「アツシ ナカシマ」が東京駅でリアルショー 色とスタイル、“意識”と“無意識”が入り混じる2022年春夏

 中島篤が手掛ける「アツシ ナカシマ(ATSUSHI NAKASHIMA)」は、2022年春夏コレクションを東京で発表した。東京駅八重洲口のグランルーフを舞台に、30以上のルックを披露した。

 シーズンテーマは“SUBCONCIOUS(=潜在意識)”。冒頭は、“意識”と“無意識”を象徴するように、白と黒のコントラストが際立つスタイルを押し出した。彼自身の頭文字の“A”と“N”を幾何学的に配置したモノグラムを、ラッフルやプリーツのみのシンプルなワンピースやクレリックシャツ、プルオーバースエットとショーツのセットアップなどに落とし込んだ。レザーパンツやコットンのライダースジャケットなどでロックなテイストを盛り込んだほか、フラッグチェックとストライプを切り替えたトリックアートのような柄も加え、白と黒の世界を強調した。

 今シーズンは、同ブランドでは珍しくミリタリースタイルも披露した。ガンフラップやチンストラップなど、ミリタリーディテールをふんだんに取り入れたコートにはじまり、ステッチワークでナポレオンジャケットを表現したミニワンピや、カーキとグレーのカラーパレットだけを残したTシャツなど、徐々に要素を削いでミニマルに転換。その後、メタリックな素材やラメ加工、“CYBORG“の文字をあしらった直球なグラフィクなどで、近未来なワークスタイルに発展させた。

 終盤は、深い紫や緑、黄などが入り混じるサイケなカラーパレットと、カオスな脳内を表現したようなグラフィックで、テーマの“潜在意識”をストレートに伝えた。ラスト3ルックは、ドレープやフリルを無数に重ねたボリューミーなドレスを連打し、得意とするオートクチュールのスキルを見せつけた。

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「ミナ ペルホネン」から森やキノコをイメージさせる照明が登場 東京・代官山マテリアリで販売

 「ミナ ペルホネン」は10月22日、東京・代官山のマテリアリで、フィンランドの建築家兼デザイナーであるエサ・ヴェスマネン(ESA VESMANEN)とコラボレーションした照明を発売する。

 フィンランド語で森を意味する“メッツァ”は白樺素材のシェードが特徴で、あかりを灯すと森が浮かび上がり。無数に施された細かな穴は夜空の星をイメージさせるデザインだ。ペンダントランプは8万2500~8万8000円。フィンランド語でキノコを意味する“シエニ”は、柔かいラインが特徴のスタンドランプで、価格は6万500~7万1500円。フィンランド語で雲を意味する“ピルヴィ”は、コロンとした印象のペンダントランプ。価格は7万1500~

 9万3500円。ランプは組み立て式で購入後、約2週間で納品予定だ。

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ただそこにいるだけで癒される、猫のような居心地のいい美人になる方法【ニャンダフルなコスメたち】

 狂ったように猫を溺愛する美容ライターが、猫と美容を強引に結びつける力技ビューティコラムVol.10。猫にちなんで、毎月2(ニャー)日と22(ニャーニャー)日の2(ニャー)回更新しています。今回のテーマは「美のバランス感覚」。大人たるもの、独りよがりな美はもう卒業。ただそこにいるだけで人々を魅了する猫のように、会う人をほっと癒し和ませる心地よい美しさを目指すための方法&コスメをご紹介します。前段の“事件”のインパクトにより、猫感がやや薄味になってしまっておりますこと、ご了承ください。

マツエクをした「その筋の男」が放つ、強烈な違和感の正体

 姉の友人の看護師から聞いた話。ある日勤務先の病院に「その筋の人」が担ぎ込まれてきたという。それだけでも十分びっくり案件だと思うのだが、それより何よりその場にいた看護師全員の目を釘づけにしたのは、付き添いでやってきた子分のほう。なぜなら50〜60代と思しきそのおっさんがゴリッゴリにマツエクをつけていたというのである。

 「その筋の人」だって、きれいを目指してもいいのだが、聞けば、頭は白髪交じりのパンチ、首元は安定の喜平ネックレス、トップスはスタッズでドクロがでかでかと描かれた黒ニット、パンツは迷彩柄のジャージーという、まつげ以外はイメージを1mmも裏切らない見事なまでのチンピラコーデを披露していたというから、素直に「美容が好きなのね」という話では終われない。まつげに執着するわりに、その他の部分にはかわいい要素が一つもないのはどういうことか。

 いかつい業界で、いかついファッションに身を包み、いかつい美容(?)を楽しむのなら全く問題はないが、そこにフッサフサでクルンと上向いたお人形のようなまつげはどう考えてもそぐわない。「まつげはかわいいんかい!」とその場にいた看護師たちがツッコミたくもずっこけたくもなった気持ちがよく分かる。

 生まれつきまつげが密という人は当然いるが、白髪パンチのおっさんは、誰が見ても明らかにマツエクだと分かるまつげをしていたという。まつげ貧毛症など致し方ない理由であったとしても、今のマツエクは本当に進化しているから、「生まれつきフサフサなんです」と言ってもバレないくらいの自然な仕上がりになるはず。なのに、そこにいる全員の目を釘づけにし思考停止させるほどの強烈な違和感を放つまつげって、いったいどんな? やはりそこには“目元を盛りたい”という願望があったのではなかろうか。

 ここまで書いていて、「あれ、これ何のコラムだっけ」と迷子になってしまったが、つまり私が言いたいのは、どんなに美容やおしゃれに気を使おうと、人目に「違和感」と映ったら全ての努力が無駄、一発アウトだということ。

 白髪パンチのおっさん×マツエクは極端な例だとしても、何事にもベストなバランスというものがある。それを無視した独りよがりの美容は、人目に魅力的には映らないし、若いころは勢いでどうにかできても、いつか必ず違和感に変わる。好きを貫くことも大切。けれど、相手にとって心地よい存在であろうとすることも、大人が備えておくべき美の一つだと思うのだ。

美の黄金バランスを備えた猫は、さながら美しい景色のよう

「室内に猫は欠かせない。猫がいて初めて部屋は完璧になる」(ステファヌ・ファラメ)
「あら、ガラスの向こうにきれいな花が! 白いケシの花。いいえ、花じゃない。あれはねこ……」(コレット)
「愛しのビューティ、あなたほど完璧な子ねこをこれから先も自然が創ることはないでしょう」(オノレ・ド・バルザック)

 こんなふうに、猫の美しさに魅了された偉人たちの名言は、ちょっと探しただけでも山ほど出てくるのだが、美に一家言ありの人々にここまで言わしめるとは、やはり猫の美は侮れない。「何事もベストなバランスがある」と言ったが、猫は目・鼻・口・耳の配置、長いしっぽや鍵しっぽ、多様な毛柄など、全てのバランスが奇跡と言ってもいいほど美しく整っていて、生まれながらにして美の黄金比が備わっていると思えてならない。猫はまるで美しい景色のように、人を癒し和ませ、魅了することができる特別な存在なのだ。

 どんなに容姿が優れた人でも、そんな猫の美には到底及ばない。けれど、少なくとも白髪パンチのおっさんのように人をギョッとさせることのない、いつでもそばにいたくなる魅力や居心地の良い雰囲気を目指すことは、日々の美容でなんとかできるはずだ。

美のバランス感覚を養い、猫のような居心地のよさをかなえるためには?

 と今回も強引な猫着地がキマッたところで、いかなるときでも、猫のように癒し和ませる居心地よい美しさを育むためのアイテムをご紹介。

 小さな鏡だけでは、自分を客観視する感覚は育たない。まずは大きな鏡をデスクにセットして、自分が普段どう見られているのか引きで見つめてみる習慣を。「シンク−(SHIN;KUU)」の鏡は、頭のてっぺんからデコルテまで写すことができる余裕のある楕円形フォルム。使う人の座高に合わせて高さを調整できる上、台座から取り外して手鏡にすれば、合わせ鏡で見えにくい後ろ姿もチェック可能。トータルで美のバランスをとらえる練習にぴったりのアイテムだ。


 自分のキャラとはチグハグな美に突き進んでしまうのは、自信のなさや、自分自身と向き合えていないことが原因のひとつとしてあるのかもしれない。自宅でのリラックスタイムにマインドフルネスを取り入れてみるのも一案だ。コスメに頼るなら、「CBDAYS」のCBDオイルがおすすめ。消化吸収しやすいMCT オイルとヘンプシードオイルをベースに、CBDを270mg配合。徳島県のすだちとライムをブレンドしたすっきりとしたクセのないフレーバーで、気持ちをポジティブにスイッチ。自信を取り戻したいときに頼りになるはずだ。


 猫と過ごすひとときのような、心穏やかで居心地のいい雰囲気をまとうなら、今季トレンドの金木犀の香りにTRY。「シロ(SHIRO)」のキンモクセイ オードパルファンは、金木犀とベルガモットのすっきりとした甘さから、ウッディ、ムスクの穏やかなラストへと紡がれる優しく懐かしい香り。道端で感じる金木犀そのものの香りを楽しめるから、そばにいる人はきっと癒され好印象を抱くはず。

 「白髪パンチのおっさんは、看護師たちには丁寧に接してくれたし、いい人風だったよ。無駄に清潔感もあったし。でもさ、マツエクが強烈すぎてどんな情報も入ってこないよね(笑)」とは姉の友人の看護師談。どんなに美を磨こうと、一つでも選択を誤ると全てのバランスが崩れ良かった部分までなかったことになってしまうようだ。そう考えると、やはり猫のように調和のとれた誰の目にも心地よい美しさを目指すことは、ほかのどのエイジングケアよりも急務かもしれない。美のバランス感覚を養っておかなければ、あなたも私も、白髪パンチのことを笑っていられなくなるから。

参考文献
ちいさな手のひら事典 ねこ(グラフィック社)

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若手現代アーティストが「アウディ」とコラボレーション 六本木ヒルズで展示を開催

 ドイツ発プレミアムカー・ブランドの「アウディ(AUDI)」は10月22日〜11月3日、東京・六本木ヒルズのヒルサイド2階、ヒルサイドカフェ/スペースで一般社団法人日本現代美術商協会(以下、CADAN)とコラボレーションで車と現代アートの展示「カダン 六本木 プレゼンテッド バイ アウディ」を行う。

 会場のエントランスを飾るのは、「アウディ」の新作フラッグシップ電気自動車“アウディe-tron GT”にアーティストの大山エンリコイサムがアートワークを施したラッピングカー。大山が活動の拠点とする米ニューヨークのストリートアートのエレクトロニクスをイメージするブルーと車の疾走感をミックスさせた作品「FFIGURATI#341」は、コラボカーだけでなく、六本木ヒルズ内各所に散りばめられている。

 この展覧会を企画・運営するアートのプラットフォーム企業であるマグアスの上坂真人社長は、「日本にアートのある生活を根づかせたいという考えからマグアスを立ち上げた。今回『アウディ』の協力を得た展示では本物の現代アートを紹介したいと思いCADANに相談し、10人の若手現代アーティストを推薦してもらった」とコメント。

 出品アーティストは、小林優平、大山エンリコイサム、大野智史、川人綾、二艘木洋行、藤崎了一、ユアサエボシ、前田紗希、今井俊介、SHIMURAbrosで、これら10点の作品はすべて購入可能だ。

■「CADAN ROPPONGI presented by Audi」
日程:2021年10月22日〜11月3日
会場:六本木ヒルズ Hills café/Space ヒルサイド2F
営業時間:11:00 〜21:00(最終入場20:30)
※営業時間の可能性あり
入場料:無料

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若手現代アーティストが「アウディ」とコラボレーション 六本木ヒルズで展示を開催

 ドイツ発プレミアムカー・ブランドの「アウディ(AUDI)」は10月22日〜11月3日、東京・六本木ヒルズのヒルサイド2階、ヒルサイドカフェ/スペースで一般社団法人日本現代美術商協会(以下、CADAN)とコラボレーションで車と現代アートの展示「カダン 六本木 プレゼンテッド バイ アウディ」を行う。

 会場のエントランスを飾るのは、「アウディ」の新作フラッグシップ電気自動車“アウディe-tron GT”にアーティストの大山エンリコイサムがアートワークを施したラッピングカー。大山が活動の拠点とする米ニューヨークのストリートアートのエレクトロニクスをイメージするブルーと車の疾走感をミックスさせた作品「FFIGURATI#341」は、コラボカーだけでなく、六本木ヒルズ内各所に散りばめられている。

 この展覧会を企画・運営するアートのプラットフォーム企業であるマグアスの上坂真人社長は、「日本にアートのある生活を根づかせたいという考えからマグアスを立ち上げた。今回『アウディ』の協力を得た展示では本物の現代アートを紹介したいと思いCADANに相談し、10人の若手現代アーティストを推薦してもらった」とコメント。

 出品アーティストは、小林優平、大山エンリコイサム、大野智史、川人綾、二艘木洋行、藤崎了一、ユアサエボシ、前田紗希、今井俊介、SHIMURAbrosで、これら10点の作品はすべて購入可能だ。

■「CADAN ROPPONGI presented by Audi」
日程:2021年10月22日〜11月3日
会場:六本木ヒルズ Hills café/Space ヒルサイド2F
営業時間:11:00 〜21:00(最終入場20:30)
※営業時間の可能性あり
入場料:無料

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”ダウン to earth” マリエが本音で語る「私の33年目のサステナブル」Vol.33

 今年の秋冬は、いきなり寒くなった。アウターを新調した、もしくは検討している人も多いのではないだろうか?

 私がダウンの問題に気づくことができたのは、とある大手企業から「ダウンをプロデュースしてほしい」との依頼を受けた2018年のことだ。企画と資料の準備に際してダウンの生産背景を調べた時、全身に身の毛がよだつ採取法もあることを知った。

 もちろん私も、ダウンの暖かさという恩恵を受けてきた一人だ。今でもそう。ただ一部の企業による杜撰さは、見ていられないものだった。それはライブピッキングと呼ばれ、生きたままダックの毛をむしるというもの。人にしたら髪の毛を力づくでむしり取られ、伸びてきたらまた抜き、その生命が果てるまで繰り返されるというものだ。今は規制により改善が促されているというが、まだダウンを不当に扱う工場もあるという。

 そんな中で出合ったのが、リサイクルダウン、green down projectの活動だった。彼らと情報や知識を共有させていただく中でショックだったのは、新品よりもリサイクルダウンの方が清潔という見解。ダウンの資材は、グラム単位で買い取られる。重ければ重いほど高い。そのためピッキングの際に付着した肉片などは、わざと取らないというのだ(一部の生産背景に限るとは思われる)。一方リサイクルダウンは、高い品質基準でクリーニングされた再生資材。なので新品よりも安全・清潔、そしてサステナなダウンができるというのだ。

 ショックは、さらに重なる。依頼を受けた3年前、「ダウンをサステナブルにしていこう!」という活動は、ようやく注目を浴び始めた段階だった。プロデュースの依頼を受けた大手企業に「リサイクルダウンでいきます!これを主流にしましょう!」と提案したら却下されたくらい、サステナダウンは市民権を得られない発想だった。

 あれから急速に企業や人々の意識は変わり、今はダウンブランドも「サステナブルな貢献をしないと!」とプラスマイナスを整えようとしている。

 私自身、「ビーガンですよね?」と聞かれる時が多々ある。でもそんな時私は、「いや、ハイブリッドです」と答えている。もちろん動物愛護の観点から、環境や畜産の観点から、人間が本来持つ潜在能力を引き出すためビーガンを選択することは、地球に共存する上で大切な考え方だ。だがその前に、我々にはするべきことがある。何度もこのコラムで話しているが、「全てを永久資材と考えること」。まずこれが第一歩だ。「OK!そうね!じゃあ私も、今日からビーガン!今まで持っていたものを全て捨てちゃいましょう!」というマインドセットは、一点集中の活動にしかならない。私だけでは変えられないと思われる畜産界の大きな問題として、食用に育てられる動物の外見は捨てられ、一方バッグや靴などのために育てられる畜産は中身が捨てられている。この二つの無駄をドッキングして、少しでも改善すると、二酸化炭素の削減量は、もうみんなが一生懸命「エネルギーを節制しよう」なんて叫ばなくてもいい数値にまで下がるさえ言われている。

 「ファッション」という言葉の語源は流行を意味するもので、衣類そのものを示すものではない。では今の「流行」とはなんだろうか?それは「サステナブル」だ。

 トレーサビリティの取れない新品のダウン。これを読んでもまだ欲しくなった?

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「ケイト」の“リップモンスター”からミニサイズが登場 限定4色をラインアップ

 カネボウ化粧品の「ケイト(KATE)」は、高発色で落ちにくい口紅“リップモンスター”のミニサイズ“ミニリップモンスター”を2022年1月22日に数量限定で発売する。オレンジレッド、パールブラウン、フラッシュピンク、パープルピンクの限定4色をラインアップ。価格は税込880円(編集部調べ)。
 
 “ミニリップモンスター”のパッケージは、モンスターのイラストを特別にデザイン。各色ユニークなネーミングで、オレンジレッドは“真夜中の収穫祭”、パールブラウンは“ホーンテッドミラールーム”、フラッシュピンクは“舞踏会の主役”、パープルピンクは“マジカルミッドナイトショー”として展開する。

 “リップモンスター”は、高発色で保湿力があり、色持ちの良さが特長。21年5月1日の発売以降セルフメイク口紅市場においてシェア50%以上(インテージSRI 21年5月10~17日調べ)を記録し、店頭やオンラインストアでは入荷してもすぐに売り切れるヒット製品。

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「シロ」の2021年ホリデーは限定フレグランスとサステナブルなメイクパレット【2021年クリスマスコフレ】

 コスメブランド「シロ(SHIRO)」は11月18日、2021年ホリデーコレクションとして フレグランス“スターリーホリデー”(50mL、税込1万1550円)と“シアアイシャドウ&ハイライターパレット”(全3種、各税込各5940円)を限定発売する。

 ホリデー限定の香り“スターリーホリデー”は、澄んだ空に無数にきらめく星空から着想を得て誕生した。シトラス、フローラル、ムスクに加え、ウッディーやレザーの落ち着いた香りも持ち合わせた奥深さのある仕上がりだ。さらに、水のかわりにスキンケアにも使用する徳島県の木頭柚子の蒸留水を配合することで、香りにより深みを加えた。

 “シアアイシャドウ&ハイライターパレット”はシアバター配合でしっとりとした質感と艶やかな仕上がりが特徴のパレットで、カラーは華やかなラメやパールを配合した“1K01スパークルイエロー”“1K02 メタリックカッパー”“1K03 ヌードローズ”の3色をラインアップする。右側のハイライターは全色共通で、美しい艶肌を演出するゴールドとなっている。パレットは紙製で使用後は燃やせるゴミとして簡単に処分ができ、ラメはプラスチックフリーの素材を利用するなど環境に配慮した。

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1年ぶりにリアルで開催中の「ルームス」 地方専門店のバイヤーら集まり活況

 アッシュ・ぺー・フランスは10月21〜23日、東京・新宿の新宿住友ビル三角広場で、ファッションやビューティ、アートなどの合同展示会「ルームス(rooms)」を行っている。今年3月に予定していた同展は、コロナ拡大を受けて会場での開催を見送り、オンライン展示会プラットフォームのみでの開催となった。1年ぶりとなったリアルでの開催には約250ブランドが出展し、新規ブランドを探す地方専門店のバイヤーなどが詰めかけた。

 初日の21日の来場者数は5000人弱だったという。「人の入りは想定に比べて良すぎるといってもいい。特に地方店のバイヤーの来場が目立ち、出展者からの聞き取りでは『今すぐ買いたい』というほど来場者の買い付け意欲は高い」と話すのは、同展の渡邊睦コンセプターだ。コロナ禍で約1年半の間、国内にも海外にも買い付けに行けていないバイヤーが積極的に新規ブランドを探している。「既に取り扱いのあるブランドはオンライン展示会でも発注しやすいが、新規ブランドはオンラインではやはり買い付けが難しいようだ」。

 エリア別では、サステナブル、SDGsといった時流ともつながり、「ルームス」が5年以上前から打ち出してきた「エシカル(ETHICAL)」ゾーンが盛況。また、今回から新たに設けた「ディアミー(DEAR ME)」ゾーンも人を集めている。「ステイホーム期間中は、これからはサステナブルな暮らしでなければいけないと必要以上に強く自省したり、自由な判断ができなくてストレスを感じたりする人が多かったと思う。その一方、意識が自身の内面に向かったことで、クリエイターはモノ作りが進んだ部分もある。それらを外に出していく場が必要と考え、新エリアを作った」と渡邊コンセプター。新エリアには「エシカル」ゾーンと近しいオーガニックコスメブランドなども出展しているが、「自分の心と体にとって気持ちいい点を重視している」点が特徴だ。

 コロナ禍による出展キャンセルも一部あったが、「10万円で出展できる小規模スペースを用意したことなどもあって、出展者を集めることにも苦労はなかった」という。ファッション関連の大型展示会は「ルームス」以外を含めても久しぶりの開催。「来場者の滞留時間も長い。オンライン展示会にも良さはあるが、やはりリアルの展示会は求められている」と手応えを感じている。

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1年ぶりにリアルで開催中の「ルームス」 地方専門店のバイヤーら集まり活況

 アッシュ・ぺー・フランスは10月21〜23日、東京・新宿の新宿住友ビル三角広場で、ファッションやビューティ、アートなどの合同展示会「ルームス(rooms)」を行っている。今年3月に予定していた同展は、コロナ拡大を受けて会場での開催を見送り、オンライン展示会プラットフォームのみでの開催となった。1年ぶりとなったリアルでの開催には約250ブランドが出展し、新規ブランドを探す地方専門店のバイヤーなどが詰めかけた。

 初日の21日の来場者数は5000人弱だったという。「人の入りは想定に比べて良すぎるといってもいい。特に地方店のバイヤーの来場が目立ち、出展者からの聞き取りでは『今すぐ買いたい』というほど来場者の買い付け意欲は高い」と話すのは、同展の渡邊睦コンセプターだ。コロナ禍で約1年半の間、国内にも海外にも買い付けに行けていないバイヤーが積極的に新規ブランドを探している。「既に取り扱いのあるブランドはオンライン展示会でも発注しやすいが、新規ブランドはオンラインではやはり買い付けが難しいようだ」。

 エリア別では、サステナブル、SDGsといった時流ともつながり、「ルームス」が5年以上前から打ち出してきた「エシカル(ETHICAL)」ゾーンが盛況。また、今回から新たに設けた「ディアミー(DEAR ME)」ゾーンも人を集めている。「ステイホーム期間中は、これからはサステナブルな暮らしでなければいけないと必要以上に強く自省したり、自由な判断ができなくてストレスを感じたりする人が多かったと思う。その一方、意識が自身の内面に向かったことで、クリエイターはモノ作りが進んだ部分もある。それらを外に出していく場が必要と考え、新エリアを作った」と渡邊コンセプター。新エリアには「エシカル」ゾーンと近しいオーガニックコスメブランドなども出展しているが、「自分の心と体にとって気持ちいい点を重視している」点が特徴だ。

 コロナ禍による出展キャンセルも一部あったが、「10万円で出展できる小規模スペースを用意したことなどもあって、出展者を集めることにも苦労はなかった」という。ファッション関連の大型展示会は「ルームス」以外を含めても久しぶりの開催。「来場者の滞留時間も長い。オンライン展示会にも良さはあるが、やはりリアルの展示会は求められている」と手応えを感じている。

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ミニ丈&ローウエストが完全復活 2022年春夏ミラノ・ファッション・ウイークスナップ

 2022年春夏シーズンのミラノ・ファッション・ウイーク(ミラノコレ)が、9月21〜27日に開催された。参加ブランドのうち3分の2が現地でリアルショーを行った今季、街中にも活気が戻ったようだ。スナップフォトグラファーは、欧州からの来場者のほか、モデルの私服姿を多く捉えていた。

 来場者の間で人気だったアイテムは、ロングブーツ、サイクリングパンツ、古着屋やフリーマーケットで見つけてきたような年季の入ったレザージャケットなど。胸元部分のボタンだけを留めたシャツやカーディガン、ローウエストのパンツ、ミニスカート、裾広がりのベルパンツなど、SNSで火がついたY2K(2000年代)ファッションはリアルの世界でも広がりを見せているようだ。特にショーの合間に私服で移動するモデルのファッションでこのY2Kを思わせるスタイリングが多く見られた。

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古着「デザートスノー」が日本最大のショッピングセンターに出店

 同名の古着店などを運営するデザートスノー(東京、鈴木道雄社長)は11月6日、日本最大のショッピングセンターである埼玉県越谷市のイオンレイクタウンに「デザートスノー イオンレイクタウン店」をオープンする。同社によるSCへの出店は初。期間は2022年1月末までだ。

 鈴木社長は「デザートスノーの客単価は5000~6000円だが、幅広い年代のお客さまが来店するショッピングセンターを意識して、より安価な商品も用意する」と話し、税込1000円の古着を多数準備する。また、「今回の結果次第でSC戦略を強化し、アウトレット出店も実現したい」と言う。デザートスノーでは現在セールを行っていないが、アウトレットでは既存店の在庫を30~40%オフで販売することなどを考えている。

 デザートスノーは“古着の街”としてあらためて注目される東京・下北沢に12店舗を運営し、ブームをけん引する中心的存在だ。

■デザートスノー イオンレイクタウン店
オープン日:11月6日
時間:10:00~22:00
定休日:無休
住所:埼玉県越谷市レイクタウン3-1-1

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「ディオール」 × 「サカイ」が日本先行発売 限定カラーの“サドルバッグ”も

 「ディオール(DIOR)」は、「サカイ(SACAI)」とのコラボコレクションを11月4日に東京・神宮前に開くポップアップストアと「ディオール」公式ECサイトで先行発売する。全国の直営店では6日から取り扱う。

 アイテムは、フローラル刺しゅう付きのニットや、“DIOR”の“I”の文字に「サカイ」のロゴをプリントしたシャツ、デニムジャケットのほか、ナイロン素材を使った“サドルバッグ”などのアクセサリーをそろえる。また先行発売を記念して、日本限定でホワイトカラーの“サドルバッグ”も用意する。

 「ディオール」公式LINEでは、プレオーダーや公式オンラインブティックでの先行発売などの特別企画を、友だち限定で10月22日に実施する。

■ディオール&サカイ ポップアップストア
会期:11月4日〜14日
時間:11:00~20:00
場所:441
住所:東京都渋谷区神宮前5-12-1

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「Y2K」ってどんなトレンド? “めんどくさい”新米2人によるポッドキャスト連載:考えたい言葉 vol.8

 「WWDJAPAN」ポッドキャストシリーズの新連載「考えたい言葉」は、2週間に1回、同期の若手2人がファッション&ビューティ業界で当たり前に使われている言葉について対話します。担当する2人は普段から“当たり前”について疑問を持ち、深く考え、先輩たちからはきっと「めんどうくさい」と思われているだろうな……とビビりつつも、それでも「メディアでは、より良い社会のための言葉を使っていきたい」と思考を続けます。第8弾は、【Y2K】をテーマに語り合いました。「WWDJAPAN.com」では、2人が対話して見出した言葉の意味を、あくまで1つの考えとして紹介します。

ポッドキャスト配信者

佐立武士(さだち・たけし):He/Him。入社2年目、ソーシャルエディター。幼少期をアメリカ・コネチカット州で過ごし、その後は日本とアメリカの高校に通う。早稲田大学国際教養学部を卒業し、新卒でINFASパブリケーションズに入社。在学中はジェンダーとポストコロニアリズムに焦点を置き、ロンドン大学・東洋アフリカ研究学院に留学。学業の傍ら、当事者としてLGBTQ+ウエブメディアでライターをしていた。現在は「WWDJAPAN」のソーシャルメディアとユース向けのコンテンツに注力する。ニックネームはディラン

ソーンマヤ:She/Her。入社2年目の翻訳担当。日本の高校を卒業後、オランダのライデン大学に進学して考古学を主専攻に、アムステルダム大学でジェンダー学を副専攻する。今ある社会のあり方を探求すべく勉強を開始したものの、「そもそもこれまで習ってきた歴史観は、どの視点から語られているものなのだろう?」と疑問を持ち、ジェンダー考古学をテーマに研究を進めた。「WWDJAPAN」では翻訳をメインに、メディアの力を通して物事を見る視点を増やせるような記事づくりに励む

若手2人が考える【Y2K】

 「Y2K」は“2000年”の数略語で、“Y”は年(year)、“K”はキロ(Kilo、1000の単位)の意味。一般的にはコンピューターが誤作動すると騒がれた2000年問題を指していたが、ゼロゼロ年代(2000~09年)のファッションやビューティトレンドのリバイバル文化を表す言葉にもなりつつある。ひとえに“ゼロゼロ年代”と言うとその時代の多様なスタイルを含むが、「Y2K」はより特定のアメリカを中心とするポップカルチャー発のトレンドを指している。ファッションスタイルとしては、ベイビーピンクなどの甘い色やミニスカート、クロップド丈の小さなトップス、アクセサリーの多数付け、ローライズのジーンズ、小さなサングラスなどが特徴だ。またビューティは、コントラスト強めのハイライト入りヘアや寒色系のメタリックなアイシャドウ、クリアなリップグロスなど。

 2021年現在流行している「Y2K」ファッションとビューティの元になっているのは、ソーシャルメディアが普及していない当時、メディアを賑わせたセレブたち。中でも、ブリトニー・スピアーズ(Britney Spears)やパリス・ヒルトン(Paris Hilton)、クリスティーナ・アギレラ(Christina Aguilera)、ヒラリー・ダフ(Hilary Duff)、ビヨンセ(Beyonce)含めたデスティニーズ・チャイルド(Destiny's Child)は、この時代を代表するアイコンとして語られる。映画「ミーン・ガールズ(Mean Girls)」などゼロゼロ年代のポップカルチャーも今もインターネット上で引用されることが多く、今日の「Y2K」のイメージに大きなインパクトを残している。

 Z世代の新生ポップスター、オリヴィア・ロドリゴ(Olivia Rodrigo)のスタイルは、まさに「Y2K 」だとメディアも注目する。「ミュウミュウ(MIU MIU)」などラグジュアリーブランドの2022年春夏コレクションにもリバイバルの影響が強く見られた。ほかにもBLACKPINK(ブラックピンク)やaespa(エスパ)らK-popアーティストが「Y2K」スタイルを取り入れたことも再燃の理由の一つとされ、Stray Kids(ストレイキッズ)のヘアピンを使ったスタイルをはじめとして、男性アーティストもトレンドを楽しんでいる。

 このような“ジェンダーレス”なアプローチに加え、再燃した「Y2K」スタイルが当時と大きく違う点は、多様な体型の人がエンジョイしていることだ。「Y2K」自体が、スリムなセレブたちがけん引した露出多めのトレンドのため、“洋服のために痩せなくてはいけない”という風潮を加速させてしまうのではと危惧する声も上がっている。しかし、ティックトック(TikTok)などを中心に広まった「Y2K」リバイバルはZ世代のボディーポジティブな考え方と融合し、多様な楽しみ方が提案されている。

【ポッドキャスト】

「WWDJAPAN」ポッドキャストシリーズはSpotifyやApple Podcastsでもお聞きいただけます。

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「気候変動」「ジェンダー」「選挙」などを議論 5日間オンラインで開催

 衆議院選挙に際し、社会問題について議論するイベント「WILL FESTIVAL」が10月25日から29日の5日間、オンラインで開催される。サイボウズの青野慶久社長、メルカリの小泉文明会長ら第一線で活躍する経営者やビジネスパーソンが登壇し、日本の未来を話し合う。

 主催は、社会提言を行うプロデュース集団・VISIONING COMPANY NEWPEACE(東京、高木新平社長)。5日間で「気候変動・環境問題」「教育」「働き方」「新しい問い」「ジェンダー」「多様性」「選挙」の7つのテーマについて、計24人で議論する。開始時間はテーマによって異なるが、夕方から夜にかけてそれぞれ1時間ずつとなる。無料で参加できる。

 ファッションやビーティ業界の関係者も登壇する。初日の25日(月)17時30分からの「気候変動・環境問題」にはパタゴニア日本支社の中西悦子氏、オールバーズの蓑輪光浩氏ら、27日(水)17時30分からの「ジェンダー」にはポーラの大城心氏、SHEの福田恵里氏らが登場する。

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「ジースター ロゥ」CMOがスヌープ・ドッグを起用した新キャンペーンに自信!

 オランダのジーンズブランド「ジースター ロゥ(G-STAR RAW)」はこのほど、ラッパーのスヌープ・ドッグ(Snoop Dogg)を起用したグローバルキャンペーンをスタートした。その狙いや「ジースター ロゥ」の現在地と未来について、グウェンダ・ヴァン・ヴリエット(Gwenda van Vliet)=ジースター インターナショナル チーフ・マーケティング・オフィサー(CMO)に話を聞いた。 

ヒップラインを美しく見せる
ジーンズをあらためて訴求

WWD:スヌープ・ドッグの起用理由は?

グウェンダ・ヴァン・ヴリエット=ジースター インターナショナルCMO(以下、ヴリエット):スヌープはヒップホップ界の生ける伝説であり、ジーンズのようにアイコニックな存在だ。自身のスタイルを確立しながら、それを改新し続け、さらに異なる文化も遊び心を持って積極的に融合させる。そのオリジナルなスタイルに共鳴したからだ。また、「ジースター ロゥ」はこれまでもファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)やジェイデン・スミス(Jaden Smith)とタッグを組んできたが、スヌープが彼らと同様に“本物”であることも重要な要素だった。

WWD:特に今回は、スヌープがリリースした「Say It Witcha Booty」にフォーカスしている。

ヴリエット:“Booty(ヒップ=後ろ姿)で語る”というこの楽曲と、「ジースター ロゥ」のブランド哲学はがっちりリンクする。以前行った市場調査で、「ジースター ロゥ」のジーンズを購入する理由の1位に「フィット感」が挙がっており、それはヒップで最も体感できる。

WWD:確かに「ジースター ロゥ」では2019年から、ヒップにフォーカスしてフィット感をアピールする“ハードコア デニム”キャンペーンを行っている。今回の「Say It Witcha Booty」キャンペーンも、それにひもづくものである?

ヴリエット:その通りだ。“ハードコア デニム”キャンペーンの次の章と言える。われわれは今まで、完璧なジーンズのフィット感について発信してきた。今回はそれを楽しい方法で伝えたいと考え、オリジナルムービーには「ジースター ロゥ」のジーンズをはいた男女に加え、犬、島、気球まで登場させた。「ジースター ロゥ」の世界観とスヌープのユニークなスタイルを組み合わせ、見る人が笑顔になることに重きを置いた。そして、ヒップラインを美しく見せるアイテムとしてジーンズをあらためて訴求したい。

「ジーンズとヒップホップは
いずれも文化として根付いている」

WWD:ジーンズとヒップホップの親和性については、どう考える?

ヴリエット:ヒップホップが音楽の世界で大きく飛躍した1990年代、ヒップホップ界のユニホームと言える存在がジーンズだった。ルーズシルエットのジーンズとビッグサイズのパーカはヒップホップシーンには欠かせないものであり、全身をデニムウエアでコーディネートする“カナディアン・タキシード”と呼ばれるスタイルも流行した。

WWD:90年代は、アウトサイダーとされていたヒップホップアーティストがメインストリームになった時代でもあった。

ヴリエット:彼らはストリートの代弁者からトレンドセッター、スタイルアイコンになった。そして、この90年代をけん引したのがスヌープ・ドッグだった。ただし、スヌープのすごいところは、今なお進化し、シーンの先端を走り続けていることだ。ジーンズとヒップホップに共通して言えることは、一過性のものではなく、文化として根付いている点だと思う。

日本のECは2019年比で
2倍以上に成長!

WWD:「ジースター ロゥ」はサステナビリティも大きく掲げる。本キャンペーンの商品にも、その精神は取り入れられる?

ヴリエット:もちろんだ。サステナビリティはわれわれのDNAであり、全ての活動に組み込まれる。現在、われわれが使用する素材の93%は持続可能な方法で調達されており、コットンに関してその数値は99%に達している。

WWD:“ジーンズが売れない”と言われて久しいが、「ジースター ロゥ」のビジネスは好調と聞いた。日本市場においても、それは言える?

ヴリエット:コロナ禍でも日本の業績は非常に安定している。特にECは、2019年に比べて2倍以上に成長した。一方で、実際にタッチ&フィールできる実店舗も重要で、9月に三重県の三井アウトレットパーク ジャズドリーム長島内の店舗を移転リニューアルし、10月にはダイバーシティ東京 プラザに最上位コレクションからアウトレット商品までラインアップする日本初の実験的ストアもオープンした。

WWD:最後に、他のジーンズブランドにはない、「ジースター ロゥ」の特別性について教えてほしい。

ヴリエット:ひと言で言うなら、発明と探求への意欲だ。ジーンズに限界はないと信じており、未来のために日々努力している。

「Say It Witcha Booty」
キャンペーンとは?

 スヌープ・ドッグの楽曲「Say It Witcha Booty」から着想を得たもの。スヌープはキャンペーンのために歌詞を手直しし、オリジナルムービーにも登場する。ヴリエットCMOは、「“ジーンズをはいてBooty(ヒップ=後ろ姿)で語る”ことをあらためて訴求したい」と話す。

問い合わせ先
ジースター インターナショナル
03-6890-5620

 

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破竹の「スリーコインズ」 原宿に初の旗艦店

 パルは、プチプラ雑貨店「スリーコインズ(3COINS)」の旗艦店を東京・原宿に11月12日オープンする。明治通りに面した同社直営店「ベースヤード トーキョー(BASE YARD TOKYO)」を改装し、1階部分の415平方メートルに出店する。「スリーコインズ」は全国に221店舗を構えているが、旗艦店は初めて。食品やバッグなど旗艦店限定の商品もそろえる。

 300円(税抜)の生活雑貨を主力にする「スリーコインズ」は、パルにとって最大の稼ぎ頭の事業。コロナ下の巣ごもり需要を追い風して成長を加速しており、2021年3〜8月期の売上高は前年同期比83.8%増の187億円だった。通期(22年2月期)の売上高も前期に比べて100億円増の「360億円を突破する勢い」(同社)で伸びている。

 近年は300円雑貨だけでなく、1000円以上のワイヤレスイヤホンや美容家電など品ぞろえも拡充されており、店舗の大型化を進めている。

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時代を超えたジェンダーレスな輝きを 「4℃ HOMME+」誕生

「4℃(ヨンドシー)」から、新D2Cライン「4℃オムプラス(4℃ HOMME+)」が誕生した。同ラインは、洗練され、研ぎ澄まされたフォームが特徴。“オム”とうたっているが、ファッション感度の高い男女が着用できるシンプルなデザインのジェンダーレスなジュエリーだ。「4℃オムプラス」のプラス(+)には、“時代やジェンダーを超えて着用する人に寄り添い、時代の一歩先を行く輝きを届けたい”という思いが込められている。

揺るぎなく、男女問わず
寄り添うシンプルなデザイン

 ネックレスやブレスレット、リング、イヤカフなどから構成されるコレクションは、サークルやチェーンといった定番的モチーフにオリジナルな解釈を施してデザインしたタイムレスなジュエリーを提供。シンプルだからこそ、フォーマルからカジュアルまで日常のさまざまな装いのアクセントとして活躍しそうだ。シェアード・ワードローブのように、カップルでシェアしても楽しめる。シルバーにプラチナと18金イエローゴールドをコーティングしているので、手に取りやすい価格帯も魅力だ。

シンプルに、上品に愛用できる
ベーシックジュエリー

 飽きのこないシンプルなジュエリーを装いに取り入れることによりファッションがランクアップするのは間違いない。細部まで計算し尽くされたデザインなので上品でシーンを選ばず着用できる。シンプルでありながらも、ラインやモチーフ、素材の組み合わせによるさりげない遊び心も「4℃オムプラス」のこだわりの一つだ。

インスタグラムでは
豊富なスタイリングを紹介

「4℃オムプラス」の公式インスタグラムでは、ジュエリーを楽しむヒントになる豊富なスタイリングを紹介している。男女モデルやインフルエンサーによるオリジナリティー溢れるスタイリングに注目だ。また、阪急うめだ本店の1階プロモーションスペース11 で12月15〜25日にポップアップショップを開催。「4℃オムプラス」のジュエリーを実際手に取ってみられるチャンスだ。

問い合わせ先
4℃
03-5719-3266

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「タトラス」が「ミスターサタデー」とコラボ 初のダウンパンツも登場

 「タトラス(TATRAS)」は今秋、カナダ発の気鋭ブランド「ミスターサタデー(MR.SATURDAY)」とのコラボレーションラインを始動し、10月15日からタトラス直営店で順次販売する。

 「ミスターサタデー」は2019年、カナダ・トロント生まれのデザイナー、ジョイ·ゴーリッシュ(Joey Gollish)が創業。世界的な歌手ザ・ウィークエンド(The Weeknd)が設立したインキュベーションチーム“HXOUSE ”の初代メンバーとしても知られており、同ブランドはアートや音楽などのカルチャーとファッションを結びつけたデザインに定評がある。

 「タトラス」の高品質なダウンに「ミスターサタデー」が得意とするグラフィックやカジュアルなシルエットを組み合わせたコレクションは、1着で重ね着をしているような素材使いが特徴だ。

 ボックスシルエットのダウンジャケット(11万5000円)には、ビンテージシャツに着想を得たシャツ地の襟や、カットソー素材のフードを採用。ドロップショルダーのロングコート(15万5000円)は、特徴的なダブルフードにツイル素材とカットソー素材を組み合わせた。プルオーバーのダウンベスト(6万円)には、丸いパターンのポケットやアイコニックなパッチ、背面にグラフィックをプリント。リラックス感のあるシルエットで、インナーにパーカも合わせられる。

 さらに、廃棄された漁網など原料にしたリサイクルナイロンのダウンベスト(6万円)や、中綿入りのパンツ(4万8000円)も登場。中でも大きなパッチのデザインが目を引くパンツは、裾をボタンで開け閉めすることで、シルエットの変化を楽しめる。

 ファーストシーズンは、ユニセックスの全6型をラインアップ。「タトラス」初となるストレートシルエットのダウンパンツ(5万6000円)もそろう。全アイテムには、コラボレーションラインのために特別に制作したオリジナルプリントの裏地を採用。デザインのアクセントとなるファスナーには、ビンテージライクなアルミ調の加工を施している。

問い合わせ先
タトラス コンセプトストア 青山店
03-3407-2700

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「一つだけお願いがあります。私のことは嫌いでも、お店のことは嫌いにならないでください」藤嶋由香氏(やきとんユカちゃん店主)

 コロナ禍で一躍時の人となった"ユカちゃん"こと藤嶋由香氏。ニュース番組では歯に衣着せぬ発言で注目を集めたことで、アンチも増えた。今月6日には自身初めての著者となる「一緒に飲みたくない客は断れ!」(ポプラ社)を出版した。なんと、帯を書いたのはひろゆき氏(2ちゃんねる開設者)。コロナ禍で奮闘を続ける藤嶋由香氏の想いを取材した。
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