「モッズ・ヘア」が5年ぶりとなるヘアショー「2024 mod’s hair collection」を開催

「モッズ・ヘア(mod's hair)」は9月、東京・六本木EXシアターで、約5年ぶりとなるヘアショー「2024 mod's hair collection」を開催した。テーマは、美術館や博物館を意味する「ミュゼ」。3部構成のステージで、美容関係者・美容学生など約800人が来場した。

ステージ1は、「モッズ・ヘア」のスタイリスト6人による“色”と“多様性”を表現したステージ。パリにある現代アートを中心とした複合文化施設「ポンピドゥーセンター」の、近代アート作品からインスパイアされたヘアスタイルを披露。パリ発のブランドとしてのエスプリやフィロソフィーを表現した。

ステージ2は、パリでテクニカルディレクターを務めるシャーリーン・ゴエル氏と、日本のモッズ・ヘアアカデミーディレクターである湯山成之氏の2人によるコラボレーションステージ。ステージ1から一転したモノクロの世界観で、光と影・静と動のモチーフを卓越したテクニックで魅せた。

ステージ3では、モッズ・ヘアエージェンシー所属の飯嶋恵太氏が、クロード・モネの絵画を着想源にしたスタイルを披露。モネの色彩感を取り入れたペールトーンのエクステや、水や光の反射をイメージしたクリアテープなどを用いて、世界観を作品に投影した。フィナーレはモデル全員のランウェイで、約1時間半のショーは終了した。

まさに“美術館”のようにアーティスティックなヘアショーで、ところどころにパリのエスプリが散りばめられていた。「モッズ・ヘア」らしい、スキルフルでエネルギッシュなステージに、観客は惜しみない拍手をおくっていた。

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元「テンダーパーソン」のビアンカが新ブランド 「絶対に見返してやる」

「テンダーパーソン(TENDERPERSON)」元デザイナーのメンドンサ・ビアンカ・サユリ(以下、ビアンカ=デザイナー)は、新ブランド「リブリオ メンドンサ(LIBRIO MENDONCA)」を2025年春夏シーズンに立ち上げた。ファーストコレクションは30型で、価格帯はトップス2万5000〜5万5000円、アウター8万〜20万円、ボトムス3万3000〜9万円、雑貨小物が6000〜4万円。デザイナー自身の明るく人懐こい性格を表すように、カラフルな色使いとポップなムードが持ち味だ。

ビアンカ=デザイナーは、文化服装学院に在学中の2014年、同級生のヤシゲユウト=デザイナーと「テンダーパーソン」を立ち上げた。20年には初の直営店を東京・南青山にオープンし(現在は閉店)、21年に初のランウエイショーを実施、22年に「東京ファッションアワード(TOKYO FASHION AWARD)」を受賞した。ブランドとして知名度を徐々に広げてきた矢先、ビアンカ=デザイナーは「一身上の都合」で今年6月に同ブランドからの退社を発表。その後わずか3カ月という期間で自身のブランド「リブリオ メンドンサ」立ち上げから制作までを行った。彼女は何を思い、次のステージへ進むことを決めたのか。

WWD:なぜ「テンダーパーソン」を退社したのか。

ビアンカ=デザイナー:これまでがむしゃらに走りすぎてしまっていたからです。自分はキャリアとプライベートのバランスをどうしていきたいのか、自分らしく生きるにはどうすべきか、自分は何がしたいのか……。そう葛藤するようになるにつれて、「中途半端な状態で服作りはすべきでないし、そんな作り手の服はお客さまにとって失礼になるかもしれない」と考えたんです。2014年に「テンダーパーソン」を始めてから10年が経ったことと、私が30歳になったことというキリの良さも後押しになりました。

WWD:新ブランドを立ち上げた経緯は?

ビアンカ=デザイナー:「テンダーパーソン」を辞めた後、実は一般企業に就職しようとしていたんです。自分で何かを作りたいという考えもそこまで強くなかったし、企業やブランドから、デザインチームのデザイナーとしてのオファーもいただいたので。でも周囲からは「『テンダーパーソン』の肩書きがないビアンカちゃんなんて価値がないよ」という厳しい言葉をもらったんです。私は負けず嫌いな性格なので、逆に「なんかやってやろう!」「自分の進みたい道に挑もう」という気持ちがメラメラと湧いてきてしまった。そこで自分のブランドを始めることにしました。

WWD:「リブリオ メンドンサ」はどのようなブランド?

ビアンカ=デザイナー:私が日々の生活の中で感じたことを、自由な表現でドキュメンタリーのように服に落とし込むブランドです。何かに縛られるのが好きじゃないので、年齢や人種、ジェンダーにとらわれないユニセックスブランドにしました。ファッションが好きで楽しんでいる人に着てほしいです。プリントやディテールを通して、アイテムにメッセージ性を加えることが得意なので、着た人を強く、ハッピーにするお守りのような服を届けます。

私のルーツはブラジルにあります。だからブランド名の“リブリオ”は、私の好きな花であるユリを意味するポルトガル語“LIRIO”に、ビアンカのBを加えた造語にしました。与えられた自由ではなく、自ら自由を掴み取るという気概も踏まえて、“LIBERTY(自由)”というダブルミーニングも込めています。“メンドンサ”は私のファミリーネームです。

WWD:ファーストシーズンの特徴は?

ビアンカ=デザイナー:シーズンタイトルは、ポルトガル語で“反逆者”を意味する「リベルテ」です。ブランドを始める前に人から言われた悔しい言葉に対して、「見返してやる」と思ったことが由来です。

ただ、ブランドを始めると決意した当初は、具体的にどんなことをするべきか固まっておらず、モヤモヤしていました。でも、ふとその感情が、幼少期に歯医者に行く前の嫌な感覚に似ていると気づいたんです。歯医者の予約の1週間前から、カレンダーを見ては鳥肌を立てていたことや、待合室で憂鬱になっていたことを思い出し、コレクションで表現しています。歯のレントゲン写真のようなモチーフをプリントしたブルゾンや、鳥肌に見立てたポンポンを施したシャツ、締め付けられるような心をギャザーで表したストライプシャツなどが代表例です。今の自分にとって洋服を作ることは、歯医者に行くことのように“治療”の側面があります。

WWD:自分の経験をかなりストレートに服で表現している。

ビアンカ=デザイナー:自分の知人や友人も着想源になっています。今付き合っているパートナーがLINEで全く絵文字を使ってくれないので、そのヤキモキした気持ちを、絵文字モチーフのニットをつなげたカーディガンで訴えたり、毎日シワだらけの服を着ている友人をモデルに、凹凸のある生地でTシャツを作ったり。

WWD:6月に「テンダーパーソン」を退社してから、わずか3カ月ほどでのコレクション発表だ。

ビアンカ=デザイナー:期間を空けてしまったら、自分の気持ちが盛り下がってしまうように感じたからです。「こんな過酷なスケジュールをこなせた自分、好き!」と自信を持つためにも、急いで仕上げました。ただ、周囲の人たちが快く協力してくれたことが大きいです。工場の人も「手伝うからなんでも言ってね」と応援してくれたり、知人が展示会の1カ月前に頼んだのPRを引き受けてくれたり。なんだか泣けてきますね。

WWD:今後の目標は?

ビアンカ=デザイナー:まずは卸販売中心でブランドの土台を作ります。都内から地方まで販路を獲得できたので、今後はそれらを安定させるほか、海外の卸先も目指したいです。ファッションショーでブランドの世界観を披露することです。前のブランドの時に、パリで展示会を開いたことがとても刺激になったので、「リブリオ メンドンサ」でもそこを目指したい。あとはいつか城を建てるのが夢です(笑)。

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yutoriが新ブランド「ヨークシン」を立ち上げ クリエイティブ・ディレクターは片石社長

yutoriは、片石貴展社長がクリエイティブ・ディレクターを務める新ブランド「ヨークシン(YORKSHIN)」を立ち上げた。11月8日21時から第1弾アイテムを販売開始予定で、詳細に関しては「ヨークシン」の公式インスタグラムで後日発表する。

「ヨークシン」は、片石氏が思春期を過ごした2000年代前半のトレンドだった“ギャル男カルチャー”を着想源に、現代のフィルターを通したアイテムを展開するという。第1弾は、ショート丈のジップアップフーディーと2色展開のデニムパンツ、ビーニーの3型を用意し、どれも当時の“ギャル男カルチャー”で人気だったクロスモチーフをデザインしている。価格は、フーディーが1万5900円、デニムパンツが1万7900円、ビーニーが6900円だ。

キービジュアルのモデルには、俳優・窪塚愛流を起用した。

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「ア ベイシング エイプ®」がアート展「BAPE GALLERY TOKYO」を11月2日から開催 Stashなど25組が参加

「ア ベイシング エイプ®(A BATHING APE®)」(以下、「ベイプ®︎」)は11月2日~14日、アートエキシビション「ベイプギャラリー トーキョー(BAPE GALLERY TOKYO)」を渋谷・ミヤシタパークのアートギャラリー「サイ(SAI)」で開催する。

「ベイプ®︎」のアートを取り扱うブランドである「ベイプギャラリー」は、アートとファッション、カルチャー、ミュージックなど、さまざまなエッセンスを結びつけ、日本から世界に向けて革新的な現代アートを発信するプラットフォームとして、2002年にスタート。「ベイプ®︎」のブランド創立30周年を迎えた23年、ワールドツアーとして北京で開幕した「ベイプギャラリー」が、東京に上陸する。

今回の展示では、各界を代表する25組のクリエイターが「ベイプ®︎」をテーマにしたアート作品を発表する。“ベイプカモ”や“エイプヘッド”、“ベイビーマイロ”といったブランドを象徴するアイコンを、ペインティング、キャンバス、フォト、フィギュアなどのさまざまな手法で表現された31点の作品を展示。さらに各クリエイターによる「ベイプギャラリー トーキョー」の開催を記念したデザインのTシャツも販売する。

参加するクリエイターはブランド創立からグラフィック・デザイナーとして参加しているMANKEYを筆頭に、30周年ロゴを制作したsneakerwolf、シンプルなラインのみで描かれた作品で知られる長場雄、「ベイプキッズ®︎(BAPE KIDS®︎)とのコラボレーションも記憶に新しいChocomoo、新進気鋭の覆面現代アーティストCOIN PARKING DELIVERY、東京生まれのアーティスト/イラストレーターfaceなどに加え、10年に「ベイプ®︎」ともコラボレーションした「キン肉マン」の作者・ゆでたまご、「TOKYO TRIBE」や「隣人13号」など数多くの名作を輩出している漫画家 井上三太といった漫画界のレジェンドたちも参加する。

ファッション界からもブランドの繋がりの深い「マスターマインド・ジャパン(MASTERMIND JAPAN)」の本間正章、「ネイバーフッド(NEIGHBORHOOD)」、「バウンティーハンター(BOUNTY HUNTER)」、「オンブレ・ニーニョ(HOMBRE NINO)」の江川芳文、「セント マイケル(©SAINT Mxxxxxx)」、「ウィズ リミテッド(WHIZ LIMITED)」の下野宏明、「ゴッドセレクショントリプルエックス(GOD SELECTION XXX)」の宮崎泰成、「ブラックアイパッチ(BLACKEYEPATCH)」などのブランドやデザイナーたちが参加する。

さらに「ベイプ®︎」の作品を数多く撮影しているフォトグラファーRK、トイショップ「シークレットベース(SECRETBASE)」のHIDDY、「トラッドマンズ ボンサイ(TRADMAN'S BONSAI)」の小島鉄平も他のクリエイターたちとは違った解釈で「ベイプ®︎」を表現する。

海外からはニューヨーク出身ながら東京カルチャーのOGといっても過言ではないスタッシュ(Stash)、今春コラボしたジョシュア・ヴィーダス(Joshua Vides)とショーン・ウェザースプーン(Sean Wotherspoon)、グッチ ゴースト(GucciGhost)ことトレバー・アンドリュー(Trevor Andrew)、バージニア州を拠点とする韓国生まれのデザイナーJunghoon Sonによるヴァンディー・ザ・ピンク(VandyThePink)、アダム・リスター(Adam Lister)が作品を発表する。

■「BAPE GALLERY TOKYO」
会場:アートギャラリー「サイ(SAI)」
会期:11月2〜14日
時間:11:00~20:00
住所:東京都渋谷区神宮前6-20-10 RAYARD MIYASHITA PARK South 3F

<参加クリエイター&ブランド>※英語表記時のアルファベット順
・Adam Lister / ビジュアル・アーティスト
・BlackEyePatch
・BOUNTY HUNTER
・Chocomoo / イラストレーター
・COIN PARKING DELIVERY / 覆面現代アーティスト
・face / アーティスト・イラストレーター
・HIDDY / SECRET BASE
・下野宏明 / WHIZLIMITEDデザイナー
・Joshua Vides / アーティスト
・MANKEY / グラフィックデザイナー
・本間正章 / mastermind JAPAN デザイナー
・NEIGHBORHOOD
・RK / フォトグラファー
・(C)SAINT Mxxxxxx
・井上三太 / 漫画家
・Sean Wotherspoon / デザイナー兼アーティスト
・sneakerwolf / アーティスト
・Stash / グラフィティアーティスト
・小島鉄平 / TRADMAN'S BONSAI
・Trevor “Trouble” Andrew / GucciGhost
・VANDY THE PINK / デザイナー
・宮崎泰成 / GOD SELECTION XXXオーナー兼デザイナー
・江川芳文 / Hombre Niñoディレクター
・長場雄 / アーティスト
・ゆでたまご / 漫画家ユニット

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アイスタイルのショッピングイベント「アットコスメ ビューティデー」が今年も開催 「プラダ」「ファス」が初参加

アイスタイルは、EC・店舗のビューティショッピングイベント「アットコスメ ビューティデー(@COSME BEAUTY DAY)」を12月1〜3日に開催する。公式ECの「アットコスメ ショッピング(@COSME SHOPPING)」をはじめ、「アットコスメトーキョー(@COSME TOKYO)」「アットコスメオーサカ(@COSME OSAKA)」「アットコスメストア(@COSME STORE)」「東京小町」「シドニー」の各店舗で3日間限定のキャンペーンを行う。

7回目の開催となる今回は、EC・店舗それぞれから限定のセットやアイテムが登場するほか、全品10〜30%のポイントバックを実施。初参加のブランドは「プラダ ビューティ(PRADA BEAUTY)」と「ファス(FAS)」で、多数のブランドがSNSで話題の商品や、アットコスメベストコスメアワードの受賞商品、日本未上陸の商品などを用意する。予約受け付けは11月19日から。店舗は取り置きで対応する。

ECのみ、3000円以上の購入で送料無料のキャンペーンを行うほか、セール・アウトレットアイテムを取り扱う。さらに、11月22〜24日の3日間限定で特別企画を実施する。「ウォンジョンヨ(WONJUNGYO)」「カネボウ(KANEBO)」「シュウ ウエムラ(SHU UEMURA)」「リリミュウ(RIRIMEW)」などのブランドから限定セットを販売。各日20時から予約を受け付ける。

加えて、今回から「仮想待合室」のシステムを導入する。アットコスメ ショッピングへの入場を順番に案内するための待機ページで、導入は11月19日と12月1日の2回、11時50分から。予約開始日を含む、同祭典開始前後のアクセス集中による不具合を防ぐことが狙いだ。予約・同祭典の開始時間、12時までにアクセスした場合は抽選の対象となりランダムで順番を決定。12時以降にアクセスした場合は抽選で決まった順番に続き、先着順となる。順番が来ると自動で画面が切り替わり、アットコスメ ショッピングのページにアクセスすることができる。

なお、同祭典の期間中、アットコスメ ショッピングで1万8000円以上、アットコスメトーキョー、アットコスメオーサカ、アットコスメストアで1万1000円以上購入した人にサンプルセットを、対象ブランドの商品を購入した人にサンプル・ノベルティをプレゼントする。

■「アットコスメ ビューティデー(@COSME BEAUTY DAY)」
日程:12月1日 12:00 〜 3日 23:59
※店舗販売は各店舗の営業時間に準ずる。
場所:「アットコスメ ショッピング(@COSME SHOPPING)」「アットコスメトーキョー(@COSME TOKYO)」「アットコスメオーサカ(@COSME OSAKA)」「アットコスメストア(@COSME STORE)」「東京小町」「シドニー」
参加ブランド:「アテニア(ATTENIR)」「アンドビー(&BE)」「イプサ(IPSA)」「インウイ(INOUI)」「ウカ(UKA)」「エクセル(EXCEL)」「SK-II」「エリクシール(ELIXIR)」「オルビス(ORBIS)」「カネボウ(KANEBO)」「キャンメイク(CANMAKE)」「キュレル(CUREL)」「クラランス(CLARINS)」「クレ・ド・ポー ボーテ(CLE DE PEAU BEAUTE)」「ケイト(KATE)」「ゲラン(GUERLAN)」「コスメデコルテ(DECORTE)」「サボン(SABON)」「シセイドウ(SHISEIDO)」「ジバンシイ(GIVENCHY)」「シュウ ウエムラ(SHU UEMURA)」「スック(SUQQU)」「セザンヌ(CEZANNE)」「ソフィーナiP(SOFINA IP)」「タカミ(TAKAMI)」「ドクターケイ(DR.K)」「ナーズ(NARS)」「ナンバーズイン(NUMBUZIN)」「ファス(FAS)」「フィー(FWEE)」「プラダ ビューティ(PRADA BEAUTY)」「ヘラ(HERA)」「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」「ランコム(LANCOME)」「リファ(REFA)」「ルナソル(LUNASOL)」など

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ドジャースのワールドシリーズ優勝記念Tやフリーマン、大谷翔平のTシャツを販売

東京駅一番街 東京キャラクターストリートでポップアップショップを開催している「ベースボール ハウス(BASEBALL HOUSE)」の通販サイト「東京キャラクターストリートオンラインプラザ」で、ロサンゼルス・ドジャースのワールドシリーズ(WS)優勝記念して、新たに4種のTシャツを販売する。販売は11月7日23時59分までで、商品は12月下旬から順次発送する予定だ。

今回販売するのは、「RotoWear」と「BreakingT」の商品で、WS第1戦で史上初の逆転サヨナラ満塁本塁打を打ち、24年WSのMVPにもなった、フレディ・フリーマン(Freddie Freeman)選手や大谷翔平選手、優勝したドジャースの選手たちがデフォルメされたデザインのTシャツの4種となっている。

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【スナップ】チャーリー・XCXやサルマ・ハエックらが受賞 第14回WSJイノベーターアワード

10月29日(現地時間)、雑誌「ウォール・ストリート・ジャーナル(THE WALL STREET JOURNAL)」の祭典“2024 WSJイノベーターアワード(WSJ Innovator Awards)”がニューヨーク近代美術館(MoMa)で開催された。

本アワードは、各業界で変革を起こしているさまざまな業界のリーダーを“イノベーター”として表彰している。今年の受賞者は、音楽部門が歌手のチャーリー・XCX(Charli XCX)、エンターテインメント部門が俳優のサルマ・ハエック(Salma Hayek)、ファッション部門がデザイナーのマーク・ジェイコブス(Marc Jacobs)、フィルム部門が映画監督のジョン・M・チュウ(Jon M. Chu)、コメディー部門が米NBCの番組“サタデー・ナイト・ライブ”、テクノロジー部門がアップル(APPLE)最高経営責任者のティム・クック(Tim Cook)、スポーツ部門が米女子プロバスケットボールのWNBAだった。

チャーリー・XCX

音楽部門のアワードを受賞したチャーリーは、背中に大胆なカットアウトが入った「サンローラン(SAINT LAURENT)」のブラックロングドレスに、「DYNE BY SARAH YSABEL NARICI」のジュエリーを合わせたルックで登場した。

チャーリーは、今年9〜10月にアメリカとカナダで開催した歌手のトロイ・シヴァン(Troye Sivan)との合同ツアー“スウェット ツアー(Sweat Tour)”でも、「サンローラン」のシアードレスを着用。同じく「サンローラン」に身を包んだ歌手のロード(Lorde)と共に、「Girl, So Confusing」を披露した。チャーリーは、現在最新アルバム「ブラット(Brat)」の世界ツアー中だ。

サルマ・ハエック

エンターテインメント部門の受賞者ハエックは、「バレンシアガ(BALENCIAGA)」の赤のストラップレスロングドレスを着用。あえてアクセサリーをシンプルにすることでドレスの華やかさを強調し、腰の部分にあしらわれたギャザーでシンプルな装いの中にアクセントを加えている。

会場では、映画「バンディダス(Bandidas)」での共演者ペネロペ・クルス(Penelope Cruz)と並び、フォトコールに応えた。

会場スナップ

受賞者のほか、歌手のアリアナ・グランデ(Ariana Grande)、俳優のリース・ウィザースプーン(Reese Witherspoon)、ソフィア・コッポラ(Sofia Coppola)、デザイナーのジェイソン・ウー(Jason Wu)、プラスサイズモデルのパロマ・エルセッサー(Paloma Elsesser)ら多くのゲストが来場した。

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「エムエム6 メゾン マルジェラ」×「サロモン」 初のウエアアイテムを含む豊富なラインアップ

「エムエム6 メゾン マルジェラ(MM6 MAISON MARGIELA)」は、「サロモン(SALOMON)」とのコラボアイテムを発売する。11月6日に伊勢丹新宿本店メンズ館1階のポップアップで世界先行発売、7日から両ブランドの一部店舗および公式オンライン、その他一部のセレクトショップで販売する。

初のウエアアイテム
シューズやバックパックも

コラボアイテムは、初となるウエアアイテムのほか、シューズやバックパックなどをラインアップする。ウエアは、トレンチコートやジップ付きウインドブレーカー、オーバーサイズのボタンダウンシャツ、クルーネックトップス、オーバーサイズのフォーマルパンツ、5ポケットのストレートレッグパンツ、レギンスなど幅広く制作。そのほかランニングシューズ“ACS”と“クロスロー(CROSS LOW)”、バックパック“トレイルブレイザー デイパック20(TRAILBLAZER DAYPACK 20)”などを販売する。

■ポップアップ
日程:11月6日〜12日
場所:伊勢丹新宿本店メンズ館 1階
住所:東京都新宿区新宿3-14-1

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「エムエム6 メゾン マルジェラ」×「サロモン」 初のウエアアイテムを含む豊富なラインアップ

「エムエム6 メゾン マルジェラ(MM6 MAISON MARGIELA)」は、「サロモン(SALOMON)」とのコラボアイテムを発売する。11月6日に伊勢丹新宿本店メンズ館1階のポップアップで世界先行発売、7日から両ブランドの一部店舗および公式オンライン、その他一部のセレクトショップで販売する。

初のウエアアイテム
シューズやバックパックも

コラボアイテムは、初となるウエアアイテムのほか、シューズやバックパックなどをラインアップする。ウエアは、トレンチコートやジップ付きウインドブレーカー、オーバーサイズのボタンダウンシャツ、クルーネックトップス、オーバーサイズのフォーマルパンツ、5ポケットのストレートレッグパンツ、レギンスなど幅広く制作。そのほかランニングシューズ“ACS”と“クロスロー(CROSS LOW)”、バックパック“トレイルブレイザー デイパック20(TRAILBLAZER DAYPACK 20)”などを販売する。

■ポップアップ
日程:11月6日〜12日
場所:伊勢丹新宿本店メンズ館 1階
住所:東京都新宿区新宿3-14-1

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「リモワ」が2002個限定スーツケース 幾何学的デザインの“オリジナル キャビン”

「リモワ(RIMOWA)」は11月7日、ブランドを代表する“オリジナル(ORIGINAL)”コレクションから、スーツケース“オリジナル キャビン オプティカル(ORIGINAL CABIN OPTICAL)”を発売する。価格は32万3400円。世界限定2002個。「リモワ」一部店舗および公式オンラインで販売する。

2002個限定のスーツケース
オプティカルモチーフを随所に

“オリジナル キャビン オプティカル”は、「リモワ」を象徴する、ボディー表面に溝を配した“グルーヴ”デザインを再解釈。視覚表現を楽しむオプティカルアートに着想を得て、幾何学的なパターンをあしらう。また内部のライニング部分や、荷物に合わせて高さを調整するフレックスディバイダー、付属のレザータグにもオプティカルモチーフを配した。限定個数の“2002”は、際限なく続くように見える同モチーフに合わせ、回文の要素を盛り込んだ。

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資生堂の30年にわたる基底膜研究 美肌への新スキンケアアプローチ誕生

資生堂,SHISEIDO

肌の美しさを保つにはスキンケアが大切だということは周知の事実だろう。では、スキンケアをする上でどこに働きかければ効果が期待できるのか。その1つが「基底膜」という肌内部に存在する膜へのアプローチだ。基底膜は、表皮と真皮の間に存在し、厚さわずか0.1μm(マイクロメートル)の非常に薄い膜ではあるが、その役割は大きな可能性を秘めている。基底膜について、1991年から30年以上にわたって研究を続けているパイオニア的存在が資生堂だ。同社は基底膜研究を続ける中で、紫外線によって基底膜がダメージを受けると光老化が進行しエイジングサインが現れることを発見。さらに、基底膜にダメージを与える酵素を抑制し、バリア機能や潤い、シワに効果を発揮する高機能成分「コアキシマイド」を独自開発した。その研究の最先端に迫るべく、エディター・ライターの松本千登世氏が資生堂の研究開発拠点「資生堂グローバルイノベーションセンター(以下GIC)」を訪問。入山俊介研究員の解説とともに、肌本来の再生力を取り戻す次世代のスキンケアアプローチ「基底膜ケア」に迫る。

松本千登世氏がエバンジェリストとして
資生堂の研究開発拠点を訪問 
美のリーディングカンパニーの
知見に迫る

GICは基底膜研究をはじめ、資生堂の最先端技術を用いた研究が日々行われている場所である。今回は美を伝えるエバンジェリストとして松本氏がその内部に潜入し、基底膜にアプローチする画期的な成分「コアキシマイド」を見いだすに至った実際の研究実験も体験した。入山研究員の解説により、肌再生の源である基底膜の重要な役割、毎日のケアがいかに大切であるかについて理解をさらに深めた。そして同時に、世界にも認められた資生堂の技術力の高さに改めて感嘆した。

スキンケアのプロも注目 
基底膜ケアへの期待

肌再生の源・基底膜へのアプローチ 
たどり着いた答えは
高機能成分「コアキシマイド」

WWD:肌再生の源ともいわれる、基底膜とは?

入山俊介研究員(以下、入山):肌内部の表皮と真皮の間にある、厚さわずか0.1μm(マイクロメートル)の薄い膜が基底膜です。基底膜は表皮と真皮をつないで情報や物質をやりとりする働きを持ち、健やかな肌を再生するのに重要な役割を果たす、まさに肌再生の源として注目のシート状のタンパク質構造体です。

WWD:基底膜の働きについて。

入山:基底膜には3つの働きがあります。1つ目は、表皮と真皮を接着剤のようにつなぎ留めて肌の正しい形状を維持すること。2つ目は、表皮と真皮のコミュニケーションを通して、栄養素などの移動を制御し、肌を健やかな状態に保つこと。3つ目は、表皮幹細胞の維持です。基底膜の表面には表皮細胞を生み出す表皮幹細胞が並んでいますが、近年の研究結果により、基底膜には表皮幹細胞を育み表皮と真皮を安定した状態に保つ役割があることが分かりました。

WWD:なぜいま「基底膜」ケアが重要なのか?

入山:基底膜は表皮にも真皮にも作用する源となる部分であり、美容の領域やエイジング領域、皮膚の老化領域において基底膜ケアが重要であると啓発活動できるくらい情報や知見が集まったためです。これは、当社が早くから基底膜が「肌再生の源」であるという新たな考えのもと研究を蓄積してなせたことですね。紫外線など外的要因により基底膜がダメージを受けると、表皮のバリア機能が低下して乾燥や肌荒れの原因となります。同時に、真皮のコラーゲンが減少してシワやたるみなどエイジングサインが現れやすくもなる。そのため、基底膜を健康な状態に維持することで表皮や真皮も良好な状態が促進され、美肌を保つことにつながります。

WWD:資生堂の研究により、肌の構成成分の分解酵素である「酵素ヘパラナーゼ」と「酵素MMP-9」が紫外線によって活性化することで基底膜にダメージを与え、光老化を促進していることを突き止めた。さらに、この2大酵素の働きを抑制する成分として「コアキシマイド」を開発した。

入山:研究を重ね、2万種を超える候補の中から、2大酵素の働きを同時に抑制する成分を見いだしました。「コアキシマイド」は、「酵素ヘパラナーゼ」の活性を3時間で、「酵素MMP-9」の活性を30分で抑制することが可能です。速やかに分解酵素の働きを抑えることで、バリア機能・肌の潤い・シワなどの表皮、真皮への効果が確認されています。

WWD:今後の基底膜研究について。

入山:基底膜研究は構造の変化、機能の発見、肌再生の源と進んできているが、今後も新知見に期待してほしいです。近年生活者は、より一人ひとりが持って生まれた今ある肌をどれだけ大切にし、良い状態にするかということに注目しつつあると感じます。そのために、研究もさまざまな分野で融合できれば、より生活者のスキンケアへの選択肢も広がると考えます。

「コアキシマイド」で
新たなスキンケアアプローチ

資生堂,SHISEIDO

資生堂の基底膜研究により、基底膜にダメージを与える2大酵素が「酵素ヘパラナーゼ」と「酵素MMP-9」であると特定した。そしてこの2大酵素の働きを同時に抑制する高機能成分として「コアキシマイド」を独自開発。「コアキシマイド」のアプローチにより基底膜の健康な状態が維持されると表皮幹細胞が安定化する。これにより、肌のバリア機能に重要な成分のフィラグリンや表皮ヒアルロン酸、コラーゲン産生が促進されて肌のバリア機能回復や潤いアップ、シワの減少が期待できる。基底膜研究のトップランナーである資生堂の30年の研究で行き着いた答えが「コアキシマイド」の開発であり、同成分を用いた「基底膜ケア」という新たなスキンケアアプローチの誕生である。

※技術に関する情報です

PHOTOS : TAMEKI OSHIRO
MOVIE DIRECTION : KEIICHIRO TOKUNAGA(INFAS.COM)
MOVIE CAMERA : NOBUTAKA SHIRAHAM,
KATUHIKO MIYATA,YUKI FURUSAWA
HAIR & MAKEUP:NOZOMI FUJIMOTO (CHITOSE MATSUMOTO)
EDIT & TEXT : WAKANA NAKADE

問い合わせ先
資生堂
https://corp.Shiseido.com/jp/inquiry

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資生堂の30年にわたる基底膜研究 美肌への新スキンケアアプローチ誕生

資生堂,SHISEIDO

肌の美しさを保つにはスキンケアが大切だということは周知の事実だろう。では、スキンケアをする上でどこに働きかければ効果が期待できるのか。その1つが「基底膜」という肌内部に存在する膜へのアプローチだ。基底膜は、表皮と真皮の間に存在し、厚さわずか0.1μm(マイクロメートル)の非常に薄い膜ではあるが、その役割は大きな可能性を秘めている。基底膜について、1991年から30年以上にわたって研究を続けているパイオニア的存在が資生堂だ。同社は基底膜研究を続ける中で、紫外線によって基底膜がダメージを受けると光老化が進行しエイジングサインが現れることを発見。さらに、基底膜にダメージを与える酵素を抑制し、バリア機能や潤い、シワに効果を発揮する高機能成分「コアキシマイド」を独自開発した。その研究の最先端に迫るべく、エディター・ライターの松本千登世氏が資生堂の研究開発拠点「資生堂グローバルイノベーションセンター(以下GIC)」を訪問。入山俊介研究員の解説とともに、肌本来の再生力を取り戻す次世代のスキンケアアプローチ「基底膜ケア」に迫る。

松本千登世氏がエバンジェリストとして
資生堂の研究開発拠点を訪問 
美のリーディングカンパニーの
知見に迫る

GICは基底膜研究をはじめ、資生堂の最先端技術を用いた研究が日々行われている場所である。今回は美を伝えるエバンジェリストとして松本氏がその内部に潜入し、基底膜にアプローチする画期的な成分「コアキシマイド」を見いだすに至った実際の研究実験も体験した。入山研究員の解説により、肌再生の源である基底膜の重要な役割、毎日のケアがいかに大切であるかについて理解をさらに深めた。そして同時に、世界にも認められた資生堂の技術力の高さに改めて感嘆した。

スキンケアのプロも注目 
基底膜ケアへの期待

肌再生の源・基底膜へのアプローチ 
たどり着いた答えは
高機能成分「コアキシマイド」

WWD:肌再生の源ともいわれる、基底膜とは?

入山俊介研究員(以下、入山):肌内部の表皮と真皮の間にある、厚さわずか0.1μm(マイクロメートル)の薄い膜が基底膜です。基底膜は表皮と真皮をつないで情報や物質をやりとりする働きを持ち、健やかな肌を再生するのに重要な役割を果たす、まさに肌再生の源として注目のシート状のタンパク質構造体です。

WWD:基底膜の働きについて。

入山:基底膜には3つの働きがあります。1つ目は、表皮と真皮を接着剤のようにつなぎ留めて肌の正しい形状を維持すること。2つ目は、表皮と真皮のコミュニケーションを通して、栄養素などの移動を制御し、肌を健やかな状態に保つこと。3つ目は、表皮幹細胞の維持です。基底膜の表面には表皮細胞を生み出す表皮幹細胞が並んでいますが、近年の研究結果により、基底膜には表皮幹細胞を育み表皮と真皮を安定した状態に保つ役割があることが分かりました。

WWD:なぜいま「基底膜」ケアが重要なのか?

入山:基底膜は表皮にも真皮にも作用する源となる部分であり、美容の領域やエイジング領域、皮膚の老化領域において基底膜ケアが重要であると啓発活動できるくらい情報や知見が集まったためです。これは、当社が早くから基底膜が「肌再生の源」であるという新たな考えのもと研究を蓄積してなせたことですね。紫外線など外的要因により基底膜がダメージを受けると、表皮のバリア機能が低下して乾燥や肌荒れの原因となります。同時に、真皮のコラーゲンが減少してシワやたるみなどエイジングサインが現れやすくもなる。そのため、基底膜を健康な状態に維持することで表皮や真皮も良好な状態が促進され、美肌を保つことにつながります。

WWD:資生堂の研究により、肌の構成成分の分解酵素である「酵素ヘパラナーゼ」と「酵素MMP-9」が紫外線によって活性化することで基底膜にダメージを与え、光老化を促進していることを突き止めた。さらに、この2大酵素の働きを抑制する成分として「コアキシマイド」を開発した。

入山:研究を重ね、2万種を超える候補の中から、2大酵素の働きを同時に抑制する成分を見いだしました。「コアキシマイド」は、「酵素ヘパラナーゼ」の活性を3時間で、「酵素MMP-9」の活性を30分で抑制することが可能です。速やかに分解酵素の働きを抑えることで、バリア機能・肌の潤い・シワなどの表皮、真皮への効果が確認されています。

WWD:今後の基底膜研究について。

入山:基底膜研究は構造の変化、機能の発見、肌再生の源と進んできているが、今後も新知見に期待してほしいです。近年生活者は、より一人ひとりが持って生まれた今ある肌をどれだけ大切にし、良い状態にするかということに注目しつつあると感じます。そのために、研究もさまざまな分野で融合できれば、より生活者のスキンケアへの選択肢も広がると考えます。

「コアキシマイド」で
新たなスキンケアアプローチ

資生堂,SHISEIDO

資生堂の基底膜研究により、基底膜にダメージを与える2大酵素が「酵素ヘパラナーゼ」と「酵素MMP-9」であると特定した。そしてこの2大酵素の働きを同時に抑制する高機能成分として「コアキシマイド」を独自開発。「コアキシマイド」のアプローチにより基底膜の健康な状態が維持されると表皮幹細胞が安定化する。これにより、肌のバリア機能に重要な成分のフィラグリンや表皮ヒアルロン酸、コラーゲン産生が促進されて肌のバリア機能回復や潤いアップ、シワの減少が期待できる。基底膜研究のトップランナーである資生堂の30年の研究で行き着いた答えが「コアキシマイド」の開発であり、同成分を用いた「基底膜ケア」という新たなスキンケアアプローチの誕生である。

※技術に関する情報です

PHOTOS : TAMEKI OSHIRO
MOVIE DIRECTION : KEIICHIRO TOKUNAGA(INFAS.COM)
MOVIE CAMERA : NOBUTAKA SHIRAHAM,
KATUHIKO MIYATA,YUKI FURUSAWA
HAIR & MAKEUP:NOZOMI FUJIMOTO (CHITOSE MATSUMOTO)
EDIT & TEXT : WAKANA NAKADE

問い合わせ先
資生堂
https://corp.Shiseido.com/jp/inquiry

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「アバクロ」前CEOらが性的人身売買で逮捕・起訴 無罪を主張し15億円で保釈

アバクロンビー&フィッチ(ABERCROMBIE & FITCH)を最高経営責任者(CEO)として22年間率い、2014年に退任したマイク・ジェフリーズ(Mike Jefferies、80歳)ら3人が性的人身売買および州を跨いだ売春の疑いで逮捕・起訴された件について、ジェフリーズらは無罪を主張している。ジェフリーズは1000万ドル(約15億3000万円)の保釈金を、同じ容疑で逮捕されたとされるジェームズ・ジェイコブソン(James Jacobson、71歳)は50万ドル(約7650万円)の保釈金を支払い釈放された。

ジェイコブソンは、BBCの調査によって明らかになった、金銭で性行為を提供させるための男性をスカウトする仲介役とされている。また、ジェフリーズの恋人で同じく性的人身売買および州を跨いだ売春の容疑を受けているマシュー・スミス(Matthew Smith)は、英国と米国のパスポートを保有するため、逃亡の恐れがあるとして拘留されている。

妻と息子と共に裁判所に出廷したジェフリーズは、米「WWD」の取材に対してコメントを拒否。アバクロンビー&フィッチの広報担当者は、今回の事件についてコメントしていない。ジェフリーズの弁護人は、「起訴状が公開され次第、法廷にて適切に対応する予定」とコメントし、性的人身売買の被害者の代理人は、「今回の逮捕は、私たちのクライアントである多くの性的人身売買の被害者に正義がもたらされる最初の一歩だ」とコメントした。

ニューヨーク東部地区連邦検事局およびFBI、ニューヨーク市警は、合同で記者会見を開いた。捜査当局によると、今回の性的人身売買と売春のネットワークは少なくとも08年末から15年初めまで続き、多くの男性がニューヨークや世界中に派遣されたという。

記者会見で公開された起訴状には、15人の男性被害者が匿名で記されており、告発者の中には19歳も含まれ、かつてアバクロンビー&フィッチで働いていたり、ブランドのモデルを務めたりした経歴を持つ人物もいたという。被害者らは、ジェフリーズらに従うことでアバクロンビー&フィッチのモデルの仕事やほかのキャリア上の利益が得られると信じさせられていたとみられている。

捜査当局は、「世界で最も有名な衣料小売店の一つのCEOだったジェフリーズが、自己の富と影響力を利用して、自身と恋人スミスの性的な欲望を満たすために男性を人身売買していた」と主張する。ジェイコブソンは男性を「試験」し、ジェフリーズとスミスが所有するニューヨークやハンプトンズの邸宅、さらにイタリア、フランス、モロッコ、セント・バーツのホテルなどに連れて行くため、適任かどうかを確認していたとされている。

保釈されたジェフリーズは、ニューヨーク市、ロングアイランド、フロリダの自宅に居住を限定されている。

人身売買の罪で有罪となった場合、被告は最高で終身刑、最低15年の懲役刑が科される可能性がある。また、州を跨いだ売春の罪については、最高で20年の懲役刑が科される。

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「アバクロ」前CEOらが性的人身売買で逮捕・起訴 無罪を主張し15億円で保釈

アバクロンビー&フィッチ(ABERCROMBIE & FITCH)を最高経営責任者(CEO)として22年間率い、2014年に退任したマイク・ジェフリーズ(Mike Jefferies、80歳)ら3人が性的人身売買および州を跨いだ売春の疑いで逮捕・起訴された件について、ジェフリーズらは無罪を主張している。ジェフリーズは1000万ドル(約15億3000万円)の保釈金を、同じ容疑で逮捕されたとされるジェームズ・ジェイコブソン(James Jacobson、71歳)は50万ドル(約7650万円)の保釈金を支払い釈放された。

ジェイコブソンは、BBCの調査によって明らかになった、金銭で性行為を提供させるための男性をスカウトする仲介役とされている。また、ジェフリーズの恋人で同じく性的人身売買および州を跨いだ売春の容疑を受けているマシュー・スミス(Matthew Smith)は、英国と米国のパスポートを保有するため、逃亡の恐れがあるとして拘留されている。

妻と息子と共に裁判所に出廷したジェフリーズは、米「WWD」の取材に対してコメントを拒否。アバクロンビー&フィッチの広報担当者は、今回の事件についてコメントしていない。ジェフリーズの弁護人は、「起訴状が公開され次第、法廷にて適切に対応する予定」とコメントし、性的人身売買の被害者の代理人は、「今回の逮捕は、私たちのクライアントである多くの性的人身売買の被害者に正義がもたらされる最初の一歩だ」とコメントした。

ニューヨーク東部地区連邦検事局およびFBI、ニューヨーク市警は、合同で記者会見を開いた。捜査当局によると、今回の性的人身売買と売春のネットワークは少なくとも08年末から15年初めまで続き、多くの男性がニューヨークや世界中に派遣されたという。

記者会見で公開された起訴状には、15人の男性被害者が匿名で記されており、告発者の中には19歳も含まれ、かつてアバクロンビー&フィッチで働いていたり、ブランドのモデルを務めたりした経歴を持つ人物もいたという。被害者らは、ジェフリーズらに従うことでアバクロンビー&フィッチのモデルの仕事やほかのキャリア上の利益が得られると信じさせられていたとみられている。

捜査当局は、「世界で最も有名な衣料小売店の一つのCEOだったジェフリーズが、自己の富と影響力を利用して、自身と恋人スミスの性的な欲望を満たすために男性を人身売買していた」と主張する。ジェイコブソンは男性を「試験」し、ジェフリーズとスミスが所有するニューヨークやハンプトンズの邸宅、さらにイタリア、フランス、モロッコ、セント・バーツのホテルなどに連れて行くため、適任かどうかを確認していたとされている。

保釈されたジェフリーズは、ニューヨーク市、ロングアイランド、フロリダの自宅に居住を限定されている。

人身売買の罪で有罪となった場合、被告は最高で終身刑、最低15年の懲役刑が科される可能性がある。また、州を跨いだ売春の罪については、最高で20年の懲役刑が科される。

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「カネボウ」のラスティングルージュ第2弾は“ブリージングマット” プレストパウダーも来春登場

カネボウ化粧品のプレステージブランド「カネボウ(KANEBO)」は2025年1月17日、柔らかな“ブリージングマット”質感の美容液ルージュ“ルージュスターブリーズ”(全10色うち限定2色、各4620円)を発売する。

同商品は、既存の“ルージュスターヴァイブラント”で採用する血色感や潤いを与え、唇に密着させる効果のある成分に、新たにソフトフォーカスしたような柔らかなマット質感を実現するゲルを組み合わせた。

潤いと血色感がにじみ、ふっくらとしたやわらかな仕上がりが特徴。よれ・こすれに強く、唇に密着する。潤いを閉じ込めるラッピング効果で、唇を乾燥などから守り、オフした後の唇まで美しく見せる潤い感が続く。リップクリームやリップベースを使わなくてても柔らかで快適な使い心地を実現した。肌なじみのよいカラーラインアップで、レッドピンクやピンクモーヴ、ベージュトーンなどをそろえる。

同日、4色パレットの“カラードシャドウ”(各3300円)に新3種(うち限定1種)が仲間入りする。オリエンタルで「幻想的なムードが宿る」カラーをラインアップする。

ベースメイクもラインアップ拡大

2月7日に、プレストパウダー“クリスタライズドフィックスパウダー”(7150円/レフィル6050円、パフ500円)を発売する。ノンパールうるみ膜パウダーを採用し、ファンデーションの艶を生かしながら明るく滑らかな“生肌”感のある仕上がりが特徴。テカリ・くすみを防ぎながら、乾燥感のない肌心地が長時間続く。

美容液コンシーラー“デザイニングカラーリクイド”(各3300円)は新2色(うち限定1色)が仲間入りし、1月17日に発売する。パーツのメリハリ感を演出するホワイトと、血色感を加えるブルーミングピンク(限定)をラインアップする。

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「カネボウ」のラスティングルージュ第2弾は“ブリージングマット” プレストパウダーも来春登場

カネボウ化粧品のプレステージブランド「カネボウ(KANEBO)」は2025年1月17日、柔らかな“ブリージングマット”質感の美容液ルージュ“ルージュスターブリーズ”(全10色うち限定2色、各4620円)を発売する。

同商品は、既存の“ルージュスターヴァイブラント”で採用する血色感や潤いを与え、唇に密着させる効果のある成分に、新たにソフトフォーカスしたような柔らかなマット質感を実現するゲルを組み合わせた。

潤いと血色感がにじみ、ふっくらとしたやわらかな仕上がりが特徴。よれ・こすれに強く、唇に密着する。潤いを閉じ込めるラッピング効果で、唇を乾燥などから守り、オフした後の唇まで美しく見せる潤い感が続く。リップクリームやリップベースを使わなくてても柔らかで快適な使い心地を実現した。肌なじみのよいカラーラインアップで、レッドピンクやピンクモーヴ、ベージュトーンなどをそろえる。

同日、4色パレットの“カラードシャドウ”(各3300円)に新3種(うち限定1種)が仲間入りする。オリエンタルで「幻想的なムードが宿る」カラーをラインアップする。

ベースメイクもラインアップ拡大

2月7日に、プレストパウダー“クリスタライズドフィックスパウダー”(7150円/レフィル6050円、パフ500円)を発売する。ノンパールうるみ膜パウダーを採用し、ファンデーションの艶を生かしながら明るく滑らかな“生肌”感のある仕上がりが特徴。テカリ・くすみを防ぎながら、乾燥感のない肌心地が長時間続く。

美容液コンシーラー“デザイニングカラーリクイド”(各3300円)は新2色(うち限定1色)が仲間入りし、1月17日に発売する。パーツのメリハリ感を演出するホワイトと、血色感を加えるブルーミングピンク(限定)をラインアップする。

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リアーナが息子2人と「サヴェージ×フェンティ」の最新キャンペーンビジュアルに登場

リアーナ(Rihanna)が手掛ける「サヴェージ×フェンティ(SAVAGE X FENTY)」は、初となるホリデーパジャマコレクションを発売する。本コレクションでは、赤ちゃん用ロンパースから大人用のパジャマセットまで、クリスマス仕様のデザインでラインアップする。キャンペーンビジュアルには、エイサップ・ロッキー(A$AP Rocky)との間に生まれ息子のリッザ(RZA)とライオット(Riot)がリアーナと共に登場した。

ホリデーシーズンの家族団らんのひとときをイメージしたビジュアルでは、そろいのフード付きジャンプスーツに身を包んだ姿を披露。リッザはトドラーサイズを、ライオットはベビーサイズを着用している。

今までとは一見異なる路線の本キャンペーンは、「サヴェージ×フェンティ」の機能性とスタイルの融合というテーマを受け継ぎつつ、ファミリー向けのアイテムを展開することでライフスタイル商品へのブランドの継続的な拡大を見越しているという。

ホリデーパジャマコレクション一部アイテム

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「ヴァレンティノ」がドーバーに出店 日本を含む各店舗でポップアップやインスタレーションも

「ヴァレンティノ(VALENTINO)」はこのほど、ドーバー ストリート マーケット(DOVER STREET MARKET以下、DSM)との提携を発表した。世界各地のDSMに出店するほか、ポップアップやインスタレーションを行う。

4月2日に就任したアレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)「ヴァレンティノ」新クリエイティブ・ディレクターは、6月に急遽、2025年プレ・スプリング・コレクション“アヴァン レ デビュ(Avant Les Debuts)”を発表。同ブランドのパリ・サントノレ店とモンターニュ通り店には9月30日に、世界各地の直営店には10月初旬に入荷したばかりの同コレクションを、10月31日からDSMのロンドン、東京・銀座、ニューヨーク、シンガポール、ロサンゼルス、パリ店のポップアップで販売する。

また、これを記念したインスタレーションを、11月13日からDSMの銀座および北京店のエレファントスペースで披露。その後、19日にロンドン店に正式に出店するのを皮切りに、来年1月には北京店に、2月には銀座およびニューヨーク店に出店する。

「ヴァレンティノ」とDSMのCEOのコメント

ヤコポ・ヴェントゥリーニ(Jacopo Venturini)=ヴァレンティノ最高経営責任者(CEO)は、「このパートナーシップは、ローマ発祥のクチュールメゾンとしてのヘリテージを現代的な環境下で披露するという、当社のコミットメントを強化するものだ。アレッサンドロによる“アヴァン レ デビュ”コレクションを、世界中のオリジナリティーあふれるユニークなポップアップなどで取り扱い、新たな顧客と出会うことを楽しみにしている」と語った。

エイドリアン・ジョフィ(Adrian Joffe)=コム デ ギャルソン インターナショナルCEO兼ドーバー ストリート マーケットCEOは、「旅路、瞬間、探検こそが(このパートナーシップにおける)最高のものだ。さまざまな思いやマインドを持つ人々が交差する場所で、予想外の出会いが起きることを期待している」と述べた。

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「カバーマーク」“セルアドバンスト”シリーズのクリームがリニューアル 新成分配合で夜間にハリ・弾力を底上げ

「カバーマーク(COVERMARK)」は11月1日、エイジングケアシリーズ“セルアドバンスト”から、ハリ肌に導く“セルアドバンスト クリーム WR”をリニューアル発売する。名称を新たに、“セルアドバンスト クリーム WS”(30g、1万7600円/レフィル1万7050円)として生まれ変わる。容量は変わらず、1100円値上げする。新成分配合でハリと弾力を底上げし、パワーアップした“夜ケア”をかなえる。

同商品は、2009年に誕生。6回目のリニューアルとなる今回は、整肌成分「キハダ樹皮エキス」を新配合する。肌再生がピークを迎える夜間の肌に効率的にアプローチし、コラーゲン産生をサポート。ハリのある引き締まった印象の肌をキープする。肌表面に形成される膜「ミクロゲルネット」は柔軟性と引き上げ力を強化。肌を支えてハリと弾力を回復させながら、明るさと艶をもたらす。ネロリやクラリセージなど、9種のエッセンシャルオイルをブレンドした香りを採用した。

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世界の若手デザイナー頂上決戦を現地リポート 「イエール賞」最終選考者に日本人も

フランスの都市イエールで、「第39回イエール国際フェスティバル(39e Festival International de Mode, d’Accessoires et de Photographie a Hyeres)」が10月10〜13日に開催された。同フェスティバルはフランス政府が支援しており、コートダジュールの絶景を望むイエール市と、メイン会場である文化的施設ヴィラ・ノアイユ(Villa Noaille)が年に一度主催している。パートナーにはシャネルグループを筆頭に、素材見本市のプルミエール・ヴィジョン(Premiere Vision)、エルメス(HERMES)、ケリング(Kering)、LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)、アメリカン・ヴィンテージ(American Vintage)などの企業45社が並ぶ。会期中は業界関係者が出席可能なファッション部門ファイナリストのランウエイショーと、ヴィラ・ノアイユにてフォトグラフィーとアクセサリー部門のファイナリスト作品の展示、過去の各部門のグランプリ受賞者の最新作を展示し、会期後は翌年5月まで一般開放している。

イーエル賞は、若手デザイナーの登竜門の一つとして知られている。過去には、現在「サンローラン(SAINT LAURENT)」のクリエイティブ・ディレクターを務めるアンソニー・ヴァカレロ(Anthony Vaccarello)や、「ラバンヌ(RABANNE)」のジュリアン・ドッセーナ(Julien Dossena)、「ボッター(BOTTER)」のルシェミー・ボッター(Rushmey Botter)とリジー・ヘレブラー(Lisi Herrebrugh)らがグランプリを受賞している。グランプリ受賞者には2万ユーロの賞金と、パリのプルミエール・ヴィジョン参加権が贈られる。

今年のファッション部門の審査員長は、「クレージュ(COURREGES)」アーティスティック・ディレクターのニコラス・デ・フェリーチェ(Nicolas Di Felice)が務めた。同フェスティバルの特徴は、その年に務める審査員長の美学や服作りへのアプローチが選考基準に表れること。コンセプチュアルなクリエイションが評価されることもあれば、コマーシャルに強いリアルな提案がグランプリを受賞することもある。その傾向を考慮したうえで、受賞者を予想するのが同フェスティバル参加者の楽しみの一つとなっている。

グランプリは“錯覚”の妙

また同フェスティバルでは、ファイナリストのコレクション制作を企業がサポートしている。ファイナリストは、素材見本市プルミエール・ヴィジョンに出展する企業の提供素材を使用でき、企業によっては素材開発に協力してくれる。さらに、シャネル(CHANEL)傘下のアトリエの協力により、職人技を生かした装飾を施すことも可能だ。同フェスティバルのファイナリストに選出されれば、一流ファッション企業の仕事に触れることもできるのだ。

今年のグランプリ・プルミエール・ヴィジョン賞に輝いたのは、ドレヴ・エルロン(Dolev Elron)によるメンズウエアだ。エルロンはイスラエル出身の28歳で、現在「アクネ ストゥディオズ(ACNE STUDIOS)」に勤めている。ジーンズやチェックシャツといったリアルクローズに、フォトショップで作成した歪んだカーブのプリントを反映。まるで仮想世界と現実を融合させたように、ランウエイでは目の錯覚を誘う効果があった。そのプリントに合わせた曲線的なカットワークも特徴だ。審査員長デ・フェリーチェは、「受賞者を選ぶのはとても困難だったが、エルロンの作品は明快なビジョンがあり、説明がなくても視覚的にコンセプトが伝わってくるものだった」とコメントした。

また、ファッション部門のファイナリスト10人には、東京出身の鈴木健志郎も名を連ねた。鈴木はバッグブランドのデザイナーとして経験を積んだ後、ジュネーヴ造形芸術大学(HEAD)でファッションを学び、現在は東京に拠点を置く。フィルムカメラで撮影した自然風景を着想限に、土壌に還る生分解性の素材にナチュラルダイを施したウエアは、特にパターン技術が目を引いた。受賞は逃したものの、今後は自分のブランドに専念するかを時間をかけて思案中だという。

若き才能もリアル服が主流

審査員特別賞は、型にはまらない素材選びが評価されたイスラエル人のタル・マスラヴィ(Tal Maslavi)が受賞した。石鹸のタンクトップやチョコレートのスカーフ、砂糖でできたタトゥーシールのトップス、ライダースジャケットの背面にはマッサージエンジンを備えるなど、感覚的体験を生み出すアートとファッションの境界線を曖昧した作品づくりに挑んだ。シグネチャーであるシューズやバッグに施したケーキの断面は、大阪の食品サンプル工場に依頼したものだという。

シャネル傘下のアトリエ・デ・マチエール(Atelier des Matieres)による提供素材で制作したルックで競い合うアトリエ・デ・マチエール賞と、クチュール工房の職人技術を生かしたデザインが判断基準となるLe19Mメティエダール賞は、ベルギー出身でラ・カンブル国立美術学校出身で「バレンシアガ(BALENCIAGA)」に勤めるロマン・ビショ(Romain Bichot)がダブル受賞を果たした。ビショは、羽根細工の工房のルマリエ(Lemarie)と、刺しゅう工房のルサージュ(Lesage)」と協業し、道端で拾ったマットレスに装飾を施すなど、アップサイクルの手法を基盤とした。シャネルが審査するだけにきっとクラシックなルックが選ばれるのだろうと予想していたが、「バレンシアガ」のルックを彷彿とさせる予想外のアヴァンギャルドなルックが栄冠を勝ち取った。ビショは2万ユーロの助成金と、クチュール工房との長期プロジェクト開発の機会を得て、来年の同フェスティバルで同プロジェクトを発表する予定だ。

昨今のパリやミラノのファッション・ウイークと同じく、今回のファイナリストには、既存の洋服をツイストしたウエアラブルなデザインが多かった。数年前まではメンズとウィメンズ共にテーラリングが主流だったものの、スーツ以外のユニホームを再考するファイナリストが多く見受けられたのも興味深かった。将来有望な若きクリエイターの今後に注目したい。

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小木“Poggy”基史が見初めた韓国のスニーカーブランド「EPT」 5ブランドとのコラボを引っ下げ堂々上陸

韓国発のスニーカーブランド「イーストパシフィックトレード(EAST PACIFIC TRADE 以下、EPT)は、東京・表参道のギャラリースペースTHE PLUGでポップアップストアを11月4日までオープンしている。「ユナイテッドアローズ&サンズ(UNITED ARROWS&SONS)」ディレクターの小木“Poggy”基史をキュレーターに迎え、「M A S U」や「チャレンジャー(CHALLENGER)」、「ハロシ(HAROSHI)」、「ジヨン・キム(JIYONG KIM)」、「ヴァンディ・ザ・ピンク(VANDY THE PINK)」とのコラボ商品を集結させる。

「EPT」は2019年、韓国・ソウルで誕生。米国のストリートブランド「ディーシーシューズ(DC SHOES)」やシューズブランド「クリエイティブレクリエーション(CREATIVE RECREATION)」の立ち上げに関わったジェイ・ベック(Jai Beak)が手掛ける。米・カルフォルニアのスケートボードカルチャーや韓国のストリートテイストを落とし込んだデザインが特徴。クッション性のあるシュータンが特徴の“FAT”を定番モデルに据える。

名だたるコラボ相手 「EPT」の狙いは?

小木氏は、前職「ユナイテッドアローズ(UNITED ARROWS)」所属時から、ジェイ氏と旧知の仲だったという。「キュレーターのオファーの段階で、『EPT』と信頼関係のあった『ハロシ』と『チャレンジャー』とのコラボは決まっており、スケートボードカルチャーを体現するブランドはそろっていた。裾野を広げたく、異なるテイストのブランドに声をかけた」と振り返る。その後、小木氏の計らいにより、後藤愼平デザイナーが手掛ける「M A S U」や米国のストリートブランド「ヴァンディ・ザ・ピンク」ほか、韓国のファッションブランド「ジヨン・キム」とのコラボが実現した。「ジヨン・キムとは、ジェイさんを囲った食事会で出会った。韓国はファッション業界の横のつながりがすごい。こうした環境下なら、面白いコラボが実現すると確信した」。「ジヨン・キム」は、太陽光による色あせを用いた染色が特徴で、今回のコラボスニーカー(非売品)もその方法で製作している。

「EPT」は、ブランドの認知拡大に積極的な姿勢を示す。小木氏は「ブランド名からもわかる通り、『EPT』はアジア発ブランドとして誇りを持っている。一方、アジア発のシューズブランドで世界的な評価を得ているブランドはまだ少ない。まずはアジアで認知度を高めつつ、それ以外の地域でも影響力のあるブランドを目指す」と語る。一方、このようなコラボは、相手に影響力を与える機会にもなると続ける。「フットウェアをきっかけに認知を獲得したブランドも多い。『オーラリー(AURALEE)』の『ニューバランス(NEW BALANCE)』コラボはその好例だと思う。確かにスニーカーブームは峠を過ぎたかもしれないが、性別や年齢を問わず履けるスニーカーは大きな可能性を秘めている。ブランドのステップアップにつながるコラボになれば嬉しい」。

◼️ EPT TOKYO POP UP CURATED BY POGGY
日程:10月25日~11月4日
時間:11:00〜20:00
場所:THE PLUG
住所:東京都渋谷区神宮前6-12-9 1階

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「マルニ」が「G-SHOCK」とのコラボウオッチを発売 全面のロゴが目をひく一本

「マルニ(MARNI)」は11月6日、「G-ショック(G-SHOCK)」とコラボしたウオッチ“GMD-S5610MA-7ER” (3万6300円)を「マルニ」の店舗および、公式オンラインストア限定で発売する。公式オンラインストアでは現在、先行予約を受付中だ。

全体にハンドペイントロゴを配した前衛的なデザイン

同ウオッチは、「G-ショック」の象徴的なシルエットと「マルニ」の前衛的なデザインを組み合わせた。環境への影響を軽減するバイオケースの樹脂で製作し、ケースやベゼル、ストラップのほかパッケージに至るまで、ホワイト、ブラック、レッドの3色を用いたハンドペイントのロゴを施した。

サイズは、45.7×40.5×11.9mmで、バッテリー寿命は約3年。耐衝撃性と20気圧防水を備えるほか、高性能ストップウオッチ、多機能アラーム、フルオートカレンダー、フラッシュアラート付きカウンドダウンタイマー、毎時時刻信号など多数の機能を搭載する。

アイテム詳細

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米発ラグジュアリースキンケアブランド「キプリス」が日本上陸 植物バイオテクノロジーで素肌の美しさを引き出す

米発ラグジュアリースキンケアブランド「キプリス(KYPRIS)」が11月6日、日本初上陸する。クリームやジェルマスクなどのスキンケアアイテム9種をそろえる。価格帯は1万4520〜4万1250円。

同ブランドは、米・アリゾナで2011年に誕生。14年からリテール市場およびスパ、メディカルスパ市場で導入され、現在は世界20カ国で展開している。コンセプトは、“BEAUTY WITH A SOUL SUPPORTED BY SCIENCE (科学に支えられた魂を感じる美)”。発酵と植物幹細胞を掛け合わせた植物バイオテクノロジーで、素肌の美しさを引き出すエイジングスキンケアをかなえる。全商品グルテンフリー、ビーガン、ナチュラル、天然由来成分配合で、「Bコーポレーション認証」を取得する。

ヒーロー商品は、肌に潤いと艶をもたらすクリーム“パフオブラブ”(46mL、3万2450円)と、潤い集中ケアのジェルマスク“セルリアン ハイドレーションマスク”(46mL、4万1250円)。ほか、3種の美容液“アンティオキシダントデュウ”(47mL、1万7820円)、“クリアリングセラム”(47mL、1万7820円)、“ムーンライトカタリスト”(47mL、1万9250円)をはじめ、保湿マスク“グロウフィルトゥル”(46mL、2万900円)や、肌を明るく整える“ディープフォレスト クレイマスク”(46mL、2万900円)、日焼け止めクリーム“ポットオブシェイドSPF30”(27mL、1万4520円)、もっちりした洗い上がりの“クレンザーコンセントレイト”(70mL、1万9250円)の全9品をラインアップする。

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「タトラス」“パールコレクション”を発売 昨年完売した商品の新型も

「タトラス(TATRAS)」は10月25日、ウィメンズ向けカプセルコレクション“パールコレクション”を発売した。同コレクションは、パールのタイムレスな美しさから着想を得ており、昨年に続き2シーズン目。直営店ほか、ECや一部ポップアップストアで販売中だ。

同コレクションは、フォーマルからカジュアルな装いまで、シンプルながら存在感のある都会的なスタイルをかなえる、ホワイトカラーのアウター11型をラインアップ。ブランドのアーカイブをベースにした昨シーズンからの継続アイテムに加え、昨年完売したケーブル柄風のダウンジャケットが、スタンドカラーになって登場。加えて、ツイード素材と微光沢ナイロンを生地に使用した、ゴールドのスナップボタンが印象的なショート丈のダウンジャケットや、保温性に優れるケープ型のダウンなどをそろえる。

「タトラス」は、2006-07年秋冬シーズンにイタリア・ミラノで誕生。ブランドコンセプトに”機能的” “唯一無二””洗練された”を掲げる。シグネチャーであるダウンジャケットは、ホワイトグースダウン90%、フェザー10%で製作し、美しいシルエットと軽さ、保温機能を実現した。拠点のミラノほか、国内に22店舗(うち、アウトレット内に4店舗)を構える。11月16日には、東京・銀座に旗艦店をオープンする予定。

問い合わせ先
タトラス コンセプトストア 日比谷店
03-6273-3400

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エスティ ローダーの次期CEOにステファン・ド・ラ・ファヴリー ローダー一族は日常業務を退く

エスティ ローダー カンパニーズ(ESTEE LAUDER COMPANIES以下、ELC)は10月30日、2025年1月1日付で次期最高経営責任者(CEO)にステファン・ド・ラ・ファヴリー(Stephane de La Faverie)現エグゼクティブ・グループ・プレジデントが就任することを発表した。これにより、来年末とされていたファブリツィオ・フリーダ(Fabrizio Freda)現CEOの退任日が早まる。また、ウィリアム・P・ローダー(William P. Lauder)=エグゼクティブ・チェアマンは次回の年次株主総会後に現職を退き、取締役の会長だけを務める。これによりローダー一族は今後、同社の日常業務の第一線から退く。

ラ・ファヴリー新CEOはロレアル(L’OREAL)で長年勤務した後、2011年に「アラミス(ARAMIS)」とデザイナーフレグランスのシニア・バイスプレジデント兼グローバル・ジェネラル・マネジャーとしてELCに入社。直近では、エグゼクティブ・グループ・プレジデントとして、「エスティ ローダー(ESTEE LAUDER)」「エアリン(AERIN)」「ジョー マローン ロンドン(JO MALONE LONDON)」「ル ラボ(LE LABO)」などのブランドを手掛けている。

同氏は就任に際して「ELCを率いることを大変光栄に思う。当社は先見の明を持った起業家が設立し、その功績は今もインスピレーションを与え続けている。プレステージビューティの世界的なリーダーとしての地位を取り戻すため、一族の伝統や素晴らしいブランド、消費者中心のアプローチ、創造性など、DNAとも言える中核的要素を生かす。革新的な商品や忘れられない体験、最先端のマーケティングを通じて世界中の消費者を魅了しながら成長していく」とコメントした。

フリーダ現CEOは声明で、「長年共に仕事をしてきたステファンを次期CEO として迎えられてうれしい。ダイナミックなプレステージビューティ業界で、深い知識やリーダーシップ、インスピレーション、信頼性、戦略的洞察を融合して収益性の高い成長を推進する彼独自の力は、当社を成功へと導くだろう」と述べた。ウィリアム・P・ローダー=エグゼクティブ・チェアマンは「彼の戦略的なビジョンは、現在の課題に直面しながらも当社を長期的な成長へと導くだろう」と語った。

フリーダ現CEOの在任中、ELCは長らく世界トップのプレステージビューティ企業だったが、近年はその地位をロレアルに奪われている。22年1月には株価は370ドル(約5万6600円)以上をつけるなどピークを迎え、時価総額は1330億ドル(約20兆3400億円)以上となったが、アジアのトラベルリテール市場と中国事業が回復せず、苦戦を強いられている。アナリストらはイノベーションの欠如と本拠地である米国市場が軟調であることを指摘している。24年度の売上高は前年比1~2%減と予測しており、アナリストと業界関係者は、同社がイノベーションに注力し、若年層を取り込み、ブランドの発信を強化する必要があると強調した。

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エスティ ローダーの次期CEOにステファン・ド・ラ・ファヴリー ローダー一族は日常業務を退く

エスティ ローダー カンパニーズ(ESTEE LAUDER COMPANIES以下、ELC)は10月30日、2025年1月1日付で次期最高経営責任者(CEO)にステファン・ド・ラ・ファヴリー(Stephane de La Faverie)現エグゼクティブ・グループ・プレジデントが就任することを発表した。これにより、来年末とされていたファブリツィオ・フリーダ(Fabrizio Freda)現CEOの退任日が早まる。また、ウィリアム・P・ローダー(William P. Lauder)=エグゼクティブ・チェアマンは次回の年次株主総会後に現職を退き、取締役の会長だけを務める。これによりローダー一族は今後、同社の日常業務の第一線から退く。

ラ・ファヴリー新CEOはロレアル(L’OREAL)で長年勤務した後、2011年に「アラミス(ARAMIS)」とデザイナーフレグランスのシニア・バイスプレジデント兼グローバル・ジェネラル・マネジャーとしてELCに入社。直近では、エグゼクティブ・グループ・プレジデントとして、「エスティ ローダー(ESTEE LAUDER)」「エアリン(AERIN)」「ジョー マローン ロンドン(JO MALONE LONDON)」「ル ラボ(LE LABO)」などのブランドを手掛けている。

同氏は就任に際して「ELCを率いることを大変光栄に思う。当社は先見の明を持った起業家が設立し、その功績は今もインスピレーションを与え続けている。プレステージビューティの世界的なリーダーとしての地位を取り戻すため、一族の伝統や素晴らしいブランド、消費者中心のアプローチ、創造性など、DNAとも言える中核的要素を生かす。革新的な商品や忘れられない体験、最先端のマーケティングを通じて世界中の消費者を魅了しながら成長していく」とコメントした。

フリーダ現CEOは声明で、「長年共に仕事をしてきたステファンを次期CEO として迎えられてうれしい。ダイナミックなプレステージビューティ業界で、深い知識やリーダーシップ、インスピレーション、信頼性、戦略的洞察を融合して収益性の高い成長を推進する彼独自の力は、当社を成功へと導くだろう」と述べた。ウィリアム・P・ローダー=エグゼクティブ・チェアマンは「彼の戦略的なビジョンは、現在の課題に直面しながらも当社を長期的な成長へと導くだろう」と語った。

フリーダ現CEOの在任中、ELCは長らく世界トップのプレステージビューティ企業だったが、近年はその地位をロレアルに奪われている。22年1月には株価は370ドル(約5万6600円)以上をつけるなどピークを迎え、時価総額は1330億ドル(約20兆3400億円)以上となったが、アジアのトラベルリテール市場と中国事業が回復せず、苦戦を強いられている。アナリストらはイノベーションの欠如と本拠地である米国市場が軟調であることを指摘している。24年度の売上高は前年比1~2%減と予測しており、アナリストと業界関係者は、同社がイノベーションに注力し、若年層を取り込み、ブランドの発信を強化する必要があると強調した。

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「ポータークラシック」×「セイコー プレザージュ」数量限定コラボ 黒琺瑯のクラシカルウオッチ

セイコーウオッチが手掛ける「セイコー プレザージュ(SEIKO PRESAGE)」は11月9日、「ポータークラシック(PORTER CLASSIC)」とのコラボウオッチを発売する。価格は31万200円。世界限定500本で、うち250本を国内で販売する。セイコーフラッグシップサロン、セイコードリームスクエア、セイコーブティック、セイコーウオッチサロンおよびポータークラシック 全店、ポータークラシック オンラインストアで取り扱う。

「ポータークラシック」コラボ
着想源は国産初の腕時計

コラボウオッチは、クラシックをコンセプトとし、着想源はセイコーが1913年に完成させた、国産初の腕時計“ローレル”。ダイヤルは琺瑯(ほうろう)職人、横澤満が手掛けた黒琺瑯を用い、24時間表示のサブダイヤルを配置、アラビア数字の書体はオリジナルを忠実に再現した。かん部分は、懐中時計のチェーンや紐を取り付けるボウ部分をイメージ、丸みのある可動かんに仕上げている。裏蓋には、「ポータークラシック」の吉田克幸会長のシルエットを模したブランド創業時のロゴと、シリアルナンバーをあしらう。また本モデルに際し、コードバン製の引き通しストラップを制作し、黒と茶色の2本が付属。ウオッチは、黒塗りで仕上げた重箱仕様の特製ボックスに収納する。

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映画監督・白石和彌が語る「時代劇の可能性」 「海外の人たちって日本の時代劇が大好きなんです」

PROFILE: 白石和彌/映画監督

白石和彌/映画監督
PROFILE: (しらいし・かずや)1974年12月17日生まれ、北海道出身。95年に中村幻児監督主催の映像塾に参加した後、若松孝二監督に師事。助監督時代を経て、ノンフィクションベストセラー小説を実写化した映画「凶悪」(2013)で第37回日本アカデミー賞優秀作品賞と監督賞ほか各映画賞を総なめした。さらに、17年に映画「彼女がその名を知らない鳥たち」でブルーリボン賞監督賞を受賞すると18年も「孤狼の血」を含む3作品で同賞を受賞。近年の主な監督作は、映画「孤狼の血 LEVEL2」(21)、「死刑にいたる病」(22)、「碁盤斬り」(24)などがある。

今、日本で熱いエンターテインメント映画を撮れる監督といえば白石和彌だ。初めて時代劇に挑戦して話題を呼んだ映画「碁盤斬り」(2024年)やNetflixシリーズ「極悪女王」(24年)に続いて完成させた映画「十一人の賊軍」が11月1日に公開される。本作は戊辰戦争を背景にし、罪人たちが藩の命運を握る砦を守るために戦うアクション集団抗争時代劇だ。名脚本家、笠原和夫が遺したプロットを基に、アクションに次ぐアクションのエンターテインメント大作でありながら、そこには戦争に巻き込まれていく人間の悲しさも描き込まれている。どんな想いで、笠原が残した物語を映画化したのか。そして、時代劇の可能性について白石監督に話を訊いた。

「十一人の賊軍」への想い

——「十一人の賊軍」は東映が1960年代に始めた集団抗争時代劇へのオマージュを感じて、時代劇好きにはたまらない作品です。脚本家の笠原和夫さんが原案でクレジットされていますが、どういう経緯でこの作品が生まれたのでしょうか。

白石和彌(以下、白石):1964年に東映が集団抗争劇を撮っていた時代に笠原さんが脚本を書いたんです。それを京都の撮影所で東映の幹部が集まって読んだんですけど、撮影所の所長だった岡田茂さんが、ラストで11人全員が死ぬことに不満で「そんな辛気臭い話はやらせない!」って言って企画がボツになったんです。それで笠原さんはブチ切れて脚本を破り捨てた。でも、プロットは残っていて、それを基に脚本を新たに書きました。

——その際に新たに脚色したことはありますか?

白石:岡田さんが言うのももっともで、全員死んで暗たんたる気持ちで終わるのはヌケがないなと思ったんですよ。そこで最後に生き残る人物を作ったのと、政(山田孝之)というキャラクターを笠原さんのプロットよりも立てました。本当は真っすぐな男なんだけど、賊軍に入れられることで、自分だけ助かろうとしたり、いろんな動きをする。元のプロットでは鷲尾兵士郎(仲野太賀)が主人公っぽい感じだったんです。

——藩に忠義を尽くして砦で戦おうとする剣術道場の道場主である兵士郎。無理やり賊軍に入れられて侍に恨みを持っている町人の政。2人の対比が物語を面白くしていますね。

白石:アイアンマンとキャプテン・アメリカみたいですよね。組織のために戦ってきたキャプテン・アメリカは最後に自分の人生を選択したし、アイアンマンはずっと個人主義だったけど最後にみんなのために死ぬ。そういう対比は面白いかなって思いました。でも、笠原さんが描きたかったのは、阿部サダヲが演じた新発田藩の城代家老、溝口内匠だったんじゃないかと思います。

——溝口は言ってみれば本作の悪役キャラですが、必ずしも悪役とはいえない複雑さを持っています。藩を守るために冷酷なこともやってのけるけど、自分の欲望のためではなく全ては藩のため、殿様のため。家族も大事にしている。

白石:溝口は戦禍から藩を守るためにいろんな計略をして領民からは感謝されるけど、その裏ではひどいことをしている。そういう政治家って今もいると思うんですよ。溝口が悪いやつかっていうとそういうわけではなく、彼と同じ立場に置かれたら同じことをする人は多いと思うんですよね。笠原さんが描く脚本の魅力はそういうところで、登場人物それぞれに違う正義があって、それがぶつかって軋轢(あつれき)を生み、人を悲しみの淵に追いやる。そこに完全な悪人はいなくて白黒がつかない世界なんです。

——それぞれの正義が軋轢を生む、というのはつまり戦争を描くということでもありますよね。ウクライナ侵攻が始まる中で、監督は戊辰戦争の話を撮られた、そこでヒーローを描かず、全員を犠牲者として描いているところに、監督のメッセージを感じました。

白石:ありがとうございます。この映画の冒頭に何人か登場人物の名前と役職がテロップで入るんですけど、そこには主人公たちの名前は入っていないんです。「全員の名前を入れたら?」という提案もあったんですけど、そうじゃないんだと。名前を入れているのはゲーム・オブ・ウォーをやっている人たち、安全なところにいて生き残る人たちで、テロップを入れない賊軍の連中は名もなき人たちなんです。彼らが藩を守るために死んだことは領民は誰も知らない。だから名前を入れなくてもいい。実は映画の冒頭からメッセージを入れているんです。

——なるほど。物語を通じて反権力が貫かれていますね。

白石:ただ、権力側にいる奴が完全に悪いというわけではないんですよね。人というものは、そういう立場になったらそういう行動をとるということでしかないと思うんです。

時代劇の魅力

——そこは溝口に対する視線に通じるところがありますね。本作は「碁盤斬り」に続いての時代劇ですが、時代劇としての美意識にこだわった「碁盤斬り」に対して、今回は徹底的にアクションです。

白石:今回は完全なるアクション映画だと思って撮りました。ただ、最近のワイヤー使いまくりのアクションというのより、地に足が着いたアクションにしたかった。人間が持っている力を超えた動きをするのが好きではないので、泥臭い殺陣になったと思います。阪妻(阪東妻三郎)の古い映画を意識したりもしたし。

——兵士郎役の仲野太賀さんが殺陣に初挑戦されていましたが、すごい気迫でした。

白石:彼はがんばりましたよ。一番戦わないといけないし、一番剣術が強いという設定でしたからね。基本的なところから始めて4〜5カ月みっちりやったんです。撮影に入ってからも空いている時間は常に殺陣を練習していました。クライマックスの殺陣のシーンは一番完成されていたと思います。

——とにかく本作の殺陣はエモーショナルで、賊軍の一人、爺っつぁん(本山力)の最後の戦いの立ち回りもすごかった。監督が爺っつぁんという役を大切にしていることが伝わってきました。

白石:アクション部のスタッフも、みんな爺っつぁんが好きなんですよ(笑)。演じてくれた本山力さんは東映剣会(東映京都撮影所所属の殺陣俳優専門の集団)で修行をしてきて東映剣会仕込みの殺陣を今に伝える数少ない一人なんです。

——東映のチャンバラ精神を受け継いだ人なんですね。

白石:三池崇史監督が「十三人の刺客」(10年)のリメイクを撮った時は、松方弘樹さんがいたんです。松方さんはスター俳優であり、殺陣のプロじゃないですか。でも、松方さんが亡くなった今、そういう存在がいないんですよ。だから、スター俳優ではないけれど本山さんにお願いしました。本山さんは脚本を読んだ時、震えたって言ってましたね。

——震えますよね、この役は。監督は続けて時代劇を撮られましたが、監督にとって時代劇の魅力とはどんなところでしょう。

白石:時代劇ってファンタジーだと思うんですよ。調べれば資料は出てくるけど、実際にそれを見た人はいないじゃないですか。だから、こっちで想像する余地がある。昔、深作欣二監督が撮った時代劇(「柳生一族の陰謀」78年)で成田三樹夫さんが演じる公家に「〜でおじゃる」っていうしゃべり方をさせたら、テレビ局とか他の映画でも使い始めて歴史が変わったんです(笑)。黒澤監督の「七人の侍」(54年)のセリフも当時は「時代劇のしゃべり方じゃない」と言われたと思うんですよ。でも、そうやって変わっていくのは豊かなことだと思うんですよね。「ひばり・チエミの弥次喜多道中」(62年)とか、いきなり歌い始めたり、しかもそれがマンボだったりする。今は「時代劇とはこういうもの」というカタに収められがちですけど、昔はもっと自由だったんです。

——昔の時代劇は、その中にミュージカル、アクション、コメディー、ホラーなど、いろんなジャンルがありましたね。

白石:そうなんですよね。日本で時代劇が撮りにくいのなら、海外向けに製作するのもいいと思うんですよ。真田広之さんのドラマ「SHOGUN 将軍」が成功したじゃないですか。海外の人たちって日本の時代劇が大好きなんです。映画祭に行くと、なんでもっと時代劇映画を撮らないんだって聞かれるんですよ。一度、映画祭で海外の方に話しかけられたことがあって。その方は「子連れ狼」のコミックをカバンから出して、「これを映画化してほしい」って言うんですよ。もう映画化されてるよって言ったら、知ってるけれどミスター・シライシにまた映画化してほしいんだって(笑)。

これから挑戦したいこと

——僕も白石監督版を観たいです(笑)。それにしても、今年に入って「碁盤斬り」、「極悪女王」、本作と新作が続きますが、今監督の映画作りの推進力になっているものは何でしょう。

白石:本数を重ねて年齢を重ねていくと、情熱が少しずつ薄れていくのは感じるんですよ。それに抗いながらどこに自分のものづくりの衝動を持つようにするのか、というのはいつも考えていますね。でも、「十一人の賊軍」は笠原さんのプロットを読んだ時から、すごい衝動を感じていたんです。今は無事完成して抜け殻状態(笑)。最近になって割と時間もできたので、映画を観たり、本を読んだりしてインプットしている時期です。忙しい時って目の前のことをこなすだけでいっぱいいっぱいなんですよ。なんでもない時間を過ごしていると、いろんな発見がある。ニュースを見てても、当事者の気持ちを考えてみたりね。そういう時間は大切だと思いますね。

——そういう時に新作のヒントが生まれるのかもしれないですね、これから映画監督として挑戦してみたいことはありますか?

白石:映画を撮れば撮るほど、自分がやりたいのはエンタメなんだなって思うんですよ、今回の作品はそんなに明るくはない作品なので、一回、「白石らしくない」って言われるくらい明るいものを撮りたいですね。例えば等身大の高校生のラブストーリー……いや、高校生は等身大じゃないか(笑)。おっさんの純愛映画なんて、いいかもしれないですね。

PHOTOS:MASASHI URA

■映画「十一人の賊軍」
11月1日から全国公開
出演:山田孝之 仲野太賀
尾上右近 鞘師里保 佐久本宝 千原せいじ 岡山天音 松浦祐也 一ノ瀬颯 小柳亮太 本山力 野村周平 音尾琢真 / 玉木宏
阿部サダヲ
監督:白石和彌
企画・プロデュース:紀伊宗之
原案:笠原和夫
脚本:池上純哉
音楽:松隈ケンタ
配給:東映
https://11zokugun.com
©2024「⼗⼀⼈の賊軍」製作委員会

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【2024年クリスマスコフレ】「ブレンドベリー」がバレエコア着想のリップ&アイパレットを発売

コーセーコスメポートのメイクブランド「ブレンドベリー(BLEND BERRY)」は11月5日、バレエコアをテーマにした2024年ホリデーコレクションを数量限定で発売する。リップとアイパレットの2品をそろえ、大人女性の儚さをイメージした。

プランプ効果でボリュームのある唇を演出する人気のティントリップ“リップバルーン”(1650円※編集部調べ、以下同)から、ゴールドラメをふんだんに配合したビターなモカピンク“おとぎのウォルナットピンク”が登場する。外箱にはかわいらしいリボンをあしらい、特別仕様に仕上げた。

“オールユーニード クリエイション”(1650円)は、逆光が織りなす美しい陰影から着想を得たアイカラーパレットで、シアーな発色が特徴だ。限定色の“シュガープラムフェアリー”は、ロマンティックかつエレガントなピンクパレットで、柔らかに広がる透け感ピンクと多色ラメを配置した。ハイライターもセットしているため、顔の立体感も演出できる。

商品一覧

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「ヨーク」と「シュタイン」が名古屋のセレクト2店と協業し工場で販売 “地元が誇る産業を、地元の店が伝えたい”

「ヨーク(YOKE)」と「シュタイン(SSSTEIN)」は、葛利毛織工業のオリジナルファブリックを用い、名古屋のセレクトショップ、アンリミテッド ラウンジ(UNLIMITED-LOUNGE-)と、1LDK アネックス(1LDK ANNEX)とそれぞれ協業したアイテムを発売する。11月2、3日に葛利毛織工業の愛知県内の工場で販売する。

コートやシャツ、パンツをラインアップ
販売当日は両デザイナーが在廊

アイテムは、“地元が誇る産業を、地元の店が伝えたい”をテーマに、「ヨーク」と1LDK アネックスが協業した、フランネル素材を用いたコート(14万3000円)と、ジャケット(11万円)、「シュタイン」とアンリミテッド ラウンジが協業したコート(18万7000円)とスキッパーシャツ(6万3800円)、パンツ(6万3800円)を制作。愛知・岐阜の2県にまたがる尾州地域は、毛織物の産地として知られる。創業100年を超える葛利毛織工業は、1932年に導入したションヘル織機を用い、手織りを思わせる風合いのテキスタイルを生産し続けている。本企画は両セレクトショップによる、地元のものづくりを知ってもらいたいとの思いから実現した。販売スペースでは、両日共に「ヨーク」の寺田典夫、「シュタイン」の浅川喜一朗両デザイナーが在廊する。

■販売概要
日程:11月2、3日
時間:12:00〜17:00
場所:葛利毛織工業
住所:愛知県一宮市木曽川町玉ノ井宮前1
※13、15時の2部制で工場見学および生地説明会を実施、予約不要

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「ランコム」の最高峰エイジングケア“アプソリュ”の化粧水と乳液がリニューアル ハンドクリームも登場

「ランコム(LANCOME)」は11月1日、ブランドの最高峰エイジングケアシリーズ“アプソリュ”の化粧水と乳液をリニューアルする。同日、ハンドクリームも発売する。3商品には、時間に逆らう生命力で知られるセンティフォリアローズからなる“ランコム ローズの恵み”を配合。しなやかなハリ感を持ち、上質な輝きを放つ肌に導く。現在、公式ECと阪急うめだ本店のECで先行販売している。

“エッセンス イン ローション”(150mL、1万9250円)は、“ランコム ローズの恵み”をはじめとする厳選したローズ由来の成分を約80%配合した化粧水。とろみのあるセラムのようなテクスチャーで肌を包み込み、肌に素早く浸透する。シトラスが爽やかな、ランコム アロマティックの香り。

“エッセンス イン エマルジョン”(100mL、4万1800円)は、美肌分子プロキシレンを配合。油分と水分の絶妙なバランスでみずみずしく肌に浸透し、肌を潤いで満たす。肌が保つバリア機能をサポートし、滑らかできめ細かい肌に導く。セラムのような濃密さと、クリームのようなコクを併せ持つテクスチャーが特徴。“アプソリュ”のシグネチャーフレグランスの香り。

“ザ ハンドクリーム”(50mL、1万450円)はベルベットのようなテクスチャーが特徴で、深い潤いで肌を包み込む。使うたびにフレッシュな感覚をもたらし、若々しい印象の手元へ導く。

“アプソリュ”とは

“アプソリュ”は、1965年に誕生した「ランコム」の最高峰エイジングケアシリーズ。同シリーズのアイコンである“ランコム ローズ”は南フランスで栽培したものを手摘みで収穫し、独自のグリーンCO2抽出プロセスで抽出する。2006年には、ハリと弾力のある若々しい肌を司る皮膚構造に着目し、美肌分子プロキシレンを開発。21年、10年の「長寿美肌」研究を経て、若々しく美しい肌を保つ鍵となるタンパク質AMPKを特定した。AMPKの活性化は、肌の輝きやふっくら感、滑らかさ、ハリを高めるのに役立つ。シリーズを代表するクリーム“ソフトクリーム”(60mL、4万6200円/レフィル60mL、3万9930円)のほか、化粧水や美容液、アイクリームなどをそろえる。

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「ランコム」の最高峰エイジングケア“アプソリュ”の化粧水と乳液がリニューアル ハンドクリームも登場

「ランコム(LANCOME)」は11月1日、ブランドの最高峰エイジングケアシリーズ“アプソリュ”の化粧水と乳液をリニューアルする。同日、ハンドクリームも発売する。3商品には、時間に逆らう生命力で知られるセンティフォリアローズからなる“ランコム ローズの恵み”を配合。しなやかなハリ感を持ち、上質な輝きを放つ肌に導く。現在、公式ECと阪急うめだ本店のECで先行販売している。

“エッセンス イン ローション”(150mL、1万9250円)は、“ランコム ローズの恵み”をはじめとする厳選したローズ由来の成分を約80%配合した化粧水。とろみのあるセラムのようなテクスチャーで肌を包み込み、肌に素早く浸透する。シトラスが爽やかな、ランコム アロマティックの香り。

“エッセンス イン エマルジョン”(100mL、4万1800円)は、美肌分子プロキシレンを配合。油分と水分の絶妙なバランスでみずみずしく肌に浸透し、肌を潤いで満たす。肌が保つバリア機能をサポートし、滑らかできめ細かい肌に導く。セラムのような濃密さと、クリームのようなコクを併せ持つテクスチャーが特徴。“アプソリュ”のシグネチャーフレグランスの香り。

“ザ ハンドクリーム”(50mL、1万450円)はベルベットのようなテクスチャーが特徴で、深い潤いで肌を包み込む。使うたびにフレッシュな感覚をもたらし、若々しい印象の手元へ導く。

“アプソリュ”とは

“アプソリュ”は、1965年に誕生した「ランコム」の最高峰エイジングケアシリーズ。同シリーズのアイコンである“ランコム ローズ”は南フランスで栽培したものを手摘みで収穫し、独自のグリーンCO2抽出プロセスで抽出する。2006年には、ハリと弾力のある若々しい肌を司る皮膚構造に着目し、美肌分子プロキシレンを開発。21年、10年の「長寿美肌」研究を経て、若々しく美しい肌を保つ鍵となるタンパク質AMPKを特定した。AMPKの活性化は、肌の輝きやふっくら感、滑らかさ、ハリを高めるのに役立つ。シリーズを代表するクリーム“ソフトクリーム”(60mL、4万6200円/レフィル60mL、3万9930円)のほか、化粧水や美容液、アイクリームなどをそろえる。

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「チルドレン オブ ザ ディスコーダンス」のニューレーベルが誕生 「ビーセカンド」のみで展開

TSIホールディングスが展開するセレクトショップ「ビーセカンド(B’2ND)」は、志鎌英明デザイナーによるブランド「チルドレン オブ ザ ディスコーダンス(CHILDREN OF THE DISCORDANCE)」から「ビーセカンド」のみで展開するニューレーベル“セカンド エディション(SECOND EDITION)”を11月1日にローンチする。

同レーベルでは、現代におけるアーカイブからのインスピレーション、ビンテージ、アートを用いたサンプリングで構成され、より着やすく機能的なアイテムがそろう。

ローンチに合わせ、新進気鋭のラッパーのeydenとIQ3を迎え、自身らが次のステージへの思いをリリックに乗せた楽曲「Second Edition」も制作。MVではブランドの世界観を表現したスタイルを見ることができる。

また、11月1日から8日までビーセカンド 神南店でポップアップを開催。さらに初日の11月1日18時から20時までローンチイベントも実施する。

2024年秋冬コレクションルック

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「チルドレン オブ ザ ディスコーダンス」のニューレーベルが誕生 「ビーセカンド」のみで展開

TSIホールディングスが展開するセレクトショップ「ビーセカンド(B’2ND)」は、志鎌英明デザイナーによるブランド「チルドレン オブ ザ ディスコーダンス(CHILDREN OF THE DISCORDANCE)」から「ビーセカンド」のみで展開するニューレーベル“セカンド エディション(SECOND EDITION)”を11月1日にローンチする。

同レーベルでは、現代におけるアーカイブからのインスピレーション、ビンテージ、アートを用いたサンプリングで構成され、より着やすく機能的なアイテムがそろう。

ローンチに合わせ、新進気鋭のラッパーのeydenとIQ3を迎え、自身らが次のステージへの思いをリリックに乗せた楽曲「Second Edition」も制作。MVではブランドの世界観を表現したスタイルを見ることができる。

また、11月1日から8日までビーセカンド 神南店でポップアップを開催。さらに初日の11月1日18時から20時までローンチイベントも実施する。

2024年秋冬コレクションルック

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タヒチの高級キャンドルブランド「タヒチ キャンドル」が日本初上陸 職人が手作り

タヒチの高級キャンドルブランド「タヒチ キャンドル(TAHITI CANDLES)」が11月日本に初上陸する。「キンセント(KINSCENT)」公式オンラインストアで取り扱う。

同ブランドは、フランス出身のデザイナーリンダ・テムジ(Linda Temzi)が、フランス領ポリネシアへ訪れたことをきっかけに生まれた。大自然の美しさとフランスのエレガンスさを融合させたデザインと香りが魅力で、多くの高級ホテルが採用している。

タヒチの職人技が詰まったキャンドル

シグネチャーアイテム“タヒチ キャンドル”(全20種、220g、各1万5400円/80g、各8800円)は、ポリネシアの伝統を取り入れたデザインと、ユニークなタヒチアンネームが特徴。一つ一つタヒチの職人が手作りしている。

パッケージには、リサイクル可能なガラス容器と厚紙パッケージを使用。キャンドルの原料には、100%天然の大豆ワックスとコットン芯を使用している。フタル酸エステル、パラベン、硫酸塩、農薬を使わないほか、動物実験を一切せずに製造している。

人気の香り3種

“タイナ(TAINA)”

タヒチを象徴するタイナの花の豊かな香りが、タヒチの自然の美しさとそのエキゾチックな魅力を感じさせる。濃厚で豊かなフローラルノートは、頭を休めリラックスしたいときや特別なひとときを演出するのに最適だ。

“ティアレ(TIARE)”

清らかさと優雅さを象徴するティアレの花をベースにした、洗練されたエレガントな香り。非現実的で優雅な空間へと導く。

“ジャスミン(JASMIN)”

愛と美の象徴であるジャスミンの花の香りを豊かに楽しめるフローラルなキャンドル。ジャスミン特有の甘さと柔らかさが心地良く広がり、ロマンチックな雰囲気を演出する。

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タヒチの高級キャンドルブランド「タヒチ キャンドル」が日本初上陸 職人が手作り

タヒチの高級キャンドルブランド「タヒチ キャンドル(TAHITI CANDLES)」が11月日本に初上陸する。「キンセント(KINSCENT)」公式オンラインストアで取り扱う。

同ブランドは、フランス出身のデザイナーリンダ・テムジ(Linda Temzi)が、フランス領ポリネシアへ訪れたことをきっかけに生まれた。大自然の美しさとフランスのエレガンスさを融合させたデザインと香りが魅力で、多くの高級ホテルが採用している。

タヒチの職人技が詰まったキャンドル

シグネチャーアイテム“タヒチ キャンドル”(全20種、220g、各1万5400円/80g、各8800円)は、ポリネシアの伝統を取り入れたデザインと、ユニークなタヒチアンネームが特徴。一つ一つタヒチの職人が手作りしている。

パッケージには、リサイクル可能なガラス容器と厚紙パッケージを使用。キャンドルの原料には、100%天然の大豆ワックスとコットン芯を使用している。フタル酸エステル、パラベン、硫酸塩、農薬を使わないほか、動物実験を一切せずに製造している。

人気の香り3種

“タイナ(TAINA)”

タヒチを象徴するタイナの花の豊かな香りが、タヒチの自然の美しさとそのエキゾチックな魅力を感じさせる。濃厚で豊かなフローラルノートは、頭を休めリラックスしたいときや特別なひとときを演出するのに最適だ。

“ティアレ(TIARE)”

清らかさと優雅さを象徴するティアレの花をベースにした、洗練されたエレガントな香り。非現実的で優雅な空間へと導く。

“ジャスミン(JASMIN)”

愛と美の象徴であるジャスミンの花の香りを豊かに楽しめるフローラルなキャンドル。ジャスミン特有の甘さと柔らかさが心地良く広がり、ロマンチックな雰囲気を演出する。

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コスメキッチンが香りのPBブランド「セルフリフレクション」を始動 新規層へのアプローチ強化

マッシュビューティーラボの「コスメキッチン(COSME KITCHEN)」は11月22日、香りのプライベートブランド(PB)「セルフリフレクション(SELF REFLECTION)」を始動する。「コスメキッチン」店舗で扱うほか、近い将来ファッションのセレクトショップでの取り扱いも視野に入れる。

ブランド名の「セルフリフレクション」は、日本語で「自己を顧みる」という意味で、夜を舞台に自分と向き合う時間に寄り添うことをテーマにしたフレグランスブランドだ。商品ラインアップは “ザ フレグランス”(4種、50mL、各3300円)、 “ザ フレグランスオイル”(4種、15mL、各3960円)、“ザ ハンドクリーム”(4種、50g、各1980円)。精油と植物性オイルを使用した天然香料100%の香りで、肌への安全性を考慮して自然由来指数95%以上でアルコールフリーの処方とした。

“ザ フレグランス”は水をベースに植物性オイルをブレンドした水性フレグランス。ミストタイプで全身に使用できる。“ザ フレグランスオイル”は、ヒマワリやパチョリなどから抽出したオイルと精油をブレンドした植物性オイルフレグランスだ。あえて一手間かかるスポイトタイプの容器を採用し、「丁寧に自分と向き合う時間を作るというコンセプトとリンクさせた」(PR担当)。“ザ ハンドクリーム”は、バーム由来成分をベースに植物性オイルをブレンド。ベタつかずにさらりとした肌感触でありながら、潤いが長時間持続する処方とした。

香りはそれぞれ4種をそろえる。“トワイライト ガーデン”は、夕暮れ時の庭園を散策するかのような幻想的な香り。“ムーン トゥ ムーン”は、新月の夜に未知の世界への扉が開かれる瞬間を表現した。“ノクターナル アース”は、夜の静けさの中、自然のささやきや地球の息吹を感じる香り。“ベール オブ スモークは、とらえどころなのない魅惑的な夜の街を探求する香りだ。全て夜をテーマにしており、精油を複数重ねて調香して「一言でこの香りと表現できないような複雑な香り」(PR担当)に仕上げた。

「コスメキッチン」は今年で20周年を迎えた。先駆者としてオーガニックコスメを引っ張りファンを着実に増やしてきたが、「これからはオーガニック層以外へのアプローチも強めていきたい」とPR担当は話す。「セルフリフレクション」はその意図からパッケージをオーガニックコスメでは珍しい黒で統一し、スタイリッシュな印象を持たせた。今後の販路をファッションのセレクトショップなどに拡大する予定で、「コスメキッチン」から独立したブランドとして認知を獲得していきたい意向だ。

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コスメキッチンが香りのPBブランド「セルフリフレクション」を始動 新規層へのアプローチ強化

マッシュビューティーラボの「コスメキッチン(COSME KITCHEN)」は11月22日、香りのプライベートブランド(PB)「セルフリフレクション(SELF REFLECTION)」を始動する。「コスメキッチン」店舗で扱うほか、近い将来ファッションのセレクトショップでの取り扱いも視野に入れる。

ブランド名の「セルフリフレクション」は、日本語で「自己を顧みる」という意味で、夜を舞台に自分と向き合う時間に寄り添うことをテーマにしたフレグランスブランドだ。商品ラインアップは “ザ フレグランス”(4種、50mL、各3300円)、 “ザ フレグランスオイル”(4種、15mL、各3960円)、“ザ ハンドクリーム”(4種、50g、各1980円)。精油と植物性オイルを使用した天然香料100%の香りで、肌への安全性を考慮して自然由来指数95%以上でアルコールフリーの処方とした。

“ザ フレグランス”は水をベースに植物性オイルをブレンドした水性フレグランス。ミストタイプで全身に使用できる。“ザ フレグランスオイル”は、ヒマワリやパチョリなどから抽出したオイルと精油をブレンドした植物性オイルフレグランスだ。あえて一手間かかるスポイトタイプの容器を採用し、「丁寧に自分と向き合う時間を作るというコンセプトとリンクさせた」(PR担当)。“ザ ハンドクリーム”は、バーム由来成分をベースに植物性オイルをブレンド。ベタつかずにさらりとした肌感触でありながら、潤いが長時間持続する処方とした。

香りはそれぞれ4種をそろえる。“トワイライト ガーデン”は、夕暮れ時の庭園を散策するかのような幻想的な香り。“ムーン トゥ ムーン”は、新月の夜に未知の世界への扉が開かれる瞬間を表現した。“ノクターナル アース”は、夜の静けさの中、自然のささやきや地球の息吹を感じる香り。“ベール オブ スモークは、とらえどころなのない魅惑的な夜の街を探求する香りだ。全て夜をテーマにしており、精油を複数重ねて調香して「一言でこの香りと表現できないような複雑な香り」(PR担当)に仕上げた。

「コスメキッチン」は今年で20周年を迎えた。先駆者としてオーガニックコスメを引っ張りファンを着実に増やしてきたが、「これからはオーガニック層以外へのアプローチも強めていきたい」とPR担当は話す。「セルフリフレクション」はその意図からパッケージをオーガニックコスメでは珍しい黒で統一し、スタイリッシュな印象を持たせた。今後の販路をファッションのセレクトショップなどに拡大する予定で、「コスメキッチン」から独立したブランドとして認知を獲得していきたい意向だ。

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