NYコレのトリを飾った「トム ブラウン」 雪積もる会場で見せた「大鴉」の朗読劇

ニューヨーク・ファッション・ウイークのラストを飾ったのは「トム ブラウン(THOM BROWNE)」。トリにふさわしい壮大なファンタジーショーを披露した。

トム・ブラウンが2024-25年秋冬コレクションのテーマに選んだのは、エドガー・アラン・ポー(Edgar Allan Poe)の代表作の一つである物語詩「大鴉(The Raven)」。会場は2023-24年秋冬コレクションでも使用したハドソンヤードの文化複合施設「ザ・シェッド」だ。会場内は寒々しい雪に覆われ、中央には一本の木にふんした巨大なモデルが立つ。

ダークなファンタジーで魅せるトムらしい服作り

ツイード仕立てのオフショルダーのパフィーなテイルコートを着たカラス役のモデルが現れると、中央のツリー役のモデルのコートの裾から4人の子どもたちが登場。カラス役のモデルの後を追っていくという劇風の演出で幕を開けた。女優のキャリー・クーン(Carrie Coon)が「大鴉」を朗読するなか、ストーリーに沿って白と黒を基調にしたコレクションをまとったモデルがランウエイを闊歩する。彼女の力強い朗読は主人公の学生が悲嘆に暮れる心情を投影し、会場はただならぬ雰囲気に包まれた。

ストーリー性の強いコレクションを、手の込んだクリエイションがさらに盛り上げる。カラスをモチーフにしながら、ブラウンが得意とするテーラリングを解体し、再構築していくアプローチだ。ピーコートとプリーツスカートを合体したアウターはスカート部分を解体し、歩くたびにベルトがヒラヒラと揺れる。ツイードジャケットを解体してオフショルダーにしたスポーツアウターには、砂時計型のドレスを合わせた。スタイリングも複雑だ。カラーツイードのジャケットは黒い塗料で塗りつぶし、両袖にはブランドのアイコンであるトリコロールカラーのリボンを編み込んだ。バッグには「NEVERMORE….」の文字。ブラックのカマーバンドを付けたタキシード風のスタイリングのモデルが羽織るシルクカシミアのカーディガンは、途中でほつれ、長い三つ編みのような装飾が垂れ下がる。カラスやバラのモチーフはコートやドレス、ストッキングにまで繰り返し登場した。1つ1つのアイテムだけに着目すると意外と着やすいものが多いことに気付く。雪の上を歩く演出にマッチするように、モデルたちのシューズやバッグは取り外し可能なPVCで覆った。

鬼気迫る叫びが響くフィナーレ

カラスを刺しゅうしたゴールドのコクーンコートをまとったモデルが現れ、子供たちが4人がかりでそのコートを脱がせていく。中からゴールドのインターシャニットが現れ、コートはコルセット風のバルーンスカートに変化した。モデルがスカートを揺らしながらランウエイを歩くと、ショーはクライマックスに近づいていく。フィナーレはクーンが鬼気迫る叫びにも似た声で「NEVERMORE….」を連呼した。会場のボルテージも最高潮に達し、カラス役のモデルが苦悩に打ちひしがれたようにランウエイを後にし会場は暗闇に包まれた。

明転したステージに大きなハートを持ったトム・ブラウンが現れた。一年前もそうだったように、バレンタインデーのこの日はフィナーレでパートナーのアンドリュー・ボルトン(Andrew Bolton)に愛と感謝を伝えてショーは幕を閉じた。

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ガブリエラ・ハーストは今季から自身のブランドに専念 素材やテクニックで魅了するシュルレアリスムの世界

「ガブリエラ ハースト(GABRIELA HEARST)」は2月13日(ニューヨーク現地時間)に、2024-25年秋冬コレクションを発表した。24年春夏シーズンを最後に「クロエ(CHLOE)」のクリエイティブ・ディレクターを退任したガブリエラ・ハーストは、今季からあらためて自身のブランドに専念する。

シュルレアリスムの世界を予感させる奇妙なモチーフのケータリングが出迎え

ショー当日は大雪に見舞われ、ブルックリンのアガー・フィッシュ・ビルディングの会場に向かう頃には吹雪で一面が真っ白に。やっとの思いで到着した人々を迎えたのは、チーズの上に蟻や動物の角のモチーフを飾った奇妙なケータリングだ。これは、これから始まるショーに向けたメッセージでもあった。

赤いカーペットを敷いたランウエイは、真上から見ると迷路のよう。今シーズンは、1930年代のシュルレアリスムのムーブメントにおいて活躍した芸術家、レオノーラ・キャトリン(Leonora Carrington)から着想を得た。“超現実主義”と訳されるシュルレアリスムは、「夢と現実の混ざった状態」などを意味する。コレクションノートでハーストはシュルレアリスムの思想について、「合理的な思考に不可欠で、現実や空想へと私たちをいざなう道具。また新たな視点を開いて共感や他者の生き方について教えてくれる、人々がより良い世界を夢見るための術でもある」と語った。

上質な素材をトロンプルイユのデザインで

ランウエイを行き交うモデルたちが身にまとうのは、上品な素材使いが際立つコレクション。一点一点に目を凝らすと、見た目とは異なる素材を使っていたり、複雑な加工が施されていたりする。たとえば、トレンチコートの表面の“刺しゅう”は、ナッパレザーをねじって作り出した模様。ランウエイの色とマッチした真っ赤なファーのようなコートは、カシミアを裂いてフリンジ状にしたものだ。柔らかそうなキャメル色のコートやファードレスにはシルクを用いた。ライトブルーのロングコートはデニムに似せたコットンリネンから仕立てたものだ。長年愛用できる高級な素材使いはもちろん、リサイクルカシミアやオーガニックコットン、リサイクルゴールドを使ったアクセサリーなど、サステナビリティには引き続き熱心に取り組んでいる。

思わず触れたくなるような上質で手の込んだ素材使いは健在。自身のブランドに専念できるようになった今、タイムレス、クオリティー、サステナビリティを掲げるブランドの理念がより確固たるものに進化しているように感じられた。

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ガブリエラ・ハーストは今季から自身のブランドに専念 素材やテクニックで魅了するシュルレアリスムの世界

「ガブリエラ ハースト(GABRIELA HEARST)」は2月13日(ニューヨーク現地時間)に、2024-25年秋冬コレクションを発表した。24年春夏シーズンを最後に「クロエ(CHLOE)」のクリエイティブ・ディレクターを退任したガブリエラ・ハーストは、今季からあらためて自身のブランドに専念する。

シュルレアリスムの世界を予感させる奇妙なモチーフのケータリングが出迎え

ショー当日は大雪に見舞われ、ブルックリンのアガー・フィッシュ・ビルディングの会場に向かう頃には吹雪で一面が真っ白に。やっとの思いで到着した人々を迎えたのは、チーズの上に蟻や動物の角のモチーフを飾った奇妙なケータリングだ。これは、これから始まるショーに向けたメッセージでもあった。

赤いカーペットを敷いたランウエイは、真上から見ると迷路のよう。今シーズンは、1930年代のシュルレアリスムのムーブメントにおいて活躍した芸術家、レオノーラ・キャトリン(Leonora Carrington)から着想を得た。“超現実主義”と訳されるシュルレアリスムは、「夢と現実の混ざった状態」などを意味する。コレクションノートでハーストはシュルレアリスムの思想について、「合理的な思考に不可欠で、現実や空想へと私たちをいざなう道具。また新たな視点を開いて共感や他者の生き方について教えてくれる、人々がより良い世界を夢見るための術でもある」と語った。

上質な素材をトロンプルイユのデザインで

ランウエイを行き交うモデルたちが身にまとうのは、上品な素材使いが際立つコレクション。一点一点に目を凝らすと、見た目とは異なる素材を使っていたり、複雑な加工が施されていたりする。たとえば、トレンチコートの表面の“刺しゅう”は、ナッパレザーをねじって作り出した模様。ランウエイの色とマッチした真っ赤なファーのようなコートは、カシミアを裂いてフリンジ状にしたものだ。柔らかそうなキャメル色のコートやファードレスにはシルクを用いた。ライトブルーのロングコートはデニムに似せたコットンリネンから仕立てたものだ。長年愛用できる高級な素材使いはもちろん、リサイクルカシミアやオーガニックコットン、リサイクルゴールドを使ったアクセサリーなど、サステナビリティには引き続き熱心に取り組んでいる。

思わず触れたくなるような上質で手の込んだ素材使いは健在。自身のブランドに専念できるようになった今、タイムレス、クオリティー、サステナビリティを掲げるブランドの理念がより確固たるものに進化しているように感じられた。

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「コーチ」はサステナブルなアプローチで新世代に向けラグジュアリーを再定義

スチュワート・ヴィヴァース(Stuart Vevers)就任10周年のアニバーサリーイヤーを迎えている「コーチ(COACH)」は2月12日(ニューヨーク現地時間)に2024-25年秋冬コレクションを発表した。会場はアッパーイーストサイドにある、実業家のジェームズ・ブキャナン・デューク(James Buchanan Duke)の私邸として建てられた「ジェームズ B デューク ハウス」。シャンデリアで飾られたクラシックなフレンチ様式の装飾は、ショーへの期待感を後押しした。

今シーズンのテーマは「アクセス」。ヴィヴァースは「次世代が古典主義と伝統にアクセスし、彼らのイメージとニーズに合わせて再定義することがテーマ」とコレクションノートに記し、彼が拠点とするニューヨークという街のフィルターを通して次世代に向けたラグジュアリーの再定義を試みた。人種や体型、性別など、多様な人々が住むニューヨークの寛容性と多様性を受け入れる次世代の価値観を重ねたようだ。

なじみあるものや未完成なものに見出す美

ランウェイに登場したモデルたちはニューヨークを象徴する自由の女神やイエローキャブ、「I LOVE NY」と書かれたマグカップのチャームや「ニューエラ(NEW ERA)」のニューヨークヤンキースキャップを、キルト地のアイコンバッグ"タビー"にジャラジャラと付けている。近年おなじみとなったバッグの2個持ちも印象的だ。

オーバーサイズの古着風ライダースや着古したようなシェアリングコート、まるで誰かのお下がりを着ているようなタキシードジャケットなど、「コーチ」の定義するラグジュアリーには受け継がれたものを大切にする美学がある。大きなボウをあしらったキャミソールは、リサイクルタフタを採用し、ハサミで裁断したままのラフな雰囲気。なじみあるものや未完成なものをラグジュアリーに仕立てている。フォーマルなタキシードに合わせたスポーティーなフーディーやパジャマシャツなど、スタイリングも新しい。再生コットンで作ったトレンチコートやデニム地をつぎはぎして再利用するジーンズも、制作過程を考えると手が混んでいて贅沢だ。

「コーチ」は昨年、Z世代に向けてサステナビリティを徹底的に追求した実験的なもの作りを実践する姉妹ブランド「コーチトピア(COACHTOPIA)」を立ち上げた。デザインと素材の両軸から持続可能性を耐久するヴィヴァースのアプローチは、さらに進化しているようだ。

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「ダンヒル」は“英国らしさ”を取り戻して王道回帰 買い足し、自由に着こなす男性の自信を表現

サイモン・ホロウェイ(Simon Holloway)のデビューショーとなった「ダンヒル(DUNHILL)」の2024-25年秋冬シーズンは、“英国らしさ”という王道への原点回帰を印象付けた。前任のマーク・ウェストン(Mark Weston)は、ブランドの若返りを図りモード路線を強めたが、サイモンは「『ダンヒル』が長らく提唱してきたスタイルは、日本を筆頭に、世界で支持されてきた」として、“「ダンヒル」らしい”ことが一番との考えを、マティーニと伝統的なブリティッシュフードを振る舞った空間で打ち出した。

“英国らしさ”は、大きく分けて2つの要素から成り立っている。まずはビスポークへの思いだ。ファーストルックは、オールグレーのトップコートにピークドラペルのジャケット、ジレ、そしてトラウザー。シャツにジレ、ジャケット、そしてコートのレイヤードだが、モデルの体にフィットするビスポークの技術で、シルエットは膨張せず、まさに完璧。いずれもアームホールは斜めで、袖山はなだらか。ダブルの場合はそこから緩やかな曲線を描いてウエストでくびれ、男性のたくましい胸元をピークドラペルと共に誇る。パンツは、センタープリーツの1クッション。シャツに、サイモンが「ダンヒル」で最初に提唱した極太のネクタイを合わせたり、同系色のタートルネックを取り入れたりと、TPOに合わせてアレンジが楽しめるフォーマルスタイルだ。ビスポークの技術は、シアリングのドンキーコートからレザーのトレンチ、スエードのカージャケットまで、レザーアウターにも及んでいる。スーツ地からフランネル、コーデュロイ、ベルベット、そしてデニムまで、あらゆる素材で提唱するのは、ジャストフィットのニートなスタイル。首元で丁寧にストールを交差させたり、コントラストカラーのネクタイを選んだり、開襟シャツをチョイスしたり、その襟を立ててみたりで何気ない個性や色気、そしてフォーマルまで自分らしく楽しむカジュアルなスタンスと自信を表現する。

素材も、英国らしさ満載だ。ヨークシャーやサセックス、サマセット、ビエッラなどの工場で開発した素材は、ソルト&ペッパーやヘリンボーンウイーンドーペンから、スチールグレーにキャメル、ネイビー、チョコレートブラウンなど、色と柄においても英国らしさ満載。前任の時代に比べ、明らかにワンランクアップしている。

前任のマークとの最大の違いは、サイモン本人が言う通り、「買い足すことで、自分らしさが表現できるタイムレス・ラグジュアリー」への転換だろう。モードは、流行り・廃りを避けては通れない、良い意味でも悪い意味でも一過性の要素が強い。そこでサイモンは、上述の通り“英国らしさ”に傾倒して、普遍的なアイテムを自由に楽しむスタイルを提案。端的に言えば、「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」や「ディオール(DIOR)」のようにストリートやフェミニンなムードさえ取り入れるモードな路線を改め、「ロロ・ピアーナ(LORO PIANA)」や「ブルネロ クチネリ(BRUNELLO CUCINELLI)」のようなMDにシフトすることで、トレンドセッターではないものの、審美眼のある男性に改めて近づこうという戦略が見て取れる。

考えれば、新生「グッチ(GUCCI)」も同様のスタンスで新章の幕を開けたし、トレンドセッターと称される「プラダ(PRADA)」や「ミュウミュウ(MIU MIU)」さえ、紐解けばニットやカーディガン、リナイロンやレザーのアイテムを常に打ち出し、こうしたアイテムを自由に、その時々で楽しむスタイルを提唱して市場を拡大している。ドラマティックな変化は訪れにくいのかもしれないが、「ダンヒル」の新たな一歩は、2020年代のラグジュアリーの在り方をより一層明確に定義づけた印象だ。

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雪山好きのファッション業界関係者による「ゲレンデマジック」がデビュー 21日に中目黒でイベント

メンズカジュアルブランドのデザイナーやデザインエージェンシーのクリエイティブディレクター、ディストリビューター、スタイリストなど、ファッション業界と縁深い6人のスノーラバーが、スノーライフスタイルブランド「ゲレンデマジック(GELANDE MAGIC)」を立ち上げた。2月22日に第一弾となる商品をECで発売するのに合わせて、21日に東京・中目黒でローンチパーティーも開催する。

6人のこだわりを詰め込むと同時に、「多くのスノーボーダー、スキーヤーにもこんなものが欲しかったと感じてもらえるプロダクト」を追求。企画にあたっては、6人の考えに共感したプロスノーボーダーの藤田一茂のアイデアも反映した。藤田がプロデュースするエイブル白馬五竜スキー場のコース「GORYU WAVES」とのコラボレーションで、能登半島地震被災地支援のチャリティーTシャツも販売する。

第一弾商品は、FUCKINGSHUNとYOPPIこと江川芳文が手掛ける「トライブウェア(TRIBE WEAR)」のボディーを使用したロゴプリントのTシャツ(6500円)や、刺しゅう入りフーディー(1万5000円)とスエットパンツ(1万3000円)のセットアップといったアパレルアイテムのほか、再生アクリルでできたスクレーパー(スノーボードやスキーのソールの汚れなどを削るもの、2200円)や「フィルメント(PHILMENT)」と組んで作ったネックウォレット(7000円)、ステッカー(1500円)などがそろう。

「ゲレンデマジック」というブランド名は「雪山の中で特別な瞬間、友情、無限の可能性が交差する場所」といった意味を込めて付けたもの。今後、「スノーに限らずサーフィンやスケート、音楽、アートなどさまざまなカルチャーも“ゲレンデ”」と捉え、提案につなげていく予定。

21日のパーティーにはブランドメンバーのほか、藤田やフリーライドスキーヤーの大野結が参加する。「GORYU WAVES」とのチャリティーTシャツなども先行販売する。

■GALANDE MAGIC-LAUNCH PARTY
日時:2月21日18時〜
場所:ELEMENTARY STORE BIN
住所:東京都目黒区青葉台1-9-6
※入場無料

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雪山好きのファッション業界関係者による「ゲレンデマジック」がデビュー 21日に中目黒でイベント

メンズカジュアルブランドのデザイナーやデザインエージェンシーのクリエイティブディレクター、ディストリビューター、スタイリストなど、ファッション業界と縁深い6人のスノーラバーが、スノーライフスタイルブランド「ゲレンデマジック(GELANDE MAGIC)」を立ち上げた。2月22日に第一弾となる商品をECで発売するのに合わせて、21日に東京・中目黒でローンチパーティーも開催する。

6人のこだわりを詰め込むと同時に、「多くのスノーボーダー、スキーヤーにもこんなものが欲しかったと感じてもらえるプロダクト」を追求。企画にあたっては、6人の考えに共感したプロスノーボーダーの藤田一茂のアイデアも反映した。藤田がプロデュースするエイブル白馬五竜スキー場のコース「GORYU WAVES」とのコラボレーションで、能登半島地震被災地支援のチャリティーTシャツも販売する。

第一弾商品は、FUCKINGSHUNとYOPPIこと江川芳文が手掛ける「トライブウェア(TRIBE WEAR)」のボディーを使用したロゴプリントのTシャツ(6500円)や、刺しゅう入りフーディー(1万5000円)とスエットパンツ(1万3000円)のセットアップといったアパレルアイテムのほか、再生アクリルでできたスクレーパー(スノーボードやスキーのソールの汚れなどを削るもの、2200円)や「フィルメント(PHILMENT)」と組んで作ったネックウォレット(7000円)、ステッカー(1500円)などがそろう。

「ゲレンデマジック」というブランド名は「雪山の中で特別な瞬間、友情、無限の可能性が交差する場所」といった意味を込めて付けたもの。今後、「スノーに限らずサーフィンやスケート、音楽、アートなどさまざまなカルチャーも“ゲレンデ”」と捉え、提案につなげていく予定。

21日のパーティーにはブランドメンバーのほか、藤田やフリーライドスキーヤーの大野結が参加する。「GORYU WAVES」とのチャリティーTシャツなども先行販売する。

■GALANDE MAGIC-LAUNCH PARTY
日時:2月21日18時〜
場所:ELEMENTARY STORE BIN
住所:東京都目黒区青葉台1-9-6
※入場無料

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「ユニクロ:シー」や「ザ・ノース・フェイス」と「ハイク」のコラボなど! 来週発売のファッションアイテム10選【2/19〜2/25】

ファッションアイテムの発売情報を「WWDJAPAN」的視点でピックアップ!今回は2月19〜25日に発売するアイテムを紹介します。「ユニクロ:シー(UNIQLO:C)」は2月23日にウィメンズ全35型を発売します。昨年9月に発売したデビューコレクションに続く2シーズン目のコレクション。デビューシーズンでも人気だったトレンチコートの新作もラインアップ。「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」と「ハイク(HYKE)」は、トレイルランニングに特化した共同プロジェクトでアウターやシューズを発売します。トレイルランをしていなくても「街で着たい!」と思わせるデザイン性はさすがです

【2月19日発売】
ドットエスティ
(.ST)

サンリオとコラボ 
マイメロディやシナモロールがリアル&メタバースアイテムに

アダストリアのECモール「ドットエスティ(.ST)」は、サンリオと初めてコラボレーションしたアイテムを発売する。サンリオの人気6キャラクター、ハローキティ、クロミ、ポチャッコ、シナモロール、ハンギョドン、マイメロディと6ブランドとのコラボレーションで、全58アイテムを用意した。キャラクターを彷ふつとさせつつ日常でも着用できる“バウンドコーデ”が楽しめるデザインだ。

【2月21日発売】
アーカー
(AHKAH)

ダイヤモンドをあしらった
“ディア ミューズ”シリーズを発売

「アーカー(AHKAH)」は、ジュエリー“ディア ミューズ(DEAR MUSE)”シリーズを発売する。カットやサイズの異なるダイヤモンドを、中世ヨーロッパのモザイク画に見立てたファインジュエリーで、透明度を表すクラリティはVS以上、カラーはH以上のダイヤモンドをあしらった。

■商品詳細

“モザイク ノヴァ”リング(33万円)
“モザイク ノヴァ”イヤーカフ(25万3000円)
“モザイク ノヴァ”ネックレス(26万4000円)
“モザイク フープ”ピアス(44万円)
“モザイク フープ”アシンメトリーピアス(46万2000円)
“モザイク エクラ”チョーカー(36万3000円)

【2月22日発売】
ヴァンズ(VANS)

「ミンナノ」とのコラボアイテムを発売

「ヴァンズ(VANS)」は、中津川吾郎がオーナーを務めるショップ「ミンナノ(MIN-NANO)」とのコラボアイテムを発売する。⾃転⾞に用いる“リフレクター”を採⽤したスニーカーや、「ヴァンズ」のワッフルソールカラーのバンダナ、「ミンナノ」ロゴをあしらったTシャツなどをラインアップ。2⽉21⽇18時に「ビリーズ ハラジュク(BILLY’S HARAJUKU)」で実施するローンチイベントでは先⾏販売も行う。

■商品詳細

コラボスニーカー(1万1000円〜)
コラボTシャツ(6050円)
コラボバンダナ(2200円)

【2月22日発売】
ザ・ノース・フェイス×ハイク
(THE NORTH FACE×HYKE)

トレイルランに特化したコラボアイテム

「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」と「ハイク(HYKE)」は、2024年春夏シーズンからトレイルランニングに特化した共同プロジェクトを開始。「ゴアテックス(GORE-TEX)」素材をはじめとする機能素材のアウター、プリーツスカート、カットソー、パック、シューズ、その他小物など、メンズとウィメンズ各21商品をそろえる。

■商品詳細

“GTX トレイル ジャケット”(5万5000円)
“エンデュリス トレイル プリーツ スカート”(2万7500円)
“エンデュリス トレイル インナータイト ショーツ”(2万7500円)
“L/S ES トレイルクルー”(1万6500円)
“HYKE TR 10”(2万9700円)
“ベクティブ エンデュリス III HYKE スペシャル エディション”(3万8500円)
※一部商品

【2月22日発売】
ニューバランス
(NEW BALANCE)

「ジョウンド」とのコラボスニーカーを発売

「ニューバランス(NEW BALANCE)」は、「ジョウンド(JJJJOUND)」とのコラボスニーカーを発売する。「ニューバランス」を代表する“2002R”を土台とし、スエード素材とメッシュ地のアッパーに、防水透湿性素材“ゴアテックス(GORE-TEX)”のライニングでまとめている。カラーはパイングリーンとチャコールグレーの2色。

■商品詳細

コラボスニーカー(3万3000円)

【2月22日発売】
メゾン ド フルール
(MAISON DE FLEUR)

ディズニー映画「おしゃれキャット」マリーとコラボ 

「メゾン ド フルール(MAISON DE FLEUR)」は、ディズニー映画「おしゃれキャット」の子猫マリーとのコラボアイテムを発売する。マリーをイメージしたピンクとホワイトを基調とし、ポーチやティッシュケース、トートバッグ、チャームの全4型をラインアップする。

■商品詳細

“スクエアトートバッグ”(6600円)
“ラウンドポーチ”(4400円)
“ティッシュケース”(4400円)
“マカロンリボンチャーム”(3300円)

【2月23日発売】
エミ(EMMI)

「プーマ」、スタイリスト・金子綾とコラボ
スニーカーやウエアなど

「エミ(EMMI)」は、「プーマ(PUMA)」とスタイリスト金子綾とのトリプルコラボのスニーカー“パレルモ(Palermo)”の別注と、「エミ」と金子のコラボのケープ付きブラウス、コクーンシルエットのパンツを発売する。

■商品詳細

コラボスニーカー“パレルモ”(1万4300円)
ブラウス(2万6400円)
パンツ(2万900円)

【2月23日発売】
ユニクロ:シー
(UNIQLO:C)

2024年スプリングコレクションを発売

「ユニクロ(UNIQLO)」は、デザイナーのクレア・ワイト・ケラー(Clare Waight Keller)とのウィメンズライン「ユニクロ:シー(UNIQLO:C)」の2024年スプリングコレクションを発売。ラインアップは、トレンチコートやプリーツドレス、ワイドジーンズ、ワイドパンツ、クロップドTシャツ、ニットベストなどウィメンズのみの全35型。

■商品詳細

アウター(5990円〜)
スカート&パンツ(2990円〜)
シャツ&ブラウス(2990円〜)
カットソートップス(1500円〜)
ニット(2990円〜)
ドレス(3990円〜)
バッグ&シューズ(2990円〜)
アクセサリー(2990円)

【2月24日発売】
ビームス
(BEAMS)

「クラークス オリジナルズ」とコラボ
“ワラビーブーツ”を発売

ビームスは、「クラークス オリジナルズ(CLARKS ORIGINALS)」とのコラボシューズ“ワラビーブーツ ゴアテックス”を発売する。“ワラビーブーツ”を土台に、“デザートブーツ”のサンドスエードカラーと、「クラークス オリジナルズ」を代表する2足を掛け合わせている。

■商品詳細

コラボシューズ“ワラビーブーツ ゴアテックス”(3万5200円)

【2月24日発売】
アディダス
(ADIDAS)

スニーカー“ロースーツ”
「アトモス」別注カラーを発売

「アトモス(ATMOS)」は、「アディダス オリジナルス(ADIDAS ORIGINALS)」のスニーカー“ロースーツ(LAWSUIT)”の別注カラー“ビーブロ(Beef & Broccoli)”を発売する。アッパーにはヌバック、サイドパネルとシュータンには強度のある“コーデュラ”素材で仕上げた。2月23日8時59分まで、「アトモス」公式オンラインで抽選を受け付けている。

■商品詳細

スニーカー“ロースーツ”(1万5400円)

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「ユニクロ:シー」や「ザ・ノース・フェイス」と「ハイク」のコラボなど! 来週発売のファッションアイテム10選【2/19〜2/25】

ファッションアイテムの発売情報を「WWDJAPAN」的視点でピックアップ!今回は2月19〜25日に発売するアイテムを紹介します。「ユニクロ:シー(UNIQLO:C)」は2月23日にウィメンズ全35型を発売します。昨年9月に発売したデビューコレクションに続く2シーズン目のコレクション。デビューシーズンでも人気だったトレンチコートの新作もラインアップ。「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」と「ハイク(HYKE)」は、トレイルランニングに特化した共同プロジェクトでアウターやシューズを発売します。トレイルランをしていなくても「街で着たい!」と思わせるデザイン性はさすがです

【2月19日発売】
ドットエスティ
(.ST)

サンリオとコラボ 
マイメロディやシナモロールがリアル&メタバースアイテムに

アダストリアのECモール「ドットエスティ(.ST)」は、サンリオと初めてコラボレーションしたアイテムを発売する。サンリオの人気6キャラクター、ハローキティ、クロミ、ポチャッコ、シナモロール、ハンギョドン、マイメロディと6ブランドとのコラボレーションで、全58アイテムを用意した。キャラクターを彷ふつとさせつつ日常でも着用できる“バウンドコーデ”が楽しめるデザインだ。

【2月21日発売】
アーカー
(AHKAH)

ダイヤモンドをあしらった
“ディア ミューズ”シリーズを発売

「アーカー(AHKAH)」は、ジュエリー“ディア ミューズ(DEAR MUSE)”シリーズを発売する。カットやサイズの異なるダイヤモンドを、中世ヨーロッパのモザイク画に見立てたファインジュエリーで、透明度を表すクラリティはVS以上、カラーはH以上のダイヤモンドをあしらった。

■商品詳細

“モザイク ノヴァ”リング(33万円)
“モザイク ノヴァ”イヤーカフ(25万3000円)
“モザイク ノヴァ”ネックレス(26万4000円)
“モザイク フープ”ピアス(44万円)
“モザイク フープ”アシンメトリーピアス(46万2000円)
“モザイク エクラ”チョーカー(36万3000円)

【2月22日発売】
ヴァンズ(VANS)

「ミンナノ」とのコラボアイテムを発売

「ヴァンズ(VANS)」は、中津川吾郎がオーナーを務めるショップ「ミンナノ(MIN-NANO)」とのコラボアイテムを発売する。⾃転⾞に用いる“リフレクター”を採⽤したスニーカーや、「ヴァンズ」のワッフルソールカラーのバンダナ、「ミンナノ」ロゴをあしらったTシャツなどをラインアップ。2⽉21⽇18時に「ビリーズ ハラジュク(BILLY’S HARAJUKU)」で実施するローンチイベントでは先⾏販売も行う。

■商品詳細

コラボスニーカー(1万1000円〜)
コラボTシャツ(6050円)
コラボバンダナ(2200円)

【2月22日発売】
ザ・ノース・フェイス×ハイク
(THE NORTH FACE×HYKE)

トレイルランに特化したコラボアイテム

「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」と「ハイク(HYKE)」は、2024年春夏シーズンからトレイルランニングに特化した共同プロジェクトを開始。「ゴアテックス(GORE-TEX)」素材をはじめとする機能素材のアウター、プリーツスカート、カットソー、パック、シューズ、その他小物など、メンズとウィメンズ各21商品をそろえる。

■商品詳細

“GTX トレイル ジャケット”(5万5000円)
“エンデュリス トレイル プリーツ スカート”(2万7500円)
“エンデュリス トレイル インナータイト ショーツ”(2万7500円)
“L/S ES トレイルクルー”(1万6500円)
“HYKE TR 10”(2万9700円)
“ベクティブ エンデュリス III HYKE スペシャル エディション”(3万8500円)
※一部商品

【2月22日発売】
ニューバランス
(NEW BALANCE)

「ジョウンド」とのコラボスニーカーを発売

「ニューバランス(NEW BALANCE)」は、「ジョウンド(JJJJOUND)」とのコラボスニーカーを発売する。「ニューバランス」を代表する“2002R”を土台とし、スエード素材とメッシュ地のアッパーに、防水透湿性素材“ゴアテックス(GORE-TEX)”のライニングでまとめている。カラーはパイングリーンとチャコールグレーの2色。

■商品詳細

コラボスニーカー(3万3000円)

【2月22日発売】
メゾン ド フルール
(MAISON DE FLEUR)

ディズニー映画「おしゃれキャット」マリーとコラボ 

「メゾン ド フルール(MAISON DE FLEUR)」は、ディズニー映画「おしゃれキャット」の子猫マリーとのコラボアイテムを発売する。マリーをイメージしたピンクとホワイトを基調とし、ポーチやティッシュケース、トートバッグ、チャームの全4型をラインアップする。

■商品詳細

“スクエアトートバッグ”(6600円)
“ラウンドポーチ”(4400円)
“ティッシュケース”(4400円)
“マカロンリボンチャーム”(3300円)

【2月23日発売】
エミ(EMMI)

「プーマ」、スタイリスト・金子綾とコラボ
スニーカーやウエアなど

「エミ(EMMI)」は、「プーマ(PUMA)」とスタイリスト金子綾とのトリプルコラボのスニーカー“パレルモ(Palermo)”の別注と、「エミ」と金子のコラボのケープ付きブラウス、コクーンシルエットのパンツを発売する。

■商品詳細

コラボスニーカー“パレルモ”(1万4300円)
ブラウス(2万6400円)
パンツ(2万900円)

【2月23日発売】
ユニクロ:シー
(UNIQLO:C)

2024年スプリングコレクションを発売

「ユニクロ(UNIQLO)」は、デザイナーのクレア・ワイト・ケラー(Clare Waight Keller)とのウィメンズライン「ユニクロ:シー(UNIQLO:C)」の2024年スプリングコレクションを発売。ラインアップは、トレンチコートやプリーツドレス、ワイドジーンズ、ワイドパンツ、クロップドTシャツ、ニットベストなどウィメンズのみの全35型。

■商品詳細

アウター(5990円〜)
スカート&パンツ(2990円〜)
シャツ&ブラウス(2990円〜)
カットソートップス(1500円〜)
ニット(2990円〜)
ドレス(3990円〜)
バッグ&シューズ(2990円〜)
アクセサリー(2990円)

【2月24日発売】
ビームス
(BEAMS)

「クラークス オリジナルズ」とコラボ
“ワラビーブーツ”を発売

ビームスは、「クラークス オリジナルズ(CLARKS ORIGINALS)」とのコラボシューズ“ワラビーブーツ ゴアテックス”を発売する。“ワラビーブーツ”を土台に、“デザートブーツ”のサンドスエードカラーと、「クラークス オリジナルズ」を代表する2足を掛け合わせている。

■商品詳細

コラボシューズ“ワラビーブーツ ゴアテックス”(3万5200円)

【2月24日発売】
アディダス
(ADIDAS)

スニーカー“ロースーツ”
「アトモス」別注カラーを発売

「アトモス(ATMOS)」は、「アディダス オリジナルス(ADIDAS ORIGINALS)」のスニーカー“ロースーツ(LAWSUIT)”の別注カラー“ビーブロ(Beef & Broccoli)”を発売する。アッパーにはヌバック、サイドパネルとシュータンには強度のある“コーデュラ”素材で仕上げた。2月23日8時59分まで、「アトモス」公式オンラインで抽選を受け付けている。

■商品詳細

スニーカー“ロースーツ”(1万5400円)

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香港からロンドン、スイス、丸亀を巡回し水戸へ 須藤玲子の「NUNO展」が2月17日から水戸芸でスタート

茨城県水戸市にある水戸芸術館は2月17日から、世界的なテキスタイルデザイナーの須藤玲子「NUNO」代表兼ディレクターの大規模個展「須藤玲子:NUNOの布づくり」を開催する。同展は、2019年に香港のアートセンターCHAT(Centre for Heritage, Arts and Textile)のこけら落としの展覧会として企画・開催され、その後はイギリス、スイスを経て、昨年は香川県の丸亀市猪熊弦一郎現代美術館(MIMOCA)を巡回していた。

CHATで最初となる展覧会を企画した高橋瑞木CHAT館長兼チーフキュレーターは水戸芸で2016年まで主任学芸員を務めた人物で、いわば水戸芸での開催はいわば「里帰り」。水戸芸時代に「Beuys in Japan:ボイスがいた8日間」(2009)や「拡張するファッション」(2013)など話題になった数々の企画展を手掛けた高橋CHAT館長だが「私にとっては初めてのテキスタイルの展覧会で、現代アートと比べて相当難易度が高かった。CHATは紡績工場跡地を再開発したヘリテージミュージアム。3年間の準備期間にリサーチを重ねる中、こけら落としにはアジアで最もパワフルで、かつテキスタイル分野のクリエイターを取り上げたいという考えに行き着いた。そう考えたときに圧倒的な存在感を放っていたのが須藤さんだった」と振り返る。

須藤ディレクター率いるテキスタイルデザインスタジオ「NUNO」は、日本全国の多彩な繊維産地の工場とともに技術や製法そのものも一緒にデザイン・開発し、工芸やハイテクを自在に組み合わせたコンテンポラリーなテキスタイルは世界で高い評価を獲得。マンダリンオリエンタル東京の内装ファブリックを手掛けているほか、作品はニューヨーク近代美術館(MoMA)やメトロポリタン美術館、イギリスのヴィクトリア&アルバート美術館などのパーマネントコレクションとして収蔵されている。

高橋CHAT館長が企画した「須藤玲子:NUNOの布づくり」展の最大の特徴は、過去の「NUNO」のテキスタイルを、その製造プロセスや産地とのつながりそのものにフォーカスし、それを展示したこと。「有史以来の長い歴史を持つテキスタイルは、誰にでも身近なのに製法や歴史は実に複雑で、難易度が高く、実際の展示方法をどうするかで2年くらい悩んでいた。2018年に国立新美術館で須藤さんとライゾマティクス(現パノラマティクス)の齋藤精一さんが組み、300体の『こいのぼり』を泳がせた『こいのぼり』展で、奥の小さな部屋でライゾマが撮影したテキスタイルの製造現場の映像を見たときに、これだとひらめいた」と明かす。

「こいのぼり」は、妹島和世・西沢立衛率いるSANAAが手掛けたパリ北部のルーブル別館「ルーブル・ランス」など、数々の世界的な美術館で展示デザイナーを務めるアドリアン・ガルデールが開発した「NUNO」の展示手法で、ライゾマは国立新美術館の大ホールで、その鯉のぼりをぐるぐると回し話題を呼んだ。

須藤ディレクターは、「テキスタイルは、私や『NUNO』のスタッフだけでなく、全国の繊維産地の工場や職人たちとの協働作業から生まれている。そうした部分をぜひ見てほしい」という。

■須藤玲子:NUNO の布づくり
日程:2月17日〜5月6日
時間:10:00〜18:00
休館日:月曜日
場所:水戸芸術館現代美術ギャラリー&広場
住所:〒310-0063 茨城県水戸市五軒町1-6-8
入場料:一般 900円/高校生以下/70歳以上 無料

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「背広散歩」が第2、3回の実施を宣言 3月30日に大阪で初開催

「背広散歩」第1回の様子

ビームスや三越伊勢丹などメンズのドレスファッションに携わる有志による「背広散歩」は第2、3回の実施を公表した。

3月30日に大阪、4月20日に東京の予定で、大阪での開催は初めて。参加条件は前回同様、スーツ&ネクタイ着用だ。その他詳細については「追ってインスタグラムで告知する」という。

同イベントは2023年10月に浅草で第1回を行い、70人超が参加。伝法院通りや浅草花やしき前などを練り歩いた。

PHOTOS : YUIKI HAYAKAWA

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ジェフ・クーンズやJRと協業 フランス発磁器「ベルナルド」の展覧会「トランスミッション」

フランス発磁器「ベルナルド(BERNARDAUD)」は2月20日まで、伊勢丹新宿本店5階、アーティストとの協業作品を集めた「トランスミッション」展を行う(2月28日〜4月2日、イセタンサローネで開催)。同展は、昨年「ベルナルド」が創業160周年を記念しフランスで開催したもので、ジェフ・クーンズ(Jeff Koons)やカンパーナ兄弟(CAMPANA BROTHERS)、JR、ジョアナ・ヴァスコンセロス(Joana Vasconcelos)、マルコ・メンカッチ(Marco Mencacci)、シルヴァン・ドビュイソン(Sylvain Dubuisson)、オリヴィエ・ガニエール(Olivier Gagnere)、アトリエ・ピュフィル(L’ATELIER BUFFILE)などとコラボレーションした作品を展示販売。また、同ブランドの磁器製作の舞台裏や独自のノウハウをショートムービーで紹介する。

「ベルナルド」とクーンズの深いつながり

世界中の有名ホテルやレストランで使用される「ベルナルド」。テーブルウエアで知られているが、クーンズをはじめ、多くのアーティストから絶大な信頼が寄せる磁器ブランドだ。クーンズは自身の作品「バルーン・ドッグ」を磁器で制作したいと同ブランドにアプローチ。「ベルナルド」は2年半かけて、作品特有のメタリックな光沢の再現に成功し、継続して彼とコラボしている。昨年末、クーンズが来日した際、同ブランドは、ベルナルド表参道店でコラボ最新作の“ダイヤモンド”の発表を記念し、アートギャラリーと共同でカクテル&サイン会を開催。招待された「ベルナルド」のVIP顧客とアートコレクターは、クーンズとの交流を楽しんだ。このようなイベントを実現できるのは、アーティストとの深いつながりがあるからこそ。クーンズが予定しているチャリティーディナー・プロジェクトのパートナーにも「ベルナルド」を選んだというから、その信頼の高さは相当なものだ。

くしゃくしゃにした紙を磁器で再現

面白いエピソードがもう一つある。通常ブランドとコラボをしないと言われフランス人のストリートアーティストJR。彼が仏リモージュの「ベルナルド」のアトリエを訪問した際に、1枚の紙をしわくちゃにして、「磁器でこれを再現できたらコラボする」と告げたそうだ。通常であれば、無理難題と断るのが当然。「ベルナルド」からコラボの話を持ちかけたわけでもなく、形になるかならないか分からないものに時間と労力を掛けるなどナンセンスだ。だが、「ベルナルド」は、躊躇せず、その難題を受け止めて、しわくちゃの紙を磁器で完璧に再現した。このように、伝統に培われた技術を進化させ続ける姿勢と情熱にアーティストは共感を覚えるのだろう。アーティストとのコラボを通して磁器の新たな可能性を広げる「ベルナルド」。「トランスミッション」展は、アートと磁器の見事な融合に触れるチャンスだ。

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「エムアイエムシー」が“ブルガリアンローズ”を五感で楽しむ一夜限りの晩餐会 片岡護シェフによる贅沢なフルコース

ミネラルコスメブランド「エムアイエムシー(MIMC)」は2月22日、世界で愛されるブルガリアンローズを五感で楽しむ一夜限りの晩餐会を開催する。イタリア料理ブームの火つけ役として有名な「アルポルト」のオーナーシェフ、片岡護氏による、ブルガリアンローズを味わい尽くすフルコースを提供する。

コース料理にはブランド指定のオーガニック農場で1年に3週間だけ花開くローズを手摘みし、高濃度のローズオイルを含むローズの美容成分を抽出したインナーケア商品“ローズエマルションウォーター”をふんだんに使用。会場では「エムアイエムシー」代表の北島寿氏による、ブルガリアンローズを使用したエイジングケアライン“ローズシューティカルライン”の開発秘話、食材としてのローズに造詣の深い片岡シェフと「テオブロマ」のオーナーシェフ土屋公二氏のトークショー、ブルガリア大使との交流を楽しめる。

料金は3万5000円(サービス料込・1ドリンク付き)で予約サイトにて21日15時まで受け付ける。参加者には“ローズエマルションウォーター”(現品1本)をプレゼントする。

■「バラの騎士と女神の宴」
開催日:2月22日
時間:17:30〜20:45(受付17:15)
場所:リストランテ・アルポルト
住所:東京都港区西麻布3-24-9 上田ビルB1階
料金:3万5000円(サービス料込・1ドリンク付き)

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「エムアイエムシー」が“ブルガリアンローズ”を五感で楽しむ一夜限りの晩餐会 片岡護シェフによる贅沢なフルコース

ミネラルコスメブランド「エムアイエムシー(MIMC)」は2月22日、世界で愛されるブルガリアンローズを五感で楽しむ一夜限りの晩餐会を開催する。イタリア料理ブームの火つけ役として有名な「アルポルト」のオーナーシェフ、片岡護氏による、ブルガリアンローズを味わい尽くすフルコースを提供する。

コース料理にはブランド指定のオーガニック農場で1年に3週間だけ花開くローズを手摘みし、高濃度のローズオイルを含むローズの美容成分を抽出したインナーケア商品“ローズエマルションウォーター”をふんだんに使用。会場では「エムアイエムシー」代表の北島寿氏による、ブルガリアンローズを使用したエイジングケアライン“ローズシューティカルライン”の開発秘話、食材としてのローズに造詣の深い片岡シェフと「テオブロマ」のオーナーシェフ土屋公二氏のトークショー、ブルガリア大使との交流を楽しめる。

料金は3万5000円(サービス料込・1ドリンク付き)で予約サイトにて21日15時まで受け付ける。参加者には“ローズエマルションウォーター”(現品1本)をプレゼントする。

■「バラの騎士と女神の宴」
開催日:2月22日
時間:17:30〜20:45(受付17:15)
場所:リストランテ・アルポルト
住所:東京都港区西麻布3-24-9 上田ビルB1階
料金:3万5000円(サービス料込・1ドリンク付き)

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青山商事

社名:
業種:
アパレル・小売業
設立:
1964年
本社所在地:
広島県福山市王子町1-3-5
代表者:
代表取締役社長 青山理
主なブランド・業態:
「洋服の青山」「スーツスクエア」「ザ・スーツカンパニー」「ユニバーサル ランゲージ」「麻布テーラー」「ミスターミニット」など
主なグループ会社:
ブルーリバース、エム・ディー・エス、服良、上海服良時装有限公司、メルボメンズウェアー、メルボ紳士服工業、ミニット・アジア・パシフィックなど
業績:
売上高1835億円、純利益41億円(連結、2023年3月期)
従業員数:
1万796人(連結、2023年3月期)
概要:
紳士服専門店の最大手。値ごろなスーツを売る「洋服の青山」を全国各地の幹線道路沿いに出店するとともに、積極的なテレビCMなどで成長を遂げた。創業者の青山五郎氏(1930〜2008年)は、完全買い取りの仕入れや多店舗化によるスケールメリットによって「スーツの価格破壊」として名を馳せた。都市部では「ザ・スーツカンパニー」「スーツスクエア」などの業態を運営する。2022年にはオーダースーツの「麻布テーラー」を買収した。売上高に占めるビジネスウエアの割合は約7割だが、ビジネスシーンの変化に伴い、カジュアルな服も拡大している。「洋服の青山」を中心としたビジネスウエア事業の国内店舗数は778店舗(23年3月期末)。また子会社を通じて靴の修理店「ミスターミニット」事業、飲食店やフィットネスジムのフランチャイジー事業を行っている。

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青山商事

社名:
業種:
アパレル・小売業
設立:
1964年
本社所在地:
広島県福山市王子町1-3-5
代表者:
代表取締役社長 青山理
主なブランド・業態:
「洋服の青山」「スーツスクエア」「ザ・スーツカンパニー」「ユニバーサル ランゲージ」「麻布テーラー」「ミスターミニット」など
主なグループ会社:
ブルーリバース、エム・ディー・エス、服良、上海服良時装有限公司、メルボメンズウェアー、メルボ紳士服工業、ミニット・アジア・パシフィックなど
業績:
売上高1835億円、純利益41億円(連結、2023年3月期)
従業員数:
1万796人(連結、2023年3月期)
概要:
紳士服専門店の最大手。値ごろなスーツを売る「洋服の青山」を全国各地の幹線道路沿いに出店するとともに、積極的なテレビCMなどで成長を遂げた。創業者の青山五郎氏(1930〜2008年)は、完全買い取りの仕入れや多店舗化によるスケールメリットによって「スーツの価格破壊」として名を馳せた。都市部では「ザ・スーツカンパニー」「スーツスクエア」などの業態を運営する。2022年にはオーダースーツの「麻布テーラー」を買収した。売上高に占めるビジネスウエアの割合は約7割だが、ビジネスシーンの変化に伴い、カジュアルな服も拡大している。「洋服の青山」を中心としたビジネスウエア事業の国内店舗数は778店舗(23年3月期末)。また子会社を通じて靴の修理店「ミスターミニット」事業、飲食店やフィットネスジムのフランチャイジー事業を行っている。

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【2024年ホワイトデー】「ジャン=ポール・エヴァン」が6種類の限定ボンボンショコラなどを発売

「ジャン=ポール・エヴァン(JEAN-PAUL HEVIN)」は、“ホワイトデー コレクション 2024”を3月1〜17日まで期間限定で販売する。オンラインブティックは2月26日から先行発売する。

今シーズンのコレクションテーマは“PARIS FOR EVER(パリ フォーエバー)”。ホワイトデー限定のボンボンショコラとして、パンデピス風味のフランボワーズガナッシュをビターチョコレートでコーティングした“シエル ドゥ ニュイ”(478円)、ミラベル風味のガナッシュをミルクチョコレートでコーティングした“エトワール”(478円)、スラウェシ島産ロングペッパー香るヘーゼルナッツのプラリネをビターチョコレートでコーティングした“クール ノワール”(504円)、ネパールの山で収穫される希少な胡椒香るアーモンドのプラリネをミルクチョコレートでコーティングした“クール レ”(504円)、スラウェシ島産ロングペッパー香るアーモンドとヘーゼルナッツプラリネをミルクチョコレートでコーティングした“ウルソン”(529円)、ライム香るパイナップル風味のガナッシュをビターチョコレートでコーティングした“トリヨンフ”(478円)の6種類が登場する。

ラインアップは、カカオ農園を旅するジャン=ポール・エヴァン自身がカカオポッドを抱えている姿をイメージしたベアとボンボンショコラ9個を詰め合わせた“ジャンドール WD”(8195円)やベアと期間限定ショコラ3個が入った“フェティッシュ ウルソン WD”(4950円)、期間限定のショコラを含むボンボンショコラの詰め合わせと凱旋門をイメージしたチャームがついたセット(2214〜1万9270円)を用意する。

クマの形や限定ショコラをブルー缶に詰め合わせた“モナムール WD”(3996円)やハートをかたどったショコラの器に期間限定のショコラなどを詰め合わせた“アムール アン クール WD”(9504円)も販売する。

さらにホワイトデーのギフトにおすすめのマカロンの詰め合わせ(1458〜5940円)も取り扱う。

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ZOZO

社名:
業種:
インターネットサイト運営
設立:
1998年
本社所在地:
千葉県千葉市稲毛区緑町1-15-16
代表者:
代表取締役社長兼CEO 澤田宏太郎
主なブランド・業態:
「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」
主なグループ会社:
ZOZO NEXT、yutori
業績:
商品取扱高5443億円、売上高1834億円、営業利益564億円、経常利益567億円、純利益395億円(2023年3月期)
従業員数:
1677人(23年9月時点)
概要:
1998年に輸入レコードの通販を目的にスタート・トゥデイ(現ZOZO)を設立。2000年1月に輸入レコードのオンライン通販を開始、04年12月ファッションのオンライン通販「ゾゾタウン」をスタートする。07年12月東証マザーズに上場、12年2月東証一部(現東証プライム)に変更、19年9月にヤフー(現LINEヤフー)の傘下入りを発表。「ゾゾタウン」は日本最大級のファッションECサイト。ここ近年はテナント向けの受注生産サービス「メードバイゾゾ」や、リアル店舗支援の「ゾゾモ(ZOZOMO)」など、売り買いだけでなく、ファッション×ITを組み合わせた「プラットフォーム化」に注力。

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ZOZO

社名:
業種:
インターネットサイト運営
設立:
1998年
本社所在地:
千葉県千葉市稲毛区緑町1-15-16
代表者:
代表取締役社長兼CEO 澤田宏太郎
主なブランド・業態:
「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」
主なグループ会社:
ZOZO NEXT、yutori
業績:
商品取扱高5443億円、売上高1834億円、営業利益564億円、経常利益567億円、純利益395億円(2023年3月期)
従業員数:
1677人(23年9月時点)
概要:
1998年に輸入レコードの通販を目的にスタート・トゥデイ(現ZOZO)を設立。2000年1月に輸入レコードのオンライン通販を開始、04年12月ファッションのオンライン通販「ゾゾタウン」をスタートする。07年12月東証マザーズに上場、12年2月東証一部(現東証プライム)に変更、19年9月にヤフー(現LINEヤフー)の傘下入りを発表。「ゾゾタウン」は日本最大級のファッションECサイト。ここ近年はテナント向けの受注生産サービス「メードバイゾゾ」や、リアル店舗支援の「ゾゾモ(ZOZOMO)」など、売り買いだけでなく、ファッション×ITを組み合わせた「プラットフォーム化」に注力。

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三越伊勢丹ホールディングス

社名:
業種:
百貨店
創業:
1673年(三越)
1886年(伊勢丹)
設立:
2008年
本社所在地:
東京都新宿区新宿5-16-10
代表者:
代表取締役社長執行役員 細谷敏幸
主な店舗:
伊勢丹新宿本店、三越日本橋本店、三越銀座店、伊勢丹立川店、伊勢丹浦和店、名古屋三越、仙台三越、新潟伊勢丹、岩田屋本店、丸井今井札幌本店など
主なグループ会社:
三越伊勢丹、札幌丸井三越、仙台三越、新潟三越伊勢丹、名古屋三越、岩田屋三越
業績:
総額売上高1兆884億円、営業利益296億円、純利益323億円(2023年3月期)
従業員数:
1万7500人(23年3月時点)
概要:
創業は三越が1673年、伊勢丹が1886年までさかのぼる。2008年に経営統合し、共同持株会社の三越伊勢丹ホールディングスが発足。国内外25店舗(23年3月時点)を運営する日本最大の百貨店グループとなった。中核事業会社の三越伊勢丹は首都圏5店舗を運営。旗艦店の伊勢丹新宿本店は富裕層やインバウンド消費の追い風を受け、23年3月期に過去最高となる売上高3276億円を叩き出すなど破竹の勢いを見せる。21年の細谷敏幸社長就任後、百貨店業における「マスから個」への方針転換を掲げ、外商をはじめとする上顧客とのエンゲージメント強化に注力、成果を上げている。

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「ジルスチュアート ビューティ」がシーンで選べる2種の日焼け止め発売 ホワイトフローラルの甘い香り

「ジルスチュアート ビューティ(JILL STUART BEAUTY)」は3月1日、“エブリデイブライト UVプロテクター”シリーズから、日焼け止めジェルと日焼け止めスプレーを限定発売する。SPF50+・PA++++のUVカット力に加え、純白の花のブーケのようなホワイトフローラルのピュアで甘い香りが特徴だ。

ジェルタイプの日やけ止め“トーンアップ UVプロテクター ホワイトフローラル ”(60g、3080円)は、3種の汗・皮脂吸収パウダーと2種のサラサラパウダー、2種のシルキースムース成分、天然由来の保湿成分を配合。さらさらとしたつけ心地で潤い感のある滑らかな肌を演出する。カラーは淡いラベンダーピンクで、パープル、ブルーのほかゴールドが加わったブライトラベンダーパールと大粒のシルバーパールを忍ばせて自然な艶肌感をプラス。黄ぐすみや顔色の悪さもカバーするため、化粧下地としても活用できる。

“UVプロテクトスプレー ホワイトフローラル”(60g、2200円)は、逆さにしても使えるスプレータイプの日焼け止めで、メイクの上からでも手軽にUVカットすることができる。3種の汗・皮脂吸収パウダーと2種のサラサラパウダー、2種のシルキースムース成分のほか、紫外線ダメージから肌を守るアクティブアロエエキスを配合。スプレーするたびにホワイトフローラルの香りがふんわりと立ち上がる。

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「ジルスチュアート ビューティ」がシーンで選べる2種の日焼け止め発売 ホワイトフローラルの甘い香り

「ジルスチュアート ビューティ(JILL STUART BEAUTY)」は3月1日、“エブリデイブライト UVプロテクター”シリーズから、日焼け止めジェルと日焼け止めスプレーを限定発売する。SPF50+・PA++++のUVカット力に加え、純白の花のブーケのようなホワイトフローラルのピュアで甘い香りが特徴だ。

ジェルタイプの日やけ止め“トーンアップ UVプロテクター ホワイトフローラル ”(60g、3080円)は、3種の汗・皮脂吸収パウダーと2種のサラサラパウダー、2種のシルキースムース成分、天然由来の保湿成分を配合。さらさらとしたつけ心地で潤い感のある滑らかな肌を演出する。カラーは淡いラベンダーピンクで、パープル、ブルーのほかゴールドが加わったブライトラベンダーパールと大粒のシルバーパールを忍ばせて自然な艶肌感をプラス。黄ぐすみや顔色の悪さもカバーするため、化粧下地としても活用できる。

“UVプロテクトスプレー ホワイトフローラル”(60g、2200円)は、逆さにしても使えるスプレータイプの日焼け止めで、メイクの上からでも手軽にUVカットすることができる。3種の汗・皮脂吸収パウダーと2種のサラサラパウダー、2種のシルキースムース成分のほか、紫外線ダメージから肌を守るアクティブアロエエキスを配合。スプレーするたびにホワイトフローラルの香りがふんわりと立ち上がる。

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「ジルスチュアート ビューティ」がシーンで選べる2種の日焼け止め発売 ホワイトフローラルの甘い香り

「ジルスチュアート ビューティ(JILL STUART BEAUTY)」は3月1日、“エブリデイブライト UVプロテクター”シリーズから、日焼け止めジェルと日焼け止めスプレーを限定発売する。SPF50+・PA++++のUVカット力に加え、純白の花のブーケのようなホワイトフローラルのピュアで甘い香りが特徴だ。

ジェルタイプの日やけ止め“トーンアップ UVプロテクター ホワイトフローラル ”(60g、3080円)は、3種の汗・皮脂吸収パウダーと2種のサラサラパウダー、2種のシルキースムース成分、天然由来の保湿成分を配合。さらさらとしたつけ心地で潤い感のある滑らかな肌を演出する。カラーは淡いラベンダーピンクで、パープル、ブルーのほかゴールドが加わったブライトラベンダーパールと大粒のシルバーパールを忍ばせて自然な艶肌感をプラス。黄ぐすみや顔色の悪さもカバーするため、化粧下地としても活用できる。

“UVプロテクトスプレー ホワイトフローラル”(60g、2200円)は、逆さにしても使えるスプレータイプの日焼け止めで、メイクの上からでも手軽にUVカットすることができる。3種の汗・皮脂吸収パウダーと2種のサラサラパウダー、2種のシルキースムース成分のほか、紫外線ダメージから肌を守るアクティブアロエエキスを配合。スプレーするたびにホワイトフローラルの香りがふんわりと立ち上がる。

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目黒蓮が「フェンディ」のスペシャルムービーに登場 ミラノで密着

目黒蓮

「フェンディ(FENDI)」は、Snow Man(スノーマン)のメンバーで俳優の目黒蓮に密着した動画を公式ホームページなどで公開した。

目黒がイタリア・ミラノを巡る内容で、2024-25年秋冬メンズコレクションを鑑賞したり、旗艦店を訪れたりした様子を収める。

目黒は、「フェンディ」のジャパンメンズブランドアンバサダーを務める。

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目黒蓮が「フェンディ」のスペシャルムービーに登場 ミラノで密着

目黒蓮

「フェンディ(FENDI)」は、Snow Man(スノーマン)のメンバーで俳優の目黒蓮に密着した動画を公式ホームページなどで公開した。

目黒がイタリア・ミラノを巡る内容で、2024-25年秋冬メンズコレクションを鑑賞したり、旗艦店を訪れたりした様子を収める。

目黒は、「フェンディ」のジャパンメンズブランドアンバサダーを務める。

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【2024年猫の日】「ネコロジー」などが松屋銀座で猫グッズのポップアップをオープン

コレクトが運営するグッズブランド「ネコロジー(N+ECOLOGY)」は2月21日〜27日までの期間、松屋銀座3階でポップアップをオープンする。

同ポップアップは、2月22日の“猫の日”に合わせ、「ノコト(NOCOTO)」「キャット・イン・ダ・ハウス!(CAT IN DA HOUSE!)」の2ブランドとともに、雑貨や猫用の食器、ベッドなど、猫をテーマにさまざまな商品をラインアップする。「ネコロジー」は、チャーム(2970円)や猫用フードボウル(3960円)、爪研ぎマット(5940円)、刺しゅうキャップ、靴下、アクセサリーなど、定番アイテムをはじめ、公式オンラインでは未発売のアイテムも先行販売。またポップアップで「ネコロジー」のアイテム購入者すべてにノベルティーのリネン製巾着袋をプレゼントする。

「ネコロジー」は、2022年5月に始まった、猫と人に向けたグッズブランド。アパレル職の猫好き2人が手掛け、商品収益の一部は保護猫団体へ寄付している。

■ポップアップ
日程:2月21日〜27日
時間:11:00〜20:00
場所:松屋銀座 3階 イベントスペース
住所:東京都中央区銀座3-6-1

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「オスカー デ ラ レンタ」が身売りも検討 NYの名門もメガブランド相手に苦戦

「オスカー デ ラ レンタ(OSCAR DE LA RENTA)」がヨーロッパの投資会社ロスチャイルド・アンド・コー(ROTHCHILD & CO.)を通じて身売りの可能性などを模索しているようだ。複数の関係者が明らかにしたが、契約が成立するかは不透明なようだ。ニューヨークを拠点とするブランドは、2014年に長きに渡るガンとの闘いで亡くなった創業デザイナーの一族が保有。一方、GFキャピタル・マネージメント&アドバイザーズ(GF CAPITAL MANAGEMENT & ADVIDORS)が10年に株式の20%程度を取得したものと見られている。双方からのコメントは得られていない。

「オスカー デ ラ レンタ」は、長きにわたりニューヨークのファッション界で存在感を発揮してきた。しかし近年は「シャネル(CHANEL)」や「ディオール(DIOR)」などのメガブランドに押され、対抗するためのマーケティング費用も十分ではないようだ。現在の年商は1億2000万ドル(約180億円)を若干上回っている程度。コロナ禍にはリストラにも取り組み、現在は費用対効果が見込めないニューヨーク・ファッション・ウイークへの参加を見送っている。

ブランドは17年からローラ・キム(Laura Kim)とフェルナンド・ガルシア(Fernando Garcia)のデュオがクリエイティブ・ディレクターを務めている。日本の代理店は三喜商事。

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「オスカー デ ラ レンタ」が身売りも検討 NYの名門もメガブランド相手に苦戦

「オスカー デ ラ レンタ(OSCAR DE LA RENTA)」がヨーロッパの投資会社ロスチャイルド・アンド・コー(ROTHCHILD & CO.)を通じて身売りの可能性などを模索しているようだ。複数の関係者が明らかにしたが、契約が成立するかは不透明なようだ。ニューヨークを拠点とするブランドは、2014年に長きに渡るガンとの闘いで亡くなった創業デザイナーの一族が保有。一方、GFキャピタル・マネージメント&アドバイザーズ(GF CAPITAL MANAGEMENT & ADVIDORS)が10年に株式の20%程度を取得したものと見られている。双方からのコメントは得られていない。

「オスカー デ ラ レンタ」は、長きにわたりニューヨークのファッション界で存在感を発揮してきた。しかし近年は「シャネル(CHANEL)」や「ディオール(DIOR)」などのメガブランドに押され、対抗するためのマーケティング費用も十分ではないようだ。現在の年商は1億2000万ドル(約180億円)を若干上回っている程度。コロナ禍にはリストラにも取り組み、現在は費用対効果が見込めないニューヨーク・ファッション・ウイークへの参加を見送っている。

ブランドは17年からローラ・キム(Laura Kim)とフェルナンド・ガルシア(Fernando Garcia)のデュオがクリエイティブ・ディレクターを務めている。日本の代理店は三喜商事。

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スノーピーク、上場廃止報道について「検討は事実」とコメント

スノーピークは16日夜、一部メディアで同社が株式の非公開化を検討している旨の報道が出たことについて「非公開化を検討しているのが事実だが、現時点において決定した事実はない」とのコメントを出した。企業価値の向上のためのさまざまな選択肢の一つだとしている。

同社は2014年に東証マザーズ、15年に東証一部(現・東証プライム)に上場した。14日に発表した2023年12月期業績は、売上高が前期比16.4%減の257億円、特別損失を計上したため純利益が99.9%減の100万円だった。コロナ禍で高まったキャンプ需要が落ち着き、テントなどの用品の販売が失速した。一時は1500億円を超えていた時価総額は16日時点で319億円まで減っている。

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スノーピーク、上場廃止報道について「検討は事実」とコメント

スノーピークは16日夜、一部メディアで同社が株式の非公開化を検討している旨の報道が出たことについて「非公開化を検討しているのが事実だが、現時点において決定した事実はない」とのコメントを出した。企業価値の向上のためのさまざまな選択肢の一つだとしている。

同社は2014年に東証マザーズ、15年に東証一部(現・東証プライム)に上場した。14日に発表した2023年12月期業績は、売上高が前期比16.4%減の257億円、特別損失を計上したため純利益が99.9%減の100万円だった。コロナ禍で高まったキャンプ需要が落ち着き、テントなどの用品の販売が失速した。一時は1500億円を超えていた時価総額は16日時点で319億円まで減っている。

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