yutoriの「9090」と「サプライヤー」が初コラボ ラッパーのYong Cocoを迎えたパーティーを開催

yutoriによるストリートブランド「9090」は、「サプライヤー(SUPPLIER)」と初のコラボコレクションを6月8日に発売。Tシャツ、セットアップ、靴下を、「9090」各店舗、アブソリュートといったセレクトショップなどで販売する。

今回のコラボでは、「9090」の持つビンテージ感やポップさと「サプライヤー」の持つアンダーグラウンドな雰囲気を掛け合わせた。両者のアイコンであるグラッフィックを組み合わせてデザインしたTシャツ(8800円)、セットアップ(Tシャツ8800円、スエットショーツ1100円)、靴下(1980円)をラインアップする。

「サプライヤー」は、世界中のストリートブランドを取り扱う日本発のセレクトショップが2020年に始動したオリジナルストリートブランド。東京のほか、ニューヨーク、ロンドンなどに拠点を構え、世界中で活躍の場を拡げている。

コラボレーションを記念して、6月7日19時から「9090」東京店でラッパーのYoung Cocoや3li¥enを迎えたローンチパーティーを実施する。

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“欧州最貧国”の声も何のその モルドバから「LVMHプライズ」を驚かせたデザイナーら注目株3選

「モルドバン・ブランズ・ランウエイ(Moldovan Brands Runway)」が、モルドバの首都キシナウで3月に開催された。12年目となる今回は、3日間で17ブランドがショーを行った。

モルドバは日本と歴史的にも関わりが薄いため、「モルドバ共和国」と聞いてイメージが何も湧かなくても不思議ではない。モルドバの公用語はラテン語系のルーマニア語で、ウクライナとルーマニアに囲まれた、東欧に位置する旧ソビエト連邦を構成する国の一つである。九州よりもやや小さい国土に人口約270万人が暮らしており、良質なワインを生産する農業国だ。経済規模は非常に小さく、“ヨーロッパ最貧国”として知られている。隣国ウクライナがロシアによる軍事侵攻を受ける中で欧米との関係性を強化しており、昨年にはヨーロッパ連合(EU)の加盟を申請し、欧州委員会との交渉を開始するなど、政治的改革を進めている最中である。天然ガスをはじめとしたエネルギー源をロシアに依存している一方で、ウクライナ難民を積極的に受け入れているため、経済低迷による不安定な政治状況が続いている。

首都キシナウの街並みは、旧ソビエト連邦時代に建てられた無機質で色気のない建築物と、ヨーロッパらしいゴシック調の新しい建築物が入り混じる。経済不況を起因としたインフラ整備の不十分さが道路の亀裂やひび割れに現れているものの、治安は良く、清潔で、中心地では路上生活者をほとんど見かけなかった。“ヨーロッパ最貧国”という不名誉な呼称を感じさせない印象である。現地で出会った、オーストリア在住のモルドバ出身女性によると、「国の労働力を担う若者は海外へ、特にヨーロッパへと流出しているが、コロナ禍を機に帰郷する現象が起きている」という。筆者がキシナウを訪れるのは2回目で、半年ぶりに訪れた現地は、古民家を改装したカクテルバーや、書店にカフェが併設されたスペシャリティコーヒーを提供する店、フランスのパティシエとも肩を並べそうな洗練されたスイーツを提供するパティスリーなど、20〜30代の若い世代が立ち上げたヒップなスポットも誕生しており、街の発展を実感した。

ファッションの素晴らしいところは、拠点とする国の経済状況が、必ずしもネガティブには働かないことである。むしろ、資源不足などの要素が創造性を育む要因になったり、閉ざされた環境が独自の文化と伝統を守ることにつながったりもする。キシナウの滞在中に多くのデザイナーを取材して、さらに強くそう感じた。今後注目を集めそうな3ブランドを紹介する。

1.“時”を操る最注目の鬼才
FIDAN NOVRUZOVA

アゼルバイジャン人の両親のもと、モルドバで生まれ育ったフィダン・ノブルゾバ(Fidan Novruzova)は、2024年の「LVMHヤング ファッション デザイナー プライズ(LVMH YOUNG FASHION DESIGNER PRIZE以下、LVMHプライズ)」のセミファイナリストに選出された現地の最注目デザイナーである。イギリスの名門セントラル・セント・マーチンズ(Central Saint Martins)でウィメンズウエアのデザインを学び、「バーバリー(BURBERRY)」でのインターンを経て、2020年に自身の名を冠したブランドをキシナウで立ち上げた。卒業制作で披露した、角ばったスクエアトーにワイドでオーバーサイズなボディーのブーツが注目を浴び、ベラ・ハディッド(Bella Hadid)が着用したことで人気に火がついた。ウエアも含めデビューコレクションからカナダ発EC「エッセンス(SSENSE)」での取り扱いが始まり、現在は小売店とECで世界に10アカウントを抱える。

ブランドのコンセプトは、「“モダン・ノスタルジア”の概念を再定義すること」だとノブルゾバは語る。「私のヘリテージや経験を過去のファッションと重ね、私の視点からコンテンポラリーに刷新することを目指してる」という。主に1920〜80年代のさまざまなスタイルを基盤に、現代的なひねりを加えて奇妙さの中に親しみやすさを忍ばる。旬なテイストを盛り込みながらどこか懐かしさも感じるレトロフューチャリスティックなデザインが、現在の潮流ともマッチしているようだ。

2.あくまで“服”を極め抜く姉妹
RXQUETTE

モルドバ出身の姉妹が12年前に設立したウィメンズウエアブランド「ラケット(RXQUETTE)」は、現地で最も高い人気を誇る。D2Cブランドとして、自社ECとアポイントメント制のショールームのみで販売していたが、昨年にホールセールを開始。高級EC「ファーフェッチ(FARFETCH)」や韓国のコンセプトストア「アデクヴェ(ADEKUVER)」、香港のコンセプトストア「ITHK」など6アカウントと取引をスタートし、日本では2024-25年秋冬コレクションからエストネーション(ESTNATION)での取り扱いが始まる。

イタリア・ミラノのマランゴーニ学院でウィメンズウエアのデザインを学んだ姉と、キシナウの大学でビジネスを専攻した妹の指揮のもと、主にモルドバの生地を使って、キシナウで生産している。“ワードローブの必需品”をコンセプトに、女性らしい体のラインを強調するカットやシェイプに、メンズウエアから踏襲したディテールを融合し、長く着用できるデイリーウエアを提案する。エッジの効いたスタイルに、モルドバの伝統的な手法で手編みしたクロシェや、古布のアップサイクルのアイデアを織り交ぜて、オリジナリティーを探求。ブランドを12年以上継続しているだけあって、素材や縫製といった品質の高さは先進国に引けを取らない。競合になるであろう「ガニー(GANNI)」などの北欧ブランドとほぼ同じ価格帯で、現在はバッグやシューズは制作しておらず、ウエアを中心としたコンテンポラリーブランドとして世界で戦っていく予定だという。

3.伝統と現在を美学でつなぐデュオ
OK KINO

昨年6月にモルドバの近隣国ジョージアの首都トビリシで開催された「メルセデス・ベンツ・ファッション・ウイーク・トビリシ(MERCEDES-BENZ FASHION WEEK TBILISI)」で出合った、キシナウ拠点の「オーケー キノ(OK KINO)」は、今シーズンはランウエイショーを行った。同ブランドは、地元の美術大学でファッションデザインとパターンを学んだダリヤ・ゴルネヴァ(Darya Golneva)と、建築学科を修士したデニス・カウノフ(Denis Caunov)が立ち上げたウィメンズウエアブランド。実験的なコレクション制作を経て、2024-25年秋冬コレクションが正式なセカンドシーズンとなる。

モルドバの伝統的な装いと文化的なシンボルを、現代的なウエアと調和させた、“新しいミニマリズム”をブランドの美学として掲げる。最も目を引いたのは、ファーストシーズンから継続している、脱構築的なテーラードジャケットと裾を折りたたんだミニスカートで、自然素材を中心としたニュートラルカラーの異素材の生地を組み合わせた優しいトーンが魅力だ。シルク裏地のウールのジャケットで約4万円という、手の届きやすい価格帯も特徴だ。昨年9月には、ミラノ・ファッション・ウィーク(Milan Fashion Week)を主催するイタリアファッション協議会(Camera Nazionale della Moda Italiana)からのオファーを受けて、会期中にミラノでショールームを開いた。バイヤーやプレスとの交流を経験して、国際的な取引がスムーズに行えるよう、現在はホールセールオーダーの構築や配送の課題に取り組んでいるという。

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“欧州最貧国”の声も何のその モルドバから「LVMHプライズ」を驚かせたデザイナーら注目株3選

「モルドバン・ブランズ・ランウエイ(Moldovan Brands Runway)」が、モルドバの首都キシナウで3月に開催された。12年目となる今回は、3日間で17ブランドがショーを行った。

モルドバは日本と歴史的にも関わりが薄いため、「モルドバ共和国」と聞いてイメージが何も湧かなくても不思議ではない。モルドバの公用語はラテン語系のルーマニア語で、ウクライナとルーマニアに囲まれた、東欧に位置する旧ソビエト連邦を構成する国の一つである。九州よりもやや小さい国土に人口約270万人が暮らしており、良質なワインを生産する農業国だ。経済規模は非常に小さく、“ヨーロッパ最貧国”として知られている。隣国ウクライナがロシアによる軍事侵攻を受ける中で欧米との関係性を強化しており、昨年にはヨーロッパ連合(EU)の加盟を申請し、欧州委員会との交渉を開始するなど、政治的改革を進めている最中である。天然ガスをはじめとしたエネルギー源をロシアに依存している一方で、ウクライナ難民を積極的に受け入れているため、経済低迷による不安定な政治状況が続いている。

首都キシナウの街並みは、旧ソビエト連邦時代に建てられた無機質で色気のない建築物と、ヨーロッパらしいゴシック調の新しい建築物が入り混じる。経済不況を起因としたインフラ整備の不十分さが道路の亀裂やひび割れに現れているものの、治安は良く、清潔で、中心地では路上生活者をほとんど見かけなかった。“ヨーロッパ最貧国”という不名誉な呼称を感じさせない印象である。現地で出会った、オーストリア在住のモルドバ出身女性によると、「国の労働力を担う若者は海外へ、特にヨーロッパへと流出しているが、コロナ禍を機に帰郷する現象が起きている」という。筆者がキシナウを訪れるのは2回目で、半年ぶりに訪れた現地は、古民家を改装したカクテルバーや、書店にカフェが併設されたスペシャリティコーヒーを提供する店、フランスのパティシエとも肩を並べそうな洗練されたスイーツを提供するパティスリーなど、20〜30代の若い世代が立ち上げたヒップなスポットも誕生しており、街の発展を実感した。

ファッションの素晴らしいところは、拠点とする国の経済状況が、必ずしもネガティブには働かないことである。むしろ、資源不足などの要素が創造性を育む要因になったり、閉ざされた環境が独自の文化と伝統を守ることにつながったりもする。キシナウの滞在中に多くのデザイナーを取材して、さらに強くそう感じた。今後注目を集めそうな3ブランドを紹介する。

1.“時”を操る最注目の鬼才
FIDAN NOVRUZOVA

アゼルバイジャン人の両親のもと、モルドバで生まれ育ったフィダン・ノブルゾバ(Fidan Novruzova)は、2024年の「LVMHヤング ファッション デザイナー プライズ(LVMH YOUNG FASHION DESIGNER PRIZE以下、LVMHプライズ)」のセミファイナリストに選出された現地の最注目デザイナーである。イギリスの名門セントラル・セント・マーチンズ(Central Saint Martins)でウィメンズウエアのデザインを学び、「バーバリー(BURBERRY)」でのインターンを経て、2020年に自身の名を冠したブランドをキシナウで立ち上げた。卒業制作で披露した、角ばったスクエアトーにワイドでオーバーサイズなボディーのブーツが注目を浴び、ベラ・ハディッド(Bella Hadid)が着用したことで人気に火がついた。ウエアも含めデビューコレクションからカナダ発EC「エッセンス(SSENSE)」での取り扱いが始まり、現在は小売店とECで世界に10アカウントを抱える。

ブランドのコンセプトは、「“モダン・ノスタルジア”の概念を再定義すること」だとノブルゾバは語る。「私のヘリテージや経験を過去のファッションと重ね、私の視点からコンテンポラリーに刷新することを目指してる」という。主に1920〜80年代のさまざまなスタイルを基盤に、現代的なひねりを加えて奇妙さの中に親しみやすさを忍ばる。旬なテイストを盛り込みながらどこか懐かしさも感じるレトロフューチャリスティックなデザインが、現在の潮流ともマッチしているようだ。

2.あくまで“服”を極め抜く姉妹
RXQUETTE

モルドバ出身の姉妹が12年前に設立したウィメンズウエアブランド「ラケット(RXQUETTE)」は、現地で最も高い人気を誇る。D2Cブランドとして、自社ECとアポイントメント制のショールームのみで販売していたが、昨年にホールセールを開始。高級EC「ファーフェッチ(FARFETCH)」や韓国のコンセプトストア「アデクヴェ(ADEKUVER)」、香港のコンセプトストア「ITHK」など6アカウントと取引をスタートし、日本では2024-25年秋冬コレクションからエストネーション(ESTNATION)での取り扱いが始まる。

イタリア・ミラノのマランゴーニ学院でウィメンズウエアのデザインを学んだ姉と、キシナウの大学でビジネスを専攻した妹の指揮のもと、主にモルドバの生地を使って、キシナウで生産している。“ワードローブの必需品”をコンセプトに、女性らしい体のラインを強調するカットやシェイプに、メンズウエアから踏襲したディテールを融合し、長く着用できるデイリーウエアを提案する。エッジの効いたスタイルに、モルドバの伝統的な手法で手編みしたクロシェや、古布のアップサイクルのアイデアを織り交ぜて、オリジナリティーを探求。ブランドを12年以上継続しているだけあって、素材や縫製といった品質の高さは先進国に引けを取らない。競合になるであろう「ガニー(GANNI)」などの北欧ブランドとほぼ同じ価格帯で、現在はバッグやシューズは制作しておらず、ウエアを中心としたコンテンポラリーブランドとして世界で戦っていく予定だという。

3.伝統と現在を美学でつなぐデュオ
OK KINO

昨年6月にモルドバの近隣国ジョージアの首都トビリシで開催された「メルセデス・ベンツ・ファッション・ウイーク・トビリシ(MERCEDES-BENZ FASHION WEEK TBILISI)」で出合った、キシナウ拠点の「オーケー キノ(OK KINO)」は、今シーズンはランウエイショーを行った。同ブランドは、地元の美術大学でファッションデザインとパターンを学んだダリヤ・ゴルネヴァ(Darya Golneva)と、建築学科を修士したデニス・カウノフ(Denis Caunov)が立ち上げたウィメンズウエアブランド。実験的なコレクション制作を経て、2024-25年秋冬コレクションが正式なセカンドシーズンとなる。

モルドバの伝統的な装いと文化的なシンボルを、現代的なウエアと調和させた、“新しいミニマリズム”をブランドの美学として掲げる。最も目を引いたのは、ファーストシーズンから継続している、脱構築的なテーラードジャケットと裾を折りたたんだミニスカートで、自然素材を中心としたニュートラルカラーの異素材の生地を組み合わせた優しいトーンが魅力だ。シルク裏地のウールのジャケットで約4万円という、手の届きやすい価格帯も特徴だ。昨年9月には、ミラノ・ファッション・ウィーク(Milan Fashion Week)を主催するイタリアファッション協議会(Camera Nazionale della Moda Italiana)からのオファーを受けて、会期中にミラノでショールームを開いた。バイヤーやプレスとの交流を経験して、国際的な取引がスムーズに行えるよう、現在はホールセールオーダーの構築や配送の課題に取り組んでいるという。

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「グッチ」がNewJeansのハニを起用した“ホースビット”のキャンペーンを公開 ソウルの街を舞台に撮影

「グッチ(GUUCI)」は、グローバル・ブランドアンバサダーであるニュージーンズ(NewJeans)のハニ(Hanni)を起用し、“グッチ ホースビット 1955” バッグと“グッチ ホースビット1953” ローファーの新たな広告キャンペーンをグローバルに展開する。

クリエイティブ・ ディレクターのサバト・デ・サルノが手掛けた今回の広告キャンペーンはソウルの街を舞台に、「グッチ」のシグネチャーアイテムをエフォートレスに着こなしたハニが街の名所をめぐる姿が映し出されている。また、キャンペーンには深いレッドカラーで彩られた3モデルの韓国限定“グッチホースビット 1955”バッグが登場する。

ハニは2022年10月から「グッチ」のグローバル・ブランドアンバサダーを務めている。今年3月には、「グッチ ビューティ」のグローバル・ブランドアンバサダーに就任した。

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「グッチ(GUUCI)」は、グローバル・ブランドアンバサダーであるニュージーンズ(NewJeans)のハニ(Hanni)を起用し、“グッチ ホースビット 1955” バッグと“グッチ ホースビット1953” ローファーの新たな広告キャンペーンをグローバルに展開する。

クリエイティブ・ ディレクターのサバト・デ・サルノが手掛けた今回の広告キャンペーンはソウルの街を舞台に、「グッチ」のシグネチャーアイテムをエフォートレスに着こなしたハニが街の名所をめぐる姿が映し出されている。また、キャンペーンには深いレッドカラーで彩られた3モデルの韓国限定“グッチホースビット 1955”バッグが登場する。

ハニは2022年10月から「グッチ」のグローバル・ブランドアンバサダーを務めている。今年3月には、「グッチ ビューティ」のグローバル・ブランドアンバサダーに就任した。

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東京・表参道の名建築内にギャラリー「KIGENZEN」がオープン オーナー夫妻の審美眼が光る空間と作品

古今東西の家具や骨董などをそろえるギャラリー「KIGENZEN」が東京・表参道にオープンした。名建築フロムファーストビル内の同ギャラリーは、出版社やワインセラーとしての機能も備えている。「KIGENZEN」は、ブランディング企業のビッグロングの大長将之代表とデンマーク発家具「フリッツ・ハンセン(FRITZ HANSEN)」やライフスタイルブランド「テクタ(TEKTA)」のコンサルティングを手掛ける相澤真諭子夫妻がスタート。ロフトがある広々とした空間には、北欧の名作家具やアート、オブジェ、骨董、書籍などオーナー夫妻が収集したものが置かれている。出版社としては、アートやデザインに関わる書籍を出版予定だ。

美意識が凝縮された空間と音楽

オープニングには、“プリミティブ”と“モダン”の融合をテーマにキュレーションした作品を紹介。アフリカの部が族による工芸品や彫刻、日本や韓国に古くから伝わる器や道具、北欧のモダンデザインやアートなど、それぞれの造形を対比させて作品を展示販売する。アトリエの空間を彩る音は、サカナクションの山口一郎率いるNFの青山翔太郎が「KIGENZEN」のコンセプトや空間から着想を得て制作したオリジナルの楽曲。「ブラウン(BRAUN)」のデザインチーフとして活躍したディーター・ラムス(Dieter Rams)による名品レコードプレーヤーでレコードに刻んだ音、デジタルスピーカーでデジタル再生用に録音された音を同時に再生することで、スタジオにいるような雰囲気を醸し出している。完全予約制で、来場者には、オリジナルのナチュラルワインやクラフトビールの提供もある。

アトリエには広いテラスもあり、撮影やイベント用のスペースとしても貸し出す予定だ。

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「ゲス」の“セダクティブ”シリーズに新たな香りが登場 爽やかで幻想的な香りが仲間入り 

「ゲス(GUESS)」は5月27日、“ゲス セダクティブ ブルー オードトワレ”(30ml、4950円)を発売した。

爽やかなブルーのボトルデザインは幻想的な波のウェーブを表現した。トップノートはみずみずしい洋梨、イタリアンベルガモットから始まり、ミドルノートはピオニーペタル、ブルーフリージアなど艶やかなフローラルが香る。ラストノートはムスクとパチョリがはかなさを演出する。

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「ハンター」が新プロジェクト ブーツの修理とパッチによるカスタマイズが可能に

「ハンター(HUNTER)」はブーツの亀裂修理とオリジナルパッチを貼るカスタマイゼーションを組み合わせた新たなプロジェクト“リバイタリゼーション(REVITALIZATION)”を発表し、銀座フラッグシップストアでサービスを開始した。さらに小さな傷や劣化で発売前に破棄されるはずだったブーツにラバーパッチを施したオリジナルデザインによるアイテムを銀座フラッグシップストアと公式オンラインサイトで5月31日に、新宿伊勢丹本館のポップアップで6月12〜25日に発売する。

“リバイタリゼーション”では修理箇所にオリジナルのラバーパッチを貼ることでブーツの補強とオリジナリティーが加わり、よりブーツに愛着が持てるように生まれ変わらせる。この防水性のラバーパッチは雨の日や水場でも剥がれる心配がなく、日本の職人技術により、従来では困難だったラバーブーツが修復可能になったという。

修理とスタマイゼーションを行うサービスはハンター銀座フラッグシップストアのみで実施し、亀裂や傷がついた「ハンター」のラバーブーツを店舗へ持ち込み、スタッフが状態と修理箇所を確認、豊富なバリエーションから、カラー、デザイン、配置など、ラバーパッチでカスタマイズをし、オーダーフォームに入力してオーダー完了となる。ラバーブーツは工房に送られ、預かりから2週間程で新たなブーツへと生まれ変わる。

さらに“リバイタリゼーション”の一環として、小さな傷や軽度の劣化により販売に至らず破棄されるはずだったラバーブーツにカラフルなラバーパッチを施したオリジナルデザインによるアイテムを銀座フラッグシップストア、公式オンラインサイト、伊勢丹新宿本店ポップアップストアの限定店舗で販売する。カラフルなパッチを施したオリジナルデザインのアイテムはデザインによって価格が異なり、 “オリジナルトールブーツ” (1万8000〜2万1000円、以下税抜)と “オリジナルプレイショートブーツ”(1万〜1万2000円)をラインアップする。

◼︎「ハンター」伊勢丹ポップアップストア
日程:6月12〜25日
時間:10:00〜20:00
場所:新宿伊勢丹本店2階婦人靴売り場
住所:東京都新宿区新宿3-14-1

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ハイケムがPLA繊維100%のフリース発表 欧州市場にも参入

化学原料商社のハイケムはこのほど、ポリ乳酸(PLA)繊維を100%使ったフリースを発表した。とうもろこしを原料とし石油を使わず、生分解性も有するPLA繊維は、ポリエステル代替のサステナブル素材の本命とも言われる一方で、ポリエステル繊維と比べ、耐熱性の弱さで普及が遅れている。ハイケムは国内の繊維メーカーや繊維加工メーカーと協力し、染色や起毛など生産工程で熱加工を多く使用するフリースの開発に成功した。同社の高裕一(たか・ゆういち)取締役は、「PLA繊維で難易度の高いフリースの加工技術を確立し、オープンプラットフォームのような形でノウハウを開放する」という。

化学原料商社のハイケムは中国のPLA原料大手の豊原(ほうげん)集団からPLA原料を調達、独自開発の改質剤などをブレンドしたPLA繊維「ハイラクト」の販売を2021年からスタート。欧州の有力ブランドを顧客に持つタキヒヨーや、カットソー生地で世界的な知名度を持つ小野メリヤス工業(東京・墨田区)などに日本の生地メーカーに糸を供給し、テキスタイル開発支援も行っている。

ハイケムの瀧本英治ファッション・アパレル部長は「3年近く、一つ一つの細かい生産工程の調整を行うなど、試行錯誤を繰り返しながらフリースの開発を進めてきた。PLA繊維にとって最も難易度の高い素材の一つであるフリース開発で、PLA繊維の普及に弾みをつけたい」という。

今回はフリースのほか、緯糸(よこいと)にPLA繊維を使ったデニム(綿60%、PLA40%)、PLA繊維の短繊維100%使いのチノカーゴ、PLA繊維とセルロース繊維「テンセル」を組み合わせたフレンチスリーブのニット(PLA55%、テンセル45%)も公開した。

昨年からは欧州のテキスタイルメーカーとのテキスタイル開発にも着手しているという。「現在、約30社との供給・開発を行っており、早ければ25年春夏物として出てくる」と瀧本部長。

PLA繊維は、素材大手のユニチカが1998年から「テラマック」を商業生産を開始するなど、早い段階から日系の素材メーカーが商業化に取り組んできたものの、耐熱性の低さなどを理由に衣料分野ではなかなか普及が進んでこなかった。ハイケムは21年以降、日本発の技術をベースにPLA繊維の普及を進めてきたが、欧州のテキスタイルメーカーへの供給も行うことで、世界のアパレル市場へのPLA繊維自体の普及を進める。

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ハイケムがPLA繊維100%のフリース発表 欧州市場にも参入

化学原料商社のハイケムはこのほど、ポリ乳酸(PLA)繊維を100%使ったフリースを発表した。とうもろこしを原料とし石油を使わず、生分解性も有するPLA繊維は、ポリエステル代替のサステナブル素材の本命とも言われる一方で、ポリエステル繊維と比べ、耐熱性の弱さで普及が遅れている。ハイケムは国内の繊維メーカーや繊維加工メーカーと協力し、染色や起毛など生産工程で熱加工を多く使用するフリースの開発に成功した。同社の高裕一(たか・ゆういち)取締役は、「PLA繊維で難易度の高いフリースの加工技術を確立し、オープンプラットフォームのような形でノウハウを開放する」という。

化学原料商社のハイケムは中国のPLA原料大手の豊原(ほうげん)集団からPLA原料を調達、独自開発の改質剤などをブレンドしたPLA繊維「ハイラクト」の販売を2021年からスタート。欧州の有力ブランドを顧客に持つタキヒヨーや、カットソー生地で世界的な知名度を持つ小野メリヤス工業(東京・墨田区)などに日本の生地メーカーに糸を供給し、テキスタイル開発支援も行っている。

ハイケムの瀧本英治ファッション・アパレル部長は「3年近く、一つ一つの細かい生産工程の調整を行うなど、試行錯誤を繰り返しながらフリースの開発を進めてきた。PLA繊維にとって最も難易度の高い素材の一つであるフリース開発で、PLA繊維の普及に弾みをつけたい」という。

今回はフリースのほか、緯糸(よこいと)にPLA繊維を使ったデニム(綿60%、PLA40%)、PLA繊維の短繊維100%使いのチノカーゴ、PLA繊維とセルロース繊維「テンセル」を組み合わせたフレンチスリーブのニット(PLA55%、テンセル45%)も公開した。

昨年からは欧州のテキスタイルメーカーとのテキスタイル開発にも着手しているという。「現在、約30社との供給・開発を行っており、早ければ25年春夏物として出てくる」と瀧本部長。

PLA繊維は、素材大手のユニチカが1998年から「テラマック」を商業生産を開始するなど、早い段階から日系の素材メーカーが商業化に取り組んできたものの、耐熱性の低さなどを理由に衣料分野ではなかなか普及が進んでこなかった。ハイケムは21年以降、日本発の技術をベースにPLA繊維の普及を進めてきたが、欧州のテキスタイルメーカーへの供給も行うことで、世界のアパレル市場へのPLA繊維自体の普及を進める。

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減量薬のオゼンピックがベビーブームを生み出す? 糖尿病治療の薬が避妊の効果に影響か

糖尿病治療に効果があるとされるGLP-1減量薬の登場以来、ソーシャルメディア上では“オゼンピック・ベイビー”が騒がれている。医師や患者は、GLP-1減量薬で最も人気のオゼンピック(OZEMPIC)やマンジャロ(MOUNJARO)などの医薬品を使用すると妊娠数が増えると報告。専門家は、GLP-1減量薬がホルモン性避妊法の効力に影響を及ぼしている可能性があると推測。また体重が減ると、性交渉に前向きになるため妊娠しやすくなる可能性もあると指摘する。

米国肥満医学協会の会長で、肥満ケアのプラットフォーム「ノウンウェル(KNOWNWELL)」の最高医療責任者であるアンジェラ・フィッチ(Angela Fitch)医師は、「GLP-1減量薬が経口避妊薬の吸収率を変える可能性がある」と話す。実際米製薬大手イーライリリー(ELI LILLY)のマンジャロとデンマーク製薬大手ノボ・ノルディスク(NOVO NORSIDK)のオゼンピックは、ラベルに「経口避妊薬の効果の低下と妊娠リスクの可能性がある」と明記している。

産婦人科医で、英イェール大学の臨床教授であるメアリー・ジェーン・ミンキン(Mary Jane Minkin)医師は、「かなりの肥満は排卵を妨げる」と話す。フィッチ医師も、「肥満の人は妊娠しにくいというデータがある。体重を減らすと、その方法がどうであれ妊娠しやすくなる」と同意。「ノウンウェル」には、妊娠のために減量を望む人も数多く集まる。自分を不妊症だと思い込んでいるGLP-1の使用者には避妊しない人も多く、不意の妊娠につながるリスクがある。形成外科専門医で、「エレクティブ・ウェイトロス・プログラム(ELECTIVE WEIGHT LOSS PROGRAM)」を創設したシャーロン・ギース(Sharon Giese)医師は、「患者がセマグルチド(SEMAGLUTIDE)やマンジャロを服用する最初の1カ月間は、コンドームなどの避妊用具の使用を推奨している」と話す。ほかの医師は、GLP-1減量薬の服用者には子宮内避妊用具のような非ホルモン性の避妊法を推奨しており、多くの製薬メーカーがこれを支持している。

フィッチ医師は、「オゼンピックのような減量薬が、乳幼児や発育中の胎児にどのような影響を与えるのかはまだ分かっていない」と話す。GLP-1減量薬が胎児に及ぼす影響を理解するためのデータ収集は10年以上かかると予想される。生殖精神医学の専門家で、妊産婦のメンタルヘルスケア・プラットフォーム「マビダ・ヘルス(MAVIDA HEALTH)」の創設者であるサラ・オレック(Sarah Oreck)医師は、「オゼンピックを服用している人の中には、ほかの薬剤を併用していたり、うつ病を患っていたり、多元的な問題を抱えている人もいるので、減量薬の直接的な影響を研究するのは難しい」と話す。

JPモルガンリサーチは、米国では2030年には3000万人がGLP-1減量薬を服用していると予測。フィッチ医師は、「不意の妊娠が増えることは問題だ。初期に集めたデータは、妊娠期間に対して胎児が十分に成長していないという所見を示している」と危惧する。妊娠が発覚した後は、直ちに投薬を中止することが推奨される。また、妊娠を希望する人は、積極的に妊娠を試みる6週間前に薬の使用を中止すべきだ。一方でオレック医師は、「人々が生殖補助医療や体外受精に何百ドルも何千ドルも費やす前に、利用される手段になるかもしれない。産後の減量にも役立つだろう」と述べた。

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「トム ブラウン」がブランド初となる“アニマル・バッグ”のオーダーメードをスタート

「トム ブラウン(THOM BROWNE)」は、ブランド初となる“アニマル・バッグ”のメイド・トゥ・オーダー(MTO)の受注を、6月1日から阪急うめだ本店で開催するポップアップでスタートする。

同ブランドは、デザイナーであるトム・ブラウンの愛犬のヘクター(Hector)から始まり、スペシャルなアニマル・バッグを毎シーズン展開しており、本ポップアップではヘクターに加えて、ラビット、エレファント、ピッグなどさまざまな動物たちのバッグが一堂にラインアップする。さらにポップアップではブランド初となるアニマル・バッグのMTOを展開する。

ブランドの特徴であるペブルグレインカーフレザーで13色のカラーから選ぶことができる。また、各動物のたてがみもブラック以外にカラーが展開され、自分だけのカラーの組み合わせでカスタマイズを楽しむことができる。さらに“アニマル・バッグ”に付くゴールドメタルのコインタグには、2〜3字までイニシャルを入れて自分だけのバッグを作成することも可能だ。

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【2024年夏コスメ】「サボン」から“パリの街”に着想した限定コレクション

ナチュラルコスメブランド「サボン(SABON)」は7月4日、パリの街をテーマにした“サニー・カクテル コレクション”を数量限定で発売する。

同コレクションのラインアップは、ボディーケア、フレグランス、ホームアイテムなど。香りはパリに降り注ぐ太陽をイメージした“シトラス・フローラル・ムスキー”で、夏の陽射しのようなグレープフルーツや情熱的なレモン、搾りたてのオレンジのトニックブレンドを、ブラックカラントと輝く花々が美しく彩る。

ボディーアイテムには、4種のボタニカルオイルが肌を潤しながら汗や毛穴の汚れを落とすボディーソープ“シャワーオイル サニー・カクテル”(235mL、3740円)、ミネラル豊富な死海の塩のスクラブ粒子が古い角質をやさしく落とすボディースクラブ“ボディスクラブ サニー・カクテル”(320g、4730円)、保湿効果の高いオーガニックオーツミルクやアーモンドオイルに加えて、肌を潤すリンデンフワラーエキスを配合したボディークリーム“シルキーボディミルク サニー・カクテル”(200mL、5500円)、みずみずしくとろけるようなジュレが肌を軽やかに潤すボディー用保湿ジェル“ボディジュレ サニー・カクテル”(200mL、5060円)を用意。

ほか、スパークリングカクテルの香りを楽しめる軽やかなオードトワレ“オー ドゥ サボン サニー・カクテル”(30mL、4290円)、シアバターとアロエベラエキスに加えてリンデンフラワーエキスを配合した、みずみずしくスムースな質感の“ハンドクリーム サニー・カクテル”(30mL、1760円)、アロマディフューザーの“アロマ サニー・カクテル”(245mL、7700円)などをそろえる。

プレゼントにも最適なキットも用意し、シャワーオイル、ボディースクラブ、ボディージュレ、ハンドクリームの現品をレースポーチに収めた“コレクションギフト サニー・カクテル”(1万5290円)などを用意する。

同コレクションのパッケージは、世界的なファッションイラストレーター、タリア・ゾレフ(Talia Zoref)とのコラボレーションにより制作。パリのエッセンスとブランドの世界観が融合する水彩画を描いている。

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セブンイレブン「パラドゥ」が人気パウダーファンデとリップの限定キットを発売

セブン-イレブンで取り扱っているコスメブランド「パラドゥ(PARADO)」は6月3日、人気のパウダーファンデーション“パウダリィファンデーションex”[SPF35・PA+++](6.5g)にリップ“エッセンスルージュS <BR01>”の現品をセットにした限定キット(1320円)を発売する。一部店舗を除くセブン-イレブンで数量限定販売する。

“パウダリィファンデーションex”は光反射率が高い“エアリーブライトパウダー”を配合しており、光を効果的に集めて透明感を際立たせ、気になる毛穴をフワッとぼかす。パウダーがメイク崩れの要因である余分な皮脂を吸着し、肌への密着力をアップする。カラーは“OC10 ライトオークル”と“OC20 オークル”の2色を用意する。

“エッセンスルージュS”はブラウンレッドのリップ。肌をくすませる青みを抑え、顔色を明るく華やかな印象に導く。美容液成分が紫外線などのダメージで乾燥しがちな唇に潤いを与える。

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セブンイレブン「パラドゥ」が人気パウダーファンデとリップの限定キットを発売

セブン-イレブンで取り扱っているコスメブランド「パラドゥ(PARADO)」は6月3日、人気のパウダーファンデーション“パウダリィファンデーションex”[SPF35・PA+++](6.5g)にリップ“エッセンスルージュS <BR01>”の現品をセットにした限定キット(1320円)を発売する。一部店舗を除くセブン-イレブンで数量限定販売する。

“パウダリィファンデーションex”は光反射率が高い“エアリーブライトパウダー”を配合しており、光を効果的に集めて透明感を際立たせ、気になる毛穴をフワッとぼかす。パウダーがメイク崩れの要因である余分な皮脂を吸着し、肌への密着力をアップする。カラーは“OC10 ライトオークル”と“OC20 オークル”の2色を用意する。

“エッセンスルージュS”はブラウンレッドのリップ。肌をくすませる青みを抑え、顔色を明るく華やかな印象に導く。美容液成分が紫外線などのダメージで乾燥しがちな唇に潤いを与える。

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「フェンディ」が100周年記念のフレグランス7種で表現した、創業から現代、未来を紡ぐ7人のストーリー

「フェンディ(FENDI)」は来年のブランド誕生100周年を記念して、ハイエンドなフレグランスコレクションをローンチする。創業者のアデーレ・カーサグランデ・フェンディ(Adele Casagrande Fendi)から、現在クチュールとウィメンズウエアのアーティスティックディレクターを務めるキム・ジョーンズ(Kim Jones)まで、「フェンディ」の歴史にまつわる7人の人物にオマージュを捧げ、全7種の香りをラインアップする。ブランドにとって10年以上ぶりとなる香りのプロジェクトだ。LVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)フレグランス部門の支援のもと社内で開発し、6月20日から一部の「フェンディ」直営店と公式ECで販売する。容量は各100mLで、予定価格は各4万9500円。

7人の人物に捧げる7つの香り

「フェンディ」の歴史は1925年、エドアルド(Edoardo)とアデーレ・フェンディ夫妻が毛皮と皮革製品の工房をローマに開いたことから始まる。アデーレに捧げる香りは、彼女の旧姓でありイタリア語で“偉大な家”を意味する“カーサ グランデ”と名付けられた。ミルラやアンバー、レザーにチェリーやバニラ、トンカ豆をブレンドした。母親のキスの記憶を呼び起こすフローラルな香り“ドルチェ バーチョ”は、アデーレ創業者の娘アンナ・フェンディ(Anna Fendi)に捧げられる。アンナの娘で3代目のシルヴィア・ヴェントゥリーニ・フェンディ(Silvia Venturini Fendi)=アクセサリー&メンズウエア アーティスティックディレクターは、ダマスクローズとパチュリを合わせたこの香りについて「これは母を象徴する香りよ。フェンディ家の女性に共通する、とても強く、とても優しい女性の香り」と話す。

そう語るシルヴィアの香りは、フレッシュな“ペルケノ”。サンダルウッドやペッパーのアクセントを通して、ローマの田園地帯にあるシルヴィアの邸宅の庭で天日干しされる白いシーツを表現した。フェンディ一家は、週末になるとシルヴィアの邸宅に集まるという。一方ジョーンズ=クチュール&ウィメンズウエア アーティスティックディレクターのフレグランス“プリマ テッラ”は、アフリカに敬意を表した。ジョーンズは、「アフリカでの青春時代を香りにまとめたかった」と語る。タンジェリンやローズマリー、オークモスなどの香りを通して幼少期の思い出と地元の景色を反映した。

シルヴィアの娘で4代目となるデルフィナ・デレトレズ・フェンディ(Delfina Delettrez Fendi)=ジュエリー アーティスティックディレクターとレオネッタ・ルチアーノ・フェンディ(Leonetta Luciano Fendi)の香りは、それぞれ“センプレ ミーオ”と“チャオ アモーレ”だ。前者はマラケシュ郊外のオウリカ渓谷、後者は一家が夏を過ごすイタリアのポンツァ島が着想源。さらに“ラ バゲット”は、デルフィナの幼い双子タツィオ(Tazio)とダルド(Dardo)に捧げる。“バゲット”は、彼らのおやつであるバターと砂糖を塗ったパンと、ブランドの同名のシグネチャーバッグの2つの意味合いを持つ。シルヴィアは、「“バゲット”バッグをデザインした時、ちょうど妊娠していたの。このバッグは時代にとらわれない作品であり、常に新しい世代のアイデアと結びつくはず」と話す。

セルジュ・ブランシュウィッグ(Serge Brunschwig)会長兼最高経営責任者(CEO)は、「100周年に先駆けて、『フェンディ』ファミリーの歴史を新たな形で辿り直すフレグランスコレクションをつくりたいと思った。目標は顧客に感動を与え、ブランド誕生100周年となる2025年を特別な年にすることだ」と話す。既存のフレグランス“ラクアロッサ”や“ファン ディ フェンディ”などはライセンスのもとで開発された。新たなフレグランスコレクションは、アプローチやポジショニング、流通の点で既存品とは異なり、「フェンディ」の小売網でのみ販売する。同コレクションは売上高よりも、「フェンディ」の物語をより豊かにすることに貢献するという。

7つの香りは、ジョーンズ=クチュール&ウィメンズウエア アーティスティックディレクターと、シルヴィア=アクセサリー&メンズウエア アーティスティックディレクター、デルフィナ=ジュエリー アーティスティックディレクターの3人が中心となり、2年の歳月をかけて制作した。7つの香りをつくるために、チュニジア産のオレンジブロッサムやイタリア・カラブリア地方のベルガモット、インドネシア産のパチュリ、フランス産のアイリス、マダガスカル産のバニラなど、高濃度の原料を集め、クエンティン・ビッシュ(Quentin Bisch)やファニー・バル(Fanny Bal)、アンヌ・フリポ(Anne Flipo)ら熟練の調香師を起用した。

ボトルはガラス製で、詰め替え可能だ。「フェンディ」が本拠を構える、ローマ市南部にあるイタリア文明宮のファサードをはじめとする、地元の建築物にちなんだ繊細なアーチのデザインが特徴。FFロゴの浮き彫り加工をした黒いキャップと真鍮のリングで仕上げた。100mLサイズに加え、10mLサイズのフレグランス7種を詰め込んだボックスも300ユーロ(約5万円)で販売する。

フレグランス持ち運び用ミニチュアホルダー

さらに、香水を持ち運べる革製のミニチュアホルダー(290ユーロ、約4万9000円)を制作。2月に発表した24-25年秋冬コレクションのショー後に話題となった“チュッパチャップス(CHUPA CHAPS)”とのコラボレーション商品、ロリポップ専用ホルダーの遊び心を再現した。これらのミニバッグはセレリアレザーで制作。ブランシュウィッグ会長兼CEOは、「これらは『フェンディ』のようなブランドが何をすべきかを示す完璧な例だ。美しい商品と完璧な技術が、軽やかに表現されている」と語った。

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TWICEジヒョがミューズの「ミルクタッチ」がリニューアル 新商品も発売 

TWICEのジヒョ(JIHYO)がブランドミューズを務める韓国コスメブランド「ミルクタッチ(MILK TOUCHI)」は、5月30日にリニューアルし、新商品2種とリニューアル品をオンラインストアで発売する。

新商品の“ピンク グルタチオン デイリースペシャルマスク” (30枚入り、2750円/7枚入り、715円)は、白玉点滴に使われる成分グルタチオンとビタミン豊富な西洋スモモエキスを配合し“白玉肌”へ導く。“PDRN デイリースペシャルマスク”(30枚入り、2970円/7枚入り、800円)は、韓国でネクストトレンドとして注目されている、肌を整える成分PDRNと13種類のペプチドを配合したエイジングケア商品だ。

リニューアル品“ヘデラヘリックス デイリーマスク”(30枚入り、2420円/7枚入り、600円)は、韓国で特許を取得している成分のデラヘリックスとグリーンヒアルロン酸を配合。素早い水分チャージをかなえる。

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TWICEジヒョがミューズの「ミルクタッチ」がリニューアル 新商品も発売 

TWICEのジヒョ(JIHYO)がブランドミューズを務める韓国コスメブランド「ミルクタッチ(MILK TOUCHI)」は、5月30日にリニューアルし、新商品2種とリニューアル品をオンラインストアで発売する。

新商品の“ピンク グルタチオン デイリースペシャルマスク” (30枚入り、2750円/7枚入り、715円)は、白玉点滴に使われる成分グルタチオンとビタミン豊富な西洋スモモエキスを配合し“白玉肌”へ導く。“PDRN デイリースペシャルマスク”(30枚入り、2970円/7枚入り、800円)は、韓国でネクストトレンドとして注目されている、肌を整える成分PDRNと13種類のペプチドを配合したエイジングケア商品だ。

リニューアル品“ヘデラヘリックス デイリーマスク”(30枚入り、2420円/7枚入り、600円)は、韓国で特許を取得している成分のデラヘリックスとグリーンヒアルロン酸を配合。素早い水分チャージをかなえる。

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「キス」のシリアルバー「キス トリーツ」がTシャツ5型を発売 限定メニューも

ニューヨークのスニーカーショップ「キス(KITH)」が運営するシリアルバー「キス トリーツ(KITH TREATS)」はシグネチャーメニューであるシリアルアイスクリームと蜂蜜のコンビネーションにインスパイアされた5種類のTシャツをキス トリーツ店舗で発売中だ。カスタムモノグラムのハニーポットグラフィックとフローラルなロゴを配したデザインでカラーは3色をラインアップする。

またTシャツのイラストグラフィックに着想を得た限定メニュー“ザ ブルーム”も6月9日までキス トリーツ 東京で発売中だ。バニラ、ラベンダー、ブルーベリー、蜂蜜のフレーバーを取り入れたアイスクリームスワール、(1110円、以下店内飲食時)とミルクシェイク(1210円)を用意する。

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【スナップ】“バレエコア”中央アジアではこうなった 甘いムードと創造性溢れ出すヘア

カザフスタン・アルマティで、ビザ・ファッション・ウイーク・アルマティ(Visa Fashion Week Almaty)が現地時間5月1〜3日に行われた。中央アジア最大となるファッションの祭典は今季で9回目を迎え、リッツ・カールトン・ホテル(The Ritz-Carlton)をメイン会場に、3日間で15ブランドがショーを開催した。シーズンごとに規模を拡大しており、今季は各日約400人のゲストが来場。地元アルマティと首都アスタナ、近隣国ウズベキスタンやジョージアからも、デザイナーやコンテンツクリエーターが集まり、この日のための一張羅をまとって会場外を華やかにした。

来場者の装いは、ランウエイルックのようなボリュームと、装飾をふんだんに盛り込んだパーティールックが目を引いた。トレンドは“バレエコア”が大本命で、レースやクロシェ編み、リボンモチーフ、フリルをティアード状に重ねたドレスやスカート、パールのネックレスによる甘くロマンティックな世界観が目立った。着用率が高かったのは、カザフスタン発ブランド「ズサケン(ZHSAKEN)」と「キルピ(KIRPI)」で、ファストファッションブランドの製品にレースやフリルを付けて、自己流のアレンジを加えたという来場者も多かった。

バッグは「プラダ(PRADA)」や「シャネル(CHANEL)」といったラグジュアリーブランドに加えて、「ディーゼル(DIESEL)」も高い人気だった。また、パーティー仕様の服装に合わせた、エスニック調のヘッドアクセサリーや、複雑な編み込みなど、独創的なヘアスタイルも印象的だった。遊牧民族の歴史的背景を持つカザフスタンでは、ヘアスタイルは所属する部族や社会的地位、アイデンティティを示すものとされ、特別な日にはファッションの一部として個性的なヘアアレンジを施すのが一般的だという。ヘアとメイクを含め、特別な日のためにドレスアップを楽しむ来場者の姿は活気に満ちあふれ、ファッションのエネルギッシュなパワーを感じられた。

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「ディオール」がパリ五輪のアンバサダーを発表 フェンシング江村美咲らが選出

「ディオール(DIOR)」は、パリ2024オリンピック・パラリンピックのアンバサダーを発表した。

日本からはフェンシングの江村美咲が選出され、ほかにサッカーのアレックス・モーガン(Alex Morgan)、サーフィンのカリッサ・ムーア(Carissa Moore)、ボクシングのエステル・モッセリー(Estelle Mossely)、スケートボードのルイーズ・アイナ・タブーレ(Louise-Aina Taboulet)、陸上競技(短距離走)のエレイン・トンプソン・ヘラ(Elaine Thompson-Herah)らが名を連ねる。

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「ディオール」がパリ五輪のアンバサダーを発表 フェンシング江村美咲らが選出

「ディオール(DIOR)」は、パリ2024オリンピック・パラリンピックのアンバサダーを発表した。

日本からはフェンシングの江村美咲が選出され、ほかにサッカーのアレックス・モーガン(Alex Morgan)、サーフィンのカリッサ・ムーア(Carissa Moore)、ボクシングのエステル・モッセリー(Estelle Mossely)、スケートボードのルイーズ・アイナ・タブーレ(Louise-Aina Taboulet)、陸上競技(短距離走)のエレイン・トンプソン・ヘラ(Elaine Thompson-Herah)らが名を連ねる。

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「トリー バーチ」がポップアップストアをオープン 伊勢丹新宿店限定アイテムも

「トリー バーチ(TORY BURCH)」は、ポップアップストア“デスティネーション エニウェア(DESTINATION ANYWHERE)”を6月5〜11日まで伊勢丹新宿店本館、6月19〜25日まで阪急うめだ本店、7月3〜9日まで岩田屋本館オープンする。サマーカプセルコレクションと伊勢丹新宿本店では限定アイテムを用意する。

サマーカプセルコレクションは、クロシェット編みの“エラ クロシェット スモールトート”(5万9400円)、“エラ クロシェット ポーチ”、ラフィア調素材の“キラ スポーツ サンダル”(4万9500円)、“プリント コットン シャツドレス”(6万9300円)など大胆なゼブラ柄や花柄、アースカラーを配色したアイコニックなアイテムをそろえる。

伊勢丹新宿本店限定アイテムは、ブルーのゼブラ柄がプリントされた“エラ プリント チェーントート”(6万4900円)と“ヴァージニアプリント ラージ コスメティックケース”(2万9700円)を発売する。

▪️トリー バーチ ポップアップストア 伊勢丹新宿店本館
日程:6月5〜11日
時間:10〜20時
場所:伊勢丹新宿店本館1階 ザ・ステージ
住所:東京都新宿区新宿3丁目14−1

▪️トリー バーチ ポップアップストア 阪急うめだ本店
日程:6月19〜25日
時間:10〜20時
場所:阪急うめだ本店1階 コトコトステージ11
住所:大阪府大阪市北区角田町8−7

▪️トリー バーチ ポップアップストア 岩田屋本館
日程:7月3〜9日
時間:10〜20時
場所:岩田屋本館1階 KIRAMEKI BOARD
住所:福岡県福岡市中央区天神2丁目5−35

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「革」「レザー」の表記が厳格に JIS、動物由来に限定

「○○革」「○○レザー」といった表記の厳格化が進みそうだ。日本産業規格(JIS)は3月、「革」「レザー」の用語を規定した。「革」「レザー」と呼べるのは、動物由来の素材に限定する。近年増えているリンゴ、キノコ、サボテンなどを由来とした素材を「○○レザー」「○○革」と呼ぶことはJISに適合しない。さまざまな名称が氾濫しているため、消費者の誤解を招かない措置が必要と判断された。

JISは日本の国家規格。自由に放置すれば、無秩序化してしまう商品名や素材名などに対し、消費者の保護や市場の公平性の立場から統一した規格を定める。JIS自体に法的な強制力はないものの、法令などに引用された場合は強制力を持つ。

背景には近年の「○○レザー」「○○革」という言葉の世界的な増加がある。もともと「leather(革、レザー)」は牛や羊、あるいはワニやトカゲなど動物由来の素材を指していた。しかし近年はサステナブルをうたうビーガンレザーやエシカルレザー、あるいはマッシュルームレザー、アップルレザー、サボテンレザーなど、非動物由来の素材にも「レザー」という言葉が使われるケースが急増した。動物の皮を使わずに、革の質感を再現した素材だが、正確な理解が浸透しないまま、消費者が誤解するケースも増えていた。対応策として既に15年に欧州規格のEN、19年に国際規格のISOが「leather」の規格を定めている。

今回のJISも国際的な規格化の動きに沿ったものだ。皮革業界や消費者センター、百貨店など小売業界からの要望もあった。JISの規定では、植物由来で革の質感を再現した素材は「合成皮革」「人工皮革」に分類される。

今後、衣料品、バッグ、シューズなどの販売で表記が厳格化されることになる。JISに法的な強制力はないものの、百貨店など大手小売業を中心にJISに合わせ、「ビーガンレザー」「エシカルレザー」などの表記を避ける動きが広がりそうだ。

今回のJISの規定についてファッション・小売関係者の関心は高い。皮革の大型展示会「東京レザーフェア」(5月23、24日)内で開催された日本皮革産業連合会による説明会には、定員を上回る約160人が出席した。

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祝101歳!ポーラの最高齢美容部員がギネス更新 月平均売り上げも伸長中

昨年8月に100歳で「最高齢の女性ビューティーアドバイザー」としてギネスワールドレコーズリミテッドが認定するギネス世界記録に認定されたポーラ桜水ショップのビューティディレクター・堀野智子さんが4月9日に101歳の誕生日を迎え、自身が持つギネス記録を更新した。堀野さんはギネス記録認定後も研修や勉強会に休まず参加し、月の平均売り上げをさらに伸ばすなど精力的に活動を続けているという。

堀野さんは5人兄弟の長女として福島県に生まれ、21歳で結婚。専業主婦から電電公社での勤務を経て、1962年4月15日に「子育てしながら自由に働ける」ことから39歳でポーラのビューティディレクターをスタートした。堀野さんは現在も自宅から7キロ離れたポーラの営業所までバスで通勤している。

キャリア60年を超える堀野さんだが毎月のように発売される新商品や季節のビューティ提案なども行うなど熱心に日々働いており、働き出した62年4月から24年4月末までの累計売り上げは約1億2670万円。ギネス記録に認定された昨年8月から今年4月までの月平均売り上げも前年同月比で25%増を達成するなど第一線で活躍中だ。堀野さんは「これからも大好きなポーラの仕事を続けていきたい」と語っている。

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「ゲラン」が発売から15年ぶりに“ルージュ ジェ”を刷新 色彩や輝き、深みを最大限に引き出した全40色

「ゲラン(GUERLAIN)」は7月15日、アイコニックなリップスティック“ルージュ ジェ”(全40色、各5170円/ケース全9種、各4730円)をリニューアル発売する。艶のあるサテン仕上げの24色と、ソフトなベルベット・マット仕上げの16色、計40色が登場する。スキンケア成分を81%以上配合し、100%自然由来のワックスを採用。ユリの花とスイートアーモンドオイルが唇を保護しながらターンオーバーを促すことで、キメを整え、ふっくらと潤った唇へと導く。

“ルージュ ジェ”は、ジュエリーデザイナーのロレンツ・バウマー(Lorenz Baumer)が考案した、クロムメッキのメタルにミラーをあしらったリップケースが特徴。リップのカラーとケースを好みに応じてカスタマイズできる。2009年に発売し、その後さまざまな限定ケースが登場している。発売から15年の時を経て、メイクアップ クリエイティブ ディレクターのヴィオレット(Violette)が初めて同リップを刷新する。

「ゲラン」のノウハウと、アートスクールで絵画を学んだヴィオレットの専門性を掛け合わせ、高発色のピグメントを厳選。それぞれのピグメントにとって最適な温度とタイミングでオイルと混ぜ合わせることで、色彩や輝き、深みを最大限に引き出した。パリジェンヌのスタイルを象徴するレッドリップにもこだわった。新生“ルージュ ジェ”の全てのレッドシェードには、青みがかった赤のピグメントと、オレンジレッドのピグメントをブレンドし、赤色が持つ豊かさを増幅させた。ヴィオレット=メイクアップ クリエイティブ ディレクターは、「普遍的な“美”を象徴する赤は、まさに無限。一口に赤と言っても、数え切れないほどの色調が存在する。目指したのは、唇の上で最も映える赤。ほんの少量のピグメントが仕上がりを大きく左右する」とコメントを寄せている。ブランドの“推し色”は、サテン仕上げは518と131、319で、ベルベット・マット仕上げは258と539、888だ。

これまでシルバーを基調としていたメタルケースはゴールドに変更し、計9種のデザインを用意。重量は19%軽量化し、製造工程の見直しによって二酸化炭素排出量を30%削減した(21年版“ルージュ ジェ”およびリフィルと、24年版の比較)。

“ルージュ ジェ”のリニューアルに合わせ、高ピグメントのリップペンシル“コントゥール ジェ”(全6色、各4070円)を発売する。シャープナーが付属し、極細のペン先で繊細な仕上がりをかなえる。ほかのリップ商品の持ちを高め、“ルージュ ジェ”の色味を際立たせる。

“ルージュ ジェ”は、一部店舗とECで無料の刻印サービスを行なっている。フォントは筆記体かブロック体から選べ、「ゲラン」オリジナルの図柄も刻印できる。店舗での刻印サービス所要時間は約5分。

刻印サービス実施店舗:
・ギンザ シックス
・伊勢丹新宿本店
・日本橋高島屋S.C.
・三越銀座店
・阪急うめだ本店
・高島屋大阪店
・大丸心斎橋店
・JR京都伊勢丹

“ルージュ ジェ”(全24色、各5170円)

“ルージュ ジェ ラグジュアリアス ヴェルヴェット”(全16色、各5170円)

“ルージュ ジェ ケース”(全9種、各4730円)

“コントゥール ジェ”(全6色、4070円)

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187年の歴史を紡ぐ「ティファニー ワンダー」展 ブランドの意匠と創造性に没入する10のストーリー

「ティファニー(TIFFANY & CO.)」は、エキシビション“「ティファニー ワンダー」技と創造の187年”を虎ノ門ヒルズ ステーションタワー45階のトウキョウ ノード(TOKYO NODE)で、6月23日まで開催している。展示総数約500点のうち、世界初公開作品が180点、日本初公開作品が約380点という大規模展となる。驚きに満ちた傑作の数々を通して、187年の歴史の中で培った職人技と創造性、日本との絆の物語を伝える。ここでは10のルームで構成したエキシビションの見どころを紹介する。

ROOM 1 : The World of Tiffany

ティファニーの世界
投影した映像作品で、エポックメイキングなヒストリーを振り返る。日本との絆もテーマにしているため、ブランドが1972年に開いた日本初となるサロン、ティファニー1号店の様子も記録している
会場の冒頭で来場者を迎えるのは、今回のエキシビションのために特別に制作した映像作品だ。頭上からダイナミックに降り注ぐ没入型のプロジェクションマッピングには、200年に迫る「ティファニー」の歴史と、その代表作をファンタジックな世界観で描いている。展示総数約500点という圧倒的な規模のエキシビションへの期待が高まる。

ROOM 2 : Wonder of Origin

ティファニーの起源
壁に貼られたジャガードタペストリーは、日本の伝統的な織物を着想源に、イタリア・コモの老舗織物工房ルベリが製作
“ティファニーの起源”と題したルームでは、創業者チャールズ・ルイス・ティファニー(Charles Lewis Tiffany)の先駆的なビジョンから、1876年に「ティファニー」に加わったチーフ ジェロモジスト(宝石鑑定士)のジョージ・フレデリック・クンツ(George Frederick Kunz)博士が世に広めた色鮮やかなジェムストーンまで、ブランドのレガシーを一挙に紹介。壁一面に張り巡らせたジャカードタペストリーには、約2世紀にわたるブランドの卓越したデザインと、その偉業の物語を描いている。世界的な愛のシンボル“ティファニー®︎ セッティング”のエンゲージメント リングをはじめ、絵画のようなアールデコ調のブレスレット、タンザナイトをあしらった世界初のジュエリー、ジャン・シュランバージェ(Jean Schlumberger)が製作した最初の“バード オン ア ロック”など、エポックメイキングな傑作が並ぶ。初期の“ブルー ボックス”や、1845年発行のアメリカ初のメールオーダーカタログ“ブルー ブック”の第1号といった貴重な資料も必見だ。

ROOM 3 : Wonder of Design

デザインの偉業
1.715ctのクンツァイトにシグニチャーの“X”モチーフを組み合わせたパロマ・ピカソ作のネックレス
2.トンボはアールヌーボー時代の重要なモチーフ
3.ルイス・コンフォート・ティファニーが「ティファニー」に参画後、初めて手掛けたジュエリーコレクションより。歴史的にも貴重な“メドゥーサ ペンダント”
「ティファニー」は、デザイナーの可能性を理解、尊重し、それぞれの名のもとに、類まれなる作品を創出してきた。“デザインの偉業”と題したルームでは、ブランドのデザイン史を語る上で欠かせない、伝説のデザイナーたちの著名な作品を展示する。創業者の息子であり、20世紀初頭にアメリカ屈指のデザイナーとして名をはせたルイス・コンフォート・ティファニー(Louis Comfort Tiffany)による“メドゥーサ ペンダント”はその筆頭だ。さらに、精巧な蘭のブローチと花の装飾が美しいラペルウオッチを生んだジョージ・ポールディング・ファーンハム(George Paulding Farnham)、名作“ボーン カフ”や“オープン ハート”を手掛けたエルサ・ペレッティ(Elsa Peretti)、アニバーサリー ネックレスで知られるパロマ・ピカソ(Paloma Picasso)らのマスターピースなどを紹介。ジュエリー界に新風を吹き込んだその創造性と、美への飽くなき探究心をたたえる。

ROOM 4 : Garden of Imagination Jean Schlumberger

想像の宝庫 ジャン・シュランバージェ
20世紀を代表するジュエリーデザイナーの一人、ジャン・シュランバージェとのコラボレーションは1956年に始まった。シュランバージェの革新性に焦点を当てたルームには、ジュエリーデザイン史の新たな幕開けとなった代表作がずらり。クンツァイトをはじめ、7石のジェムストーンにセットした“バード オン ア ロック”ブローチを筆頭に、俳優エリザベス・テイラー(Elizabeth Taylor)が所有した“フルール ド メール”ブローチや、羽根をモチーフにしたネックレスなど、自然界のダイナミックさを捉えたデザインに注目だ。

ROOM 5 : In Love with Japan

日本への愛
壁面のデザインは障子をイメージ
障子をイメージしたミニマルな空間が広がるスペースでは、「ティファニー」が日本から受けたさまざまな影響を紹介する。日本との絆は1837年、チャールズ・ルイス・ティファニーが、当時のアメリカ市場ではまれな日本からの輸入品を販売し始めたことにさかのぼる。19世紀後半には、日本の伝統工芸や美術にインスパイアされた作品を数多く生み出した。花や鳥をモチーフにしたゴールドジュエリー、蝶やトンボを描いたルイス・コンフォート・ティファニーによるステンドグラスのランプなどがその代表格だ。さらに、漆やふさひもの技術を採用したエルサ・ペレッティによる名作“ビーン”コレクションや、バングルなども展示。日本への敬意を表するとともに、その高度な熟練技が垣間見られる。

ROOM 6 :Wonder of Dreams

夢の世界
“ドルフィン”ブローチを主役に同展のために制作したショーウインドー
「ティファニー」は、創業当初からジュエリーを効果的に見せる方法として、劇場のような世界観で見る人に夢を与え、憧れを喚起させるショーウインドーの重要性を認識していた。「夢の世界」と題したルームでは、ジーン・ムーア(Gene Moore)をはじめとする世界的なアーティストやデザイナーが生み出した芸術的なウインドーを再現している。最奥には、今回のエキシビションのために特別にデザインした、ジャン・シュランバージェの“ドルフィン”ブローチが主役のショーウインドーも設置。歌川広重の有名な木版画に着想を得たという。

ROOM 7 : Breakfast at Tiffany’s

ティファニーで朝食を
「ティファニーで朝食を」で作曲家ヘンリー・マンシーニが受賞したオスカー像と作品の原稿
オードリー・ヘップバーン(Audrey Hepburn)主演の「ティファニーで朝食を」(1961年)をはじめ、「めぐり逢えたら」(1993年)「華麗なるギャッツビー」(2013年)など、キャストが「ティファニー」のジュエリーを着用した映画や、ニューヨーク本店が舞台となった映画は数多く存在する。このルームでは、そんな映画に用いられたアーカイブの一部を紹介。映画館さながらのシートに座って、各作品の印象的なシーンを鑑賞できる空間演出も楽しい。

ROOM 8 : Wonder of Celebration

祝福の時
空間には、野球やテニス、バスケットボール、アメリカンフットボールなどのチャンピオントロフィーが一堂に並ぶ。その上にはトロフィー授与のシーンなどの映像が流れる
「ティファニー」の職人たちは160年以上にわたり、多くのスポーツ分野で、アスリートたちの功績をたたえるトロフィーを手作業で製作してきた。このルームでは、真のチャンピオンのシンボルであり、最高峰の勝利の瞬間を彩った数々のトロフィーを展示。さらに、ハリウッドや音楽界との蜜月関係にも触れ、マリリン・モンロー(Marilyn Monroe)やファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)、レディー・ガガ(Lady Gaga)、フレディ・マーキュリー(Freddie Mercury)らのスターたちが愛用したアイテムも特別に展示している。

ROOM 9 : The Diamond Kings

ダイヤモンド キングの真髄
同スペースには、アールヌーボーの曲線的なフォームからアールデコの幾何学的表現、近代のスタイルまで、重要なダイヤモンド作品がそろう。ショーケースもダイヤモンドのカットをイメージ
チャールズ・ルイス・ティファニーは1840年代以降、由緒あるフランス王室のダイヤモンドや希少なジェムストーンを米国に初めて紹介し、メディアから“ダイヤモンドキング”の称号を得た。このルームでは、そんな比類なきダイヤモンドへの情熱を証明する、ダイヤモンドの傑作を紹介。アールヌーボーの曲線的デザインにはじまり、アール デコの幾何学的デザイン、コンテンポラリーな表現まで、ブランドの卓越した技と創造性溢れるアーカイブ作品がバリエーション豊富に並ぶ。

ROOM 10 : The Tiffany Diamond

ザ ティファニー ダイヤモンド
イエローダイヤモンドの輝きのオーラが天井から降り注ぐ、圧巻のプロジェクションマッピング
最後のルームを飾るのは、世界最大級のファンシーなイエローダイヤモンドがきらびやかに輝く“ザ ティファニー ダイヤモンド”だ。1877年に南アフリカで発掘され、翌年「ティファニー」が獲得した。287.42カラットの原石を、色と輝きを重視して128.54カラットまでカットした伝説のイエローダイヤモンドは、「ティファニー」の芸術性と革新性、クラフトマンシップの象徴だ。今回の展示では、ジャン・シュランバージェの“バード オン ア ロック”にオマージュを捧げ、5羽の鳥がダイヤモンドの周りを羽ばたく最新のデザインを披露した。
INFORMATION
「ティファニー ワンダー」技と創造の187年

6月23日まで開催中
9:00〜20:00(最終入場19:00)
虎ノ門ヒルズ ステーションタワー 45階 TOKYO NODE
東京都港区虎ノ門2-6-2
不定休

HISTORY

ティファニーと日本が築いた絆
「ティファニー」と日本の関係は、同ブランドのデザイナーたちが日本の美術や伝統工芸に影響を受け、ジュエリーデザインを始めた19世紀にまでさかのぼる。ここでは、国内第1号店がオープンした1970年代以降の日本との絆の軌跡を紐解く。

INTERVIEW with Alexandre Arnault

過去と未来をつなぐ、伝統と愛
アレクサンドル・アルノー(Alexandre Arnault)コミュニケーションズ&インダストリアル プロダクト部門エグゼクティブ・バイス・プレジデントは、2021年に「ティファニー」に参画後、話題のコラボレーションや革新的なマーケティングでブランドに新風を巻き起こしてきたキーパーソンだ。日本でのエキシビション“「ティファニー ワンダー」技と創造の187年”開催に合わせて、同氏に展覧会の目的や日本市場への思いを聞いた。
“「ティファニー ワンダー」は、
私たちの現在と未来への
ビジョンを表現している”
WWDJAPAN(以下、WWD):今回の展覧会で伝えたいメッセージは?

アレクサンドル・アルノー「ティファニー」コミュニケーションズ&インダストリアル プロダクト部門エグゼクティブ・バイス・プレジデント(以下、アルノー):「ティファニー ワンダー」展は、「ティファニー」のささやかな始まりから、187年という過去約2世紀にわたって培ってきたクラフトマンシップ、そしてクリエイティビティーを象徴するデザインや表現の数々を皆さまにご覧いただく“旅”だ。展示総数約500点のうち世界初公開作品が180点、日本初公開作品が約380点で、素晴らしいジュエリーや作品の数々が見られる。映画「ティファニーで朝食を」の舞台裏のほか、野球やバスケットボールといったスポーツのトロフィー、われわれが有する伝説の“ザ ティファニー ダイヤモンド”など、皆さまに楽しんでいただけるコンテンツを豊富に詰め込んでいる。

WWD:「ティファニー」にとってアーカイブの価値とは?

アルノー:「ティファニー」のアーカイブは、それぞれにストーリーがある特別な作品ばかりだ。われわれのチームは、ブランドのユニークな伝統を物語る今回の素晴らしい展示作品を、何時間もかけて丁寧に選んだ。「ティファニー」ならではの驚きと感動を体験してもらいたい。今回のエキシビションのように、豊かな物語を生み出すアーカイブに私たちはこれからも注目していくつもりだ。

WWD:未公開作品にも通底している「ティファニー」の真髄とは?

アルノー:「ティファニー ワンダー」展は、私たちのアーカイブや未公開作品をただ展示するだけではなく、現在の私たちの姿と未来へのビジョンを表現している。「ティファニー」の伝統に忠実であり続けること、そして「ティファニー」のコアバリューを尊重することは、ブランドの現在をナビゲートし、未来をプランニングする上で常に重要なことだ。

WWD:歴史あるジュエラーとしての強みをどう捉え、現在の商品に生かしている?

アルノー:「ティファニー」はアメリカ最古のラグジュアリー ジュエラーであり、競合他社の中でも深い歴史があるジュエラーの一つだ。私たちには、アーカイブや豊かな遺産にインスピレーションを求め、デザインを現代的に刷新し、再解釈できるという強みがある。「ティファニー ワンダー」展では、ジャン・シュランバージェのオリジナル作品やモダンなハイジュエリーのクリエイション、初期の“ブルー ボックス”と、128.54カラットのイエローダイヤモンド“ザ ティファニー ダイヤモンド”の最新セッティングというように、アーカイブと最新のデザインの両方を紹介している。選び抜いたジュエリー一つ一つが、その“センス オブ ワンダー”を体現し、ストーリーや目的を持っている。

“1972年のオープン以来
絆を深めてきた日本は、
今や世界第2位の市場に”
WWD:現職に就いて3年の間に、さまざまなコラボレーションや表現に挑戦してきた印象だ。

アルノー:これまで「ティファニー」に在籍してきた中で、私たちが生み出してきた製品の革新はもちろん、「フェンディ」や「パテック フィリップ」「ナイキ」「シュプリーム」などとのコラボレーション、そしてクリエイティブなキャンペーンの数々を誇りに思っている。「ティファニー」は、愛と工芸、伝統、そしてティファニー ブルーという、われわれのDNAと切っても切り離せないテーマで世の中をリードしてきた。新しいキャンペーン「With Love, Since 1837」は、最新のクリエイティブの進化を紹介するものであり、今日の私たちの顧客に向けた新しい表現でもある。

WWD:LVMHグループの傘下に入って以降、「ティファニー」が最も変革した点は?

アルノー:LVMHグループの傘下に入った2021年からこの3年間で、「ティファニー」のブランドアイデンティティーを進化させ、モダナイズしたビジョンをお客さまに伝えることで大きく前進した。ブランドの再活性化の旅に出た時、私たちは既存の顧客とのつながりを再構築すると同時に、新規客とのつながりを築くことにも重点を置いた。今後は、「ティファニー」の素晴らしい伝統やクラフトマンシップ、そして「ティファニー」のジュエリーを基点にコレクションの魅力を伝えるべく、戦略をさらに進化させていきたい。

WWD:日本との絆もエキシビションの一つのテーマだ。日本への感謝をどのように伝えている?また、「ティファニー」にとって日本市場とは?

アルノー:「ティファニー ワンダー」展では、日本の精神をたたえている。本エキシビションの開催地を決める際、関係性が強い日本を選択するのは必然だった。1972年に日本では初となる「ティファニー サロン」を東京・日本橋三越本店にオープンして以来、われわれは日本との絆を深めてきた。日本市場は現在われわれの世界第2位のマーケットに成長し、59もの店舗を出店している。建築設計事務所OMAは、ニューヨーク本店“ザ ランドマーク”リニューアルの際に最上階3フロアを設計した。今回の開催地である虎ノ門ヒルズ ステーションタワー、そして展覧会会場をデザインしたのもOMAで、共通点がある。

WWD:日本市場における今後の展望は?

アルノー:日本はこれまでも、そしてこれからも「ティファニー」にとって重要なマーケットだ。昨年リニューアルした銀座本店や新たにオープンした表参道店は、アートとクラフトマンシップ、ヘリテージが融合する場所として機能している。私たちは、日本における「ティファニー」のエキサイティングなチャプターを継続していくことを楽しみにしている。

PHOTOS : KUNIHISA KOBAYASHI(Exhibition), TIFFANY & CO.(History), KARL LAGERFELD(Alexandre Arnault)
TEXT : MAKIKO AWATA(Exhibition & History)
問い合わせ先
ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク
0120-488-712

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「エンポリオ アルマーニ」が六本木ヒルズ店をオープン 刻印入りの限定アイテムも

「エンポリオ アルマーニ(EMPORIO ARMANI)」は5月25日、六本木けやき坂通りに、関東エリアでは初の最新コンセプトが採用された六本木ヒルズ店をオープンした。 1階のウィメンズフロアでは、バッグをはじめ、ウエア、シューズ、サングラスなどバリエーション豊かに用意する。 2階メンズフロアでは小物のほか、スーツやランウエイルックなど最新アイテムを用意する。さらにオープンを記念して、“FOR ROPPONGI”が刻印された日本限定カラーのバケットバッグをはじめ、ウィメンズから計12アイテム、メンズからは計13アイテムを用意する。

刻印入りのバッグや限定アイテムも

■エンポリオ アルマーニ 六本木ヒルズ店
住所:東京都港区六本木6-12-1 六本木けやき坂通り 1階、2階
営業時間:12:00~20:00(※金土・祝前日~21:00)
電話番号:03-5775-3123

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【スナップ】Stray Kidsフィリックス、ローラ、大坂なおみが来場 「ルイ・ヴィトン」が2025年クルーズ・コレクションを発表

「ルイ・ヴィトン」は5月24日、スペイン・バルセロナで、ニコラ・ジェスキエール(Nicolas Ghesquiere)=ウィメンズ・アーティスティック・ディレクターによる2025年クルーズ・コレクションを発表した。

会場は、建築家のアントニ・ガウディ(Antoni Gaudi)によって1914年に完成したグエル公園。舞台演出はプロダクションデザイナー、ジェームズ・チンランド(James Chinlund)が手掛けた。

ショー会場には、Stray Kidsのフィリックスやローラ、大坂なおみ、ジェニファー・コネリー(Jennifer Connelly)、レア・セドゥ(Lea Seydoux)、アナ・デ・アルマス(Ana de Armas)、シアーシャ・ローナン(Saoirse Ronan)、ソフィー・ターナー(Sophie Turner)、シンシア・エリヴォ(Cynthia Erivo)、ペ・ドゥナ、ジェイデン・スミス(Jaden Smith)、クロエ・グレース・モレッツ(Chloe Grace Moretz)、ザホ・デ・サガザン(Zaho de Sagazan)、中田英寿、フィービー・ディネヴァー(Phoebe Dynevor)、ルース・アンド・ザ・ヤクザ(Lous And The Yakuza)、ウッラサヤー・セパーバン(Urassaya Sperbund)、レジーナ・キング(Regina King)、リウ・イーフェイ(Liu Yifei)、シェイ・ミッチェル(Shay Mitchell)らが来場した。

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「シュウ ウエムラ」が横浜流星の新ビジュアルを公開 新色アイパレット&アイブロウアイテム発売に合わせ

「シュウ ウエムラ(SHU UEMURA)」が、ジャパンブラドアンバサダーを務める俳優の横浜流星をモデルにした新広告を公開した。6月12日に発売する新色アイパレット"アイスカルプト"(全2種、各7150円)に合わせたもので、横浜の涼やかな目力とアーティスティックなアイメイクが印象的なビジュアルに仕上がっている。

横浜の新ビジュアルがアピールする新アイテムは、4色アイシャドウパレットの"アイスカルプト 3D コントゥア ベージュ"と"アイスカルプト 3D コントゥア モーヴ"(各7150円)。ふんわりとしたシックなミュートカラーと幻想的なきらめきやまばゆい光彩を放つ先進的な新テクスチャーが特徴で、新ビジュアルでも横浜の目元の骨格を美しく引き立てている。

ほか、同日にはマスカラ"3Dラッシュ ケアカール マスカラ クスミ ブラック"(4950円)、ロングセラーアイテム"ハード フォーミュラ ハード 9"(3630円)の新色となるアンズピンク、アズキブラウン、ウィートブロンドが登場するほか、アイブローマスカラ"クシ ブロー M"(3960円)の新3色、眉毛1本1本をコーティングして毛流れをロックし、立体的な眉に仕上げる新アイテム"フレックス スタイラー"(4840円)も発売する。

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「シュウ ウエムラ」が横浜流星の新ビジュアルを公開 新色アイパレット&アイブロウアイテム発売に合わせ

「シュウ ウエムラ(SHU UEMURA)」が、ジャパンブラドアンバサダーを務める俳優の横浜流星をモデルにした新広告を公開した。6月12日に発売する新色アイパレット"アイスカルプト"(全2種、各7150円)に合わせたもので、横浜の涼やかな目力とアーティスティックなアイメイクが印象的なビジュアルに仕上がっている。

横浜の新ビジュアルがアピールする新アイテムは、4色アイシャドウパレットの"アイスカルプト 3D コントゥア ベージュ"と"アイスカルプト 3D コントゥア モーヴ"(各7150円)。ふんわりとしたシックなミュートカラーと幻想的なきらめきやまばゆい光彩を放つ先進的な新テクスチャーが特徴で、新ビジュアルでも横浜の目元の骨格を美しく引き立てている。

ほか、同日にはマスカラ"3Dラッシュ ケアカール マスカラ クスミ ブラック"(4950円)、ロングセラーアイテム"ハード フォーミュラ ハード 9"(3630円)の新色となるアンズピンク、アズキブラウン、ウィートブロンドが登場するほか、アイブローマスカラ"クシ ブロー M"(3960円)の新3色、眉毛1本1本をコーティングして毛流れをロックし、立体的な眉に仕上げる新アイテム"フレックス スタイラー"(4840円)も発売する。

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「アンブロ」創業100周年のアーカイブ展をロンドンで開催 オアシスからヴァージルまで独断と偏見で選んだ9着の逸話

イギリス・マンチェスター発のフットボールブランド「アンブロ(UMBRO)」が、5月23日に創業100周年を迎えた。同ブランドはこの節目を控えた4月に、これまでの歴史を彩ってきたアーカイブアイテムの展示を中心とする100周年記念エキシビション「アンブロ 100:スポーツウエア×ファッション(UMBRO 100: SPORTSWEAR x FASHION)」をロンドン・メリルボーンで開催した。同エキシビションでは、歴史的価値の高いユニホームからファン垂涎の最新コラボまで、100点超えのアイテムを展示。本稿では、その中から独断と偏見でピックアップした9点を紹介する。

だが、その前に「アンブロ」の歩みついて触れておきたい。創業者は、当時22歳の仕立て屋ハロルド・ハンフリーズ(Harold Humphreys)と兄のウォーレス・ハンフリーズ(Wallace Humphreys)で、「アンブロ」というブランド名は彼らの呼称“Humphrey Brothers”から。創業のきっかけは“フットボールブランド”を謳うだけあり、イギリスのフットボールカルチャーと深い関係がある。

フットボールの起源については諸説あるので省くが、世界最古のサッカー協会「ザ・フットボール・アソシエーション(The Football Association)」が1863年にイギリスで設立されて以降、近代フットボールは世界へと急速に広まり、1904年に国際競技連盟「FIFA」が発足。その4年後の1908年にはロンドン・オリンピックで公式種目に採用され、フットボールは国境を越えた人気スポーツの仲間入りを果たした。

そして、1923年に「アンブロ」の創業に大きく関わる2つの出来事が起こる。この年、「ザ・フットボール・アソシエーション」が約12万7000人を収容可能な「旧ウェンブリー・スタジアム(The original Wembley Stadium)」を、マンチェスター・シティFCが約8万5000人を収容可能な「メイン・ロード(Maine Road)」を建設したことで、フットボールは街単位で楽しまれるスポーツから、数万人の大観衆が観戦する国単位の娯楽へと発展した。この状況にハンフリーズ兄弟は商機を見出し、翌年の1924年に「アンブロ」を創業したのだ。

「アンブロ」は創業以降、英国を中心に数多くのフットボールクラブをサポートし、1952年ヘルシンキ・オリンピックではイングランド代表にユニホームを提供。続く1958年FIFAワールドカップ・スウェーデン大会でブラジル代表が、1966年FIFAワールドカップ・イングランド大会でイングランド代表がそれぞれ初優勝した際にも「アンブロ」のユニホームを着用し、確固たる地位を確立。当時、英国の85%のクラブが「アンブロ」のユニホームを採用するまでに成長したのだ。同時に、現在では一般的となったクラブや代表のレプリカユニホームの販売を、世界で初めて開始したのが「アンブロ」であることを添えておく。

その後、紆余曲折あり2007年にナイキ(NIKE)が買収するも、12年にアメリカのアイコニックス・ブランド・グループ(Iconix Brand Group)へ売却され、現在に至る。なお、日本では1998年にデサント(DESCENTE)が商標使用権を取得しており、国内の「アンブロ」コラボユニホームの火付け役となった「バル(BAL)」をはじめ、「コモリ(COMOLI)」や「ユハ(JUHA)」などとのアイテムは、全て日本企画だ。

前置きが長くなってしまったが、そんな由緒正しきフットボールブランドである「アンブロ」の貴重なビンテージアイテムを、とくとご覧あれ。

イングランド代表3rdユニホーム(1990年)

1990年FIFAワールドカップ・イタリア大会のため、「アンブロ」はイングランド代表に新作のユニホームを提供した。1st&2ndユニホームは国旗“セント・ジョージ・クロス”に着想した、伝統的なホワイトとレッドをベースとしたデザイン。対して3rdユニホームは、ガラス製の灰皿に反射する光をイメージした、幾何学パターンのデザインだった。この極めてデザイン性の高い1着は、残念ながら大会中に選手たちに着用されることはなかったものの、とある著名人をきっかけに脚光を浴びることになる。

イングランドは、ワールドカップの大会ごとにさまざまなアーティストの協力で公式応援歌を制作する習わしがある。同大会では「アンブロ」と同じくマンチェスター発のロックバンド、ニュー・オーダー(New Order)が担当した。彼らは、代表選手だったジョン・バーンズ(John Barnes)やポール・ガスコイン(Paul Gascoigne)らを招いた楽曲「World in Motion」を発表すると、全英シングルチャートで首位を獲得。同曲のMVでボーカルのバーナード・サムナー(Bernard Sumner)が3rdユニホームを着用していたことで話題となり、1st&2ndユニホームの人気を上回る名作となったのだ。なお、当時はミュージシャンがユニホームを着用して表舞台に立つことは珍しく、サムナーが先駆者と言われている。

「アンブロ」× ニュー・オーダー コラボユニホーム(2021年)

上記の件もあり、「World in Motion」のリリース30周年の際には、「アンブロ」とニュー・オーダーのコラボが2021年に実現した。3rdユニホームの襟や袖などのディテールを完全に再現し、左胸のエンブレムをイングランドサッカー協会のものから「World in Motion」のアートワークに置き換えた。ちなみに、アートワークを手掛けたのはグラフィックデザインの巨匠ピーター・サヴィル(Peter Saville)で、彼もまたマンチェスター出身である。

「アンブロ」×「パレス スケートボード」コラボユニホーム(2012年)

イングランドを代表するスケートブランド「パレス スケートボード(PALACE SKATEBOARDS以下、パレス)」の面々も、3rdユニホームに魅了された者たちだ。2012年の「アンブロ」との初コラボでは、3rdユニホームにオマージュを捧げたアイテムを発表。全体のデザインは踏襲しつつ、右胸に付く「アンブロ」のロゴ“ダブル・ダイヤモンド”をブラックからホワイトに、左胸のイングランドサッカー協会のエンブレムを「パレス」のアイコニックな“トライファーグ”に変更した。

「アンブロ」オリジナル・ドリルトップ(1996年)

「アンブロ」といえば、オアシス(Oasis)のリアム・ギャラガー(Liam Gallagher)のイメージが強い人も多いだろう。彼は、幼い頃から地元マンチェスターを拠点とするマンチェスター・シティFCの“シチズン(熱狂的なサポーター)”かつワーキングクラス出身ということもあり、世界的バンドの仲間入りを果たしてからもフットボール用のアイテムを普段着として着用している。だが、“リアム=アンブロ”を決定付けた日があるーー1996年4月28日だ。

この日、マンチェスター・シティFCの本拠地「メイン・ロード」でオアシスのライブを行ったリアムは、出番直前に選手用ロッカーに置いてあった「アンブロ」のドリルトップを発見。あろうことか盗出し、着用してライブを行ったのだ。ある意味、ロックスター然としたこの行動は、のちにカサビアン(Kasabian)を結成する若きセルジオ・ピッツォーノ(Sergio Pizzorno)ら多くのファンに影響を与え、セルジオは全く同じドリルトップで高校に通っていたという。

その後、リアムは自身のアパレルブランド「プリティー・グリーン(PRETTY GREEN)」と「アンブロ」が2019年に初コラボした際、ドリルトップを彷ふつとさせるモッズコートを制作していた。

「アンブロ」× オアシス コラボユニホーム(1997年)

図らずもリアム・ギャラガーによってオアシスとコネクションを持った「アンブロ」は、バンドのプロモーションに参画。ノエル&リアムが兄弟そろって大のフットボール好きであることから、1997年8月にバンドの3rdアルバム「Be Here Now」が発売された際、非売品のコラボユニホームを制作して、関係者やレコードショップに配布した。また同時期にブラー(Blur)のデーモン・アルバーン(Damon Albarn)がチェルシーFCのユニホーム(現在はナイキ製だが、当時はアンブロ製)を表舞台で愛用していたこともあり、UKバンドシーンと「アンブロ」の関係性はさらに深まっていった。2010年には、カサビアンのライブでイングランド代表の新作アウェイユニホームを発表するという試みが行われるなど、蜜月ぶりは脈々と受け継がれている。

「アンブロ」×「ポール・スミス スポーツ」コラボジャケット(2002年)

スポーツブランドとファッションブランドの協業はいくつもあるが、フットボールをベースとしたコラボは「アンブロ」がパイオニアだ。2002年FIFAワールドカップ・日韓大会に合わせて、英国を代表する「ポール・スミス(PAUL SMITH)」のスポーツラインとタッグを組んだ。1966年にイングランド代表がW杯で初優勝した際に着用していたジャケット“ラムゼージャケット”を、リバーシブル仕様にアレンジしたアイテムをはじめ、ユニホームやポロシャツ、スーツケース、ボールなどを制作。そして、「ポール・スミス」とのコラボは、「アンブロ」にとって初めてのファッションブランドとのチームアップでもあり、以降は精力的にコラボレーションするようになっていった。

「アンブロ バイ キム・ジョーンズ」ジップアップフーディー(2006年)

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」と「ディオール(DIOR)」のメンズを歴任し、現在は「フェンディ(FENDI)」のウィメンズを率いるなど、輝かしい実績を持つのがキム・ジョーンズ(Kim Jones)だ。英国生まれの彼は、2003年に自身の名前を冠した「キム・ジョーンズ」(07年に終了)を立ち上げると、翌04年に「アンブロ」のデザイナーに抜擢され、8年間にわたり「アンブロ バイ キム・ジョーンズ」を手掛けていた。「アンブロ バイ キム・ジョーンズ」は、スポーツとハイファッションにストリートのエッセンスを加えた草分け的存在で、06年FIFAワールドカップ・ドイツ大会の際にはイングランドの伝統的な花の紋“テューダーローズ”にフィーチャーしたコレクションを披露。また、“ダブル・ダイヤモンド”に着想したトランプを制作していたこともある。

マンチェスター・シティFC 2011/12シーズン ユニホーム(2011年)

先日、前人未踏のプレミアリーグ4連覇を達成し、通算優勝回数を8に伸ばしたのがマンチェスター・シティFCだ。今やタイトルレースの常連ではあるものの、2008年にUAEの投資グループADUGに買収されるまでは、同リーグでの最高位が8位はおろか2部や3部で戦うこともあった。しかし買収以降、潤沢な資金で優秀な監督や選手を獲得し、2011/12シーズンに1968年以来となる44シーズンぶり3度目のリーグ優勝を達成(注:プレミアリーグは1992年に創設され、それ以前はディビジョン1が1部)。「アンブロ」は、このメモリアルなシーズンを含む2009〜2013年だけでなく、1968年の2度目のリーグ優勝時を含む1967〜1997年にもユニホームを手掛けていた。なお、2011/12シーズンは宿敵マンチェスター・ユナイテッドFCとし烈なタイトルレースを繰り広げ、勝利が優勝の絶対条件の中で行われた最終節では、フットボール史に残る奇跡の逆転劇を見せた。気になる方はぜひ下のYouTubeからドキュメンタリーを。

「アンブロ」×「オフ-ホワイト」コラボフランネルシャツ(2017年)

故ヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)が2013年に設立した「オフ-ホワイト(OFF-WHITE)」といえば、「ナイキ」やバスケットボールとのつながりが強い印象があるかもしれない。しかしヴァージルは両親の出身国ガーナがフットボール人気の高い国であることから、幼少期より勤しみ、1990年代を代表する名選手ロベルト・バッジョ(Roberto Baggio)に憧れ、高校生の時にはMFとして所属していたクラブチームが州チャンピオンにもなっている。余談だが、彼が18歳の時に妻シャノン・アブロー(Shannon Abloh)と出会った場所は、フットボールの試合会場だったという。

この背景もあり、2017年に「アンブロ」とヴァージルは2017年春夏メンズ・コレクションで初コラボし、パリのランウエイショーで披露した。中でも、「オフ-ホワイト」の前身となった「パイレックス ビジョン(PYREX VISION)」のアイコンアイテムだったチェック柄のフランネルシャツを、パッチワーク風の手法でパンキッシュにリメイクしたアイテムは話題を呼んだ。

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【2024年秋コスメ】「スナイデル ビューティ」の人気アイパレットに新色登場 一部店舗限定ラベンダー系やベージュ系など

「スナイデル ビューティ(SNIDEL BEAUTY)」は7月10日と8月2日に、2024年秋コレクションを発売する。人気のフェイスパレット“フェイス スタイリスト”やアイシャドウパレット“アイデザイナー”の新2種、カラーマスカラ、アイライナー、フェイスブラシ、リップスティックの6品で、価格は2750〜6380円。

“フェイス スタイリスト”(新2種、各6380円)はアイシャドウやチーク、ハイライターなどをセットにしている定番のアイカラーパレットで、それぞれのカラーに自然由来の保湿成分を配合。しっとりと目元にフィットし、粉飛びせず長時間美しい仕上がりをかなえる。新色はコーラルとベージュを組み合わせた“03 インスパイアリング ベージュ”と、アイコニックなピンクカラーを詰め合わせた“04 レイヤード オブ ロマンス”の2種を用意した。

“アイデザイナー”(新2種、各6380円)はブランドを代表する6色アイシャドウパレットで、ピンクとシアーなブラウンの“10 サウンド オブ トランキル”と、阪急うめだ本店およびルミネ新宿2店限定でぺールラベンダー系の“EX12 センシュアル ラベンダー”が登場する。

上向きまつ毛をキープし、セパレートしたまつ毛に仕上げるカラーマスカラ“カール ロック マスカラ”(全4色、各3300円)や、ひと匙のくすみを加えた色味が特徴のカラーアイライナー“シームレス リクイド アイライナー”(全4色、各2750円)、「熊野筆」のチークブラシ(4400円)、アイシャドウブラシ(Sサイズ、2970円/Mサイズ、3520円)も販売する。

8月2日に発売する商品は、透け感のある鮮やかな彩りと適度な艶で唇を満たす“ルージュ スナイデル n”(3300円)だ。コーラルベージュのニュアンスを含むピンク、白みピンク、ロージーカラーの3色展開で、スタイリッシュさとセンシュアルな印象を演出する。

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メルローズの3つの柱「M・V・P」 次の時代を切り開くための指針を策定

1973年創業のメルローズは昨年、50周年の節目を迎えた。アニバーサリーイヤーの昨年から今年にかけては、記念商品やコラボレーションが目白押しだ。そして日本の服飾史に名を刻む偉大な足跡をベースに、次の時代に飛躍するための新しい企業理念「M・V・P」を策定した。同社を率いる東秀行社長は、どんな企業を目指すのか。

WWDJAPAN(以下、WWD):「M・V・P」にはどんな思いを込めたのか。

東秀行社長(以下、東):服は着る人のためにある。お客さまにワクワクとドキドキを届ける――。当社には脈々と引き継がれてきた考え方がある。50周年を機に、それらを改めて言語化した3つの柱がM・V・Pだ。MISSION(ミッション)、VALUE(バリュー)、PRIDE(プライド)の頭文字から名付けた。言語化することで、迷ったらいつでも立ち返る行動規範としていきたい。5年先、10年先、50年先まで見据えて作った。私たちは創業以来、ゼロからイチを作るイノベーションを愚直に重ねてきた。それを表現した旗印だ。

WWD:最初のミッションは「未来をつくる挑戦と創造」と定義している。

東:議論を始めたのはコロナ禍だった。大変な時期だったからこそ、ファッション企業に何ができるか、根本から考えることができた。導き出されたのは挑戦と創造という言葉。当たり前だけど、挑戦しないと何かを創造することはできない。失敗を重ねることがイノベーションに近づく唯一の方法であり、イノベーションがなければお客さまからの共感を得られない。挑戦と創造を止めたとき、企業は魅力を失う。メルローズが50年も支持されてきたのは、常に新しい挑戦を続けたからだ。

WWD:バリューには「真のもの作り精神」「真価のある商品」「真のサービス」「真の感動」といった言葉が並ぶ。

東:2年前に社長に就いたとき、働くわれわれが自分たちの価値をきちんと認識していない気がしていた。メルローズはゼロからイチを生み出している。デザイナーが自分の発想でデザイン画を描き、パタンナーが美しいシルエットと快適な着心地を作り出す型紙を作り、生産担当が最良のサプライチェーン(供給網)を構築し、営業が最適なマーケティングをし、店頭では販売員が最高のホスピタリティーで接客する。例えば10万円のワンピースがあるとして、当社の商品は同じ価格帯のどのブランドよりもレベルが高いと私は自負している。その価値を正確に認識した上で、自信をもってお客さまに伝えるべきだ。

WWD:最後のプライドもその延長にある。

東:真面目に積み重ねてきたことに一人一人が誇りを持つべきだ。ゼロからイチを作る。ブランドと商品にしっかりしたストーリーを構築する。五感に訴える店舗空間で最高のおもてなしをする。当たり前に思われる方もいるかもしれないが、実際は当たり前を妥協せずに継続するのは易しくない。

(一部抜粋。完全版は最後のリンク先から)

メルローズの新しい挑戦 
注目すべき卸ブランド

「ドメル」は根強いファンを持つデザイナー田口直見によるブランドで、2023年にスタートした。近年、百貨店やセレクトショップでは富裕層の取り込みも視野に入れたドメスティックブランドが脚光を浴びており、そこにピタリと当てはまる。

「カレンテージ」はディレクター塚崎恵理子が2017年にスタートした。世界の旅から得たインスピレーションをトラディショナルな洋服の成り立ちをベースに現代的なエッセンスを加え、独自のアーティザナルなタッチで作る。2024年秋冬からはメンズがスタートする。

「エスロー」はデザイナー清水一子により2021年秋にスタート。何気ないシンプルな服でありながら、絶妙なバランスで着る人の感情に訴えられるのは、綿密に計算されたパターンがあればこそ。普遍的な美しさの中に静かな情熱が宿る、現代を生きる女性のためのワードローブ。

(一部抜粋。完全版は最後のリンク先から)

50周年にちなんだ話題がいっぱい
「50のモノコト」

メルローズは創業50周年にちなんだ特設サイトで「50のモノコト」を2023年6月から展開中だ。節目を記念したコラボレーション、イベント、新商品、新ブランド、インタビュー、新規出店など50のさまざまな話題を1年間かけ、掲載している。

ここでは現在までに紹介された50のモノコトの中から、注目の話題をピックアップした。全ての情報を確認したい人は特設サイトを是非見てほしい。

(一部抜粋。完全版は最後のリンク先から)
問い合わせ先
メルローズ
03-3464-3310(代表)

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メルローズの3つの柱「M・V・P」 次の時代を切り開くための指針を策定

1973年創業のメルローズは昨年、50周年の節目を迎えた。アニバーサリーイヤーの昨年から今年にかけては、記念商品やコラボレーションが目白押しだ。そして日本の服飾史に名を刻む偉大な足跡をベースに、次の時代に飛躍するための新しい企業理念「M・V・P」を策定した。同社を率いる東秀行社長は、どんな企業を目指すのか。

WWDJAPAN(以下、WWD):「M・V・P」にはどんな思いを込めたのか。

東秀行社長(以下、東):服は着る人のためにある。お客さまにワクワクとドキドキを届ける――。当社には脈々と引き継がれてきた考え方がある。50周年を機に、それらを改めて言語化した3つの柱がM・V・Pだ。MISSION(ミッション)、VALUE(バリュー)、PRIDE(プライド)の頭文字から名付けた。言語化することで、迷ったらいつでも立ち返る行動規範としていきたい。5年先、10年先、50年先まで見据えて作った。私たちは創業以来、ゼロからイチを作るイノベーションを愚直に重ねてきた。それを表現した旗印だ。

WWD:最初のミッションは「未来をつくる挑戦と創造」と定義している。

東:議論を始めたのはコロナ禍だった。大変な時期だったからこそ、ファッション企業に何ができるか、根本から考えることができた。導き出されたのは挑戦と創造という言葉。当たり前だけど、挑戦しないと何かを創造することはできない。失敗を重ねることがイノベーションに近づく唯一の方法であり、イノベーションがなければお客さまからの共感を得られない。挑戦と創造を止めたとき、企業は魅力を失う。メルローズが50年も支持されてきたのは、常に新しい挑戦を続けたからだ。

WWD:バリューには「真のもの作り精神」「真価のある商品」「真のサービス」「真の感動」といった言葉が並ぶ。

東:2年前に社長に就いたとき、働くわれわれが自分たちの価値をきちんと認識していない気がしていた。メルローズはゼロからイチを生み出している。デザイナーが自分の発想でデザイン画を描き、パタンナーが美しいシルエットと快適な着心地を作り出す型紙を作り、生産担当が最良のサプライチェーン(供給網)を構築し、営業が最適なマーケティングをし、店頭では販売員が最高のホスピタリティーで接客する。例えば10万円のワンピースがあるとして、当社の商品は同じ価格帯のどのブランドよりもレベルが高いと私は自負している。その価値を正確に認識した上で、自信をもってお客さまに伝えるべきだ。

WWD:最後のプライドもその延長にある。

東:真面目に積み重ねてきたことに一人一人が誇りを持つべきだ。ゼロからイチを作る。ブランドと商品にしっかりしたストーリーを構築する。五感に訴える店舗空間で最高のおもてなしをする。当たり前に思われる方もいるかもしれないが、実際は当たり前を妥協せずに継続するのは易しくない。

(一部抜粋。完全版は最後のリンク先から)

メルローズの新しい挑戦 
注目すべき卸ブランド

「ドメル」は根強いファンを持つデザイナー田口直見によるブランドで、2023年にスタートした。近年、百貨店やセレクトショップでは富裕層の取り込みも視野に入れたドメスティックブランドが脚光を浴びており、そこにピタリと当てはまる。

「カレンテージ」はディレクター塚崎恵理子が2017年にスタートした。世界の旅から得たインスピレーションをトラディショナルな洋服の成り立ちをベースに現代的なエッセンスを加え、独自のアーティザナルなタッチで作る。2024年秋冬からはメンズがスタートする。

「エスロー」はデザイナー清水一子により2021年秋にスタート。何気ないシンプルな服でありながら、絶妙なバランスで着る人の感情に訴えられるのは、綿密に計算されたパターンがあればこそ。普遍的な美しさの中に静かな情熱が宿る、現代を生きる女性のためのワードローブ。

(一部抜粋。完全版は最後のリンク先から)

50周年にちなんだ話題がいっぱい
「50のモノコト」

メルローズは創業50周年にちなんだ特設サイトで「50のモノコト」を2023年6月から展開中だ。節目を記念したコラボレーション、イベント、新商品、新ブランド、インタビュー、新規出店など50のさまざまな話題を1年間かけ、掲載している。

ここでは現在までに紹介された50のモノコトの中から、注目の話題をピックアップした。全ての情報を確認したい人は特設サイトを是非見てほしい。

(一部抜粋。完全版は最後のリンク先から)
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メルローズ
03-3464-3310(代表)

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「ルイ・ヴィトン」から海がテーマのカプセルコレクション アメリカズカップを記念して

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」が国際的なヨットレース、第37回アメリカズカップ バルセロナを記念したメンズとウィメンズのスペシャルカプセルコレクションを発表した。「ルイ・ヴィトン」は、8月22日〜10月12日にバルセロナで開催する“ルイ·ヴィトン 第37回アメリカズカップ バルセロナ”のタイトルパートナー就任に加え、予選ステージ“ルイ·ヴィトン カップ”のオーガナイザーとしても復帰する。

同コレクションは、メゾンのエンブレムに大胆なカラーと海をイメージしたディテールを掛け合わせたデザインが特徴で、テクニカルなアイテムがそろう「ライディング ザ ウェイブズ(Riding the Waves)」、スポーティなデイウエアライン「ア デイ オン ザ デック (A Day on the Deck)」、イブニングウエアラインの「エレガント サマー イブニング(Elegant Summer Evening)」の3テーマで展開する。鮮やかでダイナミックなアメリカズカップのロゴがコレクション全体に渡って登場する。

第37回アメリカズカップ バルセロナ カプセルコレクションは、7月18日から、店頭およびオンラインで発売する。

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「ルイ・ヴィトン」から海がテーマのカプセルコレクション アメリカズカップを記念して

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」が国際的なヨットレース、第37回アメリカズカップ バルセロナを記念したメンズとウィメンズのスペシャルカプセルコレクションを発表した。「ルイ・ヴィトン」は、8月22日〜10月12日にバルセロナで開催する“ルイ·ヴィトン 第37回アメリカズカップ バルセロナ”のタイトルパートナー就任に加え、予選ステージ“ルイ·ヴィトン カップ”のオーガナイザーとしても復帰する。

同コレクションは、メゾンのエンブレムに大胆なカラーと海をイメージしたディテールを掛け合わせたデザインが特徴で、テクニカルなアイテムがそろう「ライディング ザ ウェイブズ(Riding the Waves)」、スポーティなデイウエアライン「ア デイ オン ザ デック (A Day on the Deck)」、イブニングウエアラインの「エレガント サマー イブニング(Elegant Summer Evening)」の3テーマで展開する。鮮やかでダイナミックなアメリカズカップのロゴがコレクション全体に渡って登場する。

第37回アメリカズカップ バルセロナ カプセルコレクションは、7月18日から、店頭およびオンラインで発売する。

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「メイクアップフォーエバー」がパリ五輪から着想を得た5色のアイライナーを発売 人気パウダーのトラベルサイズも登場

「メイクアップフォーエバー(MAKE UP FOR EVER)」は6月5日、ブランド創業の地、仏パリでのオリンピック開催を記念して、リキッドアイライナー“アクアレジスト カラーインク”の新色を発売する。オリンピックのシンボルマークから着想を得た3種のマットカラーと、メダルを想起させるゴールドとシルバーのメタリックカラー、計5色が登場する。

“アクアレジスト カラーインク”(全14色、各2mL、各3520円)は、24時間(メイクアップフォーエバー調べ)美しさが続く高発色ウォータープルーフのアイライナー。マットとメタリック、2色が混ざり合うデュオクロムの3種をそろえ、定番の黒や茶のほか、ホワイトやピンクなどのカラーをラインアップする。発売を記念して全国の直営店と公式ECでは6月5日から、1万1000円以上購入するとオリジナルポーチをプレゼントする。1人1回限り、なくなり次第終了。また5〜30日、ギンザシックス店で1万1000円以上購入するとミニサイズの商品が当たるくじに参加できる。イベント期間中、同店では“アクアレジスト カラーインク”や“アクアレジスト スモーキーシャドウ”など4商品を詰め込んだ“アイメイクキット”(7480円)を限定販売する。

同日、同ブランドのベストセラー“ウルトラHDルースパウダー”と“ウルトラHDプレストパウダー”のトラベルサイズを一部店舗とECで限定発売する。ミネラル成分シリカが光を拡散することで、毛穴や小ジワなどの肌トラブルを自然にカバー。超微細粒子パウダーが肌を乾燥させることなくテカリを抑え、素肌のような仕上がりをかなえる。通常の容器はブラックだが、限定版ではパステルカラーのライラックを採用した。容量はルースパウダーが4g、プレストパウダーが2gで、価格は共に3080円。

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【2024年夏コスメ】「シピシピ」の人気ティントリップとプランパーから夏にぴったりな新色が登場 

美容系ユーチューバーのふくれながプロデュースするコスメブランド「シピシピ(CIPICIPI)」は6月1日、大人気リップアイテム“デューイフィルムティント”と“ガラスプランパー”の各2色を発売する。ブランドECや全国のバラエティーショップにて販売する。

“デューイフィルムティント” (新2色、各1320円)は艶と鮮やかな発色が長時間続くティントリップだ。新色の“09 トロピカルオレンジ”は果実のようにフレッシュなオレンジカラーでヘルシーなかわいさを演出する。“10 チアフルピンク”はブルベ、イエベ問わず使えるピンクカラーで初心者でも使いやすい色味となっている。

“ガラスプランパー”(新2色、各1320円)は1本でフルーツ飴のようなちゅるんとした唇をかなえつつ、リップケアもできるオールインワンなリップグロスプランパーだ。
新色“03 ぶどうゼリー”と“04 みかんゼリー”は涼しげなゼリーを思わせるクリアな発色とパールのきらめきが魅力だ。それぞれブルベ向けの青色系、イエベ向けのゴールドやピンク系のパールを配合しており、手持ちのリップに重ねて使うといつもと違った表情を楽しめる。

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ショッピングセンターでも15万円のコートが売れる 「タケオキクチ」の百貨店にとらわれない出店戦略

ワールドグループのエクスプローラーズトーキョーが運営するメンズブランド「タケオキクチ(TAKEO KIKUCHI)」がマルチチャネル化を進めている。百貨店主販からショッピングセンター(SC)にも出店先を広げ、セカンドブランド「ティーケー タケオキクチ(TK. TAKEO KIKUCHI)」とミックスしたMDで提案の幅を広げる。グループ内で先行する海外展開においては、東南アジアで好感触を得る。

SCの上質化志向で
リーシングの引き合い高まる

従来は大人の男性がターゲットの「タケオキクチ」は百貨店向け、若者向けセカンドブランドの「ティーケー」はSCや駅ビル向けと、ブランドを明確に棲み分けていた。だが「タケオキクチ」は近年、出店チャネルをSCにも広げている。尾関修司エクスプローラーズトーキョー社長は「近年はMDの上質化を志向するSCが増え、『タケオキクチ』の(リーシングにおける)引き合いが高まっている」と背景を説明する。

現在、「タケオキクチ」の国内90店舗のうちSCが5店舗。ららぽーとTOKYO-BAY(千葉)、ららぽーと富士見(埼玉)、ららぽーと福岡、MARK IS みなとみらい(神奈川)、ららぽーと海老名(同)に店を出している。これらの店舗では「タケオキクチ」と「ティーケー」の商品を共存させている。

「われわれはこれまで、販路によって『売れる商品』『売れない商品』を決めつけすぎていた。SCだからといって、高い商材が売れないわけではない」。40周年を期に今春スタートした「タケオキクチ」の最上位レーベル“ザ・フラッグシップ(THE FLAGSHIP)”は、百貨店店舗だけでなくSC店舗にも導入している。「(“ザ・フラッグシップ”の)15万円のコートもSCで売れている。大事なことは百貨店と変わらず、丁寧な接客を通じて商品のクオリティーを伝えることだ」。

「タケオキクチ」は男性向けギフトとして、女性客の需要も大きい。百貨店店舗では女性客比率が平時で3割、クリスマスシーズンは7割に達する。SC店舗でもギフトニーズを刈り取れている。

タイのエグゼグティブに支持
50万のオーダースーツまとめ買い

東南アジアでは14店舗を構える。ビジネスチャンスが大きいのは、2017年から現地の流通大手・サハグループと組み、9店舗を出しているタイだ。すでに現地では認知が一定程度浸透しており、ブランドイメージもいい。マスボリューム層からも幅広く人気の日本と比較して、タイでは高級官職や資産家などの富裕層が顧客リストに連ねるなど、エグゼグティブ層からの支持がより厚い。青森・弘前の提携工場で作る「ジャパンメイド」を前面に謳ったオーダースーツの販売会が好評で、「客単価も非常に高く、1点あたり50万円程度するスーツを3着程度まとめ買いするお客さまもいらっしゃる」という。

海外での知名度向上により、国内店舗も恩恵を受けている。東京・渋谷明治通り本店はインバウンド客の比率が4割に達した。

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「ディオール」が新しい概念のスティックファンデーションとチーク&ハイライトを発売 日本人女性のために開発されたカラー

「ディオール(DIOR)」は7月5日、スティックファンデーション“ディオールスキン フォーエヴァー スキン パーフェクト スティック”(全6色、各7370円)とチーク&ハイライトのデュオパレット“ディオールスキン ルージュ ブラッシュ カラー&グロウ”(全4色、各8470円)を発売する。カラーや質感のコントラストで顔立ちをデザインし、立体感を際立たせる2アイテムだ。

“ディオールスキン フォーエヴァー スキン パーフェクト スティック”は、肌にのせるとクリームがパウダーに変化するテクスチャーが特徴のスティックファンデーション。毛穴や色ムラ、凹凸などの肌悩みをカバーしながら、素肌のような自然な付け心地をかなえる。抗酸化作用に優れたアイリス エキスをはじめ、自然由来成分を86%配合。長時間みずみずしい潤いを与え、スキンケア効果を実現する。2012年12月に発売した“フェイシャル コットン”ぶりに日本で処方を開発し、日本人の肌色にマッチする6色をそろえる。

“ディオールスキン ルージュ ブラッシュ カラー&グロウ”は、「ディオール」初となるチーク&ハイライトのデュオパレット。左側にセットしたマットなチークカラーは、肌の透明感を引き出し、柔らかな血色感を与える。右側にセットしたハイライトカラーは、繊細な多面パールが光を反射し、内側から輝くような肌を演出する。ピンクマットとライラックグロウの“287 ディオラムール”は、日本人女性のために作られた。ブルーパープルが肌に透明感を与える。“257 ディオリビエラ”はピンクマットとゴールドグロウを合わせ、華やかなきらめきが特徴。コーラルマットとピンクグロウの“457 ディオレット”は、フレッシュな印象を与える。“100 ディオリッシモ”は、コントゥアリングマットとヌードグロウがスタイリッシュな立体感を演出する。

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