰まった個性派香水“ニッチフレグランス”もじわじわ浸透中。「クラシック音楽を香りにする」がコンセプトの香水のD2Cブランド「ラニュイ(LA NUIT)」も、まさにそうしたニッチフレグランスの1つだ。

 クラシック音楽の名曲からイメージを膨らませ、香りに落とし込んでいく手法が「ラニュイ」の香水作りの特徴。9月21日から自社サイトで販売している第1弾商品は、ブランド名の由来でもあるラヴェルのピアノ組曲「夜のガスパール(Gaspard de la nuit)」が着想源だ。同組曲は「オンディーヌ(Ondine)」「絞首台(Le gibet)」「スカルボ(Scarbo)」の3曲から成り、それぞれの曲をイメージした異なる香りの3つのオードトワレを作成した。

 香りを監修したのは、高級ホテルやレストランなどの香りのディレクションを手がける和泉侃(いずみ・かん)。水の精オンディーヌが男を誘惑するストーリーの「オンディーヌ」は、トップノートがウォーターアコード、ミドルノートがスズラン、ラストノートがバイオレットで官能的。不気味な鐘の音が響く「絞首台」はトップノートをレザー、ミドルノートをエレミ、ラストノートをシダーにして重厚に。暴れ回る小鬼を描く超絶技巧曲「スカルボ」はトップノートがクローバー、ミドルノートがネロリ、ラストノートがオークモスでスパイシーに、といった具合だ。

聴覚×嗅覚×視覚、五感に訴える形で香水を発信

 「ラニュイ」を手掛けているのは、フリーランスの編集者・ライターの海老原光宏。もともとクラシックのピアノ楽曲を弾くのも聴くのも好きで、学生時代はピアノの演奏サークルに所属していたほど。大好きなクラシック音楽を日々楽しむ中で、聴覚と嗅覚を組み合わせる「ラニュイ」のアイデアを思いついたという。京都のホテルに宿泊した際に香りのディレクションをしていた和田氏を知って、インスタグラム経由で連絡を取り、立ち上げに漕ぎ着けた。「自分のようなクラシック音楽ファンだけでなく、ニッチフレグランス好き、香水好きの人にも楽しんでほしい」と海老原。

 初回限定盤は、3種各10ミリリットルのオードトワレをセットにして、ブックレットを付けて販売している(1万8700円)。ブックレットには「夜のガスパール」の楽譜や、楽曲のもととなったベルトランの詩、音楽家・文筆家の菊池成孔によるラヴェルと香りについてのエッセイ、フランス人ピアニストへのラヴェルについてのインタビューなどを掲載しており、クラシック音楽のオタク層にも響く内容だと胸を張る。また、ブランドの公式インスタグラムアカウント(@lanuit_fragrance)には、写真家の野村佐紀子が「スカルボ」をイメージして撮り下ろした写真を掲載。「音楽の聴覚、香りの嗅覚に、写真という視覚を組み合わせた。今後も五感を組み合わせるやり方で香水を発信していく」と海老原。自社ECが主販路だが、今秋はポップアップストアの実施も予定しているという

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編集者が立ち上げたニッチフレグランスのD2C「ラニュイ」 クラシック音楽を香りとして表現

 コロナ禍以降、販売好調なアイテムの1つに香水がある。外出機会が減った中でのリフレッシュや癒やしとして、香りを楽しむ人が増えているというのがその背景だ。「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」の香水“レプリカ”の大ヒットを受け、有力ラグジュアリーブランドが入門商品として香水販売に力を入れる動きも広がっている。一方で、新興の作り手によるこだわりの詰まった個性派香水“ニッチフレグランス”もじわじわ浸透中。「クラシック音楽を香りにする」がコンセプトの香水のD2Cブランド「ラニュイ(LA NUIT)」も、まさにそうしたニッチフレグランスの1つだ。

 クラシック音楽の名曲からイメージを膨らませ、香りに落とし込んでいく手法が「ラニュイ」の香水作りの特徴。9月21日から自社サイトで販売している第1弾商品は、ブランド名の由来でもあるラヴェルのピアノ組曲「夜のガスパール(Gaspard de la nuit)」が着想源だ。同組曲は「オンディーヌ(Ondine)」「絞首台(Le gibet)」「スカルボ(Scarbo)」の3曲から成り、それぞれの曲をイメージした異なる香りの3つのオードトワレを作成した。

 香りを監修したのは、高級ホテルやレストランなどの香りのディレクションを手がける和泉侃(いずみ・かん)。水の精オンディーヌが男を誘惑するストーリーの「オンディーヌ」は、トップノートがウォーターアコード、ミドルノートがスズラン、ラストノートがバイオレットで官能的。不気味な鐘の音が響く「絞首台」はトップノートをレザー、ミドルノートをエレミ、ラストノートをシダーにして重厚に。暴れ回る小鬼を描く超絶技巧曲「スカルボ」はトップノートがクローバー、ミドルノートがネロリ、ラストノートがオークモスでスパイシーに、といった具合だ。

聴覚×嗅覚×視覚、五感に訴える形で香水を発信

 「ラニュイ」を手掛けているのは、フリーランスの編集者・ライターの海老原光宏。もともとクラシックのピアノ楽曲を弾くのも聴くのも好きで、学生時代はピアノの演奏サークルに所属していたほど。大好きなクラシック音楽を日々楽しむ中で、聴覚と嗅覚を組み合わせる「ラニュイ」のアイデアを思いついたという。京都のホテルに宿泊した際に香りのディレクションをしていた和田氏を知って、インスタグラム経由で連絡を取り、立ち上げに漕ぎ着けた。「自分のようなクラシック音楽ファンだけでなく、ニッチフレグランス好き、香水好きの人にも楽しんでほしい」と海老原。

 初回限定盤は、3種各10ミリリットルのオードトワレをセットにして、ブックレットを付けて販売している(1万8700円)。ブックレットには「夜のガスパール」の楽譜や、楽曲のもととなったベルトランの詩、音楽家・文筆家の菊池成孔によるラヴェルと香りについてのエッセイ、フランス人ピアニストへのラヴェルについてのインタビューなどを掲載しており、クラシック音楽のオタク層にも響く内容だと胸を張る。また、ブランドの公式インスタグラムアカウント(@lanuit_fragrance)には、写真家の野村佐紀子が「スカルボ」をイメージして撮り下ろした写真を掲載。「音楽の聴覚、香りの嗅覚に、写真という視覚を組み合わせた。今後も五感を組み合わせるやり方で香水を発信していく」と海老原。自社ECが主販路だが、今秋はポップアップストアの実施も予定しているという

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H&Mジャパン、10月からEC購入商品のパッケージでプラスチック廃止

 H&Mジャパンは10月1日から順次、自社ECの商品発送時に使用してきたプラスチック製の包装やパッケージを廃止する。プラスチックに代えて、適切に管理された森林からの生産品を表す、FSC認証を得た紙製のパッケージを導入。H&Mはグループ全体として、2025年までに自社製品に使用する全ての包装・パッケージをリユース、リサイクルが可能なもの、もしくは堆肥化が可能なものへと切り替えるという目標を掲げている。今回の取り組みもその一環。

 導入する紙製の包装・パッケージに使用する紙はコーティングなどを施していないため、「容易にリサイクルでき、循環させることが可能」とH&Mジャパンはコメントしている。「世界的にECでの買い物が増加し、それに伴って包装のプラスチック廃棄物が増加している今、よりサステナブルな包装、パッケージを見つける必要性が高まっていた」。

 今回紙製の包装・パッケージを導入するのは外袋で、引き続き内袋はプラスチック製を使用する。内袋についても、グループとして25年に掲げている目標に向けて、「プラスチックの代替となる解決策を早急に見つけることに引き続き取り組んでいく」という。

 H&Mジャパンは他国のH&Mと同様に、店頭で使用する買い物袋については、18年以降プラスチック製から紙製に切り替え、有料化してきた。それによりバッグを持参する客が増え、20年の買い物袋消費量は前年に対し59%削減できたという。

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「エムエム6 メゾン マルジェラ」と「イーストパック」のコラボが発売 “リバース”仕様のバッグ5型

 「エムエム6 メゾン マルジェラ(MM6 MAISON MARGIELA 以下、エムエム6)」は、「イーストパック(EASTPAK)」とコラボレーションしたカプセルコレクションの第2弾を10月15日に発売する。エムエム 6 メゾン マルジェラ オモテサンドウ、三越伊勢丹と阪急阪神のオンラインストアなどで取り扱う。

 コレクションは、「イーストパック」を代表する“パデッド パッカー バックパック”や“スプリンガー バムバッグ”、「エムエム6」の“ジャパニーズ”バッグなどをベースとした5型で、それぞれ3色を用意した。「エムエム6」2021-22年秋冬コレクションのコンセプトである“リバース”に合わせ、バッグの形状をツイストや変形、反転させている。

 “パデッド リバーシブル バックパック”は、パッド入りのショルダーストラップを、取り外し可能なリバーシブル仕様にした。ブラック、ブルー、レッドのバックパックを裏返すと、ライニングのホワイトに変化する。“スプリンガー リバーシブル バムバッグ”も、裏返すと全てホワイトに変化するデザインだ。

 「イーストパック」のタフなブラックナイロンを採用した“パデッド バックトゥバック XL バックパック”は、前後どちらにもパッド入りのショルダーストラップを取り付けた。“ミニショルダーバッグ”は、「イーストパック」の“オービット ミニバッグ”をアレンジしたもので、ホワイトのライニングとステッチ、裏返しのラベルが特徴だ。また、「エムエム6」のアイコンである“ジャパニーズ”バッグは、シグネチャーである1本の白いステッチや反転させたロゴを取り入れた。

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「ホカ オネオネ」が“初心者も履ける”カーボンシューズ発売

 「ホカ オネオネ(HOKA ONEONE)」は、高いクッション性を持つランニングシューズ“ボンダイ(BONDI)”シリーズの新作“ボンダイ エックス(BONDI X)”を10月1日に発売する。カーボンプレートを内蔵し、推進力とソフトなはき心地を両立させたモデルだ。価格は税込3万800円で、サイズは22.0~30.0cmをそろえる。公式オンラインストアや全国の取り扱い店舗で販売する。

 同モデルは走り慣れていないランナーにも対応するため、高いクッション性を持つEVA素材を従来よりも多く使用した。TPU素材のアッパーは通気性のよいメッシュ構造にして、シュータンは走行時もずれにくいV字構造を採用した。つま先とかかとを削った“メタロッカー”形状のアウトソールが、スムーズな足運びをサポートする。かかとには着脱に便利なタブも付く。デザインはホワイトカラーをベースに、イエローのグラデーションとオレンジのロゴ、ブルーのラインでシンプルに仕上げた。

 発売に先駆けて行われたオンライン説明会には、元陸上長距離走選手で東洋大学時代は「新・山の神」の愛称で知られたブランドアンバサダーの柏原竜二が登壇した。「カーボンプレートに興味はあるけど手が出せてない初心者から、走り慣れたランナーまで、幅広い人におすすめ。コントロールしやすく、無理なく速さを追求できるため、走る楽しさを実感できます」と語った。

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「マイケル・コース」が映画「007」とコラボ ミス・マネーペニー愛用のバッグなど3型

 「マイケル・コース コレクション(MICHAEL KORS COLLECTION)」はこのほど、映画「007」シリーズと初めてコラボレートしたカプセルコレクションを発売した。銀座店および公式オンラインストア、映画「007」の公式オンラインストアで販売中だ。

 ジェームス・ボンド シリーズの25作目となる「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」の公開を記念したコレクションは“MKC x 007 ボンド バンクロフト”(税込31万7900円)、“MKC x 007 ボンド キャリーオール”(同42万6800円)、“MKC x 007 ボンド ダッフル”(同35万4200円)の3つのバッグを用意した。

 カーフレザーを用いた“MKC x 007 ボンド バンクロフト”は、映画で女優のナオミ・ハリス(Naomie Harris)が演じるミス・マネーペニー(Miss Moneypenny)が愛用している。内側には、“MKC x 007”と刻印されたプレートを施した。カーフレザーの“MKC x 007 ボンド キャリーオール”とコットンキャンバス地の“MKC x 007 ボンド ダッフル”は「007」らしく、どちらも旅を想定してデザインされたバッグで、“MKC x 007”のロゴを刻印したレザーのラゲッジタグを付属した。

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「ディオール」2022年春夏パリ・コレクション

 「ディオール(DIOR)」が2022年春夏コレクションをパリで発表した。

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「サンローラン」2022年春夏パリ・コレクション

 「サンローラン(SAINT LAURENT)」が2022年春夏コレクションをパリで発表した。

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「エイミーイストワール」が先行受注で1日1.6億円を売り上げ

 ドットワン(東京、藤井亮輔社長)が運営するウイメンズのアパレルD2Cブランド「エイミーイストワール(EIMY ISTOIRE)」はこのほど、17日に実施した自社ECサイトでの先行受注会の売り上げが1億6000万円になったと発表した。9日にはルミネエストの店舗をリニューアルオープンしており、そこでも初日だけで1800万円の売り上げを記録していた。

 ウイメンズのD2Cブランドの先駆けである同ブランドは、クリエイティブディレクターに元「リエンダ(RIENDA)」のカリスマ販売員のMANAMIを迎え、2016年7月にスタート。SNSを巧みに操り、立ち上げから数年でで年商40億円に達していた。リアル店舗もルミネエストのほか、名古屋パルコ、梅田エストの3店舗を構えている。

 先行受注会ではスタートからわずか1時間で8000万円の受注を獲得し、上位5アイテムのみで5750万円を売り上げたという。

 また、9月9日にはルミネからルミネエストに店舗を移転オープンしたほか、同じくMANAMIがクリエイティブディレクターを務めるコスメブランドの「アイアム(AIAM)」も同時オープンさせていた。

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「エイミーイストワール」が先行受注で1日1.6億円を売り上げ

 ドットワン(東京、藤井亮輔社長)が運営するウイメンズのアパレルD2Cブランド「エイミーイストワール(EIMY ISTOIRE)」はこのほど、17日に実施した自社ECサイトでの先行受注会の売り上げが1億6000万円になったと発表した。9日にはルミネエストの店舗をリニューアルオープンしており、そこでも初日だけで1800万円の売り上げを記録していた。

 ウイメンズのD2Cブランドの先駆けである同ブランドは、クリエイティブディレクターに元「リエンダ(RIENDA)」のカリスマ販売員のMANAMIを迎え、2016年7月にスタート。SNSを巧みに操り、立ち上げから数年でで年商40億円に達していた。リアル店舗もルミネエストのほか、名古屋パルコ、梅田エストの3店舗を構えている。

 先行受注会ではスタートからわずか1時間で8000万円の受注を獲得し、上位5アイテムのみで5750万円を売り上げたという。

 また、9月9日にはルミネからルミネエストに店舗を移転オープンしたほか、同じくMANAMIがクリエイティブディレクターを務めるコスメブランドの「アイアム(AIAM)」も同時オープンさせていた。

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JSB3山下健二郎がファッションでサステナビリティに挑む 漂着ペットボトルから生まれるモノ作り

 三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEの山下健二郎がDIYや釣り、キャンプなどのアクティビティーを楽しむ人に向けたファッションブランド「ハイ ファイブ ファクトリー プロデュース バイ ケンジロウ ヤマシタ(HIGH FIVE FACTORY PRODUCE BY KENJIRO YAMASHITA以下、ハイ ファイブ ファクトリー)」を立ち上げた。自身の趣味や経験を元にしたファッショナブルかつ機能的なアイテムを提案する。1月にファーストコレクションを発表し、初めての秋冬を迎えた今シーズンは、マウンテンジャケット(2万2000円)やフリースジャケット(1万3200円)などをラインアップするほか、豊島が扱うリサイクル素材「UpDRIFT(アップドリフト)」を用いたキャップ(4400円)も用意。「できることから始めたい」と話す山下が取り組むサステナビリティは、決して身構えず、多くの人が今日からできるアクション。その心意気から生まれるモノ作りをインタビューから探る。

「できることから
少しずつでもアクションを」

――山下さんがサステナビリティに興味を持つきっかけは何だったんでしょう?

山下健二郎(以下、山下):海や川、ダム、湖など、全国さまざまな場所で釣りをしていると、釣り場が汚れていることがあるんです。漂流ゴミや廃棄されたもの、釣り人が捨てた物などいろんなゴミがあるんですが、そういうのを見ていると悲しくなって……、何か自分でもできることはないかな?と、毎回、ゴミをビニール袋いっぱいに拾うことから始めました。そういう小さなことはしていたんですが、以前、仕事で(鹿児島県の)沖永良部島に行く機会があって。そこでは子どもたちが、毎朝5時半に起きてビーチクリーンをしているんです。大人たちが出したゴミを、“環境問題”という言葉も知らないような子どもたちが拾っている。その理由も、綺麗な海を守りたいとか生き物の住処を綺麗にしたいとか、そういうシンプルな気持ちです。その子どもたちに感銘を受けたことが、環境問題をより強く意識するようになるきっかけでした。

――今年に入って立ち上げた「ハイ ファイブ ファクトリー」はアウトドアユーザーに向けた服です。ブランドを通して環境問題に挑みたいという気持ちもあるそうですね。

山下:「ハイ ファイブ ファクトリー」は釣りやキャンプ、DIYなど、自然と関わっているアクティブな人たちに着てもらいたいという思いで立ち上げました。そういったブランドだからこそ、環境問題への意識を投げかけることができるだろうし、ブランドを通して釣り場を綺麗にしようとか、メッセージを伝えることはできると思っています。商社の豊島さんから漂着ペットボトルゴミを原料とした繊維「UpDRIFT」があることを聞いて、まずはできることから、少しずつでもアクションを起こすことが大切だなと。そこでまずは、「UpDRIFT」の生地をキャップに用いました。

――「UpDRIFT」のどのような点に魅力を感じましたか?

山下:本来は漂流ゴミが無くなるのが一番なので、繊維に変えて服を売る時代が来ないのが理想ですよね。でも現実的になかなか難しいし、今を生きる僕たちが環境問題に取り組まなければ未来にさえ繋がらない。今、余った洋服の廃棄が問題視されていますが、僕は洋服もギアも好きだから複雑な気持ちもあって……。だからこそ、好きなものを環境問題の解決に繋げられる「UpDRIFT」のような素材は素晴らしいと思ったんです。

――キャップを選んだ理由は?

山下:もちろんアパレルでもよかったんですが、僕が今作っている洋服はサイズ的にメンズ向きのものが多いので、キャップなら男女問わず、子どもから大人まで被れると考えました。今後はシーズンごとにキャップのデザインも新調して、ゆくゆくはグッズやギアに広げていきたいと思っています。

――改めて、山下さんにとってのサステナブルとは?

山下:今はまだ、どちらかといえばサステナビリティが“いいこと”だという感覚の人が多いと思いますが、近い将来、これが当たり前の生活レベルになることを願っています。僕も仕事で、たくさんの発信場所を持たせていただいていますが、それを惜しみなく使って、どんどん発信していきたい。日本は本当に海も川も湖も綺麗だし、魚も美味しい。釣りやキャンプを愛する男として、そのかけがえのない自然を自分たちの手で守っていきたいです。

漂着ペットボトルを回収し、
資源にする「UpDRIFT」

 「UpDRIFT」はライフスタイル提案商社の豊島が扱う、海岸などで回収したペットボトルなどを繊維原料に生まれ変わらせ、環境負荷の低い新しい製品として蘇らせる取り組みだ。地域活動団体や地方自治体、企業などと連携して行うビーチクリーンアップ活動によって砂浜に漂着したペットボトルを回収し、分別や粉砕、洗浄などを行ってから資源化する。

 クリーンアップ活動で回収した漂着ペットボトルは、分別、粉砕して溶かし、“UpDRIFTファイバー(糸)”として生まれ変わる。これには、回収漂着ペットボトル由来の再生樹脂を10%以上、残りの約90%相当は素材市場から調達したペットボトル由来の再生樹脂を使用している。その糸で織った“UpDRIFTファブリック(生地)”を製品に用いる。

 そもそも日本周辺海域(東アジア)には北大西洋の海域の16倍、世界の海の平均の27倍のペットボトルを含むマイクロプラスチックが存在すると推計されている。海域別1平方キロメートル当たりに存在するマイクロプラスチックの個数が、世界の海の平均約6万3000個に対して、日本周辺海域(東アジア)では172万個あったという調査結果があるほどで、海の環境や海洋生物にとって脅威となっている。海洋プラスチック問題の解決を目指すことを通じて、豊かな自然を守り、有限な資源の有効利用を実践するのが「UpDRIFT」だ。

 “UpDRIFT(アップドリフト)”とは、「緩やかな上昇、上昇運動」といった意味を持つ言葉。海洋プラスチック問題をジブンゴトとして捉え、「ひとりひとりができるアクションを起こし、より大きなムーブメントにしていきたい」という思いを込めている。世界規模の海洋プラスチック問題に対しては「小さなうねり」に過ぎないが、個人、地域、企業など、同じ意志を持つ仲間と協力することで、小さなうねりを大きな波へと変えられると信じ、活動を続けていくという。

INTERVIEW & TEXT:YUKI KOIKE
問い合わせ先
豊島 営業企画室
03-4334-6042

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美しい髪は潤いあふれる頭皮から シャンプーにこだわった「ルベル」の新ヘアケアが誕生

 タカラベルモントは、理美容室専売化粧品ブランド「ルベル(LEBEL)」から新ヘアケア「ルベル ワン」を10月7日に発売する。毎日繰り返すシャンプーだからこそ“28日”といわれる頭皮のターンオーバーに合わせたホームケアと、月に1回のサロンケアを提案する。ホームケアでは4種のシャンプーと2種のトリートメント、2種のアウトバスがそろう。価格は税込3080〜6600円。

 「ルベル ワン」は、紫外線やエアコンによる乾燥など現代人は“超乾燥社会”ともいえる環境にさらされていること、昨年から続くコロナ禍によるストレスの増大も加わり乾燥が原因で頭皮のかゆみを感じる人が増えていることに注目。美しい髪は潤いのある頭皮がカギになると考え、毎日頭皮や髪に触れる“シャンプー”にフォーカスして開発した。頭皮の潤いを高める成分を追求し、独自の洗浄組成で洗浄成分の削減を実現したことで十分な泡立ちと洗浄力ながらも、髪の土台となる頭皮の潤いを守る。

 同ブランドはSDGs視点のモノづくりにも注力。貴重な水質資源を保護するために優れた易生分解性の洗浄成分を採用した。また洗浄成分の削減によりすすぎ時間が短くなり、約8.8%の節水効果が期待できるという。導入全店での業務使用における試算によると、年間で4726t(500mLペットボトル950万本に相当)の節水を見込む。そのほか、植物由来のバイオ原料やリフィル容器の採用による石油由来プラスチックの使用料や廃棄物の低減や、化粧箱にはFSC認証紙を採用するといった取り組みを行う。

 タカラベルモントは10月5日に創業100周年を迎える。次の100年に向けて、パーパス「美しい人生を、かなえよう。」を制定。刻々と変化する世界の中で、いかなる社会寄与ができるかを追求する取り組みをスタートさせている。

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美しい髪は潤いあふれる頭皮から シャンプーにこだわった「ルベル」の新ヘアケアが誕生

 タカラベルモントは、理美容室専売化粧品ブランド「ルベル(LEBEL)」から新ヘアケア「ルベル ワン」を10月7日に発売する。毎日繰り返すシャンプーだからこそ“28日”といわれる頭皮のターンオーバーに合わせたホームケアと、月に1回のサロンケアを提案する。ホームケアでは4種のシャンプーと2種のトリートメント、2種のアウトバスがそろう。価格は税込3080〜6600円。

 「ルベル ワン」は、紫外線やエアコンによる乾燥など現代人は“超乾燥社会”ともいえる環境にさらされていること、昨年から続くコロナ禍によるストレスの増大も加わり乾燥が原因で頭皮のかゆみを感じる人が増えていることに注目。美しい髪は潤いのある頭皮がカギになると考え、毎日頭皮や髪に触れる“シャンプー”にフォーカスして開発した。頭皮の潤いを高める成分を追求し、独自の洗浄組成で洗浄成分の削減を実現したことで十分な泡立ちと洗浄力ながらも、髪の土台となる頭皮の潤いを守る。

 同ブランドはSDGs視点のモノづくりにも注力。貴重な水質資源を保護するために優れた易生分解性の洗浄成分を採用した。また洗浄成分の削減によりすすぎ時間が短くなり、約8.8%の節水効果が期待できるという。導入全店での業務使用における試算によると、年間で4726t(500mLペットボトル950万本に相当)の節水を見込む。そのほか、植物由来のバイオ原料やリフィル容器の採用による石油由来プラスチックの使用料や廃棄物の低減や、化粧箱にはFSC認証紙を採用するといった取り組みを行う。

 タカラベルモントは10月5日に創業100周年を迎える。次の100年に向けて、パーパス「美しい人生を、かなえよう。」を制定。刻々と変化する世界の中で、いかなる社会寄与ができるかを追求する取り組みをスタートさせている。

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東レ“ウルトラスエード”が2022−23年秋向け特設サイトをオープン スワッチの無料オーダーサービスも実施

 東レは、人工皮革“ウルトラスエード®(Ultrasuede®)”のファッション向け2022-23年秋冬コレクションの特設ページを公式ウェブサイト上にオープンした。

 特設ページでは、「THICKNESS VARIATIONS」「FASHION VIEW」「ECO STORY」の3つのコーナーを設けて、素材の厚みの違いや、エンボスやパンチングなどの後加工による多彩な新作のバリエーションを紹介する。特に近年引き合いが旺盛という植物由来原料やリサイクル原料を使用した環境配慮型素材も多数ラインアップしている。

 中でも「FASHION VIEW」では、今シーズンはリサイクルPET素材や植物由来PET素材を中心に、4つのテーマやビジュアルとともに発信。「ガーデン=創造性を再考する場」を主題に、自然の美をテーマにした素材やナチュラル&リラックスなペールトーン素材、デジタルゲームにインスパイアされたフューチャリスティックなイメージの素材などをそろえる。

 “ウルトラスエード®”と併せて、艶やかな質感やしなやかさを兼ね備える銀面調人工皮革“ウルトラスエード®ヌー”シリーズも併せてラインアップする。スワッチサンプルを無料でオーダーできるサービスも設け、気になる素材は実際に手に取って確認することも可能だ。

 “ウルトラスエード®”は1970年の発売以来、ジャパン・クオリティーの最先端技術を駆使して進化を続ける、東レを代表する高機能素材だ。極細繊維をベースにした素材は、断ち放し可能なほか、イージーケア、安定性、均質性などが特徴。やわらかな風合いと手ざわり、高度な品質は、ファッション業界だけでなく、インテリア業界や自動車業界からも支持されている。環境負荷低減の一環として、リサイクルシステムの導入や植物由来ポリマーへの移行などにも積極的に取り組んでいる。

問い合わせ先
東レ ウルトラスエード事業部
03-3245-5401

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INTERNATIONAL DAY OF THE GIRL CHILD 2021!!

こんにちは。
早いものでもうすぐ10月ですね。
10月11日は、INTERNATIONAL DAY OF THE GIRL CHILD(国際ガールズ・デー)です。
みなさんはこの日をご存知でしょうか。
国際ガールズ・デーは、ジェンダーによる差別をなくし、女の子や女性にも平等な機会が与えられる社会を作ることを目的に制定されました。
ジェンダーによる差別をなくし、女の子や女性一人ひとりが持つ可能性や能力を発揮できるよう、世界中の団体がさまざまな活動を行っています。
バーニーズ ニューヨークでは今年も国際ガールズ・デーの理念に賛同し、応援しています。

Fly RGB h INTERNATIONAL DAY OF THE GIRL CHILD 2021!!

バーニーズ ニューヨークが参加する「国際ガールズ・デーPLUS」の今年の共通アイコンは、〝THINK FOR GIRLS″をテーマにフォトグラファーのAKANE氏によって制作されました。
「女の子だから、という理由で自由を縛られている子どもたちが世界中にいます。激しい逆光の中、支援活動を通じて自立していく彼女たちは、逞しく強かで、輝きに満ちあふれています。それはまるで、何度も変化を遂げて成長する蝶々のように美しいと思いました。性別に関係なく、好きなものや興味のあるものに熱中し、知識を蓄える姿。自分らしさが詰まった羽根で、めいっぱい空を漕いで生きていく姿を想像してこのアイコンを創りました。これからも、女の子と女性たちが自由に大空に羽ばたいていけるよう未来が続く事を願っています。そして、彼女たちが次世代に幸運を運ぶ道しるべとなりますように」
このAKANE氏の素敵なコメントは毎年開催している六本木地区の賛同企業の取組みをご紹介するフライヤーでもご覧いただけます。
こちらのフライヤーはバーニーズ ニューヨーク各店にて配付しています。

 INTERNATIONAL DAY OF THE GIRL CHILD 2021!!

さらに今回も一人でも多くの方に国際ガールズ・デーの存在を知っていただくきっかけとして、このアイコンにインスピレーションを得て、バーニーズ ニューヨークならではのひねりとユーモアを交え作られた各店のウィンドウディスプレイを制作しています。
「自らの手で、仲間と手を取り合い、世の中に羽ばたいて夢を掴んでほしい」、「家事など女性にかかる”負担”や”しがらみ”から解放され、この世の中を女の子の力でクリーンに美しくしてほしい」というメッセージを、ウィンドウディスプレイに散りばめられたゴム手袋で表現したバタフライに込めています。

 INTERNATIONAL DAY OF THE GIRL CHILD 2021!!

日常や身近にある材料を発想の転換で全く違う物質として表現することは、他に類を見ないバーニーズ ニューヨークならではのクリエイティブ手法です。

その発想の柔軟性や完璧でないカジュアルさを、未成熟で未来のある若い世代に重ね表現されたウィンドウディスプレイをお楽しみください。

 

10月11日は世界中の女の子と女性たちに思いを馳せ、国際ガールズ・デーという日について知っていただける日となりますように。

INTERNATIONAL DAY OF THEGIRL CHILD 2021 LOGO DESIGN 1x1 01 INTERNATIONAL DAY OF THE GIRL CHILD 2021!!

過去の取組みについては詳しくはこちらをご覧ください>>>

GIRL POSSIBLE 2019:

https://www.barneys.co.jp/culture/girl-possible-2019.html

若い世代の未来のために私たちができること

https://www.barneys.co.jp/culture/girl-possible-2019-2.html

GIRL POSSIBLE 2018:

ファッションを通じて、女の子のエンパワーメントをサポート

https://www.barneys.co.jp/culture/girl-possible-2018-1.html

ジェンダーの平等と若者のエンパワーメントを推進する 国際ガールズ・デーのイベントを振り返る

https://www.barneys.co.jp/culture/girl-possible-2018-2.html

GIRL POSSIBLE 2017:

若い世代への可能性を、ファッションを通じて後押しする

https://www.barneys.co.jp/culture/girl-possible.html

国際ガールズ・デーのイベントを、 六本木店&新宿店からレポート

https://www.barneys.co.jp/culture/girl-possible-1.html

なぜ今、美容医療が盛り上がっている? 「今週の特集お届け隊」2021年9月27日号 

 毎週発行している「WWDJAPAN」は、ファッション&ビューティの潮流やムーブメントの分析、ニュースの深堀りなどを通じて、業界の面白さ・奥深さを提供しています。巻頭特集では特に注目のキーワードやカテゴリー、市場をテーマに、業界活性化を図るべく熱いメッセージを発信。ここでは、そんな特集を担当記者がざっくばらんに振り返ります。(この記事は「WWDJAPAN」2021年9月27日号からの抜粋です)

北坂:2年前に「WWDビューティ」で特集した時以上に、美容医療への若年層の関心が高まっていると感じました。コロナ禍で肌がマスク荒れした人もいれば、マスクで顔が隠れる今のうちに施術したいというニーズもあり、最近は駅の広告をジャックしたり、空きテナントに即入居したりのケースも目につきます。

村上:本当に勢いを感じるね。「美容医療」というと「整形」を連想してネガティブなイメージを抱く人もいたけれど、捉え方がそもそも違ってきている。先生たちがユーチューバーとして丁寧に解説する場面が増えているので、きちんと知識を持ったお客さんが育っている。“透明性”のある情報を発信していくことが価値観を変えていったり、新たな市場を生んでいるなと思った。

北坂:はい。失敗した時のリスクも大きいですし、かつては「怖い」というイメージが先行していましたが、それは情報が少な過ぎたからだなと、私も思いました。今回「どこから情報を得ますか」と調査したら、SNSが大半。皆施術後の様子などを積極的にアップしていますし、専用アプリも出ています。情報が多く出ることで「怖くないのかも」とハードルが下がっているように感じました。

村上:取材では何が一番印象的だった?

北坂:昔は「こういう顔になりたい」という流行りがありましたが、今は全然なくて、特に若年層は自分という素材を生かして、自己肯定感を高めようとしています。一方、脱毛は最近、介護生活を見越してミドル層のデリケートゾーンケアが増えているようで、消費者層・目的の双方が広がっているのも興味深かったです。

村上:多様な人の、多彩なニーズに応えられるようになっているところが市場の成長につながっているよね。年配の方がハイブリーチしてヘアカラーを入れたことですごくポジティブなエネルギーを得たように、“マイナスをゼロ”にするのでなく、“ゼロをプラスにする”アプローチは、より多くの人に受け入れられていくと思う。

北坂:はい。自己肯定感を高める美容医療が増えていけばいいなと思いました。今回の調査では、意外と男性からの回答が多くて。今後注目したいです。

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「禁酒令解除」でも時短要請は「おかしくない?」。自由に営業して良いんです。ね、小池さん!

 政府は、9月30日をもって19都道府県に出している緊急事態宣言と、8県のまん延防止等重点措置地域の制限を全面的に解除すると発表した。その中で、東京都をはじめとした一都三県などは、酒類提供や営業時間の制限を入れる方針だ。だが、この要請は法律的な根拠がかなり懐疑的だ。自由に営業して良いのだ。
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50周年を迎える関西の居酒屋古豪マルシェの「闇」。元従業員が語る実態と、なぜか生き延びている強さ

 2022年に創業50周年を迎えるマルシェ株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役:加藤 洋嗣氏)。「餃子食堂マルケン」で息を吹き返したかに見えたが、中核業態は今でも「八剣伝」で、調べれば調べるほど、危機に瀕しているようにも見受けられる。果たしてその実態はどうなのか。同社出身者に内情も聞き、深掘りしてみた。
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