もはや“実家”な群馬のセレクトショップ 名物社長がつくる、異色コラボや信頼関係

群馬県のエスティーカンパニー(ST COMPANY)を知っているだろうか。1978年創業で、約半世紀にわたってアパレル業界人のみならず、ファッション好きの心をつかんできた、名セレクトショップだ。「ぜひ商品を置いてほしい」と掛け合うブランドも多いようで、筆者は、その理由をこの目で確かめたいと常々考えていた。

そんな矢先、「ポーター(PORTER)」が新製品の卸先に同店を選んだというニュースが飛び込んだ。商品のお披露目会と、それを記念したレセプションパーティーを開催するとのことで、東京から群馬まで急いで向かった。

「人が大好き」な名物社長がつくる
信頼のトリクルダウン

桐生駅から徒歩10分。閑静な街並みの中に、元は和菓子店だった建物をリノベーションしたというエスティーカンパニーが姿を現す。出迎えてくれたのは環敏夫社長(74)だ。あいさつもそこそこに、「うちの店内見たことある?」とショップツアーを始めてくれた。

離れを含む3階建ての店内には、「ハイク(HYKE)」や「ビズビム(VISVIM)」「ダブレット(DOUBLET)」「トーガ(TOGA ARCHIVES)」などの国内ブランドを中心としたアパレルアイテムや、「イソップ(AESOP)」と「ダヴィネス(DAVINES)」のようなビューティアイテム、「ヒロタカ(HIROTAKA)」といったジュエリーが並ぶ。2階にはカフェを設けており、顧客の憩いの場を提供している。屋上では「面白いコンテンツを増やしたい」と養蜂をしており、そこで採取したハチミツをカフェメニューに使う。ちなみに、SNSでインフルエンサーが紹介したことで、現在はカフェを訪れる客が激増しているという。

「人がとにかく好き」と話す環社長は、展示会に足を運ぶだけでなく、暇を見つけてはデザイナーの元を訪れてコミュニケーションを図る。「桐生という消滅都市で店を営むわけだから、そこは誰にも負けないくらい努力してないとダメ」。また、コロナ禍から現在まで売り上げが伸長し続けているほど、同店は入荷した商品の消化率が非常に高いため、特に個人でブランドを営むデザイナーからの信頼があつい。「うちはデザイナーさんとのトラブルが起こらない店。ありがたいことに、ブランドの方々が自ら『ここでお取り扱いしてください』と連絡をくれる」。

店舗スタッフとの関係構築も抜かりない。自らも店頭に立ち、常に接客につくそうで、「背中を見せているからこそ、スタッフがついてきてくれると思うし、垣根なく話し合えていると思う。僕はもうお爺ちゃんの年齢なのにね(笑)」と分析する。アパレル業界では低賃金が問題視されることが多いが、エスティーカンパニーでは社員の給与面向上にも気を配る。Uターン・Iターン者向けの支援として、引越し費用のサポートをするなど、「アパレル店で勤務する誇りを育てたい」という環社長の思いが光る。

環社長がブランドやデザイナー、店舗スタッフと築いた信頼は、さらなる取引を呼び、余裕のある接客につながり、ひいては顧客のニーズを満たす。「うちは、遠方から何年も通い続けてくれるお客さんが多い」。上流から下流に水が流れるように、ここには“信頼”のトリクルダウンが生まれている。

記者が目撃
“異色のコラボ”が生まれる現場

群馬を訪れる前、先輩記者から「遠方からわざわざ行きたくなる店、それがエスティーカンパニー」と聞いていた。上述の信頼度合いも大きな要因だろうが、それだけを“わざわざ行きたい”の理由にするには、どこか心許ない。そう思っていると、「ポーター」の新製品お披露目を記念した、レセプションパーティーが始まった。

まず驚いたのは、ブランドのデザイナーやメディア、商業施設の責任者などの業界関係者だけでなく、エスティーカンパニーの常連客も同じくらい多く招待していた点だ。20年来の店のファンだという女性客や、仲良しのスタッフを訪ねて埼玉県からやってきたという男性客も。パーティーで見かけがちな、気まずそうに立ちすくむ参加者はおらず、社長やスタッフ、他のゲストらと垣根なく交流を図る姿が印象的だった。

それもそのはずで、環社長は「このカフェを使って、頻繁にイベントを開き、みんながフラットに会話できる機会を作っている」と話す。中でも“もじゃ君”という愛称でスタッフから呼ばれる20代の男性客は、お正月イベントで獅子舞に扮し、来店した子どもの頭を噛んで一年の健康を祈る役を行ったという。

ゲストの一人であったパルコ渋谷の平松有吾R&D推進担当店次長は、「環社長の人を惹きつける力はすごい。23年11月の渋谷パルコ50周年記念でも、社長が取り持ったことで『ダブレット』と『ファセッタズム(FACETASM)』のコラボアイテムを作ることができた」と教えてくれた。どうやって取り持つのだろうと疑問に思っていると、「ミスターイット(MISTER IT.)」の砂川卓也デザイナーに、環社長が目の前で話しかけていた。「『ダブレット』の井野君とこの前会ったよね?いい人だからコラボとかしたらどうだろう? 『ダブレット』×『ミスターイット』、面白いはず!」。

夜も深まり、パーティーも終盤に差し掛かった頃、気づけばデザイナーや常連客が環社長を囲んで談笑を始めていた。会話が盛り上がり、互いに記念写真を撮る一幕も。参加者全員が肩肘張らない光景を目にして、ふと「ここはみんなの第二の家だ」と思わされた。距離が遠かろうが忙しかろうが、わざわざ行きたいと人に感じさせる場所は実家くらいなもの。スタッフの「いらっしゃいませ」は、「おかえり」と同じなのだろう。

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1位は、ユーチューバー流那のランジェリーブランド「ルルメリー」がポップアップストアをオープン|週間アクセスランキング TOP10(5月23〜29日)

1位は、ユーチューバー流那のランジェリーブランド「ルルメリー」がポップアップストアをオープン|週間アクセスランキング TOP10(5月23〜29日)

「WWDJAPAN」 ウイークリートップ10

1週間でアクセス数の多かった「WWDJAPAN」の記事をランキング形式で毎週金曜日にお届け。
今回は、5月23日(木)〜5月29日(水)に配信した記事のトップ10を紹介します。


- 1位 -
ユーチューバー流那のランジェリーブランド「ルルメリー」がポップアップストアをオープン

05月28日公開 / 文・WWD STAFF

 ユーチューバー流那(ばんばんざい森本流那)がプロデュースするランジェリーブランド「ルルメリー(LULUMERRY)」は、初めてのポップアップストアをラフォーレ原宿で5月31日〜6月2日までオープンする。

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- 2位 -
富山の工場から「プラダ」モデルへ 要注目の新人メンズモデル3人

05月28日公開 / 文・ライターELIE INOUE

 2024-25年秋冬シーズンのメンズ・ファッション・ウイークは、現代におけるダンディズムを探究し、”男性らしさとは何か”と問うクリエイションが印象に残っています。昨年は、性差を曖昧にする両性具有的なメンズモデルが目立っていたのに対し、同シーズンはコレクションに関連して、体格が比較的大きめな男性らい骨格のメンズモデルに需要が高まっていたようです。過去に取り上げた中野悠楽さんと源大さんも引き続きランウエイで素晴らしい活躍を見せる中、海外のコレクション初挑戦の日本人モデルの姿もありました。間もなく開幕する2025年春夏コレクションでも注目すべき、ニューフェイス3人をご紹介します。 

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- 3位 -
ブルーボトルコーヒーが「マリメッコ」とのコラボアイテムを数量限定発売 Tシャツやタンブラーなど

05月23日公開 / 文・WWD STAFF

 ブルーボトルコーヒージャパンは6月14日、「マリメッコ(MARIMEKKO)」を代表する“ウニッコ”柄の60周年を記念し、同ブランドとのコラボアイテムを数量限定で発売する。ブルーボトルコーヒーのカフェ店舗や公式オンラインで取り扱う。また6月14〜30日の期間、ブルーボトルコーヒーのカフェ代官山店と渋谷店で、店内や外装、店員の制服に至るまで、“ウニッコ”デザインを配したデコレーションを行う。

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- 4位 -
「エルメス」“バーキン”の販売を巡る集団訴訟、「エルメス」が訴えの却下を申立て

 2024年3月、「エルメス(HERMES)」がアイコンバッグである“バーキン(Birkin)”や“ケリー(Kelly)”を販売する方法が独占禁止法違反や不公正な商慣習に該当するとして、消費者2人が米カリフォルニア州でクラスアクション(集団訴訟)を起こした件について、「エルメス」は5月に訴えの却下を申し立てた。

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- 5位 -
祝101歳!ポーラの最高齢美容部員がギネス記録更新 月平均売り上げも伸長中

05月27日公開 / 文・WWD STAFF

 昨年8月に100歳で「最高齢の女性ビューティーアドバイザー」としてギネスワールドレコーズリミテッドが認定するギネス世界記録に認定されたポーラ桜水ショップのビューティディレクター・堀野智子さんが4月9日に101歳の誕生日を迎え、自身が持つギネス記録を更新した。堀野さんはギネス記録認定後も研修や勉強会に休まず参加し、月の平均売り上げをさらに伸ばすなど精力的に活動を続けているという。

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- 6位 -
“ロリィタの聖地”でジャスコが16年ぶりに復活 「下妻物語」20周年イベントで

05月29日公開 / 文・利川 果奈子

 茨城県下妻市のイオンモールが、5月25、26日の2日間限定でかつての姿であるジャスコに変わった。「イオン」の屋外看板が「ジャスコ」になり、さらに店内ではテーマソング「ジャスコで逢いましょう」が一定時間おきに鳴り響く。親会社のジャスコは2001年に企業名をイオンへ変更したことに伴い、11年までに傘下の総合スーパーの名前をジャスコからイオンに統一した中、下妻店は08年に名称変更に対応している。同店は実に16年ぶりの懐かしい光景にタイムスリップした。

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- 7位 -
「ディオール」が新しい概念のスティックファンデーションとチーク&ハイライトを発売 日本人女性のために開発されたカラー

05月27日公開 / 文・和田 実桜

 「ディオール(DIOR)」は7月5日、スティックファンデーション“ディオールスキン フォーエヴァー スキン パーフェクト スティック”(全6色、各7370円)とチーク&ハイライトのデュオパレット“ディオールスキン ルージュ ブラッシュ カラー&グロウ”(全4色、各8470円)を発売する。カラーや質感のコントラストで顔立ちをデザインし、立体感を際立たせる2アイテムだ。

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- 8位 -
小嶋陽菜の「ハー リップ トゥー」が今年も浴衣を発売 帯とセットの艶やかな3柄

05月28日公開 / 文・WWD STAFF

 小嶋陽菜がプロデュースするブランド「ハーリップトゥ(HER LIP TO)」は、今年も新作浴衣を5月28日19:00に公式オンラインストアで発売する。帯とセットの3柄で価格は各2万6000円。

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- 9位 -
三陽商会「ザ・スコッチハウス」を年内で終了 半世紀の歴史に幕

05月29日公開 / 文・WWD STAFF

 三陽商会は29日、紳士服「ザ・スコッチハウス(THE SCOTCH HOUSE)」の販売を今年12月31日で終了すると発表した。

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- 10位 -
減量薬のオゼンピックがベビーブームを生み出す? 糖尿病治療の薬が避妊の効果に影響か

05月27日公開 / 文・米国版WWD

 糖尿病治療に効果があるとされるGLP-1減量薬の登場以来、ソーシャルメディア上では“オゼンピック・ベイビー”が騒がれている。医師や患者は、GLP-1減量薬で最も人気のオゼンピック(OZEMPIC)やマンジャロ(MOUNJARO)などの医薬品を使用すると妊娠数が増えると報告。専門家は、GLP-1がホルモン性避妊法の効力に影響を及ぼしている可能性があると推測。また体重が減ると、性交渉に前向きになるため妊娠しやすくなる可能性もあると指摘する。

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「ゴールドウイン」がバリ島のクリエイターと限定店 循環型デザインをテーマに

「ゴールドウイン(GOLDWIN)」は、インドネシア・バリ島発のクリエイティブプラットフォーム、スペース アヴェイラブル(SPACE AVAILABLE)とサーキュラーデザインをテーマにしたポップアップストア”REWORK TOKYO DESIGN CENTRE”を6月1日から丸の内エリアにオープンする。

廃棄物に始まるデザインソリューションを提案

廃プラスチックのリサイクルやテキスタイルのアップサイクルなど、廃棄物に始まるデザインソリューションを先鋭的なオブジェを通して提案し、ワークショップも企画している。 またオープンを記念したコラボレーションアイテムも発売。第一弾はリサイクルポリエステル100%のT シャツや、オーガニックコットン100%のTシャツなどをラインアップする。

スペース アヴェイラブルは英国LNCC の創設者であるダン・ミッチェルが立ち上げたインドネシア発のクリエイティブプラットフォーム。デザイナーやアーティスト、科学者、環境問題研究者から成り立つグローバルコミュニティーとして自然、デザイン、カルチャー、未来をテーマにサステナブルに結びつく創作活動を行っている。

【Goldwin×Space Available REWORK TOKYO DESIGN CENTRE】
場所:〒100-0005 東京都千代田区丸の内 2 丁目 6-1 ブリックスクエア 1F
会期:6 月 1 日(土)~7 月下旬頃

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「ミュウミュウ」のアップサイクルプロジェクト第5弾はデニムにフォーカス

「ミュウミュウ(MIU MIU)」は、2020年から始動したサステナブルプロジェクト“ミュウミュウ アップサイクル(MIU MIU UPCYCLED)”の第5弾を発売した。同プロジェクトは世界中のヴィンテージショップなどから厳選したアイテムを「ミュウ ミュウ」らしくリメイクしたコレクション。これまでドレスやドレスやレザージャケットなどを扱ってきた。その趣旨について同ブランドは「ヴィンテージウェアを称えるとともに、循環型ファッションをうながし、歴史や時代を超えた美しさに備わる価値が現在と未来を豊かにするものとして受け継がれる」と説明する。

スナップボタンには「ミュウミュウ」のロゴ

第5弾は世界中のデニム専門店からデニムを厳選した。服は縫い目をほどいて解体し、白いステッチでスエードの縁取りを施している。リメイクしたジーンズはルーズフィット&ローライズとし、トップスやマイクロミニのショートパンツは同ブランドらしくクロップド丈にリメイクしている。丁寧に取り外し再び取り付けたスナップボタンには「ミュウミュウ」のブランドロゴを刻印されている。ブルゾンジャケットはショート丈とし、前ボタンはスエードの縁取りが施されたフロントファスナーに置き換えた。

タレク・カシム(Tarek Cassim)が撮影した同コレクションのキャンペーンにはモデルのアナ・エリサ・ブリトウェンチン、ウェンチン・リュウ、アリス・マクグラスを起用。スタイリングはロッタ・ヴォルコヴァ(Lotta Volkova )が手がけている。

同コレクションは全世界の一部の「ミュウミュウ」店舗と公式オンラインストアで取り扱う。国内では青山店、銀座店、新宿伊勢丹3階店、 梅田阪急5階店、心斎橋大丸店の5店舗で販売している。

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パナソニックがSNSユーザーに向けた一眼レフカメラ「LUMIX S9」を発表 イベントにモデル・俳優の高山都が登壇

パナソニックは6月20日、フルサイズミラーレスカメラ「LUMIX S」シリーズの新作「LUMIX S9」(以下、S9)を発売する。東京・表参道ヒルズのスペース オーで行われた発表会には、津村敏行パナソニック副社長執行役員の登壇に加えて、モデル・俳優の高山都をゲストに迎えトークセッションも行った。

「S9」は、持ち運びしやすい約400gの小型軽量で、「LUMIX」初のフラットデザインを採用した。カラーはダークシルバーとジェットブラックの2色。エクステリアの張り替えサービスでは、有料でダークオリーブとクリムゾンレッド、ナイトブルーの3色にカスタマイズできる。価格はボディー単品が20万8000円前後、小型軽量標準ズームレンズキットが24万1600円前後、高倍率ズームレンズキットが28万7000円前後となる。

津村パナソニック副社長執行役員は、「日本におけるSNSユーザーの増加傾向に伴い、“SNSライフを革新するカメラ”をテーマに『S9』を開発。メーンターゲットは、デジタル一眼レフカメラを初めて購入する人。撮影からSNS投稿までスムーズに行える」と述べた。歩き撮りの大きなブレと周辺歪みを抑制する手ぶれ補正テクノロジーをはじめ、濃度や粒状などの調整ができるリアルタイムLUT、被写体の動きに合わせてピントが自動的に合うリアルタイム認識AF、遠くの被写体を劣化なしに拡大撮影できるハイブリッドズーム、自撮りしやすいフリーアングルモニターなど、初心者でも扱いやすい高機能を搭載。また新アプリ「LUMIX Lab」を合わせて使うことで、編集スキルがなくても撮影した写真と動画の色味などを調整しながら、SNSに簡単に投稿することができる。

トークセッションでは、普段から日常の変化をカメラで撮影し、自身のSNSに写真を投稿しているという高山が、実際に「S9」を使用した感想を語った。「手に取ってみて、とても軽量でした。目的に合わせてレンズを簡単に付け替えられるのも魅力。また手ぶれ補正とリアルタイム認識AFが備わっているので、走っている子どもやリフティングしている夫の様子など、細かい動きがある被写体をブレなくきれいに撮影できます。背面にフリーアングルモニターが付いているのもうれしいポイント。さまざまなアングルに調整できるので、自撮りや旅先の風景を撮るのに便利ですね。今後はvlogにも挑戦したい」とコメント。デザインについては、「フルサイズミラーレス一眼は重厚感がある印象ですが、『S9』はフラットデザインというクラシックな見た目なので、その日の服になじみやすい。このカメラに合わせてどんなコーディネートにしようかと考えるのも楽しいですね」と語った。

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「バレンシアガ」2025年スプリング・コレクション

「バレンシアガ(BALENCIAGA)」が2025年スプリング・コレクションを発表した。

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「ルナソル」の新作アイシャドウ“アイカラーレーションN”をレビュー 洗練された粉質、カラー設計、パッケージに進化

「ルナソル(LUNASOL)」は8月9日、ブランドを代表する4色アイシャドウパレット“アイカラーレーション”を進化させた新作“アイカラーレーションN”(全5種うち限定2種、各7700円)を発売する。

5月30日に開催した新商品発表会で、同商品を一足早く試してきたのでその使い心地をレビューする。なお、既存の“アイカラーレーション”は販売を継続する。

より滑らかな粉質にパワーアップ&美しいカラー設計に

新商品“アイカラーレーションN”は、まぶたそのものが色づくようになじむ滑らかなパウダーと、美しい色彩と透ける影が溶け合うようなカラー設計が特長だ。パレット内の4色は、(左上から時計回りに)1.明るさと立体感を与えるカラー、2.骨格を自然に引き立てるグレイッシュカラー、3.柔らかな深みと奥行き感を与えるグレイッシュカラー、4.鮮やかな目元を彩るカラーで構成されており、自然な陰影を演出するグレイッシュカラーと、繊細な輝きで目元に立体感を与えるパールカラーを組み合わせることで洗練された大人なアイメイクに仕上げることができる。カラーはオレンジベージュ系、ピンク系、グリーン系の新3種と、ブルー系の限定1種、パープルモーヴ系の店舗限定1種を用意する。

左下のアイカラーは“ふかふか質感”

「パワーアップした粉質をより実感できるのは、(パレット内の)左下のアイカラーなんです」と、マーケティング担当は説明する。触ってみると、指がほんの少し沈む“ふかふか質感”で、普段アイシャドウブラシでメイクしている筆者でも、わざわざ指で塗布したくなる触り心地だ。ぼかしやすく、粉飛びしないしっとりとしたテスクチャーで、簡単にメイク上級者のようなグラデーションが作れる。

左下のアイカラーはパレット内の4色の中でも一番鮮やかな発色だが、くすみを忍ばせているため目元から浮かずに自然になじむ。さらに「右下のグレイッシュカラーをレイヤードすると深みが増して、より大人っぽくセンシュアルな印象に仕上がりますよ」とレクチャーしてくれた。

内ぶたの鏡は全面になり、メイクの見やすさがアップ!

最初にパレットを手に取った時「鏡が見やすくなっている」と気が付いた。既存の“アイカラーレーション”よりもサイズが一回り大きくなり、容量もアップ、内ぶた全面が鏡になったことでとても見やすくなり、目元のメイクもしやすくなっている。

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「GU」が「サボン」とコラボ 夏に向けミント成分配合のパジャマやワンピース

「ジーユー(GU)」は6月14日、「サボン(SABON)」とコラボしたルームウエアを発売する。「ジーユー」一部店舗および公式オンラインで取り扱う。

コラボアイムは、半袖トップスとロングパンツのパジャマ(2990円)、ワンピース(2990円)、ヘアバンド(990円)をラインアップする。「サボン」のビューティーアドバイザーの意見を取り入れ、ボディーケアのしやすさを考慮したデザインに仕上げている。暑い時期に向け、アイテムにミント成分を配合するとともに、接触冷感加工と防菌防臭加工を施した。

また6月14日から、パジャマまたはワンピース1点以上の購入者に向け、数量限定ノベルティーを配布する。「サボン」のスクラブ洗顔“フェイスポリッシャー リフレッシング”(4mL)、頭皮用スクラブ“ヘッドスクラブ リフレッシング”(8g)、ボディー用スクラブ“ボディスクラブ デリケート・ジャスミン”(15g)のサンプル3点をセットで配布する。

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「GU」が「サボン」とコラボ 夏に向けミント成分配合のパジャマやワンピース

「ジーユー(GU)」は6月14日、「サボン(SABON)」とコラボしたルームウエアを発売する。「ジーユー」一部店舗および公式オンラインで取り扱う。

コラボアイムは、半袖トップスとロングパンツのパジャマ(2990円)、ワンピース(2990円)、ヘアバンド(990円)をラインアップする。「サボン」のビューティーアドバイザーの意見を取り入れ、ボディーケアのしやすさを考慮したデザインに仕上げている。暑い時期に向け、アイテムにミント成分を配合するとともに、接触冷感加工と防菌防臭加工を施した。

また6月14日から、パジャマまたはワンピース1点以上の購入者に向け、数量限定ノベルティーを配布する。「サボン」のスクラブ洗顔“フェイスポリッシャー リフレッシング”(4mL)、頭皮用スクラブ“ヘッドスクラブ リフレッシング”(8g)、ボディー用スクラブ“ボディスクラブ デリケート・ジャスミン”(15g)のサンプル3点をセットで配布する。

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資生堂出身のフラワーデザイナーによるフレグランス「ポートレート」 花や植物のパワーを香りで表現

フラワーデザイナーの和気雅美が手掛けるフレグランス「ポートレート(PORTRAIT)」が登場した。命が短く、廃棄されて使命を終える花のもう一つの顔=ポートレートに着目し、花の生命ともいえるエッセンス(天然香料)を使用。“アジアのリトリート”をコンセプトに、花や植物が持つパワーや癒しを香りで表現している。

ウェルビーイングにフォーカスした香り

香りは、ウッディ・アンバーの上質な眠りと森林浴をイメージする“ヒュプノス”、フローラル・アンバーの解放や勇気を与える“ジュエルオブシーズ”、フローラル・ウッディ系はパワーチャージや高揚感を表現した“レッドセンセーション”や心地よい目覚めをテーマにした“アウェイク”、フローラルの幸福感を体現した“クイーンオブローズ”の5種類。自分の内面に向き合うウェルビーイングをテーマにした香りを提案している。価格は、オードパルファン(50mL)が2万2550円。5種類の香りが入ったディスカバリーセットが6600円、フレグランスキャンドル(ヒュプノス)が9790円。和気が運営するフラワーデザインカンパニーのフローラリュクスの公式ウェブサイトで販売する。

世界の調香師と協業したフラワーデザイナー

米大統領就任式のフラワーアレンジメントも手掛けるアメリカーフラワーデザイナー協会公認のフラワーデザイナーである和気は、資生堂出身。同社在籍中には、フランス人調香師のセルジュ・ルタンス(Serge Lutens)や世界3大調香師の一人と呼ばれるジャック・キャバリエ(Jacque Cavallier)と共にフレグランス開発をした経歴がある。

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「スウォッチ」がパリ 2024 オリンピックの開催を記念した新作コレクションを発売 

スイスの時計ブランド「スウォッチ(SWATCH)」は、パリ 2024 オリンピックの開催を記念した新作コレクション“オリンピック ゲーム パリ 2024(OLYMPIC GAMES PARIS 2024)”を発売した。公式オンラインとフランスの一部店舗で取り扱い中だ。

同コレクションはパリ2024オリンピックに、新たに登場するスポーツ競技をテーマとした。ブルーのカラーにピンクの時針と分針、ゴールドの秒針が印象的な “ブルー ヒールフリップ”(1万8700円)はスケートボード、マットなダークグリーンと対照的なピンクの裏地のストラップが用いられた“グリーン バックサイド ウェーブ”(1万2650円)はサーフィン、ライラックと鮮やかなピンクが目を引く“パープル ロールショット”(1万1550円)はビーチバレーボールとバレーボールに着想を得た。

同コレクションを象徴する3つのモデルは、それぞれのスポーツが持つ創造性とパフォーマンスを称え、スポーツへのひたむきな思いを表現している。

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「YSL」の新CMにTWICEのサナが登場 人気リップカラーまとい「お気に入りのリップに」

「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT)」(以下、YSL)は、TWICEのサナ(SANA)を起用した新CMを公開した。映像は今年3月に発売した新リップ“ラブシャイン リップスティック”(全20色、各5940円)をまとったサナの唇の映像からスタート。リップを手にさまざまな表情を見せるサナの姿を収めた内容になっている。

サナがCM内で使用したのは人気カラー“No.209 ピンク デザイアー”で、ゴールドパールがきらめく、アイコニックなストロベリーピンクとみずみずしい艶感が特徴だ。サナは同カラーについて「ピンクのパッケージも、みずみずしい艶もシアーな発色も全部かわいくて、夢中になるほどお気に入りのリップになりました。撮影で何度塗り直しをしても、ずっと潤っていてケア効果も感じました。これから毎日愛用したいと思います」とコメントしている。

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サティス製薬「ふるさと元気プロジェクト」がアイスタイル主催の“人を幸せにするイノベーション”を称えるアワードで大賞受賞

サティス製薬の全国各地の天然素材を活用して化粧品原料を開発する「ふるさと元気プロジェクト(以下、FGP)」が2023年、アイスタイルが主催する「Japan Beauty and Fashion Tech Awards 2023」で大賞を受賞した。同賞は“人を幸せにするイノベーション”としての可能性を持つ商品やサービス、活動などに与えられる。

FGPは2010年に発足。日本全国のさまざまな天然素材をスキンケアの原料として化粧品に配合し、“人の肌を綺麗”にすることと生産地の活性化を同時に目指すプロジェクトだ。審査員からは「OEM企業のR&Dとして日本の希少な農産物のデータベースを持ち、地域・素材・商品企画をつなぐ取り組みは、生産者、消費者、ブランド、そしてサティス製薬自身と“四方良し”の仕組みであり、社会性が高い」と高く評価された。世界中で原料のトレーサビリティーが求められる今、今後FGPのグローバル発信に期待する声も聞かれた。

FGPは山﨑智士代表取締役の「肌悩みを解決するための原料を妥協したくない」という思いをきっかけにスタートした。「FGPの発足前、ある肌悩みと向き合う開発案件があり、最適な原料を探索したものの既存の原料に相当するものがなかった。高性能な製品を作り出す方式は『ハイスペックな原料×処方する技術』であるため、原料を妥協するわけにはいかなかった。そこで、適した原料を自分たちで創り出せないか?と思い立った」(山﨑代表)。

現在に至るまで、開発した原料は100種を超える。生産者のこわりが詰まった原料を、化粧品を媒体として全国に流させ、知名度向上と地域振興によって生産者へ価値を還元するFGPは、生産者応援プロジェクトとして日々進化を遂げている。

14年の間に山﨑代表が出会った農家の中には、唯一無二の素晴らしい効能を持つ原料を生産しながらも、後継者がいなく途絶えてしまったところもある。「秀逸な一次産業が、もっと割に合う仕事にアップデートされるべきだ。今後、日本のスキンケアが世界で活躍し、日本の自然と一次産業が創り出す『日本の原料』が世界のトップ水準だと、世界が認める状態をつくり出していきたい」。

問い合わせ先
サティス製薬
03-5646-2434

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サティス製薬「ふるさと元気プロジェクト」がアイスタイル主催の“人を幸せにするイノベーション”を称えるアワードで大賞受賞

サティス製薬の全国各地の天然素材を活用して化粧品原料を開発する「ふるさと元気プロジェクト(以下、FGP)」が2023年、アイスタイルが主催する「Japan Beauty and Fashion Tech Awards 2023」で大賞を受賞した。同賞は“人を幸せにするイノベーション”としての可能性を持つ商品やサービス、活動などに与えられる。

FGPは2010年に発足。日本全国のさまざまな天然素材をスキンケアの原料として化粧品に配合し、“人の肌を綺麗”にすることと生産地の活性化を同時に目指すプロジェクトだ。審査員からは「OEM企業のR&Dとして日本の希少な農産物のデータベースを持ち、地域・素材・商品企画をつなぐ取り組みは、生産者、消費者、ブランド、そしてサティス製薬自身と“四方良し”の仕組みであり、社会性が高い」と高く評価された。世界中で原料のトレーサビリティーが求められる今、今後FGPのグローバル発信に期待する声も聞かれた。

FGPは山﨑智士代表取締役の「肌悩みを解決するための原料を妥協したくない」という思いをきっかけにスタートした。「FGPの発足前、ある肌悩みと向き合う開発案件があり、最適な原料を探索したものの既存の原料に相当するものがなかった。高性能な製品を作り出す方式は『ハイスペックな原料×処方する技術』であるため、原料を妥協するわけにはいかなかった。そこで、適した原料を自分たちで創り出せないか?と思い立った」(山﨑代表)。

現在に至るまで、開発した原料は100種を超える。生産者のこわりが詰まった原料を、化粧品を媒体として全国に流させ、知名度向上と地域振興によって生産者へ価値を還元するFGPは、生産者応援プロジェクトとして日々進化を遂げている。

14年の間に山﨑代表が出会った農家の中には、唯一無二の素晴らしい効能を持つ原料を生産しながらも、後継者がいなく途絶えてしまったところもある。「秀逸な一次産業が、もっと割に合う仕事にアップデートされるべきだ。今後、日本のスキンケアが世界で活躍し、日本の自然と一次産業が創り出す『日本の原料』が世界のトップ水準だと、世界が認める状態をつくり出していきたい」。

問い合わせ先
サティス製薬
03-5646-2434

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「ルイ・ヴィトン」から、すっかり夏モードなサーフ&花モチーフのバッグと財布

「ルイ・ヴィトン」の“サーフィン・モノグラム キャンバス”を用いたバッグ&財布

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、サーフボードや花をあしらった“サーフィン・モノグラム キャンバス”を用いたバッグや財布を発売した。

バックパック“クリストファー MM”(W38×H44×D12.5cm)が53万2400円、フラップを備えたクロスボディーバッグの“モンスリ・メッセンジャー PM”(W20×H17×D7cm)が37万2900円、二つ折り財布の“ポルトフォイユ・スレンダー”(W11×H8.5×D2cm)が8万3600円など。

PHOTOS : LOUIS VUITTON

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「ザボディショップ」が“すみっコぐらし”とコラボ “クレンジングバター”&“ボディヨーグルト”が限定パッケージに

「ザボディショップ(THE BODY SHOP)」は6月20日、キャラクター“すみっコぐらし”とコラボレーションしたアイテムを発売する。定番商品の“サンプチュアス クレンジングバター”と“ボディヨーグルト”のパッケージにキャラクターたちをデザインした。使い終わった容器は小物入れとして活用することもできる。

体温で溶けていくテクスチャーと洗い上がりのモチモチ感にファンが多い“サンプチュアス クレンジングバター CA”(90mL、3080円/20mL、1000円)はサイズ違いの2アイテムを用意。どちらもキャラクターたちが集合したデザインに仕上げた。

ヒアルロン酸を配合したジェルクリーム“ボディヨーグルト”(限定6種、200mL、各2750円)は、みずみずしいテクスチャーとベタつかない使用感が特徴だ。限定パッケージは甘くフレッシュな香りのピンクグレープフルーツがしろくま&ふろしき、モリンガの花をベースとしたホワイトフローラルがとかげ&にせつむり、優美な香りが漂うブリティッシュローズがぺんぎん?&たぴおか、アーモンドミルクはねこ&ざっそう、ジューシーな香りのストロベリーはとんかつ&えびふらいのしっぽ、トロピカルなマンゴーはえびふらいのしっぽと、香りごとに異なるキャラクターをデザインしている。

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「ザボディショップ」が“すみっコぐらし”とコラボ “クレンジングバター”&“ボディヨーグルト”が限定パッケージに

「ザボディショップ(THE BODY SHOP)」は6月20日、キャラクター“すみっコぐらし”とコラボレーションしたアイテムを発売する。定番商品の“サンプチュアス クレンジングバター”と“ボディヨーグルト”のパッケージにキャラクターたちをデザインした。使い終わった容器は小物入れとして活用することもできる。

体温で溶けていくテクスチャーと洗い上がりのモチモチ感にファンが多い“サンプチュアス クレンジングバター CA”(90mL、3080円/20mL、1000円)はサイズ違いの2アイテムを用意。どちらもキャラクターたちが集合したデザインに仕上げた。

ヒアルロン酸を配合したジェルクリーム“ボディヨーグルト”(限定6種、200mL、各2750円)は、みずみずしいテクスチャーとベタつかない使用感が特徴だ。限定パッケージは甘くフレッシュな香りのピンクグレープフルーツがしろくま&ふろしき、モリンガの花をベースとしたホワイトフローラルがとかげ&にせつむり、優美な香りが漂うブリティッシュローズがぺんぎん?&たぴおか、アーモンドミルクはねこ&ざっそう、ジューシーな香りのストロベリーはとんかつ&えびふらいのしっぽ、トロピカルなマンゴーはえびふらいのしっぽと、香りごとに異なるキャラクターをデザインしている。

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ゴールデン グースがIPOを申請 170億円規模の新株発行で6月上場を目指す

ゴールデン グース(GOLDEN GOOSE)は5月30日、ミラノ証券取引所にIPO(新規上場)の申請をすることを発表した。1億ユーロ(約170億円)相当の新株を発行するほか、同社のオーナーである英投資ファンド、ペルミラ(PERMIRA)も保有する株式を一部売り出す。

現時点では、公開価格や売り出しの株式数などの詳細は未定。2024年6月の上場を目指すとしており、調達した資金は資本構造の強化や債務の返済などに充てるという。

ゴールデン グース、23年は18%増収と好調

「ゴールデン グース」は、イタリア・ベネチアを拠点とするデザイナーのフランチェスカ・リナルド(Francesca Rinaldo)とアレッサンドロ・ギャロ(Alessandro Gallo)が00年に創業。ラグジュアリースニーカーの先駆け的存在で、最高品質の素材を使用し、伝統的な職人技を大切にしている。17年に米投資ファンド、カーライル・グループ(CARLYLE GROUP)が買収。20年に、ペルミラが12億8000万ユーロ(約2176億円)でカーライルから買収した。

ゴールデン グースの23年12月期決算は、売上高が前期比18%増の5億8700万ユーロ(約997億円)、調整後EBITDA(利払い前・税引き前・減価償却前利益)は同19%増の2億ユーロ(約340億円)、調整後営業利益は同22%増の1億4900万ユーロ(約253億円)と好調だった。

マルコ・ビッザーリ=グッチ前社長兼CEOが取締役に

ゴールデン グースは4月23日、グッチ(GUCCI)の社長兼最高経営責任者(CEO)を23年9月23日付で退任したマルコ・ビッザーリ(Marco Bizzarri)を取締役会に迎えたことを発表。同氏は24年2月に投資会社ネッシファッション(NESSIFASHION)を設立し、イタリア・ボローニャに本社を構えるブランド「エリザベッタ フランキ(ELISABETTA FRANCHI)」などに投資している。

ペルミラは主にIT、消費財、金融、ヘルスケア関連企業に投資をしており、アパレル業界では「ドクターマーチン(DR.MARTENS)」や「リフォメーション(REFORMATION)」などに投資している。

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ゴールデン グースがIPOを申請 170億円規模の新株発行で6月上場を目指す

ゴールデン グース(GOLDEN GOOSE)は5月30日、ミラノ証券取引所にIPO(新規上場)の申請をすることを発表した。1億ユーロ(約170億円)相当の新株を発行するほか、同社のオーナーである英投資ファンド、ペルミラ(PERMIRA)も保有する株式を一部売り出す。

現時点では、公開価格や売り出しの株式数などの詳細は未定。2024年6月の上場を目指すとしており、調達した資金は資本構造の強化や債務の返済などに充てるという。

ゴールデン グース、23年は18%増収と好調

「ゴールデン グース」は、イタリア・ベネチアを拠点とするデザイナーのフランチェスカ・リナルド(Francesca Rinaldo)とアレッサンドロ・ギャロ(Alessandro Gallo)が00年に創業。ラグジュアリースニーカーの先駆け的存在で、最高品質の素材を使用し、伝統的な職人技を大切にしている。17年に米投資ファンド、カーライル・グループ(CARLYLE GROUP)が買収。20年に、ペルミラが12億8000万ユーロ(約2176億円)でカーライルから買収した。

ゴールデン グースの23年12月期決算は、売上高が前期比18%増の5億8700万ユーロ(約997億円)、調整後EBITDA(利払い前・税引き前・減価償却前利益)は同19%増の2億ユーロ(約340億円)、調整後営業利益は同22%増の1億4900万ユーロ(約253億円)と好調だった。

マルコ・ビッザーリ=グッチ前社長兼CEOが取締役に

ゴールデン グースは4月23日、グッチ(GUCCI)の社長兼最高経営責任者(CEO)を23年9月23日付で退任したマルコ・ビッザーリ(Marco Bizzarri)を取締役会に迎えたことを発表。同氏は24年2月に投資会社ネッシファッション(NESSIFASHION)を設立し、イタリア・ボローニャに本社を構えるブランド「エリザベッタ フランキ(ELISABETTA FRANCHI)」などに投資している。

ペルミラは主にIT、消費財、金融、ヘルスケア関連企業に投資をしており、アパレル業界では「ドクターマーチン(DR.MARTENS)」や「リフォメーション(REFORMATION)」などに投資している。

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ワコールの機能ウエア「CW-X」から「ゴールドジム」のコラボウエア ボディービル選手権3連覇の相澤隼人のおすみ付き

ワコールの機能ウエア「シーダブリュー・エックス(CW-X)」は5月31日、フィットネスクラブの「ゴールドジム(GOLD’S GYM)」とコラボレーションしたトレーニングウエアを発売する。“全ての人々に本気のフィットネスと本格的なコンディショニングを”をテーマに、人間工学に裏付けされた機能を備えたスポーツタイツ(ハーフ、ロング)とスポーツブラが登場。鏡が多いジムでのトレーニングを想定し、2つのロゴをモチベーションがアップするように見えやすい位置に配置している。スポーツタイツ(メンズ、ウィメンズ)は、ハーフが1万5400円、ロングが1万9800円。スポーツブラは、5830〜6160円。

キャンペーンビジュアルに登場している「ゴールドジム」のアドバンストレーナーで「日本ボディビル選手権」3連覇中の相澤隼人のおすみつき。彼は、「ロングタイツは、関節を伸ばす際のサポートや安定感が抜群」とコメントしている。

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ワコールの機能ウエア「CW-X」から「ゴールドジム」のコラボウエア ボディービル選手権3連覇の相澤隼人のおすみ付き

ワコールの機能ウエア「シーダブリュー・エックス(CW-X)」は5月31日、フィットネスクラブの「ゴールドジム(GOLD’S GYM)」とコラボレーションしたトレーニングウエアを発売する。“全ての人々に本気のフィットネスと本格的なコンディショニングを”をテーマに、人間工学に裏付けされた機能を備えたスポーツタイツ(ハーフ、ロング)とスポーツブラが登場。鏡が多いジムでのトレーニングを想定し、2つのロゴをモチベーションがアップするように見えやすい位置に配置している。スポーツタイツ(メンズ、ウィメンズ)は、ハーフが1万5400円、ロングが1万9800円。スポーツブラは、5830〜6160円。

キャンペーンビジュアルに登場している「ゴールドジム」のアドバンストレーナーで「日本ボディビル選手権」3連覇中の相澤隼人のおすみつき。彼は、「ロングタイツは、関節を伸ばす際のサポートや安定感が抜群」とコメントしている。

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「ディーゼル」2025年プレ・スプリング・コレクション

「ディーゼル(DIESEL)」が2025年プレ・スプリング・コレクションを発表した。

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累計5000万本出荷の国民的化粧水、アルビオン“スキコン” 「WWDBEAUTY」ベスコス最多受賞の魅力を深掘り

2009年から続く「WWDBEAUTY」のベストコスメ特集では、バイヤーのアンケートをもとに本当に売れた商品を表彰する。連載「ベスコス歴代名鑑」では、15年以上続く本特集の中でも常にランキングに入賞する“傑作”をピックアップ。時代を超えて愛される理由や商品の魅力について、美容ジャーナリストの加藤智一が深掘りする。

「WWDBEAUTY」ベストコスメ史上最多受賞は
「アルビオン」の化粧水“スキコン”

「WWDBEAUTY」のベストコスメ史上において、最多となる受賞回数を誇るのが「アルビオン(ALBION)」の化粧水、“薬用スキンコンディショナー エッセンシャル N(以下、スキコン)”だ。まず驚くのはその歴史。1974年に誕生して以来、今年で50周年を迎えるという“大ロングセラー”。しかも、発売当初のポスター写真を見て分わかるように、商品パッケージが現行版とほとんど変わっていないということにも感嘆する。そんなタイムレスな魅力を放つ化粧水だが、発売当時は“白濁した化粧水”は極めて珍しく、認知されるまでには時間がかかったという。

当時は新しかった“白い化粧水”

「当時、化粧水と言えば、紫やピンク味を帯びた色付きが主流。しかも、化粧水の役割は朝は収れん、夜は保湿と分かれているのが一般的でした。そんな中、当時の開発チームは収れんと保湿の機能を一本化させたい、この世にないものを作りたいという情熱から、“スキコン”の開発を始めました」(高柳映理子・経営企画部広報グループ)。収れんと保湿の機能を一本化させるうえでカギとなったのが水分と油分をバランスよく配合する“乳化技術”。“先行乳液”のスキンケア理論を提案しているアルビオンだからこそ、乳液で培った技術がここで生かされ、白濁した唯一無二の“白い化粧水”が誕生した。

しかし、発売当初は販売には苦戦を強いられた。というのも、当時の化粧水の価格は700~800円ほどだったが、こちらは150mLで5000円というかなり強気の価格設定。加えて、“白い化粧水”という、今までにない斬新さゆえ、そう簡単には受け入れられなかったのだ。

美容部員提案の「マスク美容法」で人気に火がつく

そんな潮目が変わったのは発売から9年がたった1983年のこと。この化粧水の肌効果に絶対的な自信をもっていた全国の美容部員が化粧水をペーパーマスクにしみ込ませて使用する「マスク美容法」を提案。店頭で肌実感をしてもらうことで購買につながり、その評判は“スキコン”という愛称とともに徐々に全国へと広がっていく。

そして、愛用者が増えるとともに、「さっぱりする仕上がりなのに保湿する」という日本人好みの使用感が口コミで高評価を獲得。すると、「WWDBEAUTY」のほか、各媒体でベストコスメ賞を獲得しはじめ、顧客も急増。2024年内には販売数量が5000万本に到達する予定という。

「肌や脳が“スキコン”を記憶」してリピート

「お客さまからよく伺うのが、“スキコン”以外のほかの化粧水を使っていても、何か肌トラブルがあった時は“スキコン”に戻ってくる、というエピソードです。一度かぐとやみつきになるという清涼感のあるフローラルブーケの香りや、ひんやりとした使い心地ながらしっとり潤う仕上がりなど、まるで肌や脳が“スキコン”を記憶しているかのよう、とお話してくださるお客さまも多くいらっしゃいます」(大城玲奈・経営企画部広報グループ)。

2022年には全国で働く美容部員と営業担当者から、約70人を選抜し、それぞれが“スキコン”への思い、顧客へのメッセージを発信する“#スキコニスト”キャンペーンも実施。さらなる新客を獲得した。

このような施策ができるのも“スキコン”が国民的化粧水として認知されているからこそ。テクスチャーや使用感が気持ちいいのはもちろん、“スキコン”を使っている私も誇らしい。そんな愛用者の心をくすぐる魅力がこの化粧水にはあるのだろう。

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小松菜奈×松田龍平 2人が考える「役者の魅力」とは——映画「わたくしどもは。」で初共演

PROFILE: 左:小松菜奈/俳優 右:松田龍平/俳優

左:小松菜奈/俳優 右:松田龍平/俳優
PROFILE: 左:(こまつ・なな)1996年生まれ。長編映画初出演を果たした映画「渇き。」(2014)で、第38回日本アカデミー賞新人俳優賞ほか多数の新人賞を受賞。映画「沈黙-サイレンス-」(16)でハリウッドデビュー。映画「閉鎖病棟-それぞれの朝-」(19)では第43回日本アカデミー賞優秀助演女優賞、「糸」(20)で第44回日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞。主な出演作に映画「ディストラクション・ベイビーズ」(16)、「さよならくちびる」(19)、「さくら」(20)、「ムーンライト・シャドウ」(21)、「余命10年」(22)などがある。 右:(まつだ・りゅうへい)1983年生まれ、東京都出身。映画「御法度」(1999)で数々の新人賞を総なめし、その後、主演作「青い春」(2002)での圧倒的な存在感で注目を浴びる。「舟を編む」(13)で第37回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞、第38回報知映画賞主演男優賞、第68回毎日映画コンクール男優主演賞、第23回日本映画批評家大賞主演男優賞他、多くの賞を受賞。主な映画出演作に「劔岳 点の記」(09)、「まほろ駅前多田便利軒」シリーズ(11・13・14)、「北のカナリアたち」(12)、「探偵はBARにいる」シリーズ(11・13・17)、「ジヌよさらば~かむろば村へ~」(15)、「モヒカン故郷に帰る」「ぼくのおじさん」(16)、「散歩する侵略者」(17)、「羊の木」「泣き虫しょったんの奇跡」(18)など。待機作に、映画「次元を超えるTRANSCENDING DIMENSIONS」(公開時期調整中)などがある。

どこか分からない場所で、記憶も名前もなくした男女が出会う。映画「わたくしどもは。」は現世と来世の狭間で繰り広げられる魂たちの物語。監督の富名哲也は、これまで釜山国際映画祭やベルリン国際映画祭に出品するなど、海外で注目を集めてきた新鋭で本作は長編2作目となる。そこでW主演を務めて初共演したのが、ミドリ役の小松菜奈とアオ役の松田龍平。2人は富名監督が生み出した神秘的な世界に、どのように向き合ったのか。

※記事内では映画のストーリーに言及する部分があります。

観る者の想像力をかきたてる映画

——映画「わたくしどもは。」は独自の世界観がある作品でしたね。監督の美意識を感じさせながらも、観る者の想像力をかきたてます。

松田龍平(以下、松田):そうですね。どんな作品なのか説明するのは難しいですね。死者の話ではあるんですけど、少ない台詞の中から、確かに何かを1つずつ拾いながら、エンディングまでゆっくり楽しめる映画だと思いました。美しい佐渡島で自分なりに答えを出しながら、わからないところは監督の中にあるものに身を委ねればいいやという感じでやっていました。

小松菜奈(以下、小松):観る方によって、いろいろ解釈できる作品ですよね。言葉も少なくて、感情を表情や仕草、時にはダンスを通じて表現する。風の音や鳥のさえずりとか自然の音も表現の一部というか、目をつむって音に耳を傾けたくなるときがあるんですよね。だから映画を観ているだけではなく、聞いているような気もして。映画を観ながら「こういうことなのかな」って自分なりに想像する余白もあって、魂が物語に引き寄せられていくような作品でした。

——映画の舞台になった佐渡島の風景も印象的で、異世界感が伝わってきました。

小松:実際にロケ地の佐渡島に行ってみて、この作品の独特の空気感が分かったような気がしました。例えば(物語の舞台になった)鉱山で金を採るために多くの人が亡くなっているんですけど、外は蒸し暑いのにトンネルの中はひんやりしているんですよね。魂が漂っていそうな気配を感じさせる。島の自然も印象的で、ここで撮影をすれば作品の世界と交われるような気がしました。

——出てくるキャラクターも不思議な存在ですよね。人間であって人間でないような。ミドリが自分のことを「私(わたくし)」というのが最初は奇妙な感じがしたのですが、観ているうちにだんだんとなじんできました。

小松:台本を読んでいるときは、ミドリが生きているのか亡くなっているのか、分からなくなる瞬間がありました。魂が生と死を行き来しているというか。最初の台本では、登場人物1人1人のバックボーンが分かるように描かれていたんです。それが途中で変わって、キャラクターを説明する部分が削ぎ落とされていきました。そんな中で、しゃべり方も変わって「私(わたくし)」という普段使わない言い方になったんです。それを自分の中に落とし込むのが大変で。

松田:ちょっと、戸惑ってましたよね。「これであってますかね?」って。

小松:(龍平さんに)聞いたりしてましたよね。

松田:俺も分からないけど、あってると思いますって(笑)。

小松:でも、ミドリがいるのが現世と来世の狭間の世界で、死んだことで記憶がなくなってリセットされたんだったら、「私(わたくし)」でもおかしくないかも、と思ったんです。

——リアルに演じると生きている人間と変わらなくなってしまう。でも、いかにもな幽霊の演技だとホラーになってしまう。そのバランスが難しいですね。

松田:窓からじっと外を見ているシーンがあったんですけど、心霊写真とかで誰もいないはずの窓にぼんやり写り込んじゃった霊ってあるじゃないですか。そういう存在かって思って。ミドリやほかの霊たちは、自分が死んだことに気付いていなくて、奇妙な状態でいることに戸惑っているけど、僕が演じたアオは自分が死んだことに何となく気付いている。こじらせている霊だと思うんですよね。だから天国にもいけず、地縛霊みたいになってしまっているんじゃないかって思って。お芝居では自分は死人だ、って思いながら演じていたから、なんだか息もしづらくて。呼吸って生きている証じゃないですか。そういうことを考えていると、めちゃくちゃ芝居しづらかったですね。

仕事=社会における自分の役割

——みなさん感情をあまりあらわにせず、淡々と演じているようでしたが、お芝居のトーンなど微妙なバランスが必要だったんですね。富名監督は現場で細かな指示をされたのでしょうか。

松田:監督は、現場で思いついたことがあると、元の台本だったり、これまでやっていたことを全部捨てられちゃう人なんですよ。初めは「え、まじすか?」ってなるんだけど、監督は楽しそうだし「こっちの方が面白いと思って」みたいな感じだから。僕も気持ち的に楽になれたところがあって。そういう風に切り替えられるのはすごいなと思いました。

——でも、突然段取りと違うことをやるというのは役者としては大変だったのでは?

松田:まあ、そうですね。台詞を書いているシーンがあって。字を書くだけだからって油断していたら、前日に「独白にします」って言われて、全然台詞が出てこなくて。それはちゃんと覚えなかった僕のせいなんだけど(笑)。小松さんは急な変更にも対応出来ていて、さすがだなぁ、って思いました。

小松:その台詞も独特でしたよね。自分に喋っているような感じで。監督はいつもニコニコしていて、すごく楽しそうでした。その場その場で、ああしよう、こうしてみようってアイデアを出されて、もうちょっと何かが欲しい、と思ったときは役者と一緒に考える。作り込んでいくというより、そこにあるものを活かすことを楽しんでいたような気がします。だから、実際にある建物に手を加えるのではなく、そのままの状態で使って、そこに登場人物が現れることで映画的な世界になる。アオの部屋なんてベッドが1つあるだけなんですよ。

松田:ベッドって言っても木の板だけだったからね。しかも床は土っていう(笑)。家っていうか、廃墟で。そこに住んでるのは自分が死んだ人間だと分かっているから気にならないのかもしれないし、生きていた頃の生活を忘れちゃったからかもしれないなって思って、面白いなって、納得しちゃってましたね。

——アオはそういう場所で1人でいて、ミドリと仲間たちは居心地が良さそうな家で食卓を囲んでいますよね。

松田:ミドリたちは自分が死んだことに気付いていないから、何となくの生前の記憶の中で、死ぬ前と同じような生活をしているんでしょうね。あと、面白かったのが、霊ってさまよっているイメージがあるけど、この作品では皆、なんらかの仕事をしているってところで。ミドリたちは清掃、アオも警備員みたいなことをやっていたり。やっぱりどんな形だとしても、働くってことは重要なんだろうなって。死んでまで働きたくないよって思うかもしれないけど。なんか、グッときたんですよね。死んでいるから好き勝手やってるわけじゃなくて、結局生きていようが死んでいようが、人は人のままなのかもしれないなぁって。それって結構深いテーマというか。面白い考え方だなって思って。仕事ってお金をもらうためだけにあるわけじゃなくて、存在する上での役割というか。昔から食べるために狩りをしたり、家を守る人がいたり。死んでから霊になっても何かしらの仕事をするってことは「そこ」にいる理由なのかもしれないなと。監督に聞いたわけじゃないから、あれですけど。面白いですよね。

小松:監督に裏設定など、聞きたいことがいっぱいありましたね。

——そういうことを想像する面白さが、この作品にはありますね。それにしても、アオとミドリの関係は不思議ですね。映画の最初のシーンで、どうやら前世で2人は心中したらしいことが分かりますが、この世界では彼らは記憶をなくして相手のことを思い出せない。しかも、片方は死んだことに気付いていなくて、もう片方は霊であることをこじらせている。

松田:2人とも前世に記憶も感情もおいてきている、限りなくニュートラルな魂みたいな感じなんだけど、アオとミドリが出会っときにお互いに何かを感じるところから始まるんですよね。時が止まっている。何もない死後の世界に新しい風が吹くような。切れそうな細い赤い糸で結ばれているような2人の姿が印象的で。真っ暗なトンネルの中を無言で2人歩いているような、その距離感がいいなと思いました。僕はアオを演じているとき、あの死後の世界にいる唯一の光というか、ここにいる意味みたいなものをミドリに感じながら演じているところがありました。

——心中をしたくらいだから、きっと前世では激しく愛を交わしていたんでしょうね。だからその余熱みたいなものが、記憶や感情を失った2人を結びつけているのかもしれません。

松田:2人が飛び降りるシーンは、生を感じさせる強い感情があってもいいんじゃないかと思っていたんだけど、手をつなぐだけで十分生きている感情が伝わってきて。すごいなって。そういう愛の描き方は今までになかったような気がしました。

小松:ミドリとアオって恋人らしくは描かれていないんですよね。縁で結ばれた2人、それ以上でもそれ以下でもないというか。向かい合って喋るというより、隣同士で喋るような感じ。ラストで長いトンネルを2人で歩くシーンがあって。監督からはカットがかかるまで歩いてくださいって言われたんですけど、本当に長いトンネルで、歩いても歩いても出口が見つからなかったんです。ミドリとアオって、一緒にいる理由は見つからないけど一緒にいることでどこか安心するというか。切っても切っても、切り離せない関係なのかなって思いました。

初共演について

小松菜奈と松田龍平

——ちなみにお2人は、今回初めて共演されてみて相性はいかがでした?

松田:そうですね。俺の、ギャグなのかなんなのか分からないボールもちゃんと拾ってくれて助かってました(笑)。

小松:龍平さんの間(ま)が面白いんですよね(笑)。ボソッと言うこととか、突っ込みたくなるんですよ。

松田:そう、結構、鋭く返してくれるから楽しかったです。

——楽しい現場だったんですね。映画の登場人物みたいに色で相手を表現すると何色でしょう。

松田:なんだろう。緑系かな。エメラルドグリーンとか。

小松:私、ファッションで身に着ける色は緑が多いですよ。古着が好きなんですけど、今日も緑だなって思うこともあって。

——松田さんは何色でしょう?

小松:青系かな。濃い青。

松田:俺はオレンジが好きなんですよ。

小松:そうなんですか! 意外ですね。私も落ち着いた色より、ビビッドな色の方が好きですね。

——オレンジってポジティブな心理効果を与えると言われてますよね。先ほど、死んだ後も仕事をしているという設定が面白い、という話がありましたが、お2人は役者という仕事にどんな気持ちで向き合っておられるのでしょうか。

松田:そうですね、俳優は作品ごとに役も仕事する人も変わるじゃないですか。また一緒に仕事出来る機会もあるけど、やっぱり職場がガラッと変わるから、僕なんか一緒になった人にすごく影響受ける方だから。人との出会いで役だったり僕自身の生き様みたいなものが反映されて。そんな仕事だと思いますね。はっきりした正解があるわけじゃないし。

——人生経験が仕事に反映される?

松田:そうですね。いろんな人がいるからなぁ、感情も。いろんな人生があるから。そういう意味だと、思うがままに生きれば良いと思うんだけど。やっぱり役者としては振り幅がないといけないのかもしれないですね。それでも結局は役者の仕事ってよくわからないところがあります。

小松:私はモデルとしてキャリアをスタートしたのですが、この仕事を通じて貴重な人生体験をさせていただいていると思います。作品ごとに新しい出会いがあって、どんどん親戚が増えていくような感じというか。出会った方たちは、再会したときに「女優」としてではなく親戚みたいに接してくれる。そういうところが面白いと思います。

——また、楽しい親戚が増えましたね(笑)。

小松:そうですね(笑)。この世界じゃなかったら、こんな面白い方たちと出会えなかったと思います。

PHOTOS:MAYUMI HOSOKURA
STYLING:[NANA KOMATSU]AYAKA ENDO、[RYUHEI MATSUDA]DAI ISHII
HAIR & MAKEUP:[NANA KOMATSU]MAI OZAWA(mod’s hair)、[RYUHEI MATSUDA] TARO YOSHIDA(W)

[NANA KOMATSU]ジャケット 14万5200円、スカート 9万9000円/共にアクネ ストゥディオズ(アクネ ストゥディオズ アオヤマ 03-6418-9923)、中に着ているシャツ 6万6000円(参考価格)/アヴァヴァヴ(サカス ピーアール 03-6447-2762)、リング(右手)人さし指 154万円、中指 46万7500円、(左手)人さし指(上)24万6400円、(下)63万8000円、中指 45万1000円/全てシャネル(シャネル カスタマーケア 0120-525-519)

■「わたくしどもは。」
5月31日から新宿シネマカリテほか全国順次公開
出演:小松菜奈 松田龍平
片岡千之助 石橋静河 内田也哉子 森山開次 辰⺒満次郎 / 田中泯 大竹しのぶ
音楽:野田洋次郎
監督・脚本・編集:富名哲也
企画・プロデュース・キャスティング:畠中美奈
製作・配給:テツヤトミナフィルム
配給協力:ハピネットファントム・スタジオ
2023年/日本/101分/カラー/スタンダード/5.1ch 映倫:G
©2023 テツヤトミナフィルム
https://watakushidomowa.com

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B’z稲葉浩志と「リーボック」コラボの“ポンプフューリー”を受注販売 ソロアルバムに着想の“マグマ”デザイン

「リーボック(REEBOK)」は、ロックユニット、B’zの稲葉浩志とのコラボスニーカー“インスタポンプフューリー 94 マグマ”を受注販売する。価格は2万7500円。カラーはブラック&オレンジと、B’zのファンクラブ限定のホワイト&レッド。ブラック&オレンジは「リーボック」直営店および公式オンライン、ミュージング(MUSING)、ホワイト&レッドはB’zのファンクラブで取り扱う。すでに受注受付を開始している。サイズは23.0〜31.0cm(29.5、30.5cmの展開はなし)。

同スニーカーは、“インスタポンプフューリー”の30周年を記念したもの。1994年発売のスニーカー“インスタポンプフューリー94(INSTAPUMP FURY 94)”に、稲葉が1997年に発売した初のソロアルバム、「マグマ」のジャケットに着想を得た意匠を施した。実際のマグマ写真からパターンを作成しプリント、またブラッターパーツには大胆に稲葉の顔のデザインをあしらったほか、本コラボ限定の“Reebok×Koshi Inaba”ロゴをあしらった。

稲葉は同コラボに際し、「この度はリーボック社に“インスタポンプフューリー94マグマ”モデルを製作していただき大変光栄だ。“インスタポンプフューリー”はプライベートでもよく履いているが、変幻自在のカスタマイジングに対応できるデザインと優れた機能性を兼ね備えた画期的なシューズだ。カスタムモデルのお話をいただいた時、すぐに思いついたのは、自分のソロとしての創作活動の原点である『マグマ』というアルバムのジャケットの色合いを使用したい、ということだった。自分の中に渦巻く思いや音をなんとか表現したいという、当時の私自身の熱がこのシューズに写し取られてる。そんなウブな情熱を感じながらみなさんにも履いていただけたら嬉しい」とコメントしている。

また渋谷109では、壁面広告にCMを放送している。CMに使用される新曲「NOW」は、楽曲の世界観と「リーボック」のイメージが合致するのではと、稲葉自らの提案により起用が決定した。

特設サイト

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【2024年夏コスメ】ドクターズコスメ「アンプルール」がクールタイプのUVパウダーを限定発売 プラセンタを高配合したサプリも登場

皮膚科医師の高瀬聡子ウォブクリニック中目黒総院長が開発するドクターズコスメ「アンプルール(AMPLEUR)」は6月6日、ブランド人気のフェイスパウダーのクールタイプ“フェイスパウダー クール”[SPF50+・PA++++](10g、5280円)を限定発売する。

“フェイスパウダー”[SPF50+・PA+++](10g、5280円)は2018年の発売以来、累計24万個を売り上げる同ブランドの人気商品。高配合した美容液成分のビタミンC・A・Eやハイドロキノン誘導体が肌に明るさとハリを与え、ヒアルロン酸やスクワランが潤いを与える。限定のクールタイプは、皮脂のコントロールと汗のブロックに着目。ワレモコウエキスが過剰な皮脂分泌を抑制してテカリを抑え、毛穴レスで滑らかな肌に導くほか、アルギン酸Caが突然の汗にも素早く反応し、メイク崩れを防ぐ。さらに、光で活性化するサンアクティブ酵素が酸化などによる肌ダメージを修復する。汗と反応するクーリングアクトが火照りを抑え、マイルドな清涼感が特徴。なじみやすいアイスブルーカラーが肌のくすみをワントーン明るくし、透明感を与える。

さらに20日、クリニカル発想のサプリメント“プラセンタ+”(90カプセル30日分、9720円)を発売する。美容と健康をサポートする栄養素が豊富に含まれ、注射・点滴の主成分としても用いられるプラセンタを1万3500mg配合。そのほか、レスベラトロールやコエンザイムQ10などの抗酸化成分や、必須脂肪酸であるオメガ3などを配合した。肌と体のエイジングケアをはじめ、女性ホルモンの乱れや冷え、肩凝りの改善、疲労や二日酔いの予防、免疫ケアなど、大人世代のさまざまな悩みにアプローチする。朝の目覚めを改善し、日中の紫外線ダメージケアもかなえる。

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しまむら×「クレヨンしんちゃん」 6月1日にコラボ商品を発売

ファッションセンターしまむら×「クレヨンしんちゃん」のコラボ商品

ファッションセンターしまむらは6月1日、「クレヨンしんちゃん」とコラボした商品を発売する。ウィメンズのTシャツ&パンツセットが1969円、メンズのステテコが1089円などでアウターや肌着、寝具なども用意する。

また6月1〜16日の期間、しまむら公式Xで商品券や8月9日公開の「映画クレヨンしんちゃん オラたちの恐竜日記」のチケットが当たるキャンペーンも実施する。

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「エムエム6 メゾン マルジェラ」2025年プレ・スプリング・コレクション

「エムエム6 メゾン マルジェラ(MM6 MAISON MARGIELA)」が2025年プレ・スプリング・コレクションを発表した。

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「バーバリー」2025年プレ・スプリング・コレクション

「バーバリー(BURBERRY)」が2025年プレ・スプリング・コレクションを発表した。

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「オン」がアトモスとコラボ インソールに“芝生”を配したテニスシューズを発売

「オン(ON)」は6月6日、アトモスとのコラボシューズ“ザ・ロジャー クラブハウス プロ アトモス”を発売する。価格は1万9580円。ウィメンズサイズは23.0〜25.0cm、メンズサイズは25.5〜29.0、30.0cm。旗艦店オン トーキョーおよび「オン」公式アプリ、アトモス一部店舗、アトモス公式オンラインで取り扱う。また5月30日12時〜6月5日8時59分の期間、アトモス公式オンラインで抽選を受け付ける。

コラボシューズは、競技用テニスシューズとして登場した“ザ ロジャー クラブハウス プロ(THE ROGER CLUBHOUSE PRO)”モデルを土台とし、アッパーにはアースカラー、インソールにはグラスコートに着想を得た、芝生の意匠が施されている。ソールには、なめらかな走り心地を目指した“ヘリオンスーパーフォーム”や、クッション性の特許技術“クラウドテック”を搭載し、機能性にも配慮した。

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「オン」がアトモスとコラボ インソールに“芝生”を配したテニスシューズを発売

「オン(ON)」は6月6日、アトモスとのコラボシューズ“ザ・ロジャー クラブハウス プロ アトモス”を発売する。価格は1万9580円。ウィメンズサイズは23.0〜25.0cm、メンズサイズは25.5〜29.0、30.0cm。旗艦店オン トーキョーおよび「オン」公式アプリ、アトモス一部店舗、アトモス公式オンラインで取り扱う。また5月30日12時〜6月5日8時59分の期間、アトモス公式オンラインで抽選を受け付ける。

コラボシューズは、競技用テニスシューズとして登場した“ザ ロジャー クラブハウス プロ(THE ROGER CLUBHOUSE PRO)”モデルを土台とし、アッパーにはアースカラー、インソールにはグラスコートに着想を得た、芝生の意匠が施されている。ソールには、なめらかな走り心地を目指した“ヘリオンスーパーフォーム”や、クッション性の特許技術“クラウドテック”を搭載し、機能性にも配慮した。

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サステナで知っておきたい用語を深掘り(2024年5月27日号)

毎週発行している「WWDJAPAN」は、ファッション&ビューティの潮流やムーブメントの分析、ニュースの深堀りなどを通じて、業界の面白さ・奥深さを提供しています。巻頭特集では特に注目のキーワードやカテゴリー、市場をテーマに、業界活性化を図るべく熱いメッセージを発信。ここでは、そんな特集を担当記者がざっくばらんに振り返ります。(この記事は「WWDJAPAN」2024年5月27日号からの抜粋です)

皆合:2021年に、サステナビリティに関する知っておくべき基礎用語を集めて特集しました。それから3年たち、アップデートもあり、新しい言葉も出てきたので、再度まとめようとなりました。

木村:65のワードを紹介していますが、前回と同じ用語も入れています。でも「マッシュルームレザー」は3年前は先進でしたが、最近は「動物由来でないものはレザーと呼んではいけない」という規制も出てきています。そうした現状も踏まえて、知るべき用語を解説しました。

皆合:その中から5つの用語について深掘りしましたが、木村さんはどうして「デジタルファッション」を?

木村:普段からいろんな企業やブランドを取材していますが、ラグジュアリーと国内アパレルとファストファッションでは取り組むべき課題が違うと思うんです。エンターテインメント要素が強いファッションは、もっとデジタルな楽しみ方があるのではと考えたのと、先日ロンドン カレッジ オブ ファッションの教授のデジタルファッションについての話を聞いた際に、全然分からない用語が多くて、学びたいと思ったのがきっかけです。

皆合:確かに業態ごとに課題って違いますよね。取材してみてどうでしたか?

木村:3Dモデリングのソフトはたくさんあるのですが、アパレル業界では2Dでやってきたことをベースにしたソフトを使ってサンプル作りの工程を減らしています。一方、デジタル系の人たちは違うソフトを使って2Dのファッションではできないアイデアを実現したりしているんですよね。まだまだ距離があるのだなと感じました。皆合さんは「グリーンウォッシュ」ですよね。

「この表現で適切なのかな?」を解消したい

皆合:サステナビリティの状況は刻々と変化しているので、記事を書く際に「この表現で適切なのかな?」と不安になることが多いんです。ブランドからのリリースも、時々曖昧なところがあり、私と同じように不安を感じながら書いている人も少なくないんじゃないかと考えました。そこで、改めて現状の把握をしたいと海老澤美幸弁護士を取材したところ、リスクを避けるにはやはり「根拠に基づくエビデンスを提示することが大事」だと。また、「曖昧な表現は消費者を欺くことで、それにより本気で取り組んでいる企業が埋もれてしまうのも問題」という指摘にも納得しました。私たちも頑張りましょう!

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サステナで知っておきたい用語を深掘り(2024年5月27日号)

毎週発行している「WWDJAPAN」は、ファッション&ビューティの潮流やムーブメントの分析、ニュースの深堀りなどを通じて、業界の面白さ・奥深さを提供しています。巻頭特集では特に注目のキーワードやカテゴリー、市場をテーマに、業界活性化を図るべく熱いメッセージを発信。ここでは、そんな特集を担当記者がざっくばらんに振り返ります。(この記事は「WWDJAPAN」2024年5月27日号からの抜粋です)

皆合:2021年に、サステナビリティに関する知っておくべき基礎用語を集めて特集しました。それから3年たち、アップデートもあり、新しい言葉も出てきたので、再度まとめようとなりました。

木村:65のワードを紹介していますが、前回と同じ用語も入れています。でも「マッシュルームレザー」は3年前は先進でしたが、最近は「動物由来でないものはレザーと呼んではいけない」という規制も出てきています。そうした現状も踏まえて、知るべき用語を解説しました。

皆合:その中から5つの用語について深掘りしましたが、木村さんはどうして「デジタルファッション」を?

木村:普段からいろんな企業やブランドを取材していますが、ラグジュアリーと国内アパレルとファストファッションでは取り組むべき課題が違うと思うんです。エンターテインメント要素が強いファッションは、もっとデジタルな楽しみ方があるのではと考えたのと、先日ロンドン カレッジ オブ ファッションの教授のデジタルファッションについての話を聞いた際に、全然分からない用語が多くて、学びたいと思ったのがきっかけです。

皆合:確かに業態ごとに課題って違いますよね。取材してみてどうでしたか?

木村:3Dモデリングのソフトはたくさんあるのですが、アパレル業界では2Dでやってきたことをベースにしたソフトを使ってサンプル作りの工程を減らしています。一方、デジタル系の人たちは違うソフトを使って2Dのファッションではできないアイデアを実現したりしているんですよね。まだまだ距離があるのだなと感じました。皆合さんは「グリーンウォッシュ」ですよね。

「この表現で適切なのかな?」を解消したい

皆合:サステナビリティの状況は刻々と変化しているので、記事を書く際に「この表現で適切なのかな?」と不安になることが多いんです。ブランドからのリリースも、時々曖昧なところがあり、私と同じように不安を感じながら書いている人も少なくないんじゃないかと考えました。そこで、改めて現状の把握をしたいと海老澤美幸弁護士を取材したところ、リスクを避けるにはやはり「根拠に基づくエビデンスを提示することが大事」だと。また、「曖昧な表現は消費者を欺くことで、それにより本気で取り組んでいる企業が埋もれてしまうのも問題」という指摘にも納得しました。私たちも頑張りましょう!

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「トム フォード ビューティ」の即完売アイシャドウパレットが限定復刻 チェリーの香りに着想

「トム フォード ビューティ(TOM FORD BEAUTY)」は7月5日、昨年の春コレクションで発売し即完売したチェリーカラーコレクションのアイシャドウパレット“アイ カラー クオード”(各1万2980円)限定2品を復刻販売する。6月28日に店頭で先行予約の受け付けを開始するほか、同日楽天公式ストアで先行販売を行う。

チェリーカラーコレクションは23年2月に誕生したフレグランス“チェリーコレクション”に着想を得て生まれた限定カラーで、復刻するのは、ブラウンレッドやバーガンディ、ワインのカラーを収めたワインブラウンシェードの“02SC チェリー スモーク”と、甘いピンクやキャンディレッドが印象的なチェリーレッドシェードの“01SC エレクトリック チェリー”。大胆でくっきりとした印象を与えるウェットフォーミュラとソフトで重ね付けしやすいドライフォーミュラを組み合わせている。

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「トム フォード ビューティ」の即完売アイシャドウパレットが限定復刻 チェリーの香りに着想

「トム フォード ビューティ(TOM FORD BEAUTY)」は7月5日、昨年の春コレクションで発売し即完売したチェリーカラーコレクションのアイシャドウパレット“アイ カラー クオード”(各1万2980円)限定2品を復刻販売する。6月28日に店頭で先行予約の受け付けを開始するほか、同日楽天公式ストアで先行販売を行う。

チェリーカラーコレクションは23年2月に誕生したフレグランス“チェリーコレクション”に着想を得て生まれた限定カラーで、復刻するのは、ブラウンレッドやバーガンディ、ワインのカラーを収めたワインブラウンシェードの“02SC チェリー スモーク”と、甘いピンクやキャンディレッドが印象的なチェリーレッドシェードの“01SC エレクトリック チェリー”。大胆でくっきりとした印象を与えるウェットフォーミュラとソフトで重ね付けしやすいドライフォーミュラを組み合わせている。

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川辺がアントニオ猪木とコラボ 名言や直筆の“闘魂”デザインのハンカチ

ハンカチの川辺はアントニオ猪木のグッズを発売する。10月初旬からアントニオ猪木関連のイベントやポップアップ、全国の百貨店や専門店のハンカチ売り場にて販売する予定だ。

アントニオ猪木は70年〜80年代にかけて活躍した日本のプロレス界を代表するプロレスラー。2022年に亡くなったが、その後もイベントや関連グッズは引き続き人気を博しており、今回のコラボを実施するに至った。

「元気ですか〜‼︎元気があればなんでもできる!」「迷わず行けよ、行けばわかるさ」といったアントニオ猪木の名言集や詩、“闘魂”と書かれた直筆サインがデザインされた綿100%のプリントハンカチ(2200円)やタオルハンカチ(2200円)をそろえる。

また、格闘シーンやリング場での姿が刺しゅうされたバッグ(5500円)なども販売する予定だ。

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川辺がアントニオ猪木とコラボ 名言や直筆の“闘魂”デザインのハンカチ

ハンカチの川辺はアントニオ猪木のグッズを発売する。10月初旬からアントニオ猪木関連のイベントやポップアップ、全国の百貨店や専門店のハンカチ売り場にて販売する予定だ。

アントニオ猪木は70年〜80年代にかけて活躍した日本のプロレス界を代表するプロレスラー。2022年に亡くなったが、その後もイベントや関連グッズは引き続き人気を博しており、今回のコラボを実施するに至った。

「元気ですか〜‼︎元気があればなんでもできる!」「迷わず行けよ、行けばわかるさ」といったアントニオ猪木の名言集や詩、“闘魂”と書かれた直筆サインがデザインされた綿100%のプリントハンカチ(2200円)やタオルハンカチ(2200円)をそろえる。

また、格闘シーンやリング場での姿が刺しゅうされたバッグ(5500円)なども販売する予定だ。

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【スナップ】ジュエリー使いの巧者をキャッチ  原宿ストリートスナップ

今、原宿にいるファッションラバーがファッションに使う金額はにいくらなのか?「WWDJAPAN」映像チームは若い世代が集う原宿で街頭インタビューを敢行し、「コーディネートのポイント」「月にファッションに使う金額」「よく行くお店」などを聞いた。

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読売ジャイアンツと「ニューエラ」による“コラボデー”が6月7日に開催 限定うちわの配布やアイテムの発売など

「ニューエラ(NEW ERA)」が読売ジャイアンツの主催試合をスポンサードする冠試合“ニューエラ デイ 2024(NEW ERA DAY 2024)”が6月7日に東京ドームで開催される。当日は対オリックス・バファローズ戦で、来場者には先着で読売ジャイアンツと「ニューエラ」による限定うちわを配布(無くなり次第配布を終了)する。ほかにも同イベントのために用意したコラボレーションアイテムを販売するなど、さまざまなイベントを実施する。

東京ドーム22ゲート場外正面設置のフォトブースでは15〜19時で限定ステッカーの配布イベントを実施予定。また、同ブースでは選手の直筆サイン入りキャップが当たる抽選会も予定している。

「タカヒロミヤシタザソロイスト.(TAKAHIROMIYASHITATHESOLOIST.)」とのコラボレーションでは、同ブランドのアイコニックなロゴである“I AM THE SOLOIST.”を、“I AM THE GIANTS”にアレンジしたスペシャルグラフィックに変更している。キャップ(1万4190円)とフーディー2万790円を6月7日10時から、「ジャイアンツ ストア ニューエラ」、「タカヒロミヤシタザソロイスト.」の直営店、「ニューエラ」のオンラインストアで限定販売する。

また、バンダイが展開するオリジナルカプセルトイブランド「ガシャポン」と「ニューエラ」によるコラボレーション企画を実施。本コラボプロジェクトは“59FIFTY”をミニチュアスイング化、今回の企画では読売ジャイアンツの歴代ロゴをフィーチャーしている。6月7日から東京ドームの各ストアに設置されたガシャポン自販機シリーズ、読売ジャイアンツのオンラインストアで限定販売する予定。価格は1回500円で、全6種を用意する。※すべての商品にボールチェーンが付属する。

さらに同日の始球式に、日向坂46キャプテンの佐々木久美が登場。読売ジャイアンツの大ファンであることを公言する佐々木が、東京ドームでは初となる始球式を行なう。

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「フローラノーティス ジルスチュアート」がお茶専門店「ルピシア」とコラボ 限定キットも登場

「フローラノーティス ジルスチュアート(FLORA NOTIS JILL STUART)」は、6月14日〜8月15日の期間、センシュアルジャスミンの香りのアイテムを含む6600円以上の購入者に、世界のお茶専門店「ルピシア(LUPICIA)」のジャスミンティー“モーリーファーチャ”(20gプチ缶入)をプレゼントするキャンペーンを実施する。

合わせて、涼やかで甘美なUVケアがかなう限定キット“センシュアルジャスミン UVケア キット”(4840円)と“センシュアルジャスミン ヘアケア キット”(5720円)を店舗と公式オンラインショップで販売する。

“センシュアルジャスミン UVケア キット”は、高い紫外線カット力を持ちながらも、みずみずしいつけ心地のUVプロテクターとオードパルファンのセット。“センシュアルジャスミン ヘアケア キット”は、花々のエッセンスに植物由来オイルをブレンドした、UVカットもできるヘアオイルとオードパルファンのセットとなっている。店舗では、どちらのキットもアイテムの香りの変更が可能だ。

また、6月14~28日の23時59分までの期間、抽選で10人に“センシュアルジャスミン UVケア キット”と「ルピシア」の“モーリーファーチャ”(20gプチ缶入)が当たるSNSキャンペーンを実施する。詳しい応募方法は、公式Xで確認できる。

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「サマソニ」にも出演する2024年を代表するシンガーTyla(タイラ) その魅力をビジュアル面から分析 連載:ポップスター・トレンド考察

文筆家・つやちゃんがファッション&ビューティのトレンドをポップスターから紐解いていく本連載。第2回は2024年を代表するポップスター、タイラ(Tyla)をフィーチャー。タイラは02年1月30日生まれの南アフリカはヨハネスブルク育ちのアーティストで、今年3月にデビューアルバム「TYLA」をリリース。「サマーソニック 2024」で初来日も決まっていて、今最注目のシンガーだ。今回は、タイラの魅力をファッションの視点から分析していく。

世界中がタイラの虜になっている。昨年「Water」の大ヒットで火がつき、第66回グラミー賞では「最優秀アフリカン音楽パフォーマンス賞」を受賞。さらに今年に入って届けられたファーストアルバム「TYLA」で、人気は不動のものになったと言えよう。南アフリカ生まれのダンス・ミュージック“アマピアノ”にアフロビーツやR&Bをミックスした音楽性が新たな風を感じさせるが、本人が「私の表現は音楽だけでなくファッションにも反映されている」と語る通り、そのたたずまいとビジュアルも新たな時代のムードを映し出している。本稿では、“Tyla Vibes(タイラ・バイブス)”とも形容されるその魅力について紐解いていきたい。

“タイラ・バイブス”を作っている人物として、スタイリストのケイティ・キアン(Katie Qian)とリー・トリッグ(Lee Trigg)は重要な存在だろう。中国系アメリカ人のケイティ・キアンは、88risingの面々をはじめとしてサブリナ・クラウディオやティナーシェを担当してきた。特に、「コーチェラフェスティバル 2022」でのコナン・グレイのヴィヴィッドなスタイリングは話題を呼んだ。一方、リー・トリッグはカナダ出身で、シャイガールやクク・クロエといったアーティストを手掛けてきた。両者ともにエッジィでユニークな色・形状使いを得意としており、そういった面ではマキシマリズムな作風は共通しているとも言える。タイラ自身はあくまでエフォートレスで快適なスタイルが好みと語っており、ボディーラインははっきりとしているがそれぞれパーツごとのユニークさが光るスタイリングは、スタイリストの腕と本人の好みがうまくミックスされているように思う。

また、タイラはできるだけ母国の伝統を自身のファッションに取り入れようというスタンスを大切にしている。「私はどこに行くにもアフリカのデザイナーの服を着ることで、母国に力を与えたい。わずかなディテールにも、これは南アフリカのチームなんだと思えるようにね」と語り、同郷の世界的ファッションデザイナーであるテベ・マググを支持。近年はナイジェリアのアイラ・スター(Ayra Starr)やテムズ(Tems)など世界的に支持を集めているアフリカ人ポップスターが増えており、彼女たちのアフリカンな衣装は表現の魅力を構成する1つになっているが、タイラも同様だ。

以上を前提としながら、タイラのビジュアル面におけるどのような点が魅力的なのか、以下に挙げる3つの観点から紐解いていきたい。

1.ボーダーレスなY2K感覚

まず興味深いのは、タイラのファッションがアフリカという出自を起点としつつも、英米や日韓といったさまざまな国の文脈をも感じさせるということだ。加えて2000年前後のフィーリングも取り入れており、そのさじ加減が絶妙。クロップトップ&オーバーサイズボトムス、大ぶりなアクセサリー&チェーンベルトといったコーディネートに、ビヨンセやリアーナに夢中になってきたであろう彼女の嗜好が表れている。さらにはマイクロミニスカートに、グロッシーでみずみずしいツヤ感やカラフルさ・ラメ感が施されたメイクなど、2000年代前半の安室奈美恵を彷彿とさせるようなヘルシー&平成ギャルなY2Kテイストも。TikTokではK-POPのアイリット(ILLIT)の曲に合わせて歌う様子を公開しており、さまざまな国の文化をボーダーレスに取り入れるスタンスがタイラならではだ。そして、そういったY2Kのポップさが、キュートであどけないドール顔の魅力を引き立ててもいる。

2.偶像的なビーナス・イメージ

偶像的なビーナス・イメージは昨今のファッショントレンドをけん引する大きな潮流だが、タイラはその役割を一手に引き受けているような印象がある。まず何よりも、アルバム「TYLA」のアートワークで見せたアーチド・バックな姿が思い浮ぶ。他にもシューティングでは度々官能的なポージングを見せ、往年のビヨンセを想起させるような頭の後ろで手を組む仕草がアイコニック。もちろん、くびれが強調されるダンスも魅力的だ。衣装においても、ボディーを神秘的に包み込むドレープやフリンジ、シアーなアイテムを多用し、女神のようなムードを醸し出す。「メットガラ2024」ではゴールド~ブロンズの色味で構成されたメイクアップも注目を集めたが、そういった高貴なイメージがタイラの偶像的美しさを作っている。さらに、楽曲におけるR&Bのルーツを感じさせる歌唱法も、そのようなイメージを増幅させる。

平たく言ってしまえば、「ボーダレスなY2K感覚」と「偶像的なビーナス・イメージ」は、キュート&カジュアルとエレガント&フェミニン、とも形容できるだろう。つまり、本来なら相反しがちな両者が同居しているのがタイラの魅力であり、しかもそれらがアンビバレントにならずトータルで見事にまとまっているのがさすがだ。

3.軽やかさ、エモーションをかき立てる儚さ

キュート&カジュアルでありながらエレガント&フェミニンでもある——しかし、タイラの魅力はそれだけではない。「Water」を筆頭にすでに昨年からクラブフロアを揺らしているナンバーの数々は、ベッドルームで聴いても気持ちよい清涼感と軽快さを備えている。そして、その心地よさは、同時にどこか儚さすらも感じさせる。ログドラムとコーラスの間をたゆたいながら、物憂げに歌うタイラの歌はエモーションをかき立て、ふわふわした浮遊感を生むのだ。ピンクパンサレス(PINKPANTHERESS)やエリカ・デ・カシエール(Erika De Casier)など、アンニュイで儚さを喚起するサウンドがトレンドをけん引している20年代の音楽シーンにおいて、ジャンルは違えど、タイラも近いムードを感じさせる。

そして、その儚さはビジュアル面にも表れている。アートワークで度々使われる海や水といったみずみずしいイメージ、水が滴るような透明感をたたえるツヤ感いっぱいのメイク。極めつきは、「メットガラ2024」で話題をさらった「バルマン(BALMAIN)」の“砂のドレス”だろう。クリスタルを混ぜた3種の砂で覆われた衣装は、肩にも砂をあしらっていた。その色合いとテクスチャーはタイラのヘルシーでオーガニックな魅力を引き立て、今年のメットガラで最大の賛辞を呼んだ。

水と砂。それらは、儚さの象徴だ。2000年前後のノスタルジーと接続されることで、儚さはより一層の言葉にならない感傷を引き起こす。タイラの表現は、ボーダレスなY2K感覚による親近感、偶像的イメージによる象徴性、それらが衝突しながらも違和感なく同居する中で、儚さを漂わせつつ消えてゆく刹那の1ページを描いている。“タイラ・バイブス”とは、一回性と喪失感が詰まった、私たちが夏に対して抱くような魅力そのものなのだ。

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「MCM」がユーロ2024開催を記念したアイテムを発売 六角形モチーフをあしらったボストンバッグなど

「エムシーエム(MCM)」は、同ブランド発祥の地、ドイツでのUEFA欧州選手権2024の開催を記念したアイテムを発売した。「エムシーエム」一部店舗および公式オンラインで取り扱う。

アイテムは、コニャックカラーを基調とし、ロゴを散りばめたポロシャツ(5万3900円)とショートパンツ(6万9300円)、ブラックと切り替えデザインのキャップ(4万9500円)、六角形のモチーフをあしらったバックパック(18万5900円)とボストンバッグ(21万8900円)のほか、サッカーボール(6万500円)もラインアップする。

またキャンペーンには、ドイツのサッカーチーム、バイエル・レバークーゼンのヨナタン・ター(Jonathan Tah)選手をモデルに起用した。

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「MCM」がユーロ2024開催を記念したアイテムを発売 六角形モチーフをあしらったボストンバッグなど

「エムシーエム(MCM)」は、同ブランド発祥の地、ドイツでのUEFA欧州選手権2024の開催を記念したアイテムを発売した。「エムシーエム」一部店舗および公式オンラインで取り扱う。

アイテムは、コニャックカラーを基調とし、ロゴを散りばめたポロシャツ(5万3900円)とショートパンツ(6万9300円)、ブラックと切り替えデザインのキャップ(4万9500円)、六角形のモチーフをあしらったバックパック(18万5900円)とボストンバッグ(21万8900円)のほか、サッカーボール(6万500円)もラインアップする。

またキャンペーンには、ドイツのサッカーチーム、バイエル・レバークーゼンのヨナタン・ター(Jonathan Tah)選手をモデルに起用した。

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「シーイン」が漫画「頭文字D」とコラボ 登場人物や愛車がプリントされたグッズ

「シーイン(SHEIN)」は、漫画「頭文字D」とのコラボレーションアイテムを5月13日から順次発売している。

「頭文字D」は1995年から講談社の「週刊ヤングマガジン」で連載を開始したしげの秀一氏による漫画。走り屋をテーマにしており、累計発行部数は5600万部を超えている。

今コラボでは、手に汗握る名シーンや主人公の藤原拓海やライバルの高橋啓介たち、それぞれの愛車などがプリントされた、世界観に浸れるコレクションを展開する。

ファッションアイテムは、ウィメンズ、メンズ、プラスサイズ、ユニセックスの4ジャンルで展開。「頭文字D」のロゴや名シーンがデザインされた、半袖ニットワンピース(1266円)、短袖Tシャツ(1443円)、ノースリーブフード付きパーカー(1645円)などをそろえる。そのほか、カードホルダー(347円)やタペストリー(461円)、掛け布団カバーセット(2103円)などのライフスタイルアイテムも取り扱う。

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「シーイン」が漫画「頭文字D」とコラボ 登場人物や愛車がプリントされたグッズ

「シーイン(SHEIN)」は、漫画「頭文字D」とのコラボレーションアイテムを5月13日から順次発売している。

「頭文字D」は1995年から講談社の「週刊ヤングマガジン」で連載を開始したしげの秀一氏による漫画。走り屋をテーマにしており、累計発行部数は5600万部を超えている。

今コラボでは、手に汗握る名シーンや主人公の藤原拓海やライバルの高橋啓介たち、それぞれの愛車などがプリントされた、世界観に浸れるコレクションを展開する。

ファッションアイテムは、ウィメンズ、メンズ、プラスサイズ、ユニセックスの4ジャンルで展開。「頭文字D」のロゴや名シーンがデザインされた、半袖ニットワンピース(1266円)、短袖Tシャツ(1443円)、ノースリーブフード付きパーカー(1645円)などをそろえる。そのほか、カードホルダー(347円)やタペストリー(461円)、掛け布団カバーセット(2103円)などのライフスタイルアイテムも取り扱う。

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「ギャップ」が水原希子とクーパー・コックを夏のキャンペーンに起用 白を基調としたスタイリングで登場

「ギャップ(GAP)」は、2024年夏のグローバルキャンペーンに、モデル・俳優の水原希子と、俳優のクーパー・コック(Cooper Koch)を起用した。

同キャンペーンは、“Our classics. Your canvas. 自分らしく、白をまとう”をコンセプトに、個々のユニークなスタイルやクリエイティビティー、オリジナリティーに焦点を当て、両氏が白を基調としたアイテムを着用し登場する。

水原はキャンペーンに際し、「素晴らしい個性をもっと表現するために、私は自分の好きなことだったり、好きなものというのを大切に考えることが大事だと思う。そこから受けた影響がそのままファッションにも表れると思うので。好きな音楽だったり、好きなカルチャーだったり。ファッションだけでなく、自分の心を喜ばせてくれるもの、そういうところにフォーカスすると、すごく素敵な洋服をまとうことができると思う」とコメント。

また「白という色は、すごく純粋な真っ白なパレットのようなものなので、私は色を加えたり、いろんなエッセンスを加えていくことで楽しむことができると思う。私だったら、真っ白なドレスに凄くカラフルなTシャツを中に着たりだとか、真っ白なドレスにかわいいバッグを持ったり、白いTシャツにジーンズも素敵だし。白はどんな色でもブレンドするし、真っ白な、まっさらな気持ちにしてくれるので、いろんな楽しみ方ができるんじゃないかなと思う」と続けた。

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「ギャップ」が水原希子とクーパー・コックを夏のキャンペーンに起用 白を基調としたスタイリングで登場

「ギャップ(GAP)」は、2024年夏のグローバルキャンペーンに、モデル・俳優の水原希子と、俳優のクーパー・コック(Cooper Koch)を起用した。

同キャンペーンは、“Our classics. Your canvas. 自分らしく、白をまとう”をコンセプトに、個々のユニークなスタイルやクリエイティビティー、オリジナリティーに焦点を当て、両氏が白を基調としたアイテムを着用し登場する。

水原はキャンペーンに際し、「素晴らしい個性をもっと表現するために、私は自分の好きなことだったり、好きなものというのを大切に考えることが大事だと思う。そこから受けた影響がそのままファッションにも表れると思うので。好きな音楽だったり、好きなカルチャーだったり。ファッションだけでなく、自分の心を喜ばせてくれるもの、そういうところにフォーカスすると、すごく素敵な洋服をまとうことができると思う」とコメント。

また「白という色は、すごく純粋な真っ白なパレットのようなものなので、私は色を加えたり、いろんなエッセンスを加えていくことで楽しむことができると思う。私だったら、真っ白なドレスに凄くカラフルなTシャツを中に着たりだとか、真っ白なドレスにかわいいバッグを持ったり、白いTシャツにジーンズも素敵だし。白はどんな色でもブレンドするし、真っ白な、まっさらな気持ちにしてくれるので、いろんな楽しみ方ができるんじゃないかなと思う」と続けた。

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「ギャップ」が水原希子とクーパー・コックを夏のキャンペーンに起用 白を基調としたスタイリングで登場

「ギャップ(GAP)」は、2024年夏のグローバルキャンペーンに、モデル・俳優の水原希子と、俳優のクーパー・コック(Cooper Koch)を起用した。

同キャンペーンは、“Our classics. Your canvas. 自分らしく、白をまとう”をコンセプトに、個々のユニークなスタイルやクリエイティビティー、オリジナリティーに焦点を当て、両氏が白を基調としたアイテムを着用し登場する。

水原はキャンペーンに際し、「素晴らしい個性をもっと表現するために、私は自分の好きなことだったり、好きなものというのを大切に考えることが大事だと思う。そこから受けた影響がそのままファッションにも表れると思うので。好きな音楽だったり、好きなカルチャーだったり。ファッションだけでなく、自分の心を喜ばせてくれるもの、そういうところにフォーカスすると、すごく素敵な洋服をまとうことができると思う」とコメント。

また「白という色は、すごく純粋な真っ白なパレットのようなものなので、私は色を加えたり、いろんなエッセンスを加えていくことで楽しむことができると思う。私だったら、真っ白なドレスに凄くカラフルなTシャツを中に着たりだとか、真っ白なドレスにかわいいバッグを持ったり、白いTシャツにジーンズも素敵だし。白はどんな色でもブレンドするし、真っ白な、まっさらな気持ちにしてくれるので、いろんな楽しみ方ができるんじゃないかなと思う」と続けた。

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【2024年父の日】「サボン」が「ジェントルマン」などのケアキットを数量限定で発売 

「サボン(SABON)」は「ジェントルマン」の香りのボディーケアや、大人気のフェイスケアを楽しめる、父の日のギフトを数量限定で発売する。全国のサボン直営ストアで取り扱う。

「ジェントルマン」シリーズは洗練された紳士にふさわしい、清潔感あふれるシトラスウッディの香りで揺るぎのない自信と前向きさ、余裕と大人の気品を漂わすアイテムだ。

ボディーケア2品とフェイスケア、オリジナルデザインポーチがセットのジムや旅行先での使用にも最適な“トラベルギフト ジェントルマン”(5280円)や洗練されたデザインのギフトボックスにセットした“フェイス&ボディケアキット ジェントルマン”(7810円)、清涼感あふれるミントの香りで、朝や夏におすすめの“ヘッド&フットスクラブキット”(5500円)をラインアップする。

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【2024年父の日】「サボン」が「ジェントルマン」などのケアキットを数量限定で発売 

「サボン(SABON)」は「ジェントルマン」の香りのボディーケアや、大人気のフェイスケアを楽しめる、父の日のギフトを数量限定で発売する。全国のサボン直営ストアで取り扱う。

「ジェントルマン」シリーズは洗練された紳士にふさわしい、清潔感あふれるシトラスウッディの香りで揺るぎのない自信と前向きさ、余裕と大人の気品を漂わすアイテムだ。

ボディーケア2品とフェイスケア、オリジナルデザインポーチがセットのジムや旅行先での使用にも最適な“トラベルギフト ジェントルマン”(5280円)や洗練されたデザインのギフトボックスにセットした“フェイス&ボディケアキット ジェントルマン”(7810円)、清涼感あふれるミントの香りで、朝や夏におすすめの“ヘッド&フットスクラブキット”(5500円)をラインアップする。

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【2024年父の日】「サボン」が「ジェントルマン」などのケアキットを数量限定で発売 

「サボン(SABON)」は「ジェントルマン」の香りのボディーケアや、大人気のフェイスケアを楽しめる、父の日のギフトを数量限定で発売する。全国のサボン直営ストアで取り扱う。

「ジェントルマン」シリーズは洗練された紳士にふさわしい、清潔感あふれるシトラスウッディの香りで揺るぎのない自信と前向きさ、余裕と大人の気品を漂わすアイテムだ。

ボディーケア2品とフェイスケア、オリジナルデザインポーチがセットのジムや旅行先での使用にも最適な“トラベルギフト ジェントルマン”(5280円)や洗練されたデザインのギフトボックスにセットした“フェイス&ボディケアキット ジェントルマン”(7810円)、清涼感あふれるミントの香りで、朝や夏におすすめの“ヘッド&フットスクラブキット”(5500円)をラインアップする。

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「カルバン・クライン」、6年ぶりにクリエイティブ・ディレクターを任命 25年秋にデビューコレクションを披露

「カルバン・クライン(CALVIN KLEIN)」は5月30日、ヴェロニカ・レオーニ(Veronica Leoni)「クイラ(QUIRA)」創業デザイナーを、コレクション・クリエイティブ・ディレクターに任命した。9月からメンズ、ウィメンズ、アンダーウエア、アクセサリーを手掛け、2025年秋にデビューコレクションを発表する予定。

同氏はエヴァ・セラーノ(Eva Serrano)=カルバン・クライン グローバル・ブランド・プレジデントの直属となる。なお、「カルバン・クライン」コレクションに女性のクリエイティブ・ディレクターが就任するのは、今回が初めて。

レオーニ=コレクション・クリエイティブ・ディレクターは、創業者時代の「ジル サンダー(JIL SANDER)」やフィービー・ファイロ(Phoebe Philo)時代の「セリーヌ(CELINE)」で経験を積み、「モンクレール ジーニアス(MONCLER GENIUS)」の「2 モンクレール 1952(2 MONCLER 1952)」のウィメンズなどを手掛けた。20年に、自身のブランド「クイラ」を設立。22年春夏のミラノ・ファッション・ウイークでデビューし、上質なニットやテーラードに捻りを効かせた、タイムレスでありつつユニークなスタイルが話題に。23年5月には、LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)による、23年度「LVMHヤング ファッション デザイナー プライズ(LVMH YOUNG FASHION DESIGNER PRIZE)」のファイナリスト9組の1人に選出された。24年3月には、パリで24-25年秋冬コレクションを発表している。

同氏は、「『カルバン・クライン』の新たなストーリーを描く機会を与えられ、とてもうれしく光栄に思う。同ブランドは何十年にもわたり、”大胆な自己表現”というアイデアをさまざまな方法で提示してきた。私はそれを、スタイルとクリエイティビティーを重視しつつ、さらにパワフルに表現していきたい。エヴァが私を信頼してくれたこと、またそのビジョンに深く感謝する」と語った。

19年3月に撤退したコレクション事業の復活

「カルバン・クライン」のコレクションライン「カルバン・クライン コレクション(CALVIN KLEIN COLLECTION)」は、16年にチーフ・クリエイティブ・オフィサーに就任したラフ・シモンズ(Raf Simons)の指揮の下、「カルバン・クライン205W39NYC」として再構築された。その後、18年12月にラフの退任が発表された当初は、名称を変更してリローンチする予定だったが、19年3月にコレクション事業から撤退することを発表。レオーニ=コレクション・クリエイティブ・ディレクターが25年秋にデビューすれば、6年ぶりのコレクションライン復活となる。

親会社PVHコープの業績は?

「カルバン・クライン」の親会社で、ほかに「トミー ヒルフィガー(TOMMY HILFIGER)」などを擁するPVHコープ(PVH CORP以下、PVH)の24年1月期決算は、売上高が前期比2.1%増の92億1770万ドル(約1兆3918億円)、EBIT(利払前・税引前損益)は同97.3%増の9億2880万ドル(約1402億円)、純利益は3倍以上(同231.1%増)の6億6360万ドル(約1002億円)だった。EBITには為替差益の1100万ドル(約16億円)が含まれている。

主にコスト削減やサプライチェーンの合理化、在庫率の改善などにより利益は増大したものの、地政学上の先行き不透明感やマクロ経済の悪化によって欧州市場が減速し、売り上げは微増にとどまった。

同社はまた、24年2~4月期(第1四半期)の売上高が前年同期比11%減、通期では前期比6~7%減となる見通しを発表している。

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ビームスが初の常設VRワールド 居酒屋や高架下がある理由とは?

ビームスは5月31日、VR映画スタジオのカデシュ・プロジェクトと協業し、VRプラットフォームVRChat内に初のオリジナルワールド「トーキョームード by ビームス」を公開する。ビームスは2020年から世界最大級のVRイベント「バーチャルマーケット」に年2回参加してきたが、常設の自社ワールドを設け、今後拠点とする計画だ。

ワールドに入ると、そこは薄暗い高架下。ビームスのショップの姿はなく、新橋や裏原宿を思わせる居酒屋や飲食店、ゲームセンターやコンビニ、ミュージックホールなどが軒を連ねる路地に出る。高架上を電車が走り、その横には川が流れる。遠くに高層ビルが並び、わい雑感がありつつ、新旧入り混じる感じがいかにも東京らしい。路地を進むと、奥にモダンな建物のビームスのショップがある。

ウインドーには2023年末に発表したオリジナルバーチャル衣装が飾られ、店内にはこれまで発売したオリジナル3Dアイテムを展示して、一部着替えができるギミックを用意。店内のマネキンやディスプレーに手をかざすと出てくる「Use」をクリックすると、PCのブラウザ上でマーケットプレイスBOOTHへと遷移する。2階は撮影スタジオになっている。

「『バーチャルマーケット』に出展し続けたなかで、こだわったアバターがカッコよく撮影できる空間や、ユーザーが気軽に集えるような拠点が欲しいと考えるようになった」とビームスの木下香奈VR担当。ビームスのオリジナルバーチャルアイテムも制作するクリエイターを通じて、カデシュ・プロジェクトに出会い、ワールド制作を依頼した。

全ての建物や店に入れるわけではないが、街を歩くとさまざまな音が聞こえてくるし、5分ごとに電車が走る音もする。リアルな街っぽさにこだわった。「みながわいわい集え、おしゃれなリアルクローズが映える空間作りを心掛けた。ショップ裏の感じや川沿いの抜け感など細部にこだわっているので、ぜひ空間を楽しんでほしい」。

「10年愛されるワールド」を目指す

昨年9月から会議を始めて、目指したのは「10年愛されるワールド」。まずはオープンを記念して、31日夜にヤマハとのコラボで3組のアーティストを迎えてローンチイベントをする。また、VR空間で映画を撮り、ロールプレイングイベントも行う「ホテル・カデシュ」3周年を記念して、登場アバターをビームスがスタイリング。主人公役2人のスタイリングに使用した商品を3D化したアイテムも同日に発売する。

常設ワールドが盛り上がるためには、運営する側のコンスタントな仕掛けが必要だ。オープン後は、リアルクローズを着たアバターの集会「リアクロ集会」や新衣装発表会などのほか、インフルエンサーを起用した「一日店長」居酒屋イベントや撮影イベントなどを企画している。

VRChatは表現の自由度と精度が高く、人気のプラットフォームで、京セラやモスバーガー、日産自動車などが企業ワールドを設けているほか、カシオが「G-SHOCKストア」を設けている。没入感のある楽しみ方をする場合、ハイスペックなPCとVRゴーグルが必要なのと、現在iOSに未対応なため、良くも悪くもユーザーが限定されている。

ビームスは「バーチャルマーケット」で店舗スタッフを数十人単位でシフトを組んでバーチャル接客を3年間続け、ショップイベントも開催してきたため、ノウハウの蓄積とネットワークの構築ができている。「バーチャルマーケット」の店舗からリアル店舗への送客実績もある。原宿のビームス3階にVR部屋を設け、VR体験を提供したり、ユーザーとリアルな交流も行ってきた。バーチャルな拠点を今後どう活用していくのか、どうコミュニティーを広げていくのか注目したい。

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モンベルが富山・立山に宿泊施設をオープン コテージやフリーキャンプサイトを併設

モンベルは、富山・立山にある複合施設「立山グリーンパーク吉峰」内に宿泊施設「モンベル 立山ベースキャンプ」をオープンする。7月20日にコテージとロッジ、今秋にキャンプサイトを開業する。

内風呂やウッドデッキを併設したコテージ5棟とロッジ10棟を新設する。コテージは一泊2万2000円から、ロッジは1万1500円から利用できる。全面芝生のグラウンドサイトは日帰り利用も可能なフリーキャンプサイトになる。

コテージの開業に併せて、「モンベル」立山ベースキャンプ店を7月20日にオープン。コテージの宿泊やレンタル品の受付を行うほか、アウトドアアイテムを販売する。

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「MIMC」がローズ水のスキンミストを発売 北島寿代表が語るローズの魅力と可能性

天然原料に徹底してこだわった商品で石けんオフメイクを提唱し、環境保全や社会貢献活動にも積極的に関わる「MIMC」は5月30日、化粧水ミスト“オーガニックローズスキンミスト”(110g、4950円)を発売する。新商品“オーガニックローズスキンミスト”は、希少なブルガリアンローズをぜいたくに配合し、そのローズ水を全身でまとうことができる化粧水ミスト。化学者としての探究心を胸にさまざまな開発を続ける北島寿代表に、自ら大学院に通いその研究に邁進するローズに期待する理由、そしてこれからの挑戦について聞いた。

「ローズを原料とする商品開発は2011年から始まっているが、昨年5月、ローズの原産国であるブルガリアの国立アカデミーと弊社との研究チームが発足し、最先端のローズ研究の成果を共有するほか、その科学的かつ医学的効果など横断的に探求できるようになった。それと同時に私自身も今、大学院医学部の研究生としてローズの解明に取り組み、研究発表の準備をしている。ローズは世界で最も愛されている美容成分であると同時にその医学的効果から、古くより薬として使われている。弊社は、ブルガリアのごく限られた地域の指定農場でオーガニック栽培する世界最高峰のダマスクローズを原料としている。開花直後に朝摘みした花びらは、農場内にある蒸留所でローズ水を抽出する。通常、ローズ水はローズオイルを抽出する課程で得られる副産物、いわば残渣だが、弊社のローズ水は先端技術である水蒸気ダブル蒸留法で抽出されており、本来は分離してしまうローズオイルを高濃度で含んでいるのが大きな特長だ。“オーガニックローズスキンミスト”はそのミストの一つ一つにオイルが溶け込んでいるため香り高く、満開のローズ畑に立ったかのような感覚を味わってもらえるはず。こうした、エビデンスの集大成に見つけたブルガリアンローズ美容を商品に落とし込み、“ローズシューティカル”ラインとしてシリーズ化した。同商品は、その第三弾アイテムとなる。また、12月には今年収穫したローズヌーボーを使用した新商品を発表する予定だ」(北島寿「MIMC」開発者兼代表)。

昨年8月に発売した、ローズ水100%のインナーケア商品 “オーガニックインナーセラムドリンク”も好評だ。先端技術による抽出方法や濃縮成分、濃厚な香り、有機JAS認定などのアプローチが話題となった。「ドリンクは420種の厳しい検査基準を満たし、有機JAS認定を取得した。5月30日のミスト発売から表参道店でドリンクの空きビン回収をスタートし、順次拡大する計画だ。ビンは砕かれ、新たなビンとして生まれ変わり循環していく。世界はサステナブルからリジェネレーション(再生的/繰り返し生み出す)へと移行している。創業以来、天然原料にこだわってきたが、もうそれでは間に合わない。地球環境の再生を考えた時、容器は切り離せない問題だ。コロナ禍、研究者魂に火が付き論文を読み、再生容器に関わる研究者や機関に連絡をとった。そして実現したのが、23年ホリデーコレクションで採用した古紙を原料とするコンパクトケースや再生PET繊維によるマルチポーチだ。これまで物性などに課題があり数が限られていたが、今年は拡大する。今後は中身だけでなく容器にも全力で取り組み、リジェネレーションに挑戦していきたい」。

TEXT:YOSHIE KAWAHARA
問い合わせ先
MIMCお客さまサポート
03-6455-5165

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「ロンハーマン」 15周年の今秋冬は“ベーシック”を磨き上げ

サザビーリーグの「ロンハーマン(RON HERMAN)」は今年8月に15周年を迎える。今秋冬は“原点回帰”でジャケットやシャツなどのベーシックアイテムに改めてフォーカス。質にこだわった別注商品、着こなしの工夫やアクセサリーで「ロンハーマン」流の「クワイエット・ラグジュアリー」を表現する。

白のシャツやレザージャケット、ツイードジャケットなどトレンドに左右されないアイテムを軸にしつつ、はやりのビスチェやショート丈アウター、ワイドパンツとの組み合わせで今っぽく見せる。シンプルな装いの中に散りばめたアクセサリーもポイント。首元、胸元、ボタンホールなどにキラッと光るアクセントで、艶っぽいムードに仕上げる。新規取り扱いのアクセサリーブランド「アクセップ(AXEP)」を推す。

ロングセラーの別注商品も、素材を変えて上質感を出す。「オーラリー(AURALEE)」にブランドスタート間もない頃から別注し、売れ筋となっているボートネックの長袖Tシャツは、コットンからウオッシャブルシルクに素材替えして高級感をプラスした。5万1000円。「トッズ(TOD’S)」の“アパ”は、これまでさまざまなカラーで別注してきたが、コーディネートを引き締めるベーシックなブラックで提案する。そのほかにも「ヘリル(HERILL)」、英「サンスペル(SUNSPEL)」、米「デミリー(DEMYLEE)」など素材のクオリティーを大切にするブランドとの協業に力を入れる。

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旗艦店オープンで勢い加速する「ココチ」のベストセラー “AG スリーピング パック”が一新

ココチ,COCOCHI,AG スリーピング パック

日本発のスキンケアブランド「ココチ」は、“金魚パック”の愛称で親しまれる“AG スリーピング パック”を6月6日にリニューアル発売する。機能や香りはそのままに、ブランド名の通り“心地よさ”を追求するブランドであることをより表現すべく、アイテムのメッセージを一新する。

睡眠中の肌をケアする
美容成分豊富な夜用パック

“AG スリーピング パック N”は濃密なクリームカプセルとジェルを混ぜて使用する夜用パック。アスタキサンチンやナイアシンアミド、プロテオグリカンといった美容成分をふんだんに配合し、睡眠中の肌をケアする。フローラルのエレガントな香りと共に、“心地よい”癒やしのスキンケアタイムを演出する。

肌も心も満たされる
“心地よい”をかなえる開発のこだわり

「“AG スリーピング パック N”はアスタキサンチンを含むオレンジ色のクリームカプセルを透明なジェルで包み込んだ商品設計となっている。使う直前に混ぜることで塗布しやすいジェルクリームパックに変化する。見た目の独自性にこだわりながらも、塗り心地のよさを追求した処方に仕上げた。特長は角層への密着性が高いポリマーを採用していること。これによって目に見えないべールが一晩中肌に密着するイメージで、スキンケア成分を閉じ込める。加えて、赤のパワー保湿成分であるアスタキサンチンとビタミンB12、保湿によりターンオーバーをサポートするプロテオグリカン、皮膚弾力性に寄与するエラスチンやコラーゲンのサポートに着目した美容成分のアミノ酸由来ペプチドを配合。夜のスキンケアの仕上げにスリーピングパックとして使用することで、翌朝にしっかりと保湿されたつるんと肌の実感が得られる」

※ 角層に働く美容成分

ブランドの魅力を発信する
キーパーソンが語る“心地よさ”とは

ブランドの世界観を五感で体験する
「ココチ オモテサンドウ」オープン

4月12日、東京・表参道にブランド初のグローバルフラッグシップストアをオープン。3階建ての店内は“心地いい”時間と「抗糖化」をテーマに、<触れる・食べる・感じる>の異なる3つの空間で構成し、国内および世界に向けてブランドの魅力を発信する。

INFORMATION
COCOCHI OMOTESANDO

営業時間:11:00〜20:00
(カフェラストオーダー 19:00)
住所:東京都渋谷区神宮前4-4-8

PHOTO:ATSUSHI FUKUTA(SEPT)[TOP],
YUTA KATO[PORTRAIT],
MASATO KAWANO(Nacása & Partners)[STORE]
EDIT & TEXT:NATSUMI YONEYAMA
問い合わせ先
ココチ コスメ
https://cocochicosme.com/pages/contact/

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旗艦店オープンで勢い加速する「ココチ」のベストセラー “AG スリーピング パック”が一新

ココチ,COCOCHI,AG スリーピング パック

日本発のスキンケアブランド「ココチ」は、“金魚パック”の愛称で親しまれる“AG スリーピング パック”を6月6日にリニューアル発売する。機能や香りはそのままに、ブランド名の通り“心地よさ”を追求するブランドであることをより表現すべく、アイテムのメッセージを一新する。

睡眠中の肌をケアする
美容成分豊富な夜用パック

“AG スリーピング パック N”は濃密なクリームカプセルとジェルを混ぜて使用する夜用パック。アスタキサンチンやナイアシンアミド、プロテオグリカンといった美容成分をふんだんに配合し、睡眠中の肌をケアする。フローラルのエレガントな香りと共に、“心地よい”癒やしのスキンケアタイムを演出する。

肌も心も満たされる
“心地よい”をかなえる開発のこだわり

「“AG スリーピング パック N”はアスタキサンチンを含むオレンジ色のクリームカプセルを透明なジェルで包み込んだ商品設計となっている。使う直前に混ぜることで塗布しやすいジェルクリームパックに変化する。見た目の独自性にこだわりながらも、塗り心地のよさを追求した処方に仕上げた。特長は角層への密着性が高いポリマーを採用していること。これによって目に見えないべールが一晩中肌に密着するイメージで、スキンケア成分を閉じ込める。加えて、赤のパワー保湿成分であるアスタキサンチンとビタミンB12、保湿によりターンオーバーをサポートするプロテオグリカン、皮膚弾力性に寄与するエラスチンやコラーゲンのサポートに着目した美容成分のアミノ酸由来ペプチドを配合。夜のスキンケアの仕上げにスリーピングパックとして使用することで、翌朝にしっかりと保湿されたつるんと肌の実感が得られる」

※ 角層に働く美容成分

ブランドの魅力を発信する
キーパーソンが語る“心地よさ”とは

ブランドの世界観を五感で体験する
「ココチ オモテサンドウ」オープン

4月12日、東京・表参道にブランド初のグローバルフラッグシップストアをオープン。3階建ての店内は“心地いい”時間と「抗糖化」をテーマに、<触れる・食べる・感じる>の異なる3つの空間で構成し、国内および世界に向けてブランドの魅力を発信する。

INFORMATION
COCOCHI OMOTESANDO

営業時間:11:00〜20:00
(カフェラストオーダー 19:00)
住所:東京都渋谷区神宮前4-4-8

PHOTO:ATSUSHI FUKUTA(SEPT)[TOP],
YUTA KATO[PORTRAIT],
MASATO KAWANO(Nacása & Partners)[STORE]
EDIT & TEXT:NATSUMI YONEYAMA
問い合わせ先
ココチ コスメ
https://cocochicosme.com/pages/contact/

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TRASUREが韓国コスメブランド「ションリ」のアンバサダーに就任 オフィシャルストアもオープン

マコンブエキスを使用した自然由来の韓国コスメブランド「ションリ(SHIONLE)」はボーイズグループのTREASUREをジャパンアンバサダーモデルに起用し、ビジュアルを公開した。就任コメント動画は公式YouTubeで順次公開するほか、今後はSNSを活用しさまざまな情報発信をメンバーとともに行っていく。

就任時のビジュアル撮影は2パターンの衣装を準備し、メンバーの魅力が伝わるようクールな表情とキュートな笑顔を収めた。メンバーはポージングも完璧で、スムーズに撮影が進んだという。

また、ブランドは6月1日になんばマルイにオフィシャルストア、8日に東急プラザ銀座 ロッテ免税店にポップアップストアをオープンするほか、一部商品のパッケージをリニューアル。マコンブ成分と5種のシカ成分がベタつかず保湿と沈静に働くフェイスマスク“ラミナリア コラーゲン ミューシレージ マスク”(30枚入り、2400円)も新たに発売する。オフィシャルストアでは数量限定特典などの企画も計画している。

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ガンバ大阪と「ビューティー&ユース ユナイテッドアローズ」が再びコラボ 青い炎をあしらったTシャツなど

「ビューティー&ユース ユナイテッドアローズ(BEAUTY & YOUTH UNITED ARROWS)」は、サッカーチーム・ガンバ大阪とのコラボアイテムを発売する。6月2日12時からガンバ大阪公式オンライン、6月2〜23日の期間にららぽーとエキスポシティ店舗で取り扱うほか、6月16日の柏ソレイル戦の会場でも販売する。

コラボアイテムは、生地から開発したボーダーTシャツ(6600円)や、同チームを思わせる“青の炎”をあしらったフォトTシャツ(6820円)、コラボロゴを配したキャップ(5170円)の3型をラインアップする。

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【2024年秋コスメ】「ルナソル」を代表する“アイカラーレーション”が進化 単色アイシャドウ&マスカラも新登場

「ルナソル(LUNASOL)」は8月9日と9月6日、2024年秋コレクション“記憶の足跡(Capture the Scene)”を発売する。ブランドを代表する4色アイシャドウパレット“アイカラーレーション”がリニューアルし、名称新たに“アイカラーレーションN”(全5種うち限定2種、各7700円)として進化するほか、新商品の単色アイシャドウやマスカラが誕生する。

“アイカラーレーションN”はより繊細に、より上質にパワーアップ。まぶたそのものが色づくようになじむ滑らかなパウダーと、美しい色彩と透ける影が溶け合うようなカラー設計が特長だ。骨格を自然に引き立てつつ、美しいグラデーションを演出できる。カラーはオレンジベージュ系、ピンク系、グリーン系の新3種と、ブルー系の限定1種を用意した。

さらに、“アイカラーレーションN”から一部店舗限定色のパープル系“EX02 アンティークモーヴ”が登場する。伊勢丹新宿本店や「ミーコ(MEECO)」、阪急うめだ本店、公式EC「ハンキュウ ビューティ オンライン(HANKYU BEAUTY ONLINE)」で取り扱い、9月13日には「ルナソル」公式オンラインストアでも販売をスタートする。

“モノアイカラーレーション”(各3520円)は、ひと塗りで色や輝きを繊細に織り重ねたような美しい目元を彩る単色アイシャドウで、上質なパウダーテクスチャーが滑らかに広がり、しっとりと艶のあるまぶたをかなえる。10色展開でベージュやグレージュ、カーキゴールド、レッドブラウン、ピンクなどの8色に加え、ライラックとミントカラーの限定2色もラインアップした。

新商品の“フェザリーディファイニングマスカラ”(全4色うち限定2色、各4180円)は、クリアな発色と艶のある液でまつ毛1本1本を長く、濃く仕上げ、印象的なアイメイクに仕上げるマスカラだ。定番のブラックとブラウン、限定のレッドピンクとブルーグリーンをそろえる。

ほか、既存の4アイテムから新色や限定色がお目見え。“インフュージングカラーライナー”(各3300円)の限定2色、“フュージングカラーリップス”(各4620円)の新3色と限定2色、“カラーリングシアーチークス(グロウ)”(各2750円)の新1色と限定1色、“ネイルポリッシュ”(各2200円)の新2色と限定2色を販売する。

9月6日には、定番のオイル美容液ファンデーション“カラーオイルセラム”[SPF25・PA++](各7700円)から、限定の澄んだ肌を演出するラベンダーと、冴えた印象を与えるミントを取りそろえる。潤いをたたえた、明るく透明感のある仕上がりに導く。

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「H&M」が京都の老舗染物屋と提携し黒染めサービス開始 世界環境デーに合わせ

「H&M」は京都の老舗染物屋京都紋付と協業し、6月5日の世界環境デーに合わせて手持ちの衣類の黒染めサービスを「H&M」メンバー会員向けに開始する。「H&M」メンバーサイトからの申し込みで、京都紋付が定める通常価格から10%オフの料金でサービスを受けられる。期間は12月5日まで。

汚れや色あせなどを理由に着なくなった衣類を染め替えることで、より長く着用してもらうことが狙い。黒染めの特性上、対象衣類は綿、麻、ウール、シルクなどの天然素材由来の繊維を50%以上含むものに限定する。また利用点数の制限はない。

京都紋付は伝統のある京黒紋付染めの技術を100年以上受け継いできた。「縮小の一途をたどる重要な伝統産業を未来に継承していく」ことを使命に、長年培ってきた染め技術を応用した染め替えサービスを実施する。「H&M」は、「H&Mの企業サイズと影響力を活用して京都紋付の使命をサポートする」という(同社)。

「H&M」京都店では6月5日から黒染めした衣類サンプルを期間限定で展示する。また同サービスの利用者には先着で30人に防虫効果のあるシダーリングをプレゼントする。

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【2024年夏コスメ】「チャントアチャーム」から夏限定のブースターオイルが登場

オーガニックスキンケアブランド「チャントアチャーム(CHANT A CHARM)」は6月1日、夏限定のブースターオイル “フォレスト(F)”(40mL、3520円)を発売する。

オイルなのにみずみずしい同商品は、4種の植物オイルと濃密エッセンスを配合。化粧水前のブースターとして取り入れることで、もっちり柔らかい肌へと導く。夏にぴったりのシダーウッド調のすがすがしい香りで、自分を労わるご褒美タイムを提供する。

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「ヴァンズ」と「プロエンザ スクーラー」がコラボ 定番シューズ“スリッポン”を新解釈

「ヴァンズ(VANS)」は、ニューヨークを拠点とするブランド「プロエンザ スクーラー(PROENZA SCHOULER)」とのコラボシューズ“スリッポン リイシュー 43 パフィー(Slip-On Reissue 43 Puffy)”(2万9700円)を発売した。公式オンラインストアで取り扱っている。

同アイテムは、「ヴァンズ」定番モデルの“スリッポン”をベースに、特注のフットベッドと光沢のあるサイドウォールを採用。1970年代のアイコニックなシルエットに着想したボリューム感のあるアッパーと上質なレザー素材が、ラグジュアリーとクラフツマンシップを表現する。

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【2024年秋コスメ】「ナーズ」がブランド誕生30周年を記念して、人気の“ライトリフレクティングシリーズ”を拡充 ファンデのアジア限定色やトーンアップ下地など

「ナーズ(NARS)」は7月12日、ブランドを象徴する“ライトリフレクティングシリーズ”のコレクションを拡充する。ファンデーションのアジア限定色や、トーンアップ下地、パウダー、セッティングミストをラインアップする。

“ライトリフレクティング ファンデーション”(全19色、各30mL、各7150円)は2022年の発売以来、アメリカやヨーロッパ、アジア各国でさまざまな賞を受賞する人気商品。同じファンデーションを付けていても、太陽光や蛍光灯など、異なる光の下では肌の色や質感が違って見えることから、肌の見え方をコントロールするために光源の特性を補正する技術を搭載。また、独自処方のパウダーで光を反射し、小ジワや赤み、くすみなどの肌悩みを目立たなくし、均一で滑らかな透明感のある肌へと導く。スキンケア成分を70%、自然由来成分を81%以上配合。ビーガン処方で、ノンコメドジェニック・アレルギーテスト済み。アジア限定色は、異なるアンダートーンに合わせた明るいシェード4色をラインアップする。

“ライトリフレクティング トーンアップヴェール” [SPF27・PA++](30mL、6380円)は2種のパールのブレンドにこだわり、光を柔らかく拡散することで白浮きすることなく、くすみのない明るい肌に導く。スキンケア成分を81%配合したビーガン処方。ファンデーションと下地はどちらも、高配合したスキンケア成分が肌のバリア機能を強化し、潤いを保つ。また、独自の処方でちりや埃、乾燥などの環境ストレスから肌を守る。

さらに8月23日、パウダー2種を数量限定で発売する。“ライトリフレクティング プリズマティックパウダー”(10g、5380円)は、3種のパステルカラーをマーブル模様に混ぜ込んだプレストパウダー。さりげない艶を与え、光を散らして毛穴を目立たなくすることでくすみのない肌に導く。“ライトリフレクティング プリズマティックパウダー ルース”(11g、5830円)は、パールを含んだルースパウダーが小ジワや毛穴を光で飛ばして目立たなくし、透明なベールをまとったような肌を演出する。

同日、“ライトリフレクティング メーキャップセッティングミスト”(90mL、5500円)を発売する。超薄膜のベールがメイクアップの崩れを防ぎ、付けたての美しさを長時間保つ。スキンケア成分を97%配合。潤いを閉じ込め、スキンケア直後のような肌に整える。

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オンラインMTGのフィルターに負けないファンデ&リップで回復を狙う「M・A・C」事業部長 ライバルは、AI?

PROFILE: YK・リー/「M・A・C」事業部長

YK・リー/「M・A・C」事業部長
PROFILE: 韓国生まれ。2001年に梨花女子大学校を卒業。マーケティング領域で20年の経験を持ち、マーケティング戦略やイノベーション開発、キャンペーン企画などに携わってきた。02年、石けんを中心とする韓国の中堅財閥・愛敬グループでキャリアをスタートする。07年から10年、ソウル・チョンノグのマクドナルドでコア・メニュー・ブランド・マネジャーを務め、経営の50%の責任を受け持つ。日本の外食チェーン企業のすかいらーくやジョンソン・エンド・ジョンソンを経て、23年エスティ ローダーに入社し、現職 PHOTO : YUTA KATO

エスティ ローダー傘下の「M・A・C」は今年、ブランド設立40周年を迎える。そもそも「M・A・C」は、“メイクアップ・アート・コスメティクス”の頭文字を取ったもの。プロのメイクアップアーティストがカナダ・トロントで設立し、専門知識を強みにメイクアップとスキンケア商品を開発する。“すべての年齢、すべての人種、すべての性別”を信条に掲げ、ダイバーシティーやジェンダーフリーが叫ばれるようになるはるか前から、多様性と個性を尊重する商品を世に送り出してきた。現在同ブランドの日本における事業部長を務めるYK・リー(YK Lee)は、コロナ禍を通して大きく変化した消費動向と向き合い、「M・A・C」のさらなる成長戦略を練っている。3月に着任1年の節目を迎えたリー事業部長に、「M・A・C」の強みや日本でのビジネスなどについて聞いた。

WWDJAPAN(以下、WWD):事業部長着任後の1年間でどのようなことに取り組んだ?

YK・リー「M・A・C」事業部長(以下、リー):コロナ禍以降、大きく変化した消費動向に応じた商品開発に取り組んだ。コロナ禍は人と会う機会が少なく、オンラインではフィルターに頼れるのであまりメイクをしない人が多かった。一方コロナ禍が明けると、以前のようにまた人に会う機会が増え、人々は自己主張・自己表現をする機会を楽しんでいる。そこで対面で会うときにも、フィルターのようにふんわりした肌をかなえられるリキッドファンデーション“スタジオ フィックス フルイッド SPF25”[SPF25・PA++](全16色、各30mL、各7260円)を開発した。マスクを外せるようになったので、リップスティックの新作“マキシマル シルキー マット リップスティック”(全25色、各4620円)や“グロー プレイ テンダートーク リップ バーム”(全7色、各3960円)にも注力している。

WWD:これまでのキャリアをどう生かしている?

リー:これまで情熱を傾けてきたのは、課題のあるブランドをV字回復させること。成功したときの達成感には、中毒性がある。前職は、外資企業が買収した日本のブランド。親会社の意向と日本独特の文化が折り合わず、売り上げが落ちていた。そこでは、美容エディターや美容賢者らが愛用しているのに認知度が低い商品でテレビCMを打ち、改めて認知度を高め、売り上げを伸ばした。マーケティング領域での20年の経験を生かし、「M・A・C」もさらに成長させたい。

WWD:事業部長に着任した当時は、「M・A・C」も伸び悩んでいた?

リー:カラーメイクアップを主軸とするブランドはどこもあまり好調ではなかったので、声が掛かったときは悩んだ。しかし私自身、リップスティックをはじめとする「M・A・C」の化粧品を使っており、愛着のあるブランドだったので、挑戦してみたいと思った。

WWD:日本の現在の商況は?

リー:日本はリップとファンデーションが好調で、世界でトップ10に入る国だ。日本のお客さまは、買い物における失敗を恐れる傾向が強い。だからこそブランドスイッチが起こりづらく、同じ商品が長く愛されている。メイクアップに関しては、ビフォー/アフターをガラッと変えるものよりも、自分らしさを生かすものが人気だ。

WWD:今後のビジョンは?

リー:韓国コスメやプチプラブランドなど、手頃な価格でメイクアップを楽しめる選択肢が増えた。「M・A・C」だけが持つアーティストリーやストーリーを生かし、品質のさらなる向上に取り組むつもりだ。直近の新商品“グロー プレイ テンダートーク リップ バーム”や“グロー プレイ クッショニー ブラッシュ”、“スタジオ ラディアンス セラム ファンデーション”、“スタジオ フィックス フルイッド SPF25”などはスキンケア成分を高配合し、メイクアップブランドでありながらスキンケア効果にも注力して開発している。また、マイクロプラスチックの使用量を削減し、最先端の技術にこだわって製造している。「M・A・C」の品質の高さを、より訴求していきたい。

改めて「M・A・C」というブランドについて

WWD:「M・A・C」の強みは?

リー:専門家による卓越した技術だ。メイクアップアーティストがお客さまに寄り添って、メイクアップの楽しさを教えたり、悩みを解決したりする。コロナ禍では美容部員の接客に制限が多く、自信をなくしたり、スキルを伸ばせなかったりなどの課題を抱えていたので、事業部長着任後すぐに美容部員の教育チームを強化した。店舗での接客やメイクアップ技術のトレーニングなどを行っている。

また、以前は店舗間のつながりが強かったが、コロナ禍には距離が生まれてしまっていた。コミュニケーションの活性化を目指し、今年は全てのリテール・マネジャー(全国の「M・A・C」カウンターの店長)が対面で集まれるイベントを開催する予定だ。

WWD:「M・A・C」を通してどのようなメッセージを届けたい?

リー:「M・A・C」は、“すべての年齢、すべての人種、すべての性別”を重視している。今でこそダイバーシティー&インクルージョンは当たり前になったが、ブランドが誕生した40年前から、この価値観を貫いてきたことを誇りに思う。全ての女性と少女の平等な権利と、健康で安心な未来をサポートするビバ グラム基金は、「M・A・C」の価値観を象徴する。売り上げは100%、女性や少女、LGBTQIA+、HIV・エイズとともに生きる人々の支援に充てている。創設以来、世界で総額5億ドル(約775億円)以上を寄付し、今も増え続けている。

店の売り上げにならないので開始当初は百貨店の反発などもあったと聞いているが、「M・A・C」の価値観を根気強くコミュニケーションすることで理解してもらえた。今は、かつてに比べすんなり受け入れてもらえているし、百貨店側も積極的だ。6月には“ビバ グラム リップスティック”をリニューアルし、「M・A・C」のメッセージをさらに推し進める予定だ。

WWD:「M・A・C」の脅威は?

リー:日々進化しているAIだ。フィルターをつけるだけで、メイクの必要がない。メイクアップという行為自体を消し去ってしまうほどの力があるかもしれない。現在では人が提案するようなテクニックも、AIが提案する時代が来るだろう。だからこそ、教育・接客をさらに強化したい。

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オンラインMTGのフィルターに負けないファンデ&リップで回復を狙う「M・A・C」事業部長 ライバルは、AI?

PROFILE: YK・リー/「M・A・C」事業部長

YK・リー/「M・A・C」事業部長
PROFILE: 韓国生まれ。2001年に梨花女子大学校を卒業。マーケティング領域で20年の経験を持ち、マーケティング戦略やイノベーション開発、キャンペーン企画などに携わってきた。02年、石けんを中心とする韓国の中堅財閥・愛敬グループでキャリアをスタートする。07年から10年、ソウル・チョンノグのマクドナルドでコア・メニュー・ブランド・マネジャーを務め、経営の50%の責任を受け持つ。日本の外食チェーン企業のすかいらーくやジョンソン・エンド・ジョンソンを経て、23年エスティ ローダーに入社し、現職 PHOTO : YUTA KATO

エスティ ローダー傘下の「M・A・C」は今年、ブランド設立40周年を迎える。そもそも「M・A・C」は、“メイクアップ・アート・コスメティクス”の頭文字を取ったもの。プロのメイクアップアーティストがカナダ・トロントで設立し、専門知識を強みにメイクアップとスキンケア商品を開発する。“すべての年齢、すべての人種、すべての性別”を信条に掲げ、ダイバーシティーやジェンダーフリーが叫ばれるようになるはるか前から、多様性と個性を尊重する商品を世に送り出してきた。現在同ブランドの日本における事業部長を務めるYK・リー(YK Lee)は、コロナ禍を通して大きく変化した消費動向と向き合い、「M・A・C」のさらなる成長戦略を練っている。3月に着任1年の節目を迎えたリー事業部長に、「M・A・C」の強みや日本でのビジネスなどについて聞いた。

WWDJAPAN(以下、WWD):事業部長着任後の1年間でどのようなことに取り組んだ?

YK・リー「M・A・C」事業部長(以下、リー):コロナ禍以降、大きく変化した消費動向に応じた商品開発に取り組んだ。コロナ禍は人と会う機会が少なく、オンラインではフィルターに頼れるのであまりメイクをしない人が多かった。一方コロナ禍が明けると、以前のようにまた人に会う機会が増え、人々は自己主張・自己表現をする機会を楽しんでいる。そこで対面で会うときにも、フィルターのようにふんわりした肌をかなえられるリキッドファンデーション“スタジオ フィックス フルイッド SPF25”[SPF25・PA++](全16色、各30mL、各7260円)を開発した。マスクを外せるようになったので、リップスティックの新作“マキシマル シルキー マット リップスティック”(全25色、各4620円)や“グロー プレイ テンダートーク リップ バーム”(全7色、各3960円)にも注力している。

WWD:これまでのキャリアをどう生かしている?

リー:これまで情熱を傾けてきたのは、課題のあるブランドをV字回復させること。成功したときの達成感には、中毒性がある。前職は、外資企業が買収した日本のブランド。親会社の意向と日本独特の文化が折り合わず、売り上げが落ちていた。そこでは、美容エディターや美容賢者らが愛用しているのに認知度が低い商品でテレビCMを打ち、改めて認知度を高め、売り上げを伸ばした。マーケティング領域での20年の経験を生かし、「M・A・C」もさらに成長させたい。

WWD:事業部長に着任した当時は、「M・A・C」も伸び悩んでいた?

リー:カラーメイクアップを主軸とするブランドはどこもあまり好調ではなかったので、声が掛かったときは悩んだ。しかし私自身、リップスティックをはじめとする「M・A・C」の化粧品を使っており、愛着のあるブランドだったので、挑戦してみたいと思った。

WWD:日本の現在の商況は?

リー:日本はリップとファンデーションが好調で、世界でトップ10に入る国だ。日本のお客さまは、買い物における失敗を恐れる傾向が強い。だからこそブランドスイッチが起こりづらく、同じ商品が長く愛されている。メイクアップに関しては、ビフォー/アフターをガラッと変えるものよりも、自分らしさを生かすものが人気だ。

WWD:今後のビジョンは?

リー:韓国コスメやプチプラブランドなど、手頃な価格でメイクアップを楽しめる選択肢が増えた。「M・A・C」だけが持つアーティストリーやストーリーを生かし、品質のさらなる向上に取り組むつもりだ。直近の新商品“グロー プレイ テンダートーク リップ バーム”や“グロー プレイ クッショニー ブラッシュ”、“スタジオ ラディアンス セラム ファンデーション”、“スタジオ フィックス フルイッド SPF25”などはスキンケア成分を高配合し、メイクアップブランドでありながらスキンケア効果にも注力して開発している。また、マイクロプラスチックの使用量を削減し、最先端の技術にこだわって製造している。「M・A・C」の品質の高さを、より訴求していきたい。

改めて「M・A・C」というブランドについて

WWD:「M・A・C」の強みは?

リー:専門家による卓越した技術だ。メイクアップアーティストがお客さまに寄り添って、メイクアップの楽しさを教えたり、悩みを解決したりする。コロナ禍では美容部員の接客に制限が多く、自信をなくしたり、スキルを伸ばせなかったりなどの課題を抱えていたので、事業部長着任後すぐに美容部員の教育チームを強化した。店舗での接客やメイクアップ技術のトレーニングなどを行っている。

また、以前は店舗間のつながりが強かったが、コロナ禍には距離が生まれてしまっていた。コミュニケーションの活性化を目指し、今年は全てのリテール・マネジャー(全国の「M・A・C」カウンターの店長)が対面で集まれるイベントを開催する予定だ。

WWD:「M・A・C」を通してどのようなメッセージを届けたい?

リー:「M・A・C」は、“すべての年齢、すべての人種、すべての性別”を重視している。今でこそダイバーシティー&インクルージョンは当たり前になったが、ブランドが誕生した40年前から、この価値観を貫いてきたことを誇りに思う。全ての女性と少女の平等な権利と、健康で安心な未来をサポートするビバ グラム基金は、「M・A・C」の価値観を象徴する。売り上げは100%、女性や少女、LGBTQIA+、HIV・エイズとともに生きる人々の支援に充てている。創設以来、世界で総額5億ドル(約775億円)以上を寄付し、今も増え続けている。

店の売り上げにならないので開始当初は百貨店の反発などもあったと聞いているが、「M・A・C」の価値観を根気強くコミュニケーションすることで理解してもらえた。今は、かつてに比べすんなり受け入れてもらえているし、百貨店側も積極的だ。6月には“ビバ グラム リップスティック”をリニューアルし、「M・A・C」のメッセージをさらに推し進める予定だ。

WWD:「M・A・C」の脅威は?

リー:日々進化しているAIだ。フィルターをつけるだけで、メイクの必要がない。メイクアップという行為自体を消し去ってしまうほどの力があるかもしれない。現在では人が提案するようなテクニックも、AIが提案する時代が来るだろう。だからこそ、教育・接客をさらに強化したい。

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三陽商会「ザ・スコッチハウス」を年内で終了 半世紀の歴史に幕

三陽商会は29日、紳士服「ザ・スコッチハウス(THE SCOTCH HOUSE)」の販売を今年12月31日で終了すると発表した。同ブランドは主に百貨店で半世紀にわたって販売されてきた老舗。バーバリー・ジャパンとのライセンス契約で展開してきたが、三陽商会は自社ブランドの強化の方針のもと、現行の契約満了日をもって更新しないことを決めた。

「ザ・スコッチハウス」は、英バーバリーの子会社スコッチハウス社が所有するブランド。日本では三陽商会が1973年から販売してきた。2010年に婦人服と子供服を終了し、以後は紳士服のみで展開している。現在、百貨店を中心に現在72店舗のショップインショップを運営する。売上高は非公表。2025年2月期の「通期連結業績に与える影響は軽微」としている。

同社では「ザ・スコッチハウス」の代替として自社ブランド「ベイカーストリート(BAKER STREET)」を2025年春から販売する。

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三陽商会「ザ・スコッチハウス」を年内で終了 半世紀の歴史に幕

三陽商会は29日、紳士服「ザ・スコッチハウス(THE SCOTCH HOUSE)」の販売を今年12月31日で終了すると発表した。同ブランドは主に百貨店で半世紀にわたって販売されてきた老舗。バーバリー・ジャパンとのライセンス契約で展開してきたが、三陽商会は自社ブランドの強化の方針のもと、現行の契約満了日をもって更新しないことを決めた。

「ザ・スコッチハウス」は、英バーバリーの子会社スコッチハウス社が所有するブランド。日本では三陽商会が1973年から販売してきた。2010年に婦人服と子供服を終了し、以後は紳士服のみで展開している。現在、百貨店を中心に現在72店舗のショップインショップを運営する。売上高は非公表。2025年2月期の「通期連結業績に与える影響は軽微」としている。

同社では「ザ・スコッチハウス」の代替として自社ブランド「ベイカーストリート(BAKER STREET)」を2025年春から販売する。

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“ロリィタの聖地”でジャスコが16年ぶりに復活 「下妻物語」20周年イベントで

茨城県下妻市のイオンモールが、5月25、26日の2日間限定でかつての姿であるジャスコに変わった。「イオン」の屋外看板が「ジャスコ」になり、さらに店内ではテーマソング「ジャスコで逢いましょう」が一定時間おきに鳴り響く。親会社のジャスコは2001年に企業名をイオンへ変更したことに伴い、11年までに傘下の総合スーパーの名前をジャスコからイオンに統一したが、下妻店は08年に名称変更に対応している。実に16年ぶりの懐かしい光景にタイムスリップした。

同イベントの仕掛け役は、イオンモール下妻店社員が中心の「ロリィタの聖地しもつま 実行委員会」だ。下妻の知名度を世界的に広めた映画「下妻物語」を覚えているだろうか。ロリィタファッションをこよなく愛する高校生の竜ヶ崎桃子(深田恭子)が、偶然の出会いから地元暴走族の白百合イチゴ(土屋アンナ)と友情を育むコメディーである。フランスやアメリカでは「カミカゼ カールズ(KAMIKAZE GIRLS)」のタイトルで知られるヒット作だ。劇中で登場人物らがジャスコについて言及する場面がある。同作が今年で公開20周年を迎えることを受けて、地域活性化を図るためイオンモール下妻店の社員たちが実行委員会を結成した。

作中で“ダサい”扱いのジャスコ
なぜイベントの舞台に?

「下妻物語」は、ジャスコを“ダサい”店の象徴として、ネガティブに描いている。例えば、ロリィタファッションを代表するブランド「ベイビーザスターズシャインブライト(BABY, THE STARS SHINE BRIGHT以下、ベイビー)」の社長が、主人公・桃子の刺しゅうスキルを見込み、商品サンプルへのデコレーションを依頼する場面がある。桃子はプレッシャーを感じて引き受けるかどうか迷う中、ヤンキーのイチゴは、「それを作らなきゃ、それを着たい人はどうするんだよ。ジャスコで済ますしかねぇじゃんか」とジャスコを引き合いに出しながら、背中を押す。

劇中では“ダサい”店として登場するジャスコで、「下妻物語」の名を掲げたイベントを開催することに対して、反対の声はなかったのだろうか。内山学実行委員長は「楽しく捉えているので大丈夫。いじられるのも悪くないし、地域活性化になる。映画『翔んで埼玉』と同じ」と笑った。また、イオンモール下妻の山下大毅営業担当も、「下妻を映画の舞台で終わらせるのではなく、“ロリィタファッションの聖地”にしたい。ここではロリィタの洋服を着ていても、もはや誰も驚かないくらいの環境にできたら」と続けた。

原作者・嶽本のばらが審査員
ロリィタファッションショー

イベント当日は、ジャスコの至る所で、ロリィタファッションに身を包んだ女性たちが買い物を楽しんでいた。中には親子連れも多く、ロリィタの世界の裾野の広さを垣間見た。原作者・嶽本のばらのサイン会イベントや、土屋アンナの登場によって会場が騒然となったトークショー、ロリィタファッション体験会を開催したほか、映画の記念品展示コーナーなどを設けたり、駐車場にキッチンカーを何台も手配したりと、コンテンツも豊富に用意した。

中でも面白かったのは、25日に実施したロリィタファッションショーだ。事前エントリーしたロリィタファッション愛好家15人が、館内の特設ステージに一人ずつ上がり、ポージングをしながら自己アピールをする。それを嶽本のばらが審査し、最も素晴らしいロリィタを決定するという内容だ。

ロリィタファッションをまとって現れた嶽本は、「自分を貫くに値するお洋服だからこそ、僕はロリィタファッションにこだわってきた」と語り、「今日はそのような点も含めて審査したい」と意気込んだ。ショーの合間にはトレンドや歴史に触れ、「最近はロリィタ高齢化問題が話題になっている」「この格好をする人は僕のガチファンだから、甘く評価したい」などと、随所にユーモアを散りばめて会場の笑いを誘った。

優勝したのは、愛知県からエントリーしたというみるんさん(仮名)だ。嶽本は「(『ベイビー』の人気キャラクターである)“うさくまちゃん”を身につけた王道のロリィタ。幅広のヘッドドレスを付けて、トレンドをうまく取り入れている」と賞賛した。イベント後、近隣の堺町から来たという山田りんご(仮名)さんに感想を聞くと、「いろいろなジャンルのロリィタさんが見られて、とても参考になった」と満足げだった。

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“ロリィタの聖地”でジャスコが16年ぶりに復活 「下妻物語」20周年イベントで

茨城県下妻市のイオンモールが、5月25、26日の2日間限定でかつての姿であるジャスコに変わった。「イオン」の屋外看板が「ジャスコ」になり、さらに店内ではテーマソング「ジャスコで逢いましょう」が一定時間おきに鳴り響く。親会社のジャスコは2001年に企業名をイオンへ変更したことに伴い、11年までに傘下の総合スーパーの名前をジャスコからイオンに統一したが、下妻店は08年に名称変更に対応している。実に16年ぶりの懐かしい光景にタイムスリップした。

同イベントの仕掛け役は、イオンモール下妻店社員が中心の「ロリィタの聖地しもつま 実行委員会」だ。下妻の知名度を世界的に広めた映画「下妻物語」を覚えているだろうか。ロリィタファッションをこよなく愛する高校生の竜ヶ崎桃子(深田恭子)が、偶然の出会いから地元暴走族の白百合イチゴ(土屋アンナ)と友情を育むコメディーである。フランスやアメリカでは「カミカゼ カールズ(KAMIKAZE GIRLS)」のタイトルで知られるヒット作だ。劇中で登場人物らがジャスコについて言及する場面がある。同作が今年で公開20周年を迎えることを受けて、地域活性化を図るためイオンモール下妻店の社員たちが実行委員会を結成した。

作中で“ダサい”扱いのジャスコ
なぜイベントの舞台に?

「下妻物語」は、ジャスコを“ダサい”店の象徴として、ネガティブに描いている。例えば、ロリィタファッションを代表するブランド「ベイビーザスターズシャインブライト(BABY, THE STARS SHINE BRIGHT以下、ベイビー)」の社長が、主人公・桃子の刺しゅうスキルを見込み、商品サンプルへのデコレーションを依頼する場面がある。桃子はプレッシャーを感じて引き受けるかどうか迷う中、ヤンキーのイチゴは、「それを作らなきゃ、それを着たい人はどうするんだよ。ジャスコで済ますしかねぇじゃんか」とジャスコを引き合いに出しながら、背中を押す。

劇中では“ダサい”店として登場するジャスコで、「下妻物語」の名を掲げたイベントを開催することに対して、反対の声はなかったのだろうか。内山学実行委員長は「楽しく捉えているので大丈夫。いじられるのも悪くないし、地域活性化になる。映画『翔んで埼玉』と同じ」と笑った。また、イオンモール下妻の山下大毅営業担当も、「下妻を映画の舞台で終わらせるのではなく、“ロリィタファッションの聖地”にしたい。ここではロリィタの洋服を着ていても、もはや誰も驚かないくらいの環境にできたら」と続けた。

原作者・嶽本のばらが審査員
ロリィタファッションショー

イベント当日は、ジャスコの至る所で、ロリィタファッションに身を包んだ女性たちが買い物を楽しんでいた。中には親子連れも多く、ロリィタの世界の裾野の広さを垣間見た。原作者・嶽本のばらのサイン会イベントや、土屋アンナの登場によって会場が騒然となったトークショー、ロリィタファッション体験会を開催したほか、映画の記念品展示コーナーなどを設けたり、駐車場にキッチンカーを何台も手配したりと、コンテンツも豊富に用意した。

中でも面白かったのは、25日に実施したロリィタファッションショーだ。事前エントリーしたロリィタファッション愛好家15人が、館内の特設ステージに一人ずつ上がり、ポージングをしながら自己アピールをする。それを嶽本のばらが審査し、最も素晴らしいロリィタを決定するという内容だ。

ロリィタファッションをまとって現れた嶽本は、「自分を貫くに値するお洋服だからこそ、僕はロリィタファッションにこだわってきた」と語り、「今日はそのような点も含めて審査したい」と意気込んだ。ショーの合間にはトレンドや歴史に触れ、「最近はロリィタ高齢化問題が話題になっている」「この格好をする人は僕のガチファンだから、甘く評価したい」などと、随所にユーモアを散りばめて会場の笑いを誘った。

優勝したのは、愛知県からエントリーしたというみるんさん(仮名)だ。嶽本は「(『ベイビー』の人気キャラクターである)“うさくまちゃん”を身につけた王道のロリィタ。幅広のヘッドドレスを付けて、トレンドをうまく取り入れている」と賞賛した。イベント後、近隣の堺町から来たという山田りんご(仮名)さんに感想を聞くと、「いろいろなジャンルのロリィタさんが見られて、とても参考になった」と満足げだった。

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「マウジー」が「ロキシー」とのコラボを6月14日に発売 Tシャツやワンピ、スイムウエアなど

「マウジー(MOUSSY)」は「ロキシー(ROXY)」とコラボしたコレクションを6月7日正午からシェルター ウェブストア(SHE’LTTER WEBSTORE)にて入荷連絡受付開始、14日に発売する。マウジー各店、シェルター各店、シェルターウェブストア及びゾゾタウン(ZOZOTOWN)にて取り扱う。ECサイトは正午からの発売だ。

今回のコラボはリアルなサーフカルチャーから生まれたロキシーのナチュラルでポジティブなムードをマウジーらしくアップデートしたデザインに仕上げた。カラー豊富な“ロキシー ビンテージ ライク ティー”(7700円)や“ロキシー ベイビー ティー”(6996円)、マウジーらしい“ロキシー デニム キャミ ドレス”(1万2980円)を2サイズ、ロゴの刺繍が目を惹く“ロキシー エンブロイダリー キャップ”(4994円)など。上下セパレートでタウンユースも可能なスイムウエア“ロキシー アンフィビアス キャミソール”(6490円)と“ロキシー アンフィビアス スコート”(7997円)は各2サイズをラインアップする。

発売を記念してコラボアイテムを購入した人に先着で1会計につき1点、オリジナルビーズストラップのプレゼントも。ゾゾタウンはノベルティー対象外でブルーは一部店舗限定カラー、シェルターウェブストアは全色対象でカラー選択がランダムとなる。

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「モスコット」が人気モデル“レムトッシュ”の復刻カラーを6月5日に先行発売

ニューヨーク発のアイウエアブランド「モスコット(MOSCOT)」は「モスコット」横浜のオープン4周年を記念して“レムトッシュ”の復刻カラーを6月5日に先行発売する。「モスコット」横浜、東京の店舗とポップアップ店の名古屋、福岡店で取り扱う。

復刻するカラーは、過去に発表したカラーの中でも特に人気のある“レムトッシュ ミリタリー”や“レムトッシュ べっ甲”、“レムトッシュ ブラウンクリア”の計3種類をラインアップ。どのカラーもアメリカンクラシックの雰囲気を際立たせるアイテムだ。

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「フェイラー」と「ミッキーマウス&ミニーマウス」がコラボ  ハンカチやポーチなど全12種

「フェイラー(FEILER)」は、6月5日にディズニーデザインの“ウィジュテーム”を発売する。フェイラー銀座本店、天神地下街店、全国商業施設・百貨店フェイラーショップ、フェイラー公式オンラインショップで販売する。なお、オンラインショップは同日12時から販売する。

愛の都パリで永遠の恋人、ミッキーマウスとミニーマウスがロマンチックな街でデートを楽しんでいるデザインで、ラインアップは計12種類。ハンカチ(全4種うち公式オンラインショップ限定1種、各2970円)、ゲストタオル(7150円)、ハンドタオル(1万2100円)、ショルダーバッグ(2万7500円)、バッグ(2万8600円)、巾着(7700円)、チャームポーチ(9350円)、ボトルポーチ(9900円)、マルチケース(1万7600円)を販売する。

また発売に伴い、5月30日20時半からフェイラー公式インスタグラムで、商品紹介のインスタライブを配信する。

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MEGUMIが決心「コスメを作る時が来た」 スキンケアブランド「オレリー」をプロデュース

MEGUMIがプロデュースするスキンケアブランド「オレリー(AURELIE)」が5月29日、公式オンラインストアで販売をスタートした。価格は3740〜8580円でスキンケアアイテム全5品をラインアップする。同日都内で行われた発表会にはMEGUMIも登壇し、ブランド立ち上げの経緯や商品への思いを語った。

ブランドを立ち上げた理由について、MEGUMIは「20代の時はメイクも落とさずに寝たり、サンオイルを塗ってガンガン日焼けしていた。20代後半でシワなどの肌悩みが増え、一足先にちょっと老けてしまった。42歳になり、もう10年以上美容にかかわってきたので『もっとこうだったらいいのに』などの思いが膨らみ、コスメを作る時が来た」とコメント。「この『オレリー』を通して、『(スキンケアを)やれば変わるからね』『一緒にがんばろうね』と伝えたい」と笑顔を見せた。

ブランドデビューまでかかった時間は約6年。「ブランドコンセプトやロゴ、パッケージ、配合する成分、テクスチャー、香りなどの全てに妥協せず、こだわりを持って携わった」と振り返り、「なぜか手が伸びてしまう、そんなコスメって誰しもありますよね?目指したのは、そんな商品です」と胸を張った。また、今後について「肌は年齢と共に変化していくものなので、ラインアップの拡充はもちろんのこと、海外の方々にも届けたいと思っている」と意気込んだ。

商品は美容成分を90%配合し洗い上がりもしっとりとした肌に導く“モイストオイルインクレンジングウォーター”(150mL、3960円)、きめ細やかな濃密泡で洗い上げる洗顔料“モイストフェイスウォッシュ”(100g、3740円)、肌のキメを整える4種のヒアルロン酸とビタミンC誘導体を配合した化粧水“モイスチャーブーストローション”(100mL、3960円)、朝と夜の肌リズムに着目した皮膚科学設計の美容液“モイスチャーリッチセラム”(30mL、8580円)、美容成分99.5%で構成した“モイストナイトクリーム”(30g、5280円)の5種を用意している。

香りにもこだわり、クレンジングと洗顔料には心のリセットを意識したリフレッシュハーモニーを、化粧水と美容液には優雅な気持ちへと導くビューティフルガーデンを、ナイトクリームにはリラックスタイムをイメージしたリセットフォレストを採用している。

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「ヘラルボニー」がアートを体感するトークイベントやワークショップを開催

国内外の知的障がいを持つ作家の作品のライセンスを管理しさまざまなビジネスへ展開する「ヘラルボニー(HERALBONY)」は、“そのアートはあなたを表現者にする”をコンセプトに、アートを体感するイベント“へラルボニー アート コレクション”を、6月12〜24日の期間、阪急うめだ本店で開催する。

同イベントでは、写真家の齋藤陽道やフリーアナウンサーの堀井美香、作家の岸田奈美が登壇し、“暮らしとアート”について話すトークイベントや、スタッフによる解説がついた「ヘラルボニー」の契約作家7人による公開アート制作に加え、アートクルーズも実施する。

また、ワークショップでは指絵の具やキットパスを使ってオリジナルアートを制作し、完成した作品を額装して持ち帰ることができる。特設サイトで事前予約制、各日先着8人限定。参加費は2000円。

なお、同イベントは大阪の街を巡りながらアートやデザインに出合う周遊型エリアイベント“大阪アート&デザイン2024”のコンテンツの1つとなる。ワークショップの詳細、会場販売アイテムについては特設サイトに記載する。

ヘラルボニーは、LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)主催の「LVMHイノベーションアワード 2024 (LVMH INNOVATION AWARD 2024)」の「従業員体験とダイバーシティ&インクルージョン(Employee Experience, Diversity & Inclusion)」部門を受賞したばかり。

◼︎へラルボニー アート コレクション
日程:6月12〜24日
場所:阪急うめだ本店 9階
住所:大阪府大阪市北区角田町8-7
特設サイト

◼︎ギャラリートーク アートクルーズ
日程:6月12、15、16、22、23日

◼︎アート創作ワークショップ
日程:6月13、14、16、17、18、20、21、24日
時間:14:00〜15:00/(16日のみ)13:00〜14:00、15:30〜16:30
定員:各日先着8人(事前予約制)
参加費:2000円

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「ヘラルボニー」がアートを体感するトークイベントやワークショップを開催

国内外の知的障がいを持つ作家の作品のライセンスを管理しさまざまなビジネスへ展開する「ヘラルボニー(HERALBONY)」は、“そのアートはあなたを表現者にする”をコンセプトに、アートを体感するイベント“へラルボニー アート コレクション”を、6月12〜24日の期間、阪急うめだ本店で開催する。

同イベントでは、写真家の齋藤陽道やフリーアナウンサーの堀井美香、作家の岸田奈美が登壇し、“暮らしとアート”について話すトークイベントや、スタッフによる解説がついた「ヘラルボニー」の契約作家7人による公開アート制作に加え、アートクルーズも実施する。

また、ワークショップでは指絵の具やキットパスを使ってオリジナルアートを制作し、完成した作品を額装して持ち帰ることができる。特設サイトで事前予約制、各日先着8人限定。参加費は2000円。

なお、同イベントは大阪の街を巡りながらアートやデザインに出合う周遊型エリアイベント“大阪アート&デザイン2024”のコンテンツの1つとなる。ワークショップの詳細、会場販売アイテムについては特設サイトに記載する。

ヘラルボニーは、LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)主催の「LVMHイノベーションアワード 2024 (LVMH INNOVATION AWARD 2024)」の「従業員体験とダイバーシティ&インクルージョン(Employee Experience, Diversity & Inclusion)」部門を受賞したばかり。

◼︎へラルボニー アート コレクション
日程:6月12〜24日
場所:阪急うめだ本店 9階
住所:大阪府大阪市北区角田町8-7
特設サイト

◼︎ギャラリートーク アートクルーズ
日程:6月12、15、16、22、23日

◼︎アート創作ワークショップ
日程:6月13、14、16、17、18、20、21、24日
時間:14:00〜15:00/(16日のみ)13:00〜14:00、15:30〜16:30
定員:各日先着8人(事前予約制)
参加費:2000円

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人間国宝の友禅作家、森口邦彦が見出した「作家 須藤玲子」

PROFILE: 森口邦彦/友禅作家

森口邦彦/友禅作家
PROFILE: 1941年2月18日、京都市生まれ。63年京都市立美術大学日本画科卒業、66年パリ国立高等装飾美術学校卒業。69年第16回日本伝統工芸展NHK会長賞受賞、同年日本工芸会正会員認定。2001年紫綬褒章受章。07年重要無形文化財「友禅」保持者に認定。13年旭日中綬章受章。20年「人間国宝 森口邦彦 友禅/デザイン—交差する自由へのまなざし」(京都国立近代美術館)開催。同年文化功労者に選定。21年フランス共和国 レジオン・ドヌール・コマンドゥール勲章受章 PHOTO:SHINICHI YAMAGUCHI
日本のテキスタイルデザインの極地の一つである伝統工芸「友禅」をパリで修得したデザイン思考と融合し、発展させた人間国宝の友禅作家、森口邦彦は最高峰の「テキスタイルアーティスト」の一人だ。その活動は三越のショッピングバッグのデザイン、ジュエリーブランド「ヴァン クリーフ&アーペル(VAN CLEEF & ARPELS)」とのコラボレーションなど、きものだけにとどまらない。そんな森口氏は2001年、後に日本を代表することになるテキスタイルデザイナーの須藤玲子さんを「発掘」し、京都での初の個展をプロデュースした。まさに「作家 須藤玲子」の誕生に立ち会い、仕掛けた張本人なのだ。日本のテキスタイル界の巨人2人の関わりに迫った。

森口氏と須藤さんとの出会い

須藤はこれまでに、多くの人と出会い、その出会いを原動力にして布づくりを加速させてきた。全国各地の生産者、先端技術の研究者、協働する建築家やインテリアデザイナー、須藤の布の価値を大いに認めるクライアント……。

そして須藤は、同じく「日本の布」に関わる要人たちとも親交を深めている。そのひとりが、友禅作家であり重要無形文化財(人間国宝)の森口邦彦氏だ。アメリカ、イギリス、フランス、スイス、香港。須藤は日本国内のみならず、世界各地で展覧会を開催してきた。その第一歩となったのは2001年、京都芸術センターで開催された「布・技と術」と題した展覧会だ。このとき須藤に白羽の矢を立てたのが、ほかでもない森口氏なのである。

2000年に開館した京都芸術センターの設立前から関わり運営委員長を務めていた森口氏が、東京・六本木の「NUNO」の店舗を訪ねたのは2000年。「8月22日です」。当時の手帳を見返しながら森口氏が言う。開館一周年を記念する展覧会の候補に須藤の名前が挙がっていた。「須藤さんが運転する自動車にトラブルがあったらしく、約束の時間になってもやって来ない。ですが待つ間に店内をくまなく見せてもらえ、膨大な仕事の一環を垣間見ました。テキスタイルデザインという仕事への情熱に、深く感動したのをおぼえています」(森口氏)。なんと車のタイヤがパンクしたという須藤が遅れること45分、そのときの彼女の慌てぶりを思うとこちらまで胸が締め付けられそうになるが、森口氏の目に映る須藤は違っていて、「布づくりへの情熱とはおよそかけ離れた涼しげな感じで、この素敵なギャップになにがしかの可能性を抱き、個展のお願いをしました」。

須藤以外にも候補はいたそうなのだが、この時間で森口氏の心は決まった。「なんの迷いもありませんでした。こんな人が京都にいてくれてもいいのにな。そう思う気持ちと、須藤さんのような方が東京から来ることが、京都にとっていい刺激になるのではという気持ちがありました。仕事への情熱に加えて、作ったものを最後まできちんと売り切るという姿勢にも僕は感銘を受けた。自分の『テキスタイル観』を芯に持ちながら、改革を続けている。その姿勢を京都の人たちに見てもらわなければ。そう思ったんです」。着物の商習慣を知り抜いている森口氏だからこそ、須藤の潔さと信念の強さに大きな魅力を感じたのだろう。

森口氏が後押しした「作家 須藤玲子」を誕生させた「一言」

森口氏からのオファーを受け、ほどなく展覧会開催を快諾した須藤だが、ひとつの葛藤を抱えることになる。それは「展覧会に自分の名前が入ること」。「NUNO」には1984年の設立当初から携わっていたものの、そもそもはテキスタイルデザイナー新井淳一氏が立ち上げたブランドだった。1987年に新井氏が退き、須藤が「NUNO」の中心となる。それでも須藤にとってNUNO=新井氏であり、その布を守り、作るのが自分の使命だと当時は強く思っていた。それなのに自分の名前を表舞台に出すことに、抵抗を感じたのだという。須藤は「森口先生から『須藤玲子という名前を入れるべき』と言われて。最初は抵抗したのですが、『誰が絵を描いているの?誰が決めているの?』とも言われて、ハッとしました」と振り返る。

「この展覧会をきっかけに世界に飛び立ってもらおうと思っていましたから、名前が付いてないといけない。彼女にとってこれが初めて開く展覧会というのは、僕にとっても大きな意味がありました。まだ誰も評価していない、一番フレッシュな創作を行っている人物を京都で紹介するのだという思いもありました。そして未評価のものを評価する能力と度量が京都にはある。僕はそう思っているんです」(森口氏)。

初の個展は「工業製品でありながらアート」を体現した展覧会に

京都芸術センターは廃校になった「明倫小学校」を活用した、芸術振興のための拠点である。かつて呉服問屋が軒を連ねた土地である室町通りにあり、ふたつの元講堂、作法室と呼ばれる畳敷きの空間、そして校庭と、施設のほぼすべてを用いてテキスタイルを展示した。鴨川や桂川でかつて行われていた友禅流しの風景を再現するかのようにテキスタイルを浮遊させたり、音と映像をからめてテキスタイルを見せたり、「布の茶室」をつくったり、京丹後の職人たちと研究開発した生分解性プラスチック素材のテキスタイルを展示したりと、現在の須藤の活動につながる礎のような展示となった。

「工業製品でありながらアートでもあるという須藤さんのテキスタイルの特性がとてもよくあらわれていて、高らかな思想のある展覧会でした。僕はすべての人の理解は得られなくてもいい、何人かの人がわかればいいと思っていました。展覧会は『再生産』が大事だと僕は考えます。見に来た人が確かななにかを受けとめて、その人の創造に加味されることが大事。須藤さんの展覧会は、その力を存分に放っていました。布というのは人格と一緒になって存在するのが本来の姿。須藤さんは周りの協力を得ながら、だけど須藤さんにしかできない布を作り出す。それは彼女の人格のなせる技です」(森口氏)。

写真家の井上隆雄の写真がもたらしたもの

そしてこの展覧会を記録した図録を、森口氏は非常に高く評価している。「カメラマンは井上隆雄さん、彼は他界しましたが僕にとっても大切な親友のひとりでした。京都市立芸術大学で漆を学び、写真家になったという経歴の持ち主で、彼女の資質を見抜いて、それを写真に写し取った。陰まで含まれた写真です。いわゆる『ふつうの布』だったら、彼もあんな風には撮らなかったでしょう。グラフィックデザインの西岡勉さんも井上さんの写真に応えている。須藤さんがもともと持っていた国際的な感覚が、展覧会そのものと図録によって翼を得て、世界へと飛び立つきっかけになったと感じています」。

伝統を革新する2人

森口氏は幾何学模様を用いて唯一無二の文様を作り出し、「伝統」と「革新」を両立させてきた。その創作活動は着物という範疇を超えて、三越のショッピングバッグをデザインするなど、芸術と生活を結びつける役割も果たしている。伝統美である友禅の世界に生きながら、「テキスタイルの未来」のあるべき姿を見いだそうとさまざまな会議やコンペティションの運営に関わり、多くの人と議論を交わし、新しい世界を描くためには分野の枠組みは不要だと説いてきた。その自由な思考と確かな視点が須藤を見いだし、活動のステージをぐんと引き上げた。ふたりは出会うべくして出会い、テキスタイルの可能性を広げたのではないだろうか。森口氏の話を聞いていると、そんな思いに包まれる。第一線で活躍するひとは、創作への意欲や情熱にあふれていることに加えて、見いだし見いだされる才能を備えていると感じるが、森口氏と須藤のふたりは、まさにその才能のかたまりと言えるだろう。

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「ベネトン」が新CEOを任命か 創業者は現経営陣に「裏切られたと感じている」

情報筋によれば、ベネトン グループ(BENETTON GROUP以下、ベネトン)は新たな最高経営責任者(CEO)として、社外からクラウディオ・スフォルツァ(Claudio Sforza)を任命するようだ。現職のマッシモ・レノン(Massimo Renon)CEOの後任として、6月18日付で就任するという。

ベネトンの共同創業者であるルチアーノ・ベネトン(Luciano Benetton)=エグゼクティブ・プレジデントは5月25日、伊紙「コリエーレ・デラ・セラ(CORRIERE DELLA SERA)」のインタビューで、レノンCEOの名前は挙げなかったものの、「現在の経営陣は会社を赤字に追い込んだ。いかに状況が悪化しているのか、最近になってようやく発覚したが、彼らに裏切られたと感じている」と発言。また、自身も退任し、同社を離れるつもりであることを明らかにした。

ベネトンの業績の推移

ベネトンは36年にわたりミラノ証券取引所に上場していたが、創業家の持株会社であるエディツィオーネ(EDIZIONE)が株式の95%以上を買い付け、2012年5月に上場廃止となっている。

同社の22年度の決算は、売上高が前期比19%増の10億400万ユーロ(約1768億円)、EBITDA(利払い前・税引き前・減価償却前利益)は同70%増の1億300万ユーロ(約175億円)、純損失は8100万ユーロ(約137億円)だった。23年度の決算は取締役会の承認を得ており、6月18日の株主総会で発表するが、売上高は11億ユーロ(約1870億円)、純損失は2億3000万ユーロ(約391億円)程度と見込まれる。なお、14年の売上高は16億2000万ユーロ(約2754億円)、16年は13億7000万ユーロ(約2329億円)だった。

ルチアーノ共同創業者や新CEOと目される人物の経歴

現在89歳のルチアーノ=エグゼクティブ・プレジデントは、弟妹のジュリアナ(Giuliana Benetton)、ジルベルト(Gilberto Benetton)、カルロ(Carlo Benetton)と共に、1965年にベネトンを創業。「ユナイテッド カラーズ オブ ベネトン(UNITED COLORS OF BENETTON)」は、色鮮やかなニットウエアや斬新な広告で一世を風靡し、世界的なブランドとなった。2012年4月、上場廃止を前に、息子のアレッサンドロ(Alessandro Benetton)を後継者に指名して引退。その後は、コンテンポラリーアートを展示する「イマーゴ ムンディ(IMAGO MUNDI)」を世界中で開催することに注力した。しかし、2年後の14年にアレッサンドロが退社。創業以来初めて一族以外からトップが選ばれたが、売り上げの低迷を受け、18年2月に現職として復帰した。なお、カルロは18年7月に、ジルベルトは同年10月に死去している。

レノンCEOは、00年に世界最大のアイウエア企業ルックスオティカ(LUXOTTICA、現エシロールルックスオティカ)に入社。10年のキャリアを積んだ後、サフィロ(SAFILO)やケリング(KERING)のアイウエア部門を経て、大手アイウエア企業マルコリン(MARCOLIN)に加わった。17年にCEOに就任。20年4月、現職としてベネトンに入社した。

スフォルツァは、イタリアの郵便事業を行うポスタ・イタリアーネ(POSTA ITALIANE)の最高財務責任者やゲーム会社ゲームネット(GAMENET)のCEO、鉄鋼会社イルヴァ(ILVA)の最高執行責任者などの要職を歴任。財務部門の経験が豊富で、建設会社アスタルディー(ASTALDI)の経営破綻に伴う清算手続きなども手掛けた。情報筋によれば、同氏は「ベネトンの組織再編および事業再建」を担うことを期待されており、株主総会で新たに選任された取締役会により、正式にCEOに任命されるという。

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三井不動産「ららアリーナ」公開 南船橋、商業とスポーツの街づくり

三井不動産とMIXIは29日、千葉県船橋市に建設した「ららアリーナ東京ベイ(LALA ARENA TOKYO-BAY)」を関係者に公開した。1万人規模を収容する多目的アリーナ。プロバスケットボール・Bリーグ所属で、MIXIがオーナーである千葉ジェッツのホームアリーナになる。ららぽーと東京ベイと隣接しており、三井不動産は南船橋エリアの街づくりに取り組む。

三井不動産とMIXIが設立したTOKYO-BAYアリーナマネジメントが運営する。地上4階建てで、延床面積は約3万1000平方メートル。すり鉢型でコートと客席が近く、臨場感ある観戦ができる。観戦しながら食べるフードメニューも充実している。上層階には年間契約のVIPルームを複数設けた。バスケ以外にもアイスショーやコンサート、展示会の会場にもなる。7月6・7日のMr.Childrenのコンサートがこけら落としになる。

三井不動産はスポーツビジネスを新しい柱と位置づける。ららぽーとなどの商業施設を運営する「商業施設本部」を4月には「商業施設・スポーツ・エンターテイメント本部」に組織変更した。20年に子会社化した東京ドームの知見を活用しながら、スポーツビジネスと商業施設の相乗効果を高める。

ららアリーナにおいては、隣接するららぽーと東京ベイ、ららテラス東京ベイ、と連携する。スポーツ観戦した人に割引やポイント付与のサービスを提供したり、ららぽーと内でスポーツイベントやコンサートに関連したグッズを販売したりする。

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「カルティエ」の新作ハイジュエリー“ナチュール ソヴァージュ” 躍動感あふれる動物の一瞬を切り取った力作ぞろい

「カルティエ(CARTIER)」は5月27日、オーストリア・ウィーンで新作ハイジュエリーを発表した。同ブランドは、今までスペイン・マドリードやイタリア・コモ湖で新作ハイジュエリーのイベントを開催してきた。2日間にわたり顧客とプレスを招待して発表した新作コレクション“ナチュール ソヴァージュ”の第一弾は、約100作品のうち87点がハイジュエリー。同コレクションには今後も作品が追加されて合計200点程度になる予定だ。

自然と融合する動物の一瞬を輝きに

イベントでは、メゾンの動物のストーリーを見直して、モダンに再解釈したハイジュエリーをそろえた。メゾンのアイコンであるパンテールはもちろん、想像上の場所で動物が見せる意外な表情を描いている。新作ハイジュエリーには、パンテールにフラミンゴ、カーブを描く龍、ストライプ模様で描かれたシマウマ、飛び立つカブトムシなどさまざまなモチーフが登場。ジャクリーン・カラチ(Jaqueline Karachi)=カルティエ ハイジュエリー部門 クリエイテプ・ディレクターは、「動物そのものというよりは、それらを取り巻く自然と動物の融合をジュエリーに落とし込んだ」とコメント。

ネックレスの取り外せるブローチがカメだったり、留め具にカブトムシが施されていたり、動物のモチーフがさりげなくジュエリーに潜んでいる。「見てすぐに何のモチーフかわかるデザインというよりは、自然の中での動物の一瞬を捉えているのが特徴だ」とカラチ。また、動物のモチーフに建築に見られる幾何学模様を盛り込むことで、モダンなひねりを加えている。約3.5カラットのダイヤモンドのセンターストーンを施した“スクテリア”リングは、クロコダイルのうろこを彷彿とさせるような技法でダイヤモンドをセッティングしている。“アンフィスタ”ネックレスは、幾何学模様の2匹のヘビが八角系のコロンビア産エメラルドとダイヤモンドを両脇から取り巻くようなデザインだ。

動物の精神性を宿すハイジュエリーが個性を引き出す

全てのハイジュエリーのクリエイションの原点は宝石で、その魅力をすみずみまで生かすようにデザインされる。新作には、約72カラットのルベライトをはじめ、約39カラットのアクアマリン、約9カラットのエメラルドなどが使用されている。その代表格とも言えるのが、希少性の高いDカラー、インターナルフローレス、タイプ2aのカイトシェイプのダイヤモンドをあしらった“パンテール デ グラス”ネックレスだ。このネックレスの構造は、これらダイヤモンドを中心に考えられ、ダイヤモンドの周囲をロッククリスタルが縁取り、その美しさを際立たせている。それを掴みとろうとするパンテールという大胆な構図がネックレスに大胆な動きを与える。

“パンテール ジャイサント” リングブレスレットは、パンテールの長い尻尾が手首に巻きつき、その体がエメラルドを施したリングへ伸びるデザイン。この作品は手に沿うように制作され、手の動きに合わせて変化する革新的な構造になっている。パンテールのモチーフを採用することで、まるで生きた彫刻のように見える。カラチは、「ハイジュエリーは、それを選ぶ人の個性を表すもの。だから、精神が宿る印象的なジュエリーを制作することで、着用する人の個性を引き出したい。異なる動物が持つ精神性を宿すハイジュエリーが導き出すのがそれらを選ぶ人の個性だ」と語る。

この新作ハイジュエリーを着用してキャンペーンに登場するのは、メゾンのグローバルアンバサダーでインド人俳優のディーピカー・パードゥコーン(Deepika Padukone)だ。彼女は、「メゾンを象徴する比類ない職人技で野生の美しさを体現した美しい“ネイチャー サべージ”コレクションのキャンペーンに登場できて光栄だ」とコメントしている。

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西武池袋本店、“ヨドバシ化”計画の1階にコスメ専門業態 6月オープン

「ヨドブルーム」は“体験型リテールストアを謳い”、OMO(オンラインとオフラインの融合)の売り場を構想する。メイクアップ11ブランド、スキンケア11ブランド、ヘアケア15ブランド、美容家電8ブランドをそろえ、主だった取り扱いブランドは「ノエビア(NOEVIR)」「ヤーマン(YA-MAN)」「リファ(REFA)」「シセイドウ プロフェッショナル(SHISEIDO PROFESSIONAL)」など。商品はECサイトにも掲出する。メイクアップアーティストやエステティシャン、美容師ら専門知識を持ったスタッフが駐在し、専用機材で肌や髪質を測定して客にぴったりの商品を提案する。メイクアップやヘアケアの体験サービスも提供する。

売り場の企画・運営はトレンドキャスケット(東京、二階堂京介社長)と協業する。同社は原宿でコスメのセレクトショップ「ティアランド(TIER LAND)」を手掛けている。

ヨドバシHDは米投資ファンドのフォートレス・インベストメント・グループと組み、23年にセブン&アイ・ホールディングス傘下のそごう・西武を買収。西武池袋本店の大規模改修により、25年には館の低層部分に「ヨドバシカメラ」の出店を予定している。「計画段階ではあるものの、『ヨドブルーム』は将来的に『ヨドバシカメラ』と隣接する見込み」(ヨドバシカメラ広報担当)。「ヨドブルーム」の出店は、西武池袋本店の“ヨドバシ化”により縮小する百貨店のMDを補完するとともに、西武池袋本店に長年親しんできた顧客の離反を少しでも抑える目論見がありそうだ。

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西武池袋本店、“ヨドバシ化”計画の1階にコスメ専門業態 6月オープン

「ヨドブルーム」は“体験型リテールストアを謳い”、OMO(オンラインとオフラインの融合)の売り場を構想する。メイクアップ11ブランド、スキンケア11ブランド、ヘアケア15ブランド、美容家電8ブランドをそろえ、主だった取り扱いブランドは「ノエビア(NOEVIR)」「ヤーマン(YA-MAN)」「リファ(REFA)」「シセイドウ プロフェッショナル(SHISEIDO PROFESSIONAL)」など。商品はECサイトにも掲出する。メイクアップアーティストやエステティシャン、美容師ら専門知識を持ったスタッフが駐在し、専用機材で肌や髪質を測定して客にぴったりの商品を提案する。メイクアップやヘアケアの体験サービスも提供する。

売り場の企画・運営はトレンドキャスケット(東京、二階堂京介社長)と協業する。同社は原宿でコスメのセレクトショップ「ティアランド(TIER LAND)」を手掛けている。

ヨドバシHDは米投資ファンドのフォートレス・インベストメント・グループと組み、23年にセブン&アイ・ホールディングス傘下のそごう・西武を買収。西武池袋本店の大規模改修により、25年には館の低層部分に「ヨドバシカメラ」の出店を予定している。「計画段階ではあるものの、『ヨドブルーム』は将来的に『ヨドバシカメラ』と隣接する見込み」(ヨドバシカメラ広報担当)。「ヨドブルーム」の出店は、西武池袋本店の“ヨドバシ化”により縮小する百貨店のMDを補完するとともに、西武池袋本店に長年親しんできた顧客の離反を少しでも抑える目論見がありそうだ。

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6月のミラノ・メンズコレはロンドン勢の参加増 「MSGM」は15周年を祝う男女合同ショー

2025年春夏ミラノ・メンズ・ファッション・ウイーク(以下、ミラノメンズ)が6月14日に開幕する。公式スケジュールの5日間に19ブランドがショーを開くほか、42ブランドがプレゼンテーションを行う。なお、パリ・メンズ・ファッション・ウイーク初日と被る最終日の18日は、デジタル発表のみとなる。

今年ブランド設立15周年を迎える「MSGM」は、男女合同ショーを開催。「モスキーノ(MOSCHINO)」は、1月にクリエイティブ・ディレクターに就任したアードリアン・アピオラッザ(Adrian Appiolaza)による初のメンズ・コレクションを披露する。

また、今シーズンはロンドン勢の増加が目立つ。22-23年秋冬からミラノメンズに参加している「JW アンダーソン(JW ANDERSON)」に加え、「マーティン ローズ(MARTIN ROSE)」と「ダンヒル(DUNHILL)」がショーを計画。「デヴィッド コーマ(DAVID KOMA)」も初のメンズをプレゼンテーションでお披露目する。

そのほかのラインアップは大きく変わらず、「プラダ(PRADA)」や「グッチ(GUCCI)」「フェンディ(FENDI)」「ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)」「エンポリオ アルマーニ(EMPORIO ARMANI)」「ゼニア(ZEGNA)」「ドルチェ&ガッバーナ(DOLCE&GABBANA)」「ディースクエアード(DSQUARED2)」などがショーを実施。「トッズ(TOD’S)」や「ブルネロ クチネリ(BRUNELLO CUCINELLI)」「ブリオーニ(BRIONI)」「シーピー カンパニー(C.P. COMPANY)」「ヴァレクストラ(VALEXTRA)」「セッチュウ(SETCHU)」などはプレゼンテーション形式で新作を発表する。

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6月のミラノ・メンズコレはロンドン勢の参加増 「MSGM」は15周年を祝う男女合同ショー

2025年春夏ミラノ・メンズ・ファッション・ウイーク(以下、ミラノメンズ)が6月14日に開幕する。公式スケジュールの5日間に19ブランドがショーを開くほか、42ブランドがプレゼンテーションを行う。なお、パリ・メンズ・ファッション・ウイーク初日と被る最終日の18日は、デジタル発表のみとなる。

今年ブランド設立15周年を迎える「MSGM」は、男女合同ショーを開催。「モスキーノ(MOSCHINO)」は、1月にクリエイティブ・ディレクターに就任したアードリアン・アピオラッザ(Adrian Appiolaza)による初のメンズ・コレクションを披露する。

また、今シーズンはロンドン勢の増加が目立つ。22-23年秋冬からミラノメンズに参加している「JW アンダーソン(JW ANDERSON)」に加え、「マーティン ローズ(MARTIN ROSE)」と「ダンヒル(DUNHILL)」がショーを計画。「デヴィッド コーマ(DAVID KOMA)」も初のメンズをプレゼンテーションでお披露目する。

そのほかのラインアップは大きく変わらず、「プラダ(PRADA)」や「グッチ(GUCCI)」「フェンディ(FENDI)」「ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)」「エンポリオ アルマーニ(EMPORIO ARMANI)」「ゼニア(ZEGNA)」「ドルチェ&ガッバーナ(DOLCE&GABBANA)」「ディースクエアード(DSQUARED2)」などがショーを実施。「トッズ(TOD’S)」や「ブルネロ クチネリ(BRUNELLO CUCINELLI)」「ブリオーニ(BRIONI)」「シーピー カンパニー(C.P. COMPANY)」「ヴァレクストラ(VALEXTRA)」「セッチュウ(SETCHU)」などはプレゼンテーション形式で新作を発表する。

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「アルマーニ ビューティ」が肌に溶け込むリキッドチーク発売 血色感が長時間持続

「アルマーニ ビューティ(ARMANI BEAUTY)」は7月5日、新作チーク“ルミナス シルク チーク ティント”(全4色、各6600円)を発売する。肌馴染みの良い仕上がりと長時間発色が持続するロングラスティング力が特徴のリキッドチークで、唇にも使うことができる。

商品にはブランドのリップ商品に触発されたテクノロジーを採用。オイルと水分で形成した薄膜フィルムのようなテクスチャーで、溶け込むように肌に馴染み、ほんのりと透けるような血色感のある色味が長時間持続する。

カラーはロージーピーチ、デリケートモーブ、ボールドピンク、インテンスベリーの4色。重ね付けをすることで色の濃さや発色を調整することも可能だ。

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オルビスが完全食おにぎりを販売 栄養バランスと素材にこだわる専用ブランド「ココモグ」をスタート

オルビスがおにぎりの販売に乗り出す。初の完全食おにぎりブランド「ココモグ(COCOMOGU)」を立ち上げ、5月29日に専用オンラインストアで販売を開始した。1食2個で1日に必要な栄養素を効率的に摂取できる完全食の冷凍おにぎりで、メニューは「ほぐし焼きさばと煎りごまの大葉香るおにぎり」「ほくほく大豆とひじき煮の鶏五目おにぎり」「ナッツの食感楽しむ豚ひき肉と小松菜の中華風おにぎり」の3種類を用意している。

オルビスは「ビューティを支えるのは健康の領域であり、食は健康の中心を担う」という発想のもと、創業当時から栄養補助食品の販売を行っており、2023年10月には冷凍デリブランド「インナーカラーデリ(INNER COLOR DELI)」をスタートさせるなど食分野にも力を入れてきた。そんなブランドの方針と物価高やライフスタイルの変化による冷凍食品、冷凍惣菜市場の拡大や完全栄養食の人気を受け、手軽に食べられ栄養価も高い“完全食おにぎり”ブランドの立ち上げに至った。

添加物不使用で風味も豊かになるよう工夫

手軽に必要な栄養素を取り入れられる完全栄養食は、効率を重視すると風味や食感などといった“五感で食を楽しむ”行為や添加物などへの配慮が置き去りになることもある事を受け、「ココモグ」は心から満たされる食体験を軸に据えて開発。酸化防止剤や香料などの添加物を使用せず、発芽玄米を中心にさまざまな食材を組み合わせて1日に必要な栄養素を凝縮したほか、食感や香り、彩りにも工夫を凝らした。

おにぎりは2個で1食分となり、定期便コースは初回限定の6食プラン(3317円、送料無料)と、9食(6033円、送料別、以下同)、12食(7879円)、15食(9331円)のプランを用意。都度購入は9食(6220円)、12食(8294円)、15食(1万368円)の3プランをそろえている。

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イヴ・サンローラン編 フランス語の発音を学ぼう!

「WWDJAPAN」の連載「HOW TO SAY?」

“モードの帝王”の決定的な違いとは?

決定的なのは、ローランが“ロホン”となる点。これも“難音”Rがあるため。しかし、逆にこれさえ覚えてしまえば恐くない!

AINは“アン”と発音するため、英語ではセイントのSAINTもフランス語の場合“サン”となる。

語尾のSとTは発音しない。

連載「HOW TO SAY?」とは?

連載「HOW TO SAY?」は、ブランドの母国語をあらためて(特に発音とリスニングについて)勉強してみよう!というもの。まずは、多くのブランドが生まれ、業界を今なおグイグイけん引するフランスの母国語フランス語にフォーカスする。ブランドに関わる人はもちろん、出張や旅行の際にも役立つかもしれない。

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