「エトレトウキョウ」JUNNAの“これじゃ許せない!”から生まれた勝負服

TSI傘下HYBESの「エトレトウキョウ(ETRE TOKYO)」は、高価格帯ライン「サンテ(SANTE)」を来春スタートする。

フランス語で“乾杯”を意味するブランド名から想起するように、パーティーなど華やかなシーンでの着用を想定したドレッシーな装いを提案する。上質な素材とテーラリングにこだわったジャケット&パンツを軸に、価格帯はジャケットが6万円〜、ワンピースが4万円〜と、「エトレトウキョウ」よりも一格上に設定した。

昨春に伊勢丹新宿本店でテスト販売し、手応えを得たことで正式ローンチに至った。「百貨店はミセス、キャリアフロアのブランド・商品ラインアップが固定化する中で、新客獲得のフックになる感度の高いブランドを求めている」と二階戸貴志HYBES社長。そんな百貨店側のニーズとも合致する形で、「サンテ」は「エトレトウキョウ」にはなかった百貨店の上顧客とのタッチポイントを狙う。

百貨店に行っても
欲しい勝負服がない!

「私自身年齢を重ねて、一昨年に結婚もした。『エトレトウキョウ』の服だと少し心もとないフォーマルな場に行くことも増えた」とディレクターのJUNNA。「そういったときにまずは百貨店に足を運ぶが、正直これじゃ満足できない、許せない!と感じることも多かった」と話す。

「サンテ」はオケージョンシーンに限らず、着こなし次第では日常のシーンでも使えるバランスやディテールにこだわった。アウターのカラーリングは「エトレ」のシグニチャーであるベージュの色味を混ぜたグレー、ブラック、ネイビーの3色を軸に、インナーで遊び心をもたせる。25年春の大ぶりのフリルをあしらったブラウスは、「普段の私だったら、ワイドパンツにタックアウトで着るけれど、かしこまった場面ではタックインする。するとフリルの下の部分は縫い付けていないので、揺れ動くアクセントになる。オン・オフ両方のシーンでしっかり仕事をしてくれるのが魅力」と語る。

「サンテ」は「エトレトウキョウ」の新宿ルミネ2の実店舗では展開せず、ブランディングとしては世界観を分けていく方針。「ただ、私がインスタライブなどで紹介する中で、『エトレ』のこの服と『サンテ』のこの服は合いますか?という類の質問はきっといただけるはず。そういうご質問にはお客さま目線に立ち、きっちりお返事できるようにする」。主に百貨店などでのポップアップ展開で認知を広め、「将来的には単体ブランドとして独り立ちできるところまで持っていきたい」。

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「エトレトウキョウ」JUNNAの“これじゃ許せない!”から生まれた勝負服

TSI傘下HYBESの「エトレトウキョウ(ETRE TOKYO)」は、高価格帯ライン「サンテ(SANTE)」を来春スタートする。

フランス語で“乾杯”を意味するブランド名から想起するように、パーティーなど華やかなシーンでの着用を想定したドレッシーな装いを提案する。上質な素材とテーラリングにこだわったジャケット&パンツを軸に、価格帯はジャケットが6万円〜、ワンピースが4万円〜と、「エトレトウキョウ」よりも一格上に設定した。

昨春に伊勢丹新宿本店でテスト販売し、手応えを得たことで正式ローンチに至った。「百貨店はミセス、キャリアフロアのブランド・商品ラインアップが固定化する中で、新客獲得のフックになる感度の高いブランドを求めている」と二階戸貴志HYBES社長。そんな百貨店側のニーズとも合致する形で、「サンテ」は「エトレトウキョウ」にはなかった百貨店の上顧客とのタッチポイントを狙う。

百貨店に行っても
欲しい勝負服がない!

「私自身年齢を重ねて、一昨年に結婚もした。『エトレトウキョウ』の服だと少し心もとないフォーマルな場に行くことも増えた」とディレクターのJUNNA。「そういったときにまずは百貨店に足を運ぶが、正直これじゃ満足できない、許せない!と感じることも多かった」と話す。

「サンテ」はオケージョンシーンに限らず、着こなし次第では日常のシーンでも使えるバランスやディテールにこだわった。アウターのカラーリングは「エトレ」のシグニチャーであるベージュの色味を混ぜたグレー、ブラック、ネイビーの3色を軸に、インナーで遊び心をもたせる。25年春の大ぶりのフリルをあしらったブラウスは、「普段の私だったら、ワイドパンツにタックアウトで着るけれど、かしこまった場面ではタックインする。するとフリルの下の部分は縫い付けていないので、揺れ動くアクセントになる。オン・オフ両方のシーンでしっかり仕事をしてくれるのが魅力」と語る。

「サンテ」は「エトレトウキョウ」の新宿ルミネ2の実店舗では展開せず、ブランディングとしては世界観を分けていく方針。「ただ、私がインスタライブなどで紹介する中で、『エトレ』のこの服と『サンテ』のこの服は合いますか?という類の質問はきっといただけるはず。そういうご質問にはお客さま目線に立ち、きっちりお返事できるようにする」。主に百貨店などでのポップアップ展開で認知を広め、「将来的には単体ブランドとして独り立ちできるところまで持っていきたい」。

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【2024年クリスマスコフレ】「モルトンブラウン」からホリデーコレクション 特別なアドカレも

英国発のフレグランスブランド「モルトンブラウン(MOLTON BROWN)」は10月30日、11月13日、12月4日に、ホリデーコレクションを発売する。アドベントカレンダーやホリデー限定の香り、華やかな特別パッケージに包まれたギフトセットなど、豊富なラインアップを用意した。

10月30日発売アイテム

“モルトンブラウン アドベントカレンダー”

ゴールドのマーブル模様で彩られた煌びやかな限定ボックスに、シャワージェルやボディローションなどのボディーケアアイテムから、ハンドケア、オードパルファンまで、豪華アイテムを詰め込んだ。価格は4万4000円。新丸ビル店、玉川高島屋S・C店、中日ビル店、神戸BAL店、阪急うめだ本店及び公式オンラインストア限定で販売する。

“フェスティブヴィンテージ エルダーフラワー”

限定フレグランス“フェスティブヴィンテージ エルダーフラワー”は、シャンパンに着想した華やかなフローラルフルーティの香り。はじけるようなグレープフルーツ、アロマティックなベチバー、エレガントなエルダーフラワーのブレンドで、セレブレーションタイムの高揚感と期待感を表現した。

ラインアップは、ハンドウォッシュ(300mL、4730円)、ハンドローション(300mL、5280円)、 バス&シャワージェル(300mL、5280円)、ボディーローション(300mL、6160円)、ボーブル型バス&シャワージェル(75mL、2970円)の全5アイテム。

“マーヴェラス マンダリン&スパイス”

限定フレグランス“マーヴェラス マンダリン&スパイス”は、シンプルで美味しい英国伝統のクリスマスケーキのレシピをイメージした香り。ジューシーなマンダリン、スパイシーなシナモンと、贅沢なアンバーをブレンドしている。

ラインアップは、ハンドウォッシュ(300mL、4730円)、ハンドローション(300mL、5280円)、ボーブル型バス&シャワージェル(75mL、2970円)の全3アイテム。

11月13日発売アイテム

限定デザインの“インフィニットボトル”

ラグジュアリーなデザインと資源の循環に配慮したこのバス&シャワージェル“インフィニットボトル”シリーズから、“ブラックペッパー”“ピンクペッパー”“サイプレス&シーフェンネル”の3種類を限定デザインで用意した。価格は全て7480円。

“フェスティブボーブル”

クリスマスツリーのオーナメントを模したボーブル型のボトルに、バス&シャワージェルを詰めた“フェスティブボーブル”(全4種、各75mL、各2750円)が登場。今年は宝石をイメージしたデザインで、使用後はツリーに飾って楽しめる。

さらに、“フェスティブボーブル”から“ピンクペッパー”“デリシャス ルバーブ&ローズ”“ワイルドミント&ラバンジン”の3種をセットにした“フェスティブ ボーブル コレクション”(6930円)も発売する。

“フローラル&スパイシー クラッカー”

“ピンクペッパー”“オレンジ&ベルガモット”“ジンジャーリリー”“フローラ ルミナーレ”の4つの香りのバス&シャワージェル(各50mL)をセットにした。価格は3960円。

“ウッディ&アロマティック クラッカー”

“ブラックペッパー”“サンリット クレメンタイン&ベチバー”“ワイルドミント&ラバンジン”“ネオンアンバー”の4つの香りのバス&シャワージェル(各50mL)をセットにした。価格は3960円。

“ストッキングフィラー コレクション”

潮風とクールなスパイスの爽やかな香りから、陽が照らすユートピアを表現したフローラルな香りまで、10個の香りのバス&シャワージェル(各50mL)をボックスに収めた。価格は8250円。

“オレンジ&ベルガモット ホームフレグランス コレクション”

セビリアのオレンジオイル、マンダリン、ネロリをブレンドした上品なシトラスの香りの“オレンジ&ベルガモット”シリーズから、 アロマリード(150mL)とレフィル(150mL)をセットにした。価格は1万4300円。

“ブラックペッパー ボディケア レフィル コレクション”

ブラックペッパー、ジンジャー、ベチバーのブレンドによる、スパイシーで温かみのある香りの“ブラックペッパー“シリーズから、“バス&シャワージェル インフィニットボトル”(400mL)とバス&シャワージェル(400mL)をセットにした。価格は1万2100円。

“ローズデューン フレグランス コレクション”

アラビア砂漠の神秘的な美しさを表現したアンバリーローズの香りの“ローズデューン”コレクションから、オードパルファン(100mL)とバス&シャワージェル(300mL)をセットにした。価格は2万6400円。

12月4日発売アイテム

“ウッディ&フローラル フレグランス ディスカバリー コレクション”

“ブラックペッパー”“サイプレス&シーフェンネル”“ピンクペッパー”“ローズデューン”の4つの香りのオードパルファン(7.5mL)をセットにした。価格は1万1330円。

“オレンジ&ベルガモット ハンドケア レフィル コレクション”

“オレンジ&ベルガモット”シリーズからハンドウォッシュ(200mL)とレフィル(400mL)をセットにした。価格は1万230円。

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【2024年クリスマスコフレ】「モルトンブラウン」からホリデーコレクション 特別なアドカレも

英国発のフレグランスブランド「モルトンブラウン(MOLTON BROWN)」は10月30日、11月13日、12月4日に、ホリデーコレクションを発売する。アドベントカレンダーやホリデー限定の香り、華やかな特別パッケージに包まれたギフトセットなど、豊富なラインアップを用意した。

10月30日発売アイテム

“モルトンブラウン アドベントカレンダー”

ゴールドのマーブル模様で彩られた煌びやかな限定ボックスに、シャワージェルやボディローションなどのボディーケアアイテムから、ハンドケア、オードパルファンまで、豪華アイテムを詰め込んだ。価格は4万4000円。新丸ビル店、玉川高島屋S・C店、中日ビル店、神戸BAL店、阪急うめだ本店及び公式オンラインストア限定で販売する。

“フェスティブヴィンテージ エルダーフラワー”

限定フレグランス“フェスティブヴィンテージ エルダーフラワー”は、シャンパンに着想した華やかなフローラルフルーティの香り。はじけるようなグレープフルーツ、アロマティックなベチバー、エレガントなエルダーフラワーのブレンドで、セレブレーションタイムの高揚感と期待感を表現した。

ラインアップは、ハンドウォッシュ(300mL、4730円)、ハンドローション(300mL、5280円)、 バス&シャワージェル(300mL、5280円)、ボディーローション(300mL、6160円)、ボーブル型バス&シャワージェル(75mL、2970円)の全5アイテム。

“マーヴェラス マンダリン&スパイス”

限定フレグランス“マーヴェラス マンダリン&スパイス”は、シンプルで美味しい英国伝統のクリスマスケーキのレシピをイメージした香り。ジューシーなマンダリン、スパイシーなシナモンと、贅沢なアンバーをブレンドしている。

ラインアップは、ハンドウォッシュ(300mL、4730円)、ハンドローション(300mL、5280円)、ボーブル型バス&シャワージェル(75mL、2970円)の全3アイテム。

11月13日発売アイテム

限定デザインの“インフィニットボトル”

ラグジュアリーなデザインと資源の循環に配慮したこのバス&シャワージェル“インフィニットボトル”シリーズから、“ブラックペッパー”“ピンクペッパー”“サイプレス&シーフェンネル”の3種類を限定デザインで用意した。価格は全て7480円。

“フェスティブボーブル”

クリスマスツリーのオーナメントを模したボーブル型のボトルに、バス&シャワージェルを詰めた“フェスティブボーブル”(全4種、各75mL、各2750円)が登場。今年は宝石をイメージしたデザインで、使用後はツリーに飾って楽しめる。

さらに、“フェスティブボーブル”から“ピンクペッパー”“デリシャス ルバーブ&ローズ”“ワイルドミント&ラバンジン”の3種をセットにした“フェスティブ ボーブル コレクション”(6930円)も発売する。

“フローラル&スパイシー クラッカー”

“ピンクペッパー”“オレンジ&ベルガモット”“ジンジャーリリー”“フローラ ルミナーレ”の4つの香りのバス&シャワージェル(各50mL)をセットにした。価格は3960円。

“ウッディ&アロマティック クラッカー”

“ブラックペッパー”“サンリット クレメンタイン&ベチバー”“ワイルドミント&ラバンジン”“ネオンアンバー”の4つの香りのバス&シャワージェル(各50mL)をセットにした。価格は3960円。

“ストッキングフィラー コレクション”

潮風とクールなスパイスの爽やかな香りから、陽が照らすユートピアを表現したフローラルな香りまで、10個の香りのバス&シャワージェル(各50mL)をボックスに収めた。価格は8250円。

“オレンジ&ベルガモット ホームフレグランス コレクション”

セビリアのオレンジオイル、マンダリン、ネロリをブレンドした上品なシトラスの香りの“オレンジ&ベルガモット”シリーズから、 アロマリード(150mL)とレフィル(150mL)をセットにした。価格は1万4300円。

“ブラックペッパー ボディケア レフィル コレクション”

ブラックペッパー、ジンジャー、ベチバーのブレンドによる、スパイシーで温かみのある香りの“ブラックペッパー“シリーズから、“バス&シャワージェル インフィニットボトル”(400mL)とバス&シャワージェル(400mL)をセットにした。価格は1万2100円。

“ローズデューン フレグランス コレクション”

アラビア砂漠の神秘的な美しさを表現したアンバリーローズの香りの“ローズデューン”コレクションから、オードパルファン(100mL)とバス&シャワージェル(300mL)をセットにした。価格は2万6400円。

12月4日発売アイテム

“ウッディ&フローラル フレグランス ディスカバリー コレクション”

“ブラックペッパー”“サイプレス&シーフェンネル”“ピンクペッパー”“ローズデューン”の4つの香りのオードパルファン(7.5mL)をセットにした。価格は1万1330円。

“オレンジ&ベルガモット ハンドケア レフィル コレクション”

“オレンジ&ベルガモット”シリーズからハンドウォッシュ(200mL)とレフィル(400mL)をセットにした。価格は1万230円。

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TSIがユニバーサルデザインの「MOVE WEAR」を発表 ALS患者に向けた“身体を拡張する”衣装

TSIホールディングス(以下、TSI)は、全身の筋肉が徐々に動かせなくなる難病、筋萎縮性側索硬化症(ALS)の患者に向けたデザインプロジェクト「MOVE WEAR」を発表した。オリィ研究所所長でロボット開発者の吉藤オリィ氏と共同で取り組む。制作した衣装は、11月24日開催の音楽イベント「MOVE FES 2024」で、ALS患者である武藤将胤氏が着用する。

10月7日、東京・青山のTSI本社で記者発表会を行った。TSIにとって初めてのユニバーサルデザインで、コートとパンツの2型を用意する。武藤氏は「全体的に軽く、ストレッチも効いている。長時間着ていても快適で、着心地が良い」と太鼓判を押す。コートは上半身、下半身、袖と3つのパーツに分けることができ、肩幅も調整可能。また、光が当たるとオーロラに反射する“リフレクタープリント”を採用し、イベント会場では視覚効果を、日常生活では夜間視認性を生み出す衣装を目指した。担当した大澤凱心デザイナーは、「このデタッチャブルなデザイン設計により、介護もしやすくなるだろう」と話す。

記者発表会中、何度も出てきたのが“車いすごと着られる服”と“身体の拡張“という言葉。吉藤氏は、平均寿命と健康平均寿命に約10年のギャップがあることを指摘し、車いすの使用は他人事でないと続ける。「今はまだ周辺機器と見なされる車いすを、(眼鏡のように)ファッションアイテム化できるのか。そしてアイデンティティーとして体の一部とみなすことはできるのか。これをテーマに据え、衣装制作に至った」。

TSIの下地毅社長は、ビジネスとして拡張していくとも語り、商品化にも前向きな姿勢だ。「実は数年前からユニバーサルデザインを研究していた。まだ商いとして時間がかかるかもしれないが、今回のプロジェクトはその一歩になった」とコメントした。

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「アシックス」とロッテがコラボ チョコレートの製造過程で出たカカオ豆の皮を有効活用

「アシックス(ASICS)」は10月10日、ロッテとコラボしたスニーカーを発売する。大人用の“ゲル1130(GEL-1130)”は22.5〜29.0、30.0、31.0cmのサイズ展開で、価格は1万5400円。子ども用の“ゲル1130 PS(GEL-1130 PS)”は17.0、17.5、18.5、19.5、20.0、21.0、22.0cmをそろえ、価格は1万1000円だ。「アシックス」原宿フラッグシップ、大阪心斎橋および、公式オンラインストアで取り扱う。

アッパーとソールには“カカオハスク”を使用

同スニーカーは、“食べる幸せ、履く幸せ”をコンセプトに製作。チョコレートの製造過程で出た“カカオハスク(カカオ豆の皮)”を使用したのが特徴で、アッパーの生地を染める際の染料や人工皮革のほか、ラバー素材のソールにカカオハスクを使用した。

カラーは、ミルクチョコレートをほうふつとさせる明るいブラウンをベースに、ゴールドとロッテのイメージカラーであるレッドをあしらい、“ガーナチョコレート”をモチーフにデザインした。また、生地の端をほつれさせることで立体感を出し、クリアプリント加工を施すことでチョコレート特有のつや感を表現したほか、ラッピングペーパーは“ガーナチョコレート”の銀の包み紙にインスパイアされたデザインを採用する遊び心も加えた。

アイテム詳細

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「ミルフィー」の“肉球パレット”に新3色追加 ミニチュアカプセルトイも登場

コスメブランドの「ミルフィー(MILLFEE)」は10月3日、“ 肉球パレット”として人気の“ミャオパウズアイシャドウパレット”(全7種、各1760円)の新3色を発売した。公式オンラインストア、コスメデリ、キュー10で取り扱う。10月中旬からは、ロフト、プラザ、ハンズ、アインズ&トルペ、アットコスメで約1ヶ月間の先行販売、11月中旬から全国のバラエティーストアで販売を開始する。また、同商品を模したミニチュアキーホルダーのカプセルトイを10月中旬から販売する。

各種SNSで1日で7万いいねを獲得したアイシャドウパレット

同商品は、猫の性格をイメージしたカラーや名前で展開。 XやTikTokなどのSNSで話題になり、発売開始から1日で合計7万いいね以上を獲得した。肉球デザインのパレットにベースカラー、締め色、ラメの5色をセットし、柔らかい粉体でふんわりと発色する。

猫の性格をイメージした配色

新色は、パーソナルカラーを問わず使いやすいニュートラルなカラーも用意した。

“05 アイドル”は、肌馴染みの良いコーラルピンクがナチュラルな血色感を与える。使いやすいベージュとブラウンカラーの”06 ひとみしり”には、濡れ感のあるラメを合わせ、青みピンクの“07 おもわせぶり”は、パステルカラーのピンクと透明感を与えるブルーのラメをセットし、猫の瞳のように澄んだ目元を演出する。

4色をセットしたコンプリートボックス

 

新3色に加え既存色の"03 ツンデレ”を含む “コンプリートボックス(7040円)”も用意。公式オンラインストア限定で取り扱う。

ミニチュアキーホルダーのカプセルトイも登場!

また、ブシロードクリエイティブから、同商品そっくりでミニチュアサイズのカプセルトイが登場する。既存色の“01 甘えんぼ”、“02 わがまま”、“03 ツンデレ”、新色“06 おもわせぶり”の全4種で料金は1回400円。10月下旬から全国のカプセルトイ専門店で順次販売する。

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「マキアージュ」初の医薬部外品リップが登場 唇の荒れを防ぐ薬用有効成分を配合

「マキアージュ(MAQUILLAGE)」は11月21日、ブランド初の医薬部外品リップ“ドラマティックエッセンスリップケア”【医薬部外品】(2420円※編集部調べ)を発売する。唇の荒れを防ぐ薬用有効成分として、グリチルレチン酸ステアリルを配合した。ルージュの発色を邪魔しないノーカラータイプで、ナイトケアにも利用できる。

透明艶ぷる唇が持続する滑らかテクスチャー

厳選された濃密美容オイルと保湿美容成分も配合している同商品は、ほのかなフルーティフローラルな香りに仕上げた。するすると伸びるなめらかなテクスチャーで、付けたての潤い感と艶感が長時間持続。潤い感のある滑らかな感触で唇をトリートメントしつつ、プランプしたようなふっくらとした唇へと導く。

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「マキアージュ」初の医薬部外品リップが登場 唇の荒れを防ぐ薬用有効成分を配合

「マキアージュ(MAQUILLAGE)」は11月21日、ブランド初の医薬部外品リップ“ドラマティックエッセンスリップケア”【医薬部外品】(2420円※編集部調べ)を発売する。唇の荒れを防ぐ薬用有効成分として、グリチルレチン酸ステアリルを配合した。ルージュの発色を邪魔しないノーカラータイプで、ナイトケアにも利用できる。

透明艶ぷる唇が持続する滑らかテクスチャー

厳選された濃密美容オイルと保湿美容成分も配合している同商品は、ほのかなフルーティフローラルな香りに仕上げた。するすると伸びるなめらかなテクスチャーで、付けたての潤い感と艶感が長時間持続。潤い感のある滑らかな感触で唇をトリートメントしつつ、プランプしたようなふっくらとした唇へと導く。

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「LINEギフト」で送れる2024年クリスマスコフレ 「YSL」や「ジョーマローン」の限定アイテム

LINEヤフーが提供する「LINE」を通じてプレゼントを送るサービス「LINEギフト」は12月26日まで、2024年のクリスマスコフレ特集を公開する。限定品や先行販売品を含むさまざまなクリスマスコフレを取り扱う。一部のアイテムでは、商品に名前やホリデー限定モチーフを刻印する“名入れ機能”にも対応する。

「YSL」からは「LINEギフト」限定セットも

「エスティ ローダー(ESTEE LAUDER)」の“メークアップ コレクション 2024”(1万8700円)や「ボビイ ブラウン(BOBBI BROWN)」の“スモーキー グリーム アイシャドウ パレット”(8580円)を先行発売するほか、「LINEギフト」限定で「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT)」のアイコンリップスティック“ラブシャイン”から、色違いのリップとバームのセットが登場する。

流通総額は前年比78%増 成長を続けるビューティカテゴリー


「LINEギフト」のビューティカテゴリーの商品は、誕生日祝いのほか、母の日をはじめとした季節のイベントなど、年間を通したさまざまなシーンで贈り物として活用できる。ビューティーカテゴリーの年間流通額は前年比78%増を記録(2022年9月16日〜23年9月15日と23年9月16日〜24年9月15日の期間中における、ビューティカテゴリーの流通額を比較)した。スキンケアやメイクアップ、ヘアケアなどの豊富なラインアップに加え、もらった人が色や香りを選べる機能などのギフトサービスも好評だ。

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「LINEギフト」で送れる2024年クリスマスコフレ 「YSL」や「ジョーマローン」の限定アイテム

LINEヤフーが提供する「LINE」を通じてプレゼントを送るサービス「LINEギフト」は12月26日まで、2024年のクリスマスコフレ特集を公開する。限定品や先行販売品を含むさまざまなクリスマスコフレを取り扱う。一部のアイテムでは、商品に名前やホリデー限定モチーフを刻印する“名入れ機能”にも対応する。

「YSL」からは「LINEギフト」限定セットも

「エスティ ローダー(ESTEE LAUDER)」の“メークアップ コレクション 2024”(1万8700円)や「ボビイ ブラウン(BOBBI BROWN)」の“スモーキー グリーム アイシャドウ パレット”(8580円)を先行発売するほか、「LINEギフト」限定で「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT)」のアイコンリップスティック“ラブシャイン”から、色違いのリップとバームのセットが登場する。

流通総額は前年比78%増 成長を続けるビューティカテゴリー


「LINEギフト」のビューティカテゴリーの商品は、誕生日祝いのほか、母の日をはじめとした季節のイベントなど、年間を通したさまざまなシーンで贈り物として活用できる。ビューティーカテゴリーの年間流通額は前年比78%増を記録(2022年9月16日〜23年9月15日と23年9月16日〜24年9月15日の期間中における、ビューティカテゴリーの流通額を比較)した。スキンケアやメイクアップ、ヘアケアなどの豊富なラインアップに加え、もらった人が色や香りを選べる機能などのギフトサービスも好評だ。

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「ラッシュ」が新作フレグランス全12種を10月10日に一斉発売 世界的香水評論家に支持された香りも

「ラッシュ(LUSH)」は10月10日、新作のフレグランス全12種(うちボディースプレー1種)を発売する。今回発売するのは、幅広い人に多様な香りのバリエーションを楽しんでもらうためのコレクション“コアレンジ”から4種と、よりニッチなフレグランスシリーズの“パフュームライブラリー”から7種、ボディースプレー1種の計12種類の香りだ。同アイテムは「ラッシュ」の店舗と公式オンラインストアで販売する。なお、“パフュームライブラリー”の7種は「ラッシュ」新宿店と公式オンラインストアのみで取り扱う。

香りのバリエーションを楽しめる“コアレンジ”

“コアレンジ”からは、キャラメルやビスケットなどを彷彿とさせるグルマン系の“チェルシーモーニング”(30mL、4900円/100mL、9800円)、ブラックカラントとローズが重なり優しい温もりを感じられる“ノーウェイトゥセイグッバイ”(30mL、4900円/100mL、9800円)、ハチミツとタバコの対比が奥深さを演出する“ザ ビーズ ニーズ”(30mL、6630円/100mL、1万3260円)。

ほか、“匂いの帝王”とも呼ばれる世界的な香水評論家ルカ・トゥリン(Luca Turin)氏が“世紀の傑作”と評した、ビンテージのレザージャケットを思わせるスモーキーな香り立ちの“ビーガンレザージャケット”(30mL、6630円/100mL、1万3260円)も発売する。

ニッチな香りが特徴の“パフュームライブラリー”

“パフュームライブラリー”では、1960年代に人気を博したイギリスのロックバンドThe Zombiesの楽曲から着想を得た“タイムオブザシーズン”(100mL、2万1300円)やカナダのシンガーソングライター、レナード・コーエン(Leonard Cohen)の楽曲の一節をイメージした“ザ デュウ オン ゼア ヘムズ”(100mL、2万1300円)など、音楽からインスピレーションを得た香りのほか、調香師のエマ・ヴィンセント(Emma Vincent)が旅先での体験や風景を香りに落とし込んだものなど7つの香りをそろえる。

英国のお菓子、マレーミントに着想を得たボディースプレー

“ミスターウォレット ボディスプレー”(200mL、6430円)は、「ラッシュ」共同創業者のマーク・コンスタンティン(Mark Constantine)が調香。香りは、イギリスで4半世紀以上にわたって愛されているペパーミントと糖蜜で味付けされたお菓子、マレーミントをイメージした。

商品一覧

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「ラッシュ」が新作フレグランス全12種を10月10日に一斉発売 世界的香水評論家に支持された香りも

「ラッシュ(LUSH)」は10月10日、新作のフレグランス全12種(うちボディースプレー1種)を発売する。今回発売するのは、幅広い人に多様な香りのバリエーションを楽しんでもらうためのコレクション“コアレンジ”から4種と、よりニッチなフレグランスシリーズの“パフュームライブラリー”から7種、ボディースプレー1種の計12種類の香りだ。同アイテムは「ラッシュ」の店舗と公式オンラインストアで販売する。なお、“パフュームライブラリー”の7種は「ラッシュ」新宿店と公式オンラインストアのみで取り扱う。

香りのバリエーションを楽しめる“コアレンジ”

“コアレンジ”からは、キャラメルやビスケットなどを彷彿とさせるグルマン系の“チェルシーモーニング”(30mL、4900円/100mL、9800円)、ブラックカラントとローズが重なり優しい温もりを感じられる“ノーウェイトゥセイグッバイ”(30mL、4900円/100mL、9800円)、ハチミツとタバコの対比が奥深さを演出する“ザ ビーズ ニーズ”(30mL、6630円/100mL、1万3260円)。

ほか、“匂いの帝王”とも呼ばれる世界的な香水評論家ルカ・トゥリン(Luca Turin)氏が“世紀の傑作”と評した、ビンテージのレザージャケットを思わせるスモーキーな香り立ちの“ビーガンレザージャケット”(30mL、6630円/100mL、1万3260円)も発売する。

ニッチな香りが特徴の“パフュームライブラリー”

“パフュームライブラリー”では、1960年代に人気を博したイギリスのロックバンドThe Zombiesの楽曲から着想を得た“タイムオブザシーズン”(100mL、2万1300円)やカナダのシンガーソングライター、レナード・コーエン(Leonard Cohen)の楽曲の一節をイメージした“ザ デュウ オン ゼア ヘムズ”(100mL、2万1300円)など、音楽からインスピレーションを得た香りのほか、調香師のエマ・ヴィンセント(Emma Vincent)が旅先での体験や風景を香りに落とし込んだものなど7つの香りをそろえる。

英国のお菓子、マレーミントに着想を得たボディースプレー

“ミスターウォレット ボディスプレー”(200mL、6430円)は、「ラッシュ」共同創業者のマーク・コンスタンティン(Mark Constantine)が調香。香りは、イギリスで4半世紀以上にわたって愛されているペパーミントと糖蜜で味付けされたお菓子、マレーミントをイメージした。

商品一覧

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「シュウ ウエムラ」がデジタル依存症に関する啓発活動を開始 TikTokクリエイター・タレントの景井ひながメディア発表会に登壇

「シュウ ウエムラ(SHU UEMURA)」は日本デジタルウェルビーイング協会(JDWA)とパートナーシップを結び、「コネクテッド ノット アディクテッド / リアルにつながろう」キャンペーンをデジタルの日にちなみ10月7日に開始した。専門家と協力してワークショップを開催し、若者たちが人とのつながりを感じながら現実世界での可能性を存分に実現し、デジタルのメリットも最大限享受できる、健康的なバランスを見つけるサポートを提供する。

JDWAは、公認心理士や臨床心理士、社会福祉士として活動し、デジタル依存症や関連問題を中心にメンタルヘルスサポートに幅広い経験を持つ森山沙耶が2023年12月に設立した団体。乳幼児から大人まで全ての人が身体的・精神的・社会的に良好な状態を保ちながらデジタルを利用できることをサポートし、デジタルウェルビーイングという考え方や、ウェルビーイングを実現するためのデジタル利用のあり方を社会に浸透できるよう活動する。

スピードの速いデジタル社会でさまざまな社会問題が生じている中、「シュウ ウエムラ」はアジアの若者たちの心身の健康に影響を及ぼすデジタル依存症に着目した。デジタル依存症とは、デジタルの使用をコントロールできず、デジタルに多くの時間を費やすことにより社会生活や心身の健康に支障をきたしている状態。脳の発達を阻害し、記憶力や注意力の低下を招く恐れがあるほか、体のリズムが崩れ、睡眠障害や頭痛の原因になる。人とのつながりを害することもあるという。

「シュウ ウエムラ」は、「コネクテッド ノット アディクテッド / リアルにつながろう」というメッセージの下、オンラインとオフラインのより良いバランスを提唱する。同ブランドのウェブサイトにデジタル依存度がチェクできるコンテンツを用意したほか、デジタルデバイスの使用をコントロールする方法としては、スクリーンタイムで使用時間を制限することや、通知をオフにする、寝る前はSNSやゲームをしない、デジタルデトックスをするなどを訴求する。

TikTokクリエイター・タレントの景井ひな
がメディア発表会に登壇

同日に開催したメディア発表会には、TikTokクリエイター・タレントの景井ひなが登壇した。景井は仕事の関係上、食事中から入浴中まで、寝るとき以外はほぼ1日中デジタルデバイスを使用しているという。使用時間の長さからデジタル依存症を懸念したが、「プライベートではそんなにSNSに興味がなく、趣味は美術館やサウナへ行くこと。デジタルデバイスの使用時間はコントロールできている」とのことで、依存のリスクは低いという判断になった。「使用時間だけが依存症ではないと知ることができて良かった。ゲームが好きなので、プレイ時間をよりコントロールできるように気をつけたい」と景井。森山=JDWA代表理事は、「デジタル依存症の問題意識を持ちながらも、何もせずに過ごしている人が多い。『シュウ ウエムラ』のウェブサイトでは、デジタル依存のセルフチェックをできるので、生活を見直すきっかけにしてほしい」と話した。

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ワールドアンバーが協業するイキツケが初のポップアップを開催

ワールドグループで、専門店に向けた卸販売を行うワールドアンバーは10月11〜21日の間、2023年春夏から協業し2シーズン目を迎えるセレクトショップ、イキツケ(IKITSUKE)と共に「ユナイテッドアローズ グリーンレーベル リラクシング(UNITED ARROWS GREEN LABEL RELAXING)」3店舗およびオンラインストアでポップアップを開催する。イキツケがセレクトショップでポップアップを行うのは初だ。

イキツケは、“リラックスエレガンスなヒト・モノ・オミセを通じてライフスタイルを豊かにする”をコンセプトに大手セレクトショップ出身の山本顕子・幸正夫妻が2018年に世田谷区赤堤に1号店をオープン。以降、京王線沿線に3店舗(下高井戸店、笹塚店、上北沢店)を展開している。

ポップアップ概要

■「イキツケ」ポップアップ
期間:10月11〜21日
場所:・グリーンレーベル リラクシング ルミネ新宿2店
   ・グリーンレーベル リラクシング ルミネ池袋店
   ・グリーンレーベル リラクシング ルミネ大宮2店
住所:・ルミネ新宿店 東京都新宿区新宿3丁目38-2 2階
   ・ルミネ池袋店 東京都豊島区西池袋1丁目11-1
   ・ルミネ大宮店 埼玉県さいたま市大宮区錦町630

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【2名様にプレゼント】「ノリエノモト」のバッグ“サムディソワール” 黒を基調としたユニセックスデザイン

榎本紀子がデザインを手掛ける「ノリエノモト(NORI ENOMOTO)」は、ユニセックスデザインバッグ“サムディソワール”を公式ECにて10月10日から、名古屋で行うポップアップにて10月19日から限定販売する。

ユニセックスデザイン
クロスボディーバッグとしても

同バッグは、曲線を描くボディーのユニセックスデザイン。大きさは、38.5×47.5cmで、収納力も備える。両側を折り畳み、コンパクトにも持ち運べるほか、独特なうねりをデザインしたベルトが付属、クロスボディーバッグとしても楽しめる。

カラーは、ブラック、シルバー、ベージュを展開する。イメージビジュアルは、アパレルやジュエリーブランドを手掛けるほか、動画制作やコンサルティング、キャスティング業も行う金山大成が担当した。

公式ECサイト販売期間

日程:10月10日 21:00〜11日 11:59

ポップアップ概要

日程:10月19日、20日
時間:11:00~19:00
場所:UNEVEN HUB STORE
住所:名古屋市西区天塚町1丁目108-1

「ノリエノモト」のバッグ“サムディソワール”を
2名様にプレゼント!

「WWDJAPAN」は、「ノリエノモト」のバッグ“サムディソワール”を合計2名様にプレゼントする。

【キャンペーン詳細】

<募集期間>
10月7日(月)〜11月4日(月)

<対象プレゼント>
・「ノリエノモト」のバッグ“サムディソワール”(6万3800円)
色:ブラック(2名様)


【応募要項】

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・読者プレゼントの情報をメルマガで定期的に配信しています。ぜひ、「メールマガジン配信を希望する」にチェックを入れて登録してください。
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【注意事項】

・応募はお一人様1回のみ有効となります。
・応募者多数の場合は抽選により当選者を決定いたします。
・抽選結果に関するお問い合わせはお受けできませんので、予めご了承ください。
・当選の発表は、賞品の発送をもって代えさせていただきます。
・同業者の方の応募はご遠慮ください。
・当社の判断で応募条件を満たさないと考えられる場合や、応募に関して不正な行為があった場合、当選を取り消させていただく場合がございます。
・本キャンペーンの応募時に発生するインターネット接続料、パケット通信料などの諸経費は応募者のご負担となります。
・本キャンペーンへの参加は、応募者自らの判断と責任において行うものとし、応募に際して応募者に何らかの損害が生じた場合、又は賞品に破損などの不備等があった場合、当社の故意または重過失に起因するものを除きその責任を一切負いません。
・複数のアカウントによる同一人物の応募は無効とさせていただきます。
・個人の属性等、アンケート項目への回答は、統計処理した集計値としてのみ使用いたします。
・当選者の個人情報は、当キャンペーンに関するご連絡および賞品発送にのみ使用いたします。法令により開示を求められた場合を除き、応募者の同意なしに第三者に対して開示・提供することはありません。この点については、下記プライバシーポリシーをご参照ください。
>プライバシーポリシーはこちら

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ビームス ジャパンが公開55周年の「男はつらいよ」とコラボ ウエアからお菓子まで豊富に用意

ビームス ジャパン(BEMAS JAPAN)は10月17日、シリーズ1作目の公開から55周年を迎えた渥美清主演の映画シリーズ「男はつらいよ」とコラボしたアイテムを発売する。ビームス ジャパン 新宿、渋谷、京都および、公式オンラインストアで扱う。

寅さんが着ていたダボシャツやお守り風ネックポーチなど

同コラボでは、“寅さん”が着用していた衣装をベースにしたダボシャツ(7700円)や合切袋(1万1000円)に加え、イラストレーター、いぬんこによる書き下ろしイラストをあしらったTシャツ(6820円)などのウエアのほか、松竹のある東銀座や銀座にゆかりのある「銀座 松崎煎餅」や「木村屋總本店」、「文明堂」などの老舗企業とコラボしたお菓子などもラインアップ。また同作で浅丘ルリ子演じる、マドンナ・リリーにインスピレーションを得た商品も発売する。「銀座 木村屋總本店」の寅さんとマドンナ・リリーのメロンパンは10月19日、11月2、3日、9日の日程で販売する。

さらに11月2、3日に開催される“寅さんサミット2024”では、ビームスジャパンで定番の中外陶園別注 まねき猫シリーズから、寅さんの衣装をイメージした“まねき猫 寅チェック柄”を限定で販売する。

イベントホームページ

アイテム一覧

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11月に新宿・歌舞伎町でアートナイト「BENTEN」、Chim↑Pomが芸術監督

歌舞伎町アートナイト実行委員会は11月2〜4日の3日間、東京・新宿の歌舞伎町でアートイベント「BENTEN 2024」を開催する。芸術監督をアーティスト集団Chim↑Pom from Smappa!Group(以下、チンポム)が務め、歌舞伎町の元名曲喫茶・キャバレービルの「王城ビル」やラブホテルエリアの能舞台「新宿歌舞伎町能舞台」、歌舞伎町のビルの隙間にあるバー「東京砂漠」など、歌舞伎町を彩る様々な場所で現代アートを軸に、音楽、フード、ファッションなど、国内外の多種多彩なアーティストが作品を展示する。

チンポムのメンバーの一人で実行委員に名を連ねる卯城竜太は「これまで渋谷や高円寺などでイベントや作品制作を行ってきたが、歌舞伎町が一番自由でリミットレス。世界的にも知名度があり、アートコンプレックス(共同体・複合体)を創造する上で日本で一番の場所。今後も1年に1回のペースで開催し、いずれは日本を代表するアートイベントにしたい」という。

リリースの第一弾として中国人アーティストのチェン・ティエンジュオ(Chen Tianzhuo)による大規模インスタレーションや、人気クラブ「Contact」を手掛けるグローバル・ハーツがプロデュースし、REBEL FAMILIAらが出演するオールナイトのDJイベント、会田誠や「途中でやめる」の山下陽光らが飲食や物販を展開する「アー横」、元「快快(ファイファイ)」の演出家の篠田千明、荒川ナッシュ医、渡辺志桜里、FAMEME(ファミミ)らの参加を発表している。

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「ポロ ラルフ ローレン」が伊勢丹新宿店でポップアップ ビンテージから最新コレクションまで

「ポロ ラルフ ローレン(POLO RALPH LAUREN)」は10月9〜15日、伊勢丹新宿本店2階でポップアップストア“ラルフズ・ニューヨーク(Ralph's New York)”をオープンする。

同ポップアップは、「ポロ ラルフ ローレン」のビンテージにフォーカスし、2024年秋のキャンペーン “ラルフズ・ニューヨーク”をテーマに、ビンテージから最新コレクションまで販売する。取り扱いアイテムは、“ウールツイードジャケット”(8万1400円)や、“ポロベア ニット”(13万2000円)、“ラガーシャツ”(2万7500円)など。

“ラルフズ・ニューヨーク”とは、同ブランドが故郷のニューヨークに敬意を表して発表したキャンペーンだ。本物志向、クラシックで洗練されたスタイル、年を重ねるごとに味わい深くなるものへの愛に根ざしたタイムレスなスタイルを称え、ニューヨークの街そのものを表現した。

アイテム例

イベント概要

◾️ “ラルフズ・ニューヨーク(Ralph's New York)”

日程:10月9〜15日
時間:10:00~20:00
場所:伊勢丹新宿本店 2階 センターパーク/ザ・ステージ♯2 
住所:東京都新宿区新宿3-14-1

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「ショパール」の“アルパイン イーグル”の新ビジュアルが登場 ラグビー選手の稲垣啓太が語るメイキングから私生活まで

スイス発ウオッチ&ジュエリーメゾンの「ショパール(CHOPARD)」のウオッチ"アルパイン イーグル"の新ビジュアルが登場する。同ビジュアルには、アンバサダーを務めるラグビー選手の稲垣啓太が“アルパイン イーグル”や“アイスキューブ”のジュエリーを着用して登場。荘厳なアルプスの山々や自然をバックに威厳あるたたずまいをアピールしている。同ブランドは、ビジュアルの公開を記念し、稲垣のインタビューを公開。彼は、撮影の感想から今後の目標、私生活までを語った。

撮影について稲垣は、「アルプスは過酷な場所。自分も過酷な環境の中で強さを発揮できるように練習、努力、鍛錬を行っている。それを撮影で表現したいと思った」と語る。表現の一つとして手の血管の出方までこだわり試行錯誤して撮影に臨んだという。着用した“アルパイン イーグル 41 XP フローズン サミット”は世界に8本しかない貴重なモデル。稲垣は、「重量感、輝きが素晴らしく、身が引き締まる思いだった。この時計の輝きのように、アスリートとして光り続けたい」とコメント。

“笑わない男”として知られる稲垣に、自身の強みを聞くと、「メンタリティー」という答えが返ってきた。「メンタルの準備をした人間のみが実力を発揮できる。常に自分を極限状態まで追い込む必要があると思う。それが自分の強みだ」と話す。“アルパイン イーグル XL クロノ”については、「チタン製なので軽く、さまざまなアクティビティーにふさわしい。スポーツ・ラグジュアリーを象徴する時計だ」。稲垣はジェンダーレスなジュエリー“アイスキューブ”も着用している。「角ばったものが好き」という彼は、連結したキューブとダイヤモンドの輝きのコントラストに感動したようだ。

妻の稲垣貴子と仲睦まじい様子が話題になっている稲垣。“おそろい”という言葉にウキウキするという彼は、妻とおそろいのスマホケースや化粧水を使用しているそうだ。一緒に仕事をする際は、モデルとして活躍する妻からのアドバイスもあるという。「プロではない私に意見を求めてくれる妻は、器が大きいと感じる」。ケガにより、復帰のリハビリ中の稲垣だが、ケガをプラスに捉えている。実戦に戻る一歩手前という彼が目標にしているのは、「フィールドに戻ったとき、圧倒的なパフォーマンスで自分の存在を世界に知らしめることだ」。その意味も込めて稲垣は、「復活の秋」という言葉で自身の気持ちを表現した。

問い合わせ先
ショパール ジャパン プレス
03-5524-8922

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「キス」×「ニューバランス」 “Made in USA 990v4“と初登場の“M1000”を発売

「キス(KITH)」は「ニューバランス(NEW BALANCE)」とコラボレーションし、復刻となる“Made in USA 990v4“(4万4000円)と初登場の“M1000”(2万6400円)を10月8日に「キス トウキョウ」で抽選発売する。両アイテムは“キス101”からインスパイアされたカラーリングで、「キス」のシグネチャーブランディングが随所に施されている

Made in USA 990v4

“Made in USA 990v4”は、メッシュアッパーとスエードのオーバーレイを組み合わせたデザインで、「キス」のムーンロックカラーで仕上げた。「ニューバランス」のシグネチャーであるENCAPミッドソールが、優れたサポート力と耐久性を提供。また、“990”と“Made in USA”のブランディングと、ソックライナーには両ブランドのコラボレーションロゴを施した。

M1000

“M1000”は「キス」のクオリーカラーで展開され、スエードとキャンバスのアッパー、そして極上の快適さを提供する「ニューバランス」のABZORBミッドソールを採用。仕上げのディテールとして、ラバー加工された「N」ロゴや、ヒールとタンに施された「Kith Classic」のロゴが特徴だ。

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「ロペ」と「メゾン ミハラヤスヒロ」がコラボ 限定シューズ2色を発売

ジュンが運営する「ロペ(ROPE)」は10月25日、「メゾン ミハラヤスヒロ(MAISON MIHARA YASUHIRO)」とコラボレーションした限定シューズを発売する。10月11日12時から公式オンラインストアで先行予約を開始し、25日12時から、「ロペ」直営店および公式オンラインストアで販売する。23.5cm〜25cmまでの展開で、価格は3万9600円。

「ミハラ」のシューズモデル“ダフネ”をベーシックカラーでオーダー

昨年の春夏シーズンから「ロペ」のクリエイティブディレクターに就任した齊藤智の“スニーカーを「スポーティエレガンス」なローファーのような存在として作りたい”という思いから、在伊時代より親交の深いデザイナー三原康裕との本コラボレーションが実現した。

海辺のリゾート地に浮かぶ船のフォームをイメージし、「メゾン ミハラヤスヒロ」のフットウエアシリーズから、シューズモデル“ダフネ”を採用。アッパーは合成皮革とナイロン素材のコンビネーション仕様、アウトソールはラバー素材の突起したラグが爪先から踵まで一体化した仕様になっている。カラー展開は、ホワイトとベージュの2色をそろえる。

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足で稼いだ適正価格 石川俊介のカミシヤ日常着「キャッシュ アンド バルバ」本格始動

「マーカ(MARKA)」「マーカウェア(MARKAWARE)」を運営するエグジステンスは、2023年秋に試験的に立ち上げたカシミヤブランド「キャッシュ アンド バルバ(CASH & BARBA)」のアイテム数を拡充し、24-25年秋冬シーズンに本格始動する。デザイナーの石川俊介が原料産地の開拓から生産ラインの確保、デザインまでの全てを手掛け、高品質なカミシアニットの適正価格での提供を目指す。

「キャッシュ アンド バルバ」は、石川が手掛ける「テキスト(TEXT)」からカシミヤのシリーズを独立させたプロジェクトだ。同ブランドでは“日常に行き届くラグジュアリー”を掲げ、全アイテムに高品質なカシミヤとオーガニックな超長綿を用いながら、販路をD2Cに限定することでリーズナブルな価格を実現した。24-25年秋冬シーズンは生産拠点をさらに拡大し、型数は前年の倍以上となる17型100点以上をそろえる。

“メード・イン・アジア”で勝負

生産は全てアジア圏で行う。外モンゴルの、毛足が長いカシミヤ山羊の原毛を使ったモンゴリアンカシミヤは、日常使いに適した耐久性と快適な着心地を備える。価格帯はトップスとパンツのセットアップが5万8300円で、プルオーバー3万800円〜、カーディガン3万5200円〜など。内モンゴル産のキャッシュベイビーシリーズは、プルオーバー6万6000円〜、カーディガン6万9300円〜で、きれいな発色と柔らかい風合いが特徴だ。石川デザイナーがタイの縫製工場を訪れてディレクションしたウーステッドカシミヤのカーディガン(3万9600円)は部分的に手縫いして縫い代を平らに処理し、着心地ときれいなシルエットを追求するなど、カシミヤを熟知する石川デザイナーらしいディテールにもこだわる。同じくインドネシアを訪ねて現地青年と試行錯誤を重ねた新作のカシミヤ混デニムは、ジーンズ2型(共に3万9600円)とジャケット(5万7200円)を用意する。

さらに、往年の名作ドライバーズニットにオマージュを捧げた“あのニット”や、高級ブランドを思わせる“あの色”シリーズなど、遊び心も盛り込んだ。石川デザイナーは「特に、最近のラグジュアリーブランドの植民地ビジネスのようなモノづくりには強く疑問を感じている。表向きにはサステナブルだと発信していても、実際に産地で状況を見たり聞いたりすると、全く違う。異常な価格高騰も続いており、高品質な服にますます手が届きづらくなっている。だから『キャッシュ アンド バルバ』のモノづくりを通じて、カシミヤの魅力やいい服の価値をたくさんの人に知ってもらいたい」と語る。

石川デザイナーが目指すサステナブルなモノづくりには、原料の調達先や生産拠点との密なコミュニケーションが必要不可欠だ。“カシミヤの日常着”の品質と価格帯を支えているのは、石川デザイナーが足で稼いだ信頼関係だろう。自身の拠点を今年1月にシンガポールにも設け、「モンゴルはもちろん、タイやインドネシアなど、今年だけで飛行機の国際線に60回以上は乗っている。こんなデザイナーいないと思う」。今後は超長綿の商品開発も進めて、通年での新作発表を計画する。

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足で稼いだ適正価格 石川俊介のカミシヤ日常着「キャッシュ アンド バルバ」本格始動

「マーカ(MARKA)」「マーカウェア(MARKAWARE)」を運営するエグジステンスは、2023年秋に試験的に立ち上げたカシミヤブランド「キャッシュ アンド バルバ(CASH & BARBA)」のアイテム数を拡充し、24-25年秋冬シーズンに本格始動する。デザイナーの石川俊介が原料産地の開拓から生産ラインの確保、デザインまでの全てを手掛け、高品質なカミシアニットの適正価格での提供を目指す。

「キャッシュ アンド バルバ」は、石川が手掛ける「テキスト(TEXT)」からカシミヤのシリーズを独立させたプロジェクトだ。同ブランドでは“日常に行き届くラグジュアリー”を掲げ、全アイテムに高品質なカシミヤとオーガニックな超長綿を用いながら、販路をD2Cに限定することでリーズナブルな価格を実現した。24-25年秋冬シーズンは生産拠点をさらに拡大し、型数は前年の倍以上となる17型100点以上をそろえる。

“メード・イン・アジア”で勝負

生産は全てアジア圏で行う。外モンゴルの、毛足が長いカシミヤ山羊の原毛を使ったモンゴリアンカシミヤは、日常使いに適した耐久性と快適な着心地を備える。価格帯はトップスとパンツのセットアップが5万8300円で、プルオーバー3万800円〜、カーディガン3万5200円〜など。内モンゴル産のキャッシュベイビーシリーズは、プルオーバー6万6000円〜、カーディガン6万9300円〜で、きれいな発色と柔らかい風合いが特徴だ。石川デザイナーがタイの縫製工場を訪れてディレクションしたウーステッドカシミヤのカーディガン(3万9600円)は部分的に手縫いして縫い代を平らに処理し、着心地ときれいなシルエットを追求するなど、カシミヤを熟知する石川デザイナーらしいディテールにもこだわる。同じくインドネシアを訪ねて現地青年と試行錯誤を重ねた新作のカシミヤ混デニムは、ジーンズ2型(共に3万9600円)とジャケット(5万7200円)を用意する。

さらに、往年の名作ドライバーズニットにオマージュを捧げた“あのニット”や、高級ブランドを思わせる“あの色”シリーズなど、遊び心も盛り込んだ。石川デザイナーは「特に、最近のラグジュアリーブランドの植民地ビジネスのようなモノづくりには強く疑問を感じている。表向きにはサステナブルだと発信していても、実際に産地で状況を見たり聞いたりすると、全く違う。異常な価格高騰も続いており、高品質な服にますます手が届きづらくなっている。だから『キャッシュ アンド バルバ』のモノづくりを通じて、カシミヤの魅力やいい服の価値をたくさんの人に知ってもらいたい」と語る。

石川デザイナーが目指すサステナブルなモノづくりには、原料の調達先や生産拠点との密なコミュニケーションが必要不可欠だ。“カシミヤの日常着”の品質と価格帯を支えているのは、石川デザイナーが足で稼いだ信頼関係だろう。自身の拠点を今年1月にシンガポールにも設け、「モンゴルはもちろん、タイやインドネシアなど、今年だけで飛行機の国際線に60回以上は乗っている。こんなデザイナーいないと思う」。今後は超長綿の商品開発も進めて、通年での新作発表を計画する。

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「ベイクルーズ」が2年振りに大阪でフェス開催 スガシカオ、シシド・カフカらがラインアップ

ベイクルーズ(BAYCREW'S)は10月26、27日、2年振りに“ベイクルーズ フェスティバル”をうめきた公園サウスパークで開催する。本イベントは、”衣食住美を通じて人生の楽しみを提供”をコンセプトにライブやマーケット、フード、ワークショップなどさまざまなコンテンツを用意する。

参加アーティスト

ライブエリアでは、スガシカオ with 今野均ストリングスカルテットやOriginal Love、シシド・カフカ、ALI、Ryohuらが登場する。

マーケットエリア出店店舗

さらに、マーケットエリアでは、“東野デニム”や“ジャーナル スタンダード×ケン カガミ”など物販、フード、ワークショップを含め30店舗以上が出店する。また、ベイクルーズブランドのアウトレット商品とオリジナルアイテムを展開する「ベーセー ストック(B.C STOCK)」による“ベイクルーズ バザール”も開催する。会場では、イレギュラー品の全てを550円均一で販売する。

開催概要

▪️ベイクルーズ フェスティバル‘24 大阪
期間:10月26、27日
場所:うめきた公園サウスパーク
住所:大阪府大阪市北区大深町5番
入場料:無料
※パークエリア入場には、ベイクルーズの会員登録が必要

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花王「セグレタ」がリブランディング ハイプレミアムシリーズ追加で“ラグジュアリー”なブランドとして育成

花王は今秋、エイジングケアブランド「セグレタ(SEGRETA)」をリブランディングする。新たなコンセプト“髪のコアから美しく”を掲げ、新たにハイプレミアムシリーズ“セグレタ プレミア”を追加。10月26日に販売を開始する。また、既存のベーシックシリーズはパッケージを刷新するとともに、洗い流さないトリートメント2種を10月19日に発売する。

「セグレタ」は、髪のエイジングケア研究の知見を生かしたヘアケアブランドとして2007年に誕生した。花王は、ヘアケアで1400円以上のハイプレミアム市場の拡大に着目。同社によると、年齢による髪の変化を感じる世代はハイプレミアム商品を支持するユーザーが多く、商品機能に加え、「洗練された贅沢感」を感じる世界観やパッケージを重視する傾向があるという。それを踏まえ、今回「セグレタ」をリブランディングし、機能美を追求したラグジュアリー感のあるブランドへと育成する。

“セグレタ プレミア”は、「髪に贅を尽くす」のコンセプトのもと、花王における先端技術と成分とともに、デザインや手触り、香りなどの使い心地にこだわったシリーズだ。10月26日からウエルシアグループ、ウエルシアドットコム、花王の公式オンラインショップで先行発売し、順次拡大する。

“セグレタ プレミア 凝縮美容液シャンプー”(200mL、2420円/詰め替え用は150mL、1650円※編集部調べ、以下同)は、シャンプー内のラメラ層に成分を蓄える“ビューティストック技術”を採用し、セグレタシャンプー史上多量の美容液成分を配合した。髪に塗り広げ、髪全体を包み込む“美容液ラッピング洗い”をすることでクリーム泡へ変化し、髪に成分を届けながら洗い上げる。

“セグレタ プレミア 質感変化トリートメント”(200g、2420円※同)は、濃厚なテクスチャーで豊かな美容液成分が髪の深層まで浸透する。“疑似キューティクルコーティング技術”を採用し、髪表面の損傷部分を集中的に補修することで、うねりを抑えて滑らかな手触りに導く。天然由来成分99%の洗い流さないトリートメント“セグレタ プレミア 高濃度美容液オイル”(50mL、2420円※同)と“セグレタ プレミア 艶ときデタングルブラシ”(4400円※同)をそろえる。香りはシリーズ共通で、ジャパニーズ・ローズの華やかな香りを主役にゼラニウムやイランイランなどをブレンドし、奥行きを感じる香りに仕上げた。

ベーシックシリーズのシャンプーとコンディショナーは価格と内容量は据え置きで、洗練された贅沢感を感じるパッケージデザインに刷新。上質感がありながら日常使いができるシリーズを目指した。新たにラインアップする洗い流さないトリートメントは、“セグレタ シアーコート ヘアミスト”(170mL、1430円※同)“セグレタ スムースフィット ヘアオイル”(60mL、1540円※同)。両方とも重くならない軽やかな使用感で大人の髪に適するアイテムだ。

花王は、ヘアケアブランドのフォーメーションを人間の本質的な感情ニーズに基づき再編。新ブランドの立ち上げと既存ブランド強化の両輪で事業変革を進めている。

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花王「セグレタ」がリブランディング ハイプレミアムシリーズ追加で“ラグジュアリー”なブランドとして育成

花王は今秋、エイジングケアブランド「セグレタ(SEGRETA)」をリブランディングする。新たなコンセプト“髪のコアから美しく”を掲げ、新たにハイプレミアムシリーズ“セグレタ プレミア”を追加。10月26日に販売を開始する。また、既存のベーシックシリーズはパッケージを刷新するとともに、洗い流さないトリートメント2種を10月19日に発売する。

「セグレタ」は、髪のエイジングケア研究の知見を生かしたヘアケアブランドとして2007年に誕生した。花王は、ヘアケアで1400円以上のハイプレミアム市場の拡大に着目。同社によると、年齢による髪の変化を感じる世代はハイプレミアム商品を支持するユーザーが多く、商品機能に加え、「洗練された贅沢感」を感じる世界観やパッケージを重視する傾向があるという。それを踏まえ、今回「セグレタ」をリブランディングし、機能美を追求したラグジュアリー感のあるブランドへと育成する。

“セグレタ プレミア”は、「髪に贅を尽くす」のコンセプトのもと、花王における先端技術と成分とともに、デザインや手触り、香りなどの使い心地にこだわったシリーズだ。10月26日からウエルシアグループ、ウエルシアドットコム、花王の公式オンラインショップで先行発売し、順次拡大する。

“セグレタ プレミア 凝縮美容液シャンプー”(200mL、2420円/詰め替え用は150mL、1650円※編集部調べ、以下同)は、シャンプー内のラメラ層に成分を蓄える“ビューティストック技術”を採用し、セグレタシャンプー史上多量の美容液成分を配合した。髪に塗り広げ、髪全体を包み込む“美容液ラッピング洗い”をすることでクリーム泡へ変化し、髪に成分を届けながら洗い上げる。

“セグレタ プレミア 質感変化トリートメント”(200g、2420円※同)は、濃厚なテクスチャーで豊かな美容液成分が髪の深層まで浸透する。“疑似キューティクルコーティング技術”を採用し、髪表面の損傷部分を集中的に補修することで、うねりを抑えて滑らかな手触りに導く。天然由来成分99%の洗い流さないトリートメント“セグレタ プレミア 高濃度美容液オイル”(50mL、2420円※同)と“セグレタ プレミア 艶ときデタングルブラシ”(4400円※同)をそろえる。香りはシリーズ共通で、ジャパニーズ・ローズの華やかな香りを主役にゼラニウムやイランイランなどをブレンドし、奥行きを感じる香りに仕上げた。

ベーシックシリーズのシャンプーとコンディショナーは価格と内容量は据え置きで、洗練された贅沢感を感じるパッケージデザインに刷新。上質感がありながら日常使いができるシリーズを目指した。新たにラインアップする洗い流さないトリートメントは、“セグレタ シアーコート ヘアミスト”(170mL、1430円※同)“セグレタ スムースフィット ヘアオイル”(60mL、1540円※同)。両方とも重くならない軽やかな使用感で大人の髪に適するアイテムだ。

花王は、ヘアケアブランドのフォーメーションを人間の本質的な感情ニーズに基づき再編。新ブランドの立ち上げと既存ブランド強化の両輪で事業変革を進めている。

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「エンジェルブルー」×「フォーエバー21」 “ナカムラくん”アイテム計9型を発売

アダストリアの子会社Gate Winが日本でライセンス展開する「フォーエバー21(FOREVER 21)」は10月11日、ナルミヤ・インターナショナルのオリジナルブランド「エンジェルブルー(ANGEL BULE)」の35周年を記念し、コラボアイテムを発売する。

同コラボは、「エンジェルブルー」のオリジナルキャラクター“ナカムラくん”をプリントしたジャカードニットやロングTシャツ、トラックジャケットのアパレル3型と、トートバッグやニット帽、スマホグリップなどの雑貨6型をラインアップする。「フォーエバー21」全7店舗(ルミネエスト新宿、ららぽーとTOKYO-BAY、相鉄ジョイナス、イオンモール大高、京都ポルタ、ららぽーと門真、アミュプラザ長崎)と公式オンラインストアのほか、ECサイトの「ドットエスティ(.st)」や「ZOZOTOWN」で発売する。

「エンジェルブルー」は、1989年に誕生。90年代から2000年代前半にかけ、アイコニックなメインキャラクター“ナカムラくん”が女子小学生・中学生に人気を博した。近年、Y2Kブームやエモキャラブームが追い風となり、再度人気が高まっている。

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上海ファッション・ウイークが10月9日に開幕 「ヴィヴィアン・ウエストウッド」も参加

2025年春夏シーズンの上海ファッション・ウイークが開幕する。10月9日から17日までの9日間で全83ブランドが参加し、新天地(XINTIANDI)、ロックバンド(ROCKBUND)、ニューバンド31(NEW BUND31)、800ショー(800SHOW)の上海市内4会場で最新コレクションを発表する。公式パートナーは、都市再生プロジェクトの上海新天地と抖音(ドウイン)、メルセデス・ベンツ(MERCEDES-BENZ)、ロレアル プロフェッショナル パリ(L'OREAL PROFESSIONNEL PARIS)、ザ ランガム(THE LANGHAM)、ヴィザ(VISA)、レミーマルタン(REMY MARTIN)、中国の新興ドリンクチェーンの霸王茶姬(バーワンチャジー、CHAGEE)、「M・A・C」など。

会期初日のオープニングは、元モデルのルー・ヤン(Lv Yan)による「コム モワ(COMME MOI)」が飾る。注目ブランドは、「シュシュトン(SHUSHU/TONG)」「マークゴン(MARKGONG)」「ウード ワーグ(OUDE WAAG)」「ヤ イ(YA YI)」「シャオ リー(XIAO LI)」「スタッフオンリー(STAFFONLY)」など。近年表舞台から遠のいていたエンジェル・チェン(Angel Chen)=デザイナーの「エンジェル チェン」も、上述の霸王茶姬の支援のもとでカムバックを果たす。

また、若手デザイナーによる新興ブランドにも期待したい。英セントラル・セント・マーチンズを卒業したばかりのジョイス・バオ(Joyce Bao)=デザイナーによる「ジョイス バオ」や、ロンドン・カレッジ・オブ・ファッションを今年卒業したヘンディ・ワン(Hengdi Wang)=デザイナーの「ヘンディ ワン」、2017年の立ち上げ以来、クラフト感の強さでインターネット上にファンを増やしてきた「アコヒル(AQOHILL、中国名:热水野人)」などがそろう。

グローバルブランドも上海ファッション・ウイークに合わせてイベントを開催する。「ヴィヴィアン・ウエストウッド(VIVIENNE WESTWOOD)」が最終日のラストでファッションショーを披露するほか、「モンクレール(MONCLER)」は19日に、クリエーターコラボプロジェクトである「モンクレール ジーニアス(MONCLER GENIUS)」の最新作を発表。また、「ノウルズ(KNWLS)」は11日、上海の気鋭のセレクトショップ・ENGとコラボしてポップアップイベントを開き、「ポール・スミス(PAUL SMITH)」は13日に外灘金融センター(BUND FINANCE CENTER)に新たな旗艦店をオープンする。

◼︎上海ファッション・ウイーク公式サイト
2025年春夏上海ファッション・ウイーク

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【スナップ】生見愛瑠や本田響矢らが来場 「A|X アルマーニ エクスチェンジ」が原宿店の3周年記念イベントを実施

「A|X アルマーニ エクスチェンジ(A|X ARMANI EXCHANGE)」は、原宿キャットストリート店の3周年を記念したイベントを開催した。

会場にはモデルの生見愛瑠、俳優の本田響矢、音楽グループ「超特急」の髙松アロハらが登場したほか、モデルでDJのエリーローズ(Elli-Rose)とDJコレクティブ集団「フルハウス(FULLHAUSE)」のリョウタ(RYOTA)が店内でDJ演奏を披露し、会場を沸かせた。

また同店では10月17日までの期間、新規来店でカスタマー登録を行った人にフォト体験サービスや購入特典を用意する。

店舗詳細

■A|X 原宿 キャットストリート店

住所:東京都渋谷区神宮前6-16-12 神宮前グリーンテラス B区画
時間:11:00〜20:00

来場者スナップ一覧

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今季も絶好調の「ロエベ」、“童心“で服作りに挑む「ヨウジヤマモト」 2025年春夏パリコレ日記Vol.4

ニューヨーク、ロンドン、ミラノが終わり、コレクションの舞台は、いよいよパリへ。朝から晩まで取材づくしの怒涛の日々が始まります。公式スケジュールだけでなく、それ以外でも気になるブランドやイベントが多い今季は、取材チーム2人で回りきれるのか?そんなドタバタを日記でお届けします。午前中は東の端にあるヴァンセンヌの森、夜は西の端にあるブローニュの森へ。パリを横断した5日目をどうぞ!

藪野淳「WWDJAPAN」欧州通信員(以下、藪野):今日は、パレ・ド・トーキョーで開催される「レオナール(LEONARD)」のショーから取材スタートです。「レオナール」といえば、やはり柄使いですが、今季は美しい海に面したギリシャが着想源。その風景を想起させるアズールブルーと白のコンビネーションをはじめ、グレカ模様やタイルの柄を取り入れたパターン、1960年代のアーカイブを再解釈したポピー(ケシ)のモチーフが登場しました。スタイルは、60年代風のコンパクトなミニドレスやジャケットとミニスカートのセットアップが目を引き、かなり若々しい印象。そこにパイル地で仕立てたカジュアルなセットアップや風をはらむカフタン、リラックスドレスなどでリゾートウエアの要素をミックスしています。

削ぎ落としながらも飽きさせない「ロエベ」

ショー後は、急いで「ロエベ(LOEWE)」ヘ移動。最近のウィメンズショーはいつもパリの東にあるヴァンセンヌ城で開催するので、めちゃくちゃ時間がかかるのですが、今日は割とスムーズに車が動き一安心です。到着後は、まず会場外の中庭でセレブ取材から。今回はジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)が衣装を手掛けた映画「クイア(QUEER)」に出演したダニエル・クレイグ(Daniel Craig)やドリュー・スターキー(Drew Starkey)らも来場していました。日本からは、俳優の清野菜名さん。強風が吹き荒れる中、笑顔でインタビューに応えてくれました。

ショーの詳細は上記のリポートをご覧いただければと思いますが、今回は削ぎ落としたシルエットの中にジョナサンらしい捻りを利かせたアイデアや「ロエベ」のクラフト技術を散りばめたコレクション。軽やかに弾み、裾がヒラヒラと揺れる軽やかなフープドレスがとっても印象的でした。チェロ奏者のピーター・グレッグソン(Peter Gregson)がバッハ(Bach)の「無伴奏チェロ組曲」の再構成した楽曲が流れる中、そんなドレスをまとったモデルが登場するフィナーレを見ていると、思わず涙がこぼれそうになりました。村上さんは、いかがでしたか?

村上要「WWDJAPAN」編集長:「削ぎ落とすからツマラナイ」にはならないんだな、と諭してくれるようなコレクションでしたね。クリノリンのようなフープにごくごく薄いシフォンをのせただけのドレスでしたが、歩くたびにフープはピョンピョンとバウンス。裾はヒラヒラと流れ、何度出てきても、その軽やかな動きを注視してしまい、飽きることがありませんでした。

もう一つの見どころは、新しいバッグの“マドリード“ですね。かしこまりつつも柔らかさを忘れないマルチウエイのバッグは、既存のバッグよりさらに高額、おそらく70万円以上という価格帯になりそうですが、数々のバッグをヒットさせながら、10万円台から予算に合わせたバリエーションを用意することでビジネスを拡大し続けている「ロエベ」だけにどれくらいヒットするのか?を注目しなければ、と思いました。

正直、ゼロからイチというアイデアは決して多くなく、前シーズンまでの提案の発展形も多いのですが、それでも飽きさせない構成力と、自分のアイデアを枯渇させないために“出し惜しむ“決断力がジョナサンの魅力だと思っています。

引き算とエモーショナルな要素に期待したい「イッセイ ミヤケ」

お次は、「イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)」でしたね。創業デザイナーの三宅一生さんが亡くなって以降、正直ちょっと精彩を欠いている印象があります。特に「着たい」と思う美しさやリアリティが薄れ、コンセプチュアルだったり気難しそうだったりのムードが色濃くなっている印象があります。今季は和紙にフォーカス。確かに新しい素材に挑戦するのは「イッセイ ミヤケ」らしいけれど、オーバーサイズのトレンチコートにセットアップのルックは明らかに紙で、これを着たいと思う人がいるかどうか?和紙で洋服を作るのではなく、和紙は混紡することでもっと美しい見た目を追求する選択肢もあったのでは?と思います。和紙を使っているからこそ、折ることで形を追求したクリエイションもありましたが、あれは本当に理想の形だったのかな?

中盤の複数の洋服を重ね合わせた洋服は、それこそ直前にショーを開いた「ロエベ」の2021-22年秋冬メンズ・コレクションを思い出してしまいました。端的に言えば、「イッセイ ミヤケ」に期待する、洋服の新しい形や可能性って、ああいうことじゃないんですよね……。一方、スキッパータイプのシャツドレスに軽やかなトレンチコートやジャケットなどのピュアホワイトのルックは、今季のトレンドにも即しているし、美しかった。しばらくは、変わった素材を使うならシンプルなシルエットなど、引き算を意識して共感性を高めた方が良いのでは?と思っています。

藪野さんは、どう思いますか?

藪野:そうですね。正直、ここ数シーズンはコンセプチュアルになり過ぎてしまっているように感じます。そのせいで、服において大切な“着てみたい“という気持ちを喚起しづらくなっているかなと。近藤さんの就任初期のように、純粋に楽しく、気持ちを明るくしてくれるようなショーが恋しくもあります。もちろん資料を見ると、麻の細かい繊維でできた麻紙や、古くから紙や衣類に使われてきたという大麻の繊維を用いるなど、コンセプトを掘り下げたクリエイションにこだわりを持って取り組んでいることがよく分かるのですが、そこにエモーショナルな要素が再び加わることに期待したいですね。

「カワイイ」を追求して突き抜けた「ロジェ ヴィヴィエ」

村上:「ロジェ ヴィヴィエ(ROGER VIVIER)」が、スゴいことになっていますね。「カワイイ」を追求して、突き抜けた度胸に拍手を送りたいと思います。バックストラップのパンプスは、淡いパステルカラー。ラフィアを編み込んだバレエシューズは、グログランを足に3回巻きつけた上に、大きなリボンを結びます。同じくラフィアを編み込んだバッグは、ボーダーでフレンチマリンの香りを漂わせながら、大きなペプラムをプラス。チアガールのポンポンよろしくビニールテープを花のようにあしらったミュールは、ピンク色です。先ほど「イッセイ ミヤケ」では引き算を求めたのに、「ロジェ ヴィヴィエ」は足し算どころか、掛け算がサイコーでした。お値段はコワいところですが、こんなにクチュールライクでカワイイバッグやシューズは、唯一無二。需要はありそうです。

藪野:「ロジェ ヴィヴィエ」は最近、オートクチュール・ファッション・ウイーク期間中に贅を尽くした一点もののバッグコレクションを発表していますが、実際、それも顧客から好評なんだと思います。それで、メーンのコレクションも凝ったものがますます増えているのかと。

村上:最も若いデザイナーの一人、ハリス・リード(Harris Reed)による「ニナ リッチ(NINA RICCI)」は、回を重ねるごとに大人の階段を一歩ずつ登っています。デビューシーズンの“ぶっ飛んだ“印象はだいぶ薄れましたが、今度は“「ニナ リッチ」らしさ“を明確に定義するステージですね。でも考えてみれば、私も“「ニナ リッチ」らしさ“って、よくわかんないんです。早くから香水が大ブレイクしたせいか、創業者によるオートクチュールやプレタポルテを見る機会が少ないからかもしれません。おそらく、ウエディングのように繊細な生地を使ったドレスなどが原点にあるのでしょうが。その意味では、少しクラシックかもしれないけれど、シフォンの水玉ブラウスやビスチエタイプのミニドレスに光明を見た気がします。ハリス・リードの嗜好ともシンクロするのではないでしょうか?少しクラシックで、ともすれば映画の1シーンに思えるようなスタイルを、快活なミニ丈で仕上げたり、カジュアルなアイテムで着崩す発想が生まれると、今の劇場型なファッションショーも共感しやすくなるのかな?なんて考えました。

「ヴェトモン」が停滞する原因は洋服への向き合い方にあり?

どんどん行きましょう。お次は、「ヴェトモン(VETEMENTS)」。デムナ(Demna)の「バレンシアガ(BALENCIAGA)」が進化を続ける一方、弟のグラム・ヴァザリア(Guram Gvasalia)=ヴェトモン共同創業者兼最高経営責任者(CEO)がクリエイティブ・ディレクターも務めるようになった「ヴェトモン」は停滞している印象がありますが、今シーズンも、そんな懸念は払拭できませんでした。今シーズンは、世界経済の停滞などを危惧して「古きを新しく」を心掛けたそうです。でも、デムナが「DHL」とのコラボTシャツを発表したから、グラムは「DHL」のガムテープを使ったミニドレスって、「古きを新しく」なのかな?以降もあらゆる洋服、特に終盤の肩が張ったドレスなどはデムナ時代の「バレンシアガ」そのもので、「古きを新しく」という感覚を掴み取ることはできませんでした。

グラムは、「ラグジュアリーブランドが財政的にも、創造性においても破綻した未来、人々はDIYにより自分だけの洋服を生み出す。それがラグジュアリーの未来だ」というメッセージを発信したそうですが、批判覚悟で突っ込むと「今回のコレクションこそ、創造性が欠如しているよ!」と怒りを込めて発信したいと思います。

対するデムナの「バレンシアガ」って、洋服への純粋な愛の上に立脚しているんですよね。今シーズンも、自分で紙にデザインを描き、ハサミでチョキチョキして作った洋服を、テーブルをランウエイに見立て、家族に向かってファッションショーをしていた幼少期の思い出が原点にありました。、「ラグジュアリーブランドが財政的にも、創造性においても破綻した未来」を想像する、皮肉屋のグラムとは、そもそも洋服への向き合い方が異なっているのかもしれません。そんな愛の深さが、「ヴェトモン」が「バレンシアガ」に大きく遅れをとってしまった一因に思えて仕方ありません。

「ヨウジヤマモト」は子供のような自由な感覚に着目

藪野:「ヴェトモン」の後は大雨の中、「ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)」のショーのためにパリ市庁舎へ。今シーズン、耀司さんが取り組んだのは「子どもたちが作るように、服を作ること」。そんな自由な感覚から生まれたアシンメトリーシルエットのドレススタイルがそろいます。その手法は、柔らかなテーラリングを大胆に作り変えたり、異なるテクスチャーの素材をはぎ合わせたり、結んでフォルムを作ったり、抽象的な形の生地パーツをあしらったり、真っ赤なストラップを垂らしたり。6月のメンズでも年々暑くなる夏に堪えるように薄く軽い生地を多用していましたが、今回のウィメンズもそんな生地感に加え、レース使い、生地の間から覗く肌、ミニ丈で軽やかに仕上げているのが印象的でした。黒を中心としたラインアップに対して、ラストには真っ赤なドレス5ルックを披露。ディテールでアクセントを加えながら「ヨウジ」らしい布使いとパターンを生かし、すっきりとしたスタイルを描きました。

今回、ショーで演奏を務めたのは、英国を拠点に活動するピアニストのパヴェル・コレスニコフ(Pavel Kolesnikov)。クラシック音楽から始まったのですが、気づくと弾いていたのは、日本の名曲「なごり雪」や「津軽海峡冬景色」。毎シーズンですが、耀司さんの哀愁漂う懐メロの選曲センスがツボです。この良さが分かるのは、日本人の特権ですね。

西の果てまで行って考えた、ショーピースと販売商品の乖離

その後は、協会バスに乗って、「ヴィクトリア ベッカム(VICTORIA BECKHAM)」のショーへ。今回の会場は、パリの西端ブローニュの森の中にある豪奢な邸宅。街灯が輝くパリの街を通り過ぎ、暗い森の中の道路をぐんぐん進んで、ようやく到着しました。“きっと内装が素敵だから、こんな辺鄙な場所を選んだのだろう“と思っていたら、まさかのショー会場は邸宅の外(笑)。ブランケットは用意されていましたが、寒さが堪えます。

そしてショーが始まると、モデルは邸宅の中から登場しました。かつてNYやロンドンで発表していた頃はキャリアウーマンなイメージのブランドでしたが、2022年に「ロエベ(LOEWE)」や「アクネ ストゥディオズ(ACNE STUDIOS)」「フェラガモ(FERRAGAMO)」などでキャリアを積んだララ・バリオ(Lara Barrio)をデザイン・ディレクターに迎えてからは、かなりモードな路線に方向転換。今季も生地が濡れたまま固まったように服の一部を樹脂でコーティングしたトップスやドレスをはじめ、片袖とサイドをバッサリとカットしたテーラードジャケットにセンタープレスに沿ってスラッシュを入れたトラウザー、ワイヤーを仕込むことで構築的なシルエットを描くドレスなどが登場しました。ただ、なんだかどこかで見たことがあるようなデザインが多いのも事実で、このスタイルを「ヴィクトリア ベッカム」の顧客が求めているのか疑問に感じました。

そこで公式オンラインストアを見てみると、ランウエイピースはほぼなし。着やすいドレスやテーラリング、ジーンズ、Tシャツ、アクセサリーなどが揃っていました。ランウエイショーは、あくまでクリエイティブなイメージ作りのためということなのでしょう。そして米「WWD」によると、2023年の売上高は前年比52%増の8900万ポンド(約164億円)もあり、成長軌道に乗っているようです。今度ロンドンに行ったら、旗艦店にも行ってみようかと思います。

新作香水のローンチも兼ねたアフターパーティーは邸宅内で行われたようですが、ショー終了時はすでに22時前。周りには車も少なそうだし、近くに電車も走っていないので、急いでウーバーを呼んで帰りました。

プールが会場の「クリスチャン ルブタン」 最後にはルブタン本人もダイブ!

村上:私は最後に「クリスチャン ルブタン(CHRISTIAN LOUBOUTIN)」のプレゼン会場へ。会場はスイミングプール。事前にどうやらシンクロナイズドスイミング(今はアーティスティックスイミング)らしい」という情報は届いておりました。招待状には「きっかり午後9時半スタート」って書いてあったけれど、やっぱり始まらないねぇ(笑)。40分ほど待ってようやく始まったのは、本当にシンクロでした(笑)。男性と女性がプールに飛び込み、「ルブタン」の靴を履きながら開脚旋回!「ルブタン」のレッドソールは見えるけれど、それ以上はよくわかりません(笑)。メンズは白いスニーカー、ウィメンズはカラフルなメタリック加工のパンプスであることはわかったけれど、ルブタンさん、靴見せる気ないんです(笑)。フィナーレには、ご本人まで靴を模した滑り台からプールにダイブ!「何のためのプレゼンよ?」なんて野暮は、御法度です。散々待ってイライラしたけれど、最後はスタンディングオベーションしてしまいました。我ながら、チョロいもんです(苦笑)。

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「H&M」が映画「ウィキッド ふたりの魔女」とのカプセルコレクション発売 全12種を展開

「H&M」は10月8日、2025年春に世界中で公開される映画「ウィキッド ふたりの魔女」とのカプセルコレクションを発売する。本コレクションでは、映画に登場するキャラクターにインスパイアされたウィメンズアイテム全12種を展開。「H&M」公式オンラインストア限定で販売する。価格は1299~7999円。

本コレクションは、砂時計のような型のシャープなテーラードブレザーやカーブのディテールを作り出すワイヤーの入ったバンドゥートップ、アシンメトリーヘムラインのドレスなどをラインアップ。また、ウォッシュ加工が施されたオーバーサイズのクルーネックロゴセーター、エルファバ、グリンダ、ウィキッドロゴのグラフィックが描かれた4種類のマーチャンダイズTシャツもそろえる。アクセサリーでは、カーヴィなハンドバッグ、きらびやかなピアス、エンボス加工のベルトなど、「ウィキッド」の「W」に焦点が当てたアイテムを展開する。

アイテム

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「イッツデモ」が「エンジェルブルー」とコラボ “エモかわ”な「ナカムラくん」

ワールドグループの「イッツデモ(ITS'DEMO)」は10月25日、ナルミヤ・インターナショナルが運営する「エンジェルブルー(ANGEL BLUE)」とコラボし、懐かしくて可愛い“エモかわ”なアイテムを発売する。10月11日に、公式オンラインストアで先行発売する。

同コラボは、“大人が使えるエンジェルブルー”をコンセプトに、人気キャラクターの「ナカムラくん」とペットの「ひつじくん」をオリジナルデザインで展開する。

ラインアップは、胸元に「ナカムラくん」の刺しゅうが施されたオーバーサイズTシャツ(フリーサイズ、3300円)、ルームソックス(各1100円)、アクリルキーホルダー(各880円)、クッション(2970円)、ヘアバンド(1980円)など全16種を用意する。

「エンジェルブルー」は、1989年に誕生したファッションブランドで、今年生誕35周年を迎えた。ブルーが特徴のキャラクター「ナカムラくん」に注目が集まり、1990年代から2000年代にかけてティーンを中心に人気を博した。21年にキャラクターを復刻。Y2Kブームやエモキャラブームも後押しし、またその人気が高まっている。

特設サイト

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「イッツデモ」が「エンジェルブルー」とコラボ “エモかわ”な「ナカムラくん」

ワールドグループの「イッツデモ(ITS'DEMO)」は10月25日、ナルミヤ・インターナショナルが運営する「エンジェルブルー(ANGEL BLUE)」とコラボし、懐かしくて可愛い“エモかわ”なアイテムを発売する。10月11日に、公式オンラインストアで先行発売する。

同コラボは、“大人が使えるエンジェルブルー”をコンセプトに、人気キャラクターの「ナカムラくん」とペットの「ひつじくん」をオリジナルデザインで展開する。

ラインアップは、胸元に「ナカムラくん」の刺しゅうが施されたオーバーサイズTシャツ(フリーサイズ、3300円)、ルームソックス(各1100円)、アクリルキーホルダー(各880円)、クッション(2970円)、ヘアバンド(1980円)など全16種を用意する。

「エンジェルブルー」は、1989年に誕生したファッションブランドで、今年生誕35周年を迎えた。ブルーが特徴のキャラクター「ナカムラくん」に注目が集まり、1990年代から2000年代にかけてティーンを中心に人気を博した。21年にキャラクターを復刻。Y2Kブームやエモキャラブームも後押しし、またその人気が高まっている。

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【スナップ】榮倉奈々や体操日本代表の岡慎之助らが来場 「ブシュロン」が原宿でポップアップイベントを開催

「ブシュロン(BOUCHERON)」は10月5〜20日の期間、原宿・キャットストリートで同ブランドのアイコンジュエリー“キャトル(QUATRE)”の誕生20周年を記念したポップアップイベント“ブシュロン ポップアップ キャトル イズ 20(BOUCHERON POP-UP QUATRE is 20)”を開催中だ。

オープニングイベントには、俳優の榮倉奈々やアーティストのアイナ・ジ・エンド、体操日本代表の岡慎之助らが来場。“キャトル”を身にまとったスタイリッシュな装いで登場し、ひと足先にイベントを楽しんだ。

イベント詳細

“ブシュロン ポップアップ キャトル イズ 20”

期間:10月5〜20日
時間:11:00〜19:00
住所:東京都渋谷区神宮前 6-14-2
入場:無料(事前予約制)

来場者スナップ一覧

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「ブシュロン(BOUCHERON)」は10月5〜20日の期間、原宿・キャットストリートで同ブランドのアイコンジュエリー“キャトル(QUATRE)”の誕生20周年を記念したポップアップイベント“ブシュロン ポップアップ キャトル イズ 20(BOUCHERON POP-UP QUATRE is 20)”を開催中だ。

オープニングイベントには、俳優の榮倉奈々やアーティストのアイナ・ジ・エンド、体操日本代表の岡慎之助らが来場。“キャトル”を身にまとったスタイリッシュな装いで登場し、ひと足先にイベントを楽しんだ。

イベント詳細

“ブシュロン ポップアップ キャトル イズ 20”

期間:10月5〜20日
時間:11:00〜19:00
住所:東京都渋谷区神宮前 6-14-2
入場:無料(事前予約制)

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阪急阪神百貨店も1月2日を休業日に 高島屋、大丸松坂屋に続く 

阪急阪神百貨店は7日、阪急本店(阪急うめだ本店、阪急メンズ大阪)や阪神梅田本店などの主要店舗で2025年1月1日・2日の2日間を休業日にすると発表した。長らく元日の1日間だけを休業日にしてきたが、取引先を含めた従業員の就労環境の改善ため見直した。

対象店舗は阪急本店、阪神梅田本店のほか、千里阪急、高槻阪急スクエア、川西阪急、宝塚阪急、神戸阪急、阪急メンズ東京、阪急百貨店大井食品館、阪神・にしのみや。ショッピングセンター内立地や食品専門の西宮阪急、博多阪急、都築阪急、阪神・御影、あまがさき阪神は例年通り元日の1日間のみの休業になる。

大手百貨店は長らく元日のみを休業日にし、2日から初売りセールを始めていた。初売りはセールや福袋もあって年間で最大の稼ぎ時だったが、近年、消費者はセールに以前ほど反応しなくなった。それ以上に、小売業の人手不足が深刻化しており、見直す企業が増えている。今年1月には松屋の銀座本店が24年ぶりに1日・2日の2日間の休業を復活させた。高島屋と大丸松坂屋百貨店も来年の1日・2日の2日間を休みにすると発表している。

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第107回ピッティ・イマージネ・ウオモに「エムエム6 メゾン マルジェラ」が参加 メンズコレを披露

イタリア・フィレンツェのメンズ見本市ピッティ・イマージネ・ウオモ(PITTI IMMAGINE UOMO以下、ピッティ)は、2025年1月14〜17日に開催する第107回のゲストデザイナーに、「エムエム6 メゾン マルジェラ(MM6 MAISON MARGIELA以下、MM6)」を招へいすることを発表した。「MM6」は、ピッティのためにデザインした2025-26年秋冬メンズ・コレクションを発表するが、現時点で発表形式や日程は明らかにされていない。また、例年通りミラノ・ファッション・ウイークにも参加するという。

「MM6」は、「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」が展開していた“女性のためのガーメント(衣服)”というラインが独立する形で1997年に設立され、2022年秋からオールジェンダーのコレクションを展開するブランドへと発展。2013年にはヘイキ・サロネン(Heikki Salonen)がクリエイティブ・ディレクターに就任し、以降はデザインチームがコレクションを製作している。

今回のピッティへの参加について、デザインチームは「世界で最も重要なメンズ・ファッション見本市であるピッティにゲストデザイナーとして招待されたことは、光栄に思うと同時にとても興奮すること。我々は、『MM6』のスタイルとスピリットを取り入れながら、ピッティに特化したメンズ・コレクションを披露する予定だ。約20年の時を経て、『メゾン マルジェラ』の姿勢やコンセプト、プロセスを再び同地で共鳴させることができるのを楽しみに思う」とコメントした。なお、マルタン・マルジェラ(Martin Margiela)「メゾン マルジェラ」創業者は、06年に第69回ピッティのゲストデザイナーを務め、プッチーニ野外大劇場を舞台に白を基調とした20ルックのアヴァンギャルドなコレクションを披露している。

また、フランチェスカ・タッコーニ(Francesca Tacconi)ピッティ=スペシャル・イベント・コーディネーターは、「MM6」に対して「現代のさまざまな姿勢や行動を探求することで不完全さの美しさと驚きを讃え、“内なる不適合”の象徴であるブランド。解体された衣服と特徴的な個性の対話によって、現代的な原点回帰を行なっている」と評している。

なお、第107回ピッティでは、「MM6」と共に桑田悟史「セッチュウ(SETCHU)」クリエイティブ・ディレクターがブランド初のショーを開催する。

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第107回ピッティ・イマージネ・ウオモに「エムエム6 メゾン マルジェラ」が参加 メンズコレを披露

イタリア・フィレンツェのメンズ見本市ピッティ・イマージネ・ウオモ(PITTI IMMAGINE UOMO以下、ピッティ)は、2025年1月14〜17日に開催する第107回のゲストデザイナーに、「エムエム6 メゾン マルジェラ(MM6 MAISON MARGIELA以下、MM6)」を招へいすることを発表した。「MM6」は、ピッティのためにデザインした2025-26年秋冬メンズ・コレクションを発表するが、現時点で発表形式や日程は明らかにされていない。また、例年通りミラノ・ファッション・ウイークにも参加するという。

「MM6」は、「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」が展開していた“女性のためのガーメント(衣服)”というラインが独立する形で1997年に設立され、2022年秋からオールジェンダーのコレクションを展開するブランドへと発展。2013年にはヘイキ・サロネン(Heikki Salonen)がクリエイティブ・ディレクターに就任し、以降はデザインチームがコレクションを製作している。

今回のピッティへの参加について、デザインチームは「世界で最も重要なメンズ・ファッション見本市であるピッティにゲストデザイナーとして招待されたことは、光栄に思うと同時にとても興奮すること。我々は、『MM6』のスタイルとスピリットを取り入れながら、ピッティに特化したメンズ・コレクションを披露する予定だ。約20年の時を経て、『メゾン マルジェラ』の姿勢やコンセプト、プロセスを再び同地で共鳴させることができるのを楽しみに思う」とコメントした。なお、マルタン・マルジェラ(Martin Margiela)「メゾン マルジェラ」創業者は、06年に第69回ピッティのゲストデザイナーを務め、プッチーニ野外大劇場を舞台に白を基調とした20ルックのアヴァンギャルドなコレクションを披露している。

また、フランチェスカ・タッコーニ(Francesca Tacconi)ピッティ=スペシャル・イベント・コーディネーターは、「MM6」に対して「現代のさまざまな姿勢や行動を探求することで不完全さの美しさと驚きを讃え、“内なる不適合”の象徴であるブランド。解体された衣服と特徴的な個性の対話によって、現代的な原点回帰を行なっている」と評している。

なお、第107回ピッティでは、「MM6」と共に桑田悟史「セッチュウ(SETCHU)」クリエイティブ・ディレクターがブランド初のショーを開催する。

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「リーバイス」と韓国発「ADSB アンダーソンベル」がコラボ 定番アイテムを再構築した全10型

「リーバイス(LEVI’S)」は、キム・ドフン(Dohun Kim)がクリエイティブ・ディレクターを務める韓国発のブランド「ADSB アンダーソンベル(ADSB ANDERSSON BELL)」とコラボレーションしたアイテムを10月11日に発売する。国内では、「リーバイス」の公式オンラインストアと東京・原宿にある旗艦店「リーバイス 原宿フラッグシップストア」でのみ取り扱う。

今回のコラボは、セットアップでの着用を想定してデザインされたデニムコルセットとプリーツミニスカートをはじめ、スプリット・トラッカージャケットやハーフ・トラッカージャケット、シンチブラウス、オーバーレイジーンズ、 バギージーンズ、ミニドレス、2型のセカンドスキントップの全10型を用意する。デニムコルセットは、全体にジーンズを彷ふつとさせるディテールを落とし込み、プリーツミニスカートとドッキングできるガーターディテールが特徴だ。一方プリーツミニスカートは、一つ一つのプリーツが縫い付けられた仕様で、ヒップ部分には両ブランド名が記されたコラボパッチがあしらわれている。また、スプリット・トラッカージャケットとハーフ・トラッカージャケットはどちらも大胆に異素材を組み合わせて再構築され、シンチドブラウスは三角形のシルエットと左右非対称のバックヨークを特徴とするなど、どれも「ADSB アンダーソンベル」らしい意外性のあるアイテムに仕上がっている。

価格は、デニムコルセットが2万6400円、プリーツミニスカートが2万5300円、スプリット・トラッカージャケットが7万400円、ハーフ・トラッカージャケットが3万9600円、シンチドブラウスが2万4200円、オーバーレイジーンズが2万8600円、バギージーンズが2万7500円、ミニドレスが3万800円、セカンドスキントップが1万7600円だ。

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「リーバイス」と韓国発「ADSB アンダーソンベル」がコラボ 定番アイテムを再構築した全10型

「リーバイス(LEVI’S)」は、キム・ドフン(Dohun Kim)がクリエイティブ・ディレクターを務める韓国発のブランド「ADSB アンダーソンベル(ADSB ANDERSSON BELL)」とコラボレーションしたアイテムを10月11日に発売する。国内では、「リーバイス」の公式オンラインストアと東京・原宿にある旗艦店「リーバイス 原宿フラッグシップストア」でのみ取り扱う。

今回のコラボは、セットアップでの着用を想定してデザインされたデニムコルセットとプリーツミニスカートをはじめ、スプリット・トラッカージャケットやハーフ・トラッカージャケット、シンチブラウス、オーバーレイジーンズ、 バギージーンズ、ミニドレス、2型のセカンドスキントップの全10型を用意する。デニムコルセットは、全体にジーンズを彷ふつとさせるディテールを落とし込み、プリーツミニスカートとドッキングできるガーターディテールが特徴だ。一方プリーツミニスカートは、一つ一つのプリーツが縫い付けられた仕様で、ヒップ部分には両ブランド名が記されたコラボパッチがあしらわれている。また、スプリット・トラッカージャケットとハーフ・トラッカージャケットはどちらも大胆に異素材を組み合わせて再構築され、シンチドブラウスは三角形のシルエットと左右非対称のバックヨークを特徴とするなど、どれも「ADSB アンダーソンベル」らしい意外性のあるアイテムに仕上がっている。

価格は、デニムコルセットが2万6400円、プリーツミニスカートが2万5300円、スプリット・トラッカージャケットが7万400円、ハーフ・トラッカージャケットが3万9600円、シンチドブラウスが2万4200円、オーバーレイジーンズが2万8600円、バギージーンズが2万7500円、ミニドレスが3万800円、セカンドスキントップが1万7600円だ。

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「ユニクロ」が新宿本店をオープンで記念キャンペーンを多数実施 来店者にどら焼きのプレゼントも

「ユニクロ(UNIQLO)」は10月25日、2022年6月に閉店した「ビックロ」の跡地にグローバル旗艦店、ユニクロ 新宿本店をオープンする。

新宿本店限定で発売するアイテム

同店は、“新宿から世界へ、世界から新宿へ”をコンセプトに豊富なラインアップをそろえる。また同店のオープンを記念し、日本では取り扱っていない欧米向け商品“欧米特別コレクション スペシャル エディション フロム EU/US”や「UT」とゴジラのコラボTシャツ(1990円)のほか、新宿高野や日清食品など新宿を代表する企業とのコラボレーションしたTシャツ(1990円〜)やトートバッグ(1990円〜)をユニクロ 新宿本店で限定発売する。

オープン期間中のノベルティーも豊富に用意

さらにオープン期間中は豊富なノベルティーも用意する。10月25〜27日は、来店者に新宿本店ロゴ入りの「文明堂」の特製どら焼きを先着でプレゼントするほか、1万円以上の商品購入者には “ラウンドミニショルダーバッグ 3ウエイコンパクト”をプレゼントする。11月1〜4日の期間は、1万円以上の商品購入者にオリジナル巾着バッグ付きのオリジナルウォーターミストと新宿高野フルーツジェリーのセットをプレゼントする。

また、ユニクロフラワー、ユニクロコーヒーの販売に加え、リ・ユニクロ スタジオのお直しサービス、オリジナルのTシャツやトートバッグを作ることができるサービスUTme!も開始する。コーヒーのエリアでは、新宿中村屋などの地域のお菓子も販売する。

また10月15〜27日のオープン期間中は「ユニクロ」のロゴを配したラッピングバスを運行する。

◾️ユニクロ 新宿本店
オープン日:10月25日
営業時間:10:00〜22:00
住所:東京都新宿区新宿3-29-1

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「ユニクロ」が新宿本店をオープンで記念キャンペーンを多数実施 来店者にどら焼きのプレゼントも

「ユニクロ(UNIQLO)」は10月25日、2022年6月に閉店した「ビックロ」の跡地にグローバル旗艦店、ユニクロ 新宿本店をオープンする。

新宿本店限定で発売するアイテム

同店は、“新宿から世界へ、世界から新宿へ”をコンセプトに豊富なラインアップをそろえる。また同店のオープンを記念し、日本では取り扱っていない欧米向け商品“欧米特別コレクション スペシャル エディション フロム EU/US”や「UT」とゴジラのコラボTシャツ(1990円)のほか、新宿高野や日清食品など新宿を代表する企業とのコラボレーションしたTシャツ(1990円〜)やトートバッグ(1990円〜)をユニクロ 新宿本店で限定発売する。

オープン期間中のノベルティーも豊富に用意

さらにオープン期間中は豊富なノベルティーも用意する。10月25〜27日は、来店者に新宿本店ロゴ入りの「文明堂」の特製どら焼きを先着でプレゼントするほか、1万円以上の商品購入者には “ラウンドミニショルダーバッグ 3ウエイコンパクト”をプレゼントする。11月1〜4日の期間は、1万円以上の商品購入者にオリジナル巾着バッグ付きのオリジナルウォーターミストと新宿高野フルーツジェリーのセットをプレゼントする。

また、ユニクロフラワー、ユニクロコーヒーの販売に加え、リ・ユニクロ スタジオのお直しサービス、オリジナルのTシャツやトートバッグを作ることができるサービスUTme!も開始する。コーヒーのエリアでは、新宿中村屋などの地域のお菓子も販売する。

また10月15〜27日のオープン期間中は「ユニクロ」のロゴを配したラッピングバスを運行する。

◾️ユニクロ 新宿本店
オープン日:10月25日
営業時間:10:00〜22:00
住所:東京都新宿区新宿3-29-1

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「Y/プロジェクト」が破産管財人の管理下に グレン・マーティンス退任の直後

「Y/プロジェクト(Y/PROJECT)」は、9月26日にパリ商業裁判所により破産管財人の管理下に置かれたことが明らかになった。

同ブランドは、2010年にデザイナーのヨハン・セルファティ(Yohan Serfaty)が起業家のジャイルズ・エレイルフ(Gilles Elalouf)と共に設立。13年にセルファティ=デザイナーががんで死去した後、当時ファーストアシスタントを務めていたグレン・マーティンス(Glenn Martens)がクリエイティブ・ディレクターに就任した。その後、24年6月にエレイルフ共同設立者が死去。マーティンス=クリエイティブ・ディレクターは9月6日に退任を発表し、9月のパリ・ファッション・ウイーク期間中に予定していた25年春夏コレクションのショーも中止となった。

なお、故エレイルフ共同設立者の死後、同氏の兄弟であるダニエル・エレイルフ(Daniel Elalouf)が「Y/プロジェクト」の過半数株式を相続した。また、23年12月に就任したパスカル・コンテ・ジョドラ(Pascal Conte-Jodra)最高経営責任者(CEO)は、24年7月に退任。9月にフランスの高級スキーウエアブランド、フザルプ(FUSALP)のCEOに就任している。

「Y/プロジェクト」の今後は?

同裁判所によれば、「Y/プロジェクト」の従業員は24人で、23年度の売上高はおよそ1100万ユーロ(約17億円)。以前から資金難に陥っていた同社は9月4日に債権者への支払いを停止しており、買い手を探しているが、買い手候補は10月16日までに買収案を提示する必要がある。

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「Y/プロジェクト」が破産管財人の管理下に グレン・マーティンス退任の直後

「Y/プロジェクト(Y/PROJECT)」は、9月26日にパリ商業裁判所により破産管財人の管理下に置かれたことが明らかになった。

同ブランドは、2010年にデザイナーのヨハン・セルファティ(Yohan Serfaty)が起業家のジャイルズ・エレイルフ(Gilles Elalouf)と共に設立。13年にセルファティ=デザイナーががんで死去した後、当時ファーストアシスタントを務めていたグレン・マーティンス(Glenn Martens)がクリエイティブ・ディレクターに就任した。その後、24年6月にエレイルフ共同設立者が死去。マーティンス=クリエイティブ・ディレクターは9月6日に退任を発表し、9月のパリ・ファッション・ウイーク期間中に予定していた25年春夏コレクションのショーも中止となった。

なお、故エレイルフ共同設立者の死後、同氏の兄弟であるダニエル・エレイルフ(Daniel Elalouf)が「Y/プロジェクト」の過半数株式を相続した。また、23年12月に就任したパスカル・コンテ・ジョドラ(Pascal Conte-Jodra)最高経営責任者(CEO)は、24年7月に退任。9月にフランスの高級スキーウエアブランド、フザルプ(FUSALP)のCEOに就任している。

「Y/プロジェクト」の今後は?

同裁判所によれば、「Y/プロジェクト」の従業員は24人で、23年度の売上高はおよそ1100万ユーロ(約17億円)。以前から資金難に陥っていた同社は9月4日に債権者への支払いを停止しており、買い手を探しているが、買い手候補は10月16日までに買収案を提示する必要がある。

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「マックイーン」の“強さ“と”脆さ“をはらむダークファンタジー ショーン・マクギアーが2シーズン目に見せた大きな進歩

「マックイーン(McQueen)」を手掛けるショーン・マクギアー(Sean McGirr)が本領を発揮し、大きな進歩を見せた。半年前のデビューコレクションは実際のアーカイブを見られないまま4週間という短期間で制作したこともあってか精度に欠け否定的な意見も多かったが、2シーズン目となる2025年春夏は軌道修正。ブランドのアーカイブを掘り下げながら、マクギアー自身の若い感性を生かし、“強さ“と”もろさ“をはらむ「マックイーン」らしいダークファンタジーを描いた。

リーのアーカイブと自身の記憶を重ね合わせたテーマ

今季のテーマは、アイルランドの民話に登場する叫び声で人の死を予告する長い髪の精霊バンシー(Banshee)。創業者リー・アレキサンダー・マックイーン(Lee Alexander McQueen)は1994-95年秋冬コレクションでバンシーを題材にしており、アイルランド出身のマクギアーは当時のスケッチからイメージをふくらませるとともに、幼少期に母や祖母からその民話を聞いていた自身の記憶を重ねた。彼にとって、「バンシーは今、現実的に力強い存在を象徴するようになった」という。

ショーは、「マックイーン」の強さを象徴するパワーショルダーのシャープなテーラリングからスタート。前合わせの部分をギュッと握りしめた姿と捉えたように捻り、ドレープを寄せたデザインが今季のカギとなる。それだけでなく、背中にシルバーのビーズやラインストーンでバンシーや花のモチーフを描いたり、制服のようにパイピングを施したりしたものもある。そこに合わせるのは、裾が後ろに広がる“キックバック“シルエットのクロップドパンツやアシンメトリーなスカートで、躍動的な印象を演出。コットンポプリンシャツのうねり流れるような大きな襟も目を引く。また、ワークウエアのようなツイル地やダメージ加工を施したレザーで仕立てたアウターやミニスカートといったカジュアルなスタイルも織り交ぜ、ストリートのムードを加えている。

一方、強さの中に潜む「脆さ」を感じるのは、シルクやレースなどの繊細な生地を組み合わせ、アトリエの手仕事を駆使して作り上げたドレススタイル。裾や端をフレイド(ほつれ)やダメージ加工で仕上げたり、オーガンジーをほどいてフリンジ状にした後で逆毛を立てるようにしてボリュームを出したり、その上に銀の刺しゅうをあしらったり。今年の「メットガラ」でラナ・デル・レイ(Lana Del Rey)が着用したドレスを想起させる棘のある枝をビーズ刺しゅうで描いたものもある。そんな荒々しさと儚さが共存するデザインで、「マックイーン」流のエレガンスを表現している。

“アーカイブに思いを巡らせ、アトリエと共に働くことに多くの時間をかけた”

そして、出発点となったリーの「バンシー」コレクションに見られた要素も現代的に再解釈した。スーパーローライズの“バムスター“パンツやニットの一部をくり抜かれたデザインは、パンツの腰下やジャケットの胸元を水平にカットしてチュールでつなぎ、白いフリルをあしらうことでロマンチックに。クモの巣を彷彿とさせる手編みのレースは、ドレスやハイネックのトップスに用いた。また、長い髪をとくバンシーにちなんだ櫛やヘアブラシをモチーフにしたアクセサリーも登場。ラストは流れるようなチェーンとクリスタルで全身を覆ったヘッドピースとドレスで、現代のバンシーの姿を描いた。

ショー後のバックステージで、マクギアーは「アーカイブに思いを巡らせ、アトリエと共に働くことに多くの時間をかけた。アーカイブには未完成のトワルや端布(はぎれ)からシューズまで、人々が知らないような宝物がたくさんある。そこにどっぷり浸れるのは、素晴らしいことだ。大きなインスピレーションを受けたし、見つけた小さなディテールをどのように現在のコレクションに取り入れられるかを考えた」と話す。その言葉が示すように、ブランドに対する理解も深まっていることがコレクション全体から見て取れた。「この先は安泰」というのはまだ早いかもしれないが、確実に明るい未来に向けて前進したと言えるだろう。

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「マックイーン」の“強さ“と”脆さ“をはらむダークファンタジー ショーン・マクギアーが2シーズン目に見せた大きな進歩

「マックイーン(McQueen)」を手掛けるショーン・マクギアー(Sean McGirr)が本領を発揮し、大きな進歩を見せた。半年前のデビューコレクションは実際のアーカイブを見られないまま4週間という短期間で制作したこともあってか精度に欠け否定的な意見も多かったが、2シーズン目となる2025年春夏は軌道修正。ブランドのアーカイブを掘り下げながら、マクギアー自身の若い感性を生かし、“強さ“と”もろさ“をはらむ「マックイーン」らしいダークファンタジーを描いた。

リーのアーカイブと自身の記憶を重ね合わせたテーマ

今季のテーマは、アイルランドの民話に登場する叫び声で人の死を予告する長い髪の精霊バンシー(Banshee)。創業者リー・アレキサンダー・マックイーン(Lee Alexander McQueen)は1994-95年秋冬コレクションでバンシーを題材にしており、アイルランド出身のマクギアーは当時のスケッチからイメージをふくらませるとともに、幼少期に母や祖母からその民話を聞いていた自身の記憶を重ねた。彼にとって、「バンシーは今、現実的に力強い存在を象徴するようになった」という。

ショーは、「マックイーン」の強さを象徴するパワーショルダーのシャープなテーラリングからスタート。前合わせの部分をギュッと握りしめた姿と捉えたように捻り、ドレープを寄せたデザインが今季のカギとなる。それだけでなく、背中にシルバーのビーズやラインストーンでバンシーや花のモチーフを描いたり、制服のようにパイピングを施したりしたものもある。そこに合わせるのは、裾が後ろに広がる“キックバック“シルエットのクロップドパンツやアシンメトリーなスカートで、躍動的な印象を演出。コットンポプリンシャツのうねり流れるような大きな襟も目を引く。また、ワークウエアのようなツイル地やダメージ加工を施したレザーで仕立てたアウターやミニスカートといったカジュアルなスタイルも織り交ぜ、ストリートのムードを加えている。

一方、強さの中に潜む「脆さ」を感じるのは、シルクやレースなどの繊細な生地を組み合わせ、アトリエの手仕事を駆使して作り上げたドレススタイル。裾や端をフレイド(ほつれ)やダメージ加工で仕上げたり、オーガンジーをほどいてフリンジ状にした後で逆毛を立てるようにしてボリュームを出したり、その上に銀の刺しゅうをあしらったり。今年の「メットガラ」でラナ・デル・レイ(Lana Del Rey)が着用したドレスを想起させる棘のある枝をビーズ刺しゅうで描いたものもある。そんな荒々しさと儚さが共存するデザインで、「マックイーン」流のエレガンスを表現している。

“アーカイブに思いを巡らせ、アトリエと共に働くことに多くの時間をかけた”

そして、出発点となったリーの「バンシー」コレクションに見られた要素も現代的に再解釈した。スーパーローライズの“バムスター“パンツやニットの一部をくり抜かれたデザインは、パンツの腰下やジャケットの胸元を水平にカットしてチュールでつなぎ、白いフリルをあしらうことでロマンチックに。クモの巣を彷彿とさせる手編みのレースは、ドレスやハイネックのトップスに用いた。また、長い髪をとくバンシーにちなんだ櫛やヘアブラシをモチーフにしたアクセサリーも登場。ラストは流れるようなチェーンとクリスタルで全身を覆ったヘッドピースとドレスで、現代のバンシーの姿を描いた。

ショー後のバックステージで、マクギアーは「アーカイブに思いを巡らせ、アトリエと共に働くことに多くの時間をかけた。アーカイブには未完成のトワルや端布(はぎれ)からシューズまで、人々が知らないような宝物がたくさんある。そこにどっぷり浸れるのは、素晴らしいことだ。大きなインスピレーションを受けたし、見つけた小さなディテールをどのように現在のコレクションに取り入れられるかを考えた」と話す。その言葉が示すように、ブランドに対する理解も深まっていることがコレクション全体から見て取れた。「この先は安泰」というのはまだ早いかもしれないが、確実に明るい未来に向けて前進したと言えるだろう。

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模倣品を販売した72歳と40歳の親子が逮捕 マイアミ警察が約9億円相当のハンドバッグやジュエリーを押収

米マイアミでハンドバッグやジュエリーなどの模倣品を販売していた72歳と40歳の親子が逮捕された。マイアミ警察によると、押収した模倣品は、販売価格に換算すると600万ドル~700万ドル(約8億5200万~9億9400万円)相当になるという。

模倣品を販売していた店舗には、「シャネル(CHANEL)」や「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」「ディオール(DIOR)」「グッチ(GUCCI)」「フェンディ(FENDI)」「サンローラン(SAINT LAURENT)」「ティファニー(TIFFANY & CO.)」などの模倣品が並んでおり、いずれもいわゆる“スーパーフェイク”と呼ばれる、消費者が真贋に気付かないほどに精巧に似せた模倣品だったという。

マイアミ警察によると、捜査は「グループの一員」とされる人物からの情報提供によって開始されたという。その後、捜査官がおとり捜査の一環として同店で1150ドル(約16万円)相当の偽物の「ヴァン クリーフ&アーペル(VAN CLEEF & ARPELS)」の宝飾品を購入し、専門家が鑑定した結果、模倣品であることが確認された。

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「ブシュロン」が“キャトル”20周年のポップアップを開催 試着やタトゥー、スイーツまで楽しめるイベントに

パリ発ジュエラー「ブシュロン(BOUCHERON)」は、東京・原宿のキャットストリートでポップアップイベントを開催する。同イベントは、アイコンの“キャトル”誕生20周年を記念するもので、パリ、ソウル、上海での開催を経て東京でグランドフィナーレを迎えた。

さまざまなコンテンツで“キャトル”の世界観を体感

イベントでは、“キャトル”のハイジュエリーや日本初公開の特別限定コレクションを展示。“キャトル”のデザインコードを組み合わせた万華鏡のようなトンネルでの没入体験をはじめ、“キャトル”を気軽に試着できるコーナーとタトゥバーでタトゥシールとジュエリーコーディネートを楽しむことができる。パリ、ソウル、上海、東京の20歳のインフルエンサーのスペシャルムービーが公開されている会場内には、タッチパネルのゲームやオリジナルフレームで撮影できるフォトブースを用意。また、「パティスリィ アサコ イワヤナギ」とのコラボレーションによるスペシャルカフェが併設されており、“キャトル”をインスピレーションにした4種類のパフェなどを提供する。

会期は20日まで。「ブシュロン」のLINE公式アカウントで予約要。

■ BOUCHERON POP-UP “QUATRE is 20”
会期: 10月5〜20日
時間: 11:00~19:00
入場無料、「ブシュロン」のLINE公式アカウントで事前予約制

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「クレージュ」2025年春夏コレクションに来場したK-POPエイティーズのウヨンに密着

 

「クレージュ(COURREGES)」は9月25日(現地時間)、2025年春夏コレクションをパリ・マレ地区ル・カロ・デュ・タンプルで発表した。KPOPボーイズグループ、エイティーズ(ATEEZ)のメンバー、ウヨン(Wooyoung)が「クレージュ」のジャケットとパンツを着用し、黒のサングラスを頭につけ、シルバーリングを合わせて来場した。

ショーに向かう準備

ショーに先立ち、ウヨンはデニムとチェック柄への愛を語り、エイティーズの次のパフォーマンス日について聞かれると、「分からないよ」と笑顔で答えていた。

ショー後にはファンと交流

ショーの後、ウヨンはニコラス・デ・フェリーチェ(Nicolas Di Felice)=アーティスティック・ディレクターとバックステージで対面し、「素晴らしいニコラスと会えてとても嬉しいし、直接ショーを見ることができてとても光栄です」と言葉を交わした。

その後、ウヨンは通りで待っていたエイティーズのファン、ATINYへのサインに応じ、「いつもありがとう、ATINY。皆が今日という日を完璧にしてくれた」と答えた。

同日夜、ウヨンは、「バルマン(BALMAIN)」、「ヴィヴィアン・ウエストウッド(VIVIENNE WESTWOOD)」のショーに参加した同じくエイティーズメンバーのホンジュン(Hongjoong)と合流。また、ソンファ(Seonghwa)は、「イザベル マラン(ISABEL MARANT)」のショーに出席していた。

エイティーズは昨年12月、最新アルバムの「THE WORLD EP.FIN : WILL」をリリースし、今年8月には北米でのツアーを終え、2025年初頭からヨーロッパでのツアーを予定している。

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「クレージュ」2025年春夏コレクションに来場したK-POPエイティーズのウヨンに密着

 

「クレージュ(COURREGES)」は9月25日(現地時間)、2025年春夏コレクションをパリ・マレ地区ル・カロ・デュ・タンプルで発表した。KPOPボーイズグループ、エイティーズ(ATEEZ)のメンバー、ウヨン(Wooyoung)が「クレージュ」のジャケットとパンツを着用し、黒のサングラスを頭につけ、シルバーリングを合わせて来場した。

ショーに向かう準備

ショーに先立ち、ウヨンはデニムとチェック柄への愛を語り、エイティーズの次のパフォーマンス日について聞かれると、「分からないよ」と笑顔で答えていた。

ショー後にはファンと交流

ショーの後、ウヨンはニコラス・デ・フェリーチェ(Nicolas Di Felice)=アーティスティック・ディレクターとバックステージで対面し、「素晴らしいニコラスと会えてとても嬉しいし、直接ショーを見ることができてとても光栄です」と言葉を交わした。

その後、ウヨンは通りで待っていたエイティーズのファン、ATINYへのサインに応じ、「いつもありがとう、ATINY。皆が今日という日を完璧にしてくれた」と答えた。

同日夜、ウヨンは、「バルマン(BALMAIN)」、「ヴィヴィアン・ウエストウッド(VIVIENNE WESTWOOD)」のショーに参加した同じくエイティーズメンバーのホンジュン(Hongjoong)と合流。また、ソンファ(Seonghwa)は、「イザベル マラン(ISABEL MARANT)」のショーに出席していた。

エイティーズは昨年12月、最新アルバムの「THE WORLD EP.FIN : WILL」をリリースし、今年8月には北米でのツアーを終え、2025年初頭からヨーロッパでのツアーを予定している。

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「ジョーダンブランド」の史上最高級コレクションが日本上陸 35万円超えジャケットも

ナイキ(NIKE)の「ジョーダン ブランド(JORDAN BRAND)」は、ブランド史上最高のプロダクトを追求したカプセルコレクション“ジョーダン ウィングス コレクション(THE JORDAN WINGS COLLECTION)”を数量限定で発売する。全17型。ジャケットやハットなどのアパレルに加え、リングなどのアクセサリーやスニーカーまで幅広く取りそろえる。価格は4万2900円〜35万7500円。10月19、20日に東京・原宿のイベントスペース「ジング 原宿」で開催するポップアップで先行発売し、24日に、同ブランド旗艦店である「ジョーダン・ワールド・オブ・フライト トーキョー・シブヤ」で発売予定だ。

レザーやカシミヤなどの高級素材を惜しみなく使用

同コレクションで展開する全ての商品は、イタリア製ハンドメイド。マイケル・ジョーダンのウォームアップスタイルに着想を得た、両袖に立体感のある刺しゅうで翼のモチーフを描いたトラックジャケット(11万3300円)や、同氏がプレー中に2本の指にテーピングしていたことにインスピレーションを受けたリング(全2型、4万6200円〜5万2800円)、カシミヤのボディーをベースに、両肩にレザーの装飾を施したヴァーシティジャケット(35万7500円)、シリーズ史上最も贅沢な素材を使用したという “エアジョーダン1”シリーズ(全3型、13万2000円〜23万1000円)など、同ブランドの象徴的なデザインやルーツ、定番アイテムなどを再解釈。高級感のある素材使いや、ハンドメイドならではのディテールで、時代に左右されない普遍的な価値を表現した。

同コレクションは今年3月、中国・北京の「ジョーダン・ワールド・オブ・フライト ベイジン・サンリトン」オープンに際して北京限定で発売。今回で日本初上陸となる。「ジョーダン・ワールド・オブ・フライト」は、「ジョーダンブランド」が世界に展開する旗艦店で、渋谷店は世界2店舗目として2023年3月13日にオープン。現在ではミラノ、東京、北京、ソウルの4都市に店舗を構える。

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“デカ⽬をかなえる魔法の杖” 「ヒンス」がスティック型のマルチシャドウを発売

韓国のコスメブランド「ヒンス(HINCE)」は11⽉1⽇、“デカ⽬をかなえる魔法の杖”をキャッチコピーに掲げたデュアル型のマルチスティック“ニューデップスデュアルカラースティック”(全4種、各1980円)を発売する。10⽉14⽇には「キューテン(Qoo10)や楽天の「ヒンス」公式ストアで先⾏販売を行う。

“ニューデップスデュアルカラースティック”は、同ブランドの定番商品である“ニューデップスアイシャドウ”の人気色をスティックに適⽤したアイテムだ。細いペンシルと太いペンシルを1本に搭載し、涙袋はもちろん、チークやリップライナー、シェーディングとしても使⽤可能。クリーミーなテクスチャーながらも⻑時間密着するフィクシングフォーミュラを採用している。

カラーは涙袋のメイクに最適なベージュとブラウンを組み合わせた“ウォームボリューム”、血色感を与えるローズグリッターとグレーブラウンをセットにした“クールボリューム”、影色を演出するジンジャーブラウンとペタルベージュの“ウォームシェード”、ロージーブラウンとローズベージュを掛け合わせた“クールシェード”の4種。肌から浮き上がることなく⾃然になじむ、多彩なパーソナルカラーを考慮して構成している。

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