「バレンシアガ」 × 「グッチ」が発売 “ダブルB”のモノグラム付きジャケットやバッグなど

 「バレンシアガ(BALENCIAGA)」は、2022年春コレクションで発表した「グッチ(GUCCI)」との“ザ ハッカー プロジェクト(THE HACKER PROJECT)”シリーズを「バレンシアガ」青山店や松屋銀座店などで11月15日から順次発売する。伊勢丹新宿本店では、ポップアップストアを17日からオープンする。

 アイテムは、「グッチ」のアイコニックなモノグラムを「バレンシアガ」の“ダブルB”ロゴに置き換えたショルダージップバッグ(税込13万4200円)や、ホーボーバッグ(同26万4000円)、カメラバッグ(同12万4300円)のほか、コンチネンタル ウォレット(同10万100円)、カードケースウォレット(同5万9400円)、キャップ(同5万2800円)、スカーフ(同6万9300円)、ソックス(同2万5300円)などをそろえる。なおポップアップストアや一部店舗の限定アイテムとして、“THIS IS NOT A GUCCI BAG”と描いたトートバッグ(同29万7000円)や、“ダブルB”のモノグラムのパファージャケット(同39万8200円)を販売する。カラーは両アイテム共にブラックとベージュの2色を扱う。一部店舗の商品購入者には、“ダブルB”モノグラムの限定ショッピングバッグに現地アーティストのハンドタグを施す。

 ポップアップストアは、コラボロゴが付いたカーペットやベルベットのステージカーテン、風化したメタルで内装を彩り、ストアウインドーには“GUCCI”のグラフィティを採用してシリーズの世界観を表現した。

■「バレンシアガ」ポップアップストア
開催日:11月17〜23日
場所:伊勢丹新宿本店 本館1階 ザ・ステージ
住所:新宿区新宿3-14-1

ポップアップ・ポップインの入店方法に関しましては、バレンシアガ クライアントサービスへお問い合わせくださいませ。

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「OAO」のファーストモデルがサステナブルに進化 コーティング加工サービスも開始

 エポック(EPOQ)が手掛けるフットウエアブランド「オーエーオー(OAO)」は、既存モデル“ザ カーブ ワン(THE CURVE 1)”の新モデルを発売した。ホワイトとブラックの2色で、いずれも税込2万8600円。公式オンラインストアと、シューズショップのキス(KITH)で販売している。

 “ザ カーブ ワン”は同ブランドが2019年に設立後最初に発表したモデルで、故ザハ・ハディド(Zaha Hadid)が東京オリンピック・パラリンピックのために提案した、新国立競技場の設計案から着想を得たシューズ。複雑に絡み合うアウトソールの曲線と、ビブラム社製のボリュームのあるソールが特徴だ。新作では、オランダが拠点のエコーレザーが開発したレザーをアッパーに採用。原皮が持つ水分を最大限に活用し、なめし工程で使う水を皮1枚につき約20リットル削減したほか、食用牛の皮のみを使用して環境負荷を抑える。また、はき口をやや大きめに設定して着脱性を高め、インソールのクッション性も向上させている。さらに、水と油汚れを弾くコーティング加工サービスも開始する。

 「オーエーオー」は“クリエイターのためのフットウエア”をコンセプトに2019年に設立。建築家や音楽アーティスト、フォトグラファーらの作品や作風をテーマに商品をデザインするのが特徴だ。

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ユナイテッドアローズの新レーベル、ヨガ歴18年のディレクターによるこだわりアイテム

 ユナイテッドアローズ(以下、UA)はこのほど、オリジナルのヨガウエアを軸とした新レーベル「トゥー ユナイテッドアローズ(TO UNITED ARROWS)以下、トゥー」を始動した。同社の主な顧客層である30〜40代の女性の間で、ヨガへの需要が高まっていることや生活圏内で過ごす時間が増えているといったライフスタイルの変化を受け、「スポーツに寄りすぎず、都市での日常生活をクロスオーバーするブランド」として、アクティブウエアを中心としたオリジナルアイテムに、セレクトしたカジュアルデイリーウエアや雑貨を交えて提案する。

 企画を担当した浅子智美「UA」ウィメンズファッションディレクター兼バイヤーは、ヨガ歴18年。オリジナル商品の構成は約6割で、浅子ディレクターの実体験に基づくリアルな気付きや工夫を随所に反映している。アクティブウエアのラインアップは、ハイウエストのレギンス2型(税込1万1000円、1万2000円)やブラトップ2型(同8250円)、カップ付きキャミソール(同8800円)など。日常着に取り入れてもらうことを想定し、ホワイトやブラック、ブラウンなどのベーシックカラーを採用した。サステナビリティを意識し、生地は再生素材を使用。梱包材やタグなどの副資材もバイオマス由来の製品を取り入れている。さらに、日本環境設計と連携してオリジナルウエアの回収・再資源化にも取り組む。

 デザインは、“セカンドスキン”をコンセプトにファッション性を保ちつつ体に負担をかけない設計にこだわった。「例えば最近のヨガウエアはアシンメトリーなデザインも多いが、体は左右対称な状態がベスト。『トゥー』では体のバランスを邪魔しないことを優先した」と浅子バイヤー。また「お腹を出していた20代とは違い、今はお尻のラインや脇のお肉が気になるのが正直なところ。自分のリアルな視点を生かし、30〜40代の女性が自信を持って動けるようなシルエットやデザインを提案している」。

 カジュアルデイリーウエアを中心とする仕入れブランドは、サステナブルなビジョンを共有することを軸にセレクトした。すでに「UA」の顧客層からも支持を得ている「ザ・リラクス(THE RERACS)」「チノ(CINOH)」のほか、今治タオルのメーカーが作るアパレルブランド「サナ(SANA)」、アパレル以外では吸水型ショーツ「ベア(BE-A)」の商品も取り扱う。浅子ディレクターは、「特に『サナ』は同レーベルの独自性につながると期待している。オーガニックコットンの生地を使用した1枚で着られるアイテムで、『UA』本体よりもカジュアルなテイストを着こなしたい層を狙う」と言う。これらのアイテムとアクティブウエアを交えたスタイリングを、他のスポーツブランドにはない強みとしていく。

 同社は過去に、スポーツレーベル「サウンズグッド(SOUNDS GOOD)」や、モードカジュアルを切り口にランニングアイテムを打ち出した「アンルート(EN ROUTE)」などを手掛けてきたが、「サウンズグッド」は2011年に終了し、「アンルート」は18年に店舗を閉め、現在はメンズのみの販売に縮小した。3度目の挑戦といえる今回は、スポーツだけでなく、ウェルネスやサステナビリティの要素を取り入れて打ち出す。浅子ディレクターは、「スポーツとウェルネスが紐づいて考えられるようになったことは、以前の市場とは違う点だろう。心の健康を大切にするヨガの思想とも一致する。ヨガは、マタニティーヨガやリラックスヨガなどのジャンルが豊富で、ほかのスポーツよりも間口が広い点も特徴だ。ニューヨークのアスレジャー的な打ち出しは難しいかもしれないが、コロナ禍で生活圏内での暮らしを自然に楽しむ感覚は浸透している。私自身、生活圏内であればレギンスで移動していることも多い。そんなライフスタイルに寄り添うファッションの選択肢がもっとあってもよいはず。『トゥー』はヨガを軸にUAならではのファッションと都市をリンクさせた提案を強みにしていく」と話す。

 従来のファッション以外のモノ・コトの提案を模索する同社にとって、同レーベルはウェルネスにまつわるコトコンテンツの発信基地の役割を担う。今後「トゥー」取り扱い店舗の六本木ヒルズ店や渋谷スクランブルスクエア店では、開店前に外部講師を招いたヨガ教室の開催を予定しているほか、各店舗で食事や睡眠、ビューティーなどを交えたコンテンツ発信に力を入れる。レーベルとしてスタートさせたことで出店のリスクを伴わないが、今後は「市場の反応を見ながら展開店舗を拡大させ、将来的には単独店舗の出店も目指す」という。

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ユナイテッドアローズの新レーベル、ヨガ歴18年のディレクターによるこだわりアイテム

 ユナイテッドアローズ(以下、UA)はこのほど、オリジナルのヨガウエアを軸とした新レーベル「トゥー ユナイテッドアローズ(TO UNITED ARROWS)以下、トゥー」を始動した。同社の主な顧客層である30〜40代の女性の間で、ヨガへの需要が高まっていることや生活圏内で過ごす時間が増えているといったライフスタイルの変化を受け、「スポーツに寄りすぎず、都市での日常生活をクロスオーバーするブランド」として、アクティブウエアを中心としたオリジナルアイテムに、セレクトしたカジュアルデイリーウエアや雑貨を交えて提案する。

 企画を担当した浅子智美「UA」ウィメンズファッションディレクター兼バイヤーは、ヨガ歴18年。オリジナル商品の構成は約6割で、浅子ディレクターの実体験に基づくリアルな気付きや工夫を随所に反映している。アクティブウエアのラインアップは、ハイウエストのレギンス2型(税込1万1000円、1万2000円)やブラトップ2型(同8250円)、カップ付きキャミソール(同8800円)など。日常着に取り入れてもらうことを想定し、ホワイトやブラック、ブラウンなどのベーシックカラーを採用した。サステナビリティを意識し、生地は再生素材を使用。梱包材やタグなどの副資材もバイオマス由来の製品を取り入れている。さらに、日本環境設計と連携してオリジナルウエアの回収・再資源化にも取り組む。

 デザインは、“セカンドスキン”をコンセプトにファッション性を保ちつつ体に負担をかけない設計にこだわった。「例えば最近のヨガウエアはアシンメトリーなデザインも多いが、体は左右対称な状態がベスト。『トゥー』では体のバランスを邪魔しないことを優先した」と浅子バイヤー。また「お腹を出していた20代とは違い、今はお尻のラインや脇のお肉が気になるのが正直なところ。自分のリアルな視点を生かし、30〜40代の女性が自信を持って動けるようなシルエットやデザインを提案している」。

 カジュアルデイリーウエアを中心とする仕入れブランドは、サステナブルなビジョンを共有することを軸にセレクトした。すでに「UA」の顧客層からも支持を得ている「ザ・リラクス(THE RERACS)」「チノ(CINOH)」のほか、今治タオルのメーカーが作るアパレルブランド「サナ(SANA)」、アパレル以外では吸水型ショーツ「ベア(BE-A)」の商品も取り扱う。浅子ディレクターは、「特に『サナ』は同レーベルの独自性につながると期待している。オーガニックコットンの生地を使用した1枚で着られるアイテムで、『UA』本体よりもカジュアルなテイストを着こなしたい層を狙う」と言う。これらのアイテムとアクティブウエアを交えたスタイリングを、他のスポーツブランドにはない強みとしていく。

 同社は過去に、スポーツレーベル「サウンズグッド(SOUNDS GOOD)」や、モードカジュアルを切り口にランニングアイテムを打ち出した「アンルート(EN ROUTE)」などを手掛けてきたが、「サウンズグッド」は2011年に終了し、「アンルート」は18年に店舗を閉め、現在はメンズのみの販売に縮小した。3度目の挑戦といえる今回は、スポーツだけでなく、ウェルネスやサステナビリティの要素を取り入れて打ち出す。浅子ディレクターは、「スポーツとウェルネスが紐づいて考えられるようになったことは、以前の市場とは違う点だろう。心の健康を大切にするヨガの思想とも一致する。ヨガは、マタニティーヨガやリラックスヨガなどのジャンルが豊富で、ほかのスポーツよりも間口が広い点も特徴だ。ニューヨークのアスレジャー的な打ち出しは難しいかもしれないが、コロナ禍で生活圏内での暮らしを自然に楽しむ感覚は浸透している。私自身、生活圏内であればレギンスで移動していることも多い。そんなライフスタイルに寄り添うファッションの選択肢がもっとあってもよいはず。『トゥー』はヨガを軸にUAならではのファッションと都市をリンクさせた提案を強みにしていく」と話す。

 従来のファッション以外のモノ・コトの提案を模索する同社にとって、同レーベルはウェルネスにまつわるコトコンテンツの発信基地の役割を担う。今後「トゥー」取り扱い店舗の六本木ヒルズ店や渋谷スクランブルスクエア店では、開店前に外部講師を招いたヨガ教室の開催を予定しているほか、各店舗で食事や睡眠、ビューティーなどを交えたコンテンツ発信に力を入れる。レーベルとしてスタートさせたことで出店のリスクを伴わないが、今後は「市場の反応を見ながら展開店舗を拡大させ、将来的には単独店舗の出店も目指す」という。

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「シュプリーム」と「ティファニー」のコラボアイテム公開 日本では13日に発売

 ストリートブランドの「シュプリーム(SUPREME)」と「ティファニー(TIFFANY & CO.)」は13日、コラボコレクションを発売する。日本以外での国では、11日から取り扱いを開始する。アイテムは、カギの形をしたポケットナイフやハートのピアス、シルバーのタグ付きのパールネックレスなど。アパレルからはティファニーブルーを使った「シュプリーム」のロゴTも販売する。

 ブランドの公式インスタグラムで「シュプリーム」は、コラボアイテムは全てスターリングシルバーを使用し、ネックレスには淡水パールを使っていると紹介した。またハートのタグやチャームをふんだんに使用した、1969年に発表されたティファニーの元祖ジュエリーライン「RTT」がコラボアイテムのインスピレーションだと語る。

 若い消費者へのアピールとして“脱・ママのためのティファニー(Not Your Mother’s TIffany)”をスローガンに掲げるティファニーは、引き続き同コラボなどを通してイメージ改革を進める。一方で「シュプリーム」は、メンズジュエリーのジェンダーレスなトレンドに乗り、パールを使ったアクセサリーなどを新たに開拓していく。

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細川雄太の「セント マイケル」 × ドクター・ウーは落書き風プリントのフーディー

 「レディメイド(READYMADE)」の細川雄太デザイナーとアーティストのカリ・ソーンヒル・デウィット(Cali Thornhill DeWitt)が共同で手掛けるブランド「セント マイケル(SAINT MICHAEL)」は、タトゥーアーティストのドクター・ウー(Dr.Woo)とのコラボフーディー(税込6万500円)を全国の「セント マイケル」取り扱い店舗で11月13日に発売する。両者がコラボを行うのは今回が初めて。

 コラボフーディーは、「セント マイケル」定番の落書き風プリントのフーディーをベースに、ドクター・ウーが今季のコレクションテーマ“WAR IN HEAVEN:天の戦い”に合わせて描いた作品を全面に転写プリントした。手作業ペイントやダメージ加工を施し、ビンテージ風に仕上げている。

 「セント マイケル」は、2020年1月に仏・パリのショールームでコレクションを発表し、同年秋に国内外で販売をスタートした。ブランド名は、ブランドのテーマである“大天使ミカエル”と、デウィットの本名であるマイケル(Michael)に由来する。ビンテージを忠実に再現したモノづくりが特徴で、手作業ペイントのTシャツやスエットなどを中心に製作。これまで、「ディッキーズ(DICKIES)」や「ショット(SCHOTT)」とのコラボレーションを発表してきた。

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「ロキシー」が「シンシア ローリー」とコラボ ビビッドな柄×機能性のアクティブウエア

 「ロキシー(ROXY)」は11月4日、「シンシア ローリー(CYNTHIA ROWLEY)」とのコラボレーションラインを公式オンラインストアで限定発売した。

 「シンシア ローリー」の鮮やかでダイナミックなカラーやプリントと「ロキシー」の機能性を融合したコレクションは、日本では全11型を販売。サステナブルな素材を多く用いたスノーウエアとスイムウエアを軸に、アパレルや雑貨をそろえる。

 花柄のスノージャケットには、断熱材に超軽量で通気性と保温力のある独自のテクノロジー素材と、裏地にペットボトルから作られた100% リサイクルポリエステルの“リプレーブ(REPREVE™)”を採用。ワンピースタイプの水着やビキニトップ、ボトムスには、UVカットや塩素対応の機能性も兼ね備えた、100%廃棄物由来のリサイクルナイロンを用いている。オーガニックコットンのTシャツには、「シンシア ローリー」のアイコニックなカラーブロッキングを落とし込んだ。

 自身も熱心なサーファーであるデザイナーのシンシア・ローリーは、このコラボレーションについて「自分らしく、ダイナミックに、選んだことを自由にできる。そんな今を生きる女性たちのエッセンスを大胆なプリントで表現した。このコレクションでみんなをハッピーにできたらと思っている。エキスパートにはなれなくても、興味があったことをやってみようかな、というきっかけを与えるようなコレクションになっていたら」とコメントしている。

 「ロキシー」は1990年に、カリフォルニアを中心に、アクティブなライフスタイルを愛する若者たちからの「女の子のためのビーチウエアが欲しい」という声から誕生。以来、世界トップクラスの女性ライダーのための機能性と、フェミニンなファッション性を両立させたスタイルを提案する。ビーチからタウン、スノーシーンまでのカテゴリーを網羅し、現在は、ランやサップ、ヨガ、トレーニングのためのフィットネスラインも新たに手掛けている。

問い合わせ先
ボードライダーズジャパン
0120-32-9190

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「H&M」の会員向けサービス、遠隔パーソナルスタイリングの現場に密着

 「H&M」を運営するH&Mジャパンは5月から、アプリ会員である「H&Mメンバー」を対象に、スタイリストがZoom越しにファッション相談に乗ってくれるという「スタイリング・アドバイス・サービス」を行っています。単にどんな服を買えばいいかアドバイスしてくれるだけでなく、断捨離の助言や、相談者のクローゼットをベースに似合う服やスタイリングの提案もしてくれるとのこと。循環型ファッションを推進する「H&M」として、「お客さまの手持ちの服をもう一度見直す機会を提供することが、サステナブルな行動について考えるきっかけにつながれば」と、広報担当者は狙いを話します。まだまだ残暑が厳しかったある日、実際に同サービスを受ける都内の女性宅にお邪魔しました。

 女性は23区内在住、29歳のシオリさん。元々は美容関連の企業の営業担当でしたが、コロナ禍をへて、現在はフリーランスとして友人のアパレル業などを手伝いながら、占い師として活動しているという女性です。「会社員時代に比べて服装はかなり自由になった。でも、在宅時間も増えてカジュアルな服ばかり着るようになったことで、たまに夫や友人とレストランなどに行く時の服がない。自分で選ぶと、ザ・結婚式の2次会のような格好になってしまう」といったお悩みを抱えていました。占い師として、「顧客から期待される華やかな雰囲気の服がない」とも。

 これまで、類似のパーソナルスタイリングサービスを受けたことはないとうシオリさん。しかし、「私自身が占い師という一種の専門職なので、どんなジャンルでもその道のプロの言うことは取り入れるタイプ。パーソナルスタイリングサービスは受けたことがなくても、普段は売り場で販売員さんに『あなたから見て、私には何が似合うと思いますか?』とよく聞いている」とのことでした。

エアークローゼットの仕組みを活用

 H&Mジャパンは同サービスの実施にあたり、ファッションレンタルのエアークローゼット(以下、エアクロ)とタッグを組んでいます。Zoomでスタイリストに相談をする仕組みは、エアクロが事業化している遠隔パーソナルスタイリングサービス「エアクロトーク」をベースにしたもの。エアクロとしては「H&M」と組むことで「パーソナルスタイリングの体験を広げることができる」(エアクロ広報)ことなどが狙いと言います。

 実際にZoomをつないでスタイリストがカウンセリングをする時間は45分ほど。シオリさんは事前にお悩みや好きなブランド、テイストなどを記したシートを提出しており、その内容をもとにスタイリストはプレゼン資料を作成。Zoom上で資料共有しながらカウンセリングが進みます。カジュアルテイストに傾倒しており、いいレストランに着ていく服がないという悩みには、「シンプルを意識すると洗練されてくる。服はシンプルにして、小物で遊びを加えるのがおすすめ」という回答。スタイリストの提案の中でシオリさんから「すごく好き!是非挑戦したい」という声があがった鮮やか色のワンピースとロングジレのスタイリングは、レストランなどのシーンでも、また占い師ファッションとしてもハマりそうでした。

 スタイリストとのZoom終了後にシオリさんに話を聞くと、「普段自分では選ばないようなアイテムを提案してくれるのが面白かった。ジレも単品で見ただけでは恐らく興味をひかれなかったが、スタイリングで見せてくれるとイメージがわいて挑戦してみたくなる」との答え。今回のカウンセリングでは断捨離相談は出ませんでしたが、「スポーティーなトラックパンツを買ったが何を合わせればいいのか分からない」「キャミソールが好きで何枚か持っているが着こなしの幅がない」という手持ちアイテムの活用法には話が及び、「手持ちの服をもう一度見直す機会を提供したい」というH&Mジャパンの狙いも一定満たしていると感じました。

H&Mジャパン広報から
客と長期的な関係を築くためのサービス

 「スタイリング・アドバイス・サービス」は、今年の5〜11月の7カ月間の予定でスタートし、応募者の中から毎月35人前後に遠隔カウンセリングを実施している。好評を受けて、実施期間を来年5月まで延長することにした。また、当初はアプリ会員の中でも“プラスメンバー”(500ポイント以上の保持者。通常は購入金額100円に対し1ポイント付与)の方たちに、エクスクルーシブな体験を提供したいという考えで始まったが、より広く体験してもらうため、会員であればどなたでも応募できるように変更した。実際にサービスを受けたお客さまからは「友人や家族とは違う、客観的なアドバイスがもらえて新鮮だった」といった声をいただいている。なかなか買い物などに出かけづらい子育て中の女性からも「時間や場所を問わず受けられる点がいい」「自分のことは二の次だったので、自分のことを考える時間が持てたことが有意義だった」といったフィードバックをいただいている。ブランドがお客さまと長期的な関係を築いていく上で、非常に手応えを感じている企画だ。

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「ジルスチュアート」から2022年春コレクション 朝日に透けた花びらを思わせるカラーアイテムが登場

 「ジルスチュアート(JILLSTUART)」は2022年1月7日、スプリングコレクションを発売する。朝日の光に透けて咲き誇る花びらにインスパイアされた、春にふさわしい明るいニュアンスカラーの新作や限定色が登場する。予約開始は12月24日から。

 新商品の “ブルームクチュール アイズ”(全8色、うち限定1色、各税込6380円)は、オイルベースのシマーブライトカラーとパウダーベースのペタルカラーの2種で構成された5色のアイカラーパレット。異なる質感が重なり合うことで、まぶたのトーンアップをかなえながら光で透けた花びらのような透明感と美しい発色を実現。陽だまりの中を咲き誇る花々のような全5色のピンクニュアンスカラーをそろえる。

 そのほか、艶やかな仕上がりをかなえる新作のカラーマスカラ“ブルーミングラッシュ ニュアンスカーラー”(全6色うち限定1種、各税込3300円)や、人気のチークカラー“ブルーム ミックスブラッシュ コンパクト“(税込4620円)から春限定色、新色1種、“ルージュ リップブロッサム”(各税込3080円)から限定3色、新色2色、限定の“ネイルラッカー ブルームクチュール”(全3色、各税込1650円)をラインアップする。

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「ジルスチュアート」から2022年春コレクション 朝日に透けた花びらを思わせるカラーアイテムが登場

 「ジルスチュアート(JILLSTUART)」は2022年1月7日、スプリングコレクションを発売する。朝日の光に透けて咲き誇る花びらにインスパイアされた、春にふさわしい明るいニュアンスカラーの新作や限定色が登場する。予約開始は12月24日から。

 新商品の “ブルームクチュール アイズ”(全8色、うち限定1色、各税込6380円)は、オイルベースのシマーブライトカラーとパウダーベースのペタルカラーの2種で構成された5色のアイカラーパレット。異なる質感が重なり合うことで、まぶたのトーンアップをかなえながら光で透けた花びらのような透明感と美しい発色を実現。陽だまりの中を咲き誇る花々のような全5色のピンクニュアンスカラーをそろえる。

 そのほか、艶やかな仕上がりをかなえる新作のカラーマスカラ“ブルーミングラッシュ ニュアンスカーラー”(全6色うち限定1種、各税込3300円)や、人気のチークカラー“ブルーム ミックスブラッシュ コンパクト“(税込4620円)から春限定色、新色1種、“ルージュ リップブロッサム”(各税込3080円)から限定3色、新色2色、限定の“ネイルラッカー ブルームクチュール”(全3色、各税込1650円)をラインアップする。

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バロック村井社長が考える 「売上高」よりも大事にすべきこと

 バロックジャパンリミテッドの2021年3〜8月期は営業利益5億2000万円、純利益2億9000万円で、前年同期(営業利益9億7000万円、純利益12億円)に続き上半期を黒字で折り返した。コロナ前の水準には至らないものの、売上高(前年同期比26.9%増)、売上総利益(30.9%増)ともに大きく回復している。主力の「アズール バイ マウジー(AZUL BY MOUSSY)」などSC販路のブランド(前年同期比27.9%増)、「マウジー(MOUSSY)「 スライ(SLY)」などファッションビル販路のブランド(同16.7%増)がけん引した。だが、村井博之社長は状況を楽観していない。「コロナ禍を経て、お客さまに求められる商品はより本質的なものとなる。市場にないものを作るという『マーケットアウト』の発想を常に持ち続けなければ生き残れない」と気を引き締める。

WWD:上半期を振り返ると?

村井博之社長(以下、村井):黒字着地はできたものの、課題の残る上半期だった。8月に急激に感染状況が深刻化し、ある程度の需要を見込んで準備していた夏物在庫の在庫消化に追われ、値引き販売が増えてしまった。昨年は4月の緊急事態宣言を受けて、急きょ夏物企画の仕入れを大きく減らしたため、セールもほとんどせず売り切ることができた。結果論で言えば、こちらの方が健全であり、理想に近かった。

WWD:売上高、売上総利益ともに順調に回復している。

村井:売上高を右肩上がりで伸ばすことを正義と考えるのは、もうやめにしたい。日本では消費者のボリューム自体が減る中、既存店売上高を上げ続けることにとらわれていては、いつまでたってもセールはなくならない。すぐになくせるものではないが、これ(コロナ禍)を契機にすることはできる。30年前のクリアランスセールは、7月と1月にそれぞれ2週間ずつ開催する程度だった。これがじわじわと拡大し、いまや6月から前倒し開催しているところもあれば、8月までダラダラ続けているところもある。我々のような規模の大きい上場アパレルがそれをしていては、業界全体がそれに引っ張られてしまう。今回のコロナ禍で従来の商習慣に疑問を持つ経営者が、一気に増えていると感じる。これを実行に移すことが重要だ。

WWD:値引き販売を減らすために、仕入れコントロール以外ではどんな努力が必要か。

村井:商品企画を見直すことも重要だ。世の中に本当に必要とされる商品ならば、値引きをしなくても売り切れる。期初の企画段階でしっかりお客さまの方を向き、意思のある商品を作らなくてはならない。最近ではQR(クイックレスポンス)生産が流行り言葉のように言われているが、これに頼ってばかりではいけない。周到に練った商品企画がヒットし、在庫が追いつかなくなって追加発注を掛けるのであれば素晴らしいことだ。しかし、コロナ禍という状況になって増えているのが“悪い”QR。自分たちでよくものを考えず、他社で売れているものを横目に見て、似たり寄ったりの服を急いで生産すること。本質的でない商品は同質化を生み、いずれは廃棄の温床にもなる。このようなことを繰り返しているプレーヤーは、消費者から「必要ない」という烙印を押されるのは時間の問題だ。これは自戒を込めて言うことでもある。

 当社はこれまで、ITバブルが崩壊した2000年代前後には「マウジー(MOUSSY)」「スライ(SLY)」が、リーマンショック(09年)のころには「アズール バイ マウジー(AZUL BY MOUSSY)」がそれぞれ業績を伸ばした。消費マインドが停滞する中、逆にそれを好機と捉え、値ごろな価格で独自性のあるファッションを打ち出たことが消費者の心をとらえたのだと自負している。今回のコロナ禍も大きなピンチではあるものの、そこには必ずビジネスチャンスが眠っているはずだ。

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「タトラス」がアーティストのフィル・アメリカとコラボ 3Dメガネでデザインが変わるロンTも

 「タトラス(TATRAS)」は、コンテンポラリーアーティストとして活躍するフィル・アメリカ(Phil America)とのコラボコレクションを発売した。

 同氏は、ロサンゼルスのアーティスト兼デザイナー、活動家。アメリカやヨーロッパ、アジア、アフリカなどの各地を飛び回り作品を制作する傍ら、ブランドのコレクションデザインや大規模なアートプロジェクトのディレクション、国連への協力、移民へのフリースクールの開校支援、さらにTEDのスピーカーとして3度の登壇経験も持つなど、その活動内容は多岐にわたる。

 コラボコレクションでは、“City Solitude(都市での孤高)”をテーマに、過去と未来の2つの視点から見た世界を具現化。赤青のフィルムが付いた3Dメガネの視覚効果から着想を得て、物事の多面性や急速に変化する人々の多様な価値観をグラフィックで表現した。

 ラインアップはジップアップパーカやカットソー、キャップなど。3Dメガネをかけて見ると、実際に右目と左目で見えるメッセージが変わるコンセプチュアルなデザインのアイテムもある。取り扱い店舗は、タトラス直営の⻘⼭店と⽇⽐⾕店、⼤阪店、 渋⾕店、名古屋店、公式オンラインストア。

 また、11月30日までの期間中、⻘⼭店では「タトラス」のダウンジャケットをワッペンでカスタマイズできる人気のオーダーイベントを開催中。フィル・アメリカのデザインによるオリジナルワッペン5種類も新たに追加し、メンズとウィメンズ各6型のモデルをベースに自由なアレンジを楽しめる。ブランド初となるダウンマフラーも数量限定で販売中だ。

問い合わせ先
タトラス コンセプトストア 青山店
03-3407-2700

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“金継ぎ”の魅力を世界に発信するジュエリー「ミラモア」の稲城ジョージが目指すのは業界の千利休

 米ニューヨーク発メード・イン・ジャパンのジュエリー「ミラモア(MILAMORE)」の新作は“点字”がモチーフだ。“金継ぎ”モチーフのジュエリーを打ち出し、世界中に日本の美意識を発信しているミラモアの稲城ジョージ最高経営責任者(CEO)兼ブランドビジョニアに新作ジュエリーやブランドに込める思いについて聞いた。

WWD:“点字”を新作ジュエリーのモチーフに採用した理由は?

稲城ジョージCEO(以下、稲城):既存の“パズル”コレクションに点字を使用していて、それから派生したのが新コレクションだ。大学生のとき、ひらがなでレタージュエリーを作ったりしていたけど、それが恥ずかしいと思った。ユニバーサルデザインとかバリアフリーについて学んで、触れることで読める点字はクールでポエティックだと思った。盲目の人のコミュニケーションツールをポジティブに変換できないかと思ったんだ。自分がインクルーシブな人間なので、“点字”をモチーフにしたのもそこからだ。

WWD:点字の意味するものは?このコレクションに込めた思いは?

稲城:これらの点字の意味は、有言実行の“マニフェスト”や自己愛の“セルフラブ”、そして“ビジョン”、感謝を表す“グラチチュード”や“ホープ”、愛を意味する“アモーレ”など。“マニフェスト”は私の座右の銘、また、ビジネスを成長させるには“ビジョン”が大切。ほかの言葉は、コロナ禍のロックダウン中に大切なことは何かを考えて思いついたものだ。もちろんカスタマイズすることも可能だ。点字は、ローズカットのダイヤモンドをアンティークジュエリーのセッティングで施していて星のように見える。インスタグラムで“点字”のリングをアップしたら、「盲目の父に見せたかった」というようなメッセージが送られてきた。一見、わからないけど、人の心に触れたり、「このモチーフは何か」というような会話のきっかけになるようなジュエリーであってほしいと思う。

WWD:“金継ぎ”という言葉が世界中で一般的に使われるようになったが?

稲城:“金継ぎ”は「ミラモア」のDNAだ。“金継ぎ”は日本特有の壊れたものを直した痕だが、なかなかその美しさを理解するのは難しい。それをジュエリーで表現することで、ジュエリー業界の千利休になりたいと思った。“金継ぎ”の意味や美しさが世界で理解されて大切にされるようになってうれしい。“金継ぎ”コレクションをアレンジした“インフィニティー”コレクションも新作として登場した。

WWD:今後の予定は?

稲城:来年にサングラスを発売する予定だ。メガネといえばにほんの鯖江が有名だから、そこの職人と一緒に制作する。「ミラモア」はメード・イン・ジャパンのクオリティーで成熟できた。だから、同じ世代の職人を育成したり、日本の職人を世界に紹介していく活動もしていきたい。

WWD:「ミラモア」をどのように発展させていきたいか?

稲城:「ミラモア」は小さなブランド。アメリカでは、最近、ローカルビジネスをサポートする動きがある。そして、自分もそれを意識するようになった。例えば、大企業が運営するスーパーマーケットで買い物するのと家族経営のコーナーショップで同じ金額買い物するのでは、意味が違う。大企業にとっての1000円とコーナーショップにとっての1000円は、重みが違う。だから、私自身も小さなブランドが好きでサポートしたいと思うし、「ミラモア」が目指すのもニッチなラグジュアリーブランド。細部まで目が届くブランドでありたい。企業の規模=商品の価値とは思わない。それは、インスタグラムのフォロワー数も同じこと。「ミラモア」は宣伝や広告はせず、口コミで広がってきた。ジュエリーやファッション業界には夢があると思っているので、「ミラモア」をヘリテージブランドとして長年愛されるブランドに大切に育てていきたいと思う。

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ナクシスがプライベート展示会開催 アパレル業界の未来を描くセミナーも

 アパレル副資材の製造からブランドサポート事業までを行うナクシス(NAXIS)が、12月1〜3日、渋谷ストリームホールでプライベート展示会を行う。“既成概念を超える・変える・突き抜ける・突破する”をテーマに「GO!ON」と銘打った今回の展示会では、サステナビリティを意識した新商品、EC・物流関連アイテム、RFIDソリューションの紹介ブースなど、変化を続けるマーケットに応えるためのさまざまなコンテンツを用意している。

 展示会では、講師を招いてのスペシャルセミナーも開催。12月1日にはAIやロボットの導入で物流に革新をもたらすRFルーカスの上島哲執行役員最高収益責任者を迎え、RFIDの最新テクノロジーやRFID活用の未来について紹介するほか、2日にはターンアラウンドマネジャー(再生請負人)として数多くのアパレル・小売企業の再生を手掛けたコンサルタント、河合拓氏を迎え、アパレル業界におけるデジタル化の課題、日本企業が生き残るための戦略について語る。

■2021年 NAXIS BS展「GO! ON」
開催日時:2021年12月1日(水)10:00~18:00、2日(木)10:00~18:00、3日(金)10:00~13:00
会場:渋谷ストリームホール

■セミナー
「RFIDテクノロジーの進化とサプライチェーンに与えるインパクト」
開催日時:2021年12月1日(水)第一部:14:00〜、第二部:16:00〜
講師:上島哲 RFルーカス執行役員最高収益責任者

「DX、ファイナンスを駆使し産業界をスクラップアンドビルド」
開催日時:2021年12月2日(木)第一部:14:00〜、第二部:16:00〜
講師:河合拓 河合拓コンサルティング代表取締役

※来場・セミナーともに完全予約制

問い合わせ先
ナクシス
https://naxis.net/contact/

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