エルメスが陶芸作品を集めた「エマイユと身体」展 国内外7人の作家が参加

エルメス(HERMES)財団は、陶芸作品を集めたグループ展「エマイユと身体(からだ)」を、6月17日から9月17日まで銀座メゾンエルメス フォーラムで開催する。

同展では、陶芸に使用する、火と空気でガラス質へと変わる素材エマイユ(釉薬・うわぐすり)に着目し、粘土と身体の関係性を探る内容だ。会場には、シルヴィ・オーヴレ(Sylvie Auvray)、ジャン・ジレル(Jean Girel)、内藤アガーテ(Agathe Naito)、ユースケ・オフハウズ(Yusuke Y. Offhause)、小川待子、フランソワーズ・ペトロヴィッチ(Françoise Petrovitch)、安永正臣の7人のアーティストが、エマイユがもたらす色彩や効果を用いて、身体との関わりを表現した作品を展示する。

16日に行われた内覧会には、シルヴィ・オーヴレとユースケ・オフハウズ、小川待子、フランソワーズ・ペトロヴィッチ、安永正臣の5人が登場し、アーティストトークを開催した。セラミックを用いた建築模型を手掛けるユースケ・オフハウズは、2012年から制作し続けている作品シリーズ『たしか私の記憶では』について説明。「簡潔にいうと“ヒューマン3Dスキャナー&プリンター”。観光地の有名な建築物を実際に目で見てスキャンをし、写真を撮らずに帰って、記憶をもとにアトリエでなるべく忠実に再現するプロジェクトだ。記憶の曖昧さをテーマにしているが、曖昧ながらも最低限のエッセンスは残るようで、作品を見た人が『これはあの建造物かも?』と当ててくれるのが面白い」とコメントした。

セラミック作品と絵画を展示するフランソワーズ・ペトロヴィッチは、「私を陶芸に導いてくれたのはエマイユだ。エマイユの働きに興味を持ち、魅了されたのがきっかけ。私は画家でもあるが、絵を描くときにインクが私の意から離れて広がっていくさまと、火によって変容するエマイユはどこか似たものを感じる」と、その魅力を語った。

なお同展は、エルメス財団による、自然素材をめぐる職人技術や手わざの再考、継承、拡張を試みる「スキル・アカデミー」の一環として、2023年夏に出版する書籍「Savoir & Faire 土」の刊行を記念したもの。同書には、16年に出版したフランス語版「Savoir & faire La terre」の一部エッセイ&インタビューの翻訳と、日本の作家による8つのオリジナルテキストやインタビュー、ポートフォリオを掲載予定だ。

■展覧会「エマイユと身体」
日程:6月17日~9月17日
時間:11:00~19:00(入場は18:30まで)
場所:銀座メゾンエルメス フォーラム
住所:東京都中央区銀座5-4-1 8・9階
休館日:不定休
※エルメス銀座店の営業に準ずる
入場料:無料

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【2023年夏コスメ】「デジャヴュ」の“極小アイブロウマスカラ”に限定色が登場 全商品のパッケージを変更も

「デジャヴュ(DEJAVU)」は7月14日、“フィルム眉カラー”の2023年夏の限定色“ベイクドオレンジ”(880円)を数量限定で発売する。

“フィルム眉カラー”は極小のマイクロブラシが特徴で、眉毛1本1本を逃さず色をのせることが可能。現在、定番の5色をそろえている。限定カラーはくすみ感をプラスした肌馴染みの良いオレンジで、軽やかな質感に仕上がる白色の偏光パールを配合した。

同ブランドはSDGsの取り組みの一環として、6月から順次従来のプラスチックを使用した“ブリスターパッケージ“から袋仕様への変更を行っている。これにより従来よりプラスチックを約60%削減し、年間使用量にすると約87トンのプラスチックを削減することができた。また、環境に配慮するとともに、パッケージを変更しても顧客が店頭で見つけやすいようなデザインに仕上げている。

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川久保玲が手掛けた「ギャルソン」の名作を知る ブランド愛に溢れるアーカイブ ストア店長が解説

アーカイブ ストアは7月2日まで「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」の名作を展示・販売を行うイベント「コム デ ギャルソン: ザ アーカイブス」を開催している。今年、設立50周年を迎えた「コム デ ギャルソン」の1990年~2010年代の商品を中心にそろえる。美術館のような展示スペースは、象徴的な3色“黒”“白”“赤”で構成し、「コム デ ギャルソン」とは改めてなんだろう?を考えるきっかけになるアイテムを並べる。

今回「WWDJAPAN」映像チームは、「コム デ ギャルソン」愛の強い鈴木店長と一緒に店舗内を回遊し、アーカイブの解説してもらい、「コム デ ギャルソン」と川久保玲デザイナーにまつわる裏話などを聞いた。

動画内で鈴木達之アーカイブ ストア店長は「『コム デ ギャルソン』のアーカイブを通じて、素晴らしさや面白さを未来に継承していきたい。過去を知ることで今のファッションはもっと面白くなる」と語る。

アーカイブ ストアは未来ガ驚喜研究所が運営するデザイナーたちが残した過去の名作を扱う美術館型のセレクトショップ。これまでにマルタン・マルジェラ(Martin Margiela)のアーティザナルラインやフィービー・ファイロ(Phoebe Philo)が手掛けていた「セリーヌ(CELINE)」などを展示・販売するイベントを開催してきた。

◾︎コム デ ギャルソン: ザ アーカイブス
日程: 6月8日〜7月2日
場所: アーカイブ ストア
住所: 東京都渋谷区神南1-12-16 和光ビル地下1階

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「G-SHOCK」の“イルカ・クジラモデル”がバイオマスプラスチックで復刻

カシオ計算機の「G-SHOCK」は、環境団体「アイサーチ・ジャパン」とのコラボモデル3型を16日に発売した。1994年に発表した「国際イルカ・クジラ会議」記念モデルを復刻した。

「アイサーチ・ジャパン」は1991年の設立以来、イルカ・クジラと自然の素晴らしさを伝える環境教育活動に取り組む。1994年、「G-SHOCK」が同団体と協業して発売したモデルは、バックライトを点灯するとイルカやクジラが現れる仕様から、通称“イルカ・クジラモデル”としてファンの間で人気を博した。

今回のコラボ商品は、 “GW-8200K”(7万9200円)、“GA-B2100K”(2万7500円)、“GMD-W5600K”(2万6400円)の3型。初代“イルカ・クジラモデル”のカラーリングを再現し、ブラックのケースにイエローのバンドを組み合わせた。バイオマスプラスチックを採用した耐衝撃仕様となっている。

全モデルに太陽光で駆動するタフソーラーを搭載する。 “GMD-W5600K”には電波受信機能が、“GA-B2100K”にはブルートゥースでスマートフォンに接続して時刻を合わせられる機能が備わる。

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ラボグロウンダイヤモンドのD2C「プライマル」の実店舗兼ショールームが東京・中目黒に登場 

ラボグロウンダイヤモンド(以下、ラボグロウン)のD2Cブランド「プライマル(PRMAL)」は6月17日、東京・中目黒に実店舗兼ショールーム“プライマル ギャラリー”をオープンする。ブランドカラーの白を基調とした約33平方メートルのショールームでは、新作ジュエリーをそろえ月6~10日限定で店舗として運営し、オーダーなども受け付ける。また、ブランドやアーティストとのコラボレーション企画の会場や撮影スタジオとしての機能を持たせる。

「プライマル」は、ラボグロウンに特化したD2Cジュエリーブランドのパイオニア的存在。“ダイヤモンドジュエリーを身近に”をコンセプトに、工場から直接仕入れ、ECで販売することで、中間マージンを省き、良質なラボグロウンジュエリーを最適価格で提供している。全てのジュエリーは山梨県・甲府の工房でハンドメードされている。

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スティーブン・ハリントンがデザインした“ベアブリック”登場 ヤシの木に着想

「ア ベイシング エイプ®︎(A BATHING APE®️)」と、ロサンゼルスを拠点に活躍するアーティスト兼デザイナーのスティーブン・ハリントン(Steven Harrington)、メディコム・トイはトリプルコラボした“ベアブリック(BE@RBRICK)”を、6月17日に発売する。価格は、100%と400%のセットが2万2000円で、1000%が10万7800円。いずれもブルー、グリーン、ピンクの3色展開だ。「ア ベイシング エイプ®︎」の正規取扱店舗、公式オンラインストア、メディコム・トイの店舗で取り扱う。

スティーブン・ハリントンは、“FutureRetro”と題したカスタムパターンをデザイン。西海岸のライフスタイルを捉えたカリフォルニアサングラスやアイコニックなヤシの木をあしらった。

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「キス」と「ウィルソン」がコラボ テニス用品のコレクションを発表

「キス(KITH)」と「ウィルソン(WILSON)」がコラボレーションしたテニスコレクションを、6月17日に「キス トウキョウ(KITH TOKYO)」で発売する。オンコートとオフコートで使用するアパレル、スポーツ用品、アクセサリーをクレーテニスのピークシーズンに合わせて販売。撮影地のフランスの風景に着想を得たレッド、ホワイト、ブルーの色合いがポイント。

定番スタイル“ケーブル セーター ポロ(Cable Sweater Polo)”は吸湿速乾性の高い混紡糸を採用しており、そのほかもオンコートで活躍する機能性が高いアパレルを取りそろえる。スポーツ用品は、テニスボール、ラケットカバー、プレミアムレザーのラケットバック、バックパック、振動止め、ヘッドウェアなどを用意。アクセサリーは、「ウィルソン」の技術と「キス」のカラーが組み合わさった4種類のテニスラケット、“プロスタッフ(PRO STAFF)“、”ウルトラ(ULTRA)“、”ブレード(BLADE)“、”クラッシュ(CLASH)“が登場。

また、2社はフランスのスタンにある青少年センター「Fête le Mur」と共同でコミュニティ活動にも取り組んでおり、スタンにある2つのテニスコートを修復しカスタムペイントを行った。

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「アークテリクス」がクリエイターと新プロジェクト 第1弾はコラージュの河村康輔

カナダ発のアウトドアブランド「アークテリクス(ARC'TERYX)」は、クリエイターを起用した新プロジェクト“アークテリクス アンコモン(ARC’TERYX UNCOMMON)”を開始する。

第1弾は6月16日から、コラージュアーティストの河村康輔とコラボしたウィンドウアート“HENNGE(変化)”が、アークテリクス東京丸の内ブランドストア、アークテリクス原宿ブランドストアに期間限定で展示される。またアークテリクス原宿ブランドストアでは、作品に使用されたポスター12種類を数量限定で配布する。

同プロジェクトは、プロダクト以外の側面から人々にインスピレーションを与え、アウトドアへ導くことを目指してクリエイターとタッグを組み、新たなアイデアでユーザーをインスパイアしようとするものだ。

“HENNGE(変化)”は、夏から秋、冬へと季節ごとに変わり、今回はブランドのルーツであるクライミングのビジュアルを、河村の代表的な“シュレッダー・コラージュ”と“ポスター・コラージュ”の2つの手法で表現した。秋は9月、冬は11月に展示を予定する。

河村はコラボについて、「アウトドアブランドとして最も好きなブランドなので、楽しく仕事ができました。僕の作品がアークテリクスのウィンドウを通して今までとは違うストリートの風景を生み出せたら嬉しいです」と述べている。

■アークテリクス アンコモン/河村康輔“HENNGE(変化)”
日程:6月16日〜(秋は9月、冬は11月を予定)
場所:アークテリクス東京丸の内ブランドストア
   アークテリクス原宿ブランドストア
住所:東京都千代田区丸の内2-2-3 丸の内仲通りビル1階
   東京都渋谷区神宮前6-12-23 江守ビル
※アークテリクス原宿ブランドストアで、ポスター12 種類を 6月16日から配布。なくなり次第終了。

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混迷のロンドン・メンズ 脱却の鍵は若手デザイナーの継続支援

2024年春夏シーズンのロンドン・ファッション・ウィーク(London Fashion Week 以下、LFW)が、6月9~12日(現地時間、以下同)に開催された。今季の公式スケジュールに参加したのは6ブランドのみで、他にはウエストミンスター大学 BA(UNIVERSITY OF WESTMINSTER BA)とレイブンズボーン大学(Ravensbourne University)の卒業コレクションのファッションショーや、メディア関係者によるパネルディスカッションなどで構成した。

目玉ブランド不在

ロンドンを拠点にする「マーティン ローズ(MARTINE ROSE)」は、LFW中にオフスケジュールでショーを開催。ロンドン拠点の「ジェイ ダブリュー アンダーソン(JW ANDERSON)」はミラノ・メンズに、「ウェールズ ボナー(WALES BONNER)」と「キコ コスタディノフ(KIKO KOSTADINOV)」はパリに発表の場を移しており、メンズのLFWは目玉ブランドが不在の状況にある。 LFWを主催する英国ファッション協議会(British Fashion Council以下、BFC)のキャロライン・ラッシュ(Caroline Rush)CEOは、「今季は新しいフォーマットを試験的に導入した、移行期となるシーズン」と話す。「24年6月のLFWを、文化や職人技、メンズウエアのストーリーテリングに焦点を当てた内容に再構成しようとしている。新たな道を切り開くために、今季はファッションの交差点を探求する文化イベントで構成した」と続けた。

趣向を凝らした発表方法

初日は、オフスケジュールでショーを開催した「ダニエル・W・フレッチャー(DANIEL W. FLETCHER)」2023-24年秋冬コレクションでスタート。サヴィル・ロウに店を構える老舗テーラー「ハンツマン(HUNTSMAN)」と協業し、“英国のものづくりの歴史”をテーマに掲げる。174年の歴史を誇る「ハンツマン」の仕立ては、袖山を出したパデッドショルダーに、肩から背にかけて曲線を描くイングリッシュドレープ、重厚感のある分厚い生地で典型的なブリティッシュスタイルを象徴する。伝統に忠実なテーラリングとは相反する、オーナーサイズのシャツやワイドなトラウザーで流動性を加えて現代化を試みた。真新しい手法とは言い難いが、完璧な仕立てが放つ“真面目なダンディズム”という英国らしい美学が感じられた。

公式スケジュールに参加した「カシミ(QASIMI)」は、プレゼンテーション形式でコレクションを発表。かつて取り入れていたミリタリーやスポーツの要素は薄くなり、イタリア製のシルクやオーガンジーによる軽やかさと、手刺しゅうの装飾でロマンティシズムに傾倒する。丈が長めのシャツと同素材のパンツとのセットアップやウィメンズのガウンなど、ブランドのルーツである中東を想起させるスタイルも多く見受けられる。基盤であった英国仕込みのベーシックは揺らぎ、より中東文化に焦点を当てている印象を受けた。

ほかにも、公式スケジュールでロサンジェルスを拠点にする「ジャスティン カズン(JUSTIN CASSIN)」とロンドン発アクセサリーブランド「SMRデイズ(SMR DAYS)」、「2022 インターナショナル・ウールマーク・プライズ(2022 INTERNATIONAL WOOLMARK PRIZE)」を受賞した「サウル ナッシュ(SAUL NASH)」がLWFでコレクションを披露した。 

ショーだけではなく対話の場へ

パネルディスカッションでは、南アジアのメンズファッションを発信する媒体「ザ・アジアン・マン(The Asian Man)」が主導し、「ビジネス・オブ・ファッション(Business of Fashion)」創設者兼CEOイムラン・アメード(Imran Amed)らと、南アジアのメンズスタイルとファッション市場での今後の可能性について語った。彼らは、南アジア出身のメンズモデルがランウエイに起用される機会も増えており、刺しゅうをはじめとした伝統的な職人技だけでなく、その文化や美意識にも業界が注目していると分析。南アジア、特にインドの移民が多いイギリスならではの内容だった。ラッシュCEOは、「新たな見解と視点を提供して業界を前進させるために、このようなパネルディスカッションを来年以降も引き続き行いたい」と手応えを感じている。

イギリスは20年に欧州連合離脱(通称ブレグジット)を決定し、現在までに英国・EU間の通商・協力協定の適用を徐々に開始している。それが影響してか、今年1月31日に発表された国際通貨基金(IMF)で、イギリス経済が先進国の中で唯一、マイナス成長となる見方を示した。企業投資が大きく低下したほか、EU出身の労働者減少による労働力不足が広がり、このような国の経済的不安が若手デザイナーにも影響を及ぼす懸念がある。BFCはこれまでも将来有望な才能を積極的に支援してきたが、昨今はスターデザイナーを排出できておらず、ファッション・ウイークからメンズブランドが続々と離脱しているのも事実だ。ラッシュCEOは、「BFCは若手デザイナーに、財政的および指導的サポートを提供している。彼らを支援することは、ロンドンの地位を維持、発展させるために、最優先課題であり続ける。若手育成プログラム『ニュージェン(NEWGEN)』は今年で30周年を迎え、今年9月にデザインミュージアム(Design Museum)で画期的な展覧会を開催予定だ。『ニュージェン』の卒業生を祝うとともに、BFCのサポートによる長期的でポジティブな影響についての洞察を得ることができるはずだ」と語った。

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元禄から続く染めのプロ集団“石山染交” 連載「ときめき、ニッポン」第12回

山本寛斎事務所のクリエイティブ・ディレクター高谷健太とともに、日本全国の伝統文化や産地を巡る連載“ときめき、ニッポン。”。12回目となる今回は、徳川時代から続く染め工場の石山染交について。

東京都墨田区の錦糸町界隈には、お世話になっている舞台衣裳のアトリエや舞台稽古のスタジオがある。碁盤の目状の通りに、老舗から多国籍の飲食店や雑貨屋、町工場、倉庫、民家、寺院が入り交じり、その混沌とした風情がなんとも面白い。そんな町の一角に、何度も訪れているカフェがある。入り口には丁寧に染め上げられた友禅の着物が展示され、いつ来てもその技術力に惚れ惚れするのである。

昨年、京都の知人から着物のオーダーを受けたときに、納品までの時間が非常にタイトでどうしようかと悩んでいたところ、デザイナーの大先輩から染めから仕立てまで一貫体制でできるところを教えてもらった。それが、前述のカフェに展示されている着物を手がけた、石山染交(いしやませんこう)という染工場だった。縁とは不思議なものである。今回は、日本の伝統文化と芸能を支え続ける染めのプロ集団、石山染交を掘り下げる。

江戸から現代まで
300年以上日本の伝統を支え続ける

石山染交の創業は元禄、徳川五代将軍・綱吉の時代(忠臣蔵・赤穂事件のころ)までさかのぼる。現在の山形県南陽市で呉服商・染物屋として創業し、その後も代々山形県で商いを続けたが、戦後に墨田区横川で石山染交を設立した。最初は僧侶が身に着ける法衣を作っていたそうだ。その後、歌舞伎や能をはじめとした古典舞踊の装束が中心となり、十三代目当主の石山祐司社長の代から、雅楽、能楽、狂言、歌舞伎、オペラなどの衣装から祭り半纏(はんてん)まで幅広く手掛けている。

なぜそういったオーダーが多いのか。「こういった舞台衣裳は納期が非常にタイトな上、注文のひとつひとつが複雑で、一人の職人が何役もこなさなくてはならない」という。だからこそ、自社で一貫生産できるシステムを持ち、スピーディーかつ柔軟に対応できる同社は、舞台衣裳の世界になくてはならない存在なのだ。

「友禅」「引き染め」「無地染め」「型染め」「刺しゅう」「箔置き」などさまざまな染めや加工のオーダーに対して、卓越した技術力で応え続ける秘密は、同社の工房にある。マンションのような外観からは全く想像できないが、フロア全体が巨大な工房になっていて、染め場、蒸し場、洗い場、干し場、そして何万種にも及ぶ膨大な数の伊勢型紙の保管場などがひとつの空間に集約されているのだ。京都などでは工程ごとに分業するシステムが根付いているため、このようなさまざまな技術を持った職人たちが一堂に会し、そろって作業する光景は非常に珍しい。

“染めて、交わる。”
社名に込められた思い

“石山染交”という屋号を聞いたとき、「染工」ではなく「染交」という字が使われていることに引かれた。どういった意味が込められているのかを聞くと、やはり最初は「石山染工所」という名称だったそうだ。その後、刺しゅうの会社と合併したタイミングで「染交」になったという。長い歴史の中で複数の仕事が交わり、そうして培われた同社の持つ技術と知識量は計り知れない。

そんな同社に勤める友禅染師の加藤孝之氏は、業界全体の高齢化に強い危機感を覚えていた。石山社長も、「和装業界における職人の技術の継承が大きな課題だ」と語る。

和装業界はここ何十年と縮小し続け、コロナ禍を経た今はかつての何10分の1という規模にまで落ち込んだ。材料ひとつとっても、昔は当たり前のように生産されていた生地が今はもうない、なんていうことは日常茶飯事。特に天然素材のこだわったものはなおさらだ。

無論、手をこまねいているわけではない。同社は和装の魅力を次の世代に伝えていくことも義務だと考え、近年はワークショップの開催に力を入れている。加藤氏は「一昨年、友禅のハンカチ製作体験をきっかけに、この世界に就職された方がいました」と笑顔で話してくれた。墨田区が主催する「すみだモダン」という事業にも参加し、デザイナーとコラボした新商品の開発など、新たな取り組みにも意欲的だ。歌舞伎や鳶(とび)の柄を商品に落とし込むといった、新たな目線でのものづくりが始まっている。

最後に、僕が魅了されたカフェでの着物展示について、作品を手掛けた加藤氏に話を伺った。東日本大震災の直後、SASAYA CAFEから「復興」をテーマに作品製作の依頼があり、毎年秋に開催していた「すみだのてしごと展」に出展されたそうだ。当時、加藤氏は岩手県の宮古市で震災復旧のボランティア活動をしていて、依頼はちょうど被災地から戻ってきた頃だったという。まだそこまで前向きになれるようなタイミングではなく、どう表現していいのか迷いもあったそうだが、「浮世絵で描いてみてはどうかと思いました。描かれている4本の白い煙は原発事故を表しています。また、鯰絵(なまずえ)は、江戸時代から震災の表現として使われてきたもので、墨田区は葛飾北斎の生誕の地でもある。1カ月ほどかけて構図を書き、あとはひたすら展示会に間に合うように仕上げました」。この作品には新聞の取材や展示のオファーが舞い込み、仙台のホテルのロビーや、駐日フランス大使館にも飾られたそうだ。

【取材を終えて】
石山染交の工房を訪れた際に、染めの基となる伊勢型紙を見せてもらった。万を超える伊勢型紙の蓄積は、江戸時代から続く同社の歴史そのものである。前述のとおり、石山染交の最大の強みは、職人の技術に裏打ちされた一貫生産だ。しかし、それら強みも、材料となる織物や型染に不可欠な型紙があってのこと。友禅や浴衣などの型染も、江戸小紋のような精微な文様も、そのすべては型紙に彫られた絵柄から生まれ、さらにさかのぼれば、型紙のベースとなる型地紙(渋紙)も、美濃和紙を縦横互い違いに柿渋で貼り合わせた伝統的な製法によって作られている。僕たちのような作り手は染め手に支えられ、染め手は型紙職人に支えられているのだと改めて感じた。石山染交がある墨田区には、日本製Tシャツの原点となる“色丸首”を開発した久米繊維工業や、藍染や江戸切子の工房、“うすはりグラス”で有名な松徳硝子などがある。どうかこの先も、ものづくりの街として進化を続けてほしい。

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初!「ビューティ・トレンドセミナー」を開催 トレンドから売れ筋商品までを多彩なゲストとともに解説

多くのご要望をいただいていた「ビューティ・トレンドセミナー」を7月18日に初開催!海外コレクションの最新トレンドや社会背景を捉えた生活者ニーズ、マーケット動向を独自の視点とゲストをお迎えしてお届けします。

知るべき世の中の価値観や潮流とは?これからのお客さまが求めることとは?新シーズンの商戦に向けた情報収集の場として、ビューティ市場の動向を探ります。

講義後には質疑応答も実施。皆さんからの疑問や質問もお待ちしています。


【お申し込み】



—PROGRAM—

【第1部】 13:30~14:20(50分)

◇海外ランウエイにみる最新ビューティ&ファッショントレンド
具体的な製品や成分、効果・効能、使い方の前に知るべきは、今の世の中の価値観です。そこで第一部ではダイバーシティーやインクルージョン、ジェンダーレス、サステナビリティなどの価値観に溢れる海外ランウエイをみながら、最新トレンドをリポートします。さらにゲストをお招きし、クリエイティブな視点もお届け。

ゲストスピーカー:決まり次第お知らせいたします
モデレーター:村上 要/WWDJAPAN編集長

【第2部】 14:30~15:20(50分)

◇「WWDBEAUTY」ベストコスメに見る春夏マーケットトレンドと秋冬展望
第2部では「WWDBEAUTY」の2023年上半期ベストコスメをプレイバック。売れ筋上位に挙がった製品はどのようにしてマーケットの潮流をキャッチして発信したのか?訪日客も増加する中で小売の現場でお客さまは何を求めているのか?多彩なゲストにご登壇いただき、「WWDBEAUTY」編集部と共にマーケット動向を探ります。

スピーカー:牧田英子/WWDJAPAN副編集長
モデレーター:村上 要/WWDJAPAN編集長

【第3部】 15:30~16:00(30分)

◇質疑応答&トークセッション
第1部、2部を経て受講者の皆さんとの質疑応答を行います。いただいた質問を主軸に登壇者が回答。講義では聞けなかったこと、更に深く聞いてみたことなど、たくさんお寄せください。

スピーカー:牧田英子/WWDJAPAN副編集長
モデレーター:村上 要/WWDJAPAN編集長

※ゲストスピーカーは決まり次第、本ページにてお知らせいたします
※内容は予告なく変更となる場合がございます


【お申し込み】



—INFORMATION—

<開催日時>
2023年7月18日(火)13:30~16:00

<実施方法>
会場参加 または オンライン視聴
※会場とオンラインの同時開催となります
※終了後、一定期間のアーカイブ配信をいたします
※オンライン受講は、開催前日17時と当日9時を目処にご登録中のメールアドレスに「WWDJAPAN」より視聴用URLとパスワードをお送りいたします。

<募集人数>
会場:50名
オンライン:50名
※先着順となります

<会場>
LIFORK原宿
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前1丁目14−30 3階

<受講料>
一般:13,200円(税込)
定期購読(スタンダードプラン):9,240円(税込) 30%OFF
ライトプラン:11,880円(税込) 10%OFF

▶割引クーポンはこちら
※WWDJAPAN.com内、マイページのお知らせからクーポンコードをご確認いただけます。

<特典>
WWDJAPAN BEAUTY「上半期ベストコスメ」特集をもれなく進呈
※会場受講の方は紙版、オンライン受講の方はPDF版でのお渡しとなります
▶複数人購入希望の方はこちらよりお申し込みください。

※複数人同時お申し込みの場合は、Peatixイベントページ(外部サイト)でのお手続きとなります。


【お申し込み】



<ご注意>
※表示価格は全て1名様分となります。
※割引価格はクーポンをご利用時に適用となります。
※定期購読者で会員登録がお済みでない方はこちらからご登録ください。
※本ページでのお支払いはクレジットカード払いのみとなります。コンビニ払いご希望の方はこちらからお手続きください。
※お申し込みは7月17日(月)12時をもって受け付け終了となります。
※当日、体調の優れない方は会場へのご来場をお控えください。

お問い合わせ
株式会社INFASパブリケーションズ
販売部
https://www.wwdjapan.com/contact/inquiry/

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「バレンシアガ」がLINEスタンプを無料配布 初のサービス

「バレンシアガ(BALENCIAGA)」は6月16日、LINEスタンプの配布を開始した。日本の公式アカウントを通じた初のサービスだ。

「バレンシアガ」のショッピングバッグやシューボックスをキャラクター化したもので、“THANK YOU!”“OH NO”“PARTY!”など喜怒哀楽を表現した8種類を用意する。

スタンプは、公式アカウントを“友だち追加”することで無料ダウンロードできる。期間は9月7日まで。

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浅田舞と稲村亜美が健康的なスポーツブラ姿を披露 ワコール「CW-X」の新広告が登場

ワコールは、コンディショニングウエアブランド「シーダブリューエックス(CW-X)」のスポーツブラの広告に、元フィギュアスケート選手の浅田舞とタレントの稲村亜美を起用した。2人は“スポーツ ゆれケア ブラ”を着用した健康的な姿を披露。
“スポーツ ゆれケア ブラ”は、きれいなバストラインをキープしながら、カップ部分とストラップの間に搭載されたデルタサポート機能が運動中のバストの揺れを軽減する。カラーは6色、価格は4730~5060円。

浅田は、「バストの揺れが気になって運動を楽しめなかったり、競技に集中できない人も多いと思う。“スポーツ ゆれケア ブラ”を着用してスポーツを楽しんでほしい」とコメント。稲村は、「“スポーツ ゆれケア ブラ”は着け心地が良く、以前よりも快適に楽しく体を動かせる」と述べている。

ワコールは今までもスポーツブラの着用の重要性を発信してきたが、スポーツをする女性のうちスポーツブラを着用している人は約32%(ワコール調べ)にとどまっている。同社では、広告を通して、スポーツをするすべての女性にとって美しいバストをキープするためにスポーツブラが必要であることを発信していく。

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「ウカ」がSHOGO SEKINEとコラボ 限定ステッカーをプレゼントするキャンペーンを実施

トータルビューティカンパニーの「ウカ(UKA)」は、 “ウカ ハンドクリーム”を購入すると、イラストレーターのSHOGO SEKINE(ショウゴ セキネ)がデザインしたオリジナルステッカーをプレゼントするキャンペーンを8月31日まで行う。「ウカ」各店舗と公式オンラインストアで購入可能だ。

ステッカーは、シンプルなパッケージの“ウカ ハンドクリーム”を自由にカスタマイズできる。SHOGO SEKINE氏のポップなイラストや、特別にデザインしたブランドロゴ、渡邉季穂「ウカ」代表の愛猫の姿などをあしらい、遊び心のあるステッカーに仕上げた。

“ウカ ハンドクリーム”は、ベースの水の代わりに保湿力の高いネロリウォーターを使用し、美容に有効とされるリノール酸をアルガンオイルの2倍含有するシナラオイルやビタミンEを豊富に含むインカインチオイルなどを含む。ユズとヒノキ、ミントとレモン、ローズとゼラニウム、バニラとラベンダーの4種類の香りを用意する。

SHOGO SEKINE氏は、1983年東京都生まれニューヨーク育ちで、2013年からイラストレーターとして活動を開始する。手書きのタイポグラフィー、図形、花植物を組み合わせたイラストをスタイルとし、雑誌、広告、アパレル、プロダクト、テキスタイル、空間などさまざまな分野でアートワークを提供する。

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「バイレード」が今夏限定のリップバームを発売 甘くジューシーなマンゴーの香り

「バイレード(BYREDO)」は6月8日に今夏限定のリップバーム“マング ドゥ タミルナドゥ(Mangue de Tamil Nadu)”(6820円)を発売した。インド産マンゴーの甘いフレーバーを閉じ込めた。

ヒマシ油、ホホバ種子油、シアバターなど100%天然由来でヴィーガンの原料から作られており、滑らかに伸び、透明感のあるセミマットな仕上がりになる。

同ブランドはこれまでに限定リップバームシリーズとして、カモミールとベルガモットをブレンドした“カモミーユ ダンジュ”、イムとベルガモットの爽やかな香りの“ベルガモット ドゥ バイーア”、モロッコティーにミント風味を加えた“テ・ア・ラ・マント ダガディール”の3種類を発表してきた。

取り扱い店舗はバイレード伊勢丹新宿店、バイレード阪急うめだ本店、バイレードジェイアール名古屋タカシマヤ店、バイレード渋谷パルコ店、バイレード京都BAL店、公式オンラインサイト、ドーバーストリートマーケットギンザ、meecoなど。

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仕事の合間にちょっと一息 ツイッター大喜利で大人気“坊主さん”による「5文字で四字熟語」選手権結果発表

意気消沈→「もうダメだ」、紆余曲折→「色々あった」、危機一髪→「超あぶない」など、四字熟語を全て5文字で表現した話題の書籍「5文字で四字熟語」(講談社)が、ツイッターフォロワー数170万人超えの坊主さんとコラボして初の選手権を開催。

4月28日18時に坊主さんが「『5文字で四字熟語』選手権お願いします」とお題を投稿。この一言にまたたく間におびただしい数の投稿が集まり、5月7日の締め切りまでについたリプライの数は7300通。坊主さんと講談社児童図書編集チームによる厳正な審査の結果、受賞作が決定したので、ここで受賞作品を紹介する。仕事や授業の合間に読んで、ニヤリとしてみては。

なお「5文字で四字熟語」をまとめた書籍が講談社から発売中。直観的に分かるイラストで四字熟語の意味を想像しつつ、かわいいネコちゃんが四字熟語の内容や由来を、話したくなる豆知識とともにゆるく解説。気がついたら四字熟語を使いこなせているという一冊だ。

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「ホカ」がライフスタイルシューズを発売 機能性とデザイン性の両立を実現

ランニングシューズブランド「ホカ(HOKA)」は、新モデルのライフスタイルシューズ“クリフトン エルエス(CLIFTON LS)”を6月23日から順次発売する。公式サイトと一部店舗で取り扱う。価格は2万7500円。3色展開で、6月23日にホワイト、9月1日にシフティングサンド、11月1日にブラックを発売する。

「ホカ」の代表的モデル“クリフトン(CLIFTON)”をベースに、機能性とデザイン性の両立を実現したモデルだ。アッパーには、表面に凹凸のあるペブルドレザーと滑らかな触り心地のテクスチャードスエード、2種類のレザー素材を組み合わせた。また、アウトソールには場所を選ばず快適に履ける“デュラブレーション ラバー(Durabrasion Rubber)”を採用している。

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「マルニ」がマルニマーケットを「ゾゾヴィラ」にオープン 人気バッグの新色など先行発売

「マルニ(MARNI)」は6月22日12時〜25日13時まで、ポップアップ「マルニマーケット(MARNI MARKET)」を「ゾゾヴィラ(ZOZOVILLA)」にオープンする。「ゾゾヴィラ」は、ファッション通販サイトを手掛けるZOZOのECサイトで、ラグジュアリー/デザイナーズブランドを集積する。期間内は多数のアイテムを先行発売する。

今回は“アニマルバスケット” (2万6400円)のグレーモンキー、“バンダナトート”(1万9800円)のナイトブルー、“ミニバスケットバッグ”(各2万4200円)のグリシンパープルとフローオレンジ、“ジャージーハンドルミニバスケット” (各2万6400円)のチプリアピンクとモスグリーンピンクなどを先行発売する。

また“ストライプミニショルダーバッグ”(各1万9800円)と“ストライプバッグ”(各2万4200円)のグリーンブルーとナルシスブルー、インディアンレッド、レーズンや、“ハンモックバッグ”(2万7500円)のブライトレモン、“タタミトート”(各1万7600円)のチョコレートチェック、ハーブムーン、ブルーリーフ、“ボートバッグ”(3万6300円)のガーデングリーンなど人気のバッグのほか、バンダナ(4070円)も販売する。

各種アイテムの発売日が異なるため、詳細は「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」内の特設サイトに記載している。

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【ユニクロ2023年秋冬 後編】写真82枚で見せる展示会詳報 期待はポロカーデやカーゴパンツ

冬が年々短くなり、分厚いウールアウターの売れ行きが鈍る中で、重ね着を主役にした秋冬の着こなしを打ち出す企業が増えている。「ユニクロ」の2023年秋冬展示会は“レイヤリング”をテーマに、重ね着やトーン・オン・トーンの色合わせ、冬の機能性素材の活用によって、旬の着こなしを打ち出す。アウターやニットのバリエーション、セカンドスキン感覚のトップス、カーゴパンツやタックワイドパンツなどが注力アイテムだ。

アウターはコーデュロイのCPOジャケットやボアジャケット、ツイード風ジャケット、フライトジャケット、クロップドぎみのボリューミーなダウンジャケットなど、ショート丈を増やしているのがポイント。ロング丈のウールコートも企画はしているが、存在感は控えめ。その代わり、ロング丈はダウンを含めてジレを打ち出している。

ニットは色のバリエーションで新鮮さを出す。いちおしは鮮やかな赤やベリー系のカラーというが、ブルー、ミント、イエローなど多様にそろえ、ベージュやグレーといったベーシックカラーに変化を付ける。デザインとしてはプルオーバーと共にカーディガンが目立ち、特に襟付きハイゲージのポロシャツ風カーディガンは期待アイテムに据えている。

透け感トップスにも注目

ここ数年トレンドとなっているセカンドスキン感覚の薄手トップスは、より滑らかなタッチにアップデートし、やや透け感もある“ヒートテック”のタートルトップ(1290円)や、薄手のリブトップスなどをラインアップ。昨年ヒットした“ヒートテック 極暖”のリブタートルも継続する。透け感トップスとしてはほかに、透かし編みの3Dニットなどもそろえた。

ボトムスは昨年秋冬からヒットが続いているタックワイドパンツと、春夏好調なカーゴパンツを継続する。タックワイドパンツは今春夏に新作としてより太いシルエットの2タックを企画したところ、ECレビューやカスタマーセンターに1タックを希望する声が多数集まったことで、春夏の期中対応で1タックを再投入。秋冬も1タックが中心だ。カーゴパンツはデニム素材などでも企画している。

全身を同系色でまとめるのが旬

クリストフ・ルメール(Christophe Lemaire)率いるパリR&Dチームによる「ユニクロ ユー」は、引き続き、ダスティーな海老茶やグレー、深いグリーンといった独特なカラーパレットが特徴。全身を同系色でまとめる着こなしが中心だ。カーゴパンツのヒットに見られるように、フラップポケットなどユーティリティー要素が浮上していることを受けて、テーラードジャケットやステンカラーコートなどのポケットもみなサイズを大きくしているところもポイント。

「ジェイ ダブリュー アンダーソン(JW ANDERSON)」との協業ラインは、カレッジスポーツを着想源にしていた今春夏に続き、秋冬もカレッジムード。エンブレム付きのスエットやフリース、金ボタンのブレザージャケットなど。

イネス・ド・ラ・フレサンジュ(Ines de la Fressange)との協業ラインはトラッドムードが色濃い。ツイードジャケットや素朴なポップコーンニットをそろえると共に、透け感のあるシャツブラウスやベロアのフレアスカートなど、つやっぽいムードも少しだけ差しているのが今季流だ。

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【2023年秋コスメ】「NARS」が“アフターグローコレクション”からケア効果と発色をかなえるリップスティック&リキッドブラッシュ発売

「ナーズ(NARS)」は7月21日、“アフターグローコレクション”を発売する。ラインアップは“アフターグロー センシュアルシャイン リップスティック”(全10色、各4400円)と“同 リキッドブラッシュ”(全6色、各4620円)の2アイテム。五感を刺激するメタリックなローズゴールドのパッケージと、発色とケア効果を両立するハイブリッド処方で唇と頬に艶を与える。

“アフターグロー センシュアルシャイン リップスティック”は、これまでのアフターグローシリーズでも採用している唇に潤いを与えるブランド独自技術に加え、マンゴーバターやシアバターの保湿成分が乾燥した唇を滑らかに整え、潤いを保つ新処方を採用。べたつかず軽いつけ心地で、ふっくらとした印象に仕上げる。

カラーラインアップは、「ナーズ」のアイコニックシェード“オーガズム”、“ドルチェヴィータ”を含む、ヌード、ピンク、レッド、ベリーなど全10色をそろえる。光沢感のあるカラーはシアーから鮮やかな発色までバリエーションが豊富で、重ね付けも自在にかなう。唇を心地よく包み込むように彩り、長時間美しい仕上がりをキープする。

“アフターグロー リキッドブラッシュ”は、潤いたっぷりのスキンケア効果と、色鮮やかな発色を備えるチークアイテム。リキッドタイプで、重ね塗りしてもシームレスになじみ、クリーミーかつシルキーなテクスチャーが自然な艶と美しい仕上がりを実現する。保湿成分のヒアルロン酸ナトリウムや、ビーガンコラーゲンがハリのある肌へ導き血色感と輝きを演出する。

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ファレル、リアーナを起用した「ルイ・ヴィトン」メンズのキャンペーンを公開

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)新メンズ・クリエイティブ・ディレクターは6月15日、初のキャンペーンビジュアルを自身の公式インスタグラム上で公開した。キャンペーンには、第2子を妊娠中のリアーナ(Rihanna)を起用。ふっくらとしたお腹を見せるように“ダミエ(Damier)”モチーフのレザーシャツの前を開けて着用し、両手にはレッド、イエロー、グリーンなど色鮮やかなカラーのバッグを携えている。投稿にあるビルボードはパリのオルセー美術館(Musee d’Orsay)の外側に飾られたものだという。

ファレルは、2021年11月にがんで急逝したヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)の後任として今年2月に現職に就任。24年春夏パリ・メンズ・ファッション・ウイークの初日である6月20日に、待望のデビューコレクションを発表する予定。

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ファレル、リアーナを起用した「ルイ・ヴィトン」メンズのキャンペーンを公開

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)新メンズ・クリエイティブ・ディレクターは6月15日、初のキャンペーンビジュアルを自身の公式インスタグラム上で公開した。キャンペーンには、第2子を妊娠中のリアーナ(Rihanna)を起用。ふっくらとしたお腹を見せるように“ダミエ(Damier)”モチーフのレザーシャツの前を開けて着用し、両手にはレッド、イエロー、グリーンなど色鮮やかなカラーのバッグを携えている。投稿にあるビルボードはパリのオルセー美術館(Musee d’Orsay)の外側に飾られたものだという。

ファレルは、2021年11月にがんで急逝したヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)の後任として今年2月に現職に就任。24年春夏パリ・メンズ・ファッション・ウイークの初日である6月20日に、待望のデビューコレクションを発表する予定。

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ファレル、リアーナを起用した「ルイ・ヴィトン」メンズのキャンペーンを公開

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)新メンズ・クリエイティブ・ディレクターは6月15日、初のキャンペーンビジュアルを自身の公式インスタグラム上で公開した。キャンペーンには、第2子を妊娠中のリアーナ(Rihanna)を起用。ふっくらとしたお腹を見せるように“ダミエ(Damier)”モチーフのレザーシャツの前を開けて着用し、両手にはレッド、イエロー、グリーンなど色鮮やかなカラーのバッグを携えている。投稿にあるビルボードはパリのオルセー美術館(Musee d’Orsay)の外側に飾られたものだという。

ファレルは、2021年11月にがんで急逝したヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)の後任として今年2月に現職に就任。24年春夏パリ・メンズ・ファッション・ウイークの初日である6月20日に、待望のデビューコレクションを発表する予定。

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VERDYが「マーロ」とコラボ フィギュア付きのシャンプー限定セットを発売

メンズケアブランド 「MARO(マーロ) 」は、アーティストのヴェルディ(VERDY)との2年ぶりのコラボで、フィギュアとシャンプーの限定セットを発売する。価格は1万9800円。7月8日10時〜9日10時まで、ヴェルディズギフトショップ(VERDY’S GIFT SHOP)のオンラインで数量限定で抽選販売を行う。

ヴェルディが描き下ろしたオリジナルキャラクターのフィギュアと、同キャラクターがデザインされたシャンプーボトルがセットになっており、発売を記念して7月1〜7日まで、大阪にオープンしたヴェルディのピザ屋「ヘンリーズ ピザ(Henry’s PIZZA)」で商品の展示も行う。展示会場でのコラボ商品の販売はない。

またミュージックビデオやアーティストのディレクション、ストリートブランドのグラフィックデザインなどを手掛けるクリス・カダヴァー(Chris Cadaver)によるプロモーションムービーも公開する。

■ヴェルディ×「マーロ」コラボ展示
日程:7月1〜7日(予定)
時間:11:30~22:00
会場::ヘンリーズ ピザ
住所:大阪府大阪市中央区谷町4-2-2
※展示会場でのコラボ商品の販売はなし

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VERDYが「マーロ」とコラボ フィギュア付きのシャンプー限定セットを発売

メンズケアブランド 「MARO(マーロ) 」は、アーティストのヴェルディ(VERDY)との2年ぶりのコラボで、フィギュアとシャンプーの限定セットを発売する。価格は1万9800円。7月8日10時〜9日10時まで、ヴェルディズギフトショップ(VERDY’S GIFT SHOP)のオンラインで数量限定で抽選販売を行う。

ヴェルディが描き下ろしたオリジナルキャラクターのフィギュアと、同キャラクターがデザインされたシャンプーボトルがセットになっており、発売を記念して7月1〜7日まで、大阪にオープンしたヴェルディのピザ屋「ヘンリーズ ピザ(Henry’s PIZZA)」で商品の展示も行う。展示会場でのコラボ商品の販売はない。

またミュージックビデオやアーティストのディレクション、ストリートブランドのグラフィックデザインなどを手掛けるクリス・カダヴァー(Chris Cadaver)によるプロモーションムービーも公開する。

■ヴェルディ×「マーロ」コラボ展示
日程:7月1〜7日(予定)
時間:11:30~22:00
会場::ヘンリーズ ピザ
住所:大阪府大阪市中央区谷町4-2-2
※展示会場でのコラボ商品の販売はなし

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VERDYが「マーロ」とコラボ フィギュア付きのシャンプー限定セットを発売

メンズケアブランド 「MARO(マーロ) 」は、アーティストのヴェルディ(VERDY)との2年ぶりのコラボで、フィギュアとシャンプーの限定セットを発売する。価格は1万9800円。7月8日10時〜9日10時まで、ヴェルディズギフトショップ(VERDY’S GIFT SHOP)のオンラインで数量限定で抽選販売を行う。

ヴェルディが描き下ろしたオリジナルキャラクターのフィギュアと、同キャラクターがデザインされたシャンプーボトルがセットになっており、発売を記念して7月1〜7日まで、大阪にオープンしたヴェルディのピザ屋「ヘンリーズ ピザ(Henry’s PIZZA)」で商品の展示も行う。展示会場でのコラボ商品の販売はない。

またミュージックビデオやアーティストのディレクション、ストリートブランドのグラフィックデザインなどを手掛けるクリス・カダヴァー(Chris Cadaver)によるプロモーションムービーも公開する。

■ヴェルディ×「マーロ」コラボ展示
日程:7月1〜7日(予定)
時間:11:30~22:00
会場::ヘンリーズ ピザ
住所:大阪府大阪市中央区谷町4-2-2
※展示会場でのコラボ商品の販売はなし

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「トム ブラウン」2024年プレ・スプリング・メンズ・コレクション

「トム ブラウン(THOM BROWNE)」が2024年プレ・スプリング・メンズ・コレクションを発表した。

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「コスメデコルテ」が人気の“アイグロウジェム”を刷新 透明感と密着感がさらにアップ

コーセーは7月16日、ハイプレステージブランド「コスメデコルテ(DECORTE)」のロングセラーの“アイシャドウアイグロウジェム”をリニューアル発売する。

透明感と密着感がさらにアップした“アイグロウジェム スキンシャドウ”(各2970円)は、全30色をラインアップ。ベースメイクのように光と影をコントロールし、肌の色や骨格を引き立てる。自然に肌に溶け込む血色感のあるカラーをそろえ、素肌そのものを美しく見せる。カラーは、濡れたような艶を演出する“Dewy Glow”と、奥行きのある深みを演出する“Silky Matt”の2つの質感を用意する。指に吸い付くような弾力のある独特な“バウンシータッチ”が特徴的。軽やかに伸び広がるテクスチャーでまぶたに均一に密着し、発色と艶を長時間キープする。

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タンスの中は買取業者にとっての都市鉱山?【今週の特集お届け隊】2023年6月12日号

毎週発行している「WWDJAPAN」は、ファッション&ビューティの潮流やムーブメントの分析、ニュースの深堀りなどを通じて、業界の面白さ・奥深さを提供しています。巻頭特集では特に注目のキーワードやカテゴリー、市場をテーマに、業界活性化を図るべく熱いメッセージを発信。ここでは、そんな特集を担当記者がざっくばらんに振り返ります。(この記事は「WWDJAPAN」2023年6月12日号からの抜粋です)

林:コメ兵や「なんぼや」のバリュエンスといったブランド品買取企業がこの5年くらいで軒並み2倍近い売上高になっています。買取業者が中古ブランド品を販売するビジネスモデルについて特集したいと考えました。

美濃島:僕のタンスの中は7割くらいリセール品です。普段から売買していますが、そのビジネスモデルについては詳しくなかったので、興味がありました。これまで中古ブランド品の専門店は、ハイブランドの多額のマーケティング費用や付加価値に便乗しているとか、日の目を浴びない存在とかいうイメージだったのですが、バリュエンスの嵜本晋輔社長が「選択肢の多さが人生の豊かさ」と語っていて、腑に落ちました。ユーザーからすれば選択肢が増えて、過去の商品も手に入る。これは「新しい幸せの形」だと思います。

林:タンスの中の半分は古着というのは、若い人にとっては当たり前ですよね。よく“循環型”というけれど、製品を作り、売るのが「動脈産業」といわれる一方、リセールやリサイクルしていく動きは「静脈産業」と呼ばれます。名古屋にあるコメ兵の商品センターを取材しましたが、 まさにここが“心臓”だと思いました。

美濃島:真贋やメンテナンスの態勢がすごかったです。ジュエリーの石の留まり具合といった細かなところまで、全てのアイテムを1点1点チェックしていました。バッグの真贋判定については「絶対に偽物は販売しない」という責任感もひしひしと感じました。買い取った品物を右から左に動かすわけではない。こんなに大事に扱ってもらえるなら、手放す側もうれしいと思います。

林:手放した人の気持ちのこもったものたちが、商品センターで浄化されているようだったね。スマホの中に眠るメタルを「都市鉱脈」というけれど、同じようにタンスの中にも“お宝”がかなりあるのだと思う。80年代のバブル期に買ったブランド品や宝飾品がタンスの中に眠っているという家庭はまだまだあるだろうから、この先も市場は拡大するんじゃないかな。

美濃島:金が20年前の10倍の価値になっていて、遺品の金歯が驚く価格で買い取ってもらえるなど、気づいてない“お宝”もたくさんありそうです。一度タンスの中を見直してみるといいかもしれないですね。

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【2023年夏コスメ】「シャネル」のカラフル&ポップな限定アイテムが登場 ブラシセット&ミラー&ネイルファイルの3アイテム

「シャネル(CHANEL)」は7月7日、夏の限定アイテムとしてメイクアップのアイコニックなシェードをテーマにした限定コレクション“カラーコード”を東京・表参道のシャネル ビューティ ハウスとオンラインストアで数量限定発売する。アイテムはポーチ付きのメイクアップブラシセット“レ パンソー ドゥ シャネル”(全9色、各2万4750円)、コンパクトミラーの“ミロワール ドゥーブル ファセット” (全9色、各6270円)と、“ネイル ファイル”(全9色、各4950円)の3アイテム。オンラインストア限定カラーも用意している。

 “レ パンソー ドゥ シャネル”はファンデーションブラシの“パンソー フリュイド エ プードゥル N°101”、チークを乗せる“パンソー ブラッシュN°110”、アイシャドウブラシの“パンソー デュオ ポピエール N°200”をセットにした。ファスナー開閉式のポーチはコロンとした丸みのあるデザインだ。通常の鏡と拡大鏡がセットになった人気の “ミロワール ドゥーブル ファセット”もポップなカラーで登場。“ネイル ファイル”にもブランドロゴをあしらっている。

カラーは “111 バレリーナ”“135イモーテル ドゥ シャネル”“129 オヴニー”“147 アン ソン ディエ ドゥ シャネル”“121 プルミエール ダム”“143 ディヴァ”“155 ルージュ ヌワール”“131 キャヴァリエ スゥル”“127 フグース”の全9色。うち、111、135、147、127はオンラインブティック限定カラーとなる。

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