「クエルボ」のプレミアムテキーラ“1800 ミレニオ”が3000本限定で発売開始 「リーデル」とのテイスティングセミナーを開催

アサヒビールはホセ・クエルボのテキーラブランド「クエルボ(CUERVO)」のプレミアムテキーラ“1800 ミレニオ(1800 MILENIO)”を7月2日に発売する。価格は2万8300円で、販売数は3000本の予定だ。

“1800 ミレニオ”はメキシコ・ハリスコ州ハイランドで収穫されたアガベを100%使用し、3年以上の樽熟成を経たプレミアムテキーラで、2000年に北米で誕生した。アメリカンオークのカスクで40カ月以上、その後フレンチオークのコニャックカスクで4カ月熟成したアンバーゴールドに輝くテキーラは、ヴァニラを感じるオークのまろやかな香りが特徴だ。その味わいはヴァニラやフルーツ、シナモンの甘さに加え、ミントチョコレートを思わせる清涼感も持ち合わせる。世界3大酒類品評会の1つとされる「IWSC 2024」でトップテキーラに選出された。

6月27日にはザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町のオールデイダイニング オアシスガーデンで発表会を実施。松橋裕介アサヒビール マーケティング本部 ワイン・スピリッツマーケティング部 部長、ホセ・クエルボのブランドオーナーであるプロキシモ・スピリッツの日本法人プロキシモ・ジャパンのロリー・ブルエット(Rory Bluett)社長、ウォルフガング・アンギャル(Wolfgang Angyal)リーデル・ジャパン代表取締役が登壇した。

ロリー・ブルエット プロキシモ・ジャパン社長は「アメリカでそうであったように、日本でもテキーラ需要が伸びている。現在では世界で7番目に大きな市場となり、最も成長している国の1つ。今日本はテキーラを1番求めてくれる国だと言えるだろう。このように市場の土台が確立できている日本に、絶好のタイミングで“1800 ミレニオ”を届けられることを大変嬉しく感じている」と語る。

発表会の後半にはオーストリアのワイングラスの名門「リーデル(RIEDEL)」のグラスを用いて、ウォルフガング・アンギャル リーデル・ジャパン代表取締役によるテイスティングセミナーを開催。ウォルフガング代表取締役は「『リーデル』は約300年に渡りグラスを作り続ける、家族経営のグラス会社としては最古である。01年にメキシコのテキーラ管理委員会からの要請により、テキーラに最適なグラスを開発した。テキーラが持つ潜在的要素をバランスよく表現し、アルコール度数が高いテキーラのアロマを消さないよう、ワイングラスより細く仕上げている」と、3種のグラスをならべ、グラスの形状により変化するテキーラの風味を紹介した。

アサヒビールが販売する「クエルボ」ブランド合計の23年の国内販売箱数は前年比129%と好調で、特に“1800”シリーズは前年比165%とブランド全体を牽引。今回発売する“1800 ミレニオ”を通じ、更なる顧客ニーズに応え、市場のさらなる活性化を図るという。

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「クエルボ」のプレミアムテキーラ“1800 ミレニオ”が3000本限定で発売開始 「リーデル」とのテイスティングセミナーを開催

アサヒビールはホセ・クエルボのテキーラブランド「クエルボ(CUERVO)」のプレミアムテキーラ“1800 ミレニオ(1800 MILENIO)”を7月2日に発売する。価格は2万8300円で、販売数は3000本の予定だ。

“1800 ミレニオ”はメキシコ・ハリスコ州ハイランドで収穫されたアガベを100%使用し、3年以上の樽熟成を経たプレミアムテキーラで、2000年に北米で誕生した。アメリカンオークのカスクで40カ月以上、その後フレンチオークのコニャックカスクで4カ月熟成したアンバーゴールドに輝くテキーラは、ヴァニラを感じるオークのまろやかな香りが特徴だ。その味わいはヴァニラやフルーツ、シナモンの甘さに加え、ミントチョコレートを思わせる清涼感も持ち合わせる。世界3大酒類品評会の1つとされる「IWSC 2024」でトップテキーラに選出された。

6月27日にはザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町のオールデイダイニング オアシスガーデンで発表会を実施。松橋裕介アサヒビール マーケティング本部 ワイン・スピリッツマーケティング部 部長、ホセ・クエルボのブランドオーナーであるプロキシモ・スピリッツの日本法人プロキシモ・ジャパンのロリー・ブルエット(Rory Bluett)社長、ウォルフガング・アンギャル(Wolfgang Angyal)リーデル・ジャパン代表取締役が登壇した。

ロリー・ブルエット プロキシモ・ジャパン社長は「アメリカでそうであったように、日本でもテキーラ需要が伸びている。現在では世界で7番目に大きな市場となり、最も成長している国の1つ。今日本はテキーラを1番求めてくれる国だと言えるだろう。このように市場の土台が確立できている日本に、絶好のタイミングで“1800 ミレニオ”を届けられることを大変嬉しく感じている」と語る。

発表会の後半にはオーストリアのワイングラスの名門「リーデル(RIEDEL)」のグラスを用いて、ウォルフガング・アンギャル リーデル・ジャパン代表取締役によるテイスティングセミナーを開催。ウォルフガング代表取締役は「『リーデル』は約300年に渡りグラスを作り続ける、家族経営のグラス会社としては最古である。01年にメキシコのテキーラ管理委員会からの要請により、テキーラに最適なグラスを開発した。テキーラが持つ潜在的要素をバランスよく表現し、アルコール度数が高いテキーラのアロマを消さないよう、ワイングラスより細く仕上げている」と、3種のグラスをならべ、グラスの形状により変化するテキーラの風味を紹介した。

アサヒビールが販売する「クエルボ」ブランド合計の23年の国内販売箱数は前年比129%と好調で、特に“1800”シリーズは前年比165%とブランド全体を牽引。今回発売する“1800 ミレニオ”を通じ、更なる顧客ニーズに応え、市場のさらなる活性化を図るという。

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アンダーアーマーが690億円支払うことに合意、7年続いた集団訴訟に幕引き 不正会計の疑い

アンダーアーマー(UNDER ARMOUR)は、2017年から継続している同社株主らが提起した集団訴訟を終結させるため、4億3400万ドル(約690億円)を支払うことに合意した。この訴訟は、同社の15年および16年の売り上げに関する情報開示と会計処理の過程で売り上げを前倒しに計上することで業績が好調であるように見せかけたかどうかが争点となっていた。

アンダーアーマーは、集団訴訟を提起した株主の主張を一貫して否定しており、「訴訟に内在するコストとリスクを考慮し」、原則として合意に至ったと述べている。この合意は裁判所の承認を得る必要があり、承認されれば、同社は3年間、会長と最高経営責任者(CEO)の役割を分離することにも同意することになる。さらに、同社はこの期間中、CEO、最高財務責任者および最高法務責任者に付与される譲渡制限付き株式について、取締役会の人的資本・報酬委員会の承認を得る必要がある。

アンダーアーマーのメフリ・シャドマン(Mehri Shadman)最高法務責任者兼コーポレート・セクレタリーは、「私たちは、当社の販売慣行、会計慣行、および開示が適切であり、この事件において不正行為がないことを確信している。(集団訴訟について金銭を支払って合意したという)この発表は、7年以上続いた問題を乗り越え、訴訟にリソースが割かれることを回避し、重要な戦略的優先事項を実行している時期にビジネスに確実性を提供することができる」とコメントした。

同社は、21年にも米証券取引委員会(SEC)から同様の内容について不正会計の疑いがあるとして法的措置を取られ、900万ドル(約14億3100万円)を支払うことで合意している。

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1位は、村重杏奈による下着ブランド「トゥリーティ」がデビュー ストレスフリーの“わがまま”をつめこんだブラ|週間アクセスランキング TOP10(6月20〜26日)

1位は、村重杏奈による下着ブランド「トゥリーティ」がデビュー ストレスフリーの“わがまま”をつめこんだブラ|週間アクセスランキング TOP10(6月20〜26日)

「WWDJAPAN」 ウイークリートップ10

1週間でアクセス数の多かった「WWDJAPAN」の記事をランキング形式で毎週金曜日にお届け。
今回は、6月20日(木)〜6月26日(水)に配信した記事のトップ10を紹介します。


- 1位 -
村重杏奈による下着ブランド「トゥリーティ」がデビュー ストレスフリーの“わがまま”をつめこんだブラ

06月24日公開 / 文・WWD STAFF

 インナーウェアブランド「ヴィアージュ(VIAGE)」を製造販売するHRCは、タレントの村重杏奈と共同開発した下着ブランド「トゥリーティ(TOLEETY)」を24日に発売する。同社はナイトブラ中心にバストケアにフォーカスした製品を提案。今回のコラボで、初となるデイリーに着用できる下着を開発し、「トゥリーティ」のオフィシャルウェブストアで販売する。

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- 2位 -
「ディーン&デルーカ」が涼しげな“メッシュトートバッグ ゴールド”を数量限定発売

06月24日公開 / 文・WWD STAFF

 「ディーン&デルーカ(DEAN & DELUCA)」は、“メッシュトートバッグ ゴールド”を数量限定で発売する。価格はSサイズが3300円、Lサイズが4400円。6月28日から一部店舗を除くマーケット店舗、カフェ店舗、オンラインストア、ヤフーショッピング公式ストアで、7月1日11時から楽天公式ストアで取り扱う。

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- 3位 -
「アンフィ」井桁弘恵を新ミューズに起用

06月25日公開 / 文・WWD STAFF

 ワコールの下着ブランド「アンフィ(AMPHI)」は、2024年秋冬シーズンから俳優やモデルとして活躍する井桁弘恵を新ミューズとして起用する。「新しい、かわいい、に出会う場所」というブランドコンセプトを時代に合わせて再解釈する。ファッションのトレンドを捉えて、インナーからファッションを楽しむブランドを目指す。

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- 4位 -
「コム デ ギャルソン」とAdoのコラボが実現  “固定観念バットで打って”Tシャツが発売

06月26日公開 / 文・芦澤 純

「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」は歌手のAdoとコラボしたスペシャルTシャツを6月29日に数量限定で発売する。ユニセックス仕様で、ホワイトとブラックの2型をラインアップし、価格は2万9700円。トレーディング ミュージアム コム デ ギャルソン ジャイル(TRADING MUSEUM COMME DES GARCONS GYRE)とトレーディング ミュージアム コム デ ギャルソン ミッドタウン(TRADING MUSEUM COMME DES GARCONS MIDTOWN)で11:00から販売を開始する。

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- 5位 -
【スナップ】黒まみれの「ヨウジヤマモト」会場 黒に黒と黒を重ねたブラックリンク

06月21日公開 / 文・ライターELIE INOUE

 「ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)」は、2025年春夏メンズ・コレクションをパリで現地時間6月20日に発表した。今シーズンも会場周辺は、黒に身を包んだゲストで埋め尽くされた漆黒のストリート状態だった。黒に黒を重ねるスタイリングは男女問わず比較的ロング丈が多く、フリルやバルーン、ボリュームたっぷりのサルエルパンツなど、特徴的なシルエットが目を引いた

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- 6位 -
【一粒万倍日】「ボッテガ・ヴェネタ」から日本限定の財布 7月29日が最強開運日!

06月21日公開 / 文・WWD STAFF

 「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」は、6月22、23日の一粒万倍日、さらには一粒万倍日と、天の恩恵で全ての人が福を受ける“天恩日”、母が子を育てるように天が人を慈しむ“母倉日”、大安が重なる最強開運日の7月29日に向けて、日本限定デザインの財布を発売する。7月2日から、店舗および公式オンラインストアで販売する。

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- 7位 -
サッカー日本代表とヨウジヤマモト「Y-3」によるコラボ新ユニホーム発表 パリ五輪でも着用

06月22日公開 / 文・WWD STAFF

 「アディダス(ADIDAS)」は6月21日、パリ・ファッションウィークでヨウジヤマモトの「ワイスリー(Y-3)」とコラボした“サッカー日本代表 2024フニホーム”とサッカーからインスピレーションを受けたストリート&ライフスタイルウエアをそろえた「サッカー日本代表2024 カルチャーウェア コレクション」を発表した。サッカー日本代表がブランドとコラボするのは今回が初で、7月に開催されるパリオリンピックでも着用される予定だ。

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- 8位 -
「ニューバランス」が復刻モデル「M1000」を発売 リフレクター素材でY2Kタッチなデザインに

06月25日公開 / 文・WWDSTAFF03

 「ニューバランス(NEW BALANCE)」は7月10日に復刻モデル“M1000”を、リフレクター素材を使用したシルバーとヒートマップから着想を得た美しいグラデーションのブラックのニューカラーで発売する。価格は1万9800円。

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- 9位 -
【一粒万倍日】「グッチ」が最強開運日に向けて新作ウオレットを集約

06月20日公開 / 文・WWD STAFF

 「グッチ(GUCCI)」は6月22、23日の一粒万倍日、さらには一粒万倍日と、天の恩恵で全ての人が福を受ける“天恩日”、母が子を育てるように天が人を慈しむ“母倉日”、大安が重なる最強開運日の7月29日に向けて、公式オンラインストアに特設ページを開設した。涼しげなパステルカラーや、「グッチ」の新たなシグネチャーカラーである“グッチ ロッソ アンコーラ”(深いレッド)の財布を集約している。

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- 10位 -
大谷翔平コレクションを「ベイフロー」が発売 「ニューエラ」別注キャップやキッズアイテムなど

06月20日公開 / 文・WWD STAFF

 アダストリアのライフスタイルブランド「ベイフロー(BAYFLOW)」は、野球選手の大谷翔平をモチーフとしたアイテムを発売する。6月21日10時から、アダストリアの公式ECサイト、ドットエスティ(.ST)で先行予約を開始し、7月12日から、「ベイフロー」一部店舗およびドットエスティ、ゾゾタウンで通常販売を行う。

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「ランバン」に新アーティスティック・ディレクター 「バレンシアガ」クチュール部門の責任者

「ランバン(LANVIN)」は6月27日、新たなアーティスティック・ディレクターとして、英国出身のデザイナーであるピーター・コッピング(Peter Copping)を任命した。同氏は9月に着任し、ウィメンズおよびメンズウエアを手掛ける。2025年プレ・フォール・コレクションが初のコレクションとなる予定だが、ランウエイショーのデビュー時期は明らかにしていない。

「ランバン」はクリエイション体制を刷新しており、23年4月には同ブランドを4年間率いたブルーノ・シアレッリ(Bruno Sialelli)=クリエイティブ・ディレクターが退任。6月には、さまざまな分野のクリエイターを招へいする新たなプロジェクト「ランバン ラボ(LANVIN LAB)」を立ち上げ、最初のクリエイティブ・ディレクターとしてグラミー賞受賞アーティストのフューチャー(Future)を起用した。

コッピング新アーティスティック・ディレクターは、王立美術大学(Royal College of Art)とロンドン芸術大学セントラル・セント・マーチンズ校(Central Saint Martins, University of the Arts London)を卒業後、「ソニア リキエル(SONIA RYKIEL)」のデザインスタジオでキャリアをスタート。1997年、「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のアーティスティック・ディレクターに就任したマーク・ジェイコブス(Marc Jacobs)のアシスタントとなった。2009年には「ニナ リッチ(NINA RICCI)」の、14年には「オスカー デ ラ レンタ(OSCAR DE LA RENTA)」のクリエイティブ・ディレクターに就任。当時82歳だった創業デザイナーのオスカー・デ・ラ・レンタが、自身の後任として指名したという。なお、デ・ラ・レンタは、1950年から62年まで「ランバン」を率いていたアントニオ・カスティーヨ(Antonio Castillo)の下でクチュールのアシスタントを務めていた。

その後、コッピング新アーティスティック・ディレクターは16年に「オスカー デ ラ レンタ」を離れ、インテリアや家具に関するプロジェクトに注力。21年には、オートクチュールを53年ぶりに復活させた「バレンシアガ(BALENCIAGA)」に加わり、22年からはクチュール部門の責任者としてアトリエを指揮していた。

コッピング新アーティスティック・ディレクターは、「(創業デザイナーの)ジャンヌ・ランバン(Jeanne Lanvin)は先見の明があり、その興味対象と情熱はファッションの枠をはるかに超えていた。私も同様であり、『ランバン』のアーティスティック・ディレクターに選ばれたことを、またアトリエやチームと共にこのアイコニックなメゾンの新たな章を描いていけることをとても光栄に思う」と話した。

同ブランドを擁するランバン グループ(LANVIN GROUP)のエリック・チャン(Eric Chan)CEOは、「ピーターを迎えることができ、大変うれしく思う。その卓越した才能と、好奇心と革新性をもってメゾンのコードを再解釈する能力により、『ランバン』を成功へと導いてくれるだろう」と語った。

シッダールタ・シュクラ(Siddhartha Shukla)=ランバン副最高経営責任者(CEO)は、「ピーターの着任は、フランスの偉大なメゾンの1つである『ランバン』の復興における重要なマイルストーンだ。そのビジョンと厳密な技術、そして世界中のチームの不断の努力により、当ブランドはファッションの新たな境地を開き、美しさと業績を等しく提供できると革新している」と述べた。

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リテールメディア 日本と米国でこんなに違う【鈴木敏仁USリポート】

アメリカ在住30年の鈴木敏仁氏が、現地のファッション&ビューティの最新ニュースを詳しく解説する連載。最近、耳にする機会が増えた「リテールメディア」という言葉。新しいビジネスモデルとして取り組む企業が増えているが、実は日本とアメリカでは使われ方が異なる部分があるという。アマゾンやウォルマートの事例を交えてリポートする。

日本の小売業界でもリテールメディアについてのニュースが取り上げられることが多くなって、目にしたことがある読者も多いことだろう。

日本の業界メディアがこのリテールメディアを俎上に上げる場合、ほとんどは店頭のデジタル端末関連か、または小売企業が持つID-POSデータを利用してブランドメーカーがSNSに広告を打つといったデータ利用の話題である。前者はインストアプロモーション、後者はロイヤルティーマーケティングの事例で、実を言うとアメリカで話題になっているリテールメディアとは異なっている。

何が違うのか。アメリカはデジタル広告が主体なのである。

アマゾンに触発されて始まった

そもそもアメリカのリアル小売企業がリテールメディアに積極的に進出したのは、アマゾンが売り上げを大きく伸ばし始めたからである。

同社は類似の事業をグルーピングしてそれぞれの売上高を決算書で公開している。“広告サービス”としてくくられているセグメントの一般呼称がリテールメディアで、昨年度の売上高は469億ドルに達している。150円換算で7兆円、日本最大手の広告代理店の年商を軽々と上回っている。

この事業を独立セグメントとして記載を始めたのが2019年だ。ジェフ・ベゾスが会員制のアマゾンプライムやAWSといった大きく育った事業に次ぐ柱を探していると言っていたのがその数年前で、その柱として認知したので独立セグメントとして切り離したのだろう。

一方のウォルマートのダグ・マクミロンCEOがリテールメディアについて公的に発言したのが18年で、この年から本腰を入れ始めている。急成長しているアマゾンのリテールメディアに触発されてウォルマートが開始し、後を追うように他の大手小売企業が参入していったという経緯がある。

アマゾンのこのリテールメディアがインストアではないことは自明だ。アマゾンは傘下に高級スーパーのホールフーズを所有しているが、店頭のデジタル端末は限定されている。またEC上のユーザーデータを広告インサイツとして広告バイヤーに売るだけで7兆円を売り上げるのは不可能だろう。

自らのECサイトのデジタル広告の直販、これがアマゾンのリテールメディアで、ウォルマートを代表とする競合企業がこれをコピーして収益源にしようと取り組んでいるのである。

アマゾンのリテールメディアの特徴

アマゾンのリテールメディアの特徴は2つある。

1つめは自社でデジタル広告プラットフォームを開発し、そのプラットフォームで広告バイヤーにデータやインサイツを提供し、直接デジタル広告を売る点だ。

例えばネットで何かを買うときにアマゾンの検索からスタートする人は50%、対するグーグルは31.5%というアンケート結果がある。アマゾンがグーグルを抜いたのはおそらく10年ほど前のことで、そのときは驚いたものだが、今となってはもはやこれは常態と化している。

このことは、検索に対する推奨品表示、いわゆるスポンサー広告がアマゾンに流れてしまうことを意味している。デジタル広告市場シェアはグーグルとメタ(フェイスブック)の2社独占状態だったのだが、グーグルのシェアが落ち、アマゾンが右肩上がりとなっていて、つまりアマゾンは自社の集客力の強さによってグーグルから広告売り上げを奪っているのだ。

2つめはマーケットプレイスのサードパーティー(3P)セラーだ。アマゾンと取引している3Pセラーは250万社と言われているが、この膨大な数の企業はみな広告バイヤーでもある。彼らが旧来の広告バイヤー(つまり主要なブランドメーカー)ではないことは言うまでもない。

冒頭で書いたインストアプロモーションもロイヤルティーマーケティングも、対象は“旧来の広告バイヤー”だ。彼らの特定企業に対する流通販促金には予算があり、その予算の中でデジタルとリアルに振り分ける。グーグルやメタへの広告出稿は別勘定で、これを小売企業が取るということは既存の流通販促金の上積みとなる。

3Pセラーの広告も新たな収益源となるとなることは分かるだろう。

つまりゼロサムではないのである。これをアマゾンと競合する他のリアル競合小売企業がやろうとしており、そこに実は革新性があるのだ。

ウォルマートがTVメーカーを買収する理由

今年の3月にウォルマートがTVメーカーのヴィジオ(Vizio)を買収すると発表した。表面的にはウォルマートがNB(ナショナルブランド)メーカーを買収してPB(プライベートブランド)化することが目的のように見える。しかし実は本質はリテールメディアなのである。

現在のTV端末はすべてネットにつながるので、PCと類似のシステム構成を持っているデジタル端末になっている。TV端末用のOSがあり、その上でアプリが動いており、こういった近年のTVは総称としてコネクティッドTV(CTV)と呼ばれる。消費者がデジタル端末で使う時間はモバイル端末が最も長いが、CTVは19年にPCを抜いてモバイル端末に次ぐ存在となっている。

その結果としてCTV上のデジタル広告も増えていて、広告プラットフォームとして最も伸びているとされている。

ウォルマートがヴィジオを買収する目的は、自らの広告プラットフォームでヴィジオの広告を売ることにあるのだ。対象となるのはヴィジオのTVを所有しているユーザーであり、広告バイヤーに対してはウォルマートのデータとヴィジオのデータを組み合わせて分析し、より精度の高いターゲット広告を売ることになる。

例えば特定ユーザーがTVで子供番組を見始めて、ウォルマートでは子供服を買い始めたとしたならば、ウォルマート・コムとヴィジオの双方のデータを合わせて分析しながら、その特定ユーザーに対してターゲットを絞った広告を双方で配信できるようになる。

自社プラットフォームから見たときの他社の広告をオフサイト広告と呼び、ヴィジオの広告はウォルマートにとってはオフサイト広告にあたる。このオフサイト広告の販売は高い技術が必要とされるのだが、すでにアメリカの多くの小売企業が取り組み始めており、進化のスピードはかなり速いと私は感じている。

一方、日本で俎上に上がる店頭の映像端末を対象としたリテールメディアはこれから来るかどうかという段階だ。

中堅スーパーマーケットのハイビー(Hy-Vee)がサムスンと契約し、1万台以上の端末を調達して店頭に展開し、サムスンの管理システムと自社のリテールメディア・プラットフォームをつなげて、全端末をコントロールすると発表したのは昨年末のことだ。

例えば、広告バイヤーが購買動向をリアルタイムに分析して、エンドで販促用に表示しているメッセージを修正するといったことが可能になるという。

成否はまったく分からない。効果をリアルタイムに測定できるメジャラブルな広告プラットフォームになるのか否かがカギだろう。ウォルマートは過去にデジタル端末を使った販促システムに取り組んだことがあるのだが、効果が低くてやめてしまったことがあり、ハイビーの事例もどう進展するかは今後を見守るしかない。

まとめると、リテールメディアとは今のところデジタル広告であり、広告バイヤーに対して自らのプラットフォームでデータやインサイツを提供しながら販売し、マーケットプレイスで売っている多数の3Pセラーも対象となっている。日本の小売業界もこれをぜひ目指してほしいところだ。

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リテールメディア 日本と米国でこんなに違う【鈴木敏仁USリポート】

アメリカ在住30年の鈴木敏仁氏が、現地のファッション&ビューティの最新ニュースを詳しく解説する連載。最近、耳にする機会が増えた「リテールメディア」という言葉。新しいビジネスモデルとして取り組む企業が増えているが、実は日本とアメリカでは使われ方が異なる部分があるという。アマゾンやウォルマートの事例を交えてリポートする。

日本の小売業界でもリテールメディアについてのニュースが取り上げられることが多くなって、目にしたことがある読者も多いことだろう。

日本の業界メディアがこのリテールメディアを俎上に上げる場合、ほとんどは店頭のデジタル端末関連か、または小売企業が持つID-POSデータを利用してブランドメーカーがSNSに広告を打つといったデータ利用の話題である。前者はインストアプロモーション、後者はロイヤルティーマーケティングの事例で、実を言うとアメリカで話題になっているリテールメディアとは異なっている。

何が違うのか。アメリカはデジタル広告が主体なのである。

アマゾンに触発されて始まった

そもそもアメリカのリアル小売企業がリテールメディアに積極的に進出したのは、アマゾンが売り上げを大きく伸ばし始めたからである。

同社は類似の事業をグルーピングしてそれぞれの売上高を決算書で公開している。“広告サービス”としてくくられているセグメントの一般呼称がリテールメディアで、昨年度の売上高は469億ドルに達している。150円換算で7兆円、日本最大手の広告代理店の年商を軽々と上回っている。

この事業を独立セグメントとして記載を始めたのが2019年だ。ジェフ・ベゾスが会員制のアマゾンプライムやAWSといった大きく育った事業に次ぐ柱を探していると言っていたのがその数年前で、その柱として認知したので独立セグメントとして切り離したのだろう。

一方のウォルマートのダグ・マクミロンCEOがリテールメディアについて公的に発言したのが18年で、この年から本腰を入れ始めている。急成長しているアマゾンのリテールメディアに触発されてウォルマートが開始し、後を追うように他の大手小売企業が参入していったという経緯がある。

アマゾンのこのリテールメディアがインストアではないことは自明だ。アマゾンは傘下に高級スーパーのホールフーズを所有しているが、店頭のデジタル端末は限定されている。またEC上のユーザーデータを広告インサイツとして広告バイヤーに売るだけで7兆円を売り上げるのは不可能だろう。

自らのECサイトのデジタル広告の直販、これがアマゾンのリテールメディアで、ウォルマートを代表とする競合企業がこれをコピーして収益源にしようと取り組んでいるのである。

アマゾンのリテールメディアの特徴

アマゾンのリテールメディアの特徴は2つある。

1つめは自社でデジタル広告プラットフォームを開発し、そのプラットフォームで広告バイヤーにデータやインサイツを提供し、直接デジタル広告を売る点だ。

例えばネットで何かを買うときにアマゾンの検索からスタートする人は50%、対するグーグルは31.5%というアンケート結果がある。アマゾンがグーグルを抜いたのはおそらく10年ほど前のことで、そのときは驚いたものだが、今となってはもはやこれは常態と化している。

このことは、検索に対する推奨品表示、いわゆるスポンサー広告がアマゾンに流れてしまうことを意味している。デジタル広告市場シェアはグーグルとメタ(フェイスブック)の2社独占状態だったのだが、グーグルのシェアが落ち、アマゾンが右肩上がりとなっていて、つまりアマゾンは自社の集客力の強さによってグーグルから広告売り上げを奪っているのだ。

2つめはマーケットプレイスのサードパーティー(3P)セラーだ。アマゾンと取引している3Pセラーは250万社と言われているが、この膨大な数の企業はみな広告バイヤーでもある。彼らが旧来の広告バイヤー(つまり主要なブランドメーカー)ではないことは言うまでもない。

冒頭で書いたインストアプロモーションもロイヤルティーマーケティングも、対象は“旧来の広告バイヤー”だ。彼らの特定企業に対する流通販促金には予算があり、その予算の中でデジタルとリアルに振り分ける。グーグルやメタへの広告出稿は別勘定で、これを小売企業が取るということは既存の流通販促金の上積みとなる。

3Pセラーの広告も新たな収益源となるとなることは分かるだろう。

つまりゼロサムではないのである。これをアマゾンと競合する他のリアル競合小売企業がやろうとしており、そこに実は革新性があるのだ。

ウォルマートがTVメーカーを買収する理由

今年の3月にウォルマートがTVメーカーのヴィジオ(Vizio)を買収すると発表した。表面的にはウォルマートがNB(ナショナルブランド)メーカーを買収してPB(プライベートブランド)化することが目的のように見える。しかし実は本質はリテールメディアなのである。

現在のTV端末はすべてネットにつながるので、PCと類似のシステム構成を持っているデジタル端末になっている。TV端末用のOSがあり、その上でアプリが動いており、こういった近年のTVは総称としてコネクティッドTV(CTV)と呼ばれる。消費者がデジタル端末で使う時間はモバイル端末が最も長いが、CTVは19年にPCを抜いてモバイル端末に次ぐ存在となっている。

その結果としてCTV上のデジタル広告も増えていて、広告プラットフォームとして最も伸びているとされている。

ウォルマートがヴィジオを買収する目的は、自らの広告プラットフォームでヴィジオの広告を売ることにあるのだ。対象となるのはヴィジオのTVを所有しているユーザーであり、広告バイヤーに対してはウォルマートのデータとヴィジオのデータを組み合わせて分析し、より精度の高いターゲット広告を売ることになる。

例えば特定ユーザーがTVで子供番組を見始めて、ウォルマートでは子供服を買い始めたとしたならば、ウォルマート・コムとヴィジオの双方のデータを合わせて分析しながら、その特定ユーザーに対してターゲットを絞った広告を双方で配信できるようになる。

自社プラットフォームから見たときの他社の広告をオフサイト広告と呼び、ヴィジオの広告はウォルマートにとってはオフサイト広告にあたる。このオフサイト広告の販売は高い技術が必要とされるのだが、すでにアメリカの多くの小売企業が取り組み始めており、進化のスピードはかなり速いと私は感じている。

一方、日本で俎上に上がる店頭の映像端末を対象としたリテールメディアはこれから来るかどうかという段階だ。

中堅スーパーマーケットのハイビー(Hy-Vee)がサムスンと契約し、1万台以上の端末を調達して店頭に展開し、サムスンの管理システムと自社のリテールメディア・プラットフォームをつなげて、全端末をコントロールすると発表したのは昨年末のことだ。

例えば、広告バイヤーが購買動向をリアルタイムに分析して、エンドで販促用に表示しているメッセージを修正するといったことが可能になるという。

成否はまったく分からない。効果をリアルタイムに測定できるメジャラブルな広告プラットフォームになるのか否かがカギだろう。ウォルマートは過去にデジタル端末を使った販促システムに取り組んだことがあるのだが、効果が低くてやめてしまったことがあり、ハイビーの事例もどう進展するかは今後を見守るしかない。

まとめると、リテールメディアとは今のところデジタル広告であり、広告バイヤーに対して自らのプラットフォームでデータやインサイツを提供しながら販売し、マーケットプレイスで売っている多数の3Pセラーも対象となっている。日本の小売業界もこれをぜひ目指してほしいところだ。

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「ロムアンド」がブラックビジュアルのユニークなコスメを発売 韓国の雑貨ブランド「イナピスクエア」とコラボ

韓国コスメブランド「ロムアンド(ROM&ND)」は7月9日、黒を基調とした韓国の雑貨ブランド「イナピスクエア(INAPSQUARE)」とコラボレーションし、ブラック×カラーのユニークなアイテムをロフト(LOFT)やプラザ(PLAZA)、マツキヨココカラ&カンパニーで限定発売する。7月9〜19日には、渋谷ロフトで期間限定ポップアップを行う。

今回のコラボレーションは、“世界の全てを表現できる最も魅力的な色”のブラックをシグネチャーとする「イナピスクエア」と、“同じ空の下に同じカラーはない”カラーをシグネチャーとする「ロムアンド」の正反対に思える2ブランドが融合し、「ロムアンド」の定番アイテムから限定パッケージや限定色をラインアップする。

商品はティントリップ“ジューシーラスティングティント”(全1色、1320円)、リップスティック“グラスティングメルティングバーム”(全3色、各1320円)、4色アイパレット“ベターザンアイパレット”(全3種、各1760円)、眉マスカラ“ハンオールブロウカラ”(全4色、各1210円)に加え、特別キット“ブラックスペクトラムエディション“(3080円)も用意する。

また、渋谷ロフトでの期間限定ポップアップでは、他にもチークカラー“ベターザンチーク”(全3色、各1320円)やマットリップ“ブラーファッジティント”(全2色、各1320円)、クッションファンデーション“ヌーゼロクッション”(全3色、各2750円)を限定販売する。

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【ビューティスナップ】“エッフェル塔”ヘアーやプレデター風ヘルメットなど パリで見た独創的ファッショニスタ

2025年春夏メンズ・ファッション・ウイーク中、奇抜で個性的なファッショニスタがパリに集まった。

例えば、大量のエッフェル塔のキーホルダーを刈り上げた頭全体につけた男性。大胆かつ愛国的、間違いなく素晴らしい“スパイキーヘア”だ。また、あるショーの来場者が被っていたヘルメットは特大ゴーグルとプラスチックチューブが特徴的で、背中に流れ落ちるチューブは超現実的な髪の毛のようだ。ある男性は彫刻のようなあごひげに加え、立派に整えた口ひげを披露。ラウンドタイプのサングラスをかけて、さらに個性を押し出した。

独創的なアイデアを反映したヘアスタイルも多く見られた。髪の束を額の上でカールさせたり、三つ編みを黒から金へとグラデーションさせたり。葉っぱを模したキャップや、プラスチックの破片を髪の毛に取り付けた新感覚のひねりも目撃された。中にはネイルを楽しむ男性も。爪がそれぞれ立体的に装飾され、まるでアクセサリーのようだった。ゴールドカラーをベースにレッドやオレンジのパーツが付きハッピーな印象だ。

また、コーディネートにアクセントとなる独創的なタトゥーも見られた。手に描いた牙の生えた毛むくじゃらの生き物や胸で羽ばたく青と黒の芸術的な蝶。後頭部に茨の冠を被り、涙を流すイエスの顔を描いた強者もいた。幾何学的でカラフルなピクセルタイプのタトゥーは、不満げな表情をしたキャラクターで、持ち主の同じようなデザインのシャツから湧き出ているようだ。パリを訪れていた日本人ラッパーYoung Cocoの彫刻のような歯も目を引いた。

唇を紺色に塗った来場者も見られたが、メイクアップに力入れたスタイルは比較的少なかった。ここでは米「WWD」がキャッチした独創的なファッショニスタたちを紹介する。

パリの独創的なファッショニスタたち

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「若者の名目賃金は上がり、消費は底堅い」 アダストリア、24年秋冬も4〜5%値上げ

アダストリアの2024年3〜5月期連結業績は、売上高が前年同期比8.1%増の740億円、営業利益が同4.2%減の60億円、純利益が同1.3%減の44億円と増収減益だった。「アダストリア単体は堅調であり、このマイナス分は十分取り返せる」(福田泰己専務)として、通期目標は据え置く。原価高騰を受けて、引き続き値上げを進めるほか、自動釣銭レジの全店(約1300店)導入などで生産性向上に努める。

単体の既存店売上高は3〜5月で同2.6%増。最大ブランドの「グローバルワーク(GLOBAL WORK)」の全店売上高が同5.4%増となるなど、主力ブランドは軒並み堅調だった。春夏物で全社平均約2%の値上げを行い、値引き抑制も進めたことで、「原価高騰・円安環境下でもそれによる粗利率の悪化は0.1ポイント程度に抑え込むことができた」が、イトーヨーカ堂への卸事業が拡大したことによる粗利率押し下げもあり、収益性は悪化した。また、米国子会社、EC専業ブランドを多数抱える子会社BUZZWIT、飲食子会社ゼットンの苦戦も足を引っ張った。

下期(9月〜25年2月)は平均4〜5%の値上げを予定している。「グローバルワーク」では「初めて外部マーケティング会社と組んで値上げ余地調査を行ったところ、全体の2割の商品に値上げ余地があると分かった」。来期以降は同様の調査を他ブランドにも拡大する。自動釣銭レジ導入による効率化では、「既に導入している店舗でレジ作業を平均17分短縮することができている」ことから、その分勤務時間を短縮し、昇給の原資やピークタイムの販売スタッフ補充に充てる。レジは前期から導入を始め、5月末時点で950店に導入済み。

市況全般としては、「若年層を中心に名目賃金は上昇しており、ファッション消費は底堅い」と見る。直近2年間で全社員平均で12%の昇給を実施したが、「賃上げムードは来春以降も続く。賃上げのためには値上げが必要だ。値上げした分、商品の付加価値も高められるようなモノ作りの背景があって、生産性向上のために(自動釣銭レジ導入など)投資ができるような大手企業のシェア拡大が進んでいくと見る」。

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「チャコット」が「フェイラー」とコラボ バレエ作品から着想したハンカチやポーチ

バレエ用品の「チャコット(CHACOTT)」は、シュニール織のブランド「フェイラー(FEILER)」とのコラボレーションアイテムを7月1日に発売する。「チャコット」の店舗と公式オンラインショップにて数量限定で販売する。

コンセプトはバレエ作品「せむしの仔馬」のワンシーンである「海と真珠」だ。海の中という世界観にバレエのモチーフを掛け合わせて、波打つ様子をトゥシューズリボンで表現し、トゥシューズ、ティアラ、真珠などで装飾している。

ハンカチ、巾着、2サイズのポーチをそろえる。ハンカチはロイヤルピンク、ベビーピンク、レモンクリーム、アイリスの4色で各2750円。巾着はオフホワイト、ベビーブルーの2色で各8250円。フラットポーチはオフホワイト、ベビーブルーの2色で各5830円。ポーチはオフホワイト、ベビーブルーの2色で各6600円で取り扱う。

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「J.プレス」が気鋭イラストレーターとタッグ スタジャンやボタンダウンシャツを発売

オンワード樫山が手掛ける「J.プレス(J.PRESS)」は7月20日、韓国のイラストレーター、アーロン・チャン(Aaron Chang)とのコラボアイテムを発売する。Jプレス&サンズ青山、一部取り扱い百貨店、オンワードグループ公式サイトのオンワード・クローゼットで販売する。すでにオンワード・クローゼットでは、一部商品の先行予約を受け付けている。

スタジャンやボタンダウンシャツなど
アイビーがテーマの全7型

コラボアイテムは、アーロン・チャンの代表作「アイビーボーイ(IVY BOY’S)」と「J.プレス」のカレッジアイテムを掛け合わせたスタジャン(6万6000円)やボタンダウンシャツ(1万6500円)、ラグランスエット(1万7600円)、Tシャツ(1万1000円)、キャップ(8800円)、ジャカードのネクタイ(1万3200円)、トートバッグ(9900円)などをラインアップする。

「J.プレス」はコラボについて、「過去にさまざまなブランドとのコラボレーションは多数手掛けてきたが、今回初の試みとして業界外とのコラボレーションを考えることとなり、アートの分野に注目をした。時代のトレンドを超えた価値を創造し続ける『J.プレス』と親和性のあるアーティストを探す中で、トレンドに合わせた新しい文化を創り続けているアーロン・チャン氏の描くアートに注目し、コラボレーションが実現した。彼が描く愛くるしいキャラクターは、親近感を覚える一方、どこか現代においては新鮮さもあり、老若男女問わず楽しんでいただけると確信している」とコメントした。

またアーロン・チャンは、「私は主にアイビーファッションに基づいたファッションイラストを描いている。『J.プレス』がアイビーファッションのルーツであると考えている。そして、近年の『J.プレス』(日本)はアイビーファッションの長い伝統を引き継ぎ、それを現代のトレンドに合わせて新しい文化を創造している。私もデジタルドローイング、NFT、アートトイなど、さまざまな試みを通じてアイビーファッションイラストの長い伝統を引き継ぎ、現代のトレンドと文化に合わせている。その点で、このコラボレーションは意義があると考えた」と語っている。

アーロン・チャン来場イベントを青山で開催

Jプレス&サンズ青山では、7月20日にアーロン・チャンの来場イベントを開催する。「J.プレス」のため書き下ろしたオリジナル5柄、アーカイブ5柄を合わせた10柄のポスターを販売、購入者には同氏のサイン会も実施する。詳細は公式サイトに記載する。

アーロン・チャンは、韓国のイラストレーター。2012年から商業グラフィックデザイナーとして活動を開始。15年から韓国の「ニューバランス(NEW BALANCE)」で広告デザイナー、23年まで広告&オンラインチームの責任者およびビジュアルディレクターを務めた。20年からイラスト制作も手掛け、多数のブランドとのコラボも実施している。

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「J.プレス」が気鋭イラストレーターとタッグ スタジャンやボタンダウンシャツを発売

オンワード樫山が手掛ける「J.プレス(J.PRESS)」は7月20日、韓国のイラストレーター、アーロン・チャン(Aaron Chang)とのコラボアイテムを発売する。Jプレス&サンズ青山、一部取り扱い百貨店、オンワードグループ公式サイトのオンワード・クローゼットで販売する。すでにオンワード・クローゼットでは、一部商品の先行予約を受け付けている。

スタジャンやボタンダウンシャツなど
アイビーがテーマの全7型

コラボアイテムは、アーロン・チャンの代表作「アイビーボーイ(IVY BOY’S)」と「J.プレス」のカレッジアイテムを掛け合わせたスタジャン(6万6000円)やボタンダウンシャツ(1万6500円)、ラグランスエット(1万7600円)、Tシャツ(1万1000円)、キャップ(8800円)、ジャカードのネクタイ(1万3200円)、トートバッグ(9900円)などをラインアップする。

「J.プレス」はコラボについて、「過去にさまざまなブランドとのコラボレーションは多数手掛けてきたが、今回初の試みとして業界外とのコラボレーションを考えることとなり、アートの分野に注目をした。時代のトレンドを超えた価値を創造し続ける『J.プレス』と親和性のあるアーティストを探す中で、トレンドに合わせた新しい文化を創り続けているアーロン・チャン氏の描くアートに注目し、コラボレーションが実現した。彼が描く愛くるしいキャラクターは、親近感を覚える一方、どこか現代においては新鮮さもあり、老若男女問わず楽しんでいただけると確信している」とコメントした。

またアーロン・チャンは、「私は主にアイビーファッションに基づいたファッションイラストを描いている。『J.プレス』がアイビーファッションのルーツであると考えている。そして、近年の『J.プレス』(日本)はアイビーファッションの長い伝統を引き継ぎ、それを現代のトレンドに合わせて新しい文化を創造している。私もデジタルドローイング、NFT、アートトイなど、さまざまな試みを通じてアイビーファッションイラストの長い伝統を引き継ぎ、現代のトレンドと文化に合わせている。その点で、このコラボレーションは意義があると考えた」と語っている。

アーロン・チャン来場イベントを青山で開催

Jプレス&サンズ青山では、7月20日にアーロン・チャンの来場イベントを開催する。「J.プレス」のため書き下ろしたオリジナル5柄、アーカイブ5柄を合わせた10柄のポスターを販売、購入者には同氏のサイン会も実施する。詳細は公式サイトに記載する。

アーロン・チャンは、韓国のイラストレーター。2012年から商業グラフィックデザイナーとして活動を開始。15年から韓国の「ニューバランス(NEW BALANCE)」で広告デザイナー、23年まで広告&オンラインチームの責任者およびビジュアルディレクターを務めた。20年からイラスト制作も手掛け、多数のブランドとのコラボも実施している。

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「フジロック」Tシャツを「G-SHOCK」がプレゼント 「ネイバーフッド」など3組が参加

カシオ計算機の「G-SHOCK」は、昨年に引き続きロックフェス「フジロック フェスティバル’24(FUJI ROCK FESTIVAL'24)」のオフィシャルパートナーとして、「フジロック」会場の “パレス・オブ・ワンダー(THE PALACE OF WONDER)”エリアをサポートするとともに、オリジナルTシャツのプレゼントキャンペーンを行う。応募期間は7月7日まで、当選発表は7月10日に行う。

花井祐介と「バウンティーハンター」
「ネイバーフッド」の3組が参加

Tシャツは、「G-SHOCK」と野村訓市が、イラストレーターの花井祐介と「バウンティーハンター(BOUNTY HUNTER)」「ネイバーフッド(NEIGHBORHOOD)」の3組と制作。それぞれホワイトとブラックの2色をラインアップし、全6型を用意。抽選で各50人、合計で300人にプレゼントする。キャンペーン詳細は、特設サイトに記載する。

“パレス・オブ・ワンダー“は、「フジロック」の入場ゲート前にあるフリーエリア。巨大オブジェを配置し、移動式テント“クリスタル・パレス・テント”で行うイベントや、音楽パフォーマンス、サーカスなどを開催し、“パレス”の愛称で知られる。

特設サイト

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「フジロック」Tシャツを「G-SHOCK」がプレゼント 「ネイバーフッド」など3組が参加

カシオ計算機の「G-SHOCK」は、昨年に引き続きロックフェス「フジロック フェスティバル’24(FUJI ROCK FESTIVAL'24)」のオフィシャルパートナーとして、「フジロック」会場の “パレス・オブ・ワンダー(THE PALACE OF WONDER)”エリアをサポートするとともに、オリジナルTシャツのプレゼントキャンペーンを行う。応募期間は7月7日まで、当選発表は7月10日に行う。

花井祐介と「バウンティーハンター」
「ネイバーフッド」の3組が参加

Tシャツは、「G-SHOCK」と野村訓市が、イラストレーターの花井祐介と「バウンティーハンター(BOUNTY HUNTER)」「ネイバーフッド(NEIGHBORHOOD)」の3組と制作。それぞれホワイトとブラックの2色をラインアップし、全6型を用意。抽選で各50人、合計で300人にプレゼントする。キャンペーン詳細は、特設サイトに記載する。

“パレス・オブ・ワンダー“は、「フジロック」の入場ゲート前にあるフリーエリア。巨大オブジェを配置し、移動式テント“クリスタル・パレス・テント”で行うイベントや、音楽パフォーマンス、サーカスなどを開催し、“パレス”の愛称で知られる。

特設サイト

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「グッチ」が“テニスコレクション”を発売 伝統的なテニスウエアをモダンに再解釈

「グッチ(GUCCI)」は、1970年代のアーカイブデザインに着想を得た“グッチ テニススペシャル コレクション”を発売した。本コレクションは、パリの一部店舗で5月に行った先行販売を経て、グローバル展開する。新たな広告キャンペーンにはプロテニスプレイヤーのエマ・コーエン(Emma Cohen)とジョージ・ロフハーゲン(George Loffhagen)を起用した。国内では、公式オンラインショップで取り扱う。

伝統的なテニスウエアを現代的に再解釈した本コレクションは、シンプルなドレスや、ポロシャツ、セットアップウェアなどをラインアップ。またウエアだけでなく、アクセントとして映えるオールホワイトの“GGパターン”を施したダッフルバッグ、ラケットバッグ、シューズホルダーなどのアクセサリーも用意した。また、本コレクションは、「グッチ」の歴史を感じさせるシグネチャーである“ウェブ ストライプ”に焦点をあて、各アイテムに取り入れることで、クラシックなスポーツウェアの上品さを表現した。

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インバウンド活況 J.フロント、高島屋が上方修正

インバウンドの活況によって百貨店の売り上げが好調だ。J.フロント リテイリング(JFR)と高島屋は28日、免税売上高が大幅に伸びたことを受け、通期業績予想を上方修正した。

JFRの2025年2月期予想の修正後は、売上高1兆2150億円(修正前は1兆2000億円)、営業利益415億円(同375億円)。心斎橋や渋谷といった都心部のインバウンドによる免税売り上げが大きく全体の売上高をけん引した。

大丸心斎橋店の3〜5月期の売上高は前年同月比44.7%増だった。免税売上高は前年の約2.9倍に跳ね上がり、全体の売上高に対するシェア率は47%に達している。心斎橋パルコにおいても売上高は同44.7%増、渋谷パルコも同41.7%増と好調を維持する。免税売上高のシェア率も心斎橋が31.7%、渋谷店は40.6%に達している。

高島屋の25年2月期予想の修正後は、売上高5114億円(修正前は4970億円)、営業利益550億円(同500億円)。JFRと同様、インバウンド活況が全体業績の押し上げに貢献している。当初850億円としていた通期の免税売上高の予想を1250億円に上方修正した。

3〜5月期の免税売上高は前年の約3倍に膨れ上がった。とくに中国からの訪日客の伸び率が高く、免税売上高の60%を占めるまで回復した。

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「サボン」が肌と頭皮の美容ケアセットを発売 3種のスクラブとバスタブ型の小物入れ

「サボン(SABON)」は、3種のスクラブアイテムと小物入れやインテリアとして楽しめる“オリジナルセラミックバスタブ”をセットにした“バス&スクラブキット”(7040円)を発売した。

キットは、ミネラル豊富な死海の塩を配合した“ヘッドスクラブ リフレッシング”(90g)、洗顔と角質ケアをかなえる“フェイスポリッシャー リフレッシング”(60mL)、ソルト イン オイル処方の“ボディスクラブ”(60g)、猫足のバスタブをモチーフにした“オリジナルセラミックバスタブ”を組み合わせている。

“ボディスクラブ”の香りは全国の直営店ではパチュリ・ラベンダー・バニラ、デリケート・ジャスミン、グリーン・ローズ、ローズティー、ホワイトティー、ジンシャー・オレンジ、ジェントルマン、TOKYOの全8種から選ぶことができ、公式オンラインストアではデリケート・ジャスミンのみ取り扱う。

キット内容

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ブックオフ騒動で明るみに出た「架空の買い取り」古着・ブランド品買取チェーンの実態と対策は?

従業員が架空の買い取りをした疑いがあるとして、古本買い取りチェーンの「ブックオフ(BOOKOFF)」がきのう27日から400以上の直営店舗を一時閉店し、調査にあたっている。

報道によると、同社の複数店舗において従業員が架空の買い取りと在庫の不適切計上により、現金を不正に取得した可能性があるという。楽器やパソコン、オーディオなどを取り扱う別業態の「ハードオフ」でも、北海道の店舗で3200万円相当の所在が不明となり、店長が失踪。因果関係を調べている。

「架空の買い取り」の手口としては、架空の顧客・買い取り商品の電子情報を計上し、「買い取り代金」を客に渡したと見せかけ、自分の懐に入れるというもの。また、店舗内の在庫を無断に持ち出すなどの行為も確認されているという。

架空の買い取りは、古着やブランド品の買い取りチェーンでも発生しうる。ブランド古着やバッグの場合は買い取り単価も大きく、架空の買い取りが発生すれば被害額も膨らむ。各社の対策はどうなのか。

セカスト、なんぼや、ラグタグ
過去には発生事案も

国内844店舗を展開するゲオホールディングスの「セカンドストリート(2ND STREET)」は、過去に内部不正調査で架空の買い取りが発覚したことがあるが、「全ての事案に関して適切な対処を完了している」(ゲオHD広報)という。当該従業員の処分については「グループの行動基準に従い、厳粛な対処を行った」としている。予防策として、「内部監査による社内取引情報の確認と合わせ、決済システムによる不正行為が発生しないよう店舗オペレーションを更新している」。

ブランド品などの買い取り専門店「なんぼや」を運営するバリュエンスホールディングスも同様に、「これまで小規模ではあるが、(架空買い取りが)発生した事実はある」。接客を録画し、社内の専門チームが商談内容を都度チェックすることで、架空取引の発生を防いでいる。

ワールド傘下ティンパンアレイの「ラグタグ(RAGTAG)」は、倉庫一括の在庫管理システムで架空の買い取りを防止している。

「全店舗の買い取り仕入品は、そのまま売り場に出さず、一度倉庫に集約して在庫確認している。買い取りデータと倉庫の在庫を照合し、商品の実在を確認して整合性をとっている」(ワールド広報)。つまり、万が一従業員が架空の買い取りを試みたとしても、倉庫で買い取り品がないと分かれば、すぐにバレてしまうというわけだ。

【エディターズ・チェック】

これまでブランド品買取のリスク対策は「品物」に比重が置かれ、各社は真贋鑑定に力を入れてきた。ただ、今回のブックオフの事案により、それを扱う「人」にも疑わなくてはならないリスクがあることが浮き彫りになった。もちろん従業員のほとんどは清廉潔白だろうが、買い取り店はしっかりと対策を講じておくべきだろう。

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目にかけない“シルクサングラス” 石川・小松の小倉織物が発売

シルクジャガードの小倉織物は、端切れのシルクをサングラスのレンズに貼り付けた新しい形の“サングラス”を27日に発売した。

“キヌ グラス(KINU GLASS)”は、サステナビリティの観点から織る際に余ったシルクをレンズに貼り付けている。同社が拠点とする石川県を復興に向けて元気づけたいという思いから石川・小松の眼鏡店「メガネの森」とコラボして制作した。

3万3500円の価格で8種類をラインアップする。通常のサングラスとは異なり目にかけることはできないが、頭にかけたり胸元に差すファッションアイテムとしての着用を推奨している。注文を受けてから職人が手で貼っていくため、受注生産制を採用。該当商品に貼る布がなくなり次第、アイテムの販売は終了する。

小倉織物は1895年に石川・小松で創業したシルクジャガードを手掛ける企業。日本の皇室から海外のロイヤルファミリーへの贈り物などに使用され、「マメ クロゴウチ」のコレクション用生地にも採用されている。2023年7月には、初のファクトリーブランド「オグラ(OGURA)」を立ち上げた。

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Number_i 神宮寺勇太が「『ミキモト』とパリに来られてうれしい!」 新作発表会

「ミキモト(MIKIMOTO)」は6月25日、フランス・パリにあるヴァンドーム広場のホテル・ドゥブローで、新作ジュエリー“ザ ボウズ(THE BOWS)”の発表イベントを開催した。イベントには、Number_iの神宮寺勇太が参加した。

ジュエリー“ザ ボウズ”は、100年以上前から「ミキモト」がデザインに用いてきたリボンをモチーフとし、パールとダイヤモンドを編み込み、トルマリンをあしらったネックレスや、アーカイブに着想を得たブローチ兼用のネックレスのほか、ピアスやドレスジュエリーなどをラインアップする。

Number_iの神宮寺勇太が来場
ダイヤと白蝶真珠をあしらったネックレスを着用

会場には、神宮寺がダークスーツに、ダイヤと白蝶真珠をあしらった“ザ ボウズ”のネックレスを身につけ登場した。神宮寺は、海外でのファッションイベントへの参加は初だとし、イベントについて、「今日はこんな素晴らしいハイジュエリーを身につけることができて、とても気分が高まっており興奮しています!今回初めての海外でのコレクション参加でこうして『ミキモト』さんと一緒にパリに来ることができて嬉しい気持ちで一杯です」とコメントした。

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デイトナが静岡市との包括連携協定 “オクシズ”のPR動画などを製作

「フリークスストア(FREAK'S STORE)」などを手掛けるデイトナ・インターナショナルはこのほど、静岡市と包括連携協定を締結した。静岡市の魅力を県内外に発信し、地域の活性化を目指す。

取り組みの第1弾として、静岡県静岡市の中山間地域にある奥静岡のPR動画を製作し、静岡市公式サイトと「フリークス ストア」公式インスタグラムで公開した。同社の社員が出演し、棚田や茶畑といった美しい景観や食などの魅力を伝える内容。そのほか、静岡市産わさびの認知度向上のため、6月に開催されるわさびをテーマにしたイベントに合わせてオリジナルのノベルティなどを企画した。

静岡市の難波喬司市長は「本連携により、新たな視点での情報発信について、静岡市にとって大きな力になっていただけると考えている。若者をはじめとした幅広い世代が静岡市の特産品や観光資源などを楽しみ、商店街をわくわくしながら訪れる街づくりをともに目指していきたい」とコメントした。今後は、農業や観光、市政、中心市街地の活性化にまつわることを中心に総合的に連携を図る。

デイトナ・インターナショナルは、SDGsの取り組みの一環として地方活性化に力を入れる。静岡県内では2023年から食利用ができずに廃棄されていた未利用魚を用いたパスタソースの開発や、未利用資源への啓発活動などを行ってきたほか、地元の「わさびフェス」などにも参加し、オフィシャルグッズを手掛ける。

また茨城では地元企業と協業でふるさと納税返礼品をプロデュースしたり、長野では耕作放棄地の活用を目的としたイベント企画などを行ったりといった実績がある。

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デイトナが静岡市との包括連携協定 “オクシズ”のPR動画などを製作

「フリークスストア(FREAK'S STORE)」などを手掛けるデイトナ・インターナショナルはこのほど、静岡市と包括連携協定を締結した。静岡市の魅力を県内外に発信し、地域の活性化を目指す。

取り組みの第1弾として、静岡県静岡市の中山間地域にある奥静岡のPR動画を製作し、静岡市公式サイトと「フリークス ストア」公式インスタグラムで公開した。同社の社員が出演し、棚田や茶畑といった美しい景観や食などの魅力を伝える内容。そのほか、静岡市産わさびの認知度向上のため、6月に開催されるわさびをテーマにしたイベントに合わせてオリジナルのノベルティなどを企画した。

静岡市の難波喬司市長は「本連携により、新たな視点での情報発信について、静岡市にとって大きな力になっていただけると考えている。若者をはじめとした幅広い世代が静岡市の特産品や観光資源などを楽しみ、商店街をわくわくしながら訪れる街づくりをともに目指していきたい」とコメントした。今後は、農業や観光、市政、中心市街地の活性化にまつわることを中心に総合的に連携を図る。

デイトナ・インターナショナルは、SDGsの取り組みの一環として地方活性化に力を入れる。静岡県内では2023年から食利用ができずに廃棄されていた未利用魚を用いたパスタソースの開発や、未利用資源への啓発活動などを行ってきたほか、地元の「わさびフェス」などにも参加し、オフィシャルグッズを手掛ける。

また茨城では地元企業と協業でふるさと納税返礼品をプロデュースしたり、長野では耕作放棄地の活用を目的としたイベント企画などを行ったりといった実績がある。

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オンワード樫山の「ネイヴ」、2度目の秋冬はスタイリング力で“本領発揮”

ウィメンズリアルトレンド市場ではベーシック回帰の流れが加速している。2024-25年秋冬は、シンプルなシャツやジャケットを主役にいかに着こなすか?が重要なシーズン。その中で白シャツやテーラードジャケット、デニムといった定番を今っぽく見せるセンスが光ったのが、オンワード樫山の「ネイヴ(NAVE)」だ。

「ネイヴ」は同社の「アンクレイヴ(UNCRAVE)」などに続くEC主軸ブランドとして昨春、ランウエイショーと共に大々的にデビュー。人気スタイリストの福田亜矢子、斉藤くみの2人がディレクターとして商品企画に携わっている。ただこれまでのコレクションは、商品も着こなしもコンサバから抜け出しきらず、良さを生かしきれていない印象を受けた。

この秋冬は、商品一点一点のシルエットや素材感がブラッシュアップ。トルソーの着こなし提案にもぐっと個性が出た。白シャツには透け感のあるトップスを重ね、オーガンジーのスカートでも華やかな印象を添えつつ、ブラックのパファーブルゾンで全体を引き締める。マニッシュなMA-1風のブルゾン(4万2900円)は、ボクシーなシルエットと襟元のファーディティール、ボトムスにはフリンジスカートを合わせ、トータルで女らしく見せた。

商品型数を4割減らし、
単品力とコーディネート提案に磨き

金刺悟司ブランド課長は、「今季は『ネイヴ』を買っていただくための理由を明確化できた」と手応えを話す。商品の型数は前年秋冬と比較して4割ほど縮小。その分、一点一点の商品の個性を磨き、コーディネート提案に力を割いた結果、ブランドらしさが出た。

業績は計画に対して堅調。自社EC「オンワード・クローゼット」では他ブランドと比較して20〜30代の若い層からの関心が高い。リアルでの接点はポップアップストアが中心で、常設出店の構想は今のところないという。

「コロナ明けからしばらく経ち、ネット専業ブランドの勢いは全体的に弱まっている。個性を強く打ち出さなければ、お客さまに選んでいただけない」と気を引き締める。「スタートしたばかりのブランドで、いい意味でファンの分母がまだ小さいからこそ、試行錯誤を重ねる。リアルの接点はポップアップストアなどに限られる分、インスタライブでの着回し紹介なども重要だ。発信するコンテンツも含めて、スタイリストの力をしっかり生かしていきたい」。

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「イニスフリー」から美容液発想の日焼け止めが登場 5種のヒアルロン酸やナイアシンアミドなど配合

「イニスフリー(INNISFREE)」は7月1日、美容液UV“グリーンティー ヒアルロン サン セラム”[SPF50+ PA++++](50mL、2560円)を発売する。

同商品は、毛穴の約1/1900サイズにカプセル化した5種類のヒアルロン酸のほか、ナイアシンアミド、パンテノール、アデノシンなどの美容成分を贅沢に配合している。テクスチャーはミルキーなエッセンスタイプでさらりと肌になじみ、みずみずしい肌へと整える。

韓国認証院でビーガン認証を取得しているほか、サンゴの生育に影響するといわれる成分も排除。低刺激、ノンコメドジェニック、無香料で、肌と地球に優しい処方に仕上げている。

商品詳細

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ちふれ化粧品がオーガニックコスメ「ドゥーオーガニック」を手がけるジャパン・オーガニックを吸収合併

ちふれホールディングスはこのほど、オーガニックコスメブランド「ドゥーオーガニック(DO ORGANIC)」などを扱うジャパン・オーガニックを9月1日付けでちふれ化粧品に吸収合併することを発表した。すでに2月からジャパン・オーガニックの社員(商品企画、宣伝、営業担当)はちふれ化粧品の社員として従事している。

ジャパン・オーガニックは2007年に設立。「ドゥーオーガニック」は国産オーガニックスキンケアブランドとして地位を確立する。現在はナチュラルコスメブランド「ドゥーナチュラル(DO NATURAL)」と2ブランドを擁する。ちふれ化粧品に吸収合併することで、グループ内の化粧品ブランドに関わる指令系統の集約、意思決定の迅速化、各種戦略の最適化、業務効率の向上などを図り、より的確に顧客のニーズに対応する体制を構築する。

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三越銀座店のアートアクアリウムで夏の金魚祭を開催 佐々木希が浴衣姿で登場

三越銀座店の新館8階にあるアートアクアリウム美術館GINZAは、6月28日〜9月25日まで特別企画「夏のアートアクアリウム2024華映え金魚祭」を開催する。

アートアクアリウム美術館GINZAでは、江戸時代から続く金魚鑑賞の文化を光、香り、音といったアプローチから現代に落とし込んで表現している。「夏のアートアクアリウム2024華映え金魚祭」では、球体の水槽を提灯に見立てて飾ったり、金魚の絵柄で装飾された風鈴を並べるなどで夏らしい空間を演出する。

27日に開催された記者発表会には、ゲストの佐々木希が浴衣姿で登場した。「夏は外出意欲が増すが、暑さがネック。アートアクアリウム美術館GINZAでは室内で涼しみながら楽しむことができ、同じ館内で食事をすることもできる。華やかで映える空間なので、友人同士で写真を撮るなどと楽しめる」とコメントした。

期間中の館内には、アートアクアリウムを代表するシリーズ作品も登場する。巨大金魚鉢”花魁“の周りに躍動的に舞う帯をイメージした“花魁帯舞(OBIMAI)“と、水槽が並ぶ空間をさまざまな花で埋め尽くした華やかな“花魁花舞(HANAMAI)”の2つだ。アートアクアリウムの空間をさらにダイナミックに演出し、夏の特別企画を盛り上げる。

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三越銀座店のアートアクアリウムで夏の金魚祭を開催 佐々木希が浴衣姿で登場

三越銀座店の新館8階にあるアートアクアリウム美術館GINZAは、6月28日〜9月25日まで特別企画「夏のアートアクアリウム2024華映え金魚祭」を開催する。

アートアクアリウム美術館GINZAでは、江戸時代から続く金魚鑑賞の文化を光、香り、音といったアプローチから現代に落とし込んで表現している。「夏のアートアクアリウム2024華映え金魚祭」では、球体の水槽を提灯に見立てて飾ったり、金魚の絵柄で装飾された風鈴を並べるなどで夏らしい空間を演出する。

27日に開催された記者発表会には、ゲストの佐々木希が浴衣姿で登場した。「夏は外出意欲が増すが、暑さがネック。アートアクアリウム美術館GINZAでは室内で涼しみながら楽しむことができ、同じ館内で食事をすることもできる。華やかで映える空間なので、友人同士で写真を撮るなどと楽しめる」とコメントした。

期間中の館内には、アートアクアリウムを代表するシリーズ作品も登場する。巨大金魚鉢”花魁“の周りに躍動的に舞う帯をイメージした“花魁帯舞(OBIMAI)“と、水槽が並ぶ空間をさまざまな花で埋め尽くした華やかな“花魁花舞(HANAMAI)”の2つだ。アートアクアリウムの空間をさらにダイナミックに演出し、夏の特別企画を盛り上げる。

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ウエルシアが「ほぼ植物の原液美容液」を発売 “成分買い”ニーズに応える

ウエルシア薬局は7月1日、プライベートブランド(以下、PB)「からだウエルシア」から“集結!ほぼ植物の原液美容液”シリーズを全国のウエルシア薬局で発売する。成分や機能性を重視する傾向と、自然由来の化粧品への注目が高まっていることから、自然由来指数98%以上の美容液を肌悩み別に全6種類(各30mL、各1628円)展開する。

“成分買い”ニーズとクリーンビューティに着目

成分によって化粧品を選ぶ“成分買い”のニーズに応え、毛穴ケアや肌荒れ、エイジングケアなどの悩み別の商品をそろえる。毛穴ケアには、レモンやオレンジの約100倍のビタミンCを含有するスーパーフルーツのカカドゥプラムからビタミンCを抽出して使用した。エイジングケア(年齢に応じたケア)には植物プラセンタとして知られるライ麦プラセンタを配合。豚由来ではなくアミノ酸が豊富に含まれる植物由来成分だ。クリアな肌へのケアにはレチノールの代替成分として注目されるバクチオールを配合した。

「日本ではクリーンビューティの遅れが見られる」

古田愛香・ウエルシア薬局化粧品開発担当主任は、開発背景について「欧米に比較して、日本ではクリーンビューティの浸透が遅れている。肌、環境、動物に負担をかけない化粧品の開発が求められる中、機能性と植物由来の成分にこだわって開発した」と話す。エントリーアイテムとして勧めるのは“ほぼ植物の原液美容液フラーレン”。「注目成分のフラーレンは鉱物をもとに作られていたが、化学資源の枯渇が問題視されている。そんな中、宮崎産のペレットから新たに植物由来のフラーレンが開発されたと聞きすぐに採用した。従来のフラーレンと同様の効果が確認された」と説明する。

「26年までに400SKUまで商品数を増加」

ウエルシア薬局のPBである「からだウエルシア」「くらしウエルシア」では、食品、ヘルスケア、ビューティケア、日用品の4つのカテゴリを扱う。ビューティケアの商品開発にはクリーンビューティをコンセプトに掲げ、動物実験を行わないクルエルティフリーを実践する。小川光芳・ウエルシア薬局取締役商品本部長は「現在店頭では294SKU取り扱っており、26年までに400SKUまで増やす」と意気込む。「ただし取り扱いブランドとの差別化のため、付加価値がなければ発売しない」。“5秒で感動!メイクブラシ”シリーズは仕上がりと滑らかな肌あたりにこだわり、アニマルフリーのブラシで累計16.8万個(2022年12月15日~2024年4月22日)を販売した。

ウエルシアはPB強化戦略を加速

同社はPBの強化戦略の一環として、6月1日に新ヘアケアブランド「イッツ ワッツ インサイド ザット マターズ(ITʼS WHATʼS INSIDE THAT MATTERS.)」を立ち上げた。プレミアム価格帯の薬用スカルプシャンプー(400mL、1680円)やダメージリペアトリートメント(400mL、1680円)を展開する。

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「リーバイス」が「マクラーレン・レーシング」とのコラボコレクションを発売

「リーバイス(LEVI'S)」は7月3日、「マクラーレン・レーシング(MCLAREN RACING)」とのコラボコレクションを発売する。「リーバイス」原宿フラッグシップストア、「リーバイス」ストア新宿、「リーバイス」ストア大阪、「リーバイス」ストア京都と「リーバイス」公式オンラインストアで取り扱う。

本コレクションのアイテムは、「マクラーレン・レーシング」のビンテージ時代のスピリットに着想を得た。クロップド丈で背中のチェーンステッチ刺しゅうロゴが特徴的な“レーシングジャケット”(4万8400円)や、ゆとりあるストレートレッグに、両ブランドのロゴが施されたワッペンが印象的な“レーシングスーツ”(6万4900円)などをラインアップ。

他にも3色のカラーに「マクラーレン・レーシング」の創設者ブルース・マクラーレン(Bruce McLaren)の刺しゅうサインがノスタルジックな“レーシンググローブ”(1万6500円)、左右の胸にビンテージ風パッチをあしらった“ヘリテージトラッカー”(2万6400円)を用意。

ジーンズ“501”(1万9800円)は、左のバックポケットをユーズド感あるプリントでグラフィックをのせたシャドーポケットに変更しアレンジを加えた。1980年代の「マクラーレン」のレーシングカーのグラフィックをプリントした“Tシャツ”(7700円)や“レーシングバンダナ”(5500円)も発売する。

商品詳細

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「ヒュンメル」がデイリーウエアブランド「ヒュンメルオー」を始動 ブランド名に込めた2つの意味

デンマークのスポーツブランド「ヒュンメル(HUMMEL)」は、2025年春夏シーズンからファッション性を高めた新たなデイリーウエアライン「ヒュンメルオー(HUMMEL 00)」を始動する。7月12日に東京で関係者向けに開催するランウエイショーで、正式に披露する。

「ヒュンメル」では20年以上にわたって、スポーツを通して世界に多様性を広げるポジティブアクション「カルマプロジェクト(KARMA PROJECT)」を実施してきた。「ヒュンメルオー」はこの哲学を継承し、人種や年齢、性別、職業、シーンなどのさまざまなボーダーを越えて着用可能なデザインを目指す。新ライン名の「オー(00)」には、創業から100年以上経過したスポーツブランドとしての歴史と、「カルマプロジェクト」の無限(∞)の広がりという2つの意味を込めた。

この企画は、日本における同ブランドの商標権を持ち、スポーツ用品の製造などを手掛けるエスエスケイ(SSK)が主導する。ディレクターには前野亮氏を迎えた。同氏は国内コレクションブランドやセレクトショップなどで、企画生産やデザインを担当した経験を持つ。

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「ヒュンメル」がデイリーウエアブランド「ヒュンメルオー」を始動 ブランド名に込めた2つの意味

デンマークのスポーツブランド「ヒュンメル(HUMMEL)」は、2025年春夏シーズンからファッション性を高めた新たなデイリーウエアライン「ヒュンメルオー(HUMMEL 00)」を始動する。7月12日に東京で関係者向けに開催するランウエイショーで、正式に披露する。

「ヒュンメル」では20年以上にわたって、スポーツを通して世界に多様性を広げるポジティブアクション「カルマプロジェクト(KARMA PROJECT)」を実施してきた。「ヒュンメルオー」はこの哲学を継承し、人種や年齢、性別、職業、シーンなどのさまざまなボーダーを越えて着用可能なデザインを目指す。新ライン名の「オー(00)」には、創業から100年以上経過したスポーツブランドとしての歴史と、「カルマプロジェクト」の無限(∞)の広がりという2つの意味を込めた。

この企画は、日本における同ブランドの商標権を持ち、スポーツ用品の製造などを手掛けるエスエスケイ(SSK)が主導する。ディレクターには前野亮氏を迎えた。同氏は国内コレクションブランドやセレクトショップなどで、企画生産やデザインを担当した経験を持つ。

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「フェンディ」が大阪店を移転オープン 500㎡の開放感あふれる売り場

「フェンディ」が大阪店を移転オープン

「フェンディ(FENDI)」は6月27日、大阪店を移転オープンした。

内・外装は最新のグローバルコンセプトを導入したもので、開放感を重視した500㎡の売り場に、ブランドを代表するレザーグッズをはじめ、服、シューズ、アクセサリーなどをディスプレーする。

■「フェンディ」大阪店
移転オープン日:6月27日
時間:11:00〜20:00
住所:大阪府大阪市中央区西心斎橋2-3-2 御堂筋ミナミビル

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「フェンディ」が大阪店を移転オープン 500㎡の開放感あふれる売り場

「フェンディ」が大阪店を移転オープン

「フェンディ(FENDI)」は6月27日、大阪店を移転オープンした。

内・外装は最新のグローバルコンセプトを導入したもので、開放感を重視した500㎡の売り場に、ブランドを代表するレザーグッズをはじめ、服、シューズ、アクセサリーなどをディスプレーする。

■「フェンディ」大阪店
移転オープン日:6月27日
時間:11:00〜20:00
住所:大阪府大阪市中央区西心斎橋2-3-2 御堂筋ミナミビル

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大人男性向けブランド「バサラ」から新登場 ソフトフォーカス効果で差がつく素肌に導く“フェイスカバークリーム”

クラシエ(ホームプロダクツカンパニー)の理美容店向け商品を扱うプロフェッショナル事業部門は、大人男性をターゲットにした「バサラ(BASARA)」ブランドのスキンケアラインから、新たに“フェイスカバークリーム”(60g、2200円 ※価格は全て編集部調べ)を発売した。

同商品は、外出先でも簡単に使用できる“持ち歩けるスキンケアクリーム”。無着色のクリームなので周囲に気付かれることもなく、スーツなどの衣類への色移りも心配せずに使用できる。またソフトフォーカス効果(光散乱効果によって影を見づらくすることにより、シワや毛穴を目立たなくする効果)で、シワや毛穴を目立たなくさせるので、自然に肌をきれいに見せることができる。

近年、若年層を中心に美容に興味を持ち、スキンケアなどに取り組む男性が増えており、“メンズコスメ”“美容男子”などのワードを目にする機会も増えている。男性のスキンケアアイテムの購入率は6割を超えるなど各世代で関心が高く、男性美容市場は盛り上がりを見せている。一方、ベースメイクアイテムへの関心は若い世代を中心に増えているものの、実際に購入している人は1割にも満たず(2022年同社調べ)、「肌をきれいに見せたい、見られたい」けれども、まだ行動に移せていない男性が多いことも分かった。

その課題に対応するべく開発したのが“フェイスカバークリーム”。無着色のクリームで扱いやすいため、「まだメイクをするのには抵抗があるけれど、素肌はきれいに見られたい」という男性に向けて、初めの一歩として提案しやすいアイテムになっている。

また“フェイスカバークリーム”の発売と同時に、“変わらない大人男性の肌悩み”と“変化する価値観”に対応するため、“ジェルクレンザー”(140mL、2200円)、“ジェルローション”(140mL、2200円)、“リフトエッセンスミルク”(140g、2200円)の3品もリニューアル。素肌が気になる男性が手軽に使える、メンズ美容アイテムをそろえたスキンケアラインとして新提案を行う。

なおスキンケアライン共通の商品特長として、赤ワイン酵母エキス(加水分解酵母エキス)やユズセラミド(ユズ果実エキス)など、大人の肌を考えて厳選した保湿成分を配合。嫌なニオイを抑える“インターロッキング香料”を配合した、オリエンタルシトラスの香り(微香性)も特徴的だ。

問い合わせ先
クラシエ ホームプロダクツお客様センター
0120-540-712

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大人男性向けブランド「バサラ」から新登場 ソフトフォーカス効果で差がつく素肌に導く“フェイスカバークリーム”

クラシエ(ホームプロダクツカンパニー)の理美容店向け商品を扱うプロフェッショナル事業部門は、大人男性をターゲットにした「バサラ(BASARA)」ブランドのスキンケアラインから、新たに“フェイスカバークリーム”(60g、2200円 ※価格は全て編集部調べ)を発売した。

同商品は、外出先でも簡単に使用できる“持ち歩けるスキンケアクリーム”。無着色のクリームなので周囲に気付かれることもなく、スーツなどの衣類への色移りも心配せずに使用できる。またソフトフォーカス効果(光散乱効果によって影を見づらくすることにより、シワや毛穴を目立たなくする効果)で、シワや毛穴を目立たなくさせるので、自然に肌をきれいに見せることができる。

近年、若年層を中心に美容に興味を持ち、スキンケアなどに取り組む男性が増えており、“メンズコスメ”“美容男子”などのワードを目にする機会も増えている。男性のスキンケアアイテムの購入率は6割を超えるなど各世代で関心が高く、男性美容市場は盛り上がりを見せている。一方、ベースメイクアイテムへの関心は若い世代を中心に増えているものの、実際に購入している人は1割にも満たず(2022年同社調べ)、「肌をきれいに見せたい、見られたい」けれども、まだ行動に移せていない男性が多いことも分かった。

その課題に対応するべく開発したのが“フェイスカバークリーム”。無着色のクリームで扱いやすいため、「まだメイクをするのには抵抗があるけれど、素肌はきれいに見られたい」という男性に向けて、初めの一歩として提案しやすいアイテムになっている。

また“フェイスカバークリーム”の発売と同時に、“変わらない大人男性の肌悩み”と“変化する価値観”に対応するため、“ジェルクレンザー”(140mL、2200円)、“ジェルローション”(140mL、2200円)、“リフトエッセンスミルク”(140g、2200円)の3品もリニューアル。素肌が気になる男性が手軽に使える、メンズ美容アイテムをそろえたスキンケアラインとして新提案を行う。

なおスキンケアライン共通の商品特長として、赤ワイン酵母エキス(加水分解酵母エキス)やユズセラミド(ユズ果実エキス)など、大人の肌を考えて厳選した保湿成分を配合。嫌なニオイを抑える“インターロッキング香料”を配合した、オリエンタルシトラスの香り(微香性)も特徴的だ。

問い合わせ先
クラシエ ホームプロダクツお客様センター
0120-540-712

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元甲子園球児が作る新ブランド「キュウエン」 パパのための涼しいアイテムを販売

「ケボズ(KEBOZ)」のKENBOディレクターが手掛けるブランド、「キュウエン(KYUEN)」は7月6、7日、渋谷パルコのツージー ポップアップ スタジオ(2G POP UP STUDIO)で、初のポップアップを開催する。

夏に向けたアイテムをラインアップ
KENBOディレクターによる接客も

同ポップアップでは、吸水速乾性のある“クールマックス(COOLMAX)”素材を用いたベースボールシャツ(2万6400円)やオックスフォードシャツ(2万4200円)、Tシャツ(1万1000円)、パンツ(2万3100円〜)、ショートパンツ(2万2000円)に加え、冷却効果と蒸れにくさを目指した“アイスパック ナイロン(ICE PACK NYLON)”素材を採用したTシャツ(9900円)、リモンタ(LIMONTA)社のナイロン素材を使ったトラックパンツ(1万9800円)、国産帆布ブランド「富士金梅」を起用したキャップ(8800円)などを販売する。また期間中は、KENBOディレクターが接客を予定する。

2024年にスタートした「キュウエン」
ポップアップでのみ販売

「キュウエン」は、“球宴(プロ野球のオールスターゲーム)のように選抜されたアイテム、時には救援のように困った時に助けてくれる存在でありたい。”をコンセプトとし、元甲子園球児のKENBOディレクターによって、2024年にスタートした。店舗やオンラインストアを設けず、ポップアップのみで販売を行う。

KENBOディレクターは「キュウエン」について、「『ケボズ』創設当初は自身が1人で手売りをする形でお客様やクライアントに会った。『キュウエン』は、僕が全国を巡ってお客様やお店と対話をしながら販売し、あの頃の気持ちに戻って、ブランドの魅力を伝えていきたいと思い、始めたブランドだ」と語っている。

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元甲子園球児が作る新ブランド「キュウエン」 パパのための涼しいアイテムを販売

「ケボズ(KEBOZ)」のKENBOディレクターが手掛けるブランド、「キュウエン(KYUEN)」は7月6、7日、渋谷パルコのツージー ポップアップ スタジオ(2G POP UP STUDIO)で、初のポップアップを開催する。

夏に向けたアイテムをラインアップ
KENBOディレクターによる接客も

同ポップアップでは、吸水速乾性のある“クールマックス(COOLMAX)”素材を用いたベースボールシャツ(2万6400円)やオックスフォードシャツ(2万4200円)、Tシャツ(1万1000円)、パンツ(2万3100円〜)、ショートパンツ(2万2000円)に加え、冷却効果と蒸れにくさを目指した“アイスパック ナイロン(ICE PACK NYLON)”素材を採用したTシャツ(9900円)、リモンタ(LIMONTA)社のナイロン素材を使ったトラックパンツ(1万9800円)、国産帆布ブランド「富士金梅」を起用したキャップ(8800円)などを販売する。また期間中は、KENBOディレクターが接客を予定する。

2024年にスタートした「キュウエン」
ポップアップでのみ販売

「キュウエン」は、“球宴(プロ野球のオールスターゲーム)のように選抜されたアイテム、時には救援のように困った時に助けてくれる存在でありたい。”をコンセプトとし、元甲子園球児のKENBOディレクターによって、2024年にスタートした。店舗やオンラインストアを設けず、ポップアップのみで販売を行う。

KENBOディレクターは「キュウエン」について、「『ケボズ』創設当初は自身が1人で手売りをする形でお客様やクライアントに会った。『キュウエン』は、僕が全国を巡ってお客様やお店と対話をしながら販売し、あの頃の気持ちに戻って、ブランドの魅力を伝えていきたいと思い、始めたブランドだ」と語っている。

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「ラブ・ライナー」と「ピーナッツ」がコラボ スヌーピーらをデザインした限定アイライナー発売

「ラブ・ライナー(LOVE LINER)」は7月中旬から、スヌーピーやウッドストックなど「ピーナッツ(PEANUTS)」の人気キャラクターを描いたアイライナーを数量限定で発売する。ラインアップは“リキッドアイライナーR4”(全5色、各1760円)と“クリームフィットペンシル”(全2色、各1320円)の全7アイテムで、リフィル対応のリユーザブルボトルになっているリキッドアイライナーの容器は、ブランド史上初の多色印刷でデザイン。生き生きとしたキャラクターたちの表情や線が美しく描かれている。

リキッドアイライナーのカラーは全部で5色

“リキッドアイライナーR4”のカラーはブラック、ダークブラウン、ブラウン、ミルクブラウン、モカグレージュの5色で、容器にはスヌーピーとオラフ、ベル、マーブルス、アンディ、スパイクなどを描いた。カラフルなパッケージにもキャラクターたちを配し、漫画の世界観を再現した。“クリームフィットペンシル”は、白い容器に黒い線と丸を描くことでスヌーピーを表現したブラックと、黄色の容器にブラウンの線でウッドストックを表現したミディアムブラウンの2色を用意している。

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「ラブ・ライナー」と「ピーナッツ」がコラボ スヌーピーらをデザインした限定アイライナー発売

「ラブ・ライナー(LOVE LINER)」は7月中旬から、スヌーピーやウッドストックなど「ピーナッツ(PEANUTS)」の人気キャラクターを描いたアイライナーを数量限定で発売する。ラインアップは“リキッドアイライナーR4”(全5色、各1760円)と“クリームフィットペンシル”(全2色、各1320円)の全7アイテムで、リフィル対応のリユーザブルボトルになっているリキッドアイライナーの容器は、ブランド史上初の多色印刷でデザイン。生き生きとしたキャラクターたちの表情や線が美しく描かれている。

リキッドアイライナーのカラーは全部で5色

“リキッドアイライナーR4”のカラーはブラック、ダークブラウン、ブラウン、ミルクブラウン、モカグレージュの5色で、容器にはスヌーピーとオラフ、ベル、マーブルス、アンディ、スパイクなどを描いた。カラフルなパッケージにもキャラクターたちを配し、漫画の世界観を再現した。“クリームフィットペンシル”は、白い容器に黒い線と丸を描くことでスヌーピーを表現したブラックと、黄色の容器にブラウンの線でウッドストックを表現したミディアムブラウンの2色を用意している。

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「マキアージュ」が美容液クッションファンデを発売 人気“ファンデ美容液”の厳選成分を配合

「マキアージュ(MAQUILLAGE)」は8月21日、スキンケアをしながら長時間崩れにくい美容液クッションファンデーション“ドラマティックエッセンスクッション グロウ”(全3色、各3520円※編集部調べ、以下同)を発売する。カラーはライトオークル、ミディアムオークル、オークルの全3色。

同商品はひと塗りでフルカバーがかない、使うたびに毛穴レスな“極上つるん肌”へ導くクッションタイプのファンデーション。同ブランドの人気リキッドファンデーション“ドラマティックエッセンスリキッド”にも使われている美容液成分を配合し、メイク中も潤いを与えて肌のキメを整える。

また、毛穴や色むらを補正しながら美容液成分を肌に密着させる薄膜の“透明ツヤフィルム”を搭載したことで、潤いと美しい仕上がりが長時間持続する。この仕上がりを高めるために、「マキアージュ」初のスポンジ含浸クッションファンデーション容器を採用した。専用のケース(1100円)とパフ(550円)も販売する。

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世界が注目するK-POPガールズグループBABYMONSTERインタビュー メンバーの意外な一面を告白

PROFILE: BABYMONSTER(ベイビーモンスター)

PROFILE: YG ENTERTAINMENTから約7年ぶりにデビューしたガールズグループ。韓国出身のアヒョン、ラミ、ローラ、タイ出身のパリタ、チキータ、日本出身のルカ、アサによる7人で構成されている。24年4月には、1st MINI ALBUM「BABYMONS7ER」で完全体デビュー。タイトル曲「SHEESH」は公開から約33日で再生回数2億を記録。歴代のK-POPガールズグループデビュー曲のMVの中で最も速い記録となり、次世代K-POPを代表するガールズグループとして存在感を見せつけている。

BIGBANG(ビッグバン)やBLACKPINK(ブラックピンク)など、これまで世界的アーティストを多数輩出してきた韓国のYG ENTERTAINMENTから約7年ぶりにデビューした7人組ガールズグループBABYMONSTER(ベイビーモンスター)。

メンバーは韓国出身のアヒョン、ラミ、ローラ、タイ出身のパリタ、チキータ、日本出身のルカ、アサの7人。今年4月に1st MINI ALBUM「BABYMONS7ER」で完全体デビューを果たした。タイトル曲「SHEESH」は公開から約33日で再生回数2億回を記録。歴代のK-POPガールズグループデビュー曲のMVの中で最も速い記録となり、次世代K-POPを代表するガールズグループとして存在感を見せつけている。

5月からは東京、ジャカルタ、シンガポール、台北、バンコクとアジア5都市を回るファンミーティングツアーを開催中。先日、7月30、31日に神戸・ワールド記念ホールでの追加公演も発表された。8月には日本最大の音楽フェスティバル「SUMMER SONIC 2024」への出演が決定し、さらなる活躍が期待される。

7月1日に新曲「FOREVER」が発表されるのを前に、「WWDJAPAN」では彼女たちの貴重なインタビューが実現。東京でのファンミーティングを終えての率直な思いやファッションのこと、メンバーのお互いの印象など話を聞いた。

——東京が世界初演となった、5月に行われたファンミーティング「BABYMONSTER PRESENTS:SEE YOU THERE」では、新人とは思えないパワフルで圧倒的なステージに魅了されました。世界初披露となった「LIKE THAT」のパフォーマンスもあり、とても豪華な内容でしたね。実際にファンの方の前に立ってみていかがでしたか?

ルカ:母国の日本にメンバーと初めて来て、初のファンミーティングをすることができて本当にうれしかったです。ファンの方の歓声もすごく大きくてびっくりしたし、楽しかったです。

アサ:こういうイベントをするのが夢だったので興奮しました。皆さんの声を受けて、より盛り上がってステージをすることができたと思います。

——デビュー曲「SHEESH」は世界中でヒットを記録していますが、特に好きなパートや、表現にこだわっているパートはどこでしょうか。

パリタ:「BABY, I’mma MONSTER」というパートはキリングパートなので、そこはすごくこだわって表現しています。

ルカ:サビで両腕を上げて回す振り付けや、足で蹴るポイントダンスがあるのですが、そこに注目してほしいです!

——皆さんのファッションのこだわりもお聞きしたいです。普段のファッションのテイストと、よく取り入れるアイテムを教えてください。

ルカ:私はいろいろなスタイルの服を着るのですが、一番はやっぱりストリート系が多いです。よく使うアイテムは、帽子とサングラスですね。アクセサリーも好きで、よくポイントで身につけます。

パリタ:サングラスやネックレスをよく取り入れます。最近は革ジャンを着るのにハマっています。

アサ:「自分のスタイルはこう」と説明することは難しいのですが、私も帽子やスカーフなどを取り入れてファッションを完成させることが好きです。

アヒョン:スキニーとゴツめのブーツを合わせて、ジャケットを着るのが好きです。

ラミ:かわいい系やきれい系より、ヒップホップでカッコいいスタイルが好きです。ラインが太めのヒップなパンツをよくはきます。

ローラ:普段出かけるときはスカートをよくはきます。かわいいトップスとマッチングさせて着こなすスタイルがお気に入りです。

チキータ:よく使うのはサングラス。最近はオーバーサイズのTシャツが好きですね。

——サングラス好きのメンバーが多いんですね!

ルカ:確かに! メイクをしていないときでもポイントを作れるので、私はよく活用していますね。

各メンバーの印象は?

——続いては皆さんの関係性やキャラクターを掘り下げたいので、隣に座っているメンバーのリスペクトしている点と、面白いと感じる部分を教えてください。

ルカ:アサは完璧主義なんです。私はそういうタイプじゃないので、すごくリスペクトしています。そして普段はおしとやかな感じなんですけど、たまに少しおかしくなっちゃう瞬間があって、面白いなと思います。夜遅くまで練習したときとかは特にそうですね。テンションがおかしくなるんです(笑)。

アサ:(笑)。ローラはとても繊細な部分で私たちをリードしてくれる面があって、そういうところをリスペクトしています。そして、こんなにかわいい顔なのに、豪快な声で話すことがあるので、ギャップがあって面白いです。

ローラ:リタお姉さん(パリタ)は多言語を操るのが得意なので、たくさん助けてもらいますし、顔がお姫様みたい!なのに、たまに思ってもみなかったようなギャグをいきなりポンと放つ瞬間があって、すごく面白いです。

パリタ:チキータはすごく若い歳で練習生として入ってきて、練習生期間も短かったのですが、それでも練習をすごくたくさんして、とても上手にできるので本当にすごいと思います。スター性を持っているところもリスペクトしていますね。面白いと思うのは、おいしいものを食べたときのリアクションと表情。すごくオーバーリアクションなんです(笑)。

チキータ:アヒョンお姉さんは、ダンスを遅くまで練習したりする努力家なところと、素晴らしい歌声を尊敬しています。言語の面でもたくさん助けてくれます。面白いところは、私と同じになるけど(笑)、おいしいものを食べたときのリアクションです。

ルカ:目が大きくなるんだよね(笑)。

アヒョン:(照れたように笑う)。ラミは冷静沈着な人で、ステージの上で何かが起こったとしても、落ち着いて対応できるところがすごいと思います。そして、練習中に場を和ませてくれます。

ラミ:ルカお姉さんは最年長だから、グループを引っ張っていかなければならず、負担が大きいと思うんです。ダンスの練習や、こうした日本の活動などでもメンバーの面倒をすごくよく見てくれて、頼もしいです。そしてステージの上では本当にカリスマ。だけどステージを降りるとすごくかわいらしくて……ちょっと末っ子みたいなところがあって本当に面白いです。

——ひょうきんな最年長なんですね。

ルカ:はい(笑)。

日本のファンに向けて

——7月末には神戸でのファンミーティングも発表されました。今後また日本に来る機会も増えると思いますが、日本で行ってみたいところや、やってみたいことはありますか?

(全員で声をそろえて):ディズニーランド、ディズニーシー!

アサ:みんなで「日本のテーマパークに行きたいね」とずっと話していたので、時間ができたら全員で一緒に行ってみたいです。

チキータ:私はUSJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)に行きたい!「ハリー・ポッター」が大好きなので、ホグワーツ城に行ってみたいです。

ローラ:(日本語で)私もめっちゃ好き!

——ぜひ両方行ってきてほしいです! 最後に、日本のファンの皆さんへ向けて一言ずつメッセージをお願いします。

ルカ:これから日本での活動もいろいろ増えてくると思いますが、今よりももっともっと素敵なものをお届けできるようにいっぱい考えていくので、たくさんの応援をよろしくお願いします。

パリタ:初めて日本に来て、ファンの方たちにお会いできて幸せでしたし、とてもたくさんの方が応援してくれて本当にびっくりしました。これからももっと頑張ります!

アサ:今回こうして初めてメンバーたちと一緒に日本に来ることができて、すごく嬉しかったです。次はもっと多くの日本のファンの人たちにお会いして、いろんなイベントや活動をしていきたいと思います。たくさん期待していてください。

アヒョン:ファンミーティングを日本の皆さんと一緒に始めることができてとても嬉しかったですし、ものすごい熱意を感じられて幸せでした。

ラミ:日本で初めてのファンミーティングができてとても嬉しかったです。足りない部分もあったかもしれませんが、そういった部分も可愛く見てくださってありがたかったです。今後もっといい姿をたくさん見せますので、期待して待っていてください。

ローラ:今回初めて日本に来ましたが、ファンミーティングなどでとても良い思い出をつくることができて、本当に感謝しています。さらに練習を重ねて、次回はもっともっとかっこいい舞台をできるように頑張ります!

チキータ:初めてのファンミーティングだったのでちょっと緊張もしたのですが、ファンの方がたくさん応援してくださって幸せでした。これからも努力して頑張ります。

■Digital Single「FOREVER」
7月1日リリース

■BABYMONSTER 1stファンミーティング「BABYMONSTER PRESENTS:SEE YOU THERE -FINAL-」
2024年7月30日 開場 17:30/開演 18:30
2024年7月31日 開場 13:00/開演 14:00、開場 17:30/開演 18:30
会場:神戸・ワールド記念ホール
https://yg-babymonster-official.jp/live/see-you-there-final/

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「ビルケンシュトック」がポップアップストアを銀座と新宿にオープン 人気の定番から新作まで

「ビルケンシュトック(BIRKENSTOCK)」 はギンザシックスと伊勢丹新宿本店でポップアップストアをオープンしている。東京・銀座のギンザシックスでは8月13日まで、新宿伊勢丹本店では7月9日まで。

本ポップアップは、「ビルケンシュトック」のフットウエアの中でも特に人気の高いスタイルから必携の新作まで幅広いアイテムを取りそろえる。一部店舗では品切れも出ている人気モデル“アリゾナ(ARIZONA)”や“ボストン(BOSTON)”のビッグバックル、今季の新作である“ブレイデッド(BRAIDED)”シリーズ、エレガントな魅力で注目を集める“カンヌ(CANNES)”&“セントバース(ST BARTHS)”など、さまざまなモデルを手に取ることのできる期間限定のストアだ。

■「ビルケンシュトック」ポップアップストア ギンザシックス
日程:6月25日〜8月13日
時間:10:30〜20:30
場所:ギンザシックス4階特設会場
住所:東京都中央区銀座6-10-1

■「ビルケンシュトック」ポップアップストア 伊勢丹新宿本店
日程:6月26日〜7月9日
時間:10:00~20:00
場所:伊勢丹新宿店本館2階 婦人靴/プロモーション
住所:東京都新宿区新宿3-14-1

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「ビルケンシュトック」がポップアップストアを銀座と新宿にオープン 人気の定番から新作まで

「ビルケンシュトック(BIRKENSTOCK)」 はギンザシックスと伊勢丹新宿本店でポップアップストアをオープンしている。東京・銀座のギンザシックスでは8月13日まで、新宿伊勢丹本店では7月9日まで。

本ポップアップは、「ビルケンシュトック」のフットウエアの中でも特に人気の高いスタイルから必携の新作まで幅広いアイテムを取りそろえる。一部店舗では品切れも出ている人気モデル“アリゾナ(ARIZONA)”や“ボストン(BOSTON)”のビッグバックル、今季の新作である“ブレイデッド(BRAIDED)”シリーズ、エレガントな魅力で注目を集める“カンヌ(CANNES)”&“セントバース(ST BARTHS)”など、さまざまなモデルを手に取ることのできる期間限定のストアだ。

■「ビルケンシュトック」ポップアップストア ギンザシックス
日程:6月25日〜8月13日
時間:10:30〜20:30
場所:ギンザシックス4階特設会場
住所:東京都中央区銀座6-10-1

■「ビルケンシュトック」ポップアップストア 伊勢丹新宿本店
日程:6月26日〜7月9日
時間:10:00~20:00
場所:伊勢丹新宿店本館2階 婦人靴/プロモーション
住所:東京都新宿区新宿3-14-1

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伊「ヴァレクストラ」がアーティストfumiko imanoの展覧会を開催 7月6日から

イタリア・ミラノのレザーブランド「ヴァレクストラ(VALEXTRA)」は7月6日、東京・六本木の「21_21 デザインサイト ギャラリー3(21_21 DESIGN SIGHTギャラリー3)」で「Inside of the Edges and Lines_fumiko imanoの双子が覗いたヴァレクストラのアトリエ」展を開催する。会期は15日まで。

同展覧会では、アーティストのfumiko imano(フミコ・イマノ)が「ヴァレクストラ」の工房で撮った写真を用いた新作を初公開する。imanoの作品らしく、セルフポートレートによる“双子”が登場する。

1つ1つのプロセスを積み重ねてハンドバッグが完成する様を捉えた、ドキュメンタリー性のある作品であると同時に、見逃してしまいそうな一瞬にアートなアプローチを行うことで、そこに“異世界”が現れ、現実のゆらぎに気付かされる。各写真にあえて残された“エッジ”は、「ヴァレクストラ」のモノ作りを代弁するシンボリックな工程“コスタ”(革の断面に黒インクを塗る手作業)ともリンクする。その1本のラインは、“双子”がいざなうインサイドストーリーへの入り口でもある。

会場には、ミラノの工房で実際に使用する職人の道具もディスプレーする。同環境で展示されるimanoの作品は、職人の内面までのぞき込み、手仕事による物語を従来とは異なる方法で見せてくれる。

imanoは1974年生まれ、茨城県出身。幼少期をブラジル・リオデジャネイロで過ごす。ロンドン芸術大学セントラル・セント・マーチンズでファインアートを、同ロンドン・カレッジ・オブ・ファッションでファッション写真を学んだ。セルフポートレートによって自身を“双子”にしたコラージュ作品が国内外で評価を得ている。現在、日本を拠点に展覧会を催し、雑誌での撮影やファッションブランドとのコラボレーションなどを行う。

■「Inside of the Edges and Lines_fumiko imanoの双子が覗いたヴァレクストラのアトリエ」展
日程:7月6〜15日
時間:10:00〜19:00
場所:21_21 デザインサイト ギャラリー3
住所:東京都港区赤坂9-7-6 東京ミッドタウン ミッドタウン・ガーデン
入場料:無料

問い合わせ先
ヴァレクストラ ジャパン
03-5615-2379

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ポーラの化粧品が子どもたちの絵の具に 玉川高島屋S・Cでキャンドル作りイベント開催

ポーラと玉川高島屋S・C、静岡県東伊豆町・ニコニコ会、白梅学園大学子ども学部 村上ゼミの産学官4団体による「つながるプロジェクト」は7月7日、玉川高島屋S・Cで子ども向けのキャンドル作りイベントを行う。キャンドルを色付ける絵の具はポーラの化粧品をアップサイクルしたものを使用。メイクアイテムならではの発色をキャンドルで楽しめる。

産学官4団体による「つながるプロジェクト」は子育て支援やまちづくり、地域活性化、持続可能な社会づくりを目的に各所でイベントを開催。今年度はほかにも、10月、2025年2月にイベントを実施する予定だ。今回のイベントはアップサイクル絵の具と塩による色の混ざりを楽しんだり、東伊豆の特産の香りを感じるなど、さまざまな感覚を味わう体験を伝える内容で、3歳から小学生までを対象としている。

化粧品アップサイクル企業に原材料を提供

ポーラの化粧品を原材料とした絵の具は化粧品のアップサイクルを行う企業、モーンガータに提供し製造。廃棄予定のメイクアイテムの粉体をモーンガータの独自技術を活用し、粉末状の絵の具“スミンクアート”に生まれ変わらせた。モーンガータはこれまでにもさまざまなメーカーと協力して化粧品のアップサイクルに取り組んでおり、昨年10月にはコーセーと花王のメイクアップ化粧品を原材料とし、サクラクレパスの技術協力を受けて水性ボールペンを開発するなどしている。

今回のイベントでは実際に粉末絵の具を触り自分で色をつけていくことで、子どもたちの創造性とアップサイクルの重要性と楽しさを伝えていく。参加費は500円で、当日参加も可能。予約申し込みには「たまがわLOOP」会員登録(無料)が必要になる。

「つなぐプロジェクト」イベント概要

■第1回ワークショップ 「まぜまぜぎゅぎゅっと しおキャンドルを作ろう!」

日程:7月7日
時間:11:00~16:00(所要時間 約20分)
場所:玉川高島屋S・C 南館6Fホワイトモール
住所:東京都世田谷区玉川3-17-1
参加費:500円

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600店舗目標にむけて邁進するバーガーキング。順調そうに見えるその裏にはらむリスクとは

【記事のポイント】 ●近年の急拡大にも満足せず3倍増の600店舗に向けて邁進するバーガーキングだが重大なリスクもはらむ。FCへの軸足シフトに向けた具体的戦略とは?マック、モスとのメニュー比較で「バーキンは高くない」というデータも紹介。
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ベーシック継続の2024年秋冬だけれど(2024年6月24日号)

毎週発行している「WWDJAPAN」は、ファッション&ビューティの潮流やムーブメントの分析、ニュースの深堀りなどを通じて、業界の面白さ・奥深さを提供しています。巻頭特集では特に注目のキーワードやカテゴリー、市場をテーマに、業界活性化を図るべく熱いメッセージを発信。ここでは、そんな特集を担当記者がざっくばらんに振り返ります。(この記事は「WWDJAPAN」2024年6月24日号からの抜粋です)

本橋:年に2度のリアルトレンド特集は、百貨店や駅ビルに出店するブランドの新作トレンドが総覧できる内容です。近年はベーシック回帰の傾向が強く、2024年秋冬展示会を回っていても、服そのものに新味を見いだすのは難しかったのが正直なところでした。

五十君:そうですね。本当にベーシックなものが多いので、袖を何回まくるとか、レイヤードで着こなしに小技を効かせることがオシャレ度を上げる決め手になっている印象でした。表紙もミニスカートのウエストからのぞく網タイツなど、意外性のある小物を合わせていて、今シーズンを象徴していると感じました。

本橋:表紙は春夏号に続いて濱本愛弓さんにスタイリングをお願いしました。僕としてはブラウンの、大きめなレザーライダースジャケットが新鮮に映りました。レイヤードも多用していましたね。例えばジレは、秋はシャツの上、冬は軽めのコートの上に羽織るというように1枚差し込むだけで今年らしく仕上がりますし、気温に応じて着こなしを変え、長く着られます。

五十君:どこも暖冬に対して意識が向いていましたね。重いウールのロングコートではなく、カーディガンのようなジャケットやジレのバリエーションが目立ちました。私は「ジーユー(GU)」が打ち出すバレルレッグボトムスが気になりました。「カレンソロジー(CURENSOLOGY)」でもこの2年くらいカーヴィーデニムパンツが売れています。「ジーユー」がドーンとやることで、トレンドとして見えやすくなるのではないでしょうか。話は変わりますが、展示会に行くと、会場の雰囲気でそのブランドの勢いが分かりますよね。

「プランク プロジェクト」に勢いを感じた

本橋:そういう意味では「プランク プロジェクト(PRANK PROJECT)」は「お客さんが新しいものを求めているし、私たちはその一歩先を行こう」という勢いを感じました。暖冬ですが、8〜9月から防寒衣料を打ち出す計画で、「ファッションに気温は関係ない」という思い切りがいい。ファンがブランドに求めているものが見えているから強いんでしょう。ベーシックだけれど、どのアイテムにもブランドらしいひねりが効いていて、ステ品番ナシでした。

五十君:そういう勢いは「アメリ(AMERI)」でも毎回感じますし、「カレンソロジー」もベーシックながら“らしさ”があって、スタイリングや空間演出も含めてオシャレでした。“ベーシック”は作り手・売り手の提案力が問われますね。