シャーフ:24歳の頃だったはずだから、82年くらいかな。ポップアート(注:1960年代に隆盛)でよく見られた“引用”の文脈はまだ根強くて、自分も何かを“引用”したいと考えていた時、幼い頃に観ていた「原始家族フリントストーン」と「宇宙家族ジェットソン」をふと思い出したんだよね。過去の世界を舞台にした「フリントストーン」と未来を舞台にした「ジェットソン」、そこに現代(80年代)の自分をミックスして一緒くたにすれば、時間軸を超越したカオスな世界観を作り上げられると考えた。カオスというとネガティブなイメージがあるかもしれないけど、無秩序な世界だからこそ生まれるものがあるーー“Chaos is creative”だね。
コレクションノートにある「キャラクターについての服、そして服についての服(Clothes about characters, and clothes about clothes)」という一文が、頭の中でリフレインする。業界随一の服オタクとしても知られるキコ・コスタディノフが、ついに「服についての服」を作り上げ、ファッションにおけるメタフィクションにまでたどり着いた。16シーズン分の知の蓄積を携え、この先どこへと向かうのだろうか。
PHOTO : KENRYOU GU, COURTESY CAI STUDIO"FROLICKING ON ICE IN THE GALAXY" PHOTO BY KENRYOU GU, COURTESY CAI STUDIO"DRAWING FOR FOOTPRINTS OF HISTORY" PHOTO BY KENRYOU GU, COURTESY CAI STUDIOPHOTO : WEN-YOU CAI, COURTESY CAI STUDIO "ENCOUNTER WITH THE UNKNOWN" PHOTO : KENRYOU GU, COURTESY CAI STUDIOPHOTO : KENRYOU GU, COURTESY CAI STUDIOPHOTO : KENRYOU GU, COURTESY CAI STUDIOPHOTO : MENGJIA ZHAO, COURTESY CAI STUDIO"SKETCHBOOKS (1987−1995, JAPAN)" PHOTO : MENGJIA ZHAO, COURTESY CAI STUDIOPHOTO : WEN-YOU CAI, COURTESY CAI STUDIO
同展のテーマは、宇宙や見えない世界との対話。蔡が1991年に東京で発表した展覧会「原初火球:The Project for Projects」を彼の芸術の起点と捉え、火薬の爆発を用いた創作の原点から今日に至るまでに何が起こったのか、過去・現在・未来をたどったものだ。2000平方メートルの空間には、火薬ドローイングや記録映像、アーカイブ資料、巨大なLEDによるインスタレーションなど、蔡自身が展示構成した日本初公開の新作を含む54点の作品を展示。テーマに沿って5つに区分しながら、全体を一つのインスタレーションのようにキュレーションしている。
ベレッティーニ社長兼CEOは、「創設者イブ・サンローラン(Yves Saint Laurent)は、ファッションと芸術の関係性を革命的に変えた人物でもある。だからこそ、アートや映画、音楽など、さまざまなクリエイティビティーをサポートすることはわが社の使命」と支援への思いをコメントした。
もう、ショーに伺うのを遠慮しようかと何度思ったことか。だって、もれなく開始時間を大幅に遅れるんですもの。そんなことを考えながら、前シーズンも、前々シーズンも遅刻のおかげで予定を狂わされた「ウォルター ヴァン ベイレンドンク(WALTER VAN BEIRENDONCK)」のショー会場の前に立つ自分がいました。16時開始予定ということは、ショー開始は早くて16時40分かなと覚悟して場内に入ると、すでにシートがそれなりに埋まってるではないですか。一瞬「おお!」と期待感は膨らんだものの、油断しまいとすぐに気を引き締め直します。気を引き締めたところで何もならないのですが、遅れる前提で組んだ予定を改めて整理します。すると、間もなくしてショーが始まりました。時間は16時39分。早い、1分早いではないか。
同展のテーマは、宇宙や見えない世界との対話。蔡が1991年に東京で発表した展覧会「原初火球:The Project for Projects」を彼の芸術の起点と捉え、火薬の爆発を用いた創作の原点から今日に至るまでに何が起こったのか、過去・現在・未来をたどったものだ。2000平方メートルの空間には、火薬ドローイングや記録映像、アーカイブ資料、巨大なLEDによるインスタレーションなど、蔡自身が展示構成した日本初公開の新作を含む54点の作品を展示。テーマに沿って5つに区分しながら、全体を一つのインスタレーションのようにキュレーションしている。
ベレッティーニ社長兼CEOは、「創設者イブ・サンローラン(Yves Saint Laurent)は、ファッションと芸術の関係性を革命的に変えた人物でもある。だからこそ、アートや映画、音楽など、さまざまなクリエイティビティーをサポートすることはわが社の使命」と支援への思いをコメントした。
北米ザボディショップ(THE BODY SHOP)のマーケティングおよびコーポレート・レスポンシビリティ・バイスプレジデントであるヒラリー・ロイド(Hilary Lloyd)は、デュクロ大臣とカナダ保健省が推進した改正を称讃するとともに、「2018年に国会議事堂に62万5000人以上の署名を届けた動物保護団体クルエルティフリーインターナショナル(Cruelty Free International)とザボディショップの小売チームと顧客、そして動物実験廃止に注力してきた全ての人々に感謝する」と述べた。
カナダは、21年に同様の禁止法案を可決したメキシコに続き、北米で動物実験を正式に禁止した2番目の国となった。動物愛護NPOのヒューメイン・ソサイエティー・インターナショナル(Humane Society International)によると、EU、英国、インド、韓国、台湾、ニュージーランド、オーストラリア、ブラジルをはじめ、すでに43カ国が動物実験と取引を禁止または制限している。
北米ザボディショップ(THE BODY SHOP)のマーケティングおよびコーポレート・レスポンシビリティ・バイスプレジデントであるヒラリー・ロイド(Hilary Lloyd)は、デュクロ大臣とカナダ保健省が推進した改正を称讃するとともに、「2018年に国会議事堂に62万5000人以上の署名を届けた動物保護団体クルエルティフリーインターナショナル(Cruelty Free International)とザボディショップの小売チームと顧客、そして動物実験廃止に注力してきた全ての人々に感謝する」と述べた。
カナダは、21年に同様の禁止法案を可決したメキシコに続き、北米で動物実験を正式に禁止した2番目の国となった。動物愛護NPOのヒューメイン・ソサイエティー・インターナショナル(Humane Society International)によると、EU、英国、インド、韓国、台湾、ニュージーランド、オーストラリア、ブラジルをはじめ、すでに43カ国が動物実験と取引を禁止または制限している。