1位は、「ニューバランス」の“509”がアジア限定で10月18日に発売 ブラックとパープルの2色|週間アクセスランキング TOP10(10月10日〜10月16日)

1位は、「ニューバランス」の“509”がアジア限定で10月18日に発売 ブラックとパープルの2色|週間アクセスランキング TOP10(10月10日〜10月16日)

「WWDJAPAN」 ウイークリートップ10

1週間でアクセス数の多かった「WWDJAPAN」の記事をランキング形式で毎週金曜日にお届け。
今回は、10月10日(木)〜10月16日(水)に配信した記事のトップ10を紹介します。


- 1位 -
「ニューバランス」の“509”がアジア限定で10月18日に発売 ブラックとパープルの2色

10月16日公開 / 文・WWD STAFF

 「ニューバランス(NEW BALANCE)」は10月18日、2000年代ランニングシューズを洗練したファッションアイテムとして提案する“509”をアジア限定で発売する。カラーはブラックとパープルの2色で、サイズは22.5~29.0、30.0cmを展開。価格は1万2980円で「ニューバランス」公式オンラインストアや一部のオフィシャルストアで販売する。

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- 2位 -
「カルティエ」が“トリニティ”誕生100周年記念でポップアップ 新作の日本先行発売も

10月15日公開 / 文・WWD STAFF

 「カルティエ(CARTIER)」は10月31日〜11月17日、“トリニティ”の誕生100周年を記念し、表参道にポップアップストアをオープンする。

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- 3位 -
「ケイト」の“ポッピングシルエットシャドウ”から火照りカラー3種が限定発売 ほんのり血色感をプラス

10月11日公開 / 文・WWD STAFF

 「ケイト(KATE)」は10月19日、異なる2つの質感で“クリッと丸い目元”に仕上げる4色アイシャドウパレット“ポッピングシルエットシャドウ”(各1540円※編集部調べ、以下同)から、限定の火照りカラー3種を数量限定で発売する。

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- 4位 -
「ユニクロ アンド JWアンダーソン」の新作コレクションや「ジーユー」と「ロク」のコラボなど! 来週発売のファッションアイテム8選【10/14〜10/20】

10月12日公開 / 文・WWD STAFF

 ファッションアイテムの発売情報を「WWDJAPAN」的視点でピックアップ!今回は10月14〜20日に発売するアイテムを紹介します。「ユニクロ(UNIQLO)」は10月18日、「ジェイ ダブリュー アンダーソン(JW ANDERSON)」とのコラボレーションライン「ユニクロ アンド JWアンダーソン」の2024年秋冬コレクションを発売します。“懐かしい海辺の情景を感じる現代のフィッシャーマンズウエア”“暖かな日常着”というコンセプトが情緒的です。

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- 5位 -
石川祐希を起用した「トッズ」24年秋冬メンズコレのシーズンビジュアルが公開

10月15日公開 / 文・WWD STAFF

 「トッズ(TOD'S)」は新たに「トッズ フレンズ」に就任したプロバレーボールプレイヤーの石川祐希を起用した2024年秋冬メンズコレクション「マテリア」のシーズンビジュアルとムービーを公開した。

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- 6位 -
「ファミリア」×「ビームス ジャパン」 神戸と東京にフォーカスしたご当地アイテムも

10月11日公開 / 文・WWD STAFF

 「ファミリア(FAMILIAR)」は10月18日、ビームス ジャパン(BEAMS JAPAN)との限定コラボレーションアイテムを発売する。

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- 7位 -
イガリシノブの「フーミー」が初のミニコスメを限定発売 マルチスティックや4色アイシャドウなど

10月11日公開 / 文・WWD STAFF

 イガリシノブ=ヘア&メイクアップアーティストがプロデュースするコスメブランド「フーミー(WHOMEE)」は10月19日と11月18日の2回に分けて、ブランド初のミニコスメシリーズを数量限定で発売する。前髪がある人にフォーカスしたイガリの新提案「前髪アイ理論」に基づき開発したマルチスティックやリップ、アイシャドウの3アイテムをラインアップする。

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- 8位 -
「ヴァンズ」がビリーズ10周年記念コラボ パイレーツ柄の“オーセンティック”2色

10月11日公開 / 文・WWD STAFF

 「ヴァンズ(VANS)」は、スニーカーショップ、ビリーズ(BILLY'S)の10周年を記念し、コラボスニーカー2色を発売する。価格は各1万2100円。10月19、20日に開催するイベント「東京カルチャーデパート(TOKYO CULTURE DEPART)」で先行販売し、12月上旬に一般発売する。

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- 9位 -
ファストリ、初の売上高3兆円突破 「毎年5000億円増収」「10兆円体制を準備」

 「ユニクロ(UNIQLO)」「ジーユー(GU)」を擁するファーストリテイリングは2024年8月期、売上高に相当する売上収益が初めて3兆円を突破した。営業利益も5000 億円を超えた。伸長率は売り上げで前年比2ケタ増、営業利益が同3割増、営業利益率は16.1%と、「ユニクロ」創業40周年でなお高収益・高成長を続けている。決算会見に登壇した柳井正 会長兼社長は、「今後もさらに急成長していく。毎年5000億円ずつ売り上げを伸ばしていくと数年のうちに売上高5兆円に届く。将来の10兆円に向け、具体的な計画と準備を進めていく」と意気軒高だ。

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- 10位 -
「リファ」史上最も極細な“フィンガーアイロン”を河北裕介が監修 うぶ毛も根元もアレンジ可能

10月16日公開 / 文・WWD STAFF

 「リファ(REFA)」は10月16日、ヘアメイクアップアーティスト河北裕介が監修したヘアアイロン“リファフィンガーアイロン ST 6”(全3色、各1万4960円)を、全国の取り扱い美容室やエステティックサロンで先行発売した。その後、各チャネルで順次販売を予定している。11月15日には、河北が出演&レクチャーする「簡単なテクニックで見た目の印象を大きく変えるヘアアレンジ方法」の特設ページと動画を公開する。

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【前編】「ヨーク」寺田デザイナーが“人生を賭けた”初の直営店

「ヨーク(YOKE)」は、青山に初のフラグシップストアを2024年10月19日にオープンした。
そのショップができるまでを取材した動画を前編と後編に分けて公開。

本動画では、「ヨーク」のアトリエに訪問し、寺田典夫デザイナーに店を作る決意をした経緯から、どのような場所を目指すかまで、さまざまな思いを聞いた。また、開業前のスペースで行った2025年春夏コレクションの展示会で、寺田デザイナーと交流の深い関係者に、デザイナーの人柄や初の店舗への期待感についてもコメントしてもらった。
展示会場の床や壁は、コンクリートのままで無機質な雰囲気を残しつつ、ショー映像が視聴できるブースや今回のコレクションで取り上げたアーティストの絵を飾っており、まるで美術館のような空間。
ショップオープンに向けて「わざわざ内装を変えなくていいじゃないか」と、展示会に訪れた多くが口をそろえていたが、「この展示会会場を超える店舗にする」と、寺田デザイナーの強い意志でオープンまで準備は進んでいく。
寺田デザイナーが、そこまでして店にかける理由は何なのだろうか。ショップオープンの先に目指す「ヨーク」の次のステージとは。内装作業や、いよいよ完成したショップツアーは後編で公開する。

■YOKE AOYAMA
10/19(土)より通常営業いたします。
住所:〒107-0061 東京都港区北青山2-11-15 町田ビル2F
営業時間:12:00 – 19:00 (水曜日定休)
TEL:03-6804-3330
>公式サイト
>ブランドインスタグラム
>ショップインスタグラム

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世界に広がる「ユニクロ」のリペア・リメークサービス 国際リペアデーに合わせイベント

「ユニクロ(UNIQLO)」は10月19日の国際リペアデーに合わせ、「リ・ユニクロ スタジオ(RE.UNIQLO STUDIO)」を導入する複数店舗で、服のリペアやリメークにまつわるイベントを開催する。イベントに先立つ17日、メディアに向けたトークショーを実施した。

「リ・ユニクロ スタジオ」は、「ユニクロ」店舗内に併設。穴やほつれの修繕ほか、衣服に刺しゅうや刺し子(※一部店舗のみのサービス)を加え、自分好みにカスタマイズできるサービスを提供している。穴やほつれの修繕は他ブランドのお直しサービスでも提供しているケースがあるが、刺し子は比較的珍しい。

欧州の「リ・ユニクロ スタジオ」デザイン監修者が登壇

17日のトークショーには、欧米の「リ・ユニクロ スタジオ」でリメークデザインを監修し、店頭でワークショップも開催する森川真彦スタジオ マサチュカ代表が登壇した。「イギリスでは、テレビ番組『ソーイング ビー(SEWING BEE)』で紹介されたこともあり、普段から裁縫をする人の間では刺し子が浸透しつつある印象。一方、スペイン・マドリードで開催したワークショップでは、学校で手芸の授業がないことも影響しているのか、針や糸に初めて触る人も多くいた」。国や地域によって人気のリメークメニューも異なり、ロンドンでは特に刺し子が人気だという。

「リ・ユニクロ スタジオ」の起源は、2021年にドイツの店舗で行ったアップサイクルのワークショップ。そこから発展し、22年9月に英国・ロンドンのリージェントストリート店に「リ・ユニクロ スタジオ」を設立した。24年10月現在で、22の国・地域の51店舗が「リ・ユニクロ スタジオ」を併設している。日本では、22年10月に導入した世田谷千歳台店をパイロット店舗に、13店舗に「リ・ユニクロ スタジオ」のコーナーを設けている

堀田茜や金メダリストも登場

トークショーには森川代表と共に、モデルや俳優として活躍する堀田茜と、パリ五輪女子レスリング76キロ級で金メダルを獲得した鏡優翔選手も登壇し、ジャケットのリメークに挑戦した。「手がける衣服は、色やサイズ、ダメージなど、全てが1着ごとに異なる。汚れを基軸にパッチの位置を定め、デザインとして昇華するなど、ダメージや汚れを生かしたデザインを意識している」という森川代表のアドバイスのもと、思い思いのイラストを描きデザインした。「ファッショナブルなリペア・リメークができるのが、『リ・ユニクロ スタジオ』の特徴。環境に配慮されているからだけでなく、かわいいから着たいという気持ちを喚起させる」(堀田茜)。

「ユニクロ」では、国際リペアデーを記念し、10月18日は福岡・天神店、19日は東京・五反田TOC店で、衣服のリメークワークショップを開催する。持ち寄った同ブランドの衣服に、刺し子やパッチ、コープ(ひも)を施し、新しいデザインにアップサイクルする。そのほか、国内の「リ・ユニクロ スタジオ」は18〜20日、アンケートの回答と引き換えに、リペアメニューの一部無料または割引キャンペーンを実施する。

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世界に広がる「ユニクロ」のリペア・リメークサービス 国際リペアデーに合わせイベント

「ユニクロ(UNIQLO)」は10月19日の国際リペアデーに合わせ、「リ・ユニクロ スタジオ(RE.UNIQLO STUDIO)」を導入する複数店舗で、服のリペアやリメークにまつわるイベントを開催する。イベントに先立つ17日、メディアに向けたトークショーを実施した。

「リ・ユニクロ スタジオ」は、「ユニクロ」店舗内に併設。穴やほつれの修繕ほか、衣服に刺しゅうや刺し子(※一部店舗のみのサービス)を加え、自分好みにカスタマイズできるサービスを提供している。穴やほつれの修繕は他ブランドのお直しサービスでも提供しているケースがあるが、刺し子は比較的珍しい。

欧州の「リ・ユニクロ スタジオ」デザイン監修者が登壇

17日のトークショーには、欧米の「リ・ユニクロ スタジオ」でリメークデザインを監修し、店頭でワークショップも開催する森川真彦スタジオ マサチュカ代表が登壇した。「イギリスでは、テレビ番組『ソーイング ビー(SEWING BEE)』で紹介されたこともあり、普段から裁縫をする人の間では刺し子が浸透しつつある印象。一方、スペイン・マドリードで開催したワークショップでは、学校で手芸の授業がないことも影響しているのか、針や糸に初めて触る人も多くいた」。国や地域によって人気のリメークメニューも異なり、ロンドンでは特に刺し子が人気だという。

「リ・ユニクロ スタジオ」の起源は、2021年にドイツの店舗で行ったアップサイクルのワークショップ。そこから発展し、22年9月に英国・ロンドンのリージェントストリート店に「リ・ユニクロ スタジオ」を設立した。24年10月現在で、22の国・地域の51店舗が「リ・ユニクロ スタジオ」を併設している。日本では、22年10月に導入した世田谷千歳台店をパイロット店舗に、13店舗に「リ・ユニクロ スタジオ」のコーナーを設けている

堀田茜や金メダリストも登場

トークショーには森川代表と共に、モデルや俳優として活躍する堀田茜と、パリ五輪女子レスリング76キロ級で金メダルを獲得した鏡優翔選手も登壇し、ジャケットのリメークに挑戦した。「手がける衣服は、色やサイズ、ダメージなど、全てが1着ごとに異なる。汚れを基軸にパッチの位置を定め、デザインとして昇華するなど、ダメージや汚れを生かしたデザインを意識している」という森川代表のアドバイスのもと、思い思いのイラストを描きデザインした。「ファッショナブルなリペア・リメークができるのが、『リ・ユニクロ スタジオ』の特徴。環境に配慮されているからだけでなく、かわいいから着たいという気持ちを喚起させる」(堀田茜)。

「ユニクロ」では、国際リペアデーを記念し、10月18日は福岡・天神店、19日は東京・五反田TOC店で、衣服のリメークワークショップを開催する。持ち寄った同ブランドの衣服に、刺し子やパッチ、コープ(ひも)を施し、新しいデザインにアップサイクルする。そのほか、国内の「リ・ユニクロ スタジオ」は18〜20日、アンケートの回答と引き換えに、リペアメニューの一部無料または割引キャンペーンを実施する。

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【2024年クリスマスコフレ】ディズニーキャラクターのネイルが「オホーラ」から登場 エルサやミッキーをイメージ

韓国発セルフジェルネイルブランド「オホーラ(OHORA)」は11月8日、“ディズニーコレクション ハッピーホリデーズ”を限定発売する。「オホーラ」公式オンラインストア、楽天、アマゾン、キュー10で同日17時から取り扱う。なお、ディズニーストアでの取り扱いはない。

イルミネーションのように輝くネイルをラインアップ

同コラボは、エルサ、マリー、ティンカー・ベル、プーさん、ミッキーマウスをモチーフにした全6種のネイル(各2300円)をラインアップ。また、ミッキーマウスをデザインしたジェルランプ(2200円)も用意する。数量限定の“ホリデーミッキーデザインセット”(4760円)には、クリスマス仕様の限定パッケージに、ミッキーマウスモチーフのネイル2種とジェルランプを詰めた。

“N エルサズマジック(Elsa’s Mageic)”

“N エルサズマジック(Elsa’s Mageic)”は、「アナと雪の女王」のエルサをモチーフにしたアイスブルーカラーのネイル。エルサの魔法に着想を得たディープネイビーのマーブル模様や、プラチナグリッター、スノーフレークをかたどったクリスタルパーツで氷の世界を演出する。

“N マリーズラブリネス(Marie’s Loveliness)”

“N マリーズラブリネス(Marie’s Loveliness)”は、「おしゃれキャット」のマリーをモチーフにしたベビーピンクカラー。ベイビーブーマーにピンクのマーメイドパウダーをあしらい光沢感を強調、ホワイトオーロラリボンパーツでアクセントを効かせた。 フレンチとツイードパターン、パールパーツの組み合わせで高級感がありながらも愛らしいデザインに仕上げた。

“N ティンカー・ベルズネバーランド(Tinker Bell‘s Neverland)”

“N ティンカー・ベルズネバーランド(Tinker Bell‘s Neverland)”は、妖精の粉を振りかけるティンカー・ベルに着想を得た。グリーンカラーマーブルはティンカー・ベルの衣装をイメージし、羽のドローイング、ゴールドクリスタルパーツあしらった。3Dエンボス加工を施したゴールドラインは妖精の粉が舞う様子を表現した。

“N プーズハニーポット(Pooh’s Honey Pot)”

“N プーズハニーポット(Pooh’s Honey Pot)”は、プーさんをモチーフにしたハニーブラウンカラー。はちみつカラーのマグネット変形フレンチと3Dエンボス加工を施したデザインは、はちみつの質感と滴り落ちる様子をイメージした。ゴールドで描いたプーさんとみつばちはほのぼのとしたムードを演出する。

“N ミッキーズズクリスマス(Mickey’s Christmas)”

“N ミッキーズズクリスマス(Mickey’s Christmas)”は、レッドベースにクリスマスツリーのカチューシャを付けたミッキーマウスのアートを施し、グリッターとオーナメントをイメージしたゴールドの星々、ミッキーアイコン、グリーンのヒイラギをデザインした。さらに、クリスマスリーフを連想させるクリスタルとパールパーツで上品に仕上げた。

“N クラシックミッキー(Classic Mickey)”

“N クラシックミッキー(Classic Mickey)”は、ヌーディーなベースカラーとモノトーンアート、チェックパターンフレンチを組み合わせた。グリッターとミッキーマウスのパーツが目を引くデザインながらも、落ち着いたモノトーンカラーで仕上げた。

ジェルランプ

限定デザインのジェルランプは、コンパクトサイズで、45秒、60秒の2段階タイマー機能を搭載している。

ディズニーストアとコラボ 
ミニーデザインコレクション

11月8日10時には、“ミニーデザインコレクション”をディズニーフラッグシップ東京、全国のディズニーストア店舗、ディズニー公式オンラインストアを発売する。

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「ザラ」が2024-25年秋冬“ストゥディオ コレクション”を発売 スタイリストのカール・テンプラーと共同製作

「ザラ(ZARA)」は、トップスタイリストのカール・テンプラー(Karl Templer)と共同製作した2024-25年秋冬“ストゥディオ コレクション”を発売した。「ザラ」銀座店(メンズ、ウィメンズのみ)、新宿店(メンズ、キッズのみ)および、公式オンラインストアで扱う。

メンズ

メンズウエアは、デジタルとアナログの融合がテーマ。既存のスタイルに、大胆で個性的なカラーやテクスチャーを取り入れ、独特なネックラインや裾のレイヤリングでアクセントを加えた。ラインアップは、コートやニットのほか、スラックス、シューズ、バッグなどをそろえた。価格は7990〜4万5990円。

キャンペーン撮影はクレイグ・マクディーン(Craig McDean)が担当した。

ウィメンズ

ウィメンズウエアは、従来のシルエットの境界を彫刻的なフォームで再定義することを目指した。フェイクファー、レザー、ウール、オーガンザなどの素材を使用し、チュール感のあるデザインを施した。アイテムは、ロングコートやワンピースに加え、短丈のトップスやブーツ、バッグなどをラインアップ。価格は3590~4万9990円。

キャンペーンはスティーブン・マイゼル(Steven Meisel)が撮影。グラフィカルな力強さを表現した。

キッズ

キッズウエアは、ワーク、ボヘミアン、プレッピー、テーラリング、フォークなど、さまざまなスタイルを取り入れた。子どもたちがクラシックなファッションを楽しみながら、日常の遊びにも耐えられるよう仕上げた。アイテムはトップス、パンツ、ソックス、バッグ、バンダナなどを用意し、価格は1690~2万9990円。

キャンペーン撮影はデニス・ブルーズ(Denis Boulze)が担当。服と個性の調和をダイナミックに写した。

アイテム一覧

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「アディダス オリジナルス」×「アトモス」 人気の“サンバ”が高級感あるデザインで登場

「アトモス(ATMOS)」は、「アディダス オリジナルス(ADIDAS ORIGINALS)」とコラボし、人気モデル“サンバ(SAMBA)”(1万8700円)を“タキシード”と愛称付けた新しいデザインモデルを10月26日に発売する。また発売に先駆けて、10月25日8時59分まで「アトモス」のサイトで抽選を受け付けている。

本アイテムは、アッパーのシルバー部分はイタリア製のレザー「ペリグリーノ」を採用、ブラック部分はパテントレザー、インソールにはレザーシートの上からエンボスで銀箔を塗布したロックアップロゴを施し、シューレースチップにシルバーなど、細かいディテールにこだわった光沢感のあるブラックとシルバーのカラーで統一されラグジュアリーで高級感がある一足となっている。サイズは22.5〜29.0、30.0cmを展開する。

アイテム一覧

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バーニーズ ニューヨーク六本木店が故ジェイミー・リードの作品を展示・販売 河村康輔とのコラボも

バーニーズ ニューヨーク六本木店は11月3日まで、グラフィックデザイナーやアーティストとして活躍したイギリス・ロンドン出身の故ジェイミー・リード(Jamie Reid)のアーカイブ作品と、コラージュ技法で知られる現代アーティストの河村康輔とのコラボレーション作品を展示・販売中だ。

故ジェイミー・リードの代表作であるパンクバンド、セックス・ピストルズ(Sex Pistols)の楽曲「GOD SAVE THE QUEEN」のシルクスクリーン・ポスターをはじめ、1970年代のパンクスピリットを表現した作品を多数用意。また、故エリザベス女王(Queen ElizabethⅡ)の若かりし頃のポートレートをモチーフとした河村氏とのコラボアートを中心に、複数の限定アイテムもそろえる。

■アート エキシビション:ジェイミー・リード
日程:10月18日~11月3日
時間:11:00~20:00(金・土曜日のみ20:30)
場所:バーニーズ ニューヨーク六本木店 2階
住所:東京都港区六本木7-7-7

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「エドウイン」が明治と協業 カカオ豆の皮を用いたジーンズとデニムジャケットを発売

「エドウイン(EDWIN)」は、カカオ豆の種皮を用いた、明治のライフスタイルブランド「カカオスタイル(CACAO STYLE)」と協業したデニムを発売した。エドウイン トーキョー ハラジュク、エドウイン トーキョー、「エドウイン」公式オンラインで販売する。

ジーンズとデニムジャケット
チョコレートモチーフを随所に

アイテムは、ジーンズ(3万3000円)とデニムジャケット(4万4000円)をラインアップする。明治ミルクチョコレートに着想を得て、茶色と金色のセルビッジをあしらう。生地は、チョコレート製造に際し取り除かれる、カカオ豆の種皮を粉末にし、和紙と合わせた糸を緯糸に採用。一般的なデニム生地に比べ、軽くドライな履き心地に仕上げた。共に「エドウイン」の国内自社縫製工場で製造する。「カカオスタイル」ロゴの入ったヌメ革のオリジナルラベルを配し、チョコレートをイメージしたフラッシャーとチャームを施した。

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駅は初 エコミットが衣料品回収「パスト」をJR海浜幕張駅改札外に期間限定で設置

千葉ステーションビルとエコミット(ECOMMIT)は、不要品の回収・選別・再流通を一気通貫で行う資源循環サービス「PASSTO(パスト)」の不要品回収ボックスを、10月18日から31日の14日間限定でJR海浜幕張駅改札外に設置し、衣類回収を実施する。「パスト」の不要品回収ボックスの駅での設置は、初となる。

回収した不要品は、エコミットにより国内外でリユース品として再流通されるほか、リユースが難しいものに関してはリサイクルパートナーを通じて再資源化されるという。対象は、衣類で、汚れやシミ、やぶれ、過度な毛玉のある服、靴下・肌着、水着、着物、体操服・制服、ユニフォーム、靴類、ホビー・雑貨などは回収できない。

アパレルや小売りの間で衣料品回収の取り組みが広がる中で、回収ボックスの設置場所については試行錯誤が続いている。繊維・衣料品はペットボトルや古紙などと異なり、資源として回収しない自治体が多い中、回収事業をいかに生活導線に組み込み、回収の量と質を上げるかがひとつの課題となっている。「パスト」は商業施設や役所などの公共施設、スーパーマーケッなどさまざまなタッチポイントでの設置を増やしており、今回も多くの人にとって日常生活の導線上にある「駅」に設置した点がポイントだ。

なお、「パスト」は16日、2024年度グッドデザイン賞を受賞している。

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「サロモン」が新作“XT-6 ネオン トウキョウ”を発表 「アトモス」限定で販売

「サロモン(SALOMON)」は、人気トレイルランニングシューズ“XT-6”の新作“ネオン トウキョウ(NEON TOKYO)”を発表した。価格は2万8600円で、10月25日からスニーカーショップ「アトモス(ATMOS)」の直営店および公式オンラインストア限定で取り扱う。なお、「アトモス」の特設サイトでは10月24日8時59分まで抽選販売を受け付け中だ。

“XT-6 ネオン トウキョウ”は、“東京の夜を鮮やかに駆け抜ける”が着想源。クッション製や耐久性などオリジナルモデルの機能性はそのままに、ブラックベースのボルトとパープルの2カラーを用意した。

キービジュアルは、韓国で活躍するイラストレーターのナム13(Tree13)が手掛け、購入者には先着でA2サイズのポスターをプレゼントするという。

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“編み物王子”トーマス・デーリー、ウールマークのアンバサダーに就任

ウールマーク(WOOLMARK)は10月16日、イギリスの元飛び込み競技選手トーマス・デーリー(Thomas Daley)をアンバサダーに任命した。

デーリーはコロナ禍の期間中に編み物を始め、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に出場した際、プールサイドでマフラーなどを編む様子が話題に。その後もさまざまな大会の観客席で編み物をしていたことから、日本でも“編み物王子”の愛称で親しまれている。21年11月には、ニットウエアや編み物キットなどを取り扱う自身のブランド「メード・ウィズ・ラブ(MADE WITH LOVE)」を立ち上げた。

今回のアンバサダー就任を記念し、ウールマークとデーリーは共同で、メリノウールの毛糸とニットパターンから成るウールマーク認証済みの編み物キットを手掛ける。来年、「メード・ウィズ・ラブ」のオンラインストアで発売するという。

同氏は、「編み物は私を心身共に落ち着かせ、ゆったりとした気持ちにしてくれるもので、日常生活の一部となっている。ウールの毛糸は柔らかな手触りの天然素材であり、保温性にも優れているので、長く愛用できる質の高い衣類やホームウエアを作るのに最適だ」と語った。

5つの五輪メダルを獲得

同氏は、1994年生まれの30歳。幼少期から才能を発揮し、国内外の大会で活躍。2008年に14歳で北京オリンピックに出場して以来、12年のロンドン、16年のリオデジャネイロ、20年の東京、24年のパリオリンピックに出場し、5つのメダルを獲得している。24年8月には、競技生活からの引退を発表した。

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“編み物王子”トーマス・デーリー、ウールマークのアンバサダーに就任

ウールマーク(WOOLMARK)は10月16日、イギリスの元飛び込み競技選手トーマス・デーリー(Thomas Daley)をアンバサダーに任命した。

デーリーはコロナ禍の期間中に編み物を始め、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に出場した際、プールサイドでマフラーなどを編む様子が話題に。その後もさまざまな大会の観客席で編み物をしていたことから、日本でも“編み物王子”の愛称で親しまれている。21年11月には、ニットウエアや編み物キットなどを取り扱う自身のブランド「メード・ウィズ・ラブ(MADE WITH LOVE)」を立ち上げた。

今回のアンバサダー就任を記念し、ウールマークとデーリーは共同で、メリノウールの毛糸とニットパターンから成るウールマーク認証済みの編み物キットを手掛ける。来年、「メード・ウィズ・ラブ」のオンラインストアで発売するという。

同氏は、「編み物は私を心身共に落ち着かせ、ゆったりとした気持ちにしてくれるもので、日常生活の一部となっている。ウールの毛糸は柔らかな手触りの天然素材であり、保温性にも優れているので、長く愛用できる質の高い衣類やホームウエアを作るのに最適だ」と語った。

5つの五輪メダルを獲得

同氏は、1994年生まれの30歳。幼少期から才能を発揮し、国内外の大会で活躍。2008年に14歳で北京オリンピックに出場して以来、12年のロンドン、16年のリオデジャネイロ、20年の東京、24年のパリオリンピックに出場し、5つのメダルを獲得している。24年8月には、競技生活からの引退を発表した。

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「リン」がカシミアリメイク「ア ラブムーブメント」と協業 LAで見出した一点物の可能性


「リン(WRINN)」は今夏、カシミアリメイクブランド「ア ラブ ムーブメント(A LOVE MOVEMENT)」とのコラボアイテムをLAのセレクトショップ「マックスフィールド(MAXFIELD)」限定で販売した。川島幸美「リン」デザイナーは、2020年のブランド立ち上げ時からサステナビリティを前提とした服作りに取り組むも、環境配慮型素材の選択肢の狭さなどに悩んできた。そんな彼女が「光が見えた」と話すのが、協業による一点物の取り組みだ。

一切のゴミを出さないカシミアのリメイク

コラボのきっかけは川島デザイナーが昨年、LAの「ア ラブ ムーブメント」のアトリエを訪れたことだったという。同ブランドはLAを拠点に活動する大久保鉄三デザイナーが手掛け、現在は「マックスフィールド」限定で販売し、カシミアのリメイクアイテムのほか、オーガニックコットンを使用したリラックスウエアなどもそろえる。早くから廃材や古着を用いたリメイク作品を展開してきた、アップサイクルの分野の第一人者的存在だ。ブランドとして初めて作った1点物のリメイクのカシミアジャージーが「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」の会員制サロンで販売されたり、「レディメイド」や「アミリ(AMIRI)」「ダミアンハースト(DAMIEN HIRST)」などともコラボしたりと独自のビジネススタンスを貫いている。顧客にはレッド・ホット・チリ・ペッパーなど、LAのスターたちが名を連ねる。

川島デザイナーは「大久保さんのアトリエでは、小さな端切れもワッペンに活用するなど、とことんゴミを出さない。そのプロジェクトを目の当たりにして感銘を受けた」と話す。そして「大久保さんから “レディースコラボしたらどんな化学反応が起きるか見たいので作らないか?”と話をもらい、ぜひぜひとなりました」と協業の起点について振り返る。その後はしばらく、LAと東京間で作業を進めた。「大久保さんは全部手作業で、ボディとなるカシミア部分のサイズも一点ずつ異なるので、それに合わせて私の方も裁断から縫製まで全て自分で作った」という。

「マックスフィールド」での限定アイテム発売には前段に別のストーリーがある。「リン」は今夏、米国ロサンゼルスのセレクトショップ、「ルームメイツ(ROOM MATES)」で初の海外ポップアップを開催し、コラボアイテムもそこに向けて準備を進めてきた。同ポップアップではほかに、「リン」が得意とするバンブーやオーガニックコットン、ペットボトルリサイクルポリエステル素材を使ったオリジナルアイテムを扱った。そのポップアップを開催中に、2人は即アトリエに入り、大久保デザイナーによるリサイクルカシミアのボディに、川島デザイナーによるペットボトル由来のリサイクルポリエステルのチュールを使用しアレンジを加えた、$2,400(約35万円)のブルゾン4点を手作業で製作した。

「マックスフィールド」のバイヤーに仕上がったコラボアイテムの写真を送ると即日でオーダーが入り即納品。納品翌日には3点売れるという猛スピードの展開だった。川島デザイナーのインスタグラムでは、糸と針を持ち仕上げてゆく様子を残しており、デザイナーとして作る喜び、それが売れる喜びが伝わってくる。

日本では得られない、店頭での手ごたえ

この結果にはLAというマーケットの特性も関係ありそうだ。川島デザイナーは、ポップアップで接客にあたり、一見客の反応に「驚いた」と振り返る。店を訪れるのは地元の人、エンターテインメント業界関係者やツーリストなどで、その多くがウェルネス志向で環境問題にも関心を寄せたという。「再生素材やサスティナブルな取り組みを説明すると、興味を示してくれて、初めて見るブランドでも購入してもらえた」。売れ筋は、朝夕肌寒いLAならではの長袖ニット。「日本では得られない予想以上の反応と成果だった」と手ごたえを感じた。

その手ごたえは、日本でモノづくりをしながら感じていたジレンマと対照的だ。「リン」は、女性らしいシルエットなどが特徴で、素材にこだわる。しかし、生地メーカーが打ち出す環境配慮型素材にオーダーを入れても「量産しなくなった」と度々キャンセルになり、オーガニックコットンを望むもテキスタイルデザインのバリエーションは乏しいと感じてきた。欲しい素材が手に入らず、進む先が見えづらくなっていたタイミングで見えたLAで「一点物」の可能性だった。

「長くデザイナーをしてきて、仕事の進め方がルーティーンになっている。新しい生地を買って、服を作って売る、その仕組み自体を見直すタイミングなのだろう。ヴィンテージや古着を大切に循環させ1点ものの価値を再認識することが、地球環境を守る一番の近道かもしれない。いろいろな方面から可能性を探り、モノづくりの根本を変えてみようと思う」。今後「リン」とはレーベルを分け1点ものに関しては「ユキミ.K(YUKIMI.K)」として活動していく予定で、「ア ラブ ムーブメント」とのタッグで一点物を持って世界のセレクトショップを巡回する企画も構想中だ。

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「リン」がカシミアリメイク「ア ラブムーブメント」と協業 LAで見出した一点物の可能性


「リン(WRINN)」は今夏、カシミアリメイクブランド「ア ラブ ムーブメント(A LOVE MOVEMENT)」とのコラボアイテムをLAのセレクトショップ「マックスフィールド(MAXFIELD)」限定で販売した。川島幸美「リン」デザイナーは、2020年のブランド立ち上げ時からサステナビリティを前提とした服作りに取り組むも、環境配慮型素材の選択肢の狭さなどに悩んできた。そんな彼女が「光が見えた」と話すのが、協業による一点物の取り組みだ。

一切のゴミを出さないカシミアのリメイク

コラボのきっかけは川島デザイナーが昨年、LAの「ア ラブ ムーブメント」のアトリエを訪れたことだったという。同ブランドはLAを拠点に活動する大久保鉄三デザイナーが手掛け、現在は「マックスフィールド」限定で販売し、カシミアのリメイクアイテムのほか、オーガニックコットンを使用したリラックスウエアなどもそろえる。早くから廃材や古着を用いたリメイク作品を展開してきた、アップサイクルの分野の第一人者的存在だ。ブランドとして初めて作った1点物のリメイクのカシミアジャージーが「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」の会員制サロンで販売されたり、「レディメイド」や「アミリ(AMIRI)」「ダミアンハースト(DAMIEN HIRST)」などともコラボしたりと独自のビジネススタンスを貫いている。顧客にはレッド・ホット・チリ・ペッパーなど、LAのスターたちが名を連ねる。

川島デザイナーは「大久保さんのアトリエでは、小さな端切れもワッペンに活用するなど、とことんゴミを出さない。そのプロジェクトを目の当たりにして感銘を受けた」と話す。そして「大久保さんから “レディースコラボしたらどんな化学反応が起きるか見たいので作らないか?”と話をもらい、ぜひぜひとなりました」と協業の起点について振り返る。その後はしばらく、LAと東京間で作業を進めた。「大久保さんは全部手作業で、ボディとなるカシミア部分のサイズも一点ずつ異なるので、それに合わせて私の方も裁断から縫製まで全て自分で作った」という。

「マックスフィールド」での限定アイテム発売には前段に別のストーリーがある。「リン」は今夏、米国ロサンゼルスのセレクトショップ、「ルームメイツ(ROOM MATES)」で初の海外ポップアップを開催し、コラボアイテムもそこに向けて準備を進めてきた。同ポップアップではほかに、「リン」が得意とするバンブーやオーガニックコットン、ペットボトルリサイクルポリエステル素材を使ったオリジナルアイテムを扱った。そのポップアップを開催中に、2人は即アトリエに入り、大久保デザイナーによるリサイクルカシミアのボディに、川島デザイナーによるペットボトル由来のリサイクルポリエステルのチュールを使用しアレンジを加えた、$2,400(約35万円)のブルゾン4点を手作業で製作した。

「マックスフィールド」のバイヤーに仕上がったコラボアイテムの写真を送ると即日でオーダーが入り即納品。納品翌日には3点売れるという猛スピードの展開だった。川島デザイナーのインスタグラムでは、糸と針を持ち仕上げてゆく様子を残しており、デザイナーとして作る喜び、それが売れる喜びが伝わってくる。

日本では得られない、店頭での手ごたえ

この結果にはLAというマーケットの特性も関係ありそうだ。川島デザイナーは、ポップアップで接客にあたり、一見客の反応に「驚いた」と振り返る。店を訪れるのは地元の人、エンターテインメント業界関係者やツーリストなどで、その多くがウェルネス志向で環境問題にも関心を寄せたという。「再生素材やサスティナブルな取り組みを説明すると、興味を示してくれて、初めて見るブランドでも購入してもらえた」。売れ筋は、朝夕肌寒いLAならではの長袖ニット。「日本では得られない予想以上の反応と成果だった」と手ごたえを感じた。

その手ごたえは、日本でモノづくりをしながら感じていたジレンマと対照的だ。「リン」は、女性らしいシルエットなどが特徴で、素材にこだわる。しかし、生地メーカーが打ち出す環境配慮型素材にオーダーを入れても「量産しなくなった」と度々キャンセルになり、オーガニックコットンを望むもテキスタイルデザインのバリエーションは乏しいと感じてきた。欲しい素材が手に入らず、進む先が見えづらくなっていたタイミングで見えたLAで「一点物」の可能性だった。

「長くデザイナーをしてきて、仕事の進め方がルーティーンになっている。新しい生地を買って、服を作って売る、その仕組み自体を見直すタイミングなのだろう。ヴィンテージや古着を大切に循環させ1点ものの価値を再認識することが、地球環境を守る一番の近道かもしれない。いろいろな方面から可能性を探り、モノづくりの根本を変えてみようと思う」。今後「リン」とはレーベルを分け1点ものに関しては「ユキミ.K(YUKIMI.K)」として活動していく予定で、「ア ラブ ムーブメント」とのタッグで一点物を持って世界のセレクトショップを巡回する企画も構想中だ。

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【2024年クリスマスコフレ】「ザボディショップ」はすみっコぐらしや「リバティ・ファブリックス」とコラボ

「ザボディショップ(THE BODY SHOP)」は11月1、15、28日に、ホリデーコレクションを発売する。テーマは、信頼できるものという意味を込めた“オーセンティック ホリデー”。人気アイテムがすみっコぐらしの限定パッケージで登場するほか、「リバティ・ファブリックス(LIBERTY FABRICS)」のポーチ付きコフレなども登場する。

11月1日発売アイテム
すみっコぐらし 限定パッケージ第2弾

人気アイテムが、すみっコぐらしの限定パッケージで登場する。ラインアップは、ボディーシャンプー(全2種、各250mL、各1870円)、シャワージェル(全3種、各250mL、各1870円)、ボディークリーム(全3種、各200mL、各3520円)、ミニボディークリーム(全3種、各50mL、各1320円)の4アイテム。香りごとに異なるデザインで用意した。

さらに、限定パッケージのボディークリーム(50mL)とシャワージェル(60mL)をセットにしたギフトコフレも登場。“シア”“ピンクグレープフルーツ”“ブリティッシュローズ”“ストロベリー”の全4種の香りで展開する。

ホリデー限定“ブルーベル”の香り

「ザボディショップ」の人気商品を、みずみずしく華やかなブルーベルの香りで用意した。ラインアップは、ボディーシャンプー(250mL、2200円)、ボディークリーム(200mL、3740円)、ヘア&ボディ用フレグランスミスト(100mL、2970円)、ハンドクリーム(30mL、1430円)の全4アイテム。

さらに、“ブルーベル”シリーズからスペシャルキット全3種も用意した。

“ボディケアセット BB”

ボディークリーム(200mL)とハンドクリーム(30mL)をセットにし、オリジナルポーチに詰め込んだ。価格は4950円。

“ホリデーボディケアセット BB”

ボディーシャンプー(250mL)とボディークリーム(200mL)、ハンドクリーム(30mL)、バスリリーをセットにした。価格は7260円。

“トータルボディケアセット BB”

ボディーシャンプー(250mL)とボディークリーム(200mL)、ハンドクリーム(30mL)、ア&ボディ用フレグランスミスト(100mL)をセットにした。価格は9900円。

フェイスケア ギフトコフレ

“フェイスケア コンプリートコフレ EDW”

セット内容:
“CA サンプチュアス クレンジングバター”(90mL)
“EDW クレンザー”(100mL)
“EDW リキッドピール”(100mL)
“EDW エッセンスローション”(150mL)
“EDW コンセントレート セラム”(30mL)
“EDW バウンシィジェリーミスト”(57mL)
“EDW インテンスクリーム”(50mL)
“EDW セラムシートマスク”(1枚)

ブランド一番人気のスキンケアシリーズ“エーデルワイス”の全アイテムをセットにした。デイリーケアからスペシャルケアアイテムまでそろえ、しなやかで弾むような肌へと導く。価格は2万7500円。

“フェイスケア コンプリートコフレ C”

セット内容:
“CA サンプチュアス クレンジングバター”(90mL)
“C グロウ クレンジングポリッシュ”(100mL)
“C グロウ リキッドピール”(100mL)
“C グロウ リヴィーリング トナー”(150mL)
“C10 グロウ セラム”(30mL)
“C グロウ アイセラム”(10mL)
“VC グロウ モイスチャージェルクリーム”(50mL)
“C グロウ シートマスク”(1枚)

全てのアイテムが92%以上の自然由来成分を配合する“C グロウ”シリーズの全アイテムをセットにした。透明感溢れるなめらかでみずみずしい肌をかなえる。価格は2万7500円。

“フェイスケアコフレ EDW”

セット内容:
“EDW エッセンスローション”(150mL)
“EDW コンセントレート セラム”(30mL)
“EDW デイクリーム”(50mL)
“EDW セラムシートマスク”(1枚)

“エーデルワイス”シリーズから、デイリーケアアイテム全3種とシートマスクをセットにした。価格は1万4850円。

ボディーケア ギフトコフレ

“ボディケアセット SB”

ほのかに甘く優しいナッツの香りの“シア”シリーズから、ボディークリーム(200mL)とハンドクリーム(30mL)をセットにした。保湿成分のシアバター配合で、しっとりやわらかな肌へ導く。オリジナル巾着付きで、価格は4650円。

“ボディケアセット PG”

フレッシュでジューシーなピンクグレープフルーツの香りの“ピンクグレープフルーツ”シリーズから、ボディークリーム(200mL)とハンドクリーム(30mL)をセットにした。オリジナル巾着付きで、価格は4650円。

“ホリデー ギフトバッグ&ボックス”

ホリデーに合わせギフトボックスやギフト巾着、ホリデーシーズン限定のラッピングツールなどが登場。好みの製品を組み合わせ、オリジナルギフトを作ることができる。

11月15日発売アイテム

“フェイスケア コンプリートコフレ E”

セット内容:
“サンプチュアス クレンジングバター CA&R”(90mL)
“E フェイスウォッシュ”(125mL)
“E トナー”(250mL)
“E バイフェイズ モイスチャーセラム”(30mL)
“E デイクリーム”(50mL)
“オーバーナイト セラムインオイル E”(30mL)

乾燥や空気中のちりやほこりなどの外的ダメージから肌を保護する“E”シリーズから、デイリーケアとスペシャルケアを合わせたコンプリートコフレが登場。英国発「リバティ・ファブリックス」のオリジナルバニティポーチ付きで、グリーン系とブルー系の2色から選択できる。価格は1万9800円。

11月28日発売アイテム

“フェイスケアコフレ C”

セット内容:
“C グロウ リヴィーリング トナー”(150mL)
“C10 グロウ セラム”(30mL)
“VC グロウ モイスチャージェルクリーム”(50mL)
“C グロウ シートマスク”(1枚)

“C グロウ”シリーズからデイリーケアとシートマスクをセットにした。オリジナルリバティポーチは、ピンク系とブルー系の2色から選択できる。価格は1万4520円。

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「ア ベイシング エイプ®」が“シャークフーディー”20周年ポップアップを開催 時代を超えて愛されるストリートウエア

「ア ベイシング エイプ®(A BATHING APE®)」(以下、「ベイプ®︎」)は、2004年の登場以来、長年にわたり多くの人々に愛されてきた“シャークフーディー(SHARK HOODIE)”の誕生20周年を記念したポップアップストアを東京・渋谷のミヤシタパーク1階で、10月4日から12月6日まで開催する。

10カ国10色の
「カントリーパック」を発売
ミヤシタパーク限定カラーも

同ポップアップでは、10カ国(日本、アメリカ、イギリス、中国、フランス、インドネシア、イタリア、韓国、マレーシア、UAE)、10種類のカラーリングで展開する「カントリーパック」を販売するほか、「カントリーパック」のミヤシタパーク限定色も展開する。

「カントリーパック」は、新作スニーカー“シャークスタ(SHARK STA)”(3万8500円)や“シャーク フルジップ フーディー(SHARK FULL ZIP HOODIE)”(4万9500円)、“シャークT(SHARK TEE)”(1万3200円)からなるコレクションで、“シャーク フルジップ フーディー”は、シャーク(SHARK)、タイガー(TIGER)、エイプヘッド(APE HEAD)、WGMをモチーフにしたワッペンがセットになっており、フーディーを自分好みにカスタマイズすることができる。

店内はシャークをテーマにしたディスプレーや、フランス人アーティストM'BRICKによる作品の展示など「ベイプ®︎」の世界観を体感できる空間になっている。

“シャークフーディー”の精神を受け継ぐ
新作スニーカー“シャークスタ”

undefined 新作スニーカー“シャークスタ”。10カ国のカラーに加えて、ミヤシタパーク限定カラーも(1列目と4列目の中央) PHOTO:MASASHI URA

“シャークフーディー”の20周年を記念して登場したスニーカー“シャークスタ”は「ベイプ®︎」のシャークのグラフィックからインスピレーションを得てデザインされた。“シャークフーディー”のエッセンスをデザインに落とし込み、サメの歯をモチーフにしたオーバーレイやミッドソールのSTA、サメのエラにインスパイアされたブランドロゴ入りのアーチ、ウェーブパターン入りの分厚いアウトソールなど、プレミアムな素材使いから細かいディテールまで、「ベイプ®︎」のクラフトマンシップを表現している。ポップアップでは、世界で販売されている10カ国のカラーに加えて、ミヤシタパーク限定カラーも取り扱う。

20年以上愛されてきた
“シャークフーディー”

2004年に登場して以来、20年以上世界的なミュージシャンやアーティスト、セレブリティー、そして「ベイプ®︎」ファンに愛され、創造性と恐れない自己表現を象徴するストリートウエアのアイコンとして、カルチャー的な影響力を確立してきた“シャークフーディー”。特徴的なシャークデザインは、ストリートウエアのシーンにおいても最も象徴的なデザインの一つとして知られており、「FEARLESS EXPRESSION(恐れない表現)」の精神を表現している。

さまざまなコレクションで
“シャークフーディー”20周年記念をお祝い

ミヤシタパークのポップアップでは、「カントリーパック」に続いて、10月19日にブラックとライトグレーの色合いに、ベージュ/ブラウン、オリーブ/グレーのニュートラルなパレットを加えた、秋におすすめの「コアパック」を発売するほか、12月6日までに“シャークフーディー”を祝うさまざまなコレクションを順次発売していく予定だ。

INFORMATION
A BATHING APE® POPUP STORE

会期:10月4日〜12月6日
会場:ミヤシタパーク ノース1階
住所:東京都渋谷区神宮前6-20-10
時間:11:00〜20:00

問い合わせ先
ノーウェア
03-5410-6310

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「ア ベイシング エイプ®」が“シャークフーディー”20周年ポップアップを開催 時代を超えて愛されるストリートウエア

「ア ベイシング エイプ®(A BATHING APE®)」(以下、「ベイプ®︎」)は、2004年の登場以来、長年にわたり多くの人々に愛されてきた“シャークフーディー(SHARK HOODIE)”の誕生20周年を記念したポップアップストアを東京・渋谷のミヤシタパーク1階で、10月4日から12月6日まで開催する。

10カ国10色の
「カントリーパック」を発売
ミヤシタパーク限定カラーも

同ポップアップでは、10カ国(日本、アメリカ、イギリス、中国、フランス、インドネシア、イタリア、韓国、マレーシア、UAE)、10種類のカラーリングで展開する「カントリーパック」を販売するほか、「カントリーパック」のミヤシタパーク限定色も展開する。

「カントリーパック」は、新作スニーカー“シャークスタ(SHARK STA)”(3万8500円)や“シャーク フルジップ フーディー(SHARK FULL ZIP HOODIE)”(4万9500円)、“シャークT(SHARK TEE)”(1万3200円)からなるコレクションで、“シャーク フルジップ フーディー”は、シャーク(SHARK)、タイガー(TIGER)、エイプヘッド(APE HEAD)、WGMをモチーフにしたワッペンがセットになっており、フーディーを自分好みにカスタマイズすることができる。

店内はシャークをテーマにしたディスプレーや、フランス人アーティストM'BRICKによる作品の展示など「ベイプ®︎」の世界観を体感できる空間になっている。

“シャークフーディー”の精神を受け継ぐ
新作スニーカー“シャークスタ”

undefined 新作スニーカー“シャークスタ”。10カ国のカラーに加えて、ミヤシタパーク限定カラーも(1列目と4列目の中央) PHOTO:MASASHI URA

“シャークフーディー”の20周年を記念して登場したスニーカー“シャークスタ”は「ベイプ®︎」のシャークのグラフィックからインスピレーションを得てデザインされた。“シャークフーディー”のエッセンスをデザインに落とし込み、サメの歯をモチーフにしたオーバーレイやミッドソールのSTA、サメのエラにインスパイアされたブランドロゴ入りのアーチ、ウェーブパターン入りの分厚いアウトソールなど、プレミアムな素材使いから細かいディテールまで、「ベイプ®︎」のクラフトマンシップを表現している。ポップアップでは、世界で販売されている10カ国のカラーに加えて、ミヤシタパーク限定カラーも取り扱う。

20年以上愛されてきた
“シャークフーディー”

2004年に登場して以来、20年以上世界的なミュージシャンやアーティスト、セレブリティー、そして「ベイプ®︎」ファンに愛され、創造性と恐れない自己表現を象徴するストリートウエアのアイコンとして、カルチャー的な影響力を確立してきた“シャークフーディー”。特徴的なシャークデザインは、ストリートウエアのシーンにおいても最も象徴的なデザインの一つとして知られており、「FEARLESS EXPRESSION(恐れない表現)」の精神を表現している。

さまざまなコレクションで
“シャークフーディー”20周年記念をお祝い

ミヤシタパークのポップアップでは、「カントリーパック」に続いて、10月19日にブラックとライトグレーの色合いに、ベージュ/ブラウン、オリーブ/グレーのニュートラルなパレットを加えた、秋におすすめの「コアパック」を発売するほか、12月6日までに“シャークフーディー”を祝うさまざまなコレクションを順次発売していく予定だ。

INFORMATION
A BATHING APE® POPUP STORE

会期:10月4日〜12月6日
会場:ミヤシタパーク ノース1階
住所:東京都渋谷区神宮前6-20-10
時間:11:00〜20:00

問い合わせ先
ノーウェア
03-5410-6310

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グラン・パレに舞い戻った軽やかな「シャネル」、ピュアな少女のように自由な「ミュウミュウ」、最後は夢の国へ 2025年春夏パリコレ日記Vol.8

ニューヨーク、ロンドン、ミラノが終わり、コレクションの舞台は、いよいよパリへ。朝から晩まで取材づくしの怒涛の日々が始まります。公式スケジュールだけでなく、それ以外でも気になるブランドやイベントが多い今季は、取材チーム2人で回りきれるのか?そんなドタバタを日記でお届けします。ついにパリコレ取材もラストスパート!「シャネル(CHANEL)」に「ミュウミュウ(MIU MIU)」「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」と、盛りだくさんの最終日が始まります。最後まで気を抜かず駆け抜けます!

藪野淳「WWDJAPAN」欧州通信員(以下、藪野):朝イチの「シャネル」は、オリンピック前にようやく改修工事を終えたグラン・パレに戻り、ショーを開催しました。久しぶりに中に入りましたが、淡いグリーンの鉄骨と自然光が差し込むガラス屋根が象徴的な空間はやっぱり素敵です。今回はそんな美しく広々とした空間を生かしたシンプルな会場デザイン。中央に置かれた巨大な鳥かごが目を引きます。それは、創業者ガブリエル・シャネル(Gabrielle Chanel)のアパルトマンに飾られていた小さなオブジェに着想を得たもの。そしてコレクションを通して、ガブリエルのように社会の厳しい眼差しから自らを解き放った女性たちに捧げる「飛翔」のストーリーを描きました。

コレクションで印象的だったのは、軽やかさと若々しさ。アイコニックなツイードをはじめとするスーツスタイルは、ジャケットがクロップド丈で仕上げられていたり、スカートがミニ丈や深いスリット入りのデザインになっていたり。パステルカラーで彩られたシフォンなどシアー素材のケープやドレスも、ふわりと風をまといます。そして、クラシックな飛行士のユニホームにつながるアビエータージャケットやフライトスーツも「シャネル」流にアレンジ。装飾的なピーターパンカラーを配したり、ツイードで仕立てたジャケットに同素材の快活なショーツを合わせたりしています。それだけでなく、羽や鳥のモチーフをアクセサリーやプリントに採用し、ウエアにはフェザーやフェザー風の装飾をたっぷりと施すことで、一貫して「飛翔」のイメージを描いていました。

次のクリエイティブ・ディレクターが決まっておらず、今回はデザインチーム体制でのコレクションでしたが、村上さんはどう見られましたか?

村上要「WWDJAPAN」編集長(以下、村上):デザインチーム体制で初めてのコレクションだった24-25年秋冬オートクチュール・コレクションでは、司令塔の存在意義を再認識しました。「シャネル」には確固たるアイコンが存在しているし、インスピレーションの源になり得るストーリーもたくさん存在しているはず。刺しゅうのルサージュや羽根細工のルマリエ、金細工のゴッサンスといった傘下の専門アトリエはいつでも卓越したクラフツマンシップを発揮してくれますが、いずれもトップたる人間のビジョンがあって初めて生きるものなんだな、と感じました。ビジョンを持って、専門アトリエを含むさまざまな人たちと実現に向けてディスカッションとクリエイションを重ねて、「シャネル」にしかなし得ない方法で形にする必要があります。その意味において、「シャネル」のトップをカール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)やヴィルジニー・ヴィアール(Virginie Viard)の偉大さを感じたのが、前回のオートクチュール・コレクションでした。

今回デザインチームは、そんな大役を見事に果たしてくれましたね。藪野さんがいう通り、女性をさまざまな制約から解き放ったガブリエルの偉業に刺激を受けて、「飛翔」というストーリーを定め、さまざまなアイデアを、多種多様な工房と形にすることで、見るものを飽きさせないコレクションを発表したと思います。同じデザインチーム体制でコレクションに臨んだ「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」には、違和感を禁じ得ないスタイルもあったけれど、「シャネル」は全て「シャネル」らしい。ことブランドに若々しさを盛り込んだヴィルジニーへのリスペクトも垣間見えたような気がして、私は嬉しく思いました。

こうなると、ヴィルジニーに代わる「シャネル」の新クリエイティブ・ディレクターの発表は、ちょっと先になるかもしれませんね。だって、デザインチーム体制でも、実に素敵な「シャネル」が生み出せちゃうんだから。デザインチーム体制ながら、スタンディング・オベーションが起こったフィナーレを見て、ファンの「シャネル」に対するエンゲージメントの高さや、デザインチームの底力を体感しました。「シャネル」は、ヴィルジニーの後任をじっくり探している印象があります。上述の通り、工房とのコミュニケーション能力も問われるから、圧倒的なカリスマ性でブランドに変革をもたらしてきたような人物ではなく、時に地道なやりとりで大きな組織をまとめ上げるマネージメント能力も有するクリエイティブな人物を厳選していることでしょう。「デザインチーム、いいじゃん!」と拍手を送りつつも、「誰がまとめるのか、早く知りたい!」とも思っちゃいました(笑)。

「ピーター ドゥ」と「キコ コスタディノフ」は、独自の世界観の表現に明暗?

お次は、「ピーター ドゥ(PETER DO)」。酷暑ゆえ、春夏のテーラードを解体&再構築しましたが、少し難解というか、気難しい印象が否めませんでしたね。シルキーな素材で作るカーゴパンツや、アシンメトリーなプリーツスカートを取り付けたパンツ、製品染めしたボンバーズなど、単品では素敵なアイテムも多かったけれど、モノトーンの世界観で、凝った素材を、時にはバイアス裁ちして独特なシルエットに仕上げ、そこにダメージなどの加工を加えてしまうと、どうしても「ハードル高いな」という印象につながってしまいます。バイアスにカッティングしたドレスは、ピーターが生まれ育ったベトナムの民族衣装を着想源にしているそうですが、だからこそ日本人の私には「共感するには、華やかな要素がもう少しあってもよかったかな?」と思えてしまいました。

一方の「キコ コスタディノフ(KIKO KOSTADINOV)」は、そんな「ピーター ドゥ」が描ききれなかった愛らしさを、独自の世界の中で上手に表現してました。理想と現実の世界を行き来する制服姿の飛行士や、軽やかに動き続ける放浪者、そしてサテンやシフォンなんだけど鎧のようなシルエットのアイテムを身につけた戦士など、「そんな人、見たことも、会ったこともありません!」っていう人ばかりを思い描いているんだけれど(笑)、レトロなカラーリングのセットアップや、60'sなクレープ素材のミニドレス、同じくレトロなタイトフィットのカーディガンにベロアのスカート姿のモデルたちは、「昭和レトロ」な感じがして、なんだかカワイイ。ウンチクを大事にする男性的な目線と、情緒を重要視する女性的な視点がうまく融合した、唯一無二の世界観を作っているな、と思います。決して万人ウケはしないけれど、好きな人は大好き!なブランドとして、独自路線を歩み続けてほしいな、そんな印象です。

今季もスタイリングの妙が光る「ミュウミュウ」

藪野:ささっとランチを食べて、午後の部は「ミュウミュウ」からです。今季も会場前はごった返していましたね〜。そして会場周りには昨シーズンのランウエイスタイルを再現した“「ミュウミュウ」ガール“たちが盛りだくさん。そのスナップは、下記でぜひチェックしてみてください。

村上:「さぁ、どんな斬新なスタイルで驚かせてくれるワケ!?」と前のめりだった「ミュウミュウ」のファーストルックは、まさかの真っ白なコットンドレス!今回もホント、良い意味で期待を裏切ってくれました。ミウッチャ・プラダ(Miuccia Prada)によると、純白のドレスは「内なる人間性が滲み出るもの」だそう。滲み出ても真っ白、つまりピュアな気持ちにフォーカスしたコレクションです。

その後に続く、スクール水着にブルマーや、コンパクトなニットにプリーツスカート、トラックスーツのようなブルゾンを自由奔放に組み合わせたスタイルを見ると、子ども、とはいえ「ミュウミュウ」らしくガールのピュアな気持ちを表現しようとしているんでしょうね。イメージ的には、日本のめちゃくちゃおしゃれな女子高生が、体育の授業で着用するユニホームさえ駆使して、気取らないけれどカッコいいスタイルを楽しんでいるカンジ。ミウッチャは、日本のJKにもアンテナを張っているのでしょうか?

個人的に気になったのは、スクール水着風のボディスーツと、腰履きするスカートのスタイリング。「ミュウミュウ」はそこに2連、3連とテイストの異なるベルトを重ね付けして、視線を集めます。ボディースーツやローウエストがブレイクするのか?注目です。藪野さんは、どんなところに注目を?

藪野:アイテム自体は見慣れたものが多いのに、合わせ方やディテールのデザインで新鮮に見せるのがやはりうまいな〜と感じました。それこそ今季は「自分自身や理想に正直な子ども時代」を模索したそう。ミウッチャさん自身も、「スポンテニアス」(「自発的な」や「自然発生的な」の意)という言葉を口にしていましたが、まさに自由なミックス&マッチが冴えていました。異なる要素を掛け合わせるというのは数シーズン続いているトレンドであり、もはや定番化している印象ですが、「ミュウミュウ」がスゴいのは、毎回観客の心に引っ掛かる“クセになる違和感“を生み出しているところだと思います。それが、直接的ではないにしても、結果的にトレンドに影響を与えています。

これまでだと、上半身はニットのアンサンブルで淑女的なのに下半身はスカートを履き忘れてかのようにストッキングやパンツ風のショーツだったり、バッグから靴や水着が飛び出していたり、チャームをジャラジャラ付けしたり。今回もベルトの重ね付けのみならず、水着やキャミソールの上にセーターをビスチエのように巻き付けていたり、インナーのブラウスがクシャクシャだったり、フットバンドやアームカバー、レッグカバーといったアイテムを加えたりと、気になるポイント満載です。これに関しては、この数年スタイリングを手がけているロッタ・ヴォルコヴァ(Lotta Volkova)の功績も大きいですね。

また、最近のショーにはメンズモデルも登場するので「ミュウミュウ」のアイテムを着ている男性も増えましたが、今季のラストルックは「プラダ(PRADA)」の12-13年秋冬メンズショーにも出演したことのあるベテラン俳優のウィレム・デフォー(Willem Dafoe)でしたね!昨シーズンは70歳代の中国人女性インフルエンサーをモデルに起用していましたし、もはや「ミュウミュウ」にはジェンダーも年齢も関係なく、誰でもファッションを自由に楽しみたい人はウェルカム!という懐の深さを感じます。

そして、次のショーに向かう前にヴァンドーム広場にある「ブルガリ(BVLGARI)」のブティックに立ち寄り、レザーグッズ&アクセサリーのクリエイティブ・ディレクターに就任したメアリー・カトランズ(Mary Katrantzou)が初めて手掛けたバッグをチェック。ブランドのアイコンである“セルペンティ“(ヘビのモチーフ)に加え、古代ローマ時代のモザイクから着想を得たという扇型のモチーフをステッチやクリスタルで描く柄に多用したデザインが揃います。

「ラコステ」はテニスと海辺のバカンスをミックス

「ラコステ」は、ペラジア・コロトロス(Pelagia Kolotouros)=クリエイティブ・ディレクターによる2回目のコレクション。前回はテニスの聖地ローラン・ギャロス・スタジアムが会場でしたが、今回は街中にある古い建物の中に、砂を敷き、壁面に波が打ち寄せるビーチの映像を写した空間を用意。天井からは英国人アーティストのスージー・マクマレー(Susie MacMurray)によるテニスコートのネットで作られた巨大なインスタレーションを吊り下げました。そのランダムにうねったデザインは、どこか波しぶきを上げる海のようです。

そんな空間で見せたコレクションのテーマは、「テニスから海辺へ」。1920年代に撮影された創業者ルネ・ラコステ(Rene Lacoste)がビーチで友人と寛ぐ写真から着想を得て、テニスと海辺でのバカンスの要素を現代のワードローブにミックスしました。ラインアップは、ゆったりとしたトレンチコートやアレンジを効かせたテーラリング、構築的なレザージャケットからシアーなナイロンパーカ、ジャージのセットアップ、スコートのようなミニスカートまで。アイコニックなポロシャツの再解釈も豊富で、オーバーサイズシルエットやシアー素材で提案したり、イブニングドレスに作り変えたり。背面やサイドが大胆にカットされた水着風のデザインもあります。そのほか、ブランドを象徴するワニを巨大化してウエアにのせたり、テニスコートやラケットをニットの柄として用いたり、バッグにネットのディテールを組み込んだり。「ラコステ」っぽさをキャッチーに表現しています。

お次は「ウジョー(UJOH)」です。6月のメンズでも昨今の夏の暑さに向き合い、涼しげなスタイルを提案する日本人デザイナーが多かったですが、西崎暢デザイナーも今季目指したのは、「日常のエレガンスを保ちながら、いかなる気候であっても快適であること」。シグネチャーのレイヤードを生かしたテーラードスタイルを、軽やかに仕上げました。ジャケットは背中からサイドにかけて大胆にカットしたり、裾や袖をクロップ丈にしたり。ワイドパンツやロングスカートには深いスリットを入れ、シアー素材や爽やかな色合いで清涼感を強調しました。

またランウエイには、90年代のスタイルに見られるボリュームや色使いに着想を得た「リーボック(REEBOK)」とのコラボアイテムも登場。ナイロンワッシャーを使用したアイテムは「ウジョー」らしいたっぷりとしたボリュームやシルエットでありながら、軽やか。今季のトレンドであるスポーティーなミックススタイルにぴったりです。

「ルイ・ヴィトン」のコレクションを見て感じる“楽しみ“と”苦しみ”

村上:私のフィナーレは「ルイ・ヴィトン」です。詳細は、こちらのリポートをご覧ください。ニコラ・ジェスキエール(Nicolas Ghesquiere)は、ジャケットを仕立てる職人にはドレスを、反対にドレスメーカーにはジャケットの製作を依頼したそう。結果生まれた序盤のトップスは、ワンピース?アウター?ジャケット?なんとも形容し難いアイテムに仕上がっています。こういう、説明するのが難しいアイテムが続々増えていますね。それって、これまで使ってきた言葉では表現できないワケだから、少なくとも新しいことは間違いない!「サカイ(SACAI)」や「バレンシアガ(BALENCIAGA)」でも、メディアとしては困ったようで嬉しい瞬間があります。次のシーズンも、違和感を楽しんだり、これまでの言葉では説明しきれず苦しんだりという感情を堪能したいと思います。って感慨に耽ってしまいましたが、気づいたら藪野さんが、めっちゃ遠くに行ってらっしゃる?アナタは、今何処へ!?

「コペルニ」はラグジュアリーブランド顔負けの豪華さ

藪野:そうなんです。公式スケジュールでは「ルイ・ヴィトン」が大トリだったのですが、今季の取材はまだ終わりません!毎回ユニークな演出を用意する「コペルニ(COPERNI)」が今季はなんと閉園後のディズニーランド・パリでショーを開くというので、はるばる取材に行くことになりました。

実は、前日夜まで招待状のコンファメーションが来ていなかったんですよね。なので、まぁ仕方ないか…とほぼ諦めていたのですが、当日朝にPRに問い合わせたら「もちろん席用意するわ!」という返信。夜8時半にパリの街中から出発する車に乗り、夢の国へ向かいました。正直なところ、パッキングもしなきゃいけないし、溜まっている原稿もあるし……と若干憂鬱だったのですが、到着したらそんな気持ちは吹っ飛んでいました。

パークに入場すると、ミッキーにプルート、チップ&デールが元気いっぱいでお出迎え。子供の頃の推しはプルートだったので、思わずテンションが上がります。そして、スパークリングワインを飲みながら、寒空の下で待つこと30分。客席の用意された眠れる森の美女の城前のスペースがオープン。ですが、みんな記念写真や動画を撮っていて座らず、なかなかショーは始まりません(笑)。23時前になり、ようやくショーがスタートしました。

お城から出てくるモデルがまとったのは、ガーリーな要素を取り入れた若々しいスタイル。フリルがあしらわれらヴィクトリアンジャケットやシャツにマイクロミニのショーツを合わせたり、「ディズニー」のビンテージTシャツを組み合わせたりしたストリート感のあるミックスに始まり、ヴィラン(悪役)をほうふつとさせるオールブラックのルックや、妖精やお姫様を想起させるようなパステルカラーのルックも登場しました。そして、ラストルックは黒のプリンセスドレスを着たカイリー・ジェンナー(Kylie Jenner)。お城を背景に花火が打ち上げられて、フィナーレを迎えました。

それにしてもディズニーランドを貸し切ってショーを開き、深夜のアフターパーティーではアトラクションも動かし、そして、ゲストに送迎車を用意するとは……まるでラグジュアリーブランドのクルーズショーのように豪華さ。そんな資金やコネクションはどこから来ているのかが、何よりも気になりつつ帰路につきました。

ということで、ホテルに帰り着いたのは深夜0時を回っていましたが、夢のような体験でコレクション取材は無事終了!2週間にわたってお送りしてきた2025年春夏パリコレ連載も今回で終了です。最後まで日記にお付き合いいただき、ありがとうございました!

今週月曜に発売された「WWDJAPAN」10月14日号でもパリコレについてまとめていますので、ぜひご覧いただけますと幸いです。

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デザイナーのナイジェル・ケーボン、75歳にして初の伝記 自身のビンテージコレクションも公開

「ナイジェル・ケーボン(NIGEL CARBOURN)」のデザイナーであり、世界的なビンテージコレクターとして知られるナイジェル・ケーボンは、初のバイオグラフィー「ビンテージ ナイジェル カーボン」(1万9800円)を10月26日に発売する。日本語・英語・中国語の3ヵ国語を併記し、ブランドの代名詞であるベンタイル生地を使用したハードカバー版。発行元はアウターリミッツ(OUTER LIMITS)で、発売元はトゥヴァージンズだ。「ナイジェル・ケーボン」各店及び取扱店舗、全国の一部書店、「アマゾンなどのオンライン書店で取り扱う。

ケーボン=デザイナーの幼少期から現在までを追ったロングインタビューや、ロンドン、香港、深圳、北京、日本への密着取材、「ナイジェル・ケーボン」初期のアイテム、40年かけて収集した4000着のビンテージコレクションの一部などを収録する。

ケーボン=デザイナーは1949年生まれ、イギリスのリンカシャー州出身。これまで、「バブアー(Barbour)」や「アルファインダストリーズ(ALPHA INDUSTRIES)」などのブランドで、デザインコンサルタントを務めてきた。

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「マリークヮント」×「ポケモン」が数量限定発売 “ピカチュウ”と“モルペコ”が登場

「マリークヮント(MARY QUANT)」は、「ポケットモンスター」とのコラボアイテムを発売する。11月22日から数量限定発売、一部商品は12月9日から順次販売を予定する。

“ピカチュウ”と“モルペコ”が
ウエアやアクセサリーに

コラボアイテムは、“ピカチュウ”を背面にあしらったパーカ(1万4850円)やジャカードのトップス(1万5400円)、“ピカチュウ”と“モルペコ”のワッペンを配したブルゾン(2万6400円)、ミニトートバッグ(1万4850円)、ラウンド型ポーチ(4620円)、キャラクターの顔や“マスタボール”を模したポーチ(6050円)、ミニウオレット(1万4850円)、ソックス(2420円)、ピアス(3740円)、“ピカチュウ”のしっぽ型のリング(3520円)、ワニクリップのセット(4400円)、コンパクトミラー(3080円)バッグチャーム(3960円)、をラインアップする。

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韓国コスメ「コーラルヘイズ」が南京錠型のリップティントを発売 ゼリー質感が特徴

韓国発のコスメブランド「コーラルヘイズ(CORALHAZE)」は11月14日、南京錠をモチーフにしたパッケージが特徴のリップ“グロウロックゼリーティント”(全6色、各1850円)をプラザ(PLAZA)とミニプラ(MINIPLA)で発売する。

同商品は、ゼリーのようなテクスチャーできれいな発色と艶が長時間持続するリップティントだ。べたつかず、軽やかな塗り心地でアイドルのようなぷるんとした唇をかなえる。カラーはレッドブラウンやソフトローズ、バーガンディーレッドなどの全6色で、くすんだダークカラーを用意している。

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特殊化学品メーカーのイーストマンケミカルが「WWDJAPAN」のイベントに登壇 「サステナブル素材は360度、全体を見るべき」

「WWDJAPAN」は9月9日号のサステナビリティ特集「How to be a Sustainable Apparel」を振り返るリアルイベントを9月17日に開催した。セミナーは2部構成で、東急プラザ原宿「ハラカド」の3階にあるカフェ&バー「BABY THE COFFEE BREW CLUB」で行った。

第1部では、井野将之「ダブレット(DOUBLET)」デザイナーと徳永裕美リトルリーグ カンパニーオフィサー 兼 ロンハーマン事業部 デザイン生産部部長、向千鶴「WWDJAPAN」サステナビリティ・ディレクターがトークを繰り広げ、サステナビリティ×アパレルなモノづくりについてプレゼンテーションした。

第2部は「環境配慮型の素材とは?」をテーマに、国際的な特殊化学品メーカーであるイーストマンケミカルのルース・ファレル(Ruth Farrell)=ジェネラル・マネジャー(GM)と、福井県のテキスタイルメーカー、明林繊維の村上貴宣社長が登壇。木材パルプ(セルロース)に廃棄物由来の再生プラスチックを組み合わせたイーストマンケミカル独自のジアセテート繊維“ナイア・レニュー”を題材に、再生カーボンテクノロジーなどについて対談した。

対談は「サステナブルな素材は何か」という問いかけからスタート。ファレルGMは「持続可能であるということは、それらの周囲を取り巻く360度を見るべきだ」と言い切った。「原料の調達から製造工程、製品の完成に至るまで、全てをチェックする必要がある。世界には廃棄という大きな問題があり、どのような繊維であっても『持続可能である』と主張するためには、リサイクル素材や循環型の材料を使用しているかが重要だ。また、社会に対する配慮という視点も欠けてはいけない」とコメントした。

企業にとって悩ましいのは、環境配慮と収益性の両立だ。「サステナブルな素材と、安価な素材で悩む際はどう判断するか?」の問いには、明林繊維の村上貴宣社長は「地球環境の保護と、産地の持続化を大切にしているため、当社は必ずサステナブルな方を選択している。理由は、企業イメージアップにつながるから。そして最終的にその判断が利益にもつながると考えている」と回答。ファレルGMは環境配慮型素材は高額である、というとらえ方自体がすでに過去のものになりつつある前提で、「高価なものから安価なものまで、価格の幅が広まっている。5〜10年前はラグジュアリーブランドが取り入れていたが、昨今はファストファッションブランドでも使われるようになってきた。そして、“ナイア・レニュー”がそうであるように、エレガントなアパレルのデザインにも対応できるなど、バリエーションが広がっている。サステナビリティの勢いは年々増しているため、ファッション業界でも『持続可能かどうか』が求められるようになってきている」と語った。

イーストマンケミカルはアメリカ・テネシー州の化学製造企業で、気候変動や廃棄物の危機、そして世界への配慮の3つの課題に取り組み、生活の質を高める素材の製造に注力。「持続可能なテキスタイルをすべての人が利用可能にする」をビジョンに掲げ、日本市場での販売数拡大を目指している。

問い合わせ先
イーストマンケミカル
03-5469-7624

 

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「アンテプリマ」がクロミとコラボ 渋谷でフォトセッションイベントも開催

「アンテプリマ(ANTEPRIMA)」は10月31日、サンリオの人気キャラクター、クロミとコラボレーションした“クロミコレクション”を発売する。「アンテプリマ」店舗、公式オンラインストアで取り扱う。また、11日3日、渋谷スクランブルスクエアでクロミと一緒に撮影ができるフォトセッションイベントを開催する。

同コラボコレクションは、クロミをワイヤーバッグで表現したミニショルダーバッグ2種(各6万4900円)、トートバッグ(9万3500円)、立体バッグ(12万6500円)、チャーム(3万9600円)の全5種をラインアップ。ワイヤーコードで編み上げたユニークなデザインで、アクセサリー感覚で使用できる。

ミニショルダーバッグは、人気の“ミニアトゥーラ”と同じスクエア型と、丸いシルエットのラウンド型をそろえる。付属のチェーンは取り外し可能で、ハンド、ショルダー、斜めがけの3通りのアレンジで楽しむことができる。立体型のショルダーバッグはぬいぐるみのようなコロンとしたフォームで、クロミの足に施したビジューがポイントだ。

トートバッグは、1.5kg程度まで収納可能の“スタンダード/スクエア ラージ”と同じサイズで用意、チャームはポーチとしても使用できる。

アイテム一覧

クロミと一緒に撮影できるイベント

111月3日には、渋谷スクランブススクエア4階「アンテプリマ」店舗でフォトセッションイベントを開催する。時間は、11時~、14時~、16時~の3回、各回20分程度を予定。同イベントには、“クロミコレクション”を同ブランド公式オンラインストアで、10月31日11時〜11月1日17時に購入で応募可能だ。店舗で購入の場合は、スタッフより応募フォームの案内が送られる。ほか、予約先着でクロミと2ショットやグリーティングができるスペシャルイベントに参加することもできる。詳細は公式サイトに記載する。

公式サイト

イベント概要

◾️フォトセッションイベント

日程:11月3日
時間:①11:00~ ②14:00~ ③16:00~ (各回20分程度を予定)
場所:渋谷スクランブルスクエア 4階「アンテプリマ」店舗
住所:東京都渋谷区渋谷2-24-12

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「サロン ド パルファン 2024」が開幕 内覧会で見つけたブレイクしそうな目玉ブランド3選 Vol.2

「サロン ド パルファン 2024(SALON DE PARFUM2024以下、サロン)」が伊勢丹新宿本店本館6階とメンズ館1階で開催中だ。今年12回目を迎えた祭典のテーマは「本能」。60以上のブランドをそろえ、日本初上陸の香りや限定商品を販売する。香水好きはもちろんのこと、“自分だけの”ブランドや香りに出合いたいという人には絶好のイベント。ここでは、内覧会で見つけた注目のブランドを紹介する。

視覚を香りで表現する香港発「トバ パルファム」

日本初上陸の香港発「トバ パルファム(TOBBA PARFUM)」は、相反する要素をバランスさせたユニークな香りを提案するブランド。洗練された香りとミニマルなボトルデザインがヨーロッパで話題になっている。元画家のジャスパー・リーは絵ではなく香りでビジョンを表現したいと調香師の道へ。バンコクの調香学校でレーンクロフォードのバイヤーだったエイドリアン・ユーに出合いブランドを設立した。2人の感性が融合したジェンダーレスで複雑な香りは、これからブレイクしそうだ。

リトアニア発「ファム パルファン」国民的有名人が手掛ける希少性の高い香り

「ファム パルファン(FUMparFUM)」は、11年にリトアニアで設立された。創業者のアイスティス・ミツカビツィオスはリトアニアの超有名人。アーテイストや俳優、映画監督として活躍する側で、同ブランドの調香も手掛けているそうだ。多彩な彼のキャリアに紐付き、ネーミングも“ドラマ・クイーン”などユーモアたっぷり。メード・イン・リトアニアで一定量しか生産されないため、非常に希少性の高いブランドだという。

何種類にも変化する不思議な香り「ゴダブリュウイチエイチ」

「ゴダブリュウイチエイチ(5W1H)」は、調香師の中田真由美による五行説が着想源のフレグランスブランド。草むらやサンショウ、お茶など、誰もが嗅いだことのある懐かしい香りを10種類そろえた。1つの香りでアコードが何種類にも変化する独特な調香で仕上げたフレグランスは、自分の個性を表現するのにぴったりだ。

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「ストラスブルゴ」ウィメンズ、銀座店を再オープン オリジナル商品が売り上げけん引

セレクトショップのストラスブルゴ(STRASBURGO)は、2020年末に閉店した東京・銀座のウィメンズストアを、10月18日に再オープンした。ストラスブルゴは元運営会社のリデアが20年に民事再生法を申請し、23年末からはワールド傘下で再建を図っている。ウィメンズ全体の売り上げが回復軌道に乗ったことから閉めた店舗と同じ場所で再オープンを決めた。

メンズストアと併設する同店の売り場面積は1389平方メートルで、ウィメンズストアとしては最大規模。1号店の青山店と並ぶ旗艦店の位置付け。20年末の閉店以降は、ストラスブルゴが代理店を務める「キートン(KITON)」の売り場として運営するなどしていた。

オリジナル商品をテコ入れ 売り上げは全体の40%

復調をけん引するのは、21年春夏シーズンからテコ入れを進めるオリジナル商品だ。従来オリジナル商品は、華やかなドレス商材がそろう買い付けブランドを補完する役割を担い、ベーシックなアイテムを中心に企画していた。吉田久美子ストラスブルゴ ウィメンズMDは、「21年春夏シーズンから外部のデザイナーを迎え、海外のラグジュアリーブランドに引けを取らない素材とデザインで、国内最高峰の作り手とともに作る『ストラスブルゴ』らしい企画に方向性を転換した」という。型数は1.5倍程度に拡充した。

例えば24年秋冬シーズンに打ち出すのは、鮮やかなサックスブルーのコート(19万8000円)とシアーなシルクオーガンジー素材のボリュームのあるボウタイ付きブラウス(11万円)の合わせや、レトロな色調の花柄をプリントしたロングドレス(13万7500円)とキャメルのウールピーコート(18万7000円)など。吉田MDは「ドレスは仕入れブランドで、定番品はオリジナルで、と買い分けていたお客さまが横断的に購入してくださるようになった。加えて比較的年齢層の若い新規客も手を止めてくださっている」と手応えを語る。全体の10〜20%程度だったオリジナル商品の売り上げは、30〜40%に上がったという。

銀座店では、そんなオリジナル商品を前面に打ち出しつつ、「クロエ(CHLOE)」や「ロシャス(ROCHAS)」「アーデム(ERDEM)」「ヴィクトリア ベッカム(VICTORIA BECKHAM)」「ヘルノ(HERNO)」などのラグジュアリーブランドもそろえる。内装は明るい大理石やヘアラインゴールドを効果的に用いて、商品が映える空間を意識した。「これまでのウィメンズストアはメンズと同様に重厚感のあるイタリアンクラシコなムードだったが、今の『ストラスブルゴ』のウィメンズらしい内装とは何かを考え、透明感のある空間作りに初挑戦した」と吉田MD。

銀座ならではの立地を生かして、海外の富裕層顧客も狙う。中国ではECプラットフォームでライブ配信を行うライバーを経由した購買が富裕層から支持を得ていることから、ストラスブルゴは今年から在日中国人ライバーが所属する企業と提携し、富裕層向けのライブ配信をスタートした。銀座店でも同様の施策を実施する予定だという。

また、六本木店ではアレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)による「ヴァレンティノ(VALENTINO)」の買い付けもスタートする。「この1、2年で『クロエ』や『ヴァレンティノ』など高価格帯ブランドを仕入れられる売り上げ基盤ができてきた。あらためてラグジュアリーセレクトとしての存在感を発揮したい」と意気込む。

元運営会社のリデアは20年11月に民事再生法の適用を申請。ワールド子会社の投資会社W&Dインベストメントデザインと八木通商による支援を受け、23年3月末にはワールドが100%子会社化した。現在ストラスブルゴの店舗数はメンズ6店舗、ウィメンズ7店舗。現在、一度撤退した地方商圏への再出発も検討中だという。

■ストラスブルゴ 銀座店
オープン日:10月18日
時間:11:00〜21:00
住所:東京都中央区銀座5-2-1 東急プラザ銀座 1階

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「ミナ ペルホネン」が盛岡に初出店 「土地特有の文化が根付く場所を選んだ」

皆川明デザイナーによる「ミナ ペルホネン(MINA PERHONEN)」はこのほど、岩手県盛岡市「ミナ ペルホネン モリオカ」をオープンした。店舗面積は85平方メートルで、2フロアのうち1階部分がショップになっている。ウエアから小物、ビンテージ家具やテーブルウエア、クラフト雑貨まで、暮らしを彩る幅広いアイテムを取り扱う。なお、同店は16店舗目の実店舗であり、東北エリアでは初の出店だ。

同ブランドは、「必ずしも大きな商圏ではなくても、特有の文化が根付いた場所を選んでいる。その土地に暮らす人が街に愛着を持っているために文化が育ち、それが外から訪れる人の喜びにつながるかという点が重要」と話す。皆川デザイナーは、自身の家族が盛岡に移住したこともあり、同地を身近に感じているという。

新店舗は、元々は町屋だった建物を改修したもの。盛岡や東北から採れる木や石などを用いたほか、土を発酵させて作った壁材で左官仕上げを行った。ショップの空間は大きく二つに分かれており、それぞれの天井にはガラス作家の辻和美や、アーティストのモリソン小林によるシャンデリアを飾った。

来春には拡張工事を行い、カフェやマーケット、ギャラリーを備えたショップを増設するほか、今後は福岡県や群馬県に出店を予定しているという。

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【スナップ】 BLACKPINKリサからカートで乗りつけたカーディ・Bまで! 「ヴィクトリアズ・シークレット」の“ピンクカーペット”来場セレブ

「ヴィクトリアズ・シークレット(VICTORIA’S SECRET)」(以下、VS)は10月15日(現地時間)、6年の時を経てファッションショーを復活させた。ブランド恒例のレッドカーペット改め“ピンクカーペット”には、パフォーマンスを披露したBLACKPINKリサ、タイラ(Tyla)、シェール(Cher)や応援に駆けつけた各界のスターたちが登場。会場にはカートに乗って登場したカーディ・Bの姿も!それぞれ個性溢れるルックに身を包み、伝説のショーの新たな門出を見守った。

来場セレブスナップ 11選

リサ

バイラルヒット中のソロ2曲を披露したリサは、「VS」2018年ファッションショーでテイラー・ヒル(Taylor Hill)が着用したアーカイブピースをまといカーペットに登場。

ビジューが施されたキラキラしたハーネス型のブラに、ブラックのハイウエストショーツをスタイリング。星や三日月が散りばめられたシアーのロングケープを肩から掛け、首元からはシルバーのチェーンを垂らしルックを完成させた。

タイラ

同じくゲストパフォーマーとして来場したタイラは、イスタンブールのブランド「サリフ バルタ(SALIH BALTA)」の大胆なスリット入りドレスをチョイス。アクセサリーはシルバーで統一し、ビビットピンクのドレスのプレイフルな雰囲気を引き立たせた。

シェール

「ストロング エノス(Strong Enough)」と「ビリーブ(Believe)」を披露したシェールは、「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH)」のボディースーツに、「ジ アティコ(THE ATTICO)」2025年春夏コレクションからバギーパンツとブレザーをスタイリングし登場。重ね付けしたベルトと大ぶりのピアスで、エッジの効いたスタイリングを完成させた。

タイガ

ヒップホップアーティストのタイガ(Tyga)はオールブラックファッションで来場。レザーのセットアップにチャンキーブーツを合わせ、首元には十字のネックレスを下げアクセントを加えた。

クィーン・ラティファ

歌手兼俳優のクィーン・ラティファ(Queen Latifah)もオールブラックルックをチョイス。シルクのシャツに、切りっぱなし加工が施されたファー付きのスリーブレスコートを合わせ、ゴールドのアクセサリーで華やかさをプラスした。

ジョディ・ターナー=スミス

俳優のジョディ・ターナー=スミス(Jodie Turner-Smith)は、ブラックのコルセット型ランジェリーに、グリーンのコートをスタイリング。ガーターベルト付きのシアーハイソックスを合わせ、ヌーディかつスタイリッシュなルックを完成させた。

ココ・ジョーンズ

グラミー賞受賞歌手のココ・ジョーンズ(Coco Jones)は、オールブラックルックで登場。ブラックのシンプルなランジェリーセットをシアーのロングドレスとシューズでクールにスタイリングした。

エンジェル・リース

バスケットボール選手のエンジェル・リース(Angel Reese)は、十字の網目と肩のカットアウトが目を引く赤のロングドレスを着用。裾のフリンジと生地に埋め込まれたクリスタルが、カーペットで一際輝いていた。

オリビア・ポントン

インフルエンサーのオリビア・ポントン(Olivia Ponton)は、今じわじわ人気が出てきている“パステル・トレンド”を取り入れたルックで登場。ライラックカラーのボディースーツに、シルバーで統一したアクセサリーを合わせ、シンプルだが印象に残るルックを完成させた。

マディソン・ベイリー

俳優のマディソン・ベイリー(Madison Bailey)は、チョコレートブラウンのシースルードレスで登場。コルセット部分に施されたフラワーパターンが、会場のフェミニンな雰囲気にマッチしていた。

オリビア・カルポ

モデル兼俳優のオリビア・カルポ(Olivia Culpo)は、オールブラックの“ストラクチャード・テーラリング”ルックで登場。ブラックのランジェリーセットに、マスキュリンなジャケットを合わせシックなルックを完成させた。

番外編 カーディ・B

「ディースクエアード(DSQUARED2)」のペールピンクのカスタムドレスに身を包み、颯爽と会場に現れたカーディ・B(Cardi B)をキャッチ。彼女のハリウッド・グラマーな装いは、同ブランドの2024-25年秋冬コレクションのルックを再現したもの。カットアウトが印象的なドレスには、大ぶりのダイヤモンド型のピアスと輝くネックレスを合わせ、カーディらしいグラマラスなルックを完成させた。

ピンクカーペット来場者一覧

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【スナップ】 BLACKPINKリサからカートで乗りつけたカーディ・Bまで! 「ヴィクトリアズ・シークレット」の“ピンクカーペット”来場セレブ

「ヴィクトリアズ・シークレット(VICTORIA’S SECRET)」(以下、VS)は10月15日(現地時間)、6年の時を経てファッションショーを復活させた。ブランド恒例のレッドカーペット改め“ピンクカーペット”には、パフォーマンスを披露したBLACKPINKリサ、タイラ(Tyla)、シェール(Cher)や応援に駆けつけた各界のスターたちが登場。会場にはカートに乗って登場したカーディ・Bの姿も!それぞれ個性溢れるルックに身を包み、伝説のショーの新たな門出を見守った。

来場セレブスナップ 11選

リサ

バイラルヒット中のソロ2曲を披露したリサは、「VS」2018年ファッションショーでテイラー・ヒル(Taylor Hill)が着用したアーカイブピースをまといカーペットに登場。

ビジューが施されたキラキラしたハーネス型のブラに、ブラックのハイウエストショーツをスタイリング。星や三日月が散りばめられたシアーのロングケープを肩から掛け、首元からはシルバーのチェーンを垂らしルックを完成させた。

タイラ

同じくゲストパフォーマーとして来場したタイラは、イスタンブールのブランド「サリフ バルタ(SALIH BALTA)」の大胆なスリット入りドレスをチョイス。アクセサリーはシルバーで統一し、ビビットピンクのドレスのプレイフルな雰囲気を引き立たせた。

シェール

「ストロング エノス(Strong Enough)」と「ビリーブ(Believe)」を披露したシェールは、「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH)」のボディースーツに、「ジ アティコ(THE ATTICO)」2025年春夏コレクションからバギーパンツとブレザーをスタイリングし登場。重ね付けしたベルトと大ぶりのピアスで、エッジの効いたスタイリングを完成させた。

タイガ

ヒップホップアーティストのタイガ(Tyga)はオールブラックファッションで来場。レザーのセットアップにチャンキーブーツを合わせ、首元には十字のネックレスを下げアクセントを加えた。

クィーン・ラティファ

歌手兼俳優のクィーン・ラティファ(Queen Latifah)もオールブラックルックをチョイス。シルクのシャツに、切りっぱなし加工が施されたファー付きのスリーブレスコートを合わせ、ゴールドのアクセサリーで華やかさをプラスした。

ジョディ・ターナー=スミス

俳優のジョディ・ターナー=スミス(Jodie Turner-Smith)は、ブラックのコルセット型ランジェリーに、グリーンのコートをスタイリング。ガーターベルト付きのシアーハイソックスを合わせ、ヌーディかつスタイリッシュなルックを完成させた。

ココ・ジョーンズ

グラミー賞受賞歌手のココ・ジョーンズ(Coco Jones)は、オールブラックルックで登場。ブラックのシンプルなランジェリーセットをシアーのロングドレスとシューズでクールにスタイリングした。

エンジェル・リース

バスケットボール選手のエンジェル・リース(Angel Reese)は、十字の網目と肩のカットアウトが目を引く赤のロングドレスを着用。裾のフリンジと生地に埋め込まれたクリスタルが、カーペットで一際輝いていた。

オリビア・ポントン

インフルエンサーのオリビア・ポントン(Olivia Ponton)は、今じわじわ人気が出てきている“パステル・トレンド”を取り入れたルックで登場。ライラックカラーのボディースーツに、シルバーで統一したアクセサリーを合わせ、シンプルだが印象に残るルックを完成させた。

マディソン・ベイリー

俳優のマディソン・ベイリー(Madison Bailey)は、チョコレートブラウンのシースルードレスで登場。コルセット部分に施されたフラワーパターンが、会場のフェミニンな雰囲気にマッチしていた。

オリビア・カルポ

モデル兼俳優のオリビア・カルポ(Olivia Culpo)は、オールブラックの“ストラクチャード・テーラリング”ルックで登場。ブラックのランジェリーセットに、マスキュリンなジャケットを合わせシックなルックを完成させた。

番外編 カーディ・B

「ディースクエアード(DSQUARED2)」のペールピンクのカスタムドレスに身を包み、颯爽と会場に現れたカーディ・B(Cardi B)をキャッチ。彼女のハリウッド・グラマーな装いは、同ブランドの2024-25年秋冬コレクションのルックを再現したもの。カットアウトが印象的なドレスには、大ぶりのダイヤモンド型のピアスと輝くネックレスを合わせ、カーディらしいグラマラスなルックを完成させた。

ピンクカーペット来場者一覧

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「ニューバランス」と「アイス ストゥディオズ」がコラボ ビビットなカラーブロッキングが目を引く一足

「ニューバランス(NEW BALANCE)」は10月24日、ニューヨークを拠点に活動するフォトグラファー、レネル・メドラーノ(Renell Medrano)が立ち上げたレーベル「アイス ストゥディオズ(ICE STUDIOS)」とコラボしたシューズ“アイス ストゥディオズ & ニューバランス MT10(Ice Studious & New Balance MT10)”を発売する。サイズは23.0~29.0cmをそろえ、価格は2万2000円。ティーハウス ニューバランスと「ニューバランス」の一部取り扱い店舗および、公式オンラインストアで扱う。

同アイテムは、「ニューバランス」のトレイルランニング向けシューズ “MT10”をベースに、軽量なレイヤードメッシュアッパーと頑丈でアウトドアにも対応できるラグアウトソールを組み合わせた。また、白いアッパーやサドル、ミッドソール、つま先、ヒール、タン周りにはビビットなカラーブロッキングを施し、印象的な一足に仕上げた。

アイテム詳細

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「ニューバランス」と「アイス ストゥディオズ」がコラボ ビビットなカラーブロッキングが目を引く一足

「ニューバランス(NEW BALANCE)」は10月24日、ニューヨークを拠点に活動するフォトグラファー、レネル・メドラーノ(Renell Medrano)が立ち上げたレーベル「アイス ストゥディオズ(ICE STUDIOS)」とコラボしたシューズ“アイス ストゥディオズ & ニューバランス MT10(Ice Studious & New Balance MT10)”を発売する。サイズは23.0~29.0cmをそろえ、価格は2万2000円。ティーハウス ニューバランスと「ニューバランス」の一部取り扱い店舗および、公式オンラインストアで扱う。

同アイテムは、「ニューバランス」のトレイルランニング向けシューズ “MT10”をベースに、軽量なレイヤードメッシュアッパーと頑丈でアウトドアにも対応できるラグアウトソールを組み合わせた。また、白いアッパーやサドル、ミッドソール、つま先、ヒール、タン周りにはビビットなカラーブロッキングを施し、印象的な一足に仕上げた。

アイテム詳細

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ファッションで地方創生、副資材卸の増見哲が淡路島でイベント

服飾副資材卸の増見哲(大阪市)が兵庫県淡路市で運営する複合施設「ei-to(エイト)」で、9月15日、第2回目の淡路島コレクションが開催され、島内外から約3000人が訪れた。

エイトは、2017年に廃校になった旧江井小学校をリノベーションした施設で昨年12月にオープン。同社の増見喜一朗社長の祖父であり、創業者の増見鉄男氏の母校だったことから淡路市の入札に参加して同社が買い取った。ファッションの力を活用した地方創生をめざしている。「ここをファッションの発信基地にしていきたい。淡路島西海岸は食と住の開発が進んでいるが、衣の分野でも淡路島を盛り上げていきたいというのが一番の狙い」と、増見社長は話す。

淡路島コレクションは昨年に続き、2回目。地元で活動をしている人たちや地元出身者とつながり、共にファッションのイベントに取り組むことで町を活性化しようと企画した。今回はエイトの常設店舗と工房、カフェのほかキッチンカーも含めて全30店舗が出店。ファッションショーのほか、キッズダンスのライブやアロハダンスなど子供からファッションに関心の高い高感度層まで楽しめるイベントとなった。

新たな取り組みの一つ「淡路こどもファッション学」は、地元の子供たちにおしゃれに親しんでもらうのが目的。年長クラスの園児から中学生までの36名が夏休み期間中にデザインや縫製を学べる講習会に参加し、自由な感性でデザインして製作した洋服を自ら着用してランウェイで披露した。淡路島では都市部よりも10年早く少子高齢化、過疎化が進んでいる。「淡路島の子どもたちにファッションに触れ合う機会を提供することで、いつかファッションの道に進む人が出てくることを願っている」と増見社長。講師を務めた同市のファッショデザイナー、清水かなよ氏も「いままで触ったことのないような生地やボタン、ファスナーに思う存分触れられるのが楽しかったという声が多かった。それが自由な発想へとつながったと思う」と振り返る。

上田安子服飾専門学校と神戸ファッション専門学校生によるファッションショーは、施設内の廊下をランウェイに見立てて行われた。メインイベントのアワコレには、兵庫県南あわじ市で活動するあまづつみ・まなみさんによる藍染めブランド「萌蘖」(ほうげつ)と、アップサイクルがテーマの「ii」(イイ)、淡路島出身のデザイナー、市吉泰晴さんのラグジュアリーブランド「タイセイ・イチヨシ」などが出品。ランウェイの両側にズラリ並んだ観客たちは、スマホで撮影したり、間近で洋服に見入ったり、モデルたちにも熱い視線を送っていた。

「萌蘖」は、あまづつみさんが生まれ育った淡路島の海の色を藍染を通して表現したコレクションを発表。素材には主に麻や綿を用い、日常着や作業着、街着など様々な場面で使える服を披露した。デビューコレクションを果たした「タイセイ・イチヨシ」は、淡路島をテーマに制作した作品がイタリアミラノのファッショングラデュエイト2023で高評価を得た。今回、その作品を含めた33体を披露。カルトをテーマに自分自身や布への熱狂を大切にしたコレクションを見せた。市吉さんは、マロニエファッションデザイン専門学校クリエイション学科オートクチュールデザインコースを卒業。淡路島に戻ってデザイン活動を続ける理由について、「今の時代、東京でなくても世界のどこででも製作できるし、有名になれる。自分が好きな自然が近くにある環境で製作したほうが快適だし、いいものができると思うから」(市吉さん)。“淡路島から世界へ”を掲げ、今後も「メイドイン淡路の魅力を発信していく第一人者になりたい」と話す。

廃校を利用した複合施設「エイト」は増見哲のエイト事業部が運営する。館内では、サスティナブルをテーマに、ギャラリーやショップ、シルクプリントファクトリー、ミシンや刺繍機などを備えた工房、カフェを展開する。同社が手掛けるオリジナルの割烹着ブランド「kapoc」も販売する。

昨年のオープン以降、島内外で話題を集結果、徐々に知名度が高まり、収益面よりも人材確保で成果が出てきている。「副資材メーカーだけだと入社希望募者が少なかったが、来年からは京都芸大や武蔵野美術大出身者も入ってくる。得意先や仕入れ先からも注目されるようになった。ここを拠点にアパレルの活動の幅を広げていきたい」と、増見社長は意欲を燃やしている。

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水原希子のブランド「OK」が手塚治虫先生「火の鳥」とコラボしたリラックスウエア発売

水原希子が主宰するブランド「OK」が、今年で生誕70周年を迎えた手塚治虫先生のマンガ「火の鳥」とのコラボコレクションを10月20日に発売する。

今回のコラボでは、「火の鳥 OK編」と題し、壮大な過去から未来までの美しい名場面のイラストを使用し、持続可能性のある天然素材で着心地のよいリラックスウエアとして展開する。

もともと水原希子が「火の鳥」を、愛読していたことをきっかけに本コラボレーション企画がスタート。彼女自身が選んだ数々の名シーンをそれぞれのアイテムに落とし込んだ。

本コレクションは、「OK」のオンラインストアと原宿「グレイト(GR8)」で販売する。なお、「グレイト」では発売初日となる20日に発売記念イベントとして水原本人も来店する予定だ。

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水原希子のブランド「OK」が手塚治虫先生「火の鳥」とコラボしたリラックスウエア発売

水原希子が主宰するブランド「OK」が、今年で生誕70周年を迎えた手塚治虫先生のマンガ「火の鳥」とのコラボコレクションを10月20日に発売する。

今回のコラボでは、「火の鳥 OK編」と題し、壮大な過去から未来までの美しい名場面のイラストを使用し、持続可能性のある天然素材で着心地のよいリラックスウエアとして展開する。

もともと水原希子が「火の鳥」を、愛読していたことをきっかけに本コラボレーション企画がスタート。彼女自身が選んだ数々の名シーンをそれぞれのアイテムに落とし込んだ。

本コレクションは、「OK」のオンラインストアと原宿「グレイト(GR8)」で販売する。なお、「グレイト」では発売初日となる20日に発売記念イベントとして水原本人も来店する予定だ。

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「アンドビー」のヘアケアラインから100%天然由来のマルチワックスが登場 ハンド&ボディーにも

ヘアメイクアップアーティストの河北裕介がプロデュースする「アンドビー(&BE)」は10月25日、ヘアケアライン“アンドビーヘア(&BE HAIR)”からマルチワックス“アンドビー プロテクトワックス”(30g、1650円)を発売する。

しっとり柔らかな万能ワックス

“アンドビー プロテクトワックス”は、ヘアスタイリングはもちろん、ハンドやネイル、ボディーにも使える100%自然由来の全身用マルチワックスだ。体温で解ける柔らかいテクスチャーと程良いホールド力が特徴で、冬でも固まることなく艶やかな髪をかなえる。

柑橘系の精油とラベンダー、ティーツリー精油をブレンドした爽やかな香りで、場面を問わず使用可能。天然由来の香料を使用しているため、犬や猫の肉球保護&滑り止めクリームとしても活用できる。

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「アンドビー」のヘアケアラインから100%天然由来のマルチワックスが登場 ハンド&ボディーにも

ヘアメイクアップアーティストの河北裕介がプロデュースする「アンドビー(&BE)」は10月25日、ヘアケアライン“アンドビーヘア(&BE HAIR)”からマルチワックス“アンドビー プロテクトワックス”(30g、1650円)を発売する。

しっとり柔らかな万能ワックス

“アンドビー プロテクトワックス”は、ヘアスタイリングはもちろん、ハンドやネイル、ボディーにも使える100%自然由来の全身用マルチワックスだ。体温で解ける柔らかいテクスチャーと程良いホールド力が特徴で、冬でも固まることなく艶やかな髪をかなえる。

柑橘系の精油とラベンダー、ティーツリー精油をブレンドした爽やかな香りで、場面を問わず使用可能。天然由来の香料を使用しているため、犬や猫の肉球保護&滑り止めクリームとしても活用できる。

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ハローキティがアトモス ピンクと再びコラボ 誕生50周年を記念したウエアとビーニー

アトモス ピンク(ATMOS PINK)は、ハローキティの誕生50周年を記念したコラボアイテム第2弾を発売する。10月18日10時〜10月24日23時59分の期間、アトモス公式オンラインで受注販売を受け付け、12月中旬にアトモス ピンク各店および公式オンラインで通常販売を予定する。

ハローキティコラボ第2弾
ウエア3型とビーニー1型

コラボアイテムは、前面に“アトモスピンク”、背面にハローキティの総柄ロゴを配したスエット(1万2100円)、大きくあしらったハローキティの顔に、さまざまな表情を重ねたスエット(1万2100円)、前面に“Hello Kitty”の刺しゅう、背面にハローキティの顔を並べたダブルジップパーカ(1万4300円)、ピンバッジと赤いリボンを施したキャットビーニー(6600円)をラインアップする。

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【スナップ】「ディオール」とルイス・ハミルトンとのカプセルコレクションを祝い各界のセレブが来場  

「ディオール(DIOR)」は10月10日、F1ワールドチャンピオンのルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)をゲストデザイナーに迎えたライフスタイル カプセルコレクションの発売を記念して、ロンドンでカクテルイベントを開催した。

スノーウエアを中心に限定エディションもラインアップ

同コレクションは、スキーやスノーボードといったウインタースポーツを中心に、同氏の情熱を反映し、シルエットはゆったりとしてシンプルながらも、伝統的なサヴォアフェール(伝承の技術)の数々を際立たせるよう仕上げた。オーバーサイズシャツやワイドレッグパンツなどをツイード素材で製作したアンサンブルから、デニム、ニットウエア、スエットシャツ、オーガニックやリサイクル素材で作られたフリースなどをラインアップ。また、スニーカー“B44ブレード”の限定エディション(20万円)や、スノーウエアと相性のよいダービーシューズ“ディオール スノー”の限定エディション(22万円)のほか、超耐久性素材と実用的な機能を融合させた”ディオール 8”バックパック(50万500円)などもそろえる。

同コレクションは、ハウス オブ ディオール ギンザ、「ディオール」表参道、心斎橋、梅田阪急、新宿伊勢丹など一部の店舗および、公式オンラインストアで取り扱う。

来場者スナップ

会場には、デザイナーのルイス・ハミルトンをはじめ、フェンシング世界チャンピオン、マイルス・チェムリーワトソン(Miles Chamley Watson)や、DJのハニー・ディジョン(Honey Dijon)、俳優のジェームズ・ネルソン・ジョイス(James Nelson Joyce)ら豪華セレブリティが来場した。

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「L3リフト」の産みの親でまつ毛の守護神JUMIが考える まつ毛業界の今とこれから

PROFILE: UMI Riiorbit代表・「クピド アイラッシュ デザイン」オーナー

UMI Riiorbit代表・「クピド アイラッシュ デザイン」オーナー
PROFILE: じゅみ):2000年代にアイデザイナーになり、2010年に独立。「クピド アイラッシュ デザイン」を開業。美容室の一角で営業したのち、15年に三軒茶屋に単独出店。19年にはサロン規模を拡大し、6席を備えるエリア最大級のアイラッシュサロンに。23年に下北沢に2店舗目をオープン。プロユース商材ブランド「ジュノ プロダクツ(JUNO products)」「 ラッシュリンク シリーズ」「L3 リフトⓇ」の開発販売を手がけるほか、ニューヨーク発のアイラッシュ商材「ボリュームラッシュズ コー  ジャパン(Volume Lashes Co Japan)」日本総代理店を務める。現役施術者としても 指名料 5500 円で 2か月先まで予約が埋まり、月間指名リピート率は100%。22年まつ毛エクステの装着技法の特許取得。国内外のアイラッシュコンテストで合計7つのトロフィーを獲得。コンペの審査員や、コンテストの主催・運営なども行う。 Instagrama:@jumi_cupido PHOTO:SOICHI ISHIDA

コロナ禍で一躍ニーズが高まり、定着したアイビューティサロン。リクルートの美容に関する調査研究機関「ホットペッパービューティーアカデミー」が発表する「美容センサス 2024年上半期〈アイビューティーサロン編〉」によると、その市場規模は1179億円(前年比28.9%増)と推計され、ここ5年で最高額に達したと発表されている。同調査で1390億円(同16.3%増)と発表されているネイルの市場規に迫る勢いだ。

国内のアイビューティサロンの歴史は、2000年代から徐々に広がったまつ毛エクステに始まる。芸能人やセレブから人気を集めたが、店舗数が激増しトラブルが増えたことから2008年には厚生労働省による法整備によりまつ毛エクステ施術には美容師免許が必須に。施術場所も衛生管理基準を満たした美容所登録が必要となった。その後10年代に入ると、価格競争により施術料金がリーズナブルになり一般化が進んだ。さらにメニューの多角化をはかるサロンではコロナ禍以前からじわじわとまつ毛パーマやアイブロウ施術の導入が始まり、コロナ禍ではブームになった。

アイビューティサロン黎明期にアイデザイナーとしてのキャリアをスタートした「クピド アイラッシュ デザイン(CUPIDO Eyelash Design)」のJUMIオーナーは、指名料5500円平均顧客単価1万9000円にも関わらず、技術力と人柄から2か月先まで予約が埋まるトップアイデザイナーだ。サロンワークとサロン経営に加えて、21年にはまつ毛専用の施術用処理剤「ラッシュリンク(LASH LINK)」を開発。アイラッシュ施術を繰り返しても、健康毛に近い状態に自まつ毛を保ち、カールの持続力が高い「ラッシュリンク」を用いたまつ毛パーマメニュー「L3リフトⓇ」は、全国のアイビューティサロンで導入が進んでいる。ほかにも書籍を手がけたり、技術コンテストを主催するなど、まつ毛業界全体の技術力やクオリティの底上げに尽力する。そんなJUMIオーナーに成長を続けるまつ毛業界の今とこれからを聞いた。

まつ毛エクステからまつ毛パーマへ
キャリアの中で体感した人気の移り変わり

WWD:イデザイナーとして働き始めたきっかけは?

JUMI Riiorbit代表・「クピド アイラッシュ デザイン」オーナー:元々は客室乗務員を目指していたのですが、就職氷河期で思うように希望の職種に就職ができず、どの道に進もうかと考えた先に、小さなころから好きだった美容の道に。人がきれいになっていく姿を見るのが好きで、最初は美容クリニックのレセプションとして働き始めました。当時は施術者ではなかったので、次第に自分が施すことで人のきれいをつくりたいと思うようになりました。“手に職を”ということでネイリストを視野に入れましたが、スクールの学費や資金面などを考えた結果、いろいろなご縁もありアイデザイナーを選びました。

WWD:当時はアイデザイナーという職業はめずらしかったのでは?

JUMI:そうですね。ちょうどまつ毛エクステの施術が広まり始めたころで、まつ毛の仕事は未知の世界。本当に興味本位でした。働き始めてみたら私がツィザー(まつ毛エクステを装着するために使用するピンセット)2本でエクステを付けることに、お客さまがとっても喜んでくださるんです。まつ毛の仕上がり次第で女性が内面までポジティブに変わっていく姿を目の当たりにして、それまで何をしてもしっくりこず三日坊主だった私がどんどんのめりこんでいきました。もともと細かい作業が好きだったこともあり、ぴったりな仕事に出合えたと思います。

WWD:2008年にまつ毛エクステの施術者には美容師免許の取得が義務付けられました。そのときに、美容師免許を取得した?

JUMI:アイデザイナーとして働き始めて2年目でした。そのときすでに独立していて、知人のヘアサロンの一角を借りて営業していました。なので施術ができなくなってしまうのは死活問題。ほかの仕事をしながら美容師免許の取得のために3年間(通信課)学ぶのはかなりの負担ですし、ものすごく葛藤しました。けれどもまつ毛以外にやりたい仕事も見つからず、決意。お店を休業して、美容師資格取得に励みました。

WWD:キャリアが断たれたアイデザイナーも多かったのでは?

JUMI:多かったと思います。中にはお客さまの施術を辞めて、指導者になる方もいました。けれども今だから言えることですが、一定の規制ができたことはまつ毛業界にとっては良かったんだと思います。まつ毛エクステがブームになる一方で、施術するにあたって必要な資格がなく目元のトラブルが急増していたのも事実です。まつ毛エクステの施術そのものを規制する動きもありましたから、一定の規制ができたことでアイデザイナーという職業が無くなることなく、今のまつ毛業界の盛り上がりにつながったと考えています。

WWD:休業から美容師免許を取得して、再オープンしたときにはお客さまは戻ってきましたか?

JUMI:「絶対に美容師資格を取る!」と宣言して、復帰のタイミングに合わせて予約を取っていました。ありがたいことに信じて待ってくださっていたお客さまが多かったです。当時はエクステが大ブームだったこともあり、集客に困ったことはなかったですし、100本装着で2万円程度の単価で施術をしていました。しかし世の中では次第に安価なサロンが増えて価格競争が激化していきます。価格競争が起きると安価で質のよくない商材が使われるようになりトラブルが増えますし、アイデザイナーも顧客数をこなすので精一杯になり、施術の質が低下。サロン迷子になってしまったお客さまが、紹介や口コミで私のもとに足を運んでくださることもありました。

WWD:たしかにまつ毛エクステは「すぐに取れてしまった」「仕上がりのイメージが思っていたのと違った」といった声を聞くこともあります。

JUMI:とっても残念なことです。さらにコロナ禍でサロンに足を運びづらくなると、まつ毛エクステのメンテナンスができずにエクステ離れが加速しました。エクステはまつ毛の生え替わりのタイミングなどで、時間が経つと寂しい印象になってしまうので、メンテナンスがどうしても必要です。定期的に来店できないときれいに保つのが難しかったりします。ただしマスクをする中で目元の印象が大切にされるようになり、まつ毛パーマや眉毛の施術がフォーカスされるようになりました。

WWD:まつ毛パーマはまつ毛エクステに比べてメンテナンスが簡単?

JUMI:まつ毛パーマはどちらかというと、施術後日数経過とともにカールがゆるくなり元の状態にも戻っていくイメージなので、まつ毛エクステほど気にならないのかもしれません。また素材勝負なので非常にナチュラルな印象になるのも特徴です。ただし私は独立後、まつ毛パーマの施術は行っていませんでした。というのも、薬剤ダメージでとにかくまつ毛が傷んでしまうから。当時はまつ毛美容液でセルフケアをするという概念もなかったので、施術を繰り返すほどに、まつ毛がボロボロになる負のループ。まつ毛をきれいにするための施術がしたいのに、私は何をやっているんだろうと心が痛くなり、独立後はまつ毛パーマの提供をやめました。しかし、コロナ禍のあまりのまつ毛パーマの盛り上がりに、当サロンでもスタートしようかと。

WWD:ビジネスチャンスではあったんですね。

JUMI:はい。それでも「自まつげの健康を最優先に」というポリシーは変えたくありませんでした。納得して満足のいく仕上がりを提供したかったので、パーマ薬剤によるダメージを抑制できるトリートメント剤を探すなど、かなり試行錯誤しました。結果的に「ラッシュリンク」という処理剤を開発。まつ毛パーマ=痛むものというイメージを覆すような、高持続かつ毛質改善ができるまつ毛パーマメソッド「L3リフトⓇ」を作りました。

まつ毛パーマにも適切な処理の概念を
自まつ毛がきれいなまま継続施術がかなう

WWD:「ラッシュリンク」とはどのような薬剤?

JUMI:まつ毛の構造やケミカルの理論に基づいて開発した、3ステップの高濃度トリートメント処理剤です。髪の毛の施術に置き換えると、ヘアカラー剤やパーマ剤だけを使うのではなく、ダメージレベルに合わせて前処理や中間処理、後処理を行い、施術で失われた栄養分を毛髪に補うことで、施術の髪の毛のpHやキューティクルを健康毛に近い状態に戻して施術をするイメージです。ヘアサロンで施術してもらっているときに髪の毛に対してはさまざまな処理・トリートメント工程があるのに、まつ毛の施術に施されていないのはなぜかと思ったことがきっかけでした。ヘアケアの知識が豊富な美容師の方のもとでケミカルの勉強をさせていただきながら、同じ毛とはいえまつ毛と髪の毛は構造が多少違うことと、目元は粘膜に近く非常にデリケートな部分のためまつ毛専用のアイテムを作ることに。施術時のダメージをおさえることはもちろん、パーマの施術を受けながら毛質改善も期待できるため、処理剤を用いない従来のまつ毛パーマだとカールの持続平均3〜4週間のところ、「ラッシュリンク」を使うと平均6〜8週間までアップします。

WWD:サロンにとっては単価アップなどにもつながる?

JUMI:「ラッシュリンク」を使ったまつ毛パーマメニューは「L3リフトⓇ」というメニュー名で、全国で7000円以上の単価設定を推奨しています。平均的なまつ毛パーマの施術料が4000〜5000円と考えると1.5倍に近い価格になります。しかしカールが仕上がった時の艶やしなやかな弾力、カールの美しさ・持続力を一度体感していただくと、高価格でもお客さまに納得してもらえます。なによりも圧倒的に美しく長持ちするので満足度が高く、お店や施術者の方への信頼感が増し、ファンになってもらうことができます。さらにサロンにとっては他店との差別化につながったり、メンテナンススパンが長くなるため、1人のお客さまの年間の来店回数が減る分、その新規客の予約枠を増やすことができ、安定的な顧客数を維持することができます。お客さまにとっても、サロンにとってもウィンウィンのメリットのあるメニューなのです。当サロンでは私のほかに、6人の施術者がいますが、コロナ禍中の導入直後から予約が常に埋まり、リピート率90%以上、そのほとんどが「L3リフトⓇ」をご希望のお客さまです。

WWD:今ではサロンワークとサロン経営、メーカー業の三本柱で活動している?

JUMI:独立してから5年は美容室の一角で従業員を雇うことなく、一人サロンでやってきました。それがアイビューティサロンとして単独出店するにあたり、初めてスタッフに入ってもらうことに。技術職ゆえに、体感や感覚で働いてきたので、自分が作った看板が崩れてしまうのではと当初は不安も大きかったです。しかしここ数年で、店舗展開をしたり、メーカー業を始めたり、従業員の力を借りているからこそ、自分のやりたいことができるんだ、と考え方がプレイヤー思考から経営思考にシフトしました。

今は自分のお店の成功や繁盛だけでなく、まつ毛をダメージさせてしまうサロンを一店舗でも無くしたいという思いが強くあります。「ラッシュリンク」シリーズはそんな私の夢がかなう商材です。今では全国で500店舗以上のサロンに「L3リフトⓇ」の導入が進んでいます。21年の誕生から3年が経ちますが、正直ここまで広がるとは思っていませんでした。今となっては必要なことをやっていなかったという言葉につきますが、まつ毛パーマに専門の処理剤やケアといった概念はありませんでした。専門職でありながら、アイデザイナーの多くが薬剤・処理理論やまつ毛の構造についての知識が薄く、なぜ処理剤が必要なのかピンときていないという人もまだ多いと思います。夏に書籍を発売しましたが、アイデザイナーの知識向上にも努めていきたいです。

WWD:今後の展望は?

JUMI:「ラッシュリンク」シリーズを使用した「L3リフトⓇ」に関しては5年後に1万店舗の導入を目指しています。それに伴い、まつげをダメージさせないまつ毛パーマのシェアが今以上に上がるはずです。現在9%といわれていますが、30%ぐらいまでは上げていきたいですね。きっとアイラッシュ業界全体としてアイデザイナーの知識量と技術力が上がると、価格競争ではない次なるアイビューティサロンの戦国時代が訪れると思います。そんな時代を生き残るサロンに必要なのは、お客さまの“なりたい”に心から寄り添える人間力も問われるでしょう。

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「T3」が作品の展示販売を行うフェア「T3 PHOTO ASIA」を初開催 10月19日から3日間

アートフォトにおけるアジアでのプラットフォームを目指す、文化庁推進プロジェクト「T3(ティースリー)」が、10月19日から21日までの3日間、初の作品の展示販売を行うフェア「T3 PHOTO ASIA」を東京ミッドタウン八重洲で開催する。

「T3」は、フェスティバル、フェア、育成事業からなる包括的な写真プロジェクトで、本年は、東京という都市を舞台に、アーティストに国際的な作品発表と制作の場を提供する写真祭「T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO」(フェスティバル)に加え、国内外の14のギャラリーが一堂に会し、厳選した作品を展示販売する「T3 PHOTO ASIA」(フェア)を開催する。また、新たな才能を育てていくためのプログラム「T3 NEW TALENT」(育成事業)を追加し、規模を拡大して実施する。

初となる「T3 PHOTO ASIA」は、国内外で活躍する14のギャラリーが一堂に会し、厳選した作品を展示・販売する。国際的に評価を受ける日本の戦後写真や、 新進気鋭の写真家の作品などが出品されるほか、新しい写真表現を探求するアジア人女性アーティストを紹介する「Discover New Asia」、戦後アジアの写真家によるオリジナルのビンテージプリント「Masters」を詳細する特別展も同時開催する。

また、「T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO」(フェスティバル)は10月5日から27日まで東京・八重洲、日本橋、京橋エリアの屋内、屋外会場で開催されている。

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「T3」が作品の展示販売を行うフェア「T3 PHOTO ASIA」を初開催 10月19日から3日間

アートフォトにおけるアジアでのプラットフォームを目指す、文化庁推進プロジェクト「T3(ティースリー)」が、10月19日から21日までの3日間、初の作品の展示販売を行うフェア「T3 PHOTO ASIA」を東京ミッドタウン八重洲で開催する。

「T3」は、フェスティバル、フェア、育成事業からなる包括的な写真プロジェクトで、本年は、東京という都市を舞台に、アーティストに国際的な作品発表と制作の場を提供する写真祭「T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO」(フェスティバル)に加え、国内外の14のギャラリーが一堂に会し、厳選した作品を展示販売する「T3 PHOTO ASIA」(フェア)を開催する。また、新たな才能を育てていくためのプログラム「T3 NEW TALENT」(育成事業)を追加し、規模を拡大して実施する。

初となる「T3 PHOTO ASIA」は、国内外で活躍する14のギャラリーが一堂に会し、厳選した作品を展示・販売する。国際的に評価を受ける日本の戦後写真や、 新進気鋭の写真家の作品などが出品されるほか、新しい写真表現を探求するアジア人女性アーティストを紹介する「Discover New Asia」、戦後アジアの写真家によるオリジナルのビンテージプリント「Masters」を詳細する特別展も同時開催する。

また、「T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO」(フェスティバル)は10月5日から27日まで東京・八重洲、日本橋、京橋エリアの屋内、屋外会場で開催されている。

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“クワイエット・ラグジュアリー”の先は?

毎週発行している「WWDJAPAN」は、ファッション&ビューティの潮流やムーブメントの分析、ニュースの深堀りなどを通じて、業界の面白さ・奥深さを提供しています。巻頭特集では特に注目のキーワードやカテゴリー、市場をテーマに、業界活性化を図るべく熱いメッセージを発信。ここでは、そんな特集を担当記者がざっくばらんに振り返ります。(この記事は「WWDJAPAN」2024年10月14日号からの抜粋です)

村上:2025年春夏のパリコレ取材で一番印象に残ったのは、アレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)による「ヴァレンティノ(VALENTINO)」が案外いい!と思えたこと(笑)。正直「グッチ(GUCCI)」では終盤、マンネリ感が否めず「おなかいっぱい」という人も多かった印象ですが、今シーズンの“トレンドとしてのクワイエット・ラグジュアリー終焉”の流れにもマッチしていました。

藪野:誰が見てもミケーレ作と分かるコレクションでしたね。展示会も会場の内装は以前と同じなのに、超ラグジュアリーなビンテージショップのような雰囲気を感じました。

村上:ミケーレは解き放たれた感がありましたよね。やはり創業者がクチュリエであることが大きいのかも。「グッチ」ではロゴやホースビットといったアイコンに着想せざるを得ませんでしたが、「ヴァレンティノ」はスタイル。1980年代の「ヴァレンティノ」そのまんま!というルックもあり、レガシーへのリスペクトを感じました。今シーズンは、直感的カワイイの「クロエ(CHLOE)」や強くも脆い「マックイーン(McQUEEN)」など、主張あるラグジュアリーの流れを感じました。

新しさを生むのはデザイナーの探求心

藪野:「バレンシアガ(BALENCIAGA)」のデムナは1年前、ショーのバックステージで「完璧かつ洗練された、ベージュのアンゴラで作られたような世界を信じていない」と語り、“クワイエット・ラグジュアリー”は長続きしないだろうと予想していたのですが、まさにその通り。「ザ・ロウ(THE ROW)」や「エルメス(HERMES)」のようにもともとそういうスタイルをアイデンティティーとして持っているところは変わらず魅力的でしたが、今季は“自分たちのやるべきこと”を追求するブランドが光りました。

村上:「バレンシアガ」は、創業者のスタイルを一番上手かつ斬新にモダナイズできているブランドですね。ニコラス・デ・フェリーチェ(Nicolas Di Felice)による「クレージュ(COURREGES)」も一目で「クレージュ」と分かるものでありながらフレッシュですし、ステファノ・ガリーチ(Stefano Gallici)による「アン ドゥムルメステール(ANN DEMEULEMEESTER)」も創業者の詩的で儚いクリエイションを大事にしながらストリートのムードを加え、新たなファンを獲得しそうです。

藪野:ブランドのアイデンティティーを大切にしながらも、新しさを生み出すためにはデザイナーの探求心が欠かせないですね。そういう意味で、「バレンシアガ」や「クレージュ」に加え、毎回驚きをもたらしてくれる「ロエベ(LOEWE)」と「サカイ(SACAI)」はスゴいと思いました。

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