世界的スケートボーダー、ナイジャ・ヒューストンが来日 「ディスオーダー 」が原宿H4LOでポップアップを開催


スケートボーダー、ナイジャ・ヒューストン(Nyjah Huston)が手がけるブランド「ディスオーダー(DISORDER)」が8月13〜14日、原宿のセレクトショップ・エイチフォーエルオー(H4LO)でポップアップイベントを開催する。ポップアップ期間中はナイジャも店頭に立ち、ミート&グリートを行う予定だ。


米・カリフォルニア出身のナイジャは1994年生まれの28歳、日本人の祖母を持つ。2010年、14年、17年、19年のストリートリーグ・スケートボーディングでチャンピオンに輝き、14年にはフォックス・ウィークリー(Fox Weekly)の“史上最も影響力のあるスケートボーダートップ15”で5位にランクイン。21年に自身のデッキブランド「ディスオーダー」を立ち上げた。現在インスタグラムのフォロワーは500万を超え、世界中のスケートボーダーから支持される。


エイチフォーエルオーは4月にオープンし、国内外のストリートカルチャーに精通するルーカス・アビコ(Lukas Abiko)がディレクターを務める。「グローギャング(GLO GANG)」「アスピッツァ(ASSPIZZA)」など海外の注目ブランドがならび、デザイナーやアーティストとのコラボレーションも積極的に行う。8月にはオンラインストアを立ち上げ、今後は女性向けおよびジェンダーニュートラルなコレクションを拡大する予定だ。

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コーセー1〜6月期決算は“大谷効果”で営業利益44.5%増

コーセーの2023年1〜6月期連結決算は、米MLB「ロサンゼルス・エンゼルス(LosAngels Angels)」に所属する大谷翔平選手を起用したプロモーションが奏功し、売上高が前年同期比10.5%増の1442億円、営業利益が同44.5%増の104億円、経常利益が同7.2%減の140億円、純利益が同2.1%減の86億円だった。

「日本の売上高は当初同5.5%増を計画していたが、2ケタ以上の伸びを見せた。5ポイント以上は大谷選手の効果とみている」(望月愼一コーセー取締役経理部長)と語るように日本市場と米発自然派コスメ「タルト(TARTE)」が全体の売り上げを押し上げた。地域別の売上高は日本が同15.5%増の875億円、アジアは中国のECと韓国のトラベルリテールが低調で同11.5%減の319億円。北米・欧州・その他は「タルト」で第1四半期の倉庫移転による前倒し送品の反動がでたものの、定番品や“シェイプテープ”シリーズのコンシーラーが好調で、同32.4%増の248億円と伸長した。

事業別では化粧品事業が「タルト」のほか、大谷選手起用で躍進した「コスメデコルテ(DECORTE)」「雪肌精」や「ワンバイコーセー(ONE BY KOSE)」が好調に推移し、同10.8%増の1170億円、コスメタリー事業が「ヴィセ(VISEE)」、シートマスクブランド「クリアターン(CLEAR TURN)」などが好調で、同8.6%増の262億円、その他が同20%増の10億円だった。

小林一俊コーセー社長は「1月から大谷選手、羽生選手を起用した広告を全国紙に掲載するなど攻めの姿勢で挑んだ。ヒット商品も多く生まれ日本の売り上げは2ケタ増だったが倍増できるチャンスがあったと満足できていない。大谷選手を起用した日焼け止め商品の売り上げが想定を大きく上回ってもいない」とコメント。日焼け止めの需要拡大など伸びしろはあるため、下期に期待をよせる。

23年12月期連結売上高は、前期比5.5%増の3050億円、営業利益は「販管費を投じて売り上げを積み重ねること、福島の原発処理水放出で中国市場にどの程度影響を及ぼすか未知数のため」(望月経理部長)同5.1%減の210億円、経常利益が同28.5%減の203億円、純利益が同29.1%減の133億円を見込む。

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「サマソニ’23」出演のシンガーソングライターUMI 日米にルーツを持つ歌姫の素顔

UMI/シンガーソングライター

PROFILE:1999年生まれ、アメリカ・シアトル出身。日米にルーツを持ち、R&Bやソウル、ヒップホップなどの要素を取り入れたヒーリング効果の高い楽曲を特徴とし、2018年に自主制作した「Remember Me」でブレイク。20年にEP「Introspection」でメジャーデビューし、22年5月にはデビューアルバム「Forest In The City」をリリースした。なお、8月11日に最新シングル「happy im」をリリースし、直後の19~20日に開催される「サマーソニック 2023」に出演予定

シンガーソングライターのUMIは、1999年にアメリカ・シアトルで日本人の母とアメリカ人の父の間に生まれ、現在はロサンゼルスを拠点に活動している。UMIというアーティストネームは、日本語の“海”から名付けられたミドルネームが由来だ。日本では古くから伝わる“名は体を表す”という言葉通り、彼女の歌声は母なる海のように力強さの中に透明感や優しさも兼ね備え、波のように心に響いてくる。

UMIは世界ですでに高い評価を得ており、ブレイクのきっかけになった2018年発表の楽曲「Remember Me」は「スポティファイ(Spotify)」で1億4000万回以上再生されている。さらに「コーチェラ 2023(Coachella 2023)」をはじめ、ファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)やハー(H.E.R.)が主催する音楽フェスにも出演し、8月19~20日開催の「サマーソニック 2023(SUMMER SONIC 2023)」のステージにも立つ予定だ。

次世代の音楽シーンをリードする歌姫が先日来日し、気になるあれこれを根掘り葉掘り聞いた。そのチャーミングな性格と天真爛漫な人柄に隠れた、音楽とファッションへのこだわりとは。

ーーまずは、アーティストを志したきっかけから教えてください。

UMI:自分でもなぜだか分からないんだけど、幼い頃から喋ることや食べること、読むことと同じように、歌うことも自然な動作の一つだったの。歌手になって大勢の前で歌うことがずーっと夢で、2人の妹に床に座ってもらって、私がベッドをステージに見立ててよくパフォーマンスをしていたことを覚えているわ(笑)。あと、お医者さんになりたかったの。でも、私は今音楽で聴く人の心を癒していると思うから、それも音楽を使った一種のお医者さんかなって。

ーーそれは、家庭環境も影響しているのでしょうか?

UMI:そうだと思う。お父さんが教会でドラムを叩いていて、お母さんはピアノを弾いていたから、2人の影響は強いし、何かと教えてもらっていたわ。それから、ギターも弾きたくてレッスンを受けたり、ユーチューブで独学で学んだりしたよ。

ーー影響を受けたアーティストはいますか?

UMI:フランク・オーシャン(Frank Ocean)とエリカ・バドゥ(Erykah Badu)、ディアンジェロ(D'Angelo)、シャーデー(Sade)、松田聖子、あと最近はロザリア(Rosalia)かな。家でお母さんが松田聖子をよく聴いていたから、今も曲を書いていると「あれ、このメロディーなんか松田聖子っぽいな」とか思うこともあるわ(笑)。

ーー楽曲を自ら制作するようになったのは、いつ頃からですか?

UMI:4~5歳くらいから曲自体は書いていたんだけど、大勢の人の前で歌うことは恥ずかしくて緊張しちゃうから発表はしていなくて。でも、やっぱりみんなに歌を聴いてほしかったから、2014年の15歳の時にユーチューブに投稿し始めて、そのリンクをみんなにシェアしていたの。

ーーユーチューブにはどのような映像を?

UMI:当時はK-POPをよく聴いていたから、BIGBANGやBTSの曲を英訳したアコースティックカバーが多かったわ。今は結構非公開にしちゃったけど、フランク・オーシャンの「Self Control」のカバーや、お気に入りのいくつかはユーチューブにまだ残してるよ。

投稿を続けていたら登録者が段々と増えていったから、大学に進学するためにロサンゼルスに引っ越したタイミングで、人前で歌うことのトレーニングも始めたの。オープンマイク(注:ライブハウスなどで行われる飛び入り参加型のライブ)にも毎週参加したわ。最初は人前に立つことが怖かったからずっと目を閉じたままでしか歌えなかったけど、ちょっとずつ目を開きながら歌えるようになって、1年ぐらい練習してから自分のライブを開催するようになったの。

ーー楽曲制作におけるインスピレーション源はありますか?

UMI:普段から残しているメモを曲作りに生かすこともあれば、メロディーを聴いて「青色の曲だな」って感じたら青色の感情やストーリーを考えて書いていくかな。私は、物を食べたり触ったり、話を聞いたりすると頭の中に色が浮かぶから、それをメロディーに重ねていく感覚ね。

ーーファレル・ウィリアムスやカニエ・ウェストも持っている共感覚(注:特定の刺激に対して、通常の感覚に加えて別の感覚も生じる特殊な知覚現象)ですね。

UMI:でも、これって特別な能力じゃなくて、みんなもできることだと思っているの。難しいかもしれないけど、感覚に対して素直になることが大事だから、練習してみてほしいな。

ーー以前、UMIさんが思い付いたメロディーをiPhoneのボイスメモにタイトルを付けて保存しているのをSNSで見ました。メモを残しているというのは、そのことですか?

UMI:そうそう!私って、思い出も写真よりボイスメモに残すことが多くて、例えば日本の電車に乗っている時に車内の音を録音して、それをアメリカに戻って聞いたら、写真を見返すよりも鮮明に記憶が蘇ってくる気がするの。あと、曲の中にも日常のボイスメモを取り入れることがあって、そうすることによって雲の上の世界に住んでいると思われがちなアーティストでも、みんなと同じ世界に住んでいることを音を通して伝えられるかなって。iPhoneには14年から録り溜めた3000以上のボイスメモがあるから、アーティスト活動において最も大事なことはiPhoneのストレージを最大容量にすること(笑)。

ーー17年から本格的な音楽活動を始めたきっかけは?

UMI:高校の友達に「やれやれ」って言われ続けたから。1年くらい拒否していたんだけど、今はすごくその子に感謝しているわ。とにかく音楽に詳しくて、学校が終わったら一緒に家に帰って、寝るまでいろいろなアーティストのMVを観続けた関係だったの。2人でストリーミングサービスの配信の仕方を調べたり、「スポティファイ(Spotify)」で人気のプレイリストを作っている人にDMしたり、DIYな活動を2~3年ぐらい続けて20年にレーベルに入ったわ。

ーーミドルネームのUMIをアーティスト名にした理由は?

UMI:ファーストネームがティエラなんだけど、UMIは学校でも呼ばれていた名前で、日常の自分の一面な気がするから。UMIはアーティスティックな自分をエクスプレス(注:感情や意見を表現する)できる名前だと思っていて、名乗る名前で自分が変わる気がするんだよね。

ーーフランク・オーシャンの“Ocean”も由来の一つだと思っていました。

UMI:ワオ!考えたことがなかったけど、言われてみればそうじゃん!気付かせてくれてありがとう!

ーー自分の音楽を一言で定義するなら?

UMI:ヒーリングミュージックだね。いつ聴いてもハッピーでヘルシーになれる曲を作ること、これを常に意識しているかな。私は食べるものも、見るものも、聴くものも、全てが体を構成すると思っているの。だから、自分の体が気持ちいいと感じられない音は聴かないようにしていて、ヘルシーじゃないものを食べたくない感覚と一緒だね。

ーーアルバムに収録されていない「Remember Me」が「スポティファイ」とユーチューブで最も再生されています。ヒットの背景はあるのでしょうか?

UMI:リリースしてから1年後くらいに、ユーチューブのレコメンド機能に突然ピックアップされるようになったからなの。その理由はなぜだか私にも分かっていなくて、とてもラッキーだったわ。それに、MVにもアートワークにも私が映っていなくて、曲の魅力だけで広まったのがさらにうれしかったね。

ーー日本では、初めて日本語のタイトルを採用した19年の「Sukidakara」が広く知られるきっかけでした。

UMI:インターネットサーフィンをしている時にビートを見つけて、かわいらしかったから「あ、日本語が合うかもしれない」って直感的に思ったの。歌詞は、自分ではなく他の人をイメージして書いているね。私自身K-POPが好きだけど何を言っているか分からなくて、英語圏の人もメロディーさえ気に入ってくれれば大丈夫だと思ったらその通りだったね。たまに、「正しい日本語の使い方じゃないよ」って指摘されるけど、私は日本語でも英語でも正しい使い方はないと考えていて、正しいか正しくないかだけでジャッジしてしまったら、本当の気持ちを伝えることも受け取ることもできなくなってしまう。それよりも、「『Sukidakara』を聴いて日本に行きたくなった」とか、「意味を理解したくて日本語を勉強した」って英語圏のファンに言ってもらえてうれしかったな。

ーーデビューアルバム「Forest in the City」を昨年リリースしました。タイトルに込めた思いを教えてください。

UMI:グリフィスパーク(注:ハリウッドサインのあるリー山も含むロサンゼルス中心部の広大な公園)にいる時、鳥の鳴き声や車のクラクション、ヘリコプターの飛ぶ音が全部混ざって聞こえて、「あぁ、私は都会の森にいるんだな」って思ったの。森の中にいると、何もしなくてもピースフルな気持ちになれるけど、街中でそういった場所は探さないと見つからない。だから、聴くだけでヒーリング効果があってピースフルになれるようなアルバムを作りたくて、「Forest in the City」って名付けたの。

ーーということは、先にタイトルが決めてから曲作りがスタートしたのでしょうか?

UMI:未発表曲を50曲くらい完成させたタイミングで、ある日、自分の中で何かが変わる気がしたから、その前にアルバムを1枚完成させたくなった感じ。それで、グリフィスパークに出かけたら「Forest in the City」って言葉が生まれて、収録曲が決まっていったの。

ーーヒーリング効果を意識したアルバムをはじめ、ライブでは途中にメディテーションの時間を取り入れるなど、メンタルヘルスに力を入れていますね。

UMI:朝起きてまず自分と向き合う時間を作らなければ、その日は本当の自分じゃない気がしてしまって。だから、朝起きたらスマートフォンを開いたりパソコンでメールチェックしたりする前に、メディテーションをすることにしているの。内容は日ごとに変わるから走ることあるし、とにかく自分でメンタルケアすることはとても大事。メディテーションの仕方は、人によっても日によっても違うから、自分に合ってるものを探して欲しいな。

ーー現段階で、次回作などについて話せることがあれば教えてください。

UMI:「サマーソニック」前の8月11日に「happy im」ってシングルをリリース予定よ。日本語も入ってる曲だからみんな聴いてくれるとうれしいな。

ーーファッションについても聞きたいのですが、マイルールはありますか?

UMI:ルールがないことがルールだけど、あえて言うなら感情をファッションで表現すること。だから、毎日人が変わったようにファッションも変わるの。あとは……遊ぶこと?かな。今日だったら、ネックレスをベルトとして使ってみたり、タイダイ染めしたストッキングをインナーとして着てみたり、こうやって着るのは好きだね。

ーーSNSを見ていると、古着を着ることが多いんですね。

UMI:持っている洋服はほとんど古着よ。人と同じスタイリングをしたくないから、新作を買うことはあまりないかも。それに、古着は環境に優しいからね。今、世界で着られていない洋服を全部集めたらすごい量になると思わない?だから、新しい洋服はあまり買わないで、前に誰かが着ていた服を着て、洋服の歴史をアップデートするような感覚で購入する方が楽しいはず!

ーー古着を好きになったきっかけなど、忘れられないファッション体験談はありますか?

UMI:高校の最後の夏に、地元でハイウエストデニムが超はやっていたから、友達と古着屋で買ってみたの。その写真を撮っていたら、「あれ、ファッションって楽しいかも」って思えるようになって、ファッションが好きになったかな。

ーーアイブロウピアスやタトゥーもファッションのポイントですよね。

UMI:ツアーでオランダのアムステルダムに訪れた時、朝起きたらなんだかアイブロウピアスを開けたい気分で、散歩してたらたまたま専門店を見つけたからそのまま開けちゃった(笑)。セプタム(注:鼻ピアスの一種)もツアーの前日に思い付きで開けたり、タトゥーも気分で急に入れたりすることが多いわ。

ーーマーチャンダイズではどのようなことを意識していますか?

UMI:作品のイメージに合わせることを意識していて、インスタグラムで見つけたアーティストにDMして依頼したこともあるし、自分で描いた絵をプリントしたマーチャンダイズを作ったこともあるよ。今後は、自分の作品を使ったマーチャンダイズを増やしたいね。

ーー最後に、中高生時代は陸上選手としても活躍していたと耳にしたことがあります。

UMI:中学と高校で短距離走をしていて、高校の時に2人の妹と400メートル・リレーのワシントン州記録(46秒07)をレコードしたことがあるし、ジュニアオリンピックにも出たことがあるよ。地元では“ウィルソン・シスターズ”って有名だったの!今からみんなで走る?(笑)。

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荻原桃子「鎌倉が私を変えた」 新ブランド「OMMO」や家族、新生活について語る

荻原桃子(おぎはら・ももこ)/OMMO代表取締役兼「オーエムエムオー」クリエイティブ・ディレクター プロフィール

1984年1月3日生まれ、大阪府出身。2002年からアパレル業界で販売、企画、バイイングを経験し、マークスタイラーに入社。06年、22歳の若さで「ムルーア」を立ち上げ、クリエイティブ・ディレクターとして9年間、トータルディレクションを行う。16-17年秋冬から「アンスリード」を始動し、デザイナー兼クリエイティブ・ディレクターを務める。20年に和食器の「オーエム」、21年にコスメブランド「ユーエヌディーオー」のプロデュースをスタート。23-24年秋冬から自身のブランド「オーエムエムオー」をスタート。プライベートでは小学1年生男児の母

「オーエムエムオー」 ブランドプロフィール

マークスタイラーで「ムルーア」と「アンスリード」のクリエイティブトップとしてブランドを手掛けてきた荻原桃子が2023-24年秋冬にスタート。自身初のブランドとして、新たな拠点とする鎌倉でのライフスタイルを背景に30〜40代女性に向けた機能的でデザイン性のあるデイリーユースのウエアを発表する

マークスタイラーの「ムルーア(MURUA)」や「アンスリード(UN3D.)」でクリエイティブ・ディレクターなどを歴任した荻原桃子がこの秋、アパレルブランド「オーエムエムオー(OMMO)」をスタートする。荻原はガールズ&ウィメンズ市場をけん引してきたブランドを立て続けに成功させ、独自のクリエイティブ力を磨いてきた。今年春に長男の進学を機に、家族で鎌倉へ移住。新生活を充実させる中、40歳を目前にした彼女の新たなステージに迫る。

新ブランドはこれまでの都会的なスタイルとは違う

――あらためて、「オーエムエムオー」はどんなブランド?

荻原桃子(以下、荻原):30〜40代女性に向けて、カットソーやニット、ワンピースなど、着やすい素材感を追求したアイテムをメーンに構成していきます。私自身家族でアウトドアを楽しむことも増えて、鎌倉で生活し始めてからは動きやすさや着心地を重視したウエアを好むように。これまではジャケットやシャツ、パンプスといった都会的なスタイルを多く提案してきましたが、あらためて“今の自分が着たい服”を作りたいと思い始めたんです。それも「オーエムエムオー」立ち上げのきっかけの一つです。

アウトドアシーンでも最適なはっ水ナイロン素材や伸縮性のあるやわらかいカットソー素材など、アクティブに動きやすいストレスフリーなテキスタイルを多く採用しています。ボトムスは、スニーカーやビーチサンダルにも合う丈感や自転車や車を乗り降りしやすいボリューム感にもこだわりました。また、特徴としてきたカラーパレットは、アウトドアシーンで馴染みやすい色をセレクト。これまで使ってこなかったベージュ系は私自身もとても新鮮に感じています。ビジネスとしては大きく成長させたいとは考えてなくて、卸しなどせず、自社ECのみで販売。自分で育てられるスケールの中で展開していく予定です。毎月3つのコーディネートを提案できるよう、10型程度を新しく発表します。

――鎌倉での生活が新ブランドのスタイルの背景にある。

荻原:ウエアの構想も移住後に膨らんでいって、「自然あふれるここでのライフスタイルにはこんなスタイルが合うな」って自分の体験や街の人たちを見て考えていきました。これまでのクリエイティブの経験や得意とする素材や色使い、EC販売のノウハウなどを活かしながら、どんなスタイルや提案がマッチするか。私自身も車を運転するようになったり、山や海で過ごす時間が増えたり、都内での暮らしとは違うシーンが増えましたね。そうしたライフスタイルを背景にしたくて、ファーストシーズンのルックは鎌倉の建長寺で撮影しました。

――移住の理由は? 独立以外に、鎌倉移住の転機はあったか?

荻原:以前から鎌倉を訪れる機会があり、いつか越してこようと話はしていたんですが、私自身東京での暮らしが長かったので、はじめはなかなか乗り気ではありませんでした。息子も生まれ育った東京とお友だちから離れるのを嫌がっていたんですが、今ではウグイスの鳴き声で朝を迎えながら、海や山のたくさんの自然に触れる環境にとても喜んでいます。

家族との時間が増えたことは私にとってとても大きいです。若い時から仕事を優先する生活だったので、息子が幼いときもシッターに頼ることも多く、仕事をしながらの子育てに葛藤する時期もありました。そのうちに、東京のど真ん中、公園も少ない環境での子育てや仕事を優先しながらの子育てについての悩みが増えていき、コロナ禍でさらにワークライフバランスについて考え、仕事のことや家族のこと、将来のことに向き合うように。すると、「その時に自分がいいと思ったことをしたい」「先々のことは決めない」と自分の思いのままに服作りをしたいという考えがクリアになったんです。鎌倉という地が私を変えてくれたんだと思います。移住に3年悩んだ鎌倉は、人も環境もとても心地よくて、家族の時間を深めることもできて大正解の選択でした。

40歳に向けて、新しいことにチャレンジしたいと思った

――新生活を始めて、あらためて家族の存在とは?

荻原:将来の自分に対して悩んでいる私の背中を押ししてくれたのは主人でした。主人はじっくり考える私とは逆で、何事にも前向きに挑戦するタイプ。新ブランドも移住も主人の提案から決められたことでした。息子も私の仕事のことは理解してくれて、今では一緒にいる時間が増えたことがとても嬉しそうです。好きな仕事の時間と家族との時間をきちんと決めて行動できるようになったのは家族の存在が大きいと思っています。

――ブランド名の「OMMO」は自身の名前“MOMOKO”が由来?

荻原:そうです。40歳になるまでに、新しいことにチャレンジしたいと考えていたし、ゼロからブランドを始める新しい自分のステージに思いを込めて。それと、子どもの名前にかかる数字の“8”にもオマージュしてロゴを作成しました。想いの詰まった名前とデザインです。

毎日の生活の中で本当に必要なものだけを

――ファッションだけじゃなく、和食器「オーエム(OM)」やコスメブランド「ユーエヌディーオー(UNDO)」を立ち上げ、プロデュースの幅を広げている。

荻原:「オーエム」は食卓が楽しくなるものをと1年構想で立ち上げました。ただ、ファッションの経験しかなかった私にとっては、パントーンを使って色を提案するなど服作りの感覚で説明するしかできず、はじめは職人さんを困らせていました(笑)。でもやっていくうちにそんな私のやり方を面白く思ってくれて、瀬戸焼や笠間焼など幅広い表情と形の器を作ることができています。一点一点違う色の化学反応が面白くて、奥深い陶器の世界にどんどんハマっています。

「ユーエヌディーオー」の美容液はオイル好きの私の敏感肌に、またスキンケアにあまり時間をかけずとも使いやすいものをと考案しました。子どもと一緒だと毎日時間はかけられません。これまでたくさんの化粧品を試してきたけれど、あらためて、毎日の生活の中で本当に必要なものだけを選ぶことで、肌や生活スタイルに寄り添えるものが作れているかなと思っています。新しいアイテムを発表していく予定です。

――今後について。

荻原:鎌倉での家族との楽しく心地いい時間とともに、充実したワークライフバランスを送っていきたいです。アトリエは一旦茅ヶ崎に構えましたが、ゆくゆくは鎌倉にスペースを持ちたいと思っています。社会も人のライフスタイルも同じように、服も進化していける。そう信じて、生活に順応した、ペースにあった服作りをしていきたいと思っています。

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ルックHD、韓国事業が減速 1〜6月期は最終減益

ルックホールディングスの2023年1〜6月期連結業績は、売上高が前年同期比3.6%増の270億円、営業利益が同微減の13億円、純利益が同14.8%減の11億円だった。主力の韓国事業における値引き販売の増加が減益要因となった。

韓国事業の売上高は前年同期比4.8%増の137億円、営業利益は同41.2%減の7億6500万円。同国における主力ブランド「アー・ペー・セー(A.P.C.)」などで在庫コントロールに苦しみ、アウトレット店舗などでの処分品が増えた。採算の悪化した中国、香港事業は撤退した。

日本事業は売上高が前年同期比1.3%増の119億円、営業利益が同2.4%増の9億5700万円。外出機会の増加で、リアル店舗の客数が回復した。ブランド別の国内売上高は「アー・ペー・セー」と「スキャパ(SCAPA)」が同約15%増。「マリメッコ(MARIMEKKO)」が同約10%増、「キース(KEITH)」が同約7%増だった。

23年12月期の通期連結業績は、売上高が前期比微増の550億円、営業利益が同2.6%増の38億円、純利益が同5.1%増の28億円を計画する。「バーゲンを当てにせず、プロパーでしっかり売り切れる仕組みを作っていきたい」と多田和洋社長。下期(7〜12月)中には「アー・ペー・セー ゴルフ」のギンザ シックスへの出店など、計4店舗の出店を計画する。

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「ディーゼル」が日本限定カプセルコレクションを発売 伊勢丹メンズ館でポップアップと写真展開催

「ディーゼル(DIESEL)」は、日本限定の2023年秋冬カプセルコレクションを発表する。これを記念し、伊勢丹新宿本店メンズ館で8月16〜29日にポップアップストアをオープンする。また、写真家の小見山峻が撮り下ろした写真展も行う。ビジュアルには大平修蔵や玉城ティナ、戸塚純貴、井上ヤマトを起用し、赤いディーゼルロゴが溶け込む東京の日常の景観を背景にビンテージデニムをまとった。

ユニセックスのトレンチコートやデニムシャツ、ジャケット、トラックデニムのセットアップ、ロングスリーブTシャツの他、カーゴパンツやフレアデニムパンツを用意する。また、伊勢丹限定アイテムを4型発売する。価格は3万1900〜18万1500円だ。

クリエイティブ・ディレクターのグレン・マーティンス(Glenn Martens)が手掛ける同カプセルコレクションは、 アーカイブの特徴的なウォッシュ加工を施したビジュアルデニムからインスピレーションを得て、ビンテージウォッシュとコーティング加工にフォーカスした。伝統的な加工とイタリアの高い職人技術に焦点を当て、よりモダンなシェイプとシルエットで表現する。

■「ディーゼル」ポップアップストア 日本限定2023年秋冬カプセルコレクション
期間:8月16〜29日
場所:新宿伊勢丹本店 メンズ館1階 ザ・ステージ
営業時間:10:00〜20:00

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「グラニフ」の“コントロールベア”とNFTプロジェクト“IGUNFT”がコラボ 誕生15周年を祝して

「グラニフ(GRANIPH)」は“IGUNFT×コントロールベア”のコラボアイテムを発売した。全8種類のデザインを、Tシャツやトートバッグ、マブカップの合計24アイテムに展開する。価格はTシャツが3500〜4500円、マグカップが2500円、トートバッグが3500円。「グラニフ」公式オンラインストアならびに国内店舗で取り扱う。

また、全8種類のデザインの中から2デザインをセレクトし、NFTとして“オープンシー(OpenSea)”でオークション形式で9日12時から販売を開始した。

“IGUNFT”は宇宙からやってきた未知のキャラクターで、“コントロールベア”を生み出したグラフィックデザイナーの上原長剛が取り組んでいるNFTプロジェクト。2023年は「グラニフ」のオリジナルキャラクター“コントロールベア”の誕生から15周年を迎え、その節目を祝して、“IGUNFT”とコントロールベアのコラボが実現した。

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デサントが“まだ世にないスポーツウエア”の新カテゴリー始動 「ここまでやるのか、と思ってほしい」

デサントは、パフォーマンスウエアの新カテゴリー“プロ(PRO)”を発表した。“まだ世にないスポーツウエア”を掲げて、独自技術を駆使したユニークな機能服を作る。デビューシーズンの2023-24年秋冬コレクションでは、デサントが独自開発した技術“スキーマテック(Schematech)”を押し出す。公式オンラインストアと直営店、一部百貨店で順次扱う。

“スキーマテック”は、1枚の生地を部位別に融解したり、編み方を変えたりすることで、伸縮性や通気性、耐久性など異なる機能をもたせる技術のこと。生地の切り替えを減らして、着心地を向上させる役割もある。

この技術をスキーウエア2型、ゴルフウエア3型、トレーニングウエア2型の全7型に落とし込んだ。スキーはジャケット(22万円)とパンツ(8万8000円)で、ウエアを提供するスイス代表のアルペンスキー選手の声を反映した。ジャケットは空気抵抗を減らすために、フロントに縫い代や切り替えを出さないパターンを採用し、背中は編みを変えて伸縮性を持たせた。また肩でスキー板を担ぐことから、肩周りを樹脂でコーティングして耐久性を高めた。さらに蒸れた空気を逃すため、背面上部に微細なレーザーホールを空け、内部のダウンはあえて隙間が生まれるように配置して、空気が移動するよう工夫した。通常の2倍ほどの価格設定は、テクノロジーに振り切った結果だ。

デサントは、グローバルスポーツメーカーを目指して、ブランドイメージの向上に積極投資している。今年はブランドロゴを刷新したほか、東京本社オフィスの改装、既存店のリニューアルなどを行っている。新カテゴリー立ち上げもその一環と言える。デサントマーケティング部門 部門長代行の大辻俊作氏は「(売り上げの)定量目標を掲げてやるカテゴリーではない。われわれの機能性とデザイン性を伝える、イメージ発信の意義が大きい。『デサントが、ここまでやるのか』と思ってもらえるカテゴリーにしたい」と語る。

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「アトモス」が「ナイキ」の“ターミネーター”と“エアマックス1”を発売 おもちゃのソフビに着想

「アトモス(ATMOS)」は8月25日に、おもちゃのソフビに着想を得た 「ナイキ(NIKE)」 のスニーカー“ターミネーター”と“エアマックス1”を発売する。「アトモス」一部店舗および公式オンラインで取り扱う。発売に先駆け、8月19日9時から24日8時59分まで、「アトモス」公式オンラインで抽選を受け付ける。また8月19、20日にポップアップを中野ブロードウェイでオープンし、会場限定で先行発売する。数量限定でノベルティーのソフビも用意。詳細は「アトモス」公式サイトで随時更新する。

“ターミネーター”(1万7600円)と“エアマックス1”(2万900円)は、暗い場所で光るグローインザダーク仕様を採用し、ソフトビニール製をイメージしたデザインに仕上げた。

またノベルティーは“アトモスの電撃ナイキ大作戦“と題し、“ナイキ大好き星人”のソフビを数量限定で用意する。製作はキャラクターデザインやグラフィックデザイン、オリジナルトイ製作などで活動するケンストイワークス(KENTH TOY WORKS)が手掛けた。

ソフビはヒーローや怪獣など、日本で誕生したキャラクター人形のおもちゃで、コレクターズアイテムとしても人気がある。

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「シャネル ビューティ ハウス」表参道、9月3日で閉店 ビューティ特化路面店の世界1号店

「シャネル(CHANEL)」が直営店として運営する東京・表参道の「シャネル ビューティ ハウス(CHANEL BEAUTY HOUSE)」が9月3日で閉店する。当初から期間限定で計画しており、1年5カ月で終了する。

同店は昨年4月、世界で唯一のビューティ商品のみを扱う路面店としてオープン。1、2階で構成(延床面積は約150平方メートル)し、メイクアップからスキンケア、フレグランスまで全商品がそろう店舗として注目された。デジタルツールを活用したメイクアップやフレグランスのコンサルテーションサービスのほか、メイクアップ商品のバーチャルトライオンなどのサービスを提供してきた。また、世界に先駆けて香りのパーソナライズ体験プログラム「ランコントル」を導入。同プログラムは、香りを含んだ“空気”を拡散する特別なデバイスを使用する。デバイスの前でスタートボタンを押すと、複数の香りがディフューズ(拡散)され、好みの香りを選択すると嗜好やその日の気分に合った2つのフレグランス商品が提案される。

2階のポップアップスペースでは、ブランドの世界観に浸れるインスタレーションを展開。コンセプトを定期的に入れ替え、テーマに合わせて建物の外観の装飾も変化させた。昨夏は、秋の新商品“レ キャトル オンブル ツイード”をフィーチャーしたキャンペーンを実施。会場を架空の出版社“ツイード&パートナーズ”に見立て淡いピンクのツイードの空間を作り、ブランドにとってアイコニックなツイードの世界観を発信した。9月3日まで、人気フレグランス“チャンス”の4つの香りを試せるインスタレーションを開催する。ワークショップのほか特別限定アイテムも用意する。同店最後のインスタレーションは「シャネル ビューティ ハウス」のLINEアカウントから予約できる。

同ブランドは、「『シャネル ビューティ ハウス』では今までにないブランド体験を提供できた。同店で得られた知見を今後のより良いブランド体験に生かしていく」とコメントしている。

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【2023年秋コスメ】「M・A・C」がアイ、リップ、スキンケア、ブラシのスペシャルエディションキットを発売

「M・A・C」は8月21日、ベストセラー製品の人気色や限定色のスペシャルエディションキットを全国の店舗、公式オンラインストアで発売する。8月18日からゾゾコスメ、公式オンラインストアで先行予約を開始する。

リップスティックとリップペンシルのセット2種類、3色のミニリップスティックのセット、2色のリップガラスのセット、化粧水セット、限定6色のアイシャドウとマスカラのセット、ブラシセットの全7アイテムをそろえた。

“トレジャード キス リップ キット”(全2種、5940円)は、限定カラーの“パウダー キス リップスティック”と人気色のリップペンシルのセットだ。“ベスト ケプト キス ミニ リップスティック トリオ”(5940円)は、3色の限定カラーのミニリップスティックキット。“アット ファースト リップガラス デュオ”(5830円)ガラスのようなツヤのある仕上がりで2色の限定カラーのリップガラスキットだ。どれも肌なじみの良いニュートラルやピンクを中心とした色合いで、どんなメイクにも使える。“イン ハインドサイト アイ キット”(8800円)は、ナチュラルにもエレガントにも仕上がる限定6色のアイシャドウパレットとボリュームを叶えるマスカラのアイキット。

“リフレッシュ レミニス フィックス デュオ”(5940円)は、ミストタイプの化粧水2本をセットにした。“ブラシ ウィズ グレイトネス ブラシ キット”(9680円)は、限定パッケージのメイクブラシ4種類とポーチのセットだ。

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ファレルの「ビリオネア ボーイズ クラブ」と「モンクレール」がコラボを発表

「モンクレール(MONCLER)」と、ファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)が手掛けるストリートウエアブランド「ビリオネア ボーイズ クラブ(BILLIONAIRE BOYS CLUB)」は、両ブランドのインスタグラムでコラボレーションを発表した。8月15日(現地時間)から販売開始で、日本での取り扱い店舗などの詳細は現時点で分かっていない。

インスタグラムの投稿では、「モンクレール」のクラシックなオンドリをモチーフとしたロゴと、「ビリオネア ボーイズ クラブ」のアイコニックな宇宙飛行士のモチーフをミックスしたスペシャルロゴを公開しており、アイテムはダウンジャケットやバーシティジャケット、Tシャツなどが登場している。

「モンクレール」は、創業70周年記念プロジェクトの一環として2022年にもファレルとコラボしていた。

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“ワイルドサイド ヨウジ ヤマモト”がCOTODAMA社とコラボ スピーカーを発売

ヨウジヤマモトのコンセプチュアルプロジェクト“ワイルドサイド ヨウジヤマモト(WILDSIDE YOHJI YAMAMOTO)”はCOTODAMA社と協業し、同社が手掛ける楽曲の歌詞がスクリーンに表示されるスマートフォン用スピーカー“リリック スピーカー(Lyric Speaker)”とのコラボレーションモデルを発売した。価格は27万5000円。ワイルドサイドのオンライン及び、ワイルドサイド ヨウジ ヤマモト 大阪、阪急メンズ東京ポップアップストアで取り扱う。

同コラボは、ヨウジヤマモトのアイコニックな牡丹の花を本体と外箱に大胆にプリントし、スタンバイスクリーンには牡丹の花が映し出される。広い音域の音を再生可能な2ウェイバスレフ型スピーカーを設計、キャビネットには余分な歪振動の少ないアクリル板を採用し、美しい音鳴りのスピーカーを実現した。

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「アディダス オリジナルス」がファレル・ウィリアムスとのコラボ 3色の“サンバ”を発売 

「アディダス オリジナルス(ADIDAS ORIGINALS)」は8月12日10時に、ファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)とのコラボ最新作“ヒューマンレース サンバ トーンズ バイ ファレル(Humanrace Samba Tones by Pharrell)“(2万6400円)を発売する。テラコッタ、チャコール、ホワイトの3色を用意し、「アディダス(ADIDAS)」の公式アプリ「コンファームド(CONFIRMED)」やアディダス オリジナルス フラッグシップ ストア 原宿、その他取り扱い店舗で販売する。

今回のコレクションでは、プレミアムレザーを取り扱う“エコー レザー(ECCO LEATHER)”のオールラウンドなハイエンドレザーをアッパーとシューレースに採用し、 伝統的なスエードのトゥーキャップまでも同素材で仕上げ、よりラグジュアリーなデザインに刷新した。原材料はオランダから取り寄せ、“エコーレザー”の節水なめし技術によって“アディダス サンバ レザー(”adidas Samba Leather)“へと生まれ変わった。またこの技術は、1枚の皮につき20リットルの水を節約し、より高い耐変色性と優れたパフォーマンスを実現した。

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“黒ネコ型ボディブラシ”がリニューアル マクアケで10月15日まで販売中 

創業74年の府中家具メーカーの土井木工は、広島県の伝統工芸品である熊野筆の製造メーカーの晃祐堂と共同開発した“黒ネコ型ボディブラシ“をマクアケ(MAKUAKE)で8月7日〜10月15日まで販売する。

同アイテムは、柄付きタイプ(2万4200円)とハンディータイプ(1万7600円)の2種を用意する。山羊の毛とアップサイクルの合成繊維、天尾と呼ばれる柔らかく弾力性のある馬の尻尾を混合した。特徴は、0.1mmで先端に向かって細くなる構造の山羊の毛と毛穴よりも大きい馬の毛を2層構造に仕上げ、毛穴の中と肌表面の汚れに同時アプローチできる点だ。また、通常のネコ型ボディブラシより固めの感触を採用し柄付きタイプは背中も洗えるようグリップをデザインした。

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伊藤忠・繊維、23年度は「スポーツ」「シューズ」「百貨店ブランド」の3分野を強化 主要幹部が語る

伊藤忠商事・繊維カンパニーは2023年度、「スポーツ」「シューズ」「中高級品」の3分野を強化する。4月1日付で新たに繊維カンパニープレジデントに就任した武内秀人・執行役員は「今年度は安定的に純利益300億円を稼ぐための基礎作りに注力する」と語った。7月31日に、武内・新繊維カンパニープレジデントや中西英雄ファッションアパレル部門長、福垣学・執行役員ブランドマーケティング部門長ら、繊維カンパニーの主要幹部が揃った会見で明らかにした。

伊藤忠・繊維カンパニーの22年度の純利益は前期比3億円増の254億円で、23年度の純利益は過去最高となる330億円を計画している。ただ、この330億円の中には一過性利益が数十億円規模で入ると見られ、今後も安定的に純利益300億円を稼ぐためには、成長分野での事業拡大が必須になる。スポーツはファッション・アパレル部門が管掌するデサント、「アンダーアーマー」のドーム、シューズはブランドマーケティング部門が管掌する「コンバース」「リーボック」「フィラ」、中高級品はメンズのジョイックスコーポレーション、ウイメンズではレリアン、「レスポートサック」、インポーターのコロネットなどが軸になる。

スポーツでは強化策の一環として、5月以降に約30億円を投じてデサント株の追加取得を行った。ファッションアパレル部門の中西英部門長は「日中韓でバランスよく稼ぐ体制を構築しつつある。日本事業は直営店を強化する」方針。昨年に子会社化し、繊維カンパニーの2人の幹部を送り込んでいるドームについても「ファッションアパレル部門の原料から製品までのバリューチェーンを生かし、全力でバックアップしていく」という。伊藤忠は中国子会社の伊藤忠繊維貿易(中国)(以下、ITS)が欧米や中国のグローバルブランドに供給するサプライヤーで、こうした強みを生かす。

また強化分野のシューズでは、ファッションアパレル部門管掌のデサントやドームに加え、ブランドマーケティング部門が管掌する「コンバース」と、部門をまたがっている。繊維カンパニーは昨年7月の組織再編で、繊維原料やOEMを主力とするファッションアパレル部門とライセンスブランド事業を主力とするブランドマーケティング部門の2部門に集約しており、武内プレジデントは「さらなる部門横断も、今年度の最重要テーマの一つ。シューズでは2つの部門間の垣根を超えて、横串を入れていく」。シューズ販売は「コンバース」を主力に年間1000万足規模に達しており、「こうした生産背景をより強化し、各所に散らばっていたシューズのエキスパートを集約し、改めてシューズの生産も強化する」(福垣学・執行役員ブランドマーケティング部門長)。

3つ目の強化分野として掲げる中高級品分野の主要販路は百貨店だが、「コロナの収束に伴い、インバウンドが急ピッチで回復している。きめ細かく分析し、アプローチする」(福垣部門長)。メンズでは「ポール・スミス」「スキャバル」、ウイメンズではレリアンという有力ブランドを抱えており、回復基調にある百貨店販路を再強化する。

8月4日に発表した繊維カンパニーの4〜6月期決算は、基礎収益と純利益がいずれも前年同期比で5億円増の46億円だった。主要子会社・関係会社はドームが5億円の赤字、レリアンが3億円、三景が4億円、ITSが5億円(いずれも取り込み損益ベース)だった。

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オルビスが「コトハヨコザワ」とコラボしたポップアップを開催 限定ボトルやトライアルセットも発売

オルビスはウィメンズブランド「コトハヨコザワ(KOTOHAYOKOZAWA)」とのコラボを記念したポップアップイベントを8月25日〜9月24日までオルビスの体験特化型施設「スキンケア ラウンジ バイ オルビス」で開催する。

また8月21日には、エイジングケアシリーズ“オルビスユー ドットシリーズ”を新発売することに合わせて会場では新商品やコラボの世界観を楽しむことができるコンテンツや限定ドリンクの販売を行う。そして本イベント期間限定のコラボアイテムとして「スキンケア ラウンジ バイ オルビス」の人気サービス“CREATE BOTTLE”の限定デザインボトル(3630円)の発売やオリジナルトライアルセット(2500円)のほか、コラボを記念したファッションアイテムも数量限定で販売する。

9月2日には、週末限定スペシャルイベントとしてブランドデザイナーの横澤琴葉と、雑誌「HIGH(er)magazine」やポッドキャストなど多岐に渡り活躍するharu.とmiyaの3人によるトークショーを開催する。トークショーは13時、15時、17時の回があり、価格は限定ドリンク付きで3000円。事前予約が必要だ。

■「スキンケア ラウンジ バイ オルビス(SKINCARE LOUNGE BY ORBIS)」
住所:東京都港区南青山5-7-1
LOUNGE:10〜20時
JUICE BAR:8〜20時

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「アンティポディース」が“天然のレチノール”配合の美容液を発売

ニュージーランド発オーガニックスキンケアブランド「アンティポディース(ANTIPODES)」は9月1日、エイジングケアに特化した美容液“イヴ バイオ RTN セラム”(30mL、6600円)を発売する。ブランドECとコスメキッチンで取り扱う。

新美容液は、肌のハリの低下やシワなどに効果的な成分として近年話題を集めているレチノールに着目。そこで、“天然のレチノール”と呼ばれるオランダビユ由来のバクチノールを配合した。このほか、カカオオイルやウチワサボテンオイルなどの保湿成分を配合し、エイジングサインに効果的にアプローチしながら、潤いのあるふっくらとした健康的な肌へと導く。コスモス認証のエッセンシャルオイルを使用したディープローズのピュアな香りが特徴。なお、厳格な基準を持つバイオ・グロ(BioGro)のオーガニック認証と、ヴィーガン認証を取得している。

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「イプサ」がハリに満ちた肌をかなえるクリームを発売 部分的な弾力感の不足にアプローチ

「イプサ(IPSA)」は10月17日、弾むようなハリのある肌に導くクリーム“バウンス インテンス クリーム”(50g、9900円)を発売する。

同商品は、部分的な弾力感の不足で肌に微細な凹凸が現れる“ハリ感の不均一性”に着目した。ゲットウ葉エキスやベニバナ花エキスなどのハリ保湿成分や、グリセリンとアシタバ葉エキスなどの保湿成分を配合し、肌の滑らかさや艶の低下などの変化にアプローチ。肌の潤いを高め、ハリに満ちた肌をかなえる。独自のクラッシュスムーステクノロジーを採用し、みずみずしい使用感を実現。こっくりとしたテクスチャーで肌に滑らかに広がり、角層に浸透する。

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「YSL」が新メンズフレグランス発売 アンバサダーにオースティン・バトラーを指名

「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT 以下、YSL)」は9月1日、メンズフレグランス“MYSLF オーデパルファム”(60mL、1万4520円/100mL、1万9800円)を発売する。アンバサダーには、2022年7月に公開した映画「エルヴィス(ElLVIS)」の主演を務め、賞賛を浴びた俳優のオースティン・バトラー(Austin Butler)を起用した。

同商品はモダンマスキュリンをコンセプトに、男性らしい力強さではなく、花のような柔らかさとフレッシュさを表現した。香調は、ジェンダーレスに使用できるフレッシュなウッディフローラルで、トップノートにオレンジやシトラスなどのフレッシュな柑橘系を、ミドルノートに柔らかなオレンジブロッサムを採用した。ラストノートは、温かさのあるウッドやアンバーグリスの香りが漂う。ボトルはワントーンのブラックで、中央に「YSL」のカサンドラロゴを施した。

商品名に含まれている“MYSLF”には、MのマスキュリンとFのフェミニンの間にブランド名の「YSL」を挿入したことで2つのキーワードの架け橋となり、ブランドの神髄を体現している。また、シンプルに“MY SELF”と読むだけでなく、“MY YSL”とも読めるようなアイコニックな意味も込められている。

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ケリング、主力「グッチ」の不調で23年上半期は減益 北米の景気減速も響く

ケリング(KERING)の2023年1~6月期決算は、売上高が2.1%増の101億3500万ユーロ(約1兆5709億円)、営業利益は同2.4%減の27億3900万ユーロ(約4245億円)、純利益は同9.7%減の18億4600万ユーロ(約2861億円)だった。

地域別の売上高は、観光客が増加した西欧が同5.1%増の27億3900万ユーロ(約4245億円)、中国が復調したアジア太平洋地域(日本を除く)は同11.1%増の37億1000万ユーロ(約5750億円)、インバウンド需要が回復しつつある日本は同18.4%増の6億8300万ユーロ(約1058億円)と好調だった。北米は景気減速による国内需要の低下や、アメリカ人観光客が対ドルでのユーロ安を背景に旅行先の欧州で買い物をする傾向にあることから、同16.2%減の22億6600万ユーロ(約3512億円)だった。

ブランド別の売上高は、主力の「グッチ(GUCCI)」が同0.9%減(現地通貨ベースでは同1%増)の51億2800万ユーロ(約7948億円)だった。不調が続く同ブランドは転換期にあり、22年11月に退任したアレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)前クリエイティブ・ディレクターの後任として、23年1月28日に「ヴァレンティノ」出身のサバト・デ・サルノ(Sabato De Sarno)を任命。また、ミケーレと二人三脚で「グッチ」を立て直したマルコ・ビッザーリ(Marco Bizzarri)社長兼CEOも、デ・サルノ新クリエイティブ・ディレクターのデビューショーを見届けた後、9月23日付で退任する。ケリングによれば、後任は9〜10月から探し始めるため、当面は同社のジャン・フランソワ・パリュ(Jean-Francois Palus)=マネージング・ディレクターが暫定的に同職を務める。

ほかの主なブランドとして、「サンローラン(SAINT LAURENT)」は同5.8%増の15億7600万ユーロ(約2442億円)と堅調だったものの、「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」は同0.1%減の8億3300万ユーロ(約1291億円)だった。「バレンシアガ(BALENCIAGA)」が属するその他のメゾン部門は、同5.1%減の18億5600万ユーロ(約2876億円)だった。

なお、ケリングは7月27日、ヴァレンティノ(VALENTINO)の株式の30%を、同ブランドを擁するカタールの投資会社メイフーラ・グループ(MAYHOOLA GROUP以下、メイフーラ)から17億ユーロ(約2635億円)で取得した。取り引きは23年末には完了する見込み。これは両社のより幅広い戦略的提携の一環で、契約にはケリングが28年までにヴァレンティノの株式の100%を取得するオプションが含まれているほか、メイフーラはケリングの株主となる可能性があるという。

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ケリング、主力「グッチ」の不調で23年上半期は減益 北米の景気減速も響く

ケリング(KERING)の2023年1~6月期決算は、売上高が2.1%増の101億3500万ユーロ(約1兆5709億円)、営業利益は同2.4%減の27億3900万ユーロ(約4245億円)、純利益は同9.7%減の18億4600万ユーロ(約2861億円)だった。

地域別の売上高は、観光客が増加した西欧が同5.1%増の27億3900万ユーロ(約4245億円)、中国が復調したアジア太平洋地域(日本を除く)は同11.1%増の37億1000万ユーロ(約5750億円)、インバウンド需要が回復しつつある日本は同18.4%増の6億8300万ユーロ(約1058億円)と好調だった。北米は景気減速による国内需要の低下や、アメリカ人観光客が対ドルでのユーロ安を背景に旅行先の欧州で買い物をする傾向にあることから、同16.2%減の22億6600万ユーロ(約3512億円)だった。

ブランド別の売上高は、主力の「グッチ(GUCCI)」が同0.9%減(現地通貨ベースでは同1%増)の51億2800万ユーロ(約7948億円)だった。不調が続く同ブランドは転換期にあり、22年11月に退任したアレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)前クリエイティブ・ディレクターの後任として、23年1月28日に「ヴァレンティノ」出身のサバト・デ・サルノ(Sabato De Sarno)を任命。また、ミケーレと二人三脚で「グッチ」を立て直したマルコ・ビッザーリ(Marco Bizzarri)社長兼CEOも、デ・サルノ新クリエイティブ・ディレクターのデビューショーを見届けた後、9月23日付で退任する。ケリングによれば、後任は9〜10月から探し始めるため、当面は同社のジャン・フランソワ・パリュ(Jean-Francois Palus)=マネージング・ディレクターが暫定的に同職を務める。

ほかの主なブランドとして、「サンローラン(SAINT LAURENT)」は同5.8%増の15億7600万ユーロ(約2442億円)と堅調だったものの、「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」は同0.1%減の8億3300万ユーロ(約1291億円)だった。「バレンシアガ(BALENCIAGA)」が属するその他のメゾン部門は、同5.1%減の18億5600万ユーロ(約2876億円)だった。

なお、ケリングは7月27日、ヴァレンティノ(VALENTINO)の株式の30%を、同ブランドを擁するカタールの投資会社メイフーラ・グループ(MAYHOOLA GROUP以下、メイフーラ)から17億ユーロ(約2635億円)で取得した。取り引きは23年末には完了する見込み。これは両社のより幅広い戦略的提携の一環で、契約にはケリングが28年までにヴァレンティノの株式の100%を取得するオプションが含まれているほか、メイフーラはケリングの株主となる可能性があるという。

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自分だけの「G-SHOCK」を “MY G-SHOCK”×「ノーマ ティーディー」に込めた思い

タフネスウオッチの先駆者「G-SHOCK」を自分好みにカスタマイズできるサービス“MY G-SHOCK”から、ファッションブランド「ノーマ ティーディー(NOMA t.d.)」とのコラボレーションモデル“DWE-5610NM”が登場する。発売は「G-SHOCK」のオフィシャルサイトで、8月9日から。「ノーマ ティーディー」は、これまでにヨウジヤマモトのコンセプチュアルプロジェクトの“ワイルドサイド ヨウジヤマモト(WILDSIDE YOHJI YAMAMOTO)”や「ニードルズ(NEEDLES)」「ノンネイティブ(NONNATIVE)」「ステューシー(STUSSY)」などといったファッションブランドとコラボレーションを発表してきたが、リストウオッチはブランドとしては初リリース。野口真彩子デザイナーと佐々木拓真デザイナーが大切にしているテキスタイルデザインが落とし込まれた“MY G-SHOCK”は、アート性の高い仕上がりとなっている。2人に今回のコラボレーションに込めた思いを語ってもらった。

初めて買う時計は
「G-SHOCK」というイメージ

── いつから「G-SHOCK」を知っていましたか?

野口真彩子デザイナー(以下、野口):中学生のころから知っていたよね?

佐々木拓真デザイナー(以下、佐々木):そうだね。僕たちの世代ですと、多分中学生ぐらいの時に雑誌とかでも見ていたので、わりと自然に知っていたような感じがしますね。それくらいあたりまえの存在といいますか。それと、初めて買う時計は「G-SHOCK」というイメージもありましたね。

── するとお2人とも「G-SHOCK」は所有されていましたか?

野口:持っていましたね。どのモデルかまでは覚えていないのですが、初めてアメリカに行った10代前半の時に、親にねだって買ってもらいました。それを気に入ってずっと着けていました。

佐々木:僕は高校時代に。学校だけじゃなくプライベートでも着けていました。そのモデルは、今回コラボレーションさせていただいたモデルより後に出たものだったと思います。そう考えると「G-SHOCK」は、頑丈ってだけでなくバリエーションが豊富なのも魅力ですよね。

── 今年で誕生40周年になるので、今ではさまざまなモデルがリリースされていますよね。そして着用されていたのは1987年にリリースされた“DW-5700C”ですね。

佐々木:そうそう。当時は、“MY G-SHOCK”のようにカスタムオーダーができなかったので、オリジナリティーを出すために文字盤のロゴだったりをピンで削って真っ黒にしたりと各々でカスタムして楽しんでいました(笑)。

時計全体を
バンダナに見立てたデザイン

Gショック

── では今回のコラボレーションモデルについて聞かせてください。

佐々木:まず「G-SHOCK」はすでに完成されたプロダクトだと考えていまして、そういったアイテムに対して僕たちができるアプローチはなんだろうというところからスタートしました。そこで今回のモデルとなった“DW-5600”が、「G-SHOCK」のシグネチャー的なモデルでしたので、「ノーマ ティーディー」もシグネチャー的なモチーフを使おうというので、さまざまなアイテムやコラボでも使っているテキスタイルを落とし込ませていただきました。ただ、腕時計だとテキスタイルを載せることができる場所が限られてくるので、その点は洋服とは違った考え方でデザインを進めていきましたね。

野口:このテキスタイルは、コロナ禍の2021年に作ったテキスタイルで、“Draw Your Garden”というタイトルになります。生み出したきっかけは、バンダナ柄を作りたいと考えたところからスタートしていて。そこで皆さんが思うバンダナ柄と違うものはなんだろうかと考えていたのが、コロナのパンデミックのころでした。当時は考える時間がたくさんあったので、毎朝5時くらいに起きて散歩しながら考えるというのを日課にしていたのですが、その中で心に響いたのが、道端や学校にある花壇に咲いている“花”でした。そして私たちは作るものには“情緒”を入れたいと考えていて、その“情緒”と“花”を、庭を作ろうという意味も込めてドローイングで表現したのが、このバンダナ柄です。この柄は周りの反応もよかったので、シーズンで色や形、テクニックを変えたりしながら使い続けています。

── “Draw Your Garden”を使ったコラボレーションはこれまでにどんなものがありますか?

野口:来季のコラボレーションでも使っているのですが、これまでですと“ワイルドサイド ヨウジヤマモト”や「ニードルズ」「ノンネイティブ」でも使っています。

── 手描きでしょうか?

野口:はい。私たちのもの作りは、プリントやジャカード、ニット、刺しゅうと、どんなものでも全て手描きから始まっています。決して手描きにだけこだわっているつもりはないのですが、コレクションのスタートとしては一度手描きしています。手描きってその人なりの癖が出てくるので、人の情緒はそこに宿りますよね。そして今回の“Draw Your Garden”もですけど、花モチーフはペンのタッチや使う画材も含めて、毎シーズンいろんな形を描いています。

── 「G-SHOCK」とのコラボレーションで苦労した点はありますか?

佐々木:野口も話していましたが、使っているテキスタイルはバンダナ柄として作り出したものなので、今回のコラボレーションでも時計をバンダナとして見せたいなと考えてデザインしています。

── 時計全体をバンダナに見立てながらデザインを進められたのですね。

佐々木:そうですね。特にバンダナはスクエア型なので、時計のどこに載せたらなんとなくバンダナらしく見えるだろうかは悩みました。

── 他にもこだわったところはありますか?

野口:どこまで細かくテキスタイルが再現されるかが見えない中で進めていたのですが、すごくきれいに表現されていたのでとても満足しています。バンドのカラーによって、花の配色も変えているんですけど、そこもはっきり分かるようになっていますし、クオリティーが高いですよね。こういったマテリアルは、服ではあまり使わない素材なので、私たちにとってもいい経験になりました。

佐々木:バンドに関してだと、ブラックとスケルトンは「G-SHOCK」らしいカラーだったので、今回やってみたかった色でした。そして、もう1色と思った時にせっかくならば派手にしたいなと思い、オレンジを選びました。スケルトンはあえて光沢感を出しているので、面白い仕上がりになっていますよね。

ブランドの核となる
テキスタイルを楽しんでほしい

Gショック

── 今回は“MY G-SHOCK”とのコラボレーションになりますが、ユーザーにはどのように楽しんでほしいですか?

佐々木:使っているテキスタイルが“あなたの庭”というメッセージを込めているので、自分の庭を作るような感覚で楽しんでもらえたら嬉しいです。シミュレーションしてみると思いもよらない組み合わせができあがるので、何度もトライしてみるのもいいかもしれませんね。

野口:何より自分だけのスペシャルなオリジナルの1本を作ることができるのは、すごく楽しいサービスですよね。文字盤の組み合わせを変えるだけでもだいぶ印象は変わりますよ。

── お2人にも実際にカスタムしてもらいましたが、いかがですか?

佐々木:僕はごちゃごちゃしているのがあまり好きではないので、ブラックをベースにベゼルをスケルトンにしてみました。

野口:私はフェイスをホワイトにして、あとはオレンジで統一しました。腕時計って時間を確認するためのものというより、ひとつの大きなアクセサリーを着けている感覚が強いと思うんです。なので、ジュエリー感覚で選んでほしいです。

── 最後に、「ノーマ ティーディー」にとってテキスタイルとはどんな存在なのでしょうか?

野口:ブランド名にも書いてある通り、「t.d.」というのはテキスタルデザインの略です。それほどブランドの核となっているもので、そのためのブランドでもあります。なので、今回のコラボレーションを通じて私たちのテキスタイルを楽しんでいただけたら嬉しいです。

MY G-SHOCK × NOMA t.d.

“MY G-SHOCK” × 「ノーマ ティーディー」のプロモーションムービー

1983年にカシオ計算機から発売された「G-SHOCK」は、音楽やスケートボードといったストリートカルチャーと密にリンクし、ファッションアイテムとしても世界各国で愛されている。今回のコラボレーションモデルは、定番モデルの“DW-5600”を自分好みにカスタムできる“MY G-SHOCK”からのリリースとなる。文字盤はもちろんのこと、ベゼルやバンドといったパーツまでが自由にカスタムできる。随所に「ノーマ ティーディー」のオリジナルテキスタイルが落とし込まれており、ブラック、スケルトン、オレンジの3色がスタンバイ。またオーダーすると本コラボレーションのためにデザインされたオリジナルのボックスに梱包され手元に届く。価格は税込1万9800円。8月9日から「G-SHOCK」のオフィシャルサイトで数量限定で販売される。

PHOTO:SHINPO KIMURA
EDIT & TEXT:SHUICHI AIZAWA(PineBooks Inc.)
問い合わせ先
カシオ計算機 お客様相談室
0120-088925

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自分だけの「G-SHOCK」を “MY G-SHOCK”×「ノーマ ティーディー」に込めた思い

タフネスウオッチの先駆者「G-SHOCK」を自分好みにカスタマイズできるサービス“MY G-SHOCK”から、ファッションブランド「ノーマ ティーディー(NOMA t.d.)」とのコラボレーションモデル“DWE-5610NM”が登場する。発売は「G-SHOCK」のオフィシャルサイトで、8月9日から。「ノーマ ティーディー」は、これまでにヨウジヤマモトのコンセプチュアルプロジェクトの“ワイルドサイド ヨウジヤマモト(WILDSIDE YOHJI YAMAMOTO)”や「ニードルズ(NEEDLES)」「ノンネイティブ(NONNATIVE)」「ステューシー(STUSSY)」などといったファッションブランドとコラボレーションを発表してきたが、リストウオッチはブランドとしては初リリース。野口真彩子デザイナーと佐々木拓真デザイナーが大切にしているテキスタイルデザインが落とし込まれた“MY G-SHOCK”は、アート性の高い仕上がりとなっている。2人に今回のコラボレーションに込めた思いを語ってもらった。

初めて買う時計は
「G-SHOCK」というイメージ

── いつから「G-SHOCK」を知っていましたか?

野口真彩子デザイナー(以下、野口):中学生のころから知っていたよね?

佐々木拓真デザイナー(以下、佐々木):そうだね。僕たちの世代ですと、多分中学生ぐらいの時に雑誌とかでも見ていたので、わりと自然に知っていたような感じがしますね。それくらいあたりまえの存在といいますか。それと、初めて買う時計は「G-SHOCK」というイメージもありましたね。

── するとお2人とも「G-SHOCK」は所有されていましたか?

野口:持っていましたね。どのモデルかまでは覚えていないのですが、初めてアメリカに行った10代前半の時に、親にねだって買ってもらいました。それを気に入ってずっと着けていました。

佐々木:僕は高校時代に。学校だけじゃなくプライベートでも着けていました。そのモデルは、今回コラボレーションさせていただいたモデルより後に出たものだったと思います。そう考えると「G-SHOCK」は、頑丈ってだけでなくバリエーションが豊富なのも魅力ですよね。

── 今年で誕生40周年になるので、今ではさまざまなモデルがリリースされていますよね。そして着用されていたのは1987年にリリースされた“DW-5700C”ですね。

佐々木:そうそう。当時は、“MY G-SHOCK”のようにカスタムオーダーができなかったので、オリジナリティーを出すために文字盤のロゴだったりをピンで削って真っ黒にしたりと各々でカスタムして楽しんでいました(笑)。

時計全体を
バンダナに見立てたデザイン

Gショック

── では今回のコラボレーションモデルについて聞かせてください。

佐々木:まず「G-SHOCK」はすでに完成されたプロダクトだと考えていまして、そういったアイテムに対して僕たちができるアプローチはなんだろうというところからスタートしました。そこで今回のモデルとなった“DW-5600”が、「G-SHOCK」のシグネチャー的なモデルでしたので、「ノーマ ティーディー」もシグネチャー的なモチーフを使おうというので、さまざまなアイテムやコラボでも使っているテキスタイルを落とし込ませていただきました。ただ、腕時計だとテキスタイルを載せることができる場所が限られてくるので、その点は洋服とは違った考え方でデザインを進めていきましたね。

野口:このテキスタイルは、コロナ禍の2021年に作ったテキスタイルで、“Draw Your Garden”というタイトルになります。生み出したきっかけは、バンダナ柄を作りたいと考えたところからスタートしていて。そこで皆さんが思うバンダナ柄と違うものはなんだろうかと考えていたのが、コロナのパンデミックのころでした。当時は考える時間がたくさんあったので、毎朝5時くらいに起きて散歩しながら考えるというのを日課にしていたのですが、その中で心に響いたのが、道端や学校にある花壇に咲いている“花”でした。そして私たちは作るものには“情緒”を入れたいと考えていて、その“情緒”と“花”を、庭を作ろうという意味も込めてドローイングで表現したのが、このバンダナ柄です。この柄は周りの反応もよかったので、シーズンで色や形、テクニックを変えたりしながら使い続けています。

── “Draw Your Garden”を使ったコラボレーションはこれまでにどんなものがありますか?

野口:来季のコラボレーションでも使っているのですが、これまでですと“ワイルドサイド ヨウジヤマモト”や「ニードルズ」「ノンネイティブ」でも使っています。

── 手描きでしょうか?

野口:はい。私たちのもの作りは、プリントやジャカード、ニット、刺しゅうと、どんなものでも全て手描きから始まっています。決して手描きにだけこだわっているつもりはないのですが、コレクションのスタートとしては一度手描きしています。手描きってその人なりの癖が出てくるので、人の情緒はそこに宿りますよね。そして今回の“Draw Your Garden”もですけど、花モチーフはペンのタッチや使う画材も含めて、毎シーズンいろんな形を描いています。

── 「G-SHOCK」とのコラボレーションで苦労した点はありますか?

佐々木:野口も話していましたが、使っているテキスタイルはバンダナ柄として作り出したものなので、今回のコラボレーションでも時計をバンダナとして見せたいなと考えてデザインしています。

── 時計全体をバンダナに見立てながらデザインを進められたのですね。

佐々木:そうですね。特にバンダナはスクエア型なので、時計のどこに載せたらなんとなくバンダナらしく見えるだろうかは悩みました。

── 他にもこだわったところはありますか?

野口:どこまで細かくテキスタイルが再現されるかが見えない中で進めていたのですが、すごくきれいに表現されていたのでとても満足しています。バンドのカラーによって、花の配色も変えているんですけど、そこもはっきり分かるようになっていますし、クオリティーが高いですよね。こういったマテリアルは、服ではあまり使わない素材なので、私たちにとってもいい経験になりました。

佐々木:バンドに関してだと、ブラックとスケルトンは「G-SHOCK」らしいカラーだったので、今回やってみたかった色でした。そして、もう1色と思った時にせっかくならば派手にしたいなと思い、オレンジを選びました。スケルトンはあえて光沢感を出しているので、面白い仕上がりになっていますよね。

ブランドの核となる
テキスタイルを楽しんでほしい

Gショック

── 今回は“MY G-SHOCK”とのコラボレーションになりますが、ユーザーにはどのように楽しんでほしいですか?

佐々木:使っているテキスタイルが“あなたの庭”というメッセージを込めているので、自分の庭を作るような感覚で楽しんでもらえたら嬉しいです。シミュレーションしてみると思いもよらない組み合わせができあがるので、何度もトライしてみるのもいいかもしれませんね。

野口:何より自分だけのスペシャルなオリジナルの1本を作ることができるのは、すごく楽しいサービスですよね。文字盤の組み合わせを変えるだけでもだいぶ印象は変わりますよ。

── お2人にも実際にカスタムしてもらいましたが、いかがですか?

佐々木:僕はごちゃごちゃしているのがあまり好きではないので、ブラックをベースにベゼルをスケルトンにしてみました。

野口:私はフェイスをホワイトにして、あとはオレンジで統一しました。腕時計って時間を確認するためのものというより、ひとつの大きなアクセサリーを着けている感覚が強いと思うんです。なので、ジュエリー感覚で選んでほしいです。

── 最後に、「ノーマ ティーディー」にとってテキスタイルとはどんな存在なのでしょうか?

野口:ブランド名にも書いてある通り、「t.d.」というのはテキスタルデザインの略です。それほどブランドの核となっているもので、そのためのブランドでもあります。なので、今回のコラボレーションを通じて私たちのテキスタイルを楽しんでいただけたら嬉しいです。

MY G-SHOCK × NOMA t.d.

“MY G-SHOCK” × 「ノーマ ティーディー」のプロモーションムービー

1983年にカシオ計算機から発売された「G-SHOCK」は、音楽やスケートボードといったストリートカルチャーと密にリンクし、ファッションアイテムとしても世界各国で愛されている。今回のコラボレーションモデルは、定番モデルの“DW-5600”を自分好みにカスタムできる“MY G-SHOCK”からのリリースとなる。文字盤はもちろんのこと、ベゼルやバンドといったパーツまでが自由にカスタムできる。随所に「ノーマ ティーディー」のオリジナルテキスタイルが落とし込まれており、ブラック、スケルトン、オレンジの3色がスタンバイ。またオーダーすると本コラボレーションのためにデザインされたオリジナルのボックスに梱包され手元に届く。価格は税込1万9800円。8月9日から「G-SHOCK」のオフィシャルサイトで数量限定で販売される。

PHOTO:SHINPO KIMURA
EDIT & TEXT:SHUICHI AIZAWA(PineBooks Inc.)
問い合わせ先
カシオ計算機 お客様相談室
0120-088925

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「メナード」が“シワ改善”効果の新規有効成分を配合した美容液を発売

「メナード(MENARD)」は9月21日、厚生労働省から“シワ改善”効果の承認を受けた新規有効成分の安定化ビタミンE誘導体“VEP-M”を配合した美容液“薬用ラインズリセット”【医薬部外品】(45mL、2万2000円/20mL、1万1000円)を発売する。

同商品は全顔に使用可能な美容液で、有効成分の“VEP-M”がシワを改善し、保湿成分のヒアルロン酸などが潤いを与えて滑らかな肌に整える。濃厚なテクスチャーが肌にしっとりとなじんで、肌にハリ感と透明感をもたらす。

「メナード」の長年の研究の結果により誕生したオリジナルの成分“VEP-M”は、真皮のコラーゲンの分解を抑え、加齢や紫外線などにより減少するセラミドやヒアルロン酸を生み出す効果を発見した。この2つの成分を増やすことで表皮の柔軟性を高め、シワを改善する効果が認められ2021年に新規有効成分として承認を取得。今後も“VEP-M”を配合したスキンケア商品を展開していく。

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「アナ スイ」からディズニー100周年を祝したバッグ 三越日本橋限定トートも

「アナ スイ(ANNA SUI)」は8月9日、ディズニーの100周年を祝した“ディズニー100フレンズ”シリーズを発売した。

ミッキーマウスやミニーマウス、「ダンボ」「ふしぎの国のアリス」「ピーター・パン」などのキャラクターを描いたもので、トートバッグが2万4200円、ショルダーバッグが2万2000円、PCケース付きのバックパックが2万8600円。「アナ スイ」ラフォーレ原宿店や公式オンラインストア、大丸東京店などで扱う。

また「アナ スイ」は同日、三越日本橋本店(本館1階 婦人雑貨プロモーションスペース)にポップアップショップをオープン。同店限定のトートバッグ(2万5300円)を販売する。

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「昨年は即完売」 ザ トウキョウ×「ケイタ マルヤマ」×「フェイラー」の桃柄ハンカチ

セレクトショップのザ トウキョウは8月9日、「ケイタ マルヤマ(KEITA MARUYAMA)」、ドイツのシュニール織ブランド「フェイラー(FEILER)」とトリプルコラボしたハンカチを発売した。ザ トウキョウと「ケイタ マルヤマ」の店舗および公式オンラインストアで扱う。

「ケイタ マルヤマ」のアーカイブテキスタイルから、ザ トウキョウのディレクターがセレクトした桃柄をシュニール織したもので、縁がピンク、ブルー、ネイビーの3色展開。価格は各3960円だ。

ザ トウキョウは、「同商品は昨年も販売し、瞬く間に完売した」と話す。

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資生堂が日本事業を改革 「前例踏襲の文化が邪魔している」

資生堂が大規模な日本事業の構造改革に乗り出す。23年からスタートした中期経営戦略「SHIFT 2025 and Beyond」では、25年に日本事業で500億円を超えるコア営業利益の実現を目指している。藤原憲太郎社長COOは現職の着任から6カ月を経て、「日本は成長市場ではない。成長するからには他社からシェアを奪う気持ちであることが重要だ。その現状に対する危機感や変革への期待、成長への情熱を持っている社員が多くいる。一方で、組織における過去のしがらみや前例踏襲の文化が邪魔をし、市場変化の対応が遅くなっている」と日本事業の現状を分析。そこで、「日本事業のビジネスモデルを再設計し、既存のルールを解き放つことが重要だ」と、日本事業にメスを入れる。

さらに、「われわれは価値創造を積み重ねながらイノベーションを起こしてきた。勝てる組織をつくることが大切であり、今変わらなければ日本(事業)の存在意義が疑われる」と強く指摘。「改革は自分がやらなければ」と藤原社長COO自らが主導すべく、9月1日付で資生堂ジャパンの代表取締役会長を兼任する。

改革実現のために、「Profitable Growth(収益性の高い成長)への事業構造転換」「固定費の合理化」「組織風土改革」の3つの柱を掲げる。

「Profitable Growthへの事業構造転換」では、消費者起点のビジネスモデルとして、「シセイドウ(SHISEIDO)」「クレ・ド・ポー ボーテ(CLE DE PEAU BEAUTE)」などのプレステージブランドで戦略的な値上げや高い付加価値を価格に転嫁。新商品で顧客接点の拡大を図る。「エリクシール(ELIXIR)」「マキアージュ(MAQUILLAGE)」などのプレミアムブランドでは、セルフ販売の能力を強化。消費者購買行動を軸としたデータドリブンで効率性を追求する。ECは売り上げ比率を22年の10%台後半から25年までに30%へと伸ばす。100年続いた制度品ビジネスでは、商品を進化させ、顧客価値を最大化する。

「固定費の合理化」では、販促物の輸送オペレーションを改善しシンプル化を目指す。ITシステムやデータ分析は内製化し、外部委託費を削減。すでに営業オフィスを半減させているが、さらにオフィスの再編や直営店の見直しを図り、リース費用の削減にも取り組む。

店頭人材においては「適正に配置ができていない」と述べ、接客時間の最大化を図るべく、店頭人材配置の適正化を推進する。デジタルを活用しながらエンゲージメントを高め、将来的に人材の価値を高める仕組みを構築する。

加えて生産性の向上を目指し、現行の早期退職制度の活用するものの、藤原社長COOは「抜本的にリストラをすることは考えていない」と言及する。

「組織風土改革」においては“タブーを排除”し、自己革新が起きる組織風土を目指す。スピーディな商品開発を見据え、「トップダウンの意思決定が必須」と経営体制を強化。スピード感のある消費者起点の商品展開やブランドとR&Dのコミュニケーションを強化すべく、岡部義昭 資生堂 常務チーフイノベーションオフィサー チーフブランドイノベーションオフィサーを、副社長チーフマーケティング&イノベーション オフィサー チーフブランドイノベーションオフィサー チーフブランドオフィサー ブランドSHISEIDOに昇格する。

また、社員の満足度を最大化するチーフピープルオフィサー職を設ける。すでに適任者を固めており、後日発表する予定だ。「リスクを恐れない挑戦ができる組織風土」を目指し、24年1月から次世代リーダーの積極登用と育成も強化する。

藤原社長COOは、「(これら推進することで)新しいポジティブサイクルになるだろう。『自己革新こそが永続的な発展を作る』という考えをもとに、飛躍のための改革をやりきる」と意欲を燃やす。

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トントン拍子で50店舗達成!「元祖豚丼屋 TONTON」がシェア1位の圧倒的な強みを語る。

【記事のポイント】 ●ワンズトライン株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役:山内 仁氏)のヒット業態「元祖豚丼屋TONTON」が、2021年6月から全国展開を初めて2年で50店舗を達成した。多店舗展開が難しいとされた豚丼業界で、抜きんでることができた理由を聞いた。
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「コーセー」敏感肌キャンペーンの新CMにSnow Man目黒蓮を起用 オリジナルクオカードが当たる企画も

コーセー、コーセーコスメポート、コーセーマルホファーマの3社は、各社の敏感肌向け商品を訴求するキャンペーン「コーセー敏感肌ケア」を開始する。これに併せ、8月17日からジャニーズ事務所所属の9人組男性アイドルグループSnow Man(スノーマン)の目黒蓮を起用した新CM“みんなの敏感肌ケア篇”を全国で放映。また、目黒のビジュアル入りグッズが当たるキャンペーンも実施する。

新CMに登場する商品は、9月16日発売の「雪肌精」の顔にも身体にも使用できる保湿ミルク“クリアウェルネス モイストリペア ミルク”、「セラミエイド」の全身保湿できるヒト型セラミドを配合したミルク“薬用スキンミルク”、「カルテHD」の全身用高保湿ローション“モイスチュア フェイス&ボディローション”の3アイテム。コーセーの敏感肌ケアアイテムのユーザーでもある目黒は「僕自身まさに敏感肌で、肌の乾燥などで悩んでいますし、赤ちゃんでも使えるくらい(使い心地が)優しいので、使わせていただいています」とコメントを寄せた。

新CMで目黒と共演したのは、子役の石塚七菜子と七瀬瑠斗。目黒は「2人が元気いっぱいで、さっきまでここにいたのに、気付いたらあっちにいる……。そんな感じだったので、僕も(2人から)元気をもらいました。すごく楽しかったです!」と撮影を振り返り、耳元で内緒話をするシーンの撮影では「とんでもない(!?)内容のお話を七菜子ちゃんから聞かせてもらいました(笑)」と裏話を披露している。

目黒のオリジナルクオカード1000円分が抽選で1000人に当たるプレゼントキャンペーンは、対象商品を合む3300円以上の購入レシートで応募が可能。レシートの有効期間は8月17日0:00~10月31日23:59、応募受付期間は9月16日10:00~11月15日23:59。

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