「WWDJAPAN」年間アクセスランキング2022

「WWDJAPAN」 年間アクセスランキング2022

 2022年でアクセス数の多かった「WWDJAPAN」の記事をランキング形式で発表。
今年最も読まれた「WWDJAPAN」の記事は・・・?多くの関心を獲得した記事や、注目度の高い見逃していた記事を振り返ってみよう。

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- 1位 -
篠原ともえの革の着物作品が世界的広告賞、ADC賞で2冠を達成 

05月20日公開 / 文・福永千裕

 篠原ともえがデザインを手掛けた革の着物の作品“ザ レザー スクラップ キモノ(THE LEATHER SCRAP KIMONO)”が第101回ニューヨークADC賞(THE ADC ANNUAL AWARDS)でシルバーキューブとブロンズキューブの2冠を達成した。

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- 2位 -
「ディオール」が中国ネット界で炎上 「制服に着想した」スカートが中国の伝統衣装に酷似と批判

07月20日公開 / 文・DENNI HU

 「ディオール(DIOR)」が2022年ウィメンズ・フォール・コレクションで披露したミドル丈のスカートが、中国の明時代の伝統的な衣服に似ていると中国のネットユーザーの間で物議を醸している。 漢服愛好家の間で「ディオール」のスカートが明時代に流行したマミアンスカートに酷似していると話題になり、ウェイボー(微博、WEIBO)では、“Dior plagiarism(ディオールが盗作)”というハッシュタグが一時ホットサーチリストに入り、1370万回クリックされたという。

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- 3位 -
「ディオール」のスカート炎上問題 パリの店舗前で中国人学生50人が謝罪を求め抗議活動

07月29日公開 / 文・DENNI HU

 「ディオール(DIOR)」が2022年ウィメンズ・フォール・コレクションで披露したミドル丈のスカートが、中国の明時代の伝統的な衣服であるマミアンスカートに似ていると中国のネットユーザーの間で物議を醸している問題について、約50人の中国人の学生がパリのシャンゼリゼ通りにある「ディオール」の店舗前に集結し、抗議を行った。

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- 4位 -
「スウォッチ」が「オメガ」とのコラボ時計の販売方法をあらためて発表 12時間以内にエントリーが必要!

03月29日公開 / 文・三澤 和也

 スウォッチ グループ ジャパンは3月29日21時に、「オメガ(OMEGA)」と「スウォッチ(SWATCH)」のコラボ時計の発売方法を公式SNSなどで発表した。

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- 5位 -
起業から5年で年商10億円 高級ブランドも信頼する元双子タレント広海の「仕事の流儀」

 双子のオネエ系タレントとしてテレビや舞台に出る一方、イベントのMCとしても活動していたHIROMI・FUKAMI(広海・深海)。彼らは今、ファッション&ビューティ業界のプロフェッショナルとして活躍している。FUKAMIがスタイリストとして活動の幅を広げ、ブランドのクリエイティブディレクションなども手がける一方で、HIROMIは2018年にデジタルマーケティング企業の株式会社Hiを設立して代表取締役に就任。

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- 6位 -
女性の裸のバスト写真をSNSに投稿した「アディダス」に賛否両論 新作スポーツブラのプロモーションで

02月21日公開 / 文・ROSEMARY FEITELBERG

 「アディダス(ADIDAS)」が新作のスポーツブラコレクションのプロモーションとして25人の裸の女性の胸の写真を公式ツイッターに投稿したことが物議を醸している。投稿には「私たちはいかなる形、サイズの女性の胸もサポートと快適さを得る権利があると信じています。この考えに基づき新しいスポーツブラのコレクションは43型をそろえ、誰しもにぴったり合うものが見つかります」とコメントを添えている。

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- 7位 -
「オメガ」 × 「スウォッチ」のコラボ時計がリセールサイトで記録的な取引数に 最も人気のモデルは?

03月31日公開 / 文・WWD STAFF

 リセールサイト「ストックX(STOCK X)」は、「オメガ(OMEGA)」と「スウォッチ(SWATCH)」による初のコラボレーション“ムーンスウォッチ”が、数々の記録を樹立していることを発表した。

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- 8位 -
ヘアメイクアップアーティストの藤原美智子が42年のヘアメイク人生に終止符 

 ヘアメイクアップアーティストの藤原美智子氏はこのほど、自身のインスタグラムで4月19日付でヘアメイクの活動を終了すると発表した。また同日に自身が経営する事務所のラ・ドンナを解散することも発表した。インスタグラムの投稿では「ヘアメイクアップアーティストを始めてから42年。長い間、多くの方に支えられここまで仕事を続けられてきたことに心より感謝申し上げます」と綴っている。

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- 9位 -
「エディー・バウアー」が日本再上陸 2023年春夏シーズンから

08月22日公開 / 文・WWD STAFF

 伊藤忠商事は、米アウトドアブランド「エディー・バウアー(EDDIE BAUER)」の日本市場における販売権とライセンス権を取得した。

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- 10位 -
スノーピーク山井梨沙社長が辞任 「既婚男性との交際および妊娠」を理由に

09月21日公開 / 文・林 芳樹

 スノーピークは21日、山井梨沙社長が同日付で辞任し、山井太会長が社長職を兼任すると発表した。辞任理由について同社は、山井梨沙氏から「既婚男性との交際および妊娠を理由として、当社およびグループ会社の取締役の職務を辞任したいとの申し出」があったとしている。事態を重く見て、山井太氏は役員報酬3カ月分の20%を、副社長の高井文寛氏から役員報酬3カ月文の10%を自主返上したいとの申し出があり、同社はこれを受理した。

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メーガン妃は「マウジー」のジーンズ 英国王室レディーが日本ブランドを選ぶ理由

 世界各国の王室に連なるロイヤルレディーたちは日々、言動のみならずファッションにもたくさんの視線を注がれる立場です。当然、審美眼や着こなしのセンスも洗練されていて、彼女たちの装いがますます関心を集める流れになっています。そうしたトップクラスのおしゃれ上手は、日本発や日本人デザイナーのブランドもまとっています。

 日本にゆかりのブランドは、高品質とデザイン性で一目置かれる存在です。巧みな手仕事や、オンリーワンな素材のクオリティーなどが世界の王室女性たちから選ばれる理由。中でも、日本の皇室との交流が長く深い英国王室は日本文化への理解も格別です。今回は英国ロイヤルレディーたちが選んだ、日本にゆかりのアイテムを取り入れた装いを紹介します。

3代に受け継がれたジャパニーズパール

 英国のエリザベス女王(Queen ElizabethⅡ)の葬儀でキャサリン皇太子妃(Princess of Wales以下、キャサリン妃)が選んだのは、4連のパール・チョーカーでした。こちらの名前は“ジャパニーズ・パール・チョーカー”。その名の通り、1975年の女王初来日に合わせて、日本政府が贈った養殖真珠を使っています。英国内の宝石店に頼んで、4連のチョーカーに仕上げてもらったそうです。女王夫妻は来日の際、世界初の真珠養殖に成功した三重県鳥羽市のミキモト真珠島を訪ねています。

 このパール・チョーカーは、かつて故ダイアナ・フランセス(Diana Frances)元英国皇太子妃(以下、ダイアナ妃)も着用していました。キャサリン妃の夫、ウィリアム皇太子(William, Prince of Wales)の母ダイアナ妃の思い出も一緒にまとうことになる、王室にゆかりの深いネックレスを選ぶところにも、キャサリン妃の心配りの細やかさがうかがえます。葬儀には異例なほどの目立ち具合が話題になりましたが、ちゃんと理由があってのチョイス。日本が誇る最高級パールならではの高貴なつやめきが、とむらいの装いに品格をまとわせました。

伝統の帽子ルックに丁寧な手仕事

 英国王室とつながりの深い、日本人デザイナーのブランドとしては、地元・英国の帽子ブランド「ミサハラダ(MISAHARADA)」が有名です。原田美砂デザイナーが1998年にスタートしたブランドで、エリザベス女王をはじめとするロイヤルファミリーにも愛用されてきました。

 2002年の即位50周年記念式典でエリザベス女王がかぶったのは、ブルーが鮮やかな、つばが広めのタイプ。手仕事のディテールが見事で、高貴な雰囲気を顔周りに添えています。大ぶりのサイズ感が満面の笑顔を、いっそうチャーミングに引き立てています。

 選ばれた色は王室を象徴する特別な色“ロイヤルブルー”を思わせる青。淡いトーンで彩ったウォーターカラーのコートドレスとの“濃淡コンビネーション”が生まれて、装いに深みをもたらしました。帽子中央部のクラウン(高い部分)とつばとの傾きを少しずらしてあるのも、クラフトマンシップを感じさせるディテールです。

 「ミサハラダ」の帽子は華やかなエレガンスをまとうデザインが英国上流階級の方々から支持されています。帽子を自己表現の道具と位置付け、オートクチュールテイストのアイテムを割と求めやすい価格で提供しているのもこのブランドの魅力。王室関係者にも愛用者が多く、チャールズ3世英新国王(King Charles III)の姪にあたるユージェニー王女(Princess Eugenie of York)もその一人です。

 ユージェニー王女は18年に「ミサハラダ」のカンカン帽(ボーターハット)をかぶった姿を披露しました。この年に結婚した王女は恋愛ムードが盛り上がっていた時期で、この帽子には“LOVE”の文字が描き込まれています。チュール状のレース飾りがあしらわれ、レースが顔にもかかって、ロイヤルな気品が漂っています。

 公式なセレモニーでは、ダークトーンの装いが多くなりますが、このような手仕事技のディテールが施された帽子は、ドレッシーな服装にも個性を寄り添わせます。英国王室では伝統的に帽子やヘッドアクセサリーが好まれていて、格式の高い競馬ロイヤルアスコット(Royal Ascot)では毎年、大胆な帽子ルックが話題を集めるほどです。

日本デニムを“きれいめカジュアル”にアレンジ

 日本のデニム生地は、クオリティーの高さで世界的に知られています。主な産地の児島(岡山県倉敷市)には、欧米の有力ブランドから注文が集まるほど。日本ブランドのジーンズにも王室関係者や著名人のファンが大勢います。

 サセックス公爵ハリー王子(Prince Harry)の妻で、元俳優のメーガン・マークル(Meghan Markle)=サセックス公爵夫人(以下、メーガン妃)は国際スポーツ大会「インヴィクタス・ゲーム(Invictus Games)」を観戦した際、日本ブランド「マウジー(MOUSSY)」のジーンズを着用しました。ラグジュアリーブランドを好むイメージの強いメーガン妃ですが、この日はスポーツイベントとあって、気取らないスタイリングで登場。カジュアル寄りの着こなしも得意なところを印象付けていました。

 ジーンズに合わせたのは、「シャネル(CHANEL)」の黒ツイードジャケットで、デニムルックを“きれいめ”テイストに整えています。靴も「シャネル」のシグネチャー的なバイカラーのパンプスをチョイス。イギリスの眼鏡ブランド「リンダ ファロー(LINDA FARROW)」のサングラスで、英国とのつながりも示しています。

 ヨーロッパの王室では自国ブランドを優先的に選ぶしきたりがあって、なかなか日本ブランドのアイテムをまとってもらえる機会は少ないという事情があります。でも、今回紹介したように、英国王室だけを見ても、公私のさまざまな場面で日本ブランドが取り入れられているのはうれしく誇らしいことです。日本ブランドがパリやミラノのファッションウイークで存在感を強める中、日本のデザインやものづくりが、ロイヤルメンバーからさらに取り入れてもらえる期待も広がりそうです。

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福岡でミリタリー系インフルエンサーのパワーを知り、古着ビジネスの伸び代を感じる

 飛行機が好きです。でも、コロナ禍でとんと飛べていませんでした。このまま2022年も終わり……なんて嫌なので、エイヤッ!で向かったのは福岡。行きたい場所に行って会いたい人に会おうと決めていましたが、結果的に“古着、古着、古着、ときどきミリタリー”な偏った内容になってしまいました(笑)。

ミリタリーショップ「ワイパー」
世にも珍しい?ミリタリー系インフルエンサーに会いに

 まずお邪魔したのは、ミリタリーショップの「ワイパー」(福岡県福岡市中央区清川3-26-17)です。おじさんも今や“インスタライフ”は日常で、“おじさん好きを自認するおじさん”である僕は、彼らの着こなしばかり見ています。その中の1人が、ワイパー「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」店ショップマネジャーのL.L.Wood(エルエルウッド、@l.l.wood)さん。

 15年から自身のファッションをインスタグラムに投稿するようになり、ワイパーに入社した19年時のフォロワー数は2.5万。それが3年で10.5万と4倍以上に!相乗効果もあって、L.L.Woodさんが出演するワイパーの公式インスタグラムは8.7万のフォロワーを持ちます。さらに、ワイパーが19年に立ち上げた公式ユーチューブチャンネルの登録者数は3.6万。

 ファン獲得はビジネス面でもプラス要因なのでは?と聞くと、「おかげさまで」と回答。「実店舗にも動員できていますが、インスタグラムやユーチューブと親和性の高いECの売り上げアップにつながっています」と続けます。商品の多くは、東京を中心とする関東圏に出荷しているそう。

 ワイパーのオープンは00年で、12年に現在の場所に移転しました。品ぞろえは、1.デッドストックやユーズドなどの“実物” 2.レア物を忠実復刻するオリジナルブランドの「ワイパーインク(WAIPER INC)」 3.「アルファ インダストリーズ(ALPHA INDUSTRIES)」や「アヴィレックス(AVIREX)」などの仕入れを「ほぼ均等に」。お客さんのコア層は40〜60代男性で、「インスタグラムやユーチューブのおかげで、ウィークポイントだった20〜30代にもリーチできています」と言います。

 商業施設やセレクトショップからポップアップ開催を乞う声も上がっているそうで、また東京で会えることを楽しみにお別れしました。

古着店「トゥーフェイス」
“トゥルービンテージ”も垂涎だけど、オリジナルに片想い

 次に訪れたのは、古着店の「トゥーフェイス(TWOFACE)」(福岡県福岡市中央区大名1-11-15)。“スニーカー芸人”“刺しゅう芸人”として知られるグッドウォーキン上田さんが、同店のオリジナルブランド「スリーフェイス(THREEFACE)」のリメークスエットを着ていて、ずっと“いいなぁ〜”と憧れていたのです。

 念願かなって訪問してみると、「ごめんなさい、完売しちゃって」とオーナーの原田政和さん。ガビーン!……。聞けば、グラフィック製作からプリント(1点ずつ手刷り)まで「スリーフェイス」についての全てを原田さん1人で行い、さらに渡米してのビンテージ買い付けから店舗(福岡と熊本)の管理ととにかく忙しく、「間に合っていなくて……」と吐露。でも、ご安心を!来春に新商品(スエット1万7600円税込)を発売予定だそう。

 トゥーフェイスの1号店が熊本にできたのは13年のこと。2店舗目の福岡店のオープンは18年で、20年に現在の場所に移転しました。熊本店がいわゆる“トゥルービンテージ”中心なのに対して、「福岡店は『ポロ ラルフ ローレン(POLO RALPH LAUREN)』や『リーバイス(LEVI'S)』のレギュラー古着など、ビギナーでも手が出しやすいアンダー1万円の商品も並びます」と原田さん。

 より“濃いめ”の熊本店にもいつか行ってみたいなぁ、なんて考えつつ次へ。

古着店「デザートスノー」
活気あふれる最新店舗を訪れ、社長に23年の展望を聞く

 古着熱に火が付いて3軒目は、古着店「デザートスノー」が福岡パルコ(本館6階、福岡県福岡市中央区天神2-11-1)にオープンした最新店舗へ。デザートスノーは昨今、ルミネエスト新宿やルクア大阪など商業施設への出店を加速させており、同店で九州進出を果たしました。週末であり、かつ通路に沿ったロケーションのため常に人が行き交い、レジ前には会計待ちのお客さん。中でも10〜20代の女性2人連れが目立ち、古着ブームを肌で感じました。

 同店で注目したのは、店長の後藤健太郎さん(20歳)。ハタチでの店長就任は、デザートスノーの最年少記録だとか。鈴木道雄社長は、「東京・下北沢で副店長も任せていましたが、福岡店オープンに際して、いの一番で店長に名乗りを上げた、その心意気に懸けてみたいと思いました」と話します。

 23年の展望も聞きました。「引き続き、商業施設を中心に5店舗ほどを出店したいです。関東エリアで検討しています」。路面店は?と聞くと、「下北沢では常に物件を探しています。同エリアで7店舗目となるので、ドミナントもひとまず完成する予定です」と回答。また、「商業施設での関係性や経験値を積んだ先には、日本ブランドの古着に特化した別業態『ミクモ』の商業施設への単独出店も考えています。実現すれば初となります」と教えてくれました。

“チーム下北沢”の合同ポップアップを陣中見舞い

 そうそう、下北沢の古着店「ノイル」や「シーツーシー」が、「イオット」福岡店(福岡県福岡市中央区大名1-15-19)で合同ポップアップイベントを開催していると聞いたので陣中見舞いに。同店は、下北沢や名古屋に店舗を持つイオットが今年11月にオープンした九州初出店店舗。こうやって東京チームと、地方で再会するのもうれしいものです。

 目抜き通りの路面店ということで、たくさんの来店客がいる中、シーツーシーの川田俊輔バイヤーとしばし立ち話。「僕らが選ぶ“攻めた”古着に対して、“こんな風にセレクトされた古着って福岡にはなかった!”との声をいただいています」とのことで、なるほど、飽和状態にも見える古着にも、まだセグメントやプレゼンの仕方で伸び代があるのね、と勉強になりました。

福岡ファッション旅を終えて

 “この店に行ってみたい!”と数年越しで(コロナ禍も乗り越えて)思うローカルショップがあり、やっぱり行って良かったという事後感がある。これって、きっと23年もファッションおよび地方を盛り上げるキーワードになるのでは?なんて思います。感染症対策に十分気を付けて、次はどこに行こうかな?あ、その前にマイルとお小遣いを貯めないと……。

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「ディオール」が「ERL」とのコラボを取り扱うポップアップを表参道で1月6日から開催

 「ディオール(DIOR)」は2023年1月6〜22日の期間、キム・ジョーンズ(Kim Jones)=メンズ アーティスティック・ディレクターとイーライ・ラッセル・リネッツ(Eli Russell Linnetz)が手掛けるブランド「ERL」がコラボレーションしたコレクションを取り扱うポップアップストアを東京・表参道のミコ神宮前(MICO JINGUMAE)で開催する。

 店内では、「ERL」のシグネチャーであるウェーブモチーフをキルティングで落とし込んだサドルバッグ(税込39万6000円)をはじめ、サテンとレザーのキルティングを施した“カナージュ”をあしらったハイカットスニーカー(同15万円)や、鮮やかなダウンジャケット(同51万円)、ハーフジップのプルオーパー(同38万円)など、コラボアイテムを中心にそろえる。

 「ディオール」と「ERL」のコラボは、2022年5月にアメリカ・カリフォルニアのヴェニスビーチで開催された2023年プレ・スプリング・メンズ・コレクション内で発表された。

■ディオール ポップアップ スプリング 2023 メンズ カプセルコレクション ゲスト デザインド バイ ERL
日程:2023年1月6〜22日
時間:11:00〜19:00(初日のみ18:00まで)
場所:ミコ神宮前
住所:東京都渋谷区神宮前4-25-25

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「ア ベイシング エイプ®」が新年を記念した“ベア ブリック”を発売 招き猫と達磨、獅子舞が金と銀のメッキで登場

 

「ア ベイシング エイプ®(A BATHING APE®)」は、新年を記念した“ベアブリック(BE@RBRICK)”を1月1日に発売する。ラインアップするのは招き猫と達磨、獅子舞をデザインしたもので、招き猫は銀メッキ、達磨は金メッキを採用している。価格は100%のサイズを3体、400%のサイズを3体の合計6体を合わせたセットが6万8200円(税込、以下同)、1000%のサイズを3体合わせたセットが14万800円。「ア ベイシング エイプ」の正規取扱店舗と公式オンラインストアのほか、メディコム・トイ 東京スカイツリータウン・ソラマチ店でも取り扱う。

 今回は新年を記念して、商売繁盛の縁起物とされている招き猫と、七転八起の縁起物である達磨、悪魔祓いの神と言われる獅子舞をラインアップした。新年にふさわしく、華やかで遊び心のあるデザインに仕上げたという。

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「ア ベイシング エイプ®」と独ソールボックスが2度目のコラボ グレージュの迷彩柄スニーカー

 「ア ベイシング エイプ®(A BATHING APE®)」は2023年1月2日、ドイツ・ベルリンのスニーカーショップ、ソールボックス(SOLE BOX)とコラボした商品を発売する。価格は5万2800円(税込)。同ブランドの公式オンラインストアとドーバー ストリート マーケット ギンザで扱う。

 両者の協業は2度目で、今回は21年に販売したモデルをアップデートした。素材にはイタリア製のスエードを使用し、グレージュカラーで“ベイプカモ”を総柄にあしらう。

 キャンペーンビジュアルには、ニューヨーク・ハーレム出身のスタイリスト兼モデルのブラッディ・オシリス(Bloody Osiris)を起用した。

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【2022年の海外ニュース振り返り】BLACKPINKや英国ロイヤルファミリーの一年の活動を振り返る海外セレブ編

 2022年は渡航や行動制限も緩まり、国を跨ぐイベントやパーティーなどが再び活発化した。欧米のスターらが出席する豪華なイベントも数多く開催され、数年ぶりに業界が華やいだ印象だ。K-POPアイドルのブランドアンバサダーとしての活躍も目覚ましい一年だった。ここでは、話題になった著名人のニュースを米「WWD」と「WWDJAPAN」翻訳チームがピックアップ。ゴシップネタから、英国ロイヤルに関する話題やパーティーのスナップまで、セレブリティーや有名人らの1年間の活動を振り返る。

2月

リアーナが第一子を妊娠 エイサップ・ロッキーとのファッションを振り返る

 歌手で起業家のリアーナ(Rihanna)は31日、ラッパーのエイサップ・ロッキー(A$AP Rocky)との第一子を妊娠していることを発表した。エイサップ・ロッキーの地元であるニューヨーク・ハーレムで撮影した写真では、ピンクのロングジャケットのボタンを外して羽おり、アクセサリーやワイドデニムを合わせてふっくらとしたお腹を見せた。追記:海外メディアなどによれば、5月13日に出産したようだ。

リアーナが第一子を妊娠 エイサップ・ロッキーとのファッションを振り返る

カイリー・ジェンナーに第二子誕生 ストーミーの誕生日の翌日に出産

 セレブリティーで起業家のカイリー・ジェンナー(Kylie Jenner)は6日、トラヴィス・スコット(Travis Scott)との第二子を出産したことを自身のインスタグラムで発表した。第一子のストーミー・ウェブスター(Stormi Webster)が赤ちゃんの手を握っている写真に、青いハートの絵文字と生まれた日である「2/2/22」というキャプションを添えて投稿。1日に4歳になったストーミーの誕生日の翌日となった。

カイリー・ジェンナーに第二子誕生 ストーミーの誕生日の翌日に出産

BLACKPINKのLISA出演、「セリーヌ」のパフュームコレクション広告キャンペーン

 「セリーヌ(CELINE)」はグローバルブランドアンバサダーであるBLACKPINKのLISAが出演するパフュームコレクション、セリーヌ オート パフューマリー(CELINE HAUTE PARFUMERIE)のキャンペーンビジュアルを公開した。キャンペーンビデオはエディ・スリマン(Hedi Slimane)=アーティスティック、クリエイティブ&イメージディレクターが撮影。LISAはアイコニックなショートボブに前髪のあるスタイルで登場する。

BLACKPINKのLISA出演、「セリーヌ」のパフュームコレクション広告キャンペーン

BLACKPINKのJENNIEが再び「カルバン・クライン」の広告に キャンペーン動画を公開

 「カルバン・クライン(CALVIN KLEIN)」は、2022年春夏キャンペーンに、K-POPグループBLACKPINKのJENNIE(ジェニー)を起用した。「オール・トゥギャザー(All Together)」と題し、ブランドが生むつながりやコミュニティーを表現した。最新コレクションは「カルバン・クライン」の定番アイテムに新たなサイズ感やシルエット、カラーを取り入れて再解釈。JENNIEは白いクロップド丈のトップ姿を披露した。

BLACKPINKのJENNIEが再び「カルバン・クライン」の広告に キャンペーン動画を公開

「ディオール」新作リップのキャンペーンに、BLACKPINKのJISOOやアニャ・テイラー・ジョイらを起用

 「ディオール(DIOR)」は3月にリローンチする“アディクト リップスティック(Addict lipstick)”の広告キャンペーンに、BLACKPINKのJISOO(ジス)、アニャ・テイラー・ジョイ(Anya Taylor-Joy)、アーティストのシャロン・アレクシー(Sharon Alexie)を起用した。新作リップは40色展開で詰め替え可能となっており、ケースはデニム生地、黒、シルバー、ピンクのキルト素材からなる4型をそろえて発売する。

「ディオール」新作リップのキャンペーンに、BLACKPINKのJISOOやアニャ・テイラー・ジョイらを起用

3月

「シャネル」のフロントローにBLACKPINKのJENNIE オールブラックのコーディネートを披露

 韓国アイドルグループ、BLACKPINK(ブラックピンク)のJENNIE(ジェニー)が8日、「シャネル(CHANEL)」2022-23年秋冬コレクションのフロントローに登場した。JENNIEはオールブラックの装いで、ベロアのアウターとショートパンツのセットアップに、ツイード生地のチューブトップを合わせた。それに「シャネル」のゴールドのネックレスや白いレースソックス、厚底サンダル、ミニハンドバッグをコーディネート。ヘアーは三つ編みを頭に巻いたスタイルでまとめ、シンプルで洗練されたメイクで仕上げた。

「シャネル」のフロントローにBLACKPINKのJENNIE オールブラックのコーディネートを披露

レディー・ガガの「グッチ」ドレスが話題に 期待を裏切らないレッドカーペットルック

 2022年放送映画批評家協会賞(Critics’ Choice Awards)の授賞式が13日にロサンゼルスおよびロンドンで開催され、多くの俳優やセレブリティーが会場に集まった。リドリー・スコット(Ridley Scott)監督による「ハウス・オブ・グッチ(House of Gucci)」で主演を務めたレディー・ガガ(Lady Gaga)は、「グッチ」のドレスを着用したルックを披露。黒とゴールドを基調に、大胆でゴージャスなルックに仕上げた

レディー・ガガの「グッチ」ドレスが話題に 期待を裏切らないレッドカーペットルック

4月

「カーダシアン家のセレブな日常」プレミア上映会にカーダシアン/ジェンナー一家が来場 レッドカーペットルックを披露

 カーダシアン(Kardashian)、ジェンナー(Jenner)一家による新リアリティー番組「カーダシアン家のセレブな日常(The Kardashians)」のプレミア上映会が7日、ロサンゼルスで開かれた。会場には、キム・カーダシアン(Kim Kardashian)、コートニー・カーダシアン(Kourtney Kardashian)、クロエ・カーダシアン(Khloe Kardashian)、カイリー・ジェンナー(Kylie Jenner)、クリス・ジェンナー(Kris Jenner)らがドレスアップして登場した。

「カーダシアン家のセレブな日常」プレミア上映会にカーダシアン/ジェンナー一家が来場 レッドカーペットルックを披露

ベッカム家の長男ブルックリンとニコラ・ペルツが結婚 ウエディングドレスは「ヴァレンティノ」

 ブルックリン・ベッカム(Brooklyn Beckham)と女優のニコラ・ペルツ(Nicola Peltz)は4月9日、マイアミ・パームビーチで結婚し、その写真をそれぞれのインスタグラムで公開した。2人は2019年秋頃から一緒に外出する様子が目撃されており、20年7月に婚約を発表していた。

ベッカム家の長男ブルックリンとニコラ・ペルツが結婚 ウエディングドレスは「ヴァレンティノ」

「ルイ・ヴィトン」のブランド・アンバサダーに「ストレンジャー・シングス」のミリー・ボビー・ブラウンが就任

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のブランド・アンバサダーに、モデルで俳優のミリー・ボビー・ブラウン(Millie Bobby Brown)が就任した。モデルのカーリー・クロス(Karlie Kloss)、歌手のルース・アンド・ザ・ヤクザ(Lous and the Yakuza)とともにアイウエアの広告キャンペーンに登場。キャンペーンの動画は26日、オンラインで公開された。

「ルイ・ヴィトン」のブランド・アンバサダーに「ストレンジャー・シングス」のミリー・ボビー・ブラウンが就任

5月

マドンナ、英セント・マーチン卒業制作のフロントローに FKAツイッグスと並んで鑑賞

 歌手のマドンナ(Madonna)は24日、ロンドンの名門セント・マーチン美術大学(CENTRAL SAINT MARTINS)の学士(BA)による卒業制作コレクションショーに出席した。「モスキーノ(MOSCHINO)」のレザージャケットを、「ミッドナイトスタジオ(MIDNIGHT STUDIO)」によるスピーカー型のバッグに合わせてコーディネート。会場では、シンガーソングライターのFKAツイッグス(FKA Twigs)と並んで鑑賞した。

マドンナ、英セント・マーチン卒業制作のフロントローに FKAツイッグスと並んで鑑賞

6月

エリザベス女王の誕生日パレード開催 キャサリン妃は白いブレザーを着回し

 エリザベス女王(Queen Elizabeth II)の公式誕生日を祝するパレード「トゥルーピング・ザ・カラー(Trooping the Colour)」が2日、イギリスのバッキンガム宮殿(Buckingham Palace)周辺で開催された。即位70年を祝う一連のイベントのオープニングを飾り、ロンドンでは5日までの4日間にわたって公式行事や祝賀コンサートなどが行われた。

エリザベス女王の誕生日パレード開催 キャサリン妃は白いブレザーを着回し

「ブルガリ」のイベントにBLACKPINKのLISAやアン・ハサウェイが登場

 「ブルガリ(BVLGARI)」は6月6日、ハイジュエリーとハイエンドウォッチからなるコレクション「エデン ザ ガーデン オブ ワンダーズ(Eden the Garden of Wonders)」を発表した。パリのイタリア大使館で開催されたイベントには、ブランドのアンバサダーを務める俳優のアン・ハサウェイ(Anne Hathaway)、BLACKPINKのLISA(リサ)、アメリカを拠点とするインド出身のプリヤンカー・チョープラー(Priyanka Chopra Jonas)らが参加。また、イタリア出身の元祖スーパーモデルで歌手としても活躍するカーラ・ブルーニ(Carla Bruni)と、同じくイタリア人の歌手マリオ・ビオンディ(Mario Biondi)がデュエットして会場を盛り上げた。

「ブルガリ」のイベントにBLACKPINKのLISAやアン・ハサウェイが登場

ブリトニー・スピアーズが挙式 ウエディングドレスは「ヴェルサーチェ」

 ブリトニー・スピアーズ(Britney Spears)は6月9日(現地時間)、パートナーのサム・アスガリ(Sam Asghari)とロサンゼルスの自宅で結婚式を挙げた。ブリトニーは「ヴェルサーチェ(VERSACE)」のカスタムメイドのウエディングドレスを選択。胸元があいたオフショルダーデザインで、パールのボタンで飾られている。ブランドによると、制作に700時間がかかっているという。サムも「ヴェルサーチェ」のオーダーメイドのタキシードを着用した。

ブリトニー・スピアーズが挙式 ウエディングドレスは「ヴェルサーチェ」

「ルイ・ヴィトン」、ブランドアンバサダーに中国発のアイドルグループ時代少年団を起用

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、中国市場向けのブランドアンバサダーとして、中国を拠点とするアイドルグループ時代少年団(Teens in Times以下、TNT)を起用した。同グループは、2019年デビュー。16〜20歳の7人のメンバーで活動し、中国版のツイッター、ウェイボー(微博、WEIBO)で約1千万のフォロワーを持つ。アンバサダーの就任に際し、「ルイ・ヴィトン」はTNTが出演するキャンペーン動画をウェイボーで公開。23日時点で、140万いいねがついており、100万回以上共有されている。

「ルイ・ヴィトン」、ブランドアンバサダーに中国発のアイドルグループ時代少年団を起用

7月

Nigoによる新生「ケンゾー」を祝してパーティーを開催 NY新現代美術館の屋上にて

 「ケンゾー(KENZO)」は16日、Nigoアーティスティック・ディレクターが手掛ける新生「ケンゾー」の門出を祝したパーティーを開催した。会場であるニューヨークの新現代美術館(New Museum)の屋上には、Nigoと親交の深いアーティストのプシャ・T(Pusha T)やフューチュラ(Futura)、エヴァン・モック(Evan Mock)らが駆けつけた。

 Nigoは「ア ベイシング エイプ®(A BATHING APE®)」の創業者で、2021年9月20日付で「ケンゾー」のアーティスティック・ディレクターに就任。パリ・メンズ・ファッション・ウイーク中の1月23日に、同ブランドで初めて手掛ける2022-23年秋冬コレクションを発表した。コロナ禍の影響で正式な就任パーティーを開いていなかったため、今回は改めて就任とデビューを祝う機会となった。

Nigoによる新生「ケンゾー」を祝してパーティーを開催 NY新現代美術館の屋上にて

8月

「ヴァレンティノ」2022-23年秋冬キャンペーンにゼンデイヤらを起用 “ヴァレンティノ ピンク”を全面に

 「ヴァレンティノ(VALENTINO)」は、2022-23年秋冬キャンペーン“ピンクPP(PINK PP)”に俳優のゼンデイヤ(Zendaya)とF1レーサーのルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)を起用する。8日にウィメンズのキャンペーンをドイツ「ハーパーズ バザー(Harper's BAZAAR)」で、9日にメンズを米「GQ」で、それぞれ公開。ゼンデイヤが出演するショートムービーもリリースされる。

「ヴァレンティノ」2022-23年秋冬キャンペーンにゼンデイヤらを起用 “ヴァレンティノ ピンク”を全面に

9月

アン・ハサウェイとアナ・ウインターが並んで「マイケル・コース」コレクションを鑑賞 「プラダを着た悪魔」が現実に!?

 9月14日、「マイケル・コース(MICHAEL KORS)」の2023年春夏コレクションのショーが開催され、俳優のアン・ハサウェイ(Anne Hathaway)や元プロテニス選手のセリーナ・ウィリアムズ(Serena Williams)らがフロントローに着席した。アンは映画「プラダを着た悪魔(原題:The Devil Wears Prada)」に主演した際のファッションやヘアスタイルを思わせるルックで登場。同映画の名物編集長、ミランダ・プリーストリー(Miranda Priestly)役のモデルになったといわれているアナ・ウィンター(Anna Wintour)米「ヴォーグ」編集長兼コンデナスト(CONDENAST)アーティスティック・ディレクターと並ぶアイコニックな瞬間が誕生した。

アン・ハサウェイとアナ・ウインターが並んで「マイケル・コース」コレクションを鑑賞 「プラダを着た悪魔」が現実に!?

2022年WIF「マックスマーラ フェイス・オブ・ザ・フューチャー賞」はリリ・ラインハート 映画業界の女性を称える

 「マックスマーラ(MAX MARA)」と、映画業界における女性の地位向上を支援する非営利団体ウィメン・イン・フィルム(Women in Film以下、WIF)は、2022年度のWIF「マックスマーラ フェイス・オブ・ザ・フューチャー・アワード(Max Mara Face of the Future Award)」の受賞者に女優のリリ・ラインハート(Lili Reinhart)を選出した。

2022年WIF「マックスマーラ フェイス・オブ・ザ・フューチャー賞」はリリ・ラインハート 映画業界の女性を称える

キャサリン皇太子妃は赤いコートで故ダイアナ元皇太子妃にオマージュか 称号の継承後に初めてウェールズを訪問

 イギリスのウィリアム皇太子(William, Prince of Wales)とキャサリン皇太子妃(Catherine, Princess of Wales)は、公務としてウェールズを訪れた。エリザベス女王(Queen Elizabeth II)の逝去後、ウィリアム皇太子が新称号である「プリンス・オブ・ウェールズ」を父のチャールズ国王(King Charles III)から受け継いで初めての訪問となった。

キャサリン皇太子妃は赤いコートで故ダイアナ元皇太子妃にオマージュか 称号の継承後に初めてウェールズを訪問

10月

レディー・ガガ、「ドン ペリニヨン」とのコラボを祝してディナーパーティー開催

 MHD モエ ヘネシー ディアジオのシャンパンブランド「ドン ペリニヨン(DOM PERIGNON)」とレディー・ガガ(Lady Gaga)は20日、コラボレーションを記念したディナーパーティーを開催した。両者は2021年秋から協業しており、今回は11月2日に“ドン ペリニヨン ロゼ ヴィンテージ 2008 レディー・ガガ 限定ギフトボックス”(6万1050円税込)を発売。パーティーはロサンゼルスで開催。ビリー・ポーター(Billy Porter)やアンダーソン・パーク(Anderson .Paak)らが駆けつけ、ガガは自らDJを担当して会場を盛り上げた。

レディー・ガガ、「ドン ペリニヨン」とのコラボを祝してディナーパーティー開催

「バレンシアガ」、カニエとの関係を解消 親会社ケリングが明らかに

 「バレンシアガ(BALENCIAGA)」は、カニエ・ウェスト(Kanye West)改めイェ(Ye)との関係を解消した。同ブランドの親会社であるケリング(KERING)が20日に開催した2022年7~9月期の決算説明会の席上で、米「WWD」がイェに関する質問をしたことで明らかとなった。

「バレンシアガ」、カニエとの関係を解消 親会社ケリングが明らかに

「アディダス」もカニエとのパートナーシップを解消 「イージー」事業を直ちに終了

 「アディダス(ADIDAS)」は25日、カニエ・ウェスト(Kanye West)改めイェ(Ye)とのパートナーシップを解消したことを発表した。これに伴い、イェと手掛ける「イージー(YEEZY)」事業も直ちに終了する。同社はこれにより、2022年度の純利益に最大で2億5000万ユーロ(約365億円)のマイナスの影響があると予想している。

「アディダス」もカニエとのパートナーシップを解消 「イージー」事業を直ちに終了

11月

「ナイキ」がNBAのアービング選手との関係を凍結 反ユダヤ主義的な映画を巡って物議

 「ナイキ(NIKE)」は11月4日、北米のプロバスケットボールリーグNBAのブルックリン・ネッツ(Brooklyn Nets)に所属するカイリー・アービング(Kyrie Irving)選手との関係を凍結したと発表した。同選手は反ユダヤ主義的な映画「Hebrews to Negroes: Wake Up Black America」へのリンクなどをSNSに投稿し、物議を醸していた。

「ナイキ」がNBAのアービング選手との関係を凍結 反ユダヤ主義的な映画を巡って物議

バイデン米大統領の孫娘が結婚 ウエディングドレスは「ラルフ ローレン」

 ジョー・バイデン(Joe Biden)米大統領の孫娘、ナオミ・バイデン(Naomi Biden)は11月19日、婚約者のピーター・ニール(Peter Neal)とホワイトハウスの南庭で挙式した。ホワイトハウスで結婚式が行われたのは今回で19回目だが、南庭が使用されたのは初めて。

バイデン米大統領の孫娘が結婚 ウエディングドレスは「ラルフ ローレン」

メッシとロナウドが夢の共演 「ルイ・ヴィトン」のキャンペーンにそろって登場

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は11月19日、サッカー・アルゼンチン代表のリオネル・メッシ(Lionel Messi)とポルトガル代表のクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)を起用したキャンペーン、“ヴィクトリー・イズ・ア・ステート・オブ・マインド(Victory Is a State of Mind)”のイメージビジュアルを発表した。

メッシとロナウドが夢の共演 「ルイ・ヴィトン」のキャンペーンにそろって登場

アディダスがカニエ・ウェストによるスタッフへの問題行動疑惑の内部調査を開始

 アディダス(ADIDAS)は、カニエ・ウェスト(Kanye West)改めイェ(Ye)による長年の問題行動をアディダス上層部が無視していたとする社員からの匿名の手紙を受け、内部調査を開始したことを認めた。「アディダス」とイェは2013年に初めて協業して以来、継続してスニーカーやアパレルを発売して大きな成功を収めてきたが、イェの反ユダヤ主義的な発言を受けて10月にパートナーシップを解消したことを発表した。

アディダスがカニエ・ウェストによるスタッフへの問題行動疑惑の内部調査を開始

12月

「バーバリー」、フェスティブキャンペーンに韓国のチョン・ジヒョンを起用

 「バーバリー(BURBERRY)」はこのほど、9月にブランドアンバサダーに就任した韓国の俳優チョン・ジヒョン(Jun Ji-hyun)を、ホリデーシーズンのフェスティブキャンペーンに起用した。

「バーバリー」、フェスティブキャンペーンに韓国のチョン・ジヒョンを起用

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昨年大好評だった「WWDJAPANライティングスクール」を2023年も開催!村上要「WWDJAPAN」編集長がライティングスキルを伝授

 昨年開催し、大好評だった「WWDJAPANライティングスクール」の第2期を開講!

 オウンドメディアやSNS、メルマガでの発信を筆頭に、メディアに向けたプレスリリースから関係者に向けた社内報まで、企業理念やブランドの価値観、商品への想いを伝える重要性は増し、手段と頻度が増えています。そこで日々、無数のブランドからの発信を受けながら、さまざまな形で内外に届ける「WWDJAPAN」が短期集中のライティングスクールを開講。

 “残酷”なまでに浮気性なユーザーと向き合い続ける一方、ブランドからの情報は“残酷”なまでに瞬時に価値判断している編集長の村上要を筆頭に「WWDJAPAN」の担当者が、その実情を明かしながら、少しでも読みやすく、目に引きやすく、共感したくなる情報発信の手段を伝授。毎週タブロイド紙を発行しながら、月間PV2700万のウェブサイトを手掛け、各種SNSも使いこなす「WWDJAPAN」が全4回のライティング・テクニックを開陳します。ファッション&ビューティ業界の皆さまの必修科目です。

 第2期は、ファッション、ビューティの商品を村上要が公開取材します。実践コースでは、その公開取材を記事化する課題に挑戦いただきます。



—CONTENTS—

【2023年2月7日(火)】
1限目 13:30~14:30
ユーザーのリアルを踏まえたデジタル・コミュニケーション

 編集長の村上要がデジタルユーザーの特性を踏まえながら、「WWDJAPAN.com」で記事を作る際に意識するポイントを解説します。また後半では、ソーシャルエディターの浅野ひかるを招き、その記事を各種SNSでどう発信しているのか、SNSに応じたコミュニケーション術を伝授します。

2限目 14:45~15:45
「取材」のノウハウと、商品の想いを伝えるアウトプット術
村上×ファッション/ビューティの商品を取材

 商品を生み出した人間の想いを汲み取って発信することは、売り上げはもちろん、ブランディングにとっても重要です。つまり、大事なのは「取材」。村上要が日々の取材で意識していることを伝えつつ、その取材場面を公開しながら、アウトプットするまでを披露します。

 実践コースを受講される方には、この公開取材を記事化する課題に挑戦していただきます。課題は、村上要が一つずつ添削してお戻しします。

質疑応答 14:45~16:15 ※実践コースのみ
 1,2限の講義を受けての疑問や質問、受講者のそれぞれの抱えるお悩みをぶつけてください。

【2月21日(火)】
3限目 13:30~14:30
共感を誘うレターと取材したくなるリリースの作り方

 「エディターズ レター」というメルマガ配信のたびに大きな反響をいただく村上要が、読ませるニュースレターの書き方をオープンにします。また後半では長くファッション・メディアの最前線に立ち、様々な情報を取捨選択してきたゲストを招き、記事化・取材したくなってしまうリリースについて語り合います。

4限目 14:45~15:45
課題のフィードバック&アドバイス

 2限目の公開取材の記事化に挑戦した実践コース受講の皆さんの原稿を元に、1つ1つを厳しくチェックした村上要がフィードバック。多くの皆さんが陥っていたミスについては、具体例を挙げながら改善方法を考えます。講義終了後は、赤字だらけの(!?)皆さんの記事をお戻しします。

質疑応答 14:45~16:15 ※実践コースのみ
 全科目を通じて、また講義では触れられなかったライディングについて疑問や質問などお聞かせください。


—INFORMATION—

<日時>
2023年2月7日(火)13:30~16:15(視聴コースは13:30~15:45)
2023年2月21日(火)13:30~16:15(視聴コースは13:30~15:45)

<参加方法>
【実践コース】※先着20名限定
全て会場でのご参加となります。講義終了後に質疑応答、村上編集長による課題の添削を受けることができます。
会場:東京ミッドタウン カンファレンスルーム
※会場にてPeatixチケットをご提示ください。

【視聴コース】※先着50名
全ての講義をオンラインでご視聴いただけます。
オンライン配信

※Vimeoでの実施を予定しております。
※視聴用URLは、開催日前日17時と開催日当日9時を目処にお申込み時に入力いただいたメールアドレスに「WWDJAPAN」よりメールにてお送りいたします。入力にお間違いないようご確認ください。
※ご視聴環境により音声、映像が乱れることがございます。インターネット環境をご確認ください。
※両コースともに講義終了後、一定期間のアーカイブ配信をご案内いたします。

<受講料>
【実践コース】
(一般価格)44,000円(税込)
(ライトプラン)39,600円(税込) 10%OFF
(定期購読・スタンダードプラン)30,800円(税込) 30%OFF

【視聴コース】
(一般価格)16,500円(税込)
(定期購読・スタンダード/ライトプラン)11,550円(税込) 30%OFF

<ご注意>
※表示価格は全て1名様分となります
※割引価格はクーポンをご利用時に適用となります
※各コースのお申し込みは2月6日(月)12時もって受け付け終了となります。
※お申し込み、お支払いはPeatixでのお手続きとなります。
※領収書はPeatix内の領収データをもって代えさせていただきます。


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昨年大好評だった「WWDJAPANライティングスクール」を2023年も開催!村上要「WWDJAPAN」編集長がライティングスキルを伝授

 昨年開催し、大好評だった「WWDJAPANライティングスクール」の第2期を開講!

 オウンドメディアやSNS、メルマガでの発信を筆頭に、メディアに向けたプレスリリースから関係者に向けた社内報まで、企業理念やブランドの価値観、商品への想いを伝える重要性は増し、手段と頻度が増えています。そこで日々、無数のブランドからの発信を受けながら、さまざまな形で内外に届ける「WWDJAPAN」が短期集中のライティングスクールを開講。

 “残酷”なまでに浮気性なユーザーと向き合い続ける一方、ブランドからの情報は“残酷”なまでに瞬時に価値判断している編集長の村上要を筆頭に「WWDJAPAN」の担当者が、その実情を明かしながら、少しでも読みやすく、目に引きやすく、共感したくなる情報発信の手段を伝授。毎週タブロイド紙を発行しながら、月間PV2700万のウェブサイトを手掛け、各種SNSも使いこなす「WWDJAPAN」が全4回のライティング・テクニックを開陳します。ファッション&ビューティ業界の皆さまの必修科目です。

 第2期は、ファッション、ビューティの商品を村上要が公開取材します。実践コースでは、その公開取材を記事化する課題に挑戦いただきます。



—CONTENTS—

【2023年2月7日(火)】
1限目 13:30~14:30
ユーザーのリアルを踏まえたデジタル・コミュニケーション

 編集長の村上要がデジタルユーザーの特性を踏まえながら、「WWDJAPAN.com」で記事を作る際に意識するポイントを解説します。また後半では、ソーシャルエディターの浅野ひかるを招き、その記事を各種SNSでどう発信しているのか、SNSに応じたコミュニケーション術を伝授します。

2限目 14:45~15:45
「取材」のノウハウと、商品の想いを伝えるアウトプット術
村上×ファッション/ビューティの商品を取材

 商品を生み出した人間の想いを汲み取って発信することは、売り上げはもちろん、ブランディングにとっても重要です。つまり、大事なのは「取材」。村上要が日々の取材で意識していることを伝えつつ、その取材場面を公開しながら、アウトプットするまでを披露します。

 実践コースを受講される方には、この公開取材を記事化する課題に挑戦していただきます。課題は、村上要が一つずつ添削してお戻しします。

質疑応答 14:45~16:15 ※実践コースのみ
 1,2限の講義を受けての疑問や質問、受講者のそれぞれの抱えるお悩みをぶつけてください。

【2月21日(火)】
3限目 13:30~14:30
共感を誘うレターと取材したくなるリリースの作り方

 「エディターズ レター」というメルマガ配信のたびに大きな反響をいただく村上要が、読ませるニュースレターの書き方をオープンにします。また後半では長くファッション・メディアの最前線に立ち、様々な情報を取捨選択してきたゲストを招き、記事化・取材したくなってしまうリリースについて語り合います。

4限目 14:45~15:45
課題のフィードバック&アドバイス

 2限目の公開取材の記事化に挑戦した実践コース受講の皆さんの原稿を元に、1つ1つを厳しくチェックした村上要がフィードバック。多くの皆さんが陥っていたミスについては、具体例を挙げながら改善方法を考えます。講義終了後は、赤字だらけの(!?)皆さんの記事をお戻しします。

質疑応答 14:45~16:15 ※実践コースのみ
 全科目を通じて、また講義では触れられなかったライディングについて疑問や質問などお聞かせください。


—INFORMATION—

<日時>
2023年2月7日(火)13:30~16:15(視聴コースは13:30~15:45)
2023年2月21日(火)13:30~16:15(視聴コースは13:30~15:45)

<参加方法>
【実践コース】※先着20名限定
全て会場でのご参加となります。講義終了後に質疑応答、村上編集長による課題の添削を受けることができます。
会場:東京ミッドタウン カンファレンスルーム
※会場にてPeatixチケットをご提示ください。

【視聴コース】※先着50名
全ての講義をオンラインでご視聴いただけます。
オンライン配信

※Vimeoでの実施を予定しております。
※視聴用URLは、開催日前日17時と開催日当日9時を目処にお申込み時に入力いただいたメールアドレスに「WWDJAPAN」よりメールにてお送りいたします。入力にお間違いないようご確認ください。
※ご視聴環境により音声、映像が乱れることがございます。インターネット環境をご確認ください。
※両コースともに講義終了後、一定期間のアーカイブ配信をご案内いたします。

<受講料>
【実践コース】
(一般価格)44,000円(税込)
(ライトプラン)39,600円(税込) 10%OFF
(定期購読・スタンダードプラン)30,800円(税込) 30%OFF

【視聴コース】
(一般価格)16,500円(税込)
(定期購読・スタンダード/ライトプラン)11,550円(税込) 30%OFF

<ご注意>
※表示価格は全て1名様分となります
※割引価格はクーポンをご利用時に適用となります
※各コースのお申し込みは2月6日(月)12時もって受け付け終了となります。
※お申し込み、お支払いはPeatixでのお手続きとなります。
※領収書はPeatix内の領収データをもって代えさせていただきます。


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パリの高級百貨店サマリテーヌで賃上げのデモ 安全確保のため臨時休業に

 パリの老舗百貨店サマリテーヌ(LA SAMARITAINE)は12月22日、フランス労働総同盟(Confederation Generale du Travail以下、CGT)に属する約200人の労働組合員が売り場を占拠し、賃上げを求める抗議行動を行ったことから、安全確保のため臨時休業とした。なお、翌23日には通常通り営業を再開している。

 フランスのソーシャルメディアには、CGTの赤いベストを着用した組合員らが警備員を押しのけて店内に入り、旗を振りながら賃上げを要求する様子が映された動画などが投稿されている。サマリテーヌは「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」や「ディオール(DIOR)」などを擁するLVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)の完全子会社で、16年間に及ぶ大規模なリノベーションを経て2021年6月に営業を再開。ラグジュアリーブランドや高級品を取り扱っているが、CGTの代表者によれば多くの従業員は最低賃金と歩合制で働いており、「自分には決して手の届かない商品を販売している」状態だという。なお、同百貨店では11月に約50人の従業員が賃上げを要求してストライキを決行。23年1月には、経営側との定期的な賃金交渉が行われる予定だ。

 フランス国立統計経済研究所(National Institute of Statistics and Economic Studies)によれば、フランス国内のインフレ率は10月に前年同月比6.2%を記録。これは1985年以来、37年ぶりの高水準となっている。特に食料品での物価上昇が著しく、同国の主要労組の一つであるフランス民主労働総同盟(Confederation Francaise Democratique des Travailleurs)は全国規模でのストライキを呼びかけている。

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「ア ベイシング エイプ®」の「東京コミコン」は大行列と“ソールドアウト”祭り

 アニメやコミックを中心としたポップカルチャーの祭典「東京コミックコンベンション(以下、東京コミコン)」が11月25〜28日、幕張メッセで開催された。3年ぶりのリアル開催となった今回は、3日間で6万7668人を動員。テーマは、“新しいつながりの場”を意味する“CONECT”だ。多様な文化のクロスオーバーを謳い、アニメやコミックだけでなく、「ア ベイシング エイプ®(A BATHING APE ®、以下ベイプ)」やアトモス(ATMOS)など、ファッションブランドやアパレルショップが参加したことでも話題となった。

 中でも会場でひときわ存在感を放っていた「ベイプ」は、白いネオン管とカモフラージュ柄で統一した高さ5mほどのブースの上空に、オリジナルキャラクター“マイロ”の巨大なバルーンを設置。「ディズニー」と「DC」のブースに挟まれたベストポジションで、ゲームショーを彷ふつとさせるラグジュアリーな空間を演出した。

 目玉は、オリジナルスニーカー“ベイプスタ(BAPE STA)”の先行発売だ。それも「スパイダーマン(SPIDER MAN)」やその敵の「ヴェノム(VENOM)」、そして「ドクター・ストレンジ(DOCTOR STRANGE)」というマーベルのキャラクターとコラボして、フィギュアのようにブリスター(透明のプラスチックを成型したもの)でパッキングしている。そのスニーカーをまるでフィギュアをコレクションするように壁に陳列し、「DC」とのコラボTシャツをポスターやアートのようにアクリル板に広げて見せた。さらに「メディコムトイ(MEDICOM TOY)」や「不二家」「タカラトミー」などとコラボしたトイ、“マイロ”が猫に扮した“招き猿”、完売必至の“シャークフィギュア”といったコミコンファンもうなるラインアップをそろえた。

 客は事前にSNSなどで何が発売されるかの情報をくまなくチェックしており、開場と同時に目当てのブースに駆け込んでいく。従来のコミコンファン層が多い中で、「ベイプ」も終始行列を絶やさず、会場を沸かしていた。“ベイプスタ”は先行発売の3色に加えて、イベントのために用意したリストック分も入れると全部で9色になる。1足3万円弱するスニーカーを全色買って帰る客も少なくなく、次々と“ソールドアウト”の札がついていく光景は圧巻だった。

 「アニメやコミックは、以前はオタク文化と言われてネガティブなイメージもあったが、ストリートブランドやハイブランドとのコラボが続々と出てきて、ファッションとの壁が次第になくなったようだ」(「ベイプ」スタッフ)と言う通り、近年は従来のコミコンファンのみならず、客層が多種多様に広がっている。アメリカでは、スニーカーやヒップホップと並ぶストリートファッションの一カテゴリーとして定着しており、特に日本のキャラクターは人気が高い。ただし、「ベイプ」のように親和性のあるコンテンツを用意できなければ、バズは起こせない。ファッションとアニメがクロスオーバーして、お互いを“CONECT(つなげる)”することが必要だ。

 「ベイプ」のスタッフは、「ゆくゆくは、本場の『ニューヨークコミコン』や『サンディエゴコミコン』に出展したい。そのときは日本のブランドとして、日本のアニメやコミックと一緒に、新たな『ベイプ』を世界に発信したい」と語った。

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「ア ベイシング エイプ®」の「東京コミコン」は大行列と“ソールドアウト”祭り

 アニメやコミックを中心としたポップカルチャーの祭典「東京コミックコンベンション(以下、東京コミコン)」が11月25〜28日、幕張メッセで開催された。3年ぶりのリアル開催となった今回は、3日間で6万7668人を動員。テーマは、“新しいつながりの場”を意味する“CONECT”だ。多様な文化のクロスオーバーを謳い、アニメやコミックだけでなく、「ア ベイシング エイプ®(A BATHING APE ®、以下ベイプ)」やアトモス(ATMOS)など、ファッションブランドやアパレルショップが参加したことでも話題となった。

 中でも会場でひときわ存在感を放っていた「ベイプ」は、白いネオン管とカモフラージュ柄で統一した高さ5mほどのブースの上空に、オリジナルキャラクター“マイロ”の巨大なバルーンを設置。「ディズニー」と「DC」のブースに挟まれたベストポジションで、ゲームショーを彷ふつとさせるラグジュアリーな空間を演出した。

 目玉は、オリジナルスニーカー“ベイプスタ(BAPE STA)”の先行発売だ。それも「スパイダーマン(SPIDER MAN)」やその敵の「ヴェノム(VENOM)」、そして「ドクター・ストレンジ(DOCTOR STRANGE)」というマーベルのキャラクターとコラボして、フィギュアのようにブリスター(透明のプラスチックを成型したもの)でパッキングしている。そのスニーカーをまるでフィギュアをコレクションするように壁に陳列し、「DC」とのコラボTシャツをポスターやアートのようにアクリル板に広げて見せた。さらに「メディコムトイ(MEDICOM TOY)」や「不二家」「タカラトミー」などとコラボしたトイ、“マイロ”が猫に扮した“招き猿”、完売必至の“シャークフィギュア”といったコミコンファンもうなるラインアップをそろえた。

 客は事前にSNSなどで何が発売されるかの情報をくまなくチェックしており、開場と同時に目当てのブースに駆け込んでいく。従来のコミコンファン層が多い中で、「ベイプ」も終始行列を絶やさず、会場を沸かしていた。“ベイプスタ”は先行発売の3色に加えて、イベントのために用意したリストック分も入れると全部で9色になる。1足3万円弱するスニーカーを全色買って帰る客も少なくなく、次々と“ソールドアウト”の札がついていく光景は圧巻だった。

 「アニメやコミックは、以前はオタク文化と言われてネガティブなイメージもあったが、ストリートブランドやハイブランドとのコラボが続々と出てきて、ファッションとの壁が次第になくなったようだ」(「ベイプ」スタッフ)と言う通り、近年は従来のコミコンファンのみならず、客層が多種多様に広がっている。アメリカでは、スニーカーやヒップホップと並ぶストリートファッションの一カテゴリーとして定着しており、特に日本のキャラクターは人気が高い。ただし、「ベイプ」のように親和性のあるコンテンツを用意できなければ、バズは起こせない。ファッションとアニメがクロスオーバーして、お互いを“CONECT(つなげる)”することが必要だ。

 「ベイプ」のスタッフは、「ゆくゆくは、本場の『ニューヨークコミコン』や『サンディエゴコミコン』に出展したい。そのときは日本のブランドとして、日本のアニメやコミックと一緒に、新たな『ベイプ』を世界に発信したい」と語った。

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英国王室がクリスマスの礼拝に参加 キャサリン皇太子妃はグリーンのコートを着回し

 英国のロイヤルファミリーは、9月8日(現地時間)にエリザベス女王(Queen Elizabeth II)が亡くなった後、初めてのクリスマスを迎えた。
 
 ウィリアム皇太子(William, Prince of Wales)とキャサリン皇太子妃(Catherine, Princess of Wales)は子どもたちと共に、英東部ノーフォークにある王室の別邸、サンドリンガム・ハウス (Sandringham House)を訪れ、クリスマスの礼拝に参加した。コロナ禍のため、サンドリンガム・ハウスに集まるのは2019年以来。礼拝が行われるセント・メアリー・マグダレン教会(St Mary Magdalene Church)まで歩き、集まった人々に挨拶をした。
 
 キャサリン皇太子妃は、20年1月にブラッドフォード市役所を訪問した際にも着用した「アレキサンダー・マックイーン(ALEXANDER MCQUEEN)」のミリタリーグリーンのコートを身に着け、「フィリップ トレーシー(PHILIP TREACY)」のヘッドピースを合わせた。

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ポーラが新サステナブルプロジェクトを始動 第1弾はハンド美容液

 ポーラはサステナブルな活動を推進する新プロジェクト「フロム ロス トゥー ビューティ(FROM LOSS TO BEAUTY)」を始動し、第1弾となるハンド美容液“ハンドコンフィチュール”(50g、 税込3850 円)を2023年1月20日に発売する。全国のポーラ ビューティーディレクター、コスメ&エステショップ「ポーラ ザ ビューティー」約590店舗を含む約3200店のポーラショップ、 旗艦店「ポーラ ギンザ」、百貨店67店舗、ポーラ公式オンラインストアで取り扱う。

 同商品は、島根県、島根大学との産官学連携によって抽出に成功した、島根県特産のブドウ品種「新紅(しんく)」の栽培過程で廃棄される葉茎、副梢(ふくしょう)から採取されるシンクエキスを配合。シンクエキスは希少性が高く、年1回の限定生産、国内のみで展開する。コンフィチュールのようなみずみずしいテクスチャーは、肌にうるおいをもたらし、肌の上で溶け出すアーモンドオイルを内包したメルティカプセルのベールによりさらっとした使用感を実現。アールグレイティーにほのかにブドウの香りを加えた芳醇な香りに仕上げた。

 同社は全社の行動指針「We Care More.」に加え、2029年に迎える創業100周年に向けた「サステナビリティ方針」を制定した。その一環となる「FROM LOSS TO BEAUTY」では、“失われるものを美に変えていく”をコンセプトに、本来捨てられてしまう資源を活用し、新たな美の価値観を生み出す商品を継続的に打ち出していく。

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新ヘアオイル誕生 切れ毛を防ぐ「メタルDX」で髪にもウェルネスを

 昨年秋に日本に上陸したロレアル プロフェッショナル(L’OREAL PROFESSIONNEL)の「メタルDX(METAL DX)」は、金属ストレス※1に着目した先進的なヘアケアシリーズとして、美容師からの信頼を獲得している。2023年1月にはヘアオイルを発売し、ホームケアを拡充。髪に蓄積される金属ストレス※1を日常的にケアするという意識の定着を加速させる。日本のヘアカラートレンドをけん引するヘアサロン「カキモトアームズ(kakimoto arms)」の岩上晴美ヘアカラーマネージャーもヘビーユースする、「メタルDX」の底力に迫る。

日々蓄積される金属ストレス※1にアプローチ
「メタルDX」のホームケア

 「メタルDX」は、毎日のシャワーなど日々の生活習慣の中で髪に蓄積される“金属”に着目。開発にあたり7年にも及ぶ研究の中で、髪の金属蓄積は健康には影響がないものの、カラーやブリーチ施術、紫外線によって髪に影響を与えるということを突き止めた。また髪に最も影響を与えるのは「髪表面」の金属ではなく、「髪内部」に潜む金属であるという新事実※2を発見。加えて、あらゆる金属の中でも「銅」が最も悪影響を与えることも明らかにした。

 そこで「メタルDX」は、髪内部の金属ストレス※1に着目したロレアル独自テクノロジーを搭載。先進の金属ストレス※1ケアをホームケアでもかなえる“メタルDX シャンプー”と“メタルDX マスク”、“メタルDX コンセントレイティッド オイル”をラインアップし、切れ毛を防ぎ、美しいカラーヘアをキープする。科学の力で髪のダメージへアプローチして、髪をウェルネスへと導く。

金属ストレス※1にアプローチする
濃密アウトバス用オイルが登場

 23年1月に登場する“コンセントレイティッド オイル”(50mL)は、金属ストレス※1にアプローチできる新感覚のヘアオイル。「メタルDX」のキーテクノロジーをオイルに応用し、“メタルDX プロフェッショナル シャンプー”、“メタルDX プロフェッショナル マスク”とのセット使いで切れ毛を防ぎ、日々の生活においてカラーヘアを美しくキープする。

 こっくりとした濃密なテクスチャーが特徴で、髪に吸い付くような高密着オイルが髪1本1本をコーティング。艶を与えて、1日中まとまる髪※3へと導く。さらに、ヘアアイロンやドライヤーの熱、紫外線によるダメージから髪を守るなど、マルチな機能を発揮する。

1回の施術で満足感のある仕上がりに

  「ロレアル プロフェッショナル」のヘアカラー剤「アルーリア」[医薬部外品]と「メタルDX」の4ステップのサロンケアを組み合わせて、「カキモトアームズ」の岩上ヘアカラーマネージャーが、ブリーチ(毛先のみ)と縮毛矯正の履歴がある南美沙さんをカラーチェンジ。ダメージを感じさせないヘルシーで艶やかなナチュラルブラウンに仕上げた。スタイリングには“コンセントレイティッド オイル”を使用して、毛先まで滑らかにまとまる艶髪を表現した。

 施術を体験した南さんは、「髪の毛がいつもより艶々になり、ストレートスタイルをしていると『髪がきれい』と褒められることが増えました。 ホームケアでも、シャンプーを使っていますが、泡立ちがよくモコモコに泡立ちます! 香りもすっきりとしていて好みです。 新作オイルはしっとりしてくれて、なじませると髪が輝きます」と満足のコメント。1回の施術で満足のいく仕上がりは、「顧客に対しても提案しやすい」と岩上ヘアカラーマネージャーは語る。

なりたい女性像を妥協しない
お客さまの要望を叶えることが可能に

 岩上ヘアカラーマネージャーは、「何かを諦めることなく、カラーリングも縮毛矯正も、お客さまのご要望を可能にしてくれるのが『メタルDX』の頼もしさ。ダメージを受けてしまった髪を修復するトリートメントは世の中に数多あるが、『メタルDX』はダメージを最小限に抑えることができるので、カラーダメージへの恐怖心やデザインの制約から、私たち技術者もお客さまも解放してくれる」と話す。

 加えて、ホームケアまでサポートしてくれるのも嬉しいポイントだとコメント。「髪にはどうしても日常的に金属が蓄積してしまう。手触りが悪くなってきた、まとまりにくくなってきたと感じた時にこそ、『メタルDX』でホームケアをすると効果を実感できる。以前からアウトバスも欲しいというお声があったので、オイルの登場は嬉しい。生活の中で髪の毛に触れることは多いと思うので、ブリーチやカラーを繰り返しているとテクスチャーを良くするものが必要になる。“メタルDX コンセントレイティッド オイル”は、少量で艶が出て、しっとりと触り心地が良くなる。先進のダメージケアとして、金属ストレス※1ケアが定着してほしい」と語る。

※1 髪に潜む金属(銅)が毛髪内部及び表面へ与える影響
※2 ロレアル プロフェッショナルにおいて
※3 ロレアル調べ、個人差があります
問い合わせ先
ロレアルプロフェッショナル
03-6911-8321

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「大ちゃん」の愛称で親しまれる三上大進が届けるスキンケアブランド「dr365」にのせた思い

 NHKでパラリンピックのレポーターや、「あさイチ」の美容にまつわるコーナーでレポーターを担当し、「大ちゃん」の愛称で親しまれる三上大進さん。「生まれつきの左手の障がいが、美容に興味をもつきっかけになり、ビューティを好きになれた。美容を好きな私が個性」と語る三上さんは、実は日本ロレアル、ロクシタン ジャポンでキャリアを積んだ美容業界人だ。そんな自身のバックグラウンドを生かし、2021年11月には自身のスキンケアブランド「dr365(ドクター365)」を立ち上げた。たくさんの人の肌悩みに寄り添いながら活躍の場を広げる三上さんに、これまでのキャリアや「dr365」の立ち上げ秘話を聞いた。

「美容を好きな私」が個性

WWDJAPAN(以下、WWD):まず、三上さんの経歴を教えてください。

三上大進(以下、三上さん):新卒で日本ロレアルに入社して、「ランコム(LANCOME)」と「キールズ(KIEHL'S SINCE 1851)」のマーケティングを担当しました。その後、ロクシタンジャポンに転職。製品開発とマーケティングに携わりました。そこから、2018年にNHKに入局。パラリンピックや、「あさイチ」の美容コーナーで4年ほどレポーターを担当しました。

WWD:三上さんといえば、パラリンピックのレポーターというイメージがある人も多いのでは。そもそも化粧品業界に携わるようになったきっかけは?

三上:生まれたときから左手に障がいがあり、中高生ぐらいの二次成長が始まり多感なときは、周りとは違う自分の体の特徴にすごく目がいって……。私の指はいつまで経っても生えてこなくて、一生この姿だと思うと、ほかの人と同じスタートラインに立てていないような気持ちで日々を過ごしていました。私の場合は左手を簡単に隠すこともできちゃうけれども、左手の指が足りないのなら、それ以外のところをかんぺきにきれいにすれば、もしかしたら人はそっちを見てくれるんじゃないかと思ったんです。そんなきっかけでスキンケアにお金をかけ始めました。お小遣いやお年玉は全てスキンケアやヘアケアに費やしましたね。今振り返ると、「左手のコンプレックスのせいでかわいそう」って思われるかもしれないけれど、全然そんなことはないんですよ。「左手の障がいがあることが個性」なのではなくて、左手の障がいがあったからこそ、自分が美容に興味をもって、ビューティを好きになれたんです。「美容を好きな自分」が個性であり、その個性に出合わせてくれたのが左手だと思っています。

WWD:化粧品会社のマーケターから、レポーターへと大きな転身を遂げた背景は?

三上:パラリンピックのレポーター・キャスターを募集していて、友人に応募してみてはと言われたんです。当時は会社員だったのでレポーターではなく、ボランティアスタッフとしてやりたいと思っていた通訳スタッフに応募しました。なのに、なぜかメインキャスターに選ばれちゃって。ちょうどロクシタンジャポンでは、フランス本国に1年間の留学、もしくは赴任する話が上がっていたこともあり、日本に残るならパラリンピックの道かなと思いましたね。ロクシタンジャポンの上司から「“2020”は人生に1度しかないもの。マーケティングに携わっているなら、1度しかない“2020”というプロダクトは絶対に逃しちゃダメ」と素敵なアドバイスをいただいて、背中を押してもらいました。左手のコンプレックスは残ったままだし、向き合える機会は2度と来ないかもしれないという思いとも重なって、NHKのレポーターになったんです。

WWD:「あさイチ」では、美容コーナーのレポーターも担当していたんですね。

三上:そうなんです。実はこの経験が「dr365」の立ち上げの理由の一つです。化粧品会社でマーケティングに携わってきましたが、みなさんがどんな肌悩みを持っていて、何に困っていて、どのように解決したいのか、生の声を初めて聞いたのはこのときが初めてでした。

WWD:もう1つの理由は?

三上:もう1つの理由は、インスタグラムでのライブ配信です。コロナ禍でライブ配信が盛り上がったときに、お肌に関するお悩み相談コーナーをやりました。初めは300人程度の視聴者だったのが、最近は5000人以上が見てくれることもあるんです。コロナ禍のマスク荒れや、生活リズムの乱れからお肌に悩んでいる人が多いということを改めて実感しました。みんなに「私がスキンケアをプロデュースしたらどうかしら」って聞いたところ、「今までたくさんのお肌のお悩み相談にのってくれた大ちゃんが作ってくれるなら使ってみたい!」と言ってくれたので思い立ちました。

原料調達から取り組むほど
徹底的に中身にこだわった「dr365」

WWD:「dr365」でこだわったのはどんなところ?

三上:ビューティに携わってきたバックグラウンドがあり、たくさんの悩みに触れてきたからこそ、とにかく中身にこだわりたいという思いが強かったです。皮膚科医の先生に監修してもらい、処方にはとにかくこだわりました。まず8つのフリー処方(1.アルコールフリー、2.合成香料フリー、3.合成着色料フリー、4.石油由来界面活性剤フリー、5.動物由来成分フリー、6.鉱物油フリー、7.光毒性フリー、8.パラベンフリー)は必ず実現させたかったところ。さらに、より多くの人に使ってもらえるように、敏感肌テストやアレルギーテスト、ノンコメドジェニックステスト、スティングングテスト、4週間の連用試験もクリアしています。原料1つ1つに関しても、日本国内に入ってきていないものは海外の原料会社に直談判して、OEM会社と二人三脚で原料調達から試行錯誤しました。安全性が高くて、エビデンスがしっかりと取れていて、かつ皮膚刺激が少ない原材料で効果のある商品を作りたいと思ってできたのが、「dr365」です。

WWD:特に毛穴ケアに重きを置いたのは?

三上:どんな肌悩みに対応しようか考えたときに、「あさイチ」の特集で視聴者に聞いたところ10〜50代のいずれの世代でも毛穴の悩みが多かったことを思い出しました。若いときは皮脂による毛穴の開き、年齢を重ねると黒ずみやたるみ、年齢を問わずさまざまな毛穴の悩みがあることに気づきました。そして、これほど毛穴の悩みが顕在化していて世の中には毛穴ケア商品がたくさんあるのに、悩みがなくならないのはなぜかと考えたときに、やはり価格がハードルだと思いました。「あさイチ」のレポーターを通して、みなさんが1カ月に化粧品にかけられる金額は5000〜1万円ほどということも知りました。けれども、美容液を見てみると市場で一番厚い層は1万円以上からで、5000円台で購入できるものはほとんどありません。だから、自分が作るときには高機能でも手が届く価格帯に納めたいという思いがありました。

WWD:ブランドを立ち上げて、一番苦労したことは?

三上:自分で立ち上げた会社で、初めてのモノ作り。最初に用意できる数量はかなり限られていました。発売直後アクセスが集中して、ECサイトがサーバーダウンしてしまったんです。できる限り手を尽くしてサーバーを修復しましたが、2週間連続でサーバーダウン。大炎上でした。ようやく作り上げたのに、反響が多すぎて。出すたびに完売を重ねて、在庫が安定するまで4カ月ほどかかりました。

WWD:購入者は、三上さんのファンがほとんど?

三上:発売時から継続して購入してくれているお客さまが90%を占めています。多くのECサイトでは継続率50%を目指すと言われている中で、この継続率の高さはありがたいですよね。10%の新規購入の中でも、およそ7割がリピーターになってくれています。発売当初は私を知ってくれている人が多かったと思うのですが、現在はアットコスメの口コミや、購入者がSNSで拡散してくれて、意外と私のことを知らないお客さまもいるんです。広告宣伝費をかけずキャンペーンもやっていないので、完全にオーガニックで拡散されています。「dr365」のインスタグラムアカウントも立ち上げて、翌朝には1万5000人になり、今では3万5000人ほどにフォローしてもらっています。

WWD:好調の要因をどのように分析する?

三上:ポジティブな部分だけでなく、ネガティブな部分も包み隠さず全部言っちゃうところかな。化粧水の発売前にインスタグラムのストーリーでQ&Aを募ったときに、「よくない意見も教えてほしい」と言われたので、包み隠さずに話してみたんです。全員が全員好きなはずはないし、悪い意見も尊重すべきだと思ったからこそ伝えました。実はそれを見て購入してくれた人が多かったんです。人それぞれ合う合わないはあるし、肌悩みは毎日増えていくもの。けれども毎日皮膚科には通えません。「dr365」は毎日使ってもらえる処方箋みたいな存在でありたくて、きれいな部分だけでは毎日寄り添えるブランドにはなれないと思ったから、生の部分も出していこうと思っています。

WWD:今後の計画は?

三上:国際情勢で原材料の確保が非常に厳しい状況もありましたが、もっと良い成分にアップグレードした上で安定して調達ができるようになりました。これによって在庫の安定もかなっています。目標を達成できた分、売上金の一部をウクライナに寄付しました。必要としているところに還元するというスタイルをとっています。1カ月のスキンケアが毎月カルテのように「dr365」から届くというようなブランドを目指しています。現在は化粧水“V.C. セラムインローション”と美容液“V.C. プレスエッセンス”の2アイテムなので、洗顔や乳液はそろえていきたいですね。洗顔して、導入して、化粧水をして、ふたをするという基本的な4つのステップが処方箋のように届くようにしていきたいですね。実は洗顔も乳液も1年以上開発を続けているので、2023年中には届けられるかなと思います。

WWD:最後に三上さんご自身の目標を教えて。

三上:10代はとにかくビューティに救われ続けてきました。肌や爪、髪をきれいにすると褒めてもらえて本当に救われたんです。だから20代はビューティを知ろうと思いました。30代になってビューティを広める一翼を担えるようになれたのがとにかくうれしいんです。なので30代後半に向かっては広めていく中心になれたらと思っています。ビューティを自分なりの音符に乗せて届けたいですね。40代は自分の中では考えているのですが、まだ秘密です!!!

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「ディオール」がキッズ・ベビーラインから冬の新作 “スノー”がテーマ

 「ディオール(DIOR)」のキッズ・ベビーライン“ベビー ディオール(BABY DIOR)”は、冬の新作を発売した。

 “スノー”“スパークリング”をテーマにしたもので、ラインストーンを散りばめた長袖Tシャツが4万2000円(税込、以下同)、“カナージュ”モチーフをあしらったロングスカートが12万円、“B101”スニーカーが8万6000円、シャツが10万5000円など。

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「シックスパッド」がより速く走るためのメソッドを日本ランニング協会と共同開発 

 MTGのトレーニングブランド「シックスパッド(SIXPAD)」はこのほど、ランナーがより速く走るための「シックスパッド ランニング メソッド(SIXPAD RUNNING METHOD)」を日本ランニング協会マスターインストラクター園原健弘氏と共同開発し、それを記念したメディア向け発表会を行った。

 「シックスパッド ランニング メソッド」は「シックスパッド」独自のEMSを搭載した“シックスパッド パワースーツ コアベルト”を着用しランニングする「ハイブリッドランニング」をベースに開発。EMSで腹筋、脇腹、背筋(下部のみ)を同時に刺激しながら走ることで効率的に体幹を鍛えることができるというもの。体幹トレーニングで最も重要なことは「継続する」ことであるため、毎日取り入れやすく、シンプル且つ効率的なメソッドを目指した。

 同発表会には日本ランニング協会応援団長を務め、日本陸上競技連盟強化委員会マラソン強化・戦略プロジェクトリーダーであり、元マラソン日本代表の瀬古利彦氏が登壇。「今はタイムを縮めるためには厚底シューズが当たり前な時代。厚底シューズの特長である地面反力を活かすためにも、体幹強化はランナーたちの大きな課題だ」とコメント。

 熊崎「シックスパッド」ブランドマネージャーが「アスリートはもちろん、日常でランニングを楽しむ全てのランナーの人にとって継続しやすい素晴らしいメソッドになったと自負しています」とメソッドへの自信を語ったほか、日本ランニング協会マスターインストラクター園原健弘氏が登壇し、メソッド開発の背景を発表。またメソッドを導入している明治大学の駅伝部山本監督は「厚底シューズが浸透し、選手の怪我をする場所が変化してきたこともあり、トレーニングの方法にも変化が必要だと感じていました。走りながら体幹トレーニングができるメソッドは、より体幹や正しいフォームを意識しやすいと思い導入しました」と語った。

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「マメ クロゴウチ」の魅力とは「今週の特集お届け隊」2022年12月26日号

 毎週発行している「WWDJAPAN」は、ファッション&ビューティの潮流やムーブメントの分析、ニュースの深堀りなどを通じて、業界の面白さ・奥深さを提供しています。巻頭特集では特に注目のキーワードやカテゴリー、市場をテーマに、業界活性化を図るべく熱いメッセージを発信。ここでは、そんな特集を担当記者がざっくばらんに振り返ります。(この記事は「WWDJAPAN」2022年12月26日号からの抜粋です)

五十君:今回「マメ クロゴウチ(MAME KUROGOUCHI)」を特集したのは、年明けに青山エリアに店を出すと聞いたのがきっかけです。デザイナーにとっては大きな節目だなと。「WWDJAPAN」デジタルマーケチームからも「マメ クロゴウチ」のニュースはバズると聞いていて。デビューから見ていることもあり、12年を振り返りたいと思いました。

藪野:パリコレでの発表や「ユニクロ(UNQLO)」との協業など、徐々に海外でのプレゼンスも高まりつつあります。

五十君:クリエイターとして取り上げられることが多いけれど、じっくり話すと経営者の側面を改めて強く感じました。日本のモノ作りを次の世代に残すために自分たちができることを語っていたのが印象的でした。

藪野:そうですね。最初から大きなビジネスプランがあり、計画通りに進んできたと話していて感心しました。国内セールス担当の六本木(八栄)さんや海外セールスと中国でのPRを担当する中村(聖哉)さんなど、いいタイミングで必要な人に巡り会っています。本人は「神さまからの贈り物」と言っていましたが、一緒に取り組みたいと思わせる黒河内(真衣子)さんの人柄と明確なビジョンがあってこそ。それが、着実な成長につながっていると感じます。もう一つ印象的だったのは、「常に子どもであろうと心掛けている」と語っていたこと。コレクションを作るたびに「キュンとする」というピュアな気持ちがあるから、多くの女性が「着たい!」と思うコレクションが作れるんでしょうね。

五十君:協業しているファーストリテイリングの柳井(正)会長も「彼女の繊細な服は女性の心をつかむ」と評価していました。今、服を買う時や何かを選ぶ時に、“理由”や“能書き”が必要な時代だけれど、頭でっかちにならずにピュアに可愛いモノを作る、というのは大事だと改めて感じます。黒河内さんはちょうど私と藪野さんの間くらいの年齢で、同世代感があります。世界に向けて自分を表現している人がいるというのは誇らしいです。

藪野:この数年で、国内外問わず、第一線で活躍する同世代が増えてきましたよね。黒河内さんのように世界を舞台に勝負する日本人が増えるのは心強いし、うれしいですね。

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なぜ丸井は「正月三が日休業」を決断したのか 青野社長に聞く

 丸井グループ(東京、青井浩社長)は、商業施設「マルイ」「モディ」で一部を除き2023年1月1〜3日を休館日とし、初売りを4日にすると発表した。百貨店やショッピングセンター(SC)のほとんどは2日が初売り(郊外型SCは元日の初売りが多い)のため、丸井の三が日休業・4日初売りは異例といえる。同社は22年1月も大半の店舗の初売りを3日に後ろ倒しして話題を集めた。その結果を検証した上で、さらに休館日を1日増やす。三が日休業に至った理由を、中核会社である丸井の青野真博社長に聞いた。

WWD:丸井が三が日を休館日にするのは1988年以来35年ぶり。なぜ踏み切ったのか。

青野真博社長(以下、青野):まずお客さんの変化。かつては初売りのセールや福袋を目当てに、徹夜して何千人も並ぶのが当たり前だった。しかし、コロナ前からそこまでお客さんが集中する状況はなくなっていた。

 もう一つは働く側の変化。取引先(テナント)のスタッフは、休日や祝日に働くことに慣れている。小売業にとっては、人様が休んでいるときが稼ぎ時。大晦日や正月の元日・2日に働くことを覚悟していないスタッフはいない。でもコロナを経て家族との時間を大切にしたいと考える人が増えた。販売員は女性が多い。家庭を持っていれば、「お正月なのにママはなんでおうちにいないの?」と子供が疑問に思ったりもする。小売業の従事者は正月を家族と過ごせないのが当たり前なのか。立ち止まって考えるようになった。

WWD:今回(23年)の三が日休業の前に、今年(22年)1月の元日・2日の2日間を休館日にした。2000年の規制緩和後、商業施設は元日または2日から営業することが当たり前になっていたため、これだけでも珍しいケースだった。

青野:不安がなかったわけではないが、実施してみたら取引先とそのスタッフにものすごく感謝された。お父さんやお母さんが元日・2日を子供とゆっくり過ごす幸せ、単身者が実家に帰省して両親や兄弟姉妹と会える大切さを再認識できた。リフレッシュして仕事のモチベーションが高まったという声も寄せられた。一般的な会社員であれば、12月28日くらいから1月3日くらいまで1週間前後の正月休みがある。でも商業施設で働くスタッフは大晦日まで働き、元日だけ休んで、2日から初売りで出勤する。たった1日間の休みでは疲れ切って、遠方に住む両親に会うこともできない。今回のように三が日を休めるのであれば、帰省も可能になる。アパレルも飲食店も深刻な人手不足に頭を痛めている。働く人にとって魅力的な職場にしなければ存続すら厳しくなってしまう。背景にはそんな危機感がある。

売り上げとウェルビーイングはトレードオフではない

WWD:それだけの反響と期待を感じたから、さらに23年は22店舗中17店舗での三が日休業を決めたと?

青野:いけると確信した。実際、今回も約1000社の取引先にアンケートを実施したところ、8割以上は三が日休業に賛成してくれた。スタッフが賛同するのは予想通りだったけど、意外だったのは取引先(の本部)も後押ししてくれたことだ。取引先から届いた声としては「三が日を休めるのであれば、スタッフも年末商戦を全力で頑張れる」「自分たちテナントとしては休館日がないと休めないため、非常にありがたい」「初売りで昔ほど突出した売り上げを稼げないので、影響は少ない」「ゴールデンウイークもお盆もシフト上3連休はほぼ取れないので、せめて正月くらいはスタッフを休ませたい」――。そんな肯定的な意見が多かった。

WWD:そうはいっても他の商業施設が元日や2日から営業する中、4日に遅らせて売り上げに響くことを懸念する声はないのか。

青野:いきなり三が日休業にすれば、反対する取引先も多かったかもしれない。しかし、22年に元日・2日の2日間を休業にするプロセスを一旦挟んだことで、心配するほど売り上げに影響がないことが実績で示された。当社の場合、かつては1月(1カ月間)の売り上げに占める1月2日(初売り)の割合が15%くらいだった。今は7%程度で、月の後半の売り上げ水準が上がる傾向にある。22年1月の基調は、21年12月に比べて1%増だった。

WWD:休館日を増やしても売り上げは維持できると?

青野:売り上げとワークライフバランスをトレードオフでは考えていない。スタッフの働きやすさのために減収に目をつむるなら、結局は長続きしないだろう。スタッフのウェルビーイングが向上しても、取引先や株主の利益を損なうことになる。稼ぐことのできない商業施設に、家賃を払って出店するテナントなんていない。全てのステークホルダーの幸せの総和を追求してくのが丸井グループの考え方だ。丸井グループの「ビジョン2050」では、「ビジネスを通じてあらゆる二項対立を乗り越える世界を創る」と宣言した。相反する課題を第三の知恵で乗り越える。私たちは難しいけどワクワクするテーマに挑んでいる。

WWD:売り上げ確保のためにどんな手を打つのか。

青野:例年以上の販促策で店舗とEC(ネット通販)に集客する。目玉は自社EC「マルイウェブチャンネル」への誘導だ。前年の2倍の売り上げを見込んでいる。1月1〜3日までエポスカード会員の優待キャンペーン「お正月 マルコとマルオの3日間」を実施し、会員のお客さんは10%オフで買い物できるよう企画した。ずっと店舗を利用してくださったお客さんにもECを勧める。正月はご自宅でゆっくりECでの買い物を楽しんでください、とアナウンスしている。

 また12月22日からは2000円以上お買い上げのお客さんにスクラッチカードを配っている。エポスカード会員のお客さんは最大2000円、ハズレはないので最低でも200円分のクーポンが付与され、1月の買い物で使うことができる。1月いっぱいの集客と売り上げに効果を発揮してくれるだろう。

他の商業施設だって三が日休業はできるはず

WWD:丸井グループはエポスカードに代表される金融業で稼いでいるから小売業であくせくしなくてよい、という人もいる。

青野:金融事業が好調で丸井グループの利益の大半を稼いでいるのは事実だ。しかし、だからといって小売事業で損をしてもいいとは全く考えていない。先ほども言ったように売り上げとウェルビーイングは、トレードオフの関係ではない。働き手の満足を高めるだけでなく、お客さんがもっと快適に買い物や食事を楽しみ、取引先にはしっかり稼いでもらい、そして株主に利益を還元する。長い目で見て、持続可能なビジネスにするために知恵を絞る。

 今回、三が日休業を実施するにあたり、取引先に対して1月の1日分の家賃を減免することした。三が日休業のサポートであり、12月と1月の商戦を一緒に頑張りましょうという丸井の不退転のメッセージでもある。丸井グループには「信用の共創」という言葉がある。家具の月賦販売会社として創業した当社は、先に商品をお渡してから12回払い、24回払いなど信用を前提にお客さまと長い関係を築いてきた。支払いが遅れなければ利用可能金額が増え、利用期間が長くなるほどお客さんの信用はだんだんと上がる。長い時間をかけて、お客さんと双方向で信用を共に作る。パートナーである取引先との関係も同じように考えている。

 お客さんからも三が日休業に対して好意的な声が届いた。小売業やサービス業の長時間労働については、一般の方々も疑問を感じるようだ。消費市場は成熟し、お客さんは品ぞろえや価格だけでなく、企業姿勢も見ている。そして評価できる企業には、消費を通じて応援する。営業時間で他を出し抜き稼ぐ時代ではない。

WWD:他社の商業施設も丸井のような三が日休業は可能なのか。

青野:やれるはずだ。ただ、当社は取引先とのコミュニケーションを長年にわたって綿密に築いてきた。大家と店子という関係以上に、互いに知恵を出し合うパートナーとして関係を作ってきた自負がある。全国のマルイとモディでは、月に一度、当社の店長とテナントの店長が集まって議論を交わしている。さらにテナントだけが集まって施設への改善要望などを出し合う場も設けている。17年からはテナントが施設に対し、パートごとに細かく点数をつけて評価する制度を作った。テナントの声を聞くことを単なるお題目にしないため、施設の運営者の人事評価にも反映させている。だから取引先のスタッフの満足のために本気で取り組む文化が根付いている。

WWD:正月以外の営業時間も変化しているのか。

青野:コロナ前には半数以上の店舗が20時半閉店と21時閉店だった。これを段階的に前倒して現在はほとんどの店舗が20時閉店になった。開店時間は変わらず10時半か11時。これもお客さんの行動変化を受けての実施だった。コロナ以降、帰宅時間が早まっているからだ。1時間短縮することで、スタッフのシフトもだいぶ回しやすくなる。これも取引先と話し合いを重ねる中で合意形成していった。

 営業時間を減らせば、売り上げが減ると捉えられるかもしれない。私は丸井の11店舗の現場で働いてきたが、小売業は“際の商売”が大切。つまり開店直後、閉店間際に訪れるお客さんは、明確な理由があって商品を探しにくる。ここでの接客の積み重ねが売り上げに効いてくる。しかし長時間労働が毎日重なると疲れ切ってしまい、販売員は本来の力を発揮できない。ホスピタリティが低下してしまう。お客さんに密度の濃いサービスを提供できれば、1時間の短縮くらいは取り戻せる。従業員満足を高めることは、顧客満足につながる。

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「ルイ・ヴィトン」×草間彌生の限定店が原宿に出現 23年1月2〜22日

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、“ルイ・ヴィトン × 草間彌生”のポップアップストアを東京・原宿で2023年1月2〜22日に開催する。

 ポップアップでは、コラボレーションの世界観を表現した空間の中で、コレクション第1弾を販売する。ウィメンズとメンズのプレタポルテから、シューズ、サングラス、フレグランス、アクセサリーまで、多くのアイテムをそろえる。さらに、バッグの“ネオノエ BB”(税込予価40万3700円)と“カプシーヌ BB”(同108万9000円)を先行発売する。また、限定モチーフの刻印サービスも行う。

■「ルイ・ヴィトン × 草間彌生」ポップアップストア
会期:2023年1月2〜22日
場所:東京都渋谷区神宮前6-35-6
営業時間:11:00〜20:00

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