美容室「アッシュ」がK-POPアーティストのヘアメイク技術を本場で体験 技術力向上&モチベーションアップの韓国研修を実施

美容室チェーンを約350店舗展開するアルテジェネシスのグループ会社であるアッシュは、美容師の技術力向上とスタッフのモチベーションアップを目的として、韓国研修を9月・10月と2回実施。合計39人のスタッフが、本場韓国の地でリアルな現場体験と技術を学んだ。

同研修は、アッシュがスポンサー支援するK-POPを軸とする音楽レーベルプロダクション「EVA.ENTERTAINMENT(以下、EVA社)」が主催し、有名サロン見学やモデルを使用したデモンストレーション等の技術講習を行った。9月の研修では、EVA社に所属するダンスボーカルグループ「ERG(エルグ)」初の海外MV撮影でヘアメイクを行うという貴重な体験もあった。

アルテジェネシスでは、2023年9月から開始したK-POPアーティストのスポンサードをきっかけに、所属美容師がさまざまなイベントや撮影でヘアメイクを担当してきた。韓国風ヘアメイクは日本においてトレンドから“定番”となってきており、若い世代のスタッフや美容学生の興味関心が高い分野。美容室「アッシュ」では、美容師がサロンワーク以外でも活躍の場が広がるようなキャリア支援も重視しているが、エンターテインメントの分野でクリエイティブ性の高いヘアメイクもできる、美容師という職業の魅力の再認識にもつながっている。

今回の韓国研修は、スタッフのヘアメイク技術力向上とモチベーションアップが最大の目的だが、研修での体験談や動画を蓄積・発信することで、未来の仲間を獲得するための採用プロモーションにも役立つと考えているという。国内とは違う価値観に触れ、学び得たことを仲間と共有することでグループ全体が成長していくことを期待し、今後も積極的に研修や美容師の活躍する舞台を提供していく予定だ。

研修に参加した「アッシュ 日吉店」の山田桃華さんは「韓国と日本のヘアメイクのやり方の違いや、韓国でのサロンワークをたくさん学ぶことができた。韓国ではアーティストがサロンに直接来店し、シャンプーから始まりヘアメイクを行い、そのままステージに立てる完璧な状態にして現場へ送り出すことに驚いた。また、実際に使用しているヘアメイクのスタイリング剤やカラー剤が日本製であり、改めて日本の商品は世界に通用するのだと感じた」とコメント。

「アッシュ 新子安店」の阿部結奈さんは「日本でも人気のある韓国スタイリングと、韓国式パーマを学んだ。韓国のスタイリング技術は非常に精密で、細かい動きが求められることを実感した。モデルを使った実践的な研修では、手元の動きや道具の使い方がとても重要で、これにより仕上がりが大きく変わることを学んだ。またパーマに関しては、薬剤の選定が非常に重要であることを再認識した。韓国では、髪質や希望するスタイルに応じた薬剤の選び方が明確で、施術前のカウンセリングがしっかりしている。このプロセスを取り入れることで、よりお客さまに合った提案ができると感じた」と感想を述べた。

The post 美容室「アッシュ」がK-POPアーティストのヘアメイク技術を本場で体験 技術力向上&モチベーションアップの韓国研修を実施 appeared first on WWDJAPAN.

タカラベルモントが現代美術家の石井麻希氏の個展に協賛 「理容室の椅子に座ることは、自己が内面に向き合う象徴的な場所」

タカラベルモントは、ベルリンを拠点に活動する現代美術家、石井麻希氏の個展「WHAT YOU DON’T NEED IS MY TREASURE “あなたに必要のないものはわたしの宝”」(12月14日~2025年1月12日)に協賛する。

同展示は、理容椅子と鏡を使用して会場を理容室に見立て、音楽と映像で演出を行うインスタレーション。情報過多な現代社会において、人間がいかに自分と向き合うことができるかを模索してきた石井氏が、幼少期に自分が女性であるというジェンダーに迷いを感じながら理容室で髪を切っていた経験をもとに、鑑賞者が鏡の前に置かれた理容椅子に座ることでジェンダーフリーといったさまざまな境界線について「自分とは何者なのか?」と、自己の内面を考えるきっかけを与えられるような作品。

理美容室は、「自分に似合うヘアデザイン」「今自分がしたいヘアスタイル」を考える延長線上に、自分の生き方や希望を考える場所でもあり、改めて理美容室の価値を知るきっかけになる展示であることに共感し、今回、同社を代表する理容椅子「クラシカ100」および「225」を展示協賛した。

石井氏は、ベルリンを拠点に活動。アイデンティティの不確実性、メディアや既存の社会的なパターンなどとの関係性をテーマに、映像やインスタレーション作品の発表を行っている。主な個展に「みやげやじんせい -Le souvenir de la vie-」(24年、東京)、「Broken Blossom」(19年、バンコク)、主なグループ展に「日本国憲法展」「JONAS HÖSCHL - MAKI ISHII - BORJANA VENTZISLAVOVA 」「VOCA展」などがある。

The post タカラベルモントが現代美術家の石井麻希氏の個展に協賛 「理容室の椅子に座ることは、自己が内面に向き合う象徴的な場所」 appeared first on WWDJAPAN.

美容技術コンテスト「D-CONTEST2024」のファイナルステージが開催 3代目グランプリ受賞者が決定!

美容ディーラーのダリアは10月、福岡・マリンメッセ福岡で、次世代の美容師や美容学生の創作力向上を目指し、クリエイション技術を競う「D-CONTEST2024」全国ファイナルを開催。約950人の観客が来場し、ユーチューブでのライブ配信も実施した。

オンラインフォトコンテストで、応募総数約1400作品の中から選ばれたファイナリストたちが福岡に集結し、ハイセンスデザイン部門とカラーデザイン部門でその技術を競い合った。結果、ハイセンスデザイン部門では「ノン フィニート(non finito)」の矢冨カレンさん、カラーデザイン部門では「ザ スリック(THE SLICK)」の向田夏希さんがグランプリを受賞。学生によるスクールデザイン部門(フォト審査のみ)では中日美容専門学校の柳瀬和香奈さんがグランプリを受賞した。グランプリ受賞者には、N.Y.フォトシューティングツアーに招待、などの賞品が授与された。

今年で3回目を迎える「D-CONTEST」は、次世代を担う美容業界のクリエイターたちが、未来を切り拓く場となることを目指している。毎回、次世代美容師・美容学生たちの創造力と感性の高さが光る作品が生まれている注目のコンテストだ。

The post 美容技術コンテスト「D-CONTEST2024」のファイナルステージが開催 3代目グランプリ受賞者が決定! appeared first on WWDJAPAN.

美容技術コンテスト「D-CONTEST2024」のファイナルステージが開催 3代目グランプリ受賞者が決定!

美容ディーラーのダリアは10月、福岡・マリンメッセ福岡で、次世代の美容師や美容学生の創作力向上を目指し、クリエイション技術を競う「D-CONTEST2024」全国ファイナルを開催。約950人の観客が来場し、ユーチューブでのライブ配信も実施した。

オンラインフォトコンテストで、応募総数約1400作品の中から選ばれたファイナリストたちが福岡に集結し、ハイセンスデザイン部門とカラーデザイン部門でその技術を競い合った。結果、ハイセンスデザイン部門では「ノン フィニート(non finito)」の矢冨カレンさん、カラーデザイン部門では「ザ スリック(THE SLICK)」の向田夏希さんがグランプリを受賞。学生によるスクールデザイン部門(フォト審査のみ)では中日美容専門学校の柳瀬和香奈さんがグランプリを受賞した。グランプリ受賞者には、N.Y.フォトシューティングツアーに招待、などの賞品が授与された。

今年で3回目を迎える「D-CONTEST」は、次世代を担う美容業界のクリエイターたちが、未来を切り拓く場となることを目指している。毎回、次世代美容師・美容学生たちの創造力と感性の高さが光る作品が生まれている注目のコンテストだ。

The post 美容技術コンテスト「D-CONTEST2024」のファイナルステージが開催 3代目グランプリ受賞者が決定! appeared first on WWDJAPAN.

「ジーユー」✖️プレイステーションやマウジー✖️「不思議の国のアリス」など! 来週発売のファッションアイテム7選【12/2〜12/8】

ファッションアイテムの発売情報を「WWDJAPAN」的視点でピックアップ!今回は12月2〜8日に発売するアイテムを紹介します。プレイステーション誕生30周年を記念し、「ジーユー(GU)」と「ソフ(SOPH.)」が手掛ける架空のフットボールクラブ「エフシーレアルブリストル(F.C.REAL BRISTOL)」がそれぞれプレイステーションとコラボしています。初代プレイステーションのロゴやコントローラー、ボタンマークのデザインが懐かしい!「マウジー(MOUSSY)」は、ディズニーアニメーション映画「不思議の国のアリス」とのコラボを発売します。ヤングオイスターズがなんとも可愛らしいニットです。

【12月3日先行発売】
エフシーレアルブリストル
(F.C.REAL BRISTOL)

プレイステーション30周年記念コラボ

「ソフ(SOPH.)」が手掛ける架空のフットボールクラブ「エフシーレアルブリストル(F.C.REAL BRISTOL)」は、ゲーム機のプレイステーション(PLAYSTATION)誕生30周年を記念したアイテムをポップアップで先行発売する。ラインアップは1994年12月3日に発売した、初代プレイステーションを思わせるグレーを基調としたトラックジャケット、パンツなどウエアのほか、アヒルの人形やクッション、メディコム・トイ(MEDICOM TOY)とのコラボフィギュアなどをそろえる。

■商品詳細

トップス(2万2000円〜)
トラックジャケット(3万800円)
トラックパンツ(2万5300円)
人形(2200円)
クッション(1万2100円)
フィギュア(4万9500円)

【12月3日発売】
東京デザインスタジオ ニューバランス
(TOKYO DESIGN STUDIO NEW BALANCE)

2WAYアルティメット・スノーブーツに新色

「東京デザインスタジオ ニューバランス(TOKYO DESIGN STUDIO NEW BALANCE、以下TDS)」は、2WAYアルティメット・スノーブーツ“ニオビウム コンセプト スリー”から新色のオリーブ&グリーンとブラックを発売する。同スノーブーツは、2023年に初登場した「TDS」のオリジナルフットウエアで、防水、保温、撥水など高い機能性が特徴。また、インナーブーツをアウターシェルから取り外せばルームシューズとしても使用できる。

■商品詳細

スノーブーツ(4万9500円)

【12月4日発売】
フェイラー
(FEILER)

「アナと雪の女王」モチーフのアイテムが登場

「フェイラー(FEILER)」は、ディズニーとコラボコレクション“ウォームハグ!”を限定発売する。同コラボでは、ディズニー映画「アナと雪の女王」の世界観を表現したホリデーシーズンにぴったりなデザインのハンカチやポーチなど9型を展開。“ウォームハグ!”のネーミングは、劇中に登場する雪だるま、オラフの挨拶“Hi! I'm Olaf! I like warm hugs! (ぎゅーって抱きしめて!)”から。

■商品詳細

ハンカチ(2970円)
ショルダーバッグ(2万4200円)
バッグ(2万6400円)
ポーチ(6600円)
巾着 (8250円)
マルチケース(1万5400円)
※一部商品

【12月4日発売】
マウジー
(MOUSSY)

ディズニー「不思議の国のアリス」とのコラボ

「マウジー(MOUSSY)」は、ディズニーアニメーション映画「不思議の国のアリス」とのコラボコレクション“2024AW ヤング オイスター コレクション”を発売する。同コレクションでは、「ふしぎの国のアリス」に登場する愛らしいカキの子ども達、ヤングオイスターズ(Curious Oysters)をピックアップし、ワンポイントの刺しゅうを施したオーバーサイズニットと海の中のようなデザインのローゲージニットの2型をそろえる。

■商品詳細

ニット(1万1000〜1万3970円)

【12月6日発売】
フェンダー
(FENDER)

「フラグメント デザイン」とコラボしたウエアアイテム

楽器メーカーのフェンダー(FENDER)は、藤原ヒロシが主宰する「フラグメント デザイン(FRAGMENT DESIGN)」とコラボしたウエアアイテムを発売する。同コラボでは、Tシャツとスエット、パーカをラインアップ。各アイテムには、“カッティングを奏でるギタリストたち”の意味を込めた、“MUTING CONGRESS”の文言をあしらった。

■商品詳細

Tシャツ(7700円)
スエット(1万1000円)
パーカ(1万3200円)

【12月6日発売】
RHC ロンハーマン
(RHC RON HERMAN)

「トッズ」とのコラボラインから新作

RHC ロンハーマン(RHC RON HERMAN)は、「トッズ(TOD'S)」とのコラボレーションライン“トッズ フォー RHC”から新作バッグを発売する。今回のコラボでは、ロングセラーのバッグシリーズからマイクロサイズの2WAYバッグをセレクトし、鮮やかなブルーと幅広いスタイルに合わせやすいブラウンの2色で別注した。

■商品詳細

バッグ(17万4900円)

【12月6日発売】
ジーユー
(GU)

プレイステーション30周年記念
スエットやルームウエア、ソックスなど

「ジーユー(GU)」は、ゲーム機のプレイステーション(PLAYSTATION)とのコラボアイテムを発売する。同コラボは、プレイステーション誕生30周年を記念したもので、初代プレイステーションのロゴやコントローラー、そのボタンマークをデザインに落とし込んだ。裏起毛のスエットとスエットパンツ、起毛素材のルームウエアセットのほか、ポップな配色のソックスやアンダーウエアをそろえる。

■商品詳細

スエット(2990円)
スエットパンツ(2990円)
ルームウエアセット(3990円)
ソックス(390円)
アンダーウエア(590円)

The post 「ジーユー」✖️プレイステーションやマウジー✖️「不思議の国のアリス」など! 来週発売のファッションアイテム7選【12/2〜12/8】 appeared first on WWDJAPAN.

「ジーユー」✖️プレイステーションやマウジー✖️「不思議の国のアリス」など! 来週発売のファッションアイテム7選【12/2〜12/8】

ファッションアイテムの発売情報を「WWDJAPAN」的視点でピックアップ!今回は12月2〜8日に発売するアイテムを紹介します。プレイステーション誕生30周年を記念し、「ジーユー(GU)」と「ソフ(SOPH.)」が手掛ける架空のフットボールクラブ「エフシーレアルブリストル(F.C.REAL BRISTOL)」がそれぞれプレイステーションとコラボしています。初代プレイステーションのロゴやコントローラー、ボタンマークのデザインが懐かしい!「マウジー(MOUSSY)」は、ディズニーアニメーション映画「不思議の国のアリス」とのコラボを発売します。ヤングオイスターズがなんとも可愛らしいニットです。

【12月3日先行発売】
エフシーレアルブリストル
(F.C.REAL BRISTOL)

プレイステーション30周年記念コラボ

「ソフ(SOPH.)」が手掛ける架空のフットボールクラブ「エフシーレアルブリストル(F.C.REAL BRISTOL)」は、ゲーム機のプレイステーション(PLAYSTATION)誕生30周年を記念したアイテムをポップアップで先行発売する。ラインアップは1994年12月3日に発売した、初代プレイステーションを思わせるグレーを基調としたトラックジャケット、パンツなどウエアのほか、アヒルの人形やクッション、メディコム・トイ(MEDICOM TOY)とのコラボフィギュアなどをそろえる。

■商品詳細

トップス(2万2000円〜)
トラックジャケット(3万800円)
トラックパンツ(2万5300円)
人形(2200円)
クッション(1万2100円)
フィギュア(4万9500円)

【12月3日発売】
東京デザインスタジオ ニューバランス
(TOKYO DESIGN STUDIO NEW BALANCE)

2WAYアルティメット・スノーブーツに新色

「東京デザインスタジオ ニューバランス(TOKYO DESIGN STUDIO NEW BALANCE、以下TDS)」は、2WAYアルティメット・スノーブーツ“ニオビウム コンセプト スリー”から新色のオリーブ&グリーンとブラックを発売する。同スノーブーツは、2023年に初登場した「TDS」のオリジナルフットウエアで、防水、保温、撥水など高い機能性が特徴。また、インナーブーツをアウターシェルから取り外せばルームシューズとしても使用できる。

■商品詳細

スノーブーツ(4万9500円)

【12月4日発売】
フェイラー
(FEILER)

「アナと雪の女王」モチーフのアイテムが登場

「フェイラー(FEILER)」は、ディズニーとコラボコレクション“ウォームハグ!”を限定発売する。同コラボでは、ディズニー映画「アナと雪の女王」の世界観を表現したホリデーシーズンにぴったりなデザインのハンカチやポーチなど9型を展開。“ウォームハグ!”のネーミングは、劇中に登場する雪だるま、オラフの挨拶“Hi! I'm Olaf! I like warm hugs! (ぎゅーって抱きしめて!)”から。

■商品詳細

ハンカチ(2970円)
ショルダーバッグ(2万4200円)
バッグ(2万6400円)
ポーチ(6600円)
巾着 (8250円)
マルチケース(1万5400円)
※一部商品

【12月4日発売】
マウジー
(MOUSSY)

ディズニー「不思議の国のアリス」とのコラボ

「マウジー(MOUSSY)」は、ディズニーアニメーション映画「不思議の国のアリス」とのコラボコレクション“2024AW ヤング オイスター コレクション”を発売する。同コレクションでは、「ふしぎの国のアリス」に登場する愛らしいカキの子ども達、ヤングオイスターズ(Curious Oysters)をピックアップし、ワンポイントの刺しゅうを施したオーバーサイズニットと海の中のようなデザインのローゲージニットの2型をそろえる。

■商品詳細

ニット(1万1000〜1万3970円)

【12月6日発売】
フェンダー
(FENDER)

「フラグメント デザイン」とコラボしたウエアアイテム

楽器メーカーのフェンダー(FENDER)は、藤原ヒロシが主宰する「フラグメント デザイン(FRAGMENT DESIGN)」とコラボしたウエアアイテムを発売する。同コラボでは、Tシャツとスエット、パーカをラインアップ。各アイテムには、“カッティングを奏でるギタリストたち”の意味を込めた、“MUTING CONGRESS”の文言をあしらった。

■商品詳細

Tシャツ(7700円)
スエット(1万1000円)
パーカ(1万3200円)

【12月6日発売】
RHC ロンハーマン
(RHC RON HERMAN)

「トッズ」とのコラボラインから新作

RHC ロンハーマン(RHC RON HERMAN)は、「トッズ(TOD'S)」とのコラボレーションライン“トッズ フォー RHC”から新作バッグを発売する。今回のコラボでは、ロングセラーのバッグシリーズからマイクロサイズの2WAYバッグをセレクトし、鮮やかなブルーと幅広いスタイルに合わせやすいブラウンの2色で別注した。

■商品詳細

バッグ(17万4900円)

【12月6日発売】
ジーユー
(GU)

プレイステーション30周年記念
スエットやルームウエア、ソックスなど

「ジーユー(GU)」は、ゲーム機のプレイステーション(PLAYSTATION)とのコラボアイテムを発売する。同コラボは、プレイステーション誕生30周年を記念したもので、初代プレイステーションのロゴやコントローラー、そのボタンマークをデザインに落とし込んだ。裏起毛のスエットとスエットパンツ、起毛素材のルームウエアセットのほか、ポップな配色のソックスやアンダーウエアをそろえる。

■商品詳細

スエット(2990円)
スエットパンツ(2990円)
ルームウエアセット(3990円)
ソックス(390円)
アンダーウエア(590円)

The post 「ジーユー」✖️プレイステーションやマウジー✖️「不思議の国のアリス」など! 来週発売のファッションアイテム7選【12/2〜12/8】 appeared first on WWDJAPAN.

「ラブ・ライナー」のmshが表参道ヒルズで初の移動式ポップアップストア

「ラブ・ライナー(LOVE LINER)」を手がけるmshは12月7日〜2025年1月19日の期間、表参道ヒルズで初のポップアップストア“トランク ストア バイ エムエスエイチ(TRUNK STORE BY MSH)”を開催する。

同イベントは、「ラブ・ライナー」の人気アイテムや歴代の限定アイテム、コラボアイテムが一同にそろうテーマパークのような空間で、自分で選べるコフレセットを特別価格で販売する。また、ニューヨークで人気のビーガンスキンケアブランド「スーパーエッグ(SUPEREGG)」を販売するほか、新大久保の“ピッピ”とコラボレーションした韓国プリクラ体験、購入特典としてバスソルトやポーチなどのプレゼントなどを楽しめる。

ノベルティーやキャンペーンなども用意

「ラブ・ライナー」を購入すると購入特典に応じて割引とバスソルトやキャンドルなどのノベルティーをプレゼントするほか、すべての購入者にオリジナルエコバッグを進呈。また、各日先着50組に韓国プリクラの無料体験企画を用意した。さらに、「スーパーエッグ」では、1万2000円以上の購入でカーキのオリジナルトートバッグをプレゼントする。

ほか、「ラブ・ライナー」の公式SNSをフォローすると、12月下旬に発売する同ブランドのリッキドアイライナーをミニチュアキーホルダーにしたカプセルトイを、1回まわすことができる。「スーパーエッグ」では、公式インスタグラムのフォローで“ジェントル エレメンツ クレンジングフォーム”のサンプル2点をプレゼントする。

開催概要

◾️“トランク ストア バイ エムエスエイチ”
日程:12月7日〜2025年1月19日
時間:11:00〜21:00(12月7〜25日)
11:00〜20:00(12月26〜30日、1月4〜19日)
11:00〜19:00(12月31日、1月2日、1月3日)
場所:表参道ヒルズ本館 地下1階
住所:東京都渋谷区神宮前4丁目12-10

The post 「ラブ・ライナー」のmshが表参道ヒルズで初の移動式ポップアップストア appeared first on WWDJAPAN.

「ロクシタン」に包まれるリゾート体験 熊野倶楽部スイートルームが1日1室限定プラン

エムアンドエムサービスが運営する三重県・熊野市のリゾート施設、里創人 熊野俱楽部は2025年1月13日まで、「ロクシタン(L'OCCITANE)」とコラボした客室を期間限定で提供する。

74平米を誇るスイートルーム“昴”
「ロクシタン」コラボの限定プラン

本プランでは、2024年に新設した、74平米を誇るロイヤルルーフトップスイートルーム“昴”で、「ロクシタン」をイメージした1日1室限定プランを実施する。室内は暖かなイエローを基調とし、ドライフラワーの飾りつけや、「ロクシタン」オリジナルポットやコーヒーカップを用意。ジェットバスには「ロクシタン」のフォーミングバスを備え、アメニティも全て同ブランドで統一。寝室にはピローミストも用意する。また夕食とアフタヌーンティーに本プラン限定のコラボメニューを提供するほか、特別セレクトのギフトボックスをプレゼントする。

■プラン概要
期間:2025年1月13日まで
場所:里創人 熊野俱楽部 ロイヤルルーフトップスイート“昴”
住所:三重県熊野市久生屋町1430
料金:6万6900円〜(1泊・2食付き)
公式サイト

The post 「ロクシタン」に包まれるリゾート体験 熊野倶楽部スイートルームが1日1室限定プラン appeared first on WWDJAPAN.

「マリメッコ」の“ウニッコ”が花屋をジャック ホリデーマーケットを開催

「マリメッコ(MARIMEKKO)」は、ホリデーキャンペーン“メリー ホリデー モーメント-ラップド アップ ウィズ ジョイ(MERRY HOLIDAY MOMENT - WRAPPED WITH FESTIVE JOY)”を開催中だ。クリスマスに向け、オフラインイベントやオンラインストアでのスペシャルなコンテンツなどを展開していく。

“マリメッコ ホリデー マーケット“

12月6〜8日の期間、フラワーショップ「オムニバス ディリジェンスパーラー(OMNIBUS DILIGENCE PARLOUR)」で、温かなボルドーカラーの“ウニッコ”が華やかなホリデームードを演出する“マリメッコ ホリデー マーケット“を開催する。会場ではホリデーシーズンをイメージしたお花やスワッグを販売するほか、3300円以上の購入で「マリメッコ」の残布を使用したファブリックラッピングと、”ウニッコ“型ステッカーや”ウニッコ60thアニバーサリーファブリックバッグ”が当たるガチャを引けるサービスを展開する。

本イベントは事前予約制で、12月2日から予約の受け付けを開始する。詳細は特設サイトから確認できる。
特設サイト

◾️マリメッコ ホリデー マーケット“

日程:12月6〜8日
時間:12:00〜18:00
場所:「オムニバス ディリジェンスパーラー」
住所:渋谷区神宮前4-26-24

“ア ギフト フォー ユー(A GIFT FOR YOU)”

“ウニッコ ”60周年を記念し、全国の店舗と公式オンラインストアで2万2000円以上購入すると“ウニッコ 60th アニバーサリーファブリックバッグ”を数量限定でプレゼントするキャンペーンを実施中だ。

ホリデースペシャルオファー

1〜24日の期間、「マリメッコ」公式アプリに毎日異なるアイテムのディスカウントオファーを隠したアドベントカレンダーが登場する。さらに、公式オンラインストアでは7〜22日の期間の土曜日と日曜日限定で、スペシャルオファー対象商品を購入すると「マリメッコ」の残布でラッピングを施すキャンペーンを数量限定で実施する。

The post 「マリメッコ」の“ウニッコ”が花屋をジャック ホリデーマーケットを開催 appeared first on WWDJAPAN.

猿田彦珈琲から“お年玉ブレンド”が入った福袋3種 12月1日に先行予約販売を開始

猿田彦珈琲は12月1日、“猿田彦珈琲の恵比寿袋2025”と題した福袋3種の先行予約販売を公式オンラインショップと各店舗で開始する。

店舗限定販売のドリップバッグなど10種類を詰めた“ドリップバッグセット”(6480円)や、初めて浅煎りコーヒーにチャレンジする人におすすめしたい、上品でエレガントな風味を楽しめるコーヒー豆を詰めたオンラインショップ限定の“豆セット”(6480円)、巾着袋に8種類のドリップバッグを詰め込んだ“プチ”(3200円)の3種を用意する。

猿田彦珈琲の“恵比寿袋”とは、江戸時代に有名な呉服屋が1年を通して余った色とりどりの生地を袋詰めにして販売した恵比寿袋にちなんだ。恵比寿袋は江戸で評判となって全国に広がり、福袋と名前を変えて今につながっていると言われている。恵比寿は猿田彦珈琲の発祥の地としても縁があり、新年の喜びを届けたいという思いから“猿田彦珈琲の恵比寿袋”が誕生した。

猿田彦珈琲2025年福袋詳細

“ドリップバッグセット”

ドリップバッグ(10種類)×24枚
ドリップバッグ種類:大吉ブレンド、猿田彦フレンチ、恵比寿シティ、みちひらきブレンド、巣ごもりブレンド、ザフローラル、お年玉ブレンド、明日のブレンド、伊勢国ブレンド、ならまちブレンド
トートバッグ×1枚
スタッフタンブラー×1個

“豆セット”

コーヒー豆(ブレンド 100g)×3種
コーヒー豆(シングル 100g)×1種
コーヒー豆種類:大吉ブレンド、巣ごもりブレンド、お年玉ブレンド、コロンビア
トートバッグ×1枚
2ウエイ バッグハンガー×1個

“プチ”

ドリップバッグ(8種類)×12枚
ドリップバッグ種類:大吉ブレンド、恵比寿シティ、みちひらきブレンド、ザフローラル、お年玉ブレンド、ならまちブレンド、伊勢国ブレンド、明日のブレンド
オリジナルロゴ巾着(M)×1枚
2ウエイ バッグハンガー×1個

福袋の中のアイテム紹介

福袋には日常生活で便利なグッズ3種も付属する。A4サイズが横向きにすっぽりと入る大容量トートバッグは、豆から後光が降り注ぐ縁起のいいデザインに仕上げた。スタッフが実際に使用しているスタッフタンブラーは軽さと耐久性に優れ、二重構造で冷たいドリンクも結露しにくい。持ち運びやすいコンパクトなサイズ感で、スマホスタンドとしても活用できる2ウエイ仕様のバッグハンガーもそろえる。

お年玉ブレンド

全てのセットに詰めた“お年玉ブレンド”は、新年の朝に初日の出が顔を出し、静けさに包まれた町がゆっくりと目覚める情景を味わいとパッケージデザインで表現した。椿の艶やかで爽やかな香りと、巨峰の甘さ、日本酒の芳醇でふくよかな味わいを感じられる中深煎りブレンドに仕上げた。豆は猿田彦珈琲の店舗でもスペシャルラインとして販売するコーヒー豆である、パナマとエチオピア2種の豆などをブレンド。12月17日〜1月13日に公式オンラインショップで販売する。店舗での取り扱いは12月24日からで、豆(100g)は1200円、ドリップバッグ(5個)は1200円、ドリップコーヒーは店舗限定で680円で販売する。

The post 猿田彦珈琲から“お年玉ブレンド”が入った福袋3種 12月1日に先行予約販売を開始 appeared first on WWDJAPAN.

猿田彦珈琲から“お年玉ブレンド”が入った福袋3種 12月1日に先行予約販売を開始

猿田彦珈琲は12月1日、“猿田彦珈琲の恵比寿袋2025”と題した福袋3種の先行予約販売を公式オンラインショップと各店舗で開始する。

店舗限定販売のドリップバッグなど10種類を詰めた“ドリップバッグセット”(6480円)や、初めて浅煎りコーヒーにチャレンジする人におすすめしたい、上品でエレガントな風味を楽しめるコーヒー豆を詰めたオンラインショップ限定の“豆セット”(6480円)、巾着袋に8種類のドリップバッグを詰め込んだ“プチ”(3200円)の3種を用意する。

猿田彦珈琲の“恵比寿袋”とは、江戸時代に有名な呉服屋が1年を通して余った色とりどりの生地を袋詰めにして販売した恵比寿袋にちなんだ。恵比寿袋は江戸で評判となって全国に広がり、福袋と名前を変えて今につながっていると言われている。恵比寿は猿田彦珈琲の発祥の地としても縁があり、新年の喜びを届けたいという思いから“猿田彦珈琲の恵比寿袋”が誕生した。

猿田彦珈琲2025年福袋詳細

“ドリップバッグセット”

ドリップバッグ(10種類)×24枚
ドリップバッグ種類:大吉ブレンド、猿田彦フレンチ、恵比寿シティ、みちひらきブレンド、巣ごもりブレンド、ザフローラル、お年玉ブレンド、明日のブレンド、伊勢国ブレンド、ならまちブレンド
トートバッグ×1枚
スタッフタンブラー×1個

“豆セット”

コーヒー豆(ブレンド 100g)×3種
コーヒー豆(シングル 100g)×1種
コーヒー豆種類:大吉ブレンド、巣ごもりブレンド、お年玉ブレンド、コロンビア
トートバッグ×1枚
2ウエイ バッグハンガー×1個

“プチ”

ドリップバッグ(8種類)×12枚
ドリップバッグ種類:大吉ブレンド、恵比寿シティ、みちひらきブレンド、ザフローラル、お年玉ブレンド、ならまちブレンド、伊勢国ブレンド、明日のブレンド
オリジナルロゴ巾着(M)×1枚
2ウエイ バッグハンガー×1個

福袋の中のアイテム紹介

福袋には日常生活で便利なグッズ3種も付属する。A4サイズが横向きにすっぽりと入る大容量トートバッグは、豆から後光が降り注ぐ縁起のいいデザインに仕上げた。スタッフが実際に使用しているスタッフタンブラーは軽さと耐久性に優れ、二重構造で冷たいドリンクも結露しにくい。持ち運びやすいコンパクトなサイズ感で、スマホスタンドとしても活用できる2ウエイ仕様のバッグハンガーもそろえる。

お年玉ブレンド

全てのセットに詰めた“お年玉ブレンド”は、新年の朝に初日の出が顔を出し、静けさに包まれた町がゆっくりと目覚める情景を味わいとパッケージデザインで表現した。椿の艶やかで爽やかな香りと、巨峰の甘さ、日本酒の芳醇でふくよかな味わいを感じられる中深煎りブレンドに仕上げた。豆は猿田彦珈琲の店舗でもスペシャルラインとして販売するコーヒー豆である、パナマとエチオピア2種の豆などをブレンド。12月17日〜1月13日に公式オンラインショップで販売する。店舗での取り扱いは12月24日からで、豆(100g)は1200円、ドリップバッグ(5個)は1200円、ドリップコーヒーは店舗限定で680円で販売する。

The post 猿田彦珈琲から“お年玉ブレンド”が入った福袋3種 12月1日に先行予約販売を開始 appeared first on WWDJAPAN.

【2025年春コスメ】「シュウ ウエムラ」が甘〜いスイーツ色のアイパレットやリップを発売

「シュウ ウエムラ(SHU UEMURA)」は2025年1月17日、みずみずしい果実や甘いスイーツにインスパイアされた“ハナミグラッセ コレクション”を発売する。25年1月8日に店頭で予約受け付けを開始する。

“アイスカルプト”(7150円)は、目元の骨格を美しく引き立てるマットやラメをセットにした定番の4色アイシャドウパレットだ。限定色は低彩度のくすみカラーに甘さをひとさじ加えたような、温かな配色の“ハナミグラッセ”を用意した。

リップアイテムは2種。むっちりとした唇に仕上げるリキッドリップ“キヌケアグローアップ”(各4840円)から完熟イチゴシャーベットをイメージした新色のピンクと、りんご飴を思わせる限定のレッドを、とろける塗り心地が特徴のリップスティック“キヌケアヌード”(各4840円)からは、ミルクと桃を掛け合わせたミルキーベージュと、みたらし団子のようなソフトブラウンの新2色を用意した。

The post 【2025年春コスメ】「シュウ ウエムラ」が甘〜いスイーツ色のアイパレットやリップを発売 appeared first on WWDJAPAN.

資生堂「厳しい現状を踏まえた」2カ年計画を発表 ブランドの撤退・縮小も視野に

資生堂は11月29日、2カ年計画「SHIFT 2025 andBeyondアクションプラン2025-2026」を発表した。「シセイドウ(SHISEIDO)」など売上高1000億円規模の3ブランドと、1000億円を目指す5ブランドを明確にし、ブランドポートフォリオ戦略を強める「ブランド力の基盤強化」と、「高収益構造の確立」を軸に、変化の激しい市場でも安定的な拡大を実現する事業構造の構築を目指す。

藤原憲太郎社長はコロナ禍以降を「多くの外部環境の変化に影響を受け、その都度対応してきたが、結果として当初の計画が未達に終わっている」と振り返った。市場の不安定な状況は今後も続くことを前提に、2カ年計画「アクションプラン2025-2026」を策定したが「成長を決して楽観視せず、厳しい現状を踏まえた」とした。

「ブランド力の基盤強化」で注力ブランドの選択と集中

最優先課題の一つに掲げる「ブランド力の基盤強化」は、注力ブランドへの選択と集中、グロスプロフィットの最大化、ブランド価値強化に向けたブランドと地域での連携したオペレーション体制強化を具体的な取り組みとする。注力ブランドへの選択と集中では、売上高が1000億円を超える「シセイドウ」「クレ・ド・ポー ボーテ(CLE DE PEAU BEAUTE)」「ナーズ(NARS)」を“コア3”に設定。ブランド価値の精華、ヒーロー商品に集中したマーケティングの強化、欧米とアジアパシフィックでの成長を加速し、日本での成長の勢いを維持する。

次の売上高1000億円ブランドとして「アネッサ(ANESSA)」「ナルシソ ロドリゲス(NARCISO RODRIGUEZ)」「イッセイ ミヤケ パルファム(ISSEY MIYAKE PARFUME)」「エリクシール(ELIXIR)」「ドランク エレファント(DRUNK ELEPHANT)」を“ネクスト5”と位置づける。“ネクスト5”は、主力市場でローカルニーズを取り込むことで成長を実現し、収益基盤を整えることを最優先課題とする。利益率を改善し、セルフファンディングできるようなブランドになることで、他地域への積極展開を目指す。

カテゴリーはサンケアとフレグランスを戦略的に強化。これらを含め、ブランド力強化として、24年から2カ年累積で300億円のマーケティング投資を追加していく。一方で、収益性や成長性も鑑みて、戦略的なブランドの撤退・縮小などの検討も進める。

24年度時点で、全体の売り上げに対する“コア3”と“ネクスト5”の構成比は7割を超える。重点的な投資を通して、26年末時点で全体の8割以上を割り当てる形を目指す。“コア3”と“ネクスト5”は平均を上回るブランドマージンを有するため、集中投資によって成長加速を図り、全社的なブランドミックスによる利益率の改善にもつながる。ブランド認知をより先鋭化するため、競争優位の源泉である技術力と研究開発力をダイレクトにブランド価値へ転換することに重点を置く。

聖域なきコスト構造改革で「高収益構造の確立」目指す

最優先課題の二つ目である「高収益構造の確立」は、グローバルでの固定費の低減、日本・米州・欧州・アジアパシフィックの収益性のさらなる改善、中国とトラベルリテールの事業基盤再構築を指す。「グローバルで聖域なきコスト構造改革」を実行し、24年と25年は、日本と中国を中心に400億円越えのコストカットを目指す。26年は米州と生産部門における原価低減を含むグローバル本社を中心に実施し、250億円のコストカットを実行する。原価やマーケティング投資の削減に取り組むが、半分以上は人件費、その他経費が占める予定だ。

これらを実施し、26年は、原価が24年度比2%減の22%、マーケティング投資が同1%増の29%、ブランド・研究開発投資が並の4%、人件費と経費が同2%減の38%、コア営業利益率は2倍の7%を見込む。

中国市場については「中国市場は中長期的に見れば巨大な消費市場であることは間違いない。アジア人の肌のエキスパートである当社が中国で提供できる新しい価値はまだまだたくさんある」と話す。ニーズの多様化を捉えたポートフォリオ戦略、消費者・市場変化の即応する組織能力強化、ブランド価値の最大化に注力する。これらの取り組みの結果、26年の地域別売上高構成は日本、米州、欧州、アジアパックの構成比が引きあがることを予測する。

そのほか、アセットライト(保有資産の適切な見直し)の推進、グローバルオペレーション体制の進化、財務ガバナンスの抜本的強化にも取り組む。

コア営業利益率を2倍の7%に

「アクションプラン2025-2026」を通じて、26年はコア営業利益率を24年の2倍の7%を目指す。「7%はあくまでも通過点」としながら、26年はブランドに再投資可能なバランスの取れた収益構造の改善を目指す。25年は24年の利益率3.5%からの改善を見込まず、これまで取り組んできた構造改革による200億円のコスト削減に徹する。「正念場となるこの2年を乗り切るために全ての施策をグローバルで一丸となり推進する“グローバルワンチーム”の構築が不可欠」とし、現地の深い理解を持つローカル人材をブランドの育成価値化につなげること、オペレーションエクセレンスの追求によるリーンな組織の実現の2つを注力する。

The post 資生堂「厳しい現状を踏まえた」2カ年計画を発表 ブランドの撤退・縮小も視野に appeared first on WWDJAPAN.

資生堂「厳しい現状を踏まえた」2カ年計画を発表 ブランドの撤退・縮小も視野に

資生堂は11月29日、2カ年計画「SHIFT 2025 andBeyondアクションプラン2025-2026」を発表した。「シセイドウ(SHISEIDO)」など売上高1000億円規模の3ブランドと、1000億円を目指す5ブランドを明確にし、ブランドポートフォリオ戦略を強める「ブランド力の基盤強化」と、「高収益構造の確立」を軸に、変化の激しい市場でも安定的な拡大を実現する事業構造の構築を目指す。

藤原憲太郎社長はコロナ禍以降を「多くの外部環境の変化に影響を受け、その都度対応してきたが、結果として当初の計画が未達に終わっている」と振り返った。市場の不安定な状況は今後も続くことを前提に、2カ年計画「アクションプラン2025-2026」を策定したが「成長を決して楽観視せず、厳しい現状を踏まえた」とした。

「ブランド力の基盤強化」で注力ブランドの選択と集中

最優先課題の一つに掲げる「ブランド力の基盤強化」は、注力ブランドへの選択と集中、グロスプロフィットの最大化、ブランド価値強化に向けたブランドと地域での連携したオペレーション体制強化を具体的な取り組みとする。注力ブランドへの選択と集中では、売上高が1000億円を超える「シセイドウ」「クレ・ド・ポー ボーテ(CLE DE PEAU BEAUTE)」「ナーズ(NARS)」を“コア3”に設定。ブランド価値の精華、ヒーロー商品に集中したマーケティングの強化、欧米とアジアパシフィックでの成長を加速し、日本での成長の勢いを維持する。

次の売上高1000億円ブランドとして「アネッサ(ANESSA)」「ナルシソ ロドリゲス(NARCISO RODRIGUEZ)」「イッセイ ミヤケ パルファム(ISSEY MIYAKE PARFUME)」「エリクシール(ELIXIR)」「ドランク エレファント(DRUNK ELEPHANT)」を“ネクスト5”と位置づける。“ネクスト5”は、主力市場でローカルニーズを取り込むことで成長を実現し、収益基盤を整えることを最優先課題とする。利益率を改善し、セルフファンディングできるようなブランドになることで、他地域への積極展開を目指す。

カテゴリーはサンケアとフレグランスを戦略的に強化。これらを含め、ブランド力強化として、24年から2カ年累積で300億円のマーケティング投資を追加していく。一方で、収益性や成長性も鑑みて、戦略的なブランドの撤退・縮小などの検討も進める。

24年度時点で、全体の売り上げに対する“コア3”と“ネクスト5”の構成比は7割を超える。重点的な投資を通して、26年末時点で全体の8割以上を割り当てる形を目指す。“コア3”と“ネクスト5”は平均を上回るブランドマージンを有するため、集中投資によって成長加速を図り、全社的なブランドミックスによる利益率の改善にもつながる。ブランド認知をより先鋭化するため、競争優位の源泉である技術力と研究開発力をダイレクトにブランド価値へ転換することに重点を置く。

聖域なきコスト構造改革で「高収益構造の確立」目指す

最優先課題の二つ目である「高収益構造の確立」は、グローバルでの固定費の低減、日本・米州・欧州・アジアパシフィックの収益性のさらなる改善、中国とトラベルリテールの事業基盤再構築を指す。「グローバルで聖域なきコスト構造改革」を実行し、24年と25年は、日本と中国を中心に400億円越えのコストカットを目指す。26年は米州と生産部門における原価低減を含むグローバル本社を中心に実施し、250億円のコストカットを実行する。原価やマーケティング投資の削減に取り組むが、半分以上は人件費、その他経費が占める予定だ。

これらを実施し、26年は、原価が24年度比2%減の22%、マーケティング投資が同1%増の29%、ブランド・研究開発投資が並の4%、人件費と経費が同2%減の38%、コア営業利益率は2倍の7%を見込む。

中国市場については「中国市場は中長期的に見れば巨大な消費市場であることは間違いない。アジア人の肌のエキスパートである当社が中国で提供できる新しい価値はまだまだたくさんある」と話す。ニーズの多様化を捉えたポートフォリオ戦略、消費者・市場変化の即応する組織能力強化、ブランド価値の最大化に注力する。これらの取り組みの結果、26年の地域別売上高構成は日本、米州、欧州、アジアパックの構成比が引きあがることを予測する。

そのほか、アセットライト(保有資産の適切な見直し)の推進、グローバルオペレーション体制の進化、財務ガバナンスの抜本的強化にも取り組む。

コア営業利益率を2倍の7%に

「アクションプラン2025-2026」を通じて、26年はコア営業利益率を24年の2倍の7%を目指す。「7%はあくまでも通過点」としながら、26年はブランドに再投資可能なバランスの取れた収益構造の改善を目指す。25年は24年の利益率3.5%からの改善を見込まず、これまで取り組んできた構造改革による200億円のコスト削減に徹する。「正念場となるこの2年を乗り切るために全ての施策をグローバルで一丸となり推進する“グローバルワンチーム”の構築が不可欠」とし、現地の深い理解を持つローカル人材をブランドの育成価値化につなげること、オペレーションエクセレンスの追求によるリーンな組織の実現の2つを注力する。

The post 資生堂「厳しい現状を踏まえた」2カ年計画を発表 ブランドの撤退・縮小も視野に appeared first on WWDJAPAN.

1位は、「リモワ」が初のLINEスタンプを無料配布 スーツケースとゆるカワな動物が共演|週間アクセスランキング TOP10(11月21日〜11月27日)

1位は、「リモワ」が初のLINEスタンプを無料配布 スーツケースとゆるカワな動物が共演|週間アクセスランキング TOP10(11月21日〜11月27日)

「WWDJAPAN」 ウイークリートップ10

1週間でアクセス数の多かった「WWDJAPAN」の記事をランキング形式で毎週金曜日にお届け。
今回は、11月21日(木)〜11月27日(水)に配信した記事のトップ10を紹介します。


- 1位 -
「リモワ」が初のLINEスタンプを無料配布 スーツケースとゆるカワな動物が共演

11月26日公開 / 文・WWD STAFF

 「リモワ(RIMOWA)」は2024年11月26日〜2025年2月17日の期間、ブランド初のLINEスタンプを配布する。同ブランドのLINE公式アカウントを“友だち追加”することで、無料でダウンロードできる。

> 記事の続きはこちら

- 2位 -
ユニクロの「アニヤ・ハインドマーチ」コラボバッグ、色移りの指摘受けお詫び&販売停止

11月26日公開 / 文・WWD STAFF

 「ユニクロ(UNIQLO)」は、11月22日に発売した「アニヤ・ハインドマーチ(ANYA HINDMARCH)」とのコラボレーション商品のうち、“パッカブルバッグ”の“69 NAVY”カラー(1990円)の販売を停止した。購入者の一部から、色移りを指摘する声が上がっているのを受けたもの。

> 記事の続きはこちら

- 3位 -
「サカイ」と「ナイキ」のコラボ新作発売 花井祐介のスカルプチャーも

11月22日公開 / 文・WWD STAFF

 「サカイ(SACAI)」は「ナイキ(NIKE)」とのコラボアイテムを発表した。11月22日にアメリカ・ロサンゼルスのドーバー ストリート マーケット LA(Dover Street Market LA)で先行発売後、12月13日から「サカイ」公式オンラインストアで販売を開始する。またこのコラボアイテムにインスパイアされた、イラストレーターの花井祐介とのコラボレーションスカルプチャー(18万1500円)も発売する。

> 記事の続きはこちら

- 4位 -
「フェイラー」からディズニー 「アナと雪の女王」モチーフのアイテムが発売

11月25日公開 / 文・WWD STAFF

 「フェイラー(FEILER)」は12月4日、ディズニーとコラボレーションした“ウォームハグ”を限定発売する。フェイラー銀座本店、フェイラー天神地下街店、フェイラー東京ミッドタウン日比谷店、全国の百貨店フェイラーショップ、公式オンラインストアで取り扱う。

> 記事の続きはこちら

- 5位 -
「ニューバランス」が「ガニー」とのコラボで新作スニーカー“フレッシュ フォーム トレーナー”を発表

11月27日公開 / 文・WWD STAFF

 「ニューバランス(NEW BALANCE)」は、「ガニー(GANNI)」とコラボレーションした新作スニーカー“フレッシュ フォーム トレーナー(FRESH FOAM TRAINER)”を11月29日に発売する。グレーとレッドの2カラーを用意し、23.0〜25.5cmを展開。価格は2万6400円で、「ニューバランス」の公式オンラインストアや東京・日本橋のティーハウスニューバランス(T-HOUSE NEW BALANCE)、一部セレクトショップなどで取り扱う。

> 記事の続きはこちら

- 6位 -
ニット一筋50年の生き字引が語る 世界的デザイナーズブランドから信頼されるための“挑戦心”

11月25日公開 / 文・本橋 涼介

 ニット専業OEM(相手先ブランドの生産)のハイセンヰ(東京・浅草橋)でアパレル事業部の取締役部長を務める、吉田寿弘さん(73)はニット製造に携わって50年。まさに、ニットの全てを知り尽くす生き字引といえる存在だ。ハイセンヰは、国内デザイナーズブランドとの取引が全体の7割に達する、意匠に凝ったニットを得意とするOEM会社。OEMとは、メーカーと工場の間を取り持つ、いわば通訳者のような役割を果たす。

> 記事の続きはこちら

- 7位 -
ユナイテッドアローズが茨城県・境町と包括連携 隈研吾が設計した“観光案内所”が道の駅に

11月25日公開 / 文・木村 和花

 ユナイテッドアローズは11月25日、茨城県・境町と包括連携パートナーシップを締結した。ユナイテッドアローズが地方自治体と包括連携パートナーシップを結ぶのは初めて。染色加工大手の小松マテーレが両者をつなげた。小松マテーレはパートナー企業としてアパレル関連商品の素材や技術を提供する。同地とゆかりの深い建築家の隈研吾が設計した“町の観光案内所”「ユナイテッドアローズ スタンド」を境町の道の駅に12月7日に開設することを皮切りに、ヒト・モノ・コトの多ジャンルにおよび町の魅力を発信していく。同日行われた記者発表会には、松崎善則社長執行役員CEOと橋本正裕境町町長、中山大輔小松マテーレ社長、隈研吾らが登壇した。

> 記事の続きはこちら

- 8位 -
吉田カバン「ポーター」の “タンカー”から待望の“ブラック”が登場 11月29日に発売

11月27日公開 / 文・WWD STAFF

 今年5月リニューアルした吉田カバンの「ポーター(PORTER)」は、ブランドを代表するシリーズ“タンカー(TANKER)”の新色・ブラックを11月29日に発売する。アイテムは定番のリュクやトート、ウエストバッグなど全40型をラインアップ。価格は、2万5300円〜13万2000円。ポーターストア全店、吉田カバン公式オンライン、その他一部取扱店で販売する。

> 記事の続きはこちら

- 9位 -
専門家が「ジョーダン ブランド」の“リセット化”を提言 進む“ナイキ離れ”と競合ブランドの躍進

11月25日公開 / 文・FOOTWEAR NEWS

 「ジョーダン ブランド(JORDAN BRAND)」この5年間、売上高を31億4000万ドル(約4862億円)から69億9000万ドル(約1兆800億円)へと2倍以上伸ばし、平均成長率(CAGR)も17%を記録している。これは、同期間の「ナイキ」の3倍以上を上回る数値だ。2024年には、主力のバスケットボール製品だけでなく、サッカーやゴルフ、アメリカン・フットボールといった他スポーツへの進出が成長をけん引。東京やマニラでの積極的なマーケティングにより、アジア太平洋地域でのシェア拡大にも成功していた。だが、米投資銀行TDコーウェン(TD COWEN)のジョン・カーナン(John Kernan)マネージング・ディレクターによると、「ストックX(STOCK X)」や「ゴート(GOAT)」などのリセール市場では、「ジョーダン ブランド」の人気が衰退しているという。

> 記事の続きはこちら

- 10位 -
「モスコット」が関西初の直営店を大阪にオープン 日本限定モデルの先行販売も

11月26日公開 / 文・WWD STAFF

 「モスコット(MOSCOT)」は11月29日に関西エリア初の直営店を大阪・新町にオープンする。同店では、定番の“レムトッシュ(Lemtosh)“をはじめ世界中で愛されているモデルを取り揃える。

> 記事の続きはこちら

The post 1位は、「リモワ」が初のLINEスタンプを無料配布 スーツケースとゆるカワな動物が共演|週間アクセスランキング TOP10(11月21日〜11月27日) appeared first on WWDJAPAN.

【スナップ】ただの古着ミックスで終わらないのが北欧流 品のいいスタイルはこう作る

ノルウェーの首都オスロで、ファッションの祭典「オスロ・ランウエイ(Oslo Runway)」が開催された。同イベントは2015年の発足以降1年に一度開催しており、一般参加も可能だ。今回はファッションショーとプレゼンテーション、トークショーなど全37のプログラムを実施した。

オスロは、他の北欧諸国に比べて移民が多い多文化都市である。そのため、ローカルの若者が大半だった来場者は人種もさまざまだ。スタイルは多様で、北欧ファッションらしいミニマリズムやニュートラルカラーの落ち着いた雰囲気、ストリートスタイルからグランジ風のアンダーグラウンドなムードまで、ブランドを問わず古着アイテムをミックスした装いが多かった。服は古着ベースの一方で、バッグは「プラダ(PRADA)」「ディオール(DIOR)」「バレンシアガ(BALENCIAGA)」といったラグジュアリーブランドで、品の良さプラス。バッグにチャームやキーリングを重ね付けする装飾は、他都市でも多く見られた今季のトレンドである。

The post 【スナップ】ただの古着ミックスで終わらないのが北欧流 品のいいスタイルはこう作る appeared first on WWDJAPAN.

【2024年クリスマスコフレ】「アンドビー ヘア」はアンバーフローラルの香りのシャンプー&トリートメントセット

ヘアメイクアップアーティスト河北裕介がプロデュースする「アンドビー(&BE)」のヘアケアブランド「アンドビー ヘア(&BE HAIR)」は11月30日、“ベーシックリペア”シリーズのシャンプー&トリートメントから、“アンバーフローラル”の香りの限定セット(全2種、各3080円)を発売する。

ホリデーシーズン限定の特別な香り

“アンバーフローラル”は、なめらかなアンバーと深みあるサンダルウッドに華やかなミュゲとジャスミン、ローズ、ヒヤシンスを合わせた、清潔感がありつつ重厚感のある香り。

“スムースリペアセット”

“スムースリペアセット”は、“テイクダウンシャンプー”と”ヘビーグロウトリートメント“、ハーバルウッディーの香りのシャンプー10mLとトリートメント10mLをセットにした髪の毛が太く多い人向けのセット。シアバターとコラーゲンを配合し、翌朝ボリュームが出やすい髪をなだめてしっとりツヤ髪に仕上げる。

“モイストリペアセット”

“モイストリペアセット”は、”スタンドアップシャンプー”と“スパークルトリートメント”、ハーバルウッディーの香りのシャンプー(10mL)とトリートメント(10mL)をセットにした髪の毛が細くボリュームが出にくい人向けのセット。シルクとホホバオイルを配合し、ブロー時から翌日までしっとりサラサラな仕上がりをかなえる。

The post 【2024年クリスマスコフレ】「アンドビー ヘア」はアンバーフローラルの香りのシャンプー&トリートメントセット appeared first on WWDJAPAN.

BLACKPINKのフェイスマスクが登場 ランダムで直筆サイン入りカードを封入したセットも

化粧品の企画・販売を行うスレイヤーズは、ガールズグループBLACKPINKとBLACKPINK the Gameの公式フェイスマスク“BLACKPINK MASKPACK”(全5種、通常価格:各6000円/限定価格:各4980円)の予約販売を開始した。

全5種のフェイスマスクをラインアップ

“BLACKPINK MASKPACK”

フェイスマスクは全5種、各7枚入りで用意。ジス(JISOO)はCICA(シカ)、ジェニ(JENNIE)はコラーゲン、ロゼ(ROSE)はヒアルロン酸、リサ(LISA)はセラミド、全員はペプチドのマスクをラインアップする。フェイスマスクには、それぞれ、オリジナルトレーディングカード、オリジナルステッカー(全9種からランダム)、BLACKPINK the Gameシリアルコードカードが付属する。

“BLACKPINK スペシャルエディション 5種フルセット”

また、フェイスマスク全5種を詰め合わせ、数量限定でメンバー直筆サイン入りトレーディングカードをランダムに封入した “BLACKPINK スペシャルエディション 5種フルセット”(通常価格:3万円/限定価格:2万4000円)も販売する。

The post BLACKPINKのフェイスマスクが登場 ランダムで直筆サイン入りカードを封入したセットも appeared first on WWDJAPAN.

【スナップ】King & Prince永瀬廉や上野樹里らが来場 「ボッテガ・ヴェネタ」が麻布台ヒルズに新店をオープン

「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」は11月28日、麻布台ヒルズに新店舗をオープンした。同店では、エクスクルーシブアイテムやプライベートサロンを備えるほか、メイド・トゥ・オーダーサービスなども実施する。

日本とイタリアの文化を融合した店内

同店は、マチュー・ブレイジー(Matthieu Blazy)クリエイティブ・ディレクターが地中海のモダニズム建築に見られる有機的なラインにインスピレーションを得て手掛けた。弧を描く壁やくぼみのあるアルコーブ、コーナースペースには日本の漆喰を使用し、什器の棚やハンギングレール、キャビネットなどは温かみのあるチーク材を用いた。また、白いモザイク調の床材は「ボッテガ・ヴェネタ」のルーツである北イタリアのヴェネト地方で流行したパッラーディオ様式を現代風にアレンジしたものを採用して、空間を仕上げた。

そのほか、店内にはヴィネツィアを拠点に活動する日本人ガラスアーティストの三嶋りつ惠のインスタレーションや、園芸家の西畠清順が担当した植栽などを展示し、日本とイタリアのつながりを表現した。

オープン記念アイテムや
マチュー・ブレイジー初のジュエリーコレクションなどを用意

アイテムはメンズ、ウィメンズのウエアやバッグ、レザーグッズ、ホームコレクションなどの幅広いラインアップに加えて、マチュー・ブレイジー初のジュエリーコレクション“ファインジュエリーコレクション”や、オープン記念のマイクロフリンジ イントレチャートをあしらったアイコンバッグ“カバ”などを販売する。

また11月28日〜12月1日の期間は、同店の外と神谷町駅に直結するオープンスペースに設置されたキオスクでホリデーアイテムにちなんだキャンディーを配布する。

来場者スナップ

同店のオープンを祝して、King & Princeの永瀬廉や俳優の上野樹里、モデルの大政絢らが来場した。

店舗情報

◼️ボッテガ・ヴェネタ 麻布台ヒルズ

時間:11:00〜20:00
場所:麻布台ヒルズ ガーデンプラザB1階
住所:東京都港区麻布台1-3-1

The post 【スナップ】King & Prince永瀬廉や上野樹里らが来場 「ボッテガ・ヴェネタ」が麻布台ヒルズに新店をオープン appeared first on WWDJAPAN.

TWICE・SANAが「ポロ ラルフ ローレン」で誘う、ラグジュリアス・ホリデー

ポロ ラルフ ローレン,POLO RALPH LAUREN,ラルフ ローレン,RALPH LAUREN,TWICE SANA
ポロ ラルフ ローレン,POLO RALPH LAUREN,ラルフ ローレン,RALPH LAUREN,TWICE SANA
ラルフズ ニューヨーク(Ralph’s New York)をテーマにした「ポロ ラルフ ローレン(POLO RALPH LAUREN)」の2024年ホリデーコレクション。スノーフレークのモチーフを落とし込んだニットやチェックパターンのラップスカートなど、レガシーを受け継ぎながらも現代的に再解釈したアイテムが多数登場した。それをまとうのは、11月14日にブランドとパートナーシップ締結を発表したTWICEのSANA。ホリデーシーズンを鮮やかに彩る装いでブランドへの愛を語る。

トラッドな装いを着崩して、
ニューベーシックを追求

ポロ ラルフ ローレン,POLO RALPH LAUREN,ラルフ ローレン,RALPH LAUREN,TWICE SANA
ポロ ラルフ ローレン,POLO RALPH LAUREN,ラルフ ローレン,RALPH LAUREN,TWICE SANA
ポロ ラルフ ローレン,POLO RALPH LAUREN,ラルフ ローレン,RALPH LAUREN,TWICE SANA
オックスフォードシャツ、ウールとカシミヤ生地のカーディガン、チェック柄スカート。ベーシックなスタイルは、着こなし方でツイストを効かせて。カーディガンは袖を通さず、ボタンを1つだけ留めて右身頃をフロントに。「アイテムをユーモラスに着る新しい提案に心が躍りました。ニットのウエアは特に『ラルフ ローレン』で一番好きなアイテム。私服でも同じ合わせ方で着たいです」。
カーディガン4万700円、シャツ2万2000円、スカート6万7100円、シューズ5万3900円、バッグ7万5900円/以上ポロ ラルフ ローレン(ラルフ ローレン)

チェック・オン・チェックで魅せる
優美なハーモニー

ポロ ラルフ ローレン,POLO RALPH LAUREN,ラルフ ローレン,RALPH LAUREN,TWICE SANA
ポロ ラルフ ローレン,POLO RALPH LAUREN,ラルフ ローレン,RALPH LAUREN,TWICE SANA

ポロ ラルフ ローレン,POLO RALPH LAUREN,ラルフ ローレン,RALPH LAUREN,TWICE SANA
色味もパターンも異なるチェック柄のワンピースとシャツを重ねて、着こなしに奥行きを。定番のコンチョベルトでウエスタンな要素もプラス。「服を選ぶときに大切にしているのは上質な素材使い。このワンピースは体を優しく包み込んでくれる肌触りの良さで、ずっと着ていたいぐらい。ブランドの服はどれも着心地が良いことにいつも感動します」。
ドレス6万8200円、シャツ2万9700円、シューズ参考商品、ベルト9万7900円/以上ポロ ラルフ ローレン(ラルフ ローレン)

重厚感のあるコートに
軽やかなジョーゼットドレスを

ポロ ラルフ ローレン,POLO RALPH LAUREN,ラルフ ローレン,RALPH LAUREN,TWICE SANA
ポロ ラルフ ローレン,POLO RALPH LAUREN,ラルフ ローレン,RALPH LAUREN,TWICE SANA
ポロ ラルフ ローレン,POLO RALPH LAUREN,ラルフ ローレン,RALPH LAUREN,TWICE SANA
ブラックウオッチ柄のヘリンボーンコートに、ダイヤモンドモチーフのニットでホリデームード漂うたたずまい。そこにジョーゼット生地のワンピースを合わせて、ボリューム感のある装いに軽やかな抜けをもたらして。「ニットから、ワンピースのボウタイをのぞかせるコーディネートがとてもかわいいですね。ウエストに目線を集めるコンチョベルトがエッジさを足しながら、全身のバランスをまとめているところもポイントになっていると思います」。
コート12万9800円、ドレス8万2500円、ニット4万7300円、シューズ7万2600円、ベルト9万7900円/ポロ ラルフ ローレン(ラルフ ローレン)

幼き日の思い出を想起させる、
エモーショナルな物語

キュートな魅力で愛されているSANA。ホリデーシーズンのタイミングで「ラルフ ローレン」のファミリーに加わった彼女とブランドの親和性は、幼少期にさかのぼる。「家族で海外旅行をしていたとき、ポロベアが落とし込まれたニットを着ていたんです。幸せな思い出と『ラルフ ローレン』がつながったことがとてもうれしくて。 大人になり、このような形でブランドと関わることができて光栄ですね。シーズンごとにモチーフのポロベアがいろいろな洋服で着飾っているところがかわいくて、少しずつ集めています。一番のお気に入りは、スキーウエアを着たベアです」。

肌触りの良いファブリック使いにいつも癒やされているというSANA。ホリデーの理想の過ごし方について聞くとこう答えた。「洋服はもちろん、ブランドのホームグッズも大好き。柔らかなブランケットにくるまって、ソファでゆっくり過ごすホリデーは最高ですね。例えば、ホリデーソングを聴きながらワインを飲んでみたりとか」。

2015年にTWICEのメンバーとしてデビューしてから9年。世界14カ国で行われたワールドツアーでは150万人を動員するなど、グローバルに人気を獲得している。現在はMISAMOの活動も積極的に行っているが、今年はどんな1年だったのだろうか。「今年もうれしいことに忙しく過ごすことができたので、きちんと1年を振り返りたいですね。楽しかった仕事や、ONCE(ファンの呼称)との時間、来年に向けて挑戦したいことなど、自分を見つめ直して豊かな未来を手繰り寄せたいです」。

Profile
SANA(さな)/アーティスト:1996年12月29日生まれ。大阪府出身。2015年にアジア発9人組ガールズグループTWICEのメンバーとしてデビュー。ファッションやジュエリーブランドのアンバサーを務めるほか、現在はMINAとMOMOと共に、ユニットMISAMOとしての活動も行う

「ポロ ラルフ ローレン」が贈る
スペシャルなホリデーコレクション

2024年を締めくくるホリデーに向けて、「ポロ ラルフ ローレン」と過ごす心温まるコレクション。自分へのご褒美や大切な人へのギフトまで、さまざまな思いにマッチするアイテムがラインアップする。ブランドを象徴するタータンチェック柄のドレスや、トラッドな装いに身を包んだポロベアのクルーニット、丸みを帯びた愛らしいフォルムの“POLO ID”バッグなど、ぴったりな逸品を見つけて。
MODEL:SANA(TWICE)
PHOTOS:TAKANORI OKUWAKI(UM)
STYLING:OH SOYUL, YUKA MARUYAMA
HAIR:BAEK HEUNGKWON(SALON HE:ARTS)
MAKEUP:CHOI SUJI(BIT&BOOT)
MOVIE PRODUCE & DIRECTION:MAHO TOMONO
TEXT:MINORI OKAJIMA
問い合わせ先
ラルフ ローレン
0120-3274-200

The post TWICE・SANAが「ポロ ラルフ ローレン」で誘う、ラグジュリアス・ホリデー appeared first on WWDJAPAN.

ビームスが過去最大規模の複合店を横浜モアーズに 飲食からアートまで総合力を集結

ビームスは、新業態「ビームス ライフ 横浜」を横浜駅西口の商業施設「横浜モアーズ」1、2階に11月30日にオープンする。売り場面積は、約991平方メートルで同社最大規模のコンセプトショップだ。既存のメンズレーベルからアート、カルチャー領域までを網羅する全11レーベルを集結。「スターバックス(STARBUCKS)」との協業スペースや、オリジナルのフードメニューを提供する飲食スペースなどにも新たに挑戦する。設楽洋社長は、「創業から50年、さらにその先の試金石になるような、自分でも想像していない未来を作れる店にしたい」と意気込む。

オープンに先駆け、29日、関係者向けに内部を公開した。1階正面は、同店の目玉コンテンツの1つである飲食スペースを併設する食物販エリアだ。ビームス社員がイチオシのアイテムを紹介するオンラインショップ「B印MARKET」による、初の食に特化した実店舗として全国津々浦々から社員が選んだこだわりの食品が並ぶ。カウンター席では、ナチュラルワインやクラフトビール、オリジナルのおつまみなどを提供するほか、物販エリアで販売する一部飲料商品の抜栓サービスも行う。

食物販エリアを抜けた先には、同社のアート・カルチャー領域の事業を束ねるプロジェクト「ビームス カルチャート(BEAMS CULTUART)」やTシャツ専門レーベル「ビームスT(BEAMS T)」、日本のモノ作りに焦点を当てた「ビームス ジャパン(BEAMS JAPAN)」、インテリア雑貨の「フェニカ(FENNICA)」などが出店する。世界中の生活雑貨を中心としたセレクト業態「ビーピーアール ビームス(BPR BEAMS)」は、通常店舗ではレジ付近のギフトコーナーなどで展開してきたが、同店では広くスペースをとった。「ビーピーアール ビームス」ディレクターが惚れ込んだ、韓国の人気ショップ「サミュエル スモールズ(SAMUEL SMALLS)」とのコラボコーナーも同エリアで楽しむことができる。

1階にはそのほか、メンズカジュアルの「ビームス」や加藤忠幸バイヤーが手掛けるサーフ&スケートライン「SSZ(エス エス ズィー)」などを配置した。

2階はメンズドレスを集積 その場でお直しができる「ビームス工房」も

2階のフロア半分は、メンズのドレスレーベル「ビームス エフ(BEAMS F)」が占め、オーダーサロンも併設する。店舗奥には「ビームス工房」と名付けたスペースがあり、お直しサービスを提供する。通常「ビームス エフ」では出来上がりまで1週間〜10日程度かかるお直しが、同店ではその場で即日商品の受け渡しができる点が魅力だ。「ビームス工房」では専任スタッフ3人が常駐し、過去に購入したビームス商品のお直しも受け付ける。今後は、他社の商品にも対象を広げる計画だ。

同フロアでは、ビームスの創業ルーツに通ずるアメリカンビンテージの古着を集積させた売り場もある。渋谷区・富ヶ谷の古着店「ミスタークリーン」がキュレートした商品や、社員の私物など約300点が並ぶ。今後は異なるテーマを設けてさまざまな切り口で古着の魅力を提案する。古着エリア横では、古本店マグニフとの協業で古本を販売し服やカルチャー誌を通してファッションのルーツを学ぶことできる空間だ。

また「スターバックス コーヒー横浜モアーズ店」も同フロアに入る。23年に発売したコラボレーションアイテム6型を同店限定で再販する。

多面的な魅力を伝え、「『やっぱりビームスは面白い』と思ってほしい」

同店は約1年半の構想期間を経て実現した。事業責任者の渡部啓司執行役員は、「ビームスはファッション以外にもアートやカルチャー、民藝などさまざまな領域で取り組んできたが、これまでの複合店ではそうした多面的な面白さを伝えきれていなかった。ビームスの感度の幅の広さ、そして奥行きをお客さまに感じてもらいたい」と話す。ターゲットについては、「新規のお客さまもそうだが、ビームスを離れたお客さまに『やっぱりビームスって面白い』と思ってもらえることが目的だ」という。

横浜を選んだ理由は、土地の集客力に加えて地元コミュニティーとのつながりの深さが決め手となった。たとえば、1階の飲食スペースでは地元の老舗中華店の肉まんを提供したり、フロアマップのイラストは横浜で活躍するアーティストにオファーしたりするなど、コミュニティーに根差した店作りに挑戦する。

「今までは商品軸で話題を提供してきたが、ここでは店起点でたくさんの話題が生み出せるように仕掛けていきたい」と渡部執行役員。スタッフはアルバイトを含め約40人で、「特に個性の強いメンバーを集めた」という。なお、売り上げ目標は非公開。

■ビームス ライフ 横浜

オープン日:11月30日
時間:10:00〜21:00
定休日:不定休
場所:横浜モアーズ1階・2階
住所:神奈川県横浜市西区南幸1-3-1

The post ビームスが過去最大規模の複合店を横浜モアーズに 飲食からアートまで総合力を集結 appeared first on WWDJAPAN.

「マイケル・コース」のCEOが退任 親会社の会長が再び兼任へ

「マイケル・コース(MICHAEL KORS)」「ヴェルサーチェ(VERSACE)」「ジミー チュウ(JIMMY CHOO)」を擁するカプリ ホールディングス(CAPRI HOLDINGS以下、カプリ)は11月26日、セドリック・ウィルモット(Cedric Wilmotte)=マイケル・コース最高経営責任者(CEO)の退任を発表した。これに伴い、ジョン・アイドル(John Idol)=カプリ会長兼CEOが同ブランドのCEOを兼任する。

ウィルモット前CEOは、1998年から2004年までダナ キャラン ニューヨーク(DONNA KARAN NEW YORK)の、04年から08年までマーク ジェイコブス(MARC JACOBS)の要職を歴任。08年に、EMEA(欧州、中東、アフリカ)地域社長としてマイケル・コースに入社した。22年3月にヴェルサーチェのジョナサン・エイクロイド(Jonathan Akeroyd)CEO(当時)が退任したことを受け、同年1月に同ブランドの暫定CEOに就任。その後、23年4月にマイケル・コースのCEOに就任した。

なお、カプリは21年8月に、現在はバーバリー(BURBERRY)のCEOを務めているジョシュア・シュルマン(Joshua Schulman)をマイケル・コースのCEOに任命している。同氏はいずれカプリのCEOに昇格する予定だったが、22年3月に退任。このため、ウィルモット前CEOが就任するまで、アイドル会長兼CEOがマイケル・コースのCEO職を兼任していた。なお、同氏はこれ以前にも同職を兼任していたことがある。

新たな最高製品責任者を任命

また、マイケル・コースのフィリッパ・ニューマン(Philippa Newman)=アクセサリー&フットウエア部門社長が、12月2日付でブランドの最高製品責任者(CPO)に昇格する。アイドル=カプリ会長兼CEO兼マイケル・コースCEOの直属となり、創業デザイナーであるマイケル・コース=チーフ・クリエイティブ・オフィサーと緊密に連携しつつ、マーチャンダイジング、ライセンス、生産、デザインなどを統括するという。

タペストリーによるカプリ買収は白紙に

カプリは23年8月、「コーチ(COACH)」「ケイト・スペード ニューヨーク(KATE SPADE NEW YORK)」「スチュアート・ワイツマン(STUART WEITZMAN)」を傘下に持つタペストリー(TAPESTRY)に85億ドル(約1兆3000億円)で事業を売却することに合意した。しかし、両社が保有するブランド間の競争がなくなることで独占状態になるとし、米連邦取引委員会(FTC)は本件を停止する仮処分を求めて4月に提訴。10月に米連邦地方裁判所がFTCの申し立てを認める判決を下したことから、11月に両社は買収契約を双方の合意の上で正式に解消した。

なお、この裁判ではアイドル会長兼CEOのほか、ジョアン・クレヴォイセラ(Joanne Crevoiserat)=タペストリーCEOに加えて、ウィルモット前CEOも出廷。マイケル・コースの苦境に関するその赤裸々な証言が業界の耳目を集めた。

The post 「マイケル・コース」のCEOが退任 親会社の会長が再び兼任へ appeared first on WWDJAPAN.

「マイケル・コース」のCEOが退任 親会社の会長が再び兼任へ

「マイケル・コース(MICHAEL KORS)」「ヴェルサーチェ(VERSACE)」「ジミー チュウ(JIMMY CHOO)」を擁するカプリ ホールディングス(CAPRI HOLDINGS以下、カプリ)は11月26日、セドリック・ウィルモット(Cedric Wilmotte)=マイケル・コース最高経営責任者(CEO)の退任を発表した。これに伴い、ジョン・アイドル(John Idol)=カプリ会長兼CEOが同ブランドのCEOを兼任する。

ウィルモット前CEOは、1998年から2004年までダナ キャラン ニューヨーク(DONNA KARAN NEW YORK)の、04年から08年までマーク ジェイコブス(MARC JACOBS)の要職を歴任。08年に、EMEA(欧州、中東、アフリカ)地域社長としてマイケル・コースに入社した。22年3月にヴェルサーチェのジョナサン・エイクロイド(Jonathan Akeroyd)CEO(当時)が退任したことを受け、同年1月に同ブランドの暫定CEOに就任。その後、23年4月にマイケル・コースのCEOに就任した。

なお、カプリは21年8月に、現在はバーバリー(BURBERRY)のCEOを務めているジョシュア・シュルマン(Joshua Schulman)をマイケル・コースのCEOに任命している。同氏はいずれカプリのCEOに昇格する予定だったが、22年3月に退任。このため、ウィルモット前CEOが就任するまで、アイドル会長兼CEOがマイケル・コースのCEO職を兼任していた。なお、同氏はこれ以前にも同職を兼任していたことがある。

新たな最高製品責任者を任命

また、マイケル・コースのフィリッパ・ニューマン(Philippa Newman)=アクセサリー&フットウエア部門社長が、12月2日付でブランドの最高製品責任者(CPO)に昇格する。アイドル=カプリ会長兼CEO兼マイケル・コースCEOの直属となり、創業デザイナーであるマイケル・コース=チーフ・クリエイティブ・オフィサーと緊密に連携しつつ、マーチャンダイジング、ライセンス、生産、デザインなどを統括するという。

タペストリーによるカプリ買収は白紙に

カプリは23年8月、「コーチ(COACH)」「ケイト・スペード ニューヨーク(KATE SPADE NEW YORK)」「スチュアート・ワイツマン(STUART WEITZMAN)」を傘下に持つタペストリー(TAPESTRY)に85億ドル(約1兆3000億円)で事業を売却することに合意した。しかし、両社が保有するブランド間の競争がなくなることで独占状態になるとし、米連邦取引委員会(FTC)は本件を停止する仮処分を求めて4月に提訴。10月に米連邦地方裁判所がFTCの申し立てを認める判決を下したことから、11月に両社は買収契約を双方の合意の上で正式に解消した。

なお、この裁判ではアイドル会長兼CEOのほか、ジョアン・クレヴォイセラ(Joanne Crevoiserat)=タペストリーCEOに加えて、ウィルモット前CEOも出廷。マイケル・コースの苦境に関するその赤裸々な証言が業界の耳目を集めた。

The post 「マイケル・コース」のCEOが退任 親会社の会長が再び兼任へ appeared first on WWDJAPAN.

「マイケル・コース」のCEOが退任 親会社の会長が再び兼任へ

「マイケル・コース(MICHAEL KORS)」「ヴェルサーチェ(VERSACE)」「ジミー チュウ(JIMMY CHOO)」を擁するカプリ ホールディングス(CAPRI HOLDINGS以下、カプリ)は11月26日、セドリック・ウィルモット(Cedric Wilmotte)=マイケル・コース最高経営責任者(CEO)の退任を発表した。これに伴い、ジョン・アイドル(John Idol)=カプリ会長兼CEOが同ブランドのCEOを兼任する。

ウィルモット前CEOは、1998年から2004年までダナ キャラン ニューヨーク(DONNA KARAN NEW YORK)の、04年から08年までマーク ジェイコブス(MARC JACOBS)の要職を歴任。08年に、EMEA(欧州、中東、アフリカ)地域社長としてマイケル・コースに入社した。22年3月にヴェルサーチェのジョナサン・エイクロイド(Jonathan Akeroyd)CEO(当時)が退任したことを受け、同年1月に同ブランドの暫定CEOに就任。その後、23年4月にマイケル・コースのCEOに就任した。

なお、カプリは21年8月に、現在はバーバリー(BURBERRY)のCEOを務めているジョシュア・シュルマン(Joshua Schulman)をマイケル・コースのCEOに任命している。同氏はいずれカプリのCEOに昇格する予定だったが、22年3月に退任。このため、ウィルモット前CEOが就任するまで、アイドル会長兼CEOがマイケル・コースのCEO職を兼任していた。なお、同氏はこれ以前にも同職を兼任していたことがある。

新たな最高製品責任者を任命

また、マイケル・コースのフィリッパ・ニューマン(Philippa Newman)=アクセサリー&フットウエア部門社長が、12月2日付でブランドの最高製品責任者(CPO)に昇格する。アイドル=カプリ会長兼CEO兼マイケル・コースCEOの直属となり、創業デザイナーであるマイケル・コース=チーフ・クリエイティブ・オフィサーと緊密に連携しつつ、マーチャンダイジング、ライセンス、生産、デザインなどを統括するという。

タペストリーによるカプリ買収は白紙に

カプリは23年8月、「コーチ(COACH)」「ケイト・スペード ニューヨーク(KATE SPADE NEW YORK)」「スチュアート・ワイツマン(STUART WEITZMAN)」を傘下に持つタペストリー(TAPESTRY)に85億ドル(約1兆3000億円)で事業を売却することに合意した。しかし、両社が保有するブランド間の競争がなくなることで独占状態になるとし、米連邦取引委員会(FTC)は本件を停止する仮処分を求めて4月に提訴。10月に米連邦地方裁判所がFTCの申し立てを認める判決を下したことから、11月に両社は買収契約を双方の合意の上で正式に解消した。

なお、この裁判ではアイドル会長兼CEOのほか、ジョアン・クレヴォイセラ(Joanne Crevoiserat)=タペストリーCEOに加えて、ウィルモット前CEOも出廷。マイケル・コースの苦境に関するその赤裸々な証言が業界の耳目を集めた。

The post 「マイケル・コース」のCEOが退任 親会社の会長が再び兼任へ appeared first on WWDJAPAN.

ルーマニア発のファッションとは? 現地取材で感じた新たな“若手発掘の場”への期待

ルーマニア・シビウで開催された「フェリック・ファッション・ウイーク(Feeric Fashion Week)」に参加してきました。同イベントは年に1回開かれており、今年で16回目。昨年より学生や若手デザイナーを支援する内容に一新し、プログラムは学生の合同ショーが中心です。同イベントでは自国に加え、クロアチアとリトアニア、モルドバ、ウクライナといった東欧諸国と、インドとエジプトの28の美術大学に通う学生の中から選出した代表者が参加し、3日間の会期中に若手デザイナーを含め40人以上がコレクションを披露しました。

開催前の2日間には、イタリア・ミラノで創立したヨーロッパ・デザイン学院 (Istituto Europeo di Design、通称IED) と、ウェストミンスター大学(University of Westminster)の支援を受けて、クリエイティブ産業に焦点を当てたマーケティングと起業家精神、AIの活用に関するワークショップを開催。国内外の学生が知見を深める機会となったようです。

「若い才能の芽を育みたい」

同ファッション・ウイークを主宰するミティチ・プレダ・ドゥミトル(Mitichi Preda Dumitru)は、「ルーマニアはファッション市場としてはマイナーな国だとしても、東欧諸国には、クリエティブで情熱的な若者がたくさんいる」と胸を張って教えてくれました。しかし、「過去に出会った多くの才能ある若者は、ブランドを立ち上げても日の目を見ず、最終的には別の道に進むなど、その創造性を存分に生かせず悔しい思いをしている姿を見てきた」とも続けます。そして、「若い才能の芽を育み、国際的に活躍するデザイナーを輩出する一助となれるようプログラムを組んでいる。業界人にとって、『フェリック・ファッション・ウイーク』が若手発掘の場と位置づけられるのは、そんなに遠い未来ではないはず」と意気込みました。

東欧諸国に店を構えるコンセプトストアからも協力を得て、各店に同イベントに参加した学生や若手デザイナーの商品を陳列するスペースも設けています。会場には、そのコンセプトストアのバイヤーと、西欧のプレス関係者も招待し、誰もが潜在的な可能を秘めたスターデザイナーを発掘しようと、ランウエイに熱い眼差しを向けていました。

バラエティーに富んだ会場

同イベントを取材するのは、昨年に続き2回目。スケジュールは、午後2時に各日最初のショーが開始し、以降は2時間おきにショーがあり、全て終了するのが午後9時頃。合同ショーのため1プログラムに登場するルック数が多く、30分程度と長めです。とはいえ、学生によって全く世界観が異なるためバラエティーに富んでおり、あっという間に終わってしまう感覚でした。また、会場選びがとてもユニークなのも特徴です。メイン会場はスポンサーであるショッピングモール、ポロメナーダ・シビウ(Promenada Sibiu)の倉庫やスタッフ通用口で、その他にもシビウ空港の手荷物受取所、ルーマニアの伝統のお菓子を製造するボルミール(Boromir)の工場、美術館の展示会場、屋内カート場や市外の広大な公園もランウエイとなりました。

肝心の合同ショーの内容は、学生によってクオリティーにはかなり差があるものの、オリジナリティーという点では見応えがありました。彼らのスタイルの傾向をざっくりと表現するなら、明るい色彩に複雑な幾何学模様、シルエットはかなりのボリューム。映画館内で開かれた、伝統衣装を制作する職人のドキュメンタリー映画の上映会とプレゼンテーションでも、民族衣装は男女問わずパフスリーブにバルーンスカート、キャットパンツやプリーツスカートとふんわりしたシルエットが基本です。宗教的なモチーフに由来する植物を抽象化した幾何学模様を繊細な刺しゅうで施していました。現代ではグローバル化によって多様なスタイルを形成しているとはいえ、服飾のルーツは民族衣装にあり、フォークロアなムードです。シュルレアリスムの奇妙な世界観だったり、異様なシルエットを描くコンテンポラリーアートのアプローチ、テクノロジーを駆使したフューチャリスティックなムードだったりと装飾主義がほとんどで、ミニマリズムなルックが一つとして見当たらなかった点も興味深かったです。

次世代のスター候補たち

私の印象に残ったのは、ルーマニアの美術大学で修士号を取得したレナータ・ミハリー(Renata Mihaly)でした。ルーマニアの伝統とローマ帝国を着想源に、タペストリーのような廃棄布とテーラリングを組み合わせたメンズルックが私的ベストです。ルーマニアの歌手の衣装制作を行うコスチュームデザイナーとしての道を進んでいますが、コマーシャルピースも見てみたいと思わせてくれました。

彼女と同じ、ルーマニア・クルジュに位置する美術大学を卒業したエイドリアン・ガブリエル・アンヘル(Adrian-Gabriel Anghel)と、ミハイ・クリスチャン・アンヘル(Mihai-Christian Anghel)の兄弟それぞれの、白無垢のような純白ルックにも目を引かれました。ヴィクトリア朝時代の精神性をテーマにした彼らのルックは、ドレープにプリーツ、パターンといった技術の高さが突出していて、東欧の「シモーン ロシャ(SIMONE ROCHA)」というイメージ。天使を意味する彼らの苗字から、メルヘンチックでスピリチュアリティあふれる世界観を表現するのは、宿命づけられているのかもと勝手に想像してしまいます。

もう一人は、クロアチア・ザグレブを拠点とするデザイナー、ヴィッコ・ラスティン(Vicko Racetin)です。クロアチアの90年代の着こなしと美的感覚を現代化させたという卒業制作のコレクションは、ノスタルジックとコンテンポラリーが交錯し、アイテム単体で見るとリアリティもあり好印象。ヨーロッパ・デザイン学院の代表者かも評価を得て、同学院フィレンツェ校への夏季短期留学への奨学金全額のサポートを授与されました。全てのルックそれぞれに創意工夫と技巧を凝らしたアイデアを感じ、荒削りなクリエイションの中に、ファッションに対する情熱と愛情が詰まっていて、東欧のクリエイティブ産業の明るい未来を見たような気がしました。東欧だけでなく、世界中の学生や若手デザイナーには、ファッション業界には目利きがあり、若手にチャンスを与えたいと思っている素晴らしいバイヤーがたくさんいるので、美的感覚と洗練さを磨き、視野を広げて、各々の個性を育くんでほしいです。成長した彼ら、と世界の舞台で再会できるのを楽しみにしています。

The post ルーマニア発のファッションとは? 現地取材で感じた新たな“若手発掘の場”への期待 appeared first on WWDJAPAN.

ルーマニア発のファッションとは? 現地取材で感じた新たな“若手発掘の場”への期待

ルーマニア・シビウで開催された「フェリック・ファッション・ウイーク(Feeric Fashion Week)」に参加してきました。同イベントは年に1回開かれており、今年で16回目。昨年より学生や若手デザイナーを支援する内容に一新し、プログラムは学生の合同ショーが中心です。同イベントでは自国に加え、クロアチアとリトアニア、モルドバ、ウクライナといった東欧諸国と、インドとエジプトの28の美術大学に通う学生の中から選出した代表者が参加し、3日間の会期中に若手デザイナーを含め40人以上がコレクションを披露しました。

開催前の2日間には、イタリア・ミラノで創立したヨーロッパ・デザイン学院 (Istituto Europeo di Design、通称IED) と、ウェストミンスター大学(University of Westminster)の支援を受けて、クリエイティブ産業に焦点を当てたマーケティングと起業家精神、AIの活用に関するワークショップを開催。国内外の学生が知見を深める機会となったようです。

「若い才能の芽を育みたい」

同ファッション・ウイークを主宰するミティチ・プレダ・ドゥミトル(Mitichi Preda Dumitru)は、「ルーマニアはファッション市場としてはマイナーな国だとしても、東欧諸国には、クリエティブで情熱的な若者がたくさんいる」と胸を張って教えてくれました。しかし、「過去に出会った多くの才能ある若者は、ブランドを立ち上げても日の目を見ず、最終的には別の道に進むなど、その創造性を存分に生かせず悔しい思いをしている姿を見てきた」とも続けます。そして、「若い才能の芽を育み、国際的に活躍するデザイナーを輩出する一助となれるようプログラムを組んでいる。業界人にとって、『フェリック・ファッション・ウイーク』が若手発掘の場と位置づけられるのは、そんなに遠い未来ではないはず」と意気込みました。

東欧諸国に店を構えるコンセプトストアからも協力を得て、各店に同イベントに参加した学生や若手デザイナーの商品を陳列するスペースも設けています。会場には、そのコンセプトストアのバイヤーと、西欧のプレス関係者も招待し、誰もが潜在的な可能を秘めたスターデザイナーを発掘しようと、ランウエイに熱い眼差しを向けていました。

バラエティーに富んだ会場

同イベントを取材するのは、昨年に続き2回目。スケジュールは、午後2時に各日最初のショーが開始し、以降は2時間おきにショーがあり、全て終了するのが午後9時頃。合同ショーのため1プログラムに登場するルック数が多く、30分程度と長めです。とはいえ、学生によって全く世界観が異なるためバラエティーに富んでおり、あっという間に終わってしまう感覚でした。また、会場選びがとてもユニークなのも特徴です。メイン会場はスポンサーであるショッピングモール、ポロメナーダ・シビウ(Promenada Sibiu)の倉庫やスタッフ通用口で、その他にもシビウ空港の手荷物受取所、ルーマニアの伝統のお菓子を製造するボルミール(Boromir)の工場、美術館の展示会場、屋内カート場や市外の広大な公園もランウエイとなりました。

肝心の合同ショーの内容は、学生によってクオリティーにはかなり差があるものの、オリジナリティーという点では見応えがありました。彼らのスタイルの傾向をざっくりと表現するなら、明るい色彩に複雑な幾何学模様、シルエットはかなりのボリューム。映画館内で開かれた、伝統衣装を制作する職人のドキュメンタリー映画の上映会とプレゼンテーションでも、民族衣装は男女問わずパフスリーブにバルーンスカート、キャットパンツやプリーツスカートとふんわりしたシルエットが基本です。宗教的なモチーフに由来する植物を抽象化した幾何学模様を繊細な刺しゅうで施していました。現代ではグローバル化によって多様なスタイルを形成しているとはいえ、服飾のルーツは民族衣装にあり、フォークロアなムードです。シュルレアリスムの奇妙な世界観だったり、異様なシルエットを描くコンテンポラリーアートのアプローチ、テクノロジーを駆使したフューチャリスティックなムードだったりと装飾主義がほとんどで、ミニマリズムなルックが一つとして見当たらなかった点も興味深かったです。

次世代のスター候補たち

私の印象に残ったのは、ルーマニアの美術大学で修士号を取得したレナータ・ミハリー(Renata Mihaly)でした。ルーマニアの伝統とローマ帝国を着想源に、タペストリーのような廃棄布とテーラリングを組み合わせたメンズルックが私的ベストです。ルーマニアの歌手の衣装制作を行うコスチュームデザイナーとしての道を進んでいますが、コマーシャルピースも見てみたいと思わせてくれました。

彼女と同じ、ルーマニア・クルジュに位置する美術大学を卒業したエイドリアン・ガブリエル・アンヘル(Adrian-Gabriel Anghel)と、ミハイ・クリスチャン・アンヘル(Mihai-Christian Anghel)の兄弟それぞれの、白無垢のような純白ルックにも目を引かれました。ヴィクトリア朝時代の精神性をテーマにした彼らのルックは、ドレープにプリーツ、パターンといった技術の高さが突出していて、東欧の「シモーン ロシャ(SIMONE ROCHA)」というイメージ。天使を意味する彼らの苗字から、メルヘンチックでスピリチュアリティあふれる世界観を表現するのは、宿命づけられているのかもと勝手に想像してしまいます。

もう一人は、クロアチア・ザグレブを拠点とするデザイナー、ヴィッコ・ラスティン(Vicko Racetin)です。クロアチアの90年代の着こなしと美的感覚を現代化させたという卒業制作のコレクションは、ノスタルジックとコンテンポラリーが交錯し、アイテム単体で見るとリアリティもあり好印象。ヨーロッパ・デザイン学院の代表者かも評価を得て、同学院フィレンツェ校への夏季短期留学への奨学金全額のサポートを授与されました。全てのルックそれぞれに創意工夫と技巧を凝らしたアイデアを感じ、荒削りなクリエイションの中に、ファッションに対する情熱と愛情が詰まっていて、東欧のクリエイティブ産業の明るい未来を見たような気がしました。東欧だけでなく、世界中の学生や若手デザイナーには、ファッション業界には目利きがあり、若手にチャンスを与えたいと思っている素晴らしいバイヤーがたくさんいるので、美的感覚と洗練さを磨き、視野を広げて、各々の個性を育くんでほしいです。成長した彼ら、と世界の舞台で再会できるのを楽しみにしています。

The post ルーマニア発のファッションとは? 現地取材で感じた新たな“若手発掘の場”への期待 appeared first on WWDJAPAN.

「イプサ」と「エミ」がコラボ 新発売の美容液をファッションアイテムで表現

マッシュスタイルラボの「エミ(EMMI)」は2025年1月25日、資生堂傘下の「イプサ(IPSA)」が発売する美容液とのコラボアイテムを発売する。「エミ」店舗と公式オンラインサイトで扱う。

「イプサ」が25年1月16日に発売する美容液“セラム アクティブ”(50mL、1万3200円)のコンセプトは「私が動くと美しさが生まれる」。ヨガウェアやスニーカーを扱い、日常の中にスポーツ要素を組み入れる「エミ」はそのコンセプトに共鳴し、コラボに至った。

“袖タックボリュームブルゾン”(3色、各3万800円)や“バルーンワンピース”(3色、各2万8600円)、“ギャザーナップザック”(2色、各1万780円)、“ニュアンスピースリング”(6600円)など全12型をラインアップ。美容液のコンセプトに合わせ、ワンピースなどには軽い素材やバルーンのようなシルエットを採用して「動くことで着ている人が美しくなる」デザインに仕上げた。

先行して25年1月15〜21日、阪急うめだ本店・4階コトコトステージ41でポップアップを開催する。詳細は12月26日公開の特設サイトで案内する。

「イプサ」の“セラム アクティブ”は、運動と美肌の関係性から着想を得て開発した。運動が肌に与える影響を研究し、日々の活動が美肌につながるように働きかける処方を採用する。ローヤルゼリーエキスやトウキ根エキスからなる独自の保湿成分やメリアアザジラクタ葉エキスからなるハリ保湿成分、ビタミンC誘導体などで設計された独自の処方技術“ACT5テクノロジー”を搭載し、潤い、ハリ、弾力、透明感のある艶肌へと導く。

The post 「イプサ」と「エミ」がコラボ 新発売の美容液をファッションアイテムで表現 appeared first on WWDJAPAN.

「イプサ」と「エミ」がコラボ 新発売の美容液をファッションアイテムで表現

マッシュスタイルラボの「エミ(EMMI)」は2025年1月25日、資生堂傘下の「イプサ(IPSA)」が発売する美容液とのコラボアイテムを発売する。「エミ」店舗と公式オンラインサイトで扱う。

「イプサ」が25年1月16日に発売する美容液“セラム アクティブ”(50mL、1万3200円)のコンセプトは「私が動くと美しさが生まれる」。ヨガウェアやスニーカーを扱い、日常の中にスポーツ要素を組み入れる「エミ」はそのコンセプトに共鳴し、コラボに至った。

“袖タックボリュームブルゾン”(3色、各3万800円)や“バルーンワンピース”(3色、各2万8600円)、“ギャザーナップザック”(2色、各1万780円)、“ニュアンスピースリング”(6600円)など全12型をラインアップ。美容液のコンセプトに合わせ、ワンピースなどには軽い素材やバルーンのようなシルエットを採用して「動くことで着ている人が美しくなる」デザインに仕上げた。

先行して25年1月15〜21日、阪急うめだ本店・4階コトコトステージ41でポップアップを開催する。詳細は12月26日公開の特設サイトで案内する。

「イプサ」の“セラム アクティブ”は、運動と美肌の関係性から着想を得て開発した。運動が肌に与える影響を研究し、日々の活動が美肌につながるように働きかける処方を採用する。ローヤルゼリーエキスやトウキ根エキスからなる独自の保湿成分やメリアアザジラクタ葉エキスからなるハリ保湿成分、ビタミンC誘導体などで設計された独自の処方技術“ACT5テクノロジー”を搭載し、潤い、ハリ、弾力、透明感のある艶肌へと導く。

The post 「イプサ」と「エミ」がコラボ 新発売の美容液をファッションアイテムで表現 appeared first on WWDJAPAN.

仏発「ヴェジャ」がブラックフライデーに“アンチテーゼ”  パリ本社で修繕イベント

仏発のスニーカーブランド「ヴェジャ(VEJA)」は11月29日と30日の2日間で「リペアフライデー」と名打った修繕イベントをパリ本社で開催する。誰でも無料で参加可能で、靴や家具、電子機器などを持ち込んで修理を依頼できる。

同ブランドはサステナビリティと透明性への徹底したこだわりで知られており、2018年には、環境や社会に配慮した経営を行う企業であることを示す認証「Bコープ」も取得している。スニーカーを使い捨てるのではなく、修繕しながら大切に履き続けるカルチャーを社会に醸成するため、20年以降リペアサービスに本腰を入れてきた。自社ブランドだけでなく他ブランドの靴も受け入れる点が注目され、これまで3万5000足を修理している。

今回の「リペアフライデー」は、米発祥のセールイベント「ブラックフライデー」を“祝わない”ためのアンチテーゼとして企画したもの。「ヴェジャ」は17年以降、「ブラックフライデー」への不参加を表明してきた。

「ヴェジャ」以外に「リペアフライデー」に出展するのは、スイスの家具メーカー「ヴィトラ(VITRA)」、オランダを拠点に活動する「リペアカフェ(REPAIR CAFE)」、パリの自転車修繕店「シクロケア(CYCLOCARE)」、人道的なファッションシステムの構築を目指すイニシアチブ「アンチファッションプロジェクト(ANTI_FASHION PROJECT)」、パリ発のバッグブランド「オーレリー シャデイン(AURELIE CHADAINE)」、パリの修繕ショップ「ア ラ ヴィル ア ラ モンターニュ(A LA VILLE, A LA MONTAGNE)」の6つ。チェアや自転車、革製品、衣類などの補修を行うほか、ヘアドライアーやケトル、電子レンジ、電話など小型電子機器の修理、修理や手縫いに関するワークショップといった企画をそろえている。

The post 仏発「ヴェジャ」がブラックフライデーに“アンチテーゼ”  パリ本社で修繕イベント appeared first on WWDJAPAN.

仏発「ヴェジャ」がブラックフライデーに“アンチテーゼ”  パリ本社で修繕イベント

仏発のスニーカーブランド「ヴェジャ(VEJA)」は11月29日と30日の2日間で「リペアフライデー」と名打った修繕イベントをパリ本社で開催する。誰でも無料で参加可能で、靴や家具、電子機器などを持ち込んで修理を依頼できる。

同ブランドはサステナビリティと透明性への徹底したこだわりで知られており、2018年には、環境や社会に配慮した経営を行う企業であることを示す認証「Bコープ」も取得している。スニーカーを使い捨てるのではなく、修繕しながら大切に履き続けるカルチャーを社会に醸成するため、20年以降リペアサービスに本腰を入れてきた。自社ブランドだけでなく他ブランドの靴も受け入れる点が注目され、これまで3万5000足を修理している。

今回の「リペアフライデー」は、米発祥のセールイベント「ブラックフライデー」を“祝わない”ためのアンチテーゼとして企画したもの。「ヴェジャ」は17年以降、「ブラックフライデー」への不参加を表明してきた。

「ヴェジャ」以外に「リペアフライデー」に出展するのは、スイスの家具メーカー「ヴィトラ(VITRA)」、オランダを拠点に活動する「リペアカフェ(REPAIR CAFE)」、パリの自転車修繕店「シクロケア(CYCLOCARE)」、人道的なファッションシステムの構築を目指すイニシアチブ「アンチファッションプロジェクト(ANTI_FASHION PROJECT)」、パリ発のバッグブランド「オーレリー シャデイン(AURELIE CHADAINE)」、パリの修繕ショップ「ア ラ ヴィル ア ラ モンターニュ(A LA VILLE, A LA MONTAGNE)」の6つ。チェアや自転車、革製品、衣類などの補修を行うほか、ヘアドライアーやケトル、電子レンジ、電話など小型電子機器の修理、修理や手縫いに関するワークショップといった企画をそろえている。

The post 仏発「ヴェジャ」がブラックフライデーに“アンチテーゼ”  パリ本社で修繕イベント appeared first on WWDJAPAN.

コメ兵、表参道にビンテージ業態1号店 希少品を集めて訪日客シェア8割に

ブランド品リユース大手のコメ兵(名古屋市、石原卓児社長)は、20年以上前に製造された商品を主に販売する新業態「コメヒョウ ビンテージ トウキョウ(KOMEHYO VINTAGE TOKYO)」を東京・表参道に30日に開く。売上高に占める訪日客の割合を8割と想定し、ラグジュアリーブランドの希少性のある中古品を集める。売り場面積167平方メートルとコンパクトながら売上高7億円を計画する。

表参道から一本入った場所に地上1階・地下1階の2フロアで運営する。店内には「シャネル」「エルメス」「ルイ・ヴィトン」などのバッグが棚いっぱいに並ぶ。既存のコメ兵の店舗が百貨店のように間隔を空けて商品を陳列しているのに対し、同店はあえて所狭しと詰め込む陳列にすることで、宝探しのようなショッピング体験を演出する。

扱う商品は1980年代から2000年代前半に販売されたものが多い。中心価格は「シャネル」のチェーンバッグ(ハンドバッグ)で60万〜80万円、「エルメス」の“バーキン”や“ケリー”で200万円前後となる。バッグを中心にアパレル、ジュエリー、アクセサリーなどを扱い、店頭に並ぶ商品の総額は約3億円に達する。

通常のコメ兵では消費者から買い取った商品を販売しているが、同店は主に法人オークションから仕入れる。客の好みを知る店舗スタッフが、狙いを定めた商品を法人オークションから仕入れることでMDの精度を高める。同店は販売に特化し、買い取りコーナーは設けない。

8割を見込む訪日客の中でも「特に米国のお客さまを中心になると考えている」(小野瀬健祐店長)。一般的に訪日客の消費額は中国人客が圧倒的なシェアになるが、コメ兵の旗艦店の渋谷店で一部ビンテージ品を扱ったところ、「米国人客のシェアが一番になる月も多かった」(同)からだ。西海岸のセレブやインフルエンサーが発端となって、1980〜90年年代のブランドバッグの人気が高まっており、SNSを通じて日本に良品が多いことが広まっているという。

近年、表参道にはブランド品のリユース店舗の出店が相次ぎ、銀座と並ぶ激戦区になっている。東日本エリア営業部の田島靖啓氏は「希少な商品を求めるお客さまが国内外からたくさん集まる。コメ兵のビンテージを訴求するのに最適の立地」と出店の狙いを説明する。

The post コメ兵、表参道にビンテージ業態1号店 希少品を集めて訪日客シェア8割に appeared first on WWDJAPAN.

「シンピュルテ」と[Alexandros]川上洋平がコラボ ハンド美容液を発売

「シンピュルテ(SINN PURETE)」は、ロックバンド[Alexandros](アレキサンドロス)のボーカル、川上洋平とコラボレーションした“マインドフル ハンドセラム YOHAKU”(45g、2900円)を発売する。12月16日から、「シンピュルテ」公式オンラインストアで先行販売、2025年1月13日からバラエティーショップなどで順次販売する。

同商品は、川上洋平のエッセイ“1haku”に着想を得た香水“YOHAKU”と、ハンドセラムがコラボしたハンド用美容液。復元性のある弾力ジェルがローションに変化し、ヒトデエキスなどの美容成分により肌にふっくらとしたハリ感をもたらす。また、エーデルワイス、セージ葉エキス、カミツレ花エキスのオーガニック成分も配合した。

“YOHAKU”の香りは、トップノートにベルガモットやレモン、ミドルにはジャスミン、ベースにはパロサントやレッドウッドを使用し、アロマティックウッディ調に仕上げた。

The post 「シンピュルテ」と[Alexandros]川上洋平がコラボ ハンド美容液を発売 appeared first on WWDJAPAN.

サブリナ・カーペンターのチョコ型香水 キャラメルチョコレートの香りが日本上陸 

フィッツコーポレーションは11月30日、歌手のサブリナ・カーペンター(Sabrina Carpenter)がプロデュースするフレグランス“サブリナ・カーペンター キャラメルドリーム オードパルファム”(30mL、4950円)を発売する。フィッツ公式オンラインストア、全国のバラエティーショップで取り扱う。

“世界中の女の子を‘キャンディ・ショップ’のような香りに”

同商品のテーマは“キャラメルチョコレート”で、サブリナ自身のように甘くセクシーなグルマン調の香りに仕上げた。トップノートにはシュガーレモンやアーモンドミルク、ミドルには、オレンジブロッサムやダークチョコレートビーンズ、ベースにはサンダルウッド、キャラメライズドアンバーなどを調合した。また、容器のデザインはチョコレートバーをかたどり、“キャラメルチョコレートバー”を表現した。

同ブランドは「世界中の女の子を“ キャンディ・ショップ”のような香りにさせるミッションがあるの」がコンセプト。「甘党な方だけでなく、どんな方にも楽しんでもらいたい」というサブリナ自身の願いを込めて、重すぎない、プレイフルな香水をプロデュースしている。

今年2月に日本国内で発売した“サブリナ・カーペンター スウィートトゥース オードパルファム”は、チョコレートマシュマロやミルクバニラの甘い香りで、年に一度の香りの祭典“フレグランス デー 2024”で、“トレンドフレグランス部門”にノミネートされた。

 

サブリナ・カーペンターは、1999年生まれ、米・ペンシルヴァニア州出身の歌手・俳優。2024年4月にリリースした「Espresso」は世界的ヒット曲となり、同年6月にリリースした「Please Please Please」は自身初の全米シングルチャート1位を獲得。8月には最新アルバム「Short n' Sweet」をリリースし、初の全米&全英アルバムチャート1位を獲得した。25年の第67回グラミー賞では、主要全4部門を含む6部門にノミネートされている。

The post サブリナ・カーペンターのチョコ型香水 キャラメルチョコレートの香りが日本上陸  appeared first on WWDJAPAN.

サブリナ・カーペンターのチョコ型香水 キャラメルチョコレートの香りが日本上陸 

フィッツコーポレーションは11月30日、歌手のサブリナ・カーペンター(Sabrina Carpenter)がプロデュースするフレグランス“サブリナ・カーペンター キャラメルドリーム オードパルファム”(30mL、4950円)を発売する。フィッツ公式オンラインストア、全国のバラエティーショップで取り扱う。

“世界中の女の子を‘キャンディ・ショップ’のような香りに”

同商品のテーマは“キャラメルチョコレート”で、サブリナ自身のように甘くセクシーなグルマン調の香りに仕上げた。トップノートにはシュガーレモンやアーモンドミルク、ミドルには、オレンジブロッサムやダークチョコレートビーンズ、ベースにはサンダルウッド、キャラメライズドアンバーなどを調合した。また、容器のデザインはチョコレートバーをかたどり、“キャラメルチョコレートバー”を表現した。

同ブランドは「世界中の女の子を“ キャンディ・ショップ”のような香りにさせるミッションがあるの」がコンセプト。「甘党な方だけでなく、どんな方にも楽しんでもらいたい」というサブリナ自身の願いを込めて、重すぎない、プレイフルな香水をプロデュースしている。

今年2月に日本国内で発売した“サブリナ・カーペンター スウィートトゥース オードパルファム”は、チョコレートマシュマロやミルクバニラの甘い香りで、年に一度の香りの祭典“フレグランス デー 2024”で、“トレンドフレグランス部門”にノミネートされた。

 

サブリナ・カーペンターは、1999年生まれ、米・ペンシルヴァニア州出身の歌手・俳優。2024年4月にリリースした「Espresso」は世界的ヒット曲となり、同年6月にリリースした「Please Please Please」は自身初の全米シングルチャート1位を獲得。8月には最新アルバム「Short n' Sweet」をリリースし、初の全米&全英アルバムチャート1位を獲得した。25年の第67回グラミー賞では、主要全4部門を含む6部門にノミネートされている。

The post サブリナ・カーペンターのチョコ型香水 キャラメルチョコレートの香りが日本上陸  appeared first on WWDJAPAN.

サブリナ・カーペンターのチョコ型香水 キャラメルチョコレートの香りが日本上陸 

フィッツコーポレーションは11月30日、歌手のサブリナ・カーペンター(Sabrina Carpenter)がプロデュースするフレグランス“サブリナ・カーペンター キャラメルドリーム オードパルファム”(30mL、4950円)を発売する。フィッツ公式オンラインストア、全国のバラエティーショップで取り扱う。

“世界中の女の子を‘キャンディ・ショップ’のような香りに”

同商品のテーマは“キャラメルチョコレート”で、サブリナ自身のように甘くセクシーなグルマン調の香りに仕上げた。トップノートにはシュガーレモンやアーモンドミルク、ミドルには、オレンジブロッサムやダークチョコレートビーンズ、ベースにはサンダルウッド、キャラメライズドアンバーなどを調合した。また、容器のデザインはチョコレートバーをかたどり、“キャラメルチョコレートバー”を表現した。

同ブランドは「世界中の女の子を“ キャンディ・ショップ”のような香りにさせるミッションがあるの」がコンセプト。「甘党な方だけでなく、どんな方にも楽しんでもらいたい」というサブリナ自身の願いを込めて、重すぎない、プレイフルな香水をプロデュースしている。

今年2月に日本国内で発売した“サブリナ・カーペンター スウィートトゥース オードパルファム”は、チョコレートマシュマロやミルクバニラの甘い香りで、年に一度の香りの祭典“フレグランス デー 2024”で、“トレンドフレグランス部門”にノミネートされた。

 

サブリナ・カーペンターは、1999年生まれ、米・ペンシルヴァニア州出身の歌手・俳優。2024年4月にリリースした「Espresso」は世界的ヒット曲となり、同年6月にリリースした「Please Please Please」は自身初の全米シングルチャート1位を獲得。8月には最新アルバム「Short n' Sweet」をリリースし、初の全米&全英アルバムチャート1位を獲得した。25年の第67回グラミー賞では、主要全4部門を含む6部門にノミネートされている。

The post サブリナ・カーペンターのチョコ型香水 キャラメルチョコレートの香りが日本上陸  appeared first on WWDJAPAN.

【一粒万倍日】「プラダ」が年内最後の最強開運日に向けて新作革小物を発売 日本限定カラーも用意

「プラダ(PRADA)」は、一粒の籾(もみ)が豊かに実り万倍もの稲穂になるといわれる“一粒万倍日”と大安の2つが重なる開運日の12月25日と、1.“一粒万倍日”、2.天の恩恵で全ての人が福を受ける“天恩日”、3.すべての神が天に登り、万物の罪を許す“天赦日”の3つが重なる最強開運日の26日に向けて、新作のウオレットやカードケースなどの革小物を順次発売中だ。同アイテムは、「プラダ」各店および公式オンラインストアで扱う。

メンズは、上品な素材感のカーフレザーを使用したウオレットを長財布、二つ折り、三つ折りでそろえるほか、ストリング付きのフラグメントケースやカードケース、ショルダーバッグなどをラインアップ。

ウィメンズからは、この冬登場したしっとりとした手触りのソフトグレインレザーにマイクロスタッズを配したデザインのウオレットに、新色のホワイトを日本限定で用意する。メンズ、ウィメンズアイテムともに、フロントには「プラダ」のトライアングルロゴをあしらう。

一粒万倍日は財布を買ったり、使い始めたり、贈ったりするのに適した日とされる。

ウィメンズアイテム一覧

メンズアイテム一覧

The post 【一粒万倍日】「プラダ」が年内最後の最強開運日に向けて新作革小物を発売 日本限定カラーも用意 appeared first on WWDJAPAN.

「グローブ・トロッター」銀座店限定ラゲージコレクション オックスブラッド色の3型

英国発のラゲージブランド「グローブ・トロッター(GLOBE-TROTTER)」は12月1日、銀座店限定のラゲージコレクションを発売する。

銀座店は日本初の直営路面店舗であり、定番商品に加え各コラボレーションモデルも展開しているアジアの旗艦店。日本最大の品ぞろえを誇るとともに、ビスポークサービスも常時行っている。

銀座店限定コレクション

ラインアップは、4輪キャリーオンケース(39万6000円)とコンパクトな2輪のスモールキャリーオン(29万7000円)、日常使いできるメイフェアケース(29万7000円)の3アイテム。

ボディーのカラーは、気品あるオックスブラッドカラーで統一。コーナーレザーとベルトレザーにはネイビーを、レザーハンドルはワインレッドカラーを採用し、品格をたたえつつ控えめな主張を持ち合わせた個性的な雰囲気に仕上げた。ライニングには、ブランドロゴのモチーフでもある北極星をマルチプリントであしらい特別感を演出した。

The post 「グローブ・トロッター」銀座店限定ラゲージコレクション オックスブラッド色の3型 appeared first on WWDJAPAN.

ユニチカの繊維は「失ってはならない宝」

ユニチカは11月28日、祖業の繊維事業から撤退すると発表した。金融機関への債権放棄などを含む870億円の金融支援に加え、官民ファンドの地域経済活性化支援機構(REVIC)から第三者割当増資と融資枠で約350億円を調達。繊維事業の撤退費用などの経営再建に充てる。ユニチカは、2014年にも金融支援などを受け、リストラを進めてきたが、経営再建には至らず、2025年3月期は売上高1200億円、純損失103億円と2期連続の大幅赤字となる見通しだった。抜本的な経営再建のためには、低収益でこの数年は赤字の続いた繊維事業からの撤退は不可避だったとも言える。不振の繊維事業から撤退し、高収益のフィルム事業に経営資源を集中させ、28年3月期に黒字化、30年3月期に売上高700億円、営業利益65億円を目指す。

ただ、撤退するとはいえ、ユニチカの繊維事業に価値がないわけではない。むしろ宝の山とさえ思う。

ユニチカはかつて、祖業である繊維事業を軸に多くの輝かしい実績を誇ってきた。ピーク時には日本だけでなく、ASEANや中国、遠いブラジルなどの南米にも多数の拠点を構える名門企業で、1960年代に世界の女子バレーボール界を席巻し、「東洋の魔女」とも言われた女子バレーの日本代表の大半はユニチカの女子バレー部所属だった。

昭和初期から中期まで全盛期を誇った日本の繊維産業はアジアを始めとした新興国から追い上げられ、次第に勢いを失った。ポリエステルやナイロンなどの合成繊維を主軸とする東レや旭化成などの合繊メーカーが、原料である高分子の研究開発技術をベースに、フィルムや樹脂、医療・医薬品、炭素繊維複合材料など事業の多角化を進めた一方、綿紡績などをルーツとするユニチカや東洋紡は天然繊維事業のリストラに経営資源を費やすことになり、多角化に遅れた。ユニチカの社史によると、1974〜82年のわずか8年間で、赤字や構造改革のために1000億円以上の固定資産や有価証券の売却に追われた。

天然繊維と合繊を融合した名品も

天然繊維事業のリストラに苦しんだユニチカだが、その一方で、天然繊維と合成繊維を融合した画期的な新素材も数多く生んできた。来年で50周年を迎えるポリエステルをコットンで包みこんだ複合繊維「パルパー」はその代表選手だ。イージーケアや耐久性といったポリエステルの特徴を持ちながら、風合いやタッチはコットンという両者の長所を最大限に生かせる「パルパー」は、今なお業界関係者から高い支持を得ている。

また、ユニチカの研究開発力は素材メーカの中でも高い。ユニチカはサステナブル素材の先駆けとして、1998年にとうもろこしなどの穀物を原料にした合成繊維であるポリ乳酸(PLA)繊維「テラマック」の商業生産をスタートし、PLA繊維を世界で最も早く商業化した企業だ。また、英リバティの定番素材にもなっている「タナローン」、現在でも世界最高クラスの細番手の300番単糸を誇るスビンゴールド綿糸「舞鳳凰」など、今でも同社の技術力は世界レベルにある。

繊維事業の今後は?

今後の焦点は、切り離されるユニチカの繊維事業の今後だろう。

大手素材メーカーの繊維事業の継承としては、繊維事業を中心とした粉飾決算が表面化し、経営破綻したカネボウだ。化粧品は花王が買収する一方で、繊維事業はセーレンが買収した。当時のセーレンは勢いがあったとはいえ、大手素材メーカーの繊維事業を買い取るのはある種の博打とも見られていた。だが、セーレンは買い取った繊維事業をKBセーレンとして見事に再建。カネボウ時代から蓄積してきた紡糸技術の高さが生きており、産業資材向けの研磨布や特殊なスパンデックス不織布を用いた湿布基布などを展開し、直近の2024年3月期決算では売上高155億円に対し、純利益15億円。純利益率が10%に達する高収益企業に生まれ変わっている。

製造業、特に繊維の素材メーカーの場合、事業環境が悪化すると、市場を開拓する営業やマーケティング部門の人員が削られていく。効率的な事業運営のために定期的に売り上げの見込める用途や取引先に絞り込む一方、営業やマーケティングは一人で複数の業種を受け持ち、数十トンの取引を営業が一人で担当する、ということも珍しくない。ただ、そうなると絞り込んだ用途や市場が悪化すると一気に採算も悪化する。特に現在のように市場や技術の移り変わりが激しいと、数年単位、あるいは1年で事業環境が激変することも珍しくない。

こうした状況は、必ずしも技術が弱い、あるいは競争力が低いということとイコールではない。むしろ市場を開拓する機能がないために埋もれてしまっている、ということの方が多い。ユニチカの場合、先に上げた「パルパー」「舞鳳凰」「テラマック」はいずれも業界関係者の評価は高く、惜しむ声は多い。セーレンが思い切った絞り込みと市場開拓によって、KBセーレンを高収益企業に生まれ変わらせたように、ユニチカの繊維事業にも多くの可能性が残っている。

以前、岡山県総社市の常磐工場に行ったことがある。「パルパー」や「舞鳳凰」の生産工場だ。1951年(昭和26年)設立の古き良き昭和の名残を留める同工場の入口はきれいに刈り取られた芝生のロータリーがあり、古い小学校のようなオフィスの正面入口を通って中に入ると、ピカピカに磨き上げられた木の床はギシギシと音を立てた。敷地内の建物や設備は一見、古びてはいても、どこもきれいに磨き上げられ、繊維の技術と同様に、大切に継承されてきたことが一目でわかる。国内外で数多くの繊維工場を見てきたが、文化遺産クラスの最も美しい工場の一つだった。

特に現在は大手アパレルのワールドが繊維商社のOEM事業を買収する、業界・業際の垣根を超えた合従連衡の時代だ。また、事業の譲渡先は必ずしも国内だけに限定する必要もない。ユニチカが130年もの間培ってきた繊維の技術を残すことこそが最も重要だ。国内外の企業により、ユニチカの繊維事業が新たに再生することに期待したい。

The post ユニチカの繊維は「失ってはならない宝」 appeared first on WWDJAPAN.

「ロアリブ」がシャンパン着想の限定フレグランスを発売 甘さと爽快感を香りで楽しむ

「ロアリブ(ROALIV)」は12月5日、定番のフレグランスシリーズ“マインドセンス”から、2024年冬限定の香りのオードパルファン“コリエドペルル”(20mL、3960円)を数量限定で発売する。

限定の香りは、年末年始の華やぎに合わせてシャンパンから着想を得た。スパークリングの爽快さを感じさせるトップノートから、上質でクリーミーな口当たりを思わせる複雑なミドルノートへ移る調香だ。ラストノートにムスクやバニラを採用し、余韻を楽しむ香りに仕上げた。ボトルは炭酸が弾けるシャンパンをイメージしたデザインだ。

The post 「ロアリブ」がシャンパン着想の限定フレグランスを発売 甘さと爽快感を香りで楽しむ appeared first on WWDJAPAN.

藤原ヒロシの「フラグメント デザイン」とスノボ「バートン」がコラボ アクマージャケットとビブパンツを発売

スノーボード用品を扱う「バートン(BURTON)」のハイパフォーマンスライン、[ak]は、藤原ヒロシが主宰する「フラグメント デザイン(FRAGMENT DESIGN)」とのコラボアイテムを発売する。12月1日19時まで、バートン フラッグシップ 東京および大阪の店頭で抽選販売の応募を受け付け、また12月5日からバートン フラッグシップ 札幌および長野、「バートン」公式オンラインで通常販売する。

「フラグメント デザイン」コラボ
アクマージャケットとビブパンツ

コラボアイテムは、アクマージャケットとビブパンツをラインアップする。キネティックコンストラクションと呼ばれる技術を用い、スノーボーダーの体の動きに合わせた設計のアクマージャケットに、本コラボのロゴを刺しゅうし、独自のディティールと配色を施した。

藤原ヒロシはコラボに際し、「『バートン』とは、もう30年近く一緒にプロジェクトをやっています。今期も今まで以上に素晴らしい取り組みが出来た事を、誰よりも僕自身が嬉しく思っています。みなさん、雪山で会いましょう!」と語っている。

The post 藤原ヒロシの「フラグメント デザイン」とスノボ「バートン」がコラボ アクマージャケットとビブパンツを発売 appeared first on WWDJAPAN.

藤原ヒロシの「フラグメント デザイン」とスノボ「バートン」がコラボ アクマージャケットとビブパンツを発売

スノーボード用品を扱う「バートン(BURTON)」のハイパフォーマンスライン、[ak]は、藤原ヒロシが主宰する「フラグメント デザイン(FRAGMENT DESIGN)」とのコラボアイテムを発売する。12月1日19時まで、バートン フラッグシップ 東京および大阪の店頭で抽選販売の応募を受け付け、また12月5日からバートン フラッグシップ 札幌および長野、「バートン」公式オンラインで通常販売する。

「フラグメント デザイン」コラボ
アクマージャケットとビブパンツ

コラボアイテムは、アクマージャケットとビブパンツをラインアップする。キネティックコンストラクションと呼ばれる技術を用い、スノーボーダーの体の動きに合わせた設計のアクマージャケットに、本コラボのロゴを刺しゅうし、独自のディティールと配色を施した。

藤原ヒロシはコラボに際し、「『バートン』とは、もう30年近く一緒にプロジェクトをやっています。今期も今まで以上に素晴らしい取り組みが出来た事を、誰よりも僕自身が嬉しく思っています。みなさん、雪山で会いましょう!」と語っている。

The post 藤原ヒロシの「フラグメント デザイン」とスノボ「バートン」がコラボ アクマージャケットとビブパンツを発売 appeared first on WWDJAPAN.

20周年のラブ and ベリーがミニ香水に カードホルダー風ボックス入りの特別セットも

フィッツコーポレーションの「ミニモアパフューム(ミニモアパフューム MINI-MORE PERFUME)」は2025年3月8日、今年20周年を迎えた「オシャレ魔女 ラブ and ベリー」とコラボレーションしたミニ香水(全4種、各8mL、価格未定)と香水4種をセットにしたコンプリートボックス(6600円)を数量限定で発売する。

ミニ香水はフィッツ公式オンラインストア、全国のバラエティショップ、ディスカウントストア、ドラッグストで販売する。コンプリートボックスは完全予約生産で、11月28日18時から12月11日23時59分の期間、特設サイトで先行予約を受け付ける。
特設サイト

「オシャレ魔女 ラブ and ベリー」

「オシャレ魔女 ラブ and ベリー」は、2004年に登場し“ラブベリ”の愛称で小学生を中心に大ブームを巻き起こしたセガのキッズカードゲーム。ゲームプレイ時に入手できる“おしゃれまほうカード”でキャラクターの着せ替えなどを行うことができ、多くの子ども達が熱中した。

ラブベリの世界観を香水で再現

ミニ香水はアップルとベリーがはじけるようなシュガリーアップルの香りの“ピタTガール”、いちごとお花の華やかさが合わさったシュガリーブーケの香りの“ラブリーストロベリー”、プラリネがアクセントの大人っぽいアップルプラリネの香りの“ピチッと黒T”、花々と石けんの上品なフローラルソープの香りの“プリティピンクデビル”の4種類をラインアップ。ボトルには、ラブとベリーのドレスアップアイテムをモチーフにしたデザインをそれぞれ描き、パッケージの裏面には並べると一つの絵になる仕掛けを施した。

さらに、ゲームプレイ時に入手できる“オシャレまほうカード“を模したミニカードがランダムで1枚付属する。カードの種類は全10種で、ヘア&メイクアップカードやスペシャルアイテムカードなど懐かしのラインアップとなっている。

コンプリートボックス

ミニ香水全4種の香水をセットにしたコンプリートボックスはオリジナルクリアカード付きで、懐かしのカードホルダー風ボックスで用意した。2025年2月下旬以降の配送を予定している。

The post 20周年のラブ and ベリーがミニ香水に カードホルダー風ボックス入りの特別セットも appeared first on WWDJAPAN.

俳優・成田凌が「死ぬ以外何でもやる」という気持ちで挑んだ映画「雨の中の慾情」

PROFILE: 成田凌/俳優

PROFILE: (なりた りょう)1993年11月22日生まれ、埼玉県出身。2013年にメンズノンノモデルオーディションに合格。14年にドラマ「FLASHBACK」で俳優デビューし、数々の話題作に出演する。映画「スマホを落としただけなのに」、「ビブリア古書堂の事件手帖」で日本アカデミー賞新人賞を受賞。近年は、ドラマ「降り積もれ孤独な死よ」、「1122 いいふうふ」や、映画「くれなずめ」、「ニワトリ☆フェニックス」、「スマホを落としただけなのに 〜最終章〜 ファイナル ハッキング ゲーム」など・映画「【推しの子】-The Final Act-」(12月20日公開予定)の公開も控えている。

ドラマと映画を分け隔てることなく、精力的に作品に出演し続けている俳優の成田凌。フィルモグラフィーが猛スピードで上書きされていく中で、絶対に見逃してはいけない主演作にして代表作が誕生した。それが11月29日から公開される片山慎三監督の「雨の中の慾情」だ。

「岬の兄妹」「さがす」と同じく、本作の脚本は片山監督によるオリジナルだ。漫画家・つげ義春の短編「雨の中の慾情」を原作に、つげの「夏の思いで」「池袋百点会」「隣りの女」の要素を融合させて、数奇なラブストーリーに編み上げた。

成田が演じる主人公は、売れない漫画家の義男。未亡人・福子(中村映里子)と小説家志望の男・伊守(森田剛)との三角関係が、純粋な欲望としたたかな打算が交差する中で展開し、シュールレアリスム、ファンタジー、戦争映画、ヒューマンドラマといったジャンルを横断しながらマジックリアリズム的な映画体験で圧倒する。

片山慎三とつげ義春、2人の芸術家の創造力が最高次元で融合したこの大傑作の現場で何があったのか? 成田凌に、主演俳優の視点でたっぷりと語ってもらった。

「最初の撮影から手応えを感じた」

——「雨の中の慾情」、本当に素晴らしかったです。俳優・成田凌の代表作が誕生したと思いました。

成田凌(以下、成田):そう言っていただけてうれしいです。ありがとうございます。

——どの時点で手応えを感じましたか?

成田:初日です。自分の芝居を修正するために、撮ったものはその場ですぐに映像チェックするのですが、今回は撮影監督の池田直矢さんの映像がもともとすごく好きだったので、余計に早くチェックしたくて。ファーストカットの映像を現場で見た時に、「わー、これは、いいなあ……」と思いました。手応えを感じたのはその時ですね。でも、現場の人間同士で「これはいい作品になるね」みたいなことはあえて言わないようにしていました。そこで満足しない危機感と、常に「本当にこれでいいのか?」という疑問を持ち続けながら、監督、スタッフ、キャスト全員がクランクインからクランクアップまで現場にいました。そこにあったのは熱……という言葉では収まらない、「いい作品を作る」という一種類の気持ちだけでした。

——最初に撮ったのはどのシーンですか?

成田:義男の家で、O子(李沐薰)と対峙するシーンでした。なんか、緊張しました。でも本当にあの家の美術が素敵で。実際に人が住んでいる家をお借りして、そこに暮らしている犬も登場して。

——あの動じない犬! もともと彼のテリトリーだから、あのくつろぎ方だったんですね。

成田:みんなに愛されていましたね。

——初日を迎えるまでどんな準備をしたか、どんな心境だったかを教えてください。

成田:体型の準備はしましたけど、一番は「覚悟していく」でした。どの作品でもそうですが、片山さんの作品は特に生半可な気持ちでは入れないですからね。作品期間中は「死ぬ以外いいや」と本気で思ってました。台湾の田舎の田んぼやドブで、自分が這いつくばらなきゃいけない場所の、衛生状態がかなり悪かったんです。「うわ!」とは思うけど、そこを通過していくことが義男を作っていくことだから、本当に「死ぬ以外何でもやる」という気持ちでした。いろいろ大変でしたけど、とにかく体力はある方なので、そういう人間でよかったなと思いました。

——成田さんにそこまで覚悟をさせた片山監督は、どんな存在でしたか。

成田:「いつか必ず一緒に仕事がしたい」と思って生きていました。片山さんの作品に出たい俳優はたくさんいると思います。いろいろなことに対して逃げずにまっすぐ挑んでいく監督と一緒に作品を作りたい。この作品に携わることができて、本当に良かったです。

「めちゃめちゃ考えて演技しました」

——前情報を入れずに「雨の中の慾情」を見始めると、たくさんの「?」が芽生えていきました。戦争のシーンをきっかけに全ての「?」が回収されていき、ものすごくスッキリしました。

成田:ありがとうございます。戦争のシーンは特に思い入れがあって。あのワンカットを撮るために、朝から日が暮れるまで、1日がかりでみんなで撮ったんです。練習に練習を重ねて、「じゃあ(本番)回してみようか」と。「すごいことだな」と思いながら演じた結果、すごい画になりましたよね。

——あのワンカット撮影には圧倒されました。ただ、もしも義男がこんなにも可愛くて魅力的でなかったら、前半のたくさんの「?」を途中で諦めてしまったかもしれません。

成田:この「雨の中の慾情」の取材では、女性陣が義男を愛でてくださいます。それは自分の中の目標としてありました。(義男が)いなくなった時の寂しさがあったらいいなって。義男には流される瞬間と、欲望のままに生きる瞬間、すごく悪い人間になる瞬間もあると思うんですけど、彼の優しさが見える瞬間がたまにあることで、「優しいんだこの人は」と思っていただけたらいいなと。

——義男のその欲望も、ある設定の中での発露であり、戦争のシーンで明らかになった義男の人生を考えるといたたまれない気持ちになりました。この映画のように、観客に疑問符を与えて混乱させながらも最後まで連れて行くのは、映画という表現形式の醍醐味ですよね。

成田:そう思います。ご覧になる方がこの映画の世界にスムーズに入ってきてくださったらいいなと思って、冒頭のシーンで義男という人が伝わるようにしました。脚本は監督からの手紙のようなものなので、とにかく丁寧に、脚本に書いてあることを一つ一つ形にしていく感覚でした。何も考えずに感情のままやりました、とか言えたらかっこいいですけど、めちゃめちゃ考えました。立ち方一つから、走り方から。

——義男の走り方は確かに独特でした。そしてよく走りました!

成田:監督から「義男はこう走ると思います」と言っていただいたんです。肘を曲げない。手はまっすぐ。腕を振らない。そうだよな、と思いました。走り方に人間が出ると思うし、走るシーンが義男の全てを映し出していると言っても過言ではないかもしれません。脚本では「義男、走る」の1行ですけど、現場では朝晩、毎日このシーンを撮影していました。

——さまざまな場所を走る義男のシーンを一連でつないだシーンが、とてもエモーショナルでした。でも、現場では地道に走り続けていたわけですよね。

成田:基本的には行ったロケ地で、その日のシーンを撮る前と撮り終わったあとに走りました。義男が歩んできた人生の道を走る。完成版を観たらしっかりと使われていて、感情が揺さぶられるすごく良いシーンになっていたので、がんばりが報われた想いです。あと、福子(中村映里子)と伊守(森田剛)が義男の家に転がり込んできて、その2人を隣の部屋から覗(のぞ)くシーンでは、監督から「義男さんは猫になってください」と言われました。地面からゆ〜っくり覗きにいくような猫になって、と(笑)。

——「こっちに5センチ動いて」「2秒待って」といった演出もあると思いますが、「猫になってください」という演出は成田さんにとってどうでしたか。

成田:監督の「こうして」「ああして」という言葉の一つ一つがとにかくピュアでまっすぐなんです。たまに「こういう感じで」と演じてくださったりもするので分かりやすかったです。自分は結構選択肢を持って現場に行ったり、現場で「こうしたいな、ああしたいな」と生まれてくるものもあったりするので、監督と相談しながら進めていく場面もありました。監督はもちろん、撮影監督の池田さんにも「どう思いますか?」と聞いたりもしてましたね。

——池田さんにはどんなことを質問するのですか。

成田:「こういう画角だったらこういう動きの方がいいですか?」とか。舘野(秀樹)さんがすごくきれいな照明を作ってくださったので、「どの角度で当たった方がいいのかな?」とか。言葉では説明できないんですけど、自分の中で「これは監督に聞こう」「これは撮影監督に聞こう」という違いがあるんです。池田さんはずーっと全体を見て、人間を見て、感情を見てくださっている方。気持ちを共有して撮っていただくと、全然違うものになると思うんですよね。僕に撮らせてくれることもありました。

——え? カメラで?

成田:はい。走ってるシーンで1つと、義男の足元のカットを1つ。どっちから言ったのかな……。義男の目線のショットだったので、「僕が撮りましょうか?」と提案したのかもしれません。

——監督と池田さんのコンビネーションは、成田さんから見ていかがでしたか? 池田さんは監督の目、なのでしょうか。

成田:池田さんだけじゃなくて、スタッフ全員の信頼関係がすごかったです。本当に全員が信頼しあっている、愛とエネルギーに満ち溢れた現場でした。すごくいい現場。なんか、笑っちゃうぐらい(笑)。みんなで台湾に行って、大変な思いをしてますから。

——台湾というロケ地が演技に与えた影響は大きかったでしょうね。

成田:台湾に行きっぱなしであの空気の中で撮るということで、僕が考えるべきことは2つだけでした。この作品のことと、この作品のスタッフと共演者の健康についてだけ。本当に幸せですよね。「あー、今日帰って部屋片付けなきゃ」といった生活が一切ない。それは本当にすごいことなんですよ。

——ずっと義男のままいられる感覚なのでしょうか。

成田:ちゃんと自分には戻るんですけど、身体のどこかにずっと(義男の感覚が)ある。泊まっている場所からちょっと外に出ると、この作品の中にある景色と空気、匂いがある。とにかくぜいたくな日々でした。

「この仕事をやっているのも、こういう作品と出合うため」

——今回の映画でツボだったのが、義男のきれいな横顔でした。

成田:僕って“横顔系”ですよね(笑)。

——(笑)。スタッフさんもそれを共有していたから、車の中で福子と口づけをするカットの横顔が本当に美しかったです。予告編でも使われているのでお聞きしますが、あそこで2人の間に電流が走ることは知っていましたか?

成田:知らなかったです。上がったものを見たら、電流が走ってました(笑)。監督に聞いてもきっと「なんなんだろうね〜」って言うと思います(笑)。多分、これは現実ではないというノイズみたいなものなんですかね。現場では常にちょっとずつノイズが入っている感覚がありました。福子さんに言われる「義男さんはここにいるべきではない」という台詞とか、引っ掛かりみたいなものがありました。

——伊守に「いい顔するねえ、義男くんは」と小馬鹿にされた後のカットは正面からでしたね。「いい顔」をどう表現するかというハードルがあったと思います。

成田:すごく難しかったです。いろいろ考えましたけど、現場に行ってみないとな、という感じでした。でも、あそこはそんなにテイクを重ねることはなかったですね。

——片山監督はテイク数が多いとお聞きしますが、実際多かったですか?

成田:多かったです。でも、すごく納得できるテイクの重ね方でした。みなさんが何年もかけて準備してきたものだから、当たり前だとも思います。片山監督は諦めない。難しいことだと思うんですよね。もう1回、もう1回と、10テイク以上を重ねていく決断をするのって。逆に、“止める決断力”に感動することもありました。すごく長い期間準備して、ロケハンして、砂漠でこういうシーンを撮ろうとけっこうな長い時間をかけて車で移動して、監督とプロデューサーが来て、「やっぱりここでは撮りません」と。「完璧ではないから」と。いい作品を作るためにそういう決断をするっていうのは本当にすごいことだと思います。

——今回の作品で義男を演じたことで、役者という職業の面白さややりがいに変化はありましたか。

成田:俳優部の1人として、「いい座組っていいなあ〜」と思いました。部署ごとに自分の仕事をしっかりする、ということがちゃんと成立していれば、部署同士が信頼しあっていい組になる。そして、部署の垣根を越えて手伝いもできる。今回、みんながお互いに手伝ってたんですよ。さらにこの作品ではいろいろとセンシティブなことが扱われていますが、監督もスタッフも、まっすぐに向き合っていました。

——成田さんも逃げなかった。

成田:そうですね。この仕事をやっているのも、こういう作品と出合うためなので。自分にとってものすごくぜいたくな時間でした。

PHOTOS:MIKAKO KOZAI(L MANAGEMENT)
STYLING:KAWASE 136(afnormal)
HAIR & MAKEUP:GO TAKAKUSAGI

ジャケット 43万円、ニット 31万円、タンクトップ 12万円、パンツ 26万5000円、シューズ 21万円/全てアミリ(スタッフ インターナショナル ジャパン クライアントサービス 0120-106-067)、その他スタイリスト私物

■映画「雨の中の慾情」
11月29日 TOHO シネマズ日比谷ほか全国公開
出演:成田凌
中村映里子、森田剛
足立智充、中西柚貴、松浦祐也、梁秩誠、李沐薰、伊島空
李杏/ 竹中直人
監督・脚本:片山慎三
原作:つげ義春「雨の中の慾情」
音楽:髙位妃楊子
衣裳デザイン・扮装統括:柘植伊佐夫
撮影:池田直矢 
美術:磯貝さやか 
編集:片岡葉寿紀 
制作:セディックインターナショナル 日商賽奇客有限公司 井風國際娛樂有限公司
製作:映画「雨の中の慾情」製作委員会
配給:カルチュア・パブリッシャーズ
©2024 「雨の中の慾情」製作委員会
https://www.culture-pub.jp/amenonakanoyokujo/

The post 俳優・成田凌が「死ぬ以外何でもやる」という気持ちで挑んだ映画「雨の中の慾情」 appeared first on WWDJAPAN.

「RMK」がプロによる“ウエディング ヘアメイクアップ プラン”の提供を開始 27万5000円から

「RMK」は、“ウエディング ヘアメイクアップ プラン”をアンダーズ東京でスタートした。プロのメイクアップアーティストとヘアスタイリストが、コンサルティングから当日のヘアメイクアップまで唯一無二のトータルスタイリングを提案する。

価格は、挙式当日とリハーサル(1回3時間程度)で新郎1スタイル+新婦2スタイルを提供する基本プランが27万5000円から。追加オプションとしてスタイルチェンジ(3万3000円〜)とデコルテや背中などのボディーメイクアップ(7000円〜)を選択できる。

自分らしさを追求し等身大の魅力をさらに引き立てる

メイクを担当するのは、撮影やパリ・東京コレクションのバックステージのメイクアップ、「RMK」の商品開発に携わる金子達也。高い表現力とトーク力を持ち合わせ、外見だけでなく気持ちまであがるようなメイクアップを提供する。

ヘアを担当するのは、サロンワークをはじめ、雑誌のエディトリアルや海外のコレクション、バックスージなど多岐に渡り活躍するYADA CHIHARU。その人の雰囲気を掴み取ったモダンなヘアスタイルの提案を得意とし、クリエーティブな経験から生まれるドラマチックなスタイリングを施す。

公式サイトで、都会的でモダンさのあるウエディングからミニマルで上質感のあるウエディングまで、さまざまなスタイリングイメージを公開中だ。

The post 「RMK」がプロによる“ウエディング ヘアメイクアップ プラン”の提供を開始 27万5000円から appeared first on WWDJAPAN.

「リモワ」からプトレマイオス・マンが手掛けた1000個限定のスーツケース&“エッセンシャル コレクション”の新2色が発売

「リモワ(RIMOWA)」は、ポリカーボネート製のスーツケース“エッセンシャル コレクション(ESSENTIAL COLLECTION)”から芸術家のプトレマイオス・マン(Ptolemy Mann)とのプロジェクトで誕生した世界で1000個限定のスーツケース“エッセンシャル キャビン スレッショルド”(限定1000個、H55×W39×D23cm、22万7700円)と新色のシーズナルカラー2色を同時発売した。全国の「リモワ」ストアおよび、公式オンラインストアで販売する。限定アイテムは限定ストアのみで取り扱う。

アートで彩る世界で1000個のスーツケース

“エッセンシャル キャビン スレッショルド”は外側のグルーヴ(溝)と内部のフレックスディバイダー(中仕切り)に、プトレマイオス・マンらしい遊び心のあるカラーリングと大胆な筆使いでデザインを施した。シリアルナンバーが入ったこのスーツケースは、世界で1000個のみというレアなアイテムだ。

新色のシーズナルカラーは対照的な新2色

同コレクションの新色として、北欧の海にインスパイアされた深いミッドブルーのノーティカルとデンマークの首都、コペンハーゲンの建築やインテリアを彷ふつとさせるイエローのジンジャーを発売した。サイズはそれぞれ、キャビン(H55×W39×D23cm)、チェックインL(H77.5×W51×D26.5cm)、トランク プラス(H80×W37×D41cm)の3サイズで展開する。

また、「リモワ」の他のスーツケースと同様、「リモワ」独自の“マルチホイールシステム”や取手を好みの高さに調節できる“テレスコープハンドル”、収納物を整理整頓できる“フレックスディバインダー”などの機能を搭載するほか、生涯保証も付く。

アイテム一覧

The post 「リモワ」からプトレマイオス・マンが手掛けた1000個限定のスーツケース&“エッセンシャル コレクション”の新2色が発売 appeared first on WWDJAPAN.

「リモワ」からプトレマイオス・マンが手掛けた1000個限定のスーツケース&“エッセンシャル コレクション”の新2色が発売

「リモワ(RIMOWA)」は、ポリカーボネート製のスーツケース“エッセンシャル コレクション(ESSENTIAL COLLECTION)”から芸術家のプトレマイオス・マン(Ptolemy Mann)とのプロジェクトで誕生した世界で1000個限定のスーツケース“エッセンシャル キャビン スレッショルド”(限定1000個、H55×W39×D23cm、22万7700円)と新色のシーズナルカラー2色を同時発売した。全国の「リモワ」ストアおよび、公式オンラインストアで販売する。限定アイテムは限定ストアのみで取り扱う。

アートで彩る世界で1000個のスーツケース

“エッセンシャル キャビン スレッショルド”は外側のグルーヴ(溝)と内部のフレックスディバイダー(中仕切り)に、プトレマイオス・マンらしい遊び心のあるカラーリングと大胆な筆使いでデザインを施した。シリアルナンバーが入ったこのスーツケースは、世界で1000個のみというレアなアイテムだ。

新色のシーズナルカラーは対照的な新2色

同コレクションの新色として、北欧の海にインスパイアされた深いミッドブルーのノーティカルとデンマークの首都、コペンハーゲンの建築やインテリアを彷ふつとさせるイエローのジンジャーを発売した。サイズはそれぞれ、キャビン(H55×W39×D23cm)、チェックインL(H77.5×W51×D26.5cm)、トランク プラス(H80×W37×D41cm)の3サイズで展開する。

また、「リモワ」の他のスーツケースと同様、「リモワ」独自の“マルチホイールシステム”や取手を好みの高さに調節できる“テレスコープハンドル”、収納物を整理整頓できる“フレックスディバインダー”などの機能を搭載するほか、生涯保証も付く。

アイテム一覧

The post 「リモワ」からプトレマイオス・マンが手掛けた1000個限定のスーツケース&“エッセンシャル コレクション”の新2色が発売 appeared first on WWDJAPAN.

「ヨウヘイ オオノ」が渋谷パルコで12月6日からポップアップ開催 ブランド10周年を祝う

「ヨウヘイ オオノ(YOHEI OHNO)」は2024年でブランド設立10周年を迎えた。これを記念して12月6日から10日まで、渋谷パルコ3階にポップアップショップ「ヨウヘイ オオノ 10 THアニバーサリーストア(YOHEI OHNO 10TH ANNIVERSARY STORE)」を開催する。

ファッションの枠を超える活動を行ってきた。デットストックの反物をはじめ、使用されなくなったものを再利用して新たな価値を与えるプロジェクト「3711プロジェクト(3711PROJECT)」や、映画「箱男」の衣装制作、2025年大阪・寛斎万博の「住友館」アテンドスタッフのユニフォームデザイン、セルフケアブランド「セイル(SAIL)」と空間をプロデュースする香りの開発など、その内容は多岐にわたる。

今回のポップアップショップでは、2024-25年秋冬コレクションのほか、コレクションのアーカイブや「3711プロジェクト」のアイテム、オケージョンウエアをそろえる「ドレスライン(DRESS LINE)」を並べつつ、1点もののアイテムやサンプル品を販売する。

「ヨウヘイ オオノ」は“独自性のあるフォルム作りと実用性”がコンセプト。古今東西のアートや建築、彫刻などを着想源に、伝統にとらわれない自由な素材使いやフォルムのアプローチを通じて、未来に向けた新しい人間像や生活感を探求してきた。

The post 「ヨウヘイ オオノ」が渋谷パルコで12月6日からポップアップ開催 ブランド10周年を祝う appeared first on WWDJAPAN.

「ヨウヘイ オオノ」が渋谷パルコで12月6日からポップアップ開催 ブランド10周年を祝う

「ヨウヘイ オオノ(YOHEI OHNO)」は2024年でブランド設立10周年を迎えた。これを記念して12月6日から10日まで、渋谷パルコ3階にポップアップショップ「ヨウヘイ オオノ 10 THアニバーサリーストア(YOHEI OHNO 10TH ANNIVERSARY STORE)」を開催する。

ファッションの枠を超える活動を行ってきた。デットストックの反物をはじめ、使用されなくなったものを再利用して新たな価値を与えるプロジェクト「3711プロジェクト(3711PROJECT)」や、映画「箱男」の衣装制作、2025年大阪・寛斎万博の「住友館」アテンドスタッフのユニフォームデザイン、セルフケアブランド「セイル(SAIL)」と空間をプロデュースする香りの開発など、その内容は多岐にわたる。

今回のポップアップショップでは、2024-25年秋冬コレクションのほか、コレクションのアーカイブや「3711プロジェクト」のアイテム、オケージョンウエアをそろえる「ドレスライン(DRESS LINE)」を並べつつ、1点もののアイテムやサンプル品を販売する。

「ヨウヘイ オオノ」は“独自性のあるフォルム作りと実用性”がコンセプト。古今東西のアートや建築、彫刻などを着想源に、伝統にとらわれない自由な素材使いやフォルムのアプローチを通じて、未来に向けた新しい人間像や生活感を探求してきた。

The post 「ヨウヘイ オオノ」が渋谷パルコで12月6日からポップアップ開催 ブランド10周年を祝う appeared first on WWDJAPAN.

キム・ジョーンズが「マーク ジェイコブス」40周年記念ネックレスを制作 全世界の「ディオール」限定20本

「ディオール(DIOR)」メンズ・アーティスティック・ディレクターを務めるキム・ジョーンズ(Kim Jones)は、友人マーク・ジェイコブス(Marc Jacobs)のブランド「マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)」のブランド設立40周年を祝し、世界限定20本でチェーンネックレス(22万5000円)を発売した。日本を含む全世界の「ディオール」14店舗限定で取り扱う。

マーク・ジェイコブスに捧ぐネックレス

ネックレスは、「マーク ジェイコブス」のシグネチャースタイルとラグジュアリーなディテールを巧みに融合させたデザイン。ボリュームのあるカーブしたチェーン、“CD”と“MJ”のイニシャル、バルーン型に細工された繊細なクリスタルのタッセルを組み合わせ、それぞれに遊び心のあるだまし絵効果を加えた。

2011〜13年の2年間、ジョーンズはメンズ部門で、ジェイコブスはウィメンズ部門で「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のアーティスティック・ディレクターを担当していた時期が重なる。2022年には「フェンディ(FENDI)」のアイコニックな“バケット ハンドバッグ”の25周年を記念するコレクションでコラボレーションを果たしたほか、近年はLVMH ヤングファッションデザイナープライズ(LVMH Prize for Young Fashion Designers)で共に審査員を務めている。

ジョーンズは今回の制作について「マークが世界中を光り輝かせていた時代を思い出す。もちろん今もそれは変わらないが」と語り、「彼はファッションに携わる多くの人にとってヒーローのような存在だ。彼はファッション業界においてパイオニアでもある。多くのデザイナーが彼と仕事をし、彼のために働いてきた」と続けた。

キム・ジョーンズに先立ち、デザイナーのアナ・スイ(ANNA SUI)、NIGO®、メイクアップアーティストのパット・マクグラス(Pat McGrath)らが「マーク ジェイコブス」40周年をたたえるスペシャルアイテムを販売している。

The post キム・ジョーンズが「マーク ジェイコブス」40周年記念ネックレスを制作 全世界の「ディオール」限定20本 appeared first on WWDJAPAN.

キム・ジョーンズが「マーク ジェイコブス」40周年記念ネックレスを制作 全世界の「ディオール」限定20本

「ディオール(DIOR)」メンズ・アーティスティック・ディレクターを務めるキム・ジョーンズ(Kim Jones)は、友人マーク・ジェイコブス(Marc Jacobs)のブランド「マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)」のブランド設立40周年を祝し、世界限定20本でチェーンネックレス(22万5000円)を発売した。日本を含む全世界の「ディオール」14店舗限定で取り扱う。

マーク・ジェイコブスに捧ぐネックレス

ネックレスは、「マーク ジェイコブス」のシグネチャースタイルとラグジュアリーなディテールを巧みに融合させたデザイン。ボリュームのあるカーブしたチェーン、“CD”と“MJ”のイニシャル、バルーン型に細工された繊細なクリスタルのタッセルを組み合わせ、それぞれに遊び心のあるだまし絵効果を加えた。

2011〜13年の2年間、ジョーンズはメンズ部門で、ジェイコブスはウィメンズ部門で「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のアーティスティック・ディレクターを担当していた時期が重なる。2022年には「フェンディ(FENDI)」のアイコニックな“バケット ハンドバッグ”の25周年を記念するコレクションでコラボレーションを果たしたほか、近年はLVMH ヤングファッションデザイナープライズ(LVMH Prize for Young Fashion Designers)で共に審査員を務めている。

ジョーンズは今回の制作について「マークが世界中を光り輝かせていた時代を思い出す。もちろん今もそれは変わらないが」と語り、「彼はファッションに携わる多くの人にとってヒーローのような存在だ。彼はファッション業界においてパイオニアでもある。多くのデザイナーが彼と仕事をし、彼のために働いてきた」と続けた。

キム・ジョーンズに先立ち、デザイナーのアナ・スイ(ANNA SUI)、NIGO®、メイクアップアーティストのパット・マクグラス(Pat McGrath)らが「マーク ジェイコブス」40周年をたたえるスペシャルアイテムを販売している。

The post キム・ジョーンズが「マーク ジェイコブス」40周年記念ネックレスを制作 全世界の「ディオール」限定20本 appeared first on WWDJAPAN.

三原康裕が率いるソスウ アーティストの“トーン”の多様性を伝えるマガジン創刊

「メゾン ミハラヤスヒロ(MAISON MIHARAYASUHIRO)」の三原康裕デザイナーが代表を務めるソスウは、新たなプロジェクトとして「トーンマガジン(TONE MAGAZINE)」(4950円)を発行し、11月30日に発売する。取扱店舗は、「メゾン ミハラヤスヒロ」直営店と公式ECサイト、一部セレクトショップ、一部書店。

制作するのは、米ニューヨークを拠点に、写真集やZINEを手掛けてきたクリエイティブチーム。日本人も所属する集団であり、もともと三原デザイナーと親交が深いという。アーティストの未発表作品やパーソナルな作品にフォーカスし、彼らの視点や創作プロセスを掘り下げながら、新たな表現の場を作り出すことを目指す。毎号2人のアーティストを取り上げ、作風やアプローチといった“トーン”の多様性を探求する。創刊号は、ニューヨークを中心に活動する写真家アルバート・ワトソン(Albert Watson)と、マシュー・ジョンソン(Matthew Johnson)の特集だ。両人の代表作をA2サイズのポスターとして同封している。

同マガジンプロジェクトは、「幅広いジャンルのクリエイターが作品を発表できる
機会を作りたいと」いう思いに発端した。ソスウは2022年9月から23年6月まで、東京・日本橋でギャラリー&イベントスペース「NACC/日本橋アナーキー文化センター」をオープンし、“さまざまな文化の芽吹く場所”を作ろうとしてきたが、今回の「トーンマガジン」も、雑誌という形態をとったものの、根幹の狙いは同じだという。

The post 三原康裕が率いるソスウ アーティストの“トーン”の多様性を伝えるマガジン創刊 appeared first on WWDJAPAN.

三原康裕が率いるソスウ アーティストの“トーン”の多様性を伝えるマガジン創刊

「メゾン ミハラヤスヒロ(MAISON MIHARAYASUHIRO)」の三原康裕デザイナーが代表を務めるソスウは、新たなプロジェクトとして「トーンマガジン(TONE MAGAZINE)」(4950円)を発行し、11月30日に発売する。取扱店舗は、「メゾン ミハラヤスヒロ」直営店と公式ECサイト、一部セレクトショップ、一部書店。

制作するのは、米ニューヨークを拠点に、写真集やZINEを手掛けてきたクリエイティブチーム。日本人も所属する集団であり、もともと三原デザイナーと親交が深いという。アーティストの未発表作品やパーソナルな作品にフォーカスし、彼らの視点や創作プロセスを掘り下げながら、新たな表現の場を作り出すことを目指す。毎号2人のアーティストを取り上げ、作風やアプローチといった“トーン”の多様性を探求する。創刊号は、ニューヨークを中心に活動する写真家アルバート・ワトソン(Albert Watson)と、マシュー・ジョンソン(Matthew Johnson)の特集だ。両人の代表作をA2サイズのポスターとして同封している。

同マガジンプロジェクトは、「幅広いジャンルのクリエイターが作品を発表できる
機会を作りたいと」いう思いに発端した。ソスウは2022年9月から23年6月まで、東京・日本橋でギャラリー&イベントスペース「NACC/日本橋アナーキー文化センター」をオープンし、“さまざまな文化の芽吹く場所”を作ろうとしてきたが、今回の「トーンマガジン」も、雑誌という形態をとったものの、根幹の狙いは同じだという。

The post 三原康裕が率いるソスウ アーティストの“トーン”の多様性を伝えるマガジン創刊 appeared first on WWDJAPAN.

Netflix「地面師たち」のARUMANAデザインによるTシャツが限定発売 後藤や佐々木さんのデザインも

ジュン(JUN)は、Netflixシリーズ「地面師たち」のオリジナルデザインTシャツを、公式オンラインショッピングストア「ジャドール ジュン オンライン(J’aDoRe JUN ONLINE)」限定で、11月29日に発売する。

Tシャツのデザインは全4型で、価格は各9900円。全てのデザインをアーティスト/デザイナーのARUMANAが手がけた。メインキャストの顔のパーツを切り取ったデザインや、ストーリー内で登場する法律屋・後藤(ピエール瀧)顔のモチーフなどが中央に施したデザインのほか、すでにSNSで話題になっているデザインもラインアップする。

ARUMANAは、アーティスト/デザイナー。電気グルーヴのオフィシャルグッズデザイン、Netflix「地面師たち」オリジナルTシャツデザイン、天久聖一さん(来夢来人)イラストなどを手がけている。

アイテム一覧

The post Netflix「地面師たち」のARUMANAデザインによるTシャツが限定発売 後藤や佐々木さんのデザインも appeared first on WWDJAPAN.

香取慎吾の来場者参加型アートが「カルティエ」のホリデーポップアップに登場 

「カルティエ(CARTIER)」が11月29日〜12月29日の期間開催するポップアップイベント“カルティエ マジカルホリデー(CARTIER MAGICAL HOLIDAY)”に、香取慎吾のアート作品が屋内スペースに登場する。

香取による参加型アート作品

今回登場するのは、「カルティエ」のフレンズ オブ メゾンでもある香取慎吾が本ポップアップのために制作した新作“Magical Puzzle”。“マジカルホリデー”をテーマに、ホリデーシーズンの高揚感を表現した本作は、1万ピースのキャンバスに参加者が1ピースずつ色を塗っていくことで作品が完成する、来場者参加型の作品。フェスティブなタッチで描かれているモチーフが色と色のつながりを広げることで、まるで愛と絆を紡ぐ魔法を散りばめたような幻想的な作品が現れる。

イベント詳細

◼️“カルティエ マジカルホリデー”

日時:11月29日〜12月29日
時間:屋内スペース 12:00〜19:00(最終入場18:30)、屋外スペース 17:00〜21:00(最終入場20:30)、クリスマスツリー点灯 12:00〜22:00
場所:表参道交差点
住所:東京都港区南青山5-1-1
入場料:無料
※屋内スペースの入場には、「カルティエ」のライン公式アカウントへの登録が必要

The post 香取慎吾の来場者参加型アートが「カルティエ」のホリデーポップアップに登場  appeared first on WWDJAPAN.

韓国コスメ「3CE」がカシミヤのような質感&発色のマットリップを発売 ふわっふわの唇に

韓国発のコスメブランド「3CE」は12月7日、カシミヤのように滑らかな塗り心地とふんわりとした発色をかなえるマットリップ“カシミヤハグ リップスティック”(全10色、各2300円)を発売する。

同商品は、マットながらもするすると滑らかに塗布できる点が特徴で、ふわっとしたやさしい印象の唇を演出する。カラーは肌なじみの良い10色で、アプリコットベージュやチェリーピンク、ブリックレッド、モカブラウンなどを用意。やさしい発色のため、ぼかしてグラデーションリップを演出することも可能だ。パッケージはゴールドの箔押しをあしらい、高級感のあるデザインに仕上げた。

The post 韓国コスメ「3CE」がカシミヤのような質感&発色のマットリップを発売 ふわっふわの唇に appeared first on WWDJAPAN.

メディアと編集者に必要なもの

毎週発行している「WWDJAPAN」は、ファッション&ビューティの潮流やムーブメントの分析、ニュースの深堀りなどを通じて、業界の面白さ・奥深さを提供しています。巻頭特集では特に注目のキーワードやカテゴリー、市場をテーマに、業界活性化を図るべく熱いメッセージを発信。ここでは、そんな特集を担当記者がざっくばらんに振り返ります。(この記事は「WWDJAPAN」2024年11月25日号からの抜粋です)

利川:毎年恒例のメディア特集は、ナンバーワンがテーマです。不況といわれる中で、支持を得るメディアは、どんな編集者により、どんなナンバーワンな独自性が作られているのかを探りました。

大塚:個人も自由に情報発信できる現代において、読者やクライアントから信頼されるメディアが磨いてきたナンバーワンは何か。取材を通じて何が印象に残りましたか?

利川:児島幹規さん(「装苑」)、塚本香さん(「ハーパーズ バザー(HARPER'S BAZZAR)」)、向千鶴さん(「WWDJAPAN」)の元編集長鼎談が面白かったです。児島さんが「今の編集者はウェブも紙もあってやることが多いけど、ブレないものがあるメディアの方が強い」と語っていて、「媒体の“王道”を貫く」という言葉が、心に刺さりました。大塚さんはいかがでしたか?

大塚:「ナンバーワンに大事なものは何ですか?」と聞くと、複数の取材で「人です」と返ってきたことです。編集者だけでなく、関わっている人も含めて、原点は「人」。「誰が作ったか」が大事だというところは、何も変わっていないし、やっぱりそうなんだなと思いました。

偏愛的な部分の価値が出てくる時代

利川:そういう意味では、ナンバーワンを目指す新興メディアとして取材した、「芸人雑誌」の福田駿編集長は、まさに「人」がコンテンツを作る、の典型でしたね。毎号、紙質もサイズも変わるし、タイミングもバラバラですごく自由。オススメのコントユーチューブのQRコードを40個くらい並べたページ作りは衝撃でした。

大塚:「強みは何だと思いますか?」と聞いたら、「当て勘」という返答でしたね。まだ売れていない芸人を見て、「この人は売れるんじゃないか」と分かる直感みたいなものが優れているのではないかということでしたが、どの分野でも同じですよね。それだけ好きだから、当てられるわけで。何に興味を持ち続けてきたかの個人の原点、偏愛的な部分の価値が出てくる時代だなと思いました。

利川:読者との結びつきも大事ですよね。読者が求めているものにどう応えるかに、こだわりを持って真摯に向き合うというのも、生き残るメディアの条件だと思いました。編集部員によるインスタライブや編集部員がもてなす飲み会の開催など、近年編集者と読者の距離もより近くなってきていると感じます。編集者の個性や偏愛を磨くことが、そのメディアの強さにつながっていくのですね。私もがんばります!

The post メディアと編集者に必要なもの appeared first on WWDJAPAN.

「ディオール」がゴールドの輝きに満ちた、ホリデー限定のポップアップを開催 ヴェルサイユ宮殿の仮面舞踏会がテーマ

「ディオール(DIOR)」は11月30日〜12月25日、東京・六本木ヒルズアリーナ/毛利庭園でポップアップイベント「ザ ボール オブ ドリームス〈夢の舞踏会〉(THE BALL OF DREAMS)」を開催する。クリスチャン・ディオール(Christian Dior)が愛したヴェルサイユ宮殿の仮面舞踏会から着想を得たイマーシブな空間を披露するほか、カフェではスペシャルメニューを提供する。

太陽神をイメージしたエントランスを抜けると、ブランドを代表するフレグランスと共にゴールドの光で包み込む鏡の間が広がる。続くホワイトとゴールドを基調にした空間は、“黄金の晩餐会”として「ディオール」の商品を展示。そして、光り輝く無数のフレグランス“ジャドール”からなるシャンデリアが浮かぶ幻想的な空間では、夢の舞踏会を表現する。

ブティックでは、“ミス ディオール”や“ソヴァージュ”、“ジャドール”などのフレグランス
のほか、ホリデー限定のメイクアップコレクション、プレステージスキンケアラインなどを販売する。アーティストのピエトロ・ルッフォ(Pietro Ruffo)が、ヴェルサイユ宮殿からインスパイアされてデザインした限定のギフトラッピングを用意する。

カフェでは、ショコラショー(ホットチョコレート)やノンアルコールのホットワインのほか、マカロン(ジャスミン風味クリーム/シトロン風味クリーム/チョコレートガナッシュ)を提供する。また庭園には、太陽神をイメージした装飾を施したツリーを設置した。

期間中は、スマートフォンやパソコンで同イベントをバーチャル体験できる空間を「ディオール」公式ECにオープンする。またイベント会場では、「ディオール ビューティ」公式LINEアカウントを“友だち追加”すると、同ブランドの世界観が溢れるスマートフォン用フレームを配布する。

■THE BALL OF DREAMS〈夢の舞踏会〉
日程:11月30日〜12月25日
場所:六本木ヒルズアリーナ/毛利庭園
住所:東京都港区六本木6-10-1

The post 「ディオール」がゴールドの輝きに満ちた、ホリデー限定のポップアップを開催 ヴェルサイユ宮殿の仮面舞踏会がテーマ appeared first on WWDJAPAN.

「ディオール」がゴールドの輝きに満ちた、ホリデー限定のポップアップを開催 ヴェルサイユ宮殿の仮面舞踏会がテーマ

「ディオール(DIOR)」は11月30日〜12月25日、東京・六本木ヒルズアリーナ/毛利庭園でポップアップイベント「ザ ボール オブ ドリームス〈夢の舞踏会〉(THE BALL OF DREAMS)」を開催する。クリスチャン・ディオール(Christian Dior)が愛したヴェルサイユ宮殿の仮面舞踏会から着想を得たイマーシブな空間を披露するほか、カフェではスペシャルメニューを提供する。

太陽神をイメージしたエントランスを抜けると、ブランドを代表するフレグランスと共にゴールドの光で包み込む鏡の間が広がる。続くホワイトとゴールドを基調にした空間は、“黄金の晩餐会”として「ディオール」の商品を展示。そして、光り輝く無数のフレグランス“ジャドール”からなるシャンデリアが浮かぶ幻想的な空間では、夢の舞踏会を表現する。

ブティックでは、“ミス ディオール”や“ソヴァージュ”、“ジャドール”などのフレグランス
のほか、ホリデー限定のメイクアップコレクション、プレステージスキンケアラインなどを販売する。アーティストのピエトロ・ルッフォ(Pietro Ruffo)が、ヴェルサイユ宮殿からインスパイアされてデザインした限定のギフトラッピングを用意する。

カフェでは、ショコラショー(ホットチョコレート)やノンアルコールのホットワインのほか、マカロン(ジャスミン風味クリーム/シトロン風味クリーム/チョコレートガナッシュ)を提供する。また庭園には、太陽神をイメージした装飾を施したツリーを設置した。

期間中は、スマートフォンやパソコンで同イベントをバーチャル体験できる空間を「ディオール」公式ECにオープンする。またイベント会場では、「ディオール ビューティ」公式LINEアカウントを“友だち追加”すると、同ブランドの世界観が溢れるスマートフォン用フレームを配布する。

■THE BALL OF DREAMS〈夢の舞踏会〉
日程:11月30日〜12月25日
場所:六本木ヒルズアリーナ/毛利庭園
住所:東京都港区六本木6-10-1

The post 「ディオール」がゴールドの輝きに満ちた、ホリデー限定のポップアップを開催 ヴェルサイユ宮殿の仮面舞踏会がテーマ appeared first on WWDJAPAN.

トレンドの宝庫「アットコスメトーキョー」を視察!トレンドの見つけ方を探る

「WWDJAPAN」は10月、2日間にわたりワークショップ「トレンドの見つけ方講座」を開催した。1日目は、村上要「WWDJAPAN」編集長がファッションショーを題材に、社会とファッションの関係性やファッションショーの読み解き方を解説した。2日目は、昨今のビューティトレンドの振り返りとトレンドのキャッチ術を伝授。さらに、「アットコスメトーキョー(@cosme TOKYO)」の店舗視察で得た気付きをディスカッションした。

購入には事前にOneStreamの会員登録が必要です。
視聴期限:2025年11月28日(金)23:59 まで
「アカウント作成はこちら」から作成してください。
※10分間のお試し視聴ののち、「購入する」ボタンが表示されます。

1限目
ネクストトレンドの宝庫、ファッションショーの読み解き方
デザイナーの「問いかけ」を受け止めよう

1限目は村上編集長が登壇し、今の時代を読み解くためのファッションショーのひもとき方を伝授した。村上編集長は自身のバックグラウンドと経験から「社会はファッションを変え、ファッションは社会を変えうる」と考えている。その事例として、「景気が悪くなるとニューバランスが売れる」という通説、2008年のリーマンショックがクリエイションの起点になった5カ月後の「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」09-10年秋冬メンズ・コレクションを紹介した。このシーズンの「ボッテガ・ヴェネタ」はオーバーサイズやコクーンシルエットを基調に、ジャージーとニットを多用したコレクションを発表。当時のクリエイティブ・ディレクターだったトーマス・マイヤー(Tomas Maier)は、リーマンショックを経てストレスフルな日々を過ごす顧客に自分たちが何を提供すべきか思考した結果、安心感を与える着心地の良いシルエットや素材の選択につながったと話したという。トーマス・マイヤーが打ち出したスタイルは共感を呼んでマーケットに広がり、「メンズファッションのオンオフが曖昧になるなど、社会が変化していくきっかけとなった」と村上編集長は振り返る。

また、「ファッションショーは、デザイナーから社会への問いかけである」(村上編集長)とし、その代表格として18年に黒人として初めて「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のメンズ・アーティスティック・ディレクターに就任したヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)を紹介した。彼は、ガーナ系の移民で黒人というバックグラウンドからマイノリティであることを意識してファッション業界でキャリアを歩んでいた。そんな彼による初の「ルイ・ヴィトン」、19年春夏メンズを題材に、彼のダイバーシティやインクルージョンという主張がどう表現されているかを解説した。「招待客に序列をつけたくないという考えから、長いランウエイを用意して全員を1列目に案内した」など、服やモデル、会場、来場者といった要素からひもといた。

改めて、トレンドとは「デザイナーやブランドがショーを通して社会に投げかけるものの共通点である」と村上編集長は総括。村上編集長が25年春夏のミラノ、パリ・コレクションで見つけた共通点を列挙し、傾向を解説した。近年は、一つのトレンドが絶大な影響力を持つことは少なくなり、あらゆる場所でさまざまなトレンドが局地的に発生している流れにも言及。トレンドが伝播する流れを説明し、トレンドが流行る理由や流行らない理由を想像してビジネスへの影響を考える重要性を伝えた。

2限目
注目ブランドのファッションショーを一緒にチェック
アナタは「問いかけ」を受け止められる?

1限目の実践編として、2限目はファッションショーを鑑賞してデザイナーの問いかけを読み解く練習をした。題材は、22年リゾートの「グッチ(GUCCI)」と25年春夏の「プラダ(PRADA)」。コレクションが開かれた会場や当時の世界情勢、デザイナーの思想などの説明を踏まえ、ショーを鑑賞した。「グッチ」に対して、ある参加者は「戦争に対するアンチテーゼを表現していると感じた。服のモチーフに多用された星には、『戦争などが起きる暗い状況にも光はある』という思いが込められているのでは?透け素材には、『裸になったら皆、同じ人間』というメッセージが込められていると思う」とコメントした。村上編集長は当時、多くのデザイナーがウクライナ侵攻を憂いてウクライナの国旗をモチーフとして使用したりカーゴパンツをあえて打ち出したりするなどのブランドが散見されたことを添え、参加者の意見に同調。そのほか、象徴的なサングラスに対しては「エイリアンを表現して、地球以外に住む生命体ももはや地球に降り立って我々と変わらないような生活を営んでいるという思いを込めているのでは?」と推測するなど、それぞれの視点から2つのファッションショーをひもといた。

閉店後の「アットコスメトーキョー」を視察

講座終了後、2日目のビューティパートに向けて、「アットコスメトーキョー」を運営するアイスタイルの西原羽衣子リサーチプランナーと原田彩子リサーチプランナーが登壇し、同社の説明や昨今の「アットコスメトーキョー」ベストコスメのランキングから読み取る消費者動向を解説。「1万円を超える通称“諭吉コスメ”が動いたのは、物価高騰などによって財布の紐がキツくなっているからこそ厳選した結果では?」といった分析を共有した。そのような日々のリサーチを活かした店舗設計を体感すべく、閉店後の「アットコスメトーキョー」を視察した。ブランドフォーカスコーナー、データをベースにランキング形式で陳列するコーナー、店頭提案型コーナーなどで構成した店舗を回遊。あえて雑多な雰囲気の店舗を作る理由やカテゴリー配置の意図などを説明した。「国外のブランドはカラー、スキン、ヘアという流れで消費者に受け入れられていく」「一般化した美容医療を想起させる言葉づかいを冠したアイテムが増えた」など、最近の美容トレンドや消費者動向にも言及した。

3限目
社会の変化から生まれるビューティトレンドを読み解く力

DAY2はビューティ会で、3限目は牧田英子「WWDJAPAN」副編集長が登壇。日々参加する新商品発表会と、そこで出合う新商品から「WWDJAPAN」はどのようなビューティトレンドを見出しているのかにフォーカスした。村上編集長と牧田副編集長が着目する社会の変化と、そこから生まれるトレンドを解説。たとえば、女性の半分が50歳以上という状況下で、コロナ禍以降はマット肌から艶肌への回帰が鮮明になっているという。年齢を重ねると、マットは「乾燥が気になる」「シワが目立つ」という声もあり、市場ニーズは「マスクにつかない」から「キレイに仕上がる」に変化。特に国産メーカーは、スキンケアとベースメイクの開発に注力している。さらに、特にマチュア世代から高齢者の間で「ビューティ=健康」という考え方が顕著になり、各社は食品会社などとの業務提携やM&Aを通じて飲食やサプリメントに挑戦している。

また「メノポーズ」という言葉の普及により、さまざまな商品やサービスとともに市場が活性化する兆しをみせている。一方で、若い世代はメンタルヘルスに注目。それに対応するビューティの売り場や商品も登場している。平均寿命と健康寿命には10年ほどの差があり、各社は「ウェルビーイング」という言葉を掲げて新たな商品開発に取り組んでいる。

4限目
クチコミ傾向が示すビューティトレンドと店舗視察発表会

4限目はDAY1にも登壇した、アイスタイルの西原リサーチプランナーと原田リサーチプランナーが再度登壇し、「アットコスメベストアワード 2024 上半期新作ベストコスメ」の結果から読み解くビューティトレンドを解説した。集計対象クチコミ件数が前年比1.07倍だったのに対し、集計対象アイテム数が同1.02倍だったことからは人気商品にクチコミが集中していることがうかがえ、消費者の「買い物で失敗したくない」ニーズが表れていると分析。全体傾向としては上位10商品中7つがスキンケアで、中価格帯はなくプチプラかデパコスの二極化が進んでいることが浮き彫りになった。一方で、「ミドルコスメ」と称する中価格帯コスメのクチコミワード出現傾向は前年比3.6倍と逆襲の兆しも。消費者からは、「価格と品質のバランスが良い」「高級化粧品と似た成分や技術を搭載している化粧品がある」などの評価を得ている。

後半では、DAY1の「アットコスメトーキョー」店舗視察を経てディスカッションを行った。参加者から「“成分推し”や美容医療着想の商品は今やありふれているが、どのように差別化を図っていく?」と問われると西原リサーチプランナーは、「感度の高い層はすでにキャッチしていても、トレンドが一般化するには10年かかるといわれている。若年層はどんどん新商品に目移りしていくが、情報収集力が比較的低い50歳以上に届くまで密度高くやっていかないと市場は形成されない。“成分推し”はエイジングケアとも相性が良いので、高年齢層によりアプローチできると思う」と回答。ビューティトレンドがファッションや社会とどう関わり、交わっているのかについて幅広く考察した。セミナー終了後にはコミュニケーションの場として、登壇者も参加するミートアップを開催した。

購入には事前にOneStreamの会員登録が必要です。
視聴期限:2025年11月28日(金)23:59 まで
「アカウント作成はこちら」から作成してください。
※10分間のお試し視聴ののち、「購入する」ボタンが表示されます。

 

>「セミナーがいつでもどこでも受け放題」法人プランはこちら

問い合わせ先
INFASパブリケーションズ カスタマーサポート
お問い合わせフォームはこちら

The post トレンドの宝庫「アットコスメトーキョー」を視察!トレンドの見つけ方を探る appeared first on WWDJAPAN.

トレンドの宝庫「アットコスメトーキョー」を視察!トレンドの見つけ方を探る

「WWDJAPAN」は10月、2日間にわたりワークショップ「トレンドの見つけ方講座」を開催した。1日目は、村上要「WWDJAPAN」編集長がファッションショーを題材に、社会とファッションの関係性やファッションショーの読み解き方を解説した。2日目は、昨今のビューティトレンドの振り返りとトレンドのキャッチ術を伝授。さらに、「アットコスメトーキョー(@cosme TOKYO)」の店舗視察で得た気付きをディスカッションした。

購入には事前にOneStreamの会員登録が必要です。
視聴期限:2025年11月28日(金)23:59 まで
「アカウント作成はこちら」から作成してください。
※10分間のお試し視聴ののち、「購入する」ボタンが表示されます。

1限目
ネクストトレンドの宝庫、ファッションショーの読み解き方
デザイナーの「問いかけ」を受け止めよう

1限目は村上編集長が登壇し、今の時代を読み解くためのファッションショーのひもとき方を伝授した。村上編集長は自身のバックグラウンドと経験から「社会はファッションを変え、ファッションは社会を変えうる」と考えている。その事例として、「景気が悪くなるとニューバランスが売れる」という通説、2008年のリーマンショックがクリエイションの起点になった5カ月後の「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」09-10年秋冬メンズ・コレクションを紹介した。このシーズンの「ボッテガ・ヴェネタ」はオーバーサイズやコクーンシルエットを基調に、ジャージーとニットを多用したコレクションを発表。当時のクリエイティブ・ディレクターだったトーマス・マイヤー(Tomas Maier)は、リーマンショックを経てストレスフルな日々を過ごす顧客に自分たちが何を提供すべきか思考した結果、安心感を与える着心地の良いシルエットや素材の選択につながったと話したという。トーマス・マイヤーが打ち出したスタイルは共感を呼んでマーケットに広がり、「メンズファッションのオンオフが曖昧になるなど、社会が変化していくきっかけとなった」と村上編集長は振り返る。

また、「ファッションショーは、デザイナーから社会への問いかけである」(村上編集長)とし、その代表格として18年に黒人として初めて「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のメンズ・アーティスティック・ディレクターに就任したヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)を紹介した。彼は、ガーナ系の移民で黒人というバックグラウンドからマイノリティであることを意識してファッション業界でキャリアを歩んでいた。そんな彼による初の「ルイ・ヴィトン」、19年春夏メンズを題材に、彼のダイバーシティやインクルージョンという主張がどう表現されているかを解説した。「招待客に序列をつけたくないという考えから、長いランウエイを用意して全員を1列目に案内した」など、服やモデル、会場、来場者といった要素からひもといた。

改めて、トレンドとは「デザイナーやブランドがショーを通して社会に投げかけるものの共通点である」と村上編集長は総括。村上編集長が25年春夏のミラノ、パリ・コレクションで見つけた共通点を列挙し、傾向を解説した。近年は、一つのトレンドが絶大な影響力を持つことは少なくなり、あらゆる場所でさまざまなトレンドが局地的に発生している流れにも言及。トレンドが伝播する流れを説明し、トレンドが流行る理由や流行らない理由を想像してビジネスへの影響を考える重要性を伝えた。

2限目
注目ブランドのファッションショーを一緒にチェック
アナタは「問いかけ」を受け止められる?

1限目の実践編として、2限目はファッションショーを鑑賞してデザイナーの問いかけを読み解く練習をした。題材は、22年リゾートの「グッチ(GUCCI)」と25年春夏の「プラダ(PRADA)」。コレクションが開かれた会場や当時の世界情勢、デザイナーの思想などの説明を踏まえ、ショーを鑑賞した。「グッチ」に対して、ある参加者は「戦争に対するアンチテーゼを表現していると感じた。服のモチーフに多用された星には、『戦争などが起きる暗い状況にも光はある』という思いが込められているのでは?透け素材には、『裸になったら皆、同じ人間』というメッセージが込められていると思う」とコメントした。村上編集長は当時、多くのデザイナーがウクライナ侵攻を憂いてウクライナの国旗をモチーフとして使用したりカーゴパンツをあえて打ち出したりするなどのブランドが散見されたことを添え、参加者の意見に同調。そのほか、象徴的なサングラスに対しては「エイリアンを表現して、地球以外に住む生命体ももはや地球に降り立って我々と変わらないような生活を営んでいるという思いを込めているのでは?」と推測するなど、それぞれの視点から2つのファッションショーをひもといた。

閉店後の「アットコスメトーキョー」を視察

講座終了後、2日目のビューティパートに向けて、「アットコスメトーキョー」を運営するアイスタイルの西原羽衣子リサーチプランナーと原田彩子リサーチプランナーが登壇し、同社の説明や昨今の「アットコスメトーキョー」ベストコスメのランキングから読み取る消費者動向を解説。「1万円を超える通称“諭吉コスメ”が動いたのは、物価高騰などによって財布の紐がキツくなっているからこそ厳選した結果では?」といった分析を共有した。そのような日々のリサーチを活かした店舗設計を体感すべく、閉店後の「アットコスメトーキョー」を視察した。ブランドフォーカスコーナー、データをベースにランキング形式で陳列するコーナー、店頭提案型コーナーなどで構成した店舗を回遊。あえて雑多な雰囲気の店舗を作る理由やカテゴリー配置の意図などを説明した。「国外のブランドはカラー、スキン、ヘアという流れで消費者に受け入れられていく」「一般化した美容医療を想起させる言葉づかいを冠したアイテムが増えた」など、最近の美容トレンドや消費者動向にも言及した。

3限目
社会の変化から生まれるビューティトレンドを読み解く力

DAY2はビューティ会で、3限目は牧田英子「WWDJAPAN」副編集長が登壇。日々参加する新商品発表会と、そこで出合う新商品から「WWDJAPAN」はどのようなビューティトレンドを見出しているのかにフォーカスした。村上編集長と牧田副編集長が着目する社会の変化と、そこから生まれるトレンドを解説。たとえば、女性の半分が50歳以上という状況下で、コロナ禍以降はマット肌から艶肌への回帰が鮮明になっているという。年齢を重ねると、マットは「乾燥が気になる」「シワが目立つ」という声もあり、市場ニーズは「マスクにつかない」から「キレイに仕上がる」に変化。特に国産メーカーは、スキンケアとベースメイクの開発に注力している。さらに、特にマチュア世代から高齢者の間で「ビューティ=健康」という考え方が顕著になり、各社は食品会社などとの業務提携やM&Aを通じて飲食やサプリメントに挑戦している。

また「メノポーズ」という言葉の普及により、さまざまな商品やサービスとともに市場が活性化する兆しをみせている。一方で、若い世代はメンタルヘルスに注目。それに対応するビューティの売り場や商品も登場している。平均寿命と健康寿命には10年ほどの差があり、各社は「ウェルビーイング」という言葉を掲げて新たな商品開発に取り組んでいる。

4限目
クチコミ傾向が示すビューティトレンドと店舗視察発表会

4限目はDAY1にも登壇した、アイスタイルの西原リサーチプランナーと原田リサーチプランナーが再度登壇し、「アットコスメベストアワード 2024 上半期新作ベストコスメ」の結果から読み解くビューティトレンドを解説した。集計対象クチコミ件数が前年比1.07倍だったのに対し、集計対象アイテム数が同1.02倍だったことからは人気商品にクチコミが集中していることがうかがえ、消費者の「買い物で失敗したくない」ニーズが表れていると分析。全体傾向としては上位10商品中7つがスキンケアで、中価格帯はなくプチプラかデパコスの二極化が進んでいることが浮き彫りになった。一方で、「ミドルコスメ」と称する中価格帯コスメのクチコミワード出現傾向は前年比3.6倍と逆襲の兆しも。消費者からは、「価格と品質のバランスが良い」「高級化粧品と似た成分や技術を搭載している化粧品がある」などの評価を得ている。

後半では、DAY1の「アットコスメトーキョー」店舗視察を経てディスカッションを行った。参加者から「“成分推し”や美容医療着想の商品は今やありふれているが、どのように差別化を図っていく?」と問われると西原リサーチプランナーは、「感度の高い層はすでにキャッチしていても、トレンドが一般化するには10年かかるといわれている。若年層はどんどん新商品に目移りしていくが、情報収集力が比較的低い50歳以上に届くまで密度高くやっていかないと市場は形成されない。“成分推し”はエイジングケアとも相性が良いので、高年齢層によりアプローチできると思う」と回答。ビューティトレンドがファッションや社会とどう関わり、交わっているのかについて幅広く考察した。セミナー終了後にはコミュニケーションの場として、登壇者も参加するミートアップを開催した。

購入には事前にOneStreamの会員登録が必要です。
視聴期限:2025年11月28日(金)23:59 まで
「アカウント作成はこちら」から作成してください。
※10分間のお試し視聴ののち、「購入する」ボタンが表示されます。

 

>「セミナーがいつでもどこでも受け放題」法人プランはこちら

問い合わせ先
INFASパブリケーションズ カスタマーサポート
お問い合わせフォームはこちら

The post トレンドの宝庫「アットコスメトーキョー」を視察!トレンドの見つけ方を探る appeared first on WWDJAPAN.

旬の“進化系プレッピー”は大胆な着崩しがカギ【2024-25年秋冬トレンド】

アメリカの学生ルックに起源を持つ“プレッピー”スタイルが盛り上がっています。従来のプレッピーはきちんと感を保ちながら、少し着崩すところが持ち味でしたが、今シーズンはさらに踏み込み、“お約束を裏切る”ミックスコーディネートが台頭。一見、プレッピーを崩したとは分からないほどのアレンジが広がってきました。今回は、盛り上がる“ネオ・プレッピー”のコーディネート術を欧米ブランドのランウエイからピックアップしてみました。

「ラバンヌ(RABANNE)」は、シャツにチェック柄のジャケットを重ねたオーソドックスなプレッピースタイルに、ファーアウターをオン。さらに、チェック柄のミニスカートからはビジュー付きタイツをのぞかせて、ビジュー付きバッグも合わせて華やさを添えました。
ビンテージ感と愛らしさを兼ね備えた新顔プレッピーです。

ミニスカのコケット感と
ロングコートの凜々しさを融合

  

進化形プレッピーは、オーソドックスな基本形をもう一段着崩すのがポイント。もともとアイビースタイルを崩したのがプレッピーですが、さらに“コケット”や“フェティッシュ”といった別のテイストとミックスするアレンジが鮮度を高めています。

りりしいロング丈のチェスターコートで意外性を引き出したのは、「エリザベッタ フランキ(ELISABETTA FRANCHI)」。プレッピーの定番アイテムであるストライプシャツに、チェック柄のミニスカートを合わせて、キュートな印象に仕上げました。スエットシャツにはブランドロゴをあしらい、黒ストッキングでなまめかしさも添えています。

ボトムスで意外性を投入
定番×グラマラスのずらしコーデ

新顔プレッピーの崩しどころはボトムスにあります。シャツやブレザー、スタジアムジャンパーなどの定番アイテムを軸に、サプライズなボトムスでお決まりのパターンをアレンジ。思い切ってひねりを加えるのがコツです。

「アンダーカバー(UNDERCOVER)」は、定番プレッピーの白シャツにスエットを重ね着しました。大学生のような眼鏡とバッグに対し、ミニスカートはキラキラ&ふさふさのシャギー仕立て。裾もアシンメトリーで動きを加え、タイツでレッグラインをすっきり見せて、ボリュームの落差を際立たせました。

アレンジの幅を広げるシャツ1点投入
控えめプレッピーでカジュアルリッチ

アイテム数を減らしてプレッピー濃度を下げると、アレンジの幅が広がります。カレッジのイメージが薄まる分、シーンを選ばず着用できます。おすすめはシャツの1点投入です。

「アナ スイ(ANNA SUI)」は、チェック柄のシャツにプレッピー感を託しました。丸襟とブローチ、垂らしたリボンがフェミニンなムード。ツイード生地のミニスカートには、ガーリーさとトラッド風味が同居しています。ロングブーツ風のレッグウォーマーも、同じ素材で統一。同色のハンチングが視線を引き上げる効果を発揮しています。

複数テイストを合わせて
“崩しプレッピー”

良家の子女のような雰囲気がプレッピーの持ち味ですが、ダークなミステリアス、快活なスポーティーなど、別のムードを加えるとこなれた具合に整います。複数のテイストを組み合わせてミックスコーディネートすれば、プレッピーさが薄まり、趣が深まります。

プレッピーの代名詞スタジャンをまといながらも、プレッピーさを抑えた「GCDS」は、ミックスコーデのお手本です。赤いネクタイのおかげで、タイドアップもかしこまって見えません。異素材使いのカーゴパンツは、色柄も多彩。型にはまらない“崩しプレッピー”スタイルの完成です。

ポジティブカラーでフレッシュに
レトロかわいくひとひねり

アイビー譲りの落ち着いた配色を避け、明るい色を取り入れると、プレッピーさも様変わりします。チェック柄のような鉄板モチーフも、カラー次第で別の印象に。きちんと感を保ちながら、装いを弾ませるポジティブな色使いなら、はつらつとした印象をもたらしてくれます。

「ケイト・スペード ニューヨーク(KATE SPADE NEW YORK)」は、チェック柄のセットアップを披露しました。一見すると王道アイテムですが、グリーン、ブルー、イエローのカラーが響き合い、楽観的なムード。ビッグモチーフのプリントTシャツが、程よい抜け感を与えています。毛足の長い素材が穏やかなたたずまいを醸し出し、どこかレトロなスタイルに仕上がっています。

鉄板スタイルを持つプレッピーだからこそ、少しのひねりで印象もガラリとスイッチ。キュートにもミステリアスにもアレンジ可能なので、着こなしのレパートリーを格段に広げられます。ずらしたり、薄めたり、プレッピーさをあえて遠ざけるスタイリングで、ミックスコーディネートの扉を開いてみてください。

The post 旬の“進化系プレッピー”は大胆な着崩しがカギ【2024-25年秋冬トレンド】 appeared first on WWDJAPAN.

旬の“進化系プレッピー”は大胆な着崩しがカギ【2024-25年秋冬トレンド】

アメリカの学生ルックに起源を持つ“プレッピー”スタイルが盛り上がっています。従来のプレッピーはきちんと感を保ちながら、少し着崩すところが持ち味でしたが、今シーズンはさらに踏み込み、“お約束を裏切る”ミックスコーディネートが台頭。一見、プレッピーを崩したとは分からないほどのアレンジが広がってきました。今回は、盛り上がる“ネオ・プレッピー”のコーディネート術を欧米ブランドのランウエイからピックアップしてみました。

「ラバンヌ(RABANNE)」は、シャツにチェック柄のジャケットを重ねたオーソドックスなプレッピースタイルに、ファーアウターをオン。さらに、チェック柄のミニスカートからはビジュー付きタイツをのぞかせて、ビジュー付きバッグも合わせて華やさを添えました。
ビンテージ感と愛らしさを兼ね備えた新顔プレッピーです。

ミニスカのコケット感と
ロングコートの凜々しさを融合

  

進化形プレッピーは、オーソドックスな基本形をもう一段着崩すのがポイント。もともとアイビースタイルを崩したのがプレッピーですが、さらに“コケット”や“フェティッシュ”といった別のテイストとミックスするアレンジが鮮度を高めています。

りりしいロング丈のチェスターコートで意外性を引き出したのは、「エリザベッタ フランキ(ELISABETTA FRANCHI)」。プレッピーの定番アイテムであるストライプシャツに、チェック柄のミニスカートを合わせて、キュートな印象に仕上げました。スエットシャツにはブランドロゴをあしらい、黒ストッキングでなまめかしさも添えています。

ボトムスで意外性を投入
定番×グラマラスのずらしコーデ

新顔プレッピーの崩しどころはボトムスにあります。シャツやブレザー、スタジアムジャンパーなどの定番アイテムを軸に、サプライズなボトムスでお決まりのパターンをアレンジ。思い切ってひねりを加えるのがコツです。

「アンダーカバー(UNDERCOVER)」は、定番プレッピーの白シャツにスエットを重ね着しました。大学生のような眼鏡とバッグに対し、ミニスカートはキラキラ&ふさふさのシャギー仕立て。裾もアシンメトリーで動きを加え、タイツでレッグラインをすっきり見せて、ボリュームの落差を際立たせました。

アレンジの幅を広げるシャツ1点投入
控えめプレッピーでカジュアルリッチ

アイテム数を減らしてプレッピー濃度を下げると、アレンジの幅が広がります。カレッジのイメージが薄まる分、シーンを選ばず着用できます。おすすめはシャツの1点投入です。

「アナ スイ(ANNA SUI)」は、チェック柄のシャツにプレッピー感を託しました。丸襟とブローチ、垂らしたリボンがフェミニンなムード。ツイード生地のミニスカートには、ガーリーさとトラッド風味が同居しています。ロングブーツ風のレッグウォーマーも、同じ素材で統一。同色のハンチングが視線を引き上げる効果を発揮しています。

複数テイストを合わせて
“崩しプレッピー”

良家の子女のような雰囲気がプレッピーの持ち味ですが、ダークなミステリアス、快活なスポーティーなど、別のムードを加えるとこなれた具合に整います。複数のテイストを組み合わせてミックスコーディネートすれば、プレッピーさが薄まり、趣が深まります。

プレッピーの代名詞スタジャンをまといながらも、プレッピーさを抑えた「GCDS」は、ミックスコーデのお手本です。赤いネクタイのおかげで、タイドアップもかしこまって見えません。異素材使いのカーゴパンツは、色柄も多彩。型にはまらない“崩しプレッピー”スタイルの完成です。

ポジティブカラーでフレッシュに
レトロかわいくひとひねり

アイビー譲りの落ち着いた配色を避け、明るい色を取り入れると、プレッピーさも様変わりします。チェック柄のような鉄板モチーフも、カラー次第で別の印象に。きちんと感を保ちながら、装いを弾ませるポジティブな色使いなら、はつらつとした印象をもたらしてくれます。

「ケイト・スペード ニューヨーク(KATE SPADE NEW YORK)」は、チェック柄のセットアップを披露しました。一見すると王道アイテムですが、グリーン、ブルー、イエローのカラーが響き合い、楽観的なムード。ビッグモチーフのプリントTシャツが、程よい抜け感を与えています。毛足の長い素材が穏やかなたたずまいを醸し出し、どこかレトロなスタイルに仕上がっています。

鉄板スタイルを持つプレッピーだからこそ、少しのひねりで印象もガラリとスイッチ。キュートにもミステリアスにもアレンジ可能なので、着こなしのレパートリーを格段に広げられます。ずらしたり、薄めたり、プレッピーさをあえて遠ざけるスタイリングで、ミックスコーディネートの扉を開いてみてください。

The post 旬の“進化系プレッピー”は大胆な着崩しがカギ【2024-25年秋冬トレンド】 appeared first on WWDJAPAN.

ユニチカ、祖業の繊維撤退へ

ユニチカは、祖業の繊維事業から撤退する。リストラなどのため、主力の三菱UFJ銀行などに430億円の債権放棄をもとめるほか、官民ファンドの地域経済活性化支援機構(REVIC)から第三者割当増資と融資で350億円を調達する。増資後、REVICが議決権で66.76%を所有する筆頭株主になるが、上場は維持する考え。

不振の繊維事業から撤退し、高収益のフィルム事業に経営資源を集中させ、直近の2024年3月期の売上高は1183億円、営業損失は24億円、純損失は54億円を、28年3月期に黒字化、30年3月期に売上高700億円、営業利益65億円を目指す。

ユニチカは、1960年代に「東洋の魔女」と言われた女子バレー部を擁し、ポリエステル・綿の複合繊維「パルパー」、シルキー調ポリエステル「シルミー5」、世界最高クラスの細番手コットン「舞鳳凰」、先駆けて事業化に成功したPLA繊維「テラマック」などを生み出し、かつては日本を代表する紡績メーカーの一つだった。

大手素材メーカーでは三菱ケミカル(旧三菱レイヨン)が、トリアセテート繊維「ソアロン」を売却し、同じく祖業の繊維事業から撤退するなど、名門企業の繊維事業の撤退が相次いでいる。

The post ユニチカ、祖業の繊維撤退へ appeared first on WWDJAPAN.

「ナナナナ」×「AKIRA REMIX」のコラボ第2弾発売 スケルトン素材のトートバッグ2型

「ナナナナ(NANA-NANA)」は、11月29日10:00から「AKIRA REMIX」とのコラボ第2弾アイテムの受注販売を行う。受注期間は12月16日までで、「ナナナナ」オフィシャルサイトで受け付ける。

今回は「ナナナナ」のシグネチャーである TPU(熱可塑性ポリウレタンエラストマー)のスケルトン素材を使用し、CD 用に書き下ろしたアートワークを全面にプリント。「ナナナナ」アイコンのペーパーサイズ表記ではなく、本とレコードを収納できるサイズ(BOOKs & LPs、7700円)と、漫画コミックと CDが入るサイズ(COMIC & CDs 5500円)の2サイズで、カラーはそれぞれ2色展開する。通常のトートバックとは違い、長さが異なった持ち手がついたディテールがポイントだ。

アイテム一覧

The post 「ナナナナ」×「AKIRA REMIX」のコラボ第2弾発売 スケルトン素材のトートバッグ2型 appeared first on WWDJAPAN.

「ナナナナ」×「AKIRA REMIX」のコラボ第2弾発売 スケルトン素材のトートバッグ2型

「ナナナナ(NANA-NANA)」は、11月29日10:00から「AKIRA REMIX」とのコラボ第2弾アイテムの受注販売を行う。受注期間は12月16日までで、「ナナナナ」オフィシャルサイトで受け付ける。

今回は「ナナナナ」のシグネチャーである TPU(熱可塑性ポリウレタンエラストマー)のスケルトン素材を使用し、CD 用に書き下ろしたアートワークを全面にプリント。「ナナナナ」アイコンのペーパーサイズ表記ではなく、本とレコードを収納できるサイズ(BOOKs & LPs、7700円)と、漫画コミックと CDが入るサイズ(COMIC & CDs 5500円)の2サイズで、カラーはそれぞれ2色展開する。通常のトートバックとは違い、長さが異なった持ち手がついたディテールがポイントだ。

アイテム一覧

The post 「ナナナナ」×「AKIRA REMIX」のコラボ第2弾発売 スケルトン素材のトートバッグ2型 appeared first on WWDJAPAN.

オンワード樫山「23区」、女性アスリート4人によるファッションショー

オンワード樫山は28日、婦人服ブランド「23区」で女性アスリートを起用した新キャンペーンのファッションショーを東京・原宿で開いた。柔道家の角田夏実さん、元バレーボール選手の古賀紗理那さん、元新体操選手の畠山愛理さん、元スピードスケート選手の高木菜那さんの4人がモデルとしてランウェイを歩いた。

「23区」の冬の定番商品である“シレータフタダウン”と“カシミヤニットブレンドニット”の2つを軸にコーディネートして紹介した。着ぶくれやマンネリ化に陥りがちな冬の通勤服を、美しいシルエットと軽やかなカラーリングで遊び心のある「遊勤(ゆうきん)コーデ」として提案する。

鮮やかな青いニットを着た高木さんは「(スピードスケートの選手は)競技の特性上、お尻が大きく見えがちだけど、このニットは美しいシルエットに見せてくれる」と話した。ダウンブルゾンを着た畠山さんは「子育て中なので動きやすいところが気に入っています。それにかわいい」とコメントした。

アスリートの起用は単に活躍する女性の代表という理由だけでなく、高身長や筋肉質などさまざまな体形の女性から共感を集める狙いもある。「23区」を担当する佐野康博部長は「Sサイズで4種類、レギュラーサイズで4種類、Lサイズで4種類の計12種類のサイズを用意するブランドはあまりない。多くの女性に遊勤コーデを楽しんでほしい」と話す。

4人を起用したビジュアルは11月25日から12月1日までJR新宿駅構内の中央通路の複数の場所に大きく掲示される。

The post オンワード樫山「23区」、女性アスリート4人によるファッションショー appeared first on WWDJAPAN.

【2024年クリスマスコフレ】「ティルティル」からメイクを守る最強セットが登場

「ティルティル(TIRTIR)」は12月5日、ホリデー限定“マスク キット ホリデー エディション セット”(全5種、各3850円)を発売する。全国のロフトやプラザ、ドンキホーテなどで販売する。

ホリデーにぴったりな肌とアイテムを持ち運ぼう

空気のように軽いふんわりミストが人気の“マスク フィット メイクアップ フィクサー”のミニサイズと、ブランドアイコンのクッションファンデーション“マスク フィット レッド クッション”(全5色から選択)、チャーム型のミニバッグをホリデー限定ボックスに詰め込んだ。長時間のホリデーシーズンイベントでも崩れにくい、セミグロウな肌を楽しむことができる。

The post 【2024年クリスマスコフレ】「ティルティル」からメイクを守る最強セットが登場 appeared first on WWDJAPAN.

ポーラ「ディエム クルール」から初のクッションファンデが登場 4色で仕上げる透明感と艶感

ポーラのベースメイクブランド「ディエム クルール(DIEM COULEUR)」は2025年3月1日、4色で透明感と艶感を演出するクッションファンデーション“カラートリックマルチクッションファンデーション”(2色、各7370円/リフィル6050円)を発売する。海外では台湾、香港、マカオで順次発売する予定。

同商品は、4色が点在する点描画発想と、肌に溶け込むような薄膜に仕上げるシアーカラートリック設計を採用。スクワランやセラミド、コラーゲンなど美容成分を配合し、みずみずしく一体感のある薄膜で重ねても自然な仕上がりとつけ心地が続く。色ムラを自然にカバーし、時間がたってもくずれにくい。また、チークやハイライトとしても使用ができる。

同ブランドは、“きれいな素肌はカラフル(適度に色のばらつきがある状態)である”ことを
発見し、2018年に誕生した。点描画の効果と色立体視の効果に着目した独自のカラートリック設計で、「カラフルだからこその、その人らしさを生かした自然で美しい仕上がり」にこだわっている。

The post ポーラ「ディエム クルール」から初のクッションファンデが登場 4色で仕上げる透明感と艶感 appeared first on WWDJAPAN.

UKダンスシーンをけん引するOvermonoが語る「フレッド・アゲイン&リル・ヨッティ、ザ・ストリーツとのコラボ」

トム・ラッセルとエド・ラッセルの兄弟からなるオーヴァーモノ(Overmono)が2021年にリリースした「So U Kno」はちょっとした衝撃だった。UKガラージからの影響が色濃いヘビーなビートの上でR&B風のボーカル・サンプルをループさせたこのどう猛なブレイクビーツは、コロナ禍が収束した後のダンスフロアの熱狂を予感させる十分な強度を持っていた。さらに、そんな「So U Kno」から始まるミックス「Fabric presents Overmono」(21年)では、ダブステップからUKガラージ、ジャングル、プログレッシブ・ハウス、ベース・ミュージック、テクノまでを自由連想のようにつなぎ、UKクラブ・カルチャーの底力を我々に強く印象づける。そして、昨年満を持して発表したデビュー・アルバム「Good Lies」では、上記のような多彩なビートを交えながら、「いくつかの異なる感情の交錯点、狭間」を巧みに表現し、UKクラブ・カルチャーとメインストリーム・ポップスの間を軽やかに横断してみせた。そんなオーヴァーモノの現況を確認すべく、ツアーで来日した2人に対面取材を敢行。今年リリースした素晴らしいトラックの数々やファッションについてざっくばらんに語ってもらった。

フレッド・アゲインとリル・ヨッティとのコラボ

——デビュー作「Good Lies」リリースから1年半ほど経ちました。心境の変化はありますか。

エド・ラッセル(以下、エド):ライブの内容をアップデートしていることかな。新しい機材を取り入れたりとか、ビジュアルをいろいろ変えていったりとか。あと絶え間なく新曲を作っているから、それらをライブで披露して感触を確かめているよ。

——今改めて振り返ってみて、「Good Lies」を作って何が良かったと思いますか。

エド:アルバムという形にはなっていなかったけど、このアルバムを作る前から何年も積み重ねて音楽を作っていて、その間ずっと作曲というプロセスを楽しんでいたんだ。このオーヴァーモノをやる前は2人ともソロで活動していて(エドは「テセラ(Tessela)」名義で、トムは「トラス(Truss)」名義で活動)、ソロで活動していく上でさまざまな制限があったけど、オーヴァーモノではその制限がなくなって、かなり自由に曲作りを進めることができたように思うよ。そこからアルバムという形がだんだんと見え始めてきて、コアとなる曲ができて、そのコアな曲に焦点を当ててアルバムを作っていったんだ。

——それでは、ここからは今年に入ってあなたたちがリリースした楽曲についていくつかお伺いしたいと思います。今年の2月にフレッド・アゲイン(Fred Again)とリル・ヨッティ(Lil Yachty)とのコラボレーション・トラック「stayinit」をリリースしました。この驚きのコラボレーションは何がきっかけでスタートして、どのように制作を進めていったのでしょうか。また、彼らの魅力は何でしょうか。

エド:フレッド・アゲインとは何年も前から一緒に何か作ろうと話をしていたんだ。そうしているうちにフレッドがアイデアを送ってくれて。そのトラックはヨッティのボーカルが入ったベーシックなもので、ドラムとかが入ってなかったから、俺たちがその要素をいくつか加えてフレッドに返したんだ。そのあとロンドンでフレッドと作業してから、ニューヨークでヨッティと会って曲を仕上げたんだよ。そんなに難しくはなくて、自然に曲がまとまっていったように思うね。

トム・ラッセル(以下、トム):俺たちは他のアーティストとあまりコラボレーションしないから、コラボレーションすること自体とても興味深いものだったよ。作曲のプロセスが違うし、とても勉強になるんだ。フレッドと作業したときも、彼の作曲のプロセスを垣間見ることができたし、お互いに学び合うことがあると思うんだよね。例えば、フレッドは歌の部分にフォーカスを当てるのがうまいけど、俺たちはもう少しカオティックな音響にフォーカスしたり。あと、ヨッティは大ファンだったから、コラボレーションできて本当に嬉しいよ。彼のオンとオフの切り替えがとても面白くて、普段はすごくスイートな人なんだけど、でもいざレコーディングになると、ゾーンに入ったように集中するんだ。

大音量で聴くと威力を発揮する音

——4月にはザ・ストリーツ(The Streets)ことマイク・スキナー(Mike Skinner)の「Turn The Page」を再構築したシングルをリリースしました。オリジナルはストリーツの最高のデビュー作「Original Pirate Material」の冒頭を飾るトラックですが、どうしてこの曲を再構築しようと思ったのか教えてください。

トム:実は最初のバージョンは2、3年前に作ったんだ。もともと俺たちはストリーツのファンだったし、「Turn The Page」のDJセットやライブで使えるバージョンをずっと作りたいと思っていたんだ。それで最初のバージョンを作ったあとにしばらく寝かせて、1年後くらいにまた聴き返して、粗かった部分を修正してライブとかで使ってみたら、とても盛り上がったんだよ。だからすぐにでもリリースしたいと思ってマイクに相談したら、とても良い返事をもらってようやくリリースできたんだ。

——ストリーツの音楽との出会いはいつだったんですか。

トム:「Original Pirate Material」がリリースされたとき(02年)、イギリスでは大反響で、自分たちもそのときに聴いたんだ。エドが15歳くらいで学生だったと思うんだけど、当時聴いていた音楽って今でも自分たちに影響を与えているし、自分たちを形成する一部だと思っているよ。

エド:「Original Pirate Material」の歌詞やトラックって当時のイギリスの社会状況やクラブ・カルチャーを鮮明に表現していて、そのころの自分たちを思い出させてくれるんだ。当時彼の音楽を聴いていたイギリスの人の多くはきっとそう思っているんじゃないかな。イギリスの若者の平凡でつまらない日常生活をすごく詩的かつ写実的に美しく表現していて、素晴らしい才能だと驚いたよ。

——最新シングル「Gem Lingo (ovr now) 」ではラスヴェン(Ruthven)をフィーチャーしていますよね。

トム:俺たちはサンプリングのリサーチにすごく時間を費やすんだ。作曲と同じくらいね。ラスヴェンのことは少しだけ知ってはいたんだけど、彼の「Hypothalamus」(18年)を聴いてすごくかっこいいと思ったんだ。それでボーカルをサンプリングしてひたすらに切り刻み、エディットしまくって曲を仕上げたんだよ。

エド:ビートの話をすると、俺たちって変わった方法でドラムの音を作るんだ。機材からささいな小さい音を拾ってきて、いくつものエフェクターを通して加工していくんだけど、そうすることによって面白い音ができるんだ。それは普通の音量で聴いたら面白くないかもしれないんだけど、大音量で聴くと威力を発揮するんだよね。それでとても大事にしているのは、ドラムとドラムとの間にある空間に漂っているノイズ。それをさらに加工して、ミニマルなビートの空間にあるテクスチャーにする。普通の人はドラム・キットから音を作るかもしれないけど、俺たちは10個くらいのシンセを使って、いろんな加工を施しながら音を作るんだよ。

——なるほど。

エド:あと「Gem Lingo(ovr now )」ではギター・ペダルをたくさん使っているんだよ。今日ちょっと取材時間に遅れたのは(笑)、楽器屋に行って日本製のペダルを見ていて、いくつか買ってきたせい(渋谷の「えちごやミュージック」に行っていたそう)。それでこの曲では、例えばニルヴァーナがコーラスの音に毎回使っていたものとかスティングが使っていたものとかを使っているんだ。もちろん音は加工しているからそれらのペダルを使っているかは分からないと思うんだけど、もしかしたらファンが音を聴いたときに無意識のところでニルヴァーナを感じるかもしれない。そうやって今と昔がつながると面白い気がするんだよね。

「いくつかの異なる感情の交錯点、狭間」を表現した音楽

——オーヴァーモノの音楽、特に「Good Lies」で鳴っている音楽は、極端に言えば「いくつかの異なる感情の交錯点、狭間」を表現した音楽のように思います。ライブにおいてそれをどのように表現するのでしょうか。

トム:俺たちがスタジオで作っている音楽ってライブのために作っているところがあるんだよ。俺たちのライブは音とビジュアルを組み合わせるんだけど、そこで最高の体験をしてもらいたいんだ。君が指摘してくれたように、俺たちの音楽は「いくつかの異なる感情の狭間」を表現することがキーになっていることは確かだし、それをライブで表現するというのが自分たちの究極の目的なんだよ。

エド:感情ってそのときの気分とか状況によって変わってくると思うんだ。例えば、気分の良い日に音楽を聴けばさらに高揚するかもしれないし、調子の悪い日に音楽を聴いて落ち込むこともあるかもしれない。俺たちはライブに来てくれるファンがそういったさまざまな感情を持っていることを考えながら、最高のライブを届けたいと思っているんだ。

——少しファッションとの関係性についてお伺いします。あなたたちは、昨年3月には「ジバンシィ(GIVENCHY)」のショーに楽曲を提供し、今年6月にパリ・ファッション・ウイークで「1017 アリックス 9SM(1017 ALYX 9SM)」のローンチパーティーをマシュー・ウィリアムズとともにキュレーションしました。自分たちの音楽がファッションと関わりを持つことを想像したことがありましたか。

エド:音楽を始めたときはまったくファッションとつながりを持つなんて考えていなかったよ。だからそうやって声をかけてくれてとても嬉しいんだ。ジバンシィのときも俺たちに全ての自由を与えてくれて、最高だと思えることをやってくれって言われてたんだよ。マシュー・ウィリアムズは俺たちのカルチャーも分かっているデザイナーだからすごくやりやすかったね。ファッションであれ音楽であれ、自分たちのやっていることに誇りや情熱を持っている人とつながることができるってすごく幸せなことだと思うんだ。マシューが服に懸けている情熱と俺たちの音楽に向き合う姿勢はつながっていると思うから、彼とのコラボレーションには無理がないんだよ。

——それでは最後の質問です。レコードショップの棚に「Good Lies」を置くとしたら、その両隣にはどんなアーティストの作品を並べますか。

トム:キャッシュ・コバーン(Cash Cobain)と、やっぱりジョイ・オービソン(Joy Orbison)だね。ピート(ジョイ・オービソン)はとても素晴らしいプロデューサーだと思うよ。その2人の作品の間に「Good Lies」があったら最高だね。

PHOTOS:YUKI KAWASHIMA

■Overmono「Good Lies」
2023年5月12日リリース
レーベル:XL Recordings
価格:CD国内盤(解説・歌詞対訳付/ボーナス・トラック追加収録/特典ステッカー)2320円、CD輸入盤2320円
https://www.beatink.com/products/detail.php?product_id=13234

The post UKダンスシーンをけん引するOvermonoが語る「フレッド・アゲイン&リル・ヨッティ、ザ・ストリーツとのコラボ」 appeared first on WWDJAPAN.

UKダンスシーンをけん引するOvermonoが語る「フレッド・アゲイン&リル・ヨッティ、ザ・ストリーツとのコラボ」

トム・ラッセルとエド・ラッセルの兄弟からなるオーヴァーモノ(Overmono)が2021年にリリースした「So U Kno」はちょっとした衝撃だった。UKガラージからの影響が色濃いヘビーなビートの上でR&B風のボーカル・サンプルをループさせたこのどう猛なブレイクビーツは、コロナ禍が収束した後のダンスフロアの熱狂を予感させる十分な強度を持っていた。さらに、そんな「So U Kno」から始まるミックス「Fabric presents Overmono」(21年)では、ダブステップからUKガラージ、ジャングル、プログレッシブ・ハウス、ベース・ミュージック、テクノまでを自由連想のようにつなぎ、UKクラブ・カルチャーの底力を我々に強く印象づける。そして、昨年満を持して発表したデビュー・アルバム「Good Lies」では、上記のような多彩なビートを交えながら、「いくつかの異なる感情の交錯点、狭間」を巧みに表現し、UKクラブ・カルチャーとメインストリーム・ポップスの間を軽やかに横断してみせた。そんなオーヴァーモノの現況を確認すべく、ツアーで来日した2人に対面取材を敢行。今年リリースした素晴らしいトラックの数々やファッションについてざっくばらんに語ってもらった。

フレッド・アゲインとリル・ヨッティとのコラボ

——デビュー作「Good Lies」リリースから1年半ほど経ちました。心境の変化はありますか。

エド・ラッセル(以下、エド):ライブの内容をアップデートしていることかな。新しい機材を取り入れたりとか、ビジュアルをいろいろ変えていったりとか。あと絶え間なく新曲を作っているから、それらをライブで披露して感触を確かめているよ。

——今改めて振り返ってみて、「Good Lies」を作って何が良かったと思いますか。

エド:アルバムという形にはなっていなかったけど、このアルバムを作る前から何年も積み重ねて音楽を作っていて、その間ずっと作曲というプロセスを楽しんでいたんだ。このオーヴァーモノをやる前は2人ともソロで活動していて(エドは「テセラ(Tessela)」名義で、トムは「トラス(Truss)」名義で活動)、ソロで活動していく上でさまざまな制限があったけど、オーヴァーモノではその制限がなくなって、かなり自由に曲作りを進めることができたように思うよ。そこからアルバムという形がだんだんと見え始めてきて、コアとなる曲ができて、そのコアな曲に焦点を当ててアルバムを作っていったんだ。

——それでは、ここからは今年に入ってあなたたちがリリースした楽曲についていくつかお伺いしたいと思います。今年の2月にフレッド・アゲイン(Fred Again)とリル・ヨッティ(Lil Yachty)とのコラボレーション・トラック「stayinit」をリリースしました。この驚きのコラボレーションは何がきっかけでスタートして、どのように制作を進めていったのでしょうか。また、彼らの魅力は何でしょうか。

エド:フレッド・アゲインとは何年も前から一緒に何か作ろうと話をしていたんだ。そうしているうちにフレッドがアイデアを送ってくれて。そのトラックはヨッティのボーカルが入ったベーシックなもので、ドラムとかが入ってなかったから、俺たちがその要素をいくつか加えてフレッドに返したんだ。そのあとロンドンでフレッドと作業してから、ニューヨークでヨッティと会って曲を仕上げたんだよ。そんなに難しくはなくて、自然に曲がまとまっていったように思うね。

トム・ラッセル(以下、トム):俺たちは他のアーティストとあまりコラボレーションしないから、コラボレーションすること自体とても興味深いものだったよ。作曲のプロセスが違うし、とても勉強になるんだ。フレッドと作業したときも、彼の作曲のプロセスを垣間見ることができたし、お互いに学び合うことがあると思うんだよね。例えば、フレッドは歌の部分にフォーカスを当てるのがうまいけど、俺たちはもう少しカオティックな音響にフォーカスしたり。あと、ヨッティは大ファンだったから、コラボレーションできて本当に嬉しいよ。彼のオンとオフの切り替えがとても面白くて、普段はすごくスイートな人なんだけど、でもいざレコーディングになると、ゾーンに入ったように集中するんだ。

大音量で聴くと威力を発揮する音

——4月にはザ・ストリーツ(The Streets)ことマイク・スキナー(Mike Skinner)の「Turn The Page」を再構築したシングルをリリースしました。オリジナルはストリーツの最高のデビュー作「Original Pirate Material」の冒頭を飾るトラックですが、どうしてこの曲を再構築しようと思ったのか教えてください。

トム:実は最初のバージョンは2、3年前に作ったんだ。もともと俺たちはストリーツのファンだったし、「Turn The Page」のDJセットやライブで使えるバージョンをずっと作りたいと思っていたんだ。それで最初のバージョンを作ったあとにしばらく寝かせて、1年後くらいにまた聴き返して、粗かった部分を修正してライブとかで使ってみたら、とても盛り上がったんだよ。だからすぐにでもリリースしたいと思ってマイクに相談したら、とても良い返事をもらってようやくリリースできたんだ。

——ストリーツの音楽との出会いはいつだったんですか。

トム:「Original Pirate Material」がリリースされたとき(02年)、イギリスでは大反響で、自分たちもそのときに聴いたんだ。エドが15歳くらいで学生だったと思うんだけど、当時聴いていた音楽って今でも自分たちに影響を与えているし、自分たちを形成する一部だと思っているよ。

エド:「Original Pirate Material」の歌詞やトラックって当時のイギリスの社会状況やクラブ・カルチャーを鮮明に表現していて、そのころの自分たちを思い出させてくれるんだ。当時彼の音楽を聴いていたイギリスの人の多くはきっとそう思っているんじゃないかな。イギリスの若者の平凡でつまらない日常生活をすごく詩的かつ写実的に美しく表現していて、素晴らしい才能だと驚いたよ。

——最新シングル「Gem Lingo (ovr now) 」ではラスヴェン(Ruthven)をフィーチャーしていますよね。

トム:俺たちはサンプリングのリサーチにすごく時間を費やすんだ。作曲と同じくらいね。ラスヴェンのことは少しだけ知ってはいたんだけど、彼の「Hypothalamus」(18年)を聴いてすごくかっこいいと思ったんだ。それでボーカルをサンプリングしてひたすらに切り刻み、エディットしまくって曲を仕上げたんだよ。

エド:ビートの話をすると、俺たちって変わった方法でドラムの音を作るんだ。機材からささいな小さい音を拾ってきて、いくつものエフェクターを通して加工していくんだけど、そうすることによって面白い音ができるんだ。それは普通の音量で聴いたら面白くないかもしれないんだけど、大音量で聴くと威力を発揮するんだよね。それでとても大事にしているのは、ドラムとドラムとの間にある空間に漂っているノイズ。それをさらに加工して、ミニマルなビートの空間にあるテクスチャーにする。普通の人はドラム・キットから音を作るかもしれないけど、俺たちは10個くらいのシンセを使って、いろんな加工を施しながら音を作るんだよ。

——なるほど。

エド:あと「Gem Lingo(ovr now )」ではギター・ペダルをたくさん使っているんだよ。今日ちょっと取材時間に遅れたのは(笑)、楽器屋に行って日本製のペダルを見ていて、いくつか買ってきたせい(渋谷の「えちごやミュージック」に行っていたそう)。それでこの曲では、例えばニルヴァーナがコーラスの音に毎回使っていたものとかスティングが使っていたものとかを使っているんだ。もちろん音は加工しているからそれらのペダルを使っているかは分からないと思うんだけど、もしかしたらファンが音を聴いたときに無意識のところでニルヴァーナを感じるかもしれない。そうやって今と昔がつながると面白い気がするんだよね。

「いくつかの異なる感情の交錯点、狭間」を表現した音楽

——オーヴァーモノの音楽、特に「Good Lies」で鳴っている音楽は、極端に言えば「いくつかの異なる感情の交錯点、狭間」を表現した音楽のように思います。ライブにおいてそれをどのように表現するのでしょうか。

トム:俺たちがスタジオで作っている音楽ってライブのために作っているところがあるんだよ。俺たちのライブは音とビジュアルを組み合わせるんだけど、そこで最高の体験をしてもらいたいんだ。君が指摘してくれたように、俺たちの音楽は「いくつかの異なる感情の狭間」を表現することがキーになっていることは確かだし、それをライブで表現するというのが自分たちの究極の目的なんだよ。

エド:感情ってそのときの気分とか状況によって変わってくると思うんだ。例えば、気分の良い日に音楽を聴けばさらに高揚するかもしれないし、調子の悪い日に音楽を聴いて落ち込むこともあるかもしれない。俺たちはライブに来てくれるファンがそういったさまざまな感情を持っていることを考えながら、最高のライブを届けたいと思っているんだ。

——少しファッションとの関係性についてお伺いします。あなたたちは、昨年3月には「ジバンシィ(GIVENCHY)」のショーに楽曲を提供し、今年6月にパリ・ファッション・ウイークで「1017 アリックス 9SM(1017 ALYX 9SM)」のローンチパーティーをマシュー・ウィリアムズとともにキュレーションしました。自分たちの音楽がファッションと関わりを持つことを想像したことがありましたか。

エド:音楽を始めたときはまったくファッションとつながりを持つなんて考えていなかったよ。だからそうやって声をかけてくれてとても嬉しいんだ。ジバンシィのときも俺たちに全ての自由を与えてくれて、最高だと思えることをやってくれって言われてたんだよ。マシュー・ウィリアムズは俺たちのカルチャーも分かっているデザイナーだからすごくやりやすかったね。ファッションであれ音楽であれ、自分たちのやっていることに誇りや情熱を持っている人とつながることができるってすごく幸せなことだと思うんだ。マシューが服に懸けている情熱と俺たちの音楽に向き合う姿勢はつながっていると思うから、彼とのコラボレーションには無理がないんだよ。

——それでは最後の質問です。レコードショップの棚に「Good Lies」を置くとしたら、その両隣にはどんなアーティストの作品を並べますか。

トム:キャッシュ・コバーン(Cash Cobain)と、やっぱりジョイ・オービソン(Joy Orbison)だね。ピート(ジョイ・オービソン)はとても素晴らしいプロデューサーだと思うよ。その2人の作品の間に「Good Lies」があったら最高だね。

PHOTOS:YUKI KAWASHIMA

■Overmono「Good Lies」
2023年5月12日リリース
レーベル:XL Recordings
価格:CD国内盤(解説・歌詞対訳付/ボーナス・トラック追加収録/特典ステッカー)2320円、CD輸入盤2320円
https://www.beatink.com/products/detail.php?product_id=13234

The post UKダンスシーンをけん引するOvermonoが語る「フレッド・アゲイン&リル・ヨッティ、ザ・ストリーツとのコラボ」 appeared first on WWDJAPAN.

「ジーユー」がプレイステーション30周年記念コラボ ロゴやモチーフを配したウエアなど

「ジーユー(GU)」は12月6日、ゲーム機のプレイステーション(PLAYSTATION)とのコラボアイテムを発売する。

プレイステーション30周年記念
スエットやルームウエア、ソックスなど

コラボアイテムは、プレイステーション誕生30周年を記念したもので、初代プレイステーションのロゴや、コントローラー、そのボタンマークをデザインした裏起毛のスエット(2990円)とスエットパンツ(2990円)、起毛素材のルームウエアセット(3990円)、ポップな配色のソックス(390円)、アンダーウエア(590円)をラインアップする。

The post 「ジーユー」がプレイステーション30周年記念コラボ ロゴやモチーフを配したウエアなど appeared first on WWDJAPAN.

「10 アイヴァン」から純銀ならではの経年変化が楽しめる “FAT PLATING”が登場 デザイナーの中川浩孝が考える“長く使いたい”アイウエアとは

10 アイヴァン,FAT PLATING

“美しい道具”をコンセプトに2017年にスタートした「10 アイヴァン」。その原点ともいえるファーストコレクションの“STANDARD”シリーズに、今回純銀と24金を用いた“FAT PLATING”コレクションが加わった。「経年変化を楽しめる眼鏡を作りたい」という想いからスタートし、道具としての機能性と美しさを追求してたどり着いた、FAT PLATINGという手法。今作のクリエイションについて、デザイナーの中川浩孝に話を聞いた。

純銀の経年変化を
味わえる眼鏡を作りたい

10 アイヴァン,FAT PLATING

「10 アイヴァン」の“STANDARD”シリーズは、チタン製の繊細なリム線、真珠貝製のパッドやトルクスネジなど、オリジナルの上質なパーツの美しさが際立つシンプルなオールメタル。今回の新コレクションでは、そこに表面処理加工として“FAT PLATING”、つまり厚メッキを採用した。ゴールドとシルバーを展開するが、中でもシルバーは極めて限られた日本の工場でしか生産することができない、純銀の厚メッキが施されているのが特筆すべき点だ。

「純銀の経年変化を味わえる眼鏡を作りたいと思ったのが、このコレクションを作るきっかけでした。これまでシルバー925の眼鏡はあったんですが、シルバー1000の眼鏡は調べても見つからなかったんです」。

一般的にシルバー925は、純銀に銅やニッケルなどの化合物入れることで強度を確保している。だが、純銀となると柔らかく、そもそも固形物にすることすら難しいという。

「眼鏡としての強度を保つとなるとかなりの体積を必要とするため、眼鏡を道具として捉えるとベストな選択肢にはなり得ません。では、純銀の色合いや手触りと、道具としての機能性を両立するにはどうしたら良いのか。そこで辿り着いたのが厚メッキという手法でした」。

“美しい道具”として
理に適った厚メッキという手法

フレームのベースをチタンにすれば、その強度を生かすことができ繊細なラインが可能になる。また、軽量で柔軟性も高いため、掛け心地もいい。

「厚メッキなら、チタンの素材特性を活かしながら、同時に純銀特有の“乾いた白色”と呼ばれる美しい色合と質感が楽しめる。それは美しい道具として、ベストなアプローチだと考えたんです」。

精密なチタン加工とメッキによる表面処理加工は、日本の眼鏡製造技術のなかでもとくにレベルが高く、そこには日本でモノ作りをする意義も感じられた。国内屈指のメーカーをもってしても純銀メッキは初めての取組みであったため、開発には約3年を要したというが、熟練職人の知見と高度な技術により「10 アイヴァン」だけのために開発された“FAT PLATING”が実現した。

「一般的には、メッキを施すよりも100%その素材で作られたもののほうが、価値が高いとされていると思うんですね。ただ、『10 アイヴァン』が目指すのは、“用の美”であり、機能性と芸術性を備えた道具としての美しさです。その点で、このFAT PLATINGは理に適っていると、自分でもすごく合点がいきました」。

自分だけの風合いを
楽しめる贅沢

10 アイヴァン,FAT PLATING

今コレクションは、先にも触れたようにシルバーの経年変化が楽しめるのが魅力だ。「使っていくうちにキズが入ったり、硫化して黒ずんでいったりと、表情が変わっていきます。純銀は塩化しにくく、硫化による黒ずみはシルバー磨きで落とすことができるので、磨けばまた艶を出せるし、黒ずみをそのまま風合いとして残してもいい。そこも純銀ならではですね」。

また、今作ではシルバーの質感をそのまま生かした「SILVER-MIRROR」、職人がヤスリで微細な傷をつけてマットに仕上げた「SILVER-SHIRRING」、熟練職人による表面処理で使い込んだ風合いを表現した「SILVER-SMOKED」の3パターンを展開している。それはデニムにたとえるなら、生の状態から履き込んで自分なりの経年変化を楽しむこともできれば、ビンテージ加工のように最初から味のある風合いを楽しむこともできるということ。どう楽しむかは、受け手に委ねられている。こうした提案も、純銀だからこそかなうものだと言えるだろう。

変化するからこそ
長く使いたいものになる

そもそも、一般的に眼鏡において経年変化は“不良”と捉えられ、新品の状態が長く続くことが良しとされている。

「そうした価値観を変えたいと思ったんです。時を経て変わっていく眼鏡があってもいいんじゃないかって。僕自身、眼鏡は大好きですけど、経年変化しないという点においてだけは満足できていなかったんです」。

では、中川にとって経年変化の魅力とは。

「人は、変化しないものにはいずれ飽きがきてしまうと考えているんです。デニムやレザーは、風合いが変化していくからこそ、長く使いたいものになる。『10 アイヴァン』は、“永続性”をひとつのテーマにしていて、20年、30年と自分が使いたいと思えるものであることを、モノづくりの段階からイメージしています。そのためには、モノとしての耐久性はもちろん、気持ちの耐久性、つまり長く使いたいと思えるものであるかも大事で。今回のコレクションは、それを形にできたと思っています」。

美しいだけでなく、道具として機能的であるからこそ、掛ける人の生活に寄り添ってくれる。使い続けたくなるからこそ、日々風合いも増していく。ともに歳を重ねるのが楽しみになる、そんな1本となってくれるに違いない。

同モデルは11月30日に「アイヴァン7285 トウキョウ / オオサカ」で先行販売を行う。一般販売は12月下旬を予定している。

PHOTOS:MASAHI URA
INTERVIEW & TEXT:MIREI ITO
問い合わせ先
アイヴァン PR
03-6450-5300

The post 「10 アイヴァン」から純銀ならではの経年変化が楽しめる “FAT PLATING”が登場 デザイナーの中川浩孝が考える“長く使いたい”アイウエアとは appeared first on WWDJAPAN.

「10 アイヴァン」から純銀ならではの経年変化が楽しめる “FAT PLATING”が登場 デザイナーの中川浩孝が考える“長く使いたい”アイウエアとは

10 アイヴァン,FAT PLATING

“美しい道具”をコンセプトに2017年にスタートした「10 アイヴァン」。その原点ともいえるファーストコレクションの“STANDARD”シリーズに、今回純銀と24金を用いた“FAT PLATING”コレクションが加わった。「経年変化を楽しめる眼鏡を作りたい」という想いからスタートし、道具としての機能性と美しさを追求してたどり着いた、FAT PLATINGという手法。今作のクリエイションについて、デザイナーの中川浩孝に話を聞いた。

純銀の経年変化を
味わえる眼鏡を作りたい

10 アイヴァン,FAT PLATING

「10 アイヴァン」の“STANDARD”シリーズは、チタン製の繊細なリム線、真珠貝製のパッドやトルクスネジなど、オリジナルの上質なパーツの美しさが際立つシンプルなオールメタル。今回の新コレクションでは、そこに表面処理加工として“FAT PLATING”、つまり厚メッキを採用した。ゴールドとシルバーを展開するが、中でもシルバーは極めて限られた日本の工場でしか生産することができない、純銀の厚メッキが施されているのが特筆すべき点だ。

「純銀の経年変化を味わえる眼鏡を作りたいと思ったのが、このコレクションを作るきっかけでした。これまでシルバー925の眼鏡はあったんですが、シルバー1000の眼鏡は調べても見つからなかったんです」。

一般的にシルバー925は、純銀に銅やニッケルなどの化合物入れることで強度を確保している。だが、純銀となると柔らかく、そもそも固形物にすることすら難しいという。

「眼鏡としての強度を保つとなるとかなりの体積を必要とするため、眼鏡を道具として捉えるとベストな選択肢にはなり得ません。では、純銀の色合いや手触りと、道具としての機能性を両立するにはどうしたら良いのか。そこで辿り着いたのが厚メッキという手法でした」。

“美しい道具”として
理に適った厚メッキという手法

フレームのベースをチタンにすれば、その強度を生かすことができ繊細なラインが可能になる。また、軽量で柔軟性も高いため、掛け心地もいい。

「厚メッキなら、チタンの素材特性を活かしながら、同時に純銀特有の“乾いた白色”と呼ばれる美しい色合と質感が楽しめる。それは美しい道具として、ベストなアプローチだと考えたんです」。

精密なチタン加工とメッキによる表面処理加工は、日本の眼鏡製造技術のなかでもとくにレベルが高く、そこには日本でモノ作りをする意義も感じられた。国内屈指のメーカーをもってしても純銀メッキは初めての取組みであったため、開発には約3年を要したというが、熟練職人の知見と高度な技術により「10 アイヴァン」だけのために開発された“FAT PLATING”が実現した。

「一般的には、メッキを施すよりも100%その素材で作られたもののほうが、価値が高いとされていると思うんですね。ただ、『10 アイヴァン』が目指すのは、“用の美”であり、機能性と芸術性を備えた道具としての美しさです。その点で、このFAT PLATINGは理に適っていると、自分でもすごく合点がいきました」。

自分だけの風合いを
楽しめる贅沢

10 アイヴァン,FAT PLATING

今コレクションは、先にも触れたようにシルバーの経年変化が楽しめるのが魅力だ。「使っていくうちにキズが入ったり、硫化して黒ずんでいったりと、表情が変わっていきます。純銀は塩化しにくく、硫化による黒ずみはシルバー磨きで落とすことができるので、磨けばまた艶を出せるし、黒ずみをそのまま風合いとして残してもいい。そこも純銀ならではですね」。

また、今作ではシルバーの質感をそのまま生かした「SILVER-MIRROR」、職人がヤスリで微細な傷をつけてマットに仕上げた「SILVER-SHIRRING」、熟練職人による表面処理で使い込んだ風合いを表現した「SILVER-SMOKED」の3パターンを展開している。それはデニムにたとえるなら、生の状態から履き込んで自分なりの経年変化を楽しむこともできれば、ビンテージ加工のように最初から味のある風合いを楽しむこともできるということ。どう楽しむかは、受け手に委ねられている。こうした提案も、純銀だからこそかなうものだと言えるだろう。

変化するからこそ
長く使いたいものになる

そもそも、一般的に眼鏡において経年変化は“不良”と捉えられ、新品の状態が長く続くことが良しとされている。

「そうした価値観を変えたいと思ったんです。時を経て変わっていく眼鏡があってもいいんじゃないかって。僕自身、眼鏡は大好きですけど、経年変化しないという点においてだけは満足できていなかったんです」。

では、中川にとって経年変化の魅力とは。

「人は、変化しないものにはいずれ飽きがきてしまうと考えているんです。デニムやレザーは、風合いが変化していくからこそ、長く使いたいものになる。『10 アイヴァン』は、“永続性”をひとつのテーマにしていて、20年、30年と自分が使いたいと思えるものであることを、モノづくりの段階からイメージしています。そのためには、モノとしての耐久性はもちろん、気持ちの耐久性、つまり長く使いたいと思えるものであるかも大事で。今回のコレクションは、それを形にできたと思っています」。

美しいだけでなく、道具として機能的であるからこそ、掛ける人の生活に寄り添ってくれる。使い続けたくなるからこそ、日々風合いも増していく。ともに歳を重ねるのが楽しみになる、そんな1本となってくれるに違いない。

同モデルは11月30日に「アイヴァン7285 トウキョウ / オオサカ」で先行販売を行う。一般販売は12月下旬を予定している。

PHOTOS:MASAHI URA
INTERVIEW & TEXT:MIREI ITO
問い合わせ先
アイヴァン PR
03-6450-5300

The post 「10 アイヴァン」から純銀ならではの経年変化が楽しめる “FAT PLATING”が登場 デザイナーの中川浩孝が考える“長く使いたい”アイウエアとは appeared first on WWDJAPAN.

ワールド、三菱商事ファッションを完全子会社化

大手アパレルのワールドは28日、三菱商事の子会社でアパレルOEM事業を運営する三菱商事ファッションの全株式を取得し、完全子会社化すると発表した。取得価額は93億円。株式譲渡日は25年2月中を予定する。

ワールドは三菱商事ファッションについて「三菱商事グループのアパレル・雑貨・靴の素材・製品のグローバルな調達力や生産・物流のシステム、生産背景や顧客基盤、グローバルな人材を有している」とし、子会社化により「サプライチェーンの川上の企画・開発・生産・物流のリソースやノウハウの拡充」や「B2Bのプラットフォーム事業の拡大」を狙う。

想定する具体的なシナジーの一つが、三菱商事ファッションの企画・調達能力を生かした、OEM事業の拡充だ。これまでワールドは、ブランド事業で培ったブランディング、MDノウハウを生かしてOEM事業運営してきたが、三菱商事ファッションの企画提案力や生産背景を活用することで、さらなる既存顧客の売上拡大や新規案件の獲得を見込めるとする。

2つ目が、アパレル事業とデジタル事業に並ぶ柱である、BtoBの「プラットフォーム事業」の強化。ワールドのプラットフォーム事業は、サプライチェーンの川下までカバーし、デジタル事業のB2Bソリューションとも連携した幅広いサービスを展開している。三菱商事ファッションの、「他のOEM企業には見られない」課題解決型事業のサービスをここに組み込み、さらなる付加価値を提供する。

3つ目が、ブランド投資事業の拡大。ワールドは、日本政策投資銀行と合弁で投資会社W&Dインベストメントデザインを設立するなど、M&Aを成長戦略の中核に据えている。三菱商事ファッションの案件開拓能力、投資判断のノウハウを吸収し、投資先の開拓やバリューアップ、投資先ブランドの経営力につなげる。

三菱商事ファッションの24年3月期連結業績は、売上高が919億円、営業利益が35億円、純利益が22億円。ワールドは、今回の株式取得が25年2月期連結業績に与える影響については「精査中」とし、業績予想値の修正・公表の必要性が生じた場合は速やかに開示するとしている。

The post ワールド、三菱商事ファッションを完全子会社化 appeared first on WWDJAPAN.

ワールド、三菱商事ファッションを完全子会社化

大手アパレルのワールドは28日、三菱商事の子会社でアパレルOEM事業を運営する三菱商事ファッションの全株式を取得し、完全子会社化すると発表した。取得価額は93億円。株式譲渡日は25年2月中を予定する。

ワールドは三菱商事ファッションについて「三菱商事グループのアパレル・雑貨・靴の素材・製品のグローバルな調達力や生産・物流のシステム、生産背景や顧客基盤、グローバルな人材を有している」とし、子会社化により「サプライチェーンの川上の企画・開発・生産・物流のリソースやノウハウの拡充」や「B2Bのプラットフォーム事業の拡大」を狙う。

想定する具体的なシナジーの一つが、三菱商事ファッションの企画・調達能力を生かした、OEM事業の拡充だ。これまでワールドは、ブランド事業で培ったブランディング、MDノウハウを生かしてOEM事業運営してきたが、三菱商事ファッションの企画提案力や生産背景を活用することで、さらなる既存顧客の売上拡大や新規案件の獲得を見込めるとする。

2つ目が、アパレル事業とデジタル事業に並ぶ柱である、BtoBの「プラットフォーム事業」の強化。ワールドのプラットフォーム事業は、サプライチェーンの川下までカバーし、デジタル事業のB2Bソリューションとも連携した幅広いサービスを展開している。三菱商事ファッションの、「他のOEM企業には見られない」課題解決型事業のサービスをここに組み込み、さらなる付加価値を提供する。

3つ目が、ブランド投資事業の拡大。ワールドは、日本政策投資銀行と合弁で投資会社W&Dインベストメントデザインを設立するなど、M&Aを成長戦略の中核に据えている。三菱商事ファッションの案件開拓能力、投資判断のノウハウを吸収し、投資先の開拓やバリューアップ、投資先ブランドの経営力につなげる。

三菱商事ファッションの24年3月期連結業績は、売上高が919億円、営業利益が35億円、純利益が22億円。ワールドは、今回の株式取得が25年2月期連結業績に与える影響については「精査中」とし、業績予想値の修正・公表の必要性が生じた場合は速やかに開示するとしている。

The post ワールド、三菱商事ファッションを完全子会社化 appeared first on WWDJAPAN.

ベイクルーズの「スピック&スパン」×「ディディオン」 限定カラーのコスメが登場

ベイクルーズグループが運営する「スピック&スパン(SPICK & SPAN)」は12月1日、コスメブランド「ディディオン(DIDION)」とコラボレーションし、限定カラーのコスメを発売する。「ディディオン」公式オンラインストアで数量限定で販売するほか、11月28日から「スピック&スパン」店舗で買い物をした人にノベルティーとしてプレゼントする。

本コラボでは、「ディディオン」で人気の“プランピングリップスティック”から限定2色(各1760円)と“リキッドグリッター”から限定2色(各1650円)を用意した。

“プランピングリップスティック”

プランプ効果のあるリップスティック“プランピングリップスティック”から登場するのは、“01 SAM”と“02 BELL”の2色。“01 SAM”は、自分の中にしっかりとした意思を持つ女性らしさを引き出すレッドと自然体で肌馴染みのよいオレンジを組み合わせた深みのある赤リップ。“02 BELL”は、聡明で優しい印象をかなえるオレンジリップだ。

“リキッドグリッター”

ウォーターベース処方で肌に負担がかかりにくい“リキッドグリッター”からは、“S01 ILA”と“S02 LUCY”の2色が登場。“S01 ILA”はひと塗りで目元を華やかに演出するホリデーグリーン。“S02 LUCY”は細かなシルバーグリッターと大粒のオーロラグリッターをオリジナル調合したニュアンスカラーだ。

「スピック&スパン」×「ディディオン」 ポップアップ イベント

今回のコラボを記念し12月25日までの期間、「ディディオン」の一部コスメを「スピック&スパン」札幌店、ベイクルーズストア仙台店、ペリエ千葉店、ルミネ有楽町店、ルミネ新宿店、自由が丘店、新潟店、静岡店、名古屋ラシック店、京都ポルタ店、ルクアイーレ店、ミント神戸店、岡山店、広島店、熊本店、福岡パルコ店で取り扱う。

The post ベイクルーズの「スピック&スパン」×「ディディオン」 限定カラーのコスメが登場 appeared first on WWDJAPAN.

「ア ベイシング エイプ®」×「バウンティーハンター」 7年ぶりのカプセルコレクション発売

「ア ベイシング エイプ®(A BATHING APE®)」(以下、「ベイプ®」)は、「バウンティーハンター(BOUNTY HUNTER)」と、2017年以来となる第4弾カプセルコレクションを11月30日に発売する。

今回は「ベイプ®︎」の定番アイテムから、バーシティジャケット、スノーボードジャケット、シャークフーディー、Tシャツ、オリジナルフットウエア“シャークスタ”“スカルシューズ”をピックアップ。BXHとエイプヘッドを組み合わせたコラボレートロゴやサークルAを用いた“A” BATHING APEのタイポグラフィなど、「バウンティーハンター」らしいセンスとユーモアで「ベイプ®︎」のアイテムをアレンジしている。

ブラックを基調にモノトーンでまとめたバーシティジャケットは、バックに“BATHING HUNTER”、フロントにイニシャルの“B”と“H”のワッペンを、袖に「ベイプ®︎」が創業した1993年の“93”と「バウンティーハンター」が創業した1995年の“95”のワッペンなどをレタードした。フロントの刺しゅうや袖のエイプヘッドの型押しなど細部まで徹底的にこだわり、コラボレーションに相応しい一着に仕上げた。バーシティジャケットには、コラボレートロゴを使用したピンズが付属。パッケージには、「バウンティーハンター」が掲げる“120% DARKSIDE JUSTICE”のメッセージが入っている。

Tシャツは、フットボールシャツからインスピレーションを得て、フロントに“93”、バックに“95”をナンバリング。ブラックのボディーにホワイトステッチを利かせた「バウンティーハンター」らしい配色も魅力だ。

「ベイプ®︎」の新作フットウェア“シャークスタ”は、ブラックのレザーとメッシュで切り替えたアッパーのニュアンスが特徴。シュータンとヒール、インソールにコラボレートロゴを配置。オリジナルのシューズボックスで、ホワイトの他にブラックのシューレスが付属する。“スカルシューズ”は、「ベイプ®︎」の90年代のアーカイブデザインからインスピレーションを得ていて、シュータンにコラボレートロゴ、ヒールに「BXH」ロゴを配置し、インソールは“bape”をバイアス状に並べた総柄。オリジナルのシューズボックスで、ホワイトの他にブラックのシューレスが付属する。

メンズアイテム

キッズアイテム

The post 「ア ベイシング エイプ®」×「バウンティーハンター」 7年ぶりのカプセルコレクション発売 appeared first on WWDJAPAN.

「セルヴォーク」の美容液グロスにローズブラウンカラーの限定色

「セルヴォーク(CELVOKE)」は12月20日、みずみずしく唇を彩るセラムリップグロス“セルヴォーク モイステン リップドロップ”から限定色“サンセットブリック”(3300円)を発売する。6日からゾゾコスメ(ZOZOCOSME)で先行販売する。

“セルヴォーク モイステン リップドロップ”は5種のオーガニック成分と5種の植物由来保湿成分配合し、まるでリップ美容液のように唇をケアするグロスリップ。菜種、ヒマワリ由来の“スーパーフィットオイル”が唇の上に膜を作り、さらっと軽いテクスチャーのオリーブスクワランがべたつきを抑えることで、潤いつつもベタつかない心地良い使用感を長時間キープする。

夕日に照らされたレンガ造りの街並みをイメージ

限定色“サンセットブリック”は、肌に柔らかく馴染みながら自然に色気を引き出すまろやかなローズブラウンカラー。さりげなく潜ませたピンク、コッパー、ブルーのパールが繊細に輝き、惹きつけられるような奥行きのある表情を演出する。光を透けさせながら唇の存在感を引き立てる発色と、唇の荒れや縦シワをカバーするプランプアップ効果でモードな仕上がりをかなえる。

The post 「セルヴォーク」の美容液グロスにローズブラウンカラーの限定色 appeared first on WWDJAPAN.

「ルナソル」が潤いと艶が長時間続く“水分チャージUV”を発売 ピンクピグメント配合でうる艶肌に

「ルナソル(LUNASOL)」は2025年3月7日、艶と潤いが長時間続く日焼け止め美容液“グロウデイセラムUV”[SPF50+・PA++++](30g、5280円)を発売する。

“グロウデイセラムUV”は、国内最高レベルの紫外線防御力と滑らかに伸び広がる心地良い使用感を両立した商品で、独自開発のラメラ乳化技術から生まれた水分チャージ膜が肌に密着して潤いを与え続け、キメの整った肌に導く。また、光が当たると艶やかに発色するピンクの微細なピグメントを配合。潤んだような肌を演出し、透明感をアップさせる。

アイブロウアイテムも登場 定番のアイブロウパレットはリニューアル

同日、アイブロウアイテム4種も発売する。定番のアイブロウパウダー“スタイリングアイゾーンコンパクト”はリニューアルし、より上質なパウダーに進化した“スタイリングアイゾーンコンパクトN”(6050円)として登場。既存色のナチュラルブラウンはそのままに、新色のソフトアッシュが仲間入りする。

ほか、リアルな毛流れを描ける“モデリングアイブロウライナー”(3520円)、0.8mmの極細芯が特徴の“モデリングアイブロウペンシル”(セット価格、4070円)、艶とハリ感を与えて立体的な眉に仕上げる“フェザリーアイブロウジェル”(3300円)のクリアカラーも用意した。

The post 「ルナソル」が潤いと艶が長時間続く“水分チャージUV”を発売 ピンクピグメント配合でうる艶肌に appeared first on WWDJAPAN.

「ルナソル」が潤いと艶が長時間続く“水分チャージUV”を発売 ピンクピグメント配合でうる艶肌に

「ルナソル(LUNASOL)」は2025年3月7日、艶と潤いが長時間続く日焼け止め美容液“グロウデイセラムUV”[SPF50+・PA++++](30g、5280円)を発売する。

“グロウデイセラムUV”は、国内最高レベルの紫外線防御力と滑らかに伸び広がる心地良い使用感を両立した商品で、独自開発のラメラ乳化技術から生まれた水分チャージ膜が肌に密着して潤いを与え続け、キメの整った肌に導く。また、光が当たると艶やかに発色するピンクの微細なピグメントを配合。潤んだような肌を演出し、透明感をアップさせる。

アイブロウアイテムも登場 定番のアイブロウパレットはリニューアル

同日、アイブロウアイテム4種も発売する。定番のアイブロウパウダー“スタイリングアイゾーンコンパクト”はリニューアルし、より上質なパウダーに進化した“スタイリングアイゾーンコンパクトN”(6050円)として登場。既存色のナチュラルブラウンはそのままに、新色のソフトアッシュが仲間入りする。

ほか、リアルな毛流れを描ける“モデリングアイブロウライナー”(3520円)、0.8mmの極細芯が特徴の“モデリングアイブロウペンシル”(セット価格、4070円)、艶とハリ感を与えて立体的な眉に仕上げる“フェザリーアイブロウジェル”(3300円)のクリアカラーも用意した。

The post 「ルナソル」が潤いと艶が長時間続く“水分チャージUV”を発売 ピンクピグメント配合でうる艶肌に appeared first on WWDJAPAN.

「コスメキッチン」がイラストレータくらはしれいとコラボ 代官山ポップアップも

「コスメキッチン(COSME KITCHEN)」は12月2日、絵本作家兼イラストレーターのくらはしれいとのコラボレーションアイテムを発売する。店舗、公式オンラインストア、“ビープル(BIOPLE)”の店舗及び公式オンラインストアで販売する。

レトロな海外絵本の雰囲気で“どこかほっこり温かい”世界観を表現するくらはしれいとコラボし展開する本コレクションでは、スキンケアアイテムからホリデーにぴったりなスイーツまで全12アイテムを用意した。

コスメキッチン プロダクツ

マカデミア種子油やアーモンド油などボタニカルオイルをふんだんに使った人気ハンドクリームが、猫の愛らしい仕草を表現した描き下ろし限定デザインパッケージで登場。

ラインアップは、ナチュラルフラワーの香りの“くらはしれい ハンドクリーム A”(1650円)とハーバルミルクの香りの“くらはしれい ハンドクリーム B”(1650円)の2種類。2つの香りをオリジナルポーチに入れた“くらはしれい ハンドクリーム 2Pセット”(3850円)も展開する。

「コスメキッチン」セレクトブランドコラボ

「イングリッシュティーショップ」

「イングリッシュティーショップ(ENGLISH TEA SHOP)」の紅茶“イングリッシュブレックファースト”“アールグレイ”“ブラックティー&ジンジャーウィズピーチ”“ルイボス”をセットにした、“イングリッシュティーショップ オーガニックティー オリジナルアソートパック”(各5包全20包、1080円)が登場。パッケージには、2つ並べると”家族“のイラストが完成するアーティスティックなザインを採用した。

「アムリターラ」

国産オーガニックコスメブランド「アムリターラ(AMRITARA)」の太古の海のミネラルの結晶で癒しの時間を演出する”アムリターラ ヒマラヤ岩塩バスソルト”(120g、605円)が、キュートな猫のパッケージで登場。硫黄の香りで癒しのバスタイムを楽しめる。

「コスメキッチン アダプテーション」

「コスメキッチン」のナチュラル&オーガニックカフェレストラン「コスメキッチン アダプテーション(COSME KITCHEN ADAPTATION)」から、ストロベリーのフリーズドライ素材を使用したカカオ40%のオールナチュラルチョコレート“コスメキッチン アダプテーション ストロベリーチョコレートバー”(1180円)が登場。スイーツに心躍らせる熊たちをポップに描いたパッケージで用意した。

「バイオノーマライザー」

「バイオノーマライザー(BIO-NORMALIZER)」の“バイオノーマライザー 青パパイヤ酵素 EX”(3240円)は、部屋に飾りたくなるようなクラシカルで温かみのある描き下ろしデザインのパッケージで用意した。

「ボールアンドチェーン」

「ボールアンドチェーン(BALL&CHAIN)」のショッピングバッグに、くらはしれいの代表的なイラストを刺しゅうした“ボールアンドチェーン”(6050円)が登場。一部店舗限定で販売する。

限定オリジナルグッズ

オリジナルアイテムとして、描き下ろしの愛らしい猫と“家族”をデザインした50cm×50cmの大判タイプのハンカチ(各1980円)や再生ポリエステル糸60%を採用した“フラットポーチ”(2200円)、コラボレーション描き下ろしデザインの猫をあしらった“ラウンドミラー”(990円)をラインアップする。

ポップアップ イン 代官山 蔦屋書店

コラボレーションを記念し12月9〜19日の期間、代官山 蔦屋書店でポップアップを行う。会場では先着120人に、代官山 蔦屋書店でコラボアイテムを1100円以上購入し「コスメキッチン」代官山本店でレシートを提示すると、エコバッグをプレゼントするキャンペーンを実施する。詳細は特設サイトから確認できる。
特設サイト

▪️ポップアップ イン 代官山 蔦屋書店

期間:12月9〜19日
場所: 代官山 蔦屋書店3号館1階 料理フロア
住所:東京都渋谷区猿楽町17-5

The post 「コスメキッチン」がイラストレータくらはしれいとコラボ 代官山ポップアップも appeared first on WWDJAPAN.

「エトヴォス」からマッサージブラシ&ヘアオイルのキットが登場 ホームケアでしっとりヘアに

「エトヴォス(ETVOS)」は12月4日、頭皮全体をケアするマッサージブラシとノンシリコンヘアオイルのパウチをセットにしたキット“リラクシングマッサージブラシキット”(限定2色、1925円)を数量限定で発売する。

人気のマッサージブラシと初のヘアオイルがセットに

同ブランドのヘアケアキットは、毎年夏と冬に登場する定番商品。今回は、ブランド人気の“リラクシングマッサージブラシ”とノンシリコンの“ヘアオイルセラム”のパウチ(1mL×2袋)をセットした。“リラクシングマッサージブラシ”は、インバス・アウトバスの両方で使用可能なシリコン製のブラシで、地肌を傷めない絶妙な硬さの突起が心地良い肌あたりで頭皮を刺激する。形状は、握りやすくシャンプーがついた手でも滑りにくい形を採用。カラーは限定色のピスタチオとカシスの2色を用意する。

“ヘアオイルセラム”は、厳選された7種の植物オイルを絶妙なバランスで配合し、乾燥をケアしながら艶やかな質感へと導く。ノンシリコンでしっとりさせながらもベタつき感のない仕上がりで、スタイリング剤としても使用できる。香りはダマスクローズ精油のほか、ジャスミンやムスクなどを加え華やかな印象に仕上げた。

The post 「エトヴォス」からマッサージブラシ&ヘアオイルのキットが登場 ホームケアでしっとりヘアに appeared first on WWDJAPAN.

著名人が選んだ商品紹介も 「アマゾン ファッション」内“レディース”“スポーツ”ストアがリニューアル

「アマゾンファッション(AMAZON FASHION)」は11月15日、サイト内の“レディース”ストアと“スポーツ”ストアをリニューアルした。改装後のストアでは、シーズンごとのおすすめアイテムやコーディネートビジュアルを提案。さらにスタイリストらによるピックアップアイテムや、季節にあったさまざまな特集コンテンツもラインアップする。22日からはファッションモデル、タレントとして活躍する貴島明日香や俳優の平祐奈が着用した冬のマストハブ商品を展開している。

現在“レディース”ストアでは「ジェラートピケ(GELATO PIQUE)」「スナイデル(SNIDEL)」、“スポーツ”ストアでは「アディダス(ADIDAS)」「ニューバランス(NEW BALANCE)」「ミズノ(MIZUNO)」「アンダーアーマー(UNDER ARMOUR)」「プーマ(PUMA)」「チャンピオン(CHAMPION)」など、多彩なアパレルブランドがラインアップ。加えて、売れ筋アイテムの提案や高評価を得た商品の紹介、クリスマスシーズンに向けたギフトストアも掲載中だ。

問い合わせ先
アマゾンジャパン

The post 著名人が選んだ商品紹介も 「アマゾン ファッション」内“レディース”“スポーツ”ストアがリニューアル appeared first on WWDJAPAN.

著名人が選んだ商品紹介も 「アマゾン ファッション」内“レディース”“スポーツ”ストアがリニューアル

「アマゾンファッション(AMAZON FASHION)」は11月15日、サイト内の“レディース”ストアと“スポーツ”ストアをリニューアルした。改装後のストアでは、シーズンごとのおすすめアイテムやコーディネートビジュアルを提案。さらにスタイリストらによるピックアップアイテムや、季節にあったさまざまな特集コンテンツもラインアップする。22日からはファッションモデル、タレントとして活躍する貴島明日香や俳優の平祐奈が着用した冬のマストハブ商品を展開している。

現在“レディース”ストアでは「ジェラートピケ(GELATO PIQUE)」「スナイデル(SNIDEL)」、“スポーツ”ストアでは「アディダス(ADIDAS)」「ニューバランス(NEW BALANCE)」「ミズノ(MIZUNO)」「アンダーアーマー(UNDER ARMOUR)」「プーマ(PUMA)」「チャンピオン(CHAMPION)」など、多彩なアパレルブランドがラインアップ。加えて、売れ筋アイテムの提案や高評価を得た商品の紹介、クリスマスシーズンに向けたギフトストアも掲載中だ。

問い合わせ先
アマゾンジャパン

The post 著名人が選んだ商品紹介も 「アマゾン ファッション」内“レディース”“スポーツ”ストアがリニューアル appeared first on WWDJAPAN.

ユニクロ「UT」から「ベルセルク」コラボ 迫力のグラフィックを大胆にあしらう2型

「ユニクロ(UNIQLO)」のTシャツブランド「UT」は、三浦建太郎による漫画作品「ベルセルク」とのコラボTシャツを発売する。2025年2月中旬に販売を予定する。

「ベルセルク」コラボ
大胆なグラフィックで世界観を表現

アイテムは、主人公の“ガッツ”が“狂戦士の甲冑”をまとった姿を大きくあしらったTシャツ(1990円)と、“フェムト”らキャラクターを並べ、“約束の刻 来たれり”の文言を配したTシャツ(1990円)の2型を制作した。

「ベルセルク」は、三浦建太郎による漫画作品。1988年に白泉社の漫画雑誌「月刊コミコミ」で読み切り作品として発表、翌年連載を開始。怪物と戦う主人公、“ガッツ”の成長を描く。2002年に手塚治虫文化賞マンガ優秀賞を受賞、映像作品も多数。三浦急逝後の21年以降は、スタジオスタッフによって、三浦の親友である漫画家の森恒二監修のもと、連載を継続している。

The post ユニクロ「UT」から「ベルセルク」コラボ 迫力のグラフィックを大胆にあしらう2型 appeared first on WWDJAPAN.

ユニクロ「UT」から「ベルセルク」コラボ 迫力のグラフィックを大胆にあしらう2型

「ユニクロ(UNIQLO)」のTシャツブランド「UT」は、三浦建太郎による漫画作品「ベルセルク」とのコラボTシャツを発売する。2025年2月中旬に販売を予定する。

「ベルセルク」コラボ
大胆なグラフィックで世界観を表現

アイテムは、主人公の“ガッツ”が“狂戦士の甲冑”をまとった姿を大きくあしらったTシャツ(1990円)と、“フェムト”らキャラクターを並べ、“約束の刻 来たれり”の文言を配したTシャツ(1990円)の2型を制作した。

「ベルセルク」は、三浦建太郎による漫画作品。1988年に白泉社の漫画雑誌「月刊コミコミ」で読み切り作品として発表、翌年連載を開始。怪物と戦う主人公、“ガッツ”の成長を描く。2002年に手塚治虫文化賞マンガ優秀賞を受賞、映像作品も多数。三浦急逝後の21年以降は、スタジオスタッフによって、三浦の親友である漫画家の森恒二監修のもと、連載を継続している。

The post ユニクロ「UT」から「ベルセルク」コラボ 迫力のグラフィックを大胆にあしらう2型 appeared first on WWDJAPAN.

「ジョセフ」が新クリエイティブ・ディレクターを任命 「ジェイ ダブリュー アンダーソン」のデザイン・ディレクター

オンワードホールディングス傘下の英「ジョゼフ(JOSEPH)」は11月27日、新たなクリエイティブ・ディレクターとして、「ジェイ ダブリュー アンダーソン(JW ANDERSON)」出身のマリオ・アリーナ(Mario Arena)を任命した。同氏による初コレクションは2026年春夏シーズンになるという。

「ジョセフ」は、1966年に故ジョゼフ・エテッドギー(Joseph Ettedgui)がロンドンでコンセプトストアをオープンしたことに端を発する。83年に、“実用的でありつつラグジュアリーでモダンな服”というコンセプトで自社ブランドをスタート。これまで複数のデザイナーをクリエイティブのトップに迎えているが、直近ではブランドのデザインチームに所属していたアンナ・ルンドバック・デューア(Anna Lundback Dyhr)と夫で「トミー ヒルフィガー(TOMMY HILFIGER)」のグローバル・クリエイティブ・ディレクターを務めていたフレデリック・デューア(Frederik Dyhr)が、2020年にクリエイティブ・ディレクターに就任。しかし、2人は最近「ジョセフ」のデザインスタジオとワークショップがパリからロンドンに移転したことを機に退任している。

アリーナ新クリエイティブ・ディレクターの経歴とコメント

アリーナ新クリエイティブ・ディレクターは、直近では「ジェイ ダブリュー アンダーソン」でウエア、アクセサリー、ランウエイ担当プロダクト&デザイン・ディレクターを務めていた。それ以前には、「ナヌーシュカ(NANUSHKA)」のウエアおよびアクセサリー部門デザイン&イノベーション・ディレクターや、「クリストファー ケイン(CHRISTOPHER KANE)」のウエア担当ヘッドを務めていた。

また、これらのブランドで働き始める前には、自身のブランド「エンリスト(ENLIST)」を手掛けていた。ほかには、戦略的デザインスタジオのアリーナ・インターナショナル(ARENA INTERNATIONAL)を立ち上げ、LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)やその傘下ブランドの「セリーヌ(CELINE)」などと協業している。

アリーナ新クリエイティブ・デザイナーは、「『ジョセフ』の豊かなヘリテージとタイムレスなデザインコードは、常にインスピレーションを与えてくれた。このアイコニックなブランドに、新たなビジョンをもたらすことを楽しみにしている」と語った。

バーバラ・カンポス(Barbara Campos)=ジョセフ最高経営責任者は、「マリオはモダンラグジュアリー分野における豊富な経験を持つ、才能豊かなクリエイティブだ。ブランドのエキサイティングな新章を迎えるにあたり、彼と共に仕事をするのを楽しみにしている」と述べた。

The post 「ジョセフ」が新クリエイティブ・ディレクターを任命 「ジェイ ダブリュー アンダーソン」のデザイン・ディレクター appeared first on WWDJAPAN.

「セリーヌ オム」からスキーカプセルコレクション 表参道店限定アイテムもラインアップ

「セリーヌ オム(CELINE HOMME)」は、ウィンタースポーツをテーマとした、スキーカプセルコレクションを発売した。「セリーヌ」表参道店、その他一部取扱店舗で販売する。

カプセルコレクションから
スキーギアやダウン、バッグなど

本コレクションは、ダウンジャケット(43万4500円)、フリースジャケット(29万7000円〜)、セーター(17万500円〜)、スキーゴーグル(11万3300円)、サングラス(8万6900円)、ビーニー(7万2600円〜)、スカーフ(10万4500円〜)、バッグ“キュイル トリオンフ”(34万1000円)、バッグ“カバ セリーヌ”(26万4000円)、チャーム(7万2600円)をラインアップするほか、「セリーヌ」表参道店限定アイテムとして、スキージャケット(68万2000円)、ナイロンブルゾン(50万500円)、スキーパンツ(44万5500円〜)、スキー板(106万7000円)、ネックウォーマー(3万3000円)、カグール(4万2900円)、バッグ“カバ セリーヌ”(34万6500円)を販売する。なお価格はすべて予定価格。

The post 「セリーヌ オム」からスキーカプセルコレクション 表参道店限定アイテムもラインアップ appeared first on WWDJAPAN.

【一粒万倍日】「ルイ・ヴィトン」から新作財布 アーカイブに着想した多彩な全5種

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、12月25日の1.一粒の籾(もみ)が豊かに実り万倍もの稲穂になるといわれる“一粒万倍日”と大安の開運日、26日の1.“一粒万倍日”、2.天の恩恵で全ての人が福を受ける“天恩日”、3.すべての神が天に登り、万物の罪を許す“天赦日”の3つが重なる最強開運日に向けて、伝統とクリエイティビティーを融合した“ルイ・ヴィトン カラーマニア”から、メゾンのアーカイブに着想した新作財布全5種を発売した。

コントラストカラーのレザーのライニングに3つのカードスロットをあしらった“ポルト カルト・ロミー”(全5色、各H8×W12×D0.8cm、各6万500円)、“モノグラム・キャンバス”にシルバーカラーのスナップボタンをあしらった“ポルトフォイユ・ヴィクトリーヌ”(全3色、各H9.5×W12×D2.5cm、各8万9100円)、多彩なポケットやコンパートメント、カードスロットを備えた“ポルトフォイユ・クレマンス”(全3色、各H9×W20×D2cm、各9万200円)、取り外し可能なカードホルダー付きの“ポルト カルト・キリガミ”(全5色、各H7.5×W11×D1.5cm、各5万7200円)、日本の伝統的な切り紙細工にちなんで名付けた“キリガミ・オーガナイザー”(全2色、各H11×W23×D2cm、各11万9900円)をラインアップする。

一粒万倍日は財布を買ったり、使い始めたり、贈ったりするのに適した日とされる。

PHOTOS:LOUIS VUITTON

The post 【一粒万倍日】「ルイ・ヴィトン」から新作財布 アーカイブに着想した多彩な全5種 appeared first on WWDJAPAN.

「ルルルン」が初のメンズ向けフェイスマスクを発売 男性の肌悩みに着目した“貼る化粧水”

フェイスマスクブランド「ルルルン(LULULUN)」は12月4日、ブランド初となるメンズ向けのフェイスマスク“ルルルン DaN ブラックマスク”(7枚入り、770円)をドンキホーテ系列店で発売する。

男性の骨格や肌悩みに着目した化粧水マスク

同商品は、男性の骨格や肌悩みに着目した「ルルルン」初のメンズ向け化粧水マスク。たっぷりの化粧水を含ませたシートを顔に5〜10分貼り付けることで、顔全体をムラなく保湿することができる。ベースの化粧水には、保湿成分のヒアルロン酸や、肌のバランスを整えるナイアシンアミドなどの成分を配合し、皮脂と水分のバランスがとりづらいという男性の肌質に合わせてアプローチする。

また、シートは竹炭を練り込むことで余分な皮脂を吸着し、すっきりとした肌へと導くほか、外したマスクは折りたたみ拭き取ることで、ざらつきや古い角質をオフできる。顔型はオリジナルのものを採用し、額の広さや眉の上の張りなど男性の骨格にフィットするよう新たに設計した。

The post 「ルルルン」が初のメンズ向けフェイスマスクを発売 男性の肌悩みに着目した“貼る化粧水” appeared first on WWDJAPAN.

まつ毛美容液「エマーキット」がハンギョドンとコラボ

まつ毛美容液の「エマーキット(EMAKED)」は12月2日、サンリオのキャラクター、ハンギョドンとコラボレーションした限定アイテムを発売する。価格は0.7mLで3278円。同ブランドは痛んだまつげをケアし育むまつ毛美容液で、2010年に誕生。保湿成分やまつ毛の細分化を予防する成分、まつ毛を丈夫にする成分、補修や保護を目的とした成分を配合し、寝る前の10秒間でケアできる手軽さが特徴。今年9月にはパッケージをリニューアルしている。

ブランド初のミニサイズで用意

今回のコラボでは商品を試したことのない人が手軽に試せるよう、ブランド初のミニサイズにし価格もリーズナブルにした。鮮やかなイエローのパッケージにはさまざまなハンギョドンのほか、友だちのさゆりやイタローもデザイン。まつ毛美容液のボトルにもイラストを描いている。

The post まつ毛美容液「エマーキット」がハンギョドンとコラボ appeared first on WWDJAPAN.

まつ毛美容液「エマーキット」がハンギョドンとコラボ

まつ毛美容液の「エマーキット(EMAKED)」は12月2日、サンリオのキャラクター、ハンギョドンとコラボレーションした限定アイテムを発売する。価格は0.7mLで3278円。同ブランドは痛んだまつげをケアし育むまつ毛美容液で、2010年に誕生。保湿成分やまつ毛の細分化を予防する成分、まつ毛を丈夫にする成分、補修や保護を目的とした成分を配合し、寝る前の10秒間でケアできる手軽さが特徴。今年9月にはパッケージをリニューアルしている。

ブランド初のミニサイズで用意

今回のコラボでは商品を試したことのない人が手軽に試せるよう、ブランド初のミニサイズにし価格もリーズナブルにした。鮮やかなイエローのパッケージにはさまざまなハンギョドンのほか、友だちのさゆりやイタローもデザイン。まつ毛美容液のボトルにもイラストを描いている。

The post まつ毛美容液「エマーキット」がハンギョドンとコラボ appeared first on WWDJAPAN.

「アディダス」、ランニング旗艦モデル“アディゼロ”最新作を発売 箱根駅伝シェア1位奪取へ

「アディダス(ADIDAS)」を運営するアディダス ジャパンは11月27日、2024-25年の駅伝、マラソンシーズンに向けたシューズやアパレルのランニングコレクション“アディゼロ エキデン コレクション(ADIZERO EKIDEN COLLECTION)”を発売した。メインとなるレーシングシューズ“アディゼロ アディオス プロ 4(ADIZERO ADIOS PRO 4、2万8600円)”は世界に先駆けて日本で販売。“エキデン コレクション”の発表会見には、今シーズンの大学3大駅伝のうち既に2冠を手にしている國學院大学チームも登壇した。

“アディゼロ”はもともと、「日本人を速くする」を合言葉に、05年に日本で開発を始めたパフォーマンスランニングシューズのシリーズ。日本人向け足型開発などを行い、実績につなげてきた。初代モデル開発から約20年が経ち、現在では世界の有力選手が着用し、さまざまな記録を打ち立てている。「アディダス ジャパンとして、ランニングカテゴリーの根幹が“アディゼロ”」(冨田和征アディダスマーケティング事業本部シニアディレクター)と位置付けている。

“エキデン コレクション”は、レーシングシューズとして“アディゼロ アディオス プロ 4”と、軽量レーシングモデルの“アディゼロ タクミ セン テン(ADIZERO TAKUMI SEN 10、2万2000円)”、薄底ながら高反発のオールラウンドモデル“アディゼロ ジャパン 9(ADIZERO JAPAN 9、1万7600円)”の3型をラインアップ。他、トレーニングシューズ4型(9900〜3万9600円)をそろえ、一般ランナーや中高の陸上部学生など、幅広い層のニーズに応える。全7モデル共通で、「集中と情熱」を表すというシルバーと赤のデザインを採用した。

試着練習会も全国8都市で開催

24年年初の箱根駅伝では、「アディダス」が12年からパートナーシップを結ぶ青山学院大学が優勝した。しかし、同大会での「アディダス」の選手着用率は18.3%(出典:アルペングループマガジン)と、「ナイキ(NIKE)」の42.6%(同)、「アシックス(ASICS)」の24.8%(同)に次ぐ3位。「非常に悔しい思いをした。箱根シェアナンバーワンはわれわれの目標の一つ」と冨田ディレクター。25年の箱根は青山学院大に加え、22年からパートナーシップを結んでおり今季勢いに乗っている國學院大、サポートしている創価大、大東文化大をはじめとした選手が「アディダス」着用予定で、シェアナンバーワン獲得に期待がかかる。

駅伝出場選手のようなトップアスリートだけでなく、一般ランナーへの訴求にも注力する。発売に合わせて、東京・渋谷のミヤシタパークの「アディダス」店舗では、入口すぐに“エキデン コレクション”を展示。1月末にかけては、全国8都市でフルマラソンでサブ4以上を目指すランナーを対象に“アディゼロ”シューズを貸し出すランニング練習会を実施する。東京・表参道のランニングジム「ランニングサイエンスラボ」でも、“アディゼロ”を試着して低酸素ランニングができるメニューを用意した(12月27日まで)。

The post 「アディダス」、ランニング旗艦モデル“アディゼロ”最新作を発売 箱根駅伝シェア1位奪取へ appeared first on WWDJAPAN.

K-POPや多業界からラブコール! 3Dアーティスト、DAMOの作る“誰も完璧じゃなくていい”不安定な世界

PROFILE: DAMO / 3Dアーティスト

DAMO / 3Dアーティスト

PROFILE:DAMO 1997年生まれ、韓国ソウル出身。大学では視覚伝達デザインを専攻し、グラフィックデザインを学ぶ傍ら授業の一環として学んだ3Dという表現方法に引かれ独学で技術を習得する。大学卒業後は3Dアーティストとして、K-POPアイドルを始め、さまざまな企業のクリエイティブに携わると共に、版画、セラミックなどのマルチメディア作業を行うアーティストグループ、ムルッカ(MURRCCA)としての活動や、韓国発アパレルブランド「ユースバス(YOUTHBATH)」でグラフィックデザイナーを担当するなどマルチに活躍の場を国内外へと広げている。2025年1月には、映像作家・吉岡美樹との合同展示会を表参道のギャラリーROCKETで開催予定だ

日々、新鮮なコンテンツが生まれトレンドが移り変わっていく韓国。エンターテインメント業界やビューティ業界はもちろん、少し街を歩くだけでカフェやレストランまでもクリエイティブにかなり力を入れている事がよく分かる。そんな韓国・ソウルで唯一無二の世界観で人々の心を掴み続けている3DアーティストのDAMO。一度見たら忘れられない少し不思議で可愛いDAMOの作品は、ニュージーンズ(NewJeans)やストレイキッズ(Stray Kids)などといったK-popアイドルから、現在韓国で大人気のインディーズバンド出身のシリカ・ゲル(Silica Gel)まで幅広いアーティストや企業からラブコールが止まらない。そんな多くの業界のクリエイティブに携わる人気3DアーティストのDAMOに、インスピレーションの源や制作にかける思いを聞いた。

3Dとの出合い

WWD:3Dアーティストとなった経緯は?

DAMO:大学で視覚デザインを専攻する中で3Dの授業を受ける機会があり、それが3Dとの出合いでした。3Dを作る事がとても面白いと思ったことと、元々ストップモーションアニメーションを制作したいと思っていたのですが、やりたかった表現が3Dでも制作できるのではないかと思ったり、色々な考えがつながって1人でも本格的に3Dの勉強を始めました。

WWD:3Dを知らない人間からすると複雑に見える3D技術を独学で勉強したとの事だが、本などを読んで勉強したのか?

DAMO:大学の授業でちょっと勉強した以外は大体YouTubeにあがっている動画を見て勉強しました。動画の中で分からないことがあれば3Dを勉強する人たちの集まる掲示板に質問を投げ掛けたりして、特に専門書を読んだことはないんです。自力で技術は勉強してきました。

WWD:DAMOさんの作品は、頭の中を覗いて見たくなる様なユニークな作品が多いが、制作のインスピレーションはどこで得ることが多い?

DAMO:昔は、夢をたくさん見たので夢の中の自分が見た事をアイディアに制作を行っていました。最近は、夢の中よりも日常の中からインスピレーションを得ている気がします。道を歩きながら1人でした想像の世界を作品で表現しています。

WWD:3Dでの制作以外にも、セラミック作品やタトゥー、人形制作まで幅広い手法で制作をされている。今後チャレンジしたいアイディアは?

DAMO:巨大な作品を作りたいです!いつも最初は3Dで制作を行い、そこで生まれた作品をもとにセラミック作品や人形などを作っているんですが、次は、画面の中で作った3Dのイメージを使って、現実世界で見ることのできるすごくすごく大きな人形を作りたいです。

WWD:DAMOさんは常に自分らしい唯一無二の世界観を貫いている。制作にあたって大きな軸となるテーマはある?

DAMO::私はいつも作品を説明する時に“不安定な存在”を作っていると話しています。私が、不安定な世界を作ればその世界では誰も完璧じゃなくて大丈夫なんです。そんな作品に込められたストーリーが人々へ伝わったら良いなと思い制作をしてます。

音楽業界からファッションブランドまで広がり続けるDAMOの世界

WWD:ニュージーンズやストレイキッズ、最近カムバックしたル セラフィムまでK-pop好きなら必ずDamoさんの携わった作品を見たことがあるのでは。幅広いアーティストや企業と仕事をする中で最も反響が大きかった仕事があったら教えてほしい

DAMO::インディーズ出身のバンド、シリカ・ゲル(Silica Gel)のMVが一番反応が大きかったと思います。MVは、実写映像の中に私の作った3Dアニメーションが入る構成だったのですが、それが新鮮で面白いと思ってくれたようです。ストーリーの中で必ず必要だけれど実際に実写で撮影することが難しい部分を私が3Dで作った感じです。

WWD:K-POPアーティストの仕事はどのようなきっかけですることになったのか?

DAMO::3Dアーティストとしての活動を始めた時は、インスタグラムに個人制作を載せていく中でラッパーなどヒップホップアーティストの方々から仕事の依頼のDMを多く受けるようになり、そこで作った作品からエンターテインメント界の方が私を知ってくださったようで、仕事を受けたらそこからまた違う企業やアーティストにつながって……。といった形でどんどん仕事が増えていきました。

WWD:独特な世界観を維持しながらパーソナルワークだけではなく、多くの企業とも仕事をされている。ご自身の制作とクライアントワークの制作を行う中で意識の違いがあったら教えてほしい

DAMO::もちろん個人制作では100%自分のやりたい事や言いたい事を自由に表現するようにしています。しかし、どうしても個人の制作ではなくて、クライアントワークという形になると皆さん私の作品スタイルをいいなと思って仕事を依頼して下さっていますが、それでもその方々がはっきりと望むものがあるので、もちろん、自分のやりたいように全部制作することは難しいです。特にK-POP業界は制限も多いので最初は戸惑うこともありましたが、クライアントの方々も私の色々な部分を見て連絡を下さっていると思うので

WWD:トレンドの移り変わりの激しい韓国ですが、DAMOさんが注目している最新トレンドは?

DAMO::これは韓国だけではなくて世界的なトレンドですが、AI技術です。本当に多様な分野でよく見るようになりましたが、人間だけができた芸術という分野にもAIを使って制作する人が増えましたよね。特に最近韓国では、ヒョゴ(hyukoh)というバンドが久しぶりにカムバックした際にAI技術をたくさん使用した作品を発表しましたが、韓国ではヒョゴがやったらイケてるというイメージがあるので、人々は無条件に肯定的に受け入れているんじゃないかなと思います。しかし、私は個人的に人々がAI技術を無条件に受け入れるのではなくて、分離してもらえるようにできたら良いなと考えています。あまりにもAI技術に頼らないである程度、”人間にしかできない事”をできないかと思います。あまりにもトレンドが早く変わっていますね。

WWD:いつかAI技術を駆使して制作を行う気持ちはあるか?

DAMO::いつか自分にすごく合うAI技術が誕生したら私も使うかもしれませんが、今はまだ使いたくないという気持ちが大きい気がします。でもすごく嫌いで絶対無理!って訳ではないです。でもやはり、将来的にも無条件にAIだけで芸術を作っていくことは避けたいとは思います。

WWD:韓国発ファッションブランド「ユースバス」でグラフィックデザイナーとしても活躍されている。アパレルアイテムに向けてのグラフィックやイラスト制作で意識していることは?また、意識しているトレンドがあったら教えてほしい。

DAMO:「ユースバス(YOUTH BATH)」では、ファッションデザイナーがいらっしゃるのでその方のデザインに沿ってグラフィックを制作していますが、やはり洋服なので多くの人に良いと思ってもらえるように、自分の好きなスタイルだけにとらわれないようにトレンドや、流行っているスタイルを取り入れる様に努めています。意識している事やトレンドを一つ上げるとするとやはり”Y2K”トレンドの人気が強いので意識しています。

WWD:ソウルでお気に入りのスポットがあったら教えてほしい

DAMO::私は、”ソンス”ではなく“ サンス”が好きです(笑)。ソンスやホンデには流行を追うことに夢中な人が多いですが、サンスには自分のスタイルが明確にある人やお店が集まっているイメージがあります。自分が好きなものや似合うものを良く分かっているような。東京に訪れると古着が好きなので下北沢や高円寺に行くことが多いんですがサンスは東京で例えるなら、多分高円寺っぽい雰囲気があると思います。

WWD:今後一緒に仕事をしたいアーティストやブランドはあるか?

DAMO::日本のインディーズバンドと一緒に仕事をしてみたいです!普段からキリンジ(KIRINJI)を始めとした日本のバンドの音楽を聞くこともあって、すごく詳しい訳じゃないんですが、日本のアーティストたちはやりたいことを自由にやっているイメージがあります。なので、そんな自由に作られた音楽を受け取って、自分が短編アニメーションの様なMVを作ったりしてみたいですね。

The post K-POPや多業界からラブコール! 3Dアーティスト、DAMOの作る“誰も完璧じゃなくていい”不安定な世界 appeared first on WWDJAPAN.

【一粒万倍日】「サンローラン」から紫陽花カラーの新作財布 日本限定デザインも

「サンローラン(SAINT LAURENT)」は12月25日の1.一粒の籾(もみ)が豊かに実り万倍もの稲穂になるといわれる“一粒万倍日”と大安の開運日、26日の1.“一粒万倍日”、2.天の恩恵で全ての人が福を受ける“天恩日”、3.すべての神が天に登り、万物の罪を許す“天赦日”の3つが重なる最強開運日に向けて、日本限定アイテムを含む新作ウオレット全6種を発売した。

ウィメンズには、紫陽花を意味するオルテンシア色のウオレットをラインアップ。日本限定で販売する“ラージフラップウォレット”(W19×H11×D3cm、12万1000円)、“オリガミタイニーウォレット”(W9.5×H7×D3cm、8万3600円)、“マルチフォールドウォレット”(W10.5×H9×D3cm、10万1200円)の3アイテムのほか、“コインカードウォレット”(W11×H7.5×D2cm、7万400円)、“フラグメントカードケース”(W13×H8×D2cm、7万4800円)、“エンベロープチェーンウォレット”(20万3500円)をそろえる。

合わせて、同色のミニバッグ“ギャビーヴァニティバッグ”(30万2500円)と“フォンホルダー”(10万4500円)を展開する。

メンズには、ボルドーカラーの“イースト ウェスト ウォレット”(W11×H9.5×D2.5cm、8万1400円)とフラグメントケース(W13×H7.5×D1cm、6万500円)を用意した。

一粒万倍日は財布を買ったり、使い始めたり、贈ったりするのに適した日とされる。

The post 【一粒万倍日】「サンローラン」から紫陽花カラーの新作財布 日本限定デザインも appeared first on WWDJAPAN.

「マウジー」が「不思議の国のアリス」とコラボ “ヤング オイスターズ”をあしらったニットなど

「マウジー(MOUSSY)」は12月4日、ディズニーのアニメーション映画「不思議の国のアリス」とのコラボコレクション“2024AW ヤング オイスター コレクション”を発売する。マウジー フラッグシップ ショップ、ルミネエスト新宿店、シェルター ウェブストアで取り扱う。シェルター ウェブストアでは入荷連絡を受付中だ。

コレクションビジュアル

本コレクションでは「ふしぎの国のアリス」に登場する愛らしいカキの子ども達、ヤングオイスターズ(Curious Oysters)をピックアップ。ざっくりとしたローゲージのニットトップス(1万3970円)は海の波を表現した柄や海藻、珊瑚のモチーフを編み立て、衿元はレースアップでカジュアルに仕上げて両胸にヤングオイスターズの刺しゅうをあしらった。左胸にワンポイントで刺しゅうを施した、オンオフ問わずスタイリングに取り入れやすいデザインのオーバーサイズニット(1万1000円)などディテールまでこだわったアイテムをラインアップする。

アイテム一覧

The post 「マウジー」が「不思議の国のアリス」とコラボ “ヤング オイスターズ”をあしらったニットなど appeared first on WWDJAPAN.