「ラリン」は本物のダイヤモンドを配合したボディーケアを発売【2021年クリスマスコフレ】

 イスラエル発の自然派コスメブランド「ラリン(LALINE)」は11月12日、2021年ホリデーコレクションとして“ダイヤモンド ラディアンス(Diamond Radiance)”を限定発売する。厄をよけ、幸運をもたらすと言われる最強のパワーストーン、ダイヤモンドパウダーを配合したバスソープ、ボディースクラブ、ボディーミスト、ボディーオイル、ボディーローション、ハンドクリームの6アイテム(税込1200円〜3400円)のほか、各アイテムを詰め合わせたコフレセット5種類(税込2500円〜1万4000円)をラインアップする。ディフューザー(税込4900円)やキャンドル(税込3900円)なども発売する。

 “ダイヤモンド ラディアンス”コレクションのアイテムには共通成分として、光を拡散させ、肌を綺麗に見せるダイヤモンドパウダーや肌の潤いを守り、ハリやツヤを与えるバオバブオイル、肌の浄化や保湿効果の高い死海のミネラルを配合。また、マンダリンやジャスミンのすっきりとした香りに、バニラのあたたかな香りが重なる、ジェンダーレスで魅力的な香りが特徴だ。

 “プレミアムコフレ”(税込1万4000円)は、洗う、磨く、潤すが全てがそろったトータルボディーケアセット。“ミネラルボディスクラブ(250g)”“ミネラルバスソープ(500mL)”“ミネラルボディローション(200g)”“ミネラルハンドクリーム(100g)”“ミネラルボディミスト(100mL)”“ミネラルボディオイル(100mL)”の全6製品が含まれる。

 “ダイヤモンドスペシャルセット”(税込1万円)は、“ミネラルボディスクラブ”(250g)”“ミネラルボディミスト(100mL)”“ミネラルボディローション(200g)”“ミネラルハンドクリーム(30g)”が含まれ、要らないものをやさしくオフし、肌に潤いとダイヤモンドのような輝きを与えるセットだ。

 そのほか、持ち運びに便利なミニサイズの“ミネラルハンドクリーム(30g)”と“ミネラルボディローション(50g)”のセットになった“ダイヤモンドミニセット”(税込3400円)、潤いたっぷりの“ミネラルボディスクラブ(250g)”と“ミネラルボディローション(200g)”で、なめらかで輝く肌へと導く“クイックケアセット”(税込6000円)、ダイヤモンド ラディアンスに加え、チェリーブロッサム、バイオレットアンバー、ピオニーガーデニアの人気の香りが楽しめるハンドクリームのミニサイズ4本がセットになった“ハンドクリームコレクション”(各10g、税込2500円)をラインアップ。なお、コフレセットに含まれるアイテムはいずれも単品購入が可能だ。

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次世代“ニットアップ”は色気をまとう フェミニンな新コーデが台頭

 上下をおそろいのニットで合わせる“ニットアップ”がめざましい進化を遂げています。楽な着心地なのに、“きちんと感”をキープできるのが支持を広げている理由です。愛用者の増加を追い風に、よりシックで、フェミニン要素の強いデザインが登場。従来のカジュアルなイメージを書き換える着こなしに注目が集まっています。

 「FENDI(フェンディ)」の2021-22年秋冬コレクションでは、ドレスのようなニットルックが披露されました。しなやかさとリラックスしたムードが同居したスタイルで、布帛のドレス顔負けのセンシュアルなムードをまとっています。今回は、この秋冬に迎えたいフェミニンな“ニットアップ”コーディネートを人気ブランドからピックアップしました。

ワンピース超えのしなやかなシルエットが実現

 布帛のフェミニンなワンピースに比べると、ニットアップはこれまでカジュアル路線でした。しかし近頃は、上下の切れ目を意識させない、ワンピースのようなニットアップが登場しています。

 「CFCL」のニットアップは、縫い目のないホールガーメントで仕上げました。異なる編み地をボーダー柄のように配した、アートライクなデザインです。体に沿いながらもラインを拾いにくい好都合なシルエットで、ストライプ状の編み地が縦長に見せる効果も発揮しています。小物や靴を黒でそろえて、“白×黒”のすっきりしたトーンにまとめました。

 2枚目の「タン(TAN)」は、カーディガンとタイトスカートを合わせたスリムなニットアップ。トレンドになりつつあるクロップド丈のカーディガンを生かして、コンパクトなルックに導いています。Vネックのおかげで胸元がシャープな印象に。細身のパンツとのレイヤードがスレンダー感を強めています。着心地が窮屈になりがちなタイトスカートも、ニット仕立てなら伸びやかにまとえます。

スリットとフリンジで上品な肌見せ

 次なるキーディテールに浮上してきたのは、スカートの裾を躍らせるフリンジ。ポジティブなおしゃれを楽しむムードも相まり、フリンジは注目のディテールに位置づけられそうです。

 「マラミュート(MALAMUTE)」が提案するのは、カーディガンとスカートのニットアップ。ニットスカートには、スリットとフリンジを配しています。やわらかく揺れるニット素材のフリンジは、優美で穏やかな雰囲気をまとえます。膝下からチラリとのぞく素足も程よいフェミニンさを漂わせています。

 2枚目の写真「ババコ(BABACO)」もスカートの裾のフリンジがアイキャッチー。70年代のテイストがリバイバルする中、フリンジを取り入れるだけで今年らしい着こなしに仕上がります。襟のフリンジがウィットたっぷりなプルオーバーニットは、大襟トレンドとも好相性。顔周りに華やかさをプラスしてくれます。さらに、巻きスカートのような重ねスリットが上品な動きを引き出しています。

厚手ニットならではの味わい深い表現が魅力

 ソフトなムードを醸し出すほっこりした風合いが、厚手ニットの魅力といえるでしょう。表情豊かな編み地と量感で、ニットアップの印象もさらに深まるわけです。

 「フォトコピュー(PHOTOCOPIEU)」は、手の込んだ透かし編みでクラフトマンシップを印象づけました。厚手のニットならではの立体感がポイントです。首元と手首のリブが引き締め効果を発揮。厚手のニットにはカジュアルなイメージがありましたが、ニットアップでまとえばきれいめのテイストに。厚手のおかげでボディーラインを拾いにくいのもポイントです。

 ショートパンツのニットアップを提案したのは、2枚目の「アンスクリア(INSCRIRE)」。ツイード織りのような上品な編み地がスーツに似た雰囲気を演出しています。クロップド丈のジャケットとショートパンツといったコンパクトなアイテム同士の調和が、節度を保ったヘルシーなムードを呼び込んだ新顔ニットアップです。

 ニットアップの定番化を受けて、人気ブランドはさらなる進化を急ぐ構え。“きちんと感”と“心地よさ”の好バランスはメリットが大きいだけに、次世代ニットアップには期待大。センシュアルなムードやダイナミックなシルエットなど、これまでになかった魅力を備えた“新ニットアップ”を、ワードローブに迎えてみては。

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中国コスメ「花西子」の民族コラボ第2弾 クジャクや熱帯雨林がモチーフの“タイ族風采コレクション”

 中国製コスメブランド「花西子(FLORASIS)」から民族コラボレーションアイテム“タイ族風采コレクション”が登場した。10月22日から日本向け公式サイトにて予約受付を開始し、11月1日から順次発送する。

 「花西子」は“花をもって美を養う”をテーマに、中国文化を体現する化粧品を開発。伝統を受け継ぐ民族文化からインスピレーションを受けたコラボレーションも展開しており、昨年は中国貴州省・雲南省の少数民族である苗族(ミャオ族)が身にまとう銀の装飾品をモチーフにした“苗族印象コレクション”を発売。今回は中国・雲南省で暮らす少数民族“タイ族”とのコラボレーションを実施した。

 製品のパッケージは、タイ族を象徴するクジャクや熱帯雨林、伝統の飾りをモチーフに取り入れ、“心が躍動する自然の彩り”を表現。さらに製品に含まれる成分には中国唯一の熱帯雨林に生息するミツモウカ、コウキセッコク、パリポリフィラといったタイ族伝統の花を取り入れている。

 “タイ族風采コレクション”は6アイテムをラインアップ。マットカラーのリップ“百花同心錠(ひゃっかどうしんじょう)彫刻リップ”(全2色、税込5600円)は肌に優しい植物エキスとビタミンEを配合してシックな発色と滑らかな付け心地を両立。“灵美東方(れいびとうほう)マルチパレット”(税込6700円)はアイシャドウ、アイライナー、ハイライト、チークとしても使えるマルチアイテムで、温かみのあるブラウンをメインカラーにグリーンやエメラルドを組み合わせた、個性あふれるアイメイクを作ることができる。

 そのほか、余分な皮脂を吸収し、テカリをおさえて肌の水分を保つ“玉女桃花(ぎょくじょとうか)ルースパウダー”(全3種、税込4100円)、透明感のあるセミマット肌に仕上がる“玉女桃花(ぎょくじょとうか)プレストパウダー”(税込5600円)、滑らかな書き心地で発色の良い“螺黛生花(らだいせいか)アイブロウパウダーペンシル”(全3種、税込2200円)、毛穴をカバーしながら自然な仕上がりがかなう“玉容睡蓮(ぎょくようすいれん)クッションCCファンデーション” (全2種、税込4500円)がそろう。

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「ステラ」がマンUのポグバとコラボ 100%ヴィーガンのヒョウ柄スパイク

 「アディダス(ADIDAS)」は、「ステラ マッカートニー(STELLA McCARTNEY以下、ステラ)」と、イングランドのプレミアリーグ「マンチェスター・ユナイテッドFC(MANCHESTER UNITED FC)」に所属するポール・ポグバ(Paul Pogba)選手とトリプルコラボしたスパイクを11月1日に150足限定で発売する。スパイクは“プレデター フリーク+FG(PREDATOR FREAK+FG)”(税込2万7500円)と、“プレデター フリーク.1FG(PREDATOR FREAK.1FG)”(同3万8500円)の2型で、「アディダス」公式ECサイトや公式アプリ、一部の「アディダス」取り扱い店舗で販売する。

 コラボスパイクは、両者のオンライン対談で生まれたアイデアから、100%ヴィーガンで遊び心のあるポップなデザインに仕上げた。フィット感に優れたフレッシュホワイトのプライムニットアッパーに、「ステラ」のアイコニックなヒョウ柄と、“アディダス バイ ステラ マッカートニー(ADIDAS BY STELLA McCARTNEY)”最新コレクションのグラフィックを配した。さらに高精度のボールコントロールや回転を生み出す、”プレデター“シリーズの特徴的な無数の突起“デーモンスキン”がアッパーに付く。

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エドウインが60周年を記念して書籍「DENIM IS EDWIN」を発売

 「エドウイン(EDWIN)」は10月28日、ブランド創設60周年を記念した書籍「DENIM IS EDWIN」を主婦の友社から発売する。全214ページに60年の歩みを網羅し、当時の雑誌やテレビを賑わせた広告なども掲載する。また阿久悠が作詞、森田公一が作曲を担当したエドウインの社歌を収録した懐かしいソノシートも付録する。定価は税込4180円で、販路は全国の書店やエドウインの直営店、公式オンラインショップ。

 「エドウイン」は1961年に誕生。世界初のワンウオッシュジーンズ“359BF”や、中古タイプジーンズ“オールドウオッシュ”などを発売した。広告にはブラッド・ピット(Brad Pitt)なども登場した。

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投票証明書で「ロジック」全製品が割引に 投票応援キャンペーンを実施

 パークが展開するスキンケアブランド「ロジック(LOGIC)」は、第49回衆議院議員総選挙で投票した人を対象に、10月31日までに投票済証明書を送ると公式サイト内の全製品が10%割引になる「VOTE FOR UPDATE(by LOGIC)」キャンペーンを実施している。

 「ロジック」は、忙しく働く人に向けたスキンケアブランドとして2020年に誕生。毎日を忙しく過ごしている人が感じる、スキンケアの“面倒くさい”を解消したいとスキンケアを“ワークツール”と位置付け、泡洗顔“フォーミングウォッシュ”(税込3300円)と“ミスト化粧水マイクロミストローション” (税込3300円)の2本で完了する「ミニマル・スキンケア」を提供している。ゆくゆくはウェルネス領域において、ビジネスパーソンのパフォーマンス向上のためのさまざまな「体験」や「習慣」を提供していくブランドを目指す。

 今回のキャンペーンは、望む未来にアップデートする有効な手段が一人一人の“選択”であり、その“選択”する権利を改めて見つめ直し、自覚するきっかけになればと実施。投票証明書をメール、または「#voteforupdate」のハッシュをつけてツイッターでシェアすれば10%オフのクーポンコードが届く仕組みだ。その後、公式サイトで好きなアイテムを選び、購入画面でクーポンコードを入力する。クーポンは1度のみの使用。

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「ディッキーズ」×フリークスストアのスケーターパンツ発売 スケボーを愛する若手販売スタッフが企画

 フリークス ストア(FREAK’S STORE)はこのほど、「ディッキーズ(DICKIES)」とともにデザインした“別注ダブルニーパンツ”(税込1万1900円)をフリークス ストア11店舗とオンラインストアで発売した。社内コンペで優勝した若手販売スタッフによるスケーターパンツ企画から生まれたもので、サイズは30、32、34を、カラーはブラック、ブラウン、ネイビーをそろえた。

 別注パンツは、スケート中の摩擦によって生地がはがれ、色味が変化する「ディッキーズ」の“ルーズフィット パンツ(Loose Fit Pants、通称ダブルニー)”をベースに製作した。ひざ部分は、ペイズリー柄の裏地を挟み込んだ二重構造で、自分好みの加工を楽しむことができる。ベルトループにシューレースホールを付属することで、シューレースベルトを通してもずれない仕様に仕上げた。

 アイテムのビジュアルには、スケートボードユーチューバー「ぐんぐんチャンネル」のぐんそーと森中一誠、ペレイラ・ヘナンの3人を起用した。

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NYで脳の機能を活性化させるサプリ「ヌートロピック」に注目【海外ビューティ通信】

 メンタルウエルネス市場は現在世界で急伸しており、グローバル ウエルネス インスティチュート(GLOBAL WELLNESS INSTITUTE)によると、2020年は1210億ドル(約円)超えの規模になったという。そんな中、「脳を活性化させる」「集中力を高める」という、ブレインパワーを求める分野が人気だ。

 脳に働きかけるサプリメントも増えており、近年よく聞くキーワードとして「ヌートロピック(nootropics、向知性薬)」がある。これは脳の機能や能力を高め、認知能力や記憶力を高めるとされる薬品や物質の総称だ。中でも「ヌーペプト(noopept)」という種類のサプリが有名で、主成分は向知性薬として開発された「フェニルアセチルLプロリルグリシンエチルエステル」だ。

 今回、アメリカで注目されているヌートロピック系のサプリをいくつか紹介する。

栄養補助ドリンクで手軽に「集中力」を入手

 まずカリフォルニア発の機能性ドリンクブランド「トゥルー ブレイン(TRU BRAIN)」はヌートロピックに焦点を当てたサプリで、UCLA卒の脳神経医師たちが開発に係わっている。5種類の目的別に作用するサプリを提供しており、気軽に摂取しすい栄養補助ドリンクになっている。

 たとえば脳の活性化を促す“ストロング”と“エキストラ・ストロング”、休憩にコーヒー代わりに頭をスッキリさせる“ミディアム”はLテアニン(お茶に多量に含まれるアミノ酸の一種)やカルチニン(生体の脂質代謝に関与するビタミン様物質で、アミノ酸から生合成される誘導体)などを用いている。一方、ストレスをなくしてリラックスさせる“メロー”や良質の睡眠に導く“スリープ”にはヘンプオイルを配合。

 中でも人気№1は“ストロング”は「気が散らずに、自分のピークでパフォーマンスできる」「集中力を高める」「覚醒と冴えを促す」といった効果があるとうたっている。

 また脳のアンチエイジングをサポートする“クロックワイズ”(59ドル)というサプリは、NAD+(ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド)を配合。NAD+はミトコンドリアでのエネルギー産生反応の補因子のひとつで、加齢とともに低下するが、それを活性化させるサプリメントだという。

 「トゥルー ブレイン」のお試しパックは10本入りで、価格は29ドル(約円)。ひとつ3ドル以下で、コーヒーやお茶をカフェで頼むよりは安いかもしれない。メンタルに効くサプリを、コーヒー代わりに気軽に飲めるというコンセプトが面白い。

オックスフォード大学と提携したサプリで脳のエイジングケアを

 一方、「エリジウム(ELYSIUM)」は オックスフォード大学と共同開発されたサプリブランドだ。細胞のエイジングを専門とするマサチューセッツ工科大学(MIT)のレオナード・ギャランティ(Leonard Guarente )博士と認知力エイジングの専門家であるオックスフォード大学のデビッド・スミス(David Smith)博士が開発に係わっている。

 主力製品である“ベイシス(BASIS)」は、細胞のエイジングケアをうたうサプリで、NAD+(ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド)を配合している。NAD+とは、全ての真核生物と多くの古細菌、真正細菌で用いられる電子伝達体であり、それを増強することでエイジングケア作用があるとされる。

 そして脳の健康にフォーカスしたサプリメントが、“マター(MATTER)”だ。認知症や記憶の衰えに抗うために、ビタミンB複合体や従来よりも4倍吸収率のよいオメガ3、アントシアニンなどを配合。1ボトル40ドル(約円)だ。

 また「ニューロ ハッカー コレクティブ(NEURO HACKER COLLECTIVE)」は、メンタルパフォーマンス向上のためにさまざまな目的のサプリを出している。

 中でも“クオリア マインド(QUALIA MIND)”は集中力を高めて、思考をクリアにする働きがあるといい、DHAやシチコリン、アルファGPCなどを配合している。1ボトル69.50ドル(約円)で販売している。

その人にあったヌートロピックを配合してくれる「フォーミュラ」

 面白いところで言うと「フォーミュラ(FORMULA)」は、その人に合ったブレンドのヌートロピックを処方してくれる。まずオンラインで年齢や運動頻度、睡眠時間、飲酒習慣などの生活に関する質問や、「ヤル気を高めたい」あるいは「集中力を高めたい」「エネルギーを高めたい」といった目的についての質問に答えると、自分に合った処方を提案してくれる。1週目、2周目、3周目といったように週毎にフォーミュラが変わっていくのも特徴だ。

 主な成分としては、ヌートロピックとして知られるラセタム、アセチルコリン(神経伝達物質)ビタミン、アダプトジェンなどを配合している。

 こうしたサプリが求められる背後には、多くの人がSNSやマルチタスクのせいで集中力を保てない、あるいはモチベーションをキープできない、ストレスのために頭が冴えないといった悩みがあるからだろう。また老後の認知症をなるべく発症させないでことへの希求があるからだろう。より集中して、よりパフォーマンスを高めていきたい。その願いを、脳科学にもとづいたサプリが助けてくれる時代が来ているのかもしれない。

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「ステラ マッカートニー」最新“シェアード”コレクションで窪塚愛流など起用、ポップアップも

 「ステラ マッカートニー(STELLA McCARTNEY)」が、環境を意識したジェンダーレスなアイテムを揃えるカプセルコレクション“ステラ マッカートニー シェアード”の第3弾として、3人のクリエイターとのコラボレーションを発表した。

 前回の第2弾では奈良美智とコラボレーションしたステラ。今回は、「マッカートニー A to Z マニフェスト(McCartney A to Z Manifesto)」の中から“ Y is for Youth(ユース)”をテーマに、ロンドンのエド ・カーティス(Ed Curtis)、ニューヨークのミファンウィー/メイジー・ブルーム(Myfawnwy/ Maisie Broome)、アントワープのトム・トッセイン(Tom Tosseyn)とのコラボが実現した。

 このローンチとともに日本では3組のクリエイターを起用したキャンペーンを展開。俳優・モデルの窪塚愛流、DYGLのNobuki AkiyamaとTAWINGSのコニー プランクトン(Cony Plankton)によるバンド、デッドビートペインターズ(Deadbeat Painters)、俳優の河合優実がコラボアイテムを着用したキャンペーンビジュアルとフィルムを公開した。フィルム内のオリジナルトラックはNobuki Akiyamaが同キャンペーンのために制作した。

 コレクションのラインナップは、花や太陽に顔を描いたミファンウィーによるニットや、エドによるスプレーペイント風のステラロゴのニットやロールネック、トムがデザインしたSから連想するサステナビリティな言葉を並べたトップスなど。エドはブランドのアイコンバッグ“ファラベラ”やヴィーガンスニーカーの“ステラ#スタンスミス”などアクセサリーのコラボデザインも手がけた。

 同コレクションは11月7日まで伊勢丹新宿店1階で開催中のポップアップストアで販売。また、11月3日〜16日まで、大丸京都店1階でも販売を行う。

■ステラ シェアード 3 ポップアップ エクスペリエンス
日程:〜11月7日
時間:10:00〜20:00
場所:伊勢丹新宿本店 1階プロモーションスペース
住所:東京都新宿区新宿3丁目14-1

日程:11月3日〜16日
時間:10:00〜20:00
場所: 1階案内所前特設売場
住所:京都市下京区四条通高倉西入立売西町79番地

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「クレージュ」初のメンズは“究極のシンプル”を探求 デザイナーの美意識に迫る

 「クレージュ(COURREGES)」は、2020年9月にアーティスティック・ディレクターに就任したニコラ・デ・フェリーチェ(Nicolas Di Felice)の指揮のもと、2022年春夏シーズンのパリ・メンズ・コレクションで初のメンズウエアを披露した。同ブランドはほかにもアーカイブを現代に向けて再解釈した新プロジェクト「リエディション・コレクション(Reedition Collection)」の始動や、パリ・フランソワ=プルミエ通りにある歴史ある旗艦店を今年6月に改装したり、マレ地区にも新しい旗艦店を構えたりと、動きが活発化。同ブランドの全株式を保有する投資会社アルテミス(Altemis)のサポートで、成長戦略を加速させている。

 デ・フェリーチェはこれまで、ニコラ・ジェスキエール (Nicolas Ghesquiere)時代の「バレンシアガ(BALENCIAGA)」と「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」、ラフ・シモンズ(Raf Simons)の「ディオール(DIOR)」などでウィメンズのデザインを手掛けてきた。彼にとっても、「クレージュ」にとっても、メンズコレクションは新たなチャレンジである。ブランドの未来を託されたデ・フェリーチェに、メンズでの挑戦やデザインについて聞いた。

「シンプルなものほど実は複雑である」

——「クレージュ」初のメンズコレクションの制作において、ウィメンズとの違いは?

ニコラ・デ・フェリーチェ「クレージュ」=アーティスティック・ディレクター(以下、デ・フェリーチェ):特に大きな違いはなく、ウィメンズ・コレクションでのアプローチと同じ方法で取り組んだ。私たちが今着たい服を、「クレージュ」のコードや表現と両立させるアイデアをベースにし、シンプルで端的でありながら、シャープで先進的な男性像を描いた。身にまといたいという自発的な欲求と、精度の高い洋服の構造を組み合わせたアプローチだ。

——あなたはウィメンズのデザイナーとしてキャリアを積んだきたが、初のメンズコレクションにどのような手ごたえを感じている?

デ・フェリーチェ:自分にとって初めてだったが、「クレージュ」のメンズとしても前例がなかったため、プレッシャーを感じることなく、とても自然にのびのびと制作に打ち込むことができた。このいい流れをそのまま継続していきたい。

——「クレージュ」らしいデザインはどういった部分で表現した?

デ・フェリーチェ:レザーもしくはテクニカル素材で作ったトラッカージャケットが私のお気に入りで、「クレージュ」のコードを詰め込んだキーアイテムでもある。誰もが一着は持っているであろう定番アイテムを「クレージュ」なりの表現で仕上げた。具体的には、丸みを帯びたポケットや三角形のショルダーラインなど、ブランドを象徴する形状をディテールに取り入れてブランドらしいスタイルを打ち出した。また、ファーストルックを飾ったビッグコートは、創業者アンドレ・クレージュ(Andre Courreges)自身が着用していたコートからインスパイアされた作品だ。豊かなアーカイブを間近でよく観察し、自分の目と手を使って現代風にアップデートを試みている。

—— 自身の約12年のデザイナーとしての経験を現職でどう活かしている?

デ・フェリーチェ:ここ数年は、特に正確なカットと仕立ての方法を学んできた。同時に、自分の好みやセンスについてもより深く自覚できた。私のデザインは、まず“構造”と“ライン”に特徴がある。シンプルで分かりやすく、幾何学的なシェイプを探求し続けているからだ。ルックを見て服がどのような形をしているのか一目で分かったとしたら、その構造は非常に複雑で、洗練されていると思ってほしい。つまり、シンプルなものほど実は複雑であるということだ。多くの作業や知識、綿密な計算が要求されるシンプルなデザインを、これからも追究していく。

——大盛況だったマレ地区の旗艦店のオープニングなど、新しい「クレージュ」は特に若い世代から注目を集めている。デジタルネイティブ世代にとって実店舗はどのような役割を果たす?

デ・フェリーチェ:実物に触れたり、洋服を試着したり、ブランドの世界観を体感できる物理的な場は、私たちにとって非常に重要だ。リアルかデジタルの二者択一ではなく、両方の体験を顧客に提供する必要がある。双方からのアプローチが、最適な顧客体験を見つけることにつながるはずだ。

——今後の構想は?

デ・フェリーチェ:自分の好きなもの、信じるものの焦点をブラさず、自分自身をゆっくりとブランドに溶け込ませていくつもりだ。

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百貨店「富裕層シフト」の必然 30年変わらぬ年収で縮む中間層

 10月31日の衆院選挙を前に、経済政策についての議論が活発だ。日本の平均賃金が約30年も変わらず、先進国の中で相対的に貧しい国になった。あるいは、コロナを機に所得格差が一段と広がった。そんな状況が報じられ、選挙の争点になっている。

 個人消費にかかわる小売業は、国の経済政策の影響を強く受ける。中でも長い歴史を持つ百貨店は時代を映す鏡だ。高度経済成長を経て一億総中流と呼ばれた時代に絶頂を迎えた百貨店は、バブル崩壊後のデフレ、そして新型コロナウイルスによる危機を経て、富裕層シフトを鮮明にする。

商品構成でラグジュアリーブランドを拡充

 「『戻るもの』と『戻らないもの』、そして『さらに成長するもの』ははっきりしてきている」――。

 今月半ば、J.フロント リテイリンング(JFR)は決算説明会で2024年2月期を最終年度にした「中期経営計画の進捗」を発表し、コロナ後の百貨店事業の見通しをそんな表現で説明した。中核企業である大丸松坂屋百貨店の基幹9店舗で、顧客別売上高の外商シェアを2020年2月期の23.7%から24年2月期には30.0%に高める。並行して商品別売上高の割合もラグジュアリーブランドを23.5%(20年2月期は17.3%)に、美術・宝飾・呉服を13.0%(同9.2%)に底上げする。一方、ボリュームゾーンの婦人服・婦人雑貨は14.9%(同18.6%)、紳士服・子供服は8.2%(同9.2%)に集約する。

 売上構成からは「富裕層シフト」が見てとれる。JFRの好本達也社長は「成長戦略として間違いない」と言い切った。

 百貨店の富裕層シフトは今に始まったことではない。コロナ前から外商を中心にした富裕層の消費は拡大を続けて、それ以外の一般客の消費は低迷していた。コロナによってコントラストがより鮮明になった。

 富裕層は客数としては少ないが、一般客に比べて客単価がはるかに大きい。百貨店各社のカード会員の分析では、年間購入額10万円以下の会員の消費は減り続けているのに対し、100万円以上の会員の消費は伸び続けている。都心旗艦店の売上高に占める外商シェアは20〜40%。外商は昔から百貨店の強みであったが、中間層の百貨店離れによって重要性が増しているのだ。ある百貨店の幹部は、消費の2極化について「本来なら10年かけて起こる変化が、コロナで早送りになった。われわれも迅速に動かなければ生き残れない」と話す。

従来のマスマーケティングの限界

 今年4月に就任した三越伊勢丹ホールディングス(HD)の細谷敏幸社長も、事業戦略の目玉として外商の強化を打ち出す。細谷社長は「マスから個へ」と表現する。「百貨店はずっとマス狙いだった。広く網をかけるのが常識だった。今後は個のお客さまに照準を合わせる。個々のお客さまとの付き合いを深める商売に変わる」

 百貨店は駅前の一等地に巨大な店舗を構えて、とにかく幅広く集客することが常識だった。大勢の人を集めて店舗内を回遊させれば、売り場にお金が落ちるからだ。だが、中間層の百貨店離れが進んだことで、不特定多数のマス(大衆)に網を広げるビジネスモデルは限界を迎え、ロイヤリティの高い顧客と密接につながることが高収益に結びつくようになった。

 細谷社長には21年3月まで社長を務めた岩田屋三越での実績がある。福岡で細谷社長は外商スタッフと商品バイヤーが専用アプリで連携を強めたり、年間300万円以上を購入する顧客のための貴賓室を設けたりするなど、富裕層の満足度を高める施策を矢継ぎ早に打った。岩田屋三越は、コロナ前の19年3月期に過去最高の営業利益(10年に旧岩田屋と旧福岡三越が統合して以降)を達成。今ではそのノウハウを三越伊勢丹HD全体に広げようとしている。

失われたアッパーミドル市場

 百貨店の全国売上高は1991年の9.7兆円をピークにずっと右肩下りで、コロナ前の2019年には5.7兆円まで縮小していた。「ユニクロ」「ニトリ」に代表されるカテゴリーキラー、全国に急増した大型ショッピングセンター、そしてEC(ネット通販)に顧客を奪われたことが敗因だ。

 この間、百貨店を下支えしたのは、富裕層とインバウンド(訪日客)だった。これは政府の経済政策の結果といえる。特に2012年12月に発足した安倍内閣によるアベノミクスに起因するところが大きかった。

 アベノミクスの柱は、大規模な金融緩和と財政出動による円安の誘導である。

 日経平均は継続的に2万円台を回復し、富裕層の資産を底上げした。コロナ禍でも株価の上昇は続き、今年9月には3万円を突破するに至った。野村総合研究所によると、純金融資産を1億円以上保有する富裕層は05年に約87万世帯だったの対し、現在は約133万世帯に増えた。

 円安はインバウンド(訪日客)増加に拍車をかける役割を果たした。訪日客の増加は、観光地として日本が魅力的だったからとか、日本流のおもてなしへの共感などと言われたりもしたが、大前提として日本の物価が安くなったからだ。デフレスパイラルで物価と賃金が低く抑えられたため、外国人にとって日本は買い物もサービスもお得な国になっていった。

 対照的に、日本の中間層の購買力は落ちた。最近報道が増えているように、日本人の平均年収は30年横ばい。朝日新聞によると、20年度の日本の平均年収は424万円で、30年前に比べて18万円しか伸びていない。欧米や韓国が高い成長率を達成する中、先進国で最も賃金が安い国になった。しかも社会保険料の負担が増えているので、可処分所得は減っている。かつてのように百貨店で少し背伸びをした消費を楽しめる人は少なくなった。

富裕層の金城湯池を守り抜く

 コロナによって訪日客はめっきり減った。百貨店の都心の旗艦店では免税売上高が30%に達していたところもあったので大打撃である。高島屋新宿店は、空港型市中免税店「高島屋免税店SHILLA&ANA」を昨年秋に閉めた。

 逆に国内の富裕層は、海外旅行を自粛したお金を百貨店での消費に回した。ラグジュアリーブランドのバッグや服、時計、ジュエリーなどが緊急事態宣言下でも活発に売れた。中間層を対象にしたボリュームゾーンの婦人服や紳士服が、在宅勤務の増加もあって苦戦するのと対照的だった。

 決算の数字にもはっきり出ている。大丸松坂屋の21年3〜8月期の店舗別売上高を一昨年と比べると、鉄道旅客輸送への依存が高い大丸東京店が49.6%減、大丸梅田店が44.1%減なのに対し、外商など固定客に強みを持つ大丸神戸店が17.3%減、松坂屋名古屋店が16.1%減まで持ち直した。

 コロナ前から所得の2極化による中間層の先細りは進行していて、コロナはその状況を加速させたに過ぎない。かつてのように分厚い中間層によって百貨店が再び成長することは難しい。百貨店は最も得意とするところ、外商などの富裕層消費に経営資源を配分しようと足並みをそろえている。

 百貨店は富裕層市場で優位性がある。日本の百貨店独自の外商ビジネスは、多くの富裕層と長年の関係を築き、場合によっては何代にわたって信頼関係を保ってきた。ラグジュアリーブランドや呉服・宝飾・美術などの高級商材だけでなく、日常の衣食住に至るまで富裕層の生活をサポートする。欧米のラグジュアリーブランドの間でも、日本の百貨店の「GAISHO」の名前がとどろいているくらいだ。

 今後はニューリッチと呼ばれる30〜50代の新しい富裕層に向けて、デジタルなどを駆使した新しい外商ビジネスを築こうと、各社は知恵を絞っている。百貨店のネットワークと総合力を用いて、衣食住から遊び、教養までワンストップでさまざまなコンテンツを提供する。現時点でこの分野は百貨店の独壇場である。

 10月に発足した岸田内閣は「成長と分配」を政策テーマに掲げて、中間層の所得の上昇を訴えている。それが実現できるかは未知数だが、いずれにしても数年で成し得る課題ではない。生き残りをかけた百貨店は、まず富裕層市場という金城湯池に経営資源を集める。

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「フェンディ」とキム・カーダシアンの「スキムス」がコラボ カプセルコレクションを発売

 「フェンディ(FENDI)」は、キム・カーダシアン(Kim Kardashian)が手掛ける補正下着ブランド「スキムス ソリューションウエア(SKIMS SOLUTIONWEAR以下、スキムス)」と協業し、カプセルコレクションを発売する。

 このコラボコレクションは、ボディーコンシャスなトップスやタンクドレス、シースルー素材で作られたブラ、ストッキング、ワンピース型のスイムスーツ、パファージャケットなどのほか、「フェンディ」のアイコニックなバッグ“バゲット(BAGUETTE)”や“ピーカブー(PEEKABOO)”の新作などで構成されており、「フェンディ」と「スキムス」のロゴがあしらわれている。色はブラック、ミリタリーグリーン、フューシャピンク、ベージュなど。11月9日(太平洋標準時)発売で、専用のECサイトのほか、「フェンディ」の一部店舗や小売店などでも販売する。価格は現時点では明らかにされていない。

 2019年6月に立ち上げられた「スキムス」は、豊富な色味やサイズ展開を特徴としており、広告にはさまざまな人種や体型の女性が起用されている。キムを中心とした今回のキャンペーンイメージは、写真家のスティーヴン・マイゼル(Steven Meisel)が撮影した。

 「フェンディ」のキム・ジョーンズ(Kim Jones)=ウィメンズ・アーティスティック・ディレクターは、これまでにも多くのコラボレーションを行っている。「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のメンズ・アーティスティック・ディレクターだった時代には「シュプリーム(SUPREME)」などのブランドと、現在もメンズ アーティスティック・ディレクターを務める「ディオール(DIOR)」ではカウズ(Kaws)やトラヴィス・スコット(Travis Scott)などのアーティストとも協業している。今年9月には、「フェンディ」と「ヴェルサーチェ(VERSACE)」が手を組んだ「フェンダーチェ(FENDACE)」を発表した。

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「背中を押してほしい」に寄り添う 「今週の特集お届け隊」2021年10月25日号

 毎週発行している「WWDJAPAN」は、ファッション&ビューティの潮流やムーブメントの分析、ニュースの深堀りなどを通じて、業界の面白さ・奥深さを提供しています。巻頭特集では特に注目のキーワードやカテゴリー、市場をテーマに、業界活性化を図るべく熱いメッセージを発信。ここでは、そんな特集を担当記者がざっくばらんに振り返ります。(この記事は「WWDJAPAN」2021年10月25日号からの抜粋です)

五十君:財布の開運プロモーションが話題になったり、ビューティ企業が癒しやヒーリングを打ち出したりと、コロナ禍以降スピリチュアルな流れが強まっているなと思っていました。

米山:でも取材してみたら、5年以上前からやっていたところばかりでした。むしろ消費者の感度が変わってきているようです。

五十君:そうなのよ。博報堂の生活総合研究所の調査で「占いやおみくじを信じますか?」の項目が、2020年は18年に比べて20代女性の「はい」が17ポイント上がっていて。

米山:激増ですね(笑)。

五十君:博報堂の方いわく、20代の女性は人生の決断をせまられることが多いうえに、コロナでステイホームになり、自分の内面に目が向いているのではないかと。いろいろ自分自身や将来について考えたときに占いに背中を押してほしいというニーズがあるわけで、そこにビジネスチャンスもあるんだなと思いました。

米山:確かに20代はメインターゲットに含まれていますね。私は占いは信じていないのですが、決断の時に“何か”ひと押しあると決断しやすいというのは納得します。化粧品や服を選ぶときに、「運気が上がりそう」とか「パワーをもらえそう」が重視され始めているんじゃないでしょうか。

五十君:私が思ったのは、多くの人にとって実は買い物がストレスなんだろうなと。その人のラッキーカラーを占いつつ、長年販売員だった経験を生かしてスタイリングも提案する占い師兼パーソナルスタイリストの取材をしたのですが、「決める」というストレスに対しての一つの解としては、骨格診断などと占いによる色やスタイリングの提案は一緒だと思いました。

米山:なるほどです。私は「ビープル バイ コスメキッチン(BIOPLE BY COSME KITCHEN)」の谷口智美ディレクターが「人の美しさは、目の大きさや鼻の高さとかではなく、その人が持つ“波動”だ」と言っていたのが印象的でした。空間を浄化してくれて心を穏やかにしてくれる香りのパロサントや塗香が売れているそうです。

五十君:人の心に寄り添うってファッションやビューティの大事な役割だと思うんだけど、今改めてそれが求められる機運なんでしょうね。

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「背中を押してほしい」に寄り添う 「今週の特集お届け隊」2021年10月25日号

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五十君:財布の開運プロモーションが話題になったり、ビューティ企業が癒しやヒーリングを打ち出したりと、コロナ禍以降スピリチュアルな流れが強まっているなと思っていました。

米山:でも取材してみたら、5年以上前からやっていたところばかりでした。むしろ消費者の感度が変わってきているようです。

五十君:そうなのよ。博報堂の生活総合研究所の調査で「占いやおみくじを信じますか?」の項目が、2020年は18年に比べて20代女性の「はい」が17ポイント上がっていて。

米山:激増ですね(笑)。

五十君:博報堂の方いわく、20代の女性は人生の決断をせまられることが多いうえに、コロナでステイホームになり、自分の内面に目が向いているのではないかと。いろいろ自分自身や将来について考えたときに占いに背中を押してほしいというニーズがあるわけで、そこにビジネスチャンスもあるんだなと思いました。

米山:確かに20代はメインターゲットに含まれていますね。私は占いは信じていないのですが、決断の時に“何か”ひと押しあると決断しやすいというのは納得します。化粧品や服を選ぶときに、「運気が上がりそう」とか「パワーをもらえそう」が重視され始めているんじゃないでしょうか。

五十君:私が思ったのは、多くの人にとって実は買い物がストレスなんだろうなと。その人のラッキーカラーを占いつつ、長年販売員だった経験を生かしてスタイリングも提案する占い師兼パーソナルスタイリストの取材をしたのですが、「決める」というストレスに対しての一つの解としては、骨格診断などと占いによる色やスタイリングの提案は一緒だと思いました。

米山:なるほどです。私は「ビープル バイ コスメキッチン(BIOPLE BY COSME KITCHEN)」の谷口智美ディレクターが「人の美しさは、目の大きさや鼻の高さとかではなく、その人が持つ“波動”だ」と言っていたのが印象的でした。空間を浄化してくれて心を穏やかにしてくれる香りのパロサントや塗香が売れているそうです。

五十君:人の心に寄り添うってファッションやビューティの大事な役割だと思うんだけど、今改めてそれが求められる機運なんでしょうね。

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【外食市場21年9月】コロナ前比、洋風FFは100%に戻す。パブ・居酒屋は9%。こんなに差があった!

社団法人日本フードサービス協会(本部:東京都港区、会長:髙岡 慎一郎)による 協会会員社を対象とした外食産業市場動向調査2021年9月度は、緊急事態宣言とまん延防止措置が9月末まで適用され、時短営業と酒類提供制限の要請に応じた結果、全体売上は対前年比91.8%、コロナ禍前の一昨年比では78.3%に留まった。
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女子にウケる大衆酒場はネオじゃなく「ネオン」だよ。韓国酒場の次は「ネオン大衆酒場」だ

 大衆酒場が今、20代女性を中心にブーム化してきた。コロナ禍以前から、男性会社員の外食における飲酒機会は減少傾向にあったが、ここに来て20代女性が酒場の主客層へと取って代わってきた。若者人気が高いと噂の「ゆしまホール」(東京・湯島)をリサーチ。人気の理由を探ってみた。
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