ファッションジャーナリストのリチャード・バックリー氏が72歳で死去 

 ファッションジャーナリストのリチャード・バックリー(Richard Buckley)氏が9月19日、闘病の末、死去した。35年をともに過ごした夫のトム・フォード(Tom Ford)と息子に看取られた。72歳だった。フォードは声明の中で、「リチャードはロサンゼルスの自宅で、私と息子のジャックのそばで健やかに眠った。自然死だった」と述べた。

 バックリー氏は1948年にニューヨーク州ビンガムトンで生まれた。アメリカ、フランス、ドイツで育ち、ミュンヘンのメリーランド大学卒業後、79年にニューヨーク・マガジン(New York Magazine)でジャーナリズムのキャリアを開始。82年から米出版社フェアチャイルド(FAIRCHILD)による「デイリーニュース・レコード(Daily News Records)」のヨーロッパエリア編集記者を務めた。メンズウエアを広く扱うメディアにて、次世代のデザイナーを次々と発掘し、メンズファッションのトレンドに大きな影響力を持つ存在だった。

 86年にニューヨークに拠点を移して「シーン(SCENE)」の編集長、米国版「WWD」のシニアファッションエディターに就任。その後フェアチャイルドを離れ、米コンデナスト(CONDENAST)のファッション誌「ヴァニティ・フェア(VANITY FAIR)」でソーシャルエディターとして、パーティーページを中心に世の動きを発信した。90年にミラノに移り、「ミラベラ(MIRABELLA)」誌のヨーロッパ管轄編集者およびイタリア版「ヴォーグ(VOGUE)」のコントリビューティングエディターに。一緒に暮らしていたパートナーのフォードが「グッチ(GUCCI)」のデザインスタッフに加わった頃だった。パリやロンドンでの生活を経て、近年はロサンゼルス、ニューヨーク、サンタフェで時間を過ごした。

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「ロベルト カヴァリ」2022年春夏ミラノ・コレクション

 「ロベルト カヴァリ(ROBERTO CAVALLI)」が2022年春夏コレクションをミラノで発表した。

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宮永えいとがyutori片石らから資金調達 月商1億円ブランドへ

 宮永えいとが代表を務めるCiiKは、第三者割当増資により3000万円の資金調達を行った。引き受け先は、アパレルブランド「ウィンダンシー(WIND AND SEA)」経営者の赤坂優氏が代表を務めるAAファンド、主にライフスタイルやエンタメ、スポーツ領域に出資するWベンチャーズ(W ventures)、そしてyutoriの片石貴展代表取締役だ。資金は、宮永がプロデュースするメンズコスメブランド「レタッチ(RETOUCH)」の新規プロダクト開発などに充てる。

 宮永はユーチューブチャンネル「大人男子ラボ」で約15万の登録者を持つインフルエンサーだ。スキンケアやメイク、ヘアなどの情報を発信し、今年1月には「レタッチ」をローンチした。過去に都内のヘアサロンで店長を務め、今もサロンワークを続ける現役美容師でもある。

 インフルエンサー自らが資金調達し、事業拡大するのは珍しい。「正直、お金がめちゃくちゃ欲しかったわけではない」と語る宮永に、真の目的と今後の展望を聞いた。

WWD:調達した資金の使い道は?

宮永えいと(以下、宮永):「レタッチ」の新規プロダクト開発や事業拡大に充てます。まずはヘア関係のプロダクトを増やす。これまでリップやBBクリームも作ってきましたが、ヘアバームは初回生産分5000個が完売し、急きょ追加生産するほど大きな反響でした。世の中の男性の身だしなみは髪から始まるんだと実感しました。

WWD:「レタッチ」の強みは?

宮永:僕自身が美容師でヘアの知見を持ってることに加えて、ユーチューブでユーザーのニーズをキャッチできること。動画を分析すれば、どんなトピックに興味があって、どこで離脱されて、どこで登録者が伸びているかが分かる。一種のマーケティングツールなんです。今後も動画やればやるほど、プロダクトの精度も高まります。

WWD:ECや百貨店のほか、全国のヘアサロンと組んで店販するビジネスモデルも奏功している。

宮永:美容師と横の繋がりがあるのは大きいです。中には1カ月で200個売ってくれる美容師もいます。お客さんにも求められるし、プロも使いやすい。これは僕ならではの商品提案力だと思います。

WWD:実売を考えると、自己資本でも十分賄えそうだ。

宮永:正直、めちゃくちゃお金が欲しかったわけじゃありません。僕は男性の身だしなみに課題を感じて、社会貢献できるブランドを本気で作りたいと思っている。でも1人の美容師であり、インフルエンサーだから、「レタッチ」には“インフルエンサーが出したブランド”という認知が少なからずあるんです。このイメージを払拭したい。そこでビジビネスのプロと組んで自分のビジョンを共有し、それを達成する環境を整えました。

WWD:名だたる投資家のサポートによって、ブランドに箔が付く。

宮永:そうです。それと、自分自身に発破をかけるためでもあります。美容の現場しか知らない僕は、世の中のビジネスがどう回っているか、どうやって資金調達するかは全く知らないし、数字も強くない。でもそれを言い訳にしていたら理想のブランドは作れません。今ここで本気でプレゼンして、一流のビジネスマンに認めてもらうことができたら、自分自信も成長する。その一心で行動しました。今回、ライフスタイルや見た目に関する事業に強い3人に仲間になってもらえて、本当に心強いです。

WWD:株主とのつながりは?

宮永:Wベンチャーズの東明宏さんは、僕も所属する「ゴウトゥデイシェアサロン(GO TODAY SHAiRE SALON)に出資されていて知り合いました。片石さんは、実は彼の弟さんの髪を切っていて、そこからつながりました。赤坂さんは片石さんからの紹介です。

WWD:今後の展望は?

宮永:プロダクト数を増やして月商1億円をコンスタントに達成することが当面の目標です。“大人男子の身だしなみをアップデートする”に関係することなら、どんどん挑戦していきたい。開発中の商品がたくさんあるので、まずはそれらを早く詰めてローンチしていきます。楽しみにしていてください。

株主が語る出資の決め手

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「ヌメロ ヴェントゥーノ」2022年春夏ミラノ・コレクション

 「ヌメロ ヴェントゥーノ(N°21)」が2022年春夏コレクションをミラノで発表した。

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「チップ&デール」のスペシャルカフェが登場 果物やナッツを使ったヘルシーメニューに注目

 エンターテインメント事業などを手掛けるレッグスは、ディズニーキャラクターの“チップ&デール”をフィーチャーしたカフェ“オー マイ カフェ”を、10月6日から大阪、14日から名古屋、22日から東京で順次、期間限定でオープンする。

 しっかり者のチップとお調子者のデール。時には喧嘩もするけれど、いつも一緒の2人にフォーカスしたカフェメニューは、秋にぴったりなキノコを使用したグラタンや、どんぐり形にアレンジしたライスとサツマイモのシチューなど。多くのメニューに、2人の大好物の果物やナッツ、野菜をたくさん使っている。全てディズニーの栄養成分に関するガイドラインに適合しており、塩分控えめで低糖質、体に優しいヘルシーなフードになっている。

 また、数種の特典グッズも用意。事前予約をして、メニューを注文した人に“オリジナルランチョンマット”(全4種)をランダムで1枚プレゼント。ドリンクメニューを注文した人限定で購入できる“アクリルスタンドコースター”(全4種、各税込990円)なども用意している。

 開催期間は、大阪が10月6日~11月16日、名古屋が10月14日~11月23日、東京が10月22日~2022年1月10日。詳細は公式サイトに記載してある。

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JCBとデジタルガレージがNFCタグを活用した非接触型決済サービスの実証実験をスタート

 “日本発唯一の国際カードブランド”を運営し、国内最大級の加盟店ネットワークを持つJCBと決済事業を主軸にマーケティング、投資事業を手がけるデジタルガレージは、NFCタグを活用した非接触型決済サービスの実証実験をスタートさせた。9月30日まで、京セラドーム大阪の施設内(オリックス・バッファローズ主催試合時に限る)や映画館の渋谷HUMAXシネマと池袋HUMAXシネマズ、東京・高田馬場の文房具店CHIKUHOで行っている。これは、購入者が自身のスマートフォンだけで決済を完結することができる完全非接触型のサービス。今回の検証結果を踏まえ、より確実な課題解決のためのサービスを提案したい考えだ。JCBによるウィズコロナ時代の決済サービスとは?

アプリ不要!
スマホを“かざすだけ”

 NFCタグとは近距離無線通信技術(Near Field Communication)に対応した非接触型のICタグのことで、スマートフォンをかざすだけで情報を読み取ることができる。カメラで読み取るQRコードに比べ、“かざすだけ”の動作で利用できるため、簡単。スマホをかざすとウェブブラウザへ移り、オンライン上で決済が完了する。ブラウザ上では金額入力後加盟店へ決済完了画面を提示する方法や、メニュー画面を表示する前払い式のモバイルオーダーもできる。スマホに登録しているクレジットカードで支払うので、現金のやりとりが必要ない。店舗側も決済時の操作は不要だ。

 また、NFCタグは小型で電源が要らないので、設置場所も柔軟に選べ、スタジアムや催事場などの混雑の分散にも有効活用できる。専用アプリのダウンロードが不要なので、スムーズな決済を実現可能だ。

 小規模店舗にとっては、これまでキャッシュレス決済端末導入のハードルがあったが、NFCタグはコスト面のメリットも大きく、手軽に導入可能なため、幅広い事業者が利用できる。

 新型コロナウイルスの影響で、多くの事業者のビジネス環境が変化している。事業者側にとっては、利用客数の減少や営業時間の縮小による売り上げの減少はもちろん、感染症対策の実施とそれに伴うコストや事業負荷の増加も著しい。JCBが行った事業者を対象にしたアンケートによると、「店内の感染症対策」(53.9%)に次いで、「キャッシュレス決済」(35.3%)を求める客の声が高かった。

実証実験に参加した
渋谷HUMAXシネマに聞いた
映画館とNFCタグの親和性

実証実験に参加した経緯は?

A.昨今の状況により、休憩時間中のロビーの混雑が課題となっており、解決策を模索していた。コロナ禍で非接触サービスへの要望が高まっている状況でもあることに加えて、お客さまが飲食売店の列に並ぶ必要もなくなるため、混雑緩和に役立つ。また、当館は上映作品に合わせた展示にも力を入れている劇場のため、ご注文の品をお渡しするまでの時間、ロビーでゆっくりと過ごしていただきたい。そういった点でも導入メリットが大きく、親和性は高いと考えた。

Q.実際にNFCタグ決済サービスを使ってみた感想は?

A.NFCタグと管理用タブレットの準備のみで始められるため、導入が簡単だった。土日の混雑時でもタブレットからの通知音で、注文がわかるため、スムーズに商品をご提供できている。休憩時間中のロビーの混雑解消に加えて、混雑時のチャンスロスの減少も期待できると思っている。


 現在はiOSのみの対応だが、今後はAndroid対応にも拡大予定。また、ビジネス・経営環境の変化や悪化、それを受けた情報収集など事業者は多くの対応に迫られており、JCBは厳しい環境下にある加盟店を支援したいとの想いから、JCB加盟店支援サイトを開設している。今後も新型コロナウイルスの影響で経営に苦しむ事業者のニーズを捉えた様々なサービスを幅広く展開していく。

INTERVIEW & TEXT:YUKI KOIKE

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【家飲み】「マルエフ?最初はなんかのスーパーの名前かと思いました。マルエフ池袋店ありそう(笑)」(ありはら りな談)

 28年ぶり復活のアサヒ生、通称「マルエフ」が、イマドキ女子にもウケている。ビール業界の絶対的王者であるアサヒビールが「スーパードライ 生ジョッキ缶」に続き、9月14日(火)に発売した「アサヒ生ビール」(通称・マルエフ)が大ヒット。想定を上回る注文があり発売から僅か3日後の17日(金)には一時休止の発表がされた。
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肥満大国アメリカ、大きな服の大きな可能性 鈴木敏仁USリポート

 アメリカ在住30年の鈴木敏仁氏が、現地のファッション&ビューティの最新ニュースを詳しく解説する連載。ダイバーシティー(多様性)やインクルーシブ(包括的)を尊重する機運によって、プラスサイズのファッションに注目が集まっている。ビジネスとしての潜在需要も大きいとみて、各社が本腰を入れ始めた。

 3年前、「ターゲット(TARGET)」の婦人服売り場で大型のマネキンが登場して目を見張ったことがある。導入するという情報は持っていたのだが実際に目にして納得。「ああ、これはトレンドとして来ているな」と実感したのだった。

 アメリカは肥満大国とも言われ、社会問題となっていることをご存知の方も少なくないだろう。統計では男性の75%、女性の60%が肥満か体重過多となっている。病気として認識されるのが肥満、病気ではないが太っているのが体重過多と、アメリカでは2分類するのだが、病気としての肥満の比率は全体のなんと30%超に達しているというデータもある。

 大型サイズをアメリカではプラスサイズと呼称する。人口のマジョリティーが体重過多なのだから、プラスサイズが主流になるのは必然とも言える。にもかかわらず傍流であった理由は本音と建前である。ランウェイを歩くスーパーモデルがあるべき姿でありマーケティングも全て建前で塗りつぶされてきて、しかし実際の体形は違うという状況だった。

 これが変わりはじめたのが5年ほど前からだろうか。レタッチ技術が進化し、メーカーが使うモデルの画像がオリジナルから大きく修正されていることをマスコミが報じて反響を呼び始めた。この頃からありのままが良いというムーブメントが始まった。

 ファッションに強い「ターゲット」はこういったトレンドに敏感だった。いち早くプロモーションに使うモデルのレタッチをやめ、さらにシニアやさまざまな体形の女性を起用し始め、そしてその流れでマネキンにも大型サイズを投入したのであった。

潜在需要が掘り起こされるのはこれから

 このトレンドのハイライトがプラスサイズ専門店チェーンの「トリッド(TORRID)」の上場である。上場は7月で、初日に株価は上昇して時価総額は25億ドルに達している。

 上場したばかりなので公開情報に乏しいのだが、2019年の時点で売上高は10億3700万ドルと報じられているので、アメリカ小売業界の指標である10億ドル(日本ならば1000億円)を超えている。すでに新興の中小企業レベルではないのだ。

 興味深いのはEC(ネット通販)比率で70%に達していることだ。もともとは「ホットトピック(HOT TOPIC)」というカウンターカルチャーをテーマにしたチェーンストアが01年に開発した別業態で、出自はリアル店舗である。今年5月1日時点で店舗数は608店舗だが、70%という数値で語るならば“EC企業がリアルも持っている”というレベルとなっている。

 参考までに対象顧客層は25~40歳、顧客の58%は40歳以下、平均サイズは18、となっている。また同社による説明では、プラスサイズ市場は850億ドル、サイズ10以上を着る人口は9000万人だそうだ。

 また2027年までに市場は6970億ドルに成長するだろうという調査企業もある。現在の850億ドルからの乖離が大きすぎるのだが、大型サイズを着る人たちは選択肢が少ないため支出が少なく、潜在的市場は現時点で1040億ドルあると「トリッド」が説明している。つまり現状ではプラスサイズに十分な商品がないため消費が抑制されているが掘り起こせば大きく市場は伸びていくというわけなのである。

売り場から“エクスクルージョン”をなくす

 ちょうどターゲットが大型マネキンを導入した頃に「オールドネイビー(OLD NAVY)」が75店舗に専用の売り場を初めて設けることを発表しているのだが、売り場を分けることを止めて全てのアイテムに0-30サイズを作り、全て同一価格にする計画を明らかにしたのが最近のことである。「大型の女性は買い物でいつもエクスクルージョンを感じていて、それをなくすため」と同社説明している。

 エクスクルージョン(exclusion)とは除外や排他という意味で、その対義語がインクルージョン(inclusion)である。インクルーシブ、またはインクルーシビティとも言い、ジェンダー、LGBT、障がい者、年齢といった区別をせずに全てを包摂すべきだという考え方の標語となっている。体形もインクルーシブの対象で、各社プライスサイズを強化し始めたのもインクルーシブというムーブメントの一環と理解することができる。

 とりわけ若年層に意識が高く、これを何らかの形で取り入れてメッセージを発信しないと時代に取り残される状況となっている。「ヴィクトリアズ・シークレット(VICTORIA'S SECRET)」が不調に陥った大きな理由の一つがこれだ。

 冒頭で書いたとおりアメリカでは体重過多がマジョリティーなので、マイノリティーを包摂するという本来の意義とは厳密にいうと少しズレているのだが、細かいことは言わない。またヘルシー志向というキーワードとも乖離しているだが、このあたりは本稿の目的ではないので書かないでおこう。

 とにかくこれが今の米アパレル業界の大きなトレンドなのである。現実を受け入れて潜在的な市場を掘り起こそうとしているのだ。

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どうした「ブルースターバーガー」。もうすぐ開店1年だけど、みんな忘れている。「チキンバーガー」人気に埋没した?

 「牛角」「焼肉ライク」を作った西山氏が仕掛けた次世代バーガー「ブルースターバーガー」。11月で1号店開店から1年になる。FC募集こそ実施したが、世間は忘れかけている気がする。どうなっているの?
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スタバ、ティー特化2号店。500億で買収したブランドを捨て、既存店でコーヒー&ティー併売。

スターバックス コーヒー ジャパン 株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役最高経営責任者(CEO):水口 貴文)が、「スターバックス コーヒー キラリナ京王吉祥寺店」をティーに特化したスターバックスとして9月30日(木)にリニューアルオープンさせる。
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「100年企業を目指し『できる』、『やってみる』の集団になっていく過程に注目してください」焼肉平城苑、近藤専務

 コロナ禍でも強い焼肉業態。中でも、ひと際目立った動きを見せているのが、今年で創業51年を迎えた株式会社平城苑(本社:東京都足立区、代表取締役社長:鏑木 順之)である。グルメバーガーやホルモンなど新ブランドの出店や積極的なリブランディングを仕掛け、焼肉業界における台風の目となっている。大躍進を遂げる平城苑、集団を引っ張るのが専務取締役経営企画室長の近藤昭人氏である。
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創造性爆発のロンドンコレ2022年春夏前半 「LVMHプライズ」受賞の新人も登場

 2022年春夏シーズンのロンドン・ファッション・ウイーク(以下、LFW)が9月17〜21日に開催された。公式スケジュールに105人のデザイナーが参加し、うち52ブランドがリアルのショーやプレゼンテーション、もしくはアポイントメント制の展示会を開催した。リアルのイベントが復活したことと、イギリス渡航の規制緩和により、パリ在住の筆者がLFWの取材を行った。リポート前半では1、2日目に参加したリアルのショーの中から、印象に残ったコレクションと現地の様子をダイジェストで振り返る。LFW前にニューヨークで開催されたファッション・ウイークがリアルクローズ中心だったのに対し、ロンドンは創造性に富んだコレクションが多かった。

「エドワード クラッチリー」は貴族のレイブ

 初日に音楽ホールの地下でショーを行った「エドワード クラッチリー(EDWARD CRUTCHLEY)」。レーザー光線と音楽を使ってレイブパーティーさながらの演出で登場したのは、18世紀の女性貴族のように華やかなドレスをまとった男性モデル。デザイナーのクラッチリーは今季、イギリスで1720年代から発展したクィア文化の歴史と、クィアコミュニティーの今日までの自由への戦いを表現したようだ。黒と金の豪華なブローケードと、ルレックスのきらびやかな生地を使った、ナイトアウト向けのルックも豊富だった。ギャザーのディテールやキックフレアのパンツ、誇張させたボンバージャケットなど、ボリュームで遊ぶ手法は今季も多く見られた。「ディオール(DIOR)」メンズウエアのテキスタイル・ディレクターを務めるほど、生地の知識と経験が豊富な彼は、持続可能なテキスタイルの開発にも情熱を注いでいる。コレクションノートには全ての生地の製造業者や、原料となるウールの農場まで追跡して説明書きを添えており、生地開発への熱量が十分に伝わってきた。

「リクソー」はハッピーな南国トリップ

 2015年設立の「リクソー(RIXO)」は、植物園内でプレゼンテーションを行った。1970年代のビンテージから影響を受けたシルエットに、カラフルなハンドプリントのドレスがシグネチャーで、現在約150アカウントの小売店を卸先に持つ。今季のコレクションを“ボン・ヴォヤージュ(Bon Voyage)”と名付け、旅をテーマにした。園内を進んでいくと、海やパラソル、トロピカルフルーツ、マラカスを持って踊るダンサーのオリジナルプリントを描いた、ロング丈のドレスをまとったモデルが草木と花々に囲まれてルックを披露した。ヒトデや貝殻モチーフのアクセサリーも相まって、温室の園内は南国にトリップしたかのような開放感で、早くも来年の夏が待ち遠しくなった。

話題の新人「ネンシ ドジョカ」

 2021年度の「LVMHヤング ファッション デザイナー プライズ(LVMH YOUNG FASHION DESIGNER PRIZE)」でグランプリを受賞した「ネンシ ドジョカ(NENSI DOJAKA)」が初の単独ショーを開催。デザイナーのネンシ・ドジョカはアルバニア共和国にルーツを持つ、イギリス育ちの27歳。セント・マーチン美術大学(Central Saint Martins)でウィメンズ・デザインの修士号とロンドン・カレッジ・オブ・ファッション(London College of Fashion)でランジェリー・テクノロジーの学位を取得した後、20年にブランドを始動。立ち上げから2シーズン目ですでに28アカウントに卸している。

 ランジェリーから着想を得たドレスは、上品な透け感と巧みに計算された構造で、女性の体を賛美しているようだ。スパゲッティストラップのブラトップを軸に、シルクやチュール、オーガンジー、繊細なウールなどさまざまな生地がドレープし、官能性に深みが増していく。手作業で描いたチュールの花のモチーフは、大人の女性の中に宿る少女性を表現しているようだ。

 ランジェリーは肌に直接触れる繊細なアイテムであり、洋服の下でもオシャレを楽しむというパーソナルな側面もある。「ネンシ ドジョカ」のドレスは女性が女性であることを喜び、自分のためにドレスアップをして気分を高揚させるといった、心に直接作用するランジェリーのパワーがあった。それは他者を誘惑するための官能性というよりも、女性が自身の心を潤わせるための官能性をドジョカは表現しようとしているのではないだろうか。時代が違えば同性(特にフェミニスト)から批判されかねない服かもしれないが、女性が性に対してますますオープンになり、フェムテック市場が拡大する昨今の潮流に乗っている。ステイホーム期間にノーランジェリーで過ごした多くの女性にとって、パンデミックの良い解毒剤となってくれそうだ。ランンジェリーと女性の関係は奥が深いため、男性と女性とではコレクションに対する見方は大きく異なるのではないだろうか。

怒れる「ユハン ワン」

 昨今のイギリスでは女性が犯罪に巻き込まれるケースが多発しており、深刻な社会問題となっている。その大きなきっかけは、今年3月にロンドン市内に住む33歳の女性が殺害されたショッキングな事件だった。逮捕されたのが警察官ということもあって国全体に動揺が広がり、政府は性犯罪や家庭内暴力といった女性を対象した犯罪の厳罰化を検討している。

 中国出身でロンドンを拠点にする、女性デザイナーの「ユハン ワン(YUHAN WANG)」は、多くの女性が感じている激しい憤りをコレクションで表現しているようだった。3月の事件を受けて、ある議員が1日のうちに殺害された118人の女性の名前を読み上げていたのを聞き「悲しみと怒りが込み上げた」とワンは語る。「女性が犠牲になることを、ありふれた出来事のように受け止めてしまっている。21世紀は、女性は弱い立場にあると感じたり、恐れながら生きるべきではない」。

 同ブランドはフリルやチュールを使ったガーリーなスタイルが基本だが、“か弱さ”とは無縁である。ヴィクトリア朝時代の西洋の服に着想して、レースやジャガード、シルクの生地に花柄プリントや刺しゅうを施し、かわいらしいムードを漂わせる。彼女のデザインの特徴である生地のドレープが、柔らかくロマンティックな雰囲気をさらに強調した。しかし最も目についたのは、銃器の形をしたバッグや弾帯、フォーレザーのコルセット。儚げで女の子らしいスタイルを一気に、鎧のような武装へと変えるには十分だった。

 コレクションを通して、デザイナーは私たちにメッセージを投げかけてくる。今季の「ユハン ワン」は間違いなく、女性に対する暴力への抗議だ。明日、自分が被害者になっても不思議ではないと考えると、外に出るのも恐ろしくなる。こんな社会にせめてもの救いがあるとすれば、ファッションの中では怒りや恐れ、強さを自由に表現でき、女性の気持ちをくみ取ってくれるデザイナーが存在することだろう。

ロンドンコレにはさまざまな変化が

 筆者にとってLFWの取材は1年半ぶりとなる。パンデミックとブレグジットが起きたこの期間に、LFWにはさまざまな変化があった。経済難を抱えていた主催元の英国ファッション協議会(British Fashion Council)は、オーストラリアの後払い決済サービス「クリアペイ(Clearpay)」を主要パートナーとして迎え、中国のIT企業や日本の楽天と契約を結んでLFW開催の支援を受けている。以前から取り組んでいたデジタルの強化と一般にも開かれた戦略は、パンデミックによってさらに前進。参加デザイナーのインタビューや動画、ポッドキャストとティックトックでの配信のほか、バイヤーと一般客が利用可能なオンラインショールームを立ち上げた。

 現地で見たリアルな変化といえば、メイン会場が場所を移動して小規模な会場となり、スナックや軽食などの提供がなくなったこと。各会場の来場者が少なかったのは、パンデミックが終息していないことも理由にあるが、約100万人以上の移民がイギリスを去ったというブレグジットも影響しているだろう。

 イギリスではマスク着用義務やコロナパスの施行はないものの、LFWの各会場の入り口ではワクチン接種済みもしくは48時間以内の陰性結果の提示が求められた。ロンドンではナイトライフも復活していて、LFW中も毎晩パーティーが催され、閉め切った室内で人々が密集していたようだ。コレクションサーキットは始まったばかりのため、体力温存と感染対策のために筆者はパーティーには足を運ばなかった。来シーズン以降、社会的にも衛生的にも状況が改善され、より安心して参加できることを期待したい。

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創造性爆発のロンドンコレ2022年春夏前半 「LVMHプライズ」受賞の新人も登場

 2022年春夏シーズンのロンドン・ファッション・ウイーク(以下、LFW)が9月17〜21日に開催された。公式スケジュールに105人のデザイナーが参加し、うち52ブランドがリアルのショーやプレゼンテーション、もしくはアポイントメント制の展示会を開催した。リアルのイベントが復活したことと、イギリス渡航の規制緩和により、パリ在住の筆者がLFWの取材を行った。リポート前半では1、2日目に参加したリアルのショーの中から、印象に残ったコレクションと現地の様子をダイジェストで振り返る。LFW前にニューヨークで開催されたファッション・ウイークがリアルクローズ中心だったのに対し、ロンドンは創造性に富んだコレクションが多かった。

「エドワード クラッチリー」は貴族のレイブ

 初日に音楽ホールの地下でショーを行った「エドワード クラッチリー(EDWARD CRUTCHLEY)」。レーザー光線と音楽を使ってレイブパーティーさながらの演出で登場したのは、18世紀の女性貴族のように華やかなドレスをまとった男性モデル。デザイナーのクラッチリーは今季、イギリスで1720年代から発展したクィア文化の歴史と、クィアコミュニティーの今日までの自由への戦いを表現したようだ。黒と金の豪華なブローケードと、ルレックスのきらびやかな生地を使った、ナイトアウト向けのルックも豊富だった。ギャザーのディテールやキックフレアのパンツ、誇張させたボンバージャケットなど、ボリュームで遊ぶ手法は今季も多く見られた。「ディオール(DIOR)」メンズウエアのテキスタイル・ディレクターを務めるほど、生地の知識と経験が豊富な彼は、持続可能なテキスタイルの開発にも情熱を注いでいる。コレクションノートには全ての生地の製造業者や、原料となるウールの農場まで追跡して説明書きを添えており、生地開発への熱量が十分に伝わってきた。

「リクソー」はハッピーな南国トリップ

 2015年設立の「リクソー(RIXO)」は、植物園内でプレゼンテーションを行った。1970年代のビンテージから影響を受けたシルエットに、カラフルなハンドプリントのドレスがシグネチャーで、現在約150アカウントの小売店を卸先に持つ。今季のコレクションを“ボン・ヴォヤージュ(Bon Voyage)”と名付け、旅をテーマにした。園内を進んでいくと、海やパラソル、トロピカルフルーツ、マラカスを持って踊るダンサーのオリジナルプリントを描いた、ロング丈のドレスをまとったモデルが草木と花々に囲まれてルックを披露した。ヒトデや貝殻モチーフのアクセサリーも相まって、温室の園内は南国にトリップしたかのような開放感で、早くも来年の夏が待ち遠しくなった。

話題の新人「ネンシ ドジョカ」

 2021年度の「LVMHヤング ファッション デザイナー プライズ(LVMH YOUNG FASHION DESIGNER PRIZE)」でグランプリを受賞した「ネンシ ドジョカ(NENSI DOJAKA)」が初の単独ショーを開催。デザイナーのネンシ・ドジョカはアルバニア共和国にルーツを持つ、イギリス育ちの27歳。セント・マーチン美術大学(Central Saint Martins)でウィメンズ・デザインの修士号とロンドン・カレッジ・オブ・ファッション(London College of Fashion)でランジェリー・テクノロジーの学位を取得した後、20年にブランドを始動。立ち上げから2シーズン目ですでに28アカウントに卸している。

 ランジェリーから着想を得たドレスは、上品な透け感と巧みに計算された構造で、女性の体を賛美しているようだ。スパゲッティストラップのブラトップを軸に、シルクやチュール、オーガンジー、繊細なウールなどさまざまな生地がドレープし、官能性に深みが増していく。手作業で描いたチュールの花のモチーフは、大人の女性の中に宿る少女性を表現しているようだ。

 ランジェリーは肌に直接触れる繊細なアイテムであり、洋服の下でもオシャレを楽しむというパーソナルな側面もある。「ネンシ ドジョカ」のドレスは女性が女性であることを喜び、自分のためにドレスアップをして気分を高揚させるといった、心に直接作用するランジェリーのパワーがあった。それは他者を誘惑するための官能性というよりも、女性が自身の心を潤わせるための官能性をドジョカは表現しようとしているのではないだろうか。時代が違えば同性(特にフェミニスト)から批判されかねない服かもしれないが、女性が性に対してますますオープンになり、フェムテック市場が拡大する昨今の潮流に乗っている。ステイホーム期間にノーランジェリーで過ごした多くの女性にとって、パンデミックの良い解毒剤となってくれそうだ。ランンジェリーと女性の関係は奥が深いため、男性と女性とではコレクションに対する見方は大きく異なるのではないだろうか。

怒れる「ユハン ワン」

 昨今のイギリスでは女性が犯罪に巻き込まれるケースが多発しており、深刻な社会問題となっている。その大きなきっかけは、今年3月にロンドン市内に住む33歳の女性が殺害されたショッキングな事件だった。逮捕されたのが警察官ということもあって国全体に動揺が広がり、政府は性犯罪や家庭内暴力といった女性を対象した犯罪の厳罰化を検討している。

 中国出身でロンドンを拠点にする、女性デザイナーの「ユハン ワン(YUHAN WANG)」は、多くの女性が感じている激しい憤りをコレクションで表現しているようだった。3月の事件を受けて、ある議員が1日のうちに殺害された118人の女性の名前を読み上げていたのを聞き「悲しみと怒りが込み上げた」とワンは語る。「女性が犠牲になることを、ありふれた出来事のように受け止めてしまっている。21世紀は、女性は弱い立場にあると感じたり、恐れながら生きるべきではない」。

 同ブランドはフリルやチュールを使ったガーリーなスタイルが基本だが、“か弱さ”とは無縁である。ヴィクトリア朝時代の西洋の服に着想して、レースやジャガード、シルクの生地に花柄プリントや刺しゅうを施し、かわいらしいムードを漂わせる。彼女のデザインの特徴である生地のドレープが、柔らかくロマンティックな雰囲気をさらに強調した。しかし最も目についたのは、銃器の形をしたバッグや弾帯、フォーレザーのコルセット。儚げで女の子らしいスタイルを一気に、鎧のような武装へと変えるには十分だった。

 コレクションを通して、デザイナーは私たちにメッセージを投げかけてくる。今季の「ユハン ワン」は間違いなく、女性に対する暴力への抗議だ。明日、自分が被害者になっても不思議ではないと考えると、外に出るのも恐ろしくなる。こんな社会にせめてもの救いがあるとすれば、ファッションの中では怒りや恐れ、強さを自由に表現でき、女性の気持ちをくみ取ってくれるデザイナーが存在することだろう。

ロンドンコレにはさまざまな変化が

 筆者にとってLFWの取材は1年半ぶりとなる。パンデミックとブレグジットが起きたこの期間に、LFWにはさまざまな変化があった。経済難を抱えていた主催元の英国ファッション協議会(British Fashion Council)は、オーストラリアの後払い決済サービス「クリアペイ(Clearpay)」を主要パートナーとして迎え、中国のIT企業や日本の楽天と契約を結んでLFW開催の支援を受けている。以前から取り組んでいたデジタルの強化と一般にも開かれた戦略は、パンデミックによってさらに前進。参加デザイナーのインタビューや動画、ポッドキャストとティックトックでの配信のほか、バイヤーと一般客が利用可能なオンラインショールームを立ち上げた。

 現地で見たリアルな変化といえば、メイン会場が場所を移動して小規模な会場となり、スナックや軽食などの提供がなくなったこと。各会場の来場者が少なかったのは、パンデミックが終息していないことも理由にあるが、約100万人以上の移民がイギリスを去ったというブレグジットも影響しているだろう。

 イギリスではマスク着用義務やコロナパスの施行はないものの、LFWの各会場の入り口ではワクチン接種済みもしくは48時間以内の陰性結果の提示が求められた。ロンドンではナイトライフも復活していて、LFW中も毎晩パーティーが催され、閉め切った室内で人々が密集していたようだ。コレクションサーキットは始まったばかりのため、体力温存と感染対策のために筆者はパーティーには足を運ばなかった。来シーズン以降、社会的にも衛生的にも状況が改善され、より安心して参加できることを期待したい。

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「エンダースキーマ」デザイナーに聞く「トッズ」コラボの裏側 ピタゴラ装置を使った映像撮影にドキドキ

 イタリア発の「トッズ(TOD’S)」は、柏崎亮が手掛ける東京発のフットウエアブランド「エンダースキーマ(HENDER SCHEME)」とコラボレーションしたカプセルコレクションを9月28日に発売する。22日にはミラノ・ファッション・ウイークでイベントを開催し、商品と動画を公開した。

 同カプセルコレクションはコロナ禍を経て、丸2年かけて制作したという。“TOD’S”のTとDを入れ替えた“DOT’S”と題し、ブランドを象徴するモカシンシューズ“ゴンミーニ”のペブル(ゴムの突起)を「エンダースキーマ」流に再解釈。ペブルを巨大化させた“マキシペブル”をソールに配置したシューズなどが目を引く。他にも「トッズ」の“オーボエ バッグ”から着想したショルダーバッグや、「トッズ」から贈られたワインからヒントを得て開発したバッグなど、両者のコミュニケーションからもアイデアが生まれた。トレンチコートやトラックスーツ、デニムなどユニセックスで着用できるウエア9型をはじめ、アクセサリー5型、バッグ4型、シューズ10型(メンズ5型、ウィメンズ5型)で構成している。

 「エンダースキーマ」はこれまで「アディダス オリジナルス(ADIDAS ORIGINALS)」や「ドクターマーチン(DR. MARTENS)」「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」などの著名ブランドと協業してきた。柏崎デザイナーに今回の「トッズ」との取り組みの感想や、遠隔でのモノ作り、“ピタゴラ装置”を使ってワンテイクで撮影した動画について聞いた。

——「トッズ」の第一印象は?

柏崎亮デザイナー(以下、柏崎):“ゴンミーニ”の印象が強かったです。履いたことはなかったのですが、実際に協業が決まってから足入れしてみると、履き心地を通して長く愛されるプロダクトであることが理解できました。

——コロナ禍の遠隔でのモノづくりは大変だったに違いない。協業をして印象的だったことは?

柏崎:物理的な距離や言葉の壁に加えて、コロナ禍での渡航制限もありましたが、アトリエでプロトタイプを制作することで解決することができました。プロトタイプは言葉やデッサンよりも情報量が多く、コミュニケーションにとても有効。また、両ブランドともにインハウスでプロトタイプを制作できる環境を持っていたことが強みになっていると感じました。

——イタリアと日本、職人技で違いを感じることは?

柏崎:多少の違いはあれど、プロダクトに対する愛情はそれぞれ深い。そこがクラフトマンシップに重きを置く両ブランドの共通項なのだと思いました。

アイコニックな“ゴンミーニ”を
「エンダースキーマ」流にリプロダクト

——「エンダースキーマ」の代表的なヌメ革使いは控えめだが、素材選びで気をつけたことは?

柏崎:意識的に控えたつもりはありません。ヌメ革はブランドを象徴する大切なマテリアルの一つですが、「トッズ」は僕たちのデザインやアイデア、クラフトマンシップに期待していました。素材を自由にセレクトした結果、このようなバランスになりました。

——シューズはペブルを大きくした“マキシペブル”が印象的だった。ドットに着目した理由は?

柏崎:初めから、アイコニックな“ゴンミーニ”を僕たちなりの解釈でリプロダクトしようと考えていました。でも、プロダクトを単品で作り込むとカプセルコレクションとしての統一感が出せないと考えて、“TOD’S”のTとDを入れ替えて、“DOT’S”とすることで、全体を包み込むことにしました。そうしてドッツ=ペブル、円環、ピリオド、ループなどの文脈をつないでいくことで、コレクション全体とプロダクトを構成していきました。

——シューズだけでなくウエアを制作した感想は?

柏崎:「トッズ」のプロフェッショナルたちと制作することで新しい領域に挑戦できたことはとても楽しく有意義でした。プロダクトもとても良いものに仕上がったと思います。

ピタゴラ装置を使った動画
ワンテイク撮影にハラハラドキドキ

——ピタゴラ装置を使った動画がユニークだった。制作する上でこだわった点は?

柏崎:コレクションに取り組み始めるタイミングで、動画でのプレゼンテーションになることが分かっていたので、プロダクト制作と同時進行でアイディアを固めていきました。ムービーの中に「TOD'S」「DOT'S」の解釈がたくさん散らばっています。プロダクトの特徴を活かした装置の作成や、音楽と連動したテンポの心地よさなど、かなり細かいところまで踏み込んで制作しました。

——動画のラストで、また始まりに戻る演出はコレクションと関連している?

柏崎:“点の連続が線になり、それが行き来することで円になる”というコレクションの副題的を、ドットの円を引用して表現しました。

——撮影はワンテイクのため、2日間かけたと聞いた。

柏崎:とにかくハラハラドキドキでした。装置自体の精度やモデルとの連動など、ライブ感が痺れましたね(笑)。60テイク以上かけました。OKが出ないまま1日目を終えて、最終日にOKテイクが撮れて、その後のスチール撮影を終了した高揚感は普段味わえないものでした。携わってくれたスタッフの方々にはとても感謝しています。大勢の人と、瞬間的な作品を共に作り出すことは普段あまりしないので、楽しかったですね。

——この協業を通じて、「エンダースキーマ」のどのような点を世界にアピールしたい?
柏崎:新しいクラフトの概念の種になるような何かを感じてもらえたらうれしいです。

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美肌への最短距離?!神アンプルを試してみた【爆裂!健康美容マニア道】

 1日8食、ジャンクフード漬けの超不健康児から超健康優良児へと大変身を遂げたフリーアナウンサーの名越涼。およそ15年かけて自らの体で人体実験を繰り返してきた結果、“超絶良かったもの”だけを余すことなくお伝えする。今回も引き続き韓国スキンケアをご紹介。ビタミンCの神アンプルについて。

 コツコツ地道な積み重ねが美肌への道のりとは分かっているものの、ついつい“最短距離”を探してしまう乙女心。リモートワークが普及しウェブミーティングが増えていく中で、日々パソコン画面に映し出される自分のどアップに「あれ⁉」となることもしばしば。パソコン内蔵カメラの性能の良さに泣かされつつ、ここで諦めてはこれまでの頑張りが水の泡。そこでたどり着いたのが“アンプル”である。もともとは液体などを保存するために使われる医療器具という意味だけど、化粧品の中では“高濃度の美容液”を表すように。今回は、神アンプルを求めて出合ったビタミンCアンプルを紹介しよう。

ビタミンCアンプルの成分がぜいたくすぎた

 韓国スキンケアの定番ともいえるアンプルの中で、前々からとてつもなく気になっていたのが「メリキット(MERIKIT)」の“VITA-C13”。これまで数々のビタミンC美容液を試してきたけど、成分が強すぎて肌が荒れてしまったり、いまいち実感がなかったりと、なかなか「これぞ!」というものに出合えなかった。が、これは口コミの評判が良く、成分の本気度もすごそう。そしてなにより、箱を開けた瞬間にわくわくするアンプルの並びに感動!購入してから到着を待ちわびていただけあって、もうこれだけでテンションMAX!さて、このアンプル。主な成分はピュアビタミンC(アスコルビン酸)とグルタチオン。皆さんご存じのビタミンCはメラニン色素の合成を抑制、コラーゲンの生成を助け、肌のターンオーバーを正常化。肌を内側から滑らかに整え、弾力ある肌作りには欠かせない存在。そのビタミンCが13%配合されているのがこのアンプルのポイント。肌への優しさと効果の黄金比率が、13%なのだそう。濃度が高ければいいってものではないのね……これなら毎日使用できそう!

 そしてもう一つの主な成分であるグルタチオンは、メラニン色素を作るチロシナーゼの活性化を阻害してくれるという優れもの。以前、このコラムでもグルタチオン点滴として紹介したけど、肌に塗布することで色素沈着を防ぎ、肌のトーンアップが期待できるとは。老化の原因となるフリーラジカルからも肌を守ってくれるそうで、もうグルタチオン様様である。これだけでも「ありがとうございます!」と言いたくなる成分たっぷりなのだけど、ここにトラネキサム酸やヒアルロン酸、アミノ酸に加え、高い保水力を持つベータグルカン、保湿のパンテノール、抗酸化成分としてフラーレンやフェルラ酸なども配合されているというぜいたくな内容。一つずつそろえるとなると気が遠くなりそうな美容成分がこれ1本に……!まさに“神アンプル”である。

ありがとう。いいアンプルです

 美容液はとろみのあるレモン色。洗顔後、トナーで肌を整えて塗布。肌にのせるとスッとなじんでベタつかない。しっとりと保湿されて、ツヤっと潤う感じ。なによりうれしかったのは敏感肌の名越でもヒリつくことなく、毎日使える安心感。一つ、ゴムのようなクセのある香りに最初びっくりするけど、これも慣れてしまえば問題なし。美肌への最短距離を目指しつつ、コツコツお手入れスタート!


 個人的に実感しているのは、「あれ?くすんでないぞ?」ということ。朝から仕事をしていると大体夕方には褐色のような肌色になっているのだけど(汗)、それがない。加えて、肌の艶がいい。内側から潤ってきたからか、肌全体がふっくらとした感触。肌の土台が整ってくると朝のメイクも楽しくなるし、重ねづけも必要なくなって時短になるというダブルのうれしさよ。少しずつ秋の気配が漂う季節の変わり目は、どうしても肌が揺らぎやすいもの。そんなとき、きっと頼りになるであろう神アンプル。この実力、知らないのはもったいない。

名越涼/フリーアナウンサー。香港出身。福井と愛知のテレビ局アナウンサーを経て独立。司会やライター、セミナー講師、企画・プロデュースなど幅広く活躍するパラレルワーカー。趣味・特技は手作り発酵食、食文化研究、ヨガ(歴15年)、eスポーツと農業にも精通

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トレンドの大襟、2021-22年秋冬はどう着る? ファッショニスタに学ぶ最旬コーデ

 大襟のトレンドが、着こなしを含めてさらに多様化し、パワーアップしています。第一の変化はサイズの巨大化。フリルやレースといった装飾や、ジェンダーレス化も勢いづいています。ほかにも、これまでとは違う素材やアイテムとの相性を試す新作が登場。装いに華やぎを添え、小顔効果も引き出すディテールとして定着しそうな気配です。

 たとえば、「PATOU(パトゥ)」はクラシカルなケープに、肩先まで張り出した特大の襟をあしらいました。ドラマチックな見栄えはインパクトたっぷり。今回は、コペンハーゲンで8月に行われた2022年春夏ファッション・ウィークのストリートでキャッチしたファッショニスタの着こなしをお手本に、秋冬に向けた大襟スタイリングのポイントを探っていきます。

セットアップに“あふれ大襟”でジェンダーニュートラルな印象に

 大襟にはエレガントな雰囲気が漂うので、マニッシュな装いとの組み合わせで、ジェンダーニュートラルなこなれ感を演出できます。スタイリングのコツは、大襟をジャケットの上から見せる小技です。
1枚目の写真は、レトロなムードを帯びた、クロップド丈の半袖ジャケットが印象的なパンツとのセットアップ。ジャケットの襟をほぼ覆い隠すくらいの大襟ブラウスを合わせて、ロマンチックなムードを注ぎ込みました。ここまで巨大な襟なら、小顔効果も期待大。パンツルックに華やぎも上乗せされています。

 顔に近いポジションで目立ってくれる大襟を、差し色で生かすのも賢い使い方です。大襟ならではのインパクトが強まります。2枚目の写真は、カーキ系でまとめた、ジャケットとパンツのセットアップ。セットアップ自体は、サンドカラーに近い控えめのトーンですが、ブルーの大襟のストライプシャツが、ボクシーでボーイッシュなセットアップにさわやかな印象を添えています。襟元だけでなく、裾からも色をあふれさせたおかげで、レイヤード感がアップ。足元はゴツめのスニーカーで“はずし”のアレンジを取り入れています。

異なるテイストミックスで複雑な表情が完成

 レースやフリルをあしらった大襟は、フェミニンな着こなしのムードメーカーになってくれます。大襟の印象が強いだけに、複数のテイストをミックスして、バランスを保つアレンジが効果的です。

 繊細なレースを2層で配した大襟は、貴婦人ライクなたたずまい。ポイントは、ニットカーディガンに大襟が添えられている点。ケーブル編みのカーディガンに、異素材・異ムードのレースの襟が程よい“ずれ感”を宿らせました。さらにジャンプスーツに重ねて、甘辛ミックスを深掘り。クロップド丈のカーディガンがレイヤードを引き立てています。

 甘さが気になる場合は、思い切って別のテイストを取り入れるコーディネートが役に立ちます。2枚目の写真は、大襟にフリルがボヘミアンなムード。透ける素材で仕立てられたブラウスの裾にもレースが配してあり、フェミニンな印象です。甘くなりがちなスタイリングをグッドバランスに導いたのは、ニットベストの投入。さらに、ウエスタン風の帽子も添えて、複雑なミックスコーデに整えました。

大襟付きのアウターで意外性をまとう

 ブームが続く中、大襟の表現力が一段と高まっています。その一つが、デニムのような意外性の高い素材との組み合わせ。シャツやブラウス1枚使いでも、味わい深い着こなしが叶いやすくなりました。

 デニムシャツといえば、メンズライクなイメージがありましたが、フリルが付いた大襟を備えたこちらは全くの別物。たおやかさやレディーなムードを備えた、新発想のデニムブラウスです。ボトムスは白のギャザースカートを選んで、レトロでロマンチックな風情に仕上げました。

 また、これまでは大襟のシャツやブラウスが主流でしたが、近ごろはジャケットやコートにも広がっています。2枚目の写真は、コートの襟をデフォルメ。肩まで覆う大襟が、この装いの主役。アニメ映画『ダンボ』に登場する子ゾウのようなキュートさがコーディネート全体を朗らかに彩っています。キャッチーなウォーターブルーとの相性も上々。プレーンなカットソーに重ねても、しっかり主張してくれるアイテムです。

 大きい襟を生かすだけで、印象がパッと華やぐので、おとなしくなりがちなニューノーマル下での着こなしに取り入れたくなります。同じ顔周りのキープレーヤーであるスカーフよりも、遊び心や愛らしさを印象づけやすいから、全体に重くなりがちな秋冬ルックにこそ生かしがいがありそう。手持ちのニットやアウターに後付けできる付け襟タイプも含めて、秋冬コーディネートのアレンジに活用してみてはいかがでしょうか。

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トレンドの大襟、2021-22年秋冬はどう着る? ファッショニスタに学ぶ最旬コーデ

 大襟のトレンドが、着こなしを含めてさらに多様化し、パワーアップしています。第一の変化はサイズの巨大化。フリルやレースといった装飾や、ジェンダーレス化も勢いづいています。ほかにも、これまでとは違う素材やアイテムとの相性を試す新作が登場。装いに華やぎを添え、小顔効果も引き出すディテールとして定着しそうな気配です。

 たとえば、「PATOU(パトゥ)」はクラシカルなケープに、肩先まで張り出した特大の襟をあしらいました。ドラマチックな見栄えはインパクトたっぷり。今回は、コペンハーゲンで8月に行われた2022年春夏ファッション・ウィークのストリートでキャッチしたファッショニスタの着こなしをお手本に、秋冬に向けた大襟スタイリングのポイントを探っていきます。

セットアップに“あふれ大襟”でジェンダーニュートラルな印象に

 大襟にはエレガントな雰囲気が漂うので、マニッシュな装いとの組み合わせで、ジェンダーニュートラルなこなれ感を演出できます。スタイリングのコツは、大襟をジャケットの上から見せる小技です。
1枚目の写真は、レトロなムードを帯びた、クロップド丈の半袖ジャケットが印象的なパンツとのセットアップ。ジャケットの襟をほぼ覆い隠すくらいの大襟ブラウスを合わせて、ロマンチックなムードを注ぎ込みました。ここまで巨大な襟なら、小顔効果も期待大。パンツルックに華やぎも上乗せされています。

 顔に近いポジションで目立ってくれる大襟を、差し色で生かすのも賢い使い方です。大襟ならではのインパクトが強まります。2枚目の写真は、カーキ系でまとめた、ジャケットとパンツのセットアップ。セットアップ自体は、サンドカラーに近い控えめのトーンですが、ブルーの大襟のストライプシャツが、ボクシーでボーイッシュなセットアップにさわやかな印象を添えています。襟元だけでなく、裾からも色をあふれさせたおかげで、レイヤード感がアップ。足元はゴツめのスニーカーで“はずし”のアレンジを取り入れています。

異なるテイストミックスで複雑な表情が完成

 レースやフリルをあしらった大襟は、フェミニンな着こなしのムードメーカーになってくれます。大襟の印象が強いだけに、複数のテイストをミックスして、バランスを保つアレンジが効果的です。

 繊細なレースを2層で配した大襟は、貴婦人ライクなたたずまい。ポイントは、ニットカーディガンに大襟が添えられている点。ケーブル編みのカーディガンに、異素材・異ムードのレースの襟が程よい“ずれ感”を宿らせました。さらにジャンプスーツに重ねて、甘辛ミックスを深掘り。クロップド丈のカーディガンがレイヤードを引き立てています。

 甘さが気になる場合は、思い切って別のテイストを取り入れるコーディネートが役に立ちます。2枚目の写真は、大襟にフリルがボヘミアンなムード。透ける素材で仕立てられたブラウスの裾にもレースが配してあり、フェミニンな印象です。甘くなりがちなスタイリングをグッドバランスに導いたのは、ニットベストの投入。さらに、ウエスタン風の帽子も添えて、複雑なミックスコーデに整えました。

大襟付きのアウターで意外性をまとう

 ブームが続く中、大襟の表現力が一段と高まっています。その一つが、デニムのような意外性の高い素材との組み合わせ。シャツやブラウス1枚使いでも、味わい深い着こなしが叶いやすくなりました。

 デニムシャツといえば、メンズライクなイメージがありましたが、フリルが付いた大襟を備えたこちらは全くの別物。たおやかさやレディーなムードを備えた、新発想のデニムブラウスです。ボトムスは白のギャザースカートを選んで、レトロでロマンチックな風情に仕上げました。

 また、これまでは大襟のシャツやブラウスが主流でしたが、近ごろはジャケットやコートにも広がっています。2枚目の写真は、コートの襟をデフォルメ。肩まで覆う大襟が、この装いの主役。アニメ映画『ダンボ』に登場する子ゾウのようなキュートさがコーディネート全体を朗らかに彩っています。キャッチーなウォーターブルーとの相性も上々。プレーンなカットソーに重ねても、しっかり主張してくれるアイテムです。

 大きい襟を生かすだけで、印象がパッと華やぐので、おとなしくなりがちなニューノーマル下での着こなしに取り入れたくなります。同じ顔周りのキープレーヤーであるスカーフよりも、遊び心や愛らしさを印象づけやすいから、全体に重くなりがちな秋冬ルックにこそ生かしがいがありそう。手持ちのニットやアウターに後付けできる付け襟タイプも含めて、秋冬コーディネートのアレンジに活用してみてはいかがでしょうか。

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ヨンアの「コエル」が南青山に期間限定店舗 食やアートとともに楽しむ空間

 モデルのヨンアがディレクターを務めるウィメンズブランド「コエル(COEL)」は、3カ月の期間限定店舗を東京・南青山の骨董通りに10月1日オープンする。同ブランドは2018年の立ち上げからECを主軸に販売してきた。路面店の出店は今回が初めて。

 ヨンアのフィルターを通した、高感度なファッションと食、アートを同時に楽しめる空間を目指す。「コエル」の2021-22年秋冬コレクションのほか、店舗限定商品も用意。ヨンアのジュエリーブランド「ナリン.(NARIN)」や彼女がセレクトした現代アート作品を販売するほか、“トリュフバターサンド”で有名なカフェ「オカシヤOKASHIYA)」が間借りする形で出店する。じっくりと接客が受けられるよう。店舗は入店予約制とする。

■COEL Concept Store AOYAMA
場所:東京都港区南青山5-4-27 Barbiazon104 1F

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人気クレンジングバーム「デュオ」から初の美顔器が誕生

 

 プレミアアンチエイジングは9月24日、クレンジング売り上げNo.1(TPCマーケティングリサーチ調べ)のエイジングスキンケアブランド「デュオ(DUO)」から初の美顔器“ザ ディープ クレンズ ピーラー”(税込1万780円)を発売する。

 美顔器は人気アイテム“ザ クレンジングバーム”シリーズを塗布した後に使用すると毛穴の奥の汚れを取り除け、滑らかな美肌を目指せるとして開発した。水と超音波振動により肌に1秒で2万4000回の振動を与えることで、古い角質や毛穴の汚れを取り除くのが特徴だ。

 超音波機能で毛穴洗浄はもちろん、超音波+イオン導出で深部の汚れの吸着、超音波+イオン導入で化粧水・美容液の浸透、超音波+パルス波で肌の引き締めをサポートする機能も備え、1台で4役を果たす。

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WE RECOMMEND from FUKUOKA: WOMEN’S OUTERWEAR

こんにちは。

暑いなかにも時折涼しい風が吹く日が増え、秋がすぐそこまでやってきている気配を感じますね。

今日は福岡店より、「今年のアウターウェアは、何を買おう?」とお悩みの方におすすめの人気アイテムをご紹介いたします。

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おすすめのアイテム1着目は、<カナダグース>の人気モデル“マッケンジー”。

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日本国内で展開するウィメンズモデルの中で最も着丈が長くシンプルなデザインでさまざまなスタイリングにマッチ。
着ぶくれしないスッキリとしたIラインのシルエットは日本限定モデルです!

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袖口の内側に冷気の侵入を防ぐ丈夫なリブニットを装備。

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フードの周りは着脱式のコヨーテファーをあしらい、冷たい風や寒い冬もへっちゃらです!

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ほかにも、“マッケンジー”の原型で世界的に有名な“マシェルバーン”、ポケットにも収納可能な“アリストン”など、<カナダグース>のアイテムが豊富に揃っています。

 

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おすすめのアイテム2着目は、個性あふれるお洒落なコートをお探しの方にぴったりな<サカイ>をご紹介。

「日常の上になりたつデザイン」をコンセプトに作られている<サカイ>は、意外性のある素材の組合せで人気を集めています。

こちらはチェスターフィールドコートとボアベストのハイブリッド素材で、“かっちり”と“カジュアル”の正反対の印象のものを素敵にマッチさせています。

デニムやスエットと合わせればカジュアルに。
ドレスやとろみのあるワイドパンツと合わせればこなれた印象にと、マルチに活躍してくれるアイテムです。

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襟とポケットにあしらわれたファーが女性らしさもちゃんと演出してくれるんですよ♪

ダークカラーでまとまりがちな冬のファッションですが、差し色も効かせて気分も上げていきましょう!

 

また、9月26日(日)まで福岡店店頭では、¥10,000(税込)以上お買上げいただいた<MY BARNEYS>メンバーのお客様にショッピングの際にお使いいただけるポイントプレゼントへの抽選【LUCKY DRAW】も実施しています。

●プレゼント●

<MY BARNEYS>100,000ポイント 1名様

<MY BARNEYS>10,000ポイント  5名様

 

●ご応募期間●

9月26日(日)まで

 

●ご応募対象●

期間中、福岡店各フロアにて¥10,000(税込)以上お買上げいただいた<MY BARNEYS>メンバーのお客様

※<MY BARNEYS>への新規ご入会も店頭にて承っております。

 

●ご応募方法●

お会計時にレジカウンターにて応募券をお渡しさせていただきます。

必要事項をご記入の上、福岡店1Fに設置しております応募箱へご応募ください。

※応募用紙のお渡しは一回のお会計につき、一枚までとさせていただきます。

 

●当選発表●

当選発表は10月初旬以降に、ポイントの付与およびご当選者のお客様への公式アプリ・メールでのご連絡をもって代えさせていただきます。

※当選に関するお問合せはご遠慮ください。

 

過去の福岡店ブログは↓からご覧いただけます。

福岡店のお客様から愛されるDR.VRANJESのご紹介はこちらから>>>

福岡店スタッフから愛されるMALCOLM BETTSのご紹介はこちらから>>>

福岡店スタッフがご提案するメンズドレスクロージングのご紹介はこちらから>>>

 

次回も福岡店より、とっておきのメンズアウターウェアをご紹介します。どうぞお楽しみに!

FUKUOKA 10 LOGO 100x100 01 1 WE RECOMMEND from FUKUOKA: WOMENS OUTERWEAR

HAPPY BIRTHDAY TO US! FUKUOKA 10TH ANNIVERSARY

特設ページはこちらから>>>

阪神梅田本店、10月18日に先行開業 「食」「OMO」で差別化

 阪急阪神百貨店は22日、建設を進めてきた阪神梅田本店2期棟を10月8日に先行開業すると発表した。18年4月に開業した1期棟と合わせて、来年春には地下2階から地上9階まで売り場5万3000平方メートルが全面開業する。11フロア中4フロアを食関連で構成するなど「食の阪神」を前面に出す。初年度の売上高の計画は730億円。食関連は売り場面積の約3割、売上高の約6割になる見通しだ。

 食関連のフロアは地下2階、地下1階、1階、9階の4フロア。建て替え前に比べて面積は38%広くなる。天井高6メートルの1階はシンボルフロアと位置付けて、食のイベントスペース「食祭テラス」(330平方メートル)を設けて、和菓子、お好み焼き、唐揚げ、ワイン、ジビエなどの催事を開く。9階のフードホール「阪神大食堂」は1850平方メートルの広さに注目のフレンチや創作中華など8店舗の名店の味が楽しめる。

同社が推進するOMO(オンラインとオフラインの融合)に全館で取り組む。ネット通販とのシームレス化だけでなく、店舗スタッフによるSNSの発信を通じてファンコミュニティーを作る。「ナビゲーター」と名付けられた100人の店舗スタッフが個人の名前で、食やファッション、ビューティ、アートなどの売り場や商品の情報を発信する。数年前から稼働しており、すでにコーヒーやワインなどの分野で多くのフォロワーを獲得し、顧客との相互コミュニケーションが進んでいるという。

 阪急阪神百貨店は、隣接する阪急うめだ本店を消費者の憧れやハレの日に応える百貨店としてファッションやラグジュアリーブランドで競争力を発揮している。もう一つの旗艦店である阪神梅田本店は消費者の日常に寄り添う百貨店として食関連で差別化する。22日に会見した山口俊比古社長は「店づくりの基本的な考えはコロナ前と変わっていない。コロナを契機にした日常生活を大切するマインドは、阪神のコンセプトと合致しており、われわれは確信を強めている」と話した。売上高の計画についてはコロナの影響を鑑みて、手がたく見積った。

 10月18日に開業するのは全体の9割。残りの1割は、12月にインテリアの一部、婦人服の一部、「無印良品」など、来年春に地下1階のデパ地下「阪神食品館」が順次オープンして全面開業となる。

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「ヴァレンティノ」が“ワクチン接種済み”フーディー発売 収益を全額寄付しワクチン供給を支援

 「ヴァレンティノ(VALENTINO)」は、新型コロナウイルス感染拡大抑制への支援を目的とした限定フーディーのプレオーダーを9月23日から公式オンラインブティックで受け付ける。価格は590ユーロ(日本円は未定)。販売収益はユニセフに全額寄付し、世界にワクチンを供給するコバックス(COVAX)プログラムにおけるユニセフの活動に使用される。

 同プロジェクト始動のきっかけは、デューク・クリスチャン・ジョージIII(Duke Christian George III)が手掛けるファッションブランド「クロニー(CLONEY)」が、“VACCINATED(ワクチン接種済み)”とプリントしたフーディーを制作したこと。ピエールパオロ・ピッチョーリ(Pierpaolo Piccioli)=「ヴァレンティノ」クリエイティブディレクターがこの取り組みに賛同し、「クロニー」が最初に販売した5枚のフーディーを全て購入して、レディー・ガガ(Lady Gaga)ら親しい友人にも贈ったという。「ヴァレンティノ」の限定フーディーには、メゾンのシグネチャーであるVロゴと、“VACCINATED”のメッセージをあしらった。

 ピッチョーリは、「ワクチン接種は、世界中に広がるパンデミックに対するもっとも有効な手段であるとともに、他者への思いやりや社会的責任の象徴でもある。残念ながら、すべての国に平等に新型コロナワクチンが供給されていない現実がある。『ヴァレンティノ』はこのコラボレーションを通じて、命を守るワクチンの供給をサポートするユニセフを支援する」とコメントしている。

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「ヴァレンティノ」が“ワクチン接種済み”フーディー発売 収益を全額寄付しワクチン供給を支援

 「ヴァレンティノ(VALENTINO)」は、新型コロナウイルス感染拡大抑制への支援を目的とした限定フーディーのプレオーダーを9月23日から公式オンラインブティックで受け付ける。価格は590ユーロ(日本円は未定)。販売収益はユニセフに全額寄付し、世界にワクチンを供給するコバックス(COVAX)プログラムにおけるユニセフの活動に使用される。

 同プロジェクト始動のきっかけは、デューク・クリスチャン・ジョージIII(Duke Christian George III)が手掛けるファッションブランド「クロニー(CLONEY)」が、“VACCINATED(ワクチン接種済み)”とプリントしたフーディーを制作したこと。ピエールパオロ・ピッチョーリ(Pierpaolo Piccioli)=「ヴァレンティノ」クリエイティブディレクターがこの取り組みに賛同し、「クロニー」が最初に販売した5枚のフーディーを全て購入して、レディー・ガガ(Lady Gaga)ら親しい友人にも贈ったという。「ヴァレンティノ」の限定フーディーには、メゾンのシグネチャーであるVロゴと、“VACCINATED”のメッセージをあしらった。

 ピッチョーリは、「ワクチン接種は、世界中に広がるパンデミックに対するもっとも有効な手段であるとともに、他者への思いやりや社会的責任の象徴でもある。残念ながら、すべての国に平等に新型コロナワクチンが供給されていない現実がある。『ヴァレンティノ』はこのコラボレーションを通じて、命を守るワクチンの供給をサポートするユニセフを支援する」とコメントしている。

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まろ眉でも半目でも愛おしい、猫のような天使の寝顔になりたい【ニャンダフルなコスメたち】

 狂ったように猫を溺愛する美容ライターが、猫と美容を強引に結びつける力技ビューティコラムVol.8。猫にちなんで、毎月2(ニャー)日と22(ニャーニャー)日の2(ニャー)回更新しています。今回のテーマは「寝顔」。爆睡中でもキュートであり続ける猫に対して、寝落ちした瞬間ブス化する人間。その残酷な差が生まれる原因を考察しつつ、寝ブス化を和らげるお助けコスメをご紹介!

猫の寝顔のかわいさは、レム睡眠中に爆発する

 殺人的な暑さの夏があっけなく去り、いつのまにか秋。ツルツルの床の上でヘソ天になってそこらじゅうに転がっていた我が家の猫たちも、最近はふかふかの毛布やベッドへいそいそと移動して気持ちよさそうに眠っている。

 猫は1日の60%を寝て過ごすというが、猫にも人間と同じように、浅い眠りの「レム睡眠」と深い眠りの「ノンレム睡眠」とがあるそうだ。もちろん、猫はいついかなるときもパーフェクトにかわいいので、どっちの状態だろうがかわいい事実に変わりはないのだが、ヘソ天で寝ていたり、「にゃむにゃむにゃむ……」と寝言のような声が漏れてたり、ヒゲをピクつかせたり、前足をふみふみさせたりと、レム睡眠中の猫の寝顔は常軌を逸したかわいさであり、とてつもない破壊力で猫変態の心を掻き乱すのである。

美人でも油断禁物! “無防備3点セット”で寝顔がおブスに

 先日、実家に行ったときのこと。家族が何気なく撮った写真の中に、猫の横で昼寝をしている私が写り込んだ一枚があった。その寝顔のブスさたるや、スマホ画面が割れるかと思うほどの凄まじさであった。

 メイクをして表情を取り繕ってもたかが知れているが、この時の私は、こともあろうに神の創りし美の最高傑作である猫の横で、「眉なし・色ムラ・口半開き」の無防備3点セットをそろえたアホ面で寝てしまったのである。とりあえず「寝顔を撮るな!」と家族にきちんと逆ギレをしてみたものの、心の中では「かわいい写真を台無しにしてごめんよ……」という猫への申し訳ない気持ちが勝り、人間はその圧倒的な美にひれ伏すしかないのだと改めて思い知った。

 自分の寝顔はさておき、無防備3点セットでも寝ブスにならないのは、1000年に一人の美少女でおなじみの橋本環奈ぐらいの顔面偏差値をもつ強者か、あるいは若さという勢いで何でもかわいく見せちゃえる20代前半までの若者ぐらいではなかろうか。その条件から外れていれば、普段がどんなに美人で魅力的であろうと、無意識下では大概の寝顔はブスになる。加えて、眠りの浅いレム睡眠中は寝言や歯ぎしりが起こりやすくなるというから、ブス度がさらにアップしてしまう恐れが……。

 猫という絶対美の前に人間は無力である。けれど、夜寝る前のビューティタイムで寝ブスの衝撃を和らげるぐらいの気概は持っていたい。

寝ブス返上! 猫のように24時間かわいくあるためのスリーピングコスメ3傑

 睡眠中は無意識なため改善は難しいが、歯ぎしりはマウスピースで、口半開きは口閉じテープで回避するとして、あとは肌に優しくナチュラルなスリーピングメイクでどうにかカバーを。(口閉じテープ装着時のルックスについてはあえてスルーします)。

 血色のなさや乾燥感からくる肌のくすみは、老け顔を印象づける原因に。寝る前のリップケアをこのグロスにスイッチして、色艶の良いかわいい唇をキープしよう。 「フジコ(FUJIKO)」の“朝可愛グロス”は、その名の通り、寝起きのすっぴんを盛るありがたき一品。寝る前にささっとひと塗りすれば、血色感とピュアな色気をまとった、ふんわりかわいいピンク色の唇で朝を迎えることができる。


 眉の存在感のあるなしが寝顔の美醜を決めるといっても過言ではない。アートメイクや眉ティントができればいいが、そこまではちょっと……という人は、カラーレスなアイブロウマスカラで眉頭をシュッと立ち上げ毛流れを整えるだけでもOK。「セザンヌ化粧品(CEZANNE)」の“セザンヌ クリア マスカラ R”は、眉にもまつ毛にも自然な艶とハリをプラスできる便利な一品。透明だからすっぴん顔でも浮くことなく、ナチュラルに眉の存在感を引き立てることが可能。おまけにフィルムタイプで擦らずとも簡単にお湯オフできるのもうれしい。


 色ムラやくすみ、テカリ、毛穴など、肌のアラは隠したいけれど、スキンケア後の素肌にまたメイクをするのは抵抗があるもの。そんな時に便利なのが、美白マスク発想で作られた「イプサ(IPSA)」の“スキンケアパウダー”。夜のお手入れの最後にさっと塗るだけで、マスクのように肌に密着しながら美白成分を届け、毛穴や色ムラを自然にカバー。睡眠中も明るく健やかで透明感のある肌に整えてくれる。

 ちなみに、「彼女の寝顔に100年の恋も醒めた」というセリフをよく聞くが、半目やいびきの醜さに男も女もない。吉沢亮や北村匠海でない限り寝ブスになるのはお互いさまなのだから、男性も全く油断できないと心得よう。そもそも寝顔を少しでも美しくしたいのは、誰のためでなく自分のため。猫という美に近づくためのステップの一つなのだから。

サカイナオミ/美容ライター。東京都出身。美容室勤務、美容ジャーナリスト齋藤薫氏のアシスタントを経て、美容ライターとして独立。「WWDJAPAN」のほか、「25ans」「VOGUE GIRL」「kiitos.」をはじめとする女性誌やweb媒体、百貨店媒体、広告などさまざまなメディアで執筆。ジャンルはメイク、スキンケア、ヘアケア、ヘルスケアをメインに、着物や占いまで多岐にわたる。無類の猫好き

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「ミラノサローネ2021」リポート 「エルメス」や「ディオール」などがイタリア・ミラノ市内で展示

 ラグジュアリーブランドのインテリアやライフスタイル分野への参入は、ここ約10年活発化している。コロナ禍でありながら、「ブルガリ(BVLGARI」)や「デイオール(DIOR)」は、近代美術館など広い会場で、複数のアーテイストやデザイナーを招聘した作品を展示。「ヴェルサーチェ(VERSACE)」や「イッセイミヤケ(ISSEY MIYAKE)」は、持ち前のテキスタイルに関する知識とファッションの動向を反映させたインテリアのコレクションを充実させて発表した。

エルメス
プリミティブな空間に温かみのある素朴な作品を展示

 「エルメス(HERMES)」は、ミラノ市内パレルモ通りの会場を使って展示が行われた。高い天井高を利用して、レンガの上から紙粘土を分厚く塗り、外壁に異なる装飾を施した6つのパビリオンを1列に並べた各建物の角は丸みを帯び、プリミテイブな住まいを連想させるような空間だ。スタジオムンバイ(STUDIO MUMBAI)の手作業を想起させる丸く盛り上がったような椅子と丸く平な石の小卓の温かみのある素朴さが印象的だった。

デイオール
ムッシュ ディオールが愛した“メダリオンチェア”の再解釈

 「デイオール」はミラノ市内ブレラで、クリスチャン・ディオール(Christian Dior)が好んだ“メダリオンチェア”をテーマにインスタレーションを行った。インディア・マダヴィ(India Mahdavi)やディモーレ・スタジオ(DIMORE STUDIO)をはじめとする17組のデザイナーそれぞれが解釈した“メダリオンチェア”を展示。南アフリカ出身のクリエイターであるアタン・ツィカレ(Atang Tshikare)は、ピクトグラムの座面にアフリカンビーズをあしらった脚部の真っ黒な椅子を発表。日本からは、吉岡徳仁とネンド(nendo)が参加した。

ブルガリ
アイコン“セルペンティ”の変容をアーティスティックに表現

 「ブルガリ」は、「メタモーフォシス」というインスタレーションを通して変化を受け止める姿勢の重要さに焦点を当てた。監修は、ミラノ工科大学の正教授であるアルバ・カッペリエーリ(Alba Cappellieri )。ミラノの近代美術館を会場に、ブランドのアイコン、変容と再来の象徴である“セルペンティ”をテーマに、アン・ヴェロニカ・ヤンセン(Ann Veronica Janssens)、東信、ダーン・ローズガルデ(Daan Roosegaarde)、ヴィンセント・ヴァン・ドウイセン(Vincent Van Duysen)など、国際的なクリエイター4人の作品を紹介。東は、花が咲き実がなる真鍮製の幹と枝大きな木のインスタレーション「エデンの園」を展示した。ヴァン・ドウイセンは、光の反射を用いた迷宮のような隠れ家「シェルター」を制作。市内「ブルガリ ホテル ミラノ」の庭園でも東による作品が展示された。

アルマーニ カーサ
インテリアに目覚めた人々の暮らしへのヒントを提案

 「アルマーニ カーサ(ARMANI CASA)」では、コロナ禍のロックダウンによりインテリアの世界に目覚めた人々の暮らしにフォーカスし、暮らしを彩るコレクションを提案。自然界に見られる優しい丸みや、めのうの模様、木の緑、レザーの茶色などを積極的にコレクションに取り込んだ。バックギャモンやチェスなど室内でのゲームなど、自宅で楽しむラグジュアリーなアイテムをそろえた。

ヴァレクストラ
照明の彫刻で巨匠へのオマージュを表現

 「ヴァレクストラ(VALEXTRA)」のミラノのブティックでは、トム・デイクソン(Tom Dixon)と照明の専門ブランド「プロリヒト(PROLICHT)」による、明かりの彫刻“ブラックライト”によるインスタレーションを展示。小さな花が放射状に開いたような形状の照明を連続的に縦に並べたり、レゴのように直方体を組み合わせた照明など、フォームはさまざま。「フューチャリスティックなアプローチで、照明の定義を解体しようとした」とディクソン。ジオ・ポンテイ(Gio Ponti)、エットレ・ソットサス(Ettre Sottssas、アッキーレ・カステイリオーニ(Acchille Castiglioni)など、イタリアンデザインの巨匠達へのオマージュでもある。

ヴェルサーチェ ホーム
ブランドのアイコンを散りばめたコレクション

 古代ギリシャの連続模様とメドゥーサをアイコンにファッションからインテリアまでをデザインする「ヴェルサーチェ(VERSACE)」。今回のホームコレクションは、建築家デュオのロベルト・パロンバ(Roberto Palomba)&ルドヴィカ・セラフィノ(Ludvika Serafini)とのコラボレーションで誕生した。ハイヒールのかかとのフォームを脚部に採用した組み合わせ可能なソファといったインパクトのある家具や、メドゥサをモチーフにした取っての収納家具やカーペットなどブランドのアイコンが散りばめられている。

イッセイミヤケ
今日の暮らしに合う工業デザイン

 「イッセイミヤケ(ISSEY MIYAKE)」はミラノのブティックで、3月に始動したデザインプロジェクト「イン・ザ・メイキング」を発表した。砂糖きびの茎から作られるポリエステルやペットボトルのリサイクル素材を用いて、折りたたむとバッグになるシャツやパンツを制作。軽量でシワにもなりにくく色落ちしにくい機能的で無駄のないフォームの美しさが特徴だ。今日の暮らしに合う、工業デザインの一例といえる。

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「ミラノサローネ2021」リポート 「エルメス」や「ディオール」などがイタリア・ミラノ市内で展示

 ラグジュアリーブランドのインテリアやライフスタイル分野への参入は、ここ約10年活発化している。コロナ禍でありながら、「ブルガリ(BVLGARI」)や「デイオール(DIOR)」は、近代美術館など広い会場で、複数のアーテイストやデザイナーを招聘した作品を展示。「ヴェルサーチェ(VERSACE)」や「イッセイミヤケ(ISSEY MIYAKE)」は、持ち前のテキスタイルに関する知識とファッションの動向を反映させたインテリアのコレクションを充実させて発表した。

エルメス
プリミティブな空間に温かみのある素朴な作品を展示

 「エルメス(HERMES)」は、ミラノ市内パレルモ通りの会場を使って展示が行われた。高い天井高を利用して、レンガの上から紙粘土を分厚く塗り、外壁に異なる装飾を施した6つのパビリオンを1列に並べた各建物の角は丸みを帯び、プリミテイブな住まいを連想させるような空間だ。スタジオムンバイ(STUDIO MUMBAI)の手作業を想起させる丸く盛り上がったような椅子と丸く平な石の小卓の温かみのある素朴さが印象的だった。

デイオール
ムッシュ ディオールが愛した“メダリオンチェア”の再解釈

 「デイオール」はミラノ市内ブレラで、クリスチャン・ディオール(Christian Dior)が好んだ“メダリオンチェア”をテーマにインスタレーションを行った。インディア・マダヴィ(India Mahdavi)やディモーレ・スタジオ(DIMORE STUDIO)をはじめとする17組のデザイナーそれぞれが解釈した“メダリオンチェア”を展示。南アフリカ出身のクリエイターであるアタン・ツィカレ(Atang Tshikare)は、ピクトグラムの座面にアフリカンビーズをあしらった脚部の真っ黒な椅子を発表。日本からは、吉岡徳仁とネンド(nendo)が参加した。

ブルガリ
アイコン“セルペンティ”の変容をアーティスティックに表現

 「ブルガリ」は、「メタモーフォシス」というインスタレーションを通して変化を受け止める姿勢の重要さに焦点を当てた。監修は、ミラノ工科大学の正教授であるアルバ・カッペリエーリ(Alba Cappellieri )。ミラノの近代美術館を会場に、ブランドのアイコン、変容と再来の象徴である“セルペンティ”をテーマに、アン・ヴェロニカ・ヤンセン(Ann Veronica Janssens)、東信、ダーン・ローズガルデ(Daan Roosegaarde)、ヴィンセント・ヴァン・ドウイセン(Vincent Van Duysen)など、国際的なクリエイター4人の作品を紹介。東は、花が咲き実がなる真鍮製の幹と枝大きな木のインスタレーション「エデンの園」を展示した。ヴァン・ドウイセンは、光の反射を用いた迷宮のような隠れ家「シェルター」を制作。市内「ブルガリ ホテル ミラノ」の庭園でも東による作品が展示された。

アルマーニ カーサ
インテリアに目覚めた人々の暮らしへのヒントを提案

 「アルマーニ カーサ(ARMANI CASA)」では、コロナ禍のロックダウンによりインテリアの世界に目覚めた人々の暮らしにフォーカスし、暮らしを彩るコレクションを提案。自然界に見られる優しい丸みや、めのうの模様、木の緑、レザーの茶色などを積極的にコレクションに取り込んだ。バックギャモンやチェスなど室内でのゲームなど、自宅で楽しむラグジュアリーなアイテムをそろえた。

ヴァレクストラ
照明の彫刻で巨匠へのオマージュを表現

 「ヴァレクストラ(VALEXTRA)」のミラノのブティックでは、トム・デイクソン(Tom Dixon)と照明の専門ブランド「プロリヒト(PROLICHT)」による、明かりの彫刻“ブラックライト”によるインスタレーションを展示。小さな花が放射状に開いたような形状の照明を連続的に縦に並べたり、レゴのように直方体を組み合わせた照明など、フォームはさまざま。「フューチャリスティックなアプローチで、照明の定義を解体しようとした」とディクソン。ジオ・ポンテイ(Gio Ponti)、エットレ・ソットサス(Ettre Sottssas、アッキーレ・カステイリオーニ(Acchille Castiglioni)など、イタリアンデザインの巨匠達へのオマージュでもある。

ヴェルサーチェ ホーム
ブランドのアイコンを散りばめたコレクション

 古代ギリシャの連続模様とメドゥーサをアイコンにファッションからインテリアまでをデザインする「ヴェルサーチェ(VERSACE)」。今回のホームコレクションは、建築家デュオのロベルト・パロンバ(Roberto Palomba)&ルドヴィカ・セラフィノ(Ludvika Serafini)とのコラボレーションで誕生した。ハイヒールのかかとのフォームを脚部に採用した組み合わせ可能なソファといったインパクトのある家具や、メドゥサをモチーフにした取っての収納家具やカーペットなどブランドのアイコンが散りばめられている。

イッセイミヤケ
今日の暮らしに合う工業デザイン

 「イッセイミヤケ(ISSEY MIYAKE)」はミラノのブティックで、3月に始動したデザインプロジェクト「イン・ザ・メイキング」を発表した。砂糖きびの茎から作られるポリエステルやペットボトルのリサイクル素材を用いて、折りたたむとバッグになるシャツやパンツを制作。軽量でシワにもなりにくく色落ちしにくい機能的で無駄のないフォームの美しさが特徴だ。今日の暮らしに合う、工業デザインの一例といえる。

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観光客が戻ってきたベルリン 「ニベア」直営店限定の青缶クリームが大人気【海外ビューティ通信】

 ドイツ・ベルリンでは、6月ごろからツーリストの姿を多数見かけるようになった。2020年の新型コロナウイルスのパンデミック以降、久しぶりに見る光景に観光地としての活気を取り戻しつつあるのだと実感した。7月には、街の中心部を結ぶ地下鉄U5の延伸線が完全開通し、博物舘が集結している島「ムゼウムスインゼル(Museumsinsel)」にも駅が誕生した。”博物館島”とも呼ばれるここは、1999年にユネスコ世界文化遺産に登録されている。

 ツーリストが増えるとともにインバウンド効果を発揮しているのが、スーベニアショップ(お土産ショップ)だ。その中でも前述した地下鉄U5沿線上にある「ウンター・デン・リンデン(Unter den Linden)」駅周辺には、有名なスーベニアショップが多数点在しており賑わいを見せている。「ウンター・デン・リンデン」とは、ベルリン王宮とブランデンブルク門を結ぶ大通りの名前であり、歴史的な重要建築が建ち並んでいる人気観光スポットのひとつだ。その通りの一角に位置するのが、今回紹介したい「ニベア(NIVEA)」の直営店「ニベア・ハウス・ベルリン(NIVEA HAUS Berlin)」だ。

 「ニベア」といえば、日本でも馴染みが深く誰もが知っているスキンケアブランドでもあるが、ドイツ第二の都市ハンブルクで生まれたことを知っているだろうか?ニベアは、ハンブルク拠点のグローバルスキンケアメーカーのバイヤスドルフ(BEIESDORF)によって、1911年に誕生した。ニベアとはラテン語で「雪」を意味する「nix, nivis」から由来し、”世界初の油性・水性の安定したクリーム”として、スキンケア業界に革命をもたらしたと言われている。

 「ニベア・ハウス・ベルリン」は、発祥の地であるハンブルクに続き、ドイツ国内における2店鋪目の直営店として2009年4月にオープン。他には、ハンブルクにビューティサロンを1店舗、ドイツ北東部のリゾート地ヴァーネミュンデに1店鋪構えている。ベルリンの店舗は、520平方メートルの広大な敷地を誇り、スキンケア、ボディーケア、ヘアケア、メイクアップ、ギフトなどをはじめとする700種類以上ものオリジナル商品が並ぶ。エステやマッサージなどのリラクゼーションサービスが受けられるビューティーサロンも併設しており、こちらは予約制となっている。

 「ニベア」の製品といえば、ドラッグストアやスーパーマーケットなど、どこでも簡単に手に入るイメージであるが、直営店にわざわざ足を運ぶ理由は、“ここでしか買えない限定商品”の存在である。その中でもお土産としてトップの人気を誇るのが、星座のイラストがデザインされた青缶のクリーム“ニベア・クリーム・ステアンツアイヒェン(NIVEA Creme Sternzeichen)”だ。12星座それぞれのイラストと星占い同様に期間が記された同製品は、75mLのワンサイズのみで値段は2.7ユーロ(約345円)。定番の無地の青缶ニベアクリームと比べると少々高めだが、他では手に入らない希少価値の高さから人気があるのだという。

 星座のシリーズと一緒に陳列されているのは、期間限定パッケージデザインとして販売しているレインボーカラーのクリームだ。LGBTQ+コミュニティーをイメージしたデザインには「世界はカラフルで多様性があり、それが美しさの一部である。」といったメッセージが込められている。同商品は、30mL(89セント、約114円)、75mL(1.69ユーロ、約216円)、150mL(2.19ユーロ、約280 円)、250mL(2.99ユーロ、約371円)の4サイズ展開となっており、直営店以外でも購入することが可能。「ニベア」愛用者である筆者も購入したが、使い終わった後も保管しておきたくなるデザイン性の高さを気に入っている。

 他にも直営店限定商品として、ニベアクリームと同じ香りの香水やリードディフューザー、キャンドル、ギフトセット、マグカップ、ポーチ、タオルといった「ニベア」ファンに向けたオリジナルグッズを豊富にそろえる。ノートやペンといったステーショナリーグッズまで展開していることには驚いたが、時代を超えて世界中で愛されてきた「ニベア」だけに熱心なコレクターがいるのも必然だろう。

 「ニベア・ハウス・ベルリン」の近隣には、歩行者用の信号機キャラクター、アンペルマンのグッズ専門店「アンペルマンショップ(AMPELMANN Shop)」もあり、同様に賑わいを見せている。コロナ禍により観光客が途絶え、一時期はゴーストタウンと化したベルリンの街だったが、ツーリストの増加傾向により、息を吹き返したようだ。

宮沢香奈(みやざわ・かな):フリーランスライター兼コラムニスト。プレス、ブランドディレクターなどを経て、フリーランスとしてPR事業をスタート。その後、ライターとして執筆活動を開始。2014年に東京からベルリンに拠点を移し、ヨーロッパを中心に現地情報を多数の媒体で執筆中

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ナイキ「ジョーダン ブランド」がビリー・アイリッシュとコラボ サステナブルなスニーカー2型を発売

 ナイキ(NIKE)の「ジョーダン ブランド(JORDAN BRAND)」は、ビリー・アイリッシュ(Billie Eilish)とコラボレーションしたスニーカーを2モデル発売する。

 “AJKO 1”はビリーのシグネチャーカラーであるライムグリーン、“エア ジョーダン 15(AIR JORDAN 15)”は同じくベージュのワントーン。いずれもビリーのオフィシャルロゴである「ブローシュ」があしらわれている。両モデルともアッパーに100%ビーガンレザーを使用しているほか、重量の20%以上をリサイクル素材で製作した。価格は“AJKO 1”が税込1万9250円、“エア ジョーダン 15”は同2万5300円。9月27日にビリーの公式オンラインストアで先行発売し、9月30日からはナイキのスニーカー専用EC「SNKRS」でも販売する。

 ビリーは自身の公式インスタグラムに、「私が手掛けた“エア ジョーダン”2モデルをようやく公開できて、とてもうれしい。サステナブルな形でこれらを作ることができたなんて、本当に素晴らしくて非現実的な体験だった」というコメントと共に、両モデルを履いた画像を投稿している。

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「カキモトアームズ 銀座店」が19年ぶり大リニューアル AIを活用したポータブル手洗い機を設置

 ヘアサロン「カキモトアームズ(kakimoto arms)銀座店」は、2002年に同サロンの銀座初進出店としてオープンして以来の大リニューアルを実施。3カ月の工事期間を経て、9月16日にリニューアルオープンした。

 世界的パンデミックを経験し外出もままならない中、「ご来店いただいたお客さまに安心してくつろいで頂きたい」という思いから、コンセプトはイタリア語で“家”を意味する“CASA”に設定。光をふんだんに取り込んだ解放感のある壁一面の窓、区画を区切ったプライベート空間を確保できる席の配列、上質感のある内装素材など、各所にくつろぎの贅沢空間をかなえるための工夫を施している。

 エントランスには、AIを活用した自律分散型水循環システムを搭載したポータブル手洗い機を設置。フィルターの状態や供給する水質をセンサーで監視する仕組みを採用しており、
99.9999%以上不純物を除去したWHO(世界保健機関)の飲料水基準に準じた衛生的な水を供給する。

 さらに“手とスマホをいつでも綺麗に”というコンセプトのもと、スマートフォンのUV除菌機能も搭載しており、手を洗っている30秒間でスマホ表面についた菌の99.9%以上の除菌が可能。手洗い後の手をきれいな状態に保ちやすくする設計となっている。

 ヘアカラーに強い「カキモトアームズ」らしく、カットエリアのほか、ヘアカラー用のエリアも設置。ヘアとネイルを同時に施術できることが忙しい女性に人気だが、ネイルだけで来店した人にもゆったりとくつろいでもらえるように専用ネイルエリアも用意している。フルフラットシートがあるスパブースは香り、照明、音にこだわり、心からリラックスできる空間に仕上げた。マスク生活で需要が高まっているカラーエクステンションや、持続性抜群な新まつげエクステなどさまざまなメニューを取りそろえたアイブローシェイピング&アイラッシュスタイリングエリアにも注目だ。

 日常を彩るヘアスタイルやネイル、まつげや眉毛を通して、顧客の豊かなライフスタイルをデザインする“おしゃれな大人たち”のための銀座店を目指す。

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「カキモトアームズ 銀座店」が19年ぶり大リニューアル AIを活用したポータブル手洗い機を設置

 ヘアサロン「カキモトアームズ(kakimoto arms)銀座店」は、2002年に同サロンの銀座初進出店としてオープンして以来の大リニューアルを実施。3カ月の工事期間を経て、9月16日にリニューアルオープンした。

 世界的パンデミックを経験し外出もままならない中、「ご来店いただいたお客さまに安心してくつろいで頂きたい」という思いから、コンセプトはイタリア語で“家”を意味する“CASA”に設定。光をふんだんに取り込んだ解放感のある壁一面の窓、区画を区切ったプライベート空間を確保できる席の配列、上質感のある内装素材など、各所にくつろぎの贅沢空間をかなえるための工夫を施している。

 エントランスには、AIを活用した自律分散型水循環システムを搭載したポータブル手洗い機を設置。フィルターの状態や供給する水質をセンサーで監視する仕組みを採用しており、
99.9999%以上不純物を除去したWHO(世界保健機関)の飲料水基準に準じた衛生的な水を供給する。

 さらに“手とスマホをいつでも綺麗に”というコンセプトのもと、スマートフォンのUV除菌機能も搭載しており、手を洗っている30秒間でスマホ表面についた菌の99.9%以上の除菌が可能。手洗い後の手をきれいな状態に保ちやすくする設計となっている。

 ヘアカラーに強い「カキモトアームズ」らしく、カットエリアのほか、ヘアカラー用のエリアも設置。ヘアとネイルを同時に施術できることが忙しい女性に人気だが、ネイルだけで来店した人にもゆったりとくつろいでもらえるように専用ネイルエリアも用意している。フルフラットシートがあるスパブースは香り、照明、音にこだわり、心からリラックスできる空間に仕上げた。マスク生活で需要が高まっているカラーエクステンションや、持続性抜群な新まつげエクステなどさまざまなメニューを取りそろえたアイブローシェイピング&アイラッシュスタイリングエリアにも注目だ。

 日常を彩るヘアスタイルやネイル、まつげや眉毛を通して、顧客の豊かなライフスタイルをデザインする“おしゃれな大人たち”のための銀座店を目指す。

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「ヴィヴィアン・ウエストウッド」2022年春夏コレクション

 「ヴィヴィアン・ウエストウッド(VIVIENNE WESTWOOD)」が2022年春夏コレクションを発表した。

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めくるめく「グッチ」の世界を13の部屋に凝縮 創設100周年記念の没入型エキシビジョンお披露目

 ブランド創設100周年を迎えた「グッチ(GUCCI)」は9月22日、イタリア・フィレンツェ、中国・上海に次いで東京・天王洲アイルで開催する、アレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)=クリエイティブ・ディレクターの6年間をたどるエキシビジョン「グッチ ガーデン アーキタイプ(Gucci Garden Archetypes)展 アレッサンドロ・ミケーレのビジョンを探検する没入型エキシビジョン」を報道陣にお披露目した。イベントは23日から10月31日まで。事前予約制ながら入場無料だ。

 「グッチ ガーデン」とは、イタリア・フィレンツェに構える「グッチ」のアーカイブをお披露目した美術館のような空間。そして「アーキタイプ」とは「原型」の意味。その名の通り、普段は「グッチ ガーデン」にある貴重なアーカイブ・コレクションを通じて、現代の「グッチ」が体感できる空間に仕上がった。会場は、全部で13の小部屋で構成されており、それぞれの部屋ではミケーレがクリエイションのトップに就任した2015-16年秋冬シーズン以降のアーカイブを1シーズンずつ収めている。

 最初の部屋は、通称「コントロール ルーム」。ここはシーズンにとらわれず、15-16年秋冬以降の「グッチ」のコレクションを紹介するムービーを同時上映している、いわば“序章の間”だ。

 これに続くのは、今回のエキシビジョンの中で最も圧倒的な物量のコレクションが並ぶ「グッチ コレクターズ」の部屋。圧倒的な情熱と、時々エキセントリックかつ偏執的、だからこそ個性的なコレクターの気質を表現した部屋では、大量のぬいぐるみと蝶々、そして影掛け時計が並ぶ鏡ばりの空間に総計160個のバッグ“グッチ マーモント”が並んでいる。

 異様に長い馬の尻尾が揺れる部屋では、ムチやサイハイブーツ、レースと切り替えたスリップドレスなど、ミケーレがそれまで否定してきたエロスを解放した20年春夏コレクションを展示。15-16年秋冬や16年春夏を紹介する部屋では、3Dプリンタで作成したリアルなマネキンがコレクションに身を包み、来場者を出迎える。マネキンが並ぶのは、ロサンゼルスの地下鉄やベルリンのナイトクラブのトイレなど、ミケーレらしいユニークな空間。これまでハイファッションが決して存在しなかった空間や世界と「グッチ」を結びつけることで、ラグジュアリーを世界に解き放ちつつ、人間のリアルに迫り続けるミケーレらしさがうかがえる。

 注目の1つは、16-17年秋冬コレクションを納めた「Tokyo Lights」だ。このシーズン、「グッチ」は日本で広告キャンペーンを撮影。装飾に彩られた大型トラック、いわゆる“デコトラ”やパチンコ店が登場したビジュアルは、センセーショナルなデビュー・コレクション以降カオスなファンタジー路線を突き進みファッション界に激震を与えていたミケーレの評判と重なり、日本でも大いに盛り上がった。エキシビジョンでは、当時を彷彿とさせる本物の“デコトラ”の一部を起き、BGMとしてパチンコ屋の音声を流しながら、ギラギラのネオンの下で日本にも着想を得たコレクションなどを紹介している。

 エキシビジョンのオープン日から都内4店舗と大阪、名古屋の1店舗で販売するビューティ・プロダクトを記念した部屋「Gucci Beauty Network」では、真っ赤なリップの多様なモデルによる臆面もない笑顔の様子を切り取って放映。旧態依然とした「美しさ」に疑問を感じ一石を投じ続けてきたミケーレの精神性がビューティ・アイテムにも脈々と流れていることが分かる。

 学生運動が盛んだった1968年のパリ、冒険映画の1場面、リアリズムを標榜する絵画、そして1000人規模のパーティでてんてこ舞いだった真夜中のキッチンなど、次々に入れ替わる空間は、ミケーレの絶えることのないイマジネーションを垣間見せる。

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メンズスキンケアブランド「ラボ シリーズ」がリニューアル サステナブルなパッケージに

 エスティ ローダー カンパニーズ(ESTEE LAUDER COMPANIES以下、ELC)は、メンズスキンケアブランド「ラボ シリーズ(LAB SERIES)」のリニューアルを発表した。グルーミングやサステナビリティへの関心の高まりを受けて、パッケージやブランディング、キャンペーンなどを一新する。

 今回のリニューアルでは、パッケージのデザインと共に原材料の見直しも行った。パッケージ重量の半分以上を再生素材もしくは再生可能な素材とし、2025年までにこれを75%まで引き上げることを掲げている。カートンは全て森林管理協議会(Forest Stewardship Council)認定の紙素材で作られており、リサイクルできるようになっている。また、エイジングケアシリーズの化粧水「マックス LS V ローション(Max LS Power V Lifting Lotion)」と、美容液「マックス LS V セラム(Max LS Power V Lifting Serum)」をレフィル可能とした。

 同社は売り上げ目標については明らかにしてないが、情報筋によれば、リニューアル後の初年で1億ドル(約109億円)程度の小売り売り上げを目指すという。

 パトリス・ベリアール(Patrice Beliard)=ELC ラボ シリーズ・グローバル・ブランド・プレジデントは、「グルーミングは男性消費者の間で大きなブームになっているので、リニューアルに良いタイミングだと考えた。『ラボ シリーズ』はメンズ向け高級スキンケアブランドのパイオニアであり、リピーターも多い。今後は、若年層にも訴求していきたい」と語った。

 スキンケアに興味を抱きつつも、選び方や使用方法に不安を覚えている男性も多いことから、同ブランドではAI(人工知能)を活用した肌診断ツールアプリを提供し、肌質や目的に合った適切な商品を購入できるようにする。また、商品の正しい使用法に関するチュートリアル動画などのデジタルコンテンツも拡充する。

 ELCは21年5月にメンズ向けビューティのスタートアップ、ファカルティー(FACULTY)に出資するなど、メンズのメイクアップ市場に関心を示している。「ラボ シリーズ」でも、将来的には本格的に参入する可能性があるという。

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メンズスキンケアブランド「ラボ シリーズ」がリニューアル サステナブルなパッケージに

 エスティ ローダー カンパニーズ(ESTEE LAUDER COMPANIES以下、ELC)は、メンズスキンケアブランド「ラボ シリーズ(LAB SERIES)」のリニューアルを発表した。グルーミングやサステナビリティへの関心の高まりを受けて、パッケージやブランディング、キャンペーンなどを一新する。

 今回のリニューアルでは、パッケージのデザインと共に原材料の見直しも行った。パッケージ重量の半分以上を再生素材もしくは再生可能な素材とし、2025年までにこれを75%まで引き上げることを掲げている。カートンは全て森林管理協議会(Forest Stewardship Council)認定の紙素材で作られており、リサイクルできるようになっている。また、エイジングケアシリーズの化粧水「マックス LS V ローション(Max LS Power V Lifting Lotion)」と、美容液「マックス LS V セラム(Max LS Power V Lifting Serum)」をレフィル可能とした。

 同社は売り上げ目標については明らかにしてないが、情報筋によれば、リニューアル後の初年で1億ドル(約109億円)程度の小売り売り上げを目指すという。

 パトリス・ベリアール(Patrice Beliard)=ELC ラボ シリーズ・グローバル・ブランド・プレジデントは、「グルーミングは男性消費者の間で大きなブームになっているので、リニューアルに良いタイミングだと考えた。『ラボ シリーズ』はメンズ向け高級スキンケアブランドのパイオニアであり、リピーターも多い。今後は、若年層にも訴求していきたい」と語った。

 スキンケアに興味を抱きつつも、選び方や使用方法に不安を覚えている男性も多いことから、同ブランドではAI(人工知能)を活用した肌診断ツールアプリを提供し、肌質や目的に合った適切な商品を購入できるようにする。また、商品の正しい使用法に関するチュートリアル動画などのデジタルコンテンツも拡充する。

 ELCは21年5月にメンズ向けビューティのスタートアップ、ファカルティー(FACULTY)に出資するなど、メンズのメイクアップ市場に関心を示している。「ラボ シリーズ」でも、将来的には本格的に参入する可能性があるという。

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スイス発ランニングブランド「オン」が新規上場 800億円を調達

 スイス発のランニングシューズブランド「オン(ON)」を運営するオン・ホールディングAG(ON HOLDING AG)は、9月15日にニューヨーク証券取引所に新規上場(IPO)した。当日は同社の経営陣と共に大勢のアンバサダーらがウォール街を走り、同証券取引所のオープニングベルを鳴らした。

 公開価格は1株20〜22ドル(約2180〜2398円)の見込みだったが、公開前日に24ドル(約2616円)に決定された。IPOでの売り出し株数は3110万株で、資金調達額は7億4640万ドル(約813億円)。公開直後から投資家の旺盛な買いが入り、初値は35.40ドル(約3858円)と公開価格を大幅に上回った。16日の終値は公開価格と比べて56.2%高の37.49ドル(約4086円)となるなど、好調な滑り出しとなっている。時価総額は23億1200万ドル(約2520億円)。

 同社が米国証券取引委員会(Securities and Exchange Commission)に提出した届出書によれば、2020年12月通期の売上高は前期比59.2%増の4億2529万スイスフラン(約501億円)、純損失は前年の147万スイスフラン(約1億7340万円)から2752万スイスフラン(約32億円)へと赤字が拡大している。しかし、21年1〜6月期で見ると、売上高は前年同期比84.5%増の3億1545万スイスフラン(約372億円)、純損益は前年同期の3305万スイスフラン(約38億円)の赤字から375万スイスフラン(約4億4250万円)の黒字となっている。

 現在、「オン」の商品は世界50カ国以上にある約8100の売り場で取り扱われており、20年12月にはニューヨークにグローバル旗艦店をオープンした。売り上げを地域別に見ると、49%が北米、44%が欧州となっている。チャネル別では、売り上げの38%がECによるものだという。

 「オン」は“ランニングの世界を変える”をコンセプトに、トライアスロンのトップアスリートだったオリヴィエ・ベルンハルド(Olivier Bernhard)が、デビッド・アレマン(David Allemann)とキャスパー・コペッティ(Caspar Coppetti)と共に10年に創業。独自の技術開発力により、高いクッション性を持つ世界最軽量のランニングシシューズ“クラウド(CLOUD)”を生み出すなどして早くから注目を集め、ロードやトレイルのランナーを中心にファンを増やしてきた。16年からはアパレルも提供。19年には、スイス出身の男子プロテニス選手ロジャー・フェデラー(Roger Federer)がシニアチームメンバーに加わり、投資家およびアドバイザーとして同社に参画している。

 アレマン共同創業者は、「調達した資金は、販売地域や販売網の拡大に加えて、サステナビリティ分野のさらなる強化に使用する。ランニングだけではなく、次世代のニーズに応えられる、アクティブなライフスタイル向けのプレミアムな機能性スポーツブランドとなることが目標だ」と語った。

 同社はサステナビリティにも力を入れており、二酸化炭素排出量の削減に取り組んでいるほか、24年までに全製品に再生ポリエステルおよびポリアミド、オーガニックコットンを使用することを掲げている。また21年1月には、100%リサイクル可能な機能性シューズ“サイクロン(CYCLON)”を発表した。これはサブスクリプションサービスでのみ提供されるモデルで、月額料金3380円で年2回程度シューズの交換ができるというもの。返却した古いシューズは素材別に分解され、新たなシューズの原料になるという。

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「バレンシアガ」と「フォートナイト」がコラボを発表 リアルとゲームの両世界で楽しむコレクション

 「バレンシアガ(BALENCIAGA)」と人気オンラインゲーム「フォートナイト(Fortnite)」が21日、コラボレーションを発表した。ゲーム用のデジタルファッションを制作し、それらをリアルでも販売する。「フォートナイト」のロゴが入ったデニムジャケットやフーディー、キャップなど全6アイテムをそろえ、「バレンシアガ」の一部店舗やオンラインで扱う。価格は4万7300円〜16万9400円。

 ゲーム内では、「バレンシアガ」が2021年秋コレクション(2021-22年秋冬に相当)発表のために制作したオンラインゲーム「アフターワールド:ザ・エージ・オブ・トゥモロー(Afterworld: The Age of Tomorrow」に着想を得たエリアを特設する。「ストレンジ タイムス(Strange Times)」と題した同エリアに「バレンシアガ」の仮想店舗を設立し、ウエアやスキンをそろえる。ゲーム内アイテムは、「バレンシアガ」の2021年〜20年のコレクションを基にデザインしており、実際のアパレルを3Dスキャンしてゲーム内に落とし込んでいる。

 デムナ・ヴァザリア(Demna Gvasalia)=「バレンシアガ」アーティスティック・ディレクターはコラボに際して、「フォートナイトの制作会社、エピック(EPIC)とのパートナーシップが誕生したきっかけは、『アフターワールド』だった。コレクション発表のために制作して以来、『フォートナイト』コミュニティーやオンラインゲーム、仮想世界の持つ“新しい”創造力に触発され続けている。デジタルとリアルの世界を交差しながらタッグを組んでいけることが光栄だ」と語った。

 エピックはこれまで、トラヴィス・スコット(Travis Scott)やアリアナ・グランデ(Ariana Grande)を招待してゲーム内でコンサートを開催した。デジタルとリアルの融合や、音楽やエンタメ業界とのつながりの構築に積極的だが、ラグジュアリーブラントとコラボするのは今回が初めて。アダム・サスマン(Adam Sussman)エピック・ゲームズ プレジデントは、「『フォートナイト』は自己表現の場であり、ゲームだけをするものではない。そういう意味では、1つの“ファッション”だ」とコラボに期待を寄せる。

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「ニューバランス」が障がいのあるアーティストらとコラボ グラフィックTで“パラリンアート”を広める

 「ニューバランス(NEW BALANCE)」は、グラフィックTシャツコレクション「ナインボックス(9BOX)」から、障がいのあるアーティストが所属する団体パラリンアートとコラボした新作を9月17日に公式オンラインストアとオフィシャルストアで発売した。

 アイテムは、9人のアーティストが「ナインボックス」のコンセプトである“Fun for Sport, Fun for NB”をテーマに製作した作品をプリントした。サイズはXXS〜XLで、価格は各7590円(税込)。

 キービジュアルの製作にあたり、同プロジェクトに賛同するクリエイターと「ニューバランス」アスリートを交えたアートユニットを結成した。パラリンアートのアーティスト2人と、スカイダイビングマガジンの村田実莉と平野正子が共に製作した作品を背景に、陸上競技の田中希実選手とスケートボードの伊佐風椰選手が同アイテムを着用して登場した。発売日に公開した特設サイトでは、アーティストそれぞれが作品に込めた思いや、キービジュアルの制作過程を紹介している。

 パラリンアートは「障がい者がアートで夢を叶える世界を作る」を理念に、企業との継続的な協業を通して、障がい者の社会参加と経済的自立を支援する。「ニューバランス」はこの理念に共感し、2022年春に向けてもコラボアイテムを製作する。同企画の担当者は「今回、アーティストの純粋でまっすぐな気持ちがそれぞれの世界観の中で作品に表れていた。絵を描く喜びとともに製作されていることが胸に響き温かい気持ちになり、とてもポジティブなパワフルさに心を動かされた。新しいテーマや企画を通してパラリンアートの魅力を届け、スポーツブランドである『ニューバランス』との融合を深めていきたい」とコメントを寄せた。

問い合わせ先
ニューバランス ジャパンお客様相談室
“0120-85-7120”

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10万円のワンピースが顧客支持で堅調 オンワード樫山の「トッカ」が表参道に新路面店 

 オンワード樫山の「トッカ(TOCCA)」は、東京・北青山に新たな路面店「トッカストア表参道(TOCCA STORE OMOTESANDO)」をこのほどオープンした。

 店舗は表参道からほど近い小道沿いにある。店内はブランドのキーカラーである淡いブルーをベースに、フューシャピンクやゴールドなどもアクセントに用いて、ヨーロッパの歴史的建造物を思わせる世界観を演出した。アパレル、バッグやシューズなどの服飾雑貨のほか、香水などのビューティグッズもそろえる。

 今年3月に閉店した銀座路面店に代わる、ブランドの新たな発信拠点と位置づける。店舗面積は103平方メートルと銀座店の1/3程度だが、観葉植物やソファーなどを並べてゆったりとくつろげる設え。「ブランドを本当に好きなお客さまのためのサロンにしたい」と河原康敬・TOCCA課長マーチャンダイザー。

 ブランドの顔である刺しゅうをふんだんに施したドレッシーなワンピース(中心価格帯10万円前後)は、コロナ禍でも売れ行きは堅調に推移している。「日常に特別感を求める顧客に根強い支持がある。結婚式などのオケージョンニーズも、昨年と比較すると復調傾向にある」。「トッカストア表参道」の目玉として、デザインや好みの丈にカスタムオーダーできるワンピースの限定ライン“マイオンリー(MY ONLY)”も用意した。

■TOCCA STORE OMOTESANSO
住所:東京都港区北青山3-8-18
営業時間:12〜20時(不定休)
電話:03-6434-1333

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「タカヒロミヤシタザソロイスト.」22年春夏は圧倒の原点回帰 完璧な月光の下で輝いた独奏

 「タカヒロミヤシタザソロイスト.(TAKAHIROMIYASHITATHESOLOIST.)」は21日、2022年春夏コレクションを文化庁の協力を得てランウエイショー形式で披露した。ショー形式での発表は20年1月のパリ・メンズ・コレクション以来となり、会場となった東京・新木場のスタジオには約250人が集まった。デザイナーやスタイリスト、バイヤー、ジャーナリストら重鎮クラスの業界関係者の姿も多く見られた。

 ショー前に、インスタグラムのブランド公式アカウントや、宮下貴裕デザイナーの投稿で予告したメッセージは「Pause≒Play」。“止まる”ことと“動き出す”ことを、“ほぼ等しい”という意味の記号でつなぎ、宮下デザイナーの現在の心情をコレクションで直接的に表現した。自身の半年間を思い起こし、あえて立ち止まることで自分の存在を振り返り、向き合い、見つめ直し、そして前に進むという気持ちをコレクションに込めたという。

難解複雑さを圧倒する凄み

 会場が暗転し、作曲家の小瀬村晶によるピアノの楽曲が響く中を“Listen To The Soloist”と書かれた紙袋を頭からすっぽり被ったモデルたちが、ゆっくりと歩みを進めていく。今回のコレクションは宮下デザイナーにとって必要な“Pause”とはいうものの、決して守りに入っているわけではない。ショールカラーのジレにはインサイドアウトのパーツが重なり、裾は折り返し風のギミックだったり、ポケットには格子状に布を縫い付けたりと、1着に対する情報量がとにかく多く、いつも以上に挑戦的だ。ジレの下にはシャツやニット、MA-1などがレイヤードされ、複雑すぎてどこまでが1着なのか凝視しても分かりづらい。そしてバンツの膝上に切り込みを入れ、そこから脚を出して膝下部分はダラダラと垂らしながら歩く提案も多数。“再構築”“脱構築”などはコレクション評でよく使われる表現であり、そのキーワードが頭を一瞬よぎったものの、今、目の当たりにしている服はその表現に収めることすら違和感を感じるほどの凄みである。ほかにもカラフルなベストには裾を波状にカットしたニットを、スリーブレスジャケットにはモッズコートのパーツをレイヤードし、PVCのポンチョ、複数のパーツを融合したアップサイクル仕立てのジャケット、着られるバッグなど、強いアイテムを強いスタイリングで連打する。今の日本に、ここまでクリエイションを振り切れるデザイナーはそうそういない。宮下デザイナーは一度立ち止まることで自身の根幹であるテーラードやミリタリー、アウトドアに立ち返り、激しい個性を加えることで自らや受け取り手の心の“Play”ボタンを押したかったのかもしれない。18年の夏にピッティ・イマージネ・ウオモ(PITTI IMMAGINE UOMO)に初参加した際、「洋服は常に進化している。だから僕は後ろを振り返らない」と語っていたが、その意志は現在も揺るがないのだと確信した。

 ショーが終わって会場から外に出ると、“独奏”の余韻に浸る来場者たちを満月が出迎えた。この日は中秋の名月で、なおかつ8年ぶりに満月が重なるという特別な夜だった。興味本位でちょうど8年前の「ソロイスト.」のコレクションについて調べてみると14年春夏シーズン“#0009”は、宮下デザイナーにとって特別な数字を掲げ、“自分の存在を振り返り、向き合い、見つめ直す”コレクションだった。

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大学生と一緒にサステナビリティを考える 「今週の特集お届け隊」2021年9月20日号

 毎週発行している「WWDJAPAN」は、ファッション&ビューティの潮流やムーブメントの分析、ニュースの深堀りなどを通じて、業界の面白さ・奥深さを提供しています。巻頭特集では特に注目のキーワードやカテゴリー、市場をテーマに、業界活性化を図るべく熱いメッセージを発信。ここでは、そんな特集を担当記者がざっくばらんに振り返ります。(この記事は「WWDJAPAN」2021年9月20日号からの抜粋です)

村上:セレクトショップなどが集うサステナファミリーセールのイベントに登壇した時、サステナブルファッションについて考えている大学生と知り合う機会があって。今後社会で活躍するであろう大学生たちと何か一緒にやってみたいとずっと考えていたので、今回はいいチャンスだった。ソーンさんは何が印象的だった?

ソーン:私もZ世代ではあるのですが、「何をサステナブルとするか」が違うと、「こんなにも意見が違うのか!」というのが驚きでした。

村上:再生可能な素材を使っていることがサステナブルだという考えもあれば、長く着ることがサステナブルという考えもある。でも全ての視点をクリアするのは不可能だから、ブランド側はそれらのどこに焦点を合わせてモノを作るか問われるようになるね。

ソーン:そうですね。入社して1年半の仕事を通じて、学生時代の自分だったら感じなかった企業側へのシンパシーが芽生えていて、生活者に伝わっていない部分や誤解が本当にたくさんあるなと感じました。SNSを中心に情報を取得していると、自分のコミュニティー外の考えに触れる機会や量の調整がある程度自分でできるので、企業が新しい情報をみんなに届けるのは難しい気がします。その中でもコミュニケーション方法を工夫して、より多くの視点を提供することはメディアとしてできることなのではないかと思いました。

村上:一方の学生も意義ある取り組みやアツい想いを十分発信しきれていないだろうから、彼らの考えや取り組みを伝えていくことも、われわれができることだよね。各団体とは月イチペースで寄稿形式の連載を始めたい。学生の一人が言っていた「平等ではなく、公平な関係性」を意識して、連帯していきたいな。

ソーン:「学生だからといって機会があればなんでもうれしいわけではない」という大人へのシビアな意見には私も共感しましたし、私も“対等”でありたいと思います。みんな「ファッションは楽しい」「オシャレが好き」が出発点で、だからこそ「なんとかしたい」という思いを抱いていると感じました。業界と学生をつなげていける長期的な関係性を築いていきたいです。

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花王が本社食堂でサステナブル・シーフードメニューを提供

 
 花王は東京・茅場町にある本社の社員食堂でMSC認証もしくはASC認証のサステナブル・シーフードを用いたランチメニューの提供を開始している。

 MSC認証は水産資源と環境に配慮した漁業で獲られた天然水産物の証、ASC認証は環境と社会への影響を最小限にして育てられた養殖水産物の証だ。社員食堂のメニューに活用することで、社員がサステナブル・シーフードと世界の水産資源枯渇危機に関する理解を深め、意識的にサステナブルな選択ができるように働きかけていく。今後も月に2回、サステナブル・シーフードメニューを提供するなど継続的に取り組んでいく。さらに、各事業場にある食堂への展開も検討する。

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「鮨革命」って何? 母体は高級寿司中心で、正体不明の「寿司赤酢」グループ

 大阪を中心に、東京、名古屋など20店舗以上にまで拡大した「寿司赤酢」グループ。フラッグシップブランド「寿司赤酢」を頂点に、普及価格バージョンの「鮨 仙酢」が存在するが、よりリーズナブルな「鮨革命」が新たに登場した。実際に訪問して、3ブランドの棲み分け、店舗展開の可能性を調査した。
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「シュウ ウエムラ」の2021年ホリデーコレクションは ハローキティときらめくトウキョウ ロックナイト! 全20アイテムが登場

 「シュウ ウエムラ(SHU UEMURA)」は、ハローキティとコラボした2021年ホリデーコレクションを11月1日と11月15日に発売する。“Rock the party! ハローキティときらめくトウキョウ ロックナイト”をテーマに、東京のナイトシーンにインスパイアされたグラマラスロックなコレクションを展開する。世界的なセレブリティーをはじめ、多くのファッションアイコンからも支持されるハローキティが、「シュウ ウエムラ」らしいエッジィシックなメイクで、よりおしゃれにドレスアップ。かわいいだけじゃない、大胆でワイルドに変身した新たなハローキティの魅力が詰まったコレクションに仕上げた。

 11月1日発売の第1弾は大胆でエッジィシックなメイクアップルックを提案。立体的に輝くグリッターが印象的なカラーや新テクスチャーなど10色をセットするロックなハローキティモチーフのアイパレット“ロック ザ パーティ アイパレット”(全1種、税込9900円)や、ブランドを代表するリップシリーズ“ルージュ アンリミテッド”のハローキティモチーフが登場する。メイクアップブランドならではの多彩な色とテクスチャーでホリデーシーズンを盛り上げる全16アイテムをそろえる。さらに公式オンラインショップ・グローバル フラッグシップ ビューティブティック限定で、“ロック ザ パーティ プレミアム メイクアップ ボックス”(全1種、税込3万5200円)や、“ルージュ アンリミテッド キヌ サテン VIP オーバーン”(全1種、税込4070円)などもラインアップする。

 11月15日発売の第2弾はデイリーメイクをホリデー気分にアップデートしてくれる4アイテムを展開する。まばゆく大胆なホリデールックに仕上げる“グリッター ボール ハイライター ロージーグレア”(全1種、税込4950円)や、コレクション仕様にデコレーションされた“ペタル55 ファンデーション ブラシ”(全1種、税込6600円)などを用意する。

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資生堂「エリクシール」が温感クレンジングジェル発売 石田ゆり子とミッツ・マングローブも一押し

 資生堂は9月21日、エイジングケアブランド「エリクシール(ELIXIR)」から温感メイク落とし“クリアホットクレンジングジェル AD”をドラッグストアやGMS、化粧品専門店など約2万店で発売した。同日には発売を記念し、同ブランドのミューズでテレビCMなどにも起用された女優の石田ゆり子とタレントのミッツ・マングローブが自身の美容法などについて語った。

 同ブランドは1983年に誕生。エイジングケア(年齢とともに肌の変化が気になってきた層)シリーズに加え、17年にファーストエイジングケア(エイジングケアはまだ早いと思っている層)、19年にアドバンスドエイジングケア(年齢とともに悩みが増えてきた層)を扱い、あらゆる世代に向けたエイジングケアブランドとして、日本のみならず中国をはじめとするアジアで展開を強めている。今回の“クリアホットクレンジングジェル AD”はアドバンスドエイジングケアに属するアイテムで、不要な角質を取り除きくすみやごわつきが気なる人に向けて発信する。

 石田は「(肌に塗布すると)温かくなり気持ちがよいし、香りもよい。使っていて理科の実験をしているみたいで本当に楽しい。最近は帰宅すると手を洗うのと同じようにこのクレンジングでメイクを落とし、化粧水と乳液をつけるまでをルーティーンにしている」と製品力の高さをアピールした。

 ミッツ・マングローブは「石田さんのように天性の美しさの土台を持っている方でも、ここまで気を使ってらっしゃるわけじゃないですか。意識を高くするって、凄くストイックにならなくてはいけないし、手間もかかる。でもこの製品1本で、今日から石田ゆり子さん並みの意識の高さを手に入れられますね」と述べた。

 またブランドの特徴でもある肌の“つや玉”を、質問に回答し顔写真を撮影するだけで測定できるサイト「つや玉カウンセリング」も紹介。ミッツは「(厚化粧のため)測定不能にならないですよね?」と心配しながらも、「厚化粧、行きつく先は、基礎化粧」と格言を述べ、年齢を重ねてさまざまな肌悩みを持つ層に向けてコメントした。

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資生堂「エリクシール」が温感クレンジングジェル発売 石田ゆり子とミッツ・マングローブも一押し

 資生堂は9月21日、エイジングケアブランド「エリクシール(ELIXIR)」から温感メイク落とし“クリアホットクレンジングジェル AD”をドラッグストアやGMS、化粧品専門店など約2万店で発売した。同日には発売を記念し、同ブランドのミューズでテレビCMなどにも起用された女優の石田ゆり子とタレントのミッツ・マングローブが自身の美容法などについて語った。

 同ブランドは1983年に誕生。エイジングケア(年齢とともに肌の変化が気になってきた層)シリーズに加え、17年にファーストエイジングケア(エイジングケアはまだ早いと思っている層)、19年にアドバンスドエイジングケア(年齢とともに悩みが増えてきた層)を扱い、あらゆる世代に向けたエイジングケアブランドとして、日本のみならず中国をはじめとするアジアで展開を強めている。今回の“クリアホットクレンジングジェル AD”はアドバンスドエイジングケアに属するアイテムで、不要な角質を取り除きくすみやごわつきが気なる人に向けて発信する。

 石田は「(肌に塗布すると)温かくなり気持ちがよいし、香りもよい。使っていて理科の実験をしているみたいで本当に楽しい。最近は帰宅すると手を洗うのと同じようにこのクレンジングでメイクを落とし、化粧水と乳液をつけるまでをルーティーンにしている」と製品力の高さをアピールした。

 ミッツ・マングローブは「石田さんのように天性の美しさの土台を持っている方でも、ここまで気を使ってらっしゃるわけじゃないですか。意識を高くするって、凄くストイックにならなくてはいけないし、手間もかかる。でもこの製品1本で、今日から石田ゆり子さん並みの意識の高さを手に入れられますね」と述べた。

 またブランドの特徴でもある肌の“つや玉”を、質問に回答し顔写真を撮影するだけで測定できるサイト「つや玉カウンセリング」も紹介。ミッツは「(厚化粧のため)測定不能にならないですよね?」と心配しながらも、「厚化粧、行きつく先は、基礎化粧」と格言を述べ、年齢を重ねてさまざまな肌悩みを持つ層に向けてコメントした。

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第73回エミー賞のレッドカーペットから全99ルックをお届け!

 第73回「エミー賞(Emmy Awards)」授賞式が9月19日、ロサンゼルスで開催された。「エミー賞」は、アメリカで放送されたテレビドラマや番組の中から、優れた作品やプロデューサー、俳優らを称える賞。2020年は新型コロナウイルスの感染拡大を受けてオンライン開催したが、21年はイギリスとロサンゼルスの会場で行った。

 ドラマ部門ではネットフリックスから「ザ・クラウン(The Crown)」が作品賞に加えて、出演俳優陣らが主要賞を全て受賞。同じくネットフリックス作品の「クイーンズ・ギャンビット(The Queen’s Gambit)」はリミテッド・シリーズ部門を受賞した。70〜80年代にかけて一世を風靡したホルストン・フローイック(Halston Frowick)氏のデザイナー人生を描いたドラマ「ホルストン(HALSTON)」からは、ユアン・マクレガー(Ewan McGregor)が主演男優賞に輝いた。また受賞は逃したものの、アメリカの民放ドラマ「ポーズ(POSE)」に出演したMJ・ロドリゲス(Mj Rodriguez)はトランスジェンダー女性として、史上初めて主演女優賞にノミネートされた。ここでは、2年ぶりにスターたちが集結して華やいだレッドカーペットの99ルックを全てお届けする。

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「オフ-ホワイト」がイタリア発テーブルウエア「ジノリ1735」とコラボ

 「オフ-ホワイト ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH以下、オフ-ホワイト)」は、イタリア発テーブルウエア「ジノリ1735(GINORI 1735以下、ジノリ)」とコラボレーションした限定ホームコレクションを発売した。

 このコレクションは、「ジノリ」の代表作の一つである“アンティコ ドッチア”コレクションがベースで、そのロココ様式と「オフ~ホワイト」の斬新な美学が融合したテーブルウエアは、ディナープレート、サービングプレート、ティーポット、ティーカップソーサーで構成されている。「オフ-ホワイト」のクリエイティブ・ディレクター兼ファウンダーのヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)は、「このコレクションは、自宅ミレにある世代のアパート、寮など、どこで使用してもフォーマルな気分になれる」とコメント。「ジノリ」のシグニチャーである白い磁器に黒でロゴやグラフィティーを施すことにより、老舗「ジノリ」の伝統とユースカルチャーの融合を表現している。税込価格は、3万1900〜9万1300円。「オフ-ホワイト」の直営店で販売中だ。

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「ジョン ローレンス サリバン」が東京でリアルショー 美しくもグロテスクなテーラードで「見る人の感情を動かす」

 「ジョン ローレンス サリバン(JOHN LAWRENCE SULLIVAN)以下、サリバン」は、2022年春夏ロンドン・コレクションをリアルショーで発表した。舞台は東京・新木場で、昨シーズンに続き東京でのランウエイだ。「前回のリアルショーでは、ブランドを支える日本のファンに世界観を伝えられた。同時に、自分自身もさまざまな感情が湧き上がってきた。これこそ、リアルショーの醍醐味だ。今日もエモーショナルで、感情を動かすランウエイにしたい」と柳川荒士デザイナーは語った。

親交の深い“チーム・サリバン”
一丸でショーを仕上げる

 今季のスタイリングは、ブランド初期のランウエイを支えた坂本真澄が担当した。演出やヘアメイクアップアーティスト、フォトグラファーらも、ブランドと親交の深い人ばかりだ。リハーサルでは、モデルの着せ替えが上手くいかず、モデル全員が一から歩き直すハプニングにも見舞われた。それでもクリエイターたちは取り乱すことなく、柳川デザイナーを中心に意見を交わしながら、ルックの差し替えやスタイリング調整など、本番直前までベストの形に仕上げていった。

ブランドの新たな魅力
“狂気的な人間美”

 今シーズンのテーマは“MAD MUD(狂った泥)”。ブランドの軸であるテーラードスタイルに、「狂気的な人間美」(柳川デザイナー)を加えて美しさと醜さを両立させるクリエイションだ。基軸となるのは、肩や腰、袖をくり抜いたブルゾンや身頃の下半分をぶった切ったクロップドジャケット、腿をカットアウトしたスラックスなど、一部分をくり抜いたテーラードアイテムたち。これらを、映画やアーティストに着想したスタイルに落とし込んでいく。

 スーツの上からオーバーコートを重ねるスタイルは、映画「アメリカン・サイコ」で、サイコキラーが返り血から服を守るために着用するコートに着想した。長くスリットを入れたコートがスーツの上で軽やかになびき、シースルー素材やサテン、パテントレザーなど、バリエーション豊かな素材使いも光る。終盤に登場したヘッドピースは、ウィッグメイカーとしても活動するアーティスト河野富広によるもの。髪の毛と卵の殻で制作したヘッドピースが、「サリバン」のクールな世界観にグロテスクな雰囲気を添える。

 昨シーズン登場したスクエアトゥブーツは、角を際立たせたデザインにアップデートした。コートやパンツに落とし込んだ、赤い差し色が印象的なグラフィックは、デザインユニット、アホネン&ランバーグ(Ahonen & Lamberg)がシーズンテーマをイメージして制作した。

 これまでの「サリバン」は“分かりやすい格好よさ・美しさ”が持ち味だったと思う。今シーズンは、特に後半のパートは素直に美しいとは思えない人もいるかもしれない。しかし、“美しさとは何か”を問いかけるようなクリエイションが、ブランドの新しい強みになるのではないかーーそう思わせるランウエイだった。

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今は高級車もオンラインで買う BMWが西陣織を取り入れた特別車1680万円をネットで販売

 独BMWのジャパン社であるビー・エム・ダブリューは9月22日、ラグジュアリーSUVの「BMW X7」で、京都の伝統工芸、西陣織を内装に取り入れた特別モデル「BMW X7 NISHIJIN EDITION」を発売する。限定3台で、価格は税込み1680万円。2020年にスタートした「BMWと日本の名匠プロジェクト」の第3弾。

 西陣織の楽芸工房、加納幸と組み、ダッシュボードやアームレストの部分に“引箔”と呼ばれる技法や、細かいテープ状にしたレザーと絹糸で柄を織り上げる技術を取り入れた。昨年販売した「日本の名匠プロジェクト」第1、2弾では、漆絵らでん細工や銀板の象がん職人と組んでいた。

 自動車という他業界の話ながら、ファッションやビューティ業界関係者も頭に入れておいて損はない今回のプロジェクトのポイントは、販路をビー・エム・ダブリューのオンラインサイトに絞っているという点。テスラなど一部を除き、一般的に自動車は販売店で買うもの。そんなイメージを覆し、同社は20年7月から全車種をオンラインサイトで販売している。ウェブ上で外装色や内装、燃料タイプなどを選べるようにしており、納車まで一度も実車を見ることなくオンライン上で完結することも可能。特に今回のような限定車はオンライン販売との相性が良く、20年9月にオンラインで売り出した限定車7台(1860万円)は、発売3分で完売したという。

 「ビー・エム・ダブリューとして、オンライン販売に力を入れている。コロナ禍でステイホームが広がっているという背景もあるが、同時に時代の流れとして、自動車もオンライン上で情報を確認して購入するようになってきている」と、同社の遠藤克之輔BMWブランド・マネジメント・ディビジョン本部長。オンライン販売は国産車メーカーに比べて販売店が少ないことをカバーすることもでき、同時にこれまで接点のなかった客との出合いや、常に新しいことにチャレンジするというブランドイメージの創出にもつながると期待する。

 百貨店の特選・宝飾カテゴリーの売り上げが、富裕層、特に30〜40代などの若年富裕層の高額品消費によって活況だ。それと同様に高級車市場も、コロナ禍によって抑制されている海外旅行や外食の代理消費として好調という。「30〜40代の富裕層は高級車のマーケットでも注目されている。彼らは宝飾品や現代アートを購入するのと同様に、車も単なる乗り物としてではなく、より芸術的なもの、ストーリーのあるものにお金を払うようになってきている」と遠藤本部長は分析する。

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新たな音楽&カルチャー誌「バイ&ナル」表紙にMIYAVI カエルムが発行

 「ナイロン ジャパン(NYLON JAPAN)」や「ハイスノバイエティ ジャパン(HIGHSNOBIETY JAPAN)」などを運営するカエルムは、新たなミュージック&カルチャーメディア「バイ&ナル(VI/NYL)」を9月28日に発売する。年間50冊ほどを不定期刊行し、定価は税込1650円。アマゾンやタワーレコード オンライン、HMV&BOOKS onlineで取り扱う。

 9月28日に発売する「#001」の表紙には、アーティストのMIYAVIを起用。22ページにわたるファッションストーリーでMIYAVIの魅力を表現したほか、1万5000字のロングインタビュー、13枚目のオリジナル・フルアルバム「イマジナリー(Imaginary)」について語った内容を盛り込んでいる。さらに、世界で注目を集める13組の新鋭アーティストも登場する。

 同誌は“ムード”と“タイムレス”をコンセプトに掲げ、既存の雑誌やウェブサイトといったメディアにとらわれない“雑誌のプラットフォーム化”を目指し、SNSやウェブサイト、イベント、商品開発、ギャラリーなども並行させてビジネスを行う。日本での立ち上げ後は、ライセンスアウトによって海外と国内地方都市への進出も予定する。

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話題の成分“NMN”高配合のサプリ 滝川が1万2000mgで3万3000円という低価格化に成功

 理美容・エステティック・ネイル用品総合商社の滝川は、メロディアンが 開発した話題の成分“NMN”(ニコチンアミド・モノ・ヌクレオチド)を配合したサプリメント“+NMN 12000 エターナライト”(60粒、税込3万3000円)を、理美容業界の総代理店として取り扱い開始した。

 “NMN”はワシントン大学をはじめ、世界各国の研究者から注目されている、体内でビタミンB3から自然生成される物質だ。エネルギーを生み出す役割を持つ補酵素“NAD”に変換される“NMN”は、毎日の健康維持に大切なもの。人をはじめあらゆる生物の細胞中に存在しており、年齢とともに減少していく。理想的なエイジングのためには1日当たり“NMN”400mgの摂取が必要といわれているが、食品(母乳、ブロッコリー、アボカド、トマトなど)が持つ含有量はごくわずかだ。

 そのため研究を重ね、1粒当たり200mg(1瓶で1万2000mg)の“NMN”を含有した“+NMN 12000 エターナライト”を開発した。原材料に使用している“NMN”は99.9%の高純度で、ロット毎に日本で純度分析を行なっている。富士山の麓にある、品質管理された日本の工場で原材料を製造し、製品化している。

 「発見されたばかりの“NMN”は現在、高値で取り引きされているが、同製品はメロディアンが独自のルートで原料を準備し、流通では当社のネットワークを活用するなどして、お客さまのウェルビーイングに応えられる価格設定を実現した」と、滝川の滝川睦子社長は話す。

 同製品には“NMN”のほかにも、南フランス産の赤ワインから抽出した、ポリフェノールの一種で若々しさに欠かせない成分、レスベラトロールを採用。さらにポリフェノールが豊富なブドウ種子エキス、コラーゲンをサポートする繊維状のタンパク質のエラスチン、日本国内で精製したつばめの巣などの美容成分も配合している。

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「バカラ」が「ジョジョの奇妙な冒険」とコラボレーション “アルクール”誕生180年記念

 「バカラ(BACCARAT)」は10月5日、人気マンガ「ジョジョの奇妙な冒険」とコラボレーションした特別モデルを発売する。このコラボは同ブランドのアイコンである“アルクール”誕生180年を記念するもので、ワイングラスとタンブラーの2種類。ワイングラスには、マンガに登場する“スタンド(超能力を具現化した姿)”というキャラクターが3種類、タンブラーには5種類描かれている。

 “アルクール”が誕生したのは1841年。「ジョジョの奇妙は物語」は19世紀から現代まで、時や国を超えた壮大なストーリーと独特の世界観でファンを魅了しているという共通点からコラボが実現。作者の荒木飛呂彦は、「“スタンド”は心の力であり魔除けとしてデザインした。その中の一つの石仮面は“永遠の生命”を意味する。ワインを注いだときにどう浮かび上がるか楽しみだ」とコメントしている。
 税込価格は、ワイングラスが’7万7000円、タンブラーが7万1500円。

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ユニクロ「UT」、現代アーティストのジェフ・クーンズと初コラボ 10月1日に発売

 ユニクロのグラフィックTシャツブランド「UT」は10月1日、米国の現代アーティスト、ジェフ・クーンズ(Jeff Koons)とのコラボレーション商品全8型を発売する。クーンズとのコラボは初。グラフィックのモチーフとして、クーンズの代表作の一つ“Balloon Dog”など5つの彫刻作品を取り上げる。

 「ユニクロ(UNIQLO)」一部店舗と公式ECで販売予定。11月21日から2022年3月31日までカタールで開催される、クーンズの個展でも販売予定だという。また、今回のコラボの収益の一部はクーンズを通し、カタール・チルドレンズ・ミュージアムの設立支援に充てられる。

 取り上げるモチーフは“Balloon Dog”と“Play-Doh”、“Seated Ballerina”“Rabbit”“Gazing Ball”の5つ。それぞれTシャツ(1500円)やスエットフーディー(2990円)にプリントしている。メンズサイズでXS〜4XL(一部サイズはECのみで販売)をそろえる。

 コラボにあたり、クーンズのインタビュー動画なども配信する特設ウェブページを作成。クーンズは「ユニクロの服がカルチャーや世代の垣根を超えて受け入れられていることはとても素晴らしい。今回のコラボにより、世界中の人が『UT』という共通の服でつながり、アートが日常を豊にする一助になれば」とコメント。ユニクロのジョン・C・ジェイ(John C. Jay)グローバルクリエイティブ統括は「ユニクロはアートを支援する活動やアーティストとのコラボを通し、あらゆる人の生活をより豊かなものにしたいと考えている。今回のコラボで、“アートが持つポジティブな力を感じてほしい”」とコメントしている。

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ツイッターで2.8万いいねを獲得したバズリネイル 桃皮のような“繊維ネイル”に注目

 グローバルトレンドコスメを扱う総代理店“コスメデリ”を運営するライフスタイルカンパニーは、中国コスメブランド「ジルリーン(JILL LEEN.)」の、“繊維ネイル”(全3色、各税込990円)と“宝石ネイル”(全5色、各税込990円)シリーズを発売した。

 2013年に誕生した「ジルリーン」は、“ファッションから生まれた色を着こなせ”をコンセプトに、メイクアップやネイルの多種多様なカラーを展開。中国国内ではメイクアップの人気が高い一方、日本では“繊維ネイル”がツイッターで反響を呼び、ネイルの認知度が高いブランドだ。

 “繊維ネイル”は、たっぷりの繊維で作る本物の果実のようなネイル。ネイルポリッシュに細かい繊維がたくさん入った新感覚のネイルで、しっかり繊維が見えて簡単に“じゅわっと果物感”を作り出せる。繊維のグラデーションで透け感のある絶妙な色みを出すことも可能。

 本物の桃のような仕上がりになるコーラルオレンジベースのカラー“ももジャム”、甘く上品な淡いピンクパープルカラー“あずきジャム”、深みのあるボルドーと透け感が楽しめる色気カラー“さくらんぼジャム”の全3色だ。

 “宝石ネイル”は、全てのカラーに違う形のラメを配合したワクワク感満載のネイル。単体でも重ねて使用しても印象的なネイルが楽しめる。

 青みピンクにゴールドピンクとオーロラホログラムを配合したキュートなカラー“ストロベリーキャンディー”、くすみパープルにルビーラメを配合したこなれカラー“グレープキャンディー”、ベースに細かいゴールドラメを配合した上品カラー“ミルクティーベージュ”、2種類の大きさにカットされたゴールドホログラムが輝くカラー“シャンパンキャンディー”、上品なミルクピンクに微粒子ラメをたっぷり配合したカラー“コットンキャンディー”の全5色だ。

 “コスメデリ”公式サイトほか、ロフトやプラザ、東急ハンズなどのバラエティーショップで順次取り扱い予定だ。

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「サボン」の2021ホリデーコレクションはチョコレートとブラッドオレンジの芳醇な香り

 「サボン(SABON)」は2021年ホリデーコレクションを10月28日から順次発売する。テーマは“Everything You Can Imagine”。豊かなチョコレートと情熱的なブラッドオレンジを掛け合わせた甘美で芳醇な“ゴールデン・ディライト”の香りの製品をラインアップする。パッケージやギフトボックスに描かれるデザインは、イスラエルの彫刻家でありオプ・アートやキネティック・アートに貢献する実験芸術家ヤコブ・アガム(Yaacov Agam)の作品に着想を受けて創作した。

 第1弾は10月28日発売。“シャワーオイル ゴールデン・ディライト”(450mL、税込3740円)や、“ボディスクラブ ゴールデン・ディライト”(320g、税込3960円)、“バターハンドクリーム ゴールデン・ディライト”(75mL、税込2860円)など、ミネラル豊富な死海の塩や厳選したボタニカルオイルなどナチュラルな原料を配合したアイテムがそろう。そのほか、ビーガン処方のフレグランスや、家の中で楽しめるホームフレグランスやキャンドル、ホリデー限定製品を詰めたコフレなども用意する。

 第2弾は11月11日発売。3ステップのボディーケアが試せる“ボディケアキット ゴールデン・ディライト”(税込1万1000円)や、ボディースクラブとシャワージェルをセットする“バスタイムギフト ゴールデン・ディライト”(税込2970円)など、ギフトや自分へのご褒美にもぴったりなキットを多数ラインアップする。

 第3弾は11月18日発売。ボディーケアやヘアケア、フェイスケア、フレグランスなど人気アイテム24種を詰めた“アドベントカレンダー 2021”(税込1万7600円)が登場する。

 さらに12月2日には人気のボディスクラブのミニサイズをホリデー仕様のパッケージに納めたセット3種を発売する。

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西野七瀬が“トッズ フレンズ”に ミュージカル風のムービーも公開

 「トッズ(TOD’S)」は9月21日、女優の西野七瀬がブランドの魅力を伝える“トッズ フレンズ”に就任したことを発表した。また、西野が出演する2021-22年秋冬シーズンの新作ムービー「サウンド オブ エモーションズ(Sound of Emotions)」を公式ユーチューブチャンネルで公開した。

 動画では、「トッズ」のシューズを履いた西野が足の動きで喜怒哀楽を表現。4つのシーンに合わせて表情やステップが変わり、シューズも変化するミュージカル風の動画に仕上げた。“喜”のシーンではローファー風のアッパーとチャンキーヒールを組み合わせたパンプスを、“怒”では“T タイムレス”のモチーフを配したローファーを、“哀”ではマウンテンブーツを思わせるショートブーツを、“楽”ではバレリーナのようなフォームのローヒールパンプスを着用した。

 西野は“トッズ フレンズ”就任にあたって、「『トッズ』は憧れでもあったので、ブランドの世界観に合うようにならないとなって、責任感が芽生えました」とコメント。ムービーについては「素敵なかわいい靴を履いて、喜怒哀楽を足もとで表現するという少し新しい演出で、私もすごい新鮮に、楽しみながら撮影できました」と語った。

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幸楽苑、ラーメン・餃子・唐揚げの3食店オープン。「街中華」になれるか?

株式会社幸楽苑ホールディングス(本社:福島県郡山市、代表取締役社長:新井田 昇)が、「幸楽苑」とからあげ業態「幸楽苑のからあげ家」をミックスした「幸楽苑 since1954+幸楽苑のからあげ家」をイオンモールいわき小名浜店、小田原ダイナシティウエスト店にオープンさせる。
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「フミエ タナカ」は60年代にタイムスリップ!? コミカルな映像作品をロンドンコレで発表

 田中文江によるブランド「フミエ タナカ(FUMIE TANAKA)」は、ロンドン・ファッション・ウイーク(LFW)に参加し、2022年春夏コレクションを映像形式で発表した。LFW参加2度目となる今回も「東京ファッションアワード 2020(TOKYO FASHION AWARD 2020)」受賞による特典で、「フミエ タナカ」以外の受賞5ブランドもLFWの公式サイトで映像を公開した。

“自分が輝くことで、
周りの人たちも明るくしたい”

 今季のテーマは“BUT PRISM(それでも輝く)”。動画では1960年代のサロンショーをイメージし、ボリューミーなつけまつげが印象的なモデルたちが番号プレートを持って登場。ただウオーキングをするだけではなく、モデルたちがカメラを覗き込んだり、電話で話をする姿を映したりと、ウィットの効いた演出もポイントだ。田中デザイナーは「コロナ禍を過ごし、ファッションの役割を考えていた。“自分が輝くことで、周りの人たちも明るくする”というポジティブなメッセージを込めたかった」と話す。

 服も60年代のファッションを「フミエ タナカ」らしく現在風にアレンジ。田中デザイナーによる手描きのプリントや、ビンテージのパッチワーク柄などのオリジナルテキスタイルを用いている。カットジャカードで表現したファーのような素材は、羽根のように膨らんだトップスとスカートのセットアップに。1着1着に主役級の華やかさがありながらも、現代のリアルクローズとして提案している。

40人のエキストラが着用するのは
過去コレクションとデザイナー私物

 実は、映像にエキストラとして映り込むショーの観客もプロのモデルたちだ。衣装は過去のコレクションや、田中デザイナーの私物を組み合わせたもの。中には、2020-21年秋冬のみに登場したメンズのレアなコレクションも見られる。これまでのシーズン同様に、田中本人がスタイリストとしてコーディネートを組んでいる。「昔のような映像なのに、最新のコレクションが見られて、ブランドのファンの方には『あの服持っている!』というように混乱が生まれそうな仕掛け」と田中デザイナーは笑う。ブランドの世界観を作る細部までのこだわりと、手作り感の暖かさのバランスがいい。BGMは21年春夏に引き続き、音楽家の黒瀧節也がオリジナルで制作した。

 動画内で公開したのは今季を象徴するキールックの10体。後日開催する展示会ではフルコレクションを披露する予定だ。

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花王が積極的な休息や休憩を推奨 働きやすい環境作りと社員の健康維持が目的

 花王は、東京・茅場町の本社勤務社員を対象に、就業時間内に積極的な休息や休憩を取り入れた働き方「休み休みWork Style」の推奨を10日から開始している。この取り組みを通し、これまで以上に働きやすい環境作りの推進や、心身の健康維持と業務の生産性向上に努めていく。

 近年の働き方の変化により、フレキシブルで柔軟な働き方を創出している一方で、働く場所が自宅中心となることで時間制限なく働いてしまうなどの課題も出ている。花王もオフィスワーク中心の本社社員は在宅勤務を基本としているが、就業時間内の適度な休息・休憩が必要と感じている社員も多くいることが分かった。そこで、同社は、就業時間内でも積極的な休息・休憩が取れる社内風土の醸成と環境作りを進める。

 「休み休みWork Style」では、1時間あたり5~10分の休憩などこまめな休憩でより業務に集中できるように「リフレッシュタイム」の活用を進める。さらに、「思いやりタイム」の推奨として、社員に会議予定を送信する際は終了時刻を5~10分程度前倒しで設定するなどの工夫を呼びかける。そのほか、すでに導入しているフレックスタイム制をより多くの社員に活用を推奨し、プライベートや自己啓発、リフレッシュの時間を取り入れてワークライフバランスの向上を図っていく。また休憩の際に活用するため、「めぐりズム」のアイマスクをはじめとする自社製品配布も計画する。

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WE RECOMMEND from FUKUOKA: MEN’S SUIT & FURNISHINGS

9月の3連休も最終日となりましたね。

今日は福岡店よりおすすめのスタイリングをご紹介します!

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ライフスタイルが大きく変化し、スーツを着る機会が減ったというお話を伺うようになりました。

そんな今だからこそ、スーツを着る時にはよりかっこよく着こなしたいですよね。

 

今回は<ベルベスト>・<フランコ ミヌッチ>・<フライ>という、バーニーズ ニューヨークのメンズドレスクロージングの象徴的なブランドでのコーディネートをご提案します。

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1964年にイタリア・パドヴァで創業した<ベルベスト>は正統的でクラシックでありながらも、トレンドを意識した物づくりをしています。

そんな<ベルベスト>のスーツから、今年のトレンドでもある英国調クラシックスタイル、チェック柄のものをセレクト。

タイはボルドーカラーの<フランコ ミヌッチ>。柄物のスーツに柄物のタイを合わせる、バーニーズ ニューヨークらしいコーディネートです。

 

ドレスシャツは<フライ>の上品な白のセミワイドカラーを合わせてすっきりとした印象にしてみました。

バーニーズ ニューヨークはタイの品揃えも随一。さまざまな色・柄を豊富に取り揃えていますのでお手持ちのスーツやジャケットに合わせてお気軽にご相談くださいね。

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本日9月20日(月・祝)は、B1にて<ベルベスト>のオーダーイベントも開催。

また、<フライ>のドレスシャツ・<アット ヴァンヌッチ>のタイのオーダーも承っております。

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さらに本日までドレスウォッチをラインナップする「江口時計店」の期間限定ストアも開催しています。

江口時計店」のウォッチをお買上げいただいたお客様には、福岡店10周年のお祝いとして特製のウォッチケースもプレゼント!

 

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※写真は商品の一例です。品切れの際はご容赦ください。

 

また、9月26日(日)まで福岡店店頭では、¥10,000(税込)以上お買上げいただいた<MY BARNEYS>メンバーのお客様にショッピングの際にお使いいただけるポイントプレゼントへの抽選【LUCKY DRAW】も実施しています。

 

●プレゼント●

<MY BARNEYS>100,000ポイント 1名様

<MY BARNEYS>10,000ポイント  5名様

 

●ご応募期間●

9月26日(日)まで

 

●ご応募対象●

期間中、福岡店各フロアにて¥10,000(税込)以上お買上げいただいた<MY BARNEYS>メンバーのお客様

※<MY BARNEYS>への新規ご入会も店頭にて承っております。

 

●ご応募方法●

お会計時にレジカウンターにて応募券をお渡しさせていただきます。

必要事項をご記入の上、福岡店1Fに設置しております応募箱へご応募ください。

※応募用紙のお渡しは一回のお会計につき、一枚までとさせていただきます。

 

●当選発表●

当選発表は10月初旬以降に、ポイントの付与およびご当選者のお客様への公式アプリ・メールでのご連絡をもって代えさせていただきます。

※当選に関するお問合せはご遠慮ください。

 

過去の福岡店ブログは↓からご覧いただけます。

福岡店のお客様から愛されるDR.VRANJESのご紹介はこちらから>>>

福岡店スタッフから愛されるMALCOLM BETTSのご紹介はこちらから>>>

 

明日も福岡店よりとっておきの情報をお伝えしていきますので、どうぞお楽しみに!

FUKUOKA 10 LOGO 100x100 01 1 WE RECOMMEND from FUKUOKA: MENS SUIT & FURNISHINGS

HAPPY BIRTHDAY TO US! FUKUOKA 10TH ANNIVERSARY

特設ページはこちらから>>>

「ケイト」が顔印象分析を行う自動販売機を設置 35万通りからAIが4色アイシャドウを提案

 カネボウ化粧品のメイクブランド「ケイト(KATE)」は、35万通りの組み合わせの中からAIでパーソナライズされた4色のアイシャドウが出てくる自動販売機「KATE iCON BOX」を期間限定でマツモトキヨシmatsukiyo LAB 相模大野ステーションスクエア店に設置している。その後の設置店舗は「ケイト」公式ブランドサイトで随時更新する。

 「KATE iCON BOX」は、AI技術×「ケイト」独自ロジックによる顔印象分析を行い、26色の単色アイシャドウ“ザ アイカラー”から4色を組み合わせた“KATEオリジナルアイシャドウパレット”とメイク方法を提案。また、“ザ アイカラー”の26色から好みの4色をカスタマイズすることもでき、保護シートには名入れも可能だ。さらに分析結果とオリジナルパレットの画像は保存し、シェアすることもできる。

 “ケイト ザ アイカラー”は、色と質感で自在に選べる26色の単色アイシャドウ。質感はパール・マット・グリッター・クリームの4タイプをそろえる。

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「ジョン ローレンス サリバン」2022年春夏ロンドン・コレクション

 「ジョン ローレンス サリバン(JOHN LAWRENCE SULLIVAN)」が2022年春夏コレクションをロンドンで発表した。

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「YSL」2021年ホリデーはアドベントカレンダーやミニサイズのキットがもりだくさん

 「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT)」は、2021年ホリデーコレクション「ゴールド アトリエ ナイト イン パリ」を10月22日から発売する。パリにあるクチュールのアトリエで開かれるシークレットパーティーにぴったりなブラックやゴールドのスペシャルパッケージのアイテムや、キットが豊富に登場する。

 第1弾は10月22日発売。絶妙なくすみ感ときらめきを与えるウォームカラーを詰め込んだマルチカラーパレット“クチュール カラー クラッチ コレクター”(税込1万4850円)や、人気のリップカラーにゴールドシマーの輝きをプラスした“ルージュ ヴォリュプテ シャイン コレクター”(限定4色、各税込4950円)、クッションタイプの限定チーク&ハイライター“アンクル ド ポー ルクッション ゴールドラッシュハイライター”(税込8800円)などがそろう。

 第2弾は11月12日発売。人気製品の全品サイズやメイクアップ、スキンケア、フレグランスなどのミニアイテムが合計24点を詰め込んだ“ノエル アドベントカレンダー”(税込5万5000円)や、ミニリップをセットした“ノエル ミニリップボックスセット”(税込7480円)、“ノエル ミニ リップセット”、“オールージュ”シリーズのす件ケアステップを試せる“オールージュ ディスカバリー キット”(税込1万4850円)などが登場する。さらに、ギフトラッピングにぴったりのホリデー限定デザインのスリーブやリボン、バック型のギフトボックスを用意する。

 第3弾は12月1日発売。「YSL」のアイコニックなフレグランス“リブレ”の限定アイテムや、10色を配したカラーパレット、ペンシルアイライナーなどを展開する。

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“古着の街”下北沢を盛り上げるフリーペーパー「#シモフル」創刊! 今後は小田急・京王とのイベント共催も視野に

 都内で古着店デザートスノーなどを運営するデザートスノー(東京、鈴木道雄社長)の関連会社である下北沢倶楽部は、このほど“下北沢と古着を盛り上げたいっ!”をコンセプトに「#シモフル」プロジェクトを立ち上げ、9月18日からフリーペーパー「#シモフル」を下北沢駅周辺で土日祝日に配布している。

 モデル・DJの矢部ユウナが表紙を飾り、中面では矢部のインタビューや、スタイリングに古着を取り入れた下北沢の“フルギニスタ”のストリートスナップ、さらに下北沢の古着店101店舗の情報を掲載する。店舗情報にはQRコードを付記し、読み込むことで店までのルートが地図上で示される。

 鈴木社長は、「『#シモフル』のロゴ付きトートバッグとセットで配布しており、その日の買い物から利用してほしい」と言う。フリーペーパーは年4回の発行を目標に、「まずは年内に2号目を作りたい。古着についてのうんちくなど読み物的要素もプラスして、保存性を上げて媒体価値を高めたい」と述べる。「#シモフル」プロジェクトでは、ほかにウェブサイトやインスタグラム(@shimofuru)でも情報を発信している。

 現在、下北沢には約170の古着店があると言われ、今も月に1~2店のペースで増え続けている。この2、3年で家賃も倍になり、坪5、6万円でも借りられないとの声も聞く。つまり若い出店者が進出できる余地がなく、次の世代が育たなければ古着文化も生き残れない。「#シモフル」は地図上の店舗情報をメインコンテンツとしており、そこにはユーザーの利便性向上のほかに、「駅前以外にも商圏が広がりつつあり、チャンスはまだあることを若い出店希望者に伝えたい」という鈴木社長の思いが込められている。鈴木社長は、「コロナ収束後には、音楽や飲食も絡めた下北沢をあげてのイベントも開催したい。そのために小田急電鉄や京王電鉄ともコミュニケーションを取っている」と話す。

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Z世代のリアルな消費トレンド! 大学生のお気に入りアイテム7選〜上智大学編〜

 「WWDJAPAN」は、ファッションサークルを運営する現役大学生とタッグを結成。環境意識や社会への関心が比較的高いといわれるZ世代のリアルをお届けする。まずはZ世代のお気に入りアイテムを調査。「何を考えてモノを買っているのか?」や「モノを買うときの優先順位は?」「そもそもモノ、買うの?」と疑問だらけの業界人は必読だ。

 今回紹介するのは、上智大学発のcarutena(カルテナ)で活動するメンバーのベストアイテム7選。回収した衣服からトートバッグやエコバッグ、巾着などの小物商品を製作して販売しながら、環境問題に対する啓蒙活動にも20人が取り組んでいる。それぞれのアイテムのお気に入りポイントを紹介する。

購入せずに一旦帰宅するも、心に残ったNBAコラボバック

 店頭であまりの可愛さに一目惚れした「ナナナナ(NANA–NANA)」とナショナル・バスケットボール・アソシエーション(NBA)のコラボ商品「フープバスケットボール(Hoop Basketball)」。バスケットボールの生地をバッグにするという発想がもう素敵!普段から衝動買いはしないようにしているので、一旦購入せず帰宅。しばらく経っても心に残っていたので、見かねた母が誕生日にプレゼントしてくれました!私がゲットしたのは、ゴールデンステート・ウォリアーズ(Golden State Warriors)チームのもの。青と黄色の配色が魅力的でシンプルな洋服に合わせたいと思います!大きさや形も何種類かあり、他のNBAチームのカラーも展開されていて、推しチームとの出合いのきっかけになるかも。(さち)

「良いものを選んで長く愛す」ため、一点モノにこだわる

 地元・愛媛で作られている一点モノのピアス。ハンドメイドならではの温かみのあるデザインに一目惚れして購入しました。カルテナ(carutena)も一点モノにこだわって商品をお届けしているので、活動を始めてからは特に「世界でひとつだけ」のものに魅力を感じるようになりました。「フルラ(FURLA)」の時計は叔母からの、「マーガレット・ハウエル(MARGARET HOWELL)」の指輪は母からのお下がりで、どちらもとても大切にしています。指輪はさり気ないロゴの刻印が素敵!今とはフォントが違うロゴも時代を感じさせてくれます。私も叔母や母のように「良いものを選んで長く愛す」ようにしていきたいです。(ななこ)

“ゆりかでん”のハンドメイドバッグは直して使うほどのお気に入り

 大好きなスタイリストの中野ゆりかさんが作った巾着バッグがお気に入り。ハンドメイドに惹かれます。ひとつひとつ色や柄の組み合わせが異なるので、迷いに迷ってゼブラ柄を選びました。巾着のまんまるとしたフォルムもたまりません……!あまりに気に入って何度も使っていたら紐が切れてしまったため、紐とタッセルは自分で手芸屋から選んできました(笑)。元々の紐の色も気に入っていましたが、自分で直してからはさらに愛着が増しました。(ななこ)

カーデをサラッと羽織って秋を迎える

 アイボリーのカーディガンを高松市の古着屋「ファズ!(FUZZ!)」で購入しました。8月下旬、急に気温が低い日が続き「これはもう秋服を準備せねば……!」と焦っていた際に着心地も良く着回し力抜群のカーディガンに出合えて幸せな気持ちになりました。しかし、その翌週には34℃を超える夏日がまた復活など、天気に日々振り回されています……(笑)。9月に入ってからは特に夜になると冷え込むようになってきたので、夏に買ったキャミワンピにさらっと合わせる楽ちんコーデが気に入っています。「ファズ!」は気さくに接客してくれる店主さんと、可愛すぎる看板猫もいて和みます。(ななこ)

ビンテージ花瓶ゲットで“ロスフラワー”にも興味

 代々木上原の「アーチウェイ(ARCHWAY)」でビンテージの花瓶を購入しました。おうちで過ごす時間が増えたので、お部屋を”ときめく”空間にしたい……!とあれこれ工夫しています。この花瓶は壁に掛けられるという珍しいもの。最近では規格外のため美しいまま廃棄されてしまう「ロスフラワー」を救う取り組みも気になっています。洋服に限らず、食べ物やお花の廃棄を減らす活動にも積極的に取り組んでいきたいです。(ななこ)

オンライン授業が続く大学生活に彩りと癒しを

 おうち時間に少しでも癒しが欲しくてサボテンを購入。友人に名前を付けてもらい、ツン(オレンジのサボテン)とマル(緑のサボテン)という愛称のもと、大切に育てています!今では成長してしまい、写真とは色も形も変わってしまいましたが……。オンライン授業やミーティングで疲れてしまう毎日ですが、なぜかサボテンを見ると心が安らぎます。自然の力は偉大だなと感じます。まだまだ不安な日々が続くので、おうち時間が華やかになるような工夫を見つけていきたいです。(あかり)

自分だけのオリジナルダイアリー

 2021年の日記は、世界でひとつだけのオリジナルダイアリーを作ることができる「ハイナインノート(HININE NOTE)」で購入。友人と一緒に作り、自分の好きなモノを詰め込みました!色や形、大きさに加えて、金具の種類や紙の素材も自分の好みのモノにできます。少し背伸びして、ゴールドの金具と日記の裏地には皮を模した厚紙をセレクトしました。友人の作り上げた日記もその子のカラーが出ていて、素敵でした。2021年もあと少し。日記が彩られるような日々にするためにも一日一日を大切したいと思います。(あかり)


 9月20日発売の「WWDJAPAN」は、ファッション系サークルを持つ4つの学生団体の声に耳を傾け、Z世代のファッションとサステナビリティに対する意識や考えを調査。Z世代とのコミュニケーション方法を模索する業界人は必読だ。

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七五三や成人式の振袖 撮影スタジオが衣装レンタルのEC始動

 撮影スタジオ運営のキャラット(奈良県香芝市、佐野隆之社長)は、七五三や成人式の衣装をレンタルするECサイト「ルームルーム(ROOMROOM)」を9月12日にグランドオープンした。同社が運営する撮影スタジオが扱う衣装が好評だったことを受けて、衣装を大幅に拡大したうえで撮影スタジオがないエリアでも貸し出す。

 同社は七五三など子供や家族向けの「スタジオコフレ」14店舗、成人式や卒業式向けの「振袖スタジオラブリ」11店舗を全国で運営している。撮影用のドレスや振袖、はかま、髪飾りは撮影スタジオの外でもレンタルしてきた。トレンドを加味した独自の衣装の品ぞろえの評判が高まったため、撮影スタジオから切り離したレンタル事業を拡大する。

 「ルームルーム」は7月24日にプレオープン。値ごろな価格設定も奏功し、手応えを感じたことから商品点数を2倍に増やしてグランドオープンした。

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京都・洛北に「ロク キョウト」開業 東急不動産初のラグジュアリーホテル

 東急不動産と東急リゾーツ&ステイは、京都・洛北に同社初のラグジュアリーホテル「ロク キョウト LXR ホテルズ&リゾーツ」を16日開業した。ヒルトンのラグジュアリーブランド「LXR ホテルズ &リゾーツ」の9軒目でアジア初進出。ヒルトングループにとっても京都初のホテルとなる。

 京都の奥座敷、洛北のなかでも、静寂な自然が残る鷹峯三山の麓に立地する。金閣寺が徒歩圏にあるほか、アマンなどのラグジュアリーホテルが集積し、新たな高級リゾート地として注目されつつあるエリアだ。400年以上前には本阿弥光悦が芸術村を築き、才能ある芸術家を世に輩出してきた琳派発祥の地でもある。西陣発祥の染匠・しょうざんが1951年に建設したリゾート施設「しょうざんリゾート京都」内にあり、両社の共同事業として開発された。

 コンセプトは「Dive into Kyoto」。雄大な自然を背景に、独自の美学を築き上げてきたこの地ならではの歴史、文化を生かしつつ、他では体験できないサービスと空間を提供する。オープニングにあたり、東急不動産の岡田正志社長は「京都駅から車で約30分の距離にありながらも市内中心部とはひと味違った魅力が満載のエリア。ホテルでの滞在を通して、まだ知られていない奥深い京都の魅力を伝えていきたい」と語った。

 建物は鷹ヶ峰を借景に、自然を取り込んだデザインが特徴だ。鷹ヶ峰に自生する植物を配した中庭のほか、レストラン棟の目の前には大きな水盤が広がる。「広大な土地にあえて広い水盤を作り、その浮島にホテルのシンボルツリーである台杉(北山杉)を飾った。さらに、関西圏ではここにしかない365日屋外プールを楽しめるしつらえにした」と、総支配人の西原吉則氏は胸を張る。

 ホテル内のインテリアデザインは、世界各地のリゾート地でラグジュアリーホテルを多数手がけてきた「ブリンク デザイン グループ」が担当。本阿弥光悦の芸術村から着想を得て、伝統的な京都のインテリアを現代的に解釈した静寂な空間に仕上げた。客室は「唐紙」、到着ロビーは「漆」、レストラン棟は「竹」、スパは「陶器」など空間ごとにテーマを設定。京都工芸美術作家協会の協力を得て、若手作家のアート作品が館内各所に展示されている。「若い作家の作品を多く展示することで、作家と宿泊客をつなぐ役割も担っていきたい」(西原総支配人)という。

 客室は全114室で、広さ50平方メートルの「デラックス」を中心に、100平方メートルの広さがある「ピークスイート」と「ロクスイート」、屋外の温泉プールへ直接アクセスできる「プールサイドデラックス」、天然温泉風呂付きの「ガーデンデラックス」、最上階から雄大な景色を望める「プレミアムデラックス」の5タイプを用意。宿泊料金は1泊あたり11万円~で、「連泊しやすい価格に設定した」(西原総支配人)。

 しょうざんリゾート京都は、中華料理と和食のレストランを5店舗すでに展開している。そのため、ロク キョウトにはフレンチレストランの「テンジン」を新たに出店。しょうざん全体で飲食事業の充実を図った。「テンジン」では、若い陶芸作家の作品を器に採用するなど、かつての芸術村にインスパイアされたアート感覚の料理を堪能できる。

 東急不動産初のラグジュアリーホテル開業の狙いについて、同社の望月巧実課長は、インバウンドの獲得を挙げる。「ここでは会員制リゾートホテルの東急ハーヴェストクラブを展開してきたが、会員のほとんどが日本人。コロナ前まで増えてきていたインバウンドを取り込もうということで、パブリックなラグジュアリーホテルを誘致した」。同時に、ホテルの運営を手がける東急リゾーツ&ステイにとってはフラッグシップの位置付けとなり、運営事業全体の底上げを図りたい考えだ。

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WE RECOMMEND from FUKUOKA: MALCOLM BETTS

こんにちは。

バーニーズ ニューヨーク福岡店が10周年を迎えて初の3連休を迎えています。

今日ご紹介するのは、私たち福岡店スタッフが愛してやまない<マルコム ベッツ>のジュエリーです。

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福岡店に限らず、バーニーズ ニューヨークのスタッフに永く愛されているジュエリーブランド<マルコム ベッツ>。

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福岡店でもオープン当時からご紹介している<マルコム ベッツ>。毎年のトランクショーを通じて作品の魅力やデザイナーのマルコム・ベッツ氏本人の人柄をお伝えし、その世界観に魅了されるお客様も増えています。もちろん、スタッフからも男女を問わず絶大な人気を誇っています。

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ロンドン ノッティングヒルのアトリエですべての工程を手作業で行い生みだされる温もりあるジュエリーたち。

存在感がありながら、お手持ちのジュエリーとのコーディネートもしやすいのが特徴です。

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22KYGやシルバー・プラチナなどといったメタルを用いた定番デザインも根強い人気アイテム。

一緒に過ごす時間による表情の変化も大きな魅力です。

長くともに過ごしてきたからこその輝きは店頭スタッフのお手元をチェックしてみてくださいね。

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輝きを増しながら寄り添い続ける<マルコム ベッツ>の世界にぜひ触れてみてください。

 

さらに9月26日(日)まで福岡店店頭では、¥10,000(税込)以上お買上げいただいた<MY BARNEYS>メンバーのお客様にショッピングの際にお使いいただけるポイントプレゼントへの抽選【LUCKY DRAW】も実施しています。

 

●プレゼント●

<MY BARNEYS>100,000ポイント 1名様

<MY BARNEYS>10,000ポイント  5名様

 

●ご応募期間●

9月26日(日)まで

 

●ご応募対象●

期間中、福岡店各フロアにて¥10,000(税込)以上お買上げいただいた<MY BARNEYS>メンバーのお客様

※<MY BARNEYS>への新規ご入会も店頭にて承っております。

 

●ご応募方法●

お会計時にレジカウンターにて応募券をお渡しさせていただきます。

必要事項をご記入の上、福岡店1Fに設置しております応募箱へご応募ください。

※応募用紙のお渡しは一回のお会計につき、一枚までとさせていただきます。

 

●当選発表●

当選発表は10月初旬以降に、ポイントの付与およびご当選者のお客様への公式アプリ・メールでのご連絡をもって代えさせていただきます。

※当選に関するお問合せはご遠慮ください。

 

 

前回の福岡店ブログは↓からご覧いただけます。

福岡店のお客様から愛されるDR.VRANJESのご紹介はこちらから>>>

 

明日も福岡店よりとっておきの情報をお伝えしていきますので、どうぞお楽しみに!

FUKUOKA 10 LOGO 100x100 01 1 WE RECOMMEND from FUKUOKA: MALCOLM BETTS

HAPPY BIRTHDAY TO US! FUKUOKA 10TH ANNIVERSARY

特設ページはこちらから>>>

Z世代のリアルな消費トレンド 大学生のお気に入りアイテム10選〜慶應義塾大学編〜

 「WWDJAPAN」は、ファッションサークルを運営する現役大学生とタッグを結成。環境意識や社会への関心が比較的高いといわれるZ世代のリアルをお届けする。まずはZ世代のお気に入りアイテムを調査。「何を考えてモノを買っているのか?」や「モノを買うときの優先順位は?」「そもそもモノ、買うの?」と疑問だらけの業界人は必読だ。

 今回紹介するのは、慶應義塾大学のKeio Fashion Creatorで活動するメンバー10人のベストアイテム。服飾専門学校のエスモードジャパンと提携して服作りを本格的に学びながら、年一回のファッションショーを開催する。メンバーそれぞれのアイテムのお気に入りポイントを紹介し、着回しも一緒にお届けする。

成長に合わせて何回も新調するほどの一着

 物心ついた頃から常にクローゼットの中に入っている「アニエスベー(AGNES B.)」のカーディガンプレッションがお気に入りです。母親がブランドの大ファンなので、定番のこのアイテムは、私の中でも"超ど定番"。成長に合わせてサイズアップと新調を繰り返し、もはや今回が何回目の購入かわからなくなってしまいました。左右のスナップボタンを掛け違いにすれば着方は無限大!前後ろを逆に着ると背中の開き具合がエレガントな雰囲気を醸し出します。心躍らせる一着です。(脇嶋のに花)

季節関係なくオールシーズンで着用できるハットにトキメキ

 私の最近のお気に入りは、「シュリンプス(SHRIMPS)」のバケットハットです。新宿のザ・フォー・アイド(THE FOUR EYED)というセレクトショップで購入しました。2021-22年秋冬のアイテムですが、薄めの生地なので季節関係なくオールシーズンで着用できるのが嬉しいポイントです。このハットの特徴は、ツバを折り曲げたり、パールが取り外したりできるところ。被り方によって雰囲気がガラッと変わるので、コーディネートの幅が広がりました。同素材のスカートも発売されているので、合わせて購入しようか迷い中です。(長瀬唯)

ひとクセある古着がヒット!!

 ピンクとオレンジのスケシャツは、渋谷にある古着屋スーパー・ラブ・マーケット(Super Love Market)で購入。シャツを2枚重ねているようなデザインで、差し色を入れたいときや色で攻めたいときに大活躍するアイテムです。普段から古着をよく着ます。その中でも直感でビビッとくる洋服やひとクセあるアイテム、他とはちょっと違う洋服を中心に沢山のコーディネートが組めそうな洋服を選んでいます。スーパー・ラブ・マーケット自体はまだできて間もないお店ですが、個性的な洋服や可愛いデザインの古着と既製品をそろえていて、行けば必ず何か欲しいアイテムが見つけるような素敵なお店です。(高野愛里)

ふらっと立ち寄った古着屋で出合った「トーガ」

 “自分が好きな服とは何だろう”と模索していたとき、ふらっと立ち寄った古着屋で見つけたのが、「トーガ プルラ(TOGA PULLA)」17年リゾートコレクションの"ホワイトシャツ"。1番に惹かれたのは、ウェーブ感が自然と膨らみを持たせてくれているアーム部分。柔らかな印象で「トーガ」らしいウエスタン調のボタンとのコンビネーションが最高に好き。白シャツのかっちり感を生かしたコーディネートで印象を変えられるので、その日その日のムードを大切に着回しています。ボトムにジーンズを合わせて、「トーガ」らしいウエスタンな雰囲気に仕上げることも。撮影時は、シャツを羽織り暑さに抗うことをも許されない暑熱の候である8月。"ホワイトシャツ"の出番はまだまだこれからだ。(杉浦碧)

コミュニケーションのきっかけとなるミニマムなバッグ

 もともと荷物が少なく、バッグを小さいものにしたいと思い購入した「ジェイ ダブリュー アンダーソン(JW ANDERSON)」のキャップバッグ。いつもはカードや家の鍵、小銭などを入れています。アイコニックで遊び心あるデザインなので、あえてカラーは黒を選びました。意外とどんなファッションにも合わせられ、悪目立ちしないのがこのバッグのすごいところ。物もたくさん入るので常に持ち歩いています。このバッグをきっかけにコミュニケーションが広がることもあるので、私の中で欠かせないアイテムです。(佐藤美和)

感性に訴えるジャケットで明るい色に挑戦

 秋服を探しているときに、デュード(dude)原宿という古着屋で白いジャッケットを購入しました。黒い服を着ることが多く、暗くなりがちなので明るい色に挑戦してみようと思いゲット。「コム デ ギャルソン・オム(COMME DES GARCONS HOMME)」のクラシカルなデザインに惹かれました。袖を捲るとマドラス柄のチェックが見え、アクセントになるのでとてもお気に入りです。基本的に洋服を購入する際は、感性に任せています。服屋で長居する事は比較的少ないです。(伊藤優輝)

スカートを履いているような布感をもつ圧倒的ベルボトム

 20年の4月頃、学芸大学駅の近くのエンドレス(Endress)という古着屋でパンツを購入。このショップは普段から僕のドストライクが詰まっているお店なのですが、特にこのパンツは印象的でした。圧倒的ベルボトムに一目惚れして即決で購入しました。足元は床を少しだけ擦る長さで、スカートを履いているような布感があります。歩き方によって見え方が変わって「見て!このパンツ!」と言いふらしたくなるアイテムです。素敵すぎるあまり心の準備ができていないと履けないパンツなので、まだ1、2回しか履けていません(笑)。(藤原拓馬)

白ソックスにショーツのスタイリングを大人っぽく仕上げる

 最近のお気に入りは、「ステファン クック(STEFAN COOKE)」のローファーです。ローファーに白ソックスにショーツのスタイリングにハマっています。子どもっぽくなってしまいがちなので、足元にこのローファーを持ってくると、程よいアクセントになって差別化できます。今の自分の気分にハマり、ついつい毎日履いてしまうお気に入りのローファーです。これからも大切にしていきたいです。(土井璃久)

中国のブランドを取り入れて苦手意識を払拭

 太身のパンツはどうしても野暮ったい印象になりがちで、線が細い自分には似合わないという先入観からずっと避けていました。それを一瞬で払拭してくれたのが「ジギー チェン(ZIGGY CHEN)」という中国のブランドのワイドパンツ。行きつけのセレクトショップで店主の方に勧められ乗り気でないまま試着したところ、あまりにも自分の体格にフィットし僕も店主さんもびっくり。肩幅が狭いのでパンツが太身だと全体的に三角形のシルエットになるからよく似合うと言われて、とても納得し即決。この夏は初挑戦のワイドパンツとシャツを合わせてオリエンタルな雰囲気でまとめあげました。(杉山陽紀)

ジェンダーレスなラインに注目

 お気に入りのブランドやデザイナーがいないので、普段から心躍った物を買うようにしています。トキメキを大事にして出合ったのがこのカバンです。持ち手がラバー素材になっていて、サイズ感が絶妙。そしてなによりこのカラーがとても可愛くて購入しました。一見派手なので合わせにくそうに見えますが、何にでも合うのもポイントです!モノトーンコーデの差し色にもなるし、色物の服にも上手く馴染みます。明るい色が好きなので、買って良かったアイテムだなと思っています!ユニセックスアイテムがとても豊富な「マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)」の「ヘブン バイ マークジェイコブス(Heaven by Marc Jacobs)」は今後も注目です。(金森巧樹)


 9月20日発売の「WWDJAPAN」は、ファッション系サークルを持つ4つの学生団体の声に耳を傾け、Z世代のファッションとサステナビリティに対する意識や考えを調査。Z世代とのコミュニケーション方法を模索する業界人は必読だ。

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エディ注目の気鋭ミュージシャン 「セリーヌ オム」2022年春夏のBGMを手掛けたイジー・カミナとは

 「セリーヌ オム(CELINE HOMME)」が2022年春夏コレクションをデジタルで発表し、音楽はアメリカ・ロサンゼルス出身の26歳、イジー・カミナ(Izzy Camina)が担当しました。同ブランドをアーティスティック、クリエイティブ&イメージディレクターとして率いるエディ・スリマン(Hedi Slimane)にとって、音楽は“エディ=音楽”という方程式ができるほど切っても切り離せない関係性ですよね。そこで、最新コレクションを解き明かすためにイジー・カミナにインタビューを実施しました。さらに、エディが過去にピックアップしてきたミュージシャン3組と、エディとの仕事の後の活躍ぶりを、私的好みを交えて振り返ります。インスタグラムのフォロワーがまだ4000にも満たないカミナも、これからブレイク必至かもしれませんよ。

エディが愛したミュージシャン超私的3選

THE DRUMS

 日本にも何度か来日をしているニューヨーク・ブルックリンのバンドがザ・ドラムス(THE DRUMS)です。彼らは、エディが「ディオール オム(DIOR HOMME)」を去った後に出版した写真集“Rock Diarie”(2009)にモデルとして出演しました。08年に結成したザ・ドラムスは、09年にアルバム「Let's Go Surfing」でデビュー。ニューヨークの街中から生まれたとは思えない「Oh,Mama I Wanna Go Surfing」というキャッチーなフレーズと、サーフポップの軽やかなメロディー、そしてスマートでスタイリッシュな彼らのルックスが絶妙にマッチして、これまでのインディポップシーンとは一線を画すバンドに成長していきました。デビュー間もない無名な彼らのアー写を、エディが自ら撮影するほど溺愛したのも納得!

DIIV

 「サンローラン(SAINT LAURENT)」の2013-14年秋冬コレクションのキャンペーンでモデルを務めたのがニューヨークのバンド、ダイブ(DIIV)のザカリー・コール・スミス(Zachary Cole Smith)です。14-15年秋冬にはランウエイショーにもモデルとして登場しました。ダイブのノイジーなギターと浮遊感のあるヴォーカルは、あえてカセットテープで聴きたくなり、どことなくティーン時代のようなエモーションを感じる人は少なくないはず。メンバーの中でもスミスの存在感は圧倒的で、ミュージシャン・モデルのスカイ・フェレイラ(Sky Ferreira)と交際していたことも当時は話題でした。バンドはデビューしてから何かと紆余曲折ありますが、どんどん深みを増していく彼らの姿に私はこれからも目が離せません。

CURTIS HARDING

 デトロイトのシンガー、カーティス・ハーディング(Curtis Harding)は、エディが2013年にカリフォルニアのフェス「ビーチ ゴス(Beach Goth)」でミュージシャンを撮影した際にたまたま撮影されたことがきっかけで、15年の「サンローラン」のプロジェクト“SAINT LAURENT MUSIC PROJECT”に起用されました。ハーディングは往年のソウルシンガーを彷彿とさせるメロディーとパワーで、そこにインディーロックのガレージ感が融合した独自の音楽性が魅力です。彼が14年のデビュー時にエディと制作したムービーやアルバムのジャケットは、両者らしさがふんだんに詰め込まれた何度見ても色あせないビジュアル!その後は「グッチ(GUCCI)」とも協業するなど大活躍で、デビュー前から見出したエディの先見の明には脱帽です。

「セリーヌ オム」の音楽を手掛けた26歳にインタビュー

——まずはプロフィールを教えてください

イジー・カミナ(以下、カミナ):ハイ!私はシンガーで、自分の曲をパソコンで制作しているわ。生まれたのはロサンゼルスだけど、ニューヨークの近く、ニュージャージーで育ったの。複雑な子ども時代を送ったから大変だったけれど、いいこともあったわ。音楽を始めたのは高校生のころで、アプリでビートを作り始めたのがきっかけ。

——音楽との出合いはいつ?

カミナ:記憶にある限り、本当に小さな子どもの時からよ。私が覚えている一番昔の思い出は、ロサンゼルスにある父親のアパレル会社のワークショップでのものかな。「モスキートヘッド(MOSQUITOHEAD)」というブランド名で、ザ・ヴェルヴェット・アンダーグラウンド(The Velvet Underground)やジミ・ヘンドリックス(Jimi Hendrix)とかいろんなバンドのプリントTシャツを出していたの。だから、小さなころから素晴らしいロックアイコンのイメージにたくさん触れてきたというわけ。それが私と音楽が出合った初めての経験ね。

——作品を作るインスピレーション源や、影響を受けてきたアーティストは?

カミナ:世の中の状況と、自分の経験。さまざまなことからインスピレーションを受けるから、私の音楽もいろんなジャンルにまたがっているんだと思う。影響を受けたアーティストはたくさんいるわ。スージー・スー(Siouxsie Sioux)、エム・アイ・エー(M.I.A.)、コーン(Korn)、システム・オブ・ア・ダウン(System of a Down)、そして両親が聴いていたもっと昔のバンドとか。中学生のころはエム・エフ・ドゥーム(MF DOOM)やウータン・クラン(Wu Tang Clan)を、大学生になってからはゲサフェルスタイン(Gesaffelstein)なんかのエレクトロ系のアーティストも聴いていたな。今となってはあまり聴いていないアーティストもいるけれど、ジャンルを問わず聴いてきた積み重ねが今の音楽性につながっているのは間違いないわ。

——コロナの前と後で環境の変化は?

カミナ:幸運なことに、ほとんど変わってないの。もともと、自分のベッドルームで作業をしたり、録音したりしていたから。

——音楽を始めてから今までで、印象に残っているエピソードは?

カミナ:初めて高級なマイクで歌った時だと思う。自分の声を即座に嫌いにならなかったのは、あれが初めてだったから。

ショーの曲は「頭にこびりつくみたい」

——「セリーヌ オム」のコレクションに参加して、どんな気持ち?

カミナ:ショーには、深いインスピレーションを受けたわ。私の曲に対する反応は……どうやら、みんなの頭にこびりつくみたい!それがいいことなのかどうか、分からないけど。

——エディと会った印象は?

カミナ:初めて正式に会ったのは、ショーの撮影をしているとき。ロケ地まで飛んで行ったの。想像通りのクールで知的な人だったわ。

——エディは音楽との関係性が深いが、あなたから見てエディはどんな音楽センスがあると思う?

カミナ:過去のショーや、エディが撮影した有名なミュージシャンのポートレートなどを見れば、そこに答えがあるんじゃないかな。

——「セリーヌ オム」2022年春夏コレクションの印象は?

カミナ:今回のコレクションは、めちゃくちゃかっこよくてグラマラスだったし、タフだけど美しかった。私はもともと、自分の音楽でそういう感じを表現しようとしていると思っているから、自分の芯の部分ともマッチしていると感じたわ。

——自身のファッションのこだわりは?

カミナ:私の場合、髪の毛がクレイジーなほどボサボサしていて、どうしても注目を集めちゃうから、服は調和が取れたシンプルな感じが理想。色や柄、素材じゃなく、フィットやシルエットにこだわっているわ。サステナブルだから、ビンテージを買うのも好き。

——ファッションと音楽の関係性についてはどう考える?

カミナ:私にとって、アートは言葉を通じて表現できないことを、理解したり伝えたりするのを助けてくれるものなの。ファッションや音楽には、何かを伝えるための言葉や表現とは“別の言語”という側面もあるから。

——日本はどんなイメージ?

カミナ:実は、高校を卒業した後、東京の墨田区に数カ月ほど住んでいたことがあるの。日本というと、自然の美しさを思い出すと同時に、ホストファミリーとその飼い猫のパールと過ごした、温かくてハッピーな思い出がよみがえってくるわ。自転車であちこち訪ねて、美味しいものを食べて、地元のロックバーに行って、日本のカルチャーを学んだこととかね。また東京に行って、マユミとユリコに会いたいし、もっと地方や、北海道にも行ってみたいな。

——今はパソコンやスマートフォン上に情報があふれていて、若い世代はそのような環境で音楽を制作している。あなたはミュージシャンとして、その状況とどう向き合って活動していきたい?

カミナ:今の、この常に刺激や情報であふれている状態は嫌いだな。ありがたく思ってはいるけれど、あまりに急激に、手に負えないぐらい過剰になってしまった。個人的には、それに反抗するためにスマホの電源を切って、自然の中で長い時間を過ごすのが好き。マイペースでゆっくり動いていたら成功できないっていうのなら、私はそれで構わないわ。

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勢いを増す北欧発の人気ブランド「ガニー」 CEOが語るブランド戦略とは

 「みんなが『ガニー』ガールズのとりこだ」と語るのは、デンマーク・コペンハーゲン発のファッションブランド「ガニー(GANNI)」のアンドレア・バルドー(Andrea Baldo)最高経営責任者(CEO)だ。

 「ガニー」は2000年にカシミヤ製品を扱う店として創業し、09年にニコライ・レフストラップ(Nicolaj Reffstrup)とディッテ・レフストラップ(Ditte Reffstrup)夫妻がウィメンズブランドとしてリブランディングした。17年にはLVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)傘下の投資会社Lキャタルトン(L CATTERTON)が出資している。

 「ガニー」はSNSマーケティングに優れ、ブランド着用者の画像を集めたハッシュタグ「#GanniGirls」はインスタグラム上で7万件以上の投稿を誇る。これにより、ブランド特有のプリントやルーズなシルエット、ピーターパンカラーを好む女性たちのコミュニティーを築いている。

 バルドーCEOは18年にガニーのCEOに就任。ブランドのグローバル化のために尽力し、ブランドの成長をけん引してきた。「良いデザインを手の届く価格帯で提供することが重要だ」とバルドーCEOは好調の理由を語る。また、キルティングコートからクリスタルをあしらったニット、ラバーブーツ、ピーターパンカラーのシャツまで、あらゆるカテゴリーで“売れ筋”を生み出したことがブランド成功の秘訣だと付け加えた。

最重要市場は米国、そして中国へ

 「ガニー」を真のグローバルブランドにするためにも、現在の最重要市場は米国だという。米国はこの3年間で、本国のビジネスを上回る、ブランドにとって最大の市場になった。ローカライゼーションに重点を置き、ロサンゼルスのメルローズ・アベニューとニューヨークのマーサー・ストリートに出店。現地のチームを結成し、ショールームも立ち上げた。

 米国の次に狙う市場は中国だ。その足掛かりとして、まずはネッタポルテ(NET-A-PORTER)やエッセンス(SSENSE)といった第三者が運営するECサイトを通じて中国市場に参入。5月には中国最大手EC企業のアリババ(ALIBABA)が運営するECサイト「Tモール(TMALL)」に単独で出店した。

 「結果は驚くものだった。市場が整っていたため、われわれの予想をはるかに上回る成果を出すことができた。おそらく韓国やSNSにおける影響力の大きさが理由だと思うが、認知度が想定より高かった。この結果を受けて、やっと市場に直接進出することができる。この数字は次のステップである実店舗の出店を後押ししてくれる。実店舗出店は中期的目標だったが、現在は最優先課題だ」。

 バルドーCEOが着任して以来、共同創業者のニコライ・レフストラップは完全にサステナビリティと循環型社会に焦点を移し、事業のあらゆる側面において試行錯誤を繰り返しているという。原材料については、リサイクル素材やデッドストック素材を増やし、コペンハーゲンの店舗ではレンタルサービスを試験的に開始。生産後の衣服の寿命を延ばす方法を模索している。

 「われわれは、資源からより多くの価値を引き出せるようなビジネスモデルを構築する必要がある。経済的に成立させることは容易なことではないが、理想としては、同一の資源から価値を引き出す回数を増やしたい」とバルドーCEOは話す。「製品には残存価値があるのに、業界ではこれまで最初の取引にしか注目していなかった」。

 この目標をかなえる可能性を秘めているのがレンタルモデルだ。レンタルモデルを導入することで、ブランドは1つの衣服で複数の取引を行い、その後、中古市場で販売することで利益を得る機会をさらに得ることができる。他方、需要の創出は継続課題だという。「最大級の二次流通市場を誇るデンマークで試験運用を開始し、このモデルが機能する手ごたえを感じた。しかし、現時点では経済的に成立せず、数量も思うように増えていない。だからこそ、より多くのトラフィックを生み出すために他の市場への拡大を考えている」とバルドーCEOは説明する。

 最終的な目標についてバルドーCEOは、会計時に支払い方法を選択できるように、レンタル品、新品、中古品のいずれかを選択できるようにすることだと答えた。「顧客とこのようなやり取りを行うことが普通になるだろう。また、異なるビジネスモデルの間でバランスを取り、適切なコスト構造を構築できるかどうかはブランドにかかっている」と意気込む。

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