ワコールHDが中期経営計画を見直し 顧客・市場起点の抜本的な改革に着手

ワコールホールディングス(HD)は、中期経営計画を見直した。最終年度を当初の2025年3月期から26年3月期に変更した上で、売上高を2030億円(当初は2200億円)に、営業利益を130億円(同165億円)にそれぞれ修正した。ワコールHDでは、下着業界をはじめとする外部環境の変化に対応できず、収益性が悪化。長期にわたる業績の低迷が続いている。11月には24年3月期連結業績予想を下方修正。米ワコールによるインティメーツ・オンラインのライブリー事業の撤退、主力子会社のワコールで希望退職者を募ると発表した。

11月20日に行われた会見で矢島昌明ワコールHD社長は、「サプライチェーンやコストの見直しをはじめ、抜本的な改革を行う」とコメント。ワコールHDでは、顧客ニーズや市場環境の変化に迅速に対応できるように、リードタイムの短縮を図る。また、店頭の売れ行きに合わせた生産を行うことで過剰在庫を抑制。収益力の回復を図るために、ブランドの集約やラインの統廃合、赤字店舗の撤退などによりコスト削減を図る。
 
川西啓介ワコール社長は、「顧客のニーズはわれわれが提供してきた“美しく見せる”下着から“楽で快適”な下着へ変化した。ショッピングの方法も変わり、顧客起点で変化できていなかった。顧客、市場に合わせて変化する柔軟性が必要」とコメント。また、「ユニクロ(UNIQLO)」などの“ブラトップ”に代表される手に取りやすい“アフォーダブル”な価格帯が主流だ。国内ワコールでは、基幹ブランドである「ワコール(WACOAL)」をリブランディングするほか、若年層やアフォーダブル層の訴求を図る。また、“美・快適・健康”キーワードのインナーウエア以外の3D計測やデータを活用したサービスやコンディショニングウエア「シーダブリューエックス(CW-X)」などを強化。「市場全体が縮小しており、顧客のニーズも多様化している。それを反映しながら、共感してもらえる価値のある商品開発をする。次世代の顧客を育てるためにも、アフォーダブル商材も含めて導入する」。

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「ボタニスト」の“フレグランスコレション”第1弾 春限定の桜とミモザの香り

アイエヌイーのボタニカルライフスタイルブランド「ボタニスト(BOTANIST)」は、これまで期間限定で発売してきた季節限定品を“フレグランスコレクション”と名付け、新しいデザインや独自の香りを新たに提供する。本コレクション第1弾の“ボタニカルスプリングシリーズ”は12月1日に全国のバラエティーショップとドラッグストアで発売する。

“ボタニカルスプリングシリーズ”はユーザー調査で選ばれた“サクラ&ミモザ”の香りを採用した。ミモザの“花の蜜感のある甘さ”と“ナチュラルでグリーン感のある爽やかさ”の香りが加わり、従来よりも深みや奥行きのある香りを実現した。シャンプー・トリートメントやボディーソープ、ヘアミストなどをラインアップする。価格は1100〜3080円。

保湿成分として配合しているソメイヨシノ発酵エキスは、長野県や茨城県産のソメイヨシノ葉を使用した。国産桜保護の観点から、生息しているサクラを採取するのではなく、街路樹の枝の剪定時に出る葉を活用。ミモザも一定以上成長したものしか採取しないなど、枯渇しない採取方法を採用してサステナビリティーを意識している。なお、同シリーズの売り上げの一部を日本さくらの会を通じて寄付し、ソメイヨシノの保全活動を支援する。

また、発売を記念してSNSキャンペーンを実施する。抽選で本シリーズのアイテム3点セットを合計100人にプレゼントする。

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【麻布台ヒルズの見どころ1】ユナイテッドアローズは新ストアコンセプトで挑戦 トゥモローは紳士の嗜好品が集まる新業態

森ビルの大型複合施設「麻布台ヒルズ」が11月24日に開業する。“Modern Urban Village”をコンセプトに、緑を多用した設計で“Green & Wellness”を打ち出す。商業施設ゾーンには来春までに約150 店舗が出店。タワープラザ2階のファッションフロアの見どころを紹介する。

ユナイテッドアローズはインナーケア商材から
「シャネル」のビンテージジャケットまでそろう

 

ユナイテッドアローズは、新しいストアコンセプトのウィメンズ店舗「ユナイテッドアローズ ウィメンズストア」を出店した。店内には、観葉植物やダイニングテーブルなどが並び、心地よい家を想起させる温かな雰囲気。「ECでの買い物の機会も増えるなか、わざわざ店舗を訪れたくなったり、思わず長く滞在したくなったりしてしまうような空間設計を意識した」(広報担当者)。

約294平方メートルの売り場を広々と使用し、エントランス付近にはジャケットやコート、シャツなど「ユナイテッドアローズ」ブランドの顔となるオリジナル商品を集積した。その奥には、「上質なリラックスウエア」をテーマに、カシミアのニットワンピースや「マックスマーラ(MAX MARA)」のコートなどの麻布台ヒルズ商圏を意識した商品が並ぶ。同店のためにキッズ商品も初めて企画した。「同施設にはインターナショナルスクールもあるので、お母さんがお迎え前に気軽に立ち寄ってくださる動線が作れたらいい」と竹下智子店長。

“ニューラグジュアリー”を掲げ、「物質的な豊かさだけでなく、内面にも目を向けてほしい」という思いを込め、レジ周りではウェルネス商材を打ち出す。フェムケアブランド「ベア(BE-A)」の吸水ショーツのほか、酵素ドリンクやサプリなどの同店で初めて扱うインナーケアアイテムもそろう。

竹下店長は、「“ニューラグジュアリー”とは、ただ高価なものを並べるのではない。真に価値のあるものを、納得して選んだ先の、生き方としてのファッションを提案していきたい」と話し、「ユナイテッドアローズ」では初めて扱う「シャネル(CHANEL)」のビンテージジャケットなど、新旧問わず提案する。

竹下店長は直近では原宿本店に勤め、勤務歴は20年を越える。「『ユナイテッドアローズ』のおもてなしを徹底し、ファッションはもちろん、お客さまの幅広いお悩みに寄り添う店舗を目指したい」とビジョンを語った。

トゥモローランドは紳士の旅路がテーマの新業態

トゥモローランド(TOMORROWLAND)は、メンズの新業態の「メゾン エ ヴォヤージュ(MAISON ET VOYAGE)」を初出店した。「紳士の旅の身支度」をテーマに、「一人の男性がさまざまなものを身につけながら大人になっていく人生そのものをコンセプトに据えた」(広報担当者)。店舗内装は制作会社の「ザッツ・オールライト」が手がけた。「旅の始まり」をイメージし、入り口から店内奥の大きな窓が見通せる設計にこだわった。

フランスの老舗シューメーカー「ジェイエムウエストン(J.M. WESTON)」に別注したクロコダイルのローファーから、フランスの老舗シャツブランド「シャルべ(CHARVET)」のルームソックスやベルト、オリジナルで企画したポルトガルメードの靴下、「レイバン(RAY-BAN)」のビンテージサングラス、「ピエール・カルダン(PIERRE CARDIN)」の腕時計など、「紳士の嗜好品」が並ぶ。

中央のドーム型の什器を抜けた先はドレスコーナー。「トゥモローランド」業態では期間限定で受け付けるスーツのパーソナルオーダーを、同店では常時受け付ける。広報担当者は、「年齢層にはしばられず、感度の高い男性に広くアプローチしたい」と話す。

同社は同じフロアに「キャバン(CABAN)」の7店舗目となる店舗も出店。オープンを記念してケーブル編みのベストとニットポロシャツを同店で先行発売する。

「ルルレモン」はウェルネスコミュニティーのハブに

「ルルレモン(LULULEMON)」は、メンズとウィメンズを取り扱う9店舗目の店舗を出店した。重松裕美ヘッド・オブ・ブランドは、「“Green & Wellness”を掲げる同施設で、唯一のスポーツブランドとしてウエルネスコミュニティーのハブになっていきたい」と意気込む。同施設内の最上部の高級住宅「アマンレジデンス 東京」と、B2街区の姉妹ホテル「ジャヌ東京」のユニホームは「ルルレモン」が制作。年明けには、「ジャヌ東京」と連携したウエルネスイベントも企画中だという。

商品ラインアップは、旗艦店の六本木ヒルズ店よりも日常着ライン「On The Move」の構成を高めている点が特徴だ。限定アイテムには、ウィメンズのロングダウンジャケット(6万1800円)や、メンズのクルーネックトップス(1万4800円)などを用意した。野村優子店長は、「この店では、ラグジュアリーを感じられる接客と国籍豊かなスタッフでインクルーシブな雰囲気を大事にしていきたい」と話す。

パリゴ新業態は「世界一リッチなウォーキーングクローゼット」

アクセが手掛けるセレクトショップのパリゴ(PARIGOT)は、新業態「ル グランド クローゼット ドゥ パリゴ」を出店した。「ステラ マッカートニー(STELLA MCCARTNEY)」や「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」「クロエ(CHLOE)」など「パリゴ」業態では取り扱っていないインポートブランドを拡充した。

店舗面積は約138平方メートル。バンブーシルクの絨毯が敷かれた店内は、「エイジレスに楽しめる世界一リッチなウォーキーングクローゼットをイメージした」と高垣孝久社長。内装はワンダーウォールの片山正通が、音響設備は坂本龍一などとも協業するエンジニアzAkが手掛けた。商品に影を作らないように設計した温かな照明や、包み込まれるような音響システムなど随所に工夫を施して高級感と心地よさが共存する空間を再現した。接客力の高いスタッフを配置し、「お客さまには中央のソファーに座り、今日着る服を自宅で選ぶような感覚でリラックスしてお買い物してほしい」という。

高垣社長は、「ギンザシックスでは、緻密なMD戦略が功を奏し好調に推移している。あれだけのハイブランドが並ぶなかでも相性がいいと実感できたので、今回出店を決めた。銀座のようにすでにラグジュアリーブランドの旗艦店やインポート系のセレクトが並ぶ土地ではできない、われわれが本当に作りたいセレクトショップを作ることができた。いいブランドを仕入れられるのは小売業の究極のぜい沢だと実感した」と話す。

麻布台の淑女はカシミヤがお好き!?

レジデンスの賃料は日本一とも噂される麻布台ヒルズとあって、商業エリアに入居するブランドの目玉商品は、品質も価格も「ハイクラス」。中でも目立ったのはカシミア素材をぜいたくに使ったアイテムだ。TSIの「ル フィル(LE PHIL)」は、エレガントなカシミヤ100%のケープコート(22万円)をジョガーパンツと合わせ、デイリーに着られるスタイリングで提案。アバハウスインターナショナルはセレクトショップ業態「ザ ストア バイ シー(THE STORE BY C’)」を代官山、ニュウマン新宿に続く3店舗目として出店した。こちらも一押しはオールカシミヤのショートコート(約30万円)。大ぶりの襟が特徴的で、付属のべルトでギュッとウエストを絞り、シルエットにメリハリをつけられる。

「セオリー」はオール骨格診断士

リンク・セオリー・ジャパンが展開する「セオリー(THEORY)」麻布台ヒルズ店も、やはりカシミヤ素材のニットやマフラーなどをたっぷり平積みしていた。加えて接客サービスの質も、他の店舗とは一味違う。なんと接客スタッフ「全員」が骨格診断士の資格を取得済。希望者は無料で簡易的な診断を受けられる。「シンプル・ベーシックなデザインだからこそ、ごまかしがきかない部分もあるが、ぴったりのものが一層映える。自分に似合うアイテムとの出合いをお手伝いさせていただきたい」(店頭スタッフ)。

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「YSL」の香水“リブレ”に300人行列 平野紫耀&神宮寺勇太&岸優太のNumber_iのファンが集う

「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT、以下YSL)」は11月26日まで、ブランドのアイコンフレグランス“リブレ(LIBRE)”シリーズのポップアップスタンド“YSL LIBRE STAND”を表参道ヒルズで開催中だ。Number_iのメンバーの平野紫耀、神宮寺勇太、岸優太が登場した「ヴォーグ ジャパン(VOGUE JAPAN)」のタイアップコンテンツが話題を呼び、ショップには多数のファンが訪れて一時は300人の行列ができた。

メンバーがそれぞれの香水をまとったことにちなみ、ファンは“リブレ オーデパルファム”(50mL、1万7600円)を“平野紫耀の香り”、“リブレ オーデパルファム アンタンス”(50mL、1万9580円)を“神宮寺勇太の香り”、“リブレ オーデトワレ”(50mL、1万5070円)を“岸優太の香り”と親しみを込めて呼ぶ。

2日目はオープンから300人の行列

香水が購入できるショップには、初日の20日は平日にも関わらず、開店前に100人以上の行列ができた。2日目は300人ほどの行列からスタートし、その後も常時入店まで3〜4時間待ちの状態が続く。メインエントランスでタイアップ動画を流して無料サンプルを配布していたが、路上に人が集まりすぎたため、一時的に放映を中止した。

訪れたファンの中には仕事の休憩時間を使った人もおり、「今日はスペシャルムービーが見られなくて残念。でも紫耀くんの香りが試せてうれしかった」「3人そろってメディアに登場するのは『ナイロン』の表紙とこの『YSL』で、久しぶりに姿を見られた」と喜びを示した。

「YSL」のPR担当者は

Number_iの起用理由について、「YSL」のPR担当者は「“リブレ”のコンセプトと世界観を体現するグループ」であることを挙げ、「新たなステージに挑戦する3人は、まさに“リブレ”のスピリットそのもの。そして、ブランドのシックで洗練されたイメージにもぴったりの方々だ」とコメントした。

売り上げについては「当初の予測を遥かに超え、初日は予測の5倍以上となった。これから先も商品の調達に最善を尽くすが、欠品するタイミングが出てしまいそうだ」と話す。ECサイトでも解禁から3時間以内に品切れが発生し、一時的にキャンペーンの全アイテムが欠品した。現在は在庫が復活している。

好調な状況について「皆さまから予想をはるかに超える大きな反響をいただき、大変うれしい。これから新しい道に進むNumber_iと、“リブレ“のキャンペーンでご一緒できたことを大変光栄に思う」とコメントした。

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日韓合同ガールズグループeiteをヘアサロン「アッシュ」がスポンサー支援 ヘアメイクも担当

美容室チェーンを300店舗以上展開するアルテ サロン ホールディングスのグループ会社でヘアサロン「アッシュ(ASH)」を運営するアッシュが、日韓合同ガールズグループのeite(エイト)をスポンサーとして支援すると発表した。今後はeiteのヘアメイクに「アッシュ」の美容師が携わっていく。

スポンサー支援を決めた理由について、同社は「決定する際の一つの大きな理由として、アーティストのヘアメイクにも参加できることがあった」と説明。現在現場で活躍している美容師はZ世代が多く、多様な価値観を持つ同世代は給与などの待遇面以外にも好きな分野にかかわること、サロンワーク以外のキャリアを広げることなどまで考慮し就労先を決めていることなどから、従業員のやりがいや目的のひとつとして取り組みを決めた。「エンタテインメントの分野でクリエイティブ性の高いヘアメイクなどができる場ともなり、美容師として活躍できる幅を広げることにもなると思っている」(同社)。

eiteは11月3日にアルバム「INDEPENDENT WOMAN」でデビューした7人組グローバルグループで、YUJIN(ユジン)、YUISA(ユイサ)、SIA(シア)、CHAEHYUN(チェヒョン)、RENA(レナ) 、ARI(アリ)、REO(レオ)で構成。今後は「アッシュ」のヘアメイクのサポートを受け、エンタテインメントの世界を駆け抜けていく。

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NewJeansが「リック・オウエンス」のブーツを履いてパフォーマンス!?

NewJeansが「リック・オウエンス」のブーツを履いてパフォーマンス!?

K-POPガールズグループNewJeans(ニュージーンズ)が「ビルボード・ミュージック・アワード2023(BILLBOARD MUSIC AWARDS 2023)」に出演し、「リック・オウエンス(RICK OWENS)」の“ルナ トラクター”(33万7700円)とおぼしきブーツで楽曲「OMG」を歌唱した。

羽を付けたウエアや動物の耳を模した帽子といったガーリーなウエアと、ゴツめのブーツとのコントラストが面白い。

「ビルボード・ミュージック・アワード」の公式チャンネルから。「OMG」のパフォーマンスは4:10あたりから

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元ICONIQが監修する「BR ウォーターフル」日本上陸 “水光肌”をかなえるベースアイテム発売

韓国の会員制エステティックサロン「BR エステティック」のホームケアシリーズ「BR ウォーターフル(BR WATERFULL)」が日本に上陸する。11月1日には、ベースメイクアイテム2種を発売した。同ブランドは、資生堂「マキアージュ(MAQUILLAGE)」のTVCMで坊主姿を披露し、注目を集めた元ICONIQのアユミがブランドプロデューサーを務める。現在は韓国で女優や歌手として活動しており、“美容マニア”としても知られている。

販売中の“BBクリーム”(各40g、各5940円)は水溶性成分55%以上で構成し、韓国のユーザーの間では“水分爆発BBクリーム”と呼んでいる人もいる。カラーはナチュラルとブライトの2色で、再生機能が低下してしまうため、あえて日焼け止め成分を入れていない。潤いに満ち溢れた美しい“水光肌”をかなえるスキンケア発想のクッションファンデーション“クッションファンデーション”(セット価格、7040円/リフィル、5060円)もラインアップ。みずみずしいテクスチャーで、ほどよくシミやそばかすなどの肌悩みをカバーし、厚塗り感なく自然な艶肌を演出する。両商品共に、公式オンラインストアと一部エステティックサロンで購入が可能だ。

肌の再生と鎮静の2つのキーワードを元に商品を展開するホームケアブランド「BR ウォーターフル」。「エステティックでは“攻め”の施術を、ホームケアでは“守り”のケアをしてほしい」というカン・ユリ「BR エステティック」院長の思いを商品に反映した。今後についてアユミは「すでに韓国で展開している日焼け止めクリームやミストなどを日本でも販売したい。早く日本の皆さんにも手に取っていただけるよう努める」とコメントした。

「BR エステティック」は、韓国の江南にある会員制のエステティックサロン。カン・ユリが院長を務め、同院にはモデルのSHIHOや元2NE1のサンダラ・パク(Sandara Park)などの著名人らが多く来院している。

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元ICONIQが監修する「BR ウォーターフル」日本上陸 “水光肌”をかなえるベースアイテム発売

韓国の会員制エステティックサロン「BR エステティック」のホームケアシリーズ「BR ウォーターフル(BR WATERFULL)」が日本に上陸する。11月1日には、ベースメイクアイテム2種を発売した。同ブランドは、資生堂「マキアージュ(MAQUILLAGE)」のTVCMで坊主姿を披露し、注目を集めた元ICONIQのアユミがブランドプロデューサーを務める。現在は韓国で女優や歌手として活動しており、“美容マニア”としても知られている。

販売中の“BBクリーム”(各40g、各5940円)は水溶性成分55%以上で構成し、韓国のユーザーの間では“水分爆発BBクリーム”と呼んでいる人もいる。カラーはナチュラルとブライトの2色で、再生機能が低下してしまうため、あえて日焼け止め成分を入れていない。潤いに満ち溢れた美しい“水光肌”をかなえるスキンケア発想のクッションファンデーション“クッションファンデーション”(セット価格、7040円/リフィル、5060円)もラインアップ。みずみずしいテクスチャーで、ほどよくシミやそばかすなどの肌悩みをカバーし、厚塗り感なく自然な艶肌を演出する。両商品共に、公式オンラインストアと一部エステティックサロンで購入が可能だ。

肌の再生と鎮静の2つのキーワードを元に商品を展開するホームケアブランド「BR ウォーターフル」。「エステティックでは“攻め”の施術を、ホームケアでは“守り”のケアをしてほしい」というカン・ユリ「BR エステティック」院長の思いを商品に反映した。今後についてアユミは「すでに韓国で展開している日焼け止めクリームやミストなどを日本でも販売したい。早く日本の皆さんにも手に取っていただけるよう努める」とコメントした。

「BR エステティック」は、韓国の江南にある会員制のエステティックサロン。カン・ユリが院長を務め、同院にはモデルのSHIHOや元2NE1のサンダラ・パク(Sandara Park)などの著名人らが多く来院している。

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学生を業界のプロがサポートし世界へ 栗野宏文、山縣良和が語る「ココクリ」

LVMHプライズやITSなど、若手デザイナーの登竜門となるアワードに毎年のように才能を送り出し、世界で注目を集めている山縣良和主宰のファッションの学校、ここのがっこうは11月21日、50周年のアニバーサリーイベントを開催中の渋谷パルコに、期間限定店「ココクリ(cococuri)」をオープンした。仕掛け人は、同校を10年以上にわたって見守り続けている栗野宏文ユナイテッドアローズ上級顧問だ。「トム ブラウン(THOM BROWNE)」をはじめ、海外メゾンの生産を請け負う縫製会社のファッションしらいし(東京・新高円寺)、そして現役のデザイナーたちがチューターとして加わり、学生たちのアイデアを形にし、販売する。「ココクリ」を通して感じた新たな可能性について、二人が語る。

ーー期間限定店「ココクリ」のプロジェクトは、どのようにスタートしたのでしょうか。

栗野宏文ユナイテッドアローズ上級顧問(以下、栗野):渋谷パルコの50周年記念イベントの一環で、館内3区画でのポップアップストアをディレクションしないかという話をパルコからいただいたのが発端です。(6月に公開された渋谷パルコの50周年記念キービジュアルは)「DISCOVER UNKNOWNS(まだ世の中に知られていないものごとを発掘し、発信する)」を掲げ、(1980年代にパルコの広告を担ったことで知られる)井上嗣也さんをクリエイティブ・ディレクターに起用しており、気概を感じました。3区画のうち、最も面積の小さな1区画は通りに面しており、聞けば隣にはパルコの歴史では初めてとなる「エルメス(HERMES)」がビューティショップで出店するいう。そんな場所で、ぜひ”いい驚き”を仕掛けたいと思ったんです。すぐに、常日頃から興味深いと思っているここのがっこうの山縣くんに連絡をしました。

山縣良和「リトゥンアフターワーズ(WRITTENAFTERWARDS)」デザイナー兼ここのがっこう主宰(以下、山縣):栗野さんからここのがっこうのポップアップのお話をもらい、断る理由は一つもなかったです。常に新しいチャレンジをしたいと考えていますし、以前から生徒たちのピュアなアイデアと日本の高い縫製技術が合わさることで、強いモノ作りができるのではという構想はあって、それをどう形にしていこうかと考えていた時期でもありました。今回、栗野さんにその舞台を用意していただきました。

ーー生徒の作品を商品として形にする上で、技術力に定評のある縫製会社のファッションしらいしに加えて、チューター制として現役デザイナーも多く参加していますね。

山縣:今回プロジェクトに入ってくださったファッションしらいしさんとは、かねてからデザイン、パターン、縫製の3つ全てがそろった服作りの場をどう形にしていくか、話をしていました。ただ、課題もあってなかなか踏み込めなかったところに「ココクリ」の話がきたので、すぐにしらいしさんに協力をお願いしました。ただ、生徒たちと工場さんとのやりとりを考えると、共通言語があまりにも少なく、服作りを進めていけるのかという不安があったんです。短期間で経験のないことを進めるために、技術面だけではないサポートが必要ではないかと考えました。

そんな時に、(「タロウ ホリウチ」デザイナーの堀内)太郎にこの話をしたら「(現役デザイナーが生徒をサポートする)チューター制がいいんじゃないか」と言ってくれて。「チューター1人が生徒1〜2人を見る体制であれば、お互い負担も少ないし、僕も手伝ってもいいよ」と言われて、「なるほど、その形でやってみよう」と。太郎がそういう発言をした背景には、自身がアントワープ王立芸術アカデミー在学中に、現役デザイナーの先生たちから多くを学び、アカデミーがその環境を用意してくれたということがあります。そうした環境の重要性を太郎は話してくれました。

栗野:学生、(縫製工場で)モノ作りをする人、チューターと、全員が現役。現役の人は今の空気の中で生きています。引退すると見えなくなるものもあるし、勘が鈍ることもある。今回の自分の役割は何かと問われたら、現役たちを束ねるプロデューサーのようなものです。僕にはそのアイデアはなかったのだけど、それを聞いた時に、ノスタルジーや歴史をたたえるのではなく、(渋谷パルコという)現役の館が、現役の発想で未来の現役のために投資していくといった、渋谷パルコ50周年のテーマにも重なるなと思いましたね。

学生たちの発想をすばらしいと感じることは多いですが、彼らが自分のブランドを立ち上げて、服を作って販売することができるようになるまでには最低3年はかかります。下手をすれば、世に出られないままになる可能性もある。料理と同じで、学生という現役で感覚が面白い時に、現役の方の力によって形にすることに大きな意味があると感じ、「ココクリ」開催に至りました。

クリエイションは「お金があれば勝ち」ではない

ーー実際にチューターたちと製作をしてみて、生徒たちはどんな様子でしたか。

山縣:チューターと生徒は「初めまして」同士ではありません。ここのがっこうのゲスト講師を含め、生徒たちが何をしてきたか、何を作ってどうやって成長してきたかを知っているデザイナーにチューターを依頼しているので、互いの理解は早かったように思います。今回6人の生徒の作品を販売していますが、「ココクリ」全体でのテーマは設けず、各自で作りたいものを作っています。初めてパルコという舞台で売るわけですし、世界的に評価されている縫製工場のしらいしさんに依頼して生産してもらっている。「ココクリ」オープン前は、生徒たちから日々緊張感が伝わってきました。

栗野:海外の芸大のファッションコースの卒業製作は、当然ながら生徒の自腹です。過去にはお金持ちの学生が、プロの工場やパタンナーを使って完成度の高いショーを見せてくれたこともあります。だからと言って、ファッションの世界はお金がある子が勝ちという話でもない。資金が潤沢ではなくても、高額ではない生地を使ってアイデアをひねったり、先輩に道具や素材を譲ってもらったりして、必死にアイデアを形にして、クリエイションで勝負ができるのがファッションの世界です。

山縣:生徒とはいえ、1人1人がプロ。「ココクリ」では、プロに対するリスペクトを持って生徒に接しています。ファッションしらいしは活躍しているデザイナーにとっても(工賃などの面を含め)敷居の高い工場です。このプロジェクトの工賃については僕からもしらいしさんに相談させてもらって、「お願いします」と伝えていますが、最終的な金額交渉は生徒たちがプロとして各自で行っています。彼らがやりたいことを、「これをどうしても形にしたい」と心を込めて頼んだ方が断然効果がありますから。値付けも生徒たちが各自で行い、10万円を超える商品も並びます。自ら店頭に立って接客も経験してもらいます。

ーー「ココクリ」のように学生が業界のプロに相談できる環境は、海外のファッション教育の現場では一般的なのでしょうか。

山縣:セントマ(ロンドン芸術大学セントラル・セント・マーチンズ校)の卒業ショーでは、学生が(縫製士などの)テクニシャンに相談できる時間が割り振られています。プロと接することで服作りの具体的な過程を生徒が学び、ブランドを作るための準備段階を経験できる。以前しらいしさんと、1つの事例としてそんな話をしたことがあります。

栗野:(生徒、現役デザイナーによるチューター、プロの縫製工場という)今回の座組みは、スタージュ(インターンシップ)のようなものです。ドイツ生まれのデザイナー、ベルンハルト・ウィルヘルムは「ダーク・ビッケンバーグ」や「アレキサンダー・マックイーン」「ヴィヴィアン・ウエストウッド」などのアトリエでスタージュを経験して、各社から「スタッフになってほしい」と言われたけど、断って自分のブランドを始めたという逸話がありますね。無償でもいいから体験したいと思うような、個性の強いデザイナーたちのモノ作りの舞台裏を、3カ月でも半年でも給与を払って学生に経験させるという文化が、スタージュとして海外には根付いていますね。

「モノ作りは人間の手に取り戻すべき」

ーー「ココクリ」に向かう生徒たちの姿勢や商品が仕上がっていく過程を見て、どんな可能性があると感じましたか?

山縣:生徒たちからは成長を実感したという声が上がっています。チューターを担当してくれた現役デザイナーからは、こうした環境をうらやむ声も出ました。仕上がった商品を見て、僕自身もこんなに強いモノができるのかと感動し、今回の取り組みの意義を深く感じています。

栗野:パトロネージュという言葉がありますが、芸術家にしてもファッションデザイナーにしても、お金や名誉、人を動かす力を持った人が、自分が才能を認めた人を支援することで、クリエイションが担保されて才能が世に出ていくことができる。例えば若きマックイーンを支援したスタイリストのイザベラ・ブロウがそうですね。1980年代の日本は、消費者が若い才能をパトロネージュしていたと分析する人もいます。僕はその背景に、(当時は)デザイナーの顔が見えて、顧客とつながっていたことがあると考えています。「ココクリ」ではデザイナーが自ら接客をします。80年代に才能をパトロネージュした人が感じていたであろう、新しい才能に出合う喜びを感じられる場所に「ココクリ」はなるだろうし、「自分がこれを買うことで幸せになれる」という感覚を思い起こす体験ができる場所になったらうれしい。同時に、しらいしさんや山縣さん、生徒たち、僕にとっても、これまでは見えていなかった(新しい才能を世に出していくための)次のステップが、このポップアップを経験することで見えてくるかもしれないですね。

山縣:確かに。社会に対するファッションの可能性をどう未来につなげるかを常に考えていますが、「ココクリ」という機会を通し1つの方法論を見出せました。(縫製工場というモノ作りの現場にいる)技術者と対話のできる場所をどう作って、どう未来につなげていくかを、これからも模索していきたい。そういう意味では、「ココクリ」は、(DISCOVER UNKNOWNSという)渋谷パルコが50周年で掲げたコピーに最も忠実な店になりましたね。

栗野:そうだね(笑)。プロジェクトが立ち上がってから、たった2カ月という短い製作期間でしたが、僕の芸風はいつだって”歩きながら考える”。プランAがダメならB、BがだめならCというような感じで進めてきました。ただ、僕が勝手に戦友と考えている山縣さんには、そもそもプランがあるとも思えない!

山縣:確かに僕は、計画的には生きられないタイプです(笑)。

栗野:だからいいんですよ。そういう人でも生き残ることができるし、生き残ることができると世間が知ることができる。壮大な話になっていきますが、モノ作りは人間の手に取り戻されるべきです。自分の手で作ることの面白さや楽しさ、尊さを、山縣くんや僕のこうした活動を通して伝えることでまず知ってもらい、少しずつ社会へ寄与していけるのかもしれません。

■「ココクリ」
期間:11月21〜30日
場所:渋谷パルコ1階POP UPスペース
住所:東京都渋谷区宇田川町15-1
営業時間:11〜21時

プロデューサー:栗野宏文 
監修:山縣良和

参加デザイナー
可児真嗣、金子圭太、中村英、松田悠太、馬渕岳大、村尾拓美

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【2023クリスマスコフレ】「ザ・プロダクト」がアーティスト・リブ・リーとコラボのコフレを発売

「ザ・プロダクト(PRODUCT)」は11月23日に、アーティスト・リブ・リー(Liv Lee)とコラボレーションした“ホリデーコフレ2023”(4290円)を数量限定で発売する。商品は、公式オンラインストア、アマゾン、ゾゾコスメ、楽天ファッション、「プロダクト」公式楽天市場店、オンワード・クローゼットで取り扱う。

同コフレは、髪に濡れ艶と程よい束感を与え、スタイリングだけでなく全身にも使える自然由来原料の“ヘアワックス”(42g)と、オーガニックシアバター配合で潤いのある唇に導く“シアリップバーム”(1本)がセットになる。さらに2つのアイテムが収まる限定デザインのミニ巾着が付属する。

今年のホリデーコフレは、“もっと楽しく。もっと笑顔に。世界に広がるproductの輪”をテーマに、大自然に育つ植物をモチーフにした“wonky and organic shapes(歪で自然な形)”が特徴的なアーティスト・リブ・リーとのコラボレーションが実現。コフレを詰める限定のオリジナルギフトボックスのパッケージは、リブ・リーが2つのアイテムに共通する香りのオレンジとブランドの象徴であるヘアワックスをモチーフに描いたものだ。

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韓国発「ダックダイブ」がポップアップストアを日本初オープン ブランドプロデューサーのジョー・ウォンデも来日

韓国発のファッションブランド「ダックダイブ(DUCKDIVE)」は、12月1日から25日まで、日本初となるポップアップストアを原宿にオープンする。日本限定商品の発売や、本ポップアップでしか手に入らないステッカーのプレゼントなど、特別な企画を用意している。12月1日から3日の3日間は「ダックダイブ」のブランドプロデューサーであるジョー・ウォンデ(Joo Wondae)、公式モデルのユン・ダロ(Yoon Daro)、ソム・ヒビン(Som He Vin)の3人が来日する。

「ダックダイブ」は韓国・ソウル発のストリートウェアブランドで、ブランド名の由来はサーフィンの技術名であり、大波をサーフボードとともに避ける技術のことを指す。“コンクリートウェーブ”すなわち“都市の波”という意味のスローガンと“+82”という韓国の国番号のデザインを施した製品を多く発売している。企業のマーケティング・DX支援を手掛けるアジャイルメディア・ネットワークの持分会社、パパヤ ジャパンが日本独占販売総代理店となる。

これまでに、BTSやNewJeans、SEVENTEENのメンバーなど、K-POPアーティストが多数着用しており、韓国や中国、東南アジア圏で人気を集めている。9月に開催されたソウル・ファッション・ウイークで優秀企業に選定され、現在の顧客はウィメンズが7割、メンズが3割だという。

■「ダックダイブ」東京ポップアップストア
日程:12月1日〜25日
時間:11:00〜20:00
場所:ザ ショールーム ストア
住所:東京都渋谷区神宮前6- 6-6 原宿ベルピア2階

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「カナダグース」、CEOら経営陣が期間限定で販売員に 店舗での“気づき”を経営に役立てる狙い

「カナダグース(CANADA GOOSE)」は、最高経営責任者(CEO)を含む経営陣が店舗で販売業務などを体験するプログラムを実施する。顧客や販売員と直接交流し、店舗での日常業務をより深く理解して経営に役立てることが狙いだという。

対象はカナダ、米国、欧州、アジア地域にある店舗で、期間は11月24日のブラックフライデーから1〜3週間の予定だ。参加するのは同社のCEOや社長をはじめ、最高財務責任者、最高マーケティング&エクスペリエンス責任者、最高人事責任者、最高デジタル責任者、事業戦略部門シニア・バイス・プレジデント、各地域の社長らの15人。接客や商品説明、会計、在庫管理や品出しなど多岐にわたる店舗業務を体験し、そこで得た気づきや学びを共有することで、顧客の買い物体験に関する施策“カナディアン・ウォームス(Canadian Warmth)”、マーチャンダイジング、店舗オペレーション、人材開発および表彰の4分野の改善を目指す。

キャリー・ベイカー(Carrie Baker)社長は、「『カナダグース』はそのブランドストーリーや買い物体験はもちろん、職場という意味でも非凡な存在だ。今回のプロジェクトはその好例であり、今後も店舗運営をさらに改善して成長していきたい」と語った。

同ブランドは、暖冬予報や北米および中国事業の不調などにより業績が減速。2023年7〜9月期(第2四半期)決算の売上高は前年同期比1.4%増(現地通貨ベースでは3%減)の2億8110万カナダドル(約300億円)とほぼ横ばいだったものの、販管費や物流などのコストがかさみ、営業利益は同89.3%減の230万カナダドル(約2億4600万円)、純利益は同18.0%減の410万カナダドル(約4億3800万円)と苦戦している。

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小嶋陽菜の「ハーリップトゥ」が東京と大阪でイベント パリ撮り下ろしルックも公開

小嶋陽菜の「ハーリップトゥ」 ホリデーシーズンのビジュアル

小嶋陽菜のブランド「ハーリップトゥ(HER LIP TO)」は、東京(12月2〜6日)と大阪(9〜12日)でホリデーイベント「HER LIP TO HOLIDAY 2023」を開催する。

テーマは“HOLIDAY GLAM WITH HER LIP TO”で、例えばファーが印象的なニットドレスについては、「女性らしい魅力を引き出し、何気ない日常も特別にしてくれる」と話す。ほかにも繊細なレースやパール、クリスタルなど、「特別なシーズンを盛り上げるディテールをたっぷりと盛り込んだ」商品をラインアップする。

「ハーリップトゥ」は、小嶋を被写体にパリで撮り下ろしたルックも公開した。

■HER LIP TO HOLIDAY 2023
<東京会場>
日程:12月2〜6日
場所:ハウス オブ エルメ
住所:東京都渋谷区神宮前5-2-6 2階

<大阪会場>
日程:12月9〜12日
場所:イマジン アンド デザイン
住所:大阪府大阪市中央区南船場2-6-12

>チケットページ

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小嶋陽菜の「ハーリップトゥ」が東京と大阪でイベント パリ撮り下ろしルックも公開

小嶋陽菜の「ハーリップトゥ」 ホリデーシーズンのビジュアル

小嶋陽菜のブランド「ハーリップトゥ(HER LIP TO)」は、東京(12月2〜6日)と大阪(9〜12日)でホリデーイベント「HER LIP TO HOLIDAY 2023」を開催する。

テーマは“HOLIDAY GLAM WITH HER LIP TO”で、例えばファーが印象的なニットドレスについては、「女性らしい魅力を引き出し、何気ない日常も特別にしてくれる」と話す。ほかにも繊細なレースやパール、クリスタルなど、「特別なシーズンを盛り上げるディテールをたっぷりと盛り込んだ」商品をラインアップする。

「ハーリップトゥ」は、小嶋を被写体にパリで撮り下ろしたルックも公開した。

■HER LIP TO HOLIDAY 2023
<東京会場>
日程:12月2〜6日
場所:ハウス オブ エルメ
住所:東京都渋谷区神宮前5-2-6 2階

<大阪会場>
日程:12月9〜12日
場所:イマジン アンド デザイン
住所:大阪府大阪市中央区南船場2-6-12

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「メゾン マルジェラ」が“レプリカ”のホリデー第2弾でギフトセット4種を発売

「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」は、フレグランス“レプリカ”のホリデーコレクション第2弾として人気のオードトワレやキャンドルのギフトセット4種を数量限定で発売する。11月21日からオンラインで予約を開始し、12月1日から一部店舗とオンラインで販売する。

“レプリカ ミニチュア セット”(1万3750円)は、ベストセラーの“レイジーサンデー モーニング”の香りに加え、“ジャズ クラブ”、“バイ ザ ファイヤープレイス”、“オータム バイブス”の香りを合わせた4種のオードトワレ(7mL)のセット。

“ディスカバリーセット”(1万5400円)は、この時期にぴったりな“ジャズ クラブ”、“バイ ザ ファイヤープレイス”、“オータム バイブス”の3種のオードトワレ(10mL)をセットにする。

“レプリカ メモリー ボックス”(8030円)は、“レプリカ”を代表する10種類のオードトワレを少量ずつ(2mL)試せる。ラインギフトでは12月5日から販売する。

“レプリカ キャンドル セット”(1万6500円)は、“レイジーサンデー モーニング”、“バイ ザ ファイヤープレイス”、“バブル バス”の香りのキャンドル(70g)3種を詰めた。店舗では12月8日から販売する。

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「メゾン マルジェラ」が“レプリカ”のホリデー第2弾でギフトセット4種を発売

「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」は、フレグランス“レプリカ”のホリデーコレクション第2弾として人気のオードトワレやキャンドルのギフトセット4種を数量限定で発売する。11月21日からオンラインで予約を開始し、12月1日から一部店舗とオンラインで販売する。

“レプリカ ミニチュア セット”(1万3750円)は、ベストセラーの“レイジーサンデー モーニング”の香りに加え、“ジャズ クラブ”、“バイ ザ ファイヤープレイス”、“オータム バイブス”の香りを合わせた4種のオードトワレ(7mL)のセット。

“ディスカバリーセット”(1万5400円)は、この時期にぴったりな“ジャズ クラブ”、“バイ ザ ファイヤープレイス”、“オータム バイブス”の3種のオードトワレ(10mL)をセットにする。

“レプリカ メモリー ボックス”(8030円)は、“レプリカ”を代表する10種類のオードトワレを少量ずつ(2mL)試せる。ラインギフトでは12月5日から販売する。

“レプリカ キャンドル セット”(1万6500円)は、“レイジーサンデー モーニング”、“バイ ザ ファイヤープレイス”、“バブル バス”の香りのキャンドル(70g)3種を詰めた。店舗では12月8日から販売する。

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「ミュウミュウ」がホリデーギフトコレクションを発売 ポラロイドとのコラボなども

「ミュウミュウ(MIU MIU)」は、ホリデーシーズンに向けたギフトコレクションを発売した。全国の直営店及び公式オンラインストアで販売中で、「マーシャル(MARSHALL)」と「ポラロイド(POLAROID)」とのコラボレーションアイテムは一部店舗と公式オンラインストアで取り扱っている。

アイコンバッグ“ワンダー(Wander)”(35万2000円)と“アルカディ(Arcadie)”をはじめとするバッグコレクションは、冬らしい質感のシアリングやベルベット、煌めくクリスタルをあしらったデザインにアップデート。モノトーンカラーにレッドやメタリックのアクセントを取り入れた色合いが、ホリデーシーズンを彩る。

シグネチャーのマテラッセレザーは遊び心溢れる“マイクロミニバッグ”となって登場。バッグとしてはもちろん、ハンドバッグのチャームとしても楽しめる。そのほか、ベルベットとサテンの刺しゅう入り“フラットシューズ”(13万7500円)やバイカラーのメリージェーンシューズ、モヘア素材のマフラーやグローブ、アイキャッチーなロゴを配したジュエリーなどがそろう。

ホームコレクションには、カシミア素材のブランケット(25万3000円)やホットウォーターボトルカバー(9万6800円)、ピローやアイマスク、ジュエリーボックス(9万6800円)などをラインアップ。さらに、ギターアンプメーカー「マーシャル」とのコラボスピーカー(14万1900円)とヘッドフォン(14万1900円)、インスタントフィルム・カメラ製品ブランドの「ポラロイド」とコラボしたストラップ付きインスタントカメラなども用意する。

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富士フイルムの「クレスク バイ アスタリフト」が“花粉爆発”から守る日焼け止めを発売

富士フイルムのスキンケアブランド「クレスク バイ アスタリフト(CRESC BY ASTALIFT)」は2024年2月1日、日焼け止め化粧下地“スムースフィット マルチシールド”[SPF50・PA+++](30g、3300円)と、洗顔料“クリーミー クリアフォーム”(120g、2530円)を発売する。

“スムースフィット マルチシールド”は、敏感肌の人でも使用できる日焼け止め化粧下地。同社は、水分や大気汚染物質と接触すると花粉の粒子が破裂する“花粉爆発”が肌のバリア機能を低下させるというメカニズムを発見。この“花粉爆発”から放出される微粒子を肌に侵入させない独自処方の“UV膜”を開発し、同商品に取り入れた。肌のゆらぎの原因となる紫外線と花粉の両方からバリアする。

“クリーミー クリアフォーム”は、低刺激ながらも毛穴汚れをしっかりと落とす洗顔料だ。敏感肌の元凶となる酸化した皮脂を除去し、保湿成分が肌に潤いを与える。

「クレスク バイ アスタリフト」は、バリア機能が低下し肌不調になる“きまぐれ敏感肌”に寄り添うミレニアル世代に向けたD2Cスキンケアブランドだ。新商品2種のほか、スキンケアが2ステップで完了するジェリー状化粧液“ジェリー コンディショナー”(120mL、5500円)と、クリーム状の乳液“モイスチュア リッチミルク”(55g、3960円)の2種をそろえている。

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「アスタリフト」美白ラインの化粧水と美容液が進化 “くすみ連鎖”に着目し大人の肌にアプローチ

富士フイルムのスキンケアブランド「アスタリフト(ASTALIFT)」は美白シリーズ“アスタリフト ホワイト”の化粧水と美容液をリニューアルし、“アスタリフト ホワイト アドバンスドローション”【医薬部外品】(130mL、4180円/リフィル130mL、3740円)と、クリーム“アスタリフト ホワイト アドバンスドクリーム”【医薬部外品】(30g、5500円/リフィル30g、5060円)を2024年3月1日に発売する。

同社は年齢と共に肌の明るさが低下し、黄色っぽく変化するくすみの原因に着目。糖化、カルボニル化、メラニンの蓄積、角層の乱れの4つのくすみを“くすみ連鎖”と名付け、すべてのくすみ要因にアプローチする独自複合成分“ナノマルチショット”をそれぞれの商品に配合している。

“アスタリフト ホワイト アドバンスドローション”はみずみずしい潤いを感じる化粧水で、肌にスッと浸透する使用感が特徴だ。クリーム“アスタリフト ホワイト アドバンスドクリーム”は、べたつかずに保湿をかなえる滑らかなテクスチャーに仕上げている。

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川口春奈がコスメ初監修「うれしかった」 「アンドビー」から限定カラーのリップ&アイシャドウ発売

ヘアメイクアップアーティストの河北裕介氏がプロデュースするライフスタイルブランド「アンドビー(&BE)」は11月21日、都内で記者会見を開き、川口春奈とのコラボアイテムをアピールした。2022年4月よりブランドミューズを務めている川口が、初となるコスメプロデュースに挑戦。「鉄板アイテムを作りたい」という思いから、普段愛用している同ブランドの“シアーリップ”(税込2200円、以下同)と“スティックアイシャドウ”(2420円)をセレクトし、2アイテムのオリジナルカラーを監修した。テーマは「毎日使いたくなる色」で、“シアーリップ”はカシスブラウン、“スティックアイシャドウ”はダスティブラウンとなる。

川口がプロデュースすることなった経緯について、河北氏は「春奈ちゃんはファッションセンスがよくて、色の使い方が上手い。洋服の色合いが上手だし、たまにハズすだろうと思っても、絶対にハズさない。『この人すごいな』って思い、『(コスメで)つけたい色ある?』と聞いたところから始まりました」と説明した。

コスメ監修のオファーに、川口は「うれしかったです」とにっこり。監修したカラーは一見「攻めた深い色」だが、「どんなシチュエーションでも肌になじんでくれる。自分らしさを出してくれるプロダクトになりました。この色似合わない人がいないんじゃないかってくらいのアイテムになった」と胸を張った。

実は化粧が「得意ではない」という川口だが、「そんな私でもスティックアイシャドウはスティック型になっているので、簡単に色がのせられる。くすんだブラウンで発色もきれいで、何より使いやすい」とアピール。またシアーリップについては「全然落ちなくてびっくりしました」と使用感を伝えた。

川口とのコラボコスメは先月よりオンラインサイトにて先行予約が開始したが、「即完だった。大反響をいただいている」と河北氏。すでにメイク現場でも使っており、「アイテムに(川口の)名前が入っているから隠して使うけどバレる。『なにこれ?』と気になってしまう。いろんな現場で使えます」と太鼓判を押した。

川口がプロデュースしたアイテムは11月22日より全国の取り扱いショップで発売される。

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【スナップ】「バレンシアガ」のポップアップにLEX、IO、emmaらが来場 初のスキーウエア発売で

「バレンシアガ(BALENCIAGA)」は初のスキーウエアコレクションを発売した。同コレクションは、視認性や断熱性、空気力学、プロテクションのための革新的な素材と技術を採用したスノーボード、スキー板、ヘルメット、ダウンヒルやクロススキー、ハイキング用のポールなどの機能的なアスレチックアイテムをそろえる。

発売に伴い、11月15〜24日まで伊勢丹新宿店メンズ館でポップアップを開催中。ポップアップイベントには、アーティストのLEX、IO、ラッパーのHiyadam、モトーラ世理奈、emma、よしあきらが来場した。ポップアップストアでは限定のパファーベストとアウターウエアも用意する。

◼️「バレンシアガ」スキーウエア コレクション ポップアップストア
期間:11月15〜24日
場所:伊勢丹新宿本店 メンズ館1階 ザ・ステージ
住所:東京都新宿区新宿3-14-1
限定アイテム:“3B スポーツ アイコン スリーブレス スキー パファー レッド”(51万7000円)、“3B スポーツ アイコン アウターウエア ジップアップ フーディー レッド”(50万500円)

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【スナップ】「バレンシアガ」のポップアップにLEX、IO、emmaらが来場 初のスキーウエア発売で

「バレンシアガ(BALENCIAGA)」は初のスキーウエアコレクションを発売した。同コレクションは、視認性や断熱性、空気力学、プロテクションのための革新的な素材と技術を採用したスノーボード、スキー板、ヘルメット、ダウンヒルやクロススキー、ハイキング用のポールなどの機能的なアスレチックアイテムをそろえる。

発売に伴い、11月15〜24日まで伊勢丹新宿店メンズ館でポップアップを開催中。ポップアップイベントには、アーティストのLEX、IO、ラッパーのHiyadam、モトーラ世理奈、emma、よしあきらが来場した。ポップアップストアでは限定のパファーベストとアウターウエアも用意する。

◼️「バレンシアガ」スキーウエア コレクション ポップアップストア
期間:11月15〜24日
場所:伊勢丹新宿本店 メンズ館1階 ザ・ステージ
住所:東京都新宿区新宿3-14-1
限定アイテム:“3B スポーツ アイコン スリーブレス スキー パファー レッド”(51万7000円)、“3B スポーツ アイコン アウターウエア ジップアップ フーディー レッド”(50万500円)

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TWICEがファミリーマートをジャック! “今治タオルハンカチ”などでコラボ

ファミリーマート×TWICE

ファミリーマートは、K-POPガールズグループTWICE(トゥワイス)とコラボしたグッズを12月2日から順次発売する。

オリジナルアパレルブランドの「コンビニエンスウェア(CONVENIENCE WEAR)」からは、“今治タオルハンカチ TWICE”(800円)を販売する。公式アーティストカラーを用いたリバーシブル仕様で、同ブランドを共同開発する落合宏理「ファセッタズム(FACETASM)」デザイナーは、「『コンビニエンスウェア』にとって初のアーティストコラボとなる。ライブ時はもちろん、普段使いでも」と話す。

さらにファミリーマートは、アクリルスタンドやフォトバスタオルが当たる“TWICEくじ”(900円)や、店内のマルチコピー機を使った“ファミマプリント”で“TWICEランダムブロマイド”(300円)、“TWICEステッカー”(500円)も用意する。

TWICEは、ファミリーマートの“2023年クリスマスキャンペーン”のアンバサダーを務める。

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「ステラ マッカートニー」の“サステナ・マルシェア”は何がすごかったのか【2024年春夏パリコレを深掘り!vol.2】

2024年春夏パリ・ファッション・ウイークの期間中にショーを開催した100以上のブランドから、現地取材チームが深掘りしたいコレクションをピックアップ。今回は、ファッションの楽しさとサステナビリティの両立に正面から向き合って大成功した「ステラ マッカートニー(STELLA McCARTNEY)」のショーを徹底解説する。

まずは上の、ショー会場の完璧な構図を見てほしい。朝のエッフェル塔を背景に、街路樹の間の歩道に作ったランウエイの上を一列で歩くモデルたち。右手には一斉にスマートフォンを掲げる観客。そして左手にはパリらしいマルシェのトタン屋根が並ぶ。このマルシェは今季のショーにおいて重要な役割を果たした。

マルシェの21店舗に新進気鋭のサステナ技術

会場となったパリ7区の屋外市場、マルシェ サックス ブルテュイユは普段は野菜や魚、惣菜などを売っているが、この日は”ステラのサステナブル・マーケット”と題して、21店舗それぞれにデザイナーのステラ・マッカートニー(Stella McCartney)が考えるサステナブルな素材や技術、アイテムを並べた。サステナブルな素材の多くは科学やハイテクと密接なケースが多く、理解が難しいものも多いが、マルシェで原料や生地に触れながら説明を受けるとスッと理解できる。マルシェに立って説明をする企業家や技術者の多くは女性でいずれも今後、ファッション界内に限らずその名を知られるだろう企業・人だ。熱心に語る彼女たちの情熱に触発されつつ「あのニットドレスが海藻からできていたなんて!」と得た気づきはリリースを読むだけよりもはるかに記憶に残る。そこで本記事ではまず、各店を写真で深堀りする。

ヒッピーライクなニットドレスの素材は海藻由来

招待客は、ショーの前の20~30分でこれらのブースを巡り、コレクションを形成するサステナブルな素材について一通り頭に入れた後ショーを見ることとなった。リリースには「全体の95%が責任ある素材から作られた、ブランド史上最もサステナブルなコレクション」とある。ただし、いったんショーが始まれば、服のどこがリサイクル素材か、はたまた自然再生型農業によるコットンかは判別できない。ただしマルシェで知識を得ているから「このブランドの服を着ることは、地球を傷つけることにつながらない」という安心感は残る。それが大切だ。

モデルとフォトグラファーの距離が近いバックステージの写真からは、素材の特性をより詳しく知ることができる。そこで今季の特徴でもある70年代調のマニッシュなパンツスーツや軽やかな素材のドレスがどんなサステナブル素材で作られているのか、代表的なアイテムをチェックしよう。

両親のバンド「ウイングス」などこだわりの音楽。オーディオはJBL

ショーの始まりを待つ間に流したのはステラの両親であるポール・マッカートニーとリンダ・マッカートニーのバンド「ウイングス」の曲、フィナーレに採用したのはフレンチ・エレクトロ・ムーブメントを代表するアーティスト、ミスター・オワゾと、音楽一家出身のステラは音楽にもこだわりを見せる。ショー会場のオーディオは音響器機メーカーのJBLが担当した。ちなみにJBLは先日、フランスで世界初のポータブルスピーカーのリセールプラットフォームである「JBLセカンドチャンス」を立ち上げたばかりで、電子破棄物の削減に努めている。

ステラのサステナビリティの取り組みは本気で本格的だ。そして彼女を取りまくのは、ファッション関係者だけではなく、農業やバイオ、デジタル、モビリティなど幅広い世界の人たちだ。ステラは自分がハブとなり、サーキュラーエコノミーを目指す異業種をつなぎ、新しい才能を浮かび上がらせて鼓舞し、生活者に気づきとファッションの楽しみを与えようとしている。マルシェとショーはまさにそれが形となったものであり、考え抜かれたショー演出は見事だ。

最後に“ステラのサステナブル・マーケット”を動画でチェックしてほしい。記者がスマホ片手に急ぎ足で歩き抜けた5分間の記録から会場の空気を感じるはず。動画は赤いコート姿のアナ・ウィンター(Anna Wintour)米「ヴォーグ」編集長兼コンデナスト(CONDENAST)アーティスティック・ディレクターがマルシェをのぞくシーンからスタート!

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「キャンメイク」の“むちぷるティントリップ”に秋冬のチョコミルクとフィグが新登場

「キャンメイク(CANMAKE)」は12月下旬、ぷるんとした潤いのある唇に仕上げるティントリップ“むちぷるティントリップ”(各770円)から秋冬の新色を発売する。カラーはデイリー使いしやすい大人なブラウン“チョコミルク”と、上品でセンシュアルな赤みを感じるローズピンク“フィグピューレ”の2色を用意した。

同商品はプランパーの効果で縦ジワをカバーし、艶のあるむっちりとした唇をかなえるティントリップだ。唇の上でとろけるメルティングオイルを配合した滑らかな塗り心地で、重ね塗りをしても重たい印象にならない。メイク中も唇に潤いを与えるヒアルロン酸やコラーゲンなど6種の保湿成分も配合している。

同日、フレグランスシリーズの“メイクミーハッピー”からネイルオイル(全3種うち限定1種、各770円)も新登場する。べたつきにくいサラっとした使用感で、爪や甘皮に潤いと艶を与えて乾燥を防ぐ。チューブタイプで、1滴ずつ塗布量を調整することも可能だ。香りはフレッシュなアロマティックハーバルとベルガモットジャスミンの定番の2種に加え、数量限定でももウーロンを販売する。

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「キャンメイク」の“むちぷるティントリップ”に秋冬のチョコミルクとフィグが新登場

「キャンメイク(CANMAKE)」は12月下旬、ぷるんとした潤いのある唇に仕上げるティントリップ“むちぷるティントリップ”(各770円)から秋冬の新色を発売する。カラーはデイリー使いしやすい大人なブラウン“チョコミルク”と、上品でセンシュアルな赤みを感じるローズピンク“フィグピューレ”の2色を用意した。

同商品はプランパーの効果で縦ジワをカバーし、艶のあるむっちりとした唇をかなえるティントリップだ。唇の上でとろけるメルティングオイルを配合した滑らかな塗り心地で、重ね塗りをしても重たい印象にならない。メイク中も唇に潤いを与えるヒアルロン酸やコラーゲンなど6種の保湿成分も配合している。

同日、フレグランスシリーズの“メイクミーハッピー”からネイルオイル(全3種うち限定1種、各770円)も新登場する。べたつきにくいサラっとした使用感で、爪や甘皮に潤いと艶を与えて乾燥を防ぐ。チューブタイプで、1滴ずつ塗布量を調整することも可能だ。香りはフレッシュなアロマティックハーバルとベルガモットジャスミンの定番の2種に加え、数量限定でももウーロンを販売する。

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「サロニア」が使わなくなった家電を次の資源に生かす「サロニア リサイクルボックス プロジェクト」を開始

I-ne(アイエヌイー)が展開するミニマル美容家電ブランド「サロニア(SALONIA)」は使わなくなった家電を次の資源に生かすサーキュラーエコノミー型プロジェクト「サロニア リサイクルボックス プロジェクト(SALONIA RECYCLE BOX PROJECT)」を開始した。期間限定でオープン中のポップアップ、サロニア デポ三井アウトレットパーク木更津店に回収ボックスを設置し、他社商品を含めた小型家電を回収する。

同プロジェクトは不要になった小型家電を小型家電リサイクル認定業者のリネットジャパンリサイクルと連携して実施する。店内に設置した専用の回収ボックスに入る大きさ(30cm×15cm)の小型家電が回収対象で、回収に協力するとオリジナルステッカーをプレゼントする。回収ボックスはエコロジーな資材の「リボード(RE-BOARD)」を採用した。

小型家電のリサイクル回収は、環境省・経済産業省の認定を受けた「認定事業者」に小型家電を送り、専門機機関が分解・破砕・選別資源を適切に取り出した後、原材料としてリサイクルする流れとなる。小型家電に含まれる鉄やアルミなどの金属は再利用できる貴重な資源であり、適切にリサイクル処理を行うことで、回収量の92%を再生利用できる。

「サロニア」は、持続可能な開発目標の一つである「12.つくる責任 つかう責任」に向き合い、アウトレット店舗「サロニア デポ(SALONIA DEPOT)」での販売による商品廃棄の減少や、店頭に小型家電回収BOXを設置することで、限りある資源が循環していく美しい社会の実現を目指す。

■「サロニア デポ三井アウトレットパーク木更津店」
場所:千葉県木更津市金田東3丁目1−1ー6380区画
オープン期間:11月4日~1月28日 10時~20時

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サステナビリティについて考えよう!:記者談話室vol.104

「WWDJAPAN」ポッドキャストの「記者談話室」は、ファッション業界のその時々のニュースや話題について、3人の記者が分かりやすく解説したり、時には脱線したりしながら、掘り下げていきます。

104回目の今回は「サステナビリティについて考えよう!」です。ファッション業界でも大きな課題となっているサステナビリティ。アパレルや小売業の現場ではどのような取り組みが行われているのでしょうか。この分野を担当する木村和花記者をゲストに迎えて、最新事情を教えてもらいました。

「記者談話室」ではみなさまからのお便りをお待ちしております。ご感想ご意見を聞かせてください。メールアドレスは、danwashitu@infaspub.co.jp です。

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サステナビリティについて考えよう!:記者談話室vol.104

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104回目の今回は「サステナビリティについて考えよう!」です。ファッション業界でも大きな課題となっているサステナビリティ。アパレルや小売業の現場ではどのような取り組みが行われているのでしょうか。この分野を担当する木村和花記者をゲストに迎えて、最新事情を教えてもらいました。

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資生堂「シセイドウメン」のブランドアンバサダーに反町隆史起用 売上高1.3倍の好調さに拍車をかける

資生堂はこのほど、メンズコスメ「シセイドウメン(SHISEIDO MEN)」のブランドアンバサダーに俳優の反町隆史を起用した。反町と妻で俳優の松嶋菜々子が出演する放映するテレビCM・ウエブ動画配信を11月22日から行う。「男の美しさは、肌に出る。」をキーメッセージに掲げ、スキンケアやメイクアップ商品を訴求しブランド認知度拡大を図る。

同社は「キーメッセージを体現する男性として反町さん一択だった」(岡部義昭・資生堂副社長兼チーフマーケティング&イノベーションオフィサー)ことから起用した。反町は「俳優業を始める19歳のときに『資生堂のCMに出演する』を目標に掲げていた。デビューから約5年後にかない、一つの目標を達成できたうれしさをいまだに覚えている。そこから20年ぶりに再度出演でき、妻とも共演できたのも記念すべきこと」と語った。

動画では日々のルーティン化するスキンケアをする姿を松嶋が見守り、そこから垣間見える反町の生き方や思いを松嶋がナレーションで表現する。ウエブ動画では、松嶋がおすすめする主力美容液“アルティミューン パワライジング コンセントレイト”(30mL、7700円/75mL、1万5400円)の使い方をレクチャーする「教わる夫」篇、反町が店舗カウンターに訪れる「マイ ファースト シセイドウ」篇を11月20日から順次公開する。

100年の肌研究の知見を生かした商品群

「シセイドウメン」は男性の肌バリア機能に着目したプレステージスキンケアブランドとして2003年誕生。日本のほか、欧州や中国で存在感を高めている。近年、ジェンダーフリーの化粧品が多い中で、男性に特化した商品を展開する理由として「長年、年代や性別による皮膚生理や志向性を100年以上にわたり研究してきた。男性と女性の肌は先天的、後天的な影響で違いがあることが分かっている。過剰な皮脂、乾燥、肌荒れといった男性特有の肌悩みを引き起こす、ディフェンス、バランス、リカバリーという要素を解明してきた。その知見を生かした『シセイドウメン』は高品質、高機能のスキンケア商品などを展開し続けている」と語る。

同ブランドはここ数年、売上高が前年比1.3倍で伸長する。百貨店や専門店、公式ECサイトで販売するが、女性の購買率が約半数を占める。「反町さんを起用した動画をきっかけに男性の購入率を高めたい。また、現在のEC購入率は2割程度で、将来的には7〜8割程度まで拡大し、店舗は体験の場として位置づけたい」という。そのため、公式サイトで男性向けの肌測定も導入した。

今後は国内の売り上げ拡大と共に、グローバルブランドとして「シセイドウメン」の価値を高めていく。

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「セルジュ・ルタンス」新作フレグランスはタバコの葉で作る甘い“煙のきらめき”

「セルジュ・ルタンス(SERGE LUTENS)」は、タバコの葉を使った新たなフレグランス“エクラン ドゥ フュメ(ECRIN DE FUMEE)”を11月21日から順次発売する。新作のオードパルファムは50mL(1万7710円)と100mL(2万6950円)の2種類をそろえる。

“エクラン ドゥ フュメ”は“煙のきらめき”という意味で、タバコの葉のほかにカカオとラム酒を配合し、ぜいたくで甘みのある、洗練された香りを表現している。同ブランドは新作について「人生を自由に謳歌する者へのオマージュ」とし、香りを手掛けたクリエイターのセルジュ・ルタンスは、フレグランスについての詩で「煙が立ち上がる情景、それは魅惑的で悲劇的な、失われた幻想を映すスクリーン」と綴っている。

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「オペラ」のプチプラマスカラから冬限定のアプリコットブラウンが登場

「オペラ(OPERA)」は11月24日、ロングセラーのマスカラ“マイラッシュ アドバンスト”(各1100円)から冬限定の“アプリコットブラウン”を発売する。

“マイラッシュ アドバンスト”は、2003年の発売から累計出荷本数1300万本を記録するロングセラーのマスカラ。まつ毛1本1本を際立たせ、印象的な目元をかなえる。限定の“アプリコットブラウン”はくすんだオレンジを混ぜた柔らかなブラウンで、こなれた存在感のあるまつ毛を演出する。

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VFC傘下の「ヴァンズ」と「ティンバーランド」のトップが退任 後任はいずれも未定

「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」「ヴァンズ(VANS)」「ティンバーランド(TIMBERLAND)」「シュプリーム(SUPREME)」などを擁するVFコーポレーション(VF CORPORATION)で、人事刷新が続いている。

10月30日には、主力である「ヴァンズ」のケヴィン・ベイリー(Kevin Bailey)=グローバル・ブランド・プレジデントが退任を発表。今後はVFCのエグゼクティブ・リーダーシップ・チームの一員として、「ヴァンズ」の立て直しや各ブランドの北米事業の強化、全社的な経費削減などを主軸とした事業改革プロジェクト“リインベント(Reinvent)”を率いる。後任は未定で、当面はブラッケン・ダレル(Bracken Darrell)VFC社長兼最高経営責任者(CEO)が「ヴァンズ」のトップの役割も担うという。

11月8日には、「ティンバーランド」のスージー・マルダー(Susie Mulder)=グローバル・ブランド・プレジデントが退任することが明らかに。同氏は2021年4月に現職として入社した。後任は未定で、当面はニナ・フラッド(Nina Flood)=ティンバーランドEMEA(欧州・中東・アフリカ)事業バイス・プレジデント兼ジェネラル・マネージャーが暫定的に同ブランドを率いる。

VFCは伸び悩みが続いており、23年7~9月期(第2四半期)決算の売上高は前年同期比1.5%減の30億3420万ドル(約4520億円)だった。営業損益は前年同期の9081万ドル(約135億円)の赤字から3億6292万ドル(約540億円)の黒字となったものの、純損失は1億1843万ドル(約176億円)から4億5069万ドル(約671億円)に拡大している。

ブランド別に見ると、「ヴァンズ」は同21.4%減の7億4880万ドル(約1115億円)と引き続き苦戦し、「ティンバーランド」も同6.8%減の4億8860万ドル(約728億円)と減収だった。一方、好調な「ザ・ノース・フェイス」は同18.7%増の11億2880万ドル(約1681億円)と大幅に業績を伸ばし、「ヴァンズ」の売り上げを超える結果となった。

10月20日には、“物言う株主”として知られる米投資会社エンゲージド・キャピタル(ENGAGED CAPITAL)がVFCの株式を取得し、傘下ブランドの戦略的見直しなどを要求したと海外メディアが報じた。同社はVFCが20年11月に21億ドル(約3129億円)で買収した「シュプリーム」について「リスクマネジメントが崩壊したとしか思えない案件」と評し、「ヴァンズ」と「ザ・ノース・フェイス」以外の傘下ブランドの見直しに加えて、3億ドル(約447億円)以上の経費削減、「ヴァンズ」と「ザ・ノース・フェイス」に対するテコ入れ策として1億ドル(約149億円)程度の投資、経営陣の刷新などを提言したという。一連の報道を受けて、VFCは、「エンゲージド・キャピタルが当社の株主となったことや、その発言について認識している。ダレル社長兼CEOをはじめとする取締役会と経営陣は、全ての株主の利益のため、VFCのポジションを強化し、力強く持続的に成長する収益性の高い企業へと復活させるべく、直ちに断固たるアクションを取っていく」と声明を発表している。

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「ボッテガ ヴェネタ」が三越日本橋本店でポップアップ “カバ”の限定カラーが登場

「ボッテガ ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」は11月29〜12月12日、三越日本橋本店350周年を祝し、職人技巧とクリエイティビティーにフォーカスしたポップアップを同店で開催する。

今回は、ブランドを象徴するイントレチャート技法で仕上げたトートバッグ、“カバ”の限定カラーが登場する。深みのあるガーネット色の“ミニ カバ”(71万5000円)とダークグレーの“ラージ カバ”(137万5000円)の2種をラインアップ。また、イントレチャート技法のみで縫わずに手作業で編み上げられたショルダーバッグ“トスカ“もそろえる。

会場では、2024年プレスプリングコレクションを、メンズ・ウィメンズ共にフルカテゴリーで展開するほか、「ボッテガ ヴェネタ」のバッグや革小物を唯一無二のアイテムにあつらえるメード・トゥ・オーダーを実施。「ボッテガ ヴェネタ」のクラフツマンシップを体感することができる。

■「ボッテガ ヴェネタ」三越日本橋本店ポップアップ
期間:11月29〜12月12日
営業時間:百貨店の営業時間に準ずる
場所:三越日本橋本店 本館1階中央ホール
住所:東京都中央区日本橋室町1-4-1

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大丸東京店で宇垣美里×岡田知子によるビューティトークセッションを開催 

大丸松坂屋が運営するコスメの情報メディア&オンラインストア「DEPACO(デパコ)」は、ホリデーシーズンに向けたビューティキャンペーン「大丸・松坂屋 冬のビューティアップ」を、12月25日まで開催中だ。その一環として12月9日、宇垣美里フリーアナウンサーと岡田知子ヘア&メイクアップアーティストによるトークショーを大丸東京店で行う。

トークショーでは、美容にまつわるホリデーシーズンのプレゼント選びのポイントやイチオシのコスメを対談形式でご紹介。当日はDEPACOインスタグラム(Instagram)でもトークショーの様子をライブ配信する。

■フリーアナウンサー、俳優・宇垣美里×ヘア&メイクアップアーティスト トークショー
日程: 12月9日
会場:大丸東京店特設会場
住所:東京都千代田区丸の内1-9-1 大丸東京店8階(イノダコーヒ横)
時間:13:00〜13:30/15:00〜15:30
※観覧無料、事前予約を受付中。当日入場の立ち見エリアあり
※事前応募なく当日来場の場合、混雑状況によって入場制限あり
URL:大丸東京店「Joyful gifts for you!」特設ページ

PROFILE:宇垣美里/フリーアナウンサー、俳優

(うがき・みさと)1991年生まれ 兵庫県出身 2019年3月にTBSを退社、4月よりオスカープロモーションに所属。 現在はフリーアナウンサー・俳優として、ドラマ、ラジオ、雑誌、CMのほか、執筆活動も行うなど幅広く活躍している。TBSラジオ『アフター6ジャンクション2』(月~木曜22:00〜/月曜担当)に出演中

PROFILE:岡田知子/ヘア&メイクアップアーティスト

(おかだ・ともこ)TRON所属。絶妙な色と質感のバランスで新たなメイクトレンドを生み出す。女性が持つ芯の美しさを表現したメイクが人気に。ファッション誌や美容誌をはじめ数多くのメディアや広告で引く手数多のヘア&メイクアップアーティスト

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大丸東京店で宇垣美里×岡田知子によるビューティトークセッションを開催 

大丸松坂屋が運営するコスメの情報メディア&オンラインストア「DEPACO(デパコ)」は、ホリデーシーズンに向けたビューティキャンペーン「大丸・松坂屋 冬のビューティアップ」を、12月25日まで開催中だ。その一環として12月9日、宇垣美里フリーアナウンサーと岡田知子ヘア&メイクアップアーティストによるトークショーを大丸東京店で行う。

トークショーでは、美容にまつわるホリデーシーズンのプレゼント選びのポイントやイチオシのコスメを対談形式でご紹介。当日はDEPACOインスタグラム(Instagram)でもトークショーの様子をライブ配信する。

■フリーアナウンサー、俳優・宇垣美里×ヘア&メイクアップアーティスト トークショー
日程: 12月9日
会場:大丸東京店特設会場
住所:東京都千代田区丸の内1-9-1 大丸東京店8階(イノダコーヒ横)
時間:13:00〜13:30/15:00〜15:30
※観覧無料、事前予約を受付中。当日入場の立ち見エリアあり
※事前応募なく当日来場の場合、混雑状況によって入場制限あり
URL:大丸東京店「Joyful gifts for you!」特設ページ

PROFILE:宇垣美里/フリーアナウンサー、俳優

(うがき・みさと)1991年生まれ 兵庫県出身 2019年3月にTBSを退社、4月よりオスカープロモーションに所属。 現在はフリーアナウンサー・俳優として、ドラマ、ラジオ、雑誌、CMのほか、執筆活動も行うなど幅広く活躍している。TBSラジオ『アフター6ジャンクション2』(月~木曜22:00〜/月曜担当)に出演中

PROFILE:岡田知子/ヘア&メイクアップアーティスト

(おかだ・ともこ)TRON所属。絶妙な色と質感のバランスで新たなメイクトレンドを生み出す。女性が持つ芯の美しさを表現したメイクが人気に。ファッション誌や美容誌をはじめ数多くのメディアや広告で引く手数多のヘア&メイクアップアーティスト

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サムスンが「ポケモン」の“モンスターボール”を模したワイヤレスイヤホン用ケースを発売

サムスン電子の“ポケボールカバー”(4480円)

サムスン電子ジャパンは11月20日、ワイヤレスイヤホン“ギャラクシーバッズ(GALAXY BUDS)”シリーズ用のケース“ポケボールカバー(POKE BALL COVER)”を発売した。「ポケットモンスター(略称ポケモン)」に登場する“モンスターボール(英名ポケボール)”を模したデザインで、価格は4480円。

サムスン電子は同商品を海外の一部で扱っていたが、今回、日本でも公式オンラインストアのみで数量限定で販売する。

>“ポケボールカバー”の販売サイト

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サムスンが「ポケモン」の“モンスターボール”を模したワイヤレスイヤホン用ケースを発売

サムスン電子の“ポケボールカバー”(4480円)

サムスン電子ジャパンは11月20日、ワイヤレスイヤホン“ギャラクシーバッズ(GALAXY BUDS)”シリーズ用のケース“ポケボールカバー(POKE BALL COVER)”を発売した。「ポケットモンスター(略称ポケモン)」に登場する“モンスターボール(英名ポケボール)”を模したデザインで、価格は4480円。

サムスン電子は同商品を海外の一部で扱っていたが、今回、日本でも公式オンラインストアのみで数量限定で販売する。

>“ポケボールカバー”の販売サイト

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ミラノ発「ボナベンチュラ」が銀座に旗艦店 テープカットに石原さとみ 

イタリア・ミラノ発のラグジュアリーレザーグッズブランド「ボナベンチュラ(BONAVENTURA)」 は11月10日に、東京・銀座のすずらん通り沿いに新たなフラッグシップショップをオープンする。日本では表参道店に続き、2店舗目のフラッグシップショップとなる。11月8日開催したオープニングセレモニーには、スペシャルゲストとして石原さとみが登場しマウロ・ベック=グローバルCEOと共にテープカットを行った。

同店は、“イタリアンモダンと柔らかな光が呼応し合うアート”をストアコンセプトに掲げる。売り場面積は195.25平方メートル。店内中央のらせん階段の手すりやスツール、家具には、ドイツの老舗タンナーのペリンガーのシュリンクレザーを採用し、こだわりを感じるマテリアル使いでタイムレスな美しさを追求するブランドの世界観を演出する。

1階は季節ごとに登場する新作のほか、バリエーション豊富なiPhoneケースなど、旬な打ち出しを楽しめる商品がそろう。2階はウォレットをはじめとしたスモールレザーグッズや、ミニマルなデザインで革本来の美しさを引き立てる主力のバッグをフルラインアップする。2階奥では、メンズラインを取り扱い、発売後2日で完売するほど人気のバックパック“ダビデ バック パック”など、ビジネスシーンに最適なアイテムが並ぶ。また箔押し機を常設し、一部の商品を対象に刻印を行うサービスを提供する。。

オープンを記念して、バッグとのコンビネーションを楽しめるリボンスカーフやアニマル モチーフのチャームを先行販売するほか、同店限定アイテムも販売予定だ。

「ボナベンチュラ」は、2014年にスタート。ブランド名は、イタリア語で“幸せ”を意味し、上質なモノを身近に持つことでいつもより幸せを感じてほしいという思いが込められている。本拠地ミラノのデザインチームが生み出すタイムレスで洗練された美しさと、細部にまでこだわった機能性、ヨーロッパの最高級素材がアイデンティティーとなっている。

■BONAVENTURA銀座店
オープン日:11月10日
住所:東京都中央区銀座5-6-2
時間:12:00〜21:00
定休日:なし

問い合わせ先
BONAVENTURA カスタマーサポート
(電話対応:平日 9:30~18:00)
050-3204-4803

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ミラノ発「ボナベンチュラ」が銀座に旗艦店 テープカットに石原さとみ 

イタリア・ミラノ発のラグジュアリーレザーグッズブランド「ボナベンチュラ(BONAVENTURA)」 は11月10日に、東京・銀座のすずらん通り沿いに新たなフラッグシップショップをオープンする。日本では表参道店に続き、2店舗目のフラッグシップショップとなる。11月8日開催したオープニングセレモニーには、スペシャルゲストとして石原さとみが登場しマウロ・ベック=グローバルCEOと共にテープカットを行った。

同店は、“イタリアンモダンと柔らかな光が呼応し合うアート”をストアコンセプトに掲げる。売り場面積は195.25平方メートル。店内中央のらせん階段の手すりやスツール、家具には、ドイツの老舗タンナーのペリンガーのシュリンクレザーを採用し、こだわりを感じるマテリアル使いでタイムレスな美しさを追求するブランドの世界観を演出する。

1階は季節ごとに登場する新作のほか、バリエーション豊富なiPhoneケースなど、旬な打ち出しを楽しめる商品がそろう。2階はウォレットをはじめとしたスモールレザーグッズや、ミニマルなデザインで革本来の美しさを引き立てる主力のバッグをフルラインアップする。2階奥では、メンズラインを取り扱い、発売後2日で完売するほど人気のバックパック“ダビデ バック パック”など、ビジネスシーンに最適なアイテムが並ぶ。また箔押し機を常設し、一部の商品を対象に刻印を行うサービスを提供する。。

オープンを記念して、バッグとのコンビネーションを楽しめるリボンスカーフやアニマル モチーフのチャームを先行販売するほか、同店限定アイテムも販売予定だ。

「ボナベンチュラ」は、2014年にスタート。ブランド名は、イタリア語で“幸せ”を意味し、上質なモノを身近に持つことでいつもより幸せを感じてほしいという思いが込められている。本拠地ミラノのデザインチームが生み出すタイムレスで洗練された美しさと、細部にまでこだわった機能性、ヨーロッパの最高級素材がアイデンティティーとなっている。

■BONAVENTURA銀座店
オープン日:11月10日
住所:東京都中央区銀座5-6-2
時間:12:00〜21:00
定休日:なし

問い合わせ先
BONAVENTURA カスタマーサポート
(電話対応:平日 9:30~18:00)
050-3204-4803

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「ランバン ラボ」第1弾、起用する米ラッパー、フューチャーの誕生日に販売開始

「ランバン(LANVIN)」は、さまざまな分野のクリエイターを招へいする新たなプロジェクト「ランバン ラボ(LANVIN LAB)」の第1弾として、クリエイティブ・ディレクターに起用したラッパーのフューチャー(Future)とのコレクションを11月20日に発売した。同日は、フューチャーの誕生日でもある。

音楽をテーマにした今回のコレクションはユニセックス向けで、フューチャーが得意とするレイヤードやテーラリングの要素を取り入れたウエアに、独特なセンスのアクセサリーを加えたラインアップ。フェイクファーの帽子はサングラスを合わせたり、フードを重ねたりその上に被ったり、オリジナルな着こなしも提案する。ベルトやバッグ、グローブ、レザーグッズなどには、随所にメタルのアクセントをプラス。「ランバン」のアーカイブを参考にしたレザージャケットは、メタリックなスタッズを刺しゅうし、星座を表現。また、1930〜40年代の「ランバン」の香水キャンペーンのタイポグラフィをデニムにプリントするなど、メゾンの歴史を再解釈した。またスリッパとピロー、マスクで構成するスリープセットに加えて、フューチャーによるスニーカー“カーブ 3.0(Curb 3.0)”も登場する。コレクションは今後、来年はじめにかけて数回にわたりアイテムをリリースする予定だ。

コレクションのシンボルとするのは、イーグル(ワシ)とスター(星)。イーグルは勇気と威厳、真実を呼び起こすとともに、⿃の⽬線で高く飛ぶという意味を持ち、スターは保護し、⼒を与え、前進する道を導くという思想を取り入れた。フューチャーは、「このコレクションでは、着たときに何かを感じられる雰囲気をつくった。『ランバン』の創業者ジャンヌ・ランバン(Jeanne Lanvin)は、彼女の人生とライフスタイルからインスピレーションを得ていたというが、その点では私たちも同じで、経験からクリエイティブを考えた」とコメントしている。

「ランバン ラボ」は、メゾンの歴史ある伝統と規範を明確に表現し拡⼤するために、さまざまな分野のクリエイターを起用し、夢と遊びの空間を提供するという新たなプロジェクト。

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「コーチ」が東京ミッドタウンにアイスリンクをオープン 鈴鹿央士と桜田ひよりが来場

「コーチ(COACH)」は、2024年2月25日までの期間限定で東京ミッドタウンに特別仕様のアイススケートリンクをオープンした。

オープンを祝して、会場には俳優の鈴鹿央士と桜田ひよりが来場。フォトジェニックなオリジナルツリーをはじめ、ホリデーシーズンならではのブランドの世界観を感じられる華やかな空間で屋外スケートとイルミネーションを楽しんだ。

また同ブランドは12月8〜28日に、東京ミッドタウンのガレリアB1アトリウムに“コーチ ホリデー 2023”ポップアップストアをオープンする。

店舗では、最新コレクションをはじめホリデーシーズンにぴったりのギフトアイテムがそろう。さらに、ポップアップストアの開店を記念して、スケートを楽しむブランドのアイコンキャラクター“レキシー(Rexy)”をあしらったウエアやバッグを数量限定で先行販売。期間中アイスリンクやポップアップストアに来場のうえ、ブランドの公式ラインを友達追加した人にはオリジナルラインスタンプをプレゼントする。

◼️“コーチ ミッドタウン アイス リンク”概要
開催期間:11月16日〜2024年2月25日 ※2024年1月1日は休館日のためクローズ
営業時間:11:00〜21:00 (20:00最終入場)
住所:東京都港区赤坂9丁目7-1 東京ミッドタウン 芝生広場
滑走料:有料

◼️“コーチ ホリデー 2023”ポップアップストア概要
開催期間:12月8〜28日
営業時間:11:00〜21:00
住所:東京都港区赤坂9丁目7ー1 東京ミッドタウン ガレリアB1アトリウム

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DXが遅れるファッションビジネスの“中核領域” 変革を成し遂げるためのカギを握る小売り向けPLMとは?

ファッション&ビューティ産業においても今や不可避となっているDX。国内外を問わず、多くの企業・ブランドがさまざまな分野のデジタル化を行っているが、日本でデジタル化が大きく遅れている領域がある。素材やデザイン、原価などを含む商品仕様管理、試作品管理、調達や品質、企画や量産の進捗管理といった商品の企画開発の領域だ。ファッション&ビューティビジネスの“中核”ともいえるこの領域のデジタル化を推進するのが小売り向けPLM(=Product Lifecycle Management)と呼ばれるソリューションであり、世界の有力企業が次々と導入を開始している。ファッション産業へのPLM導入をグローバルでリードし、世界で1万2800ブランドの導入実績を誇るセントリックソフトウェア(Centric Software)の橋永重弘セールスディレクターは「今こそ、デジタル変革を進める時だ」と語る。小売り向けPLMはファッション&ビューティ産業のモノ作りにどう変革を起こすのか。

DXの“空白地帯”と
なっているモノ作り領域

コロナ禍を経て、ファッション&ビューティ業界ではDXが大きく進展した。販売や接客のデジタル化に加え、実店舗とオンラインでの在庫の最適化、そして直近の売り上げ実績に基づく経営計画やMD計画においてもBIツールの活用などシステムによるサポートが進んでいる。しかしMD計画の後工程となる「商品企画から仕様確定までの領域」はデジタル化がほとんど進んでいないのが実情だ。量産発注の直前までは担当者のエクセル、電子メール、ファイルサーバーなどに商品企画情報が点在しており、正式発注の段階となってはじめてさまざまなデータが確定情報として整備されるのが一般的である。DXにおいて“空白地帯”となっているこの業務領域は、商品の企画から消費者の手に商品が渡るまでのプロセスのうち、約6〜8割の時間を占めているともいわれている。

モノ作りや商品企画領域のDXの遅れは、どのような問題を生むのだろうか。「現時点ではメールやエクセルを駆使して外部の協力会社との連携、商品製作の管理進行を各担当者が個別に行う手法が主流だ。しかし現状の手法では情報が点在しており、全社レベルでの品ぞろえの把握、企画の進捗確認、情報の集約には大変な手間と時間を要する。これが商品投入サイクルの短縮を難しくしている」と橋永ディレクターは指摘する。消費者がより多くの情報を手にする時代となり、トレンドの変化も早く、不確実性が増す現代において、従来と変わらぬ商品投入サイクルで事業を継続することはビジネスにもマイナスの影響をもたらす可能性がある。「投入サイクルが長くなると、トレンドとのズレが生じる可能性が高くなる。品ぞろえの精度低下、商品発注数の過不足、その結果、過剰在庫や売れ筋商品の品切れなど収益性の低下に繋がる。これは世界中のアパレルに共通の課題だが、特に日本のアパレルはサプライチェーンが複雑なため、企画段階を含め市場への商品投入のリードタイムが長く、グローバルな競争相手とハンデを背負って戦うことになってしまう」。

小売り向けPLMは、
モノ作りを一気通貫で管理する

小売り向けPLMは、さまざまな問題を発生させ得る属人的でアナログな商品企画管理をデジタル化により解決できるシステムだ。これまでも、素材管理、調達管理など個別の領域をサポートするシステムは一部存在していたが、セントリックPLMはMD、企画、調達、生産、品質、オペレーション、販売、マーケティング、そして社外のサプライヤーを含めた関係者がデジタルでリアルタイムに協業することを可能にするプラットフォームである。素材、仕様、コスト、調達、品質、そして全体の進捗を一元的に管理することで、マニュアル作業に費やされてきた非効率な工数を削減し、生産性向上や商品投入サイクルの短縮化、売り上げの増大、利益の増加、コストの低減などに繋げる。橋永ディレクターはこう続ける。「目が届く規模であれば、こういった情報の一元管理はできていたはず、しかし規模が拡大したにもかかわらず、長年に渡り仕組みを変えずにアナログで属人的な管理手法を継続した結果、力ずくでの情報管理を強いられているのが実態ではないか。セントリックPLMはこの領域を一気通貫でデジタル化することができるからこそ世界中の小売りからの支持が急速に高まった」。

具体的な機能の一例として、各担当者が個別に管理していた情報をセントリックPLMで一元管理すると、全ての情報を月別や素材別、サプライヤー別などさまざまな軸から簡単に確認できる上、ブランド別×カテゴリー別といった複数の条件を組み合わせて見ることが可能となる。集約された情報は明細へのドリルダウンも可能であり、最新かつ正確な商品仕様の迅速な確認や商品計画の全体像を容易に把握できる。従来は多岐にわたる商品情報を手動で集めて製作されていた商品投入の承認を得るための資料も瞬時に準備することが可能だ。実例として、シーズン毎に最大1週間を要していた商品企画承認のための準備時間を年4回分削減したケースもあるという。商品開発における進捗管理も一括で行えるため、開発が今どこまで進行しているのか、遅延は起きていないかなど外部と協業しながら管理できる。

素材調達においても、PLMを活用することでコストの削減に繋がる。例えばブランドが異なると複数商品で同じ素材を使っているのに、別々に素材調達をしている場合がある。こうしたケースにおいては企画段階の調達業務の見える化により戦略的な調達体制を構築することができる。複数のサプライヤーから見積もりを取得し、より適切で安価な提案を選ぶといったことも可能だ。そもそも今までは忙しすぎて相見積もりをする余裕すらないという声も聞く。

「ファッション&ビューティ業界のモノ作りにおいては“感性”も重要な要素です。感性をデジタルで表現することは難しく、この領域のシステム化が遅れてしまったという側面はあるかもしれません。短期、多品種小ロットへの対応が求められるなどマーケットの要求は厳しい。しかし煩雑な情報管理に時間や工数を取られてしまうことで、“感性”を働かせるべき本来の業務自体に時間を割くことができなくなるのは本末転倒だ。小売り向けPLMは業務の効率性・生産性の向上を通じて、本来のモノ作りを行えるよう支援する基盤でもある。セントリックPLMは商品仕様に関わるテクニカル情報、原価などの数字関連、調達などの業務プロセスをカバーするだけでなく、ファッション&ビューティ業界において重要な要素であるビジュアル面も高い精度で社内外の関係者とコミュニケーションできる。質の高いビジュアルコミュニケーションを支援し“感性”をデジタルで伝えられることもセントリックが選ばれている理由のひとつだ」と橋永ディレクター。

実際の導入効果は?

セントリックPLM導入は、実際にどれほどの効果を生んでいるのか。セントリックPLMでは、商品の市場投入期間の10〜50%短縮、業務の生産性向上の10〜50%向上、商品原価の5〜15%低減、収益性の5〜10%増加が見込めるという。

またサステナビリティなど、社会的責任を果たすための重要な基盤としてもセントリックPLMは機能する。「サステナビリティ対応に伴って、生地や原材料の産地、環境負荷といった情報の管理が求められます。本当に必要なタイミングになってから動き出すのでは対応が遅れてしまう。商品や生地、サプライヤーの情報を標準化し、まずは全社レベルでの素材情報の一元管理を行える体制を整える必要があるのではないか」と橋永ディレクターは語る。

一定以上の導入効果が期待できるだけでなく、今後要求されるサステナビリティへの対応の準備としても有効なPLMだが、導入時のトラブルなどはないのだろうか。「導入に際しては社内の業務やデータ項目を分析し標準化に取り組む必要があります。システムの導入は我々が支援を行いますが、セントリックPLMを活用していただくためにお客さま自身にプロジェクトをリードしていただく手法を取っています。先般開催された弊社カンファレンスのパネルディスカッションに登壇された全てのお客さまに「導入に苦労をしたのは事実、しかしセントリックを導入して本当によかった」とおっしゃっていただきました」と橋永ディレクター。この導入企業がシステムを”自分ゴト化”する手法により、セントリックソフトウェアのPLMは導入成功率が100%、サービスの契約更新率が99%と非常に高い水準を誇っている。

提供サービスの拡張や新プランも追加。
デジタル変革実現を強力に支援

セントリックは現在、商品企画領域のデジタル化だけでなく、MD計画などのプランニング領域やAI技術を活用した価格の最適化にまでサービスを拡張。直近では、より短期の導入が可能で導入費用を抑えた中小事業者向けPLMソリューションの提供も日本で開始している。「お客さまのデジタル変革をご支援するためにはソフトウエアを提供するだけでは不十分と我々は考えています。グローバルで蓄積してきた小売り向けPLMの活用における知恵やノウハウを、お客さまとの対話を通じて届けていくことが必要。日本チームのメンバーはITに精通しているだけでなく、業務の理解も深い。グローバルチームとも日常的に連携しており、日本のお客さまに対するセントリック本社からの支援体制も手厚い。この領域でのDX推進の勘所を理解している当社だからこそ提供できるサービスを日本でもしっかり届けていきたい」。

EDIT & TEXT : SHIN ISHIZUKA
問い合わせ先
セントリックソフトウェア
mailto:sales.jp@centricsoftware.com

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「ワイルド シングス」と子ども服の「オージュ」がコラボでアウターとハットを発売

アウトドアブランド「ワイルド シングス(WILD THINGS)」とファッションディレクター・野尻美穂が手掛ける子ども服ブランド「オージュ(OOJU)」がコラボレーションアイテムを発売する。ラインアップは“モンスターパーカー”(1万6500円)と“キルティングハット”(キッズ:6600円、ウィメンズ:7920円)で、11月22日に「オージュ」の公式オンラインストアで限定発売する。

「ワイルドシングス」の代表モデルである“モンスターパーカー”は、ミリタリーの中に都会的な雰囲気をプラスした多機能アウター。今回は大人のデザインを子ども用に落としこみ、デザイン性と機能性を兼ね備えたアイテムに仕上げた。袖には“WILD THINGS”と“ooju”のダブルロゴを配している。サイズは、1(80〜90cm)、2(95〜105cm)、3(110〜120cm)、4 (125〜135cm)を用意する。

“キルティングハット”は、大きめのオニオンキルティングが特徴。中綿の仕様で保温性があるだけでなく、アジャスター付きで幅広い年齢に対応可能だ。キッズと大人サイズを用意し、お揃いでも着用できる。

「オージュ」は“子ども服ではなく、私たちが可愛いと思う小さな服”をコンセプトに掲げるブランド。子どもたちにも年齢や体型、性別に縛られず自分らしくファッションを楽しんで欲しいという想いから生まれた。

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「ワイルド シングス」と子ども服の「オージュ」がコラボでアウターとハットを発売

アウトドアブランド「ワイルド シングス(WILD THINGS)」とファッションディレクター・野尻美穂が手掛ける子ども服ブランド「オージュ(OOJU)」がコラボレーションアイテムを発売する。ラインアップは“モンスターパーカー”(1万6500円)と“キルティングハット”(キッズ:6600円、ウィメンズ:7920円)で、11月22日に「オージュ」の公式オンラインストアで限定発売する。

「ワイルドシングス」の代表モデルである“モンスターパーカー”は、ミリタリーの中に都会的な雰囲気をプラスした多機能アウター。今回は大人のデザインを子ども用に落としこみ、デザイン性と機能性を兼ね備えたアイテムに仕上げた。袖には“WILD THINGS”と“ooju”のダブルロゴを配している。サイズは、1(80〜90cm)、2(95〜105cm)、3(110〜120cm)、4 (125〜135cm)を用意する。

“キルティングハット”は、大きめのオニオンキルティングが特徴。中綿の仕様で保温性があるだけでなく、アジャスター付きで幅広い年齢に対応可能だ。キッズと大人サイズを用意し、お揃いでも着用できる。

「オージュ」は“子ども服ではなく、私たちが可愛いと思う小さな服”をコンセプトに掲げるブランド。子どもたちにも年齢や体型、性別に縛られず自分らしくファッションを楽しんで欲しいという想いから生まれた。

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「麻布台ヒルズ」先行公開 肥沃な「港区マーケット」取り込む

森ビルは20日、大型複合施設「麻布台ヒルズ」(港区)を24日の開業に先駆けて関係者に公開した。約8.1ヘクタールの広大な敷地に、オフィス、商業施設、住宅、文化施設、教育、医療などの都市機能が入り、開発規模は2003年開業の六本木ヒルズ(約11.6ヘクタール)に匹敵する。商業施設は高級店を充実させており、「エルメス」「ディオール」をはじめとしたラグジュアリーブランドや有力セレクトショップが入る。

商業施設は来年春の全面開業時には、店舗面積2万3000平方メートルに約150店舗が営業することになる。

24日時点で開業するのは、高さ日本一となる森JPタワーの足元の商業ゾーン「タワープラザ」(1万1500平方メートル、59店舗)など。ラグジュアリーブランドや高級レストランは新たに開通した桜麻通り沿いの商業ゾーン「ガーデンプラザ」(80店舗)に集積されるが、こちらは来年2月以降に順次開業する。

高価格帯の商品を手厚く

タワープラザにはファッション関連では「ユナイテッドアローズ ウィメンズストア」(ユナイテッドアローズ)、「キャバン」(トゥモローランド)、「メゾン エ ヴォヤージュ」(同)、「ル グランド クローゼット ドゥ パリゴ」(アクセ)、「ジェンテ ディ マーレ」(豊田貿易)、「ザ・ストア バイシー」(アバハウス)、「セオリー」(ファースリテイリング)、「デンハム」(デンハムジャパン)、「ルルレモン」(ルルレモンアスレティカJP)、「ザ・コンランショップ東京」(コンランショップ・ジャパン)などが入る。

テナント各社が麻布台ヒルズに期待するのは、足元の肥沃な港区マーケットである。各種の調査によると、港区住民の平均所得は東京23区平均の2倍、全国平均の3倍の1200万円以上。上位の富裕層はさらに多くの金融資産を保有しており、近年の株高でいっそう裕福になった。港区は人口26万人にすぎないが、消費マーケットとして見た場合、飛び抜けて肥沃なのだ。実際、銀座や新宿の百貨店や高級ブランド店でも港区の顧客が多い。同じ森ビルが運営し、今年20周年を迎えた六本木ヒルズも港区の近隣住民がラグジュアリーブランドやセレクトショップを買い支え、22年度に過去最高売上高を達成した。

セレクトショップ「ル グランド クローゼット ドゥ パリゴ」を出店したアクセの高垣孝久社長は「港区には購買力があり、目利きのお客さまが多い。そのニーズに応えるために新業態での出店を決めた」と話す。「メゾン エ ヴォヤージュ」「キャバン」の2店舗を出したトゥモローランドの中塚達徳・店舗開発部長は「当社の都内の既存店にも港区にお住まいの上顧客が多い。そのお客さまの近くに拠点を設けるのが悲願だった」と説明する。TSIの婦人服「ルフィル」は麻布台ヒルズの店舗のためにカシミヤコート(20万円〜)のコレクションを用意した。

いずれも都内の既存店に比べて、高価格帯の商品を手厚くそろえ、高い客単価を見込む。麻布台ヒルズ内のレジデンスの住民やオフィスで働く人、近隣の港区の住民など、足元商圏の購買力への期待は高い。

六本木ヒルズと相乗効果を作れるか

来年2月以降に順次開業するガーデンプラザのラグジュアリーブランドも近隣住民に照準を合わせての出店だ。「エルメス」「ディオール「セリーヌ」「ブルガリ」「ボッテガ・ヴェネタ」といった顔ぶれがそろう。これらは桜麻通りに路面店として集まっているが、「エルメス」は芝生が広がる中央広場に独立した店舗として立地する。

麻布台ヒルズは、同じ森ビルが運営する六本木ヒルズとも近いため、カニバリゼーション(食い合い)を危惧する声もあるが、森ビルで商業リーシングを担当した栗原弘一・常務執行役員はその心配はないという。「むしろ相乗効果が出る。虎ノ門から六本木にかけては一つのマーケットであり、新しい国際ゾーンになる。東京ミッドタウン(運営・三井不動産)も含めたグレーター六本木・広域六本木が、ラグジュアリーのリテールゾーンとして、将来的には銀座という最強エリアに続く存在になっていきたいし、新しいお客さまを他のエリアからも集めて、新しい強いマーケットを作っていきたい」と話す。

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「麻布台ヒルズ」先行公開 肥沃な「港区マーケット」取り込む

森ビルは20日、大型複合施設「麻布台ヒルズ」(港区)を24日の開業に先駆けて関係者に公開した。約8.1ヘクタールの広大な敷地に、オフィス、商業施設、住宅、文化施設、教育、医療などの都市機能が入り、開発規模は2003年開業の六本木ヒルズ(約11.6ヘクタール)に匹敵する。商業施設は高級店を充実させており、「エルメス」「ディオール」をはじめとしたラグジュアリーブランドや有力セレクトショップが入る。

商業施設は来年春の全面開業時には、店舗面積2万3000平方メートルに約150店舗が営業することになる。

24日時点で開業するのは、高さ日本一となる森JPタワーの足元の商業ゾーン「タワープラザ」(1万1500平方メートル、59店舗)など。ラグジュアリーブランドや高級レストランは新たに開通した桜麻通り沿いの商業ゾーン「ガーデンプラザ」(80店舗)に集積されるが、こちらは来年2月以降に順次開業する。

高価格帯の商品を手厚く

タワープラザにはファッション関連では「ユナイテッドアローズ ウィメンズストア」(ユナイテッドアローズ)、「キャバン」(トゥモローランド)、「メゾン エ ヴォヤージュ」(同)、「ル グランド クローゼット ドゥ パリゴ」(アクセ)、「ジェンテ ディ マーレ」(豊田貿易)、「ザ・ストア バイシー」(アバハウス)、「セオリー」(ファースリテイリング)、「デンハム」(デンハムジャパン)、「ルルレモン」(ルルレモンアスレティカJP)、「ザ・コンランショップ東京」(コンランショップ・ジャパン)などが入る。

テナント各社が麻布台ヒルズに期待するのは、足元の肥沃な港区マーケットである。各種の調査によると、港区住民の平均所得は東京23区平均の2倍、全国平均の3倍の1200万円以上。上位の富裕層はさらに多くの金融資産を保有しており、近年の株高でいっそう裕福になった。港区は人口26万人にすぎないが、消費マーケットとして見た場合、飛び抜けて肥沃なのだ。実際、銀座や新宿の百貨店や高級ブランド店でも港区の顧客が多い。同じ森ビルが運営し、今年20周年を迎えた六本木ヒルズも港区の近隣住民がラグジュアリーブランドやセレクトショップを買い支え、22年度に過去最高売上高を達成した。

セレクトショップ「ル グランド クローゼット ドゥ パリゴ」を出店したアクセの高垣孝久社長は「港区には購買力があり、目利きのお客さまが多い。そのニーズに応えるために新業態での出店を決めた」と話す。「メゾン エ ヴォヤージュ」「キャバン」の2店舗を出したトゥモローランドの中塚達徳・店舗開発部長は「当社の都内の既存店にも港区にお住まいの上顧客が多い。そのお客さまの近くに拠点を設けるのが悲願だった」と説明する。TSIの婦人服「ルフィル」は麻布台ヒルズの店舗のためにカシミヤコート(20万円〜)のコレクションを用意した。

いずれも都内の既存店に比べて、高価格帯の商品を手厚くそろえ、高い客単価を見込む。麻布台ヒルズ内のレジデンスの住民やオフィスで働く人、近隣の港区の住民など、足元商圏の購買力への期待は高い。

六本木ヒルズと相乗効果を作れるか

来年2月以降に順次開業するガーデンプラザのラグジュアリーブランドも近隣住民に照準を合わせての出店だ。「エルメス」「ディオール「セリーヌ」「ブルガリ」「ボッテガ・ヴェネタ」といった顔ぶれがそろう。これらは桜麻通りに路面店として集まっているが、「エルメス」は芝生が広がる中央広場に独立した店舗として立地する。

麻布台ヒルズは、同じ森ビルが運営する六本木ヒルズとも近いため、カニバリゼーション(食い合い)を危惧する声もあるが、森ビルで商業リーシングを担当した栗原弘一・常務執行役員はその心配はないという。「むしろ相乗効果が出る。虎ノ門から六本木にかけては一つのマーケットであり、新しい国際ゾーンになる。東京ミッドタウン(運営・三井不動産)も含めたグレーター六本木・広域六本木が、ラグジュアリーのリテールゾーンとして、将来的には銀座という最強エリアに続く存在になっていきたいし、新しいお客さまを他のエリアからも集めて、新しい強いマーケットを作っていきたい」と話す。

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「麻布台ヒルズ」先行公開 肥沃な「港区マーケット」取り込む

森ビルは20日、大型複合施設「麻布台ヒルズ」(港区)を24日の開業に先駆けて関係者に公開した。約8.1ヘクタールの広大な敷地に、オフィス、商業施設、住宅、文化施設、教育、医療などの都市機能が入り、開発規模は2003年開業の六本木ヒルズ(約11.6ヘクタール)に匹敵する。商業施設は高級店を充実させており、「エルメス」「ディオール」をはじめとしたラグジュアリーブランドや有力セレクトショップが入る。

商業施設は来年春の全面開業時には、店舗面積2万3000平方メートルに約150店舗が営業することになる。

24日時点で開業するのは、高さ日本一となる森JPタワーの足元の商業ゾーン「タワープラザ」(1万1500平方メートル、59店舗)など。ラグジュアリーブランドや高級レストランは新たに開通した桜麻通り沿いの商業ゾーン「ガーデンプラザ」(80店舗)に集積されるが、こちらは来年2月以降に順次開業する。

高価格帯の商品を手厚く

タワープラザにはファッション関連では「ユナイテッドアローズ ウィメンズストア」(ユナイテッドアローズ)、「キャバン」(トゥモローランド)、「メゾン エ ヴォヤージュ」(同)、「ル グランド クローゼット ドゥ パリゴ」(アクセ)、「ジェンテ ディ マーレ」(豊田貿易)、「ザ・ストア バイシー」(アバハウス)、「セオリー」(ファースリテイリング)、「デンハム」(デンハムジャパン)、「ルルレモン」(ルルレモンアスレティカJP)、「ザ・コンランショップ東京」(コンランショップ・ジャパン)などが入る。

テナント各社が麻布台ヒルズに期待するのは、足元の肥沃な港区マーケットである。各種の調査によると、港区住民の平均所得は東京23区平均の2倍、全国平均の3倍の1200万円以上。上位の富裕層はさらに多くの金融資産を保有しており、近年の株高でいっそう裕福になった。港区は人口26万人にすぎないが、消費マーケットとして見た場合、飛び抜けて肥沃なのだ。実際、銀座や新宿の百貨店や高級ブランド店でも港区の顧客が多い。同じ森ビルが運営し、今年20周年を迎えた六本木ヒルズも港区の近隣住民がラグジュアリーブランドやセレクトショップを買い支え、22年度に過去最高売上高を達成した。

セレクトショップ「ル グランド クローゼット ドゥ パリゴ」を出店したアクセの高垣孝久社長は「港区には購買力があり、目利きのお客さまが多い。そのニーズに応えるために新業態での出店を決めた」と話す。「メゾン エ ヴォヤージュ」「キャバン」の2店舗を出したトゥモローランドの中塚達徳・店舗開発部長は「当社の都内の既存店にも港区にお住まいの上顧客が多い。そのお客さまの近くに拠点を設けるのが悲願だった」と説明する。TSIの婦人服「ルフィル」は麻布台ヒルズの店舗のためにカシミヤコート(20万円〜)のコレクションを用意した。

いずれも都内の既存店に比べて、高価格帯の商品を手厚くそろえ、高い客単価を見込む。麻布台ヒルズ内のレジデンスの住民やオフィスで働く人、近隣の港区の住民など、足元商圏の購買力への期待は高い。

六本木ヒルズと相乗効果を作れるか

来年2月以降に順次開業するガーデンプラザのラグジュアリーブランドも近隣住民に照準を合わせての出店だ。「エルメス」「ディオール「セリーヌ」「ブルガリ」「ボッテガ・ヴェネタ」といった顔ぶれがそろう。これらは桜麻通りに路面店として集まっているが、「エルメス」は芝生が広がる中央広場に独立した店舗として立地する。

麻布台ヒルズは、同じ森ビルが運営する六本木ヒルズとも近いため、カニバリゼーション(食い合い)を危惧する声もあるが、森ビルで商業リーシングを担当した栗原弘一・常務執行役員はその心配はないという。「むしろ相乗効果が出る。虎ノ門から六本木にかけては一つのマーケットであり、新しい国際ゾーンになる。東京ミッドタウン(運営・三井不動産)も含めたグレーター六本木・広域六本木が、ラグジュアリーのリテールゾーンとして、将来的には銀座という最強エリアに続く存在になっていきたいし、新しいお客さまを他のエリアからも集めて、新しい強いマーケットを作っていきたい」と話す。

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「サムソナイト」113年目の新たな“航海”へ 三吉彩花も来場した大規模イベント

世界130カ国以上で販売し、100年以上の歴史を持つバッグブランド「サムソナイト(SAMSONITE)」は、アジア太平洋地域を対象にしたイベント“デスティネーション・サムソナイト:ヴォヤージング・スルー・タイム(Destination Samsonite: Voyaging Through Time)”をシンガポールで10月31日に開催した。アジア各国からアンバサダーやメディアを集めてブランドの歴史と特徴を発信し、1日以降はエンドユーザーに向けても開場した。

歴史、機能、環境との共生
ブランドの“強み”を発信

「サムソナイト」は今年で創業113年を迎えた。会場では、ブランドの歴史とアイテムの特徴を発信するさまざまなコンテンツを用意した。

コレクションの軌跡をたどる展示では、1974年に発売した世界初のキャスター付きバッグ“シルエット(SILHOUETTE)”をはじめ、花柄のテキスタイルでヨーロッパを中心にヒットした“ファッショネア(FAHIONAIRE)”、2005年に発売した「アレキサンダー・マックイーン(ALEXANDER MCQUEEN)」とのコラボバッグなどを紹介。また、機能性を伝える企画として、高さ2メートルほどのドラムを回して、中に入ったバッグの耐久性のテストが体験できるコーナーや、凸凹の路面上でスーツケースを動かし、キャスターの走行性能を体験するエリアなども用意した。さらに、同ブランドの持続可能性に対する姿勢を示すブースを設け、ペットボトルをライニング素材にリサイクルする工程を説明した。

「サムソナイト」が大規模なグローバルイベントを開催するのは4年ぶり。以前は毎年実施していたものの、コロナ以降は開催を見送っていた。今回の開催地に選んだシンガポールは、同ブランドのヘッドクオーターを構える場所でもある。「サムソナイト」アジア太平洋地域および中東担当プレジデントのスブラタ・ドゥタ(Subrata Dutta)は、「シンガポールはビジネスとテクノロジーの国際的な拠点であり、“世界中のトラベラーにスマートなトラベルソリューションを提供する”という当社の目標を体現する場所でもある。(この地で)伝統と革新、スタイルと機能性を融合させて、旅のあり方を再定義するイベントを開くことができ光栄だ。私たちはブランドの精神に基づいて、新たな航海に乗り出す」と語った。

冒険心をくすぐる
3つの新作

会場ではブランドの歴史を振り返るとともに、2024年に発売する3つの新コレクションも披露した。ミニマルなデザインでビジネスパーソンから支持を集めるバッグシリーズ“エヴォア(EVOA)”からは、光沢のある素材使いと、フチに配したアルミプレートで、より洗練された印象を与える“エヴォアZ(EVOA Z)”が登場。1940年代に発売した、木製の骨組みとレザー調の印刷物で表層したモデルの復刻版“ストリームライト ネオ(STREAMLITE NEO)”は、クラシカルな外観を受け継ぎながら、ポリカーボネートをメイン素材に使ってモダンに進化させた。また、超軽量素材をつかった“サムソナイト・ブラックレーベル(SBL)”の新作“メジャー ライト(MAJOR-LITE)”も登場。落ち着いたトーンが気品を漂わせる。

三吉彩花にとっての“旅”とは?
各国セレブが大集結

会場にはアジア各国のセレブリティーが集まった。日本から俳優の三吉彩花が来場したほか、韓国の俳優イ・ドンウク(Lee Dong Wook)、香港のジェフリー・ガイ(Jeffrey Ngai)、インスタグラムで1000万以上のフォロワーを抱えるフィリピンのハート・エヴァンジェリスタ(Heart Evangelista)とピア・ウォルツバック(Pia Wurtzbach)ら、豪華ゲストが駆けつけた。

WWDJAPAN(以下、WWD):「サムソナイト」のイメージは?

三吉彩花(以下、三吉):一言で言えば“機能性”です。普段から愛用していて、どれも使いやすいものばかり。デザインとカラーのバリエーションも多く、旅に合わせて最適なモデルを選ぶ楽しみもあります。

WWD:お気に入りモデルは?

三吉:“ライトボックス アル(LITE-BOX ALU)”です。今年仕事でパリに行ったとき、持参したバッグの容量が足りなくなって現地で購入しました。正方形に近い形がかわいいし、とにかく容量が大きいんです。ブーツやヒールといったかさばる荷物もきれいに収納できて、長期滞在に重宝しています。

WWD:三吉さんにとって“旅”とは?

三吉:私は飽き性で、変わり映えのない毎日は楽しめないタイプ。お仕事や旅行で海外に行くと、いつもの日常が鮮やかに彩られて、楽しく向き合うことができる。だから旅は、自分にとって必要不可欠な存在です。

ショートムービーで
イベントを追体験

イベントの様子を収めたショートムービーも公開。ブランドの世界観と、熱気に包まれた会場のムードを、動画から味わってみよう。

問い合わせ先
サムソナイト・ジャパン
0800-12-36910

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【2023クリスマスコフレ】デンタルブランド「マービス」が歯磨き粉3種セットのコフレを発売

イタリア発のデンタルブランド「マービス(MARVIS)」は11月8日、ホリデーコフレ“クリスマス・ストッキング”(2310円)を日本限定で発売した。赤、白、緑のクリスマスカラーを表現した3種類のミニサイズの歯磨き粉を組み合わせている。

クリスマスストッキング型のオリジナルポーチに、すっきりとした爽快感が味わえる“クラシック ストロング・ミント”と、人気のフレーバー“ホワイト・ミント ”(各25mL)、甘くスパイシーなシナモンが広がる“シナモン・ミント”(10mL)の3種を詰め込んだ。

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新宿ルミネ2の「クラネ」が単日売り上げ3700万円 改装オープンで

クラネデザイン(松本恵奈代表)の「クラネ(CLANE)」新宿ルミネ2店が9月7日に改装オープンし、この日の単日売上高が館の最高記録となる3760万円(売上金の一部に事前予約販売分も含む)に達した。この時期の単日売上高としては、「普段の30倍以上」(広報担当者)という。

全面リニューアルは、2016年3月10日のオープン以来初めて。壁面をモルタルで塗った白基調の内装から、木目調や大理石調の什器などを取り入れ、温かみのある空間に刷新した。リニューアル当日には限定・先行販売12型を用意。松本代表も店舗に立つことをSNSで周知し、話題作りと集客に力を入れた。

この日の売上高は、あらかじめ組んでいた予算の倍以上の数字だったという。「自分たちの想像が追いつかないくらい、『クラネ』の認知が高まり、皆さまに愛していただけているのだと実感した」と松本代表は話す。「運営チームと商品、お客さまがなければ到達できなかった数字だと思う。改装の準備は血を吐くほど大変だったけれど(笑)、これに満足せず突き進んでいきたい」。

24年には京都、福岡に新店をオープン予定で、全6店舗体制とする計画だ。

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平野紫耀&神宮寺勇太&岸優太のNumber_iが「ヴォーグ ジャパン」の「YSL」コンテンツに登場 香水“リブレ”は品切れ&入荷待ちに

「サンローラン(YVES SAINT LAURENT)」は11月20日、トゥービー(TOBE)に所属するNumber_iのメンバーの平野紫耀、神宮寺勇太、岸優太を起用し、「ヴォーグ ジャパン(VOGUE JAPAN)」公式ウェブサイトでタイアップ デジタルコンテンツを公開した。情報解禁の3時間後(11時現在)、ブランドを代表する“リブレ”シリーズから紹介した各種フレグランスは入荷待ちまたは在庫切れとなっており、すでに大きな反響を呼んでいる。

“自由の香りとともに、新たなステージへ”をテーマにした同コンテンツ。公開中の動画ではクールに、自由に、しなやかにポージングする3人が映し出されている。“リブレ オーデパルファム”(50mL、1万7600円)について、平野は「最初はエレガントでスパイシーなのに、あとに甘さが残るのもいい」とコメント。神宮寺は“リブレ オーデパルファム アンタンス”(50mL、1万9580円)を「かちっとドレスアップした時につけたい、上品で大人な香り」と話し、岸は“リブレ オーデトワレ”(50mL、1万5070円)について「男性ならスーツ、女性ならドレスを楽しむときにぴったり」と語った。

Number_iは2023年10月に結成したグループで、平野紫耀、神宮寺勇太、岸優太の3人。11月20日現在、平野の公式インスタグラムのフォロワー数は408万人で神宮寺は205万人、岸の公式X(旧ツイッター)のフォロワー数は80.2万人と人気を集めている。

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平野紫耀&神宮寺勇太&岸優太のNumber_iが「ヴォーグ ジャパン」の「YSL」コンテンツに登場 香水“リブレ”は品切れ&入荷待ちに

「サンローラン(YVES SAINT LAURENT)」は11月20日、トゥービー(TOBE)に所属するNumber_iのメンバーの平野紫耀、神宮寺勇太、岸優太を起用し、「ヴォーグ ジャパン(VOGUE JAPAN)」公式ウェブサイトでタイアップ デジタルコンテンツを公開した。情報解禁の3時間後(11時現在)、ブランドを代表する“リブレ”シリーズから紹介した各種フレグランスは入荷待ちまたは在庫切れとなっており、すでに大きな反響を呼んでいる。

“自由の香りとともに、新たなステージへ”をテーマにした同コンテンツ。公開中の動画ではクールに、自由に、しなやかにポージングする3人が映し出されている。“リブレ オーデパルファム”(50mL、1万7600円)について、平野は「最初はエレガントでスパイシーなのに、あとに甘さが残るのもいい」とコメント。神宮寺は“リブレ オーデパルファム アンタンス”(50mL、1万9580円)を「かちっとドレスアップした時につけたい、上品で大人な香り」と話し、岸は“リブレ オーデトワレ”(50mL、1万5070円)について「男性ならスーツ、女性ならドレスを楽しむときにぴったり」と語った。

Number_iは2023年10月に結成したグループで、平野紫耀、神宮寺勇太、岸優太の3人。11月20日現在、平野の公式インスタグラムのフォロワー数は408万人で神宮寺は205万人、岸の公式X(旧ツイッター)のフォロワー数は80.2万人と人気を集めている。

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「ルイ・ヴィトン」から新作バッグ ユニークな着想源やカラー展開が特徴

「ルイ・ヴィトン」の2024年クルーズコレクションの新作バッグ

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、2024年クルーズコレクションから新作バッグを発売した。

「ショッピングバッグに着想した」というユニークなフォームが目を引く“アトランティス”(40万5900円〜)や、「今季ならではのカラーで展開する」“アルマ”(47万8500円〜)などをそろえる。

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Adoと「ハレ」のコラボアイテムが発売 「ドットエスティ」で完全予約受注生産

アダストリアのECモール「ドットエスティ(.st)」は、歌手のAdoと「ハレ(HARE)」がコラボしたアイテムの予約受付けを11月20日10時に「ドットエスティ」および全国の「ドットエスティ」ストア10店舗で開始した。

完全予約受注生産となる本コラボは「躍動」をテーマに、Adoが“本当に着てみたい”8アイテムをそろえた。価格は1万1000〜1万9800円。予約特典として、コラボアイテムを着用したAdoの描き下ろしイラストステッカーと、ブランドコラボステッカーの2種セットをプレゼントする。イラストは今回のコラボのためにAdoのイメージディレクターであるイラストレーターのORIHARAが新たに描き下ろした。また1万円以上の購入者先着2万人には「ドットエスティ」とのコラボステッカーをプレゼントする。

ラフォーレ原宿や名古屋パルコをはじめとした全国の「ハレ」5店舗と「ドットエスティ」ストア10店舗ではAdoの描き下ろしイラストの等身大パネルの展示を行い、「ドットエスティ」の公式ユーチューブではデビュー当時からの人気楽曲「レディメイド」をテーマとしたショートムービーを公開した。

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Adoと「ハレ」のコラボアイテムが発売 「ドットエスティ」で完全予約受注生産

アダストリアのECモール「ドットエスティ(.st)」は、歌手のAdoと「ハレ(HARE)」がコラボしたアイテムの予約受付けを11月20日10時に「ドットエスティ」および全国の「ドットエスティ」ストア10店舗で開始した。

完全予約受注生産となる本コラボは「躍動」をテーマに、Adoが“本当に着てみたい”8アイテムをそろえた。価格は1万1000〜1万9800円。予約特典として、コラボアイテムを着用したAdoの描き下ろしイラストステッカーと、ブランドコラボステッカーの2種セットをプレゼントする。イラストは今回のコラボのためにAdoのイメージディレクターであるイラストレーターのORIHARAが新たに描き下ろした。また1万円以上の購入者先着2万人には「ドットエスティ」とのコラボステッカーをプレゼントする。

ラフォーレ原宿や名古屋パルコをはじめとした全国の「ハレ」5店舗と「ドットエスティ」ストア10店舗ではAdoの描き下ろしイラストの等身大パネルの展示を行い、「ドットエスティ」の公式ユーチューブではデビュー当時からの人気楽曲「レディメイド」をテーマとしたショートムービーを公開した。

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パタゴニア日本支社が目的意識の社内共有のために行っていること

マーティ・ポンフレー/パタゴニア日本支社長 プロフィール

1970年6月29日米国ミズーリ州セントルイス生まれ。ナイキジャパンでアナリストとしてキャリアをスタートし、後にカテゴリーセールスマネージャーに就任。その後、フォッシルジャパンでオペレーションズディレクター、マネージング・ディレクターを経て、アメリカ本社で複数のヴァイスプレジデントのポジションを務める。2007年以降、コンサルタントとして、また起業家として多数のビジネス開発プロジェクトに携わる。19年から現職 PHOTO : TSUKASA NAKAGAWA

社員への目的意識の共有に頭を抱える企業は多いのではないだろうか。前提として、パーパスを明確化することが大切だが、その後のフォローも極めて重要になる。パーパス経営で知られるパタゴニア(PATAGONIA)は社内の意識醸成をどのように行っているのか。マーティ・ポンフレー(Marty Pomphrey)=パタゴニア日本支社長に聞く。

WWD:スタッフ間での目的意識の共有や仲間意識の醸成をどのように行っているか。

マーティ・ポンフレー日本支社長(以下、マーティ):年に5回、全スタッフが集まるタウンホールミーティング(経営陣と従業員との対話の場)を開催し、会社の方向性から環境問題、楽しい出来ごとまで、さまざまな情報を共有している。毎月1回、各部門のディレクターやマネージャーを交えたミーティングを行い、リアルタイムな情報を入手し、その声を直接聞いている。

加えて、スタッフ同士が絆を深める環境を作りたいという思いから、さまざまなオフサイト・イベントを開催している。社員が率先して企画し、社員とその家族がロッククライミングを学ぶ日を設けたり、サーフィンやトレイルランに出かける日を設けたりしている。また、さまざまな環境保護活動のボランティア・セッションに一緒に参加している。 加えて社員とゲストがそれぞれの興味や専門分野に関する情報を共有する会も開催している。

WWD:個人的に行っていることは?

マーティ:会社が提供するオーガニックランチを楽しんでいる。スタッフに混じってカジュアルな会話をする機会を得ることができるから。パタゴニアに入社した理由のひとつに、個人対個人のコミュニケーション文化があることが挙げられる。コロナ禍を経て、改めて日本でビジネスを成功させるためには、直接会って一緒に仕事をすることが大切だと感じている。信頼関係を築く唯一の方法は話を聞くこと。そして話している人が尊重されていると感じることも大切だ。信頼を築くには時間がかかる。相手に真の敬意を示し、相手の話を聞く時間を取ることから始まる。

私は上下関係にはまったく興味がない。私が受ける最良のアドバイスは、小売店、カスタマーサービス、修理など、会社の最前線にいる人々からであることが多いから。顧客と直接つながっているスタッフからのフィードバックは、どの取り組みがうまくいったかだけでなく、何がうまくいかなかったか、何を調整する必要があるかを気づかせてくれる。リーダーとして、私はフィードバックを受け入れる姿勢を持ち続けなければならないし、そのフィードバックが批判的で聞きにくいものである場合はなおさらだ。私は、直面している問題やお客さまとのエピソードを知るために、ときどきカスタマーサービス・エリアに座って仕事をすることがある。同じ理由から、できるだけ多くの時間を費やし店舗や修理センターに立ち寄るようにしている。

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パタゴニア日本支社が目的意識の社内共有のために行っていること

マーティ・ポンフレー/パタゴニア日本支社長 プロフィール

1970年6月29日米国ミズーリ州セントルイス生まれ。ナイキジャパンでアナリストとしてキャリアをスタートし、後にカテゴリーセールスマネージャーに就任。その後、フォッシルジャパンでオペレーションズディレクター、マネージング・ディレクターを経て、アメリカ本社で複数のヴァイスプレジデントのポジションを務める。2007年以降、コンサルタントとして、また起業家として多数のビジネス開発プロジェクトに携わる。19年から現職 PHOTO : TSUKASA NAKAGAWA

社員への目的意識の共有に頭を抱える企業は多いのではないだろうか。前提として、パーパスを明確化することが大切だが、その後のフォローも極めて重要になる。パーパス経営で知られるパタゴニア(PATAGONIA)は社内の意識醸成をどのように行っているのか。マーティ・ポンフレー(Marty Pomphrey)=パタゴニア日本支社長に聞く。

WWD:スタッフ間での目的意識の共有や仲間意識の醸成をどのように行っているか。

マーティ・ポンフレー日本支社長(以下、マーティ):年に5回、全スタッフが集まるタウンホールミーティング(経営陣と従業員との対話の場)を開催し、会社の方向性から環境問題、楽しい出来ごとまで、さまざまな情報を共有している。毎月1回、各部門のディレクターやマネージャーを交えたミーティングを行い、リアルタイムな情報を入手し、その声を直接聞いている。

加えて、スタッフ同士が絆を深める環境を作りたいという思いから、さまざまなオフサイト・イベントを開催している。社員が率先して企画し、社員とその家族がロッククライミングを学ぶ日を設けたり、サーフィンやトレイルランに出かける日を設けたりしている。また、さまざまな環境保護活動のボランティア・セッションに一緒に参加している。 加えて社員とゲストがそれぞれの興味や専門分野に関する情報を共有する会も開催している。

WWD:個人的に行っていることは?

マーティ:会社が提供するオーガニックランチを楽しんでいる。スタッフに混じってカジュアルな会話をする機会を得ることができるから。パタゴニアに入社した理由のひとつに、個人対個人のコミュニケーション文化があることが挙げられる。コロナ禍を経て、改めて日本でビジネスを成功させるためには、直接会って一緒に仕事をすることが大切だと感じている。信頼関係を築く唯一の方法は話を聞くこと。そして話している人が尊重されていると感じることも大切だ。信頼を築くには時間がかかる。相手に真の敬意を示し、相手の話を聞く時間を取ることから始まる。

私は上下関係にはまったく興味がない。私が受ける最良のアドバイスは、小売店、カスタマーサービス、修理など、会社の最前線にいる人々からであることが多いから。顧客と直接つながっているスタッフからのフィードバックは、どの取り組みがうまくいったかだけでなく、何がうまくいかなかったか、何を調整する必要があるかを気づかせてくれる。リーダーとして、私はフィードバックを受け入れる姿勢を持ち続けなければならないし、そのフィードバックが批判的で聞きにくいものである場合はなおさらだ。私は、直面している問題やお客さまとのエピソードを知るために、ときどきカスタマーサービス・エリアに座って仕事をすることがある。同じ理由から、できるだけ多くの時間を費やし店舗や修理センターに立ち寄るようにしている。

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3店舗目は「日本酒ポニーテール」。”若干26歳” 曲田かんな社長の野望は、飲食事業とアイドル事業の両立!

【記事のポイント】 ●2021年10月にスタッフ全員ツインテールの髪型コンセプト立ち飲み屋「スタンドツインテール」で独立したのが24歳。翌月には2店舗「BAR Pony Tail」も。2023年10月6日に3店舗目となるポニーテールの髪型コンセプトの「日本酒ポニーテール」をオープンした。飲食事業とアイドル事業の2本柱で注目を集める、株式会社ツインテール 代表取締役の曲田かんな氏に話を伺った。
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渡辺直美がメーンビジュアルに! 「ジェラート ピケ」と「セサミストリート」がコラボ

マッシュスタイルラボの「ジェラート ピケ(GELATO PIQUE)」は、「セサミストリート」とのコラボアイテムを発売する。12月1日から「ジェラート ピケ」直営店および公式オンライン、マッシュスタイルラボのECサイト「ウサギオンライン」で販売するほか、11月22日12時からセサミストリートマーケット公式オンライン、11月30日から同日オープンのセサミストリートマーケット 池袋サンシャインシティ店で先行発売する。

同コラボは、ウエアやグッズなど全14アイテムをラインアップ。メーンビジュアルにはタレント・渡辺直美を起用し、「セサミストリート」の舞台でもあるアメリカ・ニューヨークで撮影を行った。渡辺はコラボアイテムについて、「めっちゃかわいいです!」と述べ、「ボタンとかいろんなところに『セサミストリート』のキャラクター達がこまかく入っているのがめっちゃかわいかったですし、着心地も、もっこもこで気持ちがいいしあたたかいし、なんかこう、ハグされてるみたいな感じですよね」と感想を語った。

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渡辺直美がメーンビジュアルに! 「ジェラート ピケ」と「セサミストリート」がコラボ

マッシュスタイルラボの「ジェラート ピケ(GELATO PIQUE)」は、「セサミストリート」とのコラボアイテムを発売する。12月1日から「ジェラート ピケ」直営店および公式オンライン、マッシュスタイルラボのECサイト「ウサギオンライン」で販売するほか、11月22日12時からセサミストリートマーケット公式オンライン、11月30日から同日オープンのセサミストリートマーケット 池袋サンシャインシティ店で先行発売する。

同コラボは、ウエアやグッズなど全14アイテムをラインアップ。メーンビジュアルにはタレント・渡辺直美を起用し、「セサミストリート」の舞台でもあるアメリカ・ニューヨークで撮影を行った。渡辺はコラボアイテムについて、「めっちゃかわいいです!」と述べ、「ボタンとかいろんなところに『セサミストリート』のキャラクター達がこまかく入っているのがめっちゃかわいかったですし、着心地も、もっこもこで気持ちがいいしあたたかいし、なんかこう、ハグされてるみたいな感じですよね」と感想を語った。

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トッド・スナイダーが「ウールリッチ」のクリエイティブ・ディレクター就任 新コレクション立ち上げ

「ウールリッチ(WOOLRICH)」は、米メンズブランド「トッド スナイダー(TODD SNYDER)」創設者のトッド・スナイダーをクリエイティブ・ディレクターに迎え、新コレクション「ウールリッチ ブラック レーベル(WOOLRICH BLACK LABEL)」を立ち上げる。同コレクションは、2024年1月にフィレンツェで開催するメンズ見本市「ピッティ・イマージネ・ウオモ(PITTI IMMAGINE UOMO)」の「トッド スナイダー」のランウエイショーで一部を披露し、同年秋に発売する予定だ。「ウールリッチ」のクリエイティブ・ディレクターを長年担ってきたアンドレア・カネ(Andrea Cane)は、今後クリエイティブ・アドバイザーとしてスナイダーをサポートする。

「ウールリッチ ブラック レーベル」は、“ヘリテージ”“テクニカル”の2つのコレクションで構成する。“ヘリテージ”では「ウールリッチ」の象徴的なスタイルをラグジュアリーにアップデートさせ、“テクニカル”ではアウトドアにも対応する高い機能性と都会的な雰囲気を融合させるという。

スナイダーは「子供の頃から『ウールリッチ』を着ており、ファッション界でのさまざまな仕事で『ウールリッチ』の生地を使ってデザインすることを誇りに思ってきた。私の希望は同ブランドの次の時代を切り開き、その伝統を未来へと広げていくことだ」とコメントした。

スナイダーは、2000年代に「J.クルー(J.CREW)」のメンズヘッドデザイナーとして同ブランドのイメージを刷新し注目を集めると、2011-12年秋冬シーズンに自身の「トッド スナイダー」を立ち上げた。日本ではアングローバルと契約し、14年3月に国内販売を開始。東京・渋谷の明治通り沿いに旗艦店を出店し、15年には東京でランウエイショーも行った。16-17年秋冬シーズンをもってアングローバルは同ブランドの販売を終了。現在はアメリカンイーグルアウトフィッターズ傘下で、アメリカに15の直営店を有する。

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古着「サンタモニカ」が吉祥寺店も閉店 表参道店、渋谷店に続いて

12月17日で閉店する古着店「サンタモニカ吉祥寺店」

古着店「サンタモニカ吉祥寺店」が12月17日で閉店する。

同店は1979年にオープン。公式インスタグラムで「たくさんのお客さまに出会えた幸せな44年間でした」と記した。

コメント欄には、俳優の大森南朋やスタイリストの橋本敦らが「寂しい」と投稿している。

サンタモニカをめぐっては表参道店が6月25日、渋谷店が7月17日に閉店している。

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古着「サンタモニカ」が吉祥寺店も閉店 表参道店、渋谷店に続いて

12月17日で閉店する古着店「サンタモニカ吉祥寺店」

古着店「サンタモニカ吉祥寺店」が12月17日で閉店する。

同店は1979年にオープン。公式インスタグラムで「たくさんのお客さまに出会えた幸せな44年間でした」と記した。

コメント欄には、俳優の大森南朋やスタイリストの橋本敦らが「寂しい」と投稿している。

サンタモニカをめぐっては表参道店が6月25日、渋谷店が7月17日に閉店している。

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古着「サンタモニカ」が吉祥寺店も閉店 表参道店、渋谷店に続いて

12月17日で閉店する古着店「サンタモニカ吉祥寺店」

古着店「サンタモニカ吉祥寺店」が12月17日で閉店する。

同店は1979年にオープン。公式インスタグラムで「たくさんのお客さまに出会えた幸せな44年間でした」と記した。

コメント欄には、俳優の大森南朋やスタイリストの橋本敦らが「寂しい」と投稿している。

サンタモニカをめぐっては表参道店が6月25日、渋谷店が7月17日に閉店している。

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「マジョリカ マジョルカ」マスカラや「パラドゥ」お守りリップなど1000円台の優秀アイテム多数!今週発売のビューティアイテム18選【11/20〜11/26】

メイクアップやスキンケア、フレグランスなどビューティアイテムの発売情報を「WWDJAPAN」的視点でピックアップ!今回は11月20〜26日に発売するアイテムを紹介します。今週はお手頃価格の優秀アイテムが目白押し!「マキアージュ(MAQUILLAGE)」の新作リップや冬アイシャドウ、くすみピンクにシャンパンゴールドラメが贅沢に輝く「マジョリカ マジョルカ(MAJOLICA MAJORCA)」のキュートな限定色マスカラや、セブンイレブンでお馴染み「パラドゥ(PARADO)」の“お守りリップ”など、ドラッグストアやコンビニエンスストアで買えるアイテムが続々登場。イガリシノブ=メイクアップアーティストの「ソソ バイ フーミー(SS BY WHOMEE)」、河北裕介メイクアップアーティストの「アンドビー(&BE)」からも新作アイテム&カラーが発売されます。ほか、根強い人気を誇るカネボウ化粧品「ミラノコレクション(MILANO COLLECTION)」の“フェースアップパウダー”からは、人気ゲームシリーズ「ファイナルファンタジー(FINAL FANTASY)」のキャラクターデザインを手がけたことで知られる画家・イラストレーターの天野喜孝による限定パッケージが。こちらも必見です!

【11月20日発売】
バイユア
(BYUR)

「フジコ」とコラボした限定パレットを発売 定番アイテムをドッキング

「フジコ」のマルチに使える4色パレット“足しパレ”に、「バイユア」のスティックハイライター“セラムフィット ボリューミング グロースティック”を組み合わせた。カラー構成はピンク、ブラウン、グリッター、ハイライターの4色で、印象的な目元と濡れたような艶肌がかなう。柔らかな毛質のアイシャドウブラシと、細い線が描けるライナーブラシを組み合わせたエンドタイプのオリジナルブラシも付属する。

■商品詳細

“足しパレ バイユア限定カラー”(2090円)

【11月20日発売】
ソソ バイ フーミー
(SS BY WHOMEE)

新作ファンデ&カラーコンシーラーを発売

テクスチャ―と肌へのやさしさにこだわった天然由来成分100%配合のパウダーファンデーションを発売する。カラーは3種類で、明るい血色感を演出する“ピンクオークル”、パッと肌を明るくカバーする“ベージュオークル”、ヘルシーでナチュラルな肌馴染みの“オークル”を用意。4色が1つのパレットに入った“カラーコンシーラー”は、肌色補正のほか、シミ・クマ・ニキビ跡・くすみを自然にカバーする。

■商品詳細

“パウダリーファンデーション”(全3色、各3740円)

【11月20日発売】
シピシピ
(CIPICIPI)

定番アイテムの新色など5種発売
下まつ毛ライナーやリッププランパーも

新商品は"下まつげライナー"(全2色、各1100円)、涙袋メイクに最適なピンクカラーのペンシルコンシーラー"ポイントコンシーラー いちごみるく"(1100円)の2種。6色アイシャドウパレット"ムードカラーアイズ"の新色は甘すぎないピンクメイクがかなう"デート"で、薄色アイライナー"シークレットキワミライナー S"(全2色、各1100円)は筆のコシをリニューアルして登場。1月に即完した"リッププランパー ピリカラ"(1320円)も数量限定で販売する。

■商品詳細

"ムードカラーアイズデート"(2750円)

【11月21日発売】
サナ ニューボーン
(SANA NEW BORN)

さくらももこ原作の作品「コジコジ」とコラボレーションした多機能アイブロウを発売

ブランド累計販売本数2500万本を突破した人気アイテムで、作中の名場面をプリントした限定デザインを3種類ラインアップする。同商品は、眉毛を1本1本描くペンシルと濃淡をつけてぼかすパウダー、毛流れを整えるスクリューブラシの3機能が1本になっており、初心者でも立体感のあるナチュラル眉を実現できる。

■商品詳細

“WブロウEX N”(1320円)

【11月21日発売】
クレ・ド・ポー ボーテ
(CLE DE PEAU BEAUTE)

ブランド人気のハイライターと化粧下地2品が限定パッケージで登場

童話「人魚姫」に着想を得た2023年ホリデーコレクション。“ル・レオスールデクラ”(9350円)は、プレシャスオパールの輝きに着目して生まれたハイライター。2012年に販売した“11 Radiant Aurora”の復刻カラーとして登場する。“ヴォワールコレクチュールn”[SPF25・PA++](40g、7150円)は、美しい素肌のようなきめ細かい肌に仕上げる化粧下地。

■商品詳細

“ル・レオスールデクラ”(9350円)
“ヴォワールコレクチュールn”[SPF25・PA++]”(40g、7150円)

【11月21日発売】
マキアージュ
(MAQUILLAGE)

“うる艶”唇をかなえるリップが登場 落ちにくさとケアを両立

滑らかなつけ心地と色持ちを両立する「ウォーターセンシングテクノロジーTM」を搭載。高い密着力で、軽いつけ心地ながら落ちにくさとつけたての色、艶をキープする。美容オイルと美容保湿成分配合で、唇のケアもかなえる。

カラーは、こなれ感のあるブラウンローズの“7cmのヒールで”、王道レッド“無邪気な誘惑”、明るいコーラルレッド“また会う約束”、華やかなニュアンスローズ“かけひきの時間”、フェミニンピンク“未来予想”、落ち着きのあるヌーディべージュ“レイジータイム”、ヘルシーなピンクベージュ“ウィスパートーク”の全7色をそろえる。

■商品詳細

“ドラマティックエッセンスルージュ”(全7色、各3300円※編集部調べ)

【11月21日発売】
マキアージュ
(MAQUILLAGE)

カスタムアイパレットに冬の限定カラー

“ドラマティック アイカラー”の限定カラーを発売する。23年冬に合わせて発売するカラーは落ち着いたパステルトーンが特徴。繊細なパールとクリアな発色が続く色調「なめらかクリアカラー」はピンク系の“ローズクオーツ”とエレガントなパープル系の“ラベンダーアメジスト”、落ち着きのある“スモーキークォーツ ”をラインアップ。「透明感のある輝きラメカラー」から淡雪のような繊細な輝きともたらす“スモーキークォーツ”が登場する。

■商品詳細

“ドラマティック アイカラー”(限定4色、各1210円 ※編集部調べ)

【11月21日発売】
マジョリカ マジョルカ
(MAJOLICA MAJORCA)

ブランド誕生20周年を記念のコフレを発売 

ブランド誕生20周年を記念したコフレ“マジョリピアドレッサーボックス”を資生堂の公式オンラインショップ「ワタシプラス」で数量限定発売する。マルチアイシャドウパレット“ザ ハーモニーブック”の2種、シャンパンピンクカラーの限定ラメマスカラ“ラッシュエキスパンダー ロングロングロング EX (フローティング)20”、まつげ美容液“ラッシュジェリードロップ EX プレミアム”のほか、描き下ろしイラストのポーチやカード、シールなどをセットした。

■商品詳細

“マジョリピアドレッサーボックス”(6600円※編集部調べ)

【11月21日発売】
マジョリカ マジョルカ
(MAJOLICA MAJORCA)

まつ毛きらめく“シャンパンピンク”のマスカラ発売

ブランド誕生20周年記念アイテムの第3弾として、ラメマスカラを数量限定で発売する。色調はくすみピンクにシャンパンゴールドラメが贅沢に輝く“シャンパンピンク”。「マジョリカ マジョルカ」のミューズである浜辺美波が、20周年祝いをテーマにベースとなる色や配合するラメの種類を選定した。トレンドカラーとラメ質感を加えることで、まつ毛がさりげなく輝く。

■商品詳細

“ラッシュエキスパンダー ロングロングロング EX (フローティング)20”(6g、1650円)

【11月21日発売】
リリミュウ
(RIRIMEW)

化粧下地にブルーが仲間入り 

化粧下地“トーンアップカラープライマー”はみずみずしいウォーター構造からオイル構造に変化するテクスチャーが特徴。今回、くすみをカバーし“色白肌”に見せる新色の“シルクブルー”(30g、1760円)が登場する。

■商品詳細

“トーンアップカラープライマー シルクブルー”(30g、1760円)

【11月21日発売】
リリミュウ
(RIRIMEW)

限定アイシャドウ入りのコフレ発売

4色アイシャドウパレット“インザミラーアイパレット”からラメカラーで構成した限定色“イルミネイトスノー”が登場するほか、光沢のある唇に仕上げるチェリーレッドのリップグロス、ホワイトカラーのネイルポリッシュ、オリジナルポーチをセットにした。

■商品詳細

“クリスマスコレクション’23”(5610円)

【11月22日発売】
プラダ ビューティ
(PRADA BEAUTY)

人気フレグランスにイチジクの香りが登場 

ブランドを代表するフレグランス"インフュージョン ドゥ プラダ "の新作は、イチジク(フィグ)が印象的なウッディグリーンの香り。ノートはマンダリン、フィグ アコード、レンティスク、ガルバナムで、メーン香料の色を彷ふつとさせるボトルキャップカラーは明るいパープルを使用している。

■商品詳細

"インフュージョン ドゥ プラダ フィグ オーデパルファム"(100mL、2万2550円)

【11月22日発売】
アンドビー
(&BE)

“毎日使える洗練ブラウン”のリップ&アイシャドウ 

高発色で滑らかな塗り心地が特徴の“シアーリップ”からは、ほど良い赤みを感じる“カシスブラウン”が登場。アイラインとアイシャドウに使える“スティックアイシャドウ”は、肌なじみの良い“ダスティブラウン”を用意した。

■商品詳細

“シアーリップ”カシスブラウン(2200円)
“スティックアイシャドウ”ダスティブラウン(2420円)

【11月22日発売】
オサジ
(OSAJI)

スキンケアアイテムのホリデーコフレを数量限定で発売

フェイスケア商品をセットにした“センシティブ スキン コレクション”は、保湿化粧水の“オサジ センシティブ スキン ローション”現品(150mL)に約2週間分の洗顔、乳液、クリームのトライアルサイズをセットにした。ハンドケア商品を詰めた“オサジ リトリート ハンド コレクション”は、限定デザインパッケージのハンド美容液“オサジ リトリート ハンド マッサージ セラム”(30mL)とクリーム“オサジ リトリート ハンド モイストクリーム”(50g)に、セット限定品のネイルオイル“オサジ リトリート ハンド スムース オイル”(10mL)を組み合わせている。それぞれにグラデーションカラーの限定ボックスが付く。

■商品詳細

“センシティブ スキン コレクション”(4400円)
“オサジ リトリート ハンド コレクション”(5500円)

【11月24日発売】
ウズ バイ フローフシ
(UZU BY FLOWFUSHI)

2年ぶりにアップデートした“まつげ美容液” 

アップデートした“まつげ美容液”は、独自のミネラル成分と相性の良い美容液成分を高配合し、保湿やエイジングケアもかなえる。パッケージは、「容器が硬くて最後まで使えない」といったユーザーからの声に応えてチューブの素材を見直し、最後まで使いやすい容器に変更。細いチューブでありながら自立するキャップを採用し、立てて置くことができる仕様にした。

■商品詳細

“まつげ美容液”(1694円)

【11月24日発売】
ルナソル
(LUNASOL)

深みカラーのアイシャドウが登場

2023年秋コレクションの第3弾を発売する。第1弾の“惑星”、第2弾の“無限の宇宙”に続き、今回のテーマは“星々の夢”に着想を得た。4色アイシャドウパレットとアイライナー、リップ、チーク、ネイルポリッシュの全5アイテムをラインアップする。

■商品詳細

“イルームグロウリップス”(EX01ウィンターローズ、4620円)
“フラッシュクリエイター”(EX12 ミッドナイトビジュー、3300円)
“アイカラーレーション”(EX36 スターダストスカイ、6820円)
“カラーリンググレイズ”(EX10 スターリフレクション、6820円)
“ネイルポリッシュ”(EX42 スカイトラベラー、2200円)

【11月24日発売】
パラドゥ
(PARADO)

“桜祈願”をしたリップの限定品2種を発売

同アイテムは、“桜お守りリップ”として、手にとる人の幸運のお守りとなるよう“桜祈願”を行なった限定パッケージ商品。いずれも京都・嵐山の車折神社で御祈願を実施したものだ。“サクラヴェールリップ(限定パッケージ)”は、ソメイヨシノを思わせる淡いピンクの桜色。唇にフレッシュで自然な血色感をプラスする。“サクラヴェールリップ(プランパー)”は、生命力あふれる寒緋桜をイメージした紅色のリッププランパー。心地よい刺激とともに、たっぷりの潤いと艶感で縦ジワの目立たないふっくらとした唇へと導く。

■商品詳細

“サクラヴェールリップ(限定パッケージ)”(2.0g、770円)
“サクラヴェールリップ(プランパー)”(2.0g、990円)

【11月25日発売】
ミラノコレクション
(MILANO COLLECTION)

 「ファイナルファンタジー」キャラデザインの天野喜孝とコラボ

画家・イラストレーターの天野喜孝がデザインした限定パッケージの“フェースアップパウダー”を発売する。同商品は1991年の発売から毎年、女神をモチーフにした新しいパッケージデザインで販売してきた。今回の限定パッケージも、天野氏の持ち味である繊細で幻想的なタッチで天使を描き下ろした。赤やピンクを基調に、「朝日や黄昏どきのような華やかさ」(天野氏)を表現したという。

■商品詳細

“フェースアップパウダー”(24g、9900円)※レフィル付きは1万5000円

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ロンハーマン カフェが12月1日にクリスマスケーキの予約を開始 

ロンハーマン カフェ(RON HERMAN COFE)は12月1日、千駄ヶ谷店とみなとみらい店、豊洲店でクリスマスケーキの予約を開始する。店頭のみ予約を受け付け、価格は6500円。

今年は、“ウィッシュ(WISH)”をテーマにオリジナルのリースを乗せた真っ白なクリスマスケーキを用意する。北海道産100%の小麦とココナッツオイル、豆乳を加えふんわりと焼き上げたスポンジにホイップと自家製ベリージャム、イチゴを贅沢に重ねた。今年のイチゴは大粒で甘さが強く、酸味とコクのバランスが特徴の紅ほっぺを使用している。じっくり煮込んだジャムにはローズマリーの爽やかな香りを移し、クリスマスならではの特別感をプラスした。

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ロンハーマン カフェが12月1日にクリスマスケーキの予約を開始 

ロンハーマン カフェ(RON HERMAN COFE)は12月1日、千駄ヶ谷店とみなとみらい店、豊洲店でクリスマスケーキの予約を開始する。店頭のみ予約を受け付け、価格は6500円。

今年は、“ウィッシュ(WISH)”をテーマにオリジナルのリースを乗せた真っ白なクリスマスケーキを用意する。北海道産100%の小麦とココナッツオイル、豆乳を加えふんわりと焼き上げたスポンジにホイップと自家製ベリージャム、イチゴを贅沢に重ねた。今年のイチゴは大粒で甘さが強く、酸味とコクのバランスが特徴の紅ほっぺを使用している。じっくり煮込んだジャムにはローズマリーの爽やかな香りを移し、クリスマスならではの特別感をプラスした。

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原宿でランウェイショー 会場はキャットストリート

原宿神宮前商店会は19日、ファッションイベント「ウラハラフェス2023オータム」を開催した。会場のキャットストリート(旧渋谷遊歩道)には40メートルのレッドカーペットが敷かれ、ファッションショーやフリーマーケットが催された。好天にも恵まれて、訪れた大勢の人たちの目を楽しませた。

商店会の早川千秋会長、同・八木原保名誉会長、元SKE48で俳優の惣田紗莉渚さん、渋谷区の長谷部健区長、原宿警察署の岡崎聖署長らの開会宣言で正午過ぎに幕を開けたイベントでは、雑誌「ポップティーン」で活躍するZ世代のモデルチーム「LOVEteen」とBLEA学園との協業によるファッションショーからスタート。買い物客らが歓声を送り、スマホで撮影したりして盛り上がりをみせた。そのほか、ゴスロリブランド「プトマヨ」と引退したアイドルのセカンドキャリアを支援する「ツギステ」とのコラボ、カンコー学生服による制服ランウェイなど7つのショーが行われた。

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「ウカ」が温泉宿SOKI ATAMIとコラボ 期間限定でアメニティーを堪能

トータルビューティカンパニーの「ウカ(UKA)」は、熱海市・小嵐町の温泉宿SOKI ATAMIとコラボレーションし、同ブランドの製品をアメニティーとして提供する。価格はライトプランが1人4万1035円〜(1泊2食付き)、ラグジュアリープランが1人5万35円〜(1泊2食付き)。現在予約受け付け中で、12月1日から提供を開始する。

本プランは、「ウカ」の人気商品であるスカルプブラシ“ケンザン”とともに、シャンプーとヘアトリートメント2種を体験することができる。“ケンザン”とエコバッグは持ち帰りが可能で、ラグジュアリープランではそのほかお気に入りのシャンプーやヘアトリートメントのスキニーボトル、頭皮用クレンジング、ネイルオイル、保湿ジェルの“ライスジュース”など計6アイテムを特典として持ち帰ることができる。

熱海湾が一望できる最上階の茶寮では、バータイムにネイルオイル“24:45”をイメージしたラベンダーとバニラの香りの限定ドリンクを提供する。また、2024年2月24日には「ウカ」のネイリストによるハンドリフレ会の開催を予定しており、“ケンザン”を使用し凝り固まった手をほぐすリラックスタイムを提供する。

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「KANEBO」が子ども向けアートイベント 絵の具がキラキラするのはなんでだろう?

カネボウ化粧品のプレステージブランド「カネボウ(KANEBO)」はこのほど、役目を終えた化粧品サンプルを材料に、児童向けアートイベントを東京・二子玉川ライズで実施した。絵の具はメイクアップのサンプルの内容物を、飾り付けは空き箱を再利用した。実施は昨年に続き2回目。“夢のなる木”をイメージしたモニュメントに、子供たちは思い思いにお絵描きや飾り付けを楽しんだ。

イベントは二子玉川ライズの会場で終日行われ、述べ200組以上の家族連れが参加した。モニュメントにアニメキャラを描く女の子もいれば、空き箱を切り貼りして乗り物を工作する男の子もいた。絵の具の原料は、アイシャドウやリップなど。それらに含まれるラメや濃淡さまざまな色合いが、元気いっぱいの創作に彩りを与えた。化粧品から絵の具へのアップサイクルは、モーンガータ(東京都、田中寿典社長)の特許技術によるもの。アーティストによるレクチャー&ライブペインティングやカメラマンによる記念撮影も行われた。

イベントの発起人である木津裕美KANEBOブランドマネジャーは、「メイクアップ商品の開発過程では、理想の色にたどり着くまで何度も試作を繰り返し、どんどんサンプルが増えてしまう。それらを廃棄することに心苦しさを感じていた」と明かす。再利用の選択肢として、施設や恵まれない国への寄付も考えたが、子どもたちの創作の場を作り、夢を与えることが『カネボウ』の役目だと考えた」。イベントは創作のテーマを変えながら継続していく意向だ。

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貧農から“スターの靴職人”へ 「フェラガモ」創業者の生涯をたどる

サルヴァトーレ・フェラガモ美術館(Museo Salvatore Ferragamo)は、サルヴァトーレ・フェラガモ財団(Fondazione Salvatore Ferragamo)と企画した回顧展「サルヴァトーレ・フェラガモ 1898-1960」を、イタリア・フィレンツェの同美術館で開催した。

同展は、「サルヴァトーレ フェラガモ(現在はフェラガモ)」創業者がアメリカ・ハリウッドに初の旗艦店をオープンした1923年から100年となる節目に、革命的な靴職人であり、時代の先端を歩んだ起業家としての人生を讃える。企画した両者にとって、創業者に焦点を当てた回顧展を開催するのは、1985年にストロッツィ宮殿(Strozzi Palace)で開いた展示以来38年ぶり。

回顧展を企画・運営するフェラガモ美術館のステファニア・リッチ(Stefania Ricci)館長は、今回のために創業者がデザインした数々の作品を競売やeBayで新たに収集したという。テーマごとに分けた9つのスペースで、靴づくりに生涯を捧げた創業者の、創造性へのエネルギーと情熱に触れられる。

6歳で初めて靴を作り
11歳で靴屋を開業

最初のスペースでは、フェラガモが靴づくりを始めた幼少期と修行時代、創業初期を数多くの伝記や写真と共に展示する。フェラガモは1898年、イタリア南部の田舎町ボニートの貧しい農家に生まれた。6歳で妹が教会へ履いて行くための靴を作った。その後、家庭の経済的事情から小学校を3年で中退し、ナポリの靴職人のもとで修行を始めた。

11歳で地元ボニートで靴屋を開業して繁盛するも、田舎町での靴づくりに限界を感じ、わずか15歳で渡米を決意する。カリフォルニア州サンタバーバラに靴の修理とオーダーメードができる“ハリウッド・ブーツ・ショップ(Hallywood Boots Shop)”を開くと、ハリウッドの映画業界に従事していた従兄弟の知人である映画関係者が訪れるようになり、評判を呼んだ。数々の名優の靴を手掛けて“スターの靴職人”と呼ばれるまでに成長し、1923年に量産靴を販売する旗艦店をハリウッドにオープンした。

回顧展の壁に描いた格子柄は、その店での靴の陳列方法に現代的な解釈を加えて再現したもの。ハリウッドスターを顧客に抱えて靴職人として励む傍ら、南カリフォルニア大学の夜間コースに通って解剖学を学び、一人ひとりの足に合った、履き心地のいい靴づくりを研究した背景から、努力家であった一面が垣間見える。

映画館を模した2つ目のスペースでは、ハリウッド映画の衣装として制作した靴に焦点を当てる。ヒールにハンドペイントを施したヴィクトリア調のパンプスや、古代エジプトを舞台にした作品用のグラディエーター、若く美人な娼婦役ヒロイン用のセンシュアルなヒールシューズなど、物語の一部となる靴づくりに取り組んだ。衣装としての靴制作がハリウッドで評価を高め、同時に創造性も磨かれていったのだろう。

アメリカで成功を収めながらも、「機械に頼らず、技巧を凝らした靴を作りたい」という思いから、職人の町フィレンツェで自身の名を冠したシューズブランドを27年に開業した。しかし世界恐慌のあおりを受けて一度倒産し、さらに戦争という困難な時代を迎える。それでもフェラガモは、独自の靴づくりを開拓していく。

368もの特許を有する
独自の靴設計

3つ目のスペース“素材とインスピレーション”は、イタリアに戻った後の作品にフォーカスする。空間には、社会と異文化、芸術運動を着想源に生み出した、現在の「フェラガモ」にも受け継がれる代表的な作品が並ぶ。日本古来の武士の甲冑からインスパイアされて、朱色を基調にゴールドを取り入れたり、魚の皮や毛皮を使い、トスカーナ地方の伝統工芸であるボビンレースに初めて色をつけたり、シューズの装飾に採用したのもフェラガモである。

第二次世界大戦中は資源不足に苦しんだものの、靴職人のフェラガモにとってはひらめきの連続だったようだ。例えば、土踏まずに挿入する鋼が手に入らず、代わりにワイン用のコルクを使ったのが現在のウエッジソールの原点である。装飾にはラフィアや子どもたちが食べたキャラメルの包み紙、釣り糸を使った透明のストラップを生み出すなど、戦後も靴づくりに対してオープンな姿勢を貫き、素材の探求を続けた。

4つ目のスペース“均衡と解剖学”では、フェラガモが使用していた作業用テーブルやはかり、愛読書、顧客との写真と彼らの足の木型を展示する。靴職人としてだけではなく、エンジニアや建築家、解剖学の専門家としての顔が見られる。フェラガモは骨格の構造や筋肉の機能、体重の配分といった人体解剖学を研究し、土踏まずのアーチの中心にある平衡軸を発見し、足が疲れにくく履き心地のいい靴を開発した。その靴構造の研究には、大聖堂や凱旋門のアーチの建設方法も参考にしたという。奥に進むと、建築的な研究を生かし、重量と寸法を調和させた8足のシューズを展示する。

5つ目のスペースでは、特許を取得した靴の設計図が壁を埋め尽くす。絶え間ない研究と工業デザイナーに似たアプローチの結果、フェラガモは画期的な靴型を開発し、368もの特許を取得している。彼の創意工夫と才能が、現在も靴底とヒールに応用されているだけでなく、そのデザインは歴代クリエイティブ・ディレクターにも影響を与えている。56年に誕生した鳥かごを意味する“ケージ”ヒールは、現クリエイティブ・ディレクターのマクシミリアン・デイヴィス(Maximilian Davis)が2024年春夏コレクションで湾曲したデザインに再解釈した。

奥の部屋では、ブランドの靴工房で日々技術を磨く職人のドキュメンタリーフィルムを映写する。伝統と妙技を讃え、未来へつなげようとしたフェラガモは、1956年に金細工師とともに18金で装飾した豪華な作品を発表。伝統工芸を応用し、シューズデザインの可能性を広げたフェラガモの革命的なスタイルの一つに、鮮やかな色使いがある。黒か白が主流だったモノクロの靴の世界に、明るい原色を大胆に取り入れて伝統を打ち破った。“色の創造性”のスペースは、芸術家からのインスピレーションやイタリアの風景、ハリウッドでの思い出を色とりどりに表現。ハウスカラーであるレッドから、月明かりに照らされたシルバーまで、豊かなカラーパレットで彩った。

多数の足の計測から
性格診断を導き出す

最後のスペースでは、マリリン・モンロー(Marilyn Monroe)やグレース・ケリー(Grace Kelly)、ソフィア・ローレン(Sophia Loren)といった名だたる映画スターや貴族のためにデザインしたシューズを展示し、“スターの靴職人”たるゆえんを振り返る。興味深いのは、セレブリティーの足を計測し親交を深めた経験から、独自の性格診断を導き出したことだ。フェラガモの自伝「夢の靴職人」の中で「私が観察したところ、サイズ6未満の“シンデレラ”に分類される女性は非常に女性的で、宝石や毛皮を好み、愛情深い。サイズ6の“ヴィーナス”は容姿端麗で洗練されているが、本質的には家庭的でシンプルな幸せを見つけ出す女性。その華やかな外見とのギャップから、“ヴィーナス”は誤解されやすい。“貴族”に分類するサイズ7以上の女性は、感受性が強く気分屋だが、寛容で共感能力に長け、他者に深い理解を示す」と綴っている。

華美な装飾からミニマルなパンプスまで、そのバリエーションが無限なまでに幅広いのは、靴を身に着ける個人の性格を深く理解し、ユニークなパーソナリティーをデザインに投影した、サルヴァトーレ・フェラガモの哲学を示している。わずか6歳で靴づくりを始め、泉のように湧き上がる発想と、履き心地への探究心で世界中の顧客のために靴を作り続け、62歳で生涯を終えた。彼の靴づくりの哲学と理念は、現在も同族経営の会社として引き継がれている。回顧展「サルヴァトーレ・フェラガモ 1898-1960」の会期は、2024年11月4日まで。

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「アニヤ・ハインドマーチ」が「ユニクロ」、成城石井とコラボしたアイテムを同日に発売! 来週発売のファッションアイテム7選【11/20〜11/26】

ファッションアイテムの発売情報を「WWDJAPAN」的視点でピックアップ!今回は11月20〜26日に発売するアイテムを紹介します。事前の注目度の高さから発売店舗を絞った「ユニクロ」×「アニヤ・ハインドマーチ」がいよいよ23日に発売です。また同日には同じく「アニヤ・ハインドマーチ」が成城石井とコラボしたエコバッグも店頭に並びます!どちらも愛くるしい目のモチーフがデザインのポイントに。SNSでの「絶対買う!」の声も頷けますね。ちなみに翌日24日発売の「アディダス」とアーティスト・FACEとのコラボスニーカーもかわいらしい目のモチーフが!目がついていると商品がなんだかイキイキして見えるから不思議です。

【11月22日発売】
アシックス
(ASICS)

「セシリー バンセン」とのコラボシューズが発売

「アシックス」のシューズ“GT-2160”を土台とし、「セシリー バンセン(CECILIE BAHNSEN)」のクチュールの美しさを取り入れたスニーカー“GT-2160×セシリー バンセン(GT-2160 × CECILIE BAHNSEN)”を発売。さまざまな色や素材を組み合わせた立体感のある質感と装飾のレイヤードを採用し、シューレースやベルトには花柄をポイントにした。

■商品詳細

スニーカー“GT-2160×セシリー バンセン”(2万7500円)

【11月22日発売】
トム ブラウン
(THOM BROWNE)

日本企画のレザーアイテム第2弾を先行発売

伊勢丹新宿本店メンズ館にレザーアイテムコーナーのオープンを記念し、日本企画のレザーアイテム第2弾を先行発売。新色のコバルトブルーの“デュエットバッグ”、新型の“マルチファンクション ウオレット”、“ジップアラウンド ウオレット”、 “ビルフォード ウオレット”などを販売する。

■商品詳細

“デュエットバッグ”(35万2000円)
“マルチファンクション ウオレット”(8万2500円)
“ジップアラウンド ウオレット”(7万1500円)
“ビルフォード ウオレット”(6万7100円)

【11月22日発売】
アフタヌーンティー・リビング
(AFTERNOON TEA LIVING)

アーティストのナタリー・レテとコラボしたお正月ダイニングウエア

フランスのアーティストであるナタリー・レテ(Nathalie Lete)とのコラボアイテムは、2024年の干支である“辰”をシノワズリテイストでオリエンタルな雰囲気のオリジナルアートに仕上げ、伝統工芸品のダイニングウエアや小物に落とし込んだ。皿や酒杯、重箱、繭玉ボックス、折り紙セットなど幅広いアイテムを販売する。

■商品詳細

大皿(5500円)、豆皿(1650円)、小皿(1980円)、中皿(4400円)、箸置き(990円)、酒杯(1650円)、マトリョーシカ缶※ほうじ茶入り(4950円)、煎茶碗(2200円)、高台皿(2200円)、急須(6600円)など

【11月23日発売】
ユニクロ
(UNIQLO)

「ユニクロ」が「アニヤ・ハインドマーチ」とコラボアイテムを発売

英国のブランド「アニヤ・ハインドマーチ(ANYA HINDMARCH)」とのコラボアイテムは、ニットウエアやグローブ、ソックス、ストール、ビーニーなど、ウィメンズ2型とキッズ2型、グッズ5型をラインアップする。

■商品詳細

“カシミヤハイネックセーター”(1万2900円)
“KIDS ヒートテックニットキャップ”(1500円)
“パッカブルバッグ”(1990円)
“ヒートテックニットグローブ”(1500円)
“プレミアムラムクルーネックセーター”(3990円)
“ヒートテックニットマフラー”(2990円)
※一部商品

【11月23日発売】
マーク ジェイコブス
(MARC JACOBS)

クリエイター・kemioとのコラボバッグを阪急うめだで発売

「マーク ジェイコブス」は11月28日まで、大阪・阪急うめだで、4人のアーティストとのコラボバッグを4週にわたり限定数量展開するポップアップをオープン。最終週はクリエイターのkemioと提携し、コラボバッグ5点を抽選入場で発売する。抽選予約は、阪急うめだ公式サイトで受け付けている。

■商品詳細

コラボバッグ(27万6100円)

【11月23日発売】
アニヤ・ハインドマーチ
(ANYA HINDMARCH)

スーパーマーケットの成城石井とコラボしたエコバッグを発売

デザインを「アニヤ・ハインドマーチ」が、製造を英国における再生素材バッグの先駆的メーカー、ソレント(SOLENT)が担当。原料は再生プラスチック100%で、その調達方法や製法は、国際的な環境認証であるGRS(Global Recycled Standard)に準拠している。

■商品詳細

エコバッグ(2750円)

【11月24日発売】
アディダス
(ADIDAS)

アーティスト・FACEとのコラボスニーカー5型を発売

「アディダス オリジナルス(ADIDAS ORIGINALS)」は、アーティスト兼イラストレーターのフェイス(FACE)とコラボしたコレクション“トーキョー エナジー フェイス(TOKYO ENERGY FACE)”が発売。同コラボならではの意匠が施されたスニーカー“スーパースター(SUPERSTAR)““スタンスミス(STAN SMITH)”が全5型発売する。

■商品詳細

スニーカー“スーパースター 82”(2万900円)
スニーカー“スーパースター 82 フェイス”(2万900円)
スニーカー“スタンスミス CS”(1万6500円)

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「アニヤ・ハインドマーチ」が「ユニクロ」、成城石井とコラボしたアイテムを同日に発売! 来週発売のファッションアイテム7選【11/20〜11/26】

ファッションアイテムの発売情報を「WWDJAPAN」的視点でピックアップ!今回は11月20〜26日に発売するアイテムを紹介します。事前の注目度の高さから発売店舗を絞った「ユニクロ」×「アニヤ・ハインドマーチ」がいよいよ23日に発売です。また同日には同じく「アニヤ・ハインドマーチ」が成城石井とコラボしたエコバッグも店頭に並びます!どちらも愛くるしい目のモチーフがデザインのポイントに。SNSでの「絶対買う!」の声も頷けますね。ちなみに翌日24日発売の「アディダス」とアーティスト・FACEとのコラボスニーカーもかわいらしい目のモチーフが!目がついていると商品がなんだかイキイキして見えるから不思議です。

【11月22日発売】
アシックス
(ASICS)

「セシリー バンセン」とのコラボシューズが発売

「アシックス」のシューズ“GT-2160”を土台とし、「セシリー バンセン(CECILIE BAHNSEN)」のクチュールの美しさを取り入れたスニーカー“GT-2160×セシリー バンセン(GT-2160 × CECILIE BAHNSEN)”を発売。さまざまな色や素材を組み合わせた立体感のある質感と装飾のレイヤードを採用し、シューレースやベルトには花柄をポイントにした。

■商品詳細

スニーカー“GT-2160×セシリー バンセン”(2万7500円)

【11月22日発売】
トム ブラウン
(THOM BROWNE)

日本企画のレザーアイテム第2弾を先行発売

伊勢丹新宿本店メンズ館にレザーアイテムコーナーのオープンを記念し、日本企画のレザーアイテム第2弾を先行発売。新色のコバルトブルーの“デュエットバッグ”、新型の“マルチファンクション ウオレット”、“ジップアラウンド ウオレット”、 “ビルフォード ウオレット”などを販売する。

■商品詳細

“デュエットバッグ”(35万2000円)
“マルチファンクション ウオレット”(8万2500円)
“ジップアラウンド ウオレット”(7万1500円)
“ビルフォード ウオレット”(6万7100円)

【11月22日発売】
アフタヌーンティー・リビング
(AFTERNOON TEA LIVING)

アーティストのナタリー・レテとコラボしたお正月ダイニングウエア

フランスのアーティストであるナタリー・レテ(Nathalie Lete)とのコラボアイテムは、2024年の干支である“辰”をシノワズリテイストでオリエンタルな雰囲気のオリジナルアートに仕上げ、伝統工芸品のダイニングウエアや小物に落とし込んだ。皿や酒杯、重箱、繭玉ボックス、折り紙セットなど幅広いアイテムを販売する。

■商品詳細

大皿(5500円)、豆皿(1650円)、小皿(1980円)、中皿(4400円)、箸置き(990円)、酒杯(1650円)、マトリョーシカ缶※ほうじ茶入り(4950円)、煎茶碗(2200円)、高台皿(2200円)、急須(6600円)など

【11月23日発売】
ユニクロ
(UNIQLO)

「ユニクロ」が「アニヤ・ハインドマーチ」とコラボアイテムを発売

英国のブランド「アニヤ・ハインドマーチ(ANYA HINDMARCH)」とのコラボアイテムは、ニットウエアやグローブ、ソックス、ストール、ビーニーなど、ウィメンズ2型とキッズ2型、グッズ5型をラインアップする。

■商品詳細

“カシミヤハイネックセーター”(1万2900円)
“KIDS ヒートテックニットキャップ”(1500円)
“パッカブルバッグ”(1990円)
“ヒートテックニットグローブ”(1500円)
“プレミアムラムクルーネックセーター”(3990円)
“ヒートテックニットマフラー”(2990円)
※一部商品

【11月23日発売】
マーク ジェイコブス
(MARC JACOBS)

クリエイター・kemioとのコラボバッグを阪急うめだで発売

「マーク ジェイコブス」は11月28日まで、大阪・阪急うめだで、4人のアーティストとのコラボバッグを4週にわたり限定数量展開するポップアップをオープン。最終週はクリエイターのkemioと提携し、コラボバッグ5点を抽選入場で発売する。抽選予約は、阪急うめだ公式サイトで受け付けている。

■商品詳細

コラボバッグ(27万6100円)

【11月23日発売】
アニヤ・ハインドマーチ
(ANYA HINDMARCH)

スーパーマーケットの成城石井とコラボしたエコバッグを発売

デザインを「アニヤ・ハインドマーチ」が、製造を英国における再生素材バッグの先駆的メーカー、ソレント(SOLENT)が担当。原料は再生プラスチック100%で、その調達方法や製法は、国際的な環境認証であるGRS(Global Recycled Standard)に準拠している。

■商品詳細

エコバッグ(2750円)

【11月24日発売】
アディダス
(ADIDAS)

アーティスト・FACEとのコラボスニーカー5型を発売

「アディダス オリジナルス(ADIDAS ORIGINALS)」は、アーティスト兼イラストレーターのフェイス(FACE)とコラボしたコレクション“トーキョー エナジー フェイス(TOKYO ENERGY FACE)”が発売。同コラボならではの意匠が施されたスニーカー“スーパースター(SUPERSTAR)““スタンスミス(STAN SMITH)”が全5型発売する。

■商品詳細

スニーカー“スーパースター 82”(2万900円)
スニーカー“スーパースター 82 フェイス”(2万900円)
スニーカー“スタンスミス CS”(1万6500円)

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メルカリが没入型施設“ウチの実家”を原宿にオープン 不要品の価値を可視化する5日間

メルカリ(merucari)は11月29日〜12月3日、原宿のUNKNOWN HARAJUKUに没入型施設“ウチの実家”をオープンする。年末年始に多く出る不要品にフィーチャーした取り組みで、入場料は無料。来場者先着1500人にメルカリエコボックス、梱包資材、プロフィール帳をイメージしたメモ帳をプレゼントする。

“ウチの実家”は居間、床の間、台所、兄弟部屋の4部屋、2階建ての実家を再現。まるで家族のように出迎えてくれる“お父さん” “お母さん”と親子のような会話や家族写真の撮影を楽しむことができる。施設内には、すべてメルカリで出合える懐かしいもの500点以上を並べており、不要品の意外な価値を再認識できる。

2024年1月5日23時59分までメルカリ公式アカウントをフォローし、#実家にありそうな懐かしいものとX(旧ツイッター)に投稿すると抽選で100人に2000ポイントをプレゼントする。また、施設内で撮影した写真を同ハッシュタグでSNSに投稿すると先着で懐かしいドリンクを無料でプレゼントする。

メルカリの調査によると、日本の家庭に眠る“かくれ資産”は国民1人あたり平均約53万円で、大掃除に捨てられる可能性のある不要品は国民1人あたり約8.5万円。そこで、“実家”という身近な空間を楽しみながら、かくれ資産の価値に気づきを与える今回の企画に至った。平成レトロの提唱者、山下メロがアドバイザーとして参加している。

■ウチの実家
日程:11月29日〜12月3日
時間:11:00〜19:00(29日のみ14:00〜)
場所:UNKNOWN HARAJUKU
住所:東京都渋谷区神宮前 6-5-3

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メルカリが没入型施設“ウチの実家”を原宿にオープン 不要品の価値を可視化する5日間

メルカリ(merucari)は11月29日〜12月3日、原宿のUNKNOWN HARAJUKUに没入型施設“ウチの実家”をオープンする。年末年始に多く出る不要品にフィーチャーした取り組みで、入場料は無料。来場者先着1500人にメルカリエコボックス、梱包資材、プロフィール帳をイメージしたメモ帳をプレゼントする。

“ウチの実家”は居間、床の間、台所、兄弟部屋の4部屋、2階建ての実家を再現。まるで家族のように出迎えてくれる“お父さん” “お母さん”と親子のような会話や家族写真の撮影を楽しむことができる。施設内には、すべてメルカリで出合える懐かしいもの500点以上を並べており、不要品の意外な価値を再認識できる。

2024年1月5日23時59分までメルカリ公式アカウントをフォローし、#実家にありそうな懐かしいものとX(旧ツイッター)に投稿すると抽選で100人に2000ポイントをプレゼントする。また、施設内で撮影した写真を同ハッシュタグでSNSに投稿すると先着で懐かしいドリンクを無料でプレゼントする。

メルカリの調査によると、日本の家庭に眠る“かくれ資産”は国民1人あたり平均約53万円で、大掃除に捨てられる可能性のある不要品は国民1人あたり約8.5万円。そこで、“実家”という身近な空間を楽しみながら、かくれ資産の価値に気づきを与える今回の企画に至った。平成レトロの提唱者、山下メロがアドバイザーとして参加している。

■ウチの実家
日程:11月29日〜12月3日
時間:11:00〜19:00(29日のみ14:00〜)
場所:UNKNOWN HARAJUKU
住所:東京都渋谷区神宮前 6-5-3

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記念日の渋谷パルコはいつも雨のち晴れ

1973年6月14日に開業した渋谷パルコは、50周年を記念するイベント「フィフティーフィフティー(50/50)」を11月17日からスタートした。初日の17日には夕方から複数のフロアでDJブースを設置し栗野宏文やAAAMYYYがプレイしたほか、4階の「パルコミュージアム」では名作として名高い過去の広告を展示、10階の「コミューンカフェ」では小袋成彬ら人気アーティストがライブも行った。

この日はあいにくの雨だったが、夕方前には晴れ間を見せた。2019年11月22日の建て替えリニューアルオープンの日も雨だった。リニューアルオープンの内覧会に業界関係者が7000人を詰めかけるほど話題になった渋谷パルコだったが、わずか3ヵ月後にはコロナ禍が来襲。以降の3年間は苦戦を強いられてきた。だがコロナ禍が収束すると、開業後の目標だった売上高200億円は23年3月期で達成、インバウンドの恩恵を受けながら今年度は300億円に迫る勢いだ。

イベント初日のパーティの模様をフォトグラファーの作永裕範が撮影した。

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「ロンハーマン」が米LAのショップ閉店 サザビーリーグは米国本土からの撤退は否定

「ロンハーマン(RON HERMAN)」は12月23日、ロサンゼルス・メルローズ通り8100番地のショップを閉店する。「ロンハーマン」はすでに、ブレントウッドとマリブにある近隣の店舗もクローズしている。2019年に「ロンハーマン」事業を取得したサザビーリーグは、「ロンハーマンは、アメリカ事業の戦略的見直しを決め、ロサンゼルスの現行店舗を閉店し、カリフォルニアでのダイナミックなオン&オフライン戦略を再考する」旨を発表。アメリカ本土の事業から撤退する意向はないという。

ロンは20代のころ、ファッション業界でキャリアをスタート。叔父で1961年に自身の名前を冠したショップをオープンしたフレッド・シーガル(Fred Segal)に影響を受け、その後はメルローズ通りの「フレッド シーガル」を継承。ジーンズからTシャツ、デザイナーズブランドのシューズやバッグを網羅したショップへと進化させ、ショップ・イン・ショップのアイデアにも挑戦した。その後フレッド・シーガルは、ロンに事業全体を任せ、ロンは、社長に就任。サンタモニカに2号店をオープンするなど「フレッド シーガル」のビジネス拡大に貢献したが、76年に「ロンハーマン」をオープンして別の道を歩むことになった。

アイコニックなショップの閉店については、関係者から惜しむ声が上がっている。1984年にショップスタッフとしてキャリアをスタートし、ウィメンズ部門の副社長としてヘッドバイヤーも務めたジョン・エシャヤ(John Eshaya)は、「ロンハーマンは、カリフォルニアの才能溢れるデザイナーの発掘を担ってきた。そして、ファッション業界にロサンゼルスのスタイルを知らしめたんだ」と振り返る。LA発のシャツブランド「フランク&アイリーン(FRANK&EILEEN)」を創業したオードリー・マクローリン(Audrey McLoghlin)は、「ロンハーマンは、私のキャリア、そして『フランク&アイリーン』の成功に欠かせない存在だ。創業者のロンには先見の名があり、ショップは50年近くロサンゼルスにとってアイコニックな存在だ。ロスと日本、そしてファッション業界にとって、偉大な存在になるだろう」と語る。

メルローズ通りのショップは、閉店までセールを開催している。

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RIKACOが表参道でセルフラブをテーマにした展示会「ラブ ギブス ラブ ギャザリング」を初開催

https://lovegiveslovegathering.peatix.com/ com/

モデルでライフスタイルアドバイザーのRIKACOが代表を務めるラブ ギブス ラブは12月8〜9日、セルフラブをテーマにした展示会「ラブ ギブス ラブ ギャザリング(LOVE GIVES LOVE GATHERING)」を、表参道ミュージアム(OMOTESANDO MUSEUM)で初開催する。

同イベントは、吉川千明をエグゼクティブサポーターに迎えたキュレーションイベント。自分が輝くために必要なものを探す展示会と銘打ち、セルフ(=自分の心身をケアし、自分を愛し、そして改めて自分自身を大切にする)のためのアイテムとして、ファムケア、インナービューティー、スキンケア、ボディケア、更年期、PMS、産前産後、ビーガンフードなど、内面から輝く美しさを追求する商品をセレクトする。

主催のRIKACOは「ここに集まる素晴らしい商品を通じて、セルフラブを深める方法やアプローチを見出していただけたらうれしい」とコメント。さらに「ナチュラルビューティとメノポーズカウンセリングの先駆者として名高い吉川千明さんとタッグを組み、来場する皆さまが、自身の美と健康に対する新たな視点を見つけ、内面から輝く美しさを追求する手助けができれば」と続けた。

エグゼクティブサポーターを務める吉川千明は「RIKACOさんと共に、今や世代やジェンダーを超えて、全ての人が未来をより生きやすくするためのヒントやアイテムをご紹介したい。多くの人が健康で充実した生活を築くための新たな情報やアプローチを提供できることが楽しみです。より豊かな未来を実現するサポート手助けができれば幸いです」と語っている。

■LOVE GIVES LOVE GATHERING
場所:OMOTESANDO MUSEUM (東京都港区南青山3-18-19 新館2階)
日時:12月8日 15時~20時、12月9日 10時~20時
入場料:無料※事前予約制
>来場申込みはこちら

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「ビームス T」がピエトロとコラボ “ピエトロおじさん”が大胆に入ったパーカなど全8型

ビームスのレーベル「ビームス T(BEAMS T)」は、ドレッシング・パスタのピエトロとコラボレーションしたアパレル8型を発売した。価格は3850〜1万6500円。「ビームス」公式オンラインショップ、博多店、福岡店、ビームス ニューズおよびピエトロ公式オンラインショップ、一部店舗で取り扱う。また、11月18日にビームス博多でイベントを開催する。

“ピエトロおじさん“が大胆に背中に入ったTシャツ(6050円)やパーカ(1万6500円)、ドレッシングのオレンジキャップをイメージしたワッチキャップ(4950円)などをラインアップ。各種トップスの首裏にはパスタメジャーをサンプリングしたリボンタグを施した。

イベントではコラボグッズ1万円以上の購入者が参加でき、ピエトロ商品が当たるハズレなしのガラポンを用意。ピエトロのマスコットキャラクター“どれピー”も登場する。また、11月26日23時59分まで、抽選で5人に1万円分のピエトロアプリポイントが当たるキャンペーンをX(旧ツイッター)上で実施する。

■イベント
日程:11月18日
時間:10:00〜20:00
場所:ビームス 博多

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英「10マガジン」の日本版創刊 編集長に元「ヴォーグ ジャパン」の増田さをりファッション・ディレクターが就任

英国・ロンドン発のインディペンデント・ファッション誌「10マガジン(10 MAGAZINE)」は2024年9月に日本版となる「10 ジャパン(10 JAPAN)」を創刊する。編集長には、増田さをり前「ヴォーグ ジャパン(VOGUE JAPAN)」ファッション・ディレクターが就任。編集チームの詳細は、追って発表される予定だ。

同誌のコンテンツは、紙媒体、デジタル、動画、ソーシャル・プラットフォームを中心に、グローバルなマルチチャネルネットワークで配信される。紙媒体は英国版同様、9月と3月の年2回発行予定。将来的にはメンズ誌「10 メン ジャパン(10 MEN JAPAN)」と、雑誌とポスターの構成で紙媒体の可能性を探求する「10+ ジャパン(10+ JAPAN)」の刊行も計画する。

「10 マガジン」は01年、ソフィア・ネオフィトウ・アポストロウ(Sophia Neophitou-Apostolou)編集長が創刊。03年には「10 メン(10 MEN)」、18年には「10+」をローンチした。英国外では、13年にオーストラリア版、23年9月にアメリカ版を創刊。最近のインテビューで、ネオフィトウ・アポストロウ=グローバル編集長は、フランスとイタリアなどフランチャイズでのさらなる海外展開の可能性も示唆している。

日本版を率いる増田編集長は、「ジバンシィ(GIVENCHY)」や「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」のPRとしてファッション界でのキャリアをスタート。05年にエグゼクティブ・ファッション・エディターとして「ヴォーグ ジャパン」編集部に加わった。その後、ファッション・マーケット・ディレクターを経て、18年にファッション・ディレクターに昇進。23年に退社した後は、フリーランスで活動してきた。

就任に際して、増田編集長は「ソフィアや彼女のチームとの新たな冒険をとても楽しみにしています。私は子どもの頃から日本、イタリア、フランスの文化の中で過ごし、その生涯の経験が私のファッションへのアプローチを形成してきました。『10マガジン』ファミリーの新しいメンバーとして、そんな多様な文化の中での生活経験とボーダレスな文化的マインドセットを『10 ジャパン』に持ち込みたい。それが、新しい日本の展望の未来に貢献できると信じています」とコメントした。

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【現地取材】渋谷パルコ開業50周年のポップアップやイベントリポート 「ジル サンダー」や「アンブッシュ」の限定アイテムも

渋谷パルコは、開業50周年を記念したアニバーサリー企画「50/50」を12月3日まで開催している。期間中、さまざまなブランドの限定アイテムの発売やポップアップストアの開催、音楽イベントなどを展開する。

50ブランドの限定アイテムの一例を挙げると、「ディオール(DIOR)」と現代アーティストのジャン=ミシェル・オトニエル(Jean Michel Othoniel)による香水“ジャドール ロー” (209万円)や、「ヘブン バイ マーク ジェイコブス(HEAVEN BY MARC JACOBS)」とデザイナーのジュリアン・コンスエグラ(Julian Consuegra)のコラボパーカ(3万8000円)、アーティストのSUMIREによるペイントを施した「ディスコード ヨウジヤマモト(DISCORD YOHJI YAMAMOTO)」の一点物のバッグ(27万5000円)などのアーティストコラボ商品のほか、「ジル サンダー(JIL SANDER)」「トム ブラウン(THOM BROWNE)」「バーバリー(BURBERRY)」「アー・ペー・セー(A.P.C.)」「アンブッシュ(AMBUSH)」などから50周年限定商品が登場する。

ポップアップは、「アー・ペー・セー」とポケモン、や栗野宏文ユナイテッドアローズ上級顧問とここのがっこうによるコラボレーションにフォーカスしたもののほか、群馬県桐生市のエスティーカンパニー(ST COMPANY)や大阪のリトマス(LITMUS)など、全国セレクトショップも出店する。エスティーカンパニーは、「ダブレット(DOUBLET)」と「ファセッタズム(FACETASM)」のコラボアイテムも用意する。

会期初日の11月17日には、オープニングパーティーを開催した。1階では栗野宏文ユナイテッドアローズ(UNITED ARROWS)上級顧問とビームス レコーズ(BEAMS RECORDS)のディレクターを務めたライターの青野賢一が、3階ではTempalayのAAAMYYYが、10階では小袋成彬をはじめとするJ-WAVEの音楽番組「フリップ サイド プラネット」がDJパフォーマンスを行なった。

「ジル サンダー」

「ジル サンダー」の渋谷パルコ50周年を記念した、ダウンジャケットの限定カラー(カーキ/34万6500円)。リサイクルナイロンとリサイクルダウンを使用している。サイズはメンズとウィメンズの2サイズ展開で、限定カラーは12月3日まで販売する。

「ディスコード ヨウジヤマモト」×SUMIRE

「ディスコード ヨウジヤマモト(DISCORD YOHJI YAMAMOTO)」とアーティストのSUMIREによる一点物のバッグ。

「アンブッシュ」

「アンブッシュ(AMBUSH)」の渋谷パルコ50周年を記念したシャツ(4万7300円)。ブランドロゴのほか、渋谷パルコ内のアンブッシュ ワークショップ 2の電話番号、渋谷パルコの座標を刺しゅうしている。

「カラー」

「カラー(KOLOR)」はグレーまたはブラックの裏毛プルオーバーに、「カラー」2022-23年秋冬コレクションのロゴグラフィックを好みのアルファベットとプリント色に変更できる、カスタマイズイベント(2万7500円)を行う。2月上旬に発送予定の受注オーダー制。また、「カラー ビーコン(KOLOR BEACON)」の店舗限定アイテムを先行発売する。

「アー・ペー・セー」

「アーペーセー(A.P.C)」の渋谷パルコ50周年を記念したスエット(3万9600円)。カラフルな刺しゅうで「50/50」のロゴをデザインした。

「グラウンド ワイ」×SUMIRE

「グラウンド ワイ(GROUND Y)」とSUMIREによるTシャツ(1万5400円)。動物や花、自然をモチーフにブランドロゴをデザインしている。

「イッセイ ミヤケ」

「イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)」の渋谷パルコ50周年を記念した“モッコ ミックスポシェット(MOKKO MIX POCKET)(1万4300円)。2色の糸を使っており、裏表のバイカラーが楽しめる。

ヌビアン×「ストリング ティング」

国内唯一の正規販売店ヌビアン シブヤ ウーマンズ(NUBIAN SHIBUYA WOMENS)と「ストリング ティング(STRING TING)」によるストラップ(1万3200円)。ブランドの代表作“カワイイ イン ザ スカイ”をヌビアンのイメージカラー、ブラックで仕上げた。

OIL by 美術手帖

OIL by 美術手帖の渋谷パルコ50周年を記念したお菓子のボックス(3300円)。和三盆琥珀糖やバタフライピーレモンスター、ビーツのニョロニョロなど見た目にも楽しいお菓子をグルテンフリーで用意した。

ホワイト シネクイント

7階のシアター、ホワイト シネクイント(WHITE CINE QUINTO)では、1970年代からファッションモデルとして活躍した、山口小夜子のドキュメンタリー作品「氷の花火 山口小夜子」を特別上映している。

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【現地取材】渋谷パルコ開業50周年のポップアップやイベントリポート 「ジル サンダー」や「アンブッシュ」の限定アイテムも

渋谷パルコは、開業50周年を記念したアニバーサリー企画「50/50」を12月3日まで開催している。期間中、さまざまなブランドの限定アイテムの発売やポップアップストアの開催、音楽イベントなどを展開する。

50ブランドの限定アイテムの一例を挙げると、「ディオール(DIOR)」と現代アーティストのジャン=ミシェル・オトニエル(Jean Michel Othoniel)による香水“ジャドール ロー” (209万円)や、「ヘブン バイ マーク ジェイコブス(HEAVEN BY MARC JACOBS)」とデザイナーのジュリアン・コンスエグラ(Julian Consuegra)のコラボパーカ(3万8000円)、アーティストのSUMIREによるペイントを施した「ディスコード ヨウジヤマモト(DISCORD YOHJI YAMAMOTO)」の一点物のバッグ(27万5000円)などのアーティストコラボ商品のほか、「ジル サンダー(JIL SANDER)」「トム ブラウン(THOM BROWNE)」「バーバリー(BURBERRY)」「アー・ペー・セー(A.P.C.)」「アンブッシュ(AMBUSH)」などから50周年限定商品が登場する。

ポップアップは、「アー・ペー・セー」とポケモン、や栗野宏文ユナイテッドアローズ上級顧問とここのがっこうによるコラボレーションにフォーカスしたもののほか、群馬県桐生市のエスティーカンパニー(ST COMPANY)や大阪のリトマス(LITMUS)など、全国セレクトショップも出店する。エスティーカンパニーは、「ダブレット(DOUBLET)」と「ファセッタズム(FACETASM)」のコラボアイテムも用意する。

会期初日の11月17日には、オープニングパーティーを開催した。1階では栗野宏文ユナイテッドアローズ(UNITED ARROWS)上級顧問とビームス レコーズ(BEAMS RECORDS)のディレクターを務めたライターの青野賢一が、3階ではTempalayのAAAMYYYが、10階では小袋成彬をはじめとするJ-WAVEの音楽番組「フリップ サイド プラネット」がDJパフォーマンスを行なった。

「ジル サンダー」

「ジル サンダー」の渋谷パルコ50周年を記念した、ダウンジャケットの限定カラー(カーキ/34万6500円)。リサイクルナイロンとリサイクルダウンを使用している。サイズはメンズとウィメンズの2サイズ展開で、限定カラーは12月3日まで販売する。

「ディスコード ヨウジヤマモト」×SUMIRE

「ディスコード ヨウジヤマモト(DISCORD YOHJI YAMAMOTO)」とアーティストのSUMIREによる一点物のバッグ。

「アンブッシュ」

「アンブッシュ(AMBUSH)」の渋谷パルコ50周年を記念したシャツ(4万7300円)。ブランドロゴのほか、渋谷パルコ内のアンブッシュ ワークショップ 2の電話番号、渋谷パルコの座標を刺しゅうしている。

「カラー」

「カラー(KOLOR)」はグレーまたはブラックの裏毛プルオーバーに、「カラー」2022-23年秋冬コレクションのロゴグラフィックを好みのアルファベットとプリント色に変更できる、カスタマイズイベント(2万7500円)を行う。2月上旬に発送予定の受注オーダー制。また、「カラー ビーコン(KOLOR BEACON)」の店舗限定アイテムを先行発売する。

「アー・ペー・セー」

「アーペーセー(A.P.C)」の渋谷パルコ50周年を記念したスエット(3万9600円)。カラフルな刺しゅうで「50/50」のロゴをデザインした。

「グラウンド ワイ」×SUMIRE

「グラウンド ワイ(GROUND Y)」とSUMIREによるTシャツ(1万5400円)。動物や花、自然をモチーフにブランドロゴをデザインしている。

「イッセイ ミヤケ」

「イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)」の渋谷パルコ50周年を記念した“モッコ ミックスポシェット(MOKKO MIX POCKET)(1万4300円)。2色の糸を使っており、裏表のバイカラーが楽しめる。

ヌビアン×「ストリング ティング」

国内唯一の正規販売店ヌビアン シブヤ ウーマンズ(NUBIAN SHIBUYA WOMENS)と「ストリング ティング(STRING TING)」によるストラップ(1万3200円)。ブランドの代表作“カワイイ イン ザ スカイ”をヌビアンのイメージカラー、ブラックで仕上げた。

OIL by 美術手帖

OIL by 美術手帖の渋谷パルコ50周年を記念したお菓子のボックス(3300円)。和三盆琥珀糖やバタフライピーレモンスター、ビーツのニョロニョロなど見た目にも楽しいお菓子をグルテンフリーで用意した。

ホワイト シネクイント

7階のシアター、ホワイト シネクイント(WHITE CINE QUINTO)では、1970年代からファッションモデルとして活躍した、山口小夜子のドキュメンタリー作品「氷の花火 山口小夜子」を特別上映している。

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1位は、「ティファニー」×ポケモン発売 ダニエル・アーシャムが手掛けるピカチュウ、ゼニガメなど|週間アクセスランキング TOP10(11月9日〜11月15日)

1位は、「ティファニー」×ポケモン発売 ダニエル・アーシャムが手掛けるピカチュウ、ゼニガメなど|週間アクセスランキング TOP10(11月9日〜11月15日)

「WWDJAPAN」 ウイークリートップ10

1週間でアクセス数の多かった「WWDJAPAN」の記事をランキング形式で毎週金曜日にお届け。
今回は、11月9日(木)〜11月15日(水)に配信した記事のトップ10を紹介します。


- 1位 -
追記:「ティファニー」×ポケモン発売 ダニエル・アーシャムが手掛けるピカチュウ、ゼニガメなど

11月13日公開 / 文・皆合 友紀子

 「ティファニー(TIFFANY & CO.)」は、アーティストのダニエル・アーシャム(Daniel Arsham)が手掛けたポケモンとのコラボレーションジュエリー“ティファニー&アーシャム スタジオ&ポケモン”を、12月1日に発売する。ジュエリーは全9アイテムで、価格は21万1200円〜473万円。日本では「ティファニー表参道」のみで取り扱う。

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- 2位 -
ユニクロと「アニヤ・ハインドマーチ」コラボを詳報 SNSで「絶対買う」の声続出

11月13日公開 / 文・五十君 花実

 「かわいすぎる……!」「胸が高鳴って苦しい……!」――11月8日の公表以来、SNSにそんな声があふれている「ユニクロ」と「アニヤ・ハインドマーチ」のコラボ。11月23日の発売に先駆けて、ショールームに取材に行ってきたので写真豊富にご紹介します。「SNSだけでなく、公式ECのお気に入り保存機能でも非常に大きな反響をいただいている」(ユニクロ広報担当者)ということで、狙っている商品がある人は発売初日に買うのがよさそうです。

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- 3位 -
石津祥介氏が死去 「VAN」創業者の長男で、写真集「TAKE IVY」を上梓

11月09日公開 / 文・三澤 和也

 ファッションディレクターで石津事務所代表の石津祥介氏が11月2日、死去した。享年88。

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- 4位 -
【スナップ】「ロエベ」新旗艦店に米津玄師や夏木マリ、北野武と愛犬の権蔵らが来店 デザイナーも来日

11月11日公開 / 文・WWD STAFF

 「ロエベ(LOEWE)」は、表参道店を拡張リューアルし「カサロエベ表参道」を11月11日にオープンした

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- 5位 -
【一粒万倍日】「ルイ・ヴィトン」から日本限定の財布 バッグ“カプシーヌ”がモチーフ

11月10日公開 / 文・WWD STAFF

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、今週末の一粒万倍日に向けて、日本限定の2つの財布を発売した。

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- 6位 -
「ジーユー」とポケモン「ポケピース」がコラボ 冬のルームウエアやソックスなど7型を発売

11月14日公開 / 文・WWD STAFF

 「ジーユー(GU)」は、「ポケピース」とのコレクションを11月23日に全国の店舗とオンラインストアで発売する。同コレクションでは、「ポケピース」の舞台であるシェアハウスに着想し、ラウンジウエアやルームソックスなど7型をそろえた。価格帯は790〜3490円。

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- 7位 -
【一粒万倍日】「ルイ・ヴィトン」から日本限定財布 ゴールド色スタッズが黒革に映える

11月15日公開 / 文・WWD STAFF

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、ゴールドカラーのスタッズで“LV イニシャル”を表現した新作ウオレットを発売した。

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- 8位 -
【スナップ】吉岡里帆、滝沢眞規子、大屋夏南らが来場 「ボッテガ・ヴェネタ」の“カバ”展示会

11月10日公開 / 文・WWD STAFF

 「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」は11月19日まで、銀座フラッグシップ5周年を祝して、ブランドを象徴するバッグ“カバ”の展示会“CRAFT IN MOTION(クラフト・イン・モーション)”を開催する。「ボッテガ・ヴェネタ」公式ラインで予約受け付け中だ。

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- 9位 -
【2024年春コスメ】「スック」水面に映る春の情景がテーマ アイシャドウパレットの限定色など発売

11月09日公開 / 文・戸松沙紀

 「スック(SUQQU)」は2024年1月26日、春のにじむ色彩が織りなす“水の綾”を表現した24年春コレクションを発売する。濃密な艶を演出するリップスティックが定番商品に加わり、アイシャドウパレットやリキッドアイシャドウ、チークカラーなどの限定色を用意した。

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- 10位 -
「ニューバランス」が「キス」とマディソン・スクエア・ガーデンが共同制作した“990v6”を発売

11月12日公開 / 文・WWD STAFF

 「ニューバランス(NEW BALANCE)」は、「キス(KITH)」とニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデン(Madison Square Garden)が共同で制作し11月6日に「キス」限定で先行販売した“ロニー ファイグ アンド マディソン スクエア ガーデン フォー ニューバランス メイドイン USA 990v6”のうち1カラーを11月16日に発売する。価格は3万9600円で、サイズは25.5〜28.5cm。日本国内の「ニューバランス」公式オンラインストア限定で取り扱う。

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「シュウウエムラ」の新春コレクションは幸運呼び込むラッキーデザイン

「シュウ ウエムラ(SHU UEMURA)」は2024年1月1日、新年を祝う「インビンシブル レッド コレクション」を発売する。ブランドの人気クレンジングオイル“アルティム8∞ スブリム ビューティ クレンジング オイルn”(450mL、1万4850円)は全店舗で取り扱い、他アイテムは公式オンラインサイトのみでの販売になる。パッケージは女性の揺るぎない強さを洗練された深紅で表現。運気上昇や生命力の象徴と言われるドラゴンをモチーフにし、幸運を呼び込むメイクアップを提案する。

公式オンラインサイトで取り扱うアイテムは全4種5アイテムで、リキッドルージュ“ルージュ アンリミテッド キヌ クリーム”(限定2色、4950円)はレッド系とブラウン系のカラーをラインアップ。光のアングルで色彩が変化する偏光パールが入ったアイシャドウ“プレスド アイシャドー(レフィル)”(限定1色、2530円)はさまざまなカラーと相性が良いオスピシャス プリコットを、なぎなた削りのアイブロウペンシル“ハード フォーミュラ”(限定1色、3300円)はシールブラウンを用意した。

アジア人の肌を美しく引き立てるために作られたフェイスカラー“フェイス カラー(レフィル)”(限定1色、3850円)のコレクション限定色はアプリコットカラーが登場。新春限定デザインの“ペタル 55 ファンデーション ブラシ”( 限定1種、6820円)も取りそろえる。

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生成AIが接客? 東京・久我山の無人古着屋「ジャンボデンキ」

「ジャンボデンキ」と書かれた青い軒先、昭和の家電製品を広告するPOP、レトロなストライプの壁紙──今年3月に東京・久我山に誕生した「古着屋 ジャンボデンキ」は、かつて地元で愛された電気屋の外観と内装、屋号をそのまま受け継ぐ無人の古着屋だ。運営するのは、デザイン会社ザ・カンパニーの橘啓介社長。普段はファッションや建設、医療とさまざまな業種のブランディングとデザインを手掛けている。

デザイン会社が
無人古着屋を営む真意

店内には約1000点の古着が所狭しと並ぶ。客はハンガーについたタグの色で値段を判断し、料金ボックスに現金を投函。小銭がないときは、ボックス横の両替機を使う。セキュリティーは防犯カメラのみの、完全に性善説に則った店舗だが、盗難は「ほぼゼロ」というから驚きだ。「お客さんの計算違いや、金額の入れ違いによる料金のロスはある。それでも、悪意のある窃盗はない」。

橘社長が同店を始めたきっかけは、知り合いが無人古着屋を運営していたことだった。「初期費用もそれほど高くないし、自分にもできそうと安易に考えた」と笑うが、真の目的は他にある。「本業で小売店のロゴデザインやブランディングを手伝うこともあるのに、自分で店を運営していないことがずっと気がかりだった。自らの店で実績を重ねれば本業の説得力も増すし、マーケティングやシステムの実験場としても使える」。たとえ売り上げが立たなくても、やる覚悟だったのである。

AI、セール、LINEスタンプ
さまざまな施策の“実験場”

同店ではデザインやシステムの“実験場”として、さまざまな施策を行う。その一つが、生成AIを活用した接客だ。ChatGPTと音声認識ツール、発話ツールを組み合わせて開発した独自システムで、タブレットに触れて質問すると、同店のマスコットキャラクター、ジャンボくんが音声で答えてくれる。ほかにも、SNS運用やLINEスタンプの制作、半額セールの実施、店舗のコンセプトまで、同店のあらゆる取り組みがノウハウとして蓄積され、本業であるデザインやコンサルティング事業に還元される。

久我山は橘社長が住み慣れた場所で、この地を盛り上げる思いも込めて出店した。電気屋の跡地を選んだのは、「昭和の雰囲気が残っていて、何より安かったから(笑)」。月間売り上げは70万〜100万円で、年内には初期費用も回収する見通し。多店舗化の予定はないものの、地域活性化や、空き家問題の解決策になる可能性はある。「似た課題を持つエリアに横展開するのはアリ。元クリーニング屋とか、元居酒屋とか。頭に『古着屋』を付けるだけだから」。

■古着屋 ジャンボデンキ
住所:東京都杉並区久我山4-50-1
営業時間:10:00~22:00(金、土、祝前日は24時間営業)

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