「ジバンシィ」のマシュー・M・ウィリアムズが退任 

「ジバンシィ(GIVENCHY)」のマシュー・M・ウィリアムズ=クリエイティブ・ディレクターが、12月末で退任することが分かった。2020年6月に就任した彼が手掛ける最後のコレクションは、近日公開されるメンズ&ウィメンズの24年プレ・フォール・コレクションになる。今回の退任は、ヨーロッパの伝統的なブランドにおけるクリエイティブ・ディレクターの短命化を際立たせるものであるとともに、1988年からLVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)の傘下にある名高いクチュールメゾンの新たな改革を示唆するものだ。後任探しはまだ初期段階のようで、次の体制が発表されるまではデザインチームでコレクションを手掛ける。

ウィリアムズ=クリエイティブ・ディレクターは、デビューシーズンから強みであるハードウエア(金具)、特にテーラリングやレザーグッズに施した南京錠のような留め具や装飾的な要素をクリエイションの重要な柱とし、手の込んだデニムの加工やシューズの最先端技術でもその手腕を発揮。音楽業界との深いつながりやネットワークを生かし、新たな層へのリーチにも貢献した。

ビジネスの勢いは、主にバッグ“ヴォワイユー”と“シャークロックブーツ”の好調によって最近回復したように見えた。しかし、大きな商業的成功や広くメディアからの賞賛はウィリアムズによる「ジバンシィ」にはなく、同じLVMHファッション・グループ(LVMH FASHION GROUP)傘下の「ロエベ(LOEWE)」や「セリーヌ(CELINE)」の爆発的な成長に比べ、遅れをとってきた。

また在任中、ジョディ・フォスター(Jodie Foster)やケンダル・ジェンナー(Kendall Jenner)といったセレブリティーや「ティファニー(TIFFANY & CO.)」のハイジュエリーショーのためにクチュールドレスをデザインしたが、オートクチュール・ファッション・ウイークで本格的なコレクションを披露することはなかった。

ウィリアムズ=クリエイティブ・ディレクターは、「『ジバンシィ』のクリエイティブ・ディレクションを手掛けることは、2020年の就任時にも述べたように生涯の夢だった。この3年間、私はユベール・ド・ジバンシィ(Hubert de Givenchy)氏のレガシーを受け継ぎながら、私自身のクリエイティブなビジョンを表現することに努めてきた。この素晴らしい機会を与えてくれたアトリエや、ルノー・ド・レスケン(Renaud de Lesquen)=ジバンシィ最高経営責任者(CEO)、そしてLVMHに心から感謝したい」とコメントした。

一方、レスケンCEOはウィリアムズが「ジバンシィ」にもたらしたエネルギーに対する感謝を示し、「クリエイティブかつコンテンポラリーな彼のコレクションは、新しい活力を生み出し、顧客を開拓した。マシューとの仕事を楽しんできた全ての人と共に、彼の今後の成功を祈っている」と述べた。声明の中で、同ブランドは「ウィリアムズがメゾンの商品ラインアップをモダンに刷新し、国際的な市場、特にアメリカと日本で新たな勢いを生み出すことに貢献した」と評価している。

ウィリアムズ=クリエイティブ・ディレクターは、「ジバンシィ」を手掛ける傍ら、15年に設立した自身のシグネチャーブランド「1017 アリックス 9SM(1017 ALYX 9SM 以下、アリックス)」を率いている。同ブランドは、11月17日に香港の起業家エイドリアン・チェン(Adrian Cheng)に過半数株式を売却したばかり。チャンとのパートナーシップにより、初となる独立型店舗のオープンや、将来性の高いジュエリーやシューズ、アクセサリーといったカテゴリーの強化などを計画している。

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「阪神タイガース特需」再び 日本一で阪神本店の売り上げ1.5倍

百貨店主要5社(三越伊勢丹、高島屋、大丸松坂屋百貨店、そごう・西武、阪急阪神百貨店)の2023年11月度業績は、おしなべて1割程度の増収だった。月の前半は、一日の最高気温が25度を超える例年にない陽気が続き、冬物衣料の売れ行きが鈍かったが、中旬以降は気温の低下とともに動きが出た。

各社の前年同月と比較した売上高は、三越伊勢丹が12.0%増、高島屋が11.7%増、大丸松坂屋百貨店が11.2%増、そごう・西武が1.7%増、阪急阪神百貨店が18.0%増だった。そごう・西武は8月末で閉店したそごう千葉店の別館、広島店の新館の影響を除けば5.7%の増収。

5社の中で最も伸長率が大きかった阪急阪神百貨店は、阪神タイガース日本一祝賀セール(11月6〜10日)を実施した阪神梅田本店がけん引した。阪神梅田本店の売上高は前年同月比50.3%増と猛虎の勢いで、セール期間の売上高は前年同週の3倍以上だった。同店は、9月に阪神タイガースがリーグ優勝した際も1週間セール(9月15〜21日)を実施し、大きな押上効果があった。

都心店は、引き続き訪日客の旺盛な購買による好況にわく。三越伊勢丹の三越銀座店は前年同月比30%増。伊勢丹新宿本店は同11.7%増、三越日本橋本店は同7.4%だった。両本店では、「ラグジュアリーブランドやデザイナーズブランドを中心に冬物衣料品や、ハンドバッグ、宝飾、化粧品がけん引した」(同社)。大丸松坂屋百貨店は、インバウンドに強い大丸心斎橋店が同25.2%増。そごう・西武もプレステージブランドカテゴリーの売り上げが同10%伸びた。

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ファミマ「コンビニエンスウェア」前代未聞のファッションショー 加盟店スタッフもモデルに

ファミリーマートが販売するアパレルブランド「コンビニエンスウェア(CONVENIENCE WEAR)」は、初のファッションショーを東京・代々木第二体育館で11月30日に開催した。大型イベント「ファミリーマートフェス(FAMILY MART FEST)」の一環で、会場にはファッション関係者のほかに、一般応募から当選した100人と、ファミリーマート加盟店の関係者約800人も来場した。

遊び心ある着こなしで
洋服の“ワクワク”伝える

ショーでは、新作を含む約50型、80体のルックを披露した。代名詞であるソックスやTシャツ、ショーツ、ウインドブレーカーといった既存アイテムに加えて、12月5日から全国販売するスエット素材のトレーナーとフーディー、パンツも登場。さらに、同じく5日から麻布台ヒルズで限定販売するデニムジャケットやジーンズ、フリースのプルオーバー、ベンチコート、ワークジャケット、クルーネックセーター、カーディガンなども公開した。

バリエーションは豊富でも、あくまでデザインはベーシック。そんなアイテムを、遊び心あるスタイリングで“ファッション”として発信した。ロングスリーブTシャツを首に巻いてリボンに見立てたり、2枚のシャツを使ってワンピース風のシルエットを作ったり、パンツの裾をソックスに入れてシルエットを変化させたりと、誰もが真似できるテクニックでベーシックウエアを新鮮に見せた。同ブランドのデザインを担当する「ファセッタズム(FACETASM)」の落合宏理デザイナーは、「一つのアイテムでも、アイデア次第でいろんな楽しみ方ができる。そんなファッションの醍醐味を伝えたかった」と話す。

会場にコンビニ出現
客一人一人に「ドラマがある」

演出も「コンビニエンスウェア」ならではだった。会場中央に円形のコンビニを設置し、ショーが始まるとモデルたちが次々と店内に入っていく。モデルたちが店内を見て回る様子は、複数のカメラで切り取られ、店外の客席に向けてデジタルサイネージで放映された。この演出は、「コンビニを訪れる人々にはそれぞれのドラマがある」という落合デザイナーの思いを込めたものだ。

その後、モデルはコンビニから飛び出して、客の前を自由にウオーキングする。ファミチキを食べる人やコーヒーをすする人、会話を楽しむモデルもいた。年配の女性から子連れの男性、義足の若者、外国人の幼い兄弟まで、幅広いキャスティングでコンビニ客の多様性を表現し、俳優の吉田鋼太郎や八木莉可子、柳俊太郎、芸人の又吉直樹ら豪華キャストもショーに花を添えた。

“前代未聞”を実現させた人々へ送る
愛に満ちたフィナーレ

ハイライトはフィナーレに待ち構えていた。吉田鋼太郎と八木莉可子の後ろから、緊張した面持ちでウオーキングする男女が登場した。この人たちは、大阪府内に店舗を持つファミリーマート加盟店のスタッフだ。「コンビニエンスウェア」は2021年に全国販売する前、大阪府内で約1年の試験導入を行っていた。彼・彼女たちこそ、“コンビニ発のアパレルブランド”という前代未聞に挑戦した人物だった。「みなさまの協力なしでは『コンビニエンスウェア』は実現しなかった。その感謝を伝えたかった」(落合デザイナー)。愛に満ちたショーの終わりに、割れんばかりの拍手が送られた。

コンビニでファッションアイテムを買うことは、まだまだ浸透していない。しかし、いつかそんな未来が来るかもしれない。そう思わせるほど、ブランドの独自性と魅力がまっすぐ伝わり、見る人の心を動かすショーだった。

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ファミマ「コンビニエンスウェア」前代未聞のファッションショー 加盟店スタッフもモデルに

ファミリーマートが販売するアパレルブランド「コンビニエンスウェア(CONVENIENCE WEAR)」は、初のファッションショーを東京・代々木第二体育館で11月30日に開催した。大型イベント「ファミリーマートフェス(FAMILY MART FEST)」の一環で、会場にはファッション関係者のほかに、一般応募から当選した100人と、ファミリーマート加盟店の関係者約800人も来場した。

遊び心ある着こなしで
洋服の“ワクワク”伝える

ショーでは、新作を含む約50型、80体のルックを披露した。代名詞であるソックスやTシャツ、ショーツ、ウインドブレーカーといった既存アイテムに加えて、12月5日から全国販売するスエット素材のトレーナーとフーディー、パンツも登場。さらに、同じく5日から麻布台ヒルズで限定販売するデニムジャケットやジーンズ、フリースのプルオーバー、ベンチコート、ワークジャケット、クルーネックセーター、カーディガンなども公開した。

バリエーションは豊富でも、あくまでデザインはベーシック。そんなアイテムを、遊び心あるスタイリングで“ファッション”として発信した。ロングスリーブTシャツを首に巻いてリボンに見立てたり、2枚のシャツを使ってワンピース風のシルエットを作ったり、パンツの裾をソックスに入れてシルエットを変化させたりと、誰もが真似できるテクニックでベーシックウエアを新鮮に見せた。同ブランドのデザインを担当する「ファセッタズム(FACETASM)」の落合宏理デザイナーは、「一つのアイテムでも、アイデア次第でいろんな楽しみ方ができる。そんなファッションの醍醐味を伝えたかった」と話す。

会場にコンビニ出現
客一人一人に「ドラマがある」

演出も「コンビニエンスウェア」ならではだった。会場中央に円形のコンビニを設置し、ショーが始まるとモデルたちが次々と店内に入っていく。モデルたちが店内を見て回る様子は、複数のカメラで切り取られ、店外の客席に向けてデジタルサイネージで放映された。この演出は、「コンビニを訪れる人々にはそれぞれのドラマがある」という落合デザイナーの思いを込めたものだ。

その後、モデルはコンビニから飛び出して、客の前を自由にウオーキングする。ファミチキを食べる人やコーヒーをすする人、会話を楽しむモデルもいた。年配の女性から子連れの男性、義足の若者、外国人の幼い兄弟まで、幅広いキャスティングでコンビニ客の多様性を表現し、俳優の吉田鋼太郎や八木莉可子、柳俊太郎、芸人の又吉直樹ら豪華キャストもショーに花を添えた。

“前代未聞”を実現させた人々へ送る
愛に満ちたフィナーレ

ハイライトはフィナーレに待ち構えていた。吉田鋼太郎と八木莉可子の後ろから、緊張した面持ちでウオーキングする男女が登場した。この人たちは、大阪府内に店舗を持つファミリーマート加盟店のスタッフだ。「コンビニエンスウェア」は2021年に全国販売する前、大阪府内で約1年の試験導入を行っていた。彼・彼女たちこそ、“コンビニ発のアパレルブランド”という前代未聞に挑戦した人物だった。「みなさまの協力なしでは『コンビニエンスウェア』は実現しなかった。その感謝を伝えたかった」(落合デザイナー)。愛に満ちたショーの終わりに、割れんばかりの拍手が送られた。

コンビニでファッションアイテムを買うことは、まだまだ浸透していない。しかし、いつかそんな未来が来るかもしれない。そう思わせるほど、ブランドの独自性と魅力がまっすぐ伝わり、見る人の心を動かすショーだった。

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「トッズ」、新クリエイティブ・ディレクターは「ボッテガ・ヴェネタ」から? デザインチームの一人が有力候補か

情報筋によれば、「トッズ(TOD’S)」の新たなクリエイティブ・ディレクター候補として、「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」のデザインチームに所属するマテオ・タンブリーニ(Matteo Tamburini)の名前が挙がっているようだ。同氏は現在、マチュー・ブレイジー(Matthieu Blazy)「ボッテガ・ヴェネタ」クリエイティブ・ディレクターと共に働いているという。本件について、「トッズ」のコメントは得られなかった。

「トッズ」のクリエイティブ・ディレクターを2019年から務めていたヴァルター・キアッポーニ(Walter Chiapponi)は、23年7月に退任を発表。9月に披露した24年春夏ウィメンズ・コレクションがラストとなった。11月には、イタリアブランド「ブルマリン(BLUMARINE)」のクリエイティブ・ディレクターに就任している。なお、キアッポーニは「トッズ」に加わる前、トーマス・マイヤー(Tomas Maier)時代の「ボッテガ・ヴェネタ」でキャリアを積んでいるため、タンブリーニはキアッポーニとも何年間か一緒に働いていたと思われる。

また、15年1月から16年9月までボッテガ・ヴェネタの最高経営責任者を務め、その後は親会社であるケリング(KERING)の要職に就任したカルロ・アルベルト・ベレッタ(Caro Alberto Beretta)が、19年2月からトッズのジェネラル・ブランド・マネージャーとなっていることも、タンブリーニが候補として有力視される材料の1つとなっているようだ。

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1位は、ユニクロ、「アニヤ」コラボの行列は40〜50代女性中心 「ちいかわ」「感謝祭」も重複で一時ECダウン|週間アクセスランキング TOP10(11月23〜29日)

1位は、ユニクロ、「アニヤ」コラボの行列は40〜50代女性中心 「ちいかわ」「感謝祭」も重複で一時ECダウン|週間アクセスランキング TOP10(11月16日〜11月22日)

「WWDJAPAN」 ウイークリートップ10

1週間でアクセス数の多かった「WWDJAPAN」の記事をランキング形式で毎週金曜日にお届け。
今回は、11月23日(木)〜11月29日(水)に配信した記事のトップ10を紹介します。


- 1位 -
ユニクロ、「アニヤ」コラボの行列は40〜50代女性中心 「ちいかわ」「感謝祭」も重複で一時ECダウン 

11月23日公開 / 文・五十君 花実

 「ユニクロ(UNIQLO)」は11月23日、英国ブランド「アニヤ・ハインドマーチ(ANYA HINDMARCH以下、アニヤ)」とのコラボレーションコレクションを発売した。反響の大きさから、全商品展開店を急遽国内は51店減らし、20店に絞ったという同コラボだけに、ECサイトは朝9時以降正午過ぎまで、サーバダウンでつながりにくい状態となった。23日は毎年恒例の「ユニクロ感謝祭」の初日で祝日、さらには「ちいかわ×サンリオキャラクターズ」とコラボしたキッズ向けルームウエアの発売日も重複。店頭も開店直後から大にぎわいとなった。

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- 2位 -
ユニクロ、完売した「アニヤ・ハインドマーチ」コラボの予約再販決定 2月下旬に発送

11月24日公開 / 文・WWD STAFF

 「ユニクロ(UNIQLO)」は、11月23日に発売し数時間で完売した商品も多かった「アニヤ・ハインドマーチ(ANYA HINDMARCH)」とのコラボレーション商品を、予約制で再販すると発表した。再販するのはソックス以外の計8型。29日〜12月3日にECサイトで予約を受け付け、2024年2月下旬に発送する予定。

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- 3位 -
BLACKPINK、「シャネル」「サンローラン」「ディオール」を着てチャールズ国王からMBEを授与される

11月27日公開 / 文・HIKMAT MOHAMMED

 BLACKPINK(ブラックピンク)が11月22日、ロンドンのバッキンガム宮殿で、チャールズ国王(King Charles III)から名誉大英勲章(MBE)を授与された。国連気候変動枠組条約(UNFCCC)における締約国会議(COP)のアンバサダーでもあるメンバーは、環境への取り組みに尽力したことが評価された。 

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- 4位 -
「モンクレール」が「サカイ」とコラボ ブラックとホワイトの2ルックをトータルルックで販売

11月27日公開 / 文・WWD STAFF

 「モンクレール(MONCLER)」は「サカイ(SACAI)」とのコラボレーションを発表した。用意したのは、ダウンジャケットを含むメンズとウィメンズの各2ルックで、価格は140万5800円。トータルルックのみで販売している。モンクレール 銀座と渋谷ポップアップ、難波で取り扱っている。

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- 5位 -
「リーバイス」“501”の150周年記念 手描きのモデルを501本限定発売

11月28日公開 / 文・WWD STAFF

 「リーバイス(LEVI'S)」はこのほど、今年で150周年を迎えたアイコンジーンズ“501”のアニバーサリーモデルとして、手書きの“1955 ハンドドロー 501”を501本限定で発売する。11月29日にリーバイスレッドタブ会員限定で先行販売し、11月30日にリーバイス原宿フラッグシップストア、リーバイスストア大阪、リーバイスストア新宿および公式ECサイトで発売する。価格は7万4000円。

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- 6位 -
「ティファニー」が読売ジャイアンツのロゴをデザイン!? アウェー版も70年ぶりに復活

11月24日公開 / 文・三澤 和也

 「ティファニー(TIFFANY & CO.)」は、読売ジャイアンツの新たなロゴをデザインした。“YG”のホームロゴはもちろん、70年ぶりに“TG”のアウェーロゴも復活させた。

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- 7位 -
「ポーター」が伊勢丹新宿店に新店舗 ドラえもんコラボやタータン柄のミニバッグを発売

11月28日公開 / 文・WWD STAFF

 「ポーター(PORTER)」は12月1日、伊勢丹新宿本店の本館2階に新店舗をオープンする。それに合わせ、同日からはドラえもんとのコラボアイテムを、12月9日からは同ブランドの人気アイテムをミニサイズにした“ハウル”シリーズのスペシャルコレクション“ハウルタータン(HOWL TARTAN)”を発売する。

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- 8位 -
スターバックス×藤原ヒロシ「フラグメント デザイン」の新作ボトル 1Lの大容量サイズ

11月28日公開 / 文・WWD STAFF

 スターバックス コーヒー ジャパンは、藤原ヒロシによる「フラグメント デザイン(FRAGMENT DESIGN)」とのコラボレーショングッズの新作を12月6日にオンラインストアで発売する。用意したのはステンレスボトルでサイズは580ml(5500円)と1080ml(6600円)の2種類。カラーはそれぞれブラックとベージュの2色でそろえた。

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- 9位 -
今田美桜がイタリア発ジュエリーブランド「ダミアーニ」の日本アンバサダーに就任

11月28日公開 / 文・WWD STAFF

 イタリア発のジュエリーブランド「ダミアーニ(DAMIANI)」は、 女優の今田美桜を日本のアンバサダーに迎えることを発表した。同ブランドは、今田美桜がアイコニックなジュエリー、“ベル エポック”や“ベル エポック・リール”のコレクションを着用したキャンペーンビジュアルとムービーも公開する。

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- 10位 -
「ビューティフルピープル」と「G-SHOCK」がコラボ 各パーツに異なるブラウンを配色

11月29日公開 / 文・WWD STAFF

 「ビューティフルピープル(BEAUTIFUL PEOPLE)」は、カシオ計算機の「G-SHOCK」とコラボしたウオッチを発売する。価格は3万3000円。12月6日から「ビューティフルピープル」伊勢丹新宿本店で先行発売し、12月9日から「ビューティフルピープル」の店舗およびカシオの一部直営店で販売する。また11月29日から公式オンラインで先行予約を受け付けている。

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活況のセルフネイル市場 今年ヒットしたネイルを振り返る

コロナ禍で改めてセルフネイルに注目が集まるようになった。植物由来の成分で作るパリ発のヴィーガンネイルブランド「マニキュリスト(MANUCURIST)」は、動物実験を行わないクルエルティフリーで生産過程にもこだわり、ファンも多い。タカラベルモントが展開する「ノイロ(NOIRO)」は、2019年に誕生したネイル・ハンドケア総合ブランドで、プロユース、速乾、トリートメント成分inが特徴。全40色と豊富なカラーバリエーションでヒットしている。ディー・アップが展開する「トーンドロップ」は、塗りやすさ・肌映り・速乾性とモチの良さにこだわり、支持を集めている。これらベスコスでも支持を集めるネイル3ブランドに23年上半期の人気カラーを振り返ってもらった。

――― 23年上半期に1番売れたカラーは?

岩田真季「マニキュリスト」マーケィング・PR:“グリーン ナチュラル ネイルカラー コズミックローズ ”(15mL、2970円)。昨年1番人気だった“グリーン ナチュラル ネイルカラー ゴールド”(15mL、2970円)と比べて2倍以上の売り上げを誇っている。不動の人気No.1の“ポリッシュリムーバー”(100mL、3190円)と同じ点数を売り上げた。

一度塗りでもきれいな発色でムラなく塗りやすい点。また、ピンクがかったシルバーなので、グリッターなのに派手すぎず肌なじみが良いと好評だ。店舗やポップアップストアでの売り上げが好調で、実際にテスターを試した顧客がその発色や塗りやすさに驚かれることが多い。

川合未来タカラベルモント 化粧品マーケティング部ネイル担当:「ノイロ」は、繊細なパール、透け感、塗りやすさが支持されている。“S048”(11mL、1980円)は、発売1か月半で目標数達成した。

“S048”を含むコレクションは、ようやく人とたくさん会ったり遠出ができたりする雰囲気が出てきていたので、春を楽しむ気持ちを応援できるような優しい色味を目指した。消費者の気分に合致した結果だと思う。その中でも指先をきれいに見せてくれる、つける人を選ばない青みの落ち着いたサクラカラー“S048”が特に年代を超えて評価を得た。

篠原緑ディー・アップ マーケティング部 商品開発:6月んから販売する“マグネットネイルポリッシュ”(10mL、各1650円)のシリーズ。4色のラインアップすべてが人気となり、発売から約2週間弱で限定数を完売した。ネイルポリッシュの中に特殊な“マグネティックパール”を配合し、ジェルネイルで人気のマグネットネイルを、ネイルポリッシュで手軽に楽しめる点が支持されている。

LEDライトが不要で、通常のリムーバーで簡単にオフできる手軽さが、多くの顧客に喜んでいただけた。この製品は、爪に塗ってすぐに付属のマグネットスティックを近づけると、繊細なパールが磁力に反応して、魅惑的な陰影と奥行き感を楽しむことができる点が最大の特徴だ。マグネットの当て方でパールの反応の仕方も変わるので、自分だけのネイルデザインを楽しめる点も、セルフネイラーの探求心をくすぐるポイントだったのではないかと考える。

―――新色はどのようなプロセスを経て決定されるのか?

岩田真季「マニキュリスト」マーケィング・PR:フランス本国で新色が決定される。「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」や「プラダ(PRADA)」などのラグジュアリーブランドで経験を積み、微妙な色の違いに強いこだわりを持つ創業者のガエル ルブラ ペルソナージュ氏を中心に本国チームがファッション・映画・アートなどから影響を受けてストーリーを構築していく。この為、必ずストーリーと共に色が生まれる。トレンドカラーのみから決定するコレクションではないため、オリジナリティあふれるカラーラインアップとなっている。

篠原緑ディー・アップ マーケティング部 商品開発:シーズンごとのトレンドカラーを意識しながらも、手肌を美しく魅せることができる「肌映りの良さ」を考慮しながら色開発を行っている。また、重ねることで奥行が出るような透け感のある発色や、みずみずしいツヤ感など、テクスチャーにもこだわっている。色選びを楽しんでいただきたいという想いから、毎回色ごとにボトルラベルのデザインを変えている点もポイントだ。

また、ポリッシュだけでなくセミジェルネイルも好調だ。トータルハンドケアブランド「テモ(TEMOT)」は、自宅で楽しめるシール型ジェルネイルを2023年3月より発売。展開するソワンPR森瑞貴氏は「23年7月は、6月比で40%程度売り上げが伸長している。17種類のデザインが揃い、いちばん人気は、ブラウンのマーブル柄“floodwood”(TOP GELのみの価格、3278円)だ。サロンで施術を受けるよりも安価で、専用ネイルパウダーやトップジェルを使うことで、デザインをアレンジできる点も支持されている。

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1年限定で「流行通信」を手掛けた横尾忠則の審美眼

PROFILE:横尾忠則/グラフィックデザイナー プロフィール

(よこお・ただのり)1936年兵庫県生まれ。1960年代からグラフィックデザイナーとして活躍し、1972年ニューヨーク近代美術館で個展を開催。その後もパリ、ヴェネツィア、サンパウロなど各国のビエンナーレに出品する。1981年に「画家宣言」で画家に転向。以降は美術家としてさまざまな作品制作に携わる。2012年には約3000点もの作品を収蔵する横尾忠則現代美術館(神戸市)が開館した。2021年7月に東京都現代美術館で「GENKYO 横尾忠則 原郷から幻境へ、そして現況は?」を開催。現在、12月3日まで東京国立博物館 表慶館で「横尾忠則 寒山百得」展を開催している。

1980~1981年までの1年間限定で、「流行通信」のアートディレクターを務めた、美術家の横尾忠則。1981年に商業デザインから身を引く、いわゆる「画家宣言」の直前まで手掛けた13冊は、ライティングから作られたファッションストーリー、プロデュース的発想から生まれたアート連載、自身が撮影を手掛けた表紙など、どれもが冒険というべき、情報雑誌とは異なるものだった。最後の号は“さようなら”というメッセージを込めた、後ろ向きの人物の写真が表紙になっている。ときに挑発的で複雑な構成は、あらゆるスタイルを持たず、言語化することを捨てて身体の赴くままに描き続ける、横尾の絵画作品とも重なる。今回は「流行通信」と渋谷PARCOをテーマに新作のコラージュを作り上げた。約40年が経ち、改めて当時の「流行通信」を振り返る。

また、本号の発売と同時期に開幕し、12月3日まで東京国立博物館・表慶館で開催されている「横尾忠則 寒山百得」展では、約1年半で102点もの新作を描き上げた。これらの作品は、中国・唐の時代の詩人、寒山と拾得をモチーフに、短期間で一気に作り上げていった、その時々の感情と独自の解釈を交えながら再構築したシリーズ。自由奔放な画風とその創作性について話を聞くために、世田谷区・成城のアトリエを訪ねた。

1年間限定13冊の「流行通信」

−−1980年から1981年にかけて、ちょうど絵画に移行する端境期に雑誌のアートディレクターを引き受けられたのはなぜでしょうか?

横尾:理由は頼まれたから。グラフィックデザイナーは依頼がないと仕事が成立しないですよね。僕は常に受け身でしたから“頼まれたから”というだけなんです。森英恵さんにお昼に誘われた時に、「『流行通信』が続くまでアートディレクターをしてほしい」と言われて、半永久的ではプレッシャーになるので、1年という期間を限定して引き受けたわけです。最後の号の発売直前にもう1ヵ月だけ続けてほしいと言われて、後ろ向きの人物が表紙の号を作ったんです。

−−オファーがあった時に、森英恵さんからこういうふうに作ってほしいというような要望はあったのでしょうか?

横尾:全くなかったですね。「横尾さんの思い通りのものを作ってください」と言われました。だから、遊びの場を与えられた感じですよね。でも、やり方がわからないから、毎号作りながら輪郭が見えてきた感覚です。自分のイメージもあるから、カメラマンは決めないといけない。大勢が参加して、その都度決めていくのも面倒だし、表紙から小さいサイズの広告写真まで、1冊を1人のカメラマンが撮影したら簡単なので、十文字(美信)くんにお願いしたんです。個人写真集のようなイメージもありました。

−−どのようにカメラマンを決めていったのでしょうか?

横尾:他の雑誌でやってることを真似しても、「流行通信」としての存在価値がないですから、その度にファッションを撮ったことがなかったり、普段やっていないようなことをカメラマンにお願いしました。その時々の人選がうまくいけば成功すると思ってましたからね。カメラマンが初めてのものを撮影する時はまず、戸惑うんです。戸惑って悩みながら撮ることは、ある意味で初心にかえることでもあるし、そこから生まれるものは大抵新鮮なんですよ。職人的にファッション写真を撮っているカメラマンもいましたけど、僕はあまり興味がなかったです。それよりも見たことがない写真を撮ってほしかった。

浅井慎平とか藤原慎也、荒木経惟とかに、直接電話して交渉しました。例えば、藤原新也にお願いしたときは、ちょうど「シルクロード」の作品を撮っていて、「ファッション写真には興味がない」と話すんです。彼は理論家だったので「シルクロードを出発して、青山のファッションショーの舞台を終着点にしたら?」と説得したらおもしろがってくれて実現したんです。

−−有田泰而さんが表紙を撮影された、編集ページが全部白黒で作られた号も印象に残っています。

横尾:これ、おもしろいでしょう。白黒の号はクライアントから「広告が目立ち過ぎる」という指摘があったそうなんです。いつもは広告を目立たせたいけど、目立ち過ぎて嫌だということなんです。編集ページはカラーで広告は白黒っていう、逆の雑誌はたくさんあったんですけどね。

−−編集ページは横組みで、広告は縦組みというデザインもありました。

横尾:発想はみんなあるけど、実行するかどうかなんですよね。僕はあまり説得したくないので「これでお願いします」で終わりだから。細かい事はあまり言いませんでした。デザインは湯村輝彦くんと、もう1人若いデザイナーで養父正一くんでした。最初のコンセプトは、僕が伝えて2人が汲み取ってくれていたんですが、考え方が一致していたので、イメージが違うものはほとんどなかったように思います。

−−何かを繰り返していく中で様式やスタイルが作られていくように感じるのですが、毎号手掛けられる中で実験的な表現を続けられたのはなぜでしょうか?

横尾:理論がないですからね。でも、アバンギャルド精神はあまりなかったですね。変わったことをしたいっていうことだけだったのかもわかりません。森さんは「あれをやっちゃいけない、これをやっちゃいけない」とは一切、言いませんでした。僕を解き放つような存在だったということが大きいと思います。先見性というか、ある意味で革命ですよね。

−−クライアントワークの中でも「流行通信」は横尾さんにとってどんな印象でしたか?

横尾:今、そう言われて気が付いたけど、それまでクライアントがいなかったんですよ。僕は企業の仕事もしましたけど、単発でポスターを作ったりする仕事でしたから、グラフィックデザインで、どうしても僕じゃなきゃいけないっていう仕事は『流行通信』が初めてかもしれません。

−−「流行通信」を手掛けられたあと、「グラフィックの時代が終わる」という個人的な感覚が降りてきたとお聞きしました。

横尾:本当のことを言うと、ピカソ展を見に行ったときに会場がものすごく混んでたんです。前に進めない渋滞状態ですよ。その状態が20分くらい続いたのかな。その時、僕の中で衝動的に「グラフィックをやめて次は美術をやれ」っていう概念のようなものがドーンときたんです。誰かが僕の後ろで叫んだのかと思うぐらいで、本当にびっくりしましたね。

そろそろグラフィックに飽きて、絵画をやりたいと思っていれば理解できますけど、そうではなかったですから。グラフィックは僕にとって天性の仕事でしたし、その頃は、海外の美術館から個展のオファーがいくつも来ていたんです。このままグラフィックデザインを続ければ、世界のトップランナーになれると思っていたし、グラフィックデザイナーとして幸福な瞬間に「グラフィックをやめて、絵画の道に行け」という波動というか、それが起こった。一種の洗脳のようです。

−−それは、ご自身の中から湧いてきたような感覚なんでしょうか?

横尾:僕のものじゃないですよ。だけど、僕の中を通らないと出てこないでしょう。それが、神か悪魔か知らないけれど、すごい強い力を送ってきたんです。そうすると、その力に抵抗できなかった。僕の中からグラフィックの概念がスーッと消えていくのがわかったわけです。遠くへ行く感じです。そして、目の前に壁ができて、アートがどんどんやってくるんです。アートをやりたいとは思っていないのにですよ。それで、これは洗脳だなと感じたんです。僕の宿命のプログラムにはそのタイミングでグラフィックから絵画に転向させる計画が組み込まれていたような気がします。こういうことが人生で実際に起こるんだと思いましたけど、これに似たような経験が過去にもあったんですよ。

−−幼少期とかでしょうか?

横尾:高校生のときです。当時は将来、郵便屋になろうと思っていたんですよ。絵は描いていましたし、学生展や県内の展覧会に入選したりもしましたけど、そこまで嬉しくはなかった。高校を出たら郵政研究所に2年入って、郵便屋になるつもりで準備していたんです。そしたら、校長先生に「郵便屋にはなるな」と言われたんですよ。

絵が描けるから芸術家にしたかったんでしょう。学校のPRにもなりますから。その後、ムサビ出身の先生に進められて受験をすることになりました。でも、受験日の前日の夜中に起こされて、「明日の試験は受けるのをやめてくれ」と言われたんです。先生の言うことは絶対ですから「どうしてですか?」とも聞かずに、翌日受験しないで、実家に帰ってきたんです。そしたら両親はものすごく喜んだんですよ。「お祝いしよう」って赤飯まで炊いてくれて。漫画みたいですけど、本当の話です。

−−今だとなかなか考えづらいですね。

横尾:今はみんな、きちんと反抗するでしょうね。でも、僕は帰ってきてしまった。そのことを担任に伝えたら、真っ青になって、先生の自宅の向かいにある印刷会社に電話をかけて、僕を就職させようとしたんです。頼んでないんですけどね。

そして、履歴書を書いている真っ最中に、加古川市の印刷会社から速達で「スケッチマンとして採用したい」とスカウトされたんですよ。僕が描いた西脇市の織物祭りのポスターが新聞に掲載されたのを見たそうなんです。今度はそのハガキをまた、担任の先生に持っていったら、「そっちに行ったほうが良い」と。

受験をせずに帰ってきた翌日にすすめられた会社の履歴書を書いている真っ最中に、別の会社からスカウトが来るなんていう、奇跡みたいなことが重なったんです。漫画みたいで、話としてはでき過ぎていますよね。

−−横尾さんにとってグラフィックデザインの出発点だったのでしょうか?

横尾:もう少し先ですね。結局、就職してもスケッチマンがなんのことかわかりませんでしたし、僕が作った包装紙もどこからも注文が来なかったんです。そこで、印刷物をクライアントに配達する役に回されたんです。大きな自転車で怖かったですよ。そしたら、ある日、運搬中に大雨に降られて8万円分の印刷物をすべて水に濡らしてしまったんです。当時の僕の給料が7000円の時代ですよ。すぐに「明日から君の机はないから」って言われたんです。意味がわかりませんでしたので、翌日も会社に行ったら「君はクビだよ」と言われて。雨が理由なので不可抗力ですけど、社長が言ってるからしょうがない。こういう受け身のスタンスが東京デザインセンターに行くまで続いたんです。僕は子どもの頃から受け身で生きてきたんですよ。主体的に何か事を起こすっていうことが、苦手な性格になってしまったわけです。

−−その後、グラフィックデザインでトップランナーになり、「流行通信」も手掛けらて、その後「画家宣言」をされました。

横尾:美術は僕の人生です。グラフィックに関しては全て仕事だと思っています。ただ、画家に転向する狭間の頃はグラフィックを捨ててもいいと思っていたんじゃないかな。

−−それが、1冊横組みのデザインだったり、ルールや作法から逸脱した表現に繋がったのでしょうか。

横尾:その解釈が正しいと思います。そこまで考えたことないですけど、話をしていて、そう思いますね。

−−今回は「流行通信」のロゴを使った作品について「ロゴを探すように見て欲しい」という言葉をいただきました。

横尾:作品の模様の中に「流行通信」のロゴがあるんですが、はっきりと読めないでしょう。雑誌として綴じられるのも良いけれど、大きなポスターにすると性格がはっきりするんじゃないかな。これは僕の美術、絵画とデザインが合体してるわけですから、グラフィックデザイナーのキャリアがなければできなかったことでしょうね。そういう意味では、記念すべき作品ですよ。

寒山拾得のようにニタニタ笑いながら鑑賞すればいい

−−現在、開催中の「寒山百得」展の作品は約1年半で102点を完成させたとお聞きして驚きました。

横尾:正確には1年2ヵ月ですね。半年くらいあいて1点だけ描いた作品があったので。

−−それぞれの作品には日付が書かれていて、間隔が2、3日だったり、同じ日付の作品もありましたので一気に描かれたのがわかりました。

横尾:そうそう。1回だけ同じ日に3点描いたんです。というのも制作期間中に急性心筋梗塞になってしまって、2週間ほど医者に筆を持っちゃダメって言われて、何もできなかったんですよ。それで、絵を描けない禁断症状を起こしてたので、午前と午後、夕方までに3点描けちゃったんです。ちょっと無理しすぎたかなっていう心配はありましたけど、その後、また元のペースに戻ったから、大丈夫でしたね。本当にアスリートの気分でした。アーティストじゃなくてアスリート。次はアスリート宣言でもしようかな。

−−スタイルを持たずに自由に絵を描くことは横尾さんの真骨頂であるとも思います。

横尾:それは僕の性格です。子どもの頃から何かに夢中になるけど、すぐに飽きちゃう。その性格で現在まできたんです。それでいうと、寒山拾得は中国、唐の時代の風狂の禅僧といわれるくらいはみ出した存在の究極の自由人。僕が絵を描くときに寒山拾得の力を借りて、何をやってもいいと思ったわけです。あとはアスリートになればいい。アスリートは瞬間芸術でもあるでしょう。例えば、バッターが球を打つ瞬間は頭は空っぽだと思うんです。考えてると打てない。どのスポーツでも、究極の瞬間はみんな空っぽになっていると思うわけです。

−−展示の締めくくりの作品が「RAMBOO」でした。アルチュール・ランボーとエドガー・アラン・ポー、マーロン・ブランドの「乱暴者」だったのが印象的でした。

横尾:ダジャレですよね。最後の人達も寒山拾得かもしれない。僕にとっては問題提起ですから、鑑賞者がそれぞれ感じ取ってくれたら良いです。その答えはバラバラでいいんですよね。今はコンセプチュアルでないと現代美術の最先端に立てないでしょう。僕は頭の中を空っぽにして、阿呆になりなさいって言ってるわけだから、およそ水と油です。だけど、その間にいるのは鑑賞者で、どちらを選択するのかはその人の自由ですよね。ところが僕の絵は頭で見ようとしても見られない。そこで初めて空っぽになるわけだから。そういう意味では2通りあっていいんじゃないかな。

−−横尾さんの中にも、寒山拾得が存在すると思いますか?

横尾:そう思いますね。でも、誰しも自由を希求してるわけですから、自分の中に小さな寒山拾得がたくさんいると思うんです。それを1人ずつ自分の中から取り出して自分のステージに乗せればいい。寒山拾得はそれを全て実践しました。だから、僕は絵を描くことによって実践したわけです。固定観念を開放してくれればいいですね。それが、芸術の持つ力だと思うんですよね。気分が良くなってニタニタ笑いながら寒山拾得みたいに観てもらえればいいんじゃないかな。

■「横尾忠則 寒山百得」展
会期 : 9月12日〜12月3日
会場 : 東京国立博物館 表慶館
住所 : 東京都台東区上野公園13-9
時間 : 9:30〜17:00
※入館は閉館の30分前まで
※月曜休館

Photography(Portrait) Mayumi Hosokura
Photography(Work) Niina Nakajima
Interview & Text Jun Ashizawa(Ryuko Tsushin)

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1年限定で「流行通信」を手掛けた横尾忠則の審美眼

PROFILE:横尾忠則/グラフィックデザイナー プロフィール

(よこお・ただのり)1936年兵庫県生まれ。1960年代からグラフィックデザイナーとして活躍し、1972年ニューヨーク近代美術館で個展を開催。その後もパリ、ヴェネツィア、サンパウロなど各国のビエンナーレに出品する。1981年に「画家宣言」で画家に転向。以降は美術家としてさまざまな作品制作に携わる。2012年には約3000点もの作品を収蔵する横尾忠則現代美術館(神戸市)が開館した。2021年7月に東京都現代美術館で「GENKYO 横尾忠則 原郷から幻境へ、そして現況は?」を開催。現在、12月3日まで東京国立博物館 表慶館で「横尾忠則 寒山百得」展を開催している。

1980~1981年までの1年間限定で、「流行通信」のアートディレクターを務めた、美術家の横尾忠則。1981年に商業デザインから身を引く、いわゆる「画家宣言」の直前まで手掛けた13冊は、ライティングから作られたファッションストーリー、プロデュース的発想から生まれたアート連載、自身が撮影を手掛けた表紙など、どれもが冒険というべき、情報雑誌とは異なるものだった。最後の号は“さようなら”というメッセージを込めた、後ろ向きの人物の写真が表紙になっている。ときに挑発的で複雑な構成は、あらゆるスタイルを持たず、言語化することを捨てて身体の赴くままに描き続ける、横尾の絵画作品とも重なる。今回は「流行通信」と渋谷PARCOをテーマに新作のコラージュを作り上げた。約40年が経ち、改めて当時の「流行通信」を振り返る。

また、本号の発売と同時期に開幕し、12月3日まで東京国立博物館・表慶館で開催されている「横尾忠則 寒山百得」展では、約1年半で102点もの新作を描き上げた。これらの作品は、中国・唐の時代の詩人、寒山と拾得をモチーフに、短期間で一気に作り上げていった、その時々の感情と独自の解釈を交えながら再構築したシリーズ。自由奔放な画風とその創作性について話を聞くために、世田谷区・成城のアトリエを訪ねた。

1年間限定13冊の「流行通信」

−−1980年から1981年にかけて、ちょうど絵画に移行する端境期に雑誌のアートディレクターを引き受けられたのはなぜでしょうか?

横尾:理由は頼まれたから。グラフィックデザイナーは依頼がないと仕事が成立しないですよね。僕は常に受け身でしたから“頼まれたから”というだけなんです。森英恵さんにお昼に誘われた時に、「『流行通信』が続くまでアートディレクターをしてほしい」と言われて、半永久的ではプレッシャーになるので、1年という期間を限定して引き受けたわけです。最後の号の発売直前にもう1ヵ月だけ続けてほしいと言われて、後ろ向きの人物が表紙の号を作ったんです。

−−オファーがあった時に、森英恵さんからこういうふうに作ってほしいというような要望はあったのでしょうか?

横尾:全くなかったですね。「横尾さんの思い通りのものを作ってください」と言われました。だから、遊びの場を与えられた感じですよね。でも、やり方がわからないから、毎号作りながら輪郭が見えてきた感覚です。自分のイメージもあるから、カメラマンは決めないといけない。大勢が参加して、その都度決めていくのも面倒だし、表紙から小さいサイズの広告写真まで、1冊を1人のカメラマンが撮影したら簡単なので、十文字(美信)くんにお願いしたんです。個人写真集のようなイメージもありました。

−−どのようにカメラマンを決めていったのでしょうか?

横尾:他の雑誌でやってることを真似しても、「流行通信」としての存在価値がないですから、その度にファッションを撮ったことがなかったり、普段やっていないようなことをカメラマンにお願いしました。その時々の人選がうまくいけば成功すると思ってましたからね。カメラマンが初めてのものを撮影する時はまず、戸惑うんです。戸惑って悩みながら撮ることは、ある意味で初心にかえることでもあるし、そこから生まれるものは大抵新鮮なんですよ。職人的にファッション写真を撮っているカメラマンもいましたけど、僕はあまり興味がなかったです。それよりも見たことがない写真を撮ってほしかった。

浅井慎平とか藤原慎也、荒木経惟とかに、直接電話して交渉しました。例えば、藤原新也にお願いしたときは、ちょうど「シルクロード」の作品を撮っていて、「ファッション写真には興味がない」と話すんです。彼は理論家だったので「シルクロードを出発して、青山のファッションショーの舞台を終着点にしたら?」と説得したらおもしろがってくれて実現したんです。

−−有田泰而さんが表紙を撮影された、編集ページが全部白黒で作られた号も印象に残っています。

横尾:これ、おもしろいでしょう。白黒の号はクライアントから「広告が目立ち過ぎる」という指摘があったそうなんです。いつもは広告を目立たせたいけど、目立ち過ぎて嫌だということなんです。編集ページはカラーで広告は白黒っていう、逆の雑誌はたくさんあったんですけどね。

−−編集ページは横組みで、広告は縦組みというデザインもありました。

横尾:発想はみんなあるけど、実行するかどうかなんですよね。僕はあまり説得したくないので「これでお願いします」で終わりだから。細かい事はあまり言いませんでした。デザインは湯村輝彦くんと、もう1人若いデザイナーで養父正一くんでした。最初のコンセプトは、僕が伝えて2人が汲み取ってくれていたんですが、考え方が一致していたので、イメージが違うものはほとんどなかったように思います。

−−何かを繰り返していく中で様式やスタイルが作られていくように感じるのですが、毎号手掛けられる中で実験的な表現を続けられたのはなぜでしょうか?

横尾:理論がないですからね。でも、アバンギャルド精神はあまりなかったですね。変わったことをしたいっていうことだけだったのかもわかりません。森さんは「あれをやっちゃいけない、これをやっちゃいけない」とは一切、言いませんでした。僕を解き放つような存在だったということが大きいと思います。先見性というか、ある意味で革命ですよね。

−−クライアントワークの中でも「流行通信」は横尾さんにとってどんな印象でしたか?

横尾:今、そう言われて気が付いたけど、それまでクライアントがいなかったんですよ。僕は企業の仕事もしましたけど、単発でポスターを作ったりする仕事でしたから、グラフィックデザインで、どうしても僕じゃなきゃいけないっていう仕事は『流行通信』が初めてかもしれません。

−−「流行通信」を手掛けられたあと、「グラフィックの時代が終わる」という個人的な感覚が降りてきたとお聞きしました。

横尾:本当のことを言うと、ピカソ展を見に行ったときに会場がものすごく混んでたんです。前に進めない渋滞状態ですよ。その状態が20分くらい続いたのかな。その時、僕の中で衝動的に「グラフィックをやめて次は美術をやれ」っていう概念のようなものがドーンときたんです。誰かが僕の後ろで叫んだのかと思うぐらいで、本当にびっくりしましたね。

そろそろグラフィックに飽きて、絵画をやりたいと思っていれば理解できますけど、そうではなかったですから。グラフィックは僕にとって天性の仕事でしたし、その頃は、海外の美術館から個展のオファーがいくつも来ていたんです。このままグラフィックデザインを続ければ、世界のトップランナーになれると思っていたし、グラフィックデザイナーとして幸福な瞬間に「グラフィックをやめて、絵画の道に行け」という波動というか、それが起こった。一種の洗脳のようです。

−−それは、ご自身の中から湧いてきたような感覚なんでしょうか?

横尾:僕のものじゃないですよ。だけど、僕の中を通らないと出てこないでしょう。それが、神か悪魔か知らないけれど、すごい強い力を送ってきたんです。そうすると、その力に抵抗できなかった。僕の中からグラフィックの概念がスーッと消えていくのがわかったわけです。遠くへ行く感じです。そして、目の前に壁ができて、アートがどんどんやってくるんです。アートをやりたいとは思っていないのにですよ。それで、これは洗脳だなと感じたんです。僕の宿命のプログラムにはそのタイミングでグラフィックから絵画に転向させる計画が組み込まれていたような気がします。こういうことが人生で実際に起こるんだと思いましたけど、これに似たような経験が過去にもあったんですよ。

−−幼少期とかでしょうか?

横尾:高校生のときです。当時は将来、郵便屋になろうと思っていたんですよ。絵は描いていましたし、学生展や県内の展覧会に入選したりもしましたけど、そこまで嬉しくはなかった。高校を出たら郵政研究所に2年入って、郵便屋になるつもりで準備していたんです。そしたら、校長先生に「郵便屋にはなるな」と言われたんですよ。

絵が描けるから芸術家にしたかったんでしょう。学校のPRにもなりますから。その後、ムサビ出身の先生に進められて受験をすることになりました。でも、受験日の前日の夜中に起こされて、「明日の試験は受けるのをやめてくれ」と言われたんです。先生の言うことは絶対ですから「どうしてですか?」とも聞かずに、翌日受験しないで、実家に帰ってきたんです。そしたら両親はものすごく喜んだんですよ。「お祝いしよう」って赤飯まで炊いてくれて。漫画みたいですけど、本当の話です。

−−今だとなかなか考えづらいですね。

横尾:今はみんな、きちんと反抗するでしょうね。でも、僕は帰ってきてしまった。そのことを担任に伝えたら、真っ青になって、先生の自宅の向かいにある印刷会社に電話をかけて、僕を就職させようとしたんです。頼んでないんですけどね。

そして、履歴書を書いている真っ最中に、加古川市の印刷会社から速達で「スケッチマンとして採用したい」とスカウトされたんですよ。僕が描いた西脇市の織物祭りのポスターが新聞に掲載されたのを見たそうなんです。今度はそのハガキをまた、担任の先生に持っていったら、「そっちに行ったほうが良い」と。

受験をせずに帰ってきた翌日にすすめられた会社の履歴書を書いている真っ最中に、別の会社からスカウトが来るなんていう、奇跡みたいなことが重なったんです。漫画みたいで、話としてはでき過ぎていますよね。

−−横尾さんにとってグラフィックデザインの出発点だったのでしょうか?

横尾:もう少し先ですね。結局、就職してもスケッチマンがなんのことかわかりませんでしたし、僕が作った包装紙もどこからも注文が来なかったんです。そこで、印刷物をクライアントに配達する役に回されたんです。大きな自転車で怖かったですよ。そしたら、ある日、運搬中に大雨に降られて8万円分の印刷物をすべて水に濡らしてしまったんです。当時の僕の給料が7000円の時代ですよ。すぐに「明日から君の机はないから」って言われたんです。意味がわかりませんでしたので、翌日も会社に行ったら「君はクビだよ」と言われて。雨が理由なので不可抗力ですけど、社長が言ってるからしょうがない。こういう受け身のスタンスが東京デザインセンターに行くまで続いたんです。僕は子どもの頃から受け身で生きてきたんですよ。主体的に何か事を起こすっていうことが、苦手な性格になってしまったわけです。

−−その後、グラフィックデザインでトップランナーになり、「流行通信」も手掛けらて、その後「画家宣言」をされました。

横尾:美術は僕の人生です。グラフィックに関しては全て仕事だと思っています。ただ、画家に転向する狭間の頃はグラフィックを捨ててもいいと思っていたんじゃないかな。

−−それが、1冊横組みのデザインだったり、ルールや作法から逸脱した表現に繋がったのでしょうか。

横尾:その解釈が正しいと思います。そこまで考えたことないですけど、話をしていて、そう思いますね。

−−今回は「流行通信」のロゴを使った作品について「ロゴを探すように見て欲しい」という言葉をいただきました。

横尾:作品の模様の中に「流行通信」のロゴがあるんですが、はっきりと読めないでしょう。雑誌として綴じられるのも良いけれど、大きなポスターにすると性格がはっきりするんじゃないかな。これは僕の美術、絵画とデザインが合体してるわけですから、グラフィックデザイナーのキャリアがなければできなかったことでしょうね。そういう意味では、記念すべき作品ですよ。

寒山拾得のようにニタニタ笑いながら鑑賞すればいい

−−現在、開催中の「寒山百得」展の作品は約1年半で102点を完成させたとお聞きして驚きました。

横尾:正確には1年2ヵ月ですね。半年くらいあいて1点だけ描いた作品があったので。

−−それぞれの作品には日付が書かれていて、間隔が2、3日だったり、同じ日付の作品もありましたので一気に描かれたのがわかりました。

横尾:そうそう。1回だけ同じ日に3点描いたんです。というのも制作期間中に急性心筋梗塞になってしまって、2週間ほど医者に筆を持っちゃダメって言われて、何もできなかったんですよ。それで、絵を描けない禁断症状を起こしてたので、午前と午後、夕方までに3点描けちゃったんです。ちょっと無理しすぎたかなっていう心配はありましたけど、その後、また元のペースに戻ったから、大丈夫でしたね。本当にアスリートの気分でした。アーティストじゃなくてアスリート。次はアスリート宣言でもしようかな。

−−スタイルを持たずに自由に絵を描くことは横尾さんの真骨頂であるとも思います。

横尾:それは僕の性格です。子どもの頃から何かに夢中になるけど、すぐに飽きちゃう。その性格で現在まできたんです。それでいうと、寒山拾得は中国、唐の時代の風狂の禅僧といわれるくらいはみ出した存在の究極の自由人。僕が絵を描くときに寒山拾得の力を借りて、何をやってもいいと思ったわけです。あとはアスリートになればいい。アスリートは瞬間芸術でもあるでしょう。例えば、バッターが球を打つ瞬間は頭は空っぽだと思うんです。考えてると打てない。どのスポーツでも、究極の瞬間はみんな空っぽになっていると思うわけです。

−−展示の締めくくりの作品が「RAMBOO」でした。アルチュール・ランボーとエドガー・アラン・ポー、マーロン・ブランドの「乱暴者」だったのが印象的でした。

横尾:ダジャレですよね。最後の人達も寒山拾得かもしれない。僕にとっては問題提起ですから、鑑賞者がそれぞれ感じ取ってくれたら良いです。その答えはバラバラでいいんですよね。今はコンセプチュアルでないと現代美術の最先端に立てないでしょう。僕は頭の中を空っぽにして、阿呆になりなさいって言ってるわけだから、およそ水と油です。だけど、その間にいるのは鑑賞者で、どちらを選択するのかはその人の自由ですよね。ところが僕の絵は頭で見ようとしても見られない。そこで初めて空っぽになるわけだから。そういう意味では2通りあっていいんじゃないかな。

−−横尾さんの中にも、寒山拾得が存在すると思いますか?

横尾:そう思いますね。でも、誰しも自由を希求してるわけですから、自分の中に小さな寒山拾得がたくさんいると思うんです。それを1人ずつ自分の中から取り出して自分のステージに乗せればいい。寒山拾得はそれを全て実践しました。だから、僕は絵を描くことによって実践したわけです。固定観念を開放してくれればいいですね。それが、芸術の持つ力だと思うんですよね。気分が良くなってニタニタ笑いながら寒山拾得みたいに観てもらえればいいんじゃないかな。

■「横尾忠則 寒山百得」展
会期 : 9月12日〜12月3日
会場 : 東京国立博物館 表慶館
住所 : 東京都台東区上野公園13-9
時間 : 9:30〜17:00
※入館は閉館の30分前まで
※月曜休館

Photography(Portrait) Mayumi Hosokura
Photography(Work) Niina Nakajima
Interview & Text Jun Ashizawa(Ryuko Tsushin)

The post 1年限定で「流行通信」を手掛けた横尾忠則の審美眼 appeared first on WWDJAPAN.

1年限定で「流行通信」を手掛けた横尾忠則の審美眼

PROFILE:横尾忠則/グラフィックデザイナー プロフィール

(よこお・ただのり)1936年兵庫県生まれ。1960年代からグラフィックデザイナーとして活躍し、1972年ニューヨーク近代美術館で個展を開催。その後もパリ、ヴェネツィア、サンパウロなど各国のビエンナーレに出品する。1981年に「画家宣言」で画家に転向。以降は美術家としてさまざまな作品制作に携わる。2012年には約3000点もの作品を収蔵する横尾忠則現代美術館(神戸市)が開館した。2021年7月に東京都現代美術館で「GENKYO 横尾忠則 原郷から幻境へ、そして現況は?」を開催。現在、12月3日まで東京国立博物館 表慶館で「横尾忠則 寒山百得」展を開催している。

1980~1981年までの1年間限定で、「流行通信」のアートディレクターを務めた、美術家の横尾忠則。1981年に商業デザインから身を引く、いわゆる「画家宣言」の直前まで手掛けた13冊は、ライティングから作られたファッションストーリー、プロデュース的発想から生まれたアート連載、自身が撮影を手掛けた表紙など、どれもが冒険というべき、情報雑誌とは異なるものだった。最後の号は“さようなら”というメッセージを込めた、後ろ向きの人物の写真が表紙になっている。ときに挑発的で複雑な構成は、あらゆるスタイルを持たず、言語化することを捨てて身体の赴くままに描き続ける、横尾の絵画作品とも重なる。今回は「流行通信」と渋谷PARCOをテーマに新作のコラージュを作り上げた。約40年が経ち、改めて当時の「流行通信」を振り返る。

また、本号の発売と同時期に開幕し、12月3日まで東京国立博物館・表慶館で開催されている「横尾忠則 寒山百得」展では、約1年半で102点もの新作を描き上げた。これらの作品は、中国・唐の時代の詩人、寒山と拾得をモチーフに、短期間で一気に作り上げていった、その時々の感情と独自の解釈を交えながら再構築したシリーズ。自由奔放な画風とその創作性について話を聞くために、世田谷区・成城のアトリエを訪ねた。

1年間限定13冊の「流行通信」

−−1980年から1981年にかけて、ちょうど絵画に移行する端境期に雑誌のアートディレクターを引き受けられたのはなぜでしょうか?

横尾:理由は頼まれたから。グラフィックデザイナーは依頼がないと仕事が成立しないですよね。僕は常に受け身でしたから“頼まれたから”というだけなんです。森英恵さんにお昼に誘われた時に、「『流行通信』が続くまでアートディレクターをしてほしい」と言われて、半永久的ではプレッシャーになるので、1年という期間を限定して引き受けたわけです。最後の号の発売直前にもう1ヵ月だけ続けてほしいと言われて、後ろ向きの人物が表紙の号を作ったんです。

−−オファーがあった時に、森英恵さんからこういうふうに作ってほしいというような要望はあったのでしょうか?

横尾:全くなかったですね。「横尾さんの思い通りのものを作ってください」と言われました。だから、遊びの場を与えられた感じですよね。でも、やり方がわからないから、毎号作りながら輪郭が見えてきた感覚です。自分のイメージもあるから、カメラマンは決めないといけない。大勢が参加して、その都度決めていくのも面倒だし、表紙から小さいサイズの広告写真まで、1冊を1人のカメラマンが撮影したら簡単なので、十文字(美信)くんにお願いしたんです。個人写真集のようなイメージもありました。

−−どのようにカメラマンを決めていったのでしょうか?

横尾:他の雑誌でやってることを真似しても、「流行通信」としての存在価値がないですから、その度にファッションを撮ったことがなかったり、普段やっていないようなことをカメラマンにお願いしました。その時々の人選がうまくいけば成功すると思ってましたからね。カメラマンが初めてのものを撮影する時はまず、戸惑うんです。戸惑って悩みながら撮ることは、ある意味で初心にかえることでもあるし、そこから生まれるものは大抵新鮮なんですよ。職人的にファッション写真を撮っているカメラマンもいましたけど、僕はあまり興味がなかったです。それよりも見たことがない写真を撮ってほしかった。

浅井慎平とか藤原慎也、荒木経惟とかに、直接電話して交渉しました。例えば、藤原新也にお願いしたときは、ちょうど「シルクロード」の作品を撮っていて、「ファッション写真には興味がない」と話すんです。彼は理論家だったので「シルクロードを出発して、青山のファッションショーの舞台を終着点にしたら?」と説得したらおもしろがってくれて実現したんです。

−−有田泰而さんが表紙を撮影された、編集ページが全部白黒で作られた号も印象に残っています。

横尾:これ、おもしろいでしょう。白黒の号はクライアントから「広告が目立ち過ぎる」という指摘があったそうなんです。いつもは広告を目立たせたいけど、目立ち過ぎて嫌だということなんです。編集ページはカラーで広告は白黒っていう、逆の雑誌はたくさんあったんですけどね。

−−編集ページは横組みで、広告は縦組みというデザインもありました。

横尾:発想はみんなあるけど、実行するかどうかなんですよね。僕はあまり説得したくないので「これでお願いします」で終わりだから。細かい事はあまり言いませんでした。デザインは湯村輝彦くんと、もう1人若いデザイナーで養父正一くんでした。最初のコンセプトは、僕が伝えて2人が汲み取ってくれていたんですが、考え方が一致していたので、イメージが違うものはほとんどなかったように思います。

−−何かを繰り返していく中で様式やスタイルが作られていくように感じるのですが、毎号手掛けられる中で実験的な表現を続けられたのはなぜでしょうか?

横尾:理論がないですからね。でも、アバンギャルド精神はあまりなかったですね。変わったことをしたいっていうことだけだったのかもわかりません。森さんは「あれをやっちゃいけない、これをやっちゃいけない」とは一切、言いませんでした。僕を解き放つような存在だったということが大きいと思います。先見性というか、ある意味で革命ですよね。

−−クライアントワークの中でも「流行通信」は横尾さんにとってどんな印象でしたか?

横尾:今、そう言われて気が付いたけど、それまでクライアントがいなかったんですよ。僕は企業の仕事もしましたけど、単発でポスターを作ったりする仕事でしたから、グラフィックデザインで、どうしても僕じゃなきゃいけないっていう仕事は『流行通信』が初めてかもしれません。

−−「流行通信」を手掛けられたあと、「グラフィックの時代が終わる」という個人的な感覚が降りてきたとお聞きしました。

横尾:本当のことを言うと、ピカソ展を見に行ったときに会場がものすごく混んでたんです。前に進めない渋滞状態ですよ。その状態が20分くらい続いたのかな。その時、僕の中で衝動的に「グラフィックをやめて次は美術をやれ」っていう概念のようなものがドーンときたんです。誰かが僕の後ろで叫んだのかと思うぐらいで、本当にびっくりしましたね。

そろそろグラフィックに飽きて、絵画をやりたいと思っていれば理解できますけど、そうではなかったですから。グラフィックは僕にとって天性の仕事でしたし、その頃は、海外の美術館から個展のオファーがいくつも来ていたんです。このままグラフィックデザインを続ければ、世界のトップランナーになれると思っていたし、グラフィックデザイナーとして幸福な瞬間に「グラフィックをやめて、絵画の道に行け」という波動というか、それが起こった。一種の洗脳のようです。

−−それは、ご自身の中から湧いてきたような感覚なんでしょうか?

横尾:僕のものじゃないですよ。だけど、僕の中を通らないと出てこないでしょう。それが、神か悪魔か知らないけれど、すごい強い力を送ってきたんです。そうすると、その力に抵抗できなかった。僕の中からグラフィックの概念がスーッと消えていくのがわかったわけです。遠くへ行く感じです。そして、目の前に壁ができて、アートがどんどんやってくるんです。アートをやりたいとは思っていないのにですよ。それで、これは洗脳だなと感じたんです。僕の宿命のプログラムにはそのタイミングでグラフィックから絵画に転向させる計画が組み込まれていたような気がします。こういうことが人生で実際に起こるんだと思いましたけど、これに似たような経験が過去にもあったんですよ。

−−幼少期とかでしょうか?

横尾:高校生のときです。当時は将来、郵便屋になろうと思っていたんですよ。絵は描いていましたし、学生展や県内の展覧会に入選したりもしましたけど、そこまで嬉しくはなかった。高校を出たら郵政研究所に2年入って、郵便屋になるつもりで準備していたんです。そしたら、校長先生に「郵便屋にはなるな」と言われたんですよ。

絵が描けるから芸術家にしたかったんでしょう。学校のPRにもなりますから。その後、ムサビ出身の先生に進められて受験をすることになりました。でも、受験日の前日の夜中に起こされて、「明日の試験は受けるのをやめてくれ」と言われたんです。先生の言うことは絶対ですから「どうしてですか?」とも聞かずに、翌日受験しないで、実家に帰ってきたんです。そしたら両親はものすごく喜んだんですよ。「お祝いしよう」って赤飯まで炊いてくれて。漫画みたいですけど、本当の話です。

−−今だとなかなか考えづらいですね。

横尾:今はみんな、きちんと反抗するでしょうね。でも、僕は帰ってきてしまった。そのことを担任に伝えたら、真っ青になって、先生の自宅の向かいにある印刷会社に電話をかけて、僕を就職させようとしたんです。頼んでないんですけどね。

そして、履歴書を書いている真っ最中に、加古川市の印刷会社から速達で「スケッチマンとして採用したい」とスカウトされたんですよ。僕が描いた西脇市の織物祭りのポスターが新聞に掲載されたのを見たそうなんです。今度はそのハガキをまた、担任の先生に持っていったら、「そっちに行ったほうが良い」と。

受験をせずに帰ってきた翌日にすすめられた会社の履歴書を書いている真っ最中に、別の会社からスカウトが来るなんていう、奇跡みたいなことが重なったんです。漫画みたいで、話としてはでき過ぎていますよね。

−−横尾さんにとってグラフィックデザインの出発点だったのでしょうか?

横尾:もう少し先ですね。結局、就職してもスケッチマンがなんのことかわかりませんでしたし、僕が作った包装紙もどこからも注文が来なかったんです。そこで、印刷物をクライアントに配達する役に回されたんです。大きな自転車で怖かったですよ。そしたら、ある日、運搬中に大雨に降られて8万円分の印刷物をすべて水に濡らしてしまったんです。当時の僕の給料が7000円の時代ですよ。すぐに「明日から君の机はないから」って言われたんです。意味がわかりませんでしたので、翌日も会社に行ったら「君はクビだよ」と言われて。雨が理由なので不可抗力ですけど、社長が言ってるからしょうがない。こういう受け身のスタンスが東京デザインセンターに行くまで続いたんです。僕は子どもの頃から受け身で生きてきたんですよ。主体的に何か事を起こすっていうことが、苦手な性格になってしまったわけです。

−−その後、グラフィックデザインでトップランナーになり、「流行通信」も手掛けらて、その後「画家宣言」をされました。

横尾:美術は僕の人生です。グラフィックに関しては全て仕事だと思っています。ただ、画家に転向する狭間の頃はグラフィックを捨ててもいいと思っていたんじゃないかな。

−−それが、1冊横組みのデザインだったり、ルールや作法から逸脱した表現に繋がったのでしょうか。

横尾:その解釈が正しいと思います。そこまで考えたことないですけど、話をしていて、そう思いますね。

−−今回は「流行通信」のロゴを使った作品について「ロゴを探すように見て欲しい」という言葉をいただきました。

横尾:作品の模様の中に「流行通信」のロゴがあるんですが、はっきりと読めないでしょう。雑誌として綴じられるのも良いけれど、大きなポスターにすると性格がはっきりするんじゃないかな。これは僕の美術、絵画とデザインが合体してるわけですから、グラフィックデザイナーのキャリアがなければできなかったことでしょうね。そういう意味では、記念すべき作品ですよ。

寒山拾得のようにニタニタ笑いながら鑑賞すればいい

−−現在、開催中の「寒山百得」展の作品は約1年半で102点を完成させたとお聞きして驚きました。

横尾:正確には1年2ヵ月ですね。半年くらいあいて1点だけ描いた作品があったので。

−−それぞれの作品には日付が書かれていて、間隔が2、3日だったり、同じ日付の作品もありましたので一気に描かれたのがわかりました。

横尾:そうそう。1回だけ同じ日に3点描いたんです。というのも制作期間中に急性心筋梗塞になってしまって、2週間ほど医者に筆を持っちゃダメって言われて、何もできなかったんですよ。それで、絵を描けない禁断症状を起こしてたので、午前と午後、夕方までに3点描けちゃったんです。ちょっと無理しすぎたかなっていう心配はありましたけど、その後、また元のペースに戻ったから、大丈夫でしたね。本当にアスリートの気分でした。アーティストじゃなくてアスリート。次はアスリート宣言でもしようかな。

−−スタイルを持たずに自由に絵を描くことは横尾さんの真骨頂であるとも思います。

横尾:それは僕の性格です。子どもの頃から何かに夢中になるけど、すぐに飽きちゃう。その性格で現在まできたんです。それでいうと、寒山拾得は中国、唐の時代の風狂の禅僧といわれるくらいはみ出した存在の究極の自由人。僕が絵を描くときに寒山拾得の力を借りて、何をやってもいいと思ったわけです。あとはアスリートになればいい。アスリートは瞬間芸術でもあるでしょう。例えば、バッターが球を打つ瞬間は頭は空っぽだと思うんです。考えてると打てない。どのスポーツでも、究極の瞬間はみんな空っぽになっていると思うわけです。

−−展示の締めくくりの作品が「RAMBOO」でした。アルチュール・ランボーとエドガー・アラン・ポー、マーロン・ブランドの「乱暴者」だったのが印象的でした。

横尾:ダジャレですよね。最後の人達も寒山拾得かもしれない。僕にとっては問題提起ですから、鑑賞者がそれぞれ感じ取ってくれたら良いです。その答えはバラバラでいいんですよね。今はコンセプチュアルでないと現代美術の最先端に立てないでしょう。僕は頭の中を空っぽにして、阿呆になりなさいって言ってるわけだから、およそ水と油です。だけど、その間にいるのは鑑賞者で、どちらを選択するのかはその人の自由ですよね。ところが僕の絵は頭で見ようとしても見られない。そこで初めて空っぽになるわけだから。そういう意味では2通りあっていいんじゃないかな。

−−横尾さんの中にも、寒山拾得が存在すると思いますか?

横尾:そう思いますね。でも、誰しも自由を希求してるわけですから、自分の中に小さな寒山拾得がたくさんいると思うんです。それを1人ずつ自分の中から取り出して自分のステージに乗せればいい。寒山拾得はそれを全て実践しました。だから、僕は絵を描くことによって実践したわけです。固定観念を開放してくれればいいですね。それが、芸術の持つ力だと思うんですよね。気分が良くなってニタニタ笑いながら寒山拾得みたいに観てもらえればいいんじゃないかな。

■「横尾忠則 寒山百得」展
会期 : 9月12日〜12月3日
会場 : 東京国立博物館 表慶館
住所 : 東京都台東区上野公園13-9
時間 : 9:30〜17:00
※入館は閉館の30分前まで
※月曜休館

Photography(Portrait) Mayumi Hosokura
Photography(Work) Niina Nakajima
Interview & Text Jun Ashizawa(Ryuko Tsushin)

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京都の古道具屋「ものや」 27歳のふたりの「ガラクタも“ギリギリあり”に見せる」セレクト感覚

京都市北区に店を構える「ものや」は、櫻井仁紀さんと吉田拓史さんによる古道具屋兼デザインスタジオだ。二人は京都工芸繊維大学で出会った同級生で、大学在学中の2018年からともに店を続けている。

店頭には、インテリアから灰皿やテープカッター、時にはひと目で用途が分からないガラクタのような雑貨までが並ぶ。デザインも北欧のムードが漂うスタイリッシュなものから、昔懐かしのチャーミングなものまでさまざま。独自のフィルターを通したユニークなセレクトで、共感する人を増やしている。

今年6月の渋谷ヒカリエに続き、12月1〜3日の期間は、中目黒のみどり壮ギャラリーでポップアップを開催する。東京での出店が増えたことでECサイトも動くようになったが、いまだに6〜7割の商品は店頭で売れるという。来店客は、京都の中心街から離れたこの店を目掛けて足を運んでくるのだ。そんな「ものや」の審美眼はどのように磨かれてきたのだろうか。そのセレクト感覚と店の歩みに迫った。

■「ものや」&「物百」 合同ポップアップ「什器」
会期:12月1〜3日
場所:中目黒みどり荘 ギャラリー
住所:東京都中目黒青葉台3-11 3階

「ものや」の仕入れの極意
「提案することで“ギリあり”になるか?」

「ものや」は、平日は櫻井さんがプロダクトデザインを請け負う「スタジオものや」などでクライアントワークを、吉田さんがワインバーなどで勤務しながら、金〜日曜日の3日間のみ店を開けている。価格帯は雑貨が500円〜、オブジェのようなものは5000〜1万円、家具は2〜3万円ほどだ。

店に並ぶものは、ほとんど全国のリサイクルショップで買いつけたものだという。「リサイクルショップで探すと、『ナショナル』や『サンヨー』などの日本のメーカーのレトロな照明や、1990年代のイケア(IKEA)の家具など、掘り出しものが多く集まる。ほどよく野暮ったいものや笑ってしまうようなものに出合えるのも魅力」。

買いつけは予定を合わせて二人で行くのがこだわりだ。「お互いにガラクタのようなものに引かれがちなので、アリ・ナシのジャッジをするために、もう一人の目が必要。どちらかが要らないと言えば仕入れないが、基本は見せたら相手も“めっちゃいいやん”となる。二人で行くと、いいものを見つけた時に帰りの車の中で一緒に喜べるのが楽しい」。

オープンした当初は特に、ガラクタのようなものが大好きだった。しかし、最近は少しセレクトの傾向が変わったという。櫻井さんは、「わけ分からないものだけを並べるのは、意外と楽しくない」と語る。「ひと目見て“尖ってる”と分かるようなものやことが、逆にかっこいいと思えなくなった。デザインが好きで、勉強してきた経験から、照明や時計、カップソーサーも上手く見立てられるだろうと考えた。使えるものをそろえながら、その中に遊びを同居させる楽しみを考える方向にシフトした」。

仕入れの際には、「『ものや』が提案することで“ギリあり”になるか」というフィルターで手に取るものを選ぶ。「誰が見ても“良い”ものも好き。でも、その辺に落ちていたら誰も気づかないものを、自分たちで綺麗に見せて“これ面白いんじゃない?”と提案すれば、誰かが魅力を見出して気に入ってくれるかもしれない。究極、海で拾ったかっこいいものがあったら売ることもある」。

例えば、工場から出たプラスチックの廃材もそのままオブジェとして販売している。「プラスチックは今、評価が難しい素材で、コントロールされた工場素材のようなイメージでも語られるが、一方的に決めつけられているような気もする。これは機械で作り始めた工程で、予期せぬ形になった部分を溶かしたもの。新しい側面が見えたら素材の見え方も変わるかもしれない」

「ものや」のおすすめ5選

「ものや」の二人に、店頭にあったものの中から“おすすめ5選"を選出してもらった。
※商品はすでに売り切れている場合がある

「ものや」が生まれた背景
デザインのアイデアの種を集めるために古道具屋をオープン

櫻井さんは岐阜県出身、吉田さんは奈良県出身。ともに京都工芸繊維大学の建築デザイン学科でプロダクトデザインを学んだ。授業は刺激的で、仲間たちとバイト以外の時間のほとんどを製図室で過ごし、夢中で課題に取り組んできた。櫻井さんは当時、バイト代の大半を注ぎ込むほどの古着好き、吉田さんはお酒や料理に凝っていたという。

「大学で“プロダクトデザインとはこういうもの”と学んだ型は、ファッションでいうと要素を削ぎ落としたノームコアのようなものだった。その反動もあってか、機能を持たない無駄な要素があって、思い切り遊んだデザインも面白いと思うようになり、自分たちで好き勝手やってみたい気持ちが芽生えた。

例えば、1980年代にイタリアで結成したメンフィス(Memphis)も、同じようにユーモアの欠けたデザインへの反発として積み木をゴツゴツと積み重ねたようなオブジェを作っていた集団だった。彼らの作品を仲間内で共有して、憧れを募らせた」。

櫻井さんはデンマークに留学して家具デザインを学び、吉田さんは1年早く大学4年生になったが、企業への就職には前向きになれなかった。「いつかはデザイン事務所をやりたいと考えていたから、たくさんの物に触れて、アイデアの種を集める必要がある。それなら、物をたくさん見て売ればいいとサードプレイスとして古道具屋を始めようと思った」。

京都は家賃が安くて若者も多く、同じく若くして古道具屋をやっている大学時代の先輩もいた。その環境が後押しして、大学近くの一乗寺エリアにあるビルの地下の小さな部屋に、「ものや」をオープンした。「分かりづらく、かなりアングラな感じで」営業していたが、オープンから間もなく来店客が頻繁に訪れるようになった。

「お客さんが4人も来ればいっぱいになってしまう小さな部屋で、「ものや」を目掛けて来てくれる人とじっくり向き合えなかった。それなら、もっと自分たちで文化を作っていけるまっさらな街で、一人一人と向き合えたほうがいいと感じて、この場所に移転した」。

自分たちで改装する前提で選んだのは、築100年を超えた一軒家。当初は二人で2階に住み、生活の拠点とした。改装にかかる費用を計算するより先に次々とアイデアが湧いて、ホームセンターに足を運んだ。その結果、櫻井さんは「途中で全然お金がなくなった(笑)」と振り返る。

「ものや」が考える古道具屋の未来
「いつかは古着の文化と同じように」

近年、古道具屋を新しく始める人が増え、シーンが活気づいているのを感じるという。京都で月1回開催されている、古道具屋、古着屋が集まる「平安蚤の市」には、店を楽しそうに見て回る若者の姿もあり、大衆にも受け入れられ始めている。

「今、古着の文化が成熟していて、どこかの都市に行けば必ず古着屋が1店はある。古道具の文化も同じように変わっていくと思う。古着屋はもともと海外の文化だけど、“もの”は日本とヨーロッパ、どちらも発達してきて、どの国のどの都市に行ってもその地の“もの”がある。これから先、全国各地にもっと古道具屋が増えれば、巡るのがもっと楽しくなるはず」。

また、櫻井さんは現在、同じく京都で建築などに携わる同世代とSIBOというデザインユニットを作り、建物のブランディングから内装、ロゴデザインまでを担うデザインコレクティブにも参加している。そのユニットのパートナーも大学時代から親しい先輩だという。「根本的にはデザインしたいという気持ちが強い。今は集めてきたものがインスピレーション源となって、どのように自分のデザインに表出するかに興味がある。例えば、照明から吸収した要素が椅子のデザインに現れるかもしれない。自分でもいかに出合ってきたものたちから影響を受けているか分かっていないが、食べ物が体を作るように自分の血となっているはずだ」。

吉田さんは、府内の複数の飲食店で勤務している。お互いの強みを持つことを考え、選んだのは飲食の道だった。今後は「ものや」とクロスオーバーして飲食のサービスを展開することも視野に入れているという。「『ものや』の食器やカップソーサーと掛け合わせてできることもあるし、何より飲食店は、人が分け隔てなく集まる場でコミュニケーションが生まれやすい。もし出会ったお客さんがロゴをデザインしたいと考えていたら、僕たちがデザイナーを紹介することもできる。『ものや』が人の輪を生むハブとなるのが理想だ」。

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「ルイ・ヴィトン」から新作のiPhoneケース 日本限定の二つ折りタイプも

「ルイ・ヴィトン」の新作iPhoneケース

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、新作のiPhoneケースを発売した。“モノグラム・キャンバス”が印象的で、柔らかなマイクロファイバー製ライニングが「スマホを衝撃や傷から守る」。

日本限定の“IPHONE 15 PRO・フォリオ”(8万4700円)は、内蔵されたマグネットにより電磁誘導式のワイヤレス充電が可能。また、フロントフラップにはクレジットカードや名刺を収められる3つのスロットを備える。

“IPHONE・バンパー 15 PRO”(6万1600円)は、カード類を収納できるV字のフラットポケットが特徴だ。

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ファミマの「コンビニエンスウェア」が初のショーで新商品を発表 デニムジャケットや落合監修の「文房具」など

ファミリーマートは11月30日、東京都のファッションイベント「東京 ファッション クロッシング(TOKYO FASHION CROSSING)」との協業により、大型イベント「ファミリーマートフェス(FAMILY MART FEST.以下ファミフェス)」を開催した。その一環で、国立代々木競技場 第二体育館で落合宏理デザイナーが監修するオリジナルブランド「コンビニエンスウェア(CONVENIENCE WEAR)」の新作を発表するファッションショーを実施した。コンビニがファッションショーを開催するのは、業界で初めてだ。

ファミフェスの開催に際して、12月5日から「コンビニエンスウェア」の新商品“スウェット パーカーくろ”(3990円)や“スウェット トレーナーくろ”(2990円)、“スウェット パンツくろ”(2990円)を全国約1万6500店で発売することを発表した。そのほか、デニムジャケットやサロペットなど、合計50商品をファミマ!!麻布台ヒルズ店限定で発売する。また、コクヨとの共同開発、落合デザイナーの監修により「文房具」がプライベートブランドとしてデビューする。

ショー会場はサークル状になっており、中心にはファミリーマートの店頭を模した展示エリアを設けた。展示エリアには、この冬の新作を含む商品が並んだ。

ファミマ!!麻布台ヒルズ店限定商品

全国発売商品

ファミリーマート×コクヨ

「コンビニエンスウェア」の新カテゴリとして加わる「文房具」は、多面体のフォームをデザインポイントとして、シリーズに共通性を持たせている。今後、同社の文房具は、緊急時の需要に対応した商品ラインアップから、来店客に進んで手に取ってもらえるような嗜好品にシフトチェンジすることを目指す。

その他ショー会場で発表した商品

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ファミマの「コンビニエンスウェア」が初のショーで新商品を発表 デニムジャケットや落合監修の「文房具」など

ファミリーマートは11月30日、東京都のファッションイベント「東京 ファッション クロッシング(TOKYO FASHION CROSSING)」との協業により、大型イベント「ファミリーマートフェス(FAMILY MART FEST.以下ファミフェス)」を開催した。その一環で、国立代々木競技場 第二体育館で落合宏理デザイナーが監修するオリジナルブランド「コンビニエンスウェア(CONVENIENCE WEAR)」の新作を発表するファッションショーを実施した。コンビニがファッションショーを開催するのは、業界で初めてだ。

ファミフェスの開催に際して、12月5日から「コンビニエンスウェア」の新商品“スウェット パーカーくろ”(3990円)や“スウェット トレーナーくろ”(2990円)、“スウェット パンツくろ”(2990円)を全国約1万6500店で発売することを発表した。そのほか、デニムジャケットやサロペットなど、合計50商品をファミマ!!麻布台ヒルズ店限定で発売する。また、コクヨとの共同開発、落合デザイナーの監修により「文房具」がプライベートブランドとしてデビューする。

ショー会場はサークル状になっており、中心にはファミリーマートの店頭を模した展示エリアを設けた。展示エリアには、この冬の新作を含む商品が並んだ。

ファミマ!!麻布台ヒルズ店限定商品

全国発売商品

ファミリーマート×コクヨ

「コンビニエンスウェア」の新カテゴリとして加わる「文房具」は、多面体のフォームをデザインポイントとして、シリーズに共通性を持たせている。今後、同社の文房具は、緊急時の需要に対応した商品ラインアップから、来店客に進んで手に取ってもらえるような嗜好品にシフトチェンジすることを目指す。

その他ショー会場で発表した商品

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「ニューバランス」×「リーバイス」のコラボスニーカー マウンテンバイク文化に着想

「ニューバランス(NEW BALANCE)」は、「リーバイス(LEVI'S)」とコラボしたスニーカー“リーバイス×ニューバランス MT580(LEVI'S × NEW BALANCE MT580)”を発売する。価格は2万6400円。12月6日に「リーバイス」公式オンラインで先行発売し、12月7日から「ニューバランス」一部店舗および公式オンライン、その他の「ニューバランス」取扱店舗で販売する。

同スニーカーは、「リーバイス」の生地を使用しており、マウンテンバイク文化に着想を得ている。マウンテンバイクは、1970年代のはじめに、アメリカ・カリフォルニア州マリン郡の山中にある消防保護道路を、当時の若者が“クランカー”と呼ばれる新聞配達の自転車で走っていたことに始まり、彼らは「リーバイス」のジーンズを身につけていた。土台となる「ニューバランス」のスニーカー“MT580”は、96年にオフロード用のランニングモデルとして登場し、“リーバイス×ニューバランス MT580”では、クラシックなシルエットはそのままに、つま先をスリムに、履き口を低く現代的に生まれ変わらせた。デニムはつま先とサイドパネルにあしらわれ、「リーバイス」のジーンズ“501”の生誕150周年を祝し、シグネチャーの“シュリンクトゥ フィット(SHRINK-TO-FIT)”デニムを用いた。そのほかに軽量でクッション性のある“シーキャップ ミッドソール”や、リアフットの動きを制御する“ロールバースタビリティシステム”が搭載されている。

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SEVENTEENのジョシュアが「ジバンシイ」のアンバサダーに就任 4色パウダーを手にしたビジュアルを公開

「ジバンシイ(GIVENCHY)」は、K-POPグループSEVENTEENのジョシュア(JOSHUA)をブランドアンバサダーに起用した。同ブランドを代表する4色フェイスパウダー“プリズム・リーブル”を手にしたビジュアルを公開している。

アンバサダー就任について、ジョシュアは「以前より大好きなブランドである『ジバンシイ』のビューティアンバサダーに選んでいただいたことを大変うれしく光栄に思うと同時に、今後の取り組みに胸が高鳴っている。同ブランドは、品がありながらウィットに富んだ面も持つ、ユニークなブランドだと感じている。そのようなブランドと一緒に表現できることを今からとても楽しみにしている」とコメントした。

ブランドは今回の起用について「『ジバンシイ』のフィロソフィーを体現するフェイスパウダー“プリズム・リーブル”は、1人ひとりの個性を活かした最高に美しい肌を引き出すというコンセプトを持つ。SEVENTEENのメンバーであるジョシュアの持つ多彩な魅力は、この“プリズム・リーブル”のコンセプトと共鳴している。ジョシュアは『ジバンシイ』のアンバサダーとして、“プリズム・リーブル”の魅力を表現するのにふさわしいパーソナリティーであると確信している」としている。

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伊藤忠が韓国発メイクブランド「ミュード」の独占輸入販売権取得 2024年春から本格展開し売上高5億円目指す

伊藤忠商事はこのほど、韓国の人気インフルエンサー、レミ(Raemi)が手掛けるメイクブランド「ミュード(MUDE)」を扱うミュードメイト(本社、韓国ソウル)と日本市場における独占輸入販売契約権に関する契約を締結した。販売代理店として東京堂と独占契約を結び、バラエティーショップやドラッグストアを主力販路に2024年春から本格展開を開始する。3年後の売上高は小売りベースで5億円を目指す。

「ミュード」は20年7月に誕生。レミが化粧品メーカーで培ったノウハウと、彼女のSNSアカウントに届くファンからの要望などを商品開発に生かしたモノ作りに定評がある。デビュー時に発売し、韓国アイドルのようなまつげをかなえる“インスパイア カーリング マスカラ”がヒットし、各オンラインメディア・モールでの売り上げランキング1位を多数獲得するなどの実績を持つ。今後日本では、マスカラを主力にトレンドを加味したクリエーターズブランドとして展開する。

同社は、19年に英国発「キャス・キッドソン(CATH KIDSTON)」のコスメ、22年に韓国発のメイクアップブランド「ジョンセンムル(JUNGSAEMMOOL)」、2月に韓国総合化粧品ブランド「トニーモリー(TONYMOLY)」の独占販売権を取得。20年4月には化粧品ECプラットフォーム「ノイン(NOIN)」に出資するなど、化粧品事業を強化している。

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伊藤忠が韓国発メイクブランド「ミュード」の独占輸入販売権取得 2024年春から本格展開し売上高5億円目指す

伊藤忠商事はこのほど、韓国の人気インフルエンサー、レミ(Raemi)が手掛けるメイクブランド「ミュード(MUDE)」を扱うミュードメイト(本社、韓国ソウル)と日本市場における独占輸入販売契約権に関する契約を締結した。販売代理店として東京堂と独占契約を結び、バラエティーショップやドラッグストアを主力販路に2024年春から本格展開を開始する。3年後の売上高は小売りベースで5億円を目指す。

「ミュード」は20年7月に誕生。レミが化粧品メーカーで培ったノウハウと、彼女のSNSアカウントに届くファンからの要望などを商品開発に生かしたモノ作りに定評がある。デビュー時に発売し、韓国アイドルのようなまつげをかなえる“インスパイア カーリング マスカラ”がヒットし、各オンラインメディア・モールでの売り上げランキング1位を多数獲得するなどの実績を持つ。今後日本では、マスカラを主力にトレンドを加味したクリエーターズブランドとして展開する。

同社は、19年に英国発「キャス・キッドソン(CATH KIDSTON)」のコスメ、22年に韓国発のメイクアップブランド「ジョンセンムル(JUNGSAEMMOOL)」、2月に韓国総合化粧品ブランド「トニーモリー(TONYMOLY)」の独占販売権を取得。20年4月には化粧品ECプラットフォーム「ノイン(NOIN)」に出資するなど、化粧品事業を強化している。

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「クレ・ド・ポー ボーテ」が“キューピッド”デザインのファンデーション2種とハイライターを発売

「クレ・ド・ポー ボーテ(CLE DE PEAU BEAUTE)」は1月21日、“心の鍵をひらき、あふれる愛の世界へ(UNLOCK THE HEART)”をテーマに据えた限定パッケージコレクションを数量限定で発売する。イラストレーターのマーゴット ルヴェルディ(Margot Reverdy)とのコラボレーションで、価格は3300〜9350円。

デザインは愛の神キューピッドに着想を得ており、家族愛、恋人愛、友人愛などのさまざまな愛を表現している。艶肌に仕上げるクッションファンデーション“タンクッションエクラ ルミヌ”(3300円)、“タンクッションエクラ ナチュレル”(3300円)、ハイライティングパウダー“ル・レオスールデクラ”(10g、9350円)の3種を用意した。

“ル・レオスールデクラ”は、肌荒れ防止のライトエンパワリングトリートメントパウダーや、スキンケア成分のプレミアムアルガンオイルの配合により肌をなめらかに整えながら、プレシャスオパールパウダーで多彩な輝きを演出する。

マーゴットは、限られた色数の中で表現する華やかなカリグラフィーが特徴のイラストレーター。

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「クレ・ド・ポー ボーテ」が“キューピッド”デザインのファンデーション2種とハイライターを発売

「クレ・ド・ポー ボーテ(CLE DE PEAU BEAUTE)」は1月21日、“心の鍵をひらき、あふれる愛の世界へ(UNLOCK THE HEART)”をテーマに据えた限定パッケージコレクションを数量限定で発売する。イラストレーターのマーゴット ルヴェルディ(Margot Reverdy)とのコラボレーションで、価格は3300〜9350円。

デザインは愛の神キューピッドに着想を得ており、家族愛、恋人愛、友人愛などのさまざまな愛を表現している。艶肌に仕上げるクッションファンデーション“タンクッションエクラ ルミヌ”(3300円)、“タンクッションエクラ ナチュレル”(3300円)、ハイライティングパウダー“ル・レオスールデクラ”(10g、9350円)の3種を用意した。

“ル・レオスールデクラ”は、肌荒れ防止のライトエンパワリングトリートメントパウダーや、スキンケア成分のプレミアムアルガンオイルの配合により肌をなめらかに整えながら、プレシャスオパールパウダーで多彩な輝きを演出する。

マーゴットは、限られた色数の中で表現する華やかなカリグラフィーが特徴のイラストレーター。

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α・Z世代男子の「脱毛意識」 スキンケア以上に悩みは深い!? 

α・Z世代の男性にスキンケアの話を聞く中で、思いがけず、本題以上に盛り上がったのが「脱毛」に関する話題である。Z世代に限らず、あらゆる世代において「男性心理」の裏側が垣間見えるムダ毛事情。今後拡大が予想される「メンズ脱毛」について考えたい。

近年はサウナの影響も?
男性の間で高まる「脱毛」への関心

仕事柄、友人から美容相談を受ける機会がある。ここ4~5年で目に見えて増えたのが、「思春期の息子がムダ毛に悩んでいて、家庭用脱毛器が知りたい」という相談だ。中学生~高校生の男子は、除毛クリームや剃刀でムダ毛の処理にいそしんでいるというから、最初の頃は驚いてしまった。

「鈴木ハーブ研究所」が20~40代の男性300人に行ったアンケート調査によると、「これまで体毛を処理した経験がある人」は全世代で41%を占め、最も多い20代は半数超えの54%だった。「体毛を処理する際に気にするポイント」としては「家庭で気軽にできること」が圧倒的1位を占め、全世代の49.6%、20代では実に61.1%が家庭で気軽にできることを重視していた。

「ヤーマン(YA-MAN)」の島田京代 ブランド戦略本部PR担当によると、「ここ数年家庭用の光美容器への関心が高まっています。現在、当社で人気があるのはパワーが強く、処理スピードが早い『高機能な機種』です。Z世代の美肌志向・美容意識の高まりに加え、テレワークの浸透やサウナの流行もあって、ムダ毛を意識する男性が増えているのかもしれません」と話す。

光美容器に限らずではあるが、「ヤーマン」の顧客の一定数は男性が占めているという。2018年に登場した“メディリフト”シリーズは約20%、最新の“レイボーテ”シリーズは約30%が男性の顧客だ。

Z世代男子が語る「ムダ毛意識」とリアルな脱毛事情

脱毛に関して20代前半のZ世代男子はどう感じているのだろうか。スキンケアの取材中に盛り上がった内容を紹介したい。

登場するのは前回と同じく、一般企業の営業職のウタさん(23歳、学生時代は特別ファッションや美容に関心なし)、一般企業のリサーチ部門に所属する二郎さん(23歳、学生時代はファッションサークルで活動)、服飾系の大学に在籍中のヒデキさん(22歳、ファッションにも美容にも関心が高い)という、美容に対して感度の異なる3人である。

ウタ:僕はスキンケアより、断然脱毛が気になります。

二郎:僕も興味ある。今は特に何もしてないですけど。

ヒデキ:僕は時々、除毛クリームを使っています。「ムダ毛は一切いらない」と思っているので、たまに家にある脱毛器を使ったりしますね。

―――同世代の友人で、脱毛している人はいる?

ウタ:剃ってる人は、まあまあいますね。3割くらい…?

二郎:半数までいかないけど、います。サウナに行くと「除毛クリーム使ってるな」とか「剃刀のあとが伸びてるな」とか分かるんです。

ヒデキ:同じく半数までいかないけど、一定数います。ヒゲ脱毛している子もいる。

彼らの話を聞いていると「やるか、やらないか」は別にして、同世代の多くが脱毛に関心を持っている様子がうかがえた。スキンケアや美容には一切関心がなく、客観的に「剛毛ではないのでは?」というウタさんが、脱毛に関して言及していたのも印象的だった。

口にはしないけど、潜在的なニーズが大きい「ムダ毛問題」

個人的に驚いたのは、今回「家庭用脱毛器」の使用経験者が3人中2人だったことだ。

ウタ:男性は毛が濃いので、剃ると逆に目立つじゃないですか。だったら脱毛器のほうがいいかなと。でも、結局効果が分らなくてやめてしまった。

二郎:分かる。僕は剛毛なので、脱毛は「やり続けるか、やらないか」の二択。すねはずっと剃ると大変だし不自然だから、脱毛器は興味ある。

ウタ:すねもそうだけど、僕は服で見えない部分が気になるんですよ。お腹とか胸とか、正直他人は気にしないと思う。でも「自分的にすごく嫌」というか……。

ヒデキ:「自分的にすごく嫌」ってあるよね。僕は体毛もヒゲもまばらに生えるのがコンプレックスで、「全部なくしたい」と思うようになった。

二郎:普段こんな話しはしないから知りようもないけど、自分も含めて、実は体毛に悩んでいる男性は多いんじゃないかと思った。

確かに、男性同士でムダ毛について深く語り合う機会は、少ないだろう。実際に言葉にしてみると、非常にパーソナルな美意識に基づいており、部位も悩みの質も個人によってそれぞれ異なる。そしてこの悩みは、年代を問わず、男性が密かに抱えているのではないかと思う。

30代男性の約2割が「ヒゲ脱毛」の経験あり

Z世代の彼らは、レーザー脱毛に関してもとっくにリサーチ済みだった。

ウタ:男性のレーザー脱毛って高いんだよね。

ヒデキ:そうそう、女性は30万円くらいなのに、男性は50万円とか。

ウタ:パーツが細かく分かれて、部位ごとに加算されてく感じ。だったら家庭用脱毛器を試してみようという気になる。

二郎:僕は体毛より「ヒゲ脱毛」に興味があるかな。手間を省きたいし、肌が弱いから剃るより絶対いい。社会人になってボーナスが出たら考えたいなと。

前述の鈴木ハーブ研究所の調査によると「ヒゲ脱毛に興味はありますか」という問いに対して「興味がない」と回答した男性は全世代では53.3%。逆にいうと46.7%は興味を抱いていることになる。

特筆すべきは「ヒゲ脱毛経験のある男性」が、30代で19%にのぼったことだ。可処分所得が増える30代男性のすでに約2割が経験しているということは、今後Z世代が年齢を重ねた時に、ヒゲ脱毛経験者はより増加するのではないだろうか。

クリニックでも増える、若年層の脱毛患者

実際にクリニックに来院する脱毛患者の傾向は変わっているのか。アヴェニュー六本木クリニックの寺島洋一院長は、「男性の脱毛は年々増加傾向にあり、当院では現在若い人が多数を占めます。10代~20代でクリニックに来院する男性は、ムダ毛に対して『清潔感が低下する』『女性からの印象が良くない』と感じているようです」と話す。

まだ成長期であるティーンの頃に、レーザー脱毛をすることに問題はないのだろうか?「医療行為としては問題ありません。皮膚の観点からすると、カミソリや毛抜きを使ってご自身で脱毛するより、肌にダメージを与えにくい面があるでしょう。医療用のレーザー脱毛と、エステや家庭用脱毛器の違いは『照射の出力』です。不可逆的な効果、つまり照射後にムダ毛が生えてこないのは、医療用レーザーのみ。逆にパワーが弱いと『硬毛化』のリスクがあります」。

硬毛化とは、レーザー脱毛時にまれに発生する症状で、体毛がかえって硬く濃く変成してしまうこと。メカニズムはまだよく分かっていないが、医療用のレーザー脱毛を続けることで、最終的には減毛していくという。

ヒゲにおいても体毛においても、根本的な脱毛を希望するなら、やはり医師のもとで行う医療用レーザー脱毛が、安全かつ確実な方法といえそうだ。しかし、費用の面や居住地によっては、近くに通えるクリニックが少ないなど、現時点ではハードルも存在している。

その一方で、中高生の時点ですでに、脱毛に関心を持つ男性が増加しているのは、紛れもない事実。今後Z世代やα世代が年齢を重ねた時に、脱毛や除毛コスメを取り巻く状況はどう変化するだろう? 少なくとも脱毛は、今後メンズ美容を語る上で欠かせない存在であり、間違いなく拡大していくことを実感した取材だった。

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NewJeansの舞台裏画像をまとめてお届け! 「ビルボード・ミュージック・アワード2023」に出演

「ビルボード・ミュージック・アワード2023(BILLBOARD MUSIC AWARDS 2023)」の授賞式が11月19日に開催された。22年夏のデビュー以来、さまざまなチャートで首位を獲得するなど大旋風を巻き起こしている韓国発のガールズグループ、ニュージーンズ(NewJeans)も出演し、ヒット曲「Super Shy」と「OMG」を披露。今年新設された「トップ・グローバル・K-POPアーティスト賞」を受賞した。

平均年齢が17歳と若さあふれるNewJeansのメンバーは、ミンジ(Minji)、ハニ(Hanni)、ダニエル(Danielle)、ヘリン(Haerin)、ヘイン(Hyein)の5人。グループとして23年3月に「リーバイス(LEVI’S)」のグローバルアンバサダーに就任したほか、ハニ(HANI)が「グッチ(GUCCI)」および「アルマーニ ビューティ(ARMANI BEAUTY)」、へリンは「ディオール(DIOR)」、ヘイン(HYEIN)は「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」、ダニエル(DANIELLE)は「バーバリー(BURBERRY)」、ミンジは韓国における「シャネル(CHANEL)」など、全員がラグジュアリーブランドのアンバサダーを務めている。

一方、ステージ衣装はストリートテイストの強いY2Kの雰囲気が漂うものが多く、それも彼女たちの魅力の1つ。今回の授賞式でも、「OMG」では天使をイメージしたというガーリーなウエアに、動物の耳を模した帽子とハードなブーツを合わせたルックが話題に。それに先立ってパフォーマンスした「Super Shy」では、スタイリッシュなスクールガール風の衣装で登場し、観客を魅了した。

「制服のようなルックはパフォーマンスのイントロ部分にぴったりだし、私たちの個性も引き立ててくれています。個人的には、ラブリーでキュートな『OMG』の衣装も大好き」と話すヘインや、「メンバーの個性やイメージに合わせて少しずつ衣装が違うんですが、グループ全体でのまとまりもちゃんとあって、とても気に入っています。今回の出演に向けてみんな一生懸命に練習したので、その成果を見せたいです」と意気込みを語ったハニ。ここでは、ステージの前にヘアメイクをしたり、互いにルックを確認し合ったりするメンバーたちの舞台裏の様子をお届けする。

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【スナップ】「ディオール」のホリデー期間限定イベントに新木優子、山下智久、柴咲コウらが来場

「ディオール(DIOR)」は12月1〜17日、六本木ヒルズアリーナと隣接する毛利庭園でホリデーシーズンのポップアップイベント「ガーデン オブ ドリームズ」を開催中だ。オープニングにはビューティーアンバサダーの新木優子、柴咲コウ、山下智久、吉沢亮、Cocomiらが来場した。

会場にはチュイルリーの噴水をイメージした“マジカル ファウンテン”やメリーゴーランド、光輝くツリーなどが設置され、幻想的な輝きがホリデームードを盛り上げる。

同イベントにはそのほか&TEAM、大政絢、當真あみ、冨永愛、RAMPAGEの長谷川慎と藤原樹、南沙良、三吉彩花、吉川愛ら豪華ゲストが来場した。

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【スナップ】「ディオール」のホリデー期間限定イベントに新木優子、山下智久、柴咲コウらが来場

「ディオール(DIOR)」は12月1〜17日、六本木ヒルズアリーナと隣接する毛利庭園でホリデーシーズンのポップアップイベント「ガーデン オブ ドリームズ」を開催中だ。オープニングにはビューティーアンバサダーの新木優子、柴咲コウ、山下智久、吉沢亮、Cocomiらが来場した。

会場にはチュイルリーの噴水をイメージした“マジカル ファウンテン”やメリーゴーランド、光輝くツリーなどが設置され、幻想的な輝きがホリデームードを盛り上げる。

同イベントにはそのほか&TEAM、大政絢、當真あみ、冨永愛、RAMPAGEの長谷川慎と藤原樹、南沙良、三吉彩花、吉川愛ら豪華ゲストが来場した。

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「ランコム」がハート柄×千鳥格子のバレンタイン限定リップ発売 店舗限定色も登場

「ランコム(LANCOME)」は2024年2月9日、ブランドのアイコンリップ“ラプソリュ ルージュ ドラママット”(各5830円)から、バレンタイン限定の情熱的なオレンジレッド“196 フレンチ タッチ”を数量限定で全国発売する。銀座三越店では7日から先行販売を行う。パッケージは千鳥格子とハート柄をモチーフにした。

そのほか、店舗限定の2色も登場する。銀座三越店では7日から深みのある上品なブラウンレッドの“221 ドラマタイズド ヌード”を、阪急うめだ本店では21日からエレガントなピンクブラウンの“277 フレンチ ティー ショコラ”を限定販売する。

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「ルイ・ヴィトン」2024年メンズ・プレ・フォール バッグ&シューズに写真49点を一気見せ

ファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)による「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」の2024年メンズ・プレ・フォール・コレクションのアクセサリーは、月を意識したイエローや、ハワイを思わせるトロピカルなムードやハイビスカスのモチーフに溢れた。

月は、24年春夏コレクションでインスピレーション源の1つとした太陽同様、皆に光を照らす象徴。エンボス加工でダミエを描いたバックパックや“キーポル”などを提案する。

一方のトロピカルなムードは、極彩色のハイビスカスで作ったレイを思わせるネックレスを筆頭に、心踊るカラフルな色使い。ラフィアを編み込んだセーラー帽やバケットハットのほか、ウッドフレームのサングラスなどが揃う。

足元は、南京錠をあしらったローファーのほか、3Dプリンタで制作したであろう“LV コブラ”など。ダンディーなスタイルにふさわしい落ち着いたカラートーン提案する。

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「モンクレール」× 「リック・オウエンス」新作はキルティング素材のコートやウエアなど

「モンクレール(MONCLER)」は、 「リック・オウエンス(RICK OWENS)」とコラボしたアイテムを発売した。「モンクレール」の一部店舗、公式オンラインストア、 「リック・オウエンス」の直営店で取り扱う。

本コラボでは、酸素濃縮機能と温度調節可能な換気システムを備えた、静かに閉じこもるのに最適なスチール製の防音スリープポッドを制作。音響、照明、映像システム、冷蔵倉庫、充電装置などを完備する。

ポッドの内外で楽しむことができるウエアやブーツ、小物も用意する。ウエアはフライトジャケット、パファー、ロングダウン、エクストラロングコート、スカート、ショートパンツ、トップスなどをラインアップし、落ち着いた伸びやかなシルエットと輝きのあるキルティングが特徴。ブラック、ダート、染色したコットンデニム、オーガニックコットンジャージー、ナイロン、カシミヤなどを採用し、ブルーからアシッドイエローに色落ちしたようなカラーパレットで構成する。また、ロングニットやブラッシュドコットンのトップスには肩のスナップボタンや予備の穴があり、自由に調節することができる。

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「リモワ」が再生ナイロン使用のバックパック、ダッフルバッグ、トートバッグを発売

「リモワ(RIMOWA)」はこのほど、はっ水性のある再生ナイロン素材を用いた“シグニチャー バッグ コレクション(SIGNATURE BAG COLLECTION)”を発売した。価格は17万500〜22万円。全国の「リモワ」ストア、公式ウェブサイトで取り扱う。

いずれもイタリア製で、フロント部にはシグニチャーであるモノグラムあしらい、内部にはパソコンを収納できるフラットポーチ、2つのポケット、ジッパー付きポケットを装備している。ナイロン素材は新しい素材を使用せず、海や埋立地に廃棄されたプラスチックなどを材料に製造されている。

“フラップ バックパック ラージ(FLAP BACKPACK LARGE)”(21万3400円)は、フラップ部分にジッパーポケットとサイドポケット、背部にスーツケースに固定できるトラベルストラップをあしらった。ブラック、グレー、カーキ、ブルーの4色展開。

“ダッフル バッグ(DUFFLE BAG)”(22万円)は、収納内部の調節可能な双方向のジッパーと両サイドのバックルを付属。取り外し可能なウェビングストラップは、長さ調整をして手持ちとしてもクロスボディとしても使用できる。ブラック、グレー、カーキの3色を用意した。

“スリング トート(SLIDING TOTE)”(17万500円)は伸縮性のある素材を組み込み、上部にはジッパー付きポケット、サイドに2つのポケットを施した。カラーはブラックとブルーの2色を取りそろえる。

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「リモワ」が再生ナイロン使用のバックパック、ダッフルバッグ、トートバッグを発売

「リモワ(RIMOWA)」はこのほど、はっ水性のある再生ナイロン素材を用いた“シグニチャー バッグ コレクション(SIGNATURE BAG COLLECTION)”を発売した。価格は17万500〜22万円。全国の「リモワ」ストア、公式ウェブサイトで取り扱う。

いずれもイタリア製で、フロント部にはシグニチャーであるモノグラムあしらい、内部にはパソコンを収納できるフラットポーチ、2つのポケット、ジッパー付きポケットを装備している。ナイロン素材は新しい素材を使用せず、海や埋立地に廃棄されたプラスチックなどを材料に製造されている。

“フラップ バックパック ラージ(FLAP BACKPACK LARGE)”(21万3400円)は、フラップ部分にジッパーポケットとサイドポケット、背部にスーツケースに固定できるトラベルストラップをあしらった。ブラック、グレー、カーキ、ブルーの4色展開。

“ダッフル バッグ(DUFFLE BAG)”(22万円)は、収納内部の調節可能な双方向のジッパーと両サイドのバックルを付属。取り外し可能なウェビングストラップは、長さ調整をして手持ちとしてもクロスボディとしても使用できる。ブラック、グレー、カーキの3色を用意した。

“スリング トート(SLIDING TOTE)”(17万500円)は伸縮性のある素材を組み込み、上部にはジッパー付きポケット、サイドに2つのポケットを施した。カラーはブラックとブルーの2色を取りそろえる。

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「リモワ」が再生ナイロン使用のバックパック、ダッフルバッグ、トートバッグを発売

「リモワ(RIMOWA)」はこのほど、はっ水性のある再生ナイロン素材を用いた“シグニチャー バッグ コレクション(SIGNATURE BAG COLLECTION)”を発売した。価格は17万500〜22万円。全国の「リモワ」ストア、公式ウェブサイトで取り扱う。

いずれもイタリア製で、フロント部にはシグニチャーであるモノグラムあしらい、内部にはパソコンを収納できるフラットポーチ、2つのポケット、ジッパー付きポケットを装備している。ナイロン素材は新しい素材を使用せず、海や埋立地に廃棄されたプラスチックなどを材料に製造されている。

“フラップ バックパック ラージ(FLAP BACKPACK LARGE)”(21万3400円)は、フラップ部分にジッパーポケットとサイドポケット、背部にスーツケースに固定できるトラベルストラップをあしらった。ブラック、グレー、カーキ、ブルーの4色展開。

“ダッフル バッグ(DUFFLE BAG)”(22万円)は、収納内部の調節可能な双方向のジッパーと両サイドのバックルを付属。取り外し可能なウェビングストラップは、長さ調整をして手持ちとしてもクロスボディとしても使用できる。ブラック、グレー、カーキの3色を用意した。

“スリング トート(SLIDING TOTE)”(17万500円)は伸縮性のある素材を組み込み、上部にはジッパー付きポケット、サイドに2つのポケットを施した。カラーはブラックとブルーの2色を取りそろえる。

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「グッチ」が米百貨店のロード&テイラーなど3社を提訴 模倣品を販売したと主張

「グッチ(GUCCI)」の米国法人であるグッチ アメリカ インク(GUCCI AMERICA INC.)は、百貨店のロード&テイラー(LORD & TAYLOR)、オフプライスストアのセンチュリー21(CENTURY 21)、ウォルマート(WALMART)傘下の会員制スーパーのサムズクラブ(SAM‘S CLUB)がそれぞれ「グッチ」の模倣品を販売していたとして提訴した。

「グッチ」は、ロード&テイラーに対して差し止め命令や対象商品の破棄、金銭的な賠償などを請求しており、センチュリー21およびサムズクラブに対しても類似の主張を行っている。

「グッチ」は、ロード&テイラーのウェブサイト経由で“GG マーモント マトラッセ カメラ バッグ”を1555ドル(約23万円)で、さらに“GG マーモント ショルダー バッグ”を2400ドル(約35円)で購入し、「商品を確認したところ、正規品ではないことを確認した」と主張する。「2023年6月、『グッチ』はロード&テイラーのウェブサイトで模倣品が販売されていることを伝えた。ロード&テイラーの代理人から模倣品を販売していることを把握している旨の回答があったが、その後の連絡が途絶えた」と主張する。ロード&テイラーの代理人からはコメントを得られなかった。

サムズクラブに対する訴訟において「グッチ」は、「サムズクラブのウェブサイトに掲載されていた『グッチ』のマークをあしらい、“グッチ GG マーモント マトラッセ ミニ バッグ”と称したハンドバッグ2点を各1100ドル(約16万円)で購入した」と主張。サムズクラブの担当者は「われわれはサプライヤーに対して、顧客や会員の期待に沿う正規品を提供することを当然期待している。『グッチ』から懸念を伝えられた時点で、直ちに該当商品をウェブサイトから引き上げ、『グッチ』とサプライヤーを繋いだ。訴状に対する反論は、裁判の中で行っていく」とコメントを発表した。

センチュリー21からはコメントを得られなかった。

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平野紫耀が香港でランウエイショーを鑑賞 「ルイ・ヴィトン」2024年プレ・フォール・メンズ・コレクション

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は11月30日、香港で2024年プレ・フォール・メンズ・コレクションを発表した。

同コレクションは、メンズ クリエイティブ・ディレクターのファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)が手掛ける2回目のショーとなる。会場には歌手の平野紫耀が、「ルイ・ヴィトン」24年春夏メンズ・コレクションのセットアップを着用して出席した。

ファッションショーへの出席が初めてとの平野は、「会場の装飾、登場したルック、そして最後の上空の演出まで、瞬きを忘れてしまうくらい素敵なショーでした。音楽とファッションが完璧にマッチしていて、その相乗効果に感動。どのルックも好みのものばかりでした。ファレル・ウィリアムスが生み出す新しいコレクションを観ることができ、終始魅了されました」と語った。

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平野紫耀が香港でランウエイショーを鑑賞 「ルイ・ヴィトン」2024年プレ・フォール・メンズ・コレクション

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は11月30日、香港で2024年プレ・フォール・メンズ・コレクションを発表した。

同コレクションは、メンズ クリエイティブ・ディレクターのファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)が手掛ける2回目のショーとなる。会場には歌手の平野紫耀が、「ルイ・ヴィトン」24年春夏メンズ・コレクションのセットアップを着用して出席した。

ファッションショーへの出席が初めてとの平野は、「会場の装飾、登場したルック、そして最後の上空の演出まで、瞬きを忘れてしまうくらい素敵なショーでした。音楽とファッションが完璧にマッチしていて、その相乗効果に感動。どのルックも好みのものばかりでした。ファレル・ウィリアムスが生み出す新しいコレクションを観ることができ、終始魅了されました」と語った。

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平野紫耀が香港でランウエイショーを鑑賞 「ルイ・ヴィトン」2024年プレ・フォール・メンズ・コレクション

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は11月30日、香港で2024年プレ・フォール・メンズ・コレクションを発表した。

同コレクションは、メンズ クリエイティブ・ディレクターのファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)が手掛ける2回目のショーとなる。会場には歌手の平野紫耀が、「ルイ・ヴィトン」24年春夏メンズ・コレクションのセットアップを着用して出席した。

ファッションショーへの出席が初めてとの平野は、「会場の装飾、登場したルック、そして最後の上空の演出まで、瞬きを忘れてしまうくらい素敵なショーでした。音楽とファッションが完璧にマッチしていて、その相乗効果に感動。どのルックも好みのものばかりでした。ファレル・ウィリアムスが生み出す新しいコレクションを観ることができ、終始魅了されました」と語った。

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平野紫耀が香港でランウエイショーを鑑賞 「ルイ・ヴィトン」2024年プレ・フォール・メンズ・コレクション

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は11月30日、香港で2024年プレ・フォール・メンズ・コレクションを発表した。

同コレクションは、メンズ クリエイティブ・ディレクターのファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)が手掛ける2回目のショーとなる。会場には歌手の平野紫耀が、「ルイ・ヴィトン」24年春夏メンズ・コレクションのセットアップを着用して出席した。

ファッションショーへの出席が初めてとの平野は、「会場の装飾、登場したルック、そして最後の上空の演出まで、瞬きを忘れてしまうくらい素敵なショーでした。音楽とファッションが完璧にマッチしていて、その相乗効果に感動。どのルックも好みのものばかりでした。ファレル・ウィリアムスが生み出す新しいコレクションを観ることができ、終始魅了されました」と語った。

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東京ガーデンテラス紀尾井町は大人のアート×イルミネーションを提案 幻想的な絶景撮影スポットを多数用意

東京・紀尾井町にある複合市街地の東京ガーデンテラス紀尾井町は、2024年2月29日までの期間限定のイベント“KIOI WINTER '23/'24”を開催している。同イベントはクリスマス以降も続く、冬を彩る企画だ。“エンチャンテッド クリスマス(ENCHANTED CHRISTMAS)”をテーマにしたクリスマスツリーやイルミネーションを展開し、魔法にかけられているような輝きに満ちた大人のひとときを届ける。

開業から8年目を迎えた23年は紀尾井町のシンボルのパブリックアートと、シャンパンゴールドに輝くイルミネーションが融合した幻想的な冬景色を楽しめる。まずは、高さ約10mの巨大クリスマスツリーとパブリックアート“Echoes Infinity 〜Immortal Flowers〜”がお出迎え。23年のツリーは、行き場を失うことが多い国産針葉樹林(モミの木)を活用し、役目を果たした後は、元の育苗林に戻して樹勢回復処置を行い再び活用する「サステナブルサイクル」を選択している。

ツリーの下部には、アーティスト松尾高弘が率いる光のアートスタジオ、エミッション(EMISSION)とコラボレーションした“プリズムローズ(PRISM ROSE)”をあしらった。コラボレーションを提案した理由について、小関克昌西武リアルティソリューションズ運営企画部課長補佐はこう話す。「東京ガーデンテラス紀尾井町の魅力の一つである、バラのアートを取り入れたいと思っていた。繊細で無垢な輝きを持ち、凛とした存在感を放つ“プリズムローズ”に惹かれ、同作品を手掛けるエミッションに冬に咲く紀尾井町のバラの制作を依頼した」。

他にも、4階にある東京都指定有形文化財の赤坂プリンス クラシックハウスとパブリックアート、イルミネーションの3つを一緒の画角で撮影できる広場がある。全体が写るアングルを探すのも楽しみの一つだ。さらに、1階にある花の広場と弁慶濠沿いには、きらめくシャンパンゴールドのイルミネーションが一面を埋め尽くし、迫力のある1枚が撮影できる。

一部レストランでは、クリスマス限定のメニューを用意。12月22~25日限定で、4階の「ベンジャミン ステーキハウス(BENJAMIN STEAK HOUSE)」ではTボーンステーキのコース ディナー(2万2727円※2名さまより2時間制)を、「ラ・プレシューズ(LA PRECIEUSE)」ではスペシャルモンブラン(4号サイズ、5940円)を提供する。

小関課長補佐は同イベントの狙いについて「紀尾井町で過ごす新しい冬のブランドを作りたい。かつてこの地は恋人たちがクリスマスの特別な時間を過ごす憧れの場所となっていた。時代を経て新しく生まれ変わったこの地を肌で感じていただき、恋人だけでなくご友人やご家族など、大切な人と過ごす上質な冬のひとときをアートとイルミネーションと共にお楽しみいただきたい」と話す。

問い合わせ先
「東京ガーデンテラス紀尾井町」広報事務局

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「フィロソフィ ディ ロレンツォ セラフィニ」2024年プレ・フォール・コレクション

「フィロソフィ ディ ロレンツォ セラフィニ(PHILOSOPHY DI LORENZO SERAFINI)」が2024年プレ・フォール・コレクションを発表した。

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「YSL」TWICEのSANAが登壇するトークショー開催 抽選で10人招待

「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT、以下YSL)」は12月18日、TWICEのSANAをゲストに招いたエクスクルーシブなトークショー“TWICE SANA スペシャル トーク ショー - SANAと選ぶYSL クリスマスギフト‐“を開催する。一般参加も可能で、12月3日までに専用フォームから申し込むと抽選で10人を招待する。

トークショーではクリスマスやギフトにまつわる話や友人や家族、自分自身などの贈る相手に合わせて選ぶ「YSL」のアイテムなどを紹介。SANAと一緒にクリスマス気分を盛り上げる。

■“TWICE SANA スペシャル トーク ショー - SANAと選ぶYSL クリスマスギフト‐”
開催日:12月18日13時00分~13時30分
会場:都内会場
一般応募期間:12月3日23時59分まで

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花王社員が“おもてなし”する体験イベント「月祭」第2弾 有明ガーデンで開催

花王は、体験型イベント「月祭 TSUKISAI 2023 WINTER」を、有明ガーデンで12月1〜3日に開催する。入場は無料で予約不要。

「月祭」は、花王の“イノベーティブ”な商品やエビデンスを体感できる「リアルな感動体験」の場を提供する。花王社員が“おもてなし隊”となり、商品紹介に加え、商品に込めた花王の「想い」を伝える。

今回の開催は、夏に続き2回目。“1年の締めくくりに「ありがとう」の輪を広げよう”をテーマに、今の季節に合わせた商品をラインアップする。商品を試すことができる体験ブースをはじめ、スタンプラリーやストラックアウトなど遊べるコンテンツ、イベント限定のフォトスポットを用意する。

体験型のコンテンツでは5つのブースを用意。“乾燥対策ブース”は“まさつレス体験装置”を設置し、忙しくても効率的にできるセルフハンドケアのポイントをレクチャーする。“ご褒美&お直しヘアケアブース”では、手軽に取り入れられる特別なヘアケアの実験デモを行う。各ヘアケアブランドの商品も自由に使える。“簡単おそうじブース”では、大掃除に役立つ簡単で便利な商品を、家族でも楽しめるゲームを通して紹介する。

スタンプラリーでは、スタンプを5個集めるとオリジナルエコバッグとバブガチャ1回をプレゼントする(各日先着400人)。ストラックアウトは、SNSに投稿すると花王商品が当たるキャンペーンを実施。なお、「月祭」参加者には、近隣の店舗で使えるクーポンをプレゼントする(無くなり次第終了)。

■月祭 TSUKISAI 2023 WINTER
日程:12月1〜3日
時間:金 13:00〜18:00/土・日 11:00〜18:00
場所:有明ガーデン 中央吹抜広場(モール内2階)
住所:東京都江東区有明2-1-8

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ロンドン在住のイラストレーターが自転車店で見つけた、万能テープ

「WWDJAPAN」の連載「1000円で何する?」

連載「1000円で何する?」12回目に登場するのはロンドン在住のイラストレーター、Mr. Slowboy(ミスタースローボーイ)。「ユニクロ(UNIQLO)」や三越伊勢丹など、日本のクライアントも多数抱える彼が、地元の自転車店で見つけた「何にでも使える」アレとは?

“アウトドア マルチパーパス テープ”(6ポンド、約1100円)

“アウトドア マルチパーパス テープ”(6ポンド、約1100円)

「ロンドンの家の近所の自転車店で1つ6ポンド(約1100円)で買ったテープです。名称は“アウトドア マルチパーパス テープ”。僕は、空港の手荷物受取所などで自分のものとひと目で分かるように、スーツケースにイニシャル型に貼ったりしています。

ほかにも描いたイラストを梱包する際に使ったり、妻のスニーカーの装飾用に使ったり。カラフルでかわいいし、とにかく万能なんです!」。

ファッションイラストレーターのMr. Slowboy

Mr. Slowboy/ファッションイラストレーター プロフィール

(ミスタースローボーイ)1980年10月4日生まれ、中国・北京出身。本名はフェイ・ワン。北京の広告代理店で12年間アートディレクターなどを務めたあと、イラストレーターへの転身を決意。英国のキャンバーウェル・カレッジ・オブ・アーツなどで学び、2015年にロンドンを拠点にファッションイラストレーターとしてのキャリアをスタートした。ユニークかつ愛らしい作風が特徴で、「ユニクロ」「バブアー」、三越伊勢丹などをクライアントに持つ

連載「1000円で何する?」とは?

原宿での隠れ家ランチや、朝の気分をあげるスターバックスのオプション、週末の美術館の入館料など、ファッション&ビューティ業界人に1000円(税込1100円)で日常をキラキラさせるコト・モノを紹介してもらいます。ファミリーマートの靴下や古着のバンダナなど、アパレル商品もあったり?

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ロンドン在住のイラストレーターが自転車店で見つけた、万能テープ

「WWDJAPAN」の連載「1000円で何する?」

連載「1000円で何する?」12回目に登場するのはロンドン在住のイラストレーター、Mr. Slowboy(ミスタースローボーイ)。「ユニクロ(UNIQLO)」や三越伊勢丹など、日本のクライアントも多数抱える彼が、地元の自転車店で見つけた「何にでも使える」アレとは?

“アウトドア マルチパーパス テープ”(6ポンド、約1100円)

“アウトドア マルチパーパス テープ”(6ポンド、約1100円)

「ロンドンの家の近所の自転車店で1つ6ポンド(約1100円)で買ったテープです。名称は“アウトドア マルチパーパス テープ”。僕は、空港の手荷物受取所などで自分のものとひと目で分かるように、スーツケースにイニシャル型に貼ったりしています。

ほかにも描いたイラストを梱包する際に使ったり、妻のスニーカーの装飾用に使ったり。カラフルでかわいいし、とにかく万能なんです!」。

ファッションイラストレーターのMr. Slowboy

Mr. Slowboy/ファッションイラストレーター プロフィール

(ミスタースローボーイ)1980年10月4日生まれ、中国・北京出身。本名はフェイ・ワン。北京の広告代理店で12年間アートディレクターなどを務めたあと、イラストレーターへの転身を決意。英国のキャンバーウェル・カレッジ・オブ・アーツなどで学び、2015年にロンドンを拠点にファッションイラストレーターとしてのキャリアをスタートした。ユニークかつ愛らしい作風が特徴で、「ユニクロ」「バブアー」、三越伊勢丹などをクライアントに持つ

連載「1000円で何する?」とは?

原宿での隠れ家ランチや、朝の気分をあげるスターバックスのオプション、週末の美術館の入館料など、ファッション&ビューティ業界人に1000円(税込1100円)で日常をキラキラさせるコト・モノを紹介してもらいます。ファミリーマートの靴下や古着のバンダナなど、アパレル商品もあったり?

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いざ“ダサい”の頂点へ! 渋谷で「ダサセーターパーティー」、コンテストも開催

「ダサセーターパーティー2023」が12月15日、渋谷・ファイヤー通りのイベントスペース、アンダーディアラウンジで開催される。ドレスコードは“ダサセーター”で、前売り券(2000円)を販売中だ。当日券(2500円)も用意する。

同イベントは、米国で12月第3金曜日に定められた「National Ugly Christmas Sweater Day(ダサセーターの日)」に合わせて催されるもので、日本では19年にスタートした。

当日はダサセーターコンテストが行われ、優勝者には賞金5万円が贈られる。手編みのセーターで参加する人もおり、昨年の優勝者は乾燥機で縮んでしまった総柄セーターを着用した。

同コンテストはインスタグラムとXでも企画され、#ダサセーターパーティーを付けて写真や動画を投稿することで参加できる。最も“ダサい”と認定された人は賞金3万円を得られる。

【エディターズ・チェック】
ファッションにおいて、“場”の創造は絶対的正義だと思う。そこに購買のモチベーションとコミュニティーが生まれるからだ。こちらの“場”では、各自の人生に一度は登場したであろう“ダサセーター”が主役となる。例えば僕なら、LAの古着店の店先(地べたに直!)に置かれていた5ドルのアヒルのセーターがそれに当たる。なんとも憎たらしい表情に後ろ髪をぐいぐい引っ張られ、一度は通り過ぎたものの店に戻って購入した。年に1度は“外し”として、気の置けない友人との集まりなどでジャケットやコートのインに着ている。今年は12月15日の登板が決定した。

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いざ“ダサい”の頂点へ! 渋谷で「ダサセーターパーティー」、コンテストも開催

「ダサセーターパーティー2023」が12月15日、渋谷・ファイヤー通りのイベントスペース、アンダーディアラウンジで開催される。ドレスコードは“ダサセーター”で、前売り券(2000円)を販売中だ。当日券(2500円)も用意する。

同イベントは、米国で12月第3金曜日に定められた「National Ugly Christmas Sweater Day(ダサセーターの日)」に合わせて催されるもので、日本では19年にスタートした。

当日はダサセーターコンテストが行われ、優勝者には賞金5万円が贈られる。手編みのセーターで参加する人もおり、昨年の優勝者は乾燥機で縮んでしまった総柄セーターを着用した。

同コンテストはインスタグラムとXでも企画され、#ダサセーターパーティーを付けて写真や動画を投稿することで参加できる。最も“ダサい”と認定された人は賞金3万円を得られる。

【エディターズ・チェック】
ファッションにおいて、“場”の創造は絶対的正義だと思う。そこに購買のモチベーションとコミュニティーが生まれるからだ。こちらの“場”では、各自の人生に一度は登場したであろう“ダサセーター”が主役となる。例えば僕なら、LAの古着店の店先(地べたに直!)に置かれていた5ドルのアヒルのセーターがそれに当たる。なんとも憎たらしい表情に後ろ髪をぐいぐい引っ張られ、一度は通り過ぎたものの店に戻って購入した。年に1度は“外し”として、気の置けない友人との集まりなどでジャケットやコートのインに着ている。今年は12月15日の登板が決定した。

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売れたのは「カーハート」、ブラックデニム、そして…… 古着の2023年を総括

売れたのは「カーハート」、ブラックデニム、そして…… 古着の2023年を総括

ブームがいったん落ち着いたものの、復活したインバウンド需要にも支えられ、2023年も古着が売れた。中でも何が動いたのか?ここでは、同名のショップを運営するデザートスノーとウィゴー、「古着屋ジャム」のJAM TRADING、「古着屋3ピース」の3 PEACE、「スピンズ」や「森」を手掛けるヒューマンフォーラムの5社に聞き取りを実施した。一次流通ともリンクする納得の回答から、“えっ、そうなの?”と驚くものまで、ヒット商品をご覧いただきたい。

大ヒット

「カーハート」

コーデュロイ製の襟がワンポイントの“デトロイトジャケット”と、フード付きの“アクティブジャケット”が2強。特に“デトロイトジャケット”はジョニー・デップ(Johnny Depp)がモスグリーンを、マルチクリエイターの野村訓市がグレーを着たことでそれぞれ高騰。定番のブラウンも供給が追い付かず、「5年前に比べて、どのモデルも価格が倍になっている」(JAM TRADING)。そのため「若年層にはスエット製のジップパーカも受け入れられた」(ウィゴー)、「ダック地であればノーブランドでも売れた」(デザートスノー)という意見も。

ブラックデニム

ブランドでは「リーバイス(LEVI'S)」が不動の1位。トップスは流通数が少なく、価格が高止まり。そこでヒューマンフォーラムは、「ノーブランドのインディゴブルーのデニムジャケットを黒でオーバーダイ。6589円で販売し、よく売れた」という。パンツについてはJAM TRADINGが、「『ラングラー(WRANGLER)』の兄弟ブランド『ラスラー(RUSTLER)』が割安(4950円、『リーバイス』だと最低でも7920円)で好評」と回答。またデザートスノーは、「新品中心のコーディネートでも、“ブラックジーンズは古着で押さえておきたい”という需要を感じる」と話す。

中ヒット

総柄ニット

オーストラリアのニットブランド「クージー(COOGI)」が人気だが、こちらも価格が上昇(2万〜3万円台)。ブランドにこだわらずニュアンスを楽しみたいという若年層を中心に、ノーブランドもの(3000〜6000円)も動いた。ウィゴーは新品(4399円)も提案、「高校生、大学生の購入が多かった」という。ヒューマンフォーラムは、「『チャンピオン(CHAMPION)』の“リバースウィーブ”を旗印に4年ほど前から一大スエットブームが起きたが、総柄ニットに置き換わった印象」と分析し、JAM TRADINGも「アフターコロナが定着し、家着感のあるスエットから、より外着ライクなニットに需要が変容した」と述べる。

小ヒット

サッカー関連アイテム

ピステ(練習時の防寒着)やユニホーム、スタジアムマフラーなどが該当。デザートスノーは「1900円で出しているピステが人気。オーバーサイズを選択し、インにパーカ。パンツは太めのカーゴというスタイリングが男女共に見られる」と話し、ヒューマンフォーラムは「ユニホームから火が付いて、今はマフラーが売れている。シンプルコーデの“外し”として受け入れられている」と言う。

アニメTシャツ

2〜3年ほど前から店頭で、「ドラゴンボール」や「美少女戦士セーラームーン」のプリントTシャツを見るようになった。当時はこれも“外し”だったのだろうが、「今やそれが定番化している」(デザートスノー)。人気もウィゴーでは「『天地無用!』や『なるたる』など1990年代から2000年代の作品にシフトしている」と言い、「それら海外でも放映されていた作品の商品を逆輸入している。デザインや作りが凝っているからだ」と続けた。

まとめ

Tシャツのトレンドはバンド物がぶっちぎりで、「ハーレーダビッドソン(HARLEY DAVIDSON)」がそれに続く形だ。いずれも武骨なイメージだが、対抗として(真逆のポジショニングとも思える)アニメTシャツが台頭しているのは面白い。やはり、何事にも“揺り戻し”が存在する。

サイズについても同様で、JAM TRADINGが「XLからMへ兆しを感じる」と話すように、つい最近までスエットなどは“大きければ大きいほど売れた”が、当然着心地は悪く、リアル(等身大)に戻りつつあるようだ。

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「ルイ・ヴィトン」2024年プレ・フォール・メンズ・コレクション

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」が2024年プレ・フォール・メンズ・コレクションを発表した。

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「ア ベイシング エイプ®」が「カナダグース」と第2弾コラボ ダウンアイテムを発売

「ア ベイシング エイプ®(A BATHING APE®)」は、「カナダグース(CANADA GOOSE)」と第2弾となるコラボアイテムを12月2日に発売する。

同コラボアイテムは、「カナダグース」を代表する“クロフトン パッファー”と“フリースタイルベスト”を「ア ベイシング エイプ®」の“ABC カモ柄”で包み込んだ。ダウンジャケット“ABC カモ クロフトン パッファー(ABC CAMO CROFTON PUFFER)”(19万1400円)は、“リサイクルフェザーライトリップストップファブリック”を用いており、とても軽量な一方で、マイナス25度の環境においても暖かさを保つことが可能だ。リップストップ構造で、はっ水加工が施されている。またダウンベスト“ABC カモ フリースタイルベスト(ABC CAMO FREESTYLE VEST)”(11万6600円)は、マイナス5度の環境下でも暖かさを保つことができる。

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ファレル・ウィリアムスのセカンド「ルイ・ヴィトン」香港で発表 ダンディーのムードさらに色濃く

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は11月30日、香港でファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)によるメンズの2024年プレフォール・コレクションを発表した。

ランウエイショーに先立ってファレルは、「(デビュー・コレクションとなった)2024年春夏とは、何もかもが違う。変わらないのは、ダンディー」と語った。振り返ればパリで発表した23-24年秋冬コレクションは、前任のヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)をリスペクトしつつも、スーツを中心とするセットアップのスタイル提案にシフト。シルエットは、オーバーサイズからストレートに。素材は、ストリートライクな化繊からシルクやウールなど艶やかに。足元は、スニーカーからローファーに。そしてアクセサリーは、チェーンからパールへと、「ルイ・ヴィトン」のスタイルはあらゆる面において洗練の度合いを増し、ファレルが言う「ダンディー」なムードを垣間見せた。

続く24年プレフォール・コレクションは、そんなダンディーなムードがさらに強くなったと言えるだろう。

曲線的なウエストのジャケットと
フレアパンツでダンディーなエレガント

ファーストルックは、「LV」のロゴがうっすらと見える、純白のダブルのセットアップ。ピークドラペルのジャケットは若干ゆったりとしたシルエットながらウエスト周りは大きくくびれ、パンツはセンタープリーツをかけたフレア。白いシャツにブラックタイでタイドアップして、ブラックベレーと南京錠をあしらったローファーを合わせた。抱えたのは、パステルカラーのダミエ柄をのせた“キーポル”だ。カジュアルなデニム素材を使ったセットアップも、曲線的なウエストのジャケットとフレアパンツでエレガント。そのスタイルは、ヴァージル由来のクリエイティビティが未だ顕著だった23-24年秋冬コレクションに身を包んだゲストのそれとは一線を画し、新時代の到来を再び印象付けた。

ランウエイショーの舞台に香港を選んだことについて、ファレルは「世界的な金融の街はここ数年艱難辛苦を味わい、今まさに復活の時を迎えている。パチンコで言えば、ボールをギリギリまで手元に引き寄せ、今まさに勢いよく飛び出そうとしている瞬間のような状況だから」と話した。そして、そんな世界的な金融マンが香港からハワイへ向かう旅を思い描いたという。その言葉通り、ダブルのスーツにトランクや大きな“キーポル”を抱えた男性は時折、セーラーカラーのシャツに身を包んだり、航海士のような帽子を被ったり、巻き貝を描いたエンブレム付きのネイビーニットを着こなしたりとマリンスタイルを交差。色とりどりのカラーストーンをつなげたネックレスやローファーのレザーをくり抜いたようなグルカシューズ、スリムなボディバッグ、マリンストライプのセットアップなどは、長い航海を終えてハワイに到着するのが待ちきれない男性のドキドキやワクワクを感じさせる。

ハワイに到着した男性の
少年っぽい遊び心が大爆発

そしてハワイに到着すると、男性の喜びは一気に爆発。金融マンらしいスーツを脱ぎ去り、束の間のバカンスを謳歌するかのように極彩色のトロピカルスタイルに着替えたようだ。パンツはフレアから、スパンコールのハイビスカスが咲き乱れるショーツに。レザーとオーストリッチを組み合わせたボンバーズにも花々が咲き、スエードで作ったアロハシャツやレザーのTシャツには、同じ色のレザーで作ったハイビスカスをアップリケする。終盤は、極彩色で描いたハワイの夕焼けを乗せたセットアップや、シャツにTシャツ、ショートパンツの3ピース。“キーポル”もトロピカル仕様だ。

 この終盤のスタイルが象徴する、遊び心にあふれた“少年っぽさ”は徹頭徹尾、ダンディズムとうまく融合し、スタイルを現代的でリアリティのあるものに押し上げた。ベレーや厚底のコンバットブーツ、相変わらず少し弛ませて履くソックス、ネックレスとコーディネートしたピアス、サングラス、そしてミニバッグなどは、引き続きポップで高揚感に溢れている。

 ヴィクトリアン・ハーバーを臨む会場には、波が繰り返し押し寄せるデジタルサイネージを配し、砂を敷き詰めてハワイアンなムードを高めた。そしてフィナーレには、ドローンが隊列を組んで、船を描き、「ルイ・ヴィトン」のモノグラムに変わって、最後は「LV」のイニシャルを組み込んだ「LoVers」という言葉を空から発信する。童心を忘れない男性のストーリーとサプライズにあふれた演出で、セカンドシーズンも見るものの心を掴んだファレル・ウィリアムス。名プロデューサーの才能をいかんなく発揮した。

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【2024年春コスメ】「シュウ ウエムラ」は烏龍茶や桜紅茶カラーのアイシャドウなどを発売

「シュウ ウエムラ(SHU UEMURA)」は2024年1月17日、日常の喧騒からひとときの休息をもたらす茶道の世界からインスパイアされた“アート オブ ティー コレクション”を発売する。

4色アイパレット“アイスカルプト”(7150円)からは、暖かな赤みと軽やかなくすみを加えた“モダン ティー ブラウン”カラーを基調とする限定の“アートオブティー”が登場する。ラメカラーのピンク系“サクラティー ベージュ”や目元の立体感を演出するブラウン“ホウジチャ ブラウン”、シアーな発色の“ウーロン ブラウン”などを組み合わせた。

定番のリップアイテム2種も新色が登場する。マットタイプのリップスティック“キヌルージュ マット”(4840円)は桜の華やかなで柔らかな色味をイメージした“サクラ ティー”を、滑らかな塗り心地が特徴のリキッドリップ“キヌルージュ クリーム”(4950円)からは烏龍茶の香ばしさを表現した“アフタヌーン ウーロン”を販売する。

これらのアイシャドウパレットやリップに合わせるアイブロウとして、“ブロー スウォードナギナタ”の既存色であるくすみピンク“ヌードピンク”(4840円)をフィーチャーする。アジア人のスキントーンに合わせて開発したスタイリッシュなピンクカラーで、春らしいメイクルックに華を添える。

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ジュエリー上級者が選ぶ「ミオ ハルタカ」のデザイナーが語る“かわいい”の切り取り方

日本発ジュエリー「ミオ ハルタカ(MIO HARUTAKA)」の国内唯一の店舗が麻布台ヒルズにオープンした。同ブランドは、ジュエリーブランド「ビジュードエム(BIJOUX DE M)」を手掛けるデザイナーの春高未欧が2018年に設立。

動物や花といった植物をモチーフにしたジュエリーを提案している。国外では、米「バーグドルフ グッドマン(BERGDORF GOODMAN)」や英の「ドーバー ストリート マーケット ロンドン(DOVER STREET MARKET LONDON)」など、感度の高い店舗で販売されている。春高にクリエイションやブランドについて話を聞いた。

子どもの頃に決めたクリエイターという道

春高は20歳になった記念に、ジュエリーデザイナーだった母に勧められて初めてジュエリーを制作。うさぎをスケッチしてジュエリーにしようとしたが、職人に「つくれない」と言われたそう。春高は、「他に欲しいジュエリーがなかったし、1年かけてつくって、それがとても楽しかった」と話す。ブランドのシグニチャーであるデイジーフラワーのリングなども制作。自分でデザインしたジュエリーを着用していたところ、褒められることが多かったという。「子どもの頃から漠然とクリエイターになると決めていた。母の影響もあったし、身近に職人もいたのでジュエリーだったらつくれるかもと思った」。彼女は母のサポートを受けて2011年に10点から構成される初のジュエリーコレクションを制作した。そして自身のブランド「ビジュードエム」をスタートし、デイリーに着用できるジュエリーを提案している。

動物のかわいらしい動きを切り取りジュエリーに

18年、海外進出をきっかけに誕生したのがハイエンドラインの「ミオ ハルタカ」だ。同ブランドは、1点ものがほとんど。「動物や植物をモチーフに、自分の好きなものだけをデザインする。“かわいい”のが大事なポイント。私自身の記憶を体現したジュエリーを提案している。一つ一つ丁寧に制作する」。初めてつくったうさぎは、飼っていたうさぎをモチーフに、新作のシロクマのジュエリーはお気に入りの星野道夫の絵本「ナヌークの贈り物」が着想源だ。「動物のかわいらしい一瞬の動きを切り取ってジュエリーに落とし込む。シロクマのジュエリーは花を持つ角度にこだわった」と春高。多くのジュエラーが自然をモチーフにしたジュエリーを制作しているが、「ミオ ハルタカ」のジュエリーは、思わずほほ笑むようなかわいらしさに溢れている。日本での売れ筋は、マーガレットやうさぎモチーフで、海外では、ヘビのモチーフが人気だという。ヘビのジュエリーも、繊細でしなやか、日本発のジュエリーならではの細やかな細工が施されている。「日本では、かわいい要素が大切だが、海外では、大人っぽいエレガントなものの人気が高い」。

“知る人ぞ知る”ブランドとして大切に育てる

現在販売しているアメリカの4店舗、イギリス、フランス、香港の各1店舗に麻布台ヒルズ店が加わった。日本で唯一「ミオ ハルタカ」のジュエリーを手に取ってみることができる場所だ。店舗デザインは、新素材研究所が担当。沖縄のトラバーチンを使用した店舗の至る所に“円”のモチーフが採用されており、穏やかで落ち着いた雰囲気だ。同ブランドのジュエリーを好むのは40~60代のジュエリー上級者。女性が多いが、中には男性ファンもいる。顧客に関して春高は、「ハイブランドは既に持っていて、遊び心のあるジュエリーを探している自信のある女性が多い」と言う。国内唯一の店舗の奥にはサロンも設け、ビスポークオーダーも受け付ける。「自分らしさを残しながら、アートピースをつくる気持ちで妥協せずジュエリーをつくっていきたい。看板を出すというよりは、“知る人ぞ知る”ブランドであることが大切。1点ものを増やし、ブランドとして大切に育てたい」。「ミオ ハルタカ」で新作が登場するのは1年に2点程度。花びらを動かせるようにセッティングしたり、裏側まで美しく見えるよう細部にまでこだわりデザインするからだ。「宝石には目に見えないものが宿っている。ジュエリーは未来永劫輝くもの。人の一生以上輝くものとして制作し、販売する責任がある。特別な場にふさわしいジュエリーをつくっていきたい」。

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神戸三宮の1等地に「三宮横丁」がオープン! 全店取材&仕掛け人に聞いた。

【記事のポイント】 ●神戸や兵庫の人気店や新業態など8業態8店舗が軒を連ねる新たな飲食横丁「三宮横丁」が11月26日にオープンした。「ぶたもん」「燻製スタンド タニグチ」「うおかつ」「モモイロ ニューエビス」「GUN-AI」「ハヌリ」「なかや商店」「ザギンでシースー」と個性豊かな顔ぶれ。仕掛け人&プロデューサーが大手や有名デヴェロッパーではなく、地元神戸の株式会社Mareというのも話題だ。
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「ファンケル」が化粧品容器回収プログラムを国内全161の直営店舗に拡大

「ファンケル(FANCL)」は、使用済み化粧品PET容器を回収するリサイクルプログラムを11月から国内全161の直営店舗で実施する。神奈川と東京の6店舗で2021年7月にスタートし、10月末日までに3万人以上の顧客が容器回収に協力。回収本数は約18万6000本を超えた。今後は水平リサイクルを目指すなど、資源循環の取り組みを一層促進する。

同プログラムは、徐々に実施店舗を拡大し今回全直営店舗での実施を実現した。回収した容器は植木鉢などにアップサイクルし、横浜市主催の花と緑のイベント「ガーデンネックレス横浜」や横浜市内の小学校に寄贈する。対象品は30品目で、容器回収に協力した顧客には買い物に使用できるファンケルメンバーズポイントをプレゼントする。

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メディアがイベントを強化する理由(2023年11月27日号)

毎週発行している「WWDJAPAN」は、ファッション&ビューティの潮流やムーブメントの分析、ニュースの深堀りなどを通じて、業界の面白さ・奥深さを提供しています。巻頭特集では特に注目のキーワードやカテゴリー、市場をテーマに、業界活性化を図るべく熱いメッセージを発信。ここでは、そんな特集を担当記者がざっくばらんに振り返ります。(この記事は「WWDJAPAN」2023年11月27日号からの抜粋です)

村上:恒例のメディア特集ですが、今回はイベントにフォーカスしました。各メディアのイベントリポートをメインにしようと思っていましたが、取材をすると、その裏にある意味や役割についてそれぞれの媒体の考え方が面白く、そこを深掘りしました。

所:特に「レオン(LEON)」は面白かったですね。編集者と読者の距離がすごく近くて、推し活コミュニティー的というか。広島でイベントを開催するとなったら、地元の読者が集客を手伝ってくれるという、編集部との関係の深さに衝撃を受けました。

村上:「レオン」はラグジュアリーをエンターテインメントに「モテたい」という本音と一緒に楽しむという軸が明確で、コミュニティー作りが本当に上手。自分たちで企画した3700万円超えのウェイクボードを2台売ったら、その進水式に石井洋編集長とパンツェッタ・ジローラモさんが一緒に行ってしまう(笑)。ノリと読者との強固なつながりは「レオン」ならではですね。そういう姿がSNSで拡散されて、「面白そう」とさらに人が集まって「レオン経済圏」を拡大しています。

所:集客や付加価値だけでなく、販売実績も作れるというのは、すごい強みで、うらやましかったです!コンデナストの営業担当を媒体別からカテゴリー別に変更して専門性を高めるという動きも、私にとってはインパクト大でした。

村上:コンデナストの営業担当が目指すのはコンサルタント。「この特集があるから広告入れませんか?」ではなく、営業を通してクライアントの「課題をどう解決するか」に寄り添っていくスタイルです。イベントは媒体のカルチャーを作る機会として強化するそうです。企業ごとに戦略の違いが際立ってきましたね。

所:「御社はどうですか?」と聞かれる回数も多かったですし、どこもイベントは気になっているようでしたね。

村上:そうですね。「ViVi」も久々にイベントを復活していました。コロナ禍の間はイベントができませんでしたが、デジタルシフトし、イベントなしでも成立してきたから、今回はゼロベースでやりたいこと、やるべきことを考えられたそうです。「イベント単体をマネタイズするのは難しい」というのは、どこも共通の認識。単体で考えるのではなく、そこに集う人や醸成されるムード全体でどう考えるかが大事です。

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ブラウンライスからクリスマス限定ビーガンクッキー缶が登場 オーガニック国産米粉やココナツオイルを使用

「ブラウンライス(BROWN RICE)」のビーガンクッキーから12月1日、“クリスマス限定 ヴィーガンクッキー缶”(3240円)が登場した。

同ビーガンクッキーは、メープルシュガーとココナツの優しい甘みと風味が特徴。小麦粉やバターを使わず、オーガニックの国産米粉やココナツオイルを使用するなど、体に良い素材を厳選したギルトフリーなスイーツになっている。クッキー缶にはプレーン、チョコレート、アールグレイ、抹茶の4種をアソート。限定缶にはひいらぎ型の抹茶クッキーを1枚セットし、クリスマスだけの紐ラッピングを施しており、手土産にも適している。

ブラウンライスは、ニールズヤードレメディーズが提案する“新しい和食のかたち”。四季を大切にする日本古来の食の知恵を生かし、体も心も、健やかに美しくなる食を東京・表参道から届けている。

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「バルクオム」がブランド初のインナーケアアイテム“ザ プロテイン”を発売

メンズスキンケアブランド「バルクオム(BULK HOMME)」は11月30日、オンラインストアで、ブランド初のインナーケアアイテム“ザ プロテイン”(189g、3456円/378g、6264円)の予約販売を開始した。

体は睡眠時にタンパク質が吸収されるので、「夜はタンパク質摂取のゴールデンタイム」と言われている。日中は外的ストレスに晒されて生活の質が低下し、回復を支える栄養が不足する悩みを抱えている人は少なくない。そこで「バルクオム」は、体への吸収が穏やかな酵母プロテインをベースに、有用成分のGABAをはじめとした独自ブレンドで、必要な栄養素を摂取し、体と心への休息時間をサポートする“夜プロテイン”を提案。睡眠によるリカバリータイムを内側から支えることで、休息タイムに寄り添い、翌日のパフォーマンスが気になる人をサポートする。

アミノ酸の一種で、休息時間の栄養サポートに適しているGAVA、日々のリズムを整えるために古くから漢方などに活用されてきた成分のネムノキ樹皮エキス、体内環境を助けると言われているビタミンCなどをブレンド。添加物を最大限排除し、白砂糖フリー、酸化防止剤フリー、着色剤フリー、合成甘味料フリーなどを実現している。

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「バルクオム」がブランド初のインナーケアアイテム“ザ プロテイン”を発売

メンズスキンケアブランド「バルクオム(BULK HOMME)」は11月30日、オンラインストアで、ブランド初のインナーケアアイテム“ザ プロテイン”(189g、3456円/378g、6264円)の予約販売を開始した。

体は睡眠時にタンパク質が吸収されるので、「夜はタンパク質摂取のゴールデンタイム」と言われている。日中は外的ストレスに晒されて生活の質が低下し、回復を支える栄養が不足する悩みを抱えている人は少なくない。そこで「バルクオム」は、体への吸収が穏やかな酵母プロテインをベースに、有用成分のGABAをはじめとした独自ブレンドで、必要な栄養素を摂取し、体と心への休息時間をサポートする“夜プロテイン”を提案。睡眠によるリカバリータイムを内側から支えることで、休息タイムに寄り添い、翌日のパフォーマンスが気になる人をサポートする。

アミノ酸の一種で、休息時間の栄養サポートに適しているGAVA、日々のリズムを整えるために古くから漢方などに活用されてきた成分のネムノキ樹皮エキス、体内環境を助けると言われているビタミンCなどをブレンド。添加物を最大限排除し、白砂糖フリー、酸化防止剤フリー、着色剤フリー、合成甘味料フリーなどを実現している。

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ダイソンがクリスマス限定のポップアップイベントを開催 “セラミックポップ”カラーの商品体験を提供

ダイソンは2023年のホリデーシーズンに向け、12月4~25日の期間、東京・渋谷のレイヤード ミヤシタパークで、クリスマス期間限定のポップアップイベント“ダイソン ビューティー クリスマスイベント-心躍るカラフルな日々を、わたしらしく”を開催する。

クリスマスをテーマにした会場では、ダイソン日本法人設立25周年を記念した“セラミックポップ”カラーの商品体験ができるほか、色鮮やかなクリスマスツリーやセルフフォトブースを設置。本会場限定の購入特典なども用意している。

“セラミックポップ”モデルは、1980 年代に日本で販売されたダイソン初の掃除機“G-Force”のカラースキームにインスパイアされ、ブラッシュピンク、マンダリン、そしてフランス語で“ギリシアの緑”の意味を持つヴァーディグリスの3 色で構成された遊び心のあるカラーリング。何度も試作を重ね、素焼きの陶器の、シルクのような滑らかさを連想させる仕上げとなっている。

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インナードライな肌をみずみずしく満たす マンダムからメンズオーガニックコスメブランドが誕生

マンダムは2024年1月29日、心身ともに変化を感じ始める30代を中心とした男性の肌と心に着目したメンズオーガニックコスメブランド「アオノ(aono)」を発売する。

100%自然由来の原料で構成したナチュラルバイセルが、3種の発酵エキスを含んだ潤い成分を素早く引き込み、肌内部は潤いが失われているのに表面はベタつく“インナードライ”な肌をみずみずしく満たす。

バイセルはリポソームなどと同じくリン脂質を主な成分としたナノキャリアの一種。バイセルの大きさはリン脂質で形成されるナノキャリアの中では最小サイズと考えられており、リポソームよりも微小で、皮膚浸透速度が速い(マンダム内での比較において)ことが分かっている。香りは、精油を高配合したシトラス・フローラル・ウッディー。みずみずしく心を癒やし、自然の中でリセット&チャージする瞬間を想起させる。

ラインアップは、化粧水がなじみやすい清らかな素肌に洗い上げる洗顔料“アオノ フェイスクレンザー”(100g、3300円)、すみずみまで潤いで満たす化粧水“同 エッセンスローション”(100ml、3960円)、美容成分(保湿・整肌)を高配合した美容液“同 コンセントレートセラム”(30ml、7700円)、潤いを密封し長時間キープするクリーム“同 モイスチャライジングクリーム”(45g、5500円)の4種。

ブランド名の「aono」は大和言葉の“青野”に由来し、“青く茂る草木”を意味する。自然の力で、30代を中心とした男性の肌と心を“青く茂る草木”のように生き生きとした状態に導く。

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「ウエラ トレンドビジョンアワード 2023 ザ ファイナル」 世界へとつながるゴールドアワードが決定

ウエラ プロフェッショナル(HFCプレステージジャパン)は11月7日、東京・品川の寺田倉庫で、世界最大級のヘアデザインコンテスト“ウエラ トレンドビジョンアワード 2023 ザ ファイナル”を開催した。今年は、ただ一つのトレンドを作る“クリエイティブアワード”と、リアルトレンドを魅せる“リアルスタイルアワード”の新たな2つのカテゴリーで競い合った。

“クリエイティブアワード”は、写真選考および東京・大阪の2都市で開催したエリア予選を通過した25組、“リアルスタイルアワード”は写真選考を通過した10組の計35組のファイナリストが、今回の“ザ ファイナル”に挑んだ。

2023年の頂点に立ったスタイリストは、“クリエイティブアワード”のゴールドアワードが「レディオ(ReDio)」の天本航さん、“リアルスタイルアワード”のゴールドアワードが「ユルク(jurk)」の朝日美月祈さん。

天本さんは、24年に開催されるグローバルイベントに招待され、“ウエラ インターナショナルトレンドビジョンアワード 2024”に日本代表としてエントリーする。また、来年度の“ザ ファイナル”でヘアステージにも出演する。朝日さんは、受賞作品が「ナイロン ジャパン」(カエルム)本誌に掲載され、来年は“ナイロン ジャパン×ウエラ2024 特別パートナースタイリスト”として活動する予定だ。

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【2024年春コスメ】「ディオール」が春を彩るピンク系のアイシャドウや“リップ マキシマイザー”を発売

「ディオール(DIOR)」は2024年1月1日、24年スプリングコレクションを数量限定で発売する。柔らかくナチュラルなシェードのピンクやピーチ、ラベンダーなどのメイクアイテム全5種を提案する。

定番の5色アイシャドウパレット“ディオールショウ サンク クルール”(各9570円)から、春を彩る数量限定カラーが登場。目元に透明感を宿すピンクやベージュ、ライラック、モーヴトープなどを組み合わせた“123 ピンク オーガンザ”と、柔らかなピーチコーラルやベージュトーンでまとめた“923 ポプリン ピーチ”の2種で、これ1つで春らしい目元が完成する。

チークカラー“ディオールスキン ルージュ ブラッシュ”(7480円)は、頬に自然な血色感と柔らかな印象をかなえるコーラルピンク“225 デリケート ローズ サテン”を販売する。ケア効果の高い人気のリップグロス“アディクト リップ マキシマイザー”(各4620円)からは、ピンクとブルーのホログラムを配合したライトピンク系と、ゴールドのラメが輝くヌーディベージュ系をそろえる。両商品共に、同コレクションのアイシャドウパレットとマッチする色味に仕上げた。

トータルルックを完成させるネイルポリッシュも販売する。“ディオール ヴェルニ”(各3960円)は、パールがきらめくコーラルピンクと透明感のあるラベンダーの2色を、“ディオール ヴェルニ トップコート”(3960円)はパープルとピンクのラメを散りばめたカラーを用意した。

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【2024年春コスメ】「デジャヴュ」“塗るつけまつげ”マスカラからパープルの限定色が登場

「デジャヴュ(DEJAVU)」は2024年3月15日、滑らかなフィルム液と極細の三角ブラシのマスカラ“ラッシュアップE”から春の限定色“メロウパープル”(1320円)を数量限定で発売する。全国のバラエティーショップやイミュの公式ECで取り扱う。

限定色は、華やかに色めくパープルカラー。派手で奇抜な印象にならないよう、青みと赤みの絶妙なバランスを追求し、目元になじみやすく透明感あるカラーに仕上げた。

同商品は、“塗るつけまつげ”のような自まつげを際立てる仕上がりが特徴で、“ブラック”と“ダークブラウン”の定番色をそろえる。粘度の低いフィルム液がまつげの根本から毛先までムラなく伸び、細く短い産毛にも密着。三角ブラシが目頭、目じり、まつ毛の生え際など細かい部分の塗り残しを防ぎ、ダマのないセパレートした美しい仕上がりをかなえる。

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【2024年春コスメ】「デジャヴュ」“塗るつけまつげ”マスカラからパープルの限定色が登場

「デジャヴュ(DEJAVU)」は2024年3月15日、滑らかなフィルム液と極細の三角ブラシのマスカラ“ラッシュアップE”から春の限定色“メロウパープル”(1320円)を数量限定で発売する。全国のバラエティーショップやイミュの公式ECで取り扱う。

限定色は、華やかに色めくパープルカラー。派手で奇抜な印象にならないよう、青みと赤みの絶妙なバランスを追求し、目元になじみやすく透明感あるカラーに仕上げた。

同商品は、“塗るつけまつげ”のような自まつげを際立てる仕上がりが特徴で、“ブラック”と“ダークブラウン”の定番色をそろえる。粘度の低いフィルム液がまつげの根本から毛先までムラなく伸び、細く短い産毛にも密着。三角ブラシが目頭、目じり、まつ毛の生え際など細かい部分の塗り残しを防ぎ、ダマのないセパレートした美しい仕上がりをかなえる。

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「ルイ・ヴィトン」がLINEスタンプを無料配布 愛らしいキャラがカラフルに動く

「ルイ・ヴィトン」がホリデーシーズン向けに無料配布中の“動くLINEスタンプ”8種

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、ホリデーシーズン向けに“動くLINEスタンプ”8種を無料で配布中だ。期間は12月25日まで。

同ブランドのマスコット“ヴィヴィエンヌ”と友達の“テディ”をモチーフにしたもので、「ルイ・ヴィトン」のLINE公式アカウントを“友だち追加”して、アンケートに答えることでダウンロードできる。

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「ルイ・ヴィトン」がLINEスタンプを無料配布 愛らしいキャラがカラフルに動く

「ルイ・ヴィトン」がホリデーシーズン向けに無料配布中の“動くLINEスタンプ”8種

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、ホリデーシーズン向けに“動くLINEスタンプ”8種を無料で配布中だ。期間は12月25日まで。

同ブランドのマスコット“ヴィヴィエンヌ”と友達の“テディ”をモチーフにしたもので、「ルイ・ヴィトン」のLINE公式アカウントを“友だち追加”して、アンケートに答えることでダウンロードできる。

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長瀬智也が日本最大級のカスタムカー&バイクショーを告知

米国ブランド「ムーンアイズ(MOONEYES)」の公式インスタグラムに長瀬智也が登場した。

同ブランドが12月3日にパシフィコ横浜で開催する日本最大級のカスタムカー&バイクのイベント「ヨコハマ ホット ロッド カスタム ショー」を告知する内容で、長瀬は笑顔で画角に収まっている。

「ムーンアイズ」は、1952年にディーン・ムーン(Dean Moon)がカリフォルニアで創設した自動車パーツ&用品ブランド。“アイボール”(目玉のマーク)がアイコンで、アパレルも手掛ける。

長瀬はバイク・車好きで知られる。

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長瀬智也が日本最大級のカスタムカー&バイクショーを告知

米国ブランド「ムーンアイズ(MOONEYES)」の公式インスタグラムに長瀬智也が登場した。

同ブランドが12月3日にパシフィコ横浜で開催する日本最大級のカスタムカー&バイクのイベント「ヨコハマ ホット ロッド カスタム ショー」を告知する内容で、長瀬は笑顔で画角に収まっている。

「ムーンアイズ」は、1952年にディーン・ムーン(Dean Moon)がカリフォルニアで創設した自動車パーツ&用品ブランド。“アイボール”(目玉のマーク)がアイコンで、アパレルも手掛ける。

長瀬はバイク・車好きで知られる。

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【2024年春コスメ】「クラランス」がお菓子の世界観を表現したパティスリー コレクションを発売

「クラランス(CLARINS)」は2024年2月5日、フランスのパティスリーをイメージした“パティスリー コレクション”を数量限定で発売する。

同ブランドを代表するフィックスミスト“フィックス メイクアップ P”(50mL、4950円)が、限定のローズソルベの香りとパッケージで登場。メイクの最後に吹きかけることで密着させ、長時間美しい仕上がりをキープする。

定番のリップアイテム2種は、それぞれコレクションの限定色を用意した。トリートメント成分をたっぷりと配合したリップオイル“リップコンフォートオイル”(3850円)はシックな雰囲気の唇に仕上げるヘーゼルナッツマカロンカラーを、鮮やかな発色とステイン効果、保湿をかなえるウォーターリップ“ウォーターリップ ステイン”(3630円)からは深みのあるラズベリーブラウンをそろえる。

“UV-プラス マルチ デイ スクリーン N ロージーグロウ P”[SPF50・PA++++](30mL、6600円)は、紫外線などの外的刺激から肌を守りつつ自然な肌色にトーンアップする日焼け止め乳液。配合成分のオーガニックブラックカラントから着想を得た限定のデザインに仕上げた。さらに、手肌に潤いを与えてしなやかに整えるハンドクリーム“ハンド/ネイル トリートメント クリーム P”(30mL、1430円)も販売する。

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【2024年春コスメ】「クラランス」がお菓子の世界観を表現したパティスリー コレクションを発売

「クラランス(CLARINS)」は2024年2月5日、フランスのパティスリーをイメージした“パティスリー コレクション”を数量限定で発売する。

同ブランドを代表するフィックスミスト“フィックス メイクアップ P”(50mL、4950円)が、限定のローズソルベの香りとパッケージで登場。メイクの最後に吹きかけることで密着させ、長時間美しい仕上がりをキープする。

定番のリップアイテム2種は、それぞれコレクションの限定色を用意した。トリートメント成分をたっぷりと配合したリップオイル“リップコンフォートオイル”(3850円)はシックな雰囲気の唇に仕上げるヘーゼルナッツマカロンカラーを、鮮やかな発色とステイン効果、保湿をかなえるウォーターリップ“ウォーターリップ ステイン”(3630円)からは深みのあるラズベリーブラウンをそろえる。

“UV-プラス マルチ デイ スクリーン N ロージーグロウ P”[SPF50・PA++++](30mL、6600円)は、紫外線などの外的刺激から肌を守りつつ自然な肌色にトーンアップする日焼け止め乳液。配合成分のオーガニックブラックカラントから着想を得た限定のデザインに仕上げた。さらに、手肌に潤いを与えてしなやかに整えるハンドクリーム“ハンド/ネイル トリートメント クリーム P”(30mL、1430円)も販売する。

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「ローラ メルシエ」が新春デザインのフェイスパウダーなどを発売 黄金に輝くドラゴンを刻印

「ローラ メルシエ(LAURA MERCIER)」は2024年1月1日、新たな1年のスタートを祝福する“ルナー ニューイヤー コレクション”を発売する。パッケージはメタリックレッドの限定デザインで、ボックスには24年の干支である龍が描かれている。

メイクしたての美しさを長時間キープするロングセラーのフェイスパウダー“ルース セッティング パウダー トランスルーセント”(6270円)から、レッドカラーの限定パッケージが登場。ふたにはゴールドに輝くドラゴンの姿を刻印した。定番のチークカラー“ブラッシュ カラー インフュージョン”(4180円)は、既存色のヌードカラー“04 ジンジャー”を販売する。

さらに、スティックアイシャドウのミニサイズをセットにした“ミニ ローズグロウ キャビア スティック デュオ 2024 リミテッド エディション”(3740円)も用意。人気の“ローズグロウコレクション”から、シャンパンローズ系とピンクローズ系の2色をセレクトした。

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「ローラ メルシエ」が新春デザインのフェイスパウダーなどを発売 黄金に輝くドラゴンを刻印

「ローラ メルシエ(LAURA MERCIER)」は2024年1月1日、新たな1年のスタートを祝福する“ルナー ニューイヤー コレクション”を発売する。パッケージはメタリックレッドの限定デザインで、ボックスには24年の干支である龍が描かれている。

メイクしたての美しさを長時間キープするロングセラーのフェイスパウダー“ルース セッティング パウダー トランスルーセント”(6270円)から、レッドカラーの限定パッケージが登場。ふたにはゴールドに輝くドラゴンの姿を刻印した。定番のチークカラー“ブラッシュ カラー インフュージョン”(4180円)は、既存色のヌードカラー“04 ジンジャー”を販売する。

さらに、スティックアイシャドウのミニサイズをセットにした“ミニ ローズグロウ キャビア スティック デュオ 2024 リミテッド エディション”(3740円)も用意。人気の“ローズグロウコレクション”から、シャンパンローズ系とピンクローズ系の2色をセレクトした。

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