【2024年バレンタイン】「ボッテガ・ヴェネタ」が真っ赤なハートをあしらったホワイトレザーアイテムを発売

「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」は、バレンタインデーに向け、真っ赤なハートをあしらったホワイトカラーのレザーアイテムがそろう特別なカプセルコレクションを発売した。

一部をあらかじめ赤くプリントしたフェットゥーチェ(革ひも)を卓越した職人の技術により編み込むことで、前もってきちんと計算された場所に配されている。

アイコニックなミニ カバ(75万9000円)やラージ カバ(141万3500円)をはじめ、ビジネスカードケース(7万7000円)、クレジットカードケース(5万5000円)、二つ折りウオレット(9万7900円)、ジップアラウンドウオレット(14万3000円)、ビューティポーチ(12万1000円)、ミニ ジョディ(37万4000円)、ミニ ウォレス(32万4500円)をそろえる。

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高山都とマリブ発の「ベアフット ドリームズ」がコラボしたブランケットを発売

サザビーリーグが国内で展開する米カリフォルニア州・マリブの「ベアフット ドリームズ(BAREFOOT DREAMS)」は2月1日、モデル・タレントの高山都とコラボしたブランケットを発売する。大きさは157cm×115cmで、価格は3万1900円。「ベアフット ドリームズ」直営店舗および公式オンラインで販売する。

ブランケットは、同ブランドを代表する素材“エココージーシック(ECO COZY CHIC)”を用い、季節を問わず使えて、柔らかな肌触りを目指した。カラーリングは、普遍的な魅力があり、広く愛されるデニムをイメージ。贈ったり贈られたり、自分や大切な人に、優しいギフトになってほしいとの高山の考えから、“巡る”を意味する“Re.”の刺しゅうがあしらわれている。

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高山都とマリブ発の「ベアフット ドリームズ」がコラボしたブランケットを発売

サザビーリーグが国内で展開する米カリフォルニア州・マリブの「ベアフット ドリームズ(BAREFOOT DREAMS)」は2月1日、モデル・タレントの高山都とコラボしたブランケットを発売する。大きさは157cm×115cmで、価格は3万1900円。「ベアフット ドリームズ」直営店舗および公式オンラインで販売する。

ブランケットは、同ブランドを代表する素材“エココージーシック(ECO COZY CHIC)”を用い、季節を問わず使えて、柔らかな肌触りを目指した。カラーリングは、普遍的な魅力があり、広く愛されるデニムをイメージ。贈ったり贈られたり、自分や大切な人に、優しいギフトになってほしいとの高山の考えから、“巡る”を意味する“Re.”の刺しゅうがあしらわれている。

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「ウィンダンシー」×「リべーレ」の第2弾 ラッパー・俳優・クリエイターとして活躍するSWAYをルックに起用

「ウィンダンシー(WIND AND SEA)」は、「リべーレ(LIBERE)」とコラボレーションしたカプセルコレクションを1月27日に発売する。「ウィンダンシー」各店、「リべーレ」公式オンラインストア、スキャタリン、「アンバサダー ニューヨーク」阪急メンズ東京店、阪急博多店で取り扱う。ルックにはラッパー、俳優、クリエイターとして活躍するSWAYを起用した。

両ブランドのコラボレーションは、2023年に続く2度目となる。本コレクションのテーマは“境界線無く、それぞれの歴史・スタイル・感性の領域を通過する航海”。ビンテージ特有のムードやニュアンスをベースにしながら、両ブランドの持つアイデンティティーを紐解き、新たな解釈で融合させ落とし込んだ。各アイテムに、テーマグラフィックやアレンジを加えた両ブランドのロゴを散りばめ、ラバープリントや刺しゅうをあしらった。また、ビンテージ加工やフェードウォッシュ加工でランダムな色の抜けや着古したような風合いを加え、インパクトのあるグラフィックをナチュラルに落とし込んでいる。

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マーゴット・ロビー演じるバービーのスタイルブックが3月19日に発売 未公開ルックも収録

映画「バービー(Barbie)」でバービー役を演じたマーゴット・ロビー(Margot Robbie)のスタイルブック「バービー:ザ・ワールド・ツアー(Barbie: The World Tour)」が3月19日に発売される。価格は55ドル(約8127円)で、全160ページのハードカバー仕様。アメリカの老舗出版社であるリッツォーリ(RIZZOLI)が出版する。予約はアマゾン(AMAZON)やターゲット(TARGET)などで可能だ。

ロビーのスタイリストのアンドリュー・ムカマル(Andrew Mukamal)によるバービーをイメージした衣装を時系列に振り返るほか、世界的に著名なファッションフォトグラファーのクレイグ・マクディーン(Craig McDean)が撮り下ろした未公開ルックを掲載する。また、衣装デザイナーによるデザイン画やロビーがフィッティングする様子を撮影したポラロイド写真、ロビーやスタイリストのムカマル、デザイナーらのコメントも収録している。アートディレクションはファビアン・バロン(Fabien Baron)が務めた。

ほかに、過去にロビーが着用した衣装も盛り込む。「ヴィヴィアン・ウエストウッド(VIVIENNE WESTWOOD)」のドレスや「ヴェルサーチェ(VERSACE)」が1994年発表したミニドレス、2024年ゴールデン・グローブ賞の授賞式で登場した「ジョルジオ アルマーニ プリヴェ(GIORGIO ARMANI PRIVE)」のドレスなど。なお、これは1977年に発売されたバービー人形のドレスを再現したものだ。

同作はアメリカで23年7月、日本で同年8月に公開されたが、同時期にアメリカで起きた映画俳優組合-米テレビ・ラジオ芸術家連盟(SAG-AFTRA)と全米脚本家組合(WRITERS GUILD OF AMERICA)のストライキにより、グローバルプレスツアーが打ち切りになったため、ロビーがイベントで着用予定だった衣装の多くがお蔵入りとなっていた。

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マーゴット・ロビー演じるバービーのスタイルブックが3月19日に発売 未公開ルックも収録

映画「バービー(Barbie)」でバービー役を演じたマーゴット・ロビー(Margot Robbie)のスタイルブック「バービー:ザ・ワールド・ツアー(Barbie: The World Tour)」が3月19日に発売される。価格は55ドル(約8127円)で、全160ページのハードカバー仕様。アメリカの老舗出版社であるリッツォーリ(RIZZOLI)が出版する。予約はアマゾン(AMAZON)やターゲット(TARGET)などで可能だ。

ロビーのスタイリストのアンドリュー・ムカマル(Andrew Mukamal)によるバービーをイメージした衣装を時系列に振り返るほか、世界的に著名なファッションフォトグラファーのクレイグ・マクディーン(Craig McDean)が撮り下ろした未公開ルックを掲載する。また、衣装デザイナーによるデザイン画やロビーがフィッティングする様子を撮影したポラロイド写真、ロビーやスタイリストのムカマル、デザイナーらのコメントも収録している。アートディレクションはファビアン・バロン(Fabien Baron)が務めた。

ほかに、過去にロビーが着用した衣装も盛り込む。「ヴィヴィアン・ウエストウッド(VIVIENNE WESTWOOD)」のドレスや「ヴェルサーチェ(VERSACE)」が1994年発表したミニドレス、2024年ゴールデン・グローブ賞の授賞式で登場した「ジョルジオ アルマーニ プリヴェ(GIORGIO ARMANI PRIVE)」のドレスなど。なお、これは1977年に発売されたバービー人形のドレスを再現したものだ。

同作はアメリカで23年7月、日本で同年8月に公開されたが、同時期にアメリカで起きた映画俳優組合-米テレビ・ラジオ芸術家連盟(SAG-AFTRA)と全米脚本家組合(WRITERS GUILD OF AMERICA)のストライキにより、グローバルプレスツアーが打ち切りになったため、ロビーがイベントで着用予定だった衣装の多くがお蔵入りとなっていた。

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フォトグラファー・RKが金沢で展覧会 未発表を含む大都市の夜景が印象的な22作品

フォトグラファーのRKは2月2日から、石川県・金沢のセレクトショップ、ディテール(DETAIL)で展覧会を行う。開催初日と2日目は、RKによる購入者へのサインイベントも実施する。

同展は、“アーベックス”“シティースケープ”“夜景”をテーマに、インスタグラムで発表した作品や、本邦初公開の作品を含む22点をA4版とB0版のスペシャルピースで展示、販売を行う。また販売作品の利益の一部を、1月1日に発生した“令和6年能登半島地震”の復興支援に充てる。

RKは、1982年生まれのフォトグラファー。グラフィックデザイン会社でDVDパッケージの制作に携わる中、2013年にランニングクルー「AFE TOKYO」に参加、iPhoneで撮影する専属フォトグラファーに。東京をはじめアジアを中心に撮影を行い、ハイグレードなデジタル処理を施し、メトロポリスを表現する際の独特の作風で知られる。

■展覧会
日程:2月2日〜(1カ月間の開催を予定)
場所:ディテール
住所:石川県金沢市竪町110-1 EPカナザワビル1階

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「ラコステ」がメディア「ハイスノバイエティ」と初コラボ 数量限定のスニーカーなど

「ラコステ(LACOSTE)」は2月2日、オンラインメディア「ハイスノバイエティ(HIGHSNOBIETY)」とコラボした数量限定のスニーカーおよびアパレルアイテムを発売する。「ラコステ」原宿店、「アトモス」渋谷店および同公式オンラインで販売するほか、「ラコステ」公式オンラインでもアパレルアイテムのみ販売する。

コラボアイテムは、「ラコステ」のテニスに、「ハイスノバイエティ」のユースカルチャーと双方を象徴する要素を、ラグジュアリーな雰囲気にまとめた。スニーカー“L003 2K24”(2万5300円)は、マルチパネルの軽量アッパーやクッション性のある“EVA”ミッドソール、安定性を高める“TPU”補強など、スポーツテクノロジーが搭載されている一方で、ヌバックレザーのタンラベルや刺しゅうロゴ、テリー織のタオル地のライニングなどを用い、独自の意匠に仕上げた。カラーリングは、テニスコートや「ラコステ」ロゴを思わせる、テニスにまつわる色合いをまとわせた。そのほかポロシャツ(2万3100円)、Tシャツ(1万5400円)、パーカ(2万7500円)、パンツ(2万7500円)、キャップ(1万3200円)、ソックス(6600円)を発売する。各アイテムには、本コラボを記念したロゴがあしらわれている。

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“世界の隈研吾“が東村山の空き家カフェを監修 快諾に市長は「のけ反るくらいびっくりした」

東京都東村山市に建築家の隈研吾(以下、隈氏)がデザイン監修し、築52年のたばこ屋をリノベーションしたカフェ、和國商店がオープンした。仕掛け人となったのは、東村山市を拠点に外装工事や板金のオブジェの制作を行うウチノ板金の内野友和代表。同店では、世界最高峰クラスだという日本の板金の技術を発信する拠点を目指し、店内にも板金を用いたプロダクトを取り入れる。

今回、キーワードとなったのは、“循環型建築”。外壁は、広島県・速谷神社の屋根の銅板を再利用して1枚ずつ職人が手作りした、700枚にも及ぶ立体的な五角形ユニットで構成する。神社の屋根を外壁に利用した事例は、世界初だという。淡い水色から深い藍色など、それぞれのピースが持つ色の個性によって濃淡が生まれているが、これは酸素や二酸化炭素、水分が作用することによって銅が変色したことによるものだ。隈氏は、「色がそろっていないけど大丈夫か?と聞かれたが、僕は逆に“やった!”という感じだった。いろんな色があったほうがかっこいい」と振り返った。

店外には、買ったコーヒーを飲みながら、のんびりと過ごせるベンチを設置した。このベンチは隈氏が新国立競技場の設計を手掛けた縁もあって、旧国立競技場の椅子を再利用している。レトロなムードが漂う旧国立競技場のブルーの椅子に銅板を取りつけて加工し、歴史や技術力、つながりを集積した4脚を制作した。

店内には、ウチノ板金が手掛けたオブジェを飾る。“板金折り鶴”は、1枚の板金から折り紙を作るシリーズで、近年はドイツやフランス、代官山蔦屋書店などのワークショップで、その作り方を教えている。渡部尚東村山市長はこの“板金折り鶴”について、「海外に出向く際にお土産に持っていくと、すごく驚かれ、喜ばれる。この素晴らしい日本の技術を世界に伝えて欲しい」と太鼓判を押す。

“板金アニマルヘッド”は、フランスのペーパークラフトアーティストによるデザインをもとに、ウチノ板金が銅と真鍮で作ったシリーズ。これまでに牛や馬、サメ、猫などを制作しており、日本国内だけでなくヨーロッパからも問い合わせを受けるという。店頭には、新作の柴犬を展示した。

「先人が築いた時間を無駄にすることは、
さみしくてかっこ悪い」

ウチノ板金の内野代表は、自身が生まれ育った同市を拠点にする板金職人で、生粋の東村山市民だ。

同店がのれんを掲げる青葉商店街は、昭和50年代には約80もの店が軒を連ねたが、近年はシャッター街へと姿を変えていた。そこで、内野代表はこの街に恩返しができないかと、旧たばこ屋の建物を購入。その1週間後にたまたま知人を通じて隈氏と知り合った。内野代表の描くビジョンを聞いて隈氏は、二つ返事で協力することを決めた。“世界の隈研吾が東村山の小さな商店のリニューアルを監修する”。これには渡部市長も「のけ反るくらいびっくりした」という。「同じ頃、別の知人から神社に使われている銅板の廃材が出るという話を聞いて、これを活かした循環型建築を作ろうと閃いた」。

隈氏は今回のプロジェクトを「とても楽しかった。話したいことが山ほどある」と振り返る。「色むらのある銅板を立体的に盛り上げて、小さなたばこ屋さんが生まれ変わった。面白い再生の事例だ。日本の板金はどんなところにも対応でき、防水で、見た目も美しい。まさに宝だと思っている。そんな板金が建築だけでなく、プロダクトにも変わるというウチノ板金の発信も面白い」。渡部市長も同店を「モダンと懐かしさが共存する、素晴らしい建物」と称えた。

また、隈氏は「昔はゼロから大きな開発を立ち上げる方法が主流だったが、今はそういう時代じゃない」として、循環型建築を語った。「“今あるものをどう使って再生させるか”と考えるのが重要だ。あるものを活かせないと、それまで築き上げてきた時間が無駄になってしまう。それは寂しいし、僕にはすごくかっこ悪いと感じる。昔のものを大事に使えば、先人が築き上げてきた長い時間を味方につけることができ、懐かしさも漂うものができる。それが地域再生や現代の経済にも流用できる新しいやり方だ」。

■和國商店
住所:東京都東村山市青葉町2-5-6
アクセス:西武鉄道 東村山駅東口からグリーンバス「青葉商店街中央」下車/JR武蔵野線 新秋津駅からグリーンバス「青葉商店街中央」下車

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「コム デ ギャルソン・オム プリュス」の“スピリチュアル・ホワイト” 祈りを捧げる白のスーツ

「コム デ ギャルソン・オム プリュス(COMME DES GARCONS HOMME PLUS)」は、2024-25年秋冬コレクションをパリで現地時間1月19日に発表した。ショー会場として選んだ廃墟で披露した40ルックは“スピリチュアル・ワールド”をテーマに、ニュートラルカラーとテーラリングが中心の構成だ。冒頭を飾った白は、デザイナーの川久保玲にとって「祈りの象徴」だという。

ゲイリー・カード(Gary Card)が手掛けた純白のウィッグに対し、コレクションに登場する白はさまざまなトーンで表現した。序盤はアイボリーに近い、象牙のような黄みを帯びた白。毛羽立ったフェルト状の柔らかな質感の生地で、同ブランドの核であるテーラリングを構築していく。

スーパータイトなシルエット

特徴的なのはシルエットで、ジャストフィットなショルダーに対し、ウエストはコルセットのように極端に細い。ウエスト部分をつまんだり、ボタンの両脇にファスナーを付けて締めたりし、どのジャケットもウエスト周りの生地はピンと張りつめている。カットアウト処理の縮絨ウールのジャケットから、ピンストライプやチェック柄に至るまで、ボタン位置をずらしたり、サイドの生地を折り畳んだりと、自らを拘束するようにスーパータイトなシェイプだ。一方で、ワイドレッグのショーツやニッカポッカ風の変形ボトムスは、たっぷりのボリューム。上下でシルエットに緩急をつけ、新時代のスーツを提案した。

ウエアに付く無数のボタンは、本来の留め具という機能性を排除し、装飾としてジャケットのヘムラインやショルダーラインに鈍い輝きを与えた。一つ一つは単なる点ではあるものの、連なることで線となり、線が重なって面になることで左右非対称のモチーフへと変化する。まるで、人々の結束をうながすようでもあった。

純白のシャツに躍動的なプリーツスカート、肌の上で幾何学模様を浮かび上がらせるニットウエアを差し込んで体を拘束から解放すると、終盤はインサイドアウトのジャケットを二着に重ねたウエストシェイプのシルエット。青みの強い白のジャケットの裏地は、生地をたっぷりと使うことで立体的なドレープが生まれ、優雅な風格を漂わせた。

シューズは、「ナイキ(NIKE)」との“エアマックス TL2.5(AIR MAX TL2.5)”と、前シーズンに続いてシューズブランド「キッズ ラブ ゲイト(KIDS LOVE GAITE)」ともコラボレーション。ミッドソールのパネルが大きく飛び出した個性的な形状のレザーシューズを制作した。

ファッションを通じた“祈り”

前シーズンのボタニカルモチーフを多用した色彩豊かなコレクションとは打って変わり、今シーズンはまるで世界から色が消えてしまったかのようなカラーパレットだ。異なるトーンの白で表現した“祈り”とは、原始宗教から仏教、キリスト教、イスラム教、神道を問わず存在する、人間の本質をなす営みともいえる。個人の望みを叶えたいという欲が“願い”であるならば、“祈り”は利他の精神を基にした不特定多数の他者を包括する望み。神、宇宙、創造主など、信仰によってさまざまな言葉が使われるが、“祈り”を捧げる対象は常に目視できない無形の存在、つまり精神的な世界(スピリチュアル・ワールド)の中でのみ可能となる行為だ。

黒のジャケットを裏返せば純白の裏地が優雅に現れるように、現実も精神世界も表裏一体。深刻化する戦争に混迷する国際情勢、災害に起因する環境破壊ーー混沌とした現実を前に、人間は何ができるのか。「コム デ ギャルソン・オム プリュス」のスーツは、ファッションを通じて”祈り”を捧げているようだった。

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【2024年猫の日】「カルディコーヒーファーム」がネコの日セットを発売 オリジナルのバッグやお菓子、食器など

「カルディコーヒーファーム(KALDI COFFEE FARM)」は、2月22日の猫の日に向けて、フランスの紅茶ブランド「ジャンナッツ(JANAT)」の紅茶をはじめ、ワッフルやケーキ、チョコレートなどのお菓子と、ネコデザインの食器をバッグにセットした“ネコの日バッグ”(1650円)と“ネコの日バッグ プレミアム”(2750円)を事前抽選販売する。実店舗では1月23日から、公式オンラインストアでは2月14日から抽選申込を開始する。実店舗、公式オンラインストアそれぞれで各セット一人1個まで。

“ネコの日バッグ”は、オリジナルのネコの日バッグに、ネコの形をした陶磁器プレートやプレーン味のワッフル、紅茶の葉を練り込んだチョコレート、ストロベリーの果肉・葉・バニラを使用した紅茶“ジャンナッツ メルシー”と「ジャンナッツ」のカレンダーをセットにした。

“ネコの日バッグ プレミアム”は、オリジナルのネコの日バッグ プレミアムに、ネコの形をしたチョコレート味のカップケーキ、ラズベリーチョコレート、“ジャンナッツ メルシー”、「ジャンナッツ」のティーフィルターとカレンダー、ネコマグカップをセットにした。

またマルチポーチと中煎りブレンドコーヒーがセットになった“オリジナル ニャンコーヒー&吊るせるマルチポーチセット”(1430円)を2月2日に数量限定で発売する。同商品はオリジナルの折りたたんで持ち運べる“吊るせるマルチポーチ”とグレープや黒糖の甘さを感じる柔らかな味わいのオリジナルコーヒー豆のセット。一人3個まで。

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グラニフが「ピーナッツ」スヌーピーとのコラボアイテムを発売 Tシャツやスエットなど26アイテム

デザインTシャツで知られるグラニフ(graniph)は1月30日、大人気コミック「ピーナッツ(PEANUTS)」とコラボし、スヌーピーと仲間たちが描かれた26アイテムを発売する。29日23時59分まで公式オンラインストアで予約販売を行なっており、期間中に予約すると、グラニフメンバーシッププログラムのポイントが2倍なるキャンペーンを行なっている。30日からはアウトレット店舗を除く全店舗とオンラインストアで取り扱う。

ラインアップは、ニット・カーディガン(6900円)、Tシャツ(2500〜5500円)、シャツ・ブラウス(7900円)、アウター・ブルゾン(7900円)、アンダーウエア(2900円)、スエット・パーカ(7900円)、帽子(3500〜3900円)、バッグ(3500円)、靴下・レギンス(500〜1200円)、ワンピース(1188〜4720円)、カットソー(1050円)。

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グラニフが「ピーナッツ」スヌーピーとのコラボアイテムを発売 Tシャツやスエットなど26アイテム

デザインTシャツで知られるグラニフ(graniph)は1月30日、大人気コミック「ピーナッツ(PEANUTS)」とコラボし、スヌーピーと仲間たちが描かれた26アイテムを発売する。29日23時59分まで公式オンラインストアで予約販売を行なっており、期間中に予約すると、グラニフメンバーシッププログラムのポイントが2倍なるキャンペーンを行なっている。30日からはアウトレット店舗を除く全店舗とオンラインストアで取り扱う。

ラインアップは、ニット・カーディガン(6900円)、Tシャツ(2500〜5500円)、シャツ・ブラウス(7900円)、アウター・ブルゾン(7900円)、アンダーウエア(2900円)、スエット・パーカ(7900円)、帽子(3500〜3900円)、バッグ(3500円)、靴下・レギンス(500〜1200円)、ワンピース(1188〜4720円)、カットソー(1050円)。

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「ルイ・ヴィトン」から新作バッグが登場 2000年のコレクションに着想したパステルカラー

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、モノグラム・パターンをエンボス加工で表現した、光沢感のある“モノグラム ヴェルニ レザー”を取り入れた新作バッグシリーズを発売した。

“ポシェット レキシントン”(24万8600円)は、ファスナーつきのポーチで、スマートフォンやコンパクトウオレット、口紅、鍵などをコンパクトに持ち歩くことができる。ヌメ革のショート丈のショルダーストラップや“LV パドロック”の引き手をあしらった。

“リード PM”(42万5700円)は、2000年の春夏コレクションに着想したパステルカラーが、モノグラム・パターンを引き立てるデザインだ。トップハンドルとショルダーストラップをヌメ革で仕上げ、バッグと同色のヘアクリップを添えた。

“アルマ BB”(44万円)は、底のレザーにゴールドカラーのビスをあしらっており、“リード PM”と同じくヘアクリップを添える。

“ナノ・アルマ”(37万2900円)は、アール・デコ調のフォームのバッグ“アルマ”をコンパクトなサイズに仕上げたものだ。チャームをあしらった、取り外し可能なゴールドカラーのチェーンで、ショルダーキャリーも楽しめる。

“ナノ・スピーディ”(37万2900円) は、メゾンの最もアイコニックな旅行バッグの1つをミニチュアサイズに仕上げたものだ。取り外し可能なトップハンドルとショルダーストラップをそなえた。

“アスター”(44万3300円)は特徴的なフォームとバックル、マグネットスタイルの留め具で仕上げた。

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中島健人が「ブルガリ イル・チョコラート」バレンタイン限定チョコレートのアンバサダーに就任

「ブルガリ イル・チョコラート(BVLGARI IL CIOCCOLATO)」は、バレンタイン限定チョコレート“ブルガリ サン・ヴァレンティーノ2024”(5個入り/6400円、10個入り/1万4000円)のアンバサダーに中島健人を指名した。ブランドは指名の理由を次のように説明した。「中島健人さんの人生やキャリアに挑戦する真摯な姿勢は冒険心と革新的なスピリットに満ちあふれ、『ブルガリ イル・チョコラート』のモノづくりに対する考えと深く共鳴している」。

今年のバレンタインは、南イタリアの植物や食材を取り入れた商品を展開し、チョコレートのフレーバーを通じて地中海周辺を旅するような体験を提供することを目指す。中島は、「オリーブ&バジル、ピスタチオ&フェンネル、そしてオレンジ&シナモンなどのユニークなフレーバーで、自分が感じたように多くの方々に南イタリアの旅路を楽しんでいただけたらと思います」とコメントしている。

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藤田ニコルがブラ&ショーツで登場 「ガールズ バイ ピーチ・ジョン」の新色

「ガールズ バイ ピーチ・ジョン」の新色ブラを着用する藤田ニコル

「ピーチ・ジョン(PEACH JOHN)」の妹ブランド「ガールズ バイ ピーチ・ジョン(GIRLS BY PEACH JOHN)」は1月24日、“なちゅこれシンプルレースブラセット”と“もりこれ脇高レーシィブラ”の新色を発売した。価格は共に2178円。

また、同ブランドは「ピーチ・ジョン」のミューズ(アンバサダー)を務める藤田ニコルの着用ビジュアルも公開した。今後、「ガールズ バイ ピーチ・ジョン」の公式サイトやインスタグラムで動画なども公開予定だ。

「軽く寄せて上げ、デイリー使いに適したバストをメークする」(「ガールズ バイ ピーチ・ジョン」)“なちゅこれシンプルレースブラセット”はローズピンク、「脇をすっきり見せ、美しい谷間をかなえる」(同)“もりこれ脇高レーシィブラ”はベージュが新色。

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藤田ニコルがブラ&ショーツで登場 「ガールズ バイ ピーチ・ジョン」の新色

「ガールズ バイ ピーチ・ジョン」の新色ブラを着用する藤田ニコル

「ピーチ・ジョン(PEACH JOHN)」の妹ブランド「ガールズ バイ ピーチ・ジョン(GIRLS BY PEACH JOHN)」は1月24日、“なちゅこれシンプルレースブラセット”と“もりこれ脇高レーシィブラ”の新色を発売した。価格は共に2178円。

また、同ブランドは「ピーチ・ジョン」のミューズ(アンバサダー)を務める藤田ニコルの着用ビジュアルも公開した。今後、「ガールズ バイ ピーチ・ジョン」の公式サイトやインスタグラムで動画なども公開予定だ。

「軽く寄せて上げ、デイリー使いに適したバストをメークする」(「ガールズ バイ ピーチ・ジョン」)“なちゅこれシンプルレースブラセット”はローズピンク、「脇をすっきり見せ、美しい谷間をかなえる」(同)“もりこれ脇高レーシィブラ”はベージュが新色。

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「ユニクロ:シー」新作35型を2月23日発売 24年春夏物は2回に分けて店頭投入予定

「ユニクロ(UNIQLO)」は2月23日、英国人デザイナーのクレア・ワイト・ケラー(Clare Waight Keller)と組んで立ち上げたウィメンズライン「ユニクロ:シー(UNIQLO:C)」の2024年スプリングコレクションを発売する。昨年9月に発売したデビューコレクションに続く2シーズン目で、ウィメンズのみの全35型。フルラインアップは国内75店と公式ECで扱い、一部商品は国内全店舗で販売する。

24年春夏物は2回に投入を分けており、サマーコレクションは4月5日に発売予定。スプリングコレクションは、デビューシーズンでもクレアが「最もこだわって作った」と語っていたトレンチコートや、軽やかなプリーツドレスといったエレガントなアイテムと、ワイドジーンズやコットンのワイドパンツ、クロップドTシャツ、ニットベストといったカジュアルアイテムの両軸をそろえ、春の重ね着スタイルを提案する。UVカット機能のロングブリムキャップやレザータッチのバッグなど、雑貨も充実している。

スプリングコレクションについて、「軽さによる服の動きを追求した」とクレアはコメント。「(ボトムスの)長めのボリューム感と(トップスの)クロップド丈の組み合わせによる遊びは、極めて軽い素材から生まれた新しいプロポーションの提案。流動性とフレッシュさがこのシーズンの重要な要素であり、われわれのワードローブにも同様の柔軟性が必要」と続ける。テーラードスタイルとリラックススタイルのミックスを特にクレアは気に入っているといい、「エフォートレスなエレガンスと、カジュアルな若々しさを是非楽しんでほしい」。

価格は、アウターが5990〜1万2900円、スカート&パンツが2990〜4990円、シャツ&ブラウスが2990〜3990円、カットソートップスが1500〜1990円、ニットが2990〜3990円、ドレスが3990〜5990円、バッグ&シューズが2990〜4990円、アクセサリーが2990円。

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「ユニクロ:シー」新作35型を2月23日発売 24年春夏物は2回に分けて店頭投入予定

「ユニクロ(UNIQLO)」は2月23日、英国人デザイナーのクレア・ワイト・ケラー(Clare Waight Keller)と組んで立ち上げたウィメンズライン「ユニクロ:シー(UNIQLO:C)」の2024年スプリングコレクションを発売する。昨年9月に発売したデビューコレクションに続く2シーズン目で、ウィメンズのみの全35型。フルラインアップは国内75店と公式ECで扱い、一部商品は国内全店舗で販売する。

24年春夏物は2回に投入を分けており、サマーコレクションは4月5日に発売予定。スプリングコレクションは、デビューシーズンでもクレアが「最もこだわって作った」と語っていたトレンチコートや、軽やかなプリーツドレスといったエレガントなアイテムと、ワイドジーンズやコットンのワイドパンツ、クロップドTシャツ、ニットベストといったカジュアルアイテムの両軸をそろえ、春の重ね着スタイルを提案する。UVカット機能のロングブリムキャップやレザータッチのバッグなど、雑貨も充実している。

スプリングコレクションについて、「軽さによる服の動きを追求した」とクレアはコメント。「(ボトムスの)長めのボリューム感と(トップスの)クロップド丈の組み合わせによる遊びは、極めて軽い素材から生まれた新しいプロポーションの提案。流動性とフレッシュさがこのシーズンの重要な要素であり、われわれのワードローブにも同様の柔軟性が必要」と続ける。テーラードスタイルとリラックススタイルのミックスを特にクレアは気に入っているといい、「エフォートレスなエレガンスと、カジュアルな若々しさを是非楽しんでほしい」。

価格は、アウターが5990〜1万2900円、スカート&パンツが2990〜4990円、シャツ&ブラウスが2990〜3990円、カットソートップスが1500〜1990円、ニットが2990〜3990円、ドレスが3990〜5990円、バッグ&シューズが2990〜4990円、アクセサリーが2990円。

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「リック・オウエンス」自宅でショー開催の真意 派手な演出の封印は「野蛮な時代への敬意」

「リック・オウエンス(RICK OWENS)」は、2024-25年秋冬メンズ・コレクションを現地時間1月18日に発表した。同ブランドのショー会場はパレ・ド・トーキョー(Palais de Tokyo)が定番で、大量のスモークを焚いたり、巨大な火の玉を吊るしたりと、派手な演出が毎シーズン話題を集めていた。しかし今シーズンの舞台に選んだのは、パリの自宅だった。これまでよりも規模を縮小し、親密な空間で新作を披露したリック・オウエンス=デザイナーの狙いは何だったのか。

ミニマルな空間と異形のラバーブーツ

ショーノートには、自宅での開催について「私たちが生きている野蛮な時代に敬意を表して」と綴った。不安定な世情だからこそ、派手な演出で瞬間的な話題を集めるよりも、ゲストとの親密な関係性を築いて記憶に残るショーを選んだのだろうか。会場となった自宅周辺には、いつものショー会場のように「リック・オウエンス」を崇める個性的なスタイルの若者たちの姿はほとんどなかった。階段を上ると無機質な空間が広がり、自らが手掛けた家具やアート作品が点在する。ショー仕様のレイアウトに変更したとはいえ、まるで生活感のないドライな空間には、アート作品の意匠が鮮明に浮き上がる。それはショーが始まっても同じだった。

ファーストルックは、同ブランドのショーではおなじみのタイロン・ディラン(Tyrone Dylan)が登場する。リブニットのボディースーツを折り返して筋骨隆々の上半身をあらわにし、足もとはバルーンのようにパンパンに膨らんだ“インフレータブル・ラ バー・プルオン・ストレッチ・ブーツ”で、ゲストの感性を挑発するようなプロポーションを完成させる。いつものショーよりもゲストとモデルが至近距離のため、ラバーがこすれる音がさらに臨場感を高めた。大半のルックで着用したこのブーツは、ロンドンのデザイナーであり、これまで協業を重ねてきたStraytukayとの共作だ。「コレクションのプロポーションはグロテスクで非人間的である」とオウエンス=デザイナーが語る通り、以降も建築物のように実験的なフォームが連続する。

首元をすっぽりと覆うパッファージャケットは、大小さまざまなパネルや極端に長いリブで構成し、花のつぼみのような構造の先端から頭を覗かせる。鎧の肩当てのような形状だったり、胸元のみ極端に膨らんだりと、まるで混沌とした世界から身を守るようなプロテクティブなフォームである。一見すると奇妙に映るスタイルではあるものの、ラバーのブーツはロボットのようにも見え、シルクとアルバカのフェルトをシアリングしたマントは、スーパーヒーローの姿を想起させる。リサイクルしたカシミヤやアルパカ、メリノウールで作ったボディースーツは宇宙服のようでもあるし、フューチャリスティックなムードにピュアな遊び心も感じさせた。

素材では、タイヤをリサイクルしたジャケットやパンツに加え、ワックスと箔を何層も重ねた日本製デニムや、兵庫・姫路でなめして神奈川・厚木で縫製したバイカージャケットなど、日本のクラフツマンシップを生かしたアイテムも登場した。シグネチャーのプラットフォームシューズ“キスブーツ”の新作は、「インターネットで“キスブーツ”のパロディーバージョンを見たので、それをデザイナーのレオ・プロスマン(LEO PROTHMAN)に作ってもらった」という皮肉を効かせた。終盤には、プロテクターのようなアートピースをまとうコンセプチュアルなスタイルを披露し、ショーは静かに幕を閉じた。

ファンへの思いは不変

視覚的な情報を削ぎ落とした空間では、これらのアイテムはより一層強さを放ち、ゲストは引き込まれ、アート作品を見るように没入してく。素材感のニュアンスや構築的なディテールを見れば見るほど、鬼才リック・オウエンスのむき出しのクリエイションを体感できるショーだった。しかしオウエンス=デザイナーは、熱心なファンたちのことも決して忘れてはいない。「今回は、私のショーでつながりや慰めを求めて集まっていたコミュニティーをはね除けてしまったかもしれない。だから、今後の表現方法については考え直すつもりだ」。

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「ルイ・ヴィトン」からモノグラム・デニムを用いた靴コレクション オンライン限定品も

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、ブリーチ加工を施したモノグラム・デニムで「Y2Kの魅力を現代的にアレンジした」最新コレクション“LV リミックス”から各種フットウエアを発売した。

価格は、パッド入りの幅広ストラップや解剖学に基づいたフットベッドで快適性を高めたオンライン限定のサンダル“プールピロー・ライン ミュール”が16万8300円、オーバーサイズのシュータンと波型ソールが特徴の“LV アークライト・ライン スニーカー”が19万300円、ヌメ革のリボンをあしらったバレエシューズ“ニーナ・ライン バレリーナ”が15万9500円など。

PHOTOS : LOUIS VUITTON

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「グッチ」の親会社ケリング、NY5番街のビルを約1400億円で購入 トランプ・タワーの向かい側

「グッチ(GUCCI)」「サンローラン(SAINT LAURENT)」「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」などを擁するケリング(KERING)は、ニューヨーク5番街のビルを9億6300万ドル(約1425億円)で購入した。同ビルは5番街と東56丁目が交差する角地(715-717 フィフス・アベニュー)にあり、売り場面積はおよそ1万680㎡。現在は「ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)」と「ドルチェ&ガッバーナ(DOLCE&GABBANA)」が入居しているが、いずれも近隣に移転する予定となっている。なお、ケリング傘下のブランドで5番街に店舗があるのは、今回購入したビルの向かい側に立つトランプ・タワーに出店している「グッチ」のみのため、将来的には同ビルにいずれかのブランドがオープンすることが予想される。

ケリングは最近、ほかにもパリのモンターニュ通りおよびカスティリオーネ通りにある不動産を購入。また、傘下である「ブシュロン(BOUCHERON)」のパリ旗艦店がある歴史的な邸宅と、東京・表参道の物件を所有している。

世界に冠たる高級ショッピングエリアの1つであるニューヨーク5番街の最近の動きとしては、2023年4月に「ティファニー(TIFFANY & CO.)」本店(ザ・ランドマーク店)がリニューアルオープンしたほか、「ショパール(CHOPARD)」「スワロフスキー(SWAROVSKI)」「シチズン(CITIZEN)」が出店。「シャネル(CHANEL)」のウオッチとファインジュエリーの専門店も近日中にオープンする予定で、「ロレックス(ROLEX)」は本社と店舗を兼ねた自社ビルを建設中だ。また、「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は5番街旗艦店を改装するにあたり、以前「ナイキタウン(NIKETOWN)」があった場所に一時的に移転する。

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ムーミン谷の楽しい暮らしを表現 ハンドクリームギフトとバスパウダーギフトが登場

グローバルプロダクトプランニングは、ムーミン谷の楽しい暮らしを表現した香りの“ハンドクリームギフト”(1320円)と“バスパウダーギフト”(全2種、660円)を自社オンラインショップなどで発売した。

“ハンドクリームギフト”は、15mLのハンドクリーム3個のセット。香りは、ナチュラルな野バラが香る“野ばらの庭”、空と海の広がりを感じる“海のオーケストラ”、甘酸っぱいこけももの香りの“こけもものジャム”をそろえた。

“バスパウダーギフト”はピンクとイエローの2種を用意。それぞれバスパウダー35gを2個セットにして、折り紙のように丁寧に包んだ。ピンクは“野ばらの庭”とグリーン調でウッディーな香りの“しらかばの森”、イエローは“海のオーケストラ”と“こけもものジャム”の組み合わせだ。

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シューズブランド「オッフェン」関東初の路面店が代官山にオープン

神戸発のシューズブランド「オッフェン(OFFEN)」は、東京・代官山に関東初の路面店「オッフェン ザ ハウス 代官山店」を2月11日にオープンする。移転前の「アメリ ヴィンテージ(AMERI VINTAGE)」が1号店を構えていた場所で、店舗面積は約65平方メートル。「アメリ ヴィンテージ」の什器や内装の一部をアップサイクルし、靴づくりにもリサイクル素材を可能な限り使用して環境に配慮する「オッフェン」らしさを取り入れた。

オープンを記念して、11日から13日の3日間は、LINEの友だち登録をすると全品10%オフになるほか、購入者には先着順でオリジナルソックスをプレゼントする。新作の一部も先行販売予定だ。

「オッフェン」は、“気軽に履けるおしゃれな靴。そして環境に優しい”をテーマに、2021年2月に神戸で誕生した。同ブランドの日坂さとみプロデューサーは、「リステア(RESTIR)」でVMD、「ルシェルブルー(LE CIEL BLEU)」でバイヤーやディレクターとしてキャリアを積んだ。素材へのこだわりが強く、アッパーにはペットボトルの再生糸を100%使用、取り外し可能のインソールには生分解性素材を採用するなど、高いファッション性と機能性で売り上げを飛躍的に伸ばしている。22年には創業地・神戸に初の路面店「オッフェン キタノ ハウス」をオープンした。

■Offen the House 代官山店
時間:11:00〜20:00
住所:東京都渋谷区猿楽町30-8 ツインビル代官山店 B棟1階

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シューズブランド「オッフェン」関東初の路面店が代官山にオープン

神戸発のシューズブランド「オッフェン(OFFEN)」は、東京・代官山に関東初の路面店「オッフェン ザ ハウス 代官山店」を2月11日にオープンする。移転前の「アメリ ヴィンテージ(AMERI VINTAGE)」が1号店を構えていた場所で、店舗面積は約65平方メートル。「アメリ ヴィンテージ」の什器や内装の一部をアップサイクルし、靴づくりにもリサイクル素材を可能な限り使用して環境に配慮する「オッフェン」らしさを取り入れた。

オープンを記念して、11日から13日の3日間は、LINEの友だち登録をすると全品10%オフになるほか、購入者には先着順でオリジナルソックスをプレゼントする。新作の一部も先行販売予定だ。

「オッフェン」は、“気軽に履けるおしゃれな靴。そして環境に優しい”をテーマに、2021年2月に神戸で誕生した。同ブランドの日坂さとみプロデューサーは、「リステア(RESTIR)」でVMD、「ルシェルブルー(LE CIEL BLEU)」でバイヤーやディレクターとしてキャリアを積んだ。素材へのこだわりが強く、アッパーにはペットボトルの再生糸を100%使用、取り外し可能のインソールには生分解性素材を採用するなど、高いファッション性と機能性で売り上げを飛躍的に伸ばしている。22年には創業地・神戸に初の路面店「オッフェン キタノ ハウス」をオープンした。

■Offen the House 代官山店
時間:11:00〜20:00
住所:東京都渋谷区猿楽町30-8 ツインビル代官山店 B棟1階

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「エルメス」紳士の“エキセントリック・ダンディー”  英クラシックをしなやかに再解釈

「エルメス(HERMES)」は、2024-25年秋冬メンズ・コレクションをパリで現地時間1月20日に発表した。ヴェロニク・ニシャニアン(Veronique Nichanian)=アーティスティック・ディレクターが今シーズン掲げたのは、「男性らしいワードローブと英国スタイルをテーマにコレクション」である。英国クラシックのアイテムやプロポーション、モチーフをベースに、「エルメス」らしい軽やかさと遊び心で、時代を超越するエレガンスを導き出すアイデアだ。

シャープなフォームと異素材の対比

ショーは、シルバン・ポール(Sylvan Paul)の楽曲“Cool Girls”で開幕した。ファーストルックは、英国スタイルを象徴するヘリンボーンのピーコートに、ハリのあるクリスピーコットンのシャツ、ハイウエストでスリムフィットのボトムスに厚底ブーツを合わせたスタイルだ。以降もチェスターコートやフライトジャケット、ベルト付きのロングレザーコートといった多彩なアウターは、ポケットの位置をずらしたり、アシンメトリーなデザインを取り入れたりしてひねりを加える。

クラシックの再解釈は、異素材の組み合わせでも表現した。ディアスキン(鹿革)のコートの内側にはウールフランネルをあしらい、逆に、ウール生地のコートにはレザーをデザインとしての一部に施すなど、異なる素材感を対比させる。ほかにもリバーシブルのムートンジャケットや、襟元に取り外し可能な厚手ニットが付くレザーブルゾンなども登場。レザーの内側にシアリング、もしくはシルクをあしらった、スカーフのように着用できるネックウォーマーも、多用途性の高いアイテムとしてスタイリングの可能性を広げる。

新素材で挑むスタイルの革新

そして、今シーズン最も革新的なマテリアルの一つがラバー素材である。コートのフードとして一部に取り入れたり、プリンス・オブ・ウェールズ・チェックのジャケットの上に、ラバー素材のアウターをポケットのフラップを通してドッキングしたり、透け感と素材感を生かしたユニークなアイデアで提案する。このかすかに透ける情緒的なニュアンスは、薄い白い布で覆われた柱が、そのシルエットだけを透けて見せる会場装飾とリンクした。「一着が複数のスタイルを形づくる、多用途な服を目指した」とニシャニアン=アーティスティック・ディレクター。

同氏はさらに、「永久不滅のクラシックを少しツイストさせることで、現代の日常に適したスタイルに昇華させることが、私にとってのコンテンポラリー」と続けた。英国クラシックを代表するモチーフのプリンス・オブ・ウェールズにはビビッドカラーを差し込み、カシミヤにアルパカ繊維を織り交ぜたニットウエアのアーガイル柄にはストライプ柄をミックス。秋冬らしいダークトーンにオレンジ、パープル、アニスグリーンのポップな色使い、そしてカジュアルなビーニーやコンパクトなガジェットバッグといったアクセサリーで、典型的な英国スタイルを軽やかにした。終盤のイブニングルックは、ハラコのようなポリッシュドカーフスキンの光沢で、スーツスタイルの新たな可能性を引き出す。素材感に加え、ホワイトゴールドとダイヤモンドを使用した、メンズラインのファインジュエリーもランウエイで輝きを放った。

不完全な美しさを求めて

「エルメス」は、定番素材と最先端機能素材の組み合わせや、シルエットのわずかな変化、あえて不均等にしたユニークなディテールで、過去から受け継がれる古典的なスタイルを現代の文脈に書き換え、未来へとつなげていく。時代に沿ってしなやかに変容させる姿勢は、軽さと柔軟性、肩の力が抜けたエレガンスという一貫したスタイルで示す。ニシャニアン=アーティスティック・ディレクターは、今までも、これからも、新たな紳士像を探求する。「少しのズレやツイストが個性となって、着用者の個々の魅力を解放する。完璧でなくても、むしろ完璧でない方がより魅力的なはずだから」。

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「エルメス」紳士の“エキセントリック・ダンディー”  英クラシックをしなやかに再解釈

「エルメス(HERMES)」は、2024-25年秋冬メンズ・コレクションをパリで現地時間1月20日に発表した。ヴェロニク・ニシャニアン(Veronique Nichanian)=アーティスティック・ディレクターが今シーズン掲げたのは、「男性らしいワードローブと英国スタイルをテーマにコレクション」である。英国クラシックのアイテムやプロポーション、モチーフをベースに、「エルメス」らしい軽やかさと遊び心で、時代を超越するエレガンスを導き出すアイデアだ。

シャープなフォームと異素材の対比

ショーは、シルバン・ポール(Sylvan Paul)の楽曲“Cool Girls”で開幕した。ファーストルックは、英国スタイルを象徴するヘリンボーンのピーコートに、ハリのあるクリスピーコットンのシャツ、ハイウエストでスリムフィットのボトムスに厚底ブーツを合わせたスタイルだ。以降もチェスターコートやフライトジャケット、ベルト付きのロングレザーコートといった多彩なアウターは、ポケットの位置をずらしたり、アシンメトリーなデザインを取り入れたりしてひねりを加える。

クラシックの再解釈は、異素材の組み合わせでも表現した。ディアスキン(鹿革)のコートの内側にはウールフランネルをあしらい、逆に、ウール生地のコートにはレザーをデザインとしての一部に施すなど、異なる素材感を対比させる。ほかにもリバーシブルのムートンジャケットや、襟元に取り外し可能な厚手ニットが付くレザーブルゾンなども登場。レザーの内側にシアリング、もしくはシルクをあしらった、スカーフのように着用できるネックウォーマーも、多用途性の高いアイテムとしてスタイリングの可能性を広げる。

新素材で挑むスタイルの革新

そして、今シーズン最も革新的なマテリアルの一つがラバー素材である。コートのフードとして一部に取り入れたり、プリンス・オブ・ウェールズ・チェックのジャケットの上に、ラバー素材のアウターをポケットのフラップを通してドッキングしたり、透け感と素材感を生かしたユニークなアイデアで提案する。このかすかに透ける情緒的なニュアンスは、薄い白い布で覆われた柱が、そのシルエットだけを透けて見せる会場装飾とリンクした。「一着が複数のスタイルを形づくる、多用途な服を目指した」とニシャニアン=アーティスティック・ディレクター。

同氏はさらに、「永久不滅のクラシックを少しツイストさせることで、現代の日常に適したスタイルに昇華させることが、私にとってのコンテンポラリー」と続けた。英国クラシックを代表するモチーフのプリンス・オブ・ウェールズにはビビッドカラーを差し込み、カシミヤにアルパカ繊維を織り交ぜたニットウエアのアーガイル柄にはストライプ柄をミックス。秋冬らしいダークトーンにオレンジ、パープル、アニスグリーンのポップな色使い、そしてカジュアルなビーニーやコンパクトなガジェットバッグといったアクセサリーで、典型的な英国スタイルを軽やかにした。終盤のイブニングルックは、ハラコのようなポリッシュドカーフスキンの光沢で、スーツスタイルの新たな可能性を引き出す。素材感に加え、ホワイトゴールドとダイヤモンドを使用した、メンズラインのファインジュエリーもランウエイで輝きを放った。

不完全な美しさを求めて

「エルメス」は、定番素材と最先端機能素材の組み合わせや、シルエットのわずかな変化、あえて不均等にしたユニークなディテールで、過去から受け継がれる古典的なスタイルを現代の文脈に書き換え、未来へとつなげていく。時代に沿ってしなやかに変容させる姿勢は、軽さと柔軟性、肩の力が抜けたエレガンスという一貫したスタイルで示す。ニシャニアン=アーティスティック・ディレクターは、今までも、これからも、新たな紳士像を探求する。「少しのズレやツイストが個性となって、着用者の個々の魅力を解放する。完璧でなくても、むしろ完璧でない方がより魅力的なはずだから」。

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トゥモローランドがビンテージ「エルメス」のポップアップ 1月26日から神戸店で

トゥモローランド 神戸店が催す、ビンテージ「エルメス」のポップアップ

セレクトショップのトゥモローランドは1月26日から2月4日までの期間、神戸店に「エルメス(HERMES)」のビンテージアクセサリーとスカーフを集積したポップアップストアをオープンする。

トゥモローランドは「シルバーのほか、ゴールドを用いたリングやバングルなども販売する」と話す。

■HERMES VINTAGE JEWELRY & SCARF POP UP STORE
日程:1月26日〜2月4日
時間:11:00~19:00
定休日:月曜日
場所:トゥモローランド 神戸店
住所:兵庫県神戸市中央区三宮町1-1-2

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トゥモローランドがビンテージ「エルメス」のポップアップ 1月26日から神戸店で

トゥモローランド 神戸店が催す、ビンテージ「エルメス」のポップアップ

セレクトショップのトゥモローランドは1月26日から2月4日までの期間、神戸店に「エルメス(HERMES)」のビンテージアクセサリーとスカーフを集積したポップアップストアをオープンする。

トゥモローランドは「シルバーのほか、ゴールドを用いたリングやバングルなども販売する」と話す。

■HERMES VINTAGE JEWELRY & SCARF POP UP STORE
日程:1月26日〜2月4日
時間:11:00~19:00
定休日:月曜日
場所:トゥモローランド 神戸店
住所:兵庫県神戸市中央区三宮町1-1-2

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「リーバイス」が70年代を代表する“517ブーツカット”を発売 復刻版は800本限定販売

「リーバイス(LEVI'S)」は、1970年代を代表するブーツカットジーンズ“517ブーツカット”シリーズを1月27日に発売する。過去作を忠実復刻するコレクション“リーバイス ビンテージ クロージング(LEVI'S VINTAGE CLOTHING)”と、レッドタブラインから登場する。

“517ブーツカット”は、1969年にオレンジタブの製品として発売され、70年代に人気を博した。“膝からブーツまでを全て覆う”ようにデザインされ、本作ではそのスタイルをリミックスしている。腰の位置はジャストフィットで、レッグラインはすっきりとスリム、膝下は適度なブーツカットで、どんなスタイルにも合う万能なシルエットに仕上げた。レッドタブラインからはさまざまなウォッシュをそろえる。

限定の“リーバイス ビンテージ クロージング 1970s 517”(6万6000円)は、70年代のクラシックなフィットをひと針ごと忠実に再現し、カウボーイの間で早くから人気があったことを物語る“Saddleman Boot Jeans(サドルマンブーツ ジーンズ)”のフラッシャーを付属した。生地には12オンスの“プリシュランク・ホワイトオーク コーンミルズデニム”を使用する。この限定復刻版は世界で800本のみの限定生産となり、「リーバイス」の原宿旗艦店をはじめ、新宿店、大阪店や公式オンラインストアで取り扱う。また26日にリーバイス レッドタブ会員限定で先行販売を行い、25日23時までにメルマガ登録をした人には先行販売の案内をメールで送付する。

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「フジコ」が“ノールックできゅんな唇”になれるリップスティックを発売

「フジコ(FUJIKO)」は2月7日、鏡を見なくともきれいに塗れるリップスティック“ノールックリップ”(全3色、各1540円)を発売する。カラーは、キャッチーなネーミングが特徴の“きゅんなローズ”、“きゅんなピンク”、“きゅんなベージュ”の3色を用意した。

“ノールックリップ”は、スティックの太さや形状、発色、質感までこだわって開発したリップスティック。唇にぴたっとフィットする直径12mm、21度傾斜した形状を採用した。繊細な艶が唇の輪郭を際立たせる高輝度なオイルを配合し、アバウトに塗っても立体感のある唇に仕上がる。

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【2024年バレンタイン】「ウカ」のスカルプブラシ“ケンザン”にミルクチョコレートカラーが登場

トータルビューティカンパニーの「ウカ(UKA)」は1月26日〜2月14日まで、バレンタインに向けた限定カラーのスカルプブラシ“ウカ スカルプブラシ チョコレートケンザン”(2970円)を発売する。「ウカ」各店舗と公式オンラインストアで取り扱う。

同商品は、3年前からバレンタイン限定アイテムとして販売をスタートしたチョコレート色のスカルプブラシで、今年はより甘くまろやかなミルクチョコレートカラーにアップデートし、板チョコをイメージしたスペシャルパッケージで用意する。

水はけの良いシリコン製で、滑りづらく手にもフィットする小さなボディを採用し、硬さは定番アイテムの“ウカ スカルプブラシ ケンザン(黒)”と同様。頭皮クレンジングやシャンプー時、頭皮用美容液の塗布時、また疲れを感じた時のツボ押しのほか、肩や首、足裏のツボ押しとしても活躍するバレンタインギフトとしてもおすすめだ。

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【2024年バレンタイン】「ウカ」のスカルプブラシ“ケンザン”にミルクチョコレートカラーが登場

トータルビューティカンパニーの「ウカ(UKA)」は1月26日〜2月14日まで、バレンタインに向けた限定カラーのスカルプブラシ“ウカ スカルプブラシ チョコレートケンザン”(2970円)を発売する。「ウカ」各店舗と公式オンラインストアで取り扱う。

同商品は、3年前からバレンタイン限定アイテムとして販売をスタートしたチョコレート色のスカルプブラシで、今年はより甘くまろやかなミルクチョコレートカラーにアップデートし、板チョコをイメージしたスペシャルパッケージで用意する。

水はけの良いシリコン製で、滑りづらく手にもフィットする小さなボディを採用し、硬さは定番アイテムの“ウカ スカルプブラシ ケンザン(黒)”と同様。頭皮クレンジングやシャンプー時、頭皮用美容液の塗布時、また疲れを感じた時のツボ押しのほか、肩や首、足裏のツボ押しとしても活躍するバレンタインギフトとしてもおすすめだ。

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「トリロジー」のブランドミューズにMEGUMI就任 マッシュビューティーラボがエクスクルーシブブランドを強化

マッシュビューティーラボ(以下、MBL)は、総販売代理店契約を結ぶブランドを管掌する事業を強化する。昨年7月には20年以上の歴史を持つニュージーランド発オーガニックスキンケアブランド「トリロジー(TORILOGY)」と契約し、全面刷新を実施。このほどブランドミューズに俳優でタレントのMEGUMIを起用し、さらなる攻勢をかける。初年度の売り上げ目標3〜5億円を掲げ、早期に10億規模まで成長させる。またフランス発ナチュラルスキンケアブランド「アポットケア(APOTCARE)」を導入するなど、エクスクルーシブブランド扱う事業を既存のブランド事業、リテール事業、PR事業に次ぐ柱事業に育成する。

マッシュグループ全体で、ブランドの理念に共感・リスペクトし、 その歴史を重んじながら世に発信していくエクスクルーシブブランドを扱う事業に注力しており、MBLもそれを継承。「確固たる理念を掲げながらブランドとしての歴史と実績を誇るブランドへのリスペクトのもと、国内でのさらなる展開に注力することは、日本国内でのナチュラル&オーガニックコスメ市場拡大に貢献していくことにつながると考えている。当社のこれまでの知見を生かしながら、将来的には日本のお客さまにフィットする商品展開も実現していく」と同社広報担当は語る。

その一環で導入した「トリロジー」は、長年コスメキッチンでも取り扱いがあったが「『本物を次の世代に継続していきたい』という当社の思いと、トリロジー社の『ブランドを通してオーガニックを広めたい』という思いがつながり、今回の契約に至った」という。これを機に全面刷新し、処方や機能を向上。既存15商品に加え、昨年9月にはバクチオール配合の“ロザピン Bオイル”(30mL、6270円)や独自成分を配合した“ニュートリエント+ ファーミングセラム”(30mL、5280円)などを投入した。また、世界中で25秒に1本売れ続け(トリロジー社調べ)ブランドを代表する美容液“ローズヒップオイル”の販売価格を4378円から3740円値下げするなど、全商品の価格を約3〜15%減とした。これは「継続できるオーガニックを提案するためにメーカーと当社が直接取り組むことにより実現できた」。リニューアル後の昨年9月の月商は前年同月比4倍と伸長し、現在も好調を維持する。

さらなる攻勢をかけるため、「トリロジー」のブランドミューズにMEGUMIを起用する。「良いものをさらに現代人に合った商品へ日々アップデートし続けるブランドの姿勢は、MEGUMIさんの美を追い求める姿勢、生活に美を溶け込ませる習慣づくりと通ずるものがある」ことからオファーしたという。また「日々のスキンケアを怠ることもあり、何を目指していたかを迷ってしまうときに、ミューズを起用することで視覚としてMEGUMIさんのようになりたい!と思ってもらいたい」との狙いもある。

取り扱いブランド拡大へ

エクスクルーシブブランドを扱う事業で扱う日本初上陸の「アポットケア」は、「『本物』志向の人が増え、よりナチュラルであることの他に、効果を感じられる商品を探し求める人が増えたという背景から、ブランドが目指す『科学』と『高品質でクリーンな処方』という2つ軸の考えが、まさに今日本で求められていることと一致する」として昨秋に導入した。ビタミンCやナイアシンアミド、ヒアルロン酸、セラミドなどの10種のキー成分を用意。それらを一人一人の肌に合わせブレンドして使用する独自性の高い商品群が特徴だ。「肌のサプリメントのように、足りないものを補う感覚で使えるブランド」と期待を寄せる。

MBLはそのほか、ニュージーランド発ナチュラルスキンケア&サプリメントブランド「ミートゥディ(ME TODAY)」、リトアニア発精油ブランド「ユーアンドオイル」(YOU&OIL)などをエクスクルーシブ事業で扱っている。2016年に総販売代理店契約を結んだニュージーランド発ホームケア&パーソナルケアブランド「エコストア(ECOSTORE)」は17年に日本法人化し、現在はコスメキッチンやビープル、直営店、バラエティーショップ、薬局、コンビニエンスストアなどに販売網を広げている。同社は今後もエクスクルーシブブランドを扱う事業で、消費者ニーズに対応した新規ブランドの導入を検討する。

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「トリロジー」のブランドミューズにMEGUMI就任 マッシュビューティーラボがエクスクルーシブブランドを強化

マッシュビューティーラボ(以下、MBL)は、総販売代理店契約を結ぶブランドを管掌する事業を強化する。昨年7月には20年以上の歴史を持つニュージーランド発オーガニックスキンケアブランド「トリロジー(TORILOGY)」と契約し、全面刷新を実施。このほどブランドミューズに俳優でタレントのMEGUMIを起用し、さらなる攻勢をかける。初年度の売り上げ目標3〜5億円を掲げ、早期に10億規模まで成長させる。またフランス発ナチュラルスキンケアブランド「アポットケア(APOTCARE)」を導入するなど、エクスクルーシブブランド扱う事業を既存のブランド事業、リテール事業、PR事業に次ぐ柱事業に育成する。

マッシュグループ全体で、ブランドの理念に共感・リスペクトし、 その歴史を重んじながら世に発信していくエクスクルーシブブランドを扱う事業に注力しており、MBLもそれを継承。「確固たる理念を掲げながらブランドとしての歴史と実績を誇るブランドへのリスペクトのもと、国内でのさらなる展開に注力することは、日本国内でのナチュラル&オーガニックコスメ市場拡大に貢献していくことにつながると考えている。当社のこれまでの知見を生かしながら、将来的には日本のお客さまにフィットする商品展開も実現していく」と同社広報担当は語る。

その一環で導入した「トリロジー」は、長年コスメキッチンでも取り扱いがあったが「『本物を次の世代に継続していきたい』という当社の思いと、トリロジー社の『ブランドを通してオーガニックを広めたい』という思いがつながり、今回の契約に至った」という。これを機に全面刷新し、処方や機能を向上。既存15商品に加え、昨年9月にはバクチオール配合の“ロザピン Bオイル”(30mL、6270円)や独自成分を配合した“ニュートリエント+ ファーミングセラム”(30mL、5280円)などを投入した。また、世界中で25秒に1本売れ続け(トリロジー社調べ)ブランドを代表する美容液“ローズヒップオイル”の販売価格を4378円から3740円値下げするなど、全商品の価格を約3〜15%減とした。これは「継続できるオーガニックを提案するためにメーカーと当社が直接取り組むことにより実現できた」。リニューアル後の昨年9月の月商は前年同月比4倍と伸長し、現在も好調を維持する。

さらなる攻勢をかけるため、「トリロジー」のブランドミューズにMEGUMIを起用する。「良いものをさらに現代人に合った商品へ日々アップデートし続けるブランドの姿勢は、MEGUMIさんの美を追い求める姿勢、生活に美を溶け込ませる習慣づくりと通ずるものがある」ことからオファーしたという。また「日々のスキンケアを怠ることもあり、何を目指していたかを迷ってしまうときに、ミューズを起用することで視覚としてMEGUMIさんのようになりたい!と思ってもらいたい」との狙いもある。

取り扱いブランド拡大へ

エクスクルーシブブランドを扱う事業で扱う日本初上陸の「アポットケア」は、「『本物』志向の人が増え、よりナチュラルであることの他に、効果を感じられる商品を探し求める人が増えたという背景から、ブランドが目指す『科学』と『高品質でクリーンな処方』という2つ軸の考えが、まさに今日本で求められていることと一致する」として昨秋に導入した。ビタミンCやナイアシンアミド、ヒアルロン酸、セラミドなどの10種のキー成分を用意。それらを一人一人の肌に合わせブレンドして使用する独自性の高い商品群が特徴だ。「肌のサプリメントのように、足りないものを補う感覚で使えるブランド」と期待を寄せる。

MBLはそのほか、ニュージーランド発ナチュラルスキンケア&サプリメントブランド「ミートゥディ(ME TODAY)」、リトアニア発精油ブランド「ユーアンドオイル」(YOU&OIL)などをエクスクルーシブ事業で扱っている。2016年に総販売代理店契約を結んだニュージーランド発ホームケア&パーソナルケアブランド「エコストア(ECOSTORE)」は17年に日本法人化し、現在はコスメキッチンやビープル、直営店、バラエティーショップ、薬局、コンビニエンスストアなどに販売網を広げている。同社は今後もエクスクルーシブブランドを扱う事業で、消費者ニーズに対応した新規ブランドの導入を検討する。

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藤原ヒロシの「フラグメント」×「アンカー」 充電器、ケーブル、オリジナルポーチのセットを発売

ハードウエアメーカーの「アンカー(ANKER)」は、藤原ヒロシが主宰する「フラグメント デザイン(FRAGMENT DESIGN)」とコラボレーションしたUSB急速充電器とケーブル、オリジナルポーチをセットにした“アンカー プライム ウォール チャージャー(100W、3ポート、GaN)フラグメント エディション”(1万9990円)を発売する。1⽉28⽇にアンカーストア表参道で200個限定で先行発売し、1⽉29⽇からアンカージャパン公式サイトで数量限定で取り扱う。

本コラボレーションは、藤原ヒロシが外出先でのノートPCの充電⽤に「アンカー」製品を愛⽤していた経緯があり実現した。安⼼して使えるハイスペックな製品を選定し、ブラックにカラーリングを調整、「フラグメント」のロゴと稲妻デザインを配置した。ブランドの世界観を表す真空パックの特別包装で⽤意する。

藤原ヒロシは、「僕はどこにでも“マックブック”を持ち運んで好きな時に仕事をしたいタイプなので、充電が減ると⼼配になる。「アンカー」製品は以前から使っていて、初めて使った時はその充電の速さに驚いた。コンパクトだし今はどこにでも持ち運んでいる。でも、急速充電の良さってあまり知られていないような気がする。シンプルなデザインもいいけど、今回のデザインはあえて“100W”というこの製品の最⼤出⼒の数値を⼤きくプリントしている。今回この製品を⼿に取ってもらった⼈には、急速充電の良さ、便利さを体感してもらえれば嬉しい」とコメントした。

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新たな“藍染”の魅力に出合うポップアップがイセタンサローネで開催 ジュエリーからアートまで新しい“藍”の形を提案

日本の伝統工芸である藍染にフォーカスしたポップアップショップ「タイムレスブルー」が1月24日、東京ミッドタウンのイセタンサローネでスタートする。「タイムレスブルー」とは、地球にすでに存在する資源の使用にこだわるジュエリーブランド「シャランポワ(SHARANPOI)」や「アドリン ヒュー(ADLINE HUE)」を手掛ける安部真理子がスタートしたプロジェクト。京都で江戸時代から続く“天然灰醗酵建藍染”の技法を守り続けてきた本藍染雅織工房とタッグを組んで“藍”の魅力を現代に発信するのを目的にしている。

“藍”で彩ったジュエリーから東洋一の絹織物まで

藍で染めた古いアコヤ真珠やデッドストックのブルーの宝石をアップサイクルした「シャランポワ」や「アドリン ヒュー」のジュエリーをはじめ、ビンテージの洋服を藍で染めたもの、福島県川俣町の“東洋一の絹織物”と呼ばれたシルクを使用して染め上げたドレスやガウンなど、安部のこだわりが詰まったアイテムがそろう。

また、今治発タオルブランド「オルシア(OLSIA)」の最高級ライン天然藍染で仕上げたタオルや京提灯の小嶋商店とコラボした和モダンなルームライト、東京を拠点に活動するフランス人アーティストであるオードリー・フォンドゥカブ(Audrey Fondecave)による本藍を用いたアートや器、現代アートと京表具を融合させた作品などを制作する井上光雅堂による掛け軸やアートパネルなど、ライフスタイルを彩る商品も提案。本藍染雅織工房からは、藍を用いて特別に仕上げた着物や帯を展示販売する。

“藍”の魅力を伝えたいという思いから始まったプロジェクト

安部は仕事を通して本藍染雅織工房と出合い100%天然という本藍に魅せられたという。着物の需要が減少する中で、それ以外で藍の製品を開発していくというのが「タイムレスブルー」のプロジェクトだ。プロジェクトのウェブサイトでは、“藍”を用いて手持ちの洋服の染め直しサービスも行う。今回のポップアップでは、同サービスの参考商品として、「シャランポワ」や「アドリン ヒュー」で藍染の洋服を紹介する。会期は30日まで。

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17年前も大行列を生んでいた「アニヤ・ハインドマーチ」 「明治屋」コラボもヒットの予感

英バッグブランド「アニヤ・ハインドマーチ(ANYA HINDMARCH)」は2月1日、スーパーマーケットの「明治屋ストアー」と協業し、ショッピングバッグ(2750円)を発売します。英国や香港でスーパーマーケットとタッグを組んでいる100%再生プラスチック原料を使った「ユニバーサルバッグ」プロジェクトの一環で、日本のスーパーと組むのは今回が3回目。初回は2023年4月に発売した「ナショナル麻布」、2回目は11月に発売した「成城石井」とのコラボでした。前回の「成城石井」コラボがかなり話題になったことで、「ユニバーサルバッグ」プロジェクトを知ったという人も少なくないんじゃないでしょうか。この機会に改めて「アニヤ」というブランドや、「ユニバーサルバッグ」プロジェクトを紹介します。

「成城石井」とのコラボバッグの発売日(11月23日)は、こちらも大変話題になった「ユニクロ(UNIQLO)」の「アニヤ」コラボの発売日とくしくも(?)被っていました。発売日の朝から東京・銀座の「ユニクロ トウキョウ」店頭で取材をしていると、祝日だったこともあって「朝イチで地元の『成城石井』でバッグを買ってから『ユニクロ』に駆けつけた」という声が多数。実際、「ユニクロ」の開店待ちの行列には「成城石井」とのコラボバッグを手にした女性の姿が少なくありませんでした。その後、「ユニクロ」の「アニヤ」コラボが想定以上のスピードで売り切れ、「ユニクロ」が異例の受注再販に踏み切ったことは「WWDJAPAN.com」でも報道している通りです。

伊勢丹の行列は今も語り草に

あの反応を見て、正直「『アニヤ』って、こんなに売れるブランドなの!?」と驚いた人も多かったんじゃないでしょうか。「ユニクロ」だって、あれだけ話題になると最初から分かっていたらもっと量を積んでいたはずです。でも、よくよく考えてみると、「アニヤ」ってこれまでも何度かムーブメントを作っているんですよね。前回は発売日が祝日で、認知度の高い「成城石井」「ユニクロ」とのコラボ連打、買いやすい価格と、さまざまな売れる要素が重なっていた面もありますが、「アニヤ」が正真正銘の“バズメーカー”であるということは間違いありません。

「アニヤ」が生んできた中で最大のバズといえるのが、2007年に発売した“I’m NOT A Plastic Bag”というメッセージを配したコットンキャンバス製トートバッグです。プラスチック製のスーパーのレジ袋の使い捨てに対するアクションとして発売したバッグでしたが、これが日本を含め各国で大ヒット。まだSNSがない時代だったにも関わらず、当時銀座の並木通りにあった旗艦店や伊勢丹新宿本店にものすごい行列ができたことは、ファッション業界では17年経った今でも語り草になっています。

08年ごろからのトートバッグブームを先導

サステナビリティとファッションを結びつけたという点でも、話題の商品でバズを生むという販売手法においても、「アニヤ」は業界を先駆けていたんだなと、振り返って改めて思います。その後、10年代の「H&M」のデザイナーコラボや、17年の「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」×「シュプリーム(SUPREME)」コラボなど、ファストファッションからラグジュアリーまでがコラボを連打するようになり、行列というもの自体が世の中に定着しました。それに伴い、ブランドや小売店側は整理券制などで行列を安全にさばく販売テクニックを確立、われわれメディアの間では、行列取材が1つの取材ジャンルとなりました。

「アニヤ」の“I’m NOT A Plastic Bag”旋風がきっかけの1つとなり、日本のリアルクローズマーケットでは08年ごろからトートバッグの一大ブームが巻き起こったことも忘れてはいけません。今はなきセレクトショップ「シェル(CHER)」のロゴ入りトートなどが宝島社の雑誌付録となって大ブーム。アラフォー世代以上の女性は、「アニヤ」に端を発するあのトートバッグブームの熱をよく覚えているんじゃないでしょうか。「アニヤ」と「成城石井」のコラボや「ユニクロ」コラボで行列を作っていたのは、40〜50代女性が中心でした。彼女たちの心に眠っていた当時の熱を呼び覚ました結果、あの大ヒットにつながったんだと私は理解しています。

「明治屋」コラボは実店舗5店とECで販売

さて、2月1日発売の「アニヤ」と「明治屋ストアー」のコラボバッグに話を戻します。「明治屋ストアー」のイメージカラーである青、赤、白のトリコロールのデザインで、「明治屋ストアー」の京橋、広尾、玉川、恵比寿、京都三條の実店舗5店とECで販売予定。「アニヤ」の店舗やECでは販売しないというのは、第1弾、第2弾のコラボの時と同様です。

「ユニバーサルバッグ」プロジェクトのショッピングバッグは100%再生プラスチック原料を使っており、リサイクル製品の国際的認証である「GRS(Global Recycle Standard)」に準拠して生産。10年ほど繰り返し使用が可能といい、今後、回収し再度リサイクルしていく予定だといいます。“I’m NOT A Plastic Bag”から続く、「アニヤ」のサステナビリティ意識の現在進行形が21年にスタートした「ユニバーサルバッグ」というわけですが、20年にはインラインとして“I AM A Plastic Bag”というメッセージで回収ペットボトルを原料とする再生素材のバッグを発売し、今も1つのカテゴリーとして売り続けています。

「ライフ」や「オオゼキ」とのタッグもあり得る!?

「ユニバーサルバッグ」プロジェクトはこれまで、英国の「セインズベリー(SAINSBURYS)」や「ウェイトローズ(WAITROSE)」「アスダ(ASDA)」「テスコ(TESCO)」「コープ(CO-OP)」や香港の「シティースーパー(CITY' SUPER)」「モリソンズ(MORISSONS)」などで展開(一部を除き現在も継続中)。英国では百貨店の「セルフリッジ(SELFRIDGES)」とも組んでいたことがあるので、協業相手はスーパーだけとも言い切れないですが、基本はスーパー。日本では「ナショナル麻布」「成城石井」「明治屋ストアー」と高感度スーパー路線できていますが、英国で「セインズベリー」「テスコ」「コープ」といった庶民派スーパーとも組んでいるところを見ると、日本でも「ライフ」や「オオゼキ」などと組む可能性ももしかしたらある……?かどうかは全く分かりませんが、どこと組むのだろうと想像するのは楽しいですね。

チャーミングに、プレイフルに世の中に問題提起していく「アニヤ」の姿勢は、他社にとっても参考になる部分が多いと思います。ブランドとしては、7年ほど前に業績不振で日本を含め直営店を数店閉店、その後ブランドオーナー変更といった事情もありましたが、苦しい時期を脱してコンパクトに自分のやりたいことを貫き、再び熱を帯びてきているなと感じます。

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資生堂が「CES2024」初出展 AR技術を用いた“美容法習得”アプリと“未来の肌悩み”を測定するツールを展示

資生堂は、1月9〜12日に開催された世界最大のテクノロジー見本市「CES(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー)2024」に初出展した。ブースには、美容法の習得と実践とをサポートするアプリ「ビューティー AR ナビゲーション」と、顔画像から将来の肌悩みを予測できるツールを展示し、会期4日間で700人を超える来場者を迎えた。

「ビューティー AR ナビゲーション」は、AR技術を用いて美容法の習得と実践をサポートするデジタルアプリケーションシステム。スマートフォンやタブレット端末に自身の顔を投影し、動画やナレーションで肌のマッサージ方法などを実践、習得することができるほか、自身が行う美容法に対して定量的な評価を得ることができる。同ブランドが培ってきた美容法、感性科学領域の知見に、AIを用いた微細な手の動きを検出する動作認識技術を活用している。

将来の肌悩みを測定するツールは、鼻の骨格から“未来の肌悩み”を予測する。同社は、鼻の骨格が肌状態や肌内部の特性に関連があることを発見。スマートフォンから顔の画像を分析することで、将来的に表れやすいしわやたるみなどの肌悩み、肌内部の状態を予測できる。肌悩みが現れる前の予防ケアに加え、適したマッサージ法や体の内側からのケアなど、よりパーソナライズされた新たなアプローチを目指す。

体験した来場者に「驚きや感動体験があったか」「自分自身や自分の美容法に対し新たな発見があったか」についてアンケートを実施。いずれも10点満点で約9割の人が8点以上の高評価を付けた。

同社は今後、これらの技術をビジネスへ早期に応用する。加えて、出展で得られたグローバルでのフィードバックを、体内、こころ、時間という3つの見えないものを可視化する研究に生かす。また、サイエンスとテクノロジーを掛け合わせたデジタル技術の開発と社会実装を加速し、消費者への体験価値を高め、同社の2030年のビジョン「Personal Beauty Wellness Company」を加速していく。

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