資生堂が米国皮膚科医発スキンケアブランドを買収 北米や欧州、アジア地域などに販売網拡大

資生堂はこのほど、連結子会社の資生堂アメリカズを通じ皮膚科学をベースにした米国発プレステージスキンケアブランド「ドクターデニス グロススキンケア(DR.DENNIS GROSS SKINCARE)」を手掛けるDDSスキンケアホールディングスを買収すると発表した。買収金額は450万米ドル(約640億円)で、2023年12月期における資生堂グループの連結業績に与える影響は軽微とする。今後は事業規模拡大による経済効果、技術面やバックオフィスの面でシナジーを期待する。

「ドクターデニス グロススキンケア」は、2000 年に米国ニューヨークで誕生。皮膚科医であるデニス・グロス博士と妻のキャリー・グロス氏が「健康的な肌の実現により、全世界の全ての人々の生活に変化をもたら すこと」をミッションにスタートした。主力商品の “アルファ ベータ デイリーピール”は、日常的に自宅でできる拭き取り用ピーリングとして新たな美容習慣を創出した。

資生堂はスキンビューティ戦略に基づいたプレステージブランドのグローバルポートフォリオを拡充し、シナジーももたらすブランドとして位置づける。同社によると「皮膚科医などの専門家などが開発に関わっている、または監修した化粧品」の市場は世界で大きな成長が期待されることから、北米や欧州、アジア、オーストラリアで販売する。

今後は、同社の研究開発力はもちろん、グローバルに展開するプラットフォーム、経営資源を生かし、「ドクターデニス グロススキンケア」をプレステージスキンケアブランドの主力ブランドとして育成する。

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資生堂が米国皮膚科医発スキンケアブランドを買収 北米や欧州、アジア地域などに販売網拡大

資生堂はこのほど、連結子会社の資生堂アメリカズを通じ皮膚科学をベースにした米国発プレステージスキンケアブランド「ドクターデニス グロススキンケア(DR.DENNIS GROSS SKINCARE)」を手掛けるDDSスキンケアホールディングスを買収すると発表した。買収金額は450万米ドル(約640億円)で、2023年12月期における資生堂グループの連結業績に与える影響は軽微とする。今後は事業規模拡大による経済効果、技術面やバックオフィスの面でシナジーを期待する。

「ドクターデニス グロススキンケア」は、2000 年に米国ニューヨークで誕生。皮膚科医であるデニス・グロス博士と妻のキャリー・グロス氏が「健康的な肌の実現により、全世界の全ての人々の生活に変化をもたら すこと」をミッションにスタートした。主力商品の “アルファ ベータ デイリーピール”は、日常的に自宅でできる拭き取り用ピーリングとして新たな美容習慣を創出した。

資生堂はスキンビューティ戦略に基づいたプレステージブランドのグローバルポートフォリオを拡充し、シナジーももたらすブランドとして位置づける。同社によると「皮膚科医などの専門家などが開発に関わっている、または監修した化粧品」の市場は世界で大きな成長が期待されることから、北米や欧州、アジア、オーストラリアで販売する。

今後は、同社の研究開発力はもちろん、グローバルに展開するプラットフォーム、経営資源を生かし、「ドクターデニス グロススキンケア」をプレステージスキンケアブランドの主力ブランドとして育成する。

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バングラデシュ出身のマザーハウス新取締役に聞く 「私たちのために働く日本人女性への感動」で日本企業に転職

PROFILE: 山口絵理子/株式会社マザーハウス 代表取締役チーフデザイナー(写真右)

山口絵理子/株式会社マザーハウス 代表取締役チーフデザイナー(写真右)

PROFILE: (やまぐち・えりこ)1981年埼玉県生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒業。ワシントンの国際機関でのインターンを経てバングラデシュBRAC大学院開発学部修士課程に留学。現地での2年間の滞在中、日本大手商社のダッカ事務所にて研修生として勤めながら夜間の大学院に通う。2年後帰国し「途上国から世界に通用するブランドをつくる」をミッションとしてマザーハウスを設立。現在、バングラデシュやネパール、インドネシア、スリランカ、インド、ミャンマーの6カ国に自社工場を持つ。国内42店舗、台湾4店舗、シンガポール2店舗の計48店舗を運営する PHOTO:TAMEKI OSHIRO

山口絵理子が代表を務めるマザーハウスは、2006年の創業以来、途上国の自社工場で生産したバッグやアパレル製品を販売している。 “途上国から世界に通用するブランドを作る”をミッションとして、ビジネスと社会性を両立する先進的存在だ。

ビジネスと社会性の双方を意識して同社は12月16日、「経営幹部が日本人のみで占められているのは理想的ではない」(山口代表)としてバングラデシュのバッグ工場“マトリゴール”で工場長を務めるムハンマド・アブドゥル・アル・マムン(Mohammad Abdullah Al Mamun)を、外国籍社員として初の取締役に任命した。途上国で現地採用されて工場で勤務してきた人材が、日本企業の経営陣に加わるケースは珍しい。

マムン取締役はバングラデシュに生まれ、ダッカ大学で皮革工学を専攻したのちに、現地最大手のバッグ工場で勤務した経歴をもつ。08年にマザーハウスに入社してからはマトリゴール工場で工場長として、革加工とバッグ製造の指揮を取りつつ、約330人の従業員のケアを続けてきた。アパレルやジュエリーなどをも扱う同社だが、全体の売上の約80%を占める革製品を作るのが、マトリゴールだ。山口代表は「コロナ禍でマザーハウスに最も貢献してくれたのがマムンだった。倒産・休業した現地の工場が多い中、約330人の従業員全員を繋ぎ止めながら、7割の生産能力を維持してくれた」と感謝する。

「技術者と経営者の両面を併せ持つ珍しい人」と山口代表が評するマムン取締役とはどのような人物なのか。東京都台東区のオフィスで、来日中のマムン取締役にこれまでの歩みやリーダーとしての哲学を聞いた。

“ボス”ではなく“友人”を目指すマネジメント理念

PROFILE: ムハンマド・アブドゥル・アル・マムン/株式会社マザーハウス 取締役兼マトリゴール工場 工場長

ムハンマド・アブドゥル・アル・マムン/株式会社マザーハウス 取締役兼マトリゴール工場 工場長

PROFILE: 1981年生まれ、ダッカ出身。1998年よりダッカ大学で皮革工学を専攻。2004年、バングラデシュ国内最大手のバッグ工場に就職。2008年にマザーハウスへ入社し、2017年より自社工場“マトリゴール”の工場長を務めている PHOTO:TAMEKI OSHIRO

WWDJAPAN(以下、WWD):山口代表との出会いについて聞かせてほしい。

マムン取締役:08年当時、一人の日本人女性がバングラデシュで革製品を作ろうとしていることを、新聞を読んで知りました。「なぜ彼女はそんなことを志しているんだろう?」というちょっとした好奇心から、絵理子さんに会うためにマザーハウスの面接を受けたんです。

絵理子さんはバングラデシュから何かを産み出そうと考えている人でした。「日本人の彼女がバングラデシュのために動いているのに、バングラデシュ人の僕が何もしないわけにはいかない」と感動したんです。当時僕は国内最大のレザーバッグ工場で働いていたし、マザーハウスはとても小規模な企業だったけど、会社のフィロソフィーに共感したうえに、ファッション産業に関わりながら国のために技術者として働きたかったから、大企業という“コンフォートゾーン”を抜け出すことに決めたんです。

WWD:働き始めた当初、困難だったことはあるか。

マムン取締役:絵理子さんや日本人を知ることでした。前の工場で働いていたころ、周りのバングラデシュ人が「日本製品は複雑だし、検査も厳しい」「日本人は批判的」と口々に話すのを聞いていました。一つのバッグを作るにしても、使い心地やフィッティングなどの多くの要素を考えなくてはならないからです。ただ、実際に作ってみると、製品自体はそんなに複雑ではなかったし、そもそも日本は細部に価値を見出す文化を持っているだけで、日本人が批判的なわけではないと分かったんです。

また、絵理子さんも「成功するまでやってくれていいですよ」とフレキシブルな働き方を許してくれたので、失敗を恐れずに新規レザーの開発なども進められました。アメリカもヨーロッパも日本も、どの国も独自の文化を持っている。そこに適応するには、自分たちの考え方を変えればいいと思うようになったんです。

WWD:工場長を務めるにあたって大切なことは?

マムン取締役:工場ではたくさんの人が働いています。役職もスキルも様々なので、みんなで協力しなければ製品は生まれない。だから、従業員にチームワークの大切さを知ってもらうことを意識しています。マザーハウスはバングラデシュのために事業をしていて、ただの製造企業ではない。僕たちは社名が意味するように“第2の家”の一員、つまりファミリーなんです。僕が相互理解を大切にしているからこそ、現在まで8割の従業員が辞めずに工場で働き続けてくれているんだと思っています。

また、従業員に決定権を与えて責任感を持ってもらうことも重要です。絵理子さんが僕にしてくれたみたいに、工場の人たちにはフレキシブルに働いてほしい。僕は「ボスになりたい」なんて思ったことはなく、ただ従業員の信頼に足る友人でいたいんです。何かあったら僕が責任を取るから、安心してなんでも共有してほしいし、自信を持ってほしい。ボスが上から指示してばかりではいい結果は生まれないので、自分の頭で考えて行動してくれたらと思っています。いつ僕が病気にかかって何日も休むことになるか分からないじゃないですか? その甲斐あってか、日本滞在中の現在、一度も工場から電話はかかってきていません。

WWD:山口代表から、コロナ禍のマムン取締役の活躍を聞いた。

マムン取締役:工場が4カ月間も完全にシャットダウンしてしまったので苦労しました。費用面の課題は多くありましたが、従業員全員が安心・安全でいられることが最優先と考えて給料を払い続けていました。当時は銀行も閉まっていたので、なんとか2時間だけ開けてもらい、その隙に振り込みをして。給与面に不安が生じると、人が他の企業に流出するリスクが高まってしまいますからね。

シャットダウン明けには、従業員を3分の1ずつ出社させて、シフト交代制を取りました。ミシンの配置を変えて彼らが距離をとって働けるようにしたり、水道管を準備して5人ずつ一斉に手を洗えるようにしたりして、感染が拡大しないように注意を払いました。新規素材開発の際は、ガラス越しに互いに色の確認をしたこともありましたね。

WWD:今の課題は?

マムン取締役:バングラデシュの教育水準は高くありません。だからこそ、会社の理念を従業員たちに理解してもらうように教育し続けることが課題です。バングラデシュでは、「人に仕事を教えてしまったら自分の仕事をとられてしまう」と考える人が多い。僕は「従業員が仕事を覚えてくれれば、自分は次のレベルを目指すことができる」と思うタイプなので、従業員にも「同僚と競わず自分自身と闘いなさい」と伝えています。技術と同時にモラルの向上を目指すためにも、スポンジのように新しいことを吸収しやすい新人を常に雇い入れるようにしています。

実は僕が日本のメディアに登場するのは初めてなんです。バングラデシュから出てきた自分の名前が載ることで、一つの事例として人々に知ってもらえるのではないでしょうか。ロールモデルを目指すのではなく、人を後ろから支えていきたいという思いがあったから、ここまで来れたんだと感じています。

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バングラデシュ出身のマザーハウス新取締役に聞く 「私たちのために働く日本人女性への感動」で日本企業に転職

PROFILE: 山口絵理子/株式会社マザーハウス 代表取締役チーフデザイナー(写真右)

山口絵理子/株式会社マザーハウス 代表取締役チーフデザイナー(写真右)

PROFILE: (やまぐち・えりこ)1981年埼玉県生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒業。ワシントンの国際機関でのインターンを経てバングラデシュBRAC大学院開発学部修士課程に留学。現地での2年間の滞在中、日本大手商社のダッカ事務所にて研修生として勤めながら夜間の大学院に通う。2年後帰国し「途上国から世界に通用するブランドをつくる」をミッションとしてマザーハウスを設立。現在、バングラデシュやネパール、インドネシア、スリランカ、インド、ミャンマーの6カ国に自社工場を持つ。国内42店舗、台湾4店舗、シンガポール2店舗の計48店舗を運営する PHOTO:TAMEKI OSHIRO

山口絵理子が代表を務めるマザーハウスは、2006年の創業以来、途上国の自社工場で生産したバッグやアパレル製品を販売している。 “途上国から世界に通用するブランドを作る”をミッションとして、ビジネスと社会性を両立する先進的存在だ。

ビジネスと社会性の双方を意識して同社は12月16日、「経営幹部が日本人のみで占められているのは理想的ではない」(山口代表)としてバングラデシュのバッグ工場“マトリゴール”で工場長を務めるムハンマド・アブドゥル・アル・マムン(Mohammad Abdullah Al Mamun)を、外国籍社員として初の取締役に任命した。途上国で現地採用されて工場で勤務してきた人材が、日本企業の経営陣に加わるケースは珍しい。

マムン取締役はバングラデシュに生まれ、ダッカ大学で皮革工学を専攻したのちに、現地最大手のバッグ工場で勤務した経歴をもつ。08年にマザーハウスに入社してからはマトリゴール工場で工場長として、革加工とバッグ製造の指揮を取りつつ、約330人の従業員のケアを続けてきた。アパレルやジュエリーなどをも扱う同社だが、全体の売上の約80%を占める革製品を作るのが、マトリゴールだ。山口代表は「コロナ禍でマザーハウスに最も貢献してくれたのがマムンだった。倒産・休業した現地の工場が多い中、約330人の従業員全員を繋ぎ止めながら、7割の生産能力を維持してくれた」と感謝する。

「技術者と経営者の両面を併せ持つ珍しい人」と山口代表が評するマムン取締役とはどのような人物なのか。東京都台東区のオフィスで、来日中のマムン取締役にこれまでの歩みやリーダーとしての哲学を聞いた。

“ボス”ではなく“友人”を目指すマネジメント理念

PROFILE: ムハンマド・アブドゥル・アル・マムン/株式会社マザーハウス 取締役兼マトリゴール工場 工場長

ムハンマド・アブドゥル・アル・マムン/株式会社マザーハウス 取締役兼マトリゴール工場 工場長

PROFILE: 1981年生まれ、ダッカ出身。1998年よりダッカ大学で皮革工学を専攻。2004年、バングラデシュ国内最大手のバッグ工場に就職。2008年にマザーハウスへ入社し、2017年より自社工場“マトリゴール”の工場長を務めている PHOTO:TAMEKI OSHIRO

WWDJAPAN(以下、WWD):山口代表との出会いについて聞かせてほしい。

マムン取締役:08年当時、一人の日本人女性がバングラデシュで革製品を作ろうとしていることを、新聞を読んで知りました。「なぜ彼女はそんなことを志しているんだろう?」というちょっとした好奇心から、絵理子さんに会うためにマザーハウスの面接を受けたんです。

絵理子さんはバングラデシュから何かを産み出そうと考えている人でした。「日本人の彼女がバングラデシュのために動いているのに、バングラデシュ人の僕が何もしないわけにはいかない」と感動したんです。当時僕は国内最大のレザーバッグ工場で働いていたし、マザーハウスはとても小規模な企業だったけど、会社のフィロソフィーに共感したうえに、ファッション産業に関わりながら国のために技術者として働きたかったから、大企業という“コンフォートゾーン”を抜け出すことに決めたんです。

WWD:働き始めた当初、困難だったことはあるか。

マムン取締役:絵理子さんや日本人を知ることでした。前の工場で働いていたころ、周りのバングラデシュ人が「日本製品は複雑だし、検査も厳しい」「日本人は批判的」と口々に話すのを聞いていました。一つのバッグを作るにしても、使い心地やフィッティングなどの多くの要素を考えなくてはならないからです。ただ、実際に作ってみると、製品自体はそんなに複雑ではなかったし、そもそも日本は細部に価値を見出す文化を持っているだけで、日本人が批判的なわけではないと分かったんです。

また、絵理子さんも「成功するまでやってくれていいですよ」とフレキシブルな働き方を許してくれたので、失敗を恐れずに新規レザーの開発なども進められました。アメリカもヨーロッパも日本も、どの国も独自の文化を持っている。そこに適応するには、自分たちの考え方を変えればいいと思うようになったんです。

WWD:工場長を務めるにあたって大切なことは?

マムン取締役:工場ではたくさんの人が働いています。役職もスキルも様々なので、みんなで協力しなければ製品は生まれない。だから、従業員にチームワークの大切さを知ってもらうことを意識しています。マザーハウスはバングラデシュのために事業をしていて、ただの製造企業ではない。僕たちは社名が意味するように“第2の家”の一員、つまりファミリーなんです。僕が相互理解を大切にしているからこそ、現在まで8割の従業員が辞めずに工場で働き続けてくれているんだと思っています。

また、従業員に決定権を与えて責任感を持ってもらうことも重要です。絵理子さんが僕にしてくれたみたいに、工場の人たちにはフレキシブルに働いてほしい。僕は「ボスになりたい」なんて思ったことはなく、ただ従業員の信頼に足る友人でいたいんです。何かあったら僕が責任を取るから、安心してなんでも共有してほしいし、自信を持ってほしい。ボスが上から指示してばかりではいい結果は生まれないので、自分の頭で考えて行動してくれたらと思っています。いつ僕が病気にかかって何日も休むことになるか分からないじゃないですか? その甲斐あってか、日本滞在中の現在、一度も工場から電話はかかってきていません。

WWD:山口代表から、コロナ禍のマムン取締役の活躍を聞いた。

マムン取締役:工場が4カ月間も完全にシャットダウンしてしまったので苦労しました。費用面の課題は多くありましたが、従業員全員が安心・安全でいられることが最優先と考えて給料を払い続けていました。当時は銀行も閉まっていたので、なんとか2時間だけ開けてもらい、その隙に振り込みをして。給与面に不安が生じると、人が他の企業に流出するリスクが高まってしまいますからね。

シャットダウン明けには、従業員を3分の1ずつ出社させて、シフト交代制を取りました。ミシンの配置を変えて彼らが距離をとって働けるようにしたり、水道管を準備して5人ずつ一斉に手を洗えるようにしたりして、感染が拡大しないように注意を払いました。新規素材開発の際は、ガラス越しに互いに色の確認をしたこともありましたね。

WWD:今の課題は?

マムン取締役:バングラデシュの教育水準は高くありません。だからこそ、会社の理念を従業員たちに理解してもらうように教育し続けることが課題です。バングラデシュでは、「人に仕事を教えてしまったら自分の仕事をとられてしまう」と考える人が多い。僕は「従業員が仕事を覚えてくれれば、自分は次のレベルを目指すことができる」と思うタイプなので、従業員にも「同僚と競わず自分自身と闘いなさい」と伝えています。技術と同時にモラルの向上を目指すためにも、スポンジのように新しいことを吸収しやすい新人を常に雇い入れるようにしています。

実は僕が日本のメディアに登場するのは初めてなんです。バングラデシュから出てきた自分の名前が載ることで、一つの事例として人々に知ってもらえるのではないでしょうか。ロールモデルを目指すのではなく、人を後ろから支えていきたいという思いがあったから、ここまで来れたんだと感じています。

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「エルメス」の“バーキン”、最も高価なモデル8選 希少レザーやダイヤモンドの装飾など

「エルメス(HERMES)」の“バーキン”は、エルメス5代目会長のジャン=ルイ・デュマ(Jean-Louis Dumas)が飛行機で隣の席になった英俳優でシンガーのジェーン・バーキン(Jane Birkin)からの要望を叶えるためにデザインし、1984年に発売したアイコンバッグ。若き母親であったバーキンのニーズを満たすため、大きな容量や長い持ち手、中身がこぼれないロック機能といった実用性、上質なレザーとサドルステッチ仕上げでファッション性も兼ね備えている。誕生から半世紀、映画化もされた人気ドラマ「セックス・アンド・ザ・シティ(SEX AND THE CITY)」などさまざまな作品への登場や、“バーキン”に類似したバッグのNFT作品にまつわる“メタバーキン事件”、クリス・ジェンナー(Kris Jenner)やヴィクトリア・ベッカム(Victoria Beckham)のようなコレクターの存在など、“バーキン”は今でも話題に事欠かない、不滅の人気を誇るバッグとなっている。

“バーキン”は入手困難なことでも知られるが、エキゾチックレザーやダイヤモンドの金具など、ユニークでラグジュアリーなディテールが施された数量限定のモデルは、オークションで数十万ドルになることも。ここでは、WWDが選んだ“世界で最も高価なバーキン”を紹介する。

“オンブレ バーキン”

“オンブレ”は2019年に登場。希少な水オオトカゲの革をベースに貴金属パラジウムの金具をあしらい、パルシュマンカラー(羊皮紙を思わせるライトベージュ色)のシェーブルレザーで縁取った。小売価格は約4万〜8万ドル(約568万〜1136万円)だったが、オークションでは約2倍の価格に高騰。20年にはサザビーズ(SOTHEBY’S)のオークションで、13万7500ドル(約1952万5000円)で落札された。

“メタリック バーキン”

2005年に“メタリック バーキン”がシルバーとブロンズの2色登場した。一般的な“バーキン”の30サイズより小さい25サイズでの展開だったが、定番サイズに劣らない高価格となっている。22年のサザビーズオークションでは、シルバーカラーにブロンズのディテールをあしらったバージョンが14万ドル(約1988万円)で取引された。

“ソーブラック バーキン”

ジャンポール・ゴルチエ(Jean-Paul Gaultier)は、「エルメス」のクリエイティブ・ディレクターを務めたラストコレクションで、金具まで全てブラック仕様の“ソーブラック”シリーズを発表した。マットクロコダイルレザーにPVDコーティングの金具を施した“バーキン”は、19年にオークションハウス、クリスティーズ(CHRISTIE’S)で20万円ドル超(約2840万円)で落札された。

“ダイヤモンド バーキン”

エキゾチックレザーを使った希少な“バーキン”の二次流通価格は高騰傾向にあり、クロコダイルレザーにダイヤモンドの装飾金具を備えるモデルのリセール価格は20万ドル(約2840万円)を超える。“ゼラニウムクロコダイル ダイヤモンド バーキン”はゼラニウムの花のように鮮やかな赤色のポロサスレザーを使用し、金具に18金のホワイトゴールドとダイヤモンドをあしらったハンドバッグ。2008年にクリスティーズが販売した際には、28万8200ドル(約4092万4400円)だった。

“フォーブル バーキン”

“フォーブル バーキン”は「エルメス」のパリ・フォーブル・サントノーレ店をイメージしたデザインで、クロシェットにはエルメスのロゴが刻印されている特別な“バーキン”。4色展開しており、中でもネージュと“スノー”のカラーが人気。アリゲーター(ワニ)とシェーブル(ヤギ)の2種類のレザー使いで、コレクターも多いモデルだ。2020年にサザビーズで取引されたパラジウムの金具を備えた希少な20サイズの“フォーブル ネージュ バーキン”は40万ドル(約5680万円)だった。

“ヒマラヤ バーキン”

サザビーズが22年に取り扱った、ホワイトゴールドの金具にダイヤモンドを散りばめた“ヒマラヤ バーキン 30”は、45万ドル(約6390万円)で落札された。ナイルワニのレザーが持つ美しいカラーグラデーションが、雪に覆われたヒマラヤ山脈をほうふつとさせるため“ヒマラヤ”と名付けられた。金具にダイヤモンドの装飾がないモデルでも、とても希少で価値あるモデルとなっている。

“ギンザタナカ バーキン”

日本貴金属店の老舗「ギンザタナカ(GINZA TANAKA)」とコラボレーションしたプラチナ製の“ギンザタナカ バーキン”は190万ドル(約2億6980万円)。2182個のダイヤモンドを散りばめ、バッグの中心には8カラットのペアシェイプダイヤモンドをあしらった。

“サックビジュー バーキン”

2012年の“オート ビジュトリー”コレクションで登場した“サックビジュー バーキン”は200万ドル(2億8400万円)の販売価格だった。「エルメス」のジュエリー・ディレクターであるピエール・アルディ(Pierre Hardy)が手掛けたこの “バーキン”は、ローズゴールドに2000個を超えるダイヤモンドをあしらい、ブレスレットとして着用するミニチュアサイズになっている。サザビーズによると“サックビジュー バーキン”は世界にたった3点しか存在しないという。

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【一粒万倍日】「バレンシアガ」が革小物ライン“キャッシュ”から新作の財布を発売

「バレンシアガ」の“キャッシュ ミニウォレット”(5万6100円)

「バレンシアガ(BALENCIAGA)」は最強開運日とされる1月1日に向けて、革小物ライン“キャッシュ”から新作の財布を発売した。

シャイニーボックスカーフスキン(牛革)に、ロゴを重ねたアートワークをプリントしたもので、“キャッシュ ミニウォレット”が5万6100円など。

1月1日は、一粒の籾(もみ)が豊かに実り万倍もの稲穂になる“一粒万倍日“と、天が万物の罪を赦(ゆる)す“天赦日“、天の恩恵で全ての人が福を受ける“天恩日“が重なる2024年最初の最強開運日とされる。財布を新調するのにも適した日と言われる。

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「バレンシアガ」の“キャッシュ ミニウォレット”(5万6100円)

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シャイニーボックスカーフスキン(牛革)に、ロゴを重ねたアートワークをプリントしたもので、“キャッシュ ミニウォレット”が5万6100円など。

1月1日は、一粒の籾(もみ)が豊かに実り万倍もの稲穂になる“一粒万倍日“と、天が万物の罪を赦(ゆる)す“天赦日“、天の恩恵で全ての人が福を受ける“天恩日“が重なる2024年最初の最強開運日とされる。財布を新調するのにも適した日と言われる。

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「ドルチェ&ガッバーナ」、エチオピア人デザイナーの「フィーベン」を支援

「ドルチェ&ガッバーナ(DOLCE&GABBANA)」創業者兼デザイナーのステファノ・ガッバーナ(Stefano Gabbana)とドメニコ・ドルチェ(Domenico Dolce)は、2022年から継続する若手クリエイターの支援プロジェクトの一環で、エチオピア人デザイナーのフィーベン・ベンメンビー(Feben Vemmenby)による「フィーベン(FEBEN)」を支援する。24年2月のミラノ・ファッションウイークに予定するショーの実現に向けて、あらゆる面でサポートする。

ベンメンビーは、スウェーデンで育ちロンドン芸術大学セントラル・セント・マーチンズ校で修士課程を終了後、自身の名前を冠したブランドをロンドンで立ち上げた。世界中からインスピレーションを受けた、独特のシルエットと鮮やかでコントラストの強いプリントで錯覚を生み出すデザインが特徴。

「ドルチェ&ガッバーナ」両デザイナーは、「フィーベンの創造力はエネルギッシュで活気にあふれ、センシュアル。私たちは彼女のファットアマーノ(手仕事)にフォーカスを当てた本格的なアプローチがとても好きだ。世界中の職人達とのコラボレーションは、私たちが彼女へのサポートを選択する際の指針となった。このプロジェクトが季節ごとに開催されるようになり、多くの才能が自分の道を追求する絶好の機会としてくれていることを心から喜ばしく思う」とコメントした。

同支援プロジェクトでは、過去に「ミス・ソヒ(MISS SOHEE)」のパク・ソヒ(Park Sohee)、「マティ・ボヴァン(MATTY BOVAN)」のマティ・ボヴァン、「トモ コイズミ(TOMO KOIZUMI)」の小泉智貴、「カロライン・ヴィット(KAROLINE VITTO)」のカロライン・ヴィット(Karoline Vitto)を支援している。

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「ドルチェ&ガッバーナ」、エチオピア人デザイナーの「フィーベン」を支援

「ドルチェ&ガッバーナ(DOLCE&GABBANA)」創業者兼デザイナーのステファノ・ガッバーナ(Stefano Gabbana)とドメニコ・ドルチェ(Domenico Dolce)は、2022年から継続する若手クリエイターの支援プロジェクトの一環で、エチオピア人デザイナーのフィーベン・ベンメンビー(Feben Vemmenby)による「フィーベン(FEBEN)」を支援する。24年2月のミラノ・ファッションウイークに予定するショーの実現に向けて、あらゆる面でサポートする。

ベンメンビーは、スウェーデンで育ちロンドン芸術大学セントラル・セント・マーチンズ校で修士課程を終了後、自身の名前を冠したブランドをロンドンで立ち上げた。世界中からインスピレーションを受けた、独特のシルエットと鮮やかでコントラストの強いプリントで錯覚を生み出すデザインが特徴。

「ドルチェ&ガッバーナ」両デザイナーは、「フィーベンの創造力はエネルギッシュで活気にあふれ、センシュアル。私たちは彼女のファットアマーノ(手仕事)にフォーカスを当てた本格的なアプローチがとても好きだ。世界中の職人達とのコラボレーションは、私たちが彼女へのサポートを選択する際の指針となった。このプロジェクトが季節ごとに開催されるようになり、多くの才能が自分の道を追求する絶好の機会としてくれていることを心から喜ばしく思う」とコメントした。

同支援プロジェクトでは、過去に「ミス・ソヒ(MISS SOHEE)」のパク・ソヒ(Park Sohee)、「マティ・ボヴァン(MATTY BOVAN)」のマティ・ボヴァン、「トモ コイズミ(TOMO KOIZUMI)」の小泉智貴、「カロライン・ヴィット(KAROLINE VITTO)」のカロライン・ヴィット(Karoline Vitto)を支援している。

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「コンバース」と「リーガル」のコラボ第2弾 “オールスター クップ”を100足限定で発売

「コンバース(CONVERSE)」は2024年1月19日、「リーガルシュー&カンパニー(REGAL SHOE & CO.)」とのコラボレーション第2弾となるモデル“オールスター クップ(ALL STAR COUPE)”を100足限定で発売する。価格は6万9300円、サイズは24cm~27.5cmをそろえる。

イタリアンタンナーによる質感の良いオイルヌバックを使用し、登山靴や軍用靴などに用いられている伝統的なノルウィージャンウェルト製法やオールソールの交換が可能な防滑性に優れるビブラム(VIBRAM)社のソールを採用するなど、細部まで上質な素材にこだわり抜くことで、最上級のデザインと快適な履き心地を実現した。

インソールには両ブランドのロゴが並ぶ。付属のオリジナルカートンとシューズバッグは本コラボレーションのために制作された。

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「コンバース」と「リーガル」のコラボ第2弾 “オールスター クップ”を100足限定で発売

「コンバース(CONVERSE)」は2024年1月19日、「リーガルシュー&カンパニー(REGAL SHOE & CO.)」とのコラボレーション第2弾となるモデル“オールスター クップ(ALL STAR COUPE)”を100足限定で発売する。価格は6万9300円、サイズは24cm~27.5cmをそろえる。

イタリアンタンナーによる質感の良いオイルヌバックを使用し、登山靴や軍用靴などに用いられている伝統的なノルウィージャンウェルト製法やオールソールの交換が可能な防滑性に優れるビブラム(VIBRAM)社のソールを採用するなど、細部まで上質な素材にこだわり抜くことで、最上級のデザインと快適な履き心地を実現した。

インソールには両ブランドのロゴが並ぶ。付属のオリジナルカートンとシューズバッグは本コラボレーションのために制作された。

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【一粒万倍日】「ルイ・ヴィトン」からモノグラム×カラフルな財布&カードケース

「ルイ・ヴィトン」が一粒万倍日に向けて発売した新作の財布

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は2024年最初の最強開運日である1月1日に向けて、モノグラムとカラフルさが特徴の財布&カードケースを発売した。

“オーガナイザー・ドゥ ポッシュ”(各8万8000円)

「ルイ・ヴィトン」が一粒万倍日に向けて発売した新作の財布&カードケース “オーガナイザー・ドゥ ポッシュ”(W7.5×H11.1×D1cm、8万8000円)

ビビッドかつポジティブな色使いの“オーガナイザー・ドゥ ポッシュ”(W7.5×H11.1×D1cm)は、7色のトリヨンレザーにモノグラム・パターンをエンボス加工。ポケットにすっきり収まるサイズ感ながら、5つの内ポケットと3つのカードスロット、カードや領収書用の外ポケットを備える。

“コインカード・ホルダー”(各6万2700円)

「ルイ・ヴィトン」が一粒万倍日に向けて発売した新作の財布&カードケース “コインカード・ホルダー”(W8×H14.5×D1cm、6万2700円)

“コインカード・ホルダー”(W8×H14.5×D1cm)は、モノグラム・マカサー キャンバスに鮮やかなトリヨンレザーのトリミングを施す。外側に4つのカードスロットを、中央にはコイン用のファスナー式コンパートメントと紙幣や領収書用のフラットコンパートメントを持つ。

“ポルト カルト・サーンプル”(各4万700円)

「ルイ・ヴィトン」が一粒万倍日に向けて発売した新作の財布&カードケース “ポルト カルト・サーンプル”(W11×H7×D0.5cm、4万700円)

“ポルト カルト・サーンプル”(W11×H7×D0.5cm)は、上辺に沿ったカラフルなカウハイドレザーの装飾が目を引く。内装には同系色のライニングを施し、カードや領収書用のスペースを確保。外側には、紙幣や交通系カードを簡単に取り出せる2つのスロットをデザインする。

“オーガナイザー・ドゥ ポッシュ”(各6万3800円)

「ルイ・ヴィトン」が一粒万倍日に向けて発売した新作の財布&カードケース “オーガナイザー・ドゥ ポッシュ”(W7.5×H11.1×D1cm、6万3800円)

モノグラム・マカサー キャンバス×カウハイドレザーの組み合わせによる“オーガナイザー・ドゥ ポッシュ”(W7.5×H11.1×D1cm)は、カラーをリンクした内装に5つのポケットと3つのカードスロットを備え、外側にもポケットを設定する。

2024年最初の最強開運日とは?

1月1日は、一粒の籾(もみ)が豊かに実り万倍もの稲穂になる“一粒万倍日“と、天が万物の罪を赦(ゆる)す“天赦日“、天の恩恵で全ての人が福を受ける“天恩日“が重なる2024年最初の最強開運日とされる。財布を新調するのにも適した日と言われる。

>「ルイ・ヴィトン」の公式オンラインストア

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高島屋、24年2月期は最高益の見通し 円安で訪日客の消費旺盛

高島屋は25日、2024年2月期連結業績予想を上方修正し、各利益がそれぞれ過去最高を更新しそうだと発表した。訪日客の旺盛な消費によって百貨店事業の免税売上高が上振れした。修正後の予想は、小売業の売上高に相当する総額営業収益が9490億円(修正前は9440億円)、営業収益が4670億円(4650億円)、営業収益が450億円(440億円)、純利益が300億円(同295億円)とした。

同日発表した23年3〜11月期連結業績もコロナ前の19年実績を上回った。総額営業収益が前年同期比7.9%増の6824億円、営業収益が同5.2%増の3342億円、営業利益が同45.3%増の332億円、純利益が同5.9%増の242億円だった。コスト構造改革による販管費の抑制も増益に貢献した。

国内客も戻っているが、勢いがあるのは訪日客だ。免税売上高は19年3〜11月期が395億円だったのに対し、23年3〜11月期は462億円と大幅に上回った。免税売上高の中身は様変わりしている。売り上げシェアと比較すると、19年は化粧品39%、高額品(ラグジュアリーブランドや時計・宝飾品など)35%、その他27%だった。それが23年は化粧品9%、高額品72%、その他19%になった。19年には圧倒的多数だった中国人が半分以下のシェアになり、東南アジアや欧米からの観光客が円安を背景に高額品をたくさん買っている。

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「サイ」×「コンバース」と「サイ」×「リー」が同時発売 スニーカーやデニムなど

「サイ(SCYE)」は「コンバース(CONVERSE)」と初のコラボレーションで、スニーカー“ジャックパーセル / SC”(1万9800円)を発売した。同アイテムは、ユナイテッドアローズ他、「サイ」取扱店で販売中だ。

“ジャックパーセル / SC”は、1980年代にリリースしたパイル生地仕様の“ジャックパーセル”がベース。アッパーはブラックのパイル生地にホワイトステッチが効いたデザインで、アイコニックなヒールラベルはゴールドで表現した。通常はレッドのアウトソールロゴはイエローに変更し、インソールには“CONVERSE”と“Scye”のダブルネームをプリントした。ブラックとホワイトの2色のコットンシューレースを付属しておりアレンジも楽しめる。サイズは22.5〜29cmを用意する。

同ブランドは同時に、アメリカのジーンズブランド「リー(LEE)」とユナイテッドアローズ(UNITED ARROWS)との3者共同制作で“ロコ ジャケット(LOCO JACKET)”(3万5200円)、“カウボーイ パンツ(COWBOY PANTS)”(2万9700円)、“ワーク シャツ(WORK SHIRTS)” (2万8600円)の3型を発売した。

鉄道工員用の“ロコ ジャケット”がベースのワークジャケットは、腕周りの可動域が広がるピボット・スリーブを袖に採用し、ストレスフリーな着用感を実現。アイコニックなふくらみのある“なすび型”ポケットや2本針の丈夫な縫製はそのままに、10.5オンスの「リー」オリジナルジェルトデニムで仕立てた。

“ワーク シャツ”は、1940年代の“リー ワーク シャツ”をベースに、「サイ」のパターンで再構築したデザイン。ジャケット同様、動きを考慮したパターンワークで快適な着心地を実現する。素材は7オンス白耳のライトオンスデニムを使用している。

“カウボーイ パンツ”は、40年代の“101Bタイプ”をベースにしたワイドストレートデニムで、素材は“カウボーイ”モデルを忠実に再現した14オンス白耳右綾デニムを使用。部品には、第二次世界大戦さなかの物資統制時に使用していた鉄製のドーナツ型月桂樹ボタンや股補強用のクロッチリベットを採用した。

3型には共にビンテージ加工を施し、コラボの証である「サイ ベーシックス(SCYE BASICS)」のユニオンチケット、小さな”サイ”をプリントしたフラッシャーが付属する。ユナイテッドアローズのメンズ取り扱い店舗で販売中だ。

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「サイ」×「コンバース」と「サイ」×「リー」が同時発売 スニーカーやデニムなど

「サイ(SCYE)」は「コンバース(CONVERSE)」と初のコラボレーションで、スニーカー“ジャックパーセル / SC”(1万9800円)を発売した。同アイテムは、ユナイテッドアローズ他、「サイ」取扱店で販売中だ。

“ジャックパーセル / SC”は、1980年代にリリースしたパイル生地仕様の“ジャックパーセル”がベース。アッパーはブラックのパイル生地にホワイトステッチが効いたデザインで、アイコニックなヒールラベルはゴールドで表現した。通常はレッドのアウトソールロゴはイエローに変更し、インソールには“CONVERSE”と“Scye”のダブルネームをプリントした。ブラックとホワイトの2色のコットンシューレースを付属しておりアレンジも楽しめる。サイズは22.5〜29cmを用意する。

同ブランドは同時に、アメリカのジーンズブランド「リー(LEE)」とユナイテッドアローズ(UNITED ARROWS)との3者共同制作で“ロコ ジャケット(LOCO JACKET)”(3万5200円)、“カウボーイ パンツ(COWBOY PANTS)”(2万9700円)、“ワーク シャツ(WORK SHIRTS)” (2万8600円)の3型を発売した。

鉄道工員用の“ロコ ジャケット”がベースのワークジャケットは、腕周りの可動域が広がるピボット・スリーブを袖に採用し、ストレスフリーな着用感を実現。アイコニックなふくらみのある“なすび型”ポケットや2本針の丈夫な縫製はそのままに、10.5オンスの「リー」オリジナルジェルトデニムで仕立てた。

“ワーク シャツ”は、1940年代の“リー ワーク シャツ”をベースに、「サイ」のパターンで再構築したデザイン。ジャケット同様、動きを考慮したパターンワークで快適な着心地を実現する。素材は7オンス白耳のライトオンスデニムを使用している。

“カウボーイ パンツ”は、40年代の“101Bタイプ”をベースにしたワイドストレートデニムで、素材は“カウボーイ”モデルを忠実に再現した14オンス白耳右綾デニムを使用。部品には、第二次世界大戦さなかの物資統制時に使用していた鉄製のドーナツ型月桂樹ボタンや股補強用のクロッチリベットを採用した。

3型には共にビンテージ加工を施し、コラボの証である「サイ ベーシックス(SCYE BASICS)」のユニオンチケット、小さな”サイ”をプリントしたフラッシャーが付属する。ユナイテッドアローズのメンズ取り扱い店舗で販売中だ。

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「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭2024」が開催 テーマは「SOURCE」で12会場で13の展覧会

国内外の作家の写真作品を、京都の歴史的建造物や近現代建築の空間に展示する「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真際(以下、KYOTOGRAPHIE)」が2024年4月13日〜5月12日に開催する。

12回目を迎える「KYOTOGRAPHIE」のテーマは「SOURCE」で、12会場で13の展覧会を展開する。源、始まり、起源を探求し、オルタナティブ(新た)な未来の姿を見つめるきっかけとなる作品が展覧される。メインプログラムにはクラウディア・アンドゥハル(Claudia Andujar)、ヴィヴィアン・サッセン(Viviane Sassen)、ティエリー・アルドゥアン(Thierry Ardouin)、バードヘッド(Birdhead)、川田喜久治の他、ケリングの「ウーマン・イン・モーション」に賛同する世代の異なる写真家が共通テーマのもとに展示空間を作るプログラムには、川内倫子と潮田登久子が展示を行なう。

また、メインプログラムの他にこれから活躍が期待される作家を発掘し支援する「KG+2024」も開催する。公募は2023年12月31日まで受け付けている。昨年、スタートした音楽祭「KYOTOPHONIE」は「KYOTOGRAPHIE2024」の会期に合わせて週末に開催する予定になっている。

■KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭2024
会期:2024年4月13日〜5月12日
会場:京都市内各所
公式サイト:https://www.kyotographie.jp/

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【2024年春コスメ】「ケイト」の“生ラメアイシャドウ”にコーラル×ロゼベージュの限定色が登場

「ケイト(KATE)」は2024年2月24日、濡れたような艶感と透けるシアーな発色が特徴の2色アイシャドウ“エレクトリックショックアイズ”(1320円※編集部調べ、以下同)と、大きな目元に見せる4色アイシャドウパレット“デザイニングブラウンアイズ”(1320円)から、春の限定色を発売する。両カラー共に、春の訪れを告げるスプリングカラーに仕上げている。

“エレクトリックショックアイズ”の限定色は、繊細なパールがきらめく華やかなコーラルオレンジと、大粒のグリッターをぜいたくに配合したロゼベージュを組み合わせた。“デザイニングブラウンアイズ”は、力強く咲き誇る花をイメージしたピンクブラウン系の限定色を用意。目尻に仕込むだけで目幅が広がって見える影色カラーをセットし、アイメイクに自然な抜け感を演出する。

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「ヴェレダ」エーデルワイスの日焼け止めにトーンアップクリームが登場 ブルーライト・近赤外線・大気の汚れもブロック

オーガニックブランドの「ヴェレダ(WELEDA)」は2024年2月23日、エーデルワイスをキー成分にした日焼け止めを「エーデルワイスUV」としてシリーズ化し、新たにトーンアップUVケアクリーム”ヴェレダ エーデルワイス UVバリアクリーム”(30mL/3080円、60mL/4400円)を発売する。また、同日に既存のオーガニックUVカットミルクをリニューアルする。両商品は1月29日から公式オンラインショップ、直営店で先行予約を受け付ける。

”ヴェレダ エーデルワイス UVバリアクリーム”(は、天然ミネラルフィルターによって強い紫外線・ブルーライト・近赤外線をトリプルブロックし、シアバターやホホバなどのモイスチャーシールドによって大気中の汚れの付着を防ぐ。自然なトーンアップ効果を備えていて、化粧下地としても利用可能。石けんや洗顔料で落とすことができる。ハーバルシトラスの香り付き。

リニューアル発売する全身用UVミルク“ヴェレダ エーデルワイス UVプロテクトミルク”(50mL、3080円)は、体にも使いやすい透明タイプにリニューアル。同じくトリプルブロック仕様に変更したほか、乳児から大人まで使える処方に仕上げた。なじみが早く、すぐに服を着ることも可能だ。

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「ヴェレダ」エーデルワイスの日焼け止めにトーンアップクリームが登場 ブルーライト・近赤外線・大気の汚れもブロック

オーガニックブランドの「ヴェレダ(WELEDA)」は2024年2月23日、エーデルワイスをキー成分にした日焼け止めを「エーデルワイスUV」としてシリーズ化し、新たにトーンアップUVケアクリーム”ヴェレダ エーデルワイス UVバリアクリーム”(30mL/3080円、60mL/4400円)を発売する。また、同日に既存のオーガニックUVカットミルクをリニューアルする。両商品は1月29日から公式オンラインショップ、直営店で先行予約を受け付ける。

”ヴェレダ エーデルワイス UVバリアクリーム”(は、天然ミネラルフィルターによって強い紫外線・ブルーライト・近赤外線をトリプルブロックし、シアバターやホホバなどのモイスチャーシールドによって大気中の汚れの付着を防ぐ。自然なトーンアップ効果を備えていて、化粧下地としても利用可能。石けんや洗顔料で落とすことができる。ハーバルシトラスの香り付き。

リニューアル発売する全身用UVミルク“ヴェレダ エーデルワイス UVプロテクトミルク”(50mL、3080円)は、体にも使いやすい透明タイプにリニューアル。同じくトリプルブロック仕様に変更したほか、乳児から大人まで使える処方に仕上げた。なじみが早く、すぐに服を着ることも可能だ。

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三陽商会、センコー商事主導の廃プラスチック循環事業「サイクロメイト」に本格参加

三陽商会は、センコー商事が主導する資源循環プラットフォーム「サイクロメイト(CicroMate)」の事業に参画すると発表した。

「サイクロメイト」は衣服のサプライチェーン過程で発生するハンガーカバーや、シャツやカットソーの商品包装ビニールを回収し、再生樹脂化して再びハンガーカバービニールの材料として使用する仕組み。これらのビニールは多くがきれいな状態のプラスチックにも関わらず、現状ではほとんどが熱回収に留まっているという。各店舗や物流拠点で発生するビニールカバーをリサイクルするには、企業を横断した効率的な回収システムを構築することが求められていた。「サイクロメイト」ではセンコー商事が各企業の資源を有価物として買い取り、運営する倉庫へ搬送し、企業別に重量測定した後、リサイクル樹脂の加工工場へ輸送する。

三陽商会は8月から「サイクロメイト」の実証事業に参加してきた。同社の11月までの4ヶ月にわたるビニール袋の回収量は約2.3トンだった。経過を踏まえ、事業としての採算性が確保できると判断し、本格事業への参画を決定した。同事業には他にオンワード樫山やシップスも参加している。

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BLACKPINKジェニーが個人レーベル設立で“独り立ち” 「新しいモノづくりを目指す空間」

BLACKPINKのジェニー(JENNI)は、個人レーベル「オード アトリエ(ODD ATELIER 、以下OA)」をスタートする。公式インスタグラムアカウントでは、ジェニーがレーベルのロゴ入りのフーディーをまとった姿などを公開している。

ジェニーは、次のようにコメントした。「今年は多くの成果を得ることができ、すべての愛に感謝しています。2024年は私が設立したレーベル、OAで独り立ちすることになりました。OA、そしてBLACKPINKでの私の新たなスタートを応援してください」。

具体的な活動内容について明記していないが、同レーベルを「新しいモノづくりを目指す空間」としており、ジャンルの垣根を超えたクリエイションを期待する声もある。公式ホームページにはアクセスが集中しており、接続が不安定な状態が続いている。

12月6日、YG エンターテインメントは、BLACKPINKと再契約したことを公表した。それから間もなくの発表ということで、今後の動向に注目が集まる。

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「マウジー」×「エックスガール」第3弾 “moussy”の初期ロゴやウサギの“バニー”をのせて

バロックジャパンリミテッドの「マウジー(MOUSSY)」とビーズインターナショナルの「エックスガール(X-GIRL)」の第3弾コラボコレクションが2024年1月1日に発売される。

今回は、過去のコラボレーションで人気となり、アイコニックな存在となったウサギの“バニー”マークに加え、「マウジー」のブランド初期の小文字ロゴを復刻するなど、「マウジー」が誕生した2000年代のムードを取り入れたラインアップだ。トラックジャケットやゲームシャツなどのスポーティーなアイテム、ラインストーンを使ったトップス、ビンテージやミリタリーといった「マウジー」らしいテイストを取り入れたジャケットやスカートなどがそろう。

商品は、「マウジー」の自社ECサイト「シェルターウェブサイト(SHEL’TTER WEBSTORE)」で1月1日0時に発売で、現在入荷連絡受付している。2日0時からは、「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」でも取り扱う。店舗では、「マウジー」と一部の「シェルター(SHEL’TTER)」に加え、「エックスガール」の店舗とECサイトでも発売する(店舗での販売は年始営業開始日時に準ずる)。

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「マウジー」×「エックスガール」第3弾 “moussy”の初期ロゴやウサギの“バニー”をのせて

バロックジャパンリミテッドの「マウジー(MOUSSY)」とビーズインターナショナルの「エックスガール(X-GIRL)」の第3弾コラボコレクションが2024年1月1日に発売される。

今回は、過去のコラボレーションで人気となり、アイコニックな存在となったウサギの“バニー”マークに加え、「マウジー」のブランド初期の小文字ロゴを復刻するなど、「マウジー」が誕生した2000年代のムードを取り入れたラインアップだ。トラックジャケットやゲームシャツなどのスポーティーなアイテム、ラインストーンを使ったトップス、ビンテージやミリタリーといった「マウジー」らしいテイストを取り入れたジャケットやスカートなどがそろう。

商品は、「マウジー」の自社ECサイト「シェルターウェブサイト(SHEL’TTER WEBSTORE)」で1月1日0時に発売で、現在入荷連絡受付している。2日0時からは、「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」でも取り扱う。店舗では、「マウジー」と一部の「シェルター(SHEL’TTER)」に加え、「エックスガール」の店舗とECサイトでも発売する(店舗での販売は年始営業開始日時に準ずる)。

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羽田空港に“日本発ラグジュアリー”集積ショップがオープン 鳥取県からは職人技の粋を集めた「オニツカタイガー」のスニーカー

日本空港ビルデングと東京国際空港ターミナルは12月22日、羽田空港第3ターミナル出国エリア内に日本発の地方創生型ラグジュアリーブランド「ジャパン マスタリー コレクション(JAPAN MASTERY COLLECTION)以下、JMC」のショップをオープンした。

「JMC」は、単なるメイド・イン・ジャパン商品の展開ではなく、ジャパン・ラグジュアリーを通じて“守るべき日本の美と技”を未来に繋ぐためのプラットフォームを構築し、製品への評価、生産者への資金の還元、後継者育成を目指すブランドだ。国内外の人々との接点である出国エリア内の店舗を通じて、同ブランドの感性基準に基づき日本各地から選定したオリジナル商品を含むアパレル、靴やバッグ、生活雑貨、現代アートなどを販売する。

【鳥取県】
「オニツカタイガー(ONITSUKA TIGER)」のスニーカー

「JMC」では、鳥取県にある国内唯一の「オニツカタイガー」自社工場で生産されたスニーカーを販売する。同スニーカーは、職人が1点ずつ丁寧に仕上げた“NIPPON MADE”シリーズ。兵庫県・姫路のタンナーが鞣した姫路レザーを用い、石川県・金沢の箔貼り職人が本金箔を施したモデル(12万1000円)と、京都の西陣織を使用したモデル(9万9000円)の2型を取り扱う。ともに同店のみの販売で、各40足限定となる。

店舗にはプロモーションエリアも設置。オープン第1弾は、「日本の美術工芸を世界へ実行委員会」による特別展「ひかりの底」を予定している。甘橘山美術館準備室長(小田原文化財団 江ノ浦測候所)を務める橋本麻里氏をキュレーターに迎え、変化し続ける工芸の最先端で活躍する作家6人が作品の展示と販売を行う。第2弾は、 株式会社山本寛斎事務所と当社の共同のファッション企画「婆娑羅 BASARA」を予定している。

常時日本語、中国語、英語に対応できるサービスも整えており、店頭ポップの2次元コードを読み取ると選択した言語で商品説明や作家の紹介などを閲覧できる。

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「ケイト」が“クリッと丸い目元”に仕上げる4色アイシャドウを新発売 眉用コンシーラーも

「ケイト(KATE)」は2024年1月20日、異なる2つの質感で“クリッと丸い目元”に仕上げる4色アイシャドウパレット“ポッピングシルエットシャドウ”(全5種、各1540円※編集部調べ、以下同)を発売する。

同商品は自然に馴染んで目元を強調するミュートマットな質感の2色と、立体感を引き立たせるグリッターの2色を組み合わせたアイシャドウパレット。正反対の質感を重ねることで、まるで浮き出ているような立体的な目元をかなえる。カラーはブラウン系やアプリコット系、モーヴ系などの全5種を用意した。定番の単色アイシャドウ“ザ アイカラー”(全3種、各770円)には、新タイプのマーブルカラーとしてブラウン、ピンク、オレンジの3種が加わる。

同日、数量限定の3アイテムも登場する。“カラーコントロールアイベース”(全3色、各1045円)は、まぶたの地の色をコントロールするアイシャドウベースだ。アイシャドウが黄みになりやすい人はラベンダーを、赤みになりやすい人はレモンを、暗くなりやすい人にはピーチを仕込むことで、アイシャドウが見たままの色味で発色する。アイブロウアイテムからは明るめの眉にも馴染むミュートカラーの“アイブロウペンシルZ”(全3色、各605円)と、眉毛の存在感を抑えるコンシーラーカラーのアイブロウマスカラ“3DアイブロウカラーN”(全3色、各935円)を販売する。両商品を組み合わせて使用すると、トレンド感のあるふんわりとした淡い眉メイクが完成する。

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「コスメキッチン」から“韓方コスメ” 韓国漢方に基づく処方をオーガニックで

マッシュビューティーラボの「コスメキッチン」は、韓国の漢方医学である「韓方(ハンバン)」の考えに基づく新オーガニックビューティブランド「ミラリ オーガニック(MIRARI ORGANIC)」の取り扱いを2024年2月1日に開始する。

ビーガンコスメブランド「ミラリ」を製造・販売するBEAUTY THINKER(カン・ハンナCEO)と2年掛けて共同開発した。ラインアップは化粧水“コンセントレーティッド バランス ローション”(120mL、4180円)、美容液の“グローイ プランツ セラム”(30mL、5830円)、クリームの“トリートメント モイスチャー クリーム”(52mL、5060円)。いずれの商品にも、韓方を日常に取り入れてきたハンCEOが「人生で最も大切にしてきた」という8つの植物原料による独自処方「ミラリ オーガニック コンプレックス」を採用した。ドクダミエキス、カンゾウ根エキスなどが肌鎮静に、ハゴロモグサ葉エキス、クズ根エキスなどが肌免疫に働く。韓国のオーガニック認証機関であるKTRを通じて「コスモスオーガニック認証」を取得した第1号ブランドでもある。

ハンCEOの熱意が結実

「子供の頃から取り入れてきた韓方のすばらしさを、オーガニックで届けたい」。そんな思いで韓国に飛んだハンCEOは、すぐに壁に突き当たることになる。韓国は対外的には美容大国として認知される一方、オーガニックコスメについては不毛地帯。「韓国のビューティ企業はマーケティングやトレンドを先取りして商品を合理的な価格で、スピーディーに開発する能力が非常に高い。一方で原料が高価で、テクスチャーや機能も二の次になりがちなオーガニックコスメは、どうしても敬遠されてしまう」。

ハンCEOが訪ねた大手のOEM会社も、初めはオーガニックコスメを作ることには及び腰だった。そこでハンCEOはOEM会社の頭を飛び越えて原料会社を訪ねて熱意を伝え、「ミラリ オーガニック コンプレックス」のプロトタイプを開発。再度OEM会社に売り込みをかけ、取り引きにつなげた。その後の商品開発のプロセスでも、数十回の試験を繰り返しながら理想の使用感を追求した。

 「コスメキッチン」のバイイング担当者であるリテール企画本部の下田裕華氏は「(『ミラリ オーガニック』は)ハンさんの強い覚悟がなければ形にならなかった。私たちも彼女の思いに共感したからこそ、一緒に腰を据えてモノ作りをしようと思った」と話す。商品化にあたっては、「コスメキッチン」のオーガニックコスメの長年の知見に基づいた処方、原料選定などの面で助力した。「韓方は北米などでも徐々に注目され始めているキーワード。オーガニックビューティの新しい価値観を提案するようなブランドに育てていきたい」。

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パイソン柄“スタンスミス”を1月1日に発売 「エディフィス」と「イエナ」の共作で

ベイクルーズの「エディフィス(EDIFICE)」と「イエナ(IENA)」は、両ブランドの共作による「アディダス(ADIDAS)」“スタンスミス(STAN SMITH)”を発売する。価格は1万8700円。サイズは「イエナ」で22.5〜25cmを、「エディフィス」で25〜30cmをそろえる。ベイクルーズ オンラインストアでは1月1日10時から、「エディフィス」と「イエナ」の店頭では1月2日から発売する。

シューズは“スタンスミス ラックス(STAN SMITH LUX)”をベースにしたものだ。洗練されたデザインを生かしながら、シュータンにはパイソン柄をあしらった。アッパー全体は、肉厚なソフトレザーを使用した。

また、写真家・横浪修の撮り下ろしによる今回のキービジュアルを基軸にしたローンチイベントを、東京・渋谷のソーシャルトウキョウ(SOCIAL TOKYO)で開催する。日時は12月27日の16〜20時。フラワーショップVOICEとのコラボレーションで、装花による空間演出を施す。

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「エドウイン」が22オンスの超ヘビーウェイトな“超堅ジーンズ”を発売 エドウイントーキョーハラジュク7周年モデル

「エドウイン( EDWIN)」は、コンセプトショップ、エドウイントーキョーハラジュク(EDWIN TOKYO HARAJUKU)の7周年モデルとして22オンスの超ヘビーウエイトなセルビッジデニムを使用した“超堅(ちょうかた)ジーンズ”を発売した。価格は3万3000円、サイズは30、32、34、36インチをそろえる。エドウイントーキョーハラジュク、公式オンラインストアで取り扱う。

縦糸、緯糸ともに3.3番手という超太番手の糸を最大限まで打ち込み、旧式のシャトル織機でゆっくりと丁寧に織られた。穿きこめば穿きこむほど肌に馴染み、メリハリのある荒々しい独自の色落ちを見せる。7周年限定仕様のラベルには、「エドウイン」の自社工場であり、本ジーンズの生産工場がある青森・秋田の地名をデザインした。素材には、捨てられてしまう獣資源を有効活用した千葉レザー(イノシシ)を使用。傷がつきにくく耐久性に優れている。

シルエットは、エドウイントーキョーハラジュクの定番ジーンズの中でも最も人気の高い“EDS03ストレート”だ。限定ノベルティーとして、7周年記念“超堅ジーンズ”の購入者にはもれなく革ラベルのデザインがプリントされた限定品のトートバッグをプレゼントする。

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農場から世界を変える「スカイ ハイ ファーム ユニバース」に注目集まる 「バレンシアガ」とも協業

米ニューヨーク郊外のハドソンバレーに、「スカイ ハイ ファーム(SKY HIGH FARM)」という農場がある。栄養素の高い食事ができないコミュニティーを支援するため、アーティストのダン・コーレン(Dan Colen)が2011年にスタートさせた非営利団体だ。ここでは、土壌を修復・改善しながら自然環境の回復を目指す“環境再生型農業(リジェネラティブ農業)”を取り入れ、育てた農作物や家畜を無償で寄付している。

コーレンは、農場運営のために営利団体「スカイ ハイ ファーム ユニバース(SKY HIGH FARM UNIVERSE)」を立ち上げると、「ドーバー ストリート マーケット(DOVER STREET MARKET以下、DSM)」とチャリティー・プロジェクトを実現。この協業を機に、「DSM」でファッションと食に情熱を注いでいたダフネ・シーボルト(Daphne Seybold)を迎え、アパレルブランド「スカイ ハイ ファーム ワークウエア(SKY HIGH FARM WORKWEAR)」を22年1月に本格始動させた。

「スカイ ハイ ファーム ワークウエア」は、イラストレーターのジョアナ・アヴィレッツ(Joanna Avillez)が描いた、イチゴと月のキャッチなーキャラクターが目印だ。そこには「スカイ ハイ ファーム」が解決しようとする深刻な問題を、親しみやすく魅力的に伝えようとする、遊び心のある美学を反映している。コーレンは、チーフ・クリエイティブ・オフィサーとして、環境再生型農業の理念をベースとした視点でデザインに取り組んでいる。

同ブランドにとってコラボレーションは重要で、「バレンシアガ(BALENCIAGA)」や「コンバース(CONVERSE)」といったブランドから、英「i-D」誌の編集長アリスター・マッキム(Alistair McKimm)ら個人までを垣根なく巻き込みながら、多くの人々にメッセージを届けている。ファッションだけでなく、カリフォルニアのスーパーマーケットチェーン「エラワン・マーケット(Erewhon Market)」と協業し、プロバイオティクスやハチミツを配合した清涼飲料水を発売するなど、その手法はさまざまだ。

同ブランドのスタッフ数は、未だフルタイム7人とパートタイム3人という小さなスタートアップ起業だが、ユニークな寄付システムにより、2年弱の活動で約70万ドル(約9940万円)の寄付金を集めている。ダフネ・シーボルト「スカイ ハイ ファーム ユニバース」共同最高経営責任者(CEO)兼最高マーケティング責任者(CMO)に、その興味深い活動と信念について訊ねた。

必要な人の手に利益が渡る
独自に考案した収益モデル

WWDJAPAN(以下、WWD):「スカイ ハイ ファーム」の活動について教えてほしい。

ダフネ・シーボルト共同CEO兼CMO(以下、シーボルト):環境再生型農業によって栽培された野菜や放牧された家畜を、社会から疎外され、新鮮で栄養価の高い食品を入手できないコミュニティーに寄付している。緊急の食糧支援のみならず、この農場はフードシステムにおける公平性を確立にも重点を置いている。その手段の一つが、青少年を対象とした教育プログラムだ。環境再生型農業や食料主権(どのように食物を作り、どのようなものを食べるかを自分たちで決める権利)について教えている。約9カ月間の有給フェローシップ・プログラムでは、「スカイ ハイ ファーム」で6カ月間働いて実践的に学び、その後3カ月は研究プロジェクトに参加する。参加者の費用は全額支給し、宿泊施設も提供している。また、環境再生型農業を実施する他の農家にも助成金を支給しており、今年は約35万ドル(約4970万円)が使われる予定だ。残念ながらアメリカでは、大規模な農業システムに多くの補助金が支払われている。そこで私たちは、多大な専門知識を持ちながらもその恩恵を受けていない人々の手に資金を渡そうと取り組んでいるのだ。

WWD:なぜ「スカイ ハイ ファーム ユニバース」を立ち上げたのか?

シーボルト:「スカイ ハイ ファーム」は非営利団体だが、通常そのような組織は寄付や助成金などの慈善事業に頼っているため、資金調達に限界がある。そのため、私たちは補足的な収入源が必要だと考えた。営利事業体を通じて、臨時収入や教育、意見や考えを表明する機会を創出すべく、「スカイ ハイ ファーム ユニバース」を本格始動させた。

WWD:では、「スカイ ハイ ファーム ワークウエア」とは?

シーボルト:「スカイ ハイ ファーム ワークウエア」は、「スカイ ハイ ファーム ユニバース」として最初に着手したアパレルプロジェクトだ。私の古巣であるパリの「DSM」と提携しており、ブランド・インキュベーターでもある彼らは、生産や製造、販売、流通の専門知識で、私たちの市場参入をサポートしてくれている。このブランドが他と大きく異なるのは、環境再生型農業の理念に深く関わっている点だ。環境再生型農業は、土地を総合的に管理して農産物を栽培し、生物多様性をもたらすと同時に、気候変動をも抑制する。

WWD:「スカイ ハイ ファーム ワークウエア」の目的は、環境再生型農業について人々に知らせることでもある?

シーボルト:気候変動や食糧主権、緊急の食糧アクセス、そして個人の行動が環境に与える影響など、世界で起きている問題の重要性を誰もが認識できる機会を提供したい。世の中には、問題を認識しているものの、実際どのように関わればいいのか分からない人も多いと思う。特にファッションの世界では、ポジティブな想像が難しいかもしれない。「スカイ ハイ ファーム ワークウエア」を立ち上げたのは、私たちはファッションを愛し、ファッションを消費しているからだ。また「スカイ ハイ ファーム ユニバース」には ワークウエアの他に、食品や飲料、ウェルネス、ビューティもある。これらを通じて、効果的なタッチポイントをさまざまに作ることができる。

WWD:服はストーリーを語る一つの方法であるということ?

シーボルト:その通りだ。また、持続可能な服作りは、製品そのものをユニークなものにしている。「DSM」は、私たちのためにデッドストックの素材や生地を調達してくれる。例えば、私が今着ているシャツは「コム デ ギャルソン・シャツ(COMME DES GARCONS SHIRT)」の余剰生地を再利用して作ったもの。新しい生地の場合は、最も持続可能性の高いものを使う。環境再生型農業の背後にある理念は、製品作りや、会社を設計する考え方にも通じている。

WWD:会社の仕組みにはどのように生かしている?

シーボルト:私たちの収益モデルは、従来のものとは全く異なる。まず利益の50%を農場に分配し、次に従業員、そして農業コミュニティーや農場に奉仕する人々に分配し、最後に投資家に渡る。伝統的な富のヒエラルキーを覆し、最も資金を必要とする人々を優先している。農業は高度な知識と技術を要する上に、信じられないほど大変で骨の折れる仕事なのに、従事者の給与は低く、適切な報酬を得られていない。そこで私たちは従業員中心の組織を作り、このような制度改革に取り組んでいる人々を評価したいと考えた。

WWD:「DSM」での経験が現在にどう役立っている?

シーボルト:私たちは目に見える製品だけでなく、ビジネス全体をデザインしており、これは川久保玲やエイドリアン・ジョフィ(Adrian Joffe) コム デ ギャルソン インターナショナルCEOから学んだことかもしれない。「DSM」と共に立ち上げた卸売寄付(Wholesale Donation)プログラムでは、商品の卸売価格を少し上げ、上げた分を農場に寄付している。このシステムによって、商品が店頭でどれだけ売れたかにかかわらず、農場にお金が渡るようになる。通常のチャリティープロジェクトでは、製品が市場に出回った後の売り上げの一部が寄付されるが、私たちの場合は、その前後の段階での利益を寄付している。

コラボレーションしたいのは
日本のあのブランド

WWD:「DSM」を経て「スカイ ハイ ファーム ユニバース」に取り組む中で、ファッション業界の環境問題への意識を変えたいと思う?

シーボルト:面白いことに、今の仕事は「DSM」にいたときとそれほど変わらない。構造は違えど、ファッションを用いて別のことを行っているだけ。私たちが模範となり、責任を持って倫理的に製品を生産することは重要だが、大きな変化を生み出すためにはファッション業界全体の力が不可欠だ。だからこそ「コンバース」や「バレンシアガ」「コム デ ギャルソン・シャツ」「ディッキーズ(DICKIES)」などとのパートナーシップが必要だ。私たちが今回のような取材で自分たちの取り組みについて伝えることも大切だが、私たちが提携しているブランドはより大きなオーディエンスを抱えているので、彼らのプラットフォームを通じてさらに多くの人々に農場のストーリーを伝えることができる。そして、従来の慈善活動よりも多くの人々にリーチすることができるポップカルチャーの力を信じている。

WWD:コラボレーションの手法にルールはあるのか?

シーボルト:どのブランドとも異なる方法で仕事をしている。それぞれの企業には独自の構造があり、一つのシナリオが全てに当てはまるわけではない。また、大企業を相手にすることが多いため、漸進的なステップを踏んでいる。「バレンシアガ」がいい例だ。彼らはデッドストックを提供してくれて、私たちはフォトグラファーのライアン・マッギンレー(Ryan McGinley)のアートワークでカスタマイズし、再販した。また「コンバース」とも協業し、古いワークウエアをアッパーに再利用した“ワンスター(One Star)”と“チャック・テイラー(Chuck Taylor)”を来年春に販売する。私たちの目標は、長期的なパートナーシップを築くこと。マーケティングのためのマーケティングに興味はない。

WWD:今後コラボレーションしたい企業はあるか?

シーボルト:高品質・低価格を実現する「ユニクロ(UNIQLO)」ともコラボレーションをしてみたい。実現すれば、世界中の人々に私たちの ワークウエアを届けられる未来が見えるかもしれない。消費者の欲求を促さないと、システムを変えることはできない。そして、市場が求めない限り、大企業の仕組みや方針は変わらないため、消費者が自分の購買行動で意見を表明することが重要だ。消費者は購入するものを意識的に選ぶことで、より大きな変化を生み出すことができる。そして私の願いは、誰もが「スカイ ハイ ファーム ユニバース」を選ぶことだ。キャッチフレーズのように聞こえるが、私たちのブランドでは、すべての顧客が寄付者になるのだから。

WWD:大きな夢だ。

シーボルト:そうでもないかもしれない。まだブランド創立から2年足らずだが、卸売りを通じて約50万ドル(約7100万円)、そして企業や農場との対話を通じてさらに約18万ドル(約2556万円)近くの寄付金を集めることができた。始めた当初はうまくいくかどうか分からなかったが、期待以上の結果を生み出せて、誇りに思っている。卸先は「サックス・フィフス・アヴェニュー(SAKS FIFTH AVENUE)」「ノードストローム(NORDSTROM)」「エッセンス(SSENSE)」など世界70以上の小売パートナーで、その全てが卸売寄付プログラムに喜んで参加してくれた。これほど多くの企業組織を、一つの共通の目標に向かってまとめることができた会社を他に知らない。私たちは個々で活動するよりも、一緒に活動してこそ強くなれる。

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農場から世界を変える「スカイ ハイ ファーム ユニバース」に注目集まる 「バレンシアガ」とも協業

米ニューヨーク郊外のハドソンバレーに、「スカイ ハイ ファーム(SKY HIGH FARM)」という農場がある。栄養素の高い食事ができないコミュニティーを支援するため、アーティストのダン・コーレン(Dan Colen)が2011年にスタートさせた非営利団体だ。ここでは、土壌を修復・改善しながら自然環境の回復を目指す“環境再生型農業(リジェネラティブ農業)”を取り入れ、育てた農作物や家畜を無償で寄付している。

コーレンは、農場運営のために営利団体「スカイ ハイ ファーム ユニバース(SKY HIGH FARM UNIVERSE)」を立ち上げると、「ドーバー ストリート マーケット(DOVER STREET MARKET以下、DSM)」とチャリティー・プロジェクトを実現。この協業を機に、「DSM」でファッションと食に情熱を注いでいたダフネ・シーボルト(Daphne Seybold)を迎え、アパレルブランド「スカイ ハイ ファーム ワークウエア(SKY HIGH FARM WORKWEAR)」を22年1月に本格始動させた。

「スカイ ハイ ファーム ワークウエア」は、イラストレーターのジョアナ・アヴィレッツ(Joanna Avillez)が描いた、イチゴと月のキャッチなーキャラクターが目印だ。そこには「スカイ ハイ ファーム」が解決しようとする深刻な問題を、親しみやすく魅力的に伝えようとする、遊び心のある美学を反映している。コーレンは、チーフ・クリエイティブ・オフィサーとして、環境再生型農業の理念をベースとした視点でデザインに取り組んでいる。

同ブランドにとってコラボレーションは重要で、「バレンシアガ(BALENCIAGA)」や「コンバース(CONVERSE)」といったブランドから、英「i-D」誌の編集長アリスター・マッキム(Alistair McKimm)ら個人までを垣根なく巻き込みながら、多くの人々にメッセージを届けている。ファッションだけでなく、カリフォルニアのスーパーマーケットチェーン「エラワン・マーケット(Erewhon Market)」と協業し、プロバイオティクスやハチミツを配合した清涼飲料水を発売するなど、その手法はさまざまだ。

同ブランドのスタッフ数は、未だフルタイム7人とパートタイム3人という小さなスタートアップ起業だが、ユニークな寄付システムにより、2年弱の活動で約70万ドル(約9940万円)の寄付金を集めている。ダフネ・シーボルト「スカイ ハイ ファーム ユニバース」共同最高経営責任者(CEO)兼最高マーケティング責任者(CMO)に、その興味深い活動と信念について訊ねた。

必要な人の手に利益が渡る
独自に考案した収益モデル

WWDJAPAN(以下、WWD):「スカイ ハイ ファーム」の活動について教えてほしい。

ダフネ・シーボルト共同CEO兼CMO(以下、シーボルト):環境再生型農業によって栽培された野菜や放牧された家畜を、社会から疎外され、新鮮で栄養価の高い食品を入手できないコミュニティーに寄付している。緊急の食糧支援のみならず、この農場はフードシステムにおける公平性を確立にも重点を置いている。その手段の一つが、青少年を対象とした教育プログラムだ。環境再生型農業や食料主権(どのように食物を作り、どのようなものを食べるかを自分たちで決める権利)について教えている。約9カ月間の有給フェローシップ・プログラムでは、「スカイ ハイ ファーム」で6カ月間働いて実践的に学び、その後3カ月は研究プロジェクトに参加する。参加者の費用は全額支給し、宿泊施設も提供している。また、環境再生型農業を実施する他の農家にも助成金を支給しており、今年は約35万ドル(約4970万円)が使われる予定だ。残念ながらアメリカでは、大規模な農業システムに多くの補助金が支払われている。そこで私たちは、多大な専門知識を持ちながらもその恩恵を受けていない人々の手に資金を渡そうと取り組んでいるのだ。

WWD:なぜ「スカイ ハイ ファーム ユニバース」を立ち上げたのか?

シーボルト:「スカイ ハイ ファーム」は非営利団体だが、通常そのような組織は寄付や助成金などの慈善事業に頼っているため、資金調達に限界がある。そのため、私たちは補足的な収入源が必要だと考えた。営利事業体を通じて、臨時収入や教育、意見や考えを表明する機会を創出すべく、「スカイ ハイ ファーム ユニバース」を本格始動させた。

WWD:では、「スカイ ハイ ファーム ワークウエア」とは?

シーボルト:「スカイ ハイ ファーム ワークウエア」は、「スカイ ハイ ファーム ユニバース」として最初に着手したアパレルプロジェクトだ。私の古巣であるパリの「DSM」と提携しており、ブランド・インキュベーターでもある彼らは、生産や製造、販売、流通の専門知識で、私たちの市場参入をサポートしてくれている。このブランドが他と大きく異なるのは、環境再生型農業の理念に深く関わっている点だ。環境再生型農業は、土地を総合的に管理して農産物を栽培し、生物多様性をもたらすと同時に、気候変動をも抑制する。

WWD:「スカイ ハイ ファーム ワークウエア」の目的は、環境再生型農業について人々に知らせることでもある?

シーボルト:気候変動や食糧主権、緊急の食糧アクセス、そして個人の行動が環境に与える影響など、世界で起きている問題の重要性を誰もが認識できる機会を提供したい。世の中には、問題を認識しているものの、実際どのように関わればいいのか分からない人も多いと思う。特にファッションの世界では、ポジティブな想像が難しいかもしれない。「スカイ ハイ ファーム ワークウエア」を立ち上げたのは、私たちはファッションを愛し、ファッションを消費しているからだ。また「スカイ ハイ ファーム ユニバース」には ワークウエアの他に、食品や飲料、ウェルネス、ビューティもある。これらを通じて、効果的なタッチポイントをさまざまに作ることができる。

WWD:服はストーリーを語る一つの方法であるということ?

シーボルト:その通りだ。また、持続可能な服作りは、製品そのものをユニークなものにしている。「DSM」は、私たちのためにデッドストックの素材や生地を調達してくれる。例えば、私が今着ているシャツは「コム デ ギャルソン・シャツ(COMME DES GARCONS SHIRT)」の余剰生地を再利用して作ったもの。新しい生地の場合は、最も持続可能性の高いものを使う。環境再生型農業の背後にある理念は、製品作りや、会社を設計する考え方にも通じている。

WWD:会社の仕組みにはどのように生かしている?

シーボルト:私たちの収益モデルは、従来のものとは全く異なる。まず利益の50%を農場に分配し、次に従業員、そして農業コミュニティーや農場に奉仕する人々に分配し、最後に投資家に渡る。伝統的な富のヒエラルキーを覆し、最も資金を必要とする人々を優先している。農業は高度な知識と技術を要する上に、信じられないほど大変で骨の折れる仕事なのに、従事者の給与は低く、適切な報酬を得られていない。そこで私たちは従業員中心の組織を作り、このような制度改革に取り組んでいる人々を評価したいと考えた。

WWD:「DSM」での経験が現在にどう役立っている?

シーボルト:私たちは目に見える製品だけでなく、ビジネス全体をデザインしており、これは川久保玲やエイドリアン・ジョフィ(Adrian Joffe) コム デ ギャルソン インターナショナルCEOから学んだことかもしれない。「DSM」と共に立ち上げた卸売寄付(Wholesale Donation)プログラムでは、商品の卸売価格を少し上げ、上げた分を農場に寄付している。このシステムによって、商品が店頭でどれだけ売れたかにかかわらず、農場にお金が渡るようになる。通常のチャリティープロジェクトでは、製品が市場に出回った後の売り上げの一部が寄付されるが、私たちの場合は、その前後の段階での利益を寄付している。

コラボレーションしたいのは
日本のあのブランド

WWD:「DSM」を経て「スカイ ハイ ファーム ユニバース」に取り組む中で、ファッション業界の環境問題への意識を変えたいと思う?

シーボルト:面白いことに、今の仕事は「DSM」にいたときとそれほど変わらない。構造は違えど、ファッションを用いて別のことを行っているだけ。私たちが模範となり、責任を持って倫理的に製品を生産することは重要だが、大きな変化を生み出すためにはファッション業界全体の力が不可欠だ。だからこそ「コンバース」や「バレンシアガ」「コム デ ギャルソン・シャツ」「ディッキーズ(DICKIES)」などとのパートナーシップが必要だ。私たちが今回のような取材で自分たちの取り組みについて伝えることも大切だが、私たちが提携しているブランドはより大きなオーディエンスを抱えているので、彼らのプラットフォームを通じてさらに多くの人々に農場のストーリーを伝えることができる。そして、従来の慈善活動よりも多くの人々にリーチすることができるポップカルチャーの力を信じている。

WWD:コラボレーションの手法にルールはあるのか?

シーボルト:どのブランドとも異なる方法で仕事をしている。それぞれの企業には独自の構造があり、一つのシナリオが全てに当てはまるわけではない。また、大企業を相手にすることが多いため、漸進的なステップを踏んでいる。「バレンシアガ」がいい例だ。彼らはデッドストックを提供してくれて、私たちはフォトグラファーのライアン・マッギンレー(Ryan McGinley)のアートワークでカスタマイズし、再販した。また「コンバース」とも協業し、古いワークウエアをアッパーに再利用した“ワンスター(One Star)”と“チャック・テイラー(Chuck Taylor)”を来年春に販売する。私たちの目標は、長期的なパートナーシップを築くこと。マーケティングのためのマーケティングに興味はない。

WWD:今後コラボレーションしたい企業はあるか?

シーボルト:高品質・低価格を実現する「ユニクロ(UNIQLO)」ともコラボレーションをしてみたい。実現すれば、世界中の人々に私たちの ワークウエアを届けられる未来が見えるかもしれない。消費者の欲求を促さないと、システムを変えることはできない。そして、市場が求めない限り、大企業の仕組みや方針は変わらないため、消費者が自分の購買行動で意見を表明することが重要だ。消費者は購入するものを意識的に選ぶことで、より大きな変化を生み出すことができる。そして私の願いは、誰もが「スカイ ハイ ファーム ユニバース」を選ぶことだ。キャッチフレーズのように聞こえるが、私たちのブランドでは、すべての顧客が寄付者になるのだから。

WWD:大きな夢だ。

シーボルト:そうでもないかもしれない。まだブランド創立から2年足らずだが、卸売りを通じて約50万ドル(約7100万円)、そして企業や農場との対話を通じてさらに約18万ドル(約2556万円)近くの寄付金を集めることができた。始めた当初はうまくいくかどうか分からなかったが、期待以上の結果を生み出せて、誇りに思っている。卸先は「サックス・フィフス・アヴェニュー(SAKS FIFTH AVENUE)」「ノードストローム(NORDSTROM)」「エッセンス(SSENSE)」など世界70以上の小売パートナーで、その全てが卸売寄付プログラムに喜んで参加してくれた。これほど多くの企業組織を、一つの共通の目標に向かってまとめることができた会社を他に知らない。私たちは個々で活動するよりも、一緒に活動してこそ強くなれる。

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aespaのウィンターが韓国コスメ「エスポア」のアンバサダーに抜擢 限定チェリーエディションを発売

メイクアップブランド「エスポア(ESPOIR)」は12月25日、K-POPガールズグループのaespa(エスパ)のメンバーであるウィンターを公式グローバルアンバサダーとして迎えた。同日発売したメイクコレクション“ハッシュドチェリーエディション”にフォーカスした新ビジュアルとプロモーションビデオも公開した。妖艶な雰囲気が漂うウィンターを撮り下ろしたキービジュアルは、同コレクションとシンクロした世界観に仕上げている。

“ハッシュドチェリーエディション”は完熟したチェリーから着想を得たコレクションでリップやアイシャドウパレット、バームタイプの香水、などの全4アイテムを展開する。“クチュールリップティント グレイズ”(全8色、各2215円)は、唇にシロップをのせたような光沢のある艶感が特徴のリキッドリップで、レッドやコーラル、ブラウン、ピンクなどの豊富なカラーをそろえる。

定番の8色アイシャドウパレット“リアルアイパレットオールニュー“から、チェリー系のカラーにクールトーンを組み合わせた“ハッシュドチェリー“(3400円)が登場する。グリッターやマットなどのさまざまな質感のアイシャドウ6色に加え、ピンクベリーのチークカラーとシマーなハイライトカラーをセット。このパレット1つで血色感のあるメイクが完成する。そのほか、体温でとろけるバームタイプのフレグランス“ソリッドパフューム”(全2種、各3000円)と、極細ブラシが特徴のアイブロウマスカラ“ザブロウカラー フィクシングカラー”(1918円)のアッシュ系のクールグレーを販売する。

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SUMIREが透き通る肌をキープするコスメの見つけ方 「SNSでワード検索し自分の肌に合う商品と出合う」

PROFILE:SUMIRE/モデル・俳優

(すみれ)1995年生まれ、東京都出身。2014年からファッション誌「装苑」の専属モデルを務める。18年に「サラバ静寂」で映画デビューし、活躍の場を広げる。テレビ東京ドラマチューズ!枠「THE TRUTE」(毎週火曜深夜24:30〜放送)に出演中

透明感のある肌にオリーブグリーンの瞳が印象的なモデル・俳優として活躍するSUMIREは、2014年からファッション誌「装苑」の専属モデルに起用されるなど、ファッションセンスは群を抜く。ビューティでは敏感に傾きがちな自身の肌と向き合い、SNSなどによる化粧品に関する情報収集を軸に愛用品を決め、透き通るような肌をキープする。

WWD:コスメとファッションの連動は必須?

SUMIRE:ファッションとビューティどちらも同じくらい好きなんです。おしゃれな服を着ていたら、メイクしていた方が映えますし、メイクをばっちりして普段着でもいいですよね。どちらも補い合う関係のような気がします。

WWD:普段のスキンケアで気をつけていることは?

SUMIRE:敏感肌で乾燥肌なので、季節に関係なくクリームやオイルを肌が艶々になるぐらいたっぷり塗布します。秋冬はオイルを塗ってからシートパックを毎日していますね。シートパックは「メディヒール(MEDIHEAL)」「アビブ(ABIB)」など、保湿効果が高いので韓国コスメブランドを愛用しています。朝はシートパックをした後に、「ニールズヤードレメディーズ(NEAL'S YARD REMEDIES)」の化粧水“フェイシャルミストFH”、「エッフェオーガニック(F ORGANICS)」の乳液“ブライトニングミルク”、日焼け止め“UVプロテクトミルク50プラス”の順で使うのがルーティンですね。

WWD:メイクのこだわりは?

SUMIRE:ベースメイクはファンデーションをあまり使用せず、日焼け止めの後に気になる箇所に「ビズゥ(BISOU)」のコンシーラーでカバーし、フェイスパウダーで仕上げています。カラーメイクは普段アイラインを主張するような強い印象は好まず、マスカラとチークだけにとどめることが多いですね。カラーマスカラが好きで、赤やオレンジ、白などを選びます。最近お気に入りのチークは「ナーズ(NARS)」の“アフターグロー リキッドブラッシュ”(色番02799)で、リキッドタイプなんですが、指でなじませるとすごくナチュラルな仕上がりになるんですよ。アイシャドウを使う場合は「シャネル(CHANEL)」の商品を愛用しています。

WWD:「WWDBEAUTY」12月25日号の表紙はSUMIREさんの赤い髪を生かし、赤の世界で統一した。ヘアスタイル・ヘアケアのこだわりについては。

SUMIRE:少し前の髪色はピンクだったのですが、退色が進み新しい色を美容師さんに相談したら赤が似合うのでは?とアドバイスをもらい、赤を選びました。髪色をキープするために「ソマルカ(SOMARCA)」の“カラーシャンプー”や“カラーチャージ”を使いますが、ドラッグストアなどで購入した商品も日常的に使っています。セットには、「オーウェイ」のヘアオイル“グロッシーネクター”がイチオシです。軽いつけ心地で使いやすいですね。

WWD:「WWDBEAUTY」やビューティ誌のベストコスメは気になる?

SUMIRE:「WWDBEAUTY」2023年上半期の紙面を見ると自分が使っていたり、知っていたりする商品がわりと掲載されていたので親近感が湧きました。ベスコスを獲得した商品を店舗で見ることもあり気になったりしますが、肌が敏感なため自分に合うかは未知数なんです。新しい商品を試す際は、まずインスタやXでワード検索します。「コスメ、評判がいい、肌にいい」などで検索し、そこから気になる商品を調べ、百貨店やドラッグストアに行き、タッチアップしたりしています。

WWD:今後取り入れたいコスメは?

SUMIRE:ミストタイプ化粧水ですね。きめ細かいミストの方が肌への浸透や保湿力が高いという記事を目にするので、乾燥肌の持ち主としては気になります。自分に合うミスト化粧水を探してみたいですね。韓国ブランドではシカ成分を配合している商品が多いので注目しています。


Cover’s Makeup point

村上綾/メイクアップアーティスト

表紙のSUMIREさんの肌は、ベストコスメを受賞した商品を多用して表現しました。ベースは作った肌というより整えられた肌を意識し、パウダーを塗布することで1枚ベールをまとったようなセミマット肌に仕上げました。目元はベージュなどニュアンスカラーが多いので、ブラウンベージュを太めのブラシでアイホール全体と下瞼に。陰影をつけ目に深みをだした後に、ラメをポイント使い。ラメは小さいストーンを若干混ぜ、きれいにあしらうより散らす感じに。チークは血色感を演出する程度でとどめ、ファッションとのリンクも考えダークチェリーのリップで締めた印象にしました。髪はあえてシンプルなストレートヘアにしています。


使用アイテム
アイシャドウ:「シャネル」“レ キャトル オンブル ビザンス”(318)、アイブロウ:「セザンヌ」“超細芯アイブロウ”(06)、リップ:「ケイト」“リップモンスター”(05)、パウダー:「ナーズ」“ライトリフレクティングセッティングパウダー プレスト N”

衣装
ニット11万8800円/モトヒロ タンジ(エスティーム プレス 03-5428-0928)、中に着たカーディガン7万9200円/フェティコ(ザ・ウォール ショールーム 03-5774-4001)、ピアス7200円/トゥワクリム(エスタードジャパン 03-5413-4807)、タイツ、シューズ/共にスタイリスト私物

ART DIRECTION : RYO TOMIZUKA
MODEL : SUMIRE
PHOTOS : MASAYA TANAKA(TRON)
HAIR & MAKEUP : AYA MURAKAMI
STYLING : MASUMI YAKUZAWA(TRON)
DESIGN : JIRO FUKUDA

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「WWDBEAUTY 2023下半期ベストコスメ」 新商品 スタイリング剤・ヘアケア部門1位は「リファ」「ロクシタン」「プロダクト」

「WWDBEAUTY 2023下半期ベストコスメ」
を発表!

「WWDBEAUTY」は、百貨店・セミセルフ、バラエティー・ドラッグストア、ECで2023年下半期(5~10月)に売れた商品を調査。この期間に発売された新商品(NEW PRODUCT)のベスト3と、新商品だけでなく既存品を含めた総合(HERO PRODUCT)のベスト3を紹介する。

新商品の百貨店・セミセルフで首位に輝いた「ロクシタン(L'OCCITANE)」の“薬用 メディカル アンチヘアロスセラム”はブランド初の薬用育毛剤で、「単品も欠品が続くほど人気」「紫外線や髪の乾燥対策に顧客が関心を示し、シャントリよりも人気に」などの声が聞かれるほど高い支持を得た。ドラッグストア・バラエティーショップでは、「熱から髪の毛を守りながらスタイリングできる特徴が多くのお客さまに支持されている」と言う「リファ(REFA)」の“ロックオイル”が首位。ECは「ザ・プロダクト(PRODUCT)」の新商品、“スタイリングミルク”が1位に輝き、「“うるさらヘア”を長時間キープしてくれる」と好評だった。

「WWDBEAUTY」2023年下半期ベストコスメ:新商品スタイリング剤・ヘアケア部門

百貨店・セミセルフ

「WWDBEAUTY」2023年下半期ベストコスメ・百貨店・セミセルフ

1位
“薬用 メディカル アンチヘアロスセラム”

「ロクシタン(L'OCCITANE)」

「WWDBEAUTY」2023年下半期ベストコスメ:新商品スタイリング剤・ヘアケア部門

自然由来成分を99%配合した二層式の薬用育毛美容液。10年もの年月をかけてブランド初の育毛剤を開発。さまざまなストレスやホルモンの変化などによって生じる、薄毛や抜け毛の悩みに植物の力で応える。【医薬部外品】(50mL、5280円)

\ バイヤーズコメント /

「ブランド初の育毛剤が医薬部外品で登場するとあって注目度は高く、さっぱりした使用感も好評」(南木由美・髙島屋日本橋店 販売第1部 ストアマーチャンダイザー)と言い、売り上げが伸長した。

2位
“ホワイトコスモス ヘアバーム”

「シロ」

「WWDBEAUTY」2023年下半期ベストコスメ:新商品スタイリング剤 ホワイトコスモス ヘアバーム シロ

芳しいホワイトコスモスの香りを持たせたヘアバーム。艶やかさと束感を出し、動きも加えてナチュラルに仕上げる。アウトバスのヘアトリートメントとしても重宝する。(40g、3410円※限定販売)

\ バイヤーズコメント /

「人気の香りのヘアオイルに、発売前から顧客からの問い合わせが多数あった」(藤沢陽子・東急百貨店 ファッション雑貨事業部 ビューティー自主MD部 ビューティー担当バイヤー)とコメントするほど注目を浴び、完売した。


※現在は販売終了

2位
“ヘアミルク ホワイトフローラル”

「ジルスチュアート ビューティ(JILL STUART BEAUTY)」

「WWDBEAUTY」2023年下半期ベストコスメ:新商品スタイリング剤 ヘアミルク ホワイトフローラル ジルスチュアート ビューティ(JILL STUART BEAUTY)

乾燥や紫外線のダメージをケアし、ドライヤーの熱からガードするヘアミルク。髪の一本一本に潤いを与え、潤いのあるしなやかな質感へと導く。植物由来の内部補修成分と天然由来キューティクル補修成分を配合。ピュアで甘やかな香りも人気。(100mL、2750円)

\ バイヤーズコメント /

温品龍・そごう・西武 リーシング本部 リーシング一部 コスメ担当は「『ジルスチュアート』のヘアケアシリーズユーザーが、シリーズで購入されるケースも目立つ」と述べ、ブランドへの揺るぎない信頼も好調を支える。

バラエティー・ドラッグストア

「WWDBEAUTY」2023年下半期ベストコスメ・バラエティー・ドラッグストア

1位
“リファロックオイル”

「リファ(REFA)」

「WWDBEAUTY」2023年下半期ベストコスメ:新商品スタイリング剤 リファロックオイル  リファ(REFA)

パッケージを新たに人気作がアップデート。高揚感と多幸感を使うたびに感じるデザインを目指し、“ロックオイル”をリニューアルしてシリーズを5品に増やして拡充した。(100mL、2640円)

\ バイヤーズコメント /

「軽やかな使い心地で、ニュアンススタイルや前髪・おくれ毛などのポイント使いにも人気」(加藤悠里・プラザスタイル 商品二部 H&B課 課長)、「9月から『ショップイン』でも取り扱い開始。すでに認知が高いこともあり、新規とリピーターのどちらのお客さまにも売れている。セットのキープ力や髪のまとまり、艶感など『これでないとダメ』との声も聞く」(舩津久子・東京ドーム ショップイン 商品開発主任)と言う。

2位
“前髪リセットパウダー”

「リーゼ(LIESE)」

「WWDBEAUTY」2023年下半期ベストコスメ:新商品スタイリング剤  前髪リセットパウダー リーゼ(LIESE)

ベタついて束になった前髪を瞬時に整え、サラサラした美しい状態へ導く。テカリを抑える皮脂高吸着処方がサラサラの髪に。透明感のあるパウダーは、白浮きすることのない仕上がりを目指した。顔のテカリの抑制や、付けすぎたヘアオイルを補正する時にも使用できる。(5g、1340円※編集部調べ、限定販売)

\ バイヤーズコメント /

「ポンポンするだけで前髪が秒で復活すると話題」(富田美貴子・MCCマネジメント 商品部化粧品課)と話す。

3位
“キンモクセイ マトメイク スティック4.0”

「アンドハニー(&HONEY)」

「WWDBEAUTY」2023年下半期ベストコスメ:新商品スタイリング剤 キンモクセイ マトメイク スティック4.0 アンドハニー(&HONEY)

「アンドハニー(&HONEY)」
ハチミツ美容ブランドの人気のヘアスティック。前髪やうねり、あほ毛などをスピーディーにケア。白残りや液垂れに考慮した設計で、ダメージや嫌な臭いから髪をガードする。(1078円)

\ バイヤーズコメント /

「毎年限定発売する。朝はメイクの仕上げ、日中は化粧直し、夜はスキンケアの最後の素肌ケアにと幅広く使える」(富田美貴子・MCCマネジメント 商品部化粧品課)。

EC

「WWDBEAUTY」2023年下半期ベストコスメ・EC

1位
“スタイリングミルク”

「ザ・プロダクト(PRODUCT)」

高い保湿力を与え、髪のうねりや広がりを抑制。植物由来のヒートプロテクト成分を配合し、ドライヤーの熱ダメージから守る。スキンケア処方で手洗い不要の処方。(100g、2420円)

\ バイヤーズコメント /

「オイルやバームよりもナチュラルに仕上げたいニーズに応えた新商品。“うるさらヘア”を長時間キープする」(木暮彩子・ZOZO カテゴリ推進部コスメブロック ブロック長)。

2位
“デューイー スタイリング オイル”

「オサジ(OSAJI)」

「WWDBEAUTY」2023年下半期ベストコスメ:新商品スタイリング剤  デューイー スタイリング オイル オサジ(OSAJI)

ブランド初のヘアスタイリングシリーズが登場。シリーズの3アイテムの中でもノンシリコンのヘアオイルが人気を集めた。あらゆる髪質や長さに合わせた設計で、さらりとした軽い質感で均一にオイルを髪に届ける。広がりや乾燥、ダメージの気になる髪のスタイリングベースとしても活躍。(100mL、3960円)

2位
“薬用 メディカル アンチヘアロスセラム”

「ロクシタン(L'OCCITANE)」

「WWDBEAUTY」2023年下半期ベストコスメ:新商品スタイリング剤 薬用 メディカル アンチヘアロスセラム ロクシタン(L'OCCITANE)

自然由来成分を99%配合した二層式の薬用育毛美容液。10年もの年月をかけてブランド初の育毛剤を開発。さまざまなストレスやホルモンの変化などによって生じる、薄毛や抜け毛の悩みに植物の力で応える。【医薬部外品】(50mL、5280円)

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10名様にプレゼント!

「WWDBEAUTY 2023下半期ベストコスメ」を受賞した厳選アイテムを10名様にプレゼントします。トレンド感のある表情に導くメイクアップアイテムや、家族やパートナーとシェアして使えるユニセックススキンケアアイテムなど、総額3万円前後のキットをご用意しました。“本当に”売れたコスメをお試しいただき、ぜいたくなひとときをお過ごしください。

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応募要項

・「WWDJAPAN.com」の会員登録が必要です。
・メルマガ会員の方も「WWDJAPAN.com」の新規会員登録が必要です。会員登録のうえ、
下記、応募フォームよりご応募ください。

応募期間

12/19(火)〜2024/1/22(月)10:00

注意事項

・賞品のお届け先は日本国内の方に限らせていただきます。
・応募はお一人様1回のみ有効となります。
・応募者多数の場合は抽選により当選者を決定いたします。
・抽選結果に関するお問い合わせはお受けできません、ご了承ください。
・当選者の発表は、賞品の発送をもって代えさせていただきます。当選者の住所及び転居先不明、または長期不在などの理由によりプレゼントをお届け出来ない場合は当選を無効とさせていただきます。
・個人の属性等、アンケート項目への回答は、統計処理した集計値としてのみ使用いたします。
・当選権利の交換・換金、また第三者への譲渡・転売はできません。
・当社の判断で応募条件を満たさないと考えられる場合や、応募に関して不正な行為があった場合、当選を取り消させていただく場合がございます。
・本キャンペーンのご応募時に発生するインターネット接続料、パケット通信料などの諸経費は応募者のご負担となります。
・本キャンペーンへの参加は、応募者自らの判断と責任において行うものとし、応募に際して応募者に何らかの損害が生じた場合、当社の故意または重過失に起因するものを除きその責任を一切負いません。
・複数のアカウントによる同一人物の応募は無効とさせていただきます。
・当選者の個人情報は、当キャンペーンに関するご連絡および賞品発送にのみ使用いたします。法令により開示を求められた場合を除き、応募者の同意なしに第三者に対して開示・提供することはありません。この点については、下記プライバシーポリシーをご参照ください。
・詰め合わせセットの内容は予告なく変更される可能性があります。あらかじめご了承ください。
プライバシーポリシーはこちら

PHOTO:KOUICHI IMAI
TEXT:AKIRA WATANABE

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「WWDBEAUTY 2023下半期ベストコスメ」 総合 スタイリング剤・ヘアケア部門1位は「リファ」「ディオール」

「WWDBEAUTY 2023下半期ベストコスメ」
を発表!

「WWDBEAUTY」は、百貨店・セミセルフ、バラエティー・ドラッグストア、ECで2023年下半期(5~10月)に売れた商品を調査。この期間に発売された新商品(NEW PRODUCT)のベスト3と、新商品だけでなく既存品を含めた総合(HERO PRODUCT)のベスト3を紹介する。

総合は、「ディオール(DIOR)」の“ミス ディオール ヘアミスト”が百貨店・セミセルフで首位。上半期もランクインしたヒット作について「オイルスタイリングの人気も継続して高く、不動の人気」との声。バラエティー・ドラッグストアとECの首位は常連の「リファ(REFA)」で、上半期から継続して人気を誇る“ロックオイル”に決まった。「SNSで仕上がりの良さが話題に」と言い、新商品でのランキングを含めると3つのカテゴリーで首位という結果だった。

「WWDBEAUTY」2023年下半期ベストコスメ:総合

百貨店・セミセルフ

「WWDBEAUTY」2023年下半期ベストコスメ・百貨店・セミセルフ

1位
“ミス ディオール ヘアミスト”

「ディオール(DIOR)」

「WWDBEAUTY」2023年下半期ベストコスメ:総合スタイリング剤・ヘアケア部門 ミス ディオール ヘアミスト ディオール(DIOR)

22年下半期は3位、上半期は2位に続き、ついに首位を獲得した人気のヘアミスト。ふわりと軽いミストが、フレッシュでみずみずしい香りで髪にベールをかける。外的ストレスやダメージから守るケア効果も備えた処方も特長。(30mL、5940円)

\ バイヤーズコメント /

横手くるみ・阪急阪神百貨店 博多阪急 服飾品営業部 ビューティー・リラクシング マネージャーは「人気の香りを手軽な価格で購入できるため、自家需要でもギフトでも人気」とコメント。

2位
“オーセンティック オイル”

「ダヴィネス(DAVINES)」

「WWDBEAUTY」2023年下半期ベストコスメ:総合スタイリング剤・ヘアケア部門 オーセンティック オイル ダヴィネス(DAVINES)

自然の恵みを封じ込めたマルチパーパスのオイル。ヘア・フェイス・ボディーにあらゆるケアで活躍するロングセラーアイテム。抗酸化力と保湿力に優れたオーガニック由来のホホバオイルなどをブレンドして配合。トレンドのウェットスタイルも簡単に仕上げる。(140mL、5940円)

\ バイヤーズコメント /

「定番リピーター多数のため」(小林恵・大丸松坂屋百貨店 MDコンテンツ開発第2部 ビューティ&ウェルネス アミューズボーテ担当バイヤー)、「インスタグラム、口コミからの指名買いが多数」(南瀬奈・大丸神戸店化粧品担当サブマネージャー)と言い、「WWDBEAUTY」のベストコスメでも常連だ。

3位
“サボン ヘアオイル”

「シロ(SHIRO)」

「WWDBEAUTY」2023年下半期ベストコスメ:総合スタイリング剤・ヘアケア部門 サボン ヘアオイル シロ(SHIRO

爽やかなフルーツが香る、清潔感漂う石けんをイメージした“サボン”。クランベアビシニカ種子油(保湿)が乾燥した髪に潤いと艶を与えながらしなやかに整える。(30mL、3201円)

\ バイヤーズコメント /

「人気No.1の香りのヘアオイル」(黒川延重・ 大丸松坂屋百貨店 営業1部 化粧品担当 マネージャー)、「シリーズ商品と合わせて愛用される方が多数。ヘアだけでなくハンドケアにも使用可能なところが人気を集めている」(藤沢陽子・東急百貨店 ファッション雑貨事業部 ビューティー自主MD部 ビューティー担当バイヤー)と好評のヘアオイル。

バラエティー・ドラッグストア

「WWDBEAUTY」2023年下半期ベストコスメ・バラエティー・ドラッグストア

1位
“リファロックオイル”

「リファ(REFA)」

「WWDBEAUTY」2023年下半期ベストコスメ:総合スタイリング剤・ヘアケア部門 リファロックオイル リファ(REFA)

パッケージを新たに人気作がアップデート。高揚感と多幸感を使うたびに感じるデザインを目指し、“ロックオイル”をリニューアルしてシリーズを5品に増やして拡充した。(100mL、2640円)

\ バイヤーズコメント /

「ヘアスタイルを固めずに“ロック”してくれる。仕上がりの良さがSNSで話題に」(加藤悠里・プラザスタイル 商品二部 H&B課 課長)、「熱から髪の毛を守りながらスタイリングできる特徴が多くのお客さまに支持されている」(横山大樹・アイスタイルリテール 店舗カンパニー MDグループ)と言い、高い支持を得た。

2位
“ヘアワックス”

「ザ・プロダクト(PRODUCT)」

「WWDBEAUTY」2023年下半期ベストコスメ:総合スタイリング剤・ヘアケア部門 ヘアワックス ザ・プロダクト(PRODUCT)

ベストコスメの常連のヘアワックス。肌やリップ、ネイルなどの全身をケアするマルチバーム。適度なホールド力を備えた処方は、髪を艶やかに整えながら束感や濡れ感などのスタイリングに使用できる。(42g、2178円 )

\ バイヤーズコメント /

「100%自然由来原料オーガニックワックスで、手が荒れやすい人でも使える」(髙野真季・ハンズ広報部)」、「定番の人気アイテム。引き続き軽いセットのダウンスタイルが主流の中で好調な売り上げをキープ」(舩津久子・東京ドーム ショップイン 商品開発主任)などの声がロングセラーを支える。

3位
“エッセンスインヘアミルク”

「オルビス(ORBIS)」

「WWDBEAUTY」2023年下半期ベストコスメ:総合スタイリング剤・ヘアケア部門 エッセンスインヘアミルク オルビス(ORBIS)

傷んだ髪を芯まで補修する、洗い流さないトリートメント。テクニック不要で、ダメージケアと美髪ケアをダブルアプローチする。高保水ミルクに浸透美容液成分を包む、美容液インミルクを採用。(140g、1320円)

\ バイヤーズコメント /

「SNSで話題。アルコールフリー・無香料の処方は、手持ちのオイルと組み合わせて使いやすいと好評」(加藤悠里・プラザスタイル 商品二部 H&B課 課長)、「プチプラで高品質を理由にバズったアイテム。髪悩みがある方は特にミストよりヘアミルクを支持している。ミストに続き、ロングセラーになりそう!」(舩津久子・東京ドーム ショップイン 商品開発主任)

EC

「WWDBEAUTY」2023年下半期ベストコスメ・EC

1位
“リファロックオイル”

「リファ(REFA)」

「WWDBEAUTY」2023年下半期ベストコスメ:総合スタイリング剤・ヘアケア部門 リファロックオイル リファ(REFA)

パッケージを新たに人気作がアップデート。高揚感と多幸感を使うたびに感じるデザインを目指し、“ロックオイル”をリニューアルしてシリーズを5品に増やして拡充した。(100mL、2640円)

\ バイヤーズコメント /

木暮彩子・ZOZO カテゴリ推進部コスメブロック ブロック長は「同ブランドのヘアアイロンと併せて使用するユーザーが多い。名前の通りヘアスタイルをロックしてくれる、と好評」との声により、20年の誕生以来愛され続ける。

2位
“エッセンスインヘアミルク”

「オルビス(ORBIS)」

「WWDBEAUTY」2023年下半期ベストコスメ:総合スタイリング剤・ヘアケア部門 エッセンスインヘアミルク オルビス(ORBIS)

傷んだ髪を芯まで補修する、洗い流さないトリートメント。テクニック不要で、ダメージケアと美髪ケアをダブルアプローチする。高保水ミルクに浸透美容液成分を包む、美容液インミルクを採用。(140g、1320円)

\ バイヤーズコメント /

「SNSで話題になったことが人気に火を付けた」(浦田望・アイスタイルリテール ECカンパニー 副カンパニー長)、「タオルドライ後の毛先に使用し、ドライヤーで乾かすと程よくしっとり、指通りも良く、時間が経てばサラサラになるので気に入っているなどのコメントが数多あった」(アマゾン担当者)など、レビューでの高い評価が追い風となった。

3位
“ハードゼリー”

「ロレッタ(LORETTA)」

「WWDBEAUTY」2023年下半期ベストコスメ:総合スタイリング剤・ヘアケア部門 ハードゼリー ロレッタ(LORETTA)

多くの人のヘアスタイルを支え続けるロングセラーアイテムは、人気美容室「ガーデン(GARDEN)」が開発協力して09年9月に誕生した。さまざまなヘアスタイルを簡単に作れ、リスタイリングできるベタつかないウォーターベースのスタイリングゼリー。(300g、2200円)

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「WWDBEAUTY 2023下半期ベストコスメ」を受賞した厳選アイテムを10名様にプレゼントします。トレンド感のある表情に導くメイクアップアイテムや、家族やパートナーとシェアして使えるユニセックススキンケアアイテムなど、総額3万円前後のキットをご用意しました。“本当に”売れたコスメをお試しいただき、ぜいたくなひとときをお過ごしください。

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12/19(火)〜2024/1/22(月)10:00

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・個人の属性等、アンケート項目への回答は、統計処理した集計値としてのみ使用いたします。
・当選権利の交換・換金、また第三者への譲渡・転売はできません。
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・本キャンペーンのご応募時に発生するインターネット接続料、パケット通信料などの諸経費は応募者のご負担となります。
・本キャンペーンへの参加は、応募者自らの判断と責任において行うものとし、応募に際して応募者に何らかの損害が生じた場合、当社の故意または重過失に起因するものを除きその責任を一切負いません。
・複数のアカウントによる同一人物の応募は無効とさせていただきます。
・当選者の個人情報は、当キャンペーンに関するご連絡および賞品発送にのみ使用いたします。法令により開示を求められた場合を除き、応募者の同意なしに第三者に対して開示・提供することはありません。この点については、下記プライバシーポリシーをご参照ください。
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PHOTO:KOUICHI IMAI
TEXT:MISA KOTAKE

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「スナイデル ビューティ」がECで躍進 「WWDBEAUTY 2023下半期ベストコスメ」を考察


「WWDJAPAN」12月25日号の付録「WWDBEAUTY」とニュースサイト「WWDJAPAN.com」では、「2023年下半期ベストコスメ」を発表している。2023年下半期は、百貨店・セミセルフやバラエティーショップ・ドラッグストア、ECポータルサイト38店舗の協力を得て5〜10月に売れた商品をリサーチし、新商品(ニュープロダクト)と総合(ヒーロープロダクト※新商品も含む)を表彰。14カテゴリーのトップ3が出そろった。

「ECでヒット」から店頭販売を始めるケースも

今期は「アットコスメ(@COSME)」「アマゾン(AMAZON)」「ゾゾコスメ(ZOZOCOSME)」「デパコ(DEPACO)」「Yahoo!ショッピング」の協力のもとECチャネルの売り上げランキングを発表した。バラエティーショップのバイヤーからは「ECでヒットした商品が店頭販売開始し、売り上げを伸ばしている」という声が聞かれるように、ECでの売れ行きがリアル店舗の陳列にも影響する。また、SNSで話題になった瞬間に売り上げに反映されるタイムリーさもECチャネルの特徴だ。ここでは、今期のECチャネルの傾向を振り返る。

「スナイデル ビューティ」が「ゾゾ」で躍進

ファッションブランド「スナイデル(SNIDEL)」から生まれたコスメブランド「スナイデル ビューティ(SNIDEL BEAUTY)」が売り上げを伸ばした。新商品アイメイク部門の1位に輝いた“フェイス スタイリスト”(新2色、各6380円)は、特にファッション通販サイト「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」のビューティ専門モールである「ゾゾコスメ」で好調だった。木暮彩子・ZOZO カテゴリ推進部コスメブロック ブロック長は「アイシャドウパレットは発売前からSNSで話題に。2022年記録的にヒットした限定カラー“01 Iconic Beige”が待望の定番化ということで、急速に売れた」と話した。

「リファ」は高価格帯でも全チャネルで強い

今期のべ15アイテムが入賞し、ブランド別入賞数で1位となった「リファ(REFA)」は、美容機器・ツール部門だけでなくヘアケアアイテムなど周辺アイテムも高評価を得た。“ストレートアイロン プロ”はECと百貨店・セミセルフの両方で、パッケージを刷新した“ロックオイル”はECとバラエティー・ドラッグストアの両方で首位を獲得し、チャネルを横断した人気商品をそろえる。

「ナーズ」“リフ粉”はECチャネルで常に上位

“リフ粉”の愛称で親しまれる「ナーズ(NARS)」“ライトリフレクティングセッティングパウダー プレスト N”は、ECチャネルのランキングで常に上位に入賞する。「レギュラーサイズ、ミニサイズともに常に売れ続けている“リフ粉”。とにかく人気が高くリピーターが多い印象」(時井統子・大丸松坂屋百貨店 MDコンテンツ開発第2部 ビューティ&ウェルネス DEPACO担当バイヤー)とコメントがあるように、店頭に行かずとも買い続けるリピーターの存在が売り上げを支える。

「コスメデコルテ」「ケイト」「ファンケル」根強いベストセラー

百貨店やドラッグストアでも例年ランクインするベストセラーアイテムはECでも好調だ。大谷翔平を起用した広告で話題を呼んだ「コスメデコルテ(DECORTE)」“リポソーム アドバンスト”シリーズをはじめ、高発色で落ちにくいと好評の「ケイト(KATE)」“リップモンスター”、「ファンケル(FANCL)」“マイルドクレンジングオイル”などの入賞が続く。バイヤーからは高い効果実感に信頼を寄せるコメントが多かった。さまざまな傾向が横断して見られるECチャネルでの来期の動向にも期待したい。

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ドラバラは「ヴィセ」など粘膜リップが好調 韓国ブランドも台頭 「WWDBEAUTY 2023下半期ベストコスメ」を考察

「WWDJAPAN」12月25日号の付録「WWDBEAUTY」とニュースサイト「WWDJAPAN.com」では、「2023年下半期ベストコスメ」を発表している。2023年下半期は、百貨店・セミセルフやバラエティー・ドラッグストア、ECポータルサイト38店舗の協力を得て5〜10月に売れた商品をリサーチし、新商品(ニュープロダクト)と総合(ヒーロープロダクト※新商品も含む)を表彰。14カテゴリー(総合は13カテゴリー)のトップ3が出そろった。

粘膜、ティントリップに支持

バラエティー・ドラッグストアでもマスク自由化でリップは好調だ。新商品1位の「オペラ(OPERA)」“リップティントN”は高発色で色持ちが良く、透け感も楽しめるティントタイプ。2、3位の「ヴィセ(VISEE)」“ネンマクフェイク ルージュ”、「アンドビー(&BE)」“シアーリップ”は「粘膜のような色と艶、乾燥しないと発売直後から人気」とのバイヤーの声もあるように、本来持つ唇の色を美しく演出するようなカラーに票が集まった。一方、総合の1位は21年に発売して以来、好調が続く「ケイト(KATE)」“リップモンスター”が首位をキープ。色が落ちにくく、付けたてそのままで持続する機能性に多くの女性を引き付けたが、下半期はトレンドの粘膜系であるヌーディな色調に人気が集中した。

アイメイクは韓国ブランドが2冠

23年下半期は韓国コスメが数多くランクインし勢いを感じるが、スキンケアだけでなくアイメイクも同様だ。新商品、総合とも1位は「ウォンジョンヨ(WONJUNGYO)」。TWICE専属で韓国のメイクアップアーティスト、ウォン・ジョンヨが監修した日韓共同開発のメイクブランドとして22年10月にデビュー。公式サイトで先行発売した全商品が即日完売するなど好調なスタートを切り、その流れが継続している。新商品ではウォン・ジョンヨ氏が得意とする涙袋メイクができるアイシャドウ“デイリームードアップパレット”、総合ではトレンドの束感を演出できるマスカラ“ヌードアイラッシュ”が首位を獲得した。

美容機器・ツールはメイクブラシ人気が定着

百貨店に比べると手の出しやすい価格が多いバラエティー・ドラッグストアの特性から、美容機器・ツール部門もメイクブラシのランクイン率が高い。新商品1位こそ、ヘアブラシだったが、2、3位は「ロージーローザ(ROSYROSA)」の“マルチユースブラシ〈フェイス〉” 、“マルチユースブラシ〈ポイント〉”が獲得。いずれもマルチに使用できる汎用性の高さと安定感のある持ち手に高評価を得ている。総合3位には、「ケイト」“コンシーラーブラシ”が入った。極細毛のファンデーション・コンシーラー用ブラシで、「リキッドファンデーションを筋ムラなく均一に伸ばせるとSNSで話題になり人気」とのバイヤーの声。

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百貨店はベースメイク「スック」が健闘 「ナーズ」「ディオール」で粘膜系リップも人気 「WWDBEAUTY 2023下半期ベストコスメ」を考察


「WWDJAPAN」12月25日号の付録「WWDBEAUTY」とニュースサイト「WWDJAPAN.com」では、「2023年下半期ベストコスメ」を発表している。2023年下半期は、百貨店・セルセルフやバラエティー・ドラッグストア、ECポータルサイト38店舗の協力を得て5〜10月に売れた商品をリサーチし、新商品(ニュープロダクト)と総合(ヒーロープロダクト※新商品も含む)を表彰。14カテゴリー(総合は13カテゴリー)のトップ3が出そろった。

マスク自由化でベース・リップメイクが好調

百貨店チャネルでは、23年上半期に続きマスク自由化によりこれまでマスクで隠れていたため手を抜くことも多かったベース・リップメイクが好調を維持する。ベースメイクは薄付きでカバー力があり美容成分も配合しているファンデーションや崩れにくさを維持するためのベースメイクやフィニッシングパウダーなどがランクインした。「スック(SUQQU)」“ザ ルース パウダー”が象徴的で、百貨店のほかECでも新商品で1位を獲得した。総合では2、3位が「エレガンス(ELEGANCE)」“ラ プードル オートニュアンス リクスィーズ”、“ラ プードル オートニュアンス”がランクイン。いずれも化粧崩れを抑え、さらさらの仕上がりがキープできると支持を集めた。リップメイクはカラーリップの復調が継続するも、上半期が発色の良さを追求した商品が多かったことに対し、下半期は自らの唇の色を美しく見せる粘膜リップ系が目立った。新商品1位の「ナーズ(NARS)」“アフターグロー センシュアルシャイン リップスティック”は「血色感を与えるカラーが人気」というバイヤーの声もあった。

ロングセラーアイテムは根強い人気

新商品、総合ともブランドを代表するロングセラーアイテムが数多くランクインした。新商品のクレンジング・洗顔、美容液、乳液・クリームなどのカテゴリーでは、長年顧客から支持を得ているアイテムを刷新し、従来のイメージや使用感を損なわず機能面をアップしたことで新客も獲得し売り上げを伸ばした。クレンジング・洗顔料の新商品1位「シュウ ウエムラ(SHU UEMURA)」“アルティム8∞ スブリム ビューティ クレンジング オイルn”は6年ぶり、美容液の新商品1位の「アルビオン(ALBION)」“エクラフチュール t”は5年ぶりに進化し話題を喚起した。

新商品で新設したコフレ部門

23年下半期に新設したコフレ部門で首位に輝いた「ポーラ(POLA)」の“リンクルショット スペシャル トリオ ボックス”は、「単品のビッグサイズ以外のコフレ・キットでは『ポーラ』が上位を独占」、「“メディカル セラム”(現品)とコフレのみのシートマスクが入っており、“リンクルショット”ファンによる購入が大きい」などのバイヤーの声があるように売り上げを伸ばした。2位の「ジルスチュアート ビューティ(JILL STUART BEAUTY)」はアイカラーやチークといった人気アイテムのほか雲モチーフのキルティングポーチが若年層の心を若い層を中心に引きがあった。同率2位の「SK-Ⅱ」は「メゾンキツネ(MAISON KITSUNE)」のコラボパッケージが好評で、ホリデー期間でしか手に入らないもの、特別感の高いものが多くの関心を集めた。

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【2024年春コスメ】「キス」の次世代ティント“リップアーマー”にローズ&モーヴピンクが登場

伊勢半のコスメブランド「キス(KISS)」は2024年2月16日、“ツヤ×うるおい×落ちにくい”の3つの仕上がりがかなうリップティント“リップアーマー”(全9色うち新1色、各1430円)から新色のローズと、限定色のモーヴピンクを発売する。

“リップアーマー”は、唇に塗布してから約5分待つと色映りしにくくなる新処方の“透明ジェル膜”を採用したウォーターティント。みずみずしい使用感が特徴で、唇の潤いをキープする美容液成分も配合している。

新色の“09 フレンチココ”は上品なくすんだローズで、少女のような気品と艶っぽいセンシュアルな雰囲気をまとえる。限定色の“07 星屑シノワズリ”は、繊細なラメがきらめくモーヴピンクに仕上げた。

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「レブロン」のティントリップに新作が登場 “ケア”と“プランプ”をプラス

「レブロン(REVLON)」は2024年1月22日、スキンケア発想のウォーターベースティントリップ“レブロン ジェリー ティント リップ セラム”(全4色、各1540円)を発売する。

本商品は2022に発売した“レブロン ジェリー ティント リップカラー”の新シリーズで、そこに“ケア”と“プランプ”効果をプラスした。フレッシュなカラーが落ちにくいだけでなく、美容液成分配合でうるおいが長く続き、快適なつけ心地なのが特徴。またプランパー効果により、ぷるんとボリューミーでツヤやかな唇に仕上げる。

カラーは日本人の肌色に合わせて開発された全4色。ミルキーなヌードピンクの“001ストロベリーミルク”、深みのあるブラウンレッドの“002レーズン”、フレッシュなブライトピンクの“005ドラゴンフルーツ”、落ち着いたブラウンベージュの“006パーシモン”をラインアップする。

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初代「令和のカリスマ」村岡さん、バロックを年内で退社へ

販売員コンテスト「スタッフ・オブ・ザ・イヤー(STAFF OF THE YEAR)」の2021年の初代グランプリの村岡美里さんが、年内で所属先のバロックジャパンリミテッドを退社する。自身のインスタグラムアカウント(@misato_muraoka)で明かした。

村岡さんは2021年に当時「リエンダ」福岡ソラリアプラザ店の販売員時代の2021年8月、7万人が参加した販売員コンテスト「スタッフ・オブ・ザ・イヤー」でグランプリを獲得。初代「令和のカリスマ販売員」として同年には、バロックジャパンリミテッドの本部所属のSNSインフルエンサーとして社内のSNS講習や、ここ最近はユーチューブチャンネルの出演・運営を行っていた。

村岡さんは「入社してちょうど10年目の節目、次の挑戦に向けて、卒業させて頂くことになりました。ショップ店員、店長などの現場から、本社に移り、接客教育、SNS担当まで、先輩後輩に恵まれ、本当に多くの経験をさせて頂きました」とコメント。

今後については、「実はまだ、具体的なことは決まっておらず笑。あまり器用ではない性格なので、10年間、目の前の仕事で成長することばかり考えてきたので、同じように熱量を持って、全力で取り組めることを期間を半年〜1年かけて準備し、再スタートを切りたいなと考えています」とコメント。インスタグラムなどのSNSについては「SNSの発信等は今まで通り、続けますので、温かく見守って頂けたら嬉しいです」と、今後も同じアカウントでの発信を続けていく考え。

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アーバンリサーチが「にしのや」ディレクターと協業 独自開発の素材を使用したウエア

アーバンリサーチ(URBAN RESEARCH)は、「ニート(NEAT)」デザイナーおよび「にしのや」ディレクターを務める西野大士が参加するプロジェクト“TEAM N”を開始した。また1月11日に、同プロジェクトによって制作したウエアを発売し、アーバンリサーチ一部店舗で取り扱う。アーバンリサーチ公式オンラインでは、予約を受け付けている。

プロジェクト“TEAM N”では、アーバンリサーチが独自に開発した機能性素材“ユーアールテック(UR TECH)”を、西野がディレクションに加わり、第1弾アイテムを制作。“ユーアールテック”は“冬は暖かく、夏は涼しく”に加え、環境・時代の変化やファッション性も考慮し開発されている。アイテムは、古着のブレザーに着想を得たジャケット(2万9700円)、フリースシャツをボックスシルエットに落とし込んだブルゾン(2万3100円)、中綿ベスト(2万3100)、ボルダリングウエアをもとにウェービングベルト仕様にしたパンツ(1万7600円〜)などを販売する。また各アイテムには、体や外気から出た湿気や赤外線を吸収し蓄熱性を高める素材“ウルトラサーモ(ULTRA THERMO)”が使用されている。

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「アニエスベー」がピエール・エルメとコラボ バラがモチーフの限定ボックス

「アニエスベー(AGNES B.)」は、「ピエール・エルメ・パリ(PIERRE HERME PARIS)」による日本発のブランド「メード・イン・ピエール・エルメ(MADE IN PIERRE HERME)」とコラボレーションした“フルーツ&ナッツのチョコレート”を2024年2月1日に数量限定で発売する。価格は3456円で、「アニエスベー」の45店舗で販売する。

同商品は、ヘーゼルナッツミルクチョコレート、レーズンビターチョコレート、ピーナッツミルクチョコレートの3種類が入ったアソートBOX。歯ごたえの良いヘーゼルナッツとしっとりとしたレーズン、香ばしいピーナッツのそれぞれの素材と相性抜群のチョコレートを楽しむことができる。

限定パッケージは、アートディレクター・グラフィックデザイナーの大坪メイが手掛けた。「アニエスベー」のデザイナー、アニエス・トゥルブレが大好きだというバラをモチーフに千切り絵で表現した。

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「アニエスベー」がピエール・エルメとコラボ バラがモチーフの限定ボックス

「アニエスベー(AGNES B.)」は、「ピエール・エルメ・パリ(PIERRE HERME PARIS)」による日本発のブランド「メード・イン・ピエール・エルメ(MADE IN PIERRE HERME)」とコラボレーションした“フルーツ&ナッツのチョコレート”を2024年2月1日に数量限定で発売する。価格は3456円で、「アニエスベー」の45店舗で販売する。

同商品は、ヘーゼルナッツミルクチョコレート、レーズンビターチョコレート、ピーナッツミルクチョコレートの3種類が入ったアソートBOX。歯ごたえの良いヘーゼルナッツとしっとりとしたレーズン、香ばしいピーナッツのそれぞれの素材と相性抜群のチョコレートを楽しむことができる。

限定パッケージは、アートディレクター・グラフィックデザイナーの大坪メイが手掛けた。「アニエスベー」のデザイナー、アニエス・トゥルブレが大好きだというバラをモチーフに千切り絵で表現した。

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「ジーユー」、NYポップアップの手応えは? ファンタジスタ歌麻呂とNY限定商品も

ファーストリテイリング傘下の「ジーユー(GU)」は、2022年10月から米ニューヨークのソーホーで長期ポップアップショップを運営している。“GO GLOBAL”を掲げ、今年9月にはニューヨークに商品本部も構えてグローバル化を推進。ソーホーのポップアップストアについては今後、正式な店舗化の動きも見せているという。ユニクロUSAのドーン・アボツィ(Dawn Abotsi)マーケティング・マネジャーに、「ジーユー」のニューヨークでの試行錯誤や今後について話を聞いた。

ーーニューヨークに「ジーユー」のポップアップショップがオープンしてから一年が経過した。手応えは。

ドーン・アボツィ=ユニクロUSA ジーユー USマーケティング・マネジャー(以下、アボツィ):具体的な売り上げや予算比は公開していませんが、商品構成や売り場の整備、店舗サービスの強化によって、業績は好調です。また、「ジーユー」を知っていただくきっかけとしてSNSや店舗アクティビティーに注力し、集客を強化しています。この12月には、ニューヨーク在住の日本人アーティスト、ファンタジスタ歌麻呂氏とコラボレーションし、ニューヨーク店限定商品を発売しました。まだ課題はありますが、来店後の口コミがさらなる集客につながり、認知度も向上してきていると感じています。

ーー売れ筋商品について教えてほしい。

アボツィ:トレンド且つ気の利いたデザイン、品質、価格の3拍子がそろった「ジーユー」らしい商品が好調です。23年秋冬物では触り心地がよく、デザインバリエーションが豊富な”パフィータッチ”シリーズのニットや、ウールライクなコージーメルトンのコートが人気です。また、マルチウェイデザインのワンピースはさまざまな着こなしが楽しめることに加え、タイトなフィット感でニューヨークのお客さまにも受け入れられています。

通年で好調なボトムスはワイドシルエットが人気です。オフィスカジュアルにも活用できるタックワイドパンツ、ワイドジーンズ、カーゴディテールなどトレンドのデザインを押さえながら、さまざまなスタイルを楽しめるラインナップがヒットしています。日本でも人気の“ラウンドショルダーバッグ”もニューヨークで好調に動いています。
 
「ジーユー」の代表商品でもある“ヘビーウェイトスウェット”は、今シーズンからウィメンズもラインアップに加わり型数を拡大しました。品質のよさと手頃な価格で支持され、リピーターのお客さまも多い商品です。ファンタジスタ歌麻呂氏とのコラボでは、“ヘビーウェイトスウェット”の胸元に日本のポップカルチャーを代表するアニメや漫画風のアートをデザインし、ニューヨーク店限定として発売しました。

「日本の“体形カバー”発想はNYにはない」

ーー日本と北米市場の違いをどう理解し、どう調整しているのか。

アボツィ:日本とニューヨークではサイズ感(フィット)と着こなしが大きく違うと感じています。お客さまの体形も異なるため、デザインが気に入っても日本のサイズではフィットしないことがあります。追加生産の際にサイズのSKUをニューヨークのお客さまに合うように調整しています。また、日本では(コンプレックスのある箇所を隠すといった)「体形カバー」が浸透している一方で、ニューヨークでは個を尊重する文化の背景もあり、体形は隠すのではなく魅力的に見せる着こなしが浸透しています。そのため店頭のマネキンは、ニューヨークのお客さまにフィットするようにスタイリングを日本と変えています。

お客さまやニューヨークのスタッフから出た意見は、日常的に(東京の)グローバルヘッドクォーターに伝え、改善ポイントを明確にして商品開発に活かしています。同時に、9月に設立したニューヨーク商品本部のメンバーは、ニューヨーク(グローバル)市場の商品・トレンド情報を日々リサーチし、最短で商品開発に反映することにも取り組んでいます。

ーー「ジーユー」をニューヨークの客はどう受け止めているか。

アボツィ:「ユニクロ(UNIQLO)」の姉妹ブランドということで、興味を持って来店される方も多くいらっしゃいます。トレンドかつデザインに気が利いていて、他のブランドにはないようなユニークな商品がお手頃に買える、という商品へのポジティブな声もいただいています。また、SNS上ではニューヨーク以外のエリアへの出店を期待するコメントも寄せられています。

ーーニューヨークでの常設店オープンの予定は。

アボツィ:常設店の具体的な時期については現在計画中で物件も探しています。ニューヨークへの正式出店および米国での事業拡大という目標に向けて、ポップアップストアを延長し引き続き「ジーユー」がお客さまから何を期待されているのかをよく学び、今後につなげていきたいと考えています。

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「牛カツ京都勝牛」のゴリップ、2つの新業態はインバウンド客に振り切った?流行ってるよ。

【記事のポイント】 ●株式会社ゴリップ(京都市下京区、代表取締役:洪 大記氏)から、「牛カツ京都勝牛」以来のヒット業態が出るかもしれない。11月にオープンした「京都とんかつ かつ田」と「すき焼き 牛鍋力山」は、早くも外国人観光客で賑わっていた。
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「無印良品」が循環プログラム「ReMUJI」に本腰 

「無印良品」は循環プログラム「ReMUJI」に本腰を入れる。「ReMUJI」の取り扱い店舗は現在25で、2023年(8月期)の「ReMUJI」の販売数は年間3万433着。現在、特に新宿靖国通り店で好調で、「REeMUJI」全体でも昨年を上回るペースで売れており、拡大に向けて本腰を入れる。

2010年に始めた衣料品回収、再販拡大に向けた取り組み

「無印良品」は2010年に衣料品の回収を始め、まだ着用できる衣料品が多かったことから、古くから布を使い切る方法の「染め直し」から着想を得て、15年に「ReMUJI」として染め直して再販する「染め直した服」をスタート。21年秋には「洗い直した服」と回収した服を解体してつなぎ合わせる「つながる服」の販売を開始した。回収量も少なくコロナ禍ということもあり、一部店舗での販売のみだった。現在、「染め直した服」は25店舗、「洗い直した服」は6店舗、「つながる服」は1店舗で販売する。

戸村幸太(左)/産地開発部素材開発担当と大常寿典(右)/産地開発部素材開発担当課長 プロフィール

戸村は2017年入社。店長、ブロックマネージャーなど経て23年2月から現職。大常は、繊維商社や繊維メーカーを経て2021年12月入社。衣服雑貨部を経て22年9月から現職

大きく動き出したのは21年12月。産地開発部素材開発担当が「ReMUJI」を手掛けることになり、ちょうどその頃、繊維メーカーでの経験がある大常寿典・産地開発部素材開発担当課長が入社した。回収やリセール、リメイクやリサイクルは、従来のビジネススキームにはない知識が必要だ。「物流面など事業拡大への課題を抽出し解決に向けて進めていたが、ボトルネックは私に無印良品の店舗経験がなく、スピード感を持って進められないことだった」。そこで、店舗経験が豊富な戸村幸太・産地開発部素材開発担当が23年2月に加わった。

「ReMUJI」は顧客から不要衣料を回収するところから始まる。対象は「無印良品」の衣料品全般とタオルやシーツ、カバーだ。「年々、賛同いただける方が増え、回収量が増えた」と戸村。23年8月期の年間回収量は約52トン。回収後、仕分けるのは店舗スタッフだ。「以前のマニュアルはリサイクルを想定したフローが主であったため、素材の混率などを見ながら仕分けていた。この回収フローが細かくリユースに適したフローになっていなかった。まずリユースに活用するフローへと変更した」と戸村。その結果、「ReMUJI」として活用できる服が3倍以上に増えた。「ReMUJI」として扱うことができないものは再生コットンや再生ウールとして活用できないか、処理をなるべく少なくした方法での再活用に向けて検討を進めている。大常は「中途採用で入った私の視点でいうと、無印良品の素晴らしいところは、自店で丁寧に仕分け作業を行っているところで、お客さまの善意とスタッフの仕事の積み重ねがあり、これを広げていくべきだと思った」と語る。

「つながる服」は現在、新宿靖国通り店のみで取り扱う。汚れのない部分を再利用するため、2枚のシャツを繋ぎ合わせた身幅が大きくゆったりとしたシルエットが特徴で、結果として通常よりも大きなサイズ感で着ることができる。現在の取り扱いはワンピースとシャツのみで、いずれも同様の方法でリメイクしている。「手に取りやすい販売価格であることが重要だと考え、経済合理性を考えてデザインを設計した。リメイクの手間がかかり過ぎないことやリユース率が上がる方法を考えた」と大常。シャツが3990円、ワンピースが4990円と手に取りやすい価格で実現できた。店舗での仕分けを含め工程を点検した結果の価格だ。そして入荷するとあっという間に完売する人気商品になった。今後は、さらにデザインやバリエーションを発展させる意向だ。また、作る際に出た端切れは社内用のバッグとして活用する。「衣食住幅広い商品を扱っているため、各事業部が行っていることを把握するのは難しくもある。社内での啓発運動もかねている」と大常。

「洗い直した服」は990円。素材の混率が原因で染められないが、まだ着られる服を対象にしている。「洗い直した服」ははきつぶされて色落ちしたジーンズや、風合い豊かになった天然素材のワンピースやシャツなど、製造された年代もさまざまに並ぶ。「ソフトな風合いに仕上げ、風合いを損なわないように畳み方も工夫している」と戸村。

一方で課題もある。混紡が増えるとリサイクルしにくいし、モノマテリアルは機能性とトレードオフになることも多い。「リサイクルしやすい混率や、はんもうしやすい混率など素材から再考している」と大常。「ReMUJI」をきっかけに、リサイクル・リユース前提の製品設計にも取り組み始めた。

再販が当たり前になる時代に独自性を発揮するために

良品計画が目指す“地域社会の中で「無印良品」を役立てていく”「地域への土着化」は「ReMUJI」でも発展させる。「『無印良品』でしかできないことだし、期待されていることでもある。地域の個店が自立自走して、各地域の未利用資源を活用して、『ReMUJI』のエッセンスとつなげてビジネスを作っていく」と大常。今後、各地域独自の取り組みも予定している。「リユースが浸透して再販が当たり前になった5年後や10年後に、『無印良品』としての独自性を出しつつ、クリエイションの高度化にも取り組んでいきたい」と大常。

最も重要なのは「ごみを減らすこと」だと大常は強調する。「『リムジ』の本質は、ごみを減らすために製品のライフサイクルを伸ばし、大切に使っていただくこと。ごみを減らしながら資源が循環する社会を促進させていきたい」と語気を強めた。

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