アヴリル・ラヴィーンとカリードが見せたオールブラックとカラフル、それぞれの「ヴェルサーチェ」

 「MTV ビデオ・ミュージック・アワード2022」が8月28日(現地時間)、米国・ニュージャージー州のプルデンシャル・センターで開催され、シンガーソングライターのアヴリル・ラヴィーン(Avril Lavigne)とカリード(Khalid)が「ヴェルサーチェ(VERSACE)」を着用して登場した。

 ラヴィーンは、オールブラックのスタイリングを披露。ボディースーツにカーゴパンツを合わせ、ベルトやアイメイクまで黒で統一。一転、ゴールドからイエローへのグラデーションヘアをコントラストで見せ、ネイルも同じくイエローとした。一点突破的なウオレットチェーンの装飾も、ハードめな印象を後押しする。

 カリードは総柄のカラフルなシルクシャツに、シャツから“色を拾った”パープルのパンツをコーディネート。スニーカーまでパープルでそろえたのが、カリード流だ。

 オールブラックとカラフル、それぞれに「ヴェルサーチェ」を着こなした。

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「エルメス」国内初のビューティ常設店が伊勢丹新宿1階化粧品売り場にオープン

 「エルメス(HERMES)」は9月14日、国内初となるビューティラインのみを扱う常設店「エルメス・イン・カラー(Hermes in Colors)」を伊勢丹新宿本店本館1階の化粧品売り場にオープンする。場所は、8月21日に閉店した「ドルチェ&ガッバーナ ビューティ(DOLCE & GABBANA BEAUTY)」の跡地。なお、同2階で3月から開催していた「エルメス」のビューティ製品とフレグランスを展開するポップアップストアは8月30日をもって終了する。明治通り側に位置する同1階の「エルメス」ブティックでは引き続きビューティラインを取り扱う。
 
 「エルメス」は2020年3月にメイクアップラインを始動。リップスティック「ルージュ・エルメス(ROUGE HERMES)」コレクションを皮切りに、チークやネイル、ベースメイクなど製品カテゴリーを順次拡充している。ビューティ部門のクリエイティブ・ディレクターは現在、ギリシャ出身のメイクアップアーティスト、グレゴリス・ピルピリス(Gregoris Pyrpylis)が務め、ビューティ部門を率いるアニエス・ドゥ・ヴィリエ(Agnes de Villers)=プレジデントおよびピエール・アレクシス・デュマ(Pierre-Alexis Dumas)=エルメス グループ アーティスティック・ディレクターの下でクリエイションを作る。

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サッカー日本代表の新ユニホームは“ORIGAMI”がコンセプト カタールW杯でも着用

 アディダス ジャパンと日本サッカー協会は8月29日、サッカー日本代表の新ユニホームを正式発表した。9月24日に行われる“サムライブルー”(男子代表)のアメリカ戦で初披露し、11月に開催を迎える2022年FIFAワールドカップ・カタール大会でも着用される。

 日本代表のユニホームは、1999年にアディダス(ADIDAS)と日本サッカー協会がオフィシャルサプライヤー契約を締結して以降、定期的に刷新されるのが通例で、今回が約3年ぶり13作目となる。

 今作のコンセプトは“ORIGAMI(折り紙)”。これは、開催地・カタールが1993年の“ドーハの悲劇”を経験した国であると同時に、2011年にアジア王者となった場所でもあり、この“山あり、谷あり”の経験から“山折り、谷折り”で作る折り鶴にヒントを得た。ホームユニホームは、ジャパンブルーを基調にホワイトの折り鶴のグラフィックを大胆に落とし込み、スマートフォンなどの小さい画面での視聴を考慮し、背番号やネームには視認性が高いイエローを採用。また、2011年のアジア王者の際に着用していたユニホームに着想した赤いパネルを内襟に配したほか、これまで左胸にデザインされていた日本国旗は、“国を背負う”と“サポーターの声援が背中を押す”というメッセージを込めて背面にあしらった。

 一方アウェイユニホームは、ホワイトとブラックのモノクロカラーで、ショーツにブラックが採用されるのは史上初めて。肩部と袖部分には、折り跡をイメージしたグラフィックをアナグリフの技法でプリントしている。なお、両ユニホームともアディダス最高峰の冷却機能“ヒート レディ(HEAT. RDY)”を用いながら、40%以上のリサイクル素材を使用して製造されている。

 コナミクリエイティブセンター銀座で行われた記者発表会には、スペインのレアル・ソシエダに所属する日本代表・久保建英選手が生中継でオンライン登壇。新ユニホームのデザインについて、「現行モデルとは違った斬新なデザインで、良い意味で驚いた。パッと見で派手なので、記憶にも残りやすいと思う」とコメントした。

 また、マンガとゲームと連動した新しい取り組みも発表された。マンガは、金城宗幸とノ村優介による「ブルーロック」と、ツジトモによる「ジャイアントキリング(GIANT KILLING)」という2作の人気サッカーマンガとコラボレーションし、実際の選手たちとマンガのキャラクターが共存するキービジュアルを制作。ゲームは、コナミ(KONAMI)が展開する「eフットボール™(eFootball™、旧ウイニングイレブン)」と提携し、ピッチ上でのお披露目に先駆け、本日から新ユニホームを着用した選手をプレイすることができる。

 すでにアディダス ジャパンの公式オンラインストアでは販売されており、オーセンティックユニホームが税込1万7600円、レプリカユニホームが同1万1000円だ。

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サッカー日本代表の新ユニホームは“ORIGAMI”がコンセプト カタールW杯でも着用

 アディダス ジャパンと日本サッカー協会は8月29日、サッカー日本代表の新ユニホームを正式発表した。9月24日に行われる“サムライブルー”(男子代表)のアメリカ戦で初披露し、11月に開催を迎える2022年FIFAワールドカップ・カタール大会でも着用される。

 日本代表のユニホームは、1999年にアディダス(ADIDAS)と日本サッカー協会がオフィシャルサプライヤー契約を締結して以降、定期的に刷新されるのが通例で、今回が約3年ぶり13作目となる。

 今作のコンセプトは“ORIGAMI(折り紙)”。これは、開催地・カタールが1993年の“ドーハの悲劇”を経験した国であると同時に、2011年にアジア王者となった場所でもあり、この“山あり、谷あり”の経験から“山折り、谷折り”で作る折り鶴にヒントを得た。ホームユニホームは、ジャパンブルーを基調にホワイトの折り鶴のグラフィックを大胆に落とし込み、スマートフォンなどの小さい画面での視聴を考慮し、背番号やネームには視認性が高いイエローを採用。また、2011年のアジア王者の際に着用していたユニホームに着想した赤いパネルを内襟に配したほか、これまで左胸にデザインされていた日本国旗は、“国を背負う”と“サポーターの声援が背中を押す”というメッセージを込めて背面にあしらった。

 一方アウェイユニホームは、ホワイトとブラックのモノクロカラーで、ショーツにブラックが採用されるのは史上初めて。肩部と袖部分には、折り跡をイメージしたグラフィックをアナグリフの技法でプリントしている。なお、両ユニホームともアディダス最高峰の冷却機能“ヒート レディ(HEAT. RDY)”を用いながら、40%以上のリサイクル素材を使用して製造されている。

 コナミクリエイティブセンター銀座で行われた記者発表会には、スペインのレアル・ソシエダに所属する日本代表・久保建英選手が生中継でオンライン登壇。新ユニホームのデザインについて、「現行モデルとは違った斬新なデザインで、良い意味で驚いた。パッと見で派手なので、記憶にも残りやすいと思う」とコメントした。

 また、マンガとゲームと連動した新しい取り組みも発表された。マンガは、金城宗幸とノ村優介による「ブルーロック」と、ツジトモによる「ジャイアントキリング(GIANT KILLING)」という2作の人気サッカーマンガとコラボレーションし、実際の選手たちとマンガのキャラクターが共存するキービジュアルを制作。ゲームは、コナミ(KONAMI)が展開する「eフットボール™(eFootball™、旧ウイニングイレブン)」と提携し、ピッチ上でのお披露目に先駆け、本日から新ユニホームを着用した選手をプレイすることができる。

 すでにアディダス ジャパンの公式オンラインストアでは販売されており、オーセンティックユニホームが税込1万7600円、レプリカユニホームが同1万1000円だ。

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ヘアカラー表現の幅を革新的に広げる 「ナシード」からコントロールラインが登場

 プロフェッショナルヘアメーカー・ナプラの人気ヘアカラーブランド「ナシード ファッションカラー(NASEED FASHION COLOR)」から9月、コントロールカラーのライン6色が登場する。コントロールカラーとは、単品もしくは「ナシード ファッションカラー」にミックスして使用することで、色みの提案バリエーションを広げるカラー剤。“クリア”を混ぜて濃さを調整することもでき、ニーズの高いインナーカラーなどのブリーチデザインにも最適だ。ここでは2人の人気美容師に、同コントロールカラーを使ったトレンドヘアを提案してもらった。

くすまずに鮮やかに発色する
6色がデビュー

 今回登場するコントロールカラーのラインは、“ブルー”“グリーン”“イエロー”“オレンジ”“レッド”“パープル”の6色だ。「コントロールカラーは、色みを強調して楽しみたいときに使うカラー。鮮やかな色を入れることに特化しており、ベースのカラーに“ちょい足し”して色みを強調できるほか、ブリーチ毛にはメインカラーとして使うこともできる。例えば“グリーン”を足して赤みを抑えるなど、ベースの調整に使うケースも多い」と、ナプラの後藤直樹・企画開発部課長は話す。
 
 一般的なカラー剤では,濃くしようとするとくすみ感が出がちだが、コントロールカラーは彩度が高いため、鮮やかなまま色を濃くできる。秋冬はピンクやパープルが人気になるが、同コントロールカラーの“パープル”は青みを含んでいないため、くすまずに深さを出すことができるため、これからの季節に人気になりそうだ。

ニーズの高い柔らかいオレンジを
表現できる

 秋冬は暖色のオレンジ系やピンク系が人気になる傾向がある。今回のモデルに施したオレンジ系のカラーリングは、夏前からインスタグラムに投稿しており、反響も大きい。「ナシード ファッションカラー」のコントロールカラーの“オレンジ”は、彩度が高いので使いやすい。“柔らかいオレンジ”の方が好まれるが、ただ薄めるだけだと発色が悪くなってしまうので、同“イエロー”とミックスすることがおすすめ。色と色で薄めることで柔らかさを表現できるし、色持ちもいい。(柳原弘樹/「ソワ(SOIE)」オーナー)

暗くならないので仕上がりの
計算がしやすい

 コントロールカラーは、インナーに色みを入れたいときに“クリア”で薄めて使ったり、全体的に赤みを消したいときに活用したりしている。赤みを抑えたいお客さまが多いので、グリーン系はよく使うが、「ナシード ファッションカラー」のコントロールカラーは、“グリーン”や“イエロー”の発色が特にきれいで、赤みが消えて透明感が出る。一般的なコントロールカラーと比べて暗くなりにくいので、仕上がりの計算がしやすいし、インナーカラーやブリーチ毛に使いやすい。(高橋遥菜/「ガーランド(Garland)」トップデザイナー)

「ナシード ファッションカラー」は
27色相のラインアップ

 2015年に誕生した「ナシードカラー」は、現在27色相113色になり、トレンド発信地のサロンから全国のファミリーサロンまで幅広く使用されている。出荷本数は月に100万本を超えるヒット商品となっており、特に“フォギーベージュ”や“シナモンベージュ”が人気。

 “色調の柔らかさ”や“刺激と匂いの少なさ”も「ナシードカラー」の特徴の1つで、時短施術が可能なクイックカラーやグレイカラーも人気だ。今回、そこに“コントロールカラー”が加わり、より幅広いサロンで提案しやすくなった。

PHOTOS : ANNA MIYOSHI(TRON),STYLING : MASUMI YAKUZAWA(TRON)
モデル1:Tシャツ、ベスト、パンツ全て参考価格/以上全てオーバルスクエア、ネックレス5万1700円/マラ・スカリース(全てショールーム ロイト)
モデル2:ビブ3万3000円/エリザベス・ストレイ・ペダーセン、クロシェトップ2万7500円/アモーメント、ブレスレット1万7600円/ニナ・エ・ジュール(全てショールーム ロイト)
問い合わせ先
ナプラ
0120-189-720

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“ワイルドサイド ヨウジヤマモト”からオリジナルアイテムの新作が登場 ビジュアルには窪塚愛流を起用

 ヨウジヤマモトの新コンセプチュアルプロジェクト“ワイルドサイド ヨウジヤマモト(WILDSIDE YOHJI YAMAMOTO)”は、オリジナルアイテムの新作を8月31日に発売する。取り扱いは公式サイトのみ。

 今回の新作は、シャツ型のハンティングジャケットや、襟のあしらいを変更できる2WAYテーラードジャケット、裾の太さを調整できるタブが付いた2型のカーゴパンツ、ワークパンツのディテールを落とし込んだスカートなど、全8型のユニセックスのアイテムを用意。全アイテムに同素材を採用しているため、どのトップスとボトムスを組み合わせてもセットアップのように着用できる仕様だ。また、布帛アイテムのコンセプトを踏襲した4型のカットソーとグラフィックTシャツもあわせて展開する。キービジュアルには、俳優やモデルとして活躍する窪塚愛流らを起用した。

 “ワイルドサイド ヨウジヤマモト”は、ヨウジヤマモトを象徴する黒をコンセプトカラーに掲げ、ファッションだけでなくアートやインテリア、ライフスタイルなど、幅広いジャンルと協業したアイテムを展開するプロジェクト。

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「コム デ ギャルソン」「アンダーカバー」など日本勢12組も現地発表 2023年春夏パリコレは105ブランド参加でコロナ前の規模に

 フランス・オートクチュール&モード連盟(Federation de la Haute Couture et de la Mode以下、FHCM)は9月26日から10月4日まで開催される2023年春夏パリ・ファッション・ウイークの暫定スケジュールを発表した。今回はコロナ前と変わらぬ規模に戻り、105ブランドが参加。62組がリアルショー、39組が現地でのプレゼンテーションを開き、デジタルのみで発表するのはアジア拠点の4ブランドだけになる。

 今シーズンの目玉は、日本ブランドのリアル発表本格復活だ。「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」「ジュンヤ ワタナベ(JUNYA WATANABE)」「イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)」は、6月のパリ・メンズ・コレクション(以下、パリメンズ)に続き、ウィメンズでも現地でのショーを再開させる。また、「アンダーカバー(UNDERCOVER)」は約4年半ぶりにパリでのウィメンズショーを計画。「マメ クロゴウチ(MAME KUROGOUCHI)」「アンリアレイジ(ANREALAGE)」「ノワール ケイ ニノミヤ(NOIR KEI NINOMIYA)」「ビューティフルピープル(BEAUTIFUL PEOPLE)」「ウジョー(UJOH)」も、パリに戻ってくる。そのほか、「ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)」「サカイ(SACAI)」はショーを、「CFCL」はプレゼンテーションを開く予定だ。

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」や「シャネル(CHANEL)」「エルメス(HERMES)」「ディオール(DIOR)」から「バレンシアガ(BALENCIAGA)」「サンローラン(SAINT LAURENT)」「ロエベ(LOEWE)」「ヴァレンティノ(VALENTINO)」まで、ビッグブランドひしめく公式スケジュールに新たに加わったのは、ロンドンを拠点にする「ヴィクトリア ベッカム(VICTORIA BECKHAM)」と「アウェイク モード(A.W.A.K.E. MODE)」、オーストリア発の「ジマーマン(ZIMMERMAN)」、フランスのアウトドアブランド「エーグル(AIGLE)」など11ブランド。「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」と「トム ブラウン(THOM BROWNE)」は、メンズに続きウィメンズのランウエイ発表を再開する。「トラサルディ(TRUSSARDI)」も手掛けるデザイナーデュオによる「GMBH」は、メンズからウィメンズのパリコレに発表時期を移してショーを行う。

 なお、「セリーヌ(CELINE)」はパリメンズでは公式スケジュールに復帰して大トリを飾ったが、今のところ、ウィメンズのラインアップには含まれていない。

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「コム デ ギャルソン」「アンダーカバー」など日本勢12組も現地発表 2023年春夏パリコレは105ブランド参加でコロナ前の規模に

 フランス・オートクチュール&モード連盟(Federation de la Haute Couture et de la Mode以下、FHCM)は9月26日から10月4日まで開催される2023年春夏パリ・ファッション・ウイークの暫定スケジュールを発表した。今回はコロナ前と変わらぬ規模に戻り、105ブランドが参加。62組がリアルショー、39組が現地でのプレゼンテーションを開き、デジタルのみで発表するのはアジア拠点の4ブランドだけになる。

 今シーズンの目玉は、日本ブランドのリアル発表本格復活だ。「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」「ジュンヤ ワタナベ(JUNYA WATANABE)」「イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)」は、6月のパリ・メンズ・コレクション(以下、パリメンズ)に続き、ウィメンズでも現地でのショーを再開させる。また、「アンダーカバー(UNDERCOVER)」は約4年半ぶりにパリでのウィメンズショーを計画。「マメ クロゴウチ(MAME KUROGOUCHI)」「アンリアレイジ(ANREALAGE)」「ノワール ケイ ニノミヤ(NOIR KEI NINOMIYA)」「ビューティフルピープル(BEAUTIFUL PEOPLE)」「ウジョー(UJOH)」も、パリに戻ってくる。そのほか、「ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)」「サカイ(SACAI)」はショーを、「CFCL」はプレゼンテーションを開く予定だ。

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」や「シャネル(CHANEL)」「エルメス(HERMES)」「ディオール(DIOR)」から「バレンシアガ(BALENCIAGA)」「サンローラン(SAINT LAURENT)」「ロエベ(LOEWE)」「ヴァレンティノ(VALENTINO)」まで、ビッグブランドひしめく公式スケジュールに新たに加わったのは、ロンドンを拠点にする「ヴィクトリア ベッカム(VICTORIA BECKHAM)」と「アウェイク モード(A.W.A.K.E. MODE)」、オーストリア発の「ジマーマン(ZIMMERMAN)」、フランスのアウトドアブランド「エーグル(AIGLE)」など11ブランド。「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」と「トム ブラウン(THOM BROWNE)」は、メンズに続きウィメンズのランウエイ発表を再開する。「トラサルディ(TRUSSARDI)」も手掛けるデザイナーデュオによる「GMBH」は、メンズからウィメンズのパリコレに発表時期を移してショーを行う。

 なお、「セリーヌ(CELINE)」はパリメンズでは公式スケジュールに復帰して大トリを飾ったが、今のところ、ウィメンズのラインアップには含まれていない。

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サロンモデル部門は堀田彩夏さんが1位! 「WWDBEAUTY 2022 ヘアサロン版ベストコスメ」結果発表

 年1回の恒例企画、「WWDBEAUTY 2022 ヘアサロン版ベストコスメ」の結果を発表する。今回は全12部門のアワードを設定し、都内の人気ヘアサロン50軒の美容師152人に、各カテゴリーで「2021年下半期~22年上半期に実際に使ってみて良かった製品」についてアンケート調査を実施した。

 その中の1部門として「サロンモデル部門」を設け、「今イチオシのサロンモデル」を聞いた。その結果、得票数1位はサロンモデルとして活躍する堀田彩夏さん、2位はモデルの青山舞莉さん、3位はモデルでスパニストとしても働く丹羽海里さんとなった。

 1位の堀田彩夏さんは、「ランクインしたこと自体驚きですが、こういうのは初めてなのでうれしいです」と喜びのコメントを語った。青山舞莉さんはチャンネル登録者数1万人を超えるユーチューバーでもあり、ライフスタイル系の動画を発信している。3位の丹羽海里さんは、ヘッドスパサロン「アオイ バイ サイン(Aoi by-SIGN-)表参道」のスパニストで、頭皮改善・髪質ケアに特化した施術を提供している。

 「ヘアスタイルやヘアカラーは、やりたいアレンジや、生活に合わせた髪型を選ぶようにしています。サロン選びのこだわりは、ずっと通いたいので人柄重視です!」と話す堀田さん。人柄重視でコミュニケーションをとり、関係を築いてきたことが、今回の1位につながったようだ。今後に関しては「最近は美容師さん、ヘアメイクさん、カメラマンさんの作品撮りに呼んでいただくことが多いです。いつか自分の作品で個展を開きたいなと思っています」と語った。

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「バーバリー」がSBT認証取得 2040年までにネットゼロを目指す

 バーバリー(BURBERRY)はこのほど、温室効果ガスの削減目標において科学的根拠に基づくことを証明する国際的な環境イニシアチブSBT(Science-Based Targets)の認定を取得した。気候変動による世界の平均気温上昇を1.5度未満に抑えるというパリ協定に沿って、2040年までに温室効果ガス排出量の実質ゼロ(ネットゼロ)の実現を目指す。

 スコープ1(自社による直接排出)と2(自社が購入したエネルギーによる間接排出)では40年までに95%以上の削減することを目指すと同時に、スコープ3(自社がかかわるサプライチェーン全体での間接排出)では90%の削減を目指す。

 バーバリーのキャロライン・ローリー(Caroline Laurie)=コーポレート・レスポンシビリティ・バイスプレジデントは、「SBTiは、最新の気候科学に沿った野心的な目標を企業が設定できるようにする重要な役割を果たしている。サステナビリティの取り組みを加速するため、サプライヤーやパートナー企業と引き続き協力していく」とコメントした。

 現在、同社で使用する電力は再生可能エネルギー由来のものに切り替えており、全世界の事業でカーボンニュートラルを達成している。

 SBTiのルイス・アマラル(Luiz Amaral)最高経営責任者は、「科学的知見に基づけば、世界全体でネットゼロを達成し気候変動による最悪の状況を防ぐためには早急かつ大幅な排出量の削減が必要だ」と述べ、他の企業もこれに続くことを願っているという。

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「ウーノ」から初のシートマスク登場 週1マスクで自分史上最高肌へ

 資生堂のメンズブランド「ウーノ(UNO)」は、シリーズ初の男性用シートマスク“ウーノ スキンモイスチャー3Dマスク”(28mL×3枚、税込1078円※編集部調べ)を9月上旬から発売する。

 同商品は、男性用シートマスクはアイテム自体がまだ少なく「女性用製品ではサイズが合わない」「自分の肌に本当にあっているか分からない」という声に応え、男性用大判3Dシートマスクを採用。特に皮脂分泌量が多い小鼻周りや、髭剃りでダメージを受けた顎下をしっかり包み込む。

 女性の肌より1.2倍も潤いバリア機能が低い男性の肌にあわせたブランド独自の潤い成分、テトラバリア成分(※1)を配合。肌の潤いや柔軟性を保つスクワラン(エモリエント成分)、乾燥を防ぎ肌の潤いをキープするWヒアルロン酸(※2)と合わせて男性の硬い肌をモチモチ肌に導く。さらにオイルコントロールパウダーが、皮脂の多い男性肌のテカリを防ぐ。

 シートマスクは表裏がわかりやすく、パッと広げやすいツメ付き。シートマスクの使用に慣れていない男性にも使いやすい設計だ。スキンケアに関心はあるものの「忙しいので手間をかけるのが面倒」「簡単に済ませたい」という声に、週1回の集中肌ケアを提案する。

※1 緑茶エキス(整肌・保護)、チオタウリン・グリセリン(保湿)、タマリンドガム(潤い保護)
※2 ヒアルロン酸Na、アセチルヒアルロン酸Na(保湿)

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資生堂プロフェッショナルが人気アウトバスの限定品を発売 売り上げの一部を寄付

 資生堂プロフェッショナルはヘア事業100周年を記念して、サロン専売のアウトバストリートメント“ワンダーシールド”(125mL、税込4180円)の限定品を数量限定で9月2日に発売する。デザインはカリグラフィーを独自の解釈で表現するアーティスト、MIKITYPEが手がける。昨年の第1弾コラボに続き、第2弾となる今回も本製品の売り上げの一部を国際NGOウォーターエイドに寄付する。

 “ワンダーシールド”はサロン専用のトータルヘア&スカルプケアブランド「サブリミック」のアウトバストリートメントで、発売以来高いヘアプロテクト効果と滑らかな仕上がりが好評を集めている。3日に1回の自宅用スペシャルケアとして、日常生活の外的ストレスから髪を守り、サロントリートメントの仕上がりをキープする。

 資生堂は1922年に美髪科を開設し、今年でヘア事業100周年を迎えた。アジアのビューティクリイエーターズとともに、そして美髪の源でもある「水」とともに歩んできた。「サブリミック」にとっても水はサロンでの良質なサービスの提供や日々のヘアケアのために欠かせない大切なもの。その一方で、水に関する課題は世界中に存在し、今日も世界では7億7100万人が清潔な水を利用できていないといわれる。そこで100周年という節目の年に、「水」への感謝の気持ちと、「水」や「美しさ」が未来に続いていくことへの願いを込め、「サブリミック シェアウォータープロジェクト」を実施。ウォーターエイドを通じて、水の恵みを世界の人々と分かち合う。“ワンダーシールド”の限定品を発売し、売り上げの一部をウォーターエイドに寄付する。第1弾では約1700人に清潔な水を届けることができた。

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冨永愛と息子・章胤が「ヴォーグ ジャパン」リニューアル号で親子初共演

 「ヴォーグ ジャパン(VOGUE JAPAN)」(コンデナスト・ジャパン)は、リニューアル第1号となる10月号(9月1日発売)においてモデルの冨永愛と息子の冨永章胤(あきつぐ)を起用した撮影を実施、インタビューを含めて掲載する。冨永親子の共演は初めて。なお、インタビューは9月1日に同誌の公式ウェブサイトでも公開する。

 冨永親子の初共演は、パルファン・クリスチャン・ディオールとのコラボ企画で実現した。新商品のリップスティック“ルージュ ディオール フォーエヴァー スティック”と、フレグランス“ジャドール パルファン ドー”を主役にした写真は、8月29日に東京メトロの表参道駅でも貼付された。

 愛は「今日1日、息子がすごく成長しているのを目の当たりにして、それも私にとって思い入れのある『ヴォーグ ジャパン』で、というのがとてもうれしかった。息子から『モデルに興味がある』と相談されたときは、この世界の厳しさを知っているだけに複雑な気持ちもあったが、今日の撮影を見て安心した」と話し、章胤も「スタジオに向かうときは、緊張して今にも倒れそうだった。一方で母の堂々とした姿を見て“やっぱりかっこいいな”と感じたし、モデルの仕事を25年間続けてきた母をあらためて尊敬した。撮影のあとで僕は疲れ切って、抜け殻のようになってしまったので(笑)」とコメントした。

 章胤は母に抱かれてランウエイを歩いたり、幼少期に母と誌面に登場したりしたことはあるが、自分の意志で撮影に参加するのは今回が初めて。身長は母・愛(179cm)を超える188cmで、今後はモデルのみならず俳優にも挑戦したいという。

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「ザ・ロウ」からカメオマークに着想した新バッグ“ソフィア”が登場 3サイズを用意

 「ザ・ロウ(THE ROW)」は、新バッグ“ソフィア(SOFIA)”を9月14日に直営店で順次発売する。カラーはブラック、ネイビー、タウニーの3色で、大きさの異なる“ソフィア 8.75”(税込51万7000円)、“ソフィア 10.0”(同57万2000円)、“ソフィア11.75”(同63万8000円)の3種類を用意する。

 バッグは、「ザ・ロウ」のアイコンであるカメオマークに着想を得てデザインしたもので、同ブランドらしいミニマルなシルエットが特徴だ。ジュエリーの工房で製作したメタルクロージャーは、ブランドの頭文字である“T”をモチーフにしている。ボディーやハンドルには、きめが細かくなめらかな質感のカーフスキンを、ライニングには自然な手触りのナッパプロンジェを採用。内側には2つのコンパートメントを備えているため、荷物を整理しやすいという機能性にも優れている。

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SNSで話題!「ロクシタン」のピンクのシャンコンでりんごちゃんらが“#ツヤの輪チャレンジ”に挑戦

 ピンクのラベルが特徴の「ロクシタン」“ファイブハーブス リペアリング”シリーズは、ダメージヘアの補修、補強、保護に特化した人気のヘアケアラインだ。特にシャンプー&コンディショナーは、毎日のケアに取り入れることで、艶髪の象徴である天使の輪が手に入ると注目を浴びている。インスタグラムでは “#ツヤの輪チャレンジ”と題し、インフルエンサーたちによるシャンプー&コンディショナーを用いた動画や写真が話題だ。

艶髪の象徴=天使の輪が
かなう
「ロクシタン」のピンクの
シャンプー&コンディショナー

 「ロクシタン」の“ファイブハーブス リペアリング”シリーズは、ラベンダーやアンジェリカ、ゼラニウムなどの5種のエッセンシャルオイルのほか、ダメージにアプローチするブラックオーツエキスなどを独自処方した“リペアリング リッチコンプレックス”を配合。傷んだ髪を集中補修するほか、髪を内側から補強し、ダメージを受けにくい健やかな髪へと導く。また、シャンプーとコンディショナーは共にシリコンフリーかつ生分解性に優れ、パッケージには100%再生プラスチックを使用した、環境に配慮した製品だ。

髪のダメージに悩む
りんごちゃんらの
“#ツヤの輪チャレンジ”
動画をチェック

艶髪自慢の白間美瑠らも
ピンクのシャンコンでヘアケア

+ヘアミルクセラムで
もっとまとまる髪に

 同シリーズでは、まとまりにくい髪をケアする“ファイブハーブス リペアリングヘアミルクセラム”も人気の製品。“つける→とかす→ブローする”の3ステップを15秒で行い、まとまりの良い髪へ仕上げる“#15秒チャレンジ”もインスタグラムで話題となった。髪のダメージが特に気になる人は、シャンプー&コンディショナーと合わせて、ヘアミルクセラムでケアするのがおすすめだ。

問い合わせ先
ロクシタンジャポン カスタマーサービス
0570-66-6940

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SNSで話題!「ロクシタン」のピンクのシャンコンでりんごちゃんらが“#ツヤの輪チャレンジ”に挑戦

 ピンクのラベルが特徴の「ロクシタン」“ファイブハーブス リペアリング”シリーズは、ダメージヘアの補修、補強、保護に特化した人気のヘアケアラインだ。特にシャンプー&コンディショナーは、毎日のケアに取り入れることで、艶髪の象徴である天使の輪が手に入ると注目を浴びている。インスタグラムでは “#ツヤの輪チャレンジ”と題し、インフルエンサーたちによるシャンプー&コンディショナーを用いた動画や写真が話題だ。

艶髪の象徴=天使の輪が
かなう
「ロクシタン」のピンクの
シャンプー&コンディショナー

 「ロクシタン」の“ファイブハーブス リペアリング”シリーズは、ラベンダーやアンジェリカ、ゼラニウムなどの5種のエッセンシャルオイルのほか、ダメージにアプローチするブラックオーツエキスなどを独自処方した“リペアリング リッチコンプレックス”を配合。傷んだ髪を集中補修するほか、髪を内側から補強し、ダメージを受けにくい健やかな髪へと導く。また、シャンプーとコンディショナーは共にシリコンフリーかつ生分解性に優れ、パッケージには100%再生プラスチックを使用した、環境に配慮した製品だ。

髪のダメージに悩む
りんごちゃんらの
“#ツヤの輪チャレンジ”
動画をチェック

艶髪自慢の白間美瑠らも
ピンクのシャンコンでヘアケア

+ヘアミルクセラムで
もっとまとまる髪に

 同シリーズでは、まとまりにくい髪をケアする“ファイブハーブス リペアリングヘアミルクセラム”も人気の製品。“つける→とかす→ブローする”の3ステップを15秒で行い、まとまりの良い髪へ仕上げる“#15秒チャレンジ”もインスタグラムで話題となった。髪のダメージが特に気になる人は、シャンプー&コンディショナーと合わせて、ヘアミルクセラムでケアするのがおすすめだ。

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「ニューバランス」がテニス界の若きスター選手、コリ・“ココ”・ガウフと初コラボ

 「ニューバランス(NEW BALANCE)」はこのほど、女子プロテニス選手のコリ・“ココ”・ガウフ(Cori "Coco" Gauff)とコラボした“ココ シージーワン(COCO CG1)”を発売した。両者のタッグは初。

 “ココ シージーワン”はホワイトとレッドの2色展開で、ホワイトは「ニューバランス」公式オンラインストアとテニス専門店「ウインザーラケットショップ」の渋谷店と公式オンラインストアで、レッドは「ニューバランス」公式オンラインショップのみで扱う。価格は各1万9800円(税込)。

 “ココ シージーワン”は、高い反発性を持つ“フューエルセル”ミッドソールや耐摩耗性に優れるアウトソール“エヌデュランス”など、「ニューバランス」の最新テクノロジーを搭載する。さらに、アッパーには快適性と軽やかなフットワークを実現する軽量化ニット素材“フィットウェイブライト”を採用する。

 デザイン面は、1990年代にインスパイアされたミッドカットが特徴だ。ベロにはガウフのサイン、右足のつま先には“YOU CAN CHANGE THE WORLD WITH YOUR RACKET(あなたのラケットが世界を変える)”という父親でありコーチでもあるコリー・ガウフ(Corey Gauff)の言葉を記す。また、シューレースの先には兄弟たちの名前を入れた。

 ガウフは、「シューズを履くたびに、家族の存在を身近に感じられる」と話す。また、「“ココ シージーワン”は、デザインからマーケティングまで『ニューバランス』のチーム全体のアシストのおかげで完成した。現代的なひねりを加えたビンテージ風シューズをユーザーがどのようにスタイリングしてくれるのか、とても楽しみだ」と続けた。

 ガウフは2004年3月13日生まれ、米国・ジョージア州出身。「ニューバランス」が支援するアスリートグループ“チームエヌビー(TEAM NB)”に所属し、現在世界ランキング11位。

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百貨店コスメ&ラグジュアリー、ルミネ新宿やゾゾタウンなどの2022年上半期の好調ブランドを網羅 特別付録「ビジネスリポート」刊行

 「WWDJAPAN」は年2回、特別付録「ビジネスリポート」を発行しています。2022年上半期の号が出来上がりました。
 
 化粧品と特選(ラグジュアリー)・宝飾については、全国の百貨店27店にアンケートを実施。各カテゴリーごとに好調ブランドと商況を尋ね、ヒットアイテムとその好調要因を探りました。伸長率が高いブランドを具体的に挙げてもらい、前年同期比など具体的な数字も掲載。コロナ禍前の19年度との比較もあります。それらのランキングから好調ブランドとして独自に伸長率ランキングも作成。化粧品では「コスメデコルテ」、特選では「セリーヌ」、宝飾では「カルティエ」が1位に輝きました。各百貨店担当者によるコメントや好調要因も必見です。
化粧品でこれまで低迷していたメイクアップの需要が復活。ヒット商品ランキングの1位は「イプサ」の“ザ・タイムRアクア”。男性客も獲得しており、確固とした地位を感じさせます。

 特選・宝飾は、商品の値上げにもかかわらず、コロナ禍による富裕層の国内消費が旺盛で、19年度実績を上回る店舗が多数。各店「まだまだニーズを掘り起こせる」と積極的です。

 アパレルの好調ブランドについては、玉川高島屋S・C、ルミネ新宿、ルミネエスト新宿、渋谷109、渋谷パルコに取材。好調なブランドとその要因、消費者の動向を聞きました。1〜6月の月毎の高伸長ブランドのデータも収録。どのブランドが大きく成長しているのかが読み取れます。

 また、国内最大級のファッションEC、ゾゾタウンとゾゾコスメにもアンケートおよび担当者取材を実施。メンズ、ウィメンズのZ世代顧客の検索アイテムにはウエアから雑貨まで、2022年上半期のトレンドアイテムが見事に凝縮されています。全て写真付き!コスメもウィメンズだけでなく、メンズも網羅しており、Z世代に人気のアイテムが一覧になっています。

 さらに月額レンタルサービスのエアークローゼットとメチャカリの人気アイテムも網羅。レンタルだからこそ人気のアイテム、レンタルした結果販売につながったアイテムからは今、支持されるウエアの特徴が読み取れます。こちらも全て写真付きです。ユーザーの着用コメントも掲載しています。
 
「ビジネスリポート」は本来、定期購読者向け特典ですが、購読者以外の方からの「他店の売り上げ進捗を知りたい」「好調ブランドのヒット商品を知りたい」といった声を受け、単品での販売も行っています。他では見られない「WWDJAPAN」ならではの貴重なデータ集となっています。ぜひご高覧ください。

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「WWDJAPAN」定期購読者には、8月29日号とともに特典として送付します。ご注意ください


■WWDJAPAN vol.2251 「ビジネスリポート」2022年春夏
定価:11,000円(税込) A4版 76ページ
Business Report
2022年春夏の好調ブランドとヒットアイテム

■CONTENTS
02-05
全国百貨店化粧品売り場リポート
「メイク需要復活の幕が開く」
06-13
全国百貨店等27店の化粧品売り場
1〜4月期好調ブランド&ヒット商品アンケート

14-16
全国百貨店特選・宝飾売り場リポート
「相次ぐ値上げも反動落ち込みなし」

17-23
全国百貨店27店の特選売り場
1〜6月期好調ブランド&商況アンケート
24-29
全国百貨店23店の宝飾売り場
1〜6月期好調ブランド&商況アンケート
30-39
主要ショッピングセンターの1〜6月期振り返り
玉川高島屋S・C、ルミネ新宿、ルミネエスト新宿、渋谷109、渋谷パルコ

41-53
ゾゾタウンでZ世代にヒットしたアイテムは?
1〜6月の検索数上昇アイテムと好調ショップ
54-57
ゾゾコスメでZ世代にヒットしたアイテムは?
1〜6月の好調アイテムBEST5

58-64
エアークローゼットのレンタル人気アイテムの傾向は?
1〜6月のレンタル人気アイテム&売れたアイテムTOP5

65-71
メチャカリのレンタル人気アイテムの傾向は?
1〜6月のレンタル人気アイテム&売れたアイテムTOP5
72
EDITOR’S NOTE
「プロパー販売と成功事例共有」

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NIGO®が「第40回毎日ファッション大賞」受賞 新人賞は「フミエ タナカ」の田中文江

 毎日新聞社は「第40回毎日ファッション大賞」の受賞者を発表し、大賞は「ケンゾー(KENZO)」アーティスティック・ディレクターで「ヒューマンメイド(HUMAN MADE)」デザイナーのNIGO®が受賞した。新人賞・資生堂奨励賞は田中文江「フミエ タナカ(FUMIE=TANAKA)」デザイナーが選ばれた。

 業界に貢献した人や団体に贈る鯨岡阿美子賞は、スタイリストの北村道子が受賞。話題賞には、シンガー・ソングライターのユーミンこと松任谷由実と、三越伊勢丹など小売6社がタッグを組んだアップサイクルプロジェクト「デニム de ミライ 〜 Denim Project 〜」が選出された。

 大賞のNIGO®は、1970 年生まれ。文化服装学院在学中からDJやライターとして活動を始め1993年に自身のブランドを設立。2010 年には「ヒューマンメイド」を立ち上げ、20、21年には「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」と2度にわたってコラボレーションコレクションを発表。2021年9月には「ケンゾー」のアーティスティックディレクターに就任した。

 新人賞の田中文江デザイナーは、1975年生まれ。98年ワールド入社、その後ユナイテッドアローズやジュンなどで企業デザイナーとして活躍した後、2016年に「ザ・ダラス(THE DALLAS)」を立ち上げた。20年に自身の名を冠した「フミエ タナカ」に改名し、再スタート。3月には東京のファッション・ウイークで初のショーを行い、業界からも高い評価を集めていた。

第40回「毎日ファッション大賞」の受賞者は以下の通り。
大賞:NIGO® / 「ケンゾー」アーティスティックディレクター、「ヒューマンメイド」デザイナー
新人賞・資生堂奨励賞:田中文江 / 「フミエ タナカ」デザイナー
鯨岡阿美子賞:北村道子 / スタイリスト
話題賞:デニム de ミライ 〜 Denim Project 〜
話題賞:松任谷由実

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さらばデフレ ミキハウスが価格3倍の「高級子供服」で挑む市場

 子供服ブランド「ミキハウス(MIKI HOUSE)」を展開する三起商行(大阪府八尾市、木村皓一社長)は、国内外の富裕層をターゲットにした超高級ライン“ミキハウス ゴールドレーベル(MIKI HOUSE GOLD LABEL)”の販売を今秋物から開始した。あべのハルカス近鉄本店、松坂屋名古屋店、八尾本社内にあるミキハウス本店に常設コーナーを開設。まとめて20万円以上購入するケースが初日から相次ぐなど好調なスタートを切った。9月7日には、三越銀座店にも常設コーナーを設ける。

 “ゴールドレーベル”は、希少性の高い海島綿やホワイトグースダウン、カシミヤシルクといった高級素材を使用し、高い技術力を有する国内工場で縫製する。「子供にとっての着心地や肌触り、動きやすさをとことん追求し、価値に見合った価格とサービスで提供する」という経営方針を体現したラインだ。

 今秋冬物はベビーのカバーオールやツーウェイオール、トドラー向けTシャツ、セーター、デニムジャケット、ダウンコート、シューズなど6カテゴリー、30品番を展開する。

 例えば、ダウンコートには、日本国内で最高水準の精製加工を行なったポーランド産ホワイトグースダウンを採用。表地に国産の高密度タフタ生地を使い、熟練の職人が1点1点ていねいに縫い上げた。価格は24万2000円(税込、以下同じ)で「従来の最上位ラインの約3倍」(MD本部商品MD部ブランド担当マネージャーの髙橋丞二氏)という。

 ベビーのバスローブも、従来は今治タオルを使って1万円台で展開していたが、同ラインではアメリカンシーアイランドコットンを採用して5万5000円で投入する。他にも、ボンディング編みで着心地を追求したカシミヤシルクのセーター8万8000円、地球環境にもやさしいデニムのパンツ4万9500円、海島綿の半袖Tシャツ1万9800円など、価格は海外の高級子供服ブランドを参考にした。

 通常のミキハウスの商品とは別格扱いのため、売り場の什器はもちろん、ショッパー(紙袋)、ギフトボックス、インナー袋などの備品もすべて一から見直して作った。

「価格に対する変な先入観」を払拭する

 ミキハウスは1978年のブランド創設時から高級路線を打ち出し、百貨店を中心に販路を拡大してきた。海外進出も早く、87年のパリのヴィクトワール広場を手始めに、ロンドンの高級百貨店ハロッズなど出店。現在はパリ、ロンドン、シンガポール、ホーチミン、ジャカルタ、北京、上海、ソウル、メルボルンなど世界各都市に90店舗(7月末時点)、日本国内は現時点で232店舗を展開する。

 売上高は2022年2月期で約170億円、うち「ミキハウス」ブランドは100億円弱。インバウンド全盛だった約4年前に比べると全体では7掛けに落ち込んだが、「ミキハウス」ブランドはコロナ禍でも安定した売り上げを維持している。担当マネージャーの髙橋氏は「ECの伸長やグローバル店舗の拡大によって、国内百貨店の落ち込みをカバーできた」と話す。

 そんななか登場した“ゴールドレーベル”は、価格より価値を重視する顧客ニーズがコロナ禍で顕在化したことが、立ち上げのきっかけとなった。中国人の爆買いが話題になった2017年頃、その兆候は現れていたという。当時、百貨店の営業担当だった髙橋氏は、百貨店でのある光景を思い出す。

 「外国人客のおもてなしを目的に、松屋銀座店の売り場内に壁を立ててラウンジスペースを設けたところ、中国などアジアの富裕層がたくさん訪れた。彼らは来店するなり一番いいものを見せてほしいと言い、当時取り扱い始めた海島綿のベビー肌着がよく売れていた。中には80万円くらいまとめ買いしたシンガポール人夫婦もいた。同じような現象が全国各地で起きていて、日本製で安心安全な子供服を求める外国人客が一定数存在することを知り、可能性を感じていた」

 一方、商品開発部門でも、素材にこだわった高価格アイテムを単発で展開し、好評を得ていたことからシリーズ化を検討していた。そこにコロナ禍が到来。国内外の富裕層向け商品の強化に加え、原料高や物流コストの高騰といった問題を解決するため、戦略の見直しを迫られることになる。

 「特にコロナ禍以降、弊社の木村社長はもっとプライドを持つようにと社員に言ってきた。いい商品に対していい値付けをしていいサービスを提供することを突き詰めることでお客さまの理解を得なさい、と。現場では、高い値段をつけて支持されるかどうか躊躇していたが、その言葉で方向性がはっきり定まった」と、髙橋マネージャーは話す。

 経営企画本部取締役本部長の澤井英光氏も、戦略見直しの背景に「デフレ不況下で染み付いた価格に対する変な先入観があった」と振り返る。しかし、原料高騰による生産コストの上昇により、ここ数年、既存ラインの小売価格がじわじわと上昇。「自分たちの思い込みで価格を決めてきた従来のビジネスを続けていたら、首を絞めることになりかねない。ブランドの方向性を見直し、価格に対する固定観念を打ち破ることで高級ラインに取り組む覚悟ができた」という。

高価格の日本製子供服はブルーオーシャン

 “ゴールドレーベル”は、常設店のほか、百貨店の外商顧客向けイベントやホテルでの催事にも実験的に出店している。「従来品だと単価が低いため、外商部門にはなかなか入り込めなかったが、今秋冬物の展示会以降、外商イベントでもやりたいという声が増えている」(高橋氏)。

 さらに海外では、パリ、ロンドンの直営店のほか、高級ブランドが集まる中国の北京SKPや中国の海南島にある大型免税店・三亜国際免税城など、一等地に構える12店舗で9月1日から取り扱いが始まる。小売価格は輸出などの経費を上乗せしても日本の約1.3倍におさまる。「直営以外の10店舗は“ゴールドレーベル”を展開する際の条件をクリアした店。基幹ブランドであるミキハウスの方向性を示すラインと位置付けているので、既存商品の中に埋もれてしまわないよう、売り場の中に専用スペースを確保して展開してもらっている」(髙橋氏)。

 同社は引き続き海外出店に勢力的で、今期の海外売り上げは国内を上回る見通しだ。“ゴールドレーベル”については立ち上げ時点から海外の富裕層を意識し、海外市場での拡大に力を注ぐ。

 超高級路線で市場開拓を狙う同社だが、“ゴールドレーベル”が軌道に乗れば、技術力の高い国内工場に利益が還元され、工場にとっても持続的な経営につながるという。例えば、カシミアシルクのセーターは、カシミヤを得意とするニット工場とシルクアイテムの取り扱いに長けた縫製工場の2社が企画し、ミキハウスに持ち込んだ。従来ならオーバースペックを理由に断っていたところだが、子供にとっての着心地を最優先したことで商品化が実現した。

 「ミキハウスの特徴は手間隙かけて商品を作り、手間暇かけて販売することだと思う。その強みをより突き詰めた集大成が“ゴールドレーベル”。ハイプライスの日本製子供服市場がブルーオーシャンだということも分かった」と髙橋マネージャーは話す。

 今後は、ゴールドレーベルの商品とサービスの質に磨きをかけ、ミキハウスらしさを伝える新たな柱に育てていく。同時に、ミキハウスブランド全体をさらに格上げする旗振り役に位置づける考えだ。

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海外ラグジュアリーブランドPRの第一人者、齋藤牧里氏死去 63歳

 齋藤牧里afumi inc.代表取締役が8月26日に肝臓癌のため逝去した。63歳だった。「グッチ(GUCCI)」と「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」で25年間にわたってPRを務め、日本における両ブランドの躍進を支えた立役者の1人。圧倒的に本国が主導権を握る海外ラグジュアリーブランドPRにおいて、ローカルの独自性確立や権限獲得に寄与した。

 齋藤氏は1959年生まれ、東京都出身。国際キリスト教大学卒業。アルファキュービック、ジャーディンマセソンを経て、91年からグッチ ジャパンでPRを務め、98年にルイ・ヴィトン ジャパンにPRディレクターとして入社。マーク・ジェイコブスを起用してプレタポルテを開始した「ルイ・ヴィトン」を、さまざまなイベントや取り組みで日本に浸透させた。2011年にルイ・ヴィトン表参道店の7階にオープンしたアート・スペース「エスパス・ルイ・ヴィトン」、14年10月にパリにオープンした「フォンダシオン・ルイ・ヴィトン」もオープン以来PRを担当した。

 16年にafumi inc.を設立。LVMH本体をはじめ、傘下の「ルイ・ヴィトン」や「ベルルッティ(BERLUTI)」「ロロ・ピアーナ(LORO PIANA)」、藤原ヒロシ率いる「フラグメント デザイン(FRAGMENT DESIGN)」、「ユイマ ナカザト」などのファッション関連だけでなく、アートやギャラリー関連のクライアントも抱え、幅広く活躍した。

 02年のルイ・ヴィトン表参道店のオープニングパーティーは齋藤氏率いる日本サイドによる提案が通り、“スパイスロード”テーマにエキゾチックな日本までの旅のストーリーを絵画館を会場に表現。館内に砂漠が再現され、ラクダが歩くという空間に、来場者はド肝を抜かれ、来日した本国の幹部も満足そうだった。

 なお、葬儀は家族で執り行い、後日偲ぶ会を予定しているという。

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急増するゴルフウエアの新ブランド:記者談話室vol.45

 「WWDJAPAN」ポッドキャストの「記者談話室」は、ファッション業界のその時々のニュースや話題について、3人の記者が分かりやすく解説したり、時には脱線したりしながら、掘り下げていきます。

 第45回は「急増するゴルフウエアの新ブランド」です。昨年から今年にかけてゴルフウエアの新ブランドが相次いで発表されています。コロナ下で密にならないレジャーとして注目を集め、若い世代の新規参入が増加したことで、ゴルフのファッションも大きく変わろうとしています。新ブランドラッシュの背景と今後を解説します。

この配信は以下のアプリでもご利用いただけます。
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サステナブル部門は“取り組み”に注目が集まる 「WWDBEAUTY 2022 ヘアサロン版ベストコスメ」結果発表

 年1回の恒例企画、「WWDBEAUTY 2022 ヘアサロン版ベストコスメ」の結果を発表する。今回は全12部門のアワードを設定し、都内の人気ヘアサロン50軒の美容師152人に、各カテゴリーで「2021年下半期~22年上半期に実際に使ってみて良かった製品」についてアンケート調査を実施した。

 サステナブル部門では、アンケート調査に協力してくれた美容師に、サステナブルに関する取り組みで共感したブランドを挙げてもらった。今回も順位づけできるほど票が集まったブランドはなかったので、回答に記された中から注目のブランドを紹介する。前回のアワードでは、自然由来成分やバイオマス容器の採用など、“製品まわり”に注目が集まった。しかし今回は、フードロスへの取り組みや美容師の奨学金に対する取り組みなど、“サステナアクション”に言及するコメントが多かったのが特徴だ。

 なお今回の集計方法は、ヘアサロンで扱うプロ用製品を12部門に分類し、50軒の美容師152人に各カテゴリーのベストだと思う商品を選んでもらった。選んでもらった各商品を、効果実感、香り、コストパフォーマンス、パッケージデザイン、使用感、トレンド、店販人気、おすすめのしやすさ、といった項目に分けて、各10点満点で評価してもらい、そのポイントの合計数で各部門の順位を導き出した(製品以外に“サロンモデル部門”も有り)。

サステナブル部門

「ヘアキッチン(HAIR KITCHEN)」

 髪や頭皮だけでなく、地球環境にも負荷の少ない成分やパッケージを使用したヘアケアブランド。通常では捨てられる果皮や種子、色や形が不ぞろいであるために市場に出されずに、破棄されてしまう規格外野菜や果物を成分に有効活用している。そうした取り組みを評価する声が目立った。

「クレイエステ(CLAY ESTHE)」

 b-exが、1996年に誕生したヘアケアブランド「クレイエステ」をリニューアルし、天然クレイを配合した、健康で美しい頭皮と髪に導く“クリーンビューティブランド”として提案したもの。リニューアルでは、天然素材や副産物を活用し、頭皮ケア効果をアップした。配合したブラジル産の天然クレイは、清浄作用とミネラル補給効果を持ち、健やかな頭皮へと導く。

「テラ(TERRA)」

 頭皮や髪への優しさを追求しながらも、一般的なナチュラル系カラー剤のイメージを覆す艶感や色持ちを実現したヘアカラー剤「テラ」。クレイが髪に高密着するため染料の浸透・発色がいい。クレイの密着性で高配合オイルの浸透が高まり、艶が持続することや、自然素材をベースとしていることも特徴だ。

「ダヴィネス(DAVINES)」

 “サステナブルビューティー”をコンセプトに展開するイタリア・パルマ発のヘアケアブランド。7月から“オーシャンキーパーキャンペーン”をスタートしており、キャンペーン期間中に限定キットを購入すると、非営利団体ワンツリープランテッドを通して植樹を支援することができる。そうした取り組みが高評価。

「イーラル(ERAL)」

昨春にリブランディングしてサステナブルに注力。植物由来の素材を配合したバイオマスPET容器を採用した。化粧箱も森林管理の規格にのっとり、認証されたFSC認証紙を使用している。また、美容専門学校との協業で美容学生の奨学金制度にも取り組んでおり、そうした“サロン業界ならではのサステナアクション”も注目されている。

「ヴィラロドラ(VILLA LODOLA)」

イタリア・ウンブリア州の有機栽培農場で生まれたプロユースのオーガニックブランド。サステナブルなライフスタイルを推進し、全製品がオーガニック認証機関ICEAの認証を取得。


10月11日に「WWDBEAUTY」が
オンラインで
美容師向け「ヘア&メイク トレンドセミナー2022-23FW」
を開催(視聴無料)

10月11日(火)20時より、「WWDBEAUTY 2022 ヘアサロン版ベストコスメ」の結果分析コーナーもある、美容師向け「ヘア&メイク トレンドセミナー2022-23FW」のライブ配信を行うので要チェック!

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サステナブル部門は“取り組み”に注目が集まる 「WWDBEAUTY 2022 ヘアサロン版ベストコスメ」結果発表

 年1回の恒例企画、「WWDBEAUTY 2022 ヘアサロン版ベストコスメ」の結果を発表する。今回は全12部門のアワードを設定し、都内の人気ヘアサロン50軒の美容師152人に、各カテゴリーで「2021年下半期~22年上半期に実際に使ってみて良かった製品」についてアンケート調査を実施した。

 サステナブル部門では、アンケート調査に協力してくれた美容師に、サステナブルに関する取り組みで共感したブランドを挙げてもらった。今回も順位づけできるほど票が集まったブランドはなかったので、回答に記された中から注目のブランドを紹介する。前回のアワードでは、自然由来成分やバイオマス容器の採用など、“製品まわり”に注目が集まった。しかし今回は、フードロスへの取り組みや美容師の奨学金に対する取り組みなど、“サステナアクション”に言及するコメントが多かったのが特徴だ。

 なお今回の集計方法は、ヘアサロンで扱うプロ用製品を12部門に分類し、50軒の美容師152人に各カテゴリーのベストだと思う商品を選んでもらった。選んでもらった各商品を、効果実感、香り、コストパフォーマンス、パッケージデザイン、使用感、トレンド、店販人気、おすすめのしやすさ、といった項目に分けて、各10点満点で評価してもらい、そのポイントの合計数で各部門の順位を導き出した(製品以外に“サロンモデル部門”も有り)。

サステナブル部門

「ヘアキッチン(HAIR KITCHEN)」

 髪や頭皮だけでなく、地球環境にも負荷の少ない成分やパッケージを使用したヘアケアブランド。通常では捨てられる果皮や種子、色や形が不ぞろいであるために市場に出されずに、破棄されてしまう規格外野菜や果物を成分に有効活用している。そうした取り組みを評価する声が目立った。

「クレイエステ(CLAY ESTHE)」

 b-exが、1996年に誕生したヘアケアブランド「クレイエステ」をリニューアルし、天然クレイを配合した、健康で美しい頭皮と髪に導く“クリーンビューティブランド”として提案したもの。リニューアルでは、天然素材や副産物を活用し、頭皮ケア効果をアップした。配合したブラジル産の天然クレイは、清浄作用とミネラル補給効果を持ち、健やかな頭皮へと導く。

「テラ(TERRA)」

 頭皮や髪への優しさを追求しながらも、一般的なナチュラル系カラー剤のイメージを覆す艶感や色持ちを実現したヘアカラー剤「テラ」。クレイが髪に高密着するため染料の浸透・発色がいい。クレイの密着性で高配合オイルの浸透が高まり、艶が持続することや、自然素材をベースとしていることも特徴だ。

「ダヴィネス(DAVINES)」

 “サステナブルビューティー”をコンセプトに展開するイタリア・パルマ発のヘアケアブランド。7月から“オーシャンキーパーキャンペーン”をスタートしており、キャンペーン期間中に限定キットを購入すると、非営利団体ワンツリープランテッドを通して植樹を支援することができる。そうした取り組みが高評価。

「イーラル(ERAL)」

昨春にリブランディングしてサステナブルに注力。植物由来の素材を配合したバイオマスPET容器を採用した。化粧箱も森林管理の規格にのっとり、認証されたFSC認証紙を使用している。また、美容専門学校との協業で美容学生の奨学金制度にも取り組んでおり、そうした“サロン業界ならではのサステナアクション”も注目されている。

「ヴィラロドラ(VILLA LODOLA)」

イタリア・ウンブリア州の有機栽培農場で生まれたプロユースのオーガニックブランド。サステナブルなライフスタイルを推進し、全製品がオーガニック認証機関ICEAの認証を取得。


10月11日に「WWDBEAUTY」が
オンラインで
美容師向け「ヘア&メイク トレンドセミナー2022-23FW」
を開催(視聴無料)

10月11日(火)20時より、「WWDBEAUTY 2022 ヘアサロン版ベストコスメ」の結果分析コーナーもある、美容師向け「ヘア&メイク トレンドセミナー2022-23FW」のライブ配信を行うので要チェック!

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「ナイキ SB」がアーティストのファウストとのコラボ“ダンク ハイ”発売

 ナイキ(NIKE)のスケートボードライン「ナイキ SB」は、アメリカ・ニューヨークを拠点にするグラフィティアーティストのファウスト(Faust)とコラボレーションした“ダンク ハイ(DUNK HIGH)”を8月29日に発売する。価格は1万5400円(税込)で、「ナイキ」のスニーカー専用アプリ「スニーカーズ(SNKRS)」などで取り扱う。

 コラボスニーカーは、「ナイキ SB」の設立20周年を記念したスペシャルエディションのうちの1足だ。アッパーには、ブラックカラーのスエードとシボレザーを採用。グラフィティは、右足外側と左足外側にブラックとゴールドの刺しゅうで施した。さらに左足内側のスウッシュのみ金縁仕様にするなど、アシンメトリーなデザインに仕上げている。また、アンクルフラップの内側やインソール、インソールの裏、デュブレにもファウストのグラフィティを施しており、同氏のネームを刻印したタグも付属する。なお、グラフィティの“Sure”という文字は、2010年にアフガニスタンで従軍中に亡くなってしまったファウストのパートナーで親友のシュアを称えたものだ。

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スキンケア&メイクアップ部門はミルボン「インプレア」強し! 「WWDBEAUTY 2022 ヘアサロン版ベストコスメ」結果発表

 年1回の恒例企画、「WWDBEAUTY 2022 ヘアサロン版ベストコスメ」の結果を発表する。今回は全12部門のアワードを設定し、都内の人気ヘアサロン50軒の美容師152人に、各カテゴリーで「2021年下半期~22年上半期に実際に使ってみて良かった製品」についてアンケート調査を実施した。

 スキンケア&メイクアップ部門は、ミルボンがコーセーと共同開発した美容室専売化粧品「インプレア(IMPREA)」がワン・ツー・フィニッシュを果たした。製品性能の高さや、サロンワークに組み込むための細かなサポートなどが評価されているが、コーセーも関わっているため「知名度があってお客さまに提案しやすい」という意見も多かった。3位には「イーラル プルミエ(ERAL PREMIER)」の美容液が輝いた。新設したメイクアップに関しては、ランクインには至らなかったものの、「シュウ ウエムラ(SHU UEMURA)」や「スピケア(SPICARE)」などのブランドが人気を博し、今後の可能性を感じさせた。ここでは、そうした票を集めたブランドを、PICK UPとして紹介する。(「インプレア」はサロン専売品。価格は全て編集部調べ)

 なお今回の集計方法は、ヘアサロンで扱うプロ用製品を12部門に分類し、50軒の美容師152人に各カテゴリーのベストだと思う商品を選んでもらった。選んでもらった各商品を、効果実感、香り、コストパフォーマンス、パッケージデザイン、使用感、トレンド、店販人気、おすすめのしやすさ、といった項目に分けて、各10点満点で評価してもらい、そのポイントの合計数で各部門の順位を導き出した(製品以外に“サロンモデル部門”も有り)。

スキンケア&メイクアップ部門

1位 “ローション”

「インプレア」

 角層ケラチンに着目したエイジングケア(年齢に応じたお手入れ)化粧水。保湿成分のリンゴ果実エキスなどを配合し、とろりとした独自のテクスチャーで、輝きあふれる肌印象へと導く。アンケートの回答には、「肌の乾燥を気にするお客さまが多く、そういう方が購入するとリピートしてくれる」「男性のお客さまに提案しても反応がいい」といった声があった。(200mL、税込5500円)

2位 “エクスフォリエイター”

「インプレア」

 ひとふきでくすみにアプローチし、澄んだ肌印象へ導くブースターのふきとり美容液。肌印象の基盤となる角層を健やかな状態に育み、肌の中から輝くような美しさを魅せる“オーラアップ”をかなえる。アンケートの回答には、「使用したお客さまから『肌がワントーン上がる』という声をもらっている」といった声があった。(150mL、税込3850円)

3位 “セラムレッド”

「イーラル プルミエ」

 イーラルの最高峰ブランド「イーラル プルミエ」の、顔にもボディーにも使える2層式美容液。オイル層とセラム層にたっぷりの美容成分を配合し、肌に潤いを与える。肌のコンディションを整え、滑らかな肌へと導く。アンケートの回答には、「『浴室から出る直前の濡れた肌に使える』と提案すると興味を持ってくれるお客さまが多い」といった声があった。(118mL、税込1万1000円)

PICK UP “ブロー スウォードナギナタ”

「シュウ ウエムラ」

 簡単に、自在に、立体眉メイクを楽しめるなぎなた形のアイブロー。シルクのように滑らかな使い心地で、発色がよく、シャープナーいらずで自然な眉を演出する。(全8色、各4840円)

PICK UP “クシ ブロー”

「シュウ ウエムラ」

 根元から毛先まで1本1本きれいに色づき、自然な立体感を演出するアイブローマスカラ。高い精密性をかなえる角度付きのマイクロブラシが、細い毛から太い毛まで精密にとらえ、むらなくカラーリングできる。(全8色、各税込3740円)

PICK UP “V3エキサイティング ファンデーション”

「スピケア」

 メイクアップをスキンケアへと変える天然微細針搭載ファンデーション。天然微細針“イノスピキュール”が毛穴を整え、皮脂のコントロールや肌力のアップに働きかける。(15g、税込8800円)


10月11日に「WWDBEAUTY」が
オンラインで
美容師向け「ヘア&メイク トレンドセミナー2022-23FW」
を開催(視聴無料)

10月11日(火)20時より、「WWDBEAUTY 2022 ヘアサロン版ベストコスメ」の結果分析コーナーもある、美容師向け「ヘア&メイク トレンドセミナー2022-23FW」のライブ配信を行うので要チェック!

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スキンケア&メイクアップ部門はミルボン「インプレア」強し! 「WWDBEAUTY 2022 ヘアサロン版ベストコスメ」結果発表

 年1回の恒例企画、「WWDBEAUTY 2022 ヘアサロン版ベストコスメ」の結果を発表する。今回は全12部門のアワードを設定し、都内の人気ヘアサロン50軒の美容師152人に、各カテゴリーで「2021年下半期~22年上半期に実際に使ってみて良かった製品」についてアンケート調査を実施した。

 スキンケア&メイクアップ部門は、ミルボンがコーセーと共同開発した美容室専売化粧品「インプレア(IMPREA)」がワン・ツー・フィニッシュを果たした。製品性能の高さや、サロンワークに組み込むための細かなサポートなどが評価されているが、コーセーも関わっているため「知名度があってお客さまに提案しやすい」という意見も多かった。3位には「イーラル プルミエ(ERAL PREMIER)」の美容液が輝いた。新設したメイクアップに関しては、ランクインには至らなかったものの、「シュウ ウエムラ(SHU UEMURA)」や「スピケア(SPICARE)」などのブランドが人気を博し、今後の可能性を感じさせた。ここでは、そうした票を集めたブランドを、PICK UPとして紹介する。(「インプレア」はサロン専売品。価格は全て編集部調べ)

 なお今回の集計方法は、ヘアサロンで扱うプロ用製品を12部門に分類し、50軒の美容師152人に各カテゴリーのベストだと思う商品を選んでもらった。選んでもらった各商品を、効果実感、香り、コストパフォーマンス、パッケージデザイン、使用感、トレンド、店販人気、おすすめのしやすさ、といった項目に分けて、各10点満点で評価してもらい、そのポイントの合計数で各部門の順位を導き出した(製品以外に“サロンモデル部門”も有り)。

スキンケア&メイクアップ部門

1位 “ローション”

「インプレア」

 角層ケラチンに着目したエイジングケア(年齢に応じたお手入れ)化粧水。保湿成分のリンゴ果実エキスなどを配合し、とろりとした独自のテクスチャーで、輝きあふれる肌印象へと導く。アンケートの回答には、「肌の乾燥を気にするお客さまが多く、そういう方が購入するとリピートしてくれる」「男性のお客さまに提案しても反応がいい」といった声があった。(200mL、税込5500円)

2位 “エクスフォリエイター”

「インプレア」

 ひとふきでくすみにアプローチし、澄んだ肌印象へ導くブースターのふきとり美容液。肌印象の基盤となる角層を健やかな状態に育み、肌の中から輝くような美しさを魅せる“オーラアップ”をかなえる。アンケートの回答には、「使用したお客さまから『肌がワントーン上がる』という声をもらっている」といった声があった。(150mL、税込3850円)

3位 “セラムレッド”

「イーラル プルミエ」

 イーラルの最高峰ブランド「イーラル プルミエ」の、顔にもボディーにも使える2層式美容液。オイル層とセラム層にたっぷりの美容成分を配合し、肌に潤いを与える。肌のコンディションを整え、滑らかな肌へと導く。アンケートの回答には、「『浴室から出る直前の濡れた肌に使える』と提案すると興味を持ってくれるお客さまが多い」といった声があった。(118mL、税込1万1000円)

PICK UP “ブロー スウォードナギナタ”

「シュウ ウエムラ」

 簡単に、自在に、立体眉メイクを楽しめるなぎなた形のアイブロー。シルクのように滑らかな使い心地で、発色がよく、シャープナーいらずで自然な眉を演出する。(全8色、各4840円)

PICK UP “クシ ブロー”

「シュウ ウエムラ」

 根元から毛先まで1本1本きれいに色づき、自然な立体感を演出するアイブローマスカラ。高い精密性をかなえる角度付きのマイクロブラシが、細い毛から太い毛まで精密にとらえ、むらなくカラーリングできる。(全8色、各税込3740円)

PICK UP “V3エキサイティング ファンデーション”

「スピケア」

 メイクアップをスキンケアへと変える天然微細針搭載ファンデーション。天然微細針“イノスピキュール”が毛穴を整え、皮脂のコントロールや肌力のアップに働きかける。(15g、税込8800円)


10月11日に「WWDBEAUTY」が
オンラインで
美容師向け「ヘア&メイク トレンドセミナー2022-23FW」
を開催(視聴無料)

10月11日(火)20時より、「WWDBEAUTY 2022 ヘアサロン版ベストコスメ」の結果分析コーナーもある、美容師向け「ヘア&メイク トレンドセミナー2022-23FW」のライブ配信を行うので要チェック!

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8月29日発売の「WWDBEAUTY」は「2022 ヘアサロン版ベストコスメ」の結果発表! 人気美容師からの支持を得たアイテムとは?

 8月29日発売の特集は、「WWDBEAUTY」は「2022 ヘアサロン版ベストコスメ」の結果発表です。今回は全12部門のアワードを設定し、都内の人気ヘアサロン50軒の美容師152人に、各カテゴリーで「2020年下半期~21年上半期に実際に使ってみて良かった商品」についてアンケート調査を実施しました。
 
 シャンプー、トリートメント(インバス&アウトバス)、スタイリング剤、ヘアオイル、頭皮・育毛ケア、ヘアカラー、カラーケア、メンズ、美容機器、スキンケア&メイクアップ、サステナブルという各部門で、今どんな製品が支持されているのか。トレンドを把握するために必見の内容になっています。

 今回の結果で特徴的だったのは、前回同様、シャンプーやトリートメント(インバスとアウトバス)などの主要部門で、ハイトーンカラーに対応したアイテムが上位を占めたこと。“ブリーチブーム”が衰えずに継続していることが、分かりやすい結果となって表れました。特にブーム初期からハイトーンカラー対応のシリーズを複数送り出していた「ケラスターゼ(KERASTASE)」と、「オージュア(AUJUA)」という強力なブランドからブリーチ対応製品をローンチしたミルボンは、さらに存在感を増しつつあるようです。

 人気連載の「マーケットレポート」では、今年ブランド誕生40周年を迎える「クレ・ド・ポー ボーテ」と、昨年9月に刷新した主力製品の美容液“リポソーム アドバンスト リペアセラム”が好調の「コスメデコルテ」が登場。近況をレポートし、独自の視点から今後の戦略に迫ります。

 ビューティの発表会やイベントにインフルエンサーが訪れてレポートする「イベントレポート」は、今回で第2回。インスタグラムやユーチューブで最新コスメ情報を発信する立花ゆうりさんが、「シュウ ウエムラ」から9月1日に登場する“アルティム8∞ スブリム ビューティクレンジング オイル” 限定デザインのイベントを体験取材しました。各社が久しぶりのリアルイベントでどのようなプレゼンテーションを行っているか、要注目です。

「WWDBEAUTY」が付属する「WWDJAPAN」の購入はこちら

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「ナイキ」「プラダ」など十人十色のモードなスニーカーコーデ ファッショニスタ10人の愛用する一足を調査

 スニーカーは今やトレンドというより、ファッションには欠かせない定番アイテムとなった。誰でも取り入れやすいカジュアルさゆえに、コーディネートがどうしても一辺倒になってしまうという人も多いはず。今回はそんなアクティブなアイテムをモードに着こなすコツを、ファッション業界のさまざまなジャンルで活躍する10人に披露してもらった。

土岐ひろみ/スタイリスト
「ナイキ」×「ユニオン」の“コルテッツ グレイン”

 「ユニオン トーキョー(UNION TOKYO)」で最近ゲットした「ナイキ(NIKE)」と「ユニオン」による“コルテッツ グレイン(CORTEZ GRAIN)”。日本にはあまりない絶妙な配色に惹かれました。“コルテッツ”はスリムなシルエットなので、服とも合わせやすいんです。スニーカーを合わせる時のポイントは、フラットソールでスタイルが悪く見えないよう、インソールを使うのがおすすめ。スニーカーは、“背景があるもの”。だからこそ、履き方を間違えたくないし、どの一足も自分のモノにしていきたいですね。

KAZUKI/アートディレクター
「アレキサンダー ワン」の“スタジアム スニーカー カーフ”

 昨年「アレキサンダー ワン(ALEXANDER WANG)」の店舗で出合った“スタジアム スニーカー カーフ(STADIUM SNEAKER CALF)”は、そのデザインや機能性に一目惚れ。コロナ禍で足が外へなかなか出向かなかった私を、「ここからまた頑張ろう!」と鼓舞してくれた一足です。PVCで包み込んだアッパーにはレザーが施され、ストリートとハイエンドを融合させたブランドらしいデザインがお気に入り。はっ水コーティングもされているので、雨の日でもガシガシと履けるんです。スニーカーに合わせて、パンツも同じブランドを選んで統一感のある着こなしにしました。

Sachi /「シマ(SHIMA)」クリエイティブ・スタイリスト
「プラダ」のスニーカー

 スニーカーに限らず、私の中で靴はアクセサリー。いつものスタイリングの幅を広げてくれ、ファッションを彩ってくれる要のような存在です。今回は、オールホワイトのコーディネートに、「プラダ(PRADA)」のスニーカーを合わせてみました。この定番シリーズのシンプルさとボリューム感がお気に入り。サラッとしたスタイリングのアクセントとして取り入れることが多いです。合わせるときに気をつけているポイントは、ラフになりすぎないこと。カジュアルなアイテムなので、清潔感のある着こなしを大切にしています。

山内聡美/フォトグラファー
「サカイ」×「ジャンポール・ゴルチエ」×「ナイキ」の“ヴェイパーワッフル”

 フォトグラファーという仕事柄、ほぼ毎日スニーカーを履いています。ここ数年、トレンドとされてきましたが、私の中では常にスタンダートなアイテムです。この“ヴェイパーワッフル(VAPOR WAFFLE)”は、姉からのプレゼント。普段のシンプルな着こなしのポイントとなる華やかなデザインや、ボリューム感が魅力のポイントです。身長が低いので、履くときに気をつけているのは全体のバランス感。カジュアルになりすぎないように、どこかにジュエリーを合わせて、大人の要素を取り入れるように意識しています。

小島紗希/フリーランスPR、ヘアメイク、「アニヴェン(UNEVEN)」ディレクター
「トモ アンド シーオー」のスニーカー

 5、6年ほど前から愛用している「トモ アンド シーオー(TOMO & CO)」のスニーカーは、デザイナーのトモさんから誕生日プレゼントでいただいた大切な一足。素材感や、グリーン×ブラックの落ち着いた色味が好みです。存在感のあるデザインなのに、カジュアルになりすぎないので、シンプルな服装によく合わせています。今回は、「ガブリエラ コール ガーメンツ(GABRIELA COLL GARMENTS)」のシルクワンピースに、メガネとシューズを合わせて、きれいめのアイテムにひと癖加えたスタイルにしました。スニーカーは、着こなしの幅が広がるアイテム。モードな服を、自分らしく着崩すためのスパイスのような役割です。

中川萌/「ディスコ(DISCO)」ネイルアーティスト
「ホカ」の“ボンダイ6”

 男友達が履いているのを見て気になった「ホカ(HOKA)」の“ボンダイ6(BONDI 6)”。ボリューミーなソールや、オールブラックでモードなアイテムとも相性のいいところが気に入っていて、かれこれ4年ほど愛用しています。クッション性もあるので、どんなに歩いても疲れにくいのも好きなポイントです。今回はサテン素材のワンピースをメインに、オーバーサイズのベストとシューズを合わせて、アクティブさを加えました。スニーカーを合わせるときは、カジュアルにまとまりすぎないよう、アイテムでバランスを取ることや、適度な肌見せで抜け感を作るようにしています。

大平かりん/エディター
「アディダス バイ ラフ・シモンズ」の“オズウィーゴ”

 大好きで何足も持っている「アディダス バイ ラフ・シモンズ(ADIDAS BY RAF SIMONS)」の“オズウィーゴ(OZWEEGO)”シリーズ。2018年頃、発売時に購入してから長く愛用している一足です。アッパーとソールではっきりと切り替わるカラーや、近未来的な形とボリューミーなシルエットに心惹かれました。私にとってスニーカーは、スタイリングにストリートとナード感をプラスできるアイテムなので、全体の外しとして取り入れています。仲良しのスタイリストである小川夢乃さんが監修した花柄のサロペットを主役に、タンクトップと足もとのピンクを効かせたコーディネートにまとめてみました。

與賀田 真理央/「エコード ユーズド&ビンテージ(ECHORD used & vintage)」 ディレクター・バイヤー
「コンバース コンズ」の“ワンスター”

 私にとって、スニーカーはベーシックなアイテムで、自分のスタイルを作るのに欠かせません。10代のころから「コンバース(CONVERSE)」の“オールスター(ALL STAR)”が好きで、よく履いていました。当時から“ワンスター(ONE STAR)”も愛用していたのですが、「私はスケーターじゃないし!」というこだわりで、「コンバース コンズ(CONVERSE CONS)」の“ワンスター”を選ぶようになったのは20代後半からです(笑)。ローテクすぎないデザインや、スケーター仕様にアップデートされた履き心地が気に入っています。思いっきりカジュアルな着こなしにすることも多いのですが、気分を変えてパンクでモードなセットアップの外しとして合わせてみました。

寺沢美遊/フォトグラファー
「ナイキ」の“エアリフト”

 「ナイキ」の“エアリフト(AIR RIFT)”は新作が出るたびに欠かさずチェックし、高校生のころから愛用しています。暖かい季節になるとつい履きたくなるので、私の中では夏へのスイッチを入れてくれるようなアイテムです。自宅には常に5足ほどストックしていて、ローテーションで履いています。仕事柄、毎日のようにスニーカーを身につけていますが、足袋のようなディテールは足に力が入りやすく、現場でも大活躍。洗練されたデザインなので、どんなアイテムともなじみやすいのが好きなポイントです。サラッとしたスタイルにも、自分らしさを添えてくれる相棒のような存在ですね。

吹上めぐみ/「ジジナ&コモンプレイス(GIGINA & COMMONPLACE)」ディレクター
「ミサキオカベ」の“ジュエリー ハイ シューズ”

 スニーカーは、最高にリラックスしたモードなアイテム。お店でも取り扱っている「ミキオサカベ(MIKIO SAKABE)」の“ジュエリー ハイ シューズ(JEWELRY HIGH SHOES)”は、4年ほどリピート買いしている一足です。存在感たっぷりなのに、スタイリングにほどよく抜け感を作ってくれるところが気に入っています。今回は「ユリアホイヤー(JULIA HEUER)」のワンピースにも合わせてみました。構築的なシルエットのワンピースには、ヒールではなくあえてスニーカーを合わせ、足もとをヌーディーに仕上げることで、エッジィなムードをプラス。全体の足し引きを計算しながら、ギャップを感じられる着こなしを心掛けています。

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「リモワ」の世界巡回展「AS SEEN BY」が東京で開催 「ダブレット」の作品も展示

 ドイツのラゲージブランド「リモワ(RIMOWA)」は、世界各国のアーティストが、ブランドを象徴するアルミ製スーツケースの材料を用いた作品を展示する世界巡回展「AS SEEN BY」を、東京・原宿のBA-TSU ART GALLERYで8月29日まで開催中だ。入場は無料。

 アート集団「ザ・コミュニティ(The Community)」がキュレーションした同展では、現代アーティストやクリエイティブスタジオ、工業デザイナーなどさまざまな分野で活躍するアーティストらに、スーツケースの各パーツを提供して製作を依頼した。パリを皮切りに、マイアミ、韓国、香港、ミラノ、北京と続き、東京は7カ所目の開催となる。世界を巡回している作品に加えて、日本のローカルアーティストとして、金沢のホテル「KUMU金沢」などの空間デザイン設計を手掛ける関祐介と、僧侶で彫刻家の長谷川寛示による作品も展示する。また、「ダブレット(DOUBLET)」が「リモワ」の“Vol.1”コレクションのために製作した作品も展示し、計22点が並ぶ。

■AS SEEN BY
日程:8月26〜29日
時間:11:00〜20:00
場所:BA-TSU Art Gallery
住所:東京都渋谷区神宮前5-11-5
入場料:無料

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美容機器部門は最多得票数で「リファ」が3連覇! 「WWDBEAUTY 2022 ヘアサロン版ベストコスメ」結果発表

 年1回の恒例企画、「WWDBEAUTY 2022 ヘアサロン版ベストコスメ」の結果を発表する。今回は全12部門のアワードを設定し、都内の人気ヘアサロン50軒の美容師152人に、各カテゴリーで「2021年下半期~22年上半期に実際に使ってみて良かった製品」についてアンケート調査を実施した。

 美容機器部門では、「リファ(REFA)」の“リファビューテック ドライヤー”が、今回のアワード全13部門の中で最多得票数を獲得して3連覇を果たした。初登場時に多くの票を集めることはよくあるが、3年目で最多得票となるケースは珍しく、いかに支持されているかがよく分かる。「表面はしっかり乾いているのに、内部には水分が詰まっている“レア髪”を作る」というコンセプトが分かりやすく、提案のしやすさにもつながっているようだ。2位には同ブランドの“リファビューテック ストレートアイロン”が、前回よりも順位を1つ上げてランクイン。こちらも「髪をつぶさずにストレートヘアが作れる」という、分かりやすい特徴に対する評価が高い。3位は「ダイソン(DYSON)」の“エアラップ”。6月にリニューアルし、髪質に合わせて選べる新機能を搭載したことで話題性が高まったようだ。(価格は編集部調べ)

 なお今回の集計方法は、ヘアサロンで扱うプロ用製品を12部門に分類し、50軒の美容師152人に各カテゴリーのベストだと思う商品を選んでもらった。選んでもらった各商品を、効果実感、香り、コストパフォーマンス、パッケージデザイン、使用感、トレンド、店販人気、おすすめのしやすさ、といった項目に分けて、各10点満点で評価してもらい、そのポイントの合計数で各部門の順位を導き出した(製品以外に“サロンモデル部門”も有り)。

メンズ部門

1位 “リファビューテック ドライヤー”

「リファ」

 美容師のブローテクニックが作り上げる、表面はしっかり乾いているのに内部には水分が詰まっている“レア髪”を、誰でも簡単に作れることを目指したドライヤー。髪の温度を自動で調整する“プロセンシング”機能が特徴的。アンケートの回答には、「髪に潤いを残したまま乾かせるし、モードの切り替えで仕上がりを選べるのがいい」「お客さまから、よく『試してみたい』と言われる」といった声があった。(税込3万6300円)

2位 “リファビューテック ストレートアイロン”

「リファ」

 独自の技術“カーボンレイヤープレート”が、ストレートアイロンによる水・熱・圧のダメージを抑えながら髪を美しく整える。同プレートはベースに高密度炭素を使用しており、髪にムラなく熱を伝えてうねりを整え、“レア髪ストレート”を実現する。アンケートの回答には、「髪に優しい仕様で、『不器用だからヘアアイロンを使うと髪を傷めてしまう』というお客さまにも提案しやすい」といった声があった。(税込1万9800円)

3位 “エアラップ”

「ダイソン」

 熱ダメージを抑え、気流の力で髪をブローやスタイリングをする“ダイソン エアラップ”。6月にリニューアルし、既存モデルのドライヤー・カール・ヘアブラシなどのアタッチメントに、髪質に合わせて選べる新機能を搭載。より早く髪を乾かせるだけでなく、浮き毛を抑え、思い通りのスタイリングがかなうように。アンケートの回答には、「SNSで使い方の動画が広まっていて、それを見て興味を持ったお客さまも多い」といった声があった。(税込6万3250円)


10月11日(火)に「WWDBEAUTY」が
オンラインで
美容師向け「ヘア&メイク トレンドセミナー2022-23FW」
を開催(視聴無料)

10月11日(火)20時より、「WWDBEAUTY 2022 ヘアサロン版ベストコスメ」の結果分析コーナーもある、美容師向け「ヘア&メイク トレンドセミナー2022-23FW」のライブ配信を行うので要チェック!

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アダストリアが15億円で自社EC向け倉庫をリニューアル 自動化で作業時間を40%削減

 アダストリアは、全国に6カ所ある物流倉庫のうち最大規模で、自社EC「ドットエスティ(.st)」に対応する茨城西物流センターを全面リニューアルした。9月1日から本格稼働する。自動搬送ロボットを一部に導入し、作業者が歩く距離を減らして効率化。1日あたりの出荷件数は、最大1万9000件から3万4000件に拡大した。2022年2月期の「ドットエスティ」売上高は311億円。「今後の成長を見越し、ブロックごとに拡張していけば売り上げが現在の倍になっても対応できる」と林正武・上席執行役員ロジスティクス本部長は話す。

 同物流センターはアダストリアの100%子会社、アダストリア・ロジスティクスが運営しており、約100人(繁忙期は約150人)が働く。総面積約4万9500平方メートルのうち、今回刷新したEC用倉庫部分が約1万9800平方メートルを占め、残りは実店舗用の倉庫だ。アダストリアのEC用倉庫は全国でここだけ。外部ECモールを含む数字にはなるが、同社の22年2月期の国内EC売上高は574億円で、20年2月期比32%増。コロナ禍以降の著しいECの伸びを背景に、倉庫刷新に踏み切った。総投資額は約15億円。7月のセール明けから約1カ月間かけ、倉庫を稼働させながらリニューアルを進めた。

 従来は全ての注文商品を作業者が歩いて在庫棚からピッキングしていたが、今回の刷新でマテハン(マテリアルハンドリング)企業のオークラ輸送機の搬送ロボット120台と移動棚1400台を導入。在庫全体の4割の商品が入った棚は、作業者のもとに自動でやって来る仕組みにした。現在、移動棚にはEC売上高の大きな「ニコアンド(NIKO AND…)」「グローバルワーク(GLOBAL WORK)」の商品を入れているが、「2ブランドだけでは移動棚は埋まっていない。今後は2ブランド以外の商品も順次移動棚に移していく」(森泰憲・国内物流管理部シニアマネジャー)という。

効率化した分、ギフトや返品対応を手厚く

 移動棚に入れていない残り6割の在庫は作業者が歩いてピッキングするが、棚を9ブロックに分けることで、1人あたりの歩く距離は以前よりも大幅に減らしたという。雨傘やクッションなどの大型商品や、今春から「ドットエスティ」をオープン化したことで扱っている他社商品も作業者が歩いてピッキングし、同梱する仕組みになっている。

 自動化によって、作業時間を40%削減できた。一般論として物流倉庫は人手が集まりづらくなっており、自動化による省人化を各社が目指している。ただし、「効率化したことで、省人化するという考えではない」と林本部長は強調。「今は季節限定で受け付けているギフトラッピングを通年対応としたり、返品・交換対応といった部分を、より手厚くしていく」と話す。また、効率化ができたことで、これまでは渋谷ヒカリエのアダストリア本社内で行っていたささげ作業の一部(雑貨の置き撮りや採寸)も物流センター内に移した。写真のレタッチ作業も、本社メンバーのレクチャーを受けながら物流センタースタッフで進められるようになってきた。

 効率化によって、客のもとに商品が届くまでのリードタイムも短縮できた。受注した翌日に発送するスケジュールは従来通りだが、繁忙期は発送までにさらに2日ほど必要としていた。刷新後は、「繁忙期も受注翌日にお客さまのもとへ発送することが可能になった」という。「(他社との物流の相乗りなども含め)今後もバリューチェーン全体としていかに効率化、最適化ができるのかを考えていきたい」と林本部長。

 倉庫の自動化に関しては、2018年にユニクロが「完全自動化」を掲げ、有明のEC専用物流センターを公開している。直近では、ZOZOが23年8月に稼働開始する茨城・つくばの新物流倉庫に、100億円かけて自動化設備を導入すると発表した。ピッキング作業にもロボットアームを導入して「完全自動化」にこだわるユニクロ倉庫に比べると、アダストリアの倉庫自動化は一部に留まる。ただ、莫大な投資が必要となる「完全自動化」をどこまで求めるかは、企業によって考え方が異なる。アダストリアは一部自動化で作業効率は高めつつ、「丁寧な包装や梱包などがお客さまから支持されており、そういった付加価値を生む作業により多くの人員を割いていく」といった考え方だ。

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「タクタク」が神楽坂に直営店 作り手とユーザーが交わる“部屋”を演出

 島瀬敬章デザイナーによる「タクタク(TAC:TAC)」は、アトリエ兼直営店「コロン(:)」を、東京・神楽坂に8月27日にオープンする。“部屋”をテーマに、作業スペースとショップを融合した空間で、ユーザーと作り手が意見を交わす場所を目指す。試着室や作業台、天板、外看板は、アートディレクターの鳴尾仁希と空間デザイナーの山家章宏が施工デザインを担当した。

 同店では、展示企画やイベントも不定期で行う。オープン記念には、美術家の冨井大裕と音楽家の辰田翔が“店舗什器”をテーマに制作した、彫刻・音響作品を展示する。

 タクタクは、島瀬デザイナーと島村幸大太パタンナーが2013年に設立。14年にエイ・ネット傘下に入り、コレクション発表をスタートした。今年6月に同社から独立し、自身の会社を設立。エイ・ネットが運営するチャネルでの販売は7月に終了した。独立に伴い、23年春夏シーズンからブランド名を変更してリニューアルする予定で、「タクタク」名義では22-23年秋冬がラストコレクションとなる。

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「ラッシュ」から全25種類の商品を詰め込んだアドベントカレンダー ボディケアアイテムやシャンプバーなど

 「ラッシュ(LUSH)」は、クリスマスシーズンに先駆けて“LUSH アドベントカレンダー ギフト”を11月4日に数量限定で発売する。価格は税込3万円で、全国店舗で予約受付け中だ。

 アドベントカレンダーでは、ボディケアアイテムからシャンプバーまで全25種類をバリエーション豊富にラインアップ。ジンジャーやレモンの香りが特徴のバブルバー“クリスマスクッキーハウス”をはじめ、カラフルな星をデコレーションしたバスボム“踊りあかそう”や、虹のような見た目のバブルバー“アイスレインボウ”、月と星をモチーフにした石けん“クリスマスイブ ソープ”、レモンの爽やかな香りのシャンプーバー“モンタルバーノ”などを用意する。

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「マルニ マーケット」が神戸阪急で開催 新店オープンを記念し人気バッグの新色を先行販売

 「マルニ(MARNI)」は、神戸阪急 新館2階に8月31日にオープンするマルニ 神戸阪急の開業を記念して、ポップアップストア「マルニ マーケット(MARNI MARKET)」を8月31日から9月13日まで同館1階で開催する。

 ポップアップでは人気バッグの新色を先行販売し、“ハンモックバッグ”(2万4200円、税込以下同)のオレンジミックスとフォレストグリーン、“ダイヤモンドバッグ”(2万9700円)のブラック/アイボリーとブルー/ブラウン、“ボートバッグ”(3万800円)のブラックチェリー、グリーンブラック、スモーク、ブルーなどをラインアップする。

 ほかにも“タタミトート”やエコバッグ、バンダナや傘などの小物や雑貨もそろえる。また、六甲山の間伐材を使用した“コウベ スツール”も販売する。阪急オンライン特設サイトでの販売も、同日20時から実施する。

 新店のマルニ 神戸阪急は、店舗面積約100平方メートルの店内にメンズとウィメンズのプレタポルテや、バッグ、シューズ、アクセサリーなどが並ぶ。オープンに合わせた限定品として3枚セットのTシャツ(7万5900円)や、1点ずつハンドペイントした“ワン オブ カインド”Tシャツ(11万5500円)を販売する。

■MARNI MARKET
会期:8月31〜9月13日
場所:神戸阪急 新館 1階
所在地:神戸市中央区小野柄通8丁目1番8号

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「ビルケンシュトック」が新定番“キョウト”から温かく柔らかなシアリングモデルを発売

 「ビルケンシュトック(BIRKENSTOCK)」は、着物の襟合わせに着想した“キョウト(KYOTO)”からシアリング(羊毛)モデルを発売する。メンズサイズのみの展開で、価格は2万5300円(税込)。9⽉3⽇にロンハーマンで限定色のストーンコインを先⾏販売し、9⽉中旬に「ビルケンシュトック」の店舗および公式オンラインストアでブラックとミンクを販売する。

 “キョウト”は2020年春夏シーズンに販売を開始、「ビルケンシュトック」の新定番となった。アッパーの面ファスナーはデザインアクセントであると同時に、⼀⼈⼀⼈の⾜に合わせて調整が可能な機能性も持つ。

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メンズ部門は「エヌドットオム」が4連覇! 「WWDBEAUTY 2022 ヘアサロン版ベストコスメ」結果発表

 年1回の恒例企画、「WWDBEAUTY 2022 ヘアサロン版ベストコスメ」の結果を発表する。今回は全12部門のアワードを設定し、都内の人気ヘアサロン50軒の美容師152人に、各カテゴリーで「2021年下半期~22年上半期に実際に使ってみて良かった製品」についてアンケート調査を実施した。

 メンズ部門では、「エヌドットオム(N.HOMME)」が4連覇を達成。今回は新製品の“スタイリングワックス〈ハード〉”が1位だが、毎年1位のアイテムは入れ替わっており、ブランドとして支持されていることが分かる。アイテムによって絶妙にウエット感や束感、セット力が異なり、その年のトレンドにマッチしたタイプが選ばれている。2位は「ザ・グルーミング(THE GROOMING)」の“UV プロテクター”が受賞。スキンケアアイテムがランクインすることは非常に珍しく、メンズでもスキンケア提案がサービスとして定着しつつあるようだ。3位は「エヌドットオム」の“ジェルバーム”。ジェルとワックスの“いいとこ取り”をした製品で、適度な束感や艶感に対する評価が高い。(全てサロン専売品で、価格は編集部調べ)

 なお今回の集計方法は、ヘアサロンで扱うプロ用製品を12部門に分類し、50軒の美容師152人に各カテゴリーのベストだと思う商品を選んでもらった。選んでもらった各商品を、効果実感、香り、コストパフォーマンス、パッケージデザイン、使用感、トレンド、店販人気、おすすめのしやすさ、といった項目に分けて、各10点満点で評価してもらい、そのポイントの合計数で各部門の順位を導き出した(製品以外に“サロンモデル部門”も有り)。

メンズ部門

1位 “スタイリングワックス〈ハード〉”

「エヌドットオム」

 髪をラフに散らしたり、束感を際立たせたり、時間がない朝も抜群の操作性で程よく抜け感のあるスタイルを作ることができる。潤い感にこだわった処方を採用することで、ワックス特有のパサついたドライな質感を適度に抑え、今っぽいきれいな仕上がりに導く。アンケートの回答には、「オイルとの組み合わせ使いを提案すると、お客さまの反応がいい」「最近は男性でも潤い感を求める方が多く、潤いとセット力を両立できるアイテムとして最適」といった声があった。(100g、税込1980円)

2位 “UV プロテクター”

「ザ・グルーミング」

 紫外線ダメージによる見た目印象への影響に着目したUVスプレー。ウッディ・ハーバルの香りと潤い感が心地よい、男性のためのマルチ日中ケア。肌・髪・全身に使用できる。アンケートの回答には、「SPF値が高い(SPF50+・PA++++)のに、白浮きしないのはうれしい」といった声があった。(60g、税込2090円)

3位 “ジェルバーム”

「エヌドットオム」

 ジェルをベースにワックスを加えた柔らかな質感で、しっかりとホールドする。ウエットもしくはセミウエットの状態でつけ、スタイリングするのがおすすめ。アンケートの回答には、「艶感が持続するので自信を持って提案できる」といった声があった。(100g、税込1980円)


10月11日(火)に「WWDBEAUTY」が
オンラインで
美容師向け「ヘア&メイク トレンドセミナー2022-23FW」
を開催(視聴無料)

10月11日(火)20時より、「WWDBEAUTY 2022 ヘアサロン版ベストコスメ」の結果分析コーナーもある、美容師向け「ヘア&メイク トレンドセミナー2022-23FW」のライブ配信を行うので要チェック!

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メンズ部門は「エヌドットオム」が4連覇! 「WWDBEAUTY 2022 ヘアサロン版ベストコスメ」結果発表

 年1回の恒例企画、「WWDBEAUTY 2022 ヘアサロン版ベストコスメ」の結果を発表する。今回は全12部門のアワードを設定し、都内の人気ヘアサロン50軒の美容師152人に、各カテゴリーで「2021年下半期~22年上半期に実際に使ってみて良かった製品」についてアンケート調査を実施した。

 メンズ部門では、「エヌドットオム(N.HOMME)」が4連覇を達成。今回は新製品の“スタイリングワックス〈ハード〉”が1位だが、毎年1位のアイテムは入れ替わっており、ブランドとして支持されていることが分かる。アイテムによって絶妙にウエット感や束感、セット力が異なり、その年のトレンドにマッチしたタイプが選ばれている。2位は「ザ・グルーミング(THE GROOMING)」の“UV プロテクター”が受賞。スキンケアアイテムがランクインすることは非常に珍しく、メンズでもスキンケア提案がサービスとして定着しつつあるようだ。3位は「エヌドットオム」の“ジェルバーム”。ジェルとワックスの“いいとこ取り”をした製品で、適度な束感や艶感に対する評価が高い。(全てサロン専売品で、価格は編集部調べ)

 なお今回の集計方法は、ヘアサロンで扱うプロ用製品を12部門に分類し、50軒の美容師152人に各カテゴリーのベストだと思う商品を選んでもらった。選んでもらった各商品を、効果実感、香り、コストパフォーマンス、パッケージデザイン、使用感、トレンド、店販人気、おすすめのしやすさ、といった項目に分けて、各10点満点で評価してもらい、そのポイントの合計数で各部門の順位を導き出した(製品以外に“サロンモデル部門”も有り)。

メンズ部門

1位 “スタイリングワックス〈ハード〉”

「エヌドットオム」

 髪をラフに散らしたり、束感を際立たせたり、時間がない朝も抜群の操作性で程よく抜け感のあるスタイルを作ることができる。潤い感にこだわった処方を採用することで、ワックス特有のパサついたドライな質感を適度に抑え、今っぽいきれいな仕上がりに導く。アンケートの回答には、「オイルとの組み合わせ使いを提案すると、お客さまの反応がいい」「最近は男性でも潤い感を求める方が多く、潤いとセット力を両立できるアイテムとして最適」といった声があった。(100g、税込1980円)

2位 “UV プロテクター”

「ザ・グルーミング」

 紫外線ダメージによる見た目印象への影響に着目したUVスプレー。ウッディ・ハーバルの香りと潤い感が心地よい、男性のためのマルチ日中ケア。肌・髪・全身に使用できる。アンケートの回答には、「SPF値が高い(SPF50+・PA++++)のに、白浮きしないのはうれしい」といった声があった。(60g、税込2090円)

3位 “ジェルバーム”

「エヌドットオム」

 ジェルをベースにワックスを加えた柔らかな質感で、しっかりとホールドする。ウエットもしくはセミウエットの状態でつけ、スタイリングするのがおすすめ。アンケートの回答には、「艶感が持続するので自信を持って提案できる」といった声があった。(100g、税込1980円)


10月11日(火)に「WWDBEAUTY」が
オンラインで
美容師向け「ヘア&メイク トレンドセミナー2022-23FW」
を開催(視聴無料)

10月11日(火)20時より、「WWDBEAUTY 2022 ヘアサロン版ベストコスメ」の結果分析コーナーもある、美容師向け「ヘア&メイク トレンドセミナー2022-23FW」のライブ配信を行うので要チェック!

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「ナイキ」とトム・サックスのコラボスニーカーから鮮やかな新色が登場

 「ナイキ(NIKE)」は、現代アーティストのトム・サックス(Tom Sachs)とコラボレーションしたスニーカー“ナイキクラフト ジェネラル パーパス シュー アーカイブカラー(NIKECRAFT GENERAL PURPOSE SHOE ARCHIVE COLOR)”を9月2日に発売する。価格は税込1万2100円で、ナイキラボ MA5(NIKE LAB MA5)やドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)、「ナイキ」のスニーカー専用アプリ「スニーカーズ(SNKRS)」などで取り扱う。

 スニーカーは、6月に発売した“ナイキクラフト ジェネラル パーパス シュー”にカラーアレンジしたもので、アーカイブのマスタード×オレンジで彩った鮮やかなカラーリングだ。ヒールとソールにはサックスによる手描き風のブランドロゴを施している。日常のどんなシーンにも対応できるように、機能性に優れているのも特徴だ。アッパーには通気性と耐水性を備えたメッシュ素材を、厚底ソールには歩きやすい三層構造の成型カップソールを用いている。

 「ナイキ」とサックスは、2012年からパートナーシップをスタート。10年にわたり “ナイキクラフト マーズヤード(NIKECRAFT MARS YARD)”と“ナイキクラフト マーズヤード2.0”、“マーズ ヤード オーバーシュー(MARS YARD OVERSHOE)”、“ナイキクラフト ジェネラル パーパス シュー”の4モデルを発表している。

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「ア ベイシング エイプ®」から4色展開のカラフルな時計コレクション

 「ア ベイシング エイプ®(A BATHING APE®)」はサックス、ピンク、オレンジ、グリーンの4色展開の時計“タイプ ワン ベイペックス(TYPE 1 BAPEX)”を発売した。ケースはステンレススチール製で100m防水。価格は各5万3900円(税込)だ。

 8月26日に公式オンラインストアで、27日に「ア ベイシング エイプ®」の取り扱い店舗で販売する。

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「ア ベイシング エイプ®」から4色展開のカラフルな時計コレクション

 「ア ベイシング エイプ®(A BATHING APE®)」はサックス、ピンク、オレンジ、グリーンの4色展開の時計“タイプ ワン ベイペックス(TYPE 1 BAPEX)”を発売した。ケースはステンレススチール製で100m防水。価格は各5万3900円(税込)だ。

 8月26日に公式オンラインストアで、27日に「ア ベイシング エイプ®」の取り扱い店舗で販売する。

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池袋パルコでファッション×サステナブルの訴求キャンペーン 広告モデルにkemioを起用

 池袋パルコは9月1日〜10月16日、秋のファッションを楽しみながらサステナブルについて考えるきっかけを提案するキャンペーン“池袋パルコ オータム セレクション(IKEBUKURO PARCO AUTUMN SELECTION)”を開催する。

 キャンペーンは、ファッションやサステナブルを恐れずに楽しむ意味を込めて、“Don’t be afraid, Just enjoy. ”をテーマにした。動画クリエイター・モデルのkemioをモデルに起用、アートディレクターの村田実莉が手掛けた。期間中は、サステナブルに関連して古着回収イベントや容器回収を行うポップアップなどを実施する。

 古着回収イベントは、エシカルファッションプランナーの鎌田安里紗が監修。古着を持参して分別することで、池袋パルコの優待券500円分を先着1000人にプレゼントする。会期は9月16〜25日。

 また、ファッションのマーケットイベント「天王洲コレクション(TENNOZ COLLECTION)」を10月15、16日に初開催する。ビンテージアパレル・ジュエリー、古書、プロダクトなど、約70店が一堂に会する。

 さらに、昨秋から継続して“ジェンダーレス・エイジレスに楽しめるパルコ”をテーマに改装を行い、「アグ(UGG)」 「ドクターマーチン(DR.MARTENS)」「レッドウイング(RED WING)」が今秋オープンし、メンズ・ウィメンズシューズの取り扱いを拡大する。

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ウィゴーが17歳になった“リカちゃん”をプロデュース 着せ替え人形を発売したり、原宿竹下通り店にフォトスポットを設置したり

 ウィゴー(東京、園田恭輔社長)は10月中旬、タカラトミー(東京、小島一洋社長)の着せ替え人形“リカちゃん”が17歳の高校2年生になった“ハッシュタグリカ(#LICCA)”とコラボした“ハッシュタグリカ ハッシュタグウィゴー(#LICCA #WEGO)”を発売する。価格は5720円(税込)。

 ブルー×パープルのツインテールに、オリジナルプリントを入れたオーバーサイズのスエット、ゼブラ柄のミニスカート、厚底サンダル、バケットハット、オーロラカラーのバッグなどティーンのトレンドを取り入れたもので、全国の玩具専門店、百貨店・量販店の玩具売り場、インターネットショップ、タカラトミーの公式ショッピングサイト「タカラトミーモール(TAKARATOMYMALL)」などで扱う。

 またウィゴーは8月27日〜9月3日の期間中、原宿竹下通り店に“ハッシュタグリカ”のフォトスポットを設置する。巨大な“ハッシュタグリカ”のパッケージ(高さ約206cm)に入り、“ハッシュタグリカ”になりきって撮影ができる。8月27日~10月31日の期間は、同店内に“ハッシュタグリカ ハッシュタグウィゴー”も展示。発売に先駆けて、商品を見られる。

 さらにユーチューブ「リカちゃん公式チャンネル」では、“ハッシュタグリカ”と親友の“ゆいゆい”がウィゴー原宿竹下通り店に遊びに行く動画を公開。“ハッシュタグリカ”が店内を紹介したり、ショップスタッフにコーディネートしてもらったりしている。

 “リカちゃん”は1967年に誕生。今年55周年を迎えた。“ハッシュタグリカ”は2020年にスタート。11歳の“リカちゃん”に比べて、トレンドを意識したファッションやライフスタイルを体現するのが特徴だ。

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「アディダス オリジナルス」×「マリメッコ」 昨年注目を集めた“スタンスミス”が復刻

 「アディダス オリジナルス(ADIDAS ORIGINALS)」は、フィンランドブランド「マリメッコ(MARIMEKKO)」とコラボレーションしたスニーカーを、エービーシー・マート(ABCマート)公式オンラインストアで8月26日に先行発売、全国のエービーシー・マートで9月7日に発売する。

 今回発売したのは、昨年9月に発売し注目を集めたスニーカーの復刻モデルだ。「アディダス オリジナルス」のアイコンスニーカー“スタンスミス(STAN SMITH)”をベースに、「マリメッコ」を象徴するフラワーモチーフ“ウニッコ(UNIKKO)”のデザインを落とし込んだ4型をそろえる。

 ヒールやライナー、アウトソールに大胆な“ウニッコ”をデザインした3型(税込各1万989円、22〜28cm)、サイドにゴールドの“ウニッコ”を配した1型(税込7689円、22〜25.5cm)を用意。通常モデルにはスタン・スミス(Stan Smith)の肖像が描かれているシュータンには両者のブランドロゴを、シューレースには「マリメッコ」ロゴを施した。

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「ディオール」が旗艦店ハウス オブ ディオール ギンザをリニューアル

 「ディオール(DIOR)」は9月21日、「ギンザ シックス(GINZA SIX)」内の旗艦店ハウス オブ ディオール ギンザをリニューアルオープンする。店内の随所にアートを配し、「個人の邸宅のような、くつろげる空間を目指す」という。また、4階のカフェ ディオール バイ ラデュレもリニューアルする。

 「ディオール」は同店限定で、バッグの“レディ D-ジョイ”(175万円税込、以下同)や「ビルケンシュトック(BIRKENSTOCK)」とのコラボサンダル(15万5000円)などを販売する。

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「ナチュラルビューティーベーシック」復調に道筋 アルページュ野口社長の再生術

 TSIの主力婦人服ブランド「ナチュラルビューティーベーシック(NATURAL BEAUTY BASIC以下、NBB)」が復調へ手応えをつかんでいる。コロナ禍による働く女性の服装の変化で、値ごろなオフィスカジュアル服を提案してきた「NBB」は大きなダメージを受けた。22年3〜5月期の売上高はコロナ前(20年同期)の水準には及ばないもの、21年2月期との比較では9.5%増と上向いている。

 昨年9月、コロナの禍中で「NBB」の再建をミッションとして託されたのが、同じグループ会社のアルページュ社長でTSI第1ディビジョン長の野口麻衣子氏だ。同社の「アプワイザー リッシェ(APPWEISER RICHE)」「リランドリュール(RIRANDTURE)」などではセールを廃止するなど適量・適価の販売を推進している。「NBB」では、どのように浮上への道筋をつけたのか。

WWD:「NBB」の再建を任され、何から着手したか。

野口麻衣子・TSI第1ディビジョン長兼アルページュ社長(以下、野口):アルページュの5ブランドがそれぞれ数店舗から十数店舗の規模であるのに対して、「NBB」は約80店舗。初めは(売り上げなどの)数字のケタの違いに戸惑い、プレッシャーを感じた。ただ今では、ビジネスとしての規模の違いはあっても、アパレルビジネスとしてのキモになる部分は変わらないと思っている。

 就任してから、まず事業部メンバー全員と面談をした。分かったことは、同じ婦人服ブランドだから、ある程度の共通言語はあるということ。何より、メンバーの仕事への情熱や頭の中にあるアイデアは、アルページュで働く社員と何ら変わらないということだ。

 30年以上の歴史があるブランドで、いきなり入ってきた人間が「全部この通りにやれ」と頭ごなしに指示しても、うまくいくわけがない。だからアルページュのやり方をそっくりそのまま移植することはしなかった。80店舗を抱えるブランドの知名度、根強い顧客は、他にない強み。今までやってきたビジネスを否定せず、いかに今の時代に合わせたバランスや方向に修正するか。これが私のミッションだと捉えた。

WWD:「NBB」の不調の原因をどう分析したか。

野口:経営資料を見て、膨大な商品在庫量に驚いた。「NBB」はアルページュのブランドの競合としてベンチマークしてきたブランドだったが、近年は商品ラインナップがいまいち変わり映えせず、値引きをよくしている印象があった。時代の変化に対応した商品が作れずに、結果として余ってしまっている。余剰在庫が、ブランドの現在を象徴していると感じた。

WWD:商品企画をどのように修正した?

野口:商品企画の土台となる、着丈や身幅といった寸法のレギュレーションを見直した。どんな婦人服ブランドにおいても、ワンピースやスカートなど商品ジャンルごと、日本人女性の標準的な体形に合わせた寸法の目安があるはずだ。だが「NBB」では、この基準がずいぶん長い間アップデートされていなかった。「今の時代の空気感に合っているか」「自分たちが本当に着たいと思うか」を基に、全ての数字を細かく見直した。

 画一化・固定化していた商品ラインナップもテコ入れした。3月から都心の10店舗限定で “リミテッドエディション”を新規導入した。「NBB」は働く女性に向けた機能的で安心感のあるデザインが武器だ。洗ってもしわにならないブラウスとスカートのセットアップなどは、お客さまから根強い支持を得てきた。だが、商品バリエーションがこういった売れ線に偏るあまり、店頭から彩りが失われていたのも事実だった。 “リミテッドエディション”はジレやリラックスフィットのTシャツ、彩度の高いグリーンのパンツなど、これまでの「NBB」になかったトレンド性や新鮮なカラーパレットを加えている。ブランドの主要顧客層は40〜50代だが、“リミテッドエディション”を導入した店舗の3〜5月期業績は前年同期比36%増と好調で、特に20〜30代の購買の伸びが大きい。この秋には、展開店舗をさらに5店舗ほど拡大する。

WWD:アルページュのノウハウが生きた部分もあるか。

野口:主にデジタル活用の面だ。これからのアパレルは、デジタルを駆使してお客さまとの接点を増やし、同時にモノ作りから発信、販売までを連動させるビジネスモデルに変えていかないと生き残れない。アルページュはECサイトを起点とした店舗との相互送客がうまくいっており、この成功事例は「NBB」でも生かした。これまで全く取り組んでこなかったインスタライブを、まずはルミネ池袋店で最低でも週1回配信するようにした。ライティングやカメラの撮影手法などは、アルページュでやってきた方法を実践してもらっている。ライブ配信では新商品や売れ筋などを紹介して、店舗やECにお客さまに呼び込んでいる。インスタの公式アカウントには12万人のフォロワーがついた。これまでメルマガなどに限られていたお客さまとのデジタル上でのタッチポイントは、着実に広がっている。物撮り写真ばかりで単調だったECも、全ての商品ページにモデルカットを使うようにした。ECの3〜5月の売上高は前年同期比で86%増加した。

WWD:社員の働き方もデジタル中心に変わるか。

野口:デザイナーはECサイトでどのように写真で表現されるかまでイメージして服を作る必要がある。本社のPRスタッフも、店頭とコミュニケーションを取り、そのとき打ち出すべきアイテムをきちんと把握しておく。それぞれのメンバーが、自分の役割だけに捉われず、他のポジションとどうつながっているかを意識して仕事をしなくてはならない。そのような働き方ができる環境や組織作りを進めていく。

 この春にはブランドとして数年ぶりに外部向けの展示会を開催し、インフルエンサーやメディア関係者に商品を披露した。“リミテッドエディション”をはじめ、「着てみたい」「(雑誌撮影用に)商品を借りたい」など反応は上々だった。展示会は今後も定期開催する。新しいチャレンジへの評価や緊張感をプラスの刺激に変える、いい循環を作っていきたい。

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ゴールドウインが球場運営会社とパートナーシップ締結 日ハムの新拠点に直営店、制服もデザイン

 ゴールドウインは、プロ野球チーム北海道日本ハムファイターズ(以下、日ハム)の球場などを運営するファイターズ スポーツ&エンターテイメントとパートナーシップを締結した。北海道・北広島市に2023年3月に開業予定の複合地区「北海道ボールパークFビレッジ(以下、Fビレッジ)」内の商業施設「ザ・ロッジ(THE LOGDE)」に、「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE、以下TNF)」のキャンプをコンセプトにした直営店を構える。また、Fビレッジにおけるアウトドア体験事業や、各種施設のユニホーム制作なども行う。

 Fビレッジは、日ハムの新球場を中心に、子どもの遊び場や農業学習施設、分譲マンションなどを備える複合地区。ゴールドウインは同パートナーシップを通して、同地区を基点とした子どもたちの支援と持続可能な社会の実現を目指す。

 「TNF」は、直営店でキッズ向けの商品をメインにそろえ、キャンプのワークショップなども開催する。また、Fビレッジに店舗や施設を持つ他企業とも協業し、スタッフや事業者のユニホーム制作も行う。例えば、クボタが運営する農業体験施設や、キッズラボグループの認定子ども園の園児服やカバンなど。「TNF」のほかにも、「ニュートラルワークス(NEUTRALWAORKS.)」もユニホームを制作する。ユニホームはリサイクル素材を積極的に採用し、耐久性の向上やリペアしやすい設計など、持続可能性を念頭において企画する。

 ゴールドウインは、豊かな自然を持つ北海道を重要エリアと位置付けている。これまでも、札幌市の商業施設にブランド最大規模の「TNF」直営店を、世界自然遺産である知床国立公園内のビジターセンター「知床自然センター」には「TNF」と「ヘリーハンセン(HELLYHANSEN)」の複合店を出店してきた。知床では、包括連携協定を結び、地域活性化や防災などをサポートしている。

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ゴールドウインが球場運営会社とパートナーシップ締結 日ハムの新拠点に直営店、制服もデザイン

 ゴールドウインは、プロ野球チーム北海道日本ハムファイターズ(以下、日ハム)の球場などを運営するファイターズ スポーツ&エンターテイメントとパートナーシップを締結した。北海道・北広島市に2023年3月に開業予定の複合地区「北海道ボールパークFビレッジ(以下、Fビレッジ)」内の商業施設「ザ・ロッジ(THE LOGDE)」に、「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE、以下TNF)」のキャンプをコンセプトにした直営店を構える。また、Fビレッジにおけるアウトドア体験事業や、各種施設のユニホーム制作なども行う。

 Fビレッジは、日ハムの新球場を中心に、子どもの遊び場や農業学習施設、分譲マンションなどを備える複合地区。ゴールドウインは同パートナーシップを通して、同地区を基点とした子どもたちの支援と持続可能な社会の実現を目指す。

 「TNF」は、直営店でキッズ向けの商品をメインにそろえ、キャンプのワークショップなども開催する。また、Fビレッジに店舗や施設を持つ他企業とも協業し、スタッフや事業者のユニホーム制作も行う。例えば、クボタが運営する農業体験施設や、キッズラボグループの認定子ども園の園児服やカバンなど。「TNF」のほかにも、「ニュートラルワークス(NEUTRALWAORKS.)」もユニホームを制作する。ユニホームはリサイクル素材を積極的に採用し、耐久性の向上やリペアしやすい設計など、持続可能性を念頭において企画する。

 ゴールドウインは、豊かな自然を持つ北海道を重要エリアと位置付けている。これまでも、札幌市の商業施設にブランド最大規模の「TNF」直営店を、世界自然遺産である知床国立公園内のビジターセンター「知床自然センター」には「TNF」と「ヘリーハンセン(HELLYHANSEN)」の複合店を出店してきた。知床では、包括連携協定を結び、地域活性化や防災などをサポートしている。

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オフィス街ドミナント戦略のダイナックが初の大衆エリア天満に挑戦。Z・ミレニアム世代向けの新業態で挑む!

【記事のポイント】 ●オフィス街ドミナント戦略から業態ポートフォリオの再構築 ●「純けい焼鳥 ニドサンド」はダイナック社の出店戦略の柱を担う ●ターゲット層に合わせたメニュー&価格設定でも、ダイナック社の本質は不変
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【スナップ】ビームスの音楽フェスが開催 東京会場の来場者のファッションをチェック

 ビームス(BEAMS)は、2021年の創業45周年を記念して企画した音楽フェスティバル「ビームス ミュージック フェスティバル 2022『BE FES!!』」を、7月5日の大阪公演を皮切りに札幌・東京・名古屋のコンサートホールZeppで順次開催した。新型コロナウイルス拡大の影響で延期している福岡公演を含め、計5都市での開催を予定する。

 8月10日に東京・羽田で開催した東京公演には、東京スカパラダイスオーケストラと、ゲストにオリジナルラブ(Original Love)の田島貴男が出演した。屋外会場では、田渕冬也とミラン、ユカリ・アンド・ザ・ヴァレンタイン(UCARY & THE VALENTINE)がライブパフォーマンスを披露。会場内ではオリジナルのフォトブースを設けたり、プリントスタジオの「パジャ スタジオクルー(PAJA STUDIOCREW)」がその場でシルクスクリーンプリントしたTシャツをギフティングするなどのコンテンツも用意した。来場者は、Tシャツやワンピースなどカジュアルな装いに、「ジェイダブリュー ペイ(JW PEI)」の鮮やかなカラーのショルダーバッグや、ビーズアクセサリーなどの小物でアクセントを加えるスタイリングが目立った。

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【スナップ】ビームスの音楽フェスが開催 東京会場の来場者のファッションをチェック

 ビームス(BEAMS)は、2021年の創業45周年を記念して企画した音楽フェスティバル「ビームス ミュージック フェスティバル 2022『BE FES!!』」を、7月5日の大阪公演を皮切りに札幌・東京・名古屋のコンサートホールZeppで順次開催した。新型コロナウイルス拡大の影響で延期している福岡公演を含め、計5都市での開催を予定する。

 8月10日に東京・羽田で開催した東京公演には、東京スカパラダイスオーケストラと、ゲストにオリジナルラブ(Original Love)の田島貴男が出演した。屋外会場では、田渕冬也とミラン、ユカリ・アンド・ザ・ヴァレンタイン(UCARY & THE VALENTINE)がライブパフォーマンスを披露。会場内ではオリジナルのフォトブースを設けたり、プリントスタジオの「パジャ スタジオクルー(PAJA STUDIOCREW)」がその場でシルクスクリーンプリントしたTシャツをギフティングするなどのコンテンツも用意した。来場者は、Tシャツやワンピースなどカジュアルな装いに、「ジェイダブリュー ペイ(JW PEI)」の鮮やかなカラーのショルダーバッグや、ビーズアクセサリーなどの小物でアクセントを加えるスタイリングが目立った。

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「ヴォーグ」がリニューアル号を発売 オリジナルアバターも誕生

 コンデナスト(CONDENAST)の「ヴォーグ ジャパン(VOGUE JAPAN)」は9月1日、リニューアルした10月号を発売する。リニューアルの一環として今号から「S六S(以下、シックス)」と名付けたオリジナルアバターが誕生するほか、表紙や紙面にQRコードを搭載してデジタルコンテンツと連携する。

 リニューアル号の表紙を飾ったのは、スティーブ・ジョブズ(Steve Jobs)の娘であるイブ・ジョブズ(Eve Jobs)。デジタルとファッションの交差を表現したデザインに仕上げた。表紙のQRコードを読み取ると、「シックス」のARが出現する仕掛けも備えた。

 本紙のリニューアルに加えて、ウェブサイトやソーシャルメディアの各デザインや表現も一新するほか、表紙や背表紙に使うカラーを“ヴォーグ・ジャパン・ピンク”に策定した。「私たちの未来を明るく前向きにとらえる、楽観的な視点と遊び心を反映した色」と「ヴォーグ」は説明する。

「ヴォーグ ジャパン」は米国でスタートした「ヴォーグ」の日本版として、1999年に創刊。2022年1月に編集者だったティファニー・ゴドイ(Tiffany Godoy)がヘッド・オブ・エディトリアル・コンテントに就任した。今回、同氏のディレクションのもとで大々的なリニューアルを行う。

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滝汗必至!理想の体は溶岩ヨガで手に入れる【爆裂!健康美容マニア道】

 1日8食、ジャンクフード漬けの超不健康児から超健康優良児へと大変身を遂げたフリーアナウンサーの名越涼。およそ15年かけて自らの体で人体実験を繰り返してきた結果、“超絶良かったもの”だけを余すことなくお伝えする。今回は“お湯のない温泉”ともいわれる溶岩ヨガを紹介する。

 体のメンテナンスとダイエットで始めたヨガもかれこれ16年目。その間、さまざまなヨガを試し、体感・結果ともに一番しっくりくるものを探してきた。そんな名越にバチンとハマったのが「溶岩ヨガ」である。体の芯から温まる、凝り固まっている体がほぐれる、そして何より滝のような汗が吹き出し、最高の爽快感!運動とリラックスの両方がかなう溶岩ヨガ。今回は名越おすすめのスタジオをご紹介しよう。

自分に全集中できる時間

 やってきたのは代々木上原駅から徒歩すぐのところにある「ホットスタジオ サンクチュアリ(HOT STUDIO SANCTUARY)」。「ワンランク上の上質な空間」をコンセプトに、落ち着いてリラックスできる雰囲気を大切にしているスタジオだ。時間を忘れ、自分自身に集中してほしいという思いから、目に見えるところに時計などの数字をいれないようにしているそう。常に時間に追われている現代人にとって、これ、意外と大事。スタジオにいる時間は自分に全集中する大切なひととき。では早速、スタジオマネージャーの間宮愛さんと共にレッツヨガ!

こんなにすごい!遠赤外線

 “お湯のない温泉”ともいわれる溶岩ヨガ。温度およそ38度、湿度およそ70%に保たれたスタジオは、そこにいるだけでじんわり汗がにじんでくる温かさ。溶岩石からの遠赤外線のみで温められているので、乾燥したり息苦しさを感じたりすることがなく、体への負担がかからないのがうれしい。空気も柔らかくて居心地よし。ヨガが始まる前には寝そべって溶岩浴もできる。巡りを良くしてから体を動かすと、いつもよりパフォーマンスUP。ここに来るだけで一石二鳥どころかそれ以上なのだ。

 溶岩ヨガの魅力はまだまだある。温められた溶岩プレートからは、大量のミネラルやマイナスイオンが放出。ミネラル成分の一つであるバナジウムには、血圧や血糖値、コレステロール値を低下させる作用があって、生活習慣病の改善に期待ができそうだ。そして特筆すべきなのは、汗の質。体中からだくだくと溢れる汗が、とってもサラサラしている。これは長時間運動しないと出てこない皮脂腺からの汗で、体内の老廃物や酸化した古い脂、化学物質などを排出してくれるというありがたいもの。え、これ、最高の空間じゃないか。恐るべし、遠赤外線。


 3カ月に1回ブラッシュアップされるプログラム。100ほどあるメニューの中から、季節や利用者の声に合わせて組み替えているという。夏は脚、お尻、二の腕とピンポイントで鍛えられるメニューが豊富。名越は〝美尻″を選択。産後、くったくたに垂れたお尻を上向きにさせるべく、ファイッ(燃)!

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 もはや自分自身が絞れるんじゃないか、というレベルで大量の汗が噴出。驚きなのは足の甲まで汗をかいていること。「え?ここ、汗腺ありました?」と思わず自分の体に聞いてしまう。体中の余分なものが一気に流れ出ていくような感覚は癖になるほど気持ちがいい。つま先から頭のてっぺんまで超絶リフレッシュ!この爽快感、ぜひ味わってみてほしい。

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「ゼニア」がレアル・マドリードのオフフィールド用ユニホームをデザイン

 
 「ゼニア(ZEGNA)」は24日、レアル・マドリード(Real Madrid)のサッカーおよびバスケットボールチームのオフフィールド用のウエアやユニホームをデザインすると発表した。デザインは9月30日にマドリードで開催するイベント内で発表し、2022-23年のチャンピオンシップ・シーズンから選手らが着用する予定だ。一般向けとして「ゼニア」の一部店舗でも取り扱う。

 詳細は明らかになっていないが、21年11月に「ゼニア」がリブランディングに伴って公開した新しいブランドロゴなどを生かして、レアル・マドリードとのパートナーシップを表現するという。

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「ゼニア」がレアル・マドリードのオフフィールド用ユニホームをデザイン

 
 「ゼニア(ZEGNA)」は24日、レアル・マドリード(Real Madrid)のサッカーおよびバスケットボールチームのオフフィールド用のウエアやユニホームをデザインすると発表した。デザインは9月30日にマドリードで開催するイベント内で発表し、2022-23年のチャンピオンシップ・シーズンから選手らが着用する予定だ。一般向けとして「ゼニア」の一部店舗でも取り扱う。

 詳細は明らかになっていないが、21年11月に「ゼニア」がリブランディングに伴って公開した新しいブランドロゴなどを生かして、レアル・マドリードとのパートナーシップを表現するという。

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「パレス スケートボード」と「エステティックス」の英米スケートブランドがコラボ 全9型を用意

 「パレス スケートボード(PALACE SKATEBOARDS以下、パレス)」は、1990年代を代表するアメリカのスケートブランド「エステティックス(AESTHETICS)」とコラボレーションしたコレクションを8月27日に発売する。「パレス スケートボード」の公式オンラインストアと東京店のみで取り扱い、各商品の価格は発売日まで非公開だ。

 今回のコラボは、「パレス」の創設者であるギャレス・スクイス(Gareth Skewis)とレヴ・タンジュ(Lev Tanju)の2人が、若かりし頃に「エステティックス」に大きく影響を受けていたことから実現した。ゲームシャツとフーディー、2型のTシャツ、スエットパンツ、デニム、キャップ、ニット帽、スケートデッキの全9型を用意し、「パレス」仕様の「エステティックス」のロゴや、“PALACE”の“A”を「エステティックス」の“a”に置き換えたスペシャルグラフィックなどを落とし込んでいる。

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「パレス スケートボード」と「エステティックス」の英米スケートブランドがコラボ 全9型を用意

 「パレス スケートボード(PALACE SKATEBOARDS以下、パレス)」は、1990年代を代表するアメリカのスケートブランド「エステティックス(AESTHETICS)」とコラボレーションしたコレクションを8月27日に発売する。「パレス スケートボード」の公式オンラインストアと東京店のみで取り扱い、各商品の価格は発売日まで非公開だ。

 今回のコラボは、「パレス」の創設者であるギャレス・スクイス(Gareth Skewis)とレヴ・タンジュ(Lev Tanju)の2人が、若かりし頃に「エステティックス」に大きく影響を受けていたことから実現した。ゲームシャツとフーディー、2型のTシャツ、スエットパンツ、デニム、キャップ、ニット帽、スケートデッキの全9型を用意し、「パレス」仕様の「エステティックス」のロゴや、“PALACE”の“A”を「エステティックス」の“a”に置き換えたスペシャルグラフィックなどを落とし込んでいる。

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カラーケア部門は“ソマルカ オレンジ”強し! 「WWDBEAUTY 2022 ヘアサロン版ベストコスメ」結果発表

 年1回の恒例企画、「WWDBEAUTY 2022 ヘアサロン版ベストコスメ」の結果を発表する。今回は全12部門のアワードを設定し、都内の人気ヘアサロン50軒の美容師152人に、各カテゴリーで「2021年下半期~22年上半期に実際に使ってみて良かった製品」についてアンケート調査を実施した。

 カラーケア部門では、「ソマルカ(SOMARCA)」の“カラーシャンプー〈オレンジ〉”が連覇を達成した。前々回(2020 ヘアサロン版ベストコスメ)は同カラーシャンプーのピンクがNo.1だったので、これで「ソマルカ」ブランドは3連覇したことになる。暖色カラーのトレンドが反映された結果といえるが、“染色力”を評価する声が多かったのが印象的だ。2位は「エヌドット(N.)」の“カラーシャンプー”が受賞。定番のパープルが人気だが、昨秋に登場したベージュも「ミルクティー系カラーにぴったり」などと高い評価を受けている。3位には、アリミノが展開する「カラーストーリー プライム(COLOR STORY PRIME)」が初ランクイン。受賞したのは使いやすい“ポイントコンシーラー M”で、自宅での白髪ケアの提案という、これまで見逃されがちだったカテゴリーを切り開くアイテムだ。(全てサロン専売品で、価格は編集部調べ)

 なお今回の集計方法は、ヘアサロンで扱うプロ用製品を12部門に分類し、50軒の美容師152人に各カテゴリーのベストだと思う商品を選んでもらった。選んでもらった各商品を、効果実感、香り、コストパフォーマンス、パッケージデザイン、使用感、トレンド、店販人気、おすすめのしやすさ、といった項目に分けて、各10点満点で評価してもらい、そのポイントの合計数で各部門の順位を導き出した(製品以外に“サロンモデル部門”も有り)。

カラーケア部門

1位 “カラーシャンプー〈オレンジ〉”

「ソマルカ」

 たっぷり泡立つ“カラーシャンプー”と、“カラーシャンプー”の後に使用して染まりをさらに高める“カラーチャージ”のダブル使いで色素を補充することで、サロンで染めた髪のカラーキープをかなえる。アンケートの回答には、「色みが変化しやすいオレンジ系に対応し、色素が濃いので長くキープしてくれる」「オレンジ系のカラーリングはトレンド。その影響もあり売れている」といった声があった。(150mL、税込2200円)

2位 “カラーシャンプー”

「エヌドット」

 毎日使用できる染料濃度に調整しているため、デイリーケアできれいな髪色を長く保つことができるシャンプー。簡単で使いやすく、続けやすい点を大切にしているため、今までカラーケアシャンプーを使ったことがない人にもおすすめできる。ブリーチをしている人や、ハイトーンの黄ばみが気になる人におすすめの“パープル”が1番人気。アンケートの回答には、「普通のシャンプーとしても高性能で、使い続けると明らかに色落ちが違ってくる」といった声があった。(320mL、税込2640円)

3位 “ポイントコンシーラー M”

「カラーストーリー プライム」

 「カラーストーリー プライム」は、グレイカラーの表現力を高めるためのブランド。きれいで上質な仕上がりを維持するためのホームケア製品もラインアップしていて、“ポイントコンシーラー M”もその1つ。コームでスピーディーに、気になる白髪をカバーしてくれる。アンケートの回答には、「少しでも白髪が出ると気になる方におすすめすると、とても喜んでくれる」といった声があった。(10mL、税込1980円)


10月11日に「WWDBEAUTY」が
オンラインで
美容師向け「ヘア&メイク トレンドセミナー2022-23FW」
を開催(視聴無料)

 10月11日(火)20時より、「WWDBEAUTY 2022 ヘアサロン版ベストコスメ」の結果分析コーナーもある、美容師向け「ヘア&メイク トレンドセミナー2022-23FW」のライブ配信を行うので要チェック!

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カラーケア部門は“ソマルカ オレンジ”強し! 「WWDBEAUTY 2022 ヘアサロン版ベストコスメ」結果発表

 年1回の恒例企画、「WWDBEAUTY 2022 ヘアサロン版ベストコスメ」の結果を発表する。今回は全12部門のアワードを設定し、都内の人気ヘアサロン50軒の美容師152人に、各カテゴリーで「2021年下半期~22年上半期に実際に使ってみて良かった製品」についてアンケート調査を実施した。

 カラーケア部門では、「ソマルカ(SOMARCA)」の“カラーシャンプー〈オレンジ〉”が連覇を達成した。前々回(2020 ヘアサロン版ベストコスメ)は同カラーシャンプーのピンクがNo.1だったので、これで「ソマルカ」ブランドは3連覇したことになる。暖色カラーのトレンドが反映された結果といえるが、“染色力”を評価する声が多かったのが印象的だ。2位は「エヌドット(N.)」の“カラーシャンプー”が受賞。定番のパープルが人気だが、昨秋に登場したベージュも「ミルクティー系カラーにぴったり」などと高い評価を受けている。3位には、アリミノが展開する「カラーストーリー プライム(COLOR STORY PRIME)」が初ランクイン。受賞したのは使いやすい“ポイントコンシーラー M”で、自宅での白髪ケアの提案という、これまで見逃されがちだったカテゴリーを切り開くアイテムだ。(全てサロン専売品で、価格は編集部調べ)

 なお今回の集計方法は、ヘアサロンで扱うプロ用製品を12部門に分類し、50軒の美容師152人に各カテゴリーのベストだと思う商品を選んでもらった。選んでもらった各商品を、効果実感、香り、コストパフォーマンス、パッケージデザイン、使用感、トレンド、店販人気、おすすめのしやすさ、といった項目に分けて、各10点満点で評価してもらい、そのポイントの合計数で各部門の順位を導き出した(製品以外に“サロンモデル部門”も有り)。

カラーケア部門

1位 “カラーシャンプー〈オレンジ〉”

「ソマルカ」

 たっぷり泡立つ“カラーシャンプー”と、“カラーシャンプー”の後に使用して染まりをさらに高める“カラーチャージ”のダブル使いで色素を補充することで、サロンで染めた髪のカラーキープをかなえる。アンケートの回答には、「色みが変化しやすいオレンジ系に対応し、色素が濃いので長くキープしてくれる」「オレンジ系のカラーリングはトレンド。その影響もあり売れている」といった声があった。(150mL、税込2200円)

2位 “カラーシャンプー”

「エヌドット」

 毎日使用できる染料濃度に調整しているため、デイリーケアできれいな髪色を長く保つことができるシャンプー。簡単で使いやすく、続けやすい点を大切にしているため、今までカラーケアシャンプーを使ったことがない人にもおすすめできる。ブリーチをしている人や、ハイトーンの黄ばみが気になる人におすすめの“パープル”が1番人気。アンケートの回答には、「普通のシャンプーとしても高性能で、使い続けると明らかに色落ちが違ってくる」といった声があった。(320mL、税込2640円)

3位 “ポイントコンシーラー M”

「カラーストーリー プライム」

 「カラーストーリー プライム」は、グレイカラーの表現力を高めるためのブランド。きれいで上質な仕上がりを維持するためのホームケア製品もラインアップしていて、“ポイントコンシーラー M”もその1つ。コームでスピーディーに、気になる白髪をカバーしてくれる。アンケートの回答には、「少しでも白髪が出ると気になる方におすすめすると、とても喜んでくれる」といった声があった。(10mL、税込1980円)


10月11日に「WWDBEAUTY」が
オンラインで
美容師向け「ヘア&メイク トレンドセミナー2022-23FW」
を開催(視聴無料)

 10月11日(火)20時より、「WWDBEAUTY 2022 ヘアサロン版ベストコスメ」の結果分析コーナーもある、美容師向け「ヘア&メイク トレンドセミナー2022-23FW」のライブ配信を行うので要チェック!

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「ザ・ノース・フェイス」立役者の新展開 「ニュートラルワークス.」のサステナブルな服作り

 サステナビリティに配慮したモノづくりとは具体的にはどういうこと?正解がない話とはいえ、指針はほしい。そこでサステナビリティ先進企業であるゴールドウインの大坪岳人「ニュートラルワークス.(NEUTRALWORKS.)」事業部長にその定義とリサイクル素材使いや古着回収などの実践内容について聞いた。同事業部長は「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」に18年間所属し、同ブランドを育てた立役者の一人でもある。

WWDJAPAN(以下、WWD):2021年4月から事業部長に就任した「ニュートラルワークス.」ではサステナビリティをどう定義しているか?

大坪岳人ゴールドウイン ニュートラルワークス事業部長(以下、大坪):僕の定義は、自分の子どもに継承できるか、だ。入社後、2006年に初めてサステナビリティという言葉を聞いたときはピンとこなかった。考えを深めたきっかけは、「ザ・ノース・フェイス」に所属時代、アウトドアの展示会に参加した後にアメリカの雪山でスノーボードをしていたときに、「娘は大人になったときにこの素晴らしい景色を見ることができるのだろうか」と思ったこと。実際、30年前と比べると日本のスキー場も雪が減り、ゲレンデがガリガリになっている。自分が感動している景色を子供たちにも見せるためには、どうしたらいいか、と考え始めた。

 サステナビリティやエコの話は、“小さいこと”と“大きいこと”が同じ意味を持つ。例えば、明日気温が上がる話と、いつか地球が滅びる話の2つは自分との距離感が全く違うが、話している内容は実は同じ。100年先のことはわからないし、自分が生きてこの仕事をしていることは難しいだろう。だけど自分が生きている間に知り合う人たち、祖父母から両親、子供、孫をつなげると話は100年スパンとなる。サステナビリティには矛盾も多く、「だったら何も作らない方がいい」とゼロヒャクで考えがちだが、それよりもシンプルに「子どもにちゃんと渡せるか」が判断基準としてはいいのかな、と思う。

WWD:2006年からゴールドウイン社内でサステナビリティという言葉が使われていたことに驚く。誰がリーダーシップをとったのか。

大坪:当時「ザ・ノース・フェイス」の事業部長だった、現社長の渡辺(貴生ゴールドウイン社長)だ。「ザ・ノース・フェイス」は、カタログの冒頭に循環につながるメッセージを掲げていた。大きな流れではなかったが社内の他ブランドも「ノースがやるから自分たちも」という広がりがあったと記憶している。

 また素材調達は富山本店の調達部門がブランドを横断して行っており、同部門が中心となり帝人や旭化成の国内回収事業に参加したり、ダウンの羽毛回収「グリーン ダウン プロジェクト(Green Down Project)」の前身と組んだりと、店頭回収を始めていた。

WWD:回収を始めたきっかけは?

大坪:当時は“サイクル”という言葉を使っていた。持続可能のためには何より長く大切に使うことが重要だから、リペアは昔から行っていた。でもどうしても捨てなければならないものも出てくる。ペットボトルや缶や紙は回収・再生しているのに衣類はできていない。ならば、ポリエステルだけでも循環できるようにしよう、とか、ダウンは食用水鳥の副産物の羽を使っているが量が採れなくなってきた、ならば上質なダウンを再利用しよう、という流れだった。

WWD:これも取り組むのが早かった。

大坪:「パタゴニア(PATAGONIA)」も早い段階から回収やリペアを行っていたし、アウトドアをメーンにする企業は早かったのでは。2008年から社内では“グリーン・イズ・グッド(GREEN IS GOOD)”という標語を掲げ、“グリーンサイクル、グリーンマテリアル、グリーンマインド”の三つの基準でモノづくりから回収・再生の取り組みをしている。グリーンマテリアルはリサイクルなど環境負荷が低い素材を、グリーンマインドは修理しやすい設計などを指す。

WWD:確かにアウトドアやスポーツブランドの多くはサステナビリティへの取り組みが速く、その他のアパレルとの間に大きな差異がある。

大坪:アパレルの中で、特にどのジャンルが石油を多く使っているかと言えば、ポリエステルやナイロンを多く使う僕らでもある。渡辺社長がスパイバー(Spiber)に投資を決めたのも、材料から変えないと根本的に変えられない、という考えもある。

モノづくりのシフトは素材の置き換えからスタート

WWD:サステナビリティなモノづくりへのシフトをどこから着手したのか。

大坪:まずはバージン素材からリサイクル素材への置き換えから始めた。同時にアウトドアウエアが求める機能性やより細くて軽い素材使いを目指すから置き換えへのハードルは高い。置き換えたことで物性が弱まり長く使えなくなっては、本末転倒だ。“置き換えることに意味があるのか?”といったジレンマは結構長い期間あった。今でもその葛藤はあるが、最近は素材展に行ってもエコに配慮した素材が8割を占めるなど、業界でもそれが標準になりつつあると思う。

WWD:どんなアイテムから置き換えを始めたのか。

大坪:量、スケールを非常に意識している。カプセルコレクションなど一部の商品への採用だけではインパクトがないからだ。ボリュームゾーンの価格帯のTシャツなどで取り入れたいがすると今度はコストが難しい。

WWD:原料メーカーと目標を共有して変えていく関係が欠かせない。置き換えはどのくらい進んでいるのか。

大坪:ポリエステルはペットボトル由来のリサイクル素材が出回っているからかなり進んでいて、「ニュートラルワークス.」については100%。ナイロンはまだ再生素材が開発段階だ。

WWD:リサイクル素材の使用比率の目標は?

大坪:全社的に30年までに製品の90%以上を環境負荷低減素材にする目標を掲げている。以前は、年2回展示会を開き、それに合わせたモノづくりを行っていたが、サステナブルな素材開発は3年、5年とスパンが長い。今すぐは変えられないけれど3年後には実現しようなど、長期的な目標を掲げるケースも多い。

WWD:古着回収量の目標は?

大坪:数値では定めておらず、回収対象の品目を増やし、できるだけ多くの量を回収することを目指している。古着屋で売れるから、という理由もあるが認知もまだ不十分。その中で、ダウンジャケットの回収は増えている。

 2021年は全ブランドの直営157店舗で9429キログラムの古着を回収した。20年が127店舗3655キロだから1年で3倍弱には増えているまた、マラソン大会などスポーツイベントの会場ではかなりの量が集まり、レースの出場者の数より多く戻ってきたりする

WWD:目標や結果を対外的に発表することも重要だ。

大坪:以前は「誰に知られていなくても粛々とやる」「売りにしない」文化が社内にあった。「無染色で作りました」と言ってところで、大多数は染めているし、「リサイクル素材に置き換えた」といっても全部じゃないから。でも今はその空気も変わってきた。

大事なのは「人の気持ちを変える」取り組み

WWD:2021年までは「ザ・ノース・フェイス」のディレクターとして全体統括をしていた。影響力のあるブランドは責任も大きい。

大坪:何百億円と売り上げるブランドでも、世界でのインパクトはほんの少し。だけどそれを通じて人の意識を変えたら、その先の大きなアクションにつながると思う。たばこは体に悪い、と昔から言われていた。その物質的な事実は変わらないのに意識が変わったことで今では他人がいるところでは控える人がほとんど。これってまさに人の意識の変化だと思う。ごみも同じ、今では当たり前のように分別をしている。我々が打ち出す施策も意味があるなし、ではなく、人の気持ちや空気感を変えられるものであるか否かで判断をしている。

WWD:人気ブランドだから正しい影響力の使い方をしよう、みたいな意識はあるか?

大坪:それはない。ないというか、使命を背負っているわけではない。もちろん、自分たちの行動が多くの人に良い影響があれば嬉しいし、率先してチャレンジしようとは思ってきた。でも環境問題は、自分たちだけでは絶対にクリアできない課題だから。

 1968年に「ザ・ノース・フェイス」の社長に就任したケネス・ハップ・クロップ(Kenneth Hap Klopp)が最初に社員に伝えた「ジャケットを売るのが君たちの仕事じゃない。世界を変える仕事、それが君らの仕事だ」という有名な言葉がある。僕も4年前に、ハップ・クロップと会って仕事の悩みを話したら、「君の仕事はダウンジャケットを売る仕事じゃないんだよ。お客さんに愛される仕事をしようと考えたら迷わない」と言われて納得した。

 結局、何のために仕事をするのかが大事。売り上げを作るためじゃなく、お客さんに必要だと思われる商品、明日も存在してほしいと思われるブランドを考えるのがブランディングだと思う。そうありたいと強く思っている。

「ニュートラルワークス.」のこと。

WWD:それを今体現しているのが、「ニュートラルワークス.」だ。

大坪:5年前に「ザ・ノース・フェイス」を扱うセレクトショップとして立ち上げたものをブランド事業として新しく生まれ変わらせるタスクをもらった。手前みそだが、“準備ができた状態をつくる”とか、“体と心を整える”といったことを手掛けているアパレルブランドはほかにないと思う。例えばコーヒーや音楽のように仕事の前後に欠かせないもの、今はそういったものがすごく必要だと思うからチャレンジをスタートした。ゴールドウインのオリジナルブランドとして、世界の人たちに“いい”と思ってもらえるものにしたい

WWD:インタビューの冒頭でサステナビリティの定義にあげた「子供に残せるか」に通じるものがある。

大坪:“準備できている状態”は利己的ではありえなくて、自分以外の他者、スケールを広げれば地域や地球が良くないと成立しない。持続可能は「こうしなくちゃ」「こうあるべき」より、「あれいいよね、大切にしたい」という置き換えの効かない存在として続いてゆくことだと思う。ちょっと“イイやつ”強めな表現だけど、 “Good is Cool”、いいことがかっこいいと受け取られるといいな、と思う。

WWD:これから挑戦したいことは?

大坪:未利用資源の活用。使われていないものってたくさんある。漁網やバナナの茎の再利用は始めている。使われていないスペースや時間、なんかも含まれるかもしれない。“Too Good to Waste”なものやコトを廃棄するのではなく、再利用したい。


【WWDJAPAN Educations】

【第2期】サステナビリティ・ディレクター養成講座
2022年9月30日(金)開講

 昨年初めて開催し好評を得た「サステナビリティ・ディレクター養成講座」を今年も開講。サステナビリティはこれからの企業経営の支柱や根底となるものであり、実践が急がれる事業の課題である。この課題についてのビジョンを描くリーダーの育成を目的に、必要な思考力・牽引力を身につける全7回のワークショップとなる。前半は各回テーマに沿った第一線で活躍する講師を迎え、講義後にはディスカッションやワークショップを通して課題を明確化し、実践に向けたアクションプランに繋げていく。

 また、受講者だけが参加できるオンライン・コミュニティーでは、「WWDJAPAN」が取り上げるサステナビリティに関する最新ニュースや知っておくべき注目記事をチェックでき、更に講義内容をより深く理解するための情報を「WWDJAPAN」編集部が届ける、まさに“サステナ漬け”の3カ月となる。
講義のみが受講できるオンラインコースも同時に受け付けています。


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「ラグ & ボーン」がタイムレスなワードローブを提案する新コレクション発売

 「ラグ & ボーン(RAG & BONE)」は、新コレクション“アイコンズ(ICONS)”を8月31日に発売する。直営店と公式オンラインストアで取り扱う。

 “アイコンズ”は、ウィメンズとメンズを用意し、熟練した職人技と本物志向で作られたタイムレスなウエアやアクセサリーなどをそろえる。アイテムはシングルブレストのコート(税込13万8600円)やレザージャケット(同13万8600円)、カーキのジャケット(同6万9300円)、ブルゾン(同8万2500円)、ジーンズ(同4万700円)などをラインアップする。

 コレクションのローンチを記念し、直営店では8月31日〜9月19日に商品購入者を対象にしたサービスを行う。“アイコンズ”のカスタムフレームを使ったチェキでのポートレート撮影をすることできる。

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「マメ クロゴウチ」が2022-23年秋冬のビジュアルを公開 前季に続いて長野がテーマ

 「マメ クロゴウチ(MAME KUROGOUCHI)」は、2022-23年秋冬シーズン“LAND”のビジュアル9枚を公開した。

 22年春夏シーズンに続いて黒河内真⾐⼦デザイナーの出⾝地、⻑野をテーマにしたもので、撮影もフォトグラファー野⽥祐⼀郎によって長野を旅しながら行った。

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「ヴァンズ」のプレミアムラインが「ワコマリア」とのコラボスニーカーを発表

 「ヴァンズ(VANS)」のプレミアムライン「ヴォルト・バイ・ヴァンズ(VAULT BY VANS)」は、「ワコマリア(WACKO MARIA)」とコラボレーションしたスニーカー“OG オーセンティック LX(OG AUTHENTIC LX)”を8月27日に発売する。価格は税込1万2100円で、「ワコマリア」の公式オンラインストアと東京・中目黒の旗艦店「パラダイストウキョウ(PARADISE TOKYO)」、全世界の「ヴォルト・バイ・ヴァンズ」販売店などで取り扱う。

 今作は、ピーチとブラウン、グレーの3カラーを用意。アッパーに「ワコマリア」のオリジナルのレオパードパターンを落とし込み、インソールには両者のロゴを落とし込んでいる。なおイメージビジュアルのモデルには、クリエイティブ・ディレクターの野村訓市を起用した。

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体験型ストア「ベータ」がポップアップストアで大阪初進出 福岡、名古屋でも開催

 体験型ストア「ベータ(b8ta)」を運営するベータ・ジャパンは今夏から秋にかけて、大阪、福岡、名古屋の3都市でポップアップストアを開催する。大阪は阪急うめだ本店9階の祝祭広場を会場に、8月24〜28日で開催中。福岡は天神のソラリアプラザ1階で9月16〜25日、名古屋はJRゲートタワー1階で10月12〜16日に実施する。大阪、名古屋への出店は今回が初。福岡は昨年に続く開催となる。

 皮切りとなった大阪には、日産のEVの軽自動車や家電、ビューティアイテム、食品など計19商品が出品している。「ベータ」常設店では一部商品はその場で販売もしているが、ポップアップでは販売はせず体験のみ。ただし、花王が出品している「エスト(EST)」の美容家電は、阪急うめだ本店2階の化粧品売り場で購入が可能。G.Mコーポレーションの美容家電「デンキバリブラシ」も、「ベータ」のポップアップにあわせて2階に販売用のポップアップストアを開いている。「化粧品フロアでは商品のことを知っているお客さまには出会うことができるが、『ベータ』では男性客を含め、商品を知らないお客さまにもリーチができる」と、「ベータ」の常設店にも出品しているG.Mコーポレーションの担当者は話す。

 百貨店では、西武渋谷店の「チューズベース シブヤ」や大丸東京店の「明日見世」、高島屋新宿店の「ミーツストア」など、「ベータ」とも近しい体験型ストア業態の開発が広がっている。「Z世代の取り込みは百貨店の課題であり、Z世代が興味を持つようなモノ、コトを体験できる場として、今回『ベータ』と組んだ。ガジェット類の出品も多く、普段は百貨店にあまり興味のない層の来店も期待できる」と阪急うめだ本店の広報担当者は狙いを話す。

 ベータ・ジャパンは現在、有楽町、新宿、越谷イオンレイクタウンに常設店がある。今回のポップアップストアで立地や客の反応などを見極め、「2023年中には大阪に常設店を出したい」と北川卓司社長。23年中に、アジア圏でのポップアップストアも実施予定という。

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体験型ストア「ベータ」がポップアップストアで大阪初進出 福岡、名古屋でも開催

 体験型ストア「ベータ(b8ta)」を運営するベータ・ジャパンは今夏から秋にかけて、大阪、福岡、名古屋の3都市でポップアップストアを開催する。大阪は阪急うめだ本店9階の祝祭広場を会場に、8月24〜28日で開催中。福岡は天神のソラリアプラザ1階で9月16〜25日、名古屋はJRゲートタワー1階で10月12〜16日に実施する。大阪、名古屋への出店は今回が初。福岡は昨年に続く開催となる。

 皮切りとなった大阪には、日産のEVの軽自動車や家電、ビューティアイテム、食品など計19商品が出品している。「ベータ」常設店では一部商品はその場で販売もしているが、ポップアップでは販売はせず体験のみ。ただし、花王が出品している「エスト(EST)」の美容家電は、阪急うめだ本店2階の化粧品売り場で購入が可能。G.Mコーポレーションの美容家電「デンキバリブラシ」も、「ベータ」のポップアップにあわせて2階に販売用のポップアップストアを開いている。「化粧品フロアでは商品のことを知っているお客さまには出会うことができるが、『ベータ』では男性客を含め、商品を知らないお客さまにもリーチができる」と、「ベータ」の常設店にも出品しているG.Mコーポレーションの担当者は話す。

 百貨店では、西武渋谷店の「チューズベース シブヤ」や大丸東京店の「明日見世」、高島屋新宿店の「ミーツストア」など、「ベータ」とも近しい体験型ストア業態の開発が広がっている。「Z世代の取り込みは百貨店の課題であり、Z世代が興味を持つようなモノ、コトを体験できる場として、今回『ベータ』と組んだ。ガジェット類の出品も多く、普段は百貨店にあまり興味のない層の来店も期待できる」と阪急うめだ本店の広報担当者は狙いを話す。

 ベータ・ジャパンは現在、有楽町、新宿、越谷イオンレイクタウンに常設店がある。今回のポップアップストアで立地や客の反応などを見極め、「2023年中には大阪に常設店を出したい」と北川卓司社長。23年中に、アジア圏でのポップアップストアも実施予定という。

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東京・三軒茶屋のスライダーストアが3周年 眼鏡「シュロン」や“牛乳パン”とコラボ

 東京・三軒茶屋のセレクトショップ、スライダーストアが3周年を迎え、7つの記念アイテムを8月25日に発売した。

 ラインアップは、米国の眼鏡ブランド「シュロン(SHURON)」とコラボしたサングラス(2万4200円税込、以下同)、“牛乳パン”の小林製菓舗(長野県)とコラボしたTシャツ(3300円)とトートバッグ(1100円)、「ディージー ザ ドライ グッズ(DG THE DRY GOODS)」とコラボしたジャージーパンツ(7920円)、某コンビニエンスストアにオマージュを捧げたオリジナルラインソックス(1650円)、張り子作家の寿印(ことぶきじるし)×イラストレーターのそで山かほ子による“スケボーだるま”(5体限定、2万2000円)、その“スケボーだるま”を題材にインテリアブランドの「パシフィカコレクティブス(PACIFICA COLLECTIVES)」が作成したラグマット(5枚限定、2万7500円)。

 スライダーストアは、ジャーナル スタンダードでバイヤーを務めた宮川治が2019年8月23日にオープンしたセレクトショップ。

【エディターズ・チェック】
“店頭で見つけて、ネットで最安値を探す”は、いまやファッション分野でも購入時のデフォルトアクションかもしれない。そんな中でスライダーストアは、“スライダーストアにしかない商品を置く”数少ない店の一つだ。ユニークな個人店が元気なら、ファッション業界はもっと楽しくなる!と信じて、オープン以来(勝手に)応援している。なんといっても、セレンディピティ(偶然の出合い)は実店舗での買い物の最たる魅力だから。

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ヘアカラー部門は激しいライバル対決を制し「イノア」が連覇! 「WWDBEAUTY 2022 ヘアサロン版ベストコスメ」結果発表

 年1回の恒例企画、「WWDBEAUTY 2022 ヘアサロン版ベストコスメ」の結果を発表する。今回は全12部門のアワードを設定し、都内の人気ヘアサロン50軒の美容師152人に、各カテゴリーで「2021年下半期~22年上半期に実際に使ってみて良かった製品」についてアンケート調査を実施した。

 ヘアカラー部門は毎年僅差での争いとなるが、今回も全部門の中で1番の接戦だった。集計の後半になっても(今回ランクインした)4ブランドの中でどれが1位になるか読めないデッドヒートのすえ、「イノア(INOA)」が抜け出して連覇を達成した。2位は「2020 ヘアサロン版ベストコスメ」でトップだった「オルディーブ アディクシー(ORDEVE ADDICTHY)」。3位には「アルティスト(ULTIST)」と「イルミナカラー(ILLUMINA COLOR)」が同率でランクインした。この部門の激戦は、高機能ブランドが次々と登場して“ヘアカラー戦争”などといわれる今の状況を象徴するもの。ハイトーンカラーブームの影響もあるが、意外にも「イノア」を推す声には「安定して需要の高いブラウン系がきれいに・上質に発色する」といった、ベーシックな性能を評価する声が多かった。

 なお今回の集計方法は、ヘアサロンで扱うプロ用製品を12部門に分類し、50軒の美容師152人に各カテゴリーのベストだと思う商品を選んでもらった。選んでもらった各商品を、効果実感、香り、コストパフォーマンス、パッケージデザイン、使用感、トレンド、店販人気、おすすめのしやすさ、といった項目に分けて、各10点満点で評価してもらい、そのポイントの合計数で各部門の順位を導き出した(製品以外に“サロンモデル部門”も有り)。

ヘアカラー部門

1位 “イノアカラー”

「イノア」

 オイルを主役とした新しい染毛システムを採用。オイル・デリバリー・システムによって薬剤の浸透が効率化し、ダメージの軽減につながっている。アンモニア無配合で刺激臭を軽減した。アンケートの回答には、「上質を求める大人世代も含め、幅広い年齢層のお客さまに満足を提供できるカラー剤」「他ブランドと比較して艶感が圧倒的に違う」といった声があった。

2位 “オルディーブ アディクシー”

「オルディーブ」

 日本人の髪特有の赤みを消すことで、彩度の高い外国人風のカラーをより美しく仕上げる。上質かつ繊細な質感表現もかなえる。アンケートの回答には、「イヤリングカラーやフレーミングカラーなど、ブリーチオンで使ったときの発色が抜群」といった声があった。

3位 “アルティスト”

「アルティスト」

 資生堂プロフェッショナルのヘアカラーシリーズ“プリミエンス”から登場したブランド。資生堂独自のテクノロジーを搭載し、ヘアカラーとケア効果を両立。髪をダメージから守り、美しい髪色を何度でも楽しむための基盤を整えることで、艶やかな発色を持続させる。アンケートの回答には、「誰が使ってもきれいに発色する性能がすごい。とても扱いやすいカラー剤」といった声があった。

3位 “イルミナカラー“

「イルミナカラー」

 現在の“高機能カラーブーム”のきっかけを作ったパイオニア。抜きん出た透明感で外国人風カラーのトレンドを作り、現在でも一般ユーザーからの認知度は非常に高い。前回は惜しくもランクインを逃したが、今回再浮上して3位に。アンケートの回答には、「くすまずに発色させたいとき、最も頼りになる存在」といった声があった。


10月11日に「WWDBEAUTY」が
オンラインで
美容師向け「ヘア&メイク トレンドセミナー2022-23FW」
を開催(視聴無料)

 10月11日(火)20時より、「WWDBEAUTY 2022 ヘアサロン版ベストコスメ」の結果分析コーナーもある、美容師向け「ヘア&メイク トレンドセミナー2022-23FW」のライブ配信を行うので要チェック!

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ヘアカラー部門は激しいライバル対決を制し「イノア」が連覇! 「WWDBEAUTY 2022 ヘアサロン版ベストコスメ」結果発表

 年1回の恒例企画、「WWDBEAUTY 2022 ヘアサロン版ベストコスメ」の結果を発表する。今回は全12部門のアワードを設定し、都内の人気ヘアサロン50軒の美容師152人に、各カテゴリーで「2021年下半期~22年上半期に実際に使ってみて良かった製品」についてアンケート調査を実施した。

 ヘアカラー部門は毎年僅差での争いとなるが、今回も全部門の中で1番の接戦だった。集計の後半になっても(今回ランクインした)4ブランドの中でどれが1位になるか読めないデッドヒートのすえ、「イノア(INOA)」が抜け出して連覇を達成した。2位は「2020 ヘアサロン版ベストコスメ」でトップだった「オルディーブ アディクシー(ORDEVE ADDICTHY)」。3位には「アルティスト(ULTIST)」と「イルミナカラー(ILLUMINA COLOR)」が同率でランクインした。この部門の激戦は、高機能ブランドが次々と登場して“ヘアカラー戦争”などといわれる今の状況を象徴するもの。ハイトーンカラーブームの影響もあるが、意外にも「イノア」を推す声には「安定して需要の高いブラウン系がきれいに・上質に発色する」といった、ベーシックな性能を評価する声が多かった。

 なお今回の集計方法は、ヘアサロンで扱うプロ用製品を12部門に分類し、50軒の美容師152人に各カテゴリーのベストだと思う商品を選んでもらった。選んでもらった各商品を、効果実感、香り、コストパフォーマンス、パッケージデザイン、使用感、トレンド、店販人気、おすすめのしやすさ、といった項目に分けて、各10点満点で評価してもらい、そのポイントの合計数で各部門の順位を導き出した(製品以外に“サロンモデル部門”も有り)。

ヘアカラー部門

1位 “イノアカラー”

「イノア」

 オイルを主役とした新しい染毛システムを採用。オイル・デリバリー・システムによって薬剤の浸透が効率化し、ダメージの軽減につながっている。アンモニア無配合で刺激臭を軽減した。アンケートの回答には、「上質を求める大人世代も含め、幅広い年齢層のお客さまに満足を提供できるカラー剤」「他ブランドと比較して艶感が圧倒的に違う」といった声があった。

2位 “オルディーブ アディクシー”

「オルディーブ」

 日本人の髪特有の赤みを消すことで、彩度の高い外国人風のカラーをより美しく仕上げる。上質かつ繊細な質感表現もかなえる。アンケートの回答には、「イヤリングカラーやフレーミングカラーなど、ブリーチオンで使ったときの発色が抜群」といった声があった。

3位 “アルティスト”

「アルティスト」

 資生堂プロフェッショナルのヘアカラーシリーズ“プリミエンス”から登場したブランド。資生堂独自のテクノロジーを搭載し、ヘアカラーとケア効果を両立。髪をダメージから守り、美しい髪色を何度でも楽しむための基盤を整えることで、艶やかな発色を持続させる。アンケートの回答には、「誰が使ってもきれいに発色する性能がすごい。とても扱いやすいカラー剤」といった声があった。

3位 “イルミナカラー“

「イルミナカラー」

 現在の“高機能カラーブーム”のきっかけを作ったパイオニア。抜きん出た透明感で外国人風カラーのトレンドを作り、現在でも一般ユーザーからの認知度は非常に高い。前回は惜しくもランクインを逃したが、今回再浮上して3位に。アンケートの回答には、「くすまずに発色させたいとき、最も頼りになる存在」といった声があった。


10月11日に「WWDBEAUTY」が
オンラインで
美容師向け「ヘア&メイク トレンドセミナー2022-23FW」
を開催(視聴無料)

 10月11日(火)20時より、「WWDBEAUTY 2022 ヘアサロン版ベストコスメ」の結果分析コーナーもある、美容師向け「ヘア&メイク トレンドセミナー2022-23FW」のライブ配信を行うので要チェック!

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森永邦彦×隈研吾 オンワードの「アンエバー」から花器を発売

 オンワード樫山は、森永邦彦が手掛ける「アンリアレイジ(ANREALAGE)」との協業によるバッグ・アクセサリーブランド「アンエバー(ANEVER)」から建築家・隈研吾とコラボレーションした花器を25日に発売する。

 花器は、「アンエバー」のシグネチャーであるドライフラワーを閉じ込めた大小のアクリルプレートを、使用者が好きな順番で重ねることで完成させる。一つ一つのプレートが回転することで、形状は無限に変化する。隈研吾建築都市設計事務所により“つみ花”と名付けられ、花を“摘む”ことと“積み”重ねることの2つの意味を掛け合わせた。ビジュアルにはブランドミューズの平手友梨奈を起用した。

 価格はSサイズが5万9400円、Lサイズが8万9100円。オンワードグループの公式EC「オンワード・クローゼット(ONWARDCROSSET)」、「アンリアレイジ」公式ECと渋谷パルコの店舗、「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」で取り扱う。

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静かに広がる「シュタイン」 浅川デザイナーの挑戦と原動力

 東京・神宮前の小さなセレクトショップ「キャロル(CAROL)」のオーナー・浅川喜一朗が2016年にスタートした「シュタイン(STEIN)」。現在の卸先は国内外で約50アカウントに広がり、昨年春には「キャロル」を表参道に移して増床オープンした。今年春には楽天ファッション・ウィーク東京(Rakuten Fashion Week TOKYO以下、RFW)にも映像作品を出展するなど、新しい挑戦に踏み出している。浅川デザイナーにブランドの今後を聞いた。

WWD:RFWで映像作品を発表した経緯は?

浅川喜一朗「シュタイン」デザイナー(以下、浅川):21年の秋ごろ、RFWの運営担当の方からお声がけをいただいたのがきっかけでした。これまで自分はヘルムート・ニュートン(HELMUT NEWTON)の作品など主に写真をインスピレーション源にすることが多く、「シュタイン」の服も自然とルックを意識した、どこか静的なデザインになっていたように思います。今回の作品発表にあたり、「映像」を前提として動きのあるクリエイションを考えることは自分の引き出しにはなかったことでしたし、ブランドの可能性を広げる新しいチャレンジだと捉えました。

WWD:映像制作においてこだわったことは?

浅川:ブランドのミニマルで静謐(ひつ)な空気感を、映像を通して伝えることです。何か真新しいことを表現するよりも、映像表現を通じてブランドの“らしさ”を掘り下げられないかと考えました。無機質な空間をモデルが歩くシンプルな構成ですが、空間設計、ライティング、何台も設定した定点カメラで撮影する距離や角度をとにかく試行錯誤し、服のドレープや生地の陰影、奥行きの表現にはかなりこだわりました。映像の制作期間中は、自分の歩調が映像のBGMのリズムと無意識に同調してしまうくらい、とにかく夢中になっていました。

「シュタイン」2022-23秋冬東京コレクション

WWD:生地を幾重にも重ねたコート、色彩のグラデーションが目をひくニットなど、ブランドとして新しい挑戦も感じられた。

浅川:中には、パーツを30くらい別々に作ってから縫製する、とにかく手間をかけたスエットもあります。生地の表面、裏面を使用することで色の濃淡を表現し、ミシンの叩き方や手縫いの方法、加工方法なども細かく打ち合わせを重ねて作り上げた1着です。この仕様書と、自分で古着を縫い合わせて作ったサンプルを工場に持ち込んだときは、「これは……難しいかもね」と工場の皆さんも困惑していました。ただ、僕も自分の頭の中のイメージにできる限り近づけたいと思っていたので、「どうやったらできますか?」と何度も相談、調整を重ね、実現にこぎつけていただきました。スケジュールギリギリに、夜通しかけてパターンデータ、縫製を仕上げてくださった職人の皆さんには頭が上がりません。

WWD:今後の展望は。

浅川:欧州を中心に、海外販路を広げていけたらと思っています。ショーを終えた後、ありがたいことに何人かの海外のセレクトショップのバイヤーさんからアプローチをいただいていて。今回の映像発表は大きな刺激になりましたが、リアルショーであればまた違った表現ができるかもしれませんし、ゆくゆくは海外でも(ショーが)できたら。まずは来春、これまでコロナで難しかったパリでの展示会を実施しようと考えています。

 ただ、僕はいろいろなことに手を広げて器用にこなせるタイプではありません。僕の無茶な服作りが形になっているのも、こうやってお店に立つことができるのも、志を共にできる仲間がいるからです。3年前からブランドのデザインチームを抱えるようになり、今ではお店のスタッフと合わせて9人のメンバーがいます。時間を忘れてヘトヘトになるまで仕事をして家に帰り、いつも迷惑をかけている妻にもとても感謝しています。

WWD:昨年3月、「キャロル」を神宮前から表参道に移転した。

浅川:オープン当初は、おじいさんになるまであのお店(旧店舗)でやっていきたいと思っていたくらい、お気に入りの場所でした。ただありがたいことに、取り扱わせていただいているブランドさんや、「シュタイン」のシーズンごとの商品型数も増え、服にとっても、お客さまにとっても窮屈になっていたこともあり、移転を決意しました。窓から射すおだやかな自然光と、人通りがそこまで多くもなく、そこにたたずんでいるような雰囲気がとても気に入っています。面積は旧店舗の3倍に、客数も約2倍に増えました。

WWD:デザイナーの仕事が増える中でも、店頭に立ち続けている。

浅川:僕の服作りには2つの軸があると思っています。生地や縫製といった、プロダクトとしての完成度を高めること。もう一つが、日々の生活で触れる写真や音楽などから感じたことを自分のフィルターを通じ、デザインとして表現することです。どちらかに偏りすぎても「シュタイン」の服ではないし、袖を通してくれるお客さまの姿を重ねることで、初めてその着地点が見えることもあります。

 「キャロル」のオープン当初は1人のお客さまのご来店もなかった日もあり、そういった日々を忘れたことはありません。だからこそ、お客さまにお立ち寄りいただけるありがたさを心の底から感じられます。自分が作った服に袖に通してくれるお客さまの姿を見るたび、幸せな気持ちが何度でも湧き上がってきます。店頭に立てる時間は以前よりも少なくなってしまっていますが、やはりお店は僕の原点です。信頼できる仲間と一緒に、お客さまに誠実に、いい服を届けていく。そんな矛盾のない仕事を、愚直に続けていけたらと考えています。

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静かに広がる「シュタイン」 浅川デザイナーの挑戦と原動力

 東京・神宮前の小さなセレクトショップ「キャロル(CAROL)」のオーナー・浅川喜一朗が2016年にスタートした「シュタイン(STEIN)」。現在の卸先は国内外で約50アカウントに広がり、昨年春には「キャロル」を表参道に移して増床オープンした。今年春には楽天ファッション・ウィーク東京(Rakuten Fashion Week TOKYO以下、RFW)にも映像作品を出展するなど、新しい挑戦に踏み出している。浅川デザイナーにブランドの今後を聞いた。

WWD:RFWで映像作品を発表した経緯は?

浅川喜一朗「シュタイン」デザイナー(以下、浅川):21年の秋ごろ、RFWの運営担当の方からお声がけをいただいたのがきっかけでした。これまで自分はヘルムート・ニュートン(HELMUT NEWTON)の作品など主に写真をインスピレーション源にすることが多く、「シュタイン」の服も自然とルックを意識した、どこか静的なデザインになっていたように思います。今回の作品発表にあたり、「映像」を前提として動きのあるクリエイションを考えることは自分の引き出しにはなかったことでしたし、ブランドの可能性を広げる新しいチャレンジだと捉えました。

WWD:映像制作においてこだわったことは?

浅川:ブランドのミニマルで静謐(ひつ)な空気感を、映像を通して伝えることです。何か真新しいことを表現するよりも、映像表現を通じてブランドの“らしさ”を掘り下げられないかと考えました。無機質な空間をモデルが歩くシンプルな構成ですが、空間設計、ライティング、何台も設定した定点カメラで撮影する距離や角度をとにかく試行錯誤し、服のドレープや生地の陰影、奥行きの表現にはかなりこだわりました。映像の制作期間中は、自分の歩調が映像のBGMのリズムと無意識に同調してしまうくらい、とにかく夢中になっていました。

「シュタイン」2022-23秋冬東京コレクション

WWD:生地を幾重にも重ねたコート、色彩のグラデーションが目をひくニットなど、ブランドとして新しい挑戦も感じられた。

浅川:中には、パーツを30くらい別々に作ってから縫製する、とにかく手間をかけたスエットもあります。生地の表面、裏面を使用することで色の濃淡を表現し、ミシンの叩き方や手縫いの方法、加工方法なども細かく打ち合わせを重ねて作り上げた1着です。この仕様書と、自分で古着を縫い合わせて作ったサンプルを工場に持ち込んだときは、「これは……難しいかもね」と工場の皆さんも困惑していました。ただ、僕も自分の頭の中のイメージにできる限り近づけたいと思っていたので、「どうやったらできますか?」と何度も相談、調整を重ね、実現にこぎつけていただきました。スケジュールギリギリに、夜通しかけてパターンデータ、縫製を仕上げてくださった職人の皆さんには頭が上がりません。

WWD:今後の展望は。

浅川:欧州を中心に、海外販路を広げていけたらと思っています。ショーを終えた後、ありがたいことに何人かの海外のセレクトショップのバイヤーさんからアプローチをいただいていて。今回の映像発表は大きな刺激になりましたが、リアルショーであればまた違った表現ができるかもしれませんし、ゆくゆくは海外でも(ショーが)できたら。まずは来春、これまでコロナで難しかったパリでの展示会を実施しようと考えています。

 ただ、僕はいろいろなことに手を広げて器用にこなせるタイプではありません。僕の無茶な服作りが形になっているのも、こうやってお店に立つことができるのも、志を共にできる仲間がいるからです。3年前からブランドのデザインチームを抱えるようになり、今ではお店のスタッフと合わせて9人のメンバーがいます。時間を忘れてヘトヘトになるまで仕事をして家に帰り、いつも迷惑をかけている妻にもとても感謝しています。

WWD:昨年3月、「キャロル」を神宮前から表参道に移転した。

浅川:オープン当初は、おじいさんになるまであのお店(旧店舗)でやっていきたいと思っていたくらい、お気に入りの場所でした。ただありがたいことに、取り扱わせていただいているブランドさんや、「シュタイン」のシーズンごとの商品型数も増え、服にとっても、お客さまにとっても窮屈になっていたこともあり、移転を決意しました。窓から射すおだやかな自然光と、人通りがそこまで多くもなく、そこにたたずんでいるような雰囲気がとても気に入っています。面積は旧店舗の3倍に、客数も約2倍に増えました。

WWD:デザイナーの仕事が増える中でも、店頭に立ち続けている。

浅川:僕の服作りには2つの軸があると思っています。生地や縫製といった、プロダクトとしての完成度を高めること。もう一つが、日々の生活で触れる写真や音楽などから感じたことを自分のフィルターを通じ、デザインとして表現することです。どちらかに偏りすぎても「シュタイン」の服ではないし、袖を通してくれるお客さまの姿を重ねることで、初めてその着地点が見えることもあります。

 「キャロル」のオープン当初は1人のお客さまのご来店もなかった日もあり、そういった日々を忘れたことはありません。だからこそ、お客さまにお立ち寄りいただけるありがたさを心の底から感じられます。自分が作った服に袖に通してくれるお客さまの姿を見るたび、幸せな気持ちが何度でも湧き上がってきます。店頭に立てる時間は以前よりも少なくなってしまっていますが、やはりお店は僕の原点です。信頼できる仲間と一緒に、お客さまに誠実に、いい服を届けていく。そんな矛盾のない仕事を、愚直に続けていけたらと考えています。

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50周年を記念した「ナイキ」×「サカイ」の特別な“コルテッツ” 8月30日に発売

 「ナイキ(NIKE)」は“コルテッツ”の50周年を記念して、「サカイ(SACAI)」とコラボした“ナイキ×サカイ ズーム コルテッツ”を発売する。価格は2万2000円(税込)。

 8月30日に「サカイ」の公式オンラインストアで、31日に「ナイキ」の公式アプリ「スニーカーズ(SNKRS)」と東京・青山の「ナイキラボ エムエーファイブ(NIKE LAB MA5)」、ドーバー ストリート マーケット ギンザで販売する。

 ナイロンやスエードなど1970年代当時を感じさせる素材使いと前足部の“ズーム エア クッショニング”を組み合わせたもので、履き口やシュータン、“スウッシュ”を重ねる「サカイ」ならではのディテールワークも健在だ。

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50周年を記念した「ナイキ」×「サカイ」の特別な“コルテッツ” 8月30日に発売

 「ナイキ(NIKE)」は“コルテッツ”の50周年を記念して、「サカイ(SACAI)」とコラボした“ナイキ×サカイ ズーム コルテッツ”を発売する。価格は2万2000円(税込)。

 8月30日に「サカイ」の公式オンラインストアで、31日に「ナイキ」の公式アプリ「スニーカーズ(SNKRS)」と東京・青山の「ナイキラボ エムエーファイブ(NIKE LAB MA5)」、ドーバー ストリート マーケット ギンザで販売する。

 ナイロンやスエードなど1970年代当時を感じさせる素材使いと前足部の“ズーム エア クッショニング”を組み合わせたもので、履き口やシュータン、“スウッシュ”を重ねる「サカイ」ならではのディテールワークも健在だ。

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ユニクロが新宿三丁目に9月16日、新宿フラッグスに10月28日出店 新宿は4店体制に

 「ユニクロ(UNIQLO)」は9月16日に、新宿に新店「ユニクロ新宿三丁目店」をオープンする。また、10月28日には新宿駅横の商業施設、新宿フラッグスに「ユニクロ新宿フラッグス店」を出店。これで新宿地区の店舗は「ユニクロ新宿西口店」「ユニクロ新宿高島屋店」と合わせて計4店となる。なお、ビックロ内にあった店舗は6月で閉店している。新宿エリア内での移転は、「新宿地区の再開発に伴う人の動線の変化を反映」したもの。

 「ユニクロ新宿三丁目店」は明治通り沿いで、以前は同じファーストリテイリンググループの「プラステ(PLST)」の店舗があった場所。1、2階の2フロアで売り場面積は約726平方メートル。「ユニクロ新宿フラッグス店」は新宿フラッグスの4、5階で、売り場面積は約1419平方メートル。両店ともメンズ、ウィメンズを扱う。

 「ユニクロ新宿三丁目店」の出店に合わせて、同地区に縁のある企業や新宿地区名物とコラボレーションしたTシャツやトートバッグを販売する。寄席演芸場の新宿末廣亭、画材などを扱うショップの世界堂、エリアメディアの新宿三丁目新聞、新宿発の江戸東京野菜である内藤とうがらしと組んでいる。

 「ユニクロ新宿三丁目店」「ユニクロ新宿フラッグス店」の出店記念として、オープンキャンペーン期間中に新宿エリアの4店のいずれかに来店した客にはボックスティッシュを先着で配布。新宿地区店舗用の限定ショッパーも企画した。「ユニクロ新宿三丁目店」では、オープン後の4日間で1万円以上購入した客には先着で「キントー(KINTO)」のウォーターボトル、「ユニクロ新宿フラッグス店」では同じくオリジナルポーチを配布する。

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ユニクロが新宿三丁目に9月16日、新宿フラッグスに10月28日出店 新宿は4店体制に

 「ユニクロ(UNIQLO)」は9月16日に、新宿に新店「ユニクロ新宿三丁目店」をオープンする。また、10月28日には新宿駅横の商業施設、新宿フラッグスに「ユニクロ新宿フラッグス店」を出店。これで新宿地区の店舗は「ユニクロ新宿西口店」「ユニクロ新宿高島屋店」と合わせて計4店となる。なお、ビックロ内にあった店舗は6月で閉店している。新宿エリア内での移転は、「新宿地区の再開発に伴う人の動線の変化を反映」したもの。

 「ユニクロ新宿三丁目店」は明治通り沿いで、以前は同じファーストリテイリンググループの「プラステ(PLST)」の店舗があった場所。1、2階の2フロアで売り場面積は約726平方メートル。「ユニクロ新宿フラッグス店」は新宿フラッグスの4、5階で、売り場面積は約1419平方メートル。両店ともメンズ、ウィメンズを扱う。

 「ユニクロ新宿三丁目店」の出店に合わせて、同地区に縁のある企業や新宿地区名物とコラボレーションしたTシャツやトートバッグを販売する。寄席演芸場の新宿末廣亭、画材などを扱うショップの世界堂、エリアメディアの新宿三丁目新聞、新宿発の江戸東京野菜である内藤とうがらしと組んでいる。

 「ユニクロ新宿三丁目店」「ユニクロ新宿フラッグス店」の出店記念として、オープンキャンペーン期間中に新宿エリアの4店のいずれかに来店した客にはボックスティッシュを先着で配布。新宿地区店舗用の限定ショッパーも企画した。「ユニクロ新宿三丁目店」では、オープン後の4日間で1万円以上購入した客には先着で「キントー(KINTO)」のウォーターボトル、「ユニクロ新宿フラッグス店」では同じくオリジナルポーチを配布する。

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「バンヤードストーム」がモデルの辻元舞との初コラボ ジャケットとワンピースを発売

 アダストリア子会社エレメントルールのブランド「バンヤードストーム(BARNYARDSTORM)」はこのほど、モデルの辻元舞との初コラボレーションの予約販売をECモール「ドットエスティ(.st)」とゾゾタウンで開始した。発売は9月中旬予定。

 辻元舞は1987年生まれ、京都府出身。光文社の雑誌「ヴェリィ(VERY)」でレギュラーモデルを務めるほか、テレビやYouTubeなどで活躍している。初コラボでは、ウーリッシュなタッチが特徴の“ボリュームスリーブジャケット”(税込2万8600円)と、着方によっては印象を変えられる“タートルドッキングワンピース”(同2万2000円)を用意した。

 ジャケットはしわになりにくく、硬すぎないポリエステル素材。袖にボリュームを持たせ、取り外し可能なベルトでシルエットの変化を楽しむことができる。グレーとベージュの2カラーを用意した。ワンピースは、弾力性のあるレーヨンストレッチと体のラインを拾わないリブ編みのタートルニット、華やかなギャザーをドッキングさせた。タートルネックは開け閉めでビッグカラーにもなるデザインだ。カラーはブラックのみ。

 辻元のコメントは以下の通り。

 「ジャケットは、オーバーサイズにしてラフさを出し、ストンと落ちるメンズライクなデザインに。後ろのスリットは深めに、動いた時にインナーがちらっと見えるのが可愛いように調整しました。袖は絞っても絞らなくても2パターンで使えるように手首にベルトを付けました。グレーとキャメルのカラバリは、ベーシックで使いやすさを重視し、特にグレーは、秋になるとついつい増えてしまう黒のアイテムに合わせるため、敢えてグレーを選びました。

 ワンピースに関しては、とにかく1枚でスタイル良く決まるデザインを目指しました。私は上まで閉めて襟を立ててくしゅくしゅに着たいなと思っています。ボタンデザインなので、タートルネックでも着脱が楽にできるようになっています。切り替えしの位置は高めに設定し、スタイルアップして見えるように、スカートのボリュームにもこだわり、当初プリーツだったものをギャザーに変更しました。スカート部分にはあると何かと便利なポケットを付け、子供から貰ったちょっとしたものを入れられるようにしてあります」。

 「バンヤードストーム」は、コンテンポラリー・コンフォート・カジュアルをキーワードに、 “ハンサムウーマン”のベーシックスタイルを提案する。

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ZOZOがアパレルブランドの衣服生産受注、ユナイテッドアローズやシップス、ナノユニバースが参加

 「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」を運営するZOZOは、出店テナントであるアパレルブランドの衣服の受注生産サービス「メイドバイゾゾ(Made by ZOZO)」を開始する。仕組みの表側では「ゾゾタウン」を通じて受注・販売し、裏側では独自にアパレル生産管理ソフトウエアを開発し、縫製を行う協力工場に提供。自社倉庫である「ゾゾベース(ZOZOBASE)」を経由して配送するため、受注から消費者への発送まで最短10日間で対応できるという。9月1日から、ユナイテットアローズのオンライン限定レーベル「インフォビューティ&ユース(info. BEAUTY&YOUTH)」での販売を開始する。今後はTSIの「ナノユニバース」、「シップス」なども「メイドバイゾゾ」に参加する。

 「メイドバイゾゾ」は最低一着から受注可能で、表側では「ゾゾタウン」で一貫して受注から発送まで行うため、アパレル側の在庫リスクがゼロになる。参加するシップスの大塚祐史・経営企画室統括は、「3Dモデリング等の技術を駆使し、サプライチェーンの川下(ECささげ)まで影響出来る可能性にも期待をしている。商品供給における適時、適量を高精度で実現し、本質的なイノベーション(ファッションDX)の可能性を感じている」とコメントしている。

 ZOZOは2019年にに撤退したプライベートブランド(PB)事業で大規模なアパレルの企画・生産のソフトウエアの開発を行っており、今回の「メイドバイゾゾ」には、その時のノウハウや技術が使われていると見られる。

 縫製工場に対して独自に生産管理のソフトウエアを開発・提供し、アパレル生産を行う企業としては、多数のインフルエンサーを抱え、インフルエンサー型のD2Cブランド開発支援や自社でD2Cブランドを展開するIT企業エニーマインド・グループ(ANYMIND GROUP)が先行している。米国や日本などで急成長中の「シーイン」も同様の仕組みに加え、優れた売れ筋分析技術を所有しており、それが急成長の原動力になっている。ファッション系ECサイトの最大手である「ゾゾタウン」が開始したことで、日本でも今後テックドリブンなアパレル生産が加速する可能性がある。

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「プーマ」と「ヴォーグ」が初コラボ アパレルやスニーカーを用意

 「プーマ(PUMA)」は、ファッション誌「ヴォーグ(VOGUE)」と初めてコラボレーションしたコレクションを8月25日に発売する。「プーマ」の公式オンラインストアと「プーマストア 原宿キャットストリート」をはじめとする直営店などで取り扱う。

 今回のコラボコレクションは、ライトウェイトジャケットやフーディー、ブラトップなどのスポーティーなストリートウエアから、“コスモ ライダー(KOSMO RIDER)”と“カリ ドリーム(CALI DREAM)”の2型のスニーカー、トートバッグ、キャップまでを豊富に用意。どれもブラックとホワイト、レッドを基調としたカラーリングで、「ヴォーグ」のアイコニックなロゴや“プーマ キャット”を落とし込んでいる。価格はライトウェイトジャケットが税込1万4850円、“コスモ ライダー”が同1万5400円、“カリ ドリーム”が同1万8700円、トートバッグが同8800円、キャップが同4290円など。

 なお、第2弾コレクションが12月に発売予定だ。

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成田空港第3ターミナルに“エシカルアート”が出現 若手社員が考える、時代に合った環境づくり

 成田国際空港は4月、LCCが入る第3ターミナルを拡張した。同ターミナルは、“気軽に・機能的・ワクワク”をコンセプトに、シンプルで使いやすく、快適な時間を過ごせる空間を目指している。今回の拡張では、出発ロビーをオープン当初から2倍の面積に増床し、第2ターミナルとのアクセス通路の距離を短縮して、利便性を向上。さらにユーザーの旅客体験価値を高めるため、“VIVID!!”をキャッチコピーに、ターミナル各所をアートで演出するプロジェクトも実施した。福祉ユニット「ヘラルボニー」と契約する、知的障がいのある作家たちが描き出す異彩のアートや、ニットアーティスト蓮沼千紘による古着を使った作品など、時代に合ったエシカルなアートが、利用者の旅路を鮮やかに彩る。

全7カ所に設置した
エシカルアート

若者による若者に向けたプロジェクト

 第3ターミナルのメインユーザーは若い世代だ。アートプロジェクトも、ターゲットと同世代を中心としたメンバーで進めた。まず、SNSや会社ホームページに届くユーザーの意見を分析し、同ターミナルのインダストリアルな環境に対してネガティブな声があることを知った。そこで、無機質なイメージを緩和し、旅の高揚感を創出する“アートによる空間演出”を考案。ターゲットと同世代である強みを生かして、「どんなアートがあるとワクワクするのか」を300以上のアイデアから検討し、思わず触りたくなったり、写真を撮りたくなったりするインタラクティブなアートにたどり着いた。時代に合った空港を目指すため、持続可能性も意識して空間演出を考えた。

 さらには、「国内線利用時にも活用してもらうきっかけを生みたい」「作るだけでなく、ストーリーとともにユーザーに伝えることまでが旅客体験に寄与する」と考え、PR活動も積極的に実施。SNSでは、拡張部オープンまでのカウントダウン投稿を工事に携わった若手社員総出で行い、活発なコメントで溢れるなど、成果を収めている。メンバーは「空港を利用するお客さまも、そうでない方も、空港に来てもらい、第3ターミナルの変化を肌で感じてほしい」と語る。

出展者が語る
空港とアートの相乗効果

WWD:アートのポイントは?

蓮沼:着物の残たんや赤ちゃんの肌着、不要な服資材など、さまざまな人や場所から回収した素材をアート作品に昇華した。見た目のインパクトはもちろん、自由に触ったり座ったり、赤ちゃんが引っ張ってもいい参加型の作品で、人々の交流を生む装置にもなる。無機質な空間にアートがあることで、会話が広がったり、たまたま居合わせた人々の視線が交錯したりと、空間の一体感やライブ感を生んでくれるとうれしい。

松田:この場所から国内外に出発するという意味を込めて、岩手から沖縄、アメリカまで、さまざまな場所の作家を選出した。キャッチコピーである“VIVID!!”を体現する鮮やかな作品ばかり。そして、フードコートにある飛行機の窓をモチーフにしたアート装飾は、成田空港とヘラルボニーのコラボだからこそ作り出せた景色だと思う。「ダイバーシティー&インクルージョンだから」ではなく、当たり前な風景の一部になり、「なんだか気持ちいい」と思ってもらえたら。

WWD:成田空港から依頼を受けたとき、率直にどう思った?

松田:とてもありがたかった。これまで工事現場の仮囲いや駅のラッピングなどもやってきたが、常設での展示は今回が初めて。長く存在すれば、子どもが大きくなったとき、「これって障がいのある人が作ってるんだ。知らなかった」と発見してくれるかもしれない。また、作品があることで、施設に携わる人の意識もアップデートされていくかもしれない。ささいなことでも、影響を与え続けるきっかけになる。

蓮沼:当たり前の存在だったから、「成田空港だ」と意識して利用したことはなかった。今回一緒に仕事したことで、働いている人を知り、社風も知れた。安全性の厳しい制約がある中で、自由に触っていいようにしてくれたり、一緒に作品を作ってくれたり、こんなに積極的に協力してくれるとは思わなかった。多くの人が使う公共施設が、前のめりな姿勢で取り組んでいることに大きな価値があると思う。

第3ターミナルがあなたの旅を豊かに

 同ターミナルの拡張オープンに合わせてイメージムービーも制作した。“VIVID!!”を体現したカラフルな映像で、旅への期待や高揚感が詰まった内容だ。

PHOTOS:SHUHEI SHINE
※掲出作品は予告なく終了することがあります。
問い合わせ先
成田国際空港

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