「ナイキ」最速の厚底シューズ“アルファフライ”がブランド史上最もサステナブルに

 ナイキ(NIKE)は、厚底ランニングシューズ“エア ズーム アルファフライ ネクスト%(AIR ZOOM ALPHAFLY NEXT% 以下、アルファフライ)”を環境配慮型デザインに切り替えた新作“エア ズーム アルファフライ ネクストネイチャー(AIR ZOOM ALPHAFLY NEXT NATURE)”を10月15日に「ナイキ」のメンバーシップ限定で発売する。価格は税込3万8500円。

 同ブランドが2月に発売した初の環境配慮型パフォーマンスシューズ“ナイキ コズミック ユニティー(NIKE COSMIC UNITY)”では、重量比にしてリサイクル素材の割合は25%だったが、同モデルでは50%以上に引き上げた。リサイクル原料率を高めながら、既存の“アルファフライ”と同様のパフォーマンスを維持しており、アスリートによる試用テストでは640km以上の走行を記録した。重量は既存モデルよりも約50g重い284g。

 メディア向けセッションでレイチェル・ブル(Rachel Bull)=ナイキ ランニング シニアフットウエア プロダクト ディレクターは、「イノベーションが最も詰め込まれた最速のシューズを、サステナブルに変化させることに意味があると考えた。特に製品の炭素排出のうち70%が原材料に由来していることから、素材のリサイクル率を高めることに注力した。同モデルの開発には、すべてのパーツにおいて新たなプロセスや手法を取り入れる必要があり、“コズミック ユニティー”よりも時間を要したが、パフォーマンスに妥協することなく形にできてうれしい」と話した。

 同社の循環型デザインを実装し、既存の再生素材だけでなく、工場の製造過程で出る廃棄物を回収・リサイクルした新素材も開発した。アッパーには再生ポリエステル素材のフライニットを使い、3Dプリント技術のフライプリントと組み合わせることでサポート力と耐久性を高めた。フライニットの原料には、前足部に付くエアポッドの製造過程で発生する廃棄物を活用している。エアポッドは90%以上が工場の廃棄素材だ。優れた反発力とクッション性を有するミッドソールのズームXは、通常のものの端材を70%以上使用して再成形している。ミッドソールのフォームの残りは、ソックスライナーに活用した。スムーズな体重移動に必要なフライプレートには、再生カーボンファイバーを50%以上使用。カラーは染料の使用を抑えるため、素材の色を生かしている。

 同社は2025年までに、サプライチェーン全体で埋め立てゴミを100%削減し、そのうちの80%以上を他の製品にリサイクルすることを目指して取り組んでいる。ブル=プロダクト ディレクターは、「ここで学んだことをほかのシューズにも応用し、全てのランニング製品でサステナビリティの視点を取り入れる努力を続けていきたい」と話した。

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「オーシャントーキョー」と「ポーター」がコラボ “シザーケース&ショルダーバッグ”を発売

 人気メンズサロン「オーシャントーキョー(OCEAN TOKYO)」は、吉田カバンの代表的ブランド「ポーター(PORTER)」とコラボレートし、“ポーター×オーシャン シザーケース&ショルダーバッグ”(税込2万9700円)を9月16日に数量限定発売する。当日は10時から、「オーシャントーキョー」オンラインストア限定で販売する予定だ。

 日本製にこだわり、縫製に至る全ての工程に手を抜かないこだわりと誇りを持つ吉田カバンと、10~20代の若者中心に支持を集める「オーシャントーキョー」がタッグを組み、鞄と髪のスペシャリストが何度も改良を重ね、機能性と軽さにこだわった(本体重量220g)製品が完成した。

 シザーケースとショルダーバッグ(ウエストポーチ)の2ウェイで楽しめる。5丁のシザーが収納可能な3口のポケット付きの大容量で、MA-1の生地にもよく使われるナイロンツイルを使用した丈夫な仕様になっている。

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「ミキモト」からジェンダーレスな新ライン“パッショノワール”が登場

 「ミキモト(MIKIMOTO)」から新ライン“パショノワール(PASSIONOIR)”が誕生した。性別、国籍、年齢を超えて愛されるパールジュエリー。同ブランドは、真珠が持つ魅力の可能性を追求し、より多くの人に伝えるジェンダーレスなジュエリーを提供する。イヤカフは約2万円〜、シルバーのチェーンと黒蝶真珠をミックスしたネックレスは20万円台〜。9月8日に特設サイト開設し、オリジナルコンテンツや商品情報を発信する。9月22日に、ミキモトの一部直営店とオンラインストアで発売。

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この秋、目指すは“#金木犀女子”! 山賀琴子&福田彩乃による“金木犀女子”会をライブ配信

 昨今注目されている香りといえば、「誘惑」「陶酔」という花言葉を持つ金木犀。甘くかれん、無垢でありながらも、どこかミステリアスで人を引きつけるその香りは、自分の個性や魅力を自然に引き出してくれる。最近では海外のラグジュアリーブランドからも金木犀の香りのフレグランスが発売されるなど、まさに“It”な香りと言えるだろう。

 国内外で金木犀の香りがトレンドになりつつある今、9月8日に「ロクシタン(L'OCCITANE)」からフレグランスシリーズ“オスマンサス”がデビュー。「WWDJAPAN Digital」で本製品の発売について紹介したところ、記事が「WWDJAPAN」のツイッターでのいいね数ランキング1位に輝くなど、金木犀の香りへの注目度の高さがうかがえる。

※2021年6月8〜14日集計

 「WWDJAPAN」では9月6日に、モデル・山賀琴子、タレント・福田彩乃をゲストに招きライブ配信を開催。美意識が高いことでも知られる2人が “オスマンサス”ならではの金木犀の香りの魅力や、SNSでも話題の“#金木犀女子”、そして憧れの“金木犀女子”に近づくための工夫について語った。

思わず目で追ってしまう
“#金木犀女子”
山賀琴子&福田彩乃が
イメージする女性像とは?

 「#金木犀女子会」と題して開催された本ライブ配信では、ビューティ業界で巻き起こる金木犀ブームについて言及。「小学生の時の登下校を思い出す」と語る福田のように、金木犀の香りを通じて懐かしさを感じる視聴者コメントも見られた。

 SNSでも注目されている“#金木犀女子”について2人に尋ねると、Amazon Prime Video「ビューティ ザ バイブル(BEAUTY THE BIBLE)」で共演中の、田中みな実こそ、まさにイメージ通りであるとコメント。彼女について「自分の魅力を理解し上手に表現できる、芯がある女性」だと伝える山賀に、「つい目で追ってしまう、多くの人が憧れる存在」であると福田、村上もうなずいた。

 自分の魅力を受け入れてこそ “#金木犀女子”であると考えた3人は、共演時のエピソードを交えつつ、自身が持つ魅力について振り返る。

 締めくくりには、「ロクシタン」から新発売される“オスマンサス”の使用感についてレビュー。「ボディミルクとオードトワレをダブル使いして香りの重なりを楽しむ」「フレグランスをおへその周りにまとう」など、美容感度が高い2人ならではの使用方法も披露した。

“#金木犀女子”を
体現する2人が語る
自身の工夫と
“オスマンサス”シリーズの魅力

自分の魅力をスマートに引き出す
「ロクシタン」
フレグランスシリーズ
“オスマンサス”

 香りの質と安定性が高いとされる貴重な品種を使用した本シリーズ。そのアブソリュートエッセンス(香気成分)を1kg抽出するには、900kg(およそ5億個)の花が必要だといわれている。

 若々しさや女性らしさを感じさせる金木犀を軸に、ヘッドノートにアプリコットやラ・フランスの甘酸っぱいジューシーさ、ベースノートにシダーウッドやサンダーウッドのスパイシーさを融合した“オスマンサス”。その香りは、調香師のジュリアン・メリーピエール(Julien Marypierre)が「金木犀の生まれながらに人々を魅了するかれんな佇まいや、ミステリアスな側面を香りで捉えた」と語るとおり、香った瞬間に人を引きつける。一人一人が持つ魅力を自然に引き出してくれる、現代をたくましく生きる女性にマッチしたフレグランスシリーズだ。

フレグランス含む、
全5製品をラインアップ

MODEL:KOTOKO YAMAGA, AYANO FUKUDA
STYLING:NATSUKO DEGUCHI[KOTOKO YAMAGA], AYANO OOTAKI[AYANO FUKUDA]
HAIR&MAKEUP:TOMOE NAKATSUKA[KOTOKO YAMAGA],MIHO MATSUDA(ALLURE)[AYANO FUKUDA]
問い合わせ先
ロクシタンジャポン カスタマーサービス
0570-66-6940

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家族経営の伊ブティック「ルイーザヴィアローマ」が好調 CEOの“未来への投資”が富裕層に奏功

 イタリア発のファッションリテーラー「ルイーザヴィアローマ(LUISA VIA ROMA)」が好調だ。2020年のイタリアはコロナ禍でロックダウンを敢行したため店舗営業日数が半分だったが、20年度の年間売上高は前年比24%増の2億6000万ユーロ(約340億円)を達成。ECの売り上げが31%増という成長も後押しした。

 同店は1930年代に女性向けハットのブティックをフェレンツェで創業。その後ラグジュアリーブランドを取り扱うセレクトショップに転身し、1999年にECサイトをスタートした。大手ラグジュアリーECサイトとしては唯一、家族経営を継続している。現在は創業者の孫にあたる3代目のアンドレア・パンコネージ(Andrea Panconesi)=ルイーザヴィアローマ最高経営責任者(CEO)が経営理念を引き継いでいる。ラグジュアリーブランドから若手デザイナーズ、スポーツウエア、キッズウエア、香水やコスメなど計700ブランドを取り扱い、従業員は200人以上を抱える。

 企業として、環境保全や途上国の労働環境改善にも熱心に取り組んでいる。2018年からはユニセフ(国連児童基金)と共同でチャリティガライベントを年に1度開き、国際的なシンガーのパフォーマンスとサザビーズ(SOTHEBY’S)によるオークションで資金調達を行ってきた。7月31日にイタリア・カプリ島で開催された今年の同イベントでは、ケイティ・ペリー(Katy Perry)とジョン・レジェンド(John Legend)によるライブパフォーマンスに加え、オークションで1961年のフォーミュラ・ジュニア・レースカーが最高額となる約1億300万円で落札され、合計約6億5000万円の収益をユニセフに寄付した。

 競合ひしめくラグジュアリーEC市場の中で「顧客が納得する十分な透明性と未来への投資」が成長を続ける理由だとパンコネージCEOは語る。コロナ禍でのマーケットの変化や他社との差別化、ルイーザヴィアローマの今後について聞いた。

富裕層で増加する投資感覚の消費行動

——コロナ禍の昨年、売り上げや顧客にどのような変化が見られた?

アンドレア・パンコネージCEO(以下、パンコネージ):実店舗の営業停止は避けられなかったが、その分ECサイトの売り上げが急増した。ECサイトの売り上げ比率は全体の90%から、95%となった。さらに、長年アメリカを最大のマーケットにしていたが、昨年はイタリアでの売り上げがアメリカを上回り、全体の66%をイタリアが占めている。

——イタリアでの売り上げが伸長した要因は?

パンコネージ:実店舗の顧客がECサイトに流れたことと、ロックダウン時でも配送の懸念が少ない自国イタリアのECサイトを利用したこと。加えて、パンデミックという初めての経験は、日常の営みや消費行動について改めて考える機会となり、消費者は洋服がどこで作られていて、どんな企業が売っていて、その企業はどんな社会貢献をしているのかという背景にまで目を向けた。ラグジュアリー商品を購入するとき、物を消費するだけでなく、ブランドや企業に“投資する”という感覚で消費するようになったのだと考えている。特に、富裕層を中心に見られる傾向だ。

——“投資する”感覚とは具体的に?

パンコネージ:大手ラグジュアリーECサイトを見比べてみてほしい。セレクションやサービスは似たり寄ったりで大差はない。もちろん、どこで購入したって届くのは同じ製品だ。配送に関しては、アメリカでに届けるには他の大手よりも1日長く日数がかかるものの、「ルイーザヴィアローマ」を選んでくれる顧客がいる。その理由は、家族経営で独立した企業のオリジナリティーを尊重し、十分な透明性に納得しているからだろう。同じ金額を使うのであれば、サステナビリティやエシカル、社会貢献に取り組んでいる企業を選ぶ方が、地球と社会の未来への投資につながる。4年前に始めたユニセフのためのチャリティガライベントは、「ルイーザヴィアローマ」の企業理念を象徴するものとして大きな反響があった。

——チャリティガライベントを始めたきっかけは?

パンコネージ:アイデアが思いついたのは、娘と孫について話をしていたとき。いつだって子供というのは“未来”であり、次の時代を担っていく存在である。より良い社会を作っていくためには、世界中の子供に必要なケアを届けることが、地球の未来に投資することだと考えついた。これは家族経営だからこそ思いついた考えなのかもしれない。目先の利益ではなく、遠い未来を考えた。結果的には、ソーシャルグッドな取り組みが他大手との差別化を図るきっかけとなり、売り上げの数字にもつながった。ユニセフにも貢献できるため、契約を延長して当初の予定よりも長くイベントを継続している。私は常に、因果応報を信じている。善良な行いをすればそれだけの報いがあり、その信念がビジネスの基盤になっている。

——ECサイトのさらなる成長のための、今後のデジタル戦略は?

パンコネージ:ブランドとのコラボレーションや独自のコンテンツ作りはこれまで通り継続する。特にコンテンツに関しては、ラグジュアリー製品の工芸から文化的要素、歴史にまで触れて、顧客に学びを提供することを大切にしている。私にとってラグジュアリーとは“教養”を意味する。ラグジュアリー製品についての理解を深め、品格を養えるようなコンテンツを発信していきたい。

——今後実店舗はどのような役割を果たす?

パンコネージ:ECが成長しているとはいえ、人々が集い、コミュニティを意識できる実店舗の必要性は高い。パンデミックを通して、多くの人がリアルな体験こそ最も高い価値があると実感したように、実店舗での体験を提供することは企業として欠かせない。そのため、フィレンツェ郊外にカルチャーハブとなるような新店舗をオープンする予定だ。コンセプトストアとしての立ち位置ではなく、アートや音楽といったカルチャーも体験できるスペースとなる。フィレンツェはルネサンス期に最も栄えた都市で、時代の文明を築いた。最先端のカルチャーを発信するだけでなく、この地の歴史と文化に触れて、顧客やローカルの人々の学びとなるような実店舗にしたいと思っている。フィレンツェの姉妹都市である京都には、教養を身に付けられる素晴らしいショップや施設がたくさんあり、インスピレーションを受けた。近日中にオープン予定の新店舗に日本からの渡航者を迎え入れて、フィレンツェやラグジュアリーについて学んでもらいたい。

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肌がひりつかない未来型ビタミンC「MIRA-VC」を配合した美容液誕生

 皮膚科医と共同開発した化粧品を手掛けるマーベセラーは11月1日、ビタミンC発見から92年の歴史の中で初の低刺激で安定性をクリアした未来型ビタミンCを配合した高機能ブライトニングシリーズ(全4種、税込2200〜2万7500円)を皮膚科や化粧品専門店、公式サイトなどで販売する。

 ビタミンCは1928年に発見されて以降、酸性による強い刺激(ピリピリするので高濃度配合ができない)、不安定(活性を失い変色・変質しやすい)という課題を解決できていなかった。同社は専門家チームを作り世界のビタミンC研究を徹底してリサーチ。「5年をかけて高濃度で中性、活性値が落ちないビタミンC誘導体『MIRA-VC』の開発に成功した」と山本明男マーベセラー社長は自信を覗かせた。

 これまで皮膚科医がニキビや炎症などの治療でビタミンCを使用する際、刺激を避けるために0.5〜1%の配合品を使用していたが、「MIRA-VC」は10〜30%の配合が可能となる。さらに2〜3%配合の医薬部外品ではなく、規制のない化粧品として製品化も実現した。

 「MIRA-VC」を25%配合した“ニュートラVC 25(NEWTRA VC 25)”(15mL、税込8800円/30mL、税込1万6500円)は、ブライニング効果が高い美容液。シミやくすみ、毛穴、キメ、肌の弾力などにアプローチする。ニキビ対策としても効果を発揮する。8種の添加物(パラベンやエタノール、鉱物油、チタン、着色料、香料、シリコーン、キレート剤)フリーも実現した。“ニュートラVC 10(NEWTRA VC 10)”(15mL、税込3520円/30mL、税込6600円)は、「MIRA-VC」を10%配合した美容液。気になり始めたシミやくすみ、毛穴、キメにアプローチし、肌の土台ケアにおすすめ。

 そのほか、「MIRA-VC」を5%配合したシートマスク“フェイスマスク ニュートラ VC 5”(4枚入、税込2200円)や皮膚科医で販売する“VC 30 ニュートラル ビタミン セラム”(30mL、税込2万7500円)を扱う。

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「ギャップ」の新キャンペーンで山田優が娘と親子初共演 櫻井海音らも登場

 「ギャップ(GAP)」は、2021年秋のキャンペーンビジュアルに、モデル・女優の山田優と娘、美容家のIKKO、歌舞伎俳優の市川猿之助、ミュージシャンの櫻井海音、モデルの長谷川ミラの5組を起用した。山田と娘が親子で共演するのは初めて。

 出演者が着用したのは、ブランドのアイコンアイテムをブルーのカラーで表現した「ブルー レインボー(BLUE RAINBOW)」コレクションと、バリエーション豊かで着心地の良さを求めた「セーター&アウター(SWEATER & OUTER)」コレクションの2つ。“インディビジュアル オブ スタイル(Individuals of style)”をテーマに、フォトグラファーのレスリー・キー(Leslie Kee)が撮影を担当した。

 山田は出演にあたり、「初めて娘と共演したのでいつもと違う緊張感はあったけど、すごくうれしくて自然と笑顔になり、今までとは違った雰囲気の写真になっていると思います。娘との共演は最初悩みましたが、娘がやりたい!と言ったので、その気持ちに応えたいと思い、引き受けました。」と振り返った。

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天丼てんや、ダブルネーム。FCジーのとんかつブランドと。

メガジーのチタカ・インターナショナル・フーズ株式会社(本社:愛知県北名古屋市 代表取締役:角 嘉一郎)が、フランチャイジーとして運営している「天丼てんや」と、自社オリジナルブランドである 「とんかつ知多家」の複合店舗を、「天丼てんや豊田浄水店」を改装し、9月17日(金)にリニューアルオープンさせる。
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すかいらーく、「デリバリー売上400億円」の衝撃! 自社宅配では外食トップかも

 すかいらーくがデリバリー事業を急速に伸ばしている。今期に入って、上半期の売上高は199億円。総売上高の15%以上に達した。年間で400億円を突破することは確実だろう。強みは、自社で配送網を持っていること。コロナ以前からの取り組みが実を結びつつある。
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「グッチ」が創設100周年記念のエキシビションを東京で開催 ミケーレワールドへの没入体験

 「グッチ(GUCCI)」は、ブランド創設100周年を記念して、アレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)=クリエイティブ・ディレクターが描くビジョンや美学、哲学を反映したエキシビション「グッチ ガーデン アーキタイプ(GUCCI GARDEN ARCHETYPES)」を9月23日から10月31日まで、東京・天王洲で開催する。

 同エキシビションは、ミケーレが現職就任後の6年間に発表した広告キャンペーンをテーマにした体験型の展覧会だ。舞台はミケーレが初めて手掛けた2015-16年秋冬コレクションのロサンゼルスの地下鉄から、1968年のパリの5月革命、そして東京までさまざまで、宇宙探検隊や馬、ダンサー、天使、エイリアンなどが登場する。

 会場内は、テーマごとに分けられた複数の展示室で構成。空間デザインは、フィレンツェのイベント会社アルキヴィオ・ペルソナーレ・スタジオ(Archivio Personale Studio)が担当した。最先端のテクノロジーや職人たちの手仕事、革新的なインテリアデザインなどを生かした空間で、異なる体験が楽しめる。

 今回のエキシビションについてミケーレは、「この6年間の冒険に人々を誘い、空想の世界や物語、驚きやまばゆいきらめきを巡る旅を共にするのは面白いと考えた。そこで、広告キャンペーンの世界に入り込んだような臨場感にあふれる遊びの空間を作ることにした。なぜなら広告キャンペーンは、私のイメージをもっとも明快に体現しているからだ」と語った。

■GUCCI GARDEN ARCHETYPES
日程:9月23日〜10月31日
時間:11:00〜20:00(金・土・祝前日は21:00まで)
※最終入場は閉館時間の30分まで
場所:B&C HALL・E HALL
住所:東京都品川区東品川2-1-3
入場料:無料、事前予約制

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三光マーケ、鮪の「海商」再生決定。予定通りに水産事業へ。

株式会社三光マーケティングフーズ(本社:東京都中央区、代表取締役:長澤 成博)は、民事再生手続中である株式会社海商(本社:静岡県浜松市、代表取締役:船坂 敏之)が会社分割して設立する、新会社の再生手続きの再生計画認可決定が9月13日に確定したと発表した。
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「確かにロードサイドそば店という発想はなかった」。経営するのは福岡の謎の老舗企業「ウエスト」

 福岡に本拠を置く、うどんと焼肉を中心とした企業、ウエスト(本社:福岡市博多区、代表:若山和夫)が関東圏でそば店の展開を進めている。すでに千葉を中心に12店舗。多くが繁華街や商業施設ではなく、郊外のロードサイドの中箱だ。なぜそば? なぜ関東?
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「確かにロードサイドそば店という発想はなかった」。経営するのは福岡の謎の老舗企業「ウエスト」

 福岡に本拠を置く、うどんと焼肉を中心とした企業、ウエスト(本社:福岡市博多区、代表:若山和夫)が関東圏でそば店の展開を進めている。すでに千葉を中心に12店舗。多くが繁華街や商業施設ではなく、郊外のロードサイドの中箱だ。なぜそば? なぜ関東?
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「ロクシタン」から美容成分入りのハンドクリームが誕生

 「ロクシタン(L'OCCITANE)」は9月29日、エイジングケアの美容成分入りのハンドクリーム“シア イモーテル セラムハンドクリーム”(75mL、税込4290円)を限定発売する。ブランドを代表するスキンケアシリーズに配合される南仏コルシカ島のイモーテルの花から抽出した美容成分を配合し、エイジングケアをかなえる。

 今回「ロクシタン」独自の方法で抽出した「イモーテルコアエキス」と「イモーテルエッセンシャルオイル」をダブル配合し、内側から押し上げるような弾力のある、ピンと滑らかな手肌へ導く。さらに100%フェアトレードのシアバターを5%採用し、肌を柔らかく保湿しながら外部刺激から守る。ハイビスカスエキスも組み合わせ、色むらのない明るい肌へ導く。

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リップモンスターのヒットに見るメイク意識の変化 女性の視点は“マスク後の未来”へ

 緊急事態宣言の発出地域が拡大し、都市圏では自粛生活が1年半以上続く2021年秋。ワクチンの接種が粛々と進む中で、人々の美容意識はどのように変化したのだろうか?次なるトレンドの可能性を、アイスタイルの原田彩子リサーチプランナーに聞く第1弾。今回はメイクシーンについて検証したい。

コロナ禍2年目、人々の意識は着実に「内向き」から「外向き」へ

 「2020年と現在を比較すると、実は生活様式そのものはそれほど変わっていません。自由に外出することが叶わず、直接人と会えない状態が続きますが、人々の“意識がどこに向いているか”には、明らかな変化が見られます」と語るのは、アットコスメのデータ分析を手がけるアイスタイルの原田彩子リサーチプランナーだ。「20年は、初の緊急事態宣言発出や未知のウィルスに対する不安もあり、心理的にも“内向き”の傾向が高まりました。外出の機会が急激に減り、家の中で行うスキンケアにかける時間や費用が増加。“お家美容”というワードが浸透しました」。

 一方で、メイクアップにかける費用は著しく減少することに。20年5月時点では、53.0%と過半数を越える人が「メイクアップにかける費用が減った」と回答。同年10月時点でも53.7%と、やはり過半数を超える人が「費用が減った」と回答している。

 外出の減少やマスク着用という、コロナ禍特有の事情は変わらないが、21年上半期に入ると変化の兆しが現れる。21年5月の同調査において「メイクアップにかける金額が減った」と回答した人は、前年10月より14.7%減少しており、回復傾向であることが見てとれる。「実際はまだ自由に外出できないものの『外に出て人と会うこと』『いつかマスクを外す日』を視野に入れたマインドの変化といえます。その象徴ともいえるのが、5月1日に発売された『ケイト(KATE)』の“リップモンスター”の大ヒットでしょう」。

今の気分を巧みにとらえた「リップモンスター」の大ヒット

 マスク着用が習慣になってから、リップメイクをする人が減ったのは周知の通り。コスメ好きな人が集まるアットコスメにおいてすら、注目を集めるのは穏やかな発色の(マスクに付きにくい)ティントリップが多かった。「“リップモンスター”は、コロナ禍以降の流れとは明らかに違う形で注目された製品でした。『もっと積極的にメイクを楽しみたい』という人たちから、火がついた印象です」。“リップモンスター”には、発売当初から8月10日までの約3カ月で、1712件もの口コミが寄せられている。「今までリップはお休みしていたけど、久しぶりに塗りたくなった」など、メイクに対するポジティブな発言もあり、同日発売の他の製品の口コミ平均件数が36件であることからも、いかにこの製品への関心が高いかが伺える。

 「人気の理由は、色展開の巧みさにもありました。鮮やかな発色のカラーが充実する中、特に04のパンプキンワインは、ブラウンでもオレンジでもない絶妙なカラーで、メイク好きな人たちから注目を集めています。一方、03の陽炎はほとんど発色しないニュアンスカラー。マスクの下にも付けやすく、今すぐ使える点が支持されました」。

 さまざまな女性の「今の気分」をジャストに捉えた“リップモンスター”は、発売以降セルフメイク口紅市場において、シェア50%を越えるヒットを記録(インテージSRI 2021年5月10日~17日調べ)。発売以降の累計出荷数は、8月末時点で100万本に迫る勢いという。リップメイク熱の復活を予感させる出来事だが、果たして今後メイクアップシーンにおいて、どのようなことが注目されるのだろうか?

ベースメイクは、依然「ナチュラル傾向」が続く

 マスク着用はしばらく続く気配だが、社会活動が活発化して「外に出て人と会う」さらにその先にある「いつかマスクを外す日」を意識する段階になったら……?最も気になるのは「ベースメイク」であると思う。

 「マスク着用が定着して以降、薄づきのトーンアップ下地やトーンアップ UVが広く浸透しました。若年層においては、引き続きこれらが支持されると思います」と、原田リサーチプランナー。その理由は、「周囲から浮きたくない」から。特に20代は、会社などそれほど親しくない人間関係において、目立ちたくないという意識が強く働くという。「いつかマスクを外す日が来たとして、突然ベースメイクを“盛る”ようなことはせず、ナチュラルな肌作りが続くと予想しています」。

 その一方で、40代のいち働く社会人としては「素の顔で他者とコミュニケーションするなら、大人の女性はもう少しカバー力が欲しいのでは?」と思ったりもする。年単位で肌がすっぽり覆われていた状態から、素の顔で人と向き合うわけで、トーンアップ下地だけでは心許ない気がするからだ。

 そういう意味で、資生堂「マキアージュ(MAQUILLAGE)」の“ドラマティックカバージェリーBB”は、実にバランス感が絶妙な1品だと思う。マスクに付くにくい薄付きの設計と、ツヤのある仕上がりはそのままに、適度なカバー効果が進化。リップモンスターと同じく「今すぐ使える」ニーズと、自然な仕上がりを両立している。

 大人の女性には、高機能ファンデーションとして「ポーラ(POLA)」の“B.A ハイドレイティング カラークリーム”にも注目して欲しい。空気中の水分を取り込んで肌の上に潤いのベールを形成し、さらに紫外線を自然なツヤ感に変換するというスマートな設計。ファンデーションとは思えないほど、軽やかでツヤのある仕上がりは、対人コミュニケーションの頼もしい味方になってくれるはずだ。

メイクアップは「小顔」&「ヘルシー感」がキーワード

 メイクアップに関しては、前回「人中短縮メイク」のコラムで記した通り「小顔ニーズ」が高まると原田リサーチプランナーは予想している。「マスク着用が長期化する中で、改めて、自分の顔全体を目にした時に『私の顔ってこんなに大きかった?』『たるんでいた?』というマスクギャップを感じる人が増えるからです」。

 チークやハイライトなど、顔立ちの立体感を際立てるアイテムへのニーズは高まるはず。さらに「新型コロナウィルスの流行を経て、世界的に“健康であること”の意識が高まっています。今後ますますヘルスケアとビューティの境目が曖昧になっていくでしょう。チークで演出する血色感、ハイライトで演出するツヤ感も、これまで以上に重視されるのではないでしょうか」。

 個人的に注目しているのは、「シャネル(CHANEL)」の“レ ベージュ オー ドゥ ブラッシュ”だ。80%がウォーターベースのジェルにマイクロバブルが浮かぶチークで、肌にみずみずしく広がり、ポッと上気したような血色感を叶えてくれる。フィット感に優れ、マスクをしても崩れにくいのも魅力だ。

 9月17日に登場する「ディオール(DIOR)」の “ディオールスキン フォーエヴァー クチュール ルミナイザー”は、95%自然由来のピグメントを配合したフェイスカラー。パウダーでありながらしっとり肌になじみ、偏光パールの働きでフレッシュなツヤ感を再現してくれる。双方ともに、パッケージも美しく、メイクに対する高揚感を抱ける点も見逃せない。

 トレンドは常に世の中の動きとリンクしている。これまでも、景気が良い時には太眉や赤のリップが流行し、大きな社会変化の後には、ナチュラルメイクが流行する傾向にあった。

 「コロナ禍後の経済状況にもよりますが、ファッションシーンにおいて、目下リラックス感のあるスタイルが流行していることを考えると、メイクもしばらくはナチュラル傾向が続くのではないでしょうか。そんな中でも『自分だけが分かる微妙な色合い』『自分だけにハマる微妙な質感』など、今後はディテールへのこだわりが、より細分化していくように思います」。

 “リップモンスター”の04パンプキンワインのように、「他にはない絶妙な発色」をいかに表現するか。はたまた、前回の「人中短縮メイク」のように、ニッチなニーズにいかに応えていくかが、今後メイクアイテムのヒットを左右するカギとなりそうだ。

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リップモンスターのヒットに見るメイク意識の変化 女性の視点は“マスク後の未来”へ

 緊急事態宣言の発出地域が拡大し、都市圏では自粛生活が1年半以上続く2021年秋。ワクチンの接種が粛々と進む中で、人々の美容意識はどのように変化したのだろうか?次なるトレンドの可能性を、アイスタイルの原田彩子リサーチプランナーに聞く第1弾。今回はメイクシーンについて検証したい。

コロナ禍2年目、人々の意識は着実に「内向き」から「外向き」へ

 「2020年と現在を比較すると、実は生活様式そのものはそれほど変わっていません。自由に外出することが叶わず、直接人と会えない状態が続きますが、人々の“意識がどこに向いているか”には、明らかな変化が見られます」と語るのは、アットコスメのデータ分析を手がけるアイスタイルの原田彩子リサーチプランナーだ。「20年は、初の緊急事態宣言発出や未知のウィルスに対する不安もあり、心理的にも“内向き”の傾向が高まりました。外出の機会が急激に減り、家の中で行うスキンケアにかける時間や費用が増加。“お家美容”というワードが浸透しました」。

 一方で、メイクアップにかける費用は著しく減少することに。20年5月時点では、53.0%と過半数を越える人が「メイクアップにかける費用が減った」と回答。同年10月時点でも53.7%と、やはり過半数を超える人が「費用が減った」と回答している。

 外出の減少やマスク着用という、コロナ禍特有の事情は変わらないが、21年上半期に入ると変化の兆しが現れる。21年5月の同調査において「メイクアップにかける金額が減った」と回答した人は、前年10月より14.7%減少しており、回復傾向であることが見てとれる。「実際はまだ自由に外出できないものの『外に出て人と会うこと』『いつかマスクを外す日』を視野に入れたマインドの変化といえます。その象徴ともいえるのが、5月1日に発売された『ケイト(KATE)』の“リップモンスター”の大ヒットでしょう」。

今の気分を巧みにとらえた「リップモンスター」の大ヒット

 マスク着用が習慣になってから、リップメイクをする人が減ったのは周知の通り。コスメ好きな人が集まるアットコスメにおいてすら、注目を集めるのは穏やかな発色の(マスクに付きにくい)ティントリップが多かった。「“リップモンスター”は、コロナ禍以降の流れとは明らかに違う形で注目された製品でした。『もっと積極的にメイクを楽しみたい』という人たちから、火がついた印象です」。“リップモンスター”には、発売当初から8月10日までの約3カ月で、1712件もの口コミが寄せられている。「今までリップはお休みしていたけど、久しぶりに塗りたくなった」など、メイクに対するポジティブな発言もあり、同日発売の他の製品の口コミ平均件数が36件であることからも、いかにこの製品への関心が高いかが伺える。

 「人気の理由は、色展開の巧みさにもありました。鮮やかな発色のカラーが充実する中、特に04のパンプキンワインは、ブラウンでもオレンジでもない絶妙なカラーで、メイク好きな人たちから注目を集めています。一方、03の陽炎はほとんど発色しないニュアンスカラー。マスクの下にも付けやすく、今すぐ使える点が支持されました」。

 さまざまな女性の「今の気分」をジャストに捉えた“リップモンスター”は、発売以降セルフメイク口紅市場において、シェア50%を越えるヒットを記録(インテージSRI 2021年5月10日~17日調べ)。発売以降の累計出荷数は、8月末時点で100万本に迫る勢いという。リップメイク熱の復活を予感させる出来事だが、果たして今後メイクアップシーンにおいて、どのようなことが注目されるのだろうか?

ベースメイクは、依然「ナチュラル傾向」が続く

 マスク着用はしばらく続く気配だが、社会活動が活発化して「外に出て人と会う」さらにその先にある「いつかマスクを外す日」を意識する段階になったら……?最も気になるのは「ベースメイク」であると思う。

 「マスク着用が定着して以降、薄づきのトーンアップ下地やトーンアップ UVが広く浸透しました。若年層においては、引き続きこれらが支持されると思います」と、原田リサーチプランナー。その理由は、「周囲から浮きたくない」から。特に20代は、会社などそれほど親しくない人間関係において、目立ちたくないという意識が強く働くという。「いつかマスクを外す日が来たとして、突然ベースメイクを“盛る”ようなことはせず、ナチュラルな肌作りが続くと予想しています」。

 その一方で、40代のいち働く社会人としては「素の顔で他者とコミュニケーションするなら、大人の女性はもう少しカバー力が欲しいのでは?」と思ったりもする。年単位で肌がすっぽり覆われていた状態から、素の顔で人と向き合うわけで、トーンアップ下地だけでは心許ない気がするからだ。

 そういう意味で、資生堂「マキアージュ(MAQUILLAGE)」の“ドラマティックカバージェリーBB”は、実にバランス感が絶妙な1品だと思う。マスクに付くにくい薄付きの設計と、ツヤのある仕上がりはそのままに、適度なカバー効果が進化。リップモンスターと同じく「今すぐ使える」ニーズと、自然な仕上がりを両立している。

 大人の女性には、高機能ファンデーションとして「ポーラ(POLA)」の“B.A ハイドレイティング カラークリーム”にも注目して欲しい。空気中の水分を取り込んで肌の上に潤いのベールを形成し、さらに紫外線を自然なツヤ感に変換するというスマートな設計。ファンデーションとは思えないほど、軽やかでツヤのある仕上がりは、対人コミュニケーションの頼もしい味方になってくれるはずだ。

メイクアップは「小顔」&「ヘルシー感」がキーワード

 メイクアップに関しては、前回「人中短縮メイク」のコラムで記した通り「小顔ニーズ」が高まると原田リサーチプランナーは予想している。「マスク着用が長期化する中で、改めて、自分の顔全体を目にした時に『私の顔ってこんなに大きかった?』『たるんでいた?』というマスクギャップを感じる人が増えるからです」。

 チークやハイライトなど、顔立ちの立体感を際立てるアイテムへのニーズは高まるはず。さらに「新型コロナウィルスの流行を経て、世界的に“健康であること”の意識が高まっています。今後ますますヘルスケアとビューティの境目が曖昧になっていくでしょう。チークで演出する血色感、ハイライトで演出するツヤ感も、これまで以上に重視されるのではないでしょうか」。

 個人的に注目しているのは、「シャネル(CHANEL)」の“レ ベージュ オー ドゥ ブラッシュ”だ。80%がウォーターベースのジェルにマイクロバブルが浮かぶチークで、肌にみずみずしく広がり、ポッと上気したような血色感を叶えてくれる。フィット感に優れ、マスクをしても崩れにくいのも魅力だ。

 9月17日に登場する「ディオール(DIOR)」の “ディオールスキン フォーエヴァー クチュール ルミナイザー”は、95%自然由来のピグメントを配合したフェイスカラー。パウダーでありながらしっとり肌になじみ、偏光パールの働きでフレッシュなツヤ感を再現してくれる。双方ともに、パッケージも美しく、メイクに対する高揚感を抱ける点も見逃せない。

 トレンドは常に世の中の動きとリンクしている。これまでも、景気が良い時には太眉や赤のリップが流行し、大きな社会変化の後には、ナチュラルメイクが流行する傾向にあった。

 「コロナ禍後の経済状況にもよりますが、ファッションシーンにおいて、目下リラックス感のあるスタイルが流行していることを考えると、メイクもしばらくはナチュラル傾向が続くのではないでしょうか。そんな中でも『自分だけが分かる微妙な色合い』『自分だけにハマる微妙な質感』など、今後はディテールへのこだわりが、より細分化していくように思います」。

 “リップモンスター”の04パンプキンワインのように、「他にはない絶妙な発色」をいかに表現するか。はたまた、前回の「人中短縮メイク」のように、ニッチなニーズにいかに応えていくかが、今後メイクアイテムのヒットを左右するカギとなりそうだ。

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「みんな大好きなスカイブルー」を使って共感度アップのブランドは? 地球の裏側からNYコレ鑑賞記Vol.2

マイケル・コース コレクション

・リアルショーをライブ配信
・全62ルック

 「マイケル・コース コレクション(MICHAEL KORS COLLECTION)」は、ブランド設立40周年のアニバーサリー・イヤーの真っ最中でランウエイショーを開催。記念すべき年がコロナと重なってしまい若干(とっても?)かわいそうな気もしますが、アニバーサリーとコロナは共に「自分らしさ」を見つめ直す良い契機になったことが伺えます。ブランドの原点であり、ニューヨークという街から生まれるファッションの本質とも言える、実用的なシンプリシティに回帰しました。事前のオンライン・カンファレンスで「みんな肌を見せて良いんだ!そして、世界中の女性が(肌を見せる)勇気を持ち始めているように感じるんだ」とこだわっていたブラトップを多用し、フレアからペンシルまでバリエーション豊かなスカートと合わせたり、ジャケットのインナーに忍ばせたり。ブランドの代名詞とも言えるカシミヤのニットでも、クロップド丈のカーディガンとブラトップのアンサンブルを提案です。

 カラーパレットも極めてシンプルです。ブラック&ホワイト、それにヌードが基調で、ギンガムチェックやフローラルプリントも白黒です。そこに差し込むのは、淡いベビーピンクと、スカイブルー。ともに起毛したカシミヤニットにのせると、ニットが本当に柔らかそうに見えます。スカイブルーについては、「ロンドンでもミラノでも、もちろんニューヨークでも、みんなが待ち望み、誰もが大好きな色」とマイケル。確かに、青空が嫌いな人っていませんよね。コロナ前から目立ち始めた社会の分断と向き合い、デザイナーは最近、愛や希望、家族、故郷など、「どれだけ志向が多様化しても、皆が価値を置くモノ」に傾倒していますが、青空も、そんなモノの代表格ですね。

 例年と違うのは、イブニングのバリエーションです。ブラックを基調とした ハイウエストのドレスは、後半のおよそ半数を占めました。「来年の春夏は、もうちょっと良い時代になっていると信じて」、パーティーやウエディングにぴったりのスタイルを打ち出したかったと語ります。シンプルに回帰した今シーズンでも、イブニングだけはスパンコールが盛りだくさん。そして多くのモデルが手にしたカゴバッグには、花が入っていました。じんわりします。

アナ スイ

・リアルショーをライブ配信
・全28ルック

 振り返ればちょうど1年前、「コロナが人の気持ちを大きく変え、結果、ファッションも様変わりした」ことを僕に強烈な形で教えてくれたのは「アナ スイ(ANNA SUI)」でした。皆さん、「アナ スイ」って、どんなイメージですか?黒や紫に彩られたゴスの世界を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?それが1年前は、明るいカラーバレットと温もりに溢れる素材を多用し、メイクではダークアイから決別!!ゴスロリの世界から距離を置きました。聞けばコロナとBLM運動の激化で“おうち時間”が長くなったアナは、家族と一緒にアップルパイを作るなどの時間の価値を再認識。テーブルクロス風のコットンや壁紙を思わせる小花柄など、ゴスと決別し、キッチンに溢れる素材や色柄を使ったピースフルなコレクションを見せてくれました。

 そんなアナは今シーズン、一体、何を考えたのでしょう?彼女は、「具体的な場所じゃなくて良いの。でも私たちは今、みんな、南国のリゾートに出かけたいハズ」と話します。今年もいきなり共感です。この夏も、海、行けなかったもんなぁ~(涙)。結果生まれたのは、「究極にファンタジーなリゾート」!!“どピンク”に始まり、ネオンカラーのグリーンへと流れ、白を挟みながらも、最後はピンク×グリーンが入り混じるという、まるでディズニーランドにあるハワイの鳥が歌い出すアトラクション「魅惑のチキルーム」のようなコレクションです。ま、まぶしい!

 「アナ スイ」らしさは、余白さえあれば柄を詰め込んじゃうくらいの圧倒的なモチーフ使いで健在。米「WWD」の記事には、サンダルの「テバ(TEVA)」からソックスの「アツギ(ATSUGI)」、ジュエリーの「エリクソン ビーモン(ERICKSON BEAMON)」まで、さまざまなコラボパートナーの記載もありました。カテゴリーを超えて1つの「アナ スイ」スタイルを作り出そうとする意気込みは、「ディスカウントストア以外なら販路として考えたい」とファミマでマスクを販売し即完売したジャパン社のビジョンとも共鳴するなぁ、なんて考えました。

ロダルテ

・リアルショーを開催、SNSでルック発表
・全74ルック

 さて、本日のラストは「ロダルテ(RODARTE)」。ローラ&ケイト・マレヴィ(Laura & Kate Mulleavy)姉妹によるブランドは、実用性が際立つニューヨーク・コレクションの中ではコンセプチュアルな存在でした。

 ところが、やっぱり今シーズンは、布の動きが印象的なリラックスムード。生地を手繰り寄せ、ドレープを刻み、レースと切り替え、バイアスカットの袖や裾を取り付けるなど、布の動きを意識しています。屋外のショー会場には、ちょうど良いカンジに、いやちょっぴり強すぎるくらいの風が吹き、ドレープやプリーツが揺らめきます。ただ中盤のボレロを重ね着したようなジャケットなどは、ちょっぴりコンセプチュアルすぎてトゥー・マッチなスタイルだったかな?肩口から垂れ下がった生地を捻って裾とドッキングさせたドレスも、たまたま風が吹き荒れて大きく膨らんでしまったせいもあり、「歩きづらそうね(苦笑)」と思えてしまいました。

 圧巻は、フィナーレでした。淡いラベンダーからオフ白まで、淡いカラーパレットのグラデーションで見せるチュニック丈のワンピースのオンパレードです。ワンピースには、縫製がほとんどありません。微細なパターンと色の差異で、後半36ルックのドレスを構成したのです。このカラーパレットは、全米各地の自然の風景にインスピレーションを得たものと言います。装飾は、華奢なゴールドのネックレス1本だけ。そのシンプリシティは、古代ギリシアの女神を彷彿とさせます。

 きっと「ロダルテ」の22年春夏は、これがメーンになるでしょうね(笑)。となると、前半はちょっと冗長だったのかも?全28ルックと型数を絞り込んだ「アナ スイ」の後に見てしまったせいか、「もう少し精査したら、サンプルの数も減ったのになぁ」なんて考えてしまうのでした。

 ウィズ・コロナ生活が始まって早1年半。この間、ファッション・ウイークは必然的にデジタル開催を強いられましたが、「SNSでバズらない」や「バイヤーやメディアが、新しいブランドを探せない」などの課題が露わになりました。そのせいか(!?)、2022年春夏シーズンは「ガマンできない!」と言わんばかりにリアルショーを再開するブランドが続々。この記事にある通り、ニューヨークでは、ほとんどのブランドが何らかの形でリアルイベントを再開します。でも、日本にいる私たちは、未だかつてのような取材が再開できません。そしてブランドのいくつかは、「どうせ日本から人は来ない」と割り切り、現地在住の日本メディアの関係者さえ門前払いだそうです(泣)。「このままでは、イカン!!」。そう思い「WWDJAPAN」は、地球の真裏にある日本から引き続き情報発信。リアルショーの再開に伴いデジタル取材は難しくなりそうですが、ブランドのオウンドメディアやSNS、YouTube、そして米「WWD」の記事を見ながら、ウィズ・コロナ&アフター・コロナのファッションウィークの片鱗を探します。

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シジェーム ギンザにナチュラル&オーガニックコスメが集結 ポップアップストア“GBS ストア”を開催

 ナチュラル&オーガニック美容を提案するプロジェクト「グリーン ビューティ セッション(GREEN BEAUTY SESSION、以下GBS)」は9月16〜29日に、初のポップアップストア“GBS ストア”をギンザ シックス(GINZA SIX)のシジェーム ギンザで開催する。

 「GBS」は、美容ジャーナリストYUKIRINと美容家、ライターの継田理恵によるナチュラル&オーガニック美容を提案する共同プロジェクトで、SNSユーザーによる拡散から製品レポート投稿、製品購入へつながる施策など、ブランドのファン作りを目的にプロモーションイベントを開催する。今回のポップアップストアはナチュラルエイジングケアをテーマに10ブランドが集結。スキンケア、メイクアップ、ヘアケア、ボディーケア、インナービューティなど上質なコスメや健康食品がそろう。期間中はYUKIRINと継田理恵によるパーソナルカウンセリングや、出展ブランドによる個別カウンセリングも行う。

■GBS ストア
開催期間:9月16〜29日
場所:シジェーム ギンザ 
住所:東京都中央区銀座 6-10-1 GINZA SIX 2F

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「トム ブラウン」2022年春夏ニューヨーク・コレクション

 「トム ブラウン(THOM BROWNE)」が2022年春夏コレクションをニューヨークで発表した。

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「トム ブラウン」2022年春夏ニューヨーク・コレクション

 「トム ブラウン(THOM BROWNE)」が2022年春夏コレクションをニューヨークで発表した。

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6万人が来場 世界最大規模デザインの祭典特別イベント「スーパーサローネ」がミラノで開催

 世界最大規模デザインの祭典「ミラノサローネ国際家具見本市(MILANO SALONE)以下、ミラノサローネ」の2021年特別イベント「スーパーサローネ(SUPER SALONE)」が9月5〜10日、イタリア・ミラノで開催された。昨年はコロナで開催を中止。今年はコロナ禍での開催であったが予想を超え、「スーパーサローネ」の会場であるミラノ郊外のロー・フィエラでは、425ブランドが出展。約6万人が来場し、そのうちの3割を113カ国からの外国人が占めた。また、世界各国から、約1800人のジャーナリストが来場。

 イタリアを代表する建築家であるミケーレ・デ・ルッキ(Michele De Lucchi)は、「『ミラノのサローネ』への関心がこれほどに高いということを再確認した」とコメント。「危険かもしれないが、重要なのは開催すること」と、「スーパーサローネ」の総監督を務めたミラノトリエンナーレ館長のステファノ・ボエリ(StfanoBoeri)氏は述べ、出展企業の規模にかかわらずスタンドの展示設計を全て一律にすることで、展示費用を抑えた。また、以前は最終日2日間しか一般に公開していなかったが、入場料15ユーロ(約1900円)を払えば、誰でも初日から入場可能と門戸を広げた。こうした動きから、予想以上の約6万人という来場者数を達成した。

コロナ禍でありながら、ミラノ市内も大混雑

 ミラノ市内では、イタリア人建築家である故ヴィコ・マジストレッティ(Vico Magistretti)についての展覧会などが開かれたトリエンナーレに約3万5000人が来場。ショールームやデザイン事務所が集中するブレラ地区も、ひっそりとしていたのと打って変わって、多くの人で混み合い、主な展示会場では行列ができ。入場を待たなければならないという状況だった。

 ミラノ市内の中心にショールームがある大手企業は例年通り、新作の説明をしながら接客を行なった。ファッションブランドも、ここ数年積極的に家具やインテリアを取り込んでいる。コロナによるブランク後のサローネでは、余力のあるファッションブランドはミラノ近代美術館など広い会場を使って、大掛かりな特別展示を開催。これらどの会場においても、入場にはグリーンパスかPCR検査陰性の証明書が必要であり、そのコントロールのためにどの会場にも特別要員が配置され、会場内では、マスク着用が要求された。

 今回の関心の中心は、サステナビリティ。素材として木が多く用い、リサイクルが取り入れられ、緑の植物がその存在を顕示していた。また、表現方法をより重視するアート的なアプローチも顕著で、アートとデザインの間はさらに曖昧になりつつあるようだ。一方で、ハイテクノロジーの存在は目立たなかった。

 2022年の「ミラノサローネ国際家具見本市」は4月5〜10日に開催が予定されている。

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「ジェイソン ウー コレクション」2022年春夏ニューヨーク・コレクション

 「ジェイソン ウー コレクション(JASON WU COLLECTION)」が2022年春夏コレクションをニューヨークで発表した。

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「ウジョー」 × 「ダンスキン」コラボ第2弾 複数の着こなしが可能なアクティブウエア

 ゴールドウインの女性向けアクティブウエアブランド「ダンスキン(DANSKIN)」は、西崎暢デザイナーによる「ウジョー(UJOH)」とのカプセルコレクション「ウジョー ダンスキン(UJOH DANSKIN)」の秋冬コレクションを9月15日に発売する。両社は昨年協業を開始し、今回が第2弾。一部店舗と公式オンラインストアで扱う。特設サイトでは、ビジュアルムービーやデザイナーによる着こなし提案を公開中だ。

 アイテムはトップス3型、アウター4型、ワンピース1型、ボトム3型の全11型。保温性の高いキュプラ裏毛を使ったスタンドカラーのトラックジャケット(税込3万800円)と、ジャケットと同素材のレギンス(同2万4200円)、ゴールドウインが自社開発したリサイクル中綿素材“エナジーコクーン(ENERGY COCOON)”を採用したはっ水スカート(同4万1800円)、軽いタフタ素材と吸放湿性に優れたニットを組み合わせたドルマンスリーブのトップス(同3万5200円)など、運動時から街、部屋まで着られるアイテムを用意する。

 開閉でシルエットを変えられるファスナーをはじめ、複数の着こなしを楽しめるディテールも特徴。西崎デザイナーは「一見シンプルなラインアップですが、シャツやドレスの上から巻けるスカート、背面のファスナーを開けて着崩せるブルゾンなど、いく通りの着こなしが可能。新しい何かをスタートさせるなら、今が最適かもしれない。そう思えるような前向きさ、柔軟さ、凛々しさを描いてコレクションをつくりました」と語る。

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フランク・オーシャンの「ホーマー」と「プラダ」がコラボ ウインドブレーカーやリュックなど

 R&B歌手のフランク・オーシャン(Frank Ocean)によるラグジュアリーブランド「ホーマー(HOMER)」と「プラダ」が、コラボレーションコレクションを発表した。「プラダ」のウインドブレーカーとバックパック、ベルトバッグの3点を、「ホーマー」風にアレンジした4色で展開。イタリアで生産し、両ブランドタグが記されている。「ホーマー」のウェブサイトおよび完全予約制のニューヨーク店で限定販売する。キャンペーンは、タイロン・ルボン(Tyrone Lebon)が撮り下ろした。

 「ホーマー」は2021年8月に設立。12年にメジャーデビューして13年にはグラミー賞を受賞するなど、世界的人気を集めるフランク・オーシャンによるブランドだ。デビューコレクションでは、ジュエリーとシルクスカーフを手掛けた。ラボグロウンダイヤモンドや18金のゴールドを使用した。「プラダ」とのコレクション制作は今回が初めてだが、過去にフランク・オーシャンは「プラダ」のキャンペーンに登場している。今後もコレクション制作などを通して、両者はコラボを続ける予定だ。

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「ロダルテ」2022年春夏ニューヨーク・コレクション

 「ロダルテ(RODARTE)」が2022年春夏コレクションをニューヨークで発表した。

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「ロダルテ」2022年春夏ニューヨーク・コレクション

 「ロダルテ(RODARTE)」が2022年春夏コレクションをニューヨークで発表した。

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「マイケル・コース コレクション」2022年春夏ニューヨーク・コレクション

 「マイケル・コース コレクション(MICHAEL KORS COLLECTION)」が2022年春夏コレクションをニューヨークで発表した。

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大阪文化服装学院と在庫処分企業ショーイチがコンテスト型プログラム 若者と大人でファッションを考える

 大阪文化服装学院と、廃棄衣料を再活用するショーイチ(大阪、山本昌一代表)は、ファッションを再考・再価値化するコンテスト型プログラム「リシンク ファッション プログラム(Rethink Fashion Program)」 を今秋立ち上げる。

 同プログラムは、誰でも参加できる講義とコンテストの2部構成。大阪文化服装学院と、廃棄衣料を含む在庫処分サービスを長年行ってきたショーイチが協業することで、若者と大人が共にファッションを取り巻く現状を“再考する”機会を作ることが目的だ。実施期間は10月〜2022年1月を予定している。

 講義は週1回で、全5回。ファッション業界における課題や、サステナブルファッションに関する情報、廃棄衣料の活用の実践者からの講義を受講できる。参加費は学生が無料、社会人は1回2000円。

 コンテストの応募には、講義プログラム2回以上の参加が必須となる。チームを組んで作品作りとアイデアを発表し、選考委員が審査する。プログラム部門と学生部門の2部門を設け、コンテスト賞金はそれぞれ5万円を予定する。講義チケットはピーティックス(Peatix)から取得可能で、コンテストには応募フォームから10月11~11月7日にエントリーができる。

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「ダンヒル」銀座本店がリニューアル 限定アイテムも登場

 「ダンヒル(DUNHILL)」は、東京・銀座の路面店「ダンヒル銀座本店」の1階部分を9月18日にリニューアルオープンする。また同日発売の「シルバーマガジン(SILVER MAGAZINE)」では、同ブランドの2021-22年秋冬コレクションを特集。ブランドの過去、現在、未来が凝縮されたコレクションとなっている。

 リニューアル後の内装は、クリエイティブ・ディレクターのマーク・ウェストン(Mark Weston)のモダン&クリーンなデザイン哲学を反映。新設のラウンジスペースでは、英国紳士のアタッシュケースから着想したアイコンバッグである“ロックバッグ”などブランドの定番アイテムとともに最新のコレクションアイテムが用意され、試着をゆったりと楽しめる。

 今回のリニューアルに合わせて“ロックバッグ”の限定カラーや限定フレグランスの香水を発売。2〜3階の「ダンヒルバー」ではチョコレートやアフタヌーンティーのメニューも一新する。

問い合わせ先
ダンヒル
0800-000-0835

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BLACKPINKのLISA、初ソロ曲「ラリサ」着想の限定アパレルを発売

 ガールズグループBLACKPINKのLISA(リサ)は9月10日、初のソロシングル「ラリサ(LALISA)」と、これを着想源とした限定カプセルコレクションを発表した。

 コレクションは、フーディー、ジョガーパンツ、Tシャツ、バケットハット、トートバッグなどの10アイテムで構成されており、価格は30〜65ドル(約3200〜7000円)。BLACKPINKの公式オンラインショップで販売している。

 BLACKPINKのメンバーでソロ曲を発表したのは、JENNIE(ジェニー)、ROSE(ロゼ)に続き、リサで3人目。リサは2020年7月に「ブルガリ(BVLGARI)」のアンバサダーに就任しているほか、20年9月には「セリーヌ(CELINE)」の、20年10月には「M・A・C」のグローバルアンバサダーに就任。また、フランス国立モード芸術開発協会が主催する「ANDAMファッション・アワード(ANDAM Fashion Award)」の21年度の審査員を務めた。

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「ダイリク」2021-22年秋冬コレクション

 「ダイリク(DAIRIKU)」が2021-22年秋冬コレクションを発表した。

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ミラノコレは3分の2が現地でショー開催 「プラダ」はラフ・シモンズ参画後初のリアルショーを予定

 イタリア・ファッション協会(Camera Nazionale della Moda Italiana)は、9月21〜27日に開催される2022年ミラノ・ファッション・ウイークのスケジュールを発表した。ショースケジュールに掲載された63ブランドのうち、40組がリアル発表を予定。ウエアやバッグ、シューズなどのプレセンテーションや、カクテルパーティーなども計画されているが、コロナ禍での開催となる今季は招待客を限定して開かれることになりそうだ。また、イタリア政府の決定により、全てのイベントに参加するには、“グリーンパス”(ワクチン接種を終えていることやコロナからの回復済みであること、48時間以内に受けた検査で陰性だったことを証明するQRコード、正式名称は“EUデジタルCOVID証明書”)の提示が必要になる。

 リアルショーに向けて準備を進めているのは、ラフ・シモンズ(Raf Simons)が共同クリエイティブ・ディレクターに就任以来初のリアル発表となる「プラダ(PRADA)」をはじめ、キム・ジョーンズ(Kim Jones)による「フェンディ(FENDI)」「ジル サンダー(JIL SANDER)」「ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)」「ヴェルサーチェ(VERSACE)」「マックスマーラ(MAX MARA)」「ドルチェ&ガッバーナ(DOLCE & GABBANA)」「エトロ(ETRO)」「トッズ(TOD’S)」「サルヴァトーレ フェラガモ(SALVATORE FERRAGAMO)」「ミッソーニ(MISSONI)」「マルニ(MARNI)」「MSGM」「ヌメロ ヴェントゥーノ(NO21)」など。今季は、「モンクレール(MONCLER)」や「MM6 メゾン マルジェラ(MM6 MAISON MARGIELA)」、ファウスト・プリージ(Fausto Puglisi)がクリエイティブ・ディレクターに就任した新生「ロベルト カヴァリ(ROBERTO CAVALLI)」も、ショーを計画する。一方、「ディースクエアード(DSQUARED2)」や「エミリオ プッチ(EMILIO PUCCI)」「GCDS」「アンテプリマ(ANTEPRIMA)」「オニツカタイガー(ONITSUKA TIGER)」は、デジタルで発表する。

 対面でのプレゼンテーションを予定するのは、74ブランド中55ブランド。「ブルネロ クチネリ(BRUNELLO CUCINELLI)」や「ロロ・ピアーナ(LORO PIANA)」をはじめ、「ヘルノ(HERNO)」「ブルガリ(BVLGARI)」「ヴァレクストラ(VALEXTRA)」「バリー(BALLY)」「セルジオ ロッシ(SERGIO ROSSI)」「ジュゼッペ ザノッティ(GIUSEPPE ZANOTTI)」などが名を連ねる。また、ファッション・ウイーク期間外のコレクション発表に移行した「グッチ(GUCCI)」は、25日に「ヴォールト(VAULT)」と題したスペシャルイベントを開催予定。「ポメラート(POMELLATO)」はアイコニックな“ヌード(NUDO)”コレクションの20周年を祝うカクテルパーティーを開く。さらに、ファッションラインを刷新し、6月に初のランウエイショーで披露した「フェラーリ(FERRALI)」は、ミラノ旗艦店のオープニングパーティーを行う予定だ。

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仏発「オルラーヌ」が初のエシカル発想のクリーム発売

 フランス発エイジングケアコスメ「オルラーヌ(ORLANE)」は10月1日、プレエイジング向けライン“アナジュネーズ”から90%以上天然由来成分配合のデイ&ナイトクリーム“ピュア ディフェンス ケア”(50mL、税込み9900円)を直営店や化粧品専門店などで販売する。同ブランドが90%以上の天然由来成分を配合した製品を扱うのは初めて。

 同ブランドは1946年にフランスで誕生し「肌の再教育」をコンセプトにエイジングケア製品を扱う。“アナジュネーズ”はエイジングサインが気になり始めた若い世代に向けたラインで、科学技術を応用した有用成分を配合している。その中で“ピュア ディフェンス ケア”はターゲット層が環境問題に関心が高いこともあり、エシカル発想でクリーンビューティ処方にこだわった。

 有用成分としてエコサートオーガニック認証を取得した保湿成分のインペラトリア葉エキスを採用。そのほか、有機農法やフェアトレード、輸送がかからないアルプスで調達したエシカルな原料を配合する。肌へのやさしさを考慮し、パラベンやフェノキシエタノール、鉱物油は使用していない。これらにより、環境による肌ダメージから保護し、明るく滑らかな肌をかなえる。容器はリサイクル可能で、環境に配慮した取り組みを具現化したアイテムとなっている。

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「ゴキブリのように生きてやる」20代で8億の借金を背負っても「めげない」前向きオジさん。どことなく「清原」似?

 千葉と東京・人形町などで20店ほどの居酒屋などを展開する株式会社バンズダイニング(本社:東京都千代田区)。塙良太郎社長は、20代で父の事業を受け継ぐが、ふたを開けると会社は借金まみれ。それでもめげずに努力を積み重ね、現在の地位を築いた。とにかく前向きで明るいのだ。
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巨大蛇に肉ドレス 「VMA」の過去の奇抜なファッションを写真で振り返り

 米MTVは、2021年の「ビデオ・ミュージック・アワード(MTV VIDEO MUSIC AWARDS以下、VMA)」授賞式をニューヨークのバークレイズ・センター(Barclays Center)で9月12日(現地時間)に開催する。

 授賞式はドージャ・キャット(Doja Cat)が司会を務め、ジャスティン・ビーバー(Justin Bieber)、オリヴィア・ロドリゴ(Olivia Rodrigo)、リル・ナズ・X(Lil Nas X)、カミラ・カベロ(Camila Cabello)、ショーン・メンデス(Shawn Mendes)らがパフォーマンスを行う予定だ。今年はジャスティンが7部門の最多ノミネート、BTSが「最優秀楽曲賞(SONG OF THE YEAR)」を含む5部門にノミネートされている。

 過去の授賞式ではブリトニー・スピアーズ(Britney Spears)が巨大蛇を抱えてパフォーマンスしたり、レディー・ガガ(Lady Gaga)が本物の肉のドレスで登場したりと、「VMA」はパフォーマーと来場者の奇抜な衣装でも知られている。ここでは、1980年代から近年までの過去の「VMA」のアイコニックなファッションを振り返る。

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「ロクシタン」の2021年ホリデーコレクションは限定の香り3種をラインアップ アドベントカレンダーも登場

 「ロクシタン(L'OCCITANE)」は2021年のホリデーコレクションを10月27日から発売する。コンセプトは“想いを届けるギフトファクトリー”。プロヴァンスの森で見つけたとっておきの香りを収穫、抽出して、3つの限定の香りを展開する。

 10月27日発売の“フルーティフィグシア”シリーズは、いちじくの実の芳醇さに森の花や木々の香りがとけこんだフルーティな香り。“フルーティフィグ シア シャワークリーム”(250mL、税込3190円)や“同 スノーシア ボディクリーム”(200mL、税込5390円/125mL、4290円)などがそろう。さらにブランドのベストセラーアイテム24個がミニサイズになって詰まった“アドベントカレンダー2021”(税込9350円)が登場する。

 11月17日発売の“ジャスミンローズ”シリーズは、プロヴァンスを象徴するローズとジャスミンのみずみずしい香り。“ジャスミンローズ オードトワレ”(50mL、税込6820円)や、“同 ジェリーフレグランス”(10mL、税込1980円)、“同 ネイルオイル”(7.5mL、税込2530円)などを用意する。

 12月8日発売の“フローラルコットンシア”シリーズは、コットンのように優しく包み込む心温まる香り。“フローラルコットン シア リップバーム”(12mL、税込1980円)や、“同 ネイルオイル)などをラインアップする。

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「サボン」から洗い流さないヘアトリートメント 夜の集中保湿ケアに

 「サボン(SABON)」は9月16日、洗い流さないヘアトリートメント“オーバーナイトヘアミルク”(全2種、各100mL、各税込3630円)を発売する。ノンシリコン処方でライトなテクスチャーが特徴。ローズとジャスミンをベースにした2種の香りをそろえる。

 同製品は、紫外線や冷房による乾燥、汗による蒸れなど夏の間に受けた髪ダメージに潤いを与えて補修。アミノ酸など美容成分を豊富に含むオーガニックホホバオイルや潤い成分のスクワランなどを配合し、しなやかでまとまりやすい髪に導く。夜の集中保湿ケアや日中の乾燥ケアとしても使える。

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エコブランド「こけびー」からミツロウエコラップ“曼陀羅ラップ”が登場

 エーアイワイ・オーストラリアは、プラスチックフリー製品の販売や啓もう活動を行うエコブランド「こけびー(KOKEBEE)」から、ミツロウエコラップ“曼陀羅ラップ”(2枚組、税込3850円)を発売した。

 オーガニックで無漂白の麻の布地に、ミツロウとオーガニックオイルのブレンドを染み込ませた、抗菌・柔軟・密着性に優れた食品保存用ラップ。食品の鮮度とおいしさを長持ちさせるだけでなく、地球環境に負荷をかけない。

 くたびれてきてしまった場合、アイロンやオーブンで優しく温め直してミツロウを少し溶かせば、再生させることも可能。洗って繰り返し使用することができ、不要になった際は庭の片隅などに埋めるだけで土中にて分解され、土に還すことができる。

 石油を原料とするプラスチック製の食品ラップを同ラップで代替することで、廃プラスチックの焼却処理に伴うCO2の排出を抑えることが可能だ。

 “曼陀羅ラップ”は、同社の5周年を記念した新製品。曼陀羅デザインに関して、「製品一つ一つに、私たちが手作業で心を込めて曼陀羅を刻印した。曼陀羅には昔から、心をストレスから解放してリラックスさせ、幸せな自分を取り戻す効果があるといわれている。忙しい毎日の中、どこにいても、ふと自然と触れるような心の安らぎを感じていただければ、という思いを込めた」とブランド担当者は話す。

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「モロッカンオイル」初の日本オリジナル処方 新シャンプー&コンディショニングトリートメントが誕生

 アルガンオイル配合のヘアケア製品を展開する「モロッカンオイル(MOROCCANOIL)」は、“エアリーモイスチャー シャンプー&コンディショニングトリートメント”(250mL、税込3080円/200mL、税込3300円)と“インテンスモイスチャー シャンプー&コンディショニングトリートメント”(250mL、税込3080円/200mL、税込3300円)を10月1日より順次発売する。全国の取り扱いヘアサロンで展開し、65mLのミニサイズはアットコスメ公式通販サイトとアットコスメトーキョーで取り扱う。

 今回ブランドとして初めて洗髪習慣がありシャンプーへのこだわりが強いアジア人のヘアケアニーズに着目して日本で開発。多くの人が乾燥に悩んでいることから保湿ケアにフォーカスし、湿気や乾燥といった気候条件や一人一人の髪質・コンディションなど、あらゆる悩みをカバーするために処方を追求した。

 “エアリーモイスチャー”タイプは潤いながらも軽い感触でサラサラとした仕上がりに、“インテンスモイスチャー”タイプはしっとりと滑らかな艶髪に整える。両タイプともに、アルガンオイルと、3種のヒアルロン酸を含むヒアルロン酸カスケード、植物性のタンパク質を配合。さらに日本をほうふつとさせる成分として、“エアリーモイスチャー”タイプには髪をソフトでしなやかな状態に保つ働きのあるモモ葉エキスを、“インテンスモイスチャー”タイプには髪のダメージを和らげると言われるウメ果実エキスを配合する。

 髪質や悩み、仕上がりのスタイルに応じて“エアリーモイスチャー”タイプと“インテンスモイスチャー”タイプのシャンプーとコンディショニングトリートメントを組み合わせて使用することも可能。ブランドを代表する人気アイテム「モロッカンオイル トリートメント」とのコンビネーション使いもおすすめする。

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「ローラメルシエ」の2021年ホリデーは豪華絢爛な大舞踏会をイメージ 全20種が登場

 「ローラメルシエ(LAURA MERCIER)」は2021年ホリデーコレクションを10月6日から順次発売する。フランスの伝統文化からインスピレーションを受けた神秘的かつ優美なコレクションに仕上げた。豪華絢爛なボールルームで繰り広げられる幻想的で美しい舞踏会の雰囲気を全20種のアイテムに落とし込んだ。

 第1弾は10月6日発売。発光するように輝く仕上がりのルースセッティングパウダー“トランスルーセント ルース セッティング パウダー ライトキャッチャー”(全3色、各税込5280円)と、人気のブラシコレクションから5本を厳選した“ストローク オブ ミッドナイト ブラシ コレクション”(税込8800円)がそろう。

 第2弾は10月20日発売。アイラインやハイライト、アイシャドウにも使えるマルチースースな使いやすさが好評のキャビアスティックのミニサイズをセットにした2種のコレクションが登場する。ピンクニュアンスのヌードカラー3色がそろう“ローズグロウ リフレクションズ キャビアスティック トリオ”(税込3740円)と定番人気のヌードカラー3色をセットする“シマー アンド グロウ キャビアスティック トリオ”(税込3740円)をラインアップする。そのほか、潤いに満ちた艶やかな唇へと導く“リップ ルミエール ルミナス シアー リップティント”(全3色、各税込4290円)なども用意する。

 第3弾は11月3日発売。高揚したような血色感とエネルギッシュな艶感を演出する“ファースト ボール チーク パレット”(税込7040円)や、ブランドで最も人気の香りアンバーバニラをフルラインで試せるボディーケア“グランド インダルジェンス アンバーバニラ コレクション”(税込9900円)などをラインアップする。

 さらに第4弾として、12月1日からアットコスメ ショッピング限定でチークパレットやアイカラーなど5種を展開する。

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「バルミューダ」から新作コーヒーメーカーが登場 新商品で淹れたコーヒーで1日が始まりワインで終わる寺尾社長の素顔に迫る

 「バルミューダ(BALMUDA)」から新製品コーヒーメーカー“バルミューダ ザ・ブリュー(以下、ザ・ブリュー)”が登場した。寺尾玄バルミューダ社長兼チーフデザイナーから直々にそのプレゼンテーションが受けられるということで、東京・武蔵境のバルミューダ本社へ向かった。会場はオフィスの一角で、至ってリラックスした雰囲気。新作“ザ・ブリュー”などが置かれた空間で寺尾社長のプレゼンテーションが始まった。ここでは、新作の開発秘話や寺尾社長の素顔などを紹介する。

WWD:コーヒーメーカーを開発したきっかけは?

寺尾玄バルミューダ社長兼チーフデザイナー(以下、寺尾):“バルミューダ ザ・トースター”の第2弾として発売しようと考えたのが約6年前。頓挫しては復活したが結局、うまくいかず商品化はできないと思っていた。ところが、コーヒーマニアの太田剛平エンジニアが入社して流れが変わった。面白い方法で開発できればと思ったが結局中止。だが、太田君は自宅で研究を続けて新しい方法を見つけた。そしてテイスティングしてみたら「これは、おいしい」と商品化することにした。製品化まで約2年半かかり完成した今では、私自身、「バルミューダ」の製品の中で一番使うものだ。

WWD:どのような製品か?

寺尾:プロポーションへこだわり、縦長で幅はできるだけ狭くした。なぜなら、日本の家庭のキッチンは、奥行きはあるが幅がないから。今までキッチン家電を手がけてきたが、“ザ・ブリュー”は佇まいにエレガンスがあり、モダンクラシックの完成形だと思う。バリスタが使う“王道”の円錐型ドリッパー、真空二重構造のサーバー、ウオータータンクから構成されるオープンドリップ方式を採用。抽出のためにお湯を注ぐ注湯口が2箇所あり、1つはコーヒーを抽出するため、もう1つは最後に仕上げの加水をするバイパス注湯の役割を果たす。この2つの注湯口がストロングでクリアな味わいを生み出す。コーヒーの抽出は、適切な湯量と温度が大切。後半になるとコーヒーの雑味やえぐみ、渋みが出てくるからだ。それらが出ないタイミングで抽出をやめてお湯で濃く出たコーヒーをちょうど良い濃度に割るという方式だ。モードは、ホットがレギュラーまたはストロング、アイスの3つ。どんなコーヒーでも“ザ・ブリュー”で淹れるとその最高の味を引き出せる。

デザインと味のクオリティーの妥協は一切なし

WWD:開発するのに苦労した点は?

寺尾:商品化のスタート地点はビジョンから。家電の役割は誰もが簡単においしさなどの感動体験を提供するのが役割だと思っている。だから、理想形を思い描いてその再現性をひたすら高める。抽出するための穴の数から、各パーツの距離などベストな組み合わせに辿り着くまでに何度も実験を繰り返した。それは常に行っていることだが、“ザ・ブリュー”では、デザインと味のクオリティー両方を落とさず商品化するという点が一番のチャレンジだった。コストダウンは製品開発につきもの。だが、“ザ・ブリュー”は、どれも妥協できず貫き通した。

WWD:エスプレッソからサードウェーブまでさまざまなコーヒーがあるが?

寺尾:コーヒーは香ばしさや華やかさを味わえる飲み物。そのおいしさは熱を加えることでおいしくなるメイラード反応によるもので、香ばしいトーストや焼肉などと同じ。メイラード反応による香ばしさの記憶が人間のDNAに刻み込まれているから人々はコーヒーを欲するのだと思う。“ザ・ブリュー”では、さまざまなコーヒーの中でも誰もがおいしいと感じるピュアでポップなコーヒーを目指したつもりだ。

WWD:今後の予定は?

寺尾:今までの5年間はキッチン家電をつくってきて、“ザ・ブリュー”という完成形ができた。11月に携帯電話を発売予定だ。1日一番使うもので、より便利なものがつくれればと思っている。

宝物は「バルミューダ」なぜなら、ドラえもんレベルだから

WWD:典型的な1日のスケジュールは?

寺尾:1日は朝“ザ・ブリュー”のコーヒーで始まり、ワインで終わる。会社ではミーティングがほとんどで、それは試合のようなもの。いかに短く言い早く終わらすかが勝負だ。ほかデザインや文章などに時間を費やしている。

WWD:自身のファッションスタイルを表現すると?

寺尾:ミュージシャンっぽくあろうとしている。スーツは持っていないし、ネクタイも白と黒1本ずつ。

WWD:座右の銘は?

寺尾:ライフ・イズ・ショート。それが行動のもとになっている。母が亡くなったときに身をもって感じた。生きているから、おいしいものを食べることができるし、楽しい話もできる。

WWD:愛読書は?

寺尾:シャーロックホームズ。本を読まないと眠れないので、よく読む。私は、武蔵境のシャーロックホームズと呼ばれている。なぜなら、シャーロックホームズは現象を観察し推理して事件を解決する。われわれがしていることも同じで、事件の解決がビジョンの実現に置き換わっただけだ。

WWD:休日の過ごし方は?

寺尾:朝、コーヒーとIPA(ビール)を飲み、「今日も飲むぞ!」とスタート。午後はボクシングに行って、夜は赤ワインを飲む。ナパやボルドーが好き。飲む理由は、単に酔っ払いたいわけではなく、頭の強制終了が必要だから。そういう意味では、常にアルコール消毒しているかも(笑)。

WWD:料理は?

寺尾:週に3〜5回する。平日は夕飯、休日は昼と夜両方つくる。得意料理はペペロンチーニで76点くらい。たまに、包丁で手を切って痛い思いもするが腕は上がっていると思う。

WWD:尊敬するアーティストは?

寺尾:ミュージシャンだとキース・リチャーズ(Keith Richards)、ブルース・スプリングスティーン(Bruce Springsteen)、作家ではガルシア・マルケス(Garcia Marquez)やウンベルト・エコー(Umberto Eco)、アーネスト・ヘミングウェイ(Ernest Hemingway)。

WWD:自身の宝物は?

寺尾:「バルミューダ」。世の中にない欲しいものをつくれるから。ドラえもんレベルだと思っている。

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「ゾゾタウン」がシトウレイ、奈良裕也らが手掛けた「リーバイス」発売 顧客体型データを分析したサイズ展開

 「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」は5人の著名人がデザインをカスタムした「リーバイス(LEVI'S)」のジーンズを発売する。

 従来のSMLサイズではなく、100万件以上の顧客体型データ分析のもと数十サイズを用意する“マルチサイズ”で展開する。9月15〜27日に受注し、2022年1月上旬以降に発送する。

 デザインを手掛けたのは、フォトグラファーのシトウレイやヘア&メイクアップアーティストの奈良裕也、ファッションアドバイザーのMB、グラフィックアーティストのバックサイドワークス(Backside works.)、モデルの横田ひかる。

 シトウレイが手掛けたジーンズ(税込2万900円)は自身が上京して初めての夏休みに友人とリメイクしたものを忠実に再現。奈良裕也はダメージ加工を施した黒のスキニージーンズ(同1万5400円)。バックサイドワークスは着物姿の女性をプリントし(同1万6500円)、MBは裾をカットしスラックス調に仕上げて古着風の加工を施した(同1万3200円)。横田ひかるはハートの刺繍など加えたハイウエストジーンズ(同1万4300円)を発表した。

 生産は国内工場で行う。購入は各サイズ1人1点までで、バックサイドワークスのジーンズは100着限定の抽選販売だ。

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“ほぐピラ”の星野由香が手掛ける毛穴ケアの美容液発売

 パーソナルトレーナーの星野由香が手掛けるセルフケアブランド「エカト(EKATO.)」は9月18日、毛穴悩みにアプローチし引き締まったフェイスラインをかなえる先行型美容液“バイタルセラム”(30mL、税込6050円)を公式サイトで発売する。

 同製品は、たるみ毛穴や開き毛穴に効果が期待できるビタミンCを7%配合。そのほか、フェイスラインを引き締めるVシェイプ成分を3%配合した。また、セラミド3種やコラーゲン2種、ナイアシンアミドも加え、潤いのある肌をかなえる。

 「エカト」は2020年に誕生。ボディーメイクのスペシャリストで、独自メソッド“ほぐピラ”を提唱する星野由香がプロデューサーを務める。体の視点からも美を研究し、スキンケアとボディーケアの両面からアプローチすることで揺るぎない美を提供する。これまで炭酸ガスパックやボディーミストなどを展開。原料は日本産にこだわり、全製品に日本由来の美容成分を配合し最先端の処方を採用している。また、売り上げの一部を自然環境保護団体に寄付する支援活動を実施し、持続可能な環境作りにも貢献する。

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「ルシアン ペラフィネ」2021-22年秋冬コレクション

 「ルシアン ペラフィネ(LUCIEN PELLAT FINET)」が2021-22年秋冬コレクションを発表した。

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「ルシアン ペラフィネ」2021-22年秋冬コレクション

 「ルシアン ペラフィネ(LUCIEN PELLAT FINET)」が2021-22年秋冬コレクションを発表した。

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「アテニア」がINTO1の賛多をアジア アンバサダーに起用 目もと美容液を第2の柱に育成

 「アテニア(ATTENIR)」はこのほど、目もと用美容液“アイ エクストラ セラム”のアジア アンバサダーに中国で人気のボーイズグループ INTO1(イントゥーワン)の日本人アイドル賛多(SANTA)を起用した。中国事業拡大に向け、ブランド認知拡大や製品認知、新規顧客獲得を狙う。

 8月下旬に賛多公式Weiboでプロモーションムービーを配信したところ、PV600万回以上、転送100万回以上の反響があった。その後、アテニア公式インスタグラムやツイッターでも配信し高評価を得ている。今後は“アイ エクストラ セラム”を、ブランドを代表するクレンジングオイル“スキンクリア クレンズ オイル”に次ぐ第2の主力商材として育成し、新客獲得を目指しプロモーションを実施する。

 「アテニア」は2019年8月に中国越境EC事業を本格展開。KOLを起用したプロモーションが奏功し、“スキンクリア クレンズ オイル”をはじめとするクレンジングカテゴリーの活性化に成功。 21年度のクレンジングの卸売り上げは、20年度の約3倍を見込む。先月には中国版ティックトックの抖音(ドウイン)店をオープンするなど、中国市場の拡大を図っている。

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「ロクシタン」がスヌーピーとコラボ ベビーシリーズも

 「ロクシタン(L'OCCITANE)」は9月29日、スヌーピーとコラボしたシリーズを限定発売する。昨年初めて登場した同コラボレーションは大きな話題を集め、即完売。人気のあまり、今回再登場することになった。「ロクシタン」を代表する“シア”シリーズと、赤ちゃんにも使える“シアベイビー”シリーズでコラボする。

 “シア”シリーズは、ハンドソープやハンドローション、保湿バーム、ハンドクリームが登場し、それぞれにスヌーピーのキャラクターのモチーフを施している。コラボを記念した限定キットも多数用意する。“シアベイビー”シリーズには、シャワーフォーム、モイスチャーミルク、クレンジングウオーターに、“スヌーピーベイビー”のイラストを描いた。出産祝いなどのギフトにも最適なセットも登場する。

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フィリップ・リムの「洋服づくりに罪悪感は不要」に感動 地球の裏側からNYコレ鑑賞記 Vol.1

 ウィズ・コロナ生活が始まって早1年半。この間、ファッション・ウイークは必然的にデジタル開催を強いられましたが、「SNSでバズらない」や「バイヤーやメディアが、新しいブランドを探せない」などの課題が露わになりました。そのせいか(!?)、2022年春夏シーズンは「ガマンできない!」と言わんばかりにリアルショーを再開するブランドが続々。この記事にある通り、ニューヨークでは、ほとんどのブランドが何らかの形でリアルイベントを再開します。でも、日本にいる私たちは、未だかつてのような取材が再開できません。そしてブランドのいくつかは、「どうせ日本から人は来ない」と割り切り、現地在住の日本メディアの関係者さえ門前払いだそうです(泣)。「このままでは、イカン!!」。そう思い「WWDJAPAN」は、地球の真裏にある日本から引き続き情報発信。リアルショーの再開に伴いデジタル取材は難しくなりそうですが、ブランドのオウンドメディアやSNS、YouTube、そして米「WWD」の記事を見ながら、ウィズ・コロナ&アフター・コロナのファッションウィークの片鱗を探します。

「プロエンザ スクーラー」

・リアルショーを編集して後日配信
・全38ルック

 「プロエンザ スクーラー(PROENZA SCHOULER)」は、2022年春夏コレクションのファッションショーをハドソン川に浮かぶ人工島リトル・アイランドで開催しました。屋外ではあるけれど、会場はまぁまぁ“密”。ソーシャル・ディスタンシングの面影は見えず、ゲストはほとんどノーマスク。見る限り、フロントローでマスクをしているのは1人だけでした。ワクチンの接種率は、日本がアメリカを猛追してそろそろ追いつく頃ですが、こんなにマスクなしで大丈夫なのかな?国民感覚の違いを感じます。

 肝心のコレクションは、迫力あるジャケットやフリンジが垂れ下がるドレスなど、従来より幾分シンプルですが、ジャック・マッコロー(Jack McCollough)とラザロ・ヘルナンデス(Lazaro Hernanderz)が得意とするスタイル。ジャケットもドレスも、ウエストにかけてほんのりカーブする砂時計のようなシルエットが特徴です。そこにレイの首飾りや、フリンジのディテール、ネオプレン素材のサンダルなど、ほんのちょっぴり南国のムードを漂わせます。2人は6月に22年のリゾート・コレクションを発表した後、久しぶりにハワイのカウアイ島を訪れたそう。なるほど、そこで得た刺激を、ほぼ完成していたコレクションにアクセサリーやディテールの形で加えたんですね。ハワイ、羨ましいなぁ(笑)。

 とは言え、コレクションは夕焼けを思わせるオレンジを除くと、ブラックやグレーを基調としたモノトーン。旅にぴったりのスタイルを、都会のカラーパレットで表現したように見えます。このスタイルは、街で暮らす女性に捧げたのか?それとも、そんな女性の旅に寄り添うものなのか?きっと、答えは「両方」なのでしょうね。だって今はまだ、半年先なんてわからない時代。自由に旅ができるようになれば嬉しいけれど、来年の春、それが許されているかは不透明です。そんな曖昧な時代に捧げるスタイルのように思えました。ジャック・マッコローは、「まだまだ危うげな、新時代の自由を祝いたかった」と話したそうです。

「3.1 フィリップ リム」

・ビジュアルを配信
・全31ルック

 「3.1 フィリップ リム(3.1 PHILLIP LIM)」は、写真で最新コレクションを配信。今シーズンは柔らかな素材をタッキングして、まるで花のつぼみのようなシルエットを生み出しました。ハイウエストのプリーツスカートには、ウエスト周りに優雅なラッフル。トレンチコートのガンフラップも、生地を重ねて花のようなシルエットです。モノトーンの実用的なスタイルとコントラストをなすのは、チューリップのピンクやマリーゴールドのオレンジのような花の色合い。デザイナーのフィリップ・リムは、ニューヨーク州の北部にある、花とハーブがいっぱいという自宅の庭にインスパイアされたと言います。

 オーバーサイズや柔らかな生地使いでリラックスムードにあふれているのは、「プロエンザ スクーラー」同様かそれ以上です。

 花々にインスパイアされたのは、フィリップの心の中で高まるサステナブルへの想いゆえでもあります。彼は今シーズン、「(花が咲く)土をキレイにしたい」との想いを込め、リサイクル素材や天然由来の原材料を多用。「身近にあるモノや人と働けば、余計な二酸化炭素の排出も避けられる」と、過去のコレクションに用いた残反も積極的に使いました。「庭を見ると、いつも思い出すよ。僕らには、色、さまざまなテクスチャー、そして、美しい花にとって欠かせない土のような、確固たる基盤が必要なんだってね」とフィリップ。「(貴重な資源を使い)洋服を生み出し続けることに罪悪感を抱く必要はないよ。常に、『どうしたら、土をキレイなままに、もしくは元どおりキレイな状態に戻すことができるか?』を考え続ければいいんだ」との言葉には、なんだか励まされます。

「モスキーノ」

・リアルショーをライブ配信
・全49ルック

 「モスキーノ(MOSCHINO)」は今シーズン、ニューヨークでコレクションを発表しました。ジェレミー・スコット(Jeremy Scott)がアメリカを拠点にしているから、かな?ショーは、雨降る中の屋外(涙)。かつてのNYファッション・ウイークの公式会場ブライアントパークは、晴れていたらきっと気持ちよかったし、“ランチを楽しむ女性たち(Ladies who lunch)”というテーマにピッタリの環境だったでしょう。悲しいけれど、屋外の方が何かと安心なご時世です。

 コレクションは毎回笑わせてくれますが、今回は明るいパステルのカラーパレットに、可愛らしい動物のモチーフ。まるで子どもの夢の世界をそのまま洋服で表現したようです。クロップド丈やミニ丈が中心のジャケットやスカートは、いずれもスカラップドヘムで可愛らしさ3割増!!ポケットやボタンは、でっかいハート柄です(笑)。動物は、後半になるとますます巨大化。ゾウの頭から耳にかけての曲線をバストラインに見立てたチューブトップタイプのドレスなどは、カラフルな動物をコラージュしてドレスに仕立てたようです。

 ショーには中盤、電動車いすのモデルが現れました。堂々の“ウォーキング”に、映像からもゲストの多くが拍手している様子が伺えます。プラスサイズモデルも、パステルピンクのトレンチコートでラブリーながら威風堂々です。車いすモデルは、フィナーレではジェレミーと登場しました。

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ビジュアルにDISH//が登場 「ニューバランス」の“237”に新色

 「ニューバランス(NEW BALANCE)」は、最新モデル“237”の新色を発売し、キャンペーンビジュアルにダンスロックバンドDISH//の北村匠海、矢部昌暉、橘柊生、泉大智を起用した。シューズの新色は全4色で、サイズはユニセックスに対応した22.5~29㎝をそろえる。価格は税込1万340円で、一部の「ニューバランス」取り扱い店舗と公式オンラインストアで扱う。

 “237”は、1980年代に発売した“420”“1300”“ゲイター(GATOR)”の3モデルから着想したシューズで、細身のシルエットと異素材を組み合わせたアッパーのデザインが特徴だ。70年代のアーカイブモデルに見られる大きな“N”ロゴも取り入れた。

 DISH//は2011年12月に結成した4人組ダンスロックバンド。メンバーはバンド活動のほかに俳優やモデルなど個々の活動も行っており、リーダーの北村匠海は「ランバン オン ブルー(LANVIN EN BLEU)」のアンバサダーを務めている。

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ポップアップは、どこまでサステナブルになれるのか?! Part2「私の33年目のサステナブル」Vol.27

 以前のコラムでお伝えしたように、私のブランド「パスカルマリエデマレ(PASCAL MARIE DESMARAIS.以下、PMD)」にはポップアップショップの機会が多い。そんな時は、スクラップ・アンド・ビルドが避けられない空間作りにおいてもゴミをなるべくゼロに近づけるなど、サステナブルな作り方を意識している。下北沢でのポップアップストアが幕を閉じて今チャレンジしているのは、渋谷のミヤシタパークで10月10日まで営業中のポップアップ。今回は、什器のアップデートを試みた。

 1つのブランドは、同じ什器を使い続ける場合が多い。もちろんそれも素晴らしいが、結果生まれる“あまり変わらない空間”はデザイン性が欠けがちだ。お客様にはブランドの成長と、毎回の様変わりを楽しんでほしい。そう思い、私たちは什器をアップデートした。

 前回の催事では、廃棄になるはずだった木製パレットを台やテーブルとして無造作に積み重ねた。「重たい什器は、女性スタッフだけでは動かせない」「上から吊り下げることは難しい」「期間中、さまざまに使いたい」「スタッフが座っても気にならない」「洋服のみならず、今後はアートも飾りたい」ーー。前回の問題を全て解決すべく、今回は9枚のパレットを使って移動式のパネル3枚を制作。ロックを外せば力を入れなくても移動できるパネルは、期間中頻繁にディスプレイを変える「PMD」にはぴったりだった。パレットの板をランダムに取り付けたカンジもちょうど良い。フックをつければ、額やポールなどを両面にディスプレイできる。最強の“リユース什器”が完成した。

 ここまで什器の形を毎回進化させると、その度に自分自身のサステナブルへの挑戦のモチベーションがまた上がる。ちなみに今回は、余った材料でブランドロゴ入りのハイチェアまでできた。今後は、家具のレンタルも考えたい。

 今回のポップアップのテーマは、ショップのウィンドーに大きく書いた「地球は汚れてしまった。この街はどう?」という強いメッセージ。そこに可愛らしいプラスティックモンスターのキャラクターを描いた。お客様が「何事か?」と足を止めてくださり、身の回りの一つ一つからサステナブルなアクションをとって欲しいという願いを込めた。是非一度、進化していく「PMD」の空間へのチャレンジを体感して欲しい。

■「パスカルマリエデマレ」ポップアップストア
住所:東京都渋谷区神宮前6-20-10 MIYASHITA PARK South 1F S110区画
期間:10月10日まで
時間:11:00~20:00

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豊島傘下のエンメが新メンズブランド「コロン」の展示会を開催 イタリア服に疲れた40~50代を狙う

 繊維商社の豊島傘下で、輸入代理業やオリジナルの革小物ブランド「ラルコバレーノ(L'ARCOBALENO)」、OEMなどを手掛けるエンメ(東京、平能孝信社長)は、2022年春夏から、同社にとって初のメンズアパレルブランドとなる「コロン(COLON)」をスタートする。デビューシーズンはシャツ12型とパンツ15型を用意し、中心価格帯は税込2万円台中盤から後半。販路として、セレクトショップのドレス部門や百貨店の自主編集売り場などを見込む。

 小峰明彦プランニングディレクターは、「標ぼうするのは、セレクトショップのオリジナル以上、インポート未満。トレンドのビッグシルエットは意識しつつも、あくまで大人が上品に着られる商品を提供する」と話し、イタリア服に疲れた40~50代を狙う。その層にデイリーに着てほしいと、素材も「中の上」を用いる。シャツは熊本、パンツは秋田のドレス工場で生産し、パターンメーキングにより「肩やウエストで着たり、はいたりすることで、すっきり見せられる」という。

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「ビンテージ」は“ただの古着”じゃない? “めんどくさい”新米2人によるポッドキャスト連載:考えたい言葉 vol.5

 「WWDJAPAN」ポッドキャストシリーズの新連載「考えたい言葉」は、2週間に1回、同期の若手2人がファッション&ビューティ業界で当たり前に使われている言葉について対話します。担当する2人は普段から“当たり前”について疑問を持ち、深く考え、先輩たちからはきっと「めんどうくさい」と思われているだろうな……とビビりつつも、それでも「メディアでは、より良い社会のための言葉を使っていきたい」と思考を続けます。第5弾は、【ビンテージ】をテーマに語り合いました。「WWDJAPAN.com」では、2人が対話して見出した言葉の意味を、あくまで1つの考えとして紹介します。

ポッドキャスト配信者

ソーンマヤ:She/Her。入社2年目の翻訳担当。日本の高校を卒業後、オランダのライデン大学に進学して考古学を主専攻に、アムステルダム大学でジェンダー学を副専攻する。今ある社会のあり方を探求すべく勉強を開始したものの、「そもそもこれまで習ってきた歴史観は、どの視点から語られているものなのだろう?」と疑問を持ち、ジェンダー考古学をテーマに研究を進めた。「WWDJAPAN」では翻訳をメインに、メディアの力を通して物事を見る視点を増やせるような記事づくりに励む

佐立武士(さだち・たけし):He/Him。入社2年目、ソーシャルエディター。幼少期をアメリカ・コネチカット州で過ごし、その後は日本とアメリカの高校に通う。早稲田大学国際教養学部を卒業し、新卒でINFASパブリケーションズに入社。在学中はジェンダーとポストコロニアリズムに焦点を置き、ロンドン大学・東洋アフリカ研究学院に留学。学業の傍ら、当事者としてLGBTQ+ウエブメディアでライターをしていた。現在は「WWDJAPAN」のソーシャルメディアとユース向けのコンテンツに注力する。ニックネームはディラン

若手2人が考える【ビンテージ】

 ファッション業界で「ビンテージ(vintage)」は、時間が経っても需要が増えたり保持されたりし、「今の時代でも通用する年代物」を表す。“誰かが一度着た服”やシーズンを過ぎた洋服の価値は下がるのが一般的だが、さまざまな要因によって需要を落としていないもの。ブランドものの希少価値の高い古着や、レザーやジーンズなど履きこなされるほど趣が出るとされているものが該当する。

 ワインのための「ぶどうの収穫」を意味するラテン語が派生し、「出来の良い年のワイン」を意味する言葉に。毎年の出来が良いわけではないことから、その年の新鮮なものより過去の樽の方が高値がつくヨーロッパの文化的背景から生まれた言葉がワイン以外の服などに使われるようになった。

 英語圏では単に“古いもの”に対して使うことも多く、値段やブランドを問わず古着を「ビンテージ」と呼ぶが、日本では誰かが袖を通しただけの“ただの古着”と区別され、よりプレミアムな印象を与える傾向がある。しかし、下北沢などで売られるビンテージから切り離される“ただの古着“の多くも、リサイクルショップなどで元値より大幅に安くなった価格で販売される中古品に比べると、高級である。これには日本で流通する古着は“お洒落”なイメージのあるアメリカやヨーロッパから買い付けたものが多いため、付加価値などが加わり国内の二次流通より高くなるという背景がある。日本オリジナルのビンテージの1つには、大正〜昭和初期の国内のファッションアイテムなどを扱う、現代の“モダンガール・モダンボーイ御用達”の「東京蛍堂」などがある。

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BLACKPINKのJENNIEが「カルバン・クライン」の広告に アンダーウエアスタイルを披露

 カルバン・クライン(CALVIN KLEIN)は、「カルバン・クライン ジーンズ」と「カルバン・クライン アンダーウエア」の2021年秋グローバルキャンペーンに、ガールズグループBLACKPINKのJENNIE(ジェニー)を起用した。ウエストバンドにロゴが入った定番のアンダーウエアを着用したほか、アームに“CALVIN KLEIN JEANS”のロゴが付いたデニムジャケットをまとったスタイルも披露した。

 そのほか、女優のカイア・ガーバー(Kaia Gerber)やフランチェスカ・スコセッシ(Francesca Scorsese)、俳優のダムソン・イドリス(Damson Idris)、歌手のデブ・ネヴァー(Deb Never)やドミニク・ファイク(Dominic Fike)、モーゼス・サムニー(Moses Sumney)も登場する。

 キャンペーンビジュアルは、“ザ ラングエッジ オブ カルバン・クライン”をテーマに、写真家のレネル・メドラーノ(Renell Medrano)とホン・ジャンヒョン(Hong Jang Hyun)、映像ディレクターデュオのラバーバンド(RUBBERBAND)が手掛けた。「言葉の復唱」「空想を声に出す」「紙に筆を走らせる」「独り言を呟く」「遠い誰かに話しかける」などの言葉を、各キャストが自己表現している。

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“かわいい系原宿女子”をけん引するビームス ボーイ 今さら聞けないあれこれを“おじさん系記者”が問う

 メンズに限って、ファッションメディアの仕事を20年以上続けてきた。つまり、ウィメンズは完全なる門外漢だ。そんな僕だがここ2、3年、ビームス ボーイがなんとも気になる。別件でビームスを取材した際、それとなく広報担当者に聞くと、3年前にディレクターが交代したという。変化がそれによるものなのか?そして“四十路男子”な僕にとって、近くて遠いビームス ボーイを知るために、伊野宏美ディレクターをインタビューした。

WWD:この3年ほど、“ビームス ボーイが(ポジティブに)変わった”と感じており、それは伊野ディレクターの就任と時を同じくする。意識的なアクションによるものなのか?

伊野宏美ビームス ボーイ ディレクター(以下、伊野):レーベルの特徴として、テイストを変えないことが大前提であり、私自身変えようとしたことはない。初代の窪(浩志)以降、私が4代目ディレクターとなるのだが、創設時の思いを継承している。

 ただ、“より分かりやすくしたい”ということはあるかもしれない。代替わりに伴って、スタッフも“ビームス ボーイとは?”を自問自答したし、レーベルの“人格”をあらためて外に向けて発信したいと考えている。

 おかげさまでビームス ボーイには熱狂的なファンが社内外に多く、あうんの呼吸で成立してしまっているところがある。それを可視化、言語化することに務めている。その一つの施策が小冊子「ボーイズ ルール」「ボーイズ ライフ」であり、一定額以上買い上げいただいた方にノベルティーとして渡している。製作にあたって過去の資料や写真を探り、“変わっていない”ことを再確認することもできた。

WWD:伊野ディレクターは、ビームス ボーイひと筋だと聞いた。

伊野:中学生のころからビームス ボーイで買い物をしていたので、ビームス ボーイ歴は社歴より長い(笑)。その間もビームス ボーイは変わっていない。私はずっとビームス ボーイが好きだし、ほかのスタッフにもビームス ボーイのことをもっと好きになってほしくて、それが小冊子作りの原動力ともなった。販売員時代からビームス ボーイの仕事に携わることは日々楽しくて、気持ちが高まりついつい早め出勤してしまい、スタバで誰に見せるわけでもないのに、その日のコーディネートについて手帳に書き出したり(笑)。考えてみれば、当時から伝えたい気持ちはあふれていたのだと思う。当時はそれがお客さまに向いていて、今は小冊子やウェブ、SNSなどでより多くの人に発信している。

WWD:ビームス ボーイは現在、原宿店のみ?

伊野:単独店舗としてはそうだ。そのほかは、複合店に収まる形で運営している。

WWD:顧客像について教えてほしい。

伊野:30代後半~40代が圧倒的。カジュアルに着られて、体型を問わないからか主婦層からの支持も厚い。それに続くのが20代前半だ。土地柄、美容師などが多く、また20代のころにビームス ボーイに通っていた方が母となり、娘と来店することもある。

WWD:客単価は?

伊野:1万5000円ほど。

WWD:店頭に顔を出すことも?

伊野:原宿店が明治通りを挟んでオフィスの目の前ということもあり、週1で顔は出すようにしている。

WWD:約30あるビームスのレーベルの中で、ビームス ボーイはどういう存在?

伊野:ビームス ボーイのコンセプトは、“女性がメンズ服を着る”というもの。服の背景にあるストーリーや、ヘビーデューティーの考え方などを女性に伝えることを大事にしている。個人的に、ビームス ボーイはビームスらしさを最も体現しているレーベルであると考えていて、例えばロゴもビームス創業時のフォントを継承している。アメリカにあこがれるスタイルを、今なお提案しているのがビームス ボーイだ。

WWD:“伊野版ビームス ボーイ”を象徴する3つのキーワードを挙げるとしたら?

伊野:重複となるが、ビームス ボーイの根幹はディレクターによって変わってはならないもので、あくまでレーベルとしての意見となるが3つある。

1.ルールを知って、ルールを破る

 体型がきれいに見えるとか、トレンドに沿っているとか、皆が着ているとかではなく、ビームス ボーイは独自の判断基準(ルール)を持っている。ビームス ボーイにとって服のルーツを知ることは必須条件であり、同時に喜びでもある。それによってスタイリングに深みが生まれるし、服への愛着も増す。ただ、それ以上に大事なのは“ファッションは楽しい!”ということ。だから、ルールを理解しつつもそれにとらわれず、自分の好きなように着てほしいし、それによって得られる服のパワーを伝えたい。ルールを破ることで、初めて発見できる自分らしさがあるはずだから。

2.お洒落はユーモア!

 ビームス ボーイの商品や服装は「面白い」と言われることが多く、「かわいい」ではない……(笑)。でも、それがわれわれにとって最大の褒め言葉。ビームス ボーイは1998年の創設当初からクセが強く、でもそれは“ファッションは楽しい!”を提案しているからこそで、それが色や柄などに自然と表れているのだと思う。ユーモアのある商品や服装によって自分らしくいられ、それによって周りもハッピーになる。この好サイクルに共鳴する方をファン化、コア化できている。また“高いから良い”でもなく、歴史ある名品や傑作だけを扱いたいわけでもない。チープでキッチュなアメリカンスーベニアもとても魅力的で、それをバッグやジャケットにちょこっと付けるだけで気分が高揚する。それでいいじゃない!という思い。

3.女性が着ることで際立つメンズ服の魅力

 性別でセグメントするのは時代的にナンセンスだと思うが、女性がメンズ服を着ることで、メンズ服の魅力を再発見できると信じている。例えば、女性がビッグシルエットの軍パンをベルトでぎゅっと締めてはく。男性ではありえない、しわやフォームが現れる。アイテムが本来持つ機能は十分に発揮できないかもしれないが、ファッション的には新たな可能性が付与される。ビームス ボーイは、女性がメンズ服を着ることがまだ斬新だった98年から、このような着こなしを提案してきた。不都合の中に生まれる面白さを“個性”ととらえ、まもなく四半世紀を迎えようとしている。

WWD:変わらないビームス ボーイを今後どのようにけん引する?

伊野:カジュアル服の楽しさを新たな世代にも発信してきたい。そのためには、アンテナを張り続けることが大事。ランウエイ的なそれとは違うがベーシック服にもトレンドがあり、逃さず拾っていかなくてはならない。

WWD:“老舗ラーメン店の味が変わらないのは、日々味を改良しているから”のように?

伊野:その通りだ(笑)。

WWD:原宿女子とはほど遠い、僕のような“四十路男子”もビームス ボーイに入店していい?

伊野:もちろん!ビームス ボーイにはカップル客も多く、男性客が売り上げの5%ほどを占める。最近は小柄な男性も多いので服を買う方もいるし、小物だけ購入する方もいる。また近年、「メンズサイズが欲しい」という声が高まり、ビームス ボーイ別注の商品をビームス ジャパンで販売している。

<インタビューを終えて>
 店頭取材時、オープン直前ということもあって20代の女性販売員たちが慌ただしく準備していた。娘ほど年の違う彼女たちと同等に話ができるのは、ひとえにファッションのおかげだ。ある1人が履いていた英国靴「サンダース(SANDERS)」の木型について話したり、別の1人が着ていたミリタリー由来の服についてオリジナルのステンシルプリントについて話したり。共有言語としてのファッションがあり、それが性別や世代を超越するパスポートとなる。思えば、今年91歳になる祖父世代の現役ファッションイラストレーター穂積和夫さんに仕事を依頼する際も、シアサッカーのジャケットに合わせるバミューダショーツの色について意見交換したり、「眼鏡は定番のウエリントン型ではなく、あえてラウンド型にしたい」などと話したりできる。これもファッションの力だ。「ルールを知りつつもそれにとらわれず、自分の好きなようにファッションを楽しんで!」、伊野ディレクターにあらためて背中を押され、今日もコスプレのような格好で取材に出掛けよう。

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読者が選んだ1位は? 東コレ頂上決戦“T-1グランプリ”結果発表!

 2022年春夏シーズンの「楽天 ファッション ウィーク東京(Rakuten Fashion Week TOKYO)」が9月5日に閉幕しました。「WWDJAPAN DIGITAL」は、編集部が選出した全20の候補から、読者投票でNo.1ブランドを決定する“T-1グランプリ”を開催!トップ10をランキング形式で発表します。

【1位】「セイブソン(SEIVSON)」

理由:フェミニンな感じも残しつつシャープでクールな印象も与えられるデザイン。他のブランドと比べた時に一番着たいと感じた/モデルの神原むつえさんの歩きが一番かっこよかった/まっすぐな表現で、可能性をたくさん秘めていると感じたため/ドメスティックブランドには無い刺激的なテイスト。台湾というファッションの歴史が浅い国だからこその闘争心が、シルエットやデザイン、Tシャツのメッセージに込められていた/ヌーディでフェミニンでありながらもカッコ良さを巧みに取り入れたスタイルに心惹かれました。実際にショーを歩かせていただき、このまま着て帰りたいと心から思いました/タイトな服だけど、肌見せやプリーツスカートが優美さをあたえていた/不思議な雰囲気を醸し出すレイヤードと、肌の露出のハードなセクシーさのバランスが魅力

【2位】「UCF」


理由:ホワイトカラーで体にふわりと沿うラインがカッコいい/学生がデザインしたと思えないクオリティー/日本産の生地を使ってるのが魅力的でした/パッと見たときの圧倒的な美しさ。ピュアさと芯の強さが飛び込んできました/学生さんなのですね。「他のデザインも見たい」と思わせてくれるコレクションだと思います/プロが参加する中、学生がコレクションを発表するのは凄い。色がシンプルな分、素材感やシルエットなどデザインが際立っていた/トランスジェンダーな要素がふんだんに組み込まれていた/同年代の洋服に感銘を受けた/カッテイングがよく、シルエットが美しい/フレッシュさを感じるコレクション/従来の西洋の服にとらわれないシルエット/シンプルで繊細なのに迫力あるデザインだった/ミニマルなシルエットで、素材の良さが際立つ。ヘッドピースとのマッチングも素晴らしい/日本の伝統産地素材のみを使用しているのに、"和"の要素が強すぎない/日本の素材の良さを引き立てるクリエイション。学生のレベルの高さに脱帽

【3位】「ナオキトミヅカ(NAOKITOMIZUKA)」


理由:デビューからずっと好きなブランドです/服をリアルで見てみたいと思った/ドレスにキレがあってかっこいい/ロマンチックでかわいい/デザインコンセプトが素敵でした。服もかわいくて大好きです/大振りなフリルが層になっていてスタイル良く見える/遊び心があるのに少しメランコリックな雰囲気がいい。クロマキーというテーマも面白い/個性的なデザインと着やすさを両立していると思う/色、形、独特なスタイルに惹かれました/フリルギャザーがかわいくて、女性らしい。グリーンも素敵です/他ブランドに比べて独創的だと感じた/シンプルな色遣いなのに華やかでかっこいいから/演出のアイデアが斬新だった/削ぎ落とされたミニマルな服ばかりでは面白くない。分量を贅沢に使った昔の童話に出てくるような洋服が好き/世界観が確立されている

【4位】「スリュー(SREU)」

理由:古着をレースやシースルー素材と合わせて、魅力的に蘇らせる技がかっこいいと思いました/メンズパールがいいですね/サステナビリティとデザイン性を兼ね備えているのが良いと感じた/コンセプトが時代に沿っている。コレクションでやりたい内容も明快。会場の音響も良かった/街中を着て歩きたいコレクションでした/服の持つエネルギーが他のブランドと異なるベクトルだった。古着リメイクをこのクオリティまで仕上げてくるブランドなら、もっと注目されるべきたど思う/個性的なだけではなく、デザインが洗練されている。フェミニンさもいいスパイス/カジュアルとモードが融合した唯一無二な雰囲気が素敵/洋服の色とスタイルセンスが抜群に良かったです/インパクトがありつつ自然体な感じが素敵/ごちゃついていないバランス/毎シーズンクオリティが上がっている/これが一番リアルなモードっぽい/センスがいい。今後の期待も込めて

【5位】「リュウノスケオカザキ(RYUNOSUKEOKAZAKI)」

理由:カッケェ/この時代の現状をぶっ飛ばすような迫力と、目に見えない大きなエネルギーを感じた。唯一無二の存在。応援したいです/未来的でもあり、植物のような落ち着いた雰囲気もある。沢山のパーツを重ねているように見えるのに「重そう」とか「着ずらそう」という印象を受けないのもすごい。久々に衝撃を受けました/東京コレクションではあまり見られないアート系の作品。素晴らしかったです/時代を感じさせるまとまったスタイリングが多い中、一味違う世界観に未来を感じました/東コレでは中々見ないブランド。「売れる」や「使いやすさ」が重視される昨今で、ここまで攻め切れるのが凄い/スターが登場した感じがする/プロでもここまでのデザインと形にはなかなか到達できない。素晴らしい芸術作品/奇抜に見えるが、上品さや色味のバランスがあり、他の作品に飲まれない美しさがある。画面越しでも目を引かれ、細かい所まで見入ってしまった。他のコレクションもぜひ見たいと思った/見た瞬間に投票を決めてしまうほどのインパクト/ファーストコレクションということもあり、あまり情報がなかった中でこのコレクション。強い衝撃を受けた。この先、ファッションとアートの融合がどう進化していくかとても楽しみ/夢があり、気持ちが湧き立つファッションを見せてくれた/アートピースではあるけれど、圧倒的な美とファッションの力を感じました/素材の特徴を活かした大胆なデザインと構築的なスタイル、わかりやすいテーマが素晴らしい。今までにいなかったデザイナーであり、クリエーターだと思う/心躍るショーでした/“新しさ”という点で群を抜いていた。静止画での造形美、歩行とともに生じる予測不可能な衣服の揺れ、込められたメッセージの全てにおいて、見て本当に良かったと思えるコレクションでした/誰が作った服かが明確に伝わる。ドレスとしても素晴らしいデザイン。「トモコイズミ」に続いて欲しい/今回のデザイナー陣の中で突出して個性的かつ美しかったです/「イリス ヴァン ヘルペン」を彷彿とさせする生物的なデザイン。でも「イリス」のように「3Dプリンターで作りました」ではなく、素材選びとそれらを活かす技術、そしてモデルの性別まで熟考した上でデザインしている。他のデザイナーとは遥かに異なる独自の美しさを感じます/今回のコレクションはコスチュームチックですが、これを実際に使えるレベルにダウングレードすることも彼にとって容易いことでしょう/常識の壁をゆうに越えてしまう彼の今後がとても楽しみです/低迷したファッション業界にまだ見ぬ表現の希望を見出しました。若き天才の登場に期待を込めて/ファッションとアートラバーにドンピシャなクリエイティビティー。目が離せません/“ファッションとは何か”を考えさせられた

【6位】「カラー(KOLOR)」


理由:好きなブランドということを差し引いても、京急線でのショーは最高!記事の通り、日常と非日常の絶妙な加減が洋服の世界観とうまくマッチしていたと思います/1番印象に残った/発表の仕方が面白かった。かつて「ケイスケカンダ」も井の頭線でショーをやっていました。そのオマージュかどうかわかりませんが、今の時代のリアリティを感じる演出でした/大胆なミックス感に圧倒された/電車というリアルな生活シーンにファッションが溶け込み、コレクションを身近に感じることができた/揺るがないブランドアイデンティティ/インスタで電車でのコレクションを多く見かけた。ユニークな見せ方で、「こういう楽しみを与えてくれるブランドなんだ!」と新しい発見だった。気づいたらECをチェックしていた/蒲田駅という意外性/京急線ジャックなんて粋!いつも以上に着てみたいと思った。とくに3体目と5体目のウィメンズがかわいい/パリでの発表より服がよく見えた気がする。やっぱり東京のブランドなんだと良い意味で思いました/海外にみんな出ていくのではなく、こんな時だからこそ国内をもっと盛り上げて欲しい!と思うコレクションでした/デザイナーの実力と、共感を得る企画力/つい二度見してしまう洋服を作り続けている/ハイブリッドなウエアもポップさが増して、これまで以上に着たいと思わせるコレクションだった/電車でのランウェイというアイデアが秀逸。着て、街に出てこその“服”

【7位】「ミカゲシン(MIKAGE SHIN)」

理由:知性を感じるショーだった。今後の可能性を感じるブランド/ジェンダーレスな
デザインとディテールが好き。SDGsに配慮しているのもいい/大理石の柄がとてもかわいかった/テーマが素晴らしい。そこからつくられる服も素敵/シーズン毎に完成度が上がっている/デザインを大切にしながら、SFGsなどもやれることから取り組んでいく精神に共感します/街中でもこんなメンズウエアを見たいと思った/哲学的なデザインの組み立て方と表現方法が面白い/モデルさんと洋服がマッチして、とても似合っていた。拍手!/ブランドコンセプトに共感する。ジェンダーや環境に配慮したブランドで、これからはデザイン性だけではなくこのような軸でもブランドが評価されていくべきだと思う/メッセージがしっかり伝わるコレクションでした。応援しています/わたしが考える“theファッションショー”って感じでかっこよかった/ファッションの可能性を広げるブランドだと思う/エレガントで詩的なコレクション。引き込まれました/ボーダレスなデザインが今にピッタリだと感じました

【8位】「レインメーカー(RAINMAKER)」


理由:和と洋を合わせたテイストや春夏らしい柄など、ワクワクするデザインが多かった/造形やビジュアルの先にある奥深さ。それを感じるさりげないディテールがよかった/名声や地位にこだわらない、日本的な謙虚な強さを感じました/ブランドの得意とするテーラードが鮮やかな色合いと組み合わさり、とても新鮮でした。ブランド名にある"雨"を想起させる傘が登場していたのも面白かった/「クールで寡黙な男」みたいなムードの映像。服と演出を通してデザイナーの情熱が伝わってきました/瞬きを忘れるくらいにかっこよく、美しく、洗練されたショーだった/自分でも取り入れられそう。すごく好みです/服作りに勢いが感じられた/きれいなスタイリング。海外でも十分勝負できると思う/リラックスした雰囲気のメンズライクな服がとても気に入った/ミニマルながら大胆さも備えていて、素敵なコレクションでした/色彩と形のバランスが素晴らしい/和装を活かしたクリエイションがさらに進化した。色と柄を取り入れたテキスタイルが今までにない鮮やかさで、新たなステージに入った印象を受けた。京都の誇りともいえるブランドです/ファンタジーとリアリティーが両立したコレクション

【9位】「コンダクター(EL CONDUCTORH)」


理由:コレクションを映画で見せるというコンセプトにしびれました/モデル・キャストの起用が最高/リアルクローズでありながらコンセプトがしっかりと伝わってきた/ファッションショー=ランウェイという概念を壊したショートフィルムでの発表。スタイリングも素敵で見入ってしまいました/「コレクションを映画で」という話題性だけではなく、ストーリーもグッとくるものがありました/映画の見せ方はもちろん、シンプルに服の印象が強く残った/映画だからこそ、時代感やリアルな服の動きが見られた/デジタル配信への強い思いを感じた/圧倒的なクリエイティビティー/時代に合わせるのでなく、時代に提示しているスタンス。自由で軽やかなのに、たくましい企画とコンセプトを持っている

【10位】「ハイク(HYKE)」


理由:とにかくかっこいい/今の空気感を感じた/色と形が美しい/デザインが好き/リアルに着用できる。クチュール技術に心を掴まれた「ジュンアシダ」と悩みましたが、時代を越えて着用できる「グリーン」のデザインを踏襲した「ハイク」に一票。今シーズンも店舗に行ってしまいそう/クリエイションが素晴らしい/ミリタリーを「ハイク」らしくアップデートした感じが好き。シンプルなのにシルエットがオシャレ

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2019年に即完売した「ラリン」の“ベストウィッシュ”が再登場

 イスラエル発の自然派コスメブランド「ラリン(LALINE)」は9月17日、2019年冬に限定発売し、当時、続々と完売となった限定コレクション“ベストウィッシュ”を数量限定で発売する。ボディーソープ、ボディースクラブ、ボディーミスト、ボディークリーム、ハンドクリーム(税込1200〜3400円)の5アイテムをラインアップするほか、公式オンラインストア限定で、各アイテムを詰め合わせた限定セット4種類(税込4000〜1万2000円)も発売する。9月10日には一部の直営店舗と公式オンラインストアで先行発売する。

 「幸せが訪れますように」という思いを込めたフレグランス“ベストウィッシュ”は、弾けるシトラスやベリーのフルーティさに、アンバーやムスクがやさしく重なる香りが特徴。各アイテムのパッケージには、勇気をくれる幸せのメッセージを記している。また売り上げの一部を難病と戦う子どもたちの夢をかなえるボランティア団体「メイク・ア・ウィッシュ ジャパン(MAKE A WISH JAPAN)」に寄付する。

 泡タイプのボディーソープ“ベストウィッシュ バス&ボディバブル”(500mL、税込3000円)は、死海のミネラル、ホホバオイル、キャスターオイル、アロエベラエキスなどの天然保湿成分を配合し、心地よい香りに包まれながら、洗い上がりはみずみずしい肌へ整える。また、湯船に入れてバブルバスとしても楽しむことが可能だ。

 繊細に輝くシルバーグリッター入りの“ベストウィッシュ スパークリング ボディスクラブ”(240g、3200円)は、死海のミネラルソルトにエモリエント成分である、ヒマワリシードオイル、グレープシードオイル、アボカドオイルがブレンドされ、マッサージしながら使用することで、くすみの原因となる余分な古い角質をやさしく取り除き、なめらかな透明感のある肌に。

 フルーティかつスタイリッシュな香りの“ベストウィッシュ スパークリング ボディミスト”(100mL、3400円)は、同じくシルバーグリッター入りでミストタイプのボディ用化粧水。さっぱりとしたテクスチャーながら、保湿成分のカモミールウォーターが配合されており、心地よい香りを楽しみながら肌に適度な潤いを与えてくれる。

 “ベストウィッシュ チューブボディクリーム”(200g、3400円)は、死海のミネラルや植物由来成分の潤いヴェールが弾力のある肌に仕上げ、また、スキンケア効果で注目されているトマト、カレンデュラ、アロエベラのエキスを配合し、なめらかな手触りのクリームが肌をやさしく包み込む。

 同じくカレンデュラやアロエベラのエキスを配合した“ベストウィッシュ ハンドクリーム”(30g、税込1200円/100g、税込2100円)は、さらっとした付け心地でべたつかず、スマートフォンなどの操作も快適に行える。

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フェイスブックが「レイバン」とスマートアイウエアを開発

 フェイスブック(FACEBOOK)は9月9日(現地時間)、世界最大のアイウエア企業エシロールルックスオティカ(ESSILORLUXOTTICA以下、ルックスオティカ)と共同開発したスマートアイウエア、“レイバン ストーリーズ(RAY-BAN STORIES)”を発売した。

 このアイウエアのフレームには500万画素の小型カメラが2つ組み込まれているほか、マイク、スピーカー、操作用のタッチセンサー、バッテリーなどが内蔵されており、写真や動画の撮影、音楽再生、通話などが可能となっている。撮影はアーム部分にあるボタンを押すか、フェイスブック アシスタント(FACEBOOK ASSISTANT)の音声コマンドによって行うことができ、動画は30秒まで撮影できる。

 “レイバン ストーリーズ”は、ルックスオティカが擁する人気ブランド「レイバン」の定番モデル、“ウェイファーラー(WAYFARER)”“メテオ(METEOR)”“ラウンド(ROUND)”をベースにしており、スマートアイウエアの悩みの一つである“見た目の違和感”を軽減。フレームの色やレンズの種類などの組み合わせによって20型を展開し、いずれもハードシェル型の充電ケースが付属している。価格は299ドル(約3万2500円)からとなっており、9日から米国、英国、アイルランド、イタリア、オーストラリア、カナダにある「レイバン」の店舗とECで販売しているほか、13日からはルックスオティカが提携する小売店の一部でも発売する。

 ジアイア・レナー(Giaia Rener)=エシロールルックスオティカ・グローバル「レイバン」ブランド・ディレクターは、「日常生活に自然になじむスマートアイウエアを作りたかった。このため、まず『レイバン』のアイコニックなデザインを生かすことを考え、その中にテクノロジーを詰め込んでいくという方向で開発した。非常に難しかったが、通常の『レイバン』モデルと比べても5グラム程度しか重さが変わらない製品を作ることができた」と語った。

 スマートアイウエアなど眼鏡型のウエアラブル機器は、スマートフォンの次を担う次世代の情報端末として注目を集めたものの、普及には至っていない。グーグル(GOOGLE)が2014年に一般発売した“グーグル・グラス(GOOGLE GLASS)”はプライバシー侵害の危険性があるとの指摘を受け、15年に販売を終了。以降は業務用モデルのみを提供している。

 こうしたことを踏まえ、“レイバン ストーリーズ”では、カメラ使用時にはフレームに埋め込まれたLEDライトが点灯し、周囲に撮影中であることが分かるようになっている。また、撮影した写真や動画がフェイスブックやインスタグラム(Instagram)などに自動的に投稿されるようには設定できず、手動で共有する必要があるという。

 フェイスブックは、以前より仮想現実(VR)や拡張現実(AR)関連技術の開発に注力している。同社のマーク・ザッカーバーグ(Mark Zuckerberg)最高経営責任者は、20年9月にオンラインで行った会見の際、ルックスオティカとの協業によって21年にスマートアイウエアを発売する予定だと明かし、これを「本格的なARアイウエア開発に向けた次のステップ」だと説明している。

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「ファーと同じ」 「ネクストダイヤモンド ニューヨーク」社長に聞くこれからのダイヤモンドの選択肢

 ジュエリーブランド「ネクストダイヤモンド ニューヨーク(NEXT DIAMOND NEW YORK以下、ネクストダイヤモンド)」が日本に上陸した。ラボグロウンダイヤモンド(以下、ラボグロウン)と日本で常設店舗は初のダイヤモンドより輝くといわれるモアサナイトに特化したジュエリーを販売するブランドだ。8月末、松屋銀座本店(以下、松屋)1階にショップおよび公式ECサイトをオープン。同ブランドを率いるのは米ニューヨークを拠点に、さまざまなジュエリーブランドを運営している二宮美生ネクストダイヤモンド ニューヨーク社長だ。上陸に伴い来日した二宮社長に、ブランドをはじめラボグロウンとモアサナイトについて聞いた。

WWD:「ネクストダイヤモンド」を立ち上げたきっかけは?

二宮美生ネクストダイヤモンド ニューヨーク社長(以下、二宮):ジュエリー業界における新しい価値観を提供したいと思った。日本でエンゲージメントリングに使用される平均的な天然の大きさは0.3カラット、アメリカでは1カラット以上だ。天然より価格の安いラボグロウン、ラボグロウンよりも手に取りやすいモアサナイトを扱うことで、予算とエシカルという観点で消費者に選択肢を与え、若年層のブライダル需要や第二のエンゲージメントリング世代(アメリカで再婚が多い年代)といわれる50〜60代の女性のニーズに応えたい。

WWD:ラボグロウンとは、具体的にどのようなものか?

二宮:天然と全く同じ組成で、「ネクストダイヤモンド」が扱うものの主な製法は、CVD(CHEMICAL VAPORDEPOSITION)と呼ばれる化学気相蒸着法とHPHT(HIGH PRESSURE AND HIGH TEMPERATURE)と呼ばれる高温高圧法の2種類が主流。アメリカやインド、中国などで製造されており、約5年前から市場で出回り始めた。

WWD:扱うラボグロウンのグレード(4C)や価格、調達方法などは?鑑定書は付くか?

二宮:カラーは、無色〜ほぼ無色のD〜H、クラリティーはIF〜VS(ベリー・スライトリー・インクルーデッド)以上、カットはエクセレントかベリー・グッド、カラットは1〜7カラット。価格は天然の価格相場である週刊ラパポルト・ダイヤモンド・レポートと連動しており、天然の3分1程度。調達はインドやアメリカのメーカーから。インドはカッティングの技術が優れており独自のカットなどもできる。中国にもメーカーがたくさんあるが、小ぶりのものを製造しているメーカーが多いため扱わない。鑑定書は国際宝石学会(IGI)、または米国宝石学会(GIA)のものが付く。

WWD:デザインや製造はどこで行うか?

二宮:デザインはニューヨークで、360度どこから見ても美しいデザインにしている。製造は、アメリカ、日本、中国。日本の工房と提携してアフターサービスを提供する。

WWD:ラボグロウンの1カラットのリングの税込価格は?

二宮:プラチナ四つ爪リングが39万6000円から。地金はプラチナ以外に、ピンク・イエロー18金から選べる。

ラボグロウンより価格の低いモアサナイト

WWD:モアサナイトとは?

二宮:1893年に米アリゾナ州で発見された隕石の中の鉱物で、地球上でほぼ天然のものは存在しない。研究が進められ、1998年に米企業のチャールズ&コルバード(CHARLS & COLVARD)が開発に成功し特許を取得し製造を始めた。今は特許が切れてチャールズ&コルバード社以外でも製造されている。化学組成は、炭化ケイ素で硬度は天然・ラボグロウンに次いで高く、光の屈折率や分散度は、天然・ラボグロウンよりも高い。だから、欧米では天然やラボグロウンの代替としてエンゲージメントリングなどに使用されている。価格はラボグロウンよりも安い。

WWD:グレードや1カラットの税込価格は?

二宮:モアサナイトはダイヤモンドとは違うが「ネクストダイヤモンド」の基準でグレードを付けている。カラーはD〜F、クラリティーはVVS(ベリーベリー・スライトリー・インクルーデッド)、カットはエクセレントでラウンドブリリアントの場合はH&C(ハート&キューピッド)が確認できる。「ネクストダイヤモンド」の保証書が付き、1カラット、プラチナ四つ爪リングが19万2500円〜。

WWD:エンゲージメントリングの納品方法は?それ以外の商材はあるか?

二宮:受注してから納期は1〜2ヶ月程度。エンゲージメントリング以外にも、ファッションジュエリーも販売するが、それらは在庫を持つ。

消費者の価値観により市場が分散化

WWD:天然、ラボグロウン、モアサナイトのすみ分けをどのように考えるか?

二宮:天然とラボグロウンは、全く同じ組成で鑑定士が見ても見分けがつかない。天然は1gを採掘するのに1トンの土砂を掘り起こしている。一方、ラボグロウンは人と地球に優しい。ダイヤモンドにこだわる人は、天然かラボグロウンのどちらかを選択するだろう。モアサナイトはダイヤモンドではないが虹色の強い輝きがあり、ラボグロウンより安価。予算でこちらを選ぶ人もいるはずだ。消費者それぞれの価値観で、天然、ラボグロウン、モアサナイトを選べばいいと思う。ただ、正しい知識に基づいて選ぶことが大切だ。

WWD:「ネクストダイヤモンド」の戦略は?

二宮:アメリカ市場では約3年間でラボグロウンがメジャーになった。日本でもそのような動きが出てくると思っている。「ネクストダイヤモンド」を通して日本のジュエリー業界を変革したい。ECをメーンにLINE接客など気軽に相談できるサービスを提供したい。いろいろな企業とコラボレーションしながら、ラボグロウンの市場を作っていくつもりだ。ラボグロウンやモアサナイトがどのようなものかという啓蒙活動も行っていく。多様性が求められる時代だからこそ、異なる価値を提供するのは大切なこと。5年後にエンゲージメントリング市場でトップを目指したい。そのうち、日本でも「エンゲージメントリングの石は、何にした?」というような会話が当たり前になってほしい。

WWD:現在のラボグロウンの製造状況は?

二宮:DやIFを作れる技術はあり進化しているのは確実だ。大きさは、7〜8カラットまで。大きくなれば、その分内包物も増えるので、課題もある。

WWD:現在のラボグロウンの大きな市場は?

二宮:アメリカと中国だ。

WWD:今後のラボグロウン市場をどのように分析するか?

二宮:金の市場の成長率は、ここ数年では毎年15〜20%。ラボグロウンに関しては、2015年に1億5000万円の市場規模だったのが20年には1兆円を超え、約700倍に成長した。ある意味、天然はリアルファーと同じようなものだと思う。今では、エコファーが主流。だから、エシカルな考えを持つ消費者が増えるにつれ、あえてラボグロウンを選ぶ層が増加するはずだ。これからは、消費者の価値観によって、天然、ラボグロウン、モアサナイトそれぞれの市場に需要が分散すると思う。

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「ジル サンダー」のキャンペーンを撮るオリヴィエ・ケルヴェーンが写真集を復刊 全国でイベント開催

 「ジル サンダー(JIL SANDER)」のビジュアルなどを手掛ける写真家のオリヴィエ・ケルヴェーン(Olivier Kerven)はこのほど、2015年に自費出版した写真集「プロフェッシオン ダン サンティマンタル(profession d’un sentimental)」を本人の再編集・再装丁で復刊した。

 同写真集は絶版となっていたものの、周囲のリクエストに応えて昨年から企画を進め、21年9月の販売開始に至った。全84ページで、価格は税込1万円。ケルヴェーンによる直筆サイン入りだ。

 この出版を記念して、展覧会と販売イベントを東京・中目黒のコンプレックス ブースト(COMPLEX BOOST)を皮切りに、名古屋のグーフォ(gufo)、大阪のポート(PORT)、京都の二手舎で順次開催する。展覧会は、写真集からセレクトしたプリント10枚の展示などを予定する。

■「プロフェッシオン ダン サンティマンタル」展覧会・販売イベント
日程:9月10~12日
場所:コンプレックス ブースト(東京都目黒区青葉台1-15-10 1F)

日程:9月17~26日
場所:グーフォ(愛知県名古屋市東区泉1-12-1 1F)

日程:11月中旬
場所:ポート(大阪府大阪市北区大淀中1-8-19)

日程:12月中旬
場所:二手舎(京都府京都市上京区下木下町144-4)

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10周年の「フィーニー」がポップアップイベント 「プロダクトトゥエルブ」とのコラボコート受注会も

 秋元舞子が手掛ける「フィーニー(PHEENY)」は、ブランド10周年のポップアップイベントをビューティー&ユース(BEAUTY & YOUTH)渋谷公園通り店で9月17日まで開催中だ。

 イベントでは、バウハウスやミッドセンチュリーの家具から着想源を得た2021-22年秋冬コレクションの販売をはじめ、「オールモストブラック(ALMOSTBLACK)」の川瀬正輝が手掛けるブランド「プロダクトトゥエルブ(PRODUCT TWELVE)」とコラボレーションしたアウターの受注会を実施中だ。

 コラボアウターは超軽量のナイロンタフタ中綿のロングコート(税込11万円)と、高機能素材のポーラテック(POLARTEC)を使ったフリースのショートブルゾン(税込5万2800円)の2型。10周年を記念して、秋元デザイナーがリアルに愛用する同ブランドとのコラボを実現させたという。
  
 「フィーニー」は「N.ハリウッド(N.HOOLYWOOD)」でパタンナーとして経験を積んだ秋元が2012年にスタートしたウィメンズブランド。”ストリート、クリーン、リラックス”をテーマに「ふと手にとってしまうような服作り」を目指す。

■PHEENY POPUP EVENT
会期:9月17日まで
時間:12:00~20:00
住所:東京都渋谷区神南1-19-11

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ガモウ関西がヘアショーの可能性を追求 無観客で収録しユーチューブで配信

 美容ディーラー大手のガモウ関西は、ヘアショーを無観客で開催・収録し、全国の美容師や美容学生に向けてユーチューブで継続的に発信していくプロジェクト“ザ ヘアショー”を開始した。

 ユーチューブの公式サイト“THE HAIR SHOW”から視聴でき、既に「snob(スノッブ)」「リム(LIM)」「ヤヨイブレインズ(YAYOI〜BRAINS)」「ビファイン(Befine)」「スローフロー(SLOW FLOW)」など関西圏を代表するヘアサロンがヘアショーを公開している。

 基本的に2週間に1本くらいのペースで新規動画を公開。10月には「ラジ(Laji)」のヘアショーがアップ予定だ。

 「コロナ禍で全国的にヘアショーの開催がなくなっている。しかしヘアショーは美容業界のクリエイションの最高峰であり、憧れや特別な場として存在し続けることで、多くの人々に感動を与え続けてきた。“ザ ヘアショー”は今の時代だからこそできる形で、クリエイションの刺激となる動画を継続的に届けていきたい」とガモウ関西の担当者は話す。

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「スナイデル」×新木優子×雑誌「スウィート」のコラボ第2弾 8WAYコートを発売

 「スナイデル(SNIDEL)」は、女優の新木優子と雑誌「スウィート(sweet)」(宝島社)とのトリプルコラボレーションの第2弾として、8通りの着こなしが可能なポンチョコート(税込2万9700円)を直営店とオンラインストアで9月10日に発売した。

 今年5月に登場した第1弾のドレスでは、発売日当日の店舗に行列ができ、人気カラーは販売開始からわずか5分で完売したという。第2弾の8WAYコートはアイボリーとグレー、ピスタチオの3色をそろえ、サイズはフリー。正面からはセーラーカラーのように見える取り外し可能なマフラーフードや、カラーごとに異なるパイピングが特徴だ。

 新木はコラボアイテムについて「カラーはグレーと白は決めていて、最後に悩んだのがピスタチオかブラウンか。決め手は私がグリーンを着たい欲が高まっていたのと、今季のトレンド色という点です」とコメント。また、特にこだわったというボタンについては「柄があるほうがかわいいんじゃないかってお話しして。今年は丑年ということもあり、私も牛柄が好きだったので、オリジナルで柄を制作しました」と明かした。同誌10月号では、新木によるこだわりポイントの解説や製作過程を掲載している。

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渋谷パルコが都市型アウトドアゾーン開設、「オガワ」「ノルディスク」など8ショップ

 渋谷パルコは10日、5階に人気のキャンプ・アウトドアブランドを集積した「パルコ アウトドア パーク」をオープンした。“都市型アウトドア”を掲げ、「ノルディスク(NORDISK)」「オガワ(OGAWA)」などハイエンドなテントブランドを誘致する一方で、テントのようなギアだけでなく、アパレルや雑貨など、周辺のグッズも充実させ、キャンプでも街でも使えるグッズを揃えた。リーシングを担当した渋谷パルコの平松有吾営業課課長は「アウトドア市場が伸びている中で、ギアだけでなくパルコらしい高感度なアイテムを提案したかった。1年という時間をかけて有力なブランドを誘致できた。こんな時代だからこそテーマ性のある売り場作りが必要だ。今後はパルコ渋谷での知見をベースに他の館にも広げていきたい」という。

 10店舗目となる直営店舗業態「オガワ グランドロッジ」を出店したキャンバルジャパンの大木英樹・広報課次長は、「これまで出店してきた郊外店舗とは異なり、車で来てそのまま持ち帰るという形ではないかもしれないが、商品をきちんと見せられて、自然への向き合い方やキャンプの考え方などコミュニケーションできる場を作れるというのが大きい」という。同店舗の売り場面積は約70坪で、代表的なアイテムであるロッジ型のテント“タイプ52R(10万4500円)などを軸に、寝袋やチェア、ストープなどの幅広いアイテムを扱う。

 もう一つの大型店舗「ノルディスク キャンプ サプライストア」は直営店舗としては3店舗目。運営は「エフシーイー(F/CE)」を展開するオープン ユア アイズで、約70坪の店舗には、「ノルディスク」のハイエンドなテントやキャンプギアに加え、「エフシーイー」などのアパレル製品も充実させた。「都会のど真ん中にテントを見せることで、新たな顧客層を開拓したい」(広報担当者)という。

 都市型アウトドアというコンセプトを象徴するショップの一つがポートランド発の新感覚のアウトドアブランド「ポーラー(POLeR)」だ。アウトドアとサーファーやスケーター、スノーボーダーのライフスタイルをミックスしたブランドで、代表アイテムの着る寝袋などの遊び心のあふれるアイテムが並ぶ。平松課長とともに今回のリーシングを担当した渋谷パルコの箱田耕平氏は「アウトドアをベースにさまざまなライフスタイルをミックスさせるガレージブランドがいま面白い。パルコがレジや什器などをパッケージで提供するポップアップショップのスペースで、雑誌『ゴーアウト(GO OUT)』とコラボレーションして、『カイメン(KEIMEN)』や『ネイタルデザイン(NATAL DESING)』などのガレージブランドを販売する」という。

 「アウトドア パーク」は、主にアーバンリサーチの「ケービーエフ(KBF)」と三陽商会の「ラブレス」の跡地。他に「エルエルビーン」「レッドウイング」、CBDのセレクトショップ「CBDモーテル」などが出店する。

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カナダ発の「レイニング チャンプ」がベイクルーズと契約 アジア初の旗艦店を原宿にオープン

 ベイクルーズは、カナダ初のアスレチックウエアブランド「レイニング チャンプ(REIGNING CHAMP)」と国内総代理店契約を締結し、9月24日にはアジア初の旗艦店を東京・原宿にオープンする。ベイクルーズ公式オンラインストアでは15日から同ブランドの取り扱いを開始する。

 同旗艦店は約76平方メートルのワンフロアで、内装は白が基調。定番のスエットアイテムをはじめ国内限定品なども取り扱うほか、店舗イベントやコラボレーション企画なども予定している。

 2007年創業の同ブランドは、デザインから縫製までを自社工場で行い、高品質なアスレチックウエアをユニセックスで販売する。18年にサザビーリーグが独占販売契約を締結したが、21年5月末で終了した。

■REIGNING CHAMP
オープン日:9月24日
時間:12:00〜20:00
住所:東京都渋谷区神宮前2-21-14

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米ファッションサブスク企業がトリップアドバイザーと提携 レンタル品をホテルに直接お届け

 ファッションレンタル事業の先駆けであるレント・ザ・ランウェイ(RENT THE RUNWAY)は、宿泊施設などの価格比較サービスを運営する旅行プラットフォーム、トリップアドバイザー(TRIPADVISOR)と提携し、特別プログラムの提供を開始した。

 このプログラムでは、トリップアドバイザーの有料会員が同サイトから米国内のホテルを予約すると、専用のランディングページのアドレスがメールで送付される。そこを経由すれば、レント・ザ・ランウェイでレンタルしたアイテムが滞在先のホテルに直接届けられるという仕組みだ。対象となるホテルは約30万軒。返却は通常通り、宅配便を利用もしくは回収スポットに持参となっており、ホテルのフロントに預けることはできないという。

 レント・ザ・ランウェイでは、月に4アイテムを月額89ドル(約9700円)、8アイテムを同135ドル(約1万4000円)、16アイテムを同199ドル(約2万1000円)で提供しているが、今回のプログラムでは全アイテムの中から何点でもレンタルできるほか、割引価格でサービスを利用できる。なお、トリップアドバイザーの有料会員は年会費が99ドル(約1万700円)かかるが、新規に入会する場合、レント・ザ・ランウェイのプロモーションコードにより初年度の会費が20%オフとなる。

 レント・ザ・ランウェイは、2009年にニューヨークで創業。オケージョン用のドレスやアクセサリー類のレンタルからスタートした同社は、ラグジュアリーブランドを中心としたハイエンド商品の品ぞろえが豊富なことが特徴。19年には、大手ホテルチェーンの米マリオット・インターナショナル(MARRIOTT INTERNATIONAL)が手掛ける「Wホテル」と提携し、今回のプログラムと同様のサービスを米国内の一部で提供している。しかし、コロナ禍によって華やかなイベントが激減したことや、衛生面での懸念から苦戦を強いられ、20年8月にはニューヨーク旗艦店を含めた全店を閉店した。一方で、同社は21年7月に新規上場(IPO)の申請を米国証券取引委員会(Securities and Exchange Commission)に行っているが、IPOの規模などは明らかにされていない。

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米ファッションサブスク企業がトリップアドバイザーと提携 レンタル品をホテルに直接お届け

 ファッションレンタル事業の先駆けであるレント・ザ・ランウェイ(RENT THE RUNWAY)は、宿泊施設などの価格比較サービスを運営する旅行プラットフォーム、トリップアドバイザー(TRIPADVISOR)と提携し、特別プログラムの提供を開始した。

 このプログラムでは、トリップアドバイザーの有料会員が同サイトから米国内のホテルを予約すると、専用のランディングページのアドレスがメールで送付される。そこを経由すれば、レント・ザ・ランウェイでレンタルしたアイテムが滞在先のホテルに直接届けられるという仕組みだ。対象となるホテルは約30万軒。返却は通常通り、宅配便を利用もしくは回収スポットに持参となっており、ホテルのフロントに預けることはできないという。

 レント・ザ・ランウェイでは、月に4アイテムを月額89ドル(約9700円)、8アイテムを同135ドル(約1万4000円)、16アイテムを同199ドル(約2万1000円)で提供しているが、今回のプログラムでは全アイテムの中から何点でもレンタルできるほか、割引価格でサービスを利用できる。なお、トリップアドバイザーの有料会員は年会費が99ドル(約1万700円)かかるが、新規に入会する場合、レント・ザ・ランウェイのプロモーションコードにより初年度の会費が20%オフとなる。

 レント・ザ・ランウェイは、2009年にニューヨークで創業。オケージョン用のドレスやアクセサリー類のレンタルからスタートした同社は、ラグジュアリーブランドを中心としたハイエンド商品の品ぞろえが豊富なことが特徴。19年には、大手ホテルチェーンの米マリオット・インターナショナル(MARRIOTT INTERNATIONAL)が手掛ける「Wホテル」と提携し、今回のプログラムと同様のサービスを米国内の一部で提供している。しかし、コロナ禍によって華やかなイベントが激減したことや、衛生面での懸念から苦戦を強いられ、20年8月にはニューヨーク旗艦店を含めた全店を閉店した。一方で、同社は21年7月に新規上場(IPO)の申請を米国証券取引委員会(Securities and Exchange Commission)に行っているが、IPOの規模などは明らかにされていない。

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【独断】外食銘柄、上がる株・下がる株。「こちとら株は素人でも外食は専門家でぇ」

 コロナで外食銘柄が軒並み株価を下げた2020年。21年に入ると企業によっては、復活の手応えを感じ、それが株価にも反映されている。これから上がる株、下がる株はどこか。中堅企業を中心に「独断」で評価する。「当たるも八卦、当たらぬも八卦」。
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