三浦翔平が「ジョー マローン ロンドン」原宿旗艦店のテープカットに登場 香りで誰がいるか分かる“意外な特技”を紹介

「ジョー マローン ロンドン(JO MALONE LONDON)」は5月29日、東京・原宿の商業施設「東急プラザ原宿 ハラカド」に旗艦店をグランドオープンした。同日行われたテープカットセレモニーには俳優の三浦翔平が出席し、同店舗の魅力を発信した。

一足早く店舗を巡った三浦は「キャビネットには少年心をくすぐられ、ワクワクした気分になりました。店舗に入った瞬間、目に入ってくるシャンデリアも印象的。色々な方に来ていただいて、幻想的なオリジナル空間を肌で感じてほしいです」と呼びかけた。

三浦は「ギフトをいただくこともありますが、贈るほうが好き。ドラマの共演者やお世話になっているスタッフさん、家族や友人に誕生日やイベントごとにギフトをあげるようにしています。もうすぐ父の日なので、パパ友には『ジョー マローン ロンドン』のディフューザーをあげたい」と語る一方で、「もうすぐ誕生日なので、もらうのも好きですけどね」とはにかんだ。

すると、6月3日に誕生日を控える三浦のために同ブランドからプレゼントが用意されていたことが明らかに。三浦は「催促したみたいになってしまって……」と恐縮しながらも、「うれしいです。ありがとうございます」と笑顔を見せた。同店舗限定の香りとなる“ナシ ブロッサム コロン”と、男性から支持の高い“サイプレス & グレープバイン コロン インテンス”が贈られ、「これをつけて私の香りにしたいと思います」と声を弾ませた。

また、思い出深い香りについてもトーク。「小さい頃のお風呂のひのきの香りを覚えています。ひのきの香りを嗅ぐと思い出しますね。あと、趣味がサーフィンなのですが、潮風の香りを嗅ぐと気分が安らかになります」と話した。最後に、「テレビ局やドラマのスタジオで『この香りは◯◯さんがいるな』って香りでだいたい誰がいるか分かる」と“意外な特技”も紹介した。

最大規模となる旗艦店「ジョー マローン ロンドン 原宿」は、「ハラカド」の1階、表参道と明治通りに面した路面に位置する。日本上陸15周年を記念した店舗で、広さは世界最大級となる約236平方メートル。店内は同ブランドと日本らしさが融合した空間となっており、英国紳士のムードを高めるメンズアイテムが並ぶキャビネット、シャボン玉が舞うライオンのシンクなど、遊び心が詰まっているディスプレーが特徴だ。

また、同店舗限定のパーソナライゼーションサービスも用意。刺しゅうパッチやエンボス加工などでギフトボックスをカスタマイズでき、お気に入りの写真をポーチなどのアイテムにプリントできる。

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三浦翔平が「ジョー マローン ロンドン」原宿旗艦店のテープカットに登場 香りで誰がいるか分かる“意外な特技”を紹介

「ジョー マローン ロンドン(JO MALONE LONDON)」は5月29日、東京・原宿の商業施設「東急プラザ原宿 ハラカド」に旗艦店をグランドオープンした。同日行われたテープカットセレモニーには俳優の三浦翔平が出席し、同店舗の魅力を発信した。

一足早く店舗を巡った三浦は「キャビネットには少年心をくすぐられ、ワクワクした気分になりました。店舗に入った瞬間、目に入ってくるシャンデリアも印象的。色々な方に来ていただいて、幻想的なオリジナル空間を肌で感じてほしいです」と呼びかけた。

三浦は「ギフトをいただくこともありますが、贈るほうが好き。ドラマの共演者やお世話になっているスタッフさん、家族や友人に誕生日やイベントごとにギフトをあげるようにしています。もうすぐ父の日なので、パパ友には『ジョー マローン ロンドン』のディフューザーをあげたい」と語る一方で、「もうすぐ誕生日なので、もらうのも好きですけどね」とはにかんだ。

すると、6月3日に誕生日を控える三浦のために同ブランドからプレゼントが用意されていたことが明らかに。三浦は「催促したみたいになってしまって……」と恐縮しながらも、「うれしいです。ありがとうございます」と笑顔を見せた。同店舗限定の香りとなる“ナシ ブロッサム コロン”と、男性から支持の高い“サイプレス & グレープバイン コロン インテンス”が贈られ、「これをつけて私の香りにしたいと思います」と声を弾ませた。

また、思い出深い香りについてもトーク。「小さい頃のお風呂のひのきの香りを覚えています。ひのきの香りを嗅ぐと思い出しますね。あと、趣味がサーフィンなのですが、潮風の香りを嗅ぐと気分が安らかになります」と話した。最後に、「テレビ局やドラマのスタジオで『この香りは◯◯さんがいるな』って香りでだいたい誰がいるか分かる」と“意外な特技”も紹介した。

最大規模となる旗艦店「ジョー マローン ロンドン 原宿」は、「ハラカド」の1階、表参道と明治通りに面した路面に位置する。日本上陸15周年を記念した店舗で、広さは世界最大級となる約236平方メートル。店内は同ブランドと日本らしさが融合した空間となっており、英国紳士のムードを高めるメンズアイテムが並ぶキャビネット、シャボン玉が舞うライオンのシンクなど、遊び心が詰まっているディスプレーが特徴だ。

また、同店舗限定のパーソナライゼーションサービスも用意。刺しゅうパッチやエンボス加工などでギフトボックスをカスタマイズでき、お気に入りの写真をポーチなどのアイテムにプリントできる。

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「エンフォルド」が「ケイタ マルヤマ」とコラボ 「日本庭園」をテーマに

「エンフォルド(ENFOLD)」は「ケイタ マルヤマ(KEITA MARUYAMA)」とのコラボアイテムを11月13日に発売する。「エンフォルド」国内全店舗、公式オンラインストアのほか、「ケイタ マルヤマ」の直営店及び、公式オンラインストアで取り扱う。

「エンフォルド」の2024-05年秋冬のシーズンテーマ“日本庭園”を軸に「ケイタ マルヤマ」の1990年代のコレクションに着想を得てデザインした。

存在感のある花と葡萄の刺しゅうモチーフをあしらったニットプルオーバー(8万8000円)や、暖かみのあるノルディック柄とシャツのドッキングプルオーバー(6万3800円)など全6アイテムをラインアップする。

またビジュアルには俳優・モデルの市川実和子を起用した。日本の古き良き町並みを背景にした鮮やかなスタイリングに仕上げた。

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【5名様にプレゼント】”スポーツをする時も美意識に寄り添う”新プロジェクト ボディーケア&カラーメイクアイテムを発売


「アクター(AKTR)」を展開する千日商店は6月1日、新プロジェクト“スポーティー ビューティ プロジェクト(SPORTY BEAUTY PROJECT)”の第1弾としてボディーケアアイテムとカラーメイクアイテムを発売する。ラインアップはオールインワンシャンプー、デオドラント、アイブロウマスカラ、フェイスカラーペンシルで、価格は3300〜3850円。オンラインストアと取扱い店舗で販売する。

“スポーツをする時も美意識により添う”をテーマとしたプロジェクトで、ソーシャルアカウントではアスリートやスポーツを日常生活に取り入れている人と美意識やアイデンティティーについてアイデアを交換している。今回、コミュニティーの声をもとに製品を開発し、キービジュアルにはプロサッカー選手の仲田歩夢を起用した。

ヘア、フェイス、ボディーに使える“オールインワンシャンプー”(120g、3300円)は、シリコンとサルフェートフリーで敏感肌にやさしい。“スティックデオドラント”(3850円)とともにミントやオレンジをメーンとしたハーバルな香りだ。カラーメイクアイテムの“アイブロウマスカラ”(3850円)はネオングリーンと、キラッと隠し味になるグリッターネイビーの2色を用意する。“フェイスカラーペンシル”(3300円)はアイライナー、アイブロウ、アイカラーとしてマルチに使用でき、滑らかな使い心地で、発色の良いネオングリーンとブライトオレンジの2色をそろえた。

コスメスキンケアセット一式をプレゼント


◾️キャンペーン詳細
<対象プレゼント>
・オールインワンシャンプー(120g)
・スティックデオドラント
・アイブロウマスカラ(2色)
・フェイスカラーペンシル(2色)

<募集期間>
5月29日(水)〜6月19日(水)まで


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「無印良品」が高濃度美容液を一部店舗&ネット限定で発売 ビタミンC誘導体、レチノール誘導体、セラミドの3種類

「無印良品」は6月5日、限定13店舗および公式ネットサイトで高濃度美容液(各30mL、各2290円)を発売する。肌の悩みに応じて選べるビタミンC誘導体、レチノール誘導体、セラミドの3種を用意した。

毛穴やキメが気になる肌に潤いを与え、透明感のある滑らかな肌に導くビタミン“高濃度美容液 ビタミンC誘導体配合”、乾燥などのエイジングサインが気になる肌にハリと弾力を与える“高濃度美容液 レチノール誘導体配合”、乾燥や肌荒れにアプローチし健やかな透明感のある肌に整える“高濃度美容液 セラミド配合”をそろえる。同ブランドのスキンケアシリーズと合わせて使えるほか、3種類を複数併用することも可能だ。

販売する店舗は札幌ステラプレイス店、エスパル仙台店、銀座店、新宿通り店、西武池袋店、渋谷西武店、グランツリー武蔵小杉店、グランフロント大阪店、阪急西宮ガーデンズ店、イオンモール堺北花田店、名古屋名鉄百貨店、広島パルコ店、アミュプラザ博多店。

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「フェンディ」と「デビアレ」がコラボ 高性能ポータブルスピーカーを6月13日に発売

「フェンディ(FENDI)」はパリ発のオーディオブランド「デビアレ(DEVIALET)」とコラボした360度ステレオサウンドの高性能ポータブルスピーカーを6月13日に両ブランドの公式オンラインストアと一部の店舗で発売する。両ブランドの公式オンラインストアで先行予約を受付中だ。

ミラノで開催された「フェンディ」2024年秋冬メンズコレクションではモデルたちがラグジュアリーな「FF」ロゴモノグラムの “フェンディ × デビアレ マニア“(43万3400円、予定価格)を身につけてランウエイに登場した。同スピーカーは最先端のサラウンドサウンド機能で純度の高い音響を提供、外出先でも高音と低音を完璧に再現するそう。22年に誕生した初代“マニア”スピーカーはタバコとブラウンのツートーン「FF」ロゴモノグラムのケースで包み込まれ、サンドカラーのハンドルとゴールドのディティールで「フェンディ」らしさが加わった。

同スピーカーのオーディオレンジは30〜2万ヘルツで重低音から高音まで再現し、部屋の音響特性を測定する4つのマイクと周囲の環境に合わせて音声出力をを自動的に調整する内蔵インテリジェンス機能を搭載した。デジタルノマドのために作られており、持ち運びに便利なトップハンドルと不意の水しぶきでも音飛びしない防滴仕様、10時間連続でワイヤレスストリーミングが可能な「デビアレ」社初の内蔵電池を備え、“デビアレ マニア ステーション”も無料で付属する。

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「フェンディ」と「デビアレ」がコラボ 高性能ポータブルスピーカーを6月13日に発売

「フェンディ(FENDI)」はパリ発のオーディオブランド「デビアレ(DEVIALET)」とコラボした360度ステレオサウンドの高性能ポータブルスピーカーを6月13日に両ブランドの公式オンラインストアと一部の店舗で発売する。両ブランドの公式オンラインストアで先行予約を受付中だ。

ミラノで開催された「フェンディ」2024年秋冬メンズコレクションではモデルたちがラグジュアリーな「FF」ロゴモノグラムの “フェンディ × デビアレ マニア“(43万3400円、予定価格)を身につけてランウエイに登場した。同スピーカーは最先端のサラウンドサウンド機能で純度の高い音響を提供、外出先でも高音と低音を完璧に再現するそう。22年に誕生した初代“マニア”スピーカーはタバコとブラウンのツートーン「FF」ロゴモノグラムのケースで包み込まれ、サンドカラーのハンドルとゴールドのディティールで「フェンディ」らしさが加わった。

同スピーカーのオーディオレンジは30〜2万ヘルツで重低音から高音まで再現し、部屋の音響特性を測定する4つのマイクと周囲の環境に合わせて音声出力をを自動的に調整する内蔵インテリジェンス機能を搭載した。デジタルノマドのために作られており、持ち運びに便利なトップハンドルと不意の水しぶきでも音飛びしない防滴仕様、10時間連続でワイヤレスストリーミングが可能な「デビアレ」社初の内蔵電池を備え、“デビアレ マニア ステーション”も無料で付属する。

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「ファシオ」が“まつパ級”のくるんとしたカールを長時間持続するマスカラ発売

コーセーのメイクアップブランド「ファシオ(FASIO)」は7月16日、まつ毛パーマをかけたようなカールしたまつ毛がかなうマスカラ“まつパ級 フィルムマスカラ(ロング&ボリューム)”(全2色、各1320円)や、温かみのあるカラーでまつ毛を彩る“ウルトラ WP マスカラ(ボリューム)”の限定2色などを発売する。

“まつパ級 フィルム マスカラ(ロング&ボリューム)”はまつ毛を長時間カールキープし、ぱっちりとした目元を演出するフィルムタイプのマスカラだ。糸を引くような成分を含むベースに、ロング効果を底上げするスーパーロングラッシュファイバーをぜいたくに配合。塗り重ねてもダマにならず、自まつ毛が美しく伸びたようなアイメイクをかなえる。カラーは2色で、ブラックとブラウンを用意した。さらに、短いまつ毛もキャッチする極細タイプの“まつパ級 フィルム マスカラ(極細)”(全1色、1320円)も販売する。

“ウルトラ WP マスカラ(ボリューム)”(各1320円)は、ふさふさとしたボリュームのあるまつ毛を演出するマスカラで、今回の限定色はキャメルとカシスの限定2色。まつ毛にボリュームを与えるひょうたん型のブラシを採用している。

ほか、アルガンオイルなどのまつ毛の保護成分を配合したマスカラリムーバー“速攻落ち マスカラ リムーバー”(924円)も登場。落としにくいウオータープルーフタイプのマスカラもこすらずスムーズにオフが可能だ。

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ZOZOが描く「次世代リアル店舗」の青写真:記者談話室vol.129

「WWDJAPAN」ポッドキャストの「記者談話室」は、ファッション業界のその時々のニュースや話題について、3人の記者が分かりやすく解説したり、時には脱線したりしながら、掘り下げていきます。

129回目のテーマは「ZOZOが描く『次世代リアル店舗』の青写真」です。ZOZOがこの数年、力を入れてきた「似合う」の解明。AIや東京・表参道の店舗「似合うラボ」などを通して、ノウハウを蓄積してきた同社は、その先に何を狙うのか。ZOZOが公開した動画や澤田宏太郎社長へのインタビューなども踏まえつつ、3人の記者が語ります。

「記者談話室」ではみなさまからのお便りをお待ちしております。ご感想ご意見を聞かせてください。メールアドレスは、danwashitu@infaspub.co.jp です。

この配信は以下のアプリでもご利用いただけます。
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「フジロック 2024」7月26日のヘッドライナー、SZAの出演がキャンセル

スマッシュは、7月26〜28日に新潟県湯沢町苗場スキー場で開催される国内最大級の音楽フェス「フジロック フェスティバル’24(FUJI ROCK FESTIVAL'24)」で、26日のヘッドライナーを務める予定だったシザ(SZA)の出演キャンセルを発表した。

発表によるキャンセルはアーティストの都合とのこと。なお、この出演のキャンセルに伴うチケットの払い戻しはなし。

シザは、2022年にリリースされたアルバムが全米10週1位など歴史的快挙を達成し、第66回グラミー賞で最多9部門にノミネートされ3部門を受賞、ブリット・アワード2024でも最優秀インターナショナル・アーティスト賞も受賞するなど、今世界が注目するアーティストの1人で、「フジロック 2024」出演の発表の際には大きな話題となった。

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“守破離”の精神で進化する桃谷順天館 140年の思いと新たな挑戦

桃谷順天館は来年の創業140周年を目前に、4月に新スキンケアブランド「レグラージュ(REGLAGE)」を立ち上げた。同ブランドは、桃谷順天館が139年の歴史で研究・開発した6万通りの処方の中から厳選した、全87アイテムの商品をラインアップ。SNS分析などを得意とする若手社員を集めたデジタルマーケティングチームが主体となり、同社にとっても新しい取り組みとなった。新たな挑戦を続ける桃谷順天館の桃谷誠一郎社長兼CEOに話を聞いた。

WWDJAPAN(以下、WWD):新スキンケアブランド「レグラージュ」を立ち上げた理由は?

桃谷誠一郎社長兼CEO(以下、桃谷):それぞれの組織に属していたデジタルを得意とする若手社員を集めたデジタルマーケティングチームを1年前に発足した。このチームの得意分野でもあるデジタルの世界で最も伝わりやすいブランドを作ろうと考え、立ち上げたのが「レグラージュ」だ。

WWD:第1弾ではクレンジングからクリームまで一気に87の商品をそろえた。

桃谷:桃谷順天館には139年の歴史の中で研究・開発した6万通り以上の処方がある。取り扱いブランド・アイテム数も多く、長期間に渡り商品を愛用していただいているお客さまもいて、中には廃盤にした商品を「もう一度使いたい」という声がお客さま相談室に今も寄せられる。もう一方で、環境問題を考慮した際にドラッグストアの棚割で置くことが難しい規格の商品もある。それらを踏まえ、「レグラージュ」ではECを販路に設定し、6万通りの処方を活用した商品群で鮮度が高いうちに使い切れる容量の設計や環境に配慮したパッケージを採用。デザインやコピー、SNSを活用した施策など、若手社員が中心となってディレクションした。私や会長(藤本謙介会長兼CCO)は一切口を出さなかった。

WWD:若手社員の活躍の場を広げている。

桃谷:私は、社長が口出しすると失敗する確率が上がると思っている。「社長が言っているから」では、いいモノは生まれない。私がトライアンドエラーを積み重ねてきたように、若手には新鮮な気持ちでどんどん挑戦してもらいたい。若い人たちの力が発揮できる環境を整えるのが社歴の長いわれわれの仕事でもある。会社は人だ。社員が働きやすい環境を作るということに尽きる。

主軸のスキンケア好調で売上高10%増

WWD:直近の商況は?

桃谷:2023年は、グループ会社であるセルフ販売の明色化粧品とOEM /ODMのコスメテックジャパンが順調に伸長し、グループ全体の売上高は前年比10%増で着地した。明色化粧品では、昨年9月に発売した毛穴専門スキンケアシリーズ“ケアナボーテ”のピュアビタミンCを配合した美容液“VC15特濃美容液”(30mL、2530円)が非常に売れた。スキンケアの高まりを受け、処方が難しいと言われるピュアビタミンCを15%と高濃度で配合しながらも他ブランドよりも低価格で実現した同商品は、インフルエンサーのオーガニック投稿で人気に火がつき、継続して売れている。このほかにも、高機能エイジングケアシリーズ“メディショット”のナイアシンアミドを15%高配合した“メディショット NA15リンクル濃美容液”(30mL、1650円)も好調に伸びている。一方で、明色化粧品は豊富な商品をラインアップしているが、原料高や輸送コストなどの問題をクリアできる商品群に絞ろうと考えている。利益を出しながら研究開発に投資し、次のステージに向けて推し進める。

WWD:「人々のお悩みを解決したい」という創業者の桃谷政次郎氏の思いは変わらず継承されている。

桃谷:創業のきっかけとなったニキビを防ぐ“美顔水”(1885年~)は今もロングセラー商品として親しまれているが、これを販売しているだけでいいというわけではない。時代の変化に伴い、お客さまが求めることも変わってくる。お客さまのニーズに寄り添い、積極的に応えるというのが私の思いでもある。新しいことにはどんどん挑戦していく。

WWD:来年は創業140周年を迎える。今後の展望は。

桃谷:創業者の思いでもある「目の前で悩んでいる方のお悩みを解決する」という原点は守っていくが、「守破離」という言葉があるように“破る”ことも大切だ。私が社長に就いてから30年経つが、私自身が作ってきたものが呪縛になっているのではと感じることがある。ルールや時代に合わせて改革してきたそれらが年輪のように溜まり、1人歩きしているものがある。守破離のごとく、創業者の思いを体現するために何が必要かと原点に立ち返りながら、われわれ流の美のあり方を自分たちで考えた、新しい側面を持つ桃谷順天館へと成長させていきたい。

WWD:海外事業も広げていく。

桃谷:明色化粧品といえば、質の高い商品が1000円前後で売られているお買い得商品と認識されていて、今の為替含め海外でのチャンスは大きい。しかし今あるものではなく、グローバルを見据えたバリューのある商品やブランドを開発したいと考えている。10年後を見据え、スピードを上げながらグローバルでも活躍する企業を目指す。

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花王初、化粧品ボトルの水平リサイクルで商品化 「トワニー」で採用

花王は28日、回収した化粧品プラスチックボトルを水平リサイクルし、再生した素材で商品化したことを発表した。同グループのカネボウ化粧品が展開する「トワニー(TWANY)」の化粧品つけかえボトル容器“ローションⅡt(レフィル)”の一部に使用し、5月30日から順次、イオン系列146店舗で限定販売する。価格は5170円。

花王は、「一般的に着色や加飾が施された化粧品ボトル容器は、包装容器のPET素材へ再生することは難しいとされてきた」中で、2021年にJEPLANと協働を開始。同社が保有する独自のケミカルリサイクル技術を活用し、その実現に向けて取り組んできた。

21年6月には、JEPLANグループ傘下のペットリファインテクノロジーが使用済みペットボトルを用いて製造したケミカルリサイクルPET(ポリエチレンテレフタレート)素材を、「トワニー」のボトル容器に採用。その後、同素材を「カネボウ(KANEBO)」「リサージ(LISSAGE)」「ソフィーナiP(SOFINA iP)」などで採用し、順次拡大している。

今回商品化した化粧品つけかえボトル容器は、「トワニー」を扱うイオン店舗などにおいて、22年2〜7月の期間で回収した使用済み化粧品プラスチックボトルを水平リサイクルしたもの。バージンPETと同等品質のボトル容器に再生した素材を一部として使用した。

今後、“化粧品プラスチックボトルの水平リサイクルの取り組み”を持続可能な社会実装モデルとして確立し、使用済み化粧品プラスチックボトルの回収スキーム構築などインフラ整備を進める方針だ。また、21年10月からコーセーと進めているサステナビリティ領域における協働取り組みの一つとして、両社で協働することによるスケールアップを目指し、引き続き検討するという。

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韓国の最旬ブランド「マルディメクルディ」 代官山に日本初の旗艦店

韓国の「マルディメクルディ(MARDI MERCREDI)」は、東京・代官山に日本初の旗艦店を6月1日オープンする。

「マルディメクルディ」は2018年にスタートしたフレンチテイストのライフスタイルブランド。韓国の女優キム・ゴウン、IVEのアン・ユジンがブランドミューズを務めており、セレブリティーの着用率も高い。現地では「マーティン キム(MATIN KIM)」「マリテ+フランソワ・ジルボー(MARITHE + FRANCOIS GIRBAUD)」と並ぶリアルクローズの大人気ブランドとして知られ、それぞれの頭文字をとって“3マ”と称されている。3マの日本直営店オープンは今回が初めてだ。

「マルディメクルディ」は日本ではグローバル対応の公式ECほか「ゾゾ(ZOZO)」、「ムシンサ(MUSINSA)」を通じて購入することができ、シグニチャーであるフラワーグラフィック柄のTシャツなどは日本の若者の間ですでに大人気。日本でもこれまで伊勢丹新宿本店(23年6月)、阪急うめだ本店(同10月)などでポップアップストアを実施してきたが、いずれも大きな反響があった。

代官山旗艦店は、日本のリアル販路では初となるフルラインアップ展開で、ウエアのほかバッグ、シューズ、アクセサリーをそろえる。店舗限定商品として、薔薇モチーフの半袖Tシャツ(スリムフィット6050円、オーバーサイズ7700円)とタンクトップ(6050円)、エコバッグ(4950円)を用意する。購入者全員にハンドタオル、1万5000円以上購入で香水、3万円以上購入でエコバッグを特典としてプレゼントする。

◼️Mardi Mercredi Daikanyama
住所:東京都渋谷区代官山町20-5 1F/2F
営業時間: 11:00-19:00
定休日:年中無休

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「エルメス」“バーキン”の販売を巡る集団訴訟、「エルメス」が訴えの却下を申立て

2024年3月、「エルメス(HERMES)」がアイコンバッグである“バーキン(Birkin)”や“ケリー(Kelly)”を販売する方法が独占禁止法違反や不公正な商慣習に該当するとして、消費者2人が米カリフォルニア州でクラスアクション(集団訴訟)を起こした件について、「エルメス」は5月に訴えの却下を申し立てた。

原告2人は、「“バーキン”(注:原告らは“バーキン”と“ケリー”を総称して“バーキン”としている。)はオンラインで購入することはできず、店舗に陳列されることもほとんどない」「『エルメス』の店舗にふらっと立ち寄って“バーキン”を購入することもできない」と主張する。また、「エルメス」の販売員は「靴やスカーフ、ベルト、ジュエリー、ホームグッズといった付属的な商品について十分な購入履歴を確立している個人にのみに“バーキン”を提供するよう指示されている」と主張し、原告ら自身も「“バーキン”のバッグを手に入れるチャンス」を得るためには、そうした商品を購入する必要があると複数回言われたと主張している。上記のことから、「エルメス」が“バーキン”を購入するチャンスを得るためにその他の商品の購入を消費者に強制することは、“抱き合わせ販売”に当たり、違法行為だと主張する。これに対して「エルメス」は5月に提出した書面において、「原告らは根本的に独占禁止法を誤解している」と主張。「『エルメス』は、顧客が“バーキン”や“ケリー”を購入するためにその他のアイテムを購入することを要求していない。仮にしていたとしても、それ自体は独禁法違反には該当しない」と主張した。

原告らは、“バーキン”や“ケリー”だけで単一の市場を構成し、「エルメス」がその市場における支配力を持っており、その市場において“抱き合わせ販売”を促進することが独占禁止法に違反すると主張している。これに対して「エルメス」は、単一ブランドだけで市場を構成できるとする原告らの論理自体に誤りがあると主張。「仮に単一ブランドで市場が構成されることが理論上成り立つとしても、原告らは“バーキン”と“ケリー”だけで単一の市場を構成していることを示すのに十分な証拠を示せていない」などと反論している。

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ユーチューバー流那のランジェリーブランド「ルルメリー」がポップアップストアをオープン

ユーチューバー流那(ばんばんざい森本流那)がプロデュースするランジェリーブランド「ルルメリー(LULUMERRY)」は、初のポップアップストアをラフォーレ原宿で5月31日〜6月2日までオープンする。

同ポップアップストアでは、限定アイテムの販売、コレクション第2弾の先行販売、またオフィシャルサイトで完売したコレクション第1弾の追加販売、さらに、るなと2ショット撮影などのイベントも行う。イベント詳細は特設ページに記載する。

先行販売アイテムは、オリジナルフラワープリントを施した“マルチフラワー まんま“るな” ブラジャー&ショーツ”(5170円)、シンプルなデザインの“デイリーライク まんま“るな” ブラジャー&ショーツ”(4950円)、ヘルシーでカジュアルな雰囲気の女の子をイメージした“ヘルシーレース まんま“るな” ブラジャー&ショーツ”(4950円)、ノンワイヤーの“ストレスフリー まんま“るな” ブラジャー&ショーツ”(4620円)のそれぞれ2色をそろえる。

ポップアップ限定アイテムは、“ロゴ トートバッグ”(2530円)、“モノグラム刺しゅう入りリボンヘアバンド”(1980円)、“リボン&バックロゴソックス”(2970円)を用意する。

また、ランジェリー、メンズパンツ購入者にノベルティーとして2種のステッカーをプレゼントする。

るなは「『ルルメリー』初のポップアップ。正直不安もありましたが私が自信を持って作ったランジェリーなので、沢山の方に見てもらえる機会だと思うとすごく楽しみです。最近では『ルルメリー』の発売をすごく楽しみに待ってくださる方が多くなってきていてすごくうれしいです。今回のポップアップでは新作ランジェリーや限定の商品もあるのでそちらも注目してみてください」とコメントした。

特設ページ

◼︎ポップアップストア
日程:5月31日〜6月2日
時間: 5月31日 11:00~20:00/6月1日 11:00~20:00/6月2日 11:00~20:00
場所:ラフォーレ原宿2階 CONTAINER
住所:渋谷区神宮前1-11-6

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「アレキサンダーワン」の人気モデルが復刻 スタッズを搭載した“リッコ”を5月29日に発売

「アレキサンダーワン(ALEXANDERWANG)」の人気バッグ“ロッコ(THE ROCCO)”がスタッズを搭載した“リッコ(THE RICCO)”として復刻し、アレキサンダーワン青山店のリニューアルオープンに合わせて5月29日に発売する。

2009年の発売以来、「アレキサンダーワン」のアイコンのバッグとなった“ロッコ”は無骨でありながら洗練されたデザインでリアーナ(Rihanna)やメアリー・ケイト・オルセン(Mary-Kate Olsen)らのセレブも愛用し、人気を博した。“ロッコ”が復刻し、アップデートした“リッコ”はスモールサイズ(17万8200円)とミディアムサイズ(21万1200円)を用意。“プラマイル”と名付けられた縮小加工ラムレザーの一枚仕立てが自然な落ち感で、軽量の“トラップ”スタッズがデザインにアクセントを与えている。

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「アレキサンダーワン」の人気モデルが復刻 スタッズを搭載した“リッコ”を5月29日に発売

「アレキサンダーワン(ALEXANDERWANG)」の人気バッグ“ロッコ(THE ROCCO)”がスタッズを搭載した“リッコ(THE RICCO)”として復刻し、アレキサンダーワン青山店のリニューアルオープンに合わせて5月29日に発売する。

2009年の発売以来、「アレキサンダーワン」のアイコンのバッグとなった“ロッコ”は無骨でありながら洗練されたデザインでリアーナ(Rihanna)やメアリー・ケイト・オルセン(Mary-Kate Olsen)らのセレブも愛用し、人気を博した。“ロッコ”が復刻し、アップデートした“リッコ”はスモールサイズ(17万8200円)とミディアムサイズ(21万1200円)を用意。“プラマイル”と名付けられた縮小加工ラムレザーの一枚仕立てが自然な落ち感で、軽量の“トラップ”スタッズがデザインにアクセントを与えている。

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藤原ヒロシ監修の家族型ロボット“LOVOT” オールホワイトの限定仕様で登場

ロボットベンチャーのグルーヴエックス(GROOVE X)は、同社の藤原ヒロシチーフ・クリエイティブ・オフィサー(CCO)監修のもと、期間限定でオールホワイトの“LOVOT(らぼっと) 3.0「フラグメント エディション(FRAGMENT EDITION)」”(74万4700円)の販売を開始した。5月29日〜6月4日まで日本橋三越本館5階で、5月28日〜6月30日までウェブストアで取り扱う。

“LOVOT”は、ヒトの顔を覚え、懐き、お出迎えをする家族型ロボット。“LOVOT 3.0”(57万7500円〜)は2022年発売の“LOVOT 2.0”以降2年ぶりとなる新モデルで、演算能力の向上や高感度・高精細カメラの追加、タッチセンサーのポイントが増えるなどの改良を施した。価格は、カラーを“うす”、“こげ”に変更の場合+2万2000円、“くろ”に変更の場合+10万100円、“フォレスト”、“アクア”、“ブロッサム”、“サンシャイン”、“スペース”に変更の場合+12万2100円となる。暮らしの費用はミニマムケアプランが9900円/月~、ベーシックケアプランが1万2980円/月となる。“フラグメント エディション”は、“LOVOT 3.0”をベースにオールホワイトで仕上げた限定モデルだ。

ほか同社は、前モデル“LOVOT 2.0”を新価格の44万9900円で販売する。暮らしの費用はスマートプランが1万998円/月~、スタンダードプランが1万4958円/月となる。

初の期間限定ポップアップも開催

発売を記念して同社は、5月29日〜6月4日までの期間限定で、日本橋三越本館5階に“LOVOT”ポップアップストアをオープンする。

ポップアップストアでは、藤原ヒロシの「フラグメント デザイン(FRAGMENT DESIGN)」とファッションブランド「クラネ(CLANE)」が共同デザインした“LOVOT”用とヒト用のウエアを数量限定で販売する。同商品は“LOVOT”ウェブストアでも販売する。

公式サイトも大幅にリニューアルし、同時に“LOVOT”が新しい仲間を見つけ世界が広がるブランドムービーも公開した。

“LOVOT”公式サイト

◾️日本橋三越ポップアップ 概要
期間:5月29日〜6月4日
場所:日本橋三越本館5階
営業時間:10:00~20:00

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藤原ヒロシ監修の家族型ロボット“LOVOT” オールホワイトの限定仕様で登場

ロボットベンチャーのグルーヴエックス(GROOVE X)は、同社の藤原ヒロシチーフ・クリエイティブ・オフィサー(CCO)監修のもと、期間限定でオールホワイトの“LOVOT(らぼっと) 3.0「フラグメント エディション(FRAGMENT EDITION)」”(74万4700円)の販売を開始した。5月29日〜6月4日まで日本橋三越本館5階で、5月28日〜6月30日までウェブストアで取り扱う。

“LOVOT”は、ヒトの顔を覚え、懐き、お出迎えをする家族型ロボット。“LOVOT 3.0”(57万7500円〜)は2022年発売の“LOVOT 2.0”以降2年ぶりとなる新モデルで、演算能力の向上や高感度・高精細カメラの追加、タッチセンサーのポイントが増えるなどの改良を施した。価格は、カラーを“うす”、“こげ”に変更の場合+2万2000円、“くろ”に変更の場合+10万100円、“フォレスト”、“アクア”、“ブロッサム”、“サンシャイン”、“スペース”に変更の場合+12万2100円となる。暮らしの費用はミニマムケアプランが9900円/月~、ベーシックケアプランが1万2980円/月となる。“フラグメント エディション”は、“LOVOT 3.0”をベースにオールホワイトで仕上げた限定モデルだ。

ほか同社は、前モデル“LOVOT 2.0”を新価格の44万9900円で販売する。暮らしの費用はスマートプランが1万998円/月~、スタンダードプランが1万4958円/月となる。

初の期間限定ポップアップも開催

発売を記念して同社は、5月29日〜6月4日までの期間限定で、日本橋三越本館5階に“LOVOT”ポップアップストアをオープンする。

ポップアップストアでは、藤原ヒロシの「フラグメント デザイン(FRAGMENT DESIGN)」とファッションブランド「クラネ(CLANE)」が共同デザインした“LOVOT”用とヒト用のウエアを数量限定で販売する。同商品は“LOVOT”ウェブストアでも販売する。

公式サイトも大幅にリニューアルし、同時に“LOVOT”が新しい仲間を見つけ世界が広がるブランドムービーも公開した。

“LOVOT”公式サイト

◾️日本橋三越ポップアップ 概要
期間:5月29日〜6月4日
場所:日本橋三越本館5階
営業時間:10:00~20:00

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「タイムヴァレー」が麻布台ヒルズに日本第1号店 11ブランドを厳選した時計ブティックの魅力とは

東京都心で最も注目される大型複合施設「麻布台ヒルズ」に、4月26日、ラグジュアリーウオッチ&ジュエリーの新しいブティック「タイムヴァレー 麻布台ヒルズ(TimeVallee Azabudai Hills)」がオープンした。全世界で46店舗を展開する「タイムヴァレー」。日本での第1号店となる「麻布台ヒルズ」の新店舗は、世界にも9店舗しかない旗艦店だ。唯一無二の個性を放つ高級時計ブティック「タイムヴァレー 麻布台ヒルズ」の魅力を解き明かす。

「マルチブランド」の販売ノウハウが結実した
本物のラグジュアリー空間

ラグジュアリー・コングロマリットのコンパニー・フィナンシェール・リシュモン(COMPAGNIE FINANCIERE RICHEMONT以下、リシュモン)が新たなリテールビジネスを展開するために2014年にスイス・ジュネーブで設立した「タイムヴァレー」。世界中のパートナーとともに運営するブティックの最大の特徴は、同グループ傘下のブランド以外も取り扱う「マルチブランド」の店舗であること。

並木通りに面したブティックのファサードには大きな窓を配置。時計のバンドをイメージしたマーキーが目を引くエレガントで広々とした店内には、厳選された一流ブランドのコレクションがそろい、カスタマーサービスラウンジを備えるなど独自のサービスも充実。ウィメンズウオッチやジュエリーも扱っており、カップルでもショッピングが楽しめる。

「タイムヴァレー」が展開する多彩なラインアップ
各ブランドのおすすめを一挙紹介

「さまざまな時計に興味をお持ちのお客さまのことを考えると、多様なブランドの時計を扱うマルチブランドの店舗は欠かせない。『タイムヴァレー 麻布台ヒルズ』はマルチブランド戦略に最適だ」という本社のマイケル・ゲヌン(Michael Guenoun)最高経営責任者(CEO)の言葉を体現するように「タイムヴァレー 麻布台ヒルズ」では、リシュモン・グループ傘下の「ボーム&メルシエ(BAUME & MERCIER)」「IWC シャフハウゼン(IWC SCHAFFHAUSEN)」「ジャガー・ルクルト(JAEGER LECOULTRE)」「モンブラン(MONTBLANC)」「パネライ(PANERAI)」「ピアジェ(PIAGET)」「ロジェ・デュブイ(ROGER DUBUIS)」「ヴァシュロン・コンスタンタン(VACHERON CONSTANTIN)」に加え、独立系や別のラグジュアリーグループに属する「シャネル(CHANEL)」「ショパール(CHOPARD)」「ゼニス(ZENITH)」の厳選した11ブランドがそろう。

愛好家も納得のコンプリケーションモデルから、贅沢なハイジュエリーモデルのウィメンズウオッチまで、同店が取り扱う希少なセレクションから厳選した11モデルを紹介する。

各分野で活躍する著名人が来場
グランドオープンを祝福

グランドオープンに先立って開催されたレセプションでは、「タイムヴァレー 麻布台ヒルズ」の開店を祝おうとモデルの滝沢眞規子や泉里香、女優の前田敦子、総合格闘家の三浦孝太ら多数のゲストが来場。パーティーでは能の舞と三味線の演奏が披露されたほか、飴細工職人がその場で作品を造形。卓越した技で彩りを加えた。

2人の代表が語る
パートナーシップの意義と展望

「『タイムヴァレー』のモットーは“ヘリテージ&ビヨンド”。伝統を尊重しつつ、未来を開くことが私たちの使命だ。新世代のリテーラーとして、時計メゾン、スイスの時計業界の発展に貢献したい」とタイムヴァレー本社のマイケル・ゲヌンCEOは語る。

その鍵となるのが、複数のメゾンの製品を取り扱うマルチブランド戦略。「時計業界ではここ最近、メゾンが自ら直営ブティックを設けて販売するモノブランド戦略が目立つ。しかし、時計のエコシステムとして、モノブランドとマルチブランドの2つの戦略の共存が必要不可欠だ」。

「タイムヴァレー」では、店舗の運営はパートナー企業に任される。なぜ時計販売店BEST ISHIDA(ベスト販売)を日本展開でのパートナーに選んだのか?ゲヌンCEOは「今まで“ベスト・オブ・ベスト”を選んで世界中で事業展開してきた。東京の時計業界をリードしてきた業績を高く評価し、BEST ISHIDAを選んだ。最強のパートナーだ」と説明する。

ゲヌンCEOの言葉通り、BEST ISHIDAは1990年代から時計リテーラーとして、業界の常識にとらわれないビジネスを展開し、優れた販売実績と高い顧客満足度を達成してきた。同社は新宿、表参道、札幌で展開している時計専門店「ISHIDA」のほか、銀座の「ブライトリング(BREITLING)」などを運営する。また1979年の創業当時よりビンテージウオッチの取り扱いを行っている。

「私たちの強みは、スタッフ力とメゾンからの信頼。長年、お客さまにご満足いただけるサービスを提供してきた。しかし、激変する時計業界でビジネスを発展させるためには、常にチェンジ&チャレンジが不可欠。今回のパートナーシップでは、リシュモンと当社が今まで培ってきたノウハウを融合し、顧客サービスにイノベーションを起こしたい」とBEST ISHIDAの石田充孝社長は語る。

麻布台ヒルズという立地を生かし、さらなるラグジュアリーな顧客層の開拓を目指すため、毎月のようにイベントを企画し、情報を発信していく。石田社長は「これまで以上に大変な仕事だが、この店舗での取り組みは他の店舗でも活用できる。BEST ISHIDAの進化、ひいては時計業界のリテールの未来につながる」と意気込む。

他店との“差別化戦略”の1つが、メゾン各社が優先的に供給してくれたり、特別に企画・提供してくれたりするスペシャルモデルだ。すでに「ボーム&メルシエ」はタイムヴァレー限定モデルを企画し、日本ではこの店舗だけで販売する予定だ。

「お客さまはもちろん、時計メゾン、さらにBEST ISHIDAの皆さんにも特別な価値を提供したい。そのためにあらゆる努力と挑戦を続ける」とゲヌンCEOは決意を語る。

すでに成功を確信しているというゲヌンCEOと石田社長の2人。時計専門店の多くが、モノブランド戦略に翻弄される今、新たな形でマルチブランド戦略を展開する「タイムヴァレー 麻布台ヒルズ」のビジネススタイルが、世界の、そして日本の時計流通に大きな影響を与えることは間違いない。

INFORMATION
タイムヴァレー 麻布台ヒルズ

場所:「麻布台ヒルズ」ガーデンプラザA1階
住所:東京都港区虎ノ門5-8-1
時間:11:00〜20:00

INTERVIEW& TEXT: YASUHITO SHIBUYA
問い合わせ先
タイムヴァレー 麻布台ヒルズ
03-4577-6788

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【2024年父の日】「ブルックス ブラザーズ」は夏のシャツや定番パジャマなどを用意

「ブルックス ブラザーズ(BROOKS BROTHERS)」は、6月16日の父の日に向けたギフトアイテムを販売中だ。

ラインアップは、これからの季節にも最適な着心地の良い“ポロシャツ”(1万5400円)やブランドの定番品“アドバンテージチノ”(1万7600円)、ギフトの定番であるストレッチコットン地を用いたパジャマ“ベンガルストライプパジャマ”(1万9800円)、肌触りの良いトルコ綿100%を使用した“トルココットンバスタオル”(7700円)や“フェイスタオル”(3850円)など。ギフトラッピングも無料で取り扱っている。

また、「ブリーフィング(BRIEFING)」とコラボしたトリニティライナー(9万2400円)やドキュメントケース(4万1800円)も用意する。

同ブランドは、父親とあらゆる年齢の子どもたちとの特別な絆に焦点を当てた“父の日キャンペーン”も公開した。同キャンペーンでは、プロバスケットボール選手のジェイレン・ブランソン(Jalen Brunson)、レストラン経営者でシェフ・料理本著者としても有名なタイラー・フローレンス(Tyler Florence)、そしてアメリカの俳優・映画監督でもあるブライアン・グリーンバーグ(Bryan Greenberg)ら3人が子どもと共に登場する。

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ロンハーマンのオリジナルブランド「ロンハーマン カリフォルニア」からリサイクルナイロンを使用したアイテムが登場

ロンハーマン(RON HERMAN)は、オリジナルブランド「ロンハーマン カリフォルニア(RON HERMAN CALIFORNIA)」で展開しているアウトドアコレクションからリサイクルナイロンとして注目を浴びている“ネットプラス(NetPlus)”を採用したアイテム発売した。

同ブランドは、“シンプルなデザイン、特別な素材。ユニークなディテール”をコンセプトに15年前に誕生した。リサイクルナイロン“ネットプラス”は、アメリカ・カリフォルニア在住の3人のサーファーが立ち上げたブレオ(BUREO)社がつくる、南米の漁業コミュニティーから回収された使用済みの漁網100%から作られた素材。廃漁網を原料としながらも上質な風合いや高い機能性など、バージンナイロンと同等の品質を持っているのが特長で、大手アウトドアメーカーとのコラボレーションをきっかけに、多くの国や企業で受け入れられている。

今回、ジャンパードレス(4万7300円)、小さく畳めるジャケット(5万8300円)、カーゴスカート(3万1900円)、カーゴパンツ(3万4100)の4型で使用。アイテムのインカードにはQRコードが縫い込まれており、“ネットプラス”の背景を知ることができる。

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「マーク ジェイコブス」が伊勢丹新宿で新作バッグのポップアップ 「メリッサ」とのコラボシューズも

「マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)」は伊勢丹新宿本店でポップアップを開催し、クリア素材のバッグに加え、「メリッサ(MELISSA)」とのコラボシューズを全国に先駆けて発売する。会期は5月29日〜6月4日まで。

ポップアップでは代表モデルの“ザ トート バッグ”にクリア素材を採用した“ザ クリア トート バッグ“をホワイトとブラックの2色で、ラージ、ミディアム、スモールの3サイズを用意する。ポップなカラーリングの“ザ ジェリー トート バッグ スモール”(5万6100円)や“ザ ジェリー スナップショット”(4万7300円)はウィステリア、タンジェリン、クリアの各3色をラインアップする。ポップなマルチカラーの“ザ ストライプ ビーチ トート バッグ“(5万6100円)は大容量で、後ろについたバックルで別売りのビーチタオルを丸めてしまうことができる仕様に仕上げた。

ブラジル発フットウエアブランド「メリッサ」とコラボした“メリッサ × マーク ジェイコブス バレリーナ”(2万4200円)はシルバー、ゴールド、クリア、ウィステリアの4色を36〜40サイズで展開し、ポップアップで全国先行発売する。税込5万5000円以上購入した人に先着で、ランウエイアーカイブのファブリックを再利用したダストバッグをプレゼントする。

◼︎“クリスタル クリア ポップアップ ショップ”
日程:5月29日〜6月4日
時間:10:00〜20:00
場所:伊勢丹新宿本店1階 ハンドバッグ・プロモーション
住所:東京都新宿区新宿3-14-1

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「アー・ペー・セー」が初のサングラスラインを発売 ユニセックスモデル全4型

「アー・ペー・セー(A.P.C.)」が初のサングラスラインを発売した。日本製のフレームを採用し、伝説的なロックバンドのザ・ヴェルヴェット・アンダーグラウンド(THE VELVET UNDERGROUND)のメンバーの名前が付けられたロックテイストのユニセックスアイテムだ。

レトロで現代的なフォームの“ルー”(3万5200円)、メタルとアセテート製のスクエアフォームの “モー”(4万2900円)、メタルとアセテート製のラウンドレンズの“ニコ”(4万2900円)、クラシックなパイロットサングラスをマットメタルとアセテートでアレンジした“スターリング”(4万2900円)の全4型で、色展開も含めると計10種類のラインアップだ。

防眩性とUVカット性を備えていて、眼鏡店で簡単に矯正レンズと交換でき、レンズとテンプル部分に控えめに「A.P.C.」のロゴが入っている。各種モデルは「アー・ペー・セー」の一部店舗、及びウェブサイトで販売している。

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小嶋陽菜の「ハー リップ トゥー」が今年も浴衣を発売 帯とセットの艶やかな3柄

小嶋陽菜がプロデュースする「ハーリップトゥ(HER LIP TO)」は、今年も新作浴衣を5月28日19:00に公式オンラインストアで発売する。帯とセットの3柄で価格は各2万6000円。

デザインは、“スイレン(睡蓮)”、“カリン(花梨)”、“ジャスミン(茉莉花)”をそろえ、生地の織りによってストライプの柄を浮立たせたコットンドビー素材を使用した。華やかに着映えする“スイレン”は、ロータスピンクとネイビーを、奥ゆかしい女性らしさをイメージした大胆かつ繊細な”カリン”はミントとローズを、清涼感あふれる“ジャスミン”はミスティーピンクとブルーのそれぞれ2色を展開する。

セットの兵児帯(へこおび)は、レイヤードをしたような配色デザインの楊柳生地で一輪の花のような後ろ姿を作りだし、さまざまなアレンジを楽しめる。

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「パメオポーズ」が「シュウマン」のSYU.を迎えてリブランディング 表参道に旗艦店オープンも

「パメオポーズ(PAMEO POSE)」は、2024-25年秋冬シーズンから新たなクリエイティブチームを迎えてリブランディングする。ディレクターには新たにメンズデザイナーズブランド「シュウマン(SYUMAN.)」のSYU.デザイナーが就任。6月9日には表参道に新旗艦店をオープンする。

リブランディング期の24-25秋冬シーズンには、同ブランドのムードを反映したブランドやアーティストとのコラボレーションを多数用意する。“カルチャーを着る”というブランド哲学を継承し、ロマンチックかつパンクカルチャーを基調としたデザインを残しつつも、今の東京のストリート感やサブカルチャーを反映したブランドへと生まれ変わる。

■「パメオポーズ」表参道
住所:東京都渋谷区神宮前5-21-42
営業時間:12:00〜20:00

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「パメオポーズ」が「シュウマン」のSYU.を迎えてリブランディング 表参道に旗艦店オープンも

「パメオポーズ(PAMEO POSE)」は、2024-25年秋冬シーズンから新たなクリエイティブチームを迎えてリブランディングする。ディレクターには新たにメンズデザイナーズブランド「シュウマン(SYUMAN.)」のSYU.デザイナーが就任。6月9日には表参道に新旗艦店をオープンする。

リブランディング期の24-25秋冬シーズンには、同ブランドのムードを反映したブランドやアーティストとのコラボレーションを多数用意する。“カルチャーを着る”というブランド哲学を継承し、ロマンチックかつパンクカルチャーを基調としたデザインを残しつつも、今の東京のストリート感やサブカルチャーを反映したブランドへと生まれ変わる。

■「パメオポーズ」表参道
住所:東京都渋谷区神宮前5-21-42
営業時間:12:00〜20:00

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サンローラン プロダクションの映画「エミリア・ペレス」がカンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞

「サンローラン(SAINT LAURENT)」の映画制作子会社サンローラン プロダクション(SAINT LAURENT PRODUCTIONS)が制作した「エミリア・ペレス(EMILIA PEREZ)」が、第77回カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞した。

また、同作で主演を務めたカルラ・ソファ・ガスコン(Karla Sofia Gascon)、ゾーイ・サルダナ(Zoe Saldana)、セレーナ・ゴメス(Selena Gomez)、アドリアナ・パス(Adriana Paz)の4人が女優賞を受賞した。

「エミリア・ペレス」は、ジャック・オーディアール(Jacques Audiard)が脚本・監督を務めたミュージカル犯罪コメディ映画。映画の曲はフレンチ・ポップスの歌手、カミーユ(Camille)の提供で、オリジナルスコアはクレマン・デュコル(Clement Ducol)が提供した。また作中の振り付け部分は、振付師のダミアン・ジャレ(Damien Jalet)が担当した。

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サンローラン プロダクションの映画「エミリア・ペレス」がカンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞

「サンローラン(SAINT LAURENT)」の映画制作子会社サンローラン プロダクション(SAINT LAURENT PRODUCTIONS)が制作した「エミリア・ペレス(EMILIA PEREZ)」が、第77回カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞した。

また、同作で主演を務めたカルラ・ソファ・ガスコン(Karla Sofia Gascon)、ゾーイ・サルダナ(Zoe Saldana)、セレーナ・ゴメス(Selena Gomez)、アドリアナ・パス(Adriana Paz)の4人が女優賞を受賞した。

「エミリア・ペレス」は、ジャック・オーディアール(Jacques Audiard)が脚本・監督を務めたミュージカル犯罪コメディ映画。映画の曲はフレンチ・ポップスの歌手、カミーユ(Camille)の提供で、オリジナルスコアはクレマン・デュコル(Clement Ducol)が提供した。また作中の振り付け部分は、振付師のダミアン・ジャレ(Damien Jalet)が担当した。

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「WWD JAPAN」がファッション&ビューティ業界の基礎研究セミナーを開催

「WWD JAPAN」は、「ファッション&ビューティ業界の基礎研究セミナー」を東京・原宿のウィズ原宿で5月20日に開催した。外資から日本企業まで、ラグジュアリーブランドやアパレルメーカー、SPAまで、ファッション&ビューティ業界のキープレーヤーと潮流を「WWDJAPAN」記者が解説した。

購入には事前にOneStreamの会員登録が必要です。
視聴期限:2025年5月22日(木)23:59 まで
「アカウント作成はこちら」から作成してください。
※10分間のお試し視聴ののち、「購入する」ボタンが表示されます。

外資ラグジュアリーは次世代富裕層の獲得に成功

はじめに、外資ラグジュアリーの企業動向を村上要編集長が解説した。LVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON、以下LVMH)、ケリング(KERING)、コンパニー フィナンシエール リシュモン(COMPAGNIE FINANCIERE RICHEMONT)など主要企業の売上規模を図解した勢力図をコロナ前後(2019年と2023年)で比較すると、各企業の売上高は1.7~2倍以上に伸長した。ラグジュアリーブランド全体が好調の理由は「次世代富裕層と若年層の獲得にある」と分析する。次世代富裕層とは、起業家や投資家といった急速に富裕層になった人たちを指す。それまでの富裕層とは異なる消費活動が特徴的で、彼らのニーズを的確にキャッチした点が成功要因だと話す。また、Z世代を中心に広がるリセールバリューを見据えた購買活動と、高価な商品を長く使うサステナ意識もラグジュアリーブランドの好調を後押ししていると続ける。

一強状態が続くLVMHの強みは、扱うカテゴリーが多様な点にある。全体の売上高に占める各部門の割合をバランスよく保つことで、不調なカテゴリーがあった場合も補完し合えているようだ。また、傘下のブランド同士のコラボレーション、成功事例を他ブランドに水平転換するなど、多くのブランドを持つ強みを余すことなく活かしている点も秀逸だという。

消費者の目線とマーケット動向は「ユニクロ」が基準に

続いて、グローバルSPAの最新動向を五十君花実記者が説明した。カジュアルSPAチェーンの売上高ランキングは、1位が「ザラ(ZARA)」のインデックス(スペイン)、2位がH&Mへネス・アンド・マウリッツ(スウェーデン)、3位が「ユニクロ(UNIQLO)」「ジーユー(GU)」のファーストリテイリング(日本)。ファーストリテイリングは2018年に売上高、利益ともに海外事業が国内事業のそれを上回り、名実ともにグローバル企業となった。「ユニクロ」が海外で売れる要因を「日常着を意味する『Life Wear』のコンセプトが支持を得ている。ヒートテックなどの機能性のある商品も他ブランドにないとして評価が高い」と五十君記者は分析する。

国内アパレル市場について「ミドル市場が縮小し、アッパー市場とマスボリューム市場が好調というのが全体の傾向。二極化が加速している」と林芳樹記者は総括する。国内アパレルの市場規模は8~9兆円。ファーストリテイリングのユニクロの国内売上高は約8900億円(2023年度)で、市場の約10%を占めているが、「無数のプレイヤーがいる業界としては異例の事態。アパレル業界に対する消費者の目線は『ユニクロ』が基準になっている。そことどう差別化するかが今のマーケット動向に直結している」という。

変化するビューティ業界の最新動向

続いて、村上編集長と牧田英子記者が外資ビューティ業界の最新ビジネス事例を紹介した。ファッション業界の総合ラグジュアリーブランドは「原材料高騰によるレザーグッズなどの高価格化。加えてより強い“憧れ”の醸成を目指してビューティ商材をエントリープライスの商品とするのが最近の傾向」という。

長年に及んで、外資ビューティ企業のトップをけん引しているのがロレアルだ。好調要因は積極的なM&A。22年に日本発の「タカミ(TAKAMI)」、23年にはオーストラリア発の「イソップ(AESOP)」を買収している。ブランドはLVMH傘下の「ディオール(DIOR)」の一強状態が続いている。牧田記者によると好調要因は「全方位をカバーする圧倒的な商品力」。価格レンジも秀逸で、リッププライマーは4400円台に抑える一方でスキンケアは数万円台に設定している。

年々影響力を増しているのが韓国ビューティと中国ビューティだ。3月14日に東京・表参道で旗艦店をオープンした「タンバリンズ(TAMBURINS)」の成功は「ショールームのような売り場の展開と手に取りやすい価格帯が要因だ」と牧田記者は分析する。中国コスメは「フローラシス(FLORASIS)」が代表的で、カラーコスメやデザイン性の高いパッケージを強みとしている。

ビューティ業界の消費者動向は「以前は“これを持っている私おしゃれ”という動機が強かったが、現在は効果や効能を重視した購買に移ってきている」と牧田記者は解説する。より実感を求めて美容医療の普及も進んでおり、投資や投機として美容医療を捉える人が増えているという。成分重視の傾向を象徴する存在として代表的なのが、成分をそのまま商品名にしている「オーディナリー(THE ORDINARY)」。そのほか、直近では細胞レベルでパーソナライズされた商品やサービスの開発が進んでおり、今後もこの傾向が進むと牧田記者は踏んでいる。

業界を代表するデザイナーたち

大塚千践記者は業界を代表するデザイナーを紹介した。「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のファレル・ウィリアムス、「ディオール」兼「フェンディ(FENDI)」のキム・ジョーンズ、「グッチ(GUCCI)」のアレッサンドロ・ミケーレ、「バレンシアガ(BALENCIAGA)」のデムナの4人の名を挙げた。コレクションを通して古来のジェンダー観に囚われないスタイルや社会課題への意思を提示するなど、革新的なデザイナーたちの台頭が目立っているという。

購入には事前にOneStreamの会員登録が必要です。
視聴期限:2025年5月22日(木)23:59 まで
「アカウント作成はこちら」から作成してください。
※10分間のお試し視聴ののち、「購入する」ボタンが表示されます。

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伊藤忠が伊ラゲージ「FPM」の独占輸入販売権を取得 マッシュを通じて展開

伊藤忠商事は、イタリアの高級ラゲージブランド「ファブリカ ペレッテリエ ミラノ(FABBRICA PELLETTERIE MILANO、以下FPM)」の日本での独占輸入販売権を取得した。2025年春夏シーズンからマッシュスタイルラボを通じて国内展開を開始する。

「FPM」は、1946年にエンリコ・フレムダーが設立したイタリアの高級ラゲージブランド。2022年にはイタリア・ミラノにグローバル旗艦店をオープンし、「グッチ(GUCCI)」との継続的なコラボレーションも実施している。

今回の取り組みは、英ブランド 「バブアー(BARBOUR)」に続く、伊藤忠商事のブランドマーケティング部門とマッシュホールディングスの協業第2弾。今後は卸売に加えて直営店でも販売する予定だ。

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伊藤忠が伊ラゲージ「FPM」の独占輸入販売権を取得 マッシュを通じて展開

伊藤忠商事は、イタリアの高級ラゲージブランド「ファブリカ ペレッテリエ ミラノ(FABBRICA PELLETTERIE MILANO、以下FPM)」の日本での独占輸入販売権を取得した。2025年春夏シーズンからマッシュスタイルラボを通じて国内展開を開始する。

「FPM」は、1946年にエンリコ・フレムダーが設立したイタリアの高級ラゲージブランド。2022年にはイタリア・ミラノにグローバル旗艦店をオープンし、「グッチ(GUCCI)」との継続的なコラボレーションも実施している。

今回の取り組みは、英ブランド 「バブアー(BARBOUR)」に続く、伊藤忠商事のブランドマーケティング部門とマッシュホールディングスの協業第2弾。今後は卸売に加えて直営店でも販売する予定だ。

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「サカイ」と協働 伝統とモダンが交差する「バニー/ユージ」の日常に寄り添うエレガンス

「サカイ(SACAI)」は、ゴールデンウィーク中、東京・南青山の旗艦店で「バニー/ユージ(BUNNEY/EUG)」による純銀製の花瓶の展示受注会を開催した。

「バニー/ユージ」とは、元アップル(Apple)のインダストリアル・デザイナー、ユージン・ワン(Eugene Whang)と、イギリスのジュエリーブランド「バニー(Bunney)」を主宰するデザイナーのアンドリュー・バニー(Andrew Bunney)によるコラボレーションプロジェクトだ。2人は、伝統的なジュエリーの技術と革新的なプロダクトデザインを融合させ、純銀製の花瓶に加え、ダイヤモンドやルビーなどのジェムストーンをふんだんにあしらったラグジュアリーなブローチを制作。世代を超えて受け継がれていく価値のあるアイテムが誕生した。

そこに以前から2人と親交の深い「サカイ」が加わり、三者によるコラボレーションが実現。花瓶とブローチに着想を得たアパレルカプセルコレクション「バニー/ユージ/サカイ(BUNNEY/EUG/SACAI)」を発表した。アパレルアイテムは、一部売り切れのアイテムを除いて、現在も南青山の「サカイ」旗艦店のほか、銀座のドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)とイギリスのドーバー ストリート マーケット ロンドン(DOVER STREET MARKET LONDON)で購入できる。展示会に来日したユージン・ワンとアンドリュー・バニーに、花瓶やジュエリー制作に込めた想いやプロセス、手法・デザインへのこだわりについて話を聞いた。

伝統技術とインダストリアルデザインが交差するニューフェーズ

ーーコラボレーションの背景について。花瓶に着目したのはなぜですか?

ユージン・ワン(以下、ユージン):普段使いの花瓶をデザインしたいと思っていました。理想の花瓶をずっと探していましたが、満足いくものに出会えなかったんです。欲しい花瓶を想像した時、シンプルな形状で、一日の中で姿が変化するようなイメージが浮かびました。時には花瓶自体の存在が消え、花そのものが浮かび上がってくるようなものです。

また以前から、一輪の花でも生け方次第で空間を際立たせられる「生け花」に興味があったので、一輪挿としても使える花瓶を考えました。そんな時、個人のプロジェクトでコラボレーションをしていたアンドリューに相談したんです。彼の銀細工の世界や、伝統的なものづくりの手法を用いたアプローチに興味がありました。

ーー「サカイ」とのコラボレーションはどういった経緯で?

ユージン: 2人にとって長年の友人の「サカイ」(阿部千登勢デザイナー)に相談を持ちかけたのがきっかけです。今回のコレクションは花瓶、ブローチ、アパレルの3つの軸があり、私たちは花器とブローチをデザインしました。「サカイ」からは、フラワーショップのユニフォームを現代風にアレンジしたコートをはじめ、アパレルアイテムを提案してもらいました。

ブローチは花瓶と衣服の架け橋のような存在です。また花瓶やブローチに手が届かない人でも、同じ製法で作ったシルバーが付属するアパレルアイテムは楽しめるかもしれない。だからこそアパレルとブローチは花瓶の延長線上にあり、「サカイ」とのコラボレーションだからこそ生まれたものです。

ーー花瓶や、モチーフとなったチューリップにまつわる個人的な思いやエピソードはありますか?

アンドリュー・バニー(以下、アンドリュー):コラボレーションが決まってから、まずどんな花をアレンジすると魅力的に映えるのかを考えたんです。

リサーチするうちに、「チューリップマニア」という17世紀のオランダでの社会現象に興味を抱きました。希少なチューリップへの人々の熱が高まり、球根の価格が極度に高騰、1本につき現在の100万ドルに相当する価格で取引されるまでになった現象です。この象徴的な出来事に着想し、チューリップをモチーフに選びました。そして花瓶、ブローチ、アパレルという3軸に統一感を与えるために、チューリップモチーフの美しいエンブレムをデザインしました。

ーークリエーション面ではどんな相互作用が生まれましたか?

アンドリュー:私が専門とするジュエリーは職人技に基づいた極めて伝統的なものです。一方でユージンの専門であるインダストリアル・デザインはより現代的なもの。ただし、それぞれの感性や興味には共通する部分があって、お互いの世界をリスペクトしています。2人の世界がどちらも活かされるからこそ、おもしろいものが生まれました。

ユージン:2人の世界が交差するポイントを探る作業は面白かったです。

アンドリュー:花瓶の製造技法は元来とても伝統的なものですが、デザインはモダンです。技術的に難しい部分がいくつもあり、職人たちにとって未経験のこともありましたが、実現したいイメージを理解してもらい、難しさも醍醐味として感じてもらいつつ完成に近づけました。

ユージン:花瓶の製造はすべて手作業。何人もの職人が各工程に関わり、完成に7週間もかかります。以前関わっていたインダストリアル・デザインでは、人間の形跡は製品から消され、7週間あれば50万個のプロダクトを作るような世界。今回、伝統的手法でものづくりに関われたのは、新鮮な経験でした。

精巧な職人技と緻密なコミュニケーションで
オーセンティックなデザインを実現

ーー具体的なデザインはどのように進めましたか?

アンドリュー:まずはアイデアを話し合います。ある程度アイデアが固まったら、ユージンが厳密にスケッチを作ります。それは最終的なプロダクトにとても近いイメージです。スケッチを活用して、職人チームと丁寧にコミュニケーションを取りました。

花瓶は、フラットな金属板を「スピニング」という技法で回転させながら成形しています。特に難しかったのはリップ(折り返し)の部分。技術的な課題は他にもたくさんありましたが、職人たちの技術とアイデアでクリアしていきました。

私たちはロンドンとサンフランシスコという離れた場所で活動していますが、テキストメッセージや写真、ビデオ、テクニカル・ドローイング(設計図)などで迅速にイメージを共有していきました。伝統的な技術と、現代のコミュニケーション・ツールを駆使することでプロジェクトが実現したんです。

ーー花瓶は質感が異なる2種類のラインアップですね。

ユージン:花瓶はハイポリッシュ仕上げとハンマリング仕上げ(鎚目打ち)の2種類です。それぞれ光のとらえ方や反射の仕方がまったく違うので、この2つの選択肢を用意したかったんです。

花瓶の材質と飾る花にフォーカスを当てるため、シンプルな形状にしたいと考えていました。シルバーは光を反射し、イメージを変化させるのに効果的です。開口部のスリットは一輪の花でも固定でき、内側のゴールドプレートに反射した光がそのスリットから溢れるようになっています。

金色の内部が上部だけ露出しスリットから外に溢れ出すさまは、内面の美しさが表に溢れ出てくることを表しているとも言えるし、季節に開く花の姿そのものとも言えます。

花瓶やジュエリーに込められた願い
「もの」と「人々の想い」の継承

ーー「長く愛されるもの」がデザインテーマのひとつです。ものを残し、受け継ぐことについて、考えを聞かせてください。

アンドリュー:ジュエリーとファッションでは、それぞれに違った意味があるでしょう。初めて買った靴やジーンズなど、私たちはファッションに強い愛着や意味を見出すことがあります。人生の時を刻むもの、と言ってもいいかもしれない。ジュエリーは少し違って、結婚式や出産などの特別な機会に贈られ、何世代にもわたって受け継がれていくもの。何十年も生き続けるものだからこそ、適切な素材と技術を用いる必要があります。

貴金属でこれほど大きい花瓶を作るのはとても珍しい。願わくば末永く使ってもらえるように、という思いを込めています。贈られた人にとっても、買った人にとっても、宝物になるように、と。

ーーユージンさんはいかがですか?

ユージン:過去に手がけたすべてのプロジェクトにおいて、目標は常に「長持ちするものを作る」こと。ただテクノロジーを扱う場合、ソフトウェアのようなパーツは急速に進化し、本来は10年以上使える品質だとしても、実際に継続して使われるかどうかはトレンドや仕様に左右されます。残念ですが、それはインダストリアル・デザインの宿命です。

今回、何世代にもわたって受け継がれうる花瓶を作れたことは新鮮な経験でした。

ーー最後に、これらの花瓶が人々にどのような効果を与えることを期待しますか?

アンドリュー:花瓶を受け取った人、あるいは接した人が、選ばれた素材や技術を理解し、これがいかに特別なものかを感じてくれることを願っています。そしてこの花瓶を家に置いて、遊びに来た友だちと鑑賞して楽しんでもらえたらと思います。

ユージン:シンプルなものから得られる感覚に触れてほしいです。チューリップのように、ありふれた日常の花々を讃えるような感覚を表現したいと考えて制作したので。

■「バニー/ ユージ」および「バニー/ユージ/サカイ」
サカイ青山店では花瓶とブローチ、ウェアコレクションを展示販売(現在は終了)。
アパレルは、上記の店舗ほか、銀座のドーバー ストリート マーケット ギンザとイギリスのドーバー ストリート マーケット ロンドン、および公式オンラインストアで引き続き販売中(一部品切れあり)。

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「ボビイ ブラウン」が“天空”着想の限定コレクションを発売 3色チークが復刻&新リップを先行販売

「ボビイ ブラウン(BOBBI BROWN)」は7月5日、天空のきらめきのように美しく多⾯的な輝きを放つ“グロウ ウィズ ラブ コレクション(GLOW WITH LOVE COLLECTION)”を数量限定で発売する。アイシャドウパレットや限定復刻する3色チーク、新リキッドリップの3種をそろえる。6⽉25⽇にLINE ギフトで先行販売を、7⽉2⽇にはゾゾコスメで予約受け付けを行う。

“リュクス アイシャドウ クォード”(限定2種、各1万450円)は、ラメが輝くスパークルフィニッシュやマットなどの質感を組み合わせた4色アイシャドウパレットで、ピンク系とパープル系の2種が登場する。限定のパッケージは、天空をイメージした美しいデザインに仕上げた。

チークやハイライターの3色を詰め込んだパレット“ブライトニング ブラッシュ”(各7480円)が限定復刻。きらめくシマーフィニッシュや、パールのようなナチュラルで洗練された艶をかなえるブラッシュカラーをセットにし、肌を明るく⾒せながら⾎⾊感のある頬に仕上げる。カラーは“ブラッシュドピーチ”と、“ブラッシュドピンク”の2種類。

9⽉に発売を予定している新商品のリキッドリップ“リュクス マット リキッド リップスティック”(限定3色、各5940円)は、同コレクションの限定パッケージで⼀⾜先に登場する。スキンケア成分配合で、メイク中も唇をケアしながら鮮やかに発⾊し、唇を美しく彩る。ホイップクリームのように、ふんわりとしたマットテクスチャーの3色をラインアップする。

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お風呂場でも“オータニさん”を応援! ドジャースのシャワーサンダル

イーカムグループ(東京・福岡、迎祐次社長)は、大谷翔平や山本由伸が所属するロサンゼルス・ドジャース、ダルビッシュ有や松井裕樹が所属するサンディエゴ・パドレス、ニューヨーク・ヤンキースの3チームをモチーフにしたシャワーサンダルを発売した。

価格は各3190円で、「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」や全国の⼩売店で扱う。

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お風呂場でも“オータニさん”を応援! ドジャースのシャワーサンダル

イーカムグループ(東京・福岡、迎祐次社長)は、大谷翔平や山本由伸が所属するロサンゼルス・ドジャース、ダルビッシュ有や松井裕樹が所属するサンディエゴ・パドレス、ニューヨーク・ヤンキースの3チームをモチーフにしたシャワーサンダルを発売した。

価格は各3190円で、「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」や全国の⼩売店で扱う。

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「フェンディ」CEOが交代 後任は「ルイ・ヴィトン」メンズビジネス成長の立役者

フェンディ(FENDI)を6年間率いてきたセルジュ・ブランシュウィッグ(Serge Brunschwig)会長兼最高経営責任者(CEO)が退任する。米「WWD」が入手した社内メモによると、親会社であるLVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)グループ内で新たな職務に就く予定で、詳細については近日中に明らかになるようだ。ブランシュウィッグ会長兼CEOの後任には、LVMHファッショングループのピエール・エマニュエル・アンジェログロウ(Pierre-Emmanuel Angeloglou)=マネジング・ディレクターが、6月1日付で就任。現職と兼務する。

アンジェログロウ新CEOは、ロレアル(L’OREAL)に20年以上在籍し、「ロレアル パリ(L’OREAL PARIS)」のグローバル・ブランド・プレジデントを務めた後、2019年にルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)にファッション&レザーグッズ担当戦略ミッション・ディレクターとして入社。20 年からはメンズ部門を統括し、メンズビジネスを大きく成長させた立役者として知られる。22年には戦略ミッション担当エグゼクティブ・バイス・プレジデントに昇進。ウィメンズのアクセサリーやデジタル・イノベーション、ビジュアル・マーチャンダイジング、コミュニケーションなども担当した。

そして今年3月、マイケル・バーク(Michael Burke)=LVMHファッショングループ会長兼CEOに抜てきされ、同グループのマネジング・ディレクターに就任。現在、グループに属するブランドの中で「フェンディ」「ケンゾー(KENZO)」「マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)」「プッチ(PUCCI)」「パトゥ(PATOU)」「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH)」、そしてパートナーシップを結んでいる「ステラ マッカートニー(STELLA McCARTNEY)」を統括している。

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「フェンディ」CEOが交代 後任は「ルイ・ヴィトン」メンズビジネス成長の立役者

フェンディ(FENDI)を6年間率いてきたセルジュ・ブランシュウィッグ(Serge Brunschwig)会長兼最高経営責任者(CEO)が退任する。米「WWD」が入手した社内メモによると、親会社であるLVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)グループ内で新たな職務に就く予定で、詳細については近日中に明らかになるようだ。ブランシュウィッグ会長兼CEOの後任には、LVMHファッショングループのピエール・エマニュエル・アンジェログロウ(Pierre-Emmanuel Angeloglou)=マネジング・ディレクターが、6月1日付で就任。現職と兼務する。

アンジェログロウ新CEOは、ロレアル(L’OREAL)に20年以上在籍し、「ロレアル パリ(L’OREAL PARIS)」のグローバル・ブランド・プレジデントを務めた後、2019年にルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)にファッション&レザーグッズ担当戦略ミッション・ディレクターとして入社。20 年からはメンズ部門を統括し、メンズビジネスを大きく成長させた立役者として知られる。22年には戦略ミッション担当エグゼクティブ・バイス・プレジデントに昇進。ウィメンズのアクセサリーやデジタル・イノベーション、ビジュアル・マーチャンダイジング、コミュニケーションなども担当した。

そして今年3月、マイケル・バーク(Michael Burke)=LVMHファッショングループ会長兼CEOに抜てきされ、同グループのマネジング・ディレクターに就任。現在、グループに属するブランドの中で「フェンディ」「ケンゾー(KENZO)」「マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)」「プッチ(PUCCI)」「パトゥ(PATOU)」「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH)」、そしてパートナーシップを結んでいる「ステラ マッカートニー(STELLA McCARTNEY)」を統括している。

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富山の工場から「プラダ」モデルへ 要注目の新人メンズモデル3人

2024-25年秋冬シーズンのメンズ・ファッション・ウイークは、現代におけるダンディズムを探究し、”男性らしさとは何か”と問うクリエイションが印象に残っています。昨年は、性差を曖昧にする両性具有的なメンズモデルが目立っていたのに対し、同シーズンはコレクションに関連して、体格が比較的大きめな男性らい骨格のメンズモデルに需要が高まっていたようです。過去に取り上げた中野悠楽さんと源大さんも引き続きランウエイで素晴らしい活躍を見せる中、海外のコレクション初挑戦の日本人モデルの姿もありました。間もなく開幕する2025年春夏コレクションでも注目すべき、ニューフェイス3人をご紹介します。

1.前野歩岳

モデルデビューからたった1年
「プラダ」「ロエベ」でブレーク

海外で活躍する日本人メンズモデルの仲間入りを果たしたのが、HOTAKAの名前で活動する富山県出身の前野歩岳さんです。モデルのキャリアをスタートして1年ほどで、ミラノの「プラダ(PRADA)」のランウエイでショーデビューするという前途有望なニューフェイスです。続くパリでも、「ジバンシィ(GIVENCHY)」「ロエベ(LOEWE)」、日本ブランドの「ベッドフォード(BED J.W. FORD)」でウオーキングを披露しました。2〜3月のウィメンズ・ファッション・ウイークでは「マルニ(MARNI)」と「バリー(BALLY)」「イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)」、東京では「アンリアレイジ オム(ANREALAGE HOMME)」などに起用され、メンズとウィメンズ合わせて11ブランドという好成績で海外でのデビューシーズンを終えました。

前野さんは1998年生まれで、モデルデビューのきっかけは、富山の工場で働いた頃に東京のファッション業界で働く友人に勧められて、モデル事務所の門を叩いたこと。意気込んでいたというよりも、「人生経験として面白そう」という好奇心からスタートさせました。海外コレクションに挑戦したのも、「せっかくなら誰もが知るミラノとパリコレで歩きたいと思ったから。海外へ行くこと自体ほぼ初めてだったので、観光できるいい機会だなくらいに考えていました」と、フットワーク軽く臨んだようです。

多くのブランドに起用された中で最も印象に残っているのは、「プラダ」だといいます。「エクスクルーシブだったのと、初めての海外でのショーだったので、気持ちがかなり高揚しました。日本でお世話になっている方々のショーでも歩かせてもらい、うれしかったです。ウィメンズのミラノでは発熱してしまい、悔しいところもありましたが、それも含めていい経験になりました」と振り返ります。
「ロエベ」や「マルニ」の芸術気質なルックから、「バリー」や「イッセイ ミヤケ」のモード感の強いルックまで、変幻自在に着こなしていたのが印象的です。モデル業でもプライベートでも、今後の目標は「いろいろな経験をして、引き出しがたくさんある人間になりたい」という前野さん。日本以外にも欧州の4つのモデル事務所に所属しており、国内外問わず飛躍が期待できそうです。

2.フィン・コリンズ

デビュー直後の大抜擢
「フェンディ」の開幕モデルに

サバト・デ・サルノ(Sabato De Sarno)=クリエイティブ・ディレクターによる新生「グッチ(GUCCI)」の初のメンズショーでは、無名の新人モデルがキャスティングされました。その中の一人が、スコットランド出身のフィン・コリンズ(Finn Collins)です。彼は同シーズンのメンズとウィメンズ合わせて19ブランドに起用され、最も多くランウエイを歩いたメンズモデルとなりました。
現在19歳のフィンは、グラフィックデザインを学んでいた大学生時代に、モデルをしている恋人の手伝いでファッション撮影に何度か参加したことがあったそうです。そして、ロンドンでロックバンドのコンサートに参加した際にスカウトされ、恋人の後押しもあり、今年から正式にモデル事務所と契約を結んでキャリアが始まりました。

デビューシーズンにして、「フェンディ(FENDI)」でオープニングルックを飾ったことが最も印象的だったと語ります。ほかにも、2月上旬にはスイスの高級リゾート、サン・モリッツで開催された「モンクレール・グルノーブル(MONCLER GRENOBLE)」のショーも歩き、「雪山のランウエイを歩くという、貴重で非現実的な経験ができました」と興奮気味に話してくれました。今後は「より多くのクライアントと仕事をして、モデル業をさらに追求しながら、その過程を楽しく過ごしたい」と語ります。しかし「将来的な目標はグラフィックデザインに関連した仕事に就くことなので、この分野についても学び続けたいと思っています」とも続けました。2025年春夏シーズンのファッション・ウイークもモデルとして参加予定とのことで、最多ランウエイ登場数を再び獲得するのか注目しましょう。

3.ビラル・ブーラタ

日本のサブカル大好きな現役学生
独立系の15ブランドに登場

時にフェミニンなルックをまとっていた前野さんとフィンに対し、フランス出身のビラル・ブーラタ(Bilal Bourhattas)は、広い肩幅と筋肉質な体格を生かして、男性らしいフェロモンを醸し出しながらマスキュランなルックを際立たせていました。「ケンゾー(KENZO)」と「アミ パリス(AMI PARIS)」のほかに、「エス・エス・デイリー(S.S.DALEY)」や「アワーレガシー(OUR LEGACY)」といった独立系のコンテンポラリーブランドを中心に、15ブランドのランウエイを歩きました。

ビラルはモロッコ人の両親のもと、パリ郊外で生まれ育った学生で、現在は大学でグラフィックデザインを学んでいます。スターバックスでアルバイトしていた際、客として訪れたモデル事務所のスタッフにスカウトされて、モデル業に初めて興味を持ったと振り返ります。「日本のアニメやビデオゲーム、ラップをはじめとした音楽が大好きです。ファッションに親しみはなかったのですが、今はその楽しさに気づき始めました」と、インドア派な性格であることを明かしてくれました。

緊張しつつも十分に楽しめたというデビューシーズンでは、「アミ パリス」のショーが思い出に残っているそうです。「“パリの朝”をテーマにしたショーの演出にとても共感でき、コレクションも美しく、エレガントでした。イマン・ハマン(Imaan Hammam)やモナ・トゥガード(Mona Tougaard)、レティシア・カスタ(Laetitia Casta)といったスーパーモデルと一緒にランウエイを歩くことができ、本当に光栄でした」と話します。さらに、「僕は、肌の色が人種がはっきり分かるほどではなく、細身の体形でもない。どちらもその中間なのに、ファッション業界に需要があるというのはうれしいことです」と続けました。残り2年の大学生活の間にモデル業を継続しつつ、その後はグラフィックデザインの仕事に集中したいと、夢に忠実なビラル。日本のサブカルチャーへの関心が高いため、仕事で日本を訪れることを目標にしながら、「2025年春夏シーズンも成果を出したい」と目を輝かせました。

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富山の工場から「プラダ」モデルへ 要注目の新人メンズモデル3人

2024-25年秋冬シーズンのメンズ・ファッション・ウイークは、現代におけるダンディズムを探究し、”男性らしさとは何か”と問うクリエイションが印象に残っています。昨年は、性差を曖昧にする両性具有的なメンズモデルが目立っていたのに対し、同シーズンはコレクションに関連して、体格が比較的大きめな男性らい骨格のメンズモデルに需要が高まっていたようです。過去に取り上げた中野悠楽さんと源大さんも引き続きランウエイで素晴らしい活躍を見せる中、海外のコレクション初挑戦の日本人モデルの姿もありました。間もなく開幕する2025年春夏コレクションでも注目すべき、ニューフェイス3人をご紹介します。

1.前野歩岳

モデルデビューからたった1年
「プラダ」「ロエベ」でブレーク

海外で活躍する日本人メンズモデルの仲間入りを果たしたのが、HOTAKAの名前で活動する富山県出身の前野歩岳さんです。モデルのキャリアをスタートして1年ほどで、ミラノの「プラダ(PRADA)」のランウエイでショーデビューするという前途有望なニューフェイスです。続くパリでも、「ジバンシィ(GIVENCHY)」「ロエベ(LOEWE)」、日本ブランドの「ベッドフォード(BED J.W. FORD)」でウオーキングを披露しました。2〜3月のウィメンズ・ファッション・ウイークでは「マルニ(MARNI)」と「バリー(BALLY)」「イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)」、東京では「アンリアレイジ オム(ANREALAGE HOMME)」などに起用され、メンズとウィメンズ合わせて11ブランドという好成績で海外でのデビューシーズンを終えました。

前野さんは1998年生まれで、モデルデビューのきっかけは、富山の工場で働いた頃に東京のファッション業界で働く友人に勧められて、モデル事務所の門を叩いたこと。意気込んでいたというよりも、「人生経験として面白そう」という好奇心からスタートさせました。海外コレクションに挑戦したのも、「せっかくなら誰もが知るミラノとパリコレで歩きたいと思ったから。海外へ行くこと自体ほぼ初めてだったので、観光できるいい機会だなくらいに考えていました」と、フットワーク軽く臨んだようです。

多くのブランドに起用された中で最も印象に残っているのは、「プラダ」だといいます。「エクスクルーシブだったのと、初めての海外でのショーだったので、気持ちがかなり高揚しました。日本でお世話になっている方々のショーでも歩かせてもらい、うれしかったです。ウィメンズのミラノでは発熱してしまい、悔しいところもありましたが、それも含めていい経験になりました」と振り返ります。
「ロエベ」や「マルニ」の芸術気質なルックから、「バリー」や「イッセイ ミヤケ」のモード感の強いルックまで、変幻自在に着こなしていたのが印象的です。モデル業でもプライベートでも、今後の目標は「いろいろな経験をして、引き出しがたくさんある人間になりたい」という前野さん。日本以外にも欧州の4つのモデル事務所に所属しており、国内外問わず飛躍が期待できそうです。

2.フィン・コリンズ

デビュー直後の大抜擢
「フェンディ」の開幕モデルに

サバト・デ・サルノ(Sabato De Sarno)=クリエイティブ・ディレクターによる新生「グッチ(GUCCI)」の初のメンズショーでは、無名の新人モデルがキャスティングされました。その中の一人が、スコットランド出身のフィン・コリンズ(Finn Collins)です。彼は同シーズンのメンズとウィメンズ合わせて19ブランドに起用され、最も多くランウエイを歩いたメンズモデルとなりました。
現在19歳のフィンは、グラフィックデザインを学んでいた大学生時代に、モデルをしている恋人の手伝いでファッション撮影に何度か参加したことがあったそうです。そして、ロンドンでロックバンドのコンサートに参加した際にスカウトされ、恋人の後押しもあり、今年から正式にモデル事務所と契約を結んでキャリアが始まりました。

デビューシーズンにして、「フェンディ(FENDI)」でオープニングルックを飾ったことが最も印象的だったと語ります。ほかにも、2月上旬にはスイスの高級リゾート、サン・モリッツで開催された「モンクレール・グルノーブル(MONCLER GRENOBLE)」のショーも歩き、「雪山のランウエイを歩くという、貴重で非現実的な経験ができました」と興奮気味に話してくれました。今後は「より多くのクライアントと仕事をして、モデル業をさらに追求しながら、その過程を楽しく過ごしたい」と語ります。しかし「将来的な目標はグラフィックデザインに関連した仕事に就くことなので、この分野についても学び続けたいと思っています」とも続けました。2025年春夏シーズンのファッション・ウイークもモデルとして参加予定とのことで、最多ランウエイ登場数を再び獲得するのか注目しましょう。

3.ビラル・ブーラタ

日本のサブカル大好きな現役学生
独立系の15ブランドに登場

時にフェミニンなルックをまとっていた前野さんとフィンに対し、フランス出身のビラル・ブーラタ(Bilal Bourhattas)は、広い肩幅と筋肉質な体格を生かして、男性らしいフェロモンを醸し出しながらマスキュランなルックを際立たせていました。「ケンゾー(KENZO)」と「アミ パリス(AMI PARIS)」のほかに、「エス・エス・デイリー(S.S.DALEY)」や「アワーレガシー(OUR LEGACY)」といった独立系のコンテンポラリーブランドを中心に、15ブランドのランウエイを歩きました。

ビラルはモロッコ人の両親のもと、パリ郊外で生まれ育った学生で、現在は大学でグラフィックデザインを学んでいます。スターバックスでアルバイトしていた際、客として訪れたモデル事務所のスタッフにスカウトされて、モデル業に初めて興味を持ったと振り返ります。「日本のアニメやビデオゲーム、ラップをはじめとした音楽が大好きです。ファッションに親しみはなかったのですが、今はその楽しさに気づき始めました」と、インドア派な性格であることを明かしてくれました。

緊張しつつも十分に楽しめたというデビューシーズンでは、「アミ パリス」のショーが思い出に残っているそうです。「“パリの朝”をテーマにしたショーの演出にとても共感でき、コレクションも美しく、エレガントでした。イマン・ハマン(Imaan Hammam)やモナ・トゥガード(Mona Tougaard)、レティシア・カスタ(Laetitia Casta)といったスーパーモデルと一緒にランウエイを歩くことができ、本当に光栄でした」と話します。さらに、「僕は、肌の色が人種がはっきり分かるほどではなく、細身の体形でもない。どちらもその中間なのに、ファッション業界に需要があるというのはうれしいことです」と続けました。残り2年の大学生活の間にモデル業を継続しつつ、その後はグラフィックデザインの仕事に集中したいと、夢に忠実なビラル。日本のサブカルチャーへの関心が高いため、仕事で日本を訪れることを目標にしながら、「2025年春夏シーズンも成果を出したい」と目を輝かせました。

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「Holly’s Cafe」が日本初上陸の韓国カフェ「HOLLYS」を訴える!?「鳥貴族」vs「鳥二郎」の再来か

【記事のポイント】 ●4月25日、「ホリーズカフェ」を運営する株式会社ホリーズ(京都市南区)による、"なんばマルイ内「HOLLYSハーリス」オープンについての弊社の見解"なるニュースは、「ヤフーニュース」で取り上げられるなど、ネット界隈を賑わせた。「ハーリス」の公式回答をもらい、実際に両店を訪問した。これって似てる?
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「アークテリクス」が代官山の開発拠点を公開 高級住宅街に突如現れたミニ縫製工場

カナダ・バンクーバー発の「アークテリクス(ARC'TERYX)」といえば、アウトドアブランドとしてのパフォーマンス性とスタイリッシュさを両立したブランドとして、山でも街でもファンが多いブランドです。私も夏山用のシェルなどを愛用していますが、落ち着いたトーンの色出しや、もったりとしないシルエットがステキなんですよね。同ブランドを擁するアメアスポーツは、2018年に中国のスポーツメーカー大手のアンタなどで構成するファンドの傘下となっており、それもあって中国でも爆発的な人気。ギンザシックスの直営店は昨秋のオープン以来、中国からのお客さまが連日行列を作っていると聞きます。

そんな「アークテリクス」が、北米以外で初となる開発拠点トーキョークリエイションセンター(以下、TCC)を、このたび東京・代官山にオープンしました。アメアスポーツにはジャパン社もありますが、TCC開設はジャパン社ではなく本国が主導したもの。オープンレセプションには、ケイティ・ベッカー「アークテリクス」チーフクリエイティブオフィサーやハワード・リヒター バイスプレジデントなど、本国クリエイティブチームの主要メンバーも多数駆けつけていました。ケイティやハワードに、モノ作りについての信条やTCC開設意図を聞いたインタビュー記事も掲載していますので、以下から是非お読みください。

というわけで、今回の記事ではTCCがどんな空間になっているかを写真豊富にご紹介します。立地は蔦屋書店がある代官山T-SITEからすぐで、地下1階からルーフトップまでの4層の作り(総面積はルーフトップを含まず765平方メートル)。この好立地でこの広さとなると、家賃はかなりのものと推測します。トラフ建築設計事務所が担当したというモダンな内装も含め、率直に言ってかなりの投資をしているなと感じました。ブランドとしてそれだけTCCに期待しているということであり、TCCを拠点に、日本の山岳アスリートやガイド、素材メーカーの技術者、デザイナーらとコミュニケーションを深め、ブランドとしてステップアップしていくんだという気概が詰まった施設と言えます。

バンクーバーから熟練の縫製士も来日

ガラスの大きな扉から1階に入ると、まず目に飛び込んでくるのはアーカイブの“アルファSVジャケット”や、日本の工芸品、トイなどを飾ったウォールです。“アルファSVジャケット”は1998年に発売された「アークテリクス」の看板アイテムですが、オープン時に飾っていたこれらのアーカイブは、全て元ビームスのアウトドアバイヤーである廣沢慶さんの私物だそう。

廣沢さんは「アークテリクス」を25年にわたって買い集め続け(家に服だけでも200着はあるそうです)、ブランドをDIGり続けてきた経歴から、現在は「アークテリクス」本国のクリエイティブチームと契約し、製品開発のコンサルタントをしています。廣沢さんの私物のみで構成する「アークテリクス」アーカイブ展も、昨年11月に渋谷で開催されておりました。

本国クリエイティブチームとツーカーの仲の廣沢さんに、TCCオープンに合わせて来日していたクリエイティブの主要メンバーを何人か紹介してもらいましたが、その中に群を抜いてオーラのあるご夫婦の姿が。聞けば、ダン・ジャクソンさんと奥さまとのこと。ダンさんは、「アークテリクス」を象徴するアイテムの1つであるデイパックの“アロー”(街でよく見かける、センターにファスナーを配した立体的なデイパック)の生みの親として、ブランドファンの間ではよく知られています。廣沢さんは「巨匠」と呼んでいました。

さて、1階の大部分にはミシンや圧着機などが置かれ、ちょっとした縫製工場のよう。東京を代表する高級住宅地にこんな施設があるなんて、とかなりギャップを感じます。ミシンの前には、真剣な面持ちでやり取りをする男性と女性。彼らはバンクーバーの“アークワン”と呼ばれるマザー工場に勤める熟練の縫製士で、TCC開設に合わせて、ミシンのセットアップやTCCスタッフへの縫製トレーニングを行うために来日しているとのことでした。それにより、ウエアやバックパックに関してはTCCでもバンクーバーと同様にサンプル生産が可能。TCCで縫ったサンプルを日本の山に持って行って検証し、持ち帰って改善するということを繰り返し、製品の精度を高めていくそうです。

コミュニティーから吸収した
声をもとにサンプル作成

2階は中央に大きな作業台が置かれ、部屋の両脇のカウンターテーブルにはパソコンが並びます。主にデザイナーが作業するためのフロアということでした。ガラス張りのミーティングルームにはマンガをデフォルメしたアートが飾られ、大変おしゃれな空間です。ちなみにトイレもチェックしておきましたが、アメニティーは「イソップ(AESOP)」でした。

ルーフトップにはグリーンが植えられた屋外から階段でアプローチします。カリモクにオーダーしたという、倉庫に眠っていた古い日本のスギ材を生かした丸いベンチがここの主役。アスリートやガイド、素材メーカー担当者、デザイナーなどが集まって車座になって意見を出し合い、それを2階でデザインに落とし込み、1階でサンプルとして縫製する、というイメージとのこと。

最後に地下1階。こちらは各種イベントに大活躍しそうな広いフリースペースと、素材在庫などを置くストックルームなどで構成していました。ストックルームは日光下での生地の色がしっかり確かめられるよう、調光機能も備えられていました。

以上がTCCのフロア別紹介になりますが、TCCには「アスリート、ガイド、モノ作りの技術者、消費者など、ブランドを取り巻くコミュニティーが集う場所としての機能も強く期待している」と、チーフクリエイティブオフィサーのケイティが強調していたのが印象的です。バンクーバーとは全く異なる日本の高温多湿の気候の中で求められる製品がどんなものなのかをコミュニティーから吸い上げ、ブランド全体のモノ作りの精度を上げていくのがTCCのミッション。オープニングレセプションには280人近くの関係者が駆けつけており、注目度の高さをビシバシに感じました。

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「アークテリクス」が代官山の開発拠点を公開 高級住宅街に突如現れたミニ縫製工場

カナダ・バンクーバー発の「アークテリクス(ARC'TERYX)」といえば、アウトドアブランドとしてのパフォーマンス性とスタイリッシュさを両立したブランドとして、山でも街でもファンが多いブランドです。私も夏山用のシェルなどを愛用していますが、落ち着いたトーンの色出しや、もったりとしないシルエットがステキなんですよね。同ブランドを擁するアメアスポーツは、2018年に中国のスポーツメーカー大手のアンタなどで構成するファンドの傘下となっており、それもあって中国でも爆発的な人気。ギンザシックスの直営店は昨秋のオープン以来、中国からのお客さまが連日行列を作っていると聞きます。

そんな「アークテリクス」が、北米以外で初となる開発拠点トーキョークリエイションセンター(以下、TCC)を、このたび東京・代官山にオープンしました。アメアスポーツにはジャパン社もありますが、TCC開設はジャパン社ではなく本国が主導したもの。オープンレセプションには、ケイティ・ベッカー「アークテリクス」チーフクリエイティブオフィサーやハワード・リヒター バイスプレジデントなど、本国クリエイティブチームの主要メンバーも多数駆けつけていました。ケイティやハワードに、モノ作りについての信条やTCC開設意図を聞いたインタビュー記事も掲載していますので、以下から是非お読みください。

というわけで、今回の記事ではTCCがどんな空間になっているかを写真豊富にご紹介します。立地は蔦屋書店がある代官山T-SITEからすぐで、地下1階からルーフトップまでの4層の作り(総面積はルーフトップを含まず765平方メートル)。この好立地でこの広さとなると、家賃はかなりのものと推測します。トラフ建築設計事務所が担当したというモダンな内装も含め、率直に言ってかなりの投資をしているなと感じました。ブランドとしてそれだけTCCに期待しているということであり、TCCを拠点に、日本の山岳アスリートやガイド、素材メーカーの技術者、デザイナーらとコミュニケーションを深め、ブランドとしてステップアップしていくんだという気概が詰まった施設と言えます。

バンクーバーから熟練の縫製士も来日

ガラスの大きな扉から1階に入ると、まず目に飛び込んでくるのはアーカイブの“アルファSVジャケット”や、日本の工芸品、トイなどを飾ったウォールです。“アルファSVジャケット”は1998年に発売された「アークテリクス」の看板アイテムですが、オープン時に飾っていたこれらのアーカイブは、全て元ビームスのアウトドアバイヤーである廣沢慶さんの私物だそう。

廣沢さんは「アークテリクス」を25年にわたって買い集め続け(家に服だけでも200着はあるそうです)、ブランドをDIGり続けてきた経歴から、現在は「アークテリクス」本国のクリエイティブチームと契約し、製品開発のコンサルタントをしています。廣沢さんの私物のみで構成する「アークテリクス」アーカイブ展も、昨年11月に渋谷で開催されておりました。

本国クリエイティブチームとツーカーの仲の廣沢さんに、TCCオープンに合わせて来日していたクリエイティブの主要メンバーを何人か紹介してもらいましたが、その中に群を抜いてオーラのあるご夫婦の姿が。聞けば、ダン・ジャクソンさんと奥さまとのこと。ダンさんは、「アークテリクス」を象徴するアイテムの1つであるデイパックの“アロー”(街でよく見かける、センターにファスナーを配した立体的なデイパック)の生みの親として、ブランドファンの間ではよく知られています。廣沢さんは「巨匠」と呼んでいました。

さて、1階の大部分にはミシンや圧着機などが置かれ、ちょっとした縫製工場のよう。東京を代表する高級住宅地にこんな施設があるなんて、とかなりギャップを感じます。ミシンの前には、真剣な面持ちでやり取りをする男性と女性。彼らはバンクーバーの“アークワン”と呼ばれるマザー工場に勤める熟練の縫製士で、TCC開設に合わせて、ミシンのセットアップやTCCスタッフへの縫製トレーニングを行うために来日しているとのことでした。それにより、ウエアやバックパックに関してはTCCでもバンクーバーと同様にサンプル生産が可能。TCCで縫ったサンプルを日本の山に持って行って検証し、持ち帰って改善するということを繰り返し、製品の精度を高めていくそうです。

コミュニティーから吸収した
声をもとにサンプル作成

2階は中央に大きな作業台が置かれ、部屋の両脇のカウンターテーブルにはパソコンが並びます。主にデザイナーが作業するためのフロアということでした。ガラス張りのミーティングルームにはマンガをデフォルメしたアートが飾られ、大変おしゃれな空間です。ちなみにトイレもチェックしておきましたが、アメニティーは「イソップ(AESOP)」でした。

ルーフトップにはグリーンが植えられた屋外から階段でアプローチします。カリモクにオーダーしたという、倉庫に眠っていた古い日本のスギ材を生かした丸いベンチがここの主役。アスリートやガイド、素材メーカー担当者、デザイナーなどが集まって車座になって意見を出し合い、それを2階でデザインに落とし込み、1階でサンプルとして縫製する、というイメージとのこと。

最後に地下1階。こちらは各種イベントに大活躍しそうな広いフリースペースと、素材在庫などを置くストックルームなどで構成していました。ストックルームは日光下での生地の色がしっかり確かめられるよう、調光機能も備えられていました。

以上がTCCのフロア別紹介になりますが、TCCには「アスリート、ガイド、モノ作りの技術者、消費者など、ブランドを取り巻くコミュニティーが集う場所としての機能も強く期待している」と、チーフクリエイティブオフィサーのケイティが強調していたのが印象的です。バンクーバーとは全く異なる日本の高温多湿の気候の中で求められる製品がどんなものなのかをコミュニティーから吸い上げ、ブランド全体のモノ作りの精度を上げていくのがTCCのミッション。オープニングレセプションには280人近くの関係者が駆けつけており、注目度の高さをビシバシに感じました。

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ひんやりクールな爽快感が魅力 天然由来成分100%のオーガニックドライシャンプーが登場

エム・エイチ・プリュスが展開するサロン専売ブランド「モッズ・ヘア サロンスペシャル(MOD'S HAIR SALON SPECIAL)」は、汗をかいた頭皮や髪にそのまま吹きかけて使用できる天然由来成分100%のミスト状ドライシャンプー“フレ・ジュール オーガニックドライシャンプー”(100mL、2970円)を発売した。

メントール(清涼成分)により、頭皮や髪のベタつきを瞬時にリフレッシュ。ひんやりクールな爽快感を与え、火照った頭皮をクールダウンし、サラサラな髪へと導く。ナチュラルオーガニック処方で、保湿成分のレモン果汁やカワラナデシコ種子エキス、肌の引き締め効果が期待できるヒキオコシ葉・茎エキスなどを配合。合成着色料、合成香料、シリコン、石油由来成分フリーなど、頭皮や髪に優しい7つのフリーを実現している。頭皮の気になるニオイを抑えるシトラスハーブの香りも特徴だ。

「以前から、PB商品としてドライシャンプーを作りたいと考え、さまざまなメーカーの商品を試してきた。そして『こんな機能があったらいいのに』と思うものを全てかなえたのが“フレ・ジュール オーガニックドライシャンプー”。天然由来成分100%で髪や肌に心地よく、ミスト塗布後、数秒で爽快感が感じられる。涼しさが持続し、サラサラな髪に。猛暑に大活躍間違いなしの自信作に仕上がっている」と商品開発担当は話す。

エム・エイチ・プリュスは、ヘアサロン「モッズ・ヘア(mod's hair)」の運営、「モッズ・ヘア」プライベートブランド商品の開発などを手掛け、顧客のライフスタイルに寄り添ったヘアスタイルやホームケアを提案している。また、ファッションショーや雑誌などで活躍するヘアメイクエージェンシーとしても、国内外から高い評価を獲得。なお“フレ・ジュール オーガニックドライシャンプー”は、「モッズ・ヘア」のヘアスタイリストが監修した。

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yutoriの「9090」と「サプライヤー」が初コラボ ラッパーのYong Cocoを迎えたパーティーを開催

yutoriによるストリートブランド「9090」は、「サプライヤー(SUPPLIER)」と初のコラボコレクションを6月8日に発売。Tシャツ、セットアップ、靴下を、「9090」各店舗、アブソリュートといったセレクトショップなどで販売する。

今回のコラボでは、「9090」の持つビンテージ感やポップさと「サプライヤー」の持つアンダーグラウンドな雰囲気を掛け合わせた。両者のアイコンであるグラッフィックを組み合わせてデザインしたTシャツ(8800円)、セットアップ(Tシャツ8800円、スエットショーツ1100円)、靴下(1980円)をラインアップする。

「サプライヤー」は、世界中のストリートブランドを取り扱う日本発のセレクトショップが2020年に始動したオリジナルストリートブランド。東京のほか、ニューヨーク、ロンドンなどに拠点を構え、世界中で活躍の場を拡げている。

コラボレーションを記念して、6月7日19時から「9090」東京店でラッパーのYoung Cocoや3li¥enを迎えたローンチパーティーを実施する。

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“欧州最貧国”の声も何のその モルドバから「LVMHプライズ」を驚かせたデザイナーら注目株3選

「モルドバン・ブランズ・ランウエイ(Moldovan Brands Runway)」が、モルドバの首都キシナウで3月に開催された。12年目となる今回は、3日間で17ブランドがショーを行った。

モルドバは日本と歴史的にも関わりが薄いため、「モルドバ共和国」と聞いてイメージが何も湧かなくても不思議ではない。モルドバの公用語はラテン語系のルーマニア語で、ウクライナとルーマニアに囲まれた、東欧に位置する旧ソビエト連邦を構成する国の一つである。九州よりもやや小さい国土に人口約270万人が暮らしており、良質なワインを生産する農業国だ。経済規模は非常に小さく、“ヨーロッパ最貧国”として知られている。隣国ウクライナがロシアによる軍事侵攻を受ける中で欧米との関係性を強化しており、昨年にはヨーロッパ連合(EU)の加盟を申請し、欧州委員会との交渉を開始するなど、政治的改革を進めている最中である。天然ガスをはじめとしたエネルギー源をロシアに依存している一方で、ウクライナ難民を積極的に受け入れているため、経済低迷による不安定な政治状況が続いている。

首都キシナウの街並みは、旧ソビエト連邦時代に建てられた無機質で色気のない建築物と、ヨーロッパらしいゴシック調の新しい建築物が入り混じる。経済不況を起因としたインフラ整備の不十分さが道路の亀裂やひび割れに現れているものの、治安は良く、清潔で、中心地では路上生活者をほとんど見かけなかった。“ヨーロッパ最貧国”という不名誉な呼称を感じさせない印象である。現地で出会った、オーストリア在住のモルドバ出身女性によると、「国の労働力を担う若者は海外へ、特にヨーロッパへと流出しているが、コロナ禍を機に帰郷する現象が起きている」という。筆者がキシナウを訪れるのは2回目で、半年ぶりに訪れた現地は、古民家を改装したカクテルバーや、書店にカフェが併設されたスペシャリティコーヒーを提供する店、フランスのパティシエとも肩を並べそうな洗練されたスイーツを提供するパティスリーなど、20〜30代の若い世代が立ち上げたヒップなスポットも誕生しており、街の発展を実感した。

ファッションの素晴らしいところは、拠点とする国の経済状況が、必ずしもネガティブには働かないことである。むしろ、資源不足などの要素が創造性を育む要因になったり、閉ざされた環境が独自の文化と伝統を守ることにつながったりもする。キシナウの滞在中に多くのデザイナーを取材して、さらに強くそう感じた。今後注目を集めそうな3ブランドを紹介する。

1.“時”を操る最注目の鬼才
FIDAN NOVRUZOVA

アゼルバイジャン人の両親のもと、モルドバで生まれ育ったフィダン・ノブルゾバ(Fidan Novruzova)は、2024年の「LVMHヤング ファッション デザイナー プライズ(LVMH YOUNG FASHION DESIGNER PRIZE以下、LVMHプライズ)」のセミファイナリストに選出された現地の最注目デザイナーである。イギリスの名門セントラル・セント・マーチンズ(Central Saint Martins)でウィメンズウエアのデザインを学び、「バーバリー(BURBERRY)」でのインターンを経て、2020年に自身の名を冠したブランドをキシナウで立ち上げた。卒業制作で披露した、角ばったスクエアトーにワイドでオーバーサイズなボディーのブーツが注目を浴び、ベラ・ハディッド(Bella Hadid)が着用したことで人気に火がついた。ウエアも含めデビューコレクションからカナダ発EC「エッセンス(SSENSE)」での取り扱いが始まり、現在は小売店とECで世界に10アカウントを抱える。

ブランドのコンセプトは、「“モダン・ノスタルジア”の概念を再定義すること」だとノブルゾバは語る。「私のヘリテージや経験を過去のファッションと重ね、私の視点からコンテンポラリーに刷新することを目指してる」という。主に1920〜80年代のさまざまなスタイルを基盤に、現代的なひねりを加えて奇妙さの中に親しみやすさを忍ばる。旬なテイストを盛り込みながらどこか懐かしさも感じるレトロフューチャリスティックなデザインが、現在の潮流ともマッチしているようだ。

2.あくまで“服”を極め抜く姉妹
RXQUETTE

モルドバ出身の姉妹が12年前に設立したウィメンズウエアブランド「ラケット(RXQUETTE)」は、現地で最も高い人気を誇る。D2Cブランドとして、自社ECとアポイントメント制のショールームのみで販売していたが、昨年にホールセールを開始。高級EC「ファーフェッチ(FARFETCH)」や韓国のコンセプトストア「アデクヴェ(ADEKUVER)」、香港のコンセプトストア「ITHK」など6アカウントと取引をスタートし、日本では2024-25年秋冬コレクションからエストネーション(ESTNATION)での取り扱いが始まる。

イタリア・ミラノのマランゴーニ学院でウィメンズウエアのデザインを学んだ姉と、キシナウの大学でビジネスを専攻した妹の指揮のもと、主にモルドバの生地を使って、キシナウで生産している。“ワードローブの必需品”をコンセプトに、女性らしい体のラインを強調するカットやシェイプに、メンズウエアから踏襲したディテールを融合し、長く着用できるデイリーウエアを提案する。エッジの効いたスタイルに、モルドバの伝統的な手法で手編みしたクロシェや、古布のアップサイクルのアイデアを織り交ぜて、オリジナリティーを探求。ブランドを12年以上継続しているだけあって、素材や縫製といった品質の高さは先進国に引けを取らない。競合になるであろう「ガニー(GANNI)」などの北欧ブランドとほぼ同じ価格帯で、現在はバッグやシューズは制作しておらず、ウエアを中心としたコンテンポラリーブランドとして世界で戦っていく予定だという。

3.伝統と現在を美学でつなぐデュオ
OK KINO

昨年6月にモルドバの近隣国ジョージアの首都トビリシで開催された「メルセデス・ベンツ・ファッション・ウイーク・トビリシ(MERCEDES-BENZ FASHION WEEK TBILISI)」で出合った、キシナウ拠点の「オーケー キノ(OK KINO)」は、今シーズンはランウエイショーを行った。同ブランドは、地元の美術大学でファッションデザインとパターンを学んだダリヤ・ゴルネヴァ(Darya Golneva)と、建築学科を修士したデニス・カウノフ(Denis Caunov)が立ち上げたウィメンズウエアブランド。実験的なコレクション制作を経て、2024-25年秋冬コレクションが正式なセカンドシーズンとなる。

モルドバの伝統的な装いと文化的なシンボルを、現代的なウエアと調和させた、“新しいミニマリズム”をブランドの美学として掲げる。最も目を引いたのは、ファーストシーズンから継続している、脱構築的なテーラードジャケットと裾を折りたたんだミニスカートで、自然素材を中心としたニュートラルカラーの異素材の生地を組み合わせた優しいトーンが魅力だ。シルク裏地のウールのジャケットで約4万円という、手の届きやすい価格帯も特徴だ。昨年9月には、ミラノ・ファッション・ウィーク(Milan Fashion Week)を主催するイタリアファッション協議会(Camera Nazionale della Moda Italiana)からのオファーを受けて、会期中にミラノでショールームを開いた。バイヤーやプレスとの交流を経験して、国際的な取引がスムーズに行えるよう、現在はホールセールオーダーの構築や配送の課題に取り組んでいるという。

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“欧州最貧国”の声も何のその モルドバから「LVMHプライズ」を驚かせたデザイナーら注目株3選

「モルドバン・ブランズ・ランウエイ(Moldovan Brands Runway)」が、モルドバの首都キシナウで3月に開催された。12年目となる今回は、3日間で17ブランドがショーを行った。

モルドバは日本と歴史的にも関わりが薄いため、「モルドバ共和国」と聞いてイメージが何も湧かなくても不思議ではない。モルドバの公用語はラテン語系のルーマニア語で、ウクライナとルーマニアに囲まれた、東欧に位置する旧ソビエト連邦を構成する国の一つである。九州よりもやや小さい国土に人口約270万人が暮らしており、良質なワインを生産する農業国だ。経済規模は非常に小さく、“ヨーロッパ最貧国”として知られている。隣国ウクライナがロシアによる軍事侵攻を受ける中で欧米との関係性を強化しており、昨年にはヨーロッパ連合(EU)の加盟を申請し、欧州委員会との交渉を開始するなど、政治的改革を進めている最中である。天然ガスをはじめとしたエネルギー源をロシアに依存している一方で、ウクライナ難民を積極的に受け入れているため、経済低迷による不安定な政治状況が続いている。

首都キシナウの街並みは、旧ソビエト連邦時代に建てられた無機質で色気のない建築物と、ヨーロッパらしいゴシック調の新しい建築物が入り混じる。経済不況を起因としたインフラ整備の不十分さが道路の亀裂やひび割れに現れているものの、治安は良く、清潔で、中心地では路上生活者をほとんど見かけなかった。“ヨーロッパ最貧国”という不名誉な呼称を感じさせない印象である。現地で出会った、オーストリア在住のモルドバ出身女性によると、「国の労働力を担う若者は海外へ、特にヨーロッパへと流出しているが、コロナ禍を機に帰郷する現象が起きている」という。筆者がキシナウを訪れるのは2回目で、半年ぶりに訪れた現地は、古民家を改装したカクテルバーや、書店にカフェが併設されたスペシャリティコーヒーを提供する店、フランスのパティシエとも肩を並べそうな洗練されたスイーツを提供するパティスリーなど、20〜30代の若い世代が立ち上げたヒップなスポットも誕生しており、街の発展を実感した。

ファッションの素晴らしいところは、拠点とする国の経済状況が、必ずしもネガティブには働かないことである。むしろ、資源不足などの要素が創造性を育む要因になったり、閉ざされた環境が独自の文化と伝統を守ることにつながったりもする。キシナウの滞在中に多くのデザイナーを取材して、さらに強くそう感じた。今後注目を集めそうな3ブランドを紹介する。

1.“時”を操る最注目の鬼才
FIDAN NOVRUZOVA

アゼルバイジャン人の両親のもと、モルドバで生まれ育ったフィダン・ノブルゾバ(Fidan Novruzova)は、2024年の「LVMHヤング ファッション デザイナー プライズ(LVMH YOUNG FASHION DESIGNER PRIZE以下、LVMHプライズ)」のセミファイナリストに選出された現地の最注目デザイナーである。イギリスの名門セントラル・セント・マーチンズ(Central Saint Martins)でウィメンズウエアのデザインを学び、「バーバリー(BURBERRY)」でのインターンを経て、2020年に自身の名を冠したブランドをキシナウで立ち上げた。卒業制作で披露した、角ばったスクエアトーにワイドでオーバーサイズなボディーのブーツが注目を浴び、ベラ・ハディッド(Bella Hadid)が着用したことで人気に火がついた。ウエアも含めデビューコレクションからカナダ発EC「エッセンス(SSENSE)」での取り扱いが始まり、現在は小売店とECで世界に10アカウントを抱える。

ブランドのコンセプトは、「“モダン・ノスタルジア”の概念を再定義すること」だとノブルゾバは語る。「私のヘリテージや経験を過去のファッションと重ね、私の視点からコンテンポラリーに刷新することを目指してる」という。主に1920〜80年代のさまざまなスタイルを基盤に、現代的なひねりを加えて奇妙さの中に親しみやすさを忍ばる。旬なテイストを盛り込みながらどこか懐かしさも感じるレトロフューチャリスティックなデザインが、現在の潮流ともマッチしているようだ。

2.あくまで“服”を極め抜く姉妹
RXQUETTE

モルドバ出身の姉妹が12年前に設立したウィメンズウエアブランド「ラケット(RXQUETTE)」は、現地で最も高い人気を誇る。D2Cブランドとして、自社ECとアポイントメント制のショールームのみで販売していたが、昨年にホールセールを開始。高級EC「ファーフェッチ(FARFETCH)」や韓国のコンセプトストア「アデクヴェ(ADEKUVER)」、香港のコンセプトストア「ITHK」など6アカウントと取引をスタートし、日本では2024-25年秋冬コレクションからエストネーション(ESTNATION)での取り扱いが始まる。

イタリア・ミラノのマランゴーニ学院でウィメンズウエアのデザインを学んだ姉と、キシナウの大学でビジネスを専攻した妹の指揮のもと、主にモルドバの生地を使って、キシナウで生産している。“ワードローブの必需品”をコンセプトに、女性らしい体のラインを強調するカットやシェイプに、メンズウエアから踏襲したディテールを融合し、長く着用できるデイリーウエアを提案する。エッジの効いたスタイルに、モルドバの伝統的な手法で手編みしたクロシェや、古布のアップサイクルのアイデアを織り交ぜて、オリジナリティーを探求。ブランドを12年以上継続しているだけあって、素材や縫製といった品質の高さは先進国に引けを取らない。競合になるであろう「ガニー(GANNI)」などの北欧ブランドとほぼ同じ価格帯で、現在はバッグやシューズは制作しておらず、ウエアを中心としたコンテンポラリーブランドとして世界で戦っていく予定だという。

3.伝統と現在を美学でつなぐデュオ
OK KINO

昨年6月にモルドバの近隣国ジョージアの首都トビリシで開催された「メルセデス・ベンツ・ファッション・ウイーク・トビリシ(MERCEDES-BENZ FASHION WEEK TBILISI)」で出合った、キシナウ拠点の「オーケー キノ(OK KINO)」は、今シーズンはランウエイショーを行った。同ブランドは、地元の美術大学でファッションデザインとパターンを学んだダリヤ・ゴルネヴァ(Darya Golneva)と、建築学科を修士したデニス・カウノフ(Denis Caunov)が立ち上げたウィメンズウエアブランド。実験的なコレクション制作を経て、2024-25年秋冬コレクションが正式なセカンドシーズンとなる。

モルドバの伝統的な装いと文化的なシンボルを、現代的なウエアと調和させた、“新しいミニマリズム”をブランドの美学として掲げる。最も目を引いたのは、ファーストシーズンから継続している、脱構築的なテーラードジャケットと裾を折りたたんだミニスカートで、自然素材を中心としたニュートラルカラーの異素材の生地を組み合わせた優しいトーンが魅力だ。シルク裏地のウールのジャケットで約4万円という、手の届きやすい価格帯も特徴だ。昨年9月には、ミラノ・ファッション・ウィーク(Milan Fashion Week)を主催するイタリアファッション協議会(Camera Nazionale della Moda Italiana)からのオファーを受けて、会期中にミラノでショールームを開いた。バイヤーやプレスとの交流を経験して、国際的な取引がスムーズに行えるよう、現在はホールセールオーダーの構築や配送の課題に取り組んでいるという。

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「グッチ」がNewJeansのハニを起用した“ホースビット”のキャンペーンを公開 ソウルの街を舞台に撮影

「グッチ(GUUCI)」は、グローバル・ブランドアンバサダーであるニュージーンズ(NewJeans)のハニ(Hanni)を起用し、“グッチ ホースビット 1955” バッグと“グッチ ホースビット1953” ローファーの新たな広告キャンペーンをグローバルに展開する。

クリエイティブ・ ディレクターのサバト・デ・サルノが手掛けた今回の広告キャンペーンはソウルの街を舞台に、「グッチ」のシグネチャーアイテムをエフォートレスに着こなしたハニが街の名所をめぐる姿が映し出されている。また、キャンペーンには深いレッドカラーで彩られた3モデルの韓国限定“グッチホースビット 1955”バッグが登場する。

ハニは2022年10月から「グッチ」のグローバル・ブランドアンバサダーを務めている。今年3月には、「グッチ ビューティ」のグローバル・ブランドアンバサダーに就任した。

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「グッチ(GUUCI)」は、グローバル・ブランドアンバサダーであるニュージーンズ(NewJeans)のハニ(Hanni)を起用し、“グッチ ホースビット 1955” バッグと“グッチ ホースビット1953” ローファーの新たな広告キャンペーンをグローバルに展開する。

クリエイティブ・ ディレクターのサバト・デ・サルノが手掛けた今回の広告キャンペーンはソウルの街を舞台に、「グッチ」のシグネチャーアイテムをエフォートレスに着こなしたハニが街の名所をめぐる姿が映し出されている。また、キャンペーンには深いレッドカラーで彩られた3モデルの韓国限定“グッチホースビット 1955”バッグが登場する。

ハニは2022年10月から「グッチ」のグローバル・ブランドアンバサダーを務めている。今年3月には、「グッチ ビューティ」のグローバル・ブランドアンバサダーに就任した。

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東京・表参道の名建築内にギャラリー「KIGENZEN」がオープン オーナー夫妻の審美眼が光る空間と作品

古今東西の家具や骨董などをそろえるギャラリー「KIGENZEN」が東京・表参道にオープンした。名建築フロムファーストビル内の同ギャラリーは、出版社やワインセラーとしての機能も備えている。「KIGENZEN」は、ブランディング企業のビッグロングの大長将之代表とデンマーク発家具「フリッツ・ハンセン(FRITZ HANSEN)」やライフスタイルブランド「テクタ(TEKTA)」のコンサルティングを手掛ける相澤真諭子夫妻がスタート。ロフトがある広々とした空間には、北欧の名作家具やアート、オブジェ、骨董、書籍などオーナー夫妻が収集したものが置かれている。出版社としては、アートやデザインに関わる書籍を出版予定だ。

美意識が凝縮された空間と音楽

オープニングには、“プリミティブ”と“モダン”の融合をテーマにキュレーションした作品を紹介。アフリカの部が族による工芸品や彫刻、日本や韓国に古くから伝わる器や道具、北欧のモダンデザインやアートなど、それぞれの造形を対比させて作品を展示販売する。アトリエの空間を彩る音は、サカナクションの山口一郎率いるNFの青山翔太郎が「KIGENZEN」のコンセプトや空間から着想を得て制作したオリジナルの楽曲。「ブラウン(BRAUN)」のデザインチーフとして活躍したディーター・ラムス(Dieter Rams)による名品レコードプレーヤーでレコードに刻んだ音、デジタルスピーカーでデジタル再生用に録音された音を同時に再生することで、スタジオにいるような雰囲気を醸し出している。完全予約制で、来場者には、オリジナルのナチュラルワインやクラフトビールの提供もある。

アトリエには広いテラスもあり、撮影やイベント用のスペースとしても貸し出す予定だ。

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「ゲス」の“セダクティブ”シリーズに新たな香りが登場 爽やかで幻想的な香りが仲間入り 

「ゲス(GUESS)」は5月27日、“ゲス セダクティブ ブルー オードトワレ”(30ml、4950円)を発売した。

爽やかなブルーのボトルデザインは幻想的な波のウェーブを表現した。トップノートはみずみずしい洋梨、イタリアンベルガモットから始まり、ミドルノートはピオニーペタル、ブルーフリージアなど艶やかなフローラルが香る。ラストノートはムスクとパチョリがはかなさを演出する。

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「ハンター」が新プロジェクト ブーツの修理とパッチによるカスタマイズが可能に

「ハンター(HUNTER)」はブーツの亀裂修理とオリジナルパッチを貼るカスタマイゼーションを組み合わせた新たなプロジェクト“リバイタリゼーション(REVITALIZATION)”を発表し、銀座フラッグシップストアでサービスを開始した。さらに小さな傷や劣化で発売前に破棄されるはずだったブーツにラバーパッチを施したオリジナルデザインによるアイテムを銀座フラッグシップストアと公式オンラインサイトで5月31日に、新宿伊勢丹本館のポップアップで6月12〜25日に発売する。

“リバイタリゼーション”では修理箇所にオリジナルのラバーパッチを貼ることでブーツの補強とオリジナリティーが加わり、よりブーツに愛着が持てるように生まれ変わらせる。この防水性のラバーパッチは雨の日や水場でも剥がれる心配がなく、日本の職人技術により、従来では困難だったラバーブーツが修復可能になったという。

修理とスタマイゼーションを行うサービスはハンター銀座フラッグシップストアのみで実施し、亀裂や傷がついた「ハンター」のラバーブーツを店舗へ持ち込み、スタッフが状態と修理箇所を確認、豊富なバリエーションから、カラー、デザイン、配置など、ラバーパッチでカスタマイズをし、オーダーフォームに入力してオーダー完了となる。ラバーブーツは工房に送られ、預かりから2週間程で新たなブーツへと生まれ変わる。

さらに“リバイタリゼーション”の一環として、小さな傷や軽度の劣化により販売に至らず破棄されるはずだったラバーブーツにカラフルなラバーパッチを施したオリジナルデザインによるアイテムを銀座フラッグシップストア、公式オンラインサイト、伊勢丹新宿本店ポップアップストアの限定店舗で販売する。カラフルなパッチを施したオリジナルデザインのアイテムはデザインによって価格が異なり、 “オリジナルトールブーツ” (1万8000〜2万1000円、以下税抜)と “オリジナルプレイショートブーツ”(1万〜1万2000円)をラインアップする。

◼︎「ハンター」伊勢丹ポップアップストア
日程:6月12〜25日
時間:10:00〜20:00
場所:新宿伊勢丹本店2階婦人靴売り場
住所:東京都新宿区新宿3-14-1

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ハイケムがPLA繊維100%のフリース発表 欧州市場にも参入

化学原料商社のハイケムはこのほど、ポリ乳酸(PLA)繊維を100%使ったフリースを発表した。とうもろこしを原料とし石油を使わず、生分解性も有するPLA繊維は、ポリエステル代替のサステナブル素材の本命とも言われる一方で、ポリエステル繊維と比べ、耐熱性の弱さで普及が遅れている。ハイケムは国内の繊維メーカーや繊維加工メーカーと協力し、染色や起毛など生産工程で熱加工を多く使用するフリースの開発に成功した。同社の高裕一(たか・ゆういち)取締役は、「PLA繊維で難易度の高いフリースの加工技術を確立し、オープンプラットフォームのような形でノウハウを開放する」という。

化学原料商社のハイケムは中国のPLA原料大手の豊原(ほうげん)集団からPLA原料を調達、独自開発の改質剤などをブレンドしたPLA繊維「ハイラクト」の販売を2021年からスタート。欧州の有力ブランドを顧客に持つタキヒヨーや、カットソー生地で世界的な知名度を持つ小野メリヤス工業(東京・墨田区)などに日本の生地メーカーに糸を供給し、テキスタイル開発支援も行っている。

ハイケムの瀧本英治ファッション・アパレル部長は「3年近く、一つ一つの細かい生産工程の調整を行うなど、試行錯誤を繰り返しながらフリースの開発を進めてきた。PLA繊維にとって最も難易度の高い素材の一つであるフリース開発で、PLA繊維の普及に弾みをつけたい」という。

今回はフリースのほか、緯糸(よこいと)にPLA繊維を使ったデニム(綿60%、PLA40%)、PLA繊維の短繊維100%使いのチノカーゴ、PLA繊維とセルロース繊維「テンセル」を組み合わせたフレンチスリーブのニット(PLA55%、テンセル45%)も公開した。

昨年からは欧州のテキスタイルメーカーとのテキスタイル開発にも着手しているという。「現在、約30社との供給・開発を行っており、早ければ25年春夏物として出てくる」と瀧本部長。

PLA繊維は、素材大手のユニチカが1998年から「テラマック」を商業生産を開始するなど、早い段階から日系の素材メーカーが商業化に取り組んできたものの、耐熱性の低さなどを理由に衣料分野ではなかなか普及が進んでこなかった。ハイケムは21年以降、日本発の技術をベースにPLA繊維の普及を進めてきたが、欧州のテキスタイルメーカーへの供給も行うことで、世界のアパレル市場へのPLA繊維自体の普及を進める。

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ハイケムがPLA繊維100%のフリース発表 欧州市場にも参入

化学原料商社のハイケムはこのほど、ポリ乳酸(PLA)繊維を100%使ったフリースを発表した。とうもろこしを原料とし石油を使わず、生分解性も有するPLA繊維は、ポリエステル代替のサステナブル素材の本命とも言われる一方で、ポリエステル繊維と比べ、耐熱性の弱さで普及が遅れている。ハイケムは国内の繊維メーカーや繊維加工メーカーと協力し、染色や起毛など生産工程で熱加工を多く使用するフリースの開発に成功した。同社の高裕一(たか・ゆういち)取締役は、「PLA繊維で難易度の高いフリースの加工技術を確立し、オープンプラットフォームのような形でノウハウを開放する」という。

化学原料商社のハイケムは中国のPLA原料大手の豊原(ほうげん)集団からPLA原料を調達、独自開発の改質剤などをブレンドしたPLA繊維「ハイラクト」の販売を2021年からスタート。欧州の有力ブランドを顧客に持つタキヒヨーや、カットソー生地で世界的な知名度を持つ小野メリヤス工業(東京・墨田区)などに日本の生地メーカーに糸を供給し、テキスタイル開発支援も行っている。

ハイケムの瀧本英治ファッション・アパレル部長は「3年近く、一つ一つの細かい生産工程の調整を行うなど、試行錯誤を繰り返しながらフリースの開発を進めてきた。PLA繊維にとって最も難易度の高い素材の一つであるフリース開発で、PLA繊維の普及に弾みをつけたい」という。

今回はフリースのほか、緯糸(よこいと)にPLA繊維を使ったデニム(綿60%、PLA40%)、PLA繊維の短繊維100%使いのチノカーゴ、PLA繊維とセルロース繊維「テンセル」を組み合わせたフレンチスリーブのニット(PLA55%、テンセル45%)も公開した。

昨年からは欧州のテキスタイルメーカーとのテキスタイル開発にも着手しているという。「現在、約30社との供給・開発を行っており、早ければ25年春夏物として出てくる」と瀧本部長。

PLA繊維は、素材大手のユニチカが1998年から「テラマック」を商業生産を開始するなど、早い段階から日系の素材メーカーが商業化に取り組んできたものの、耐熱性の低さなどを理由に衣料分野ではなかなか普及が進んでこなかった。ハイケムは21年以降、日本発の技術をベースにPLA繊維の普及を進めてきたが、欧州のテキスタイルメーカーへの供給も行うことで、世界のアパレル市場へのPLA繊維自体の普及を進める。

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減量薬のオゼンピックがベビーブームを生み出す? 糖尿病治療の薬が避妊の効果に影響か

糖尿病治療に効果があるとされるGLP-1減量薬の登場以来、ソーシャルメディア上では“オゼンピック・ベイビー”が騒がれている。医師や患者は、GLP-1減量薬で最も人気のオゼンピック(OZEMPIC)やマンジャロ(MOUNJARO)などの医薬品を使用すると妊娠数が増えると報告。専門家は、GLP-1減量薬がホルモン性避妊法の効力に影響を及ぼしている可能性があると推測。また体重が減ると、性交渉に前向きになるため妊娠しやすくなる可能性もあると指摘する。

米国肥満医学協会の会長で、肥満ケアのプラットフォーム「ノウンウェル(KNOWNWELL)」の最高医療責任者であるアンジェラ・フィッチ(Angela Fitch)医師は、「GLP-1減量薬が経口避妊薬の吸収率を変える可能性がある」と話す。実際米製薬大手イーライリリー(ELI LILLY)のマンジャロとデンマーク製薬大手ノボ・ノルディスク(NOVO NORSIDK)のオゼンピックは、ラベルに「経口避妊薬の効果の低下と妊娠リスクの可能性がある」と明記している。

産婦人科医で、英イェール大学の臨床教授であるメアリー・ジェーン・ミンキン(Mary Jane Minkin)医師は、「かなりの肥満は排卵を妨げる」と話す。フィッチ医師も、「肥満の人は妊娠しにくいというデータがある。体重を減らすと、その方法がどうであれ妊娠しやすくなる」と同意。「ノウンウェル」には、妊娠のために減量を望む人も数多く集まる。自分を不妊症だと思い込んでいるGLP-1の使用者には避妊しない人も多く、不意の妊娠につながるリスクがある。形成外科専門医で、「エレクティブ・ウェイトロス・プログラム(ELECTIVE WEIGHT LOSS PROGRAM)」を創設したシャーロン・ギース(Sharon Giese)医師は、「患者がセマグルチド(SEMAGLUTIDE)やマンジャロを服用する最初の1カ月間は、コンドームなどの避妊用具の使用を推奨している」と話す。ほかの医師は、GLP-1減量薬の服用者には子宮内避妊用具のような非ホルモン性の避妊法を推奨しており、多くの製薬メーカーがこれを支持している。

フィッチ医師は、「オゼンピックのような減量薬が、乳幼児や発育中の胎児にどのような影響を与えるのかはまだ分かっていない」と話す。GLP-1減量薬が胎児に及ぼす影響を理解するためのデータ収集は10年以上かかると予想される。生殖精神医学の専門家で、妊産婦のメンタルヘルスケア・プラットフォーム「マビダ・ヘルス(MAVIDA HEALTH)」の創設者であるサラ・オレック(Sarah Oreck)医師は、「オゼンピックを服用している人の中には、ほかの薬剤を併用していたり、うつ病を患っていたり、多元的な問題を抱えている人もいるので、減量薬の直接的な影響を研究するのは難しい」と話す。

JPモルガンリサーチは、米国では2030年には3000万人がGLP-1減量薬を服用していると予測。フィッチ医師は、「不意の妊娠が増えることは問題だ。初期に集めたデータは、妊娠期間に対して胎児が十分に成長していないという所見を示している」と危惧する。妊娠が発覚した後は、直ちに投薬を中止することが推奨される。また、妊娠を希望する人は、積極的に妊娠を試みる6週間前に薬の使用を中止すべきだ。一方でオレック医師は、「人々が生殖補助医療や体外受精に何百ドルも何千ドルも費やす前に、利用される手段になるかもしれない。産後の減量にも役立つだろう」と述べた。

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「トム ブラウン」がブランド初となる“アニマル・バッグ”のオーダーメードをスタート

「トム ブラウン(THOM BROWNE)」は、ブランド初となる“アニマル・バッグ”のメイド・トゥ・オーダー(MTO)の受注を、6月1日から阪急うめだ本店で開催するポップアップでスタートする。

同ブランドは、デザイナーであるトム・ブラウンの愛犬のヘクター(Hector)から始まり、スペシャルなアニマル・バッグを毎シーズン展開しており、本ポップアップではヘクターに加えて、ラビット、エレファント、ピッグなどさまざまな動物たちのバッグが一堂にラインアップする。さらにポップアップではブランド初となるアニマル・バッグのMTOを展開する。

ブランドの特徴であるペブルグレインカーフレザーで13色のカラーから選ぶことができる。また、各動物のたてがみもブラック以外にカラーが展開され、自分だけのカラーの組み合わせでカスタマイズを楽しむことができる。さらに“アニマル・バッグ”に付くゴールドメタルのコインタグには、2〜3字までイニシャルを入れて自分だけのバッグを作成することも可能だ。

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【2024年夏コスメ】「サボン」から“パリの街”に着想した限定コレクション

ナチュラルコスメブランド「サボン(SABON)」は7月4日、パリの街をテーマにした“サニー・カクテル コレクション”を数量限定で発売する。

同コレクションのラインアップは、ボディーケア、フレグランス、ホームアイテムなど。香りはパリに降り注ぐ太陽をイメージした“シトラス・フローラル・ムスキー”で、夏の陽射しのようなグレープフルーツや情熱的なレモン、搾りたてのオレンジのトニックブレンドを、ブラックカラントと輝く花々が美しく彩る。

ボディーアイテムには、4種のボタニカルオイルが肌を潤しながら汗や毛穴の汚れを落とすボディーソープ“シャワーオイル サニー・カクテル”(235mL、3740円)、ミネラル豊富な死海の塩のスクラブ粒子が古い角質をやさしく落とすボディースクラブ“ボディスクラブ サニー・カクテル”(320g、4730円)、保湿効果の高いオーガニックオーツミルクやアーモンドオイルに加えて、肌を潤すリンデンフワラーエキスを配合したボディークリーム“シルキーボディミルク サニー・カクテル”(200mL、5500円)、みずみずしくとろけるようなジュレが肌を軽やかに潤すボディー用保湿ジェル“ボディジュレ サニー・カクテル”(200mL、5060円)を用意。

ほか、スパークリングカクテルの香りを楽しめる軽やかなオードトワレ“オー ドゥ サボン サニー・カクテル”(30mL、4290円)、シアバターとアロエベラエキスに加えてリンデンフラワーエキスを配合した、みずみずしくスムースな質感の“ハンドクリーム サニー・カクテル”(30mL、1760円)、アロマディフューザーの“アロマ サニー・カクテル”(245mL、7700円)などをそろえる。

プレゼントにも最適なキットも用意し、シャワーオイル、ボディースクラブ、ボディージュレ、ハンドクリームの現品をレースポーチに収めた“コレクションギフト サニー・カクテル”(1万5290円)などを用意する。

同コレクションのパッケージは、世界的なファッションイラストレーター、タリア・ゾレフ(Talia Zoref)とのコラボレーションにより制作。パリのエッセンスとブランドの世界観が融合する水彩画を描いている。

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セブンイレブン「パラドゥ」が人気パウダーファンデとリップの限定キットを発売

セブン-イレブンで取り扱っているコスメブランド「パラドゥ(PARADO)」は6月3日、人気のパウダーファンデーション“パウダリィファンデーションex”[SPF35・PA+++](6.5g)にリップ“エッセンスルージュS <BR01>”の現品をセットにした限定キット(1320円)を発売する。一部店舗を除くセブン-イレブンで数量限定販売する。

“パウダリィファンデーションex”は光反射率が高い“エアリーブライトパウダー”を配合しており、光を効果的に集めて透明感を際立たせ、気になる毛穴をフワッとぼかす。パウダーがメイク崩れの要因である余分な皮脂を吸着し、肌への密着力をアップする。カラーは“OC10 ライトオークル”と“OC20 オークル”の2色を用意する。

“エッセンスルージュS”はブラウンレッドのリップ。肌をくすませる青みを抑え、顔色を明るく華やかな印象に導く。美容液成分が紫外線などのダメージで乾燥しがちな唇に潤いを与える。

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セブンイレブン「パラドゥ」が人気パウダーファンデとリップの限定キットを発売

セブン-イレブンで取り扱っているコスメブランド「パラドゥ(PARADO)」は6月3日、人気のパウダーファンデーション“パウダリィファンデーションex”[SPF35・PA+++](6.5g)にリップ“エッセンスルージュS <BR01>”の現品をセットにした限定キット(1320円)を発売する。一部店舗を除くセブン-イレブンで数量限定販売する。

“パウダリィファンデーションex”は光反射率が高い“エアリーブライトパウダー”を配合しており、光を効果的に集めて透明感を際立たせ、気になる毛穴をフワッとぼかす。パウダーがメイク崩れの要因である余分な皮脂を吸着し、肌への密着力をアップする。カラーは“OC10 ライトオークル”と“OC20 オークル”の2色を用意する。

“エッセンスルージュS”はブラウンレッドのリップ。肌をくすませる青みを抑え、顔色を明るく華やかな印象に導く。美容液成分が紫外線などのダメージで乾燥しがちな唇に潤いを与える。

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「フェンディ」が100周年記念のフレグランス7種で表現した、創業から現代、未来を紡ぐ7人のストーリー

「フェンディ(FENDI)」は来年のブランド誕生100周年を記念して、ハイエンドなフレグランスコレクションをローンチする。創業者のアデーレ・カーサグランデ・フェンディ(Adele Casagrande Fendi)から、現在クチュールとウィメンズウエアのアーティスティックディレクターを務めるキム・ジョーンズ(Kim Jones)まで、「フェンディ」の歴史にまつわる7人の人物にオマージュを捧げ、全7種の香りをラインアップする。ブランドにとって10年以上ぶりとなる香りのプロジェクトだ。LVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)フレグランス部門の支援のもと社内で開発し、6月20日から一部の「フェンディ」直営店と公式ECで販売する。容量は各100mLで、予定価格は各4万9500円。

7人の人物に捧げる7つの香り

「フェンディ」の歴史は1925年、エドアルド(Edoardo)とアデーレ・フェンディ夫妻が毛皮と皮革製品の工房をローマに開いたことから始まる。アデーレに捧げる香りは、彼女の旧姓でありイタリア語で“偉大な家”を意味する“カーサ グランデ”と名付けられた。ミルラやアンバー、レザーにチェリーやバニラ、トンカ豆をブレンドした。母親のキスの記憶を呼び起こすフローラルな香り“ドルチェ バーチョ”は、アデーレ創業者の娘アンナ・フェンディ(Anna Fendi)に捧げられる。アンナの娘で3代目のシルヴィア・ヴェントゥリーニ・フェンディ(Silvia Venturini Fendi)=アクセサリー&メンズウエア アーティスティックディレクターは、ダマスクローズとパチュリを合わせたこの香りについて「これは母を象徴する香りよ。フェンディ家の女性に共通する、とても強く、とても優しい女性の香り」と話す。

そう語るシルヴィアの香りは、フレッシュな“ペルケノ”。サンダルウッドやペッパーのアクセントを通して、ローマの田園地帯にあるシルヴィアの邸宅の庭で天日干しされる白いシーツを表現した。フェンディ一家は、週末になるとシルヴィアの邸宅に集まるという。一方ジョーンズ=クチュール&ウィメンズウエア アーティスティックディレクターのフレグランス“プリマ テッラ”は、アフリカに敬意を表した。ジョーンズは、「アフリカでの青春時代を香りにまとめたかった」と語る。タンジェリンやローズマリー、オークモスなどの香りを通して幼少期の思い出と地元の景色を反映した。

シルヴィアの娘で4代目となるデルフィナ・デレトレズ・フェンディ(Delfina Delettrez Fendi)=ジュエリー アーティスティックディレクターとレオネッタ・ルチアーノ・フェンディ(Leonetta Luciano Fendi)の香りは、それぞれ“センプレ ミーオ”と“チャオ アモーレ”だ。前者はマラケシュ郊外のオウリカ渓谷、後者は一家が夏を過ごすイタリアのポンツァ島が着想源。さらに“ラ バゲット”は、デルフィナの幼い双子タツィオ(Tazio)とダルド(Dardo)に捧げる。“バゲット”は、彼らのおやつであるバターと砂糖を塗ったパンと、ブランドの同名のシグネチャーバッグの2つの意味合いを持つ。シルヴィアは、「“バゲット”バッグをデザインした時、ちょうど妊娠していたの。このバッグは時代にとらわれない作品であり、常に新しい世代のアイデアと結びつくはず」と話す。

セルジュ・ブランシュウィッグ(Serge Brunschwig)会長兼最高経営責任者(CEO)は、「100周年に先駆けて、『フェンディ』ファミリーの歴史を新たな形で辿り直すフレグランスコレクションをつくりたいと思った。目標は顧客に感動を与え、ブランド誕生100周年となる2025年を特別な年にすることだ」と話す。既存のフレグランス“ラクアロッサ”や“ファン ディ フェンディ”などはライセンスのもとで開発された。新たなフレグランスコレクションは、アプローチやポジショニング、流通の点で既存品とは異なり、「フェンディ」の小売網でのみ販売する。同コレクションは売上高よりも、「フェンディ」の物語をより豊かにすることに貢献するという。

7つの香りは、ジョーンズ=クチュール&ウィメンズウエア アーティスティックディレクターと、シルヴィア=アクセサリー&メンズウエア アーティスティックディレクター、デルフィナ=ジュエリー アーティスティックディレクターの3人が中心となり、2年の歳月をかけて制作した。7つの香りをつくるために、チュニジア産のオレンジブロッサムやイタリア・カラブリア地方のベルガモット、インドネシア産のパチュリ、フランス産のアイリス、マダガスカル産のバニラなど、高濃度の原料を集め、クエンティン・ビッシュ(Quentin Bisch)やファニー・バル(Fanny Bal)、アンヌ・フリポ(Anne Flipo)ら熟練の調香師を起用した。

ボトルはガラス製で、詰め替え可能だ。「フェンディ」が本拠を構える、ローマ市南部にあるイタリア文明宮のファサードをはじめとする、地元の建築物にちなんだ繊細なアーチのデザインが特徴。FFロゴの浮き彫り加工をした黒いキャップと真鍮のリングで仕上げた。100mLサイズに加え、10mLサイズのフレグランス7種を詰め込んだボックスも300ユーロ(約5万円)で販売する。

フレグランス持ち運び用ミニチュアホルダー

さらに、香水を持ち運べる革製のミニチュアホルダー(290ユーロ、約4万9000円)を制作。2月に発表した24-25年秋冬コレクションのショー後に話題となった“チュッパチャップス(CHUPA CHAPS)”とのコラボレーション商品、ロリポップ専用ホルダーの遊び心を再現した。これらのミニバッグはセレリアレザーで制作。ブランシュウィッグ会長兼CEOは、「これらは『フェンディ』のようなブランドが何をすべきかを示す完璧な例だ。美しい商品と完璧な技術が、軽やかに表現されている」と語った。

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TWICEジヒョがミューズの「ミルクタッチ」がリニューアル 新商品も発売 

TWICEのジヒョ(JIHYO)がブランドミューズを務める韓国コスメブランド「ミルクタッチ(MILK TOUCHI)」は、5月30日にリニューアルし、新商品2種とリニューアル品をオンラインストアで発売する。

新商品の“ピンク グルタチオン デイリースペシャルマスク” (30枚入り、2750円/7枚入り、715円)は、白玉点滴に使われる成分グルタチオンとビタミン豊富な西洋スモモエキスを配合し“白玉肌”へ導く。“PDRN デイリースペシャルマスク”(30枚入り、2970円/7枚入り、800円)は、韓国でネクストトレンドとして注目されている、肌を整える成分PDRNと13種類のペプチドを配合したエイジングケア商品だ。

リニューアル品“ヘデラヘリックス デイリーマスク”(30枚入り、2420円/7枚入り、600円)は、韓国で特許を取得している成分のデラヘリックスとグリーンヒアルロン酸を配合。素早い水分チャージをかなえる。

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TWICEジヒョがミューズの「ミルクタッチ」がリニューアル 新商品も発売 

TWICEのジヒョ(JIHYO)がブランドミューズを務める韓国コスメブランド「ミルクタッチ(MILK TOUCHI)」は、5月30日にリニューアルし、新商品2種とリニューアル品をオンラインストアで発売する。

新商品の“ピンク グルタチオン デイリースペシャルマスク” (30枚入り、2750円/7枚入り、715円)は、白玉点滴に使われる成分グルタチオンとビタミン豊富な西洋スモモエキスを配合し“白玉肌”へ導く。“PDRN デイリースペシャルマスク”(30枚入り、2970円/7枚入り、800円)は、韓国でネクストトレンドとして注目されている、肌を整える成分PDRNと13種類のペプチドを配合したエイジングケア商品だ。

リニューアル品“ヘデラヘリックス デイリーマスク”(30枚入り、2420円/7枚入り、600円)は、韓国で特許を取得している成分のデラヘリックスとグリーンヒアルロン酸を配合。素早い水分チャージをかなえる。

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「キス」のシリアルバー「キス トリーツ」がTシャツ5型を発売 限定メニューも

ニューヨークのスニーカーショップ「キス(KITH)」が運営するシリアルバー「キス トリーツ(KITH TREATS)」はシグネチャーメニューであるシリアルアイスクリームと蜂蜜のコンビネーションにインスパイアされた5種類のTシャツをキス トリーツ店舗で発売中だ。カスタムモノグラムのハニーポットグラフィックとフローラルなロゴを配したデザインでカラーは3色をラインアップする。

またTシャツのイラストグラフィックに着想を得た限定メニュー“ザ ブルーム”も6月9日までキス トリーツ 東京で発売中だ。バニラ、ラベンダー、ブルーベリー、蜂蜜のフレーバーを取り入れたアイスクリームスワール、(1110円、以下店内飲食時)とミルクシェイク(1210円)を用意する。

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【スナップ】“バレエコア”中央アジアではこうなった 甘いムードと創造性溢れ出すヘア

カザフスタン・アルマティで、ビザ・ファッション・ウイーク・アルマティ(Visa Fashion Week Almaty)が現地時間5月1〜3日に行われた。中央アジア最大となるファッションの祭典は今季で9回目を迎え、リッツ・カールトン・ホテル(The Ritz-Carlton)をメイン会場に、3日間で15ブランドがショーを開催した。シーズンごとに規模を拡大しており、今季は各日約400人のゲストが来場。地元アルマティと首都アスタナ、近隣国ウズベキスタンやジョージアからも、デザイナーやコンテンツクリエーターが集まり、この日のための一張羅をまとって会場外を華やかにした。

来場者の装いは、ランウエイルックのようなボリュームと、装飾をふんだんに盛り込んだパーティールックが目を引いた。トレンドは“バレエコア”が大本命で、レースやクロシェ編み、リボンモチーフ、フリルをティアード状に重ねたドレスやスカート、パールのネックレスによる甘くロマンティックな世界観が目立った。着用率が高かったのは、カザフスタン発ブランド「ズサケン(ZHSAKEN)」と「キルピ(KIRPI)」で、ファストファッションブランドの製品にレースやフリルを付けて、自己流のアレンジを加えたという来場者も多かった。

バッグは「プラダ(PRADA)」や「シャネル(CHANEL)」といったラグジュアリーブランドに加えて、「ディーゼル(DIESEL)」も高い人気だった。また、パーティー仕様の服装に合わせた、エスニック調のヘッドアクセサリーや、複雑な編み込みなど、独創的なヘアスタイルも印象的だった。遊牧民族の歴史的背景を持つカザフスタンでは、ヘアスタイルは所属する部族や社会的地位、アイデンティティを示すものとされ、特別な日にはファッションの一部として個性的なヘアアレンジを施すのが一般的だという。ヘアとメイクを含め、特別な日のためにドレスアップを楽しむ来場者の姿は活気に満ちあふれ、ファッションのエネルギッシュなパワーを感じられた。

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「ディオール」がパリ五輪のアンバサダーを発表 フェンシング江村美咲らが選出

「ディオール(DIOR)」は、パリ2024オリンピック・パラリンピックのアンバサダーを発表した。

日本からはフェンシングの江村美咲が選出され、ほかにサッカーのアレックス・モーガン(Alex Morgan)、サーフィンのカリッサ・ムーア(Carissa Moore)、ボクシングのエステル・モッセリー(Estelle Mossely)、スケートボードのルイーズ・アイナ・タブーレ(Louise-Aina Taboulet)、陸上競技(短距離走)のエレイン・トンプソン・ヘラ(Elaine Thompson-Herah)らが名を連ねる。

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「ディオール」がパリ五輪のアンバサダーを発表 フェンシング江村美咲らが選出

「ディオール(DIOR)」は、パリ2024オリンピック・パラリンピックのアンバサダーを発表した。

日本からはフェンシングの江村美咲が選出され、ほかにサッカーのアレックス・モーガン(Alex Morgan)、サーフィンのカリッサ・ムーア(Carissa Moore)、ボクシングのエステル・モッセリー(Estelle Mossely)、スケートボードのルイーズ・アイナ・タブーレ(Louise-Aina Taboulet)、陸上競技(短距離走)のエレイン・トンプソン・ヘラ(Elaine Thompson-Herah)らが名を連ねる。

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「トリー バーチ」がポップアップストアをオープン 伊勢丹新宿店限定アイテムも

「トリー バーチ(TORY BURCH)」は、ポップアップストア“デスティネーション エニウェア(DESTINATION ANYWHERE)”を6月5〜11日まで伊勢丹新宿店本館、6月19〜25日まで阪急うめだ本店、7月3〜9日まで岩田屋本館オープンする。サマーカプセルコレクションと伊勢丹新宿本店では限定アイテムを用意する。

サマーカプセルコレクションは、クロシェット編みの“エラ クロシェット スモールトート”(5万9400円)、“エラ クロシェット ポーチ”、ラフィア調素材の“キラ スポーツ サンダル”(4万9500円)、“プリント コットン シャツドレス”(6万9300円)など大胆なゼブラ柄や花柄、アースカラーを配色したアイコニックなアイテムをそろえる。

伊勢丹新宿本店限定アイテムは、ブルーのゼブラ柄がプリントされた“エラ プリント チェーントート”(6万4900円)と“ヴァージニアプリント ラージ コスメティックケース”(2万9700円)を発売する。

▪️トリー バーチ ポップアップストア 伊勢丹新宿店本館
日程:6月5〜11日
時間:10〜20時
場所:伊勢丹新宿店本館1階 ザ・ステージ
住所:東京都新宿区新宿3丁目14−1

▪️トリー バーチ ポップアップストア 阪急うめだ本店
日程:6月19〜25日
時間:10〜20時
場所:阪急うめだ本店1階 コトコトステージ11
住所:大阪府大阪市北区角田町8−7

▪️トリー バーチ ポップアップストア 岩田屋本館
日程:7月3〜9日
時間:10〜20時
場所:岩田屋本館1階 KIRAMEKI BOARD
住所:福岡県福岡市中央区天神2丁目5−35

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「革」「レザー」の表記が厳格に JIS、動物由来に限定

「○○革」「○○レザー」といった表記の厳格化が進みそうだ。日本産業規格(JIS)は3月、「革」「レザー」の用語を規定した。「革」「レザー」と呼べるのは、動物由来の素材に限定する。近年増えているリンゴ、キノコ、サボテンなどを由来とした素材を「○○レザー」「○○革」と呼ぶことはJISに適合しない。さまざまな名称が氾濫しているため、消費者の誤解を招かない措置が必要と判断された。

JISは日本の国家規格。自由に放置すれば、無秩序化してしまう商品名や素材名などに対し、消費者の保護や市場の公平性の立場から統一した規格を定める。JIS自体に法的な強制力はないものの、法令などに引用された場合は強制力を持つ。

背景には近年の「○○レザー」「○○革」という言葉の世界的な増加がある。もともと「leather(革、レザー)」は牛や羊、あるいはワニやトカゲなど動物由来の素材を指していた。しかし近年はサステナブルをうたうビーガンレザーやエシカルレザー、あるいはマッシュルームレザー、アップルレザー、サボテンレザーなど、非動物由来の素材にも「レザー」という言葉が使われるケースが急増した。動物の皮を使わずに、革の質感を再現した素材だが、正確な理解が浸透しないまま、消費者が誤解するケースも増えていた。対応策として既に15年に欧州規格のEN、19年に国際規格のISOが「leather」の規格を定めている。

今回のJISも国際的な規格化の動きに沿ったものだ。皮革業界や消費者センター、百貨店など小売業界からの要望もあった。JISの規定では、植物由来で革の質感を再現した素材は「合成皮革」「人工皮革」に分類される。

今後、衣料品、バッグ、シューズなどの販売で表記が厳格化されることになる。JISに法的な強制力はないものの、百貨店など大手小売業を中心にJISに合わせ、「ビーガンレザー」「エシカルレザー」などの表記を避ける動きが広がりそうだ。

今回のJISの規定についてファッション・小売関係者の関心は高い。皮革の大型展示会「東京レザーフェア」(5月23、24日)内で開催された日本皮革産業連合会による説明会には、定員を上回る約160人が出席した。

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祝101歳!ポーラの最高齢美容部員がギネス更新 月平均売り上げも伸長中

昨年8月に100歳で「最高齢の女性ビューティーアドバイザー」としてギネスワールドレコーズリミテッドが認定するギネス世界記録に認定されたポーラ桜水ショップのビューティディレクター・堀野智子さんが4月9日に101歳の誕生日を迎え、自身が持つギネス記録を更新した。堀野さんはギネス記録認定後も研修や勉強会に休まず参加し、月の平均売り上げをさらに伸ばすなど精力的に活動を続けているという。

堀野さんは5人兄弟の長女として福島県に生まれ、21歳で結婚。専業主婦から電電公社での勤務を経て、1962年4月15日に「子育てしながら自由に働ける」ことから39歳でポーラのビューティディレクターをスタートした。堀野さんは現在も自宅から7キロ離れたポーラの営業所までバスで通勤している。

キャリア60年を超える堀野さんだが毎月のように発売される新商品や季節のビューティ提案なども行うなど熱心に日々働いており、働き出した62年4月から24年4月末までの累計売り上げは約1億2670万円。ギネス記録に認定された昨年8月から今年4月までの月平均売り上げも前年同月比で25%増を達成するなど第一線で活躍中だ。堀野さんは「これからも大好きなポーラの仕事を続けていきたい」と語っている。

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「ゲラン」が発売から15年ぶりに“ルージュ ジェ”を刷新 色彩や輝き、深みを最大限に引き出した全40色

「ゲラン(GUERLAIN)」は7月15日、アイコニックなリップスティック“ルージュ ジェ”(全40色、各5170円/ケース全9種、各4730円)をリニューアル発売する。艶のあるサテン仕上げの24色と、ソフトなベルベット・マット仕上げの16色、計40色が登場する。スキンケア成分を81%以上配合し、100%自然由来のワックスを採用。ユリの花とスイートアーモンドオイルが唇を保護しながらターンオーバーを促すことで、キメを整え、ふっくらと潤った唇へと導く。

“ルージュ ジェ”は、ジュエリーデザイナーのロレンツ・バウマー(Lorenz Baumer)が考案した、クロムメッキのメタルにミラーをあしらったリップケースが特徴。リップのカラーとケースを好みに応じてカスタマイズできる。2009年に発売し、その後さまざまな限定ケースが登場している。発売から15年の時を経て、メイクアップ クリエイティブ ディレクターのヴィオレット(Violette)が初めて同リップを刷新する。

「ゲラン」のノウハウと、アートスクールで絵画を学んだヴィオレットの専門性を掛け合わせ、高発色のピグメントを厳選。それぞれのピグメントにとって最適な温度とタイミングでオイルと混ぜ合わせることで、色彩や輝き、深みを最大限に引き出した。パリジェンヌのスタイルを象徴するレッドリップにもこだわった。新生“ルージュ ジェ”の全てのレッドシェードには、青みがかった赤のピグメントと、オレンジレッドのピグメントをブレンドし、赤色が持つ豊かさを増幅させた。ヴィオレット=メイクアップ クリエイティブ ディレクターは、「普遍的な“美”を象徴する赤は、まさに無限。一口に赤と言っても、数え切れないほどの色調が存在する。目指したのは、唇の上で最も映える赤。ほんの少量のピグメントが仕上がりを大きく左右する」とコメントを寄せている。ブランドの“推し色”は、サテン仕上げは518と131、319で、ベルベット・マット仕上げは258と539、888だ。

これまでシルバーを基調としていたメタルケースはゴールドに変更し、計9種のデザインを用意。重量は19%軽量化し、製造工程の見直しによって二酸化炭素排出量を30%削減した(21年版“ルージュ ジェ”およびリフィルと、24年版の比較)。

“ルージュ ジェ”のリニューアルに合わせ、高ピグメントのリップペンシル“コントゥール ジェ”(全6色、各4070円)を発売する。シャープナーが付属し、極細のペン先で繊細な仕上がりをかなえる。ほかのリップ商品の持ちを高め、“ルージュ ジェ”の色味を際立たせる。

“ルージュ ジェ”は、一部店舗とECで無料の刻印サービスを行なっている。フォントは筆記体かブロック体から選べ、「ゲラン」オリジナルの図柄も刻印できる。店舗での刻印サービス所要時間は約5分。

刻印サービス実施店舗:
・ギンザ シックス
・伊勢丹新宿本店
・日本橋高島屋S.C.
・三越銀座店
・阪急うめだ本店
・高島屋大阪店
・大丸心斎橋店
・JR京都伊勢丹

“ルージュ ジェ”(全24色、各5170円)

“ルージュ ジェ ラグジュアリアス ヴェルヴェット”(全16色、各5170円)

“ルージュ ジェ ケース”(全9種、各4730円)

“コントゥール ジェ”(全6色、4070円)

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187年の歴史を紡ぐ「ティファニー ワンダー」展 ブランドの意匠と創造性に没入する10のストーリー

「ティファニー(TIFFANY & CO.)」は、エキシビション“「ティファニー ワンダー」技と創造の187年”を虎ノ門ヒルズ ステーションタワー45階のトウキョウ ノード(TOKYO NODE)で、6月23日まで開催している。展示総数約500点のうち、世界初公開作品が180点、日本初公開作品が約380点という大規模展となる。驚きに満ちた傑作の数々を通して、187年の歴史の中で培った職人技と創造性、日本との絆の物語を伝える。ここでは10のルームで構成したエキシビションの見どころを紹介する。

ROOM 1 : The World of Tiffany

ティファニーの世界
投影した映像作品で、エポックメイキングなヒストリーを振り返る。日本との絆もテーマにしているため、ブランドが1972年に開いた日本初となるサロン、ティファニー1号店の様子も記録している
会場の冒頭で来場者を迎えるのは、今回のエキシビションのために特別に制作した映像作品だ。頭上からダイナミックに降り注ぐ没入型のプロジェクションマッピングには、200年に迫る「ティファニー」の歴史と、その代表作をファンタジックな世界観で描いている。展示総数約500点という圧倒的な規模のエキシビションへの期待が高まる。

ROOM 2 : Wonder of Origin

ティファニーの起源
壁に貼られたジャガードタペストリーは、日本の伝統的な織物を着想源に、イタリア・コモの老舗織物工房ルベリが製作
“ティファニーの起源”と題したルームでは、創業者チャールズ・ルイス・ティファニー(Charles Lewis Tiffany)の先駆的なビジョンから、1876年に「ティファニー」に加わったチーフ ジェロモジスト(宝石鑑定士)のジョージ・フレデリック・クンツ(George Frederick Kunz)博士が世に広めた色鮮やかなジェムストーンまで、ブランドのレガシーを一挙に紹介。壁一面に張り巡らせたジャカードタペストリーには、約2世紀にわたるブランドの卓越したデザインと、その偉業の物語を描いている。世界的な愛のシンボル“ティファニー®︎ セッティング”のエンゲージメント リングをはじめ、絵画のようなアールデコ調のブレスレット、タンザナイトをあしらった世界初のジュエリー、ジャン・シュランバージェ(Jean Schlumberger)が製作した最初の“バード オン ア ロック”など、エポックメイキングな傑作が並ぶ。初期の“ブルー ボックス”や、1845年発行のアメリカ初のメールオーダーカタログ“ブルー ブック”の第1号といった貴重な資料も必見だ。

ROOM 3 : Wonder of Design

デザインの偉業
1.715ctのクンツァイトにシグニチャーの“X”モチーフを組み合わせたパロマ・ピカソ作のネックレス
2.トンボはアールヌーボー時代の重要なモチーフ
3.ルイス・コンフォート・ティファニーが「ティファニー」に参画後、初めて手掛けたジュエリーコレクションより。歴史的にも貴重な“メドゥーサ ペンダント”
「ティファニー」は、デザイナーの可能性を理解、尊重し、それぞれの名のもとに、類まれなる作品を創出してきた。“デザインの偉業”と題したルームでは、ブランドのデザイン史を語る上で欠かせない、伝説のデザイナーたちの著名な作品を展示する。創業者の息子であり、20世紀初頭にアメリカ屈指のデザイナーとして名をはせたルイス・コンフォート・ティファニー(Louis Comfort Tiffany)による“メドゥーサ ペンダント”はその筆頭だ。さらに、精巧な蘭のブローチと花の装飾が美しいラペルウオッチを生んだジョージ・ポールディング・ファーンハム(George Paulding Farnham)、名作“ボーン カフ”や“オープン ハート”を手掛けたエルサ・ペレッティ(Elsa Peretti)、アニバーサリー ネックレスで知られるパロマ・ピカソ(Paloma Picasso)らのマスターピースなどを紹介。ジュエリー界に新風を吹き込んだその創造性と、美への飽くなき探究心をたたえる。

ROOM 4 : Garden of Imagination Jean Schlumberger

想像の宝庫 ジャン・シュランバージェ
20世紀を代表するジュエリーデザイナーの一人、ジャン・シュランバージェとのコラボレーションは1956年に始まった。シュランバージェの革新性に焦点を当てたルームには、ジュエリーデザイン史の新たな幕開けとなった代表作がずらり。クンツァイトをはじめ、7石のジェムストーンにセットした“バード オン ア ロック”ブローチを筆頭に、俳優エリザベス・テイラー(Elizabeth Taylor)が所有した“フルール ド メール”ブローチや、羽根をモチーフにしたネックレスなど、自然界のダイナミックさを捉えたデザインに注目だ。

ROOM 5 : In Love with Japan

日本への愛
壁面のデザインは障子をイメージ
障子をイメージしたミニマルな空間が広がるスペースでは、「ティファニー」が日本から受けたさまざまな影響を紹介する。日本との絆は1837年、チャールズ・ルイス・ティファニーが、当時のアメリカ市場ではまれな日本からの輸入品を販売し始めたことにさかのぼる。19世紀後半には、日本の伝統工芸や美術にインスパイアされた作品を数多く生み出した。花や鳥をモチーフにしたゴールドジュエリー、蝶やトンボを描いたルイス・コンフォート・ティファニーによるステンドグラスのランプなどがその代表格だ。さらに、漆やふさひもの技術を採用したエルサ・ペレッティによる名作“ビーン”コレクションや、バングルなども展示。日本への敬意を表するとともに、その高度な熟練技が垣間見られる。

ROOM 6 :Wonder of Dreams

夢の世界
“ドルフィン”ブローチを主役に同展のために制作したショーウインドー
「ティファニー」は、創業当初からジュエリーを効果的に見せる方法として、劇場のような世界観で見る人に夢を与え、憧れを喚起させるショーウインドーの重要性を認識していた。「夢の世界」と題したルームでは、ジーン・ムーア(Gene Moore)をはじめとする世界的なアーティストやデザイナーが生み出した芸術的なウインドーを再現している。最奥には、今回のエキシビションのために特別にデザインした、ジャン・シュランバージェの“ドルフィン”ブローチが主役のショーウインドーも設置。歌川広重の有名な木版画に着想を得たという。

ROOM 7 : Breakfast at Tiffany’s

ティファニーで朝食を
「ティファニーで朝食を」で作曲家ヘンリー・マンシーニが受賞したオスカー像と作品の原稿
オードリー・ヘップバーン(Audrey Hepburn)主演の「ティファニーで朝食を」(1961年)をはじめ、「めぐり逢えたら」(1993年)「華麗なるギャッツビー」(2013年)など、キャストが「ティファニー」のジュエリーを着用した映画や、ニューヨーク本店が舞台となった映画は数多く存在する。このルームでは、そんな映画に用いられたアーカイブの一部を紹介。映画館さながらのシートに座って、各作品の印象的なシーンを鑑賞できる空間演出も楽しい。

ROOM 8 : Wonder of Celebration

祝福の時
空間には、野球やテニス、バスケットボール、アメリカンフットボールなどのチャンピオントロフィーが一堂に並ぶ。その上にはトロフィー授与のシーンなどの映像が流れる
「ティファニー」の職人たちは160年以上にわたり、多くのスポーツ分野で、アスリートたちの功績をたたえるトロフィーを手作業で製作してきた。このルームでは、真のチャンピオンのシンボルであり、最高峰の勝利の瞬間を彩った数々のトロフィーを展示。さらに、ハリウッドや音楽界との蜜月関係にも触れ、マリリン・モンロー(Marilyn Monroe)やファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)、レディー・ガガ(Lady Gaga)、フレディ・マーキュリー(Freddie Mercury)らのスターたちが愛用したアイテムも特別に展示している。

ROOM 9 : The Diamond Kings

ダイヤモンド キングの真髄
同スペースには、アールヌーボーの曲線的なフォームからアールデコの幾何学的表現、近代のスタイルまで、重要なダイヤモンド作品がそろう。ショーケースもダイヤモンドのカットをイメージ
チャールズ・ルイス・ティファニーは1840年代以降、由緒あるフランス王室のダイヤモンドや希少なジェムストーンを米国に初めて紹介し、メディアから“ダイヤモンドキング”の称号を得た。このルームでは、そんな比類なきダイヤモンドへの情熱を証明する、ダイヤモンドの傑作を紹介。アールヌーボーの曲線的デザインにはじまり、アール デコの幾何学的デザイン、コンテンポラリーな表現まで、ブランドの卓越した技と創造性溢れるアーカイブ作品がバリエーション豊富に並ぶ。

ROOM 10 : The Tiffany Diamond

ザ ティファニー ダイヤモンド
イエローダイヤモンドの輝きのオーラが天井から降り注ぐ、圧巻のプロジェクションマッピング
最後のルームを飾るのは、世界最大級のファンシーなイエローダイヤモンドがきらびやかに輝く“ザ ティファニー ダイヤモンド”だ。1877年に南アフリカで発掘され、翌年「ティファニー」が獲得した。287.42カラットの原石を、色と輝きを重視して128.54カラットまでカットした伝説のイエローダイヤモンドは、「ティファニー」の芸術性と革新性、クラフトマンシップの象徴だ。今回の展示では、ジャン・シュランバージェの“バード オン ア ロック”にオマージュを捧げ、5羽の鳥がダイヤモンドの周りを羽ばたく最新のデザインを披露した。
INFORMATION
「ティファニー ワンダー」技と創造の187年

6月23日まで開催中
9:00〜20:00(最終入場19:00)
虎ノ門ヒルズ ステーションタワー 45階 TOKYO NODE
東京都港区虎ノ門2-6-2
不定休

HISTORY

ティファニーと日本が築いた絆
「ティファニー」と日本の関係は、同ブランドのデザイナーたちが日本の美術や伝統工芸に影響を受け、ジュエリーデザインを始めた19世紀にまでさかのぼる。ここでは、国内第1号店がオープンした1970年代以降の日本との絆の軌跡を紐解く。

INTERVIEW with Alexandre Arnault

過去と未来をつなぐ、伝統と愛
アレクサンドル・アルノー(Alexandre Arnault)コミュニケーションズ&インダストリアル プロダクト部門エグゼクティブ・バイス・プレジデントは、2021年に「ティファニー」に参画後、話題のコラボレーションや革新的なマーケティングでブランドに新風を巻き起こしてきたキーパーソンだ。日本でのエキシビション“「ティファニー ワンダー」技と創造の187年”開催に合わせて、同氏に展覧会の目的や日本市場への思いを聞いた。
“「ティファニー ワンダー」は、
私たちの現在と未来への
ビジョンを表現している”
WWDJAPAN(以下、WWD):今回の展覧会で伝えたいメッセージは?

アレクサンドル・アルノー「ティファニー」コミュニケーションズ&インダストリアル プロダクト部門エグゼクティブ・バイス・プレジデント(以下、アルノー):「ティファニー ワンダー」展は、「ティファニー」のささやかな始まりから、187年という過去約2世紀にわたって培ってきたクラフトマンシップ、そしてクリエイティビティーを象徴するデザインや表現の数々を皆さまにご覧いただく“旅”だ。展示総数約500点のうち世界初公開作品が180点、日本初公開作品が約380点で、素晴らしいジュエリーや作品の数々が見られる。映画「ティファニーで朝食を」の舞台裏のほか、野球やバスケットボールといったスポーツのトロフィー、われわれが有する伝説の“ザ ティファニー ダイヤモンド”など、皆さまに楽しんでいただけるコンテンツを豊富に詰め込んでいる。

WWD:「ティファニー」にとってアーカイブの価値とは?

アルノー:「ティファニー」のアーカイブは、それぞれにストーリーがある特別な作品ばかりだ。われわれのチームは、ブランドのユニークな伝統を物語る今回の素晴らしい展示作品を、何時間もかけて丁寧に選んだ。「ティファニー」ならではの驚きと感動を体験してもらいたい。今回のエキシビションのように、豊かな物語を生み出すアーカイブに私たちはこれからも注目していくつもりだ。

WWD:未公開作品にも通底している「ティファニー」の真髄とは?

アルノー:「ティファニー ワンダー」展は、私たちのアーカイブや未公開作品をただ展示するだけではなく、現在の私たちの姿と未来へのビジョンを表現している。「ティファニー」の伝統に忠実であり続けること、そして「ティファニー」のコアバリューを尊重することは、ブランドの現在をナビゲートし、未来をプランニングする上で常に重要なことだ。

WWD:歴史あるジュエラーとしての強みをどう捉え、現在の商品に生かしている?

アルノー:「ティファニー」はアメリカ最古のラグジュアリー ジュエラーであり、競合他社の中でも深い歴史があるジュエラーの一つだ。私たちには、アーカイブや豊かな遺産にインスピレーションを求め、デザインを現代的に刷新し、再解釈できるという強みがある。「ティファニー ワンダー」展では、ジャン・シュランバージェのオリジナル作品やモダンなハイジュエリーのクリエイション、初期の“ブルー ボックス”と、128.54カラットのイエローダイヤモンド“ザ ティファニー ダイヤモンド”の最新セッティングというように、アーカイブと最新のデザインの両方を紹介している。選び抜いたジュエリー一つ一つが、その“センス オブ ワンダー”を体現し、ストーリーや目的を持っている。

“1972年のオープン以来
絆を深めてきた日本は、
今や世界第2位の市場に”
WWD:現職に就いて3年の間に、さまざまなコラボレーションや表現に挑戦してきた印象だ。

アルノー:これまで「ティファニー」に在籍してきた中で、私たちが生み出してきた製品の革新はもちろん、「フェンディ」や「パテック フィリップ」「ナイキ」「シュプリーム」などとのコラボレーション、そしてクリエイティブなキャンペーンの数々を誇りに思っている。「ティファニー」は、愛と工芸、伝統、そしてティファニー ブルーという、われわれのDNAと切っても切り離せないテーマで世の中をリードしてきた。新しいキャンペーン「With Love, Since 1837」は、最新のクリエイティブの進化を紹介するものであり、今日の私たちの顧客に向けた新しい表現でもある。

WWD:LVMHグループの傘下に入って以降、「ティファニー」が最も変革した点は?

アルノー:LVMHグループの傘下に入った2021年からこの3年間で、「ティファニー」のブランドアイデンティティーを進化させ、モダナイズしたビジョンをお客さまに伝えることで大きく前進した。ブランドの再活性化の旅に出た時、私たちは既存の顧客とのつながりを再構築すると同時に、新規客とのつながりを築くことにも重点を置いた。今後は、「ティファニー」の素晴らしい伝統やクラフトマンシップ、そして「ティファニー」のジュエリーを基点にコレクションの魅力を伝えるべく、戦略をさらに進化させていきたい。

WWD:日本との絆もエキシビションの一つのテーマだ。日本への感謝をどのように伝えている?また、「ティファニー」にとって日本市場とは?

アルノー:「ティファニー ワンダー」展では、日本の精神をたたえている。本エキシビションの開催地を決める際、関係性が強い日本を選択するのは必然だった。1972年に日本では初となる「ティファニー サロン」を東京・日本橋三越本店にオープンして以来、われわれは日本との絆を深めてきた。日本市場は現在われわれの世界第2位のマーケットに成長し、59もの店舗を出店している。建築設計事務所OMAは、ニューヨーク本店“ザ ランドマーク”リニューアルの際に最上階3フロアを設計した。今回の開催地である虎ノ門ヒルズ ステーションタワー、そして展覧会会場をデザインしたのもOMAで、共通点がある。

WWD:日本市場における今後の展望は?

アルノー:日本はこれまでも、そしてこれからも「ティファニー」にとって重要なマーケットだ。昨年リニューアルした銀座本店や新たにオープンした表参道店は、アートとクラフトマンシップ、ヘリテージが融合する場所として機能している。私たちは、日本における「ティファニー」のエキサイティングなチャプターを継続していくことを楽しみにしている。

PHOTOS : KUNIHISA KOBAYASHI(Exhibition), TIFFANY & CO.(History), KARL LAGERFELD(Alexandre Arnault)
TEXT : MAKIKO AWATA(Exhibition & History)
問い合わせ先
ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク
0120-488-712

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「エンポリオ アルマーニ」が六本木ヒルズ店をオープン 刻印入りの限定アイテムも

「エンポリオ アルマーニ(EMPORIO ARMANI)」は5月25日、六本木けやき坂通りに、関東エリアでは初の最新コンセプトが採用された六本木ヒルズ店をオープンした。 1階のウィメンズフロアでは、バッグをはじめ、ウエア、シューズ、サングラスなどバリエーション豊かに用意する。 2階メンズフロアでは小物のほか、スーツやランウエイルックなど最新アイテムを用意する。さらにオープンを記念して、“FOR ROPPONGI”が刻印された日本限定カラーのバケットバッグをはじめ、ウィメンズから計12アイテム、メンズからは計13アイテムを用意する。

刻印入りのバッグや限定アイテムも

■エンポリオ アルマーニ 六本木ヒルズ店
住所:東京都港区六本木6-12-1 六本木けやき坂通り 1階、2階
営業時間:12:00~20:00(※金土・祝前日~21:00)
電話番号:03-5775-3123

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【スナップ】Stray Kidsフィリックス、ローラ、大坂なおみが来場 「ルイ・ヴィトン」が2025年クルーズ・コレクションを発表

「ルイ・ヴィトン」は5月24日、スペイン・バルセロナで、ニコラ・ジェスキエール(Nicolas Ghesquiere)=ウィメンズ・アーティスティック・ディレクターによる2025年クルーズ・コレクションを発表した。

会場は、建築家のアントニ・ガウディ(Antoni Gaudi)によって1914年に完成したグエル公園。舞台演出はプロダクションデザイナー、ジェームズ・チンランド(James Chinlund)が手掛けた。

ショー会場には、Stray Kidsのフィリックスやローラ、大坂なおみ、ジェニファー・コネリー(Jennifer Connelly)、レア・セドゥ(Lea Seydoux)、アナ・デ・アルマス(Ana de Armas)、シアーシャ・ローナン(Saoirse Ronan)、ソフィー・ターナー(Sophie Turner)、シンシア・エリヴォ(Cynthia Erivo)、ペ・ドゥナ、ジェイデン・スミス(Jaden Smith)、クロエ・グレース・モレッツ(Chloe Grace Moretz)、ザホ・デ・サガザン(Zaho de Sagazan)、中田英寿、フィービー・ディネヴァー(Phoebe Dynevor)、ルース・アンド・ザ・ヤクザ(Lous And The Yakuza)、ウッラサヤー・セパーバン(Urassaya Sperbund)、レジーナ・キング(Regina King)、リウ・イーフェイ(Liu Yifei)、シェイ・ミッチェル(Shay Mitchell)らが来場した。

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「シュウ ウエムラ」が横浜流星の新ビジュアルを公開 新色アイパレット&アイブロウアイテム発売に合わせ

「シュウ ウエムラ(SHU UEMURA)」が、ジャパンブラドアンバサダーを務める俳優の横浜流星をモデルにした新広告を公開した。6月12日に発売する新色アイパレット"アイスカルプト"(全2種、各7150円)に合わせたもので、横浜の涼やかな目力とアーティスティックなアイメイクが印象的なビジュアルに仕上がっている。

横浜の新ビジュアルがアピールする新アイテムは、4色アイシャドウパレットの"アイスカルプト 3D コントゥア ベージュ"と"アイスカルプト 3D コントゥア モーヴ"(各7150円)。ふんわりとしたシックなミュートカラーと幻想的なきらめきやまばゆい光彩を放つ先進的な新テクスチャーが特徴で、新ビジュアルでも横浜の目元の骨格を美しく引き立てている。

ほか、同日にはマスカラ"3Dラッシュ ケアカール マスカラ クスミ ブラック"(4950円)、ロングセラーアイテム"ハード フォーミュラ ハード 9"(3630円)の新色となるアンズピンク、アズキブラウン、ウィートブロンドが登場するほか、アイブローマスカラ"クシ ブロー M"(3960円)の新3色、眉毛1本1本をコーティングして毛流れをロックし、立体的な眉に仕上げる新アイテム"フレックス スタイラー"(4840円)も発売する。

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「シュウ ウエムラ」が横浜流星の新ビジュアルを公開 新色アイパレット&アイブロウアイテム発売に合わせ

「シュウ ウエムラ(SHU UEMURA)」が、ジャパンブラドアンバサダーを務める俳優の横浜流星をモデルにした新広告を公開した。6月12日に発売する新色アイパレット"アイスカルプト"(全2種、各7150円)に合わせたもので、横浜の涼やかな目力とアーティスティックなアイメイクが印象的なビジュアルに仕上がっている。

横浜の新ビジュアルがアピールする新アイテムは、4色アイシャドウパレットの"アイスカルプト 3D コントゥア ベージュ"と"アイスカルプト 3D コントゥア モーヴ"(各7150円)。ふんわりとしたシックなミュートカラーと幻想的なきらめきやまばゆい光彩を放つ先進的な新テクスチャーが特徴で、新ビジュアルでも横浜の目元の骨格を美しく引き立てている。

ほか、同日にはマスカラ"3Dラッシュ ケアカール マスカラ クスミ ブラック"(4950円)、ロングセラーアイテム"ハード フォーミュラ ハード 9"(3630円)の新色となるアンズピンク、アズキブラウン、ウィートブロンドが登場するほか、アイブローマスカラ"クシ ブロー M"(3960円)の新3色、眉毛1本1本をコーティングして毛流れをロックし、立体的な眉に仕上げる新アイテム"フレックス スタイラー"(4840円)も発売する。

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「アンブロ」創業100周年のアーカイブ展をロンドンで開催 オアシスからヴァージルまで独断と偏見で選んだ9着の逸話

イギリス・マンチェスター発のフットボールブランド「アンブロ(UMBRO)」が、5月23日に創業100周年を迎えた。同ブランドはこの節目を控えた4月に、これまでの歴史を彩ってきたアーカイブアイテムの展示を中心とする100周年記念エキシビション「アンブロ 100:スポーツウエア×ファッション(UMBRO 100: SPORTSWEAR x FASHION)」をロンドン・メリルボーンで開催した。同エキシビションでは、歴史的価値の高いユニホームからファン垂涎の最新コラボまで、100点超えのアイテムを展示。本稿では、その中から独断と偏見でピックアップした9点を紹介する。

だが、その前に「アンブロ」の歩みついて触れておきたい。創業者は、当時22歳の仕立て屋ハロルド・ハンフリーズ(Harold Humphreys)と兄のウォーレス・ハンフリーズ(Wallace Humphreys)で、「アンブロ」というブランド名は彼らの呼称“Humphrey Brothers”から。創業のきっかけは“フットボールブランド”を謳うだけあり、イギリスのフットボールカルチャーと深い関係がある。

フットボールの起源については諸説あるので省くが、世界最古のサッカー協会「ザ・フットボール・アソシエーション(The Football Association)」が1863年にイギリスで設立されて以降、近代フットボールは世界へと急速に広まり、1904年に国際競技連盟「FIFA」が発足。その4年後の1908年にはロンドン・オリンピックで公式種目に採用され、フットボールは国境を越えた人気スポーツの仲間入りを果たした。

そして、1923年に「アンブロ」の創業に大きく関わる2つの出来事が起こる。この年、「ザ・フットボール・アソシエーション」が約12万7000人を収容可能な「旧ウェンブリー・スタジアム(The original Wembley Stadium)」を、マンチェスター・シティFCが約8万5000人を収容可能な「メイン・ロード(Maine Road)」を建設したことで、フットボールは街単位で楽しまれるスポーツから、数万人の大観衆が観戦する国単位の娯楽へと発展した。この状況にハンフリーズ兄弟は商機を見出し、翌年の1924年に「アンブロ」を創業したのだ。

「アンブロ」は創業以降、英国を中心に数多くのフットボールクラブをサポートし、1952年ヘルシンキ・オリンピックではイングランド代表にユニホームを提供。続く1958年FIFAワールドカップ・スウェーデン大会でブラジル代表が、1966年FIFAワールドカップ・イングランド大会でイングランド代表がそれぞれ初優勝した際にも「アンブロ」のユニホームを着用し、確固たる地位を確立。当時、英国の85%のクラブが「アンブロ」のユニホームを採用するまでに成長したのだ。同時に、現在では一般的となったクラブや代表のレプリカユニホームの販売を、世界で初めて開始したのが「アンブロ」であることを添えておく。

その後、紆余曲折あり2007年にナイキ(NIKE)が買収するも、12年にアメリカのアイコニックス・ブランド・グループ(Iconix Brand Group)へ売却され、現在に至る。なお、日本では1998年にデサント(DESCENTE)が商標使用権を取得しており、国内の「アンブロ」コラボユニホームの火付け役となった「バル(BAL)」をはじめ、「コモリ(COMOLI)」や「ユハ(JUHA)」などとのアイテムは、全て日本企画だ。

前置きが長くなってしまったが、そんな由緒正しきフットボールブランドである「アンブロ」の貴重なビンテージアイテムを、とくとご覧あれ。

イングランド代表3rdユニホーム(1990年)

1990年FIFAワールドカップ・イタリア大会のため、「アンブロ」はイングランド代表に新作のユニホームを提供した。1st&2ndユニホームは国旗“セント・ジョージ・クロス”に着想した、伝統的なホワイトとレッドをベースとしたデザイン。対して3rdユニホームは、ガラス製の灰皿に反射する光をイメージした、幾何学パターンのデザインだった。この極めてデザイン性の高い1着は、残念ながら大会中に選手たちに着用されることはなかったものの、とある著名人をきっかけに脚光を浴びることになる。

イングランドは、ワールドカップの大会ごとにさまざまなアーティストの協力で公式応援歌を制作する習わしがある。同大会では「アンブロ」と同じくマンチェスター発のロックバンド、ニュー・オーダー(New Order)が担当した。彼らは、代表選手だったジョン・バーンズ(John Barnes)やポール・ガスコイン(Paul Gascoigne)らを招いた楽曲「World in Motion」を発表すると、全英シングルチャートで首位を獲得。同曲のMVでボーカルのバーナード・サムナー(Bernard Sumner)が3rdユニホームを着用していたことで話題となり、1st&2ndユニホームの人気を上回る名作となったのだ。なお、当時はミュージシャンがユニホームを着用して表舞台に立つことは珍しく、サムナーが先駆者と言われている。

「アンブロ」× ニュー・オーダー コラボユニホーム(2021年)

上記の件もあり、「World in Motion」のリリース30周年の際には、「アンブロ」とニュー・オーダーのコラボが2021年に実現した。3rdユニホームの襟や袖などのディテールを完全に再現し、左胸のエンブレムをイングランドサッカー協会のものから「World in Motion」のアートワークに置き換えた。ちなみに、アートワークを手掛けたのはグラフィックデザインの巨匠ピーター・サヴィル(Peter Saville)で、彼もまたマンチェスター出身である。

「アンブロ」×「パレス スケートボード」コラボユニホーム(2012年)

イングランドを代表するスケートブランド「パレス スケートボード(PALACE SKATEBOARDS以下、パレス)」の面々も、3rdユニホームに魅了された者たちだ。2012年の「アンブロ」との初コラボでは、3rdユニホームにオマージュを捧げたアイテムを発表。全体のデザインは踏襲しつつ、右胸に付く「アンブロ」のロゴ“ダブル・ダイヤモンド”をブラックからホワイトに、左胸のイングランドサッカー協会のエンブレムを「パレス」のアイコニックな“トライファーグ”に変更した。

「アンブロ」オリジナル・ドリルトップ(1996年)

「アンブロ」といえば、オアシス(Oasis)のリアム・ギャラガー(Liam Gallagher)のイメージが強い人も多いだろう。彼は、幼い頃から地元マンチェスターを拠点とするマンチェスター・シティFCの“シチズン(熱狂的なサポーター)”かつワーキングクラス出身ということもあり、世界的バンドの仲間入りを果たしてからもフットボール用のアイテムを普段着として着用している。だが、“リアム=アンブロ”を決定付けた日があるーー1996年4月28日だ。

この日、マンチェスター・シティFCの本拠地「メイン・ロード」でオアシスのライブを行ったリアムは、出番直前に選手用ロッカーに置いてあった「アンブロ」のドリルトップを発見。あろうことか盗出し、着用してライブを行ったのだ。ある意味、ロックスター然としたこの行動は、のちにカサビアン(Kasabian)を結成する若きセルジオ・ピッツォーノ(Sergio Pizzorno)ら多くのファンに影響を与え、セルジオは全く同じドリルトップで高校に通っていたという。

その後、リアムは自身のアパレルブランド「プリティー・グリーン(PRETTY GREEN)」と「アンブロ」が2019年に初コラボした際、ドリルトップを彷ふつとさせるモッズコートを制作していた。

「アンブロ」× オアシス コラボユニホーム(1997年)

図らずもリアム・ギャラガーによってオアシスとコネクションを持った「アンブロ」は、バンドのプロモーションに参画。ノエル&リアムが兄弟そろって大のフットボール好きであることから、1997年8月にバンドの3rdアルバム「Be Here Now」が発売された際、非売品のコラボユニホームを制作して、関係者やレコードショップに配布した。また同時期にブラー(Blur)のデーモン・アルバーン(Damon Albarn)がチェルシーFCのユニホーム(現在はナイキ製だが、当時はアンブロ製)を表舞台で愛用していたこともあり、UKバンドシーンと「アンブロ」の関係性はさらに深まっていった。2010年には、カサビアンのライブでイングランド代表の新作アウェイユニホームを発表するという試みが行われるなど、蜜月ぶりは脈々と受け継がれている。

「アンブロ」×「ポール・スミス スポーツ」コラボジャケット(2002年)

スポーツブランドとファッションブランドの協業はいくつもあるが、フットボールをベースとしたコラボは「アンブロ」がパイオニアだ。2002年FIFAワールドカップ・日韓大会に合わせて、英国を代表する「ポール・スミス(PAUL SMITH)」のスポーツラインとタッグを組んだ。1966年にイングランド代表がW杯で初優勝した際に着用していたジャケット“ラムゼージャケット”を、リバーシブル仕様にアレンジしたアイテムをはじめ、ユニホームやポロシャツ、スーツケース、ボールなどを制作。そして、「ポール・スミス」とのコラボは、「アンブロ」にとって初めてのファッションブランドとのチームアップでもあり、以降は精力的にコラボレーションするようになっていった。

「アンブロ バイ キム・ジョーンズ」ジップアップフーディー(2006年)

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」と「ディオール(DIOR)」のメンズを歴任し、現在は「フェンディ(FENDI)」のウィメンズを率いるなど、輝かしい実績を持つのがキム・ジョーンズ(Kim Jones)だ。英国生まれの彼は、2003年に自身の名前を冠した「キム・ジョーンズ」(07年に終了)を立ち上げると、翌04年に「アンブロ」のデザイナーに抜擢され、8年間にわたり「アンブロ バイ キム・ジョーンズ」を手掛けていた。「アンブロ バイ キム・ジョーンズ」は、スポーツとハイファッションにストリートのエッセンスを加えた草分け的存在で、06年FIFAワールドカップ・ドイツ大会の際にはイングランドの伝統的な花の紋“テューダーローズ”にフィーチャーしたコレクションを披露。また、“ダブル・ダイヤモンド”に着想したトランプを制作していたこともある。

マンチェスター・シティFC 2011/12シーズン ユニホーム(2011年)

先日、前人未踏のプレミアリーグ4連覇を達成し、通算優勝回数を8に伸ばしたのがマンチェスター・シティFCだ。今やタイトルレースの常連ではあるものの、2008年にUAEの投資グループADUGに買収されるまでは、同リーグでの最高位が8位はおろか2部や3部で戦うこともあった。しかし買収以降、潤沢な資金で優秀な監督や選手を獲得し、2011/12シーズンに1968年以来となる44シーズンぶり3度目のリーグ優勝を達成(注:プレミアリーグは1992年に創設され、それ以前はディビジョン1が1部)。「アンブロ」は、このメモリアルなシーズンを含む2009〜2013年だけでなく、1968年の2度目のリーグ優勝時を含む1967〜1997年にもユニホームを手掛けていた。なお、2011/12シーズンは宿敵マンチェスター・ユナイテッドFCとし烈なタイトルレースを繰り広げ、勝利が優勝の絶対条件の中で行われた最終節では、フットボール史に残る奇跡の逆転劇を見せた。気になる方はぜひ下のYouTubeからドキュメンタリーを。

「アンブロ」×「オフ-ホワイト」コラボフランネルシャツ(2017年)

故ヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)が2013年に設立した「オフ-ホワイト(OFF-WHITE)」といえば、「ナイキ」やバスケットボールとのつながりが強い印象があるかもしれない。しかしヴァージルは両親の出身国ガーナがフットボール人気の高い国であることから、幼少期より勤しみ、1990年代を代表する名選手ロベルト・バッジョ(Roberto Baggio)に憧れ、高校生の時にはMFとして所属していたクラブチームが州チャンピオンにもなっている。余談だが、彼が18歳の時に妻シャノン・アブロー(Shannon Abloh)と出会った場所は、フットボールの試合会場だったという。

この背景もあり、2017年に「アンブロ」とヴァージルは2017年春夏メンズ・コレクションで初コラボし、パリのランウエイショーで披露した。中でも、「オフ-ホワイト」の前身となった「パイレックス ビジョン(PYREX VISION)」のアイコンアイテムだったチェック柄のフランネルシャツを、パッチワーク風の手法でパンキッシュにリメイクしたアイテムは話題を呼んだ。

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【2024年秋コスメ】「スナイデル ビューティ」の人気アイパレットに新色登場 一部店舗限定ラベンダー系やベージュ系など

「スナイデル ビューティ(SNIDEL BEAUTY)」は7月10日と8月2日に、2024年秋コレクションを発売する。人気のフェイスパレット“フェイス スタイリスト”やアイシャドウパレット“アイデザイナー”の新2種、カラーマスカラ、アイライナー、フェイスブラシ、リップスティックの6品で、価格は2750〜6380円。

“フェイス スタイリスト”(新2種、各6380円)はアイシャドウやチーク、ハイライターなどをセットにしている定番のアイカラーパレットで、それぞれのカラーに自然由来の保湿成分を配合。しっとりと目元にフィットし、粉飛びせず長時間美しい仕上がりをかなえる。新色はコーラルとベージュを組み合わせた“03 インスパイアリング ベージュ”と、アイコニックなピンクカラーを詰め合わせた“04 レイヤード オブ ロマンス”の2種を用意した。

“アイデザイナー”(新2種、各6380円)はブランドを代表する6色アイシャドウパレットで、ピンクとシアーなブラウンの“10 サウンド オブ トランキル”と、阪急うめだ本店およびルミネ新宿2店限定でぺールラベンダー系の“EX12 センシュアル ラベンダー”が登場する。

上向きまつ毛をキープし、セパレートしたまつ毛に仕上げるカラーマスカラ“カール ロック マスカラ”(全4色、各3300円)や、ひと匙のくすみを加えた色味が特徴のカラーアイライナー“シームレス リクイド アイライナー”(全4色、各2750円)、「熊野筆」のチークブラシ(4400円)、アイシャドウブラシ(Sサイズ、2970円/Mサイズ、3520円)も販売する。

8月2日に発売する商品は、透け感のある鮮やかな彩りと適度な艶で唇を満たす“ルージュ スナイデル n”(3300円)だ。コーラルベージュのニュアンスを含むピンク、白みピンク、ロージーカラーの3色展開で、スタイリッシュさとセンシュアルな印象を演出する。

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メルローズの3つの柱「M・V・P」 次の時代を切り開くための指針を策定

1973年創業のメルローズは昨年、50周年の節目を迎えた。アニバーサリーイヤーの昨年から今年にかけては、記念商品やコラボレーションが目白押しだ。そして日本の服飾史に名を刻む偉大な足跡をベースに、次の時代に飛躍するための新しい企業理念「M・V・P」を策定した。同社を率いる東秀行社長は、どんな企業を目指すのか。

WWDJAPAN(以下、WWD):「M・V・P」にはどんな思いを込めたのか。

東秀行社長(以下、東):服は着る人のためにある。お客さまにワクワクとドキドキを届ける――。当社には脈々と引き継がれてきた考え方がある。50周年を機に、それらを改めて言語化した3つの柱がM・V・Pだ。MISSION(ミッション)、VALUE(バリュー)、PRIDE(プライド)の頭文字から名付けた。言語化することで、迷ったらいつでも立ち返る行動規範としていきたい。5年先、10年先、50年先まで見据えて作った。私たちは創業以来、ゼロからイチを作るイノベーションを愚直に重ねてきた。それを表現した旗印だ。

WWD:最初のミッションは「未来をつくる挑戦と創造」と定義している。

東:議論を始めたのはコロナ禍だった。大変な時期だったからこそ、ファッション企業に何ができるか、根本から考えることができた。導き出されたのは挑戦と創造という言葉。当たり前だけど、挑戦しないと何かを創造することはできない。失敗を重ねることがイノベーションに近づく唯一の方法であり、イノベーションがなければお客さまからの共感を得られない。挑戦と創造を止めたとき、企業は魅力を失う。メルローズが50年も支持されてきたのは、常に新しい挑戦を続けたからだ。

WWD:バリューには「真のもの作り精神」「真価のある商品」「真のサービス」「真の感動」といった言葉が並ぶ。

東:2年前に社長に就いたとき、働くわれわれが自分たちの価値をきちんと認識していない気がしていた。メルローズはゼロからイチを生み出している。デザイナーが自分の発想でデザイン画を描き、パタンナーが美しいシルエットと快適な着心地を作り出す型紙を作り、生産担当が最良のサプライチェーン(供給網)を構築し、営業が最適なマーケティングをし、店頭では販売員が最高のホスピタリティーで接客する。例えば10万円のワンピースがあるとして、当社の商品は同じ価格帯のどのブランドよりもレベルが高いと私は自負している。その価値を正確に認識した上で、自信をもってお客さまに伝えるべきだ。

WWD:最後のプライドもその延長にある。

東:真面目に積み重ねてきたことに一人一人が誇りを持つべきだ。ゼロからイチを作る。ブランドと商品にしっかりしたストーリーを構築する。五感に訴える店舗空間で最高のおもてなしをする。当たり前に思われる方もいるかもしれないが、実際は当たり前を妥協せずに継続するのは易しくない。

(一部抜粋。完全版は最後のリンク先から)

メルローズの新しい挑戦 
注目すべき卸ブランド

「ドメル」は根強いファンを持つデザイナー田口直見によるブランドで、2023年にスタートした。近年、百貨店やセレクトショップでは富裕層の取り込みも視野に入れたドメスティックブランドが脚光を浴びており、そこにピタリと当てはまる。

「カレンテージ」はディレクター塚崎恵理子が2017年にスタートした。世界の旅から得たインスピレーションをトラディショナルな洋服の成り立ちをベースに現代的なエッセンスを加え、独自のアーティザナルなタッチで作る。2024年秋冬からはメンズがスタートする。

「エスロー」はデザイナー清水一子により2021年秋にスタート。何気ないシンプルな服でありながら、絶妙なバランスで着る人の感情に訴えられるのは、綿密に計算されたパターンがあればこそ。普遍的な美しさの中に静かな情熱が宿る、現代を生きる女性のためのワードローブ。

(一部抜粋。完全版は最後のリンク先から)

50周年にちなんだ話題がいっぱい
「50のモノコト」

メルローズは創業50周年にちなんだ特設サイトで「50のモノコト」を2023年6月から展開中だ。節目を記念したコラボレーション、イベント、新商品、新ブランド、インタビュー、新規出店など50のさまざまな話題を1年間かけ、掲載している。

ここでは現在までに紹介された50のモノコトの中から、注目の話題をピックアップした。全ての情報を確認したい人は特設サイトを是非見てほしい。

(一部抜粋。完全版は最後のリンク先から)
問い合わせ先
メルローズ
03-3464-3310(代表)

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メルローズの3つの柱「M・V・P」 次の時代を切り開くための指針を策定

1973年創業のメルローズは昨年、50周年の節目を迎えた。アニバーサリーイヤーの昨年から今年にかけては、記念商品やコラボレーションが目白押しだ。そして日本の服飾史に名を刻む偉大な足跡をベースに、次の時代に飛躍するための新しい企業理念「M・V・P」を策定した。同社を率いる東秀行社長は、どんな企業を目指すのか。

WWDJAPAN(以下、WWD):「M・V・P」にはどんな思いを込めたのか。

東秀行社長(以下、東):服は着る人のためにある。お客さまにワクワクとドキドキを届ける――。当社には脈々と引き継がれてきた考え方がある。50周年を機に、それらを改めて言語化した3つの柱がM・V・Pだ。MISSION(ミッション)、VALUE(バリュー)、PRIDE(プライド)の頭文字から名付けた。言語化することで、迷ったらいつでも立ち返る行動規範としていきたい。5年先、10年先、50年先まで見据えて作った。私たちは創業以来、ゼロからイチを作るイノベーションを愚直に重ねてきた。それを表現した旗印だ。

WWD:最初のミッションは「未来をつくる挑戦と創造」と定義している。

東:議論を始めたのはコロナ禍だった。大変な時期だったからこそ、ファッション企業に何ができるか、根本から考えることができた。導き出されたのは挑戦と創造という言葉。当たり前だけど、挑戦しないと何かを創造することはできない。失敗を重ねることがイノベーションに近づく唯一の方法であり、イノベーションがなければお客さまからの共感を得られない。挑戦と創造を止めたとき、企業は魅力を失う。メルローズが50年も支持されてきたのは、常に新しい挑戦を続けたからだ。

WWD:バリューには「真のもの作り精神」「真価のある商品」「真のサービス」「真の感動」といった言葉が並ぶ。

東:2年前に社長に就いたとき、働くわれわれが自分たちの価値をきちんと認識していない気がしていた。メルローズはゼロからイチを生み出している。デザイナーが自分の発想でデザイン画を描き、パタンナーが美しいシルエットと快適な着心地を作り出す型紙を作り、生産担当が最良のサプライチェーン(供給網)を構築し、営業が最適なマーケティングをし、店頭では販売員が最高のホスピタリティーで接客する。例えば10万円のワンピースがあるとして、当社の商品は同じ価格帯のどのブランドよりもレベルが高いと私は自負している。その価値を正確に認識した上で、自信をもってお客さまに伝えるべきだ。

WWD:最後のプライドもその延長にある。

東:真面目に積み重ねてきたことに一人一人が誇りを持つべきだ。ゼロからイチを作る。ブランドと商品にしっかりしたストーリーを構築する。五感に訴える店舗空間で最高のおもてなしをする。当たり前に思われる方もいるかもしれないが、実際は当たり前を妥協せずに継続するのは易しくない。

(一部抜粋。完全版は最後のリンク先から)

メルローズの新しい挑戦 
注目すべき卸ブランド

「ドメル」は根強いファンを持つデザイナー田口直見によるブランドで、2023年にスタートした。近年、百貨店やセレクトショップでは富裕層の取り込みも視野に入れたドメスティックブランドが脚光を浴びており、そこにピタリと当てはまる。

「カレンテージ」はディレクター塚崎恵理子が2017年にスタートした。世界の旅から得たインスピレーションをトラディショナルな洋服の成り立ちをベースに現代的なエッセンスを加え、独自のアーティザナルなタッチで作る。2024年秋冬からはメンズがスタートする。

「エスロー」はデザイナー清水一子により2021年秋にスタート。何気ないシンプルな服でありながら、絶妙なバランスで着る人の感情に訴えられるのは、綿密に計算されたパターンがあればこそ。普遍的な美しさの中に静かな情熱が宿る、現代を生きる女性のためのワードローブ。

(一部抜粋。完全版は最後のリンク先から)

50周年にちなんだ話題がいっぱい
「50のモノコト」

メルローズは創業50周年にちなんだ特設サイトで「50のモノコト」を2023年6月から展開中だ。節目を記念したコラボレーション、イベント、新商品、新ブランド、インタビュー、新規出店など50のさまざまな話題を1年間かけ、掲載している。

ここでは現在までに紹介された50のモノコトの中から、注目の話題をピックアップした。全ての情報を確認したい人は特設サイトを是非見てほしい。

(一部抜粋。完全版は最後のリンク先から)
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メルローズ
03-3464-3310(代表)

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「ルイ・ヴィトン」から海がテーマのカプセルコレクション アメリカズカップを記念して

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」が国際的なヨットレース、第37回アメリカズカップ バルセロナを記念したメンズとウィメンズのスペシャルカプセルコレクションを発表した。「ルイ・ヴィトン」は、8月22日〜10月12日にバルセロナで開催する“ルイ·ヴィトン 第37回アメリカズカップ バルセロナ”のタイトルパートナー就任に加え、予選ステージ“ルイ·ヴィトン カップ”のオーガナイザーとしても復帰する。

同コレクションは、メゾンのエンブレムに大胆なカラーと海をイメージしたディテールを掛け合わせたデザインが特徴で、テクニカルなアイテムがそろう「ライディング ザ ウェイブズ(Riding the Waves)」、スポーティなデイウエアライン「ア デイ オン ザ デック (A Day on the Deck)」、イブニングウエアラインの「エレガント サマー イブニング(Elegant Summer Evening)」の3テーマで展開する。鮮やかでダイナミックなアメリカズカップのロゴがコレクション全体に渡って登場する。

第37回アメリカズカップ バルセロナ カプセルコレクションは、7月18日から、店頭およびオンラインで発売する。

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「ルイ・ヴィトン」から海がテーマのカプセルコレクション アメリカズカップを記念して

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」が国際的なヨットレース、第37回アメリカズカップ バルセロナを記念したメンズとウィメンズのスペシャルカプセルコレクションを発表した。「ルイ・ヴィトン」は、8月22日〜10月12日にバルセロナで開催する“ルイ·ヴィトン 第37回アメリカズカップ バルセロナ”のタイトルパートナー就任に加え、予選ステージ“ルイ·ヴィトン カップ”のオーガナイザーとしても復帰する。

同コレクションは、メゾンのエンブレムに大胆なカラーと海をイメージしたディテールを掛け合わせたデザインが特徴で、テクニカルなアイテムがそろう「ライディング ザ ウェイブズ(Riding the Waves)」、スポーティなデイウエアライン「ア デイ オン ザ デック (A Day on the Deck)」、イブニングウエアラインの「エレガント サマー イブニング(Elegant Summer Evening)」の3テーマで展開する。鮮やかでダイナミックなアメリカズカップのロゴがコレクション全体に渡って登場する。

第37回アメリカズカップ バルセロナ カプセルコレクションは、7月18日から、店頭およびオンラインで発売する。

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「メイクアップフォーエバー」がパリ五輪から着想を得た5色のアイライナーを発売 人気パウダーのトラベルサイズも登場

「メイクアップフォーエバー(MAKE UP FOR EVER)」は6月5日、ブランド創業の地、仏パリでのオリンピック開催を記念して、リキッドアイライナー“アクアレジスト カラーインク”の新色を発売する。オリンピックのシンボルマークから着想を得た3種のマットカラーと、メダルを想起させるゴールドとシルバーのメタリックカラー、計5色が登場する。

“アクアレジスト カラーインク”(全14色、各2mL、各3520円)は、24時間(メイクアップフォーエバー調べ)美しさが続く高発色ウォータープルーフのアイライナー。マットとメタリック、2色が混ざり合うデュオクロムの3種をそろえ、定番の黒や茶のほか、ホワイトやピンクなどのカラーをラインアップする。発売を記念して全国の直営店と公式ECでは6月5日から、1万1000円以上購入するとオリジナルポーチをプレゼントする。1人1回限り、なくなり次第終了。また5〜30日、ギンザシックス店で1万1000円以上購入するとミニサイズの商品が当たるくじに参加できる。イベント期間中、同店では“アクアレジスト カラーインク”や“アクアレジスト スモーキーシャドウ”など4商品を詰め込んだ“アイメイクキット”(7480円)を限定販売する。

同日、同ブランドのベストセラー“ウルトラHDルースパウダー”と“ウルトラHDプレストパウダー”のトラベルサイズを一部店舗とECで限定発売する。ミネラル成分シリカが光を拡散することで、毛穴や小ジワなどの肌トラブルを自然にカバー。超微細粒子パウダーが肌を乾燥させることなくテカリを抑え、素肌のような仕上がりをかなえる。通常の容器はブラックだが、限定版ではパステルカラーのライラックを採用した。容量はルースパウダーが4g、プレストパウダーが2gで、価格は共に3080円。

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【2024年夏コスメ】「シピシピ」の人気ティントリップとプランパーから夏にぴったりな新色が登場 

美容系ユーチューバーのふくれながプロデュースするコスメブランド「シピシピ(CIPICIPI)」は6月1日、大人気リップアイテム“デューイフィルムティント”と“ガラスプランパー”の各2色を発売する。ブランドECや全国のバラエティーショップにて販売する。

“デューイフィルムティント” (新2色、各1320円)は艶と鮮やかな発色が長時間続くティントリップだ。新色の“09 トロピカルオレンジ”は果実のようにフレッシュなオレンジカラーでヘルシーなかわいさを演出する。“10 チアフルピンク”はブルベ、イエベ問わず使えるピンクカラーで初心者でも使いやすい色味となっている。

“ガラスプランパー”(新2色、各1320円)は1本でフルーツ飴のようなちゅるんとした唇をかなえつつ、リップケアもできるオールインワンなリップグロスプランパーだ。
新色“03 ぶどうゼリー”と“04 みかんゼリー”は涼しげなゼリーを思わせるクリアな発色とパールのきらめきが魅力だ。それぞれブルベ向けの青色系、イエベ向けのゴールドやピンク系のパールを配合しており、手持ちのリップに重ねて使うといつもと違った表情を楽しめる。

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