メルカリが物流子会社設立 無人集荷拠点8000カ所に拡大へ

 メルカリは集荷物流事業に本格参入する。28日付で全額出資の子会社メルロジ(東京、野辺一也CEO)を設立した。昨年から導入した無人投函ボックス「メルカリポスト」の大幅な増設などによって、自社集荷のタッチポイントと物流網を広げる。ヤマト運輸や日本郵便などのパートナーとの連携によって、トラックや倉庫などを持たない手法をとる。月2000万人が利用するフリマアプリ「メルカリ」の圧倒的なデータの蓄積を活用し、集荷効率の最大化を図る。

 「メルカリ」による中古品の個人売買は急増しており、同社によると、日本の年間宅配便取扱個数50億個のうち5〜10%を占めるまでになっているという。コンビニ発送では約80%が「メルカリ」の出品物になった。コンビニや郵便局における発送・集荷時のオペレーションへの負荷が増しており、打開策が求められていた。

 メルカリでは昨年からコンビニなどの小売店の店頭にメルカリポストの設置を開始。現在、全国に1000カ所に広がった。また全国11カ所に専任スタッフを配したリアル店舗「メルカリステーション」を置き、集荷・仕分けを行ってきた。

 今回の物流子会社の設置でこれらの拠点づくりを加速する。メルカリポストは24年までに8000カ所へと拡大する。メリカリステーションも小売店などに併設する形で増やす。利用者の発送エリア、荷物の中身、サイズなど膨大なデータを分析し、適切な場所と受け入れ態勢をアップデートしていく。

 集荷物流網を通じて、売れた商品を持ち込むだけで発送が完了する梱包レス発送、発送前の商品のクリーニングやリペアといった付加価値のサービスにも取り組んでいく。

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渋谷スクランブルスクエア、開業2周年でサステナブルフェア開催 長谷川ミラがアピール

 渋谷スクランブルスクエアは開業2周年を記念し、「シブヤ スクランブル スクエア セカンド アニバーサリー」フェアを10月28日〜11月10日に開催する。28日にはメディア向けのオープニングイベントを開催し、二宮道彦総支配人と同フェアのアンバサダーを務める長谷川ミラが登壇した。

 フェアのテーマは“ラブ イズ サステナブル”。二宮総支配人は、「『世界最旬宣言』をビジョンに掲げ、最旬のモノ・コト・トキを発信する施設として今回のテーマを選んだ。好きなものを大切に長く使い続けることや環境負荷を考慮してお気に入りの商品を見つけるなど、普段の買い物での少しの意識の変化がサステナブルにつながることを知っていただきたい」と思いを語った。

 期間中、環境問題やSDGsのテーマに沿った期間限定店舗の出店やイベント、アート展示などのコンテンツを用意した。二次流通大手のコメ兵も同フェアの主旨に共感し、4階イベントスペースでポップアップストア「エルメス アーカイブ 1997-2003 ツナグ バイ コメヒョウ」を出店。「エルメス(HERMES)」コレクションの中からマルタン・マルジェラ(Martin Margiela)がデザイナーを務めた1997〜2003年の希少価値が高いアーカイブ約350点を販売する。そのほか、ビーガンカフェや廃棄素材を用いた雑貨ブランドなども数多く出店した。

 展望施設でのブランドユニットmaison2,3によるインスタレーションも見所だ。ここでは、アーティストのASAKO IWAMIZUとともに廃棄予定のTシャツ100枚を用いて制作した、直径2.5メートルの地球のオブジェを展示した。

 アンバサダーの長谷川は、「多くの人が利用するこのような施設がサステナビリティに取り組む姿勢に感銘を受けた。普段はサステナビリティは難しい話題だと抵抗感がある人にとっても考え方が変わるきっかけになると思う。渋谷スクランブルスクエアから横のつながりを作って、みんなで楽しく取り組むことができるというメッセージを発信していきたい」とコメントした。長谷川はこのほど、自身のブランドをリブランディングし、新たに「ジャム アパレル(JAM APPAREL)」を始動。同フェアでは初のポップアップストアを2階に出店している。

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「機動戦士ガンダム」が米軍ジャケットと“合体” 「アルファ インダストリーズ」とのコラボ

 バンダイは、アニメ「機動戦士ガンダム」とミリタリーブランド「アルファ インダストリーズ(ALPHA INDUSTRIES)」のコラボジャケットを11月3日から順次販売する。同アニメのメンズアパレルショップ「STRICT-G(ストリクト ジー)」東京お台場店と東京ソラマチ店、NEOPASA静岡店で取り扱うほか、バンダイの公式ECサイトでも10月27日から先行予約を受け付けている。

 ジャケットは、MA-1(税込3万8500円)と、13日から販売するN-3B(同4万1800円)の2種類。MA-1は、作品内に登場する軍艦にあやかった“ホワイトベース (WHITE BASE)のクルージャケット”と“ファルメル(FARMEL)のシャア専用ジャケット”の2型を用意する。N-3Bは、作品に登場する軍にインスパイアされた“地球連邦軍用”と“ジオン公国軍用ジャケット”の2型を用意する。

 「アルファ インダストリーズ」は1959年にアメリカ・テネシー州で設立し、アメリカ軍にMA-1などを納品するミリタリーブランド。同コラボアイテムもアメリカ軍に納品したアイテムを再現しており、防寒性に優れている。

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インスタグラムがVERDYによる「選挙スタンプ」配布 ファッション&ビューティ業界で広がる“選挙割”

 インスタグラムは10月31日に投開票される衆議院議員選挙に向けて、動画投稿のストーリーズ上で使用できる「選挙スタンプ」を配布している。スタンプのデザインを手掛けたのは、人気グラフィックアーティストのVERDY。シェアされた「選挙スタンプ」をタップすると、選挙ドットコムの衆院選情報サイトに飛ぶことができ、自身の選挙区の検索や候補者一覧などを見ることができる。

 「選挙スタンプ」は選挙への関心を高め、投票に参加することを促す目的で2018年11月の米国の中間選挙に合わせてスタート。日本では19年7月の参院選に続き2回目の導入といい、今回のスタンプは31日まで使用が可能だ。VERDYは20年の東京都知事選で、投票終了者にオリジナル缶バッジをプレゼントする投票促進キャンペーンを独自に行っていた。「今まで選挙に行っていなかった10、20代の投票率が上がればいいなと思い、今回の取り組みに参加した。インスタグラムと組むことで(この思いが)多くの人に届き、政治に興味を持つきっかけになればと思っている」とコメントしている。

 今回の衆院選では、アクティビスト石井リナが手がける吸水ショーツの「ナギ(NAGI)」や、スキンケアの「ロジック(LOGIC)」、アウトドアシューズの「キーン(KEEN)」などが、投票終了者に商品購入時の割引を実施。菅田将暉やローラなど、人気俳優やモデルが参加する投票呼びかけの動画も話題になっている。コロナ禍で社会全体として政治意識が高まっていることや、気候変動やSDGsに意識的な若年層が出てきていることなどを背景に、「ファッションやビューティと政治は無関係」「公の場で政治的なことを話すのはタブー」といった従来のムードが徐々に変化しつつある。

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2.5時間で10万円! 「コスメデコルテ」最高峰ラインのフェイシャル&ボディートリートメントをアマン東京でスタート

 コーセーは12月4日、ハイプレステージブランド「コスメデコルテ(DECORTE)」の最高峰ライン“AQミリオリティ”の製品を使用したオリジナルフェイシャル&ボディートリートメントをアマン東京のウェルネス施設「アマン・スパ」でスタートする。国内は東京・銀座の旗艦店に次ぐ導入で、海外では10月に中国・上海のアマンヤンユン、11月にロンドンのザ・コンノート、12月にフランスのル・メレザンにあるアマン・スパで展開する。

 「コスメデコルテ」を使用したトリートメントはこれまで旗艦店のメゾンデコルテでのみ展開していた。今回、2種類のフェイシャルコースと、フェイス&ボディコースをアマン向けのオリジナルメニューとして開発。オールハンドの施術でラグジュアリーかつ非日常的な体験を提供する。

 “アマン東京AQミリオリティフェイシャル&ボディ”(180分、10万円※価格は税・サービス料別)は、ブランドの象徴である“AQミリオリティインテンシブクリームn”(45g、税込13万2000円)を顔と体全体にぜいたくに使用し、頭の先からつま先まで若々しい輝きのある肌へ仕立てる。“アマン東京AQミリオリティアドバンスドフェイシャル”(90分、5万円)は、フェイシャルと背中のマッサージで明るい肌に導く。“アマン東京AQミリオリティフェイシャル”(60分、3万6000円)は、保湿効果により肌の輝き・ハリ・しなやかさを高める。

 小林正典コーセー常務マーケティング本部長は今回の取り組みについて「唯一無二のラグジュアリーで特別な体験ができるプロジェクトがアマンと出来ることをうれしく思う。スパを通して、身も心も癒す上質な体験と至福の時間を届け、世界中のお客さまの生活に彩りや潤いを提供したい」とコメントした。

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「ハリウッド ランチ マーケット」が「攻殻機動隊」とコラボ デニム製のタチコマも

 聖林公司の「ハリウッド ランチ マーケット(HOLLYWOOD RANCH MARKET以下、HRM)」は、ネットフリックス(NETFLIX)のオリジナルアニメ「攻殻機動隊 SAC_2045」とコラボレーションしたアイテムを、12月1日9:59まで公式ECサイトで受注販売している。東京・渋谷の「HRM」店舗では、同コラボアイテムのサンプル展示イベントを11月8日まで開催している。

 「攻殻機動隊 SAC_2045」は、士郎正宗原作のコミック「攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL」シリーズの最新作で、同コラボは映画「攻殻機動隊 SAC_2045 持続可能戦争」の公開を記念したもの。

 アイテムは、イラストレーターのサイトウユウスケが描いた"SAC_2045の世界にある架空のハリウッド ランチ マーケット"がテーマのイラストをプリントしたスエットシャツ(税込1万8480円)やパーカ(同2万1780円)、バンダナ(同2750円)、ジークレー(同5万5000円)のほか、胸元に"SAC_2045"のサイン刺しゅうを、背面に"SAC_2045"のロゴをアレンジした"HRM_2045"のロゴをプリントしたTシャツ(同7920円)、デニム生地やリベット、ボタンを用いて製作した"タチコマ"のぬいぐるみ(同1万9800円)をラインアップする。

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「ジョルジオ アルマーニ」2022年春夏コレクション

 「ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)」が2022年春夏コレクションを発表した。

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「ボルトルーム」 × 「CR」は“魔王”RasとSellyのキャラクター付きフーディーなど

 東京発の招待制ゲームルーム「ボルトルーム(VAULTROOM)」は、プロゲーミングチーム「クレイジー ラクーン(CRAZY RACCOON以下、CR)」とのコラボアイテムを10月29日にセレクトショップのGR8(グレイト)とレフ(REF.)で発売する。「ボルトルーム」公式ECサイトでは30日に販売を開始する。

 コラボアイテムは、「CR」の「エーペックスレジェンズ(APEX LEGENDS)」部門に所属する“魔王”ことRas選手と、Selly選手のキャラクターを刺しゅうしたフーディー(税込2万2000円)や、同様のデザインをバックプリントしたTシャツ(同8800円)、「CR」と「ボルトルーム」のオリジナルキャラクターが付いたフーディー(同2万2000円)とTシャツ(同8800円)をそろえる。なお発売日当日には、「ボルトルーム」が制作したオリジナルムービーをGR8のモニターで放映する。

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「ヴァレクストラ」×「トム・ディクソン」 イタリア・ミラノをたたえる光の彫刻

 今年9月に開催された「ミラノサローネ(MILANO SALONE)2021」で、「ヴァレクストラ(VALEXTRA)」はミラノ市内のブティックでインスタレーションを行った。コロナ禍で参加を控えるブランドもあったが、隈研吾やジョン・ポーソン(John Pawson)などの建築家とコラボレーションしてきた同ブランドは今年、トム・ディクソン(Tom Dixon)と協業。ディクソンが得意な照明の新作を使用した光の彫刻がブティックに登場した。ディクソンとグザヴィエ・ルジュー(Xavier Rougeaux)=ヴァレクストラ最高経営責任者(CEO)に今回のコラボについて聞いた。

WWD:.「ヴァレクストラ」とコラボするきっかけは?

トム・ディクソン(以下、ディクソン):「ヴァレクストラ」のブティックの隣に2年半前にレストラン・ブティック兼ショールームの「ザ・マンツォーニ(THE MANZONI)」をオープンした。われわれは、お隣さん同士。一つは丸く、もう一つは四角のレゴのように組み合わせることのできる新作照明をデザインした。ミニマルでアートギャラリーのような「ヴァレクストラ」のブティックでインスタレーションしたら面白いと思った。デザインの根本にあるミニマリズムを讃える意味でもね。

WWD:今まで、さまざまな建築家やクリエイターとコラボしてきたが、今回ディクソンを選んだ理由は?

グザヴィエ・ルジュー=ヴァレクストラCEO(以下、ルジュー):ミラノは建築やデザインで知られているが、ミラノ発の「ヴァレクストラ」も建築と同じ美的感覚を持ったブランド。ディクソンもミラノと深いつながりがあり、彼の新作はミラノの偉大なクリエイターであるアッキーレ・カスティリオーニ(Acchille Castiglioni)などへのオマージュだ。そこでコラボすることで、空間における対話を試みるのが面白いと思った。

WWD:インスタレーションのコンセプトは?どのような効果を出したかったか?

ディクソン:イサム・ノグチの照明のような光の彫刻を現代のテクノロジーでモダンに表現したかった。テクノロジーの発展により、同じ照明でも異なる効果が出せる。

 テクノロジーの力で、パーツを自由自在に組み合わせて、今まで見たことのないようなフォトジェニックな照明を作り出したいと思った。

WWD:ブラックライトの着想源は?ブラックライトという名前はどこから?その特徴は?

ディクソン:真っ暗な場所も光により真っ白に変化するそのスピリットを表現したかった。夜は真っ暗だけど、夜が開けて光が入ると明るくなる。そういった自然現象を、照明でデコラティブに表現したかったんだ。あと、「ヴァレクストラ」の新作“キアロスクーロ”は、イタリア語で“明暗”という意味。アイコニックなバッグの白と黒のコントラストがぴったりだと思った。

ルジュー:“キアロスクーロ”の洗練された黒いトリミングはブランドのコードを強調したもの。それだけでなく、バッグの裏側には機能的な黒いポケットを施している。洗練されたディテールと機能性は1960年以降、デザインや建築の世界では重要視されてきた。それと同じような表現だ。また、今回のコラボレーションは、コロナから開放されて、再度光を灯すといったような意味もある。

WWD:コロナがクリエイションに与えた影響は?

ディクソン:田舎の蘭を育てる温室がある場所にスタジオを移して制作し始めた。静かな場所でアシスタントもなく、完全に一人で制作に打ち込んだ。決まったスケジュールもなく、手を使ってクリエイションできたから、とてもリフレッシュできた。

ルジュー:コロナにより、自身に忠実であることの大切さを気付かされた。「ヴァレクストラ」のアイコン自体がブランドの価値だ。それらに、顧客にとって便利な機能性などを加えることで、よりクリエイティブに進化できる。

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やんちゃで色気漂うブランド「朔(ついたち)」が2022年春夏デビュー

 “ドキドキする奴”というのがいる――例えば、名城彰耶(なしろ・しょうや)だ。僕は“ショーヤ”と呼んでいる。彼と出会ったのは10年前の沖縄・那覇だった。彼はまだ23か24歳で、カミソリみたいな奴だなと感じた。若さ特有の危なっかしさと屈託のない笑顔を持ち、やんちゃで前のめりにギラギラしていて、そして色気が漂う。名前の響きが似ていることもあってか、“ショーケン”を彷彿とさせた。

 そんなショーヤが2022年春夏シーズンにブランドを立ち上げる。ブランド名は「朔(ついたち、TUITACI)」。陰暦で“月の第1日”を指し、「月が満ちてまた欠け、元の状態に戻る。“おわりとはじまり”を表したかった」という。コンセプトは“一歩繰り出す服”で、なるほど、この服を着て夜の街に繰り出すショーヤが目に浮かぶ。ショーヤも「デビューシーズンということもあって、意識的に“自分”を出した」と話す。価格はシャツが税込2万9700円〜、ジャケットが5万5000円〜、パンツが3万3000円〜、カットソーが1万3200円〜、ワンピースが4万1800円、シューズが5万5000円など。「生意気と言われるだろうが、僕がかっこいいと思う全国の個店(セレクトショップ)に声を掛けさせてもらい、限られた販路で売っていきたい」という。ウィメンズ服をここまでしっかり提案してきたのは意外だったと伝えると、「服はやっぱり相手がいて、その人のために気張ってなんぼでしょ?」とショーヤ。また、なるほどね、だ。

 “ドキドキする奴が作ったドキドキする服”、ショーヤの新たな“はじまり”を引き続き近くで見守りたい。

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「フェムテック・フェス 2021」が開催 ソリューションを求める人でにぎわう

 女性のウエルネス課題の解決・支援事業を行うフェルマータ(fermata)は10月22〜24日の3日間、フェムテック製品の展示・体験イベント「フェムテック・フェス(Femtech Fes!)2021」を開催した。テーマは「あなたのタブーをワクワクに変える“フェムテック交差点”」。日本初展示品を含め、世界各国から150社を超えるフェムテック企業のプロダクトやサービスが集結した。

 出産や加齢で緩みがちな骨盤底筋のトレーニングデバイスや、更年期の症状を緩和するためのウェアラブルデバイス、基礎体温を測定しトラッキングするデバイス、セルフ検査キットなど、あらゆる女性の悩みに寄り添うプロダクトを取りそろえた。

 会場は月経、妊活・不妊、妊娠・産後、更年期、女性特有疾患、メンタルヘルス、セクシャルウエルネスといったカテゴリーに分けられ、自由にプロダクトを手に取って触れて、パンフレットを見ることができた。まるでウインドーショッピングをするかのように自分のペースでプロダクトを見れる空間は、多くの来場者にとって、人に話にくい身体の悩みだからこそ自分と向き合いながらぴったりのプロダクトと出合える場になった。

 「フェムテック・フェス 2021」総合プロデューサーを務めたフェルマータの中村寛子COOは、「当社の強みでもある海外の製品をたくさん紹介することができた。日本が遅れているということではなく、みんなが同じレベルで、同じ悩みを抱えているということを伝えることがすごく大事なことだと考えている。言語化できないもやもやした気持ちを抱えている人も、ここに来たら新たなソリューションに出合えるかもしれないという期待感を持ってもらえたのではないだろうか」とコメントした。

 本イベントは、「日本にフェムテック(生物学的女性の心身の課題をテクノロジーを活用して解決するプロダクトやサービス)を紹介したい」という思いから、2019年にスタート。これまでオンラインを中心に開催してきたが、フェルマータの創業2周年を記念して、2度目のリアル開催となった。

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「ユニクロ」×「マメ クロゴウチ」第2弾は11月26日発売 全9型を公開

 「ユニクロ(UNIQLO)」は11月26日、黒河内真衣子による「マメ クロゴウチ(MAME KUROGOUCHI以下、マメ)」との協業コレクションの第2弾を発売する。協業第1弾として6月に発売した商品と同様に、「下着と洋服の境界線を超えるインナーウエアコレクション」として、インナー6型、カーディガン1型、セーター1型、パンツ1型の計9型を企画する。一部商品は国内全店舗で、フルラインアップは一部店舗と公式ECで扱う。

 引き続き「マメ」らしい曲線のカットや、女性の体をきれいに見せるラインが特徴。重ね着をしても蒸れにくい“エアリズムコットン”やメッシュ素材を使用し、カーディガンやリブパンツには“3Dニット”を採用している。第1弾ではベージュやブラウンのグラデーションが目を引いたが、第2弾はグレーを中心にしたカラーパレットが特徴だ。

 第2弾発売に際して黒河内からは、「美しく、より快適なコレクションで女性の背中を押すために、細かなアップデートや微調整を繰り返すことで、強度のあるコレクションを作ることがとても大切」とコメント。6月に発売した第1弾は販売好調で、「もともと『マメ』のファンだった層はもちろん、ブランドを知らなかった層にも支持され、国内だけでなくシンガポールなどでも発売直後に品切れが起きるほどだった」と、同コラボを担当した炬口佳乃子ユニクログローバル商品本部ウィメンズMD部長は以前「WWDJAPAN」の取材で答えていた。

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「ルイ・ヴィトン」が100%リサイクルナイロンの新作バッグ

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、100%リサイクルナイロン“エコニール(ECONYL)”を素材に使った新作バッグ“LVピロー・カプセルコレクション”を10月29日に発売する。

 同コレクションは、2021年春夏コレクションで発表した“ピロー・ライン アンクルブーツ”から着想を得たバッグ4型で、“パック パック”(1色、税込35万2000円)、ストラップ付きの“スピーディ・バンドリエール 25”(2色、同25万6300円)、トートバッグ“オンザゴー GM”(2色、同39万1600円)、クロスボディの“マキシ ミュルティ・ポシェット・アクセソワール”(2色、同30万1400円)を用意する。ベースには大ぶりの“モノグラム・パターン”を刺しゅうであしらい、ハンドルやストラップにはミニサイズの同パターンを散りばめた。

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肌も菌活!究極のアンプル!?乳酸菌美容液とは 【爆裂!健康美容マニア道】

 1日8食、ジャンクフード漬けの超不健康児から超健康優良児へと大変身を遂げたフリーアナウンサーの名越涼。およそ15年かけて自らの体で人体実験を繰り返してきた結果、“超絶良かったもの”だけを余すことなくお伝えする。今回は韓国発の美肌を作る乳酸菌ケアを紹介する。

 菌活の代表といえば、腸活。腸の環境が肌に与える影響は大きい。ということで、名越も長らく腸活に励んできた(そして今もなお)。が!菌活ブームはついに肌にまで到来。肌を健康に保ってくれる美肌菌のサポートをしてくれるのが、乳酸菌だという。美容大国・韓国では、もうすでにさまざまな乳酸菌スキンケアが登場して進化を続けている。今回は、“究極の美肌アンプル”との呼び声高い本気の乳酸菌美容液を紹介したい。

1本で万能な乳酸菌美容液

 韓国で人気の乳酸菌スキンケアといえば「フォミュラーケイ(FORMULA K)」。中でもおすすめなのは、この“スキンラクトバチルスマイクロバイオームB02”(製品名、ながっ!)。健康な20代の女性の肌に生息する肌乳酸菌の一つ、「ラクトバチルス・プランタルム」という菌株を独自の技術で分離した乳酸菌の美容液だ。「ラクトバチルス・プランタルム」菌株とは、韓国食薬庁に認証された乳酸菌19種類のうちの一つ。人体の中で最も有益な菌とされているそう。肌に有益な菌が増えることで、肌本来の保護機能が向上。外部環境から肌を守る力がUPすることで、健康な肌が保たれるという。どんなにいい成分を肌にのせたとて、肝心の土台が整っていないとなかなか効果を感じられない。乳酸菌美容液は、肌の土台を整えてくれる縁の下の力持ち的な役割を果たしてくれそうだ(これ、大事)。うれしいのは、発酵原液100%なところ。余計な成分が入っていないので安心して使える上に、手持ちの化粧水やクリームに混ぜてカスタムまでできてしまう。これ1本で、なんて万能なのだ。

 テクスチャーはさらっとしていて瞬時に肌になじむ感じ。無色透明で「本当に効いているのか?!」と不安になるほど刺激も全くないのだが、その浸透力といったら。すぐさま肌を内側から潤してくれるようなしっとり加減に驚く。これが原液の力……!

もっちり、うるん。プロラインの本気度がすごい

 実は、「フォミュラーケイ」には“プロフェッショナルライン”というものが存在する。さらに肌磨きを頑張りたいという美容ヲタの皆さまにはプロフェッショナルラインの乳酸菌エクソソーム美容液をおすすめしたい。エクソソームは細胞間の伝達物質といわれていて、この美容液には乳酸菌培養液の中のコアな有効成分が濃縮されているのだとか。一般ラインのマイクロバイオームに比べると、コラーゲンの生産効能が5倍も良いという研究結果も出たそう。なんて素晴らしい……!研究者たちの類いまれなる努力によって出来上がった、最先端原料ともいえる優れ物。さらにそこに、抗炎症、抗アレルギー作用のあるグリチルリチン酸2kや、コラーゲンの合成を促進するアデノシン、ダメージを受けた皮膚の修復と保護が期待出来るセラミドNPなど「これでもか!」というほどぜいたくな成分が配合されているのである。……これ、バケツいっぱい浴びてもいいですか。

 こちらもマイクロバイオーム同様、さらっとしたテクスチャー。が!明らかに違うのはそのしっとり感の深さ。一度塗りでも潤いを感じるが、ぜいたくに三度塗りするとモチッとした肌触りに変化。スッとなじんで、モチっ、うるっ。もちろん、こちらも刺激なし。え、なにこの肌の喜ぶ感じ。「待ってました〜!」と言わんばかりにどんどん吸収していくのだが……!


 乾燥が進むこの季節。笑った瞬間のシワが刻印のように残ってしまうほど砂漠状態の肌に、オアシスのような潤いを与えてくれる乳酸菌コスメ。乾燥しきったスタジオに長時間いてもしっとり感がキープされているのは、乳酸菌のおかげかも。内側ケアはもちろん大事だけど、これからは肌も菌活!表情ジワを恐れない、土台の整った肌作りに。究極の肌アンプルで年末年始も乗り切りたい。

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ラグジュアリーの世界で失いかけた熱量を再び 「マックイーン」の元ジャパン社社長が服作りスタート

 「グッチ(GUCCI)」や「フェンディ(FENDI)」「サルヴァトーレ フェラガモ(SALVATORE FERRAGAMO)」のジャパン社で要職を務め、「アレキサンダー・マックイーン(ALEXANDER McQUEEN)」ではジャパン社の社長を務めた蜂谷雅彦はこのほど、書籍の出版などを手掛ける夜間飛行とアパレルブランド「ハチヤ(HACHIYA)」を立ち上げた。第一弾は、こだわりのプルオーバーフーディー(税込5万9400円)と、ドローストリングのナップサック(同7万5900円)の2アイテム。春に向けてはシャツなど、3カ月に1、2アイテムのペースで商品を拡充するが、いずれも定番として常時販売する。「アレキサンダー・マックイーン」のジャパン社トップを離れて5年。「完全にファッションから離れ、アーリー・リタイアメントしていた」という蜂谷デザイナーは、なぜ洋服を作るのか?話を聞いた。

WWDJAPAN(以下、WWD):なぜ、「ハチヤ」を立ち上げ、ファッション業界に戻ってきたのか?

蜂谷雅彦デザイナー(以下、蜂谷):「マックイーン」を辞めてから5年間は完全にファッションから離れ、アーリー・リタイアメント状態。時々、単発の仕事を引き受けた程度だった。多くの企業やブランドから経営やコンサルティングのオファーを頂いたが、業界にいた頃から感じていた「消費者が求めていないことを勝手に設定し、その上でビジネスをしている」感覚にわだかまりがあった。そんな中で出版社から、アパレルのセオリーを知らないからこそ縛られないビジネスができそうなオファーをいただいた。夜間飛行が既に手がけている「マダムH クローゼット(MADAMEH CLOSET)」(1947年生まれの人気ブロガーでもある佐藤治子デザイナーが「価値あるベーシックアイテム」を提案するブランド)は、ニッチなマーケットの中で成功している。時間をかけて納得できるものが作れたら、携わる人がみんなハッピーになれるのでは?と考えた。

WWD:“わだかまり”は、ラグジュアリー・ブランドに携わっていた頃から感じていた?

蜂谷:投資会社の資本がラグジュアリーの世界に注入されるようになって以降は、そんな思いが募っていた。フルラインを作ることのムダ、シーズンごとの提案の意味など、すべては仕組まれていて、それを望んでいないお客様がいることもわかっていた。感情は、薄れていたと思う。管理職のプロとして、市場にマッチする洋服を渡し続けるだけの仕事になっていた。「ハチヤ」では、僕が望むことを望んでくれるお客様に洋服を届けたい。

WWD:どんな洋服を作りたかった?

蜂谷:色々経験したが、それでも「昔から着ているもの」がある。それは、すべて良いものだった。クオリティはもちろん、作り手には信条があって、明確なコンセプトがあって、僕はそれを感じ取って購入し、愛用し続けているもの。そういうものなら、自分やデザインが声高に叫ばなくても、ときめくブランドになると思う。世界を回り、本当に優れた技術は日本とイタリアにしか存在しないことは分かっていた。イタリアの技術は中国に流出してしまったが、日本にはまだ技術と職人が存在する。でも経済が鈍化する中で、ビジネスが回らないと続かない。微力ながら貢献したい。

WWD:「昔から着ているもの」には、どんな洋服がある?

蜂谷:学生時代は、ブリトラ(ブリティッシュ・トラッド)少年だった。ジェントルマン志向で、ウイングチップに関する雑誌や書籍を読み込み、スーツで登校していた(笑)。最初に務めたのは、トゥモローランド。自分が好きな洋服を着たかったから、務める会社やブランドの洋服しか着られないと思っていたアパレルで働くつもりはなかったけれど、当時のトゥモローランドはウィメンズだけの会社。だから自分の洋服は自由で、営業の仕事から始まった。25歳くらいの時に買ったのは、「インバーティア(INVERTERE)」の真っ白なダッフルコート。清水の舞台から飛び降りる気持ちで買った洋服は、今でも着ている。生地が“くたらない”し、ボックスシルエットで今っぽい。トラッドテイストのミニマルな商品が好きだった。作りたいのは、そういう洋服。自分が好きなものしか表現できない。そして表現できる最高のものを提案することは、責任だと思っている。

WWD:最初のアイテムをプルオーバーとバックパックにした理由は?

蜂谷:プルオーバーは、オーバーサイズでいまの気分。バックパックと共に、誰が着ても似合うと思う。ニットで作ったパーカはボリューム感の表現が難しい。カシミヤコットンの糸にストレッチ糸を絡めることで生地自体で膨らみを表現した。前から見るとラグランスリーブ、横から見るとセットインの袖も、ボリュームの表現に繋がっている。形がしっかりしているから、その中の体がどんなでも、男性でも女性でも美しく見える。フードは中心からキレイに立ち上がるようにリブテープを貼った。これまで、いろんなものを着倒し、見てきたからこそ考えられる。いろんな人に会ってきたからこそ、すべての工程に携わる人の気持ちが考えられる。皆がハッピーになれるモノづくりにこだわりたかった。90年代の後半から2000年代の初頭にかけては、イタリアでブランドを立ち上げ、コレクションを発表していた。でもあの時はアシスタントに任せて最終チェックだけするような場面も多く、今のモノづくりとは全然違う。ただ、その時に川上から川下を、帰国してラグジュアリー・ブランドで働くようになってからはお客様のことを見てきた。見てきた人たち、みんなに寄り添える洋服を作りたい。

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セクションエイト、水タバコ「THE SHISHA HOUSE」6号店を東京・渋谷に。相席屋の転換にピッタリ。

婚活応援酒場「相席屋」や「パブリックスタンド」などを展開する株式会社セクションエイト(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:安田 隆之)が、水タバコ専門店「THE SHISHA HOUSE(ザ・シーシャハウス)」の6号店を東京・渋谷で10月30日(土)、オープンさせる。
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「やきとりの扇屋」&「名代 宇奈とと」ダブルネーム店、年内に30店舗。ヴィアHD、既存居酒屋の業態転換で再生。

「名代 宇奈とと」を展開するG-FACTORY株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:片平 雅之)が、「やきとりの扇屋」を展開する株式会社ヴィア・ホールディングス(本社:東京都文京区、代表取締役社長:楠元 健一郎)とコラボして、「オオギヤと宇奈とと」を11月以降、年内に一挙30店舗オープンさせると発表した。
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「令和のすし酒場は”シモトオノスシ”」美味しいよりも楽しい、カタカナスシの魅力とは

 「スシエビス」、「スシシンジュク」、「スシとツマミ シチフク」など、店名がカタカナのすし酒場が賑わっている。これまでの寿司居酒屋と違い、女性ココロをくすぐる演出が随所に盛り込まれている。カタカナスシ仕掛人はスシローの注目業態「杉玉」をプロデュースした下遠野亘氏(株式会社スパイスワークスホールディングス 代表取締役社長)である。すし酒場の新たな勝ちパターンは"シモトオノスシ"かもしれない(笑)。
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