オンラインMTGのフィルターに負けないファンデ&リップで回復を狙う「M・A・C」事業部長 ライバルは、AI?

PROFILE: YK・リー/「M・A・C」事業部長

YK・リー/「M・A・C」事業部長
PROFILE: 韓国生まれ。2001年に梨花女子大学校を卒業。マーケティング領域で20年の経験を持ち、マーケティング戦略やイノベーション開発、キャンペーン企画などに携わってきた。02年、石けんを中心とする韓国の中堅財閥・愛敬グループでキャリアをスタートする。07年から10年、ソウル・チョンノグのマクドナルドでコア・メニュー・ブランド・マネジャーを務め、経営の50%の責任を受け持つ。日本の外食チェーン企業のすかいらーくやジョンソン・エンド・ジョンソンを経て、23年エスティ ローダーに入社し、現職 PHOTO : YUTA KATO

エスティ ローダー傘下の「M・A・C」は今年、ブランド設立40周年を迎える。そもそも「M・A・C」は、“メイクアップ・アート・コスメティクス”の頭文字を取ったもの。プロのメイクアップアーティストがカナダ・トロントで設立し、専門知識を強みにメイクアップとスキンケア商品を開発する。“すべての年齢、すべての人種、すべての性別”を信条に掲げ、ダイバーシティーやジェンダーフリーが叫ばれるようになるはるか前から、多様性と個性を尊重する商品を世に送り出してきた。現在同ブランドの日本における事業部長を務めるYK・リー(YK Lee)は、コロナ禍を通して大きく変化した消費動向と向き合い、「M・A・C」のさらなる成長戦略を練っている。3月に着任1年の節目を迎えたリー事業部長に、「M・A・C」の強みや日本でのビジネスなどについて聞いた。

WWDJAPAN(以下、WWD):事業部長着任後の1年間でどのようなことに取り組んだ?

YK・リー「M・A・C」事業部長(以下、リー):コロナ禍以降、大きく変化した消費動向に応じた商品開発に取り組んだ。コロナ禍は人と会う機会が少なく、オンラインではフィルターに頼れるのであまりメイクをしない人が多かった。一方コロナ禍が明けると、以前のようにまた人に会う機会が増え、人々は自己主張・自己表現をする機会を楽しんでいる。そこで対面で会うときにも、フィルターのようにふんわりした肌をかなえられるリキッドファンデーション“スタジオ フィックス フルイッド SPF25”[SPF25・PA++](全16色、各30mL、各7260円)を開発した。マスクを外せるようになったので、リップスティックの新作“マキシマル シルキー マット リップスティック”(全25色、各4620円)や“グロー プレイ テンダートーク リップ バーム”(全7色、各3960円)にも注力している。

WWD:これまでのキャリアをどう生かしている?

リー:これまで情熱を傾けてきたのは、課題のあるブランドをV字回復させること。成功したときの達成感には、中毒性がある。前職は、外資企業が買収した日本のブランド。親会社の意向と日本独特の文化が折り合わず、売り上げが落ちていた。そこでは、美容エディターや美容賢者らが愛用しているのに認知度が低い商品でテレビCMを打ち、改めて認知度を高め、売り上げを伸ばした。マーケティング領域での20年の経験を生かし、「M・A・C」もさらに成長させたい。

WWD:事業部長に着任した当時は、「M・A・C」も伸び悩んでいた?

リー:カラーメイクアップを主軸とするブランドはどこもあまり好調ではなかったので、声が掛かったときは悩んだ。しかし私自身、リップスティックをはじめとする「M・A・C」の化粧品を使っており、愛着のあるブランドだったので、挑戦してみたいと思った。

WWD:日本の現在の商況は?

リー:日本はリップとファンデーションが好調で、世界でトップ10に入る国だ。日本のお客さまは、買い物における失敗を恐れる傾向が強い。だからこそブランドスイッチが起こりづらく、同じ商品が長く愛されている。メイクアップに関しては、ビフォー/アフターをガラッと変えるものよりも、自分らしさを生かすものが人気だ。

WWD:今後のビジョンは?

リー:韓国コスメやプチプラブランドなど、手頃な価格でメイクアップを楽しめる選択肢が増えた。「M・A・C」だけが持つアーティストリーやストーリーを生かし、品質のさらなる向上に取り組むつもりだ。直近の新商品“グロー プレイ テンダートーク リップ バーム”や“グロー プレイ クッショニー ブラッシュ”、“スタジオ ラディアンス セラム ファンデーション”、“スタジオ フィックス フルイッド SPF25”などはスキンケア成分を高配合し、メイクアップブランドでありながらスキンケア効果にも注力して開発している。また、マイクロプラスチックの使用量を削減し、最先端の技術にこだわって製造している。「M・A・C」の品質の高さを、より訴求していきたい。

改めて「M・A・C」というブランドについて

WWD:「M・A・C」の強みは?

リー:専門家による卓越した技術だ。メイクアップアーティストがお客さまに寄り添って、メイクアップの楽しさを教えたり、悩みを解決したりする。コロナ禍では美容部員の接客に制限が多く、自信をなくしたり、スキルを伸ばせなかったりなどの課題を抱えていたので、事業部長着任後すぐに美容部員の教育チームを強化した。店舗での接客やメイクアップ技術のトレーニングなどを行っている。

また、以前は店舗間のつながりが強かったが、コロナ禍には距離が生まれてしまっていた。コミュニケーションの活性化を目指し、今年は全てのリテール・マネジャー(全国の「M・A・C」カウンターの店長)が対面で集まれるイベントを開催する予定だ。

WWD:「M・A・C」を通してどのようなメッセージを届けたい?

リー:「M・A・C」は、“すべての年齢、すべての人種、すべての性別”を重視している。今でこそダイバーシティー&インクルージョンは当たり前になったが、ブランドが誕生した40年前から、この価値観を貫いてきたことを誇りに思う。全ての女性と少女の平等な権利と、健康で安心な未来をサポートするビバ グラム基金は、「M・A・C」の価値観を象徴する。売り上げは100%、女性や少女、LGBTQIA+、HIV・エイズとともに生きる人々の支援に充てている。創設以来、世界で総額5億ドル(約775億円)以上を寄付し、今も増え続けている。

店の売り上げにならないので開始当初は百貨店の反発などもあったと聞いているが、「M・A・C」の価値観を根気強くコミュニケーションすることで理解してもらえた。今は、かつてに比べすんなり受け入れてもらえているし、百貨店側も積極的だ。6月には“ビバ グラム リップスティック”をリニューアルし、「M・A・C」のメッセージをさらに推し進める予定だ。

WWD:「M・A・C」の脅威は?

リー:日々進化しているAIだ。フィルターをつけるだけで、メイクの必要がない。メイクアップという行為自体を消し去ってしまうほどの力があるかもしれない。現在では人が提案するようなテクニックも、AIが提案する時代が来るだろう。だからこそ、教育・接客をさらに強化したい。

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オンラインMTGのフィルターに負けないファンデ&リップで回復を狙う「M・A・C」事業部長 ライバルは、AI?

PROFILE: YK・リー/「M・A・C」事業部長

YK・リー/「M・A・C」事業部長
PROFILE: 韓国生まれ。2001年に梨花女子大学校を卒業。マーケティング領域で20年の経験を持ち、マーケティング戦略やイノベーション開発、キャンペーン企画などに携わってきた。02年、石けんを中心とする韓国の中堅財閥・愛敬グループでキャリアをスタートする。07年から10年、ソウル・チョンノグのマクドナルドでコア・メニュー・ブランド・マネジャーを務め、経営の50%の責任を受け持つ。日本の外食チェーン企業のすかいらーくやジョンソン・エンド・ジョンソンを経て、23年エスティ ローダーに入社し、現職 PHOTO : YUTA KATO

エスティ ローダー傘下の「M・A・C」は今年、ブランド設立40周年を迎える。そもそも「M・A・C」は、“メイクアップ・アート・コスメティクス”の頭文字を取ったもの。プロのメイクアップアーティストがカナダ・トロントで設立し、専門知識を強みにメイクアップとスキンケア商品を開発する。“すべての年齢、すべての人種、すべての性別”を信条に掲げ、ダイバーシティーやジェンダーフリーが叫ばれるようになるはるか前から、多様性と個性を尊重する商品を世に送り出してきた。現在同ブランドの日本における事業部長を務めるYK・リー(YK Lee)は、コロナ禍を通して大きく変化した消費動向と向き合い、「M・A・C」のさらなる成長戦略を練っている。3月に着任1年の節目を迎えたリー事業部長に、「M・A・C」の強みや日本でのビジネスなどについて聞いた。

WWDJAPAN(以下、WWD):事業部長着任後の1年間でどのようなことに取り組んだ?

YK・リー「M・A・C」事業部長(以下、リー):コロナ禍以降、大きく変化した消費動向に応じた商品開発に取り組んだ。コロナ禍は人と会う機会が少なく、オンラインではフィルターに頼れるのであまりメイクをしない人が多かった。一方コロナ禍が明けると、以前のようにまた人に会う機会が増え、人々は自己主張・自己表現をする機会を楽しんでいる。そこで対面で会うときにも、フィルターのようにふんわりした肌をかなえられるリキッドファンデーション“スタジオ フィックス フルイッド SPF25”[SPF25・PA++](全16色、各30mL、各7260円)を開発した。マスクを外せるようになったので、リップスティックの新作“マキシマル シルキー マット リップスティック”(全25色、各4620円)や“グロー プレイ テンダートーク リップ バーム”(全7色、各3960円)にも注力している。

WWD:これまでのキャリアをどう生かしている?

リー:これまで情熱を傾けてきたのは、課題のあるブランドをV字回復させること。成功したときの達成感には、中毒性がある。前職は、外資企業が買収した日本のブランド。親会社の意向と日本独特の文化が折り合わず、売り上げが落ちていた。そこでは、美容エディターや美容賢者らが愛用しているのに認知度が低い商品でテレビCMを打ち、改めて認知度を高め、売り上げを伸ばした。マーケティング領域での20年の経験を生かし、「M・A・C」もさらに成長させたい。

WWD:事業部長に着任した当時は、「M・A・C」も伸び悩んでいた?

リー:カラーメイクアップを主軸とするブランドはどこもあまり好調ではなかったので、声が掛かったときは悩んだ。しかし私自身、リップスティックをはじめとする「M・A・C」の化粧品を使っており、愛着のあるブランドだったので、挑戦してみたいと思った。

WWD:日本の現在の商況は?

リー:日本はリップとファンデーションが好調で、世界でトップ10に入る国だ。日本のお客さまは、買い物における失敗を恐れる傾向が強い。だからこそブランドスイッチが起こりづらく、同じ商品が長く愛されている。メイクアップに関しては、ビフォー/アフターをガラッと変えるものよりも、自分らしさを生かすものが人気だ。

WWD:今後のビジョンは?

リー:韓国コスメやプチプラブランドなど、手頃な価格でメイクアップを楽しめる選択肢が増えた。「M・A・C」だけが持つアーティストリーやストーリーを生かし、品質のさらなる向上に取り組むつもりだ。直近の新商品“グロー プレイ テンダートーク リップ バーム”や“グロー プレイ クッショニー ブラッシュ”、“スタジオ ラディアンス セラム ファンデーション”、“スタジオ フィックス フルイッド SPF25”などはスキンケア成分を高配合し、メイクアップブランドでありながらスキンケア効果にも注力して開発している。また、マイクロプラスチックの使用量を削減し、最先端の技術にこだわって製造している。「M・A・C」の品質の高さを、より訴求していきたい。

改めて「M・A・C」というブランドについて

WWD:「M・A・C」の強みは?

リー:専門家による卓越した技術だ。メイクアップアーティストがお客さまに寄り添って、メイクアップの楽しさを教えたり、悩みを解決したりする。コロナ禍では美容部員の接客に制限が多く、自信をなくしたり、スキルを伸ばせなかったりなどの課題を抱えていたので、事業部長着任後すぐに美容部員の教育チームを強化した。店舗での接客やメイクアップ技術のトレーニングなどを行っている。

また、以前は店舗間のつながりが強かったが、コロナ禍には距離が生まれてしまっていた。コミュニケーションの活性化を目指し、今年は全てのリテール・マネジャー(全国の「M・A・C」カウンターの店長)が対面で集まれるイベントを開催する予定だ。

WWD:「M・A・C」を通してどのようなメッセージを届けたい?

リー:「M・A・C」は、“すべての年齢、すべての人種、すべての性別”を重視している。今でこそダイバーシティー&インクルージョンは当たり前になったが、ブランドが誕生した40年前から、この価値観を貫いてきたことを誇りに思う。全ての女性と少女の平等な権利と、健康で安心な未来をサポートするビバ グラム基金は、「M・A・C」の価値観を象徴する。売り上げは100%、女性や少女、LGBTQIA+、HIV・エイズとともに生きる人々の支援に充てている。創設以来、世界で総額5億ドル(約775億円)以上を寄付し、今も増え続けている。

店の売り上げにならないので開始当初は百貨店の反発などもあったと聞いているが、「M・A・C」の価値観を根気強くコミュニケーションすることで理解してもらえた。今は、かつてに比べすんなり受け入れてもらえているし、百貨店側も積極的だ。6月には“ビバ グラム リップスティック”をリニューアルし、「M・A・C」のメッセージをさらに推し進める予定だ。

WWD:「M・A・C」の脅威は?

リー:日々進化しているAIだ。フィルターをつけるだけで、メイクの必要がない。メイクアップという行為自体を消し去ってしまうほどの力があるかもしれない。現在では人が提案するようなテクニックも、AIが提案する時代が来るだろう。だからこそ、教育・接客をさらに強化したい。

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三陽商会「ザ・スコッチハウス」を年内で終了 半世紀の歴史に幕

三陽商会は29日、紳士服「ザ・スコッチハウス(THE SCOTCH HOUSE)」の販売を今年12月31日で終了すると発表した。同ブランドは主に百貨店で半世紀にわたって販売されてきた老舗。バーバリー・ジャパンとのライセンス契約で展開してきたが、三陽商会は自社ブランドの強化の方針のもと、現行の契約満了日をもって更新しないことを決めた。

「ザ・スコッチハウス」は、英バーバリーの子会社スコッチハウス社が所有するブランド。日本では三陽商会が1973年から販売してきた。2010年に婦人服と子供服を終了し、以後は紳士服のみで展開している。現在、百貨店を中心に現在72店舗のショップインショップを運営する。売上高は非公表。2025年2月期の「通期連結業績に与える影響は軽微」としている。

同社では「ザ・スコッチハウス」の代替として自社ブランド「ベイカーストリート(BAKER STREET)」を2025年春から販売する。

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三陽商会「ザ・スコッチハウス」を年内で終了 半世紀の歴史に幕

三陽商会は29日、紳士服「ザ・スコッチハウス(THE SCOTCH HOUSE)」の販売を今年12月31日で終了すると発表した。同ブランドは主に百貨店で半世紀にわたって販売されてきた老舗。バーバリー・ジャパンとのライセンス契約で展開してきたが、三陽商会は自社ブランドの強化の方針のもと、現行の契約満了日をもって更新しないことを決めた。

「ザ・スコッチハウス」は、英バーバリーの子会社スコッチハウス社が所有するブランド。日本では三陽商会が1973年から販売してきた。2010年に婦人服と子供服を終了し、以後は紳士服のみで展開している。現在、百貨店を中心に現在72店舗のショップインショップを運営する。売上高は非公表。2025年2月期の「通期連結業績に与える影響は軽微」としている。

同社では「ザ・スコッチハウス」の代替として自社ブランド「ベイカーストリート(BAKER STREET)」を2025年春から販売する。

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“ロリィタの聖地”でジャスコが16年ぶりに復活 「下妻物語」20周年イベントで

茨城県下妻市のイオンモールが、5月25、26日の2日間限定でかつての姿であるジャスコに変わった。「イオン」の屋外看板が「ジャスコ」になり、さらに店内ではテーマソング「ジャスコで逢いましょう」が一定時間おきに鳴り響く。親会社のジャスコは2001年に企業名をイオンへ変更したことに伴い、11年までに傘下の総合スーパーの名前をジャスコからイオンに統一したが、下妻店は08年に名称変更に対応している。実に16年ぶりの懐かしい光景にタイムスリップした。

同イベントの仕掛け役は、イオンモール下妻店社員が中心の「ロリィタの聖地しもつま 実行委員会」だ。下妻の知名度を世界的に広めた映画「下妻物語」を覚えているだろうか。ロリィタファッションをこよなく愛する高校生の竜ヶ崎桃子(深田恭子)が、偶然の出会いから地元暴走族の白百合イチゴ(土屋アンナ)と友情を育むコメディーである。フランスやアメリカでは「カミカゼ カールズ(KAMIKAZE GIRLS)」のタイトルで知られるヒット作だ。劇中で登場人物らがジャスコについて言及する場面がある。同作が今年で公開20周年を迎えることを受けて、地域活性化を図るためイオンモール下妻店の社員たちが実行委員会を結成した。

作中で“ダサい”扱いのジャスコ
なぜイベントの舞台に?

「下妻物語」は、ジャスコを“ダサい”店の象徴として、ネガティブに描いている。例えば、ロリィタファッションを代表するブランド「ベイビーザスターズシャインブライト(BABY, THE STARS SHINE BRIGHT以下、ベイビー)」の社長が、主人公・桃子の刺しゅうスキルを見込み、商品サンプルへのデコレーションを依頼する場面がある。桃子はプレッシャーを感じて引き受けるかどうか迷う中、ヤンキーのイチゴは、「それを作らなきゃ、それを着たい人はどうするんだよ。ジャスコで済ますしかねぇじゃんか」とジャスコを引き合いに出しながら、背中を押す。

劇中では“ダサい”店として登場するジャスコで、「下妻物語」の名を掲げたイベントを開催することに対して、反対の声はなかったのだろうか。内山学実行委員長は「楽しく捉えているので大丈夫。いじられるのも悪くないし、地域活性化になる。映画『翔んで埼玉』と同じ」と笑った。また、イオンモール下妻の山下大毅営業担当も、「下妻を映画の舞台で終わらせるのではなく、“ロリィタファッションの聖地”にしたい。ここではロリィタの洋服を着ていても、もはや誰も驚かないくらいの環境にできたら」と続けた。

原作者・嶽本のばらが審査員
ロリィタファッションショー

イベント当日は、ジャスコの至る所で、ロリィタファッションに身を包んだ女性たちが買い物を楽しんでいた。中には親子連れも多く、ロリィタの世界の裾野の広さを垣間見た。原作者・嶽本のばらのサイン会イベントや、土屋アンナの登場によって会場が騒然となったトークショー、ロリィタファッション体験会を開催したほか、映画の記念品展示コーナーなどを設けたり、駐車場にキッチンカーを何台も手配したりと、コンテンツも豊富に用意した。

中でも面白かったのは、25日に実施したロリィタファッションショーだ。事前エントリーしたロリィタファッション愛好家15人が、館内の特設ステージに一人ずつ上がり、ポージングをしながら自己アピールをする。それを嶽本のばらが審査し、最も素晴らしいロリィタを決定するという内容だ。

ロリィタファッションをまとって現れた嶽本は、「自分を貫くに値するお洋服だからこそ、僕はロリィタファッションにこだわってきた」と語り、「今日はそのような点も含めて審査したい」と意気込んだ。ショーの合間にはトレンドや歴史に触れ、「最近はロリィタ高齢化問題が話題になっている」「この格好をする人は僕のガチファンだから、甘く評価したい」などと、随所にユーモアを散りばめて会場の笑いを誘った。

優勝したのは、愛知県からエントリーしたというみるんさん(仮名)だ。嶽本は「(『ベイビー』の人気キャラクターである)“うさくまちゃん”を身につけた王道のロリィタ。幅広のヘッドドレスを付けて、トレンドをうまく取り入れている」と賞賛した。イベント後、近隣の堺町から来たという山田りんご(仮名)さんに感想を聞くと、「いろいろなジャンルのロリィタさんが見られて、とても参考になった」と満足げだった。

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“ロリィタの聖地”でジャスコが16年ぶりに復活 「下妻物語」20周年イベントで

茨城県下妻市のイオンモールが、5月25、26日の2日間限定でかつての姿であるジャスコに変わった。「イオン」の屋外看板が「ジャスコ」になり、さらに店内ではテーマソング「ジャスコで逢いましょう」が一定時間おきに鳴り響く。親会社のジャスコは2001年に企業名をイオンへ変更したことに伴い、11年までに傘下の総合スーパーの名前をジャスコからイオンに統一したが、下妻店は08年に名称変更に対応している。実に16年ぶりの懐かしい光景にタイムスリップした。

同イベントの仕掛け役は、イオンモール下妻店社員が中心の「ロリィタの聖地しもつま 実行委員会」だ。下妻の知名度を世界的に広めた映画「下妻物語」を覚えているだろうか。ロリィタファッションをこよなく愛する高校生の竜ヶ崎桃子(深田恭子)が、偶然の出会いから地元暴走族の白百合イチゴ(土屋アンナ)と友情を育むコメディーである。フランスやアメリカでは「カミカゼ カールズ(KAMIKAZE GIRLS)」のタイトルで知られるヒット作だ。劇中で登場人物らがジャスコについて言及する場面がある。同作が今年で公開20周年を迎えることを受けて、地域活性化を図るためイオンモール下妻店の社員たちが実行委員会を結成した。

作中で“ダサい”扱いのジャスコ
なぜイベントの舞台に?

「下妻物語」は、ジャスコを“ダサい”店の象徴として、ネガティブに描いている。例えば、ロリィタファッションを代表するブランド「ベイビーザスターズシャインブライト(BABY, THE STARS SHINE BRIGHT以下、ベイビー)」の社長が、主人公・桃子の刺しゅうスキルを見込み、商品サンプルへのデコレーションを依頼する場面がある。桃子はプレッシャーを感じて引き受けるかどうか迷う中、ヤンキーのイチゴは、「それを作らなきゃ、それを着たい人はどうするんだよ。ジャスコで済ますしかねぇじゃんか」とジャスコを引き合いに出しながら、背中を押す。

劇中では“ダサい”店として登場するジャスコで、「下妻物語」の名を掲げたイベントを開催することに対して、反対の声はなかったのだろうか。内山学実行委員長は「楽しく捉えているので大丈夫。いじられるのも悪くないし、地域活性化になる。映画『翔んで埼玉』と同じ」と笑った。また、イオンモール下妻の山下大毅営業担当も、「下妻を映画の舞台で終わらせるのではなく、“ロリィタファッションの聖地”にしたい。ここではロリィタの洋服を着ていても、もはや誰も驚かないくらいの環境にできたら」と続けた。

原作者・嶽本のばらが審査員
ロリィタファッションショー

イベント当日は、ジャスコの至る所で、ロリィタファッションに身を包んだ女性たちが買い物を楽しんでいた。中には親子連れも多く、ロリィタの世界の裾野の広さを垣間見た。原作者・嶽本のばらのサイン会イベントや、土屋アンナの登場によって会場が騒然となったトークショー、ロリィタファッション体験会を開催したほか、映画の記念品展示コーナーなどを設けたり、駐車場にキッチンカーを何台も手配したりと、コンテンツも豊富に用意した。

中でも面白かったのは、25日に実施したロリィタファッションショーだ。事前エントリーしたロリィタファッション愛好家15人が、館内の特設ステージに一人ずつ上がり、ポージングをしながら自己アピールをする。それを嶽本のばらが審査し、最も素晴らしいロリィタを決定するという内容だ。

ロリィタファッションをまとって現れた嶽本は、「自分を貫くに値するお洋服だからこそ、僕はロリィタファッションにこだわってきた」と語り、「今日はそのような点も含めて審査したい」と意気込んだ。ショーの合間にはトレンドや歴史に触れ、「最近はロリィタ高齢化問題が話題になっている」「この格好をする人は僕のガチファンだから、甘く評価したい」などと、随所にユーモアを散りばめて会場の笑いを誘った。

優勝したのは、愛知県からエントリーしたというみるんさん(仮名)だ。嶽本は「(『ベイビー』の人気キャラクターである)“うさくまちゃん”を身につけた王道のロリィタ。幅広のヘッドドレスを付けて、トレンドをうまく取り入れている」と賞賛した。イベント後、近隣の堺町から来たという山田りんご(仮名)さんに感想を聞くと、「いろいろなジャンルのロリィタさんが見られて、とても参考になった」と満足げだった。

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「マウジー」が「ロキシー」とのコラボを6月14日に発売 Tシャツやワンピ、スイムウエアなど

「マウジー(MOUSSY)」は「ロキシー(ROXY)」とコラボしたコレクションを6月7日正午からシェルター ウェブストア(SHE’LTTER WEBSTORE)にて入荷連絡受付開始、14日に発売する。マウジー各店、シェルター各店、シェルターウェブストア及びゾゾタウン(ZOZOTOWN)にて取り扱う。ECサイトは正午からの発売だ。

今回のコラボはリアルなサーフカルチャーから生まれたロキシーのナチュラルでポジティブなムードをマウジーらしくアップデートしたデザインに仕上げた。カラー豊富な“ロキシー ビンテージ ライク ティー”(7700円)や“ロキシー ベイビー ティー”(6996円)、マウジーらしい“ロキシー デニム キャミ ドレス”(1万2980円)を2サイズ、ロゴの刺繍が目を惹く“ロキシー エンブロイダリー キャップ”(4994円)など。上下セパレートでタウンユースも可能なスイムウエア“ロキシー アンフィビアス キャミソール”(6490円)と“ロキシー アンフィビアス スコート”(7997円)は各2サイズをラインアップする。

発売を記念してコラボアイテムを購入した人に先着で1会計につき1点、オリジナルビーズストラップのプレゼントも。ゾゾタウンはノベルティー対象外でブルーは一部店舗限定カラー、シェルターウェブストアは全色対象でカラー選択がランダムとなる。

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「モスコット」が人気モデル“レムトッシュ”の復刻カラーを6月5日に先行発売

ニューヨーク発のアイウエアブランド「モスコット(MOSCOT)」は「モスコット」横浜のオープン4周年を記念して“レムトッシュ”の復刻カラーを6月5日に先行発売する。「モスコット」横浜、東京の店舗とポップアップ店の名古屋、福岡店で取り扱う。

復刻するカラーは、過去に発表したカラーの中でも特に人気のある“レムトッシュ ミリタリー”や“レムトッシュ べっ甲”、“レムトッシュ ブラウンクリア”の計3種類をラインアップ。どのカラーもアメリカンクラシックの雰囲気を際立たせるアイテムだ。

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「フェイラー」と「ミッキーマウス&ミニーマウス」がコラボ  ハンカチやポーチなど全12種

「フェイラー(FEILER)」は、6月5日にディズニーデザインの“ウィジュテーム”を発売する。フェイラー銀座本店、天神地下街店、全国商業施設・百貨店フェイラーショップ、フェイラー公式オンラインショップで販売する。なお、オンラインショップは同日12時から販売する。

愛の都パリで永遠の恋人、ミッキーマウスとミニーマウスがロマンチックな街でデートを楽しんでいるデザインで、ラインアップは計12種類。ハンカチ(全4種うち公式オンラインショップ限定1種、各2970円)、ゲストタオル(7150円)、ハンドタオル(1万2100円)、ショルダーバッグ(2万7500円)、バッグ(2万8600円)、巾着(7700円)、チャームポーチ(9350円)、ボトルポーチ(9900円)、マルチケース(1万7600円)を販売する。

また発売に伴い、5月30日20時半からフェイラー公式インスタグラムで、商品紹介のインスタライブを配信する。

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MEGUMIが決心「コスメを作る時が来た」 スキンケアブランド「オレリー」をプロデュース

MEGUMIがプロデュースするスキンケアブランド「オレリー(AURELIE)」が5月29日、公式オンラインストアで販売をスタートした。価格は3740〜8580円でスキンケアアイテム全5品をラインアップする。同日都内で行われた発表会にはMEGUMIも登壇し、ブランド立ち上げの経緯や商品への思いを語った。

ブランドを立ち上げた理由について、MEGUMIは「20代の時はメイクも落とさずに寝たり、サンオイルを塗ってガンガン日焼けしていた。20代後半でシワなどの肌悩みが増え、一足先にちょっと老けてしまった。42歳になり、もう10年以上美容にかかわってきたので『もっとこうだったらいいのに』などの思いが膨らみ、コスメを作る時が来た」とコメント。「この『オレリー』を通して、『(スキンケアを)やれば変わるからね』『一緒にがんばろうね』と伝えたい」と笑顔を見せた。

ブランドデビューまでかかった時間は約6年。「ブランドコンセプトやロゴ、パッケージ、配合する成分、テクスチャー、香りなどの全てに妥協せず、こだわりを持って携わった」と振り返り、「なぜか手が伸びてしまう、そんなコスメって誰しもありますよね?目指したのは、そんな商品です」と胸を張った。また、今後について「肌は年齢と共に変化していくものなので、ラインアップの拡充はもちろんのこと、海外の方々にも届けたいと思っている」と意気込んだ。

商品は美容成分を90%配合し洗い上がりもしっとりとした肌に導く“モイストオイルインクレンジングウォーター”(150mL、3960円)、きめ細やかな濃密泡で洗い上げる洗顔料“モイストフェイスウォッシュ”(100g、3740円)、肌のキメを整える4種のヒアルロン酸とビタミンC誘導体を配合した化粧水“モイスチャーブーストローション”(100mL、3960円)、朝と夜の肌リズムに着目した皮膚科学設計の美容液“モイスチャーリッチセラム”(30mL、8580円)、美容成分99.5%で構成した“モイストナイトクリーム”(30g、5280円)の5種を用意している。

香りにもこだわり、クレンジングと洗顔料には心のリセットを意識したリフレッシュハーモニーを、化粧水と美容液には優雅な気持ちへと導くビューティフルガーデンを、ナイトクリームにはリラックスタイムをイメージしたリセットフォレストを採用している。

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「ヘラルボニー」がアートを体感するトークイベントやワークショップを開催

国内外の知的障がいを持つ作家の作品のライセンスを管理しさまざまなビジネスへ展開する「ヘラルボニー(HERALBONY)」は、“そのアートはあなたを表現者にする”をコンセプトに、アートを体感するイベント“へラルボニー アート コレクション”を、6月12〜24日の期間、阪急うめだ本店で開催する。

同イベントでは、写真家の齋藤陽道やフリーアナウンサーの堀井美香、作家の岸田奈美が登壇し、“暮らしとアート”について話すトークイベントや、スタッフによる解説がついた「ヘラルボニー」の契約作家7人による公開アート制作に加え、アートクルーズも実施する。

また、ワークショップでは指絵の具やキットパスを使ってオリジナルアートを制作し、完成した作品を額装して持ち帰ることができる。特設サイトで事前予約制、各日先着8人限定。参加費は2000円。

なお、同イベントは大阪の街を巡りながらアートやデザインに出合う周遊型エリアイベント“大阪アート&デザイン2024”のコンテンツの1つとなる。ワークショップの詳細、会場販売アイテムについては特設サイトに記載する。

ヘラルボニーは、LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)主催の「LVMHイノベーションアワード 2024 (LVMH INNOVATION AWARD 2024)」の「従業員体験とダイバーシティ&インクルージョン(Employee Experience, Diversity & Inclusion)」部門を受賞したばかり。

◼︎へラルボニー アート コレクション
日程:6月12〜24日
場所:阪急うめだ本店 9階
住所:大阪府大阪市北区角田町8-7
特設サイト

◼︎ギャラリートーク アートクルーズ
日程:6月12、15、16、22、23日

◼︎アート創作ワークショップ
日程:6月13、14、16、17、18、20、21、24日
時間:14:00〜15:00/(16日のみ)13:00〜14:00、15:30〜16:30
定員:各日先着8人(事前予約制)
参加費:2000円

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「ヘラルボニー」がアートを体感するトークイベントやワークショップを開催

国内外の知的障がいを持つ作家の作品のライセンスを管理しさまざまなビジネスへ展開する「ヘラルボニー(HERALBONY)」は、“そのアートはあなたを表現者にする”をコンセプトに、アートを体感するイベント“へラルボニー アート コレクション”を、6月12〜24日の期間、阪急うめだ本店で開催する。

同イベントでは、写真家の齋藤陽道やフリーアナウンサーの堀井美香、作家の岸田奈美が登壇し、“暮らしとアート”について話すトークイベントや、スタッフによる解説がついた「ヘラルボニー」の契約作家7人による公開アート制作に加え、アートクルーズも実施する。

また、ワークショップでは指絵の具やキットパスを使ってオリジナルアートを制作し、完成した作品を額装して持ち帰ることができる。特設サイトで事前予約制、各日先着8人限定。参加費は2000円。

なお、同イベントは大阪の街を巡りながらアートやデザインに出合う周遊型エリアイベント“大阪アート&デザイン2024”のコンテンツの1つとなる。ワークショップの詳細、会場販売アイテムについては特設サイトに記載する。

ヘラルボニーは、LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)主催の「LVMHイノベーションアワード 2024 (LVMH INNOVATION AWARD 2024)」の「従業員体験とダイバーシティ&インクルージョン(Employee Experience, Diversity & Inclusion)」部門を受賞したばかり。

◼︎へラルボニー アート コレクション
日程:6月12〜24日
場所:阪急うめだ本店 9階
住所:大阪府大阪市北区角田町8-7
特設サイト

◼︎ギャラリートーク アートクルーズ
日程:6月12、15、16、22、23日

◼︎アート創作ワークショップ
日程:6月13、14、16、17、18、20、21、24日
時間:14:00〜15:00/(16日のみ)13:00〜14:00、15:30〜16:30
定員:各日先着8人(事前予約制)
参加費:2000円

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人間国宝の友禅作家、森口邦彦が見出した「作家 須藤玲子」

PROFILE: 森口邦彦/友禅作家

森口邦彦/友禅作家
PROFILE: 1941年2月18日、京都市生まれ。63年京都市立美術大学日本画科卒業、66年パリ国立高等装飾美術学校卒業。69年第16回日本伝統工芸展NHK会長賞受賞、同年日本工芸会正会員認定。2001年紫綬褒章受章。07年重要無形文化財「友禅」保持者に認定。13年旭日中綬章受章。20年「人間国宝 森口邦彦 友禅/デザイン—交差する自由へのまなざし」(京都国立近代美術館)開催。同年文化功労者に選定。21年フランス共和国 レジオン・ドヌール・コマンドゥール勲章受章 PHOTO:SHINICHI YAMAGUCHI
日本のテキスタイルデザインの極地の一つである伝統工芸「友禅」をパリで修得したデザイン思考と融合し、発展させた人間国宝の友禅作家、森口邦彦は最高峰の「テキスタイルアーティスト」の一人だ。その活動は三越のショッピングバッグのデザイン、ジュエリーブランド「ヴァン クリーフ&アーペル(VAN CLEEF & ARPELS)」とのコラボレーションなど、きものだけにとどまらない。そんな森口氏は2001年、後に日本を代表することになるテキスタイルデザイナーの須藤玲子さんを「発掘」し、京都での初の個展をプロデュースした。まさに「作家 須藤玲子」の誕生に立ち会い、仕掛けた張本人なのだ。日本のテキスタイル界の巨人2人の関わりに迫った。

森口氏と須藤さんとの出会い

須藤はこれまでに、多くの人と出会い、その出会いを原動力にして布づくりを加速させてきた。全国各地の生産者、先端技術の研究者、協働する建築家やインテリアデザイナー、須藤の布の価値を大いに認めるクライアント……。

そして須藤は、同じく「日本の布」に関わる要人たちとも親交を深めている。そのひとりが、友禅作家であり重要無形文化財(人間国宝)の森口邦彦氏だ。アメリカ、イギリス、フランス、スイス、香港。須藤は日本国内のみならず、世界各地で展覧会を開催してきた。その第一歩となったのは2001年、京都芸術センターで開催された「布・技と術」と題した展覧会だ。このとき須藤に白羽の矢を立てたのが、ほかでもない森口氏なのである。

2000年に開館した京都芸術センターの設立前から関わり運営委員長を務めていた森口氏が、東京・六本木の「NUNO」の店舗を訪ねたのは2000年。「8月22日です」。当時の手帳を見返しながら森口氏が言う。開館一周年を記念する展覧会の候補に須藤の名前が挙がっていた。「須藤さんが運転する自動車にトラブルがあったらしく、約束の時間になってもやって来ない。ですが待つ間に店内をくまなく見せてもらえ、膨大な仕事の一環を垣間見ました。テキスタイルデザインという仕事への情熱に、深く感動したのをおぼえています」(森口氏)。なんと車のタイヤがパンクしたという須藤が遅れること45分、そのときの彼女の慌てぶりを思うとこちらまで胸が締め付けられそうになるが、森口氏の目に映る須藤は違っていて、「布づくりへの情熱とはおよそかけ離れた涼しげな感じで、この素敵なギャップになにがしかの可能性を抱き、個展のお願いをしました」。

須藤以外にも候補はいたそうなのだが、この時間で森口氏の心は決まった。「なんの迷いもありませんでした。こんな人が京都にいてくれてもいいのにな。そう思う気持ちと、須藤さんのような方が東京から来ることが、京都にとっていい刺激になるのではという気持ちがありました。仕事への情熱に加えて、作ったものを最後まできちんと売り切るという姿勢にも僕は感銘を受けた。自分の『テキスタイル観』を芯に持ちながら、改革を続けている。その姿勢を京都の人たちに見てもらわなければ。そう思ったんです」。着物の商習慣を知り抜いている森口氏だからこそ、須藤の潔さと信念の強さに大きな魅力を感じたのだろう。

森口氏が後押しした「作家 須藤玲子」を誕生させた「一言」

森口氏からのオファーを受け、ほどなく展覧会開催を快諾した須藤だが、ひとつの葛藤を抱えることになる。それは「展覧会に自分の名前が入ること」。「NUNO」には1984年の設立当初から携わっていたものの、そもそもはテキスタイルデザイナー新井淳一氏が立ち上げたブランドだった。1987年に新井氏が退き、須藤が「NUNO」の中心となる。それでも須藤にとってNUNO=新井氏であり、その布を守り、作るのが自分の使命だと当時は強く思っていた。それなのに自分の名前を表舞台に出すことに、抵抗を感じたのだという。須藤は「森口先生から『須藤玲子という名前を入れるべき』と言われて。最初は抵抗したのですが、『誰が絵を描いているの?誰が決めているの?』とも言われて、ハッとしました」と振り返る。

「この展覧会をきっかけに世界に飛び立ってもらおうと思っていましたから、名前が付いてないといけない。彼女にとってこれが初めて開く展覧会というのは、僕にとっても大きな意味がありました。まだ誰も評価していない、一番フレッシュな創作を行っている人物を京都で紹介するのだという思いもありました。そして未評価のものを評価する能力と度量が京都にはある。僕はそう思っているんです」(森口氏)。

初の個展は「工業製品でありながらアート」を体現した展覧会に

京都芸術センターは廃校になった「明倫小学校」を活用した、芸術振興のための拠点である。かつて呉服問屋が軒を連ねた土地である室町通りにあり、ふたつの元講堂、作法室と呼ばれる畳敷きの空間、そして校庭と、施設のほぼすべてを用いてテキスタイルを展示した。鴨川や桂川でかつて行われていた友禅流しの風景を再現するかのようにテキスタイルを浮遊させたり、音と映像をからめてテキスタイルを見せたり、「布の茶室」をつくったり、京丹後の職人たちと研究開発した生分解性プラスチック素材のテキスタイルを展示したりと、現在の須藤の活動につながる礎のような展示となった。

「工業製品でありながらアートでもあるという須藤さんのテキスタイルの特性がとてもよくあらわれていて、高らかな思想のある展覧会でした。僕はすべての人の理解は得られなくてもいい、何人かの人がわかればいいと思っていました。展覧会は『再生産』が大事だと僕は考えます。見に来た人が確かななにかを受けとめて、その人の創造に加味されることが大事。須藤さんの展覧会は、その力を存分に放っていました。布というのは人格と一緒になって存在するのが本来の姿。須藤さんは周りの協力を得ながら、だけど須藤さんにしかできない布を作り出す。それは彼女の人格のなせる技です」(森口氏)。

写真家の井上隆雄の写真がもたらしたもの

そしてこの展覧会を記録した図録を、森口氏は非常に高く評価している。「カメラマンは井上隆雄さん、彼は他界しましたが僕にとっても大切な親友のひとりでした。京都市立芸術大学で漆を学び、写真家になったという経歴の持ち主で、彼女の資質を見抜いて、それを写真に写し取った。陰まで含まれた写真です。いわゆる『ふつうの布』だったら、彼もあんな風には撮らなかったでしょう。グラフィックデザインの西岡勉さんも井上さんの写真に応えている。須藤さんがもともと持っていた国際的な感覚が、展覧会そのものと図録によって翼を得て、世界へと飛び立つきっかけになったと感じています」。

伝統を革新する2人

森口氏は幾何学模様を用いて唯一無二の文様を作り出し、「伝統」と「革新」を両立させてきた。その創作活動は着物という範疇を超えて、三越のショッピングバッグをデザインするなど、芸術と生活を結びつける役割も果たしている。伝統美である友禅の世界に生きながら、「テキスタイルの未来」のあるべき姿を見いだそうとさまざまな会議やコンペティションの運営に関わり、多くの人と議論を交わし、新しい世界を描くためには分野の枠組みは不要だと説いてきた。その自由な思考と確かな視点が須藤を見いだし、活動のステージをぐんと引き上げた。ふたりは出会うべくして出会い、テキスタイルの可能性を広げたのではないだろうか。森口氏の話を聞いていると、そんな思いに包まれる。第一線で活躍するひとは、創作への意欲や情熱にあふれていることに加えて、見いだし見いだされる才能を備えていると感じるが、森口氏と須藤のふたりは、まさにその才能のかたまりと言えるだろう。

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「ベネトン」が新CEOを任命か 創業者は現経営陣に「裏切られたと感じている」

情報筋によれば、ベネトン グループ(BENETTON GROUP以下、ベネトン)は新たな最高経営責任者(CEO)として、社外からクラウディオ・スフォルツァ(Claudio Sforza)を任命するようだ。現職のマッシモ・レノン(Massimo Renon)CEOの後任として、6月18日付で就任するという。

ベネトンの共同創業者であるルチアーノ・ベネトン(Luciano Benetton)=エグゼクティブ・プレジデントは5月25日、伊紙「コリエーレ・デラ・セラ(CORRIERE DELLA SERA)」のインタビューで、レノンCEOの名前は挙げなかったものの、「現在の経営陣は会社を赤字に追い込んだ。いかに状況が悪化しているのか、最近になってようやく発覚したが、彼らに裏切られたと感じている」と発言。また、自身も退任し、同社を離れるつもりであることを明らかにした。

ベネトンの業績の推移

ベネトンは36年にわたりミラノ証券取引所に上場していたが、創業家の持株会社であるエディツィオーネ(EDIZIONE)が株式の95%以上を買い付け、2012年5月に上場廃止となっている。

同社の22年度の決算は、売上高が前期比19%増の10億400万ユーロ(約1768億円)、EBITDA(利払い前・税引き前・減価償却前利益)は同70%増の1億300万ユーロ(約175億円)、純損失は8100万ユーロ(約137億円)だった。23年度の決算は取締役会の承認を得ており、6月18日の株主総会で発表するが、売上高は11億ユーロ(約1870億円)、純損失は2億3000万ユーロ(約391億円)程度と見込まれる。なお、14年の売上高は16億2000万ユーロ(約2754億円)、16年は13億7000万ユーロ(約2329億円)だった。

ルチアーノ共同創業者や新CEOと目される人物の経歴

現在89歳のルチアーノ=エグゼクティブ・プレジデントは、弟妹のジュリアナ(Giuliana Benetton)、ジルベルト(Gilberto Benetton)、カルロ(Carlo Benetton)と共に、1965年にベネトンを創業。「ユナイテッド カラーズ オブ ベネトン(UNITED COLORS OF BENETTON)」は、色鮮やかなニットウエアや斬新な広告で一世を風靡し、世界的なブランドとなった。2012年4月、上場廃止を前に、息子のアレッサンドロ(Alessandro Benetton)を後継者に指名して引退。その後は、コンテンポラリーアートを展示する「イマーゴ ムンディ(IMAGO MUNDI)」を世界中で開催することに注力した。しかし、2年後の14年にアレッサンドロが退社。創業以来初めて一族以外からトップが選ばれたが、売り上げの低迷を受け、18年2月に現職として復帰した。なお、カルロは18年7月に、ジルベルトは同年10月に死去している。

レノンCEOは、00年に世界最大のアイウエア企業ルックスオティカ(LUXOTTICA、現エシロールルックスオティカ)に入社。10年のキャリアを積んだ後、サフィロ(SAFILO)やケリング(KERING)のアイウエア部門を経て、大手アイウエア企業マルコリン(MARCOLIN)に加わった。17年にCEOに就任。20年4月、現職としてベネトンに入社した。

スフォルツァは、イタリアの郵便事業を行うポスタ・イタリアーネ(POSTA ITALIANE)の最高財務責任者やゲーム会社ゲームネット(GAMENET)のCEO、鉄鋼会社イルヴァ(ILVA)の最高執行責任者などの要職を歴任。財務部門の経験が豊富で、建設会社アスタルディー(ASTALDI)の経営破綻に伴う清算手続きなども手掛けた。情報筋によれば、同氏は「ベネトンの組織再編および事業再建」を担うことを期待されており、株主総会で新たに選任された取締役会により、正式にCEOに任命されるという。

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三井不動産「ららアリーナ」公開 南船橋、商業とスポーツの街づくり

三井不動産とMIXIは29日、千葉県船橋市に建設した「ららアリーナ東京ベイ(LALA ARENA TOKYO-BAY)」を関係者に公開した。1万人規模を収容する多目的アリーナ。プロバスケットボール・Bリーグ所属で、MIXIがオーナーである千葉ジェッツのホームアリーナになる。ららぽーと東京ベイと隣接しており、三井不動産は南船橋エリアの街づくりに取り組む。

三井不動産とMIXIが設立したTOKYO-BAYアリーナマネジメントが運営する。地上4階建てで、延床面積は約3万1000平方メートル。すり鉢型でコートと客席が近く、臨場感ある観戦ができる。観戦しながら食べるフードメニューも充実している。上層階には年間契約のVIPルームを複数設けた。バスケ以外にもアイスショーやコンサート、展示会の会場にもなる。7月6・7日のMr.Childrenのコンサートがこけら落としになる。

三井不動産はスポーツビジネスを新しい柱と位置づける。ららぽーとなどの商業施設を運営する「商業施設本部」を4月には「商業施設・スポーツ・エンターテイメント本部」に組織変更した。20年に子会社化した東京ドームの知見を活用しながら、スポーツビジネスと商業施設の相乗効果を高める。

ららアリーナにおいては、隣接するららぽーと東京ベイ、ららテラス東京ベイ、と連携する。スポーツ観戦した人に割引やポイント付与のサービスを提供したり、ららぽーと内でスポーツイベントやコンサートに関連したグッズを販売したりする。

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「カルティエ」の新作ハイジュエリー“ナチュール ソヴァージュ” 躍動感あふれる動物の一瞬を切り取った力作ぞろい

「カルティエ(CARTIER)」は5月27日、オーストリア・ウィーンで新作ハイジュエリーを発表した。同ブランドは、今までスペイン・マドリードやイタリア・コモ湖で新作ハイジュエリーのイベントを開催してきた。2日間にわたり顧客とプレスを招待して発表した新作コレクション“ナチュール ソヴァージュ”の第一弾は、約100作品のうち87点がハイジュエリー。同コレクションには今後も作品が追加されて合計200点程度になる予定だ。

自然と融合する動物の一瞬を輝きに

イベントでは、メゾンの動物のストーリーを見直して、モダンに再解釈したハイジュエリーをそろえた。メゾンのアイコンであるパンテールはもちろん、想像上の場所で動物が見せる意外な表情を描いている。新作ハイジュエリーには、パンテールにフラミンゴ、カーブを描く龍、ストライプ模様で描かれたシマウマ、飛び立つカブトムシなどさまざまなモチーフが登場。ジャクリーン・カラチ(Jaqueline Karachi)=カルティエ ハイジュエリー部門 クリエイテプ・ディレクターは、「動物そのものというよりは、それらを取り巻く自然と動物の融合をジュエリーに落とし込んだ」とコメント。

ネックレスの取り外せるブローチがカメだったり、留め具にカブトムシが施されていたり、動物のモチーフがさりげなくジュエリーに潜んでいる。「見てすぐに何のモチーフかわかるデザインというよりは、自然の中での動物の一瞬を捉えているのが特徴だ」とカラチ。また、動物のモチーフに建築に見られる幾何学模様を盛り込むことで、モダンなひねりを加えている。約3.5カラットのダイヤモンドのセンターストーンを施した“スクテリア”リングは、クロコダイルのうろこを彷彿とさせるような技法でダイヤモンドをセッティングしている。“アンフィスタ”ネックレスは、幾何学模様の2匹のヘビが八角系のコロンビア産エメラルドとダイヤモンドを両脇から取り巻くようなデザインだ。

動物の精神性を宿すハイジュエリーが個性を引き出す

全てのハイジュエリーのクリエイションの原点は宝石で、その魅力をすみずみまで生かすようにデザインされる。新作には、約72カラットのルベライトをはじめ、約39カラットのアクアマリン、約9カラットのエメラルドなどが使用されている。その代表格とも言えるのが、希少性の高いDカラー、インターナルフローレス、タイプ2aのカイトシェイプのダイヤモンドをあしらった“パンテール デ グラス”ネックレスだ。このネックレスの構造は、これらダイヤモンドを中心に考えられ、ダイヤモンドの周囲をロッククリスタルが縁取り、その美しさを際立たせている。それを掴みとろうとするパンテールという大胆な構図がネックレスに大胆な動きを与える。

“パンテール ジャイサント” リングブレスレットは、パンテールの長い尻尾が手首に巻きつき、その体がエメラルドを施したリングへ伸びるデザイン。この作品は手に沿うように制作され、手の動きに合わせて変化する革新的な構造になっている。パンテールのモチーフを採用することで、まるで生きた彫刻のように見える。カラチは、「ハイジュエリーは、それを選ぶ人の個性を表すもの。だから、精神が宿る印象的なジュエリーを制作することで、着用する人の個性を引き出したい。異なる動物が持つ精神性を宿すハイジュエリーが導き出すのがそれらを選ぶ人の個性だ」と語る。

この新作ハイジュエリーを着用してキャンペーンに登場するのは、メゾンのグローバルアンバサダーでインド人俳優のディーピカー・パードゥコーン(Deepika Padukone)だ。彼女は、「メゾンを象徴する比類ない職人技で野生の美しさを体現した美しい“ネイチャー サべージ”コレクションのキャンペーンに登場できて光栄だ」とコメントしている。

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西武池袋本店、“ヨドバシ化”計画の1階にコスメ専門業態 6月オープン

「ヨドブルーム」は“体験型リテールストアを謳い”、OMO(オンラインとオフラインの融合)の売り場を構想する。メイクアップ11ブランド、スキンケア11ブランド、ヘアケア15ブランド、美容家電8ブランドをそろえ、主だった取り扱いブランドは「ノエビア(NOEVIR)」「ヤーマン(YA-MAN)」「リファ(REFA)」「シセイドウ プロフェッショナル(SHISEIDO PROFESSIONAL)」など。商品はECサイトにも掲出する。メイクアップアーティストやエステティシャン、美容師ら専門知識を持ったスタッフが駐在し、専用機材で肌や髪質を測定して客にぴったりの商品を提案する。メイクアップやヘアケアの体験サービスも提供する。

売り場の企画・運営はトレンドキャスケット(東京、二階堂京介社長)と協業する。同社は原宿でコスメのセレクトショップ「ティアランド(TIER LAND)」を手掛けている。

ヨドバシHDは米投資ファンドのフォートレス・インベストメント・グループと組み、23年にセブン&アイ・ホールディングス傘下のそごう・西武を買収。西武池袋本店の大規模改修により、25年には館の低層部分に「ヨドバシカメラ」の出店を予定している。「計画段階ではあるものの、『ヨドブルーム』は将来的に『ヨドバシカメラ』と隣接する見込み」(ヨドバシカメラ広報担当)。「ヨドブルーム」の出店は、西武池袋本店の“ヨドバシ化”により縮小する百貨店のMDを補完するとともに、西武池袋本店に長年親しんできた顧客の離反を少しでも抑える目論見がありそうだ。

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西武池袋本店、“ヨドバシ化”計画の1階にコスメ専門業態 6月オープン

「ヨドブルーム」は“体験型リテールストアを謳い”、OMO(オンラインとオフラインの融合)の売り場を構想する。メイクアップ11ブランド、スキンケア11ブランド、ヘアケア15ブランド、美容家電8ブランドをそろえ、主だった取り扱いブランドは「ノエビア(NOEVIR)」「ヤーマン(YA-MAN)」「リファ(REFA)」「シセイドウ プロフェッショナル(SHISEIDO PROFESSIONAL)」など。商品はECサイトにも掲出する。メイクアップアーティストやエステティシャン、美容師ら専門知識を持ったスタッフが駐在し、専用機材で肌や髪質を測定して客にぴったりの商品を提案する。メイクアップやヘアケアの体験サービスも提供する。

売り場の企画・運営はトレンドキャスケット(東京、二階堂京介社長)と協業する。同社は原宿でコスメのセレクトショップ「ティアランド(TIER LAND)」を手掛けている。

ヨドバシHDは米投資ファンドのフォートレス・インベストメント・グループと組み、23年にセブン&アイ・ホールディングス傘下のそごう・西武を買収。西武池袋本店の大規模改修により、25年には館の低層部分に「ヨドバシカメラ」の出店を予定している。「計画段階ではあるものの、『ヨドブルーム』は将来的に『ヨドバシカメラ』と隣接する見込み」(ヨドバシカメラ広報担当)。「ヨドブルーム」の出店は、西武池袋本店の“ヨドバシ化”により縮小する百貨店のMDを補完するとともに、西武池袋本店に長年親しんできた顧客の離反を少しでも抑える目論見がありそうだ。

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6月のミラノ・メンズコレはロンドン勢の参加増 「MSGM」は15周年を祝う男女合同ショー

2025年春夏ミラノ・メンズ・ファッション・ウイーク(以下、ミラノメンズ)が6月14日に開幕する。公式スケジュールの5日間に19ブランドがショーを開くほか、42ブランドがプレゼンテーションを行う。なお、パリ・メンズ・ファッション・ウイーク初日と被る最終日の18日は、デジタル発表のみとなる。

今年ブランド設立15周年を迎える「MSGM」は、男女合同ショーを開催。「モスキーノ(MOSCHINO)」は、1月にクリエイティブ・ディレクターに就任したアードリアン・アピオラッザ(Adrian Appiolaza)による初のメンズ・コレクションを披露する。

また、今シーズンはロンドン勢の増加が目立つ。22-23年秋冬からミラノメンズに参加している「JW アンダーソン(JW ANDERSON)」に加え、「マーティン ローズ(MARTIN ROSE)」と「ダンヒル(DUNHILL)」がショーを計画。「デヴィッド コーマ(DAVID KOMA)」も初のメンズをプレゼンテーションでお披露目する。

そのほかのラインアップは大きく変わらず、「プラダ(PRADA)」や「グッチ(GUCCI)」「フェンディ(FENDI)」「ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)」「エンポリオ アルマーニ(EMPORIO ARMANI)」「ゼニア(ZEGNA)」「ドルチェ&ガッバーナ(DOLCE&GABBANA)」「ディースクエアード(DSQUARED2)」などがショーを実施。「トッズ(TOD’S)」や「ブルネロ クチネリ(BRUNELLO CUCINELLI)」「ブリオーニ(BRIONI)」「シーピー カンパニー(C.P. COMPANY)」「ヴァレクストラ(VALEXTRA)」「セッチュウ(SETCHU)」などはプレゼンテーション形式で新作を発表する。

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6月のミラノ・メンズコレはロンドン勢の参加増 「MSGM」は15周年を祝う男女合同ショー

2025年春夏ミラノ・メンズ・ファッション・ウイーク(以下、ミラノメンズ)が6月14日に開幕する。公式スケジュールの5日間に19ブランドがショーを開くほか、42ブランドがプレゼンテーションを行う。なお、パリ・メンズ・ファッション・ウイーク初日と被る最終日の18日は、デジタル発表のみとなる。

今年ブランド設立15周年を迎える「MSGM」は、男女合同ショーを開催。「モスキーノ(MOSCHINO)」は、1月にクリエイティブ・ディレクターに就任したアードリアン・アピオラッザ(Adrian Appiolaza)による初のメンズ・コレクションを披露する。

また、今シーズンはロンドン勢の増加が目立つ。22-23年秋冬からミラノメンズに参加している「JW アンダーソン(JW ANDERSON)」に加え、「マーティン ローズ(MARTIN ROSE)」と「ダンヒル(DUNHILL)」がショーを計画。「デヴィッド コーマ(DAVID KOMA)」も初のメンズをプレゼンテーションでお披露目する。

そのほかのラインアップは大きく変わらず、「プラダ(PRADA)」や「グッチ(GUCCI)」「フェンディ(FENDI)」「ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)」「エンポリオ アルマーニ(EMPORIO ARMANI)」「ゼニア(ZEGNA)」「ドルチェ&ガッバーナ(DOLCE&GABBANA)」「ディースクエアード(DSQUARED2)」などがショーを実施。「トッズ(TOD’S)」や「ブルネロ クチネリ(BRUNELLO CUCINELLI)」「ブリオーニ(BRIONI)」「シーピー カンパニー(C.P. COMPANY)」「ヴァレクストラ(VALEXTRA)」「セッチュウ(SETCHU)」などはプレゼンテーション形式で新作を発表する。

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「アルマーニ ビューティ」が肌に溶け込むリキッドチーク発売 血色感が長時間持続

「アルマーニ ビューティ(ARMANI BEAUTY)」は7月5日、新作チーク“ルミナス シルク チーク ティント”(全4色、各6600円)を発売する。肌馴染みの良い仕上がりと長時間発色が持続するロングラスティング力が特徴のリキッドチークで、唇にも使うことができる。

商品にはブランドのリップ商品に触発されたテクノロジーを採用。オイルと水分で形成した薄膜フィルムのようなテクスチャーで、溶け込むように肌に馴染み、ほんのりと透けるような血色感のある色味が長時間持続する。

カラーはロージーピーチ、デリケートモーブ、ボールドピンク、インテンスベリーの4色。重ね付けをすることで色の濃さや発色を調整することも可能だ。

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オルビスが完全食おにぎりを販売 栄養バランスと素材にこだわる専用ブランド「ココモグ」をスタート

オルビスがおにぎりの販売に乗り出す。初の完全食おにぎりブランド「ココモグ(COCOMOGU)」を立ち上げ、5月29日に専用オンラインストアで販売を開始した。1食2個で1日に必要な栄養素を効率的に摂取できる完全食の冷凍おにぎりで、メニューは「ほぐし焼きさばと煎りごまの大葉香るおにぎり」「ほくほく大豆とひじき煮の鶏五目おにぎり」「ナッツの食感楽しむ豚ひき肉と小松菜の中華風おにぎり」の3種類を用意している。

オルビスは「ビューティを支えるのは健康の領域であり、食は健康の中心を担う」という発想のもと、創業当時から栄養補助食品の販売を行っており、2023年10月には冷凍デリブランド「インナーカラーデリ(INNER COLOR DELI)」をスタートさせるなど食分野にも力を入れてきた。そんなブランドの方針と物価高やライフスタイルの変化による冷凍食品、冷凍惣菜市場の拡大や完全栄養食の人気を受け、手軽に食べられ栄養価も高い“完全食おにぎり”ブランドの立ち上げに至った。

添加物不使用で風味も豊かになるよう工夫

手軽に必要な栄養素を取り入れられる完全栄養食は、効率を重視すると風味や食感などといった“五感で食を楽しむ”行為や添加物などへの配慮が置き去りになることもある事を受け、「ココモグ」は心から満たされる食体験を軸に据えて開発。酸化防止剤や香料などの添加物を使用せず、発芽玄米を中心にさまざまな食材を組み合わせて1日に必要な栄養素を凝縮したほか、食感や香り、彩りにも工夫を凝らした。

おにぎりは2個で1食分となり、定期便コースは初回限定の6食プラン(3317円、送料無料)と、9食(6033円、送料別、以下同)、12食(7879円)、15食(9331円)のプランを用意。都度購入は9食(6220円)、12食(8294円)、15食(1万368円)の3プランをそろえている。

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イヴ・サンローラン編 フランス語の発音を学ぼう!

「WWDJAPAN」の連載「HOW TO SAY?」

“モードの帝王”の決定的な違いとは?

決定的なのは、ローランが“ロホン”となる点。これも“難音”Rがあるため。しかし、逆にこれさえ覚えてしまえば恐くない!

AINは“アン”と発音するため、英語ではセイントのSAINTもフランス語の場合“サン”となる。

語尾のSとTは発音しない。

連載「HOW TO SAY?」とは?

連載「HOW TO SAY?」は、ブランドの母国語をあらためて(特に発音とリスニングについて)勉強してみよう!というもの。まずは、多くのブランドが生まれ、業界を今なおグイグイけん引するフランスの母国語フランス語にフォーカスする。ブランドに関わる人はもちろん、出張や旅行の際にも役立つかもしれない。

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三浦翔平が「ジョー マローン ロンドン」原宿旗艦店のテープカットに登場 香りで誰がいるか分かる“意外な特技”を紹介

「ジョー マローン ロンドン(JO MALONE LONDON)」は5月29日、東京・原宿の商業施設「東急プラザ原宿 ハラカド」に旗艦店をグランドオープンした。同日行われたテープカットセレモニーには俳優の三浦翔平が出席し、同店舗の魅力を発信した。

一足早く店舗を巡った三浦は「キャビネットには少年心をくすぐられ、ワクワクした気分になりました。店舗に入った瞬間、目に入ってくるシャンデリアも印象的。色々な方に来ていただいて、幻想的なオリジナル空間を肌で感じてほしいです」と呼びかけた。

三浦は「ギフトをいただくこともありますが、贈るほうが好き。ドラマの共演者やお世話になっているスタッフさん、家族や友人に誕生日やイベントごとにギフトをあげるようにしています。もうすぐ父の日なので、パパ友には『ジョー マローン ロンドン』のディフューザーをあげたい」と語る一方で、「もうすぐ誕生日なので、もらうのも好きですけどね」とはにかんだ。

すると、6月3日に誕生日を控える三浦のために同ブランドからプレゼントが用意されていたことが明らかに。三浦は「催促したみたいになってしまって……」と恐縮しながらも、「うれしいです。ありがとうございます」と笑顔を見せた。同店舗限定の香りとなる“ナシ ブロッサム コロン”と、男性から支持の高い“サイプレス & グレープバイン コロン インテンス”が贈られ、「これをつけて私の香りにしたいと思います」と声を弾ませた。

また、思い出深い香りについてもトーク。「小さい頃のお風呂のひのきの香りを覚えています。ひのきの香りを嗅ぐと思い出しますね。あと、趣味がサーフィンなのですが、潮風の香りを嗅ぐと気分が安らかになります」と話した。最後に、「テレビ局やドラマのスタジオで『この香りは◯◯さんがいるな』って香りでだいたい誰がいるか分かる」と“意外な特技”も紹介した。

最大規模となる旗艦店「ジョー マローン ロンドン 原宿」は、「ハラカド」の1階、表参道と明治通りに面した路面に位置する。日本上陸15周年を記念した店舗で、広さは世界最大級となる約236平方メートル。店内は同ブランドと日本らしさが融合した空間となっており、英国紳士のムードを高めるメンズアイテムが並ぶキャビネット、シャボン玉が舞うライオンのシンクなど、遊び心が詰まっているディスプレーが特徴だ。

また、同店舗限定のパーソナライゼーションサービスも用意。刺しゅうパッチやエンボス加工などでギフトボックスをカスタマイズでき、お気に入りの写真をポーチなどのアイテムにプリントできる。

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三浦翔平が「ジョー マローン ロンドン」原宿旗艦店のテープカットに登場 香りで誰がいるか分かる“意外な特技”を紹介

「ジョー マローン ロンドン(JO MALONE LONDON)」は5月29日、東京・原宿の商業施設「東急プラザ原宿 ハラカド」に旗艦店をグランドオープンした。同日行われたテープカットセレモニーには俳優の三浦翔平が出席し、同店舗の魅力を発信した。

一足早く店舗を巡った三浦は「キャビネットには少年心をくすぐられ、ワクワクした気分になりました。店舗に入った瞬間、目に入ってくるシャンデリアも印象的。色々な方に来ていただいて、幻想的なオリジナル空間を肌で感じてほしいです」と呼びかけた。

三浦は「ギフトをいただくこともありますが、贈るほうが好き。ドラマの共演者やお世話になっているスタッフさん、家族や友人に誕生日やイベントごとにギフトをあげるようにしています。もうすぐ父の日なので、パパ友には『ジョー マローン ロンドン』のディフューザーをあげたい」と語る一方で、「もうすぐ誕生日なので、もらうのも好きですけどね」とはにかんだ。

すると、6月3日に誕生日を控える三浦のために同ブランドからプレゼントが用意されていたことが明らかに。三浦は「催促したみたいになってしまって……」と恐縮しながらも、「うれしいです。ありがとうございます」と笑顔を見せた。同店舗限定の香りとなる“ナシ ブロッサム コロン”と、男性から支持の高い“サイプレス & グレープバイン コロン インテンス”が贈られ、「これをつけて私の香りにしたいと思います」と声を弾ませた。

また、思い出深い香りについてもトーク。「小さい頃のお風呂のひのきの香りを覚えています。ひのきの香りを嗅ぐと思い出しますね。あと、趣味がサーフィンなのですが、潮風の香りを嗅ぐと気分が安らかになります」と話した。最後に、「テレビ局やドラマのスタジオで『この香りは◯◯さんがいるな』って香りでだいたい誰がいるか分かる」と“意外な特技”も紹介した。

最大規模となる旗艦店「ジョー マローン ロンドン 原宿」は、「ハラカド」の1階、表参道と明治通りに面した路面に位置する。日本上陸15周年を記念した店舗で、広さは世界最大級となる約236平方メートル。店内は同ブランドと日本らしさが融合した空間となっており、英国紳士のムードを高めるメンズアイテムが並ぶキャビネット、シャボン玉が舞うライオンのシンクなど、遊び心が詰まっているディスプレーが特徴だ。

また、同店舗限定のパーソナライゼーションサービスも用意。刺しゅうパッチやエンボス加工などでギフトボックスをカスタマイズでき、お気に入りの写真をポーチなどのアイテムにプリントできる。

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「エンフォルド」が「ケイタ マルヤマ」とコラボ 「日本庭園」をテーマに

「エンフォルド(ENFOLD)」は「ケイタ マルヤマ(KEITA MARUYAMA)」とのコラボアイテムを11月13日に発売する。「エンフォルド」国内全店舗、公式オンラインストアのほか、「ケイタ マルヤマ」の直営店及び、公式オンラインストアで取り扱う。

「エンフォルド」の2024-05年秋冬のシーズンテーマ“日本庭園”を軸に「ケイタ マルヤマ」の1990年代のコレクションに着想を得てデザインした。

存在感のある花と葡萄の刺しゅうモチーフをあしらったニットプルオーバー(8万8000円)や、暖かみのあるノルディック柄とシャツのドッキングプルオーバー(6万3800円)など全6アイテムをラインアップする。

またビジュアルには俳優・モデルの市川実和子を起用した。日本の古き良き町並みを背景にした鮮やかなスタイリングに仕上げた。

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【5名様にプレゼント】”スポーツをする時も美意識に寄り添う”新プロジェクト ボディーケア&カラーメイクアイテムを発売


「アクター(AKTR)」を展開する千日商店は6月1日、新プロジェクト“スポーティー ビューティ プロジェクト(SPORTY BEAUTY PROJECT)”の第1弾としてボディーケアアイテムとカラーメイクアイテムを発売する。ラインアップはオールインワンシャンプー、デオドラント、アイブロウマスカラ、フェイスカラーペンシルで、価格は3300〜3850円。オンラインストアと取扱い店舗で販売する。

“スポーツをする時も美意識により添う”をテーマとしたプロジェクトで、ソーシャルアカウントではアスリートやスポーツを日常生活に取り入れている人と美意識やアイデンティティーについてアイデアを交換している。今回、コミュニティーの声をもとに製品を開発し、キービジュアルにはプロサッカー選手の仲田歩夢を起用した。

ヘア、フェイス、ボディーに使える“オールインワンシャンプー”(120g、3300円)は、シリコンとサルフェートフリーで敏感肌にやさしい。“スティックデオドラント”(3850円)とともにミントやオレンジをメーンとしたハーバルな香りだ。カラーメイクアイテムの“アイブロウマスカラ”(3850円)はネオングリーンと、キラッと隠し味になるグリッターネイビーの2色を用意する。“フェイスカラーペンシル”(3300円)はアイライナー、アイブロウ、アイカラーとしてマルチに使用でき、滑らかな使い心地で、発色の良いネオングリーンとブライトオレンジの2色をそろえた。

コスメスキンケアセット一式をプレゼント


◾️キャンペーン詳細
<対象プレゼント>
・オールインワンシャンプー(120g)
・スティックデオドラント
・アイブロウマスカラ(2色)
・フェイスカラーペンシル(2色)

<募集期間>
5月29日(水)〜6月19日(水)まで


【応募要項】

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・応募はお一人様1回のみ有効となります。
・応募者多数の場合は抽選により当選者を決定いたします。
・抽選結果に関するお問い合わせはお受けできませんので、予めご了承ください。
・当選の発表は、賞品の発送をもって代えさせていただきます。
・同業者の方の応募はご遠慮ください。
・当社の判断で応募条件を満たさないと考えられる場合や、応募に関して不正な行為があった場合、当選を取り消させていただく場合がございます。
・本キャンペーンの応募時に発生するインターネット接続料、パケット通信料などの諸経費は応募者のご負担となります。
・本キャンペーンへの参加は、応募者自らの判断と責任において行うものとし、応募に際して募者に何らかの損害が生じた場合、又は賞品に破損などの不備等があった場合、当社の故意または重過失に起因するものを除きその責任を一切負いません。
・複数のアカウントによる同一人物の応募は無効とさせていただきます。
・個人の属性等、アンケート項目への回答は、統計処理した集計値としてのみ使用いたします。
・当選者の個人情報は、当キャンペーンに関するご連絡にのみ使用いたします。法令により開示を求められた場合を除き、応募者の同意なしに第三者に対して開示・提供することはありません。この点については、下記プライバシーポリシーをご参照ください。
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「無印良品」が高濃度美容液を一部店舗&ネット限定で発売 ビタミンC誘導体、レチノール誘導体、セラミドの3種類

「無印良品」は6月5日、限定13店舗および公式ネットサイトで高濃度美容液(各30mL、各2290円)を発売する。肌の悩みに応じて選べるビタミンC誘導体、レチノール誘導体、セラミドの3種を用意した。

毛穴やキメが気になる肌に潤いを与え、透明感のある滑らかな肌に導くビタミン“高濃度美容液 ビタミンC誘導体配合”、乾燥などのエイジングサインが気になる肌にハリと弾力を与える“高濃度美容液 レチノール誘導体配合”、乾燥や肌荒れにアプローチし健やかな透明感のある肌に整える“高濃度美容液 セラミド配合”をそろえる。同ブランドのスキンケアシリーズと合わせて使えるほか、3種類を複数併用することも可能だ。

販売する店舗は札幌ステラプレイス店、エスパル仙台店、銀座店、新宿通り店、西武池袋店、渋谷西武店、グランツリー武蔵小杉店、グランフロント大阪店、阪急西宮ガーデンズ店、イオンモール堺北花田店、名古屋名鉄百貨店、広島パルコ店、アミュプラザ博多店。

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「フェンディ」と「デビアレ」がコラボ 高性能ポータブルスピーカーを6月13日に発売

「フェンディ(FENDI)」はパリ発のオーディオブランド「デビアレ(DEVIALET)」とコラボした360度ステレオサウンドの高性能ポータブルスピーカーを6月13日に両ブランドの公式オンラインストアと一部の店舗で発売する。両ブランドの公式オンラインストアで先行予約を受付中だ。

ミラノで開催された「フェンディ」2024年秋冬メンズコレクションではモデルたちがラグジュアリーな「FF」ロゴモノグラムの “フェンディ × デビアレ マニア“(43万3400円、予定価格)を身につけてランウエイに登場した。同スピーカーは最先端のサラウンドサウンド機能で純度の高い音響を提供、外出先でも高音と低音を完璧に再現するそう。22年に誕生した初代“マニア”スピーカーはタバコとブラウンのツートーン「FF」ロゴモノグラムのケースで包み込まれ、サンドカラーのハンドルとゴールドのディティールで「フェンディ」らしさが加わった。

同スピーカーのオーディオレンジは30〜2万ヘルツで重低音から高音まで再現し、部屋の音響特性を測定する4つのマイクと周囲の環境に合わせて音声出力をを自動的に調整する内蔵インテリジェンス機能を搭載した。デジタルノマドのために作られており、持ち運びに便利なトップハンドルと不意の水しぶきでも音飛びしない防滴仕様、10時間連続でワイヤレスストリーミングが可能な「デビアレ」社初の内蔵電池を備え、“デビアレ マニア ステーション”も無料で付属する。

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「フェンディ」と「デビアレ」がコラボ 高性能ポータブルスピーカーを6月13日に発売

「フェンディ(FENDI)」はパリ発のオーディオブランド「デビアレ(DEVIALET)」とコラボした360度ステレオサウンドの高性能ポータブルスピーカーを6月13日に両ブランドの公式オンラインストアと一部の店舗で発売する。両ブランドの公式オンラインストアで先行予約を受付中だ。

ミラノで開催された「フェンディ」2024年秋冬メンズコレクションではモデルたちがラグジュアリーな「FF」ロゴモノグラムの “フェンディ × デビアレ マニア“(43万3400円、予定価格)を身につけてランウエイに登場した。同スピーカーは最先端のサラウンドサウンド機能で純度の高い音響を提供、外出先でも高音と低音を完璧に再現するそう。22年に誕生した初代“マニア”スピーカーはタバコとブラウンのツートーン「FF」ロゴモノグラムのケースで包み込まれ、サンドカラーのハンドルとゴールドのディティールで「フェンディ」らしさが加わった。

同スピーカーのオーディオレンジは30〜2万ヘルツで重低音から高音まで再現し、部屋の音響特性を測定する4つのマイクと周囲の環境に合わせて音声出力をを自動的に調整する内蔵インテリジェンス機能を搭載した。デジタルノマドのために作られており、持ち運びに便利なトップハンドルと不意の水しぶきでも音飛びしない防滴仕様、10時間連続でワイヤレスストリーミングが可能な「デビアレ」社初の内蔵電池を備え、“デビアレ マニア ステーション”も無料で付属する。

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「ファシオ」が“まつパ級”のくるんとしたカールを長時間持続するマスカラ発売

コーセーのメイクアップブランド「ファシオ(FASIO)」は7月16日、まつ毛パーマをかけたようなカールしたまつ毛がかなうマスカラ“まつパ級 フィルムマスカラ(ロング&ボリューム)”(全2色、各1320円)や、温かみのあるカラーでまつ毛を彩る“ウルトラ WP マスカラ(ボリューム)”の限定2色などを発売する。

“まつパ級 フィルム マスカラ(ロング&ボリューム)”はまつ毛を長時間カールキープし、ぱっちりとした目元を演出するフィルムタイプのマスカラだ。糸を引くような成分を含むベースに、ロング効果を底上げするスーパーロングラッシュファイバーをぜいたくに配合。塗り重ねてもダマにならず、自まつ毛が美しく伸びたようなアイメイクをかなえる。カラーは2色で、ブラックとブラウンを用意した。さらに、短いまつ毛もキャッチする極細タイプの“まつパ級 フィルム マスカラ(極細)”(全1色、1320円)も販売する。

“ウルトラ WP マスカラ(ボリューム)”(各1320円)は、ふさふさとしたボリュームのあるまつ毛を演出するマスカラで、今回の限定色はキャメルとカシスの限定2色。まつ毛にボリュームを与えるひょうたん型のブラシを採用している。

ほか、アルガンオイルなどのまつ毛の保護成分を配合したマスカラリムーバー“速攻落ち マスカラ リムーバー”(924円)も登場。落としにくいウオータープルーフタイプのマスカラもこすらずスムーズにオフが可能だ。

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