アーセナル・ウィメンFC ×「ステラ マッカートニー」×「アディダス」のトリプルコラボユニホームが誕生

「アディダス(ADIDAS)」は、イングランド・ロンドンを拠点とするフットボールクラブのアーセナル・ウィメンFC(Arsenal Women FC)と、「ステラ マッカートニー(STELLA MCCARTNEY)」とのトリプルコラボレーションアイテムを発表した。現在、一部コレクションをアーセナルFCと「アディダス」の公式オンラインストア、セレクトショップなどで販売している。

今回のトリプルコラボは、「アディダス」がアーセナル・ウィメンFCのサプライヤーを務め、また「ステラ マッカートニー」とも18年近く協業を続けていることから実現。昨年3月の初コラボに続く、第2弾となる。選手が試合中に着用する2023-24シーズンのアウェイユニホームには、淡いピンクとパープルから成る流線形のストライプ柄をメイングラフィックに用いており、ほかにもトラックジャケットとパンツのセットアップ、フーディー、バックパックなどを用意した。

なお、アーセナル・ウィメンFCの選手が10月6日(現地時間)のマンチェスター・ユナイテッドWFC(Manchester United WFC)とのアウェイゲームに本ユニホームで臨むほか、アーセナルFCの選手も8日(同時間)のマンチェスター・シティFC(Manchester City FC)とのホームゲーム前に、本コラボアイテムを着用してウォーミングアップを行う予定だという。

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アーセナル・ウィメンFC ×「ステラ マッカートニー」×「アディダス」のトリプルコラボユニホームが誕生

「アディダス(ADIDAS)」は、イングランド・ロンドンを拠点とするフットボールクラブのアーセナル・ウィメンFC(Arsenal Women FC)と、「ステラ マッカートニー(STELLA MCCARTNEY)」とのトリプルコラボレーションアイテムを発表した。現在、一部コレクションをアーセナルFCと「アディダス」の公式オンラインストア、セレクトショップなどで販売している。

今回のトリプルコラボは、「アディダス」がアーセナル・ウィメンFCのサプライヤーを務め、また「ステラ マッカートニー」とも18年近く協業を続けていることから実現。昨年3月の初コラボに続く、第2弾となる。選手が試合中に着用する2023-24シーズンのアウェイユニホームには、淡いピンクとパープルから成る流線形のストライプ柄をメイングラフィックに用いており、ほかにもトラックジャケットとパンツのセットアップ、フーディー、バックパックなどを用意した。

なお、アーセナル・ウィメンFCの選手が10月6日(現地時間)のマンチェスター・ユナイテッドWFC(Manchester United WFC)とのアウェイゲームに本ユニホームで臨むほか、アーセナルFCの選手も8日(同時間)のマンチェスター・シティFC(Manchester City FC)とのホームゲーム前に、本コラボアイテムを着用してウォーミングアップを行う予定だという。

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「ファミュ」のベストセラー美容液が進化 美容成分をパワーアップ

韓国のスキンケアブランド「ファミュ(FEMMUE)」は9月28日、ベストセラー美容液“グロウドロップス”(30mL、7370円)をリニューアルし発売する。

同商品は、潤いで満たされ内側から発光するかのような艶とハリのある“水光彩肌”をテーマにした美容液。韓国の先進技術“ブルーエマルジョンテクノロジー”を採用し全ての成分をミクロな均一構造にすることで、肌への浸透力を高めている。

リニューアルポイントは肌の油分と水分のバランスを保つ美容成分の強化で、外的環境によるダメージから肌を守ることを目的とした成分も追加した。また、容器をスポイトタイプから美容液をフレッシュな状態に保つポンプタイプに変更している。

香りはハーブやシトラス、フラワー、ウッドなど多様な精油を組み合わせて生み出したフローラルウッディで、スキンケア中も癒しを与える。

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「ファミュ」のベストセラー美容液が進化 美容成分をパワーアップ

韓国のスキンケアブランド「ファミュ(FEMMUE)」は9月28日、ベストセラー美容液“グロウドロップス”(30mL、7370円)をリニューアルし発売する。

同商品は、潤いで満たされ内側から発光するかのような艶とハリのある“水光彩肌”をテーマにした美容液。韓国の先進技術“ブルーエマルジョンテクノロジー”を採用し全ての成分をミクロな均一構造にすることで、肌への浸透力を高めている。

リニューアルポイントは肌の油分と水分のバランスを保つ美容成分の強化で、外的環境によるダメージから肌を守ることを目的とした成分も追加した。また、容器をスポイトタイプから美容液をフレッシュな状態に保つポンプタイプに変更している。

香りはハーブやシトラス、フラワー、ウッドなど多様な精油を組み合わせて生み出したフローラルウッディで、スキンケア中も癒しを与える。

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「ディオール」vs「サンローラン」で開幕 「マメ」「CFCL」「アンリアレイジ」日本勢も好発進【2024年春夏パリコレ取材24時vol.1】

東京、ニューヨーク、ロンドン、ミラノに続き、2024年春夏のパリ・ファッション・ウイークがスタートしました。今シーズンも「WWDJAPAN」の取材チームは朝から晩まで体力の許す限り、街中を駆け巡ります!担当するのは、3年半ぶりに渡仏する編集統括兼サステナビリティ・ディレクターの向と、コロナ禍もずっと現地取材を続けている欧州通信員の藪野。てんやわんやなパリコレの“リアル”をお届けします!

10:00「ピーター ドゥ」

これまでニューヨーク・ファッション・ウイークに参加していた「ピーター ドゥ(PETER DO)」が満を持して、初めてパリでショーを行いました。今季はクリエイティブ・ディレクターに就任した「ヘルムート ラング(HELMUT LANG)」のデビューコレクションもNYで披露し大忙しのピーターですが、「ピーター ドゥ」は「自分のパーソナルな部分や生活を映し出し、常に進化を続けるものだ」と言います。そして、ブランドを立ち上げて5年以上が経ち、32歳になった彼は「より成熟した服を作りたかった」と。服自体に焦点を当てるためのミニマルなセッティングの中、ブランドらしいシャープなテーラリングを軸にオフィスウエア的なワードローブを再解釈したコレクションを見せました。

今季のポイントは、ウエストの高い位置で裏地の素材と切り替えたパワーショルダーのジャケット。クロップド丈で仕立てたジャケットやウエスト部分のみを切り替えたテーラードコートもあり、素材のコントラストを効かせています。シャツやニット、パンツにもグラフィカルな切り替えを生かし、白、黒、赤を中心としたカラーブロッキングルックを打ち出しました。また、ショーでは来月発売予定の「バナナ リパブリック(BANANA REPUBLIC)」とのコラボアイテムもお披露目。具体的にはルック8〜12と23〜27なのですが、「ピーター ドゥ」のエッセンスを感じさせながらも日常の着こなしに加えやすく、これまで手が出せなかった人にも支持されそうです。ぜひルック写真でチェックを!

12:00「CFCL」

選挙で言えば激戦区であるパリコレで新人ブランドが存在を認められるにはまずは3回連続で発表せよ、が定説。「CFCL」はまさにその3シーズン目をミニショー形式で発表し、来場者数の多さから認知度の高まりがうかがえました。会場のパレ・ド・トーキョーにはベルリン在住のアーティスト、三家俊彦さんによるアルミニウム製の草花のアートが飾られモダンアートな雰囲気です。

掲げたメッセージは「過酷な環境の中でも力強くも快適に暮らす未来」。それは例えば「乾いた大地に流れ落ちる滝をイメージした」というストライプ柄の無縫製ニットドレスとなって登場します。シグニチャーアイテムのドレスは、棒状のスパンコールを手作業でたくさん縫い付けたハイエンドなピースがデビュー。コンピューターによる無縫製ニットと職人による手作業というコントラストで新境地を開きます。

このショーに出てきたアイテムの8割が継続の型だそう。パリコレであっても全てを新しくはしない、それが「CFCL」が提案する新しさ。「アシックス(ASICS)」とのコラボスニーカーに続いて「フォーナインズ(999.9)」と協業したアイウエアもデビューするなどアイテムのポートフォーリオを確実に広げています。

アート関係者に支持者が多い「CFCL」ですが、来場者の中にはなんと写真家の高木由利子さんの姿も。仕事をされている「ディオール(DIOR)」のジャケット&バッグに「CFCL」のスカートというスタイリングがお似合いでした。

13:00「マメ クロゴウチ」

ランチを食べる時間もなく「ポワラーヌ(POILANE)」のアップルパイを頬張りながらやって来たのは、「マメ クロゴウチ(MAME KUROGOUCHI)」。今回の会場は、本格的な日本食レストランや茶房、ショップ、ギャラリーが入る人気施設のオガタ パリ(OGATA PARIS)です。エントランスを入ると、まず緑茶と和菓子がふるまわれ、その先に進むと小さな展示スペース。そこで黒河内さん自らが来場者を出迎え、まずは今季のインスピレーションとなった初期伊万里の陶片や制作過程のヒントを見てから、座席につくという“おもてなし”が用意されていました。

坂本龍一さんによる陶器が割れる繊細な音を使った楽器が流れる中で披露されたのは、そんな初期伊万里の柄やモチーフをジャカード織やニットで表現した服。今季からプレ・コレクションをメーン・コレクションに集約したこともあってか、いつものショーよりシンプルなデザインやバッグも多いように感じます。

その中で特に黒河内さんがこだわったのは、紋様の⼊った型を押し当てて柄を浮かび上がらせる「陽刻」の技術。これを型押しで服に応用することを考え、「通常、化学繊維などにしか使えない技術だけど、職人さんに出会い、コットンやデニムに再現することができた」といいます。そして、ドレスにあしらわれた陶器のボタンは窯元や作家のサポートを得て、自ら作ったものだそう。日本の美意識を感じる美しい服と空間、そして優しい音で表現した静謐なムードのショーは、パリコレのバタバタや街の喧騒を忘れさせてくれるもので、癒されました〜。

14:30「ディオール」

今季の「ディオール(DIOR)」でまず注目なのは、会場内を覆うスクリーンに映し出されたイタリア人アーティストのエレナ・ベラントーニ(Elena Bellantoni)による映像作品です。鮮やかな色使いやコラージュの作風はポップなのですが、そこに使われている写真の体部分は過去の性差別的な広告であり、タイポグラフィで描かれるのは「Women’s struggle is gender struggle(女性の苦闘はジェンダーの苦闘)」や「Capitalism won’t take her where she really wants to go(資本主義は、彼女が本当に行きたいところには導いてくれない)」「My body is not a product. It’s not a bargaining chip(私の体は商品ではないし、交渉材料ではない)」など、女性に対するステレオタイプに異議を唱えるメッセージ。クリエイティブ・ディレクター就任以来、フェミニズムの表現を貫いているマリア・グラツィア・キウリ(Maria Grazia Chiuri)ですが、会場演出を通してここまで明確にメッセージを発信するのは久しぶりですね。でも、それは今季のコレクションが、男性中心社会の中で体制に異議を唱えてきた反骨的な女性たちからイメージをふくらませたものだからかもしれません。

コレクションで最も目を引いたのは、ワンショルダーのデザイン。これは創業者が1948年に発表したアシンメトリーなネックラインが特徴の“アバンドン”ドレスを再解釈したもの。ドレスだけでなく、シャツやカーディガンをアレンジしたようなフィット感のあるアイテムが繰り返し登場しました。そのほか、ミモレ丈のフレアスカートやフリルや繊細なレース、花、タロットのモチーフなど「ディオール」らしいデザインに、オーバーサイズジャケットやウィングカラーの白シャツ、シングルライダース、ユーティリティーアウター、ほつれや焦げなどのハードな加工といったメンズワードローブを想起させる要素を掛け合わせ、いつもよりタフでハンサムなイメージを描いています。かつて彼女が語っていたのは、「女性には、周りからどう見られるかではなく、自分自身で定義してほしい」ということ。自分の在り方は自分で決める、現代の女性たちのためのコレクションと感じました。

15:30「ブルガリ」

いつもはミラノでアクセサリー・コレクションを発表している「ブルガリ(BVLGARI)」ですが、今シーズンは特別に”ローマの光”をテーマにした新作をパリで披露しました。今年75周年を迎えた”セルペンティ”のモチーフを取り入れたコレクションはニュアンスカラーや手の込んだ装飾がポイントです。いくつも展示している部屋があったのですが、次のショーが遠方だったため、駆け抜けるように会場を後にしました。

17:00「アンリアレイジ」

会場中央にはステージとそれを囲むように照明が設置されており、見るなり「あ、これ、光で色変わるシリーズだ」と察知するほど「アンリアレイジ(ANREALAGE)」のフォトクロミックシリーズはイメージが浸透してきました。とはいえ常に刺激を求めるパリコレ来場者としては、「紫外線が当たると色が変化する服」だけでは鮮度はない。今回の「アンリアレイジ」は、その技術を使って“空”の服をデザインするという発想を取り入れました。

最初のシーンではモデルは透明なオブジェを着て登場し、光が当たることで輪郭が与えられ「服」となります。続くシーンでは色の変化がもう少し繊細に。これはNTTが開発した「ハイパースペクトル色彩制御技術」を使っているそう。技術の説明は長大になるので控えますが、森永邦彦デザイナーが関心を持ったのは「人間の目が認識する色は絶対的ではなく、天候や物理・科学要素で変化する」ことだそう、言われてみれば自分の目の認識なんて、相当あやふやです。

リリースには他にもたくさんの、ハイテク・科学技術の説明が書かれており、まるでアイデアの実験場のよう。理系の技術がポエティックな服、パリコレの舞台を通じて可視化され、興味を持った人がそこを深掘りする。そんな役割を「アンリアレイジ」が担っています。だからこのコレクションを「日常で着られるか否か」だけを問うのはナンセンス。ショーを起点に、他のプロダクトへ広がったり、ビヨンセが採用したようにアーティストの衣装として活躍するのが「アンリアレイジ」というブランドの“生き方”でしょう。

20:00「サンローラン」

「サンローラン(SAINT LAURENT)」が選んだ会場は、夜空に輝くエッフェル塔の前の公園。仮設テントの周囲にはいつものようにBLACKPINK(ブラックピンク)のROSE(ロゼ)を待つファンが集まりものすごい熱気です。驚くのはその興奮した空気がショー開始と同時に一転したこと。会場は「これぞ、パリモード」な心地よい緊張感に支配されました。

スーツはゼロ。コットンのタイトスカートなどカジュアルなアイテムばかりなのに、スモーキングジャケットとパンツのセットアップと同じくらいフェティッシュで、そしてスノッブ(ほめ言葉)です。「今シーズンは“シンプリシティ”が欲しかった」とアンソニー・ヴァカレロ(Anthony Vaccarello)が言うように、アイテムを文字に起こせば実際、「カーゴスカートとシャツ」などシンプルな言葉が並びます。

1960年代の「サンローラン」を象徴するサファリルックをベースにしたカジュアルアイテムがここまでモードに仕上がるのは、ひとえに端正なプロモーション故。そして、オールバックヘア、赤い唇、スモーキーな目元といったヘアメイクが非常に重要な役割を果たしています。

アメリア・イアハートといった女性の飛行家からもインスピレーションを得ており、オールインワンのボイラースーツや革製の小さなヘルメット、存在感のあるグローブなどは、ハイヒールに合わせます。来場していたケイト・モス、デム・ムーアがいかにも似合いそうですし、実際ヘイリー・ビーバーはショーの後、目をハートにして感想を語っていました。

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東京、ニューヨーク、ロンドン、ミラノに続き、2024年春夏のパリ・ファッション・ウイークがスタートしました。今シーズンも「WWDJAPAN」の取材チームは朝から晩まで体力の許す限り、街中を駆け巡ります!担当するのは、3年半ぶりに渡仏する編集統括兼サステナビリティ・ディレクターの向と、コロナ禍もずっと現地取材を続けている欧州通信員の藪野。てんやわんやなパリコレの“リアル”をお届けします!

10:00「ピーター ドゥ」

これまでニューヨーク・ファッション・ウイークに参加していた「ピーター ドゥ(PETER DO)」が満を持して、初めてパリでショーを行いました。今季はクリエイティブ・ディレクターに就任した「ヘルムート ラング(HELMUT LANG)」のデビューコレクションもNYで披露し大忙しのピーターですが、「ピーター ドゥ」は「自分のパーソナルな部分や生活を映し出し、常に進化を続けるものだ」と言います。そして、ブランドを立ち上げて5年以上が経ち、32歳になった彼は「より成熟した服を作りたかった」と。服自体に焦点を当てるためのミニマルなセッティングの中、ブランドらしいシャープなテーラリングを軸にオフィスウエア的なワードローブを再解釈したコレクションを見せました。

今季のポイントは、ウエストの高い位置で裏地の素材と切り替えたパワーショルダーのジャケット。クロップド丈で仕立てたジャケットやウエスト部分のみを切り替えたテーラードコートもあり、素材のコントラストを効かせています。シャツやニット、パンツにもグラフィカルな切り替えを生かし、白、黒、赤を中心としたカラーブロッキングルックを打ち出しました。また、ショーでは来月発売予定の「バナナ リパブリック(BANANA REPUBLIC)」とのコラボアイテムもお披露目。具体的にはルック8〜12と23〜27なのですが、「ピーター ドゥ」のエッセンスを感じさせながらも日常の着こなしに加えやすく、これまで手が出せなかった人にも支持されそうです。ぜひルック写真でチェックを!

12:00「CFCL」

選挙で言えば激戦区であるパリコレで新人ブランドが存在を認められるにはまずは3回連続で発表せよ、が定説。「CFCL」はまさにその3シーズン目をミニショー形式で発表し、来場者数の多さから認知度の高まりがうかがえました。会場のパレ・ド・トーキョーにはベルリン在住のアーティスト、三家俊彦さんによるアルミニウム製の草花のアートが飾られモダンアートな雰囲気です。

掲げたメッセージは「過酷な環境の中でも力強くも快適に暮らす未来」。それは例えば「乾いた大地に流れ落ちる滝をイメージした」というストライプ柄の無縫製ニットドレスとなって登場します。シグニチャーアイテムのドレスは、棒状のスパンコールを手作業でたくさん縫い付けたハイエンドなピースがデビュー。コンピューターによる無縫製ニットと職人による手作業というコントラストで新境地を開きます。

このショーに出てきたアイテムの8割が継続の型だそう。パリコレであっても全てを新しくはしない、それが「CFCL」が提案する新しさ。「アシックス(ASICS)」とのコラボスニーカーに続いて「フォーナインズ(999.9)」と協業したアイウエアもデビューするなどアイテムのポートフォーリオを確実に広げています。

アート関係者に支持者が多い「CFCL」ですが、来場者の中にはなんと写真家の高木由利子さんの姿も。仕事をされている「ディオール(DIOR)」のジャケット&バッグに「CFCL」のスカートというスタイリングがお似合いでした。

13:00「マメ クロゴウチ」

ランチを食べる時間もなく「ポワラーヌ(POILANE)」のアップルパイを頬張りながらやって来たのは、「マメ クロゴウチ(MAME KUROGOUCHI)」。今回の会場は、本格的な日本食レストランや茶房、ショップ、ギャラリーが入る人気施設のオガタ パリ(OGATA PARIS)です。エントランスを入ると、まず緑茶と和菓子がふるまわれ、その先に進むと小さな展示スペース。そこで黒河内さん自らが来場者を出迎え、まずは今季のインスピレーションとなった初期伊万里の陶片や制作過程のヒントを見てから、座席につくという“おもてなし”が用意されていました。

坂本龍一さんによる陶器が割れる繊細な音を使った楽器が流れる中で披露されたのは、そんな初期伊万里の柄やモチーフをジャカード織やニットで表現した服。今季からプレ・コレクションをメーン・コレクションに集約したこともあってか、いつものショーよりシンプルなデザインやバッグも多いように感じます。

その中で特に黒河内さんがこだわったのは、紋様の⼊った型を押し当てて柄を浮かび上がらせる「陽刻」の技術。これを型押しで服に応用することを考え、「通常、化学繊維などにしか使えない技術だけど、職人さんに出会い、コットンやデニムに再現することができた」といいます。そして、ドレスにあしらわれた陶器のボタンは窯元や作家のサポートを得て、自ら作ったものだそう。日本の美意識を感じる美しい服と空間、そして優しい音で表現した静謐なムードのショーは、パリコレのバタバタや街の喧騒を忘れさせてくれるもので、癒されました〜。

14:30「ディオール」

今季の「ディオール(DIOR)」でまず注目なのは、会場内を覆うスクリーンに映し出されたイタリア人アーティストのエレナ・ベラントーニ(Elena Bellantoni)による映像作品です。鮮やかな色使いやコラージュの作風はポップなのですが、そこに使われている写真の体部分は過去の性差別的な広告であり、タイポグラフィで描かれるのは「Women’s struggle is gender struggle(女性の苦闘はジェンダーの苦闘)」や「Capitalism won’t take her where she really wants to go(資本主義は、彼女が本当に行きたいところには導いてくれない)」「My body is not a product. It’s not a bargaining chip(私の体は商品ではないし、交渉材料ではない)」など、女性に対するステレオタイプに異議を唱えるメッセージ。クリエイティブ・ディレクター就任以来、フェミニズムの表現を貫いているマリア・グラツィア・キウリ(Maria Grazia Chiuri)ですが、会場演出を通してここまで明確にメッセージを発信するのは久しぶりですね。でも、それは今季のコレクションが、男性中心社会の中で体制に異議を唱えてきた反骨的な女性たちからイメージをふくらませたものだからかもしれません。

コレクションで最も目を引いたのは、ワンショルダーのデザイン。これは創業者が1948年に発表したアシンメトリーなネックラインが特徴の“アバンドン”ドレスを再解釈したもの。ドレスだけでなく、シャツやカーディガンをアレンジしたようなフィット感のあるアイテムが繰り返し登場しました。そのほか、ミモレ丈のフレアスカートやフリルや繊細なレース、花、タロットのモチーフなど「ディオール」らしいデザインに、オーバーサイズジャケットやウィングカラーの白シャツ、シングルライダース、ユーティリティーアウター、ほつれや焦げなどのハードな加工といったメンズワードローブを想起させる要素を掛け合わせ、いつもよりタフでハンサムなイメージを描いています。かつて彼女が語っていたのは、「女性には、周りからどう見られるかではなく、自分自身で定義してほしい」ということ。自分の在り方は自分で決める、現代の女性たちのためのコレクションと感じました。

15:30「ブルガリ」

いつもはミラノでアクセサリー・コレクションを発表している「ブルガリ(BVLGARI)」ですが、今シーズンは特別に”ローマの光”をテーマにした新作をパリで披露しました。今年75周年を迎えた”セルペンティ”のモチーフを取り入れたコレクションはニュアンスカラーや手の込んだ装飾がポイントです。いくつも展示している部屋があったのですが、次のショーが遠方だったため、駆け抜けるように会場を後にしました。

17:00「アンリアレイジ」

会場中央にはステージとそれを囲むように照明が設置されており、見るなり「あ、これ、光で色変わるシリーズだ」と察知するほど「アンリアレイジ(ANREALAGE)」のフォトクロミックシリーズはイメージが浸透してきました。とはいえ常に刺激を求めるパリコレ来場者としては、「紫外線が当たると色が変化する服」だけでは鮮度はない。今回の「アンリアレイジ」は、その技術を使って“空”の服をデザインするという発想を取り入れました。

最初のシーンではモデルは透明なオブジェを着て登場し、光が当たることで輪郭が与えられ「服」となります。続くシーンでは色の変化がもう少し繊細に。これはNTTが開発した「ハイパースペクトル色彩制御技術」を使っているそう。技術の説明は長大になるので控えますが、森永邦彦デザイナーが関心を持ったのは「人間の目が認識する色は絶対的ではなく、天候や物理・科学要素で変化する」ことだそう、言われてみれば自分の目の認識なんて、相当あやふやです。

リリースには他にもたくさんの、ハイテク・科学技術の説明が書かれており、まるでアイデアの実験場のよう。理系の技術がポエティックな服、パリコレの舞台を通じて可視化され、興味を持った人がそこを深掘りする。そんな役割を「アンリアレイジ」が担っています。だからこのコレクションを「日常で着られるか否か」だけを問うのはナンセンス。ショーを起点に、他のプロダクトへ広がったり、ビヨンセが採用したようにアーティストの衣装として活躍するのが「アンリアレイジ」というブランドの“生き方”でしょう。

20:00「サンローラン」

「サンローラン(SAINT LAURENT)」が選んだ会場は、夜空に輝くエッフェル塔の前の公園。仮設テントの周囲にはいつものようにBLACKPINK(ブラックピンク)のROSE(ロゼ)を待つファンが集まりものすごい熱気です。驚くのはその興奮した空気がショー開始と同時に一転したこと。会場は「これぞ、パリモード」な心地よい緊張感に支配されました。

スーツはゼロ。コットンのタイトスカートなどカジュアルなアイテムばかりなのに、スモーキングジャケットとパンツのセットアップと同じくらいフェティッシュで、そしてスノッブ(ほめ言葉)です。「今シーズンは“シンプリシティ”が欲しかった」とアンソニー・ヴァカレロ(Anthony Vaccarello)が言うように、アイテムを文字に起こせば実際、「カーゴスカートとシャツ」などシンプルな言葉が並びます。

1960年代の「サンローラン」を象徴するサファリルックをベースにしたカジュアルアイテムがここまでモードに仕上がるのは、ひとえに端正なプロモーション故。そして、オールバックヘア、赤い唇、スモーキーな目元といったヘアメイクが非常に重要な役割を果たしています。

アメリア・イアハートといった女性の飛行家からもインスピレーションを得ており、オールインワンのボイラースーツや革製の小さなヘルメット、存在感のあるグローブなどは、ハイヒールに合わせます。来場していたケイト・モス、デム・ムーアがいかにも似合いそうですし、実際ヘイリー・ビーバーはショーの後、目をハートにして感想を語っていました。

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香りの祭典「サロン ド パルファン」が10月11日から開催 先行・限定品を100種類用意

三越伊勢丹グループは、国内最大規模の香りの祭典「サロン ド パルファン 2023」を10月11日から開催する。今年のテーマは“その先に待つのは、奥深い香りの世界”。伊勢丹新宿本店メンズ館は24日まで開催し、伊勢丹新宿本店は10月13〜17日(エムアイカード会員は12日に特別招待)に行う。その後、名古屋栄三越、ジェイアール京都伊勢丹、仙台三越でも開催する。一部体験やセミナー、トークショーは事前予約や抽選、参加費が必要。なお、同祭典は昨年10周年を迎え、昨年期間中の売上高は前年同期比約50%増と過去最高を記録した。

伊勢丹新宿本店では、昨年に続き6階の催事場で開催する。50を超えるブランドが集結。同祭典初登場となる台湾発の「ピーセブン茶香水(P.SEVEN)」とドイツ発の「モス アンド ラビット(MOTH AND RABBIT)」の2ブランドを用意。このほか、「ゲラン(GUERLAN)」「キリアン パリ(KILIAN PARIS)」「ヴェルサティル パリ(VERSATILE PARIS)」「ペンハリガン(PENHALIGONS)」「ス ル マントー(SOUS LE MANTEAU)」「メゾン クリヴェリ(MAISON CRIVELLI)」などから100種類を超える先行・限定販売品を販売する。

フレグランスとワインの香りのセミナーや、「ピーセブン」のブランド創業者で調香師の潘雨晴によるトークショーを実施する。伊勢丹会館2階のTHE ROOM2では、パリを拠点とするフレグランススクール「サンキエムソンス ジャポン(CINQUIEME SENS JAPON)」による調香体験を行う。

今年で3回目の開催となるメンズ館には、約20ブランドがそろう。今回初出店となるニッチフレグランス専門店「ノーズショップ(NOSE SHOP)」からは、「バルチ(BARUTI)」と「ピエールギョーム(PIERRE GUILLAUME)」の2ブランドを用意する。国内初出店の「フリーシェイプミラノ(FREESHAPE MILANO)」ほか、韓国発「ノンフィクション(NONFICTION)」など8ブランドが初出店する。

メンズ館では「オーケストラ パルファム(L'O RCHESTRE PARFUM)」ほか、ブランド創設者によるライブショーや来日イベントを実施。「ラブソルー(LAB SOLUE)」は、総フォロワー数23万人を誇る香水インフルエンサーのKENTYを1日店長として迎え、ライフスタイルや要望に沿ったアイテムの提案を行う。

イベントの開催を記念し、「ヴァルモン(VALMONT)」「エディット(EDIT(H))」「コウシ(KOHSHI)」「シンピュルテ(SINN PURETE)」のミニサイズのフレグランスを4本セットにした“フレグランス ミニサイズセット”(5555円、なくなり次第終了)を同社の化粧品EC「ミーコ(MEECO)」で9月28日10時から販売する。出店ブランドの知識やおすすめの香りを事前に知ることで、イベントをより深く楽しむことができる。伊勢丹新宿店とミーコは、SNSを利用したプレゼントキャンペーンも実施する。なお、一部ブランドでは10月12〜17日、イベント会場での購入者を対象としたプレゼントを用意する。

■「サロン ド パルファン 2023」
日程:10月13〜17日(エムアイカード会員は12日に特別招待)
時間:10:00~20:00 ※最終日は18:00終了
場所:伊勢丹新宿店 本館6階 催物場
住所:東京都新宿区新宿3-14-1

日程:10月11〜24日
時間:10:00~20:00 ※最終日は18:00終了
場所:伊勢丹新宿店 メンズ館1階 プロモーション・コスメティクス

取り扱いブランド:

「アクア ディ パルマ(AQUA DI PARMA)」「アルマーニ ビューティ(ARMANI BEAUTY)」「ヴァルモン(VALMONT)」「ヴェルサティル パリ(VERSATILE PARIS)」「エディット(EDIT(H))」「エラ ケイ(ELLA K)」「オーケストラ パルファム(L'O RCHESTRE PARFUM)」「オブヴィアス(OBVIOUS)」「キャロン(CARON)」「キリアン パリ(KILIAN PARIS)」「キャスウェル・マッセイ(CASWELL-MASSEY)」「クリード(CREED)」「ゲラン(GUERLAIN)」「ケルゾン(KERZON)」「コウシ(KOHSHI)」「コレテルノ(CORETERNO)」「グタール(GOUTAL)」「サウザンドカラーズ(THOUSAND COLOURS)」「サノマ(CANOMA)」「ジバンシイ(GIVENCHY)」「ジョー マローン ロンドン(JO MALONE LONDON)」「シロ(CIRO)」「シロ(SHIRO)」「シン ピュルテ(SINN PURETE)」「ス ル マントー(SOUS LE MANTEAU)」「セルジュ・ルタンス(SERGE LUTENS)」「ナインティーンシックスティナイン(19-69)」「パルファン サトリ(PARFUM SATORI)」「パンピューリ(PANPURI)」「ピーセブン茶香水(P.SEVEN)」「ヒドニク(HEDONIK)」「ビーディーケーパルファム(BDK PARFUM)」「ブーディカ ザ ヴィクトリアス(BOADICEA THE VICTORIOUS)」「フラパン(FRAPIN)」「フランチェスカビアンキ(FRANCESCA BIANCHI)」「ブルガリ(BVLGARI)」「フレデリック マル(FREDERIC MALLE)」「フローリス(FLORIS)」「ペンハリガン(PENHALIGONS)」「ボンド・ナンバーナイン(BOND NO.9)」「ミラー ハリス(MILLER HARRIS)」「ルーム テン フィフティーン(ROOM 1015)」「ル クヴォン メゾン ド パルファム(LE COUVENT MAISON DE PARFUM)」「ミヤ シンマ パリ(MIYA SHINMA PARIS)」「メジウン(MEZZIUN)」「メゾン クリヴェリ(MAISON CRIVELLI)」「メゾン フランシス クルジャン(MAISON FRANCIS KURDJIAN)」「メンデットローザ(MENDITTOROSA)」「モス アンド ラビット(MOTH AND RABBIT)」「ラニュイ パルファン(LA NUIT PARFUM)」「リキッドイマジネール(LIQUIDES IMAGINAIRES)」「リベルタパフューム(LIBERTA PERFUME)」「レ スール ド ノエ(LES SOEURS DE NOE)」「アイアム(AIAM)」「ジェイセント(J-SCENT)」「トッカ(TOCCA)」「ユーファースト(YOUFIRST)」「フリーシェイプミラノ(FREESHAPE MILANO)」「ラブソルー(LAB SOLUE)」「ノーズショップ(NOSE SHOP)」「イード(EDE)」「ヘトキネン(HETKINEN)」「ノンフィクション(NONFICTION)」「パーム オブ フェロニア(PALM OF FERONIA)」「ウィーナーブルート(WIENERBLUT)」「アトリエ マテリ(ATELIE MATERI)」

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香りの祭典「サロン ド パルファン」が10月11日から開催 先行・限定品を100種類用意

三越伊勢丹グループは、国内最大規模の香りの祭典「サロン ド パルファン 2023」を10月11日から開催する。今年のテーマは“その先に待つのは、奥深い香りの世界”。伊勢丹新宿本店メンズ館は24日まで開催し、伊勢丹新宿本店は10月13〜17日(エムアイカード会員は12日に特別招待)に行う。その後、名古屋栄三越、ジェイアール京都伊勢丹、仙台三越でも開催する。一部体験やセミナー、トークショーは事前予約や抽選、参加費が必要。なお、同祭典は昨年10周年を迎え、昨年期間中の売上高は前年同期比約50%増と過去最高を記録した。

伊勢丹新宿本店では、昨年に続き6階の催事場で開催する。50を超えるブランドが集結。同祭典初登場となる台湾発の「ピーセブン茶香水(P.SEVEN)」とドイツ発の「モス アンド ラビット(MOTH AND RABBIT)」の2ブランドを用意。このほか、「ゲラン(GUERLAN)」「キリアン パリ(KILIAN PARIS)」「ヴェルサティル パリ(VERSATILE PARIS)」「ペンハリガン(PENHALIGONS)」「ス ル マントー(SOUS LE MANTEAU)」「メゾン クリヴェリ(MAISON CRIVELLI)」などから100種類を超える先行・限定販売品を販売する。

フレグランスとワインの香りのセミナーや、「ピーセブン」のブランド創業者で調香師の潘雨晴によるトークショーを実施する。伊勢丹会館2階のTHE ROOM2では、パリを拠点とするフレグランススクール「サンキエムソンス ジャポン(CINQUIEME SENS JAPON)」による調香体験を行う。

今年で3回目の開催となるメンズ館には、約20ブランドがそろう。今回初出店となるニッチフレグランス専門店「ノーズショップ(NOSE SHOP)」からは、「バルチ(BARUTI)」と「ピエールギョーム(PIERRE GUILLAUME)」の2ブランドを用意する。国内初出店の「フリーシェイプミラノ(FREESHAPE MILANO)」ほか、韓国発「ノンフィクション(NONFICTION)」など8ブランドが初出店する。

メンズ館では「オーケストラ パルファム(L'O RCHESTRE PARFUM)」ほか、ブランド創設者によるライブショーや来日イベントを実施。「ラブソルー(LAB SOLUE)」は、総フォロワー数23万人を誇る香水インフルエンサーのKENTYを1日店長として迎え、ライフスタイルや要望に沿ったアイテムの提案を行う。

イベントの開催を記念し、「ヴァルモン(VALMONT)」「エディット(EDIT(H))」「コウシ(KOHSHI)」「シンピュルテ(SINN PURETE)」のミニサイズのフレグランスを4本セットにした“フレグランス ミニサイズセット”(5555円、なくなり次第終了)を同社の化粧品EC「ミーコ(MEECO)」で9月28日10時から販売する。出店ブランドの知識やおすすめの香りを事前に知ることで、イベントをより深く楽しむことができる。伊勢丹新宿店とミーコは、SNSを利用したプレゼントキャンペーンも実施する。なお、一部ブランドでは10月12〜17日、イベント会場での購入者を対象としたプレゼントを用意する。

■「サロン ド パルファン 2023」
日程:10月13〜17日(エムアイカード会員は12日に特別招待)
時間:10:00~20:00 ※最終日は18:00終了
場所:伊勢丹新宿店 本館6階 催物場
住所:東京都新宿区新宿3-14-1

日程:10月11〜24日
時間:10:00~20:00 ※最終日は18:00終了
場所:伊勢丹新宿店 メンズ館1階 プロモーション・コスメティクス

取り扱いブランド:

「アクア ディ パルマ(AQUA DI PARMA)」「アルマーニ ビューティ(ARMANI BEAUTY)」「ヴァルモン(VALMONT)」「ヴェルサティル パリ(VERSATILE PARIS)」「エディット(EDIT(H))」「エラ ケイ(ELLA K)」「オーケストラ パルファム(L'O RCHESTRE PARFUM)」「オブヴィアス(OBVIOUS)」「キャロン(CARON)」「キリアン パリ(KILIAN PARIS)」「キャスウェル・マッセイ(CASWELL-MASSEY)」「クリード(CREED)」「ゲラン(GUERLAIN)」「ケルゾン(KERZON)」「コウシ(KOHSHI)」「コレテルノ(CORETERNO)」「グタール(GOUTAL)」「サウザンドカラーズ(THOUSAND COLOURS)」「サノマ(CANOMA)」「ジバンシイ(GIVENCHY)」「ジョー マローン ロンドン(JO MALONE LONDON)」「シロ(CIRO)」「シロ(SHIRO)」「シン ピュルテ(SINN PURETE)」「ス ル マントー(SOUS LE MANTEAU)」「セルジュ・ルタンス(SERGE LUTENS)」「ナインティーンシックスティナイン(19-69)」「パルファン サトリ(PARFUM SATORI)」「パンピューリ(PANPURI)」「ピーセブン茶香水(P.SEVEN)」「ヒドニク(HEDONIK)」「ビーディーケーパルファム(BDK PARFUM)」「ブーディカ ザ ヴィクトリアス(BOADICEA THE VICTORIOUS)」「フラパン(FRAPIN)」「フランチェスカビアンキ(FRANCESCA BIANCHI)」「ブルガリ(BVLGARI)」「フレデリック マル(FREDERIC MALLE)」「フローリス(FLORIS)」「ペンハリガン(PENHALIGONS)」「ボンド・ナンバーナイン(BOND NO.9)」「ミラー ハリス(MILLER HARRIS)」「ルーム テン フィフティーン(ROOM 1015)」「ル クヴォン メゾン ド パルファム(LE COUVENT MAISON DE PARFUM)」「ミヤ シンマ パリ(MIYA SHINMA PARIS)」「メジウン(MEZZIUN)」「メゾン クリヴェリ(MAISON CRIVELLI)」「メゾン フランシス クルジャン(MAISON FRANCIS KURDJIAN)」「メンデットローザ(MENDITTOROSA)」「モス アンド ラビット(MOTH AND RABBIT)」「ラニュイ パルファン(LA NUIT PARFUM)」「リキッドイマジネール(LIQUIDES IMAGINAIRES)」「リベルタパフューム(LIBERTA PERFUME)」「レ スール ド ノエ(LES SOEURS DE NOE)」「アイアム(AIAM)」「ジェイセント(J-SCENT)」「トッカ(TOCCA)」「ユーファースト(YOUFIRST)」「フリーシェイプミラノ(FREESHAPE MILANO)」「ラブソルー(LAB SOLUE)」「ノーズショップ(NOSE SHOP)」「イード(EDE)」「ヘトキネン(HETKINEN)」「ノンフィクション(NONFICTION)」「パーム オブ フェロニア(PALM OF FERONIA)」「ウィーナーブルート(WIENERBLUT)」「アトリエ マテリ(ATELIE MATERI)」

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韓国人俳優チョン・ジヒョンが「ラ・メール」初のブランドアンバサダーに就任

スキンケアブランド「ラ・メール(LA MER)」は初のブランドアンバサダーとして、韓国人俳優のチョン・ジヒョンを秋のキャンペーンに起用した。ジヒョンは映画「猟奇的な彼女」やドラマ「青い海の伝説」などに出演し、芯のある強い女性を演じてきた。就任について「長年『ラ・メール』を愛用している。年齢とともに表れる美しさをたたえるブランドとして深い信頼を寄せている。『ラ・メール』ファミリーに仲間入りできてとてもうれしい」とコメントした。

サンドラ・メイン(Sandra Main)「ラ・メール」グローバル ブランド プレジデントは「チョン・ジヒョンの個性や価値観は、時代を超越した『ラ・メール』の品質を反映している。『ラ・メール』が一人一人の肌の自然な強さを引き出すように、ジヒョンは美しさが内から外へとにじみ出るものだと教えてくれる」と語った。

秋のキャンペーンでは、“ザ・モイスチャライジング ソフト クリーム”(60mL、5万3240円)にフォーカスする。独自の美容保湿成分“ミラクル ブロス”を配合し、肌のバリアを保護しながら柔らかさを与え、年齢を感じさせないふっくらとハリのある肌へと導く。

チョン・ジヒョンは1981年10月30日生まれの42歳。98年に俳優としてのキャリアをスタートし、2001年公開の映画「猟奇的な彼女」がヒット作となり韓国では社会現象となった。18年に第二子を出産して育児に専念していたが、21年にネットフリックスオリジナルドラマ「キングダム:アシンの物語」で復帰を果たした。

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韓国人俳優チョン・ジヒョンが「ラ・メール」初のブランドアンバサダーに就任

スキンケアブランド「ラ・メール(LA MER)」は初のブランドアンバサダーとして、韓国人俳優のチョン・ジヒョンを秋のキャンペーンに起用した。ジヒョンは映画「猟奇的な彼女」やドラマ「青い海の伝説」などに出演し、芯のある強い女性を演じてきた。就任について「長年『ラ・メール』を愛用している。年齢とともに表れる美しさをたたえるブランドとして深い信頼を寄せている。『ラ・メール』ファミリーに仲間入りできてとてもうれしい」とコメントした。

サンドラ・メイン(Sandra Main)「ラ・メール」グローバル ブランド プレジデントは「チョン・ジヒョンの個性や価値観は、時代を超越した『ラ・メール』の品質を反映している。『ラ・メール』が一人一人の肌の自然な強さを引き出すように、ジヒョンは美しさが内から外へとにじみ出るものだと教えてくれる」と語った。

秋のキャンペーンでは、“ザ・モイスチャライジング ソフト クリーム”(60mL、5万3240円)にフォーカスする。独自の美容保湿成分“ミラクル ブロス”を配合し、肌のバリアを保護しながら柔らかさを与え、年齢を感じさせないふっくらとハリのある肌へと導く。

チョン・ジヒョンは1981年10月30日生まれの42歳。98年に俳優としてのキャリアをスタートし、2001年公開の映画「猟奇的な彼女」がヒット作となり韓国では社会現象となった。18年に第二子を出産して育児に専念していたが、21年にネットフリックスオリジナルドラマ「キングダム:アシンの物語」で復帰を果たした。

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「バイレード」がスキンケアブランド「スザンヌ・カウフマン」とコラボ 森林の香りから着想したボディー・フレグランスオイルを発売

「バイレード(BYREDO)」は9月29日、スキンケアブランド「スザンヌ・カウフマン(SUSANNE KAUFMANN)」とコラボレーションした限定コレクションを発売する。ボディーオイルとフレグランスオイルの2アイテムをラインアップする。

ブランド創設者のスザンヌ・カウフマン(Susanne Kaufmann)の自宅があるオーストラリアの森林地帯ブレゲンツァーヴァルトから命名したコレクションで、フレッシュで活力に満ちた森林の空気から着想した。共通の香りとして、ジャスミンやイチジクが香る爽やかで落ち着きのある香りを採用する。パッケージにはリサイクルガラスを使用した。

ボディーオイル“スザンヌ カウフマン ボディーオイル ブレゲンツァーヴァルト”(1万7490 円)は、高い保湿効果が特徴。乾燥した肌に潤いを与え、健康的で滑らかな肌に仕上げる。フレグランスオイル“スザンヌ カウフマン フレグランスオイル ブレゲンツァーヴァルト”(2万1340 円)は、スキンケア効果がありながら、大地の緑のような香りを感じることができる。

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「バイレード」がスキンケアブランド「スザンヌ・カウフマン」とコラボ 森林の香りから着想したボディー・フレグランスオイルを発売

「バイレード(BYREDO)」は9月29日、スキンケアブランド「スザンヌ・カウフマン(SUSANNE KAUFMANN)」とコラボレーションした限定コレクションを発売する。ボディーオイルとフレグランスオイルの2アイテムをラインアップする。

ブランド創設者のスザンヌ・カウフマン(Susanne Kaufmann)の自宅があるオーストラリアの森林地帯ブレゲンツァーヴァルトから命名したコレクションで、フレッシュで活力に満ちた森林の空気から着想した。共通の香りとして、ジャスミンやイチジクが香る爽やかで落ち着きのある香りを採用する。パッケージにはリサイクルガラスを使用した。

ボディーオイル“スザンヌ カウフマン ボディーオイル ブレゲンツァーヴァルト”(1万7490 円)は、高い保湿効果が特徴。乾燥した肌に潤いを与え、健康的で滑らかな肌に仕上げる。フレグランスオイル“スザンヌ カウフマン フレグランスオイル ブレゲンツァーヴァルト”(2万1340 円)は、スキンケア効果がありながら、大地の緑のような香りを感じることができる。

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「バイレード」がスキンケアブランド「スザンヌ・カウフマン」とコラボ 森林の香りから着想したボディー・フレグランスオイルを発売

「バイレード(BYREDO)」は9月29日、スキンケアブランド「スザンヌ・カウフマン(SUSANNE KAUFMANN)」とコラボレーションした限定コレクションを発売する。ボディーオイルとフレグランスオイルの2アイテムをラインアップする。

ブランド創設者のスザンヌ・カウフマン(Susanne Kaufmann)の自宅があるオーストラリアの森林地帯ブレゲンツァーヴァルトから命名したコレクションで、フレッシュで活力に満ちた森林の空気から着想した。共通の香りとして、ジャスミンやイチジクが香る爽やかで落ち着きのある香りを採用する。パッケージにはリサイクルガラスを使用した。

ボディーオイル“スザンヌ カウフマン ボディーオイル ブレゲンツァーヴァルト”(1万7490 円)は、高い保湿効果が特徴。乾燥した肌に潤いを与え、健康的で滑らかな肌に仕上げる。フレグランスオイル“スザンヌ カウフマン フレグランスオイル ブレゲンツァーヴァルト”(2万1340 円)は、スキンケア効果がありながら、大地の緑のような香りを感じることができる。

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2024年春夏ミラノコレ現地リポvol.1 「オニツカ」で幕開け、成長した「ヘルノ」に涙

2024年春夏ミラノ・ファッション・ウィークが9月19〜25日に開催されました。今季のミラノは、サバト・デ・サルノ(Sabato De Sarno)による「グッチ(GUCCI)」や、ピーター・ホーキンス(Peter Hawkings)による「トム フォード(TOM FORD)」、シモーネ・ベロッティ(Simone Bellotti)による「バリー(BALLY)」など、新たなクリエイティブ・ディレクターによるデビューショーも目白押し。オフスケジュールのイベントやアフターパーティーも復活し、盛り上がった現地の様子を村上編集長と、ミラノコレ取材2シーズン目の木村記者が振り返ります。

「オニツカタイガー」

木村:われわれのショー一発目は「オニツカタイガー(ONITSUKA TIGER)」です。スポーティー要素が削られ、ぐっとモード感が強まった印象でした。毎シーズン、アンドレア・ポンピリオ(Andrea Pompilio)=クリエイティブ・ディレクターが解釈する日本らしさをコレクションに盛り込んでいますが、今回は黒という色がポイントだったのでしょうか?

村上:まずブランド設立10年を迎えて、スポーティウエアだけじゃないライフスタイルブランドに進化したいという思いが全面に溢れていましたね。冒頭の黒のシリーズは、まさにその代表例。デザイナーのアンドレアはメンズでの経験が長く、一時期は「カナーリ(CANALI)」とのカプセルコレクションも手掛けていたので、今後のテーラードやフォーマル強化においてもしっかり貢献してくれそうです。“日本らしさ”は、そんなフォーマルウエアを丁寧に仕上げる職人技として表現しているみたい。春夏なのでコットンのダブルフェイスに挑戦しながら、テーラードを知っているイタリア人が、日本企業と丁寧にモノ作りを進めています。日伊が融合する「オニツカタイガー」らしいですね。一方、タイの俳優のDEWやロシア出身のニーナ・クラヴィッツ(Nina Kraviz)ら、コミュニティが日伊を超えて世界的になりつつある印象も受けました。木村さんは、韓国出身の多国籍ガールズグループTWICEのモモに取材してましたが、どうでしたか?

木村:会場ではセレブの中でも、モモが圧倒的な人気でコメント取りにトライするメディアが殺到していました。わたしもかろうじてWWDの読者に向けて一言もらえました。オレンジのワンピースがお似合いで「オニツカ」のアイコンにぴったりでした。「オニツカ」の会場はフィリピンやタイ、マレーシアなどからもユースカルチャーを代表するアイコンが集結していて、他のブランドにはない独特のコミュニティーを築いている印象です。

「ヘルノ」

村上:「オニツカタイガー」の後に向かったのは、「ヘルノ(HERNO)」。長年見続けている僕には、アウターブランドからの成長が印象的でした。今は皇后の雅子様が婚約発表当時に愛用していたウールやカシミヤの上品なコートに始まり、お次はダウンでマチュア世代の心をガッツリつかみ、メンズでは機能性素材の“ラミナー”使ったブルゾンなどが通勤やアウトドアシーンでの強い味方に。そんなブランドがバリエーション豊かなアウターに合わせるインナーも提案し、マネキンに着せて、スタイリング提案できるようになるなんて、感涙モノです(笑)。

木村:前シーズンから、トータルコーディネートができるアイテムが増えていると聞いていましたが、着々とライフスタイルブランドに近づいていました。光沢のあるジャカード織のアウターから、薄手のテクニカルなコートまでクリエーションも幅があり、サロペットや襟付きシャツは砕けすぎない品のあるカジュアルウエアを提案していました。手首にはダウンを吊るす金具をブレスレットのように付けていて、これまでのプレゼンテーションの面影を残してるところも愛らしかったです笑

村上:こだわりの素材を使えば、シンプルな洋服ほど素敵に見えるという昨今の“クワイエット・ラグジュアリー”なムードを表現していましたね。

「ホーガン」

村上:一方、だいぶ落ち着いたとはいえスニーカーも欠かせません。「ホーガン(HOGAN)」の2024年春夏は、ホワイトベースのスニーカーに淡いピンクやセージ、ブラウンシューレースやステッチを配して、エレガントながらアクティブでした。全然プロモーションできていない割に、伊勢丹新宿本店にオープンした再上陸1号店では「ホーガン」を知っているマチュアな世代から、初めて知った若い世代までなかなか賑わっているそう。早速、イタリアなど諸外国では販売しているバッグを皮切りにウエアも販売も検討してライフスタイル化するそうです。

「ブルネロ クチネリ」

村上:ライフスタイル化といえば「ブルネロ クチネリ(BRUNELLO CUCINELLI)」こそ、長らくニットを中核としていたのに、最近はジャケットからバッグ&シューズ、サングラス、そしてフレグランスと商材を拡充していますね。特にジャケットは、「ゼニア(ZEGNA)」からの消費者の流入があって第二の柱のなりつつある印象を受けます。コレクションはどうだった?

木村:「ブルネロ クチネリ」は今シーズン、「私たちはどんなラグジュアリーを目指すのか?」を自問したそう。答えは、「調和」。心身ともに調和が取れた状態を生み出すことが、彼らのラグジュアリーの定義です。その姿勢はコレクションでは、スタイリングとシルエットで表現されていました。キーになるアイテムは1980年代のオーバーサイズのテーラードジャケット。そこにタイトなトップスを合わせたり、ベルトやコルセットでウエストをマークしたり、ショートパンツを合わせたりしてバランスをとります。メゾンの歴史を感じる職人技をふんだんに盛り込んでいますが、でもあくまでも軽やかに現代の日常着に落とし込んでいる点に同ブランドが好調な理由が見えます。「『クチネリ』のショールームに来ると幸せな気分になりますね」とポロっとこぼしたら、プレス担当者が熱を持って「ここのスタッフたちは本当に幸せそう」と。まず働くひとたちを幸せにする、そこから生まれるファッションは誰かを幸せにする力がある、という「ブルネロ クチネリ」の語るラグジュアリーは説得力があります。

村上:「ブルネロ クチネリ」が自然な形でカテゴリーを拡大しているのは、どんなアイテムにも“らしさ”が存在するからです。例えばブルゾンとロングスカートのセットアップのスタイルは、コットンやリネンなど、ブランドらしい自然由来の素材を選び、“モニーレ(「ブルネロ クチネリ」のアイコンとも言える極小のビーズ飾りのこと)”のようなシルバーでコーティングするから、一眼で「あ、『クチネリ』のセットアップだ」ってわかるんです。そこにマクラメ編みのニットなんて合わせれば、もう完璧ですよね。ジャケットには、スポーティなポロシャツを合わせます。“ラグジュアリー・スポーティ”なスタイルもまた、「ブルネロ クチネリ」の代名詞です。今シーズンは、シルバーのスパンコールやコーティングで華やかさもあるけれど、天然素材の風合いも殺さず、まさに「調和」している印象でした。

「ヌメロ ヴェントゥーノ」

村上:お次の「ヌメロ ヴェントゥーノ(N°21)」は、ヌードカラーのペチコートなどにブランドらしさを感じましたが、一方で「プラダ(PRADA)」や「ミュウミュウ(MIU MIU)」の影響も色濃い印象でした。とはいえ「ミュウミュウ」っぽいカンジは、この後ミラノ・コレクションで何度も見かける一大トレンドでした。木村さんは、2023-24年秋冬の「ミュウミュウ」って、どんな印象ですか?そして、ちょっと影響を受けすぎた印象があった「N21」のコレクションの感想は?

木村:「ミュウミュウ」はもちろんとっても可愛かったですが、さすがにあのアンダーウエア見せスタイル難しいでしょうと正直思っていました。が今回のミラノコレでその影響力の大きさに驚かされました。「ヌメロ ヴェントゥーノ」はおおきな丸いスパンコールや、シースルーのソックス合わせなどトレンド要素は豊富でしたがちょっと新しさに欠ける印象でした。

「エトロ」

木村:続く「エトロ(ETRO)」はボタニカルの総柄をふんだんに用いたコレクションでした。総柄のボディースーツやロングシャツなど存在感のあるトップスには、シックなブラウンのレザーパンツを合わせたり、シフォンのドレスには、オーバーサイズのレザージャケットを合わせたりしてバランスを取ります。コレクションではあのオーバーサイズ感が可愛く見えましたが、実際に着用するのはハードルが高いかも。私は特にマルコ・デ・ヴィンチェンツォ(Marco De Vincenzo)になってからの「エトロ」メンズがすごく好きで、彼による若返りは成功しているように思っていたんですが、実際のところどうなでしょうか?

村上:少なくとも、従前の「エトロ」よりデザインの引き出しは数多いですよね。僕もフィット&フレアのドレスや、ブラトップ&ミニスカートにスタイルにオーバーサイズのレザーブルゾン合わせたスタイル、チュールにベルベットでペイズリー柄描いたクロップド丈のトップスにざっくりニットのスタイルなどは、可愛らしくて大好きです。課題は、アイテムのバリエーションを増やして、着やすいイメージを訴えることかな?正直、今回のコレクションはドレスとフルレングスのワンピースが多くて、スタイリング次第で使いまわせるアイテムが欲しい印象でした。一方、マルコに期待がかかるバッグが、いい感じの新作が出たんじゃないかな?チェーンを編み込んだファブリックストラップのキルティングバッグは、プリント柄がアイコニックな「エトロ」らしくて好印象です。シーズンごとのアイコニックな色柄を使いアップデートもできるしね。布帛だから、30万円以内で収められると、若い世代の選択肢にも上がってくるんじゃないかな?シーズナルな記事は、メタルトゥのパンプスなどにも登場していましたね。

木村:プレス担当者によれば、マルコは今までで1番自然にインスピレーションが沸いたそう。バリエーションの広がりには今後も期待できそうです。

「ディーゼル」

木村:1日目最終日は「ディーゼル」。この日は一日中雲行きが怪しかったですが、会場が野外の「ディーゼル」が始まった瞬間、待ってましたと言わんばかりに降りましたね笑。 会場は一般客含め7000人いたそうでフェスのような熱気でした。コレクションの詳しい内容についてはこちらから。疲れが溜まった最終日にあの雨は体にはしんどかったですが、最後に巨大スクリーンに映し出されたグレン・マーティンス(Glenn Martens)=クリエイティブ・ディレクターの笑顔を見たら、「ファッションショーをみんなに開かれた場にしたい」という彼はこの光景を作りたかったんだなと納得しました。

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2024年春夏ミラノコレ現地リポvol.1 「オニツカ」で幕開け、成長した「ヘルノ」に涙

2024年春夏ミラノ・ファッション・ウィークが9月19〜25日に開催されました。今季のミラノは、サバト・デ・サルノ(Sabato De Sarno)による「グッチ(GUCCI)」や、ピーター・ホーキンス(Peter Hawkings)による「トム フォード(TOM FORD)」、シモーネ・ベロッティ(Simone Bellotti)による「バリー(BALLY)」など、新たなクリエイティブ・ディレクターによるデビューショーも目白押し。オフスケジュールのイベントやアフターパーティーも復活し、盛り上がった現地の様子を村上編集長と、ミラノコレ取材2シーズン目の木村記者が振り返ります。

「オニツカタイガー」

木村:われわれのショー一発目は「オニツカタイガー(ONITSUKA TIGER)」です。スポーティー要素が削られ、ぐっとモード感が強まった印象でした。毎シーズン、アンドレア・ポンピリオ(Andrea Pompilio)=クリエイティブ・ディレクターが解釈する日本らしさをコレクションに盛り込んでいますが、今回は黒という色がポイントだったのでしょうか?

村上:まずブランド設立10年を迎えて、スポーティウエアだけじゃないライフスタイルブランドに進化したいという思いが全面に溢れていましたね。冒頭の黒のシリーズは、まさにその代表例。デザイナーのアンドレアはメンズでの経験が長く、一時期は「カナーリ(CANALI)」とのカプセルコレクションも手掛けていたので、今後のテーラードやフォーマル強化においてもしっかり貢献してくれそうです。“日本らしさ”は、そんなフォーマルウエアを丁寧に仕上げる職人技として表現しているみたい。春夏なのでコットンのダブルフェイスに挑戦しながら、テーラードを知っているイタリア人が、日本企業と丁寧にモノ作りを進めています。日伊が融合する「オニツカタイガー」らしいですね。一方、タイの俳優のDEWやロシア出身のニーナ・クラヴィッツ(Nina Kraviz)ら、コミュニティが日伊を超えて世界的になりつつある印象も受けました。木村さんは、韓国出身の多国籍ガールズグループTWICEのモモに取材してましたが、どうでしたか?

木村:会場ではセレブの中でも、モモが圧倒的な人気でコメント取りにトライするメディアが殺到していました。わたしもかろうじてWWDの読者に向けて一言もらえました。オレンジのワンピースがお似合いで「オニツカ」のアイコンにぴったりでした。「オニツカ」の会場はフィリピンやタイ、マレーシアなどからもユースカルチャーを代表するアイコンが集結していて、他のブランドにはない独特のコミュニティーを築いている印象です。

「ヘルノ」

村上:「オニツカタイガー」の後に向かったのは、「ヘルノ(HERNO)」。長年見続けている僕には、アウターブランドからの成長が印象的でした。今は皇后の雅子様が婚約発表当時に愛用していたウールやカシミヤの上品なコートに始まり、お次はダウンでマチュア世代の心をガッツリつかみ、メンズでは機能性素材の“ラミナー”使ったブルゾンなどが通勤やアウトドアシーンでの強い味方に。そんなブランドがバリエーション豊かなアウターに合わせるインナーも提案し、マネキンに着せて、スタイリング提案できるようになるなんて、感涙モノです(笑)。

木村:前シーズンから、トータルコーディネートができるアイテムが増えていると聞いていましたが、着々とライフスタイルブランドに近づいていました。光沢のあるジャカード織のアウターから、薄手のテクニカルなコートまでクリエーションも幅があり、サロペットや襟付きシャツは砕けすぎない品のあるカジュアルウエアを提案していました。手首にはダウンを吊るす金具をブレスレットのように付けていて、これまでのプレゼンテーションの面影を残してるところも愛らしかったです笑

村上:こだわりの素材を使えば、シンプルな洋服ほど素敵に見えるという昨今の“クワイエット・ラグジュアリー”なムードを表現していましたね。

「ホーガン」

村上:一方、だいぶ落ち着いたとはいえスニーカーも欠かせません。「ホーガン(HOGAN)」の2024年春夏は、ホワイトベースのスニーカーに淡いピンクやセージ、ブラウンシューレースやステッチを配して、エレガントながらアクティブでした。全然プロモーションできていない割に、伊勢丹新宿本店にオープンした再上陸1号店では「ホーガン」を知っているマチュアな世代から、初めて知った若い世代までなかなか賑わっているそう。早速、イタリアなど諸外国では販売しているバッグを皮切りにウエアも販売も検討してライフスタイル化するそうです。

「ブルネロ クチネリ」

村上:ライフスタイル化といえば「ブルネロ クチネリ(BRUNELLO CUCINELLI)」こそ、長らくニットを中核としていたのに、最近はジャケットからバッグ&シューズ、サングラス、そしてフレグランスと商材を拡充していますね。特にジャケットは、「ゼニア(ZEGNA)」からの消費者の流入があって第二の柱のなりつつある印象を受けます。コレクションはどうだった?

木村:「ブルネロ クチネリ」は今シーズン、「私たちはどんなラグジュアリーを目指すのか?」を自問したそう。答えは、「調和」。心身ともに調和が取れた状態を生み出すことが、彼らのラグジュアリーの定義です。その姿勢はコレクションでは、スタイリングとシルエットで表現されていました。キーになるアイテムは1980年代のオーバーサイズのテーラードジャケット。そこにタイトなトップスを合わせたり、ベルトやコルセットでウエストをマークしたり、ショートパンツを合わせたりしてバランスをとります。メゾンの歴史を感じる職人技をふんだんに盛り込んでいますが、でもあくまでも軽やかに現代の日常着に落とし込んでいる点に同ブランドが好調な理由が見えます。「『クチネリ』のショールームに来ると幸せな気分になりますね」とポロっとこぼしたら、プレス担当者が熱を持って「ここのスタッフたちは本当に幸せそう」と。まず働くひとたちを幸せにする、そこから生まれるファッションは誰かを幸せにする力がある、という「ブルネロ クチネリ」の語るラグジュアリーは説得力があります。

村上:「ブルネロ クチネリ」が自然な形でカテゴリーを拡大しているのは、どんなアイテムにも“らしさ”が存在するからです。例えばブルゾンとロングスカートのセットアップのスタイルは、コットンやリネンなど、ブランドらしい自然由来の素材を選び、“モニーレ(「ブルネロ クチネリ」のアイコンとも言える極小のビーズ飾りのこと)”のようなシルバーでコーティングするから、一眼で「あ、『クチネリ』のセットアップだ」ってわかるんです。そこにマクラメ編みのニットなんて合わせれば、もう完璧ですよね。ジャケットには、スポーティなポロシャツを合わせます。“ラグジュアリー・スポーティ”なスタイルもまた、「ブルネロ クチネリ」の代名詞です。今シーズンは、シルバーのスパンコールやコーティングで華やかさもあるけれど、天然素材の風合いも殺さず、まさに「調和」している印象でした。

「ヌメロ ヴェントゥーノ」

村上:お次の「ヌメロ ヴェントゥーノ(N°21)」は、ヌードカラーのペチコートなどにブランドらしさを感じましたが、一方で「プラダ(PRADA)」や「ミュウミュウ(MIU MIU)」の影響も色濃い印象でした。とはいえ「ミュウミュウ」っぽいカンジは、この後ミラノ・コレクションで何度も見かける一大トレンドでした。木村さんは、2023-24年秋冬の「ミュウミュウ」って、どんな印象ですか?そして、ちょっと影響を受けすぎた印象があった「N21」のコレクションの感想は?

木村:「ミュウミュウ」はもちろんとっても可愛かったですが、さすがにあのアンダーウエア見せスタイル難しいでしょうと正直思っていました。が今回のミラノコレでその影響力の大きさに驚かされました。「ヌメロ ヴェントゥーノ」はおおきな丸いスパンコールや、シースルーのソックス合わせなどトレンド要素は豊富でしたがちょっと新しさに欠ける印象でした。

「エトロ」

木村:続く「エトロ(ETRO)」はボタニカルの総柄をふんだんに用いたコレクションでした。総柄のボディースーツやロングシャツなど存在感のあるトップスには、シックなブラウンのレザーパンツを合わせたり、シフォンのドレスには、オーバーサイズのレザージャケットを合わせたりしてバランスを取ります。コレクションではあのオーバーサイズ感が可愛く見えましたが、実際に着用するのはハードルが高いかも。私は特にマルコ・デ・ヴィンチェンツォ(Marco De Vincenzo)になってからの「エトロ」メンズがすごく好きで、彼による若返りは成功しているように思っていたんですが、実際のところどうなでしょうか?

村上:少なくとも、従前の「エトロ」よりデザインの引き出しは数多いですよね。僕もフィット&フレアのドレスや、ブラトップ&ミニスカートにスタイルにオーバーサイズのレザーブルゾン合わせたスタイル、チュールにベルベットでペイズリー柄描いたクロップド丈のトップスにざっくりニットのスタイルなどは、可愛らしくて大好きです。課題は、アイテムのバリエーションを増やして、着やすいイメージを訴えることかな?正直、今回のコレクションはドレスとフルレングスのワンピースが多くて、スタイリング次第で使いまわせるアイテムが欲しい印象でした。一方、マルコに期待がかかるバッグが、いい感じの新作が出たんじゃないかな?チェーンを編み込んだファブリックストラップのキルティングバッグは、プリント柄がアイコニックな「エトロ」らしくて好印象です。シーズンごとのアイコニックな色柄を使いアップデートもできるしね。布帛だから、30万円以内で収められると、若い世代の選択肢にも上がってくるんじゃないかな?シーズナルな記事は、メタルトゥのパンプスなどにも登場していましたね。

木村:プレス担当者によれば、マルコは今までで1番自然にインスピレーションが沸いたそう。バリエーションの広がりには今後も期待できそうです。

「ディーゼル」

木村:1日目最終日は「ディーゼル」。この日は一日中雲行きが怪しかったですが、会場が野外の「ディーゼル」が始まった瞬間、待ってましたと言わんばかりに降りましたね笑。 会場は一般客含め7000人いたそうでフェスのような熱気でした。コレクションの詳しい内容についてはこちらから。疲れが溜まった最終日にあの雨は体にはしんどかったですが、最後に巨大スクリーンに映し出されたグレン・マーティンス(Glenn Martens)=クリエイティブ・ディレクターの笑顔を見たら、「ファッションショーをみんなに開かれた場にしたい」という彼はこの光景を作りたかったんだなと納得しました。

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コスメ界の重鎮レナード・A・ローダー、エスティ ローダー取締役を退任へ 「現代のビューティ業界を創った」

今年90歳になったレナード・A・ローダー(Leonard A. Lauder)が、現在の任期が満了する11月でエスティ ローダー カンパニーズ(ESTEE LAUDER COMPANIES)の取締役を退任する。名誉会長の肩書きは引き続き保持する。また、チーフ・ティーチャー・オフィサー(最高指導責任者) としての役割も継続し、従業員エンゲージメントやブランド・シンポジウムを中心とする重要なイニシアティブに携わる。

同社は、レナード・A・ローダー名誉会長の両親であるエスティ・ローダーとジョセフ・ローダー(Joseph Lauder)によって1946年に設立。ローダー一族は、同社の普通株式の35%、発行済株式の議決権の約84%を所有する。レナード・ローダー名誉会長は依然として同社の大株主であり、2人の取締役を指名する権利を持つ。レナード・ローダー名誉会長の息子であるウィリアム・P・ローダー(William P. Lauder)はそのうちの1席を占め、取締役会のエグゼクティブ・チェアマンを務めている。末子であり、シリコンバレーを拠点とするベンチャーキャピタル企業、ローダー・パートナーズ(LAUDER PARTNERS)のマネージングディレクターであるゲイリー・M・ローダー(Gary M. Lauder)が、11月の取締役員選挙に立候補し2つ目の席に座ることになる。ゲイリー・ローダーがエスティ ローダー カンパニーズで公式のポジションを担うのは今回が初めてだが、同社によるとこれまでも定期的に招待オブザーバーとして取締役会に出席してきたという。

ウィリアム・ローダー=エグゼクティブ・チェアマンは声明で、「私の父は単一ブランドだった『エスティ ローダー』を、多くのブランドを擁する世界的な大企業へと成長させることを構想し、その推進を支えてきた。長年にわたり父から学び共に仕事ができたのは大変光栄なこと。今後も父から学び続けることを楽しみにしている。また、この業界や会社、従業員、そして顧客に対する父の強い情熱は、これからも変わることはないだろう」と述べた。

ファブリツィオ・フリーダCEO退任の憶測を否定

同社は中国の景気後退とトラベルリテールにおける課題により大打撃を受けており激動の中にある。同社が8月に発表した2023年6月度通期決算は、売上高が前年同期比10.4%減の159億1000万ドル(約2兆3387億円)、純利益は同58%減の10億600万ドル(約1478億円)だった。同社の苦戦は、ファブリツィオ・フリーダ(Fabrizio Freda)最高経営責任者(CEO)が退任を余儀なくされるのではないかとの憶測を呼んだが、5月にウィリアム・ローダー=エグゼクティブ・チェアマンと取締役会が従業員に送った社内メモで一族がフリーダCEOを支持することを改めて表明し、退任説を否定していた。

レナード・ローダー名誉会長は再び社内メモで現在の経営陣に対する強い支持を表明した。「私たちの大切な会社が優れたリーダーシップの手に委ねられていると心から信じているからこそ退任を決意できた。これからも引き続きウィリアムとファブリツィオ、経営幹部たちの優れた手腕による事業の成功を信じてやまない。ゲイリーの取締役への指名は、私たち一族の長期的なスチュワードシップ(財産管理を任された者が長期的な価値創造促進のために果たすべき責任)と、会社の成功へのビジョン、価値観、そして人材に対する支持を反映している」と述べた。

単一ブランドから世界的コングロマリットへ

レナード・ローダー名誉会長は1958年に入社。同社を世界最大のプレステージビューティ企業に育て上げた。72年に社長に、82年にCEOに就任し、95年に26ドル(約3800円)の初値で株式公開を果たした。事業のグローバル化と、「クリニーク(CLINIQUE)」「オリジンズ(ORIGINS)」「M・A・C」を含むインキュベーションと買収の両方でブランドポートフォリオ拡大を指揮した。現在、同社は24のブランドを所有し、150カ国で事業を展開する。最近では、28億ドル(約4116億円)を投じて「トム フォード(TOM FORD)」のビューティとファッション両事業を買収し、その後エルメネジルド ゼニア グループ(ERMENEGILDO ZEGNA GROUP)と、アイウェアのマルコリン(MARCOLIN)とライセンス契約を結んだ。

レナード・ローダー名誉会長は2021年の米「WWD」の取材で、自らがビューティ業界に与えた最大の影響を尋ねられると、マルチブランドのラグジュアリーコングロマリット創設を挙げた。「現代のビューティ業界を創ったのは自分だと心から思っている。言いにくいことだが、私がエスティ ローダーに入社した当時、『エリザベス・アーデン(ELIZABETH ARDEN)』も『ヘレナ・ルビンスタイン(HELENA RUBINSTEIN)』も『レブロン(REVLON)』も、どれもが単一ブランドとして同じように事業を展開していた。多くの企業やブランドを買収したが、その一つ一つが化粧品業界で新たな分野を切り開いてきた。現在の主流になっているM&Aの動きは、『M・A・C』の買収に端を発しているように思う。あのたった一つの買収が私たちの会社を、業界を変えた」と述べた。

退任後も業界の未来に向けて指導的役割を継続

09年、レナード・ローダー名誉会長は取締役会長の座をウィリアム・ローダーに譲ったが、現在も会社の戦略的ディレクションに深く関与しており、ビューティ業界の未来について考えることに喜びを感じている。「未来に何が起こるかは誰にも分からない。大切なのは日々アップデートすることだ。本を読み、旅をし、世界で何が起こっているかを見なければいけない。常に最新の情報を入手し、何を見るべきか、見ないべきかを知る必要がある」と話す。

米「WWD」が入手した社内メモでは、レナード・ローダー名誉会長は指導的役割を続けることに対する喜びについて改めて述べている。「私は常にわが社の成功は従業員、つまりあなた方のものだと信じてきた。私はエスティ ローダーが世界最高の企業になることを望んでいる。最大でもなく、最も裕福でもなく、最高の会社だ」。退任後もオフィスや店舗、会社のイベントに顔を出すとしながら、「未来に向けて創造し続け、挑戦し続け、互いを支え合い続けることが大切だ。皆さんの活躍を楽しみにしている」と激励のメッセージをつづった。

プレジディング・ディレクターのシャーリーン・バーシェフスキー(Charlene Barshefsky)は、「取締役会を代表し、レナードが役員としてまた取締役会のメンバーとして多大な貢献をしてくれたことに深い賞賛と感謝の意を表する。その先見の明と独創的な思考には、業界でも比類がない。彼の革新的な洞察力は、私たち全員のインスピレーションとなり続けるだろう」とコメントした。

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コスメ界の重鎮レナード・A・ローダー、エスティ ローダー取締役を退任へ 「現代のビューティ業界を創った」

今年90歳になったレナード・A・ローダー(Leonard A. Lauder)が、現在の任期が満了する11月でエスティ ローダー カンパニーズ(ESTEE LAUDER COMPANIES)の取締役を退任する。名誉会長の肩書きは引き続き保持する。また、チーフ・ティーチャー・オフィサー(最高指導責任者) としての役割も継続し、従業員エンゲージメントやブランド・シンポジウムを中心とする重要なイニシアティブに携わる。

同社は、レナード・A・ローダー名誉会長の両親であるエスティ・ローダーとジョセフ・ローダー(Joseph Lauder)によって1946年に設立。ローダー一族は、同社の普通株式の35%、発行済株式の議決権の約84%を所有する。レナード・ローダー名誉会長は依然として同社の大株主であり、2人の取締役を指名する権利を持つ。レナード・ローダー名誉会長の息子であるウィリアム・P・ローダー(William P. Lauder)はそのうちの1席を占め、取締役会のエグゼクティブ・チェアマンを務めている。末子であり、シリコンバレーを拠点とするベンチャーキャピタル企業、ローダー・パートナーズ(LAUDER PARTNERS)のマネージングディレクターであるゲイリー・M・ローダー(Gary M. Lauder)が、11月の取締役員選挙に立候補し2つ目の席に座ることになる。ゲイリー・ローダーがエスティ ローダー カンパニーズで公式のポジションを担うのは今回が初めてだが、同社によるとこれまでも定期的に招待オブザーバーとして取締役会に出席してきたという。

ウィリアム・ローダー=エグゼクティブ・チェアマンは声明で、「私の父は単一ブランドだった『エスティ ローダー』を、多くのブランドを擁する世界的な大企業へと成長させることを構想し、その推進を支えてきた。長年にわたり父から学び共に仕事ができたのは大変光栄なこと。今後も父から学び続けることを楽しみにしている。また、この業界や会社、従業員、そして顧客に対する父の強い情熱は、これからも変わることはないだろう」と述べた。

ファブリツィオ・フリーダCEO退任の憶測を否定

同社は中国の景気後退とトラベルリテールにおける課題により大打撃を受けており激動の中にある。同社が8月に発表した2023年6月度通期決算は、売上高が前年同期比10.4%減の159億1000万ドル(約2兆3387億円)、純利益は同58%減の10億600万ドル(約1478億円)だった。同社の苦戦は、ファブリツィオ・フリーダ(Fabrizio Freda)最高経営責任者(CEO)が退任を余儀なくされるのではないかとの憶測を呼んだが、5月にウィリアム・ローダー=エグゼクティブ・チェアマンと取締役会が従業員に送った社内メモで一族がフリーダCEOを支持することを改めて表明し、退任説を否定していた。

レナード・ローダー名誉会長は再び社内メモで現在の経営陣に対する強い支持を表明した。「私たちの大切な会社が優れたリーダーシップの手に委ねられていると心から信じているからこそ退任を決意できた。これからも引き続きウィリアムとファブリツィオ、経営幹部たちの優れた手腕による事業の成功を信じてやまない。ゲイリーの取締役への指名は、私たち一族の長期的なスチュワードシップ(財産管理を任された者が長期的な価値創造促進のために果たすべき責任)と、会社の成功へのビジョン、価値観、そして人材に対する支持を反映している」と述べた。

単一ブランドから世界的コングロマリットへ

レナード・ローダー名誉会長は1958年に入社。同社を世界最大のプレステージビューティ企業に育て上げた。72年に社長に、82年にCEOに就任し、95年に26ドル(約3800円)の初値で株式公開を果たした。事業のグローバル化と、「クリニーク(CLINIQUE)」「オリジンズ(ORIGINS)」「M・A・C」を含むインキュベーションと買収の両方でブランドポートフォリオ拡大を指揮した。現在、同社は24のブランドを所有し、150カ国で事業を展開する。最近では、28億ドル(約4116億円)を投じて「トム フォード(TOM FORD)」のビューティとファッション両事業を買収し、その後エルメネジルド ゼニア グループ(ERMENEGILDO ZEGNA GROUP)と、アイウェアのマルコリン(MARCOLIN)とライセンス契約を結んだ。

レナード・ローダー名誉会長は2021年の米「WWD」の取材で、自らがビューティ業界に与えた最大の影響を尋ねられると、マルチブランドのラグジュアリーコングロマリット創設を挙げた。「現代のビューティ業界を創ったのは自分だと心から思っている。言いにくいことだが、私がエスティ ローダーに入社した当時、『エリザベス・アーデン(ELIZABETH ARDEN)』も『ヘレナ・ルビンスタイン(HELENA RUBINSTEIN)』も『レブロン(REVLON)』も、どれもが単一ブランドとして同じように事業を展開していた。多くの企業やブランドを買収したが、その一つ一つが化粧品業界で新たな分野を切り開いてきた。現在の主流になっているM&Aの動きは、『M・A・C』の買収に端を発しているように思う。あのたった一つの買収が私たちの会社を、業界を変えた」と述べた。

退任後も業界の未来に向けて指導的役割を継続

09年、レナード・ローダー名誉会長は取締役会長の座をウィリアム・ローダーに譲ったが、現在も会社の戦略的ディレクションに深く関与しており、ビューティ業界の未来について考えることに喜びを感じている。「未来に何が起こるかは誰にも分からない。大切なのは日々アップデートすることだ。本を読み、旅をし、世界で何が起こっているかを見なければいけない。常に最新の情報を入手し、何を見るべきか、見ないべきかを知る必要がある」と話す。

米「WWD」が入手した社内メモでは、レナード・ローダー名誉会長は指導的役割を続けることに対する喜びについて改めて述べている。「私は常にわが社の成功は従業員、つまりあなた方のものだと信じてきた。私はエスティ ローダーが世界最高の企業になることを望んでいる。最大でもなく、最も裕福でもなく、最高の会社だ」。退任後もオフィスや店舗、会社のイベントに顔を出すとしながら、「未来に向けて創造し続け、挑戦し続け、互いを支え合い続けることが大切だ。皆さんの活躍を楽しみにしている」と激励のメッセージをつづった。

プレジディング・ディレクターのシャーリーン・バーシェフスキー(Charlene Barshefsky)は、「取締役会を代表し、レナードが役員としてまた取締役会のメンバーとして多大な貢献をしてくれたことに深い賞賛と感謝の意を表する。その先見の明と独創的な思考には、業界でも比類がない。彼の革新的な洞察力は、私たち全員のインスピレーションとなり続けるだろう」とコメントした。

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「マックスマーラ」は無骨なワークウエアとエレガンスを両立 逞しい女性の生き様に着想

「マックスマーラ(MAX MARA)」の2024年春夏コレクションは、戦時中の1940年代のイギリスで“ウィメンズ・ランド・アーミー”と呼ばれた女性たちからストーリーを紡いだ。出兵中の男性に代わって自分たちの手で畑を耕し国を支えるために団結した彼女たちの姿をヒントに、どんな状況下でも逞しく生きるエンパワリングな女性像を描いた。

コレクションの中心となったのは、ジョッパーやオールインワン、トレンチコートやハンティングジャケットといったミリタリーウエアだ。無骨な素材感のワークジャケットはダーツを入れて丸みのあるシルエットを生み出す。正面に大きなポケットをあしらったエプロンドレスは体のラインをなぞるシルエットで、オールインワンや大きなパッチポケットをあしらったノッチドラペルのジャケットのインナーには光沢のあるブラウスを組み合わせることでエレガンスを両立させる。足元は、チャンキーヒールのストラップサンダルを組み合わせた。

ネイビーから始まり、ラベンダーやグリーンと鮮やかに展開したカラーパレットは、ガーデニングが趣味のイアン・グリフィス(Ian Griffiths)クリエイティブ・ディレクターの自身の庭からインスピレーションが沸いたものだという。1944年に“ウィメンズ・ランド・アーミー”の姿を綴ったイギリスの詩人、ヴィタ・サックヴィル=ウェスト(Vita Sackville-West)の庭に着想を得たフラワー柄は、ブラックやベージュの落ち着いたカラーでシフォンドレスやコートの裏地にあしらい、コレクションにアクセントを加えた。

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「マックスマーラ」は無骨なワークウエアとエレガンスを両立 逞しい女性の生き様に着想

「マックスマーラ(MAX MARA)」の2024年春夏コレクションは、戦時中の1940年代のイギリスで“ウィメンズ・ランド・アーミー”と呼ばれた女性たちからストーリーを紡いだ。出兵中の男性に代わって自分たちの手で畑を耕し国を支えるために団結した彼女たちの姿をヒントに、どんな状況下でも逞しく生きるエンパワリングな女性像を描いた。

コレクションの中心となったのは、ジョッパーやオールインワン、トレンチコートやハンティングジャケットといったミリタリーウエアだ。無骨な素材感のワークジャケットはダーツを入れて丸みのあるシルエットを生み出す。正面に大きなポケットをあしらったエプロンドレスは体のラインをなぞるシルエットで、オールインワンや大きなパッチポケットをあしらったノッチドラペルのジャケットのインナーには光沢のあるブラウスを組み合わせることでエレガンスを両立させる。足元は、チャンキーヒールのストラップサンダルを組み合わせた。

ネイビーから始まり、ラベンダーやグリーンと鮮やかに展開したカラーパレットは、ガーデニングが趣味のイアン・グリフィス(Ian Griffiths)クリエイティブ・ディレクターの自身の庭からインスピレーションが沸いたものだという。1944年に“ウィメンズ・ランド・アーミー”の姿を綴ったイギリスの詩人、ヴィタ・サックヴィル=ウェスト(Vita Sackville-West)の庭に着想を得たフラワー柄は、ブラックやベージュの落ち着いたカラーでシフォンドレスやコートの裏地にあしらい、コレクションにアクセントを加えた。

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【スナップ】24年春夏パリ “クワイエット・ラグジュアリー”にアクセやヘアメイクで個性を添えて

2024年春夏パリ・ファッション・ウイークが9月25日に開幕した。今シーズンも100を超えるブランドがショーやプレゼンテーションを行う予定で、会場には世界各国のファッショニスタが詰めかけている。今シーズン、台頭しつつある“クワイエット・ラグジュアリー”のスタイルはストリートにも少しずつ波が押し寄せている。華美なプリント柄やロゴは控え、落ち着いたカラートーンを選びつつも、異素材のレイヤードや個性的なアクセサリー使い、目を引くヘアメイクでランウエイトレンドに差をつけた。パリ・ファッション・ウイーク期間中の最新スナップをお届け。

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「シセイドウ メン」とアパレル「ウィンダンシー」のコラボキットが限定発売 スキンケアとウエアのセット

資生堂のプレステージメンズスキンケアブランド「シセイドウ メン(SHISEIDO MEN)」は10月4日、アパレルブランド「ウィンダンシー(WIND AND SEA)」とのコラボレーションキットを伊勢丹新宿本店メンズ館で発売する。併せて発売同日から10日までポップアップも開催。11日からは、三越伊勢丹オンラインストアと伊勢丹新宿本店本館、三越銀座店でも数量限定で取り扱う。

同コラボキットはサウナやジム、出張へ行く際のスキンケア必需品として企画。「シセイドウ メン」の洗顔料“フェイス クレンザー”(130g)、美容液“アルティミューン パワライジング コンセントレート”(30mL)と化粧水の“ハイドレーティング ローション”(150mL)の3アイテムに加え、「ウィンダンシー」と資生堂のロゴが記された“Tシャツ”とハンドタオル、“ポーチ“がセットになっている。

■ SHISEIDO MEN POP-UP STORE
期間:10月4~10日
時間:10:00~20:00
場所:伊勢丹新宿店 メンズ館1階 コスメティックス
住所:東京都新宿区新宿3-14-1

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「シセイドウ メン」とアパレル「ウィンダンシー」のコラボキットが限定発売 スキンケアとウエアのセット

資生堂のプレステージメンズスキンケアブランド「シセイドウ メン(SHISEIDO MEN)」は10月4日、アパレルブランド「ウィンダンシー(WIND AND SEA)」とのコラボレーションキットを伊勢丹新宿本店メンズ館で発売する。併せて発売同日から10日までポップアップも開催。11日からは、三越伊勢丹オンラインストアと伊勢丹新宿本店本館、三越銀座店でも数量限定で取り扱う。

同コラボキットはサウナやジム、出張へ行く際のスキンケア必需品として企画。「シセイドウ メン」の洗顔料“フェイス クレンザー”(130g)、美容液“アルティミューン パワライジング コンセントレート”(30mL)と化粧水の“ハイドレーティング ローション”(150mL)の3アイテムに加え、「ウィンダンシー」と資生堂のロゴが記された“Tシャツ”とハンドタオル、“ポーチ“がセットになっている。

■ SHISEIDO MEN POP-UP STORE
期間:10月4~10日
時間:10:00~20:00
場所:伊勢丹新宿店 メンズ館1階 コスメティックス
住所:東京都新宿区新宿3-14-1

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「プラダ ビューティ」が「ゾゾコスメ」に出店 新フレグランスを全サイズ展開

「プラダ ビューティ(PRADA BEAUTY)」は9月28日、「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」上のコスメ専門モール「ゾゾコスメ(ZOZOCOSME)」に出店した。9月20日に発売したアイコンフレグランス“プラダ パラドックス オーデパルファム”を全サイズ展開する。ラインアップは10mL(7150円)をはじめ、30mL(1万1550円)、50mL(1万5950円)、90mL(2万2550円)、リフィル(100mL、2万900円)で、現時点で全サイズを展開するのは「ゾゾコスメ」のみとなる。

“プラダ パラドックス オーデパルファム”はブランドの新たな顔となった香水で、ボトルの形は象徴的なトライアングルロゴから着想した。「プラダ」がDNAの一つとして受け継ぐパラドックス(矛盾)を香りに反映させ、フローラルなノートでありながらも、対極にある強さを表すアンバーの香りを融合させた。そのほか、スポーツの力強さや情熱を表現したメンズフレグランスシリーズ“プラダ ルナロッサ”のオーデトワレも取り扱う。

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「プラダ ビューティ」が「ゾゾコスメ」に出店 新フレグランスを全サイズ展開

「プラダ ビューティ(PRADA BEAUTY)」は9月28日、「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」上のコスメ専門モール「ゾゾコスメ(ZOZOCOSME)」に出店した。9月20日に発売したアイコンフレグランス“プラダ パラドックス オーデパルファム”を全サイズ展開する。ラインアップは10mL(7150円)をはじめ、30mL(1万1550円)、50mL(1万5950円)、90mL(2万2550円)、リフィル(100mL、2万900円)で、現時点で全サイズを展開するのは「ゾゾコスメ」のみとなる。

“プラダ パラドックス オーデパルファム”はブランドの新たな顔となった香水で、ボトルの形は象徴的なトライアングルロゴから着想した。「プラダ」がDNAの一つとして受け継ぐパラドックス(矛盾)を香りに反映させ、フローラルなノートでありながらも、対極にある強さを表すアンバーの香りを融合させた。そのほか、スポーツの力強さや情熱を表現したメンズフレグランスシリーズ“プラダ ルナロッサ”のオーデトワレも取り扱う。

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【スナップ】「ボッテガ・ヴェネタ」の華麗なる職人技はこう着る 工芸品のように美しいゲストたち

「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」は、2024年春夏コレクションをミラノで9月23日(現地時間)に発表した。コレクションは、“動きの中のクラフト(Craft in Motion)”をテーマに、巧みな技術を駆使してドラマチックに躍動するウエアを提案。来場したゲストにも、マチュー・ブレイジー(Matthieu Blazy)=クリエイティブ・ディレクターの美学が徐々に浸透しているようだ。

会場には、美術工芸品のようなウエアをまとう来場者が会場を彩った。内側がシグニチャーの編み込み“イントレチャート”で、表にフリンジがあしらわれたロングコートだったり、ファーとレザーのフリンジを組み合わせて有機的なモチーフを描いたアウターだったり。重厚なレザーのウエアを、軽やかな面持ちで着用するプロ意識の高いセレブリティーも印象的だ。シューズとバッグのアクセサリーにも、“イントレチャート”を生かしたクラフト感溢れるデザインが目立った。韓国ドラマ「梨泰院クラス」の主演女優キム・ダミは、装飾のないシンプルなレザーのセットアップを身に着け、自信初となるミラノでのランウエイショーを満喫していた。

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【スナップ】「ボッテガ・ヴェネタ」の華麗なる職人技はこう着る 工芸品のように美しいゲストたち

「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」は、2024年春夏コレクションをミラノで9月23日(現地時間)に発表した。コレクションは、“動きの中のクラフト(Craft in Motion)”をテーマに、巧みな技術を駆使してドラマチックに躍動するウエアを提案。来場したゲストにも、マチュー・ブレイジー(Matthieu Blazy)=クリエイティブ・ディレクターの美学が徐々に浸透しているようだ。

会場には、美術工芸品のようなウエアをまとう来場者が会場を彩った。内側がシグニチャーの編み込み“イントレチャート”で、表にフリンジがあしらわれたロングコートだったり、ファーとレザーのフリンジを組み合わせて有機的なモチーフを描いたアウターだったり。重厚なレザーのウエアを、軽やかな面持ちで着用するプロ意識の高いセレブリティーも印象的だ。シューズとバッグのアクセサリーにも、“イントレチャート”を生かしたクラフト感溢れるデザインが目立った。韓国ドラマ「梨泰院クラス」の主演女優キム・ダミは、装飾のないシンプルなレザーのセットアップを身に着け、自信初となるミラノでのランウエイショーを満喫していた。

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ファレルのスキンケアブランド「ヒューマンレース」から潤う洗顔料とモイスチャライザー

ファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)が手掛けるスキンケアブランド「ヒューマンレース(HUMAN RACE)」は、皮膚に潤いを与えるジェル状洗顔料“7D レトログレード ジェル クレンザー”(44ドル、約6512円)と“7D マイスティファイング ジェル モイスチャライザー”(58ドル、約8584円)を発売した。公式サイトで欧米を中心に20カ国で販売する。現在日本への配送は未対応だが、年内にグローバル展開を予定する。

「ヒューマンレース」は2020年にファレルが25年来の皮膚科医であるエレナ・ジョーンズ(Elena Jones)博士と立ち上げた。米粉の洗顔料とピーリング美容液、保湿クリームの3種類を発売し、3ステップのスキンケアルーティンを提案した。その後、固形ソープやボディークリーム、日焼け止めへとカテゴリーを広げた。

新商品のジェル状洗顔料は、商品テストの際にファレルが自身を「ジェル ガイ(ジェルが好きなタイプの人間)」と語ったことから生まれた。最初に発売した3品はブランドの基礎となるアイテムで、今回のジェル状の2品を加えることでテクスチャーの選択肢を広げた。「『ヒューマンレース』は文字通り、人間のためのブランドだ。性別や肌の色ではなく肌のタイプによって全ての人のニーズに応えたい」とファレルは話す。両商品の共通成分として独自成分の”7Dヒアルロン酸“を配合し、セットで85ドル(1万2580円)でも販売する。同ブランドの容器はリサイクルプラスチックを51%以上利用し、レフィルの詰め替えが可能だ。

アメリカではクリーンビューティ専門店のクリード ビューティ(CREDO BEAUTY)や大手百貨店ノードストローム(NORDSTROM)、マイアミ発の高級セレクトショップのザ・ウェブスター(THE WEBSTER)、俳優のグウィネス・パルトロウ(Gwyneth Paltrow)が手掛けるライフスタイルショップ「グープ(GOOP)」で販売する。

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ファレルのスキンケアブランド「ヒューマンレース」から潤う洗顔料とモイスチャライザー

ファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)が手掛けるスキンケアブランド「ヒューマンレース(HUMAN RACE)」は、皮膚に潤いを与えるジェル状洗顔料“7D レトログレード ジェル クレンザー”(44ドル、約6512円)と“7D マイスティファイング ジェル モイスチャライザー”(58ドル、約8584円)を発売した。公式サイトで欧米を中心に20カ国で販売する。現在日本への配送は未対応だが、年内にグローバル展開を予定する。

「ヒューマンレース」は2020年にファレルが25年来の皮膚科医であるエレナ・ジョーンズ(Elena Jones)博士と立ち上げた。米粉の洗顔料とピーリング美容液、保湿クリームの3種類を発売し、3ステップのスキンケアルーティンを提案した。その後、固形ソープやボディークリーム、日焼け止めへとカテゴリーを広げた。

新商品のジェル状洗顔料は、商品テストの際にファレルが自身を「ジェル ガイ(ジェルが好きなタイプの人間)」と語ったことから生まれた。最初に発売した3品はブランドの基礎となるアイテムで、今回のジェル状の2品を加えることでテクスチャーの選択肢を広げた。「『ヒューマンレース』は文字通り、人間のためのブランドだ。性別や肌の色ではなく肌のタイプによって全ての人のニーズに応えたい」とファレルは話す。両商品の共通成分として独自成分の”7Dヒアルロン酸“を配合し、セットで85ドル(1万2580円)でも販売する。同ブランドの容器はリサイクルプラスチックを51%以上利用し、レフィルの詰め替えが可能だ。

アメリカではクリーンビューティ専門店のクリード ビューティ(CREDO BEAUTY)や大手百貨店ノードストローム(NORDSTROM)、マイアミ発の高級セレクトショップのザ・ウェブスター(THE WEBSTER)、俳優のグウィネス・パルトロウ(Gwyneth Paltrow)が手掛けるライフスタイルショップ「グープ(GOOP)」で販売する。

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ヒグチユウコの絵本「せかいいちのねこ」シリーズが切手に 日本郵便が発行

日本郵便は人気の絵本にフォーカスする特殊切手「絵本の世界シリーズ」の第7弾として、イラストレーターのヒグチユウコの絵本「せかいいちのねこ」シリーズ(白泉社)の世界を題材にした切手を12月6日に発売する。

同商品は84円切手10枚を1シートにしたもので、価格は840円。シリーズの各名場面を草花などのイラストと組み合わせたオリジナルデザインを採用している。

ヒグチユウコは画家、絵本作家。代表作に「せかいいちのねこ」シリーズや「ふたりのねこ」「いらないねこ」などがある。2019年から今年まで、国内10箇所の会場と美術館で展覧会「ヒグチユウコCIRCUS」を開催した。「グッチ(GUCCI)」やディズニー(DISNEY)など、コラボレーションの実績も多数。

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「ドクターマーチン」が英国「テート」美術館とコラボ ブーツ2型とバックパックが登場

「ドクターマーチン(DR.MARTENS)」は、イギリス国内に数カ所の国立の美術館を運営する「テート(TATE)」とのコラボレーションアイテムを発売した。ブーツ2型とバックパック1型を用意し、価格は3万3000〜3万7400円。全国の店舗とオンラインショップで数量限定で取り扱う。

同コラボではクラシックな「1460」8ホールブーツとバックパックに、前衛的なイギリスのシュルレアリストでありオカルティストであるイセル・コフーン(Ithell Colquhoun)の最も表現力豊かな作品「Volcanic Flare」と「Example of Decalcomania Technique」を映し出している。

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「ドクターマーチン」が英国「テート」美術館とコラボ ブーツ2型とバックパックが登場

「ドクターマーチン(DR.MARTENS)」は、イギリス国内に数カ所の国立の美術館を運営する「テート(TATE)」とのコラボレーションアイテムを発売した。ブーツ2型とバックパック1型を用意し、価格は3万3000〜3万7400円。全国の店舗とオンラインショップで数量限定で取り扱う。

同コラボではクラシックな「1460」8ホールブーツとバックパックに、前衛的なイギリスのシュルレアリストでありオカルティストであるイセル・コフーン(Ithell Colquhoun)の最も表現力豊かな作品「Volcanic Flare」と「Example of Decalcomania Technique」を映し出している。

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「ドクターマーチン」が英国「テート」美術館とコラボ ブーツ2型とバックパックが登場

「ドクターマーチン(DR.MARTENS)」は、イギリス国内に数カ所の国立の美術館を運営する「テート(TATE)」とのコラボレーションアイテムを発売した。ブーツ2型とバックパック1型を用意し、価格は3万3000〜3万7400円。全国の店舗とオンラインショップで数量限定で取り扱う。

同コラボではクラシックな「1460」8ホールブーツとバックパックに、前衛的なイギリスのシュルレアリストでありオカルティストであるイセル・コフーン(Ithell Colquhoun)の最も表現力豊かな作品「Volcanic Flare」と「Example of Decalcomania Technique」を映し出している。

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「ケイト・スペード」が渋谷で体験型ポップアップ 新アイコンバッグ発売を記念

「ケイト・スペード ニューヨーク(KATE SPADE NEW YORK)」は今秋登場した新たなアイコンバッグ“ケイト・スペード ダコタ”の発売を記念して、東京・渋谷で体験型のポップアップイベントを10月1日まで開催中だ。

イベント会場には、「都会の冒険」をテーマに掲げた2023年秋コレクションの世界観を体現した美術館のような空間が広がる。“ケイト・スペード ダコタ”の中に入り込んだようなキオスクでショッピングが楽しめるほか、フォトブースやカフェも併設する。イベント開催前日の27日のオープニングパーティには、谷まりあ、内田理央、ヨンア、藤井夏恋などの豪華ゲストが新アイコンバッグ「ケイト・スペード ダコタ」を思い思いにコーディネートした個性豊かなスタイルで来場し、最新コレクションの世界観を体験した。また、シンガーソングライターeillによるスペシャルライブも会場を盛り上げた。

“ケイト・スペード ダコタ”は、ブランドの拠点であるニューヨークの建築物が着想源。幾何学的なシルエットと、彫刻的なロゴの金具が特徴だ。素材はシルキータッチのスムースレザーと立体感のあるクロコ型押しレザーの2種類で、ミディアムとスモールサイズをそろえる。いずれも、取り外し可能な光沢感のあるチェーンストラップとレザーのクロスボディーストラップが付属し、気分やシーンに合わせてショルダーやクロスボディー、クラッチバッグとしても使用できる。中央と背面にファスナーポケットを備えた3段構造で、実用性も兼ね備える。カラーは、シャルトリューズ、ロックガーデン、ブラック、クリーム、タイムレストープの全5色。全国の店舗で販売中だ。

問い合わせ先
ケイト・スペード カスタマーサービス
050-5578-9152

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「ケイト・スペード」が渋谷で体験型ポップアップ 新アイコンバッグ発売を記念

「ケイト・スペード ニューヨーク(KATE SPADE NEW YORK)」は今秋登場した新たなアイコンバッグ“ケイト・スペード ダコタ”の発売を記念して、東京・渋谷で体験型のポップアップイベントを10月1日まで開催中だ。

イベント会場には、「都会の冒険」をテーマに掲げた2023年秋コレクションの世界観を体現した美術館のような空間が広がる。“ケイト・スペード ダコタ”の中に入り込んだようなキオスクでショッピングが楽しめるほか、フォトブースやカフェも併設する。イベント開催前日の27日のオープニングパーティには、谷まりあ、内田理央、ヨンア、藤井夏恋などの豪華ゲストが新アイコンバッグ「ケイト・スペード ダコタ」を思い思いにコーディネートした個性豊かなスタイルで来場し、最新コレクションの世界観を体験した。また、シンガーソングライターeillによるスペシャルライブも会場を盛り上げた。

“ケイト・スペード ダコタ”は、ブランドの拠点であるニューヨークの建築物が着想源。幾何学的なシルエットと、彫刻的なロゴの金具が特徴だ。素材はシルキータッチのスムースレザーと立体感のあるクロコ型押しレザーの2種類で、ミディアムとスモールサイズをそろえる。いずれも、取り外し可能な光沢感のあるチェーンストラップとレザーのクロスボディーストラップが付属し、気分やシーンに合わせてショルダーやクロスボディー、クラッチバッグとしても使用できる。中央と背面にファスナーポケットを備えた3段構造で、実用性も兼ね備える。カラーは、シャルトリューズ、ロックガーデン、ブラック、クリーム、タイムレストープの全5色。全国の店舗で販売中だ。

問い合わせ先
ケイト・スペード カスタマーサービス
050-5578-9152

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「ケイト・スペード ニューヨーク(KATE SPADE NEW YORK)」は今秋登場した新たなアイコンバッグ“ケイト・スペード ダコタ”の発売を記念して、東京・渋谷で体験型のポップアップイベントを10月1日まで開催中だ。

イベント会場には、「都会の冒険」をテーマに掲げた2023年秋コレクションの世界観を体現した美術館のような空間が広がる。“ケイト・スペード ダコタ”の中に入り込んだようなキオスクでショッピングが楽しめるほか、フォトブースやカフェも併設する。イベント開催前日の27日のオープニングパーティには、谷まりあ、内田理央、ヨンア、藤井夏恋などの豪華ゲストが新アイコンバッグ「ケイト・スペード ダコタ」を思い思いにコーディネートした個性豊かなスタイルで来場し、最新コレクションの世界観を体験した。また、シンガーソングライターeillによるスペシャルライブも会場を盛り上げた。

“ケイト・スペード ダコタ”は、ブランドの拠点であるニューヨークの建築物が着想源。幾何学的なシルエットと、彫刻的なロゴの金具が特徴だ。素材はシルキータッチのスムースレザーと立体感のあるクロコ型押しレザーの2種類で、ミディアムとスモールサイズをそろえる。いずれも、取り外し可能な光沢感のあるチェーンストラップとレザーのクロスボディーストラップが付属し、気分やシーンに合わせてショルダーやクロスボディー、クラッチバッグとしても使用できる。中央と背面にファスナーポケットを備えた3段構造で、実用性も兼ね備える。カラーは、シャルトリューズ、ロックガーデン、ブラック、クリーム、タイムレストープの全5色。全国の店舗で販売中だ。

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050-5578-9152

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「リック・オウエンス」がフォトグラファー・ダニエル・レヴィットによるビジュアルブックを発売

「リック・オウエンス(RICK OWENS)」は、アメリカのリッツォーリ(RIZZOLI)社から、フォトグラファーのダニエル・レヴィット(Danielle Levitt)によるビジュアルブック“MORE RICK OWENS PHOTOGRAPHED BY DANIELLE LEVITT”を発売する。価格は1万1000円。10月19日から、リック・オウエンスストアトウキョウで販売する。

ダニエル・レヴィットは、「リック・オウエンス」2014年春夏コレクションから、約10年もの期間、同ブランドのコレクションを撮影してきた。同書は200ページにわたり、彼女の撮影した「リック・オウエンス」を掲載する。

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「リック・オウエンス」がフォトグラファー・ダニエル・レヴィットによるビジュアルブックを発売

「リック・オウエンス(RICK OWENS)」は、アメリカのリッツォーリ(RIZZOLI)社から、フォトグラファーのダニエル・レヴィット(Danielle Levitt)によるビジュアルブック“MORE RICK OWENS PHOTOGRAPHED BY DANIELLE LEVITT”を発売する。価格は1万1000円。10月19日から、リック・オウエンスストアトウキョウで販売する。

ダニエル・レヴィットは、「リック・オウエンス」2014年春夏コレクションから、約10年もの期間、同ブランドのコレクションを撮影してきた。同書は200ページにわたり、彼女の撮影した「リック・オウエンス」を掲載する。

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「リック・オウエンス」がフォトグラファー・ダニエル・レヴィットによるビジュアルブックを発売

「リック・オウエンス(RICK OWENS)」は、アメリカのリッツォーリ(RIZZOLI)社から、フォトグラファーのダニエル・レヴィット(Danielle Levitt)によるビジュアルブック“MORE RICK OWENS PHOTOGRAPHED BY DANIELLE LEVITT”を発売する。価格は1万1000円。10月19日から、リック・オウエンスストアトウキョウで販売する。

ダニエル・レヴィットは、「リック・オウエンス」2014年春夏コレクションから、約10年もの期間、同ブランドのコレクションを撮影してきた。同書は200ページにわたり、彼女の撮影した「リック・オウエンス」を掲載する。

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「ハイク」別注ダウンジャケットを10月13日発売 スーパー エー マーケットとエディションで

スーパー エー マーケット(SUPER A MARKET)とエディション(EDITION)は10月13日、「ハイク(HYKE)」に別注したダウンジャケット(全2色、各9万9000円)を数量限定で販売する。カーキをスーパー エー マーケットで、ブラックをエディションで取り扱う。

“U.S.ARMY ECWCS GEN2”に着想を得たパデッドコートをショート丈に変更して別注。防水性、透湿性に優れた素材“パーテックス シールド(PERTEX SHIELD)”を採用しており、内側には保温性を持った中綿を備えた。襟部分にはフードを収納している。サイズは3サイズを用意。

また、発売に合わせ9月29日〜10月9日にスーパー エー マーケット 新宿とエディション 新宿ルミネ店で、別注コレクションの先行受注会を開く。

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ワールドがベイシアのアパレルPBを共同開発 50のモールで展開

関東甲信越を中心にショッピングセンター(SC)を展開するベイシア(前橋市、相木孝仁社長)は、大手アパレルのワールドと協業開発したプライベートブランド「ヨリモ(YORIMO)」の展開を10月4日にスタートする。ワールドがSCのプライベートブランド(PB)を共同開発する事例は初めて。1都14県(東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城、福島、栃木、群馬、長野、山梨、岐阜、静岡、愛知、滋賀)のモールに、計50店舗をオープンする。

ベイシアは計150のモールを運営する有力デベロッパーで、2023年2月期の売上高は3035億円。女性のライフスタイルやオフィススタイルが多様化する中、既存のファッションテナントでは満たせないニーズが出てきたため、PBの開発に至った。ワールドは、ベイシアが手薄なウィメンズアパレルの商品企画の知見や生産背景、店舗運営のノウハウなどを共有・支援する。公式EC「ワールド オンラインストア」も販売プラットフォームとして提供し、10月4日から「ヨリモ」の取扱いを開始する。

ワールドの企画・生産背景を活用

ワールドは「ヨリモ」の全商品の企画に関わり、同社が提携する海外の工場で生産する。商品は着回しや、家庭洗濯可能などの機能性を重視したものが多い。23-24年秋冬は家庭選択可能なハイネックニット(2980円)やチュニック(3980円)、ストレッチ素材のベイカーパンツ(3980円)など63商品をラインアップする。

ベイシアグループはベイシア、カインズなど物販チェーン7社を中心とする30社からなる、売上高1兆円を超える巨大グループ。傘下にはワークマンも抱え、今回の協業をきっかけとしたシナジーも期待される。

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「ワコール」が10月1日リサイクルキャンペーンをスタート メーカー問わず不要のブラジャーが再生プラスチックに

「ワコール(WACOAL)」は10月1日〜2024年3月31日、“ワコール ブラリサイクル”キャンペーンを開催する。国内の百貨店、量販店、下着専門店、ワコール直営店など約800店舗とワコールウェブストアで実施。「ブラジャーは捨てにくい」という消費者の声から08年に生まれた同キャンペーンでは、累計で約319万枚のブラジャーを生活雑貨などのパーツにリサイクルした。メーカーは問わず、不要になった洗濯済みのブラジャーを袋に入れて封をし、実施店舗のスタッフに渡せば、リサイクル企業JEPLANが運営する「BRING」の提携工場でリサイクルされ再生プラスチックに生まれ変わる。

今回からは、ウェブストアでも実施することで、近隣に実施店舗がない消費者も参加できるようになる。ウェブストアでリサイクルチケット(572円、送料別)を注文すると専用回収袋が送付される。

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「ワコール」が10月1日リサイクルキャンペーンをスタート メーカー問わず不要のブラジャーが再生プラスチックに

「ワコール(WACOAL)」は10月1日〜2024年3月31日、“ワコール ブラリサイクル”キャンペーンを開催する。国内の百貨店、量販店、下着専門店、ワコール直営店など約800店舗とワコールウェブストアで実施。「ブラジャーは捨てにくい」という消費者の声から08年に生まれた同キャンペーンでは、累計で約319万枚のブラジャーを生活雑貨などのパーツにリサイクルした。メーカーは問わず、不要になった洗濯済みのブラジャーを袋に入れて封をし、実施店舗のスタッフに渡せば、リサイクル企業JEPLANが運営する「BRING」の提携工場でリサイクルされ再生プラスチックに生まれ変わる。

今回からは、ウェブストアでも実施することで、近隣に実施店舗がない消費者も参加できるようになる。ウェブストアでリサイクルチケット(572円、送料別)を注文すると専用回収袋が送付される。

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「ザラ」×「メゾンスペシャル」は中国、韓国でも販売 「海外展開のきっかけにしたい」

インディテックスグループの「ザラ(ZARA)」が、プレイプロダクトスタジオが手掛ける日本のウィメンズ、メンズブランド「メゾンスペシャル(MAISON SPECIAL)」とのコラボレーション商品を本日9月28日に発売した。国内は、「ザラ」25店舗と公式ECで扱い、中国本土(5店)、台湾(1店)、香港(1店)、韓国(4店)でも販売。「国内の出店は一巡した。訪日客からも支持されており、次は中韓など海外での販売を模索したい」(菅井隆行プレイプロダクトスタジオ社長)と話していた「メゾンスペシャル」にとって、今回のコラボはアジアで認知を得る大きなチャンスだ。「ザラ」銀座店1階は10月8日まで、コラボの世界観を表現するポップアップスペースとなっている。

両者の取り組みがスタートしたのは、2022年の6月。今秋、日本上陸25周年を迎える「ザラ」は、取り組み相手として日本のブランドを探していた。「われわれと同じ哲学や方向性を持ちながら、自国の文化や伝統から新しいものを創造している日本ブランド」(「ザラ」のコメントから)を探す中で、「ザラ」スタッフにも愛用者が多いという「メゾンスペシャル」に白羽の矢が立ち、「ザラ」からアプローチしたのだという。

コラボ商品を企画するにあたり、「メゾンスペシャル」から「ザラ」に対し、ムードボードやデザイン、スタイリングを提案。「その後、インディテックスの本国のスタッフとリモートで協議を行い、デザイン修正を重ね、ファーストサンプルを仕上げていった」(「メゾンスペシャル」のコメントから)。ファーストサンプルが完成したタイミングの今年7月には、菅井社長や渡邊倫子クリエイティブディレクター・チーフデザイナーらがスペインのラ・コルーニャにあるインディテックス本社も訪れ、実物を確認しながら企画を詰めていった。

苦労したポイントは「色展開」

協業にあたり、「両ブランドの世界観や、ブランド独自の色を調和させることが難しかった」と「メゾンスペシャル」チームは振り返る。同ブランドの通常商品は、ビビットカラーを中心に「5〜6色展開をセオリーとしている」が、今回のコラボでは、より幅広い客層を対象とする「ザラ」からのアドバイスを受けて、「従来の色展開を強みとしたデザインとは違う形で、われわれらしさを表現することに時間をかけて取り組んだ」という。コラボ商品には、銀座のポップアップスペースのインスピレーション源となっているネオンイエローのセーターなども含まれるが、そうしたビビットカラーはあくまで差し色。グレーや黒、カーキ、ベージュなどがベースとなっているのがポイントだ。

H&Mや「ユニクロ」のファーストリテイリングも上回る、アパレル小売業世界ナンバーワンのインディテックスとタッグ組むことで、「『メゾンスペシャル』として認知拡大が狙えることはもちろんだが、声をかけられたことで、自分たちのブランディングに改めて自信を持った。また、国内だけでなく海外展開を視野に入れるきっかけにもなった」と「メゾンスペシャル」。

「ザラ」としては、「史上初の日本ブランドとのコラボによって、自分たちの新しいビジョンを切り開くことができた。また、お客さまにもこれまでとは違う『ザラ』を楽しんでいただく機会になる」と期待している。「ザラ」のこれまでのコラボ相手というと、韓国の「アーダーエラー(ARDER ERROR)」や英「スタジオニコルソン(STUDIO NICHOLSON)」など、ファッション好きに認知されている実力派ブランドが中心。より分かりやすいビッグブランドと毎年組んでいるH&Mとは、対照的なブランド選定だ。「われわれの理念とつながりを感じられる相手とのコラボレーションを重視している。両ブランドの専門性が交わることにより、スタイリッシュで高品質なデザインを提供することができ、喜んでいただけるはず」と「ザラ」はコメントしている。

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「ザラ」×「メゾンスペシャル」は中国、韓国でも販売 「海外展開のきっかけにしたい」

インディテックスグループの「ザラ(ZARA)」が、プレイプロダクトスタジオが手掛ける日本のウィメンズ、メンズブランド「メゾンスペシャル(MAISON SPECIAL)」とのコラボレーション商品を本日9月28日に発売した。国内は、「ザラ」25店舗と公式ECで扱い、中国本土(5店)、台湾(1店)、香港(1店)、韓国(4店)でも販売。「国内の出店は一巡した。訪日客からも支持されており、次は中韓など海外での販売を模索したい」(菅井隆行プレイプロダクトスタジオ社長)と話していた「メゾンスペシャル」にとって、今回のコラボはアジアで認知を得る大きなチャンスだ。「ザラ」銀座店1階は10月8日まで、コラボの世界観を表現するポップアップスペースとなっている。

両者の取り組みがスタートしたのは、2022年の6月。今秋、日本上陸25周年を迎える「ザラ」は、取り組み相手として日本のブランドを探していた。「われわれと同じ哲学や方向性を持ちながら、自国の文化や伝統から新しいものを創造している日本ブランド」(「ザラ」のコメントから)を探す中で、「ザラ」スタッフにも愛用者が多いという「メゾンスペシャル」に白羽の矢が立ち、「ザラ」からアプローチしたのだという。

コラボ商品を企画するにあたり、「メゾンスペシャル」から「ザラ」に対し、ムードボードやデザイン、スタイリングを提案。「その後、インディテックスの本国のスタッフとリモートで協議を行い、デザイン修正を重ね、ファーストサンプルを仕上げていった」(「メゾンスペシャル」のコメントから)。ファーストサンプルが完成したタイミングの今年7月には、菅井社長や渡邊倫子クリエイティブディレクター・チーフデザイナーらがスペインのラ・コルーニャにあるインディテックス本社も訪れ、実物を確認しながら企画を詰めていった。

苦労したポイントは「色展開」

協業にあたり、「両ブランドの世界観や、ブランド独自の色を調和させることが難しかった」と「メゾンスペシャル」チームは振り返る。同ブランドの通常商品は、ビビットカラーを中心に「5〜6色展開をセオリーとしている」が、今回のコラボでは、より幅広い客層を対象とする「ザラ」からのアドバイスを受けて、「従来の色展開を強みとしたデザインとは違う形で、われわれらしさを表現することに時間をかけて取り組んだ」という。コラボ商品には、銀座のポップアップスペースのインスピレーション源となっているネオンイエローのセーターなども含まれるが、そうしたビビットカラーはあくまで差し色。グレーや黒、カーキ、ベージュなどがベースとなっているのがポイントだ。

H&Mや「ユニクロ」のファーストリテイリングも上回る、アパレル小売業世界ナンバーワンのインディテックスとタッグ組むことで、「『メゾンスペシャル』として認知拡大が狙えることはもちろんだが、声をかけられたことで、自分たちのブランディングに改めて自信を持った。また、国内だけでなく海外展開を視野に入れるきっかけにもなった」と「メゾンスペシャル」。

「ザラ」としては、「史上初の日本ブランドとのコラボによって、自分たちの新しいビジョンを切り開くことができた。また、お客さまにもこれまでとは違う『ザラ』を楽しんでいただく機会になる」と期待している。「ザラ」のこれまでのコラボ相手というと、韓国の「アーダーエラー(ARDER ERROR)」や英「スタジオニコルソン(STUDIO NICHOLSON)」など、ファッション好きに認知されている実力派ブランドが中心。より分かりやすいビッグブランドと毎年組んでいるH&Mとは、対照的なブランド選定だ。「われわれの理念とつながりを感じられる相手とのコラボレーションを重視している。両ブランドの専門性が交わることにより、スタイリッシュで高品質なデザインを提供することができ、喜んでいただけるはず」と「ザラ」はコメントしている。

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「ジェラート ピケ」×「ポケモンスリープ」発売 事前整理券に3万人殺到

マッシュスタイルラボの「ジェラート ピケ(GELATO PIQUE)」は28日、スマホアプリ「ポケモンスリープ」とのコラボ商品を直営全店とECで発売した。同日12時にはECサイトでもコラボ商品を発売したが、一時はサイトがダウン、12時半現在で大部分の商品が売り切れ。一部のアイテムはすでに追加生産を決定している。

表参道ヒルズ店ではこの日、開店直後の11時からコラボ商品目当ての客が列を作った。人気キャラクターの“カビゴン”と“ピカチュウ”をモチーフにしたパーカ&ボトムスのセットを購入した30代の男女は、「ずっと狙っていたのでうれしい。ペアで着たい」と笑顔。店頭では整理券の確認から希望商品のピックアップ、レジ対応まで、混乱はなくスムーズだった。

過去のコラボを糧に

同ブランドはこれまでも「スーパーマリオ」「あつまれ どうぶつの森」など任天堂の人気作品とコラボしてきたが、発売日に店頭に客が殺到するケースがあった。「せっかく足を運んでいただいても、(売り切れで)お客さまをがっかりさせてしまうことも多かった」とブランド担当者。そこで今回の「ポケモン」コラボ発売にあたっては、WEBで整理券を事前配布。各店で1時間ごとに入店枠を設けた。9月1日正午に配布を開始すると、一時は3万人超がWEB上で同時待機。受け取りまでの待ち時間は6時間を要した。

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「バウム」が“森の端材”使用の限定デザイン商品発売 ローションとオイルの2種

「バウム(BAUM)」は、10月8日の“木の日”に合わせた取り組み“バウム ツリー デイ(BAUM TREE DAY)”の限定デザイン商品“ハイドロ エッセンスローション” (150mL、7150円※編集部調べ、以下同)と“モイスチャライジング オイル” (60mL、8800円)を10月5日に発売する。

特定の樹種を採取する際、一緒に伐採される表情豊かな樹木“森の端材”を使用したパッケージが特徴。日常で手に取る機会が少ないタブ、セン、カシの3樹種を木製パーツ部分に採用した。通常アイテムの木製パーツと同様、木製家具メーカー「カリモク家具」とコラボレーションしている。

“ハイドロ エッセンスローション”はとろみのある濃密なテクスチャーでうるおいをたっぷり肌に与える。“モイスチャライジング オイル”はオイル層とエッセンス層の2層タイプで、融合したオイルが素肌を柔らかにほぐし、みずみずしさで包む。

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「バウム」が“森の端材”使用の限定デザイン商品発売 ローションとオイルの2種

「バウム(BAUM)」は、10月8日の“木の日”に合わせた取り組み“バウム ツリー デイ(BAUM TREE DAY)”の限定デザイン商品“ハイドロ エッセンスローション” (150mL、7150円※編集部調べ、以下同)と“モイスチャライジング オイル” (60mL、8800円)を10月5日に発売する。

特定の樹種を採取する際、一緒に伐採される表情豊かな樹木“森の端材”を使用したパッケージが特徴。日常で手に取る機会が少ないタブ、セン、カシの3樹種を木製パーツ部分に採用した。通常アイテムの木製パーツと同様、木製家具メーカー「カリモク家具」とコラボレーションしている。

“ハイドロ エッセンスローション”はとろみのある濃密なテクスチャーでうるおいをたっぷり肌に与える。“モイスチャライジング オイル”はオイル層とエッセンス層の2層タイプで、融合したオイルが素肌を柔らかにほぐし、みずみずしさで包む。

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ルカ・オッセンドライバー が手掛ける“セオリー プロジェクト” 秋冬新作を10月6日に発売

ファーストリテイリング傘下の「セオリー(THEORY)」は、ルカ・オッセンドライバー(Lucas Ossendrijver)が手掛ける“セオリー プロジェクト バイ ルカ・オッセンドライバー(THEORY PROJECT BY LUCAS OSSENDRIJVER)”のサードシーズンを10月6日に発売する。全国の店舗とオンラインストアで取り扱う。

今回のコレクションでラインアップするのは、パーカやボンバージャケット、プリーツ入りのスリムパンツ、ローファー、チェルシーブーツなど。価格はワークウエアやレジャーウエア、オケージョンウエアなどの概念を取り払い、その境界線上でさまざまなスタイルを提案する。一つのスタイルをメンズとウィメンズでコーディネートすることで、ライン全体がミラー効果を生み出す。

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ルカ・オッセンドライバー が手掛ける“セオリー プロジェクト” 秋冬新作を10月6日に発売

ファーストリテイリング傘下の「セオリー(THEORY)」は、ルカ・オッセンドライバー(Lucas Ossendrijver)が手掛ける“セオリー プロジェクト バイ ルカ・オッセンドライバー(THEORY PROJECT BY LUCAS OSSENDRIJVER)”のサードシーズンを10月6日に発売する。全国の店舗とオンラインストアで取り扱う。

今回のコレクションでラインアップするのは、パーカやボンバージャケット、プリーツ入りのスリムパンツ、ローファー、チェルシーブーツなど。価格はワークウエアやレジャーウエア、オケージョンウエアなどの概念を取り払い、その境界線上でさまざまなスタイルを提案する。一つのスタイルをメンズとウィメンズでコーディネートすることで、ライン全体がミラー効果を生み出す。

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【スナップ】「トム フォード」会場はセクシー&グラマラス軍団が圧倒 夜の艶スタイル

「トム フォード(TOM FORD)」は9月21日(現地時間)に2024年春夏コレクションをミラノで発表した。新クリエイティブ・ディレクターのピーター・ホーキンス(Peter Hawkings)によるデビューコレクションを一目見ようと、ショー会場には黒を貴重にしたセクシー&グラマラスな装いの来場者が集結した。

ゲストのスタイルは、まるで日没後の薄暗いミラノの街にきらめく星のように、クリスタルやスパンコールの装飾、艶めくシルク素材のスーツなどが輝きを放っていた。装いは、ホーキンスによるコレクションと、トム・フォード(Tom Ford)による過去のコレクションを着こなす来場者とさまざま。しかしその区別をほとんどつけられなかったのは、創業デザイナーの美学を忠実に継承した新生「トム フォード」のビジョンが現れていたからだろう。

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「ジョンマスターオーガニック」と「レスポートサック」がコラボ 限定セットを発売

「ジョンマスターオーガニック(JOHN MASTERS ORGANICS)」は10月5日、ライフスタイルブランドの「レスポ―トサック(LESPORTSAC)」とコラボレーションした限定のギフトセット2種とトートバッグを数量限定で発売する。店頭で予約受け付け中だ。

リップバーム“リップカーム”とミニサイズのポーチを組み合わせた“レスポートサック × ジョンマスターオーガニック リップ ケアギフト”(全2種、各4180円)と、ハンドクリーム“R&Pハンドクリーム”にコスメポーチとハンドタオルをセットした“レスポートサック × ジョンマスターオーガニック ハンド ケアギフト”(全2種、各7700円)をラインアップする。ポーチやハンカチタオルは鮮やかなブロックピンクとスタイリッシュなサンドバーの2色から選ぶことができ、リップバームはセットごとに異なるフレーバーを用意した。また、両商品に合わせたセルフラッピングバッグも付属する。

ほか、限定のトートバッグ“レスポートサック × ジョンマスターオーガニック エメラルド トートバッグ”(各1万2100円)も販売する。カラーはブロックピンクとサンドバーの2色で、購入者にはアウトバス用のヘアミルク“R&Aヘアミルク N”のミニサイズ(30mL)をプレゼントする。

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「ジョンマスターオーガニック」と「レスポートサック」がコラボ 限定セットを発売

「ジョンマスターオーガニック(JOHN MASTERS ORGANICS)」は10月5日、ライフスタイルブランドの「レスポ―トサック(LESPORTSAC)」とコラボレーションした限定のギフトセット2種とトートバッグを数量限定で発売する。店頭で予約受け付け中だ。

リップバーム“リップカーム”とミニサイズのポーチを組み合わせた“レスポートサック × ジョンマスターオーガニック リップ ケアギフト”(全2種、各4180円)と、ハンドクリーム“R&Pハンドクリーム”にコスメポーチとハンドタオルをセットした“レスポートサック × ジョンマスターオーガニック ハンド ケアギフト”(全2種、各7700円)をラインアップする。ポーチやハンカチタオルは鮮やかなブロックピンクとスタイリッシュなサンドバーの2色から選ぶことができ、リップバームはセットごとに異なるフレーバーを用意した。また、両商品に合わせたセルフラッピングバッグも付属する。

ほか、限定のトートバッグ“レスポートサック × ジョンマスターオーガニック エメラルド トートバッグ”(各1万2100円)も販売する。カラーはブロックピンクとサンドバーの2色で、購入者にはアウトバス用のヘアミルク“R&Aヘアミルク N”のミニサイズ(30mL)をプレゼントする。

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「ジョンマスターオーガニック」と「レスポートサック」がコラボ 限定セットを発売

「ジョンマスターオーガニック(JOHN MASTERS ORGANICS)」は10月5日、ライフスタイルブランドの「レスポ―トサック(LESPORTSAC)」とコラボレーションした限定のギフトセット2種とトートバッグを数量限定で発売する。店頭で予約受け付け中だ。

リップバーム“リップカーム”とミニサイズのポーチを組み合わせた“レスポートサック × ジョンマスターオーガニック リップ ケアギフト”(全2種、各4180円)と、ハンドクリーム“R&Pハンドクリーム”にコスメポーチとハンドタオルをセットした“レスポートサック × ジョンマスターオーガニック ハンド ケアギフト”(全2種、各7700円)をラインアップする。ポーチやハンカチタオルは鮮やかなブロックピンクとスタイリッシュなサンドバーの2色から選ぶことができ、リップバームはセットごとに異なるフレーバーを用意した。また、両商品に合わせたセルフラッピングバッグも付属する。

ほか、限定のトートバッグ“レスポートサック × ジョンマスターオーガニック エメラルド トートバッグ”(各1万2100円)も販売する。カラーはブロックピンクとサンドバーの2色で、購入者にはアウトバス用のヘアミルク“R&Aヘアミルク N”のミニサイズ(30mL)をプレゼントする。

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ジェイデン・スミスと「ニューバランス」の新作コラボは“学び”と“数学”がキーワード 東京ローンチの真相を聞く

「ニューバランス(NEW BALANCE)」のブランドアンバサダー、ジェイデン・スミス(Jaden Smith)はチェンジメーカーの一人だ。社会・環境活動家としても知られる彼は、「ニューバランス」のブランド哲学“Fearlessly Independent(恐れずに独自性を貫くこと)”を体現するに相応しい人物でもある。そのジェイデンとの2度目のコラボレーションとなる新作“ニューバランス フォー ジェイデン スミス ミスフィッツ ゼロ ポイント ゼロ ワン(NEW BALANCE FOR JADEN SMITH MSFTSREP 0.01)”が10月12日に世界同時発売する。前作同様、動物由来の素材を一切使用せず、“MSFTS(=ピッタリ合わないこと)”、ブラック&ホワイト、シンプルをコンセプトにデザイン。誰もがファッションに取り入れられるシルエットや3つに分割されたソールが特徴的な1足に仕上がっている。その発表の場に、東京を指名したジェイデンが来日し、コラボレーションについて語った。

ファッションと文化の中心地
東京で新作を発表

――新しいシューズの発表の場に、東京(日本)を選んだ理由を教えてください。なぜ、東京で発表することが重要だったのですか?

ジェイデン・スミス(以下、ジェイデン):まず、東京は僕が世界中で一番好きな都市なんです。これまでに10回前後来たことありますが、東京は世界的なファッションと文化の中心地であり、さまざまな人々が新しいアイデアを生み出す際に影響力を持つ場所としても知られています。世界中にはさまざまな影響力を持つ場所が存在しますが、東京はその中でも特に重要な場所の一つですね。今回の「ニューバランス」の新しいモデルはグローバルコミュニティーでもあるので、それをこの場所で発表できることを非常に嬉しく思っています。

――デザインのインスピレーションソースは?

ジェイデン:「ニューバランス」のクラシックなコートモデルからインスピレーションを得ました。かつて、バスケットボールやテニスなど、特定のスポーツ用途に分ける前に、あらゆる目的に適したシューズが存在していたんです。これらは“コートモデル”と呼ばれ、このインスピレーションの基となりました。つまり、全ての人のための、誰もが履ける靴。医師、スケートボーダー、建築家……、さまざまな職業やライフスタイルの人々に履いてもらいたいですね。

「ニューバランス」のモデル名である
“数字”に敬意を表して

――「ミスフィッツ」「ゼロ ポイント ゼロ ワン」のネーミングの意味は?

ジェイデン:「ミスフィッツ」とは、学びの概念を意味します。僕は教育に焦点を当てることで、世界をより良い場所にしたいと考えています。そのためには、アートとサイエンスを駆使して新しいアイデアを生み出し、より良い未来を創造する必要があります。数学も非常に重要。数学はクールであり、さまざまなパターンを作り出すためのツールとして、重要な役割を果たしています。僕は数学が創造的なアプローチを可能にし、未来をより良くする手助けをしてくれると信じているんです。「ゼロ ポイント ゼロ ワン」は、このモデルの新たなスタートを象徴し、ブランドのDNAの一部となることを示しています。数字を用いることは、(モデル名に数字を使う)「ニューバランス」のヘリテージに敬意を表する重要な要素でもあります。“0.01”という小数点以下の数字は、新しい始まりを象徴し、未来への新たな一歩を示しているんです。

――前作の「ビジョンレーサー」に続き、今回も動物由来の素材を使用しないビーガンコンセプトであり、制作の際には「ニューバランス」の製造工場も訪問したとか。「ニューバランス」のトレーサビリティーに関して、感じたことは?

ジェイデン:非常に驚きました。生産工程を目の前で見ることで、新たな知見を得ることができ、製品作りにおいてのさらなる進化が可能になりました。新しい視点で、動物由来の素材を一切使用せず、サステナビリティを重視した製品を作りたいというビジョンがより鮮明になったんです。「ニューバランス」はそのビジョンを実現するために、協力してくれました。そのおかげで、サステナビリティに向けた新しいイノベーションの方法を探り、実現するためのステップを踏むことができました。

自分自身の道を突き進む
“Fearlessly Independent”の精神

――「ニューバランス」がグローバルプラットフォームとして掲げる“Fearlessly Independent(恐れずに独自性を貫くこと)”の精神を、ジェイデンさん自身はグローバルアンバサダーとして、どのように体現していますか?

ジェイデン:自分が本当にやりたいことや自分自身のビジョンに忠実に従い、他人の期待やイメージに左右されず、自分の道を進む姿勢を持つことが大切です。特に僕たちの世代にとっては、自己表現や自己実現が重要。リーダーであろうとフォロワーであろうと、自分自身のビジョンや信念に従い、「Fearlessly Independent」の姿勢を貫くことが成功への鍵だと信じています。ファッション、音楽、ライフスタイル、生き方、さらには靴選びにおいても、自分らしさを大切にし、独自性を尊重することが大切なんです。「ニューバランス」とのコラボレーションを通じて、この価値観を共有し、広める機会を得られていることは非常に意義深いことですね。

――「ニューバランス」の最も革新的なプロジェクトは、日本の「ティーハウス(T-HOUSE、東京デザインスタジオ)」から生まれてきています。「ティーハウス」について、どう思いますか?

ジェイデン:大好きな場所ですね。そこで行われているデザインプロジェクトは、最高のものを生み出しています。その空間自体も非常に魅力的で、古い要素と新しい要素が見事に調和して、歴史的な価値と現代のデザインが見事に融合しています。「ティーハウス」は、そういった価値観を具現化している場所であり、私たちに多くのインスピレーションを提供してくれる場所なのです。

――日本での滞在中に楽しみにしていることは?日本滞在でのこれまでのハイライトを教えてください。

ジェイデン:「ティーハウス」はもちろん、「ニューバランス」のフラッグシップストアや、「ドーバーストリートマーケット」も、僕にとって特別な意味を持つスポットであり、楽しみにしています。あと、大阪で食べたビーガン餃子とビーガン寿司は、お気に入りですね。日本のビーガン料理は本当に美味しい。これまでの滞在で、これらの食べ物を楽しむことができたことは、素晴らしい経験でした。

PHOTO:KOUSUKE MATSUKI
EDIT & TEXT:YUKI KOIKE(VINYL)
問い合わせ先
ニューバランスジャパンお客様相談室
0120-85-7120

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ジェイデン・スミスと「ニューバランス」の新作コラボは“学び”と“数学”がキーワード 東京ローンチの真相を聞く

「ニューバランス(NEW BALANCE)」のブランドアンバサダー、ジェイデン・スミス(Jaden Smith)はチェンジメーカーの一人だ。社会・環境活動家としても知られる彼は、「ニューバランス」のブランド哲学“Fearlessly Independent(恐れずに独自性を貫くこと)”を体現するに相応しい人物でもある。そのジェイデンとの2度目のコラボレーションとなる新作“ニューバランス フォー ジェイデン スミス ミスフィッツ ゼロ ポイント ゼロ ワン(NEW BALANCE FOR JADEN SMITH MSFTSREP 0.01)”が10月12日に世界同時発売する。前作同様、動物由来の素材を一切使用せず、“MSFTS(=ピッタリ合わないこと)”、ブラック&ホワイト、シンプルをコンセプトにデザイン。誰もがファッションに取り入れられるシルエットや3つに分割されたソールが特徴的な1足に仕上がっている。その発表の場に、東京を指名したジェイデンが来日し、コラボレーションについて語った。

ファッションと文化の中心地
東京で新作を発表

――新しいシューズの発表の場に、東京(日本)を選んだ理由を教えてください。なぜ、東京で発表することが重要だったのですか?

ジェイデン・スミス(以下、ジェイデン):まず、東京は僕が世界中で一番好きな都市なんです。これまでに10回前後来たことありますが、東京は世界的なファッションと文化の中心地であり、さまざまな人々が新しいアイデアを生み出す際に影響力を持つ場所としても知られています。世界中にはさまざまな影響力を持つ場所が存在しますが、東京はその中でも特に重要な場所の一つですね。今回の「ニューバランス」の新しいモデルはグローバルコミュニティーでもあるので、それをこの場所で発表できることを非常に嬉しく思っています。

――デザインのインスピレーションソースは?

ジェイデン:「ニューバランス」のクラシックなコートモデルからインスピレーションを得ました。かつて、バスケットボールやテニスなど、特定のスポーツ用途に分ける前に、あらゆる目的に適したシューズが存在していたんです。これらは“コートモデル”と呼ばれ、このインスピレーションの基となりました。つまり、全ての人のための、誰もが履ける靴。医師、スケートボーダー、建築家……、さまざまな職業やライフスタイルの人々に履いてもらいたいですね。

「ニューバランス」のモデル名である
“数字”に敬意を表して

――「ミスフィッツ」「ゼロ ポイント ゼロ ワン」のネーミングの意味は?

ジェイデン:「ミスフィッツ」とは、学びの概念を意味します。僕は教育に焦点を当てることで、世界をより良い場所にしたいと考えています。そのためには、アートとサイエンスを駆使して新しいアイデアを生み出し、より良い未来を創造する必要があります。数学も非常に重要。数学はクールであり、さまざまなパターンを作り出すためのツールとして、重要な役割を果たしています。僕は数学が創造的なアプローチを可能にし、未来をより良くする手助けをしてくれると信じているんです。「ゼロ ポイント ゼロ ワン」は、このモデルの新たなスタートを象徴し、ブランドのDNAの一部となることを示しています。数字を用いることは、(モデル名に数字を使う)「ニューバランス」のヘリテージに敬意を表する重要な要素でもあります。“0.01”という小数点以下の数字は、新しい始まりを象徴し、未来への新たな一歩を示しているんです。

――前作の「ビジョンレーサー」に続き、今回も動物由来の素材を使用しないビーガンコンセプトであり、制作の際には「ニューバランス」の製造工場も訪問したとか。「ニューバランス」のトレーサビリティーに関して、感じたことは?

ジェイデン:非常に驚きました。生産工程を目の前で見ることで、新たな知見を得ることができ、製品作りにおいてのさらなる進化が可能になりました。新しい視点で、動物由来の素材を一切使用せず、サステナビリティを重視した製品を作りたいというビジョンがより鮮明になったんです。「ニューバランス」はそのビジョンを実現するために、協力してくれました。そのおかげで、サステナビリティに向けた新しいイノベーションの方法を探り、実現するためのステップを踏むことができました。

自分自身の道を突き進む
“Fearlessly Independent”の精神

――「ニューバランス」がグローバルプラットフォームとして掲げる“Fearlessly Independent(恐れずに独自性を貫くこと)”の精神を、ジェイデンさん自身はグローバルアンバサダーとして、どのように体現していますか?

ジェイデン:自分が本当にやりたいことや自分自身のビジョンに忠実に従い、他人の期待やイメージに左右されず、自分の道を進む姿勢を持つことが大切です。特に僕たちの世代にとっては、自己表現や自己実現が重要。リーダーであろうとフォロワーであろうと、自分自身のビジョンや信念に従い、「Fearlessly Independent」の姿勢を貫くことが成功への鍵だと信じています。ファッション、音楽、ライフスタイル、生き方、さらには靴選びにおいても、自分らしさを大切にし、独自性を尊重することが大切なんです。「ニューバランス」とのコラボレーションを通じて、この価値観を共有し、広める機会を得られていることは非常に意義深いことですね。

――「ニューバランス」の最も革新的なプロジェクトは、日本の「ティーハウス(T-HOUSE、東京デザインスタジオ)」から生まれてきています。「ティーハウス」について、どう思いますか?

ジェイデン:大好きな場所ですね。そこで行われているデザインプロジェクトは、最高のものを生み出しています。その空間自体も非常に魅力的で、古い要素と新しい要素が見事に調和して、歴史的な価値と現代のデザインが見事に融合しています。「ティーハウス」は、そういった価値観を具現化している場所であり、私たちに多くのインスピレーションを提供してくれる場所なのです。

――日本での滞在中に楽しみにしていることは?日本滞在でのこれまでのハイライトを教えてください。

ジェイデン:「ティーハウス」はもちろん、「ニューバランス」のフラッグシップストアや、「ドーバーストリートマーケット」も、僕にとって特別な意味を持つスポットであり、楽しみにしています。あと、大阪で食べたビーガン餃子とビーガン寿司は、お気に入りですね。日本のビーガン料理は本当に美味しい。これまでの滞在で、これらの食べ物を楽しむことができたことは、素晴らしい経験でした。

PHOTO:KOUSUKE MATSUKI
EDIT & TEXT:YUKI KOIKE(VINYL)
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「アリミノ メン」が横浜Fマリノスの宮市亮選手とのコラボスタイリング剤を発売

アリミノが手掛けるメンズスタイリングブランド「アリミノ メン(ARIMINO MEN)」が横浜Fマリノス所属の宮市亮選手とコラボレーションしたスタイリング剤“アリミノ メン フリーズキープ ジェル α”(200g、1760円)を数量限定で発売した。

同商品はワックスの動かしやすさとジェルの洗い落ち、キープ力を両立させた“ハイブリッド処方”が特徴。塗布後すぐに固まらないため自在なアレンジが可能で、ベタつきなく動きのある艶感を維持し、長時間乱れないスタイルをキープできる。香りは、宮市選手が普段から使用している香水をイメージしたペアーシプレを採用した。

宮市選手は中学2年生の頃からアリミノのスタイリング剤を愛用しており、現在は“アリミノ メン フリーズキープ ジェル”を使って試合前にヘアスタイルを整えて試合に臨んでいるという。長年アリミノ製品を使用していること、またどんな時でも前を向いて立ち上がってきた宮市選手を応援したいというアリミノの想いが、今回のコラボレーションに繋がった。

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「アリミノ メン」が横浜Fマリノスの宮市亮選手とのコラボスタイリング剤を発売

アリミノが手掛けるメンズスタイリングブランド「アリミノ メン(ARIMINO MEN)」が横浜Fマリノス所属の宮市亮選手とコラボレーションしたスタイリング剤“アリミノ メン フリーズキープ ジェル α”(200g、1760円)を数量限定で発売した。

同商品はワックスの動かしやすさとジェルの洗い落ち、キープ力を両立させた“ハイブリッド処方”が特徴。塗布後すぐに固まらないため自在なアレンジが可能で、ベタつきなく動きのある艶感を維持し、長時間乱れないスタイルをキープできる。香りは、宮市選手が普段から使用している香水をイメージしたペアーシプレを採用した。

宮市選手は中学2年生の頃からアリミノのスタイリング剤を愛用しており、現在は“アリミノ メン フリーズキープ ジェル”を使って試合前にヘアスタイルを整えて試合に臨んでいるという。長年アリミノ製品を使用していること、またどんな時でも前を向いて立ち上がってきた宮市選手を応援したいというアリミノの想いが、今回のコラボレーションに繋がった。

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「ドリス ヴァン ノッテン」2024年春夏コレクション

「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」が2024年春夏コレクションを発表した。

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エスパス ルイ・ヴィトン大阪のシモン・アンタイ展をリポート 世界初公開作品も

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、1940年代後半から80年代にかけてフランスで活躍した抽象画家、シモン・アンタイ(Simon Hantai)の回顧展「Folding」を、大阪・心斎橋のエスパス ルイ・ヴィトン大阪で開催している。会期は9月28日〜2024年2月4日。

エスパス ルイ・ヴィトン大阪のために企画した同展は、2022年にパリのフォンダシオン ルイ・ヴィトンで開催した「シモン・アンタイ生誕100周年記念展」と、2019年の「シャルロット・ペリアンの新たな世界」展に続くもの。今回の展示では、フォンダシオン ルイ・ヴィトン所蔵のコレクションより、アンタイが考案した“プリアージュ(折りたたみ)”の手法を用いて制作した、1960年代初頭から80年代の作品を中心に計9点を紹介する。日本でアンタイの作品を大々的に発表するのは「Folding」が初めて。

アンタイは、1922年ハンガリー・ビアトルバギー生まれ。ブダペスト美術学校で学んだ後、49年に仏パリへ移住。アンリ・マティス(Henri Matisse)やジャクソン・ポロック(Jackson Pollock)に影響を受けながら、シュルレアリスムやアクションペインティング、抽象表現主義といった多様な表現を取り入れて作品を制作した。アンタイの代名詞といえるのが、60年に自身が考案した“プリアージュ”と呼ばれる手法だ。キャンバスを折りたたみ、またはくしゃくしゃにするなどし、その表面に油彩やアクリル絵具を着色。キャンバスを広げた際に生まれる空白部分に、さらに着色をしたり、しなかったりしながら作品化するスタイルだ。

変化する作風を感じる
3シリーズを展示

“プリアージュ”は、キャンバスのたたみ方や着色方法の特徴によって、8つにシリーズ化されている。同展ではその中の3シリーズを紹介しており、それぞれの異なる手法を通して、アンタイが段階を経て変化、進化し、表現を多様化させていく流れを見ることができる。

会場を進み、まず目に飛び込むのは、同氏が60年代初頭に発表した、“プリアージュ”最初期「マリアル(Mariale)」の3作品だ。タイトルの「マリアル」は、聖母マリアに由来する。「マリアル」は全27作品制作され、1310年のジョット・ディ・ボンドーネ(Giotto di Bondone)の絵画「荘厳の聖母」に描かれた、マリアのマントのひだを折りたたみで表現している。細かく折りたたむことでキャンバス全体に細かい凹凸が広がり、またキャンバス全体が色で覆われているのも同シリーズの特徴だ。

人生をかけて挑んだ
実験的な作品に圧巻

「マリアル」の向かいに展示された2作品は、シリーズ5番目にあたる「エチュード(Étude)」。アンリ・マティス(Henri Matisse)が手掛けた、南仏ヴァンスのロザリオ礼拝堂のステンドグラスから着想を得て制作したという。初期の作品と比べると、折りたたみ面積が大きく、折り込まれて色の付かなかった部分には後から着色せず、空白を生かした画面構成になっている。全て単色でムラなく塗られており、キャンバスの白地との美しい対比が際立っているのも印象的だ。

奥のスペースには、シリーズ8番目で“プリアージュ”の集大成といわれている「タビュラ(Tabula)」の3作品が並ぶ。幅約6メートルの巨大なキャンバスに描かれた作品は、圧巻の迫力だ。同シリーズは、1972年から82年まで用いた作風で、キャンバスを等間隔に縛って結び目を作り、その状態で表面に着色。規則的なグリッドに沿った四角形が反復する、シンプルな構成が特徴。そして3作品のうち2点は、今回が世界初公開という貴重な作品だ。

アンタイは82年に引退宣言をしたものの、その後も絵画制作自体をやめることはなかったという。9点目の「無題 #503(Sans Titre #503)」は、84年に発表した後年の作品だ。同作は63、64年の作品と関連するといわれているものの、絵具があらゆるアングルに滴る様などは、どこか異なる作風のようにも感じさせる。万華鏡のように色彩豊かな配色は、見ると心が踊る。同展の多彩な作品から、アンタイがアーティスト人生をかけて、絵画の実験的試みに取り組んでいた独自の美学を体感できる。

■シモン・アンタイ「Folding」展
日程:2023年9月28日〜2024年2月4日
時間:12:00〜20:00
休館日:ルイ・ヴィトン メゾン 大阪御堂筋に準じる
場所:エスパス ルイ・ヴィトン大阪
住所:大阪市中央区心斎橋筋2-8-16 ルイ・ヴィトン メゾン 大阪御堂筋 5F
入場料:無料
※混雑の際、入場待ちの場合あり(事前予約可)

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50周年の伊バッグ「フェリージ」からミリタリーカラーの新作 “サファリ コレクション”

「フェリージ」“サファリ コレクション”の新作

今年50周年を迎えたイタリア発のバッグブランド「フェリージ(FELISI)」は、“サファリ コレクション”から新作を発売した。グリーン×ブラウンのミリタリーカラーが特徴で、価格はバックパックが12万6500円〜、ミニショルダーバッグが6万4900円など。

素材は、ナイロンと同ブランドを代表するバケッタレザーのコンビネーションだ。ナイロンの表面にはポリウレタンコーティングを施して、はっ水性と強度を高め、バケッタレザーはしっとりとした手触りで「豊かな」エージングが楽しめる。

「フェリージ」は、1973年にイタリアの小都市フェラーラで創業した。

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「ニューバランス」から“1906R”限定モデルが登場 最新テクノロジーを搭載

「ニューバランス(NEW BALANCE)」が“1906R”の公式ストア限定モデルを発売する。公式オンラインストアで9月21〜28日に抽選を受け付けたのち、10月5日に発売となる。また、一部のニューバランスオフィシャルストアでは11月上旬から販売予定だ。

“1906R”は2009年に誕生した”1906”がベースモデル。“1906”が備えた2000年代の衝撃吸収性や反撥性といったテクノロジーを最新にアップデートした。アッパーのレザーとメッシュをビンテージ風にアレンジし、TPU素材のヒールサポート、サポート性を高める“Nロック”を搭載。ソールには衝撃吸収素材“アブゾーブ(ABZORB)”とクッション素材“エナジー(N-ergy)”を組み合わせ、“スタビリティウェブ”でアーチを補強することで快適な履き心地を実現した。

サイズは22〜30cmのユニセックス展開で、価格は2万2000円で用意する。

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「ピーチ・ジョン」がアニメ「スパイファミリー」とコラボ ランジェリーやルームウエアなど4型

「ピーチ・ジョン(PEACH JOHN)」は10月6日12時から、人気のTVアニメ「スパイファミリー(SPY×FAMILY)」を題材にした限定コレクションを発売する。公式通販サイトと「ピーチ・ジョン」一部店舗で取り扱う。

本コレクションは、作品に登場するアーニャ、ヨル、ボンドのモチーフがふんだんに盛り込まれたスペシャルなコレクション。ランジェリー1型、ルームウエア2型、ポーチ1型の全4型を展開する。価格は2178〜8008円。

「スパイファミリー」は遠藤達哉原作の大人気スパイコメディー。熾烈な情報戦が繰り広げられる世界で敏腕諜報員(エージェント)の黄昏(たそがれ)に下された任務は、隣国との戦争回避のため、家族を作って名門校の懇親会に出席して標的に接触するというもの。黄昏は平凡な市民ロイド・フォージャーとして家族を作るが、娘アーニャは人の心を読む超能力者、妻ヨルは凄腕の殺し屋だった。秘密を抱えた家族が世界平和に挑むストーリー。

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KISS OF LIFEがライブも 韓「WWD」開催ファッションショーに注目ブランド集結

「オット・バイ・ユークス」2023-24年秋冬コレクション

「WWD KOREA」は23日、韓国・ソウルの中小企業のサポート組織であるソウルビジネスエージェンシー(SBA)、韓国中小企業中央会(KBIZ)と共催で、ファッションとビューティ、Kエンターテインメント、テクノロジーを融合したファッションショー“ランウエイ・トゥ・ソウル(RUNWAY TO SEOUL)”を東大門デザインプラザ(DDP)オウリムスクエアで開いた。

韓国のファッション中小企業の支援を目的とする同イベントには韓国ファッションブランドのほかビューティブランド、エンターテインメント界注目のアーティストやセレブリティ、インフルエンサーが登場。ファッションショーのグランドフィナーレではラグジュアリーEC「ユークス(YOOX)」のプライベートブランド「オット・バイ・ユークス(8 BY YOOX)」が2023-24秋冬コレクションを発表。Kポップガールズグループ、キスオブライフ(KISS OF LIFE)によるスペシャルパフォーマンスも行われた。

ファッションショーには韓国発のモードブランド「リー(LEEY)」「オーディナリーピープル(ORDINARY PEOPLE)」「ナチェ(NACHE)」「ニッチ2ナイト(NICHE2NIGHT)」「コウギ(KOWGI)」「ミナ チャン(MINA CHUNG)」と、ラグジュアリーEC「ユークス」がAI(人工知能)技術をデザインに活用したプライベートブランド「オット・バイ・ユークス」の7ブランドが参加。「オット・バイ・ユークス」は「自分自身を表現すること、制限のないコミュニティーに属することへの賛辞」をテーマに、1990年代のミニマリズムと象徴的なボリューム、Y2Kの美学を融合したコレクションを披露した。

会場ではクリエイティブスタジオのギャルリーX(GALLERIEX)との提携により、参加ブランドの代表的なルックを3Dで表現したAR(拡張現実)・XR(クロスリアリティ)体験型コンテンツも展示した。韓国を代表するビューティブランドである「ヘラ(HERA)」やトップヘアサロン「ジュノ ヘア(JUNO HAIR)」なども協賛しイベントを盛り上げた。

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【2023年ハロウィン】「ジェラート ピケ」がふわふわバニーのルームウエアを発売

マッシュスタイルラボが展開する「ジェラート ピケ(GELATO PIQUE)」は10月4日、ハロウィンの提案としてバニーをテーマに新作コレクションを発売する。「ジェラートピケ」直営店と公式オンラインストア、「ウサギオンライン」で取り扱う。

バニーの耳としっぽの付いたフェザーニットをメーンアイテムとし、“カーディガン“(9680円)と“ショートパンツ”(5940円)、“ワンピース”(1万230円)に加え、同素材の"ソックス”(3960円)をラインアップ。ダークカラーのバニーを総柄でデザインしたカットソータイプからは、パフスリーブの”ロングワンピース”(9680円)、“プルオーバー”(6380円)と裾のメロウデザインがポイントの“ロングパンツ”(7590円)のほか、バニーとハートの刺しゅうが交互に並ぶオリジナルレースを使用した“チュールワンピース”(1万1990円)を取りそろえる。

また、“バニーポーチ“(4730円)や“バニー型ハンドバッグ”(5500円)、かかとにしっぽをあしらった“ルームシューズ”(5940円)、ビッグシュシュ“(2420円)の雑貨4型も用意する。

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