一方、エスティ ローダー カンパニーズのステファン・ドゥ・ラ・ファヴェリー(Stephane de La Faverie)=エグゼクティブ・グループ・プレジデントは、「フレデリックが00年にブランドを立ち上げたとき、彼は世界の偉大な調香師たちに声を上げる力とプラットフォームを与え、フレグランス業界の常識を打ち破った。香水に自由と創造性を取り戻そうと取り組む彼の前衛的なアプローチによって、フレグランスの傑作を提案する真のラグジュアリーブランドが生まれた」とマルの功績を賞賛。また、「私たちは、フレデリックと共にブランドを成長させてきたことを誇りに思っている。そして、これからも彼のインスピレーションとフレグランス作りへの妥協なき献身を称え続けていく」と述べた。
メイン会場では、「ディオール(DIOR)」「ゲラン(GUERLAIN)」「ジバンシイ(GIVENCHY)」「メイクアップフォーエバー(MAKE UP FOR EVER)」がジェンダーレスメイクの体験ブースを出展する。2年連続となる「ジバンシイ」のブースではタッチアップのほか、サンプルの配布、数量限定のレインボーカラーの“4Gロゴ”ステッカーを抽選でプレゼントする。また、日本のプライドパレード30周年を祝し、写真家のレスリー・キーによる写真展を原宿で開催する。世界各国のセレブリティー30組と、LVMHのエグゼクティブ30人を撮り下ろした。
同社はさまざまな部署からの有志の社員が集まり企画・運営する。2019年に男性化粧品ブランド「アックス(AXE)」が出展し、ユニリーバ・ジャパンとしての出展は23年に続き2回目となる。昨年は「Be Yourself. Colourful is Powerful.」をテーマに、7000人以上が来場し、メッセージウォールには約600人が「自分が誇らしく思うこと」のメッセージを寄せた。全社員の5.5%にあたる22人が、ブースでボランティアスタッフとして参加した。
ジョイ・ホー=ユニリーバ・ジャパン社長は、「ユニリーバは多様でインクルーシブな企業だと自負しているが、より公平でインクルーシブな世界をつくるためにはまだなすべきことがたくさんある。多くのLGBTQI+当事者の人たちは今も恐れを抱いて生きている。私たちは声なき声を代弁し、声を広げ、LGBTQI+コミュニティーを含む全ての人々が自分らしくいられるようにしたい。そうすることで世界はよりよくなると信じている。『Colourful is Powerful』」とコメントを寄せた。
【企業背景】
資生堂は企業使命「BEAUTY INNOVATIONS FOR A BETTER WORLD(美の力でよりよい世界を)」の実現に向けて、社員がジェンダーや年齢、国籍などに関係なく、個々の違いを尊重し合い、シナジーによりイノベーションを生み続ける組織風土を作るため、ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン(DE&I)を重要な経営戦略の柱と位置付ける。美の力によるエンパワーメントや性的マイノリティーへの支持を可視化することで、当事者の方々が自分らしい人生を送れる社会の実現を目指す。
日本ロレアル
日本ロレアルは初参加した23年に続き2回目の出展となる。出展ブースのテーマには「"beauty gives us confidence in who we are and who we want to be"~今の私は美しい。だから、なりたい私も美しい~」を掲げる。21日にドラッグクイーンのモデルによるメイクアップショーを開催するほか、同社商品を使用したメイクのタッチアップコーナー、リップを使用したメッセージボード企画、フォトフレームの写真撮影など、多様な美の実現を応援する体験型アクティビティーを用意する。
2023年12月に最終回を迎えた、日本最大級のサバイバルオーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS」。そこで選ばれた11人組ガールズグループME:I(ミーアイ)が、4月17日デビューシングル「MIRAI」で、いよいよデビューを果たす。デビュー前に行われたファンコンサートでは、東京(追加公演含む)・大阪の2都市で、全9公演、約6.5万人を動員するなど、 その人気の高さがうかがえる。今回、11人を3組に分けて、それぞれのオーディション当時の思い出や、グループを結成してから知ったメンバーの意外な素顔などを聞きつつ、全員にファッションへのこだわり、そしてME:Iの未来についてたっぷりと語ってもらった。
「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」は、メード・イン・イタリーにこだわった、これまでより高価格帯のレザー製ハンドバッグをローンチした。デザインはミニマルで、横長の台形シルエットが特徴。スモールとミディアムの2サイズを用意する。価格はスモールが17万6000円、ミディアムが19万8000円(共に税込)。
会期中は、ブランドが契約する山岳ガイドのトークイベントや、ポッドキャスト「Too Young To Know」の公開収録、映像の特別上映会、朝ランなど、各種イベントを企画している。詳細は公式サイトやSNSを参照。19日には内覧会を兼ねたレセプションも行い、本国でアーカイブの収集を担当し、3000点を管理しているというダレン・リット アークテリクス アーカイビストや、ブランドと契約する山形・月山のバックカントリーガイド石沢孝浩氏、テレマークスキーヤー石橋仁氏のトークイベントも行った。
■ARC’TERYX MUSEUM
開催期間:4月20日〜5月5日
開催時間:11〜19時
住所:東京都渋谷区神宮前6丁目14-2
※入場無料、予約不要
ME:Iは、日本最大級のサバイバルオーディション番組の初のガールズ版「PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS」で“国民プロデューサー”と呼ばれる視聴者による国民投票によって選ばれた11人組ガールズグループ。グループ名には「新しい日本の世代を代表する ‘未来のアイドル’」という意味が込められており、「グローバルに向かって活躍したい、未来に向かって共に進んでいく」ME:Iのコンセプトとグローバルファッションブランドを目指すジーユーの方針が共鳴し、今回のコラボレーションが実現した。
第2弾となる今回は“CRUE-LWAVE II”と題し「クルーエル」のキーワードの1つである“FIX IT IN THE MIX”のグラフィックが施されたショートスリーブシャツ(2万5300円)とTシャツ(9900円)をはじめ、ミニマルな書体でデザインされた“HOUSE”が胸にプリントしたロングスリーブTシャツ(1万3200円)がラインアップする。アイテムは「ウェイヴ」公式オンライン、ソフトハイフン“ザ・ハウス”(SOFTHYPHEN “THE HOUSE”)、 ザ・コンテンポラリー・フィックス(THE CONTEMPORARY FIX)京都店で販売する。
「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT)」(以下、YSL)が3月29日に発売した新リップ“ラブシャイン リップスティック”(全20色、各5940円)が好調だ。全国発売前後17日間を比較すると、発売直後からリップスティックの売り上げが約3倍に拡大したほか、一部のカラーはオンラインストアや一部店舗で欠品が相次ぐなどの品薄状態になっている。
TOKYO BASEは5月11日、ニューヨークに米国初店舗となる「ステュディオス トウキョウ ニューヨーク(STUDIOS TOKYO NEWYORK)」をオープンする。2020年に閉店していた、ソーホー地区の名物ショップだった「オープニングセレモニー(OPENING CEREMONY)」の跡地。合わせて現地ECも開設する。
TOKYO BASEは5月11日、ニューヨークに米国初店舗となる「ステュディオス トウキョウ ニューヨーク(STUDIOS TOKYO NEWYORK)」をオープンする。2020年に閉店していた、ソーホー地区の名物ショップだった「オープニングセレモニー(OPENING CEREMONY)」の跡地。合わせて現地ECも開設する。
「ダイソン(DYSON)」は、ブランド史上最軽量のヘアドライヤー“ダイソン スーパーソニック r ヘアドライヤー”(全3色、各5万9000円※編集部調べ)を直営店や公式サイト、百貨店、提携ヘアサロン、家電量販店で4月18日から順次発売する。一足早く発売したプロモデルは1色展開だが、一般向けモデルは3色を用意。セラミックピンクは真珠からインスアパされたカラーで、日本先行で展開となる。
「ダイソン」は2016年にビューティ分野に進出。以降、得意とするモーター技術と革新的な発想でユニークなヘアケア商品を手がけてきた。その中で世界各国のヘアスタイリストから、ドライヤーの重量についての意見を多く得たことから、小型化と軽量化を実現した“ダイソン スーパーソニック r ヘアドライヤー”が誕生した。
“ダイソン スーパーソニック r ヘアドライヤー”“ダイソン スーパーソニック r ヘアドライヤー”“ダイソン スーパーソニック r ヘアドライヤー”“ダイソン スーパーソニック r ヘアドライヤー”アタッチメント“ダイソン スーパーソニック r ヘアドライヤー”アタッチメント“ダイソン スーパーソニック r ヘアドライヤー”アタッチメント
キャサリーン・ピアース=ダイソンビューティー プレジデント(以下、ピアース):世界中のヘアスタイリストがどのような機能を求めているかに耳を傾けていた。サロンワークをする中で、視界が妨げられないことが重要だと理解した。あとは、1日中作業をする中でドライヤーの重量がストレスになっていることが分かった。そこで軽量化、小型化を実現し、ヘアスタイリストのパフォーマンス向上に役立つ“ダイソン スーパーソニック r ヘアドライヤー”を開発した。
ハロップ新エグゼクティブ・バイス・プレジデントは、名門ハーバード・ビジネス・スクール(Harvard Business School)で学び、フランスの経営大学院INSEADでMBAを取得。IBMビジネス・コンサルティング・サービス(IBM BUSINESS CONSULTING SERVICES)などでキャリアを積み、韓国のサムスン(SAMSUNG)ではデジタルマーケティングのグローバル責任者として同社初のソーシャルメディア・キャンペーンを統括した。その後、ワイデン+ケネディに加わり、上海、東京、アムステルダムのオフィス代表を歴任。2022年から現職を務めている。
ハロップ新エグゼクティブ・バイス・プレジデントは、名門ハーバード・ビジネス・スクール(Harvard Business School)で学び、フランスの経営大学院INSEADでMBAを取得。IBMビジネス・コンサルティング・サービス(IBM BUSINESS CONSULTING SERVICES)などでキャリアを積み、韓国のサムスン(SAMSUNG)ではデジタルマーケティングのグローバル責任者として同社初のソーシャルメディア・キャンペーンを統括した。その後、ワイデン+ケネディに加わり、上海、東京、アムステルダムのオフィス代表を歴任。2022年から現職を務めている。
花王のヘアケアブランド「エッセンシャル(ESSENTIAL)」はリブランディングを記念し、K-POPガールズグループNewJeans(ニュージーンズ)を広告モデルに起用しました。それに伴い4月18~21日、東京・渋谷のサクラステージでポップアップイベント「Brighten Me Up! Museum」を開催します。
花王のヘアケアブランド「エッセンシャル(ESSENTIAL)」はリブランディングを記念し、K-POPガールズグループNewJeans(ニュージーンズ)を広告モデルに起用しました。それに伴い4月18~21日、東京・渋谷のサクラステージでポップアップイベント「Brighten Me Up! Museum」を開催します。
酷暑を念頭に公式ウエアを製作した東京大会に対し、パリ大会は朝夕の寒暖差の激しさを意識した。“ポディウムジャケット”は、アシックススポーツ工学研究所による「アシックスボディサーモマッピング」に基づき、着用者の動きに合わせて脇や背中のパーツのメッシュ孔が開閉。それにより、気温差に関わらず衣服内温度を快適に保つ。“TEAM JAPAN RED”と東京大会でも採用したサンライズレッドとのグラデーションで、パリの日の出をイメージした点もポイント。グラデーションカラーの生地でパーツを裁断し縫製するため、「全く同じデザインはシミュレーション上1着もない」(大堀亮アシックス アパレル・エクィップメント統括部開発部マネジャー)という。
LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)の2024年1〜3月期(第1四半期)決算は、売上高が前年同期比1.6%減(現地通貨ベースでは同3%増)の206億9400万ユーロ(約3兆3731億円)だった。為替差損のほか、コロナ禍後の爆発的な需要増に支えられていたラグジュアリー消費の“正常化”が響いた。